大田市議会 2012-06-07
平成24年第 3回定例会(第1日 6月 7日)
続いて、
会長提出議案として、
東日本大震災からの復旧・復興に関する決議案、地方議会の権能強化に関する決議案など4議案を全会一致で可決いたしました。可決されました議案は、地方自治体に直接かかわる重要案件であり、政府並びに関係機関に提出し、その実現に向け積極的に運動を展開していくこととなりました。
終わりに、本会役員の改選が行われ、本年度、
大田市議会は評議員に選任され、閉会いたしました。
次に、5月9日に
東京都市センターホテルにおいて、
全国自治体病院経営都市議会協議会の第40回
定期総会が開催されましたので、その概要を報告いたします。
初めに、
本会会長であります
中川徳島市議会議長の
開会あいさつ、来賓として
細田博之自治体病院議員連盟会長のあいさつの後、
総務省自治財政局準
公営企業室長の松田浩樹氏より「
公立病院改革について」の講演を拝聴し、その後、本年度より新規加盟として雲南市が紹介されました。その後、
事務報告があり、これを了承、続いて、協議に入り、平成23年度本
協議会決算を認定し、平成24年度の
事業計画、予算案についてもそれぞれ原案どおり決定いたしました。
次に、役員の改選が行われ、新会長には田中東京都
町田市議会議長が、また副会長として、島根県からは
林松江市議会議長が、監事として
宮本出雲市議会議長がそれぞれ選出されました。
終わりに、地域医療の中核を担う
自治体病院の経営安定のため、特に過疎地、産科、小児科、救急医療に対して
地方交付税措置等の拡充強化を図ることなどを求める
要望決議案を満場一致で採択、関係方面へ強力に運動を展開することとし、閉会いたしました。
以上が
議長会等の概要であります。
次に、お手元に
例月出納検査報告書が提出されておりますので、ごらんおきいただきたいと思います。
次に、お手元に平成24年度の大田市
土地開発公社、大田市体育・公園・
文化事業団及び
シルバーランド振興事業団の経営状況を説明する書類が、
地方自治法第243条の3第2項の規定によりそれぞれ提出されておりますので、ごらんおきいただきたいと思います。
◎日程第4
市長提出議案上程[
提案理由説明・質疑・討論・表決]
○議長(
有光孝次) 日程第4、これより議案を上程いたします。
議案第285号から議案第288号までの4件を一括議題といたします。
議案名を朗読いたさせます。
[
事務局職員朗読]
○議長(
有光孝次) お諮りいたします。
本案4件につきましては、
会議規則第39条第3項の規定により、
委員会付託を省略し、本日採決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
有光孝次) 御異議なしと認めます。
よって、本案4件については
委員会付託を省略し、本日採決することに決しました。
それぞれ提案理由の説明を求めます。
船木総務部次長。
[
総務部次長 船木三紀夫 登壇]
○
総務部次長(
船木三紀夫) それでは、議案第285号及び286号の
専決処分の承認につきまして御説明申し上げます。
この議案2件につきましては、
地方自治法第179条第1項の規定によりまして長の
専決処分をいたしたところでございます。同条第3項の規定によりまして、本議会に御報告申し上げ、御承認をお願いするものでございます。
初めに、議案第285号でございますが、お手元の平成24年3月30日専決の
補正予算書によりまして御説明申し上げます。
この
専決処分でございますが、平成23年度の
特別交付税が本年3月23日に閣議決定がなされたところでございまして、これを財源といたしまして、後年度の地方債の償還の財源とするため、
減債基金に積み立てをすることといたしたものでございます。
具体的に申しますと、予算書の12ページ、13ページをごらんいただきたいと思います。
地方交付税でございます。補正前の予算額99億9,501万4,000円のうち、
特別交付税の予算額は7億円でございました。それに対しまして、決定額が12億2,741万3,000円でございまして、5億2,741万3,000円の増でございます。
歳出でございますが、14ページ、15ページでございます。
減債基金の
新規積み立てでございまして、5億2,741万3,000円の増でございます。
なお、参考までに申し上げますと、
減債基金の平成23年度末の現在高見込みにつきましては、19億1,500万円余りとなるものでございます。
それでは、予算書の3ページをお開きいただきたいと思います。専決第1号、平成23年度大田市の
一般会計補正予算(第8号)は、次に定めるところによるものでございまして、第1条、
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ5億2,741万3,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ235億6,173万2,000円とするものでございます。
歳入歳出予算の補正の款項の区分及び
当該区分ごとの金額並びに補正後の
歳入歳出予算の金額は、第1表、
歳入歳出予算補正によるものでございます。
4ページでございます。歳入でございます。
地方交付税5億2,741万3,000円の増で補正後105億2,242万7,000円、
歳入合計でございますが、同額の5億2,741万3,000円の増で補正後235億6,173万2,000円とするものでございます。
5ページ、歳出でございます。総務費5億2,741万3,000円の増で補正後38億6,327万4,000円、
総務管理費、同額の5億2,741万3,000円の増で補正後33億5,622万9,000円でございます。
歳出合計でございますが、5億2,741万3,000円の増で補正後235億6,173万2,000円とするものでございます。
続きまして、議案第286号、平成24年度大田市
住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)の
専決処分の承認につきまして、御説明申し上げます。
この会計につきましては、平成23年度決算におきまして、
貸付金元利収入の不足によりまして、歳出の総額が歳入の総額を上回っており、この不足額につきまして
地方自治法施行令第166条の2の規定に基づきまして、翌年度、つまり平成24年度の歳入を繰り上げて充当するものでございます。この繰り上げ充用に伴います
特別会計補正予算を平成24年5月31日をもって
専決処分をいたしたものでございまして、御報告申し上げまして、御承認をお願いするものでございます。
それでは、平成24年5月31日専決の
補正予算書の3ページをお開きいただきたいと思います。専決第4号、平成24年度大田市
住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)。平成24年度大田市の
住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございまして、第1条、
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ6,376万7,000円を追加し、
歳入歳出の総額を
歳入歳出それぞれ6,506万7,000円とするものでございます。
歳入歳出予算の補正の款項の区分及び
当該区分ごとの金額並びに補正後の
歳入歳出予算の金額は、第1表、
歳入歳出予算補正によるものでございます。
4ページでございます。諸収入、
貸付金元利収入でございまして、6,376万7,000円の増で補正後6,481万1,000円に、
歳入合計でございますが、6,376万7,000円の増で補正後6,506万7,000円とするものでございます。
5ページ、歳出でございます。前年度繰り上げ充用金でございまして、6,376万7,000円の増で補正後同額の6,376万7,000円に、
歳出合計でございますが、6,376万7,000円の増で補正後6,506万7,000円とするものでございます。
以上が議案第286号の
専決処分についてでございます。以上でございます。
○議長(
有光孝次)
富田総務部長。
[
総務部長 富田正治 登壇]
○
総務部長(富田正治) そういたしますと、
専決処分をさせていただいております条例案件2件につきまして、御説明をさせていただきます。
初めに5ページの議案第287号、
専決処分の承認についてでございまして、
地方自治法第179条第1項の規定によりまして、別紙のとおり
専決処分をしたので、同条第3項の規定により、議会に御報告をいたしまして承認をお願いをいたすものでございます。
議決事項につきましては、大田
市税条例の一部を改正する条例でございまして、
専決年月日は本年3月31日でございます。
6ページに
地方自治法の抜粋を、また7ページから13ページの方に
専決処分書をお示しをいたしております。14ページの
説明資料により、御説明をさせていただきたいと思います。
まず、改正の理由でございますが、税制の公平性の確保及び課税の適正化の観点から、
地方税法の一部を改正する法律が本年3月30日に成立をいたしまして、一部を除き4月1日に施行されることを受けまして、所要の改正を行うものでございます。
改正の内容でございますが、大きく3点ございまして、1点目は
公的年金等に係る所得のみの者が寡婦(寡夫)控除を受けようとする場合の住民税の申告書の提出を不要とすることでございます。対象者につきましては110名余りおられます。
2点目でございますけれども、土地に係る
固定資産税の
負担調整措置等につきまして、現行の仕組みを平成26年度まで3カ年延長することでございます。御承知のように、
固定資産税を算定する
課税標準額は、前年度の
課税標準額の5%を加算したものを次年度の
課税標準額といたしておるところでございますが、この額が土地の価格にどれぐらい近づいているのかを示します
負担水準が一定割合以上の土地につきましては据え置くなどの
負担調整措置がなされておるところでございます。
本年度は評価がえの年に当たりますことから、評価がえによりまして税額が急激にふえることのないよう、これまでと同様に26年度まで
負担調整措置を継続いたすものでございます。また、評価額の据置期間におきまして、地価が下落し、
固定資産税の課税上著しく均衡を失すると認められる場合におきましても、価格の下落修正ができる
特例措置を行っておりますが、同じく平成26年度まで継続いたすものでございます。
3点目でございますが、
住宅用地に係る
固定資産税の
課税標準額の
据え置き特例措置につきまして、
経過措置を講じながら平成26年度から廃止するものでございます。
住宅用地につきましては、特に税負担を軽減するために、200平米までは評価額の6分の1、また200平米を超える部分につきましては3分の1にする
特例措置が講じられておるところでございます。さらに
負担調整措置によりまして、
課税標準額を評価額に段階的に近づけていく措置がとられているところでございまして、
負担水準が80%以上に引き上がらないよう据え置く
特例措置を講じてきたところでございますが、税負担の均衡化を図るため、この
負担水準を本年度と来年度は90%として据え置く
特例措置を行う
経過措置を講じながら、平成26年度で廃止するものでございます。
課税の対象筆数といたしましては、1万9,500筆余りがございますけれども、そのうちの9,000筆、46%余りが対象となるものでございまして、影響する税額といたしましては、330万円余りになるところでございます。
施行期日でございますが、平成24年4月1日から施行する。ただし、改正内容の1、
公的年金等のみの所得の者が寡婦(寡夫)控除を受けようとする住民税の申告書の提出が不要となる規定でございますが、平成26年1月1日からこれは施行するとするものでございます。
続きまして、15ページの議案第288号でございます。同じく
専決処分の承認をお願いいたすものでございまして、
地方自治法第179条第1項の規定によりまして、別紙のとおり
専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定によりまして、議会に御報告を申し上げ、承認をお願いをいたすものでございます。
専決事項でございますが、大田市
都市計画税条例の一部を改正する条例でございまして、
専決年月日は平成24年、本年3月31日でございます。
そういたしますと、17ページから19ページにかけまして、
専決処分書をお示しいたしております。20ページの
説明資料により御説明をさせていただきたいと思います。
改正の理由でございますが、
市税条例の一部改正のところでも御説明を申し上げておりますように、
地方税法の一部を改正する法律が本年3月30日に成立をいたしまして、4月1日から施行されますことを受けまして、所要の改正を行うものでございます。
改正の内容でございますが、2点ありまして、1点目が当市に係る
都市計画税の
負担調整措置を現行の仕組みのまま平成26年度まで延長することでございまして、
固定資産税のところで申し上げておりますように、同様の
負担調整措置を引き続き3カ年延長するというものでございます。
それから、2点目が
固定資産税に係る
市税条例の改正のところでも申し上げておりますが、
住宅用地に係る
課税標準額の
据え置き特例措置といたしまして、本年度及び来年度は
負担水準をこれまでの80%から90%に引き上げる
経過措置を講じまして、26年度に廃止するというものでございます。
施行期日でございますが、平成24年、本年4月1日から施行するとするものでございます。以上でございます。
○議長(
有光孝次) これより、本案4件に対する質疑を行います。
まず、議案第285号、
専決処分(平成23年度大田市
一般会計補正予算(第8号))の承認について及び議案第286号、
専決処分(平成24年度大田市
住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号))の承認についての
予算案件2件を一括議題といたします。
本案2件について、御質疑はありませんか。
19番、
福田佳代子議員。
○19番(
福田佳代子) 2点ほど教えていただきたいと思います。
地方交付税の
特別交付税の増ということなんですが、その要因というのはどういうことであったのかを1点お聞かせください。
2点目は、住宅新築資金の貸し付けについてですけれども、毎年繰り上げ充用ということで行われていますが、最近の貸付金に対する返済というのはどういう状況でしょうか、教えていただきたいと思います。以上2点です。
○議長(
有光孝次)
船木総務部次長。
○
総務部次長(
船木三紀夫) それではまず、
特別交付税、今回増となっておりますが、これにつきましては2つの要因があろうかと思います。1つにつきましては、御承知のように23年度当初予算につきましては、従来
特別交付税、御承知のように特別な事情によって交付されるものでございまして、普通交付税とはまたちょっと意味が違いますので、その年の災害等々があったときにはそれが
特別交付税として措置されます。ですので、全国的にこのたびの東日本の震災等があれば、そちらの方に交付税というのは流れていくんですけれども、御承知のように国の方ではそれは特別枠だよということで措置されました。
それとあと当初予算のときには、普通交付税が
特別交付税にその率を、割合が決まっております。交付税100%のうち普通交付税は94、
特別交付税は6%というふうな配分割合だったんですが、23年度から3カ年で1%ずつ普通交付税に移行しますよという、当初はそういう想定でございましたが、このたびの東日本の関係でそれが延期となりました。というので、当初どおり
特別交付税は6%の枠で配分しますということになったということで、当初予算では1%減になることを想定をして、予算を7億円として想定をしておりましたけれども、それが先ほど言った理由で元に戻ったということで、それがある程度増減になったということと、あとは個々に
特別交付税ですので、積算をしてこれがこうだから幾ら入ったかということはなかなか見えてきません。ので、そういうことでなかなか予算立てするときにも幾らすればいいかというのがなかなか難しい項目ではございますけれども、結果的にそういうふうに国の方である程度の大田市の財政事情を見ていただいたというふうに理解をいたしております。
それと、あと2つ目の住宅新築資金の関係でございます。これにつきましては、大変申しわけないと思っております。毎年度繰り上げ充用をお願いしなければならない状態となっておりまして、これにつきましても毎年、確かに、要は延滞というか滞納分で繰り上げ充用しているわけでございますけれども、これにつきましては大変厳しい、内容を見ますと家族の病気とか、あと営業不振、あと等々ございますけれども、23年度の実態といたしましては、1人の方、貸し付け2件ですけれども、につきましては完済をいたしております。そういうことで、毎年度分納といいますか、少しずつでも払っていただいている状態になっておりますので、これがなかなかすべてが完済になるということはすぐにということにはならないかもしれませんが、担当課の方も日々努力をして相手の方とお話をする中で納めていただいているという状況でございまして、23年度は先ほど申しましたように1人の方、2件の方が完済したという状況でございますので、御理解いただきたいと思います。以上でございます。
○議長(
有光孝次) ほかにありませんか。
6番、三浦 靖議員。
○6番(三浦 靖) それでは、第285号の
専決処分につきましてちょっとお尋ねしたいと思いますけれども、2カ月以上たっての専決事項でございます。
先ほどの次長の御説明の中で、19億1,500万円の基金残高ということ、これ23年度末ということでよろしいでしょうか。それで、当然、24年度の当初予算の編成後、承認後でございますので、24年度末の基金残高が幾らになるか、そのあたり教えていただければと思います。
それから、あわせて
減債基金の方へ積み立てということでございますが、こちらの管理、運用状況等お知らせいただければと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(
有光孝次)
船木総務部次長。
○
総務部次長(
船木三紀夫) 先ほど19億と申しましたけれども、確かにそれは23年度末の金額でございまして、御承知のように24年度当初予算の関係で
減債基金につきましては償還の財源として3億2,000万円余りの取り崩しを予定をいたしておりますので、その金額から3億2,000万円を引いたものが24年度末、今現在ですけれども、の残高になろうかというふうに理解をいたしております。
減債基金の運用状況といいますのが、どういう意味合いで言っているのかというのがちょっとわかりませんが、当然、この
減債基金につきましては目的といいますか、借金の返済に充てるための基金でございますので、先ほど言いましたように、24年度におきましては当然運用収入等が出てまいります。
減債基金につきましては、金融機関の定期預金をするなり、今わずかな利率ではございますが利子もある程度入れる中で運用はいたしております。以上でございます。
○議長(
有光孝次) 6番、三浦 靖議員。
○6番(三浦 靖) 基金の方の管理、運用の状況、
減債基金の方ですね、お尋ねしましたけれども、これにつきましては、副市長、
会計管理者さんが本来お答えすべきことではないかなと思うんですよね。そのあたり、執行部席に
会計管理者の方見当たりませんので、いかが副市長さん、お考えなのか。我々当然基金のことに関しても考えていかないけんこともありますので、そのあたり、副市長、どうお考えなのかお聞かせください。
○議長(
有光孝次) 蓮花副市長。
○副市長(蓮花正晴) 組織上は、今、三浦議員おっしゃいますように、これは
会計管理者が管理しておりますので、対応につきましては相談させていただきたいと思います。組織上は
会計管理者が直接管理をしておるものでございます。
○議長(
有光孝次) 少し休憩いたします。
午前9時34分 休憩
午前9時40分 再開
○議長(
有光孝次) 休憩前に引き続き会議を開きます。
6番、三浦 靖議員の質疑に対しての執行部の答弁をお願いいたします。
川島
会計管理者。
○
会計管理者(川島親史) それでは、三浦議員御質問の
減債基金の23年度の状況について御説明をいたします。
減債基金につきましては、23年度、市内4行の金融機関に定期で預けております。4件ございまして、そのうち3件が1年定期、1件は期間を区切って定期で運用しております。
利率につきましては、0.11%から0.3%の差はありますが、その中で定期で運用しております。
23年度末の現在高は13億9,393万7,999円でございます。以上でございます。
○議長(
有光孝次) ほかにありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
有光孝次) ないようでありますので、以上で本案2件に対する質疑を終結いたします。
続いて、議案第287号、
専決処分(大田
市税条例の一部を改正する
条例制定)の承認について及び議案第288号、
専決処分(大田市
都市計画税条例の一部を改正する
条例制定)の承認についての条例案件2件を一括議題といたします。
本案2件について御質疑はありませんか。
19番、
福田佳代子議員。
○19番(
福田佳代子) 1点ほどお願いいたします。
議案第288号については、第287号では
住宅用地に係る
固定資産税の3番目の項ですね。それについての影響額330万円というふうにお聞きしました。
固定資産税の場合をおっしゃらなかったんですが、26年度から廃止になった場合の影響額、それと影響する人数というのはわかるんでしょうか。教えていただきたいと思います。そのことをお願いします。
○議長(
有光孝次)
富田総務部長。
○
総務部長(富田正治)
固定資産税の関係につきましては、先ほど申し上げましたように、
負担水準が80から90%に上がっていく。その中で、影響を受けるものが9,000筆余りございます。それで、納税義務者数的には5,700名余りの延べ人数になろうというふうに考えております。
これが廃止になったときですけれども、これが90%で影響を受けていきますので、徐々に繰り上がってくるという、下から上がってくるというところでございますので、徐々にふえていくとは思いますけれども、今の全国的な状況の中で
住宅用地についての
負担水準、これがほぼ90%以上の状態になっておるという状況でございますので、2年間
経過措置を設けていく中では大きな影響は出てこないというような考え方をしておるところでございます。以上でございます。
○議長(
有光孝次) 19番、
福田佳代子議員。
○19番(
福田佳代子) だから、
都市計画税での金額的な影響はほとんどないということですか、廃止になった場合。それでよろしいですか、確認です。
○議長(
有光孝次)
富田総務部長。
○
総務部長(富田正治)
都市計画税の関係につきましては400筆余り、
都市計画税課税対象の中では9%の影響額でございまして、税額的には6万円までのところでございます。納税義務者数的には290名余り、
都市計画税につきましては引き上がっていくということでございます。以上でございます。
○議長(
有光孝次) ほかにありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
有光孝次) ないようでありますので、以上で本案2件に対する質疑を終結いたします。
これより、本案4件について、討論、表決を行います。
まず、議案第285号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
有光孝次) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案は、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
有光孝次) 御異議なしと認めます。
よって、議案第285号は、原案のとおり承認されました。
続いて、議案第286号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
有光孝次) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案は、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
有光孝次) 御異議なしと認めます。
よって、議案第286号は、原案のとおり承認されました。
続いて、議案第287号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
有光孝次) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案は、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。
[「異議あり」と呼ぶ者あり]
○議長(
有光孝次) 御異議がありますので、本案につきましては起立採決をいたします。
本案は、原案のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立多数]
○議長(
有光孝次) 起立多数であります。
よって、議案第287号について、原案のとおり承認されました。
続いて、議案第288号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
有光孝次) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案は、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。
[「異議あり」と呼ぶ者あり]
○議長(
有光孝次) 御異議がありますので、本案については起立採決といたします。
本案は、原案のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立多数]
○議長(
有光孝次) 起立多数であります。
よって、議案第288号は、原案のとおり承認されました。
◎日程第5
市長提出議案上程[
提案理由説明]
○議長(
有光孝次) 日程第5、続いて議案を上程いたします。
議案第289号から議案第300号までの12件を一括議題といたします。
議案名を朗読いたさせます。
[
事務局職員朗読]
○議長(
有光孝次) それぞれ提案理由の説明を求めます。
竹腰市長。
[市長 竹腰創一 登壇]
○市長(竹腰創一) 提出いたしております議案第289号から議案第300号までの各議案につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
まず、議案第289号から議案第291号までの各議案は
予算案件でありまして、一般会計、特別会計及び
病院事業会計の補正予算をお願いするものであります。
議案第289号、
一般会計補正予算につきましては、仁摩支所及び仁万まちづくりセンターにおける空調設備の故障による改修経費2,650万円、市道仙ノ山線の落石防止並びに旧さんのあデパート周辺における通行の安全確保対策に係る経費1,100万円、国民健康保険事業特別会計の補正に伴います繰出金1,532万2,000円を主なものといたしまして、総額6,266万3,000円をお願いするものであります。
財源内容につきましては、国県支出金736万円の増、市債1,530万円の増、その他財源730万円の増、一般財源3,270万3,000円の増となり、補正後の一般会計予算の総額は243億4,266万3,000円となるものであります。
次に、議案第290号の
国民健康保険事業特別会計補正予算につきましては、例年のとおり被保険者の所得の確定に伴い、保険料の確定、賦課を行うため、被保険者数並びに医療費の実績等を踏まえ、
歳入歳出を改めて推計いたしまして、総額6,391万2,000円の減額補正をお願いするものであります。
また、議案第291号の
病院事業会計補正予算につきましては、病院内に大田市立病院訪問看護ステーションを設置し、病気や障がいのために支援を必要とされている方々の家庭に看護師が訪問する訪問看護事業を新たに実施することとし、それに伴う補正予算をお願いするものであります。
次に、議案第292号から議案第295号までの各議案は、条例案件であります。いずれも一部改正であり、議案第292号は大田市防災会議への女性の参画を推進し、女性からの意見をより反映させるために所要の改正を行うもの、議案第293号は、市立病院における入院患者の受け入れ業務に係る医師の負担増に対応する手当の新設を行うものであります。議案第294号は、外国人が住民基本台帳に登録されることに伴い、また、議案第295号は市立病院において訪問看護事業等を開始するに伴い、それぞれ所要の改正を行うものであります。
このほか、議案第296号から議案第300号まで、一般案件5件を提案いたしております。議案第296号は、学童保育の一層の充実を図るため、昨年度をもって廃止された旧大田市立長久保育園の建物及び土地を無償貸し付けするに当たり、議会の議決をお願いするもの、議案第297号は車両事故に対する損害賠償の額の決定について、議案第298号は、老朽化した救急自動車を高規格救急自動車へ更新するに伴いまして、議会の議決をお願いするものであります。
また、議案第299号及び議案第300号につきましては、大田市新不燃物処分場整備に係る
工事請負契約の締結について議決をお願いするものであります。
以上、提案をいたしました諸議案につきまして、その大要を申し上げました。詳細につきましては、それぞれ担当部課長より説明をさせることといたしますので、十分に御審議の上、適切な議決を賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明を終わります。
○議長(
有光孝次)
船木総務部次長。
[
総務部次長 船木三紀夫 登壇]
○
総務部次長(
船木三紀夫) それでは、議案第289号及び議案第290号の予算関係につきまして、一括して御説明申し上げます。
お手元の平成24年度6月補正予算
説明資料をごらんいただきたいと思います。
1ページには総括表を掲げております。一般会計では、6,266万3,000円の増額で補正後は243億4,266万3,000円となるものでございまして、特別会計の国民健康保険事業につきましては、6,391万2,000円の減額で補正後は44億6,600万円となるものでございます。一般会計、特別会計合わせました補正額は、124万9,000円の減額で、補正後369億7,581万円とするものでございます。
一般会計の内訳につきましては、2ページ、3ページに掲げております。
まず、仁摩支所及び仁万まちづくりセンター整備事業につきましては、空調設備が故障したことによりまして、既存のボイラー方式から個別エアコン方式に改修するものでございまして、2,650万円の計上でございます。コミュニティー助成事業につきましては、財団法人自治総合センターが宝くじ収入を財源に行っておりますコミュニティー助成事業の採択によるものでございまして、大江高山神楽社中及び多根神楽団は、神楽衣装などの購入でございまして、温泉津自治会連合会につきましては、イベント開催用のステージの整備などでございます。合わせまして730万円の計上でございます。
公用車事故賠償金につきましては、平成24年、本年の1月20日に浜田市で発生いたしました車両事故に伴います賠償金でございまして、12万6,000円でございます。過失割合は市が80、相手方が20でございます。
国民健康保険事業特別会計繰出金につきましては、特別会計の補正に伴います1,532万2,000円の計上でございます。
道路維持事業につきましては、通行の安全を図るために、旧さんのあの看板、屋上照明及びフェンスの撤去などを、また、市道仙ノ山線の落石防止工事などを行うものでございまして、合わせまして1,100万円の計上でございます。
3ページでございます。消防庁舎等改修事業につきましては、三瓶出張所庁舎の雨漏りに伴います外壁等の塗装改修でございまして、241万5,000円の計上でございます。財源の内訳につきましては、国県支出金で736万円、市債で1,530万円、その他財源、これにつきましてはコミュニティーの交付金でございますが730万円、一般財源で財政調整基金の繰り入れで3,270万3,000円でございます。
4ページには国民健康保険事業特別会計の補正予算、総括表を掲げております。歳出の方から御説明いたしますと、保険給付費につきましては、本算定に伴います医療費などの支出見込みによります増減で5,148万円の減額、後期高齢者支援金につきましては、審査支払い基金からの確定通知によりまして1,145万3,000円の減額、前期高齢者納付金につきましても審査支払い基金からの確定通知によりまして81万3,000円の減額、老人保健拠出金につきましても審査支払い基金からの確定通知によりまして3万円の増額、介護給付金につきましても審査支払い基金からの確定通知によりまして50万円の減額、共同事業拠出金につきましては、国保連合会からの通知によりまして111万9,000円の増額でございます。
歳入でございますが、国民健康保険料につきましては、それぞれ本算定に伴います料率の変更などによりまして3,788万4,000円の減額でございます。国庫支出金、療養給付費交付金、前期高齢者交付金、県支出金、共同事業交付金につきましては、支出の増減、実績、国保連合会や審査支払い基金からの通知及び見込みなどによりまして、それぞれ増減といたしたものでございます。繰入金につきましては、一般会計繰入金分は保険基盤安定軽減分などで1,532万2,000円の増額、基金繰入金につきましては、保険料負担軽減のために1,000万円の計上でございます。繰越金につきましては、決算によりまして4,635万6,000円を計上いたしておりまして、総額6,391万2,000円の減額でございます。
以上の内容によりまして、予算書の3ページをお開きいただきたいと思います。議案第289号、平成24年度大田市の
一般会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございまして、第1条、
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ6,266万3,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ243億4,266万3,000円とするものでございます。
歳入歳出予算の補正の款項の区分及び
当該区分ごとの金額並びに補正後の
歳入歳出予算の金額は、第1表、
歳入歳出予算補正によるものでございます。
地方債の補正、第2条、地方債の追加は、第2表、地方債補正によるものでございまして、4ページでございます、歳入でございます。国庫支出金215万円の減で21億9,833万6,000円に、国庫負担金215万円の減で補正後14億9,601万7,000円に、県支出金951万円の増で14億2,554万4,000円に、県負担金951万円の増で6億4,135万6,000円に、繰入金3,270万3,000円の増で6億4,540万3,000円に、基金繰入金3,270万3,000円の増で6億4,476万8,000円に、諸収入730万円の増で3億2,536万4,000円に、雑入、同額の730万円の増で1億3,983万6,000円に、市債1,530万円の増で補正後47億7,390万円に、
歳入合計でございますが、6,266万3,000円の増で補正後243億4,266万3,000円とするものでございます。
5ページ、歳出でございます。総務費3,392万6,000円の増で補正後25億7,050万9,000円に、
総務管理費3,392万6,000円の増で22億474万3,000円に、民生費1,532万2,000円の増で62億6,072万3,000円に、社会福祉費1,532万2,000円の増で34億9,090万1,000円に、土木費1,100万円の増で15億7,349万5,000円に、道路橋梁費1,100万円の増で6億3,999万円に、消防費241万5,000円の増で19億8,031万1,000円に、
歳出合計でございますが、6,266万3,000円の増で、補正後243億4,266万3,000円とするものでございます。
6ページでございます。地方債追加でございます。仁摩支所及び仁万まちづくりセンター整備事業でございまして、限度額は1,530万円、起債の方法でございますが、証書借り入れ、または証券の発行でございます。利率につきましては年5%以内、ただし、利率見直し方式で借り入れる資金について、利率の見直しを行った後においては当該見直し後の利率でございます。償還の方法につきましては、借入先の融資条件による。ただし、市財政の都合により、据置期間及び償還年限を短縮し、もしくは繰り上げ償還、または借りかえをすることができるとするものでございます。
続きまして、23ページをお願いしたいと思います。議案第290号、平成24年度大田市の
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございまして、第1条、
歳入歳出予算の総額から
歳入歳出それぞれ6,391万2,000円を減額し、
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ44億6,600万円とするものでございます。
歳入歳出予算の補正の款項の区分及び
当該区分ごとの金額並びに補正後の
歳入歳出予算の金額は、第1表
歳入歳出予算補正によるものでございまして、24ページでございます。国民健康保険料3,788万4,000円の減で補正後8億2,496万7,000円に、国庫支出金1億9,813万1,000円の減で9億7,853万円に、国庫負担金1億2,416万6,000円の減で6億8,371万8,000円に、国庫補助金7,396万5,000円の減で2億9,481万2,000円に、療養給付費交付金724万1,000円の増で1億8,303万9,000円に、前期高齢者交付金1億644万3,000円の増で12億7,422万1,000円に、県支出金1,437万7,000円の減で1億6,726万4,000円に、県補助金1,437万7,000円の減で1億3,136万6,000円に、共同事業交付金111万8,000円の増で6億2,455万円に、繰入金2,532万2,000円の増で3億6,096万5,000円に、一般会計繰入金1,532万2,000円の増で3億5,096万5,000円に、基金繰入金1,000万円の皆増でございまして補正後1,000万円でございます。繰越金4,635万6,000円の増で補正後4,635万7,000円に、
歳入合計でございますが、6,391万2,000円の減で補正後44億6,600万円とするものでございます。
25ページ、歳出でございます。総務費126万円の増で8,607万4,000円に、
総務管理費126万円の増で8,267万5,000円に、保険給付費5,148万円の減で30億1,479万1,000円に、療養諸費4,753万6,000円の減で26億5,960万7,000円に、高額療養費395万5,000円の減で3億4,027万3,000円に、移送費1万1,000円の増で補正後3万1,000円に、後期高齢者支援金1,145万3,000円の減で4億6,354万1,000円に、前期高齢者納付金81万3,000円の減で46万8,000円に、老人保健拠出金3万円の増で98万1,000円に、介護納付金50万円の減で2億1,016万円に、共同事業拠出金111万9,000円の増で6億2,484万9,000円に、予備費207万5,000円の減で補正後210万2,000円に、
歳出合計でございますが、6,391万2,000円の減で補正後44億6,600万円とするものでございます。
以上が、議案第289号及び議案第290号の補正についてでございます。
○議長(
有光孝次) 近藤
市立病院事務部長。
[
市立病院事務部長 近藤昌克 登壇]
○
市立病院事務部長(近藤昌克) 続きまして、議案第291号、平成24年度大田市
病院事業会計補正予算(第1号)につきまして、御説明を申し上げます。
このたびの補正予算は、訪問看護事業に係る所要経費をお願いするものでございまして、今年8月中での事業開始を予定させていただくものでございます。
お手元の
補正予算書1ページをごらんいただきたいと思います。第1条は、総則でございます。平成24年度大田市
病院事業会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによると規定いたしまして、第2条から第4条までの補正をお願いするものでございます。
第2条業務の予定量でございますが、年間患者数を訪問看護1,664人と予定いたしまして、1日平均患者数を訪問看護10.3人と見込み、補正後の予定量をそれぞれ改めるものでございます。
第3条収益的収入及び支出につきましては、その内容を実施計画により御説明いたしますので、恐れ入りますが2ページをごらんいただきたいと思います。まず、収益的収入でございますが、
病院事業収益1,602万4,000円増額し34億5,222万4,000円に、項に訪問看護収益を新設いたしまして1,602万4,000円を計上、外来収益、1日当たりの訪問患者数を10.3人と見込みまして1,597万4,000円を計上、その他医業収益として文書料等5万円を計上するものでございます。
次に、収益的支出でございますが、
病院事業費用577万3,000円の増額で41億1,360万1,000円に、医業費用1,142万6,000円の減額で40億2,909万2,000円に、給与費1,142万6,000円の減額は、このたびの訪問看護事業の実施に当たりまして2名を訪問看護事業に専従させることに伴い、その人件費を医業費用から訪問看護費用に計上することによるものでございます。医業外費用、消費税及び地方消費税7,000円の増額につきましては、消費税及び地方消費税を補正後再計算をいたしました結果、納付額が増額となるものでございます。
続きまして、項に訪問看護費用を新設いたしまして1,719万2,000円を計上、その内訳でございますが、給与費1,466万6,000円は訪問看護師2名分の給料、手当と、新たに雇用する臨時看護師1名、臨時事務員1名、計2名分の賃金と、材料費29万3,000円は訪問看護に必要な薬品、診療材料、医薬消耗備品に要する経費でございます。
経費219万3,000円は、訪問看護ステーションの管理運営経費でございますが、その主なものを御説明させていただきます。職員被服費はユニホーム購入費、消耗品費は帳票記録用紙ほか、燃料費は訪問用軽自動車のガソリン代、修繕費は看板改修、事務所修繕等、賃借料は訪問用軽自動車3台分のリース料等でございます。次に、研究研修費として図書費と旅費を計上いたしております。
恐れ入りますが、1ページにお返りいただきたいと思います。以上の補正内容によりまして、第3条の収益的収入及び支出では、収益的収入の予定額を1,602万4,000円増額し34億5,222万4,000円に、収益的支出の予定額を577万3,000円増額し41億1,360万1,000円とするものでございます。この結果、消費税等の税込み収支では6億6,173万7,000円の支出超過に、消費税処理後の実収入では6億8,551万9,000円の当年度純損失となるものでございます。
次に、第4条予定支出の各項の経費の金額の流用でございます。予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合として、医業費用と訪問看護費用の間の職員給与費の流用を定めるものでございます。
以上で、議案第291号、平成24年度大田市
病院事業会計補正予算(第1号)の説明を終わります。
○議長(
有光孝次) ここで10分間休憩いたします。
午前10時14分 休憩
午前10時26分 再開
○議長(
有光孝次) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
富田総務部長。
[
総務部長 富田正治 登壇]
○
総務部長(富田正治) そうしますと、議案第292号から第295号まで、条例案4件につきまして御説明を申し上げます。
初めに、21ページの議案第292号、大田市
防災会議条例の一部を改正する
条例制定についてでございますが、23ページの
説明資料により御説明をさせていただきます。
改正の理由でございますが、大田市防災会議の所掌事務を行うに当たって、女性の立場からの意見などより幅広い意見を反映させていただくよう、所要の改正を行おうとするものでございます。
改正の内容でございますが、委員に充てる者に「市長が必要と認めて委嘱する者」を加えるものでございます。現在、条例では、委員定数を35名以内と定めておりまして、現在、女性委員1名を含め31名の方に委員委嘱をさせていただいておるところでございます。
施行期日等でございますが、公布の日から施行する、また、2点目が、この条例の施行後、最初に市長が必要と認めて委嘱する委員の任期は、他の委員の任期と同じ平成25年9月30日までとするといたすものでございます。
続きまして、24ページの議案第293号、大田市職員の給与に関する条例の一部を改正する
条例制定についてでございます。26ページの
説明資料により御説明をさせていただきます。
改正の理由でございますが、正規の勤務時間外における入院患者の受け入れ業務に係る医師の負担増に対応するため、所要の改正を行おうとするものでございます。
改正の内容でございますが、特殊勤務に新たに入院受け入れ業務を加えまして、その手当の額を患者1人当たり5,000円といたすものでございます。入院受け入れ業務につきましては、市立病院に勤務する救急外来業務に従事する医師が正規の勤務時間外に入院する患者を受け入れる業務といたしまして、産婦人科医師が分娩に従事した場合を除くことといたします。
前年度の対象といたします入院数でございますけれども、約710人余りでございまして、分娩によるものを除きますと、520人前後となるものと見込んでおるところでございます。
施行期日等でございますが、平成24年7月1日から施行するとするものでございます。
続きまして、27ページ、議案第294号、大田市
手数料条例等の一部を改正する
条例制定についてでございますが、31ページから32ページの
説明資料により御説明をさせていただきます。
まず、改正の理由でございますが、入国や在留する外国人が年々増加をしていることなどを背景に、外国人住民に対し、日本人と同様の基礎的行政サービスが提供できますよう、本年7月9日の入管法等の改正法の施行にあわせまして、住民基本台帳法の一部改正及び外国人登録法が廃止をなされ、外国人が住民基本台帳に登録されることとなりますことに伴いまして、所要の改正を行おうとするものでございまして、対象となる外国人の方でございますが、305名おられるところでございます。
改正の内容でございます。大きく5点ございまして、1点目は、手数料条例の別表に定めております外国人登録法に基づく証明等の手数料の規定を削ることでございます。
2点目は、子ども医療費助成条例第2条に定めております住所の定義のうち、外国人登録法に基づく部分を削ることでございまして、該当するお子さんは8名おられるところでございます。
3点目でございます。印鑑条例第2条、第4条、第10条に規定いたしております印鑑登録の資格、本人の確認書類、登録事項の修正に関する規定のうち、外国人登録法に基づくものを削ることでございまして、対象となる方は81名おられるということでございます。
4点目でございますけれども、外国人住民のうち、住民票に通称が記載されている者につきましては通称を、非漢字圏の者につきましては氏名の片仮名表記が記載されている場合はその片仮名表記を印鑑登録の登録事項とすることでございます。
5点目でございますが、外国人住民が転出、出国により住民登録される資格を失ったときは、印鑑登録を抹消することとするということでございます。
施行期日等でございますけれども、24年、本年7月9日から施行するとするものでございます。
なお、旧条例の規定に基づく印鑑の登録の取り扱いといたしまして2点ほど記載をいたしておりますけれども、現に印鑑登録を受けている外国人であって、3カ月以下の短期滞在者や在留資格を有しない者など、この条例の施行により印鑑登録の資格を失う者につきましては、職権により印鑑登録票を抹消し、本人に通知することとすることでございます。もう1点目が引き続き、印鑑登録を認めることができるものに係る簡体字による氏名等の登録事項につきまして、住民票への移行に伴う変更が生じましたときは、職権により印鑑登録原票を修正するとするものでございまして、これらいずれも本市におきましては該当がございません。
続きまして、33ページの議案第295号でございます。大田市
病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する
条例制定についてでございますが、35ページの
説明資料により御説明申し上げます。
改正の理由でございますが、提案理由、また補正予算のところでも申し上げているところでございますけれども、本年8月1日から、大田市立病院訪問看護ステーションを市立病院内に設置をいたしまして、開業医の先生方と連携をし、訪問看護を必要とする市民の皆様方の在宅支援を行うよう、訪問看護等の介護事業を開始することに伴いまして、所要の改正を行おうとするものでございます。
改正の内容でございますが、1点目は、
病院事業の設置規定に介護を加えるものでございます。
2点目でございますけれども、
病院事業を行う施設の名称及び位置といたしまして、名称、大田市立病院訪問看護ステーション、位置といたしまして大田市大田町吉永1428番地3を加えることでございます。
3点目でございますけれども、訪問看護ステーションにおきまして、介護保険法に規定をいたします訪問看護、訪問リハビリテーション、介護予防訪問看護及び介護予防訪問リハビリテーションを行うことを規定することでございます。
施行期日でございますが、平成24年、本年8月1日から施行するとするものでございます。以上でございます。
○議長(
有光孝次) 森山
市民生活部長。
[
市民生活部長 森山祐二 登壇]
○
市民生活部長(森山祐二) 続きまして、一般案件でございます。議案第296号について、私の方から御説明いたします。
旧長久保育園の建物及び敷地に係ります財産の無償貸し付けにつきまして、
地方自治法第96条第1項第6号の規定によりまして、議会の議決をお願いするものでございます。
説明資料39ページをお願いいたします。まず、財産の無償貸し付けの理由でございますが、長久小学校の校区におきます学童保育の一層の充実を図るため、社会福祉法人放泉会が大田市放課後児童対策事業実施要綱に基づき実施されます放課後児童クラブを行う施設といたしまして、昨年度をもって廃止されました大田市立長久保育園の建物及び土地の無償貸し付けを行うものでございます。
なお、当該財産につきましては、現在、本年6月末まで長久保育園として社会福祉法人放泉会に無償貸し付けを行っておる施設でございます。
財産の貸し付けの内容でございますが、対象といたします建物及び土地につきましてでございます。旧長久保育園及び旧長久保育園の敷地駐車場用地で、内容につきましては、恐れ入りますが37ページにお戻りしていただきまして、ここに掲げている記載のとおりでございますが、まず建物でございますが、旧大田市立長久保育園、所在は大田市長久町土江108番地1でございます。構造は鉄骨づくり平家建て、延べ床面積470.15平方メートルでございまして、昭和57年に旧大田市により建築をしたものでございます。土地でございますが、大田市長久町土江108番1、1,619.19平方メートル及び長久町土江107番1、858.00平方メートルの2筆でございます。
恐れ入ります、39ページでございます。貸付予定価格でございますが、無償といたしておりまして、なお、貸付期間につきましては10年を予定するものでございます。貸し付けする相手方でございますが、大田市三瓶町池田2661番地3、社会福祉法人放泉会理事長、瓜坂正之氏でございます。
条件でございます。借り受けた建物及び土地を学童保育以外の用途に使用しないことという条件を付して貸し付けするものでございます。
なお、本議案提案に関係いたします
地方自治法及び市条例の抜粋を38ページに掲げておりますので、参考としてごらんおき賜りたいと思います。以上でございます。
○議長(
有光孝次) 松村教育部長。
[教育部長 松村 浩 登壇]
○教育部長(松村 浩) それでは、議案第297号、損害賠償の額の決定について御説明を申し上げます。
次のとおり、示談により損害賠償の額を決定することについて、
地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により、議会の議決をお願いをするものでございます。
損害賠償の額は12万5,600円でございます。相手方は浜田市長沢町537、朝田博道氏であります。
事故の概要でございます。事故発生年月日は、平成24年1月20日でございます。事故発生場所は、浜田市竹迫町2701番地14、浜田市道竹迫野原線、いわゆる県立大学方面から下っていきまして、高架となっている国道9号バイパスとの交差点が事故発生場所でございます。
事故の状況でございますが、大田市への帰途のため、公用車で浜田市道竹迫野原線から立体交差している国道9号浜田道路に進入するため、交差点で一時停止をした後に右折しようとしておりましたところ、対向車線を直進をしてきました相手方車両が右折の方向指示器を出していたため、自分の乗っています公用車の手前で右折するものと勘違いをしまして、そのまま右折をして相手方車両と衝突し、損傷をさせたものでございます。
なお、過失割合は当方が80、相手方が20でございます。また、双方にけが等はございませんでした。
41ページに参考として、
地方自治法の抜粋を掲げておりますので、ごらんをいただきたいと思います。以上でございます。
○議長(
有光孝次) 石賀消防部長。
[消防部長 石賀好喜 登壇]
○消防部長(石賀好喜) そうしますと、私の方から、議案第298号、財産の取得について御説明申し上げます。これにつきましては、
地方自治法第96条第1項第8号の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。
財産の表示は、高規格救急自動車1台でございます。取得の目的でございますが、平成13年10月に購入いたしました西部消防署に配備しております購入後約11年を経過しました救急自動車を、救急業務の充実強化、高度化を図るため、高規格救急自動車に更新をお願いするものでございます。取得金額は3,034万5,000円で、消費税込みでございます。相手方は松江市菅田町183番地1、島根日産自動車株式会社松江北営業所所長、坂本 裕氏でございます。
次の43ページには、
地方自治法、大田市条例の抜粋を掲げております。
次に、入札状況につきまして、44ページの
説明資料により御説明いたします。入札日時は平成24年5月23日午前11時でございます。予定価格でございますが、3,507万円でございます。落札価格は3,034万5,000円でございます。なお、この価格につきましては消費税込みでございます。入札指名業者でございますが、島根トヨタ自動車株式会社、島根日産自動車株式会社松江北営業所の2社でございます。以上でございます。
○議長(
有光孝次) 森山
市民生活部長。
[
市民生活部長 森山祐二 登壇]
○
市民生活部長(森山祐二) 続きまして、議案第299号及び議案第300号の大田市新
不燃物処分場整備事業に係る
工事請負契約の締結についての2件を御説明いたします。
まず、45ページ、議案第299号でございます。新
不燃物処分場整備事業に係る
最終処分場被覆施設建築
工事請負契約を締結することについて、
地方自治法第96条第1項第5号の規定によりまして、議会の議決をお願いするものでございます。
契約の目的につきましては、大田市新
不燃物処分場整備事業に係る
最終処分場被覆施設建築
工事請負契約でございます。契約の方法は一般競争入札でございます。契約の金額、消費税込みの6億1,425万円でございます。契約の相手方でございますが、はたの産業・神門組・大前建設特別共同企業体代表者、大田市大田町大田イ660番地13、株式会社はたの産業代表取締役、波多野瑠璃子氏でございます。
46ページには関係いたします
地方自治法及び市条例の抜粋を掲げております。
47ページに
説明資料を掲げております。お願いいたします。まず、入札日時でございますが、平成24年5月の23日午前10時からでございます。予定価格でございますが、6億1,923万7,500円、落札価格は6億1,425万円、それぞれ消費税込みでございます。落札率は99.2%でございます。入札参加業者でございますが、はたの産業・神門組・大前建設特別共同企業体1企業体でございました。
なお、本工事の契約に係る経過でございますが、去る3月に契約いたしました最終処分場の造成及び埋め立てピット工事、造成工事の上に建築をいたします被覆施設の建築でございます。
参加資格につきましては、昨年7月の1日に改正施行いたしました大田市建設工事に係る共同企業体取り扱い要綱に基づき、市内企業による特別共同企業体での一般競争入札といたしまして、去る4月の5日に入札公告を行いまして、5月の8日を期限に参加申請を受け付けましたところ、1特別共同企業体より申請がございました。
入札参加業者の決定に当たりましては、参加資格の確認審査を行いまして、先ほど申し上げました5月の23日に入札を執行し、落札業者を決定したところでございます。以上でございます。
続きまして、48ページをお願いいたします。議案第300号でございます。大田市新
不燃物処分場整備事業に係る前処理施設・管理棟建
設工事請負契約を締結することについて、
地方自治法第96条第1項第5号の規定によりまして、議会の議決をお願いするものでございます。
契約の目的でございますが、大田市新
不燃物処分場整備事業に係る前処理施設・管理棟建
設工事請負契約でございます。契約の方法は、一般競争入札でございまして、契約の金額、7億4,235万円でございます。消費税込みでございます。契約の相手方でございますが、富士車輌・山﨑組・石見銀山建設特別共同企業体代表者、滋賀県守山市千代町13番地1、富士車輌株式会社取締役社長、津田弘史氏でございます。
49ページには、関係いたします
地方自治法及び市条例の抜粋を掲げております。
50ページの
説明資料により説明させていただきたいと思います。入札日時でございますが、平成24年5月の28日午前10時でございます。予定価格は8億527万6,500円、落札価格は7億4,235万円、落札率は92.2%でございました。入札参加業者でございますが、新明和・堀・井口特別共同企業体、富士車輌・山﨑組・石見銀山建設特別共同企業体の2特別共同企業体でございました。
なお、本工事契約に係るこれまでの経過について御説明いたします。本施設は、当該処分場において市内から発生をいたします不燃性の一般廃棄物の最終処分をする前に、破砕選別を行う施設及び処分場全体を管理する管理棟の建設でございまして、その機能上、発注方式につきましては、性能発注方式として定め、参加業者につきましては、市内業者の受注機会の確保を図る観点から、専門プラントメーカーさんと市内業者によります特別共同企業体での一般競争入札と定めたところでございます。
本工事につきましては、昨年の7月の9日に1回目の入札公告を行い、11月30日に入札を執行いたしましたが、不落であったため、改めて本年1月19日に入札公告を行いまして、2月17日を期限として参加申請を受け付けましたところ、先ほどの2企業体から申請があったところでございます。入札業者の決定に当たりましては、参加資格等の1次審査、見積もり設計等の技術的な2次審査を経て、5月の10日、発注仕様書を送付し、5月の28日に入札を執行したものでございます。以上でございます。
◎日程第6
議員提出議案上程[
提案理由説明・質疑・討論・表決]
○議長(
有光孝次) 日程第6、続いて、議員提出議案を上程いたします。
議案第301号、
大田市議会委員会条例の一部を改正する
条例制定についてを議題といたします。
お諮りいたします。
本案は、
会議規則第39条第3項の規定により、
委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
有光孝次) 御異議なしと認めます。
よって、本案は
委員会付託を省略することに決しました。
提案理由の説明を求めます。
23番、清水 勝議員。
[23番 清水 勝 登壇]
○23番(清水 勝) 議案第301号、
大田市議会委員会条例の一部を改正する
条例制定について、提案理由の説明を申し上げます。
大田市議会委員会条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものとして、51ページに掲げております。平成24年6月7日提出、
大田市議会議員、吉原幸則、石橋秀利、木村幸司、大西 修、松村信之、清水 勝、以上でございます。
52ページには、現在の大田市の委員会条例第4条第2項の中に、議会運営委員会の定数を6名となっておるのを1名増員する中で7名に改めるものであります。
めくっていただきまして、53ページに
説明資料を提出しております。
説明資料を申し上げます。第1点目といたしまして、改正の理由でございます。議会運営委員会の審査機能を向上するために、所要の改正を行うものであります。御案内のとおり、過般の定例議会におきまして、
大田市議会の基本条例を新設をいたしました。議会並びに議員の責務と役割も明確に示しております。これ等に伴いまして、そういう観点から、審査機能の向上を強く求められたものでありますから、改正を行うものであります。
2点目の改正の内容であります。議会運営委員の定数を6人を7人に改めるものであります。先ほど申し上げましたように、委員会条例第4条第2項の内容であります。1名を増員するものであります。
施行期日は公布の日から施行するものであります。以上で提案理由の説明を終わります。
○議長(
有光孝次) 本案について、御質疑はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
有光孝次) 御質疑なしと認めます。
本案について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
有光孝次) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
有光孝次) 御異議なしと認めます。
よって、議案第301号は、原案のとおり決しました。
◎日程第7 報告
○議長(
有光孝次) 日程第7、報告第17号、平成23年度大田市
一般会計継続費繰越計算書、報告第18号、平成23年度大田市
一般会計繰越明許費繰越計算書、報告第19号、平成23年度大田市
下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書及び報告第20号、平成23年度大田市
水道事業会計予算繰越計算書について、それぞれ報告願います。
船木総務部次長。
[
総務部次長 船木三紀夫 登壇]
○
総務部次長(
船木三紀夫) それでは、報告第17号から第19号までの3件の繰越計算書につきまして、御説明申し上げます。
議案書の54ページをごらんいただきたいと思います。報告第17号でございますが、一般会計継続費の逓次繰り越しでございまして、衛生費、清掃費の新
不燃物処分場整備事業でございます。平成23年度継続費予算計上額6億5,198万6,000円及び前年度からの逓次繰越額1億3,296万2,000円で、合わせまして予算現額は7億8,494万8,000円に対しまして、23年度支出済み額は1億2,485万7,000円でございました。残高の6億6,009万1,000円を翌年度に繰り越すものでございまして、財源につきましては一般財源と地方債でございます。
前年度逓次繰り越し分及び23年度予算計上分につきましては、来年の3月末の完了予定といたしているところでございます。
続きまして、報告第18号、大田市
一般会計繰越明許費繰越計算書でございます。55ページでございます。民生費、児童福祉費の民間保育所施設整備事業補助につきましては、3月議会で議決をいただきましたものと同額の1億5,500万円の繰り越しでございまして、県補助金と地方債及び一般財源を財源とするものでございます。6月中旬の完了予定でございます。
農林水産業費、農業費の農業農村整備事業につきましても議決をいただきましたものと同額の404万円の繰り越しでございまして、県補助金及び一般財源を財源とするものでございます。これにつきましては、先月、5月11日に完了済みでございます。
林業費の森林づくり交付金事業につきましても議決をいただきましたものと同額の513万円の繰越額で、県補助金を財源とするものでございます。12月末の完了予定でございます。
水産業費の水産物卸売市場再編事業につきましても議決をいただきましたものと同額の1,250万円の繰越額で、地方債を財源とするものでございます。8月末の完了予定でございます。
土木費、道路橋梁費の辺地対策道路整備事業につきましても議決をいただきましたものと同額の1,050万円の繰越額で、地方債を財源とするものでございます。10月末の完了予定でございます。
過疎対策道路整備事業につきましては、議決をいただきました3,530万円に対しまして繰越額は3,410万円でございまして、地方債を財源とするものでございます。7月末の完了予定でございます。
社会資本整備総合交付金事業につきましても議決をいただきました1億9,711万3,000円に対しまして繰越額は1億8,586万7,000円でございまして、国の社会資本整備総合交付金と地方債及び一般財源を財源とするものでございます。3月末の完了予定でございます。
河川海岸費の用悪水路整備事業につきましても、議決をいただきました3,536万8,000円に対しまして繰越額は3,141万7,000円で、地方債及び一般財源を財源とするものでございます。12月末の完了予定でございます。
都市計画費の街なみ環境整備事業につきましては、議決をいただきましたものと同額の600万円の繰越額で、一般財源を財源とするものでございます。8月末の完了予定でございます。
消防費、消防費の
消防救急無線広域化・共同化整備事業につきましても議決をいただきましたものと同額の9,895万5,000円の繰越額で、地方債及び一般財源を財源とするものでございます。3月末の完了予定でございます。
防災ハザードマップ修正事業につきましても議決をいただきましたものと同額の895万7,000円の繰越額で、地方債及び一般財源を財源とするものでございます。2月中旬の完了予定でございます。
教育費、中学校費の中学校耐震補強・大規模改修事業につきましても議決をいただきましたものと同額の1億8,003万3,000円の繰越額で、国庫補助金と地方債及び一般財源を財源とするものでございます。3月末の完了予定でございます。
56ページでございます。災害復旧費、公共土木施設災害復旧費の現年土木災害復旧事業につきましては、議決をいただきました2,400万円に対しまして繰越額は2,100万円で、一般財源を財源とするものでございます。12月末の完了予定でございます。
以上が一般会計の13件でございます。
続きまして、報告第19号、大田市
下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書でございまして、57ページをごらんいただきたいと思います。下水道費、下水道建設費の公共下水道整備事業でございまして、議決をいただきましたものと同額の2,400万円の繰り越しでございまして、国庫補助金及び地方債を財源とするものでございます。なお、この事業につきましては、5月31日に完了済みでございます。以上が3件の報告でございます。
○議長(
有光孝次) 杉原
上下水道部長。
[
上下水道部長 杉原慎二 登壇]
○
上下水道部長(杉原慎二) 続きまして、報告第20号、平成23年度大田市
水道事業会計予算繰越計算書について御説明申し上げます。
この繰越計算書は、本年3月末に地方公営企業法第26条第1項の規定による上水道資本的支出建設改良費繰り越し2件、同条2項の規定による収益的支出営業費用の修繕費に係る事故繰り越し1件の予算繰り越しを決定し、繰越額の使用に関する計算書を調整いたしましたので、同条3項に基づいて議会に御報告を行うものでございます。
その内容といたしましては、まず、建設改良費繰り越しのうち、加土地区送配水管新設工事につきましては、工事に当たり掘削土質の変化に伴いまして不測の日数を要したため、年度内での事業完了が困難となり、繰り越しをいたすものでございまして、予算計上額2,500万円のうち2,357万円を平成24年度に繰り越しするものでございます。本工事は、本年4月27日に既に完了しております。
次に、沢田地区配水管改良工事でございますが、市道二中前線改良工事にあわせ、配水管改良工事を行うものでございまして、市道改良工事の計画変更に伴いまして年度内の事業完了が困難となったため、繰り越しいたすものでございます。予算計上額1,000万円のうち、全額を平成24年度に繰り越しするもので、本事業の完成予定は3月末となっております。
次に、収益的支出、営業費用の三瓶浄水場活性炭注入設備修繕工事につきましては、水質の安定化を図るため緊急修繕工事として3月補正で予算を承認していただきましたが、
東日本大震災の復興関連事業に伴い、当工事への技術員配置がおくれを来したために繰り越しをいたすものでございまして、予算計上額1,155万円のうち全額を平成24年度に繰り越しするものでございます。なお、工事は既に本年5月31日に完了しております。
なお、事業の繰越額に対します財源内訳につきましては、建設改良費繰り越し2件は全額を許可済み企業債とし、事故繰り越し1件につきましては全額を損益勘定留保資金としております。
以上で報告第20号、大田市
水道事業会計予算繰越計算書の説明を終わります。
○議長(
有光孝次) ただいまの報告について、御質疑はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
有光孝次) 御質疑なしと認めます。
ただいまの報告は、それぞれ承認することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
有光孝次) 御異議なしと認めます。
よって、報告第17号、報告第18号、報告第19号及び報告第20号の4件は、いずれも承認することに決しました。
◎日程第8 休会について
○議長(
有光孝次) 日程第8、休会についてお諮りいたします。
明日8日から10日までの3日間は、議案熟読のため休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
有光孝次) 御異議なしと認めます。
よって、明日8日から10日までの3日間は、議案熟読のため休会することに決しました。
なお、11日からは一般質問に入りますので、念のため申し上げます。
以上で本日の日程はすべて終了いたしました。
本日はこれにて散会いたします。
午前11時08分 散会...