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平成13年第386回定例会(第1号 6月11日)

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  1. 大田市議会 2001-06-11
    平成13年第386回定例会(第1号 6月11日)


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    最終取得日: 2021-05-03
    平成13年第386回定例会(第1号 6月11日)   平成13年6月定例会             大田市議会会議録             平成13年6月11日(月曜日)             ────────────────             議 事 日 程 ( 第 1 号 ) 平成13年6月11日(月)午前9時開会  第1 会議録署名議員の指名  第2 会期の決定  第3 議長諸般の報告  第4 付託案件審査報告      請願第13号 青少年健全育成基本法の制定を求めることについて                               〔総務委員長〕      陳情第19条 福祉医療の見直しについて                               〔厚生委員長〕  第5 市長提出議案上程提案理由説明・質疑・討論・表決〕      議案第357号 専決処分(大田市税条例の一部を改正する条例制定)の承認              について
         議案第358号 専決処分(平成12年度大田市一般会計補正予算(第5号))              の承認について      議案第359号 専決処分(平成12年度大田市大田市駅周辺土地区画整理事              業特別会計補正予算(第5号))の承認について      議案第360号 専決処分(平成12年度大田市水道事業会計補正予算(第3              号))の承認について      議案第361号 専決処分(平成13年度大田市住宅新築資金等貸付事業特別              会計補正予算(第1号))の承認について  第6 市長提出議案上程提案理由説明〕      議案第362号 平成13年度大田市国民健康保険事業特別会計補正予算              (第1号)      議案第363号 大田市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について      議案第364号 大田市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制              定について      議案第365号 非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部              を改正する条例制定について      議案第366号 辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定について  第7 人事案件上程提案理由説明・質疑・討論・表決〕      議案第367号 固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めること              について  第8 報告      報告第12号 平成12年度大田市一般会計繰越明許費繰越計算書      報告第13号 平成12年度大田市大田市駅周辺土地区画整理事業特別会計繰             越明許費繰越計算書  第9 休会について             ~~~~~~~~~~~~~~~~             会 議 に 付 し た 事 件  日程第1から日程第9まで             ~~~~~~~~~~~~~~~~             出  席  議  員  (20名)     1番  清 水   勝       2番  木 村 幸 司     3番  有 光 孝 次       4番  熊 谷 直 道     5番  石 﨑 俊 朗       6番  福 田 佳代子     7番  福 田   実       8番  石 原 安 明    10番  原   敏 夫      11番  生 越 俊 一    12番  清 水 隆 志      13番  小 谷 正 美    15番  大 草 源 司      17番  中 島 宏 喜    18番  下 迫 紀 弘      19番  瓜 坂 正 之    21番  荊 尾   衛      22番  岩 谷   博    23番  三 登 文 郎      24番  月 森 喜一郎             ~~~~~~~~~~~~~~~~             欠  席  議  員  (4名)     9番  通 山 忠 治      14番  梶 谷 治 男    16番  宅 和 紀 行      20番  渡 邊 正 弘             ~~~~~~~~~~~~~~~~             地方自治法第121条による出席者 市     長  熊 谷 國 彦     助役       蓮 花 正 晴 収入役      清 水 幸 男     総務部長     松 井 幸 秀 民生部長     大 谷 正 幸     経済部長     皆 田 修 司 建設部長     大 谷 正 行     市立病院事務部長 盛 川 弘 行 秘書広報課長   田 村 和 宏     総務部総務課長  森 川   治 財政課長     知野見 清 二     人事課長     三 島 賢 三 企画振興課長   品 川 保 夫     健康長寿課長   尾 村 美 保 経済管理課長   尾 﨑 正 一     建設管理課長   渡 邊   誠 市立病院総務課長 川 上 佳 也     教育委員長    秦   雍 二 教委総務課長   松 村 淳 真     水道事業局長   那須野 強 志 水道管理課長   小 林 克 己     監査委員     大 野   進             ~~~~~~~~~~~~~~~~             事 務 局 職 員 出 席 者 事務局長     吉 田   勝     事務局次長    鳥 居 達 郎 議事係長     和 田 政 人     庶務係      松 村 和 典      午前9時05分 開会 ○議長(月森喜一郎)  おはようございます。  これより第386回大田市議会定例会を開会いたします。  ただいまのご出席は20名であります。  定足数に達しておりますので、議会は成立しております。  ただちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配布のとおりといたします。 ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(月森喜一郎)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第111条の規定により、19番、瓜坂正之議員、21番、荊尾 衛議員の両名を指名いたします。 ◎日程第2 会期の決定 ○議長(月森喜一郎)  日程第2、会期の決定についてを議題といたします。  お諮りいたします。  本定例会の会期は、本日から20日までの10日間とすることにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(月森喜一郎)  ご異議なしと認めます。  よって、本定例会の会期は、本日から20日までの10日間とすることに決しました。 ◎日程第3 議長諸般の報告 ○議長(月森喜一郎)  日程第3、諸般の報告をいたします。  まず、本年度の議長会定期総会は、島根県議長会は4月12日、中国議長会は4月26日、ともに松江市で、全国議長会は5月22日、東京でそれぞれ開催され、正副議長が出席いたしましたので、その概要を報告いたします。  島根県議長会においては、各市より提出された7議案を原案どおり可決し、このうち、大田市提出の「国民健康保険制度の充実強化について」、ほか2議案を中国議長会定期総会議案として提出し、ほか4議案は、島根県議長会の名において関係機関に実施方の要望をすることになりました。  なお、ご参考までに県議長会提出議案の写しをお手元に配布いたしておりますので、ご覧おきいただきたいと思います。  次に、中国議長会においては、恒例の永年勤続表彰が行われ、大田市からは12年以上議員で大草源司議員が特別表彰を、正副議長3年以上で、清水 勝副議長が普通表彰をそれぞれ受彰されました。  なお、正副議長3年以上で、不肖、私も普通表彰を受けました。  受彰されました皆様には心からお慶び申し上げます。
     続いて、議事に入り、事務報告を承認の後、各県支部から提出された議案15件をいずれも原案どおり可決し、このうち、島根県支部提出議案として大田市提出の「国民健康保険制度の充実強化について」、ほか2議案を全国議長会定期総会提出議案として決定。残る12議案については、中国議長会として、それぞれ関係機関に対し、強力に実施方を要望することになりました。  最後に、次期開催地に鳥取県境港市を決定し、閉会いたしました。  次に、全国議長会は、東京日比谷公会堂を会場に全国653自治体出席のもと開催されました。  開会式後、永年勤続表彰が行われ、合わせて3,034名の方々がその栄に浴されました。  当市議会では、議員在職35年以上で三登文郎議員が特別表彰を、また、議員在職15年以上で清水 勝副議長、中島宏喜議員宅和紀行議員がそれぞれ表彰されました。  また、不肖、私も議員在職15年以上で表彰を受けております。  受彰されました皆様には心よりお慶び申し上げます。  続いて、会議では、まず、一般事務及び会計報告を承認の後、地方行政委員会ほか5つの委員会より活動報告がなされ、それぞれ了承されました。  引き続き、議案審議に入り、会長提出の全国市議会議長会の中に新たに特別区議会を加えるとする会則の改正案を全会一致で可決。また、各部会提出議案として中国部会の「国民健康保険制度の充実強化について」、ほか22の議案につきましても原案のとおり可決されました。  可決されました議案は、政府並びに関係機関に提出し、その実現に向け、積極的に運動を展開していくことが確認されました。  最後に役員改選があり、新会長には小泉昭男川崎市議会議長が選任されております。  以上が議長会の概要であります。  次に、5月10日、東京九段会館において、全国自治体病院経営都市議会協議会の第29回定期総会が開催され、出席いたしましたので、その概要を報告いたします。  本協議会では、まず、山本盛岡市議会議長の開会挨拶を受け、本年度より新規加盟市として、秋田県大曲市、山口県新南陽市、佐賀県武雄市、大分県中津市の4市がそれぞれ紹介されました。  その後、事務報告があり、続いて、議事に入り、平成12年度本協議会決算、並びに平成13年度運動方針、予算案を原案のとおり決定いたしました。  続いて、「自治体病院の安定経営のための国庫補助金、地方交付税及び病院整備地方債の充実強化等」を内容とする要望決議案を満場一致で採択し、関係方面へ強力に運動を展開することとなりました。  以上が、全国自治体病院経営都市議会協議会の概要であります。  続いて、先般5月29日から6月1日までの4日間の日程で、正副議長、各常任委員長、及び通山忠治、石﨑俊朗両議員、事務局からは吉田局長、執行部からは川村国際交流係長を伴い、大韓民国テジョン広域市議会を訪問いたしましたので、その概要をご報告いたします。  5月29日は、広島空港より空路、ソウル・インチョン空港へ到着。テジョン広域市議会事務局の出迎えを受け、夕刻、目的地テジョン広域市へ到着いたしました。  翌30日は、建設中のサッカーワールドカップ競技場を担当者の説明で見学後、テジョン広域市議会議事堂にて、議会の現況等について説明を受けました。  その後、チョ議長との再会を果たすとともに、今後の交流促進について意見交換をいたしました。  午後には、ホン市長と接見した後、エキスポ科学公園を視察。その後はチョ議長主催の歓迎晩餐会に出席し、旧交を温めました。  テジョン市では、常に温かく誠意ある歓迎をしていただきましたが、チョ議長は歓迎晩餐会でも日本の教科書問題に触れられ、共通の歴史認識のもとでの姉妹都市交流促進を強調され、この問題に対する韓国側の強い意志を改めて感じた次第であります。  31日は、テジョン広域市を後にし、首都ソウルへ移動。午後からは国立民俗博物館、及び世界遺産である景福京を視察し、翌6月1日、全日程を無事終了し、全員元気で帰国いたしました。  最後に、テジョン広域市は現在、人口がおよそ145万人で、韓国の教育、文化、科学の要衝として発展しており、都市規模は異なりますが、国際化の進展の中、長期的な視野に立った相互交流は大田市にとっても大いに意義あるものと確信いたした次第であります。  次に、お手元に平成13年度の大田市土地開発公社保養施設管理公社、並びに体育・公園・文化事業団の経営状況を説明する書類が地方自治法第243条の3第2項の規定により提出されております。  ご覧おきいただきたいと思います。 ◎日程第4 付託案件審査報告 ○議長(月森喜一郎)  日程第4、付託案件審査報告でありますが、先に付託いたしました請願1件、陳情1件について審査結果の報告を願います。  まず、請願第13号、青少年健全育成基本法の制定を求めることについてを議題といたします。  総務委員会における審査の経過及び結果について委員長の報告を求めます。  11番、生越俊一議員。    〔11番 生越俊一 登壇〕 ○11番(生越俊一)  おはようございます。  請願第13号、青少年健全育成基本法の制定を求めることについてに対しまして、5月16日、総務委員会を開催いたしまして、審査をいたしましたのでご報告をいたします。  この請願は、昨年の12月議会で付託されたものでございますが、2月に継続審査といたしまして、3月議会に報告をしたものでございます。  内容につきましては、3月の議会の報告と重なりをいたしますので割愛をいたしますが、趣旨には十分賛同できるものといたしまして、去る5月16日の委員会では採択をすることにいたしたものでございます。  議員の皆様のご賛同をお願いをいたしましてご報告とさせていただきます。 ○議長(月森喜一郎)  ただいまの報告についてご質疑はありませんか。  6番、福田佳代子議員。 ○6番(福田佳代子)  今、委員長さんからの報告を聞いたんですけども、内容については全然触れられていませんので、私も判断のしようがないわけですが。  前回、継続となって、その後会議が開かれて、どういった審議がなされ、結論として採択、不採択ということについては何人の方が例えば不採択、それから採択ということになったのかもう少し詳しく教えてください。  以上です。 ○議長(月森喜一郎)  11番。 ○11番(生越俊一)  前回で継続審査にしておりました内容といたしますのは、法で縛ることばかりがその青少年の健全育成につながる道ではないと、最近そこら辺を迷うようになったというような議員さんが中にあったということでございますが、今回の趣旨をうかがう中で、各市議会でも採択された経緯もございまして、内容はこれで十分だということで採択したものでございます。 ○議長(月森喜一郎)  ほかにありませんか。………ないようでありますので、以上で総務委員長報告に対する質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本請願に対する委員長の報告は採択であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(月森喜一郎)  ご異議なしと認めます。  よって、請願第13号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、陳情第19号、福祉医療の見直しについてを議題といたします。  厚生委員会における審査の経過、及び結果について委員長の報告を求めます。  18番、下迫紀弘議員。    〔18番 下迫紀弘 登壇〕 ○18番(下迫紀弘)  私は、去る3月定例議会で厚生委員会に付託となりました陳情第19号、福祉医療の見直しについて、その審査経過と結果を報告いたします。  審査のための委員会は、去る5月9日、全委員と民生部長や関係課長の出席を得て開き、はじめに執行部から、県が行ったこの度の福祉医療費助成制度の見直しの背景や視点と内容について説明を受けた後、質疑応答を交え慎重に審査を行ったところであります。  まず、その説明に触れておきたいと思います。  見直しの背景には、高齢障害者の増加や老人医療費1割負担制導入の影響、それに障害者基礎年金の伸長などが考えられ、また、視点は福祉医療費助成制度を真に必要な施策として存続させていくとともに、多様化する住民ニーズに応えるため、一定の見直しが必要だとしておりまして、内容は今年8月から年間348万1,000円以上の所得者には適用しない、いわゆる所得制限を設け、適用者にも1医療機関当たり月額500円の一部負担を加えるというものであります。  一方、この陳情の趣旨は、県がどのような見直しを行おうと、大田市でこの制度を守って、福祉医療費助成をこれまでどおり実施するための対策をとられたいというもので、陳情者は全国心臓病の子どもを守る会島根県支部長糸賀修也さんであります。  また、説明に対する委員からの質疑の中で、市には福祉医療対象者が1,366名あり、経費を年間800万円を要したが、制度の見直しによって年間400万円の縮減になることも明らかになったところであります。  こういたしまして、表決の結果、この制度見直しは、弱者いじめになっているので、陳情者の意向をくみ取って採択すべきとの主張もありましたが、3月議会で既に県の福祉医療助成事業補助金交付要綱の改定に伴い、市の福祉医療費助成条例が改定されておりまして、不採択との多数意見が通り、陳情第19号は不採択と決定したところであります。  以上であります。議員の皆さんのご賛同をお願いいたしまして、私の報告といたします。 ○議長(月森喜一郎)  ただいまの報告についてご質疑はありませんか。………ご質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本陳情に対する委員長の報告は採択せずであります。委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。  6番、福田佳代子議員。 ○6番(福田佳代子)  議事進行についてですが、討論の通告をしておりましたけども、それはどうなったのでしょうか。 ○議長(月森喜一郎)  ただいまの議事進行の発言は認めません。  お諮りいたしまして、本陳情に・・  既に採択の方向にいっておりますので。 ○23番(三登文郎)  通告を無視という話じゃないよ。通告がありましたと諮るなら別だけど、全然諮らんこにおいて。 ○議長(月森喜一郎)  それでは、本陳情について、討論の通告がありますので、これを許します。  6番、福田佳代子さん。 ○議長(月森喜一郎)  21番、荊尾衛議員。 ○21番(荊尾 衛)  いろいろ聞いてて、議会運営の仕方として、議長の権限はもちろんあるか知らんけれども、通告があっているがどうかと聞いているわけ。  そのことについて最初あなたは採決に入っているわけよ。とすればその順序を覆すとすれば、どういう段取りを踏んでやるのかぐらいなことは考えてやらないと、何でもかんでも議長にすべて権限があるなんていうのは、そんな考え方というのは議会制民主主義もとると思う。  議運もあるわけだし、そういう議論をきちっと通して、どう正確な議事運営をしていくか、あなたのところへすべて権限が任されているのとは違うよ。  議長の権限たるものは一体何なのか、議員の意見はどのように取り扱うのか、こういうとこら辺は慎重に扱ってもらわないと困る。  だから、最初は、あなたは委員会でも決まったことだ、決を取りに入った、それに、通告があるからどうしてくれますかと聞いているわけ、その順序をきちっと追いかけて考えて対処しないと、やはりおかしい議会の運営の仕方になっていくと思うので、その辺を少し整理をして、議員の皆さん方が納得できるような方向で処理していただきたい。 ○議長(月森喜一郎)  ここで暫時休憩いたします。
         午前9時28分 休憩      午前9時59分 再開 ○議長(月森喜一郎)  休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいまの陳情第19号については、私の議事運営に不手際がありましたことをお詫びいたします。  よって、先ほどの採決を撤回したいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(月森喜一郎)  ご異議なしと認めます。  それでは、本陳情について討論の通告がありますので、これを許します。  6番、福田佳代子議員。    〔6番 福田佳代子 登壇〕 ○6番(福田佳代子)  私は日本共産党を代表いたしまして、陳情第19号、福祉医療の見直しについて、採択していただきたく討論を行います。  福祉医療助成制度は、重度障害者の医療費負担軽減策として昭和48年から始まり、昭和54年には母子家庭も対象となり、県と市町村が半額ずつ医療費を助成してきました。  この制度は、本人の負担がないわけですから、多くの困難を抱え、社会的に弱い人たちがいざというときに安心して病院にかかることができました。  しかし、今回この制度を改悪し、1医療機関月500円の負担を8月から導入するというものです。  導入の理由の1つは、福祉医療の事業費が年々増え、平成11年度総事業費が20億円に達するとしています。  これは高齢化が進んだのと、平成9年の医療保険制度の改悪と、今年1月から老人医療費を1割の定率負担にしたことが福祉医療費の増高につながっているものです。  医療費の患者負担増加の大元には、歴代の政府が老人医療費に占める国庫負担の割合を昭和58年には45%であったのを、平成12年には32%と減額しているところに大きな問題があることを見逃してはなりません。  2つ目の理由は、サービスを受ける者と受けない者の公平性を確保するとしていますが、これは憲法の生存権や老人福祉法に反する内容と言えます。  3つ目は、乳幼児医療費などとの整合性の確保としていますが、福祉が後退した内容に合わせるなど、行政がすべきことではありません。  4つ目は過剰診療の抑制効果も期待できるとしていますが、早めの通院、診察を促して健康な体を保つことが医療費の抑制につながります。  ある障害者の方は医療費がいらないでは天と地の差だ、例え金額は少なくても、病院に行けばお金がかかるようになっただけで大きな不安となり、ストレスを毎日抱え込むことになると話しておられました。  また、私がお話を聞いた心臓病の子どもを守る会の方は県立中央病院や医大ではごく簡単な手術しかできない。去年は2であった。  心臓病の手術は毎日しないと、医者やスタッフの技術は上がらない。  県内での手術は将来にわたって困難だと聞いている。全国では10余りの病院でしかできない。  岡山や大阪で手術をすれば、親は手術代、交通費、宿泊費に多額のお金がかかり、経済的負担が大きいと嘆いていました。  大田市での福祉医療制度の対象者は、1月1日現在で1,366人となっています。  今回、年間所得348万円以上を助成の対象から外すという所得制限が導入されたため、14人の方が受けられなくなります。  島根県の所得制限は厳しく、鳥取、岡山県では1,000万円以上となっていることも重大です。  現在、障害者や母子家庭の生活は不況の中で雇用不安にさらされ、生活も一層苦しくなっています。  その上、母子家庭には児童扶養手当の所得制限の引き下げ、介護保険が始まり、福祉医療対象者にも新たな保険料、利用料の負担が押しつけられています。  こうした状況のもとで、私は県に元に戻すように働きかけることとあわせ、500円負担分を市単独で助成すべきと考えます。  今年度8月から実施で、必要な財源は240万円、来年度は400万円余りと聞きました。  今回の500円負担については、2月の県の審議会で表面化し、あっという間にその後の県議会で通されたことは県民不在と言えます。  県民の意見、要望に耳を傾ける県政、市政であってほしいと思います。  最後に、小泉内閣の医療抜本改革は今後一層、患者負担を増やす計画となっています。  国、県から住民を守る市政でないといけないと思います。  議員各位の皆様のご賛同をお願いいたしまして討論を終わります。 ○議長(月森喜一郎)  以上で、通告による討論は終わりました。  ほかにありませんか。………ないようでありますので、以上で、本件に対する討論を終結いたします。  お諮りいたします。  本陳情に対する委員長の報告は採択せずであります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。        〔起立多数〕 ○議長(月森喜一郎)  起立多数であります。  よって、陳情第19号は、委員長の報告のとおり決しました。 ◎日程第5 市長提出議案上程提案理由説明・質疑・討論・表決〕 ○議長(月森喜一郎)  日程第5、これより議案を上程いたします。  議案第357号から議案第361号までの5件を一括議題といたします。  議案名を朗読いたさせます。      〔事務局職員朗読〕 ○議長(月森喜一郎)  お諮りいたします。  本案5件につきましては、会議規則第33条第2項の規定により、委員会付託を省略し、本日採決することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(月森喜一郎)  ご異議なしと認めます。  よって、本案5件については、委員会付託を省略し、本日採決することに決しました。  それぞれ提案理由の説明を求めます。  総務部長。    〔総務部長 松井幸秀 登壇〕 ○総務部長(松井幸秀君)  議案第357号についての提案理由のご説明を申し上げます。  なお、本会議にお願いいたします本議案を含めまして、3月30日付け専決処分、12年度にかかる専決処分の承認につきましては、事務上、関連上から今回提案をさせていただいておりますので、よろしくお願いをいたします。  議案第357号でございまして、専決処分(大田市税条例の一部を改正する条例制定)の承認についてでございます。  本議案は、地方自治法第179条第1項の規定によりまして報告を申し上げまして承認をお願いするものでございます。  専決事項といたしましては、大田市税条例の一部を改正する条例でございまして、専決年月日は平成13年3月30日でございます。  3ぺージに専決第2号といたしまして、専決処分書を掲げております。  この内容につきましては、下段にぺージ数を打っておりますが、12ぺージの説明資料によりましてご説明を申し上げます。  最近におけます社会経済情勢などに対応いたしまして、地方税負担の軽減及び適正化等を図るため長期譲渡所得に係る個人市民税の課税の特例措置の期間延長をはじめ、被災住宅用地に係る固定資産税の特例措置の創設等地方税法の一部改正が行われましたので、これに伴いまして、大田市税条例の一部を改正するものでございます。  以下、それぞれの条文ごとにご説明を申し上げますけれども、地方税法の条文番号等の変更によりまして、条例の文言のみが改正になっておりますものにつきましては、説明を省略させていただきますので、よろしくお願いをいたします。  それでは、まず最初に、市民税関係についてご説明を申し上げます。  まず、市税条例附則第12条でございます。  本条は、個人が5年を超えて所有していた土地、建物等を譲渡した場合、市民税の所得割の税率を4%とする課税の特例について適用期限が平成13年度までであったものが、平成16年度まで延長されるものでございます。  続きまして、市税条例の附則第12条の2でございます。  本条は、優良住宅地の造成等のために、土地等を譲渡した場合に譲渡益が4,000万円以下の市民税の所得割の税率を3.4%といたしまして、また、4,000万円を超える部分分についての税率を4%とする課税の特例につきまして、適用期限が平成14年度までであったのが平成16年度まで延長されるものでございます。  続いて、附則第16条の2でございます。  本条は、商品の先物取引に係る雑所得等についての課税の特例が創設されたことに伴います条例改正でございます。  商品の先物取引に係る所得につきましては、ほかの所得と総合して累進課税といたしているところでございますけれども、平成13年4月1日から平成15年3月31日までの間に行われる商品の先物取引につきましては、他の所得と分離いたしまして、市民税の所得割、これを一律に4%の税率により課税するとなるものでございます。  次のぺージをお願いをいたします。  次に、固定資産税関係の改正につきましてご説明を申し上げます。  はじめに、市税条例の第70条の2でございます。  本条は、住宅用地に係る特例措置の適用範囲が拡大されたことに伴いまして、その適用を受けるために、市長への申告書の提出について定めるものでございます。  従来、住宅用地の特例を受けていた土地が天災等によりまして、住宅が滅失、あるいは損壊したために、この特例が受けられない場合にも、天災後の発生後、2年度分に限りまして、その土地に対して継続的に住宅用地としての特例措置を適用するというものでございます。  続きまして、62条の3についてでございます。  本条は、被災住宅用地に対する固定資産税の特例措置が区分所有建物の敷地につきましても同様に適用されることに伴いまして、当該の敷地に係る連帯納税義務の解除及び税額の按分について引き続き適用を受けるために市長への申告書の提出について定めるものでございます。  続いて、附則第5条の2についてでございます。  本条につきましては、高齢者の居住の安定確保に関する法律の制定によりまして、県知事の認定を受けて建設されました高齢者向けの賃貸住宅に係る固定資産税、これにつきまして、3分の2に相当する額を5年間減額をすると、こういう措置が講じられることに伴いまして、その適用を受けるために市長への申告書の提出について定めるというものでございます。  次に、附則の第1条の施行月日でございます。  本条例の施行期日は平成13年4月1日でございますけれども、附則第5条の2の改正規定につきましては、高齢者の居住の安定確保に関する法律の施行の日とするものでございます。  最後に、附則第2条から附則第4条までの経過措置でございます。  本条例の施行前の市税につきましては、改正前の地方税法及び市税条例が適用されるとするものでございます。  以上で、議案第357号につきましてのご説明を終わります。
    ○議長(月森喜一郎)  財政課長。   〔財政課長 知野見清二 登壇〕 ○財政課長(知野見清二)  それでは、議案第358号、平成12年度の一般会計補正予算(第5号)並びに議案第359号、大田市駅周辺土地区画整理事業特別会計補正予  算(第5号)、これの2件の専決処分に係る承認についてご説明を申し上げます。  これらにつきましては、お配りをしておりますとおり、地方自治法第179条第1項の規定によりまして、長の専決処分をいたしたところでございまして、同条第3項の規定によりまして、本議会にご報告を申し上げ、ご承認をお願いするものでございます。  これらにつきましては、それぞれ3月の下旬になりまして、特別交付税の額の確定並びに一般公共事業に係る起債の追加措置の通知が総務省からなされたところでございます。  これに伴いまして、財源の組み替えにより生じました一般財源分、交付税決定額と予算計上額との差額につきまして、予定をしておりました財政調整基金の取り崩しをとりやめまして、また、新たに2つの基金への新規積立を実施したものでございます。  具体的には特別交付税の決定額10億4,014万9,000円から、当初予算計上額の7億円を差し引きました3億4,014万9,000円と駅周辺土地区画整理事業会計、特別会計を含めまして、起債追加割当を伴います財源組み替えで生じた7,200万円、特別会計、一般会計を合わせて7つの事業でございますけれども、7,200万円を合わせました4億1,214万9,000円のうち、歳入として見込んでおりました財政調整基金からの繰入金2億6,823万円を全額振り替えまして、新たに減債基金に7,200万円、財政調整基金に7,191万9,000円、これを積み立てたところでございます。  専決の日付は平成13年3月30日でございます。  なお、ご参考までに、この取り崩しのとりやめ、並びに新規積立によりまして、基金の平成12年度予算計上分での積立後の現在額は、財政調整基金が8億6,288万3,000円、減債基金につきましては、10億4,174万2,000円となっております。  それでは、補正予算書の3ぺージをお開きいただきたいと思います。  専決第3号でございます。平成12年度の大田市一般会計補正予算(第5号)でございますが、次に定めるところによるものでございまして、第1条、歳入歳出予算の補正でございます。  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億1,491万9,000円を追加しまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ166億7,062万9,000円とするものでございます。  歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。  第2条、地方債の補正でございますが、地方債の変更は、「第2表 地方債補正」によるものでございまして、専決の日付は平成13年3月30日でございます。  4ぺージの第1表をご覧いただきたいと思います。  第1表 歳入歳出予算補正でございます。  歳入でございますが、地方交付税、補正予算額3億4,014万9,000円増額しまして、補正後72億8,098万9,000円でございます。  繰入金でございますが、減額の2億6,823万円でございまして、補正後8,597万6,000円でございます。  基金繰入金でございまして、2億6,823万円の減額で、補正後7,623万2,000円でございます。  市債でございますが、4,300万円の増で、20億3,530万円でございます。  歳入合計でございますが、補正額1億1,491万9,000円の増で、補正後166億7,062万9,000円でございます。  歳出でございますが、総務費でございまして、1億4,391万9,000円の増で、25億5,283万5,000円、総務管理費1億4,391万9,000円の増で、21億7,900万2,000円、衛生費の清掃費、農林水産業費の農業費、水産業費につきましては、財源の組み替えでございまして、補正前と異動ございません。  土木費でございますが、都市計画費でございます。  土木費2,900万円の増で、補正後19億8,805万9,000円に、都市計画費、すべて都市計画費でございまして、2,900万円の減で、5億2,275万9,000円となります。  歳出合計でございますが、1億1,491万9,000円の増で、補正後166億7,062万9,000円でございます。  6ぺージの第2表 地方債補正でございます。  変更でございまして、それぞれ限度額の変更でございます。  起債の方法、利率、償還の方法については変更ございません。  リサイクルセンター整備事業でございますが、1,170万円の増で、3億2,520万円に、県営土地改良事業でございますが、7,300万円の増で、1億5,110万円に、波根東漁港改修事業80万円の増で、1,640万円、鳥井漁港改修事業130万円の増で、2,640万円、柳井都市下水路整備事業1,890万円の増で2,700万円に、まちづくり総合支援事業でございますが、300万円の増で、2,400万円に変更するものでございます。  次に25ぺージをお開きいただきたいと思います。  専決第4号でございます。平成12年度大田市大田市駅周辺土地区画整理事業特別会計補正予算(第5号)でございまして、次に定めるところによるものでございます。  第1条、歳入歳出予算の補正、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごと  の金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。  第2条、地方債の補正でございますが、地方債の変更は、「第2表 地方債補正」によるものでございまして、専決は平成13年3月30日でございます。  第1表、26ぺージをお開きいただきたいと思います。  第1表 歳入歳出予算補正でございまして、歳入でございますが、繰入金2,900万円の減額で、補正後2億2,914万5,000円、一般会計繰入金、同額でございます。  市債でございますが、2,900万円の増で、5億4,180万円。  歳入合計でございます。差引ゼロでございまして、補正後、変更ございません。  歳出でございますが、土地区画整理事業費、財源の組み替えでございまして、補正後17億131万5,000円でございます。  歳出合計でございますが、17億1,171万円でございます。  28ぺージの地方債補正でございます。  第2表 地方債補正、変更でございますが、大田市駅周辺西側土地区画整理事業でございまして、限度額の変更でございます。5億1,280万円が2,900万円増いたしまして、補正後5億4,180万円でございます。  以上が議案第358号並びに359号の説明でございます。 ○議長(月森喜一郎)  水道事業局管理課長。〔水道事業局管理課長 小林克己 登壇〕 ○水道事業局管理課長(小林克己)  議案第360号、平成12年度大田市水道事業会計補正予算(第3号)に関わります専決処分の承認につきましてご説明を申し上げます。  まず、専決処分の理由でございますけれども、本年2月及び3月分検針におきまして、一部、大口消費者などの使用水量増加によりまして水道料金が増収となり、これに伴いまして、仮受消費税及び地方消費税が増加しましたことから、納税引当予算であります営業外費用、消費税及び地方消費税の追加補正が必要となったところでございます。  そこで、会計を閉じます3月中に、この納付に係る会計処理をするため、地方自治法第179条第1項の規定により、平成13年3月30日付けで長の専決処分をいたしたところでございまして、同条第3項の規定に基づき、本議会のご承認をお願いをいたすものでございます。  お手元にお配りをいたしております補正予算書の1ぺージをご覧いただきたいと思います。  平成12年度大田市水道事業会計補正予算(第3号)でございますけれども、第1条は総則でございまして、平成12年度大田市水道事業会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによると規定をいたしまして、第2条及び第3条の補正をお願いをいたすものでございます。  第2条、業務の予定量でございますが、3月末の実績に基づきまして、給水戸数を上水道は31戸減少の1万387戸、簡易水道では2戸減少の980戸に、年間総給水量を上水道は9,425立方メートル増加の275万1,372立方メートル、簡易水道では4,680立方メートル増の20万5,965立方メートルに、一日平均給水量を上水道は26立方メートル増加の7,538立方メートル、簡易水道では13立方メートル増加の564立方メートルにそれぞれ改めるものでございます。  第3条の収益的収入及び支出の補正予定額につきましては、その内容を補正予算第3号、実施計画によりご説明をいたしますので、3ぺージのほうをご覧いただきたいと思います。  まず、収益的収入でございますが、上水道事業収益、水道料金388万5,000円の追加及び簡易水道事業収益、水道料金117万6,000円の追加は、いずれも使用水量の増加によるものでございます。  次に、4ぺージの収益的支出でございますけれども、上水道事業費、消費税及び地方消費税24万1,000円の追加につきましては、水道料金増収に関わります仮受消費税及び地方消費税の増加によるものでございます。  おそれいりますが、1ぺージのほうへお返りいただきたいと思います。  以上の補正内容によりまして、第3条におきましては、収益的収入の予定額を506万1,000円追加いたしまして、8億6,869万8,000円に、収益的支出の予定額を24万1,000円追加いたしまして、9億8,079万7,000円にそれぞれ補正をいたすものでございまして、この結果、差引1億1,209万9,000円の支出超過が発生をいたしまして、消費税及び地方消費税処理後の実収支では、既決予定に比べまして482万円縮減した1億1,484万6,000円の当年度純損失となるものでございます。  なお、専決日につきましては、平成13年3月30日でございます。  なお、累積収支につきましては、前年度繰越利益剰余金1億7,745万3,000円から当年度純損失1億1,484万6,000円を差し引きまして、当年度未処分利益剰余金6,260万7,000円を予定をいたしておるところでございます。  以上で、議案第360号の説明を終わります。 ○議長(月森喜一郎)  財政課長。   〔財政課長 知野見清二 登壇〕 ○財政課長(知野見清二)  それでは、議案第361号の平成13年度大田市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)に係わります専決処分の承認についてご説明を申し上げます。  このことにつきましては、平成12年度のこの会計におきまして、歳出に対する歳入が不足をいたしておりまして、この処理について、地方自治法施行令第166条の2の規定に基づきまして、平成12年度の会計について、平成13年度の歳入を繰り上げて充当することといたしたところでございます。  この繰上充用を伴います補正予算を、平成13年5月31日をもって専決処分いたしたものでございまして、ご報告申し上げましてご承認をお願いするものでございます。  なお、今回の補正予算での繰上充用の金額でございますが、5,930万8,000円でございまして、これは前年の6,430万1,000円に比較しまして、499万3,000円の減となっておるものでございます。  それでは、予算書の3ぺージをお開きいただきたいと思います。  専決第6号でございまして、平成13年度大田市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、次に定めるところによるものでございまして、第1条、歳入歳出予算の補正でございます。  歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ5,930万8,000円を追加しまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ7,270万8,000円とするものでございます。  歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございまして、専決は平成13年5月31日でございます。  4ぺージをお開きいただきたいと思います。  第1表の歳入歳出予算補正でございます。  歳入でございますが、諸収入の貸付金元利収入でございまして、5,930万8,000円の増で、補正後7,208万2,000円でございます。  歳入合計でございますが、5,930万8,000円の増で、7,270万8,000円となるものでございます。  歳出でございますが、前年度繰上充用金でございまして、5,930万8,000円の増で、同額の補正後となるものでございます。  歳出合計でございますが、5,930万8,000円の増で、補正後7,270万8,000円でございます。 ○議長(月森喜一郎)  これより本案5件に対する質疑を行います。  まず、議案第357号、専決処分(大田市税条例の一部を改正する条例制定)の承認についてご質疑はありませんか。………ご質疑なしと認めます。  続いて議案第358号、専決処分(平成12年度大田市一般会計補正予算(第5号))の承認について、及び議案第359号、専決処分(平成12年度大田市大田市駅周辺土地区画整理事業特別会計補正予算(第5号))の承認についての予算案件2件についてご質疑はありませんか。  19番、瓜坂正之議員。 ○19番(瓜坂正之)  先ほどの財政課長の説明で、この358、359号等、3月末において専決処分をしたというご報告があったわけでございますけれども、本来、専決処分を行った場合に、議会に報告をし、そして、承認を求めるそのタイミングというのが私はあろうかと思っております。  357号につきましては、総務部長は、事務作業上、今日になったという説明が冒頭にあり、そして、説明があったわけでございます。  それは、おそらく臨時議会等が4月に開かれたけれども、事務作業上、今日になったという意味合いの冒頭の説明であろうかと思いますけれども。  財政課長におきましては、なぜこの6月議会に専決処分の報告を行ったか、その理由等がはっきりしていないわけでありまして、本来ならば4月に臨時議会が開催されておりますから、したがって、4月の臨時議会で専決処分については報告し、議会の承認を求めるというのがルールであろうかと思います。  このまま議会が黙認するということになりますと、議会の姿勢そのものが問われるようになろうかと思います。  それだけ専決処分というのは、長が議会に代わって議決権を行使をするわけでありますし、そして、その後日に報告をし、いかに議会が否認をいたしましても、それは何らその長の執行には差し障りがない、ただ、政治的な責任が伴うというようなものでありますから、専決処分であっても、そのルールに基づいて報告をなされるべきものと思いますので、その辺の考え方をご説明をお願いしたいと思います。 ○議長(月森喜一郎)  総務部長。 ○総務部長(松井幸秀)  私が、議案第357号で、冒頭ご説明する前の前段といたしまして申し上げたところでございますが、申し上げました内容は、357号も含め、3月30日付け、専決処分の承認については、事務上、また、慣例上で今回お願いするといたしたものでございまして。  この358号、359号についても同様の考えでご説明したつもりでございますので、ご理解をいただきたいと存じます。 ○議長(月森喜一郎)  ほかにありませんか。………ないようでありますので、以上で、本案2件に対する質疑を終結いたします。  続いて、議案第360号、専決処分(平成12年度大田市水道事業会計補正予算(第3号))の承認についてご質疑はありませんか。  福田佳代子議員
    ○6番(福田佳代子)  説明をお聞きしてわからなかったんですが、戸数そのものは両方とも上水道も簡易水道も減っております。  給水量が増えたということで、大口というふうにおっしゃったんですけど、その両方とも給水量が増えていますので、どこで増えたのかということをお聞かせいただきたいと思いますし、給水戸数が減っているというのは、あわせて、その理由ですか、どういった内容があったのかということを教えていただきたいと思います。  以上です。 ○議長(月森喜一郎)  水道事業局管理課長。 ○水道事業局管理課長(小林克己)  まず、給水戸数でございますけれども、これにつきましては、本年の1月末の実績値に推計値で3月部分の動きのものを推計をして議決をいただいたところでございますが、これにつきまして、若干減少に転じたということでございまして、具体的にどこがどのようにという部分については、ちょっと今、資料を持ち合わせておらないところでございます。  それと、年間の総給水量のほうでございますが、上水道につきましての増加要因といたしますと、一部、大口消費と申しましたが、工場用が1企業について想定よりかなり増えてきておるというところでございます。  簡易水道につきましては、工場用等ではございませんで、営業用について、一部の簡水について使用水量が増加をいたしたというところでございます。 ○議長(月森喜一郎)  ほかにありませんか。………ないようでありますので、以上で、本案に対する質疑を終結いたします。  続いて、議案第361号、専決処分(平成13年度大田市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号))の承認についてご質疑はありませんか。………ご質疑なしと認めます。  これより本案5件について討論、表決を行います。  まず、議案第357号について討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(月森喜一郎)  ご異議なしと認めます。  よって、議案第357号は原案のとおり承認されました。  続いて、議案第358号について討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(月森喜一郎)  ご異議なしと認めます。  よって、議案第358号は原案のとおり承認されました。  続いて、議案第359号について討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(月森喜一郎)  ご異議なしと認めます。  よって、議案第359号は原案のとおり承認されました。  続いて、議案第360号について討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(月森喜一郎)  ご異議なしと認めます。  よって、議案第360号は原案のとおり承認されました。  続いて、議案第361号について討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(月森喜一郎)  ご異議なしと認めます。  よって、議案第361号は原案のとおり承認されました。  ここで10分間休憩いたします。     午前10時44分 休憩     午前10時57分 再開 ○議長(月森喜一郎)  休憩前に引き続き会議を開きます。 ◎日程第6 市長提出議案上程提案理由説明〕 ○議長(月森喜一郎)  日程第6、続いて議案を上程いたします。  議案第362号から議案第366号までの5件を一括議題といたします。  議案名を朗読いたさせます。      〔事務局職員朗読〕 ○議長(月森喜一郎)  それぞれ提案理由の説明を求めます。  熊谷市長。     〔市長 熊谷國彦 登壇〕 ○市長(熊谷國彦)  提案をいたしております予算案件1件、条例案件3件、一般案件1件の合計5件の議案についてご説明を申し上げます。  まず、議案第362号は、平成13年度大田市国民健康保険事業特別会計補正予算についてであります。  被保険者の所得等の確定に伴いまして、保険料の確定賦課を行うため、医療費を平成12年度の実績等を踏まえまして、再度推計を行い、予算の組み替えを行うものであります。  この結果、一人当たりの診療費を全体で29万9,921円、対前年度実績との比較では4.16%の伸びと推計をいたしました。  また、1世帯当たりの保険料につきましては、平成12年度実績の0.51%の11万4,518円と再計算し、予算を計上いたしました。  次に、条例案件であります。  議案第363号は、国民健康保険条例を改正しようとするもの、議案第364号は、非常勤消防団員等に対する損害補償の充実を図るため条例を改正しようとするもの、議案第365号は、非常勤消防団員に係る退職報償金の額を改定するため条例を改正しようとするものであります。  最後に、一般案件についてであります。  議案第366号は、山口町山口辺地に係る公共施設の総合整備計画の策定について議決をお願いするものであります。  詳細につきましては、後ほど担当部課長より説明させることにいたします。  何とぞ慎重にご審議の上、適切な議決を賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明を終わります。 ○議長(月森喜一郎)  財政課長。   〔財政課長 知野見清二 登壇〕 ○財政課長(知野見清二)  それでは、議案第362号、平成13年度大田市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)のご説明を申し上げます。  予算書と一緒に付けております6月補正予算説明資料といたしておりますが、これをお開きいただきたいと思います。  総括表でございます。  特別会計の国民健康保険事業でございまして、補正予算額、減額の1億1,150万円の減で、補正後29億3,600万円でございます。  一般会計、特別会計を合わせました総額は257億40万9,000円となるものでございます。  めくっていただきまして、説明書をお付けいたしております。  歳出のほうからご覧いただきたいと思います。  総務費の52万5,000円でございますが、52万5,000円の増額でございます。  これにつきましては、連合会の支出金を財源といたしまして、介護保険の収納対策を図るものでございます。  保険給付費のほうでございますが、6,831万1,000円の減額でございます。  療養給付費につきましては、備考欄に掲げております一人当たりの医療費を一般分で、平成12年度実績に対しまして7%増、当初予算比較では4%の減となりますが、27万5,000円、退職者分では12年度実績に対して5.3%の増、当初予算の比較では減の3%でございますが、39万7,000円を推計いたしまして、それぞれ見込んだところでございます。  老人保健拠出金3,598万2,000円の減でございますが、医療費拠出金の確定通知によるものでございまして、当初予算に比較しまして4%の減となっております。  また、介護納付金につきましては、介護保険2号被保険者の見込数3,410人の確定通知を受けまして、その差額775万7,000円の減額を計上いたしたところでございます。  左側の歳入のほうをご覧いただきたいと思います。  国民健康保険料につきましては、1億1,388万6,000円の減額補正となっておりますが、医療費分につきましては、一般分、一人当たり、平成12年度実績に対してほぼ同額でございます、5万9,517円。退職者分は、同じく平成12年度実績で比較しますと、6.6%の増の7万1,238円を見込みまして、それぞれ予想される被保険者数、徴収率を乗じて算出をしたものでございます。  介護分につきましては、40歳から64歳までの第2号被保険者に対するものでございますが、一人当たりの保険料、当初予算算定分から11.7%減額しました1万3,240円を計上したものでございます。  款の3でございます、国庫支出金でございます。  負担金、補助金、それぞれ減額でございまして、総額1億7,361万7,000円の減額でございます。  4の療養給付費交付金でございますが、955万5,000円の増でございます。  連合会支出金52万5,000円につきましては、先ほど申し上げました徴収介護保険収納対策給付金でございます。  繰入金でございますが、付記欄に掲げておりますそれぞれの内容によりまして、減額の1,041万7,000円といたしております。  繰越金でございますが、1億7,634万円の増額と計上いたしております。  平成12年度の決算繰越金の見込額、これの80%でございます。
     以上、歳入歳出それぞれ、総額1億1,150万円の減額での補正予算でございまして、補正後の予算額は29億3,600万円となるものでございます。  予算書のほうをご覧いただきたいと思います。  3ぺージでございます。  議案第362号、平成13年度大田市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、次に定めるところによるものでございまして、第1条の歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1億1,150万円を減額しまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ29億3,600万円とするものでございます。  歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額、並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございまして、4ぺージをお開きいただきたいと思います。  第1表の歳入歳出予算補正でございます。  歳入でございますが、国民健康保険料、減額の1億1,388万6,000円でございまして、補正後8億953万6,000円でございます。  国庫支出金でございますが、減額の1億7,361万7,000円で、10億9,241万6,000円でございます。  国庫負担金でございますが、6,297万9,000円の減で、8億600万5,000円となります。  国庫補助金でございますが、1億1,063万8,000円の減で、補正後2億8,641万1,000円に、療養給付費交付金でございますが、955万5,000円の増で、5億5,735万5,000円でございます。  連合会支出金、連合会補助金でございまして、52万5,000円の増で、補正後852万6,000円でございます。  繰入金でございますが、一般会計繰入金でございます。減額の1,041万7,000円で、補正後2億6,091万9,000円に、繰越金でございますが、1億7,634万円の増で、補正後1億7,634万1,000円でございます。  歳入合計、減額の1億1,150万円で、補正後29億3,600万円でございます。  歳出でございますが、総務費でございます。52万5,000円の増で、補正後7,793万1,000円に、徴収費でございまして、52万5,000円の増で、861万円に、保険給付費、減額の6,831万1,000円で、補正後18億3,445万4,000円に、療養諸費5,345万9,000円の減で、16億1,397万6,000円に、高額療養費1,635万2,000円の減で、2億95万8,000円に、出産育児諸費150万円の増で、1,050万円に、老人保健拠出金でございますが、3,598万2,000円の減で、補正後8億7,194万9,000円に、介護納付金でございますが、減額の775万7,000円で、補正後1億1,057万円に、保健事業費、財源組み替えでございまして、補正後2,031万5,000円、変更ございません。  予備費でございますが、2万5,000円の増で、266万4,000円に。  歳出合計でございます。  減額の1億1,150万円で、補正後29億3,600万円でございます。  以上が議案第362号のご説明でございます。 ○議長(月森喜一郎)  総務部長。    〔総務部長 松井幸秀 登壇〕 ○総務部長(松井幸秀)  議案第363号から議案第366号まで4議案につきまして一括ご説明を申し上げます。  まず、議案第363号でございまして、大田市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定についてでございます。  24ぺージをお開きいただきたいと思います。  説明資料を掲げておりますが、これに沿いましてご説明を申し上げます。  改正の理由でございまして、国民健康保険法施行令の一部改正に伴い所要の改正を行うものでございまして、改正の内容といたしましては、附則に第8項を設けるものでございます。  平成13年4月1日から地方税法におきまして、商品の先物取引の雑所得等に係る課税の特例が創設され、同所得が所得から分離されることとされたところでございますが、国民健康保険料につきましては、従来どおり、当該雑所得等を所得割の算定基礎に算入する賦課の特例の規定を設けるものでございます。  施行期日等につきましては、公布の日から施行する。  2号といたしまして、改正後の附則第8項の規定は、平成14年度以降の年度分の保険料について適用し、平成13年度分までの保険料については、なお、従前の例によるとするものでございます。  以上が第363号についてのご説明でございます。  続きまして、議案第364号、大田市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定についてでございまして、27ぺージの説明資料をご覧いただきたいと思います。  説明資料を掲げておりまして、改正の理由でございます。  非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部改正に伴いまして、所要の改正を行うものでございます。  改正の内容につきましては、第5条の第3項に係るものでございます。  非常勤消防団員等に対する損害補償の充実を図るために、補償基礎額を引き上げるものでございます。  扶養加算対象となる扶養親族のうち、22歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある子及び孫、60歳以上の父母及び祖父母、22歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある弟妹及び重度心身障害者について補償基礎額の加算額を引き上げるものでございまして、扶養親族2人までが、現行1人につき「183円」から改正で「200円」、扶養親族3人目から現行1人につきまして、「67円」から「100円」とするものでございます。  施行期日等につきましては、公布の日から施行するものでございます。  2号につきましては、条例の適用の経過措置でございまして、改正後の大田市消防団員等公務災害補償条例第5条第3項の規定、これの補償基礎額の規定につきましては、平成13年4月1日以後の損害補償、また、これ以前より適用を受けていた傷病、傷害、遺族補償年金につきましては、4月1日以後は、この改正条例を適用すると。  その他の損害補償につきましては、従前の例とするというものでございます。  第3号、28ぺージに掲げております第3号でございますが、第2項の経過措置に伴います既支払額の内払いとするみなし規定でございます。  適用日でございます平成13年の4月1日からこの新条例の施行の日の前日までの間におきまして、いわゆる旧条例において、それぞれ損害補償として支払われた金額につきましては、今回お願いしております新条例の内払いとみなすものでございます。  以上が議案第364号についてのご説明でございます。  続きまして、議案第365号でございまして、非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例制定についてでございます。  31ぺージをご覧いただきたいと思います。  説明資料を掲げておりまして、改正の理由でございまして、消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律施行令の一部改正に伴い所要の改正を行うものでございます。  改正の内容でございますが、下に表を掲げておりますが、非常勤消防団員に係る退職報償金の額の改定でございます。  この表すべて現行から改正に4,000円の一律の引き上げということになっております。  3の施行の期日等でございますが、第1項といたしまして、公布の日から施行する。  第2項といたしまして、先ほどの364号と同じく、2項につきましては、条例適用までの経過措置でございまして、第3項につきましては、経過措置に伴います内払いのみなし規定でございます。  以上が議案第365号につきましてのご説明でございます。  続きまして、議案第366号、辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定についてでございます。  辺地に係る公共的施設の総合整備のため、財政上の特別措置等に関する法律第3条第1項の規定によりまして、山口辺地に係る公共的施設の総合整備計画を策定するものでございます。  次のぺージ、33ぺージに関係法令の抜粋を掲げてございますが、この計画は、議会の議決をいただいた後に、総務大臣に提出しなければならないものでございます。  総合整備計画、34ぺージでございますが、当山口辺地につきましては、平成8年に平成12年度までの5カ年の計画を策定をいたしまして、これまで市道藤木線と、市道山口志学線の改良整備を行ってまいっております。  この2路線につきまして、引き続き整備を行うことといたしまして、平成13年から向こう5年間、平成17年までの計画を策定するものでございます。  したがいまして、計画の内容部分につきましては、前計画とほぼ同様といたしております。  今回特に変更いたしました部分について申し上げます。  まず、辺地の概要でございますが、人口につきましては、平成13年4月1日現在でとらえることとなっておりまして、429人、これを391人といたしております。  面積、それから、中心地、辺地度数、これについては変更はございません。  公共的施設の整備を必要とする理由につきましては、前段で地域の状況を掲げておりますが、前の計画と同様に、地域の一体感の醸成、あるいは住民の皆さんの日常生活上、さらには当該地域の振興上から、市道整備が極めて重要課題とされる地域であるといたしております。  そして、後段では、市道藤木線と同山口志学線の整備の必要性を掲げておりまして、今計画では特に市道山口志学線整備につきましては、平成14年の春にリニューアルのオープンが予定をされております三瓶自然館をはじめといたしました三瓶自然体験ゾーンへの観光道路としての位置づけもまた加えさせていただいております。  いずれも早急に整備の必要がある路線であるといたしておるところでございます。  次に、具体的な整備計画、3でございます。  計画期間は平成13年度から17年度までの5年間といたしまして、藤木線につきましては、舗装が延長280メートル、これを1,300万円で、山口志学線につきましては、改良の延長280メートル、舗装延長1,180メートルを2億9,000万円で計画をいたしたものでございます。  両事業とも平成13年度には完了の予定でございます。  なお、この事業実施に係ります一般経費分でございますが、表では一般財源と表記してございますが、この一般財源に辺地債を充てることといたしております。  この辺地債につきましては、ご案内のとおり、起債は原則で100%充当、元利償還金の80%は地方交付税で補てんされるという起債でございます。  以上で、議案第363号から366号までのご説明を終わります。 ◎日程第7 人事案件上程提案理由説明・質疑・討論・表決〕 ○議長(月森喜一郎)  日程第7、市長より人事案件が上程されておりますので、本日の会議に付議いたします。  議案第367号、固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  熊谷市長。     〔市長 熊谷國彦 登壇〕 ○市長(熊谷國彦)  議案第367号、固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることにつきまして提案理由の説明を申し上げます。  固定資産の評価につきましては、納税義務者からの異議の申立があった場合、これの審査決定を行う機関といたしまして、固定資産評価審査委員会がございます。  委員の定数は3名で、任期は3年でございます。  現固定資産評価審査委員会委員であります小谷昌三氏の任期が今月18日をもって満了いたします。  お手元の議案にありますとおり、引き続き同氏を選任いたしたいと考えますので、議会のご同意をいただきますようお願いを申し上げまして提案理由の説明を終わります。 ○議長(月森喜一郎)  ただいまの説明についてご質疑はありませんか。………ご質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本案は、討論を省略して、直ちに採決することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(月森喜一郎)  ご異議なしと認め、本案を採決いたします。  本案は原案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。        〔起立全員〕 ○議長(月森喜一郎)  起立全員であります。  よって、本案は原案に同意することに決しました。 ◎日程第8 報告
    ○議長(月森喜一郎)  日程第8、報告第12号、平成12年度大田市一般会計繰越明許費繰越計算書、及び報告第13号、平成12年度大田市大田市駅周辺土地区画整理事業特別会計繰越明許費繰越計算書についてそれぞれ報告を願います。  財政課長。   〔財政課長 知野見清二 登壇〕 ○財政課長(知野見清二)  報告第12号並びに13号を一括ご説明、ご報告申し上げます。  議案書の最後の36ぺージの後をご覧いただきたいと思いますが、ここにそれぞれ計算書を掲げておるところでございます。  平成12年度の予算に関わります繰越明許につきましては、3月補正予算で一般会計12件、特別会計で1件、合わせて13件につきまして限度額の設定を議決いただいております。  これらにつきましては、地方自治法施行令第146条第2項の規定によりまして、5月31日をもちまして繰越計算書の調整をいたしましたので、本日ここでご報告申し上げます。  なお、13件すべてが議決いただきました限度額での繰越となったものでございます。  それでは、報告第12号、平成12年度大田市一般会計繰越明許費繰越計算書でございます。  民生費の社会福祉費、介護予防拠点整備事業2,030万円の繰越でございます。  未収入特定財源すべて県支出金1,831万4,000円と、一般財源198万6,000円を財源として繰り越すものでございまして、国の補正予算追加割当がありましたので、これによりまして繰越を行ったものでございます。  終了予定は10月末を予定するものでございます。  農林水産業費の農業費で、中山間地域等直接支払制度推進事業223万7,000円でございます。  受託事業者の作業が遅延したことによるものでございまして、財源は一般財源でございます。6月末を終了予定といたしております。  同じく農業費の農村総合整備モデル事業8,200万円の繰越でございます。  財源といたしましては、県支出金4,500万円、起債3,690万円の8,190万円を未収入特定財源、一般財源10万円を財源として繰り越すものでございます。  事由といたしましては、国の補正予算の追加割当によるものでございます。9月末を完了予定といたしております。  土木費の道路橋梁費、山口志学線道路改良事業7,000万円の繰越でございます。  3,500万円の国庫支出金、起債3,500万円、合わせました7,000万円を未収入特定財源として繰り越すものでございまして、発生土の受入先の調整等に日時を要したものでございます。5月末に完了いたしております。  同じく道路橋梁費の辺地対策道路整備事業小豆原線でございまして、用地買収の遅延によるものでございますが、金額6,300万円、すべて起債でございまして、5月末に既に完了いたしております。  道路橋梁費の一般道路整備事業、稲用線でございます。  用地買収の遅延によるものでございまして、1,170万円の起債を未収入特定財源としての繰越でございまして、5月末に完了いたしております。  過疎対策道路整備事業でございます。  大屋線の地滑り、また、池田粕渕線におきましては、用地買収の遅延によるものでございます。  繰越額は1億2,440万円でございまして、すべて起債でございます。  完了予定は6月末を見込んでおるところでございます。  都市計画費でございますが、まちづくり総合支援事業でございます。  川北吉永線関連工事交差点工事でございますが、これの工事の遅延によるものでございまして、480万円の繰越、未収入特定財源すべてでございますが、内訳は国庫支出金160万円、起債が320万円でございまして、6月末を完了予定とするものでございます。  同じく都市計画費の街路事業、栄町高禅寺線でございます。  用地交渉の遅延によるものでございまして、300万円の繰越でございます。すべて起債を財源として繰り越しております。9月末を完了予定といたしております。  土木費の都市計画費、公共下水道基本計画策定事業でございますが、343万4,000円でございまして、すべて一般財源でございます。  制度改正によりまして、構想策定の見直しが必要となったために、これによるものでございまして、7月末を完了予定といたしております。  災害復旧費の農林水産施設災害復旧費、現年耕地災害復旧事業、1,733万7,000円の繰越でございます。  未収入特定財源の内訳としまして、県支出金1,498万9,000円、起債160万円、その他財源71万円と一般財源3万8,000円を財源としての繰越でございます。  事業費割当の遅延によるものでございまして、来年の2月末を完了予定といたしております。  土木施設の災害復旧費でございますが、現年土木災害復旧事業1,925万円の繰越でございます。  未収入特定財源の内訳でございますが、国庫支出金1,284万円、起債640万円の1,924万円が未収入特定財源、それ以外に一般財源が1万円でございます。  補助金交付決定の遅れによるものでございまして、6月末を完了予定といたしております。  以上、12件の繰越事業でございまして、総額4億2,145万8,000円でございます。  未収入特定財源4億1,365万3,000円、一般財源780万5,000円での繰越でございます。  次に、報告第13号でございます。  平成12年度大田市大田市駅周辺土地区画整理事業特別会計繰越明許費繰越計算書でございます。  土地区画整理事業費でございますが、大田市駅周辺西側土地区画整理事業でございまして、関連工事との協議、また、移転交渉の遅延によるものでございまして、翌年度繰越額は6億1,800万円、掲げております既収入特定財源、内訳といたしましては、繰入金が9,575万円、その他財源として80万3,000円、未収入特定財源でございますが、5億2,144万7,000円でございまして、内訳といたしましては、国庫支出金9,680万円、県支出金2億4,389万2,000円、起債1億7,770万円、その他財源305万5,000円を内容とするものでございます。  以上が報告第12号、第13号の報告でございます。 ○議長(月森喜一郎)  ただいまの報告についてご質疑はありませんか。………ご質疑なしと認めます。  ただいまの報告は、それぞれ承認することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(月森喜一郎)  ご異議なしと認めます。  よって、報告第12号及び報告第13号の2件はいずれも承認することに決しました。 ◎日程第9 休会について ○議長(月森喜一郎)  日程第9、休会についてお諮りいたします。  明12日は、議案熟読のため休会いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(月森喜一郎)  ご異議なしと認めます。  よって、明12日は、議案熟読のため休会することに決しました。  なお、明後13日からは一般質問に入りますので、念のため申し上げます。  以上で本日の日程はすべて終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。     午前11時32分 散会...