大田市議会 2007-09-20
平成19年第 5回定例会(第5日 9月20日)
平成19年第 5回定例会(第5日 9月20日)
平成19年9月定例会
大田市議会会議録
平成19年9月20日(木曜日)
――――――――――――――――――――
議事日程(第5号)
平成19年9月20日(木)午前9時開議
第1
付託案件審査報告・
委員長報告に対する質疑
議案第152号 平成18年度大田市
水道事業決算認定について
議案第153号 平成18年度大田市
病院事業決算認定について
[
決算審査特別委員長]
議案第154号 平成19年度大田市
一般会計補正予算(第2号)(歳入、所
管歳出)
議案第158号 大田市
石見銀山拠点施設の設置及び管理に関する
条例制定に
ついて
議案第159号 大田市職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正する条例
制定について
議案第160号 大田市職員の勤務時間に関する条例の一部を改正する条例制
○議長(有光孝次) おはようございます。
これより本日の会議を開きます。
ただいまのご出席は全員でありますので、議会は成立しております。
本日の議事日程はお手元に配布のとおりといたします。
◎日程第1
付託案件審査報告・
委員長報告に対する質疑
○議長(有光孝次) 日程第1、先に、
常任委員会並びに
特別委員会に付託いたしました議案第152号から議案第165号までの14件についての審査報告及び
委員長報告に対する質疑を行います。
各委員会における審査の経過及び結果について、それぞれ委員長より報告を求めます。
初めに、議案第152号及び議案第153号の2件を一括議題といたします。
決算審査特別委員会における審査の経過及び結果について、委員長より報告を求めます。
15番、
塩谷裕志議員。
[15番 塩谷裕志 登壇]
○15番(塩谷裕志) 皆さん、おはようございます。
去る9月10日の本会議におきまして、
決算審査特別委員会に付託されました議案第152号、平成18年度大田市
水道事業決算認定について、並びに議案第153号、平成18年度大田市
病院事業決算認定について審査を終えましたので、その結果と経過、可否判定の中で示されました主な意見と指摘についてご報告申し上げます。
当委員会は、9月13日、全委員出席のもと開催いたしました。
審査に先立ち、正副委員長の互選を行い、委員長に不肖、私、塩谷裕志、副委員長に
内藤芳秀議員が選任され、審査等の進め方並びに資料等の提出について確認の後、議案第153号、平成18年度大田市
病院事業決算認定について審査に入りました。
病院事業決算審査には、竹腰市長、蓮花副市長、
岡田病院長、
川上病院事務部長、
岸本病院看護部長を始め、
関係部課長の出席を得て、審査に入りました。
最初に、竹腰市長並びに
岡田病院長よりごあいさつを受け、その後、
川上病院事務部長より、平成17年度
決算審査特別委員長対応調書並びに平成18年度
事業決算の概況につき、説明を受けました。
主な点としましては、当院は平成18年度、救急医療や
リハビリテーション医療及び人工透析など、積極的に取り組み、大田二次医療圏の中核病院としての役割を担ってまいりました。
当院でも、医師、
看護師不足が深刻な課題であり、診療報酬の
マイナス改定や医療制度の改正、これに伴う患者数の減少など、取り巻く環境は大変厳しい中、
医療従事者の確保、医療機器の整備などに努めてまいりました。
今後とも、地域医療の確保のため、
病院経営の安定化、効率化に努めるとのこと。
また、平成18年度の
事業決算は、
収益的収入及び支出は、収入、
病院事業収益39億7,596万5,297円、支出、
病院事業費用40億9,023万円で、収支は1億1,426万円の赤字。
資本的収入及び支出は、収入、9億4,948万円、支出、10億3,610万円。職員体制は17年度と比較して、18年度末で医師は30名で1名の減、
看護師等は156名で10名の減、看護、薬剤、
放射線助手は17名で2名の減、事務職は16名で1名の増、
医療技術者は34名で1名の増、以上、正規職員253名で11名の減、
非常勤職員57名で12名の増であり、合計310名の体制との説明でありました。
引き続き、
岡本総務課長より
決算認定資料につき説明を受けました。
主な点としましては、18年度
月別職員配置計画表並びに建設工事3件の概況を説明、
医療機器等の整備は73品目、金額7億8,155万円、そのうち20品目、1億5,000万円のうち、2,660万円が県交付金に該当。
入院患者数は17年度比較で、主として小児科は34.7%の減、外科は19.6%の減、
脳神経外科は21.4%の減、整形外科は19.1%の減、泌尿器科は9.7%の減、産婦人科は13.9%の増、放射線科は76.3%の減、医療療養型は20.3%の減であり、合計で1万812名の減の8万8,663名でありました。
外来患者数は、17年度比較で主として内科は15.7%の減、精神科は18.1%の減、外科は5.8%の減、
心臓血管外科は54.4%の増、整形外科は14.5%の減、皮膚科は17.9%の増、耳鼻咽喉科は13.5%の減、
リハビリテーション科は17.1%の減であり、合計で1万4,221名の減の15万3,308名でありました。
委託事業は総合評価で決定している業務は、患者給食、検体検査、医療事務の3つの業務があり、来年度が評価年度であり、
マニュアルに従い、金額も含め調査項目を設け、
評価委員で点数により決定する。
賃貸料はリネン、
リース業務が主であり、患者数減により、17年度比較で2,200万円の減、未収金は
医業未収金が約6億8,000万円あるが、主に年度末、2月、3月分の診療報酬であり、現在、
個人負担分以外の収入は収入済みであります。
医業外未収金の主なものは
一般会計繰入金、また、個人分の滞納状況は18年度1,190件、今年度8月末までに982件の収納があり、残りは208件、1,043万円であります。
完結状況は、10月に県が調査したもので、患者数66.1%で、前回、平成14年度は60.7%で5.4%の向上。外来は75.8%で、前回が72.4%で3.4%の向上とのことでありました。
また、併せて、
一般会計繰入金内訳、
補てん財源計算書、
固定資産明細書、
企業債明細書の説明を受けました。
主な質疑と意見としまして、医療確保のための病院環境についての質問に、超過勤務は当然であったが、時代とともに医師の意識は大きく変わってきており、勤務等も複数体制を取りたいが、実際には医師数の余剰がなく、理解してもらっている。
機器整備については、
電子カルテの導入、最新の64チャンネルの
CTスキャン、内視鏡の更新機器での診療は魅力があるとのことでありました。
そして、また、地域住民が医師の成長を見守り、育成していくことが、医師の確保につながるものとのことでありました。
看護師等の研修につきましての質問に、毎年、接遇研修を実施しておりますが、今年度から見直しし、少人数で各セクションの看護師長、所属長から集中的に実施、来年度からは知識的な研修でなく、倫理をベースにプログラムを変えるよう検討しておりますとのことでした。
看護師等の給与、勤務時間等についての質問に、給与は他の公立病院と水準は同じである。結婚、出産世代の看護師が多く、夜勤の看護体制が厳しい。勤務は3交代であり、夜勤があり、給与水準は高いとのことでありました。
職員の保育所等の
子育て支援についての質問に、8月に
子育てアンケートを実施しており、子どもの看護休暇、保育体制など、
市民生活部並びに近隣の保育所と連携を取り、環境整備を進めてまいりたい。
今後の病院体制についての質問に、今後は地域にとって必要な医療の科目を置くことが必要であり、すべての体制はできない。
規模的には、産婦人科、小児科は最低必要であり、高齢者に対する整形外科、内科、循環器科も必要である。
がん治療につきましては、人員が充実すれば、拠点病院として整備していきたいとのことでありました。
医師、看護師の勤務状況についての質問に、医師は当直を月2回から3回、待機が月3回から4回、超過勤務は管理職以外の医師が38.8時間、助産師、看護師が11.9時間とのことでありました。
医師不足の現状並びに今後の見通しについての質問に、内科医師の退職により、当直、救急体制を維持するため、2月より院長、副院長も当直に入っているのが現状である。
医師確保のため、大学に出かけたり、インターネットでの呼びかけ、
人材派遣依頼など手を打っているが、すぐには効果は出ない。
循環器系の内科が補充でき、その後、三、四名が確保できれば、経営的に270名の数字の見通しができる。
平成20年度以降の新しい
地域医療計画では、完結率ではなく、連携、統合、縮小が議題となる。素案をつくる上で、当院が地域に果たす役割を再確認し、新
病院建設の検討においても、10年後を見据え、何が必要か中身を考えていきたい。
また、島大の
地域枠推薦制度も初年度6名中3名が大田市から入っており、今年度1名であり、来年度4名を受けると育成の体制はできつつあるとのことでありました。
経営健全化のための外部評価の導入についての質問に、総収支比率、病床の利用率、一日
平均患者数、一人当たりの診療収入など、全国平均を下回っていることは承知しており、今後、新
病院建設検討の中で現状分析し、
財政健全化を図っていく考えであり、外部評価の導入は今後、検討していくとのことでありました。
経営健全化の
具体的施策についての質問に、患者数270をクリアできるための
医師確保、
回復リハビリを目指しての看護師の確保、以上の
医療従事者の確保を第一に取り組んでいきたいとのことでありました。
外国観光客の対応策についての質問に、
対応マニュアルは準備をしているが、問題は保険であり、他の事例を含め、十分検討していく。
医師確保の
具体的取り組みについての質問に、島大、広大には定期的に年三、四回、また、必要に応じてそれぞれ行っており、時間は何とか確保している。庁内での専門の担当部署は、困難ではあるが、全庁的に病院との連携を取る必要がある。また、体制としては、マネージメントと分けることも検討課題であるとのことでありました。
以上、本
特別委員会の審議の質疑、意見を報告いたしましたが、総括な意見としまして、医療報酬の
マイナス改定、医療制度の改正による経営困窮を市長会並びに議長会を通して、国に訴えてほしい。
全庁的に協力体制で地域に安心・安全が図られる
病院経営を望む。
長期的視野に立ち、魅力的な特色のある病院にしてほしい。
第三者機関の意見を入れながら、さらなる経営努力に努めてほしい。とのことであり、以上、申し添えさせていただきます。
審議の結果、議案第153号、平成18年度大田市
病院事業決算認定については、全会一致で認定であります。
同日、午後より
決算審査特別委員会を再開いたし、議案第152号、平成18年度大田市
水道事業決算認定について、審査に入りました。
審査の進め方は、決算、
事業決算補足説明を受け、質疑は一括にてのことでございました。
水道事業決算審査には、竹腰市長、蓮花副市長、
岩谷上下水道部長、
岡田上下水道部管理課長、
北川水道課長を始め、
関係部課長の出席を得て、審査に入りました。
最初に、
岩谷上下水道部長より平成17年度
決算審査特別委員長対応調書並びに平成18年度
事業決算の概況につき、説明を受けました。
主な点としましては、給水戸数は前年度より13戸増の1万3,617戸、総給水量は6万6,263立米減の316万148立米、
水道料金は2,094万円減の8億5,499万円、
収益的収支は3,018万円の当年度純利益を生じた。
資本的収支は3億3,791万円の収支不足が生じた。
18年度末の
補てん財源残高は、12億7,537万円であり、前年度より420万円減少しております。
依然として厳しいものがあり、今後とも、経費節減、
滞納対策等を始めとして、安定的に供給できるよう努めてまいりますとのことでした。
引き続き、
岡田管理課長より決算資料並びに決算書につき説明を受けました。
主な点としては、
給水戸数増は
アパート建設によるもの、有収率は1.89%減の80.63%、
水道料金は2,094万円の減、供給単価は270円55銭、給水原価は317円66銭、差し引き47円11銭の赤字販売。起債残高は86億4,111万円であり、前年度より2億1,410万円の減であります。
未収金合計は4億6,800万円、主なものは
水道料金1億4,300万円、
一般会計補助金2億1,000万円、企業債6,300万円、
工事負担金4,000万円、
水道料金以外は5月末に受け入れておりますとのことでした。
未払い金合計は1億8,400万円、主なものは
工事請負費、受水費であり、5月末までに
支払い済みとのことでございました。
収益的収入10億8,901万円、収入率100.7%、支出10億5,185万円、執行率99.2%、
資本的収入3億3,227万円、収入率98.8%、支出6億7,019万円、執行率98.4%、
損益計算書、営業収益8億6,087万円、営業費用7億5,695万円、営業利益1億391万円、
営業外収益1億8,530万円、
営業外費用2億4,689万円、経常利益4,232万円とのことでございました。
18年度は特別損失ということで、1,214万円不納欠損しているとのことでもございました。
当年度純利益3,118万円は、前年度
繰越利益剰余金3,085万円で、当年度末未
処分利益剰余金は6,104万円であります。
また、併せて、
剰余金計算書、
剰余金処分計算書、
貸借対照表の説明を受けました。
主な質疑としまして、
下水道整備に伴います給水量の見通しについての質問に、現在、大田、仁摩地区合わせて、稼働率60%程度であり、下水道により10から20%の増と見込み、現状で対応できるとのことでございました。
夏場の三瓶ダムの水位の低下についての質問に、県土木が放水量を調整しており、放水を控えるよう要請しているとのことでありました。
敷設替えの石綿管の処分方法についての質問に、敷設に伴い、石綿管は埋めたままにしている。切断作業は水をかけながら施工しているとのことでありました。
各水系についての質問に、総配水量に占める割合は、
江の川水道用水53.1%、
三瓶浄水場37.4%、その他川合水源2.6%、仁摩の
大国浄水場6.9%、江の川の受水費は収納水量の減により使用水量は減ってきているとのことでございました。
敷設管の耐震性についての質問に、口径150ミリ以上は、鋳鉄管を使用しており、平成14年度からは耐震型を使用しているとのことであり、100ミリ以下は
ビニール管であり、ある程度の伸縮余裕があるとのことでありました。
未給水地域の現状についての質問に、未普及地域は三瓶町山口、多根、大田町小池、久利町の赤波地区があるとのことでありました。
高利な起債の状況についての質問に、件数は合計で140件、そのうち、利率が5から6%が10件、6から7%が13件、7%以上が6件である。
財務省の借り換えは20年3月に7%以上のもの、翌年度6%以上のもの、21年度には5%以上のものの借り換えということの説明であり、条件等は具体的にはこれからであるとの説明でありました。
水道料金の滞納対策についての質問に、17年度分までの9,235万円、18年度中の収納が1,570万円、不納欠損として1,214万円で、19年5月末で、滞納額は6,448万円であります。取り組みは8月から3月に強力に毎月実施し、
給水停止通知492件、給水停止121件でありました。
水道料金の他市の状況についての質問に、大田市の販売原価320円32銭、販売価格270円85銭、一番安い出雲市は販売原価129円96銭、販売価格140円92銭であり、大田、江津、雲南市が赤字販売であり、他市は黒字販売とのことでありました。
中期的課題の検討についての質問に、簡水の上水への取り組みが上げられますが、さらなる財政の悪化を招くおそれがある。石綿管を含めた老朽管の敷設替えと安定的供給と赤字をどうするかが重要課題であり、支所対応の人件費のあり方を含め、検討していくとのことでありました。
水道事業の整備についての質問に簡易水道整備計画は、5つの簡水のうち、祖式が終わり、本年度大森が終わる。後は池田、志学、大代が残っているとのことでありました。
水道料金の統合、見直しについての質問に、まずは温泉津簡水を上水に統合、21年に市内の料金の統一、その後、経済状況を踏まえ、料金は検討するとのことでありました。
以上、本
特別委員会の審査の質疑、意見を報告しましたが、総括的な意見としまして、起債の借り換えを積極的に進めてほしい。滞納対策をしっかり取り組んでほしい。
今後、大幅な料金の値上げにならないようお願いする。
国庫補助を盛り込んだ
経営健全化計画を早期に作成してほしいとのこと、以上を申し添えておきます。
審議の結果、議案第152号、平成18年度大田市
水道事業決算認定については、全会一致で認定であります。
以上、議員各位のご賛同をお願い申し上げ、報告とさせていただきます。
○議長(有光孝次) ただいまの
決算審査特別委員長の報告に対し、ご質疑はありませんか。
18番、福田佳代子議員。
○18番(福田佳代子) 議案の152号、水道事業について、少しお伺いをしたいと思います。
大変詳しく報告していただきましたので、大方理解することはできました。
お聞きしたいのは、滞納ということなんですけれども、平成18年度の
水道料金の滞納が1,000万円ですか。これは、前年度、例えば、17年度ですけど、900万円。それから、16年度が780万円ですか。年々上がってきております。
1,000万円を超えたということについて、非常にこれは大変な状況だなと思っているわけですけれども、滞納問題については、いつの決算
特別委員会の中でも話になるわけですけれども、なぜ、滞納がこんなふうに増えるのかということへの審議、それがどんなふうにされたんだろうかなと思っております。
水道料金が高いというのがまず考えられるわけですけれども、販売の損益ではマイナスの41円51銭ということになっておりまして、県内8市の中で大田市の
水道料金が大変高いということであろうかと思うんですけど、そこを考え、そして、滞納がこんなふうに増えてきているということで、前年度の決算の
特別委員会では、その滞納された人たちにただ単に給水停止ということで、水を止めるというようなそういうことを考えられるのではなくて、もっと住民のことを生活をきちんと把握して、対策を一緒に考えてあげないといけないのではないかというふうに、私、思ってまして、そういった滞納されていらっしゃる方たちの生活実態がどんなふうになっているのか。こんなふうに
水道料金が高いということについて、委員会では話も出たようですけれども、もう少しどういうことであったのか、教えていただきたいと思います。
○議長(有光孝次) 15番、
塩谷裕志議員。
○15番(塩谷裕志) 委員会の中では、執行部の方より滞納の状況、そして、また、対策等の取り組みというのをしっかり説明していただきました。
今、福田議員の方からありました近年、滞納が増えてきた理由については、ちょっと委員会の中では具体的なやりとりはなかったかなと思っております。
また、滞納者への対応ということにつきましては、1週間前に通知を出し、結構、空き家がありまして、そこの給水をストップというような説明もございましたし、一応、執行部の方からは給水をストップする場合には、ある程度、しっかり話をした中で、給水を止めさせていただいておるとの説明でございました。
委員会の中では以上のやりとりでございまして、十分な答弁でなかったかなと思っておりますけれども。
以上でございます。
○議長(有光孝次) 18番、福田佳代子議員。
○18番(福田佳代子) 報告の中で、給水停止の戸数を121戸というふうにおっしゃったと思うんですけど、これも多分、年々増えてきているのではないかなと思ってまして、私は給水停止というのはすべきではないと思っているんですけど、実際は、いらっしゃらない、留守宅の給水停止というのは現在ではほとんどだろうなと思っているんですけど、この中で、実際に住んでいらっしゃって、給水停止というようなことが行われているとしたら、それは大変なことですし、これが来年に向けて、また、こういうこの給水停止というのが増えていく、滞納が増えていくということが、十分考えられますので、執行部の考え方として、今後、この給水停止ということについては、どういう方針で行かれるのか、そこは話は出なかったでしょうか。
○議長(有光孝次) 15番、
塩谷裕志議員。
○15番(塩谷裕志) 121件の今年度の停止の分に関しましては説明を受けましたけれども、今、福田議員が今質問されたようなことのやりとりは委員会の中ではございませんでした。
以上でございます。
○議長(有光孝次) ほかにありませんか。………ないようでありますので、以上で本案2件についての
決算審査特別委員長報告に対する質疑を終結いたします。
続いて、議案第154号から議案第165号までの8件を一括議題といたします。
総務委員会における審査の経過及び結果について、委員長より報告を求めます。
19番、福田 実議員。
[19番 福田 実 登壇]
○19番(福田 実) 去る9月10日の本会議におきまして、総務委員会に付託されました議案第154号、平成19年度大田市
一般会計補正予算(第2号)(歳入、所管歳出)、議案第158号、大田市
石見銀山拠点施設の設置及び管理に関する
条例制定について、議案第159号、大田市職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正する
条例制定について、議案第160号、大田市職員の勤務時間に関する条例の一部を改正する
条例制定について、議案第161号、大田市
火災予防条例の一部を改正する
条例制定について、議案第162号、
大田市立学校設置に関する条例の一部を改正する
条例制定について、議案第163号、大田市
地域公共ネットワーク自営光網整備事業ネットワーク構築工事請負契約の締結について、議案第165号、損害賠償の額の決定についての予算案件1件、条例案件5件、一般案件2件の合計8件につきまして、9月11日に委員6名全員出席のもと、委員会を開催し、その審査を終えております。
委員会には、執行部より竹腰市長、小川教育長、知野見総務部長、松井消防部長、森脇
温泉津支所長、弓場
仁摩支所長、関係いたします担当課長、職員の出席を得まして、慎重に審査を行いました。
その審査の結果と経過、可否判定の中に示されました主な意見についてご報告申し上げます。
まず、議案第154号の審査の結果について申し上げます。
平成19年度大田市
一般会計補正予算は、全会一致によって原案可決であります。
経過でありますが、情報セキュリティ対策事業でありますが、どの範囲まで対策がなされるのかとの問いに、内部の規制のみで外部は困難である。また、10日の本会議で18番議員から質問がありました市立病院職員のパソコン使用状況調査結果について報告がありました。
調査期間は7月31日から8月31日。調査結果でありますが、調査職員は232名で、パソコン保有者208名、インターネット接続者数141名、ファイル共有ソフト使用者1人、自宅パソコンを業務使用している者106名、行政情報を持ち出している者9人であり、共有ソフトを直ちに削除し、行政情報を持ち出した職員については、所属長より厳重注意をしたとのことでありました。
次に、重要伝統的建造物群保存地区整備事業の地区拡大についてとの問いに、大森地区で今回、11軒増えて265軒になるとのことでありました。
意見といたしまして、歳入について、大森地区における入館料が増大している。市民に見える形で活用すべきでありました。
次に、議案第158号の新設条例であります。
石見銀山拠点施設の設置及び管理についてでありますが、審査の結果は全会一致、原案可決であります。
経過でありますが、施設の名称について、愛称は検討しているのかとの問いに、来年10月のフルオープンに向け公募する予定。
また、月曜日の休館日についていかがなものかとの問いに、現在、大森町の各施設の休館日が月曜日であるとのことでありました。
意見としては、ガイダンス棟の性格上、休館日があることはいかがか、検討すべきであるでありました。
次に、議案第159号、議案第160号、議案第161号、議案第162号の条例の一部改正4件についてでございます。
審査の結果は全会一致で原案可決であります。意見はありませんでした。
次に、議案第163号、工事請負契約の締結ですが、結果は全会一致で原案可決であります。意見はありませんでした。
次に、議案第165号、損害賠償の額の決定であります。
審査の結果は全会一致で原案可決であります。
意見としましては、交通量の多い地域において調査をし、見直すべきであるでありました。
以上、議案第154号から議案第165号の案件8件につきまして、本委員会審査の経過や結果について申し上げました。
議員の皆さんのご賛同をお願いを申し上げ、報告とさせていただきます。
○議長(有光孝次) ただいまの
総務委員長の報告に対し、ご質疑はありませんか。
18番、福田佳代子議員。
○18番(福田佳代子) 議案第163号、工事請負契約の締結についてということで、お尋ねしたいと思います。
委員の皆さんからの意見はなかったということなので、執行部側からの説明が多分あったと思いますので、お聞きしたいと思います。
質疑の中でもお聞きしたんですけど、落札率100%ということで、どう考えても納得ができないような気がするんです。
それで、この後のところ、指名業者は全部この予定価格よりも上にあるわけですね。普通考えて、予定価格よりも下というのが、その幅がですよ、幅が少しであっても、下というのがあってもいいのではないかなと思って。
全く同じ金額が1社あって、それから上ということになると、どうして、1円も違わずにこうした落札価格になるのかなという気がします。
聞くところによりますと、こういったソフトみたいなのがあって、それでその計算すれば、大体のところは出るんだというふうにも聞いたわけですけれども、この100%ということでの執行部側の説明としては、どういう説明がなされたんでしょうか。お願いします。
○議長(有光孝次) 19番、福田 実議員。
○19番(福田 実) 163号につきましては、本会議におきまして、今、質問されました18番議員も質問されましたし、ほかの議員さんからもかなり質問があったところでございまして、委員会におきまして、執行部に説明を求めたところでございますけど、特に補足等はないということでございまして、登壇して申し上げましたように、委員各位の方からも特段、質問、意見等はございませんでした。
以上でございます。
○議長(有光孝次) ほかにありませんか。………ないようでありますので、以上で本案8件についての総務
委員長報告に対する質疑を終結いたします。
続いて、議案第154号から議案第156号までの3件を一括議題といたします。
民生委員会における審査の経過及び結果について、委員長より報告を求めます。
13番、月森和弘議員。
[13番 月森和弘 登壇]
○13番(月森和弘) 去る9月10日の本会議において、民生委員会に付託されました議案第154号、平成19年度大田市
一般会計補正予算(第2号)(所管歳出)、議案第155号、平成19年度大田市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)、議案第156号、平成19年度大田市
国民健康保険診療所事業特別会計補正予算(第1号)、以上、議案3件につきまして、去る9月11日、委員6名全員出席のもと、委員会を開催し、その審査を終えたところでございます。
委員会には執行部より、蓮花副市長、富田
市民生活部長、上野
市民生活部次長、ほか関係課長及び職員の出席のもと開催いたしました。
初めに、蓮花副市長よりごあいさついただき、引き続き、所管の部課長より説明を受け、審査を行いましたので、その審査の結果と経過及び提言並びに意見を報告いたします。
初めに、議案第154号について報告いたします。
まず、乳幼児福祉医療費の18年度県補助金精算に伴う国県への補助金返還、そして、妊婦健診事業を国が示した5回とするとの説明を受け質疑を行った。
主な質疑は、妊婦健診の県下の状況と健診を7回できなかったかとの質問に、本年8月時点で7回とするが、2市で江津市、松江市、5回とするが、3市で浜田市、安来市、大田市。来年度以降とするのが残りの3市で、出雲市、益田市、雲南市である。
健診7回については、子育ての一環として考えるとの答弁でございました。
また、母胎の状況についての質問に、年間280人ぐらい出生している。そのうち、141件に異常があった。内訳は貧血、切迫流産等である。これを早目に対応することで死産等ないようにしたいとの答弁でございました。
また、一般財源であるが、交付税措置はないのかの質問に、平成19年度の地財措置で、総額拡充措置がなされたとの文書が来たが、金額は不明であるとのことでございます。
意見として、財源について、国に適切な裏打ちをすべき、働きかけを願いたい。
また、大田で安心して生み育てる環境を整えていただきたい。
次に、介護保険事業計画に沿った整備方、小規模多機能型居宅介護事業の説明を受け、質疑を行った。
主な質疑は本来なら特養を増設すべきではないのかの質問に、国も参酌標準を示している。特養も今以上にあればいいが、国が認めない。
ショートステイ等、整備を負担し、負担を少なくすることが必要だとの答弁でございました。
次に、火葬場の老朽化に伴い炉が故障した。また、3施設とも老朽化し、将来には改修が必要であるとの説明を受け、質疑を行った。
主な質疑では、施設等の耐用年数は、今後の考え方の質問に、耐用年数は経過している。将来的には今の3施設が必要か検討する時期が来るとの答弁でございました。
次に、不燃物処理場整備計画は、国の合併補助金を使うもので、財源組み替えである。
また、蓮花副市長から昨日(全協)の意見を再検討する。関係者の同意を得、何としても、新施設をつくっていきたいとの説明と発言を得て、質疑を行った。
主な質疑は、迷惑施設ということだが、全国的にはそうならないような取り組みがなされていると聞くが、の質問に、ごみの飛散等の問題もある。環境に優しいものがつくれないか。そういう意味で、施設のクローズ型も検討したいとの答弁でございました。
意見として、処理場の候補地が10カ所程度あるが、事務当局として、候補地を絞っていただきたい。また、ごみの分別化をさらに推進と生ごみの肥料化を検討いただきたい。
以上の経過を踏まえ、議案第154号は採決の結果、全会一致で原案可決であります。
続いて、議案第155号について報告いたします。
平成18年度実績に伴う返還金で、財源は繰越金を充てる。理由は医療費実績見込みが下回ったとの説明を受け、質疑を行った。特に主な質疑等はございません。
意見として、過重な返還をしないように、きちっと精算していただきたい。
以上の経過を踏まえ、議案第155号は採決の結果、全会一致で原案可決であります。
続いて、議案第156号について報告いたします。
医療機器のメンテナンスのため、ソフトの買い取りであるとの説明を得、質疑を行いました。
主な質疑は、診療所のあり方についての質問に、今後のことについて検討している。方向性を示した上で、議会に相談したいとの答弁でございました。
以上の経過を踏まえ、議案第156号は採決の結果、全会一致で原案可決であります。
なお、意見として、市立病院との連携を深めていただきたい。
以上、議案3件につきまして、本委員会の審査の過程や結果について報告いたしました。
議員各位のご賛同をお願いいたします。なお、委員会は時間を十分かけ、審査をいたしたことを付け加えまして、
委員長報告とさせていただきます。
○議長(有光孝次) ただいまの
民生委員長の報告に対し、ご質疑はありませんか。………ご質疑なしと認めます。
続いて、議案第154号及び議案第157号の2件を一括議題といたします。
教育水道委員会における審査の経過及び結果について、委員長より報告を求めます。
22番、松井東司彦議員。
[22番 松井東司彦 登壇]
○22番(松井東司彦) 今議会におきまして、去る9月10日、教育水道委員会に付託されました議案第154号、平成19年度大田市
一般会計補正予算(第2号)(所管歳出)、議案第157号、平成19年度大田市
水道事業会計補正予算(第1号)の2議案は、9月12日、委員会全員出席のもと、慎重に審査をいたしました。
当委員会には、執行部より竹腰市長を始め、小川教育長、
岩谷上下水道部長、大國教育部長など、関係いたします課長の出席のもと、審査を行ったところであります。
その審査の経過並びに結果、また、可否判定において示された主な意見について、報告いたします。
議案第154号について、学校給食センター整備事業について。
今年度の予算と来年度以降の予定はとの問いに、合併補助金の対象となるもので、今年度11月末までにPFI(プライベート・ファイナンス・イニシアチブ)の導入可能性を調査するもので、PFIが可能であれば、平成20年度予算に組み入れ、基本計画を立て、平成23年4月からの稼働を予定しているとのことでした。
次に、議案第157号について。
大森簡易水道統合整備事業8,900万円の増額の理由はとの問いに、大森町の観光客の大幅な増加に伴う中継ポンプ場の設置とふれあいの森公園内配水池の設置場所、900メートルの延長変更などによるものとの答弁がありました。
以上、教育水道委員会に付託されました議案第154号、平成19年度大田市
一般会計補正予算(第2号)(所管歳出)、議案第157号、平成19年度大田市
水道事業会計補正予算(第1号)は、原案のとおり全会一致、可決であります。
少数意見なし。
議員各位のご賛同をお願いし、報告を終わります。
○議長(有光孝次) ただいまの
教育水道委員長の報告に対し、ご質疑はありませんか。………ご質疑なしと認めます。
続いて、議案第154号を議題といたします。
産業建設委員会における審査の経過及び結果について、委員長より報告を求めます。
14番、木村幸司議員。
[14番 木村幸司 登壇]
○14番(木村幸司) 去る9月10日の本会議におきまして、産業建設委員会に付託されました議案第154号、平成19年度大田市
一般会計補正予算(第2号)(所管歳出)につきまして、9月12日、全委員出席のもと、産業建設委員会を開催、その審査を終えております。
委員会には、執行部より蓮花副市長を始め、和田
産業振興部長、渡邊建設部長、嘉田
産業振興部次長以下、関係いたします担当課長ほかの出席を得まして、審査を行いました。
その審査の結果と経過、可否判定の中で示されました主な意見につきまして、ご報告申し上げます。
議案第154号、平成19年度大田市
一般会計補正予算(第2号)(所管歳出)につきまして、審査の結果から申し上げます。
議案第154号は全会一致、原案可決でございます。
審査の経過と審査や可否判定の際、示されました主な意見でございます。
初めに、産業振興部所管におけます経過並びに質疑等でございます。
概要でございます。
勤労青少年ホーム及び中央集会所の修繕事業でございますが、今年度より5年間、青年会議所を指定管理者として管理いただいているところでございまして、昭和47年建設ということもあり、外壁タイルの落下等、危険な状況であり、防水吹き付け塗装などを施すものである。
石見銀山観光客対策事業につきましては、本年4月末よりパークアンドライドを実施、定着しておりますが、来訪者の急増に伴い、当初計画の強化が必要となり、駐車場への仮設トイレ6基増設、誘導看板を10枚設置計画を、42枚に。警備員につきまして、ゴールデンウィーク、お盆、秋の連休等のピーク時のみの40日の対応を年間対応とするもので、今回、島根県より石見銀山緊急対策として補助いただくものである。
肉用牛振興対策事業は、本年10月に鳥取で開催されます全国和牛能力共進会へ島根県を代表して、本市温泉津町より出場されることへの補助金で、島根ブランド和牛、とりわけ、石見銀山和牛の情報発信とPR、大田市の和牛改良における技術継承と発展、石見銀山世界遺産PRを目的、効果として、出品対策協議会経費をJAと2分の1ずつ負担するもので、宿泊経費、垂れ幕、関係者の応援経費等、及びに市職員の出張経費等の18万円も含まれるものである。
松くい虫防除事業につきまして、一般財源で対応しておりましたが、市町村応援交付金事業が新設され、三瓶ダム周辺を計画するものであるとの説明があったところでございます。
産業振興部所管に関します質疑等でございますが、青少年ホームの耐震診断、耐用年数について。
また、パークアンドライドの成果はどう考えるか。また、誘導員の配置等、石見銀山に関する今後の財源をどう考えているか等の質疑があったところでございまして、それぞれ青少年ホームにつきましては、耐用年数は鉄骨で38年であるが、一般的に40年はもつと言われている。
現在、35年を経過しており、耐震診断については、関係部署と協議した上で検討したい。
パークアンドライドに関しましては、現在のパークアンドライドがベストであるとは考えていないが、実験の中で、交通渋滞や車の騒音、心配していた緊急車両の進入については解消された。
しかしながら、間歩に向かうバスに乗れないとか、排気ガスに関する苦情等も聞いている。
9月から10月で、部内、庁内、地元で今後について協議し、修正をする。
財源につきましては、地域全体のこととしてとらえ、これからどうするかは、来訪者の負担、いわゆる財源を来訪者から拠出していただく考えに立たないと、市単独では無理が生じる。基金についての使途を論議しながら対応したいとの答弁でございました。
なお、銀山に関します県の支援につきまして、県における新しい発展計画は、広域圏域単位での振興策と考えており、全体の中で、大田圏域をどのようにするかを県も協議中である。
期待に沿えるような財源を担保していくように頑張るとの蓮花副市長の力強いご答弁がございましたので、申し添えます。
次に、建設部所管でございます。
概要でございます。
山陰自動車道啓発事業につきましては、朝山・大田間の事業化に伴い、多伎・朝山間とある看板を多伎・大田間に書き換え、朝山・大田道路啓発用横断幕を5枚作成するものである。
道路災害防除事業は、充当率が90%のところ、95%となったことによる財源の組み替え等の説明をいただいたところであります。
建設部所管に関します質疑等でございますが、法尺橋の橋脚補強工事につきまして、老朽化ではないのか。補強に2,000万円を費やしてむだとならないか。
また、松山団地について、当初予算で出すべきではないか等の質疑があったところでございますが、それぞれ、法尺橋につきましては、専門のコンサルタント等と相談、指導を受け、洗掘防止工事、橋脚の回りに矢板を打ち込んで、コンクリートで固め、橋脚部分の砂が洗われるのを防ぐ工法でございまして、それで耐えられるとの見解であったが、施工に当たって、再度、詳細な調査を行い、取り組む。
松山団地につきましては、基本的に市の所有地の用悪水路を修理するということである。地盤沈下により、水路こう配が逆こう配となり、崩落する法面側に放水が流れ込む状況となっている。法面の崩落は造成当時の保護盛土が流れたもので、法面は植生も進み安定している状態で宅地に与える影響はないと考えるが、住民の不安感を払拭するため、用悪水路の整備を行うこととしたとの答弁でありました。
可否判定及び質疑の際、出されました主な意見でございますが、石見銀山対策事業につきまして、財政支援が明確でないということで、石見銀山にかかわる施策、財政施策について、来訪者に負担と早急に検討をしてほしい。
市道に関する損害賠償につきまして、地域住民の協力も得る中で、いわゆる安全マップ等の作成等市道の保全、及び安全管理の強化をお願いしたい等の意見でございました。
以上、審査の結果と経過、示されました意見につきまして、申し述べさせていただきました。
議員皆様のご賛同をお願いを申し上げまして、ご報告とさせていただきます。
○議長(有光孝次) ただいまの
産業建設委員長の報告に対し、ご質疑はありませんか。………ご質疑なしと認めます。
続いて、議案第164号を議題といたします。
本案につきましては、
地方自治法第117条の規定により21番、林 仁議員、20番、石原安明議員、19番、福田 実議員、17番、吉原幸則議員、16番、熊谷直道議員、13番、月森和弘議員、11番、大西 修議員、及び9番、中西義昭議員の退席を求めます。
[21番 林 仁 退場]
[20番 石原安明 退場]
[19番 福田 実 退場]
[17番 吉原幸則 退場]
[16番 熊谷直道 退場]
[13番 月森和弘 退場]
[11番 大西 修 退場]
[ 9番 中西義昭 退場]
○議長(有光孝次) それでは、議案第164号に対する産業建設委員会における審査の経過及び結果について、委員長より報告を求めます。
14番、木村幸司議員。
[14番 木村幸司 登壇]
○14番(木村幸司) 去る9月10日の本会議におきまして、産業建設委員会に付託されました議案第164号、大田市
土地開発公社定款の一部変更についてをご報告いたします。
地方自治法に従いまして、吉原、熊谷、大西の3名の議員にご退席を願い、審査を行ったところでございます。
全会一致、原案可決でございまして、意見、質疑等ございませんでした。
議員皆様のご賛同をお願い申し上げまして、報告とさせていただきます。
○議長(有光孝次) ただいまの
産業建設委員長の報告に対し、ご質疑はありませんか。………ご質疑なしと認めます。
21番、林 仁議員、20番、石原安明議員、19番、福田 実議員、17番、吉原幸則議員、16番、熊谷直道議員、13番、月森和弘議員、11番、大西 修議員及び9番、中西義昭議員の入場を求めます。
[21番 林 仁 入場]
[20番 石原安明 入場]
[19番 福田 実 入場]
[17番 吉原幸則 入場]
[16番 熊谷直道 入場]
[13番 月森和弘 入場]
[11番 大西 修 入場]
[ 9番 中西義昭 入場]
◎日程第2 討論・表決
○議長(有光孝次) 日程第2、これより本案14件について討論・表決を行います。
まず、議案第152号を討論に付します。
本案について、討論はありませんか。………討論なしと認めます。
これより、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案認定であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立全員]
○議長(有光孝次) 起立全員であります。
よって、議案第152号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第153号を討論に付します。
本案について、討論はありませんか。………討論なしと認めます。
これより、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案認定であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立全員]
○議長(有光孝次) 起立全員であります。
よって、議案第153号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第154号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する各委員長の報告は原案可決であります。各委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
[「異議あり」と呼ぶ者あり]
○議長(有光孝次) ご異議がありますので、起立採決を行いたいと思います。
本案に対する賛成の議員の方の起立を求めます。
[起立多数]
○議長(有光孝次) 起立多数でございます。
よって、議案第154号は、各委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第155号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。
よって、議案第155号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第156号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。
よって、議案第156号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第157号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。
よって、議案第157号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第158号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。
よって、議案第158号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第159号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。
よって、議案第159号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第160号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。
よって、議案第160号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第161号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。
よって、議案第161号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第162号を討論に付します。
本案について討論はありませんか。………討論なしと認めます。
これより本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。
よって、議案第162号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第163号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
[「異議あり」と呼ぶ者あり]
○議長(有光孝次) ご異議がありますので、起立により採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立多数]
○議長(有光孝次) 起立多数であります。
よって、議案第163号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第164号の討論・表決でありますが、本案につきましては、
地方自治法第117条の規定により21番、林 仁議員、20番、石原安明議員、19番、福田 実議員、17番、吉原幸則議員、16番、熊谷直道議員、13番、月森和弘議員、11番、大西 修議員、及び9番、中西義昭議員の退席を求めます。
[21番 林 仁 退場]
[20番 石原安明 退場]
[19番 福田 実 退場]
[17番 吉原幸則 退場]
[16番 熊谷直道 退場]
[13番 月森和弘 退場]
[11番 大西 修 退場]
[ 9番 中西義昭 退場]
○議長(有光孝次) それでは、議案第164号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。
よって、議案第164号は、委員長の報告のとおり決しました。
21番、林 仁議員、20番、石原安明議員、19番、福田 実議員、17番、吉原幸則議員、16番、熊谷直道議員、13番、月森和弘議員、11番、大西 修議員及び9番、中西義昭議員の入場を求めます。
[21番 林 仁 入場]
[20番 石原安明 入場]
[19番 福田 実 入場]
[17番 吉原幸則 入場]
[16番 熊谷直道 入場]
[13番 月森和弘 入場]
[11番 大西 修 入場]
[ 9番 中西義昭 入場]
○議長(有光孝次) 21番、林 仁議員、20番、石原安明議員、19番、福田 実議員、17番、吉原幸則議員、16番、熊谷直道議員、13番、月森和弘議員、11番、大西 修議員及び9番、中西義昭議員の各議員にお伝えいたします。
大田市議会は、議案第164号、大田市
土地開発公社定款の一部変更については、委員長の報告のとおり原案可決と決しましたので、お知らせいたします。
続いて、議案第165号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。
よって、議案第165号は、委員長の報告のとおり決しました。
◎日程第3
市長提出議案(人事案件)上程[
提案理由説明・質疑・討論・表決]
○議長(有光孝次) 日程第3、市長より人事案件が提出されておりますので、本日の会議に付議いたします。
まず、議案第167号、
教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
竹腰市長。
[市長 竹腰創一 登壇]
○市長(竹腰創一) 議案第167号、
教育委員会委員の任命につき同意を求めることにつきまして、提案理由の説明を申し上げます。
教育委員会委員であります仁摩町の和上豊子氏の任期が本年11月28日をもって満了をいたします。お手元の議案に掲げておりますとおり、引き続き、同氏を任命いたしたいと考えておりますので、議会の同意をいただきますようお願い申し上げます。
なお、参考までに委員は5名でございまして、任期は4年でありますことを申し添え、提案理由の説明を終わります。
○議長(有光孝次) ただいまの説明について、ご質疑はありませんか。………ご質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本案は討論を省略して直ちに採決することにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(有光孝次) ご異議なしと認め、本案を採決いたします。
本案は原案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立全員]
○議長(有光孝次) 起立全員であります。
よって、本案は原案に同意することに決しました。
続いて、議案第168号、
公平委員会委員の選任につき同意を求めることについてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
竹腰市長。
[市長 竹腰創一 登壇]
○市長(竹腰創一) 議案第168号、
公平委員会委員の選任につき同意を求めることにつきまして、提案理由の説明を申し上げます。
大田市
公平委員会委員であります大田町の戸谷義明氏の任期が本年11月29日をもって満了いたします。
お手元の議案に掲げておりますとおり、引き続き、同氏を選任いたしたいと考えておりますので、議会のご同意をいただきますようお願い申し上げます。
なお、参考までに委員は3名でございまして、任期は4年でありますことを申し添え、提案理由の説明を終わります。
○議長(有光孝次) ただいまの説明について、ご質疑はありませんか。………ご質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本案は、討論を省略して直ちに採決することにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(有光孝次) ご異議なしと認め、本案を採決いたします。
本案は、原案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立全員]
○議長(有光孝次) 起立全員であります。
よって、本案は原案に同意することに決しました。
ここで10分間休憩いたします。
午前10時19分 休憩
午前10時29分 再開
○議長(有光孝次) 休憩前に引き続き会議を開きます。
◎日程第4
議員提出議案上程[
提案理由説明・質疑・討論・表決]
○議長(有光孝次) 日程第4、議員提案による決議案が1件、意見書案が3件提出されておりますので、これを上程いたします。
まず、議案第169号、
非核平和都市宣言に関する決議についてを議題といたします。
朗読いたさせます。
[事務局職員朗読]
○議長(有光孝次) 提案理由の説明を求めます。
23番、清水 勝議員。
[23番 清水 勝 登壇]
○23番(清水 勝) ただいま提案されました議案第169号、
非核平和都市宣言に関する決議について、6名の提出議員を代表いたしまして、私の方から提案理由の説明を代表して行います。
世界の平和と安全こそ、全人類の共通の願いであると思います。
62年前に世界で唯一の被爆国であります我が国日本は、被爆の実相と被爆者の哲学を学び、その悲惨さをすべての国に訴え、広島、長崎の悲劇が地球上のいかなる国においても繰り返されることがないように、不断の努力をする責任があると思います。
今でも地球上には、数多くの核兵器が存在し、また、戦争や紛争が後を絶っておりません。人類の生存や自然環境に大きな脅威や不安をもたらしていることも事実でもあります。
大田市の石見銀山遺跡は、ユネスコ遺産に過般7月2日に登録をされました。先日9月8日に開催されました世界遺産登録緊急シンポジウムにおきまして、近藤誠一ユネスコ日本政府代表部特命全権大使も述べておられましたように、ここに文書化しております。
大田市の石見銀山遺跡につきましては、ユネスコ憲章の前文にあります戦争は人の心の中に生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならないと明記してありますように、平和と人権尊重がその精神でもあります。
石見銀山のほかに当市におきましては、国立公園の三瓶山、あるいは46キロメートルの石東海岸など、恵まれた歴史、自然、文化、自然環境を有しており、これらを未来に継承していかなければなりません。
そこで、大田市議会は核兵器の廃絶を強く訴え、国が提唱をしております非核三原則、「核はつくらず、持たず、持ち込まず」、この堅持とユネスコ憲章前文、あるいは日本国憲法に掲げております恒久平和主義を希求し、平和都市を宣言し、決議いたしたいものでもございます。
なお、新大田市はやがて丸2年を迎えようとしております。
本件に関しまして、合併前の1市2町の議会決議あるいは自治体宣言等の経過につきましては、旧大田市が昭和56年6月に市議会決議、昭和63年12月に自治体宣言、旧仁摩町は昭和59年3月に町議会の決議、平成8年8月に自治体宣言、旧温泉津町におきましては、平成8年3月に町議会採択をしております。
いずれにいたしましても、旧1市2町におきましても、この種の扱いにつきましては、同じような方向になっておることも付け加えて報告をさせていただきます。
議員の皆さんの理解とご賛同をお願いいたす中で、提案理由の説明を終わります。
○議長(有光孝次) ただいまの説明について、ご質疑はありませんか。………ご質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本案は、直ちに採決することにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(有光孝次) ご異議なしと認め、本案を採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立全員]
○議長(有光孝次) 起立全員であります。
よって、議案第169号は原案のとおり決しました。
続いて、意第9号、
養護学校高等部の
大田分教室設置を求める意見書の提出についてを議題といたします。
朗読いたさせます。
[事務局職員朗読]
○議長(有光孝次) お諮りいたします。
本案は会議規則第39条第3項の規定により、提案理由の説明を省略いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(有光孝次) ご異議なしと認め、提案理由の説明を省略いたします。
本案は直ちに採決することにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(有光孝次) ご異議なしと認め、本案を採決いたします。
本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。
よって、意第9号は原案のとおり決しました。
続いて、意第10号、WTO及び
日豪FTA並びに
EPA交渉に対する意見書の提出についてを議題といたします。
朗読いたさせます。
[事務局職員朗読]
○議長(有光孝次) お諮りいたします。
本案は会議規則第39条第3項の規定により、提案理由の説明を省略いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(有光孝次) ご異議なしと認め、提案理由の説明を省略いたします。
本案は直ちに採決することにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(有光孝次) ご異議なしと認め、本案を採決いたします。
本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。
よって、意第10号は原案のとおり決しました。
続いて、意第11号、
有害鳥獣対策の抜本強化に関する意見書の提出についてを議題といたします。
朗読いたさせます。
[事務局職員朗読]
○議長(有光孝次) お諮りいたします。
本案は会議規則第39条第3項の規定により、提案理由の説明を省略いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(有光孝次) ご異議なしと認め、提案理由の説明を省略いたします。
本案は直ちに採決することにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(有光孝次) ご異議なしと認め、本案を採決いたします。
本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。
よって、意第11号は原案のとおり決しました。
ただいま議決いたしました決議、意見書は直ちに関係先へ送付いたします。
◎日程第5
議員提出議案上程
○議長(有光孝次) 日程第5、続いて、議員提出議案を上程いたします。
議案第170号、
特別委員会の設置について、及び選第11号、
特別委員会委員の選任についての2件を一括議題といたします。
議案を朗読いたさせます。
[事務局職員朗読]
○議長(有光孝次) 新市名称の扱いについては、先の合併協議において確認された合併協定項目の内容のとおり、石見銀山が世界遺産として登録された時点において、改めて、石見銀山市の是非について検討するという経緯を踏まえ、今日に至っているところであります。
こうした中、本年7月2日の第31回ユネスコ世界遺産委員会において、悲願でありました石見銀山遺跡が世界遺産に登録されたことにより、市議会としても、この扱いについて検討、協議するため、本案2件は提案されたものでございます。
お諮りいたします。
まず、議案第170号につきましては、原案のとおり12名の委員をもって構成し、設置の目的が達成するまで存続する市名問題検討
特別委員会を設置することにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。
よって、本案については12名の委員をもって構成し、設置の目的が達成するまで存続する市名問題検討
特別委員会を設置することに決しました。
続いて、選第11号、
特別委員会委員の選任についてお諮りいたします。
委員の定数12名につきましては、各常任委員会より3名ずつの委員候補者を選出していただき、この12名の議員を議長の指名推選により委員に選任いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。
よって、委員の選任につきましては、各常任委員会より3名ずつの委員候補者を選出していただき、この12名の議員を議長の指名推選により委員に選任することに決しました。
この際、休憩いたしますので、この間に各常任委員会において、委員候補者の選出をお願いいたします。
暫時休憩いたします。
午前10時53分 休憩
午前11時09分 再開
○議長(有光孝次) 休憩前に引き続き会議を開きます。
選出いただいた議員を事務局長より発表いたさせます。
○議会事務局長(大野繁樹) 発表いたします。総務委員会、石原安明議員、福田 実議員、
塩谷裕志議員。民生委員会、清水 勝議員、福田佳代子議員、林 茂樹議員。教育水道委員会、松井東司彦議員、
内藤芳秀議員、小林 太議員。産業建設委員会、吉原幸則議員、熊谷直道議員、木村幸司議員、以上でございます。
○議長(有光孝次) ただいま発表いたしました12名の議員を市名問題検討
特別委員会委員に指名いたします。
お諮りいたします。
ただいま指名いたしました12名の議員を市名問題検討
特別委員会委員に選任することにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしました12名の議員が市名問題検討
特別委員会委員に選任されました。
◎日程第6
特別委員長中間報告
○議長(有光孝次) 日程第6、
特別委員会の中間報告についてを議題といたします。
お諮りいたします。
行財政改革
特別委員会に付託中の大田市行財政改革に関する調査検討、並びに意見具申の件について、及び石見銀山調査
特別委員会に付託中の石見銀山遺跡の世界遺産登録推進、及び登録後の整備も含めた当地域のあり方等に対する調査検討、並びに意見具申の件について、会議規則第47条第1項の規定により、この際、中間報告を求めることにいたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。
よって、大田市行財政改革に関する調査検討、並びに意見具申の件について、及び石見銀山遺跡の世界遺産登録推進及び登録後の整備も含めた当地域のあり方等に対する調査検討、並びに意見具申の件については、委員会の中間報告を求めることに決しました。
まず、
行財政改革特別委員長の報告を求めます。
16番、熊谷直道議員。
[16番 熊谷直道 登壇]
○16番(熊谷直道) 少し時間をいただきたいと思います。
行財政改革
特別委員会の中間報告を行います。
今議会中、一昨日、第11回目を開催いたしたところであります。
第11回目の協議内容であります。また、委員全員出席であります。審議いたしました時間はおおむね2時間でございます。
執行部より蓮花副市長、知野見総務部長、船木財政課長、福富行革推進室長の出席を得て、付議いたしましたのは、財政の健全化について、公債費負担適正化計画にもとづく中期財政見通しについて、そして、政務調査費、委員会行政視察に関する議員意向調査についてであります。
まず、初めに蓮花副市長にごあいさつをいただいたところであります。
まず、
特別委員会においては、行革をどのように進めていくのかということを改めて、私どもからも問いをいたしたところであります。執行部と議会においては、両輪のごとく行財政改革をともに進めていくべきもので、このたびは研修の位置づけを含み、殊に
財政健全化について付議を行ったところであります。
この1点目、2点目については、
財政健全化の取り組みについてであります。
中期財政見通し、公債費負担適正化計画についてであります。今後、5年間で24億9,000万円の赤字が見込まれる厳しい状況であります。放置をいたせば、21年にも財政調整基金が、また、24年度には、全部の基金が底をつくおそれを伺うものであります。
国、県の監督強化、再建を余儀なくされ、自主的な活動が困難であり、こうした事態を避けるためにも、財政の健全化に取り組む必要の説明を受け止めるものであります。妙案はないかであります。
収入の多くを国に依存、税収は伸び悩み、頼みの地方交付税は大幅に削減、硬直した支出構造、職員給与の状況、地方債の状況、実質公債費比率の状況について、これら財政上、来るべきところの認識をいたしたところであります。
また、本年6月22日公布となりました地方公共団体の財政の健全化に関する法律、いわゆる自治体
財政健全化法について伺うものであります。
いわゆる
財政健全化に向けての比率設定、早期健全化段階や、また再生段階の基準を制定するものであります。
このたびの一般質問でもあったところでありますが、健全化判断比率の4項目、つまり実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率について伺うものであります。
早期健全化団体について、そして、あってはならない再生団体の定義を伺うものであります。
いずれにしても、
財政健全化計画を定める環境下であるということは言うまでもなく、計画に当たっては議会の議決を経ることは無論のこと、
地方自治法上の個別外部監査契約にもとづく監査を求めるものでもあります。
委員質疑であります。
この
財政健全化法について、国における数値の求めではなく、都市と地方の格差是正の配慮しかり、激変緩和措置はないかであります。
回答といたしましては、いい話は一切なしであります。
20年度より赤字になっている。27年度からは合併による交付税措置がなくなる。28年度から5年間の段階的な経過措置はあるにはあるが、厳しくなるのは明らかであります。
さらなる事業展開をいたす状況ではない環境であるということであります。
議論は税制改革、消費税に及ぶものもありました。他の委員質疑、数字的な質疑、数字に類似する質疑があったところでありますが、報告の割愛をお許しをお願いいたすものであります。
また、過疎計画に伴う事業計画もあるところでありますが、行財政改革集中改革プランであります。事務事業の見直し、定員管理をも徹底いたすものでありますが、地方経済への影響、財政の痛さ、厳しさを市民にどう理解を求めるかであります。
行財政改革を進めるに当たっては、それらを含めて、痛さを求める市民の感覚としてのバランスはいかがかであるのかとの意見であります。
改めての妙案はなく、このたびの
委員長報告については苦慮いたすものでありますが、冒頭に申し上げました執行部と議会については、両輪のごとく、行財政改革をともに進めていくべきもので、調査検討にとどまり、意見具申には至りませんが、
財政健全化をひたすら願うものであります。
確認をいたすことで終えたところであります。
次に、3点目、政務調査費、委員会行政視察に関する議員意向調査についてであります。
この付議事項については、いわゆる議会のあり方について、過去複数回数検討を行ったところであります。
意向調査票を編集いたし、本日お渡すべきところでありますけれども、休会中に取りまとめを行い、委員会を開催いたし、12月議会には
委員長報告を行うことを確認をいたしたものであります。
以上、委員会経過報告のみの含みをあったところを思うところでありますけれども、今後、行政評価システム、定員管理、あるいはまた、組織の見直し等を含めて、学校再編もあるいは視野に描きながら、検討いたすということを約束をいたしたところであります。
行財政改革に関する調査検討並びに意見具申について、適期的確に付議いたす努力が必要に思うところであります。
さらなる努力を求められるのではないかというふうに確信をいたしておりますけれども、議員各位のご理解をお願い申し上げ、ひとまず、行財政改革
特別委員会の
委員長報告、中間報告といたします。
終わります。
○議長(有光孝次) ただいまの報告について、ご質疑はありませんか。………ご質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
ただいまの報告は了承することにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。
よって、
行財政改革特別委員長の中間報告は、了承することに決しました。
続いて、
石見銀山調査特別委員長の報告を求めます。
9番、中西義昭議員。
[9番 中西義昭 登壇]
○9番(中西義昭) 石見銀山調査
特別委員会の中間報告を行います。
初めに、去る7月2日、正式に石見銀山遺跡登録が実現になり、大変うれしく喜んでおります。
日本で14番目の世界遺産登録、そして、また、アジアでは鉱山遺跡で初めてということになります。イコモスから登録延期の勧告の後だけに、喜びもひとしおであります。
近藤大使を始め、国、県、大田市、また、地元大森町、関係する皆様が全力で取り組まれたおかげであると、敬意と感謝を申し上げます。
今後とも、委員会といたしましても、さらなる遺跡の調査、保全整備と観光を柱にした産業振興、当地域のあり方に対する調査検討、意見具申を進めてまいりたいと考えております。
次に、報告であります。
7月6日、ユネスコ憲章の精神であります人権及び基本的自由の尊重について、総務部人権推進課の窪田享信先生を講師に、議員全員で研修会を開催いたしました。
次、8月9日、島根県古代出雲歴史博物館へ「輝きふたたび 石見銀山展」の視察を行いました。
議員17名の出席、執行部から大國教育部長、和田販売流通課長の出席を得て説明を受けました。特に、展示が難しいとされる辻が花染め丁字文道服、丁銀3点、文禄石州丁銀、御取納丁銀、御公用丁銀、そして、元和年間石見国絵図、ポルトガル国立古美術館の銀器類22点。そのきらびやかなできばえと、精巧な技術による細部装飾は魅力をして止まないものでありました。
次に、大久保間歩の視察を行いました。
8月24日、16名出席、9月7日、6名の出席であり、2回に分かれて、田中石見銀山課長の案内で実施をいたしました。
遺跡見学の本命として、来春から一般に公開する坑道ツアーを始めるための安全工事が終わった150メートルの坑道です。見学の方法や仕組みを実験的に行って、本番に備えるとのことであり、江戸時代初期の坑道を掘ったのみの跡とその後、明治になって拡張した坑道跡がはっきりわかり、興味深いところであります。
次に、去る9月18日、第9回になります石見銀山調査
特別委員会を開催しておりますので、その内容、意見具申について申し上げます。
委員12名全員の出席、執行部より田中石見銀山課長、和田販売流通課長、西村拠点施設係長、中田主任主事の出席をいただきました。
初めに、石見銀山世界遺産登録後の現状と、そして、課題について、大きく分けて4点。
1つ、石見銀山遺跡パークアンドライド方式について、2つ、公共施設入場料収益の還元策について、3つ、治安対策について、4つ、温泉津町並み保存地域の交通対策について、説明を受けました。その内容を報告いたします。
1つ、登録後の観光客の入り込み状況であります。登録後の7月、8月の大森町を訪れた観光客は16万3,400人、昨年の9万人を大きく上回りました。1日最大1万人。そして、龍源寺間歩入場者数、昨年2万3,342人から今年は9万2,300人となり、4倍に膨れ上がりました。日計最大4,741人であります。
そして、自家用車の利用が70%、観光バス利用の割合が増加しておるとのことであります。8月は1日平均18台、9月は26台、約800台のバスの予約があり、傾向として、県内が25%、広島県が25%であります。
次に、課題であります。1つ目でございます。
9月17日の石見銀山協働会議において、さまざまな課題が検討されたものでございます。
1つ目、現在の受け入れ体制であるパークアンドライド方式に大変な来訪者があり、新たな課題が出たということであります。
具体的には、石見銀山公園と龍源寺間歩の間の環境悪化が著しいということでございます。排ガスあるいはバス振動が市道への落石を助長しているのではないかということであります。
2つ目、増便してバス輸送を行っているが、乗れない方が出ている。乗車している来訪客も満員で息苦しく、また、徒歩の客も危険が生じている。石見銀山地域はこれ以上、バスを増やすことには反対である。
3つ目、代官所前広場付近への住民用駐車場の確保が必要である。
4つ目、観光バスの予約システムについて、今後、1日40台から50台の予約が出ている。20台を超えた部分は時間ごとに対応しているが、現状は県道脇にとめておる状況です。
過剰になれば、受け入れ困難となります。緊急処置として、空きバスをジャスコ、あるいはロード銀山の土地を使用させてもらっておるとのことで、今後、調整が必要であるとのことでございます。
大きな2つ目、入場料収益の還元策についてであります。
銀山全体の課題について、還元するのか。これ以外に、大田市で広く使えないかという意見があると。市は協働基金を準備し、会議所が事務局を持ち、10月以降、基金委員会を立ち上げることになっていると。収入を基金に回し、効果的な活用を市内部で協議したいと考えておるとのことでありました。
治安対策については、地域として、不安が高まっていると。駐在所の1人配置を複数にするよう要請しているが、直ちには難しく、警察ではローテーションで協力、増強カバーしたいとのことであります。
4つ目には、温泉津町並み保存地域の交通対策についてであります。
温泉津温泉街も狭いところであり、交通対策が急がれる。全体の駐車場の問題やゆう・ゆう館前の観光バスの利用について、銀の道商工会から要望があり、地元と意見交換を開催したところでありますが、両論あるところで、時間をかけて、地域で一定の方向を出してもらい、そこで市もかかわっていきたいとのことでありました。
以上の説明後、質疑、意見に入りました。
主な内容を報告いたします。
龍源寺間歩に来られ、熊谷家、河島家の入場者数が少ないが、何か仕掛けが必要だ。例えば、のれんを出すとか、人を引き付けることを考える方策はないか。
次、入場料収益は、遺跡の保存維持に必要な資金であり、入場料の収益を基金に回し、これを有効に緊急な場合でも使えるようにしたら。
一方で、入場収益と基金は別に考えた。また、収益の活用について、大田市全体で今後どうするか。三瓶や温泉津もあり、全体の青写真、整備計画が見えないと検討できないのではないかとの意見であります。
次、駐車場の料金を取ってはどうか。
次、街中の一方通行の検討を進めているか。
次、石見銀山世界遺産センターの休日について。
大森では、休日について、ほとんど無休であるが、火曜、水曜は客が少なく、水曜日を休みをしたところがあること、そして、また、分棟方式でガイダンス棟の目的からして、フルオープン時には、無休にすべきで、他の展示棟、体験棟についての休館日は火曜か、水曜日にされたらとの意見がありました。
次、9月12日のNHK総合テレビ放映は、内容はわかりやすく、大変よかったと。事前に市民に周知できなかったのか。委員会としては、次回、視聴したいと考えております。
大森町内、ごみが増えている。地元の負担が増えているが、大田市として対応すべきではないだろうかという意見でございました。
最後に、9月17日の路線バス見直し。この新聞報道に対しまして、石見銀山協働会議で決定していくのか。また、当委員会は執行部から提案したことに対し、審議するだけの委員会なのか。本委員会の立場もある。マスコミ報道は十分に配慮いただきたいとの意見が出されました。
これに対し、執行部から何とぞご容赦を願いたい。石見銀山と龍源寺間歩の間、輸送方法を変えざるを得ないということで、徒歩が基本で、自転車利用も考えながら、今後、内部で検討していきたいということで、路線バスの見直しではないとのことでありました。
また、委員会といたしましては、調査検討を重ね、提言や意見具申が議会にこうして報告され、反映されていると考えております。今後も変わらず、意見具申を取りまとめて、進めてまいりたい。ただ過剰になり、委員会がかえって、邪魔にならぬように、第一に考えております。
1時間25分の会議の後、大森町の石見銀山世界遺産センターガイダンス棟の視察を行い、11時55分閉会をいたしました。
以上、議員各位のご理解を賜り、
特別委員会の報告といたします。
○議長(有光孝次) ただいまの報告について、ご質疑はありませんか。………ご質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
ただいまの報告は了承することにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。
よって、
石見銀山調査特別委員長の中間報告は、了承することに決しました。
◎日程第7 陳情の処理
○議長(有光孝次) 日程第7、陳情書が1件提出されておりますので、本日の会議に付議いたします。
陳情第10号、保険業法の制度と運用を見直し、自主的な共済の
保険業法適用除外を求めることについてを議題といたします。
お諮りいたします。
本陳情は、陳情文書表のとおり、総務委員会に付託の上、閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。
よって、本陳情は、陳情文書表のとおり、総務委員会に付託の上、閉会中の継続審査とすることに決しました。
ここでお諮りいたします。
次期開催予定の議会の運営等については、議会運営委員会に付託の上、閉会中の継続審査といたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。
よって、次期開催予定の議会の運営等については、議会運営委員会に付託の上、閉会中の継続審査とすることに決しました。
以上で、本定例会に付議されました事件はすべて議了いたしましたので、平成19年第5回大田市議会定例会を閉会いたします。
午前11時34分 閉会
以上、会議のてんまつを記録し、その内容の正確なることを証するためここに署名する。
平成19年9月20日
大田市議会議長
大田市議会議員
大田市議会議員...