浜田市議会 > 2021-06-24 >
06月24日-04号

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  1. 浜田市議会 2021-06-24
    06月24日-04号


    取得元: 浜田市議会公式サイト
    最終取得日: 2020-07-22
    令和 元年 6月定例会        令和元年6月浜田市議会定例会議会議録(第4号)1. 日  時  令和元年6月24日(月)午前9時58分開議2. 場  所  浜田市役所議場        ────────────────────────── 出席議員(24名) 1番  三  浦  大  紀           2番  沖  田  真  治 3番  西  川  真  午           4番  村  武  ま ゆ み 5番  川  上  幾  雄           6番  柳  楽  真 智 子 7番  串  崎  利  行           8番  小  川  稔  宏 9番  野  藤     薫          10番  上  野     茂11番  飛  野  弘  二          12番  笹  田     卓13番  布  施  賢  司          14番  岡  本  正  友15番  芦  谷  英  夫          16番  永  見  利  久17番  佐 々 木  豊  治          18番  道  下  文  男19番  田  畑  敬  二          20番  西  田  清  久21番  澁  谷  幹  雄          22番  川  神  裕  司23番  西  村     健          24番  牛  尾     昭        ────────────────────────── 欠席議員(0名)        ────────────────────────── 地方自治法第121条により説明のため出席した者市長      久保田 章 市          副市長     近 重 哲 夫教育長     石 本 一 夫          金城自治区長  内 藤 大 拙旭自治区長   岩 谷 欣 吾          弥栄自治区長  熊 谷 富 雄三隅自治区長  中 島 良 二          総務部長    砂 川   明地域政策部長  岡 田 泰 宏          健康福祉部長教育部参事                                 前 木 俊 昭市民生活部長  斗 光 秀 基          産業経済部長  湯 淺   淳都市建設部長  石 田 満 弘          教育部長    河 上 孝 博消防長     中 村 弘 志          上下水道部長  坂 田 佳 則金城支所長   吉 永 靖 司          旭支所長    塚 田 民 也弥栄支所長   岩 田 比呂継          三隅支所長   田 城 幸 人市長公室長   佐々木 俊 幸          総務課長    山 根 隆 志財政課長    草 刈 健 司        ────────────────────────── 事務局職員出席者事務局長    古 森 義 明          次長      篠 原   修主任主事    近 重 昌 徳        ────────────────────────── 議事日程(第4号)第1 個人一般質問発言順序発 言 議 員質   問   事   項19番 野 藤   薫1. 日本遺産『石見の神楽』登録の今後について 2. 浜田開府400年事業について  (1) 浜田城山公園整備事業について  (2) 開館後の浜田城資料館の学校利活用について 3. 水産業の危機的状況について22番 沖 田 真 治1. (仮称)山陰浜田港公設市場について 2. 地域産業担い手育成支援事業について38番 小 川 稔 宏1. 地域医療体制の維持と医療確保対策について  (1) 開業医の維持対策について  (2) クロスアポイントメント制度の検討状況について 2. 石炭火力発電における二酸化炭素削減の努力について  (1) 地球温暖化対策と石炭火力発電の関係について 3. 原子力災害発生時の避難計画の実効性と周知について  (1) 避難計画の問題点について 4. 種をめぐる食と農の現状と種子法廃止後の課題について  (1) 農作物生産の現状と種子法廃止による影響について  (2) 種子法廃止による影響の抑制と保護のための対策について423番 西 村   健1. (仮称)浜田歴史資料館整備事業について  (1) 検討会について  (2) (仮称)浜田歴史資料館検討会における検討内容について  (3) 事業実施の判断について 2. 子ども医療費助成制度に対する考え方について513番 布 施 賢 司1. 丸山達也島根県知事との連携について 2. 日本遺産に認定された「石見神楽」について
    3. 深刻化する高齢者の孤立について  (1) 市営住宅の住替え基準と実態について        ────────────────────────── 本日の会議に付した事件議事日程(第4号)のとおり        ──────────────────────────            会       議            午前9時58分 開議 ○議長(川神裕司) おはようございます。 ただいま出席議員は24名で定足数に達しております。これより本日の会議を開きます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第1、個人一般質問であります。 発言の順序はあらかじめ定められておりますので、順次発言を許可します。9番野藤薫議員。            〔9番 野藤 薫議員 質問席〕 ◆9番(野藤薫) 9番議席、会派未来の野藤薫でございます。 今定例会議は大きく三つの項目について質問をいたします。ご答弁をよろしくお願いいたします。 まず、最初の項目であります。日本遺産『石見の神楽』登録の今後についてということでご質問いたします。 昨年の北前船寄港地に続き、本年5月20日に石見の神楽が日本遺産に登録をされました。島根県には5カ所指定をされておりますけども、浜田市には2カ所ということになりました。県東部との格差是正と県西部の観光振興への期待が高まっております。 そこで、最初の項目ですけども、情報発信や組織体制についてお聞きをいたします。 新聞報道では、9市町で約130を超える神楽社中があると報道されておりました。今後の情報発信や連携など必要ではないかと思いますが、組織体制についてお伺いをいたします。 ○議長(川神裕司) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) 日本遺産認定後の推進体制や情報発信につきましては、2日目の芦谷議員さんにもお答えしましたとおり、石見観光振興協議会に推進母体を担っていただいております。浜田市といたしましても、同協議会を構成する石見9市町の連携がより強固なものになるよう取り組むとともに、日本遺産を契機としてさらなる地域活性化に努めてまいります。 ○議長(川神裕司) 野藤議員。 ◆9番(野藤薫) 130を超える神楽社中というのは、まとめるのはなかなか大変だと思いますけど、一つの大きな目的というものができたわけですから、頑張っていただきたいと思っております。ひとつよろしくお願いいたします。 それでは、次の二つ目です。 日本遺産登録記念の石見神楽大会というのが、当然開催をされるのかなと、私自身思っておりますけども、認定された9市町で新たな大会、こういうものが可能なのか、一つお伺いをいたします。 ○議長(川神裕司) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) 日本遺産認定後の記念の石見神楽大会は、石見地域での機運の醸成のためにもぜひ開催したいと考えております。開催に当たりましては、主催は誰がするのか、財源はどうするのか、出演社中の選定はどうするのかなど、検討すべき課題は多くあります。また、開催の手法といたしましても、各市町で開催している既存の神楽大会に、日本遺産認定記念の冠をつけて記念大会とする方法もございます。年度内の実現に向けまして、関係機関と協議検討をしてまいります。 ○議長(川神裕司) 野藤議員。 ◆9番(野藤薫) 土日と子ども神楽大会もあったということで、やっぱり日本遺産認定の後ですから相当注目が集まっていると思っております。聞くところによると、中央新報さんとかいろいろやっておられるみたいで、ただそういうところに丸投げをするんじゃなくて、早目早目に、どこよりも早くと言うちゃあいけんですけど、一応旗振りをした浜田市としては、何かそういうふうなもんが早くスピード感を持ってやっていただきたいなと私自身も思っておりますし、市民の方も思っておられると思いますので、ひとつよろしくお願いしたいと思っております。 それで、次の点なんですが、仮称、私、仮称とつけますけども、石見神楽の伝承館、神楽資料の展示や舞殿があるものについて、ひとつ何とかできないかなと、今考えております。浜田市では、石見夜神楽として三宮神社で週末に開催をされておりますし、美又温泉でもやっております。もう大分定着をして、三宮神社なんかは有料になっているんですけども、結構人が、市内の方からも来られたり、観光客が来られたり、またインバウンドで来られた外国人の方も一生懸命見ておられました。そういうふうなことで、常設館というものが必要ではないかと思っております。資料展示も含めてもうつくっていかにゃいけんとは思っておりますけども、その辺のご所見をお伺いをいたします。 ○議長(川神裕司) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) 議員ご指摘の(仮称)石見神楽伝承館につきましては、2日目の西川議員のご質問で市長がお答えしましたとおり、石見神楽の常設館の整備は喫緊の課題と考えております。石見神楽に関しましては、関連産業が神楽とともに独自に発達してきており、神楽の歴史や成り立ちなどの理解を深める上で、衣装や面、石州和紙などの展示は不可欠であります。議員ご指摘の舞殿を含め、石見神楽を一体的に紹介する伝承館の整備は重要な課題であると認識しております。今後、用地の確保や建設費用、建設後の維持費などの課題も踏まえ、検討してまいりたいと思います。 ○議長(川神裕司) 野藤議員。 ◆9番(野藤薫) ほかの市町村に先を越されるということはないと思うんですが、全く白紙というか、素案もないんでしょうか。場所とか規模とか。もしたたき台とか、そういうのがあれば、お答え願いたいと思います。 ○議長(川神裕司) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) 石見神楽の常設館につきましては、平成27年11月に浜田城周辺検討会において、歴史資料館とともに神楽館のご検討もしていただきました。ご承知のとおり、この構想は一旦取り下げさせていただいておりますが、現段階におきましては、そのときの計画以上のものはまだ考えておりません。 ○議長(川神裕司) 野藤議員。 ◆9番(野藤薫) 最近では江津の舞乃市、そういう神楽上演をされるところができたとか、また江津で先日、新聞も出てましたけども、最古の神楽資料、宝暦年間ですか、神楽資料が見つかったと新聞に出ておって、それまでの最古の資料も江津市であったということもありますが、何か最近、江津江津と、江津のほうがよく取り上げられておりますので、ぜひとも、立派なものでなくてもふさわしいものがあればと思っておりますので、これもスピード感を持って、早くしていただければと考えております。多くの市民の方からもそういった声を聞いておりますので、ぜひともお願いをしたいと思っております。 それでは、次の項目に参ります。 ストーリーの構成文化財の指定等についてということであります。52にある構成文化財であります。今さら指定をと思われるかもしれませんけども、浜田市にそのうち15件あって、国とか県とか市とか、それぞれ指定がかかっておるのが6件あります。この歴史的な、文化的な価値を正当に評価することが必要と考えますけども、ご所見をお伺いをいたします。 ○議長(川神裕司) 教育長。 ◎教育長(石本一夫) 日本遺産、石見地域で伝承される神楽の構成文化財は、石見9市町で52件ありまして、浜田市に関連するものは15件あります。このうち指定文化財は、国の指定が1件、そして県の指定が2件、市の指定が3件ということで、トータル、先ほど言われましたように6件でございます。具体的には、国指定の石州半紙、県指定の有福神楽と井野神楽、市指定の神楽木彫り面、神楽台本などであります。神楽そのものや神楽の歴史を裏付ける資料、神楽を支える和紙産業といった分野が指定文化財に含まれております。日本遺産の構成文化財は、地域の有形、無形の魅力ある文化財群であり、それらを地域が主体となって総合的に整備、活用、発進を行うことが必要となってまいります。今回の認定を受け、今後さまざまな魅力発信と地域活性化事業が行われる予定となっております。そうした中で、新たに歴史的、文化的な価値を評価できるよう、浜田市文化財保護審議会とも相談をしてまいりたいと考えております。 ○議長(川神裕司) 野藤議員。 ◆9番(野藤薫) すいません。非常に詳しく説明をいただきました。今言われたように、先ほども言いましたけども、9市町で52あるということで、浜田市15件あって、その中で6件しかないということなので、あとの9件を何がしかの、難しいかもしれませんが、浜田市の無形の文化財とか、そういうふうなことできちんと評価をすることが必要であると考えております。最近では、大名行列のやっこが浜田市の無形文化財に指定をされております。JCさんがずっと、もう昭和40年代からこれを保存継承をされておりまして、一生懸命やっておられる中で、やっぱり正当に、そういった文化財として保存継承しているから評価をしてほしいという声を以前からずっと聞いておりました。やっこ関係者にすると、やっとこさというとちょっと冗談っぽいですけど、やっとできたという感じで、モチベーションが非常に上がっていると聞いております。私は、日本遺産、全体で登録をされておりますので、今言ったようになおさら、後付けでもいいから、これは浜田市もそうだ、日本遺産になってもっと伝承していかにゃいけんということで、ぜひお願いしたいなと思っております。 広島県の美土里町の神楽門前湯治村、あそこで展示をしておりますけども、展示してあるのが、ほとんど浜田市の神楽面とか衣装なんであります。浜田市、石見神楽のお膝元でもありますし、構成されてる神楽のほとんどのものがそろっておりますので、ぜひともそういう資料を展示するスペースもあれば、非常に来られる方もいいのではないかと思っております。そういう点、ご所見があればお伺いをいたします。 ○議長(川神裕司) 教育長。 ◎教育長(石本一夫) 日本遺産の構成文化財につきましては、石見神楽を理解する上で必要な有形、無形の文化財につきまして、指定、無指定にかかわらず、今回、構成文化財として登録をいたしております。 議員ご指摘の未指定の構成文化財について、歴史的、文化的な評価をしていくことは、日本遺産としての石見神楽の魅力を高めるといったことで意義のあることだと認識はいたしております。しかしながら、未指定の構成文化財を石見神楽にかかわる側面だけから評価するということにつきましては、文化財の評価としては不十分であると考えておりまして、それぞれの文化財について調査研究をより一層深めまして、学術的な評価を踏まえた上で、専門家や浜田市の文化財審議会等に相談してまいりたいと考えております。 ○議長(川神裕司) 野藤議員。 ◆9番(野藤薫) なかなか難しいとこではありますけども、ぜひともできるものからやっていただきたいなと思っております。日本遺産は外に向けての、インバウンド対策ということですね。それぞれの日本の各地の中でいろんなものがあるからということで、情報発信をしなさいよという意味でされておりますので、外国語での発信とか、そういったフォローも、当然されているとは思いますけども、来たくなるような発信というか、そういうのもお願いをしたいなと思っております。 次の質問に参りたいと思います。 二つの日本遺産ができたわけですけども、担当係というか、ぜひともそういうのを設置していただきたいなと思っております。そういうことで、昨年、外ノ浦の北前船、船主集落ということで、それが認定をされて、今年、石見の神楽ということで認定をされました。申請には、ストーリーとともに地域活性化への取り組みというのも重要視をされております。先ほどのインバウンドでの観光客誘致とか、そういうふうになるわけですけども、当然、まず地元がいろいろ認識をして、地元の人もああそうだったんだということで見に行かれると思いますので、ぜひともそういう専任の担当係、日本遺産担当係みたいなのができればと思うんですが、ご所見を伺いをいたします。 ○議長(川神裕司) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) 認定されました二つの日本遺産につきましては、まず文化財の指定保存という観点と観光資源としての活用発進という、二つの観点があることから、申請から認定までを文化振興課と観光交流課が連携して取り組んでまいりました。専任の担当係の設置につきましては、議員ご指摘のとおり、重要度や必要性は認識するところでありますが、年度途中ということもありますので、引き続き文化振興課、観光交流課、連携して取り組んでまいりたいと思います。 ○議長(川神裕司) 野藤議員。 ◆9番(野藤薫) 連携をしてと言われましたけど、いろんなところで、世界遺産含めて、ジオパークも含めて、それぞれそれの専任というか、イニシアチブを持ってやってる担当課がありますので、ぜひとも、将来的には多分できるのかなと思っておりますけども、そういう課ができればと思っております。先ほども言いましたように、この日本遺産はインバウンド対策というか、どんどん伸びてる外国人観光客を、東京と京都を結ぶゴールデンラインだけはなくて各地に行っていただきたいということがあってできてるというのもあります。各地域の魅力あふれる有形、無形の文化財群を地域が主体となって整備、活用して、国内外へ発信することで地域活性化を図ることというのが文化庁のホームページに出ておりますので、私は観光振興課内に担当課が必要かと思っております。当然、担当課へ行って聞くと、自分が一生懸命やらにゃあいけんと言っておられましたけども、再度になりますけども、ぜひとも力強いご所見をお願いしたいと思います。 ○議長(川神裕司) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) 議員ご指摘のとおり、重要度、必要性を十分認識しておりまして、私もできることなら設置していただきたいという思いはございます。しかしながら、現在、市役所では事務事業評価を行う中で事業の整理も行い、また新たな定員適正化計画のもと、職員の削減も求められているところであります。そうした中、職員を増やして新たな係を設けることは、非常にハードルが高いと思われます。当面は現状の体制で、係、連携しながら、そして関係機関とも協力して対応してまいりたいと思っております。 ○議長(川神裕司) 野藤議員。 ◆9番(野藤薫) 突然ですが、市長のご所見はいかがでございましょうか。 ○議長(川神裕司) 市長。 ◎市長(久保田章市) 実は5月20日の日に石見神楽の、石見で伝承される神楽ということですが、これの認証式に私、参りました。そのときにその後で交流会がありまして、国会議員の先生方、あるいは関係の皆さんがいろいろご挨拶された。その話で大変印象的なのは、日本遺産に認定された皆さん、受賞自治体がみんな出たんですけども、これからスタートですという発言なんです。これからスタートですと。つまり、日本遺産に認定されるまでは、文化財的な要素だとか、そういうことが当然大きな認定の要件になってるわけでありますけども、国とすれば、この日本遺産、全部で今累計で83件ぐらいあるわけでありますけども、それを活用して地域の活性化、あるいはインバウンド、これにつなげてほしいというのが、国の基本的な考え方です。だから、認めるまでは文化的な要素っていうのは大きなウエートを占めてるわけでありますけども、一旦認められた日本遺産については、いかに活用して地域の活性化、さらにはインバウンドのお客さんを増やす、こういうことにつなげてほしいと、そういったご挨拶が皆さんから異口同音にされました。そういう意味では、今後はですね新たな課をつくるとか係をつくるというのは、ちょっとそれは考えなくてはいけないですけども、ただ国のそういった考え方も踏まえますと、今後についてはいかに活用するかというところにウエートを置いて進めなくちゃいけないと。そういう意味では、新たな係はともかくといたしまして、今後については観光交流課が中心になって、また産業経済的な観点から、活用について考えていくことになるのかなと思っているところでございます。 ○議長(川神裕司) 野藤議員。 ◆9番(野藤薫) すいません、突然振りましてあれですが。そういう市長の強い思いをお聞きしたかったということであります。 市内、私、この近くの神社をお世話をしとるわけなんですけども、土日あたりは人が来られます。どちらから来られましたかというと、広島のほうが多いんですけども、城山上がって、それからここの神社もゆかりがあるのでと言われます。いろいろ説明をしてあげたりするわけですけども、そういうことも含めて、割とこれからは観光客の誘致というか、そういう資源になるなと思っておりますので、本物があるというキャッチフレーズも島根県はとっておりますので、ぜひとも力を入れていただきたいなと思っています。 そういうことも含めて、次の2番目の浜田開府400年事業ということを取り上げたわけなんですけども、浜田城山の今、公園整備事業が進んでおります。最初の質問ですけども、今年が400年ということで、10月に御便殿を活用した浜田城資料館というのが開館をいたします。10月13日には400年の式典がございますけども、その状況について、現状をお伺いをいたします。 ○議長(川神裕司) 市長。 ◎市長(久保田章市) 浜田城資料館、旧御便殿でございますが、これにつきましては、御便殿の歴史的価値を生かしながら、浜田城だったり、あるいは北前船、また日本遺産の外ノ浦についてのパネルや貴重な資料などを展示する予定といたしております。10月の浜田開府400年記念式典、10月13日に予定しておりますけども、それまでの開館を目指して、現在改修を進めているところでございます。この記念式典につきましては、これまでの400年の歴史を振り返るとともに、若い世代へと継承し、今後のまちづくりを考える機会にしたいと、このように考えております。そして、記念式典の翌日、10月14日になろうかと思いますが、このときには市外から式典に参加されるお客様もいらっしゃいますので、浜田城周辺へご案内する予定といたしておりまして、当然ながら、浜田城資料館もご覧をいただきたいと、このように考えております。 ○議長(川神裕司) 野藤議員。 ◆9番(野藤薫) 実は私も久しぶりにというてあれですが、上がってみました。石段というか、上へ上がるあの周り、かなりもう整備をされておりまして、登りやすくなっております、石段が。非常に進んでるなと思ってる反面、資料館の開館が、日にちははっきりは決まってないということを聞いておりますけども、そういうことでよろしいんですか。13日、それと同時に開館をするということで。再質問を。 ○議長(川神裕司) 教育長。 ◎教育長(石本一夫) 歴史資料館の開館ということでございます。 先ほど市長が答弁いたしましたように、10月13日の記念式典までに開館をするということで鋭意準備を進めておりますけども、詳細な開館の日程というのは、正直まだ決まっておりません。そういったことでご理解いただきたいと思います。 ○議長(川神裕司) 市長。 ◎市長(久保田章市) 今、歴史資料館じゃなくて浜田城資料館。修正をしてください。 ○議長(川神裕司) 野藤議員。 ◆9番(野藤薫) いや、私もびっくりしましたけど。日にち的にもう4カ月切っておりますので、市内外にという形で、そういうことも含めて発信を、もう日にちは決めなければいけないのかなと思っております。10月いっぱい以降ということでやるとか、何か、文化の日、11月3日ぐらいからオープンですとか、そういうふうなことも必要なのかなと思っております。ぜひとも早目に決定できればお願いをしたいと思っております。 それでは、その次の質問になりますけども、9号線からの進入路、大分覆いがとれてというか、見えてまいりました。ああ、もうじきできるんだなと思っておりまして、ただ、以前、いつできるんだろうとお聞きしてましたけど、まだ通れるようにはなるというお話しか聞いておりませんが、その辺の進入路、駐車場の整備状況についてをお伺いをいたします。 ○議長(川神裕司) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(石田満弘) 9号線からの進入路のうち、浜田川側からの進入路と御便殿近くの駐車場19台分は、現在工事中でありまして、9月末の完成予定となっております。また、9号線の点滅信号からの進入路につきましては、舗装まで完了するのは12月末を予定をしております。 旧シルバー人材センター跡地付近の駐車場につきましては、大型バス2台を含めて11台分を計画しております。しかしながら、国の交付金の内示額が要望額に満たなかったことから、この部分の整備の財源を確保して、何とか年度内に整備できないか検討しているところございます。 ○議長(川神裕司) 野藤議員。 ◆9番(野藤薫) 年度内とお話がありましたけども、10月に式典があって、その後、浜田城資料館が完成をするわけですけど、国道9号線側の進入路の舗装が間に合わないということで、以前説明があって、国の予算の認定というか、そういう都合だということで思っておったんですけども、駐車場部分について、状況がそのようになっているとは思いませんでした。国の交付金が少なくて財源不足だと言われましたけども、どの程度の不足額なんでしょうか、お聞きします。 ○議長(川神裕司) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(石田満弘) 事業費ベースで言いますと約1,000万円となります。補助率が2分の1ですので、交付金ベースで言いますと約500万円となります。 ○議長(川神裕司) 野藤議員。 ◆9番(野藤薫) 10月前後から多くの市内外の方々が来られると思っておりますし、その方々が、道路はできとるけども舗装がしてないとか、そういうのはまずいなと私は思っております。今、交付金ベースで500万円と言われましたけども、500万円何とかならないのかなと思っております。そういう財源というのは、500万円、それをこっちで手当てをすると国からは出ないのかどうかというのはわかりませんが、その辺、何とかならないものかなと思っておりますが、もしご所見があれば。 ○議長(川神裕司) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(石田満弘) 交付金で500万円、事業費で1,000万円という、金額からしたらそんなに多額ではないと思われると思いますが、国の交付金事業を活用して起債として借り入れる事業については、基本的には交付金を優先するという考え方でおります。たとえ今、1,000万円の事業費が確保できたとしても、10月までには工程的に全ての整備を完了するということは難しい状況にあります。県内で他の市町村との調整によって、浜田市に配分、交付金で500万円の配分ができないかということは県に対してもお願いをしておりますし、また国の補正予算の措置がなされれば、それに手を挙げて財源の確保に努めて、遅くても年度内に事業が完了するようにしたいと、今考えておるところでございます。 ○議長(川神裕司) 野藤議員。 ◆9番(野藤薫) わかりました。工程的に難しいという話でありますけども、事故はないとは思いますけども、その辺の対策、きちっとしていただきたいと思っております。努力をしていただきたいと思っております。 それでは、その次の質問に参ります。 城山の一番上のところです。眺望確保の立木伐採がしてあるということで上がったわけですけども、この山頂の眺望については、上がってみると北と南が伐採をされて、松原湾の湾口というか、向側が非常にきれいに見えておりました。南に向いて、大麻山のほうに向いてもきれいに眺望があって、浜田港がきれいに見えたりしておりまして、見る角度的にちょうどいいなと思って、すばらしいなと私思っておりましたけども、外ノ浦のほうへ向いたほうが、松原湾のまち並みは見えるんですけども、もう少し切ったほうがいいのかなと思っておりますが、何か規制とか理由があるんでしょうかね。お伺いいたします。 ○議長(川神裕司) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(石田満弘) 城山の山頂周辺は保安林に指定されておりますので、立木を伐採するには島根県の許可が必要となります。市では、城山山頂の眺望を確保するため、県の許可を得て平成30年度は北側と南側の伐採を行っており、今年度は東側の外ノ浦方向の伐採を9月末までに終える予定としておりますので、議員ご指摘の眺望の確保はできるものと考えております。 ○議長(川神裕司) 野藤議員。 ◆9番(野藤薫) 9月末までに終えるということなので、10月にはすばらしい眺望が見えると思っております。本当、角度がちょうどいいんですかね。あそこからの眺めがすばらしかったんです。ちょうど登った日に、一般質問の締め切りの前だったんですけども、護国神社のところに上がりましたら、日本一周と書いた自転車があって、ドイツ人の若者がいたわけです。どっから来たのって言ったら、たどたどしい日本語で、日本一周して岩国から上がってきましたとかということでありました。上へ上がるというから、ほんじゃあ、一緒に上がりましょうと言うてから、説明をしながら頂上まで上がりました。写真を撮って、一生懸命感動しておりました。それをドイツへ発信されるのか世界へ発信されるのかと思っておりますけども、ライブカメラというか、ああいう、ライブウェブですかね。実況中継するようなカメラを持ってて、こういう人がこういういいとこあるよというてから浜田の魅力をPRしてくれるんだなと思って、いろいろ話をしておりました。お風呂に入りたいというので、千畳苑までガイドしていって、あそこだよと千畳苑を勧めて、彼は入って帰ったと思いますけども、そういうことで、いろいろ調べて人が来られるので、10月以降はもっと来られると思っておりますので、ひとつよろしくお願いいたします。 来年度以降も立木の伐採管理が必要だと思いますが、その都度許可が要るということですけども、ぜひとも管理のほう、お願いしたいなと思っております。 それでは、次の質問に参りたいと思います。 開館後の浜田城資料館の学校利活用についてあります。 最初の、ふるさとの歴史教育として活用が期待をされております。その活用法、具体的な内容があればお伺いをいたします。 ○議長(川神裕司) 教育部長。 ◎教育部長(河上孝博) 浜田城資料館は、北前船の寄港地として日本遺産に認定された外ノ浦にも近いことから、浜田城はもちろん、北前船に関する解説、パネル展示や、御便殿に関連付けた近代浜田の紹介展示などを行うこととしております。資料館開館後は、ふるさと教育、歴史教育の一環として、浜田城跡への校外活動や資料館を活用した社会科の授業や総合的な学習の時間、こういったものでの活用を考えております。 ○議長(川神裕司) 野藤議員。 ◆9番(野藤薫) 各地で、最近こういう地域の歴史というものに注目が高まっていると思っております。浜田市においても、郷土史家の講演や歴史散歩など、多くの方が散歩をされて、参加をされております。先日もあったのかな。大麻山をめぐるということで、ふるさと歴史散歩ということで募集がありましたけども、地域の足元の歴史というのを知りたいという方が年代を問わず増えてきております。資料館が開館をすれば、学校教育が一番重要だと思うんですけども、そういう現場において、そこにあるというか、現地にある資料館なので、私は実際に歩くというか、フィールドワークが大切だと思っておりますが、そういうフィールドワークなどで現場に行って活用というのはどうでしょうか。ご所見をお伺いいたします。 ○議長(川神裕司) 教育部長。 ◎教育部長(河上孝博) ご提案ありがとうございます。確かに現場がそばにあって、そのそばに今回資料館が建設されるということであります。そういったものをつなぎ合わせながら、フィールドワークということも考えられますので、市の教育研究会、そういったところへ働きかけをしていきたいと思っております。ありがとうございました。 ○議長(川神裕司) 野藤議員。 ◆9番(野藤薫) せっかくできたもの、最大限に活用していただきたいなと思っております。10月以降が楽しみでありますけども、よろしくお願いします。 それでは、最後の項目に入ります。 水産業の危機的状況についてであります。 このことについては、底曳船が5月末で廃業したということなんですけども、同僚議員も1日目、2日目と質問をしておられます。この浜田港を基地にしていた底曳船が廃業したと結構新聞に大々的に出ておりまして、大変だなと私自身も思っておりますし、これからどうなのかなということで質問にさせていただきますけども、8月15日からまた漁期が始まりますけども、今後の見通しと行政ができる支援策、こういうものが何かないかなということでお伺いをしたいと思います。 ○議長(川神裕司) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) 沖合底曳網漁業につきましては、浜田漁港に水揚げをしていた2ケ統が5月末日をもって事業を停止されました。この2ケ統分の水揚げが減少することによって、仲卸や水産加工、物流、小売などの魚を取り扱う事業者に影響を及ぼすものと懸念しております。浜田市といたしましては、沖合底曳網漁業の維持存続につきまして、JFしまねなどの関係機関と連携し、対応策について検討してまいりたいと考えております。 ○議長(川神裕司) 野藤議員。 ◆9番(野藤薫) 沖底の廃業は、水産加工業者や原魚の流通業者にとっても大変な問題であろうと認識をしております。今開かれております県議会でもこの問題が取り上げておりまして、リシップした船の譲渡先とか、事業の継続については浜田市の動向を注視をしておるという、何かキャッチボールをしてるような答弁が実はありました。そうすると、浜田市の動向というか、同じような質問にもなりますけども、市として地元事業体への事業継続、そういうふうな働きかけなど、現状と、それと水揚げの減少が予想されますので、水産加工業への影響、水産加工業、結構今、廃業とか事業譲渡とか、今年でも二、三件出ております。そういうふうなのが予想されておりますので、その辺の対策等についてのご所見をお伺いをいたします。 ○議長(川神裕司) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) 1日目の牛尾議員さんの質問で市長がお答えしましたとおり、まず既存の船を使って事業を継続すること、そして地元事業者も含めてプレーヤーを模索し、新しい船団を増やすこと、そして外来船の誘致を強化していくなど、そういったことが検討が必要になってくると思います。まずは水産関係企業からの情報収集に努めて、ご意見を伺いながら、県やJF、関係者の皆さんと連携して、対策について考えてまいりたいと思います。 そして、水産加工業への影響につきましては、今回の水揚げの減少によりまして、まず競り値が高くなり、地元での加工原料の調達が難しくなってくることや、取扱量が減少して売り上げも縮小するのではないかということが懸念されます。加工業者も含め、水産関係企業からの情報収集に努めて、意見を伺いながら、これも県と一緒になって、どんな支援ができるか、どんな対策ができるかということを考えてまいりたいと思います。 ○議長(川神裕司) 野藤議員。 ◆9番(野藤薫) 2ケ統分が減るということなので、影響は出てくるとは考えております。ぜひとも、突然明日から底曳に乗れということはできませんので、現状おられる乗組員の方々が、どっかの事業体が来て継続するというのが一番いいんでしょうけども、何とか8月15日に、間に合うか間に合わないかわかりませんけども、ぜひとも存続ができるような形で努力をしていただきたいと思っております。 加工業についても、以前は学校給食なんかでもあったんだという話も聞いておりますので、そういう、今、納入がないとは聞いておりますけども、地元のそういった魚関係でも、ぜひとも使用できればお願いをしたいと思っております。 喫緊の浜田市の課題について、3点ほどご質問をさせていただきました。とにかく開府400年が成功裏に終わり、また二つの日本遺産によって関係人口、また観光客の方が来られるという、今後増えるという事業、政策を打っていただきたいなと思っております。なかなか厳しい状況ではありますけども、ぜひとも執行部、よろしくお願いしたいと思っておりますので、以上をもって私の質問を終了させていただきます。ありがとうございました。 ○議長(川神裕司) この際、暫時休憩いたします。なお、再開を10時55分といたします。            午前10時45分 休憩            午前10時54分 再開 ○議長(川神裕司) 会議を再開します。 休憩前に引き続き個人一般質問を行います。2番沖田真治議員。            〔2番 沖田真治議員 質問席〕 ◆2番(沖田真治) 議席番号2番、会派未来の沖田でございます。 この度は、(仮称)山陰浜田港公設市場と、二つ質問させていただきます。 その前に、最近恒例になりつつあります前置きなんでございますが、昨日6月23日は沖縄戦の終戦記念日でございまして、74年目、20万人を超える戦没者の出た戦争が終わった日でございます。私のおじいさんが、浜田で在郷軍人として沖縄戦に物資輸送に向かいました。その途中、米軍機に爆撃されて命からがら逃げ戻ったという話を、私のおふくろによく生きているときに話をされていたそうです。この6月23日というのが私の息子に誕生日でございまして、昨日、10歳になりました。その6月23日に生まれた息子に、そんな尊い日に生まれたということで、大きな平和をつくれる男になってほしいという願いを込めて大和という名前をつけました。その名前にはもう一つ理由があります。それは大きな和と書いて大和ですから「おおきなわ」。あとはご想像にお任せします。すみません、このくだらん前置きはさておき、質問に移らせていただきます。 大項目1の(仮称)山陰浜田港公設市場についてでございます。 小項目1、市では、旧お魚センターの土地、建物を買い取り改修し、老朽化する公設仲買売場の機能を移転し、その施設内に魚介類を中心とした生鮮品などを販売する販売スペースとフードコートを設ける計画となっております。契約の内容について、仲買機能が建物の中に集約された以外に旧お魚センターと何が違うのか、一体どういった形で目指す姿、浜田漁港周辺エリアの活性化、浜田港産水産物の消費拡大及び認知度向上を目指すのか。現状で浜田の漁業を取り巻く環境はとても厳しいですが、どうやって計画を進めていくのか、市長のお考えをお聞かせください。 ○議長(川神裕司) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) 山陰浜田港公設市場につきましては、仲買売場の移転先である仲買棟と、物販や飲食等を取り扱う商業棟からなり、浜田漁港周辺エリアのにぎわいを創出する拠点施設と位置付けております。仲買売場を移転し、衛生化された施設へ改修することにより、高度な品質、衛生管理を図ることが可能となります。また、高度衛生管理型荷さばき所などの関連施設との連携により、これまで以上に浜田で水揚げされた新鮮な水産物を購入できる施設としたいと考えております。商業棟におきましては、競り体験や魚の解体ショー、石見神楽などのイベントが行える体験型のスペースを設けることや、フードコートでは鮮魚を中心としたさまざまなメニューをそろえるなど、新たな魅力の創出を図り、市民に親しまれる施設となるよう考えております。 ○議長(川神裕司) 沖田議員。 ◆2番(沖田真治) お考えについてはよくわかりました。ただ、計画書と先ほどのご答弁聞いたときに、正直、お魚センターと何かそんなに変わらんのんかなという印象は受けます。この施設は仲買棟と商業棟、フードコートと分かれてまして、次、仲買棟に関する質問をいろいろしていきたいと思います。 高度衛生管理型設備の目的は、生産物量の強化を呼び、水産物の衛生管理の高度化に取り組み、地産競争力の強化を図るとともに全国の消費者に安全な水産物を提供するとあります。水産都市浜田として、7号、4号荷さばき所の衛生管理に対応した仲買施設が稼働することで全国に通用する品質管理ができることについて、仲買業者さんにご理解いただいてもらってるようですが、施設の移転が負担となり、業者さんの足かせになるようでは余り意味がないようにも思えます。移転される業者さんに対し、負担軽減は図られたのでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(川神裕司) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) 仲買人の皆さんには、衛生化された新たな施設へ移っていただくことから、移転に関する負担を少しでも軽減し、スムーズに移転ができ、今と変わらない営業がスタートしていただけるよう支援していきたいと考えております。施設の衛生化を初め、営業しやすい施設や運営体制などについて、引き続き意見を伺いながら、安心して移転していただけるよう進めていきたいと考えております。 ○議長(川神裕司) 沖田議員。 ◆2番(沖田真治) 支援策の一つとして、移転に伴い冷蔵庫や設備を新たに購入される業者さんもおられると思います。市として活力あるもの・ひとづくり支援事業や、それこそ小規模持続化補助金等々、補助金メニューが浜田市もたくさんございますが、それの活用について、業者さんに勧めておられるのでしょうか、お尋ねします。 ○議長(川神裕司) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) 移転に関する要望につきましては、個々に伺っていく、またこれから冷蔵庫等、負担になる部分につきましては、どのような方法があるかということを考える中で、そういった浜田市が今持っております補助金の活用についても、個別に相談させていただきたいと思います。 ○議長(川神裕司) 沖田議員。 ◆2番(沖田真治) せっかくある資金なので、なるべくこういうもんもございますよって、この際でぜひ伝えられたほうが私はいいと思います。 それと、すいません、もう一点、質問ですが、目的として地産競争力の強化について聞きたいのですが、市場外流通の拡大も大きな目的であります。そのための今回、施設改修でもあるんですが、施設を改修して水産物を全国に売り込んでいくためには、仲買業者さんの役割というのは非常に大きいと私は考えとるのですが、市として仲買業者さんというものに対してどのような認識でおられるのかお尋ねします。 ○議長(川神裕司) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) 仲買の業者さんの中には小売もされてる方、市内の仲卸されてる方、そして今言われるように市外の大消費地、関東、関西に送りをされてる方おられます。そういった方は、当然、浜田市の魚をしっかり売り込んでいただいて、販路の拡大やPRにも非常に貢献していただけると思っております。販売力をつけていただきまして、さらに販路を拡大されることを私も期待しております。
    ○議長(川神裕司) 沖田議員。 ◆2番(沖田真治) 今回、品質向上のために衛生化への取り組みで、安心で良質な水産物を取り扱うことができるようになります。しかし、これ、特定第3種漁港13港中、残念ながら一番遅れた取り組みが実現するだけで、他の生産地にリードしたわけではなく、追いついたにすぎないような気もしております。ただ、これから追い上げていくために、笹田議員さんの質問でもございましたけど、地域HACCPにも取り組まれたり、これからいろいろ検討されてるようですが、地産力強化につなげていくためには、衛生化だけではちょっと弱いのかなという気が私はしております。浜田の魚を都会地に出荷する際に、どうしても輸送コスト、これが高くつくために、他の港の水産物に負けてしまうという現実があります。もちろん浜田港が大型漁船、県外船ばんばん入って、水揚げがあって魚価が安い値段で安定していれば、そういうこともないんでしょうけど、今回、市が大きな予算を投じてこの施設を改修して、今後、都会地にどんどん売り込んでいくっていうんであれば、どのような戦略で地産力の強化を図っていくのか、そのお考えをお聞かせください。 ○議長(川神裕司) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) 浜田市といたしましては、現在もはまだ産業振興機構や広島市場開拓室において、販路開拓に係る営業部隊を置いて、積極的に首都圏、山陽地方にPRしているところです。こういった中、今回、高度衛生化だということで、今までの浜田港の魚の品質に加えて、衛生面でもしっかりPRしていけるものになったと考えております。他港に負けない、他港にすぐれていることをPRしながら、しっかり営業をかけていきたいと思います。 また、今の物流の仕組みにつきましても、あわせて浜田市のも検討しておりますし、また市内の民間の地域商社を立ち上げていただくような企業さんもおられますんで、関係企業とも一緒になって、物流の解決にも図ってまいりたいと思っております。 ○議長(川神裕司) 沖田議員。 ◆2番(沖田真治) わかりました。 続きまして、小項目3番の質問に移らせていただきます。 水揚げについてですが、今年はアジの水揚げの低迷、さらに沖合底曳漁船の事業停止に伴い、8月からは操業する底曳漁船が5ケ統から3ケ統ですかね。すいません、数字間違ってるかもしれませんけど、水揚げの全体の約15%を占める底曳漁船がなくなります。さらに今後、水揚げ量が落ちることが予想されるのですが、それに伴い、浜田港でとれる底物、ノドグロやカレイなどの品薄、値段の高騰が予想され、安くて新鮮な魚を提供することが厳しい状況にあると思われます。施設の計画に水揚げ減、底曳漁船停止の影響はあるのでしょうか。 ○議長(川神裕司) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) まず、地元の船団に限りますと、5ケ統が4ケ統で正しいと思います。これ、市外船を含めると6ケ統が4ケ統ということですので。 それでは、議員、ご指摘のとおり、地元沖合底曳網漁船が1ケ統減ることによりまして、水揚げが減少し魚価が高騰することも懸念されております。しかしながら、今回のこのことが施設運営の計画に直接影響することはないと考えておりますので、予定どおり進めてまいりたいと思います。 今後、魅力ある施設をつくることに努め、市民の皆さんを初め多くの観光客にも訪れていただけるにぎわいの創出の拠点としていきたいと考えております。 ○議長(川神裕司) 沖田議員。 ◆2番(沖田真治) 施設の改修計画には、確かに影響はないかもしれませんが、中に入る運営側からすれば、これ、かなりの影響があるのではないかなと思います。品薄で値段が高騰すれば、仲買さんは当然直撃でしょうし、これから物販されるんであれば、なおさらのことかなと思いますけど、それでも何か実は秘策でもあるのでしょうか。 ○議長(川神裕司) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) 秘策とのご質問ですが、議員ご指摘のように、事業停止に係りまして、仲買、水産加工、物流、小売など、水産関係事業者には影響があると私も懸念しております。市といたしましても、JFしまね初め関係機関と連絡し、対応策について検討していくところであります。 そうした中、秘策ということですが、先ほどもお答えしましたように、新たな魅力を創出し、市民に親しまれる施設となりますよう取り組んでまいりたいと思います。また、議員さんのほうにも秘策がございましたら、ぜひともご教授願いたいと思います。 ○議長(川神裕司) 沖田議員。 ◆2番(沖田真治) 私、漁業者でないんで、秘策と言われても困りますけど。例えば県外送りを増やすとか、そういうことしかないんだろうと思います。 ということで、質問を小項目4に移らせていただきます。 物販エリアの指定管理者は、生鮮品販売に限定しているのか、それ以外の業種も検討したのか、今の現状を踏まえると物販は厳しいようにも思えますが、物販エリアの指定管理業者についてお尋ねします。 ○議長(川神裕司) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) 山陰浜田港公設市場は、山陰浜田港産の魚を買って、食べて、知ってもらうことのできる施設として、水産をメインとしたにぎわい創出の拠点をコンセプトと掲げております。このコンセプトに基づきまして、物販エリアでは、生鮮品だけではなく加工品などの水産関連商品を中心として、農産物や工芸品など、浜田の特色ある産品を広く提供できるエリアとなればと考えております。 また、このエリアでは、競り体験や魚の解体ショーや石見神楽などのイベントが行える体験型のスペースも設けていただき、魅力のあるエリアとなることを期待しているところであります。 ○議長(川神裕司) 沖田議員。 ◆2番(沖田真治) 20日の三浦議員さんの答弁で、施設の使い方について、ある程度指定管理者に任せるというのが私の解釈でした。先ほど部長示されましたコンセプトにある、買って、食べて、知ってというコンセプトでございますけど、食べるということに特化した施設という考えも、私あったのではないかなと思います。知ってもらうには食べてもらうことが一番早いように思いますし、浜田はどうしてもアジ、ノドグロが取り上げられがちです。昨年より、市長、頑張ってアンコウも結構有名になってまいりましたけど、それ以外にも浜田にはうまい魚、たくさんあります。そして、食べることに特化して、腕のいい料理人の方が来られると、それによって人を呼び込むということもありますし、またそれによって新たな人気魚種が増えるっていうことも、私は可能性的にあると思います。魚の価値は、一番シンプルに考えるとうまいかどうかです。少なくともこの施設の立地条件からすれば、港と近いですから、当然、新鮮な魚が手に入りやすいということと、活魚だってそんなにコストをかけずに運び入れることだってできます。私は個人的に回転ずしがいいかなと思ってるんですけど、計画書を見る限りでは、どうしても物販がメインというか、物販コーナーなのかなという印象を受けるんですが、食をメインにした施設という考え方は、検討される中でなかったのでしょうか。 ○議長(川神裕司) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) ご提案いただいたように、検討する中で、フードコートをいかにここで人を集めるかということは検討させていただきました。その結果、商業棟の2階には、今議員もおっしゃっていただいたように、浜田港の四季のそれぞれの旬のお魚を食べていただけるような、鮮魚を中心としたメニューをそろえたフードコートにしていただきたいと考えております。1店舗は今もある人気の飲食店に入っていただき、そのほかの2店舗は指定管理者に提案していただきますが、当然、そういった回転ずしという案も出てくるかもしれませんので、しっかりそういった提案を期待しているところであります。 商業棟につきましては、これまでも申しておりますように、民間の企業、発想のノウハウを入れていただく指定管理と考えておりますので、しっかり施設のコンセプトを実現できる提案をしていただきたい、そのように考えております。 ○議長(川神裕司) 沖田議員。 ◆2番(沖田真治) もう一点、聞きたいんですが、検討委員会で私のような意見とか、それ以外に特化したとか、そういった意見は何か出なかったのでしょうか。 ○議長(川神裕司) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) 検討委員会では、フードコートの重要性ということは言われました。それと、今ある人気のお店ということも言われました。それと、地元のもの、鮮魚はもちろんですが、やはり地元でとれた農産品とかもしっかり入れてほしいという意見を伺っております。 ○議長(川神裕司) 沖田議員。 ◆2番(沖田真治) それらの意見も反映した施設になさるということでよろしいですか。 ○議長(川神裕司) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) そういった意見を要項にはしっかりと、指定管理、応募される方には伝わるように要項をつくっていきたいと思います。ただ、あとは余りこちらがそういったところで縛りを設けて、魅力あるものに指定管理の提案が出てこないと意味がございませんので、そのあたりはもうしっかり指定管理者の方にそういったことを踏まえた提案をしていただきたいと思います。 ○議長(川神裕司) 沖田議員。 ◆2番(沖田真治) わかりました。正直、またお魚センターやるんかいという意見は、私も多々聞きますので、あ、これ変わったなという施設になって、どんどん人が来るようになればと私も願っております。 続いて、大項目2の質問に移らせていただきます。 大項目2、地域産業担い手育成支援事業について、質問を移らさせていただきます。ここでもくどいようですが、最初に私、前置きさせてください。 今回、この事業についての質問は、林業、漁業とありますが、今回は林業でなく漁業を中心に質問させていただきます。その受け入れ先の水産業の業種が定置網でありました。この定置網漁業を営んでいるのは、今、浜田大敷と国府大敷の2事業体しかありません。そして、国府大敷は私の地元であり、昨年12月、産業建設委員会でもお示しがありましたが、岸壁にぶつかって漁船が大破して、そのときに一度、もうこのまま国府大敷やめるかという話にもなりました。しかし、船長も船乗りの皆さんもどうしてもこの定置網を絶やしたくないという思いで、今年の5月1日に中古船ですが復活を遂げて、近隣の住民は本当に喜んでいます。国府漁港の定置網は、我がまちのシンボルだと私は思っております。国府の沖で今日も操業していればよかったのですが、網が破れて今日は操業してないそうです。水揚げの減少もありますが、人手不足に悩む定置網漁業者にとって、今回のこの担い手支援事業はありがたい話ではあると思いますが、しかしやり方を間違えると、今働いている漁業者のやる気を失うことにもなりかねません。ちょっと前置きさせてもらいましたが、質問に移らさせていただきます。 小項目1の事業費についてお伺いしますが、事業所への委託料の使途が給与、社会保険料、活動費とありますが、給与額は委託を受けた事業者が決めるのか、それとももう決められた一定額を払うのか、お尋ねします。 ○議長(川神裕司) 市長。 ◎市長(久保田章市) 最初に私のほうからお答えをさせていただきたいと思います。 この度の事業は、地域おこし協力隊制度を活用しようということで取り組むものでございます。地域おこし協力隊でありますが、国のほうでも地域経済再生の取り組みの一つとして、コミュニティを支える人材として大変期待をされておりまして、現在、全国で約5,000人の方が活躍しておられます。また、国においては今後5年後にこの5,000人を8,000人まで拡充したいということで、大変力を入れておられます。そうしたことから、当市といたしましても、今年度、地域産業担い手育成事業であったり、あるいは後継者等人材育成支援事業、そしてご質問に関連いたしますが、ブルーツーリズム推進事業の中でこの地域おこし協力隊を活用して、この地域の活性化にも活躍してもらおうということで取り組むものでございます。 ご質問につきましては、担当部長のほうからお答えをさせていただきたいと思います。 ○議長(川神裕司) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) 地域産業担い手育成支援事業での地域おこし協力隊員の給与につきましては、雇用先となります事業所への委託料の中から毎月支払っていただくことになります。 給与額につきましては、事業所の給与基準を勘案していただいた上で、市と事業者で協議して決定することとしております。 ○議長(川神裕司) 沖田議員。 ◆2番(沖田真治) 示してある金額の委託料が全額給料であれば、現在、働いている人から、これは不満が出るなと率直に思いました。そのくらい定置網漁業者の給料というのは、ほんと安いのです。それゆえにその金額では、今示してある委託料で、当然給料のほうが安いということは差額が出ますよね。その差額はどうなるんでしょう。そのまま事業所に入るのか、それともその額を支給するのか、どちらでしょうか。 ○議長(川神裕司) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) ご質問の差額として生じた費用につきましては、活動費として協力隊が使用する漁具などの経費として執行することができます。具体的なことにつきましては、市と事業者が事前に協議を行って決めていくことになると考えております。 ○議長(川神裕司) 沖田議員。 ◆2番(沖田真治) それで理解しました。 続きまして、②の担当課について、質問を移らさせていただきます。 この事業は、担い手の確保と定住が目的となっております。担当課は水産振興課となっていますが、都会からの地域おこし協力隊の希望者、これがあらわれた場合、仕事の内容や賃金は水産振興課だと思いますけど、定住は地域政策の担当でないかと思いますが、この二つの課で情報共有や連携はできとるのでしょうか。 ○議長(川神裕司) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) 議員ご指摘のとおり、従事する漁業の内容や雇用先との調整などは水産振興課が行い、浜田市での暮らしに関することは政策企画課が担当しております。日ごろから担当課相互の情報共有を行い、今後とも協力隊員の確保に向けた広報や募集活動について、連携して取り組んでまいります。 ○議長(川神裕司) 沖田議員。 ◆2番(沖田真治) ちょっと質問とずれるかもしれませんけど、先月、5月、神奈川県より、島根県の事業で定置網漁業者の希望者の方が来られまして、昨年から来られてるそうで、ほいで島根県の定置網のある漁港を一件一件面接に歩いとられるみたいで、どうしても大田より西のほうがいいということで、国府漁港にもその方、訪れました。たまたま面接、一緒に立ち合ったんですが、そのとき、その方、漁業しながら民泊をしたいということを希望されてまして、国府に来る前に江津の定置網で面接されたそうですが、そのときに、民泊希望ということもありまして、江津市役所のほうから2軒か3軒、あらかじめ空き家情報が提供されていたそうで、こちらないんですかって率直に聞かれまして、売り言葉に買い言葉じゃないですけど、私、たくさんありますよって言いましたけど、そういって空き家情報を提供されるんであれば、浜田市も空き家バンク等々ありますんで、そんなに難しくはないのかなと思いますが、ただ今後、定置網漁業者の希望者の方が来られたときに、例えば国府に住みたいとなったときに、地先権という問題があります。地先権というのは、貝とか海藻とか、ああいうものをとるに当たって、国府だったらある特定の地区に住まないとその地先権というのが発生しないということがあります。もし今後来られたときに、そのことをよくよく調べとかんと後々大変なことになるのかなというのを率直に思いました。質問というかうんちくみたいになりましたけど、もし何かあれば。 ○議長(川神裕司) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) 議員ご心配してるようなルールはあると思いますんで、しっかり漁業の従事に当たりましては、地域の漁業者の皆さんから十分お話を伺いながら、その事業を進めてまいりたいと思います。 ○議長(川神裕司) 沖田議員。 ◆2番(沖田真治) まずは来られることだとは思いますけど、もし来られたときによくよく注意してください。 続きまして、小項目3の水産業について、質問移らさせていただきますが、従事する水産業の業種は定置網となっております。しかし、定住が目的であれば、より収入のある、しかも通年で収入が安定している底曳漁船やまき網漁船に従事するほうがよいのではないかと思いますけど、なぜ定置網を選んだのか、その理由についてお尋ねします。 ○議長(川神裕司) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) 定置網漁業につきましては、沖合底曳網漁船やまき網漁船の水揚げがないときでもまとまった量の水揚げができる、重要な沿岸漁業であります。そして、近年は船員の高齢化により将来の担い手の確保が喫緊の課題となっておるということも認識しております。議員ご指摘の収入の安定化についてですが、今回の事業は、午前中に漁が終わる定置網漁業に従事しながら、午後は素潜りや一本釣りや加工製造などの水産にかかわる事業に携わっていただく、そのように考えております。将来的に安定した収入を得ながら、定住していただくことを目指す沿岸漁業の活性化を図ってまいりたいと思います。 ○議長(川神裕司) 沖田議員。 ◆2番(沖田真治) 先ほどの部長のご答弁のとおり、定置網漁業は重要な沿岸漁業であると私も思っております。しかし、今まで定置網漁業者に対して市は何らかのかかわりを持ってきたのでしょうか。底曳網漁船やまき網漁船に対してリシップを行い、支援を行ってきました。しかし、定置網に対してこれといった支援というのは余り聞いたことがありません。なぜでしょうか。 ○議長(川神裕司) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) 定置網漁業につきましても、他の漁業と同様に、若者の就労支援や漁船の資金の利子補給など、同様な支援があるんですけども、議員さんもご存じのように、いろいろな条件が合わなくて、現在活用実績がほとんどないのが現状であります。 こうしたことを踏まえて、今回のこの担い手対策としての地域おこし協力隊の活用、こういったものを立ち上げたところであります。この事業の実現を図るよう、しっかり漁業者の方とも連携して取り組んでいきたいと思います。 また、先ほど申し上げました支援事業につきましても、しっかり漁業者の方に意見を聞きながら、活用できるものは活用していただけるよう取り組んでまいります。 ○議長(川神裕司) 沖田議員。 ◆2番(沖田真治) まずはかかわっていただいて、どういうものがあるのということを歩み寄ってもられえばなと思います。 それと、先ほどのご答弁にもう一点、再質問したいのですが、午前、午後の時間を使い、潜りや1本釣りで収入を得ることも、これ、私、昔の豊富に水揚げのあったころの話であると思ってるんですよ、正直。昔はそれで、4月から大体11月ぐらいまでのところで1年分の大方の収入を得てたっていうのがあります。しかし、今、この水揚げ不足でなかなかそれもかなわなくなっております。そして、国府大敷の場合でしたら11月から4月までは休業となってまして、若い船乗りさんは、その間、ほかのところに働きに行くっていうのが、今、これが現実です。しかし、地域おこし協力隊の方は、活動費という形である程度生活が保障されてます、その間も。なんだけど、3年後、その期間が切れたときに、もうそれもなくなってしまうわけです。その後を考えたときに、私、これ、大きな課題かなと思うのですが、このこと、どう思われますでしょうか。 ○議長(川神裕司) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) まさにそのことが課題だと思います。この地域おこし協力隊の期間のうちにそれをどうすればいいのかということを、しっかり漁業者の方とも相談して、構築しなければいけないと思います。休漁期の対応につきましては、網の修繕作業とか漁具のメンテナンス、魚の生け締めの技術の習得や衛生管理の知識の習得、こういったような漁業の収益向上を図る活動もできると思いますが、ただ具体的に、ほいじゃあ何がいいかということは、やはり担い手育成に向けた雇用先の事業者と一緒に考えていって、それが定住につながるように取り組んでいかなければならない、そのように考えております。 ○議長(川神裕司) 沖田議員。 ◆2番(沖田真治) ほかの港の定置網でいきますと、田儀なんかは、割と大型船で冬でも出れるし、多分浜田も出れるのかな。隣の江津市なんかは、カキの養殖とかも検討されてるそうです。確かに漁具の修理とかというのもいいとは思います。ただ、正直、やっぱりある程度収入になることを考えていかないと、私は厳しいと思います。 続きまして、最後の質問に移らさせていただきます。 水産業に従事する内容について、ビジネスモデルとして書いてある内容は、浜田の漁業を考えるととてもいい内容だと思いますし、実現に向けてぜひ頑張ってもらいたいなと思います。しかし、これが地域おこし協力隊のみの力で担えるかどうかというのは、甚だ疑問だであります。受け入れ先にも新規で行いたい事業を実現できる環境が整備されているのであれば問題ないですが、またそういった環境を整備の必要もあると思いますが、その受け入れ先の対応についてお尋ねします。 ○議長(川神裕司) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) 地域おこし協力隊の応募者には、定置網漁業に従事し、あわせてどういった水産事業にかかわりたいのか、十分に意見を伺いながら事業を構築してまいります。あわせて行いたい水産事業の実現については、受け入れ先にも十分な説明を行って、理解と協力をいただくことが必要不可欠であります。地域おこし協力隊として浜田市に来られた方が、漁業者の一員として地域に根づいた活動を行っていただけるよう、定置網漁業経営体やJFしまねと連携して支援をしてまいりたいと思います。 ○議長(川神裕司) 沖田議員。 ◆2番(沖田真治) さっきの質問と重複しとるような感じの質問になってしまいましたが、よくありがちな話で、地域おこし協力隊はスーパーマンではないという話をよく聞きますし、何でもかんでも期待するっていうのは、これ、私も間違っとると思います。これから来るかもしれない地域おこし協力隊の人に、受け入れる先がその人に何を期待するのか、また地域おこし協力隊の人がどういうことを希望するのかということを、これからしっかり見極める必要があるように思えます。その受け入れを呼びかける市として、現場の意見を、私はしっかり聞くべきだなという気がしております。初日の西田議員さんの質問で、市長も現場にどんどん若手職員を送り込むと言われましたけど、今回のこの件についてもまたどんどん職員さんを送り込んで、ぜひ実情というか、いいものにしていただきたいと私は願っておりますが、市長、もし何かございましたら。 ○議長(川神裕司) 市長。 ◎市長(久保田章市) この度、地域おこし協力隊制度を活用して、今日、議論になっておりました定置網漁業者の確保だけではなくて、料理人であったり、あるいは中小企業の後継者だったり、そういった人材確保の分野でこの地域おこし協力隊制度を活用してみようということで、実は提案をさせていただいているところでございます。今年度から実施するところでございますが、大変、当市にとりましてはチャレンジングな取組だなと思っております。実は、これまでは地域おこし協力隊、どちらかというと、3年間こういった事業をしてほしいということで地域おこし協力隊に呼びかけて入ってもらったということでありますが、本年度から行っておりますこういった事業、3年間ではなくて4年後、4年先の、それぞれ応募した皆さん方がどういった仕事につきたいのか、またどういった生活をしたいのか、そういった4年後にフォーカスして、それまでの3年間は国の地域おこし協力隊制度を活用して国のご支援をいただきながら、本人もその3年間で1本立ちができるように勉強もしてもらいますし、また受け入れ先もそれを支援するということで、そういう意味では、この3年間というのはまさに助走期間とでも言いましょうか。4年後の本当の仕事をやっていただくためのそういった期間だと、そんな位置付けで、この度、地域おこし協力隊制度を活用させていただいております。したがいまして、この定置網漁業者、本当にやりたい人が手を挙げていただけるのか。また、この3年間で本当にひとり立ちができるのか、そういう意味では大変チャレンジングではありますけれども、しかしこういうことをしなければ、この地域における担い手が確保できないということから、この度、踏み切って実施したとこでございます。したがいまして、市としてもできる限りの応援もしたいと思いますし、また受け入れの事業者さん、あるいは関係の皆さんの協力をいただきながら、4年後にはそれぞれの分野でひとり立ちできるような、こういったことを応援してまいりたいと、このように思っております。 ○議長(川神裕司) 沖田議員。 ◆2番(沖田真治) 丁寧な思いを聞かせていただきまして、ありがとうございました。浜田市にとって、もう二つしか定置網事業者はありません。そして、貴重な沿岸漁業だと思います。これから公設売場をつくるにしても、浜田定置は港とかなり近いので、当然、活魚も持って帰りますし、朝とるんで新鮮な魚もとれます。本当に貴重な事業体でありますので、地域おこし協力隊の方が来て、もうその人が成功するイコール、私は定置網の業者にとってかなりの力になるとも思ってます。ただ、いかんせん、取り巻く現状はかなり厳しいということでありますので、漁業者さん、また浜田市、連携してしっかりした事業にしていただきたいということを切にお願いして質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。 ○議長(川神裕司) この際、暫時休憩いたします。なお、開会は1時ちょうどといたします。            午前11時38分 休憩            午後0時58分 再開 ○議長(川神裕司) 会議を再開します。 休憩前に引き続き個人一般質問を行います。8番小川稔宏議員。            〔8番 小川稔宏議員 質問席〕 ◆8番(小川稔宏) 議席番号8番、超党はまだの小川でございます。 今日は、4点にわたって大項目、準備をしております。順次質問を行っていきたいと思います。 まず一つ目ですけれども、地域医療体制の維持と医師確保対策についてでございます。 地域包括ケアシステムの構築と地域医療体制の維持のために、浜田市におきましても開業医の確保に向けた努力がなされております。江津市では済生会江津総合病院と江津市医師会が連携をし、勤務医と開業医がお互いに治療が兼務できる仕組みを導入することによって、医療体制の充実とあわせ、全国からの医師の呼び込みや開業医の後継確保につながるということが期待をされております。そのことを踏まえまして、中項目の1点でございますが、開業医の維持対策についてでございます。 市内の開業医の後継者不足等による廃業等の状況を含め、今後の見通しについて伺います。 ○議長(川神裕司) 市長。 ◎市長(久保田章市) 最初に私のほうからお答えをさせていただきます。 地域医療体制の維持と医師確保対策は、市民の皆さんが健康で生き生きと暮らすために非常に重要であると認識をいたしております。地域医療の充実には、医療従事者の確保が必要であり、県西部に共通した大きな課題でもございます。このことにつきましては、本市におきまして、国・県重点要望に掲げておりまして、そして島根県市長会の重点要望事項として、国や県にも強く働きかけをしてまいっているところでございます。私も昨年、島根大学のほうに医師派遣のお願いに行ってまいりましたし、また今年は島根大学医学部地域枠の受験者拡大につきまして、市内、あるいは隣の市にあります高校にも直接お伺いいたしまして、お願いをしてまいったとこでございます。今後も引き続き医療体制の充実に向けまして取り組みを進めてまいりたいと思います。 ご質問の点につきましては、担当部長のほうからお答えをさせていただきます。 ○議長(川神裕司) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(前木俊昭) 現在、浜田医療センターと歯科医院を除く市内の医療機関は52カ所ありまして、平成25年10月の58カ所から6カ所減っております。医師会等からの情報では、52カ所のうち、医師が70歳以上であるのは13カ所で、そのうち後継者がおられないのが5カ所ほどあると伺っております。また、平成29年6月に島根県が行った調査では、浜田市で在宅医療を担っておられる医師で2025年までに後継者が確保できる方が19.4%とのことで、在宅医療を担うかかりつけ医の減少を心配しているところでございます。 ○議長(川神裕司) 小川議員。 ◆8番(小川稔宏) 今の答弁に対しまして、何点か再質問させていただこうと思いますけれども、医療機関として52カ所と答弁がありましたが、この医療機関というのは、一般的に病院と診療所を含めた合計だと思いますけれども、それとその分布といいますか、それも恐らく浜田自治区に集中しとるんではないかと思いますけれども、この52の医療機関の内訳と自治区別の数についてお伺いできますでしょうか。 ○議長(川神裕司) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(前木俊昭) まず、医療機関52カ所の自治区別ですけども、浜田自治区が40、金城が3、旭が3、弥栄が1、三隅が5でございます。 病院と診療所の区別ですけども、すみません、ちょっとはっきり覚えておりませんが、病院が浜田が4、三隅が1になるんだろうと思ってます。 ○議長(川神裕司) 小川議員。 ◆8番(小川稔宏) 大体様子はわかりました。 それと、先ほどの答弁の中で、後継者が確保できるところは、2025年の時点ですけども、19.4%と答えられておりましたけども、ということは、差し引きの80.6%という部分につきましては、後継者が確保できる見通しがないという判断をされとるということでしょうか。その辺について再確認したいと思います。 ○議長(川神裕司) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(前木俊昭) 約8割の方が後継者がなかなか難しいということですので、どんどん病院が閉鎖していくということにもしなれば、大変なことになると思っております。ある意味、非常に深刻な問題だと認識してます。 ○議長(川神裕司) 小川議員。 ◆8番(小川稔宏) その医師の確保については、大体浜田出身の方を中心にまた洗い出しする努力をされとるということも伺ってはおりますけれども、例えば都会地で医療に当たられとる方々が田舎でゆっくり、ゆったりした環境のところで医療行為をしたいという希望者なんかがおられるとすれば、特に市内出身者にこだわらなくても、そういった点については探してみるようなことの必要もあるんではないかと思いますけれども、その辺についてのお考えを伺います。 ○議長(川神裕司) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(前木俊昭) 議員さんおっしゃるとおりでして、市内にこだわっておるところは全くございません。弥栄診療所を中心に、東京とか、あるいは島根大学も含めて、いろんな出身の方がいろいろ研修等、来ていただいてますので、そういった方にも積極的に声かけをして、よければというところでお話をさせているという状況はございます。 ○議長(川神裕司) 小川議員。 ◆8番(小川稔宏) わかりました。 それでは、次の質問ですけども、市内開業医の子どもさんが市外で医師になっている実態の把握、それと市内に戻るための条件の整備、こういった点についての認識を伺います。 ○議長(川神裕司) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(前木俊昭) 市内開業医の後継者に当たる方が、市外で医師として活躍されていることは承知をしておりますが、具体的な人数等は把握をしておりません。都市部の医療機関に従事することで得られる技術や経験などに魅力を感じておられるものと思いますが、どのような要件が整えばUターンにつながるか、研究してみたいと思います。 現在、市では、浜田市出身の医学生の勧誘や島根大学医学部地域枠への応募促進といった、これから医師として活躍することになる方へのアプローチ、あるいは小・中学生の医療体験など、医師を志す裾野を広げる取り組みを行っております。今後もこうした育成に重点を置いた取り組みを推進してまいります。 ○議長(川神裕司) 小川議員。 ◆8番(小川稔宏) 小・中学生の方の医療体験なんかもされとるというのは、いろいろ市の広報等でも拝見をするわけですけれども、せっぱ詰まった状況も片方にはあるということもありますので、長期的な確保に向けての子どもさんの育成等についても、もちろん重要だと考えております。 それで、新聞を見ますと、江津でこういった連携というのがなされる背景として、江津の医師会の所属の開業医の方、21人おられると新聞には出てましたけども、その子どもさんの6割が市外で医師になっているということも出されておりました。こういった点について、浜田市の医師会についてはこういった現状についての把握も必要ではないかと思うんですけども、この辺についてはどういうふうな現状にあるということでしょうか。 ○議長(川神裕司) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(前木俊昭) 先ほど申しましたが、完全に把握はできておりません。ただ、市外で活躍しておられる後継者の方が逆にたくさんいらっしゃるというお話も聞いております。改めて医師会のほうにまたいろいろお尋ねといいますか、教えていただければと思ってます。聞いてみようと思います。 ○議長(川神裕司) 小川議員。 ◆8番(小川稔宏) ぜひとも現状の把握ということが必要だと思いますし、その中で実際にその方々がどういう条件が整えば地元に帰ってもいいかということが当然あると思いますので、そこをつかまない限りは、当面、UIターンの医師の方に帰っていただけるような、来ていただけるようなそういうことっていうのは、なかなか施策として具体化が難しいのではないかと感じています。 それと、最近の傾向として、若いお医者さんが開業医よりか勤務医を選ばれることが多いという傾向も関係者の方から伺っとるんですけども、こういった点についての現状について、どういうふうに把握しておられたり、その理由について担当課はどういうふうに考えておられるかということについて伺います。 ○議長(川神裕司) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(前木俊昭) 浜田市も同様だと思いますが、国全体で見たときには、開業医のところは減少しておりまして、勤務医のほうが増えてるという状況にあると聞いております。これははっきりした理由はわかりませんけども、恐らく勤務医のほうが働く環境の面、いろんな待遇面、あるいは訴訟リスク、勤務医のほうがそういう点が助けてもらえるというところがあるんじゃないかなと感じてます。開業医になりますと、経営という視点も出てまいりますし、なかなかリスクを感じとられるのかなというところでございます。 ○議長(川神裕司) 小川議員。
    ◆8番(小川稔宏) 担当課のほうではきちんと把握されとると思います。恐らくそういった理由ということで、開業医を目指す方がなかなか増えない状況というのは、そういう部分に理由があるんではないかと私自身も持ってます。ですから、そういった点を少しでも改善するための方策として、江津での取り組みがあるんではないかと私自身は考えとるわけですけれども、そういう観点で、中項目の2点目ですけど、クロスアポイントメント制度の検討状況についてということで伺ってまいりたいと思いますけれども、一つとして、浜田医療センターと浜田市医師会の間でのクロスアポイントメント制度の検討状況について伺います。 ○議長(川神裕司) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(前木俊昭) ご質問にありましたクロスアポイントメント制度は、複数の機関でそれぞれに身分を持ち、必要な従事比率で業務を行う仕組みでございます。この仕組みを活用し、済生会江津総合病院と江津市医師会では、医師の相互交流などを行われることになったと聞いております。 ご質問の浜田医療センターと浜田市医師会の間でこのクロスアポイントメント制度の活用について検討されているというお話は伺っておりません。しかしながら、こうした取り組みは、人材や医療機器の有効活用と相互の経営基盤の強化に有効な手法と考えておりますので、江津市の状況を注視したいと考えております。 ○議長(川神裕司) 小川議員。 ◆8番(小川稔宏) 今の答弁で、人材だとか医療機器の有効活用と経営基盤の強化ということがその仕組みの中でその手法と考えられているということですけども、冒頭からずっと述べておりますUIターンによる開業医の確保という観点からも、これは有効ではないかと思っているわけですけれども、その点の評価についてはどうなされていますでしょうか。 ○議長(川神裕司) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(前木俊昭) なかなか難しいんですけども、例えば一つの理由が、開業したときにいろんな経営的な視点、いろんな機器も含めて多額な経費がかかるという視点でいったときには、先ほどの江津市の制度というのは非常に有効なんだろうと思ってますが、ただ全国的にもまだ例が少なくて、本当にどの程度効果があるかというのは、しっかりと見ていきたいと思ってます。 ○議長(川神裕司) 小川議員。 ◆8番(小川稔宏) わかりました。 それでは、次の質問ですけども、江津メディカルネットワークと浜田医療センターとの連携についてはどのように進められているか伺います。 ○議長(川神裕司) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(前木俊昭) クロスアポイントメント制度を活用した地域医療連携推進法人江津メディカルネットワークは、済生会江津総合病院と江津市医師会の間で、医師の相互交流や医療スタッフの派遣、医療機器の共同利用を目的として設立されたものです。したがいまして、浜田医療センターと済生会江津総合病院、並びに江津市医師会の連携の枠組みが大きく変わるものではないと考えております。 ○議長(川神裕司) 小川議員。 ◆8番(小川稔宏) 江津でのこの取り組みっていうのは、開業医確保という点から見ると、一歩進んだ取り組みではないかと思ってます。そういう意味では、浜田においても浜田の地域医療を守る会というのもありますので、そういう中でも、こういった点について具体的な仕組みづくりといいますか、そういう観点からご検討をお願いをして、この問題についての質問は終わらせていただきます。 それでは、大項目の2点目、石炭火力発電における二酸化炭素削減の努力についてということで伺います。 国際社会では、地球温暖化防止の観点から化石燃料から転換し、石炭火力発電の全廃、縮小が進んでおります。その中で、日本での新増設に対して厳しい目が向けられております。計画中の石炭火力発電からの事業者の撤退や金融機関の融資取りやめの動きもあるようでございます。地球温暖化によりまして、標高が低い陸地で生活していた人々が住む場所を失ったり、あるいは希少動物の消滅が進んでおる中で、哺乳類の絶滅が初めて確認されたという記事も目にしたところでございます。人間の経済活動が地球環境を破壊しているとも指摘されておる中で、この石炭火力発電の新鋭機についても天然ガス火力発電の2倍の二酸化炭素を出すと言われております。そういう意味では、この温室効果ガスといわれる二酸化炭素等を極力削減するための対策が必要だと考えております。 そういう観点から、中項目でございますけども、地球温暖化対策と石炭火力発電の関係について伺ってまいりたいと思います。 一つとして、浜田市地球温暖化対策実行計画から見た石炭火力発電の位置付けについて伺います。 ○議長(川神裕司) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(斗光秀基) 本年3月に策定いたしました浜田市地球温暖化対策実行計画においては、市内から排出される温室効果ガスの量は、エネルギーの消費部分である市民生活や事業活動による電気、ガス、ガソリンなどを使った量をもとに算定しており、エネルギーの生産部分である発電所等からの排出量は含んでおりません。したがいまして、直接的には浜田市地球温暖化対策実行計画の中に石炭火力発電を具体的には位置付けておりません。これは、発電所等で生産されたエネルギー供給は、一市町村の範囲ではなく電力会社の管轄範囲に広く及ぶためであります。しかしながら、エネルギー消費部分の温室効果ガス排出量を算定する過程では、環境省が定めた計算式に基づいて、全国の発電所等から発生する温室効果ガスを加味して係数化しておりますので、間接的には三隅発電所の温室効果ガスも考慮した上で、浜田市地球温暖化対策実行計画を策定していると言えます。 ○議長(川神裕司) 小川議員。 ◆8番(小川稔宏) 発電所が出している温室効果ガスの量を測定するのはなかなか難しいんかなということを、今の答弁を聞きまして感じたわけでございますけども、いろいろ浜田市が策定をいたしました温暖化対策に対する実行計画では、さまざまな市民としての責務だとか、行政、あるいは事業者の取り組みだということが位置付けられておりますけれども、その中でこうした石炭火力発電所が排出するガスの量が、そういった取り組みと比較した場合にどれくらいの差があるかということが、少しつかめたらわかりやすいんではないかということで質問したわけですけども、なかなかその計算式等が複雑であるということと、それとエネルギーの消費の部分から逆算をしてくような、そういう仕組みになっとるようですので、なかなか浜田市全体から排出される二酸化炭素の量と三隅火力発電所から出る二酸化炭素の量を、単純に比較するということは難しいんだなと感じました。 その点から、次の質問に移りたいと思いますけども、三隅火電によって排出される二酸化炭素の量が市内全体の排出量に占める割合、それと2号機が新設されるわけですけども、そのことに伴う二酸化炭素排出抑制の対策、この点について現状どういうふうになっているか伺います。 ○議長(川神裕司) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(斗光秀基) 浜田市内から排出される温室効果ガスの量については、2013年度で約55万トンCO2となっております。また、三隅発電所から排出される温室効果ガスの量については、現在稼働している1号機の設備利用率が年間で80%と仮定した場合、約550万トンCO2となります。これを比較しますと、市内から排出される温室効果ガスの排出量は、三隅発電所から排出される量の10分の1となります。 なお、現在建設中の三隅発電所2号機の二酸化炭素排出抑制対策としては、最新鋭の発電技術を用いた高効率の発電技術を採用し、発電電力量当たりの二酸化炭素排出量は、1号機に比べて約2%の低減が図られると伺っておりまして、約10万トンCO2の低減が見込まれます。また、木質パレットやチップなどのバイオマス燃料の混焼を計画しておられますこととから、さらに年間約27万トンCO2の削減が見込まれております。 ○議長(川神裕司) 小川議員。 ◆8番(小川稔宏) 最新鋭の火力発電所では、燃やす燃料をかえることによって、かなりの部分、削減に向けての効果が見込まれとるということだと思います。そういう意味では、今、説明の中でも、浜田市が排出する中でもかなり大きな部分を火力発電所から出る二酸化炭素が占めているということについても一定程度理解ができたわけですけども、この点について、世界的には脱石炭火力ということが流れになっている中で、今後、2号機までは建設されることになっとるわけですけども、この石炭火力発電に対する認識といいますか、そこら辺について伺いたいと思います。 ○議長(川神裕司) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(斗光秀基) この電力、エネルギーの問題は、国レベルの問題でございます。政府が昨年の7月に閣議決定されたエネルギーの基本方針によりますと、エネルギーの安全性、あるいは安定供給、それから経済的効率性、それから環境への配慮というものの視点を持って、石油、石炭、天然ガスといった化石燃料を使った発電所、それと原子力発電、あるいは太陽光や風力といった再生可能エネルギー、これらさまざまなエネルギーをミックスしてバランスよく発電していくのが理想的だということですので、浜田市もそのように考えております。 ○議長(川神裕司) 小川議員。 ◆8番(小川稔宏) 現状のエネルギー確保の観点からいうと、国の施策の中でそういうバランスのとれたといいますか、そういう中でこの石炭火力の一定程度の必要性ということについても考えなければならないということだと思います。 しかしながら、私自身もこの石炭火力についても、二酸化炭素を排出する問題については非常に問題ではあるんですけども、原子力発電が継続することは別に望んでいるわけではございません。そういう意味からは、今後、この課題については、恐らく次の世代を担う子どもたちに影響するんではないか、子どもたちがどうこれから共存していける環境を維持するのかということにつながってくると思いますので、次の質問に移っていきたいと思いますけれども、学校教育におきましては、この地球温暖化の問題と、それと石炭火力発電との関係はどのように説明されているのか、お伺いいたします。 ○議長(川神裕司) 教育部長。 ◎教育部長(河上孝博) 学校教育では、地球環境について、理科や社会科、技術家庭科等において指導しております。その中では、地球温暖化は化石燃料の消費増加が原因の一つではないかと考えられているということを、データをもとに教えております。さらに、児童・生徒は火力発電や水力発電、再生可能なエネルギー資源等についても学んでおります。この学習で大切なことは、これからも人が地球で暮らし続ける、持続可能な社会を目指すにはどうすればいいのかということを児童・生徒に考えさせることであると思っております。 ○議長(川神裕司) 小川議員。 ◆8番(小川稔宏) そういう形で子どもさんたちには教えられとるということなんですけども、最近、国際会議においてもこの地球温暖化の問題、いろいろ議論をされておりますけども、なかなかそれぞれの国同士の折り合いがつきにくいということで、なかなか実のある、成果のあるような結論に至ってないような印象を受けております。そういう中で、最近のニュースなんかを見てみますと、どうもグリーンランドの巨大な氷層が融解をしている速度が非常に早くなっているということが出されておりました。1日に37億トンが消失してるということも言われておりますし、オゾンホールのことについても心配をされてるような状況もあります。この地球温暖化については、先ほどのご説明等の中でもありましたけども、人間の社会活動といいますか、その中で人為的な原因が非常に大きいということも言われております。しかしながら、こういう状況に至った背景には、自然の素材に対して人間自身が社会活動の中でそれを加工して生活に役立てる、そうしたことの継続の中で、片方ではそういう地球環境も壊れ始めてきてるという、そういう関係にもあるということではないかと思います。そういう意味では、子どもたちがこの問題をどう考えていくかというときに、大人としても極力そういうふうな負の遺産といいますか、地球との共存ができないような環境が進むことに対して、できる限りの歯どめを考えていく必要があるのではないかと考えています。そういう点について、今後、私たち自身もこの点についてはちゃんと考えていく必要があるということを申し添えまして、火力発電の問題については置きたいと思います。 それでは、大項目の3点目の原子力災害発生時の避難計画の実効性と周知について伺ってまいりたいと思います。 島根原発の2号機の再稼働に向けた手続が、現在進められておりますけれども、3・11の福島原発事故から8年を経過する中で、事故発生時の避難計画についての再点検の意味で、以下質問してまいりたいと思います。 中項目としてですけれども、避難計画の問題点についてです。 松江市の4地区に配布されております原発事故の際の避難計画、これは保存版という黄色い字で書いてありますけれども、このパンフレットには、浜田市内の小学校とか、あるいは公民館、こういったところが避難先として記されております。こういったことの内容について、その周知、それと受け入れ側のガイドラインについてはどういうふうな現状になっているのか、まずお伺いをいたします。 ○議長(川神裕司) 総務部長。 ◎総務部長(砂川明) 島根県におかれましては、平成28年3月に島根県広域避難計画を策定され、その後、平成30年3月に広域避難に関する避難者受け入れに係るガイドラインを作成の上、各自治体に配布し、あわせて県ホームページで公開をされております。平成28年11月には、この避難計画に沿って県内の広域避難訓練が行われ、浜田市も受入側として訓練に参加いたしました。これまで、浜田市では受け入れ側としての周知やガイドラインの作成は行っておりませんが、今後の対応につきましては、県担当課と協議して行いたいと考えております。 なお、避難計画保存版パンフレットは、松江市等の避難対象地区における避難先や方法などを示したものでございます。広域避難の場合、車両で長距離移動するため、一旦、駐車場などの広い場所で受け入れ、避難者の確認を行い、その後、避難所等に移動していただくことになります。パンフレットの避難先には、その一旦受け入れる施設等が記載されているものでございます。 ○議長(川神裕司) 小川議員。 ◆8番(小川稔宏) 平成28年11月にこうしたことを想定した訓練が行われたということなんですけども、余り印象が残ってないということも含めてですけども、このときの訓練の規模だとか市民への周知の状況というのは、どういうふうな状況だったかを伺いたいと思います。 ○議長(川神裕司) 総務部長。 ◎総務部長(砂川明) 平成28年に行われました訓練は、11月19日の土曜日に島根県の原子力防災訓練として実施されております。松江市の法吉、城北、城東、朝日地区、4地区から146名の方がバス8台で浜田市のほうに移動され、実際に避難の受け入れ等、行っております。来られた際には、県立大学のほうにお越しいただいとるような状況でございます。 なお、この訓練については、浜田市は警戒準備態勢の本部はつくりましたけれども、受け入れ側としての周知等は特に行ってない状況です。 ○議長(川神裕司) 小川議員。 ◆8番(小川稔宏) やっぱり周知が余りされてなかったから印象に残ってなかったということだと思います。 それと、受け入れ、先ほど146人、バスで来られたということなんですけども、仮に事故が発生した場合に、松江の、先ほどご説明がありました四つの地区からこちらに来られる予定の人数といいますか、それとこちらの来られてどれくらいの期間、1週間なのか半年なのか1年なのか、その滞在期間の長さ、この辺についてどういうふうな想定で行われてきたのかということについて伺いたいと思います。 ○議長(川神裕司) 総務部長。 ◎総務部長(砂川明) 実際、事故が発生した場合は、先ほど申し上げました松江の4地区の受け入れをするということで、その4地区の人口が約3万2,600人前後でございますので、この方々の受け入れをすることになると思っております。 受け入れの期間については、最長で大体6カ月間という計画には書いているところでございます。 ○議長(川神裕司) 小川議員。 ◆8番(小川稔宏) 先ほどの答弁の中で、一旦受け入れる施設がこのパンフレットに載ってる先と言われとったんですけど、一旦受ける先、それから後の受け入れ先というのも、具体的に何か考えがあるということでしょうか。 ○議長(川神裕司) 総務部長。 ◎総務部長(砂川明) 実際に、今県の出されている避難の、松江市エリアで配布されてるパンフレットには、浜田市の場合は、浜田市が今、災害避難の受け入れ場所にしております場所が三十数カ所記載してありますんで、そういうとこに分散して受け入れ等させていただくことになると思っております。 ○議長(川神裕司) 小川議員。 ◆8番(小川稔宏) そうすると、もう半年間は、その受け入れ先の施設というのは市民も利用できないということになる可能性もあるということだろうと思います。 それでは、2点目の質問ですけども、環境総合研究所シミュレーション、これは島根原発が事故が発生したことを想定したときの放射能の拡散のシミュレーションの分ですけども、これによりますと、北東の風が吹いた場合には、避難先とされております江津とか浜田とか益田の方向にこの放射性物質が流れてくる可能性があることが示されとったわけですけれども、こうした点についての避難の場合の対応というのは、どういうふうに考えられているのかを伺います。 ○議長(川神裕司) 総務部長。 ◎総務部長(砂川明) 原子力災害時に北東の風が吹いていた場合の影響でございますが、島根県の原子力防災対策室に確認いたしましたところ、平成26年に防災計画を見直す際に、自然条件等を加味した原子力基準による緊急時防護措置を準備する区域を半径30キロメートルとしたとの回答でございます。浜田市は松江市から直線距離で約100キロメートル離れておりますので、風などによる浜田市への影響は少ないものと考えているところでございます。 ○議長(川神裕司) 小川議員。 ◆8番(小川稔宏) 先ほどの四つ言われた地区については、全て浜田市が受け入れ先になっとんですけども、ただお聞きしたかったのは、その方向が風下になった場合、その場合にはどうしても風上に逃げる必要があるんではないかというのが、素人考え、そう感じるわけですけども、その場合の想定といいますか、先ほどの説明の中では距離が離れているから影響が少ないものと思われると、それはそうだと思います。ただ避難してくるときにその方向に向かって逃げるというのは問題があるのではないかという観点ですので、その時々によって、どちらかというと西から東に風が流れるというのが一派的な形、そういうことが想定されてるんだと思うんですけども、その辺について、風下になる場合の想定というのはそれでいいんかなということを非常に疑問を感じるんですけど、その点についてはいかがでしょうか。 ○議長(川神裕司) 総務部長。 ◎総務部長(砂川明) 島根県の広域避難計画におきましては、特に風向き、風の状況等は加味されないということになっております。といいますのは、松江市20万人、松江市だけじゃなくて近隣の出雲市とか、30キロ圏内に近い自治体にはたくさんの人口がありますので、その都度風がどういう向きだからどっちにということになると大変混乱を来すということもありますので、なるべくいち早く、30キロ以上離れた指定のところに避難するというのが重要だということで、風向きにかかわりなく、先ほどの4地区については浜田市に向かって避難していただくということになるんではないかと思っております。 ○議長(川神裕司) 小川議員。 ◆8番(小川稔宏) その時々の状況によって変わる可能性もあるんだけども、今のところはそこまでの計画しか策定をされてないということだろうと思います。そういう意味では、万が一のことが想定された形での緊迫感を持ったような避難計画ではないんじゃないかという印象を非常に持ったわけですけども、3・11から8年経過をしたということでございますけども、そういうときをきっかけにしながら、こういった避難経路についても、本当に実効性があるかということについてもきちんと見ておく必要があるんではないかと考えております。その点について、一応注意喚起も含めて質問させていただきましたけれども、避難計画についての質問は以上で終わらせていただきます。 それでは、4点目の質問に移らせていただきますけども、種をめぐる食と農の現状と種子法廃止後の課題ついて伺ってまいりたいと思います。 昨年の4月、種子法が廃止されたことで、これまで米、大豆、麦類の品種を各都道府県の責任でやってきた種子の開発や増殖の予算がつかなくなりました。種子ビジネスによって、先祖代々受け継がれてきました野菜の栽培がさま変わりをしまして、自然界のサイクルが壊れつつあるという指摘もございます。それと、農家はつくりたいものがつくれず、消費者は食べたいものが食べられないという状況に置かれておりまして、食料主権という言葉があるようですけど、こういったものが脅かされているとも言われております。2017年の食料自給率は、2年連続で38%に低迷をしてると言われておりますし、世界の人口が爆発的に増える中にあって、食料安全保障の観点からも看過できない状況にあるとも言われております。種子法の廃止によって、多種多様な品種の生産、供給体制の維持ができなくなるだけでなく、農産物の価格上昇や農家への負担増で地域農業の維持が難しくなることが心配をされます。 そういう観点から、中項目として、農作物生産の現状と種子法廃止による影響について伺ってまいりたいと思います。 一つには、種子法のもとでこれまで農業試験場等において研究、開発されてきました種子などについて、どのように保管、管理され、今後どのように扱われるのかについて伺います。 ○議長(川神裕司) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) 主要農作物種子法、いわゆる種子法とは、国が都道府県に主要農作物である稲、大豆、麦類の優良な種子の生産や普及を義務付けてられていた法律です。平成30年4月1日にこの法律の廃止を受け、島根県では、これまでの体制を維持し、引き続き県が責任を持って種子の生産及び普及に取り組むことを位置付けられた島根県主要農作物種子事業実施要綱を新たに定められました。したがいまして、島根県においては、種子法廃止後においても変わらぬ体制で優良な種子の安定供給に取り組まれていると認識しております。 ○議長(川神裕司) 小川議員。 ◆8番(小川稔宏) この種子法、そもそもどういうものかということについて、なかなかなじみがない部分もあると思いますけども、いろいろ調べてみますと、1952年5月にこの法律はできたと言われておりました。これは、戦後7年ぐらいたった時期ということになるわけですけども、戦時中だとか戦後の食料難を経験をした日本において、食料を確保するためには種を大事にしなきゃならないという、そういうことが前提となりまして、二度と国民を飢えさせてはならないという、そのためには国がこの食料を供給する責任を負おうじゃないかと、こういう位置付けでこの法律ができたわけです。それが昨年の3月末をもってこの法律が廃止をされたわけでございますけど、この点について、先ほどご説明がありましたような形で、今、これが島根県においては要綱で守られているという状況に、今来てるということがあるわけですけれども、そもそもこの種子法廃止に至った背景、原因といいますか、その辺についてはどういう認識を持っておられるのか伺います。 ○議長(川神裕司) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) 背景につきまして、今、議員さんが説明したとおりだと思いますけども、今、手元にその当時の、提案理由の資料を私持っておりますので読ませていただきますと、主要農産物種子法は、戦後、食料の増産を図るため、農業の戦略物資である稲、麦、大豆の優良な種子の生産及び普及を促進することを目的として、昭和27年に制定されたものであります。近年、種子生産者の技術水準の向上等により種子の品質が安定してきている状況の中で、都道府県に一律に原種、原原種の生産や品種の試験を義務付ける制度の必要性が低下している状況にあります。このため、良質かつ低廉な農業資産の供給を進めていくとともに、民間事業者が行う種子の生産や供給を促進する観点も踏まえ、種子法を廃止することとされています。これに加えて、種子が国できっちりと保護されているということで、全てこういった都道府県で開発された種子が優先されるということで、民間のほうが逆に種子の開発技術をなかなかやる気を起こしていただけないということもあったようでして、これを打開するため、官民挙げて、種子の開発、供給を構築することができないかという思いもあったように聞いております。 ○議長(川神裕司) 小川議員。 ◆8番(小川稔宏) 国のほうの廃止に至った考え方といいますか、その背景は、今説明があったことだと思います。その観点からすれば、ある意味、やむを得ないという流れもできるわけですけども、私は基本的にはこの種子法で守られている仕組みというのはきちんと残していく必要があるんではないかという前提に立って少し質問しとるわけですんで、次の2番目の質問とも少し関連をしますので、次の2番目の質問に移りますけども、近年、種子や苗が高くなったと農家の方が言われております。種子法廃止でさらに値上がりをし、食品価格へも転嫁されることが予想されるわけですけども、浜田市の農業への影響と今後の見通しについて伺いたいと思います。 ○議長(川神裕司) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) 種子法は廃止されましたが、島根県では基幹的な作物である水稲を初め、大豆及び麦類の生産に携わる農業者の経営の安定を図っていくため、優良な種子の生産及び普及につきましては、先ほど申し上げましたように引き続き県が責任を持って取り組まれています。したがいまして、県内の農業への影響は最小限であると考えております。浜田市としましても、市内農業者への種子の安定供給に影響が及ばないように、今後とも体制の継続を県へ要望してまいりたいと思います。 ○議長(川神裕司) 小川議員。 ◆8番(小川稔宏) 主要農産物は、先ほどの三つの品種ということになるわけですけども、それの適用外となっておりました野菜について、少し話をしてみたいと思うんですけども、もともとこの野菜の種も、30年、あるいは40年前には100%国産だったと言われております。ところが、30年、40年たつ間に、その9割がもう海外生産になってしまっている。それで、その種自体もF1種と言われる種類に皆変わってきてるという、第一代交配の種と言われてますけども、そういうふうに変わってきた。このことによって価格が上がったと言われてます。ある資料を読んでみますと、例えば1粒1円から2円だったイチゴとかトマトの種子というものが、最近では40円から50円になっているとも言われております。そういうふうに、種苗法の適用になるこういった野菜の種なんかも、かなりこの30年、40年の間に値上がりをしてきたということなんですけども、今後、種子法が廃止されて以降は、先ほどの主要農産物もこういうふうになっていくのではないかと非常に危惧をしているわけです。例えば、その中で米です。これは県が推奨している米の種子の価格、これも一般的には1キロで約400円から600円と言われておりますけども、一般的につくられるコシヒカリなんかも、大体1キロ約500円ぐらいすると言われております。だけども、民間の種子でいきますと、例えばつくばSDとかという種でいきますと、1キロが1,500円から2,000円と言われておりますし、ミツヒカリ、これはある牛丼チェーンの牛丼屋さんが使ってる米だということを言われてますけども、ミツヒカリなんかでいいますと1キロ当たり4,000円から5,000円ぐらいするということで、非常に高いということで、県が管理している種の値段より5倍から10倍ぐらい高いと言われております。そういうふうな現状がある中で、例えば浜田の野菜の種子の価格の調査とか、そういう生産の状況、外国産だとか、あるいはF1種がほとんどを占めているという現状について、浜田市としての農業の観点から、この懸念材料についてはどう考えておられるか、お聞きします。 ○議長(川神裕司) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) 議員おっしゃるとおり、特に野菜等の種子については、近年では流通が国際化する中で、種子の安全性や安全供給が懸念されているということは認識しております。今回の種子法の廃止によりまして、主要農産物、稲、大豆、麦の種子についても、今おっしゃられたような同様な懸念があることは認識しておりますが、今現在のところ、島根県では変わらぬ体制でその県の役割をしっかり果たしていただけると聞いておりますので、当面の間は問題はないと考えております。 ○議長(川神裕司) 小川議員。 ◆8番(小川稔宏) 廃止された種子法を復活させるべきではないかということを訴えられている方々からすると、心配材料の中で、先ほども冒頭で申し上げたように、食料主権の問題だとか、あるいは食料の自給率、これが維持できるのかということを非常に心配されております。農産物の価格にも反映するということの心配もあるわけですけども、こういった食料自給率が特に心配な種なんですけども、この点について、与える影響についてどういうふうに考えておられるのか、お聞きします。 ○議長(川神裕司) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) 食料主権、食料自給率の考え方ですが、日本として、全国として捉まえるとかなり懸念はあるかと思いますが、ここ島根県におきましては、先ほども申し上げとるとおり、現状と大きな変化はないと考えております。 ○議長(川神裕司) 小川議員。 ◆8番(小川稔宏) それでは、中項目の2点目の質問ですけども、種子法廃止による影響の抑制と保護のための対策について伺ってまいりたいと思います。 一つに、種子法復活を求める動きや他県で種子法と同等の主要農産物種子条例等を制定している現状に対して所見を伺います。 ○議長(川神裕司) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) 種子法の廃止を受け、同法にかわる独自の条例を制定されましたのは、山形県、新潟県、富山県、埼玉県兵庫県北海道福井県、宮崎県、岐阜県の9道県であります。さらに条例制定の準備を進めている県は2県あると伺っております。島根県におかれましては、今回制定された要綱に基づき、県として予算と体制を確保され、種子の生産供給を進め、生産現場に影響が生じないよう、主要農作物の種子の安定的な生産供給に向けた取り組みを実施されております。したがいまして、浜田市におきましても引き続き、主要農作物の種子の安定的な生産供給体制が整うものと認識しております。 ○議長(川神裕司) 小川議員。 ◆8番(小川稔宏) この質問を行うに当たりまして、廃止された種子法と島根県がつくっております要綱を照らし合わせたときに、それぞれ条項についてはほぼ一致したような形で書かれておりますけれども、その中でどこに違いがあるのかなということを読み込んどる中で、例えば種子法の第4条の国基準であった審査基準や方法というものが、この要綱の中では関係法令との整合性をとりつつ県が定めると変わっています。それとか、第5条の圃場審査だとか生産物審査の証明書交付、こういったものも、法律のときには証明書だったものが、今度は要綱では通知書に変わってます。それとか、第6条の中では生産者等への勧告、助言及び指導となっていたのが、今度は勧告、助言が削除されています。そういう意味からすると、要綱というのは、条例と違って議決も必要もないですし法的な拘束力もないという意味では、本当にこれで大丈夫かなということですごく心配してるわけですけども、先ほどの答弁にありましたように、要綱で定めてるから当面は大丈夫なんだっていうことがありますが、隣の鳥取県では、恐らく6月定例会に向けてそういう動きになるだろうと思うんですけども、そこももともとは要綱で定めとったんだけども、やっぱり永続的といいますか、将来にわたって安定供給をするためには条例化が必要だという動きをとられていると判断をしておりますけれども、この要綱と条例が目指す方向の違いっていうのは、これはどの辺が規定的になっているのか、伺いたいと思います。 ○議長(川神裕司) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) 私も今回のことでちょっと調べまして、県にも聞いたんですが、一般的には条例は住民等に義務を課して、または権利を制限するものとされており、要綱は各種事務処理の手続、要件を規定形式にして定めたものと言われております。ほいで、島根県にもお伺いしました。島根県によりますと、住民等に義務を課し、または権利を制限する条例を定めなくても、要綱して新たな規定を定めることによって、引き続き同じ体制により種子の生産供給を進めていくことができるという考えで、要綱とされたというご意見でありました。 ○議長(川神裕司) 小川議員。 ◆8番(小川稔宏) 少しよくわかりにくい部分の答弁だったですけども、県の事情もあるんだろうとは思います。 次の質問ですけれども、地域農業保護の立場での市としての支援策についての考え方を伺います。 ○議長(川神裕司) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) 浜田市の地域農業の多くは、水稲や大豆といった土地利用型農業によるものであり、その主要農作物の生産性の向上及び品質の改善につきましては、島根県主要農作物種子事業実施要領に基づき、島根県とJAしまねが連携して行っております。浜田市といたしましても、こうした関係機関に対して情報提供や情報共有を行うことで、優良種子の生産確保と円滑な流通などに努めてまいりたいと思います。 ○議長(川神裕司) 小川議員。 ◆8番(小川稔宏) 種子法復活に向けての法案が国会に提出をされとるというのもあります。それと、先月は種子法廃止が、これが憲法に違反しとるんじゃないかという裁判が始まるような動きもあります。そういう意味では、私としては、県に対しては条例化を求め、国へは種子法復活するべきだと考えているわけですけども、この点についての市としてのご認識を伺います。 ○議長(川神裕司) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) 議員さんにいろいろとご質問していただきまして、私も種子法の重要性ということは十分認識させていただいたんですけども、先ほど私が言いましたように、国の廃止の趣旨の中には、要は我が国の農業競争力の強化に向けて、官民一体となって開発供給体制を構築するためにということもございました。しかしながら、いろいろ懸念される部分はあります。今後、国、県の動向をしっかりと見定めて、必要があれば、議員さん言われるように国、県への要望もしてまいりたいと考えております。 ○議長(川神裕司) 小川議員。 ◆8番(小川稔宏) わかりました。それでは、将来にわたって安定した種子の生産体制、これを維持するためにどういう方向が一番ふさわしいのかということについて、今後、私自身も研究してまいりたいと思います。以上をもちまして質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(川神裕司) この際、暫時休憩いたします。なお、再開は午後2時5分といたします。            午後1時53分 休憩            午後2時4分 再開 ○議長(川神裕司) 会議を再開します。 休憩前に引き続き個人一般質問を行います。23番西村健議員。            〔23番 西村 健議員 質問席〕 ◆23番(西村健) 23番、日本共産党の西村健でございます。 ここ何回か用意した質問を消化し切れずに、議長に叱られておりますので、何とか今回は質問残さずに、全て質問を仕上げたいと思っております。 それでは、質問に入りたいと思います。 大きな1点目として、(仮称)浜田歴史資料館整備事業について伺います。 本事業は、平成29年3月定例会において、平成29年度一般会計予算に関連事業費を一旦計上しながら取り下げるという異例の経過をたどった事業です。その後、約2年間の空白期間を経て、今年4月に検討会が立ち上がり、事業の再検討が始まっております。今回、私は平成29年3月定例会における久保田市長の予算撤回の説明内容を踏まえた上で、本事業の検討状況、及び今後の方向性について伺いたいと思います。 中項目の1点目として、検討会について伺います。 1点目、平成28年度に浜田城周辺整備検討会が取りまとめた(仮称)浜田歴史資料館整備基本方針(案)は、現在どういう形で生かされているのか。あるいは、今後生かされていくのか伺います。 ○議長(川神裕司) 教育部長。 ◎教育部長(河上孝博) 前回の浜田城周辺整備検討会では、市が作成した方針案について検討していただき、財政負担の抑制、学校との連携、子どもたちがしっかりと活用できる施設でなければならないという意見をいただく中で、建設には賛成をいただきました。しかしながら、その後の市民への説明会や市議会の中で、事業費、維持管理費が高額である、既存施設の活用を検討すべきといった意見があり、予算案を取り下げた経緯があります。これらの経緯については、今回の検討会でも説明を行い、検討会の委員の皆さんには状況をしっかりと把握していただいた上で検討していただいております。 平成28年度に作成しました(仮称)浜田歴史資料館の整備方針(案)につきましては、資料館整備の見直しに当たり、整備の目的である歴史文化の保存と継承、ふるさと郷育、市民や観光客の交流や機能など、基本的な考え方を引き続き生かしております。また、建物規模や整備費、運営費など、既に状況が異なりますが、資料館整備の検討をする上で参考としております。 ○議長(川神裕司) 西村議員。 ◆23番(西村健) 2点目に、検討会の委員の考え方について伺います。 前回の浜田城周辺整備検討会と今回の(仮称)浜田歴史資料館検討会委員を比較してみますと、両方の委員に選出された方はわずか4人しかおりません。委員はどのような考え方により選出されたのか伺います。 ○議長(川神裕司) 教育部長。 ◎教育部長(河上孝博) 前回の検討会のメンバーは、歴史、教育、神楽などの関係者が中心でありました。この度の検討会委員の選出に当たりましては、地域住民や教育関係者、若者や学齢期の子どもを持つ母親など、多様な年代の意見をより多く反映できるように考え選出しております。具体的には、地域住民として各自治区地域協議会委員、教育関係者として浜田市教育研究会や浜田市PTA連合会、浜田市PTA連合会母親委員会など、その他に浜田商工会議所青年部、石央商工会青年部や浜田女性ネットワーク、浜田市高齢者クラブ連合会など、文化、経済、観光など、幅広い分野の団体から委員を推薦していただいております。 ○議長(川神裕司) 西村議員。 ◆23番(西村健) 委員選定の考え方はわかりました。この検討会の問題で私が確認したかったことは、先ほど言われた市民の反対の声や疑問の声に今回どう答えようとしておられるのかということなんです。これまで申し上げてきていますように、今やらなければならない事業ではないと、やってほしい事業はほかにあるんだということで、私は本事業に反対の立場でおりました。そう考えていらっしゃる市民の方は結構多数いらっしゃるんではないかなと思いますけれども、市長や執行部、要するに担当部署におかれては、その人たちにどう向き合ってきたのかという点で言いますと、私はこれまで目に見える形の働きかけはほとんど何もなかったんではないかなという印象を持っております。この点については、最後のあたりでまたもう一度取り上げて質問したいと思いますので、この点はひとまず置きたいと思います。 そういう私の思いは思いとして、整備することを前提として今回の検討会の検討内容を見たときに、先ほど建物の規模や整備費、あるいは運営費などは、基本方針案を参考にしたということでおっしゃいましたけれども、私は規模や金額の点で前回を超える案が今回提案されることはまず想定になかったんですけども、見てみますと3案提案されておりますけれども、整備費についても運営費についても前回提案された中身を上回る案が提案をされているということで、ちょっと腑に落ちないというんですか、私の想定外だった部分があるんで、その点について考え方を教えていただきたいなと思います。よろしくお願いいたします。
    ○議長(川神裕司) 教育部長。 ◎教育部長(河上孝博) 今、今回提案した3案についての金額のお話をいただきました。後ほど質問のほうありますけれども、まず平成28年時点で11億2,800万円という数字を出させていただいております。それをその後、単価改定、あるいは資材の値上がりといったものを含めて、令和元年度時点での事業費として、今回また算出のし直しをしております。B案、図書館の建設、これは一番高い金額ですけども、前回は駐車場が大きく減ることにより困難ですという回答をしております。今回はそのことがありましたので、駐車場の台数の減数を最小限に抑えるということと、図書館への搬入路、そういったものを確保するという前提で、あとありますようにげた履きという形の考えを新たに採用しております。それをすることによって、駐車場の減少は一定の削減を図れたわけですけれども、そのかわりその案でやると逆に事業費が高くなるという案を出しております。これはあくまでも、議員さん言われたように、当初よりは高くはなっておりますけども、当時、市民の方からいただいた意見で、既存施設の活用、図書館の敷地の活用ということがありましたので、それを現時点で検討した場合はこうなりますという形の提案です。確かにもともと金額が高いという意見があった中で、さらにそれを超える金額を出すことについてという疑義はあろうと思います。私たちどもの、そもそもこの3案を出す中でもその話はしましたけれども、今回は、前回のいろいろ指摘をいただいたことに対して対応すればこうなりますという形の提案ということで、高くなったということはありますけど、ご理解いただきたいと思います。 美術館につきましても同様に、前回美術館だけを、全てを使ってということでしたけども、それは難しいということで、一部増築ということでの提案、さらには複合化をするということでの積算のし直しという形にしておりますので、表面上、見られたときに28年度の総事業費を超えているということはあると思いますけども、そういった検討内容の結果であるということでご理解をいただければと思います。 ○議長(川神裕司) 西村議員。 ◆23番(西村健) 場所を、選択肢を増やされたということも含めて理解できないことはないんですが、以下、個別に具体的に伺っていきたいと思います。 したがって、中項目の2点目に移りたいと思います。 (仮称)浜田歴史資料館検討会の検討内容について、以下、具体的に伺っていきたいと思います。 まず1点目、検討会の資料によれば、平成28年度整備案にはH28試算とR1試算と二つの試算がありますが、この違いは何でしょうか。 ○議長(川神裕司) 教育部長。 ◎教育部長(河上孝博) 平成28年度に提案しました資料館の整備費、運営費の平成28年度と、R1、本年という意味ですけども、試算をし直した数字の違いでございます。まず、整備費につきましては、資材や設備、工事費などの高騰などを踏まえて、積算をする単価などを直近の現時点のものに置きかえての積算のし直しをしております。運営費につきましては、平成28年試算では、文化振興課の職員を施設の中に配置をすることとしておりましたけども、R1試算では、行政に係る業務管理の点からも、文化振興課職員の配置をやめて、資料館の管理運営のための職員を配置するという形に見直しをしております。 ○議長(川神裕司) 西村議員。 ◆23番(西村健) 積算をし直した、見直した背景、理由については、私は理解をしましたけれども、管理、運営面で見直しをかけたという点では理解ができなかったんですよ。以前の考え方というのは、臨時職員4人に文化振興課4人が現地へ移動してというか、移転をして、そこで管理、運営に直接かかわるということだったわけですけれども、今回は館長以下7人の職員を雇用して管理、運営に当たると変わったわけですけれども、なぜ変えたのかがわかりません。それを説明をお願いしたい。 ○議長(川神裕司) 教育部長。 ◎教育部長(河上孝博) 文化振興課の職員を今回、配置をしないと変えた理由でございますけども、職員を配置をするスペース、これ事務スペースも当然ですけども、文化振興課、文化財等を管理しておりますので、その作業、あるいは調査研究のための資料、こういったものを保管するにも非常に多くの面積が必要であるということから、今回精査をする中で、十分な面積を確保することが難しいということから、文化振興課職員を配置することをやめ、先ほど言いましたように職員の雇用による対応ということに考え方を改めたものでございます。 ○議長(川神裕司) 西村議員。 ◆23番(西村健) 結果論的に言いますと、前回はそこまで精査をされなかったと受け取れるんですよ。ですから、安易に運営費を下げるためにそういう設定にしたととられても仕方がないと思いますが、どうでしょうか。 ○議長(川神裕司) 教育部長。 ◎教育部長(河上孝博) 議員がおっしゃるように、確かにそういう見方をされる可能性もありますけれども、当時としては、文化振興課の職員をそこに一緒に入れることによっていろんな運営がスムーズにいくだろうという考えで、文化振興課をその中に入れるという考えをしておりました。ただ、今回、再提案をする中で、少し詳細に見直したということでいろんな面積が必要になったということであります。確かに言われるように、当時の見方が甘かったのではないかというご意見が出るのもやむを得ないとは思ってますけれども、決して安易な考えでしたのではなく、当時としては、文化振興課の職員を入れることによっていろんなメリットがあるという考えを持って提案をさせていただいておりますので、今回、その新たな提案では方向性が変わったということはございますけども、そこは何とかご理解をいただければと思います。 ○議長(川神裕司) 西村議員。 ◆23番(西村健) 2点目に移ります。 今回新たに示されましたA案は、平成28年度提案、H28試算と建設場所が同じであり、整備費、運営費とも、平成28年度提案、H28試算より高額であるにもかかわらず提案した理由について伺います。 ○議長(川神裕司) 教育部長。 ◎教育部長(河上孝博) 城山公園内の御便殿周辺に整備するA案の提案理由につきましては、前回の整備案に対する意見の中で、御便殿との一体的な利用をしてはどうかという意見を踏まえまして、面積のほう、規模を縮小して提案をさせていただいております。 なお、整備費、運営費が高くなりましたのは、先ほどお答えしましたような要因の結果でございます。 ○議長(川神裕司) 西村議員。 ◆23番(西村健) 答弁で一体的な利用ということがありましたけれども、この一体的な利用というのは、具体的に今回提案された中身でいうとどういうことになるんでしょうか。 ○議長(川神裕司) 教育部長。 ◎教育部長(河上孝博) 御便殿につきましては、現在、浜田城資料館ということで、浜田城や外ノ浦の北前船の寄港地、そして歴史的建造物である御便殿を紹介する施設ということで、今、改修工事をしております。この浜田城資料館と、今回提案いたしました歴史資料館、これを現在の案では渡り廊下でつなぐことによって両施設を一体化するということで、双方の見学が行えるということを提案させていただいております。そこの辺が一体的な利用という考えの内容でございます。 ○議長(川神裕司) 西村議員。 ◆23番(西村健) わかりました。 3点目、同じく新たに示されましたB案は、平成28年度提案のH28試算、R1試算より整備費は高額であり、運営費についてもH28試算よりはるかに高額であるにもかかわらず提案した理由について伺います。 ○議長(川神裕司) 教育部長。 ◎教育部長(河上孝博) B案は、前回の整備案に対する意見の中で、既存施設の活用というところでの中央図書館の隣接地を検討すべきという意見を踏まえ、今回提案をさせていただいております。駐車台数の減少を最小限に抑えるため、建物の構造を1階を駐車場にしたげた履き方式、これを採用したことにより、整備費、運営費が高くなっているとご理解をいただければと思います。 ○議長(川神裕司) 西村議員。 ◆23番(西村健) 続いて4点目、平成28年度提案の検討過程において、設置場所を中央図書館とする案、B案について、十分な施設面積の確保が困難で、図書館の駐車スペースが減少する浜田城周辺での整備と同程度の投資が必要であることを理由に不選定としておりますが、今回、候補地として上げたのはどういう経緯、理由によるものか伺います。 ○議長(川神裕司) 教育部長。 ◎教育部長(河上孝博) 前回の提案時には、駐車スペースが大きく減少するということで、建設地には適さないという判断をしておりました。今回は、先ほど申しましたように、建物をげた履き方式、これにすることで駐車スペースの減少を30台分程度に抑えられるという見込みで提案をさせていただいておるものでございます。 ○議長(川神裕司) 西村議員。 ◆23番(西村健) 駐車スペースが30台程度減るということでしたけれども、もともとというか、現在の駐車可能台数というか、駐車台数は幾らなんでしょうか。 ○議長(川神裕司) 教育部長。 ◎教育部長(河上孝博) 現在の駐車スペースとしては108台分のスペースがございます。 ○議長(川神裕司) 西村議員。 ◆23番(西村健) つまり108台が、げた履き方式の施設をつくることによって78台の駐車スペースにかわるということですよね。中央図書館の現在の駐車実績と、それから歴史資料館、これは予測になりますが、駐車予測台数、これを勘案して、B案で駐車に関する問題はクリアできるという根拠はどこにあるのか教えていただきたい。 ○議長(川神裕司) 教育部長。 ◎教育部長(河上孝博) 現状での利用状況でございますけれども、多い土日で現状の7割から8割程度が埋まる場合があるかなと。七、八十台程度は多い日には埋まっているかなと。ただ、それを超える日がないというわけではありませんけど、平均的に見て、大体多い日でその程度と見込んでおりますので、図書館の利用者に対しては、先ほど30台減少に伴う影響は余りないのかなと。ただ、ここに仮に資料館を建てるということになれば、当然そのお客さんも来るということですので、重なれば少し駐車場が混雑なり不足する可能性はあるかなということは考えられます。その場合の対応としては、現在の郷土資料館の敷地の裏のほうに、砂利ではありますが駐車場がありますので、一時的な利用をそこへお願いすることも検討が必要かなとは思っておりますけれども、確かにオープン当初は、仮にすれば一時的な不足はあるかもしれませんけれども、長期的には70から80、70台程度で一応の利用は可能であろうという認識はしております。 ○議長(川神裕司) 西村議員。 ◆23番(西村健) そもそも、今の資料館のほうは何人程度予測されてるんですか。何台程度、駐車。マックス。 ○議長(川神裕司) 教育部長。 ◎教育部長(河上孝博) 特に、資料館を新しく建てることによって1日何人がマックスという計算のとこまでまだいっておりません。ただ、今の残りの70台の中で可能だろうという推測の段階ということでございます。 ○議長(川神裕司) 西村議員。 ◆23番(西村健) それじゃあ、この間、検討委員会の委員さんが現地調査行かれたということですけれども、判断のしようがないなと、私が委員だったら思いますよね。行かれても、その面では、判断材料に困られるんじゃないかなと、率直に今のお話を聞いて思いました。 いずれにしても、私は前回、中央図書館のスペースを不選定理由としたその理由が非常に甘いと思います、今のお話を聞いて、答弁を聞いて。率直にそのことだけは申し上げておきたいと思います。 5点目、先ほどと同様、平成28年度提案の検討過程において、設置場所を世界こども美術館とする案について、資料館の展示面積の確保が困難であること、美術館のあり方に関する議論が必要であることを理由に不選定としておりますけれども、今回候補地、C案として上げたのはどういう経緯、理由によるのか伺います。 ○議長(川神裕司) 教育部長。 ◎教育部長(河上孝博) 世界こども美術館を対象とするC案の提案の経緯と理由についてでありますけれども、平成28年度の整備計画に対する意見にありました、既存施設の活用の観点、これから検討したものであります。前回の提案は、世界こども美術館を活用するに当たっては、美術館の構造上、展示面積が十分に確保できないということで、困難と判断をしておりました。今回の案では、建物の一部改修と海側に建物を増設することで展示面積を確保するということにしております。また、当時はこども美術館の機能がなくなることの心配もありましたけども、今回の提案では、美術館としての展示スペースは縮小するものの、創作活動も継続できます。こども美術館としての機能は残した上で併存できるものと考えての提案でございます。 ○議長(川神裕司) 西村議員。 ◆23番(西村健) 先ほどもちょっと言いましたけれども、私は今までの、先ほどの答弁を伺っていて、中央図書館にしても、それから美術館にしても、選定をしないとする理由付け、前回のときに、余りにも安易、あるいはずさんだという印象を拭えないんですよ。要するに、あそこの御便殿の付近に新たに資料館を建てるために、あえてこじつけたような印象を拭えないということを、そうですという返事はいただけないとは思うんですよ。思いますが、そういう印象しか持てないんですよ、私は。そのことについて、返答あれば、答弁があれば。 ○議長(川神裕司) 教育部長。 ◎教育部長(河上孝博) すいません。確かに私の説明の中でそういう受け取り方をされた可能性はありますけども、当時は当時で真剣に議論なり精査をした上での判断であったと思っております。今回、そういったことも反省をしたり、あるいはご意見をいただいた上での新たな提案ということでさせていただいております。決して安易な判断ではなかったものと私どもは考えております。 ○議長(川神裕司) 西村議員。 ◆23番(西村健) 最後に一つ伺っておきたいんですが、先ほども言いましたように、先日検討会の委員が現地を調査、視察されたと聞いておりますけれども、厳しい指摘があったように新聞報道からは受け取れるんですが、どういった印象を委員さんが持たれたのか。把握されておる範囲でお聞かせをいただきたいと思う。 ○議長(川神裕司) 教育部長。 ◎教育部長(河上孝博) 議員おっしゃられますように、先般、今回提案をしました3カ所の視察とあわせて現在の郷土資料館、古い建物です、4カ所を見ていただきました。帰ってからいろいろご意見をいただいております。そもそもの事業費が高いということで、これまでC案を推すという意見も何人かの方おられたんですけれども、今回は現場を見た上でA案、そもそもの御便殿のそば、やはり一体、ここのほうがいいんじゃないかという意見が少し増えてきたかなという感じを受けております。極論の反対という方は、今回、お休みされたこともあってなかったんですけれども、委員さんの中で、現場を見た上ではA案という意見の方が少し増えたなという感覚を持っております。当然A案については、議員さんご指摘のように、事業費については高額であるというところではありますけれども、現場を見られた感想という中ではそういった案が増えてきたなという認識を持っております。 ○議長(川神裕司) 西村議員。 ◆23番(西村健) それじゃあ、次に中項目の3点目として、事業実施の判断について伺います。 1点目、浜田市としての新たな整備案が決まれば、平成28年度と同様、議会や各自治区地域協議会、市民を対象とした説明会や意見交換会を開催する計画なのか伺います。 ○議長(川神裕司) 教育長。 ◎教育長(石本一夫) この度の検討会において、整備の方向性、そして立地、整備費、運営費などについて議論していただいておりますが、その結果を踏まえて、市としての整備の方針(案)を策定し、市議会の皆さん方の意見を伺い、その後、方針を決定したいと考えております。 整備する方針が決まりましたら、展示や調査研究、学校教育での活用について詳細を検討するため、専門家による検討会を設置したいと考えております。この専門家による検討会の意見を踏まえ、具体的な整備計画(案)を策定し、市民への説明会等を開催するとともに、パブリックコメント等を実施いたしてまいりたいと考えております。 ○議長(川神裕司) 西村議員。 ◆23番(西村健) 専門家による検討会の設置と、今ご答弁があったわけですけれども、私の記憶では前回のときにはそういった説明はなかったように受けとめておるんですけれども、どうなんですか。 ○議長(川神裕司) 教育長。 ◎教育長(石本一夫) 前回のときには、専門家による検討というのは、建物の設計を委託する、設計をするときにあわせて中の展示計画も検討していくということで、その中に専門家の意見を聞くということで、特段長い期間を設けて検討していただくということは前回は考えておりませんでした。 ○議長(川神裕司) 西村議員。 ◆23番(西村健) もう一点、確認したいんですが、前回、市民に向けての、3回開かれましたね、説明会というんですか、意見。それから、地域協議会との意見交換会、あるいは説明会が開かれましたよね。これは整備方針(案)ができた段階で開かれたと思うんです、今の説明ですと。今回は、詳細な中身まで決まった段階で市民への説明を行うという、パブコメもそのときにやるという、今ご説明だったように聞きましたけれども、私の受けとめが間違いなのか、その順序というんですか、どう違うんですか、同じなんですか。 ○議長(川神裕司) 教育長。 ◎教育長(石本一夫) 今考えております流れについては、今議員さんが言われたとおりでして、市民の皆さん方のご意見を聞く、そしてパブリックコメントをとるのは、整備計画の案ができた段階で皆さん方のご意見を聞こうということで、市民への説明会、それから地域協議会の説明もそこのあたりに入ってくると考えております。 ○議長(川神裕司) 西村議員。 ◆23番(西村健) それじゃあ、次に何によって事業実施の判断を下すのか、その考え方について伺います。 ○議長(川神裕司) 教育長。 ◎教育長(石本一夫) 最終的な事業実施の判断についてであります。 先ほど、今後の進め方につきましては申し上げたとおりでございますけれども、整備するか否かという判断は、現在行っております検討会の意見を踏まえ、市議会の皆さん方のご意見を伺った上で決定してまいりたいと考えております。 また、整備することになった場合の最終的な整備計画は、専門家の検討会、そして市民への説明会、パブリックコメント、そして市議会への関連予算の提案という流れの中で決定をされるものと考えております。 ○議長(川神裕司) 西村議員。 ◆23番(西村健) この点は、私は非常にこだわりを持ってて、納得できないんですよ、正直。予算委員会のときにもお尋ねしましたけれども、検討会に、整備をしていくのか整備をしないのかというその方向性まで預けてしまうと、私は受けとめたんですよ、予算委員会のときも。それは明らかに私はおかしいだろうと思って、いまだに納得できてないし、これまでの説明でもそのようにしか受けとめられないんですよ。そのことをもう一遍確認をしておきたいんです。 ○議長(川神裕司) 教育長。 ◎教育長(石本一夫) 現在の検討会では、確かに整備の方針についても決定をしていただくということにしております。といいますのも、この方針を決めたのは、昨年の9月に御便殿の整備をするといったときに、この御便殿の整備と、それからもともとあった歴史資料館の整備は、これは別のものですよというお話を、昨年の9月議会のときにしたと思います。別物だという中で、この歴史資料館については4月に入って新しい検討会を設けて、その必要性も含めて検討していただくというのはそのときも申し上げておりましたし、それ以来ずっと、施政方針でありましたりとか教育方針の中でもそういったことを述べてきていると思っておりまして、その考え方については変わっておりません。 ○議長(川神裕司) 西村議員。 ◆23番(西村健) そうしますと、もう一つ確認をしておきたいんですが、検討会が出した結論には、そのまま市は従うということなんですか。従うというのもおかしいんですが、そのままそれを踏襲して市の方針とするのかどうかということを確認します。 ○議長(川神裕司) 教育長。 ◎教育長(石本一夫) 私の意見ですので、明確な答えにはならないかもしれませんけど、今まで執行部の中で話をして検討してきてる中では、そういった方向性で進めてまいりたいと思っております。 ○議長(川神裕司) 西村議員。 ◆23番(西村健) それは、私は絶対間違いだと思いますよ。またこれ、やると長くなるんで適当におさめますが、整備しないという結論付けができた場合を想定したいと思うんですよ。そうしますと、例えば市民が、いやつくってほしいと言ったときに、市長にかけ合うんですか、検討会にかけ合うんですか。検討会にかけ合うのがそれだったら筋になってきますよ。どうですか。 ○議長(川神裕司) 教育長。 ◎教育長(石本一夫) あくまでも検討会の意見は意見として、整備しなさい整備はしないほうがいいという意見は出ると思いますけども、それを受けて、市として整備をするかしないかというのは、先ほども言いましたけども、全てを検討会に委ねたということではありませんので、最終決定は、これはきちんと市のほうでするというスタンスだと思います。 ○議長(川神裕司) 西村議員。 ◆23番(西村健) 29年度のときの施政方針で、市長も教育長もこれは必要な施設なんだと、明確に述べてらっしゃるんですよ。ですから整備はするんですよ、市長も教育長も。だけど、どういう施設をつくっていくのか、これについては検討会で詰めてほしいと、肉付けをしてほしいというのが筋じゃないんでしょうか。 ○議長(川神裕司) 教育長。 ◎教育長(石本一夫) 確かにそういったご意見もあろうかと思います。しかしながら、前回のときにいろいろ市民の皆さん方から多くの反対意見、そういったものをいただいた中で、謙虚にとは言いませんけど、一歩下がって市民の方々のそういった方向性も出していただければということで、今回、こういったような流れにしているところでございますので、ご理解いただきたいと思います。 ○議長(川神裕司) 西村議員。 ◆23番(西村健) ですから、最終的に予算付けをして、議会に上げる上げないの手前の段階で、市民の判断を仰ぐ、説明会開いてそういう雰囲気を捕まえる、把握して、そういう決断を下すというのはわかるんですよ。だけど、その前の段階の、市の方針まで検討会に大部分委ねてしまうという考え方は、私は明らかに間違いだと言っておきます。 もう一つ言っておきたいことは、私のようなもっとほかに優先する事業はあると思っている市民、あるいは議員に対しての働きかけが、私は全くなされていない、あるいは非常に足らないと思っているわけですよ。私はそれはどうでもいいんですよ、私は。だけど、市はそれじゃあいけないんじゃないかなというのが私の率直な思いなんです。このままじゃいけませんよと。それに対しての、だから賛成の人に対しての対処は、今やられてる検討会の結論を示すことでいいんですよ。そうじゃない、私みたいな人に対しては、それじゃあまずいだろうということを言いたいんですよ。どうですか。 ○議長(川神裕司) 教育長。 ◎教育長(石本一夫) 今まで反対してこられた方への対応ということでございますけども、いろいろ意見をいただいた、それに答えるのは、建設費なり運営費なり、そういった懸念事項として上げられたものをクリアするような案を提案することだと思っておりますけども、言われることもよくわかります。少しそういったこともこれから対応できないか、また執行部の中で検討してまいりたいと思います。ご意見として拝聴させていただいておきます。ありがとうございました。 ○議長(川神裕司) 西村議員。 ◆23番(西村健) 次、大きな2点目、子ども医療費助成制度について伺いたいと思います。 丸山県知事は、6月定例県議会の施政方針では触れませんでしたが、県知事選挙において、子ども医療費について、自治体間の子ども医療費の負担格差を是正するとともに、県予算による支援を行うとして、最低でも島根県全ての自治体で暮らす小学生までが負担する医療費を無料にするという選挙公約を掲げ、当選されました。この選挙公約に基づき、以下質問します。 1点目、島根県の医療費助成事業を活用し、昨年10月から浜田市で就学前の乳幼児医療費の自己負担を無料にする助成事業を始めたことは大いに評価するものですが、乳幼児を含む子ども医療費助成事業に関連し、1点確認しておきたいことがあります。それは、この間の当浜田市議会における質問や質疑を通して、無料化が子どもの受診に及ぼす影響という点での浜田市の認識に大きな変化があったように感じていますが、いかがでしょうか。 ○議長(川神裕司) 市長。 ◎市長(久保田章市) 最初に私のほうからお答えをさせていただきたいと思います。 私、以前から、子ども医療費助成制度は各自治体でばらばらで行うんではなくて、国において統一して実施すべきだという考え方を持っておりました。この度、丸山新知事が選挙公約におきまして子ども医療費助成を小学生まで拡大するとされておりますけれども、もしそうなれば、県内自治体間の格差を是正する上でも歓迎すべきお話だと思っておるところでございます。浜田市では、昨年10月から未就学児医療費無料化を実施いたしました。小児科医院や市の担当窓口において、小さなお子さんが多くいらっしゃるご家庭、複数の医療機関を受診しなければならないお子さんがいらっしゃるご家庭などにとって、大変助かっていると、そういったお声をお聞きしているところでございます。 ご質問につきましては、担当部長のほうから答弁をさせていただきたいと思います。 ○議長(川神裕司) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(斗光秀基) 以前は、無料化を実施することで緊急性のない軽症患者の受診、いわゆるコンビニ受診が増えるのではないかと考え、外来1,000円までの自己負担は必要ではないかと考えておりました。しかし、その後、転入者から、市長直行便や窓口で子ども医療費の無料化を要望する声を多くいただき、平成30年度からの国民健康保険制度における乳幼児の医療費の自己負担額の助成に対する国庫補助の減額措置の廃止といった国の動きも出てきました。さらに、県内15市町村で既に無料化を実施している状況も踏まえ、再度検討し、最終的に無料化を実施したところでございます。 ○議長(川神裕司) 西村議員。 ◆23番(西村健) 無料化に踏み切った理由として、何点か上げられまして、それについてはよく理解をできましたけれども、最初に言われましたコンビニ受診の点については理解が及ばなかったので、その点についてだけ、もう一度お答えを詳細にいただきたいと思います。 ○議長(川神裕司) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(斗光秀基) 以前は、軽い症状にもかかわらず、平日の日中の診療所は混むからという理由で、夜間や休日に救急救命病院などの大きな病院に行くような、そういったような受診、いわゆるコンビニ受診と言われるものですが、これが全国的に問題となっておりました。医師の負担増です、大きな病院に勤める医師の。そこで、国は平成28年4月から選定療養費というものを設定して、コンビニ受診を抑制する制度を始めました。こういったことが国の制度として大きな変革があったというところでございます。そして、先ほども申しました浜田市の理由も加えた、総合的に判断した結果ということになります。
    ○議長(川神裕司) 西村議員。 ◆23番(西村健) 要するにコンビニ受診は大幅に減った、あるいはなくなったという認識ということなんですかね。 ○議長(川神裕司) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(斗光秀基) 浜田医療センターの場合もそういった受診が増えていないということ、それからまちの診療所、病院にはかかりつけ医という制度が定着してきたということをもって判断したということでございます。 ○議長(川神裕司) 西村議員。 ◆23番(西村健) 続いて、2点目、先ほどの昨年10月から始めた乳幼児医療費の自己負担の無料化に伴う受診状況や医者の負担等の面での変化、影響について、調査、把握されているのか伺います。 ○議長(川神裕司) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(斗光秀基) 平成30年10月から、未就学児の自己負担無料化を実施して、その受診状況については注視してまいりました。乳幼児の受診状況につきましては、月や年度によってばらつきがありますけれども、現在把握できている無料化実施後の平成30年10月から平成31年3月までの6カ月間の状況といたしましては、昨年の同時期と比較して、乳幼児医療費助成件数は200件増加しております。ただ、このことが無料化によるものかどうかは、実施期間が短いためにまだ判断できかねる状況だと考えております。小児科医への聞き取りによりましても、受診状況は無料化実施前後では変わってないと聞いております。現段階で明確なことは言えませんけれども、無料化の影響については、引き続き注視してまいりたいと思っております。 ○議長(川神裕司) 西村議員。 ◆23番(西村健) 6カ月で200件増えたということですけれども、6カ月間の全体の助成をしてる件数は何件程度でしょうか。 ○議長(川神裕司) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(斗光秀基) 平成30年10月から31年3月まで、件数的には1万3,165件ということです。この同時期の平成29年度が1万2,960件ということで、約200件増えているということなんですけれども、例えば平成28年度の同時期は1万3,674件で、無料化を始めた平成30年度よりも500件ぐらい多いと。これは子どもの数も多かったんで多くて当たり前なんですけど、ですから年によってばらつきがあるんで、一概に無料化で増えたということは言えないということございます。 ○議長(川神裕司) 西村議員。 ◆23番(西村健) もう一点、無料化の影響について注視をしていくんだということをおっしゃいましたけれども、これは具体的に注視というのは何を注視するんです。 ○議長(川神裕司) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(斗光秀基) 主には、もちろん件数もそうですけれども、病院の先生に聞き取りをしまして、軽症患者が多く集まるようになったとか、内容の聞き取りです。先生による感じ方というのも聞いてみたいと。件数とか先生の感想です。そういったものを今後聞いていきたいなと思っております。 ○議長(川神裕司) 西村議員。 ◆23番(西村健) 私も件数とか医療費がどんだけ増えたとかをつかむだけではつまらないなと、余り意味がないなと感じてるんですよ。結局、コンビニ受診もあるとすれば、私も問題だとは思うんですよ。だけど、同時に必要なのは、今までというか今というか、主に家庭の財政的な事情で、このくらいの病気だったらやっぱり受診したいと、本来なら。だけど、財政的事情で控えてるといったような世帯の子どもさんが、無料化することによって、ああ楽になって、心配せずに行けるようになったということで、どれだけ増えたのかという側面もあると思うんですよ、私は。そのことは非常に重要なことだと、医療の世界では、病気の世界では。それを私はつかむ必要があると。コンビニ受診もつかむ必要があるけれども、そういった抑制していた受診が解放されて増えたというのは喜ばしいことなんですよ。だから、それをつかむ必要があると思ってて、それをつかむ医師と具体的な手だてがあるのかというのが、私の再質問のかなめです。 ○議長(川神裕司) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(斗光秀基) 確かに議員さんがおっしゃるとおり、お子さんを多く抱えた家庭、あるいは1人のお子さんで複数の診療科にかかる場合なんかは、無料化によって大いに助かるんではないかと思っております。ただ、それを実際にその子がそういう子なのかどうかというのは、はっきり申しまして、今病院の受付のほうでそれを知る手だてはございませんけれども、先生に直接聞いて、そのお子さんの事情とか、家庭の事情とか、そういったものは先生からうかがい知る方法しかないのかなというところで、今はそういうふうに考えております。 ○議長(川神裕司) 西村議員。 ◆23番(西村健) 就学援助、生活保護の1.2倍が収入の境目ですけども、その世帯はものすごく増えてるんですよ。予算書見ても説明資料見ても、ものすごい増えてますよ。だから、そういう医療の面で困っている人、抑制をしてる世帯っていうのは非常に私は多数あると見てるんですよ。それがどれだけ恩恵を被るかということは非常に大きなことだと私は捉えてるんで、知恵を絞って、それをつかめないか。アンケートとか、電話なり、それから文書郵送によって答えてもらうとか、アンケート方式ですよね。そういうことでつかむ努力をしていただきたいということだけ申し上げて、3点目に移りたいと思います。 丸山新知事が公約を実行した場合、浜田市は児童医療費助成事業の独自の拡充についてどのように考えているのか伺います。 ○議長(川神裕司) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(斗光秀基) 子ども医療費助成が県事業で小学生まで無料化となった場合は、県内自治体の格差が是正されることとなります。また、浜田市では、現在、未就学児までを対象に無料化を実施しておりますが、小学生まで無料化が拡大されることになれば、子育て家庭の経済的負担の軽減につながると考えております。 いずれにしましても、子ども医療費助成の拡充につきましては、引き続き県の動向を注視しながら検討していきたいと思います。 ○議長(川神裕司) 西村議員。 ◆23番(西村健) おおよそ当事者とは思えない答弁ですよね。県知事は、いつ実施するのかという点では明確にしておりません。しかし、小学生まで無料にするということは明言してるんですよ。だから、恐らく予算の詰めを今からするのか、今してるのかわかりませんが、そんなに遠くない時期に実施することは間違いないと思ってらっしゃると思うんですよ、私は。だから、そうなったときに、浜田市としてどのように基本的に動いていくのかという考え方ぐらいは示してくださいよ。 ○議長(川神裕司) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(斗光秀基) 県も、小学生まで無料化にしようと思えば5億円近い財源が必要になってきますので、それが今年、来年、用意できるかというのは私にもわからないところでございますが、西村議員が言うように、もし県が無料化をするとすれば、浜田市はどういう影響があるかということは考えてはおります。実は、浜田市、未就学児まで今、無料化しておりますけれども、その無料化につきましては、年間2,000万円の財源を投入しております。これが県が小学生まで無償化すると、県の負担が2分の1、市の負担が2分の1ということになって、未就学児の場合は、浜田市が2分の1の1,000万円負担、県が残りの1,000万円負担ということで、今の2,000万円投入が1,000万円減額できるようになりますけれども、今度小学生まで拡大するということになりますと、小学生を無料化する財源が年間で1,400万円必要になります。そうしますと、その2分の1の700万円が県が出して市が出してということになりますと、結局、浜田市の負担は300万円程度ほど少なくなるだろうとは見積もっております。その上で、今度、浜田市はじゃあどういう手段をとるのかというのは、中学生まで拡大した場合とか、高校生まで拡大した場合というのも考えてはおりますけれども、これは私個人がどういう方向でというのはまだ言えない状況でありますんで、今後検討していきたいと思っております。 ○議長(川神裕司) 西村議員。 ◆23番(西村健) 具体的には小学生まで無料にするんだという方針だけしか対外的には見えないわけですから、突っ込んでこうなったらこうしますというところまでは、私は言えないというのはよくわかります。だけど、基本的に県がそこまでやると言ってるわけですから、それを受けて、浜田市も積極的に拡充していくんだと、そういう基本的な考え方があるんだということぐらいはこの場で表明してほしいというのが、私の質問の趣旨だということぐらいはおわかりだと思うんですよ。そういう答弁をお願いしたいんですよ。 ○議長(川神裕司) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(斗光秀基) 子育て医療を担当しとる部長としましては、子育て医療の拡大の方向に向けてやっていきたいという思いはありますけれども、最終的には市長のご判断ですので。 ○議長(川神裕司) 市長。 ◎市長(久保田章市) 丸山知事が小学生まで無償化ということを、今表明されております。当然ながら、我々としても、県と平仄をあわせてというか、一緒になって子育て環境を整備したいということですから、今部長がいろいろ、立場もあって遠慮しながらしゃべってると思いますけれども、一緒になって、小学生までの無料化も視野に入れながら、いろいろ準備といいましょうか、そういうことも、今後進めていきたいと思っております。 ◆23番(西村健) 終わります。 ○議長(川神裕司) この際、暫時休憩いたします。なお、再開は午後3時20分といたします。            午後3時7分 休憩            午後3時19分 再開 ○議長(川神裕司) 会議を再開します。 休憩前に引き続き個人一般質問を行います。13番布施賢司議員。            〔13番 布施賢司議員 質問席〕 ◆13番(布施賢司) 13番議席、会派未来、布施でございます。 一般質問も3日目で最終日の前なんですけども、本日、最後の質問者として、大項目三つの質問を通告いたしておりますので、執行部の皆さん、お疲れでしょうが答弁よろしくお願いいたします。 それでは、大項目1点目、丸山達也島根県知事との連携についてでございます。 平成から令和へ新しい時代の始まりとともに、希望と活力に満ちた新時代にふさわしい島根創生の実現に向けて動き出した丸山達也新知事ですが、浜田市長として、これまで以上に県との関係は重要になってくると思います。さらなる連携に向けて、新知事との取り組みや期待するところは何なのかお伺いいたします。 ○議長(川神裕司) 市長。 ◎市長(久保田章市) 今回の県知事選挙を踏まえてのご質問かと思います。申し上げるまでもございませんが、市政の推進に当たりましては、県との連携をとりながら取り組まなければならないと考えております。先月末、丸山知事と県市長会で意見交換の場を持ちましたが、知事も同じ考えでございました。また、知事とは、今月に入りまして私も直接何度かお話をさせていただきました。今月の初めには、私が県庁のほうにお邪魔いたしまして、石見神楽の日本遺産の認定報告を行いました。あわせて県西部の観光振興についていろいろとお願いもさせていただいたとこでございます。また、今月中旬には、浜田市内で集落営農関係の会合が開催されましたけれども、この会合に知事がお越しいただきまして、ご出席をされました。その後の交流会でもお話をさせていただいたところでございます。 知事は、就任後初めてとなります6月定例県議会におきまして島根創生を打ち出されまして、産業振興、子育て支援、中山間地域対策などの基本姿勢を示されましたけれども、本市の目指すところと方向が一緒だと感じております。丸山知事には大いに期待をいたしております。今後とも知事としっかりと連携してまいりたいと思います。 ○議長(川神裕司) 布施議員。 ◆13番(布施賢司) 先ほど市長会での初顔合わせがあったということなんですが、副会長として、非常に選挙戦の部分で難しい部分があったと思いますが、新聞、また丸山知事と意見交換したときに、市町村の意見を十分に聞き、かつ協議し、強固な連携を図れるようにしてもらいたいという市長会の要望があったと伺っております。そのときには、緊張が漂って非常にぎくしゃくしたような新聞報道もあったんですけども、昨日、町村会でも初顔合わせがあったと。同じ新聞報道なんですけども、笑みがこぼれて和やかだったという、この温度差は何なんだろうかという思いはあります。しかしながら、連携をとるということは県民市民にとっては大変よいことだと思います。連携をとるにはお互い努力が必要だということを申し上げておきます。丸山知事もそういうことを、連携をとるのは私どもも努力するけども、市長会の皆さんも努力してくださいよと、そういうことを言われておられますので、ぜひとも連携を強くしていただきたいと思っております。 それでは、2番目でございます。地域課題を語り合う車座トーク、さまざまの分野の女性の意見を聞く女性活躍100人会議の開催など、丸山知事は、石見の日として大田市で初開催されました。就任早々、現場主義で県内各地に出向いて県民の声を直接聞く実践は、私は高く評価しております。今後、浜田市で開催されることも予想されますが、市民から出た意見はどう県から吸い上げ、市の施策等に反映していく考えなのかお伺いいたします。 ○議長(川神裕司) 地域政策部長。 ◎地域政策部長(岡田泰宏) 石見の日につきましては、丸山知事が幅広く県民の意見を直接聞いて、県民目線の県政を行うために今年度から始められた取り組みであり、先般5月30日に大田市において初めて開催されたと伺っております。県に確認いたしましたところ、今後の予定につきましては未定とのことでございましたが、今後、本市においても開催されるものと思います。開催の際には、市も同席したいと考えておりますが、市民の方から出されたご意見につきましては、県の関係部署との意思疎通をしっかり図りながら、施策へ反映できるように努めてまいります。 ○議長(川神裕司) 布施議員。 ◆13番(布施賢司) 県民目線で現場主義、これは政策を考える上で県政で何が足りないかということで教えていただく大事な機会だと知事も申されておられます。その上で再質問したいんですけども、知事の施政方針で、中山間地域対策で石見部を浜田を中心にという言葉があったとお伺いしました。今まで中海圏域とか石見圏域とかの表現はあったとしても、施政方針の中で固有の市町村名が出たのはある程度極めて異例ではないかと思っております。そういった意味で、その中で島根県が対策の柱としております小さな拠点づくりにおいて、浜田市の議会特別委員会の提言や執行部の中山間地域プロジェクトチームの取り組みなど、県と連携することが非常にこれから強くなっていくと思います。そうした中で、石見の日を設けた意味と、そして中山間地域に対する執行部の連携に対しての、どう連携を図っていかれるのか、お伺いいたします。 ○議長(川神裕司) 地域政策部長。 ◎地域政策部長(岡田泰宏) 初めに、知事が石見部の浜田を中心にということを発せられたという、直接聴取をしておらないんですけど、そういうことをおっしゃったということは、浜田も地域振興計画の中で、この県西部の中核都市として近隣市町村としっかり連携をして、事業、まちづくりに取り組んでいきたいという方針も示しておりますので、そのことを改めて考えさせていただいた、本当に重たい言葉だったと思っております。今回、知事の施政方針の中でも、公民館単位で小さな拠点づくりを進めるんだと、そのための地域づくりに県も一歩踏み出すということだったと思っておりますけども、現在の浜田市でも、特別委員会のご提言もそうですが、中山間地域プロジェクトチームでの考え方も、こうした身近な、公民館のエリアでの地域活動をしっかり取り組んでいきたいということは、今議会でもいろいろお話もさせていただいております。県のほうの方針というのは大変ありがたいことだと思っておりますので、しっかり県とも連携させていただいて、中山間地域対策に取り組んでいきたいと考えております。 ○議長(川神裕司) 布施議員。 ◆13番(布施賢司) よろしくお願いします。 その中で、丸山知事と地元の方が意見交換する中で、弥栄の方が、信号もない、コンビニもない、あるのは緑だけと弥栄のキャッチフレーズを言われました。ぜひとも弥栄に来てくださいと、近々来てくださいと案内されますと、丸山知事は近いうちにぜひとも行くと、それだけ強い思いであるということを言われました。そういった思いがありますので、ぜひとも連携してやっていただきたいと思います。 そして、その中でも次です。女性活躍推進本部の設置というのがございました。これは、直轄部長級ポストを女性の部長級の方を置かれて、女性の活躍を非常に期待されとるわけですけども、浜田市では浜田市特定事業主行動計画が平成28年策定されまして、期間5年間でやっとられますけども、進捗状況はその後どうなっているのかお伺いいたします。 ○議長(川神裕司) 総務部長。 ◎総務部長(砂川明) 平成28年につくりました浜田市の特定事業主の行動計画、数値目標を掲げておるものが4項目ございます。まず、一つは、管理職への女性の登用率、それからあと、係長以上の女性の登用率ということで、まず管理職の状況でございますけれども、当初、28年のときが6.37%、目標が平成32年8%でございますけど、現在が11.8%、それから係長以上については、当初17.2%で目標が32年24%、現在19.4%という状況でございます。 それから、もう一つは育児休業に関する皆さんへの意識の普及と、あと取得ということでございます。こちらは、当然女性は100%取得をされているんですが、男性職員まだ2人という状況で十分できてないということでございますので、今後、こういうPR、それから後、この計画の実際の作業部会というのを設けております。これ、女性とか、育児休業を実際とった男性職員とか、それぞれの立場でいろんな意見を出してもらって、実行に向けて取り組んでいきたいと思います。さらに推進していきたいと思っております。 ○議長(川神裕司) 布施議員。 ◆13番(布施賢司) 4項目、掲げられて、おおむね進捗状況はいいと思うんですけれども、男性の育休、とりにくということなんですけども、そういう対象者がおられましたら、とりやすい職場にやっていただきたいと思っております。そして、この計画の中では、他市において効果的な取り組みがあるものについては導入について考えていくという、計画の中にあるんですが、他市でのそういう取り組みの中、参考にされた部分は何かあるんでしょうか。 ○議長(川神裕司) 総務部長。 ◎総務部長(砂川明) 具体的にはまだ他市のどの部分ということはございませんけれども、以前、うちもCoCoCaLaという女性チームで、いろいろな女性が暮らしやすい提案等もしてもらっております。そういうのも、当然予算に反映したり、政策提言もしてもらったりしております。また、他の自治体、島根県がそういう知事の肝いりで進められておりますので、そういう動きを見ながら、浜田市としてもよいところはしっかり参考にさせていただきたいと思います。 ○議長(川神裕司) 布施議員。 ◆13番(布施賢司) それでは、大きい項目の2点目、日本遺産に認定された石見神楽についてであります。 これは多くの議員が、日本遺産について、石見神楽聞いておりますけども、私は私なりにPRの仕方とか応援の仕方、そして石見神楽自体の応援団として質問してまいりますので、ご答弁よろしくお願いします。 令和元年度における日本遺産認定について、浜田市が中心となって石見9市町と連名で申請されていた「神々や鬼たちが躍動する神話の世界~石見地域で伝承される神楽~」が認定されました。石見地方に130以上あるといわれる神楽団の広域連携はもちろん、構成文化財の保存や情報発信とこれからの取り組みを期待するところであります。 そこで、これまでも石見神楽は郷土芸能として国内外に発信してきており、観光資源の大きな柱でさまざまな事業を展開してきておりますが、特に日本遺産に認定されたことによる新たな取り組みや計画をお伺いいたします。 ○議長(川神裕司) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) 日本遺産に認定されたことによる新たな取り組みや計画につきましては、日本遺産を通じた地域活性化計画を策定し、認定申請を行っております。この計画書では、石見観光振興協議会を推進母体として、地域の重要な観光資源である神楽を活用して、石見地域内の交流や連携を強化し、単一の自治体では困難な観光振興や交流人口の拡大の推進を図ることとしております。 また、観光に加え、石見神楽の魅力を継続して発信し、神楽の継承者の育成や地域に対する愛着を強化し、郷土愛の醸成を図ることも計画しております。 なお、今年度は、文化庁補助金を活用して、周遊ツアー造成事業、首都圏神楽公演事業、神楽大会事業、日本遺産を活用した地域学習の開催などを計画、検討しております。 ○議長(川神裕司) 布施議員。 ◆13番(布施賢司) 何点か再質問させていただきます。 浜田市には、観光大使はまだの方がおられます。日本遺産にも大使がおられると聞いております。日本遺産大使はどのような方がおられるのか。その中で、三國さんは食の大使として、日本遺産にも大使としてということは知ってるんですが、そのほか誰がおられるのか。 また、石見、浜田に日本遺産の大使に来ていただくことは働きかけてみてはどうか、お伺いいたします。 ○議長(川神裕司) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) 今、言われました浜田食の大使の三國さんのほかは、元プロ野球選手の松井秀喜さん、歌舞伎役者の中村時蔵さん、アーティストのきゃりーぱみゅぱみゅさんなどおられると伺っております。文化庁に要請について確認しましたとこ、出演料をお支払いすることができれば可能であるということで、この出演料、皆さん有名な方でかなり高額になると考えておりますので、費用対効果も考え、県の協議会事務局とも相談させていただきたいと思います。 ○議長(川神裕司) 布施議員。 ◆13番(布施賢司) 高額ということですのでなかなか言えないんですけども、私はその中でも関係してる、なぜかと言う理由も言いますけど、マーティー・フリードマンさん、これ、ギターリストなんですが、ヘビメタのギターの非常に世界的に有名な方で、この人がヘビメタの世界を語ると非常に全世界が沸き上がると聞いております。なぜかといいますと、石見神楽は6調子もありますけども8調子、これが非常にその世界ではリズムに乗りやすいと。彼がこの日本遺産大使を受けた理由として、自分はなった以上は一つ一つ行きたいと思うと、こういうことを言われとるんです。交渉次第では、0円とは言いませんけど、来ていただける可能性は十分あると思います。ぜひともそういった方の糸口をつかんで、来てもらうようにお願いしたいと思います。そして、日本遺産大使の宣伝歌もございます。そういったものを呼んで、やることも大事だと思います。 この5月11日、三重県松阪市でも、驛鈴で結ぶ、浜田市・松阪市観光・文化交流協定の中で、石見神楽を毎年舞っておりますけども、松阪に行くのに、浜田交通がラッピングバス、神楽です。ちょっと小さいんですけども、このラッピングバスを使って神楽団を乗せて行かれました。議会事務局の次長がそこの社中の代表者で、乗り降りもユーチューブで発信されておりました。見た方が非常に重圧感があって、また松阪では、PRのために日本古事記に倣って鹿島、塵輪、恵比寿、大蛇を舞ったということで、非常に好評だったということです。そういったものを使って宣伝するということは大事だと思っております。よろしくお願いしたいと思います。 それともう一つ、日本遺産ロゴマークについて、各神楽上演会場にて各社中が使うことはできないのか、お伺いいたします。 ○議長(川神裕司) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) このロゴマークにつきましては、構成文化財の所有者はその目的に沿っておれば、目的というのは普及啓発、広報、理解、促進を目的とした場合に限りは無料で使用することができます。なお、神楽社中が上演を行う際に活用いただけるよう、文化庁補助金を活用してこのロゴマークの入ったタペストリーを社中に配布するように今、作成、計画しているところであります。 ○議長(川神裕司) 布施議員。 ◆13番(布施賢司) よろしくお願いします。 あともうちょっと再質問させていただきたいんですけども、2020年の首都圏神楽公演、ぜひやっていただきたいと思います。それでも、関西圏は非常に近いんですけども、2020年の先、2025年、大阪万博があります。1970年、大阪万博で8頭立てで石見神楽が非常に注目されたという意味合いで、ぜひ2025年も見据えて取り組んでいただきたいと思いますが、PRの仕方とか、いろんな仕方があると思いますが、どういう考えを持って2025年まで見据えてやられるのかお伺いいたします。 ○議長(川神裕司) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) 私も小学校3年で万博、よく覚えております。それまでは石見神楽、大体1対の大蛇でやってたのが、これを機に8頭立てができたと伺っております。ぜひとも50年ぶりに万博で上演していただきたいと思います。今時点で具体的な方策はございませんが、しっかり日本遺産を活用してPRしていきたいと思います。 ○議長(川神裕司) 布施議員。 ◆13番(布施賢司) しっかりPRをやっていただきたいと思います。 そして、インバウンド対策として、昨年のコスタ・ネオロマンチカ号が来たわけなんですけども、そのときに三宮神社で外国人の方が大勢見られました。そのときの反省点を生かして、インバウンド対策として課題があったと思うんですよ。そういったものを生かすために、今までの取り組み、そしてどうやってこれから取り組んでいくのかお伺いいたします。 ○議長(川神裕司) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) このコスタ・ネオロマンチカが来たときは、大変好評でありまして、バス2台、約100名の方が2回の入港にわたって、どちらも約100名の方に三宮神社に行っていただきました。このときにも衣装にも大変興味を持っていただきまして、インスタ映えもするというお話も聞きましたし、上演も大変好評であったと伺っております。 しかしながら、議員おっしゃるとおりに、トイレの問題や、外国人にもそのストーリー、内容についてうまく伝えられなかったということが反省点であると思います。この点につきましては、今年度、仮設トイレの新設やデジタルサイネージを活用しまして、これ、電子看板による翻訳をした粗筋とかということを実施するように、今計画しておるところでございます。 ○議長(川神裕司) 布施議員。 ◆13番(布施賢司) 1回、そういった外国人の方に来ていただいて経験してるわけですから、ぜひとも反省していただいて、いいところ取りして、日本遺産の部分については連携でございますので、浜田独自の考えじゃなくて、いいとこ取りをして、みんなが相乗効果が出るようにお願いしたいと思っております。 それでは、次の質問の2項目めですけれども、先に日本遺産に認定された外ノ浦、この度の石見神楽と、浜田市には二つの日本遺産が誕生しました。相乗効果が期待されるところですが、どう連携に取り組んでいくのかお伺いいたします。 ○議長(川神裕司) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) この度の日本遺産認定によりまして、本市には石見神楽と北前船寄港地の外ノ浦の二つの日本遺産が誕生し、この日本遺産を生かした取り組みを行いたいと考えております。具体的には、二つの日本遺産をめぐる観光モデルコースの作成や周遊ツアーの造成を考えておりますので、その具体化に向けて、浜田市観光協会や市内の旅行会社と相談しながら検討してまいりたいと思います。 ○議長(川神裕司) 布施議員。 ◆13番(布施賢司) 観光モデルコースをつくることは大変いいことだと思いますけども、この中で私が聞いているのは、平日の日中に、例えば20名ぐらいの限定でも神楽上演ができるよう、ふだんから神楽社中の確保を考えていくべきじゃないかということを申し上げております。このことについて、ご所見をお伺いします。 ○議長(川神裕司) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) 議員ご質問のとおり、その確保というのが非常にもう課題となってくると思います。平日の昼間に、皆さん、社中の方、仕事されておりますので、そういった方でやるとなると、各社中の連合社中という形に当然なってくると思います。即席チームの上演になりますと、練習や、一緒にタイミングを合わせるといったことも必要になってまいります。社中の方にはさらなる負担をかけることにもなりますので、しっかり社中の皆さんの意見を聞きながら検討してまいりたいと思います。 ○議長(川神裕司) 布施議員。 ◆13番(布施賢司) 仕事も70歳定年とか、それから人生100年と言われています。1回引退された方も、郷土芸能を愛する力というのは、引退されてもそういう沸々沸くもんがあると思います。そういった方を利用しながら、そしてやっていただきたいと思う。それが後継者にまたつながっていくんじゃないかと。この3番のことに関して、一緒になりますけども、後継者のためにやっていただく姿も見せることも大事だと思います。 それでは、3番目の質問に移ります。 どの業種も少子・高齢化で継承者や人材不足が深刻である中、長い年月、郷土芸能として石見神楽を支えてきているのは地域であり、神楽団の人たちであります。その人材育成は、子ども神楽団を筆頭に、各神楽団で若手を育成していることだと思います。人材育成や衣装、用具など、御花や上演金で賄うものも限度があるとも聞きますが、ふるさと寄附を財源として実施する事業に石見神楽等の伝統芸能の継承に関する事業がありますが、近年の寄附額と運用した目的と金額をお伺いいたします。 ○議長(川神裕司) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) ふるさと寄附の事業区分、石見神楽等の伝統芸能の継承に関する事業の寄附は、平成28年度は約1億4,000万円、29年度は約1億,1000万円、平成30年度は約3億7,000万円をいただいております。経費及び関連事業費を差し引き、30年度末のふるさと応援基金の同事業区分の残高は約3億2,300万円となっております。この間、同基金からは、石見神楽振興と石見神楽定期公演推進の関連事業に関しまして、平成28年度は約684万円、29度は約920万円、30年度は約815万円を充当し、神楽社中への間接的な支援を行ってまいりました。 また、議員ご指摘の社中への直接的な支援といたしましては、市と神楽関係者で組織する浜田市文化遺産活用事業実行委員会を組織して、文化庁補助金を活用し、後継者育成と衣装修繕の事業を平成25年度から実施しております。事業実施につきましては、平成25年度が49万円、1団体、27年度が60万円、1団体、平成28年度が75万円、1団体、29年度が114万円、3団体、30年度が405万円、3団体となっております。 ○議長(川神裕司) 布施議員。 ◆13番(布施賢司) 何点か再質問させていただきます。 答弁で文化庁補助金を平成25年度から活用してるとありましたが、その補助金を活用できるよな取り決め、要綱や基準はあるのでしょうか。 ○議長(川神裕司) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) 文化庁は、文化芸能振興費補助金交付要綱、これに基づいて申請をしております。なお、申請に当たりましての対象者が、文化遺産の所有者、または保護団体によって構成される実行委員会となっておりますので、先ほど申し上げました市と市観光協会、市内神楽社中連絡協議会、保存会で構成する実行委員会により申請をしております。なお、対象となります神楽団、これ、全てになりますので、委員会から神楽団のほうにお知らせして申請をしていただき、それを取りまとめて委員会から文化庁に申請している状況でございます。 ○議長(川神裕司) 布施議員。 ◆13番(布施賢司) わかりました。 それでは、今、後継者育成と衣装修繕については文化庁補助金から活用してるということなんですが、直接的な支払いです。ふるさと応援基金の先ほどの残高ありましたよね。残高というよりは基金として使う部分の積立分残高は3億2,300万円、これをふるさと応援基金の後継者育成と衣装修繕について活用できないものか、そしてまたそれを活用した場合は、誰がどういうふうな内容で決めていくのかをお伺いをいたします。 ○議長(川神裕司) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) まず、ふるさと応援基金の活用につきましては、各課から予算要求をさせていただきまして、ふるさと寄附使途検討委員会によって検討され決定されます。なお、後継者育成と衣装修繕につきましては、先ほどの文化庁補助金が令和3年度までございまして、令和3年度でこの補助金制度が終了する予定となっておりますので、それ以降につきましては、先ほど申し上げましたふるさと応援基金を活用して予算要求をさせていただきたいと思っております。 ○議長(川神裕司) 布施議員。 ◆13番(布施賢司) 令和3年度で終わるということなんですけども、今、残高、これふるさと寄附で石見神楽の伝統芸能継承に関する事業という項目があるんですよね。その項目がありながら、残高が3億円以上残ってる。文化庁補助金に頼らず、来年度からでもそういうものを活用して、神楽団体、浜田だけでも52以上ありますよね。そして、子ども神楽団を持ってるところは、昨日の原井小学校では、子ども神楽大会2019をやっておりましたけども、12団体出ました。そういった育成に関して、そういったふるさと基金を使うのが私は筋だと思うんですが、部長、どうですか。 ○議長(川神裕司) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) 当然、ふるさと基金、神楽関係でありますので、それを使ったほうがいいというご意見もありますが、まずは文化庁は、これ、100%補助ですので、自主財源を使う前にまずは文化庁が使える間は文化庁を使わせていただき、もうこれが令和3年度終わりましたら、そこでしっかり神楽の基金を使わせていただきたいと思っております。
    ○議長(川神裕司) 布施議員。 ◆13番(布施賢司) 次に移ろうと思いましたけども、文化庁文化庁でいいんですよ。神楽団に、育成に対して非常に自分の時間を置いて教えていただいてる方がいっぱいおられるんですよ。そういう方たちに手当てせえとは言いませんけども、少しでも応援基金があるんならやるべきじゃないでしょうかと。そのためのふるさと寄附、寄附した人の思いをつなぐのも行政の役目じゃないでしょうか。もう一回、答弁お願いします。 ○議長(川神裕司) 総務部長。 ◎総務部長(砂川明) 財政の立場でふるさと寄附の使い道、一応、ルールつくっておりますので、既にご承知だと思いますけれども、まずほかの財源がある場合はそれを優先するということがございます。それで今、産業経済部長がそういう答弁をしたんだと思います。それからあと、経常的なものとか、継続するものには使わない。あと投資的なものは、起債が使えるものは使わないということでございます。ただ、石見神楽、今、議員さんからありましたように、神楽社中さん、今、文化庁の事業使っておられますけれども、それが十分でないということであれば、また議論はできると思います。その辺の現状、また神楽社中さんがどういうものを求めておられるかということも、また担当課でよく掌握していただいて、それが重複しているようであれば、先ほど来言ってる文化庁のまず事業をしっかり活用していただく。平成30年度はかなりの額の助成もいただいておりますので、そうでないものが必要であるということであれば、またふるさと寄附は、これ、庁内でしっかり議論して、当然、石見神楽に使うっていうことが目的になっておりますので、それに関連して、必要であれば予算要求の中でまた検討させていただきたいと思っております。 ○議長(川神裕司) 布施議員。 ◆13番(布施賢司) わかりました。宇野保存会では、後継者不足により一時その活動が中断され、その後、子ども神楽を行っていた方が成人して、活動復活となった経緯があります。また、後継者育成の問題は、島根県の錦織監督の映画「高津川」、石見神楽など、伝統芸能の継承など、日本社会が抱える問題を群像劇で描かれていると言われています。これ、公開を楽しみにしてるんですけども、地域にとっても重要な課題だと思います。先ほど、後継者育成のお金の部分で言いましたけども、こういった地域の課題は後継者不足だということがあるんですが、部長、全体的な思いの中で、その後継者不足についてはどういうふうに思っとられます。 ○議長(川神裕司) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) 石見神楽、全国で神楽ございますが、恐らく石見神楽ほど子どもたちに愛されて伝承されている神楽は、もう数少ないものだと思います。そういった中で、各社中さんの中で、子どもの育成っていうのは大変熱心に取り組まれており、昨日も第22回の石見子ども神楽フェスタ、行われたところであります。本市としましても、文化庁補助金を活用いたしました後継者育成事業、石見観光振興協議会が実施する神楽体験教室、日本遺産関連事業としましては、学校での地域学習の開催などを通じて、石見神楽の後継者、しっかり育成に努めてまいりたいと思っております。 ○議長(川神裕司) 布施議員。 ◆13番(布施賢司) 保育園、幼稚園の生活発表会、必ずといっていいほど、石見神楽、舞っとられます。その子どもたちは、各社中において、礼儀作法、そして仲間づくり、そして上下関係、リーダーシップ、そして私びっくりしたんですけども、自分の名前が漢字で書けなくても、神楽の演目、難しい字を書く子がおるんですよ。塵輪なんか、この「塵」という字は、なかなか書けないような字を書く子もおったということを言われます。大人の世界でも、石見神楽を余り知らない方は、大蛇と書いて「おろち」という読み方する人はまだいないんですよね。「おろち」が正解なんです。子どもたちは「おろち」と言う。職員の方でも大蛇を「だいじゃ」と呼ぶ方がおられるとは思いませんが、そういった教育もできとるわけです。ぜひともその辺の後継者不足には取り組んでいただきたいと思います。 そして、5月21日、外務省の車座ふるさとトークで鈴木外務大臣政務官が来られました。その目的はどうだったんでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(川神裕司) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) これは、石見神楽を見ていただきまして、ほいで地域の石見神楽にかかわってる皆さんの意見を聞いて、ほいでまた政務官からまたそういったご意見を逆にいただくという、文化庁の事業としては非常にざっくばらんな車座ふるさとトークであったと聞いております。あ、外務省の。 ○議長(川神裕司) 布施議員。 ◆13番(布施賢司) ぜひともそこも連携していただいて、国、県、市、そして神楽団、いろんなつながりを実のあるものにしていただきたいと思っております。 それでは、4番目で質問です。 石見地域で宿泊される15名以上の団体客に対して石見神楽出張上演がありますが、宿泊施設では、それとは別に昼間の食事の団体客に対しても石見神楽出張上演ができないかとの要望がありますが、対処できないのかお伺いいたします。 ○議長(川神裕司) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) 石見神楽出張上演につきましては、15名以上の団体が石見地域で宿泊される場合のみを対象とし、神楽上演料の補助を行っているものであります。昼食をとられる団体からの出張上演の要望もあることは認識しておりますが、先ほども申し上げましたように、神楽団体の団員も日中仕事をされている中、単独の神楽団体では対応できないため、連絡協議会や保存会単位で調整をしてもらっての対応となっております。こういったことが、そういった連絡協議会、保存会の事務局にも大きな負担をかけることになっているのが現状であります。休日のみの対応にするなど、検討の余地はあると思いますが、石見地域全体の事業でもあることから、事業主体でもある石見観光振興協議会と十分協議し、慎重に検討してまいります。 ○議長(川神裕司) 布施議員。 ◆13番(布施賢司) 石見協議会と十分協議し、慎重に検討してまいるということなんですが、日本遺産になったときに、観光客、土日関係なく平日でも来られるんですよね。平日だからどうだというんじゃなくて、それに対応するのが行政の、さっき言ったサービスではないかと思っております。平日に限らず昼間の神楽出張上演について、人の確保は必要ですよ。助成できないかという観点から聞いてみますけど、どうでしょうか。 ○議長(川神裕司) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) 助成ということになりますと、人の観点ということは、先ほど申し上げたところなんですが、そもそもお話しさせていただきますと、この出張上演とか夜神楽公演ができたというのが、見てただ帰ってもらうだけじゃいけないということで、夕方してる意味というのは、市内で御飯を食べていただいて、神楽をゆっくり見ていただいて、そして泊まっていただく。要は宿泊を増やそうというのが第一の目的でございました。そういったこともありますんで、昼間に見ていただくということは、もう大変神楽のPRにも非常にいいことだと思うんですが、当初の目的がそこにあったというところで助成をしているということもございます。石見神楽が日本遺産になりましたので、昼間の拡大についてはしっかり、先ほど申し上げましたように、事業主体であります石見観光振興協議会とも協議させて、考えさせていただきたいと思います。 ○議長(川神裕司) 布施議員。 ◆13番(布施賢司) それでは、5番目の質問です。 日本遺産に認定されたこの時期だからこそ、神楽の里浜田に常設の舞殿がぜひ必要だと思います。課題を整理した上で設置に向けて踏み出すことはできないのか、市長の所見をお伺いいたします。 ○議長(川神裕司) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) 常設の舞殿の整備につきましては、今議会で複数の議員の皆さんからご質問をいただき、関心の高さを伺ったところです。また、日本遺産に認定された現在、これまで以上に石見神楽常設館の整備検討は喫緊の課題であると認識しております。今後、用地の確保や建設費用、設置後の維持費などの課題も踏まえ、検討してまいりたいと思います。 ○議長(川神裕司) 布施議員。 ◆13番(布施賢司) 江津では舞乃市の神楽上演会場ありますよね。浜田では夜神楽の三宮神社や石州神楽祭が行われる旧佐野小学校があります。今後、常設の舞殿を検討する場合なんですけども、考え方もそうなんですけど、そこで昼間の神楽、夜神楽も全て行う考えなのか、お伺いいたします。 ○議長(川神裕司) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) 私個人的には、当然そこは検討すべきだと思いますが、いかんせんその常設の舞殿を整備するかどうかというところがまず最初だと思いますので、当然、それが進んでいきますと、議員さんおっしゃるようなことも当然協議することにはなると思います。 ○議長(川神裕司) 布施議員。 ◆13番(布施賢司) 大会とかそういったものがあったら、大きな会場が必要だと思うんですよ、もし常設されるんだったら。三宮神社だと100人ちょっと、大阪、なにわ館、あれも100人ちょっと、観光客に石見神楽をしっかり蛇道が触れ合うぐらいの高さで見てもらうためには、余り大き過ぎても、大会をやっている、見せるだけで、観客と見る方の一体感がなかなかないような状態です。常設される場合でしたら、そういったことも踏まえて、やられる場合はそういうものも考えながら、神社をつくるわけにはいけませんので、そういった触れ合うことができるようにやっていただきたいと思います。 そして、私、アクアス進めとるところ、シロイルカが入ってきたときには、当初、シロイルカのパフォーマンスでは非常に人気を生んだんですけども、その後の次の施策といたしまして、シロイルカのバックヤード見学というのがあったんですよ。そうすると、また人が新たな魅力を感じて来ていただく。石見神楽もそうだと思うんですよ。ただ見せる、衣装を着さす、記念撮影撮るんじゃなくて、神楽団がその会場で出番の前にバックヤードで所作とか太鼓の練習とか、そういったところも見せるような商業観光、そういったものを踏まえて考えるべきじゃないかと思っております。部長、急に振りますけども、あ、市長。 ○議長(川神裕司) 市長。 ◎市長(久保田章市) すいません、部長じゃなくて私から。今日、議員さんから神楽が演じられる場所についてつくるべきだというご意見頂戴しました。また、神楽の里という言葉も使っておられました。実は、この度、日本遺産に認定されたわけでありますけれども、今、県西部には130を超える社中がありまして、そのうち五十二、三がこの浜田市にございます。9市町にそれぞれに社中があるわけでありますけども、圧倒的に浜田市内に社中の数が多いんです。そういう意味では、石見神楽の里という、まさに浜田が中心だと思っているところでございます。そういう意味では、この度、日本遺産になって、石見神楽に対する注目度、国内の方々だけではなくて海外の方からも注目されると思います。そういう意味では、この浜田に来て、神楽のことがわかる場所、これも必要だと思っております。先ほど来、神楽を演じる舞殿といいましょうか、そこに対するご意見が多かったんですけども、1日目の西田議員のご質問にもお答えしましたけれども、社中の皆さん方からは、むしろそれ以上に神楽の歴史や文化、これをお伝えする、そういった施設が必要ではないかと、そんな声も頂戴しております。したがいまして、何度か答弁をさせていただいておりますけども、神楽の常設館というよりは、常設もそうなんですけども、考えるに当たっては、そういった神楽の歴史文化、これも知っていただける、そういったこともあわせて考えたいと思っているところでございます。 それから、先ほどのご質問の中でふるさと基金が3億2,000万円あるではないかというお話でございました。これにつきましても、神楽団体の衣装であるとか、こういったご支援も考えないといけないと思っていますけども、今、皆さん方からご指摘のいただいておりました神楽のいろんな常設館、あるいは歴史文化の展示する施設、こういったものにもふるさと基金も活用することも考えたいとも思っておりますので、したがってもう少し全体的にどれぐらいの費用がかかるのか、同じ神楽であってもどういったものにどういった予算を配分するのか、これを今後検討してみたいと、このように思ってるとこでございます。 ○議長(川神裕司) 布施議員。 ◆13番(布施賢司) 市長、ありがとうございました。物事を進めるには、いろんな連携をとりながら、一番最初に言いましたけど、お互いに努力が必要です。理解も必要でしょう。私は新設せえと言うて、新しいものを建てるという意味合いで言うたわけでもございません。できたら舞殿みたいなものが公共施設再配置の中でもできるんじゃないか、夜神楽でも三宮神社でやっております。そして、小学校の跡地でもやっております。そういったものを含めて考えるべき。そして、一番は石見神楽です。国内外に発信できれば一番いいことですので、そのことは私の一番願っておるところです。 それでは、大きい項目3点目です。 深刻化する高齢者の孤立について。 中項目1点目、市営住宅の住みかえ基準と実態についてでございます。 エレベーターのない市営住宅、入居するときは若かった、元気があったので、あいているのは4階以上でも入居してましたが、病気や高齢になってくると階段が非常につらいし、病院以外、外へ出ることがなくなったという人が実際おられます。ましてやひとり暮らし場合、階段があると孤立を生むと言われております。 そこで、エレベーターのある、ない、市営住宅に60歳以上で3階以上に住んでおられる世帯数とエレベーターのある場合とない場合の比率をお伺いいたします。 ○議長(川神裕司) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(石田満弘) 3階以上に住む60歳以上の世帯について、入居名義人の年齢で判断しますと、エレベーターのある市営住宅につきましては、3階以上に入居中の世帯134戸のうち60歳以上の世帯数は83戸で、比率は62%となっております。エレベーターのない市営住宅につきましては、3階以上に入居中の世帯94戸のうち60歳以上の世帯数は43戸で、比率は49%となっております。 ○議長(川神裕司) 布施議員。 ◆13番(布施賢司) エレベーターのあるところは緑ケ丘団地、長浜西団地で2棟、それからないところは、3階以上では18棟、これは間違いないと思うんですけども、今の数字、部長が言われました。 そこで、この住みかえ基準というのがあるんですけども、浜田市の高齢者の定義は大体65歳だと思いますが、これ見ますと、住みかえ基準、60歳以上の高齢者となりという住みかえ基準、なぜ60歳なのでしょうか。 ○議長(川神裕司) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(石田満弘) 公営住宅法におきまして、特に居住の安定を図る必要があるものとして、例外的に入居基準の緩和を認めている高齢者の年齢が60歳以上となっておりました。この公営住宅法が平成23年に改正されまして、市町村の条例で入居基準の緩和の要件を定めることになりました。浜田市では、従前の公営住宅法の要件を踏襲する形で、高齢者の年齢を60歳以上としております。したがいまして、住みかえ基準の特例の要件も、60歳以上の高齢者としております。 ○議長(川神裕司) 布施議員。 ◆13番(布施賢司) 理解いたしました。 それでは、高齢者向けの住戸改善事業があったと思うんですけども、その実績とか、シルバーハウジング、これは住戸数あると思うんですけども、入居基準なんかあるんでしょうか。 ○議長(川神裕司) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(石田満弘) 高齢者向けの住戸改善事業の実績につきましては、平成15年度に黒川改良住宅で22戸、平成17年度に石原住宅で10戸、平成19年度に上府住宅で8戸、国府住宅で2戸、平成21年に日脚大久保住宅で10戸、平成22年度に波佐住宅で4戸の、合計56戸の住戸改善工事を行っております。シルバーハウジング住戸数につきましては、緑ケ丘住宅に20戸、長浜西住宅に18戸の、合計38戸を整備しております。入居基準は、60歳以上の高齢者の単身世帯、高齢者のみからなる世帯、高齢者夫婦世帯、障がい者の単身世帯、障がい者のみからなる世帯、障がい者とその配偶者のみからなる世帯、障がい者と高齢者のみからなる世帯、障がい者と高齢者夫婦のみからなる世帯と定めております。 ○議長(川神裕司) 布施議員。 ◆13番(布施賢司) 高齢者のための住宅、そしてハウジング、非常にいいんですけども、全部埋まっておりますでしょうか。 ○議長(川神裕司) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(石田満弘) シルバーハウジングにつきましては、全て埋まっております。 住戸改善につきましては、若干の空きがあると判断しておりますが、正確な数字は今、手元に置いておりません。 ○議長(川神裕司) 布施議員。 ◆13番(布施賢司) わかりました。 それでは、浜田市営住宅の2点目の質問なんですけども、入居者の住みかえをする場合の基準がありますが、実際基準に適合して住みかえされた世帯数、ここ数年の実績をお伺いいたします。 ○議長(川神裕司) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(石田満弘) 住みかえされた世帯数の実績につきましては、平成26年度が0戸、平成27年度が2戸、平成28年度が3戸、平成29年度が1戸、平成30年度が0戸で、過去5年では6戸が住みかえをされております。 ○議長(川神裕司) 布施議員。 ◆13番(布施賢司) 実績は余り少ないようですが、希望がなかったから、あるいは住みかえられる適当な部屋があかなかったからなのか、数字を捕まえておられたらお答え願いたいと思います。 ○議長(川神裕司) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(石田満弘) 住戸の改善を行ったところで、退去により空き室が生じた場合に、同じ団地内の2階以上にお住まいの高齢者の方に住みかえのご案内をしております。過去5年間では19戸で住みかえの案内を行っておりますけども、実際に住みかえを行われたのは4戸でありますので、希望者が少なかったと判断しております。先ほど6戸が住みかえと申し上げましたけども、残りの2戸につきましては、エレベーターのない住戸からエレベーターのある住戸への住みかえとなっております。 ○議長(川神裕司) 布施議員。 ◆13番(布施賢司) この件については、一番最後にまた今の階段の部分で、住みかえがないからどうのというんじゃなくて、できない理由もあると思うんですよね。そのことについて、また最後に聞いてまいりますのでお願いします。 では、3番目の質問でございますけども、エレベーターがない場合、デイサービスの送迎利用も3階以上は断られるケースもあるのではないかと思いますが、階段昇降ができる車椅子、スカラモービルを導入している事業所はどのぐらいあるのかお伺いいたします。 ○議長(川神裕司) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(前木俊昭) ご質問いただきましたスカラモービルにつきましては、市内の事業所に照会しましたところ、回答があった21の事業所においては導入実績はございませんでした。また、今後の導入を検討されている事業所は二つございました。 ○議長(川神裕司) 布施議員。 ◆13番(布施賢司) このスカラモービル、購入するとなると100万円以上、そしてリースで事業所が借りると5万7,000円、月です。そいで、介護度3、1割負担で本人負担が5,000円から6,000円ぐらい、ということは、上限がありますので、サービスを受けようと思うても、なかなかこのスカラモービルを使いたいんだけど自分の医療費上限で使えないという方もおられます。そして、車椅子の方が3階、4階からおりようと思いますと、まず送迎の場合、これがないと2人態勢で車椅子自体を抱えて下におりると。非常に危険が伴うわけなんですが、訪問介護の職員さんに聞きますと、私、やったことありますと。スカラモービルがあると、講習を受けてその操作ができれば、安易とは言いませんけれども、階段を20分かけてゆっくり上がることができるから、高齢者の方も利用しやすいんじゃないかということを言われております。ぜひともこの部分について、思うんですけども、先ほど言いましたように、市が利用者の費用助成が今後できないか、福祉の関係からどう思われますか、お伺いいたします。 ○議長(川神裕司) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(前木俊昭) 議員さんがおっしゃられたように大変高額なもので、本当に使うとなるとかなりの費用負担が出てくるんだろうと思います。ただ、介護保険制度の対象となっているものでございまして、逆に言うと9割とか8割が保険のほうで出てるっていうこともありますので、すいません、今時点ですぐ補助にというのはなかなか難しいように考えております。 ○議長(川神裕司) 布施議員。 ◆13番(布施賢司) そういう答弁になるんだろうと思っておるんですけど、将来的にそういう方が団地来ますと、若いときには階段でも急なんでも大丈夫だったんだけど、もう腰が痛くて膝が痛くて、上るんはまだいいんだけど、おりるのがやれないという声を非常に聞くんですよ。私も昨日、山の草刈りしたんですけども、非常に足ががくがくいたしております。これは私、病気とは違うんですけども、高齢者になりますと慢性的になりますので、すぐできなくても、何か考えていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。 それでは、最後の質問でございます。 階段の昇降が困難になる前に、70歳になったらエレベーターのない住宅のお年寄りを誘導して1、2階に住みかえができるように引っ越し費用を出すことや、補助できる管理人を置くなど、きちんと先を考えて行政サービスができないかを問いますが、先ほど3番目の項目でかぶっとるかわかりませんが、ご所見をお伺いします。 ○議長(川神裕司) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(石田満弘) 現在、市営住宅に入居されている高齢者の住みかえにつきましては、加齢、病気等によって日常生活に身体の機能上の制限を受ける方等に対して、一般公募に優先して空き室への住みかえを認めております。 議員ご提案の住みかえの引っ越し費用を出すことや階段の昇降を補助する管理人を置くこと、またそのほかの市営住宅に暮らす高齢者への行政サービスにつきましては、実現性、必要性を考慮しながら、福祉部局とも連携して研究していきたいと考えております。 ○議長(川神裕司) 布施議員。 ◆13番(布施賢司) 再質問する前に両部長に申し上げておきますが、市営住宅に入る人は所得が低い人が入るのも条件の一つであると思うんですよね。そして、引っ越し、住みかえする場合は原状回復して出なきゃいけない。そうすると、高齢者の方は費用がない、そしてかわれないという問題が出てきます。それを踏まえた上での再質問をいたします。 市営住宅の高齢者の孤立対策として、入居者間での支援はできないのか。例えば、1階、2階じゃなくて3階、4階でもいいんですけど、若い方の管理人、これは高齢者見守りも必要と思うんですけども、そういうことを置く考えは将来的にないのか、そういうことをやったらいいんじゃないかと提案しますが、どう思われますでしょうか。 ○議長(川神裕司) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(石田満弘) 高齢者の支援というのは当然必要になってくると考えております。ただ、市営住宅に関して管理人を置くというのは、現状ではなかなか難しいと考えております。その建物の会長というか管理人という形での代表者は定めてはおりますけども、その方々に高齢者の応援をしてもらうということはなかなか難しいものと考えております。 また、議員もご指摘されましたように、退去、転居した場合の修繕、住んでいたところの原状回復をしたりとか、あと住みかえのための費用を負担していただくということが重荷になるのではないかとも感じてはおります。ただそれにつきましては、福祉の観点から補助制度を設けるとか支援するということになるのではないかと考えております。 ○議長(川神裕司) 布施議員。 ◆13番(布施賢司) わかりました。それでは、今、市営住宅の階段があるから孤立を防ぐようにということで質問してまいったんですけども、高齢者全体の孤立解消のための見守り態勢を今後つくっていただくということを考えていただきたいと思うんですけども、いろいろと、ガス、郵便、新聞を配達しとる人にお願いしたり、3回以上たまったら自分に何かあったからということで顔をのぞかせてくれとか、連絡してくれとかという協定の仕方があると思います。郵便と新聞は1階のボックスに投げ込みなんですよね。なかなかドア・ツー・ドアまで行けませんので、そこまでなかなかできんかもわかりませんけども、そういった業者との提携が絶対必要だと思います。また、集金制度、振り込みじゃなくて集金に来てもらったために、それを楽しみにしてるお年寄りがおられるということを同僚議員から聞きました。そういうことも一つの見守り態勢、独居の孤立を防ぐ手だてじゃないかと思いますが、福祉部長、どう思われますでしょう。 ○議長(川神裕司) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(前木俊昭) ご提案ありがとうございます。ほんと独居の高齢者の方っていうのは、もう今、ずっと増加してきておりますので、どういうふうにケアしていくかというのは非常に大切だと思ってます。2年ぐらい前だったと思いますが、総務課と一緒に電気、一部新聞、ガスとか、事業者さんに相談をさせていただいたことがございます。結果として、協定まで至ってはおらんのですが、もう一度、できる範囲でやっていただくようなところで何かお願いをしてみたいと思います。どうもガスとか電気とか、場合によっては検針に行かずにネットというんですか、そういうので把握してるということも最近は増えておるようでして、昔ほどではないんかもしれませんが、いずれにしても非常に大事なことだと思いますので、早速いろいろ相談をしてみたいと思います。 ○議長(川神裕司) 布施議員。 ◆13番(布施賢司) 自分の時間を使って質問してまいりましたけども、私は後継者育成の部分で言いましたけども、子どもたちにしっかり浜田に住んでもらいたい、また好きなものに邁進、力を込めて打ち込んでいただきたい。勉強も大事でございますけども、好きなものにしっかり打ち込む、そういう姿というのは、見とる親としても安心するとこがあります。 そして、私も行く道でございますけども、もう少しなんですけども、高齢者という名前がつくようになります。だけど、しっかり自分の、自分は決められませんけども、生きとる間はみんなに迷惑かけない、元気な年寄りでありたいと願っております。皆さんもしっかりやっていただきたいと思います。皆さんもそのうち行かれると思いますので、お願いしたいと思います。 今回、こういった問題でございましたけども、自分の家族で病気になった者がいましたので取り上げさせていただきました。ありがとうございました。 ○議長(川神裕司) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。皆さんご苦労さまでした。            午後4時21分 散会        ──────────────────────────...