大田市議会 2003-03-20
平成15年第395回定例会(第5号 3月20日)
平成15年第395回定例会(第5号 3月20日)
平成15年3月定例会
大田市議会会議録
平成15年3月20日(木曜日)
――――――――――――――――――――
議 事 日 程 ( 第 5 号 )
平成15年3月20日(木)午前9時開議
第1
付託案件審査報告・
委員長報告に対する質疑
議案第95号 平成15年度大田市
一般会計予算(歳入、所管歳出)
議案第101号 平成15年度大田市
土地所得事業特別会計予算
議案第105号 大田市
個人情報保護条例制定について
議案第106号 大田市
建築協定条例制定について
議案第107号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について
議案第108号 大田市税条例の一部を改正する条例制定について
議案第109号 体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例
制定について
議案第110号 大田市
国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について
議案第111号 大田市
営農飲雑用水施設の設置及び管理に関する条例の一部
建設管理課長 渡 邊 誠
市立病院総務課長 小 林 克 己
教育長 松 本 陽 三
教委総務課長 松 村 淳 真
水道事業局長 那須野 強 志
水道管理課長 川 上 佳 也
監査委員 大 野 進
~~~~~~~~~~~~~~~~
事 務 局 職 員 出 席 者
事務局長 吉 田 勝 事務局次長 鳥 居 達 郎
議事係長 和 田 政 人 庶務係 松 村 和 典
午前9時01分 開議
○議長(小谷正美) おはようございます。
これより本日の会議を開きます。
ただいまのご出席は全員でありますので、議会は成立いたしております。
本日の議事日程はお手元に配布のとおりといたします。
日程に入ります前に、先般3月10日の本会議、一般質問における15番、
通山忠治議員に対する執行部答弁について、
岡田市立病院長より発言を求められておりますので、これを許します。
岡田市立病院長。
[
市立病院長 岡田和悟 登壇]
○
市立病院長(岡田和悟) 発言のお許しをいただきましたので、去る3月10日の一般質問におきまして、15番、通山議員より、市立病院に対しましてご質問いただいた点に関して、当日、私が診療日であった関係から直接ご質問にお答えできず、説明に不十分な点があったと判断いたしましたので、補足してご説明をさせていただきます。
ご説明に当たりまして、改めて故人のご冥福をお祈りし、ご家族にお悔やみ申し上げる次第でございます。
なお、患者様のプライバシーに関することに関しましては、議員よりのご質問がございましたので、ご家族のご了解はいただいているものとして、ご説明をさせていただきます。
まず、ご指摘の事例に関する事項でありますが、該当する方は満年齢90歳の女性でありまして、平成14年3月に脳梗塞により入院され、その後ご自宅で療養されていた患者さんでございます。入院中の記録を確認いたしますと、脳梗塞、これは心臓から血液のかたまりが脳の太い動脈に飛んで起こったタイプでございまして、入院中に再発を起こされ、治療やリハビリテーションにもかかわらず、右片麻痺、失語症を伴い、寝たきりの状態となっておられます。心臓に関しましては、心電図上、古い心筋梗塞のあとが見られ、心臓の血管に異常があったと判断される状態でございます。その他として、高血圧、偽痛風、胃潰瘍、さらに入院中肺炎などによる発熱が認められております。
入院後、1カ月半ほどで経口摂取、口からの食事は困難と判断しまして、5月中旬胃瘻造設を行い、6月上旬に自宅へと退院されておられます。失語症のため、意思疎通は困難で、問いかけにうなずく程度であったとのことであります。
10月上旬に、初回の胃瘻交換のため入院され、胃カメラでの監視のもとに胃瘻の交換を実施しております。このとき用いておりますチューブは、従来の
バルーンタイプを使用しております。この時点での検査所見からは、慢性的な肺炎等を示唆する軽度の炎症所見が示されております。
ご質問の12月22日、日曜日の出来事でございますが、施設にて午前10時ごろに
胃瘻チューブの脱落が発見され、10時58分に
かかりつけ医の紹介状を持って、1回目の来院をされておられます。この時点で瘻孔の狭窄があり、拡張するための器具を用いた操作を行なって再挿入し、空気の注入にて留置を確認して帰宅していただいております。
経過は約40分でございました。
同日、夕方の
流動食注入開始時に流動食が入らず、腹壁より漏れるとのことで、再度、19時20分に来院されておられまして、担当医による診察の結果、発熱はなく、腹部は触診上柔らかく、
胃瘻チューブは胃に入っておらず、瘻孔途中で止まっていたと判断し、挿入困難であったため、チューブは抜去したまま、
かかりつけ医に対して情報提供書を用いて、施設における点滴注射による全身管理を依頼し、休日明けの12月24日の胃カメラを用いた再挿入予定として、帰苑していただきました。
この2回目の経過は約45分でありました。担当医は午前中と同一の消化器専門の医師でございました。
その後の経過につきましては、後に
かかりつけ医より情報を得た範囲内では、同日、夜間より呼吸困難があり、一時落ち着いたが、翌日、12月23日未明1時40分、脈が弱かったため往診されたところ、
呼吸停止状態で人工呼吸、
心マッサージなど蘇生を行なうも、反応なく永眠されたとのことでございました。
当院受診前後の様子につきましては、
かかりつけ医で経過を把握されておられまして、10月20日ごろより返答しなくなっている様子とのコメントや、さまざまな合併症をもたれていたことなどから、原因は不明であるが、胃瘻は関係なかった。死亡診断としては、老衰としたとのことでございました。
以上が、病院側が把握いたしました情報でございます。
ご家族からは、1月8日にお問い合わせがございまして、院内で聞き取り調査をした上で、1月9日にご家族に対しまして、概要につきご説明を申し上げたところでございます。
その際、ご家族からは説明を聞いて安心した、とのお話をいただいておりました。
この事例に関しまして、議員からご家族のお話による状況が類似しており、新聞報道のあった例と同様で、短時間の急変から事故と言わざるを得ない、とのご指摘でございますが、最大の違いは、流動食の注入開始時に流動食が入らず、体表より漏れるため、再来院され、その際、
胃瘻チューブを留置せず、抜去した状態で帰っていただいておりまして、流動食は入っていない点でございます。
2回目の当院受診時には、一般状態、腹部所見とも異常なく、点滴による全身管理を
かかりつけ医にお願いしております。
なぜ、帰したのか、とのご指摘もございましたが、当日患者さんの状態により入院していただくか、外来での処置予約とするかは、担当医の判断になりますが、先ほど述べました当日の状況からは、お帰りいただいても差し支えのない状態と判断したものでございます。
その後の状況の変化につきましては、院外の出来事でございまして、
かかりつけ医から状況をお聞きいたしました内容から、事故によるものではないとの判断をいたしたものでございます。
その理由といたしましては、高齢の患者さんであり、過去に心筋梗塞を起こしておられるという心臓の血管に異常がある状態であり、脳梗塞の再発の可能性も高く、脱水症や肺炎など、さまざまの可能性も考えられますが、容態の急変の状況からは、心臓、血管系の病気の可能性が高いと思われました。
さて、医療の世界では近年、証拠に基づいた医療が重要であることが指摘されており、このためには、明確な証拠と合理的な判断が必須の要件であります。本例を状況が似ているというだけで医療事故と決めつけ、またそれによる異状死、異なる状態の死、この言葉は何らかの医療過誤の存在が明らか、または強く疑われ、それらが患者の死亡の原因となったと考えられる場合、という異状死として取り扱うことは妥当ではないと考えられ、この事例は医療事故に該当しないと判断しているものでございます。
胃瘻チューブの脱落に関しましては、器具、機材の問題、あるいはその交換の手順に問題点があったことは、全員協議会の場でもご説明したとおりでございます。器具及び手順の変更後は、同様の脱落の事例は皆無となっており、今後も診療に関する問題点を早期に発見して、解決する努力を続けてまいりたいと考えております。
また、院外での出来事の場合、状況の把握や報告にどうしても時間がかかってしまうという点があると考えます。
新年度には、病院と
かかりつけ医の先生方との医療情報の共有のために、診療体制を再編し、病院と診療所との連携を担当する部署を決め、さらに連携を深めて、患者さんのための医療を展開していきたいと考えております。
また、医療事故の防止に当たりましては、従来から利用しておりますマニュアルに人工呼吸器、輸血、
カテーテル操作などの各論を追加したものが完成しており、
ダブルチェック、
声出しチェックなどに関しても、細かく規定しております。
この各論の部分に関しましては、今後、院内に設置してございます
医療事故防止対策委員会等での病院職員への一層の周知徹底を図ってまいりたいと存じます。
以上、通山議員のご質問に対しまして、当日お答えできなかったことを重ねてお詫びいたしまして、補足説明とさせていただきます。
◎日程第1
付託案件審査報告・
委員長報告に対する質疑
○議長(小谷正美) 日程第1、
付託案件審査報告及び
委員長報告に対する質疑を行います。
先に常任委員会に付託いたしました議案第95号から議案第114号までの20件を一括議題といたします。
各委員会における審査の経過及び結果について、それぞれ委員長より報告を求めます。
8番、
有光孝次議員。
[8番 有光孝次 登壇]
○8番(有光孝次) おはようございます。
去る3月12日の本会議におきまして、
総務委員会に付託されました議案第95号、平成15年度大田市
一般会計予算(歳入、所管歳出)、議案第101号、平成15年度大田市
土地取得事業特別会計予算、及び議案第105号、大田市
個人情報保護条例制定についてから、議案第113号、大田市
過疎地域自立促進計画の変更についてまでの予算案件2件、
新設条例案件2件、一部
改正条例案件5件、条例を廃止する条例案件1件、一般案件1件の計11議案に対しまして、3月13日、14日の両日に全委員出席のもと、
総務委員会を開催、その審査を終えております。
委員会には、執行部より熊谷市長をはじめ、松本教育長、
松井総務部長、朝倉消防長以下、関係いたします担当課長の出席を得まして、慎重に審査を行ないましたので、その審査の結果と経過、可否判定の中で示されました主な意見についてご報告申し上げます。
まず、予算案件より審査の結果について申し上げますが、議案第95号、平成15年度大田市
一般会計予算は賛成多数によって、議案第101号、平成15年度大田市
土地取得事業特別会計予算については、全会一致によって、いずれも原案可決であります。
続いて、審査の経過と審査や可否判定の際、示されました主なご意見ですが、まず、はじめに予算の概要について説明を受けた後、歳入から審査をいたしました。
本市の財政状況は再び悪化傾向にあり、義務的経費の増大や
総合開発基本構想に基づく継続的事業と新規事業の取り組みには、着実な歳入確保が求められているが、現実には、市税の減収、普通交付税の大幅減、
臨時財政対策債の増額と、予算編成の環境は、さらに厳しさを増している、と説明を得たところであります。
歳入につきましては、市民税減収については、市民の収入が伸びていない。固定資産税は、評価額が下がり、新規投資も減っている。市たばこ税についても、本数では減少傾向にあり、交付税につきましては、国自身が前年度税収実績を見ながら、次年度交付税のあり方を
地方財政計画の中で示すという実態であり、普通交付税の大幅減については、段階補正の影響額は、1,860万円を3年間にわたり受けること。
臨時財政対策債による補てんとのセットで考えてほしいこと。
特別交付税については、国が全体で3から4%の減を見込んでいるので、陳情はするが、上乗せは厳しいのではないかとの見通しを持っている、とのことであります。
県支出金では、がんばる
島根農林総合事業は、市の持ち出しがないので、もっと積極利用をPRすべきというご意見があり、繰入金につきましては、基金の取り崩しによる繰入は、合併を控え抑制すべきではないかという意見に対し、目的外の取り崩しに対し、申し合わせたものであり、目的に即した取り崩しは問題ないとの考えであります。
市債は、
臨時財政対策債の発行によって、市債残高がますます増えるが、後年度措置は100%であり、国と地方の債務のあり方について、国民に見える形にしたもので、国のルールに乗って進めるべきものと考えている、との回答であります。
次に、所管歳出でありますが、50年記念誌の配布につきましては、2,000部を発行、式典、施設に無料配布し、予備を有料配布する。50周年記念事業としては、NHKのど自慢大会を予定しており、
姉妹都市テジョン市との国際交流については、合併があっても引き続き、継続する意向であること。
また、
大田地区広域市町村圏振興協議会の活動内容と、今後の状況については法に定められたものであり、各種研修会、合併後の枠組み、バス路線等今後の課題も多く、引き続き連携が必要であること。
元気な
集落づくり事業では、市民参画の手法を確立し、
ワークショップを導入し、地区への職員配置も配慮すべき、との意見に対し、中
山間地域集落維持事業の反省を踏まえ、横の連携を取り、
ワークショップの手法で行い、9月補正で基金造成したいとのことであります。
男女共同参画推進事業についての目標設定に対する到達度と
取り組み状況については、15年度に
アンケート調査を実施。結果に基づいた見直しを16年度に行なう。
旧
熊谷家住宅保存活用事業の今後の予定と活用計画については、観光と保存の両面が必要との意見に対し、17年8月完成予定で、明治初期の姿に戻し、その活用は観光客への対応も含め、
活用検討委員会で多用途に検討中である。
また、小中学校における
図書購入事業については、市立図書館との重複はないか、に対し、学校と図書館は、定期的に打ち合わせを行い、重複しないようにしていること。
ふるさと学習事業につきましては、市内の施設見学というだけではなく、地域の偉人や郷土愛を育てる工夫が大切、という指摘に、地元を見つめるよう校長会等でお願いしている、とのことであります。
山村留学センター整備事業につきましては、留学生や指導する人材の確保と事業の定着を求める意見の一方、開館後の維持管理に心配がある。市内他の小中学校との経費負担のバランスは図るべき、との意見に、全市的均衡を図りながら進める、経費節減にも努めたい、とのことであります。
交通遺児等教育援助基金につきましては、長らく活用されていないが、設立当初と異なり、保険等も充実した今日、有効利用を検討すべきではないか、との意見に、使い方が定められているが、対象者が利用するに至っていないので、意見を聞き、有効利用の方向で検討したい、とのことであります。
議案第95号の可否判定の際、示された反対意見としては、
市税前納報奨金の引き下げはすべきでない。
人権同和教育の予算は廃止すべきということ。
市民債の発行、3セクの収益による財源確保、構造改革特区への名乗り、NPOの利用など、市民の関心や参加、市民意識を高めるための新しい着想による予算編成の努力がなされていない、というものであります。
一方、賛成意見として、厳しい財政状況の中、よく編成されており、固定資産税の見直し等歳入確保の努力や、映画「アイ・ラブ・ピース」による大田市のPRなど、頑張ってほしい、という意見がありましたことをご報告申し上げます。
次に、議案第105号、大田市
個人情報保護条例制定についてから、議案第112号、大田市
国民年金印紙購入基金の設置及び管理に関する条例を廃止する条例制定について、までの8件の条例案件について、審査の結果と経過及び審査の過程で出されました主なご意見についてご報告申し上げます。
まず、結果を申し上げますが、議案第105号、大田市
個人情報保護条例制定について、議案第108号、大田市税条例の一部を改正する条例制定について、議案第110号、大田市
国民健康保険条例の一部を改正する条例制定についての3議案が賛成多数で、残りの5議案が全会一致の原案可決であります。
議案第105号、大田市
個人情報保護条例制定についてに対する反対意見は、情報保護のための禁止と罰則規定が不足しており、全国の状況をつかんで提案をしてほしいというものであり、議案第108号、大田市税条例の一部を改正する条例制定についてに対する反対意見は、前納報奨金の引き下げそのものに反対。
一方、今日の情勢に一致する妥当な改正、という賛成意見もあったことをご報告申し上げます。
議案第110号、大田市
国民健康保険条例の一部を改正する条例制定についてに対する反対意見は、負担が多くなるというご意見でした。
最後に、議案第113号、大田市
過疎地域自立促進計画の変更についてですが、結果は、全会一致、原案可決であります。
審議の中の質問で、去年から事業計画はあったのに、今回自立促進計画を変更する理由は何か、につきましては、当初辺地債を予定していたが、枠が狭く確保が難しいため、過疎債に変更、そのための自立促進計画変更である、との説明であります。
以上、
総務委員会審議の過程や結果を申し述べさせていただきましたが、議員皆様のご賛同をお願いいたしまして、ご報告とさせていただきます。
○議長(小谷正美) ただいまの総務委員長の報告に対し、ご質疑はありませんか。………ご質疑なしと認めます。
続いて、経済委員長の報告を求めます。
16番、原 敏夫議員。
[16番 原 敏夫 登壇]
○16番(原 敏夫) 去る3月12日の本会議において、経済委員会に付託されました議案第95号、平成15年度大田市
一般会計予算(所管歳出)、議案第99号、平成15年度大田市
簡易給水施設事業特別会計予算、議案第100号、平成15年度大田市
農業集落排水事業特別会計予算、議案第102号、平成15年度大田市大田市駅
周辺土地区画整理事業特別会計予算、議案第103号、大田市
水道事業会計予算、議案第114号、市道路線の認定及び変更について、以上予算案件5件、市道路線の認定、変更1件について、審査を終えましたので、その経過と結果について、ご報告申し上げます。
委員会は、去る13、14日の両日、委員全員出席、執行部から蓮花助役をはじめ、皆田経済部長、大谷建設部長、那須野
水道事業局長ほか関係課長出席のもと開催しました。
はじめに経済部関係予算、続いて建設部関係予算と市道路線の認定、変更、次に水道事業局関係の順序で審査を行ないましたので、この中で経済関係のブルーベリー栽培現地並びに、小豆原での道路改良工事と縄文の森の整備工事の現地視察を行いました。
まず、経済部関係予算の中での新規事業として、荒廃森林の増加により、市土の保全、水源涵養、地球温暖化防止等多面的機能が十分発揮できない状況にあり、これが発揮できるよう森林の現況調査など、地域活動に対して支援を行なう事業で、森林整備地域活動支援事業を森林組合に委託し、1,624.31ヘクタールの調査を行なう事業及び鳥井漁港の整備を行う地域水産物供給基盤整備事業、並びに市制施行50周年記念映画「アイ・ラブ・ピース」製作支援補助金等が新規事業であります。審査の中で出されました主な質疑について申し上げます。
まず、ロード銀山の借地料200万円が今回、120万円になっているが、この土地を市が買収し、これを貸し付けてはどうか、との質問に対し、答弁として40年間の賃貸契約で今現在、11年が経過している。今後、検討は行なってみる。次に、池田土地改良事業は、平成7年ごろまとまっていたが、どのようになっているのか、との質問に答弁として、15、6年採択予定であったが、県が実施中のものを最優先し、平成16年採択ができない。市として強く申し入れたが、結局17年採択になる予定である。
次に、イノシシによる農作物の被害も大であるが、近年サルによる被害も大である。サルの捕獲にも力を入れてほしい。答弁として、サルを捕獲した場合は、一頭当たり2万円、イノシシについては、8,000円の捕獲奨励金を出している。
次に、生産物直売所の宣伝にもう少し力を入れるべきではないか、との質問に答弁として、観光客が来られたとき、また、市人会に宣伝を委託している。
次に、環境に優しい農業、予算が減額されているが、施政方針にもある生ごみを収集し、堆肥化し、野菜栽培に還元し、環境に優しい農業が必要である。
また、ロード銀山で、韓国料理を取り入れるなど、料理の検討も必要ではないか。また、利用の見直しもしてはどうか。
次に、ふれあいの森には、梅も花もない。活用方法を考えてみてはどうか。
また、しいたけの生産はどうなっているのか、などなど質問がありました。
答弁として、ふれあいの森の梅は難しい、検討したい。しいたけ生産は、中国産に押され、10年前は約1億円の売り上げがあったが、昨年は8.5トン、約2,000万円に生産が減っている。
次に、生活改善センター管理費について、農水省補助で建設された生活改善センターと名づけた自治会館など、どのような区分で支払がなされているのか。どのような相違があるのかとの質問に、答弁として、旧町村単位での集会所で、農業の研修の場として補助してきた。小集落、小規模建物についても、地元負担金が必要である。
次に、メイドイン大田創出事業で減額されているが、15年度として予定があるのか。また、同じ人に補助しているのではないか、との質問に、答弁として15年度4件ぐらい予定がある。12月ごろ申請されても、審査会で審査しても年度内完成は難しい。また、同じ人に対しての補助については、本年度以降、そのようなことのないようにする。
このほか、三瓶山周遊バス実験運行委託について、もう少し宣伝、有効活用すべきではないか。また、アワビ稚貝放流成果や観光政策で石見銀山世界遺産登録に向けての受け入れ体制の整備、労働諸費負担金の中の島根県西部勤労者共済制度の内容等について質問があり、その中の共済制度について、中小企業等従業員が月々1,000円の会費で慶弔給付、住宅災害見舞金、人間ドックなどの給付制度のほか、福利厚生が受けられる制度である旨、説明がありました。
次に、ブルーベリー栽培の現地視察を行いましたので、概要について報告します。
植栽本数は5,300本、平成9年度植え付け、樹の成長は高さ1.2メートルぐらいであり、あまり高くならないとのことでした。平成14年度に初めて6,300万円の収入があった。有機無農薬栽培である。大社のワイナリーからも視察に来られた。一番苦労した点について、視察は富山町山頂にあり、水に苦労した。川からポンプアップして給水している。
もう一点は、収穫前にして鳥の害があり、広い畑に網を張るわけにはいかない。
以上が、ブルーベリー栽培の現状であります。
続いて、建設部関係について報告いたします。
新規事業としては、公営住宅整備事業であります。16年度建設予定新規集約団地の用地取得及び実施設計に要する予算、及び都市計画総務費の狭隘道路拡幅整備事業についてであります。幅員が1.8メートル以上、4メートル未満の道路のうち、都市計画区域の指定以前から建物が立ち並んでいる道路を狭隘道路といわれ、これらの土地に新築、増改築する場合の取り決めがされ、補助する制度であります。
続いて、大田市民公園整備事業でありますが、各施設が老朽化し、16、17年度で整備をするための基本計画がなされるものであります。
以上、建設部関係での新規に取り組まれる事業の概要であります。
次に、県道改良負担金については、稚児橋、仁摩瑞穂線、大森トンネルなど、事業が終えたのに伴い、事業費が300億円から170億円に減少するのに伴う負担金の減額となるものであります。
質疑のあった主なものは、地籍調査について、大田市全域を実施するとしたら、あと何年かかるのか。また、国県の補助を受けて実施してはどうかとの質問に、答弁として現在2人体制で行なっている。今の体制では、2、300年はかかる。今後は、外注で実施したい。また、国庫補助については、大田市だけではないので難しい。
次に、法定外公共物確定事業で、公図の赤線、青線の確認について質問があり、答弁として、川合、大田、波根、朝山など実施している。赤線、青線の国有財産を現地と公図と確認、実在しているか明確にしておく必要がある。13年度末、20.7%、14年度末で48%、15年度末で75%となる見込みである。
続いて、栄町高禅寺線について、何年度完成見込みなのかとの質問に、答弁として、平成元年に要望がなされ、平成2年に説明以後、11年が経過している。15年度中に用地問題を解決し、16年度着工したい。
次に、石見銀山公園電線地中化について質しました。
答弁として今後、側溝整備、下水道、上水道など、関係各課と話し合いをする。
続いて、借上げ賃貸住宅について滞納はないかとの質問に、滞納はない旨、答弁のあったところであります。
次に、大田市駅周辺土地区画整理事業について、駅東側駐輪場の整備はいつごろ終わるのかとの質問に、7月完成の旨、答弁がありました。
このほか、大田市
簡易給水施設事業特別会計予算、大田市
農業集落排水事業特別会計予算、市道路線認定及び変更については、特に質疑はありませんのでしたので、申し添えます。
続いて、大田市水道事業会計の予算について報告いたします。
水道事業会計については、収益的収入及び支出については、収入の10億2,837万1,000円、支出9億8,969万6,000円で、差し引き3,867万5,000円、税抜きで3,606万8,000円の黒字となるものであります。資本的収入及び支出については、収入2億1,096万円、支出3億7,716万4,000円で、収支差引不足額1億6,620万4,000円は、当年度消費税及び地方消費税資本的収支調整額827万4,000円、及び過年度分損益勘定留保金1億5,793万円で、補てんされるものであります。
主な質疑のありましたものは、今年冬の凍結による給水管の破裂等による漏水が幾らぐらいあったのか。また、水道料の納付については、郵便振替にしていただきたいなど、要望がありました。
答弁として、漏水については3月末の検針を待たないと判明しない。1月29、30日の配水量が5,300トン増えている。原則として、漏水の減免については行なわない。ただし、独居高齢者、空家については減免したい。
なお、水道料金の郵便振替について、他の税納付との関係もあり、庁内で検討する必要がある旨、答弁のあったところであります。
また、4月からハンディーターミナル検針についての説明がありましたが、個人のプライバシーの問題もあるので注意していただきたいなど、要望がありました。
以上の結果、県道改良負担金の軽減や、江の川水源池からの給水単価の軽減、財政は厳しいが、市制50周年記念事業映画「アイ・ラブ・ピース」を通じ、積極的なPRをしていただきたい。商店街空き店舗活用に期待するなどなど、要望がありました。
表決の結果、経済委員会に付託されました予算案件5件、市道路線認定及び変更について、いずれも原案のとおり、全会一致可決するものと決定した次第であります。
議員各位のご賛同をお願いし、報告を終わります。
○議長(小谷正美) ただいまの経済委員長の報告に対し、ご質疑はありませんか。
11番、福田佳代子議員。
○11番(福田佳代子) 2点ほどお願いいたします。
1つは、「アイ・ラブ・ピース」の製作についてなんですけど、今、協力券の販売も行なわれ、私ももちろん買っておりますけど、それとか子役のオーディションなんかも始まって、大変期待される向きも多いみたいですが、今回、2,000万円という補助金というのが出されておりますし、事務費も68万7,000円ですか、ついております。
それで、委員会の中で、この映画全体の制作費、そして、大田市が2,000万円という補助金を出したその根拠、なぜ、2,000万円という補助金になったのかという、そういうことが、市民が知りたがっているというか、どういうことなんだろうかなということで、疑問に思っている点ですので、その内容ですか、委員会の中で話があったと思いますので、お聞かせいただきたいと思います。
それが1点です。
それで、もう一つは、ふれあいの森公園で、梅がないとかどうとかというふうに、ちょっとおっしゃったんですけど、内容がよくわかりませんでした。それで、ふれあいの森公園には、梅の植栽がいろいろあっているわけですけども、今、どういうふうな状況になっているんだろうかなと思って、報告を聞きながら思ったところです。
もう少し、詳しく教えていただきたいと思います。
以上、2つお願いします。
○議長(小谷正美) 16番、原 敏夫議員。
○16番(原 敏夫) ただいま2点について質問がございました。「アイ・ラブ・ピース」の協力について2,000万円出ておるが、その内容についてということでございますが、委員会では内容等につきましては、話が出ておりませんでしたので、内容等につきましては不明であります。
それから、ふれあいの森の梅についてでございますが、大きい、言いましても、成長した木は何本か植えてあると思いますけれども、子どもさんが生まれたときに植えられる梅については、あまり目についていないではないかなというふうに気がしております。
それは、私の感じでございますが、委員会では別に梅がなかったとか、そういったような質問だけでございまして、その他につきましては出ておりませんので、了解をいただきたいと思います。
○議長(小谷正美) 11番、福田佳代子議員。
○11番(福田佳代子) 市民の関心が大変高い、今年度の50周年の記念事業として、取り組まれる「アイ・ラブ・ピース」の映画の製作であるわけです。そうであるならば、全体の経費がどのぐらいで、その中での大田市の支援としては、やっぱりこういう根拠でもって、この額に決まったんだということを明らかにされるというのが、委員会としての務めじゃないかなというふうに思っておりますので、その点、全然なかったということは、どうなのかなということを感じました。
それと、ふれあいの森公園についてですけども、今後の取り組みというところでの執行部からの話というのはなかったんでしょうか。
もう一度お願いいたします。
○議長(小谷正美) 16番、原 敏夫議員。
○16番(原 敏夫) 先ほどの答弁でございますが、全体の経費といたしましては、2億3,000万円、これは書類で見た金額でございます。2,000万円の内容につきましては、委員会で話は出ておりませんので、ご勘弁願いたいと思います。
それから、ふれあいの森でございますが、市の方、子どもさんが生まれたときに1本ずつ植えるというようなことで造られた公園であると思いますが、実際に我々も中に入ってみまして、あまり梅が植えてないなというように、いつも感じておるところでございます。
以上でございます。
○議長(小谷正美) ほかにありませんか。………ないようでありますので、以上で経済
委員長報告に対する質疑を終結いたします。
続いて、
厚生委員長の報告を求めます。
14番、林 仁議員。
[14番 林 仁 登壇]
○14番(林 仁) 去る3月12日、本議会におきまして、厚生委員会に付託されました議案第95号、平成15年度大田市
一般会計予算(所管歳出)ほか議案第96号、議案第97号、議案第98号、議案第104号までの予算案件4件を3月17日、18日の両日、市長、助役及び担当部課長の出席を得、委員会を開催いたしました。
その審査の内容及び結果について報告いたします。
なお、17日は森山尚志議員欠席でございました。
熊谷市長のあいさつの後、来年度新規事業など予算のポイントを説明することを確認し、審査に入りました。
議案第95号、平成15年度大田市
一般会計予算(所管歳出)でありますが、主な事業について質疑の内容を含め、ご説明いたします。
まず、社会福祉課関係でございます。
障害児者居宅介護支援費、及び障害者デイサービス支援費、障害者短期入所支援費、知的障害者、それから地域生活支援費、身体障害者施設訓練等支援費、知的障害者施設訓練費等支援費についてでありますが、この支援費制度は、平成15年4月より開始されるものであり、これまでは、障害のある人の福祉サービスは、県や市町村がサービスの内容やサービスを行なう事業者を決めていましたけれども、4月より障害のある人自身が、利用したいサービスを選んで、事業者と契約できる制度に変わるものであります。
続いて、住宅改修事業補助でございます。
15年度より、250万円を超える課税世帯の補助を25万円(現行50万円であります)を上限にするもの。非課税世帯は、33万3,000円(現行66万6,000円)に変更するものであり、予定件数は55件とするものであります。
続いて、障害者デイサービスセンター敷地整備事業であります。
実施主体は、島根県社会福祉事業団であります。建設場所は、市立病院にあります伝染病棟跡地、解体工事501万9,000円、造成工事690万4,000円であり、国県の補助対象外のものであるということであります。
介護保険低所得者利用者負担対策事業であります。
この事業は、低所得や生計が困難な者に対し、介護保険サービスの提供を行う社会福祉法人等が利用者負担を減免する場合に、その負担した額が、本来受領するべき利用者負担額の一定割合を超えた社会福祉法人等に対して、市が所要の支援を行なうものであります。減額予算でありますが、申請者が少なかったためということであります。
なお、委員よりこの事業がPR不足ではないかとの指摘がありましたが、広報等でPRをしているということでございます。
続きまして、介護予防生活支援事業であります。
この事業は、18事業が現在行なわれているが、新規事業としておむつ減らし推進事業を追加するものであるということであります。
児童手当、児童福祉手当の増額ですが、これは制度変更によるものであるということでございます。
続いて、保育所特別事業でありますが、乳児休日一時延長保育等に関する費用であり、学童保育は該当しないということであります。
母子寡婦等支援事業でありますが、現行母子相談員を知事が委嘱しておりましたが、平成15年4月1日より、母子自立支援員として、市長が委嘱するものであり、人件費であるということであります。
続いて、人権施策推進室でありますが、同和関係団体補助でありますが、団体との相談の結果、90万円とし、19年度ゼロとなるよう協議していくということでございます。
続いて、健康長寿課でございます。
健康診査事業でありますが、基本審査及びがん検診を実施し、早期発見、健康の自己管理の推進の一助とするものでありますが、今回、一部負担金の変更を行なうものであり、胃がん検診200円、子宮がん検診200円、乳がん検診100円、国保加入者はその半額の増額を行なうものであります。
それにより、委員からどれだけの金額になるかということでありますが、胃がん検診におきましては、90万円が135万円に。子宮がんは120万円が200万円に。乳がんが、28万円が58万円になるということでございます。
なお、C型肝炎は、基本健診にセットするものであり、15年度1,000人、予算368万円を予定するものであるということでございます。
続いて、予防接種事業でありますが、15年度より無料化するものであります。日本脳炎750人、風疹300人、麻疹300人を予定し、無料化の行政負担は約145万円であるということでございます。
続いて、環境衛生課でございます。
生活環境保全事業、奨励金を廃止し、新規事業に切りかえるということで、次の環境保全生活支援事業は、新規事業でございます。
市民一人ひとりが環境に関心を持ち、環境保全活動に積極的に参加することを進めるため、市内の各種団体等が自発的に取り組む活動に対して助成するものであります。環境保全活動助成審査会を設置するということでございます。
以上、審査の結果、賛成多数、原案可決であります。
なお、反対の主な意見として、国県の予算の範囲内の予算であり、一般財源を使った積極的な予算となっていない。特に障害者、精神、知的を含め、生活支援がこれまでより減っているのではないかという指摘がございます。国県ができないなら、市単独でもやるべきだということでございます。住民負担増など、国政の影響が大きい。
賛成の意見として、財政不足の中で、市民生活に支障を与えないという努力が随所に見られる予算であり、評価するものであるということでございます。
続いて、議案第96号、平成15年度大田市
国民健康保険事業特別会計予算でありますが、不況の中で滞納の増加、受診抑制により、診療費の増加となることが予想されるという反対の意見がありましたが、賛成多数、可決であります。
次に、議案第97号、平成15年度大田市
住宅新築資金等貸付事業特別会計予算でありますが、償還が進んでいない。長年課題である繰上充用が定例化している。正常化すべきだとの意見がありましたが、全会一致、可決であります。
次に、議案第98号、平成15年度大田市
老人保健医療事業特別会計予算でありますが、全会一致、可決であります。
議案第104号、平成15年度大田市
病院事業会計予算についてでありますが、総務課長の予算説明の後、質疑に入り、主な質疑でありますが、看護師の数はどうなっているかということでございます。15年度165名の予算を出しているが、新規採用確保はできたということでございます。
次に、病床利用率でありますが、85%を目標としている。退院については、患者数の確保をお願いしているが、ドクターは治療段階を経れば、退院をさせる。この件に関しまして、熊谷市長より発言があり、入院者の要望も聞き、本人自身の問題もあるので、対応をするようにと以前から言ってあるということでございます。
続いて、人工透析についてでございます。
現在11名、市立病院において行なっておりますが、さらに追加できないものかということにつきましても、市長より発言がございまして、要望は多いので、以前から努力するようにとの発言がありました。
以上、審査の結果、全会一致、可決であります。
以上、
委員長報告を終わります。
議員各位の賛同のほど、よろしくお願いをいたします。
○議長(小谷正美) ただいまの
厚生委員長の報告に対して、ご質疑はありませんか。
11番、福田佳代子議員。
○11番(福田佳代子) 1点ほどお願いします。
環境保全活動支援事業ということで、新しい事業というふうにご報告を受けました。
お聞きしたいのは、学校のPTA活動で年度末だとかに廃品回収だとかが、学期末ですね、廃品回収だとかが行なわれています。その廃品回収というのは、教育的立場からして、親子で取り組んでいくということで、大変良い活動ではないかなというふうに以前から、私思っているところなんですけど、そのPTAでのそうした廃品回収に量に応じて、助成が市の方からされていたと思うんですが、そのPTA活動での取り組みというのは、今回、この環境保全活動支援事業という新たな取り組みが行われますが、どういうふうに学校での廃品回収は変わっていくのでしょうか。
だから、量に応じて同じように、助成が行なわれるのかどうなのかというようなことなどです。
ちょっと教えていただきたいと思います。
○議長(小谷正美) 14番、林 仁議員。
○14番(林 仁) 具体的な内容に関しては、私の方から説明したら、また間違いを起こしてもいけませんし、担当者の方に出かけて聞いていただきたいと思うんですが、私のメモでは、学校関係、支援活動に取り入れるということで、メモしております。そういうことでございます。
○議長(小谷正美) 11番、福田佳代子議員。
○11番(福田佳代子) 全然わかりませんが、確かに担当課の方に出かけて聞けばいいということではありますが、この内容について、本当に市民の立場に立ったものであるか、どうかということについて、厚生委員会で審議される。私たちは付託しているわけですので、もう少し、厚生委員会に参加していない私どもに、わかるような報告をしていただきたいと思います。
以上です。
○議長(小谷正美) 14番、林 仁議員。
○14番(林 仁) たしか、PTA活動は支援活動に入るということで、ほかのところが補助金をカットするということで新しい方に、各地にステーションができておりますから、そこに持って行くというようなことでございます。新しい団体が認可されれば、そこに持って行くということでございます。
○議長(小谷正美) ほかにありませんか。
19番、清水 勝議員。
○19番(清水 勝) 私は、同じ厚生委員会に所属しておるところでございますけれども、議案第104号、平成15年度大田市
病院事業会計予算の審議の経過報告の中で、人工透析11名ということをおっしゃいました。私の記憶に間違いないと思いますが、私らが聞いておりますのは、10名ずつの2サイクル、22名プラス午後との活用で3名ですか。23名ということで報告を受けておりました。11名ということを委員長おっしゃったと思いますが、大変問題をかもし出すような数字発言でございますから、それは明確に、私は議員の皆さんも含めて、明確に訂正をしておかれるべきではないかということを強く感じたものですから、その点、委員長の方からそうであれば、明確に訂正をしていただきたいということを、私の方からも申し上げておきます。
○議長(小谷正美) ここで、10分間休憩いたします。
午前10時04分 休憩
午前10時18分 再開
○議長(小谷正美) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
14番、林 仁議員。
○14番(林 仁) 人工透析の件ですけれども、通院費補助が11名ということでございます。それで、病院の方で透析をやっておられる方は、補助金なしの方もおられるということで、23名でございます。月、水、金10名、火、木、土が10名、午後3名ということで、23名でございます。11名は、通院費補助と。2サイクル10名ずつですね、23名。残り午後3名ということで。
それから、私、言ったと思うんですけど、住宅改修補助、ちょっと私の方が横着した報告したかもわかりませんが、250万円を超える課税世帯ということだけを私、取り上げましたもんで、250万円以下の方は現行どおりということでございます。
以上でございます。
○議長(小谷正美) ほかにありませんか。………ないようでありますので、以上で厚生
委員長報告に対する質疑を終結いたします。
◎日程第2 討論・表決
○議長(小谷正美) 日程第2、これより本案20件について討論・表決を行います。
まず、議案第95号を討論に付します。
本案について、討論の通告がありますので、順次発言を許します。
初めに、11番、福田佳代子議員。
[11番 福田佳代子 登壇]
○11番(福田佳代子) 私は日本共産党大田市議会議員団を代表し、議案第95号、平成15年度大田市
一般会計予算に反対の立場から意見を申し上げたいと思います。
本予算は、市制施行50周年を迎え、記念誌編さんなどのさまざまな事業が行なわれる節目となりました。
特に、きょうはアメリカのイラクへの武力攻撃が始まるという大変緊迫した日となっており、世界中の多くの人たちが戦争を回避してほしい。武力攻撃をやめてほしいと祈っています。
本予算では、50周年の記念事業として、「アイ・ラブ・ピース」の映画製作が予定され、平和の大切さについて、世界へ発信しようと準備が始まっています。こうした取り組みを進めている中で、私はアフガニスタンの子どもたちの悲劇をイラクで繰り返してはならないと、大田市がいち早くアメリカと小泉首相に抗議文を上げていただきたいと思います。
さて、2003年度政府予算は、昨年に続いて、改革断行予算と呼ばれ、「改革なくして成長なし」という小泉首相の考え方に基づいて、金融システム改革、税制改革、規制改革及び歳出改革の4本柱の構造改革を実行する予算と位置づけられています。
歳出総額は、81兆7,891億円、国債の収入は36兆4,450億円、昨年国債発行額30兆円以下という枠が設けられましたが、今年度はあっさり突破。この結果、国、地方合わせた長期債務残高は約686兆円となります。これは、GDPの137.6%、国民一人当たり500万円を超える額であり、このことは私たち国民の不安を増大させ、その上に、経済にも大きな悪影響を及ぼすものです。国債発行額が膨らんだのは、長引く不況による税収の落ち込みと、経済活性化のためと、企業優遇の先行減税によるものです。庶民には医療費、サラリーマン本人3割負担の導入や、発泡酒、たばこ税の増税で年間4兆円もの国民負担増となります。地方財政収支見通しは、過去2番目の減額幅であり、このことは、基準財政需要額の圧縮を通じで、地方交付税の財源補償機能を縮小するものと言えます。
こうした政府予算の影響と不況の影響が大田市の15年度予算歳入の面でも、もろに出ていると言えるでしょう。今年度、国の財源不足は、
臨時財政対策債で補てんされ、普通交付税と合わせて前年度比約2億2,000万円の減となっています。
問題なのは、不況の影響で市民税と固定資産税が落ち込み、合わせて前年度と比べ、1億6,000万円の減となっていることです。国からの国民いじめの冷たい風が吹く中で、市民の暮らしを守らなければいけないのに、市段階でも他市との均衡を図るとして、市民負担増が押し付けられています。
1つは、幼稚園保育料の引き上げ、1カ月6,500円が8,000円に。全体で年間165万6,000円の増となります。
また、個人市民税と固定資産税の前納報奨金については、100分の0.5が100分の0.3に引き下げとなり、全体の影響額は、700万円。前納で少しでも税金を少なくしようと考えていた市民の懐は、さらに軽くなります。このほかにも、負担増として水道料金の引き上げ、介護保険の第1号被保険者の保険料基準額2,800円が3,100円に。ごみの収集手数料160円が220円にと引き上げられ、市民の暮らしはますます厳しくなり、このことが結果として滞納につながるのではないでしょうか。
ちなみに、市税の滞納は、平成12年度現年分5,400万円、滞納繰越分1億8,500万円、合わせて2億4,000万円となっています。平成13年度は、現年分7,000万円、滞納繰越分1億9,300万円、合わせて2億6,000万円となっています。市民の負担能力を念頭においた市政運営がなされないと、滞納が増えるという悪循環になってしまいます。
さて、大田市制50周年を迎え、改めて先人たちの努力に敬意を表するとともに、引き続き、大田市として発展してほしいと私は願っています。
しかし、この節目に大田市が合併してなくなるかもしれないというときを迎えていることに、昭和の大合併で努力されてきた故人はどのように思っておられるでしょうか。合併の論議が本格化して1年余り、平成の大合併がいかに市民不在であり、道理のないものであるかが明らかになってきました。市町村合併は、国、地方の財政破綻を解決するためと、道州制の導入で地方分権とは逆の新しい中央集権制度づくりがもくろまれています。予算歳出で、合併協議会負担金1,300万円が計上され、合併に向けて準備が進められているのは問題です。
合併する、しないについて、これまでも言ってまいりましたが、情報が市民にわかりやすく提供され、十分な論議がなされた上で、住民自身が決めるべきと考えます。
平成17年3月にこだわらず、もっと時間をかけて論議してほしいと思います。
そして、私はいろんな側面から考えたとき、大田市という名前を変えてほしくないし、平成の合併は市民のためにならないと考えています。合併してこれ以上、広い市になれば、とても一人ひとりの市民に目が行き届かないし、奥部が過疎化するのは、歴史が証明済みです。反対の大きな理由は、市町村合併に向けて、市民不在で進んでいるということです。
2つ目は、いろいろな施策がほぼ国、県の内容そのままで、大田市としての特性を考えたり、弱者に配慮した内容がほとんどない。市単のソフト事業をもっと考えるべきと思います。
当初予算の5つの基本方策につきましては、施政方針についての一般質問で取り上げましたので、繰り返すことはいたしません。ただ、14年度大田小学校の屋体改築に続いて、相愛保育園施設整備事業など、住民要望で進められるハード事業や、ウエルエヌシー介護老人保健施設の開設など評価するものです。
また、大田市山村留学センター(仮称)の建設が進められていますが、いよいよ来年度から長期留学生の受け入れとなるわけで、今年度の取り組みが重要となってまいります。一致団結して取り組みができる協力体制が敷かれなければならないと考えます。
大田市の歴史と自然を活かした取り組みになることを期待します。
最後に“参画”と“自立”の市政づくりについては、住民参加と民主主義を貫き、大田市のまちづくりについて、市民とともに、努力する姿勢を貫いていただきたいと思います。
具体的には、以前実施されていましたが、市民との対話集会、囲む会。やり方については、よく検討していただき、数多く持っていただきたいと思います。
住民の皆さんの声を聞き、ともに考え、ともに行動して、ともにつくり上げる。このことが特に大事だと考えます。市長応接室を1階に置くこともぜひご一考ください。
私たちは、国政、県政を住民本位に変える努力をしながら、大田市予算についても、社会的に弱い人に温かい予算に改善されることを願い、平成15年度
一般会計予算に反対することを表明し、討論を終わります。
○議長(小谷正美) 次に、9番、熊谷直道議員。
[9番 熊谷直道 登壇]
○9番(熊谷直道) 私は提案されております議案第95号、平成15年度大田市
一般会計予算につきまして、賛成をする立場から意見を述べさせていただきます。
この予算案に対する思いを同じくする各位とともに、私の所見であることを申し上げたいと思います。
はじめに、今日の経済情勢であります。我々が、今日これまでに経験のしたことのないデフレ経済であります。これまでに幾多の困難を乗り越えてまいりました日本経済でありますが、インフレ対策には強いものの、ことのほか、デフレ状態からの克服には苦慮する状態でもあります。
国におきましては、平成15年度は引き続き、活力ある経済社会と持続的な財政構造の構築を図る、改革断行予算の基本路線を継承をいたすところであります。
一方、地方財政対策としては、徹底として財源不足額の圧縮と歳出予算の見直しとなっております。依然として、国内経済の構造的不況、長く低迷する雇用状況でもあります。
当地方のみならず、全国の地方にあっての共通の持てる悩みが財政状況であります。まずは、景気の回復をただただ、ひたすら願うところであります。
本年は、大田市におきましては、市制施行50周年を迎えるところであります。言うならば、半世紀が経過するものであります。時を同じくし、今年はテレビ放送開始50周年であります。今や、メディアの著しい発達、インターネットの普及、あるいは国際社会を瞬時に駆け巡る情報手段には、思いのほか、時代の変化を感ずるものであります。
このテレビが及ぼした社会現象を見るにつけ、映像で当時を振り返り、時代考証があるように思うところであります。
あたかも、平成の合併を今や論議するころ、市制50周年の節目でありますところの時代考証たる市史、歴史を振り返り、いつの時代の社会対応へのあらゆる苦難をもあったと思うところであります。豊かな社会、成熟した社会を享受した今日、先人の市政に対するご尽力を尊び、さらなる市政の発展と福祉の向上を認識し、市民挙げてのお祝いとなることをまずはご期待を申し上げます。
さて、全国の地方自治体の持てる悩みであります。少子高齢化を受けて、人口の減少のさらなる進む中にあって、地方税の伸び悩み、国政においても、地方交付税の見直しをもある現在、当市における財政状況は、しつこすぎる表現と思いますが、当然厳しい状況下であります。あらゆる住民に行き渡る限りなき満足度のなる予算編成でありたいところではないかと思います。
財政豊かでありますれば、どなたでも適切な市政運営が可能でありますが、現下の財政状況であります以上に、予算編成には賢明な努力を理解するものであります。
提示のありました会計予算、税収5.1%減、地方交付税8.6%減、市債17.0%増として、総額対前年5.8%減の163億円であります。
言いますれば、消極型の予算編成でもあります。国、県ともに厳しい財政状況を受けての講じる予算においては、限られた財源の効率的活用、費用対効果を顕著に置き換えられることを認めるものであります。
また、財源確保におきましては、ふるさと創生基金の運用につきましては、厳しい財政状況を振り返り、市民に対しましては、十分理解されるものであり、創意工夫とし、しっかり使途を明確にし、確実な運用を望むものであり、評価するものであります。
今予算主要事業の執行においては、国、県の事業を背負うところもありますが、地方単独事業の減額見直しも認めるところであり、市民生活あるいは地域性に不可欠な事業展開を十分に受け止め、優先すべきこと、すぐにも取り組むべき事項につきましては、理解するものであります。かなりの努力を要する予算編成を余儀なくされている環境下でありますが、可能な限り市民生活に行政サービスの遂行を認めるものであります。
以下、私なりに本予算の中から主だった施策、事業等について申し上げたいと思います。
平成14年度よりスタートいたしました第4次大田市
総合開発基本構想の理念に基づき、まちづくりの資源、魅力を見つめ直し、将来構想の基礎づくりであると思うところであります。
世界遺産登録を目指し、登録への着実な歩みを承るところです。石見銀山、三瓶山の豊かな自然が何よりも財産であり、市民共通の願いであります。この魅力を元気の出るまちづくり、人づくりとなることを願うものであります。
このたびの主要地方道仁摩瑞穂線、門谷工区、新大森トンネル、いわゆる交流ふれあいトンネルの供用開始となりました。沿線の産業活動、観光振興、ひいては圏域の交流はもとより、世界遺産登録を目指す連携強化をも、あるところと思うところであります。期待いたすところです。
まずは、市民誰しもが健やかに暮らせる生活に直結をいたす民生関連予算であります。全国の動向以上に進行する高齢化であり、この高齢者対策であります。当市におきましては、大田市老人保健福祉計画を平成14年度新たに事業のローリングを果たし、今後の展開に期待いたすものであります。
また、平成12年度よりスタートいたしました介護保険制度も、2期目を迎えます。高齢者の現状と将来の予測を見きわめ、サービスの現状と実施目標を着実に、そして円滑に実施されることを望むものであります。
また、自立した元気老人対策の取り組み、介護予防、生活支援事業の充実を評価するものであります。
次に、子育て支援体制の整備方であります。
少子化の動向を見据えた保育所整備計画をもとに、多様化する保育ニーズの対応、子育支援策を評価するものであります。
障害者福祉についてであります。
障害者の自立促進、生活の改善、身体機能維持向上をねらいとするデイサービスセンターの開所予定を次年度とし、併せ、知的障害者の支援、在宅支援をも評価するものであります。さらなる努力をお願いするものであります。
次に、大田市立病院であります。
大田2次医療圏の中核病院としての医療機能の着実な整備、充実は評価するものであります。一方では、医療制度改革における経営を取り巻く環境は大きく変わりつつあります。
また、地域での医療体制の役割がさらに求められるものであります。今後の適切な対応、病病・病診連携強化、病院内はもとより、いずれの職域におきましても、課題でありますところの自助努力を願いつつ、より一層の効率運営にご努力をお願いするものであります。
次に、コミュニティ活動の推進であります。
中山間地域集落維持活性化緊急対策事業の持続を含め、包括的な集落対策として、大田市中山間地域元気な
集落づくり事業であります。中山間地の持てる状況、広域的なまちづくり、住民と行政の身近な事業推進体制の構築であります。堅実な事業展開を求めるものであります。
都市基盤整備であります。
大田市は新たな土地利用に対する望ましい発展が期待されています。商業集積の確立、また、一方では、大部分の中山間地域における集落活性化への取り組みが急務であります。
同じく、市道をはじめ、道路網の整備であります。市民生活に最大かつ有効に恩恵を承るものとして、限られた財源のもとに努力すべき予算措置を感じるところであります。
大田市駅周辺整備事業の促進であります。大田市と大田市の顔となる様相が見えてくるものであります。
JRアンダーの完成、その沿線の区画道路、宅地造成の基盤整備の完了、「あすてらす」前の遊空間としてのプラムナード整備を行い、さらなる機能的な大田市ならではの都市環境の創出を図っていただきたく、同じく取り組むべき姿を受け止め、念願するものであります。
次に、地域を支える農林業の展開、地場産業の育成と観光事業推進について、申し上げます。
農業の取り巻く環境は、厳しい情勢であります。今年度は新たなる米政策改革大綱がスタートいたします。
消費者重視、市場重視をもとに、生産者としては、需要に対応する米づくりがより重要となります。まずは、基幹産業従事者である水田農業経営の安定と発展を願いつつ、支援する施策について、より一層のご努力をお願いするものであります。
何はともあれ、若い農業就農促進、意欲ある農業者の活動支援の事業に引き続いての展開を評価するものであります。
次世代農業に必要な企画力、魅力ある農業実現のため、人材育成に果たす役割を理解いたすものであります。
がんばる農林総合整備事業については、集約する事業として評価をいたします。農業は、生産のほかに国土保全、環境維持の役割を担うところであります。集落維持、生産活動支援、環境に優しい農業支援の幅広い継承をすべき政策として展開を感じるところであります。
また、地域産業の活性化と雇用創出でありますが、事業概要では商工振興としてのまちづくり事業、空き店舗活用対策、メイドイン創出支援事業、大田市ならではの地場産業の育成等、ソフト事業の取り組みをも評価をいたします。
観光事業につきましては、本年度大田市制50周年事業としての映画「アイ・ラブ・ピース」製作の支援を楽しみに思うところであります。石見銀山の情報を発信すべきチャンスをどう生かすべきかであります。
いよいよ、本年5月には小豆原埋没林公園のオープンであります。
また、隣接する縄文の森(仮称)整備につきましては、三瓶山を中心とする観光振興の起爆剤となる思いをはせるものであります。
今後、民間活力を生かす連携もあるべき姿を願うものであります。
次に、教育関連であります。
今日、教育のあり方が問われているところでありますが、教育は百年の大計、いつ何時といえども、次世代への先行投資の果たす役割は現世代の責務であろうかと思います。昨年より、学校完全週5日制となり、地域社会、学校、家庭がともに認識を新たにする姿勢が求められます。
また、学社連携、融合と言われております。心を育てる教育関連予算の取り組みに対し、評価するものであります。
以上、印象的な事業について列挙いたしましたが、予算編成に当たっては、市民要望、あるいは地方分権の状況下にあって、地方自治そのものの真価が問われております。前段申し上げたところでございますが、財政事情の厳しい折、予算編成が行われたところであり、結果として前年度対比減となりますが、優先すべきことはいたし、緊急的な要素は十分理解いたし、誰しも享受することについての予算措置を講じられることについて、十分評価するものであります。
昨年、12月定例議会におきまして、大野 進監査委員におかれましての平成13年度大田市歳入歳出決算審査意見書の総括意見にありますように、自己決定、自己責任、説明責任が問われる新しい地方分権時代に即しての意識改革に努めることはもとより、時代変革に対応できる組織体制の確立が求められ、総力を挙げた取り組みを期待いたすことを引用させていただくところであります。
さらなる精進をされることを願いを込めて、結びといたします。
以上、賛成する立場からのご意見を申し上げましての討論といたします。
議員皆様のご賛同をお願いいたしまして、終わります。
○議長(小谷正美) 以上で通告による討論は終わりました。
ほかにありませんか。………ないようでありますので、以上で本案に対する討論を終結いたします。
これより本案を採決いたします。
本案に対する各委員長の報告は、原案可決であります。
各委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立多数]
○議長(小谷正美) 起立多数であります。
よって、議案第95号は各委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第96号を討論に付します。
本案について討論の通告がありますので、発言を許します。
4番、大西 修議員。
[4番 大西 修 登壇]
○4番(大西 修) 私は日本共産党大田市議会議員団を代表いたしまして、議案第96号、平成15年度大田市
国民健康保険事業特別会計予算に反対の立場から意見を申し上げます。
国民の36%、4,600万人が加入する国民健康保険は今、重大な危機に直面しています。国保料を払えない世帯が昨年6月には、国保加入世帯数の18%、厚生労働省調査で412万世帯に達し、深刻な空洞化が進行しているからであります。消費税の5%に引き上げなど、9兆円の負担増で、今日の不況のきっかけをつくった1997年当時と比べると、100万世帯以上も増えたことになります。重大なことは、滞納世帯の増大に呼応をして国保証のない世帯は97年と02年6月現在と比べると3.8倍に増え、22万5,000世帯を超えています。
また、有効期間を限定した短期証の発行も4.1倍の78万世帯に上る異常さで、まさに国保制度の存続を揺るがす事態であります。国保証取り上げの実態は、今年2月16日、JNN報道特集のテレビでも放映されるなど、社会問題になっています。国保証がないため、重症でも医療にかかれない。手遅れで命を落とすといった悲惨な事件は後を絶ちません。収入がなくても、生活がどんなに大変でも、国保料、保険料を払わなければ、保険証は交付しないという、およそ社会保障の理念とかけ離れた冷酷非道な行政がまかり通っているのです。なぜ、こんな事態になったのでしょうか。1984年の国保法改悪を皮切りに、次々と国庫負担を引き下げてきた。このことが最大の要因です。もともと財政基盤が弱い市町村の国保財政は、急速に行き詰まり、保険料の値上げとなって住民にしわ寄せされました。
さらに、不況の追い討ちです。所得が減る中で、保険料は上がり続ける。これでは、滞納者が増えるのは当然であります。滞納者が増えて財政が悪化すると、保険料がさらに引き上げられ、必死で頑張ってきた層も支払不能に陥り、滞納世帯がじわじわ広がるという構図で、まさに悪循環であります。
そこで、大田市の国保会計の平成12年度、13年度を決算書から滞納状況を見てみますと、累計滞納だけだと8,698万6,000円から8,858万4,000円と159万8,000円の増加しか見えませんが、現年度分を見れば、3,202万2,000円から4,074万円と888万3,000円も増加しています。滞納世帯数では、499世帯から536世帯と37世帯増加をしています。
まだ、14年度決算は出ていませんが、着実に滞納額、滞納世帯数は増え続けているのが現状であります。
そこで、平成14年度予算では、保険料の値上げと基金取り崩しが5,000万円ほどありましたが、市民の苦難を少しでも解消するため、差し迫って国保財政の危機を切り抜けるためにも、一般会計からの繰入金の増額をはじめ、負担軽減の可能な限りの努力を行なうべきと考えます。
2つ目は、国保料の減免制度を拡充し、滞納者の発生を防止することであります。国保料の減免制度は、国が適用基準を決めて、財源を負担する法定減免と、各市町村が条例で独自に行なう申請減免の2通りがあります。
千葉県の市川市は昨年、減免条件を所得が50%以上減少から30%以上減少に緩和をし、減免条例を拡充をいたしました。今こそ、生活実態に即した国保料の免除、軽減措置を拡充をし、滞納世帯の発生を未然に防止することが重要だと考えます。
地方自治法第1条、住民の福祉の増進を図るという本来の使命を最大限に発揮するよう求めます。
医者にかかるときは、死ぬときだけというのは、100年も前のことでした。ところが、21世紀の今、国保制度のもとで同じ事態が広がっています。
日本共産党は市民の命と健康を守るために、皆さんと協働することを表明をし、反対討論とします。
議員各位の皆様の賛同を心からお願いを申し上げます。
○議長(小谷正美) 以上で、通告による討論は終わりました。
ほかにありませんか。………ないようでありますので、以上で本案に対する討論を終結いたします。
これより、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立多数]
○議長(小谷正美) 起立多数であります。
よって、議案第96号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第97号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立全員]
○議長(小谷正美) 起立全員であります。
よって、議案第97号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第98号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立全員]
○議長(小谷正美) 起立全員であります。
よって、議案第98号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第99号について、討論はありませんか。………討論なしと認めます。
本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立全員]
○議長(小谷正美) 起立全員であります。
よって、議案第99号は委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第100号について討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。
委員長の報告のとおり、決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立全員]
○議長(小谷正美) 起立全員であります。
よって、議案第100号は委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第101号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立全員]
○議長(小谷正美) 起立全員であります。
よって、議案第101号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第102号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立全員]
○議長(小谷正美) 起立全員であります。
よって、議案第102号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第103号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立多数]
○議長(小谷正美) 起立多数であります。
よって、議案第103号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第104号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立多数]
○議長(小谷正美) 起立多数であります。
よって、議案第104号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第105号を討論に付します。
本案について、討論はありませんか。………討論なしと認めます。
これより、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立多数]
○議長(小谷正美) 起立多数であります。
よって、議案第105号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第106号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立全員]
○議長(小谷正美) 起立全員であります。
よって、議案第106号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第107号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小谷正美) ご異議なしと認めます。
よって、議案第107号は委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第108号を討論に付します。
本案について、討論はありませんか。………討論なしと認めます。
これより、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立多数]
○議長(小谷正美) 起立多数であります。
よって、議案第108号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第109号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小谷正美) ご異議なしと認めます。
よって、議案第109号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第110号を討論に付します。
本案について、討論はありませんか。………討論なしと認めます。
これより、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立多数]
○議長(小谷正美) 起立多数であります。
よって、議案第110号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第111号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小谷正美) ご異議なしと認めます。
よって、議案第111号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第112号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小谷正美) ご異議なしと認めます。
よって、議案第112号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第113号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小谷正美) ご異議なしと認めます。
よって、議案第113号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第114号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小谷正美) ご異議なしと認めます。
よって、議案第114号は、委員長の報告のとおり決しました。
◎日程第3
付託請願審査報告
○議長(小谷正美) 日程第3、
付託請願審査報告でありますが、先に付託いたしました請願第7号、
被用者保険本人3割負担など患者負担増の凍結・見直し、高齢者の医療費負担の軽減を要求する
意見書提出方についてを議題といたします。
本請願について、厚生委員会における審査の経過及び結果について、委員長の報告を求めます。
14番、林 仁議員。
[14番 林 仁 登壇]
○14番(林 仁) 本議会において、厚生委員会に付託されました請願第7号、
被用者保険本人3割負担など患者負担増の凍結・見直し、高齢者の医療費負担の軽減を求める意見書提出についてを去る3月18日審査をいたしましたので、その内容と結果について、報告いたします。
請願者は、大田地区労働組合総連合議長、三登文郎氏であります。
まず、賛成の意見といたしまして、3割自己負担の4月実施を前に、実施凍結の世論と運動が沸きあがっています。わずかな期間に15の都道府県議会で凍結の意見書が採択されているのも、その顕著な現れです。ところが、国民世論を抑えるために、保険財政が破綻すると脅しをかけております。
政府管掌健康保険の2002年度決算と、2003年度見込みを比較すると、医療費の支出は、約200億円ほどしか増えていないのに、保険料収入が1,000億円以上も減っております。小泉内閣が強行している不良債権最終処理方針の下で、不況、リストラが加速し、保険財政を支える労働者の賃金が下がり、加入者が減っているからです。自ら保険財政を深刻にしておいて、そのつけを命と健康を破壊する耐え難い負担増という形で、国民に押し付ける政府与党連合の議論に道理がないというような意見がございました。
もう一つ、政管健保の給付に対する国庫負担の割合をもとに戻せという提案です。政管健保は、1992年に黒字を理由に国庫負担率を16.4%から13%に引き下げました。その際、政府は赤字になったら、国庫負担率をもとに戻すと約束をしております。健康保険法の本則でも、国庫負担率は16.4%から20%の範囲内と明記をされています。ところが、国会で国庫負担率を本則どおりに戻すよう提案すると、坂口厚生労働大臣は、「多いと見るか少ないと見るかはその人によって違う」という、理由にならない答弁で拒否をするのです。政府・与党には、保険財政の破綻を負担増の脅しに使うだけで、真剣に財政赤字を打開する意思、意欲が全く感じられません。道理のない理由で世論を抑えるのではなく、国民の声に耳を傾け、3割負担への値上げを凍結する方向へ踏み出すべきと考えております、というのが、賛成委員の言葉でございました。
続いて、反対の意見でございます。
国民にとって、医療費の負担は軽いに越したことはありません。しかし、医療保険財政のこれ以上の悪化を防ぎ、国民皆保険制度を将来にわたって維持するためには、サラリーマン本人の患者負担3割は、避けて通れない事態となっております。
凍結論無責任な問題の先送りであり、医療保険財政をさらに悪化させることになります。
政管健保の財政は、3割負担を4月から実施すれば、2003年度は990億円の黒字となります。仮に、3割負担を実施しない場合は、厚生労働省の試算によると、支出が3,800億円増加するのに対して、収入として国庫補助の400億円が増えるだけで、保険財政は差し引きで、2,400億円も悪化してしまいます。このため、医療保険の積立金すべてを赤字分の補てんに回しても、2,500億円もの財政不足が生じることになり、医療費が支払えない事態を招くことになる。この不足部分を保険料で補てんするとなれば、2003年4月からの保険料引き上げ幅をさらに拡大しなければならなくなります。
政管健保の場合、4月から保険料が年収ベースで現行の7.5%から8.2%へ引き上げられますが、これ以上の追加負担を中小企業とそのサラリーマンに求めることは、厳しい経済状況の中で到底できません。というのが、反対意見でございました。
そこで、審議の結果、可否同数となり、委員長の決するということになりました。そこで、私の判断に任されるということでございまして、結論といたしまして、採択せずという結論に至ったわけでございます。
そこで、私、委員長として、採択せずにいたしましたのは、第1に昨年3月議会におきまして、大田市議会として国の方に意見書を提出しております。医療保険制度の抜本改革と国の財政措置を求める意見書でございます。部分的には、共通する面もあるわけでございまして、同じような内容が本議会で意見書として提案されるのには、ちょっと問題があるのではなかろかという点が第1点でございます。
2番目に、この請願書は通常、議会が休会中に審議をされるものでありましたけれども、国の法律が4月から実施ということで、急きょ議会中の審議になったということで、現在、国におきましては、衆議院を通過、今、参議院に送られているわけでございます。時期的なものもございますので、というのが2番目の理由でございます。
3番目に、議員提案の意見書ということで、本議会における大田市議会としての提案になりますと、全会一致が原則ではなかろうか。委員会におきまして、可否同数となったということは、本会議におきまして、全会一致とならないのではなかろうかということで、私、委員長判断として採択せずというふうにいたしました。
以上、
委員長報告を終わります。
議員の賛同のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(小谷正美) ただいまの
厚生委員長の報告に対してご質疑はありませんか。
11番、福田佳代子議員。
○11番(福田佳代子) 今、請願第7号についての委員会としての報告を受けたわけですけども、紹介議員として、報告の内容が到底納得できるようなものでありませんので、ちょっとお聞かせいただきたいと思います。
1つは、今回のこの請願について、実は、4月から実施の凍結、見直しについて、歯科医師会の方としても、同じ考え方であるという賛同をいただいているわけです。医師会の方からは、書面でのそうした賛同というのは、いただいていませんけど、私たちが会長さんにお会いして話したときには、医師会としても同じであると。期間もないことなので、書面を出すということにはならないというふうにおっしゃったわけです。
全国的に、今回の3割負担については、医師会の方たち、お医者さんが、街頭に署名活動で立たれて、反対を表明されるということで、実は大きな世論となってきております。そうしたことなども踏まえての委員会の論議であったのか。大田の歯科医師会としての凍結の賛同の表明もあっているわけですので、そこのあたりがどういう論議がなされたのか。まず、お聞かせいただきたいと思います。
それから、患者の立場からして今度の負担がどうなのかという、そういうことなども話がされたのでしょうか。実は、昨年の老人医療などの1割負担導入で、在宅酸素療法の患者さんの負担が非常に増えている。それまで、10月までは850円であったのが、1万円近くになっているということで、本当に在宅酸素の療法についてやめたいという方が続出しているという状況が生まれています。
そうした患者さんの立場からして、今、大田市でどういう状況が出ているのかという、そういったことなど、話に出なかったのでしょうか。
それが2つ目です。
それから3つ目として、休会中の審議というか、今議会でこの請願が即付託をされて結論をということで、急いでいただいたわけですけども、その時期的な問題として、時間が足りない。だから、採択したとしても、国の方へ意見書を上げていくということで、非常に日数が少ないというその理由だというふうに受け止めたんですけど、私はそうではないと。採択して、大田市が市議会として意見書を上げていくということが、実際に国会の方で3割負担が実施されたとしても、今後の医療改正についても、大きな影響を与えていくと思うんです。その点については、委員長さんの考え方で、厚生委員会が不採択ということになったわけですので、この点について、どういうふうにお考えになるのか。ちょっとわかりませんので、もう一度お聞かせいただきたいと思います。
それから、委員長さんの反対理由として、全会一致が原則というふうにおっしゃいました。私もそう長く議員で経験を重ねているわけじゃないですけども、決して全会一致でないと意見書は上げられないというふうには聞いておりません。
この問題については、議会事務局の方からの助言もあっての上で、委員長さんのその反対理由の1つということで、意見表明をされたのでしょうか。
以上、お聞かせいただきたいと思います。
○議長(小谷正美) 14番、林 仁議員
○14番(林 仁) いろいろ聞かれたんですけれども、歯科医師会からは、私の方に藤田苗実さんから、この請願に対しては賛同いたしますという書面が来て、委員さんには回覧で見てもらったということでございます。
いろいろ、言われましたんですが、時間的なこと、全会一致というようなことですけれども、私は3点言いましたけれども、これが、3点が理由でございまして、全会一致と、厚生委員会、常任委員会で可否同数ということなんでして、それが本会議全会一致と、過去の例であれば、全会一致ではないかと、私も長年ちょっと議会でおりまして、意見書提出ということになりますと、全会一致ではなかったかと思っております。
常任委員会の方で、可否同数ということでございますから、本会議では全会一致とはならないんじゃないかという結論を出したわけでございます。
それから、時期的なことを申しましたけれども、私も厚生委員会で審議して、全員が採択ということになれば、当然、本会議においても採択になり、意見書を提出となるであろうと思ってきたんですが、3対3という同数ということになり、法は衆議院を通過して参議院に回っているということで、この時期的なものも、だから委員の中にはこの請願が12月議会ぐらいに出ておればな、というような意見を出された方もおられます。
それから、何でしたかね。あと何か。患者の立場、要するに、これは1人の議員から出たことなんですけれども、3割負担になれば、診療抑制といいますか、病院に行かないんじゃないかと。かえって、医療費が高くなるんじゃないか、というようなことを言われた委員さんがおります。それは、それに対して、質疑をしたということはございません。
答弁漏れがございましたら、また言ってください。
○議長(小谷正美) 11番、福田佳代子議員。
○11番(福田佳代子) 厚生委員会の結果が同数ということで、後は委員長さんがどういう判断をされるかということにかかったということは、国民全体の世論も本当に今回の3割負担の問題については、凍結すべきであるということが、すごく広がってきているわけです。委員長さんの判断というのが、大変大事になってくるわけですけども、おっしゃいましたその理由について、時期的なものということについては、その考え方の違いがあろうかと思うんですけど、全会一致が私は原則というふうにお聞きしたんですけど、そうであったというふうにおっしゃっていますので、その点については、そういうことはないんじゃないだろうかなという、そういうふうに私は思います。
委員長さんの判断の理由、その全会一致ということについて、話、林委員長さんのその理由のこのものについて、ほかの委員から、そういうことはないですよという、そういう論議というのはなくて、では委員長の判断で不採択となった。そういうことなんでしょうか。そこをもう一度お聞かせいただきたいと思います。
それから、理由の最初のところで、昨年の3月議会で同じような意見書が出されているからとおっしゃったんですけど、内容をよく見ていただきますと、凍結というようなことなどで、私は内容が違っていると思うんですよね。それが出ているからいいんじゃないかというようなことの理由というのが、それこそ、納得いかないというふうに受け止めております。
もう一度お願いいたします。
○議長(小谷正美) 14番、林 仁議員。
○14番(林 仁) 全会一致じゃないといけんのじゃないかというのは、私の判断でございまして、委員会においては、そういうその話はございませんでした。私は、意見書提出は、議会において全会一致が原則だというふうに認識しておりまして、委員会においてはその議論はされておりません。
それから、一番目の私の理由ですけれども、昨年の3月議会に意見書が提出されております。これは、私がこれを1つの理由にいたしましたのは、凍結ということを凍結、あるいは見直しということのための理由付けにはしてないわけでございまして、第7号請願の全体を読んだ場合に、特に後半の部分でございますけれども、高齢者医療とか何かという文面があるわけでございまして、これに対するものでございまして、そういうふうに理解していただきたいと。凍結、見直しということではなくて、後半の部分ですね。これは、一部、改善されているものもあるというようなことで。そのときは、去年の3月に出された意見書を皆さん覚えているかわかりませんけれども。
○19番(清水 勝) 覚えている。
○14番(林 仁) 覚えてます。だったら、清水議員は覚えていると、そういうことでございますから、ここに書いてありますのは、今、国会で衆議院通過したわけですけれども、健康保険本人に及び、入院の3割負担、老人医療対象年利引き延ばしや、一定の所得者の2割負担など、新たな患者負担を行わないというような文面があるわけです。だから、それが大田市議会として、昨年の3月議会に大田市議会として採択し、提出しているわけです。ですから、私、福田議員さんとは考え方が異なるかもわかりませんけれども、3つの理由で委員長として、採択せずにしたということでございます。
私自身、個人負担が3割というのには、低ければ低いほどいいわけでございまして、中身云々に対して、私は判断をしたつもりはございませんし、あくまでも意見書ということに対して、判断したと。中身ではございません、意見書ということで判断したということで、ございます。
以上です。
○議長(小谷正美) 11番、福田佳代子議員。
○11番(福田佳代子) 私も3月の意見書、ここに持っておりますけど、今言われましたように、新たな患者負担を行わないことということで、意見書を上げているわけです。そうであるならば、新たな負担増が実際に出てきたわけですので、それの凍結、見直しをさらに求めるというのは、当然のことじゃないかなというふうに感じました。そのことが1つと、それともう一つ、お聞かせいただきたいのは、県下8市の状況はどうであったのか例えば、益田市とか江津市などでは、医師会の方たちも含めて、請願者になられて提出をされております。そういった他市の状況なども聞かれての判断だったんでしょうか。
もう一度お願いします。
○議長(小谷正美) 14番、林 仁議員。
○14番(林 仁) 他市の状況ですけれども、私の方から他市はどうなっているかということをちょっと伺ったんですけれども、それに対する回答といいますか、答えはなかったと。どうなっているか、ということのものはなかったということでございます。
それから、さっきもう一つ、質問されたんですけれども、今、衆議院を法案は通過して参議院に送られているということで、昨年3月に出した健保本人及び家族の3割負担というこの意見書が何ていいますか、採用されなかったかなという気持ちで今、おるわけです、私自身としては。ですから、私は内容ではなく、現在の状況を判断し、結論を出したということしか言えません。
○議長(小谷正美) ほかにありませんか。………ないようでありますので、以上で厚生
委員長報告に対する質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本請願に対する委員長の報告は、採択せずであります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立多数]
○議長(小谷正美) 起立多数であります。
よって、請願第7号は、委員長の報告のとおり決しました。
◎日程第4
市長提出追加議案上程[
提案理由説明・質疑・討論・表決]
○議長(小谷正美) 日程第4、市長より追加議案が提出されておりますので、これを上程いたします。
議案第116号から議案第121号までの6件を一括議題といたします。
議案名を朗読いたさせます。
[事務局職員朗読]
○議長(小谷正美) お諮りいたします。
ただいま議題となっております6件は、会議規則第33条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小谷正美) ご異議なしと認めます。
よって、ただいま議題となっております6件は、委員会付託を省略することに決しました。
提案理由の説明を求めます。
熊谷市長。
[市長 熊谷國彦 登壇]
○市長(熊谷國彦) 提出をいたしております平成14年度補正予算に関わる議案につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
まず、議案第116号は、
一般会計補正予算であります。国の補正予算に伴う事業4件の計上、事業執行見込み、及び実績による事業費の増減、並びに起債の決定による財源組み換え等を措置いたしまして、補正額は、6億7,032万7,000円となっております。一方、これら歳出に対します財源につきましては、有利な起債への振替等を行なうとともに、一般財源の主なものといたしまして、土地売払収入1億391万1,000円、並びに平成13年度決算繰越金9,549万4,000円を計上いたしております。
また、併せまして、債務負担行為の追加、継続費の変更、並びに10件の繰越明許費の補正を行なうものであります。
以上によりまして、補正後の
一般会計予算総額は、182億9,109万8,000円となっております。
次に、議案第117号から議案第119号までの各議案は、特別会計補正予算であります。国民健康保険事業特別会計は、医療制度の改正に伴う所要経費の追加、簡易給水施設事業特別会計は、施設運営費の増により補正を行なうものであります。
また、大田市駅
周辺土地区画整理事業特別会計につきましては、繰越明許費の補正を行なうものであります。
次に、議案第120号及び議案第121号は、事業会計補正予算であります。水道事業会計、病院事業会計、いずれも実績見込みによります業務予定量及び収支予定額の補正を行なうものであります。
以上、補正予算の提案理由について申し上げました。
詳細につきましては、それぞれ担当部課長に説明をさせることにいたしますので、十分ご審議の上、適切な議決を賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明を終わります。
○議長(小谷正美) 知野見財政課長。
[財政課長 知野見清二 登壇]
○財政課長(知野見清二) それでは、議案第116号から119号までの一般会計、特別会計の補正予算につきましては、ご説明を申し上げます。
お手元の補正予算説明資料、補正予算書でご説明を申し上げます。説明資料を最初にご覧いただきたいと思います。
表紙をめくっていただきますと、大田市予算総括表を掲げておるところでございます。一般会計につきましては、補正予算額6億7,032万7,000円でございまして、補正後182億9,109万8,000円となるものでございます。特別会計につきましては、国民健康保険事業で105万円、簡易給水施設事業で116万5,000円の増額でございまして、特別会計合わせました補正予算の額は、221万5,000円の増で、特別会計7会計合わせたもので、補正後の予算額92億9,811万1,000円となるものでございます。
補正予算額、一般会計、特別会計合わせまして、6億7,254万2,000円の増額で、補正後275億8,920万9,000円となるものでございます。
一般会計からその内容について、次のページの方から掲げておりますが、先ほども市長からもありましたように、各事業の実績によります増減を主な内容としておるものがほとんどでございまして、これ以外に広域行政組合の補正とか、特別会計、また他会計の補正に伴うものを内容といたしておりまして、96件ございますが、その主なものについてご説明を申し上げたいと思います。
最初に一般管理費の退職手当特別負担金5,207万9,000円でございますが、勧奨退職者7名に関わりますものでございます。
5番目に記載しております大田市・温泉津町・仁摩町合併協議会負担金でございます。補助金の年度内交付に伴いまして、業務委託の前倒しをいたしまして、今年度計上するものでございまして、補助金につきましては、対象経費の3分の1、上限一市町村当たり500万円が見込まれまして、これを財源としての補正381万円の増の計上でございます。
大田市情報通信基盤整備事業454万4,000円につきましては、掲げております配電工事の増、また、その次のコミュニティ助成事業でございますが、宝くじ助成を受けまして、250万円の計上でございまして、富山町の田植え囃し、これの太鼓購入に充てるものでございます。
次のページの10番目、中段に掲げております庁舎施設修繕費200万円でございますが、庁舎地下機械室の空調機器の取替えでございます。
土地開発基金費の預金利子及び運用収入積立金でございますが、相愛保育園事業用地、これの先行取得地の処分に伴います運用収益の積み立てでございまして、その用地、面積2,786.48平方メートルに関わります運用収入でございまして、412万円でございます。
新規積立金でございますが、財団法人和田報恩会から寄附がございました100万円につきまして、地域福祉対策基金として、基金の方へ積み立てるものでございます。
地方バス路線維持対策補助、事業費の確定によりまして、3,970万7,000円。市税還付金でございますが、法人市民税の還付金、1,820万円の計上でございます。
15番目でございますが、成年後見人制度利用支援事業1名の申し立て実績に伴います8万9,000円の計上でございます。
以下、実績等のものでございまして、2枚めくっていただきますと、29番目、社会福祉法人ウエルエヌシー介護老人保健施設等整備事業補助金2,900万円でございます。これの掲げております「たてがみの郷」建設に対しての助成でございまして、補助対象経費から国の補助金等除きました残りの2分の1、これに対してふるさと融資、新年度で予定しておりますが、これの利子補給相当額を減じまして、残りの2,900万円の計上でございます。
39番目の相愛保育園施設整備事業1,707万3,000円の減でございます。解体経費の追加、925万1,000円。用地費等の減といたしておりますが、用地費での減額は2,049万1,000円。そのほかに、備品で200万円、工事請負費で350万円ばかり等が減じておりまして、これらを内容としてのものでございます。
めくっていただきまして、45番目に掲げております病院事業会計負担金、病院事業会計の補正に伴います退職予定者8名の特別負担金を内容としての7,792万円の計上でございます。
48番目、大田ふるさとセンター貸付金、引き続き、2,500万円の経営資金の貸付でございます。
次のページ、50番目でございますが、県営土地改良事業負担金、事業費の確定によりまして、5,075万2,000円の計上。
地域整備方向検討調査受託事業55万円でございまして、国の委託料を受けまして、調査事業の受託を予定するものでございます。
稲用地区ほ場整備区域内用地取得事業でございますが、270万円でございまして、1,033平方メートルの市道予定地確保を図るものでございます。
北三瓶地区中山間地域総合整備事業補助でございます。ほ場整備地内の市道部分に対する補助でございまして、1,654万5,000円の計上でございます。
59番目の間伐等森林整備促進対策事業、林道居城線の関係でございますが、国の14年度追加補正に伴います事業費の増でございまして、舗装工事延長702メートルを予定するものでございます。
めくっていただきまして、67番目でございますが、観光施設整備事業補助2,791万3,000円の計上でございます。保養施設管理公社に対しての運営費の補助。代官山動物園整備事業310万円、猿の園舎改修。
また、三瓶温泉泉源施設整備事業として、ろ過システムのろ材交換315万円の計上でございます。
72番目に掲げております道路維持事業、消雪工ポンプの取替えでございまして、360万円でございます。
一般道路整備事業、大正西1号線測量設計費380万円の計上。
過疎対策道路整備事業大沢城山線でございまして、補償費400万円の計上でございます。
県道改良事業負担金につきましても、事業費確定によりまして、8,777万円の計上でございます。
めくっていただきまして、80番目、一部事務組合の権限移譲事務費負担金、平成14年度交付額の確定に伴いまして、34万4,000円の計上でございます。
85番目に掲げております大田小学校屋体改築事業でございます。国の14年度追加補正によりましての計上でございまして、15年度予定しておりました屋体改築事業の前倒しの実施を予定するものでございまして、その他財源といたしておりますが、義務教育施設整備基金、これを取り崩しての事業を予定するものでございまして、補正額4億6,221万4,000円の計上でございます。
なお、義務教育施設整備基金、これを取り崩しをした後の14年度末の残高見込み、7,620万円と予定するものでございます。
90番目、調理用ボイラー補修320万8,000円の計上でございまして、缶体の取替補修を予定するものでございます。
大田勤労者体育センター施設購入費、先ほど議決いただきました議案第109号に関わります施設の購入、1万1,000円の計上でございます。
95番目、用地取得費1,860万円掲げておりますが、土地開発公社が保有しております用地の取得でございまして、今年度1,986平方メートルを購入するものでございます。
水道事業会計補助金311万4,000円につきましては、水道事業会計の補正に伴います補助金の増額でございます。
これらを含めまして、総額6億7,032万7,000円の計上でございまして、財源につきましては、国県補助金、また市債、その他財源掲げております内容でございます。一般財源につきましては、2億496万2,000円でございますが、この内訳としては、土地売払収入1億391万1,000円につきましては、波根の旧小学校跡地の処分によるものでございます。
この処分の面積、実測で8,919.30平方メートル、これの処分したものでございます。
国民年金基金繰入金100万円、基金の廃止に伴いまして、100万円の繰り入れ、また、繰越金につきましては、9,549万4,000円の計上。市町村振興協会宝くじ交付金325万7,000円。過年耕地災害復旧事業債の施越分の60万円、減税補てん債70万円、これを合わせました2億496万2,000円の一般財源でございます。
以上が、一般会計でございまして、次、めくっていただきますと、国民健康保険事業特別会計の総括表を掲げておるところでございます。今回の補正につきましては、歳入繰越金105万円を財源といたしまして、右側の歳出欄、総務管理費の方で105万円掲げておりますが、高額療養費のシステム改修を予定するものでございます。これによりまして、補正後の額は31億6,243万4,000円となるものでございます。
めくっていただきまして、簡易給水施設事業特別会計でございます。諸収入116万5,000円の増額、分水料等合わせましたものでの歳入に対して、歳出の方ご覧いただきますと、施設運営費116万5,000円でございまして、分水料の増額でございます。
以上の内容で補正後の額6,175万9,000円となるものでございまして、補正予算書をご覧いただきたいと思います。
3ページをお開きいただきたいと思います。
議案第116号でございます。
平成14年度大田市
一般会計補正予算(第5号)でございますが、次に定めるところによる。
第1条、歳入歳出予算の補正でございます。歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ6億7,032万7,000円を追加しまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ182億9,109万8,000円とするものでございます。
歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
第2条、継続費の補正。継続費の変更は、「第2表 継続費補正」による。
第3条、繰越明許費の補正でございますが、地方自治法第213条第1項の規定により、翌年度に繰り越して使用することができる経費は、「第3表 繰越明許費」によるものでございます。
第4条、債務負担行為の補正でございますが、債務負担行為の追加は「第4表 債務負担行為補正」によるものでございます。
第5条、地方債の補正でございます。
地方債の追加及び変更は、「第5表 地方債補正」によるものでございまして、第1表、4ページでございます。
第1表、歳入歳出予算補正でございまして、歳入でございますが、分担金及び負担金、負担金でございまして、減額の1,917万円で補正後3億6,645万1,000円でございます。
国庫支出金、1億881万1,000円の増で、補正後12億8,942万5,000円に。
国庫負担金3,574万4,000円の減で、8億857万3,000円に。
国庫補助金1億4,400万5,000円の増で、4億7,236万8,000円に。
委託金55万円の増で、848万4,000円に。
県支出金でございます。減額の3,362万5,000円で、13億7,813万8,000円に。
県負担金でございますが、68万5,000円の減で、1億7,057万2,000円に。
県補助金3,294万円の減で、11億2,247万8,000円に。
財産収入1億803万1,000円の増で、1億7,911万2,000円に。
財産運用収入412万円の増で、3,255万2,000円に。
財産売払収入1億391万1,000円の増で1億4,656万円に。
寄付金でございます。100万円の増で、補正後100万円でございます。
繰入金4,350万円の増で、10億6,379万9,000円に。
基金繰入金4,350万円の増で、10億5,541万1,000円に。
繰越金9,549万4,000円の増で、2億6,746万2,000円に。
諸収入1,618万6,000円の増で、5億1,328万2,000円に。
貸付金元利収入2,500万円の増で、2億5,523万4,000円に。
受託事業収入1,306万円の減で、7,324万5,000円に。
雑入424万6,000円の増で、1億8,180万3,000円に。
市債でございます。3億5,010万円の増で、26億4,282万5,000円となりまして、歳入合計でございますが、6億7,032万7,000円の増で、182億9,109万8,000円となるものでございます。
歳出でございますが、総務費でございます。1億1,627万2,000円の増で、19億5,492万5,000円に。
総務管理費1億1,627万2,000円の増で、16億7,555万5,000円に。
民生費でございます。9,754万6,000円の減で、39億3,844万6,000円に。
社会福祉費2,669万2,000円の減で、22億7,119万円に。
児童福祉費3,572万4,000円の減で、13億2,871万5,000円に。
生活保護費3,513万円の減で、3億3,853万7,000円に。
衛生費でございます。4,275万6,000円の増で、17億2,427万8,000円に。
保健衛生費、995万9,000円の減で、4億5,003万3,000円に。
清掃費、2,520万5,000円の減で、7億2,578万8,000円に。
病院費7,792万円の増で、5億4,845万7,000円に。
農林水産業費、4,433万1,000円の増で、15億5,678万3,000円に。
農業費、7,149万3,000円の増で、11億2,258万1,000円に。
林業費、1,814万2,000円の減で、2億5,116万3,000円に。
水産業費、902万円の減で、1億8,303万9,000円。
商工費、3,034万1,000円の増で、3億8,553万8,000円に。
土木費、1億633万円の増で、19億2,041万3,000円に。
道路橋梁費、1億633万円の増で、12億1,090万5,000円に。
河川費、都市計画費につきましては、補正額ゼロで同額の補正後の額でございます。
消防費でございますが、299万5,000円の減で、補正後、6億5,635万8,000円に。
教育費、4億2,067万7,000円の増で、21億7,359万9,000円に。
教育総務費、増減ございませんで、3億7,313万1,000円。
小学校費、4億6,041万4,000円の増で、7億4,289万3,000円に。
社会教育費、4,295万6,000円の減で、5億1,426万5,000円に。
保健体育費、321万9,000円の増で、3億2,102万8,000円に。
災害復旧費、955万3,000円の減で、3,726万円に。
農林水産施設災害復旧費、342万9,000円の減で、1,538万4,000円に。
土木施設災害復旧費、612万4,000円の減で、2,187万6,000円に。
公債費、200万円の減で、34億8,616万3,000円に。
諸支出金、2,171万4,000円の増で、2億954万5,000円に。
普通財産取得費、1,860万円の増で、1,870万円に。
公営企業高料金対策費、311万4,000円の増で、1億9,084万5,000円に。
歳出合計でございますが、6億7,032万7,000円の増で、182億9,109万8,000円となるものでございます。
7ページの第2表、継続費補正でございますが、変更でございまして、教育費の社会教育費、重文・旧
熊谷家住宅保存活用事業でございまして、総額については異動ございません。14年度と15年度の年割額の欄、ご覧いただきますと、14年度で補正後1億2,897万円、15年度2億9,087万円といたしまして、14年度から15年度の方へ2,600万円動かしたという形での補正、変更でございます。
第3表、8ページでございますが、繰越明許費でございます。民生費の児童福祉費、事業名、相愛保育園施設整備事業、繰り越しの額、右側の方に全体事業費、繰越明許費という形で、財源も入れておりますが、繰越明許費の額は、2億6,941万8,000円でございます。
衛生費の保健衛生費で合併処理浄化槽設置整備事業981万3,000円でございまして、25基分の繰り越しを予定するものでございます。
農林水産業費の林業費、間伐等森林整備促進対策事業、居城線でございまして、国の補正に伴います1,200万円の繰越明許。
土木費の道路橋梁費、辺地対策道路整備事業、小豆原線、川合水上線でございますが、8,020万円の繰り越し。同じく道路橋梁費の道路災害防除事業、静間大屋線でございまして、2,400万円。
過疎対策道路整備事業につきましては、川北線と相愛保育園横線、4,240万円の繰り越し。
一般橋梁改良事業でございますが、松山橋で2,800万円。
都市計画費のまちづくり総合支援事業、駐輪場の関係でございます。1,500万円の繰り越し。
都市計画費、石見銀山公園整備事業、1,400万円。
また、大田小学校屋体改築事業、4億6,174万6,000円、この2つにつきましては、国の補正に伴いましてのものでございます。
総額9億5,657万7,000円の繰越明許でございます。
10ページの方をお開きいただきたいと思います。
第4表の債務負担行為補正でございます。
追加でございまして、農業経営基盤強化資金に対する利子補給でございます。
期間につきましては、平成15年度から平成23年度まで。限度額でございますが、平成14年度借り入れの農業経営基盤強化資金1億212万円に対する利子補給でございまして、償還年限10カ年、利率につきましては、0.150から0.785%の限度額とするものでございます。
11ページの第5表、地方債補正でございます。
追加でございますが、社会福祉法人ウエルエヌシー介護老人保健施設等整備事業補助金でございまして、限度額2,900万円。起債の方法といたしましては、証書借入、または証券発行でございます。
利率でございますが、年5.0%以内。ただし、利率見直し方式で借り入れる資金について、利率の見直しを行った後においては、当該見直し後の利率とするものでございまして、償還の方法でございますが、借入先の融資条件による。ただし、市財政の都合により、据え置き期間及び償還年限を短縮し、もしくは繰上償還または、借り換えすることができるとするものでございまして、もう1件につきましては、大田小学校屋体改築事業でございます。限度額2億2,080万円でございます。起債の方法、利率、償還の方法につきましては、同様でございまして。
○議長(小谷正美) ここで休憩をいたします。
午後 0時02分 休憩
午後 1時00分 再開
○議長(小谷正美) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
提案理由の説明を続行いたします。
お願いします。
知野見財政課長。
[財政課長 知野見清二 登壇]
○財政課長(知野見清二) それでは、引き続き、一般会計の補正でございます。12ページ、地方債補正の変更からお願いをいたします。
変更でございます。大田市民会館施設整備事業でございまして、限度額の変更でございます。6,720万円に変更するものでございます。なお、以下、起債の方法、利率、償還の方法については、異動はございませんので、略させていただきます。
相愛保育園施設整備事業でございます。2億2,790万円に。
農村総合整備モデル事業9,710万円に。
県営土地改良事業1億4,300万円に。
造林事業業2,750万円に。
間伐等森林整備促進対策事業850万円。
波根東漁港改修事業1,210万円に。
鳥井漁港改修事業4,720万円に。
三瓶小豆原埋没林現地整備事業2,220万円に。
辺地対策道路整備事業1億5,000万円に。
一般道路整備事業1億6,030万円に。
県道改良事業1億7,520万円に。
過疎対策道路整備事業3億5,400万円に。
用悪水路整備事業2,370万円に。
石見銀山公園整備事業1,590万円に。
防火水槽整備事業880万円に。
消防格納庫新築事業660万円。
重文・旧
熊谷家住宅保存活用事業2,040万円。
過年耕地災害復旧事業70万円。
過年土木災害復旧事業650万円。
減税補てん債4,160万円にそれぞれ変更をするものでございます。
61ページをお開きいただきたいと思います。
議案第117号でございます。
平成14年度大田市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)でございますが、次に定めるところによるものでございます。
第1条、歳入歳出予算の補正でございます。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ105万円を追加しまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ31億6,243万4,000円とするものでございます。
歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございまして、62ページ、第1表でございます。
歳入歳出予算補正でございまして、歳入でございますが、繰越金105万円増額しまして、補正後1億6,340万5,000円となります。歳入合計でございますが、同額の補正で31億6,243万4,000円となるものでございます。
歳出でございますが、総務費でございまして、105万円の増で、補正後8,333万3,000円に。
総務管理費でございまして、105万円の増で、7,404万2,000円になります。
歳出合計でございますが、105万円の増で、31億6,243万4,000円でございます。
77ページをお開きいただきたいと思います。
議案第118号でございます。
平成14年度大田市
簡易給水施設事業特別会計補正予算(第2号)でございますが、次に定めるところによるものでございまして、第1条、歳入歳出予算の補正でございます。
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ116万5,000円を追加しまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6,175万9,000円とするものでございます。
歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございまして、78ページ、第1表でございます。
歳入歳出予算補正、歳入でございますが、諸収入の雑入で116万5,000円の増で、補正後350万5,000円に。
歳入合計116万5,000円の増で、6,175万9,000円になります。
歳出でございますが、簡易給水施設費でございまして、116万5,000円の増で、5,495万3,000円に。
歳出合計116万5,000円の増で、補正後6,175万9,000円でございます。
93ページをお開きいただきたいと思います。
議案第119号でございまして、平成14年度大田市大田市駅
周辺土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)でございますが、次に定めるところによるものでございます。
第1条、繰越明許費の補正でございまして、地方自治法第213条第1項の規定により翌年度に繰り越して使用することができる経費は、「第1表 繰越明許費」によるものでございまして、94ページの方に繰越明許費でございます。
第1表、繰越明許費、土地区画整理事業費の大田市駅周辺西側土地区画整理事業でございます。
繰越明許の額は、下の方に全体事業費等財源も掲げておりますけれども、3億3,400万円の繰越明許をお願いするものでございます。
以上が、議案第116号から119号の一般会計、特別会計の補正予算でございます。
○議長(小谷正美) 川上水道事業局管理課長。
[水道事業局管理課長 川上佳也 登壇]
○水道事業局管理課長(川上佳也) 議案第120号、平成14年度大田市
水道事業会計補正予算(第3号)につきまして、ご説明を申し上げます。
お手元にお配りいたしております補正予算書1ページをご覧いただきたいと思います。
第1条は、総則でございまして、平成14年度大田市
水道事業会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによると規定をいたしまして、第2条から第6条までの定めをお願いするものでございます。
第2条の業務の予定量でございますが、決算見込みに基づきまして、給水戸数を上水道では82戸減少いたしまして、1万515戸に。簡易水道では、5戸減少いたしまして、968戸に。
年間総給水量、上水道は4万5,695立方メートル増加し、278万4,800立方メートルに。簡易水道は、5,605立方メートル増加し、21万2,900立方メートルに。
一日平均給水量を上水道では、126立方メートル増加し、7,630立方メートルに。簡易水道では、15立方メートル増加し、583立方メートルに。
主要な建設改良事業につきましては、簡易水道配水設備改良費を1,300万円減額し、1億1,201万9,000円に改めるものでございます。
第3条の収益的収入及び支出、並びに第4条の資本的収入及び支出につきましては、その内容を実施計画によりご説明いたしますので、恐れ入りますが、5ページをお開きいただきたいと思います。
まず、収益的収入でございますが、上水道事業収益、営業収益、水道料金1,243万2,000円の追加は、有収水量につきまして、景気低迷による影響が、一部に見られたものの、業務用、営業用の大口消費が堅調に推移したこと等によりまして、当初予定に比べ、1.7%の増加見通しとなったものでございます。
手数料124万3,000円の減額は、設計審査、竣工検査手数料の実績見込み減によるものでございます。
雑収益の12万1,000円の増額は、工業団地の水道料金に係ります実績増によるものでございます。
営業外収益の他会計補助金299万3,000円の増額は、上水道高料金対策に係る基準額の確定等によるものでございます。
その他雑収益270万円の減は、加入金の実績見込みの減によるものでございます。
6ページの特別利益、固定資産売却益14万3,000円は、大平地内の水道用地売却による土地代収益でございます。
簡易水道事業収益、営業収益の水道料金148万6,000円の追加は、有収水量について営業用が堅調に推移したこと等によりまして、当初予定に比べ、2.7%の増加見通しによるものでございます。
営業外収益の他会計補助金6万円の追加は、企業債利息に係る一般会計繰入金の実績増でございます。
次に、収益的支出でございますが、上水道事業費、営業費用、原水及び浄水費の委託料290万円及び修繕費300万円、薬品費200万円の減額は、それぞれ実績見込みに基づくものでございます。
受水費の634万円の減額は、江の川水道用水供給事業の受水費につきまして、県の企業局において、高利債の借り換えが行なわれ、基本料金が1立方メートル当たり2円54銭単価の引き下げがなされたこと等に伴うものでございます。
配水及び給水費の修繕費50万円の減額は、漏水修理実績の減によるもの。
資産減耗費、固定資産除却費90万円の減額も、除却実績の減によるものでございます。
8ページの営業外費用、支払利息及び企業債取扱諸費の企業債利息7,000円の追加は、借り入れ率の増によるもの。
消費税及び地方消費税400万円は、水道料金の増収に伴います仮受消費税の増額及び事業費の減に伴います仮払消費税の減少に伴います納付税額の追加でございます。
雑支出、その他雑支出49万円につきましては、過年度収益の調定減に係る費用の追加でございます。
特別損失、過年度損益修正損354万3,000円及びその他特別損失11万7,000円は、過年度分水道料金に関わります不納欠損処分の当初予定に全滞納者のうち、平成14年度において、時効適用のみとなるもの、件数423件を加えるものでございます。
簡易水道事業費、営業費用、送配水費の修繕費140万円の追加は、配水管漏水等に係る修繕実績の増によるもの。
資産減耗費の固定資産除却費450万円の増額は、福原第2加圧ポンプ更新等に伴います残存価格の処理費用の追加でございます。
営業外費用、支払利息及び企業債取扱諸費の企業債利息12万円の追加は、借入利率の増によるもの。
雑支出、その他雑支出9万円の増額は、過年度収益の調定減に係る費用の追加でございます。
10ページの特別損失、過年度損益修正損6,000円、及びその他特別損失1,000円は、過年度分水道料金に係ります不納欠損処分として、全滞納者のうち、平成14年度において時効適用となるもの、件数2件をお願いするものでございます。
続きまして、資本的収入でございますが、上水道資本的収入企業債440万円の増額は、事業費確定によります起債対象事業の増によるものでございます。
工事負担金299万4,000円の減額は、実績の減によるものでございます。
固定資産売却代金、土地売却代金4,000円は、大平地内の水道用地売却に係ります帳簿価格部分の収益でございます。
12ページの簡易水道資本的収入、国庫補助金1,199万円の増額は、祖式簡易水道整備に係ります補助対象事業費の増によるものでございます。
企業債1,850万円の減額は、国庫補助対象事業の増及び事業費の確定によるものでございます。
他会計補助金1,001万9,000円の減は、簡易水道建設改良費につきまして、一般会計補助金に変えて起債充当率が90%から100%となったことに伴い、減額をいたすものでございます。
工事負担金191万円の減は、実績によるものでございます。
次に、資本的支出でございますが、上水道資本的支出の企業債償還金5,000円の追加は、借換債の借入利率減による償還元金の増でございます。
簡易水道資本的支出、建設改良費、配水設備改良費の工事請負費1,300万円の減額は、祖式簡易水道整備に係る中央監視装置について、事業実施年度の変更及び事業費の確定に伴うものでございます。
恐れ入りますが、1ページへお返りいただきたいと思います。
以上の補正内容によりまして、平成14年度大田市
水道事業会計補正予算(第3号)は、第3条の収益的収入及び支出でございますが、2ページの収益的収入の予定額を1,329万2,000円増額し、9億8,798万9,000円に。収益的支出の予定額を136万6,000円減額し、9億8,483万8,000円にそれぞれ補正いたすものでございまして、この結果、税込み収支では、315万1,000円の収入超過でございますが、消費税及び地方消費税処理後の実収支では、96万9,000円の当年度純損失となるものでございます。
なお、累積収支につきましては、当年度純損失に繰越欠損金1,040万5,000円を加えました当年度未処理欠損金は、1,137万4,000円と予定をいたしているところでございます。
第4条の収益的収入及び支出の収入でございますが、1,702万9,000円減額し、2億2,498万3,000円に。
収益的支出の予定額を、1,299万5,000円減額いたしまして、3億6,963万3,000円にそれぞれ補正するとともに、同条本文括弧書きを収益的収入額が、収益的支出額に対し、不足する額1億4,465万円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額611万7,000円及び過年度分損益勘定留保資金1億3,853万3,000円で補てんするものとする、に改めるものでございます。
4ページの第5条、企業債でございますが、起債の方法、利率、償還の方法は変更ございませんが、起債の目的であります上水道建設改良事業の限度額、補正前5,720万円に440万円追加し、6,160万円に。
簡易水道建設改良事業の限度額、補正前9,010万円を1,850万円減額し、補正後7,160万円に改めるものでございます。
第6条の他会計からの補助金でございますが、大田市一般会計からこの会計へ補助を受ける金額を696万6,000円減額いたしまして、1億8,481万3,000円に改めるものでございます。
以上で議案第120号、平成14年度大田市
水道事業会計補正予算(第3号)の説明を終わります。
○議長(小谷正美) 小林
市立病院総務課長。
[
市立病院総務課長 小林克己 登壇]
○
市立病院総務課長(小林克己) 議案第121号、平成14年度大田市
病院事業会計補正予算(第2号)につきまして、ご説明を申し上げます。
お手元にお配りをいたしております補正予算書の1ページをご覧いただきたいと思います。
まず、第1条は総則でございまして、平成14年度大田市病院事業会計の補正予算(第2号)は、次に定めるところによると規定いたしまして、第2条以下、第6条までの補正をお願いをいたすものでございます。
第2条の業務の予定量でございますが、決算見込みに基づきまして、入院の年間患者数、補正前10万4,025人を5,337人減じ、補正後9万8,688人に。
外来の年間患者数、補正前19万8,800人を7,018人減じまして、補正後19万1,782人にそれぞれ改めるものでございます。
一日平均患者数につきましても、同様に入院補正前285人を14.6人減じ、補正後270.4人に。
外来補正前811.4人を28.6人減じ、補正後782.8人に改めるものでございます。
主な建設改良事業につきましては、イの建物整備費、補正前1億5,356万5,000円を118万8,000円減額いたしまして、補正後1億5,237万7,000円に改めるものでございます。
第3条の収益的収入及び支出、並びに第4条の資本的収入及び支出の予定額につきましては、その内容を補正予算(第2号)実施計画によりご説明をいたしたいと存じますので、5ページをお開きいただきたいと思います。
まず、収益的収入でございますが、病院事業収益、医業収益、入院収益1億529万6,00円の減額及び外来収益の4,365万2,000円の減額は、いずれも患者数の減少によるものでございます。
その他医業収益、他会計負担金7,698万5,000円の追加は、退職者の増加に伴います退職手当負担金相当額の追加、及び救急医療の確保経費の実施見込みに伴います減額をその内容といたすものでございます。
医業外収益、他会計補助金128万5,000円の減額につきましては、共済組合の長期給付に要する追加費用に対します平成14年度特別交付税措置単価の決定減によるものでございます。
国県補助金43万5,000円の減額につきましては、病院群輪番制運営費補助金等の決定減によるものでございます。
負担金交付金、国県交付金8,000円の追加につきましては、医療機器整備に対します地域医療推進交付金の決定に伴う企業債利息一括交付分でございます。
他会計負担金222万円の追加につきましては、高度医療運営費の実施見込増による追加及び企業債利息の平成13年度債の借入利率引き下げに伴います減額でございます。
その他医業収益1,812万4,000円の追加につきましては、職員宿舎使用料、地域リハビリセンター委託費等の見込み増によるものでございます。
次に、6ページの収益的支出でございますけれども、病院事業費用の医業費用、給与費、法定福利費7,644万8,000円の追加につきましては、看護師等の退職手当負担金所要額の増加でございます。
材料費の薬品費1億3,014万円の減額及び診療材料費5,384万6,000円の減額は、患者数の減少等によるものでございます。
経費の修繕費588万7,000円の追加は、カルテ庫改修及び医療機器等修理の実施増によるものでございます。
賃借料1,248万5,000円の減額は、入院患者数減少に伴いますリネンリース等の実績見込みによるものでございます。
委託料2,607万1,000円の減額は、同じく入院患者数減少に伴います給食業務委託等の実績見込みによるものでございます。
手数料1,638万7,000円の減額は、機器のスポット保守点検等の減でございます。
資産減耗費、たな卸資産減耗費73万4,000円の追加につきましては、血液廃棄に関わります貯蔵品処理費用の実績見込増でございます。
固定資産除却費95万5,000円の追加は、分娩監視装置等の更新に関わります廃棄いたします固定資産の残存価格処理費用でございます。
研究研修費、図書費118万円の追加につきましては、医学用図書の購入見込増でございます。
支払利息及び企業債取扱諸費、企業債利息294万4,000円の減額につきましては、平成13年度債借入利率引下げによるものでございます。
消費税及び地方消費税103万2,000円の追加につきましては、仮受消費税及び地方消費税の増などでございます。
続きまして、資本的収入でございますが、企業債400万円の減額は、起債対象事業費の減少に伴います枠配分決定減でございます。
国県補助金54万円の減額は、感染症病床の補助基準単価の決定減によるものでございます。
国県交付金149万8,000円の追加は、医療機器整備に対する地域医療推進交付金の決定に伴います企業債元金一括交付分でございます。
資本的支出、建設改良費、建物整備費の委託料15万8,000円及び工事請負費83万円の減額は、いずれも入札減によるものでございます。
一時借入金利息20万円の減額は、借入未実施によるものでございます。
大変恐れ入りますが、1ページの方へお返りをいただきたいと思います。
以上の補正内容によりまして、第3条におきまして、予算第3条に定めました収益的収入の予定額を2ページの方でございますけれども、5,333万1,000円減額いたしまして、補正後45億9,393万7,000円に。
収益的支出の予定額を、1億5,563万7,000円減額いたしまして、補正後45億3,776万7,000円といたすものでございます。
この結果、収支差し引き5,617万円の黒字予算と相成りまして、消費税及び地方消費税処理後の実収支では、既決予定に比べまして、1億851万7,000円好転をいたしまして、931万3,000円の当年度純利益となるものでございます。
なお、累積収支につきましては、前年度繰越利益剰余金2,629万7,000円に、当年度の純利益931万3,000円を加えまして、当年度未処分利益剰余金につきましては、3,561万円を予定をしておるところでございます。
第4条の資本的収入及び支出でございますが、予算第4条に定めました資本的収入の予定額を304万2,000円減額いたしまして、4億1,233万2,000円に。
資本的支出の予定額を118万8,000円減額いたしまして、5億4,186万5,000円にそれぞれ補正をするとともに、同条本文括弧書きを資本的収入額から資本的支出額に対し、不足する額1億2,953万3,000円は、過年度分損益勘定留保資金1億2,953万3,000円で補てんするものとする、に改めるものでございます。
第5条の企業債につきましては、起債の目的、起債の方法、利率、償還の方法は、変更はございませんが、本補正予算第4条の補正に伴いまして、限度額を400万円減額いたしまして、補正後1億8,800万円に改めるものでございます。
第6条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費のうち、職員給与費を本補正予算第3条の補正に伴いまして、7,644万8,000円追加いたしまして、補正後22億612万6,000円に改めるものでございます。
以上で、議案第121号、平成14年度大田市
病院事業会計補正予算(第2号)の説明を終わります。
○議長(小谷正美) これより、本案6件についての質疑を行います。
まず、議案第116号、平成14年度大田市
一般会計補正予算(第5号)を議題といたします。
本案について、ご質疑はありませんか。
19番、清水 勝議員。
○19番(清水 勝) 補正予算約6億7,000万円、大変大きな数字でございます。
この中で、なかなか私の能力で追いつけていけない内容がありますものですから、少しお聞かせをいただきたいと思います。
1つには、ナンバー14でございますね。市税還付金1,820万円、法人市民税還付額の増ということですが、これは15年度予算を見てみますと、随分法人市民税等についても、減額の状況が出てきております、対前年度比。こういう状況が出てきておりますもんですから、当然、今日の状況においても、景気がすこぶる低迷という状況の中で、これだけの還付金が出ておるということについて、どういう状況かなと思って、私、感ずるところでございまして、併せて何件ぐらい、これ法人事業税の法人市民税の還付件数があるのか。件数はちょっと私、聞き損ねたものですから、少し教えてやってくださいませ。
それから、ナンバー29でございますね。社会福祉法人ウエルエヌシーの補助金が上がっております。2,900万円。15年度の当初予算でも、制度的な利用で数字が上がっておったところでございますけど、1億7,000万円程度ございますかね。これ、全体的に過去の全協で説明もあったかもしれませんが、忘れてしまっておりますもんですから、きょう、これ、即決の内容のものでございますからね、どの程度の予算であって、逆にこの社会福祉法人さんがお出しになる純然たる金額は、どのぐらいあったかいなと思って、思い出さんもんですから、説明をお願いいたします。
それから、最後に歳入の中で、財政課長さん、繰越金が9,549万4,000円、これ、14年度の会計処理での繰越金と私見なしておるわけでございますが、全体的に繰越金が14年度で、たしか12月にもございましたですね、12月にも。全体的に、繰越金の総額はどの程度見込んでおられるのか、教えていただきたいと思います。
それから、交付税の関係です。この時期になりますと特別交付税、特交ですね。特交が明らかになってきます。今回、特交の状況がどうなっているのか。当然、この歳入補正には間に合っておらんようでございますけれども、いずれにしても、既にもう情報も入っておるんじゃないかなという感じは、私はしますですし、特交の財源等については、どういう状況になるのかなということを含めて、お聞かせをいただきたいと思います。
以上です。
○議長(小谷正美)
松井総務部長。
○総務部長(松井幸秀) 市税還付金につきましてのご質問でございました。
この市税還付金につきましては、この件に関しましては、1社分でございます。
予定納付をされておりまして、2,150万円弱を、予定納付をされておりましたものが、法人税額が確定いたしました段階で、240万円強という形で確定をいたしまして、その差額分と還付加算金を合わせたもの、これにつきまして、今回、補正でお願いをすると、こういう内容のものでございます。
なお、14年度全体の件数につきましては、ただいま調べておりまして、手元にございませんので、後ほどお知らせをしたいと思います。
○議長(小谷正美) 知野見財政課長。
○財政課長(知野見清二) 繰越金の状況についてということでございました。純繰越金、平成13年度の決算で3億7,947万9,000円という形で決算を承認いただいたところでございます。
それで、既に計上をいたしております予算、これにつきましては、1億7,196万8,000円でございます。今回、お願いいたしますものが、9,549万4,000円でございまして、なお、留保しております繰越金につきましては、1億1,201万8,000円という形で、現在おる状況でございます。
これらにつきましては、先ほどお話がありました特別交付税の額等の状況も含めまして、後ほど市長さんの方からお話をさせていただくようになろうかと思いますので、この場では控えさせていただきます。
○議長(小谷正美) 大谷民生部長。
○民生部長(大谷正幸) ウエルエヌシーさんの事業費の内訳でございますが、まず、総事業費が11億6,000万円ばかしになっております。そのうち、国県の補助金が1億6,310万円。それから、市の補助金が今回お願いしております2,900万円、それから、本日可決いただきましたふるさと融資1億7,100万円、社会福祉医療事業団からの借り入れが5億7,930万円、そのほかが、自己資金ということになりますが、2億2、3,000万円というところで、それは市中銀行の借り入れ、あるいは自己資金ということで、計画をなさっておられるということでございます。
以上です。
○議長(小谷正美) ほかにありませんか。………ないようでありますので、以上で本案に対する質疑を終結いたします。
続いて、議案第117号、平成14年度大田市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)から、議案第119号、平成14年度大田市大田市駅
周辺土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)までの3件を一括議題といたします。
本案3件について、ご質疑はありませんか。………ご質疑なしと認めます。
続いて、議案第120号、平成14年度大田市
水道事業会計補正予算(第3号)を議題といたします。
本案について、ご質疑はありませんか。………ご質疑なしと認めます。
続いて、議案第121号、平成14年度大田市
病院事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。
本案について、ご質疑はありませんか。………ご質疑なしと認めます。
これより本案6件について、討論、表決を行います。
まず、議案第116号について討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立全員]
○議長(小谷正美) 起立全員であります。
よって、議案第116号は、原案のとおり決しました。
続いて、議案第117号について討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小谷正美) ご異議なしと認めます。
よって、議案第117号は、原案のとおり決しました。
続いて、議案第118号について討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小谷正美) ご異議なしと認め、よって、議案第118号は、原案のとおり決しました。
続いて、議案第119号について討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小谷正美) ご異議なしと認めます。
よって、議案第119号は、原案のとおり決しました。
続いて、議案第120号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小谷正美) ご異議なしと認めます。
よって、議案第120号は、原案のとおり決しました。
続いて、議案第121号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小谷正美) ご異議なしと認めます。
よって、議案第121号は、原案のとおり決しました。
◎日程第5
市長提出議案(人事案件)上程[
提案理由説明・質疑・討論・表決]
○議長(小谷正美) 日程第5、市長より人事案件が提出されておりますので、本日の会議に付議いたします。
議案第122号から、議案第125号までの
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについての4件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
熊谷市長。
[市長 熊谷國彦 登壇]
○市長(熊谷國彦) 議案第122号から議案第125号、
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることにつきまして、提案理由の説明を申し上げます。
人権擁護委員であります太田和子氏、宮田 整氏、川島郁郎氏、岩谷正男氏の4氏は、平成15年5月31日をもって3年の任期が満了となります。
松江地方法務局長から後任の
人権擁護委員候補者の推薦依頼がありましたので、お手元のそれぞれの議案に掲げておりますとおり、太田和子氏、宮田 整氏につきましては、再推薦、川合町の山内アキヱ氏、波根町の西村昭仁氏につきましては、新たに推薦をいたしたいと考えます。
議会のご意見を賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明を終わります。
○議長(小谷正美) ただいまの説明について、ご質疑はありませんか。………ご質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本案4件は、討論を省略して直ちに採決することにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小谷正美) ご異議なしと認め、本案4件を採決いたします。
まず、議案第122号について、原案のとおり推薦することに異議なく、同意することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立全員]
○議長(小谷正美) 起立全員であります。
よって、議案第122号は、原案のとおり推薦することに異議なく、同意することに決しました。
続いて、議案第123号について、原案のとおり推薦することに異議なく、同意することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立全員]
○議長(小谷正美) 起立全員であります。
よって、議案第123号は、原案のとおり推薦することに異議なく、同意することに決しました。
続いて、議案第124号について、原案のとおり推薦することに異議なく、同意することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立全員]
○議長(小谷正美) 起立全員であります。
よって、議案第124号は、原案のとおり推薦することに異議なく、同意することに決しました。
続いて、議案第125号について、原案のとおり推薦することに異議なく、同意することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立全員]
○議長(小谷正美) 起立全員であります。
よって、議案第125号は、原案のとおり推薦することに異議なく、同意することに決しました。
◎日程第6
議員提出議案上程[
提案理由説明・質疑・討論・表決]
○議長(小谷正美) 日程第6、議員提案による意見書案が2件提出されておりますので、これを上程いたします。
まず、意第8号、「自主的合併」方針の堅持と「地方自治の確立」を求める意見書の提出についてを議題といたします。
朗読いたさせます。
[事務局職員朗読]
○議長(小谷正美) お諮りいたします。
本案は会議規則第33条第2項の規定により、提案理由の説明を省略いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小谷正美) ご異議なしと認め、提案理由の説明を省略いたします。
本案は直ちに採決することにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小谷正美) ご異議なしと認め、本案を採決いたします。
本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小谷正美) ご異議なしと認めます。
よって、意第8号は原案のとおり決しました。
続いて、意第9号、「
遺伝子組み換えイネ」を承認しないことと、全ての「遺伝子組み換え食品」の表示の義務化を求める意見書の提出についてを議題といたします。
朗読いたさせます。
[事務局職員朗読]
○議長(小谷正美) お諮りいたします。
本案は会議規則第33条第2項の規定により、提案理由の説明を省略いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小谷正美) ご異議なしと認め、提案理由の説明を省略いたします。
本案は直ちに採決することにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小谷正美) ご異議なしと認め、本案を採決いたします。
本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小谷正美) ご異議なしと認めます。
よって、意第9号は原案のとおり決しました。
ただいま、議決いたしました意見書は、直ちに関係先へ送付いたします。
◎日程第7 陳情の処理
○議長(小谷正美) 日程第7、陳情書が2件提出されておりますので、本日の会議に付議いたします。
陳情第3号、教育基本法の改定ではなく、その理念の実現を求める意見書採択方について、及び陳情第4号、政府に「平和の意見書」の提出を求めることについての2件を一括議題といたします。
お諮りいたします。
本陳情2件は、陳情文書表のとおり
総務委員会付託とし、閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小谷正美) ご異議なしと認めます。
よって、本陳情2件は
総務委員会付託とし、閉会中の継続審査とすることに決しました。
ここで、お諮りいたします。
次期開催予定の議会の運営等については、議会運営委員会に付託の上、閉会中の継続審査といたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小谷正美) ご異議なしと認めます。
よって、次期開催予定の議会の運営等については、議会運営委員会に付託の上、閉会中の継続審査とすることに決しました。
ここで、熊谷市長より発言を求められておりますので、これを許します。
熊谷市長。
[市長 熊谷國彦 登壇]
○市長(熊谷國彦) お許しをいただきましたので、一言お礼にあわせまして、お願いとごあいさつを申し上げたいと思います。
去る3月6日に招集をいたしました本定例会には、平成15年度予算をはじめ、数多くの議案を提案いたしましたところ、議会におかれましては、15日間という長い会期におきまして、慎重にご審議を賜り、本日ここにすべての議案を原案どおり可決いただいたところでありまして、心より厚く御礼を申し上げる次第でございます。
なお、審議の過程でご意見、ご指摘のありました事項につきましては、今後の執行に当たり、十分配慮いたしたいと思います。
施政方針でも述べましたとおり、新年度におきましても、市財政は引き続き厳しい状況にあります。事務事業の見直しや経費節減など、行財政改革への不断の取り組みを進めますとともに、第4次
総合開発基本構想に基づく諸施策の具体化に向け、一層の努力を重ねて参る所存でございます。
議員各位におかれましては、一層のご理解、ご協力を賜りますようお願いを申し上げます。
次に、当面の市政運営に当たり、2点お願いを申し上げ、ご理解を賜りたいと存じます。
まず、平成14年度の特別交付税でございます。
特別交付税につきましては、ご案内のように、当初予算で7億3,600万円の予算措置を行なっているところでありますが、今年度の額につきましては、去る3月18日に、3月交付額の閣議決定がなされ、総額9億6,805万8,000円となったところであります。
なお、この交付額のうち、予算措置を超えるものにつきましては、予想をされます一般公共事業債の追加に伴う財源組み換えや、決算見込みによる余剰財源等を含めまして、地方自治法の定めるところにより、専決処分により、予算の補正を行いたいと考えております。
その内容につきましては、当初予算で計上をいたしております財政調整基金の取り崩しの取りやめ等により、今後の財政運営の円滑化を図りたいと考えております。
次に、大田市税条例及び大田市都市計画税条例の一部改正についてであります。
地方税法を一部改正する法律が、現在国会で審議中でありまして、法案は年度内に成立する見通しであります。これが、成立をいたしますと、市税条例及び都市計画税条例の一部改正が必要となります。
本年4月1日から施行を必要といたしますので、地方自治法の定めるところによりまして、専決処分を行いたいと存じます。
以上、2点につきまして、ご理解を賜りますようお願いを申し上げます。
さて、いよいよ陽春を迎えまして、議員の各位にはますますご多忙のことと存じますが、何とぞ、ご健勝でご活躍いただきますようお祈りを申し上げまして、閉会に当たりましての御礼のごあいさつとさせていただきます。
ありがとうございました。
○議長(小谷正美) 以上で、本定例会に付議されました事件はすべて議了いたしましたので、第395回大田市議会定例会を閉会いたします。
午後1時58分 閉会
以上、会議のてんまつを記録し、その内容の正確なることを証するためここに署名する。
平成15年3月20日
大田市議会議長
大田市議会議員
大田市議会議員...