○
議長(
小谷正美)
大谷民生部長。
○
民生部長(
大谷正幸)
建築主体工事のほかの
入札の結果でございますが、まず、
機械設備工事の
契約金額は4,410万円、それから
電気設備工事が2,105万4,000円、それから施工に際しましての
監理業務、これが204万8,000円。
したがいまして、
建築主体工事等含めまして、2億5,276万7,000円が
建築にかかわる
契約金額ということになります。
それで、詳細についてということでございますが、14年度に執行いたしましたのは、
土地取得費、これ当初1億700万円の
予算を組んでおりましたが、結果的に8,650万9,000円で14年度執行いたしております。
15年度への繰越しで、
先ほど申し上げました
建築主体の関係で2億6,941万8,000円の繰越しを
お願いをいたしております。それと15年度当初
予算で、
大型遊具あるいは
厨房備品等で605万3,000円。これで
予算的には総計が3億6,198万円という総計になります。
ところが、今回の
入札執行によりまして、ちょっと解体もおっしゃいましたが、
先ほど言いました15年度の繰越しの中には、
解体経費これが925万1,000円、浄化槽の手数料8万1,000円、
水道加入負担金49万4,000円、これを含んでおります。それで、2億6,941万8,000円と申し上げましたが、
建築にかかわる部分、これにつきましては2億5,959万2,000円、これは
予算額に対しまして、
入札の結果、2億5,276万7,000円になりました。
したがいまして、
予算から現時点で682万5,000円の減という結果になっております。
以上でございます。
○
議長(
小谷正美) 松村総務課長。
○
教育委員会総務課長(
松村淳真)
清水議員お尋ねの
大田小学校に係る他の件でございますが、解体
工事、
井口建設が
落札をいたしまして、3,696万円でございます。
電気設備工事は、中国電気
工事が
落札いたしておりまして、2,572万5,000円で
落札でございます。
機械設備工事、これ水道に係るものでございますが、
有限会社 松田水道、1,554万円の
落札でございます。さらに、
工事監理業務委託、杉本
建築設計事務所、514万5,000円でございます。
さらに、国有地等の土地の調査等ございましたけれども、これ、今、
手元に細かい資料、手持ちしておりません。さらに今、それらの数字のトータルをしたものも、今、持っておりませんので、ご容赦いただきたいと思います。
以上でございます。
○
議長(
小谷正美) 19番、
清水議員。
○19番(清水 勝) もう少し、お聞かせをいただきたいと思います。
大田小学校の屋体の
改築工事の関係でございます。全体
予算が4億7,500万円
程度だと思います。それによりまして、それぞれの
請負契約なり
入札業務が行われる中で、
予算に対します
予算減ですね。これはどのぐらいになっておるのか、再度お聞かせをいただきたいと思います。もろもろの数字をおっしゃいましたですが、併せまして、両方とも解体
工事があります。それぞれ
予算の数字をおっしゃいましたですけども、解体
工事につきまして、私は少なくとも、
建築主体工事の皆さんがおやりになると思うんですけれども、正直申し上げまして、この
建築主体工事を請けられた皆さんが、直接解体等について、どこまでおやりになるのか。例えて言いますと、丸投げということは、これはもうならんわけですから、そっくりほぼ、全体的に下請けに出す実態が私は出てくるんじゃないかな、というような気がしておるわけでございまして、どういう方向で話がなされているのかね。それぞれの専門的な
業者がおられるわけですけれども、今おっしゃいますように、
建築主体工事の中でもやられるんだなと、私は受け止めたところでして、そういう状況は、実態はどうなるのか。あるいは、他の部分についても結構、下請的な状況が出るように
感じは、私はするわけでございますけど、そういう状況はどういうぐあいに、
契約業者との話し合いになっているのか、再度お聞かせいただきたいと思います。
○
議長(
小谷正美)
大谷民生部長。
○
民生部長(
大谷正幸)
相愛保育園の解体につきましては、園児が、新園舎が完成するまで、そこに入っていないといけませんので、解体は引越しをしてからということになります。
したがいまして、今、私ども、努力目標といたしまして、園児さんには今、1年待っていただいておりますので、現在の卒園される園児さんには、できるだけ長いこと新園舎で入ってもらいたいという気持で、来年の2月には引越しをして新園舎で、ということを考えておりますが、したがいまして、1月末までは旧保育園での保育ということになります。その後、これは解体につきましては、まだ
契約はいたしておりません。その時期になりましたら、産業廃棄物の指定
業者、処理の許可
業者ですね。これらを中心にまた
指名をいたしまして、
入札を執行したいというふうに考えております。
以上です。
○
議長(
小谷正美) 松村総務課長。
○
教育委員会総務課長(
松村淳真)
先ほどお尋ねの
予算総額に対する
入札残等の数字につきましては、今、
手元に持っておりませんので、後ほどご返事をさせていただきたいと思います。
それから、解体
工事は連合運動会、5月10日
予定されておりまして、その後に、行う
予定にしておりますけれども、これはご指摘のように複数
業者によってなされるものと聞いておりまして、詳細についてはまだ、今、
手元に資料を持っておりません。また、後ほどご報告いたします。
以上でございます。
○
議長(
小谷正美) ほかにありませんか。………ないようでありますので、以上で
本案2件に対する
質疑を終結いたします。
続いて、
議案第128号、
損害賠償の額の
決定について、及び
議案第129号、
平成15年度
大田市
病院事業会計補正予算(第1号)の2件を
一括議題といたします。
本案2件についてご
質疑はありませんか。
21番、
下迫議員。
○21番(下
迫紀弘) 1つ
お尋ねしてみたいと思います。
この
議案第128号でございます。
損害賠償の額の
決定についてということでありまして、1,000万円提示されております。
先ほどの事務部長のご
説明ですと、この賠償額をこの
議会に提示する。それを
議決をしてもらうということではあったわけでありますけれども、最後のところ、これを決めた後、
示談交渉に臨むというお話が、たしかあったと思います。もし、そうなるとしますと、事前にこの
相手方に、これしか賠償はできませんよというふうな
感じを持たせる働きがあると思います。
そうなりますと、
示談交渉がこれから先、どのように行われるかは知りませんけれども、結局、
相手方は、これまでしか要求できないのではないだろうかというイメージを持つわけでありまして、非常に何かこの
示談交渉そのものを規制してかかる。抑制してかかるというような、私は、ことになりはしないかという疑いを持つわけでありますが、手続上、こうなったということかもしれませんけれども、なぜ、こんなことを
示談交渉に先駆けてやらねばならないのか。その辺、私の聞き違いであったかもしれませんけれども、お聞かせをいただきたい。
お尋ねもしてみたいと思うわけであります。
○
議長(
小谷正美)
盛川市立病院事務部長。
○
市立病院事務部長(
盛川弘行)
下迫議員ご質問の件でございますけれども、
大田市
病院事業の
設置等に関する条例の第6条によりまして、
議会の
議決を要する負担金附きの寄附の
受領等という条文でございますけれども、これに
損害賠償の額の
決定で、
当該決定に係る
金額が10万円以上のものについては、
議会の
議決を経てから、ということになっておりますので、このたび、
損害賠償の額の
決定につきまして、
議会の
議決を
お願いするものでございます。
なお、限度1,000万円というふうに
相手方が考えられて、交渉が難しいんではないかというご質問かと思いますけども、これにつきましては、この額の範囲内で
示談を成立したいというふうに考えてはおりますけども、これまで何回か足を運びまして、
相手方、保険会社等との話の交渉の中から、この
金額を
お願いをするものでございます。
以上でございます。
○
議長(
小谷正美) 21番、
下迫議員。
○21番(下
迫紀弘) ご
答弁がありましたように、手続上、こういう
議決を経なければならないということはわかります。それがたまたま
示談交渉のまだ成立前であったと。
示談の成立前であったということではわかりますけれども、これが
示談中に示されることによって、
先ほども言いますように、やはり
相手方にやっぱりプレッシャーを課することになりはしないかという気が、私はするわけであります。交渉の
内容がどうなのかということは、私も詳しくわかりませんけれども、その辺について、何の配慮もなく手続上、決まりがこうなっとるから、こうしておりますというふうなことだけでは、私は済まされないという気がいたします。
その辺については、私が思うような、私が言っておりますような懸念は、全く持たず、これからもそういった
示談交渉をしていくということなのか、どうなのか。その辺について、
お尋ねをしてみたいと思います。
それから、
示談交渉は、今の雲行きですと、いつごろというと、ちょっとわかりにくいかもしれませんけれども、近いうちに成立する可能性があるのか、どうなのか。今、どの辺まで、どういう段階までいっているのか、
内容ではなくて、どの段階までいっているのかという、そのお考えをお示しいただきたいと思います。
以上。
○
議長(
小谷正美)
盛川市立病院事務部長。
○
市立病院事務部長(
盛川弘行)
先ほどもご
説明をさせていただきましたけれども、これまで
相手方とお話をする中で、この額で
決定ができるという見込みがありましたので、こうして
議会に
お願いをしているというふうに、
先ほど説明をさせていただいたというふうに思いますので、この
金額が
相手方に与える制限というか、そういうことにはならないというふうに思いますし、この額で
議決をいただきましたら、
登壇しても申しましたけれども、ただちに
示談書を交わしたいというふうに考えているものでございますので、早い時期、できましたら今週中にでも、というふうに考えているものでございます。
これで、
示談は成立するというふうに考えております。
以上です。
○
議長(
小谷正美) ほかにありませんか。
11番、福田佳代子議員。
○11番(福田佳代子) 亡くなられた方には、心からのお悔やみを申し上げるものですが、お聞きしたいのは、この1,000万円という
金額について、その根拠ですか。どういう根拠でこうした1,000万円という
金額が出されたのかどうなのかというのを、ひとつお聞かせいただきたいと思います。
2つ目には、
市立病院として共済組合ですか。年間の保険料が幾ら払われているのか。この保険料が払われているのか。それで、こういう
事故が起こったことによって、来年度からの保険料がアップされるという、そういうようなことがあるのかどうなのかというのも、お聞かせいただきたいと思います。
それと、そのほかにも例えば、火災保険だとか、そういったものも多分入っておられるんじゃないかなと思っていますので、そういった保険料関係の負担というのは、年幾らになるのか、併せてお聞かせいただきたいと思います。
以上、
お願いします。
○
議長(
小谷正美)
盛川市立病院事務部長。
○
市立病院事務部長(
盛川弘行) 福田佳代子議員からのご質問の1点目の
金額の根拠ということでございますけれども、
先ほども少し触れましたけども、保険会社、
相手方、当院、
病院ですね。の話し合いの中からということでございまして、保険会社の方に
事故報告をいたしまして、それに基づいて保険会社が査定したところで
金額が
決定をするということになろうかと思います。
それと、その保険料でございますけれども、
平成14年度で約500万円でございまして、これにつきましては、
病院の設備、施設等につきましての賠償といいますか、責任がかかるものにつきまして、すべてがこの
金額でございます。
以上でございます。
○
議長(
小谷正美) ほかにありませんか。
14番、林議員。
○14番(林 仁) 1点だけ、お聞かせいただきたいのは、
示談ということになりますと、
病院当局は
医療事故であったということを認めたということになるんですね。私のこの件に関しての今までの経過を聞いてみますと、一番疑念に思うのは警察がどういうふうな判断をしたかと、司法解剖。その結果というものが公表されてないわけですね。
示談ということになると、もう
医療事故ということを認めたということなんですが、このことに関して、最終的な報告がなされてないんですが、特に司法解剖といいますか、警察云々というのは1カ月、2カ月かかるんだ、というような
答弁だったと思うんですが、最終的な
病院当局の見解をちょっとお聞きしたいと思うんです。
○
議長(
小谷正美)
盛川市立病院事務部長。
○
市立病院事務部長(
盛川弘行) この件につきましては、
病院は
医療事故というふうに、これまでもご報告を申し上げてきておりますので、
医療事故でございます。
警察との関係につきましては、これは刑法上の責任の追及ということでございますので、これまでも機会があるごとにご報告申し上げておりますけども、現在も警察の方は捜査中でございます。まだ、捜査が終了したということはお聞きしておりません。実地検証等、これからなされるというふうには聞いております。
今の
損害賠償につきましては、これは民事での賠償責任ということでございますので、ご理解いただきたいと思います。
○
議長(
小谷正美) ほかにありませんか。………ないようでありますので、以上で
本案2件に対する
質疑を終結いたします。
これより
本案4件について討論、表決を行います。
まず、
議案第126号について討論はありませんか。………討論なしと認め、
本案を採決いたします。
本案は原案のとおり決することにご
異議ありませんか。
[「
異議なし」と呼ぶ者あり]
○
議長(
小谷正美) ご
異議なしと認めます。
よって、
議案第126号は原案のとおり決しました。
続いて、
議案第127号について討論はありませんか。………討論なしと認め、
本案を採決いたします。
本案は原案のとおり決することにご
異議ありませんか。
[「
異議なし」と呼ぶ者あり]
○
議長(
小谷正美) ご
異議なしと認めます。