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02月22日-01号

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  1. 浜田市議会 2018-02-22
    02月22日-01号


    取得元: 浜田市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-27
    平成30年 3月定例会        平成30年3月浜田市議会定例会会議録(第1号)1. 日  時  平成30年2月22日(木)午前9時59分開会2. 場  所  浜田市役所議場        ────────────────────────── 出席議員(24名) 1番  三  浦  大  紀           2番  沖  田  真  治 3番  西  川  真  午           4番  村  武  ま ゆ み 5番  川  上  幾  雄           6番  柳  楽  真 智 子 7番  串  崎  利  行           8番  小  川  稔  宏 9番  野  藤     薫          10番  上  野     茂11番  飛  野  弘  二          12番  笹  田     卓13番  布  施  賢  司          14番  岡  本  正  友15番  芦  谷  英  夫          16番  永  見  利  久17番  佐 々 木  豊  治          18番  道  下  文  男19番  田  畑  敬  二          20番  西  田  清  久21番  澁  谷  幹  雄          22番  川  神  裕  司23番  西  村     健          24番  牛  尾     昭        ────────────────────────── 欠席議員(0名)        ────────────────────────── 地方自治法第121条により説明のため出席した者市長      久保田 章 市          副市長     近 重 哲 夫教育長     石 本 一 夫          代表監査委員  矢 冨 嗣 敏金城自治区長  内 藤 大 拙          旭自治区長   岩 谷 欣 吾弥栄自治区長  熊 谷 富 雄          三隅自治区長  中 島 良 二総務部長    砂 川   明          地域政策部長  岡 田 泰 宏財務部長    宮 崎 良 一          健康福祉部長  前 木 俊 昭市民生活部長  斗 光 秀 基          産業経済部長  田 村 洋 二産業経済部参事 湯 淺   淳          都市建設部長  下 垣 博 史教育部長    佐々木 秀 樹          消防長     佐々木 和 文上下水道部長  河 野 正 雄          金城支所長   吉 永 靖 司旭支所長    塚 田 民 也          三隅支所長   斎 藤 友 昭市長公室長   佐々木 俊 幸          総務課長    山 根 隆 志財政課長    草 刈 健 司        ────────────────────────── 事務局職員出席者事務局長    小 川 克 巳          次長      篠 原   修議事係長    三 浦 修 三        ────────────────────────── 議事日程(第1号)第1        会議録署名議員の指名について第2        会期の決定について第3        諸般の報告第4        施政方針及び教育方針表明   市長提出議案(説明)第5 議案第 1号 浜田市情報公開条例及び浜田市個人情報保護条例の一部を改正する条例について第6 議案第 2号 浜田市コミュニティー防災センター条例の一部を改正する条例について第7 議案第 3号 浜田市防災行政無線施設条例の一部を改正する条例について第8 議案第 4号 浜田市生活路線バス条例の一部を改正する条例について第9 議案第 5号 浜田市手数料条例の一部を改正する条例について第10 議案第 6号 浜田市市民生活安定化基金条例の制定について第11 議案第 7号 浜田市市有財産有効活用推進基金条例の制定について第12 議案第 8号 浜田市乳幼児等医療費助成条例の一部を改正する条例について第13 議案第 9号 浜田市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の基準に関する条例の一部を改正する条例について第14 議案第10号 浜田市放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例について第15 議案第11号 浜田市障がいのある人もない人も共に生きることができるまちづくり条例の制定について第16 議案第12号 浜田市国民健康保険条例の一部を改正する条例について第17 議案第13号 浜田市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例について第18 議案第14号 浜田市地域集会施設等条例の一部を改正する条例について第19 議案第15号 浜田市林業地域給水施設条例を廃止する条例について第20 議案第16号 浜田市広島PRセンター条例を廃止する条例について第21 議案第17号 浜田市美又温泉会館条例の一部を改正する条例について第22 議案第18号 浜田市都市公園条例の一部を改正する条例について第23 議案第19号 浜田市営住宅条例の一部を改正する条例について第24 議案第20号 市道路線の廃止について(七条25号線外)第25 議案第21号 市道路線の認定について(七条25号線外)第26 議案第22号 浜田市過疎地域自立促進計画の変更について第27 議案第23号 平成29年度浜田市一般会計補正予算(第7号)第28 議案第24号 平成29年度浜田市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)第29 議案第25号 平成29年度浜田市駐車場事業特別会計補正予算(第2号)第30 議案第26号 平成29年度浜田市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)第31 議案第27号 平成29年度浜田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)第32 議案第28号 平成29年度浜田市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)第33 議案第29号 平成29年度浜田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)第34 議案第30号 平成29年度浜田市水道事業会計補正予算(第1号)第35 議案第31号 平成30年度浜田市一般会計予算第36 議案第32号 平成30年度浜田市国民健康保険特別会計予算第37 議案第33号 平成30年度浜田市駐車場事業特別会計予算第38 議案第34号 平成30年度浜田市公設水産物仲買売場特別会計予算第39 議案第35号 平成30年度浜田市公共下水道事業特別会計予算第40 議案第36号 平成30年度浜田市農業集落排水事業特別会計予算第41 議案第37号 平成30年度浜田市漁業集落排水事業特別会計予算第42 議案第38号 平成30年度浜田市生活排水処理事業特別会計予算第43 議案第39号 平成30年度浜田市後期高齢者医療特別会計予算第44 議案第40号 平成30年度浜田市水道事業会計予算第45 議案第41号 平成30年度浜田市工業用水道事業会計予算第46 同意第 1号 浜田市教育委員会教育長の任命について        ────────────────────────── 本日の会議に付した事件議事日程(第1号)のとおり        ──────────────────────────            会       議            午前9時59分 開会 ○議長(川神裕司) ただいま出席議員は24名で定足数に達しております。これより平成30年3月浜田市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。            午前9時59分 開議 ○議長(川神裕司) 本日の議事日程はお手元に配付しておりますので、朗読は省略いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第1、会議録署名議員の指名についてを議題とします。 会議規則第82条の規定により、5番川上幾雄議員、6番柳楽真智子を指名します。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第2、会期の決定についてを議題とします。 お諮りします。今定例会の会期は、本日から3月15日までの22日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) ご異議なしと認めます。会期は22日間と決定しました。 なお、会期中の会議予定はお手元に配付しておりますので、ご了承をお願いします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第3、諸般の報告をします。 報告第1号及び報告第2号の2件について専決処分の報告がありました。お手元にその写しを配付しておりますので、ご了承ください。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第4、施政方針及び教育方針表明です。 市長及び教育長より発言を求められておりますので、順次これを許可します。市長。            〔久保田章市市長 登壇〕 ◎市長(久保田章市) 平成30年3月浜田市議会定例会の開会に当たり、平成30年度の当初予算を初めとする諸議案の説明に先立ちまして、今後の市政運営に関する所信を申し述べ、議員並びに市民の皆さんのご理解とご協力を賜りたいと存じます。 平成29年12月市議会定例会における所信表明でも申し上げましたとおり、本任期におきましては、第1に産業振興と中小事業者支援、第2に少子化対策と子育て支援、第3に福祉の充実と市民負担の軽減、第4にふるさと郷育と歴史文化の継承、第5に中山間地域の諸課題への対応、第6に防災・減災対策、第7に行財政改革の、以上七つを重点政策として推進してまいります。 そのほかにも、開府400年に向けた取り組み、自治区制度、東京オリンピックパラリンピック対応、観光における広域連携の四つについて、重要事項として取り組んでまいります。 それでは、平成30年度の施策につきまして、第2次浜田市総合振興計画の七つのまちづくり大綱に沿って、主な事項を説明いたします。 なお、平成31年5月から新天皇のご即位に伴い元号が平成から変更となりますが、施政方針の説明におきましては、元号を全て平成として統一して申し述べさせていただきます。 大綱の一つ目、活力のある産業を育て雇用をつくるまちにつきまして、6点について申し上げます。 1点目は、水産業の振興についてであります。 高度衛生管理型荷捌所の整備につきましては、本年は第1期工事として、まき網用の7号荷捌所の建設工事に着手いたします。地元漁船の存続対策として、本年はまき網漁船の老朽化対策として、漁船リース事業の活用などを推進してまいります。 浜田漁港エリアの活性化につきましては、しまねお魚センターや公設水産物仲買売場のあり方を検討し、関係者の意向も伺いながら、抜本的な対策を行ってまいります。 瀬戸ケ島埋立地につきましては、輸出も見据えた新たな水産加工事業としての活用を図るため、引き続き事業実施の核となる企業を探してまいります。 2点目に、農林業の振興についてであります。 農業の振興につきましては、引き続き農家所得の向上に向けて、浜田の顔となる大粒ブドウ、赤梨、西条柿の三つの振興作物の推進、及び大豆、キャベツ、あすっこ、アスパラガスなどの組み合わせ作物の生産拡大に取り組んでまいります。 耕作放棄地対策としては、農業委員会や農地中間管理機構と連携を図り、担い手の確保、農地の集積を図ってまいります。 イノシシなどの有害鳥獣対策につきましては、迅速な被害対応と広域的な防護柵の設置に取り組むとともに、より効果的な対策を検討してまいります。 畜産振興につきましては、三隅町に進出する畜産法人が平成31年4月に牧場を開設する予定となっており、施設整備の支援を行うとともに、優良乳用牛導入に対する支援を行ってまいります。 大規模農業の推進につきましては、元谷団地において平成30年5月にはトマト生産法人が営農を開始する予定となっており、雇用促進などの支援を行ってまいります。 林業の振興につきましては、森林の境界の明確化や集約化を進め、林業事業体が施業しやすい環境づくりに取り組むとともに、地元合板工場やバイオマス発電施設に安定した木材供給ができるよう関係機関と協力してまいります。 3点目に、商工業の振興についてであります。 中小事業者支援のうち、特に事業承継につきましては、商工団体、金融機関などと連携し、事業譲渡の相談や譲渡先の紹介、創業を目指す起業家とのマッチングを行う(仮称)事業承継サポート窓口の開設を検討するとともに、次代を担う経営後継者や起業家の育成に取り組んでまいります。 ふるさと寄附につきましては、自治体間競争も激しくなっておりますが、本年度を上回るご寄附をいただけるよう、市内事業者と一緒になって積極的に推進してまいります。 4点目に、浜田港を生かした産業振興についてであります。 昨年11月に、浜田港港湾計画が改定され、今後15年間の浜田港の整備構想が示されました。本年3月31日には山陰自動車道と浜田港を結ぶ臨港道路福井4号線が開通し、年内には福井埠頭にガントリークレーンが整備される予定であり、浜田港の機能強化が進んでおります。引き続き、港湾計画に基づき、浜田港の整備が促進されますよう、国、県や関係機関への働きかけを行ってまいります。本年5月、7月及び10月の3回、イタリア船籍の大型クルーズ客船コスタ・ネオロマンチカが入港いたします。港のにぎわい創出と地域経済の活性化につながるよう、島根県や周辺市町、関係団体と連携して受け入れ態勢に取り組んでまいります。 5点目に、観光・交流の推進についてであります。 石見神楽につきましては、平成29年度に浜田石見神楽社中連絡協議会高円宮殿下記念地域伝統芸能賞を受賞し、近年海外公演も増えており、日本だけではなく世界で注目度が高まっております。東京オリンピックパラリンピックの期間に東京で公演ができるよう、関係機関に働きかけてまいります。 北前船の日本遺産追加認定につきましては、本年1月に、外ノ浦を寄港地として関係する全国の27自治体とともに文化庁へ申請書を提出いたしました。正式認定されましたら、観光サインなどの整備を行うとともに、他の認定自治体と協力して観光資源としての情報発信を行ってまいります。 インバウンド対策といたしましては、広島を訪れる個人観光客をターゲットとして、交通手段の検討を行うとともに、情報発信の強化などに取り組んでまいります。 浜田開府400年事業につきましては、先般実行委員会を組織いたしました。今後、イベント事業を検討し、ポスターやチラシ、ホームページの作成などの準備にも取り組んでまいります。なお、平成30年度は、第4回目のプレ講演・座談会の開催や甲冑隊の創設による大名行列の充実などに取り組み、引き続き市民の皆さんの機運醸成を図ってまいります。 次に、萩・石見空港の利用促進についてであります。 東京路線の2便化の維持につきましては、さらなるイン対策の取り組みが必要と考えており、首都圏からの観光誘致をさらに強化するため、萩市、長門市、益田市とも連携し、県境を越えた石見・長門地域の魅力発信や観光コースの策定などに取り組んでまいります。 6点目に、企業立地と雇用の確保についてであります。 企業誘致に当たり、課題となっている工場用地不足を解消するため、島根県への造成要望を行うとともに、先行取得を含め、用地の確保を検討してまいります。 雇用の確保につきましては、本年3月から新たに、浜田市情報サイト浜田ダイアリー内に市内企業の魅力や求人情報を掲載する(仮称)企業魅力発信ウエブサイトの運用を開始いたします。平成30年度は、このサイトを広く周知し、ハローワーク浜田求人情報サイトふるさと島根定住財団UIターン総合サイトくらしまねっとと連携し、地元新卒者、一般の求職者に加え、UIターン者の地元雇用につながるよう取り組んでまいります。 広島市場開拓室は、昨年10月に、広島商工会議所ビル広島PRセンター内に事務所を移転しましたが、引き続き新規市場開拓に重点を置き、さらなる営業活動に取り組んでまいります。 大綱の二つ目、健康でいきいきと暮らせるまちにつきましては、5点について申し上げます。 1点目は、子どもを安心して産み育てる環境づくりについてであります。 子育て環境の施設整備につきましては、本年4月から三隅保育所内に子育て支援センターおひさまが開設され、放課後児童クラブも石見小学校で1クラブを増設いたします。 子育て支援センターすくすくの建てかえにつきましては、現在検討委員会において議論を重ねておりますが、市民の皆さんに親しまれる施設となるよう広くご意見を伺い、平成30年度中を目途に方針を決定してまいります。 子どもを望んでいてもかなわないご夫婦への支援につきましては、不妊治療、不育症治療の助成を引き続き行ってまいります。一方、産後ケアや訪問、相談を充実させ、新たに妊婦歯科健診の助成を設けるなど、妊娠期から出産、産後、育児まで切れ目のない支援も行ってまいります。 子ども医療費助成につきましては、子育て世帯の経済的負担のさらなる軽減のため、本年10月から就学前の子どもの医療費を無料といたします。 2点目に、高齢者福祉の充実についてであります。 介護ニーズの高まりに伴い介護保険料の上昇が見込まれる中、高齢者の元気づくりを進めるため、新たに介護保険サービスを使っていない70歳以上の元気な高齢者を対象として、温泉施設等の入浴券を配付する敬老入浴券贈呈事業に取り組んでまいります。また、手軽に行える体操の普及を図るとともに、サロンなどの通いの場を増やす取り組みを支援してまいります。 医療・介護を必要とする高齢者に対しましては、さらなる支援体制の強化を目指し、在宅医療・介護連携支援センターを平成30年度の早い時期に開設できるよう準備を進めてまいります。 3点目に、医療体制の充実と健康づくりの推進についてであります。 医療体制の充実につきましては、引き続き高校生や医学生との交流会を開催するほか、診療所における研修医の受け入れ推進などにより、医療従事者の確保に取り組んでまいります。 健康づくりの推進につきましては、平成30年度は特に市民を挙げて健康づくりに取り組んでいただくための仕掛けづくりを検討してまいります。また、市民一人ひとりの家庭や学校、職域、地域における健康づくりの実践と食育の推進により、健康的な生活習慣の確立ができるよう支援してまいります。また、各種検診などの受診率向上にも取り組んでまいります。 4点目に、障がい者福祉と地域福祉の充実についてであります。 障がい者福祉の充実につきましては、浜田市障がいのある人もない人も共に生きることができるまちづくり条例を本議会に提案いたします。障がいの有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に向けて取り組んでまいります。 地域福祉の充実につきましては、仕事や生活など困難を抱える方に対して社会福祉協議会や民生児童委員などと連携して相談に乗るなど、自立に向けた支援を行ってまいります。 5点目の、国民健康保険につきましては、制度の安定化のため平成30年度から島根県が財政運営の責任主体として国保運営の中心的な役割を担うことになりました。しかしながら、保険料については制度改正後も各自治体が決めることから、市民の皆さんの負担が重くならないよう、国民健康保険財政調整基金市民生活安定化基金の活用を含む一般会計などからの繰り出しにより、被保険者の過重な負担の抑制を図ってまいります。 大綱の三つ目、夢を持ち郷土を愛する人を育むまちにつきましては、5点について申し上げます。 1点目は、学校教育の充実についてであります。 全国学力・学習状況調査結果では、県平均を上回る学年や教科も出ておりますが、引き続き国語教育の充実を柱に、調べる学習コンクール学校図書館活用教育などにより学力向上に努めてまいります。 また、酷暑対策としてのエアコン設置につきましては、昨年夏の教室温度の調査結果等を踏まえ、まず中学校から普通教室と特別支援教室へのエアコンの設置を計画的に進めてまいります。 2点目に、家庭教育支援の推進につきましては、就学前の子どもを持つ保護者を支援するため、浜田市独自の家庭教育支援プログラムの開発、実施を進めてまいります。 3点目に、社会教育の推進につきましては、引き続きふるさと郷育の推進を通じて、浜田が好き、将来は浜田で働きたい、市外からも浜田を応援したいという子どもたちを育んでまいります。 4点目に、生涯スポーツの振興についてであります。 生涯スポーツの振興につきましては、ウオーキング、グラウンドゴルフ、ゲートボールなどの軽スポーツ活動を引き続き推進し、生きがいづくり、健康づくりに取り組んでまいります。 スポーツ施設の適正な配置、及び整備計画につきましては、浜田市スポーツ推進審議会の答申を踏まえ、利用団体や市民の皆さんの要望、意見も考慮し、計画の策定を進めてまいります。なお、浜田市野球場につきましては、平成30年度から2カ年をかけて改修工事を行ってまいります。 5点目に、浜田城周辺整備についてであります。 現在工事を進めております城山公園の整備につきましては、浜田開府400年を迎える平成31年秋ごろの完成を目指して取り組んでまいります。 なお、(仮称)浜田歴史資料館でありますが、貴重な資料を収集、保存し後世に継承するとともに、ふるさと郷育の拠点として、次代を担う子どもたちや市民の皆さんが郷土に誇りと自信を持つことができる環境を整えることは大切であると考えております。平成28年度に市民の皆さんからいただいたご意見を踏まえ、場所に加え整備費や運営費などの検討を重ね、これならばよいと思っていただける案を再検討してまいります。以上、教育について重点的な取り組みを述べましたが、教育方針につきましては、後ほど教育長から申し述べます。 大綱の四つ目、自然環境を守り活かすまちにつきましては、2点について申し上げます。 1点目は、循環型社会の構築についてであります。 平成30年度からエコクリーンセンターにおいて廃プラスチック類を焼却することに伴い、ごみ分別方法につきましては、4月から廃プラスチック類が燃やせないごみから燃やせるごみに変更となります。あわせて、乾電池、スプレー缶、ライターなどの危険物、有害物は指定ごみ袋以外のレジ袋などの透明、半透明袋で出すことを可能とし、市民の皆さんのごみ排出の負担軽減を図ってまいります。 2点目に、浜田市火葬場につきましては、3炉ある火葬炉のうち、平成29年度に1炉、平成30年度に2炉の更新工事を行い、今後20年程度の延命を図ってまいります。 大綱の五つ目、生活基盤が整った快適に暮らせるまちにつきましては、4点について申し上げます。 1点目の山陰自動車道三隅益田道路の整備につきましては、引き続き早期完成を目指して国に対して事業促進の働きかけを行ってまいります。 2点目は、公共交通の充実についてであります。 まずは、次期浜田市地域公共交通再編計画の策定に取り組んでまいります。見直しに当たりましては、これまでの施策の検証を行い、地域の実情に合ったよりよい交通体系の再構築を検討してまいります。 また、好評をいただいております敬老乗車券交付事業は、さらなる制度の充実を図り、運転免許自主返納支援事業につきましては、引き続き事業を実施してまいります。 3点目に、浜田駅周辺環境整備についてであります。 君市踏切改良事業につきましては、平成32年度中の完成を目指し、踏切北側において工事に着手いたします。 また、浜田駅前広場整備事業につきましては、詳細設計を進めてまいります。 4点目に、上下水道整備についてであります。 簡易水道事業の上水道事業への統合は、平成30年4月に実施することとしております。統合に伴う水道料金の改定は、市民の皆さんへの十分な周知期間を確保するため、平成30年10月から実施することといたしました。 水道料金の改定に当たりましては、水道事業そのものの経営改善効果に加え、国の高料金対策にかかわる地方財政措置の継続を織り込み、負担の増加を極力少なくし、平均24.8%の改定といたします。なお、市民の皆さんの急激な負担増を回避するため、市民生活安定化基金の活用により3カ年の激変緩和措置を講じ、市内全域の水道料金の統一は平成32年10月といたします。 また、老朽施設の更新につきましては、有収率低下の原因となっている市街地エリアの老朽管の更新を最優先に取り組みます。あわせて、災害時に重要な拠点となる病院などに供給する基幹管路の耐震化を平成31年度から3年かけて集中的に行ってまいります。 下水道事業の推進につきましては、下水道審議会の答申に基づき、駅前周辺地区を最優先として、平成32年度の事業着手に向けて都市計画決定や事業認可の準備を進めてまいります。 大綱の六つ目、安全で安心して暮らせるまちにつきましては、3点について申し上げます。 1点目は、災害に強いまちづくりについてであります。 住民への情報周知手段の確保、充実につきましては、防災行政無線屋外拡声子機を土砂災害の危険度の高い山間部などに計画的に増設するとともに、引き続き防災防犯メールの登録者数の増加に向けた取り組みを進めてまいります。さらに、住民避難に役立つリアルタイムの河川情報を提供できるよう、新たに河川監視カメラを設置するとともに、市立公民館などに公衆用無線LANを整備し、避難所設営時に避難者の方がインターネットを通じて情報収集できる環境を整備いたします。 地域防災力の向上につきましては、昨年までに各支所に消防職員を配置し、防災体制の強化を図りました。引き続き、自主防災組織の設立や育成に取り組むとともに、防災訓練への市民参加を促進するなど、市民全体の防災意識の高揚を図ってまいります。 地震津波防災対策につきましては、津波ハザードマップの見直しや津波避難計画の策定に引き続き取り組んでまいります。 2点目に、米軍機騒音問題についてであります。 昨年11月から、厚木基地から岩国基地への艦載機移駐が本格的に始まり、今後、低空飛行訓練による騒音被害が増加することが懸念されます。引き続き、島根県や米軍機騒音等対策協議会の構成市町と一緒になって、外務省、防衛省に対し飛行訓練の中止等の要望活動を行ってまいります。 3点目に、消防・救急体制の充実についてであります。 平成30年11月に、中国電力三隅発電所2号機の建設着工が予定されています。建設中はもちろん、完成後も設備点検のため継続的に管轄内人口が増えますので、消防三隅出張所の職員を増員し、出動体制の強化を図ってまいります。 また、昨年は救急出動件数が3,000件を超え、過去最高となりました。高齢者の搬送も増えており、多様な救急ニーズに対応できるよう、引き続き救急隊員の資質の向上に努めるとともに、まちかど救急ステーション認定制度の推進やAEDの設置促進に取り組んでまいります。 大綱の七つ目、協働による持続可能なまちにつきましては、4点について申し上げます。 1点目は、地域コミュニティの形成についてであります。 まちづくり総合交付金につきましては、5年ごとに見直すこととしておりますが、前回の見直しから3年を経過することから、さらに有効な地域活動の支援につながるよう、平成30年度は事業の中間検証を行います。また、地域コミュニティの新しい形として注目されている小規模多機能自治や小さな拠点づくりなどの事例を調査研究し、よりよい地域コミュニティのあり方について検討してまいります。 2点目のUIターン者の定住支援につきましては、移住・定住相談に対応する専任職員を配置し、窓口機能を強化してまいります。また、さまざまな分野の事業所で短期就業体験を行い、UIターン就業者の確保につなげていく浜田deしごと合宿インターンシップ事業は平成29年度に着手しており、平成30年度から本格的に実施してまいります。 3点目に、大学等高等教育機関との連携についてであります。 島根県立大学浜田キャンパスへの地域政策学部増設の要望につきましては、島根県が設置された有識者会議の提言書においても地域系に特化した学部学科の創設に触れられており、今後、県で策定される中期目標においてどの方向性が示されるか、動向を注視してまいります。 リハビリテーションカレッジ島根につきましては、同校と合同で設置したあり方検討委員会から学校の存続に向けた今後のあり方に関する提言を受けました。学校側で今後の取り組みについて検討されておりますので、市としましても提言を踏まえた取り組みに対して支援をしてまいります。 また、学生と地域との交流を一層促進するため、市民団体が学生と連携して行う交流事業に助成する市民交流促進事業を学生に対しても助成できるようにするなど、事業を拡大してまいります。 4点目に、人権を尊重するまちづくりと男女共同参画社会の推進についてであります。 人権を尊重するまちづくりにつきましては、浜田市人権教育・啓発推進基本計画に基づき、そして男女共同参画社会の推進につきましては、浜田市男女共同参画推進計画に基づき、それぞれの目指す社会の実現に向け取り組んでまいります。 また、平成30年度は、島根あさひ社会復帰促進センターが開所10周年を迎えます。本市といたしましては、記念事業への協力はもちろんのこと、引き続き再犯防止に向けた支援を行ってまいります。以上、七つのまちづくりの大綱に沿って、主な事項をご説明いたしました。 次に、自治区別の計画について説明いたします。 金城自治区におきましては、農業と観光を核としたまちづくりに取り組んでまいります。 農業振興につきましては、特に元谷団地における入植者の支援に関係機関と連携して取り組んでまいります。さらに、意欲ある若い担い手の育成や受託営農を引き続き支援し、また産直市への出荷を促進することで、農家所得の向上と生産者の生きがい創出、耕作放棄地の解消に取り組んでまいります。 観光面におきましては、美又温泉の誘客促進に引き続き取り組んでまいります。平成26年度から取り組んでまいりました環境整備は、民間主体の施設整備に波及、拡大しております。官民一体となって活性化に取り組んでまいります。 旭自治区におきましては、農地保全と農業振興、旭インターチェンジを玄関口とした観光交流人口の拡大に引き続き取り組んでまいります。 農業振興につきましては、再整備した山ノ内梨園の3ヘクタールの農地への新規就農者等の確保に努めるとともに、ブランド米坂本米の生産基盤強化に取り組みます。 観光交流人口の拡大につきましては、山陽方面からの玄関口となる旭温泉への集客アップに重点を置き、豊かな農村景観や地元食材、石見神楽などを盛り込んだ新たな宿泊パックの企画開発に温泉組合と連携して取り組んでまいります。 弥栄自治区におきましては、農業生産と加工、安心して暮らせる村づくりの推進を中心に、引き続き取り組んでまいります。 農業生産につきましては、弥栄自治区の農業最適化計画を作成して作業体制を構築するとともに、農薬散布でのドローンの活用など、農作業の省力化に取り組んでまいります。 農産品の加工につきましては、米、野菜、シイタケを中心に、農産品の6次産業化に取り組み、イノシシ肉につきましては、地域おこし協力隊の協力を得て加工販売を行うとともに、後継者育成に努めてまいります。 また、安心して暮らせる村づくりの推進につきましては、平成29年度に引き続き、地域の魅力を住民の皆さんと行政が共有し、弥栄自治区の風土に合う定住対策事業を推進してまいります。 三隅自治区におきましては、石州半紙、西条柿を生かした産業振興、住民主体のまちづくり、三隅発電所2号機建設に向けた取り組みを進めてまいります。 石州半紙につきましては、平成26年11月のユネスコ無形文化遺産再登録以降、本美濃紙、細川紙の産地と連携して和紙サミットの開催や各種PR活動等を行っており、引き続き連携して取り組んでまいります。また、和紙の原材料であるコウゾが不足していることから、地元産コウゾの生産を重点課題として捉え、生産拡大に努めてまいります。 なお、石州和紙会館につきましては、新たな管理、運営体制の構築に向けて、関係団体、機関等と協議検討を進めてまいります。 三隅発電所2号機の建設につきましては、いよいよ本年11月から工事が本格化いたします。関係企業や作業従事者の長期滞在、資材の納入などが見込まれますので、商工団体と連携し、地元事業者への発注が行われるよう取り組みを進めてまいります。また、多くの作業従事者の滞在に対応するため、空き地の情報提供や空き家の確保等、地域経済への波及効果に最大限結びつくよう努めてまいります。以上、各自治区別の計画について説明いたしました。 次に、本市にとって重要な課題であります中山間地域対策と自治区制度について申し上げます。 まず、中山間地域対策につきましては、交通手段の確保、買い物環境の維持、耕作放棄地や有害鳥獣被害の問題、草刈りなど多様な課題があることから、本年2月に、本庁と支所の関係部署を横断する組織として中山間地域対策プロジェクトチームを立ち上げました。平成30年度は、このプロジェクトチームにおいて優先的に取り組む課題などを整理しながら、全国の先進事例なども調査研究して各課題の対策に取り組んでまいります。 次に、自治区制度につきましては、現制度の延長期限の半年前である平成31年9月までに方向性の承認が得られるよう、平成30年度から市民の皆さんの声もお聞きしながら検討してまいります。 次に、健全な市政運営に向けた取り組みについて申し上げます。 行財政改革につきましては、浜田市行財政改革実施計画及び浜田市第1期公共施設再配置実施計画を確実に実行してまいります。特に、行財政改革を推進する取り組みとして、3点について申し上げます。 1点目として、遊休施設の解体経費などに充てる市有財産有効活用推進基金を活用し、財産処分の取り組みを強化してまいります。 2点目として、平成29年度に実施しました全庁的な事務事業量調査の結果に基づき、新たな定員適正化計画を策定するとともに、平成31年度に向けて部の再編を含めた大規模な組織機構の見直しを検討してまいります。 3点目として、業務改善や事業のスクラップ・アンド・ビルドにつなげるための手法として、事業評価の実施に向け準備を進めてまいります。 次に、平成30年度当初予算(案)についてであります。 平成30年度予算の編成に当たっては、国による地方創生の取り組みが継続して進む中、総合振興計画及び総合戦略に沿って主要事業の予算の確保に努めております。 主要なハード事業では、昨年7月の集中豪雨により被災した箇所の災害復旧に最優先で取り組みます。継続事業では、城山公園や高度衛生管理型荷捌所の整備、新たな事業では、中学校のエアコンや河川監視カメラ、公衆用無線LANの整備にも着手いたします。 また、ソフト事業では、新たに敬老入浴券の贈呈、乳幼児医療費の無料化、草刈り報償費の拡充などに取り組みます。 一方で、行財政改革実施計画に盛り込んだ効果額を踏まえつつ、公共施設の解体等に係る予算も確保し、事務事業の見直しにも積極的に取り組んでまいります。 こうしたことから、一般会計の予算規模は394億5,000万円、平成29年度当初予算と比較して、金額で7億9,068万7,000円の増、率にして2.0%の増となりました。今後は、地方交付税の縮減により厳しい財政運営を余儀なくされますが、中期財政計画でお示ししましたように、継続して行財政改革に取り組むことによって収支の改善に努め、基金の取り崩しに依存しない持続可能な財政体質への転換を図ってまいります。以上、平成30年度の施策について申し上げました。 平成30年度は、私にとりまして市政運営2期目の本格稼働の年であります。多様化する行政課題を解決するため、島根県の協力も得ながら近隣市町と連携し、島根県西部の中核都市としてリーダーシップを発揮しつつ、元気な浜田づくりに取り組んでまいります。議員各位におかれましても、一層のご理解、ご協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。 ○議長(川神裕司) 教育長。            〔石本一夫教育長 登壇〕 ◎教育長(石本一夫) 私は、市長の施政方針を受け、教育委員会を代表して平成30年度の教育方針を申し述べ、皆様のご理解をいただきたいと思います。 現在、島根県においては、次代を担う若い世代の人たちに、島根が子どもを育てるのによいところであり魅力ある地域であることを実感し、定住・移住の地として選択してもらうために、島根の教育をより一層魅力あるものに高めていこうとする取り組みが進められております。 このような中、浜田市におきましても、ふるさと郷育とキャリア教育を一体的に捉え、生きる力を構成する重要な力が身につくよう、幼稚園、保育所、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校と連携した教育活動を展開したいと考えています。中でも高等学校は社会に出る一歩前の段階であり、今後は市内の県立高等学校と協働して高校魅力化に取り組み、学校と地域の交流や活性化など、さまざまな取り組みができるよう組織づくりから始めてまいります。 昨年4月、教育委員会における行財政改革を着実に推進するため教育施設再編推進室を設置し、市長部局、関係各課とも連携しながら現状の把握、問題点の整理などを行ってまいりました。 スポーツ施設、社会教育施設及び文化施設は、住民福祉の向上のために必要な施設であり、さらには地域コミュニティの拠点などとして多面的な役割を担っているところであります。これらの施設の機能を維持するためには、浜田市公共施設再配置方針に基づき、更新面積の削減、量から質への転換など効率的な管理運営を行う必要があることから、昨年度に引き続き中・長期的な展望に立ち、今後の方針や計画の策定に取り組んでまいります。特に、スポーツ施設の配置及び整備につきましては、スポーツ推進審議会からの答申を尊重するとともに、市民の皆様や各競技団体などの意見を大切にしながら整備計画を策定してまいります。 教育の原点は、人権尊重の精神を全ての教育の基底に据えて取り組むことであると考えています。大人や子どもたち一人ひとりの人格や個性の違いをお互いに尊重し合い、自分を大切にし他人を大切にする教育を進めてまいります。そして、同和問題を初めとしたさまざまな人権課題の解決に向けて、学校、家庭、地域、関係機関や団体などとの連携をさらに深め、地域ぐるみで人権・同和教育の推進を図り、人権尊重のまちづくりに取り組んでまいります。 いじめ問題につきましては、いじめは人の尊厳にかかわる問題であり絶対に許されない行為であるとの認識のもと、いじめの問題の根絶に全力を挙げて取り組みます。小・中学校では、各校で作成したいじめ防止基本方針に基づき、いじめの早期発見や発生時の早期対応などの取り組みを進めるとともに、指導主事などによる訪問指導や支援などに引き続き取り組んでまいります。 ふるさと郷育は、教育全般を通して取り組むテーマであります。学校におけるふるさと郷育につきましては、平成28年度から海、山、川などのふるさとの自然に着目した自然体験活動推進事業を行っており、公民館や関係団体の協力をいただきながら、地域資源を活用したふるさと郷育の充実に努めてまいります。 一方、社会教育におきましては、公民館を中心に地域のひと・もの・ことを生かし、小・中学生を対象としたふるさと再発見事業や地域住民を対象としたふるさと地域学習事業などを推進し、ふるさとに愛着と誇りを持ち次世代に伝え守っていこうとする人材の育成に取り組んでまいります。また、小学6年生を対象とした副教材浜田の歴史を刊行し、ふるさと郷育に活用してまいります。 こうしたことを踏まえて、具体的には、学校教育、社会教育、文化芸術の振興、文化財の調査及び保存の四つの項目について申し述べます。 まず、学校教育についてであります。 平成29年3月に公示された新たな学習指導要領では、何ができるようになるか、何を学ぶか、どのように学ぶかという視点で教育課程を捉え直し、社会に開かれた教育課程の実現を目指しています。特に、どのように学ぶかにつきましては、新しい時代に求められる資質、能力の育成を図るために、主体的、対話的で深い学びへの転換が求められております。その方針を受け、島根県教育委員会は、島根の子どもたちに身につけてもらいたい力として、これからの変化の激しい社会の中で生き抜いていく力、すなわち主体的に課題を見つけ、さまざまな他者と協働しながら答えのない課題に粘り強く向かっていく力を上げています。 浜田市では、その国、県の方針を受け、これまで取り組んできた言語活動の充実や国語力の向上、学校図書館活用教育の基盤の上に、教科横断的な取り組みや協働的な学習、課題解決的な学習を推進してまいります。授業の中で、グループでの対話や子ども同士のやりとりをする場面を効果的に設定し、コミュニケーションカを高めながら、主体的、対話的で深い学びの実現を目指してまいります。 国語力の向上対策では、調べる学習コンクール学校図書館活用教育研究指定校、全小・中学校への学校図書館司書などの配置により、子どもたちの言語活動や読書が広がり、学習への深まりも見られてきていることから、これらの取り組みを継続してまいります。 具体的な成果として、平成29年度調べる学習コンクールの全国審査では優良賞、奨励賞を受賞する児童・生徒が出るなど、着実にその成果が出てきております。あわせて、浜田市教育委員会は、調べる学習に積極的に取り組む団体として全国三団体の一つに選ばれ、受賞が決定したところであります。 全国学力・学習状況調査などの結果におきましては、小学校において知識を活用する力を問う記述問題では改善が見られるものの、算数・数学においては依然として基礎学力の定着に課題が見られます。そのため、県の算数授業改善推進校、及び市の算数・数学アドバイザーによる研究指定校などの取り組みにより学力向上を図るとともに、授業改善や教員の資質向上につなげてまいります。 特別支援教育につきましては、福祉部局と連携した相談支援チームによる巡回訪問の充実や嘱託指導主事の増員を行い、特別な配慮を必要とする子どもの早期発見、早期支援に努めるとともに、相談体制の充実を図ってまいります。また、児童・生徒一人ひとりの特性について教育支援委員会の意見を聞きながら、学校や保護者と連携して個に応じたきめ細かな支援を行ってまいります。 道徳につきましては、小学校では平成30年度から、中学校では平成31年度から、特別な教科道徳として教科化されることから、島根県教育委員会とも連携を図りながら研修を進めてまいります。 小学校の外国語活動につきましては、平成32年度からの完全実施に向け、浜田市では平成30年度から先行実施を行うことを決定しており、指導主事による訪問指導や公開授業研究などを通して円滑な移行ができるように取り組んでまいります。 本年8月に、全国中学校体育大会体操競技が浜田市で開催されます。浜田市に来ていただく選手、役員の皆さん、また応援に来られる皆さんに満足していただける大会になるよう、平成28年度のインターハイの経験を生かしながら、中体連や体操連盟など関係機関と連携して取り組んでまいります。 幼児教育につきましては、幼児期の教育と小学校教育の円滑な接続を行うためのスタートカリキュラムの策定について、幼稚園、保育所、認定こども園、小学校など関係機関と連携して検討をしてまいります。 このほか、学校統合につきましては、次期学校統合計画策定のため、昨年5月に学校規模及び適正配置や校区の見直し、学校建設計画の方向性等について浜田市立学校統合計画審議会に諮問を行いました。平成30年度も引き続き丁寧な検討をしていただき、答申を受けた後、計画の策定に取り組んでまいります。 近年の夏の暑さは非常に厳しく、連日の猛暑は学校の学習環境にも大きく影響を与えています。子どもたちが学校生活の多くの時間を過ごす普通教室と特別支援教室へのエアコン設置につきまして、まずは中学校3年生の学級から年次的に取り組み、快適な学習環境を整えてまいります。 次に、社会教育についてであります。 公民館につきましては、社会教育を推進していく拠点として、整備方針や計画の検討を進めてまいります。 公民館の活動につきましては、地域の皆さんが主体的に地域課題について話し合い、解決に向けて取り組む住民の拠点として機能の強化を図るとともに、ふるさと郷育を推進することにより、地域づくりを担う人づくりを進めてまいります。 また、はまだっ子共育プロジェクトを推進し、中学校区ごとのネットワーク会議の充実を図り、学校、家庭、地域の連携、協働を進めてまいります。学校における地域の皆さんの教育活動支援、地域における放課後や休日の活動支援など、地域ぐるみで子どもたちを育み、また子どもたちにかかわる大人たちも学び、ともに高まっていく共育を進めてまいります。 家庭教育支援におきましては、就学前の子どもを持つ保護者を支援するために、浜田市オリジナルの家庭教育支援プログラムを作成し、実施をしてまいります。 次に、スポーツ振興につきましては、浜田市体育協会や関係団体と協力し、引き続き競技力の向上と健康づくりを図る取り組みを進めてまいります。また、競技力の向上、安全対策の観点から、平成30年度は、東公園の浜田市陸上競技場の第4種公認検定継続のための改修工事、及び老朽化が著しい浜田市野球場の改修工事に着手いたします。 次に、図書館につきましては、中央図書館及び三隅図書館は平成30年度に開館5周年を迎えます。さらなる利用促進に向け、ボランティアを初め、関係諸団体と連携して、さまざまな啓発、PRイベントを展開してまいります。 また、第2次浜田市子ども読書活動推進計画に基づき、家庭や学校、地域などでの読書普及を推進し、乳幼児期からよい本に触れる機会を設けることなどにより、豊かな感受性の育成を図ってまいります。 青少年の健全育成につきましては、ひきこもりやニート、不登校など社会生活を円滑に営む上でさまざまな困難を抱えた子ども、若者が健やかに成長し、自立した生活が送れるように、青少年サポートセンターに相談窓口、居場所を設け、その利用を促すとともに、家庭への訪問も行ってまいります。また、青少年健全育成団体など市民が主体的に行う子どもたちの社会体験活動を支援し、これらの団体と連携しながら活動の活性化と発展に取り組んでまいります。 次に、芸術文化の振興につきましては、市内の多種多様な文化、芸術活動などを行う皆さんや各種団体の活発な活動を応援し連携してまいります。 具体的には、第50回浜田市美術展記念事業や第16回しまね映画塾の開催、第13回市民芸術文化祭の開催支援、独立行政法人国際協力機構(JICA)美術教育支援事業によるブータン王国研修生の受け入れなどを行い、芸術文化の振興、発展に取り組んでまいります。 石央文化ホールにつきましては、照明機器など舞台関係設備の改修により、施設の長寿命化や市民の利便性向上を図ります。また、石正美術館や世界こども美術館については、すぐれた芸術文化振興の拠点施設として、各館の役割分担や今後のあり方について引き続き検討してまいります。 次に、文化財につきましては、貴重な文化遺産の保護、継承と情報の収集、発信に努めてまいります。 平成31年に迎える浜田開府400年に向けて、30年度もプレ講演・座談会を初め、各種イベントについて関係部局と連携しながら準備を進め、浜田の歴史、文化について理解が深められるように取り組んでまいります。 また、城山公園の整備につきましても、県指定史跡である浜田城跡の保存について関係機関と調整を図るとともに、学術的な調査について継続して取り組みを進めてまいります。 (仮称)浜田歴史資料館につきましては、浜田の歴史、文化の保存、継承、またふるさと郷育や交流の拠点として整備したいと考えております。そのため、これまで市民や議員の皆様からいただいた資料館に対するご意見を踏まえながら、既存施設の活用も含めて、どのような施設にすべきかをしっかり検討してまいりたいと考えております。以上、平成30年度の教育方針について申し述べましたが、これらの方針、施策を実現していくために、教育委員会は市長部局との連携を密にして、学校や家庭、地域の理解と協力を得て取り組んでまいります。議員並びに市民の皆様には、一層のご支援、ご協力をいただきますようお願いを申し上げます。 ○議長(川神裕司) この際、暫時休憩します。なお、再開は11時15分といたします。            午前11時1分 休憩            午前11時13分 再開 ○議長(川神裕司) 休憩前に引き続き会議を再開します。 これより市長提出議案の提案説明を行います。 提案者の説明を求めます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第5、議案第1号浜田市情報公開条例及び浜田市個人情報保護条例の一部を改正する条例についてを議題とします。総務部長。 ◎総務部長(砂川明) 議案第1号浜田市情報公開条例及び浜田市個人情報保護条例の一部を改正する条例についてご説明を申し上げます。議案の1ページをお開きください。また、別冊の提案条例説明資料の1ページをあわせてご覧ください。 この条例は、行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律の一部が改正され、個人情報の定義の明確化が行われたこと、及び要配慮個人情報の取り扱いが規定されたことに伴い、これに関係する2条例について法律の規定にあわせるため一括で改正をするものでございます。 第1条の浜田市情報公開条例の一部を改正する改正につきましては、この条例の不開示情報として規定されている個人情報の定義を法改正にあわせて改正を予定しております浜田市個人情報保護条例に準じて明確化する改正及び規定ぶりの整理を行っております。 第2条の浜田市個人情報保護条例の一部改正につきましては、法改正にあわせ個人情報の定義を明確化し、あわせてマイナンバーや免許証の番号など特定の個人を識別することができる情報、いわゆる個人識別符号を含まれるものも個人情報に加えることを明確にする改正を行うとともに、収集等を制限する個人情報の現行の思想、信条及び信教に関する個人情報、並びに社会的差別の原因となるおそれがある個人情報から、法律において人種、信条、社会的身分、病歴、犯罪の経歴等と定義された要配慮個人情報に改める改正及び規定ぶりの整理を行うものでございます。 附則といたしまして、施行期日を公布の日といたしております。以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第6、議案第2号浜田市コミュニティー防災センター条例の一部を改正する条例についてを議題とします。消防長。 ◎消防長(佐々木和文) 議案第2号浜田市コミュニティー防災センター条例の一部を改正する条例についてご説明を申し上げます。議案書の4ページをお開き願います。あわせて、提案条例説明資料2ページをご覧ください。 まず、この条例を改正する目的及び理由でございます。 平成27年3月に閉校、そして解体となりました上府小学校の講堂2階に設置されていました地元集会施設につきまして、学校統合の協議において集会施設の代替施設要望により消防車庫を併設したコミュニティー防災センターとして移転、新築し、供用を開始することに伴い、所要の改正を行うものであります。 次に、改正の概要でございます。 条例第2条に規定しておりますコミュニティー防災センターの名称及び位置につきまして、この度供用を開始します上府コミュニティー防災センターを追加するものでございます。 なお、附則といたしまして、この条例は平成30年4月1日から施行することといたしております。以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第7、議案第3号浜田市防災行政無線施設条例の一部を改正する条例についてを議題とします。総務部長。 ◎総務部長(砂川明) 議案第3号浜田市防災行政無線施設条例の一部を改正する条例についてご説明を申し上げます。議案の6ページをお開きください。あわせて、提案条例説明資料の3ページをご覧ください。 この条例は、浜田自治区において、今年度防災行政無線(固定型無線施設)の屋外拡声子局を造成することに伴い、設置場所を規定する別表第1に生湯3町内公民館付近ほか4施設を加えるものでございます。また、あわせて既存の2施設の設置場所の番地等の変更をするものでございます。 附則といたしまして、施行期日を一部を除いて平成30年4月1日といたしております。以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第8、議案第4号浜田市生活路線バス条例の一部を改正する条例についてを議題とします。地域政策部長
    地域政策部長(岡田泰宏) 議案第4号浜田市生活路線バス条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。 最初に、議案書の訂正をお願いいたします。お手元にお配りしております正誤表のとおり、議案書10ページの1行目、第3条関係とありますのは、第2条関係の誤りでございました。訂正しておわびを申し上げます。それでは、議案書の8ページをお開きください。あわせて、別添の提案条例説明資料4ページをご覧ください。 この度の改正は、浜田市地域公共交通再編計画に基づき、各自治区内で運行する生活路線バスの路線名、運行区間及び運行日の見直しを行うことから、所要の改正を行うものです。 改正の概要について申し上げます。 路線名の見直しでは、旭路線においてこれまで戸川線の一部を運行する路線を和田線として系統を分けておりましたが、これを統合して、名称を戸川線に統一いたします。 運行区間の見直しでは、戸川線の運行区間のうち途中の泊里原から矢上駅間は現在全て邑南町営バスが運行しておりますので、現状にあわせて発着点を石見今市から泊里原までといたします。 次に、運行日の見直しでは、金城路線、及び戸川線を除く旭路線において、利用者の少ない日曜日及び祝日を運休日といたします。あわせて、旭路線において12月31日を運休日とし、市内全路線の年末年始の運休日を12月31日から翌年の1月3日までに統一いたします。加えて、これらの改正にあわせ規定の整理も行っております。 なお、附則として、この条例は平成30年4月1日から施行することとしております。以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第9、議案第5号浜田市手数料条例の一部を改正する条例についてを議題とします。消防長。 ◎消防長(佐々木和文) 議案第5号浜田市手数料条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。議案書の12ページをお開き願います。あわせて、提案条例説明資料5ページをご覧ください。 まず、この条例を改正する目的及び理由でございます。 危険物施設であります特定屋外貯蔵タンクの審査業務に係る所要時間の増加、審査1件当たりの備品費の増加、及び人件費や物件費の変動等を反映して、地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部が改正され、一部の手数料の額の標準が平成30年4月1日から改定されることになりました。これに伴い、浜田市手数料条例についても同様の改正をするものであります。 なお、附則といたしまして、この条例は平成30年4月1日から施行することといたしております。以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第10、議案第6号浜田市市民生活安定化基金条例の制定についてを議題とします。財務部長。 ◎財務部長(宮崎良一) 議案第6号浜田市市民生活安定化基金条例の制定についてご説明申し上げます。議案書の15ページをご覧ください。次の16ページに条文を載せております。また、あわせて、提案条例説明資料の6ページをご覧ください。 この条例は、市民負担の急増の回避、及び社会的弱者に対する負担の軽減を図り、もって市民生活の安定に資することを目的として、新たに浜田市市民生活安定化基金を設置するもので、地方自治法第241条第8項の規定により、基金の管理及び処分に関して必要な事項を定めるものであります。議案書の16ページをご覧ください。 本条例は、第1条の設置から第7条のその他までで構成されております。主な条文につきましてご説明いたします。 第2条の基金の積立につきまして、1号で企業立地等による税収、市有財産の有効活用による収入等新たに確保した自主財源の範囲内において予算に計上する額、また2号でその他予算に計上する額としております。 第3条の基金の管理につきましては、第1項で基金に属する現金は、最も確実かつ有利な方法により保管すること。第2項で、基金に属する現金は必要に応じ、最も確実かつ有利な有価証券にかえることができると規定しております。 第6条の基金の処分につきましては、基金は第1条に定める目的に充てる場合に限り処分することができると規定しております。 なお、附則といたしまして、この条例は公布の日から施行することとしております。以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第11、議案第7号浜田市市有財産有効活用推進基金条例の制定についてを議題とします。総務部長。 ◎総務部長(砂川明) 議案第7号浜田市市有財産有効活用推進基金条例の制定についてご説明を申し上げます。議案書の17ページをお開きください。あわせて、提案条例説明資料の7ページをご覧ください。 この条例は、市有財産の処分や貸し付け等財産の有効活用を推進することを目的として、新たに浜田市市有財産有効活用推進基金を設置するもので、地方自治法第241条第8項の規定により、基金の管理及び処分に関して必要な事項を定めるものでございます。それでは、議案書の18ページをご覧ください。 本条例は、第1条の設置から第7条のその他までで構成をいたしております。まず、第1条では、市有財産の処分、貸し付け等当該財産の有効活用を推進することを目的として基金を設置することといたしております。第2条では、基金の積立額を予算に計上する額とし、第3条では基金の管理について、第4条では基金の運用益金の処理について、第5条では基金の繰替運用について、第6条では基金の処分について定めております。 附則といたしまして、この条例は公布の日から施行することといたしております。以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第12、議案第8号浜田市乳幼児等医療費助成条例の一部を改正する条例についてを議題とします。市民生活部長。 ◎市民生活部長(斗光秀基) 議案第8号浜田市乳幼児等医療費助成条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。議案書の19ページをお開き願います。あわせて、提案条例説明資料8ページをご覧ください。 この条例を改正する理由としましては、小学校に就学する前の乳幼児を対象に、療養または医療を受けた際の本人負担額に対する助成額を変更することに伴いまして、所要の改正を行うものでございます。 改正概要としましては、就学前の乳幼児に係る本人負担額に対する助成額を、医療費の1割を控除した額から全額助成に改めるものでございます。そのほか規定の整理をしております。 附則といたしまして、施行期日は平成30年10月1日からとしております。なお、経過措置といたしまして、平成30年10月1日以後に受けた療養または医療に係る助成について適用し、同日前のものについては従前の例によるとしております。以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第13、議案第9号浜田市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の基準に関する条例の一部を改正する条例についてから日程第15、議案第11号浜田市障がいのある人もない人も共に生きることができるまちづくり条例の制定についてまでの3件を一括議題といたします。健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(前木俊昭) 議案第9号から議案第11号までの3議案について一括してご説明申し上げます。 まず、議案第9号浜田市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の基準に関する条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。議案書の22ページをお開きください。また、あわせて別冊の提案条例説明資料の9ページをご覧願います。 この条例は、就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部が改正され、平成30年4月1日施行されることに伴い、所要の改正を行うものでございます。 改正内容につきましては、認定こども園の定義を示す引用条項が一部改正により繰り下げになったことによるものでございます。 なお、附則といたしまして、この条例は平成30年4月1日から施行することとしております。 次に、議案第10号浜田市放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。議案の24ページをお開きください。あわせて、提案条例説明資料の10ページをご覧願います。 この条例は、放課後児童クラブの新設、及び定員の変更に伴い、所要の改正を行うものでございます。 改正内容につきましては、第2条の表に新設する杉の子第3学級放課後児童クラブ(定員40人)を新たに加えまして、同表の杉の子学級放課後児童クラブの定員を50人から40人に、また今市児童クラブの定員を20人から40人に改正するものでございます。 附則といたしまして、この条例は平成30年4月1日から施行することとしております。 次に、議案第11号浜田市障がいのある人もない人も共に生きることができるまちづくり条例の制定についてご説明申し上げます。議案書の26ページをお開きください。あわせて、提案条例説明資料の11ページをご覧ください。 この条例は、障がいを理由とする差別の解消の推進に関する法律、いわゆる障害者差別解消法が平成28年4月1日から施行されたことを踏まえ、障がいのある人もない人も相互に人格と個性を尊重し合いながらともに安心して生きることができるまちの実現を目指して、基本理念、並びに市、事業者及び市民の責務など、その取り組みの基本的な事項を制定するものでございます。 それでは、条例の概要について説明資料に沿ってご説明申し上げます。 本条例は、第1条から第21条までで構成されております。まず、第3条においては、基本理念を規定しております。第4条から第6条では、市、事業者及び市民の責務を定めております。第8条では、不当な差別的取り扱いの禁止、第9条では相互理解の推進、第10条から第11条では合理的配慮の推進の取り組み、第12条から第20条で差別等事案を解決するための仕組みを定めております。 また、附則といたしまして、施行期日を平成30年7月1日とし、さらに浜田市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正を行い、障がい者差別解消推進委員会の委員報酬を日額6,000円と規定するものでございます。以上、3議案につきまして、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第16、議案第12号浜田市国民健康保険条例の一部を改正する条例について及び日程第17、議案第13号浜田市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例についての2件を一括議題とします。市民生活部長。 ◎市民生活部長(斗光秀基) 議案第12号浜田市国民健康保険条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。議案書の33ページをお開き願います。あわせて、提案条例説明資料14ページをご覧ください。 本案は、国民健康保険事業の都道府県単位化により国民健康保険法施行令の一部が改正され、国民健康保険料の賦課基準が見直されたことに伴い、所要の改正を行うものです。また、国民健康保険料についての負担の適正化を図るため、当該保険料の基礎賦課限度額を4万円引き上げ58万円に、所得の少ない被保険者に対して課する保険料の算定に係る基準を見直し、保険料軽減世帯の拡大を図る必要から、所要の改正を行うものです。 そのほか、国民健康保険運営協議会委員の定数を見直したことにより規定を改正するものです。 附則といたしまして、施行期日を平成30年4月1日としております。なお、国民健康保険運営協議会委員の定数については、平成31年11月1日から施行することとしています。 また、経過措置といたしまして、国民健康保険料の改正規定は、平成30年度以後の年度分の保険料について適用し、平成29年度分までの保険料については従前のとおりとしております。 続きまして、議案第13号浜田市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。議案書の39ページをお開き願います。あわせて、提案条例説明資料15ページをご覧ください。 この条例を改正する理由としましては、高齢者の医療の確保に関する法律の一部改正により住所地主義特例の見直しがされたことに伴いまして、国の示した参考例に基づき所要の改正をするものです。この住所地主義の特例とは、国民健康保険や介護保険において施設に入所したことにより住所を変更した場合、施設所在地の市町村保険の財政負担が重くならないよう従前の住所地の保険に継続して住所を有するとみなし、加入する制度のことであります。 改正概要といたしまして、国民健康保険の被保険者のうち国民健康保険法の規定により住所地主義特例の適用を受けて市内に住所を有するとみなされているものが後期高齢者医療制度に加入した場合は、当該住所地主義特例の適用を引き継ぎまして、市内に住所を有するとみなして後期高齢者医療の被保険者となる規定を追加しております。そのほか、規定の整理をしております。 附則といたしまして、施行期日は平成30年4月1日としております。以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第18、議案第14号浜田市地域集会施設等条例の一部を改正する条例についてを議題とします。地域政策部長。 ◎地域政策部長(岡田泰宏) 議案第14号浜田市地域集会施設等条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。議案書の41ページをお開きください。あわせて、別添の提案条例説明資料16ページをご覧ください。 この度の改正は、浜田市公共施設再配置方針に基づき、既に自治会、町内会等により管理されている施設を普通財産に移管し、地元自治会への無償貸与を予定していることから、条例第2条に定める別表から本郷生活改善センター、来尾集会所及び多目的研修集会施設越木集会所を削除するものです。また、あわせて規定の整理を行うものです。 附則として、この条例は一部規定の整理を除いて平成30年4月1日から施行することとしております。以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第19、議案第15号浜田市林業地域給水施設条例を廃止する条例についてから日程第21、議案第17号浜田市美又温泉会館条例の一部を改正する条例についてまでの3件を一括議題といたします。産業経済部長。 ◎産業経済部長(田村洋二) 議案第15号から議案第17号まで一括してご説明申し上げます。 まず、議案第15号浜田市林業地域給水施設条例を廃止する条例についてご説明申し上げます。議案書43ページをお開きください。あわせて、別添の提案条例説明資料17ページをご覧ください。 この条例を廃止する理由でございますが、当該施設は旧弥栄村時代に林業地域総合整備事業に整備した給水施設でございます。平成29年12月末をもって林業地域給水施設による給水から簡易水道施設による給水に切りかえたことに伴い、当該施設の設置及び管理について定める条例を廃止するものであります。 なお、用途廃止後の施設は解体を予定しております。 附則といたしまして、この条例は公布の日から施行することとしております。 次に、議案第16号浜田市広島PRセンター条例を廃止する条例についてご説明申し上げます。議案書45ページをお開きください。あわせて、別添の提案条例説明資料18ページをご覧ください。 この条例を廃止する理由についてでございますが、浜田市広島PRセンターは広島市との交流のかけ橋となるため旧金城町で設置されたものでございます。広島市場開拓室と事務所を統合することに伴い、条例を廃止するものでございます。 附則といたしまして、この条例は平成30年4月1日から施行することとしております。 次に、議案第17号浜田市美又温泉会館条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。議案書の47ページをお開きください。あわせて、別添の提案条例説明資料19ページをご覧ください。 これは、他施設との入湯料の均衡を図ること、及び安定的な施設運営を行うため、入湯料等所要の改正を行うものであります。 改正概要の1点目は、別表第1の入湯料の改正であります。 内容につきましては、高校生以上大人の1回の入湯料を250円から350円に、回数券は2,500円から3,500円に、定期券は1,800円から3,500円に、また小・中学生につきましては1回の入湯料を150円から200円に、回数券は1,500円から2,000円に、定期券を900円から1,500円に改正するものであります。 2点目は、別表第2の休憩室使用料の区分の追加であります。現在休憩室を個人使用する場合の規定がないことから、大部屋の個人使用料を1人1回につき360円として追加するものであります。 3点目につきましては、文面についての規定整理を行うものであります。 附則といたしまして、本条例の施行日を平成30年10月1日とし、第7条及び第14条から第19条までの改正規定は公布の日から施行することとしております。以上、3議案について、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第22、議案第18号浜田市都市公園条例の一部を改正する条例についてから日程第25、議案第21号市道路線の認定について(七条25号線外)までの4件を一括議題といたします。都市建設部長。 ◎都市建設部長(下垣博史) 議案第18号浜田市都市公園条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。議案書の51ページと提案条例説明資料20ページをお開きください。 改正の理由でございます。都市公園法施行令の一部が改正され、公園施設に関する制限について条例で定めることとなったことに伴い、これを従来どおり同施行令の参酌基準と同じ割合と定めるため、所要の改正を行うものであります。 概要としましては、第3条の6の次に第3条の7公園施設に関する制限等として、一つの都市公園に設ける運動施設の敷地面積の総計の当該都市公園の敷地面積に対する割合は、100分の50を超えてはならないとの条項を加えるものであります。 附則として、施行期日は公布の日からとしております。 続きまして、議案第19号浜田市営住宅条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。議案書の53ページと提案条例説明資料21ページをお開きください。 条例改正の理由でございますが、公営住宅法の改正によりまして、認知症などで入居者が収入申告をすることが困難な場合には、事業主体自らが行う必要な書類の閲覧などにより把握した入居者の収入に基づいて家賃を定めることが可能となりました。このことに伴い、所要の改正を行うものであります。 概要としては、収入申告義務の緩和(第15条関係)としまして、入居者が認知症患者等であって、収入を申告すること等が困難な事情にあるときは、入居者の雇い主、取引先、その他の関係人に報告を求める方法、または官公署に必要な書類を閲覧させ、もしくはその内容を記録させることを求める方法により収入額を認定し家賃を定めることができることとするものです。また、その他規定の整理を行うものであります。 附則として、この条例は公布の日から施行するものとしております。 続きまして、議案第20号市道路線の廃止(七条25号線外)でございます。議案書の58ページをお開きください。 金城町内の2路線と旭町内の1路線を廃止するため、道路法第10条第3項の規定により議会の議決を求めるものでございます。59ページから廃止路線及び位置図を添付しておりますので、あわせてご覧ください。 七条25号線は、金城町の農業団地、新開団地の造成に伴い、道路機能を喪失した区間と隣接地権者から払い下げ要望のあった区間を除くため一旦廃止するものです。また、七条89号線は七条25号線と統合して一つの路線とするため一旦廃止するものです。今市92号線は、浜田市立旭小学校の建設に伴い、道路機能を喪失した区間を除くため一旦廃止するものであります。 続きまして、議案第21号市道路線の認定(七条25号線外)についてご説明申し上げます。議案書の61ページをお開きください。 新たに2路線を市道として認定したいので、道路法第8条第2項の規定により議会の議決を求めるものであります。62ページから認定路線及び位置図を添付しておりますので、あわせてご覧ください。 七条25号線は、先ほど説明しましたとおり、現在の路線を一旦廃止し、七条89号線と統合して新たな路線として再認定をするものです。今市92号線は、旭小学校の建設により道路機能が喪失した区間を廃止し、終点を変更して再認定するものであります。以上、ご審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第26、議案第22号浜田市過疎地域自立促進計画の変更についてを議題とします。地域政策部長。 ◎地域政策部長(岡田泰宏) 議案第22号浜田市過疎地域自立促進計画の変更についてご説明申し上げます。提案書の64ページをご覧ください。 本議案は、過疎対策事業債をその事業費に充てるため、新たに1事業を現行の浜田市過疎地域自立促進計画に追加することとし、過疎地域自立促進特別措置法第6条第7項の規定により議会の議決を求めるものです。 追加する事業につきましては、65ページの新旧対照表により説明させていただきます。 今回の計画変更は、区分7教育の振興にラ・ペアーレ浜田改修事業の1事業を追加するもので、市民の健康づくりや生きがいづくりの支援を通して市民福祉の向上を担うラ・ペアーレ浜田の空調設備の更新を行い、利用環境の改善を図るものです。以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第27、議案第23号平成29年度浜田市一般会計補正予算(第7号)を議題とします。財務部長。 ◎財務部長(宮崎良一) 議案第23号平成29年度浜田市一般会計補正予算(第7号)についてご説明申し上げます。予算書の1ページをご覧ください。 第1条の歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ5億2,859万円を減額し、補正後の予算総額を416億5,189万9,000円とするものです。 第2条は繰越明許費の補正、第3条は債務負担行為の補正、第4条は地方債の補正についてそれぞれ定めております。 次に、2ページの第1表歳入歳出予算補正から7ページの第4表地方債補正につきましては、別添で配付をしております平成29年度一般会計補正予算(第7号)説明資料、これに議会の議決を要する事項と主な補正事項をまとめております。この別添資料により補正予算の概要についてご説明いたしますので、予算書とあわせてご覧ください。 まず、1、編成概要についてです。 今回の補正予算は、ふるさと寄附金の調整を初め、12月補正予算編成後に新たに生じた急を要する経費、現時点で事業費の確定等に伴い不用額が見込まれる事業について調整を行うものです。 2の予算規模、3、補正事項は、それぞれ記載のとおりです。 2ページの1、歳入歳出予算総括表の歳入についてご説明いたします。 1番市税は、決算見込みにより調整するもの、12番分担金及び負担金は事業費の特定財源を調整、13番使用料及び手数料は決算見込みにより調整、14番国庫支出金、15番県支出金は事業費の追加や変更に伴い特定財源の調整をするものです。 16番財産収入は、決算見込みによる調整を行っております。 17番寄附金は、ふるさと寄附を10億円から13億円に増額するもの、18番繰入金の減債基金繰入金は今回の補正予算に伴う収支の調整、財政調整基金繰入金は新たに造成する二つの基金、後ほど申し上げますが、二つの基金の積み立ての財源として取り崩しを調整するものです。 20番諸収入は、決算見込みによる調整、21番市債は事業費の追加や変更に伴う借入予定額を調整しております。 次に、歳出については、3ページの2、事業別の補正事項をご覧ください。 なお、決算見込みよる不用額の調整及び財源振り替え、特別会計繰出金、浜田地区広域行政組合負担金の調整につきましては説明を省略させていただきます。 総務費は、10億8,247万2,000円の追加で、10番、11番はそれぞれ議案第7号及び議案第6号において提案しております新たな基金の積み立てをそれぞれ5億円ずつ行うものです。これの財源として財政調整基金繰入金を10億円ということにしております。4ページをご覧ください。 17番はバス運行事業者の運行実績の確定に伴う調整、22番はふるさと寄附金を10億円から13億円に増額することに伴う事業費の調整です。6ページをご覧ください。 民生費は、2億1,216万2,000円の減額となっております。 8ページの60番でありますが、これは生活保護の医療扶助費の増加等に伴う調整を行っております。 次に、衛生費は、1億345万8,000円の減額で、9ページをご覧ください。 72番でありますが、基金積立金の調整を行っております。10ページをご覧ください。 農林水産業費は、1億6,203万2,000円の減額となっております。 11ページの92番は、県事業の実施年度の変更にあわせ事業の実施年度を次年度に先送りするもの、94番、95番、98番はそれぞれ国の補正予算第1号を受けまして事業費の調整を行っております。12ページをご覧ください。 106番でありますが、これは事業実施の見送るもの、113番は実施設計を再検討するための調整であります。13ページをご覧ください。 商工費は、2,170万8,000円の減額で、不用額の調整及び財源振替です。14ページをご覧ください。 土木費は、9,826万円の減額で、130番及び133番は県事業費の変更に伴う負担金の調整、戻りまして131番は事業の実施を見送っております。15ページをご覧ください。 消防費は、2,497万4,000円の減額で、不用額の調整、続いて教育費は3,067万4,000円の減額で、同じく不用額の調整及び財源振り替えです。16ページをご覧ください。 災害復旧費は、9億5,232万3,000円の減額で、147番、148番、149番、151番はそれぞれ不用額の調整にあわせて一部事業費の年度間調整、来年度への調整を行っております。 続いて、公債費は547万1,000円の減額で、不用額の調整です。17ページをご覧ください。 3、繰越明許費補正は、追加が5件、変更が7件となっております。 4、債務負担行為補正は、廃止が1件、変更が2件です。18ページをご覧ください。 5、地方債補正では、記載のとおり、変更が14件となっております。以上、主な補正事項についてご説明をいたしました。 なお、詳細につきましては、予算書の8ページ以降に歳入歳出補正予算事項別明細書、補正予算給与費明細書、債務負担行為に関する調書、地方債に関する調書を添付しておりますので、ご参照の上、ご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第28、議案第24号平成29年度浜田市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題とします。市民生活部長。 ◎市民生活部長(斗光秀基) 議案第24号平成29年度浜田市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。予算書の1ページをお開き願います。 歳入歳出予算の補正につきましては、事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億9,280万8,000円を減額し、補正後の事業勘定の予算総額を80億7,067万6,000円とし、直営診療施設勘定の歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ1,335万8,000円を減額し、補正後の直営診療施設勘定の予算総額を2億6,084万4,000円とするものです。 補正の内容につきましては、別添の補正予算説明資料によりご説明申し上げますので、ご覧願います。 まず、1点目の補正概要ですが、今回の補正予算は決算見込みに基づく事業費の調整を行うものです。 2点目の予算規模と3点目の補正事項は、説明資料に記載のとおりです。 説明資料2ページ、事業勘定、歳入歳出予算総括表の歳入についてです。 1番の国民健康保険料は、本算定により調整を行うものです。 4番の国庫支出金、5番の療養給付費等交付金、7番の県支出金は、いずれも保険給付費により調整を行うものです。 6番の前期高齢者交付金は、今年度分の交付額の決定により調整を行うものです。 10番の繰入金は、保険給付費の減額に伴い、国民健康保険財政調整基金及び一般会計からの繰入額を減額するものです。 次に、歳出ですが、2番の保険給付費は給付実績に基づく調整、3番の後期高齢者支援金、4番の前期高齢者納付金、6番の介護納付金はそれぞれ交付決定による調整、8番の保健事業費は決算見込みに伴う調整、9番の基金積立金は条例に基づく前年度決算剰余金の国民健康保険財政調整基金への積み立てに伴う調整、11番の諸支出金は前年度事業費の確定等に伴う国県支出金の精算、返還に伴う調整をそれぞれ行っております。続いて、6ページをご覧ください。 直営診療施設勘定、歳入歳出予算総括表の歳入について、診療収入は決算見込みによるもの、繰入金は事業勘定からの補填金の調整です。 歳出については、総務費、医療費とも不用額の調整であります。 なお、詳細につきましては、予算書の6ページ以降に歳入歳出補正予算事項別明細書を添付しておりますので、ご参照の上、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第29、議案第25号平成29年度浜田市駐車場事業特別会計補正予算(第2号)を議題とします。総務部長。 ◎総務部長(砂川明) 議案第25号平成29年度浜田市駐車場事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明を申し上げます。特別会計予算書の1ページをお開きください。 今回の補正は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ163万円を追加し、補正後の予算の総額を3,801万1,000円とするものでございます。補正予算の概要は、別添の平成29年度駐車場事業特別会計補正予算(第2号)説明資料で説明をさせていただきますので、予算書とあわせてご覧願います。 まず、1点目の編成概要でございますが、今回の補正は消費税還付金の決算見込みに伴う調整を行うものでございます。 2点目の予算規模と3点目の補正事項につきましては、説明資料のとおりでございます。 次に、4点目の1、歳入歳出予算総括表についてでございます。 歳入では、諸収入で消費税還付金が380万円の決算見込みであることから163万円を増額し、歳出では駐車場費で同額を計上いたしております。 この駐車場費につきましては、2ページの2事業別の補正事項にありますように、一般会計繰出金で出納するものでございます。以上、詳細につきましては、予算書の4ページ以降に歳入歳出補正予算事項別明細書を添付しておりますので、それをご覧いただき、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第30、議案第26号平成29年度浜田市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)から日程第32、議案第28号平成29年度浜田市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)までの3件を一括議題といたします。上下水道部長。 ◎上下水道部長(河野正雄) 議案第26号から議案第28号までの三つの特別会計について一括して提案させていただきます。補正の内容につきましては、それぞれ補正予算説明資料によりご説明申し上げますので、予算書とあわせてご覧ください。 まず、議案第26号平成29年度浜田市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。 今回の補正は、決算見込みに基づく事業費の調整を行うものでございます。 2点目の予算規模は、歳入歳出予算の総額からそれぞれ1,271万3,000円を減額し、補正後の予算の総額を7億7,000万1,000円とするものでございます。 4点目の歳入歳出予算総括表をご覧ください。 歳入の主なものは、使用料590万円、諸収入207万2,000円を増額し、繰入金2,017万円、市債250万円をそれぞれ減額するものでございます。 次に、歳出では、下水道費950万円、公債費321万3,000円をそれぞれ減額するものでございます。 詳細につきましては、補正予算書5ページ以降に歳入歳出補正予算事項別明細書等を添付しておりますので、あわせてご参照ください。 続きまして、議案第27号平成29年度浜田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。 今回の補正は、決算見込みに基づく事業費の調整を行うものでございます。 2点目の予算規模は、歳入歳出予算の総額からそれぞれ967万4,000円を減額し、補正後の予算の総額を6億5,968万7,000円とするものでございます。 4点目の歳入歳出予算の総括表をご覧ください。 歳入の主なものは、繰入金930万6,000円、市債60万円をそれぞれ減額するものでございます。 次に、歳出では、農業集落排水費700万円、公債費267万4,000円を減額するものでございます。 詳細につきましては、補正予算書5ページ以降に歳入歳出補正予算事項別明細書等を添付しておりますので、あわせてご参照ください。 続きまして、議案第28号平成29年度浜田市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。 今回の補正は、決算見込みに基づく事業費の調整を行うものでございます。 2点目の予算規模は、歳入歳出予算の総額から965万1,000円を減額し、補正後の予算の総額を13億2,322万6,000円とするものであります。 4点目の歳入歳出予算総括表をご覧ください。 歳入は、繰入金1,056万4,000円を減額、繰越金91万3,000円を増額し、歳出では、簡易水道費450万6,000円、公債費514万5,000円をそれぞれ減額するものでございます。 詳細につきましては、補正予算書4ページ以降に歳入歳出補正予算事項別明細書等を添付しておりますので、あわせてご参照ください。以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第33、議案第29号平成29年度浜田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)を議題とします。市民生活部長。 ◎市民生活部長(斗光秀基) 議案第29号平成29年度浜田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。予算書の1ページをお開き願います。 歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,053万3,000万円を減額し、補正後の予算総額を8億3,422万4,000円とするものでございます。 補正内容につきましては、別添の補正予算説明資料によりご説明申し上げますので、ご覧願います。 まず1点目の編成概要でございますが、今回の補正の主な理由は、保険料等負担金の変更に伴う調整等を行うものとしております。 2点目の予算規模と3点目の補正事項は、記載のとおりです。 4点目の歳入歳出予算総括表の歳入についてですが、後期高齢者医療保険料は、島根県後期高齢者医療広域連合による賦課決定に基づきまして減額を行っております。 繰入金は、保険基盤安定繰入金を減額するもの、諸収入は後期高齢者医療広域連合から納付される健康診査受託料の減額を行うものです。 次に、歳出については、後期高齢者医療広域連合納付金は、歳入の確定に伴う保険料等負担金の調整を行うものです。 保健事業費は、健康診査委託料の減額を行っております。 詳細につきましては、予算書の4ページ以降に歳入歳出補正予算事項別明細書を添付しておりますので、ご参照の上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第34、議案第30号平成29年度浜田市水道事業会計補正予算(第1号)を議題とします。上下水道部長。 ◎上下水道部長(河野正雄) 議案第30号平成29年度浜田市水道事業会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。補正の内容につきましては、補正予算説明資料によりご説明申し上げますので、補正予算書とあわせてご覧ください。 今回の補正は、人件費の調整、建設改良費の減額、企業債発行額の減額等を行うものでございます。 まず、収益的収支でありますが、収入につきましては、長期前受け金戻し入れの調整で10万円増額し、その計を11億3,989万円とし、支出につきましては、人件費、減価償却費の調整で196万7,000円増額し、その計を10億9,997万5,000円とするものであります。 次に、資本的収支でありますが、収入につきましては、企業債を1億円減額し、その計を1億182万3,000円とし、支出につきましては、建設改良費の調整で8,769万1,000円減額し、その計を5億892万3,000円とするものです。 詳細につきましては、補正予算書3ページ以降に予算実施計画、給与費明細書等を添付しておりますので、ご参照の上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(川神裕司) この際、暫時休憩します。なお、再開は午後1時10分といたします。            午後0時5分 休憩            午後1時9分 再開 ○議長(川神裕司) 休憩前に引き続き会議を再開します。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第35、議案第31号平成30年度浜田市一般会計予算を議題とします。財務部長。 ◎財務部長(宮崎良一) 議案第31号平成30年度浜田市一般会計予算についてご説明申し上げます。お手元に配付をしております白い表紙の一般会計予算書をご覧ください。1ページをお開きください。 第1条は、歳入歳出予算の総額について、歳入歳出それぞれ194億5,000万円とするものであります。 第2条以降は、それぞれ地方自治法の規定に基づき、第2条は債務負担行為、第3条は地方債、第4条では一時借入金の借り入れ最高額を100億円とし、第5条は歳出予算の流用について定めております。 次に、2ページの第1表歳入歳出予算については、各款及び項ごとの予算書を2ページから6ページに載せております。また、7ページには第2表債務負担行為、8ページには第3表地方債を載せております。なお、別冊の黄色の表紙の当初予算説明資料に議会の議決を要する事項と事業概要をまとめております。この資料で今後説明させていただきますので、予算書とあわせてご覧ください。 それでは、当初予算の説明資料1ページの編成概要についてです。 2段落目、平成30年度地方財政計画では、地方の一般財源総額は平成29年度を上回る水準が確保されたものの、臨時財政対策債を含めた実質的な地方交付税総額は1.9%減となったところです。 3段落目、こうした状況を踏まえまして、既存事業についてその実績や効果等の検証を反映させるとともに、中期財政計画に沿った予算編成に努めてまいりました。 下から2段落目、このような取り組みの結果、平成30年度の一般会計予算総額は194億5,000万円となりまして、前年度と比較して金額で7億9,068万7,000円の増、率にして2.0%の増となっております。次に、18ページをご覧ください。 当初予算総括表であります。ここでは、一般会計及び特別会計の予算額を一覧表にしております。 次に、19ページの歳入についてであります。対前年度比で増減が大きい事項を中心に概要を説明いたします。 1番の市税は、平成29年度の決算見込みを参考に試算しております。 2番の地方譲与税から11番の交通安全対策特別交付金については、地方財政計画や島根県の試算に基づき計上をしております。なお、10番の地方交付税のうち普通交付税を1億5,000万円の減としております。これは地方財政計画によるもの以外に、合併算定がえによる加算の縮減といった当市独自の要因を考慮したもので、臨時財政対策債を含めた実質的な普通交付税、網かけの部分でありますが、これも3億5,000万円の減としております。 16番の財産収入については、遊休資産である土地の売却を見込み、12.7%の増となっております。 17番の寄附金については、ふるさと寄附を前年度と同額の10億円と見込む一方で、その他の寄附を減と見込み、10.7%の減としております。 18番の繰入金についてであります。 財政調整基金繰入金は、当初予算の収支調整としてこの段階では取り崩すというもの、減債基金繰入金は、地方債の繰上償還財源及びきらめき債の償還財源として取り崩すものです。また、平成29年度において新たに造成する市有財産有効活用推進基金、それと市民生活安定化基金のうち市有財産有効活用推進基金繰入金は、市有財産の処分、貸し付け等財産の有効活用を推進する事業の財源として活用するもの、市民生活安定化基金繰入金は今年度については水道料金上昇抑制のための財源として活用するものです。 21番の市債は、実質的な交付税とも言える臨時財政対策債が2億円の減となっております。その他の市債を大幅増としておりますが、これは昨年の災害復旧に係る市債、これの発行によるものです。20ページをご覧ください。 自主財源、依存財源の状況についてであります。 自主財源は、昨年度と同規模程度となっております。ここ数年は、ふるさと寄附の恩恵により、比率は改善傾向を示しております。 次に、その下の歳出の目的別状況の主な増減要因についてであります。 議会費は、新規事業のタブレット会議システム導入事業による増、総務費は、分庁舎整備事業や市長、市議会議員選挙、これがなくなりましたので減、民生費は、障がい者福祉、市立保育所の施設整備に対する支援の増、衛生費は、水道料金上昇抑制のための水道事業会計への繰出金やストックヤード整備による増です。 労働費は、勤労者福祉対策事業資金の減、農林水産業費は農業拠点施設整備に対する支援や高度衛生管理型荷捌所、この整備費による増、商工費は千畳苑改修費の減によるもの、土木費は浜田駅前広場整備事業による増、消防費は上府コミュニティー防災センターの整備完了による減となっております。 教育費は、中学校普通教室へのエアコン整備や陸上競技場の改修による増、公債費は繰上償還が減となったものです。 次に、21ページの性質別経費の状況の主な増減要因についてです。 1番の義務的経費の人件費については、給与改正の影響のほか、再任用制度による退職職員の再任用による増となっております。 2番の投資的経費については、昨年7月の豪雨災害に係る災害復旧費により、全体で14.5%の増となっております。 3番の補助費等については、その他が22.9%の増となっております。これは、簡易水道事業の上水道事業への統合に伴い、これまで繰出金として扱っていたものが補助費等へ変更になったことによるものです。なお、簡易水道事業会計は平成30年度から廃止となっております。 4番のその他については、維持補修費が草刈り報償費の単価見直しによる増等となっております。 22ページでは、債務負担行為の状況、23ページでは地方債の状況を記載しております。 24ページ、一般会計予算額の推移は、市町村合併後の当初予算及び最終予算を時系列で比較したものです。また、25ページの決算比較分類表とともに、参考資料としてご覧ください。 次に、26ページ、27ページにつきましては、これまで説明しました一般会計の概要を図化したものです。26ページ上段左側は歳入の科目別構成比、27ページ右側に歳出の性質別区分の構成比を載せております。下段の左側、26ページでありますが、歳入歳出予算の対前年度比率、27ページ右側には決算見込みとしての財政指標、また市債及び基金残高の前年度比較を載せております。当市の財政構造や財政運営の特徴をあらわすものでありますので、参考資料としてご活用ください。 次に、28ページから29ページまでの地域振興基金の活用状況では、地域振興基金を活用した自治区事業について全件を掲載しております。30ページから33ページであります。 ここでは、元気な浜田事業を載せておりますが、これは第2次総合振興計画に掲げる七つのまちづくり大綱の各種施策のうち、元気な浜田をつくるためのロードマップに掲載し重点的に取り組むもので、ソフト事業とハード事業をそれぞれ一覧で掲載しております。34ページをご覧ください。 中山間地域の活性化のための共通事業、これを一覧で掲載しております。 35ページから36ページまでのふるさと寄附金充当事業は、ふるさと応援基金を取り崩して充当する事業のうち予算充実分を一覧で掲載しております。 次の色紙、ここから事業概要が始まるわけでありますが、37ページ以降に一般会計及び地方公営企業会計を除く特別会計について、それぞれの事業概要を載せております。 なお、個別の事業につきましては、本日の議会全員協議会において部単位でご説明することとなっております。また、説明資料においては、前年比較の欄にそれぞれ新規、拡充、縮減、皆減と記載しておりますので、審査に当たってのご参考としてください。以上、主な事項についてご説明申し上げましたが、詳細につきましては、予算書の9ページ以降に歳入歳出予算事項別明細書、給与費明細書、債務負担行為に関する調書、地方債に対する調書を添付しておりますので、ご参照の上、ご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第36、議案第32号平成30年度浜田市国民健康保険特別会計予算を議題とします。市民生活部長。 ◎市民生活部長(斗光秀基) 議案第32号平成30年度浜田市国民健康保険特別会計予算についてご説明申し上げます。この水色の特別会計予算書の1ページをお開き願います。あわせて、先ほどの黄色い説明資料の280ページをご覧ください。 第1条第1項は、事業勘定の歳入歳出予算の総額をそれぞれ64億8,825万円に、直営診療施設勘定の歳入歳出予算の総額をそれぞれ2億7,824万3,000円と定めるものでございます。 同条第2項は、事業勘定及び直営診療施設勘定の歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は表、歳入歳出予算によるとしております。 第2条は、一時借入金の借り入れ最高額を9億円と定め、第3条は歳出予算の流用について定めております。 平成30年度からは、島根県が保険運営者に加わることで、県内の市町村における財政運営の責任主体となります。国保運営の都道府県単位化という大きな制度改正が行われます。これにより、市町村は島根県が決定する国保事業費納付金を納める一方で、その年度における保険給付費の全額が新たに創設される県の保険給付費等交付金により交付されるため、市町村の国保財政が安定化することになります。この制度改正に対応する予算編成を行っております。 それでは、事業勘定の歳入について、主な事項のみご説明申し上げます。予算書の2ページをお開きください。 1番の国民健康保険料9億7,478万4,000円は、平成30年度からの国保運営の都道府県単位化により島根県へ支払う国保事業費納付金を納めるために必要な額を計上しています。 4番の県支出金48億5,460万円は、同じく制度改正により保険給付費の全額や市町村の特別事情により交付される保険給付費等交付金を計上しています。 6番の繰入金6億5,074万2,000円は、保険料の軽減などや事務費、国保直営診療所の運営費補助について計上しています。 次に、歳出についても主な事項のみご説明申し上げます。3ページをご覧ください。 2番の保険給付費46億5,010万円は、過去3年間における給付費の実績等を勘案して計上しています。 5番の保健事業費8,777万6,000円は、特定健康診査及び特定保健指導事業に係る事業費と、脳ドック及び人間ドック等に係る保健衛生普及費のほか、医療費適正化に係る事業費を計上しております。 なお、制度改正に伴い、市町村に直接交付されてきました前期高齢者交付金などや市町村が直接支払っていた後期高齢者支援金、介護納付金、共同事業拠出金などが、県の特別会計で計上する形に変更されるため、平成29年度当初予算と比較して約18億円の減となっております。 続きまして、直営診療施設勘定についてご説明申し上げます。予算書の5ページをお開きください。 歳入につきまして、主な事項のみご説明申し上げます。 1番の診療収入1億7,713万5,000円は、平成29年度診療収入の実績見込みに基づいて計上しています。 次に、歳出についても主な事項のみご説明申し上げます。6ページをご覧ください。 2番の医業費6,829万8,000円は、処方薬剤及び医療用消耗品購入等に係る経費、並びに医療用器械器具の保守管理費及び購入経費を計上しております。 3番の公債費は、過疎対策債等の償還分となっております。 なお、事業勘定の詳細につきましては、予算書の7ページ以降に、また直営診療施設勘定につきましては73ページ以降に、歳入歳出予算事項別明細書、給与費明細書及び地方債に関する調書を添付しておりますので、ご参照の上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第37、議案第33号平成30年度浜田市駐車場事業特別会計予算を議題とします。総務部長。 ◎総務部長(砂川明) 議案第33号平成30年度浜田市駐車場事業特別会計予算についてご説明を申し上げます。先ほどと同様のこの水色の特別会計予算書の駐車場事業会計の1ページをご覧ください。 歳入歳出予算の総額につきましては、歳入歳出それぞれ3,567万2,000円とするものでございます。なお、この予算は、駅前駐車場を本年2月から廃止したため、道分山立体駐車場と栄町駐車場の二つの施設についての予算としております。 2ページからの表、歳入歳出予算につきましては、款及び項ごとの予算額を記載しており、歳入は2ページに、歳出は3ページに記載をしております。また、別冊、黄色い冊子の当初予算説明資料の302ページから303ページに事業ごとの予算概要を記載しておりますので、あわせてご覧ください。 次に、予算書の2ページの歳入についてでございます。 1の事業収入では、指定管理者からの納付金と駐車場利用券の販売収入等を計上いたしております。 2の財産収入は、この特別会計の財政調整基金の運用利子で、3の繰入金は財政調整基金からの繰入金、4の繰越金は前年度繰越金でございます。 次に、3ページの歳出でございます。 1の駐車場費では、公課費、財政調整基金積立金、二つの駐車場の市が負担する管理運営費を計上いたしております。 また、2の公債費では、道分山立体駐車場の元利償還金を計上いたしております。 詳細につきましては、4ページ以降に歳入歳出予算事項別明細書及び地方債に関する調書を添付しておりますので、ご参照の上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第38、議案第34号平成30年度浜田市公設水産物仲買売場特別会計予算を議題とします。産業経済部長。 ◎産業経済部長(田村洋二) 議案第34号平成30年度浜田市公設水産物仲買売場特別会計予算についてご説明申し上げます。予算書の1ページをお開き願います。あわせて、当初予算説明資料の304ページ、305ページに歳入歳出の状況を記載しておりますので、ご覧ください。 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1,616万5,000円と定めるものでございます。 それでは、予算書の3ページの表、歳入歳出予算の歳出からご説明申し上げます。 水産物仲買売場費は、1,616万5,000円で、指定管理者への委託料、使用料及び賃借料等の施設の維持管理に要する費用を計上しております。 次に、予算書の2ページの表、歳入歳出予算の歳入をご説明申し上げます。 仲買売り場の利用に伴う使用料及び手数料として1,610万4,000円、財産収入として5万8,000円、前年度繰越金として1,000円、雑収入として2,000円を計上しております。 なお、詳細につきましては、予算書の4ページ以降に歳入歳出予算事項別明細書、債務負担行為に関する調書を添付しておりますので、ご参照の上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第39、議案第35号平成30年度浜田市公共下水道事業特別会計予算から日程第42、議案第38号平成30年度浜田市生活排水処理事業特別会計予算までの4件を一括議題とします。上下水道部長。 ◎上下水道部長(河野正雄) 議案第35号から議案第38号までの四つの特別会計について一括して提案させていただきます。 まず、議案第35号平成30年度浜田市公共下水道事業特別会計予算についてご説明申し上げます。予算書の1ページをご覧ください。 予算書の第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ7億5,663万2,000円と定めております。 2ページの歳入の主なものは、使用料及び手数料は8,515万2,000円、国庫支出金は5,105万円、繰入金は3億7,766万8,000円、市債は2億3,580万円などであります。 次に、3ページの歳出につきましては、下水道費は2億9,971万8,000円、公債費は4億5,691万4,000円であります。 詳細につきましては、予算書5ページ以降に歳入歳出予算事項別明細書等を添付しておりますので、あわせてご参照ください。 続きまして、議案第36号平成30年度浜田市農業集落排水事業特別会計予算についてご説明申し上げます。予算書の1ページをご覧ください。 予算書の第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6億9,253万3,000円と定めております。 2ページの歳入の主なものは、使用料及び手数料は8,311万9,000円、県支出金は969万6,000円、繰入金は3億5,964万3,000円、市債は2億3,970万円などであります。 3ページの歳出につきまして、農業集落排水費が1億8,630万7,000円、公債費が5億622万6,000円であります。 詳細につきましては、予算書5ページ以降に歳入歳出予算事項別明細書等を添付しておりますので、あわせてご参照ください。 続きまして、議案第37号平成30年度浜田市漁業集落排水事業特別会計予算についてご説明申し上げます。予算書の1ページをご覧ください。 第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4,659万7,000円と定めております。 2ページの歳入の主なものは、使用料及び手数料は1,396万4,000円、繰入金は3,260万5,000円などであります。 3ページの歳出につきましては、漁業集落排水費が1,462万2,000円、公債費が3,197万5,000円であります。 詳細につきましては、予算書4ページ以降に歳入歳出予算事項別明細書等を添付しておりますので、あわせてご参照ください。 続きまして、議案第38号平成30年度浜田市生活排水処理事業特別会計予算についてご説明申し上げます。予算書の1ページをご覧ください。 第1条で、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5,878万8,000円と定めております。 2ページの歳入の主なものは、使用料及び手数料は1,734万4,000円、繰入金は4,144万3,000円などであります。 3ページの歳出につきましては、生活排水処理費が4,156万8,000円、公債費が1,722万円であります。 詳細につきましては、予算書4ページ以降に歳入歳出予算事項別明細書等を添付しておりますので、あわせてご参照ください。以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第43、議案第39号平成30年度浜田市後期高齢者医療特別会計予算を議題とします。市民生活部長。 ◎市民生活部長(斗光秀基) 議案第39号平成30年度浜田市後期高齢者医療特別会計予算についてご説明申し上げます。予算書の1ページをお開き願います。 第1項は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ7億9,689万円と定めるものです。 第2項は、歳入歳出予算の款項の区分、及び当該区分ごとの金額を表、歳入歳出予算によるとしております。それでは、予算書の2ページをお開き願います。 歳入からご説明申し上げます。 後期高齢者医療保険料は、広域連合から示された保険料の収入見込み額として5億2,195万4,000円を計上しております。 使用料及び手数料20万円は、督促手数料、繰入金2億3,945万6,000円は、職員人件費、事務費及び保険料軽減に係る基盤安定負担金の合計額であります。 諸収入の主なものとしましては、後期高齢者医療広域連合からの健康診査受託料2,345万7,000円と、雑入として広域連合へ派遣しております職員2名の人件費1,102万1,000円を計上しております。 次に、3ページの歳出です。 総務費は、3,278万円で、職員人件費及び事務費、後期高齢者医療広域連合納付金7億3,864万1,000円は、浜田市が被保険者から収納する保険料と一般会計から繰り入れる低所得者に対する保険料軽減分の基盤安定負担金を合計した額、これを計上しております。 保健事業費2,466万9,000円は、後期高齢者医療広域連合からの委託を受け健康診査を実施するための経費でございます。 諸支出金80万円は、過年度分保険料の還付金及び加算金です。 詳細につきましては、予算書4ページ以降に歳入歳出予算事項別明細書及び給与費明細書を添付しておりますので、ご参照の上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第44、議案第40号平成30年度浜田市水道事業会計予算及び日程第45、議案第41号平成30年度浜田市工業用水道事業会計予算の2件を一括議題とします。上下水道部長。 ◎上下水道部長(河野正雄) 議案第40号平成30年度浜田市水道事業会計予算について説明申し上げます。別冊の白い表紙をご覧ください。 平成30年度は、簡易水道事業を上水道事業に統合することから、平成30年4月1日において貸借対照表における資産、負債、資本が大幅に増加しております。それでは、予算書の1ページをお開きください。 第3条では、収益的収支の額を定めており、収入は水道事業収益を21億3,692万3,000円とし、その内訳は、営業収益11億9,436万5,000円、営業外収益9億3,255万7,000円、特別利益1,000万1,000円であります。 支出につきましては、水道事業費用を19億6,216万2,000円とし、その内訳は営業費用17億438万3,000円、営業外費用2億5,369万9,000円、特別損失300万円などであります。 第4条では、資本的収支の額を定めております。資本的収入の額を6億6,271万1,000円とし、その内訳は、他会計補助金3億2,166万7,000円、工事負担金4,092万5,000円、企業債3億円などであります。 資本的支出の額は、13億3,456万6,000円で、その内訳は、建設改良費5億7,616万5,000円、企業債償還金7億5,840万1,000円であります。 なお、資本的収支の不足額6億7,185万5,000円につきましては、記載のとおり補填をいたします。 詳細につきましては、3ページ以降に予算実施計画、給与費明細書等を添付しております。また、別冊の説明資料をあわせてご参照ください。 続きまして、議案第41号平成30年度浜田市工業用水道事業会計予算についてご説明を申し上げます。別冊の白い表紙の予算書をご覧ください。予算書の1ページをお開きください。 第3条では、収益的収支の額を定めており、収入は工業用水道事業収益が1億2,729万3,000円で、その内訳は、営業収益が9,839万2,000円、営業外収益が2,890万1,000円であります。 支出は、工業用水道事業費用が1億2,729万3,000円で、その内訳は、営業費用が1億2,037万3,000円、営業外費用が592万円などであります。 第4条では、資本的収支の額を定めており、収入につきましては、工事負担金が344万1,000円であります。 支出につきましては、総額が8,933万8,000円で、その内訳は、建設改良費が7,598万4,000円、企業債償還金が1,335万4,000円であります。 なお、資本的収支の不足額8,589万7,000円につきましては、記載のとおり補填いたします。 詳細につきましては、3ページ以降に予算実施計画、給与費明細書等を添付しております。また、別冊の予算説明資料をご参照の上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第46、同意第1号浜田市教育委員会教育長の任命についてを議題とします。市長。 ◎市長(久保田章市) 同意第1号の浜田市教育委員会教育長の任命についてご説明申し上げます。 本件は、浜田市教育委員会教育長石本一夫氏が平成30年3月31日をもって任期満了となりますので、後任の浜田市教育委員会教育長の任命について地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により議会の同意を求めるものであります。 任命に当たりましては、職務内容と候補者の経歴等を十分考慮をいたしました結果、石本一夫氏を適任者と認め、任命いたしたいと存じます。よろしくご同意いただきますようお願い申し上げます。参考欄には、任期及び根拠法を載せております。なお、候補者の略歴を参考資料として配付しておりますので、ご覧いただきたいと思います。 ○議長(川神裕司) 以上で本日の日程は全て終了しました。 本日はこれにて散会します。皆様ご苦労さまでした。            午後1時40分 散会        ──────────────────────────...