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平成19年第 2回定例会(第5日 3月20日)

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  1. 大田市議会 2007-03-20
    平成19年第 2回定例会(第5日 3月20日)


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    最終取得日: 2021-05-03
    平成19年第 2回定例会(第5日 3月20日)   平成19年3月定例会             大田市議会会議録              平成19年3月20日(火曜日)           ――――――――――――――――――――                 議事日程(第5号) 平成19年3月20日(火)午前9時開議  第1 議長諸般の報告  第2 付託案件審査報告・委員長報告に対する質疑      議案第 84号 平成19年度大田市一般会計予算(歳入、所管歳出)      議案第 93号 平成19年度大田市土地取得事業特別会計予算      議案第 98号 大田市生活安全条例制定について      議案第 99号 大田市副市長の定数を求める条例制定について      議案第100号 大田市部設置条例及び大田市水道事業の設置等に関する条例              の一部を改正する条例制定について      議案第101号 大田市職員定数条例等の一部を改正する条例制定について      議案第102号 大田市職員の勤務時間に関する条例の一部を改正する条例制              定について
         議案第103号 大田市職員の休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条              例制定について      議案第104号 大田市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定に              ついて      議案第105号 大田市税条例の一部を改正する条例制定について      議案第106号 大田市手数料条例の一部を改正する条例制定について      議案第107号 大田市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例制定につい              て      議案第108号 大田市乳幼児等医療費助成条例の一部を改正する条例制定に              ついて      議案第109号 大田市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について      議案第110号 大田市予防接種健康被害調査委員会設置条例の一部を改正す              る条例制定について      議案第111号 大田市小規模集会所の設置及び管理に関する条例の一部を改              正する条例制定について      議案第112号 大田市営住宅条例の一部を改正する条例制定について      議案第113号 大田市に収入役を置かない条例を廃止する条例制定について      議案第114号 大田市いきがい館の設置及び管理に関する条例を廃止する条              例制定について      議案第115号 仁摩町水洗便所等改造資金助成条例を廃止する条例制定につ              いて      議案第116号 島根県市町村総合事務組合の規約の変更について      議案第120号 財産の無償譲渡及び無償貸付けについて      議案第121号 財産の無償譲渡及び無償貸付けについて                                [総務企画委員長]      議案第 84号 平成19年度大田市一般会計予算(所管歳出)      議案第 85号 平成19年度大田市国民健康保険事業特別会計予算      議案第 86号 平成19年度大田市国民健康保険診療所事業特別会計予算      議案第 87号 平成19年度大田市老人保健医療事業特別会計予算      議案第 88号 平成19年度大田市介護保険事業特別会計予算      議案第 97号 平成19年度大田市病院事業会計予算                                [健康福祉委員長]      議案第 84号 平成19年度大田市一般会計予算(所管歳出)      議案第 89号 平成19年度大田市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算      議案第118号 温泉津会館の指定管理者の指定について      議案第119号 上村会館の指定管理者の指定について                                [教育環境委員長]      議案第 84号 平成19年度大田市一般会計予算(所管歳出)      議案第 90号 平成19年度大田市生活排水処理事業特別会計予算      議案第 91号 平成19年度大田市簡易給水施設事業特別会計予算      議案第 92号 平成19年度大田市農業集落排水事業特別会計予算      議案第 94号 平成19年度大田市大田市駅周辺土地区画整理事業特別会計              予算      議案第 95号 平成19年度大田市下水道事業特別会計予算      議案第 96号 平成19年度大田市水道事業会計予算      議案第117号 福光会館の指定管理者の指定について      議案第122号 市道路線の認定、変更及び廃止について                                [産業建設委員長]  第3 討論・表決      議案第 84号 平成19年度大田市一般会計予算      議案第 85号 平成19年度大田市国民健康保険事業特別会計予算      議案第 86号 平成19年度大田市国民健康保険診療所事業特別会計予算      議案第 87号 平成19年度大田市老人保健医療事業特別会計予算      議案第 88号 平成19年度大田市介護保険事業特別会計予算      議案第 89号 平成19年度大田市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算      議案第 90号 平成19年度大田市生活排水処理事業特別会計予算      議案第 91号 平成19年度大田市簡易給水施設事業特別会計予算      議案第 92号 平成19年度大田市農業集落排水事業特別会計予算      議案第 93号 平成19年度大田市土地取得事業特別会計予算      議案第 94号 平成19年度大田市大田市駅周辺土地区画整理事業特別会計              予算      議案第 95号 平成19年度大田市下水道事業特別会計予算      議案第 96号 平成19年度大田市水道事業会計予算      議案第 97号 平成19年度大田市病院事業会計予算      議案第 98号 大田市生活安全条例制定について      議案第 99号 大田市副市長の定数を求める条例制定について      議案第100号 大田市部設置条例及び大田市水道事業の設置等に関する条例              の一部を改正する条例制定について      議案第101号 大田市職員定数条例等の一部を改正する条例制定について      議案第102号 大田市職員の勤務時間に関する条例の一部を改正する条例制              定について      議案第103号 大田市職員の休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条              例制定について      議案第104号 大田市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定に              ついて      議案第105号 大田市税条例の一部を改正する条例制定について      議案第106号 大田市手数料条例の一部を改正する条例制定について      議案第107号 大田市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例制定につい              て      議案第108号 大田市乳幼児等医療費助成条例の一部を改正する条例制定に              ついて      議案第109号 大田市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について      議案第110号 大田市予防接種健康被害調査委員会設置条例の一部を改正す              る条例制定について      議案第111号 大田市小規模集会所の設置及び管理に関する条例の一部を改              正する条例制定について      議案第112号 大田市営住宅条例の一部を改正する条例制定について      議案第113号 大田市に収入役を置かない条例を廃止する条例制定について      議案第114号 大田市いきがい館の設置及び管理に関する条例を廃止する条              例制定について      議案第115号 仁摩町水洗便所等改造資金助成条例を廃止する条例制定につ              いて      議案第116号 島根県市町村総合事務組合の規約の変更について      議案第117号 福光会館の指定管理者の指定について      議案第118号 温泉津会館の指定管理者の指定について      議案第119号 上村会館の指定管理者の指定について      議案第120号 財産の無償譲渡及び無償貸付けについて      議案第121号 財産の無償譲渡及び無償貸付けについて      議案第122号 市道路線の認定、変更及び廃止について  第4 市長提出追加議案上程[提案理由説明・質疑・討論・表決]
         議案第123号 平成18年度大田市一般会計補正予算(第4号)      議案第124号 平成18年度大田市国民健康保険事業特別会計補正予算(第              4号)      議案第125号 平成18年度大田市国民健康保険診療所事業特別会計補正予              算(第2号)      議案第126号 平成18年度大田市介護保険事業特別会計補正予算(第3号              )      議案第127号 平成18年度大田市生活排水処理事業特別会計補正予算(第              1号)      議案第128号 平成18年度大田市簡易給水施設事業特別会計補正予算(第              2号)      議案第129号 平成18年度大田市下水道事業特別会計補正予算(第3号)      議案第130号 平成18年度大田市水道事業会計補正予算(第5号)      議案第131号 平成18年度大田市病院事業会計補正予算(第2号)      議案第132号 財産の処分について  第5 市長提出議案(人事案件)上程[提案理由説明・質疑・討論・表決]      議案第133号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて  第6 議員提出議案上程[提案理由説明・質疑・討論・表決]      議案第134号 大田市議会会議規則の一部を改正する規則制定について      議案第135号 大田市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について      議案第136号 大田市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する              条例制定について      意第   8号 医師不足を解消し、安心できる地域医療体制の確保を求める              意見書の提出について  第7 特別委員長中間報告      〇行財政改革特別委員長      〇石見銀山調査特別委員長  第8 請願、陳情の処理      請願第  4号 安心・安全な公務・公共サービスの拡充を求めることについ              て      陳情第  8号 リハビリテーション医療の日数制限撤廃の意見書採択を求め              ることについて             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜                 会議に付した事件  日程第1から日程第8まで             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜             出  席  議  員  (23名)     1番  石 橋 秀 利       2番  三 浦   靖     3番  石 田 洋 治       4番  松 村 信 之     5番  小 林   太       6番  松 葉 昌 修     7番  河 村 賢 治       8番  林   茂 樹     9番  中 西 義 昭      10番  内 藤 芳 秀    11番  大 西   修      13番  月 森 和 弘    14番  木 村 幸 司      15番  塩 谷 裕 志    16番  熊 谷 直 道      17番  吉 原 幸 則    18番  福 田 佳代子      19番  福 田   実    20番  石 原 安 明      21番  林     仁    22番  松 井 東司彦      23番  清 水   勝    24番  有 光 孝 次             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜             欠  席  議  員  (なし)             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜             地方自治法第121条による出席者 市長        竹 腰 創 一     助     役  蓮 花 正 晴 総合政策部長    大 谷 正 幸     総 務 部 長  知野見 清 二 健康福祉部長    那須野 強 志     環境生活部長   品 川 保 夫 産業振興部長    皆 田 修 司     建設部長     岩 田   毅 消防部長      松 井   功     総合調整課長   松 村   浩 地域政策課長    森 山 祐 二     人事課長     富 田 正 治 財政課長      船 木 三紀夫     高齢者福祉課長  白 坏 正 道 教育長       小 川 和 邦     教育委員長    岩 根 是 重 教育次長      松 村 淳 真     市立病院事務部長 川 上 佳 也 水道事業局長    三 島 賢 三     温泉津支所長   森 山 和 紀 仁摩支所長     弓 場 広 明     監 査 委 員  丸 山 浩 二             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜              事 務 局 職 員 出 席 者 事 務 局 長   吉 田   勝     事務局次長    森 山 達 雄 議 事 係 長   和 田 政 人     庶務係      小 谷 直 美                午前9時00分 開議 ○議長(有光孝次) おはようございます。  これより本日の会議を開きます。  ただいまのご出席は23名であります。定足数に達しておりますので、議会は成立しております。  本日の議事日程はお手元に配布のとおりといたします。 ◎日程第1 議長諸般の報告 ○議長(有光孝次) 日程第1、平成19年3月6日付で、島根県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙長より当該議会議員選挙の候補者及びその選挙結果について報告がありました。  お手元にその書面の写しを配布いたしておりますので、ご覧おきいただきたいと思います。 ◎日程第2 付託案件審査報告・委員長報告に対する質疑 ○議長(有光孝次) 日程第2、付託案件審査報告及び委員長報告に対する質疑を行います。  先に常任委員会に付託いたしました議案第84号から議案第122号までの39件についての審査報告及び委員長報告に対する質疑を行います。  初めに、議案第84号から議案第120号までの22件を一括議題といたします。  総務企画委員会における審査の経過及び結果について、委員長より報告を求めます。  19番、福田 実議員。               [19番 福田 実 登壇] ○19番(福田 実) おはようございます。  去る3月9日の本会議におきまして、総務企画委員会に付託されました議案第84号、平成19年度大田市一般会計予算(歳入、所管歳出)、議案第93号、平成19年度大田市土地取得事業特別会計予算、議案第98号、大田市生活安全条例制定について、議案第99号、大田市副市長の定数を定める条例制定について、議案第100号、大田市部設置条例及び大田市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第101号、大田市職員定数条例等の一部を改正する条例制定について、議案第102号、大田市職員の勤務時間に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第103号、大田市職員の休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第104号、大田市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第105号、大田市税条例の一部を改正する条例制定について、議案第106号、大田市手数料条例の一部を改正する条例制定について、議案第107号、大田市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例制定について、議案第108号、大田市乳幼児等医療費助成条例の一部を改正する条例制定について、議案第109号、大田市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について、議案第110号、大田市予防接種健康被害調査委員会設置条例の一部を改正する条例制定について、議案第111号、大田市小規模集会所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第112号、大田市営住宅条例の一部を改正する条例制定について、議案第113号、大田市に収入役を置かない条例を廃止する条例制定について、議案第114号、大田市いきがい館の設置及び管理に関する条例を廃止する条例制定について、議案第115号、仁摩町水洗便所等改造資金助成条例を廃止する条例制定について、議案第116号、島根県市町村総合事務組合の規約の変更について、議案第120号、財産の無償譲渡及び無償貸付けについての予算案件2件、条例案件18件、一般案件2件、合計22件につきまして、3月12日に委員6名全員出席のもと、委員会を開催し、その審査を終えております。  委員会には、執行部より竹腰市長、小川教育長を始め、大谷総合政策部長知野見総務部長、松井消防部長、森山温泉津支所長弓場仁摩支所長、関係いたします担当課長、職員の出席を得まして、慎重に審査を行いました。  その審査の結果と経過、可否判定の中で示されました主な意見についてご報告申し上げます。  まず、議案第84号の審査結果について申し上げます。  平成19年度大田市一般会計予算は、全会一致によって原案可決であります。  審査の経過と主な意見でございます。  歳入にかかわる合併特例債の使途はとの問いに、新市建設計画に計上されている事業である。  また、交付税の積算と見込みはとの問いに、予算割れはこれまではなかったが、新しい交付税は未定である。  また、今年度、18年度の地方債の最終見込みはとの問いに、減少する方向であるとのことでありました。  歳出では、協働によるまちづくり推進事業で公民館及びコミュニティサポートセンター等の基本的な考え方の説明を受け、意見として、市民に誤解を招くような説明は控えるように、さらに、ブロックの設置は関係者と十分協議をして進めることでありました。  情報化推進事業では、NTTの借り上げを廃止し、自営光ファイバーを設置する。今年度と来年度の2カ年で総事業費は6億円とのことでありました。
     石見銀山整備事業石見銀山協働基金事業には、新たに設置をする。  また、国指定文化財保存修理事業は、このたびの世界遺産登録に関して、国指定となった羅漢寺五百羅漢保存修理事業費補助とのことでありました。  消防本部のAED購入事業について、これまで何カ所設置され、活用状況はとの問いに、現在まで7カ所で活用はないとのことでありました。  次に、議案第93号、土地取得事業の予算でありますが、審査の結果は全会一致で原案可決であります。  意見はありませんでした。  議案第98号、新設条例の生活安全条例についてでございます。  審査結果は全会一致で原案可決であります。  意見として、第5条の関係機関との連携を十分取ってほしい。市民の安全、安心を守るために適切に生かしてほしいでありました。  次に、議案第99号、新設条例の副市長の定数を定める条例ですが、審査の結果は全会一致で原案可決であります。  経過でありますが、名称の変更のみかとの問いに、自治法の改正に伴うものであり、市長から権限移譲し、執行できるようになったが、当面は従来どおりとのことでありました。意見はありませんでした。  次に、議案第100号、議案第101号、議案第102号、議案第103号、議案第104号、議案第105号、議案第106号、議案第107号、議案第108号、議案第109号、議案第110号、議案第111号、議案第112号の条例の一部を改正する13議案でありますが、結果につきましては、いずれも全会一致で原案可決であります。  審査の経過でありますけど、一部改正の内容の確認のみでありました。  意見はありませんでした。  次に、議案第113号、議案第114号、議案第115号の条例を廃止する条例3議案でございますが、いずれも全会一致で原案可決であります。  意見はありませんでした。  次に、議案第116号、規約の変更でありますが、全会一致で原案可決であります。  意見はありませんでした。  次に議案第120号、財産の無償譲渡及び無償貸付けでございますが、全会一致で原案可決であります。  意見はありませんでした。  以上、議案第84号から議案第120号の案件22件につきまして、本委員会審議の経過や結果につきまして申し上げました。  議員の皆様のご賛同をお願いをし、報告とさせていただきます。 ○議長(有光孝次) ただいまの総務企画委員長の報告に対し、ご質疑はありませんか。………ご質疑なしと認めます。  続いて、議案第121号を議題といたします。  本案につきましては、地方自治法第117条の規定により、21番、林 仁議員の退席を求めます。               [21番 林  仁 退場] ○議長(有光孝次) それでは、議案第121号に対する総務企画委員会における審査の経過及び結果について、委員長より報告を求めます。  19番、福田 実議員。               [19番 福田 実 登壇] ○19番(福田 実) 去る3月9日の本会議におきまして、総務企画委員会に付託されました議案第121号、財産の無償譲渡及び無償貸付けについて、3月12日に委員6名全員出席のもと委員会を開催し、その審査を終えております。  委員会には、執行部より竹腰市長、以下、先ほどご報告させていただきました方々の出席を得まして、慎重に審査を行いました。  結果でございますが、全会一致で原案可決でございます。  意見はありませんでした。  議員の皆さんのご賛同をお願いをし、報告とさせていただきます。 ○議長(有光孝次) ただいまの総務企画委員長の報告に対し、ご質疑はありませんか。………ご質疑なしと認めます。  21番、林 仁議員の入場を求めます。               [21番 林  仁 入場] ○議長(有光孝次) 続いて、議案第84号から議案第97号までの6件を一括議題といたします。  健康福祉委員会における審査の経過及び結果について、委員長より報告を求めます。  13番、月森和弘議員。               [13番 月森和弘 登壇] ○13番(月森和弘) 去る3月9日の本会議において、健康福祉委員会に付託されました議案第84号、平成19年度大田市一般会計予算(所管歳出)、議案第85号、平成19年度大田市国民健康保険事業特別会計予算、議案第86号、平成19年度大田市国民健康保険診療所事業特別会計予算、議案第87号、平成19年度大田市老人保健医療事業特別会計予算、議案第88号、平成19年度大田市介護保険事業特別会計予算、議案第97号、平成19年度大田市病院事業会計予算、以上、議案6件につきまして、去る3月12日、13日の両日、委員6名全員出席のもと、委員会を開催し、その審査を終えたところでございます。  委員会には、執行部より蓮花助役、那須野健康福祉部長、川上病院事務部長、岸本看護部長ほか、関係課長及び職員の出席のもと、開催いたしました。  初めに、蓮花助役よりごあいさつをいただき、引き続き、所管の部課長より説明を受け、審査を行いましたので、その審査の結果と経過、及び提言並びに意見をご報告いたします。  初めに、議案第84号についての主な質疑は、障害者自立支援法の国の見直しについての質問に、国は12月に補正予算を提出している。6月補正で利用者負担の緩和に努めたい。  次に、大田市の子育て支援策について、誇れるのかの質問に、保育料軽減、支援策等々など、特別事業について積極的に対応している。  次に、生活支援センターが常時、満杯にしておくのはどうか、配慮を願いたい等々、それぞれ質疑や提言があったところでございます。  以上の経過を踏まえ、議案第84号は採決の結果、賛成多数、原案可決であります。  なお、反対の意見として、保育園の指定管理に異論がないが、指定管理が民営化につながる。  また、意見として、電算システムの改修については、適切な方策を検討されたい。  また、敬老会補助については、早急に統一すべき。  続いて、議案第85号について報告いたします。  主な質疑は、保険料の資産割に不満の声がある。検討されたいとの質問に、資産を持った方は、それなりに負担ができると判断するところだとの答弁でした。  以上、議案第85号は採決の結果、賛成多数、原案可決であります。  なお、反対の意見として、短期保険証の方が333人もいる。基金を取り崩し、保険料を軽減すべき。  また、意見として保険料の資産割軽減について検討されたいと、強い意見がなされたところでございます。  続いて、議案第86号、議案第87号の両議案について報告いたします。  特に、質疑、意見等はありませんでした。  以上、議案第86号、議案第87号は、採決の結果、両議案全会一致、原案可決であります。  続いて、議案第88号について報告いたします。  主な質疑は、介護予防策、包括支援は増額となっているがの質問に、18年度よりも予算は増えている。支援事業のボリュームも増えた。包括支援センターを直営でやれということだが、マンパワーの確保が図れるかどうか、ご理解を願いたい。  直営については、人事当局と協議中である。  以上、議案第88号は、採決の結果、賛成多数、原案可決であります。  なお、反対の意見として、基金積立てがどこまで適当なのか、把握していない。これを負担軽減に回すべき。  また、意見として、第1号被保険者の保険料を下がるように、市長会等を通じ、国、県に要望いただきたい。  続いて、議案第97号について報告いたします。  初めに、事務部長より院長は診療日のため、欠席であるとの報告、そして、19年度の収益的収支であるが、患者数の減等により、収支差し引きで1億2,787万7,000円の純損失である。  続いて、資料説明をいただき、質疑を行いました。  主な質疑は医師確保が問題だ。見通しはどうかの質問に、特に内科医の医師が少ない。24時間、365日、救急医療を行っている。11名中10名が救急医療に携わっている。月3回の救急業務である。この3月から正副院長もこの業務に携わっている。医師確保は難しい。医師確保は引き続き、努力いたしたい。  次に、看護師の主任制度についての質問に、今年は4名を配置した。モチベーションが発揮され、年齢に関係なく、この種のものは、可能な限り増やしたい。  次に、電子カルテが3月に導入されているが、大変な状況と聞くが、いかがとの質問に、操作にふなれなところもあるので、今は超過勤務をしている状況である。なれていけば、それもなくなるだろう。  病棟にパソコンを置き、情報の共有化が図られる。また、診療科の受付業務をこれまでは看護師が行ってきたが、導入に伴い、5人の事務職員で行うこととした。  次に、委託料、賃借料について、総合評価方式であるが、業者の言いなりになっている面はないのかの質問に、随意契約は多いが、特殊な医療機器が多いのでとの答弁でした。  ほかに医療スタッフの問題、19年度末で約4億円程度の欠損金について、早急に対応すべき等など、課題について意見や提言があったところでございます。  以上の経過を踏まえ、議案第97号は採決の結果、全会一致、原案可決であります。  なお、主な意見として、病院長は有能な医師を確保することが責務である。患者の減少は解消する。そのためにも、医師や看護師の待遇や福利面での充実について検討いただきたい。  以上、議案6件につきまして、本委員会の審査の過程や結果について報告いたしました。  議員各位のご賛同をお願いいたしまして、委員長報告とさせていただきます。 ○議長(有光孝次) ただいまの健康福祉委員長の報告に対し、ご質疑はありませんか。………ご質疑なしと認めます。  続いて、議案第84号から議案第119号までの4件を一括議題といたします。  教育環境委員会における審査の経過及び結果について、委員長より報告を求めます。  22番、松井東司彦議員。              [22番 松井東司彦 登壇] ○22番(松井東司彦) 去る3月9日の本会議におきまして、教育環境委員会に付託されました議案第84号、平成19年度大田市一般会計予算(所管歳出)、議案第89号、平成19年度大田市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算、議案第118号、温泉津会館の指定管理者の指定について、議案第119号、上村会館の指定管理者の指定についての4議案は、3月14日委員会全員出席のもと、慎重に審査をいたしました。  当委員会には、執行部より蓮花助役を始め、小川教育長、品川環境生活部長、松村教育次長ほか、関係いたします課長の出席のもと、審査を行ったところであります。  その審査の経過並びに結果、また、可否判定において示された主な意見についてご報告申し上げます。  議案第84号について。  銀のメモリアルプレゼント事業について、これまでの評価と今後はとの問いに、生まれた方を市民挙げてお祝いするもので、出生時刻、名前等を記載している。大田市出身ということで、子々孫々まで誇りを持って伝えていただきたい。平成20年度を目途に全体的な見直し、検討を行いたい。  また、石見法律相談センターについて、石見地区は弁護士が少なく、大田市にはいない。今後の社会的状況を踏まえ、対応策はとの問いに、現在は石見部では、浜田市のみで、今後、地元で開業ということになれば、行政としても検討をしたい。  また、狂犬病対策について、現状はどうかとの問いに、登録し、予防接種を受ける義務があるが、平成18年度まで2,825頭の登録がある。しかし、予防接種は1,700頭程度で、周知はしているが、なかなか理解が得られない。平成19年度はぜひとも、予防接種を受けてほしい。  また、ごみ袋の配布数はとの問いに、平成18年度では可燃、不燃合わせて約190万枚配布している。平成19年度予算では、192万枚を予算計上している。また、学校図書購入費が減額されているがとの問いに、学級数が減ったことで減額となった。学校図書標準では市内小・中学校29校のうち、100%が5校、75%以上が10校、50%から75%が11校、50%未満が3校である。寄附とは関係なしに予算要求はしている。  また、図書館の蔵書について、予算計上の500万円は、旧大田市のときと同額で、合併した仁摩図書館などの蔵書計画がなおざりにされているのではないかとの問いに、10万冊ある図書館で10年間のローテーションを考えるならば、500万円は最低限のところだ。強い意見として受け止めておくとのことでした。  以上、議案第84号は、採決の結果、全会一致、原案可決であります。  可否判定の際、出されました主な意見として、行財政改革の流れの中、平成19年度当初予算の教育委員会所管の予算も抑えられがちに思えるが、教育行政については、カットすればいいというものではない、との意見がありました。  次に、議案第89号、平成19年度大田市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算、議案第118号、温泉津会館の指定管理者の指定について、議案第119号、上村会館の指定管理者の指定については、ともに全会一致、原案可決であります。  審査の経過及び主な意見として、それぞれ本会議にてご説明いただいたとおりで、意見等はありませんでした。  以上、教育環境委員会に付託されました議案第84号、議案第89号、議案第118号、議案第119号の4議案は、全会一致、原案可決であります。  議員各位の賛同をお願いし、委員長報告を終わります。 ○議長(有光孝次) ただいまの教育環境委員長の報告に対し、ご質疑はありませんか。………ご質疑なしと認めます。  続いて、議案第84号から議案第122号までの9件を一括議題といたします。  産業建設委員会における審査の経過及び結果について、委員長より報告を求めます。
     14番、木村幸司議員。               [14番 木村幸司 登壇] ○14番(木村幸司) 去る3月9日の本会議におきまして、産業建設委員会に付託されました議案第84号、平成19年度大田市一般会計予算(所管歳出)、議案第90号、平成19年度大田市生活排水処理事業特別会計予算、議案第91号、平成19年度大田市簡易給水施設事業特別会計予算、議案第92号、平成19年度大田市農業集落排水事業特別会計予算、議案第94号、平成19年度大田市大田市駅周辺土地区画整理事業特別会計予算、議案第95号、平成19年度大田市下水道事業特別会計予算、議案第96号、平成19年度大田市水道事業会計予算、議案第117号、福光会館の指定管理者の指定について、議案第122号、市道路線の認定、変更及び廃止についての予算案件7件、一般案件2件につきまして、3月14日、全委員出席のもと、産業建設委員会を開催、その審査を終えております。  委員会には、執行部より竹腰大田市長を始め、皆田産業振興部長、岩田建設部長、三島水道事業局長以下、関係いたします担当課長ほか職員の出席を得まして、審査を行いました。  その審査の結果と経過、可否判定の中で示されました主な意見につきまして、ご報告申し上げます。  初めに、議案第84号、平成19年度大田市一般会計予算(所管歳出)につきまして、審査の結果から申し上げます。  議案第84号は、賛成多数、原案可決でございます。  審査の結果と審査や可否判定の際示されました主な意見でございます。  初めに、産業振興部所管におけます経過並びに質疑等でございます。  概要でございます。  産業振興プロジェクト推進事業でございますが、産業振興ビジョンを実現化に向けた事業経費でございまして、地域活性化に向けた研究会を立ち上げ、より具体的な取り組みについて、行動していく。  産・学・官連携推進事業、起業創業に対する助成制度で、対象経費の2分の1、家賃のみは3分の2でございますが、限度額1件につき、200万円を補助するふるさと大田創業支援事業、大田の顔づくりによる地域産品の販路拡大を目的とする大田ブランド認証支援制度、石州瓦並びに県産材の利用促進による地場産業の育成と地元建築関連産業の活性化を目的とする石州瓦等利用促進事業、事業経営者に対する活動支援による地域産品の販路拡大と所得向上を目的とする市場開拓コーディネーター活動支援事業、体系ある地域産業教育の取り組みによる職業感の醸成と地域を担う人材の育成を目的とする産業読本製作事業、そのほか、メイド・イン大田創出支援事業、ふるさと大田企業振興アドバイザー設置事業、パンフレット作成事業の9つの事業からなるものでございます。  悠々おおだ商い支援事業は、中心市街地活性化研究会事業、まちづくり情報発信事業、彼岸市保存補助、また、二代、三代と大田市の産業を支えてくださった事業者等を表彰するスローライフビジネス表彰制度からなるものでございます。  有害鳥獣被害対策事業でございますが、18年度において、大田の町中にもイノシシが出る等、急激な増加に伴う増額でございます。  漁港改修事業は、鳥井漁港の東物揚げ場でございまして、老朽化に併せ陥没による修繕をするものでございます。  観光協会補助金でございますが、石見銀山の世界遺産登録に併せ、観光の強化を図るために、観光協会に事務局長のほか、企画員、経理担当を、大田市駅とゆう・ゆう会館に観光案内員を配置することによる補助でございます。  石見銀山観光客対策事業でございますが、ピーク時の交通誘導にかかわる費用でございまして、現在、ゴールデンウイークとウイークデーでの配置等を予定とのことでございました。  観光総合案内所等建設事業でございますが、石見銀山公園トイレ付近に大田市全体の観光案内総合事務所を建設するものでございまして、観光協会、石見銀山ガイドの会が入居のほか、その他、利用方法につきましては、現在、検討中とのことでございました。  また、今まで単独で補助をしておりました天領さん及び温泉津夏祭りでございますが、一括してイベント補助金にて補助をする等の説明があったところでございます。  産業振興部所管に関します質疑等でございますが、大田ブランドにおける農林水産物の位置づけはどうか。ブランド認証に当てはまるのか。  また、悠々おおだ商い支援事業だが、大田商工会議所を中心として中心市街地活性化事業をやってきた。現状の組織も発展的解散の状況であるが、過去につくられた組織等、過去を教訓とすると活性化事業も発展するのか疑問である。  並びに、産業振興部は機構改革により体制が変わる。どのような体制になるのか等の質疑があったところでございます。  それぞれ、大田ブランドへの農林水産物の位置づけにつきましては、地産地消のかけ声だけでは振興につながらない。地元の品物を見直し、評価をする。その象徴として大田ブランドをつくり上げたい。そのことが、材料の地元調達につながると考える。地元商品を使うことが地元経済に影響を及ぼすということをご理解いただき取り組んでいかなければ、大田ブランドは浸透しない。農協、会議所など、あらゆる枠組みを超えて取り組んでいきたい。  また、悠々おおだ商い支援事業につきましては、既存の組織は改正法上は自然消滅ということになる。大田市駅中心にまちづくりは背丈に応じたまちづくりに取り組む。  またかという懸念もあるが、改正法ではコンパクトで快適なまちづくりと言っている。それらに近づける観点で、会議所、商店会等の皆さんと協議の場を持ちたい。  産業振興部の体制につきましては、産業企画、販売流通、地域産業育成の3つの課を予定している。横断的に一体となって取り組むことが必要で、3つの目的に従った区分けとする。  産業企画課は、企画部門の総合調整、販売流通課はできたものを売る。また、高度な商品をつくるシステムづくり、地場産業育成課は、継続的な事業がここに来ると思うが、それぞれについては現在、調整中であるとの答弁でございました。  なお、産業振興部の体制につきましては、竹腰大田市長より農産物、水産物、特産品等、売れる仕組みをつくることが重要である。従来の縦割りをくし刺しにして強化していく。産業振興ビジョンの実践をより効果的に進めていくための機構改革をするとの前進的かつ力強い意気込みをお聞かせをいただきましたので、申し添えます。  次に、建設部所管でございます。  主要なものは、辺地過疎対策道路整備事業で実施している道路改良、石見銀山公園整備につきましては、トイレ、駐車場整備、街なみ保存地区の電柱地中化、下水道に関しましては、4月より仁摩が供用開始になりますけれども、引き続き、大田、温泉津処理場の建設、管渠工事の実施に移る。道路台帳整備事業は、新市で効率的に維持管理を行うために新たにつくり替えを行うものである等の説明をいただいたところであります。  経過並びに質疑等でございますが、地籍調査事業について、地元説明会に欠席された方の対応はどのように行っているか。  大森町における工事の対応はどのようになっているか等の質疑があったところでございますが、地籍調査につきましては、調査事業の前には、集会所単位で地元説明会を行っており、不在地主及び欠席者には調査前に電話、手紙等でお知らせをして、境界立会のお願いをする等、個別に対応している。  また、大森町の対応につきましては、総合的な調整窓口は石見銀山課で対応している。地元への対応は大森自治会協議会に事前説明等、協議しながら進めているとの答弁でありました。  可否判定及び質疑の際、出されました主な意見でございますが、防災計画の中で、山が荒れると水系が変わり、災害が発生しやすくなると聞いている。森林作業員担い手育成事業において、若い担い手を育成、活用する等、森林組合との協議を重ねていただきたい。  また、世界遺産登録を間近に控え、観光協会の役割は観光の確たる重要な部署である。観光協会がしっかりと活躍いただけるよう例えば、要となる部署への行政職員あるいは職員OBなど、精通した人材を派遣する等、観光協会との連携及び強力なバックアップをお願いしたい等の意見がございました。  また、反対意見でございますが、機構改革により今までの農林課、水産課が3課に分かれ、係となる。米対策については、3年延長があるけれども、大田市独自の担い手支援策では何も見るものがない。また、機構改正においても、その具体策がない。この予算では、農畜産物の生産量、額とも減少に転ずるのは明らかだ。したがって、集落営農等の積極的な取り組みを期待するとの意見でございました。  次に、議案第90号から議案第92号、並びに議案第94号、議案第95号の特別会計予算でございます。  審査の結果から申し上げます。  議案第90号、平成19年度大田市生活排水処理事業特別会計予算、議案第91号、平成19年度大田市簡易給水施設事業特別会計予算、議案第92号、平成19年度大田市農業集落排水事業特別会計予算、議案第94号、平成19年度大田市大田市駅周辺土地区画整理事業特別会計予算、議案第95号、平成19年度大田市下水道事業特別会計予算の特別会計予算5件は、ともに全会一致、原案可決でございます。  概要につきましては、それぞれ本会議にてご説明いただいたとおりでございます。  主な質疑でございますが、生活排水及び下水道に関します前納報奨金につきまして、報奨金に係る支払い方法及び条例化に関します質問があったところでございますが、支払いに関しましては、一括前納か5年分納かの二者択一にしている。  また、条例化に対しましては、昨年ご承認いただきました下水道条例で報奨金減免を規則、要綱に定めるとしているとの答弁で、そのほか、ご意見等はございませんでした。  次に、議案第96号、平成19年度大田市水道事業会計予算でございます。  全会一致、原案可決でございまして、江の川水系の受水費の改定が3年から1年に変わった理由についての質問があったところでございますが、江津市と大田市は水道料金が高く、前々から施設能力に応じた申し込み水量の割合が低いということもあり、県に支援をお願いしてきた。県の企業局としても構造的問題を解決、検討をし、県財政当局と協議したいという回答があり、まずは1年での改定となったとの答弁でございました。  そのほか、意見等はございませんでした。  次に、議案第117号及び議案第122号の一般案件2件につきまして、審査の結果から申し上げます。  議案第117号、福光会館の指定管理者の指定について、議案第122号、市道路線の認定、変更及び廃止についてはともに全会一致、原案可決でございます。  概要につきましては、それぞれ本会議にてご説明いただいたとおりでございまして、質疑、意見等はございませんでした。  以上、審査の結果と経過、示されました意見につきまして、申し述べさせていただきました。  議員皆様のご賛同をお願い申し上げまして、ご報告とさせていただきます。 ○議長(有光孝次) ただいまの産業建設委員長の報告に対し、ご質疑はありませんか。  18番、福田佳代子議員。 ○18番(福田佳代子) 1点だけお願いいたします。  石見銀山の世界遺産登録に向けて、いろいろと整備がされ、そちらの方に予算、財源なんかも向かっているというのがよくわかるわけですけど、1点だけ天領さん、それから、温泉津の夏祭り、仁摩のごいせ祭りですか。これらの祭りも地元の行事として皆さん方に喜ばれているのではないかと思うんですけど、予算が下がっております。そのことについて、委員会でどういった話し合いがなされたんだろうかなと思っていまして、もし、下げられたことに対しての関係者の方々の気持ちだとか、では、財源が下がった分、どういうふうに取り組んでいくのか、いかれるのかというようなこと、そういったことなどは話に出なかったのでしょうか。お願いいたします。 ○議長(有光孝次) 14番、木村幸司議員。 ○14番(木村幸司) 天領さんと温泉津の夏祭りにつきましては、先ほども申し上げましたように、イベント補助金の方で補助するということでございまして、助成金額が下がったことについての質疑等々はございませんでした。 ○議長(有光孝次) ほかにありませんか。………ないようでありますので、以上で本案9件についての産業建設委員長報告に対する質疑を終結いたします。 ◎日程第3 討論・表決 ○議長(有光孝次) 日程第3、これより本案39件について、討論・表決を行います。  まず、議案第84号を討論に付します。本案について討論の通告がありますので、順次発言を許します。  初めに、18番、福田佳代子議員。              [18番 福田佳代子 登壇] ○18番(福田佳代子) 私は日本共産党を代表いたしまして、議案第84号、平成19年度大田市一般会計予算に、反対の立場から討論を行います。  石見銀山世界遺産登録に向けた準備がさまざまに急ピッチで進められています。関係者の皆さんに心からの敬意を表します。  石見銀山資料館が21日リニューアルオープンすると新聞に報道されていました。  また、14日と19日には、大田市の13歳の中学生が読者欄に投稿していました。  内容は、「石見銀山だけに多額の投資は問題。お年寄りに住みやすいまちにと、島根の良さと石見銀山の良さを全国に伝えて」という内容でした。  両方の意見はどちらも今、市民が感じていることではないでしょうか。市民全体が石見銀山の価値を知り、後世に伝えること、これは、平和であってこそできるのだということ、そして、高齢者が住みよいまちづくりは同じように大事だということだと思います。  石見銀山の価値を全市民が感じられる努力を引き続きしていただきたいこととハード事業については、できるだけ後の維持管理費が少なくて済むように考えていただきたいと思います。  さて、市民の暮らしは政府の景気回復のかけ声とはほど遠く、どこの話かと思うほどです。正職員で働く職場がほとんどないとか、税負担などが増えるなど、暮しは一段と厳しくなっています。  大田市の生活保護世帯は、平成18年4月、198世帯、今年2月は209世帯、就学援助を受けている児童、生徒は平成18年2月、407人、今年2月は416人と少しずつ増えています。  さらに、18年1月から12月の自損行為での救急出動は15件であり、原因は複雑だと思いますが、以前に比べ、精神的にも経済的にも生きづらくなっていることは間違いありません。  特に、前小泉内閣の構造改革のもとで、さまざまな規制改革が実施され、強い人はより強く、弱い人はますます弱くと、所得格差が広がっています。  地方自治体は国の国民負担増の政治から、市民の暮らしを守ることを第一義的に考えるべきであり、福祉の心を持って市政運営に当たってほしいものです。  さて、いよいよ平成19年度は、竹腰市政の市政運営が試されます。市民もふるさと大田市が活性化し、だれもが住みよい県央の中核都市にと願っています。  今年度の施策の中で評価すべきものとして、保育料のさらなる軽減、休日保育、学童保育など子育て支援策です。これらのことで、少子化に歯止めがかかってほしいものです。  さらに、福祉医療制度の市独自の低所得者対策です。欲を言うようですが、低所得者1,072人だけでなく、1,680人の対象者全員に対する市の独自軽減策にしていただきたかったと感じました。  今後、ぜひ、ご検討をいただきたいと思います。  併せて、県にはもとに戻すように働きかけていただきたいと思います。  さらに、石州瓦利用促進事業に続き、県産材使用に対する補助も関係者の方から喜ばれるのではないでしょうか。  また、全日本同和会大田支部の団体運営助成の廃止は県内自治体で大田市が最初であり評価いたします。  さて、反対の理由の第1は、国の国民負担増計画に大田市としての軽減策がありません。  2004年から始まった国民負担増の数々、例えば、配偶者特別控除の縮減、上乗せ分の廃止から2007年の国民年金の引き上げなど、合わせて、負担増は国民一人当たり4万円余りと予想されています。  大田市での住民税の税制改革に伴う負担増は、平成18年、19年で合わせて1億5,800万円になることが、今議会で明らかになっています。市民一人当たり3,900円、こうした負担増で苦しむ市民に配慮すべきであったと考えます。  第2は、保育所民営化の準備段階である指定管理制度導入です。  せっかく、子育て支援策を打ち出していながら、行き着くところは民営化というのでは、自治体としての責任を放棄するものと考えます。  第3は、学校再編計画の具体化です。学校がなくなり、遠くなることは子どもたちの安全の面からも子どもの成長からも地域にとっても大きな問題を抱えることになります。  かつて、旧大田市で実施された統廃合のときよりももっと深刻な問題を引き起こすと考えます。  第4は、市の基幹産業の農林漁業の衰退が懸念されるということです。市役所の機構改革によって、農林課、水産課はなくなり、産業振興部となり28人体制で担当者の配置ということでした。  果たして、国民の食糧を守るという大事な役目が果たせるのでしょうか。大田市独自の担い手支援策もありません。  農畜産物の生産高、生産額が減少していくのは明らかです。  第5は、市職員の駐車料金徴収で、790万円の増収となっています。市職員は、平成18年、19年度で給与5%カットであり、一般会計職員526人で、合わせて1億8,900万円、一人当たり約36万円の減給です。職員の仕事に頑張ろうという意欲がそがれないかと心配します。  学校現場では、技能員は公用車がなく、自分の車を使って仕事をしています。  第6は、生活交通確保対策実施計画はできましたが、交通弱者への対策をもっと考えてほしいと思います。  平成19年度は利用促進などの取り組みで、廃止路線はないようですが、山間部でも安心して生活できるような施策を取るべきと考えます。  また、仁摩、温泉津の福祉バスの有効利用、黒塗り公用車の削減など考えるべきと思います。  最後に、住民の福祉と暮しを守るという自治体本来の役割を果たしていただきますよう願いまして、反対討論といたします。  議員各位の皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。
    ○議長(有光孝次) 次に、20番、石原安明議員。               [20番 石原安明 登壇] ○20番(石原安明) 私は、提案されております議案第84号、平成19年度大田市一般会計予算につきまして、賛成をする立場から意見を申し上げます。  さて、現在、日本におかれている状況は、外交問題はともかく、少子高齢化や格差社会の到来など、いろいろな問題が生じてきております。  一方、経済は戦後最長と言われる好景気に支えられ、都市部を中心として低成長と言われながらも、活気を呈している状況でございますが、地域経済は依然として厳しく、この大田市も例外ではありません。  中山間地域を中心に高齢化問題や人口減少、それに伴い、集落機能の維持や地域コミュニティの再構築、また、若者定住や雇用の場の確保など、大田市の抱える問題は多岐にわたっているとの認識をしているところでございます。  このような状況下にあって、竹腰市政の実質2年目の年度がスタートいたします。  平成18年度は新生大田市の基礎を築くため、まちづくり元年、改革元年と位置づけ、昨年12月には、向こう10年を見据えた大田市総合計画を取りまとめられました。  平成19年度予算は、そのような意味で、大田市総合計画のスタートに当たる年度であります。  市長は予算説明に先立ち、6つの基本方針を掲げ、これにもとづき市政運営を展開する旨の所信を表明されました。  その上で、魅力、活力、協力によるまちづくりを推進し、その実現のためには、施策の選択と集中を基本とし、予算編成をしたとのことでございます。  少し前置きが長くなりましたが、このような背景のもと、今年度の大田市の当初予算は、対前年度当初比10.1%増の214億8,000万円であります。  県内他市と比べ、大変積極的な予算であり、竹腰市長の市政にかける強い意気込みが感じられます。  予算概況としては、歳入では市税が税源移譲などにより、対前年度比5.7%の増、また、投資的事業費の増に伴い、国庫支出金が45.9%、県支出金が19.8%、市債が51.4%のいずれも増となっております。  一方、歳出では、普通建設事業費がいよいよ今年度、世界遺産登録が確実視される石見銀山において、拠点施設整備事業や快適な都市基盤づくりのための情報化推進事業などにより、55.2%の増、災害復旧事業費が過年度災害復旧事業の増により、6倍強となっているのが特徴でございます。  また、行政改革の進展から人件費は7.4%の減、公債費については、8億1,900万円を繰上償還し、19年度末市債残高を363億5,700万円見込みとするなど、積極的な予算を組みながらも、行財政改革を推し進め、コスト削減に努めて、着実に市債残高を減じていることは高く評価するところであります。  次に、6つの基本方針に沿って、提出された予算書を具体的に見ますと、産業振興をまちのづくりの基本方針の第一と位置づけ、産業振興プロジェクト事業を推進、その中で、石見銀山の世界遺産登録を千載一遇のチャンスと捉え、観光協会や観光案内機能の充実など、観光振興に向けての諸施策は大田市の産業構造全体に見渡したとき、まさに、時宜を得た施策であります。  また、企業誘致活動についても、新たに県へ職員を常駐させ、県との連携を図るなど、今までにない積極的な取り組みと評価しております。  安心、安らぎを感じる生活づくりにおいては、第三子以降の3歳未満の児童の保育料の無料化や保育料の体系を7階層から14階層に改め、国の基準の65%に引き下げるなど、子育てに係る費用の軽減化に配慮してあります。  また、地域医療の充実では、市立病院の医療機器の整備を図り、大田市健康増進計画にもとづく諸事業を実施する政策などは、高齢化社会に対応した施策の展開であると把握するものであります。  また、障害者への支援や福祉医療につきましても、低所得者の負担軽減を図るなど、弱者への配慮がなされていることも評価できる施策であります。  快適な基盤づくりにおいては、道路ネットワークの形成や情報化推進計画に伴い、光ケーブル幹線網を整備し、地域公共ネットワークの再構築を図るための基盤づくりに取り組まれることは社会基盤整備の遅れている大田市においては、急務のことであります。  石見銀山を始めとする歴史を生かした創造的な人づくりは、日本で初めての産業遺跡を紹介するための展示棟、収蔵、体験棟の整備や大久保間歩の公開に向けての整備などはわかりにくいと言われる遺跡ゆえ、必要不可欠な事業であるととらえております。  循環型社会を目指す生活環境づくりでは、ごみの減量化を進展している中で、引き続き、ごみの分別を徹底し、再資源、再利用を図ることで、さらに費用の軽減化をお願いしたいとともに、新たな不燃物処理場の建設に向けた調査や新エネルギーの導入推進は、環境問題に対応する喫緊の課題であり、それに向けた施策であると認識するところであります。  以上、総合計画のスタートに当たる今年度の主要事業の施策展開はどれを取っても、大きな事業であり活力ある大田市と住みよい大田市の実現に向け、市民への説明責任をきちんと果たされながら、市民のご理解とご協力をいただけるようしっかりと取り組んでいただきたいと思います。  特に、学校再編計画やブロックまちづくりの計画などは、協働によるまちづくりを進める上では、根幹をなすところであります。  歳入歳出全体を見たとき、大田市の財政状況は自主財源に乏しく、歳入予算に占める割合は17%程度しかありません。  中期財政計画を見ても、予断を許す状況ではなく、今後とも引き続き、行財政改革集中プランにもとづき、事務事業の見直しや定員管理、給与の適正化を図り、歳出全般の効率化を確実に推し進めていただきたいと考えます。  特に、国においては、景気が良くなり、税収が伸びたとはいえ、国の長期債務を考えると、地方交付税については、先に向けても余り期待できないのは現状でもあります。  人口減少の続く大田市にあって、このような諸事業の展開をすることで期待したいのは、少しでも税収が伸びたり、民需を刺激し、民間の設備投資を引き出し、結果として若者定住が進むなど、着実な成果を期待するところであります。  また、持続可能な財政運営をするための的確な予算選択と集中は、大変重要なことであり、その結果については、きちんと検証することもお願いしたいと考えます。  また、国民負担率の増している今日にあって、市民すべての満足をいただけることは難しいと思われますが、議会にとって、予算の承認は最重要な役割であり、反対するばかりでは、行政サービスの低下につながり、市民の理解はいただけないものと考えます。  地方自治の本旨はさまざまな利害ある立場を理解し、市民が一丸となって協力し合い、自立する地域を目指すことが意義があるのではないでしょうか。  以上、かいつまんで申し上げましたが、厳しい財政状況の中、大田市総合計画もスタートの年であり、強弱を織りまぜた政策は時宜を捉え、最善を尽くした予算と評価をいたすところであります。  以上、これで平成19年度一般会計予算に賛成する立場からのご意見を申し上げ、議員各位のご賛同をお願いいたしまして、討論といたします。 ○議長(有光孝次) 以上で通告による討論は終わりました。  ほかにありませんか。………ないようでありますので、以上で本案に対する討論を終結いたします。  これより、本案を採決いたします。  本案に対する各委員長の報告は、原案可決であります。各委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立多数] ○議長(有光孝次) 起立多数であります。  よって、議案第84号は各委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第85号を討論に付します。  本案について討論の通告がありますので、発言を許します。  11番、大西 修議員。               [11番 大西 修 登壇] ○11番(大西 修) 私は、議案第85号、平成19年度大田市国民健康保険事業特別会計予算について、日本共産党大田市議会議員団を代表いたしまして、反対の立場から意見を申し上げます。  今年の2月15日付、運営協議会資料と昨年、つまり平成18年5月19日付運営協議会資料を見比べてみますと、国民健康保険料、平成18年度当初予算では、一般分、医療現年は6万3,000円でしたが、本算定では6万円に下がっておりました。  昨年度の歳出になくて、本年度19年度の歳出にあるのは、財政安定化拠出金の5億521万円です。歳入の財政安定化交付金で、これは相殺されています。  つまり総額では18年度当初予算より560万円減の42億878万円になります。  また、保険料の値上げの大きな要因であります保険給付費、老人保健拠出金の18年度決算見込額から見ても、平成19年度は昨年、成立をいたしました医療制度改革関連2法関係で、受診抑制の影響があり、減額が予想されます。  そして、さらには、国保事業基金も平成19年度末には5,692万4,000円も積み上げられ、基金は合計で3億7,751万7,000円にもなります。  つまり、保険料は下げられるのに、万が一のためといって基金を積み上げていくように思えてなりません。  今、高齢者は老年者控除の廃止や公的年金等控除の縮小、介護保険料や国保料の値上げになり、その一方で年金は目減りをいたしております。  政治は大企業や銀行に手厚くするのではなく、庶民の方にこそ、目を向けるべきではないでしょうか。  昨年、業者仲間の健診で、健康と診断された人は2人しかいません。  その大部分は高額な医療費に二の足を踏み、再検査に行った人はほとんどいないという話を聞きました。  糖尿病を悪化させたり、末期がんで死亡した人もいると、そういう話も聞いております。医療費がかさむにつれて保険料が際限なく重くなる状況は抜本的には変わらないわけですから、国はこの社会保障制度として責任を果たし、保険証を短期ではなく、無条件に発行するべきで、保険料も払える額に引き下げるべきだと思います。  また、市内の業者の方は売り上げが減り、収入が一昨年から極端に減少し、この高い保険料が払えないという人がたくさんいます。市が独自に実施をする国保料の申請減免を求める声も強まっております。  そこで、疾病、負傷、その他特別な理由に該当する場合として、前年度より所得が30%以上減少した場合で、前年所得と減少割合で保険料の所得割額の3割から全額を所得割額から減額するなど、山口県の宇部市の例などを参考にしながら、減免条例の拡充をし、滞納世帯の発生を未然に防止することが重要であると思います。  5月にある本算定では、国保料の引き下げを心からお願いをいたしまして、討論といたします。 ○議長(有光孝次) 以上で通告による討論は終わりました。  ほかにありませんか。………ないようでありますので、以上で本案に対する討論を終結いたします。  これより、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立多数] ○議長(有光孝次) 起立多数であります。  よって、議案第85号は委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第86号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立全員] ○議長(有光孝次) 起立全員であります。  よって、議案第86号は委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第87号について討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立全員] ○議長(有光孝次) 起立全員であります。  よって、議案第87号は委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第88号を討論に付します。  本案について討論の通告がありますので、発言を許します。  18番、福田佳代子議員。              [18番 福田佳代子 登壇] ○18番(福田佳代子) 私は、日本共産党を代表いたしまして、議案第88号、平成19年度大田市介護保険事業特別会計予算について、反対の立場から討論を行います。  83歳でひとり暮らしのAさんは、ご主人を亡くしてから10年以上になるでしょうか。介護保険制度が導入されてから、ずっと居宅介護サービスを受け、ひとり暮らしを続けてきました。デイサービスに行くことで社会とつながり、元気をもらっています。Aさんの収入の国民年金と恩給だけで以前は暮らせていたのに、今は保険料、利用料の負担が重くなり、やっていけなくなりそうです。  時々、1人でさみしいと涙を流すことが多くなりました。83年間生きてきた高齢者を泣かせる今の国の政治、本当に間違っていると思います。  介護保険制度は2005年10月から居住費、食費が値上げされ、2006年4月から介護予防の推進や介護ベッドの利用制限で、介護サービスの削減が強行され、介護サービスの利用抑制が生まれています。  反対理由の第1は、保険料、利用料の独自の減免、免除制度が今年度も実施されないということです。介護保険料の普通徴収、被保険者の滞納者は平成17年度現年分で259人であり、滞納額は繰越分を合わせてですが、208万7,000円と増え続けています。  全国を見ますと、2006年4月時点で保険料、利用料の減免、免除制度は保険料が555自治体、利用料は395自治体で導入しています。  特に、今年度、基金の積み立てが約2,100万円となっていますが、積立金を減らして、保険料や利用料の減額をすべきではないでしょうか。  第2は、要介護認定者の障害者控除について、周知徹底と申請の改善をすべきと考えます。  例えば、要介護認定結果の個別通知の際、障害者控除対象者、認定申請書と説明書を一緒に送るなどの方法です。  所得税で27万円、特別障害者は40万円、住民税で26万円、特別障害者は30万円の控除が受けられます。  第3は、特別養護老人ホームの待機者の解消を図ることが必要です。  大田市の定員350名、申し込み445名、うち、自宅待機者251名、そのうちの92名が要介護4、5となっています。  高齢者に対する虐待も増えていると聞く中で、事態は急を要すると考えます。  さらに、市立病院など、介護型療養病床は、平成23年度末で廃止となります。入院患者さんの受け入れ先が心配です。  第4は、介護労働者の労働条件の改善が必要です。  ヘルパーの仕事は依然として女性職であり、短時間、低賃金、不安定雇用となっています。今の状態は、介護報酬が上がれば、利用料負担が上がり、自治体がサービスを豊かな提供しようと思えば、保険料を上げざるを得ません。  このことの解決には、国庫負担の割合を現在の4分の1から2分の1にすることがどうしても必要です。  ぜひ、行政も議会も国に声を上げていただきますようお願いをいたしまして、反対討論といたします。
     議員各位の皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(有光孝次) 以上で通告による討論は終わりました。  ほかにありませんか。………ないようでありますので、以上で本案に対する討論を終結いたします。  これより、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立多数] ○議長(有光孝次) 起立多数であります。  よって、議案第88号は委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第89号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立全員] ○議長(有光孝次) 起立全員であります。  よって、議案第89号は委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第90号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立全員] ○議長(有光孝次) 起立全員であります。  よって、議案第90号は委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第91号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立全員] ○議長(有光孝次) 起立全員であります。  よって、議案第91号は委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第92号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立全員] ○議長(有光孝次) 起立全員であります。  よって、議案第92号は委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第93号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立全員] ○議長(有光孝次) 起立全員であります。  よって、議案第93号は委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第94号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立全員] ○議長(有光孝次) 起立全員であります。  よって、議案第94号は委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第95号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立全員] ○議長(有光孝次) 起立全員であります。  よって、議案第95号は委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第96号を討論に付します。  本案について、討論はありませんか。………討論なしと認めます。  これより、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立全員] ○議長(有光孝次) 起立全員であります。  よって、議案第96号は委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第97号を討論に付します。  本案について、討論はありませんか。………討論なしと認めます。  これより、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立全員] ○議長(有光孝次) 起立全員であります。  よって、議案第97号は委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第98号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。  よって、議案第98号は委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第99号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。  よって、議案第99号は委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第100号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。  よって、議案第100号は委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第101号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。  よって、議案第101号は委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第102号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。              [「異議あり」と呼ぶ者あり] ○議長(有光孝次) ご異議がありますので、起立により採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立多数] ○議長(有光孝次) 起立多数であります。  よって、議案第102号は委員長の報告のとおり決しました。  ここで、10分間休憩いたします。                午前10時30分 休憩                午前10時41分 再開 ○議長(有光孝次) 休憩前に引き続き会議を開きます。  議案第103号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。              [「異議あり」と呼ぶ者あり] ○議長(有光孝次) ご異議がありますので、起立により採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立多数] ○議長(有光孝次) 起立多数であります。  よって、議案第103号は委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第104号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり]
    ○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。  よって、議案第104号は委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第105号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。  よって、議案第105号は委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第106号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。  よって、議案第106号は委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第107号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。  よって、議案第107号は委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第108号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。  よって、議案第108号は委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第109号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立多数] ○議長(有光孝次) 起立多数であります。  よって、議案第109号は委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第110号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。  よって、議案第110号は委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第111号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。  よって、議案第111号は委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第112号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。  よって、議案第112号は委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第113号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。  よって、議案第113号は委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第114号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。  よって、議案第114号は委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第115号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。  よって、議案第115号は委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第116号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。  よって、議案第116号は委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第117号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。  よって、議案第117号は委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第118号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。  よって、議案第118号は委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第119号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。  よって、議案第119号は委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第120号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立全員] ○議長(有光孝次) 起立全員であります。  よって、議案第120号は委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第121号についての討論・表決でありますが、本案につきましては、地方自治法第117条の規定により、21番、林 仁議員の退席を求めます。               [21番 林  仁 退場] ○議長(有光孝次) それでは、議案第121号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立全員] ○議長(有光孝次) 起立全員であります。  よって、議案第121号は委員長の報告のとおり決しました。  21番、林 仁議員の入場を求めます。               [21番 林  仁 入場] ○議長(有光孝次) 21番、林 仁議員にお伝えいたします。  大田市議会は、議案第121号、財産の無償譲渡及び無償貸付けについては、委員長の報告のとおり原案可決と決しましたので、お知らせいたします。  続いて、議案第122号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。  よって、議案第122号は委員長の報告のとおり決しました。 ◎日程第4 市長提出追加議案上程[提案理由説明・質疑・討論・表決]
    ○議長(有光孝次) 日程第4、市長より追加議案が提出されておりますので、これを上程いたします。  議案第123号から議案第132号までの10件を一括議題といたします。  議案名を朗読いたさせます。                 [事務局職員朗読] ○議長(有光孝次) お諮りいたします。  ただいま議題となっております10件は、会議規則第39条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。  よって、ただいま議題となっております10件は、委員会付託を省略することに決しました。  提案理由の説明を求めます。  竹腰市長。               [市長 竹腰創一 登壇] ○市長(竹腰創一) 提出をいたしております議案第123号から議案第132号までの各議案につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  まず、議案第123号から議案第131号までの平成18年度補正予算についてであります。  議案第123号は、一般会計補正予算でありまして、市町村合併推進体制整備費補助金に係るものを始め、国県補助事業費の確定に伴うもの、実績見込みによる事業費の増減等の補正措置を行いまして、補正額は4億3,152万9,000円の減となっております。  これら歳出に対します財源の確保につきましては、国県支出金1億990万5,000円の減、起債の発行4億7,250万円の減、その他財源3,808万2,000円の減のほか、一般財源1億8,895万8,000円の増となったところであります。  一般財源といたしましては、普通交付税、前年度繰越金などを見込みまして、補正後の一般会計予算の総額は224億2,690万5,000円となったところであります。  なお、これに併せ、継続費、繰越明許費、債務負担行為、及び地方債の補正をご提案いたしております。  議案第124号から議案第129号までの各議案は、特別会計の補正予算であり、6つの特別会計につきまして、実績見込みによる事業費の増減、繰越明許費、債務負担行為及び地方債の補正をお願いするものであります。  議案第130号及び議案第131号は、事業会計の補正予算であります。  水道事業会計、病院事業会計、いずれも実績見込みによる業務予定量及び収支予定額の補正を行うものであります。  続いて、議案第132号の一般案件について申し上げます。  日本郵政公社から取得いたします「かんぽの宿三瓶」の土地、建物につきまして、その取得額と同額で有限会社「松乃家」へ譲渡するものであります。  以上、提案いたしました諸議案につきまして、その大要を申し上げました。  詳細につきましては、それぞれ担当部局長並びに担当課長に説明をさせることにいたしますので、十分にご審議の上、適切な議決を賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明を終わります。 ○議長(有光孝次) 船木財政課長。              [財政課長 船木三紀夫 登壇] ○財政課長(船木三紀夫) それでは、議案第123号から議案第129号までの一般会計及び特別会計6件の予算関係につきまして、一括してご説明申し上げます。  お手元の平成18年度3月補正予算説明資料をご覧いただきたいと思います。  1ページには、総括表を掲げております。  一般会計では4億3,152万9,000円の減額で、補正後は224億2,690万5,000円となるものでございまして、特別会計の国民健康保険事業につきましては、794万4,000円の増額で、補正後は44億9,522万5,000円、国民健康保険診療所事業につきましては、70万円の増額で、補正後は2億4,074万2,000円、介護保険事業につきましては、8,040万3,000円の減額で、補正後は41億4,506万円、生活排水処理事業につきましては、786万9,000円の減額で、補正後は4,593万1,000円、簡易給水施設事業につきましては、50万円の減額で、補正後は2億3,512万3,000円、下水道事業につきましては、1,554万1,000円の減額で、補正後18億8,727万9,000円でございまして、一般会計、特別会計合わせた補正額は5億2,719万8,000円の減額でございまして、補正後は396億7,766万4,000円とするものでございます。  一般会計の内訳につきましては、2ページから15ページに掲げております。  まず、2ページでございます。  議員報酬手当等につきましては、議員1名退職によりますもので、247万4,000円の減。  退職手当特別負担金につきましては、退職者27名分の総合事務組合負担金でございまして、2億180万1,000円の計上でございます。  新「大田市」合併記念式典開催経費につきましては、合併補助金を財源といたしまして、財源組み替えのみでございます。  総合計画策定事業につきましては、合併補助金によります財源組み替えと実績によりまして160万円の減といたしたところでございます。  国土利用計画(市町村計画)策定事業につきましては、国において新たな国土計画が策定中であることから、市の計画策定を延期するものでございまして、550万円の減。  地域審議会開催経費につきましては、合併補助金によります財源組み替えのみでございます。  大田市体育公園文化事業団退職手当補助につきましては、職員7名分の退職手当引当金不足額を補助するものでございまして、837万8,000円の計上でございます。  3ページでございますが、広報広聴事業につきましては、入札減によりまして、200万円の減。  財務会計システム機器整備事業につきましては、合併補助金を財源といたしまして、端末51台及びプリンター23台の更新を行うものでございまして、1,100万円の計上でございます。  市有林維持管理事業につきましては、久手町柳瀬の市有林の崩落復旧工事や危険箇所の注意標識及びガードパイプ等の設置等でございまして、100万円の計上でございます。  市有林測量調査委託につきましては、源山市有林の保安林指定に伴います測量委託でございまして、332万9,000円の計上でございます。  庁舎整備事業につきましては、合併補助金を財源といたしまして、財源組み替えと冷暖房機器の整備を行うものでございまして、190万円の計上でございます。  本庁舎外来駐車場拡幅事業につきましては、合併補助金を財源といたしまして、土地開発基金より532.6平方メートルの土地を購入するものでございまして、1,200万円の計上。  まちづくり委員会開催経費につきましては、合併補助金による財源組み替えでございます。  4ページでございますが、協働によるまちづくり推進事業につきましては、実績によりまして、350万円の減でございます。  温泉津ブランド創出事業につきましても、実績によりましての減額でございまして、770万円の減。  大田市生活交通確保対策実施計画作成経費につきましては、合併補助金によります財源組み替えでございます。  地方バス路線確保対策事業につきましては、事業費の確定に伴いまして、6,854万円の計上でございます。  新規積立金につきましては、温泉津町出身の吹田市在住でございますが、森田ヨネ子氏からの寄附金を教育文化振興基金へ積み立てるものでございまして、10万円の計上でございます。  国民健康保険事業特別会計繰出金につきましては、特別会計の補正に伴いますもので、794万4,000円の計上。  特別障害者手当等給付事業につきましては、給付対象者及び手当単価の減によりまして、500万円の減でございます。  5ページでございますが、障害者サービス利用計画作成費につきましては、実績によりまして、1,338万2,000円の減でございます。  介護保険事業特別会計繰出金につきましては、特別会計の補正に伴いますもので、2,409万9,000円の減でございます。  乳幼児医療給付事業につきましては、実績によりましての1,163万4,000円の減。  相愛保育園管理料につきましても、実績によりまして、635万4,000円の減でございます。  私立保育園委託料につきましても、実績によりまして、1,325万3,000円の減でございます。  公立保育所施設整備事業につきましては、合併補助金を財源といたしまして、財源組み替えと久手保育園の合併処理浄化槽の設置、久利保育園の乳児室の増築及び各園の空調機器の整備等でございまして、4,230万円の計上でございます。  放課後児童クラブ施設整備事業につきましては、合併補助金を財源といたしまして、久手小学校の空き教室の施設整備でございまして、140万円の計上でございます。  6ページでございますが、生活及び医療等扶助費につきましては、実績によりまして2,000万円の減でございます。  生活排水処理事業特別会計繰出金につきましては、特別会計の補正に伴いますもので10万1,000円の計上。  水道事業会計負担金、祖式簡水ほかにつきましては、水道事業会計の補正に伴いますもので456万8,000円の計上。  簡易給水施設事業特別会計繰出金につきましては、特別会計の補正に伴いますもので104万1,000円の計上でございます。  がん検診事業につきましては、実績によりまして200万円の減。  一般廃棄物処理基本計画策定経費につきましては、合併補助金を財源といたしました財源組み替えと実績によります190万円の減でございます。  不燃物収集委託につきましては、実績によりまして、433万円の減でございます。  7ページでございますが、資源物分別収集事業につきましても、実績によりまして300万円の減でございます。  不燃物処理場管理運営費につきましては、ごみ処理量の減によりまして、490万円の減。  出雲エネルギーセンター可燃ごみ処理負担金につきましては、負担金の確定によります312万円の計上でございます。  可燃ごみ運搬委託事業につきましては、運搬単価の減及びごみ量の減によりまして、522万5,000円の減。  企業参入促進整備事業につきましては、経営農地の集積が少なかったための事業不採択によりまして、975万円の減でございます。  大田ふるさとセンター貸付金につきましては、経営資金の貸し付けによります1,900万円の計上。  県営土地改良事業負担金につきましては、事業費の確定に伴います357万6,000円の計上でございます。  8ページでございますが、地籍調査事業につきましては、地籍調査の一部を業務委託の予定でございましたが、直営で実施したことによりまして、1,900万円の減。  島根県林業公社受託造林事業につきましては、島根県林業公社の事業規模縮小によりまして、1,212万4,000円の減でございます。  森林組合公庫資金償還金助成につきましては、仁摩町天河内地内の分収造林地が仁摩・温泉津道路の用地として買収されたことによりまして生じました繰上償還に対しましての大田市森林組合に助成するものでございまして、35万3,000円の計上でございます。  造林事業につきましては、補助金の減によりまして、917万4,000円の減。  林地崩壊防止事業につきましては、補助額の確定による減と財源組み替えによりまして、421万3,000円の減でございます。  港整備交付金事業につきましては、事業費割り当ての減によりまして、3,000万円の減。  漁港修繕事業につきましては、鳥井漁港の標識灯の太陽電池、電球等の交換によりまして、35万円の計上でございます。  9ページでございますが、観光広告物作成経費につきましては、合併補助金を財源といたしまして、大田市総合パンフレットを10万部を作成するものでございまして、700万円の計上。  観光サイン整備事業につきましては、合併補助金によります財源組み替えでございます。  観光施設整備事業補助金につきましては、大田市保養施設管理公社に対します運営費補助でございまして、4,200万円の計上でございます。  道路台帳統合整備事業につきましては、合併補助金を財源といたしまして、市道台帳の統合整備を行うものでございまして、6,500万円の計上。  一般道路整備事業につきましては、実績によりまして、1,400万円の減。  県道改良事業負担金につきましては、事業費の確定によりまして、1,080万円の減でございます。  用悪水路整備事業につきましては、財源組み替えのみの補正でございます。  10ページでございますが、大田市都市計画マスタープラン策定事業につきましては、合併補助金を財源といたしました財源組み替えと19年度予定の事業を実施することによりまして、270万円を計上でございます。  街路事業・栄町高禅寺線、その下の市道・越峠城平線、その下の大田市民公園整備事業につきましては、まちづくり交付金事業でございまして、それぞれ財源組み替えのみの補正でございます。  高禅寺公園整備事業につきましては、公園緑地として整備を図るため、島根県から1,427.36平方メートルの用地を取得するものでございまして、4,057万1,000円の計上。  公園・街路等施設管理費につきましては、入札減によりまして、350万円の減でございます。  下水道事業特別会計繰出金につきましては、特別会計の補正に伴いますもので、454万1,000円の減でございます。  11ページでございますが、高規格救急自動車更新事業につきましては、財源組み替えと入札減によります397万5,000円の減。  団員報酬につきましては、災害によります出動手当等が増によりますもので、120万円の計上でございます。  消防団員被服購入事業につきましては、合併補助金を財源とした財源組み替えと844名分の夏服等を購入するものでございまして、1,000万円の計上。  大田市地域防災計画策定事業につきましては、合併補助金による財源組み替えでございます。
     大田市ハザードマップ作成事業につきましては、合併補助金を財源といたしまして、河川の洪水ハザードマップを作成するものでございまして、740万円の計上。  債務負担、富山小学校用地取得につきましては、19年度償還予定を繰り上げて償還するものでございまして、3,587万2,000円の計上。  特別支援学級施設整備事業につきましては、久屋小学校の多目的室の一部を改修するものでございまして、90万円の計上でございます。  12ページでございますが、仁摩小学校施設改修事業につきましては、合併補助金による財源組み替えでございます。  小学校費の耐震診断優先度調査業務委託につきましては、合併補助金を財源といたしまして、大田、久手、池田、川合、温泉津、井田小学校の6校の調査を行うものでございまして、320万円の計上でございます。  社会科副読本「わたしたちの大田市」作成委託につきましては、合併補助金を財源とした財源組み替えと入札減によりまして、145万円の減。  中学校費の耐震診断優先度調査業務委託につきましては、合併補助金を財源といたしまして、二中と仁摩中の2校の調査を行うものでございまして、270万円の計上でございます。  石見銀山遺跡総合整備活用事業につきましては、国の補助金の割り当て減によりまして、1,832万2,000円の減。  石見銀山遺跡拠点施設整備事業につきましては、国庫補助金の割り当て、約2億2,000万円の減と、第3駐車場整備の約9,000万円の増により、それぞれ増減で1億2,863万2,000円の減となるものでございます。  重伝建地区保存整備事業につきましては、補助金の増及び消火栓の補修で67万9,000円の計上でございます。  13ページでございますが、調理場備品購入事業につきましては、合併補助金を財源といたしまして、食器洗浄機、自動精米器、炊飯釜を更新するものでございまして、460万円の計上。  保健衛生施設災害復旧事業につきましては、仁摩の葬斎場の災害復旧でございまして、財源組み替えのみでございます。  過年耕地災害復旧事業につきましては、事業費割り当て増によります84万1,000円の計上。  現年耕地災害復旧事業につきましては、事業費割り当て減、及び補助率の変更によります財源組み替えでございまして、補助率につきましては、農地が50%から旧大田が93.3%、温泉津町が93.5%、仁摩が93.3%に、施設につきましては、65%から旧大田が97.7%、温泉津が97.8%、仁摩が97.6%でそれぞれ変更になったものでございまして、それに伴いまして、8,311万6,000円の減となったものでございます。  林道災害復旧事業につきましては、補助額確定による事業費の減及び補助率の変更によります財源組み替えでございまして、補助率につきましては、50%から旧大田が86.5%、仁摩が90.4%にそれぞれ変更になったものでございまして、2,016万6,000円の減でございます。  過年土木災害復旧事業につきましては、国の割り当て減によりまして、2,405万5,000円の減。  現年土木災害復旧事業につきましては、国の割り当て減及び補助率の変更によります財源組み替えでございまして、補助率につきましては、66.7%から80.9%に変更になったものでございまして、それに伴いまして、6億3,933万7,000円の減となるものでございます。  14ページでございますが、教育施設災害復旧事業につきましては、実績減及び補助率の変更によります財源組み替えでございまして、補助率につきましては、66.7%から80.6%に変更になったものでございまして、1,765万6,000円の減でございます。  長期債繰上償還金につきましては、公有林施業転換資金により借り換えを行ったときの利率の変更による借り換え額の減によります1,864万1,000円の減でございます。  長期債償還利子につきましては、決算見込みによります1,995万8,000円の減。  用地取得費につきましては、土地区画整理事業用地を島根県へ処分するための土地開発基金から取得するものでございまして、3,000平方メートルで9,736万8,000円の計上でございます。  三瓶簡易保険保養センター取得事業につきましては、購入費といたしまして7,335万8,000円の計上でございます。  15ページでございますが、水道事業会計補助金、水源開発三瓶ダム関連、上水道高料金対策につきましては、水道事業会計の補正に伴いますもので、1,154万2,000円の計上でございます。  財源の内訳につきましては、国庫支出金1億990万5,000円の減、市債4億7,250万円の減、その他財源3,808万2,000円の減、一般財源につきましては、1億8,895万8,000円でございまして、一般財源の内訳でございますが、国の補正によります普通交付税の追加交付額が2,866万7,000円、石見銀山龍源寺間歩入場料の決算見込みによります1,311万2,000円、土地区画整理事業用地、旧落井住宅等の土地売払収入で1億2,562万9,000円、有価証券売払収入で1,140万円、財政調整基金からの繰入金を1億6,500万円の減でございます。  繰越金につきましては、1億199万7,000円、コミュニティ助成事業助成金6,615万円、島根県からの市有地処分に伴います移転補償費400万3,000円、大田ふるさとセンター貸付金元金収入で17年度と18年度の貸付金の差額300万円でございます。  16ページには、市町村合併推進体制整備費補助金の充当対象事業一覧を掲げてございます。  事業名、その右横に補正前の予算額、このたび、お願いいたします補正予算額とその計でございます。  その計に充当いたします補助金をその右のところに掲げてございます。  備考欄には、繰り越しを予定する事業につきまして掲げてございますので、ご覧おきいただければと思います。  続きまして、17ページには、国民健康保険事業特別会計の補正予算総括表を掲げております。  見込みによります療養給付費の増でございまして、一般会計の繰入金を財源とするものでございます。  18ページには、国民健康保険診療所事業特別会計の補正予算総括表を掲げております。  施設整備70万円でございまして、市債を財源といたしまして、電子カルテ導入に伴いますセキュリティシステムの購入及び基金繰入金から繰越金への財源組み替えでございます。  19ページには、介護保険事業特別会計の補正予算総括表を掲げております。  歳出の方からご説明いたします。  総務費の一般管理費でございますが、後期高齢者に伴います介護保険システムの改修で182万1,000円。  嘱託職員の人件費を包括的支援・任意事業費へ振り替えたことによります392万円の減で、差し引き209万9,000円の減でございます。  介護予防サービス等諸費及び支援サービス等諸費につきましては、決算見込みによります減。  介護予防事業費につきましては、包括的支援事業・任意事業へ振り替えたことによります2,665万4,000円の減でございます。  包括的支援・任意事業費につきましては、それぞれ振り替えられたものと食の自立支援事業等の実績によります224万4,000円の減でございまして、それで2,437万4,000円の計上でございます。  基金積立金につきましては、決算見込みによります9,455万3,000円の計上でございます。  歳入につきましては、それぞれの決算見込みによります計上でございます。  20ページには、生活排水処理事業特別会計の補正予算総括表を掲げております。入札減等の実績に伴います786万9,000円の減の計上でございます。  21ページには、簡易給水施設事業特別会計の補正予算総括表を掲げております。  水道料金の減等の実績減に伴います50万円の減の計上でございます。  22ページには、下水道事業特別会計の補正予算総括表を掲げております。入札減等の実績減に伴います1,554万1,000円の減の計上でございます。  以上の内容によりまして、予算書の3ページをお開きいただきたいと思います。  議案第123号、平成18年度の大田市の一般会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによるものでございまして、歳入歳出予算の補正、第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ4億3,152万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ224億2,690万5,000円とするものでございます。  歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。  継続費の補正。  第2条、継続費の変更は「第2表 継続費補正」によるものでございます。  繰越明許費の補正。  第3条、地方自治法(昭和22年法律第67号)第213条第1項の規定による翌年度に繰り越して使用することができる経費は「第3表 繰越明許費」によるものでございます。  債務負担行為の補正。  第4条、債務負担行為の追加は「第4表 債務負担行為補正」によるものでございます。  地方債の補正。  第5条、地方債の追加及び変更は「第5表 地方債補正」によるものでございまして、4ページでございます。歳入歳出予算補正でございます。  歳入。  地方交付税2,866万7,000円で、92億1,370万4,000円に。  分担金及び負担金、負担金でございます。  2,713万円の減で、3億4,376万1,000円に。  使用料及び手数料44万7,000円の減で、3億1,061万2,000円に。  使用料1,274万4,000円で、1億7,671万9,000円に。  手数料1,319万1,000円の減で、1億3,389万3,000円に。  国庫支出金1億4,606万8,000円の減で、23億3,405万3,000円に。  国庫負担金2億4,899万円の減で、17億1,436万円に。  国庫補助金1億292万2,000円で、6億992万1,000円に。  県支出金3,616万3,000円で、16億2,440万2,000円に。  県負担金1,666万6,000円の減で、3億6,436万8,000円に。  県補助金5,282万9,000円で、11億9,126万円に。  財産収入1億3,702万9,000円で、2億5,294万6,000円に。  財産売払収入で1億3,702万9,000円で、2億1,488万7,000円に。  寄附金10万円で、10万円になるものでございます。  繰入金1億6,820万円の減で、5億8,296万6,000円に。  基金繰入金1億6,820万円の減で、5億8,014万5,000円に。  繰越金1億199万7,000円で、2億2,269万2,000円に。  諸収入7,886万円で、4億8,988万2,000円に。  貸付金元利収入2,200万円で、2億3,280万6,000円に。  受託事業収入1,212万4,000円減で、2,360万円に。  雑入6,898万4,000円で、2億3,147万5,000円に。  市債4億7,250万円の減で、23億2,650万円に。  歳入合計で、4億3,152万9,000円の減で、224億2,690万5,000円となるものでございます。  5ページ、歳出でございます。  議会費247万4,000円減の1億9,142万1,000円に。  総務費2億8,774万8,000円で、30億2,124万1,000円に。  総務管理費2億8,774万8,000円で、26億4,209万8,000円に。  民生費4,207万8,000円減の46億900万9,000円に。  社会福祉費4,617万1,000円減の27億439万円に。  児童福祉費2,409万3,000円で、15億291万3,000円に。  生活保護費2,000万円の減で、4億170万4,000円に。  衛生費1,252万5,000円減の16億2,646万1,000円に。  保健衛生費371万円で、6億45万円に。  清掃費1,623万5,000円減の6億5,418万1,000円に。  農林水産業費6,098万2,000円減の12億2,482万4,000円に。  農業費617万4,000円減の8億3,409万9,000円に。  林業費2,515万8,000円減の1億9,547万9,000円に。  水産業費2,965万円減の1億9,524万6,000円に。  商工費4,900万円で、4億4,149万4,000円に。  土木費7,543万円で18億6,726万2,000円に。  道路橋梁費4,020万円で、8億8,426万円に。
     河川海岸費は補正額ゼロで補正後、4,333万2,000円でございます。  都市計画費3,523万円で、7億4,491万2,000円に。  消防費1,462万5,000円で、8億1,935万6,000円に。  教育費1億45万3,000円減の20億8,441万1,000円に。  教育総務費3,587万2,000円で、3億5,793万7,000円に。  小学校費265万円で、3億1,518万4,000円に。  中学校費270万円で、1億8,077万6,000円に。  社会教育費1億4,627万5,000円減の7億8,963万円に。  6ページでございます。  保健体育費460万円で、3億6,535万円に。  災害復旧費7億8,348万9,000円減の19億7,461万3,000円に。  厚生労働施設災害復旧費、補正額ゼロで計622万1,000円でございます。  農林水産施設災害復旧費1億244万1,000円減の6億4,366万1,000円に。  公共土木施設災害復旧費6億6,339万2,000円減の12億9,821万8,000円に。  文教施設災害復旧費1,765万6,000円減の2,634万4,000円に。  公債費3,859万9,000円減の40億6,769万9,000円に。  諸支出金1億8,226万8,000円で、4億2,323万9,000円に。  普通財産取得費1億7,072万6,000円で、2億3,283万4,000円に。  公営企業高料金対策費1,154万2,000円で、1億9,040万5,000円に。  歳出合計でございます。  4億3,152万9,000円減の補正後224億2,690万5,000円とするものでございます。  7ページでございます。  継続費の補正で変更でございます。  教育費、社会教育費で石見銀山遺跡拠点施設整備事業でございまして、総額を11億352万2,000円から、11億9,673万1,000円に。  年割額でございますが、18年度、3億7,710万円を2億4,846万8,000円に、19年度、6億7,642万2,000円を8億8,469万5,000円に、20年度、5,000万円を6,356万8,000円にそれぞれ変更とするものでございます。  補正の理由といたしましては、国庫補助金の割り当てが変更になったためと、あと、新規に第3駐車場の整備を18年度に行うためでございます。  8ページ、9ページ、10ページにつきましては、繰越明許費を掲げてございます。  財務会計システム機器整備事業でございます。繰越額1,100万円でございまして、これにつきましては、合併補助金対象事業でございまして、19年7月16日完成予定でございます。  続きまして、庁舎整備事業190万円でございまして、これも合併補助金対象事業でございまして、19年6月30日完成予定。  公立保育所施設整備事業につきましては、4,230万円。これも合併補助金対象事業でございまして、19年10月31日完成予定でございます。  放課後児童クラブ施設整備事業140万円につきましても、合併補助金対象事業でございまして、19年4月30日完成予定でございます。  林地崩壊防止事業につきましては、5,864万9,000円でございまして、県からの内示が遅れたためでございまして、19年6月29日完成予定でございます。  観光広告物作成経費につきましては、合併補助金の対象事業でございまして、19年8月31日完成予定。  道路台帳統合整備事業につきましては、合併補助金6,500万円でございまして、合併補助金対象事業でございまして、平成20年3月25日完成予定でございます。  辺地対策道路整備事業の3,000万円でございまして、下才坂線でございます。災害等によりまして、交通規制等に期間を要したために、繰越しをお願いするものでございまして、平成20年3月20日、完成予定でございます。  過疎対策道路整備事業の4,150万円につきましては、長久町の稲用線でございまして、工法検討に期間を要した理由でございまして、19年9月30日完成予定でございます。  道路災害防除事業2,200万円につきましては、静間町平仮屋線でございまして、工法協議に期間を要したためでございまして、19年9月30日完成予定でございます。  一般道路整備事業につきましての6,800万円につきましては、浅原岩谷線ほか5路線でございまして、主に工法協議に期間を要したためでございまして、19年9月30日完成予定でございます。  一般橋梁事業5,600万円につきましては、正善坊前橋でございまして、調査、工法検討及び河川協議に期間を要したためでございまして、20年3月20日、完成予定でございます。  用悪水路整備事業830万円につきましては、中尾排水路、志学排水路でございまして、工法検討等に期間を要したためでございまして、19年6月30日完成予定でございます。  大田市都市計画マスタープラン策定事業の310万円につきましては、合併補助金の対象事業でございまして、19年11月30日完成予定でございます。  街路事業・栄町高禅寺線(まちづくり交付金)事業9,140万円でございますが、建設発生土の有効活用に時間を要したためでございまして、19年6月29日完成予定でございます。  消防団員被服購入事業1,000万円につきましては、合併補助金対象事業でございまして、19年10月31日完成予定でございます。  大田市ハザードマップ作成事業740万円につきましても、合併補助金対象事業で、19年9月30日完成予定。  小学校費の耐震診断優先度調査業務委託320万円につきましても、合併補助金対象事業でございまして、19年12月31日完成予定。  中学校費の耐震診断優先度調査業務委託270万円につきましても、合併補助金対象事業でございまして、平成19年12月31日完成予定でございます。  石見銀山遺跡総合整備活用事業2,546万8,000円でございますが、史跡管理団体指定の告示が遅れたためでございまして、19年7月31日の完成予定でございます。  調理場備品購入事業460万円、合併補助金対象事業でございまして、19年8月10日の完成予定でございます。  現年耕地災害復旧事業4億3,960万5,000円でございまして、資材の不足及び地元調整等に時間を要したためでございまして、平成20年3月31日完成予定でございます。  林道災害復旧事業1,073万4,000円でございます。地盤が軟弱なため、地盤が落ちつくまでの現地着手が困難な理由でございまして、平成19年6月29日完成予定でございます。  続きまして、9ページでございますが、現年土木災害復旧事業8億5,178万3,000円でございます。資材の入手が困難なためでございまして、平成20年3月20日完成予定でございます。  以上、合計で18億6,303万9,000円の繰越明許をお願いするものでございます。  その下に、9ページと10ページでございますが、参考資料といたしまして、事業名、全体の事業費、平成18年度執行予定額と繰越明許費、その右にはそれの財源の内訳をそれぞれ掲げておりますので、ご覧おきいただければと思います。  11ページでございます。債務負担行為の補正でございます。追加でございます。  大田市農業経営基盤強化資金利子補給でございまして、期間は平成19年度から平成33年度まででございまして、限度額、平成18年度借り入れの農業経営基盤強化資金985万円に対する利子補給、償還年限5年及び15年で、利率は0.135%でございます。  大田市農業経営基盤強化資金利子補給金交付要綱にもとづき、利子補給金を支給するものでございます。  大田市漁業近代化資金利子補給でございまして、平成19年度から平成24年度まででございます。平成18年度借り入れの漁業近代化資金1,000万円に対する利子補給でございまして、償還年限8年、利率1%でございます。  大田市漁業近代化資金の利子補給に関する要綱にもとづき、利子補給を支給するものでございます。  12ページでございます。  地方債の補正。追加でございます。  高禅寺公園整備事業でございまして、限度額3,850万円、起債の方法は証書借り入れ、または証券発行でございまして、利率は年5%以内、ただし、利率見直し方式で借り入れる資金について、利率の見直しを行った後においては、当該見直し後の利率でございます。  償還の方法につきましては、借り入れ先の融資条件による。ただし、市財政の都合により据え置き期間及び償還年限を短縮し、もしくは繰上償還または借り換えすることができるものでございます。  13ページには、地方債の変更でございます。  すべて限度額の変更でございまして、起債の方法、利率、償還の方法につきましては、変更はございません。  県営土地改良事業、8,290万円を8,140万円に。  造林事業3,600万円を2,900万円に。  公有林施業転換資金7,140万円を5,280万円に。  林地崩壊防止事業1,690万円を2,280万円に。  港整備交付金事業7,500万円を7,000万円に。  県道改良事業5,710万円を4,690万円に。  用悪水路整備事業1,500万円を1,420万円に。  まちづくり交付金事業1億2,160万円を1億3,060万円に。  高規格救急自動車更新事業3,290万円を2,180万円に。  石見銀山遺跡拠点施設整備事業2億520万円を1億9,030万円に。  保健衛生施設災害復旧事業590万円を600万円に。  現年耕地災害復旧事業1億6,470万円を4,730万円に。  14ページでございます。  林道災害復旧事業1,650万円を250万円に。  過年土木災害復旧事業1,460万円を740万円に。  現年土木災害復旧事業5億7,470万円を2億6,400万円に。  教育施設災害復旧事業830万円を200万円にそれぞれ限度額を補正するものでございます。  続きまして、61ページをお開きいただきたいと思います。  議案第124号、平成18年度大田市の国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによるものでございまして、歳入歳出予算の補正。  第1条、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ794万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ44億9,522万5,000円とするものでございます。  歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございまして、62ページでございます。  歳入歳出予算補正。  歳入でございます。  繰入金、一般会計繰入金でございまして、794万4,000円で3億8,755万8,000円に。  でございまして、歳入合計794万4,000円の補正でございまして、補正後44億9,522万5,000円とするものでございます。  63ページ、歳出でございます。  保険給付費800万円で、30億6,720万2,000円。  療養諸費でございまして、800万円で、27億315万5,000円になるものでございます。  予備費5万6,000円の減で、534万9,000円に。  歳出合計794万4,000円で、44億9,522万5,000円とするものでございます。  続きまして、77ページをお開きいただきたいと思います。  議案第125号、平成18年度大田市の国民健康保険診療所事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによるものでございまして、歳入歳出予算の補正。  第1条、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ70万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億4,074万2,000円とするものでございます。  歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。  地方債の補正。  第2条、地方債の変更は「第2表 地方債補正」によるものでございまして、78ページでございます。
     歳入歳出予算補正で、歳入でございます。  繰入金1,128万円の減で、4,017万円に。  基金繰入金1,128万円の減で82万円に。  繰越金1,128万円で、1,137万4,000円に。  市債70万円で1,020万円に。  歳入合計、補正額70万円でございまして、補正後2億4,074万2,000円となるものでございます。  79ページ、歳出でございます。  施設整備費70万円で、1,262万3,000円に。  公債費ゼロ、補正額はございません。補正後5,431万円。  歳出合計でございますが、70万円の補正でございまして、補正後2億4,074万2,000円となるものでございます。  80ページでございます。  地方債の補正でございます。  変更でございます。  医療備品等整備事業でございまして、限度額950万円を1,020万円に変更するものでございまして、起債の方法、利率、償還の方法につきましては、変更ございません。  続きまして、95ページでございます。  議案第126号、平成18年度大田市の介護保険事業特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによるものでございまして、歳入歳出予算の補正。  第1条、歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ8,040万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ41億4,506万円とするものでございます。  歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。  繰越明許費の補正。  第2条、地方自治法(昭和22年法律第67号)第213条第1項の規定により、翌年度に繰り越して使用することができる経費は、「第2表 繰越明許費」によるものでございまして、96ページでございます。  歳入歳出予算補正で歳入でございます。  国庫支出金1,462万2,000円で、10億7,661万7,000円に。  国庫負担金4,362万2,000円の減で、6億5,278万9,000円に。  国庫補助金5,824万4,000円で、4億2,382万8,000円に。  支払基金交付金1億921万円の減で、11億1,499万8,000円に。  県支出金1,024万5,000円の減で、5億8,061万円に。  県負担金1,181万6,000円の減で、5億6,130万8,000円に。  県補助金157万1,000円で、1,930万2,000円に。  繰入金2,443万円で、6億4,050万6,000円に。  一般会計繰入金2,409万9,000円の減で、5億9,197万7,000円に。  基金繰入金4,852万9,000円で、4,852万9,000円に。  歳入合計8,040万3,000円減の補正額でございまして、補正後41億4,506万円となるものでございます。  97ページ、歳出でございます。  総務費209万9,000円の減で、1億4,936万3,000円に。  総務管理費同額の減で、1億204万2,000円に。  保険給付費1億7,057万7,000円の減で、37億3,644万8,000円に。  介護予防サービス等諸費1億5,500万円の減で、2億3,992万7,000円に。  支援サービス等諸費1,557万7,000円の減で、補正後ゼロでございます。  地域支援事業費228万円の減で、8,270万7,000円に。  介護予防事業費2,665万4,000円の減で、1,870万8,000円に。  包括的支援事業・任意事業費2,437万4,000円で、6,399万9,000円に。  基金積立金9,455万3,000円で、1億767万5,000円に。  歳出合計でございますが、8,040万3,000円の減の補正額でございまして、補正後、41億4,506万円とするものでございます。  98ページでございます。  繰越明許費でございます。  総務費、総務管理費、介護保険システム改修事業182万1,000円でございまして、その制度改正に伴います情報が遅れたことによりましての年度内改修が困難となったためでございます。  これは後期高齢者の関係でございまして、平成20年3月31日完成予定でございます。  参考資料といたしまして、その下に全体事業費、18年度の執行見込額、繰越明許費、額、その右に財源内訳を掲げておりますので、ご覧おきいただきたいと思います。  続きまして、115ページでございます。  議案第127号、平成18年度大田市の生活排水処理事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございまして、歳入歳出予算の補正。  第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ786万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4,593万1,000円とするものでございます。  歳入歳出の予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございまして、地方債の補正。  第2条、地方債の変更は「第2表 地方債補正」によるものでございまして、116ページでございます。  歳入歳出予算補正でございまして、歳入でございます。  分担金及び負担金、分担金でございます。7万円の減で、756万円に。  繰入金、一般会計繰入金でございまして、10万1,000円で、419万2,000円に。  市債790万円の減で、1,690万円に。  歳入合計でございますが、786万9,000円の減で、補正後4,593万1,000円となるものでございます。  117ページでございますが、歳出でございまして、生活排水処理事業費500万円の減で、4,387万円に。  施設建設費500万円の減で、3,500万円に。  基金積立金286万9,000円の減で、3,000円に。  歳出合計で786万9,000円の減で、補正後4,593万1,000円となるものでございます。  118ページでございます。  地方債の補正で、変更でございます。  特定地域生活排水処理事業でございまして、2,480万円の限度額を1,690万円に変更するものでございまして、起債の方法、利率、償還の方法については変更はございません。  続きまして、133ページでございます。  議案第128号、平成18年度大田市の簡易給水施設事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによるものでございまして、歳入歳出予算の補正。  第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ50万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億3,512万3,000円とするものでございまして、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございまして、134ページでございます。  歳入歳出予算補正、歳入でございまして、使用料及び手数料334万6,000円の減で、1億2,535万2,000円に。  使用料334万6,000円の減で、1億2,525万7,000円に。  財産収入、財産運用収入でございまして、5,000円で補正後9,000円に。  繰入金284万1,000円で、7,826万9,000円に。  一般会計繰入金104万1,000円で、7,646万9,000円に。  基金繰入金180万円で、補正後180万円に。  歳入合計で50万円の減で、補正後2億3,512万3,000円とするものでございます。  135ページ、歳出でございます。  簡易給水施設費で50万5,000円の減で、1億5,634万5,000円に。  基金積立金5,000円で補正後9,000円に。  公債費、補正額はございません。7,833万2,000円でございます。  歳出合計で50万円の減で、補正後2億3,512万3,000円になるものでございます。  続きまして、149ページでございます。  議案第129号、平成18年度大田市の下水道事業特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによるものでございまして、歳入歳出予算の補正。  第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,554万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ18億8,727万9,000円とするものでございます。  歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。  繰越明許費の補正。  第2条、地方自治法(昭和22年法律第67号)第213条第1項の規定により、翌年度に繰り越して使用することができる経費は「第2表 繰越明許費」によるものでございまして、債務負担行為の補正。  第3条、債務負担行為の変更は「第3表 債務負担行為補正」によるものでございます。  地方債の補正。  第4条、地方債の変更は「第4表 地方債変更」によるものでございまして、150ページでございます。  歳入歳出予算の補正。  歳入、繰入金、一般会計繰入金でございまして、454万1,000円の減で、5,030万6,000円に。  市債1,100万円の減で、9億60万円に。  歳入合計1,554万1,000円減の補正額でございまして、補正後18億8,727万9,000円となるものでございます。  151ページ、歳出でございます。  下水道費1,554万1,000円の減で、18億6,211万3,000円に。  総務管理費254万1,000円の減で、3,921万5,000円に。  下水道建設費1,300万円の減で、18億2,169万8,000円に。  歳出合計1,554万1,000円の減で、補正後18億8,727万9,000円とするものでございます。  152ページでございまして、繰越明許費。  下水道費、下水道建設費で公共下水道整備事業2億3,100万円でございます。
     繰越理由といたしましては、大田、温泉津、仁摩、それぞれ地盤の改良、設計変更、地下埋設物の移設等々、不測の日数を要したためでございます。19年9月30日完成予定でございます。  参考資料といたしまして、その下に事業費、18年度執行予定額、繰越明許費、額、あと、その右に財源内訳を掲げておりますので、ご覧おきいただきたいと思います。  153ページでございます。  債務負担行為の補正。  変更でございます。  特定環境保全公共下水道温泉津クリーンセンター整備事業でございまして、期間、平成18年度から平成20年度につきましては、変更はございません。  限度額を2億8,000万円から3億6,600万円に変更するものでございます。  続きまして、154ページでございます。  地方債の補正でございます。  変更でございます。  公共下水道整備事業でございまして、限度額9億1,160万円を9億60万円に変更するものでございまして、起債の方法、利率、償還の方法につきましては、変更はございません。  以上が、議案第123号から議案第129号までの補正についてでございます。 ○議長(有光孝次) 三島水道事業局長。             [水道事業局長 三島賢三 登壇] ○水道事業局長(三島賢三) 議案第130号、平成18年度大田市水道事業会計補正予算(第5号)につきまして、ご説明を申し上げます。  お手元にお配りをしております補正予算書1ページをご覧いただきたいと思います。  第1条は総則でございまして、平成18年度大田市水道事業会計補正予算(第5号)は、次に定めるところによると規定をいたしまして、第2条から第5条までの補正をお願いするものでございます。  第2条の業務の予定量でございますが、決算見込みにもとづきまして、第2項目めの年間総給水量を上水道につきましては、5万5,624立方メートル減の291万5,396立方メートルに。  また、簡易水道につきましては、7,172立方メートル減の24万638立方メートルに。一日平均給水量を上水道153立方メートル減の7,987立方メートルに。簡易水道は20立方メートル減の659立方メートルに改めるものでございます。  第4項目めの主要な建設改良事業につきまして、上水道事業配水設備改良費を800万円減額いたしまして、8,517万9,000円に。  簡易水道事業配水設備改良費を600万円減額をいたしまして、2億2,061万5,000円に改めるものでございます。  第3条の収益的収入及び支出、並びに第4条の資本的収入及び支出の予定額につきましては、実施計画によりご説明を申し上げますので、恐れ入りますが、3ページをご覧ください。  まず、収益的収入でございますが、上水道事業収益、営業収益の水道料金1,800万円の減額は、大口使用者の使用の減等、有収水量の減に伴うものでございます。  受託工事収益286万円の減額は、工事の皆減によるものでございまして、雑収益5万7,000円の増額は、工業団地水道料金の確定によるものでございます。  営業外収益の他会計補助金1,148万5,000円の増額は、上水道高料金対策繰入金の実績の増によるものでございます。  簡易水道事業収益、営業収益、水道料金200万円の減額も、有収水量の減に伴うものでございまして、営業外収益、他会計補助金250万3,000円の増額は、簡易水道企業債利息に係ります補助金及び簡易水道高料金対策繰入金の実績増によるものでございます。  次に、収益的支出でございますが、上水道事業費、営業費用、配水及び給水費の修繕費400万円の減額は、配水管等漏水修理の減によるものでございます。  受託工事費286万円の減額は、工事の皆減によるものでございます。  資産減耗費、固定資産除却費50万円の増額は、松代地区配水管移設工事にかかわります除却実績の増によるものでございます。  4ページの資本的収入でございますが、上水道資本的収入、工事負担金500万円の減額につきましては、移設工事の実施減によります補償実績の減でございます。  簡易水道資本的収入、他会計補助金206万5,000円の増額は、簡易水道企業債の元金補助金の実績の増によるものでございます。  工事負担金541万9,000円の減額は、移設工事の実施減によります補償実績の減でございます。  次に、資本的支出でございますが、上水道資本的支出、建設改良費、配水設備改良費の工事請負費800万円及び簡易水道資本的支出、建設改良費、配水設備改良費の工事請負費600万円の減額は、移設工事の実施減によるものでございます。  恐れ入りますが、1ページへお返りください。  以上の補正内容によりまして、第3条、収益的収入及び支出でございますが、収益的収入の予定額を881万5,000円減額し、10億8,107万2,000円に。  収益的支出の予定額を636万円減額し、10億5,988万8,000円に、それぞれ補正をいたすものでございまして、この結果、消費税等、税込み収支では2,118万4,000円の収入超過となるものでございます。  2ページの第4条、資本的収入及び支出の収入でございますが、835万4,000円減額し、3億3,622万7,000円に。  資本的支出の予定額を1,400万円減額をいたしまして、6億8,105万3,000円に、それぞれ補正するとともに、補正後の資本的収支不足額、及びその補てん財源につきましては、予算第4条、本文括弧書きを資本的収入額が資本的支出額に対し、不足する額3億4,482万6,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額722万4,000円、建設改良積立金1,000万円及び過年度分損益勘定留保資金3億2,760万2,000円で補てんするものとするに改めるものでございます。  第5条の他会計からの補助金でございますが、大田市一般会計からこの会計に補助を受ける額を1,605万3,000円増額をいたしまして、1億9,001万円に改めるものでございます。  以上で、議案第130号、平成18年度大田市水道事業会計補正予算(第5号)の説明を終わります。 ○議長(有光孝次) ここで、休憩いたします。  午後1時再開いたします。                午前11時58分 休憩                午後 1時00分 再開 ○議長(有光孝次) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  引き続き、提案理由の説明を求めます。  川上市立病院事務部長。            [市立病院事務部長 川上佳也 登壇] ○市立病院事務部長(川上佳也) 議案第131号、平成18年度大田市病院事業会計補正予算(第2号)につきまして、ご説明を申し上げます。  お手元にお配りをしております補正予算書、1ページをご覧いただきたいと存じます。  第1条は、総則でございまして、平成18年度大田市病院事業会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによると規定をいたしまして、第2条から第6条までの補正をお願いするものでございます。  第2条の業務の予定量でございますが、決算見込みにもとづきまして、(2)年間患者数を入院1万2,933人減じまして、補正後8万9,267人に、外来1万364人減じまして、補正後15万3,316人にそれぞれ改めるものでございます。  一日平均患者数につきましても、入院35.4人減じまして、補正後244.6人に、外来42.3減じまして、補正後625.8人に改めるものでございます。  主な建設改良事業につきましては、事業費の決定により建物整備費486万6,000円減額し、補正後1,548万3,000円に、器械備品整備費700万円減額をし、補正後7億8,595万7,000円に改めるものでございます。  第3条の収益的収入及び支出並びに、第4条の資本的収入及び支出の予定額につきましては、その内容を実施計画によりご説明申し上げますので、3ページをご覧いただきたいと思います。  まず、収益的収入でございますが、病院事業収益、医業収益、入院収益3億1,840万3,000円、並びに外来収益1億2,938万5,000円の減額は、患者数の減少と診療点数の変動によるものでございます。  医業外収益、国県補助金365万6,000円の減額は、臨床研修費等補助金の決定減によるものでございます。  収益的支出でございますが、病院事業費用、医業費用、給与費の法定福利費970万6,000円の増額は、9名分の退職手当特別負担金の追加でございます。  材料費の薬品費1億3,128万5,000円、診療材料費4,176万9,000円の減額は、患者数の減少等によるものでございます。  経費の賃借料835万9,000円の減額は、患者数の減少に伴います病衣、寝具等の見込減によるもの。  委託料3,225万5,000円の減額につきましても、患者数の減少によります患者給食業務、検査業務等の委託実績の減でございます。  手数料654万2,000円の減額は、クリーニング料等の実績減でございます。  減価償却費、建物減価償却費138万9,000円の増額は、17年度取得分の建物についての減価償却費の追加でございます。  資産減耗費、固定資産除却費319万1,000円の追加は、X線テレビシステムなどの更新に伴います残存価格の処理費用でございます。  医業外費用、消費税及び地方消費税31万1,000円の追加は、一括比例配分方式により、再計算をしました消費税等の追加でございます。  続きまして、4ページの資本的収入及び支出の収入の企業債2,420万円の減額は医療機器等事業費の減及び対象事業費の減額によるものでございます。  国県交付金2,583万3,000円の追加は、医療機器の整備に対します地域医療推進交付金の決定に伴うものでございます。  資本的支出、建設改良費、建物整備費、工事請負費486万6,000円の減額、及び器械備品整備費700万円の減額は、工事実施の減及び入札減によるものでございます。  恐れ入りますが、1ページへお返りいただきたいと思います。  以上の補正内容によりまして、第3条の収益的収入及び支出でございますが、予算第3条に定めました収益的収入の予定額を4億5,144万4,000円減額いたしまして、補正後40億681万4,000円に。  収益的支出の予定額を2億561万3,000円減額し、補正後41億8,941万9,000円といたすものでございます。  この結果、収支差し引き1億8,260万5,000円の収入不足となりまして、消費税等処理後の実収支では、2億2,268万6,000円の当年度純損失となるものでございます。  第4条の資本的収入及び支出でございますが、予算第4条に定めました資本的収入の予定額を163万3,000円追加いたしまして、補正後9億4,948万2,000円に。  2ページの資本的支出の予定額を1,186万6,000円減額いたしまして、補正後10億4,076万9,000円にそれぞれ補正するとともに、1ページにお返りいただきたいと思いますが、同条本文括弧書きを資本的収入額が資本的支出額に対して、不足する額9,128万7,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額87万4,000円及び過年度分損益勘定留保資金9,041万3,000円で補てんするものとするに改めるものでございます。  2ページの第5条、企業債につきましては、起債の目的、起債の方法、利率、償還の方法は、変更ございませんが、限度額を2,420万円減額し、補正後、7億7,350万円に改めるものでございます。  第6条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費のうち、職員給与費を970万6,000円増額し、補正後、21億9,203万6,000円に改めるものでございます。  以上で、議案第131号、平成18年度大田市病院事業会計補正予算(第2号)の説明を終わります。 ○議長(有光孝次) 知野見総務部長。              [総務部長 知野見清二 登壇] ○総務部長(知野見清二) それでは、議案第132号、財産の処分について、ご説明を申し上げます。  追加議案書の表紙をめくっていただきますと、議案第132号、財産の処分についてでございます。  次のとおり財産を処分することについて、地方自治法第96条第1項第8号の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。  これにつきましては、1月24日仮契約を結びまして、1月29日の臨時議会で議決をいただきました日本郵政公社から取得をした土地、建物についてでございます。  財産の表示、掲げております所在につきましては、大田市三瓶町志学字緑ヶ丘2078番2外1筆でございまして、地目は宅地外1筆山林を含んでおります。  地積1万6,859.53平方メートル。  建物等所在地、大田市三瓶町志学字緑ヶ丘2078番2。  建物の種類でございますが、保養所外8棟及び構築物等。  その構造につきましては、鉄筋コンクリート造、陸屋根、地下1階3階建外でございます。  その詳細につきましては、次のめくっていただきますと、説明資料のところでお示しをしておりますので、ご覧おきいただきたいと思います。  延床面積は5,381平方メートルでございます。  処分の予定価格でございますが、取得価格と同額の7,335万7,500円でございまして、このうち、消費税は330万7,500円でございます。  処分の相手でございますが、岡山県真庭市湯原温泉320番地の1、有限会社 松乃家代表取締役 松尾瑞惠氏でございます。  裏の方には参考資料として地方自治法並びに議会の議決に付すべき契約及び財産の取得、または処分に関する条例を抜粋で掲げております。  以上でございます。 ○議長(有光孝次) これより本案10件についての質疑を行います。  まず、議案第123号、平成18年度大田市一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。  本案について、ご質疑はありませんか。  18番、福田佳代子議員。 ○18番(福田佳代子) 2点ほどお願いいたします。  総務管理費の方でまちづくり委員会の実践支援が減ということになっていますけど、どういうわけで減となったのか。まちづくり委員会の取り組みも含めて、お聞かせをいただきたいと思います。
     それから、農業費のところで、池田地区の事業が不採択ということになっておりますけれども、これも内容をお知らせいただきたいと思います。  お願いいたします。 ○議長(有光孝次) 森山地域政策課長。 ○地域政策課長(森山祐二) ご質問の第1点目でございます。協働によるまちづくり推進事業の350万円の減についてだと思います。  この件につきまして、まちづくり計画、これの策定が今年度、当初計画では9月、10月ぐらいにできる地域もあるのではないかということで考えておりましたが、7ブロックとも計画の策定が今年度いっぱい、もしくは来年度に入り込みまして、実践活動補助、これ、1ブロック当たり50万円の7ブロック350万円を予定しておりましたが、これの取り組みが次年度以降にずれ込んだため、減額をしたものでございます。  以上でございます。 ○議長(有光孝次) 皆田産業振興部長。 ○産業振興部長(皆田修司) 企業参入促進整備事業に関してのご質問でございます。  これは、18年度に企業参入促進ということで、農外参入でそれの施設整備に対する助成事業ということであったものでございます。  これにつきましては、今、池田地区でほ場整備をやっておりまして、その中の農地を集積をして、いわゆる担い手としてまとまった面積を経営していくと。そのための準備ということであったわけですけれども、ほ場整備の工事の進捗状況、あるいは集積の進捗状況の関係で、19年度初め、今年度末ですね。同じことですけれども、約4ヘクタール程度の集積しか、18年度の営農が4ヘクタール程度しかできない現場の状況があったということでございまして、一定程度、まとまった営農でないと、なかなか設備投資をしても、むだな投資にもなりますので、とりあえず、18年度は見送ったと。1年後には、13ヘクタールの集積見込み、もう既にその計画が立っておりますので、その時点で営農開始はできるということで、19年度の当初予算に移し替えておるという状況でございます。  以上でございます。 ○議長(有光孝次) 18番、福田佳代子議員。 ○18番(福田佳代子) まちづくり委員会での内容ですけど、活動内容がきちんと定まらなくてできなかったということだろうかなと思うんですけど、その50万円ずつ補助が出されていますけど、このことについての使い勝手が悪いのではないかとかですね、もう少し皆さん方のやる気というのが、なかなかしてくださいと言ったときに、本当に今の高齢化が進んでいる状況の中で、何かをやって、活性化させるという、そこのところが大変難しいのではないか。  それに対してのその市側としての手だてというのが、十分なされたんだろうかなという気がしておりますので、もう一度、お願いをしたいと思います。  それから、池田地区のは、13ヘクタールで新年度、事業をされるということですので、これ、やはり米を作られるということでよろしいんでしょうか。もう一度、お願いします。 ○議長(有光孝次) 森山地域政策課長。 ○地域政策課長(森山祐二) 実践活動に対する補助金、これ、本年度に入りまして、補助金交付要綱も制定をして、制度化したものでございますが、18年度につきましては、当初から計画、各ブロックのまちづくり計画、これにもとづいた事業を実施していただくために予算化したものでございます。  ですから、当初予算計上したときには、どのブロックでどういう事業に対してということではございませんで、一応、計画を待って、計画ができ次第、その計画にもとづいた事業についての補助ということで、予算計上しておったものでございます。  先ほど申し上げたとおり、今年度につきましては、計画の策定、非常にまちづくり委員会、精力的に委員会を開催していただいて、協議をされて、今、おおむね7ブロックとも計画の方向性が見えてきた段階でございます。次年度以降、事業も当然出てこようと思います。さらに、19年度以降につきましては、現在の補助金の交付要綱も若干見直しを図りながら、より活用しやすい、使いやすいような形の補助の制度を改正を考えておりまして、いずれにしても、次年度につきましては、実践活動が何カ所かでさまざまな事業が出てくるものだというふうに思っておるところでございます。  以上でございます。 ○議長(有光孝次) 皆田産業振興部長。 ○産業振興部長(皆田修司) ご質問のとおり、水稲の自ら水稲を経営されるのが主でございます。そのほかに、作業受託、ほかの方の作業だけを受けるという部分もございますし、ごく一部でございますけれども、大豆の作付けも予定されております。  以上でございます。 ○議長(有光孝次) ほかにありませんか。  9番、中西義昭議員。 ○9番(中西義昭) 衛生費についてお尋ねをしてみたいと思います。  これは、不燃物の収集委託、あるいは可燃ごみ運搬委託業務でございますが、実績減となって、先ほどの説明ではお聞きしたところでございます。  1つだけ気になりますのは、入札減によることが出ておりますが、最近、報道等で過積載の問題が起こっておりますけれども、こういったことの競争するあまり、単価を下げてくるというようなことで、そういった法律を違反するというようなことが起こっていないだろうか、どうだろうかと。法律を厳守する立場から、その対応がどのようになっているのか、お尋ねをしてみたいと思います。  また、入札減、あるいは実績減、この可燃物の運搬委託業務については、内訳がわかりましたら、トン当たり幾らとか教えていただければと思います。  よろしくお願いします。 ○議長(有光孝次) 品川環境生活部長。 ○環境生活部長(品川保夫) 不燃物等々のいわゆる収集運搬の委託でございますが、これにつきましては、当初、予算を立てるときに、いわゆる1市で1事業者、これを想定しておりました。実際に実施いたします段階で、それでは少し急激な変化で対応ができないだろうと。業者の方で対応できないだろうということで、従来どおり、旧大田市でお願いしておったところには旧大田市、旧温泉津町では旧温泉津町、旧仁摩町では旧仁摩町ということで、3地区3事業者にお願いをしたところでございます。  そういうことでございます。  それから、それに併せての過積載のことでございますが、不燃物の収集委託につきましては、今のところ、私どもの方で調べたところでは、過積載はございません。  そういった無理な収集を事業者の方にお願いをしているという状況にはないというふうに判断をいたしております。  それから、可燃のごみの運搬収集委託事業でございますが、これは市内の可燃ごみを大田の中間処理施設の方まで搬送いたしまして、そこで梱包したものを出雲のエネルギーセンターへ運ぶことというふうにいたしておるものでございまして、これにつきましては、1トン当たりの単価契約をいたしておりまして、18年度の入札の結果では、1トン当たり、これは消費税抜きでございますが、1,015円ということで、契約をいたしております。  なお、当初の予算のときには、9,500トンを想定して予算をお願いしておりましたが、実際、減量に努力していただきまして、多分、18年度の実績では8,000トンちょっと超えるぐらいまでになるんではないかというふうに思っておりますけれども、今回、補正をお願いいたしました段階では、一応、8,300トンで見させていただいておるということで、今回、減額をお願いするものでございます。  以上でございます。 ○議長(有光孝次) ほかにありませんか。  8番、林 茂樹議員。 ○8番(林 茂樹) すみません。少し1点ほどお聞かせをお願いしたいと思いますけれども、大田ふるさとセンターの貸付金ということが出ておりますけれども、この内容につきまして、ちょっと若干、説明をお願いしたいと思いますが。  よろしくお願いいたします。 ○議長(有光孝次) 皆田産業振興部長。 ○産業振興部長(皆田修司) ご存じのとおり、大田ふるさとセンター、市が筆頭株主であります第三セクターでございます。  平成3年度設立をいたしまして、実質的には、平成4年1月の終わりごろから営業開始という状況でございます。  スタート時点の赤字が続いたのが3年程度かと思いますけれども、そこで早くも債務超過の状態が出てきたということで、運転資金に不足を生じました。  その関係で、経営を地域の特産物振興につなげていくためには、経営を存続させなければならないということで、貸付金を運転資金として出しておりました。これは平成6年度からでございます。  最大ピーク時は2,500万円の貸し付けがあったわけでございますけれども、16年度から経営状況が非常に安定してきて、徐々に、それ、今、返済されつつあるという状況でございます。  昨年度はちなみに2,200万円の貸し付けだったものが、18年度につきましては、1,900万円ということで、300万円ほど実質返ってきておると、こういう状況でございます。 ○議長(有光孝次) 23番、清水 勝議員。 ○23番(清水 勝) 今回の補正につきましては、国の合併補助金等々が大きな財源になっておる補正が目立つわけでございますけれども、この中で、私は少しお尋ねしたいのは、ナンバー5でございますね。  企画費の中で、国土利用計画策定事業ということで、マイナス550万円となっております。国において、新たな国土計画策定中であり、国、県における計画の策定作業に合わせて、市の計画策定を延期するということでございますが、これ、日時的、年次的にどういう計画でなっているのか。いわゆる国の施策に合わせてということでございますけれども、どういう状況になっているのか。何年にどういう状況でやられるのかということについて、少しお聞かせをいただきたいと思います。  それから、これ、財政課長でございますね。ナンバー13番で、本庁舎、外来駐車場の拡幅事業ということで、1,200万円計上されております。これも合併補助金の対象事業でございまして、玄関前北側駐車場の増設ということでございまして、この内容については、全員協議会でも詳細な話は聞いてなかったと、私は記憶しておるところでもございまして、どのぐらいの面積があって、値段はどのぐらいなのかね、平米当たりですね。そこらあたり、少しお聞かせをいただきたいと思います。  まだ、ございます。  ナンバー53、4あたりでございますね。53でございますね。道路橋梁費の中で、道路台帳の整備事業、これも合併補助金の関係で、数字的には随分高うございまして、6,500万円という数字でございます。  これ、当然、新市になって旧1市2町の内容等含めての統合的な道路台帳の整備だと思います。これ、どのぐらいのいわゆる合併台帳をお作りになるのか。  私の記憶では、旧大田市の場合ですけれども、ざっともう20年近く前に、道路台帳を私たちもいただく中で、それぞれに対応してきておったわけでございますけれども、随分と長い間に変化してくる実態があります、市道等についても。どの程度の台帳をお作りになる中で、配布等の範囲等についても、どういう状況で考えておられるのか、少しお聞かせをいただきたいと思います。  それから、ナンバー65、66でございますね。これ、消防部長でございますね。これ、非常備消防ということで、消防団員の関係でございますけれども、去年7月災害の出勤手当の増ということでございますけれども、具体的に少しどの程度の実態があるのか、聞かせていただきたいと思います。  当然、もう半年以上もたっておるところでもございますけれども、あの当時、災害が出る中で、災害手当でございますから、これ、人件費的な面であると思いますけれども、随分、遅れた時期にこういう状況が出てきておるわけでございますけれども、そういう内容についても、少し掘り下げてお聞かせをいただきたいと思います。  ナンバー66もそうでございませんで、これ、合併補助金の関係でございます。どの程度、全体的な消防団員の夏服等の貸与をなさるのか、この点について、少し具体的な数字も含めてお聞かせをいただきたいと思います。  きょう、詳細な内容を見たものですから、なかなか私ども追いついていけないところでもございますけれども、もう一点は、歳入の面で、歳入の面です。この財源内訳の中で、石見銀山龍源寺間歩入場料1,311万2,000円ということで、随分と入場料が当初予算よりも大きな実績が出ておるわけでございますけれども、これだけの歳入が出た場合には、入場料が増になった場合に、私、法的な位置づけでやっとるこの入場料でございますから、少し引き下げるとかいう面での考えはないのかどうなのかね。その面、少しお聞かせをいただきたいと思います。  以上です。 ○議長(有光孝次) 知野見総務部長。 ○総務部長(知野見清二) 外来駐車場の拡張についてご質問、財政課長ご指名でございましたけれども、基金財産として管理しておる土地を一般会計で取得するものでございますので、私からお答えをさせていただきます。  面積につきましては、登壇して、財政課長からございましたけれども、532.6平方メートル、価格1,200万円でございますが、この面積で割りますと、平方メートルあたり2万2,536円となるものでございます。  これにつきましては、基金で平成5年に土地開発基金で取得をいたしておりまして、大邑事務所の敷地として活用しておるものでございます。これを今回、一般会計で取得するものでございます。  以上です。 ○議長(有光孝次) 松村総合調整課長。 ○総合調整課長(松村 浩) 国土利用計画の関係でご質問いただいたところでございます。  当初、市の総合計画の策定に併せまして、国土利用計画の策定を計画しておりましたけれども、国の方におきまして、まず1つは、いわゆる国土総合開発法にもとづきます俗に言いますいわゆる全国総合開発計画、これと国土利用計画、国の計画でございますけれども、これを一体的に整備するという法改正がなされまして、その関係でいわゆる従来の総合開発計画ではなく、国土形成計画というふうに抜本的に内容が変わるという中での国の国土利用計画の策定が行われると。これが、19年度中に策定をされると。したがいまして、その後に県が策定をすると。これは義務、法的に、県は義務づけられております。  したがいまして、それを受けた後に、市の方が策定をするという形になりますので、県の方がおそらく、20年度ではないかと想定をされます。そうすれば、市の方はそれを受けまして、21年度が最短の年次的な計画策定の年に当たるのではないかと、このように考えております。  以上でございます。 ○議長(有光孝次) 岩田建設部長。 ○建設部長(岩田 毅) 道路台帳の件でございます。  当初、19、20で予定しておりましたけれども、今回、合併補助金を利用いたしまして、18、19という形でのお願いでございます。  内容につきましては、現在、合併前の1市2町で作成しております台帳がそれぞれ異なった作り方といいますか、若干、違うところがございますので、その辺を統一化するということでございまして、1つには、路線番号の統一、見直しということでございます。  それから、道路台帳、いわゆる基準といいますか、そういうものが異なっておりますから、その辺のものを統一化しながら、そういった番号等々について、修正をかけていくということでございますので、これ、昭和61年に前回作っておりますけれども、これが経年変化をいたしていまして、いろいろなところで、県道、国道等の取り付け等、そういったところもいろいろ修正が過去してない分、かなりありますから、そういったものを今回修正するということで、それぞれ今までは台帳修正、1市2町のものを別々にやっておりましたけれども、今回1つにすることによって、経費的にもかなり安くなるということでの統合の事業でございます。  以上でございます。 ○議長(有光孝次) 松井消防部長。 ○消防部長(松井 功) 団員報酬の補正でございますが、昨年7月17日から7月21日までの5日間において、水害による団員出動が増加となりましたので、12月現在で85万円しか残額がございません。今年は、天候がよく積雪も少なかったために、乾燥が進んでおりますので、山火事が多いのではないかと見込みまして、不足分の400人分を補正するというお願いでございます。あくまでも、400人は見込みでございます。  それと消防団員の被服購入費でございますが、これにつきましては、国の消防団員制服等の基準に準じまして、844名分の夏の活動服を予定しておるものでございます。  以上です。 ○議長(有光孝次) 皆田産業振興部長。 ○産業振興部長(皆田修司) 龍源寺間歩の入り込みが増えておるということで、入場料を下げる検討はないかということでございますけれども、結論から申し上げますと、今のところ、そういう考えは持っておりません。  といいますのも、今、一人大人400円という料金設定をしておりまして、これは決して、高いという反応をいただいておるわけではございませんし、それから、ご存じのとおりの構造でございます。いつ、どういう事態ができるのか。あるいは、日常的な点検、管理もかなり費用がかかっておりますので、そうした点を考慮しながら、今後も続けていかねばなりませんので、今のところ考えてないということでございます。 ○議長(有光孝次) 23番、清水 勝議員。 ○23番(清水 勝) いま少しお聞かせをいただきたいと思います。  国土利用計画でございます。  この件に関しましては、一体的な整備、国、県、地方自治体ということで、そういう話があったと思いますけれども、財政的な面では、国の方が一体的にやるということで、国あるいは県の財源でやっていただけるということで受け止めていてよろしいのかどうなのか。この点について、少しお聞かせをいただきたいと思います。  併せて、この国土利用計画、随分、数年前に出されたわけでございますけれども、非常に私は年度的に遅延してきているなという感じがするわけでございまして、これ、21年度には大田市の関係する国土利用計画が明確に作られるだろうという話でございますけれども、非常に遅れぎみに私は感じておるわけでございまして、こういう面での国あるいは県での動向ということについては、何ら変わった状況はないものか、どうなのか。この面についても、お聞かせをいただきたいと思います。  それから、玄関前の駐車場の拡幅、増設でございますけれども、おおよそ532平米で何台分ぐらいが確保できるのか。この増設分ですね。532平米で駐車場がどの程度、何台分程度、置かれるのか。この内容についても、話がなかったと思いますので、少しお聞かせをいただきたいと思います。  それから、道路台帳でございますね。これ、部長、最終的に元帳を今言った方向で直される中で、それぞれ個別配布的な部数ですね。こういうことは全く、この6,500万円の中には、含まれていないものか、どうなのかね。私、できますれば、おっしゃいましたように、昭和61年ですか。私たちも、一部いただいておるわけでございますけれども、随分、古い内容でございまして、当然、旧大田市分でございまして、そういう面については、私は、適切な時期に配布をされていいのではないかなと思っておるところでもございますけれども、その面についても、いま一度、お聞かせをいただきたいと思います。  消防の方については、大体わかりました。  それから、間歩の入場料の関係でございますがね、これ、当然、補正予算でございますから、18年度ね、これだけの入場者数が多くある中で、収入が増えてきておるということで、入場料が増えてきておるということで、私は受け止めておるところでもございますけれども、当然、狭あいな龍源寺間歩でございまして、今回、部分的に整備がされたわけでございますけれども、障害者対策等も含めまして。非常に中に入るとき、お客さんが多い時期については、混雑したような状況も話も聞いておるわけでございまして、そういう面からいたしますと、非常に狭あいな間歩の中で、入場料を400円いただいて、いかがかいなという感じもしておるところでもございます。過去に比べて、非常に中は頓挫しておる状況も私はあると思うわけでございまして、そういう面も含めまして、少し公的な視点から入場料をお下げになるというような関係は全く考えておられないのか、どうなのかね。再度、お聞かせをいただきたいと思います。 ○議長(有光孝次) 松村総合調整課長。 ○総合調整課長(松村 浩) 国土利用計画の関係で2点ご質問でございます。  1点目の財政的な面、国、県から何らかの財政的支援がないのかということでございますが、残念ながらございませんで、市の一般財源で策定をするというものでございます。  2点目のこういう形で国の方が19年、県の方が20年として、市の方が21年で遅れることによって影響が出るのではないかというご質問でございます。  この国土利用計画というものは、いわゆる土地利用に関する基本方針を定めるという形のものでございまして、したがいまして、従来、旧大田市では平成13年12月に策定をしたものでございますが、総合計画に合わせて作ったということでございますが、今回、先ほど申しましたように、国の方のいわゆる組み立てが大きく変わるということの中で、いわゆるこの市の国土利用計画自体も表記の問題も含めまして、従来とは変わってこようと思っております。  したがいまして、各県内の市の状況も調べてみたところでございますけど、やはり国、県の状況を待ってでないと作成できないだろうということで、どの市もまだ新市に合併してからは策定してないと状況もございます。
     影響につきましても、基本的な方針を定めるということでございますので、2年で大きく仮に状況、全く変われば別でございますけれども、ここ2年程度ではそう大きく状況は変わらないのではないかと、このように考えております。  以上でございます。 ○議長(有光孝次) 知野見総務部長。 ○総務部長(知野見清二) 駐車場のいわゆる確保できる台数、お尋ねでございました。  現状、先ほど申し上げました大邑事務所が建っておるところでございまして、現状では3台程度でございます。これ、事務所の整備等行いました後におきましては、大体10台から15台、これを見込んでおるところでございます。 ○議長(有光孝次) 岩田建設部長。 ○建設部長(岩田 毅) 個別の配布のことでございますけれども、当時、昭和61年ごろに作ったときには、約市道路線が1,000ちょっとだというふうに思っています。  今回、統合いたしまして、路線数が約2,000近くにいくのではないかと思っております。  前回のときには、その路線の台帳と図面を袋に入れたもので、1冊として個別配布したということを記憶しております。  現段階で、今、この個別配布するということは予算上、計上しておりません。来年度におきまして、引き続き、この統合整備事業につきまして、やっていく中で、その辺を含めて検討してみたいと思います。  以上です。 ○議長(有光孝次) 皆田産業振興部長。 ○産業振興部長(皆田修司) 再度、値下げを考えんかということでございますけれども、先ほど申し上げたとおりでございます。龍源寺間歩の立地につきましては、ああした狭あいの場にあるというのが龍源寺間歩でございまして、そのことで決して、来訪者に行き来で狭いところ、不便というのはあるかもしれませんけど、それが龍源寺間歩であるというふうに思っておりますので。  それから、近傍の類似施設と比べても決して高いとは感じておりませんので、先ほどの答弁のとおりでございます。 ○議長(有光孝次) 23番、清水 勝議員。 ○23番(清水 勝) 松村課長さん、この国土利用計画の策定ですね。これは当然、国、県が実施する中で、当市もやっていくというような計画に受け止めておるわけでございますけれども、このどうでもこれだけ年度を延期して繰り延べする中で、実施計画ですけれども、国土利用計画の策定ですけれども、これ、法定計画でもないように、私は受け止めておるわけですよ。これだけの多額の費用がかかるんですから、どうでも、これ、国土利用計画を策定せないかんという内容なんですか、当市にとりましても。その点、もう一度、聞かせてやってくださいませ。 ○議長(有光孝次) 松村総合調整課長。 ○総合調整課長(松村 浩) 現行の国土利用計画法におきまして、県は義務づけられておりますけれども、市町村は義務ではございません。  ただ、旧合併前では旧大田市が策定しておりまして、仁摩、温泉津は策定しておりませんでした。  県の方からは、従来から市の方には、国土利用計画を策定すべきであろうということで、指導は長年受けておったところでございます。  おっしゃりますように、どうでもと言われれば、法律的にもとづいたものではないと。ただ、市町村計画つくる場合は、あくまでも、国土利用計画法にもとづいた策定になりますので、作成したときには、いわゆる議会の議決が要るという内容のものでございます。  総合計画はご承知のように、地方自治法にもとづいた策定義務がございますけれども、国土利用計画の方は国土利用計画法にもとづいておるということで、ご理解をいただきたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(有光孝次) ほかにありませんか。………ないようでありますので、以上で本案に対する質疑を終結いたします。  続いて、議案第124号、平成18年度大田市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)から、議案第129号、平成18年度大田市下水道事業特別会計補正予算(第3号)までの6件を一括議題といたします。  本案6件について、ご質疑はありませんか。  18番、福田佳代子議員。 ○18番(福田佳代子) 介護保険の特別事業会計の補正予算についてお聞きしたいと思います。  保険給付費の中の介護予防サービスが1億5,500万円ということで減になっていまして、これは要支援1、2の人たちがサービスを使われなかったということであろうと思っているんですけど、どうしてこんなふうに多額のものが減ということになったのか、教えていただきたいと思います。  それから、基金積立金が予算では1,300万円ということなんですけど、補正で9,400万円、合わせて1億767万5,000円ということになるわけです。今までの基金と合わせて、一体、幾らになるのかということと、こんなに多額に基金として積む必要があるのかということを疑問に思いますので、併せて、お願いします。 ○議長(有光孝次) 白坏高齢者福祉課長。 ○高齢者福祉課長(白坏正道) 1点目の介護予防サービス費、介護予防サービス等諸費の減の理由でございます。  これにつきましては、18年度当初予算編成後に国の制度が決定したため、当初、経過的要介護者、これ、17年度までの要支援の方でございます。この経過的要介護者に係ります保険給付を介護予防サービス等諸費で要支援者に係る給付でございますけれども、そこで予算計上しておりましたが、これが介護サービス等諸費、これは要介護者に係る給付費になるわけですけれども、その介護サービス等諸費で給付されることとされたため、今回、減額するものであります。  それから、2点目の基金の件でございます。  今までの基金と合わせてどれぐらいになるかということでございます。  17年度末で約7,300万円ございまして、今回18年度、これだけの補正後の額を積み立ていたしますと、約1億3,200万円程度になります。それから、これに関連してのこれだけ要るのかというご質問でございました。  基金の額がどの程度が適正なのかは、いろんな観点から検証していく必要があると思います。  ただ、この介護給付準備基金につきましては、基本的に給付費の変動に備え、介護保険制度の安定的な運営を図るための介護準備基金でありますので、給付費が毎年増加している状況、あるいは、どういいますか、国の制度改正がどうなるのか等々、それらを勘案しながら、基金の額がどれぐらいが適当なのかということを判断していくべきものなのかと思っております。  以上でございます。 ○議長(有光孝次) 18番、福田佳代子議員。 ○18番(福田佳代子) そうしますと、要支援1、2のより自立に近い人、軽い人ですか。そういう人たちの介護サービスの利用というのは、制度改正前と改正後というのは、利用についての変化、利用控えというのはないということなんでしょうか。だけど、保険給付費そのものは、結局、下がっていますので、どうなんでしょうか。教えていただきたいと思います。 ○議長(有光孝次) 白坏高齢者福祉課長。 ○高齢者福祉課長(白坏正道) 要支援1、2の方に係る給付の実績がどうなのかというご質問だったと思います。今回の補正はあくまで予算の比較でございまして、予算的には減額ということでお願いしておるわけでございますが、給付実績では18年度につきましても、昨年と同様の伸びになるものと今のところ見込んでおります。  以上でございます。 ○議長(有光孝次) 23番、清水 勝議員。 ○23番(清水 勝) 建設部長、最後になりますけれどもね、この議案第129号、下水道事業特別会計補正予算でございます。  説明を聞いておりますと、地下地盤が軟弱、あるいは基盤が、土質が、土質調査等々という財政課長の説明もあったと思うんです。  当然、これね、私、用地の買収時にボーリング調査等、経費が上がっていますね。そういう状況で、こういう実態がわからなかったのかどうなのかね。今回もこれ、温泉津の関係でございますか、債務負担行為で増額8,600万円ですか。このやっぱり土質の関係等でお話があったと思いますけれども。  買収時にボーリング調査もやっているんですね。どこまでそのボーリング調査が買収時の妥当なのかね。こういう状況が出てくれば、私は逆に買収時にボーリングなんかもうせずにやった方がいいのではないかなという感じもしてしようがないところですけれどもね。土質が軟弱、あるいは土質調査をしなくてはいけないということでね。繰り越しなり、あるいは債務負担行為が増額になるわけでございますけれども、その点、少し、財政課長でも結構でございますから、ご説明をお願いいたします。 ○議長(有光孝次) 岩田建設部長。 ○建設部長(岩田 毅) 温泉津の処理場でございますけれども、買収時にボーリングということをやられておりますけれども、買収後にボーリングするわけですけれども、ボーリングの箇所は全体的にまんべんなくやるということではなくて、1カ所、2カ所でわずかなところの部分の調査ということでございますので、全体的にこういう地下埋設物といいますか、タンクみたいなものをつくるときには、全体を掘るときに、そういう調査以外のところで当時想定しておった岩盤線、あるいはそういうものの土質が違ってくるということは、これは、時々あることでございまして、こういう形での変更ということでございます。  以上です。 ○議長(有光孝次) ほかにありませんか。………ないようでありますので、以上で本案6件に対する質疑を終結いたします。  続いて、議案第130号、平成18年度大田市水道事業会計補正予算(第5号)を議題といたします。  本案についてご質疑はありませんか。………ご質疑なしと認めます。  続いて、議案第131号、平成18年度大田市病院事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。  本案について、ご質疑はありませんか。  23番、清水 勝議員。 ○23番(清水 勝) 所管の事項でございますから、少しお聞かせをいただきたいと思います。  非常に入院、外来、患者数の減ということで、かなり大きな補正予算が出ておるわけでございます。  これ、内科医の減とかいうようなことも含めて、やむを得ない事情もあると思うわけでございますけれども、委員長が午前中に報告した内容等も含めて、ぜひ総合的に勘案をいただきたいと思います。  ただ、この中で1点だけ、器械備品整備費、マイナス700万円でございますね。これ、当初、この医療機器等については、当初予算ではこういう器械はどうでも、更新せないかんよということで、それなりの予算が計上してあったと思うんです。マイナス700万円ということにつきましては、かなりの医療器機が購入が減ってくるんだなという、私は単純に受け止めましてね、勘定するわけでございまして。  そういう状況になった場合に、少なくとも、ドクターの皆さんが、医療業務に携わるに関しまして、いろいろな面で支障といいますか、問題になる状況は出てこないんですか。  その点、少し聞かせてやってください。 ○議長(有光孝次) 川上病院事務部長。 ○市立病院事務部長(川上佳也) 器械備品整備費の減額についてでございます。  今年度の器械備品の整備費、当初予算で7億9,200万円余りの金額を持っておりまして、この中にはご存じのとおり、本年度3月から電子カルテシステム、これを稼働いたすための経費が約6億円入っております。この電子カルテシステムにつきましては、稼働しておりますけれども、約、最終的な契約、1,000万円ちょっとほどの契約減が出ております。  先ほどお尋ねのございました医療器機につきまして、先生方の要望といいますか、必要なものの事情を聞きまして、年度当初、予算化をしております。年度途中に先生方の異動等もありまして、それによっての必要なものも出てきますし、年度中途によりまして、器機が故障して更新せざるを得ないというものもございます。  そういうものを予算を全体を見ながら、整備をする中で、最終的に本年度につきましては、700万円余る見込みでということでございまして、減額の補正をお願いをしたものでございます。  以上でございます。 ○議長(有光孝次) 23番、清水 勝議員。 ○23番(清水 勝) 部長ね、私は電子カルテの18年度事業では、大変、大きな財政支出が伴っておった事業だと思います。  その今の当初予定価格よりも1,000万円程度、電子カルテについてはマイナスになったと。  当然、この医療器機等についても、病院につきましては、総合評価方式、いわゆる随意契約でございますね。と言いますと、前もって、いろいろな見積もり等を出してもらう中で、この電子カルテ事業を3月から始められていると思うんですよ。この当初の総合評価方式の中で、1,000万円という大きな数字の差異が出てくるということについては、私はちょっとそういう方式、総合評価方式で、いかがなもんかいなという感じがしておるところでもございまして、どういう方向での随契、いわゆる総合評価方式やっておられるのかね。いま少しお聞かせをいただきたいと思います。1,000万円ぐらいの差が出たということでございますので。 ○議長(有光孝次)  川上病院事務部長。 ○市立病院事務部長(川上佳也) 電子カルテのシステムでございますが、総合評価方式といいますのは、例えば、電子カルテのシステムのメーカーがございますので、そのメーカーの各々の比較をいたしまして、A社がいい、B社がいいということでの院内での評価をいたしております。  予算編成時におきましては、どういいますか、6億円という金額、これは一応、その段階での見積もりをいただいておりまして、その後、A社、B社、C社ということでの比較をいたしまして、当院にマッチした業者の選定をいたしたところでございます。  そこの最終的な差異でございますけれども、当初予定をしておったものの、例えば、数量が現実に入れて、当初、見込んでおったものの必要がないものにつきましては、減額をいたしますし、それ以上、部署によっては、必要な部分もありますので、その増減はいたしております。  もちろん、当初の総合評価といいますか、そういう業者は評価をいたしますけれども、金額につきましては、全く当初と同じものを入れたということでございませんので、金額的には増減をした中で、最終的に1,000万円余りの電子カルテは減になったということでのご理解をいただきたいと思います。  以上でございます。 ○議長(有光孝次) 23番、清水 勝議員。 ○23番(清水 勝) 大筋わかりましたですけれども、細部的な面については、また、決算審査の中で、また、参加させていただきます。 ○議長(有光孝次) ほかにありませんか。………ないようでありますので、以上で本案に対する質疑を終結いたします。  続いて、議案第132号、財産の処分についてを議題といたします。  本案について、ご質疑はありませんか。………ご質疑なしと認めます。  これより本案10件について、討論・表決を行います。  まず、議案第123号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立全員] ○議長(有光孝次) 起立全員であります。  よって、議案第123号は原案のとおり決しました。  続いて、議案第124号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。  よって、議案第124号は原案のとおり決しました。  続いて、議案第125号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。
     よって、議案第125号は原案のとおり決しました。  続いて、議案第126号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。  よって、議案第126号は原案のとおり決しました。  続いて、議案第127号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。  よって、議案第127号は原案のとおり決しました。  続いて、議案第128号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。  よって、議案第128号は原案のとおり決しました。  続いて、議案第129号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。  よって、議案第129号は原案のとおり決しました。  続いて、議案第130号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。  よって、議案第130号は原案のとおり決しました。  続いて、議案第131号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。  よって、議案第131号は原案のとおり決しました。  続いて、議案第132号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立全員] ○議長(有光孝次) 起立全員であります。  よって、議案第132号は原案のとおり決しました。  ここで、10分間休憩いたします。                午後2時06分 休憩                午後2時16分 再開 ○議長(有光孝次) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ◎日程第5 市長提出議案(人事案件)上程[提案理由説明・質疑・討論・表決] ○議長(有光孝次) 日程第5、市長より人事案件が提出されておりますので、本日の会議に付議いたします。  議案第133号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  竹腰市長。               [市長 竹腰創一 登壇] ○市長(竹腰創一) 議案第133号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることにつきまして、提案理由の説明を申し上げます。  人権擁護委員であります龍澤光惠氏は、本年6月30日をもって、3年の任期が満了となります。  松江地方法務局長から後任の人権擁護委員候補者の推薦依頼がありましたので、お手元の議案に掲げておりますとおり、新たに泉 玲子氏を推薦いたしたいと考えます。  なお、旧1市2町の合併に伴い、人権擁護委員の定数について変動が生じており、その経過につきましては、担当部長に説明させることといたします。  議会のご意見を賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明を終わります。 ○議長(有光孝次) 品川環境生活部長。             [環境生活部長 品川保夫 登壇] ○環境生活部長(品川保夫) それでは、説明をいたします。  皆さんご承知のとおり、人権擁護委員の主な任務は、人権思想の啓発をする。地域の皆さんの人権が侵害されないように見守る。もし、人権を侵害された人がおられた場合、相談相手になり、適切な措置を講じることにより、救済することであります。  この委員は、市長が議会の意見をお聞きして、候補者を推薦し、この推薦にもとづきまして、法務大臣が委嘱を行うというものでございます。  この定数につきましては、合併前は16名、旧大田市8名、旧温泉津町4名、旧仁摩町4名でございましたが、合併に伴いまして、法務局の方で合併後の委員定数を12名と定められ、これまで委員の任期をもって調整をされてきたところでございます。  その結果、平成19年4月1日から12名となる予定でございます。  以上でございます。 ○議長(有光孝次) ただいまの説明について、ご質疑はありませんか。………ご質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本案は、討論を省略して直ちに採決することにご異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(有光孝次) ご異議なしと認め、本案を採決いたします。  本案は原案のとおり推薦することに異議なく、同意することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立全員] ○議長(有光孝次) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり推薦することに異議なく、同意することに決しました。 ◎日程第6 議員提出議案上程[提案理由説明・質疑・討論・表決] ○議長(有光孝次) 日程第6、議員提出議案を上程いたします。  まず、議案第134号、大田市議会会議規則の一部を改正する規則制定について、議案第135号、大田市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について、及び議案第136号、大田市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例制定についてまでの3件を一括議題といたします。  お諮りいたします。  本案3件は会議規則第39条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。  よって、本案3件は委員会付託を省略することに決しました。  提案理由の説明を求めます。  23番、清水 勝議員。               [23番 清水 勝 登壇] ○23番(清水 勝) 議案第134号並びに135号、そして、136号、3議案につきまして、議会運営委員会に属します6名の議員を代表いたしまして、私の方から提案理由の説明を申し上げます。  議案第134号、大田市議会会議規則の一部を改正する規則の制定でございます。  資料を2枚めくっていただきますと、説明資料がついておりますので、ご参照いただきたいと思います。  改正の理由でございます。  地方自治法、これは平成18年6月の改正の内容でございますけれども、これの一部改正に伴いまして、所要の改正を行うものであります。  改正の内容でございますけれども、1点目といたしましては、委員会の議案提出権新設と、これに伴います関係条項の整備でございます。  括弧書きといたしまして、会議規則でございますけれども、第14条の第2項、第20条の第3項、第39条第2項と第3項、第103条及び第116条でございます。  改正前の地方自治法の規定におきましては、議案提出は第112条及び第149条によりまして、議員定数の12分の1以上の賛成者によるもののほか、首長、市長でございますけれども、長による提出しか認められていなかったのが、これが議会の実質的な審査を行います各委員会におきましても、認められたことによるものでありまして、これによります新設に伴う関係条項の整備でもございます。  (2)といたしまして、議長による議会閉会中の委員選任規定の新設に伴います関係条項の整備でございます。  会議規則的には、第74条の第2項でございます。  施行期日でございますけれども、公布の日から施行するということでございます。  次に、議案第135号、大田市議会委員会条例の一部を改正する条例制定でございます。  3枚めくっていただきますと、説明資料がついております。  この委員会条例の一部を改正につきましては、改正の理由といたしまして、先ほど議決されました大田市の部設置条例、及び地方自治法の一部改正に伴いまして、所要の改正を行うものでもございます。  改正の内容でございますけれども、(1)といたしまして、大田市部設置条例の一部改正、これは統合並びに再編に伴います常任委員会の名称及び所管事項の改正でございます。(第2条)といたしまして、右側の囲ってあります改正点を中心に申し述べます。  総務企画委員会が総務委員会に統合されましたことによりまして、改正点では1点目といたしまして、総務委員会6名とするものでございます。
     所管事項の内容につきましては、総合政策部の所管に関する事項につきましては、先ほど申し上げましたように、総務部に統合再編された関係で、この事項がなくなっております。  (2)といたしまして、民生委員会でございますけれども、従来の健康福祉委員会を名称変更するものであります。  あるいは、併せまして、市民生活部に大田市の部設置条例が変わった状況も含めまして、市民生活部の所管に属する事項ということで、内容を改正するものでもございます。  (3)の教育水道委員会でございますけれども、これにつきましては、下水道課が上下水道部に部設置条例が変わった関係も含めまして、上下水道部の所管に属する事項ということで、改められたものでもございます。  (4)の産業建設委員会でございますけれども、この内容については、水道事業局の所管事項が先ほど申し上げました教育水道常任委員会に具体的な内容で変わるものでもございます。  これが1点目でございます。  めくっていただきまして、(2)といたしまして、議長の議会閉会中の委員選出規定の新設でございます。これは委員会条例の第8条第1項、ただし書きの規定並びに第8条第4項の内容でございます。  改正前の地方自治法の規定におきまして、第109条の2及び第111条の規定にもとづきまして、議会におきまして、選任する必要があると規定されていたものですけれども、これを補いまして、閉会中であっても、議長権限により選任を可能とし、直ちに委員会委員として審査に参画できるようにするものであります。  また、これの選任に伴いまして、直近の議会報告を行うものでもあります。  3点目といたしまして、施行期日等でございます。  (1)といたしまして、公布の日から施行し、改正後の条例第2条、これは常任委員会の名称と所管事項でございます。この規定につきましては、平成19年4月1日から適用するものであります。  (2)といたしましては、この条例の施行の際、現に改正前の条例第2条に規定する総務企画委員会健康福祉委員会、教育環境委員会及び産業建設委員会の委員長、副委員長及び委員である者は、それぞれ改正後の条例第2条に規定する総務委員会、民生委員会、教育水道委員会及び産業建設委員会の委員長、副委員長及び委員となるものとし、その任期は、改正前の条例の規定によるそれぞれの委員会の委員の残任期間とするものであります。  (3)といたしまして、この条例の施行の際、現に改正前の条例の規定により、常任委員会に付託され、あるいは継続審査中の事件につきましては、改正後の条例の相当規定によりまして、当該事件に所管することとなる常任委員会に付託されたものと見なすものであります。  以上が、議案第135号であります。  次に、議案第136号の大田市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例制定であります。  1枚ないし2枚はぐっていただきますと、内容を載せております。  1点目といたしまして、改正の理由でございますけれども、政治と金の問題につきましては、ご案内のとおり国あるいは全国的にもいろんな問題を醸し出しておるところでもございます。  したがいまして、当大田市議会政務調査費に関する透明性を高めたり、あるいは確保するために、一部改正を行うものでもございます。  改正の内容でございますけれども、この条例案件の2番目に書いておりますように、第5条の第1項中、前文がございまして、「作成し」という次に、「領収書等の写しを添えて」を加えるものでもあります。  当然、議長に提出後、政務調査費収支報告書につきましては、領収書等の写しを添付するものでもあります。  等と書いてありますですけれども、これは、先進視察あるいは研修会等々の参考資料とも含めての内容でもございます。  なお、当大田市につきましては、現在、議員一人当たり年額10万円の交付がなされておるものでもございます。  参考までに、他市の状況等について申し述べておきます。  一番高いのが、県内8市の状況でございますけれども、出雲市さんにつきましては、ただいま議会開催中でございますけれども、決定はしておりませんですけれども、委員会で可決しているのが、年間一人当たり45万円、2番目が松江市さんの年間42万円、3番目が雲南市の年間18万円、4番目が当市等も含めました、益田市さんも含めました年間10万円、次に、安来市さんの年間10万円、浜田市さんの年間7万円、一番低い数字が江津市さんの年間3万円でございます。  参考までに申し述べておきます。  なお、当大田市につきましては、18年度分の領収書等の扱いにつきましても、申し合わせでございますけれども、領収書等の写しを添付することと確認をしておるところでもございます。  施行期日でございますけれども、平成19年4月1日から施行をいたします。  以上、3議案につきましては、議会機能を強めたり、あるいは議員の説明責任の向上を図るものであります。  議員各位のご賛同と執行部の皆さん方のご理解をお願いする中で、提案理由の説明を終えます。 ○議長(有光孝次) 本案3件について、ご質疑はありませんか。………ご質疑なしと認めます。  これより本案3件について、討論・表決を行います。  まず、議案第134号について討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。  よって、議案第134号は原案のとおり決しました。  続いて、議案第135号について討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。  よって、議案第135号は原案のとおり決しました。  続いて、議案第136号について討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。  よって、議案第136号は原案のとおり決しました。  続いて、意第8号、医師不足を解消し、安心できる地域医療体制の確保を求める意見書の提出についてを議題といたします。  朗読いたさせます。                 [事務局職員朗読] ○議長(有光孝次) お諮りいたします。  本案は会議規則第39条第2項の規定により、提案理由の説明を省略いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。  よって、提案理由の説明を省略いたします。  お諮りいたします。  本案は、健康福祉委員会付託とし、閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。  よって、意第8号は健康福祉委員会付託とし、閉会中の継続審査とすることに決しました。 ◎日程第7 特別委員長中間報告 ○議長(有光孝次) 日程第7、特別委員会の中間報告についてを議題といたします。  お諮りいたします。  行財政改革特別委員会に付託中の大田市行財政改革に関する調査・検討、並びに意見具申の件について、及び石見銀山調査特別委員会に付託中の石見銀山遺跡の世界遺産登録推進及び登録後の整備も含めた当地域のあり方等に対する調査・検討、並びに意見具申の件について、会議規則第47条第1項の規定により、この際、中間報告を求めることにいたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。  よって、大田市行財政改革に関する調査・検討、並びに意見具申の件について、及び石見銀山遺跡の世界遺産登録推進及び登録後の整備も含めた当地域のあり方等に対する調査・検討、並びに意見具申の件については、委員会の中間報告を求めることに決しました。  まず、行財政改革特別委員長の報告を求めます。  16番、熊谷直道議員。               [16番 熊谷直道 登壇] ○16番(熊谷直道) お疲れのことと思いますけれども、いましばらくおつき合いいただきたいと思います。  行財政改革特別委員会の中間報告を行います。  12月議会以降の休会中、2月14日を第7回目、そして、今議会中、3月16日、第8回目を開催。都合2回について、報告申し述べます。  第7回目であります。  石原安明議員、療養中にて欠席、林 茂樹委員、欠席であります。  審議いたしました時間はおおむね2時間であります。  執行部より蓮花助役の出席を得て、付議いたしましたのは、前回の申し合わせにより、1点目、組織機構のあり方について、2点目、議会のあり方について、政務調査費、委員会行政視察についてであります。  まず、1点目、組織、機構のあり方についてであります。  既に、今議会前、市議会全員協議会にて説明があったところであります。  時として、いよいよ実質の新市2年目の新たな年度を迎え、組織機構の今後を伺うものであります。  蓮花助役席上、行財政改革で職員数の削減を図っている中で、限られた人材で基本構想を中心として、諸事業を進め、市民にわかりやすい迅速な体制固めを確立する取り組みを伺うものであります。  殊に、重点課題として、市長自らのビジョンであります産業振興ビジョンを進めていくには、たとえとして、農林水産といった今までの縦割りではなく、横断的な組織をつくることにあり、地場産業育成、流通の関係を含め、調整を検討するものであります。  委員質疑の主だったもの、そして、意見であります。  1点目は、部、課での業務の達成率をチェックする体制が必要である。そこでの指標が一般住民にわかりやすい公開されるべきものである。人事のバランスはいいのか、業務のバランスはいいのか、この視点から組織機構のあり方を検討すべきでないのか。  2点目は、住民から見た体制づくり、住民にわかりやすい組織機構の再編も必要との意見であります。  業務の達成率は行革推進大綱の各項目の中で、数値を示し、達成率をできる限り、チェックをしていきながら、体制を構築してまいりたい。すぐやるべきこと、中・長期で取り組むもの、精査いたし、体系づけることが組織固め、チェック体制こそ、必要と伺うものであります。  わかりやすい組織機構については、まちづくり委員会等の意見をも集約いたし、今後、足りない部分は努力をいたすことを約束をいたしたところであります。  同じく、組織機構の見直しについてであります。  人事異動時期に見直す絶好の機会であり、思い切ってやってもらいたい意見であります。  たとえて、類似団体と比較して、向こう5年間で72名の減員を明確にいたすものであるなら、合併時の総合政策部をやめて、総務部でやるべき意見であります。  また、旧邇摩郡では住民が支所はあるが、ほとんどの内容については、本庁に問い合せなければならないという状況で、支所機能が極めて薄い。1委員意見であります。  部を減らすべきである見解、市長の最終判断を前置きといたしながらでの発言でありますが、数としては旧大田市に近い機構、あるいは組織数と申しましょうか、そういった減らすといいますか、定員を減らしていく構えを伺うものであります。  収入役には、会計管理の部長級を配置いたすものであります。  支所機能については、ヒアリングを行い、希望に沿うような体制づくりを十分検討いたすものということを伺ったところであります。  また、一方、定員管理として、行革ときめ細かい行政サービスのバランスをどう取るのか、類似した複数の委員意見でもあります。  多くを述べませんが、機構改革については既に説明があったところであります。  この類似した複数委員、意見をまずもって、集約として、今後の継続する調査検討、意見具申をいたすものであります。
     2点目、議会のあり方について、政務調査費、委員会行政視察についてであります。  まず、資料説明として、県下8市議会比較表を参考にいたしたところであります。  先ほど、議運の委員長、正確に県下8市の参考例をお話をされたところでありますけれども、当委員会におきましても、出雲市、雲南市、浜田市の参考例を話し合ったところであります。  まず、初めに、出席委員の意見を集約いたしますに、政務調査費については、なくすことを目的とする委員、いわゆる反対意見といたしまして1名おいでになります。  他の皆さんについては、維持、賛成意見といたすということでございます。  そのうち、2名については、月額1万円に変更の集約する意見であります。  委員会行政視察については、全員の維持、いわゆる賛成意見をする意見であります。  ただし、これまでの視察費平均を参考とし、上限額を2万円削減する意見、あるいは、隔年実施をする意見、2名の集約であります。  委員意見であります。  政務調査費について、発言の順番として申し上げます。  議員報酬が適正なのか、報酬に込めたものとして考えるべき意見であります。  必要最小の議会活動の経費として理解はするが、まずは報酬との関連をいたすことを念じるという一委員意見であります。  また、他の意見であります。議員報酬については、合併後、第一次行革時に報酬審議会が出てくる中で、最終的には答申どおり、実質報酬額10.1%削減をいたしたところでありますが、政務調査費はつけるべきはつけ、使わなければ返す。当然、存在すべきで、むしろ、上げる意見でもあります。  さらに、委員会行政視察については、議員の意思統一ができれば、隔年の実施はどうかであります。  他の委員意見であります。政務調査費は、月1万円くらいあってもいい。市政報告会を実施、必要経費を使っているところであり、また、委員会視察については、過去の視察費の平均的なところを判断いたしてはどうかという意見でもあります。  このことについては、今後、さらなる議員の世論形成を積み上げることが必要でありまして、ひとまず閉じたところであります。  次に、8回目の協議内容であります。  委員全員出席のもと、審議いたしました時間はおおむね2時間であります。  執行部より蓮花助役、森山地域政策課長、小林生涯学習課長、福富総合調整課行革担当主査の出席を得て、付議いたしましたのは、1点目、公民館及びコミュニティサポートセンター等の基本的な考え方について。四方におかれましては、この1点目にご出席をいただいたところであります。  2点目、議会のあり方について、政務調査費、委員会行政視察について、引き続いての協議をいたしたところであります。  1点目については、公民館の存在意義を問われる緊急的な課題として提示いたしたところであります。  まず、1点目、公民館及びコミュニティサポートセンター等の基本的な考え方についてであります。  蓮花助役席上、ブロック単位でのまちづくりはまちづくり推進計画、総合計画の中で確認をいただいた。執行部としては、公民館を含めて、今後のまちづくり、ブロック単位で進めていく方針の中で市民、議会に理解、協議を果たし、21年度から新しい体制でのまちづくりであります。  平成の合併を踏まえた今日、新しい姿でのまちづくり、そのためのブロック単位の線引きとなることとし、相談協議の場といたしたい発言であります。  委員質疑であります。  1点目、今の公民館には、館長、主事が配置されている。今後のコミュニティセンターには、公民館長のような嘱託を配置すると聞いているが、主事機能についてはいかがかであります。  2点目、公民館機能と市の出先機関が地域によってはさまざまである。現状の公民館ではどのような活動があって、今後の公民館はどのような活動の展開をすべきか、説明があってしかりではないか。必要性を求めるものであります。  3点目、21年度から公民館の再編に踏み込むところ、一方での定員管理の中での定数削減をいたすことにあるが、本所機能とコミュニティサポートセンターを含めて、どう人員配置するのか。定員管理の考え方を問うものであります。  1点目について、地区コミセンは旧大田市に限って言えば、公民館と連絡所の2つの機能を持っている。館長、主事と複数配置であります。  構想では、公民館長はブロックで1名、人数はさておき、連絡所機能は残す考えで嘱託員になると思うが、配置いたすものであります、ということであります。  2点目について、今の公民館と地区コミュニティセンターの関係がどうなのか。どのように変わるのかが一番心配いたすところであります。  やってもらっている業務を洗い出しをいたし、具体的に検証、わかりやすく説明をいたすものでありますという回答であります。  3点目について、市民と協働のまちづくりを進めるのには、ブロック単位に職員を出して、事業を進める必要がある。本所と支所の機能、地区コミュニティセンターやコミュニティサポートセンターの位置づけは、今後、きっちり進める。定員は削減しなければいけないが、まちづくりは大事であることを認識いたしたい。認識をいただくということを聞き及ぶところであります。  複数意見として、旧町村には地域コミュニティがある。連絡業務だけでなく、地域事業、行事をも館長、主事におけるお世話係、あるいはまとめ役といったところを感じている。いじると、これこそ、地域コミュニティが失われる懸念であります。  十分注意を払うことであります。  社会教育法での公民館の定義はありますが、公民館はまちづくりの拠点であり、社会教育の拠点でもあります。  公民館のあり方について煮詰めていくことが重要とするさらなる委員意見であります。  また、21年度に向けてのスケジュールについてであります。  説明責任を果たすということで、19年度には各種団体意見集約すること、ぜひ、意見集約を具体的にどのようにするのか。徹底的に地域に出かけ、いわゆるまちづくりの方向で意見集約の機会を設けてもらって、行政サービスが低下しないよう整理を行ってほしい。  基本構想は、了承をいたしたところでありますが、このことについて、実施計画の中で、ローリングもあり得るし、公民館のあり方としては、熟慮を希望いたす意見であります。  以上、主だった委員意見、質疑であります。  より多く委員発言があったところでありますが、身近な緊急的な課題として提示いたしたところであります。  意見集約、スケジュールを見きわめながら、適時、適切に調査検討をいたすことを申し合わせをいたしたところであります。  2点目、前回に引き続き、議会のあり方について、政務調査費、委員会行政視察についてであります。  このたびの審議は第7回目、前回の当委員会での集約での政務調査費、委員会行政視察のそれぞれの認識を確認いたしたところであります。  一委員、意見であります。  県下8市比較表を参考に、松江、雲南、浜田、益田市は定数特例、在任特例であります。議会費については、当市よりは高い数字を示すものであります。  また、当市議会は、法令定数26名に対し、24名であり、精査する必要があると。あるいは、考慮すべき意見であろうかと思います。  委員会行政視察は、8万8,000円から12万円程度であります。他市と比較して、2万円程度の引き下げはどうかであります。  一方の政務調査費は、余れば返還するもので、月額1万円がわかりやすいのではないかであります。  他市比較として、決して高くない意見であります。  委員会行政視察費を下げる中で、政務調査費に振っていく考えはどうか。改めての提案でありました。  一方では、委員会行政視察について、隔年の意見をも、再びあったところであります。  不肖、私委員長に意見集約を求める意見であります。  今、結論を出せる環境ではなく、しばらく時間をいただき、引き続き、協議を果たすことを申し合わせをいたしたところであります。  本年、新年度を迎えて、6月議会には、当行革委員会も1年を経過いたすものでありますが、1年を目途に一定の成果を委員会として出していきたいなというふうに思っております。  そういったことをもちまして、閉じたところであります。  以上であります。  委員各位のご理解をお願い申し上げ、行財政改革特別委員会の委員長報告、中間報告といたします。  ご清聴ありがとうございました。 ○議長(有光孝次) ただいまの報告についてご質疑はありませんか。………ご質疑なしと認めます。  ないようでありますので、本報告に対する質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいまの報告は了承することにご異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。  よって、行財政改革特別委員長の中間報告は了承することに決しました。  続いて、石見銀山調査特別委員長の報告を求めます。  9番、中西義昭議員。               [9番 中西義昭 登壇] ○9番(中西義昭) 石見銀山調査特別委員会の中間報告を行います。  去る9月市議会の定例会で中間報告をいたしておりましたが、その後、石見銀山調査特別委員会を3回開催いたしておりますので、その内容、意見具申について中間報告をいたします。  まず、初めに、昨年12月20日に、委員12名、全員出席、第4回の委員会を開催し、執行部より大國石見銀山課長、和田観光課長の出席をいただきました。  執行部よりあいさつに引き続き、前回の委員会開催以降の動きについて、以下、5点について各課長より報告、説明をいただきました。  1点目、ユネスコの委託を受けたイコモスの現地調査が無事終了したこと。今後の登録スケジュールについて、世界遺産委員会は、6月23日から7月2日、ニュージーランドで開催され、石見銀山の議案は6月28日ごろ、正式議決は7月2日の夕刻とのことです。  また、推薦候補は44件です。  2点目、3回にわたる交通実証実験、5月のゴールデンウイークと、それから、8月のお盆、そして、秋の行楽シーズンであります。と受け入れ体制、パークアンドライドについてでございます。  3点目、拠点施設について。  その他関連する街なみ環境整備事業、大田市上水道と簡易水道の統合事業の実施について。  4点目、登録記念行事について。県主導の事業の決定しているものと、大田市と地元事業について検討中のものでありました。  5点目は、石見銀山協働基金についてでありました。中間的な考え方としながらも、基金の必要性、方法、先進例、使途、目的、補てんの仕組みについてでありました。  次に、主な質疑、意見について申し上げます。  交通実証事件と受け入れ体制、パークアンドライドについて7点、1つ、受け入れ方式の多くの意見、提言がありました。それに対して、観光ルート、また一方通行規制についての意見は、十分に参考しながら、地元住民生活への環境負荷を軽減することを十分検討し、説明と検討を繰り返しながら、地元の理解を得て、3月までには、統一見解を出すように予定しておるとのことでありました。  2点目、駐車場の不足、不十分の指摘とピーク時対応の臨時駐車場について、三瓶観光と結びつけた荻原三瓶山が一望できる場所など、また、駐車場料金と要した経費の回収として、地域の物産販売など、1つの仕掛けをしてはどうかとの問いに、有料化もあるが、トータルで金を使ってもらう方法を考えている。  滞在期間を増やす方法などを検討しておるとのことでございました。  3点目、大森から温泉津、仁摩、銀山街道を歩く観光の対応はとの問いに、ガイドを同行、1万円を超える金額を設定、装備は各自対応として、移動はタクシーで、また、一人当たり1,500円の商品を4月から販売を予定しておるとのことでございました。  三瓶、温泉津を生かした滞在型のリピーターを増やすため、優秀なガイドを養成する必要があり、今後はボランティアガイドを増やせとの問いに、当然、考えておる。今後は、予約なしでもガイドの対応が可能にしたいとのことでありました。  5点目、鉄道事業者との連携を考えてはとの問いに、駐車場が必要な中で大きな利点と考えておる。バスを含め活用してもらおうと。また、JR特急の停車を温泉津駅と仁万駅にもお願いをしておるところであると。  7点目、大型バス旅行の誘致、働きかけについての問いに、県外エージェントが注目している各地の説明会にも、東京、名古屋、関西、福岡に出かけて、魅力と状況を説明しておると。  ただ、駐車場が少ないので、ピーク時を避けるようにお願いをしておるとのことです。  7点目、NPO法人との連携によるいわゆる小判利用で、観光案内の計画はどうか。携帯電話が3月ごろ使用可能と聞いているがとの問いに、案内ガイド機能の1つであり、ガイドの補足として喜んだ方も多く、今後、言われるような認識で連携を取りたい。料金徴収、割引制度の導入の可能性もあり、期待をしておる。今後もNPO法人とのかかわりを今後も持っていくとのことでありました。  次に、拠点施設についてであります。  ガイダンス棟では、展示物がないようだと。パネル展示程度になるのでは。また、ストーリー性を持った展示にしては。それから、辻が花染めの展示も考えてみてはとの問いに、基本的に現地を見る補助手段であり、パネルに偏った型になる。映像が主力で3Dも含めて検討しておる。  わかりやすい展示に最大、努力したい。  辻が花染めについては、専用の特別展示室が必要で、専任の学芸員の配置と空調設備、ほか、経費が増す。レプリカも検討しているが、推定1,000万円程度の経費が要るが、現時点は断念しているけれども、将来的な可能性を含めた検討中であるとのことでありました。  次に、去る2月7日に委員12名中、11名出席、第5回の委員会を開催し、執行部より小川教育長、大國石見銀山課長、和田観光課長の出席をいただきました。  初めに、執行部より小川教育長のあいさつに続き、各課長より19年度の石見銀山遺跡関連事業について7点、説明を受けました。  1つ、行政と民間が行う登録事業、2つ、協働推進事業と協働基金事業、3つ、遺跡総合整備活用について、4つ、熊谷家の展示替え、五百羅漢の保存修理、大森地区と温泉津地区の街なみ保存事業、5つ、大森街なみ環境整備、上水道の統合、銀山公園整備事業、6つ、拠点施設のガイダンス棟について、7つ、受け入れ対策の駐車場や全体の受け入れ対策について、以上、詳細な説明をいただき、質疑を行いました。  次に、主な質疑を大きく分けて5点申し上げます。  1つ、登録事業については、能楽大田講演、記念出版別冊太陽、それから、7月2日の対応、また、市長はニュージーランドへ行くのかとの問いに、能楽大田講演を想定はしているが、予算の措置がなされればの話です。
     記念出版は、民間出版会社が主導で直接行政は関与はない。原稿について、行政情報は一部提供する。お世話になった関係機関に送ることは想定されるけれども、全世帯配布は無理だと思う。  トップのニュージーランド出向は想定しているけれども、メディアの取材の可能性があるので、7月2日には帰っていてほしいとのことであります。  大型客船日本丸入港の対応についての問いに、9月に入港、隠岐に停泊と聞いておる。県の観光連盟、石見銀山課、観光課と予算も含め考える必要があるとのことでありました。  次に、受け入れ対策について。  駐車場の増設問題、また、整備費は必要最小限度にすること、臨時仮設トイレを含むピーク時の障害者、高齢者の対応、一般車両の交通規制、誘導、住民の生活に配慮すること。路線バスの利用法、シャトルバスの運行、増便、間隔、龍源寺間歩へ行くバスの運行、徒歩や自転車の移動対応、ガイダンス施設が建つまでの観光センターから銀山公園までシャトルバスの運行などの意見、提言がありました。  それに対し、受け入れについては、そこに住んでいる皆さんと協議を繰り返し、重ねて、町中のにぎわいと静かなたたずまいを考えておると。また広島の中国運輸局、バス事業者が入った協議会をつくって、運輸局を挙げて対応をしておるとのことでありました。  次に、基金について、協働基金の使途について。協働会議の受入れ態勢と補助金と併用して、市のまちづくり事業で住民の方に補助事業として入る仕組みにはなるのかとの問いに、検討しないといけないが、煮詰まっていないと。  それから、基金を早くスタートさせる必要がある。そして、基金を審査する機関はとの問いに、6月末を想定して、4月に枠組みの合意ができるように準備中。発起人、事務局、基金委員会、組織の問題が残っている。審査についても、当然で行政、議会のかかわりも想定しておると。  4億円で、まちづくり基金がスタートしたが、これと整合性はとの問いに、答える立場にはないが、市の財源からも拠出されることは内部でまとまっておる。金額は検討中、基金との関係も検討中であるとのことでありました。  4つ目、産業振興については、みやげもの、いわゆる大田ブランドについての問いに、踏み込んでやるよう認定、認証ということで検討中。産業施策をしようとすると、制約があるがとの問いに、保安対策と土地建物の利活用調整と審査の項目がある。町民集会でも提起されている。行政が一緒になって調整と審査をして、観光と治安と定住を含めた土地、建物の利活用を考えておると。  5つ目、その他として、島根県の石見銀山関連の予算はとの問いに、1億数千万円、大きいのは拠点施設であり、過疎債の一般財源分など、市の持ち出しゼロにすると。式典についても、県から経費の負担を市に求められてはいないということでありました。  五百羅漢の改修費、補助金、税金についての問いに、1億円の改修費で国の補助が6分の3、県が6分の1、市が6分の1、所有者が6分の1の割合で3年間を予定しておると。宗教法人でありますので、課税はない。また、補助金も文化財として指定されたものを維持するための補助金であるとのことでありました。  次に、去る3月16日、有光議長と委員12名全員出席、第6回の委員会を大森町の現地視察を兼ね、開催し、執行部より松村教育次長、大國石見銀山課長、田中同補佐、和田観光課長、和田都市計画課長に同行をしていただきました。  初めに、ふれあいの森公園の拠点施設工事現場、併せて、第3駐車場予定地を視察し、工事状況の説明を受けたところであります。  続いて、龍源寺間歩の再整備状況を視察、引き続き、銀山公園駐車場のトイレや休憩所の整備状況を視察いたしました。  また、街なみの環境整備事業や街なみ保存整備事業の工事状況を視察し、続いて、町並み交流センターにおいて、観光客の受け入れ体制について、説明を受けたところであります。  食事をするところが少ないなど、観光客の不満の対策として、弁当での食事体験を町並み交流センターで行ったところであります。  最後に、地元の皆様のご好意で、明日21日、リニューアルオープンをいたします石見銀山資料館の視察をすることができ、また、概要について説明を受けたところであります。  地元の皆さんの思いが結集した施設であると、改めて感じ、深く敬意を表すところであります。  また、石見銀山史跡関連の諸課題、登録を目前にして、官民協働のもと、着々としかも時間と戦いながら、確実に受け入れ体制の準備が進んでいます。多くの来訪者、そして、住民がまず安全で、そして、来てよかったと、心から喜んでもらえたらと思うことでございます。  以上、順次、3回の委員会を開催いたしました。各委員より多くの意見、貴重な提言があったところです。  今後も意見具申を取りまとめながら進めてまいりたいと存じますので、各議員のご賛同を賜り、特別委員会の中間報告といたします。 ○議長(有光孝次) ただいまの報告について、ご質疑はありませんか。………ご質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  ただいまの報告は了承することにご異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。  よって、石見銀山調査特別委員長の中間報告は了承することに決しました。 ◎日程第8 請願、陳情の処理 ○議長(有光孝次) 日程第8、請願書が1件、陳情書が1件提出されておりますので、本日の会議に付議いたします。  まず、請願第4号、安心・安全な公務・公共サービスの拡充を求めることについてを議題といたします。  紹介議員の補足説明があれば、これを許します。  お諮りいたします。  本請願は、請願文書表のとおり総務企画委員会付託とし、閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。  よって、本請願は総務企画委員会付託とし、閉会中の継続審査とすることに決しました。  続いて、陳情第8号、リハビリテーション医療の日数制限撤廃の意見書採択を求めることについてを議題といたします。  お諮りいたします。  本陳情は、陳情文書表のとおり健康福祉委員会に付託の上、閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。  よって、本陳情は健康福祉委員会に付託の上、閉会中の継続審査とすることに決しました。  ここでお諮りいたします。  次期開催の議会の運営等については、議会運営委員会に付託の上、閉会中の継続審査といたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(有光孝次) ご異議なしと認めます。  よって、次期開催の議会の運営等については、議会運営委員会に付託の上、閉会中の継続審査とすることに決しました。  ここで、竹腰市長より発言を求められておりますので、これを許可いたします。  竹腰市長。               [市長 竹腰創一 登壇] ○市長(竹腰創一) お許しをいただきましたので、一言ごあいさつ申し上げます。  去る3月5日から開会いたしました本定例会におきまして、議員各位には本会議並びに各委員会を通じて慎重にご審議を賜り、平成19年度予算を始め、多くの重要案件について、本日、滞りなく、議了していただきましたこと、衷心より敬意と感謝の意を表する次第であります。  今回の予算につきましては、厳しい財政状況にあって、大田市総合計画に掲げました重要施策の推進を図るため、行財政改革集中改革プランにもとづく事務事業及び組織機構の見直し、定員管理と給与の適正化などに取り組む一方で、産業振興、少子化対策、並びに石見銀山関連など、施策の選択と集中を進めるとともに、福祉医療費の市単独補助や保育料の減額など、住民負担の軽減にも努めたところであります。  各課にわたり、活発にご議論賜りましたが、予算執行に当たりまして、引き続き、ご支援、ご協力のほどをよろしくお願いを申し上げます。  さて、当面の市政運営に当たり、専決処分についてお願い申し上げ、ご理解を賜りたいと存じます。  まず、平成18年度の補正予算の専決処分についてであります。  特別交付税につきましては、現在、交付推計額を予算計上しておりますが、本日の閣議決定により、今年度の交付総額が決定する見込みであります。  よって、予算計上額との差額につきましては、必要に応じ、地方自治法の規定にもとづき、専決処分により補正を行いたいと考えております。  また、現在、国におきまして、地方税法等の一部を改正する法律が審議中であり、年度内には成立の見通しとなっております。これが成立いたしますと、市税条例を一部改正し、本年4月1日からの施行を必要といたします。  したがいまして、市税条例の一部改正につきましても、専決処分を行いたいと考えておりますので、ご了承を賜りますようお願いいたします。  続きまして、先般、報道されましたごみ収集車の過積載についてご報告いたします。  平成19年2月の収集実績を調査した結果、当市におきましても、過積載があったことが判明をいたしました。この事実を確認後、直ちに過積載防止の指示を行うとともに、収集車の運行計画及びコースの見直しを行ったところであります。  皆様には、大変ご心配をおかけいたしましたこと、深くお詫び申し上げますとともに、今後は、過積載防止マニュアルの作成、徹底によりまして、二度とこのようなことが起こらないよう努めてまいりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。  さて、来たる平成19年度はいよいよ活力ある市民の県央の中核都市を実現するため、大田市総合計画を始め、諸計画実践のスタートの年であります。  石見銀山の世界遺産登録もこの夏に控え、新しい大田市づくりへの機運が高まる中、この機を生かして、飛躍への足がかりとするため、地域が一丸となって取り組まなければならないと思います。  市民との行政情報の共有や各ブロックに設置いたしておりますまちづくり委員会の活動支援など、市民との対話、協働を進め、きめ細やかな行政運営に努めるとともに、諸課題の解決に向けて、全力で取り組む覚悟でありますので、一層のお力添えを賜りますよう重ねてお願いを申し上げます。  終わりに、議員各位には、本年は4月の県知事及び県議会議員選挙、夏には参議院議員選挙が挙行される年であり、地域課題が山積する中、新年度も大変多忙な1年と推察いたします。  くれぐれも健康にご留意されまして、ご活躍をいただきますようお祈り申し上げ、閉会に当たりましてのごあいさつとさせていただきます。  どうもありがとうございました。 ○議長(有光孝次) 以上で、本定例会に付議されました事件はすべて議了いたしましたので、平成19年第2回大田市議会定例会を閉会いたします。                午後3時21分 閉会  以上、会議のてんまつを記録し、その内容の正確なることを証するためここに署名する。  平成19年3月20日          大田市議会議長          大田市議会議員          大田市議会議員...