大田市議会 2009-12-07
平成21年第 8回定例会(第1日12月 7日)
会議では、まず、
全国市議会議長会の相談役であります
藤田広島市議会議長のご祝辞の後、
定期総会以降の
事務報告があり、これを承認。続いて、各県支部から提出された議案10件をいずれも原案どおり可決し、このうち、
島根支部提出の
地域医療を守るための施策のさらなる取り組みについてほか2議案を
全国市議会議長会提出議案として決定いたしました。
なお、残る7議案についても
中国市議会議長会としてそれぞれ
関係機関に対し、強力にその実施方を要望することとし、閉会いたしました。
次に、去る11月4日、全国302都市が加盟いたしております
広域行政圏市議会協議会の第58回理事会が
東京全国都市会館において開催されましたので、その概要をご報告いたします。
会議では、まず、本会会長であります
上野敏郎帯広市議会議長の
開会あいさつの後、
総務省自治行政局市町村課理事官、新田一郎氏より、広域行政をめぐる最近の動向について説明を受けております。その後、本年2月17日開催の第40回本
協議会定期総会以降の
事務報告があり、これを承認。引き続いての協議では、平成20年度本
協議会決算並びに
広域行政圏施策に関する要望書をいずれも全会一致で認定、可決いたしております。本件については、政府並びに
関係機関に提出し、その実現に向け、積極的に運動を展開していくこととし、来る第41回の
定期総会を明年2月18日、
東京九段会館において開催することとし、閉会いたしました。
以上が議長会の概要であります。
次に、お手元に平成20年度大田市
教育委員会の事務に関する点検・評価結果に関する報告書が
地方教育行政の組織及び運営に関する法律第27条第1項の規定により、提出されておりますので、ごらんおきいただきたいと思います。
◎日程第4
付託案件審査報告
○議長(
石原安明) 日程第4、
付託案件審査報告でありますが、さきに付託いたしました請願2件及び陳情1件について審査結果の報告を願います。
まず、陳情第21号、
改正貸金業法の
早期完全施行等を求める
意見書提出方についてを議題といたします。
総務教育委員会における審査の経過及び結果について委員長の報告を求めます。
10番、
中西義昭議員。
[10番 中西義昭 登壇]
○10番(中西義昭) 皆さん、おはようございます。
去る9月の定例会におきまして、
総務教育委員会に付託されました陳情第21号、
改正貸金業法の
早期完全施行等を求める
意見書提出方について、11月16日、委員8名全員出席のもと、委員会を開催し、その審議を終えておりますので、ご報告を申し上げます。
まず、結果についてであります。陳情第21号は
全会一致採択であります。
ただし、意見書案の中で1、
改正貸金業法を早期(遅くとも本年12月まで)に完全施行することと、括弧内にある遅くとも本年12月までを削除して提出すること。
次に、主な意見でございますが、深刻な
多重債務者が相変わらず多く存在しており、過酷な取りたてなどによって夜逃げや自殺が後を絶たない現状の中で2006年、3年前には島根県
労働者福祉協議会も
全国司法書士会の指導でこのことについて要請や提案して世論や政府を動かし、貸金業法の改正がなったと理解をしている。当時、司法書士の話では、大田市でも
多重債務の相談が多くあったと聞いている。画期的な改正の結果、大きな成果を上げつつあるところですけれども、さらにこのたび、ぜひ
早期完全施行されるよう意見書を提出してほしいとの意見であります。また、出資法の上限金利の引き下げ、収入の3分の1を超える
過剰貸し付け契約の禁止、ここのところが
改正貸金業法の
早期完全施行に至っていない大きな今回の陳情のポイントと思う。
過剰貸し付け禁止規定、こういったものを施行されると、業界の反対はあると思うが、
多重債務者の方の増加抑制がされると思う。一方、やみ金融へ一般の銀行から資金は流れている現実があると思われる。ここらも考える必要がありはしないか。また、商工業者で銀行、行政関係の金融がストップしている理由は貸金業者から簡単に金を借りられることにある。
やみ金業者をどんどん取り締まって法律の網をかけてもらいたいや弁護士会の努力、ご苦労に対して敬意をあらわす意見がありました。
それから、意見書の中の2、自治体での
多重債務相談体制の整備のため、相談員の人件費を含む予算を十分確保するなど、相談窓口の充実を支援することとあるが、大田市の現状は、消費者庁ができたのをきっかけに国から今年度は約100万円の交付金、10対10を受け、警察署と啓発事業や事務経費のところで使っているが、
多重債務についての弁護士や司法書士を紹介したりの費用や報酬などは国からもらっていない。また、税金の支払いなどの問題は徴収課が個別に相談を受けているとのことでありました。以上でございます。
議員各位のご賛同をお願いし、ご報告といたします。以上であります。
○議長(
石原安明) ただいまの報告についてご質疑はありませんか。………ご質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本陳情に対する委員長の報告は、採択であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
石原安明) ご異議なしと認めます。
よって、陳情第21号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、請願第15号、
後期高齢者医療制度をめぐることについて及び請願第16号、国保の
資格証明書をめぐることについての2件を一括議題といたします。
民生委員会における審査の経過及び結果について委員長の報告を求めます。
13番、
月森和弘議員。
[13番
月森和弘 登壇]
○13番(
月森和弘) 去る9月20日の本会議におきまして、
民生委員会に付託されました請願第15号、
後期高齢者医療制度をめぐることについて、請願第16号、国保の
資格証明書をめぐることについて、以上請願2件につきまして、去る11月17日、委員7名全員出席のもと、委員会を開催し、その審査を終えたところでございます。委員会には、執行部より
富田市民生活部長、
白坏市民生活部次長の出席のもと、開催し、審査を行いました。その審査の結果と経過及び提言並びに意見をご報告申し上げます。
初めに、請願第15号についての審査の内容を報告します。
まず、
福田佳代子紹介議員より、高齢者が安心して医療を受けられるよう、特に滞納された方に資格証の発行をしないでほしいとの要望でございます。
次に、富田部長から、去る10月の衆参本会議で施政方針があり、新たな制度を構築するとあった。また、新聞報道では来年度の改定を最後に廃止するという記事があったところでございます。廃止の議論は中央の審議会で行われている。現内閣においては、原則として
資格証明書の発行はしないようにとされている。県の
広域連合として交付していかない方針であると、それぞれの状況について説明を受け、質疑を行いました。
重立った議員質疑でございます。
1点目、医療費が年間2,200億円の自然増があると言われているが、この状況はどうかの問いに対しまして、来年度90兆円を超える予算状況である。しかし、来年度の内容が見えない状況である。
子ども手当も状況が見えてこない。当市も予算編成時期と重なっている。民主党のマニフェストは、市民目線により行っていくということだが、生活重視はうれしい。トータル的には心配している。診療報酬の仕組みも変わってくる。来年度こうなるという明確なものは来てない状況である。
2点目、
短期証明書は
生活弱者へ配慮すべきだが、悪質者へは対処すべきとの問いに対しまして、払える能力があるのに払わない方の資格証であるが、
保険局長通達もある。悪質者以外は発行するなということでございます。県の
広域連合としては当面、悪質者にも資格証の発行を行わないとしている。
3点目、
老人保健法に仮にかわった場合、どういう問題が起こるかの問いに対しまして、制度がかわるたびに混乱が起きる。短期的に戻せばいいというものではない。75歳以上の方は少ない負担で医療を受けている状況である。国として永続的に運営できる仕組みをつくられ、また、十分な周知期間をもってされたい。
そのほか、
紹介議員に対する質疑もあったところでございます。
また、意見としては、大田市は請願趣旨にのっとり対応されている。
以上の経過を踏まえ、請願第15号は採決の結果、採択少数、採択せずと決定いたしました。
なお、採択の意見としては、
生活弱者にも十分配慮され、また、
短期保険証を発行されている方の生活実態を把握されたい。
続きまして、請願第16号について審査の内容を報告します。
まず、
紹介議員より、資格証を発行しないでほしい請願の趣旨について説明をいただき、次に、執行部から、
資格証発行の状況について現在44世帯に資格証を発行している。うち、15歳未満がいる世帯は2世帯で2人いる。これには半年の
短期保険証を発行している。
新型インフルは資格証であっても、3割の負担になるようにしている。
資格証発行までは、該当者には弁明書の提出を求めている。提出のあった方には、
短期保険証を交付している。この提出がない方には、資格証を発行している。それぞれの説明を受け、質疑を行ったところでございます。
重立った質疑でございます。
1点目、払えない状況とはどのような状況かの問いに対しまして、滞納者も医療を受ける権利を持っている。弁明の機会も与えている。そして、納付指導も行っている。一生懸命納めている方への均衡もある。徴収課との連携もしていく。
2点目、滞納された方が平成20年度に強制執行され、58世帯でこれが行われた。これは悪質と判断されたと思うが、そうでない方への減免制度は周知されているのかの問いに対しまして、
差し押さえは納めている方への均衡もある。減免申請も数件あるところでございます。審査で減免された方もある。制度も周知している。
3点目、18歳以下としても対象者は多くないと思われるの問いに対しまして、人数の多少の問題ではなく、国の制度等を見ながら総合的に考えていく。
そのほか、意見として1点目、18歳については、就労される方もある。難しい面もあるが、
生活困窮者等には寛大に扱うべきである。
2点目、徴収課も努力されている。改めて取り上げる必要もない。
以上の経過を踏まえまして、請願第16号は採決の結果、採択少数、採択せずと決しました。
なお、採択の意見として、滞納処分で
差し押さえがされた。憲法にある生存権の規定もしっかりとらえるべき。
以上、請願2件につきまして、本委員会の審査の経過や結果について報告いたしました。
議員各位のご賛同をお願いし、
委員長報告とさせていただきます。
○議長(
石原安明) ただいまの報告についてご質疑はありませんか。
12番、大西 修議員。
○12番(大西 修) 請願第15号についてでございます。
後期高齢者医療制度をめぐることについてで、2点ほど質問をさせていただきます。
この
後期高齢者医療制度をなぜ廃止しないといけないかということで来年、平成22年の4月には保険料が引き上がるわけです。これは、もうこの
後期高齢者医療制度そのものが2年前に保険料が引き上がるような仕組みになっているということであります。ということは、島根の
広域連合は幾らの保険料が引き上がるのか、こういうことは執行部の方から金額的な提示があったのかなかったのか。また、そのことについて質疑があったのかどうかをお聞きするものであります。
2点目は、新たな制度ということを国の方では言っておるわけですが、新たな制度をつくる前に旧
老人保健法に戻すという提案でございますが、では、この旧
老人保健法に戻した場合、具体的な問題点が上がったのかどうなのか。例えばデータを新しいものに切りかえないといけないというわけですが、以前あったものに戻すわけですから、そんなに手間はかからないと思うわけですが、ここら辺で具体的な問題点が上がったのかどうなのかをお聞きするものであります。
○議長(
石原安明) 13番、
月森和弘議員。
○13番(
月森和弘) 12番議員の大西議員さんからご質問でございますけれども、1点目につきましては、そうした議論というか、この保険料が上がるということについて具体的なものは説明はなかったところでございます。今回、総体的に医療をめぐることにつきましては、要は保険証の登壇して申し上げたとおり資格証の問題でございまして、これを発行しないでということが主的な議論でございまして、今後どうあるべきかというような具体的なそうした点についての議論はなかったと思っております。
2点目につきましても、以上老人法に、もとの法に返すような具体的なことにも言及がなかったと思っております。以上です。
○議長(
石原安明) ほかにありませんか。………ないようでありますので、以上で
民生委員長の報告に対する質疑を終結いたします。
まず、請願第15号についてお諮りいたします。
本請願に対する委員長の報告は、採択せずであります。委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立多数]
○議長(
石原安明) 起立多数であります。
よって、請願第15号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、請願第16号についてお諮りいたします。
本請願に対する委員長の報告は、採択せずであります。委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立多数]
○議長(
石原安明) 起立多数であります。
よって、請願第16号は、委員長の報告のとおり決しました。
◎日程第5
市長提出議案上程[施政方針、
提案理由説明]
○議長(
石原安明) 日程第5、これより議案を上程いたします。
議案第427号から議案第447号までの21件を一括議題といたします。
議案名を朗読いたさせます。
[
事務局職員朗読]
○議長(
石原安明) それぞれ提案理由の説明を求めます。
竹腰市長。
[市長 竹腰創一 登壇]
○市長(竹腰創一) 皆さん、おはようございます。
本日、第8回
市議会定例会の開会に当たり、提案をいたしました諸議案の説明に先立ちまして、市政運営に当たっての私の所信を申し述べ、
市議会議員各位を初め市民の皆様のご理解、ご協力を賜りたいと存じます。
私は、先般10月25日に行われました
大田市長選挙におきまして市民の皆様の信託を得て、引き続き2期目の市政のかじ取りを務めさせていただくことになりました。これからの4年間は大田市にとりまして大変重要な時期であり、改めてその責任の重さに身の引き締まる思いがしているところであります。官民協働の
まちづくりを基本に、大田市独自の世界に誇りうる地域資源を大いに生かし、活力ある大田市づくりに不退転の決意で臨みます。
さて、これまで長きにわたり若年層の
市外流出等により過疎化、人口減少に歯どめがかからず、特に中山間地域におきましては
小規模高齢化集落が拡大し、地域経営にも深刻な影響を及ぼしております。私は人口減少問題を行政施策上、最も重要な課題と位置づけ、産業振興と子育て支援を柱に定住対策を総合的に推進してまいりました。また、施策推進の基盤となる行財政につきましては、行財政改革集中改革プランに基づき、業務の見直しや民間委託、適正な定員管理による少数精鋭での事業の実施に努めるなど、着実に改革に取り組んできたところであります。
その結果、この4年間で合併時に比べ、70人の職員削減、389億円の起債残高は平成20年度には348億円と約41億円減少し、他方、基金につきましては46億7,000万円から53億4,000万円へと増加に転じており、集中的な取り組みが功を奏し、その効果額は今年度末には24億円に達する見込みであります。
私は、市長就任以来、目まぐるしく変化する政治、経済情勢の中にありまして、まずは行財政基盤の安定化、最少の経費で最大の効果を上げるべく簡素で効率的な行政の推進を心がけ、その上で定住対策を初め、さまざまな重要課題に取り組み、さらには石見銀山を初めとする世界に誇りうる大田市独自の歴史、伝統、文化、自然などの地域特性を生かした一体感のある合併後の
まちづくりを進めてまいりました。とりわけ自然と共生した環境が極めて良好な状態で保全されているとして石見銀山遺跡がユネスコの世界文化遺産に登録されましたことは、象徴的な成果の一つでありました。
さて、昨今の市政を取り巻く環境に目を転じてみますと、昨年の金融危機に端を発した景気後退により、全国的に製造業を中心とした企業の経営業績は悪化の一途をたどり、これに伴い雇用情勢も極めて深刻な状況を呈しており、大田市におきましても例外ではありません。このような100年に1度とも言われる厳しい経済状況下におきまして昨年12月に大田地域緊急経済対策本部会議を立ち上げ、離職者や事業者に対する支援やご相談に応じる体制を整え、資金繰り円滑化支援緊急資金信用保証料補給制度、住宅リフォーム等促進制度、緊急雇用対策事業など、市独自の緊急経済対策に取り組んでまいりました。引き続き、地域経済や雇用に配慮した事業を国の動向を注視しながら、積極的に進めてまいる所存であります。
また、市の行財政におきましても依然として厳しい状況下にあり、継続して行財政改革に取り組み、財源の安定確保を図りながら事業の優先順位や投資効果などを精査し、より一層選択と集中の視点に立ち、諸施策を推進しなければならないと考えております。
現在、国の内外ともに変革の渦中にありますが、本市の進むべき方向をしっかりと見据え、本市のシンボル、石見銀山遺跡や国立公園三瓶山を初め、魅力ある地域資源を最大限に活用し、「自然・歴史・ひとが光り輝く だれもが住みよい県央の中核都市」実現に向け、着実に前進させる所存であります。
そこで、この総合計画に基づきまして市長2期目としての私の市政運営の基本方針を述べさせていただきます。
第1は、地域資源のネットワークによる活発な産業づくりであります。産業の活性化なくして地域の自立発展なしとの考えのもと、引き続き地域産業の振興を最重要課題に取り組みます。本市には、豊かな自然環境や貴重な歴史、文化、石州瓦を初め、日本海の水産資源、畜産、農産物、世界的な技術力を有する企業など、磨けば光る潜在力が蓄積され、こうしたさまざまな資源と多様な産業があります。これら資源や産業、従来の1次、2次、3次産業といった産業分類ではなく、横断的な視点からとらえ、産業振興ビジョンを基本に活力みなぎる産業振興施策を展開いたします。
まず、大田市の顔となる商品づくりに向け、大田ブランド認証制度を初め、市場開拓コーディネーターの配置等により、地域産品の商品力、販売力を強化するとともに地域外に向かっての情報発信力を高めるなど、売れる仕組みづくりに取り組み、誇れるおおだのブランドづくりを推進いたします。
次に、世界遺産石見銀山遺跡を核として国立公園三瓶山、温泉津温泉、琴ヶ浜海岸に代表される日本海などの恵まれた観光資源を有効に活用し、質の高いホスピタリティーの醸成に努め、周遊滞在型の観光を目指します。とりわけ三瓶観光の再生に向け、泉源及び温泉管などの整備を初め、観光プロデューサーを配置するなど、大田市新観光計画の着実な推進を図り、来訪者の視点に立ったおもてなしの充実により交流人口の拡大を図ります。
新技術を含め、柱となる技術や資源を生かした新たな商品や商品用途の研究開発などを支援するメイドイン大田創出支援事業などを拡充し、新産業の創出、新分野への進出を支援し、新しい産業興し、産業の高度化、集積を促進いたします。さらに産学官による連携を強化し、農林水産物や地下資源などの素材を見直し、大田市版地産地消計画の策定を通じて生産から流通まで一貫したシステムを構築するとともに低農薬栽培、堆肥や廃がわらのリサイクル化、石州瓦利用促進事業、住宅リフォーム等助成事業の実施などを通じて環境や地域に優しく、未来につなげる産業をはぐくんでまいります。
企業誘致に関しましては、景気後退の中、極めて厳しい状況にありますが、新たなネットワークづくりを通じて企業情報の収集体制を強化するとともに既存の誘致企業に対するフォローアップに取り組み、他地域に打ち勝つ施策の充実を図ってまいります。
最後に、地域産業に必要な人材養成のための職業訓練や研修体制の充実を図り、産業振興アドバイザーやものづくり名人などと連携し、学校教育、社会教育の場において地域産業学習の取り組みを進め、次世代を担っていく産業、人材の育成を図ってまいります。
第2は、だれもが住みやすく安心し、安らぎを感じる生活づくりであります。
市民だれもが安心と安全を享受できる環境づくりを進める上では、医療インフラの確保、充実は必要不可欠であります。その中心的役割を担う大田市立病院は医師、看護師不足により、その診療機能が後退し、
地域医療の安定確保において大変厳しい状況となっております。そうした中で引き続き医師、看護師の確保に全力を挙げるとともに他圏域の医療期間や地元医師会との連携強化、最新の医療機器の整備、病院改革プランの着実な実行による経営改善などを進めることにより、充実した医療体制の整備に向け、取り組んでまいります。
地域社会を支える重要な構成員であります高齢者が住みなれた家庭や地域で健康で生きがいを持って暮らすことができるよう、健康教育、健康相談、各種健診を通じて健康づくりを推進し、また、介護予防の知識の普及啓発に一層取り組むとともに小規模多機能型居住介護施設を新たに整備するなど、在宅サービスや介護予防事業の充実に努めます。
また、障害の有無にかかわらず互いに人格と個性を尊重し、安心して暮らすことができる地域社会の実現を目指し、生活介護、就労継続支援、地域生活への移行を進めていくためのグループホーム、ケアホームの整備など障害福祉サービスの充実を図ります。さらに就労支援や雇用環境の充実につきましては、職場体験実習を通じて雇用主の理解を図り、一般就労へつながる体制づくりや障害者就労支援施設の工賃向上に取り組むなど、地域で障害者を支えるための条件整備を進めてまいります。
子育て支援につきましては、安心して子供を産み育てることができるよう、地域における子育て支援体制の構築や経済的負担の軽減など子育て支援事業の拡充に努めてまいります。
まずは、乳幼児医療費助成の軽減枠拡大、妊婦健康診断の14回公費助成、第3子以降の3歳未満児の保育料の無料化、保育料全体の軽減化を継続いたします。さらに
まちづくりセンターや公民館、保育所などと連携し、多様な世代が集まり、地域ぐるみで子育てができる拠点づくりを進めるほか、小学校の空き教室などを利用した放課後児童クラブの設置を順次進め、児童が安心して過ごせる場所を確保するなど、子育てを地域で支える仕組み、拠点づくりを進めます。保育サービスにつきましては、保育園の再編を視野に置きながら多様な保育ニーズにこたえるため、保育園病後児保育、延長保育、休日保育などの特別保育事業の充実を図り、また、保育所の待機児童対策として保育ママ制度の導入を検討いたします。
また、仕事と子育ての両立支援を積極的に取り組む企業などを表彰することにより、社会全体で子育てを支援する機運を醸成するなど、引き続きすべての住民が子育ての喜びを実感できる
まちづくり、子育て理想都おおだの実現を図ってまいります。
人権施策の推進につきましては、人権尊重都市宣言、平和と人権尊重のユネスコ精神並びに大田市人権施策推進基本方針を基本に互いに人権を尊重する差別と偏見のない地域社会の実現を目指し、女性、子供、高齢者、同和問題、外国人、患者及び感染者などの課題につきまして人権教育、啓発活動を推進いたします。また、家庭、学校、職場、地域におきまして意識啓発や情報提供を通じて男女共同参画社会の実現を目指します。
第3に、県央の中核都市にふさわしい快適な基盤づくりであります。県央に立地する地域特性を生かし、中核都市としてふさわしい安全で快適な都市基盤づくりを進めます。
まず、島根県の東西を結び、県内の時間的距離を大幅に短縮し、人や物の交流を促す山陰自動車道の整備促進は高次医療や救急医療などの安心・安全の確保、福祉、防災への寄与、産業、観光などの魅力創出と価値の高度化など、本市の活性化に著しく寄与するものであります。
そのためには、現在着手している多伎-朝山間、朝山-大田間、静間-仁摩間、仁摩-温泉津間の着実な実行と未着手の大田-静間間、温泉津-江津間の一刻も早い事業着手を国に対し要望し、高速道路ネットワークの形成を図ってまいります。
さらに市民生活の向上を図るために光ケーブル幹線網の整備、民間事業者主体の第三セクターによるCATVサービスの導入を進め、地域公共ネットワークの整備を図ってきたところでありますが、これによりまして地上デジタル放送開始に伴う難視聴問題の解消、携帯電話の不感地域の解消、防災体制の充実など、市内における情報通信格差の是正が図られる見込みであります。今後は情報通信基盤を生かして産業、福祉、医療、教育、防災などの各分野におきまして情報化に対する理解を深め、高度な情報技術に対応し、必要な情報を利活用できる人材の育成に努め、市民の生活の質を高める取り組みを進めてまいります。
また、火災、風水害、震災時などにおける被害防止の観点から消防の広域化を視野に入れながら、消防力及び救急救助体制の充実、強化と消防拠点や防災施設の整備を進めるとともに災害予測情報を迅速に住民へ伝達するための全国瞬時警報システム、災害時要援護者台帳の整備、携帯メールシステム事業の実施に取り組むなど、災害に強い
まちづくりを進めてまいります。
大田市駅周辺の整備に当たりましては、駅前商業ゾーンの商業集積を促進するとともに県央のコンベンション都市の形成並びに大田市の玄関口にふさわしい
まちづくりの推進のため、栄町高禅寺線の整備促進、駅前東側地区における街路整備に順次取り組んでまいります。
第4に、石見銀山を初めとする歴史、文化を生かした創造的な人づくりであります。石見銀山を初め、本市固有の歴史、文化を市民一人一人が理解し、誇りと愛着を持って地域の魅力を高め、新たな価値を生み出すことが重要であります。
本市のシンボル、石見銀山はご承知のとおり一昨年の7月に銀の生産活動の様子を初め、当時の町並みや生活様式、銀の流通の仕組みなど、極めて良好な状態で保存されており、産業と自然の共生が高い評価を受け、ユネスコによって世界文化遺産への登録が実現をいたしました。世界遺産登録により増加した来訪者の受け入れなどの課題に対応し、遺跡をより深く理解してもらうため、石見銀山に関する資料などを展示、収蔵し、体験できる世界遺産センターを拠点施設として開設したところであります。今後も遺跡を保全、活用し、未来に引き継ぐため、引き続き文化財や町並みの保存修理、調査研究などを通じて石見銀山の価値や魅力をさらに明らかにしてもらいたいと考えております。また、さまざまな学問分野、学習教材、地域資源の宝庫である石見銀山の学びを広げ、深めることを本格化するとともに石見銀山学としての確立に取り組みます。
さらにトレッキングコースなどのモデルコースを設定し、来訪者のニーズに沿ったガイドの養成や新たに仁摩地区におきましては休憩、情報発信、物産販売などの機能を持った道の駅整備に取り組むなど、受け入れ体制の充実を図ってまいります。引き続きクリーン銀山など、官民協働事業の取り組みを進めるほか、環境に優しい車両の導入、トイレの整備など、産業と自然の共生にふさわしい
まちづくりを推進してまいります。
学校教育につきましては、学校図書館の司書、蔵書の充実を図り、図書館を生かした読書活動の取り組みを全市的に展開し、学力向上を目指してまいります。さらに移転整備いたしました教育研修センターを中心に教職員の研修や相談機能の充実、生徒指導や特別支援教育の相談、指導体制の拡充を図ります。また、学校教育を支援するため、地域社会と学校の連携を強化し、地域とのかかわりの中から子供たちをはぐくみ、ふるさと教育をより一層推進してまいります。学校再編計画の推進と教育環境の整備につきましては、望ましい学習集団の形成に向け、市民の皆様のご理解をいただく中で再編後の
まちづくりの観点を十分に配慮し、小規模校の再編を着実に進めるとともに耐震化の必要な校舎の改善、校庭の芝生化など、安全・安心な教育環境を整えてまいります。
生涯学習につきましては、大田市芸術文化振興計画に基づき、大田市が有する貴重な伝統文化を次世代に継承しつつ、特性や魅力を生かしながら大田らしい市民文化の創造に向け、郷土出身の芸術家の招聘や各種大会の誘致等に取り組み、市民の皆様と協働による歴史と文化が薫る
まちづくりを進めてまいります。
第5は、自然との共生や循環型社会を目指す生活環境づくりであります。
環境問題は地球全体で取り組むべき課題であります。市民一人一人の意識を高め、資源の有効利用や再資源化、省エネルギー、リサイクル活動などを通じて環境負荷の少ない循環型社会を実現しなければならないと考えます。これまでごみの3R、リデュース、リユース、リサイクルに取り組み、分別収集とリサイクル施設の整備、指定ごみ袋制度の導入などを進めてまいりました。今後はプラスチック製容器包装リサイクル推進施設の整備やマイバッグ運動、レジ袋の削減、有料化、生ごみ堆肥化装置の導入促進、耕畜連携による循環型農業を推進するとともに大田市新エネルギービジョンに基づき、風力発電、太陽光発電 バイオマスエネルギーの利活用など、自然エネルギーの導入活用に対する支援や公共施設への太陽光発電施設の導入、ハイブリッド、電気自動車の購入を積極的に進めてまいります。
衛生的で快適な生活環境を形成するためには、新不燃物処分場は不可欠な施設であります。現在のところ、市内の3カ所の処理場の容量が限界に近づいておりますことから、自然環境や景観に配慮した屋根つきの被覆型処分場を整備することといたしております。地権者の皆様や地元の皆様方のご意見やご要望を誠心誠意受けとめ、実現に向け鋭意取り組んでまいります。
また、里山放牧を進め、古民家をモデル的に再生し、田舎ツーリズムの拠点化を図るとともに既存の民間の施設とのネットワーク化を構築し、森林、里山保全、田舎ツーリズムなど、自然を活用し、豊かな環境に抱かれた美しい地域づくりを進めてまいります。
汚水処理施設につきましては、快適な生活環境と豊かな水環境を守り、次世代につないでいくために既に一部供用を開始している公共下水道大田処理区、温泉津処理区、仁摩処理区の3つの処理区の整備を引き続き進めるとともに浄化槽の整備にも取り組んでまいります。
飲料水につきましては、安定的な確保と供給を図るため、引き続き上水道及び簡易水道の施設整備を進めてまいります。また、水道料金につきましては、料金水準の適正化を図る中で統一に向けて取り組んでまいります。
本市は、石見銀山遺跡など、長い歴史に培われた歴史的景観や海、山が織りなす四季折々の自然環境を有しており、この美しい景観はかけがえのない市民共通の財産であります。これらの財産を大切に守り、後世に伝えていかなければなりません。大田市環境基本計画や大田市景観計画に基づき、環境に優しく美しい大田市を築きます。
第6に、参画と協働による
まちづくりであります。
合併時において確認されております
まちづくり委員会を市内7つのブロックに設置し、市民と行政が連携した協働による
まちづくりに取り組んでいるところであります。地域のさまざまな課題解決を図りながら、市民だれもが元気で明るく住みよい町の実現を目指し、市内27カ所に
まちづくりセンターを配置し、市民の皆様が主体的に
まちづくりを実践できる仕組みを本年度よりスタートさせました。また、市内のブロックごとに支援センターを設け、ワンストップ行政サービスを目指し、身近な行政サービスを提供するとともにそれぞれの地域での取り組みを支援し、地域コミュニティーの維持と地域活性化に向けた魅力ある
まちづくりに積極的に取り組んでまいります。さらに市内のボランティア団体、
まちづくり支援センターやNPO法人などの市民との協働事業を進める市民提案型協働モデル事業の実施を通じて市民主体の積極的な取り組みを支援してまいります。
また、民間にできることは民間に、行政にしかできないことは行政にとの観点で現在209件の公共施設のうち、67施設について既に
指定管理者制度を導入したところであり、今後も民間委託、民営化、
指定管理者制度の導入を図り、積極的に民間活力を活用した市政運営を進めてまいります。
一方、過疎化、少子高齢化が進行し、地域の空洞化が懸念される中、合併による行政区域の拡大も相まって生活基盤の充実、市民サービスの向上を求めるニーズが高まる傾向にあり、厳しい財政状況の中でこれまで以上に施策の優先度を厳選することが求められております。引き続き行財政改革推進大綱並びに行財政改革集中改革プランに基づき、行財政改革に取り組むとともに行政評価システムを取り入れた予算編成、諸事業の実施に努めてまいります。
また、職員人材育成基本方針に基づき、職員の能力開発やサービス向上のための研修の実施など、総合的な人材育成を進め、地域経営の感覚を養い、私が先頭に立って市民の皆様に一層親しまれ、信頼される市役所づくりに取り組んでまいります。
以上、市長2期目に当たりまして今後の市政運営の基本方針について申し述べました。
それでは、今回提案をいたしました
一般会計補正予算案などの概要につきましてご説明を申し上げます。
今回の補正予算では、県より北の原野営場の譲渡を受けるための4億2,015万8,000円を初め、
新型インフルエンザワクチン接種助成事業など緊急を要するもの、また、地域活力基盤創造交付金事業の追加割り当てや母子加算復活に伴う生活保護費の増など、今年度の実績見込みにより補正を要するもの、並びに人件費の補正等を計上いたしまして総額7億57万円の補正をお願いするものであります。
その財源内訳は、国県補助金8,356万9,000円、市債4億4,590万円、その他財源24万7,000円、一般財源には、普通交付税1億6,500万5,000円、前年度繰越金の一部319万3,000円などを見込みまして、補正後の一般会計の予算規模は237億9,419万5,000円となるものであります。このほか、5件の特別会計、2つの公営企業会計の補正予算案、また、条例案2件、一般案件11件の諸議案を上程いたしております。
詳細につきましては、主管部長並びに担当課長に説明させることといたしますので、何とぞ慎重にご審議の上、適切な議決を賜りますようお願いを申し上げます。
市民の皆様、
議員各位のご理解とご協力を重ねてお願い申し上げ、施政方針並びに提案理由の説明を終わります。
○議長(
石原安明) ここで10分間休憩いたします。
午前 9時56分 休憩
午前10時06分 再開
○議長(
石原安明) 休憩前に引き続き会議を開きます。
引き続きそれぞれの提案理由の説明を求めます。
[財政課長 船木三紀夫 登壇]
○財政課長(船木三紀夫) それでは、議案第427号、議案第428号、議案第429号、議案第430号、議案第431号及び議案第432号の一般会計及び特別会計5件の予算関係につきまして、一括してご説明申し上げます。お手元の平成21年度12月補正予算説明書をごらんいただきたいと思います。
まず1ページには、総括表を掲げております。一般会計では、7億57万円の増額で補正後は237億9,419万5,000円となるものでございます。特別会計の国民健康保険事業につきましては、543万5,000円の増額で補正後は44億9,543万5,000円、介護保険事業につきましては、245万3,000円の増額で補正後は44億5,835万5,000円、簡易給水施設事業につきましては、342万8,000円の増額で補正後は2億5,492万8,000円、農業集落排水事業につきましては、358万7,000円の増額で補正後は7,568万7,000円、下水道事業につきましては、69万6,000円の増額で補正後は11億2,139万6,000円でございまして、一般会計、特別会計合わせた補正額は7億1,616万9,000円でございまして、補正後は356億9,351万1,000円とするものでございます。
まず初めに、人件費の補正でございます。一般会計及び特別会計の人件費関係の内訳につきましては、2ページに掲げております。
まず一般会計でございますが、特別職給与等につきましては、共済費負担率の改定及び期末手当支給率改定等によりますもので、24万7,000円の増額、一般職員人件費につきましては、現給分の増減で共済費負担率の改定に伴うもの5,574万円の増額、給与、期末勤勉手当の改定に伴うもの3,089万9,000円の減額、育児休業等休職に伴うもの3,405万1,000円の減額、その他会計間異動等に伴うもので3,326万2,000円の増額でございます。職員数の減等につきましては、退職等に伴うもので給料1,764万2,000円の減額、職員手当で843万円の減額、共済費で829万5,000円の減額でございまして、現給分の増減、職員数の減等を合わせました一般職員人件費は1,031万5,000円の減額でございます。
嘱託職員等人件費につきましては、嘱託職員の5名増で307万6,000円の増額、臨時職員につきましては保育園入所者の増に伴います臨時保育士及び調理員の増で4,029万9,000円でございまして、嘱託職員、臨時職員を合わせました嘱託職員等人件費は4,337万5,000円の増額でございます。
特別会計につきましても、共済費負担率の改定、給与、期末勤勉手当の改定、育児休業等休職及び会計間異動等の内容によりまして、国民健康保険事業につきましては16万8,000円の減額、介護保険事業につきましては245万3,000円の増額、簡易給水施設事業につきましては12万8,000円の増額、農業集落排水事業につきましては18万7,000円の増額、下水道事業につきましては69万6,000円の増額でございます。
一般会計、特別会計合わせました人件費関係の補正は3,660万3,000円の増額でございます。
人件費以外の内容につきましては、3ページから掲げております。
まず、庁舎維持管理費につきましては、合併処理浄化槽の修繕でございまして346万1,000円の計上、市税還付金につきましては、法人市民税、固定資産税の還付実績の増によりまして1,490万円の計上、ナンバー4、ナンバー5、ナンバー6の国県補助金等返還金につきましては平成20年度の精算に伴います返還金でございまして、社会福祉課関係で2,828万4,000円、子育て支援課関係で117万6,000円、健康保険年金課関係で59万9,000円の計上でございます。子育て応援特別手当事業につきましては、国の経済危機対策の一環といたしまして9月議会で議決をいただきましたが、国の執行停止に伴いまして、このたび減額補正をお願いするものでございまして3,323万6,000円の減額でございます。
4ページでございます。国民健康保険事業特別会計繰出金につきましては、特別会計の補正に伴います16万8,000円の減額でございます。更生医療給付事業につきましては、受給者及び診療費の増によるもので1,170万円の計上、認知症高齢者グループホームスプリンクラー整備事業につきましては、平成18年1月に発生しました長崎県の認知症高齢者グループホームの火災をきっかけに消防法施行令が改正され、平成23年度までにスプリンクラーの設置が義務づけられたことに伴いまして、整備する事業者へ補助するものでございます。1,662万9,000円の計上でございます。介護保険事業特別会計繰出金につきましては、特別会計の補正に伴います245万3,000円の計上、私立保育園委託料につきましては、入所児童の増及び市外委託児童の増によりまして1,054万の5,000円の計上、生活及び医療等扶助費につきましては、医療扶助費及び生活扶助費等の増によりまして2,012万円の計上、簡易給水施設事業特別会計繰出金につきましては、特別会計の補正に伴います230万8,000円の計上でございます。
次に、5ページでございます。ナンバー15の
新型インフルエンザワクチン接種助成事業につきましては、重症化防止のため優先接種者の接種率の向上を図るため、1回目は3,600円の費用のうち1,600円を、2回目は2,550円の費用のうち1,550円を助成をするものでございまして、なお、非課税世帯員につきましては、全額を助成するもので5,265万3,000円の計上でございます。ナンバー16の
新型インフルエンザワクチン接種助成事業につきましては、消防職員に対します接種費用で23万1,000円の計上でございます。農業集落排水事業特別会計繰出金につきましては、特別会計の補正に伴います358万7,000円の計上、三瓶温泉泉源管理事業につきましては、2月から実施いたします三瓶温泉の泉源管理費用でございまして39万円の計上、北の原野営場取得事業につきましては、新観光計画に基づく三瓶観光の活性化を促すため、島根県からケビン、公衆便所、炊事場等を取得するもので4億2,015万8,000円の計上でございます。道路事故賠償金につきましては、大邑農道の落石及び市道の段差によります車両破損の損害賠償でございまして24万7,000円の計上、仁摩インターチェンジ周辺道の駅地域振興施設基本構想策定事業につきましては、全体構想のうち市において整備いたします地域振興施設部門の基本構想を策定するもので200万円の計上でございます。
次に、6ページでございます。除雪事業につきましては、除雪を委託する経費でございまして1,340万円の計上でございます。地域活力基盤創造交付金につきましては、追加割り当てによりまして市道二中前線の道路改良工事の測量委託及びロード銀山道の駅の用地取得、駐車場の舗装工事、国道取りつけ擁壁工事などを実施するもので7,500万円の計上、下水道事業特別会計繰出金につきましては、特別会計の補正に伴います69万6,000円の計上、市営住宅管理費につきましては、市営住宅のシロアリ被害箇所の修繕で170万円の計上、防災情報通信設備整備事業につきましては、地震速報、津波警報、弾道ミサイル情報等を瞬時に住民に伝達するため、J-ALERTを整備するもので600万円の計上でございます。通学用バス待合所設置事業につきましては、大田小学校野城分校の本校への統合に伴いまして児童の通学の安全性を確保するため、大田町天神2地区の市道栄町大沢線沿いにバス待合所を設置するもので90万円の計上でございます。中学校耐震化推進事業につきましては、平成22年度実施予定の第一中学校教室棟耐震補強工事にあわせまして屋上防水、外壁の塗装、給排水設備改修などを実施するための設計業務委託でございまして800万円の計上でございます。
次に、7ページでございます。第一中学校吹奏楽部全国大会参加補助につきましては、大会参加に伴います交通費、楽器購入費、練習会場使用料に対しまして補助するもので289万円の計上、国指定文化財保存修理事業につきましては、本年7月17日の集中豪雨によりまして大森町清水寺本堂の背後の斜面が崩壊したため、その災害復旧の市負担分事業費の10分の1を補助するもので64万円の計上でございます。
財源の内訳につきましては、国県支出金8,356万9,000円、市債4億4,590万円、その他財源24万7,000円、一般財源1億7,085万4,000円でございまして、一般財源の内訳でございますが、普通交付税で1億6,500万5,000円、児童手当、保育所運営費などの平成20年度精算に伴います追加交付で265万6,000円、20年度からの繰越金319万3,000円でございます。
8ページには、国民健康保険事業特別会計の補正予算総括表を掲げております。内容につきましては、職員人件費の減で16万8,000円の減額、また、繰越金を財源といたします平成20年度の精算に伴う返還金等で560万3,000円の計上でございます。
9ページには、介護保険事業特別会計の補正予算総括表を掲げております。内容につきましては、一般会計からの繰入金を財源といたします職員人件費の増で245万3,000円の計上でございます。
10ページには、簡易給水施設事業特別会計でございます。内容につきましては、一般会計からの繰入金を財源といたします職員人件費の増で12万8,000円の増額、また、一般会計の繰入金、分担金等を財源としまして仙山飲料水供給施設、朝山地区及び本郷地区営農飲雑用水施設の改修工事で330万円の計上でございます。
11ページには、農業集落排水事業特別会計を掲げてございます。内容につきましては、一般会計からの繰入金を財源といたします職員人件費の増で18万7,000円の増額、また、一般会計の繰入金を財源といたしまして、元井田地区の中継ポンプ非常通報装置の修繕でございまして340万円の計上でございます。
12ページには、下水道事業特別会計の総括を掲げております。内容につきましては、一般会計からの繰入金を財源といたします。職員人件費の増額で69万6,000円の計上でございます。
以上の内容によりまして、予算書の3ページをお開きいただきたいと思います。
議案第427号、平成21年度大田市の
一般会計補正予算(第5号)は、次に定めるところによるものでございまして、第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7億57万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ237億9,419万5,000円とするものでございます。歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
債務負担行為、第2条でございまして、
地方自治法(昭和22年法律第67号)第214条の規定により債務を負担する行為をすることができる事項、期間及び限度額は、「第2表 債務負担行為」によるものでございます。
地方債の補正、第3条、地方債の追加及び変更は、「第2表 地方債補正」によるものでございまして、4ページでございます。歳入でございます。地方交付税1億6,500万5,000円の増で補正後97億2,568万1,000円に、国庫支出金6,745万7,000円の増で補正後25億6,367万7,000円に、国庫負担金2,420万8,000円の増で12億6,969万8,000円に、国庫補助金4,324万9,000円の増で12億8,052万8,000円に、県支出金1,611万2,000円の増で15億1,398万5,000円に、県負担金455万9,000円の増で4億8,635万2,000円に、県補助金1,155万3,000円の増で9億1,395万6,000円に、繰越金319万3,000円の増で補正後319万4,000円に、諸収入290万3,000円の増で3億8,552万1,000円に、雑入同額の290万3,000円の増で補正後1億2,861万6,000円に、市債4億4,590万円の増で補正後31億8,645万円に、歳入合計でございます。7億57万円の増で補正後237億9,419万5,000円とするものでございます。
5ページ、歳出でございます。議会費187万2,000円の減で補正後1億8,620万5,000円に、総務費1,317万4,000円の減で補正後34億203万2,000円に、総務管理費4,724万4,000円の減で19億7,169万9,000円に、徴税費4,141万5,000円の増で2億3,093万2,000円に、戸籍住民基本台帳費1,931万円の増で1億2,125万4,000円に、選挙費655万2,000円の増で1億5,653万9,000円に、統計調査費2万1,000円の増で2,268万2,000円に、監査委員費8,000円の増で1,864万4,000円に、緊急経済対策費3,323万6,000円の減で8億8,028万2,000円に、民生費1億639万円の増で52億1,260万8,000円に、社会福祉費4,817万3,000円の増で30億5,182万6,000円に、児童福祉費3,973万4,000円の増で16億3,604万4,000円に、生活保護費1,848万3,000円の増で5億2,473万5,000円に、衛生費8,052万1,000円の増で22億8,067万3,000円に、保健衛生費5,585万4,000円の増で6億3,447万2,000円に、清掃費2,466万7,000円の増で9億9,427万3,000円に、農林水産業費1,318万円の減で7億9,550万8,000円に、農業費1,134万9,000円の減で、5億1,946万8,000円に、林業費184万8,000円の減で2億4,463万1,000円に、水産業費1万7,000円の増で3,140万9,000円に、商工費4億2,241万5,000円の増で20億1,422万8,000円に、土木費8,448万6,000円の増で17億2,544万4,000円に、土木管理費413万9,000円の増で1億874万7,000円に、道路橋梁費7,869万3,000円の増で8億6,911万6,000円に、河川海岸費3,000円の増で6,584万3,000円に、港湾費2万9,000円の増で505万4,000円に、6ページでございます。都市計画費159万9,000円の増で6億2,219万3,000円に、住宅費2万3,000円の増で5,449万1,000円に、消防費225万2,000円の増で7億5,126万6,000円に、教育費3,273万2,000円の増で17億7,880万9,000円に、教育総務費924万4,000円の増で3億4,992万4,000円に、小学校費1,967万8,000円の減で2億5,256万2,000円に、中学校費2,959万5,000円の増で2億4,979万4,000円に、幼稚園費857万8,000円の増で7,411万1,000円に、社会教育費72万円の減で5億8,519万8,000円に、保健体育費571万3,000円の増で2億6,722万円に、歳出合計でございますが、7億57万円の増で補正後237億9,419万5,000円とするものでございます。
続きまして、7ページ、債務負担行為でございます。
まず、大田市葬斎場管理料でございまして、期間は平成22年から26年度までの5年間でございます。限度額につきましては、単年度1,800万円の5年分でございまして、限度額9,000万円でございます。
三瓶観光リフト管理料につきましても、平成22年度から26年度までの5年間でございまして、限度額でございますが、単年度947万円の5年間でございまして、4,735万円でございます。
ミラドールさんべ管理料につきましても、平成22年度から平成26年度までの5年間でございまして、単年度155万円の5年分でございまして、775万円でございます。
続きまして、8ページ、地方債の補正追加でございます。起債の目的は北の原野営場取得事業でございまして、限度額は4億2,010万円でございます。起債の方法は証書借り入れ、または証券発行でございまして、利率につきましては年5%以内。ただし、利率見直し方式で借り入れる資金について、利率の見直しを行った後においては、当該見直し後の利率とするものでございます。償還の方法につきましては、借入先の融資条件によるものでございまして、ただし、市財政の都合により据置期間及び償還年限を短縮し、もしくは繰り上げ償還または借りかえすることができるものでございます。
続きまして、9ページは地方債の変更でございます。変更につきましては限度額の変更でございまして、起債の方法、利率、償還の方法につきましては変更はございません。
まず、地域活力基盤創造交付金事業につきましては、限度額8,150万円を9,970万円に限度額を変更するものでございます。
中学校耐震化推進事業につきましては、1,610万円を限度額、2,370万円に変更するものでございます。
続きまして、55ページをお開きいただきたいと思います。議案第428号、平成21年度大田市の
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによるものでございまして、第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ543万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ44億9,543万5,000円とするものでございます。歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございまして、56ページでございます。歳入でございます。繰入金16万8,000円の減で補正後3億4,942万6,000円に、一般会計繰入金、同額の16万8,000円の減で補正後2億9,942万6,000円に、繰越金560万3,000円の増で1億6,670万3,000円に、歳入合計でございますが、543万5,000円の増で補正後44億9,543万5,000円とするものでございます。
57ページ、歳出でございます。総務費16万8,000円の減で補正後8,036万7,000円に、総務管理費、同額の16万8,000円の減で補正後7,706万9,000円に、諸支出金、償還金及び還付加算金でございまして、560万3,000円の増で補正後1,090万5,000円に、歳出合計でございますが、543万5,000円の増で補正後44億9,543万5,000円とするものでございます。
続きまして、75ページをお願いしたいと思います。議案第429号、平成21年度大田市の
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによるものでございまして、第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ245万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ44億5,835万5,000円とするものでございます。歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございまして、76ページでございます。歳入でございます。繰入金245万3,000円の増で補正後7億1,979万3,000円に、一般会計繰入金、同額の245万3,000円の増で補正後6億6,493万7,000円に、歳入合計でございますが、245万3,000円の増で補正後44億5,835万5,000円とするものでございます。
77ページ、歳出でございます。総務費177万5,000円の増で補正後1億3,632万6,000円に、総務管理費、同額の177万5,000円の増で補正後9,474万8,000円に、地域支援事業費67万8,000円の増で補正後1億2,341万6,000円に、包括的支援事業・任意事業費、同額の67万8,000円の増で補正後1億283万2,000円でございます。歳出合計でございますが、245万3,000円の増で補正後44億5,835万5,000円とするものでございます。
続きまして、95ページをお開きいただきたいと思います。議案第430号、平成21年度大田市の
簡易給水施設事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございまして、第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ342万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億5,492万8,000円とするものでございます。歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございまして、96ページでございます。歳入でございます。分担金及び負担金、分担金でございまして70万円の増で補正後78万4,000円に、繰入金230万8,000円の増で補正後9,084万5,000円に、一般会計繰入金、同額の230万8,000円の増で補正後8,889万9,000円に、諸収入、雑入でございまして42万円の増で補正後3,595万4,000円に、歳入合計でございますが、342万8,000円の増で補正後2億5,492万8,000円とするものでございます。
97ページ、歳出でございます。簡易給水施設費342万8,000円の増で補正後1億7,004万6,000円に、歳出合計でございますが、342万8,000円の増で補正後2億5,492万8,000円とするものでございます。
続きまして、115ページをお開きいただきたいと思います。議案第431号、平成21年度大田市の
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございまして、第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ358万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ7,568万7,000円とするものでございます。歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございまして、116ページでございます。歳入でございます。繰入金、一般会計繰入金でございまして358万7,000円の増で補正後6,747万9,000円に、歳入合計でございますが、358万7,000円の増で補正後7,568万7,000円とするものでございます。
117ページ、歳出でございます。農業集落排水事業費でございまして358万7,000円の増で2,287万6,000円に、歳出合計でございますが、358万7,000円の増で補正後7,568万7,000円とするものでございます。
続きまして、133ページをお開きいただきたいと思います。議案第432号、平成21年度大田市の
下水道事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございまして、第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ69万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ11億2,139万6,000円とするものでございます。歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございまして、134ページでございます。繰入金69万6,000円の増で補正後2億113万2,000円に、一般会計繰入金、同額の69万6,000円の増で補正後1億6,133万2,000円に、歳入合計でございますが、69万6,000円の増で補正後11億2,139万6,000円とするものでございます。
続きまして、135ページ、歳出でございます。下水道事業69万6,000円の増で9億659万7,000円に、総務管理費、同額の69万6,000円の増で補正後5,032万7,000円に、歳出合計でございますが、69万6,000円の増で補正後11億2,139万6,000円とするものでございます。
以上が議案第427号、議案第428号、議案第429号、議案第430号、議案第431号並びに議案第432号の補正についてでございます。
○議長(
石原安明) 大野
上下水道部長。
[
上下水道部長 大野 晃 登壇]
○
上下水道部長(大野 晃) 議案第433号、平成21年度大田市
水道事業会計補正予算(第1号)につきまして、ご説明を申し上げます。補正の内容でございますが、職員人件費、委託料、薬品費、消費税及び地方消費税の4件の補正につきまして、お願いをするものでございます。
お手元にお配りしております補正予算書1ページをごらんいただきたいと思います。第1条は総則でございまして、平成21年度大田市
水道事業会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによると規定をいたしまして、第2条から第5条までの補正をお願いをするものでございます。
第2条の業務の予定量でございますが、職員人件費の補正に伴いまして第4項目めの主要な建設改良につきまして、上水道事業、配水設備改良費を99万3,000円増額いたしまして3億527万8,000円に、簡易水道事業、配水設備改良費を25万2,000円減額いたしまして2,783万3,000円にそれぞれ改めるものでございます。
第3条の収益的収入及び支出、並びに第4条の資本的収入及び支出の予定額につきましては、実施計画によりご説明をいたしますので、恐れ入りますが3ページをごらんいただきたいと存じます。
まず、収益的収入及び支出のうち、収入の補正はございません。
収益的支出につきましては、上水道事業費、営業費用、原水及び浄水費につきましては432万6,000円増額いたしまして1億1,235万5,000円に、職員給与費を給与改定等によりまして2万9,000円の増額、委託料を天日乾燥床の汚泥処理業務の実績増に伴いまして262万4,000円の増額、また、薬品費を異臭味対策のため、活性炭等の使用薬品の実績増に伴いまして167万3,000円増額いたすものでございます。配水及び給水費につきましては、職員給与費を547万1,000円減額いたしまして5,893万円に、総係費につきましては、職員給与費を8万2,000円減額いたしまして4,789万3,000円に、次に営業外費用、消費税及び地方消費税につきましては、委託料、薬品費の増額により控除対象仕入れ税額が増額することに伴いまして19万5,000円減額いたしまして1,574万7,000円といたすものでございます。
簡易水道事業費、営業費用の総係費の職員給与費を65万8,000円増額いたしまして2,226万9,000円に、支出合計では76万4,000円減額いたしまして補正後10億682万1,000円といたすものでございます。
次に4ページでございますが、資本的収入及び支出のうち、収入の補正はございません。
資本的支出でございますが、上水道資本的支出、建設改良費、配水設備改良費につきましては、職員給与費を99万3,000円増額いたしまして3億527万8,000円に、次に簡易水道資本的支出、建設改良費、配水設備改良費につきましては、職員給与費を25万2,000円減額いたしまして2,783万3,000円といたすものでございます。
支出合計では74万1,000円増額いたしまして補正後10億8,374万1,000円といたすものでございます。
恐れ入りますが、1ページへお返りいただきたいと思います。以上の補正内容によりまして第3条、収益的収入及び支出でございますが、収入につきましては変更ございませんが、支出につきましては支出合計の予定額を76万4,000円減額し、補正後10億682万1,000円といたすものでございます。この結果、消費税等税込収支では1,460万9,000円の収入超過でございまして、また、消費税及び地方消費税処理後の実収支では588万8,000円の黒字を予定するところでございます。
2ページでございますが、第4条、資本的収入及び支出でございますが、収入につきましては変更がございません。資本的支出の予定額を合計74万1,000円増額いたしまして10億8,374万1,000円といたすものでございまして、補正後の資本的収支不足額及びその補てん財源につきましては、予算第4条本文括弧書きを「資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額4億1,772万円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額823万8,000円及び過年度分損益勘定留保資金4億948万2,000円で補てんをするものとする」に改めるものでございます。
次に、第5条でございますが、予算第6条に定めました議会の議決を経なければ流用することのできない経費であります職員給与費を412万5,000円減額いたしまして1億3,558万9,000円に改めるものでございます。
なお、5ページ以降には補正予算給与費明細書を添付いたしておりますので、ごらんおきいただきたいと存じます。
以上で議案第433号、平成21年度大田市
水道事業会計補正予算(第1号)の説明を終わります。
○議長(
石原安明) 岩谷
市立病院事務部長。
[
市立病院事務部長 岩谷正行 登壇]
○
市立病院事務部長(岩谷正行) 議案第434号、平成21年度大田市
病院事業会計補正予算(第2号)につきましてご説明を申し上げます。
初めに、今回の補正の主な内容でございますが、2点ございます。まず1点目、大田市職員の給与に関する条例等の一部改正による減額と職員の異動等に伴います増額分、これの差し引き合計で人件費といたしまして1,714万6,000円の増額、そして2点目が看護職員修学資金貸与におきまして新たに1名の貸与申請がありましたので、30万円の追加補正をお願いするものでございます。
それでは、お手元にお配りしております大田市
病院事業会計補正予算書によりご説明を申し上げますので、1ページをごらんいただきたいと思います。
第1条は総則でございます。平成21年度大田市病院事業会計の補正予算(第2号)は、次に定めるところによると規定いたしまして、第2条から第5条までの補正をお願いするものでございます。
第2条の収益的収入及び支出並びに、第3条の資本的収入及び支出の予定額につきましては、その内容を実施計画によりご説明いたしますので、恐れ入りますが3ページをごらんいただきたいと思います。
まず、収益的収入及び支出でございますが、収入の補正はございません。
支出につきましては、病院事業費用、医業費用の給与費を1,714万6,000円増額いたしまして補正後24億1,757万円とするものでございます。その主な内訳でございますが、医師給249万1,000円と医師給の介護保険19万9,000円の増額は、医師の増員によるもの、看護師給580万4,000円と看護師給介護保険26万1,000円の減額は、給与改定及び随時募集による増額分を育児休業などの取得による減額分が上回ったことに伴うものでございます。医療技術員給254万円と医療技術員給介護保険9万8,000円の減額は、育児休業などの取得による減額でございます。技能員給につきましては、給与改定による減額でございます。事務員給178万7,000円と事務員給介護保険9万2,000円は会計間の異動に伴う減額でございます。次に医師手当でございますが、643万6,000円と医師手当介護保険51万4,000円の増額は、医師の増員によるものでございます。看護師手当823万円と看護師手当介護保険32万5,000円の減額、及び医療技術員手当133万1,000円と医療技術員手当介護保険5万2,000円の減額は給与改定並びに育児休業等の取得による減額でございます。技能員手当30万9,000円と技能員手当介護保険23万7,000円は給与改定に伴う減額、事務員手当18万1,000円と事務員手当介護保険9,000円の増額は超過勤務手当などの増によるものでございます。賃金につきましては、薬剤師、理学療法士などの資格を持った臨時職員の応募がなかったことにより、介護保険分合わせて106万9,000円の減額に、報酬につきましては、島根大学などからの診療支援、診療援助及びクラーク等職員の増により286万3,000円の増額、法定福利費につきましては、基礎年金の公的負担率などの改正により介護保険を合わせて2,659万1,000円の増額とするものでございます。
次に、4ページをごらんいただきたいと思います。資本的収入及び支出の収入につきましては、補正はございません。
資本的支出の長期貸付金でございますが、本年の9月議会で看護職員修学資金貸与について実績に基づく増額の補正予算をご承認いただいたところですが、その後、新たに1名の貸与申請がありましたので、6カ月分30万円の追加補正をお願いするものでございます。
恐れ入りますが、1ページにお返りいただきたいと思います。以上の補正内容によりまして第2条、収益的収入及び支出でございますが、収入の補正はございません。支出につきましては、予定額を1,714万6,000円増額いたしまして補正後44億973万1,000円とするものでございます。
次に、第3条、基本的収入及び支出の収入につきましては、補正はございません。支出におきまして、30万円増額いたしまして補正後5億5,604万8,000円にするとともに、補正後の資本的収支不足額及びその補てん財源につきましては、予算第4条本文括弧書きを「資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額2億418万円は、過年度分損益勘定留保資金2億418万円で補てんするものとする」に改めるものでございます。
次に、第4条の債務負担行為でございますが、事項、期間に変更はございません。限度額のみの変更でございまして、変更前1,425万円を90万円増額し、変更後1,515万円とするものでございます。
次に、第5条ですが、予算第7条に定めた議会の議決を経なければ流用することのできない経費であります。職員給与費を1,753万2,000円増額いたしまして22億9,015万円に改めるものでございます。
なお、5ページ以降には給与費明細書及び債務負担行為に関する調書を添付いたしておりますので、ごらんおきいただきたいと存じます。
以上で議案第434号、平成21年度大田市
病院事業会計補正予算(第2号)のご説明を終わります。
○議長(
石原安明) 渡邊総務部長。
[総務部長 渡邊 誠 登壇]
○総務部長(渡邊 誠) それでは、議案第435号から438号まで続けて私の方からご説明を申し上げます。
ご配付をいたしております議案書1ページをお開きをいただきたいと思います。議案第435号、大田市
三瓶山周辺観光施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例を、別紙のとおり制定することをお願いするものでございます。
5ページの説明資料により、ご説明を申し上げます。
まず、改正の理由でございます。島根県立三瓶自然館の附属施設でございます北の原野営場を取得することに伴い、平成22年度から大田市が
三瓶山周辺観光施設として管理運営することとなるため、所要の改正を行うものでございます。
内容でございます。4点ございます。
まず(1)点目、北の原キャンプ場を
三瓶山周辺観光施設として設置するものでございます。これまで島根県では野営場というふうに呼ばれておりましたけれども、今後は親しく呼ばれておりますキャンプ場に改めようとするものでございます。名称は北の原キャンプ場、位置は大田市三瓶町多根1121番地1でございます。
(2)点目、このキャンプ場の休場日、開場時間を定めるものでございまして、呼称は北の原キャンプ場、休場日は12月1日から翌年の3月31日、冬期間でございます。また、利用者も少ないということでございます。ただし、ケビン及びセントラルロッジにあっては12月29日から翌年の1月3日まで、いわゆる年末年始のお休みでございますが、までの間を除き、利用許可を受けて利用することができるとするものでございます。開場時間でございます。現行どおりではございますが、キャンプサイト、オートサイトが73区画、これに一般サイトがあるわけでございますが、宿泊の場合につきましては午後3時から翌日の午前11時、宿泊以外の場合は午前11時から午後3時まででございます。キャンプファイアー場でございますが、3カ所ございます。午前9時から午後9時まででございます。ケビン、大小合わせて13棟でございますが、宿泊の場合、午後4時から翌日の午前10時まで、宿泊以外の場合は午前11時から午後3時まで、セントラルロッジ1棟でございますが、午前9時から午後9時までとするものでございます。
次に、(3)点目の北の原キャンプ場での禁止行為を規定したものでございまして、禁止する行為を次のとおりお願いするものでございます。まず①点目、竹木を伐採し、または竹木以外の植物を採取すること。②点目、鳥獣類を捕獲し、殺傷し、または脅かすこと。③点目は、指定された場所以外の場所に車両を乗り入れ、またはとめ置くことでございます。場内は、基本的に自動車通行可能道路と歩道に区分をされておるものでございます。④点目、危険物を持ち込むこと。⑤点目、指定された場所以外の場所でたき火及び野営をすることでございます。市長が正当な理由があると認める場合は、禁止行為を行うことができることを規定するものでございます。
次に、(4)点目のこのキャンプ場の施設の利用料金でございます。現行どおり上限額を定めるとするものでございます。
まずキャンプサイト、先ほども申し上げましたが、オートサイト、一般サイトに分かれるわけでございます。オートサイトは73区画でございます。そのうち、電源設備があるものとないものがあるわけでございますが、まず、ないものがオートサイト73区画の宿泊1サイト1泊につき4,470円、宿泊以外につきましては2,230円でございます。この73区画のうち、7区画につきましては電源設備がございまして、これを加算するものでございまして、宿泊につきましては600円、それ以外でございますと300円、それぞれ加算するものでございます。次に、一般サイトでございます。宿泊、テント1張り1泊につき1,100円をお願いするものでございまして、約100から120張りのテントを張ることが可能と言われております。宿泊以外につきましては550円でございます。
キャンプファイアー3カ所でございますが、1カ所1回につき2,850円。
ケビン、小型、5人定員でございます。10棟ございますが、宿泊につきましては1棟1泊につき1万2,360円、宿泊以外につきましては1棟1時間につき910円でございます。大型ケビンでございます。10人定員でございますが、宿泊につきましては1棟1泊につき2万2,440円、宿泊以外、1棟1時間につき1,660円、3棟ございます、これが。
セントラルロッジにつきましては、多目的ホールと集会所を備えた1棟でございますが、1時間につき多目的ホールにつきましては1,000円、集会室につきましては670円をお願いするものでございます。
施行期日は、平成22年4月1日から施行をするものでございます。
7ページをお開きいただきたいと思います。議案第436号でございます。
大田市立病院使用料及び
手数料条例の一部を改正する条例を、別紙のとおり制定することをお願いするものでございます。
9ページの説明資料でご説明を申し上げます。
まず理由でございますが、3点ございます。
(1)点目、産婦人科において人工授精による不妊治療を行うことに伴い、新たに手数料を徴収するため、所要の改正をお願いするものでございます。ご承知のように本年6月に1名、ドクターの確保ができまして現行2名から3名になるということでございまして、人工授精による不妊治療、自由診療でございますが、これを行うものでございます。
(2)点目、日本脳炎の予防接種で新たに開発されたワクチンを使用することに伴い、その手数料について所要の改正をお願いするものでございます。
(3)点目といたしましては、インフルエンザ菌による細菌性髄膜炎等の感染症予防としてインフルエンザ菌予防接種を行うことに伴い、新たに手数料を徴収するため、所要の改正をお願いするものでございます。
その内容でございます。
まず、(1)点目の手数料の追加でございます。人工受精料につきましては、1回につき1万2,600円でございます。②点目、インフルエンザ菌予防接種料につきましては、1回目、初診料も含めてでございますが9,450円、2回目以降6,300円とするものでございます。
(2)点目、手数料の金額の変更でございますが、日本脳炎予防接種1回につき、現行6,300円を改正後8,400円とするものでございます。これにつきましては、新薬が出まして副作用が比較的少ないというものを採用するものでございます。
施行期日等につきましては、平成22年1月1日から施行するものでございます。
次に、10ページでございます。議案第437号、辺地に係る
公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律第3条第1項の規定により、次の辺地に係る
公共的施設の
総合整備計画を別紙のとおり策定することについて、議会の議決をお願いするものでございます。辺地名は、多根辺地でございます。
11ページには参考資料、12ページに整備計画書をおつけしておりますので、これによりご説明を申し上げます。
まず、12ページの整備計画書でございますが、辺地の概要でございます。辺地を構成する町または字の名称は、大田市三瓶町多根でございます。(2)点目、地域の中心の位置でございますが、大田市三瓶町多根イ276番地でございます。辺地度点数につきましては、131点でございます。なお、この辺地度点数の基準でございますけれども、辺地に係る
公共的施設の
総合整備計画のための財政上の特別措置等に関する法律施行規則第2条の規定によりまして、辺地度の点数が100点以上とされておりますので、申し添えるものでございます。
次に、大きな2番目の
公共的施設の整備を必要とする理由でございます。いろいろと書いておりますが、前段には多根地域の概略並びに国立公園三瓶山の概略について記載をいたしております。当該施設の取得によりまして今後は定期的なイベントを開催し、各種の取り組みを通じまして、さらに野外活動、アウトドアライフの過ごし方や楽しみ方を利用者に伝え、新たな利用者やリピーターの獲得をもたらし、自然とアウトドアライフの好適地・三瓶のイメージの定着を図る取り組みを進めようとするものでございます。さらに周辺のハイキングコースや登山・トレッキングコース、サイクリングコース、隣接する三瓶青少年交流の家、三瓶自然館や木工館、温泉施設、山村留学施設、石見銀山のトレッキングとの連携を図るとともに自然観察や環境学習の体験学習の場として活用するなど、市としてもキャンプ場を核とした一元的な三瓶山周辺の観光関連施設の管理及び展開を図ろうとするものでございます。
次に、13ページの公共施設の整備計画でございます。施設名でございますが、これは辺地に係る
公共的施設の総合計画のための財政上の特別措置等に関する法律でございまして、これに基づいておるものでございまして、同法施行令第2条による観光またはレクリエーションに関する施設と位置づけられております名称を掲げております。事業費につきましては4億2,015万8,000円でございまして、当該金額は不動産鑑定評価に基づきます金額でございます。
次に、14ページでございます。議案第438号、過疎地域自立促進特別措置法第6条第6項において準用する同条第1項の規定により、大田市
過疎地域自立促進計画を変更することについて、議会の議決をお願いするものでございます。
15ページには参考資料、16ページには計画書、19ページに説明資料をおつけしておりますので、説明資料によりご説明を申し上げます。
まず、1点目の変更の理由でございます。現在、大田市
過疎地域自立促進計画、平成17年~平成21年の時限立法でございますが、これに基づきまして産業振興、生活環境等の整備を計画的に実施しているところでございます。このたび、過疎対策事業債を充当する事業を新規に実施するに当たりまして、当該事業の大田市
過疎地域自立促進計画への登載が必要であることから、過疎地域自立促進特別措置法第6条第6項において準用する同条第1項の規定により、本計画の変更について議会の議決をお願いするものでございます。
まず、変更の内容でございますが、2点ございます。
①点目は、文言の修正でございます。区分といたしまして産業の振興、その対策でございます。これまで5番目の地場産業といたしまして10番目のコミュニティービジネス等しかなかったわけですが、これに新たに11番目といたしまして、ロード銀山を道の駅として整備し、地域の地産地消の推進と地域情報の発信拠点施設としての機能強化を図るというものを加えるものでございます。
次、②点目、事業の追加でございます。地場産業の振興、流通販売施設を新たに加えるものでございまして、その事業内容につきましては道の駅整備事業、用地取得、駐車場整備、施設改修等でございまして、事業主体は大田市でございます。以上でございます。
○議長(
石原安明) 和田
産業振興部長。
[
産業振興部長 和田和夫 登壇]
○
産業振興部長(和田和夫) それでは、議案第439号についてご説明をいたします。
議案書の20ページをお願いいたします。議案第439号、波根町
波根東地区市営土地改良事業を施行することにつきまして、土地改良法第96条の2第2項の規定によりまして、議会の議決をお願いするものでございます。
20ページの下段の方に事業の内容について掲げております。施行場所でございます。波根町波根東地区。事業名、農山漁村活性化プロジェクト支援交付金事業。事業の概要でございます。パイプライン延長1,000メートル、排水路延長130メートル、事業費につきましては8,000万円、施行方法は請負によるものでございます。
21ページには土地改良法の抜粋、また、22ページは事業計画の一般平面図を添付しておりますので、ごらんおきをいただきたいと思います。
以上で議案第439号の説明を終わります。
○議長(
石原安明)
富田市民生活部長。
[
市民生活部長 富田正治 登壇]
○
市民生活部長(富田正治) そういたしますと、23ページをお開き願いたいと思います。議案第440号、大田市葬斎場の
指定管理者を指定することにつきまして、
地方自治法の規定に基づきまして、議会の議決をお願いいたそうとするものでございます。
25ページの説明資料により、ご説明をさせていただきます。
施設の名称でございますが、当市の葬斎場であります大田葬斎場、温泉津葬斎場、仁摩葬斎場の3施設でございます。
次に、施設の所在地及び概要についてでございますが、所在地は大田葬斎場が大田市鳥井町鳥井1135番地2、温泉津葬斎場が温泉津町福光イ160番地2、仁摩葬斎場が仁摩町仁摩322番地でございます。施設の概要は、3施設とも主要施設は待合棟、火葬棟、駐車場でございまして、構造は鉄筋コンクリートでございます。炉の数でございますが、大田葬斎場は2基及び胞衣炉1基、温泉津葬斎場、仁摩葬斎場が各1基でございます。
指定管理となる団体でございますが、企業組合労協しまね事業団で、所在地は大田市大田町大田イ129番地、代表者は三登文郎氏でございます。
選定結果等は、後ほど申し上げます。
指定する期間でございますが、平成22年4月1日から平成27年3月31日までの5年間でございます。
続きまして、26ページをお開き願います。選定結果についてでございます。
まず、審査の経過でございますが、お示しをいたしておりますとおり、募集要項等の審査を本年7月1日に行い、公募いたしましたところ、合資会社ヤスダと企業組合労協しまね事業団の2社から応募がありました。申請書類等の審査、応募者のプレゼンテーション、ヒアリングを経まして総合審査を、お示しいたしております日程で慎重に審査を行いました。
選定結果による候補者団体は、企業組合労協しまね事業団であります。
審査内容でありますが、お示しをいたしておりますように平等な利用の確保とサービスの向上、管理が安定的に行えるか等を書類審査、プレゼンテーションとヒアリングを実施の上、審査基準に基づきまして審査したところでございます。
評価及び結果についてでありますが、採点結果は、合資会社ヤスダが150点満点中94.0点、得点率62.7%でありました。企業組合労協しまね事業団につきましては137.4点、得点率91.6%でありました。2団体とも該当施設の
指定管理者とするに足りるものと評価したところでございますが、総合得点でまさっておりました企業組合労協しまね事業団を候補者として選定したところでございます。それぞれの評価と採点につきましては、記載をいたしておるとおりでございます。
27ページの方へ審査表をお示しいたしております。
また、28ページに候補者の組織の概要を添付いたしておりますので、ごらんおきをお願いをいたします。以上でございます。
○議長(
石原安明) 和田
産業振興部長。
[
産業振興部長 和田和夫 登壇]
○
産業振興部長(和田和夫) それでは、議案第441号から議案第443号まで3議案、いずれも
指定管理者の指定についてでございますが、ご説明をいたします。
議案書29ページをお願いいたします。議案第441号、
三瓶山周辺観光施設(国民宿舎さんべ荘)の指定管理を指定することにつきまして、
地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決をお願いをするものでございます。
30ページには、
地方自治法の抜粋を掲げてございます。
31ページの説明資料により、説明を申し上げます。
施設の名称でございます。
三瓶山周辺観光施設、国民宿舎さんべ荘でございます。
施設の所在地、大田市三瓶町志学2072番地1でございます。
施設の概要、土地、所在地が大田市三瓶町志学2072番地1ほかでございます。面積2万752.78平方メートル。建物、宿舎、本館が3,322.13平方メートル、別館が540.98平方メートルでございます。附帯施設でございます。屋内施設、電気設備、放送設備、給排水衛生設備、空調設備、厨房設備、温泉設備、エレベーター設備、CS受信設備でございます。屋外施設、車庫、無人市場、足湯、事務所、温泉設備、駐車場でございます。
指定管理者となる団体でございます。名称はさんべ開発協議会、所在、大田市長久町長久イ273番地、代表者氏名、会長、細田年成氏でございます。
選定結果につきましては、後ほど説明を申し上げます。
指定する期間、平成22年4月1日から平成27年3月31日までの5年間でございます。
32ページをお願いいたします。選定結果についてでございます。
施設の名称は国民宿舎さんべ荘。
応募団体等でございます。東洋観光株式会社、さんべ開発協議会、株式会社中央ビルサービス、株式会社ラウ、有限会社松乃家の5事業所でございます。
指定の期間でございますけれども、平成22年4月1日から平成27年3月31日でございます。
審査の経過でございます。審査の期間でありますが、募集要項の審査を平成21年7月1日から開始をいたしました。総合審査が平成21年11月9日でございます。この間の経過といたしまして、この国民宿舎さんべ荘の
指定管理者を公募いたしました結果、先ほどの5団体から申請書の提出がございました。書類審査の段階、10月13日でございますけれども、株式会社ラウより自社事情を理由とした申請の取り下げの申し出があり、これを受理をいたしたところでございます。選定委員会におきましては、残る4団体に対してプレゼンテーション及びヒアリングを実施をいたしました。さらにプレゼンテーション及びヒアリングを実施後、10月26日でございますけれども、東洋観光株式会社より自社事情を理由とした申請の取り下げの申し出があり、これを受理いたしまして残る3団体におきまして総合審査を行ったところでございます。
その結果、候補者でございますが、さんべ開発協議会でございます。
審査の内容につきましては、利用者の平等な利用の確保、サービスの向上、公の施設の効用を最大限に発揮する。また、管理費経費の縮減、事業計画に沿った管理を安定的に行う、その他、地元人材の活用、地産地消に取り組むという基準でもって審査を実施したところでございます。
33ページでございますが、選定の審査基準に基づきまして採点を行った結果、さんべ開発協議会75.9点、有限会社松乃家74.8点、株式会社中央ビルサービス69.7点の評価でございました。以上のことから
指定管理者の候補者として、さんべ協議会を選定をいたしました。この評価でございますが、以下3事業所記載しておりますので、ごらんおきをいただきたいと思います。
34ページには審査表、35ページには候補者の組織概要をお示ししておりますので、ごらんおきをいただきたいと思います。
次に、議案書36ページお願いいたします。議案第442号でございます。
三瓶山周辺観光施設(
三瓶観光リフト)の
指定管理者を指定することにつきまして、
地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。
37ページには、
地方自治法の抜粋を掲げてございます。
38ページ、説明資料により、ご説明をいたします。
施設の名称、
三瓶山周辺観光施設、
三瓶観光リフトでございます。
施設の所在、大田市三瓶町志学ロ1640番地2。
施設の概要でございます。土地、所在地、大田市三瓶町志学ロ1640番地2ほかでございます。面積は30万3,506平方メートル。建物、第1リフト、2人乗りリフトが855.95メートル、第2リフト、2人乗りリフト507.57メートル、第3リフト、1人乗りリフト306.21メートルでございます。雪嶺の家、重機車庫、車庫、物置、倉庫、駅舎、切符売り場でございます。附帯施設として送電設備、ナイター設備、機械装置設備、信号保安通信設備でございます。
指定管理者となる団体でございますが、名称、
三瓶観光リフト協議会、所在、大田市三瓶町志学ロ1640番地2、代表者氏名、会長、水口 郷氏でございます。
選定結果につきましては、後ほどご説明を申し上げます。
指定する期間、平成22年4月1日から平成27年3月31日までの5年間でございます。
39ページをお願いいたします。選定結果でございます。
施設名が
三瓶観光リフト、応募団体は
三瓶観光リフト協議会、1社でございます。
指定期間が平成22年4月1日から平成27年3月31日でございます。
審査の経過でございます。募集要項等の審査を平成21年7月1日から開始をいたしました。総合審査が平成21年10月27日でございます。
候補の団体名、
三瓶観光リフト協議会でございます。
審査内容は先ほどと同様、利用者の平等な利用の確保、サービスの向上、公の施設の効果を最大限に発揮すること、管理費経費の縮減、また、安定的な管理を行う、その他、地元人材の活用でございます。この内容によりまして、審査を実施をいたしました。
申請者、
三瓶観光リフト協議会でございますが、69.5点の評価を得たところでございます。評価につきましては以下、記載をいたしております。その結果、
三瓶観光リフト協議会の選定をいたしたところでございます。
40ページには審査表、41ページには候補者の組織概要を記載をいたしております。ごらんおきをいただきたいと思います。
次、議案書42ページをお願いをいたします。議案第443号、
三瓶山周辺観光施設(ミラドールさんべ)の
指定管理者の指定をすることにつきまして、
地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。
43ページには、
地方自治法の抜粋を掲げてございます。
44ページの説明資料をお願いをいたします。
施設の名称でございます。
三瓶山周辺観光施設、ミラドールさんべ。
施設の所在地、大田市三瓶町志学ロ1640番地2。
施設の概要でございます。土地の所在地、大田市三瓶町志学ロ1640番2、建物、レストハウス694.9平方メートルでございます。附帯施設、屋内設備として電気設備、放送設備、給排水衛生設備、空調設備、厨房設備、テレビ共聴設備でございます。屋外施設といたしまして取水設備でございます。
指定管理者となる団体、名称、
三瓶観光リフト協議会、所在、大田市三瓶町志学ロ1640番地2、代表者氏名、会長、水口 郷氏でございます。
選定結果につきましては、後ほどご説明を申し上げます。
指定する期間、平成22年4月1日から平成27年3月31日までの5年間でございます。
45ページをお願いいたします。選定結果についてでございます。
施設名はミラドールさんべ、応募団体につきましては
三瓶観光リフト協議会、三瓶東の原の2事業者でございました。
指定期間は、平成22年4月1日から平成27年3月31日でございます。
審査の経過、募集要項等の審査を平成21年7月1日から開始をいたしました。総合審査が平成21年11月16日でございます。
候補者の団体名は、
三瓶観光リフト協議会でございます。
審査内容でございますが、これも審査基準につきましても先ほどと同様、利用者の平等な利用の確保とサービスの向上、公の施設の効用を最大限に発揮する、管理経費の縮減、また、安定的な管理、その他地元人材の活用、地産地消でございます。
その結果、審査の結果でございます。
三瓶観光リフト協議会は64.7点、三瓶東の原は57.4点の評価となりまして、ミラドールさんべの指定管理、これの候補としては
三瓶観光リフト協議会を選定をしたところでございます。以下、2事業所の評価につきまして記載をいたしておりますので、ごらんおきをいただきたいと思います。
次に、47ページには審査表、48ページには候補者の組織概要につきましてお示しをいたしております。ごらんおきをいただきたいと思います。以上でございます。
○議長(
石原安明) 渡邊総務部長。
[総務部長 渡邊 誠 登壇]
○総務部長(渡邊 誠) それでは、議案第444号並びに第445号、議案集49ページでございますが、続けてご説明を申し上げます。次のとおり、財産を取得することについて、
地方自治法第96条第1項第8号の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。
まず1点目、財産の表示でございます。土地でございますが、所在、島根県大田市大田町大田字竹崎イ421番3でございます。地目は宅地でございます。面積は5,001.02平方メートルでございます。
取得の目的でございますが、市民会館駐車場用地として予定しているものでございます。
3点目、取得金額1億7,958万8,000円でございます。
相手方は、松江市殿町1番地、溝口善兵衛島根県知事でございます。
50ページには参考資料をおつけいたしておりますので、ごらんおきいただきたいと思います。
次に、51ページでございます。議案第445号でございます。同じく財産の取得でございまして、次のとおり、財産を取得することについて
地方自治法第96条第1項第8号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。
財産の表示でございますが、建物等、北の原野営場施設、所在地、島根県大田市三瓶町多根1121番1、種類、セントラルロッジほか建築物29棟及び工作物でございます。構造、鉄筋コンクリートづくりスレートぶき2階建てほかでございます。延べ床面積が2,653.10平方メートル、工作物面積が2,079.50平方メートルでございます。
その目的でございますが、当該施設は、隣接する大田市の施設と一体的な施設であり、このたびの取得をもって今後一元的な管理を行うことにより、一層の集客力の向上を図り、新観光計画に基づく三瓶観光の活性化を促すためでございます。
取得金額は、4億2,015万7,500円でございます。
53ページには参考資料をおつけいたしておりますので、ごらんおきをいただきたいと思います。以上でございます。
○議長(
石原安明) 楫建設部長。
[建設部長 楫 智男 登壇]
○建設部長(楫 智男) 議案第446号並びに議案第447号の2件につきまして、ご説明申し上げます。
まず、議案書54ページでございます。議案第446号、提案理由をご説明申し上げます。示談によりまして、損害賠償の額を決定することについて、
地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定によりまして、議会の議決をお願いするものでございます。
損害賠償の額でございますが、17万8,379円でございます。
相手方、大田市三瓶町池田2310番地、福井鶴義氏でございます。
事故の概要でございますが、発生年月日は平成21年10月2日でございます。事故発生場所は、大田市三瓶町池田2588番5、大邑広域農道でございます。状況でございますが、相手方所有の小型乗用車が大邑広域農道のループ部分、これのカーブ付近を走行中にのり面からの約30センチぐらいの転石でございますが、これが車両の下に入り込みましてガソリンタンク等が損傷したものでございます。事故の処理方法でございますが、示談による処理といたしております。過失割合につきましては、当方100、相手方ゼロでございます。
次ページには、関係法令の抜粋をお示ししております。
続きまして、議案書56ページでございます。議案第447号の提案理由のご説明を申し上げます。示談によりまして、損害賠償の額を決定することにつきまして、
地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定によりまして、議会の議決をお願いするものでございます。
損害賠償の額でございますが、6万8,482円でございます。
相手方、大田市大田町大田ロ1088番地の13、松岡英治氏でございます。
事故の概要でございます。発生年月日は平成21年10月11日、事故発生箇所は大田町大田イの222番地6地先、市道グリコ横線と市道大田停車場線との丁字路でございます。事故の状況でございますが、相手方が小型乗用車で丁字路を右折しようとした際に路面が一部盛り上がっておりまして、このことによりまして車両の下部が路面と接触いたしまして、マフラー等が破損したものでございます。処理方法は、示談による処理といたしております。過失割合につきましては、当方50、相手方50ということでございます。
次ページには、関係法令の抜粋をお示ししております。以上でございます。
◎日程第6
議員提出議案上程[
提案理由説明・質疑・討論・表決]
○議長(
石原安明) 日程第6、続いて、議員提出議案を上程いたします。
議案第448号、
飲酒運転撲滅宣言に関する決議についてを議題といたします。
朗読いたさせます。
[
事務局職員朗読]
○議長(
石原安明) 提案理由の説明を求めます。
3番、三浦 靖議員。
[3番 三浦 靖 登壇]
○3番(三浦 靖) 12月議会を迎えますと、年の瀬が迫ってきましたということで皆さんの方の気持ちも何かと慌ただしくなり、ゆとりを持って自動車の運転の方をしていただきたいと考えております。交通事故のない安全で安心な地域社会の構築は、我々すべて市民の願いであります。そのためにここ大田市におきまして日々それぞれの地域において交通安全活動をされていらっしゃる団体、個人がおいでになられ、心から敬意を表する次第でございます。
さて、我が国の交通事故死亡者数は昭和45年、史上最悪の1万6,765人をピークに幾度かの増減を繰り返しながら昨年、平成20年は5,155人となり、交通死亡事故防止の対策は着実に成果を上げているところであります。しかしながら、重大事故に直結する飲酒運転は特に幼い女児2人が亡くなった東名高速飲酒運転事故、また、3人の子供たちが犠牲となった福岡市職員による飲酒運転事故など、皆さんの記憶にも新しいと存じますけれども、とうとい命を一瞬にして奪うむごたらしいものであるにもかかわらず、その発生は後を絶たず、その結果、平成19年には危険運転致死傷罪が新設、また、本年6月には違反点数の引き上げなど、厳罰化がますます進んでおります。
大田市におきましても、まことに残念ながら2年続けて職員による飲酒運転が発覚し、処分をいたしているところでございます。それを受け、先般大田市役所は、飲酒運転根絶運動に協力するとして全職員888名の署名を添えて、大田市役所安全運転管理者である渡邊総務部長の手によって大田警察署の方へ提出されております。
そこで忘年会、新年会と酒席の機会が最も多くなるこの時期に大田市議会といたしましても、飲んだら乗らない、乗るなら飲まない、乗るなら飲ませない、この飲酒運転追放撲滅運動に積極的に取り組み、市民の先頭に立って交通安全意識の徹底を呼びかけるべきと考えております。議会と執行部はもとより官民挙げて飲酒運転撲滅に取り組むことに
議員各位のご賛同をお願いいたしまして、提案理由といたします。
○議長(
石原安明) ただいまの説明についてご質疑はありませんか。
19番、福田佳代子議員。
○19番(福田佳代子) この内容については、私も賛成するものです。ですが、少しお聞かせいただきたいと思いまして質問をいたします。
1点目、登壇しておっしゃいましたように、ことしの初め、消防職員による飲酒運転が発覚いたしました。それで処分もされているところです。そのことをもってしてというわけではないですけれども、すべての市民、そして職員も議員も飲酒運転はしてはならないということを強く肝に銘じているはずです。今回12月に入って、こういう決議を上げられるということではあるんですけれども、職員による飲酒運転があった、例えばその後の議会だとか、だから、そういうことがあってすぐ対応するというようなこと、そういうことがあってもよかったんではないかなと思うんですけれども、今こうして出されたということについてどういうことであったのか、お聞かせいただきたいと思います。
それから、県下8市の状況はこうした決議されているのかどうなのか、お聞かせいただきたいと思います。
2点ほどお願いします。
○議長(
石原安明) 3番、三浦 靖議員。
○3番(三浦 靖) まず、こういった処分があったときに早急にすべきではなかったかというふうにおっしゃったと思います。その点につきまして私も同様でございまして、大田市議会としてもっと早くこういった取り組みをすべきことではなかったかなと痛感しておりますが、そういったことに関しては、19番議員さん先頭に立って、ぜひそういった皆さんのご協力を呼びかけていただきたかったなというのが率直な感想でございます。
それから、2点目につきまして県下8市他市の状況につきましては、確認をしておりません。以上でございます。
○議長(
石原安明) 19番、福田佳代子議員。
○19番(福田佳代子) ほかの市町村がどうであろうかというのは別に気にすることもないとは思うんですけれども、こうした問題については本当に全国での飲酒運転による、登壇しておっしゃいましたような痛ましい死亡事故まで起こしているという、そういうことがあって私たちはもうしっかり肝に銘じているわけですね。それをさらにこうした決議を出されるというのは、ここ最近、何かこうした不祥事とかいうのがもしかしたらあったのかなという気もしておりまして、お聞きしたわけです。その点は別になければ、ないとは思うんですけれども、どうでしょうか。
それから、議会の活性化からしますと、こうした議員提案で提出議案をされる、決議されるというのは非常にいいことなんですね。すごく市民のことを思って、私たちもしっかり姿勢を正して議員活動しましょうという、そういう内容もあるだろうとは思うんですけれども、今の時期、例えば市民の人たちが思っていること、特に
後期高齢者医療制度のすぐ廃止というようなことは民主党政権の中においては非常に公約とぶれているわけですね。そうしたような問題などもぜひ今後、議員提案で出していただいて意見書を国に上げましょうという決議、そういうことも大いにしていただきたいということを期待しております。もう一度お願いします。
○議長(
石原安明) 3番、三浦 靖議員。
○3番(三浦 靖) 本件と余り関係のないことかなと思っておりますので、私がお答えすべきものではないと思っております。ただし、何かこれ、今回の決議において火急な何か事案が発生したのかどうかということを尋ねられておられますので、それにつきましては全くございません。ただ、提案理由の中でも述べましたように、今後これから特に12月、1月は酒席の機会が非常に多いと、そういった中、それからまた先般、大田市役所安全運転管理者である渡邊部長の手によって大田市職員の総意を持ってこの飲酒運転撲滅の協力をとられるという、この点において我々議会も呼応するべきではないかと考えたところでございます。以上でございます。
○議長(
石原安明) ほかにありませんか。………ないようでありますので、以上で本案に対する質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本案は、直ちに採決することにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
石原安明) ご異議なしと認め、本案を採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立全員]
○議長(
石原安明) 起立全員であります。
よって、議案第448号は、原案のとおり決しました。
ただいま議決いたしました決議は、直ちに関係先へ送付いたします。
◎日程第7 選挙
○議長(
石原安明) 日程第7、これより選挙を行います。
選第23号、大田市
選挙管理委員会委員及び同補充員の選挙であります。
本選挙につきましては、現在の委員及び補充員の任期がこの12月4日をもって満了いたしておりますので、改めて選挙を行うものであります。
説明資料として
地方自治法の抜粋を添付いたしております。
お諮りいたします。
選挙の方法につきましては、
地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選により行いたいと思います。これにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
石原安明) ご異議なしと認めます。
よって、選挙の方法は、指名推選によることに決定いたしました。
続いて、お諮りいたします。
指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
石原安明) ご異議なしと認めます。
よって、議長において指名することに決定いたしました。
それでは、まず、選挙管理委員には、静間町の宮脇幸好さん、大田町の品川昭治さん、仁摩町の白枝利子さん、三瓶町の原田千鶴子さんの以上4名の方を指名いたします。
お諮りいたします。
ただいま指名いたしました4名の方を選挙管理委員の当選人と定めることにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
石原安明) ご異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしました静間町の宮脇幸好さん、大田町の品川昭治さん、仁摩町の白枝利子さん、三瓶町の原田千鶴子さんの以上4名の方が選挙管理委員に当選されました。
続いて、選挙管理委員補充員には、次の方を指名いたします。
第1位順位には、温泉津町の中島公人さん、第2順位には、大田町の石賀 了さん、第3順位には、仁摩町の上野明義さん、第4順位には、大森町の龍 文子さん、以上4名の方を指名いたします。
お諮りいたします。
ただいま指名いたしました4名の方を選挙管理委員補充員の当選人と定めることにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
石原安明) ご異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしました第1位順位には、温泉津町の中島公人さん、第2順位には、大田町の石賀 了さん、第3順位には、仁摩町の上野明義さん、第4順位には、大森町の龍 文子さん、以上4名の方が順序のとおり選挙管理委員補充員に当選されました。
◎日程第8 休会について
○議長(
石原安明) 日程第8、休会についてお諮りいたします。
明8日は、議案熟読のため休会いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
石原安明) ご異議なしと認めます。
よって、あす8日は議案熟読のため休会することに決しました。
なお、明後9日からは一般質問に入りますので、念のため申し上げます。
以上で、本日の日程はすべて終了いたしました。本日は、これにて散会いたします。
午前11時49分 散会...