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03月16日-08号

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  1. 浜田市議会 2015-03-16
    03月16日-08号


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    平成27年 3月定例会        平成27年3月浜田市議会定例会会議録(第8号)1. 日  時  平成27年3月16日(月)午前10時開議2. 場  所  浜田市役所議場        ────────────────────────── 出席議員(24名) 1番  足  立     豪           2番  岡  野  克  俊 3番  柳  楽  真 智 子           4番  串  崎  利  行 5番  小  川  稔  宏           6番  森  谷  公  昭 7番  野  藤     薫           8番  上  野     茂 9番  飛  野  弘  二          10番  笹  田     卓11番  布  施  賢  司          12番  岡  本  正  友13番  芦  谷  英  夫          14番  佐 々 木  豊  治15番  道  下  文  男          16番  田  畑  敬  二17番  平  石     誠          18番  西  田  清  久19番  澁  谷  幹  雄          20番  西  村     健21番  江  角  敏  和          22番  牛  尾  博  美23番  原  田  義  則          24番  牛  尾     昭        ────────────────────────── 欠席議員(0名)        ────────────────────────── 地方自治法第121条により説明のため出席した者市長      久保田 章           副市長     近 重 哲 夫教育委員長   藤 本 孝 男          教育長     石 本 一 夫金城自治区長  岡 本 利 道          旭自治区長   岩 谷 欣 吾弥栄自治区長  山 根   貢          三隅自治区長  中 島 良 二総務部長    牛 尾 祐 治          地域政策部長  砂 川   明財務部長    塙   邦 彦          健康福祉部長  小 澤 孝 子市民生活部長  川 崎 功 二          産業経済部長  中 村 俊 二都市建設部長  下 垣 博 史          教育部長    山 本   博消防長     加 戸   護          上下水道部長  山 本 好 教金城支所長   吉 永 靖 司          旭支所長    田 村 邦 麿弥栄支所長   田 中 稔 夫          三隅支所長   横 田 孝 之市長公室長   湯 淺   淳          総務課長    前 木 俊 昭財政課長    宮 崎 良 一          医療保険課長  久保田 耕 治        ────────────────────────── 事務局職員出席者事務局長    三 浦 直 生          次長      小 川 克 巳議事係長    外 浦 和 夫        ────────────────────────── 議事日程(第8号)第1        諸般の報告   議会追加提出議案(説明・採決)第2 発議第 1号 浜田市議会基本条例の一部を改正する条例について第3 発議第 2号 浜田市議会委員会条例の一部を改正する条例について   市長追加提出議案(説明・質疑・討論・採決)第4 議案第50号 浜田国民健康保険条例の一部を改正する条例について第5 委員長報告 (総務文教委員会福祉環境委員会産業建設委員会予算決算委員会)   市長提出議案(討論・採決)第6 議案第 1号 浜田行政組織条例の一部を改正する条例について第7 議案第 2号 浜田附属機関設置条例の一部を改正する条例について第8 議案第 3号 浜田行政手続条例の一部を改正する条例について第9 議案第 4号 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について第10 議案第 5号 公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例について第11 議案第 6号 浜田職員の給与の支給に関する条例の一部を改正する条例について第12 議案第 7号 島根県後期高齢者医療広域連合に派遣する浜田職員に支給する特殊勤務手当に関する条例を廃止する条例について第13 議案第 9号 浜田手数料条例の一部を改正する条例について第14 議案第11号 浜田教職員住宅条例の一部を改正する条例について第15 議案第12号 浜田市立幼稚園条例の一部を改正する条例について第16 議案第13号 浜田市立図書館条例の一部を改正する条例について第17 議案第15号 浜田放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例について第18 議案第16号 浜田霊園条例の一部を改正する条例について第19 議案第17号 浜田漁業集落集会施設条例の一部を改正する条例について第20 議案第19号 浜田市営住宅条例の一部を改正する条例について第21 議案第20号 浜田消防本部及び消防署の設置に関する条例の一部を改正する条例について第22 議案第21号 指定管理者の指定について(若生まなびや館)第23 議案第26号 市道路線の廃止について(久佐45号線外)第24 議案第27号 市道路線の認定について(国府248号線外)第25 議案第28号 平成26年度浜田一般会計補正予算(第7号)第26 議案第29号 平成26年度浜田国民健康保険特別会計補正予算(第3号)第27 議案第30号 平成26年度浜田公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)第28 議案第31号 平成26年度浜田農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)第29 議案第32号 平成26年度浜田生活排水処理事業特別会計補正予算(第1号)第30 議案第33号 平成26年度浜田簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)第31 議案第34号 平成26年度浜田後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)第32 議案第35号 平成26年度浜田水道事業会計補正予算(第2号)第33 議案第36号 平成27年度浜田一般会計予算第34 議案第37号 平成27年度浜田国民健康保険特別会計予算第35 議案第38号 平成27年度浜田駐車場事業特別会計予算第36 議案第39号 平成27年度浜田公設水産物仲買売場特別会計予算第37 議案第40号 平成27年度浜田国民宿舎事業特別会計予算第38 議案第41号 平成27年度浜田公共下水道事業特別会計予算第39 議案第42号 平成27年度浜田農業集落排水事業特別会計予算第40 議案第43号 平成27年度浜田漁業集落排水事業特別会計予算第41 議案第44号 平成27年度浜田生活排水処理事業特別会計予算第42 議案第45号 平成27年度浜田簡易水道事業特別会計予算第43 議案第46号 平成27年度浜田後期高齢者医療特別会計予算第44 議案第47号 平成27年度浜田水道事業会計予算第45 議案第48号 平成27年度浜田工業用水道事業会計予算第46 議案第49号 平成26年度浜田一般会計補正予算(第8号)第47 同意第 1号 浜田教育委員会教育長の任命について   議会追加案件   委員長申し出(自治区制度等行財政改革推進特別委員会)第48        委員会の閉会中の継続審査について   一般事件第49        議員派遣について        ────────────────────────── 本日の会議に付した事件議事日程(第8号)のとおり        ──────────────────────────            会       議            午前10時0分 開議 ○議長(原田義則) おはようございます。 ただいま出席議員は24名で定足数に達しております。これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程はお手元に配付しておりますので、朗読は省略します。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(原田義則) 日程第1、諸般の報告をします。 報告第6号専決処分の報告について報告がありました。お手元にその写しを配付しておりますので、ご了承願います。 これより議会追加提出議案の説明を行います。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(原田義則) 日程第2、発議第1号浜田市議会基本条例の一部を改正する条例について及び日程第3、発議第2号浜田市議会委員会条例の一部を改正する条例についての2件を一括議題とします。 提案者の説明を求めます。議会運営委員長、18番西田清久議員。            〔西田清久議会運営委員長 登壇〕 ◆議会運営委員長(西田清久) 発議第1号浜田市議会基本条例の一部を改正する条例について提案説明を行います。 本案は、浜田市議会会議規則第13条第2項の規定に基づき、議会運営委員会の議決をもって議案を提出するものであります。 それでは委員長の私から説明をいたします。添付しております提案条例説明資料をあわせてご覧ください。 公平性、透明性及び信頼性を確保し、市民に開かれた議会を目指すために、政務活動費の適正な使用について、より明確なものとするために、浜田市議会基本条例第19条に政務活動費が適正に使用されているか、議会関係者以外の者の審査を受けること、また市民参加を推進する議会として、請願、陳情などの取り扱いについて、採択した請願及び陳情への対応として、市長等において措置の必要があると認めるときはその趣旨を実現するよう求めること、また当該請願及び陳情に関する事後の状況、対応等を議会に報告するよう求めることを新たに規定するものです。 附則として、この条例は公布の日から施行することとしております。以上、議員各位のご賛同をお願いし、委員会提出議案の提案説明といたします。 続いて、発議第2号浜田市議会委員会条例の一部を改正する条例について提案説明を行います。 本案は、浜田市議会会議規則第13条第2項の規定に基づき、議会運営委員会の議決をもって議案を提出するものであります。 それでは委員長の私から説明をいたします。添付しております提案条例説明資料をあわせてご覧ください。 本案は、教育委員長と教育長を一本化した新たな責任者を置くことなどを内容とする地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律とあわせ、地方自治法第121条で規定する長及び委員長等の出席義務が改正されました。これにより、浜田市議会委員会条例第25条に規定する教育委員会の委員長を教育長に改めるものです。また、そのほか固定資産評価委員会固定資産評価審査委員会とする規定の整理を行うものです。 附則として、この条例は平成27年4月1日から施行することとし、経過措置として、旧教育長の教育委員会の委員としての任期中に限り、この条例による改正後の浜田市議会委員会条例第25条の規定は適用せず、この条例による改正前の浜田市議会委員会条例第25条の規定は、なおその効力を有することとしております。以上、議員各位のご賛同をお願いし、委員会提出議案の提案説明といたします。 ○議長(原田義則) お諮りします。ただいま提案されました発議第1号及び発議第2号は、会議規則の規定により質疑、委員会付託、討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原田義則) ご異議なしと認めます。発議第1号及び発議第2号は質疑、委員会付託、討論を省略して採決することに決しました。 これより採決を行います。日程第2、発議第1号浜田市議会基本条例の一部を改正する条例については原案のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原田義則) ご異議なしと認めます。発議第1号は原案のとおり可決されました。 日程第3、発議第2号浜田市議会委員会条例の一部を改正する条例については原案のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原田義則) ご異議なしと認めます。発議第2号は原案のとおり可決されました。 これより市長追加提出議案の説明を行います。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(原田義則) 日程第4、議案第50号浜田国民健康保険条例の一部を改正する条例についてを議題とします。 提案者の説明を求めます。市民生活部長。 ◎市民生活部長(川崎功二) 議案第50号浜田国民健康保険条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。議案書の1ページをお開き願います。あわせて、提案条例説明資料をご覧ください。 本案は、国民健康保険法施行令の一部改正に伴い、国民健康保険の保険料について負担の適正化を図るため、当該保険料基礎賦課額及び後期高齢者支援金等賦課額について賦課限度額をそれぞれ1万円引き上げ、介護納付金賦課額について賦課限度額を2万円引き上げ、それぞれの賦課限度額を52万円、17万円、16万円に、また所得の少ない被保険者に対して課する保険料の算定に係る基準を見直し、保険料軽減世帯の拡大を図る必要から規定を改正するものでございます。 附則といたしまして、施行期日を平成27年4月1日としております。 経過措置といたしまして、平成27年度以後の年度分の保険料について適用し、平成26年度分までの保険料については従前のとおりとしております。以上、詳細につきましては逐条をご参照の上、ご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(原田義則) この際、議案熟読のため暫時休憩します。なお、再開は午前10時15分の予定とします。            午前10時6分 休憩            午前10時14分 再開 ○議長(原田義則) 休憩前に引き続き会議を再開します。 これより市長提出議案の質疑を行います。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(原田義則) 日程第4、議案第50号浜田国民健康保険条例の一部を改正する条例についてを議題とします。 質疑はありませんか。20番西村健議員。 ◆20番(西村健) この提案内容には、私は個人的には評価できる点と改悪とも言える、両方がまじっている議案だと思います。 それで、低所得者に対する保険料軽減措置の対象の拡大という点では、大きく評価できるなあという思いを持っておりますけれども、保険料の賦課限度額の引き上げについては、今年度も4万円引き上げられたと記憶をしておりますし、さらに今回提案されているのは4万円の引き上げということで、切りがないなと思っているところです。 それで、一応区切りがいいところで、後期高齢者医療制度が施行されたのが、平成でいいますと20年ですので、ここを起点にして、今回の提案で賦課限度額が幾ら引き上がっているのかについて、これだけご答弁をいただきたいと思います。 ○議長(原田義則) 医療保険課長。 ◎医療保険課長(久保田耕治) 賦課限度額が平成20年度から、今回提案をいたしました27年度に至ってどれだけ上がっているかというご質問でございますが、保険料には、提案説明資料にもありますが、74歳以下の医療費に充てる基礎賦課分後期高齢者医療を若年者が支える後期高齢者支援金分、40歳から64歳が介護費に充てる介護分の三つがありまして、この合計で説明させてもらいますと、平成20年度におきましては合計で68万円でございました。今回提案をした合計は85万円になりますので、差し引き、20年度から17万円の増加となります。 ○議長(原田義則) そのほか、質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原田義則) 質疑なしと認め、質疑を終わります。 お諮りします。本議案については、会議規則第35条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原田義則) ご異議なしと認めます。本議案については委員会付託を省略することに決しました。 これより討論を行います。本議案についての討論の通告はありませんでした。よって、討論なしと認め、討論を終わります。 これより採決を行います。議案第50号浜田国民健康保険条例の一部を改正する条例については原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。            〔賛成者挙手
    ○議長(原田義則) 挙手多数です。議案第50号は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(原田義則) 日程第5、委員長報告です。 各常任委員会に審査を付託した日程第6、議案第1号から日程第47、同意第1号までの42件を一括議題とし、各所管委員会における審査の経過並びに結果について、それぞれ委員長の報告を求めます。総務文教委員長、14番佐々木豊治議員。            〔佐々木豊治総務文教委員長 登壇〕 ◆総務文教委員長佐々木豊治) おはようございます。 総務文教委員会に審査を付託されました同意1件、議案11件について、3月4日に委員会を開催し、審査を行いましたので、経過及び結果を報告いたします。 まず、同意第1号浜田教育委員会教育長の任命については、候補者の石本教育長から所信を述べてもらった後、審査を行いました。質疑はなく、1名の委員から最適、最良の人ではないかとの意見があり、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、議案第1号浜田行政組織条例の一部を改正する条例については、委員から今回改正に至った経緯について質疑があり、公共施設のマネジメントに特化した部署をつくり、学校や住宅等の行政財産と一緒に普通財産のマネジメントを進めるため、改正に至ったとの答弁がありました。この議案については1名の委員から質疑があり、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、議案第3号浜田行政手続条例の一部を改正する条例については、質疑はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、議案第4号地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定については、委員から教育の中立性、安定性の確保についての質疑があり、総合教育会議でいろんな意見を交わすが、あくまでもそれぞれ行政機関と教育委員会は執行機関として対等な立場であり、中立性は確保されているとの答弁がありました。この議案については1名の委員から質疑があり、審査を行い、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、議案第5号公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例については、委員から提案に至った経緯について質疑があり、浜田観光協会に職員を派遣しているが、これまで規定していた部分以外は協会で負担できたが、今後同様の負担が難しいということで、が全額補助を可能にするよう改正するものであるとの答弁がありました。この議案については1名の委員から質疑があり、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、議案第6号浜田職員の給与の支給に関する条例の一部を改正する条例については、委員から平成30年3月31日まで差額を支給するとあるが、翌月からは急激に下がるということもあるのかとの質疑があり、執行部からは3年間保証した後は急激に下がるとの答弁がありました。また、これまでの改革により、生涯賃金を2億円で計算すると1,400万円ぐらいの収入減になるようで、地域経済に対し、かなりの影響が出るのではないかとの質疑があり、そのような額になり影響があると思うが、人事院勧告等を重視して対応していきたいとの答弁がありました。さらに、労使協議の確認についても質疑があり、確認はできているとの答弁がありました。この議案については3名の委員から質疑があり、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、議案第7号島根県後期高齢者医療広域連合に派遣する浜田職員に支給する特殊勤務手当に関する条例を廃止する条例については、質疑はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、議案第11号浜田教職員住宅条例の一部を改正する条例については、委員から解体後の土地はどうなるのか、今後教職員住宅は弥栄には必要ないのかとの質疑があり、用途廃止後は普通財産に所管がえを行い、入札による売却等を考えている。現在も市内から通っている人が多く、今後は安城と木都賀に1棟ずつ残して、あとは処分が必要との行政評価をいただいている。解体ではなくて、土地と建物を含め、公募による売却を考えているとの答弁がありました。また、教員住宅の今後のあり方として、整理しながら、個々より全体的判断が必要になっているのではないかとの質疑があり、今までは各自治区ごとに管理していたが、4月からは一元化することになった。物件の状況等を見ながら廃止や一般利用の活用などを考えたい。今、平成29年4月から指定管理の方向を目指しており、それを目途に教育委員会で一定の方向を出すとの答弁がありました。この議案については2名の委員から質疑があり、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、議案第12号浜田市立幼稚園条例の一部を改正する条例については、委員から今回提案されている改正の中身は、国の基準に対し、どういう状況になっているのかとの質疑があり、第1子の2階層までは国が定めた基準額と同じだが、3階層からは国が定める基準額の範囲で定めるということで、3階層は現行のまま、4階層は750円プラス、5階層はさらに750円プラスで、28年度から上げさせてもらいたいという提案であるとの答弁がありました。また、改正によるの収入変化について質疑があり、民間から推計して試算したが、5階層で金額が上がるが、第2子からの軽減措置が大きいため、27年度は約200万円ほどの収入が減り、28年度からは約120万円減り、保護者の負担軽減になると思われるとの答弁がありました。さらに、条例6条の保育料は保護者からというのを外した理由についての質疑があり、第4条で保護者は保育料を納付しなければならないとうたっており、重複を避けるため保護者という表現を削ったとの答弁がありました。この議案については2名の委員から質疑があり、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものであると決しました。 続いて、議案第13号浜田市立図書館条例の一部を改正する条例については、質疑はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、議案第20号浜田消防本部及び消防署の設置に関する条例の一部を改正する条例については、これまで一般質問や議案質疑などで複数の議員から疑義が出されている案件であり、執行部から補足説明を受けた後、審査を行いました。委員からは、人員を先に増やして訓練し、配置可能にしてから新設組織に配置すべきではないか、人員増を訴えるべきだとの質疑があり、執行部からは平成23年時点で消防の現状と課題を職員皆で考え、整理し、人員増も含めた組織体制のあり方についての検討を報告書にまとめた。そのときは、人員増は必要と結論付けたが、の行政改革や交付税削減の中で財政負担がかなり大きくなる。平成24年からは人員増を考えず、何とかやりくりの中で体制強化ができないかがもともとの発端になって今回の機構改革に至った。職員増については別途協議している。条例制定までは市長部局とも折衝し、市長にも何度も話に行き、将来浜田消防のあるべき体制として3署体制の考え方を打ち出した。消防力の整備指針では、救急車3人、消防車5人の8人は必要だが、平成17年の改正で兼務が可能になった。当時、三隅は5人だったが、3人が出動すると2名残る。災害が重複しないという考えだが、火災は5人で出ることになっているので5名配置なんだと思うとの答弁がありました。また、消防年報による情報提供の要望があり、執行部からは今後積極的に行いたいとの答弁がありました。さらに、国の示した消防力の整備指針による充足率について、首都圏は満たしているが、地方都市は50、60%だと思うがどうかとの質疑があり、浜田消防のように広域合併したところは中山間地を抱えているため、充足率の計算は単純ではないが、そのような数字になると思うとの答弁がありました。ほかに、一般質問の答弁で市長の考えを3点言われ、結論は全体的には足らないことが明確になった。議案審議では、不足している状況の中でこういった機構改革をするほうが余計に消防力が下がっていくのではないかとの質疑だったが、本当に現在の要員不足の中で、このほうが市民にとっても職員にとっても余計な負荷がなく体制がとれるのか、見解を求める質疑がありました。執行部からは、機構改革自体のメリットは、東西の署長が配置されている出張所でいえば、平日の人員確保が1名増になり、管内を一つにまとめることや2出張所間の指揮命令系統が明確化される、平日、日中1名いるということで各種訓練、指導等に携われたり、今まで非番員のみで対応していた訓練や講習にも対応できるなど、負担の軽減や時間外手当の抑制につながる。現在、消防署長が84名という部下を抱え、出張所でも本署で多くの人員を抱え、出張所もそれぞれ離れており、なかなか面談も業務管理もしづらい。今後、これが分かれれば本署が48名、東西はそれぞれ18名の業務、人事管理になる。デメリットとすれば、日勤2名を減らして充てることや管理職手当が発生することだが、人員増が伴わないため劇的な変化はなく、メリットが多いと考えるとの答弁がありました。また、職員の負担に対する質疑があり、本部日勤が減ることによる若干の負担はあるが、対応力が下がるとは考えていないとの答弁がありました。この議案については5名の委員から質疑があり、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、議案第21号指定管理者の指定について(若生まなびや館)は、質疑はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。以上、総務文教委員長の報告といたします。 ○議長(原田義則) ただいまの委員長の報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原田義則) 質疑なしと認め、質疑を終わります。福祉環境委員長、13番芦谷英夫議員。            〔芦谷英夫福祉環境委員長 登壇〕 ◆福祉環境委員長(芦谷英夫) 福祉環境委員会に審査を付託されました議案3件について、3月5日、委員会を開催し、審査を行いましたので、その経過及び結果を報告します。 条例の一部改正については、提案条例説明資料及び条例議案新旧対照表の提出を受け、審査を行いました。 議案第2号浜田附属機関設置条例の一部を改正する条例については、子ども・子育て支援法で規定をする子ども・子育て支援事業計画を策定することなどに伴い、浜田保健医療福祉協議会の担任事項を変更するもので、委員から特に質疑はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第15号浜田放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例については、国府小学校に二つの放課後児童クラブを設置するもので、委員から放課後児童クラブの定数の考え方についての質疑があり、これに対して、子ども・子育て支援法では40名程度が望ましいとされているが、国府小学校の改築に当たり、国との協議で広さを確保し、定員を60名とした。また、上府小学校のかぜの子学級放課後児童クラブ、国府小学校のかもめ学級放課後児童クラブの名称を残し、児童数は地区割りを行い、ほぼ均等となるようにするとの答弁がありました。採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第16号浜田霊園条例の一部を改正する条例については、新しく三隅霊園152区画の整備を計画しているもので、委員からは永代使用料を46万円に設定した根拠や考え方についての質疑がありました。執行部からは、公設霊園であること、現在ある竹迫霊園、笠柄霊園の永代使用料が46万円であること、公平性を保つことから同じ永代使用料を設定した。また、永代使用料46万円で若干の黒字になるが、竹迫霊園では後年供養塔を整備しており、将来的な整備、長期的な視点での収支なども考慮し、判断したとの答弁がありました。維持管理料、年5,000円は通常まとまって支払うことになるが、毎年払いなどの選択制ができないかとの質疑に対して、執行部からは検討してみたいとの答弁があり、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。以上、福祉環境委員長の報告とします。 ○議長(原田義則) ただいまの委員長の報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原田義則) 質疑なしと認め、質疑を終わります。産業建設委員長、11番布施賢司議員。            〔布施賢司産業建設委員長 登壇〕 ◆産業建設委員長(布施賢司) 産業建設委員会に審査を付託されました議案5件について、3月6日に委員会を開催をして審査を行い、結論を得ましたので、その経過及び結果をご報告いたします。 まず、議案第9号浜田手数料条例の一部を改正する条例についてでありますが、委員から設計住宅性能評価書を提出することのメリットについて質疑があり、執行部からは評価書は長期優良住宅の認定申請に使われるもので、認定を受けることで所得税のローン減税等、税制上の優遇措置が受けられるとの答弁がありました。この議案では1名の委員から質疑があり、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第17号浜田漁業集落集会施設条例の一部を改正する条例についてでありますが、委員から廃止される古市場漁村センターの経過年数と廃止後の利用方法について質疑があり、執行部からは建築後40年を経過していること、廃止後の利用については町内からの要望があればお貸しすることも検討するが、今のところは閉鎖を考えているとの答弁がありました。この議案では1名の委員から質疑があり、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第19号浜田市営住宅条例の一部を改正する条例についてでありますが、委員からの質疑はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第26号市道路線の廃止について(久佐45号線外)及び議案第27号市道路線の認定について(国府248号線外)でありますが、委員から質疑はなく、採決の結果、両議案とも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。以上、産業建設委員長の報告といたします。 ○議長(原田義則) ただいまの委員長の報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原田義則) 質疑なしと認め、質疑を終わります。予算決算委員長、17番平石誠議員。            〔平石 誠予算決算委員長 登壇〕 ◆予算決算委員長(平石誠) 予算決算委員会に審査を付託されました予算議案22件の審査経過及び結果をご報告いたします。 審査は3月9日から12日の4日間行い、最初に平成26年度一般会計補正予算を、続いて平成26年度特別会計補正予算及び平成26年度企業会計補正予算を審査し、引き続いて平成27年度一般会計予算、平成27年度特別会計予算及び平成27年度企業会計予算を審査いたしました。 今回は、追加提案のあった議案第49号平成26年度浜田一般会計補正予算(第8号)を除く全ての予算議案において事前通告制をとり、常任委員会関係ごとに通告にあった事業の整理番号順に質疑を行いました。以下、審査経過についてご報告いたします。 議案第28号平成26年度浜田一般会計補正予算(第7号)については、延べ29件の質疑がありました。そのほとんどが多額の不用額が生じている事業に対し、その内訳や不用となった理由を問うものであり、執行部に詳細な答弁を求めました。採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第29号平成26年度浜田国民健康保険特別会計補正予算(第3号)から議案第35号平成26年度浜田水道事業会計補正予算(第2号)までの7件については質疑はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 追加提案のあった議案第49号平成26年度浜田一般会計補正予算(第8号)については、ようこそ浜田!共通商品券発行事業について、商品券をどういう方法で配布するのか、観光客の集中する県東部から浜田に人を呼び込むため、他より有利な交付金額にすべきではないか等の質疑が集中しました。執行部からは、市内の旅館業法で認められている旅館等のうち、商品券とともに消費喚起のアンケートも配布していただけるところに商品券の配布を依頼する予定である。県外からの誘客や消費喚起のためにも、1人当たりの交付金額が他よりも高額になるよう企画したが、国からの指導もあり、提案の金額になった。今後、国の考えも再確認した上で交付金額について最終判断したいとの答弁がありました。採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第36号平成27年度浜田一般会計予算について審査を行いました。常任委員会関係ごとに主な質疑についてご報告いたします。 まず、総務文教委員会関係では、はまだ暮らし応援事業のうち、モデル事業である介護人材確保のためのシングルペアレント受け入れ事業について、介護人材に絞った理由やどのように周知するのかを問う質疑、浜田に在住のシングルペアレントの方に対する支援も考えられないのかとの質疑がありました。執行部からは、福祉施設の中でも特に介護の事業所で人材不足が多いと聞いたため、介護人材に絞った。都会地への周知方法としては、各種定住相談会や島根県の東京、大阪事務所、各種協議会等を考えている。浜田在住のシングルペアレントの方に対しても、介護職に限らず、雇用の場の確保等に前向きに取り組んでいきたいとの答弁がありました。 また、浜田室内プール改修事業について、改修費用が2カ年で1億円近くかかる理由や改修後の耐用年数、改修期間中の従業者への休業補償等について問う質疑がありました。執行部からは、当初の見積もりより改修費用が高額になったのは、専門家に見てもらったところ、屋根部分以外にも腐食が進み、危険な状態であることがわかったためであり、回収後は20年から25年程度耐用年数が延びる予定である。休業補償については、改修期間中、指定管理者側への収入補填という形で検討するとの答弁がありました。委員からは、が政策として購入し、管理するからには、責任感を強くもって対応されたいとの意見もあったところです。 また、地域プロジェクト推進事務費について、瀬戸ケ島埋立地活用事業関連の予算と城山周辺整備事業関連の予算は別枠で計上したほうがわかりやすいとの意見や、関係者協議等の旅費について、先進地、参考等に視察に行くのであれば、失敗事例や地形的リスクについて研究できるようなところも候補地として選定すべきとの指摘があったところです。 次に、福祉環境委員会関係では、障がい者支援施設整備支援事業について、弥栄自治区のNPO法人への助成及び貸し付けとのことであるが、基本的ルールはどうなっているのかとの質疑がありました。執行部からは、旧弥栄村時代から福祉、医療についてまちづくりの重要施策として取り扱ってきており、今回も援助、支援することを決定した。ルールについては、今後関係部局で検討していくとの答弁がありました。財源についても、地域振興基金での対応ではなく、全市的な財源での対応にすべきとの指摘に対し、この件もあわせてルールづくりを検討したいとの答弁があったところです。 また、地域包括支援センター運営事業について、新規に支援システム改修費が計上されている理由や各自治区への包括支援センターのサブセンターを設置する費用は計上されていないのか等について質疑がありました。執行部からは、支援システム改修費は介護保険制度の改正に伴う改修に加え、マイナンバー制度導入に伴う改修も必要になったため計上した。各自治区へのサブセンター設置については、27年度中のできるだけ早い時期に基本方針を出す予定だが、現時点では人材確保が困難であることや、委託か直営かも検討中であることから予算化していないとの答弁がありました。これに対し、地域福祉の充実のためには早期に基本方針を決定して体制整備を行い、包括支援センターという名称についても市民にわかりやすいものに変更するよう検討されたいとの意見もあったところです。 次に、産業建設委員会関係では、山陰浜田港水産物販売促進事業について、お魚センターのリニューアル効果が長続きしていないことから、お魚センターを山陰浜田港の拠点と認識し、将来、瀬戸ケ島埋立地活用事業との連携も考えるのであればこの予算額では少なく、より多額の投資をして再生を図るべきであるとの指摘がありました。販促活動にもさらなる研究と工夫が必要であるとの意見もあったところです。 また、美又温泉国民保養センター運営費について、27年度は直営とし、今後のあり方を検討するとのことだが、今までと同じコンセプトでは存続できないのではないかとの指摘が複数の委員からありました。執行部からは、専門知識を有する方、県立大学、県の観光連盟、地元商工会等による検討組織を立ち上げ、しっかりしたコンセプトとターゲットを定めてサービス向上や誘客に努める予定であるとの答弁がありました。 また、危険空き家対策事業については、が寄附を受け除却する場合の前提条件や危険空き家の判断基準を問う質疑、事業の内容は要項がわかりにくく、市民に明確に伝わっていないのではないかとの指摘がありました。執行部からは、の除却対象となる前提条件は、寄附を受け解体した後、その土地が有効活用できるかどうかであり、事前にその審査を行っている。今後の危険空き家の判断基準は、今年5月に示される国のガイドラインを参考にして再調整する予定であり、市民に対するわかりやすい資料については内部で作成できるか検討するとの答弁がありました。さらに、空き家調査事業により、危険な状態で緊急度の高い建物が230棟もあることが判明したということを踏まえ、この事業を27年度で終わらせるのではなく、継続していくべきとの意見もあったところです。 審査及び採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第37号平成27年度浜田国民健康保険特別会計予算から議案第46号平成27年度浜田後期高齢者医療特別会計予算までの10件について審査を行い、2名の委員から2件の質疑がありました。採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第47号平成27年度浜田水道事業会計予算及び議案第48号平成27年度浜田工業用水道事業会計予算の2件について審査を行い、上水道の改良費や配水施設費について問う質疑、上水道及び工業用水道会計の損益計算書等の財務諸表について問う質疑等が2名の委員から3件あり、執行部に詳細な説明を求めました。採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 全体で326件の質疑の事前通告があり、4日間の審査で20名の委員から延べ258件の質疑を行いました。以上で予算決算委員長の報告といたします。 ○議長(原田義則) ただいまの委員長の報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原田義則) 質疑なしと認め、質疑を終わります。 これより市長提出議案の討論を行います。 議案第6号浜田職員の給与の支給に関する条例の一部を改正する条例について、議案第20号浜田消防本部及び消防署の設置に関する条例の一部を改正する条例について、議案第36号平成27年度浜田一般会計予算、議案第49号平成26年度浜田一般会計補正予算(第8号)の4件について討論の通告がありましたので、それぞれ討論を行います。 議案第6号浜田職員の給与の支給に関する条例の一部を改正する条例について。20番西村健議員。            〔20番 西村 健議員 登壇〕 ◆20番(西村健) 議案第6号浜田職員の給与の支給に関する条例の一部を改正する条例に対する反対討論を行います。 本議案は、平成26年人事院勧告及び島根県人事委員会勧告を考慮し、給与制度の総合的見直し等を行い、若年層の水準維持と中高年層の最大4%引き下げにより職員給与を平均2%引き下げるものですが、今回の給与制度の総合的に見直しには地域間格差がさらに拡大するという大きな問題があります。今回の人事院勧告は、民間給与との比較に当たって、従来の北海道・東北ブロックとの比較を廃止し、民間の平均賃金が最も低い12件を比較対象にして、公務員にさらに賃下げを求めるものとなっています。しかし、これまでの基準を変えてまで給与の削減を進めるのは、低ければ低いほうがよいという道理なき賃下げであり、しかもこの賃下げ分を原資にして民間賃金が高い都市の地域手当を増額するというのは、現在でも問題になっている地域間格差をさらに広げるものであると言わなければなりません。 さらに、もう一つの大きな問題は、地域経済に与える影響です。昨年11月11日、参議院内閣委員会の質疑において、人事院は国家公務員の給与が減少に転じる前の1998年と2013年の年間給与を比較すると、地方機関勤務の係長で18.6%減少していると説明しています。同様に、浜田職員の給与は、2000年と2014年の給与の比較では、この間の単年度の給与改定率を単純に積み上げた結果は、3.35%の減少、期末勤勉手当は0.65月減少しています。十数年に及ぶ給与引き下げの流れにさおを差すごとく、仮にこれ以上の給与引き下げをすれば、地方公務員の家族の暮らしだけではなく、地方経済にも一層深刻な影響を与えることは必至です。報道によれば、国公労連は国家公務員の賃下げを3%と仮定した場合、島根県の公務員の給与削減額は48億円、公務員と民間を合わせた賃金減少額は61億円、島根県全体の総消費支出減少額は43億円と試算しています。ただでさえ、経済が疲弊している現状に追い打ちをかける給与引き下げを許してはなりません。時あたかも、春闘の山場を迎えています。民間大企業における事実上の賃上げ妥結の情勢が報じられる中、それに水を差そうとするのが本議案であるということを申し上げ、反対討論をいたします。 ○議長(原田義則) 議案第20号浜田消防本部及び消防署の設置に関する条例の一部を改正する条例について。6番森谷公昭議員。            〔6番 森谷公昭議員 登壇〕 ◆6番(森谷公昭) 議案第20号浜田消防本部及び消防署の設置に関する条例の一部を改正する条例についてに対する反対討論を行います。 まず、これに先立ちまして、私は機構検討委員会、1回から11回まで全て文書公開請求、情報公開請求で手に入れまして読みました。それで、それだけでは足りず、各消防の出張所、本署、全部回ってきました。消防長、次長、幹部、それから出動していて会えなかったのは弥栄出張所だけです。なぜ回ったかといいますと、間接的な報告を聞いているだけでは真実がわからないと、時々漏れ聞こえる情報だけでも偏ってしまうからということで、実際に役職のない隊員の方の意見が聞きたいと思って行ってきました。 それで、大体私が幹部のことにつきまして、私に情報をくれなかったり、のらりくらりと交わしたりすることがありましたので、幹部の連中はという言い方をしたときにも、森谷さん、幹部の連中という連中という言葉はやめてください、仮にも私の上司でございますと、こう厳しく言われましたし、この内容も市役所の職員さんたちと話しているのとは違いまして、すごく、私の一般質問のような議事録でした。私は、自分でいろいろ意見を言おうと思いましたけれども、その議事録の一部、発言を紹介することで討論にかえたいと思っております。 まず、これは平成24年11月、ここで昨年というのは23年のことですけども、昨年18名増員の案で人事課、財政課と協議したが取り合ってもらえなかった。上記のようなことを踏まえて検討していただきたい。 それから、アウトソーシングも要求してほしい。これは総務部長の発言だそうです。 それから、総務課の意見として、今総務課は係長2名、主任2名ということでかなり内容的にも濃いし、主管課としても給与事務とかいろいろなことをやっている中で、案としては係長以外の主任クラスのところをゼロとする意見が結構あった。実際に、それで組織の運営ができるのかなという疑問があって皆さんはそう書かれているが、これは本当に大丈夫なのかなあというところがある。少し飛ばしまして、経理なんかも予算立てから予算執行までかなりの事務量があるが、それも含めたら少なくとも1人の主任クラスは残さないと、消防としての組織の運営が難しい。 委員長の意見、警防救助係というのは事務量から見て現実的には不可能ではないか。今、警防課がやっているところを見るといっぱいいっぱいに見える。 課長の意見。どこへ振り分けてもどこもいっぱいいっぱいというのは同じ。現実的には、警防係と救助を両方1人でやるというのはとても無理があるというのは明らかだ。これはどこの係にいっても同じようなことが言える。 東西の分署の目的というのは、大義名分のところで消防体制の強化、最終は市長との協議のところで、統廃合というところの話が出ている。この統廃合というのは、弥栄がなくなる、旭がなくなるということだと私は推測しております。管理職が望ましいということと、人事課とも内々に、表には出せない今、法制化された人事考課制度を含めた人事管理というところを含めて、分署長、管理職の配置は目玉なのかと思う。 次は、委員の意見です。管理職をつくるということは言いやすいというだけなので、これを目玉と言っている。こっち、委員です、の意見では、なくてもいいよと言っている。管理職をです。目指しているものは、機構を検討する中で将来的にあと何年後に訪れる15人、5級──給与です──に渡れないのではないかという部分がメインにはなっている。うちの話の中では、市役所で通る、通らないという話は別ですが、今話が違う方向にいっておるのではないかと思う。東部、西部の管理職は必要だと思うが、人事考課制度に伴う管理職が必要なのだろうと思うのが一番のことだと思うし、理由はそれでいいんですが、目玉ということに持っていって、それができたらもうこれでいいんじゃないかということになりかねない。 委員長、消防体制の強化につながりますというそういうものがないと、のほうでは話が通らないと思う。 委員、市民の行政サービスにつながるのは、ここは管理職を置くよりも署員を増やしたほうがよりいいと思う。建前と本音があるのかもしれないが、人事考課制度から来ているのは間違いない話でしょう。 委員長、それももちろん一つはある。 委員、人事はこれを普及させる立場にあるからそれで消防力の強化という、管理職とかとなると、それはない。 委員長。強化につながる、全然つながらないわけではない。 ○議長(原田義則) 森谷議員。 森谷議員の反対の討論ですので、そのところを趣旨を述べていただきたいと思います。 ◆6番(森谷公昭) これらの消防の隊員の方の意見が隠れてあらわれておりません。そして、まとまった意見というのは、消防から出ている意見は、恐らく幹部の意見として出ていると思います。それから、今の段階では、まず隊員の意見は増員をしてほしいと、こういう意見が圧倒的です。まず、署長を増やす前に増員、それから、これからは1人やめ、3人やめ、4人やめ、それから15年、18年後には合計30人ぐらいの退職が出てくると、それにいきなり30人を採用しても使い物にならないわけですから、計画的にやっていかなければならない。まずは、隊員の増員、計画的に毎年3名なり5名なりして、やめていく人は100%の力の人がやめていくんだけども、それと同じ数だけをプラスしていっても3割ぐらい、4割ぐらいの力しかないわけですから、やめた人の能力をカバーするのは複数の人間でカバーするしかない。計画的に増員を先にやるべきだと思います。以上、反対討論を終わります。 ○議長(原田義則) 12番岡本正友議員。            〔12番 岡本正友議員 登壇〕 ◆12番(岡本正友) 議案第20号浜田消防本部及び消防署の設置に関する条例の一部を改正する条例について賛成討論を行います。 今回の機構改革を容認する論点、三つを上げて指摘をします。 最初に、行革推進の観点から組織を再編成するという、現場を知らない人間が机上でつくった人員削減だとの発言があったやに記憶しています。私は、この議案については、関係法の整備を受け、消防、救急の組織としての対応を現場を熟知する職員で会議を重ね、出された改正案であると判断をしています。 次に、個人一般質問や議案質疑の答弁から、指摘された職員増については真摯に協議し、組織体制を図り、西部消防署の管轄区域の三隅火力発電所2号機増設への対応、三隅浜田道路の完成後の将来も考慮して対応すると消防本部としての答弁もあり、終始一貫とした説明とその答弁には理解するものであります。 次に、組織改正後の議員不足による消防力の低下や職員の負荷についての答弁では、四つの機構改革のメリットを示され、その内容を検討しました。一つ目に消防業務の負担軽減とコスト抑制対策については最良の改善策であること、二つ目に3署体制によって指揮命令系統が明確化されること、特に災害等の指揮命令や現場での安全対応や状況判断の適応性が高まるのではないかと推察できる。三つ目に各分署の不足を補完できる体制がさらに充実されること、四つ目に職員健康管理や勤務考査等が把握しやすくなること、以上、四つのメリットについて考察し、十分理解できるものでありました。 その他、浜田の行財政改革から別枠となっている消防本部も、消防機構改革によって、機能を低下させないで効率を図ろうとする努力については評価するものであります。あわせて、24時間市民の安全・安心に頑張っている姿には、私は多くの市民とともに敬意をあらわすものであります。 私は、むしろこの議案に対する議員側の質疑に対して、逆に違和感を強く感じるものであります。職員は足るのか、足らないのかと極論として質問されれば、答弁は目標を上げ努力推進中であっても、足らないと言わざるを得ない状況であり、その誘導的な質問に疑問を感じています。また、体制において、鶏が先か卵が先かとの、その考え方を詰問されれば、組織であれば当然鶏が先であると思うし、その目的から体制強化としたい考え方が、即職員補強ができない状況に優先したものであり、職員待遇を決して無視したものではないと考えます。この市民の安全・安心を優先させる判断は、緊急時の補完させる体制とともに十分その目的において明快な答弁であると考えます。 組織運営は、第1に現場を知る組織が行うべきであり、運営しない議会が現場が必要としている体制をやめさせてでも増員に固執して廃案させようとする意図は、その先に示す課題の解決策と、対案が明確に示されていない状況も含め、その真意について理解しがたいものがあります。この度の消防に関する質問において、特に現場の若手職員の意見云々という議場や委員会での発言が耳に焼きついて離れません。消防組織の命令体制は、上意下達であります。上司と部下との関係や指示命令は非常時において人命を守る大切で厳格なものであり、チームとして一体的な組織であると思っています。市民の安全・安心を真っ先に優先し、活動すべき消防職員が、日々の勤務について不平不満を述べ、それが議場において公然として討論されることについては、議員以前に一市民として危機感を覚えます。 私が耳にする臆測の話とこの度指摘する職員の不平の話から、二つのあってはならない体制の仮説を立てています。1点目として、一枚岩であるとした消防組織が実はそうでなく、派閥や学閥などが存在し、仲の悪いものとは組みたくないなどとした行動などが横行、消防業務や救急業務に影響して、市民の安全・安心が後回しにされているのではないか。2点目に、この議場の賛否によっては、いや、賛否によらなくても、閉会後の消防の職場では反逆者は誰と誰が、また何人ぐらいの者がどのような不平不満を言ったのかとした犯人捜し等、派閥、学閥争いが表面化するのではないかとしたものであります。下克上的な行動や組織より自己顕示主張、派閥から色分け人事や評価など、崇高な消防組織においてはあってはならないものであります。杞憂だと思いながら、万に一つもこのような状況が起こらないよう、留意していただきたいと思っています。消防組織において、特に平時における安定体制が有事にその力が発揮され、その結集がパワーとなって市民の生命、財産を守ることができると思っています。以上を申し述べ、浜田消防本部及び消防署の設置に関する条例の一部を改正する条例について賛成する意を表明し、議員各位の賛同を求めます。 ○議長(原田義則) 10番笹田卓議員。            〔10番 笹田 卓議員 登壇〕 ◆10番(笹田卓) 議案第20号浜田消防本部及び消防署の設置に関する条例の一部を改正する条例についてでございますが、反対討論に立つことは誠に心苦しく残念ではございますが、私も市民から選ばれた議員として、その責務と信念に基づいて本議案に対して反対討論をいたします。 本議案については、市長、消防長も消防職員の不足を認めたにもかかわらず、市民の生命、財産を守ることへの不安要因が高まる議案であり、決して消防職員が一致して願っている議案ではございません。 今回、消防の組織内で行われた機構検討委員会の議事録を拝見いたしましたが、その中には消防力、防災力の強化についての話はほとんどございませんでした。さらには、議案質疑、総務文教委員会の答弁をお聞きいたしましたが、指揮命令系統の明確化ということを繰り返し言われておられました。この消防組織体制になって8年になりますが、この8年間、指揮命令系統に問題があったとは聞いておりませんし、具体的に何がどう消防力、防災力が強化されるのかということは、到底理解できるものではありません。いまだに、何がどう消防力の強化になるのか全く理解できず、逆に消防力、防災力の低下になると断言できます。 今回、新たに設置されようとしている署長は、年間365日のうち120日以上は法律で定められた休暇を取得いたします。1年の3分の1以上いない人材が、災害に対し初期対応能力の強化になるとは到底考えられません。逆に、現在消防力の基準について足りていない初期対応可能な人員から増員し、消防力、防災力の強化を図ることこそが市民の負託に応える強化になると断言できます。本議案が可決された場合、こういったことから現場人員不足となり、指揮監督者が増えても現場作業において効率が上がることなく、消防力、防災力強化につながりません。現在の状況及びこれまでの説明経過で考えると、人事考課制度のための管理職配置としか考えられません。人事考課制度導入のために労働人員を削って管理職をつくることが、市民のためになるとは到底考えられません。 また、弥栄町、旭町の消防統廃合のスピードが速まる可能性も否定できません。浜田消防の将来構想として3署体制があり、その体制に向け1段階進むことということになります。要するに、弥栄町、旭町の消防体制存続が難しくなり、弥栄町、旭町にとってメリットは全くないと言っても過言ではございません。平成26年4月1日現在、全国で752消防本部、1,703消防署がありますが、このような消防署はどこにも存在いたしません。県内他の消防職員に話を聞いたところ、火災と救急の同時対応もできないような消防署は想像すらできないし、あり得ないとのお話でした。市長は、人員の不足も認められ、今後消防職員増を検討すると前向きに考えておられます。浜田消防が適正な人員配置になってから機構改革を行うことが、市民に対し、さらなる安全・安心を与えることになると確信しております。 最後に、議員各位の賢明なるご判断とご賛同をお願い申し上げ、私の反対討論といたします。 ○議長(原田義則) 16番田畑敬二議員。            〔16番 田畑敬二議員 登壇〕 ◆16番(田畑敬二) 16番議席田畑敬二です。私は、議案第20号浜田消防本部及び消防署の設置に関する条例の一部を改正する条例について反対の立場で討論を行います。 本議案は、浜田消防本部の組織に関する規則を改正するものであります。金城出張所と旭出張所、この二つの所を東部消防署として、そして弥栄出張所、三隅出張所を西部消防署として位置付け、それぞれ三隅出張所に設置し、それぞれに管理職の署長を配置するというものであります。その理由としましては、指揮命令系統を明確にして2署間及び支所や消防団との連携を図り、業務管理や人事管理を徹底することによって、初動体制あるいは災害対応能力を強化するためとされております。現在は、各出張所、人員配置は3名体制でありますが、この現状の体制で問題があったのかどうなのか、このことが定かに示されておりません。この体制になってから8年経過します。この8年間でも問題があったとすれば、そのことが問題であります。 私は、消防体制について、過去一般質問で幾度となく質問してまいりました。金城出張所と旭出張所を統合して東部消防署をつくったらどうですか、弥栄出張所と三隅出張所を統合して西部消防署をつくって、それぞれに管理職を配置すべきだという質問をしてまいりました。そして、それぞれの地域における防災力の向上に努めるべきではないかという質問をしてまいりました。これに対し、消防長の答弁は、職員適正化計画が実施される中で一般職員が削減されております。そして、消防職員だけは現行の体制を維持しておるんだと、人員増については困難であるという答弁でありました。そのことについて、近隣出張所間で互いに連携をとり、相互に補完をして、それぞれの災害や出動に補完するという答弁でありました。しかしその後、何の体制手当てもされていないこの状況でこの条例改正案が提出されましたのは、私は非常に不可解でなりません。 先ほど笹田議員のほうからありました、島根県内には九つの消防本部があります。出張所を統合しないで消防署を設置しているのは、浜田以外どこにも存在しません。なぜ、県下にない機構改革を実施しようとするのか、全く理解できない状況にあります。浜田消防は、石見の中核都市浜田として、これから全ての面において中心的な役割を果たすべき立ち位置にあります。そのさなかで、浜田消防が県下で笑い者になるのではないかという組織をつくろうとしております。 浜田は高齢化比率33.1%であります。そして、施設への待機者が増加する中で、独居老人世帯人口5,663人、また高齢者世帯は8,210人おられます。合計1万3,800人余りの方が独居老人であったり、高齢者世帯であります。先の質問でも取り上げました老老介護の問題、そして浜田地域災害計画に基づく避難行動支援者の数、こういったことが消防がどう対応していくのか、福祉部門との関連はどうなったのか、どう整理されたのか、消防行政と福祉部門、安心・安全部門、道路行政、それぞれの部門とどう連携するのかが大きな課題であります。このように多くの課題を抱える消防が、解決に向けて努力された気配も全くない状況であります。私は、消防署をつくることに反対ではありません。しかし、重要なのは職員の適正な人員確保がされた後に改めて消防署をつくるべきであります。これは時期尚早であると考えております。 今回の機構改革は、消防力の強化になりません。市長は、私の3月の一般質問におきまして、3点、三つの答弁をされました。この3点を総合すると、112人ではどう考えてもできないということを明言されました。であるならば、機構の見直しの前に体制を整備すべきであります。今議案は、浜田市民の生命、財産を守るために存在する浜田消防が消防力の機能を弱めるとともに、初動体制に大きな汚点を残す、そして市民との相互信頼関係を阻害する機構改革であります。 そして、東部消防署、西部消防署の設置は消防力の強化にならず、消防力の機能を弱め、浜田市民5万7,700人の市民誰ひとりの利益にならないと同時に、この機構改革は市民重視の消防改革ではなく、浜田消防内部の管理職の増加であります。この3署体制は、旭出張所、弥栄出張所、この2署間を統合に向けた施策に対してさらにスピードアップするものであります。市民の防災意識に不安心を高め、市民と行政と相互信頼関係がより希薄になっていくと申し上げ、議案第20号に私の反対の立場を表明して、議員各位のご理解をお願いいたしまして反対討論といたします。 ○議長(原田義則) 議案第36号平成27年度浜田一般会計予算及び議案第49号平成26年度浜田一般会計補正予算(第8号)。20番西村健議員。            〔20番 西村 健議員 登壇〕 ◆20番(西村健) 議案第36号平成27年度浜田一般会計予算に対する反対討論を行います。 今、地方は住民の暮らしの困難、福祉、医療、介護などの社会保障の削減、地域経済の衰退など深刻な危機に直面しています。昨年4月の消費税8%増税と円安誘導による物価高が暮らしと地方経済を直撃し、社会保障への国庫負担の削減は医療崩壊や介護難民を深刻化させ、重い社会保険料の負担に市民は悲鳴を上げています。また、輸入自由化政策が地方の基幹産業である農林水産業や地元産業に打撃を与え、地域経済は疲弊しています。 安倍政権は、これらの失政への反省もなく、地方創生やアベノミクスの地方への波及を声高に叫びます。しかし、その中身は消費税のさらなる増税、社会保障の切り捨て、雇用破壊、TPP推進であり、この道は地方の衰退をさらに加速させるものにほかなりません。国の政治がひどいときだけに、市政が市民の暮らしと福祉を守る防波堤の役割を果たさなければなりませんが、浜田の予算はどうでしょうか。 施政方針では、引き続き産業振興、企業誘致などによる雇用の場の確保、子育て支援、教育の充実、高齢者が安心して暮らせるまちづくりの三つの重点政策を中心に、着手した各種事業を本格的に実行していくと述べられていますが、この間の経過や来年度予算を見れば、産業振興、観光振興を最優先する久保田市長の政治姿勢が明確にあらわれているように思います。 その筆頭と言えるのが、瀬戸ケ島地区埋立地活性化事業であり、浜田城周辺整備事業ではないでしょうか。多くの市民が望んでいる事業ではない、こんな大型事業を実施すれば既存施設が立ち行かなくなるなど、事業の中止や見直しを求める議員の声を前に、来年度は本格的な事業実施には至らないものの、基本方針を確定するとし、平成28年度以降事業実施の方針に変わりはありません。また、最終的に来年度予算からは外されたものの、中期財政計画にない、また市民の多くが経験のないパークゴルフ場を2億8,000万円もかけて整備する事業が開会直前まで提案されようとしていたことにも、観光振興偏重の姿勢が如実にあらわれていると感じています。残念ながら、本事業は来年度予算からは消えたものの、2月に作成された市長のロードマップからは消えていません。 私は、産業振興、観光振興、企業誘致を否定するものではありません。しかし、バランスは必要です。三つの重点政策は、バランスよく計画、実施してこそ効果を発揮し、市民生活の向上や地元企業の発展につながるものと考えます。産業振興、観光振興偏重の予算では、市民や事業者の生活を守ることはできないと考えます。 加えて、来年度予算には、職員給与の平均2%引き下げに伴い、人件費を2,200万円余り削減する内容が含まれています。また、初動体制及び災害対応力の向上を図る目的が達成できるのか、かえって低下するのではないかという疑念を払拭できない消防本部及び消防署の機構改革にかかわる人件費も含まれており、この点でも来年度予算には賛成できないということを申し上げ、本議案に対する反対討論といたします。 続いて、議案第49号平成26年度浜田一般会計補正予算(第8号)に対する賛成討論を行います。 本補正予算は、国の経済対策に呼応して、市民、事業者への支援や地域産業の振興による地域経済の活性化等を目的に、17事業に総額2億9,100万円余りを措置するものです。地方創生先行型交付金事業については、おおむね理解するものですが、地方消費喚起生活支援型交付金事業のうち、プレミアム付共通商品券発行事業とようこそ浜田!共通商品券発行事業については疑義を申し述べたく、あえて討論に立つものであります。 プレミアム付共通商品券発行事業については、全世帯に行き渡るよう配慮される点は評価をいたしますが、現在の市民の生活実態に目を向ければ、本事業は一時のばらまき施策にすぎず、実効ある消費喚起とはならず、抜本的対策にはほど遠いと言わざるを得ません。また、プレミアム率2割というのは自治体間のプレミアム率競争をあおるだけで、安易な発想と税金の使い方であるとの印象を拭えません。ようこそ浜田!共通商品券発行事業については、プレミアム付共通商品券発行事業以上にばらまき感は拭えず、発行した商品券の金額以下の経済効果しか得られない事態も想定をされます。しかも、自治体間の競争にならないようにという国の指導のもと、宿泊者にプレゼントする商品券の額が現時点においても確定していない点は、国が指導しなければ自治体間の競争にならざるを得ない本事業の問題点を図らずも露呈したことを示すとともに、予算案としての資格要件を欠くものであると指摘をせざるを得ません。 そもそもなぜ消費が伸びないのか、それは昨年4月からの消費税の8%への増税、円安による物価上昇、相次ぐ社会保障の改悪、TPP推進、生涯派遣、正社員ゼロを進める労働者派遣法の改悪など、低賃金の不安定雇用を拡大するアベノミクスの経済政策にあるのではないでしょうか。真に消費を喚起する処方箋は、消費税増税をやめ、人間らしく働く雇用のルールをつくり、賃上げと安定雇用を生み出すこと、暮らしを支え、人間の尊厳を守る社会保障を実現すること、TPP交渉から脱退し農林水産業と中小業者の事業を振興することこそ必要であり、そのための施策を具体化し、推進すべきと考えるものです。以上の立場から、本補正予算は抜本的な消費喚起策にはほど遠く、あるべき税金の使い方の視点から、プレミアム付共通商品券発行事業とようこそ浜田!共通商品券発行事業については賛成できませんが、補正予算の全体を通して市民の暮らしや事業を支援する事業も多く、少なくとも直接的に市民が不利益を被る事業はないという判断により、賛意を示し討論を終わります。 ○議長(原田義則) 議案第6号、議案第20号、議案第36号、議案第49号の4件を除く議案第1号から同意第1号までについては討論の通告はありませんでした。よって、これら議案について討論なしと認め、討論を終わります。 この際、暫時休憩します。なお、再開は13時ちょうどとします。            午前11時40分 休憩            午後0時57分 再開 ○議長(原田義則) 会議を再開します。 これより採決を行います。 日程第6、議案第1号浜田行政組織条例の一部を改正する条例についてを採決します。 議案第1号について、委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原田義則) ご異議なしと認めます。議案第1号は原案のとおり可決されました。 日程第7、議案第2号浜田附属機関設置条例の一部を改正する条例についてを採決します。 議案第2号について、委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原田義則) ご異議なしと認めます。議案第2号は原案のとおり可決されました。 日程第8、議案第3号浜田行政手続条例の一部を改正する条例についてを採決します。 議案第3号について、委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原田義則) ご異議なしと認めます。議案第3号は原案のとおり可決されました。 日程第9、議案第4号地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてを採決します。 議案第4号について、委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原田義則) ご異議なしと認めます。議案第4号は原案のとおり可決されました。 日程第10、議案第5号公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例についてを採決します。 議案第5号について、委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原田義則) ご異議なしと認めます。議案第5号は原案のとおり可決されました。 日程第11、議案第6号浜田職員の給与の支給に関する条例の一部を改正する条例についてを採決します。 議案第6号について、委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。            〔賛成者挙手〕 ○議長(原田義則) 挙手多数です。議案第6号は原案のとおり可決されました。 日程第12、議案第7号島根県後期高齢者医療広域連合に派遣する浜田職員に支給する特殊勤務手当に関する条例を廃止する条例についてを採決します。 議案第7号について、委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原田義則) ご異議なしと認めます。議案第7号は原案のとおり可決されました。 日程第13、議案第9号浜田手数料条例の一部を改正する条例についてを採決します。 議案第9号について、委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原田義則) ご異議なしと認めます。議案第9号は原案のとおり可決されました。 日程第14、議案第11号浜田教職員住宅条例の一部を改正する条例についてを採決します。 議案第11号について、委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原田義則) ご異議なしと認めます。議案第11号は原案のとおり可決されました。 日程第15、議案第12号浜田市立幼稚園条例の一部を改正する条例についてを採決します。 議案第12号について、委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原田義則) ご異議なしと認めます。議案第12号は原案のとおり可決されました。 日程第16、議案第13号浜田市立図書館条例の一部を改正する条例についてを採決します。 議案第13号について、委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原田義則) ご異議なしと認めます。議案第13号は原案のとおり可決されました。 日程第17、議案第15号浜田放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例についてを採決します。 議案第15号について、委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原田義則) ご異議なしと認めます。議案第15号は原案のとおり可決されました。 日程第18、議案第16号浜田霊園条例の一部を改正する条例についてを採決します。 議案第16号について、委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原田義則) ご異議なしと認めます。議案第16号は原案のとおり可決されました。 日程第19、議案第17号浜田漁業集落集会施設条例の一部を改正する条例についてを採決します。 議案第17号について、委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原田義則) ご異議なしと認めます。議案第17号は原案のとおり可決されました。 日程第20、議案第19号浜田市営住宅条例の一部を改正する条例についてを採決します。 議案第19号について、委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原田義則) ご異議なしと認めます。議案第19号は原案のとおり可決されました。 日程第21、議案第20号浜田消防本部及び消防署の設置に関する条例の一部を改正する条例についてを採決します。 本案の採決は起立によって行います。 議案第20号について、委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(原田義則) 起立多数です。議案第20号は原案のとおり可決されました。 日程第22、議案第21号指定管理者の指定について(若生まなびや館)を採決します。 議案第21号について、委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原田義則) ご異議なしと認めます。議案第21号は原案のとおり可決されました。 日程第23、議案第26号市道路線の廃止について(久佐45号線外)を採決します。 議案第26号について、委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原田義則) ご異議なしと認めます。議案第26号は原案のとおり可決されました。 日程第24、議案第27号市道路線の認定について(国府248号線外)を採決します。 議案第27号について、委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原田義則) ご異議なしと認めます。議案第27号は原案のとおり可決されました。 日程第25、議案第28号平成26年度浜田一般会計補正予算(第7号)を採決します。 議案第28号について、委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原田義則) ご異議なしと認めます。議案第28号は原案のとおり可決されました。 日程第26、議案第29号平成26年度浜田国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を採決します。 議案第29号について、委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原田義則) ご異議なしと認めます。議案第29号は原案のとおり可決されました。 日程第27、議案第30号平成26年度浜田公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)を採決します。 議案第30号について、委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原田義則) ご異議なしと認めます。議案第30号は原案のとおり可決されました。 日程第28、議案第31号平成26年度浜田農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)を採決します。 議案第31号について、委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原田義則) ご異議なしと認めます。議案第31号は原案のとおり可決されました。 日程第29、議案第32号平成26年度浜田生活排水処理事業特別会計補正予算(第1号)を採決します。 議案第32号について、委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原田義則) ご異議なしと認めます。議案第32号は原案のとおり可決されました。 日程第30、議案第33号平成26年度浜田簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)を採決します。 議案第33号について、委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原田義則) ご異議なしと認めます。議案第33号は原案のとおり可決されました。 日程第31、議案第34号平成26年度浜田後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)を採決します。 議案第34号について、委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原田義則) ご異議なしと認めます。議案第34号は原案のとおり可決されました。 日程第32、議案第35号平成26年度浜田水道事業会計補正予算(第2号)を採決します。 議案第35号について、委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原田義則) ご異議なしと認めます。議案第35号は原案のとおり可決されました。 日程第33、議案第36号平成27年度浜田一般会計予算を採決します。 議案第36号について、委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。            〔賛成者挙手〕 ○議長(原田義則) 挙手多数です。議案第36号は原案のとおり可決されました。 日程第34、議案第37号平成27年度浜田国民健康保険特別会計予算を採決します。 議案第37号について、委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原田義則) ご異議なしと認めます。議案第37号は原案のとおり可決されました。 日程第35、議案第38号平成27年度浜田駐車場事業特別会計予算を採決します。 議案第38号について、委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原田義則) ご異議なしと認めます。議案第38号は原案のとおり可決されました。 日程第36、議案第39号平成27年度浜田公設水産物仲買売場特別会計予算を採決します。 議案第39号について、委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原田義則) ご異議なしと認めます。議案第39号は原案のとおり可決されました。 日程第37、議案第40号平成27年度浜田国民宿舎事業特別会計予算を採決します。 議案第40号について、委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原田義則) ご異議なしと認めます。議案第40号は原案のとおり可決されました。 日程第38、議案第41号平成27年度浜田公共下水道事業特別会計予算を採決します。 議案第41号について、委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原田義則) ご異議なしと認めます。議案第41号は原案のとおり可決されました。 日程第39、議案第42号平成27年度浜田農業集落排水事業特別会計予算を採決します。 議案第42号について、委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原田義則) ご異議なしと認めます。議案第42号は原案のとおり可決されました。 日程第40、議案第43号平成27年度浜田漁業集落排水事業特別会計予算を採決します。 議案第43号について、委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原田義則) ご異議なしと認めます。議案第43号は原案のとおり可決されました。 日程第41、議案第44号平成27年度浜田生活排水処理事業特別会計予算を採決します。 議案第44号について、委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原田義則) ご異議なしと認めます。議案第44号は原案のとおり可決されました。 日程第42、議案第45号平成27年度浜田簡易水道事業特別会計予算を採決します。 議案第45号について、委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原田義則) ご異議なしと認めます。議案第45号は原案のとおり可決されました。 日程第43、議案第46号平成27年度浜田後期高齢者医療特別会計予算を採決します。 議案第46号について、委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原田義則) ご異議なしと認めます。議案第46号は原案のとおり可決されました。 日程第44、議案第47号平成27年度浜田水道事業会計予算を採決します。 議案第47号について、委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原田義則) ご異議なしと認めます。議案第47号は原案のとおり可決されました。 日程第45、議案第48号平成27年度浜田工業用水道事業会計予算を採決します。 議案第48号について、委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原田義則) ご異議なしと認めます。議案第48号は原案のとおり可決されました。 日程第46、議案第49号平成26年度浜田一般会計補正予算(第8号)を採決します。 議案第49号について、委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原田義則) ご異議なしと認めます。議案第49号は原案のとおり可決されました。 日程第47、同意第1号浜田教育委員会教育長の任命についてを採決します。 同意第1号について、委員長の報告は同意であります。委員長の報告のとおり同意することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原田義則) ご異議なしと認めます。同意第1号はこれに同意することに決しました。 この際、教育長から発言の申し出がありますので、これを許可します。教育長。 ◎教育長(石本一夫) 失礼をいたします。ただいまは教育長の任命につきましてご同意をいただきまして、誠にありがとうございます。 ご承知のように、4月から教育委員会制度大きく改革がございまして、教育長の任務、そういったものも大変重たくなるということでございます。そういった中で、今回教育長にということで仰せつかりました。身の引き締まる思いでございます。初心に返って、また一から頑張りたいと思っております。 教育長の任期は3年でございます。この3年間に学力向上対策等、早急に対応しなければならない課題もたくさんございますけれども、一方、長期的な展望に立ちまして将来の方針、そういったものを決定をしなければならない事項もたくさんあると考えております。そういった中で、学校等の現場の意見、そして市民の皆さん方のご意見を十分に聞きながら、また議会の皆さん方ともご相談、ご検討を重ねながら、一つ一つ丁寧に対応していきたいと考えております。議員の皆様方におかれましては、引き続きましてご指導、ご鞭撻を賜りますようによろしくお願いをいたします。ご同意、どうもありがとうございました。(拍手)            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(原田義則) 日程第48、委員会の閉会中の継続審査についてを議題とします。 自治区制度等行財政改革推進特別委員会委員長から審査中の請願について、委員会条例第40条の規定により、お手元の資料のとおり閉会中の継続審査の申し出がありました。 自治区制度等行財政改革推進特別委員会委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに賛成の方の挙手を求めます。            〔賛成者挙手〕 ○議長(原田義則) 挙手多数です。よって、自治区制度等行財政改革推進特別委員会委員長からの申し出のとおり閉会中の継続審査とすることに決定しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(原田義則) 日程第49、議員派遣についてを議題とします。 お諮りします。地方自治法第100条第13項及び会議規則第84条の規定により、お手元に配付のとおり、平成27年度春季島根県市議会議長会定期総会及び第136回中国市議会議長会定期総会に議員を派遣したいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原田義則) ご異議なしと認めます。議員を派遣することに決しました。 お諮りします。ただいま決定されました議員派遣の内容に今後変更を要するときは、その取り扱いを議長にご一任願いたいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原田義則) ご異議なしと認め、そのように決定しました。 以上をもちまして今期定例会に付議されました案件の審議は全て終了しました。 この際、教育委員長及び市長から発言の申し出がありますので、これを許可します。教育委員長。 ◎教育委員長(藤本孝男) ここで、私のほうから一言お礼のご挨拶を申し述べさせていただきたいと思います。 ああして国のほうで教育行政の改革がありまして、教育委員会もそれに倣うことになりました。私は、振り返りますと、昨年11月19日から前任の委員長さんの後を受けまして、今月いっぱいまで務めさせていただくことになっております。この間、4カ月ちょっとということでございますけれども、私は非常に恵まれたと思っておりますが、それは何よりもこの短い期間において2回の議会の本会議に出席させていただいたと、そういった中で議員の皆様方からいろいろとご指導をいただいたということは、何よりもありがたかったかなと思っております。ということで、4月からは一教育委員という形で務めていくことになりますけれども、どうか議員の皆様方にはこれまでと同様にあらゆる面でご指導をいただければありがたいかなと思いまして、お礼のご挨拶という格好にかえさせていただきたいと思います。大変どうもいろいろお世話になりました。ありがとうございました。(拍手) ○議長(原田義則) 市長。            〔久保田章市長 登壇〕 ◎市長(久保田章) 平成27年3月浜田市議会定例会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 今回提案いたしました諸議案につきましては、慎重にご審議の上、それぞれ可決いただき、厚く御礼申し上げます。各議案への貴重なご意見等を十分に尊重し、適切な対応に努めてまいりたいと考えております。 今議会におきましては、平成27年度の施政方針を表明し、新年度予算の提案をさせていただきました。施政方針におきましては、平成27年度を元気な浜田づくりの本格実行の年と位置付け、三つの重点施策であります産業振興、企業誘致などによる雇用の場の確保、子育て支援と教育の充実、高齢者が安心して暮らせるまちづくりを実行するための具体的な施策をお示しいたしました。またあわせて、特に重点的に取り組む項目や市政運営にかかわる重要な事項につきまして、具体的な工程をロードマップであらわし、平成26年度の進捗状況及び平成27年度以降の計画をお示しさせていただきました。 会派代表質問及び一般質問におきましては、自治区制度や元気な浜田をつくるための各種事業などについて、さまざまな角度から貴重なご意見、ご提言をいただきました。今後、いただきましたご意見等を踏まえ、議員の皆様を初め、市民の皆さんに丁寧に説明を行いながら、検討を重ねて、よりよい政策となりますよう取り組んでまいりたいと考えております。 平成27年度の当初予算におきましては、重点施策を実行するための政策的経費への重点配分を行いました。施政方針でも申し上げましたように、国が推進する地方創生のまさに今のタイミングがその時期と考え、ここ数年は元気な浜田をつくるために予算を集中投資するときと考えております。並行しまして、平成28年度以降の合併による財政支援措置の縮減を念頭に置きつつ、行財政改革を推進しながら、持続可能な財政体制の転換を図ってまいります。 浜田は、本年10月に新市発足して10周年を迎えます。合併後10年間に取り組んでまいりました施策や事業の実績を踏まえ、第2次浜田総合振興計画の策定に取り組んでまいります。平成26年度は、元気な浜田実行元年として元気な浜田づくりに向けて走り始めた助走の年でありました。平成27年度は、人口減少や厳しい経済情勢に危機感を抱く多くの地方自治体がその脱却を目指してさまざまな施策を講じようとする中、自治体間の競争がますます激しくなってくるものと思われます。このような状況に対し、平成27年度は元気な浜田づくりの本格実行の年として、強い決意を持って各種事業の推進に全力を尽くしてまいります。議員各位におかれましても、一層のご支援、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 終わりに当たりまして、若干春めいてまいりましたが、まだまだ寒暖の差が激しい日々が続いております。議員の皆様におかれましては、健康に十分ご留意され、ますますご活躍されますようご祈念申し上げ、お礼のご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(原田義則) これをもちまして平成27年3月浜田市議会定例会を閉会します。 皆様大変ご苦労さまでした。            午後1時32分 閉会        ──────────────────────────地方自治法第123条第2項の規定により本会議の顛末を証するためここに署名する。         浜田市議会 議 長         浜田市議会副議長         浜田市議会 議 員         浜田市議会 議 員        ──────────────────────────...