浜田市議会 > 2020-03-18 >
03月18日-08号

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  1. 浜田市議会 2020-03-18
    03月18日-08号


    取得元: 浜田市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-27
    令和 2年 3月定例会議        令和2年3月浜田市議会定例会議会議録(第8号)1. 日  時  令和2年3月18日(水)午前9時59分開議2. 場  所  浜田市役所議場        ────────────────────────── 出席議員(24名) 1番  三  浦  大  紀           2番  沖  田  真  治 3番  西  川  真  午           4番  村  武  ま ゆ み 5番  川  上  幾  雄           6番  柳  楽  真 智 子 7番  串  崎  利  行           8番  小  川  稔  宏 9番  野  藤     薫          10番  上  野     茂11番  飛  野  弘  二          12番  笹  田     卓13番  布  施  賢  司          14番  岡  本  正  友15番  芦  谷  英  夫          16番  永  見  利  久17番  佐 々 木  豊  治          18番  道  下  文  男19番  田  畑  敬  二          20番  西  田  清  久21番  澁  谷  幹  雄          22番  川  神  裕  司23番  西  村     健          24番  牛  尾     昭        ────────────────────────── 欠席議員(0名)        ────────────────────────── 地方自治法第121条により説明のため出席した者市長      久保田 章 市          副市長     近 重 哲 夫教育長     石 本 一 夫          金城自治区長  内 藤 大 拙旭自治区長   岩 谷 欣 吾          弥栄自治区長  熊 谷 富 雄三隅自治区長  中 島 良 二          総務部長    砂 川   明地域政策部長  岡 田 泰 宏          健康福祉部長教育部参事                                 前 木 俊 昭市民生活部長  斗 光 秀 基          産業経済部長  湯 淺   淳都市建設部長  石 田 満 弘          教育部長    河 上 孝 博消防長     中 村 弘 志          上下水道部長  坂 田 佳 則金城支所長   吉 永 靖 司          旭支所長    塚 田 民 也弥栄支所長   岩 田 比呂継          三隅支所長   田 城 幸 人市長公室長   佐々木 俊 幸          総務課長    山 根 隆 志財政課長    草 刈 健 司        ────────────────────────── 事務局職員出席者事務局長    古 森 義 明          次長      篠 原   修議事係長    新 開 智 子        ────────────────────────── 議事日程(第8号)   市長追加提出議案(説明・質疑・委員会付託)第1 同意第 3号 浜田市副市長の選任について第2 委員長報告 (総務文教委員会福祉環境委員会産業建設委員会予算決算委員会)   市長提出議案(討論・採決)第3 議案第 2号 浜田市防災行政無線施設条例の一部を改正する条例について第4 議案第 3号 浜田市印鑑条例の一部を改正する条例について第5 議案第 4号 浜田市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について第6 議案第 5号 浜田市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例について第7 議案第 6号 浜田市森林環境譲与税基金条例の制定について第8 議案第 7号 浜田城に関する資料館及び城山整備基金条例を廃止する条例について第9 議案第 8号 浜田市放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例について第10 議案第 9号 浜田市国民健康保険条例の一部を改正する条例について第11 議案第10号 浜田市休日応急診療所条例の一部を改正する条例について第12 議案第11号 浜田市八戸川農村公園条例を廃止する条例について第13 議案第12号 浜田市営住宅条例等の一部を改正する条例について第14 議案第13号 浜田市地域定住住宅条例の制定について第15 議案第14号 浜田市工業用水道料金徴収条例の一部を改正する条例について第16 議案第15号 指定管理者の指定について(山陰浜田公設市場)第17 議案第16号 工事請負契約の変更について(浜田漁港号荷さばき所建設に伴う建築主体工事の変更契約)第18 議案第17号 市道路線の廃止について(美川南31号線外)第19 議案第18号 市道路線の認定について(後野佐野線外)第20 議案第19号 浜田市過疎地域自立促進計画の変更について第21 議案第20号 令和元年度浜田一般会計補正予算(第6号)第22 議案第21号 令和元年度浜田国民健康保険特別会計補正予算(第3号)第23 議案第22号 令和元年度浜田公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)第24 議案第23号 令和元年度浜田後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)第25 議案第24号 令和元年度浜田水道事業会計補正予算(第1号)第26 議案第25号 令和2年度浜田一般会計予算第27 議案第26号 令和2年度浜田国民健康保険特別会計予算第28 議案第27号 令和2年度浜田駐車場事業特別会計予算第29 議案第28号 令和2年度浜田公設水産物仲買売場特別会計予算第30 議案第29号 令和2年度浜田市農業集落排水事業特別会計予算第31 議案第30号 令和2年度浜田市漁業集落排水事業特別会計予算第32 議案第31号 令和2年度浜田市生活排水処理事業特別会計予算第33 議案第32号 令和2年度浜田後期高齢者医療特別会計予算第34 議案第33号 令和2年度浜田水道事業会計予算第35 議案第34号 令和2年度浜田工業用水道事業会計予算第36 議案第35号 令和2年度浜田公共下水道事業会計予算第37 議案第36号 令和元年度浜田一般会計補正予算(第7号)第38 議案第37号 令和2年度浜田一般会計補正予算(第1号)第39 同意第 1号 人権擁護委員候補者の推薦について第40 同意第 2号 人権擁護委員候補者の推薦について第41 同意第 3号 浜田市副市長の選任について   議会追加案件第42        議員派遣について        ────────────────────────── 本日の会議に付した事件議事日程(第8号)のとおり        ──────────────────────────            会       議            午前9時59分 開議 ○議長(川神裕司) おはようございます。 ただいま出席議員は24名で定足数に達しております。これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は配付しておりますので、朗読は省略します。 これより市長追加提出議案の提案説明を行います。 提案者の説明を求めます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第1、同意第3号浜田市副市長の選任についてを議題とします。市長。            〔久保田章市市長 登壇〕 ◎市長(久保田章市) 同意第3号浜田市副市長の選任についてご説明を申し上げます。 本件は、浜田市副市長近重哲夫氏が令和2年3月31日をもって退職されることに伴い、後任の副市長の選任について、地方自治法第162条の規定により議会の同意を求めるものであります。 選任に当たりましては、職務内容と候補者の経歴等を十分考慮いたしました結果、砂川明氏を適任者と認め、選任いたしたいと存じます。よろしくご同意いただきますようお願いを申し上げます。参考欄には任期及び根拠法を載せております。なお、候補者の略歴を参考資料として配付してございますので、ご覧いただきたいと思います。 ○議長(川神裕司) この際、議案熟読のため暫時休憩いたします。なお、再開は午前10時5分といたします。            午前10時0分 休憩            午前10時5分 再開 ○議長(川神裕司) 休憩前に引き続き会議を再開します。 これより市長追加提出議案の質疑、委員会付託を行います。 日程第1、同意第3号浜田市副市長の選任について質疑はありませんか。牛尾議員。 ◆24番(牛尾昭) 今回の副市長の選任同意についてお伺いしたいことがございます。 ああして2年半ぐらい前に現副市長の選任同意をこの本会議場で同意をいたしまして、そのときの任期は4年。4年間の任期を我々は同意をいたしました。今回こういう形で途中でこういうことになったということは、議会の議決が重たいということを考えれば、それなりの理由を差し支えなければご披露いただきたいなと思いますが、よろしくお願いいたします。 ○議長(川神裕司) 副市長。 ◎副市長(近重哲夫) 2年半前にご同意をいただきまして、ありがとうございました。今回の退任につきましては、本当に一身上の都合ということでございますので、その辺はご理解いただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(川神裕司) そのほか質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) 質疑なしと認め、質疑を終わります。 同意第3号は総務文教委員会に付託します。 この際、暫時休憩します。再開時間については別途お知らせします。            午前10時6分 休憩            午前10時44分 再開 ○議長(川神裕司) 休憩前に引き続き会議を再開します。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第2、委員長報告です。 各常任委員会に審査を付託した日程第3、議案第2号から日程第41、同意第3号までの39件を一括議題とし、各所管委員会における審査の経過並びに結果について、それぞれ委員長の報告を求めます。総務文教委員長、23番西村健議員。            〔西村 健総務文教委員長 登壇〕 ◆総務文教委員長(西村健) 総務文教委員会に審査を付託された議案7件について3月5日に委員会を開催し、また先ほどの本会議で追加提案され審査を付託された議案1件について本日審査を行いましたので、経過及び結果を報告いたします。 最初に、議案第2号浜田市防災行政無線施設条例の一部を改正する条例についてですが、委員から質疑はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第4号浜田市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例についてでは、委員から、フレックスタイム制の導入における取得時間やコアタイムの設定時間についての質疑や、市長がイクボス宣言をすることにより家庭で育児や介護に従事している職員が本制度を積極的に活用する可能性についての質疑があり、執行部からは、午前10時から午後3時までをコアタイムとし、4週を超えない範囲で週ごとに38時間45分の勤務時間を1日の上限とし、下限4時間の条件のもとで割り振ることができる制度であるとの答弁がありました。また、補足として、当面本制度の運用を医師に限定するとともに、労務管理や窓口対応の人員確保など、本制度導入による課題を整理しながら他の職種への導入を図っていきたいとの答弁があり、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、議案第5号浜田市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例について及び議案第7号浜田城に関する資料館及び城山整備基金条例を廃止する条例については、委員から質疑はなく、それぞれ採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、議案第19号浜田市過疎地域自立促進計画の変更についてでは、執行部から資料に基づき計画変更や追加事業の概要について補足説明を受けました。委員から質疑はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、同意第1号及び同意第2号人権擁護委員候補者の推薦についてですが、委員からは、年間の相談件数相談窓口設置状況、法務局と市の連携状況のほか、法務局や市役所本庁の相談所に出かけにくい人や、地元の人権擁護委員が同席するため相談しにくい面もあることなどに配慮した相談体制の確立を求める質疑があり、執行部からは、近年の相談件数の推移や各自治区における相談窓口設置状況、法務局と市は常に連携して行政に当たっているとの答弁があったほか、相談窓口の設置や人権擁護委員の配置については法務局と相談して進めていくとの答弁がありました。この議案については3名の委員から質疑があり、それぞれ採決の結果、全会一致で原案のとおり同意すべきものと決しました。 最後に、同意第3号浜田市副市長の選任についてですが、委員からは、新副市長に適任と判断した理由や任期、新副市長への期待、また現総務部長の業務の引き継ぎ等について質疑があり、市長や執行部からは、これまでの業務遂行状況を総合的に勘案し、適任であると判断した。任期については、地方自治法の規定により4年であるとの答弁がありました。この議案については4名の委員から質疑があり、採決の結果、全会一致で原案のとおり同意すべきものと決しました。以上、総務文教委員長の報告といたします。 ○議長(川神裕司) ただいまの委員長の報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) 質疑なしと認め、質疑を終わります。福祉環境委員長、6番柳楽真智子議員。            〔柳楽真智子福祉環境委員長 登壇〕 ◆福祉環境委員長柳楽真智子) 福祉環境委員会に審査を付託されました議案5件について、3月6日に委員会を開催し、審査を行いましたので、経過及び結果を報告いたします。 最初に、議案第3号浜田市印鑑条例の一部を改正する条例について審査を行いました。委員から、印鑑登録の手続において意思能力が基準となる場合、線引きが難しいと思うが、運用に問題はないのか。また、窓口担当者の判断によって変わることはないのかとの質疑があり、執行部からは、成年被後見人は判断能力が日常的に欠けている人とされており、これまで印鑑登録の資格者から排除されていた。改正により、成年後見人が同行すれば意思能力があるものとみなし、印鑑登録を行うことができる。担当者によって判断が変わることはないとの答弁がありました。この議案については1名の委員から質疑があり、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第8号浜田市放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例についてでは、委員から、参酌すべき基準や基礎資格を有する支援員の状況と国の助成金について、また委託している児童クラブの状況についての質疑があり、執行部からは、全国の知事会や市長会から基準を緩和してもらわないと支援員が集まらないとの要望があり、従うべき基準から条例制定の参考にしてもらいたいという参酌すべき基準になった。基礎資格はあるが研修を受けていない支援員は、市直営の児童クラブにおいて常勤で6名、代替えで13名いるが、質の向上を図りながら、来年度積極的に研修を受けていただこうと考えている。国からの助成金は事業費の3分の1で、3年間は基礎資格があれば研修を受けていない支援員の人件費も含んでよいとされている。委託先の支援員にも、積極的に資格を取っていただくとの答弁がありました。この議案については4名の委員から質疑があり、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、議案第9号浜田市国民健康保険条例の一部を改正する条例についてでは、委員から、賦課限度額引き上げの経緯と額や市の財政への影響についてと、毎年上がっているイメージがあり、国に対し陳情しているとのことだが、制度は瓦解している。議会はこれを毎年可決しなければならないのかとの質疑があり、執行部からは、国は限度額の該当者が全体の0.5%から1.5%になるように決めているので、該当者が増えれば限度額は上がり、該当しない人の納付金が平均にならされる。これは医療分、支援金分も同じである。限度額引き上げの対象世帯は、これまでの68世帯から63世帯となり5世帯減る。また、国民健康保険制度は低所得者の加入が多く、低所得者の保険料も全体で賄うという形になっている。保険料賦課限度額は上げていき、低所得者の軽減を広げるこの制度に対し、市の負担は変わらない。国民健康保険は県単位化され、県の運営方針に基づいて進められており、さらに国は交付金助成をしているので、浜田市が条例を改正しなければ市が直接受けることのできる特別交付金申請ができず、交付金を受けられなくなる。特別交付金の額は、令和元年度が8,300万円、令和2年度は2億3,500万円となっており、これが入らないのは厳しい。保険料を下げるためには、まずは医療費適正化を目指そうと国も支援をしているとの答弁がありました。この議案については4名の委員から質疑があり、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第10号浜田市休日応急診療所条例の一部を改正する条例についてでは、委員から、診療時間を1時間短縮することの影響や収支についてと、開業医の高齢化が進む中、今後の応急診療所の需要をどのように考えているかとの質疑があり、令和元年4月から11月の利用状況では1日当たり17名で、午前中が12名弱の68%、午後が30%ぐらいで、3時以降は1日当たり1.5名である。収支は平成30年度決算で、収入は約1,040万円、事業費は医師、薬局、パート看護師の費用を含む約870万円で、差し引き170万円が黒字となっている。時間短縮で患者数が大きく変わるとは想定していない。今回の一番の目的は、医師の負担を軽減することであるとの答弁がありました。そのほかに、江津市や益田市の患者もあるが、両市にはこの制度がないのか。また、市民への周知方法についての質疑があり、執行部からは、江津市では現在は行われていない。益田市は午前中のみの診療となっている。施行は7月からで、広報とホームページによる周知を考えているとの答弁があり、委員からは、江津市の医師にも協力を得るなど積極的に働きかけてほしい。また、保育園や小学校にも周知してほしいとの意見がありました。この議案については4名の委員から質疑があり、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第14号浜田市工業用水道料金徴収条例の一部を改正する条例についてでは、委員から、工業用水道は三隅自治区だけだが、利用している企業数と利用水量について、また料金設定の考え方と将来の設備更新費についての質疑があり、執行部からは、供給しているのは3社で、中国電力株式会社キーパー株式会社ケーピー株式会社である。火力発電所2号機建設も見越して設備を整備している。能力は日量1万トンで、現在は中国電力が5,000トン、残りの2社で200トン使用しているが、2号機建設により段階的に9,500トンに増える。公営企業会計は適正な原価を基礎として料金設定するもので、加えて工業用水は大量で低廉な水道水を提供して工業の振興に資するためのものである。運営コストを賄えるだけの金額をいただくことで、公営企業会計を維持する形になる。運営コストの中には、会計として持つべき修繕や設備投資費も加味しており、5年間の収支見込みを考慮して今回の料金設定を決めたとの答弁がありました。この議案については4名の委員から質疑があり、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。以上、福祉環境委員長の報告といたします。 ○議長(川神裕司) ただいまの委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) 質疑なしと認め、質疑を終わります。産業建設委員長、7番串崎利行議員。            〔串崎利行産業建設委員長 登壇〕 ◆産業建設委員長(串崎利行) 産業建設委員会に審査を付託された議案8件について、3月9日委員会を開催し、審査を行いましたので、経過及び結果を報告いたします。 最初に、議案第6号浜田市森林環境譲与税基金条例の制定についてでは、委員から、森林環境譲与税は基金として積み立てる金額は幾らかと質疑があり、執行部から、残高で今のところ480万円程度が基金として積み立てられる見込みと答弁がありました。また、民間の方から山を整備してほしいという形になればどうなるのかと質疑があり、執行部から、市民から要望が上がってくれば審査をし、預かるとなれば経営権を市に譲ってもらう。その上で告示などをかけ、意欲のある林業体が出てくればそこに再委託し、再委託が不可能なら森林環境譲与税を使って施業すると答弁がありました。この議案については3名の委員から質疑があり、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第11号浜田市八戸川農村公園条例を廃止する条例についてでは、委員から、廃止、解体後、市有地として売却を目指すのか。使ってもらうために民間の方に譲渡の議論を進めているのか市の考えを聞きたいと質疑があり、執行部から、それぞれ事情が異なるので、施設によって協議の上決定していきたいとの答弁がありました。この議案については2名の委員から質疑があり、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第12号浜田市営住宅条例等の一部を改正する条例についてでは、委員から、市営住宅の入居状況が緩和されると民間住宅への入居が難しくなり経営圧迫が起こると思うが、対策はとられているのかと質疑があり、執行部から、公営住宅は人が生活する上でセーフティーネットになっている住宅であり、入居できない状況が起こることを回避するための国の考えにより、今回の入居資格の緩和をした民間住宅への影響があれば、検討、研究をしていくと答弁がありました。また、セーフティーネットの関係で入れない方を入りやすくする条例改正と思うが、家賃収入を危惧する対策がとられているかと質疑があり、執行部から、現在、滞納者の取り組みを催告書、通告書、入居者と会って話などを聞くなどし、努力をしているとの答弁がありました。この議案について4名の委員から質疑があり、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第13号浜田市地域定住住宅条例の制定についてでは、委員から三つの条例を一つにするメリットとデメリットについて質疑があり、執行部から三つの条例については非常にわかりにくいと声があったので、三つの条例を一つにすることがメリットで、デメリットはないとの答弁がありました。この議案について2名の委員から質疑があり、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第15号指定管理者の指定について(山陰浜田公設市場)では、委員から、市に在する人たちができなかったのは残念な事例であり、利益が生まれたときは市外に行くおそれがある。それについての考えはどうかと質疑があり、執行部から、選定委員会を開催し選定した。浜田市に沿った協力ができる話も聞いており、収益は全て県外に行くのではなく、市内にも還元されると考えているとの答弁がありました。この議案については4名の委員から質疑があり、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第16号工事請負契約の変更について(浜田漁港号荷さばき所建設に伴う建築主体工事の変更契約)では、委員から、1,500万円ぐらいの増額だが中身を確認したいと質疑があり、執行部から、ボルト納期の遅延により50日間の工事延長や、地下水を防止するための基礎工事施工の影響が出たのが大きな要因との答弁がありました。この議案については1名の委員から質疑があり、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第17号市道路線の廃止について(美川南31号線外)では、特に問題となる質疑はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第18号市道路線の認定について(後野佐野線外)では、委員から、八重可部線、後野佐野線は県道付け替えで市道に認定されると、支障木、危険木について町内の要望等はどう対処するのかと質疑があり、執行部から、県とも相談するが、維持はかなりかかると承知している。早目に検討する必要があるとの答弁がありました。また、認定が毎回多いが、市道の総延長はどれくらいかと質疑があり、約1,500キロと答弁がありました。また、必要のない市道の廃止の考えはないかと質疑がり、執行部から、大きな研究課題で、今後議論していく必要があると答弁がありました。この議案については3名の委員から質疑があり、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。以上、産業建設委員長の報告といたします。
    ○議長(川神裕司) 串崎委員長に申し上げます。 議案第15号、全会一致との報告がありましたが、賛成多数ではありませんか。 ◆産業建設委員長(串崎利行) 訂正。賛成多数で可決すべきものと決しました。訂正させていただきます。以上で終わります。 ○議長(川神裕司) ただいまの委員長の報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) 質疑なしと認め、質疑を終わります。予算決算委員長、16番永見利久議員。            〔永見利久予算決算委員長 登壇〕 ◆予算決算委員長(永見利久) 予算決算委員会に審査を付託されました予算議案18件の審査経過及び結果をご報告いたします。 審査は3月11日から16日の4日間で行い、最初に令和元年度一般会計補正予算(第6号)、続いて令和元年度特別会計補正予算及び令和元年度企業会計補正予算を審査し、引き続いて令和2年度一般会計予算、令和2年度特別会計予算及び令和2年度企業会計予算、令和元年度一般会計補正予算(第7号)、令和2年度一般会計補正予算(第1号)を審査いたしました。審査については、予算議案において事前通告制を、追加提案については挙手発言制をとり、常任委員会関係ごとに通告のあった事業の整理番号順に質疑を行いました。全体で525件の質疑の事前通告があり、4日間の審査で21名の委員会から延べ357件の質疑がありました。以下、審査の経過についてご報告いたします。 議案第20号令和元年度浜田一般会計補正予算(第6号)については、6人の委員から補正理由や当初の事業計画と実績見込みを問う質疑等が延べ45件ありました。 主な質疑として、総務文教関係で、リハビリテーションカレッジ島根支援事業について委員から、この入学金免除策が学生確保につながるのか。外国人留学生はなぜ事業の対象外なのかという質疑に対し、執行部からは、この補助や他の補助制度があっても学生確保は厳しい。だから継続する必要がある。留学生は最初からここに来ることを前提として学校側がやっていることなので、日本人学生が当学校を選んで試験を受けた者と同等に扱ってよいのかどうかと疑問が残る。しかし、今後検討の余地はあると認識しているとの答弁がありました。また、奨学金が卒業後、浜田市に5年間住めば返還免除になるという制度が令和元年度の入学生をもって廃止になるのはなぜかという質疑に対し、奨学金は全ての人が対象でなく、学校が独自で選定する。その中で浜田市に一定期間住んだ方が免除となるが、財務的問題や事務的作業の問題があることと、また卒業した専門士が地元で需要がないときの不公平感もあり、総合的判断で継続を断念したとの答弁がありました。採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第21号令和元年度浜田国民健康保険特別会計補正予算(第3号)から議案第24号令和元年度浜田水道事業会計補正予算(第1号)までの4件について質疑はなく、採決の結果、4件とも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第25号令和2年度浜田一般会計予算について審査を行いました。以下、常任委員会関係ごとに主な質疑についてご報告します。 まず、総務文教委員会関係では、定住対策基金事業に対し7名の委員から質疑がありました。そのうち5名の委員から、弥栄サービスステーション維持支援事業補助金について、タンクの耐用年数や計画の見直しについて質疑がありました。執行部からは、弥栄自治区唯一のサービスステーションであるため、住民要望を踏まえ、維持していく必要があると判断し予算化したとの説明がありました。また、浜田市全体の問題として、公平性の確保や、今後こういった事例が他の自治区から要望として上がった場合の対応についての質疑に対し、地域振興基金が自治区制度とともにあと一年で終わる状況で、その後どうするか各支所長が集まり、今まで地域振興基金でやってきたことや自治区の枠を超えて中山間地域というくくりで対応しなければいけないものを議論している。弥栄サービスステーションの維持のために全庁的な組織で話を積み上げてきたわけではないが、今後の課題としては重要なので議論を始めているとの答弁がありました。総務文教委員会関係の通告分の質疑終了後、未通告者のうち2名の委員から質疑があり、弥栄サービスステーションの経営シミュレーションを資料として提出すべきとの申し入れがあり、執行部からは3月13日に提出するとの答弁がありました。3月13日に資料提供を受け、提出書類に対し6名の委員から質疑で計画の見直しの甘さを指摘する意見があり、昨年ふるさと体験村での失敗を踏まえると到底信用できない。議決できるような条件を付して提案すべきであり、このままでは予算の審査を行うに足りる状況ではないと厳しい意見がありました。執行部が急遽協議した結果、市長より次の2点について提案がありました。この件について、次の対応までの間、執行保留の扱いにしてほしい。一つは、JAと支援の覚書を締結したい。相手があってのことなので、交渉は時間が必要。二つ目は、住民の皆さんによる応援組織の設立。これも早速住民の皆さんに、組織設立について具体的な規約などつくらねばならないので、つくった上で支援組織の設立を働きかけたい。この二つの対応が整った段階で議会にまた報告させていただき、それまで執行保留の扱いとしていただきたいとの答弁がありました。それに対して委員から質疑はありませんでした。 次に、歴史文化保存展示施設専門検討事業については、専門家による検討会の進め方、整備方針、専門家の選出についての質疑がありました。執行部からは、検討部会の進め方については委員会という母体があり、その中の部会に分けて専門的な話をする。また定期的に全体会を開催してすり合わせするので、展示と運営の意見が違うようなことはないようにしたい。構成メンバーについても、若い人からも意見を聞き、学校関係、いわゆる専門家の方など幅広く入っているので、方向性もしっかり決めていきたいとの答弁がありました。また、全市一帯の施設として考えていたが、旧那賀郡の理解が得られないことで急遽浜田郷土資料館の建て直しにシフトしたと思っている。事業が変わるので、一旦おろして、新たに浜田郷土資料館建てかえとして整備方針を出すべきだとの質疑に対し、執行部からは、こども美術館に増設する方針は決めている。これは平成27年度から検討してきて、その結果、29年3月には市民から建設費や運営費などの課題が多いことで一旦取り下げた。市民の懸念事項をいろいろ考えた中で最終的に案をつくっている。検討委員会は整備方針に基づいてスタートしたい。ただ、委員会から異論が出た場合は考えを変えることもあるかもしれないとの答弁がありました。他の委員から、建設ありきの予算ではないかとの質疑に対し、執行部からは、整備方針で示した内容を検討するための予算化であり、2年間の会議の内容を踏まえ、改めて建設案として議会に提出することを考えているとの答弁がありました。 次に、福祉環境委員会関係では、子育て世代包括支援センター整備事業について6名の委員から質疑があり、建物の構造や施設の機能についての質疑がありました。執行部からは、鉄骨にこだわっているわけではないが、建物の条件や工事費を比較しながら建物をどういう構造にするかを判断し、木育を取り入れた木のぬくもりがある施設にしたい。機能については、就学前の子どもに対して切れ目のない家族支援をしたい。すくすくと包括支援センターの職員が合わさって行っていくとの答弁がありました。また、建設費用の妥当性や利用者の想定数についての質疑には、執行部から、普通の建物なら十分建てられると積算しているが、アイデアを多くもらっているので、建設部局と一緒になって考え、実施設計の段階で補正がないようにしたい。利用者数の想定については、今でも約1万5,000人の利用者がある。アクセスもよくなることや、近くにこども美術館もあり、広域での利用を期待している。目指せ2万人で頑張りたいとの答弁がありました。また、産婦健康診査事業について3名の委員から質疑があり、国の推進する2週間健診を1カ月健診まで拡充することへの効果についての質疑に対し、執行部からは、今でも乳児健診に合わせて母親の健診も産婦人科で行っていたので、実費だった部分を市が支援する形になっただけで実態は変わらない。市が委託するに当たり、今まで1カ月健診には入ってなかったエジンバラ産後うつ病の質問票を入れることで、1カ月健診で母親の状況を見ることができる。切れ目がないように母親をケアすることが狙いであり、鬱防止効果があると思うとの答弁がありました。ほかの委員からの、男性の育児参加も加味した事業形成が必要ではとの質疑には、保健師が赤ちゃん訪問をする際に家族の状況や配偶者の状況を聞き取りながら必要に応じてフォローしているが、仕事を持っておられると各職場においても起こり得ることを啓発していく必要があると思うとの答弁がありました。 次に、産業建設委員会関係では、日本遺産石見神楽保存継承支援事業について5名の委員から質疑がありました。まず、市内神楽社中の衣装の保存状態の把握をしているのか、対象は何社中となるのかとの質疑に執行部からは、全て把握しているわけではないが、昭和30年から40年代の古いものを都度直しながら使っているものや、直せないままの状態があることは承知している。支援の対象となる社中は市内で全55社中のうち50社中となるとの説明がありました。また、市内に衣装店が4店あるが発注に偏りが出ないか、需要と供給のバランスについての質疑に対し執行部からは、社中それぞれにお得意のお店もあると思うので偏ることもあるかもしれないが、申請の段階で調整できるようにしたいとの答弁がありました。また、年間8団体にしか対応できないことへの公平性を問う質疑に対し、5年間事業の中で様子を見ながら、できるだけ多くの社中に利用していただきたいと答弁がありました。 次に、ふるさと快適道整備事業及び側溝整備事業について、委員から、地域要望がたくさんあると思うが、なぜ予算が半減したのかとの質疑に対し、予算は中期財政計画の見通しの枠内で要望しているが、市民の要望に応えるのであれば、事業量を落としてでも対応するしかないと感じているとの答弁がありました。また、側溝整備もそうだが、市民生活に大きく影響する事業なので、いろんな策を使いながら事業費は確保し、小規模な道路修繕については極力対応してもらえないかとの質疑に対し、万全とは言えないが少しずつでも対応している。時間はかかるかもしれないが、誠実に対応していく。また、新年度に入り、補正予算対応ということも市長から指示を受けているので、その辺で検討していきたいとの答弁がありました。側溝整備についても、けがで済むうちはまだよいが、死亡事故のことを考えれば多少お金をかけても整備を十分にやるべきではないかとの質疑に対し、今回も5件の賠償報告をし、けがをされた方に対し申しわけなく思っている。道路管理者としてまだ整備されていないものについては、きちんと管理できるような予算獲得に向けてこれからも努力したいとの答弁がありました。採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第26号令和2年度浜田国民健康保険特別会計予算について審査を行い、3名の委員から繰入金や保険料算定に当たっての考え方に関する質疑がありました。採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第27号令和2年度浜田駐車場事業特別会計予算から議案第32号令和2年度浜田後期高齢者医療特別会計予算までの6件について、質疑はなく、採決の結果、6件とも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第33号令和2年度浜田水道事業会計予算から議案第35号令和2年度浜田公共下水道事業会計予算までの3件について、3名の委員から国の補助メニューの活用検討状況や他会計の補助金などについて質疑があり、執行部に詳細な答弁を求めました。採決の結果、3件とも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第36号令和元年度一般会計補正予算(第7号)及び議案第37号令和2年度浜田一般会計補正予算(第1号)について、質疑はなく、採決の結果、2件とも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。以上、予算決算委員長の報告といたします。 ○議長(川神裕司) ただいまの委員長の報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) 質疑なしと認め、質疑を終わります。 以上で委員長報告を終わります。 議案第25号令和2年度浜田一般会計予算について澁谷議員外1名からお手元に配付のとおり修正の動議が提出されました。この動議は2人以上の賛成がありますので成立しております。 この修正案について提出者の説明を求めます。21番澁谷幹雄議員。            〔21番 澁谷幹雄議員 登壇〕 ◆21番(澁谷幹雄) 議案第25号令和2年度浜田一般会計予算に対し、修正案を提出します。第1条第1項中の歳入歳出予算の総額357億2,000万円を357億1,492万9,000円に改める。 第1表歳入歳出予算の一部を次のように改める。歳入では、繰入金を20億9,154万8,000円に、基金繰入金を20億3,589万7,000円に、繰入金合計を357億1,492万9,000円に改める。歳出では、教育費を30億9,096万6,000円に、社会教育費を11億41万6,000円に、歳出合計を357億1,492万9,000円に改めるものです。 第2表債務負担行為、歴史文化保存展示施設専門検討事業の項を削るものです。 続いて、提案理由を説明をします。 歴史文化保存展示施設専門検討事業について、歴史、美術、教育の専門家による検討組織を設置し、歴史文化保存展示施設における展示内容や施設の活用方法について、検討結果を施設の具体的な整備内容に反映させるのが目的とあります。しかしながら、歴史文化保存展示施設の展示スペースや建設費用が提示されている現状において、年間500万円もの税金を使って展示内容や施設の活用方法を検討するとはどういうことなのでしょうか。500万円もの税金を使って検討組織を設置するのであれば、浜田市の歴史文化財の一つ一つを精査し、年間常時展示するもの、数カ月展示するもの、催事企画展として展示するもの、保存にとどめるものなどの区分けやランク付けをまず行うべきでありましょう。本来なら、それに基づいて展示スペースが検討されるべきであるにもかかわらず、実際には既に展示スペースは決まっているわけであり、本末転倒となっています。また、時代の変革のスピードの速さを理解できない旧態依然とした検討会を設置することにどんな意味があるのでしょうか。城山資料館の二の舞になるだけではありませんか。開府400年の目玉事業として1億円以上の税金を投入して御便殿を改修し、城山資料館をオープンさせておきながら、半年もたたないうちに毎日の入館者が10人にも及ばないというみっともない結果になるだけなのではありませんか。入館料が無料であるにもかかわらず、市民の支持を受けないとはどういうことなのでありましょう。皆さんは、税金が天から降ってくるとでも思っておられるのではありませんか。この検討委員会に5G、6G、バーチャルリアリティの専門家、アミューズメントの専門家が参加されるとは聞きません。おもしろくない、楽しくない施設であるなら、子どもたちをエキサイティングにさせることもなく、古い価値観にどっぷりつかった大人たちの自己満足に終わることは明白です。今後発生する7億円もの巨額な税金を使う必要もなく、廃校になった学校に陳列すればいいのではありませんか。ふるさと郷育と言われるだけで強制的にマイクロバスを使って学校から児童・生徒を送り込み、入場者数の確保を図ることにどんな意味があるのでしょうか。ふるさとへの思いを深く心に刻み、将来はふるさと浜田に戻ってきてほしいなら、学校給食に西条柿や赤梨、イチゴやマスカットブドウなどのふるさとの特産品を提供して地産地消を推進し、ふるさとのおいしいものを子どもたちに食べてもらったり、野や山、海や川、自然の偉大さや豊かさを満喫し、触れ合ってもらうような楽しい思い出を記憶に刻むことこそ私はふるさと郷育であると考えます。逆説的に言えば、浜田市の児童・生徒の学力一つ向上させることができない浜田市が、ふるさと郷育を推進し、想像力豊かな個性的な子どもたちを育むことができるのか甚だ疑問でありましょう。このまま修正せずに令和2年度一般会計予算を認めれば、歴史保存展示施設建設に向かって、なし崩し的に進むことになると考えます。 現在においても、この歴史保存展示施設の建設に対してかなりの市民の人数の反対意見があることを理解されていることと思います。若い子育て世代の生活は窮々なのです。皆さんのような高額な給与をもらっている人などほとんどいないのです。夫婦共働きで、子どもたちの衣服や食事を整えるのに必死の毎日なのです。そういう市民に歴史文化の重要性を語っても、ひどく現実を理解しない夢物語に聞こえるばかりなのです。歴史文化の前に子育て支援が先であり、少しでも苦しい毎日から開放してもらうことのほうがはるかに優先順位は高いのです。また、私たちは議員をやめてもこの浜田で生き、そしてこの浜田に骨を埋め、やがて浜田の土になります。提案者である久保田市長は、市長をやめられた後、このまま浜田に住み続けられる覚悟はできているのでしょうか。やめられたら、自宅のある横浜に戻られるのではありませんか。罪なき者、石持て我を打てという言葉があります。私たちは、歴史保存展示施設建設の結果、巨大なお荷物施設になった場合、市民から石を投げられるでありましょう。市長は、私たちと一緒に市民の怒りを受けとめていただける覚悟はできているのでしょうか。 異常気象による台風や災害が多発する現在、いつまた浜田市民を厳しい自然災害が襲うやもしれません。この歴史保存施設を建設する前に、市民の命を守る戸別受信機を全戸に配布し、市民の生命と健康を守るほうが優先順位は高いのではありませんか。 また、島根県教育委員会のクラス編制の見直しによって、浜田市の児童・生徒の学力がさらに低下することが明白である以上、この建設に向けて突き進む前に、教職員を増やす予算化を実施すべきではありませんか。少子化が浜田市の最大の課題と久保田市長が言われるのなら、自らの言葉に責任を持ち、子育て支援に税金を投入すべきではありませんか。今後発生する歴史保存展示施設に7億円もの税金を使うお金があるなら、相当の子育て支援ができるはずです。 さらに、今、新型コロナウイルスの影響で日経平均株価は1万7,000円を割り込むという、ブラックマンデーやリーマン・ショックを超えるほどの大暴落に直面しています。大不況が迫っている状態にあって、歴史保存展示施設建設への検討委員会の予算を承認するのは将来に禍根を残す判断であると考えます。なぜなら、国の財政状況の悪化に伴い、国の負担金の減額や年金の運用の失敗により、今後年金の引き下げ、医療、保険料、介護保険料の値上げなど、市民生活を脅かす事態が今後想定される状況へと進むことが杞憂とは言えない事態に日本は追い込まれようとしているからであります。 繰り返しますが、1億円投入した城山資料館一つ市民の評価を獲得できない浜田市が、7億円を超える歴史保存展示施設を建設する資格があるのでしょうか。以上のような理由により、修正案を提出するものです。一人でも多い議員の皆さんの賛同を期待いたします。 ○議長(川神裕司) この際、修正議案熟読のため暫時休憩します。なお、再開は11時45分といたします。            午前11時42分 休憩            午前11時44分 再開 ○議長(川神裕司) 会議を再開します。 これより議案第25号令和2年度浜田一般会計予算の修正案の質疑を行います。質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) 質疑なしと認め、質疑を終わります。 これより市長提出議案の討論を行います。 議案第9号浜田市国民健康保険条例の一部を改正する条例について、議案第25号令和2年度浜田一般会計予算及び同修正案並びに議案第26号令和2年度浜田国民健康保険特別会計予算の3件について討論の通告がありましたので、順次発言を許可します。 まず、議案第9号浜田市国民健康保険条例の一部を改正する条例について、21番澁谷幹雄議員。            〔21番 澁谷幹雄議員 登壇〕 ◆21番(澁谷幹雄) この条例は、国民健康保険料の賦課限度額を来年度から3万円アップさせ、99万円にしようとするものです。国民皆保険制度維持のために、本来自営業者と農業者のための国民健康保険に高齢者と低所得者とを組み入れ続けている制度疲労の弊害、ここまで来ると国民健康保険の制度設計は瓦解しているにもかかわらず、国は有効な改革を行うこともなく、ほぼ毎年賦課限度額をアップさせています。平成5年度50万円だった限度額がほぼ毎年3万円、4万円と上がり続け、来年は99万円になろうとしているのです。国民皆保険を維持するために抜本的な改革を断行しなければならないはずですが、小手先の値上げで国は問題の本質を改善しようとしていません。現在、国の一般会計予算の3分の1の33兆円は社会保障費に使われており、この増加し続ける社会保障費を賄うために、国は歳入の4分の1に赤字国債を発行するという異常事態です。国民の社会保障を税で賄うのか保険で賄うのかといった根本的な国民的議論から始めなければならないはずなのです。そういう議論から始まれば、必然的に保険組合の全部を統一するという議論に向かうであろうと考えます。当然紆余曲折があり、気の遠くなるような議論が必要でしょう。しかし、それはなされなければならないのであり、今のような現状をただ維持するために少しずつ賦課限度額を引き上げるということは最悪の方法であり、国の責任放棄であります。現状の制度の瓦解、国民健康保険に低所得者と高齢者の比率が著しく高まっていることへの解決に向けて、国と県に要望書を提出しているという答弁が担当課長からありました。改革の要望書を提出してもらっていることは評価します。また、財政基盤の弱い地方自治体としての限界を理解しないでもありません。しかしながら、地方自治法の本心にのっとれば、地方自治体の使命は市民福祉の増進であります。なぜ法定内繰り入れの6億6,000万円にこだわり続けるのでありましょう。法定外繰り入れを断行し、市民の生活を守るために勇気を持って厚生労働省と戦えばいいのではありませんか。法定外繰り入れをすれば、他の補助金がカットされるという答弁をいつも聞きます。法定外繰り入れをしても、他の補助金が減額されることがないよう粘り強く国と交渉することが本当の意味での全体の奉仕者としての公務員の仕事というものではありませんか。浜田市は、必然的に地方自治体としての責任を果たすこともなく、国に追随するばかりのように見えます。正直なところ、多くの議員が毎年毎年賦課限度額が上がり続けるこの条例改正案に賛成し続けることに、私はよく理解できていない状況です。結果的に浜田市での生活しづらさは募り、まちづくりも遅れ、教育レベルもなかなか向上しない浜田市から、市民はますます逃げ出していくのではありませんか。現状の抜本的な改革への国民的議論がなされない以上、高齢者と低所得者が増え続ける現状においては、国民健康保険におけるその負担はますます一部の自営業者が負担せざるを得ないことになります。市町村国保の財政危機に対応し、県単位の統一が図られたものの、加入者のメリットは極めて曖昧であり、毎年賦課限度額がアップするのであれば以前と変わらない状態です。今回対象となる63世帯の浜田市民は、制度疲労と瓦解しかけている国民健康保険制度の矛盾の犠牲者であると私は考えるものです。以上のような理由に基づき、浜田市は徹底した行財政改革を通して勇気ある予算措置を講じるべきであると考え、この議案に反対するものです。 ○議長(川神裕司) 23番西村健議員。            〔23番 西村 健議員 登壇〕 ◆23番(西村健) 議案第9号浜田市国民健康保険条例の一部を改正する条例について反対討論を行います。 まず、冒頭、先ほどの澁谷議員の討論に趣旨としてはほぼ賛同する意味を込めまして、以下用意した原稿に基づいて討論を行います。 本議案の主な改正点は、昨年度に引き続く低所得者に対する保険料軽減措置の対象の拡大と、保険料基礎賦課限度額の引き上げの2点であり、功罪半ばする議員泣かせの議案と言えますが、以下保険料基礎賦課限度額の引き上げに反対する理由について述べます。 本会議における保険料負担の適正化について問う議案質疑に対し、執行部は賦課限度額の引き上げに伴う中間所得層と高所得層の収入に対する保険料の引き上げ率の比較を行い、引き上げたほうがより公平であるとして引き上げを合理化しました。その理屈は間違いではありません。しかし、国民健康保険における保険料に関する最大の問題は、被保険者の収入や所得に占める保険料の割合が被用者保険などの場合と比べてはるかに大きいという点にあることは、今や医療保険の世界では共通認識となっています。政府の試算によれば、国保加入者の1人当たりの平均保険料は現在中小企業の労働者が加入する協会けんぽの1.3倍、大企業の労働者が加入する組合健保の1.7倍という高水準にあります。昨年の3月定例会の討論において、私は、限度額保険料が賦課される世帯の年間所得額を計算すると1人世帯で600万円、2人世帯で570万円程度であり、国保料は世帯所得の15%程度を占めることになり、納付の限界を超えているとして反対しました。本議案が可決すれば、介護分を含めた保険料賦課限度額はさらに3万円引き上がって99万円となり、あと一歩で100万円に手が届きます。私は、毎年のように繰り返される無為無策の積み上げとしか言いようのない保険料賦課限度額の引き上げは国と地方自治体双方の責任放棄と考え、本議案に反対するものであることを表明し、討論を終わります。 ○議長(川神裕司) 続いて、議案第25号令和2年度浜田一般会計予算について、3番西川真午議員。            〔3番 西川真午議員 登壇〕 ◆3番(西川真午) 3番議席、西川真午です。 議案第25号一般会計当初予算について反対討論を行います。 私は、この予算に含まれる歴史文化保存展示施設専門検討事業について反対であるため、本議案に反対いたします。 歴史文化保存展示施設専門検討事業は、市が今年2月に示した整備方針に基づき、具体的な展示内容や活用方法について専門家による検討組織を設置し検討を行う事業です。私は、昨年の9月議会、12月議会、そして本議会においても、市民の皆さんの声をもとに個人一般質問でこの整備方針案について浜田市の考えをただしてまいりました。しかし、最終的に示された整備方針は、その決定の過程や内容に多くの疑問点、問題点を含むもので、私は賛成できるものではありません。 この歴史資料館については、3年前の平成29年3月議会に関連予算が上程されましたが、市民や議会から高額な事業費や事業の優先順位を理由に反対や慎重な意見が多かったため、予算案が取り下げられた経緯があります。市はそれを受けて、より多くの人が賛同を得られる整備案を検討し、再度提案することになっていたはずです。しかし、その後2年間、市民や議会には整備に賛同を求める変更案の提示や説明もないまま、2年後の昨年4月には再び整備方針を検討するための(仮称)浜田歴史資料館検討会が設置されました。市民の機運の醸成も図られないまま、同様の検討を再提案する市の対応に大きな違和感を覚えます。 そして、昨年4月から8月まで5回にわたって開催された(仮称)浜田歴史資料館検討会での検討内容についても疑問があります。この検討会では、市から平成29年3月に取り下げた当初案をベースとした三つの案が示されました。A案は当初案と同じく城山公園の御便殿に隣接して整備する案、B案は中央図書館の駐車場に整備する案、C案は世界こども美術館に増設する案でした。いずれの案においても展示室と収蔵庫の面積は当初案をベースにしており、しかもA案、B案では整備費、運営費は当初案よりも高額となるものでした。市民の反対の意見によって取り下げられた当初案をベースに再び提案するということはどういうことなんでしょうか。市民の賛同を得るために機能を絞るなどして施設の規模について検討を行い、新しくつくったベース案をもとに議論を進めるべきではなかったのでしょうか。結局、この検討会では施設整備の目的や施設に求められる機能について議論されることはなく、整備費、運営費が安価という理由だけで世界こども美術館に増設する整備方針案が決定されたのです。 次に、この施設の位置付けについてです。 平成28年度の当初計画においては、浜田市全市の歴史資料を展示する施設として位置付けられています。そして、昨年の9月定例会議の一般質問で(仮称)浜田歴史資料館検討会の検討結果を受けて、私から全市の資料館として整備するものかとの問いに対して、教育長は全市を対象にする資料館とお答えになっています。しかし、その後、地域協議会や市議会からの意見、市民の皆さんからの声を踏まえて示された歴史文化保存展示施設の整備方針案では、現在の浜田自治区の老朽化した浜田郷土資料館の建てかえという位置付けに変わっており、12月定例会議で私の個人一般質問でも市長はその方針転換についてご答弁されています。私は、それぞれの地域の歴史文化はそれぞれの地域の人々によって大切に保存継承されるべきだと考えておりますので、この方針転換については歓迎いたします。そして、この方針転換により、旧那賀郡の自治区の皆さんからの反対のトーンも下がったものも事実だと思います。では、施設の位置付けについて大きな方針転換があったのに、施設整備の全体方針が変更されていないのはなぜなのでしょうか。全市を対象にした施設から浜田郷土資料館の建てかえ整備に変更になったからには、施設整備の基本的な考え方が変わり、当然施設の規模などについても再検討すべきです。それが行われていない整備方針案は意味を失っています。 次に、施設の設置場所についてです。 今回示された整備方針では、施設の目的として歴史文化の保存継承の拠点、ふるさと郷育の拠点、市民や観光客の交流拠点の三つを上げられています。その中でも、特にふるさと郷育の拠点としての必要性を歌われており、それについて私も異論はございません。しかし、その目的を達成するために最適な場所が世界こども美術館への増設でしょうか。歴史資料館とこども美術館では施設のコンセプトや来館者のターゲットが違うため、相乗効果は期待できません。施設の設置場所については、施設の教育や調査研究の機能を発揮するのであれば中央図書館への隣接が望ましく、また展示機能を充実させるなら同様の機能を持つ御便殿を改修した浜田城資料館への隣接が望ましいと考えます。今回の整備方針において、こども美術館の増設は求められる機能からではなく、整備費、運営費を安価にするために選定されたものです。施設を長く市民に愛され、活用され続けるものにするには、設置場所についてはその施設の目的や機能の観点から最適な場所を選定しなければなりません。先日、ある会議で、こども美術館の関係者が、これについては問題点はたくさんあり、歴史資料館との併設は現段階では難しいのではという発言もされています。こども美術館への増設については、関係者との議論が不十分なまま整備方針に盛り込まれたのではないでしょうか。 次に、財源についてです。 この施設の整備費7億5,000万円の財源については、過疎債とふるさと寄附を活用することで一般財源を使わないと市長は何度も強調されています。しかし、平成28年度に提案された市民の賛同が得られなかった整備基本方針案においても、11億2,800万円の整備費全額をふるさと寄附と過疎債で賄うご提案をされています。このことからもわかるように、市民が問題としているのは財源ではなく、その整備費そのものなのです。以上のように、今回示された整備方針は、施設の規模や設置場所、複合する施設などについて、その目的や必要な機能を精査して再検討しなければなりません。したがって、この整備方針に基づいて実施される歴史文化保存展示施設専門検討事業を含む令和2年度一般会計当初予算には、私は反対いたします。 歴史資料館の整備に賛成しておられる市民の方も多くおられるのは私も知っています。賛成している方々の多くは浜田自治区の60代、70代、80代以上の方で、これまで浜田の歴史文化を育て、守り、愛してきた方々です。私の父も85歳になりますが、浜田郷土資料館友の会の会長をしており、(仮称)浜田歴史資料館検討会の委員の一人でもありました。もちろん父は資料館整備には賛成の一人です。この方々にとっては、資料館の整備は悲願とも言える事業です。そんな賛成の立場の皆様にも、私の言葉に耳を傾けていただきたい。私は、老朽化した浜田郷土資料館の建てかえ整備に反対するものではありません。また、ふるさと郷育の重要性も十分に認識しているつもりです。ただ、せっかく整備するのであれば、人口減少と少子・高齢化が進む今からの浜田市においても、その施設が長く市民に愛され続け、ふるさとに愛着を持つ子どもたちを育み続ける、そんな施設になるように、市民の皆さんと一緒に考えていくことが今必要です。市民の誇りとなるようなすばらしい施設をつくろうではありませんか。今回示された整備方針案で、そのような施設ができるのでしょうか。議員の皆さん、勇気のある決断を望みます。以上、私の反対の討論とします。 ○議長(川神裕司) 23番西村健議員。            〔23番 西村 健議員 登壇〕 ◆23番(西村健) 議案第25号令和2年度浜田一般会計予算について反対討論を行います。 まず、冒頭、先ほどの西川議員の討論は歴史文化保存展示施設整備事業について、1点に絞って討論をされました。私も基本的には西川議員と、その事業については同じ考えであるということをまず冒頭に申し上げて、私の討論に入りたいと思います。 本予算に反対する最も大きな理由は、予算化に当たり、どれだけ市民の日常生活に思いを寄せたのか疑問を抱かざるを得ない事業が散見され、当初予算をトータルで見たときに、とても賛成する気になれなかったことによります。 来年度予算を概観するに、子育て世代包括支援センター事業や通学路等緊急安全対策事業など、特にハード面で市民要望に沿った新しい事業が提案され、大いに評価できる側面はあるものの、私が数年前から気にかけている市民の経済面での負担軽減に配慮した施策の展開という点では、極めて不十分と言わざるを得ません。 二つの事例を挙げます。学校給食費激変緩和対策事業は、当初予算説明資料の編成概要で触れられており、執行部としては市民の負担増に配慮したつもりなのかもわかりませんが、全国の3割の自治体が学校給食費の保護者負担に何らかの助成を行っている状況のもと、引き上げ幅の半額をわずか1年限り助成する激変緩和措置でお茶を濁そうとするやり方に、市長を初め執行部の市政運営に当たっての姿勢があらわれているように思います。 また、昨年10月の消費税引き上げにあわせて、既に実施されている各種公共施設等の使用料、手数料の引き上げについても、引き上げによる市の収入増、逆に言えば市民の負担増は1,000万円程度と推測されることから、私は引き上げの必要性について大きな疑問を持っています。このほか二つの事業について述べたいと思います。 一つは、歴史文化保存展示施設整備事業です。これについては、私は一般質問において、本事業に反対であることについては述べましたが、ここで少し補足をしておきたいと思います。1点目は、浜田を除く4自治区の市民の本事業への評価は反対から賛成に変わったのではなく、本事業への関心が極端に低下しただけであると考えられます。新しく整備される施設が全市一体的な施設ではなく、浜田郷土資料館の建てかえという浜田自治区の自治区事業的なものに変わってきた以上、この事業は一旦取り下げるべきであると考えます。したがって、歴史文化保存展示施設専門検討事業の実施を認めるわけにはいきません。また、財源問題について市長は、ほかにもやるべき事業があるという意見に対し、一般財源は一切使わないことを理由に市民の理解を得たような発言をされましたが、それは誤解です。問題なのは財源ではなく、この事業実施により7億5,000万円分のほかの事業が実施できなくなるという事実は変えられないということです。 最後、弥栄自治区サービスステーション維持支援補助金事業については、私は事業の趣旨には賛成するものでありますが、質疑を通じて経営シミュレーションや財源に対する疑問が噴出し、いまだ明らかになっていません。この際、執行保留という中途半端な措置ではなく、本事業を全市的事業として検討し直すために事業を一旦取り下げることを提言し、討論を終わります。 ○議長(川神裕司) 続いて、議案第25号令和2年度浜田一般会計予算の修正案について、13番布施賢司議員。            〔13番 布施賢司議員 登壇〕 ◆13番(布施賢司) 修正動議を出されました議案第25号令和2年度浜田一般会計予算、歴史文化保存展示施設専門検討事業の修正案に対して反対の立場から討論をいたします。 歴史文化保存展示施設について、世界こども美術館に増設することになっております。この施設建設については、平成27年ごろからいろいろ検討を重ねてきており、その結果、平成29年3月のときには市民の皆さんから建設費であったり運営費であったり、いろいろ課題が多いということで、一旦予算的なことは取り下げられました。世界こども美術館は、建設時の基本計画書の中では、高齢者の拠点施設となる福祉センターやあらゆる世代の人々を対象とした図書館及び資料館などの計画、物理的な配置計画を含めた有機的な連携化を明確にしています。つまり、将来的に計画される諸文化施設との連携を明確に想定したものです。このことにより、最終的に今の案ができていると理解しております。その位置付けとして、この度の専門家による検討委員会の設置は整備方針に基づいてスタートするものであり、その根拠としては平成30年8月の全協において御便殿整備の経緯と内容を補足資料として配付された中で、平成31年4月に(仮称)浜田歴史資料館の整備の検討について検討組織を立ち上げ、検討内容、基本方針や検討期間、おおむね6カ月程度で資料館について検討するとし、検討組織の検討結果を踏まえ、その後の進め方の中で専門家との協議、詳細な設計協議及び活用協議をするとなっています。まさしくこの歴史文化保存展示施設専門検討委員会の設置に向けて進めるべきだとしております。その結果を受けて、地域協議会関係者や各種団体との協議、市民説明会において、今だったらふるさと寄附や過疎債を使うことで一般財源を使わず建設できることを示されました。私は、そのことにより、多くの方が歴史文化保存展示施設の建設に対して賛同していると感じたところです。 この事業の目的は、歴史、美術、教育などの専門家による組織を設置し、活発な議論を経て最終的な整備内容及び計画の報告書の提出を受けて、そこからこの歴史文化保存施設のあり方をより具体的に議会や市民などへの理解を深めていただくものと認識しております。この整備内容及び計画なくして、今後どのように市民に理解を求めることができるのか問いたいと思います。また、浜田市の歴史と文化への理解を深める上で、重要な価値ある資産を適切に保存し後世に伝えていくことは、今を生きる私たちの責務ではありませんか。使命であると思っております。よって、この度2月に市が整備方針を出し、それに基づいて専門家の検討組織を設置し運営するための事業予算化はスケジュールどおりであり、何ら問題はないと考えます。議員各位のご賛同をお願いし、修正案に対する反対討論といたします。 ○議長(川神裕司) 5番川上幾雄議員。            〔5番 川上幾雄議員 登壇〕 ◆5番(川上幾雄) 私は、議案第25号令和2年度浜田一般会計予算に出されました修正案に賛成の討論をいたします。 (仮称)浜田歴史資料館案を出されたときは、多くの市民や議員からの、今しなければならないことはほかにある、建設予算が高過ぎるとの声に、示された計画や上程された予算を取り下げられました。そして、舌の根も乾かないうちに再度事業を提案され、またしても不賛成の声が表面化すると、突然これまでの検討をもとに事業名称を変更、浜田郷土資料館の建てかえであると目先を交わし、旧那賀郡部でおおよその賛同を得た。だから建設に向かって専門家の検討を始めたいと、建設場所、仕様、建設費用は文中に示しながらも、新たな検討事業に着手するから承認してほしい。何とこそくな手段でありましょう。この示された検討事業を承認することは、場所、仕様、費用までも承認することにほかありません。このことは、新たな検討という名のもとに本命を隠し、反対意見を交わす思いがあるに違いなく、こそくな手段を弄していると言わざるを得ません。このような手段を弄してまでも建設することが必要でしょうか。浜田自治区や旧那賀郡部におけるおおよその市民の方は反対でございます。その意見はこれまでと変わりなく、今すべきことはほかにある、これだけの費用は市民生活に回すべきであると言われております。今、浜田に暮らし、そしてこれからも住み続けようとされる市民の皆さんが求めていることは、市長の施政方針にあらわれております、住みやすい、住んでよかった浜田市であり、このことを裏付ける生活に直結した事業、必要なインフラの整備であるはずです。病児保育の再開は見通せず、集客の期待できない高額な施設の建設、市民の関心を置かなかったイベントの開催。本当に必要な事業やインフラ整備にいかほどの努力をなされているのでしょうか。 しかし、職員の皆さんに努力が足りなかったとは言いません。先日の令和2年度予算決算委員会で質問に答えた職員の声を議員の皆さんは覚えておられますでしょうか。市民の安全を守る消防の職員削減の理由説明。道路や河川の整備維持にかかわる方が予算半減の理由を説明されました。断腸の思いです。要望はたくさんでも、予算枠があるから枠の中での努力をしました。配分減の予算額では要望に応えることはできないと暗に示しておられたようですし、これが精一杯のお答えなのでしょう。予算配分された方々は、職員の声、市民の要望を馬耳東風と聞き流されているように思われます。このような予算配分される理由が私には解せません。財政を管理される方々は、いろいろ理由をお述べになりますが、真に市民生活に必要なところにこそ予算を配分すべきで、今それは決して歴史文化保存展示施設ではありません。そして、より一層財政が厳しくなる将来を展望すれば、多大な建設費を、毎年必要な施設管理費用を必要とする施設につながる専門検討業務ではないはずです。行政の皆様に求められるのは先見の明であり、その行政を導かれる方には立つ鳥跡を濁さずを期待するものであります。 議員の皆さん、今後予算縮小へ向かうことは目に見えていますし、これは必然ではございます。そのときに市民の生活に密着した事業へ予算が回せるよう、歴史文化保存展示専門業務の修正案に賛成され、市民の負託に応えられる市議会としての姿勢を示してください。以上で終わります。ありがとうございました。 ○議長(川神裕司) 15番芦谷英夫議員。            〔15番 芦谷英夫議員 登壇〕 ◆15番(芦谷英夫) 超党はまだの芦谷英夫でございます。 この度の令和2年度の一般会計予算案修正動議に対し反対の姿勢を表明をし、むしろしっかりとした本格的な歴史文化を発信する拠点の整備を進めようと、このことを訴えるものであります。これには、市民の思いを背中いっぱいに受けて反対討論するものであります。 今出ました歴史文化保存展示施設については、1月26日に開かれた説明会で多くの意見が出され、賛成する意見が多いものの、反面懸念を示す意見もありました。それは、歴史文化施設の持つ意味はどうか。その施設をしっかり活用すること。市民の理解を深める努力。次代を担う子どもたちへ伝えること。市民が歴史を学び、それを大事にする文化をつくる。こういった意見もあったように思っております。市民の我が郷土への理解を深め、子どもたちのふるさとへの愛着をつくり、ふるさと浜田への定住を進める、関係人口や交流人口の拡大につなげる、これが今一番大事であります。歴史文化保存展示施設がつくられる世界こども美術館は、いわゆる海の見える文化ゾーン、海の見える文化公園にあり、建設が進む子育て世代包括支援センターと県の大学とあわせて、若い人、次の時代を担う人への強いメッセージになる場所であります。この一体が浜田市発展の拠点となることで、大きな期待をするものであります。 浜田市は、かつて石見国府が置かれ、中世には権勢を誇った惣領家益田氏と、その諸氏家国人領主がこの地方を治め、近世になると浜田藩、津和野藩を経、明治時代からの旧町村の変遷をたどり、今の浜田市への系譜が営々と続いてきております。このように長い歴史を刻んでおります。そのような歴史の背景として、日本遺産の北前船寄港地として栄えた外ノ浦、先人たちが受け継いだ伝統芸能石見神楽、ユネスコ文化遺産の石州和紙、たたら製鉄や鉄穴流し、この秋、未成線サミットが開かれる旧今福線など、これらは今こそ光が当たり、花開こうとしております。また、化石の宝庫、石見畳ケ浦、石見焼、長浜人形などなどあまたの歴史資源、地域の資源が残っております。ここに光を当て、次の時代の浜田市を構想し、そのことによる浜田市の元気づくりとしっかりとした情報発信をする、その構えが今こそ必要であります。 浜田市の今の資料館を見てみますと、浜田郷土資料館は昭和35年建築の旧社会保険事務所跡地に昭和59年に開館したものであります。築後60年が経過をしております。当然施設的には不十分で、展示環境も展示スペースも所蔵庫も空調も駐車場も十分ではありません。加えて、各自治区にある歴史民俗資料館はいずれも築後40年から50年を経過をし、狭隘で展示環境も不十分で、新たな拠点施設の整備が待ち焦がれているところであります。このように、市内6カ所もある郷土資料館は、利用が進まず、特に小・中高生など児童や生徒の利用、学校教育、ふるさと学習への活用が弱い、いや、活用できる状況にないんであります。そのことを、歴史資料館をつくる者、維持管理をする立場にある者は肝に銘じるべきであります。 こういった状況であるがこそ、今こそ果敢に新たなことに挑戦すべきであります。予算案で提案されています専門家による検討会議では、市民の声、懸念や不安に応えるべく検討を積み重ね、ゆるぎのない方向を示す必要があります。議会としていたずらに議論を拡散することなく、市長と相対峙し、しっかりと定まった方向は推進すべきであります。以上、浜田市の将来を思い、市民の声なき声やその思いをしっかり受けとめ、浜田市政の歴史の一場面、政策決定を担う立場にいる者として、歴史文化行政が前に進み、この度の歴史文化保存展示施設をつくったことが後々評価される、このことに思いをいたし、後世の人にしっかりとしたバトンを渡す。このことをもって判断されることをお願いしたいと思います。議員におかれては、こういった状況を踏まえて重くこの事態を受けとめ、賢明なご判断を賜りたく、ここに令和2年度当初予算案修正動議に対する反対であることを申し上げます。 ○議長(川神裕司) 続いて、議案第26号令和2年度浜田国民健康保険特別会計予算について、23番西村健議員。            〔23番 西村 健議員 登壇〕 ◆23番(西村健) 議案第26号令和2年度浜田国民健康保険特別会計予算について反対討論を行います。 反対理由の一つは、先ほどの議案第9号に対する討論で述べたとおり、保険料賦課限度額の引き上げにあります。いま一つは、昨年度は一部明らかにならなかった保険料率算定に当たっての執行部の考え方、あるいは方針が明確に示されたと判断したことによります。来年度の保険料収入が本年度比で約1億8,500万円の大幅減額となっていることから、私は予算決算委員会の質疑において来年度の保険料率の本算定に当たる執行部の考え方をただしました。その結果、本算定における今年度の保険料率を当てはめた試算過程において、保険料収入が予算計上した額より少なければ財政調整基金の繰り入れについて検討すると、料率を据え置くことを示唆する答弁はありました。しかし、計算上、財政調整基金の繰り入れをしなくても保険料率を下げることが可能な条件下での料率設定の考え方を問う質疑に対し、執行部は直接的な答弁は避けられました。結果的に、私は財政調整基金の繰り入れをすることなく、保険料率を下げ得る条件下にあっても、現在の執行部には料率を下げる意思はないことを明確に示されたものと受けとめました。こんな姿勢では、今後も保険料賦課限度額の引き上げは際限なく続き、保険料率の引き下げなど、望むべくもありません。現在の執行部には、国保料の引き下げという国保加入者の切なる願いに応える意思のないことが明確になった以上、本議案に賛成するわけにはいかないということを申し上げ、討論を終わります。 ○議長(川神裕司) 議案第9号、議案第25号及び同修正案並びに議案第26号の3件を除く議案第2号から同意第3号までの36件については、討論の通告はありませんでした。よって、これら議案について討論なしと認め、討論を終わります。 この際、暫時休憩いたします。なお、再開は午後1時45分といたします。            午後0時42分 休憩            午後1時44分 再開 ○議長(川神裕司) 会議を再開します。 これより市長提出議案の採決を行います。 日程第3、議案第2号浜田市防災行政無線施設条例の一部を改正する条例についてを採決します。 議案第2号について委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) ご異議なしと認めます。議案第2号は原案のとおり可決されました。 日程第4、議案第3号浜田市印鑑条例の一部を改正する条例についてを採決します。 議案第3号について委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) ご異議なしと認めます。議案第3号は原案のとおり可決されました。 日程第5、議案第4号浜田市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例についてを採決します。 議案第4号について委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) ご異議なしと認めます。議案第4号は原案のとおり可決されました。 日程第6、議案第5号浜田市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例についてを採決します。 議案第5号について委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) ご異議なしと認めます。議案第5号は原案のとおり可決されました。 日程第7、議案第6号浜田市森林環境譲与税基金条例の制定についてを採決します。 議案第6号について委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) ご異議なしと認めます。議案第6号は原案のとおり可決されました。 日程第8、議案第7号浜田城に関する資料館及び城山整備基金条例を廃止する条例についてを採決します。 議案第7号について委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) ご異議なしと認めます。議案第7号は原案のとおり可決されました。 日程第9、議案第8号浜田市放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例についてを採決します。 議案第8号について委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) ご異議なしと認めます。議案第8号は原案のとおり可決されました。 日程第10、議案第9号浜田市国民健康保険条例の一部を改正する条例についてを採決します。 議案第9号について委員長の報告は原案可決であります。原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。            〔賛成者挙手〕 ○議長(川神裕司) 挙手多数です。議案第9号は原案のとおり可決されました。 日程第11、議案第10号浜田市休日応急診療所条例の一部を改正する条例についてを採決します。 議案第10号について委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) ご異議なしと認めます。議案第10号は原案のとおり可決されました。 日程第12、議案第11号浜田市八戸川農村公園条例を廃止する条例についてを採決します。 議案第11号について委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) ご異議なしと認めます。議案第11号は原案のとおり可決されました。 日程第13、議案第12号浜田市営住宅条例等の一部を改正する条例についてを採決します。 議案第12号について委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) ご異議なしと認めます。議案第12号は原案のとおり可決されました。 日程第14、議案第13号浜田市地域定住住宅条例の制定についてを採決します。 議案第13号について委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) ご異議なしと認めます。議案第13号は原案のとおり可決されました。 日程第15、議案第14号浜田市工業用水道料金徴収条例の一部を改正する条例についてを採決します。 議案第14号について委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) ご異議なしと認めます。議案第14号は原案のとおり可決されました。 日程第16、議案第15号指定管理者の指定について(山陰浜田公設市場)を採決します。 議案第15号について委員長の報告は原案可決であります。原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。            〔賛成者挙手〕 ○議長(川神裕司) 挙手多数です。議案第15号は原案のとおり可決されました。 日程第17、議案第16号工事請負契約の変更について(浜田漁港号荷さばき所建設に伴う建築主体工事の変更契約)を採決します。 議案第16号について委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) ご異議なしと認めます。議案第16号は原案のとおり可決されました。 日程第18、議案第17号市道路線の廃止について(美川南31号線外)を採決します。 議案第17号について委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) ご異議なしと認めます。議案第17号は原案のとおり可決されました。 日程第19、議案第18号市道路線の認定について(後野佐野線外)を採決します。 議案第18号について委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) ご異議なしと認めます。議案第18号は原案のとおり可決されました。 日程第20、議案第19号浜田市過疎地域自立促進計画の変更についてを採決します。 議案第19号について委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) ご異議なしと認めます。議案第19号は原案のとおり可決されました。 日程第21、議案第20号令和元年度浜田一般会計補正予算(第6号)を採決します。 議案第20号について委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) ご異議なしと認めます。議案第20号は原案のとおり可決されました。 日程第22、議案第21号令和元年度浜田国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を採決します。 議案第21号について委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) ご異議なしと認めます。議案第21号は原案のとおり可決されました。 日程第23、議案第22号令和元年度浜田公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)を採決します。 議案第22号について委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) ご異議なしと認めます。議案第22号は原案のとおり可決されました。 日程第24、議案第23号令和元年度浜田後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を採決します。 議案第23号について委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) ご異議なしと認めます。議案第23号は原案のとおり可決されました。 日程第25、議案第24号令和元年度浜田水道事業会計補正予算(第1号)を採決します。 議案第24号について委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) ご異議なしと認めます。議案第24号は原案のとおり可決されました。 日程第26、議案第25号令和2年度浜田一般会計予算を採決します。 議案第25号について委員長の報告は原案可決であります。 まず、本案に対する澁谷議員外1名から提出された修正案についてを採決します。 本修正案に賛成の方の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(川神裕司) 起立少数です。したがって、修正案は否決されました。 次に、原案について採決いたします。 原案に賛成の方の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(川神裕司) 起立多数です。議案第25号は原案のとおり可決されました。 日程第27、議案第26号令和2年度浜田国民健康保険特別会計予算を採決します。 議案第26号について委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。            〔賛成者挙手〕 ○議長(川神裕司) 挙手多数です。議案第26号は原案のとおり可決されました。 日程第28、議案第27号令和2年度浜田駐車場事業特別会計予算を採決します。 議案第27号について委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) ご異議なしと認めます。議案第27号は原案のとおり可決されました。 日程第29、議案第28号令和2年度浜田公設水産物仲買売場特別会計予算を採決します。 議案第28号について委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) ご異議なしと認めます。議案第28号は原案のとおり可決されました。 日程第30、議案第29号令和2年度浜田市農業集落排水事業特別会計予算を採決します。 議案第29号について委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) ご異議なしと認めます。議案第29号は原案のとおり可決されました。 日程第31、議案第30号令和2年度浜田市漁業集落排水事業特別会計予算を採決します。 議案第30号について委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) ご異議なしと認めます。議案第30号は原案のとおり可決されました。 日程第32、議案第31号令和2年度浜田市生活排水処理事業特別会計予算を採決します。 議案第31号について委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) ご異議なしと認めます。議案第31号は原案のとおり可決されました。 日程第33、議案第32号令和2年度浜田後期高齢者医療特別会計予算を採決します。 議案第32号について委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) ご異議なしと認めます。議案第32号は原案のとおり可決されました。 日程第34、議案第33号令和2年度浜田水道事業会計予算を採決します。 議案第33号について委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) ご異議なしと認めます。議案第33号は原案のとおり可決されました。 日程第35、議案第34号令和2年度浜田工業用水道事業会計予算を採決します。 議案第34号について委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) ご異議なしと認めます。議案第34号は原案のとおり可決されました。 日程第36、議案第35号令和2年度浜田公共下水道事業会計予算を採決します。 議案第35号について委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) ご異議なしと認めます。議案第35号は原案のとおり可決されました。 日程第37、議案第36号令和元年度浜田一般会計補正予算(第7号)を採決します。 議案第36号について委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) ご異議なしと認めます。議案第36号は原案のとおり可決されました。 日程第38、議案第37号令和2年度浜田一般会計補正予算(第1号)を採決します。 議案第37号について委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) ご異議なしと認めます。議案第37号は原案のとおり可決されました。 日程第39、同意第1号浜田市人権擁護委員候補者の推薦についてを採決します。 同意第1号について委員長の報告は同意であります。委員長の報告のとおり同意することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) ご異議なしと認めます。同意第1号はこれに同意することに決しました。 日程第40、同意第2号浜田市人権擁護委員候補者の推薦についてを採決します。 同意第2号について委員長の報告は同意であります。委員長の報告のとおり同意することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) ご異議なしと認めます。同意第2号はこれに同意することに決しました。 日程第41、同意第3号浜田市副市長の選任についてを採決します。 同意第3号について委員長の報告は同意であります。委員長の報告のとおり同意することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) ご異議なしと認めます。同意第3号はこれに同意することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第42、議員派遣についてを議題とします。 お諮りします。地方自治法第100条第13項及び会議規則第84条の規定により、お手元に配付のとおり令和2年度春季島根県市議会議長会定期総会、第146回中国市議会議長会定期総会及び市内10カ所で開催の議会報告会に議員を派遣したいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) ご異議なしと認めます。議員を派遣することに決定いたしました。 お諮りします。ただいま決定されました議員派遣の内容について今後変更を要するときは、その取り扱いを議長にご一任いただきたいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) ご異議なしと認め、そのように決定しました。 以上で今定例会議に付議されました案件の審議は全て終了しました。 この際、市長から発言の申し出がありますので、これを許可します。市長。            〔久保田章市市長 登壇〕 ◎市長(久保田章市) 令和2年3月浜田市議会定例会議の閉会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。 現在、全国各地で新型コロナウイルスによる感染が報告されております。この度、感染拡大防止のため、浜田開府400年祭を締めくくるマリン大橋リレーマラソンと北前船寄港地フォーラムin浜田は中止といたしましたけれども、今年度は記念事業として各種イベントなどを行い、開府400年をお祝いすることができました。関係の皆様方、市民の皆様方のご協力に対しまして、心より厚く御礼を申し上げます。本年を節目に、次の100年に向けて、引き続き全力を挙げて市政運営に取り組んでまいります。 さて、本議会に提案いたしました副市長の選任を初めとする諸議案につきましては、慎重にご審議の上、それぞれ可決いただき、厚く御礼を申し上げます。各議案への貴重なご意見等を十分に尊重し、適切な対応に努めてまいります。特に、多くのご意見を頂戴いたしました歴史文化保存展示施設につきましては、議員を初め市民の皆さんのご理解が得られるよう、専門家による検討会議において展示内容などについてしっかりと検討してまいります。また、弥栄自治区サービスステーション維持支援補助金につきましても、さらに内容を検討し、改めて対応についてお示ししたいと思っております。 今議会におきましては、令和2年度施政方針を述べました。この中で、引き続き七つの重点政策を中心に各種施策を進めることとし、具体的な事業について説明をいたしました。会派代表質問や個人一般質問におきましては、施政方針や当初予算でお示しした各種施策を初め、本市における重要事項につきましてさまざまな角度から貴重なご意見、ご提言をいただきました。今後、いただいたご意見等を踏まえ、さらに検討を重ね、よりよい施策としてまいります。また、実施が可能なものにつきましては早急に取り組み、市民サービスの向上に努めてまいります。 当初予算におきましては、浜田駅周辺の整備や高度衛生管理型荷さばき所の整備、日本遺産石見神楽保存継承支援事業や通学路を対象とした緊急安全対策、学校給食費激変緩和対策など、各種施策に係る予算についてご承認をいただきました。これらの各種施策につきましては、スピード感を持って着実に実施してまいります。 冒頭で申し上げましたとおり、国内外で新型コロナウイルスによる感染症が猛威を振るい、いまだ終息の見通しが立っておりません。浜田市におきましては、新型コロナウイルス対策本部を設置し、各種対策を行っているところであります。引き続き万全の態勢で臨んでまいります。また、新型コロナウイルスの感染拡大により、市内事業者へも大きな影響が出ておりますので、経済対策につきましても早急に検討してまいります。 終わりに当たり、今年の冬は例年以上に寒暖の差が激しいように感じます。議員の皆さんにおかれましては健康に十分ご留意され、ますますご活躍されますよう祈念いたしまして、お礼のご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(川神裕司) この際、副市長から発言の申し出がありましたので、これを許可します。副市長。 ◎副市長(近重哲夫) 副市長の退任に当たりまして、一言御礼を申し上げます。 平成25年11月に副市長に就任をして6年4カ月余りとなります。この間、議員の皆様には大変お世話になりました。また、いろいろな温かいご指導をいただきまして、厚くお礼を申し上げます。退任後は、一市民として浜田市の発展を応援できたらと思っております。今後ますます議員の皆様方にはご健勝でご活躍されますことをご祈念申し上げまして、簡単でございますがお礼のご挨拶とさせていただきます。長い間、大変ありがとうございました。 ○議長(川神裕司) これをもちまして令和2年3月浜田市議会定例会議を散会します。 皆さん方、大変ご苦労さまでした。            午後2時5分 散会        ────────────────────────── △1.議員派遣報告書 (緊急を要した場合の議長決定によるもの)件    名派 遣 目 的派遣場所派遣期間派遣議員令和2年度春 季島根県市議 会議長会定期 総会島根県下8市の市議会議 長及び副議長が一堂に会 して、重要課題の解決に 向けた協議を行うため出雲市役所 (出雲市今市町70)令和2年4月10日 (金)(1日間)佐々木豊治議員第146回中国 市議会議長会 定期総会中国地方5県の市議会議 長及び副議長が一堂に会 して、重要課題の解決に 向けて協議するため福山ニューキャッスルホテル (広島県福山市三之丸町8番16号)令和2年4月23日 (木)~4月24日 (金)(2日間)佐々木豊治議員議会報告会 (地域井戸端 会)の開催に ついて市内10か所で開催の議会 報告会(地域井戸端会) に出席のため浜田市国分町1981番地136 国府公民館 他9か所令和2年5月11日 (月)~5月15日
    (金)(5日間)三浦 大紀議員 沖田 真治議員 西川 真午議員 村武まゆみ議員 川上 幾雄議員 柳楽真智子議員 串崎 利行議員 小川 稔宏議員 野藤  薫議員 上野  茂議員 飛野 弘二議員 笹田  卓議員 布施 賢司議員 岡本 正友議員 芦谷 英夫議員 永見 利久議員 佐々木豊治議員 道下 文男議員 田畑 敬二議員 西田 清久議員 澁谷 幹雄議員 川神 裕司議員 西村  健議員 牛尾  昭議員 地方自治法第123条第2項の規定により本会議の顛末を証するためここに署名する。         浜田市議会 議 長         浜田市議会副議長         浜田市議会 議 員         浜田市議会 議 員        ──────────────────────────...