浜田市議会 > 2020-02-25 >
02月25日-01号

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  1. 浜田市議会 2020-02-25
    02月25日-01号


    取得元: 浜田市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-27
    令和 2年 3月定例会議        令和2年3月浜田市議会定例会議会議録(第1号)1. 日  時  令和2年2月25日(火)午前9時59分開会2. 場  所  浜田市役所議場        ────────────────────────── 出席議員(23名) 1番  三  浦  大  紀           2番  沖  田  真  治 3番  西  川  真  午           4番  村  武  ま ゆ み 5番  川  上  幾  雄           6番  柳  楽  真 智 子 7番  串  崎  利  行           8番  小  川  稔  宏 9番  野  藤     薫          10番  上  野     茂11番  飛  野  弘  二          12番  笹  田     卓13番  布  施  賢  司          14番  岡  本  正  友15番  芦  谷  英  夫          16番  永  見  利  久17番  佐 々 木  豊  治          18番  道  下  文  男19番  田  畑  敬  二          20番  西  田  清  久21番  澁  谷  幹  雄          22番  川  神  裕  司23番  西  村     健        ────────────────────────── 欠席議員(1名)24番  牛  尾     昭        ────────────────────────── 地方自治法第121条により説明のため出席した者市長      久保田 章 市          副市長     近 重 哲 夫教育長     石 本 一 夫          金城自治区長  内 藤 大 拙旭自治区長   岩 谷 欣 吾          弥栄自治区長  熊 谷 富 雄三隅自治区長  中 島 良 二          総務部長    砂 川   明地域政策部長  岡 田 泰 宏          健康福祉部長教育部参事                                 前 木 俊 昭市民生活部長  斗 光 秀 基          産業経済部長  湯 淺   淳都市建設部長  石 田 満 弘          教育部長    河 上 孝 博消防長     中 村 弘 志          上下水道部長  坂 田 佳 則金城支所長   吉 永 靖 司          旭支所長    塚 田 民 也弥栄支所長   岩 田 比呂継          三隅支所長   田 城 幸 人市長公室長   佐々木 俊 幸          総務課長    山 根 隆 志財政課長    草 刈 健 司        ────────────────────────── 事務局職員出席者事務局長    古 森 義 明          次長      篠 原   修主任主事    近 重 昌 徳        ────────────────────────── 議事日程(第1号)第1        会議録署名議員の指名について第2        会議の期間の決定について第3        諸般の報告第4        施政方針及び教育方針表明   議会提出議案(説明)第5 発議第 1号 浜田市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について   市長提出議案(説明)第6 議案第 1号 地方自治法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について第7 議案第 2号 浜田市防災行政無線施設条例の一部を改正する条例について第8 議案第 3号 浜田市印鑑条例の一部を改正する条例について第9 議案第 4号 浜田市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について第10 議案第 5号 浜田市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例について第11 議案第 6号 浜田市森林環境譲与税基金条例の制定について第12 議案第 7号 浜田城に関する資料館及び城山整備基金条例を廃止する条例について第13 議案第 8号 浜田市放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例について第14 議案第 9号 浜田市国民健康保険条例の一部を改正する条例について第15 議案第10号 浜田市休日応急診療所条例の一部を改正する条例について第16 議案第11号 浜田市八戸川農村公園条例を廃止する条例について第17 議案第12号 浜田市営住宅条例等の一部を改正する条例について第18 議案第13号 浜田市地域定住住宅条例の制定について第19 議案第14号 浜田市工業用水道料金徴収条例の一部を改正する条例について第20 議案第15号 指定管理者の指定について(山陰浜田港公設市場)第21 議案第16号 工事請負契約の変更について(浜田漁港7号荷さばき所建設に伴う建築主体工事の変更契約)第22 議案第17号 市道路線の廃止について(美川南31号線外)第23 議案第18号 市道路線の認定について(後野佐野線外)第24 議案第19号 浜田市過疎地域自立促進計画の変更について第25 議案第20号 令和元年度浜田市一般会計補正予算(第6号)第26 議案第21号 令和元年度浜田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)第27 議案第22号 令和元年度浜田市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)第28 議案第23号 令和元年度浜田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)第29 議案第24号 令和元年度浜田市水道事業会計補正予算(第1号)第30 議案第25号 令和2年度浜田市一般会計予算第31 議案第26号 令和2年度浜田市国民健康保険特別会計予算第32 議案第27号 令和2年度浜田市駐車場事業特別会計予算第33 議案第28号 令和2年度浜田市公設水産物仲買売場特別会計予算第34 議案第29号 令和2年度浜田市農業集落排水事業特別会計予算第35 議案第30号 令和2年度浜田市漁業集落排水事業特別会計予算第36 議案第31号 令和2年度浜田市生活排水処理事業特別会計予算第37 議案第32号 令和2年度浜田市後期高齢者医療特別会計予算第38 議案第33号 令和2年度浜田市水道事業会計予算第39 議案第34号 令和2年度浜田市工業用水道事業会計予算第40 議案第35号 令和2年度浜田市公共下水道事業会計予算第41 同意第 1号 人権擁護委員候補者の推薦について        ────────────────────────── 本日の会議に付した事件議事日程(第1号)のとおり        ──────────────────────────            会       議            午前9時59分 開会 ○議長(川神裕司) 皆さんおはようございます。 ただいま出席議員は23名で、定足数に達しております。これより本日の会議を開きます。            午前9時59分 開議 ○議長(川神裕司) 本日の議事日程は配付しておりますので、朗読は省略します。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第1、会議録署名議員の指名についてを議題といたします。 会議規則第82条の規定により、1番三浦大紀議員、2番沖田真治議員を指名します。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第2、会議の期間の決定についてを議題とします。 お諮りします。今定例会議の期間は、本日から3月18日までの23日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) ご異議なしと認めます。会議の期間23日間と決定いたしました。 なお、期間中の会議予定は配付しておりますので、ご了承をお願いします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第3、諸般の報告をします。 報告第1号から報告第6号までの6件についての専決処分の報告、12月定例会議で可決した「視覚障がい有権者への選挙公報の充実を求める意見書」の処理の報告及び先般開催しました議員研修会に係る議員派遣報告があります。それぞれその写しを配付しておりますので、ご了承ください。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第4、施政方針及び教育方針表明です。 市長及び教育長より発言を求められておりますので、順次これを許可します。市長。            〔久保田章市市長 登壇〕 ◎市長(久保田章市) 令和2年3月浜田市議会定例会議の開会に当たりまして、令和2年度当初予算を初めとする諸議案の説明に先立ちまして、今後の市政運営に関する所信を申し述べ、議員並びに市民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。 本任期におきましては、第1に産業振興と中小事業者支援、第2に少子化対策と子育て支援、第3に福祉の充実と市民負担の軽減、第4にふるさと郷育と歴史文化の継承、第5に中山間地域の諸課題への対応、第6に防災・減災対策、第7に行財政改革の、以上七つを重点政策として推進しております。 昨年、丸山県知事が誕生し、島根県においては島根創生を掲げて、人口減少対策を最優先課題として取り組んでおられます。私も市長就任時から、人口の減少とそれに伴う経済の縮小が本市の最大の課題であると考え、市政の推進に取り組んでまいりました。今後とも島根県としっかりと連携し、元気な浜田づくりに取り組んでまいります。議員並びに市民の皆さんのご理解、ご協力をお願い申し上げます。 それでは、令和2年度の施策につきまして、第2次浜田市総合振興計画の七つのまちづくりの大綱に沿って、主な事項を説明いたします。 大綱の一つ目、活力ある産業を育て雇用をつくるまちにつきましては、6点について申し上げます。 1点目は、水産業の振興についてであります。 新たに策定をする浜田漁港周辺エリア活性化計画に基づき、安全・安心で活力ある水産業が展開され、にぎわいのある浜田漁港を目指し、水産業の活性化に取り組んでまいります。 高度衛生管理型荷さばき所につきましては、現在工事中のまき網漁業用号荷さばき所は本年7月の供用開始を目指します。また、沖合底曳網漁業用4号に荷さばき所は、令和4年度の完成を目指し、本年は既存施設の解体工事を実施いたします。 山陰浜田港公設市場につきましては、民間事業者のノウハウを生かし、新たなにぎわいづくりの拠点施設となるよう整備を進めてまいります。 瀬戸ケ島埋立地につきましては、昨年、地下海水の試掘調査を島根県の支援のもと実施しました。この調査結果をもとに、水産関連企業とともに陸上養殖事業の可能性について共同研究を進めます。なお、当地に整備される渚の交番については、今後、海洋教育の拠点として活用してまいります。 水産物の魚価向上、販路拡大につきましては、荷さばき所や仲買市場の整備に伴う衛生管理の強化により、山陰浜田港のブランド力の向上を図ります。引き続き、浜田港四季のお魚、どんちっち三魚、沖獲れ一番の推進、PRに努め、消費拡大を目指します。 2点目に、農林業の振興についてであります。 農業の振興につきましては、高齢化や担い手不足等の課題を解決するために作成した、人・農地プランの実質化に向け、関係機関と一緒になって取り組んでまいります。また、生産効率の向上、農作業の省力化や効率化を図るため、大規模農業や集落営農の組織化、法人化を引き続き推進するとともに、畦畔の草刈り作業を軽減するためのセンチピードグラスの吹き付けなどの支援、スマート農業を初めとした先進的な取り組みに対する支援を行ってまいります。 浜田の顔となる三つの振興作物についてでありますが、大粒ブドウにつきましては、引き続きリースハウス事業により栽培面積の拡大を進めてまいります。赤梨につきましては、ジョイント栽培導入に向けた大苗栽培に対する支援を行うとともに、園地継承や園地維持のための改植、補植を推進してまいります。西条柿につきましては、引き続き品質の向上と生産拡大に向けて支援してまいります。 畜産の振興につきましては、昨年4月に操業開始された三隅町の大規模畜産法人の経営安定化に向け、引き続き優良乳用牛導入に対する支援などを行ってまいります。 林業の振興につきましては、これまで森林の境界の明確化や集約化を進め、施業しやすい環境づくりに取り組んでまいりました。令和2年度は森林環境譲与税を活用し、市産木材の利用促進、林業従事者の人材育成、木育の普及などに努めます。また、本年5月には、島根県において全国植樹祭が開催され、本市でも全国林業後継者大会が行われます。これを契機に、今後一層地域林業の振興を図ってまいります。 3点目に、商工業の振興についてであります。 事業承継につきましては、地域おこし協力隊制度を活用した事業後継者や料理人の募集を行い、それぞれ全国から応募がありました。今後、選考された方には、市内の事業所で経験を積んでいただく予定であります。 浜田産品の販路拡大につきましては、引き続き企業間の商談機会を創出し、新規販路の確保、既存取引先への商品採用の支援に取り組んでまいります。 ふるさと寄附につきましては、昨年6月に国の新たなふるさと納税に係る指定制度が実施されました。引き続き国のルールを守りながら、事業者の皆さんと一緒にふるさと寄附のさらなる推進に取り組んでまいります。 商店街の活性化につきましては、その一助とすべく、BUY浜田昼市を浜田開府400年祭記念式典やまちなかキャンパス、浜田川で舟あそびにあわせて商店街を会場に開催し、多くの参加者でにぎわいました。引き続き商店街のにぎわいに資するBUY浜田昼市を開催し、BUY浜田運動の推進にもつなげてまいります。 4点目に、浜田港を生かした産業振興についてであります。 山陰自動車道と浜田港を結ぶ臨港道路福井4号線が開通し、荷役機械のガントリークレーンが供用開始になるなど、浜田港の機能強化が進んでいます。今後も港湾計画に基づいて着実に浜田港の整備が促進されるよう、国、県や関係機関に働きかけてまいります。 また、国際定期コンテナ貨物量につきましては、過去最高であった昨年度の記録を大きく上回る見込みであります。国際定期コンテナの週2便化や港湾機能の強化を追い風として、引き続きポートセールスに取り組んでまいります。 クルーズ船誘致につきましては、本年は大型クルーズ船コスタ・ネオロマンチカが3回と、日本初就航となるクリスタル・エンデバーの寄港が決定しました。今後も島根県や周辺市町、関係団体と連携し、受け入れ対策に取り組んでまいります。 5点目に、観光・交流の推進についてであります。 昨年は、浜田開府400年を迎え、全市を挙げてさまざまな記念事業を実施してまいりました。ご支援、ご協力をいただいた市民の皆さん、関係の皆さんに改めて感謝を申し上げます。 石見神楽につきましては、昨年5月に石見9市町で申請した「神々や鬼たちが躍動する神話の世界~石見地域で伝承される神楽~」が日本遺産に認定されました。本市は石見神楽の本場であり、50を超える神楽団体があります。神楽衣装などの費用負担が大きいことから、令和2年度からふるさと応援基金を活用して、新たに衣装代などの支援制度を創設してまいります。 本年は、東京2020オリンピックパラリンピックが開催されます。この機会に、石見神楽の魅力を国内外に発信するため、8月25日に石見神楽国立劇場公演を本市の独自事業として実施します。さらに、島根県と連携して、東京都内での神楽公演にも取り組んでまいります。 課題のインバウンド(訪日外国人客)対策につきましては、日本遺産の石見神楽を全面に押し出し、浜田市への誘客を図り、あわせて温泉や豊かな自然などをアピールしてまいります。 また、本年秋ごろには、第3回全国未成線サミットin浜田が開催されます。これを契機に、本市の宝である広浜鉄道今福線の利活用と地域活性化を考えてまいります。 さらに、現在、島根県では美肌観光の推進に取り組まれております。本市の美又温泉と旭温泉が美肌観光モデルプランづくりに取り組むエリアに選定されましたので、島根県と連携し、誘客に取り組んでまいります。 萩・石見空港の利用促進につきましては、市内中学校の修学旅行での利用が年々増加し、昨年の3校に続き、本年は5校が利用される予定です。引き続き、島根県や圏域の市町と連携し、利用拡大に取り組んでまいります。 6点目に、企業立地と雇用の確保についてであります。 企業立地につきましては、課題となっている用地不足を解消するため、昨年新たな候補地の概略設計を行いました。今後、その結果を踏まえ用地整備を検討し、島根県への働きかけを行ってまいります。 雇用の確保につきましては、地元企業の魅力や求人情報を掲載するウエブサイト、働こう@浜田に地元企業42社を掲載し、情報発信しております。引き続き大学生などに向けた地元企業の魅力やUIターンに関する情報を大手動画サイトやSNSで配信するなどして、雇用確保に取り組んでまいります。 広島を中心とした山陽方面へのアプローチにつきましては、広島事務所を中心に企業誘致に取り組むとともに、引き続き販路拡大、ポートセールス、観光交流の推進に取り組んでまいります。 大綱の二つ目、健康でいきいきと暮らせるまちにつきましては、4点について申し上げます。 1点目は、子どもを安心して産み育てる環境づくりについてであります。 令和2年度からの5年間を計画期間とした、第2期子ども・子育て支援事業計画を策定し、今後はこの計画に基づき、子ども・子育てに関する施策を推進してまいります。 母子保健につきましては、幼児の視力検査における弱視の早期発見、早期治療を目的に、的確なスクリーニングを瞬時に行うことができる機器を導入し、3歳児健診を中心に視力検査に活用してまいります。また、産後鬱の予防等の観点から、母親の産後1カ月健診を無料といたします。 子育て世代包括支援センターの建設につきましては、令和2年度に実施設計に着手し、令和3年度中の完成を目指してまいります。 2点目の高齢者福祉の充実につきましては、浜田地区広域行政組合介護保険事業計画と整合性を図りながら、令和2年度に浜田市高齢者福祉計画を策定し、推進してまいります。 また、認知症対策につきましては、昨年9月の議会定例会議で議員提案がありました、浜田市認知症の人にやさしいまちづくり条例を9月末に公布施行いたしました。今後、この条例に沿って、認知症に対する正しい理解と知識の普及に努めるとともに、認知症の方々を支援する体制づくりを進めてまいります。 3点目に、障がい者福祉と地域福祉の充実についてであります。 障がい者福祉につきましては、健康福祉フェスティバルをリニューアルし、12月の障がい者週間にあわせて開催いたします。障がいについての理解と関心を深め、障がいのある人もない人も、ともに安心して暮らせるまちづくりを目指してまいります。 地域福祉につきましては、社会福祉協議会や民生委員、児童委員の活動を支援し、地域における見守りや声かけなどを通して地域内のつながりを深め、住みなれた地域で安心して暮らせる地域づくりを進めてまいります。 4点目に、医療体制の充実と健康づくり・介護予防の推進についてであります。 医療体制につきましては、本年3月末に国保診療所の医師1名が退職しますので、新たな医師の招聘など、国保診療所の体制の充実に取り組んでまいります。また、引き続き将来の医療を担う人材を増やすことを目的に、中高生と医学生、看護学生、医療従事者との交流会を開催するほか、診療所における研修医の受け入れを推進してまいります。 次に、健康づくり・介護予防の推進についてであります。昨年から始めたはまだ健康チャレンジ事業では、1日8,000歩を歩くことを目標に、さらに多くの市民の皆さんが主体的に健康づくりに取り組んでいただけるよう、事業の普及に取り組んでまいります。また、地域の集いの場を活用し、いきいき百歳体操の普及を図り、生活習慣病予防や介護予防、心の健康づくりを進めてまいります。 大綱の三つ目、夢を持ち郷土を愛する人を育むまちにつきましては、4点について申し上げます。 1点目は、学校教育環境の充実についてであります。 夏の暑さ対策として取り組みました、幼稚園、小・中学校の普通教室へのエアコン設置が令和元年度中に完了する予定であり、令和2年度からは快適な学習環境が整うものと思います。議会からご意見のありました特別教室への設置につきましては、今後検討してまいります。 2点目に、社会教育の推進についてであります。 地域づくりに主体的に参画しようとする人づくりや、住民の当事者意識の醸成を図るため、地域の拠点である公民館機能や活動の充実を図ってまいります。 また、学校、家庭と地域の連携、協働による地域学校協働活動や、高校と地域の協働体制として立ち上げる高校魅力化コンソーシアムの活動にも取り組んでまいります。 3点目に、生涯スポーツの振興についてであります。 引き続き、浜田市体育協会や各競技団体との連携を図り、競技力の向上や軽スポーツの普及に努めてまいります。 なお、施設整備につきましては、スポーツ施設の適正な配置及び整備の方向性を示す、浜田市スポーツ施設再配置・整備計画を本年3月に策定いたします。具体的な改修を行うための社会教育施設長寿命化計画の策定に向けて、令和2年度から施設の調査を行ってまいります。 また、東京2020オリンピックパラリンピックの開催にあわせて、本市でもオリンピック聖火リレー及びパラリンピック採火式を開催する予定であります。市としましても、機運醸成のため、市民ロビー等で本市出身のオリンピック選手紹介イベントなどの取り組みを行います。 4点目に、歴史・文化の伝承と創造についてであります。 歴史文化保存展示施設につきましては、(仮称)浜田歴史資料館検討会の報告や市議会の意見なども踏まえ、浜田市郷土資料館を中核施設として建てかえ整備することといたしました。整備場所は、複合化によるメリットも含め、整備費、運営費が安価である世界こども美術館に増設する方針としました。なお、整備費は、国の資金やふるさと応援基金を活用し、整備いたします。 令和2年度からは、歴史文化保存展示施設での展示や学校教育でのふるさと郷育への活用など、具体的な整備内容について専門家による検討委員会を設置し、検討してまいります。なお、本年度から各支所等の空きスペースを活用して、文化財の展示を始めております。令和2年中には全ての支所等でご覧いただけるようになる予定であります。 以上、教育について重点的な取り組みを述べましたが、教育方針につきましては、後ほど教育長から申述べます。 大綱の四つ目、自然環境を守り活かすまちにつきましては、3点について申し上げます。 1点目は、地球温暖化対策の推進についてであります。 昨年策定した浜田市地球温暖化対策実行計画に基づき、市民、事業者、各種団体と連携し、温暖化対策の推進に努めてまいります。 また、新たに蓄電池設備の単独設置に対する補助メニューを創設し、家庭における省エネをさらに推進してまいります。 なお、国においては持続可能な開発目標、いわゆるSDGsの17の国際目標の一つに気候変動への対応が盛り込まれています。本市もその理念に賛同し、今後の施策に取り入れるとともに、その理念の普及に努めてまいります。 2点目に、環境保全と快適な住環境づくりの推進についてであります。 浜田市生活環境の保全に関する条例に基づき、市民と行政が一体となった環境美化活動や住環境及び自然環境の保全に取り組んでまいります。 3点目に、循環型社会の構築についてであります。 現在、本市では4R運動に取り組んでおります。4R運動とは、ごみを削減するリデュース、過剰包装やレジ袋を辞退するリフューズ、繰り返し使用するリユース、再生して利用するリサイクルの運動であります。引き続きこの運動に取り組み、ごみの発生抑制と再資源化を進めてまいります。 大綱の五つ目、生活基盤が整った快適に暮らせるまちにつきましては、4点について申し上げます。 1点目は、道路網の整備についてであります。 山陰道のうち三隅益田道路につきましては、昨年12月に令和7年度の完成目途が示されました。今後は着実な事業実施を国へ要望してまいります。 また、浜田道につきましては、瑞穂金城間が4車線化の優先整備区間に選定されました。今後、順次着工し、おおむね10年から15年程度で完成を目指すとのことから、早期着手を国に要望してまいります。 小・中学校の通学路及び未就学児の園外活動時の安全対策につきましては、道路管理者や警察などの関係機関と危険箇所の合同点検を実施しております。緊急対策として、令和2年度から3年間、ふるさと応援基金を活用して緊急度の高い箇所からガードレールを設置するなどの整備をしてまいります。 2点目に、公共交通の充実についてであります。 昨年3月に策定した、第2次浜田市公共交通再編計画に基づき、ドア・ツー・ドアで移動できるタクシーを利用した新たな交通手段の導入など、各地域の特性に対応した交通体系の再構築を進めてまいります。 また、大変好評をいただいております敬老福祉乗車券交付事業につきましては、引き続き実施してまいります。 3点目に、浜田駅周辺整備についてであります。 浜田駅前広場の整備につきましては、JR、バス、タクシー事業者等の協力を得ながら工事を進めており、本年7月中の完成を目指してまいります。 君市踏切の改良につきましては、踏切の位置を浜田駅側に約40メートル移設して拡幅し、あわせて浜田駅南北地区を結ぶ道路を整備します。令和2年度は、JRへの委託工事及び踏切から北側の道路工事に着手し、令和3年度中の供用開始を目指してまいります。 4点目に、上下水道の整備についてであります。 水道事業につきましては、平成30年10月から段階的な料金改定を実施しており、本年10月からは市内全域の水道料金を統一いたします。 水道管路更新事業につきましては、令和元年度から3年間を集中期間として取り組んでおり、市街地の基幹管路の耐震化を推進してまいります。 下水道事業の推進につきましては、市役所、駅前周辺地区を優先地区として令和2年度から事業着手し、処理場の用地取得に向けて手続を進めてまいります。 また、公共下水道事業につきましては、令和2年度から地方公営企業法の財務規定を適用し、経営の透明性の向上を図ってまいります。 大綱の六つ目、安全で安心して暮らせるまちにつきましては、4点について申し上げます。 1点目は、災害に強いまちづくりについてであります。 令和2年度は、河川の氾濫区域の見直しや土砂災害レッドゾーンの指定を反映した水害及び土砂災害に関する防災ハザードマップを新たに作成し、全世帯に配布いたします。昨年3月に作成した津波ハザードマップとあわせて周知啓発を行い、住民の早期避難などにつなげてまいります。 住民への情報周知手段の確保、充実につきましては、防災行政無線、防災防犯メール、ケーブルテレビ、河川カメラの映像配信など、多様な情報伝達手段の活用と設備の充実に努めてまいります。 地域防災力の向上につきましては、引き続き自主防災組織の立ち上げ支援と防災出前講座の開催を通じて、自助と共助の活動支援を行ってまいります。 また、大規模自然災害等に備えて、本市における国土強靱化に関する施策を総合的かつ計画的に推進するため、国土強靱化地域計画を策定してまいります。 2点目に、防犯・交通安全対策についてであります。 防犯対策としまして、防犯出前講座による啓発活動や、浜田警察署など関係機関と連携した防犯活動に取り組み、犯罪の未然防止に努めてまいります。 また、昨年から地域づくりの振興事業の補助メニューに防犯カメラ設置補助制度を追加いたしました。引き続き、防犯カメラの設置増加に向けて取り組んでまいります。 交通安全対策につきましては、昨年発生した4件の交通死亡事故のうち、2件は高齢者が亡くなったものでした。今後とも関係団体と連携して、交通弱者である高齢者や子どもの交通安全対策を重点とした取り組みを推進してまいります。 3点目の米軍機騒音問題につきましては、引き続き島根県や関係市町と一緒になって、外務省、防衛省に対して飛行訓練の中止などの要望を行ってまいります。 4点目に、消防・救急体制の充実についてであります。 近年、毎年のように全国で大規模な自然災害が発生しており、地域防災力のかなめとなる消防団の力は必要不可欠であります。平成30年4月に設置した浜田市消防団施設のあり方検討会での検討結果に基づき、消防団組織等の充実を図り、常備消防との連携強化に努めてまいります。 救急体制につきましては、AEDの設置を促進するとともに、現場に居合わせた市民がAEDを使用できるように応急手当て講習会を開催し、救命率の高い地域を目指します。 大綱の七つ目、協働による持続可能なまちにつきましては、4点について申し上げます。 1点目は、地域コミュニティの形成についてであります。 地域コミュニティの形成につきましては、自治区制度の後継となる協働のまちづくり推進条例及び公民館のコミュニティセンター化の検討の中で議論を深め、新たな住民主体のまちづくりを支える体制づくりに取り組んでまいります。 また、協働のまちづくりの活動をより一層促進するため、地区まちづくり推進委員会の設立を支援してまいります。なお、まちづくり総合交付金は、令和3年度以降も継続を予定しており、より有効な活用方法について検討してまいります。 2点目に、定住環境づくりの推進についてであります。 定住の促進につきましては、特にUターン対策に力を入れてまいります。定住相談員を中心に、きめ細やかな相談対応に努めるとともに、市内事業所への就職支援など、ふるさと島根定住財団とも連携して取り組んでまいります。 また、令和2年度から地域政策部に、関係人口に着目した取り組みを推進する組織を新設いたします。具体的には、一旦市外に出ていく若者とのネットワークづくり、出身者会等の人材の新たな活用に取り組んでまいります。また、就労等の地域人材の確保を目的に、昨年12月に国で制定された特定地域づくり事業推進法の活用について検討してまいります。 婚活支援につきましては、本年4月からしまねコンピューターマッチングシステム、しまコを導入し、島根県及びしまね縁結びサポートセンターと連携しながら支援体制の強化を図ってまいります。 3点目に、大学等高等教育機関との連携についてであります。 島根県立大学では、令和3年4月の浜田キャンパス学部改編に向けて準備を進めておられます。これまで、島根県立大学支援協議会が要望してきた地域系学部の新設が実現されるに当たり、関係団体とともに一層の支援を行ってまいります。 4点目に、人権を尊重するまちづくりと男女共同参画社会の推進についてであります。 人権を尊重するまちづくりにつきましては、浜田市人権教育啓発推進基本計画に基づき、一人ひとりの生き方や考え方を認め合い、尊重される社会の実現を目指してまいります。本年11月に本市でしまね人権フェスティバルが開催されますので、これを契機に、さらに人権啓発に取り組んでまいります。 また、同和問題を初めとするさまざまな人権問題の解決に向けて、地域や企業などにも積極的に研修の開催や参加を働きかけてまいります。 男女共同参画社会の推進につきましては、浜田市男女共同参画推進計画に基づき、男女それぞれの意見が反映される社会を目指してまいります。 以上、七つのまちづくりの大綱に沿って、主な事項を説明いたしました。 次に、各自地区の計画について説明いたします。 金城自治区におきましては、農業と観光の振興と、住民の生活環境を大切にしたまちづくりに取り組んでまいります。 農業振興につきましては、新開団地に新たに整備される集出荷施設を核として、大粒ブドウの産地化を進めます。また、産直市に出荷する少量多品目の野菜栽培を奨励し、BUY浜田運動を一層推進してまいります。 観光振興につきましては、美又温泉と湯屋温泉という泉質が違う二つの温泉を生かしながら、合宿の誘致や島根県が進める美肌観光と連携して交流人口の拡大を図り、地域の活性化や産業振興につなげてまいります。 生活環境を大切にしたまちづくりにつきましては、長年の懸案であります家畜の臭気対策について、関係機関など連携して検討してまいります。 旭自治区におきましては、引き続き農地保全と農業振興、旭温泉を拠点とした観光交流人口の拡大に取り組んでまいります。 農地保全につきましては、集落ぐるみで守るべき農地の明確化に取り組みます。あわせて、中山間地域等直接支払制度第5期対策の中で集落協定の広域連携を図り、農作業や交付金事務の負担軽減を推進してまいります。 農業振興につきましては、ブランド米として定着しつつある坂本米の中心経営体である農事組合法人の生産及び販売体制の確立を支援するとともに、次世代への事業承継に取り組みます。 観光交流人口の拡大につきましては、山陽方面からの玄関口となる旭温泉が島根県の美肌観光モデルプランづくりに取り組むエリアに選定されたことから、SNSなどを通じた口コミ評価の向上に取り組んでまいります。 弥栄自治区におきましては、引き続き農業生産と加工と交流人口の拡大に取り組んでまいります。 農業生産につきましては、圃場整備事業に取り組むとともに、持続可能な仕組みづくりとして集落営農組織の連携による新組織を設立し、農作業の効果率化及び省力化を進めてまいります。 野菜生産につきましては、弥栄野菜生産者協議会を中心に、有機野菜の生産拡大や省力化に向けた協働調整の仕組みづくりに取り組んでまいります。 農産物の加工につきましては、農産品の6次産業化を推進し、イノシシ肉につきましては獣肉加工処理施設利用組合を中心に販路拡大を図ってまいります。 交流人口の拡大につきましては、恒例となったウルトラマラニックを令和2年度も実施し、大会運営において地域住民との連携をより強化する中で、参加者との交流拡大や地元産品の販売促進につなげてまいります。 なお、ふるさと体験村につきましては、令和3年4月の再開を目指しております。本年4月ごろには事業者を公募し、指定管理者が決まりましたら施設改修等の予算を改めて議会に提案したいと考えております。 三隅自治区におきましては、引き続き石州和紙や西条柿などの地域資源を生かした産業振興、住民主体の地域づくり、三隅発電所2号機建設に向けた取り組みを進めてまいります。 石州和紙につきましては、技術の継承や後継者の確保、原紙、加工品の販売促進、不足する楮の生産維持、拡大に取り組んでまいります。 西条柿につきましては、整備したかん水施設を活用し、品質の向上を図るとともに、収穫等ボランティアの協力による収穫量の増加を支援してまいります。 住民主体の地域づくりにつきましては、地区まちづくり推進委員会や自治会の地域課題の解決や地域資源の活用の取り組みを支援してまいります。また、関心が高まっている災害に対する取り組みについて、住民参加型の防災訓練を引き続き実施し、地域防災力のさらなる向上を図ってまいります。 三隅発電所2号機建設に向けた取り組みにつきましては、引き続き工事や物品、サービスにおいて地元事業者が活用されるよう、商工団体と連携して取り組んでまいります。また、作業従事者の宿舎は、現在三隅自治区内に4カ所建設されております。今後、作業員の通勤車両や工事車両が増加することが想定されますので、交通安全対策などに取り組んでまいります。 以上、各自治区の計画について説明いたしました。 次に、本市にとって重要な課題であります中山間地域対策について申し上げます。 これまで行ってきた鳥獣対策や草刈り支援等に加え、中山間地域対策プロジェクトチームにおいて公民館のコミュニティセンター化や全市的な防災情報機器の整備、効率的な地域公共交通の確立など、議会特別委員会からいただいた提言も取り入れながら、引き続き中山間地域対策に取り組んでまいります。 次に、健全な市政運営に向けた取り組みについて申し上げます。 行財政改革につきましては、引き続き浜田市行財政改革実施計画及び浜田市第1期公共施設再配置実施計画を着実に実行してまいります。 令和2年度の取り組みとして、2点について申し上げます。 1点目として、定員適正化計画の着実な実行と、業務の削減や効率化により行政のスリム化に取り組んでまいります。 2点目として、市有財産有効活用推進基金を活用し、浜田市市有財産売却計画に基づき、引き続き遊休財産の売却を進めてまいります。 次に、令和2年度当初予算案についてであります。 令和2年度予算の編成に当たっては、国による地方創生の取り組みが継続して進む中、総合振興計画及び総合戦略に沿って、主要事業の予算の確保に努めております。 ハード事業では、引き続き浜田駅周辺の整備や高度衛生管理型荷さばき所の整備に取り組むほか、新たに通学路等を対象とした緊急安全対策を実施します。 ソフト事業では、日本遺産石見神楽保存・継承支援事業や、学校給食費激変緩和対策事業など、新たな事業にも取り組みます。 一方で、行財政改革実施計画に盛り込んだ効果額を踏まえつつ、事務事業評価結果も反映し、事務事業の見直しにも取り組んでおります。 こうしたことから、一般会計の予算規模は357億2,000万円、平成31年度当初予算と比較して、金額で30億1,000万円の減、率にして7.8%の減となりました。 今後は、中期財政計画及び見通しでお示ししましたように、行財政改革の取り組みを加速することにより、将来に責任ある持続可能な財政運営を実現してまいります。 また、本年10月1日を基準日に、国勢調査が実施されます。その結果は、地方交付税算出の基礎データとなります。今回の国勢調査では、島根県や県立大学の協力をいただき、全国初の試みとして、授業の一環で大学生にも調査員として活動していただきます。調査期間中は、国勢調査員が各家庭を訪問しますので、市民の皆さんの調査へのご協力をお願いいたします。 以上、令和2年度の施策について申し上げました。 市長として、2期目の折り返しを過ぎたところであり、本年は元気な浜田づくりのための各種施策の仕上げに向けた取り組みを進めてまいります。なお、市政運営におきましては、県や近隣市町とも連携を深め、多様化する行政課題の解決に取り組んでまいります。議員各位におかれましても、一層のご理解、ご協力を賜りますよう心からお願いを申し上げます。以上で令和2年度の施政方針の表明を終わります。 ○議長(川神裕司) 教育長。            〔石本一夫教育長 登壇〕 ◎教育長(石本一夫) 私は、市長の施政方針を受け、教育委員会を代表して令和2年度の教育方針を申し述べ、皆様のご理解をいただきたいと思います。 令和2年は、東京2020オリンピックパラリンピック開催の年であります。浜田市では、オリンピック聖火リレーパラリンピックの採火式を行います。 また、市役所ロビーにおいて、浜田市出身のオリンピック選手の紹介やパブリックビューイングの実施、学校においては「浜田市の人物読本ふるさとの50人」を活用した授業や、オリンピックパラリンピックの目的や意義を学習するなど、市民の機運の醸成に努めてまいります。 令和2年度は、小学校において新学習指導要領完全実施となる年であり、3、4年生の外国語活動、5、6年生の教科としての外国語科の授業や、全学年を対象としたプログラミング教育が導入されます。これまでも完全実施に向け準備を進めてまいりましたが、各学校においてカリキュラムマネジメントの推進や、主体的、対話的で深い学びの実現に向けた授業改善に取り組んでまいります。 教職員の働き方改革の推進につきましては、学校に求められる役割が拡大し、教職員の長時間労働が常態化している状況であることから、令和2年度は浜田市学校業務改善プランに基づき、教職員の長時間勤務の是正やワーク・ライフ・バランスの適正化に取り組み、教育の質の向上に努めてまいります。また、教職員の負担軽減に効果のある校務支援システム導入についても、引き続き検討してまいります。 小・中学校の適正配置につきましては、現在学校統合計各審議会の答申を踏まえ、保護者の皆さんや地域の皆さんからの意見をいただきながら、浜田市立学校統合計画の策定に取り組んでおります。しかしながら、まだまだ意見が出尽くしておらず、保護者の皆さんや地域の皆さんが独自にアンケートや意見交換を行っておられる状況でありますので、計画策定に向け、継続して協議を行ってまいります。 ふるさと郷育の推進につきましては、引き続き学校と地域が連携したさまざまな地域学習や体験学習などに取り組んでまいります。中でも、海洋教育につきましては、令和元年度にモデル校において策定した、海をテーマや素材とした学習カリキュラムについて、各小学校で実践してまいります。また、海を生かした地域づくりを進めるための拠点として新設をされる渚の交番とも連携してまいります。 毎年申し上げておりますが、教育の原点は人権尊重の精神を全ての教育の基底に据えて取り組むことにあると考えております。大人や子どもたち一人ひとりの人格や個性の違いを互いに認め合い、自尊感情を高め合う教育を進めてまいります。 以上のことを踏まえて、具体的には学校教育、社会教育、文化芸術の振興、文化財の調査及び保存の四つの項目について申し述べます。 まず、学校教育についてであります。 小学校での新学習指導要領の完全実施に伴い、学校においては言語能力、情報モラルを含めた情報活用能力、問題発見・問題解決能力などの学習の基盤となる資質、能力を育成していくことが求められております。各学校において、各教科などの特性を生かしながらも、教科横断的な活動が進められるように学校を支援してまいります。 具体的な学力向上対策の取り組みとして、学校図書館活用教育の充実と協調学習の取り組みの拡充を柱に、教員の授業力向上、授業改善に向けた取り組みを支援し、児童・生徒の学習意欲の向上を図ってまいります。 まず、学校図書館活用教育では、学習の基盤となる資質・能力の一つである情報活用能力の育成を目指し、継続して全小中学校へ学校司書などを配置いたします。児童生徒の言語活動や学習への深まりも見られることから、一層の充実を図ってまいります。 次に、協調学習では、主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善の取り組みとして、研修の継続や指定校での推進を中心としながらも、より多くの中学校へ広がるよう支援してまいります。 また、指導主事などの学校訪問による校内研修を充実し、授業構想を練る段階から教員とかかわり、学校現場と一緒に授業改善を進めてまいります。 そのほか、調べる学習コンクール、スーパーティーチャー示範授業、外国語、プログラミング教育などの教員研修、英語検定補助などの取り組みを継続して実施してまいります。 メディアとのかかわり方や家庭学習の充実が従来からの大きな課題でありますが、生活習慣づくりを小中連携教育の重要な柱の一つとして位置付け、学校と家庭が一層の連携協力を図り、課題解決に向け取り組んでまいります。 特別支援教育につきましては、福祉部局と連携した相談支援チームによる幼児教育施設への巡回訪問の充実や、島根県幼児教育センターとの連携により、特別な配慮を必要とする幼児の早期発見、早期支援に努めるとともに、相談体制の充実や教諭などの資質向上を図ってまいります。特別な配慮を必要とする児童生徒は増加傾向にあり、学習活動上のサポートや学校生活上の支援の充実を図るため、学校支援員を増員するとともに、研修を充実するよう重点的に予算配分を行うこととしております。 不登校傾向及び不登校児童生徒への対応につきましては、組織としての初期対応に努め、家庭への連絡や家庭訪問などを行い、保護者と連携しながら解決に向けて取り組んでまいります。 また、教育支援センター山びこ学級における取り組み、福祉、医療などの関係機関や民間団体、島根県教育委員会などと連携した対応など、児童生徒に寄り添った支援を行ってまいります。 就学前の幼児教育につきましては、公立幼稚園の果たすべき役割とその方向性を示すとともに、幼児期の教育と小学校教育の円滑な接続を図るために策定した接続カリキュラムのもと、幼児教育施設と小学校が積極的に取り組めるよう関係機関とも連携して、教職員などへの支援を行ってまいります。 中学校の部活動につきましては、浜田市中学校部活動ガイドラインに基づき、持続可能な望ましい部活動環境の整備に向け、引き続き取り組みを進めてまいります。あわせて、教職員の勤務負担軽減と部活動の維持、充実を図るため、専門的な技術指導力を備えた地域指導者の人材確保に努めてまいります。 幼稚園、小中学校の夏の暑さ対策として、令和元年度中に全ての普通教室へのエアコン設置を完了する予定であります。引き続き特別教室におきましても設置に向けて、優先順位なども勘案し検討してまいります。 また、水銀灯の製造が中止されることから、令和2年度から学校屋内運動場の照明LED化を計画的に進めてまいります。 さらに、学校のトイレの洋式化につきましては、最終的には設置率75%程度まで引き上げることを目標に、整備計画を立てて取り組んでまいります。 次に、社会教育についてであります。 公民館のコミュニティセンター化につきましては、従来から行ってきました持続可能な地域づくりに資する人づくりや、課題解決に向けた主体的な学びの機会の提供を行いながら、地域学校協働活動などの社会教育がさらに充実されるよう、体制の整備を検討してまいります。 地域学校協働活動は、はまだっ子共育推進事業により、学校と地域社会が目標やビジョンを共有し、協働しながら、子どもも大人もともに高まり合い、つながりのある魅力あふれる地域づくりを目指して取り組んでまいります。 高校と地域の協働体制であります高校魅力化コンソーシアムでは、社会に開かれた教育課程の実現や次代の担い手育成、確保、さらには地元への就職率、進学率の向上などを目標に推進してまいります。 家庭教育支援につきましては、HOOP!浜田親子共育応援プログラムによる学習機会の提供や、公民館などで親子や3世代での参加型行事、体験活動を実施し、全ての親が安心して子育てや家庭教育に取り組める環境づくりに努めてまいります。 また、各中学校区において、子育て関係者を初めとする地域の多様な人材で構成する家庭教育支援チームを設置し、子育てや家庭教育に関する学びの場の提供、相談体制の確保及び居場所づくりに取り組んでまいります。 次に、スポーツ振興についてであります。 浜田市体育協会やスポーツ推進委員、各競技団体との連携強化を図り、競技力の向上及び競技の普及、軽スポーツの推進に努めてまいります。特に令和2年8月に浜田市を主会場として、スポーツ推進委員としての資質の向上と相互の連携を深めるため、第59回島根県スポーツ推進委員研修会兼第22回島根県女性スポーツ推進委員研修会を開催することとなりました。この機会に、いつでも、どこでも、誰でも楽しめるスポーツ・レクリエーション活動を提案し、市民の健康増進につなげてまいりたいと考えております。 スポーツ施設の整備につきましては、令和元年度末に策定する浜田市スポーツ施設再配置・整備計画に基づき、今後の施設改修などの内容、時期、費用などを明確にするために、社会教育施設長寿命化計画の策定に着手いたします。あわせて、スポーツ施設の照明LED化も計画的に進めてまいります。 次に、図書館につきましては、各世代のニーズに応えたサービスを提供するため、分館との連携と他公共図書館とのネットワークを強化し、資料提供に努めます。また、学習室の座席予約の円滑化など、利用者の利便性向上を図るため、図書館システムの更新を行います。 さらに、移転する旭図書館、弥栄図書館では、蔵書の拡充に向けた施設整備を進めるとともに、市民の読書週間の向上に向け、読み聞かせボランティア団体などと協力し、読書活動の普及啓発に努めてまいります。 次に、芸術文化の振興につきましては、学校においてプロのすぐれた芸術文化に触れる機会を提供するスクールコンサートや、浜田市美術展の開催、石本正日本画大賞展、浜田市文化協会による市民芸術文化祭など、市民の芸術文化活動を支援し、芸術文化の振興、発展に取り組んでまいります。 世界こども美術館創作活動館、石正美術館及び石央文化ホールにつきましては、指定管理者である公益財団法人浜田市教育文化振興事業団と連携して、各施設が特色のある芸術文化事業を展開し、地域文化の創造に努めてまいります。特に、石本正先生の生誕100年を記念し、令和2年7月から島根県立美術館をスタートとして、全国の美術館や大手百貨店などでの全国巡回展「生誕100年 回顧展 石本正」を開催する計画としており、石本正先生の魅力と偉業を全国に発信してまいります。なお、石正美術館での開催は、令和3年3月からとしております。 また、石央文化ホールは、令和3年2月から3月ごろにかけて、音響設備デジタル化移行工事を行い、利用者、来場者へのサービス及び利便性の向上を図ってまいります。工事期間中は、大ホールなどの利用に関しましてご不便をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。 次に、文化財の調査及び保存についてであります。 文化財につきましては、貴重な文化遺産の保護、継承と情報の収集、発信に努めてまいります。 歴史文化保存展示施設の整備につきましては、歴史文化の保存、継承と、ふるさと郷育、市民や観光客の交流という役割を担う拠点施設として、世界こども美術館に増設する方針といたします。具体的な展示、活用、運営などにつきましては、令和2年度から3年度にかけて、歴史、美術、教育などの専門家による検討委員会を設置し、検討を進めてまいります。 また、令和元年度から各支所などの空きスペースを活用して新たに文化財の展示を始めておりますが、令和2年度には全ての支所などで展示を行い、多くの皆さんに地域の歴史文化に触れていただきたいと考えております。 「浜田の歴史読本 ふるさと浜田の歩み」につきましては、小学6年生を対象に配布するとともに、授業や調べ学習、総合的な学習に利用していただけるよう、学校と連携を図ってまいります。 市誌編さんにつきましては、これまでの個々の資料調査に加え、浜田市の多様な歴史文化をまとめるため、文化財の総合的把握を目指していきたいと考えております。以上、令和2年度の教育方針について申し述べましたが、これらの方針、施策を実現していくために、教育委員会は市町との連携を密にして、学校や家庭、地域の理解と協力を得て取り組んでまいります。議員並びに市民の皆様には、一層のご支援、ご理解をいただきますようお願いを申し上げます。以上であります。 ○議長(川神裕司) この際、暫時休憩いたします。なお、再開は11時20分といたします。            午前11時9分 休憩            午前11時19分 再開 ○議長(川神裕司) 休憩前に引き続き会議を再開します。 これより議会提出議案の提案説明を行います。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第5、発議第1号浜田市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とします。 提案者の説明を求めます。議会運営委員長、12番笹田卓議員。            〔笹田 卓議会運営委員長 登壇〕 ◆議会運営委員長(笹田卓) 発議第1号浜田市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について提案説明を行います。 本案は、浜田市議会会議規則第13条第2項の規定に基づき、議会運営委員会の議決をもって議案を提出するものであります。 それでは、提案条例説明資料をご覧ください。 本案は、浜田市特別職報酬等審議会からの答申を踏まえ、常任委員会、議会運営委員会及び特別委員会の委員長及び副委員長の議員報酬の区分を新たに設け、所要の改正を行うものであります。 議員報酬区分については、これまで議長、副議長、議員の3区分の職名に分けて月額報酬が定められていました。この度、新たに委員長、副委員長の職名を追加し、委員長につきましては月額36万5,000円とし、副委員長については月額35万7,500円とするものです。なお、同一議員には重複して議員報酬を支給しないこととしております。 附則といたしまして、本条例は令和2年4月1日から施行することとしております。以上、議員各位のご賛同をお願いし、提案説明を終わります。 ○議長(川神裕司) 続いて、市長提出議案の提案説明を行います。 提案者の説明を求めます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第6、議案第1号地方自治法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について及び日程第7、議案第2号浜田市防災行政無線施設条例の一部を改正する条例についての2件を一括議題といたします。総務部長。 ◎総務部長(砂川明) 議案第1号地方自治法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定についてご説明を申し上げます。議案の1ページをお開きください。また、説明は資料で行いますので、提案条例説明資料の1ページをご覧ください。 この条例は、地方自治法等の一部を改正する法律の施行に伴い、改正が必要となる条例について一括で改正を行うものでございます。 改正の概要といたしましては、地方自治法の引用条項の変更について改正をするものでございます。改正の対象となる条例は合計3本の条例でございます。 附則といたしまして、施行期日を令和2年4月1日といたしております。 続きまして、議案第2号浜田市防災行政無線施設条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。議案の3ページをご覧ください。また、説明は資料で行いますので、提案条例説明資料の2ページをご覧ください。 この改正は、金城自治区において今年度防災行政無線の屋外拡声子局を増設することに伴い、その設置場所を定める別表第1に北の森として1施設を追加するものでございます。 附則といたしまして、施行期日を令和2年4月1日といたしております。以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第8、議案第3号浜田市印鑑条例の一部を改正する条例についてを議題とします。市民生活部長。 ◎市民生活部長(斗光秀基) 議案第3号浜田市印鑑条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。議案書の5ページをお開き願います。あわせて、提案条例説明資料3ページをご覧ください。 本条例は、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、国の印鑑登録証明事務処理要領が改正されたことを踏まえ、成年被後見人であっても意思能力を有する者は印鑑登録をすることができるようにするため、所要の改正を行うものです。 概要としまして、第2条において、印鑑を登録することができない者を「成年被後見人」から「意思能力を有しない者」に改めるものでございます。 附則として、この条例は公布の日から施行するものとしております。以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~
    ○議長(川神裕司) 日程第9、議案第4号浜田市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について及び日程第10、議案第5号浜田市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例についての2件を一括議題とします。総務部長。 ◎総務部長(砂川明) 議案第4号浜田市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例についてご説明を申し上げます。議案の7ページをお開きください。また、説明は資料で行いますので、提案条例説明資料の4ページをご覧ください。 この条例は、働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律及び国家公務員において時間外勤務の上限が導入されたことを踏まえ、時間外勤務命令の上限等を設定するとともにフレックスタイム制を導入することができるようにするため、所要の改正を行うものでございます。 附則といたしまして、施行期日を令和2年4月1日といたしております。 続きまして、議案第5号浜田市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例についてご説明を申し上げます。議案の9ページをお開きください。また、説明は資料で行いますので、提案条例説明資料の5ページをご覧ください。 この条例は、新たに導入される非常勤職員である会計年度任用職員のうち報酬の支払い科目が給料となる職員がいることから、新たに当該職員の補償基礎額を定めるため、所要の改正を行うものでございます。 附則といたしまして、第1項において施行期日を令和2年4月1日とし、第2項において経過措置として、施行日以後に発生した事故に起因する公務上の災害及び通勤による災害に係る補償について適用することといたしております。以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第11、議案第6号浜田市森林環境譲与税基金条例の制定についてを議題とします。産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) 議案第6号浜田市森林環境譲与税基金条例の制定についてご説明申し上げます。議案書の11ページをお開きください。あわせて、別添の提案条例説明資料の6ページをご覧ください。 この条例は、令和元年度から交付される森林環境譲与税について、必要に応じて基金に積み立て、森林整備及びその促進に関する施策に要する経費に充てるため、浜田市森林環境譲与税基本条例を制定するものであります。 附則といたしまして、この条例は公布の日から施行することとしております。以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第12、議案第7号浜田城に関する資料館及び城山整備基金条例を廃止する条例についてを議題とします。教育部長。 ◎教育部長(河上孝博) 議案第7号浜田城に関する資料館及び城山整備基金条例を廃止する条例についてご説明申し上げます。議案書の13ページをお開きください。また、説明は資料で行いますので、提案条例説明資料7ページをご覧ください。 廃止しようとする条例は、浜田城に関する資料館及び城山周辺の環境を整備することを目的として制定したものでありますが、歴史的建造物である御便殿を活用しました浜田城資料館の設置及び城山整備事業が完了することに伴いまして、条例を廃止するものであります。 附則といたしまして、施行期日は令和2年4月1日としております。 なお、基金は全て取り崩し、浜田城資料館整備事業及び城山整備事業に充当しますので、残高はございません。以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第13、議案第8号浜田市放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とします。健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(前木俊昭) 議案第8号浜田市放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。議案書の15ページをお開きください。また、説明は資料で行いますので、提案条例説明資料の8ページをご覧ください。 この条例改正は、児童福祉法の一部が改正され、これまで従うべき基準とされていた放課後児童健全育成事業に従事する者及びその従事する者の員数、これは人数のことですが、参酌すべき基準に改められたことに伴い、放課後児童クラブの安定的な運営を行うため、今後も保育士等基礎資格を有する者を放課後児童支援員とみなすことができるよう、所要の改正を行うものでございます。 具体的には、放課後児童支援員研修が修了してない者のうち保育士資格や教員免許などの基礎資格を有する者を放課後児童支援員とみなすことができる期限を令和2年3月31日までから令和5年3月31日まで、3年間延長するものでございます。3年間の延長とした理由につきましては、放課後児童クラブの運営に係る国の補助金交付要綱において、放課後児童支援員研修が修了していない者のうち基礎資格を有する者を放課後児童支援員とみなして助成される期間が3年間延長されることとの整合性をとったためであります。 附則といたしまして、施行期日を令和2年4月1日としております。以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第14、議案第9号浜田市国民健康保険条例の一部を改正する条例についてを議題とします。市民生活部長。 ◎市民生活部長(斗光秀基) 議案第9号浜田市国民健康保険条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。議案書の17ページをお開き願います。あわせて、提案条例説明資料の9ページをご覧ください。 本案は、国民健康保険料について負担の適正化を図るため、当該保険料の基礎賦課限額を2万円引き上げ63万円に、介護納付金賦課限度額を1万円引き上げ17万円に、また所得の少ない被保険者に対して課する保険料の算定に係る基準を見直し、保険料軽減世帯の拡大を図る必要から、所要の改正を行うものです。 附則といたしまして、施行期日を令和2年4月1日としています。 また、経過措置といたしまして、国民健康保険料の改正規定は令和2年度以後の年度分の保険料について適用し、令和元年度分までの保険料については従前のとおりとしております。以上、詳細につきましては逐条をご参照の上、ご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第15、議案第10号浜田市休日応急診療所条例の一部を改正する条例についてを議題とします。健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(前木俊昭) 議案第10号浜田市休日応急診療所条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。議案書の19ページをお開きください。また、説明は資料で行いますので、提案条例説明資料の10ページをご覧ください。 今回の改正は、医師会当番医の負担を軽減するため、患者数の少ない午後の診療時間を1時間短縮し、午後3時までとするものでございます。 附則といたしまして、施行期日は令和2年7月1日としております。以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第16、議案第11号浜田市八戸川農村公園条例を廃止する条例についてを議題とします。産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) 議案第11号浜田市八戸川農村公園条例を廃止する条例についてご説明申し上げます。議案書の21ページをお開きください。あわせて、別添の提案条例説明資料の11ページをご覧ください。 まず、この条例を廃止する理由を説明いたします。 当施設は、地域住民の保養と健康の増進、都市住民との交流触れ合いの推進を図り、地域の活性化、環境美化及び産業の振興に資することを目的として整備され、ゲートボール、グラウンドゴルフなどを通じて地域住民の憩いの場として長く利用されてきました。しかしながら、近年地域の少子・高齢化により利用者が激減し、ここ数年は全く利用者がない状況が続いていることに加え、今後の利用も見込まれないことから、現指定管理者であり、当該施設を長く利用してきた戸川自治会との協議を踏まえ、条例を廃止するものであります。 附則といたしまして、この条例は令和2年4月1日から施行することとしております。以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第17、議案第12号浜田市営住宅条例等の一部を改正する条例について及び日程第18、議案第13号浜田市地域定住住宅条例の制定についての2件を一括議題とします。都市建設部長。 ◎都市建設部長(石田満弘) 議案第12号と議案第13号の2議案について一括してご説明申し上げます。 議案第12号浜田市営住宅条例等の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。議案の23ページをお開きください。また、説明は資料で行いますので、提案条例説明資料の12ページをご覧ください。 今回の条例改正は、民法の一部改正に伴う債権関係の見直し及び入居要件の緩和等を図るため、関係する条例であります浜田市営住宅条例、浜田市特定公共賃貸住宅条例、浜田市雇用促進住宅条例、浜田市集団移転住宅条例について一括で所要の改正を行うものでございます。 主な改正内容の一つ目は、入居者資格の緩和であります。浜田市営住宅条例及び浜田市雇用促進住宅条例において、入居希望者が税の滞納者であっても配慮を要する場合があることから、入居者資格要件の「市町村税を滞納していない者であること」を削るものでございます。 二つ目は、連帯保証人の廃止であります。浜田市営住宅条例において、連帯保証人を確保できないために入居することができないといった事態が生じることがないよう、連帯保証人を求めないこととするものでございます。 三つ目は、敷金充当範囲の明示であります。浜田市営住宅条例、浜田市特定公共賃貸住宅条例及び浜田市雇用促進住宅条例において、未納の家賃または損害賠償金があるときは、敷金をその債務の弁済に充てることができることとしております。 四つ目は、原状回復範囲の明示であります。浜田市営住宅条例、浜田市特定公共賃貸住宅条例及び浜田市雇用促進住宅条例において、入居者に原状回復していただく範囲について明示するものでございます。 五つ目は、利息の利率の変更であります。浜田市営住宅条例において、住宅の明け渡し請求の際の請求額の利息について、年5分を法定利息とするものでございます。 附則としまして、この条例は令和2年4月1日から施行することとしております。 続きまして、議案第13号浜田市地域定住住宅条例の制定についてご説明申し上げます。議案の29ページをお開きください。また、説明は資料で行いますので、提案条例説明資料の14ページをご覧ください。 この条例は、民法の一部改正による債権関係の見直しとあわせ、設置の目的及び運用の実情が類似している三つの住宅条例であります浜田市一般市営住宅条例、浜田市営地域定住住宅条例、浜田市若者住宅条例について、その入居資格等を整理し、統一した取り扱いとするため、これらを統合した条例を制定するものでございます。 主に整理した内容の一つ目は、入居者資格の統一であります。一部の住宅にあった年齢制限、所得要件及び納税要件を撤廃するものであります。 二つ目は、敷金充当範囲の明示であります。民法の改正に伴い、未納の家賃または損害賠償金があるときは、敷金をその債務の弁済に充てることができることとしております。 三つ目は、原状回復範囲の明示であります。民法の改正に伴い、入居者に原状回復していただく範囲について明示するものでございます。 附則といたしまして、この条例は令和2年4月1日から施行することとしております。以上、2件の議案についてよろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第19、議案第14号浜田市工業用水道料金徴収条例の一部を改正する条例についてを議題とします。上下水道部長。 ◎上下水道部長(坂田佳則) 議案第14号浜田市工業用水道料金徴収条例の一部を改正する条例についてご説明を申し上げます。議案書の39ページをお開きください。また、説明は資料で行いますので、提案条例説明資料の16ページをご覧ください。 この条例は、令和4年11月から中国電力株式会社三隅発電所2号機が運転を開始するのに伴い、令和2年10月から工業用水道の給水量がこれまでの1日当たり5,000立方メートルから9,500立方メートルに段階的に増加をいたしまして、給水収益の増加が見込まれるということから、令和2年10月から令和7年3月までを算定期間として料金を算定をいたしまして、工業用水道料金について所要の改正を行うものでございます。 概要につきましては、本条例第2条に料金が定められており、基本料金及び特定料金の1立方メートル当たり税抜きで48円の単価を29円に、超過料金の1立方メートル当たり税抜きで55円の単価を33円にそれぞれ改めるものでございます。以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第20、議案第15号指定管理者の指定について(山陰浜田港公設市場)を議題とします。産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) 議案第15号指定管理者の指定について(山陰浜田港公設市場)についてご説明申し上げます。議案書の41ページをお開きください。 この議案は、新たに整備します山陰浜田港公設市場施設について指定管理者を指定するため、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものであります。 指定管理者は、公募の結果、株式会社第一ビルサービス代表取締役杉川聡で、指定期間は令和2年11月1日から令和6年3月31日までの3年5カ月であります。 施設の概要、指定管理者の候補者などの詳細につきましては、別に配付しております指定管理者指定議案説明資料に掲載しておりますので、後ほどご覧いただきますようお願いします。以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第21、議案第16号工事請負契約の変更について(浜田漁港7号荷さばき所建設に伴う建築主体工事の変更契約)から日程第23、議案第18号市道路線の認定について(後野佐野線外)までの3件を一括議題とします。都市建設部長。 ◎都市建設部長(石田満弘) 議案第16号から議案第18号までの3議案について一括してご説明申し上げます。 議案第16号工事請負契約の変更について(浜田漁港7号荷さばき所建設に伴う建築主体工事の変更契約)をご説明申し上げます。議案の42ページをお開きください。 平成30年12月19日に議会の議決を経た浜田漁港7号荷さばき所建設に伴う建築主体工事について、工事請負契約を変更したいので、地方自治法第96条第1項第5号及び浜田市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 今回の変更内容は、基礎工事における地下水の流入に伴う止水対策工事の追加と鉄骨資材である高力ボルトの不足による工期延期に伴い諸経費の費用が増加したこと等によるものであり、これに伴う契約金額の変更額が1,000万円を超えることから、議会の議決を求めるものでございます。 契約金額を16億380万円から1,523万2,800円増額しまして16億1,903万2,800円に変更するものでございます。契約の相手方は、宮田建設工業・伊原組・祥洋建設特別共同企業体で、代表者は宮田建設工業株式会社代表取締役宮田智裕でございます。 続きまして、議案第17号市道路線の廃止について(美川南31号線外)ご説明申し上げます。議案の44ページをお開きください。 二つの路線を廃止するため、道路法第10条第3項の規定により議会の議決を求めるものでございます。45ページから廃止路線の一覧と位置図を載せておりますので、ご覧ください。 美川南31号線は櫟田原農道開通に伴い農道への取り付け道路区域を市道路線として延伸するため、七条22号線は道路改良に伴い起点が変更となるため、一旦廃止するものでございます。 続きまして、議案第18号市道路線の認定について(後野佐野線外)ご説明申し上げます。議案の48ページをお開きください。 再認定を含む12路線を市道として認定するため、道路法第8条第2項の規定により議会の議決を求めるものでございます。49ページから認定路線の一覧と位置図を載せておりますので、ご覧ください。 後野佐野線、石見南67号線、美又63号線、安城190号線、安城191号線、安城192号線、三隅169号線、三隅170号線、井野189号線の9路線は、県道改良により旧道となる区間を新たに市道として認定するものでございます。 52ページの美川南31号線、美川南78号線は、櫟田原農道開通に伴い農道への取り付け道路部分を市道として認定するもので、美川南31号線については路線を延伸する区域を含めて再認定し、美川南78号線は新たに認定するものでございます。 54ページの七条22号線は、先ほどご説明しましたとおり道路改良事業により起点の位置が変わるため一旦廃止し、再認定するものでございます。以上、3件の議案についてよろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第24、議案第19号浜田市過疎地域自立促進計画の変更についてを議題とします。地域政策部長。 ◎地域政策部長(岡田泰宏) 議案第19号浜田市過疎地域自立促進計画の変更についてご説明申し上げます。議案書の58ページをご覧ください。 本議案は、記載事項の一部変更及び計画書に未掲載である事業に過疎対策事業債を充てるため、3事業を追加することについて、過疎地域自立促進特別措置法第6条第7項の規定により議会の議決を求めるものです。 記載事項の変更及び追加する事業につきましては、59ページからの新旧対照表によりご説明させていただきます。 初めに、記載事項の変更について2点ご説明いたします。 1点目は、計画書全体に記載されている元号表記について、元号の改正に伴い、平成31年度以降を令和に改めております。 2点目は、計画書の区分1、基本的な事項(3)行財政の状況、ア、行政の状況に記載していた浜田那賀方式自治区制度の期限について、令和3年3月31日まで1年延長したことに伴い、記載を変更しております。 続いて、追加する事業についてご説明いたします。60ページをご覧ください。 初めに、区分3、交通通信体系の整備、情報化及び地域間交流の促進に高速通信サービスを提供するためCATV中継局舎設備増設事業を追加、また区分4、生活環境の整備に、老朽化した塵芥車の更新を行うため塵芥車更新事業を追加いたします。続いて、61ページをご覧ください。 区分7、教育の振興に、弥栄町杵束地区の老人憩いの家及び老人福祉センターの2施設の機能を統合した、まちづくりの拠点となる複合施設を建設するため、(仮称)杵束コミュニティ施設整備事業を追加いたします。以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第25、議案第20号令和元年度浜田市一般会計補正予算(第6号)を議題とします。総務部長。 ◎総務部長(砂川明) 議案第20号令和元年度浜田市一般会計補正予算(第6号)について説明を申し上げます。予算書の1ページをご覧ください。 第1条の歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ4億1,992万7,000円を減額し、補正後の予算総額を394億556万6,000円とするものでございます。 第2条は繰越明許費の補正、第3条は地方債の補正についてそれぞれ定めております。 次に、別添で配付をいたしております令和元年度一般会計補正予算(第6号)説明資料をご覧ください。この別添説明資料により補正予算の概要についてご説明を申し上げます。 1、編成概要でございます。今回の補正予算は、ふるさと寄附金の調整を初め、12月補正予算編成後に新たに生じた急を要する経費、現時点で事業費の確定等に伴い不用額が見込まれる事業について調整を行うものでございます。 2、予算規模及び3、補正事項は、説明資料のとおりでございます。 2ページの1、歳入歳出予算総括表の歳入についてご説明を申し上げます。各款ごとの補正額は記載のとおりで、金額の読み上げは省略させていただきます。 1番市税は決算見込みにより調整を行うもの、13番分担金及び負担金は事業費の特定財源を調整するもの、14番使用料及び手数料は決算見込みにより調整を行うものです。 15番国庫支出金及び16番県支出金は事業費の追加や変更に伴い特定財源を調整をするもの、17番財産収入は決算見込みによる調整のほか、出資法人の清算の完了に伴い出資金の返還を受けるものです。 18番寄附金はふるさと寄附金を10億円から13億6,000万円に増額するもの、19番繰入金の財政調整基金繰入金及び減債基金繰入金は今回の補正予算に伴う収支の調整、地域振興基金繰入金は事業費の特定財源として取り崩しを調整するものです。 21番諸収入は決算見込みによる調整、22番市債は事業費の追加、変更に伴い借入予定額を調整しております。 次に、歳出についてご説明いたします。3ページの2、事業別の補正事項をご覧ください。概要について整理番号でご説明をいたします。 なお、決算見込みによる不用額の調整及び財源振り替え、特別会計繰出金、浜田地区広域行政組合負担金の調整につきましては、説明を省略させていただきます。 10番は、ふるさと寄附金を10億円から13億6,000万円に増額することに伴う事業費の調整です。4ページをご覧ください。 13番は、敬老乗車券の使用期限を今年度末まで延長したことに伴う事業費の調整及び財源振り替えです。5ページをご覧ください。 32番は、福祉医療扶助費の増加に伴う調整を行うものです。6ページをご覧ください。 33番は、後期高齢者医療広域連合の補正予算に伴う調整を行うものです。7ページをご覧ください。 43番は、不用額の調整に加えて入学金免除制度に対する支援を延長することに伴う調整を行うもので、詳細については16ページをご覧ください。 49番は医療費の増加に伴う調整、53番は基金積立金の調整を行うものです。9ページをご覧ください。 73番は、県事業費の変更に伴う負担金の調整です。10ページをご覧ください。 79番は、不用額を調整するとともに、議案第6号において提案しております新たな基金に積み立てを行うものです。12ページをご覧ください。 102番は悪天候等のため航空写真撮影に着手できなかったことにより事業費の年度間調整を行うもの、103番は県事業費の変更に伴う負担金の調整です。15ページをご覧ください。 3、繰越明許費補正は追加が7件、4、地方債補正は記載のとおり変更が11件となっております。以上、主な補正事項についてご説明をいたしました。 なお、詳細につきましては、予算書の2ページ以降をご参照の上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第26、議案第21号令和元年度浜田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を議題とします。市民生活部長。 ◎市民生活部長(斗光秀基) 議案第21号令和元年度浜田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。予算書の1ページをお開き願います。 歳入歳出予算の補正につきましては、事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ8,405万1,000円を増額し、補正後の事業勘定の予算総額を67億334万1,000円とし、直営診療施設勘定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ972万8,000円を減額し、補正後の直営診療施設勘定の予算総額を2億6,713万3,000円とするものです。 補正の内容につきましては、補正予算説明資料によりご説明申し上げますので、予算書とあわせてご覧ください。 まず、1点目の編成概要ですが、今回の補正予算は決算見込みに基づく事業費の調整を行うものです。 2点目の予算規模と3点目の補正事項は、説明資料に記載のとおりです。 2ページ、事業勘定、歳入歳出予算総括表の歳入についてです。 1番の国民健康保険料は、本算定により調整を行うものです。 5番の県支出金は、保険給付費により調整を行うものです。 7番の繰入金は、保険基盤安定繰入金等の減額、直営診療施設運営補助繰入金の調整のほか、国保事業費納付金支払いのため国民健康保険、財政調整基金からの繰り入れを行うものです。 次に、歳出ですが、2番の保険給付費は給付実績に基づく調整、3番の国保事業費納付金は納付金額の確定に基づく調整、5番の保健事業費は決算見込みに伴う調整、8番の諸支出金は直営診療施設運営費の見込みに伴う調整をそれぞれ行っております。続いて、5ページをご覧ください。 直営診療施設勘定、歳入歳出予算総括表の歳入について、診療収入は決算見込みによるもの、繰入金は事業勘定からの補填金の調整です。 歳出については、総務費、医業費とも不用額の調整であります。 なお、詳細につきましては、予算書の6ページ以降に歳入歳出補正予算事項別明細書を添付しておりますので、ご参照の上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第27、議案第22号令和元年度浜田市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題とします。上下水道部長。 ◎上下水道部長(坂田佳則) 議案第22号令和元年度浜田市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。予算書の1ページをお開き願います。 歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額からそれぞれ3,686万3,000円を減額いたしまして、補正後の歳入歳出予算の総額を6億6,724万円とするものでございます。 補正の内容につきましては、補正予算説明資料によりご説明申し上げますので、予算書とあわせてご覧ください。 まず、1点目の編成概要でございますが、今回の補正は決算見込みに基づく事業費の調整を行うものでございます。 2点目の予算規模と3点目の補正事項は、説明資料に記載のとおりでございます。 4点目の1、歳入歳出予算総括表をご覧ください。 歳入につきましては、分担金及び負担金113万7,000円、使用料及び手数料534万円、繰越金17万3,000円を増額いたしまして、国庫支出金1,720万円、繰入金461万3,000円、市債2,170万円をそれぞれ減額するものでございます。 次に、歳出につきましては、下水道費3,494万円、公債費192万3,000円をそれぞれ減額するものでございます。 詳細につきましては、補正予算書5ページ以降に歳入歳出補正予算事項別明細書等を添付しておりますので、あわせてご参照の上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第28、議案第23号令和元年度浜田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を議題とします。市民生活部長。 ◎市民生活部長(斗光秀基) 議案第23号令和元年度浜田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。予算書の1ページをお開き願います。 歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,274万円を増額し、補正後の予算総額を8億1,177万円とするものでございます。 補正の内容につきましては、補正予算説明資料によりご説明申し上げます。 まず、1点目の編成概要でございますが、今回の補正の主な理由は前年度繰越金の確定及び保険料等の負担金の変更に伴う調整等を行うものとしております。 2点目の予算規模と3点目の補正事項は、記載のとおりです。 4点目の歳入歳出予算総括表の歳入についてですが、後期高齢者医療保険料は島根県後期高齢者医療広域連合による賦課決定に基づきまして調整を行っております。 繰越金は、前年度繰越金の確定に伴う追加を行うものです。 次に、歳出についてです。 後期高齢者医療広域連合納付金は、前年度繰越金を保険料として精算納付するため、保険料等負担金を追加するものです。 詳細につきましては、予算書の4ページ以降に歳入歳出補正予算事項別明細書を添付しておりますので、ご参照の上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第29、議案第24号令和元年度浜田市水道事業会計補正予算(第1号)を議題とします。上下水道部長。 ◎上下水道部長(坂田佳則) 議案第24号令和元年度浜田市水道事業会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。予算書の1ページをお開きください。 第2条で収益的収入及び支出の補正予定額を定めており、第3条で資本的収入及び支出の補正予定額を定めております。 補正の内容につきましては、資料によりご説明申し上げますので、令和元年度水道事業会計補正予算(第1号)説明資料をご覧ください。 今回の補正は、決算見込みによる給水収益の減額、人件費の調整、他会計補助金の増額、企業債発行額の減額等を行うものでございます。 まず、収益的収入及び支出でありますが、収入につきましては、給水収益、他会計補助金、長期前受け金戻入、固定資産売却益の調整で1,209万3,000円増額し、その計を21億6,636万6,000円とし、支出につきましては、人件費、減価償却費、支払い利息、消費税の調整で2,044万6,000円増額し、その計を20億1,978万2,000円とするものです。 次に、資本的収入及び支出でありますが、収入につきましては、企業債、固定資産売却代金の調整で3,681万8,000円減額し、その計を8億8,293万1,000円とし、支出につきましては、建設改良費の調整で645万3,000円減額し、その計を15億6,812万3,000円とするものです。 詳細につきましては、補正予算書3ページ以降に予算実施計画、給与費明細書等を添付しておりますので、ご参照の上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第30、議案第25号令和2年度浜田市一般会計予算を議題といたします。総務部長。 ◎総務部長(砂川明) 議案第25号令和2年度浜田市一般会計予算についてご説明申し上げます。一般会計予算書をご覧ください。1ページをお開きください。 第1条は、歳入歳出予算の総額について、歳入歳出それぞれ357億2,000万円とするものでございます。 第2条以降は、それぞれ地方自治法の規定に基づき、第2条は債務負担行為、第3条は地方債、第4条では一時借入金の借り入れ最高額を100億円とし、第5条は歳出予算の流用について定めております。 次に、2ページからの第1表、歳入歳出予算については、各款及び項ごとの予算額を6ページにかけて掲載をいたしております。また、7ページに第2表債務負担行為、8ページには第3表地方債を載せております。なお、当初予算説明資料に議会の議決を要する事項と事業概要をまとめておりますので、この資料により説明をさせていただきます。説明資料をご覧ください。 それでは、当初予算説明資料1ページの編成概要についてご説明いたします。 2段落目、令和2年度地方財政計画では、臨時財政対策債を含めた実質的な地方交付税総額は1.5%の増となり、地方の一般財源総額は令和元年度を上回る水準が確保されたところでございます。 3段落目、地方の一般財源総額は確保されたものの、幼児教育・保育の無償化による地方負担の増や会計年度任用職員制度施行に伴う期末手当の支給等に要する経費の確保など、新たな負担も生じております。 4段落目、このような状況を踏まえ、限られた財源を最大限有効に活用すべく、各部内において徹底した見直しを行うとともに、中期財政計画に沿った予算編成に努めてまいりました。 下から2段落目、このような取り組みの結果、令和2年度の一般会計予算総額は357億2,000万円となり、前年度と比較して金額で30億1,000万円の減、率にして7.8%の減となっております。次に、18ページをご覧ください。 当初予算総括表は、一般会計及び特別会計の予算額を一覧にしております。 次に、19ページの歳入についてであります。対前年度比で増減が大きい事項を中心に概要を説明いたします。 1番の市税は、令和元年度の決算見込みを参考に試算をしております。 2番の地方譲与税から12番の交通安全対策特別交付金については、地方財政計画や島根県の試算に基づき計上いたしております。2番のうち森林環境譲与税は、譲与額が前倒しで増額されたものでございます。 6番法人事業税交付金は、地方法人課税の偏在是正の観点から新設をされるものです。 また、自動車取得税交付金、9番の環境性能割交付金は、昨年10月からの消費税アップに伴い廃止、新設されたもので、その影響が1年間に及ぶためです。 なお、11番の地方交付税のうち普通交付税は、国の地方財政計画によるものに加え、合併算定替による加算の縮減といった当市独自の要因を考慮したものですが、令和2年度においては臨時財政対策債を含めた実質的な普通交付税では5,000万円の増となっております。 15番の国庫支出金は、高度衛生管理型荷さばき所整備事業の大幅減、平成29年度市債分の災害復旧事業の終了に伴う減額となっております。 17番の財産収入については、遊休資産である土地の売却が進捗したこともあり、50.3%の減となっております。 18番の寄附金については、ふるさと寄附金を前年度と同様の10億円で見込んでおります。 19番の繰入金についてであります。財政調整基金繰入金は当初予算の収支調整として取り崩すもの、減債基金繰入金はきらめき債の償還財源等として取り崩すものです。また、市民生活安定化基金繰入金は、前年度と同様に水道料金上昇抑制のための財源として活用するものです。 22番の市債は、実質的な交付税とも言える臨時財政対策債が9,000万円の減となっております。投資的経費の規模も減となっており、これに伴い、市債全体でも23.9%の減となっております。20ページをご覧ください。 自主財源、依存財源の状況についてであります。 自主財源は、昨年度に比べ減となっておりますが、これは計画的に実施してきた地方債の繰上償還の終了により、その財源として活用していた減債基金繰入金が減となっていることのほか、遊休資産である土地の売却が進捗したことにより財産収入が減となっているためであります。なお、比率については、ふるさと寄附金の恩恵もあり同水準を示しております。 次に、歳出の目的別状況の主な増減要因についてであります。 議会費は全員協議会室等空調設備改修事業の増、総務費は防災ハザードマップ作成事業や国基幹統計調査費の増、民生費は私立保育所の施設整備に対する支援や生活保護扶助費の減、衛生費は水道事業会計繰出金や火葬場大規模改修事業の減です。 労働費は勤労青少年ホーム管理運営費の増、農林水産業費は農業拠点施設整備に対する支援や高度衛生管理型荷さばき所整備事業の減、商工費は中小企業振興預託金の減や浜田開府400年記念イベント事業の終了によるものです。 土木費は浜田駅前広場整備事業や城山公園整備事業の終了による減、消防費は高規格救急自動車更新による増となっております。 教育費は学校支援員配置事業や(仮称)杵束コミュニティセンター整備事業による増、公債費は計画的に実施してきた繰上償還の終了によるものでございます。 次に、21ページの性質別経費の状況の主な増減要因についてです。 1番の義務的経費の人件費については、会計年度任用職員制度の施行の対応により増となっております。なお、会計年度任用職員以外の一般職については、給与改正の影響はあるものの、職員数の減少による減となっております。扶助費については、昨年10月以降の幼児教育・保育の無償化の影響や、障がい者福祉の延びによる増となっております。公債費の減額は、近年の繰上償還実施による償還利子の減、今年度の繰上償還の皆減による元金の減によるものです。 2番の投資的経費については、災害復旧費の減や高度衛生管理型荷さばき所整備事業の減により、全体で42.9%の減となっております。 3番の補助費等については、浜田地区広域行政組合負担金が16.6%の減となっておりますが、これは浜田地区広域行政組合が施設整備のために発行した地方債の一部について償還が終了したことによるものです。また、その他が16.4%の増となっておりますが、これは下水道事業の地方公営企業会計の移行に伴い、繰出金として扱っていたものが補助費等へ変更になったものでございます。 4番のその他については、物件費が減となっております。これは、会計年度任用職員制度の施行に伴い、物件費として扱っていた賃金が報酬として人件費へ変更となったことによるものです。繰出金の減額は、前述の下水道事業の地方公営企業会計への移行に伴う経費区分の変更によるものです。 22ページでは債務負担行為の状況、23ページには地方債の状況を記載しております。 24ページ、一般会計予算額の推移は、市町村合併後の当初予算及び最終予算を時系列で比較したものです。25ページの決算分類比較表とともに参考資料としてご覧ください。 次に、26ページと27ページにつきましては、これまで説明をいたしました一般会計の概要を図化したものです。上段の左側は歳入の科目別構成比、右側に歳出の性質別区分の構成比を載せております。下段の左側には歳入歳出予算の対前年度比率を、右側には決算見込みとしての財政指標、また市債及び基金残高の前年度比較を載せております。当市の財政構造や財政運営の特徴をあらわすものでございますので、参考資料としてご活用ください。28ページをご覧ください。 中山間地域の活性化のための共通事業を一覧で掲載しております。 29ページから30ページまでのふるさと寄附金充当事業は、ふるさと応援基金を取り崩して充当する事業のうち予算充実分を一覧で掲載をいたしております。 次の事業の概要では、31ページ以降に一般会計及び地方公営企業会計を除く特別会計について、それぞれの事業を載せております。 なお、個別の事業につきましては、本日の議会全員協議会において部単位でご説明をさせていただきます。また、説明資料においては、前年比較の欄にそれぞれ新規、拡充、縮減、皆減と記載しておりますので、審査に当たっての参考としてご覧ください。以上、主な事項について説明を申し上げました。 なお、詳細につきましては、予算書の9ページ以降をご参照の上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第31、議案第26号令和2年度浜田市国民健康保険特別会計予算を議題とします。市民生活部長。 ◎市民生活部長(斗光秀基) 議案第26号令和2年度浜田市国民健康保険特別会計予算についてご説明申し上げます。予算書の1ページをお開き願います。あわせて、当初予算説明資料を参考にご覧ください。 予算書の1ページ、第1条第1項は、事業勘定の歳入歳出予算の総額をそれぞれ64億8,992万2,000円に、直営診療施設勘定の歳入歳出予算の総額をそれぞれ2億4,367万2,000円と定めるものでございます。 同条第2項は、事業勘定及び直営診療施設勘定の歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は表、歳入歳出予算によるとしております。 第2条は一時借入金の借り入れ最高額を9億円と定め、第3条は歳出予算の流用について定めております。 それでは、事業勘定の歳入について、主な事項のみご説明申し上げます。予算書の2ページをお開きください。 1番の国民健康保険料8億8,507万9,000円は、平成30年度からの国保運営の都道府県単位化により島根県へ支払う国保事業費納付金を納めるために必要な額を計上しています。 5番の県支出金49億3,343万1,000円は、同じく制度改正により保険給付費の全額や市町村の特別事情により交付される保険給付費等交付金を計上しています。 7番の繰入金6億6,028万2,000円は、保険料の軽減などや事務費、国保直営診療所の運営費補助について計上しています。 次に、歳出についても主な事項のみご説明申し上げます。3ページをご覧ください。 2番の保険給付費46億2,629万8,000円は、過去3年間における給付費の実績等を勘案して計上しています。 5番の保健事業費8,142万2,000円は、特定健康診査及び特定保健指導事業に係る事業費と、脳ドック及び人間ドック等に係る保健衛生普及費のほか、医療費適正化に係る事業費を計上しております。 続きまして、直営診療施設勘定についてご説明申し上げます。予算書の5ページをお開きください。 歳入についての主な事項のみご説明申し上げます。 1番の診療収入1億5,401万2,000円は、令和元年度診療収入の実績見込みに基づいて計上しています。 次に、歳出についても主な事項のみご説明申し上げます。6ページをご覧ください。 2番の医業費5,664万2,000円は、処方薬剤及び医療用消耗品購入等に係る経費並びに医療用機械器具の保守管理費及び購入経費を計上しております。 3番の公債費は、過疎対策債等の償還分となっております。 なお、事業勘定の詳細につきましては予算書の7ページ以降に、また直営診療施設勘定につきましては63ページ以降に、歳入歳出予算事項別明細書、給与費明細書及び地方債に関する調書を添付しておりますので、ご参照の上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第32、議案第27号令和2年度浜田市駐車場事業特別会計予算を議題とします。総務部長。 ◎総務部長(砂川明) 議案第27号令和2年度浜田市駐車場事業特別会計予算についてご説明を申し上げます。特別会計予算書の1ページをご覧ください。 歳入歳出予算の総額につきましては、歳入歳出それぞれ3,262万2,000円とするものでございます。 2ページからの表、歳入歳出予算につきましては、款及び項ごとの予算額を記載しており、歳入は2ページに、歳出は3ページに記載をしております。また、別冊で添付しております当初予算説明資料の279ページから281ページに事業ごとの予算概要を記載しておりますので、あわせてご覧ください。 予算書の2ページの歳入についてでございます。 1の事業収入では、指定管理者からの納付金と駐車場利用券の販売収入等を計上しております。 2の財産収入はこの特別会計の財政調整基金の運用利子で、3の繰入金は財政調整基金からの繰入金、4の繰越金は前年度繰越金でございます。 次に、3ページの歳出でございます。 1の駐車場費では、公課費、財政調整基金積立金、二つの駐車場の管理運営費を計上いたしております。 また、2の公債費では、道分山立体駐車場の元利償還金を計上いたしております。 詳細につきましては、4ページ以降に歳入歳出予算事項別明細書及び地方債に関する調書を添付しておりますので、ご参照の上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第33、議案第28号令和2年度浜田市公設水産物仲買売場特別会計予算を議題とします。産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) 議案第28号令和2年度浜田市公設水産物仲買売場特別会計予算について説明申し上げます。予算書の1ページをお開きください。あわせて、当初予算説明資料の282ページ、283ページに歳入歳出の状況を記載しておりますので、ご覧ください。 仲買売場につきましては、山陰浜田港公設市場へ移転することに伴い、令和2年10月末をもって仲買売場特別会計及び仲買売場財政調整基金を廃止する予定としており、それに係る予算について計上しております。 予算書の第1条では、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6,600万2,000円と定めております。 予算書の第2条では、歳入歳出予算の款項の区分ごとの金額を予算書の2ページ、3ページの表により定めております。 歳入につきましては、仲買売場の利用に伴う使用料及び手数料として925万1,000円、財産収入として8万2,000円、財政調整基金廃止に伴う基金からの繰入金として5,666万6,000円、前年度繰越金として1,000円、雑収入として2,000円を計上しております。 歳出につきましては、水産物仲買売場費は6,600万2,000円で、指定管理者への委託料、使用料及び賃借料などの施設の維持管理に要する費用、特別会計廃止に伴う一般会計への繰出金を計上しております。 なお、詳細につきましては、予算書の4ページ以降に歳入歳出予算事項別明細書、債務負担行為に関する調書を添付しておりますので、ご参照の上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第34、議案第29号令和2年度浜田市農業集落排水事業特別会計予算から日程第36、議案第31号令和2年度浜田市生活排水処理事業特別会計予算までの3件を一括議題といたします。上下水道部長。 ◎上下水道部長(坂田佳則) 議案第29号から議案第31号までの三つの特別会計について一括して提案させていただきます。 まず、議案第29号令和2年度浜田市農業集落排水事業特別会計予算についてご説明申し上げます。予算書の1ページをご覧ください。 予算書の第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ7億898万2,000円と定めております。 2ページの歳入の主なものは、使用料及び手数料としては8,192万7,000円、県支出金は256万円、繰入金は3億9,703万5,000円、諸収入は4,429万9,000円、市債は1億8,290万円などであります。 3ページの歳出につきましては、農業集落排水費が2億4,457万8,000円、公債費が4億6,440万4,000円であります。 詳細につきましては、予算書5ページ以降に歳入歳出予算事項別明細書、債務負担行為に関する調書等を添付しておりますので、あわせてご参照ください。 続きまして、議案第30号令和2年度浜田市漁業集落排水事業特別会計予算についてご説明申し上げます。予算書の1ページをご覧ください。 第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4,863万9,000円と定めております。 2ページの歳入の主なものは、使用料及び手数料としては1,248万円、繰入金は3,283万1,000円、市債は330万円などであります。 3ページの歳出につきましては、漁業集落排水費が2,108万7,000円、公債費が2,755万2,000円であります。 詳細につきましては、予算書5ページ以降に歳入歳出予算事項別明細書、債務負担行為に関する調書等を添付しておりますので、あわせてご参照ください。 続きまして、議案第31号令和2年度浜田市生活排水処理事業特別会計予算についてご説明申し上げます。予算書の1ページをご覧ください。 第1号は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5,514万3,000円と定めております。 2ページの歳入の主なものは、使用料及び手数料は1,740万9,000円、繰入金は3,773万3,000円などであります。 3ページの歳出につきましては、生活排水処理費が4,164万3,000円、公債費が1,350万円であります。 詳細につきましては、予算書4ページ以降に歳入歳出予算事項別明細書等を添付しておりますので、あわせてご参照ください。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第37、議案第32号令和2年度浜田市後期高齢者医療特別会計予算を議題とします。市民生活部長。 ◎市民生活部長(斗光秀基) 議案第32号令和2年度浜田市後期高齢者医療特別会計予算についてご説明申し上げます。予算書の1ページをお開き願います。 第1項は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ9億4,291万8,000円と定めるものです。 第2項は、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額を表、歳入歳出予算によるとしております。それでは、予算書の2ページをお開き願います。 歳入からご説明申し上げます。 後期高齢者医療保険料は、広域連合から示された保険料の収入見込み額として6億4,067万3,000円を計上しております。 使用料及び手数料20万円は督促手数料、繰入金2億6,733万7,000円は職員人件費、事務費及び保険料軽減に係る基盤安定負担金の合計額であります。 諸収入の主なものとしては、後期高齢者医療広域連合からの健康診査受託料2,018万1,000円と、雑入として広域連合へ派遣しております職員2名の人件費1,302万5,000円を計上しております。 次に、3ページの歳出です。 総務費は、3,531万7,000円で、職員人件費及び事務費、後期高齢者医療広域連合納付金8億8,482万2,000円は、浜田市が被保険者から収納する保険料と一般会計から繰り入れる低所得者に対する保険料軽減分の基盤安定負担金を合計した金額、これを計上しております。 保健事業費2,127万9,000円は、後期高齢者医療広域連合からの委託を受け健康診査を実施するための経費でございます。 諸支出金150万円は、過年度分保険料の還付金及び加算金です。 詳細につきましては、予算書の4ページ以降に歳入歳出予算事項別明細書及び給与費明細書を添付しておりますので、ご参照の上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第38、議案第33号令和2年度浜田市水道事業会計予算から日程第40、議案第35号令和2年度浜田市公共下水道事業会計予算までの3件を一括議題とします。上下水道部長。 ◎上下水道部長(坂田佳則) 議案第33号令和2年度浜田市水道事業会計予算についてご説明申し上げます。予算書の1ページをお開き願います。 第3条では、収益的収入及び支出の額を定めており、収入は水道事業収益を21億73万円とし、その内訳は、営業収益13億826万6,000円、営業外収益7億9,046万3,000円、特別収益200万1,000円であります。 支出につきましては、水道事業費用を20億369万円とし、その内訳は、営業費用17億4,437万9,000円、営業外費用2億5,521万1,000円、特別損失300万円などであります。 第4条では、資本的収入及び支出の額を定めております。資本的収入の額を11億3,231万2,000円とし、その内訳は、国庫補助金1億4,583万3,000円、他会計補助金3億2,174万5,000円、工事負担金2億3,051万6,000円、企業債4億3,410万円などであります。 資本的支出の額は17億9,332万7,000円で、その内訳は、建設改良費10億1,894万5,000円、企業債償還金7億7,438万2,000円であります。 なお、資本的収入及び支出の不足額6億6,101万5,000円につきましては、記載のとおり補填をいたします。 詳細につきましては、3ページ以降に予算実施計画、給与費明細書等を添付しておりますので、あわせてご参照ください。 続きまして、議案第34号令和2年度浜田市工業用水道事業会計予算についてご説明申し上げます。 令和2年度は、議案第14号でご説明しました料金改定を反映した予算となっており、初年度は収益的収支で約1,000万円の減額を見込んでおります。予算書の1ページをお開き願います。 第3条では、収益的収入及び支出の額を定めており、収入は工業用水事業収益が1億1,156万6,000円で、その内訳は、営業収益が8,333万7,000円、営業外収益が2,822万9,000円であります。 支出は、工業用水道事業費用が1億1,147万1,000円で、その内訳は、営業費用が1億552万2,000円、営業外費用が584万9,000円などであります。 第4条では、資本的収入及び支出の額を定めており、収入につきましては、工事負担金が498万4,000円であります。 支出につきましては、総額が1,842万5,000円で、その内訳は、建設改良費が773万9,000円、企業債償還金が1,068万6,000円であります。 なお、資本的収支の不足額1,344万1,000円につきましては、記載のとおり補填いたします。 詳細につきましては、3ページ以降に予算実施計画、給与費明細書等を添付しておりますので、ご参照の上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、議案第35号令和2年度浜田市公共下水道事業会計予算についてご説明申し上げます。 公共下水道事業につきましては、令和2年度より地方公営企業法の財務規定等を適用し、公共下水道事業会計として予算を計上しております。予算の1ページをお開き願います。 第3条では、収益的収入及び支出の額を定めており、収入は下水道事業収益を5億2,402万1,000円とし、その内訳は営業収入9,336万円、営業外収益4億3,066万1,000円であります。 支出につきましては、下水道事業費用を5億2,570万9,000円とし、その内訳は営業費用4億5,826万8,000円、営業外費用5,529万9,000円、特別損失1,184万2,000円などであります。 第4条では、資本的収入及び支出の額を定めております。資本的収入の額を5億22万2,000円とし、その内訳は、国県補助金1億2,150万円、企業債2億3,720万円、他会計出資金1億4,152万2,000円であります。 資本的支出の額は6億6,340万2,000円で、その内訳は、建設改良費2億8,626万4,000円、企業債償還金3億7,713万8,000円であります。 なお、資本的収支の不足額1億6,318万円につきましては、記載のとおり補填をいたします。 詳細につきましては、3ページ以降に予算実施計画、給与費明細書等を添付しておりますので、ご参照の上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第41、同意第1号人権擁護委員候補者の推薦についてを議題とします。副市長。 ◎副市長(近重哲夫) 同意第1号人権擁護委員候補者の推薦についてご説明申し上げます。同意議案の1ページをお開きください。 本案は、人権擁護委員の寺田恭子氏、其原繁広氏、王子幸子氏、石川朝子氏が令和2年6月30日をもって任期満了となりますので、後任の候補者の推薦について人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の同意を求めるものであります。 推薦に当たりましては、職務内容と候補者の経歴等を十分考慮いたしました結果、寺田恭子氏、杉野本智幸氏、森下政昭氏、横田智子氏をそれぞれ適任者と認め、推薦したいと存じます。よろしくご同意いただきますようお願い申し上げます。なお、参考欄には任期と根拠法を載せております。また、別に候補者の略歴を参考資料として配付しておりますので、後ほどご覧ください。 ○議長(川神裕司) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。皆様方ご苦労さまでした。            午後0時40分 散会        ────────────────────────── △1.議員派遣報告書 (緊急を要した場合の議長決定によるもの)件    名派 遣 目 的派遣場所派遣期間派遣議員浜田市議会 議員研修会議員が一堂に会して、議 会の活性化等に向けてよ り研鑽を積むための研修 会に出席するため浜田市令和2年1月22日 (14:00~16:00)三浦 大紀議員 沖田 真治議員 西川 真午議員 村武まゆみ議員 川上 幾雄議員 柳楽真智子議員 串崎 利行議員 小川 稔宏議員 野藤  薫議員 上野  茂議員 飛野 弘二議員 笹田  卓議員 布施 賢司議員 岡本 正友議員 芦谷 英夫議員 永見 利久議員 佐々木豊治議員 道下 文男議員 田畑 敬二議員 西田 清久議員 澁谷 幹雄議員 川神 裕司議員 西村  健議員 △2.意見書処理報告書   (令和元年12月定例会議議決分)件          名提  出  先発議第15号  視覚障がい有権者への選挙公報の充実を求める意見書について内閣総理大臣 総務大臣 厚生労働大臣 内閣官房長官 衆議院議長 参議院議長...