出雲市議会 > 2018-02-28 >
平成30年度第4回定例会(第4号 2月28日)

ツイート シェア
  1. 出雲市議会 2018-02-28
    平成30年度第4回定例会(第4号 2月28日)


    取得元: 出雲市議会公式サイト
    最終取得日: 2020-03-01
    平成30年度第4回定例会(第4号 2月28日)        平成30年度(2018)第4回出雲市議会(定例会)会議録     開 会 平成31年(2019) 2月18日 午前10時00分     閉 会 平成31年(2019) 3月20日 午後 2時45分 〇議事日程第4号          平成31年(2019)2月28日 午前10時開議 第1.市政一般に関する質問                  会議に付した事件 第1.市政一般に関する質問                   出 席 議 員               1番 今 岡 真 治 君               2番 玉 木   満 君               3番 山 内 英 司 君               4番 後 藤 由 美 君               5番 川 光 秀 昭 君               6番 児 玉 俊 雄 君
                  7番 錦 織   稔 君               8番 本 田 一 勇 君               9番 大 谷 良 治 君              10番 岸   道 三 君              11番 湯 淺 啓 史 君              12番 神 門   至 君              13番 寺 本 淳 一 君              14番 渡 部   勝 君              15番 福 島 孝 雄 君              16番 原   正 雄 君              17番 西 村   亮 君              18番 大 場 利 信 君              19番 伊 藤 繁 満 君              20番 保 科 孝 充 君              21番 飯 塚 俊 之 君              22番 板 垣 成 二 君              23番 萬 代 輝 正 君              24番 板 倉 一 郎 君              欠 番              26番 川 上 幸 博 君              27番 福 代 秀 洋 君              28番 板 倉 明 弘 君              29番 勝 部 順 子 君              30番 山 代 裕 始 君              31番 宮 本   享 君              32番 長 廻 利 行 君               欠 席 議 員                 な   し                説明のために出席した者           市長            長 岡 秀 人 君           副市長           伊 藤   功 君           副市長           藤 河 正 英 君           教育長           槇 野 信 幸 君           総合政策部長        石 田   武 君           総務部長          小 瀧 昭 宏 君           防災安全担当部長      持 田 俊 司 君           財政部長          安 井 孝 治 君           健康福祉部長        馬 庭   隆 君           子ども未来部長       石 飛 幸 治 君           市民文化部長        永 瀨   学 君           経済環境部長        鐘 築 健 治 君           環境担当部長        赤 木 亮 一 君           農林水産部長        池 田   透 君           都市建設部長        長 見 康 弘 君           都市計画担当部長      森 脇 悦 朗 君           教育部長          植 田 義 久 君           上下水道局長        田 中 勤 一 君           消防長           平 井 孝 弥 君           総合医療センター事務局長  小 村 信 弘 君           会計管理者         森 広   智 君           監査委員事務局長      坂 本 純 夫 君           秘書課長          三 代   均 君           財政課長          安 井 政 幸 君                  議会事務局出席者           局長            今 岡 範 夫           次長            三 原 潤 哉           係長            加 村 光 夫           書記            足 立 朋 文                午前10時00分 開議 ○議 長(福代秀洋君) おはようございます。  ただいまの出席議員は全員であります。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付いたしました議事日程のとおりであります。  日程第1、市政一般に関する質問を行います。  質問は、昨日に引き続き、順次これを許可いたします。  また、質問は要旨を簡明に、答弁は簡潔にお願いいたします。  初めに、19番、伊藤繁満議員。 ○19番(伊藤繁満君) 登壇 おはようございます。議席番号19番、真誠クラブ、伊藤繁満でございます。あらかじめ事前通告しております内容につきまして、順次、質問してまいりたいと思います。  今回は出雲地方の魅力発信と観光戦略について、お伺いしたいと思います。  国におきましては昨年6月に平成30年版(2018)の観光白書を公表いたしまして、今後の観光施策の取組みを加速させ、日本人旅行者の消費増加や訪日外国人旅行者数4,000万人等の目標達成実現に努めることとしています。一方、出雲市におきましては、2月に観光施策について、その現状と課題、目標、主な事業の柱、日御碕地域の観光振興、そして中海・宍道湖・大山圏域市長会事業等、観光誘客・増加策について説明がありましたが、出雲地方における観光ガイドの掘り起こしが不十分であり、今後の展開が必要であります。  そこで、この5点につきまして質問してまいりたいと思いますけれども、観光客の現状はプラスに転じたものもあればマイナスに転じたものもある中で、相対的にいかに出雲の満足度を高めていくのかが問われていると思います。要は観光施策は、いわゆる地域づくりということにつながっていくわけでございますので、地域づくりというものをいかに進めていくかが観光施策に問われているということではないかと考えております。見解を伺っておきたいと思います。  二つ目でございます。旧市町には、過去、ふるさと創生一億円事業等でいろんな事業が展開されてまいりました。そうした観光資源を掘り起こしまして、出雲大社、あるいは日御碕を含めた出雲地方全体でのネットワーク化を図りまして、有機的にこの観光誘客につなげる必要があるというふうに考えております。その点につきましても伺っておきたいと思います。  三つ目でございますけれども、出雲地方には日本にも世界にも例のないものがあります。屋敷林に囲まれた築地松が独特の農村文化を形成しているわけでございまして、観光資源としての考え方を伺っておきたいと思います。  四つ目でございます。国立公園誘客へ環境省は山陰インバウンド機構等と協定を締結いたしまして、観光振興策を推進しています。トップセールスが望まれておりますけれども、内外のさまざまな機関と連携し、戦略的にPRを行うべきと考えております。  また、訪日旅行者誘客として、出雲空港はなぜ訪日誘客支援空港の認定から漏れているのか、あわせて見解を伺っておきたいと思います。  5番目でございますが、出雲空港の玄関口にあります斐川町には、日本三美人の湯や荒神谷遺跡等、古代とロマンが漂うすぐれた観光地がありますが、十分に生かされていない現状にあります。また、湯の川温泉郷から奥に進みますと、標高309と書いておりますが、この間ちょっともう一度確認に山に上がりましたところ、315.3メートルと、こう記録してございました。恐らくこの315.3メートルが正しいかと思っておりますが、309メートルは私のちょっと記憶違いでもありましたけれども、そうした大黒山がありまして、頂上からは出雲地方から奥出雲地方まで一望できる状況でございまして、そのロケーションはすばらしいものがあります。  今、幼稚園児や、それから保育園児等の皆様方の遠足や県外客、あるいは帰省客等の多くの方が登山されています。いわゆる身近な比較的登りやすい山だと、こういうことでございます。また、帰省客の方々が久しぶりにこの郷里に帰って見るというようなことで、現地のほうを全体的に見渡したいと、こういうことでございまして、登りやすい山だということで結構人気がある山だというふうに思っております。  このルートには三つのルートがありまして、南から上がるみはらし本陣のほうから旧大型農道から入るルートと、それから南側のほうから入るルートと、それから新田畑の集落の地域から入るルートと三つのルートがあります。  こうしたところにつきまして、その登山道がまだ整備が、かなり行き届いてはおりますけども、といいますのも、地元の新田畑の自治会、あるいはみはらしの自治会等の皆様方、あるいはボランティアの皆様方の協力によりまして、清掃、それから草刈り等がそれぞれされております。頂上にはお宮さんがあるというようなこともありまして、そうした奉仕活動が行われておりまして、非常に先般も上がりましたときにきれいになっておりました。  道中、315メートルですから、南から上がる山については、どちらかといいますと車で頂上付近まで、約300メートル地点まで上がれますので。ただ、その上がるルートが、一部コンクリート舗装をしておりますけれども途中はまだ砂利道でございます。それから、300メートル付近のところには回転広場というか駐車場等もございますけれども、そういうような状況になっておりますけれども、まだ路面が整備されていない、こういうことでございます。  あるいはまた、北側のみはらし本陣側から上がりますところについても、時々、大きい木が倒れかかったり、こういうことで、この地元の方々がそれぞれ危険なものについては伐採等もされておりますけれども、そうしたところの整備がもう少し上がりやすいような形にできればいいなと、こういうふうに思うわけであります。  それと、やはりこの315メートルの地点については展望台がございまして、もともと平成11年(1999)ごろにかけて、あそこのミニ総パという事業がございまして、そこでつくられた展望台がありますけれども、これが木製でございまして、現在そういったものが非常に老朽化しておるということで、現在その展望台も少し危ない感じがするわけでございまして、こうした整備が必要ではないかというふうに思っております。  少し5番目については説明を加えましたけれども、後ほど再質問のところでまたお尋ねをしていきたいと思います。以上5項目について、お伺いをしておきたいと思います。 ○議 長(福代秀洋君) 長岡市長。 ○市 長(長岡秀人君) 登壇 おはようございます。ただいまの伊藤議員さんの一般質問にお答えをしてまいりたいと思います。  出雲地方の魅力発信と観光戦略について、五つのお尋ねでございますが、逐次お答えしてまいりたいと思います。  最初に、観光資源の掘り起こしが不十分だというお話でございますけれども、言うまでもなくこの出雲市を訪れた観光客の皆さんには、しっかりと出雲の観光を楽しんでいただいて満足してお帰りいただき、さらに二度、三度とこの出雲へ訪れたいと思っていただけるような魅力づくりが必要だと考えております。  本市は、豊かな自然、歴史・文化、そして神話、神社・仏閣や地域独特のお祭り、そして日本三美人の湯として知られる温泉、さらには各地域の特産品など、市内全域にわたって多様な観光資源がございます。また、市外・県外では認知度がそれほど高くはないものの、観光資源としてのポテンシャルが高いスポットを「地域が誇る観光スポット」として現在40か所を認定しております。  これらの有効活用も検討しながら、この出雲でしか味わうことができない出雲ならではの観光スタイルを提供していきたいと考えているところでございます。  2点目の観光資源のネットワーク化というお話でございますが、本市観光の満足度を高めるためには、出雲大社周辺に集中している観光客を市内の他の地域へ誘導することが重要だと考えております。  そのためには、本市の観光資源を生かしたメッセージ性の強いテーマの掘り起こしを図り、新しい周遊ルートを確立するとともに、各地域に点在する観光資源を面的な広がりとなるよう結びつけ、周遊を促す着地型観光の開発が必要であると考えております。  今後こうした取組みを、さきに旅行業を取得されました一般社団法人出雲観光協会と連携しながら進めてまいりたいと考えております。  3点目でございますが、築地松の農村文化を観光資源として活用というお話でございます。  出雲平野の築地松は長い歴史と風土の中で生まれた全国に誇れる文化的景観として、県内外からの観光客にも出雲を強く印象づける財産となっているところであります。  近年、外国人観光客の訪日目的に変化が見られると言われておりまして、どこにでもあるような農山村風景が、どこにでもあるという言い方はよくないですが、この出雲平野独特の築地松風景というのは観光素材の一つとなり得るものでありまして、写真におさめたくなるような観光スポットとして人気が徐々に高まっているところであります。  この出雲平野の築地松をはじめとする本市の農山村風景というのは、国内外へPRする魅力的な観光素材と考えております。英語版フェイスブックやインスタグラムなどを使いながら海外へ積極的に情報発信して、この「IZUMO」の魅力を伝えていきたいと考えているところであります。
     4点目、出雲空港が訪日誘客支援空港の認定から漏れたのはなぜかというお尋ねでございますが、国は2020年の訪日外国人旅行者数4,000万人達成に向けまして、国を挙げて取り組んでいるところであります。本市においても、新年度には山陰インバウンド機構と連携し、広島からの誘客プロモーション、あるいは首都圏などからの欧米市場の旅行会社等の招請により取り組むほか、中海・宍道湖・大山圏域インバウンド機構と連携し、台湾でのトップセールスや旅行博・見本市などでの情報発信等に取り組むなど、関係機関と連携を図ることとしているところであります。  また、ホテル、企業には海外からたくさんの方がお越しになる、こうしたさまざまななチャンネルを活用して、トップセールスも含めさまざまな機会を捉え効果的に出雲のPRを行っていく考えであります。  訪日誘客支援空港についてでございますけれども、訪日誘客支援空港とは、訪日客誘致や国際線就航促進等の取組みを国土交通省が認定し、着陸料や施設整備等を支援する制度であります。  この認定については、国土交通省におかれまして平成29年(2017)3月から4月にかけて募集をかけられました。その申請については、出雲の場合、空港管理者である島根県において検討されましたが、その平成29年(2017)3月当時、平成28年(2016)7月からの名古屋線の2便化等々の課題があったり、国内線の充実、あるいは利用促進に向けて取り組んでいた状況であって、国際線については年間数便程度の国際チャーター便の実績しかなく、国が定める認定基準に照らして申請を見送られたと伺っているところでございます。  現在、県においては、国際チャーター便の誘致に向けて積極的に取り組んでおられますが、市としても国際定期便の就航につながる、とりあえず国際チャーター便の誘致を、県や関係団体と連携しながら引き続き航空会社に働きかけを行っていく考えであります。  現在、追加認定の動きはございませんけれども、今後の状況を見ながら県に対しては必要な働きかけをしてまいりたいと考えております。  5点目の大黒山の登山道等の話でございますけれども、大黒山については、先ほどご紹介のとおり、神代の昔、大黒さんと言われた大国主命がスクナビコナの神とこの山に登って、出雲の国づくりについて語り合ったと、相談されたと伝えられている場所でございます。また、出雲平野を一望することができる大変眺望のすばらしい山でございまして、市内幼稚園等の遠足をはじめ多くの登山者の方がこの山を訪れているものと認識をしております。  市では、皆さんが安全に登山を楽しんでいただけるよう、地元の業者に委託して、登山道のパトロールや草刈りを定期的に行っているところでありまして、今後も適切な維持管理に努めながら情報発信をしてまいりたいと考えておるところであります。  以上、答弁といたします。 ○議 長(福代秀洋君) 伊藤議員。 ○19番(伊藤繁満君) どうもありがとうございました。少し再質問をしてみたいと思います。  いわゆる、この4番目のインバウンドの関係でございますけれども、出雲空港が訪日誘客新空港の認定から漏れているということは、県の申請からして、先ほどご答弁の中でもありましたけれども、今後、働きかけていくということでございますので、やはりこうしたインバウンドの関係をこれから重視していくということになれば、そうした点についても今以上に力を注いでいかなければならないというふうに思うわけでございますが、出雲市だけでもならないと思います。この中海・宍道湖・大山圏域市長会でもそうした議論が展開されていると私は思っておりますけども、そこら辺の議論というのはどういう方向にされているんでしょうか。分かればお答えいただきたいというふうに思います。  それから、5番目の今の大黒山の関係なり、それぞれ申しあげました。少しローカルな話になりますが、国道9号の道の駅周辺から、ずっと大黒山のほうに向かっての関係でございますけれども、非常に通る皆さん方が全般的にもっときれいにしてほしいと、観光地らしくやってほしいと、こういう話があるわけです。  その都度、どうしたほうがいいかなというようなことで、いろんな関係の方々ともお話はしておりますけれども、やはり民間でなることとならないことがいろいろあるわけでございますが、やはり公的な機関から、少し全体的にそうしたところへ向けての、観光地へ向けての力添えというのがどうしても必要になってくるのではないかなと、こういうふうに全体的には話がありまして、そうしたことならば、ひとつ観光案内なりを含めて全般的に観光地にふさわしいような、それに追いつくように全体的に整備が図られたらいいなと、こういうふうなことを言って私はおるところでございます。  特にまたJR荘原駅等がございまして、あの周辺、全体的に暗い感じがするわけでして、少し清掃関係もお願いをしておるところでございますけれども、そうしたこともきちっとやっていったり、こういうことをやっていけば、かなり見違えるように変わっていくのではないかなというふうに思います。  そうしたことを少し全体的にこの地域の整備を行うことによって、日本三美人の湯や、あるいは少し離れておりますけれども荒神谷遺跡との関係、こういったところ、そして出雲大社と一つネットワーク化を図っていくと、こういうことが大事ではないかなと。  特にこの間、2月の段階で説明を受けましたときに、少し全体的に私も気になったところでございますけれども、やはり話の内容といたしまして、立ち寄り先が出雲大社に偏って、市内の滞在時間が短く、多くの方が市外に流出していると、こういうことが2月の説明会でありました。少しこの部分が私は気になりまして、今回特にこういった問題を少しやっていくためには、やはり前段でも申しあげましたけれども、例えば佐田町にしても旧平田市にしても、やはりそれぞれの地域でふるさと創生一億円事業が取り組まれておるわけでして、そうした地域の観光施設、あるいは埋もれている宝というのをしっかりとやっぱり掘り起こして、これを全体的にネットワーク化をして、この地域に滞在していただく一つの時間というのが稼げたらなと、私はそういうふうに思うわけです。  やはり結局、この地域全体を、出雲市全体を丸ごと観光地という形にしていくことが、これからの戦略的には大事ではないかなと、こういうふうに私は考えておるわけでございますが、そこら辺の考え方を少しご答弁いただければなというふうに思います。 ○議 長(福代秀洋君) 長岡市長。 ○市 長(長岡秀人君) 3点ほど再質問をいただきました。  最初のインバウンド関係の話で、訪日誘客支援空港に関連したお話でございますけれども、ご案内のように先ほど市長会の中でどういう議論になっておるかというお尋ねでございますけれども、米子の鬼太郎空港、そして出雲の縁結び空港、二つの空港がそれぞれに多くの利用をいただいているところでありますけれども、特に米子につきましては、チャーター便・定期便も含めまして国際便が相当飛んでおります。それに引きかえ、この出雲というのは非常に、チャーター便ですら年間に2~3便しかないという状況が続いておりますし、もちろん定期便もありません。  そういった位置づけといいますか、利用内容の違いというのはございますけれども、議論の中では、圏域全体での誘客のために、国際便というのはいずれの空港かを問わず、しっかりと一緒に取り組んでいこうという話はしているところでございますけれども、残念ながら鳥取県と島根県の若干、取組みの温度差といいますか違いがありまして、やっとここへ来て島根県のほうも国際便等、チャーター便も含めて積極的にこれから取り組んでいくという姿勢が見えてきたところでありまして、今後恐らくそういった方向に行くんじゃないかという気はしております。そうなれば、追加募集があるかどうか分かりませんけれども、その時点で新たに応募をしていくということになるのではないだろうかと思っております。  2点目の今の登山道等の整備の話でございますけれども、ご案内のように、斐川の場合は斐川三山(大黒山、高瀬山、仏経山)、この三つの山を中国自然歩道の延長等も含めて行政のほうで管理をしており、年に2回の草刈りと年2回のパトロールというのを地元に委託をして実施しているところでございまして、季節によりますけれども、比較的登りやすい状況を保ってきているのではないかと思っておりますが、先ほどおっしゃいますように、もっと多くの皆さんに利用していただくためには、そこに至る通過地点等々に、少しまた必要な配慮が、施設等も考えることが必要かなと思っておるところでございます。  3点目のこの質問全体の話でございますけれども、出雲の観光といえば出雲大社、通過観光地で出雲大社さえお参りすれば、あとは他のほうへ足を延ばすという傾向が長らく続いておりまして、ここ数年、宿泊客を増やすという戦略というのは、滞在時間を長くすることによって出雲大社だけではなくて周辺にも足を延ばしてもらえるような、そういう取組みをしていく必要があるということで取り組んでいるところでございますし、日本遺産、それから満喫プロジェクト、ジオパーク、いずれも少し足を延ばしながら長期滞在等までつながるような取組みということでございますので、その広がりというのを、やはり徐々に広げていく必要があるということでございますが、最近のインバウンドの傾向でございますけれども、我々がこれはすばらしい観光資源だと思っておるものは案外、見向きもされないと言うと言い方は悪いですけど、そうではなくて、全く関心のないようなことに興味を、関心を示されるというケースがありまして、突然多くの外国人が訪れるというケースが全国的にもいろいろございます。  要は、日本人の視点から見た観光地と外国の皆さん、それも国によって差異はありますけれども、その皆さんにとって興味・関心があるものというのは違うわけでございまして、その辺も含めて、単にいいと言われるものをモデルケースだといって結びつけたところで、それぞれ目的を持ってお越しになっている皆さんにとってはそれでは満足できない。そういう意味で観光協会と一緒になって、着地型商品造成というのは、訪れる皆さんがそれぞれの目的がかなえられるような、そういう体験型の観光というのを重視したものに変えていく必要がある。  その場合、当然それぞれの地域で、それを受け入れて対応していただく地元の皆さんの協力が必要でございまして、その辺も含めた対応をこれからしっかりとしていく必要があると思っているところであります。 ○議 長(福代秀洋君) 伊藤議員。 ○19番(伊藤繁満君) ありがとうございました。  今ご答弁いただきましたとおり、私も日本人の見た感覚と、そして外国人の方が見られる感覚、そういったもののやはり感じ方が違うわけでございまして、特にこのインバウンドの関係について触れましたのは、やはりこの間も、今回のこの質問にも挙げておりますが、築地松の関係も書いておりますけれども、やはりそうしたインバウンドの関係でのことに少し重点を置いて、こういったものを質問したところでございます。先般も東京でありましたけども、高山の飛騨の古川町、飛騨市、高山のほうですね、あそこの取組みも、やはり外国人誘客の関係について非常におもしろい取り組みをされておりまして、特に農村のそうした何げないものの風景というのが、非常に外国人の方に受け入れられると。当たり前のように過ごしている、我々が身近なところで過ごしているそういった風景というものが、外国人の方に非常に受け入れられる要素があると、こういうことでこの間も現地のほうから報告があっておりまして、そうしたシンポジウムにも出かけてまいりました。  やはり今、何もこのハードに多く金をかけるという時代でもないわけですけれども、金をかけないといけないところは金をかけないきませんけど、やっぱりそうしたことで非常にインバウンドの関係については、そうした関係で外国人から見た、そうしたものを少しこれから参考にしていかなきゃいけないなという思いから、特にこうした質問をさせていただいたところでございます。  今後、非常にこうした取組みは一朝一夕に物事がぱっと効果が出るものではありませんけれども、やはり長い目で、長い取組みをしていく中で、これから出雲市全体の観光誘客につなげていただければなというふうに思うところでございます。  最後にもう一つ、結局、大黒山の整備の関係について、少し前段でも申しあげましたけれども、やはり山道のほうの、まだされていない舗装とか、あるいは展望台の木製のデッキとか、いろいろと老朽化している部分もあるわけであります。そうしたものの整備を少し全体的に進めていかれることによって、もう少し全体の観光誘客につながっていくんではないかなというふうに思います。  特に大黒山が空の玄関口に近いわけでございますので、そうした湯の川温泉郷一体の観光施策の展開というのを、まず新たなステージをつくっていただければなと、こういうふうに思うわけでございますけど、あちこちいろいろとあるわけでございますが、そうしたことについてご所見を伺っておきたいと思います。 ○議 長(福代秀洋君) 長岡市長。 ○市 長(長岡秀人君) 先ほどもお答えを申しあげましたが、大黒山というのはいろんな意味ですばらしい展望台だと思っておりますが、登山同好者の皆さんと、また一般の観光客の皆さんと若干その意味合いも違うと思います。いずれの皆さんも訪れやすくなるような整備というのは必要だろうと思っておりますが、余りにも簡単に車で上がってすぐというようなことでは、また違う目的でお越しになる皆さんにとっては、かえって満足度が下がるというようなこともございます。  先ほど申しましたように、斐川三山と言われる山、それぞれに特徴のある山でございますけれども、一つの山だけではなくて縦走するとかいろんな使い方があろうかと思います。現に韓国のほうの皆さんがよくこの出雲地方に来て、山を歩かれますけれども、あの皆さんにとっては少し軽過ぎるルートだというようなこともおっしゃいますし、それぞれ人によって受けとめは違いますけれども、再三申しあげておりますように、もっとより多くの皆さんに知ってもらうためにも、利便性といいますか、その向上については、市としてもまた考えてまいりたいと思っておるところでございます。 ○議 長(福代秀洋君) 伊藤議員。 ○19番(伊藤繁満君) ありがとうございました。  全体的にこれからいろいろと埋もれている出雲地方の全体の観光資源というのは、先ほど答弁の中にもありましたけれども、さまざまなポテンシャルがあるというふうに思っております。今後そういったものをしっかりと取り組んでいただく中で、さらなる観光誘客につなげていただければなというふうに思うわけでございます。  大変どうもありがとうございました。 ○議 長(福代秀洋君) 以上で、19番、伊藤繁満議員の質問は終了いたしました。  次に、4番、後藤由美議員。 ○4番(後藤由美君) 登壇 4番、日本共産党の後藤由美です。  今回も市民の皆さんの暮らしを守る、支えるという観点から、二つの質問を行います。  最初は、高過ぎる国民健康保険料についてです。  高い国民健康保険料が国保世帯の生活を苦しめています。出雲市は今年2月時点で国保の被保険者は3万1,602人、1万9,743世帯ですが、そのうち2,237世帯、11.3%が滞納となっております。全国的に保険料未納による滞納制裁として保険証が取り上げられており、病院を受診できず重症化、死亡するケースが起きています。  今年度からは国保の都道府県化もスタートし、医療費給付の抑制や収入率向上などの圧力が加えられるもと、さらに保険料値上げが心配される状況です。  そこで伺います。  1点目、国保加入者の平均保険料は、政府の試算でも1人当たり中小企業労働者が加入する協会けんぽの1.3倍、大企業の労働者が加入する組合健保の1.7倍という水準になっています。国保加入者は年金生活者、失業者、健保非適応の事業所に努める労働者、自営業者など所得が低い人が多いのにもかかわらず保険料が一番高いという構造的問題を打開し、不公平を正すべきですが、市長の所見を伺います。  2点目、高過ぎる国保料を引き下げ、国保の構造的問題を解決するためには公費を投入するしかありません。全国知事会、全国市長会、全国市議会議長会なども国保の定率国庫負担の増額を政府に要望し続けており、2014年、全国知事会は協会けんぽの保険料並みに引き下げるには1兆円の公費負担増が必要ということを政府・与党に要望しています。私もこの道しかないと考えますが、市長の所見を伺います。  3点目、国保料が協会けんぽなどと比べて著しく高くなる要因になっているのが、国保にしかない世帯加入者数で算定する均等割と、各世帯に定額負担を求める平等割という保険料算定です。家族・子どもの数が多いほど国保料が引き上がる均等割は、まるで人頭税。子育て支援に逆行しているとの批判があります。  そこで、市独自の努力として、公費を入れて18歳未満の子どもの均等割を廃止すべきと考えますが、所見を伺います。  以上、答弁をお願いいたします。 ○議 長(福代秀洋君) 馬庭健康福祉部長。 ○健康福祉部長(馬庭 隆君) 登壇 それでは、後藤議員からご質問がございました高過ぎる国民健康保険料の引き下げについてということでのご質問にお答えしたいと思います。  まず、国保の構造的問題を打開し、不公平を正すべきだということでのご質問でございます。  国民健康保険は、国民皆保険制度の根幹となるものでございます。協会けんぽ等に比べ年齢構成が高く、また医療水準も高い。一方、所得水準が低いという構造的な問題を抱えております。そのため、その財政運営は限界に達しているというふうに認識をしております。  そのため、全国市長会を通じまして、国に対し、将来にわたる国民皆保険制度の維持・継続のために、医療保険制度の一本化をはじめとした制度の抜本的な改革を行うこと、また、制度の抜本的改革が実施されるまでの間については、国庫負担割合の引き上げなど、国保財政基盤の拡充・強化を図り、国の責任と負担において、実効のある措置を講じるよう要望してきております。  2点目でございます。全国知事会等から1兆円等の増額を要望していると、この道しかないんじゃないかというご質問でございます。  平成26年(2014)当時に市長会から1兆円等の投入の要望が出ていることは承知はしております。全国知事会、全国市長会等が国保財政基盤の拡充・強化につきまして要望を続ける中、国におきましては国保の財政基盤強化のため、平成27年度(2015)からは所得の低い方の支援強化のために1,700億円、平成30年度(2018)からはこれに加え、医療費の適正化に向けた取組みに対する支援も含めまして、合計約3,400億円の財政支援が実施されたところでございます。  医療制度の一本化等、制度の抜本的改革と、さらなる財政基盤の充実、国の負担増につきましては、引き続き国に対して全国市長会を通じて働きかけていく考えでございます。  次に、市独自で18歳未満の子どもの均等割を廃止すべきというご質問でございます。  平成30年度(2018)から、今年度からでございますが、国保の財政運営の責任主体が島根県となりました。市町村は県が示した国保事業費納付金の納付に必要な保険料を賦課することになったところでございます。  本市におきましては従来どおり、応能負担として負担能力に応じた所得割と、応益負担として加入者数に応じた均等割、1世帯当たりの平等割の3方式で賦課をさせていただいております。  なお、保険料の賦課については、所得の低い世帯には、負担軽減のために均等割、平等割の軽減を実施しているところでございます。  現在の賦課方式は、おおむね50対50で応能、応益で負担をしていただいておりますので、公平性のある賦課方式だというふうに考えております。均等割の廃止につきましては、それにかわる財源がない中では、廃止ということはできないということで今、考えているところでございます。  ただ、子どもの均等割につきましては、子育て世帯の負担軽減を図るため、全国市長会において、均等割保険料を軽減する支援制度の創設を要望しております。本市独自で子どもの均等割を廃止することは現時点では困難と考えております。国の制度全体として検討すべき事項であると考えておりますので、引き続き全国市長会を通じて要望していきたいというふうに考えております。  以上、答弁とさせていただきます。 ○議 長(福代秀洋君) 後藤議員。 ○4番(後藤由美君) 構造的問題があること、限界に達しているので国に要望しているという、このアとイの点では、市と私の認識が一致していると確認しました。問題は、子どもの均等割の廃止というところは困難だというご答弁でした。  国保は、滞納世帯ももちろんありますが、払っている方も決して楽ではないというところがあります。今回も自営業の方にお話を伺いました。年間所得が夫婦で約240万円、そのうち国保料が年間34万円で所得の14%を国保が占めていると。当然これだけではなく市県民税が年間16万円、そして固定資産税も高いということで、この方は滞納が発生しても当たり前だと言いたいというふうに言われていました。  先ほど部長さんも構造的問題があると言っておられましたが、この均等割と平等割というのがあるから、この国保というのがほかの分と違って非常に大変なわけですけれども、この均等割と平等割というのは加入世帯の所得の違いに全く関係なく、その家族が多いほど高くなったり、世帯に一律とられていまして、出雲の場合ですと、国保世帯の場合、例えば赤ちゃんが1人生まれたら同時に均等割として3万8,000円がついてくると。国保世帯の場合ですね。ということで、これは本当におかしいと思っています。ここも恐らく市長と認識は同じではないかと思うんです。  国保政策というのを共産党が昨年発表しまして、今回の質問をするにあたり、先日、伊藤副市長、それから馬庭部長にもこの共産党の国保政策というのをお渡ししましたので、読んでいただけたと思うんですけれども、今回、もし今の国保が均等割・平等割をやめた場合、それから同じ収入で協会けんぽだったら幾らになるのかというケースを、全国自治体のを全部調べたんですね、共産党は。そして、ちょっとこれを紹介したいんですが、複数のモデル世帯を設定して、均等割・平等割が廃止された場合、どれだけの保険料の軽減になるかを試算しました。  例えば年収400万円、所得でいうと233万円で4人世帯、30代の夫婦と子ども2人の国保料ですけれども、部長さんがおっしゃるように出雲の今の計算式でいくと、国保料は43万3,637円になります。これ、均等割と平等割を単純に引きますと25万3,737円。そしてこれが協会けんぽであったら19万3,313円ということで、国保と比較すると45%になるんです。ですから、いかに国保が高いかというところが分かると思います。  国保の年金夫婦世帯の場合、夫が230万円、妻が50万円のモデル世帯でいきますと、出雲のこの計算でいくと国保料は16万6,973円なんですが、均等割・平等割を除くと8万3,853円で、今の国保の半分に軽減されるということなんです。  ですから、今、全国知事会、市長会、市議会議長会も言われるように、公費を1兆円投入して、国保にしかない均等割・平等割を廃止するということは、ここまでは市長とも認識が一致できると私は思っています。  問題が、そのウの子どもの均等割を廃止してほしいということなんですが、ちょっとできないということでしたけれども、出雲の場合、具体的に幾ら必要になるのかということなんですけれども、出雲の国保料被保険者のうち、0歳から19歳が平成30年度(2018)に2,421人でした。1人当たりの均等割というのは出雲は3万8,000円ですから、単純に3万8,000円掛ける2,421人という計算でいくと約1億円になります。  ですから、私の今回の提案は、この1億円を市の独自の財源で用意して、せめて19歳までの子どもの均等割をやめるということが子育て支援にもなるし、今、滞納して短期保険証や資格証明書を発行されている方の収納対策にもなりはしないかということを提起、提案をしたわけですが、困難だという答弁でした。  しかし、1兆円投入がないもとでも、全国的にはさまざまな自治体で、この子どもの均等割のところを市の独自の財源でやるというのは、全国あちこちで今、起きていて、これも部長さん、課長さんには幾つか見ていただきましたが、例えば岩手県宮古市では、子どもの均等割を免除する2019年度予算案を発表しています。高校生までの501世帯、836人を見込んで、財源にはふるさと寄附金を活用しているという自治体でした。目的は子育て世帯の経済的支援が目的。宮古市ってどれぐらいの人数かと見たら、うんと小さい自治体で、出雲とは違うじゃないかというふうに言われるかもしれませんが、そういうところもあります。  もう一つ、これは東京都清瀬市、ここも人口は出雲ほど大きくありませんが、今年度から第2子以降の子どもの国保料の均等割を半額にする減免制度を始めています。  ここは大きいですが、仙台市をちょっと紹介しますけど、所得制限なしで国保に加入する全ての子供の均等割を一律に3割減額ということをやっていまして、これは全国的に非常に注目されているそうです。  なぜこれをやれるかというと、国保法第77条にある特別な事情がある場合、市の判断で国保を減免できるということを、この規定を仙台市の場合は活用しているそうで、子どもがいることを特別な事情というふうに認定して、住民負担の軽減を行うという、これが仙台市のやり方のようですが、こういうもっともっとあると思うんですが、今、困難だという答弁でしたけれども、出雲市の、私は今回、18歳のところを、すぱんと1億円と言ったんですが、そこまではいかなくても前向きに検討していただきたいと思いますが、市長に答弁をお願いしたいと思います。子どもの均等割の廃止を何らかの方法で検討を始めていただきたいと思いますが、市長、いかがでしょうか。 ○議 長(福代秀洋君) 長岡市長。 ○市 長(長岡秀人君) いろいろ伺わせていただいておりますが、先ほど部長答弁の中にありましたように、その財源をどこに求めるかという、それが一番大事なところだろうと思います。  国保世帯というのは、市内全世帯の中での、言ってみれば割合というのは限られた部分がありますが、その財源に投入する財源というのは、簡単に言いますと全市民のほかの施策に使えるものをそこへ回すという話になるでしょうし、その辺も含めて、やはり慎重に考えるべきだと思いますが、やはり国全体として何とか対応してもらう、これも各自治体がそれぞれの事業によって、一部この部分だけをという話の競い合いになるようなことはないように、もっと大局的な観点からの議論が必要だなと思っております。 ○議 長(福代秀洋君) 後藤議員。 ○4番(後藤由美君) 今、市長から、全世帯の中で国保の割合がという話でしたけれども、出雲の場合、国保世帯の割合は何割ぐらいになるんでしょうか。 ○議 長(福代秀洋君) 馬庭健康福祉部長。 ○健康福祉部長(馬庭 隆君) すみません。ちょっとすぐ計算できないんですけど、今、市の世帯数自体が5万5,000世帯ぐらいですか、6万ぐらいでございまして、国保世帯数が約2万ぐらいでございますので約3割ぐらいだと思っております。 ○議 長(福代秀洋君) 後藤議員。 ○4番(後藤由美君) 国保の世帯は最初言ったように1万9,740世帯なんですけれども、これが全市民の3割ぐらいだという答弁でした。決して少なくはないと思うんです。ですから、やはりこれが例えば5割、6割だったとしても、国保というのは構造的な問題があるというところでは認識が一致していますので、やはりこの1兆円の公費負担増で国保料を協会けんぽ並みに引き下げるという、この全国知事会、市長会などの提案は、私も市長も一緒ですから、このことは一緒に頑張りつつ、全ての議員さんとも認識は一致していると思っていますので、引き続き頑張っていきたいと思いますし、国保料を抜本的に引き下げることこそが最大の収納対策にもなるということでも思いますので、ぜひ前向きに検討をというふうに要望して、次の質問に移りたいと思います。  続きまして、2番目、養護老人ホームへの入所について伺います。  市内の65歳以上の高齢者は、2017年9月時点で約5万1,000人であり、少しずつ高齢化が進んでいます。高齢の方が安心して暮らせる社会をつくることは政治の重要な仕事ですが、今、貧困が日本社会を覆い、生活・病気・家族関係など複雑な問題を抱えた高齢者が増える中、養護老人ホームの役割は大きくなっています。  そこで、伺います。  一つ目、養護老人ホームは、老人福祉法に規定された市が措置する老人福祉施設であり、介護保険で契約して入る特別養護老人ホームとは違います。常時介護の必要はないが、心身及び経済的な理由などから自宅での生活が困難な65歳以上の高齢者の方が入れる施設で、市内には現在2か所あります。出雲市でも養護老人ホームは必要とされていると思いますが、市民に養護老人ホームをどう周知されているのか伺います。  二つ目、入所の相談を受けた後は、本人や家族などの養護の状況、心身や経済状況などに関する調査が行われ、入所判定委員会を市が開きます。入所の希望があり、条件に合った方が速やかに入るためには、毎月1回は入所判定委員会が開催されてしかるべきだと思いますが、現在は2か月に1回となっています。また、入所判定委員会のメンバーに養護老人ホームの関係者がいません。専門家として必要だと思いますが、市の所見を伺います。  三つ目、養護老人ホームのニーズは大きくなっています。実際、県内のほとんどの自治体では、昨年秋の時点で待機者がいますが、出雲市では定員割れや待機者ゼロとなっています。この状況をどう認識していますか、伺います。  以上、答弁をお願いいたします。 ○議 長(福代秀洋君) 馬庭健康福祉部長。 ○健康福祉部長(馬庭 隆君) 登壇 続きまして、養護老人ホームの入所についてということでのご質問にお答えをさせていただきます。
     まず、養護老人ホームについての市民への周知はどうしているのかというお話でございます。  養護老人ホームは、老人福祉法第20条の4に規定されました老人福祉施設でございまして、市内には養護老人ホーム長浜和光園、それと視覚障がいのある方を対象といたします養護(盲)老人ホームかんなび園の2施設がございます。  養護老人ホームへの入所要件につきましては、年齢が65歳以上の方で、心身の健康状態、家族や住居の環境状況及び経済的状況等を勘案して、在宅において日常生活を営むのに支障があると判断された方を、市の措置により入所していただくものでございます。  このように養護老人ホームへの入所は、個人が希望し、施設と直接契約をして入所できる介護保険施設とは異なるため、特段の広報は行ってはおりませんけれど、本人あるいは親族から、民生・児童委員の方、高齢者あんしん支援センターや市への生活相談対応についてご相談があったときについて、養護老人ホームの入所も支援の選択肢の一つとして説明を行っているところでございます。  それから、普通、毎月1回は入所判定委員会があってしかるべきで、2か月に1回というのは少ないんじゃないかと。それから、入所判定委員会のメンバーに養護老人ホームの関係者がいないのはどうかというご質問でございます。  入所判定委員会は、出雲市老人ホーム入所判定委員会設置条例によりまして、市長が委嘱または任命する6人以内の委員で組織し、養護老人ホームへの入所措置の要否判定を審査することを規定して設置をしております。  本市では、入所判定委員会は2か月ごとの定期開催とすることとしており、本人や身元引受人による施設見学や診断書などの必要書類の準備を経まして、会議において入所措置の要否を判定し、議決いただいているところでございます。  ただ、緊急の入所の措置が必要と判断される場合は、議事書面の持ち回りによりまして、委員の意見を聴取し、判定委員会の議決を行うことも可能としておりまして、今年度においては、この持ち回りによる判定議決が3件ございました。  また、現在の委員構成は、医師、特別養護老人ホームの施設長、出雲保健所長、いずも高齢者あんしん支援センター長、市職員の5名でございます。委員に養護老人ホーム関係者を含んでいないということにつきましては、本市での該当施設が二つであることや、入所判定委員会の審査前に、必ず本人、あるいはご家族での施設の見学を行っております。その際に入所先の養護老人ホームの意見聴取も行っておりまして、そうしたことを審査に反映させているところでございます。  次に、養護老人ホームのニーズが大きくなっている。定員割れ、待機者ゼロというのは考えにくいというご質問でございますが、近年、全国的に高齢者の経済的困窮やひとり暮らしによる生活不安が増しつつあることは認識をしているところでございます。これらを解消する施策といたしまして、介護保険の在宅訪問サービスや施設入居サービス、高齢者住宅への入居など、近年その選択肢は増加してきております。  現状においては在宅を希望して生活したいという傾向があります。これらの希望にお応えするためにも、先ほど申しましたサービスや、あるいは生活保護等による在宅生活の継続を支援しているというケースも少なくないという実態でございます。  高齢者の生活不安についての相談は、随時受け付けております。本人の意向や本人を取り巻く状況などにより、よい対応方法を検討しておりまして、養護老人ホームへの入所は、あくまでその選択の一つであるというふうに考えております。  市内に2か所ある養護老人ホームの入所状況について、ちょっとご説明申しあげますと、今月時点で長浜和光園、定員は80人でございますが、入所者68人でございます。このうち本市からの措置者については67人という状況でございます。  かんなび園につきましては、定員と入所者ともに50人ということで、現在、満床でございまして、このうち本市からの措置者については14名でございます。本市の1名を含む6人が現在、待機中というふうに伺っております。この状況につきましては、視覚障がいがある方を対象としました盲養護老人ホームが県内で1か所のみであるということ、それから鳥取県にはないということもありまして、鳥取県からの措置もあるためと認識をしているところでございます。  本市では、現在、入所の希望などの理由によりまして、市外の施設へも計5名の方が措置入所をなさっていらっしゃいまして、養護老人ホームの措置者は合計86名でございます。入所が必要な方への対応は適切にできているというふうに考えております。  今後も、さまざまな問題を抱えた高齢者の相談に対しまして、本人の意向、環境状況を総合的に判断して、丁寧に対応・支援していきたいというふうに思っております。  以上、答弁とさせていただきます。 ○議 長(福代秀洋君) 後藤議員。 ○4番(後藤由美君) 今の答弁を聞いて、何となく、市の認識と言うと何か言い方が悪く聞こえるかもしれませんが、どういう感じでやっていらっしゃるのか分かりました。  周知の方法が特段、広報というのを行っていないということを初めて今、知りました。例えば広報いずもだったりホームページだったりに、養護老人ホームというのはこういうところですよというなのを、私も調べないまま質問しましたけれども、行っていないという、相談があれば受けるということであったり、2か月に1回ということも、養護老人ホームの関係者が入っていないけれども審査前に見学して意向は聞いているというお話だったんですけれども、私は今回この質問を取り上げるにあたって、その二つの施設にも伺って関係者の方にお話を伺ったり、うちの党としても、やはり介護保険で特別養護老人ホームに入れる人が要介護3以上になって、要介護1・2の方が入れなくなったり、それから経済的に困難な人が増える中で、養護老人ホームは果たして一体、県内でどうなのかというのを調べて、同時並行でやってきましたけれども、入所判定委員会については、このメンバーについては、施設の関係者の方から私に、県内の様子を調べてほしいと言われて、それで私は県内、出雲を除く18市町村の担当課全部にお電話で聞き取ったんです。  結局、その関係者の方は、以前、出雲市に、入所判定委員の中に養護老人ホームの私たちを入れてほしいと10年ぐらい前に要望したんだけれども、この10年、入っていないと。特別養護老人ホームと養護老人ホームとは全く違うから、やはり私たち専門家を入れてほしいという要望を以前されたそうなんですね。それで今も入っていないということで、これが普通なのかどうか調べてほしいという話だったので、私も調べたんです。  そしたら、県内で三つが3か所の広域連合で入所判定委員会を持っている自治体があったんです。雲南と奥出雲と飯南で一つとか、川本・美郷・邑南で一つ、益田・津和野・吉賀で一つというふうに、三つの広域連合で入所判定委員会を持っているところがありますので、実際、入所判定委員会というものを持っている自治体数でいうと13あるわけなんです。この13の中で、その自治体には施設がそもそもないというのが海士町と知夫村なんです。入所判定委員会はあるんだけど、養護老人ホームが自治体の中にないという。それを除くと入所判定委員会の中に養護老人ホームの関係者がいないというのが出雲市だけだったんです。これが事実です。  ちなみに松江市は2か所、施設を持っておられ、2か所の関係者とも入所判定委員会に入っておられるということですので、やはり私は現場の関係者の方に聞いた、専門家の方に、特別養護老人ホームの人がだめだという意味ではなく、養護老人ホームの入所判定委員会の中に養護老人ホームの関係者の方は、ぜひ入ってもらえるように、現場の方の声ももう一度聞いてもらって検討してほしいなと思っています。  逆に、なぜ養護老人ホームではなくて特養の方が入っておられるのかということはちょっと、これはいかがでしょうか。何か意味があるんでしょうか。 ○議 長(福代秀洋君) 馬庭健康福祉部長。 ○健康福祉部長(馬庭 隆君) 本来、構成自体はずっと変えてないという状況もあったりしてまして、もともと介護保険制度が始まる前には、特養も入所判定委員会を経たということで、それからずっと今の形で続いているというふうに認識しております。 ○議 長(福代秀洋君) 後藤議員。 ○4番(後藤由美君) そしたら今回の私の質問を機会に、二つの施設の方にお話を伺ってもらって、ご要望をお聞きしていただけたらなと思いますので、よろしくお願いいたします。  そしてもう一つ、そもそも出雲市がこの養護老人ホームの入所をどう位置づけているのかというところなんですけれども、そうやって18市町村の担当課と、いろいろお話を伺いながら、少し紹介したいと思うんですが、益田市というのは津和野と吉賀で一つの連合をつくっていらっしゃいますが、益田市が事務局といいますか入所判定委員会を持っておられる。それで、3か所施設があって昨年度の入所者の措置数が32人なんです。待機者が当時、秋で208人ということなんです。その中で益田市のみでいくと二つの施設で定員が130人なんです。  出雲市はそうやって、かんなび園さんは視覚障がいの方がほとんど中心で50人で満床、もう一つ、長浜和光園は定員80人だけれども、今、定員いっぱいではありませんね。益田市は2か所施設があって定員が130人あるんです。益田の担当の方に聞きましたら、周知は行き届いていると。それでもう本人とか相談の方が養護老人ホームと名指しで希望されるという、養護老人ホームがあることを皆さんよく知っているという意味です。  それで、冊子をつくって高齢者の方の老後の暮らしを知らせているということで、送ってもらったら、大変いいもので、この「益田市高齢者福祉サービスガイドちえぶくろ」というのを益田市が発行しておられ、これは養護老人ホームの説明だけでは当然なくて、最初の文が非常に私は気に入ったので紹介するんですけど、「これは益田市で行っている福祉サービスを紹介し、それらをおおいに活用していただくためのものです。高齢者の方、そしてお世話をする方がサービスを活用し安心して、毎日を過ごせることを願っています。ひとりで、悩まず、お気軽にご相談ください。」ということで、最初は介護保険サービスを利用する手順から始まるんですけれども、ずっと見ていきますと施設サービスというページがあって、入所施設の種類がいろいろある中で、養護老人ホームを一番最初に紹介をされているものでした。  こういうものが出雲市にもありますかと担当課にお聞きしましたら、こういうものは今はないということだったので、また後でお渡しするので、私はこれは非常にいいなと思っているんですけれども、そういうことで行き渡っていると、周知が行き届いているという話でした。  あと、隠岐の島ですけれども、2か所あるんですけれども、2か所で定員が110人、隠岐の島でですよ。それで1名ずつ判定委員会に入っておられて、昨年の措置が19名で待機者が78名ということで、担当の方に聞いたら、こんなふうにおっしゃっていました。養護老人ホームというのは町民の最後の砦ですと、町としても予算をつけてもらっていると。低所得、住まいが大変な方が増えていると。本人も家族も将来を見据え考えて申し込みがあり、定員割れはしていないし、申しわけないが待機が多いというふうに言われていました。  あるところでは、ちょっと出雲というのは非常に厳しいと聞いていますと。これは私が言ったんじゃないですよ。というふうに言われていました。それで、やはり我が出雲市を見ると、出雲ほどの人口で2か所の施設で、1か所の定員が長浜和光園さんは80人ということで待機がないというのは、やはり施設が問題ではなく、市が、やはり今、益田とか隠岐の島を紹介したんですけれども、入り口のところで、やはりもっともっと需要は非常にあると思うので、もっと広く周知をして、養護老人ホームに入るのがふさわしい人たちが置き去りと言うと言い過ぎかもしれませんが、そういう状態になってはいないかなということがあって、今回質問したわけです。  再度、いろいろ益田や隠岐の島だけではなく、いろいろ聞きましたけれども、今の現状をちょっと言いましたけれども、いかがでしょうか。特段の周知はしていないということだったり、入所判定委員がいなかったりということもあって、やはりどんどんどんどん要望があっても、今のこの施設の人数では、それこそ何ていうか積極的に周知ができない状況もあるのではないかと思ったりもしますが、その点いかがでしょうか。 ○議 長(福代秀洋君) 馬庭健康福祉部長。 ○健康福祉部長(馬庭 隆君) 確かに和光園さんは定員割れでございますが、入所を希望された方については、そういうことで入所いただいているということで思っております。  高齢者の皆さんからのご相談、私も過去、現場でも動かせていただいた経験がございますが、できたら自分の自宅で、地域で生活をしたいというお声が非常に多いです。ですから、その自宅でどう支えていくかというところの視点を、やっぱりちゃんと持っていかないといけないと思います。  いろいろ住居等がかなり古くなって住めないとか、そういったときには選択肢の一つとして養護老人ホームはあるかと、入所していただくということはあろうかと思いますが、その辺は利用者の意向というのを一番大事にして、市としても考えていきたいと、引き続きやっていきたいというふうに思っております。 ○議 長(福代秀洋君) 後藤議員。 ○4番(後藤由美君) 市の考えを今、部長さんが言われて、やはりそうなんだなと思いました。出雲市が高齢者の暮らし、「安心できる住まい」というページを起こして今、第7期に今なるんですけれども、出雲市高齢者福祉計画・介護保険事業計画、2018年から2020年、今これの進行中なんですけれども、養護老人ホームを出雲市がどう位置づけているのかというふうに私も読みました。  そしたらこういうふうにあるんですね。「安心できる住まい」というところで、「高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らしていくための住まいの確保は、地域包括ケアシステムの構築を図る上で、その前提条件とされています。本市においては、持ち家率が高く、また、老人福祉法に基づく高齢者福祉施設のほか、養護老人ホーム、有料老人ホームサービス付き高齢者向け住宅等の施設では、定員に達していないか、定員に達していたとしても長期的、慢性的な待機者は発生していない状況にあります。このことから、本計画期間中においては、市が主体となって、これらの施設の増床を行う必要性は少ないと考えます。」ということで書き、それで今、部長さんが言われるように、「高齢者の一人暮らしや高齢者夫婦のみの世帯が増加傾向にある中、こうした高齢者が住まいを中心に地域で安心して暮らしていくことができるよう、介護保険制度に基づいたサービスの充実のみならず、生活支援体制の整備など住民がお互いに支え合うことのできる地域づくりに向けた取組を推進します。」とあります。  今回の市長の施政方針演説の中にも、やはり地域でというところがあったと思います。それも大事なんです。それも大事なんですけれども、やはり養護老人ホームというのは唯一、市が措置する、それ以外の施設と全く意味合いの違う施設で、ここは市が責任を持って措置すべきところであり、絶対に需要が多いと。これは間違いない。担当課に聞きましたけど、申し込まれ、相談して入所判定委員会にかかった人は、ほぼ100%措置されているんです。  ですけど、何ていうか相談のところで、まず介護保険が先に来て、この方は養護老人ホームに入ったほうがいいのかなと、相手は養護老人ホームを知らないことがあるんです。私も正直、養護老人ホームという施設があることは、正直に言いますと最近、去年初めて知りました。一般的に特別養護老人ホームというのは皆さんご存じでも、養護老人ホームという市が責任を持って措置する施設があるということは余り知られていないと思うんです。その周知というところで、さっき述べた例えば益田市とか西ノ島町とかと、この入り口のところで大きな開きがあるなというのは、私は電話での話でしたけれども感じたわけです。  ということで、そういうふうに私は思いましたけれども、市長、一言、これを今後ちょっと前向きに検討していただけないかと思いますが、市長、お願いいたします。 ○議 長(福代秀洋君) 長岡市長。 ○市 長(長岡秀人君) 先ほど部長のほうからお答えしたとおり、市において、明らかに入所させないように誘導しているかのような発言がありましたけど、そういうものではなくて、今、出雲市内には多様な施設がたくさんありますし、今、部長の話に出たように、できれば在宅でという願いを持った人もいらっしゃいます。そういう多くの皆さんのさまざまな要望にお応えできるような対応は、しっかりとっていきたいなと思っているところでございます。 ○議 長(福代秀洋君) 後藤議員。 ○4番(後藤由美君) 今、市長が言われたけど、そういうことを言っているつもりはなく、そういうふうに感じられたとしたら申しわけないと思います。  申し込まれた方の措置はほぼ100%ですが、入り口のところをぜひ改善していただきたいということを最後に強調して、以上で質問を終わります。ありがとうございました。 ○議 長(福代秀洋君) 以上で、4番、後藤由美議員の質問は終了いたしました。  次に、16番、原 正雄議員。 ○16番(原 正雄君) 登壇 議席番号16番、平成クラブ、原 正雄でございます。トキの一般公開に向けた取組みについて、要望を兼ねた質問を、事前通告に沿って一般質問に入らせていただきます。  まず、12月の市議会だよりNo.55の表紙のこれでございますけれども、(資料を提示)「西日本で唯一トキが見られるまち出雲」、この見出し、トキの写真に大変感動したところでございます。トキの独特の薄紅色、トキ色とも言われておりますけれども、まさしく羽を広げたトキの表情が生き生きとして、周りを気にせず自然体で飛び立つ姿に見えまして、よい写真を撮っていただいたものだと本当に感謝申しあげるところでございます。  昨年の12月15日から28日の14日間、試験公開が行われました。私も公開施設の観覧舎から、めったに飛び立つ場面に遭遇しませんけれども、見ることができたわけでございます。写真ほどの近場ではありませんでしたけれども、恐れる様子もなく自然体の姿で、その様子を見ることができました。本当に千載一遇のチャンスに恵まれ、その日は気分のよい日となったことを、この写真を見ながら思い出したところでございます。  写真を提供していただいた方、大変ありがとうございます。また、これを広報のこれに載せていただいた、そういう状況にされた、聞きますと私の同朋の西村議員だそうでございまして、西村さん、大変ありがとうございました。  さて、本題でございますけれども、トキの公開の場所が、ほかから来られた場合、ほとんどの方が分散飼育センターの場所が分からないということでございます。地元の方でも花の郷の東側、花きセンターから入ったところといった、そういうぐあいのところは、ほとんど正確な場所が分かっていないと思っておるところでございます。  まず、花の郷が一番知られている場所であります。その近所ですから、そこにたどり着ける案内標識をぜひ設置していただきたい。そして、花の郷の花を見ながらトキの観覧舎に誘導するルートを、公開手順と発表されたらどうでしょうかと思いますが、私だったらもうすぐにそうすると思いますが、そこら辺をお聞かせ願いたい。  平成3年(1991)、中国漢中との交流が始まりまして、平成8年(1996)、漢中市に昇格の際、出雲市は友好都市協定を結び、中国とのトキの認養を開始されたわけでございます。そして、出雲市トキ保護増殖基本計画策定委員会が設置されまして、平成20年(2008)12月、石川県、新潟県長岡市、出雲市のこの3か所がトキの分散飼育地として決定を受け、10年後の平成30年(2018)12月に試験公開となったのでございます。  この間、長岡市長におかれましては、出雲市の代表として先頭に立って指揮をとっていただきました。感謝しているところでございます。そして地元の方々の取組みについても、そうであります。本年の7月1日から12月28日までが一般公開と発表されております。これはトキの繁殖期を避けているのでございます。  西日本で初めての一般公開ですので、県内はもちろん他県からの来客が考えられます。トキの保護のための環境づくりなのか、観覧としての観光なのか、それぞれの見方はあると思います。私は、とりあえずトキの美しい姿を身近に見ていただくよい機会に県外の方が来られればと、そして、出雲大社、松江城、宍道湖、そして日本遺産となりました「日が沈む聖地出雲」など、観光の誘致の橋渡し役に重要な役割を果たすのではないかと考えております。  そこで、集客方法の手段などを専門家に委託するなりして、トキをシンボルとしたキャラクターグッズやお土産等の商品開発、そして宣伝方法等、取り組まれてはいかがかと思いますが、どの程度までお考えなのか伺います。  そして、これまでNPO法人いずも朱鷺21との連携で、トキ近似種飼育施設の飼育管理、トキ分散飼育に関連する調査及び地元調整、トキに関するイベントの手伝い等、親身になって助言・協力をいただいておりました。さらに連携を強くするためにも、トキの放鳥に向けた放鳥訓練場の設置を考えていく必要があるのではないかと思っております。  一般公開もまだできていない段階から、このようなことを言ってと思われるしょうけれども、さまざまな面から地元の皆様、神門だけではありません。広範囲にわたって連携していただくためにも、地域の方々との交流が続くような一般公開になってほしいと考えております。  そして、出雲の力、飛び立つトキが浮かんでまいります。そのためには放鳥訓練場とはどのような姿であればいいのかと、そういうことも伺います。拙速とは思いますけれども、出雲の空に羽ばたくトキに向けていくにはどのような考えか、再度伺いたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議 長(福代秀洋君) 池田農林水産部長。 ○農林水産部長(池田 透君) 登壇 それでは、原議員さんのほうから、トキの一般公開につきまして、五つのご質問をいただきました。  まず最初に、トキ公開地の案内の徹底についてでございます。  トキ公開施設の観覧につきましては、しまね花の郷からの経由、またはトキ学習コーナーからの案内となります。直接施設を訪問できない形になっておりまして、これについては丁寧な説明が必要であると考えているところでございます。  本年7月からの本格公開にあたっては、観光施設や空港、駅、道の駅、サービスエリアなどに掲示するポスターやチラシにおいて、施設への入場方法、施設の配置などについて分かりやすく説明していきたいと考えております。また、ホームページや広報紙、さらにはフェイスブックなどのSNSにおいても詳細な情報発信を行うとともに、テレビや新聞などにも積極的な情報提供を行い、マスメディアを有効に活用していく考えでございます。さらに新聞におけます特集記事の掲載、こういったものなども検討していきたいと考えております。  案内看板につきましては、主に市外からの来場者向けとして、出雲インターチェンジ出口付近の県有地に設置する予定でございます。このほか必要な案内表示につきましては今後、検討していきたいと考えております。  次に、2点目のご質問でございます。しまね花の郷を第1ルートとした公開順路の指定についてでございます。  試験公開におきましては、来館者の方の9割が、しまね花の郷を経由しての来館でございました。このことを受けまして、今後トキ公開施設の入場にあたっては、しまね花の郷からの入場を第一にと考えているところでございます。  トキ公開施設としまね花の郷を一体として捉え、両施設の相乗効果が図れるような取組みを県と協議しながら進め、トキを見るとともに花の郷も楽しむことができるようなゾーン、こういったものを構築していきたいと考えております。  次に、3点目の質問でございます。トキを利用した集客計画の策定及びトキをシンボルとしたお土産等商品の開発についてでございます。  トキを利用した集客につきましては、トキだけではなく、他の出雲の観光資源と相乗効果が発揮できるような取組みを進めていきたいと考えております。旅行のパッケージなどにつきましては、出雲市観光協会と協力して商品開発を検討するほか、各旅行会社にもトキの魅力を紹介し、ツアー企画などの立案を考えていただきたいと考えております。  また、トキをシンボルとした商品の開発につきましては、トキ公開施設を訪れた方の記念となる商品やお土産品など、NPOの方々や商工団体等の協力によりまして進めていく考えでございます。また、公開記念としてクリアファイルなどのノベルティグッズなども作成をしてまいります。  次に4点目のご質問でございます。NPO法人いずも朱鷺21との連携強化とトキ放鳥に向けた訓練場の確保ということでございます。  NPO法人いずも朱鷺21につきましては、これまでも出雲市トキ学習コーナーの管理やトキ近似種の飼育、昨年の試験公開におけます受付案内等、ご協力をいただいたところでございます。今後は引き続き地元でのトキ公開に向けての盛り上げ、学習コーナーにおける普及啓発活動などについて協力しながら行っていきたいと思っております。  トキの放鳥につきましては、今、佐渡で平成20年(2008)9月に初めて行われまして、昨年秋の第19回放鳥までで合計327羽が放鳥されております。2月時点では171羽が生存している状況でございます。出雲市で生まれたトキにつきましては、これまで37羽を佐渡に移送しておりますが、そのうち32羽が放鳥されまして、18羽が生存確認をされているところでございます。野生下で元気に暮らしているところでございます。  本市におきましても、一般公開を開始することから、出雲での放鳥を将来の夢として期待をしているところでございます。  先般2月7日には、出雲市で開催されたトキの専門家や学識経験者によりますトキ野生復帰検討会がございました。この検討会の中で、佐渡だけのトキではなく日本のトキとして、これからの取組みを進めるべきとの意見もあったところでございます。今後、佐渡以外での放鳥についての議論も期待したいところでございますが、次期ロードマップの策定に向けた検討の動向を見守っていきたいと考えております。  したがいまして、公開に向けた訓練場の確保については、現時点では検討していない、考えていないところでございます。  次に5点目の質問でございます。今後、出雲の空に羽ばたくトキに向けた環境整備ということでございます。  出雲市トキによるまちづくり構想におきましては、トキが暮らしていける環境づくりについて進めていくこととしております。放鳥が実施されている佐渡におきましては、地域住民によって冬期に水を張る、いわゆる「冬みず田んぼ」によります稲作や、地域のボランティアや学校の児童生徒による棚田・湿地を復元したトキのえさ場となるビオトープの整備などが行われ、トキの野生下での生息や繁殖を支えております。  本市におきましては、新年度、新出雲農業チャレンジ事業におきまして、新たにトキによるまちづくりに向けた農業の取組みを進めることとしております。  また、中海・宍道湖をはじめ、斐伊川流域の大型水鳥や雲南市に営巣しておりますコウノトリなどとも連携し、生き物調査、休耕田を利用したビオトープの整備の可能性などについても検討していく予定でございます。  こうした多方面からの取組みによりまして、出雲の空にトキが羽ばたく姿を思い描いて環境整備を進めてまいりたいと考えております。  以上、答弁といたします。 ○議 長(福代秀洋君) 原議員。 ○16番(原 正雄君) 先般、出雲市トキによるまちづくり推進協議会というのがございまして、私はたまたま海外出張中ということで、この会に出ることができず、どういう立場かといいますと、私はトキ協議会の会長という名前でこの中に入らせていただいておりました。そして、この出雲市トキによるまちづくり推進協議会の会長は長岡市長でございます。非常に前向きに進めていただいておるということを感じながら、非常に重なったのが残念に思ったんですけれども、たまたま同僚の児玉議員が非常にこれに興味を持っておられて、トキ協議会の副会長になってもらっていたもんですから、非常にスムーズにできたと。議事録等も見させてもらって、いい会をしていただいたなと思っておるところでございますけれども、やはり顧問である佐々木先生も言っておられましたけれども、県と市とのつながりというのが、やっぱりもうちょっとしっくりしてきてないなと感じたところでございます。  いずれにしましても、花の郷の施設は県の施設、トキの飼育施設は市の施設というような形になっておりまして、そこら辺でちょっとぎくしゃくしている部分もあるわけでございますので、そこら辺を本当に一発で解決するような流れを、この出雲市トキによるまちづくり推進協議会の提案として、堂々と会長が出していただければなと思っております。よろしくお願いしたいと思います。  そこで、この会のメンバーとして、小学校の先生とか地区の自治協会の会長さんと、要するに本当に一体となった形の中で、委員の方々の意見交換がされておるわけでございまして、これが出雲市全体にもうちょっとつながっていけば、小学校、中学校、ひいては高校、大学までつながるような、そういう学童生徒、学生、そこら辺からまた盛り上がっていく方法もあるのではないかなと思ったところでございます。  そこでちょっと、これは教育長の感覚だけでお聞きしたいと思いますけれども、幼稚園、小学校というのは教材でどうも4年生ぐらいからあるということを聞いておりますけれども、そこら辺がこの中で、例えば一般公開をやったということで、そういうことを強調して何か取り組んで、このせっかくの公開のときですので、何か取り組んで出雲市の生徒は全部見ていますよというような形がとれるのかとれないのか。  確かに配車とかいろんなことで金もかかったり、あと本当に教員さんが忙しい中で、こういうまた余分な手間をとらせるのかというような話にもつながりかねませんが、そこら辺がどうなのか、ちょっとお聞かせ願いたい、感覚で結構でございますので。 ○議 長(福代秀洋君) 槇野教育長。 ○教育長(槇野信幸君) いよいよ一般公開が7月から始まるということで、教材で申しますと「わたしたちの出雲市」、これは社会科の副読本でございますが、これをちょうど改訂作業を行っておりまして、間もなく完成して、来年度、新年度から活用する予定でございますが、その中にはトキの一般公開というか、トキの分散飼育とかそういったことを記載しております。  ですので、そういった教材を使って、出雲でトキを分散飼育していること、それから、西日本で唯一、トキが見られる場所ということで子どもたちは学んでいくことになりますので、そういうことを契機に、これから実際に見学に行くとか、あるいはトキから、関連した環境の問題等を学習するとか、いろんな取組みがこれから考えられると思いますし、特に地元の小中学校においては、いい教材としても使えるのではないかという期待を持っているところでございます。 ○議 長(福代秀洋君) 原議員。 ○16番(原 正雄君) 前向きな回答をいただきまして、とにかく取り組んでいただければ喜びますので、よろしくお願いいたします。
     トキにつきましては、これからでございまして、私なりにいろんな思いがございますけれども、とにかく皆さん方と一緒になって、やっぱり成功させていくというのが一番肝要ではないかなと思うわけでございます。  そして、議員の方、それから市役所の方々それぞれ、やはり行ってみて、この表紙にあるようなこの姿をぜひとも見ていただきたい。なかなかこういう状況のところを見る機会というのは非常に少ないわけでして、これは本当にすばらしい写真が撮られたなと思って感心しておりますけれども、こういう機会がたまにあると思いますので、ぜひともその姿を見てやっていただきたいと思います。  そして、この間、アンケートがございました。やはりそのアンケートを見てみますと、非常によかったという言葉が多うございます。ちょっと抜き出しておったんですけど、「すごくかわいかった」「初めて出雲にこういった施設があることを知りました」と、これは今の観覧舎とか分散飼育センターがこういうところにあったということが初めて分かったというようなことも言われております。それから「間近にトキが見られて関心が増した」「トキの魅力を実際見て感じました。来てよかったです」「子どもたちにぜひとも見てもらいたい」、それぞれいろいろまだございますけれども、何十種類もの感想をいただいておりますが、ほとんどの方が、まあ100%まではいきませんけれども、大体95~96%の方がトキを見てよかったと。そしてまた、やっぱりトキの羽根の色だと思いますけれども、非常にきれいであったということが、なかなか見る機会がないわけですから、本当に感動された言葉というのを受けとめたわけでございます。  今後とも、このトキの一般公開成功に向けて、これがまた観光の材料にもなるような形で進めていただければと思っております。よろしくお願いいたします。  続きまして、新体育館建設に向けた状況について伺います。  新体育館建設に向けて、新体育館建設庁内検討委員会が市民文化部長の永瀨部長を委員長として、当時、行政改革部長、それから総合政策部長、財政部長、都市建設部長、都市計画担当部長、ほか関係する課長さん3名、合計9名で構成されます検討委員会、これが3回開催されまして、新体育館の建設用地3万1,700平米、そして場所は県立大学出雲キャンパス東側、県立大学出雲キャンパス周辺という形で、地権者が20名として決定した旨を平成30年(2018)の6月28日に発表されてから、新体育館建設基本計画策定のため、出雲市スポーツ振興審議会に諮問しながら進められ、現在に至っております。  そこで、その状況を伺いたいわけですが、現在までどのような状況か。そして今後の見通しと答申の提出はいつごろを考えているのか、期日まで分かれば予定の期日を、そして議会報告はどうされるのか伺います。  そして、予定では計画策定に係るスケジュールとして、平成31年(2019)1月下旬に第4回目の基本計画審議が審議され、5月の第7回目の審議会で答申書を提出するという予定で聞いておりますが、短期間の審議で委員の方々の負担は大変なことではないかと思いまして、大変なこととあわせて、それなりの手当は配慮されているのか。そして、予定どおり順調な運びとなっているのか、現段階までの状況を発表できる範囲内で報告願えればと思います。  そして、平成31年度(2019)には用地測量、基本設計、造成設計、開発協議、用地の交渉等が予定されております。それぞれ異なる項目ですので、取り組み方について説明ください。  新体育館は、体育の場はもちろんのこと市民の憩いの場として、集まりやすい場となっていかねばなりません。住民のいろいろな意見があると思いますが、これらを取り入れる仕組みを考えていただきたいものですが、どんな取組みを考えておられるのか伺います。  体育館の鳥瞰図や模型は、計画が固まった段階で発表・展示していただきたいと思います。できれば市役所正面の目立つところに展示をしてただければと思います。よろしくお願いいたします。  新体育館の基本計画策定にあたっては、基本計画書の冒頭に書いてございますけれども、新体育館は本市のスポーツ振興や各種イベントの開催、スポーツツーリズムなど、交流人口の拡大を図る施設として期待され、さらに今後、開催される国民体育大会の競技会場としての役割のほか、健康増進、コンベンション機能、避難所機能という視点も求められております。  また、駐車場では、出雲大社の混雑緩和等に利用できる施設として、そして何よりも市民に愛され親しまれ、利用しやすい体育館として整備することを目的として基本計画を取りまとめたいとおっしゃっています。  この基本理念にあった計画策定については、審議会で諮られ、それなりのものができると思いますけれども、具体には、やはり経験豊富な大手コンサルの力をぜひともかりていただいて、それなりのすばらしい形のものができることを期待しておるところでございます。よろしくお願いいたします。 ○議 長(福代秀洋君) 永瀨市民文化部長。 ○市民文化部長(永瀨 学君) 登壇 原議員の新体育館建設に向けた状況について、答弁をいたします。  大きく4点ありましたが、まず1点目、策定状況について、現段階までの報告ということでございます。  この新体育館建設基本計画の策定につきましては、現在、諮問しております出雲市スポーツ振興審議会におきまして、これまで4回にわたり会議が開催されております。  その会議では、市民や競技団体などから寄せられた意見を踏まえて、県立浜山体育館(カミアリーナ)との役割分担であるとか、それから新体育館のアリーナなどの分割利用ができるようにして、市民のスポーツ活動拠点として位置づけること、利用に適したメーンアリーナ・サブアリーナの面積を確保すること、あるいは県立大学出雲キャンパスとの駐車場の相互利用を検討するといったような施設の規模・機能を中心に審議が進められているところでございます。  計画の策定状況の詳細につきましては、今議会の文教厚生委員会及び全員協議会で報告する予定としております。なお、この第4回までの会議の資料及び会議録、これまで寄せられた意見などにつきましては、市ホームページに掲載しております。  今後の見通しと答申の提出期日等につきまして、お答えいたします。  今後、この審議会では、さらに概算事業費や事業スケジュール、あるいはPFIといった事業手法の検討などについても審議が行われ、それらを取りまとめた形で計画案が策定される予定になっております。昨年12月議会でもお話ししましたとおり、今のところ本年5月ごろの答申予定ということにはなっておりますが、今後の審議の進みぐあいによっては、答申時期が延びる可能性も考えられます。  それから、議会への報告方法についてですが、計画が策定されたときはもちろんですが、この計画案の策定状況につきましては、議会にこれまで常任委員会や全員協議会などの場で報告してきております。今後も議会には逐次、報告をしていく考えでございます。  次に、審議会の委員手当の関係でございますが、この審議会委員は、ほかにあります市の審議会同様、「特別職の職員で非常勤のものの報酬、費用弁償等に関する条例」これに基づきまして定められた委員報酬及び費用弁償を支出しております。  次に、平成31年度(2019)に予定しております用地測量、基本設計、造成設計、開発協議、用地交渉等の取組みについてでございます。  新年度の早い段階で、建設予定地の用地測量及び物件調査を実施する予定にしております。それを踏まえて、地権者との協議・交渉に順次入っていく考えであり、平成32年度(2020)での用地取得を目指していきたいと考えております。  なお、市が直営で工事を行う場合、新体育館の基本設計及び敷地の造成設計につきましては、基本計画ができ上がった後に行う予定としております。また、開発協議は事業を進める上で必要な手続や留意点などを事前に把握して、開発事業が適正に行われるようにするというものでございまして、市は、県あるいは市内部の関連部署と連絡調整を進めていく予定としております。  次に、市民の憩いの場となっていかなくてはいけないということで、住民の意見も取り入れていく仕組みということでございます。  この新体育館整備につきましては、競技団体を対象にした説明会、市民からのメール、ファクスのほか、議員からの声も含めまして、これまでさまざまな意見をいただいております。  市民の代表からなるこのスポーツ振興審議会におきましては、これらの意見を踏まえ審議する中で、またアリーナの審議とは別に、憩いのスペースの場も確保が必要であるといったようなことも基本計画(案)には盛り込まれたところでございます。  今後、この基本計画(案)のパブリックコメントを実施する予定であります。また、計画策定後におきましても、審議会や地元、また議会のほうに逐次、情報を提供し、意見を伺っていくとともに、市民にも周知を図り、メールやファクスなどを通じて、随時、市民からの意見聴取にも努めてまいりたいと考えております。  次に、4点目の鳥瞰図とか模型を市役所正面に展示をということでございました。現段階では、まだそういったお示しするものがございませんが、今後、設計が進んでいく中で、しかるべき時期に議会や市民に分かりやすいよう、完成予想図、あるいは模型といった新体育館の外観をイメージできるものをお示ししたいと考えております。もちろんその際は、市役所での展示ができるようにしたいと思います。  以上、答弁といたします。 ○議 長(福代秀洋君) 原議員。 ○16番(原 正雄君) ありがとうございました。  やはり最終的にこの基本計画がいつ定まるかによって、全ていろんな形が違ってくると思います。そして、この基本計画に基づいて、また詳細な形とかそれぞれ具体な構造、そういうものが出てくると思いますし、今この基本計画というのは本当の基本でございますから、どのような絵になるのかというのも定まっていない。ですから、審議会の委員さんあたりも、そこら辺、非常に興味を持ちながらお互いに審議されておるのではないかなと思います。  もちろんパブリックコメントも必要でございますが、やはりまず審議会の委員さんが一番、決め手になる方でございますから、そこら辺のことも考えて、非常に懇切丁寧な形の中ででき上がる。そして予定では7回目の答申を5月ということでお考えのようですけども、どうも聞いていますと、そこまでには間に合わないんじゃないかなという気がしておりますので、焦らずきちっとした形の中で取り組んでいただきたいと思います。  そして、今、先ほど申し述べましたワーキンググループ等、それから3階の部長さんを含めた9名の方々の、やはり審議もあると思いますので、そこら辺で十分固めて、またこの計画に向けての提案といいますか、そういう形に向けていいものを提案して、審議会で納得していただくような形をお願いいたしまして、また後半、聞くかも分かりませんので、よろしくお願いいたします。  もうちょっと過ぎますけれども、今回の議会で、執行部の方がかなり退職されることを聞いております。大変この間、お世話になりました。特にトキの関係、お世話になって本当にありがとうございました。それから、後半では新体育館、いろいろありがとうございました。そういうことで、いろいろございましたけれども、元気で頑張ってまたやってください。  以上で終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議 長(福代秀洋君) 以上で、16番、原 正雄議員の質問は終了いたしました。  ここでしばらく休憩いたします。  再開は午後1時といたします。                午後 0時04分 休憩                午後 1時00分 再開 ○副議長(川上幸博君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を続けます。  29番、勝部順子議員。 ○29番(勝部順子君) 登壇 29番、公明党の勝部順子でございます。2点の質問をいたします。  1点目、塩冶町の高瀬川沿いにあります旧有原住宅の跡地活用について、市の考えを伺います。  有原住宅が高瀬川沿いにあるころから、今の場所に新たに建設されたときから、有原住宅についての質問を何度もしてまいりました。旧有原住宅の跡地利用については、平成25年(2013)12月議会、平成29年(2017)12月議会で質問いたしました。  旧有原住宅の跡地の活用については、地域にお住まいの方も非常に関心を持たれています。中には駐車場にしてほしいとの声も聞いています。その際、担当部長から「解体を終えて整地の作業を行い、年内には工事が完了の見込みです。市として有効な活用について検討しています」との答弁をそのときいただきました。  高瀬川沿いの自転車道路は通学路としても利用されています。そろそろ結論が出たのではないでしょうか。市のお考えを伺います。 ○副議長(川上幸博君) 安井財政部長。 ○財政部長(安井孝治君) 登壇 それでは、ただいま勝部議員からありました旧有原住宅の跡地活用に関する市の考え方について、お答えをいたします。  旧市営有原住宅跡地は、議員の紹介にもございましたけれども、東西に細長く、北側には県道出雲路自転車道線と高瀬川があり、南側には市が管理する排水路がございます。東西の長さは約280メートル、幅は約8メートルから12メートルであり、面積は中央部に市道塩冶5号線を挟んで、西側区画が約1,300平方メートル、東側区画が約1,100平方メートルの合計約2,400平方メートルでございます。  この土地については、高瀬川と排水路に挟まれた細長い特殊な形状であるため、利活用に制限があり、利活用の方法としては、先ほど地元のご要望ということもございましたけれども、駐車場利用などが想定されるところではありますけれども、本市といたしましては、市街地の水害解消対策として、今後、調整池としての利用の可能性もあることから、当分の間、市で保有したいというふうに考えております。  なお、比較的幅が広い西側区画につきましては、昨年10月から、出雲市民会館での大型イベント等開催時の関係者の臨時駐車場として暫定的に利用しているところでございます。  以上、答弁といたします。 ○副議長(川上幸博君) 勝部議員。 ○29番(勝部順子君) ありがとうございました。  先ほど、西側のところ1,300平米を市民会館のイベントがあるときに使わせていただくということで、これはもう、これからもずっと永遠という言葉は使わなくてもいいかもしれませんが、ずっと使われるのかということを伺います。 ○副議長(川上幸博君) 安井財政部長。 ○財政部長(安井孝治君) 先ほど申しあげました西側区画につきましては、主にそういった市民会館でのイベントがあったときの、お客様ではなくて関係者用の駐車場として利用しておりまして、昨年10月から今までのところで5件、そういった機会がございました。今後もまだイベントが多数ございまして、使っていくことになろうかと思いますけれども、これにつきましては最終的にどういった形であの土地を利用するのかを決めるまで、まず暫定的にこのような使い方をしていくという考えでございます。 ○副議長(川上幸博君) 勝部議員。 ○29番(勝部順子君) そして、東側につきましては調整池として使うと先ほどおっしゃったというふうに受けとめましたが、そうでしょうか。 ○副議長(川上幸博君) 安井財政部長。 ○財政部長(安井孝治君) 調整池を検討しておるのは東側も西側も両方でございます。そのうち東側は幅がちょっと狭くて、なかなか駐車場利用も困難なところがございますので、比較的、幅の広い西側を今、暫定的に利用しているということでございます。 ○副議長(川上幸博君) 勝部議員。 ○29番(勝部順子君) 分かりました。私は市民会館は今、非常にイベントも多くありますので、結構たくさんのお客様も来ていらっしゃって、その際に本当に車が、もうすごいあふれていることもよくありましたので、地域の人たちも非常にその辺の心配もされておりましたので、できればここが今後どういうふうにされるか分かりませんけど、関係者だけでもそこにとめるというふうになれば、それはいいことだなと私は思います。  ただ、周りの人たちも、周りに最近、今までの古い学校の建物が、今もう我が家の本当にすぐ近くのほうですけど、倒されておりまして、そこのところに今度はアパートとか住宅とか、それから駐車場等がどうもできるようでして、周りの方たちも自分たちの駐車場もなかなか確保ができない中でそういった事業が今、進んでいるということに、ちょっと皆さんがちょっと落ちつかないような状態があったものですから、でも、市民会館に関係する人たちがそこを使われるということになるといいのかなというふうに思います。ありがとうございました。  それでは、2点目の質問をいたします。路線バス及び高齢者外出支援事業について、お尋ねいたします。  出雲市内には、公共交通機関の利用が困難な地域において、福祉バスを運行され、高齢の方や障がいのある方の外出機会を確保し、介護予防や健康増進が図られています。旧出雲市の中心地域には、残念ですが運行されていません。塩冶町や今市町などに住まれている高齢者の方から、福祉バスを通らせてほしいとの声が寄せられました。我が家の周辺にお住まいの方たちも高齢の方が増えてまいりまして、バスの運行を望まれています。  平成30年(2018)6月議会で、この福祉バスのことについて質問いたしました。中心地域には福祉バスを走らせることについては難しいということは聞いておりますが、その辺のことをあわせてお考えを伺います。 ○副議長(川上幸博君) 石田総合政策部長。 ○総合政策部長(石田 武君) 登壇 それでは、勝部議員の出雲市中心部にも福祉バスを走らせられないかと、その見解についてのお尋ねについてお答えをいたします。  福祉バス運行事業につきましては、現在、出雲地域と湖陵地域において、過去に路線バスが廃止となった地域を対象に、合併前から引き続いて運行しているところでございます。  出雲地域では、川跡・高浜・大津地区で運行いたします東部線、長浜・高松地区で運行いたします西部線、稗原地区で運行いたします宇那手線、そして朝山地区で運行する見々久線の計4路線を運行をいたしております。また、湖陵地域では、地域内の移動手段といたしまして湖陵線を運行しているところでございます。  いずれの路線も、運賃は1乗車100円でご利用いただいておりまして、対象者につきましては65歳以上の高齢の方、または障がいをお持ちの方としておりまして、9人乗りのジャンボタクシーを用いまして、路線バスのように停車場所とか時間、路線をあらかじめ定めたところを走る運行としております。  運行はいずれも平日で、出雲地域の4路線は週2日、1日2往復の運行でございます。湖陵線は週5日、1日3回の運行でございます。  この福祉バスのほか、本市の高齢者等の移動手段を守る取組みといたしましては、昨日、大場議員からもご質問いただきましたけども、斐川まめながタクシーや佐田・多伎地域におけるデマンド方式の高齢者等外出支援事業、それから、バス停等から距離がある方や障がいをお持ちの方を対象とする福祉タクシー券の交付など、各地域の交通事情などを考慮しながら、さまざまな方法を組み合わせて、総合的な対策として取り組んでいるところでございます。  議員ご質問の市内中心部での福祉バスの運行につきましては、現在、既に運行している路線バスタクシー事業などと競合が心配されます。現在、市が助成しておりますバス路線との複走や民業の圧迫にもつながるということで、大きな影響も考えられることから、現段階での実施は困難な状況であると判断しているところでございます。  議員ご指摘のとおり、高齢化社会の進展の中で、全国的にも高齢者の移動手段の確保が本当に大きな課題となっておりまして、市内でもそうした切実な声をお聞きしているところでございます。  また、各交通事業者におかれては、運転手不足が非常に深刻でございまして、タクシー事業や行政から新たな運行の依頼を受託することが難しくなっているような現状も、一方でございます。  こうした状況を踏まえまして、市で運行や、あるいは助成を行っているバス路線などをより使いやすくなるように、地元でつくっていただいております運行協議会と改善について逐次、協議を進めているところでございますし、また、最近、非常に問題になっております運転士の確保策についても、国や県に要望することにしているところでございます。  また、これらの取組みに加えまして、各地で取り組まれている地域での住民同士の助け合いによるボランティア輸送などにも目を向けて、今後とも解決策を探っていく必要があると考えております。  いずれにいたしましても、市といたしましても勝部議員と同様の問題意識を持ちながら、あらゆる可能性を探り、交通環境が少しでもよくなるように努めてまいりたいというふうに思っているところでございます。  以上、答弁といたします。 ○副議長(川上幸博君) 勝部議員。 ○29番(勝部順子君) 部長のおっしゃることはよく分かりますが、私は、それでも本当に高齢化が進んでまいりまして、どうしたらいいものかなと。まだ私は自分では高齢者だと思っていませんので、まだ若干若いというふうに思っておりまして、先ほど最後に言われました住民でのボランティアということをおっしゃいましたけれども、そういったことでもできるようなことをするのには、でも私が勝手に「乗せてあげますよ」では、それこそ何か事故でも起きたとき大変ですが、そういったその場合はどんなふうな仕組みをすればいいでしょうか。そういうことをされているところがあれば教えていただきたいと思います。 ○副議長(川上幸博君) 石田総合政策部長。 ○総合政策部長(石田 武君) 現在、市内で各地域、NPO法人とかをはじめといたしまして、市内の助け合い活動という形で、約12地域がさまざまな助け合い、この交通だけに限らず行っておられまして、そうした中では、通院でございますとか、あるいは外出、買い物等に付き添いをされるというふうな、一緒に動くということで、タクシー事業とかそういう形じゃなくて一緒に付き添ってあげるというような取組みでやられているところがありまして、また、交通分野での活動、あるいは福祉分野、介護分野でもいろいろな活動が行われておりますので、またいろいろご相談いただければ、そういった活動事例をご紹介できると思います。 ○副議長(川上幸博君) 勝部議員。 ○29番(勝部順子君) 分かりました。ありがとうございました。  以上で終わります。ありがとうございました。 ○副議長(川上幸博君) 以上で、29番、勝部順子議員の質問は終了いたしました。  次に、24番、板倉一郎議員。 ○24番(板倉一郎君) 登壇 24番、板倉一郎です。事前通告に従い、二つの項目について質問しますので、よろしくお願いします。  1点目は、出雲市のキャッシュレス決済の推進について伺います。  キャッシュレス決済とは、現金を使わずにクレジットカードや電子マネーなどを使い、支払いをする方法のことです。現在、国を挙げてキャッシュレス決済の推進に取り組んでいます。
     最近よく報道で取り上げられますが、市民の多くの方は何か都会の出来事のように感じておられ、興味がないようにうかがえます。しかし、出雲市でも今年10月の消費税増税対策として実施されるキャッシュレス決済の5%ポイント還元や、商業関係での労働力不足対応、観光における外国人観光客対策としても、今以上の積極的な取組みが必要と考えます。  そこで次の点を伺います。  1点目、キャッシュレス決済を推進する目的について伺います。  2点目、出雲市でのキャッシュレス決済の導入の状況について、民間及び公共に分けて伺います。  3点目、今後のキャッシュレス決済の推進の取組みについて、民間及び公共に分けて伺います。特に消費税増税対策のキャッシュレス決済における5%ポイント還元は10月から9か月間の時限対策であり、対応が急がれます。その対応についても詳しくお願いします。  4点目、キャッシュレス決済について、高齢者を中心として住民への啓発活動が必要であると考えますが、どのようにされるのか伺います。  以上、答弁をよろしくお願いします。 ○副議長(川上幸博君) 鐘築経済環境部長。 ○経済環境部長(鐘築健治君) 登壇 それでは、板倉一郎議員の出雲市のキャッシュレス決済の推進についてのご質問にお答えをしてまいります。  まず、キャッシュレス決済を推進する目的についてでございます。  国におきましては、日本再興戦略2016におきまして、2020年のオリンピック・パラリンピック東京大会開催等を視野に入れたキャッシュレス化の推進を行うこととしております。  その後、一昨年、平成29年(2017)6月に閣議決定をされました未来投資戦略2017におきましては、日本におけるキャッシュレス決済比率は民間消費支出の約20%と、諸外国に比べて非常に低い水準になっておるということが示されたところでございます。  これを踏まえまして、現金に係る社会コストの削減や中小・小規模事業者等の生産性の向上、データの利活用の促進など、キャッシュレス化がもたらす利点を活用して、地域の活性化や社会構造の改革を進めるために、世界的にも遜色のないキャッシュレス化比率4割の達成を目指すこととしております。  これを受けまして、昨年4月には経済産業省によりまして世界のキャッシュレス動向、日本のキャッシュレスの現状、これらを踏まえた我が国における対応の方向性、具体的な方策案などをまとめたキャッシュレス・ビジョンが示されたところでございます。  また、国におきましては本年10月1日の消費税率引き上げに伴いまして、需要変動の平準化対策及びキャッシュレス化の推進を目的としたキャッシュレス・消費者還元事業が実施される予定でございます。この事業は消費喚起だけでなく、生産性向上や消費者の利便性向上の観点も含め、消費税引き上げ後9か月間に限り、中小・小規模事業者によるキャッシュレス手段を使った利用者へのポイント還元・割引を支援するものでございます。  次に、出雲市での現状についてでございますが、市におきまして、現在キャッシュレス決済を導入している民間事業者の明確な数字というものは把握していないという状況でございます。  一方、本市の取組みにつきましては、総合医療センターにおきまして平成26年度(2014)から人間ドック、健康診断等に係る費用につきまして、クレジットカードによる収納を実施しております。なお、受診者の利便性向上のため、医療費につきましても本年4月を目途に、クレジットカード及びデビットカードによる収納を実施することとし、現在、関係機関と調整を行っておるところでございます。  次に、今後の推進の取組みについてでございます。  民間におけるキャッシュレス決済の推進につきましては、中海・宍道湖・大山圏域インバウンド機構と圏域商工会議所でキャッシュレス化推進検討委員会が立ち上げられておりまして、対応店舗の拡大と外国人観光客の消費拡大につなげるための検討が進められております。また、端末の導入等の支援につきましては、国の補助制度も創設されておりまして、本市の助成制度も含め商工団体とも連携し、事業者に広く周知をしてまいりたいと考えております。  一方、本市における市税、あるいは公共料金等のキャッシュレス化の対応につきましては、市民の利便性等を考えた上で、必要に応じて検討してまいりたいと考えております。  次に、住民への啓発活動についてでございます。  キャッシュレス決済につきましては、現金を持ち運ばないセキュリティの向上やポイント還元、その利便性などさまざまなメリットがある一方で、使い過ぎであるとか利用店舗が限られている。あるいは停電のときには利用できないなどのマイナス面もございます。こういったことも含めまして、広く市民の皆様に周知していく必要があると考えておるところでございます。  以上、答弁といたします。 ○副議長(川上幸博君) 板倉一郎議員。 ○24番(板倉一郎君) そうしますと、何点か再質問したいと思いますが、今、国のほうでは40%を目標にするということをおっしゃられたわけですが、民間のほうは現状を把握していない。行政のほうは今、医療関係では人間ドック、あるいは4月から病院の医療費について行われるということなんですが、必要により検討ということになっているんですが、国が40%という目標を決めたからには、まず行政の部分でお伺いしますけど、行政としても必要により検討ではなくて、国がもう40%という目標を掲げているからには、できるところからそうしますという意気込みが必要ではないかと思うんですが、そこのところを確認します。 ○副議長(川上幸博君) 鐘築経済環境部長。 ○経済環境部長(鐘築健治君) 現在、市の公共料金、あるいは市税ということの対応かと思いますが、市民の利便性は現在の現金払いがいいのか、あるいはキャッシュレス化がいいのか、そしてまた税金等でいきますと収納率、こういった要素もございます。そういったことも含めまして検討していくということでございます。ただ、キャッシュレス化の推進ということについては、当然、前向きに考えていきたいということでございます。 ○副議長(川上幸博君) 板倉一郎議員。 ○24番(板倉一郎君) もう若い人たちではキャッシュレスが当たり前のようにやっておりますので、ぜひ行政についても、そういった方たちに対して力強くそういうことができるように、行政でも推進していただきたいということを言いたいと思います。  次に、民間についてですけど、先ほども言いましたように、消費税増税に伴うキャッシュレス決済のポイント還元というのが非常に大きな国の政策として目玉になっていまして、これは現在、大体、市民の皆さんからすると、どこが5%還元なのか、あるいは3%のところがあり、0%のところがあり、先ほど言われたように中小では5%とか、さまざまに、要は電子マネーとかキャッシュレスでクレジットカードをつくっていても恩恵が受けられるお店と受けられないお店、あるいはどこのお店で使えるのか分からないという、市民の皆さんからいったら非常に複雑な制度ですし、それから高齢者の皆さんからしたら、やっぱり「キャッシュレス」という言葉というか、やっぱり現金主義でやっておられまして、そうするとせっかく国が制度として増税対策でつくられた制度が、出雲市の、特に私が心配しているのは高齢者の皆さんが、せっかくその制度があっても恩恵にあずかることができないという状況を私は心配しております。  そういった意味で、もう一回ちょっと分けて質問するんですけど、特に高齢者の皆さんに、市の広報紙なりさまざまな手段を使って、まず消費税の増税対策としてこういう制度がありますよということを周知するとか、あるいは、そういうものをつくろうと思ったらこういうことが必要ですよとか、何かそういった具体的にコミセン単位でやるとか広報紙を使うとか、そういった対応が必要だと思うんですが、もう10月から9か月間という決められた期間で終わってしまいますので、そこはちょっとスピード感を持ってやるべきじゃないかと思いますが、お伺いします。 ○副議長(川上幸博君) 鐘築経済環境部長。 ○経済環境部長(鐘築健治君) まず、キャッシュレス決済が可能な環境を整えるということが大事だと思いますが、それには民間事業者、いわゆる店舗側の対応、そして我々使う側の対応、これが恐らく同時進行といいますか、同時並行的に進めていく必要があるかと思っております。  ただ一方、先ほどご指摘がございました高齢者の方といいますと、例えばキャッシュレス化となると金銭感覚が麻痺するとか、もうこれは高齢者に限ったことではございませんが、お金のありがたみが薄れる、さまざまな心理的な要素も多分にあろうかと思っております。  こういったことを払拭するためにも、やはり議員さんがおっしゃいますように、丁寧な説明、啓発というものが必要であろうと思っております。  ただ、こういった心理的なものを払拭していくという取組みについては、ただ消費税が間近に迫っておるという状況がございますが、そのあたりは若干、時間もかかるのかなと思っておるところもございますが、その辺の啓発についてはしっかりと取り組んでいく必要があると考えております。 ○副議長(川上幸博君) 板倉一郎議員。  24番(板倉一郎君) 部長がおっしゃるように、最終的には使う人がキャッシュレスを選択するのか、あるいは引き続き現金を選択するのか、それは使う側の選択になるわけですが、ただ、こういう使う選択肢がありますよというのは、やはり国が政策として打ち出したポイント還元ですので、ぜひ行政として、きちっとした啓発をやっていただきたいと。  それから、民間の店舗への拡大については、施政方針等でもあって、補助の申請がないとか、なかなか導入が広がらないというお話を伺ったんですが、実は議員の控室で中小の商業関係に詳しい湯淺議員に伺ったところ、やっぱり消費税増税のところのポイント還元に向けて、キャッシュレス決済に向けた機械を店舗に導入しようという前向きなお店が結構ありますよとか、また、自分はそういう働きかけはしているということを伺ったんですけど、やっぱり行政として、そういった方たち、商業関係の皆さんともう一度きちっとやって、しっかりと恩恵を受けようと思っても使う店がなかったら恩恵を受けることができないので、そこら辺をもっと推進していただきたいということと、あと市民の皆さんからどのお店が5%で、どのお店が3%で、どのお店が0%ですかというのが分からないところがありまして、そういうのが、こういったお店だと5%で使えますよというのが、昔、地域商品券だと、地域商品券が使えるお店はこういうところですよという市のほうで周知があったんですが、何らかそういう使えるお店が分かるような仕掛けも必要だと思うんですが、その点について、機械の導入と、それから使えるお店が分かるような取組み、この2点についてお伺いします。 ○副議長(川上幸博君) 鐘築経済環境部長。 ○経済環境部長(鐘築健治君) まず機械の導入ということでございますが、我々の周知不足ということも多分にあろうかと思いますが、今後、商工会議所商工会等々とも連携をいたしまして、有利な補助制度があるということもしっかりとPRをしながら、いわゆる受け入れ側といいますか、決済端末の導入促進ということに努めていきたいと考えておるところでございます。  それから、マップということでございますが、これも実際、使う人が本当にどのような形で使うのか。そのキャッシュレスのあり方も先ほど議員さんからご紹介がございましたが、プリペイドの前払いであるとか、即時、あるいは後払い、いろんな端末が現在あるところでございまして、そういったところでの割引率もそれぞれ違うというところがございますので、すぐにこれを分かるように周知をするということにつきましては、ちょっといろいろ難しいところもあろうかと思いますが、いずれにいたしましても、この全体の考え方といたしましては、キャッシュレス化推進ということでございますので、何らか市民にとっても分かりやすい方法での周知、こういったことをしっかりとしていきたいと考えておるところでございます。 ○副議長(川上幸博君) 板倉一郎議員。 ○24番(板倉一郎君) 繰り返しになりますが、消費税の増税対策として取り入れられた制度が、出雲市で有効に使えるように行政の取組みをお願いして、次の質問に移ります。  質問の二つ目は、子どもの学力向上への取組みについて伺います。  教育環境の整備については、学校の耐震化の着実な実施をはじめ、この夏までに実施される小中学校や幼稚園の教室へのエアコン整備などの取組みに敬意を表しまして、それらの環境整備は子どもの学力向上に向けたハード面であるものと認識しております。  そこで、ソフト面の取組みについて伺います。  新年度に向けた市長の施政方針に「学校教育について、確かな学力定着のため、教員の授業力向上を図るとともに、プリント配信システムの導入など、習熟度に応じた指導支援、家庭学習への支援を行います。」とありました。  そこで、そのことについて、具体的な内容を伺います。答弁をよろしくお願いします。 ○副議長(川上幸博君) 槇野教育長。 ○教育長(槇野信幸君) 登壇 それでは、ただいまの子どもの学力向上の取組みについてのご質問にお答えをいたします。  児童生徒の学習意欲を高め、学力を定着させていくには教員の授業力が大きくかかわってまいります。新学習指導要領では、児童生徒が生涯にわたって能動的に学び続けることができるような資質・能力の育成が重視されています。  そのため、教員の授業力としては、児童生徒が知識・理解を深めることだけではなく、主体的に課題を見つけ、他者と協同しながら粘り強く学習に向かうことができるような資質・能力を高めることが求められております。  実際の授業の中で必要なのは、次のような点であると考えております。一つ目が、児童生徒が興味を持つように教材や課題設定を工夫すること。二つ目が、児童生徒がお互いの考えを比較したり、ともに考えをつくり上げたりする場面を効果的に設定すること。三つ目が、児童生徒の思考を深めるような発問や学習活動を提示すること。こういった授業を構成する力や児童生徒の学習状況に応じて対応する技術などが求められております。  本市におきましても、学力向上には教員の授業力の向上が重要であるというふうに考えております。新年度におきましても、児童生徒が対話を通して考えを深めていく手法である協調学習や、児童生徒が文章の要点を捉える力を高める要約学習についての研修会などを、学力向上研修講座「+1講座」と呼んでおりますが、この「+1講座」として年7回、それから理科の授業に特化して教員の指導力、授業力向上を目指す「+1理科講座」を年5回実施することとしています。  また、教育委員会に配置している教育指導監2名が、各小中学校にそれぞれ年4回、学校訪問をして、教員の授業視察を通し、授業力向上に視点を置いた指導と助言を行うこととしております。  このような市が行う教員の授業力向上の取組みのほかに、各学校におきましても管理職が授業を視察して教員に指導したり、教員同士がお互いの授業を見合って指導力を高めたりするような取組みや、さらに県の教育委員会主催の研修会や学校訪問なども行われております。  こうした取組みを通して教員の授業力向上を図り、児童生徒の学ぶ意欲を高め、学ぶことの喜びや楽しさ、達成感等が感じられるような授業づくりをし、児童生徒の学力向上につなげていきたいと考えております。  さらに、新年度からの新たな取組みとして、学習プリント配信システムを導入します。このシステムは、市が行っている学力調査に連動しておりまして、児童生徒一人ひとりの学習状況の分析結果から、習熟度に応じた学習プリントを選ぶことができ、授業や家庭学習での活用を考えております。  なお、この学習プリント配信システムは、希望する学校を対象に導入するものでございます。  このほか、学力向上に係る学校の主体的な研究・研修等を支援する学校の特色ある取組みへの支援事業も引き続き実施します。この事業を実施する学校では、「学びに向かう体づくり」や「自尊感情を高めるふるさと・キャリア教育の推進」など、児童生徒の学力の基盤づくりになる取組みも進めております。  学力向上にかかわる各種事業を通して、児童生徒の社会性や道徳心などを養うとともに、確かな学力の定着を目指してまいります。  以上、答弁といたします。 ○副議長(川上幸博君) 板倉一郎議員。 ○24番(板倉一郎君) ありがとうございました。  1点確認なんですけど、プリント配信システムの導入は希望する学校という答弁であったと思うんですが、現在もうそういう希望調査をされて結果が出ていれば聞きたいと思います。 ○副議長(川上幸博君) 槇野教育長。 ○教育長(槇野信幸君) まだ予算化されておりませんので、希望調査というところには至っておりませんが、例年、夏ごろに実施しておりますが、地域別で校長会を行っておりまして、その中で意見交換を行っております。そこで去年のテーマはそういった習熟度別の学習というようなことで、このプリント配信システムなどの話も交えながら意見交換を行っておりますので、全ての学校が希望しているわけではないというふうに、そのときに捉えておりますので、希望するところだけを対象に、新年度はやっていきたいというふうに考えております。 ○副議長(川上幸博君) 板倉一郎議員。 ○24番(板倉一郎君) それぞれの学校で指導のやり方があると思いますので、一概にということはないと思うんですが、こういったものが成果が上がるのであれば、全校展開をやっていただきたいと思います。  本当に小中学校の普通教室にエアコンを設置されまして、これは子どもの健康面だけでなく、快適な学習環境となると本当に感謝しております。答弁にありました取組みが成果を上げることを期待し、私の質問を終わります。  以上です。 ○副議長(川上幸博君) 以上で、24番、板倉一郎議員の質問は終了いたしました。  次に、32番、長廻利行議員。 ○32番(長廻利行君) 議席番号32番、平成クラブの長廻利行です。事前通告に従いまして、質問いたします。  観光地としての環境整備についてでございます。  そこで、みせん広場駐車場の公衆トイレの整備について、伺いたいと思いますのでよろしくお願いしたいと思います。  平成20年(2008)の出雲大社の遷宮がスタートいたしまして、この平成の大遷宮も本年3月末をもって、いよいよ完成するということになりました。そして、完遂事業として、出雲大社では3月から来月の4月にかけて、さまざまな記念イベントが繰り広げられると伺っております。  そして、平成20年(2008)から始まりました、この平成の大遷宮も11年間にわたって行われたわけでございますが、無事に終わりますことを心よりお喜びを申しあげたいと思います。  さて、大社門前町も平成25年(2013)の本殿遷座祭の年をピークに、今もなお賑わいは続いております。このたびの平成の大遷宮をきっかけとして、神門通りの整備も一気に進められ、かつての賑わいを取り戻すことができ、大社門前町は人の流れも含め、まちの景色が大きく変わってまいりました。  ちまたでは、遷宮が終われば、もとの静かな門前町に戻るだろうという声もあるようでございますが、遷宮効果により交流人口が飛躍的に増加したという、またとない好機を生かし、遷宮を終わりとして捉えるのではなく、これからが新たな始まりであり、今まさに出雲のさらなる飛躍を目指すときに来ているのではないかと思っております。  そして、次の60年後の遷宮、さらには100年先を見据えたまちづくりを考えていかなければならないときだろうと思っております。そのためにも観光客を優しくお迎えするための案内、交通、宿泊など、観光地としての環境整備を再構築していかなければならないと考えております。  これまで県と市で勢溜周辺の整備、神門通りの石畳化や電線の地中化など、メーン道路としての整備は着実に進められてきたところでございます。今後は宇迦橋のかけ替えや大鳥居から旧大社駅までの整備が控えています。  また、宿泊については、みせん広場や出雲市駅周辺にホテルが建設されたこともあり、宿泊客数も約70万人を近くに届いているというように伺っております。しかし、まだ出雲市は宿泊機能が弱いと考えております。  この出雲市の課題である宿泊につなげるためのまち歩きを促し、少しでも滞留時間を延ばしてもらうためにも、自家用車で来られた方に十分な駐車場を確保することは重要なことであり、さきの12月議会で質問したように、やはりご縁広場の周辺に新たな駐車場を整備して、神門通りの歩行動線の強化を図るべきと考えているところでございます。  こうしたまち歩きを推進していく中で、歩道や駐車場などのインフラ整備が進められてきましたが、さらに公衆トイレなどの整備も必要と考えておるところでございます。神門通りを見てみますと、ご縁広場、縁結びスクエア、神門通り交通広場に公衆トイレが整備をされています。  一方、勢溜から、みせん広場にかけては古代出雲歴史博物館の駐車場にある公衆トイレとみせん広場にある仮設トイレだけでございます。もともと、みせん広場には平成3年(1991)に立派な公衆トイレが建設されましたが、ホテル誘致のためにそれも取り壊され、今は先ほど申しあげましたように仮設トイレだけの対応となっております。  みせん広場の駐車場は今も利用が多く、また出雲大社から島根ワイナリーまで歩く人も増えており、みせん広場を利用する仮設トイレに対する苦情も大変多く聞くようになっております。  勢溜から東の国道431号線沿いに公衆トイレが整備されていない中で、もう一度みせん広場に公衆トイレを整備する必要があると考えておりますが、そのお考えがあるかどうかお伺いをいたします。 ○副議長(川上幸博君) 鐘築経済環境部長。 ○経済環境部長(鐘築健治君) 登壇 それでは、長廻議員からの観光地としての環境整備、特にみせん広場駐車場の公衆トイレの整備についてのご質問にお答えをしてまいります。  このみせん広場につきましては、平成3年(1991)に国道431号を挟みまして、北側には大社地域を訪れる観光客の駐車場を整備し、南側には地元の皆さんによるスポーツレクリエーションの利用もできるように、トイレ、休憩施設を備えた多目的広場を整備したところでございます。その後、平成26年(2014)に、この多目的広場の部分を民間事業者に売却をし、現在、宿泊施設が建てられていることはご承知のとおりでございます。  なお、この道路北側の駐車場利用者のためのトイレということでございますが、現在その駐車場西側に設置をいたしました仮設トイレで対応しておるという状況でございます。  このみせん広場駐車場につきましては、先ほど議員さんからもご指摘がございました東方向から出雲大社周辺を訪れる観光客にとりまして、非常に利便性も高い、そして現在も多くの観光客が利用されておるという状況でございます。また、出雲北山の弥山山への登山者の多くが、この駐車場を利用しているということも聞いております。  このみせん広場駐車場への公衆トイレの整備ということにつきましては、先ほど来、議員さんからいろいろお話を伺っているとおりでございます。大社周辺の人の流れや駐車場の利用状況に加えまして、観光地としての景観にも配慮をした環境整備が必要であり、周辺の公衆トイレの設置状況、こういったものも考慮しながら、しっかりと検討していきたいと考えているところでございます。  以上、答弁といたします。 ○副議長(川上幸博君) 長廻議員。 ○32番(長廻利行君) 答弁ありがとうございました。  これまでの経緯を大体私も申し述べようと思ったんですけども、今、大体お答えいただきましたので、少しだけ言わせていただきますけども、ああして、あそこはそもそも平成2年(1990)のJR大社駅が廃止になるということから始まった、ご縁広場とみせん広場の、いわゆるどうしても2か所に駐車場をつくらなければならない。あの当時にはそういう空き地がなかったものですから、たまたま仕方なしと言っちゃいけませんけども、みせん広場のほうに、いわゆる駐車場と多目的広場ということ、そして休憩所とトイレをつくったということでございます。  それが当時は4億8,000万円かけてそういうような整備をされたわけなんですよね。そして、とりわけ、その中でもトイレは約7,000万円を、本当はちょっと切りますけど、7,000万円をかけてトイレといわゆる休憩所をつくったという経緯がございますので、やはり私は、あのときに地元の議員として、共立メンテナンスさんがあそこの場所にホテルを建てたいという、どちらかというと業者さんの言われたことを我々としても受け入れたという経緯もありますし、ましてやあそこの多目的広場を使っておられた皆さん方にとっても、いろいろな面で迷惑もかけておりますし、実際、駐車場としても半分以下になったということもございますし、何よりも私が思ったのは、建設現場の仮設トイレが3基並んでおると。平成26年(2014)からもう5年にもなるということですので、やはりこれは観光地としては恥ずかしいというように私は思っておりますので、まあ何もここで言いません。前向きな検討をしていただけると思っておりますので、ぜひとも一日も早いトイレの整備をしていただくことを念願いたしまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。
    副議長(川上幸博君) 以上で、32番、長廻利行議員の質問は終了いたしました。  次に、12番、神門 至議員。 ○12番(神門 至君) 登壇 議席番号12番、神門 至でございます。  まず冒頭に、議長にお話をさせていただきたいと思いますけれども、今回の質問は6問ございます。したがいまして、私の持ち時間45分を経過するおそれがありますが、45分で終わりたいと思います。したがって途中で終わるかもしれません。その辺、答弁いただきます部長等々の皆さん方にはご了承いただきますよう、まずもって冒頭お願いをしておきたいと思います。  まず1点目でありますけども、小学校低学年児童のランドセル通学についてでございます。  小学校低学年児童が通学時に使用しているランドセルの中の教材の重量について、重いか重くないのか、どのように認識されているのかをお伺いをいたします。  また、その重量につきましては、通学時に児童のストレスや防犯上において危険性があるか否か、このことについてお伺いをさせていただきます。  最後に、通学時のランドセルの中の教材や持参品を少なくするべきではないか。市の考えにつきましてお伺いをいたします。  よろしくお願いいたします。 ○副議長(川上幸博君) 植田教育部長。 ○教育部長(植田義久君) 登壇 それでは、先ほどの神門議員の小学校低学年児童のランドセル通学についてのご質問について、お答えいたします。  まず、小学校低学年児童が通学時に使用しているランドセルの重量についてのご質問でございますが、小学校の低学年の児童が通学時に使用しておりますランドセルなどを含めた教材の重量につきましては、何校かに聞き取りを行いました。  その結果、そうした低学年の重量は一般的なランドセル、それから平田地域の小学校で使用しております軽量のランバックを問わず、いずれの場合も4キログラム前後でございました。ただし学校とか曜日によっては多少、重さは異なるものでございますけれども、そういった結果でした。  続きまして、その重量は通学時に児童のストレスや防犯上において危険性はあるか否かというふうなご質問でございますが、そうした重いランドセルなどを背負って、長い距離を通学することに負担を感じている児童も多いと考えております。交通安全上、そして防犯上からも、重いランドセルなどを背負うと動きが鈍くなることが懸念されるところでございます。  最後に、通学時のランドセルの中の教材や持参品を少なくするべきではないかのご質問でございますが、昨年9月、文部科学省から児童生徒の携行品に係る配慮についてとして、学校が、教科書やその他の教材などのうち、家に持ち帰らせるもの、また学校に置いておくものについては、保護者等と連携し、児童生徒の発達段階や学習上の必要性、通学上の負担などの学校や地域の実態を考慮して判断し、配慮するよう通知があったところでございます。  教育委員会としましても、児童生徒の通学上の負担などの軽減と安全の観点から、引き続き学校に配慮を求めていきたいと考えております。  以上、答弁とさせていただきます。 ○副議長(川上幸博君) 神門議員。 ○12番(神門 至君) 先ほど答弁いただいたように、4キロということなんですけども、人によって小学児童によって違うと思うんですが、私が量ったところ大体5キロぐらいあるんじゃないかな。  私以外の方々、特に通学時には保護者の方、あるいはおじいちゃん、おばあちゃんも一緒に集合場所まで行かれる方も最近多いです。そうすると、「どうしてこんな重たいものを持たせていくんか」と。私は四十数年前に小学校のころはランドセルだったんですけども、走れば音がするというような何も入ってないランドセルだったんですよね。それが今4キロ~5キロと、皆さん方のお手元のタブレット、これが五つか六つぐらいの重量になるんですよ。それで学童の子どもさんたちも、いつもあのランドセルをしょって、ズックを履くときに座ってよっこらしょで、保護者さんが手を引っ張っていくぐらいな。これは足腰が鍛えられるからいいという問題でもなくて、やはり危険。今、答弁がありましたように、要はランドセルをしょって今の子は走れないんですよ。  そういった状態の中で、いざというときにはどうするかといった場合に、最近はノートやなんかも重量を軽減するノートが最近あるみたいでして、値段はちょっと高くなるんですけど。そういった負担ばっかり強いても、やはり毎日使わないものは学校に置くとか、先ほど文科省のほうからも指導もあったりして、問題はこれからどういうふうに各小学校が配慮していくか。  やはりランドセルというと、それぞれのおじいちゃん、おばあちゃんたちはランドセルを孫にプレゼントしたいとかいうような思いでいいわけなんですけども、同時にランドセルも軽く軽量化になっておりますけども、やはり通学時の身の危険、学童に行かれる子は子どもたちを保護者が迎えに行く。家族の方が迎えに行くと。ただ、通っている子たちはすごい負担が来ると思っておりますので、再度そういった形の中で、どのように配慮されていくのか、ちょっともう一度お聞かせいただきたいと思います。 ○副議長(川上幸博君) 植田教育部長。 ○教育部長(植田義久君) 特に今度、新学習要領になりまして、低学年はともかく上の学年では教科も増えてまいりますし、そうしたところで、やはり今までの視点ではそういったところまでちょっとなかったというようなことが現実ではないかと思いますので、やっぱりこれから、そうした今後の方向も見定めながら、各学校に校長会等を通じて、適切な配慮をするように指導していきたいと思っております。 ○副議長(川上幸博君) 神門議員。 ○12番(神門 至君) 今、通学時だけならいいんですけども、帰りの際に、もうおじいちゃんがお孫さんのかばんを持って帰っていらっしゃる方も結構いらっしゃるみたいなので、そういった点を各小学校、配慮いただきながら対応していただきますよう、お願いをしておきたいと思います。  次に、2点目でありますが、通学路に隣接する危険空き家の状況と対策についてでございます。  まず1点目、市は通学路に隣接する危険空き家の状況と対策について、どのように調査され、把握されているか否かを伺います。  また、調査されていれば、その状況及びその対応について伺います。  最後に、通学路に隣接し、かつ交差点に隣接する見通しの悪い空き家は、所有者と協議しつつ、見通しのよい交差点にする対策が必要であると考えます。市の考えについて、お伺いをさせていただきます。 ○副議長(川上幸博君) 植田教育部長。 ○教育部長(植田義久君) 登壇 続きまして、神門議員からご質問いただきました通学路に隣接する危険空き家の状況と対策についてのご質問にお答えいたします。  まず、通学路に隣接する危険空き家の状況、それを調査されているのか、把握されているのかというふうなご質問で、調査していれば、その状況、対応についてというご質問にお答えいたします。  本市におきましては、平成27年度(2015)に市内全域につきまして、空き家の実態調査を実施しておりますが、通学路に特化した調査は行ってはおりません。それとは別に、それぞれの小学校においては、児童と保護者が一緒になって、交通安全上、防犯上の危険な箇所を地図に落とした安全マップを作成し、その中で通学路に隣接する危険な空き家を把握しているところでございます。  学校に対しましては、日ごろから危険な空き家を含め、通学路の安全確保に努めるように指示しているところでございます。  もう一点、通学路に隣接し、かつ交差点に隣接する見通しの悪い空き家について、所有者と協議しつつ、見通しのよい交差点にする対策が必要ではないかというふうなことでございますが、危険な交差点を解消することは、空き家の有無に限らず必要であると考えております。  通学路につきましては、各学校からの整備要望を取りまとめた上で、関係機関で構成する出雲市通学路安全推進会議におきまして、安全対策が必要な箇所を決定し、交差点も含めて改良整備に取り組んでいるところでございます。  以上、答弁といたします。 ○副議長(川上幸博君) 神門議員。 ○12番(神門 至君) この通学路に隣接する危険空き家ということでご質問させていただきましたけども、市内でもたくさんの通学路がありますけども、空き家が隣接している交差点も中にはあると思うんです。それで、とりわけ私の近くでも、交差点の角に空き家があります。この空き家から枝が伸びる木を伐採して地元の方がやられるとか、いろいろな通学路に対して危険な地域がありますし、空き家もあります。  それで、ぜひ長年にわたってこうして所有者が分からないとかいうような問題も出てこようかと思いますけども、市もそういった極めて交差点の見通しも悪いとか、特に私の地元のことばっかり言って申しわけないですけども、村田製作所に通勤される方とか交通量も増えている中で、見通しの悪い関係もあって、自転車と車と歩行者の通学路、もう三者並んで歩くような狭い状況にもなっておりますので、これは私の近くだけではなくて全市の状況も把握して、先ほど申し上げられた通学路安全推進会議、そういった点で具体的な協議を行っていただきながら早急に対策することも、これからの時代、求められているんじゃないかなというふうに思いますので、切にお願いをさせていただいて、次の質問に入らせていただきたいと思います。  3点目でありますが、今回の議会の一般質問でもございましたので、ポイントだけご回答いただければと思います。  高齢者の運転免許自主返納についてでございます。  まず1点目、高齢者の交通事故件数は、全体の何割を占めているか。過去3か年の状況についてお伺いをさせていただきます。  また、高齢者の運転免許返納件数及び高齢者数の割合について、特に75歳以上についてお伺いをさせていただきます。  最後に、返納者への支援策の意向調査は実施されているのか否かをお伺いをさせていただきます。  また、調査されていれば、その状況及びその支援策につきまして、お伺いをさせていただきます。  以上、よろしくお願いいたします。 ○副議長(川上幸博君) 石田総合政策部長。 ○総合政策部長(石田 武君) 登壇 それでは、高齢者の運転免許自主返納についてのお尋ねについて、お答えをいたします。  まずは高齢者の交通事故件数、過去3か年ということでございます。事前に県内の数字でということをお伺いしておりますので、県内の状況をご答弁いたします。  県内の人身事故発生件数のうち、65歳以上の高齢者が関係する事故の件数及びその割合につきましては、平成28年(2016)は514件で全体の39.1%、平成29年(2017)は499件で全体の38.9%、平成30年(2018)は402件で全体の39.3%でありまして、近年は人身事故の約4割が高齢者の方がかかわるものということになっております。  次に、高齢者の運転免許返納件数及びその割合と、そのうち75歳以上の方の状況についてでございます。  県内の65歳以上の高齢者の運転免許返納件数につきましては、平成28年(2016)が2,072件、うち75歳以上は1,469件で70.9%でございます。平成29年(2017)は2,704件、うち75歳以上は2,110件、割合が78%でございます。平成30年(2018)は2,711件で、うち75歳以上は2,276件で84%でございまして、この3年間で年々75歳以上の返納数、割合ともに増加してまいっている状況でございます。  最後に、返納者への支援策に対する意向調査はしているのかと、また、していればその状況ということでございます。  運転免許返納者に対する支援策についての意向調査については行ってはおりませんけれども、支援内容の利用状況を分析しながら必要な改善を図ることというふうにしております。  そうした支援策のこれまでの分析によりますと、最も利用が多く申請者の8割が希望いただいておりますタクシー券につきまして、これは交付から1年間を使用期限としておりますけども、そのうち約4割が支援額である5,000円、これを満額ご利用になっていないということが分かったところでございます。このため、現在、使用期限の延長について、検討・調整を進めることにしているところでございます。  以上、答弁といたします。 ○副議長(川上幸博君) 神門議員。 ○12番(神門 至君) この案件について再質問する気持ちはございませんが、今、答弁がありましたとおり、県内、市内にも言えることなんですけども、この自主返納をする人というのは極めて多くなっていると思っています。  ただ問題なのは、どうしても返納しない方、私は別に高齢者だからといって免許を返しなさいとは申しあげませんけども、よくニュースでもありますとおり、県下・県外を問わず全国各地、今、高齢者による事故、あるいは高速道路を逆走する、あるいは脱輪をする。いずれにいたしましても本人だけで済まない、高齢者だけで済まない問題があるのではないかなと。  それで、私のじいさんを例に出しますと、この1年間で車を運転して4回脱輪をしたんです。本人は近くの人を呼んで助けてもらって、脱輪をしたのを上げてもらう。もう本人は平気な顔をして笑っているんですよね。「ヒヒヒヒヒ」と、で「だんだん、だんだん」と言って。  ただ、そういった脱輪で済めばいいんですけども、仮に村田製作所を横切るときに人をはねたと、あるいはコンビニに突っ込んだと、そういったときに出てくるのは、本人はもちろんですけども、それ以上にそのおうちの家族の方、そういったところにやっぱり目を向けていけば、おのずともう75歳以上になれば自主返納していただくきっかけ、動機づけをやはり行政としても考えていくべきじゃないかなと。幾ら家族の私が言っても、本人はもう自信過剰なんですよね。「もう私に限っては、そがな事故はさへん」と。それが起きたときは、もう後で家族の人が困ってしまうと。  そうしていけば、やはり行政としても、今、タクシーであったりバスの利用券もよろしいんですけども、今、意向調査はされてないということなんですが、やはり高齢者になって、もう75歳になると、認知症もひどい方もどんどんひどくなっていくような年齢になってしまいますし、もう少し若いとき、高齢者は65歳から高齢者と言われておりますけども、やはり私が返納したときは、こういう制度があればいいなと。  例えば今回の議会でも一般質問されております、まめながタクシーであったり、それをデマンド型タクシーであったり、そういったやはり高齢者の方は免許がなくなった場合、やはり人にお願いするよりも公共的な機関の中で、自分とこの家へ迎えに来ていただいて目的地へ行きたいという人が、調査をとってみないと分かりませんが、大半じゃないかなと。  したがいまして、そういった意向調査も、やはり老人クラブさんとか、そういった皆さん方の会合のときに聞いていただいて、いろんな、こうしたら私は免許証を返しますよということも、ぜひ市としても考えていくべきじゃないかなというふうに思いますが、部長の考えを再度お聞かせいただけたらと思います。 ○副議長(川上幸博君) 石田総合政策部長。 ○総合政策部長(石田 武君) 過去の質問の中でも何度か複数の質問をいただいておりますけども、現在この返納を支援する形をとってから、返納数が倍加しているということで増えているという状況もありまして、一定の後押し役は果たしているのかなというふうに思っております。  ただ、今、議員がご指摘のように、なかなか返納が、家族が勧めても進まないというふうな状況もあろうかと思います。免許返納の支援策の申請に来られる方を見ていますと、大体お二人で来られる。奥様と来られたりご主人と来られたり、あるいはご家族と来られたりということで、やはり家族内での話し合いをされた上で多分いらっしゃっているんだろうなというふうに思っているところでございます。  意向調査ということで、免許返納をするためにどうしたらいいでしょうかというふうな意向調査ということは大切かもしれませんけども、今、議員からもご指摘がありましたように、地域での移動手段、あるいは高齢者の足をどう確保するかというふうな視点で、地元の今、交通の関係で相談させていただいている地域の運行協議会もございますので、実際ある地域では、今、意向調査を、これは子どもの関係でやってますけども、そういった調査も進めているところでございますので、そういった運行協議会の中で、地域の交通を考える中で、そういったことがあれば地元とも相談をしてみたいというふうに思っております。 ○副議長(川上幸博君) 神門議員。 ○12番(神門 至君) 引き続きそういった対応をお願いしたいと。高齢者による事故が少なくなるような対策もあわせてよろしくお願いしたいと思います。  次に4点目でありますが、外国人住民の一次産業への就労につきまして、お伺いをさせていただきたいと思います。  まず1点目、市は、本議会で新規に事業提案されている「農業やりたい外国人支援事業」は、就農体験や地域住民との交流、定住策の視点で大いに評価できる事業だと私は考えております。  この事業が雇用・就農にマッチングできる事業にすることが極めて重要であります。市の考えにつきまして、お伺いをさせていただきたいと思います。  また、就農支援推進体制づくりの中で、関係団体による連絡会議を年2回程度開催するというふうにされておりますけども、具体的な協議内容について検討されていれば、その内容についてお伺いをさせていただきたいと思います。  最後に、この事業につきましては、特に農業に関する支援事業の一つであると考えておりますが、漁業並びに林業に関しても後継者不足や将来の担い手対策の視点から、外国人の関心や従事したい外国人住民に対する支援策が必要であると考えているところでございます。いずれにしても市の考えについて、お伺いをさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○副議長(川上幸博君) 池田農林水産部長。 ○農林水産部長(池田 透君) 登壇 それでは、神門議員さんの4項目めの質問、外国人住民の一次産業への就労について、お答えをいたします。  まず1点目、「農業やりたい外国人支援事業」について、雇用就農へのマッチングのご質問でございます。  今回、新規に導入しました農業やりたい外国人支援事業につきましては、まず、外国人向けモデル農園を3か所程度設置し、家庭菜園を含めた農業体験と地域との交流を促進することとしております。また、就農支援として、農業支援センター内に外国人の相談窓口を開設するとともに、JA等の関係団体によります連絡会議を設置をいたします。さらに、就農体験の受入農家の紹介や、雇用就農のマッチングを行うこと等を柱に取り組んでいく考えでございます。  マッチングにあたりまして、まず、就農体験の受入農家、雇用就農を希望する農家、経営体、こういったものの把握を行い、登録を行ってまいります。また、連絡会議構成団体の協力を得ながら、本事業の内容を広く外国人の方々に周知をし、就農体験や雇用就農の希望を取りまとめ、両者のマッチングを図っていくこととしております。  本事業を取り組むことによりまして、外国人の方が就農する機会を増やすことができれば、将来的な担い手対策の一つとして期待をしているところでございます。  次に、2点目のご質問、連絡会議についてでございます。  連絡会議の構成メンバーにつきましては、外国人を支援するNPO法人、そして人材派遣会社、JA等の農業関係団体等を想定しているところでございます。庁内の関係部署と連携を図りながら開催していく考えでございます。  会議では、外国人の方が農業体験や就農に向けて取り組むべき課題等の情報共有を図るため、意見交換を行い、相互が連携して支援に取り組む体制づくりを図ってまいります。  そして、外国人の方の農業に対するニーズの把握のため実施をいたしますアンケート調査の内容でありましたり、農業に関する支援施策等についても検討してまいりたいと考えております。  最後のご質問でございますが、漁業や林業へも拡大してはいかがかというご質問でございます。  農業と同様に、漁業や林業につきましても、後継者不足や担い手対策は重要な課題であると認識をしております。まずは本事業を取り組む中で、その効果や課題を検証し、今後、外国人の方の一次産業全体への就労も含め、その可能性について検討してまいりたいと考えております。  以上、答弁といたします。 ○副議長(川上幸博君) 神門議員。 ○12番(神門 至君) 今回のこの質問の主たるところは、日本人の方にも言えることなんですけども、とりわけこの1年、外国人の方が増えたということで、これに対応して市としてもさまざまな分野で外国人支援がなされている3月議会の予算的な部分があるんじゃないかなと思っております。  そこで、今、外国人の中でも特に村田製作所さんにお務めの方が多いわけですが、今、私は3人ほど村田製作所に勤めながらも農業がしたいという方のお話を聞いておるんです。ただ、そこの中でどういうふうに、誰に土地を借りてというのは苦労して、この3か月以内の中でいろいろと考えてきた中で、こうした市民農園という話もあったわけでして、ブラジルの方といっても主たるところはそのほかの方も、外国人もいらっしゃいますが、いわゆる管理機を含めた機械がない。あるいは水のないところもあると。そういった点を、まず第1点目の項目の中で、ぜひ予算化している中で、範疇で対応していただきたいと思いますが、いかがなものでしょうか。 ○副議長(川上幸博君) 池田農林水産部長。 ○農林水産部長(池田 透君) モデル農園の中では、使います例えば農業の管理機でありましたり耕具でありましたり、そういったものについては、今、レンタルする形で用意しながら、外国人の方の体験菜園について支援をしたいと考えておるところでございます。  また、水の問題についても、やはり地域の住民の方とのいろんな調整が必要になってこようかというふうに思いますので、そういった地域の住民の方とも、市もそこの中に入って調整を図っていければなと考えております。 ○副議長(川上幸博君) 神門議員。 ○12番(神門 至君) 井戸で水がないとか、いろいろな後援の対応も必要になってくることもあろうかと思いますので、ぜひそういった管理ができるような体制づくりを、まずお願いしたいということと、それと、3項目めにあります漁業、林業に関してもですけども、浜田のほうでは加工会社のほうが多くて、国外の方が従事されている方も多く勤めていらっしゃいますけども、やはり外国の方、例えば今、就職されている企業の外国人さんが退職をされたと。そうした場合にどっかに勤めたいと、それも通年的に勤めたいという人がほぼ多いんですよね。それは当然、日本人の方にも言えることなんですが、生活をしたいと、定住したいと。  したがって、やはり今、出雲市の中でも山あり湖あり海あり、その中で海岸端は結構、加工会社が少ないんですよね、浜田に比べれば。そういう中にあって、平田地域のほうには柿であったり、多伎のほうにはイチジクであったり、そういった林業、あるいは農業、漁業、そういったところとマッチングできて、時期的に就労できるような流れもおもしろいんじゃないかなと、私自身は思っておりますが、そういった点、いかがなものでしょうか。 ○副議長(川上幸博君) 池田農林水産部長。
    ○農林水産部長(池田 透君) 農業に限らず林業、漁業につきましても、先ほど言いましたように非常に必要性は考えているところでございますが、加工会社ということになりますと、一定の推移の中での雇用なり作業ということになりますが、やはり林業、漁業で今、不足しているのは、どちらかというと漁業でありますと漁船に乗って現場で働いていただく方、林業でありますと現場でチェーンソー等を持って作業をしていただく方、ここが一番、担い手であり、後継者不足の観点かというふうに思っております。  そうした場合につきましては、やはり言葉の問題等々がございまして、安全の観点からも、やはりいま一度ちょっと状況等を見ながら対応していくべき課題だというふうに思っておりますが、先ほど議員さんがおっしゃるように、農業と林業と漁業と、そういった退職後の賃金も含めたところについては、今後の課題だというふうに認識をしているところでございます。 ○副議長(川上幸博君) 神門議員。 ○12番(神門 至君) ありがとうございました。  ぜひ外国人に限らず、日本人の方もですけども、やはり一次産業を基本とした後継者、あるいは担い手不足、そういったところの視点で、引き続き対応していただきますようにお願いを申しあげながら次の質問に入らせていただきたいと思います。  5点目、西代橋の耐震補強工事についてでございます。  これにつきましては、以前にも質問をさせていただいた内容でございますが、一つは、前回、西代橋の耐震補強工事で通行どめになるということであった内容が、今度は通行どめではなくて片側交通で済むよということがあったもんですから、その辺どういう経過で、プラスな内容なんですけども、どうしてこういった経緯になって、どのように周知されているかということをお聞きしたくて質問をさせていただきました。  まず1点目でありますが、工事の概要と期間について、お伺いをさせていただきたいと改めて思います。  また、西代橋に隣接する歩道橋のオートバイの通行はできるか否か、大変しつこいですけども、お聞かせいただきたいというふうに思います。  最後に、工事について、地域住民及び利用者への周知は万全かどうか、このことについてお伺いしますので、よろしくお願いいたします。 ○副議長(川上幸博君) 長見都市建設部長。 ○都市建設部長(長見康弘君) 登壇 神門議員さんの西代橋の耐震補強工事についてのご質問にお答えをいたします。  まず、工事の概要と期間でございます。  斐伊川にかかります西代橋の耐震補強工事については、平成29年度(2017)に橋りょうの下部工事が終了し、続く橋りょうの上部工事は本年3月、来月でございますが、第一期工事として、北詰交差点から南へ大体250メートルの区間について、片側交互通行で実施されることになりました。  工事の内容は、床版補強工事とアスファルトの舗装工事でございまして、本年9月30日までの工期であるというふうに伺っております。  また、その後は残る区間、先ほどの区間の南側でございますが、の床版補強工事とアスファルト舗装工事が行われ、さらに落橋防止装置の設置や橋げた部材の補強等の工事も予定されておりまして、大体、全体的に5年程度はかかるというふうに伺っております。  次に、オートバイの通行の件でございます。  道路交通法において、歩道とは歩行者の通行のための部分と規定されており、原則、歩行者以外の通行は認められておりません。したがって、お尋ねのオートバイにつきましては、西代橋の歩道橋ではなく車道橋を通行するということになります。  このような中で、議員のお話がございましたが、昨年度もこの工事は予定されておりました。諸般の事情により、本年度に延期をされましたが、昨年度は車道橋を全面通行どめにより工事を実施されるところでございました。しかしながら、住民生活等への影響を考慮され、工夫をされて、今回は工事期間中でも車やオートバイが通行できるよう、片側交互通行により工事を行うこととされたところでございます。  最後に、工事についての周知の件でございます。  地域住民への周知としましては、まず本年1月に出雲県土整備事務所が平田地域と斐川地域の自治協会長やコミュニティセンター長といった方々に説明をされ、あわせてお知らせ文書の町内回覧も依頼されたところでございます。  さらに、2月20日発行の広報いずも3月号で「西代橋の片側交互通行のお知らせ」を掲載するとともに、出雲県土整備事務所と市のホームページでも周知を図っております。  このほか、西代橋や周辺道路に工事の予告看板の設置もなされており、さらに今後、出雲ケーブルビジョンと雲州わがとこテレビによる周知も予定されるなど、多様な手段により耐震補強工事の周知に努めているところでございます。  以上、答弁といたします。 ○副議長(川上幸博君) 神門議員。 ○12番(神門 至君) 今回の工事というのは、西代橋の耐震補強工事ということで、先ほど答弁の中で5年後にアスファルトになるという解釈でよろしいでしょうか。 ○副議長(川上幸博君) 長見都市建設部長。 ○都市建設部長(長見康弘君) ちょっと説明があれでございましたが、この3月からの工事で橋の北側はアスファルトになると。恐らく来年度、再来年ですか、に南側を実施されるんじゃないかと思いますけども、その時点でも片側交互通行でございますが、その時点でいわゆる床版の補強工事とアスファルトは終わるということでございますが、その他の補強工事がまだ残っているので、橋全体としてはそのぐらいの期間からということでございます。 ○副議長(川上幸博君) 神門議員。 ○12番(神門 至君) まだ私、十二分に先ほどご答弁いただいた部分でも、いつ、スケジュール的に県のほうもいろいろ考えていらっしゃると思いますが、今回は、やはり全面通行どめがなくなったということでは大いに評価できるような部分じゃないかなと思います。  できれば、こういった変更があれば議員のほうへも教えていただきますと、今回質問したのは、住民の方から「あんた通行どめと言うとったけど通行どめじゃないんじゃないの」という話もあったぐらいなので、全て全て承知はされていないんじゃないかなというふうに思ったところからです。  したがって、全員協議会でも結構ですので、状況と今後の工事状況なり教えていただければありがたいということを申し添えながら、最後の質問に入らせていただきたいと思います。  最後に、出雲空港・空の玄関口のおもてなしについてでございます。  東京オリンピック・パラリンピックを間近に控え、各自治体ではインバウンドの推進がなされております。とりわけ出雲市では、11月にソフトボールの女子日本代表のキャンプが決定されております。  こうして東京オリンピック・パラリンピックの開催まで1年余りとなる中で、空の玄関口である出雲空港での花壇の整備など、県と連携しつつ、おもてなしの準備を進めるべきと考えているところでございますが、市の考えについてお伺いをさせていただきます。 ○副議長(川上幸博君) 石田総合政策部長。 ○総合政策部長(石田 武君) 登壇 それでは、東京オリンピック・パラリンピックが近づく中で、空の玄関口である出雲空港に花壇の整備など、そうしたおもてなしの準備を進めるべきではないかとのご提案、ご質問についてお答えいたします。  今、出雲縁結び空港の利用者につきましては、出雲大社の大遷宮後も堅調に推移しておりまして、昨年の静岡線、仙台線の新規就航や大阪線がジェット化したことによりまして、今年度も順調に利用が伸びておりまして、100万人の大台突破を見込んでいるところでございます。  また、来年の東京オリンピック・パラリンピックに向けまして、インバウンドの取組みを行っている中で、さらなる増加も見込まれておりまして、玄関口にふさわしい、おもてなしに努めていく必要があると認識をしておるところでございます。  こうした中、島根県におかれましては、平成29年(2017)3月に、立地自治体である本市をはじめ近隣自治体や空港関係者等とともに、駐車場やおもてなし、空港サービスの向上などについて、一緒に検討する出雲空港利用者利便向上協議会を立ち上げ、さまざまな課題や対応を検討しておりまして、それに基づきまして、現在は駐車場の拡張でございますとか、カードラウンジの整備が進められているところでございます。  また、市長が会長を務めております21世紀出雲空港整備利用促進協議会においても、四季を通じましておもてなしイベントを開催して、利用客の皆様のお迎えをしているところでございますけども、さらなる工夫を凝らして、おもてなしに努めていく考えでございます。  さらに、空港周辺住民の皆様には、日ごろから沿道の清掃など空港周辺の環境美化にも努めていただいているところでございます。ご提案の花壇の整備につきましても、花のまち斐川にふさわしいアイデアではないかなというふうに思います。県などに提案するとともに、地元においてそうした動きがあれば、実現に向けた支援もまた検討してまいりたいというふうに思っております。  以上、答弁といたします。 ○副議長(川上幸博君) 神門議員。 ○12番(神門 至君) ありがとうございました。  今日も伊藤議員さんのほうからもお話が、いろいろといい提案があったというふうに思っています。空の玄関口もありますけども、これまでもお話をしていますとおり、多伎には道の駅ということで市内の窓口といいますか、あるいは平田のほうにも松江からいらっしゃる方とか、空だけでなくて海もいろんな窓口があると思います。  そういったところで、やはり花に限らずに爽やかな対応ができるようやっていけば、もっともっとお客さんも増えるんじゃないかと。ましてオリンピックのソフトボール女子代表の方もいらっしゃるということで、もう時間もありませんので、早急に対応していただきたいというふうに思います。  今回、6項目にわたりましての質問でありましたけども、それぞれ担当部長さんに種々たるところをお話をいただいたというふうに思っています。私の立場からも、今議会もありますけども、ご退職される担当部長さんにおかれましては、長きにわたって真摯に分かりやすい説明をしていただいたことを心から感謝を申しあげて、私の質問を終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。 ○副議長(川上幸博君) 以上で、12番、神門 至議員の質問は終了いたしました。  お諮りいたします。  本日の会議はここまでとし、延会としたいと思います。  これにご異議はございませんか。               (「異議なし」と言う者あり) ○副議長(川上幸博君) 異議なしと認めます。  本日は、これにて延会といたします。  お疲れさまでした。                午後 2時36分 延会    地方自治法第123条の規定により、ここに署名する。               出雲市議会議長    福 代 秀 洋               出雲市議会副議長   川 上 幸 博               出雲市議会議員    湯 淺 啓 史               出雲市議会議員    伊 藤 繁 満...