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03月08日-04号

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  1. 浜田市議会 2001-03-08
    03月08日-04号


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    旧浜田市議会 平成13年第386回( 3月)定例会     第386回(平成13年3月)浜田市議会定例会会議録(第4号)1. 日  時  平成13年3月8日(木)午前10時開議2. 場  所  浜田市役所議場        ────────────────────────── 議事日程(第4号)第1 議第106号 収入役の選任について第2 議第 67号 専決処分の承認について第3 議第 68号 専決処分の承認について第4 議第 69号 専決処分の承認について第5 議第 70号 浜田市職員の再任用に関する条例の制定について第6 議第 71号 浜田市職員の再任用に関する条例の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について第7 議第 72号 浜田市特別職報酬等審議会条例の一部を改正する条例について第8 議第 73号 浜田市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例について第9 議第 74号 浜田市職員退職手当支給条例の一部を改正する条例について第10 議第 75号 浜田市特別会計条例の一部を改正する条例について第11 議第 76号 浜田市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例について第12 議第 77号 浜田市火葬場条例の一部を改正する条例について第13 議第 78号 浜田市漁港管理条例の一部を改正する条例について第14 議第 79号 浜田市工場設置奨励条例の一部を改正する条例について第15 議第 80号 浜田市営住宅条例の一部を改正する条例について第16 議第 81号 浜田市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例について第17 議第 82号 民事調停について第18 議第 83号 あらたに生じた土地の確認について第19 議第 84号 町の区域の変更について第20 議第 85号 市道路線の認定及び廃止について第21 議第 86号 平成12年度浜田市一般会計補正予算(第8号)第22 議第 87号 平成12年度浜田市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)第23 議第 88号 平成12年度浜田市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)第24 議第 89号 平成12年度浜田市国民宿舎事業特別会計補正予算(第2号)第25 議第 90号 平成12年度浜田市介護保険特別会計補正予算(第4号)第26 議第 91号 平成12年度浜田市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)第27 議第 92号 平成12年度浜田市水道事業会計補正予算(第4号)第28 議第 93号 平成13年度浜田市一般会計予算第29 議第 94号 平成13年度浜田市国民健康保険特別会計予算第30 議第 95号 平成13年度浜田市駐車場事業特別会計予算第31 議第 96号 平成13年度浜田市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算第32 議第 97号 平成13年度浜田市公設水産物仲買売場特別会計予算第33 議第 98号 平成13年度浜田市老人保健医療事業特別会計予算第34 議第 99号 平成13年度浜田市伊甘土地区画整理事業特別会計予算第35 議第100号 平成13年度浜田市公共用地先行取得事業特別会計予算第36 議第101号 平成13年度浜田市国民宿舎事業特別会計予算第37 議第102号 平成13年度浜田市介護保険特別会計予算第38 議第103号 平成13年度浜田市公共下水道事業特別会計予算第39 議第104号 平成13年度浜田市農業集落排水事業特別会計予算第40 議第105号 平成13年度浜田市水道事業会計予算第41 請第  9号 青少年健全育成基本法の制定を求める請願について第42 請第 10号 激増する野菜等の緊急輸入制限(セーフガード)の発動に関する意見書提出を求める請願について第43 請第 11号 米価の下落を抑えるため、自主流通米の値幅制限の復活に関する意見書提出を求める請願について        ────────────────────────── 本日の会議に付した事件第1 議第106号 収入役の選任について第2 議第 67号 専決処分の承認について第3 議第 68号 専決処分の承認について第4 議第 69号 専決処分の承認について第5 議第 70号 浜田市職員の再任用に関する条例の制定について第6 議第 71号 浜田市職員の再任用に関する条例の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について第7 議第 72号 浜田市特別職報酬等審議会条例の一部を改正する条例について第8 議第 73号 浜田市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例について第9 議第 74号 浜田市職員退職手当支給条例の一部を改正する条例について第10 議第 75号 浜田市特別会計条例の一部を改正する条例について第11 議第 76号 浜田市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例について第12 議第 77号 浜田市火葬場条例の一部を改正する条例について第13 議第 78号 浜田市漁港管理条例の一部を改正する条例について第14 議第 79号 浜田市工場設置奨励条例の一部を改正する条例について第15 議第 80号 浜田市営住宅条例の一部を改正する条例について第16 議第 81号 浜田市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例について第17 議第 82号 民事調停について第18 議第 83号 あらたに生じた土地の確認について第19 議第 84号 町の区域の変更について第20 議第 85号 市道路線の認定及び廃止について第21 議第 86号 平成12年度浜田市一般会計補正予算(第8号)第22 議第 87号 平成12年度浜田市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)第23 議第 88号 平成12年度浜田市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)第24 議第 89号 平成12年度浜田市国民宿舎事業特別会計補正予算(第2号)第25 議第 90号 平成12年度浜田市介護保険特別会計補正予算(第4号)第26 議第 91号 平成12年度浜田市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)第27 議第 92号 平成12年度浜田市水道事業会計補正予算(第4号)第28 議第 93号 平成13年度浜田市一般会計予算第29 議第 94号 平成13年度浜田市国民健康保険特別会計予算第30 議第 95号 平成13年度浜田市駐車場事業特別会計予算第31 議第 96号 平成13年度浜田市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算第32 議第 97号 平成13年度浜田市公設水産物仲買売場特別会計予算第33 議第 98号 平成13年度浜田市老人保健医療事業特別会計予算第34 議第 99号 平成13年度浜田市伊甘土地区画整理事業特別会計予算第35 議第100号 平成13年度浜田市公共用地先行取得事業特別会計予算第36 議第101号 平成13年度浜田市国民宿舎事業特別会計予算第37 議第102号 平成13年度浜田市介護保険特別会計予算第38 議第103号 平成13年度浜田市公共下水道事業特別会計予算第39 議第104号 平成13年度浜田市農業集落排水事業特別会計予算第40 議第105号 平成13年度浜田市水道事業会計予算第41 請第  9号 青少年健全育成基本法の制定を求める請願について第42 請第 10号 激増する野菜等の緊急輸入制限(セーフガード)の発動に関する意見書提出を求める請願について第43 請第 11号 米価の下落を抑えるため、自主流通米の値幅制限の復活に関する意見書提出を求める請願について        ──────────────────────────            会       議            午前10時0分 開議 ○議長(高見庄平君) 皆さんおはようございます。 これより本日の会議を開きます。 ただいま出席議員は25名で議会は成立いたしております。 本日の議事日程は、お手元に配付しておりますので、朗読は省略いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高見庄平君) 日程第1、議第106号収入役の選任について、これを議題といたします。 本案は追加提案でありますので、提案者の説明を求めます。市長。            〔市長 宇津徹男君 登壇〕 ◎市長(宇津徹男君) 議第106号浜田市収入役の選任についてご提案申し上げます。 浜田市収入役佐々木康夫氏は、平成13年4月2日をもって任期満了となります。したがって、後任として次の者を選任したいと存じますので、地方自治法第168条の規定によりまして、議会の同意を求めるものであります。 住所、浜田市殿町61番地の11、職業、地方公務員、氏名、小谷典弘、生年月日、昭和15年12月25日でございます。 候補者の経歴につきましては、お手元に配付してございますので、ご参照の上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(高見庄平君) お諮りいたします。 本案については質疑を省略して採決を行いたいと思います。これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) ご異議なしと認めます。 お諮りいたします。 本案はこれに同意することにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) ご異議なしと認めます。よって、本案はこれに同意することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高見庄平君) 日程第2、議第67号専決処分の承認について、これより日程第4、議第69号専決処分の承認について、これまでを一括議題とし、一括質疑に入ります。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 本案3件につきましては、会議規則の規定により、委員会付託を省略して採決を行いたいと思います。これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) ご異議なしと認めます。よって、本案3件については、委員会付託を省略して採決を行うことに決しました。 お諮りいたします。 ○議長(高見庄平君) 日程第2、議第67号専決処分の承認については、原案のとおり承認することにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高見庄平君) 次に、日程第3、議第68号専決処分の承認については、原案のとおり承認することにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高見庄平君) 日程第4、議第69号専決処分の承認については、原案のとおり承認することにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高見庄平君) 日程第5、議第70号浜田市職員の再任用に関する条例の制定について、これを議題といたします。 これより質疑を行います。 質疑はございませんか。14番向惇雄君。 ◆14番(向惇雄君) ちょっとお尋ねをしてみますが、ご提案なっております、また職員の再任用制度の概要ということで説明をいただいておりますが、年金制度の段階的な年金の適用の段階的な引き上げということでございますが、役所として、市役所として、こうした制度が平成13年4月1日から施行になりますと、これについての職場ですね。職場ちゅうものはあらかじめお考えになっておるのか。それとも、その都度お考えになるのか、そこのあたりと、現在嘱託制度で市役所を退職なさった方が勤めておられるとこがあるわけですが、そうした制度もその範疇に入るのかどうか、その辺のとこをちょっとお聞きをしてみたいと、こういうふうに思います。 ○議長(高見庄平君) 人事課長。 ◎人事課長(松浦三男君) 14番向議員さんの質問にお答えいたします。 まず初めに、再任用される職場についてどのように考えているかということの質問であります。 基本的に、次の条例の中で、一括整備をするための条例として条例を出しておりますが、市役所のいわゆる職務としましては、基本的にその級別の職務分類表に基づきまして、その中に書いてありますその職務に相当する職について再任用者を再任用をするという考え方にしております。今、その職等についてぞれぞれ県下でも8市あるいは県を含めて市長会等で、いろいろそういった職あるいはどこに格づけをするか、こういったものについて、現在協議をしておる段階でありまして、今具体的にどの職がこれに相当するということにはなっておりませんで、今後の運用していく上での協議事項ということで、今協議をしておるところであります。 それと、現行の嘱託職員雇用制度との関係でありますが、これも嘱託職員の現行の制度につきましては、例えば、この再任用制度というのは、60歳になった年度末に退職をした人を対象にしております。例えば、勧奨に応じて59歳でやめるとかいう場合には、60歳になる年度末を超えないと再任用制度というのは適用になりません。そういった意味から考えますと、現行の嘱託職員制度、こういったものについては、これも運用的にどうしていくかという課題の一つではありますが、この制度については継続して残す必要があるんではないかというふうに考えております。以上です。
    ○議長(高見庄平君) 14番向惇雄君。 ◆14番(向惇雄君) 1点目の今の人事課長のご答弁では、今から検討するんだと、検討中なんだと、こういうご答弁でございますが、検討中だいうことで、ここで結論をもらうというわけにはいけませんが、少なくともこの条例を出す中で、今から検討するんだというのは大変よろしくないと思いますので、こういうことのないように、検討して出していただきたいということから、要望としてつけ加えておきます。終わります。 ○議長(高見庄平君) ほかに質疑はございませんか。18番牛尾昭君。 ◆18番(牛尾昭君) お尋ねをいたします。 今回提案説明を聞いておりまして、今人事課長の説明もございましたが、まだよく見えてこない部分があるんだということで、我々も聞いてて、おかしいなと思うんです。素朴な疑問です。昨日も総務部長は、行(一)行(二)の問題と民営化の問題については、庁議で十分すり合わせをしたと、このような発言がございました。この件についても、この議案の上程に当たっては、庁議で十分すり合わせをされたかどうか、その辺まず1点お尋ねをいたします。 ◎人事課長(松浦三男君) この再任用制度についてでありますが、これについては、平成11年度に制度的なものが、法案が成立をしたということで、それから以降の問題ということになりますが、この提案するに当たりまして、再任用制度の条例、このことについてと、それから運用上、こういう問題があるということがありまして、そのことについて今後その協議をしていくということを含めて三役協議をした上でこういった形で提案をさせてもらっているということになります。以上です。 ○議長(高見庄平君) 18番牛尾昭君。 ◆18番(牛尾昭君) 庁議ですり合わせをしてないが三役協議をしたというふうに受けとめましたが、そのことでよろしゅうございますね。 それじゃ、続けてお尋ねします。 私は、今回提案説明の中でも、国がそういうなことをやっていくからということで提案説明がある中で、年金がもらえないから、年金がもらえる時期までつないでいくんだと、このように言われたわけですね。僕は、皆さん方は部分年金として受け取れる金額があると思うんですね。そうすると、この再任用制度の給与体系からいくと、両方の給料を取っていると。部分年金とこの報酬、両方をお取りになるということなんですね。民間の人がこれを聞いたら、びっくりすると思うんです、こんな非常識あるのかと。昨日申し上げました、公務員の常識は民間にとって非常識だと、その典型だと思うんです。どうしても納得いかないのは、やはり例えば、定員管理は常時勤務職員、定数条例の対象とするということです。若者の定住を片っ方で進める中で、片っ方ではこうして再任用ということです。だけど、こういうことをやると、やはり若い職員は採用できなくなると、ようなそういった片方の減少もあるわけですね。 それともう一つ、これをするに当たって、昨日来も随分財源の確保はどうするんだというお話しございました。財源の裏づけがあるんですかね。それについてお尋ねいたします。 ○議長(高見庄平君) 人事課長。 ◎人事課長(松浦三男君) 18番牛尾議員さんの質問にお答えします。 部分年金とそれから給料を両方もらえるんじゃないかということでありますが、この年金制度、民間の関係も含めまして、全部すべてストップするということでなしに、いろんな年金支給の中身につきましては、いろいろ部分的に分かれております。ですから、いわゆる地方公務員の場合には、当面14年の4月以降分につきましては、定額部分が支給がされなくなる。ですから、部分的に支給がされるということになっております。そういったものを概要の中でもお示ししておりますように、そういった制度的に悪くなるということ、また民間でも今多くの民間企業がそういった年金制度が低く抑えられてくる中で、一定の生活保障につながるような、そういった措置をしていこうと、こういう流れの中で、地方公務員の場合にも再任用制度ということで対応していこうということになっておりますので、その辺ぜひご理解をお願いをしたいと思います。 それと、定数条例の関係も言われておりますが、この再任用制度は、概要の中でもお示しをしておりますように、いわゆる市の職員と同等の仕事をしていた、こういうことを基本にして定数の条例の中に常時勤務職員については、そういった定数の一人として、職員として考えていこうと、こういうことでありますので、その辺をひとつよろしくお願いしたいと思います。 それと、財源の関係ですが、再任用しますと、先ほど言いました嘱託雇用制度等が一方ではあるわけですが、そのうちで言います職務分類表にありますような仕事を、正規職員と同等の仕事をしていただくと、こういうことですので、それから行きますと、金額は次の議案にありますような給料月額ということで対応をするということになりますので、いわゆる財源的にその仕事をする上で多くなるということでなしに、逆に給与月額は、その職務にもよりますが、下がってくるということになろうかと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(高見庄平君) 18番牛尾昭君。 ◆18番(牛尾昭君) 今の説明を聞いておりますと、逆に1級から9級までの給与水準でいくと、給与水準が全体的に落ちると。それあれですか、例えば部長さんが60歳になられたと。部長のままそのままおられて部長職をやられると。しかも給料下がっていくと、そういう認識で今全体の給与が下がると言われているんですか。僕はおかしい思うんですよ。それと、さっきも言いましたけど、さっきの質問に答えておられないんですけど、こういうことをどんどんやっていくと、若い職員の採用ができなくなということを指摘しとるんですが、それについて答弁がないんですね。議長、我々ここへ立つと、1回立つと1回カウントなんですよ。それについてちゃんと説明してもらわないと、また立って言わなきゃいけないという、質問する機会がなくなるんですね。私は本会議における議員の質問権というのは保証されていると思います。今のような答弁は承服できません。再度答弁お願いいたします。 ○議長(高見庄平君) 人事課長。 ◎人事課長(松浦三男君) 18番牛尾議員さんの質問にお答えします。 この制度になりますと、具体的に今の制度との関係で、いろいろな問題について運用していく上で課題があることは事実であります。給料表の格づけで先ほどありましたが、どこに格づけをしていくかというような問題、また勤務時間として常時勤務の場合、また短時間勤務の場合にどういった短時間勤務の対応をしていくかというような問題、それから先ほど出ておりました嘱託雇用制度の問題、そして先ほど質問にありました、いわゆる新規採用職員との関係、採用に当たってそこを新陳代謝を含めてどう考えていくかと、こういうような問題があることは事実でありますので、こういった問題について今後早急に話を詰めていこうという考え方でおります。言われますように、そういった問題が出てくるということは、認識をしております。以上です。 ○議長(高見庄平君) 牛尾昭君。 ◆18番(牛尾昭君) 最後の質問になります。 いろいろ問題点については、今ご披露いただいたんでわかりました。そういった多くの問題点があるにもかかわらず、なぜこの3月議会でこの議案を上程しなかったということはよくわかりません。説明ができればよろしくお願いいたします。 ○議長(高見庄平君) 人事課長。 ◎人事課長(松浦三男君) 18番牛尾議員さんの質問にお答えします。 この再任用の条例の関係につきましては、地方公務員法の改正に伴いまして、今年の4月1日から施行されるという状況にあります。今この問題、いろいろ運用上の課題等について、いろいろ先ほど言いました点について、具体的に対応をしていくために今後協議をしていくということになっております。4月から施行はされるわけでありますが、今年度末に退職をされる方については、これを現実的に適用をする職員というのはおりません。そういったこともありまして、さらに今県下8市を含めていろいろな問題等に協議をしながら話を進めておりますので、そういった課題等含めて早急に決めていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(高見庄平君) ほかに質疑はございませんか。17番江口修吾君。 ◆17番(江口修吾君) 若干今の牛尾議員との関連も出てくるんではありますが、こういう条例が出ることは、特に年金の支給の開始年齢がずれたことによりまして、それぞれが今までの中では60歳から年金が満額という関係をとらえていた労働者からしてみますと、極端に言えば生年月日によって1年延び、2年延びの3年延びということで、満額をもらうとすれば、その年齢まで待たなくてはならない。あとはそれより先にというか、減額でいただく、年金を支給を受けるということになってくる、こういうことを特に民間という関係になってきますと、もうやめてしまってからの関係が、どうしても支給開始までが間隔があくもので、その間のいわゆる生活保障というものは大変難しくなってくる、いわゆる収入保証ですね。それを先駆けていわゆるこういう自治体がまずやっていくことによって、いわゆる民間の底上げをしていくといいますか、民間もそれに近づくように努力をしていくという、いわゆる努力目標を持つ意味でいっては、どうしてもそういう自治体というもの、いわゆる安定をしているところが、まず先にそういうことを国の機関としてやっていき、民間もそこにならってもらうようにという努力を課せるということも一つは必要と思いますけども、そういう意味で条例そのものが、どうしてもすとっと落ちるために、もう一点だけちょっと指摘及び確認をしておきたい面があります。というのが、きのう来の、財政の悪化した状況の中でいろいろな指摘、一般質問等も出ておるわけなんですが、その中で私がどうしても今までの自分自身が一般質問してきた中でも気になっている部分として、いわゆる財政を今の危機的な状況を脱するためにということで、いわゆる職員の不補充という部分が、どうしても出てきている。その中できのうの答弁にもありましたように、平成12年度では既に34名の新規職員のカットと、それが平成14年になると45人ということになるわけですが、逆に安定をしているといいましょうか、余り景気に左右されないという立場に、これいろんな意味であるんですけども、財政的な面では。あるんですが、一般の民間に比べると安定している中において、例えば先ほどちょっと関連をするというのは、定住化という関係、若者の定住化という関係で牛尾議員と関連をするわけなんですが、それがいわゆる自治体に、もしくはもう少し自治体でなくても大手の安定したところ、極端に景気に余り左右されなくて、リストラに遭わなくて済むところという若い人というのは、人口定住化という、いわゆる本当に地元に残りたいというところが選ぶ職種というのは、ある程度限られるんですね。その中に自治体も大きくウエートが高いわけなんですが、それがどんどんこういうように新規採用をカットしていくということになると、それ自体がもう人口定住化にさおを差している。逆に反しているという立場でいつも私は一般質問でやらさせていただいとるんですが、この再任用制度によって、先ほど言われましたにもちょっと関連をするんですが、さらに若い方が、退職によって例えば不補充部門でなくて、補充せなくてはいけない部門に、本当は若い方が採用されるはずであるのにもかかわらず、この再任用によってそこに若い方が採用できなくなるということは、ちょっと先駆けてそういう制度を自治体でやっていくということに一定の理解は示しつつも、現実的に人口定住、若者の定住ということに対してはさおを差す、いわゆる否定をすんじゃないかと。逆効果になるんじゃないかというふうな面が、どうしても引っかかるんです。ですから、いろんな制度をやる場合には、本当は民間も即用意ドンでやってもらいたいんだけども、なかなか民間としてはやれない。それをいわゆる自治体というか、自治体というかでなく自治体ですね。自治体が先駆けてその制度を取り入れてやるということでの面は理解できるんですが、特にこのたびのような定年で退職される方のさらに再任用という格好になるわけですから、これは年金の開始時期までのつなぎというふうにどうしてもとるですね。とるというか、そのことだと思うんですけども、そこはやはり若者の定住という意味との比較といいましょうか、そういう意味でどういう見解をまずお持ちなのかということが、やっぱり聞かせていただきたいと思います。ですから、いろんな制度一つ一つをとっていくときに、今まで歴代の市長を含めて、やはり浜田市の人口が減ってきている。だから人口を減さないためということになれば、いわゆるお亡くなりになる方がへその緒をとめる、これは一つの保健の関係で、元気なお年寄りをつくっていくために、いろんな角度で施策を講じられる。これはやってきておられる。特に宇津市長もそういう意味では、お年寄り元気老人というか、元気なお年寄りをつくるための福祉策を含めて、保健関係を含めてやってきてるんですが、片っ方、若い労働者、若い人を本当に浜田に残ってもらいたいという気持ちの部分は、こういう制度とどういうふうにマッチングするのかということをちょっとお聞かせいただいとってそっと落としたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(高見庄平君) 人事課長。 ◎人事課長(松浦三男君) 17番江口議員さんの質問にお答えします。 確かに若い人の定住に、逆に水を差すんではというご指摘であります。この定年退職者等の再任用の関係につきましては、その申し出があれば、必ず再任用で採用するということでなしに、地公法を添付をしております28条の4におきましても、いわゆる任命権者が採用することができるということになっております。ですから、その採用に当たっては、市長の裁量権の中でどうするかということになろうかと思いますが、先ほど言われました若者の人口定住対策、若い人を採用する、そして市の職員の新陳代謝も図っていくと、こういうことも一方では考慮しながら、再任用制度を考えるということになろうかと思いますが、その辺いろいろ検討した上でどれだけ再任用職員として再任用をしていくか、あるいは新規採用を何名にするかと、この両方を勘案しながら職員の採用を行うということになろうかと思います。その辺判断非常に高度な判断ということになろうかと思いますが、そういった両方を判断しながら、採用人員を決めていくということになると思います。以上です。 ○議長(高見庄平君) 17番江口修吾君。 ◆17番(江口修吾君) ちょっと苦しい答弁に聞こえるんですが、きのうから、いわゆる職員の資質に絡むような答弁、質問が出たりしとるんで、私はそれには逆に異議を持っておるんですけども、市の職員って言われますと、自分が再任用を希望されたときに、例えば市長と言えども、この方はこの再任用には適さないという方がおられますかね。だから、そういう基準とかいうのを余り言われても、希望をされれば、該当するんだというのが、私は一般的にも職員の方見た場合に、よほどの落ち度があるという方はないということはないかもしれません。それも本当のわずかのわずか、私は幾ら高度な判断が必要だろうと言われても、これそうだろうなと、そういう中では大分カットもされるから、その分はどうしても必要な職種、いわゆる不補充にならないところの職場ですか、そこには若い方も採用されるんだろうなということに、なかなか理解ができにくいですよね。だから、私はあえて言わしていただくと、再任用を希望される方は、ほぼ100%ということにはならないにしても、9割9分ぐらいですね、極端に言えば。再任用の該当になると思うんですよ。そうすれば、今の不補充部門、いわゆる補充をしなくても頑張ろうという部分、頑張ってもらいたいという部門、それによってまず新規採用者はなくなる。本来で定年でそこへ新しい人をどうして不補充にならない、ここは採用せなくちゃならないという部門も再任用によってなくなる。ということになれば、不補充部門で人数が減った部門に、プラスこの何年かの間、今後に向けて5年間ですか、そこの部分はさらに採用というものはなくなるんではないかという気持ちを持っているから言うんであって、余り選ぶ中には何人か落ちるよというような安易なことを言われますと、今の職員でそんな方おられるんだろうかいうて、逆に聞きたくなりますんで、もう一点だけ、ちょっともう要望にしといてもいいんですけども、ちょっと今の発言をいただくと、何かそういうところで任用で再任用のチェックにはかからない方が大分、いやチェックにかかって、再任用が受けられない方がおられるんであるというようなことを言われますと、今の職員の方に大変失礼じゃないかと思うんです、私。だからその言い方は受け取れませんので、もう少し内容のある答弁してください。お願いします。 ○議長(高見庄平君) 人事課長。 ◎人事課長(松浦三男君) 17番江口議員さんの質問にお答えいたします。 この職員の再任用制度について、先ほど来から質問が出ておりますように、この再任用制度にのっとって、あるいは常時勤務の場合には、その職務にふさわしい仕事をしていく、こういうことの中で、私ども心配しておりますのは、この制度に果たして乗っていく、定年退職を迎えて、この制度にうまく乗って再任用ということの職員が果たしてどれだけ出るだろうかということを逆に心配をする面もあります。ですから、議員さんが言われますように、ほとんどが再任用されるんじゃないかということですが、その逆のことも含めて、なかなかどれだけのところを想定するかということが、大変今難しい問題だと思いますので、その両方を検討しながら新たに再任用者それから新規採用者を決めていかざるを得んのじゃないかというふうに考えております。以上です。 ○議長(高見庄平君) 21番湯淺勝君。 ◆21番(湯淺勝君) 議事進行上申し上げたいと思いますが、先ほど14番議員、18番議員、17番議員、それぞれご質問されておりますが、基本的になぜこの3月議会に提案されたのか、そのことの明解な回答がないんです。それと、各議員さんの質問に対して、先ほどの答弁は、余りにも不確定要素が多い。明解な回答が得られておりません。先ほど18番議員さんもおっしゃいますように、我々は3回しか質問する機会がないわけなんですよ。ただいまのを聞いておりますと、これは一問一答形式でむしろ質問させていただきたい、そういう思いがいたしておるところでございます。恐らく議員各位さんそうであると思います。したがいまして、この問題につきましては、もう少し提案された以上、責任ある答弁をしていただきたいと思います。議長団にひとつお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(高見庄平君) 総務部長。 ◎総務部長(小谷典弘君) 私の方から、もう一度なぜ3月議会に提案したかということについて申し上げたいと思いますが、当初提案いたしました際にも申し上げましたが、地方公務員法、これはこの再任用に関するもとになる法律でございますが、これがこの平成13年の4月1日から施行されます。もとになる再任用制度というのは、地方公務員法の中にありますから、それが動くわけです。地方公務員法では、例えば2条の関係でございますが、準ずるものの扱いであるとか、あるいは任期であるとか、どのように更新をしていくもんであるとか、こういったようなことについて条例で定めなさいと、こういうふうに、いわゆる委任条項が設けられておるわけでありまして、それに基づいて今回条例を提案をさせていただいてあるわけであります。ですから、我々としては、もう急になるものはもう地方公務員法で動きますよと、この4月から。それにかかわるいろんなきめ細かく決めたことについては、条例で定めるべきものは定めておかなければならないということから、今回の提案ということになったことをひとつご理解いただきたいと思います。 それから、希望者全員を採用するのかどうか、あと採用したときの格づけはどうかという点は、いろいろ問題になるわけでございますが、これも提案のときにも説明をさせていただきましたけども、確かに全員が希望をされて、採用するかどうか、ここ一番ポイントになると思います。この辺が今8市の中でもどうあるべきかということでいろいろ研究をしておりまして、ここはもう少し時間をかけて調整する必要があるんじゃないかということから、研究課題としていろいろやっているところでございます。これもう協議じゃございませんで研究でございまして、浜田市が最終的に判断することでございますから、そうしたいろんな意見を聞きながら浜田市も判断していきたいというふうに思っています。 制度の概要のところでもこれは申し上げているわけでございますが、任用の方法というのが3番目にございます。これは原則従前の勤務実績等に基づいて選考する、こういう形になっているんですね。だから、本人が手を挙げれれば、原則として従前の勤務実績等に基づいて選考を行う。その選考というのはどういう方法かというのが下に書いてございますように、面接、任命権者の実施する試験、健康診断、その他の方法、こういうことを含めて総合的に判断をするということになっているわけでありますから、手を挙げられたから必ずしも全員ということにはなり得ない部分もこの中にはあるわけでして、そうした選考基準に基づいての結果で判断をするということになろうかというふうに思います。 それからもう一つは、採用したときの格づけはどうするのかと、こういう問題でございます。 部長で退職して部長ですぐ格づけするかどうか、これは非常に難しいということを提案のところで申し上げましたが、定数がございますから、管理職のとこには全部定数があります。定数以上に格づけすることは非常に問題がございますので、その範囲内でやらなきゃいけない。ということになれば、退職した人をそこの職に持っていくことはどうかということについては、これは問題があろうかと思います。そういった面では、私たちは今までそういうことはあり得ないというふうな考え方でおりまして、そういったようなことも申し上げました。というのは、現在の定年制に関する条例の中でも再任用の制度がございます。新たにこれをつくらなくてもあるんですね、現在の条例の中にも。得がたい、あるいはそうしなきゃならない、こういった場合には、この再任用として1年間延長できる。最高3年まで延長できる制度があるんです。現実にはそういうものを適用いたしておりません。今回こういった新たな再任用制度の中にそういうものが包含されるということになってくるわけでございますので、今までの過去の実績から見て、まずそういうことは考えられないんじゃないかというふうに思っているところでございますが、いずれにしましても、その格づけというとこは、非常に難しいというように思います。大体1級から3級までのところが、単純に仕事ができるようなところっていいますか、そうきつくない、判断業務を伴わないところだというふうな、どうも流れになっているようでして、4級以上のところがある程度判断業務が伴うというふうな給料表の構成になっているのではないかというふうには思ってますけども、この辺今いろいろ研究している段階でございますので、もう少し時間をおかしいただければというふうに思います。 なお、これに該当する人は、昭和16年4月2日以降に生まれた方ということになります。実際には、この13年度途中でもし退職する人があれば、該当するということも全く考えられないわけじゃございませんが、定年というのが3月31日でございますから、その定年になったときに初めて対象になるわけですので、もう少し時間的な余裕はございますので、その段階で調査研究をさせていただきたいというふうに思っているところでございます。以上でございます。 ○議長(高見庄平君) 21番湯淺勝君。 ◆21番(湯淺勝君) よくわかりますが、部長さんをもっても、まだまだこの条例に対してどういう波及を及ぶか、どういう問題が残るのかということは、整理されてないように思います。もちろん現場の人事課においてもそのように私も受けとめておるわけでございますが、これは我々の議決案件ですから、そういう疑義の非常に多い状況の中で、これからどう審議すればいいか、非常に私は疑問に思っております。したがいまして、いろいろまだ懸案事項あるいは未確定要素もたくさんあるわけですが、そういうなのを議会に対してどのようにこれからご説明なさるか、そのあたりももう一年あるからその間にやるんだという、何かそのように受け取れたわけですが、今後の取り組みについてもう一度ご説明いただきたいと思います。 ○議長(高見庄平君) 総務部長。 ◎総務部長(小谷典弘君) 条例で今回準ずるものであるというか、あるいは任期とかそういったことを定めますが、細かいことにつきましては、今後規則にゆだねる部分もあろうかというふうに思ってます。こうしたことが整理がつきますと、改めてまた全協の場でもそういったことについて報告をさせていただきたいというふうに思っております。 ○議長(高見庄平君) 19番中村建二君。 ◆19番(中村建二君) 今部長の答弁も含めまして、二、三、ちょっとお伺いしたいんですが、人事課長の答弁は、恐らくもう実務的なことなんで、それ以上のことは答えられないと思いますんで、部長に答えていただくか、あるいはそれ以上に答えていただくかですが、今おっしゃるように、確かにこの条例は、地公法の28条の中にあるんですけれども、これ現在あるわけですね。それが平成13年度の4月1日から変更になるということでこれを出されたんだろうと思います。ただ、先ほど来ずっと話が出てますように、これは常勤の人を仮に雇いますと、ダブるかもしれませんが、新たな人が入ることはできませんよね、浜田市は不補充をやってるわけですから。そうしますと、これは今そんなことはないという考え方を持っとられますが、例えば条例を1つつくることにおいて、これから先考えられることっていうのは、その人たちがどういう状況にせよ、常勤で雇われてて、その中に入ってくることが起こった場合、起こり得ることだと思います。そうした場合には、浜田市全体の流れを考えたときに、将来の浜田市が、じゃあ若い人たちがここに入ることができなくなるっていう状況もあり得るだろうと思うんですよ。今の28条の中では、特質性があるとか、どうしても責任上必要だとか、そういう場合に関して再任用っていうのを適用してると思うんですが、この新しい条例をそのまま適用しますと、そうじゃなくって、例えば希望があって、今言われました健康的な理由だとか、適正なテストみたいなをされてパスすれば再任用でするということになるわけですから、当然それは条例化されれば、適用されるだろうと思うんです。その全体のことを考えた場合に、この条例が果たして適正なのかどうかという、根本的なお考え方をまずお聞かせ願いたいということと、今回出されています給与法のことですが、これは自治省の多分通達でその後の平均的なものを出されたんだろうと思うんですよね。これは自治省が、旧自治省です、今総務庁ですかね。これは浜田市に、ほじゃ最適かどうかということを考えられたのかどうかっていうことと、もう一つは、余りさっきから言いますように、立つ機会3回しかありませんので、全部言いますが、浜田市が今こんな状態の中で、財政が厳しいです。先日来一般質問の中にもいっぱいあるわけですから、年金だけのことを考えますと、民間ですと、普通年金の範囲内のいわゆる給与体系なりをとって、その人をいわゆる雇用していくっていうか、しているわけですが、今言う再任用みたいなもんですけども、なぜこれだけの金額を出して自治省のそのものをここに当てはめなきゃいけないのか、それがよく理解できないと同時に、浜田市独自のこういう賃金体系というのをつくることは不可能なのか、その辺のところをまずお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(高見庄平君) 総務部長。 ◎総務部長(小谷典弘君) 再任用制度の根本的な考え方はどうかということだろうと思いますが、確かに今日の経済状況、非常に厳しいときに、なかなか就職の場がない。こうした再任用制度で、いわゆる高齢者の方が雇用するということになれば、若い人の就業の機会がなくなるというご指摘でございますけども、確かにそういった問題もございますが、逆にもう一つは高齢化社会の中で、その高齢者の雇用をどうするかということも大きな課題になっているということもございます。今回地方公務員法の改正は、そういったところに視点が当てられておりまして、急速な高齢化が進展する中では、これはどうしても年金制度、これが今まで60歳支給でしたけれども、このままでは財源がもたないし、高齢者もたくさんいる。そのためには年金制度そのものを見直さなきゃいけん。そうなると60歳の方を今まで満額支給していたのを65歳から満額支給しますよという形に年金制度が変わりました。そのために高齢者の雇用の場、これを何とかしなくちゃならないということから、この再任用制度は生まれまして、これは国の法律で決められたものであります。ですから、根本的にどうか言われますと、私たちも地方公務員法がこういうように変わりましたから、その法律の中で条例の整備をしていきたいというのが、まず基本的な考え方でございます。 それから、若者の定住化っていうのは、これは江口議員さんの方からもありましたけども、私たちもそういうことについては、よく理解をいたしております。今は欠員不補充等もやっている厳しいときですが、できるだけそういう就業機会を与えていく努力というのは、再任用制度ができましても配慮していくべきことだというような考え方を持っております。そうした中で、その採用をどうあるべきかということを、いろいろいろんなところで調査研究をしているというのが現状でございますので、その辺もう少し時間をかしていただければというふうに思うところでございます。 それから、給料表が浜田市に適しているのかどうか、こういうご質問で、浜田市で独自ですることができないかということでございますが、ご承知のように、職員の給料表が国公準拠というような形で、国の給料表そのものを今使わさせていただいています。1級から9級、国も示しておりますのが、再任用の欄を設けまして、今ここで申し上げているような給料表ですけども、そういった形で示されてきておりますから、我々としても国に準拠した形で提案をさせていただきました。ただ、独自にできないかどうかということでございますが、これは条例事項でございますので、独自にやることも可能でございます。以上でございます。 ○議長(高見庄平君) 19番中村建二君。 ◆19番(中村建二君) 最初の若者の定住化いう7番議員と同じようなことを言ったんですが、例えば、具体的な例で言うのもおかしいかもしれませんが、9級の部長クラスが仮にやめたとして、その部長クラスが、例えば再任用で残ったとしますね。その人は能力ある人だと思いますけども、残ったということは。そうしますと、残ったらその下の人たちっていうのは、じゃあその人を自分の下に使うことができますかっていう、なかなかできないでしょう。そうすると、その人をやっぱり立っていかなきゃならないという状況が起こりますから、極端に言いますと、その部下の人も上に上がれないという、士気も能力も発揮できない状況が起こる得る可能性だってあるだろうと、僕は想像するわけです。それは執行部の方々がどうそうなされるかは別ですが、そうしますと人も育たないし、その1人がこの再任用で残ったために、今高齢化のことを言われました。高齢化、全部でしょう、全国高齢化なんですか、島根県浜田市、特に高齢化ですよ。一般の企業皆そうですよ。だったら公務員だけそうしなきゃならないということもないんですが、若い人たちがどんどん育ってくるっていうか、新しいのを入れて新しい息吹を入れながらやっていかなきゃ、浜田市の将来はないから私は今お伺いしただけのことでございますけども、一番重要なことなんで、そのことはよく理解してもらいたいと思いますし、また再任用っていうのはなかなかありませんよっていうさきの答弁もありましたが、それは条例ができたらそんなことはないと思います。条例ができた以上は、これを絶対適用してくるっていうのが法律の世界ですから、必ずそれは使われてくるだろうと思います、将来的には。きょう、あしたはないかもしれませんが、来年からでもないかもしれませんが、先ではあると思います。 それともう一点、さっき言われました浜田市独自のやつは、できるということを今言われましたが、できるんであれば、今の状況下と年金のことだけを考えてやられるんであれば、浜田市独自のものをつくられてもいいんじゃないかと思うんですよね。何も国の言われるとおりにやらなくたって、十分できることは、そりゃ8市の中で今検討中、研究中ですかいうことであれば、浜田市はこういう今財政状態だし、今世の中もこういう状態なんで、こういう給与法をもって対応していくんだと。これがいわゆる年金に対する対処方法だということを、浜田市独自から示されてもおかしくないと思いますけども、その辺のところの見解を聞かせてもらいたいと思います。 ○議長(高見庄平君) 総務部長。 ◎総務部長(小谷典弘君) 再任用でございますが、今は適用はないけども、将来的にはどうかということでございますが、それはそういうこともあり得ると、これは当然条例で定める、いわゆる法律で定めてある事項でございますから、当然これはあり得ることだというふうに思いますが、まずただどのように運用していくかということについては、これは任命権者のとこでの裁量権があるわけでございますんで、若者に特に配慮すれば、高齢者の雇用だけではなくて、若者にも配慮したものは、これは可能だというふうに今思っているわけでございます。 しかし、先ほど申し上げましたのは、現在の条例の中にも再任用の制度がありますと。だけど、それは現実には長い間使ってません。嘱託職員の採用、いわゆる非常勤職員の採用の中で、今まで私たちは退職者の者についてはやってきておりますので、ですからやろうと思えばできないことはないんですが、してないということについても、そういった実態をご理解いただければというふうに思うところでございます。 それから、非常に難しい問題なんですが、浜田市独自のものを考えてもいいじゃないかと、給料表の問題でございます。私ども先ほど申し上げましたが、一般職員の給料表を今国公準拠という形で認めていただいて、実際に今やっていると。その中で今その部分だけ独自にすることはどうかということもございまして、国に準拠した形で提案をさせていだいているところでございます。ただ、どういう格づけにするかによっては、年金との併給っていいますか、そういうことが現給を下回るものにもなり得るわけでございまして、そういった運用の中でまた検討すべきことだと思います。 それからもう一つは、フルタイム職員と短時間勤務職員との両方がございます、この再任用制度の中には。60を過ぎて働く意欲はあっても、体力的な面そういった面と、さらに能力的な面と申しますか、60を過ぎるとかなり変わってくるもんであります。そうしますと、フルタイム職員ではやれないよと。むしろ短時間でということの方がこの制度の適用は多いんじゃないかという考え方を私ども持ってまして、そうした時には40時間の時間で割って給与を計算するということになりますから、かなりの低い給与でそういった採用も可能であろうというようにも考えておるとこでございますが、いずれにしましても、もう少し調査研究させていただきまして、また全協の場等でもそういったことについて報告させていただければというように思ってます。以上でございます。 ○議長(高見庄平君) 19番中村建二君。 ◆19番(中村建二君) この給与表っていうのは、確かに今おっしゃるように、そういう人がいないと、あるいは給与も下回ると、そういう人たちしか採用できないだろうというお考えはあるかもしれません。そら手法ですから、当然それは言えることですよね。だけど、現実にこの条例そのものが通ってしまうと、必ずその条例に適応して物事は動いてくるんですよ。だから今のうちにこの条例改正をされるときに、このことをそんな低い人しかいないんならば、最初からそのことをしておけばいいことでしょう。それができないっていうのなら別ですが、できるっていうことになれば、それをやればいいじゃないかと思うんですけども、そこの辺のところはいま一つ今言われてるんのは、この条例が先にありきであって、検討します言うたって、この条例が通ってしまうと、検討をどうやってするっていうこともできないじゃないですか。また条例改正するんですか。そんなばかなことないでしょう。ですから、最初からその条例をそういうことは低い人しかいないんだったら、その低い人に合わせたいわゆる年金をもらう人たちに困らないような状態だけをつくってあげる年金対応だったらそのことをすればいいだけのことじゃないかと私は思いますので、この条例の給与法に関しては、今回は訂正されるか何かして、もっと浜田市に合った条例をつくってもらって、今部長が思っていらっしゃる年金をもらわれる方々に対する考え方を重視されるんであれば、その人たちに年金をもらわれると同じような状態につくってあげられる給与表でいいのであって、何も国に準じてやることなんかはないと私は思いますが、その辺の最終的な意見は結構ですわ。以上、終わります。 ○議長(高見庄平君) ありますか、コメントがありますか、部長さん。総務部長。 ◎総務部長(小谷典弘君) 大変申しわけございませんが、給与条例のとこは次のとこで出てまいりますので、そのことについては答弁を控えさせていただきます。済みません。 ○議長(高見庄平君) 26番遠藤公輝君。 ◆26番(遠藤公輝君) 先ほどから質問されている議員の立場、答えられている執行部の立場、それぞれの立場で質問されているんですが、市長が施政方針の中で、非常に厳しい財政の中でも、今市民から要望のある図書館とか、学校建築だとか、こういうことはできるだけその要望に沿ってやりたいと。しかし、財政が厳しいので、一方行革も進めたいというような今回3月議会で我々に示されている中で受けとめているところはそういうところだと思います。そういう中で本日のこの再任用の提案というものは、議員のそれぞれの立場から言われているように、確かに総務部長が今答えておられました。国が定めた基準に沿って、やはり再任用だけ浜田市独特のものを提案するというのはどうかと思うというような考え方で述べられておりましたが、やはり今は一般質問でも非常に財政問題が厳しいことが質問されまして、非常に浜田市の今の現状を議員の皆さん方は非常に心配している、そういう中で、その行革に取り組む姿勢が執行部の方で、もう少しこういう提案についても、今の答弁にしても厳しさが足りないんじゃないかと、私は思うんですが、その点どのように考えておられるのか、行革との絡みについてご答弁いただきたい。 ○議長(高見庄平君) 総務部長。 ◎総務部長(小谷典弘君) 行財政改革をやっているさなかでこうした提案をされることについては、その行革に取り組む姿勢の厳しさが足りないんじゃないかと、こういうご指摘でございます。これは昨日来行財政改革の問題で一貫してお答えいたしておりますように、私たちも不退転の決意でやらなければいけないと、こういうことで取り組んでいるところでございます。この問題もやはり国の規模の行財政改革の一環として出されたものだというふうに我々は受けとめているわけでございます。というのは、年金財政がパンクする、それをパンクさせないために満額年金の支給を65歳にする、ここに端を発しているわけでございまして、我々としてはそういった地方公務員法がそうした国の考え方によって改正されたということから、今回提案をさせていただいております。ただ、給与の問題については、いろいろ議論があることだと思いますが、ここにつきましては、これから格づけをどうするか、またこれは規則の中で一般職の場合にも、どこに格づけするような規則で定めてあります。ですから、そういうものを規則でわかるようにして、今ただいまありましたような意見を十分検討していきたいというように思っております。以上でございます。 ○議長(高見庄平君) 26番遠藤公輝君。 ◆26番(遠藤公輝君) ご答弁ありがとうございました。 なかなか答えられないと思うんですよね。確かに地方公務員法とかやはり国の求めているいろんなそういう高齢化に対する対処として、こういう一つの方法を国が示しているということは、時代の流れとしてもよくわかります。これは理解できるわけですが、私たちの住んでいるこの浜田市の、浜田市の状況を今やっぱり、国の状況はそういう流れの大きな流れの、しかし浜田市の状況がどうかということをやっぱり真剣にやっぱり受けとめていただき、そして先ほど言われるように、若い人がやっぱり育つような、そして定住できるような環境っていうものもやっぱりつくっていかないと、どんどんどんどん国勢調査のたびに人口が減少していくと、こういうような状態は、浜田市はあってはならないし、やはり未来にやはり石央の中核都市として栄えていくためにも、人口の減少というものは、やはり歯どめをかけなきゃいかん。そういうためにも皆さんが言われているのだと思います。ですから、そういう点について、もうちょっと検討していただきたいと、私は思います。以上、終わります。 ○議長(高見庄平君) ほかに質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 本案については総務委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) ご異議なしと認めます。よって、本案は総務委員会に付託することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高見庄平君) 日程第6、議第71号浜田市職員の再任用に関する条例の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について、これを議題といたします。 これより質疑を行います。 質疑はございませんか。18番牛尾昭君。 ◆18番(牛尾昭君) 32ページと33ページの職員の区分、号給についてちょっとお尋ねいたします。 教職以外は大体1級から9級までの号給は5ないし6なんですね、9級はちょっと違いますけど。あと教育職を見てみると、1級、2級、3級の中で再任用職員のいわゆる標準給っていうのが、これが、例えば1級は13、14のラインにある。2級については、16、17の中間ラインですか。3級については10、11のラインにあるんですね。この辺のばらつきっていうのは、さっき国公準拠と言われましたけど、国がやっぱ示したもんがこういうものなのかということを1点お尋ねします。 もう一点は、先ほど来いろいろご意見があったと思うんですけれども、結局再任用職員の給与については、国公準拠だと、このようにおっしゃいました。ただ私は、きのう一般質問で問い合わせをしたことがあるんでちょっとお尋ねをするんですけれども、例えば県の職員と浜田市の職員を標準的なモデル賃金で比較したときに、38歳から47歳のラインを圧倒的に市職員の方が多いわけですね。県職の職員よりも多い。私はそういう中で国公準拠だという言葉を使われるのはおかしいと思うんですよ。県職の方が高いんですね。ですから、僕は国公準拠と簡単に言われるだけど、どうも浜田市の実態、ちょっと違うなと、このように思っております。先般、県の若手職員と研修会をいたしました。浜田市の給与体系は、行(一)行(二)一緒ですよって言ったら、その途端に、浜田市は財政破綻しますねと、こういう大変厳しい返事が返ってまいりました。そういうことからすると、この国公準拠の使い方については、もうちょっと浜田市の現状の考えると、ちょっと違うじゃないかなと、このように思いますが、部長さんいかがお考えですか。 ○議長(高見庄平君) 総務部長。 ◎総務部長(小谷典弘君) 私どもは県の職員のモデル給、いろいろお聞きをするんですけども、人事担当同士では、なかなか正しい情報が今入っていません。昨日の質問のときにもちょっと紹介してみましたけども、正しい情報が得られないために、正直なところ比較いたしておりません。8市の場合は、給与実態調査で報告をしておりますから、それに基づいて比較ができるようになってます。そういうことで、私どもは出雲市の国公準拠の給料表、これに準じた形で出させていただいてます。ただ、昇格やそれから特別昇給の場合、これは各市それぞれずれがあります、多少の。このために一時的に高くなったり低くなったりするとこはあろうかと思いますが、最終的な流れというのは変わらないというふうに思っているところでございます。 それから、一つは国が示したものかどうかということでございますが、これは概要でもお配りをいたしておりますように、これは国、県から流れてきたものをそれをそういった形で整理をさせて資料としてお渡しをいたしておりまして、そのとおりのものが国から来ております。給料表もしたがって国に準拠して、国がこのような形で格づけしておりますので、そういった形での給料表をお示しをいたしたところでございます。以上でございます。 ○議長(高見庄平君) 10番下隅義征君。 ◆10番(下隅義征君) 今部長の回答の中で、国に準拠してこの表を提示したと答えておられます。先ほどの答弁の中で70号の答弁のときに、浜田市も独自なことができるという答弁をされました。そのこととこの問題と、それからもう一昨日からいろいろ議論しております財政再建の途上でございます。そのことの整合性についてご答弁いただきたいと思います。 何でもかんでもこれは公務員法だから、公務員法だからというブラックボックスに突入いたします。結局皆さんの常識は、我々民間言うと非常識になるんです。ですから、地方分権というものに軸足を置いて答弁いただけるのか、公務員法に重点を置いて答弁をいただいているのか、その2点についてお伺いいたしたい。 ○議長(高見庄平君) 総務部長。 ◎総務部長(小谷典弘君) 今まで厳しいご質問をたくさんいただいておりまして、それにつきましては、総点検の中で改めて整理をしたいというふうに申し上げております。 今回のこの給料表につきましても、一応一般職、これが国公に準拠した給料のもとがそれ今なってます、現在が。新しく再任用する場合、これもいわゆる一般職と同じ形での定数内人もあるし、そうでない方もあるわけであります。それだけを今直ちに独自のということになれば、我々としても問題があろうというふうに今思ってまして、全体を見直すときに一緒になるんならこれはともかくといたしまして、現段階としては、同様な形で国の準拠したもので提案をするということで提案をいたしたものでございますので、その辺ご理解いただきたいと思います。 ○議長(高見庄平君) いいですか。19番中村建二君。 ◆19番(中村建二君) 先ほど今の部長の答弁でちょっと引っかかるんですが、例えば、再任用って新しい条例をつくるところだからこそ、浜田市独自のもんをつくるべきであって、今までのが国の基準で来ているから、それを今やらなきゃならないという考え方っていうのは、僕はちょっと成り立ないんじゃないかなっていう気がするんですけども、そこの辺が、新しい条例でやろうとするここが一番スタートなんだから、そこで変えていけば済むことであって、今までのものも、そこから新たな今度条例改正するわけ、国の条例改正したわけだから、それに対して変えますよと。それについては、浜田市の新たなものを出しますよということであれば、筋は絶対通るじゃないですか。前のものも変えないけんいうことなんか絶対ないと思いますけど、その辺のところがちょっとよくわからないんで、ご答弁お願いします。 ○議長(高見庄平君) 総務部長。 ◎総務部長(小谷典弘君) 国公準拠という言い方をずっといたしておりますが、この再任用の給与額そのものも、国でいろいろ考えられた上での数字だというふうに私たち思ってます。これは一般職の給料表につきましても、民間と比較をして、そしていろんな各1級から9級までの間、さらに号給の間、そういうことをいろいろ研究されて出た結果がこの給料表に出ております。これは人事院がそういう作業をして出すわけでありまして、私どもそこまでの能力は市町村では持っておりません。ただ、今回の分につきましても、そういったどこの水準を置くべきかということをいろいろ検討されて出されたのがこの案じゃないかというふうに思ってますから、そういった形で我々としては国に準拠したのが一般職にしておりますので、再任用についても、そういった準拠した形でやらしていただきたいと。ただ、これを下げるときも、それじゃ一体何を根拠にすべきかというようなこともこれからは出てくると思うんですが、今の段階ではなかなかそこまで行っておりませんので、国に準拠した形でご理解いただきたいというふうに思います。 ○議長(高見庄平君) 19番中村建二君。 ◆19番(中村建二君) 部長、別に誤解を僕はしとるわけでもないんですが、今の一般職のその給与をどうのこうの、いじれとかどうのこうのとか言ってるわけでも何でもないんですよ。なぜ何を言ってるかというと、国の基準は確かに、今の給与表そのもの、国に準拠したものに対してつくられているのはわかってますが、ただ今回の再任用の分は、新しく条例を国がつくった条例に準じてやるわけですが、しかしその給与そのものも準じてやることはないじゃないですかと。簡単に言いますと、新たなことを起こすわけですから、浜田市独自、その一般職をいじらなくっても、新しい再任用制度の給与表をつくりゃええじゃないですかっていうこと言うとるんですよ。別に前のをいじれどうのこうの言ってませんよ。基準云々言われますが、基準は浜田市がつくればいいんですよ。その基準っていうのは、もちろん財政の問題もあるでしょう。年金との比較の問題もあるでしょう。先ほど18番議員の質問もありましたように、年金も何ぼかもらっておられるということもありますんで、じゃあ満額もらうにはどれぐらいの費用でいいのかとか、その基準っていうのがあるじゃないですか。考えられるもんはいっぱいあると思うんですよ。そこで浜田市の独自なものをつくって8市で研究会され、浜田市は財政上こういう状態なんで、こういう基準で浜田市は行きますよっていうのをきちんと出されれば、8市だって、おおそうかと考えられるかもしれませんし、考えられないかもしれませんが、そういうことを浜田市にやってほしいということなんですよ。別に今何もすべて国の基準に従わなきゃならないっていう、今の一般職の給与をいじれどうのこうの言うとるわけじゃなくて、新しくつくられるんだから、浜田市独自のものをぜひつくって考えてもらいたいと。それが今浜田市の財政面においても、みんなが一生懸命努力していることに対する報われ方じゃないかということも私は思いますし、定住化の問題も含めて大事な要素だなと思いますので、よろしくご検討お願いします。 ○議長(高見庄平君) ほかに質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 本案については総務委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) ご異議なしと認めます。よって、本案は総務委員会に付託することに決しました。 この際、暫時休憩をいたします。 なお、再開は午前11時30分といたします。            午前11時15分 休憩            午前11時30分 再開 ○議長(高見庄平君) 会議を再開いたします。 休憩前に引き続いて議案質疑を行います。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高見庄平君) 日程第7、議第72号浜田市特別職報酬等審議会条例の一部を改正する条例について、これを議題といたします。 これより質疑を行います。 質疑はございませんか。9番片山勲君。 ◆9番(片山勲君) この一部改正につきまして、若干ちょっと質問させていただきたいと思うんですけども、まず最初に、我々議員といたしましても、やはり市民の負託を受けながら一生懸命こうした議員活動をやっております。そういう形の中で、10年近くこの報酬審議会等の問題、全然開かれてなっていう。これ大きな理由がなんかあったらそれをご示し願いたいと思いますと同時に、やはり全国的に平均月額云々という問題がありますけれども、現在浜田市の財政再建という形で、いろんな形で我々も一生懸命汗をかいております。ただ皆さん方の考えられるようには、こうした審議会が開けない。必要に応じてやるという形になっとりますけども、今回この条例改正の中で、いわゆる年に1回以上やろうということになりました。大変私自身も喜んでおりますけども、ただ本当に現在の我々なかなか議員としましても、なかなか言いにくい面もたくさんありますけれども、やはり適正であるかどうかという問題もあると思うんですよ。そういう形の中で本当に真剣にこういう問題につきましても、議員報酬に対しましても、ちょっと考えてもらいたい。ただ、だれもかれも、世の中が不景気、景気が悪いから、状況がこうだから、市民はこういう声があるからじゃなくて、実際に議員としてどれぐらい活動しているか、そういう中での適正な評価というのがあると思います。その適正化ということを、今後やはり真剣に考えてもらいたいと思います。ただ、大変こうした形の中で三役さんのいろんな報酬のカットとか、10%カット、それから部長さん、それから課長さんクラスのカットもありますけども、やはり我々も一生懸命汗かいてますんで、適正な会合の中で、我々の本当議員報酬に対して適正であるかどうかということを真剣にもっと考えていただいた中で、我々も、いわゆるじゃあ、仮にアップになったとしますよ。私、アップしてくれとばっかり言ってんじゃないですけども、それが適正であるかどうかとやっぱりもっともっと年を重ねながら、10年間置いてまたやりますんじゃなくて、こうした財政再建の中で厳しい状況でありますんで、余計でもこういうことをやっていただきたいと思いますですから、ただ10年間、10年近くなして放置されていた大きな理由があるかどうかいうことと、今後こうした委員を今から選ばれていきますし、こうした形の中でどういう委員が選ばれながら、本当にもっと本当真剣に説明するだけの資料をもってただしていただけるかどうかということをかなりちょっと、どうかなあいうことをちょっと疑問に思いますので、その辺につきましても、的確なご説明願えたらと思いますので、よろしくお願い申します。 ○議長(高見庄平君) 人事課長。 ◎人事課長(松浦三男君) 9番片山議員さんのご質問にお答えいたします。 10年近く開かれなかったということの質問第1点目であります。 前回改定がされましたのが、平成5年の1月1日から改定をされまして、特別職等については、現行の金額ということになっております。それから以降、平成6年の11月に引き上げの答申が出されておりますが、このときにつきましては、諸般の事情でこれについては改定がされておらず、今日を迎えておるということになっております。この間、いろいろ情勢の変化等もありまして、県下の他市等の特別職の報酬額の引き上げの関係、こういったことも勘案をしながら、また職員給与の関係も改定率がどんどん下がってくると、こういうような状況等々含めまして今日まで諮問をしていないという状況になっております。そういう状況の中で現在を迎えておるということでありますので、その点についてぜひご理解をお願いしたいと思います。 それと、2点目の資料をそろえて十分検討する必要があるということのご指摘でありますが、これにつきまして、前回もそうでありますが、同規模の自治体関係の特別職の報酬額と、こういったことをきちんと調べまして、一定の基準に従ってそういった資料を提出を毎回させてもらっております。そういった基準に従いまして資料をそろえて審議をしていただこうということにしておりますので、この条例が可決されますと、条例の変更部分を見ていただきますとわかりますように、今後は毎回1回は意見を聞くと、こういうことになりますので、その線に従って今後は毎年開かれるものというふうに理解をしておりますので、どうかよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(高見庄平君) 9番片山勲君。 ◆9番(片山勲君) 人事課長さんの答弁ありがとうございます。 ただ、私あえていろんな形でいいたいのはいろんな形で審議会の委員長さんなりどなたが今から選任されていくかはわかりませんけれども、そういう形の中で、ただ世の中はこうだから、不景気だからこうなっとる。浜田は今財政再建一生懸命やっている最中じゃないか、そういうなだけの簡単な理由だけの問題じゃなくて、もっと真剣に議員が、ここに今26名いらっしゃいますけども、こうした形の中で、やっぱり市民の負託を受けて、市民代表として一生懸命頑張っていますので、その中で本当に適正かどうかという、真剣にもっと考えてもらって、それ本当に、我々に、わかった、よしわかったと、理解できたと、そういうふうな方向でやってもらうことを強く要望しておきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。以上です。 ○議長(高見庄平君) ほかに質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 本案については総務委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) ご異議なしと認めます。よって、本案は総務委員会に付託することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高見庄平君) 日程第8、議第73号浜田市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例について、これを議題といたします。 これより質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 本案については総務委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) ご異議なしと認めます。よって、本案は総務委員会に付託することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高見庄平君) 日程第9、議第74号浜田市職員退職手当支給条例の一部を改正する条例について、これを議題といたします。 これより質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 本案については総務委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) ご異議なしと認めます。よって、本案は総務委員会に付託することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高見庄平君) 日程第10、議第75号浜田市特別会計条例の一部を改正する条例について、これを議題といたします。 これより質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 本案については会議規則の規定により、委員会付託を省略して採決を行いたいと思います。これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) ご異議なしと認めます。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高見庄平君) 日程第11、議第76号浜田市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例について、これを議題といたします。 これより質疑を行います。 質疑はございませんか。3番西村健君。 ◆3番(西村健君) 二、三、質問をいたします。 この提案は、簡単に言えば、今までの対象者が自己負担500円、1医療機関につき500円を新たに自己負担するという、簡単に言えばそういう仕組みに変わるという中身だろうというふうに思いますけれども、質問したいポイントは何点かあります。 まず、この助成の対象となるというか、今現在なっている人数ですね、どの程度いらっしゃるのか。 それから、要件として、要件としてというか、収入が348万1,000円からを超える所得がある方については、この対象から外すということになっていると思いますけれども、この方の大まかなどの程度いらっしゃるのかということ。 それから、1億5,200万円の予算計上に今なっていると思いますけれども、この助成の見直しで助成額が大体どの程度減るのか。要するに逆に言えば、自己負担の総額がどの程度に来年度見込まれるのか、その点をお聞きしたい。 もう一点は、最後は、新聞報道によりますと、その浮いた予算で新たなサービスを考えて県ではいるというふうな報道がなされておりますけれども、具体的にそういった提起が、提案が現時点であれば教えていただきたいというふうに思います。以上です。 ○議長(高見庄平君) 介護保険課長。 ◎介護保険課長(福原稔之君) 西村議員さんのご質問にお答えいたします。 まず、第1点目でございますが、現在助成の対象になっておられる人数ということでございますが、浜田市におきましては、約1,500人程度でございます。 2点目でございますが、所得制限を設けてそのために外れる方は何人おられるかというご趣旨でございますが、きちんとした数字でなかなかお示しできないとこがございますが、現在25人から30人程度になるんではないかというふうに考えております。 3点目でございますが、助成額がそのために減るということで、その額についてでございますが、概算で申しますと、応益負担を含める500円を負担していただくことによって、扶助費ベースで約600万円程度とか考えます。そのうちの2分の1は浜田市でございますので、浜田市分としては300万円ということになります。 それともう一つ、所得制限の導入に基づいて予算がどのぐらい減額になるかということでございますが、先ほど言いました25から30人というところで概算でございますが、170万円程度になろうかというふうに考えております。 4点目に、これで浮いた予算と言いますか、県の方でどういうふうなことを考えるかというご質問でございますが、2月28日の県議会におきまして、健康福祉部長が答弁しておりますその中におきまして、この改正に合わせて、障害者はつらつ生活支援補助金を創設するということのようなご発言があっております。具体的には、まだどういう事業だということについては、私の方ではまだ把握いたしておりません。以上でございます。 ○議長(高見庄平君) 3番西村健君。 ◆3番(西村健君) ご答弁ありがとうございます。 2つほど再質問をさせていただきます。 これは私の個人的な見解ですんで、異論はあろうかと思いますけれども、この近年といいますか、もう長い間ですけども、たび重なる、例えば医療費の改悪によって自己負担が増えるというふうな状況が長らく続いているというふうに思います。その最大の原因というのは、やはり国においても地方においても自治体においても、予算の使い方が基本的に大型公共事業に偏重してて、それが大きな原因だというふうに私は考えるところです。今ようやく最近になって、公共事業の見直しということで、新たな方針が出されつつあるところでありますけれども、私の思いからすれば、遅過ぎるというふうな印象を持っているところであります。片方では、そういった公共事業をどんどんやりながら、財政危機ということで片方では弱者切り捨て、医療費の個人負担をどんどん増やすといったようなこと、それから一般質問でも申し上げましたように、介護保険においても、滞納者がかなりいらっしゃるという状況の中で、さらに追い打ちをかけるような格好で、こうした自己負担のまた500円増というふうな方針が出されるということで、個人的にはもちろん反対の意向なんですけども、2点ほどお聞きしたいのは、これは制度上、制度上というんですか、仕組み上というんですか、どうしてもやらざるを得ない、浜田市としてやらざるを得ないことなんでしょうか。それが1点。 それから、例えば、今その負担としては、市町村と県が半々という負担だと思います。だから例えば浜田市として、その県分だけでも負担を減らすと、要するに具体的に言いますと250円ですよね。いうふうな方策をとるような考えはおありではないのか、この2点お願いいたします。 ○議長(高見庄平君) 介護保険課長。 ◎介護保険課長(福原稔之君) 西村議員さんの再質問にお答えいたします。 この制度をどうしても実施するのかということでございますが、この制度は全国47都道府県で、内容につきましては県事業でございますから、細かい点でいろいろと程度の差はございますが、浜田市といたしましては、他市の状況等いろいろと検討しながら、現在のところ現状のとおり実施させていただきたいというふうに考えております。以上でございます。 失礼いたしました。 2点目の浜田市単独で半額でも持つ気はないのかということでございますが、1点目のご質問にお答えしましたように、現在のところではそのような考えは持っておりません。以上でございます。 ○議長(高見庄平君) 3番西村健君。
    ◆3番(西村健君) 確認だけしたいと思います。 要するに、この条例っていうのは、どうしてもやらないと制度上いけないもんじゃないということなんですね。確認だけ。 ○議長(高見庄平君) 介護保険課長。 ◎介護保険課長(福原稔之君) 西村議員さんの再々質問でございますが、制度上どうしてもやらなければいけないものかということでございますが、先ほども冒頭申しましたように、県と市町村の事業でございます。県の方におかれましては、いろいろと全国的な情報、状況等も踏まえ、また社会情勢を踏まえ実施するというふうな方向でございますので、県の方向に沿って実施したいと考えます。 ○議長(高見庄平君) ほかに質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 本案については文教厚生委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) ご異議なしと認めます。よって、本案は文教厚生委員会に付託することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高見庄平君) 日程第12、議第77号浜田市火葬場条例の一部を改正する条例について、これを議題といたします。 これより質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 本案については文教厚生委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) ご異議なしと認めます。よって、本案は文教厚生委員会に付託することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高見庄平君) 日程第13、議第78号浜田市漁港管理条例の一部を改正する条例について、これを議題といたします。 これより質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 本案については経済委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) ご異議なしと認めます。よって、本案は経済委員会に付託することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高見庄平君) 日程第14、議第79号浜田市工場設置奨励条例の一部を改正する条例について、これを議題といたします。 これより質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 本案については経済委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) ご異議なしと認めます。よって、本案は経済委員会に付託することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高見庄平君) 日程第15、議第80号浜田市営住宅条例の一部を改正する条例について、これを議題といたします。 これより質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) 質疑なしと認めます。 本案については建設委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) ご異議なしと認めます。よって、本案は建設委員会に付託することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高見庄平君) 日程第16、議第81号浜田市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例について、これを議題といたします。 これより質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 本案については建設委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) ご異議なしと認めます。よって、本案は建設委員会に付託することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高見庄平君) 日程第17、議第82号民事調停について、これを議題といたします。 これより質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 本案については建設委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) ご異議なしと認めます。よって、本案は建設委員会に付託することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高見庄平君) 日程第18、議第83号あらたに生じた土地の確認について及び日程第19、議第84号町の区域の変更について、これを一括議題とし、一括質疑に入ります。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 本案2件については、会議規則の規定により、委員会付託を省略して採決を行いたいと思います。これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) ご異議なしと認めます。よって、本案2件については、委員会付託を省略して採決を行うことに決しました。 お諮りいたします。 日程第18、議第83号あらたに生じた土地の確認については、原案のとおり決することにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高見庄平君) 日程第19、議第84号町の区域の変更については、原案のとおり決することにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高見庄平君) 日程第20、議第85号市道路線の認定及び廃止について、これを議題といたします。 これより質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 本案については建設委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) ご異議なしと認めます。よって、本案は建設委員会に付託することに決しました。 この際、暫時休憩をいたします。 なお、再開は午後1時30分といたします。            午前11時59分 休憩            午後1時30分 再開 ○議長(高見庄平君) 会議を再開いたします。 休憩前に引き続いて議案質疑を行います。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高見庄平君) 日程第21、議第86号平成12年度浜田市一般会計補正予算(第8号)、これを議題といたします。 これより質疑を行います。 質疑はございませんか。26番遠藤公輝君。 ◆26番(遠藤公輝君) 若干二、三点、質問させていただきたいと思います。 総務費の職員給与費で、退職手当の増による補正予算が出ておりますが、この退職手当が増加した理由っていうのはどういう理由なのか、また何人予定されているのか、その点についてまず聞いてみたいと思います。 それから、商工費の路線バスの利用促進事業として補正が出ておりますが、これの利用による乗車率っていうんですか、利用はどのぐらいあるのか、わかりましたらまず知らせてください。 3点目に、この説明書の7ページになりますが、132番ですか、鏡山大橋片庭町線で財源振替になっておりますが、現在の工事区間の今工事されておりますが、それの完成目標を何年度としているのか。 それから、その先の計画とかいうことにつきまして、現在どうなっているのか、まずその点についてご答弁いただきたいと思います。 ○議長(高見庄平君) 人事課長。 ◎人事課長(松浦三男君) 26番遠藤議員さんの質問にお答えいたします。 職員給与費で退職手当の関係、11名増の理由ということで、何名になるのかといことの質問であります。当初予算、一般会計の方では、定年退職分7名を予算化をしておりまして、その後勧奨退職が7名、それから死亡等、それから普通退職、計11名増えまして、合計18ということで増えております。それに伴った補正ということで予算計上させていただいております。以上です。 ○議長(高見庄平君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(湯屋口初實君) 26番遠藤議員さんのバス路線運行維持対策補助金についてご説明をいたします。 地方バス路線の運行維持を図るため、市内を運行する乗車定員密度が5人未満の路線に対して上乗せ助成をすることにより、運行維持を図るための補助金として補正するもんでございまして、内訳は第3種生活路線運行維持16系統ございます。これは1,855万4,000円、これは単独でありますが、大学路線運行維持5系統、これが189万3,000円でございます。多分遠藤議員さんご質問の中で、バス路線だけをいつも高齢者とか身障者の方が乗られるバス路線がありますね。その部分を多分ご質問にあったと思いますが、大体月平均600人ぐらいの方が乗ってられると、把握しています。以上でございます。 ○議長(高見庄平君) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(正連山茂君) ただいまの遠藤議員さんの鏡山大橋片庭町線についてのご質問にお答えいたします。 まず、現在の状況ですが、平成12年度に鏡山大橋の下部工の工事に今着手しておるところでありますが、現場口の場所打ちくいを掘削中に、深さが約40メーターちょっとのくいなんでが、30メーター過ぎたあたりから、ボイリング現象と言いまして、砂をちょっと噴き出すような傾向がありまして、その対応をとかその対策、それから転石層があって、それを突破するのにちょっと若干時間がかかりますので、12年度中の下部工の完成ということはちょっとできませんが、少し一、二カ月、2カ月ばかりですか、下部工の完成がおくれますが、その下部工の完成に引き続いて13年度は上部工に着手していきたいというふうに考えてます。一応の1期認可区間と申しますのが、紺屋町の中紺屋が始まるところ、天満町からの道路、あるいは中紺屋が交わるところですが、山形靴屋さんのあたりのところまでが第1期認可で、この完成目標が、平成17年度をもって完成させたいというふうにもくろんでおります。その後の予定ですけれども、一応この第1期認可のところまでを完成させますと、一応先ほど申しました中紺屋、もちろん表の本通り、それから天満町への通り、それから通称裏紺屋と、この4つの路線と交わることになります。それらのところが、いわゆる旧市街地の密集した市街地でありますので、ちょうど何か一たん事があったらというか、災害時に避難路として十分使える道路が完成するということですので、その一定の役割を果たすことができますので、その時点で以前にも申し上げておりますが、それから先については、またその施工時期ですね、施工時期あるいは施工するルートについても、今都市計画決定されておるわけですから、基本的にはそれなわけですけれども、そうしたことをその時点で勘案して皆様のご意見を聞きながら、また第2期工事については、スタートの時期を考えていくというような予定でおります。以上です。 ○議長(高見庄平君) 26番遠藤公輝君。 ◆26番(遠藤公輝君) ご答弁ありがとうございました。 退職者が予定が7名で、勧奨で7名、そのほか死亡されている人を含めて11名になったということで、18名の退職者に対する補正だというように聞きました。市としても大変この予算を使うわけでございますが、これらに対しての仕事が支障のないように、今後やっぱり各職場における人員の配置をきちっとやっていただきたいというように思っております。 それから、先ほどバス路線の件で、特に大学線の利用者についてご答弁いただいてありがとうございました。近年野原の大学周辺の施設が完備しまして、非常に若い人以外のお年寄り、特にいわみーるとか総合福祉センター、世界こども美術館とか、大学へのお話とか講義に聴講する人、一般の人も含めまして非常に利用が高まってきておるんですね。それで、市内循環になって一部利用しやすくなった、そのバスの利用がしやすくなったわけで、非常に好評をいただいておりまして、今後ともこの路線を通して、市内の町の活性化が図られるんじゃないかと思いますので、引き続きこの助成っていうんですか、特にお願いしておきたいと思います。ありがとうございました。 最後に、質問しました鏡山大橋片庭町線の件で、現在の工事期間という中で、一番最大は橋をかけるところだと思うんですが、相当の当初の橋げたの工事の部分で砂が噴き出すというような区分があったようで、これは安全の面から当然のことだと思いますが、それが終わって上部工の施工に入るんだろうと思いますが、それにしても、これを通りまして現在紺屋町の広場っていうんですかね、山形靴屋さんぐらいのとこまで工事区間としてされるということですが、それからやはり人家が密集しているとこでございますし、そのところへ集中する天満町とそれから紺屋町、中紺屋、裏紺屋、各道路が出てくるんだろうと思いますが、そういうような中で、やはり安全な面を考えて、この区間の将来の災害等も考えていただいた工事になっているんだろうと思います。私たちが現在計画されている路線の第2工区っていうんですかね、それは中紺屋側を広げるというようにはお聞きしてるんですが、市役所の向こう側になりますし、やはり松江なんかを見ましても、やはり浜田川を中心にやはり散策できたり、それから市民の憩いの場っていうんですかね、そういうような場所としてこの開発できるならばというので、かつてやっぱりいろんな議員さんからも質問が出されていると思うんですね。やっぱりこれからそういう区間に検討されると思うんですが、やっぱり十分検討していただきまして、やっぱり将来の夢のある浜田のまちづくりと。それから、それを結んで大橋から殿町、きのうですか、おとといですか、周辺の開発計画、それに結びついたやっぱり区間だろうと思うんですね。ですから、それの開発が将来市民に喜ばれ、また非常にいい開発をされたというようなことがやっぱり起こるような、やっぱり区間として、十分やっぱり規定の計画だけじゃなくて、皆さんの意見も十分入れていただいて考えていだきたいと思いますが、いかがでございましょう。 ○議長(高見庄平君) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(正連山茂君) ただいま遠藤議員さんからいろいろな貴重なご意見をいただいたように、第1期認可のところを終わった時点で、それが平成17年を目標にしておりますが、その時点あるいはそれ以降、市民の皆さんと一緒になってそれからどういうふうにすべきかというようなことについては、一応規定の計画はありますが、それだけにとらわれるのではなくて、一番いい方法、そのとき考えられる一番いい方法を選んでその整備する時期とその規模といった、そういったものを再確認することは、その時点で検証することが大事なというふうに思います。 以上です。 ○議長(高見庄平君) ほかに。            (17番江口修吾君「関連」と呼ぶ) 17番江口修吾君。 ◆17番(江口修吾君) ちょっと関連で、鏡山大橋片庭線の関係で、ちょっと一言提言という格好にもなると思うんですが、実は、今先ほどの説明があったように、鏡山大橋の下部工の関係で工事が進んでいるという状況の中で、これも計画立案から計画の段階から含めて、かなりの年数がたった中での着工と。現実またそれが進んでかなりたっているという時期的に長いということもあったりして、この財政事情の悪いのに、何であんな近い範囲の中に橋をつくらないけんかというのが、かなり意見寄せられるんですよ。それで、ちょうど私、別のことで家に行ったときの、別の日、お邪魔したときにも、ところでという話から今の話が出るんですね。今課長の答弁があったように、直接該当されとる住居があったりとかいうことも含めて、該当しておるとこには、いろんな説明会等何回も開催されて理解を得るための努力をされていることは、私たち議員としては十分承知しとるんですが、特にそれが今のように目の前にある工事が大きい工事で、特に今のように財政事情の悪い中で進められているときには、何年かスパンぐらい、できれば1年スパンぐらいで、今はせっかくの広報があるわけですから、広報にいろんな今まで質問が市に上げられて、それに対する回答といいましょうか、答弁といいましょうか、それが載せられている状態も今つくられているわけなんで、特にこの鏡山大橋片庭線に限らず、いろんな事業でかなりの期間を置いた中での工事着工から完了までという部分については、少しずつやっぱり期間を区切って、今こういう工事をやられているのはこのためであってという部分の説明を記載すべきだと思うんですよ。そうしないと、いわゆるこれからここへ道路を、橋をまたかけましたという時期があったときには、いろんなとき、広報なんかも出てますんで、私たちも及ばずながら説明をさせてもらったりしとるんですが、それをもうのど元過ぎればと言えば言い方が悪いですが、随分期間がたった中で、今のように財政事情の悪い中でどんどん工事が進めているのが、余りにもばかでかい工事になっとるということになりますと、ちょっとやっぱりその辺の抵抗を持たれる市民の方いうのは多いですね。何でわざわざあこに鏡山大橋片庭線というのをつけないけんかということも振り返ってみる。ですから、その辺は、今は公共事業の見直しも大分やられている中で、本当にその道路を完全に片庭まで抜くんかということも含めまして、いわゆる今まで議決もしてきとる内容ですから、余り変なことを言うと、こちらもおかしなことになりますけども、やはりその辺はもうちょっと慎重に、地元、その該当するとこだけでなくて、広く市民にもその辺が理解をもう一度求められるという、もう二度、もう三度となるかもわかりません、期間が長ければ。こういうやっぱり広報の利用も含めた情報開示といいましょうか、そういう面の市民に対して親切なやっぱり行政というのを心がける意味で、もうちょっとこの辺は、これほかの事業も関連しますので、鏡山大橋片庭線だけではないんですが、たまたま今工事が目の前に見えているということがありますんで、それに対してほかからも答弁あればいただきたいし、なければ今後参考にしていただけるなら、幸せと思う。以上です。 ○議長(高見庄平君) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(正連山茂君) ただいまの江口議員さんのご質問にお答えします。 まさしく市民の方々から、今議員さんが言われたような声を私ども耳にすることがあります。今ご提言で、いい意味でいろいろ現在の状況を広報することで、情報開示していくことで市民の皆さんが市がやろうとしている事業を理解いただけるということであれば、それにこしたことはございません。ただいまのご提言のようなことについては、内部で協議しまして、できる限りの対応をしていきたいと思います。以上です。 ○議長(高見庄平君) ほかに質疑はございませんか。18番牛尾昭君。 ◆18番(牛尾昭君) 53ページの訪問介護事業に関することで、ぜひ重要な問題がございますので、議長におかれましては、関連質問することをお許しをお願いいたします。 実は、先般来、元社協の職員さんによる詐欺事件等々が大きく報道されまして、いろんな事情があるとは思いますけれども、当時介護保険が導入される前ですから、相当社協には多額の委託料が支払いをされていたと、このように認識をいたしております。当時そういったいろんな状況、負債状況から言うと5,000万円というふうに報道しておりましたが、いろいろ風聞するところによりますと1億円ぐらいあるのではなかろうかということで、非常に大きな金額で驚いております。 一方、現職のヘルパーさん方は、非常に迷惑をしておると。我々もいわゆる世間から変な目で見られておるっていうことで、非常に苦しんだというようなことで、日夜そのヘルパーさんたちを必要としておられる方のために一生懸命ご努力されている皆さん方が、そういう非常に苦しい環境に置かれているということで、非常に残念であると思います。 当時、その方の処分については、例えばそういったことがわかった時点で懲戒解雇であったのか、それとも諸般の事情で、依願退職で公費で退職金が支払われているのではなかろうかと、このような指摘を市民の方から受けました。その辺について私は、今議会の冒頭の全員協議会あたりで、情報公開としてお示しがあるんではないかと期待をしておりましたが、そういったものは一切ございませんでしたが、その辺の中身について、正しい情報をお示しを願えればと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(高見庄平君) 福祉環境部長。 ◎福祉環境部長(篠原英臣君) ただいまの牛尾議員のご質問にお答えいたしますが、ご指摘のように、この2月13日に元ヘルパーが逮捕されたというふうな事件が起こって、今刑事事件として警察の方で捜査が行われておるところでございます。こうしたことに至ったこと、非常に残念だというふうに思っとりますし、ご指摘のように、介護保険がスタートする状況の中で、市民の皆様にも不安な思いをさせているというふうなことでございます。現在社会福祉協議会初め、こうしたヘルパーに対しての、こうしたことは基本的な問題でございますので、研修等も行いながら、職員の指導については、社会福祉協議会で行っておられますし、市の方といたしましても、そうしたことのないように申し入れをしておるところでございます。 今回の逮捕というのは、直接、今質問にありました退職金を当時払ったかということでございますが、当時平成11年の3月24日に民生委員さんの方から浜田市の方へサービスを受けている方にお金を貸しとるんだが、返してもらえるんだろうかという、ご相談がございまして、社会福祉協議会並びに市もいろいろ本人並びにサービスを受けておる方々に対しまして調査を行いました。そうしたことで借金、貸しておる事実が判明をいたしたところでございます。そうしたことで当ヘルパーに対しましても、いろいろ話をさせていただきながら、その当時のお金、借金は、返していただいたという事実が、これは目の前で確認をしておりますが、借りた方にお返しをされたという事実がございます。 それからまた、サービスを受けておられた方も、このヘルパーさん、非常に信頼をしておられまして、また引き続きサービスをしていただきたいというふうな事実もございました。 しかしながら、そうしたことで借金というようなことは、これはヘルパーとしてもあってはならないことでございますので、いろいろこの処遇について検討を社会福祉協議会の中でも理事会等開催され、協議をなされました。 また、市もいろいろご相談を受けながら検討いたしましたところ、既に先ほど申し上げましたように、借金もお返しになっておるというふうなこと、さらにサービスを引き続き受けたいというふうなこと等がございました。そうしたことにつきまして、いろいろヘルパーにも慰留いたしましたところ、反省をされまして、自らも退職をしたいという願いがございまして、退職金を払って退職をされたということでございます。現在警察の捜査が行われております事件は、これは刑事事件として訴えがございましたケースでございます。当時の平成11年の3月24日の時点は、相談があったというふうなことで、刑事事件というふうな訴えもないというふうな状況でもあったということをつけ加えさせていただきたいというふうに思います。今後もこうしたことのないように、引き続き研修等を深めていくということにいたしておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(高見庄平君) 18番牛尾昭君。 ◆18番(牛尾昭君) 今部長さんがおっしゃったことが真実とするなら、私が知っていることはどうなんかなあというふうに思うんですね。私の風聞するところによりますと、そして一たんは返済されたと。複数の方からそういった指摘がその当時あったんじゃないですか、お一人の方という。そういうふうなことを私は聞いとるんですが、その辺はそのことは事実かどうかわかればお示しをお願いしたいと思います。 それから、当時社協で理事会を開かれて、この問題を大きく取り扱われたというように聞いとるんですよ。議会からも社協へお出かけになっている議員さんいらっしゃいますので、聞けばよかったんですが、機会ありませんでしたので、この際聞いてみたいと思うんですけども、私はどうも理事会では懲戒解雇というような意見が大抵であったのではないかと、このような話を聞いとる。あくまでも風聞ですからわかりませんけれども、今部長のおっしゃるのは、処遇を検討しとる間に辞表を出されたと。したがって、公費で退職金を払ったということですよね。ただ、今の説明の中で、どうも風聞するところですから、部長の方に真実があるのかもわかりませんけれども、理事会じゃどうも相当激論があって、懲戒解雇でなかろうと、そういう処分をすべきだというふうに決まったというふうに聞いとるんです。その辺の事実関係、もしわかればお示しをお願いいたします。 ○議長(高見庄平君) 福祉環境部長。 ◎福祉環境部長(篠原英臣君) 当時複数からそういうことがあったということでございますが、私ども先ほど申し上げましたように、民生委員さんから相談があったということでいろいろ調査をいたしました。残念ながら私どもには捜査権というのがございませんで、調査の限度がございます。ぎりぎりの線でそうしたことでこのケースをやったということでございます。 それから、理事会で懲戒解雇ということがあったんではないかとでございますが、ご指摘のように理事会の中では、懲戒解雇すべきであるというふうなご意見もございました。 またさらに、諭旨免職だとかいうご意見もございました。いろいろさまざまなご意見でございまして、懲戒解雇というのも協議のあれでございましたが、ただ、そうした先ほど申し上げましたように、懲戒解雇すべきかどうかということを最終的に論議がなされまして、借金を払っておられるというふうなこと、それからまた一方、このヘルパーが今後社会的に抹殺されるのがいいか悪いかというふうなことの判断も行われまして、一般退職ということになったということでございます。 ○議長(高見庄平君) 18番牛尾昭君。 ◆18番(牛尾昭君) わかりました。部長のおっしゃること、よくわかりました。 しかし、現実に結果として刑事事件になっているという現実もあるわけですね。ですから、その方の人権もあると思います。思いますけれども、やはり私は、捜査権のないのも知っております。ただ、十分な調査をするというのは、僕は必要だと思うんですよ。なぜかと言うと、公費で退職金を出していると。市民の税金から退職金を出しているというわけですね。ですから、私いつも申し上げたいのは、やはり職員の、職員、市役所の一般論で言えば、公費に対する考え方は非常に甘いんですね。コスト意識がないと思うんですよ。例えば、民間でこんなことがあって、退職願が出たから、じゃあ退職金を払いますよって、そんな会社一つもないと思うんですよ。人のお金だから払える。コスト意識がないんです。午前中も下隅議員が申し上げました、公の常識は民間の非常識だと。私はこの問題について、やはり今刑事事件ですから、どうのこうのっていうことでありませんが、今後これを教訓とされて、公費でそういうことをされる前には慎重審議をして、結論を出してほしいと思います。以上です。 ○議長(高見庄平君) ほかに質疑はありませんか。3番西村健君。 ◆3番(西村健君) 説明資料の111番、勤労者総合スポーツ施設管理運営事業ということで、事業収入の減少による管理運営委託料の増額ということで、サンビレッジの事業収入、要するにこんだけの赤字ということなんでしょうけれども、少なくない額、600万円余りの事業費が計上されておりますけれども、オープンからこれまでの概算で結構ですんで、いわゆる収支といいますか、と、それから事業の内容、それから実際に管理運営されているのはどこかあたりをご説明をいただきたいんですけども。 ○議長(高見庄平君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(湯屋口初實君) 3番西村議員さんの質問にお答えをいたしたいと思います。 サンビレッジの委託先は財団法人浜田勤労者福祉センターであります。現在の収支状況でございますが、12月末の見込みということでご理解いただきたいと思いますが、施設使用収入が1,068万1,000円、それから当初、平成12年度の市の委託料をいただいておりまして、これは728万円、それからキャッシュフローをお借りをすると、またお返しをするわけでございますが、これが500万円、雑収入85万8,795円、収入合計が12月末の見込みで2,382万195円ということになります。支出でございますが、事業費といたしまして、給料、手当というのが607万1,208円、福利厚生67万6,765円、諸謝金5万8,775円、旅費2万2,600円、通信運搬費8万1,091円、消耗品費68万2,594円、今回修繕費というので24万8,300円、これはガラスがめげております。それとスケート靴を置く場所でございますが、これをブラインドと言いますが、これの修繕におのおのをする修繕費を24万8,300円、それから使用料及び賃借料、これは13万6,645円、それから光熱水費、これは中のスケート場を氷を張ってしていくもんでございますが、これが730万2,334円、それから保険料、これが30万円。これは中でレジャー、スポーツをされるわけですが、それの傷害保険等々でございます。それから委託料、これが336万3,267円、負担金1万9,000円で、総事業費といたしますと1,896万2,761円、それから管理費でございますが、報酬7万2,800円、会議費2万1,524円、通信運搬費2万190円、それから消耗品費10万7,916円、役務費5万4,287円、それから償還金、当時備品を買っておりまして、これは財団で処理をするというこでございまして、959万7,506円、それから雑費8万3,990円、公租公課105万9,300円で、差し引き支出の合計の見通しが2,998万274円となっております。 事業内容といたしますと、スケート場のリンクの設定がます1つです。それから、隣にトレーニング室を設けております。トレーニング室の使用、それからその横に多目的グラウンド、これを用意しております。以上が事業内容でございます。 10年のときは確実にもうかりまして、ちょっと今数字が持ち合わせておりませんで大変申しわけありませんが、非常に順調に流れております。11年度よりどんと減りまして、10年度の繰り越しをいただきまして、何とか11年度は収支が一般会計から委託料として助成を受けることなく推移をしております。12年度からいよいよ委託料が発生したという流れになっておりまして、今は使用人数で、これは概算でございますが、大体約3万人くらいの人が入ってこられるということで想定しておりましたが、実質的には1万6,000とか、1万9,000と、そのような人数の使用になっております。以上でございます。 ○議長(高見庄平君) 3番西村健君。 ◆3番(西村健君) ちょっと今年度収支は細か過ぎてよくわからんかったんですが、大体大まかな流れはわかりました。それで、もう一つちょっと聞き忘れたんですが、今後のやはりさっき申しましたように600万円と言えば、かなり結構な額だと思いますし、これが来年度以降、また増えるようであれば、これはやはり考えもんだというふうに思います、率直に。それで、そういったどういった今後の事業展開、展望として描かれて歩まれようとしているのか、というのを1点逃しましたんで、ちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(高見庄平君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(湯屋口初實君) 13年度にまたご審議をお願いするわけでございますが、私どもといたしますと、まず委託先のふもとでございますので、まずもって2回も一般財源の繰り入れをしていただくことについては、おわびをいたしたいと思いますし、またこの現状について真摯に受けとめております。私どもといたしますと、まずこの一、二年の外温気象といいますか、それを分析をしていますと、この施設につきましては、やはりウインタースポーツが中心になるスポーツでございまして、相当外気温に影響されてまいります。この数年間暖冬傾向にありまして、利用者が減少傾向にあるというようなことは、スキー場も同じようなことになりますので、これで一つ分析をしております。 それからもう一つ、収入が伸びないということになりますと、PRと言われるもんに非常に消極的にならざるを得ないということがございまして、PR等々が消極的になっておるというようなことを分析をしたわけでございます。平成12年度に、本年度でございますが、何とか新しい取り組みをしながら利用度を上げていこうということで、身障者の皆さんの割引でありますとか、それから市内の学校に限り無料送迎バスの提供をやっております。国府小、上府小、宇野小、浜田東中学等々ではご使用になっていただいておる。それから、10月2日から9日まで、これは10月1日にオープンをするわけでございますが、その以前にラジオCMを流しました。それからリゾート線、今度リゾート線が開通してくるわけでございますが、リゾート線のところへ3月に、これは開通と同時にということでご理解いただきたいと思いますが、あそこにサンビレッジの方向指示といいますか、そのようなものの案内板が設置される予定になっております。そのようなことをやっておりまして、平成12年度、これでも伸びなかったという現状でございますが、次年度におきましては、リゾート線が宇野地区までいよいよ開通をするであろうと。それから、江津道路も開通の展望が開けてまいるということを私ども認識をしておりまして、より一層、とにかくPRをまずやらんと、とてもじゃないけど、このままの推移で推移をするんじゃないかというふうにとらえておりまして、ぜひ来年度積極的なPRと、それから先ほど申し上げましたが、利用度を高めていただくために、フィギュア教室の充実だとか、さまざまな教室の充実を図ってまいりたいと思っております。以上でございます。 ○議長(高見庄平君) 3番西村健君。 ◆3番(西村健君) ご答弁ありがとうございます。 最後、お願いになるんですけども、私、財政が厳しいということでの財政面からの思いも当然あって質問したわけなんですけども、もう一つは、先ほど福祉医療費の問題、私は質問しましたけれども、やはり例えばそういう観点から見ると、そういう方々にとってこういう施設っていうのは、非常に縁遠い、一般的には施設だと思うんですよ。そうしますと、片方で赤字が出たからといって600万円つぎ込む。で、片方じゃ削られると、削られるというか、自己の負担金が500万円アップするということで、やっぱり不公平感を持たれる人も結構いらっしゃるんじゃないかというふうに思って、そういう観点からの質問をしたわけなんですけども、ぜひとも、こういう施設が私はもうけられるといいという施設だというような決して思いませんけれども、プラス・マイナス・ゼロの世界で目指して何とか力を入れて改善に努力していただきたいという希望を申し上げまして終わります。 ○議長(高見庄平君) ほかに質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 本案については総務委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) ご異議なしと認めます。よって、本案は総務委員会に付託することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高見庄平君) 日程第22、議第87号平成12年度浜田市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)、これを議題といたします。 これより質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 本案については文教厚生委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) ご異議なしと認めます。よって、本案は文教厚生委員会に付託することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高見庄平君) 日程第23、議第88号平成12年度浜田市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)、これを議題といたします。 これより質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 本案については、建設委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) ご異議なしと認めます。よって、本案は建設委員会に付託することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高見庄平君) 日程第24、議第89号平成12年度浜田市国民宿舎事業特別会計補正予算(第2号)、これを議題といたします。 これより質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 本案については経済委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) ご異議なしと認めます。よって、本案は経済委員会に付託することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高見庄平君) 日程第25、議第90号平成12年度浜田市介護保険特別会計補正予算(第4号)、これを議題といたします。 これより質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 本案については、文教厚生委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) ご異議なしと認めます。よって、本案は文教厚生委員会に付託することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高見庄平君) 日程第26、議第91号平成12年度浜田市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)、これを議題といたします。 これより質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 本案については建設委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) ご異議なしと認めます。よって、本案は建設委員会に付託することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高見庄平君) 日程第27、議第92号平成12年度浜田市水道事業会計補正予算(第4号)、これを議題といたします。 これより質疑を行います。 質疑はございませんか。16番徳原繁一君。 ◆16番(徳原繁一君) ちょっと大長見ダム関連でお伺いしてみたいんですけれども、今まで計画で今後大長見ダムの完成の暁には、そこの漂流水を飲料水として使用するということがずっとありまして、何回かほかの同僚議員さんの方からも出て、今現状で美川の伏流水のおいしい水を使っているのに、なぜ水道料が高くなるかもしれない。しかも、ダムの漂流水をもしかしたら品質に影響があるかもしれないダムの漂流水を使わなねばならないのかと、こういう疑問もあちこち出ておりましたけども、その辺の計画について、この辺は変わりがあるのかないのかということについてちょっとお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(高見庄平君) 水道部次長。 ◎水道部次長(中村勝久君) 徳原議員さんのご質問にお答えいたします。 昨年も質問いただきましたけど、現在57年にダムに参画しまして、今現在3万4,000トンで継続しておりますけど、5,400トンを今の大長見ダムから取水するということで、57年の9月ですか、協定しておりまして、これから取水する計画にしております。これは水利権を伴いまして、水利権が必要ですので、取水するということは確認されておりまして、ただ時期的には、ダム完成する時点で、取水施設も完成しなさいということになっておりますけども、県の方に今協議しておりまして、実際のところは今のところ、浜田市の水道は余裕がありますので、工期について少し延長していただきたいということで、今協議中でございます。したがいまして、料金値上げになるべくならないようにという配慮をしておりまして、時期をおくらせて事業を施工したいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(高見庄平君) 16番徳原繁一君。 ◆16番(徳原繁一君) 料金の問題ももちろんですけども、私は今の水質、特に浜田の産業の中で、水産加工品の一つの売り物が、やはり浜田の水を使ってつくったその製品であるからおいしいと、また品質がいいということが、各市場でも定評になっている、一つの浜田のブランドになっているところがあると思いますので、軽々に、直ちに水質面で数字にあらわれるかどうかいうことは抜きにしても、十分その辺の配慮をやっていただきたいと。 また、県との協議の中でも、その辺のところもしっかりとやっていただきたいということを強くお願いしておきたいと思います。以上です。 ○議長(高見庄平君) ほかに質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 本案については建設委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) ご異議なしと認めます。よって、本案は建設委員会に付託することに決しました。 この際、暫時休憩いたします。 なお、再開は14時40分といたします。            午後2時20分 休憩            午後2時39分 再開 ○議長(高見庄平君) 会議を再開いたします。 休憩前に引き続いて、議案質疑を行います。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高見庄平君) 日程第28、議第93号平成13年度浜田市一般会計予算、これを議題といたします。 これより質疑を行います。 質疑はございませんか。1番澁谷幹雄君。 ◆1番(澁谷幹雄君) 何点かご質問させていただきます。 ナンバー52番の行政情報化推進事業です。高度情報化実施計画に基づいて、庁内LANの拡張整備ということなんですが、国家プロジェクトとしてIT推進というのを聞いておるんですが、そういった流れの中で浜田市が推進されておるのは十分承知しておるんですが、議会側に対してのそういう情報化っていいますか、その辺についてどういうふうなご計画なのかを教えていただきたいと思います。 続いて、134と135の障害者デイサービス運営事業が今度サービスということで、今後の浜田市にはそういった障害者支援センターが幾つかあると思うんですが、そういった知的、身体、精神の各支援センターの連携のあり方とか協力体制とかいうのをどのようにお考えなのかをお知らせいただきたいと思います。 それと、557番で浜田市陸上競技場の地質調査で750万円計上されておりますが、今後のタイムスケジュールを、どういうふうな全天候型トラックのための基礎資料を得るための地質調査として上がっているんですが、今後のタイムスケジュールをお教えいただきたいと思います。 それと、番号じゃないんですが、ページ数の3ページのところで、平成13年度の自主財源のところで、市税が53億7,800万円上がっておりますが、これが平成12年度の52億9,200万円よりもアップというふうな計画になっていることに対して、どういうふうなことでこういうアップを予測されているのかというのをお教えいただきたいと思います。以上、4点です。
    ○議長(高見庄平君) 情報管理課長。 ◎情報管理課長(近重哲夫君) 1番澁谷議員さんの行政情報化推進事業について、今の現在の庁内LANの整備を議会側の方にはどういうふうに考えておるのかというご質問でございますけれども、今市のLANには、いわゆる住民情報あるいは税情報等、いわゆる機関の業務を携わっておりますそのネットワークの機関系のLANを主体とした業務のLANが1つと、それから外へ接続しておりますインターネット等で外部情報が手に入れることができるそういう情報系のLANの2つの系統がございまして、議会事務局の方にも両系統の端末機が行っておりますけれども、議員さんが言われるのは、多分議員控室等もにそういう対応ができないかということなんだろうと思いますけれども、今、行政情報を議会控室の方へ提供するというのは、当然のことだろうとは思いますけれども、それに加えまして、さらにいわゆるインターネットで外への情報提供もできたり、あるいは外側の情報も受け入れることができるような、そういうネットワークの環境整備も合わせて加えたものが、当然必要だろうというふうに思ってます。今、機関系のLANとそれから今情報系のLANというのは、これはシステムへの進入ハッカー等あるいはウィルス等の進入を防ぐために、今結んでおりません。この機関系のLANと情報系のLANを1つにするかどうかというのは、ちょっと13年度中にちょっとこれをきちっと研究課題として取り組みたいというふうに思ってまして、これが一本化、1本にするということになれば、ストレートに行くということになると思いますし、それからセキュリティーを1億分の1でもそういうリスクを背負えないということになれば、当然2つの系統が一緒になれば、今内部で扱っている情報をできるだけプライバシーにかかわる部分については提供できませんけれども、できるだけ情報を公開するような方向で、情報の切り分けを各課でいろいろ検討をしていただきたいと。できるだけどんどん内部の情報も外へ、市民向けへの情報提供ができるように、そういうことを考えてもらいたいということで、今整備も順次でやっておりますし、そういう研究も13年度の検討課題というふうにしておりますので、そこが結論が出ましたら、それにあわせて議会へのそういう情報端末についてもあわせて検討をさせていただきたいというふうに思っておりますので、ご理解をお願いいたしたいと思います。 ○議長(高見庄平君) いきいき福祉課長。 ◎いきいき福祉課長(桑本春美君) 澁谷議員さんのご質問にお答えいたします。 まず、障害者デイサービスセンターで行います事業につきましては、身体障害者デイサービス事業、それから障害者に対するホームヘルプ事業、それから障害者への生活支援事業と3本の事業を行うことになっております。その中で、生活支援事業と言いますのが、いわゆる高齢者の在宅介護支援センターの障害者版というふうにお考えいただいたらよろしいと思いますけれども、そういうものになっておりまして、身体障害者への生活相談等を行うものでございます。それで、この相談事業につきましては、既に精神障害者につきましては、港町にオアシスという相談センターがございます。それから、知的障害者につきましては、この障害者デイサービスセンターの近くになりますけれども、レントと言いまして、知的障害者の生活相談等受け付けをするセンターがございます。そういうふうに身体障害者、知的障害者、精神障害者というふうにそれぞれ生活相談、それから援助を行うセンターがございます。そういう中で、このデイサービス事業、それからヘルパー事業を行いますけれども、まず基本的には、65歳の以上の方につきましては、介護保険が優先するというところがございます。そういう中で、デイサービスにつきましては、いわゆる65歳未満の方と、それから65歳を過ぎましても障害の場所によって必要と認められる方については、ここの身体障害者のデイサービスを受けていただけるということになっております。それから、ヘルプ事業につきましては、身体障害者の重度で日常生活を営むのに支障がある方ということと、知的障害者で療育手帳をお持ちの方、それから、障害児の方で重度で日常生活を営むのに支障がある障害児療育手帳を持っておられる方ということでヘルプサービスを行うことになっております。 そういう中で、平成14年度には、精神障害者の事業が県から市町村に権限移譲で降りてまいります関係で、ヘルプ事業につきましても、市町村がサービスを提供するということでございますので、12年度から少しずつ始まっておりますけれども、精神障害者に対するヘルプサービスにもケースを定めまして、モデル的なサービス事業を実施しながら、事業年度に向かっていくところでございます。障害に応じましてそれぞれの程度のことも考えなければいけませんけれども、連携をしながら、また既にスタートしております介護保険事業との在宅介護支援センターとの連携もどういうふうに取っていけばうまくいくなというところで、今後検討させていただくことになっております。よろしくお願いいたします。 ○議長(高見庄平君) 教育委員会生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(細川靖則君) 1番澁谷議員さんのご質問にお答えします。 浜田市陸上競技場の地質調査の事業でございますが、これは平成11年の3月に、浜田市スポーツ振興審議会から浜田市のスポーツのあり方について答申がなされております。東公園運動施設の見直しでは、野球場あるいは陸上競技場、庭球場の改修、駐車場の不足の解消などの指摘をいただいております。運動施設の整備には、多額の予算が必要となりますが、当面13年度、陸上競技場の地質調査を行って、地盤の把握を行います。それに基づきまして、今後陸上競技場のあり方、また東公園の施設、さらには浜田市全体のスポーツ施設のあり方などを今後検討してまいりたいと思っております。 また、スケジュールでございますが、13年度に今から地質調査を行いますけれども、それに基づきまして、費用の点があるんですけども、工法の検討であるとか、14年度地盤改良工事、そして15年度、もしも認められるなら全天候舗装というふうなスケジュールを考えております。以上でございます。 ○議長(高見庄平君) 財政課長。 ◎財政課長(大谷克雄君) 澁谷議員さんの市税の1.6%ということでアップをしています自主財源の見込みでございますが、今回3月の補正で法人税を7,000万円追加しております。そういうものをもとにいたしまして、市民税につきましては、個人市民税と法人市民税がございますが、個人市民税につきましては、3.6%の減で見込んでおります、現在の経済情勢も反映いたしまして。法人市民税につきましては、水物の面はありますが、3月補正を自主的にということで見ておりまして、資料の2ページに詳細を出しておりますが、市民税は2.9%増、それから固定資産税は調整率等に基づきまして1.1%増、それから軽自動車税は現状からしまして対前年比4.6%増、たばこは少し減少ぎみでございますので3%の減ということで、特別土地保有税につきましては、現状から勘案しまして11.9%の減ということで、トータルで1.6%の増ということで見込んでおります。以上でございます。 ○議長(高見庄平君) 1番澁谷幹雄君。 ◆1番(澁谷幹雄君) ありがとうごさいました。 行政情報化推進事業ですけども、今各課のホームページ形式の電子掲示板を見させていただくと、大変いろんな課の工夫といいますか、すてきな内容のホームページといいますか、情報が掲載されていると思っております。そういったことを、例えば議員がそういった内容を見させてもらう場合には、現状議会には、議員が使えるパソコンというものがありませんので、各自治体事務局のパソコンをお借りするとか、ちょっと遠慮しながら見させていただくような感じもございますんで、そこで今後の予算の中で、長期的な計画で結構ですので、組み入れていただければというふうに思います。 ただ、そういうホームページ形式の電子掲示板の中に、例規集とかきちっと載っとりまして、実際こういった重たいもんなんですけども、その辺をホームページの方で今後公開されると、自宅でも簡単にいちいち持ち帰りせんでも見られるということにもつながるんですが、その辺についてもし計画とかお考えがありましたら、教えていただきたいと思います。 あと障害者デイサービスの運営事業なんですが、課長さんの説明をいただいたんですが、ちょっと質問の仕方が悪かったようで、どういうんですか、障害者支援センターというように書いてあるわけですよね、大体のところが。そういった時に最初相談に行くときに、それがちょっとわかるんかなというようなことでございまして、間違ったとこへ行ったときに、うちは違いますから横のところを紹介して精神だとか知的だと、範囲が違ったところの窓口に行った場合に、そういうことをきっちりと連携ということは怠りないのかなというふうなことについて指導といいますか、そういうのを十分されているのかどうか、今後打ち合わせるのかというふうなことをちょっと教えていただきたいと思います。 それと、陸上競技場についてなんですが、今後第2種を維持するか、第3種に落とすかというふうなことをいつかは決定をしなければいけないというふうな話もお聞きするんですが、そういうようなある時期には、調査した結果のときにいつごろには決定するということが教えていただけるんであれば、ご提示いただければと思います。 予算については、課長説明いただきましたので、ぜひこういうふうな徴収できるようにお願いいたして、計画推進をお願いしたいと思います。以上です。 ○議長(高見庄平君) 情報管理課長。 ◎情報管理課長(近重哲夫君) 再質問にお答えをさせていただきます。 例規集等を見れることができるようにするかということですけれども、先進自治体でももう既に例規集あるいは会議録等も一般市民の方がいつでも見られる状態になっているところもたくさんございます。先ほど言いましたように、プライバシーにかかわる部分については、市民への情報提供はできませんが、それ以外のものについては、できるだけ情報提供できるような形で、例規集なんかも当然いつでも見れる状態にやりたいというふうに思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。 ○議長(高見庄平君) いきいき福祉課長。 ◎いきいき福祉課長(桑本春美君) 失礼いたしました。 先ほどの澁谷議員のご質問でございますけれども、高齢者の方に在宅介護支援センターというものがございまして、定期的に会議が開かれておりますけれども、先日も開かれましたその会議の中で、私らも担当者が行きまして、今後サービスを提供します先ほど申し上げました3つの障害に対します相談等につきましても、どちらまで、お互いに連携を取るということで、情報提供をあわせて連携を取るということで話し合いを済ませておりますので、ご心配がないと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(高見庄平君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(細川靖則君) 1番澁谷議員さんの質問にお答えします。 13年度の陸上競技場地質調査の事業でございますが、全天候型トラックの基礎資料を得るための地質調査ということでございますが、11年の3月に行われました第2種の公認検定におきまして、次回の検定、16年の3月でございますが、これまでに改修が必要との指導を受けております。ということで、先ほどスケジュールを申し上げましたけども、14年に改良、15年にもし必要認可の認められるならば全天候型、そして16年の3月に検定というスケジュールになると思います。私どもとしては、希望としては2種のキープをぜひしていきたいとは思っておりますが、これは浜田市あるいはスポーツ振興審議会などと協議しながら進めてまいりたいと思っております。 ○議長(高見庄平君) ほかに質疑はございませんか。15番小池史朗君。 ◆15番(小池史朗君) まず、この説明資料の32番、37番についてお尋ねをいたします。 まず、32番の石央文化ホール管理事業に関してであります。 事業の概要の中の管理運営委員会費は、これは結構です。次の管理運営委託費1億2,400万円、それからイベント企画運営委託費、このイベントは恐らくこの文化ホール自体がおやりになっておるものだと思いますので、この2つのここ数年、おわかりなければやむを得ませんが、資料を持ち合わせてないことであればいいですが、わかる範囲でいいですけども、過去数年の運営委託費の推移、つまり年々増加しているのかどうなのか、これちょっと教えてもらいたいということです。仮に増加しておるとしたら、その理由はどういうわけでそうなるのかと。 それから、2番目に、情報センター等の整備補助金としてそこにかなりの金額が出ておるんですが、この情報センターの整備内容、何を整備するのかいうことをちょっと教えてもらいたいと思います。 それから、次の37番の駅前自転車等駐輪場建設事業と、これに関して、従来駅前には駐輪場があったと思いますが、多分民間の方だったんでしょうか、これがおやめになったのかどうか。つまり廃業されたのか、そのための駐車場の新設ということにつながるのかということが1つと、仮にそうだとすれば、その場所はどの位置で、現在の利用者の駐車場もございますが、そうした駅を駐輪場に利用されるのかということと、それから、自転車等というのは、等はバイクが含まれておるという意味でしょうか。 それと、ここの管理、そういう駐輪場を整備された後の管理業務はどこが担当するのか。どこがというのは、現在、あそこに駐車場の管理の方が何人かいらっしゃるようですが、その方がさらにこの業務を兼務されるのかどうか。以上です。 ○議長(高見庄平君) 地域政策課長。 ◎地域政策課長(稲葉裕男君) 小池議員さんのご質問にお答えします。 石央文化ホールの維持管理運営費のここ数年の委託料の推移というご質問だと思いますが、ちょっと手元に詳しい資料、お持ちしておりませんが、ちなみに11年度の予算額でございますが、1億2,437万4,000円の予算を組んでおります。それで、先ほどの12年度の委託料の補正の中で、1,600万円の減額補正を出しておりますが、大体11年度の実績で申し上げますと、1億800万円程度でございます。それ現実的に申し上げますと、その年、その年の維持管理費の問題等がございますので、若干その年度によって上がったり下がったりございますが、大体今年度と同じように1億2,000万円前後ということでご理解いただきたいと思います。これからも若干上がってきております。 それと、情報センターの整備の内容についてでございますが、これにつきましては、文化ホールが建設時のときにワシントンホテルの中に情報センターを設けております。この建設費を受託法人でありますみらい二十一、こちらの借り入れということであれを建設しております。それの元利償還金分でございます。以上でございます。 ○議長(高見庄平君) 総務課長。 ◎総務課長(山田令二君) 小池議員さんのご質問にお答えをいたします。 駅前の駐輪場の関係でのご質問でございますけれども、従来の駐輪場につきましては、JR、国鉄のOB会の方で運営をしていらっしゃいました。有料の施設ということでしておられました。市の方からも、都市関係のもので助成というのもこれまでもしてきております。数年前よりやめたいという意思は持っておられました。それと、相生町に現在あります東交番ですけれども、これをもともと駅前に以前はあったんですけれども、相生町の方に行っておりました。それを移転、拡充したいということも県の方から来ておりました。時期的にいいぐあいにといいましょうか合致しまして、13年度で用地取得をしたいという県の方の意向があります。この3月ぐらいでやめたいという駐輪場の方にお願いをいたしまして、13年度上半期までのお願いをし、ご理解をいただいたところでございます。 また、場所につきましては、現在、駅に向かって右側にあります市営の駐車場でございますが、この一角を考えているところでございます。今78台駐車できるというスペースがありますけれども、ここの一角を使いまして、今14台のスペースが減るという設計をしているところでございますけれども、その場所にということを予定しております。 バイクも、自転車等ということのなのでバイクを含むかどうかということでございますけれども、1階部分につきましては、バイクも、今までの駐輪場にもバイクの預けがあったということもございますし、1階部分にはそれに対応できるような考え方をしておるところでございます。 それから、管理業務についてはどうかということでございますけれども、当面は、この施設そのものを無料というふうな、使用料がですね、方向を打ち出しておりまして、整とん等を喚起しながら、今の時点では管理を直接管理人を置くという形をとらないという方向を打ち出しているというところでございます。以上です。 ○議長(高見庄平君) 15番小池史朗君。 ◆15番(小池史朗君) 石央文化ホールの運営委託費は、そう増減で増加もしていないし大体平年並みだというようなご答弁であったようですので、それで結構かと思うんですが、かっての市民会館の使用の維持費に毎年8,000万円を入れておるというその時代と1億4,000万円というとかなりの、1億2,000万円というとかなりな金額になるんですが、性質が片や文化ホールとしてホールを中心におやりになる、市民会館は、いろんなホールを兼ねて諸会合に使っているというので、その使用目的なり利用面からみると、はるかに市民会館が多いけれども、当時の運営委託費は8,000万円程度で済んでいると。今回は、新しく建っていろんな経費が要るし、維持費も要るでしょうから1億2,000万円はわかるんですが、これが毎年増えておるようでしたら大変だがなと。つまり、運営の、二十一みらいに委託されておる運営の方法にどうか、何か問題があるのかどうなのか、その辺のこともお尋ねしてみたかったんでもあるんですが、変わっていないということであればそれで結構です。 それで、次のイベントの企画の運営委託費ですね、これの黒字、赤字を後からまたわかれば教えてください。年間、何回かやっておられると思うんですが、ずっと黒字なら結構です。赤字ならその赤字の理由と、赤字のものを続けざるを得ないのかということです。毎年、毎年赤字を知りながら、そういうイベントをやらざるを得ないのかという、その理由もひとつお願いします。 それから、駐輪場の方ですが、JRの方がおやめになったからということでそれわかりましたけれども、現在の、行って現場の課長さんも見ておられると思うんですが、70台そこそこの。あの駐車場に入る向かって右サイドに駐輪場があるんで、私もちょこちょこ駅行きますから、気になっていつも見ているんですが、本当に乱暴に放置してあるのもあるんですが、あそこの管理人さんが丁寧に出て、自分の業務ではどうもないと思うんですが、一生懸命整理して、きちんとやっておられる。毎日のようにやっておられるようなことも聞きました。大変だ思うんですね。片や前には観光協会がありますから、前の人も一緒にお手伝い、自発的にやっておられるんでしょうかというてお尋ねしたんですが、いらんことでありましたが、やはり駅前は我が浜田の顔であり、観光協会の事務所もあり、さらには駐車場もあるということになると、他県の方が多いわけですから、やはり駐輪場といえどもきちっと整理してある、ないで本当に目につくんですよ。それも一生懸命やっておられる姿を見まして、私も感心したんですが、どちらがどうやるというような業務の契約もないでしょうから、一応管理をされる方が、あそこを将来さらに300台ということになるとまた大変なことになると思いますので、そうした整理をされる方もいま一つちょっとチェックをされてきちんとされないと大変なことになりゃあせんだろうかというふうに思っております。 それから、300台収容、あの右サイドだけでできますかどうか、ちょっと向こうの駐車場も取り崩さないと300台は入らないと私は思うんですが、その辺またちょっとお答え願いたいと思います。以上です。 ○議長(高見庄平君) 地域政策課長。 ◎地域政策課長(稲葉裕男君) 小池議員さんの再質問にお答えします。 文化ホールが行っております自主事業の経営状況についてどうかというご質問でございますが、これは自主事業分といたしまして500万円の定額で支出しております。自主的には、文化ホール側の方がいろんな企画をする中でいろんな事業を実施しておりますが、市の方の委託料としては500万円しか支出しておりません。実質的に、最近の傾向を見ますと、以前は映画等でかなりプラスになっている部分もありました。最近の中では、映画の公演自体が若干足を引っ張っている状況にあります。トータルの中で500万円の浜田市の持ち出しで終わるようにということで運営をしとるわけです。特に、文化性の高い、興行性が低くても、文化性の高い事業もやっていかなければなりませんので、いろんな事業の組み合わせの中でその500万円で終わるようにやっております。以上でございます。 ○議長(高見庄平君) 総務課長。 ◎総務課長(山田令二君) 小池議員さんの再質問にお答えいたします。 駐輪場の整理、車等の、自転車等の整理についてどうかと。今まで駐車場の管理人さんが自主的にやっておって大変だと。きれいにするべきではないか、駅前でもあるというご質問でございますけれども、確かに今入り口、自動車の入り口の手前、右側に無料の駐輪場を市が設けております。そこを今度は自動車の出入り口にしまして、すぐ向かって左側ですね、14台分の駐車場スペースを利用してといいますか、なくして、そこに2階建てのものをつくって収容を300台しようということにしております。確かに今の状況を見ますと、きれいに、お世辞にもきれいにきちっと使っている人がやっているという状況にはないというふうにも見受けられます。また、始めまして状況等も見ながら、喚起も促しながら、状況によっては時間的なものでそういった整とんの管理等もお願いしなければいけないというふうなことも生じようかというふうには思っておるところでございます。今の有料の駐車場のOBさんがやっておられます状況を見ますと、80%以上が生徒諸君でございます。一般が20%弱という状況でございます。こういった施設ができたということの周知も兼ねまして、各学校等へそういった啓発といいましょうか、整とん等についての喚起をしてきたいというふうな気持ちを持っているところでございます。300台というのは2階建てで、1階が約150台、2階150台ということで300台収容可能ということで設計をしているところでございます。以上です。 ○議長(高見庄平君) 15番小池史朗君。 ◆15番(小池史朗君) よくわかりました。ちょっと先ほどご答弁いただいて、私が聞き落として重なったところもありました。その点、ちょっとおわびいたします。 最後に、これ要望になるんかと思うんですが、石央文化ホールのことにつきまして、運営委託費もそういうことでさらにイベント企画運営委託費も500万円をトータルしてそれ以上市は出さないと。それで二十一みらいにやってもらうんだということで、それももういいと思うんですけども、この石央文化ホールの利用頻度といいますか、利用の便利性というんでしょうか、いろんなものを1年間にいろいろ各種の文化事業、いろいろまた興行的なもんもあるでしょうけども、私がそんな気で見るからなんでしょうか、年間を通して、あることがありまして、私はしょっちゅうあそこの前を通ってちょっと浜高の方まで、の近くまで行くことがあるんです。毎日のように通る。朝に夕に通ることがあるわけですが、非常に市民会館を使っておられる姿、もちろん使用されとるときもあるんですけども、どういうわけでしょうか、何か寂しい気がするんです。というのは、どうも市民会館の利用頻度が低いんではないかと。もっともっと使ってもらうようなことはないんだろうかということを思うわけですね。その点をなぜ私がそんなことを言うかというと、こういう角度でひとつ今後ご検討いただいたらと思うことは、あの石央文化ホールの使用条例に基づくものだと思うんですが、中身を見ますと午前、午後、終日と3ランクあるんですね、使用料のランクが。そして、営利、非営利とあるんです。非営利、もちろん非営利は学校が使ったりいろんな文化団体が使われたり、営利を目的としない、そういう使用についてはそれはどんどんおやりになって結構だと思うんですが、私が申しますのは、営利を目的としとる団体。そういう入場料を取ってあの会館を、ホールを使用しようとするとき、この団体がよく聞くんですが、使用料プラス照明料プラス音響料プラス控え室の中には化粧室もあるし準備室もある。こういうのを皆借りると相当な額になるんだということなんですわ。これはもう条例で決まっておるからそれまでだとおっしゃればやむを得ないかもわかりませんが、他市の方ともちょっと調査をいただいたり、他県の様子も見ていただいたりして、もう少しここあたりを考えられる必要があるんじゃないかということ。それにもう一つ、使用される側の不満をよく聞くのは、あのホールの中の構造は、今もう建ち上がっておるわけですから、私が言うのもおかしな話ですが、1,200ぐらいの観客数が動員できるのに、3階というんでしょうか、あれは、2階、3階というんでしょうか、ほとんど入場料をとってやる団体の方に言わせるとあれは死んどるんですね、死に体なんですよ。あの上から、あの角度で下を見おろして、ほとんど見えない、前はいいが、後ろの人は見えないような状態の中で入場料を取るということは、これは大変その市民に対しても取れないし申しわけないし、ただ同様なら別ですけども、入場料として皆さんを呼びかける場合には、下の800人しかない。800で一つのいわゆる営利を目的とした文化事業をやろうというときには、到底、その800の人間では浜田ではやり切れない。1,000人ぐらいは入れるような収容人員なんだったらそこそこのショーができる。5万人口ぐらいでちょっとした入場料をいただいて、それが漫才であろうが、歌であろうが、劇団であろうが、歌舞伎であろうができるわけですね。その上がああいう状態ですから、そこへきて使用料が非常に高いということになると、その2つの理由でなかなか使いがたい、難しいということをおっしゃっておるんです。使いにくいということじゃなくて、使うのに予算上、なかなかホールは手が出ないということですから、今後頻度を高めてあそこを通るときょうも使っとるか、きょうも使っとるかというぐらいに明るい感じを受けるようになるためには、そこらあたりがネックではなかろうかと私は感じましたので、提言程度に申し上げて、今後ご検討をお願いいたします。以上です。 ○議長(高見庄平君) ほかに質疑はございませんか。7番牛尾博美君。 ◆7番(牛尾博美君) 今、小池議員がおっしゃったことと全く関連するわけですが、別の角度からこの文化ホールと36、7、8とあります駐車場、駐輪場の件についてちょっとお伺いしたいと思います。 私は、先ほど聞かれましたように、どなたが管理され、何人で、また料金はというふうなこと、そういうことをお伺いしようと思いましたら、先ほど小池議員の方が質問されましたのでわかりました。しかし、私が考えてみますのに、以前にもこの文化ホールの使用について、一般質問でやったことがありますけども、このせっかく駅前にある駐車場の使用が非常に制限されておるということを聞くわけです。事実、石央ホールでいろんな会合がある中あるいは催し物がある中で、現在も9時で閉まっておるわけです。よそから来た人が、浜田の駐車場というはこういうような事態でいいのかということを今でも聞きます。ということは、少なくとも9時に終わる公演というのはないわけです。ところが、この駐車場を使っている以上は、9時で閉まってしまうわけですね。だから、途中で出なければいけないというような、非常に使う側にしてみれば非常に有効でない部分があるわけなんですけども、そこの辺がこの駅前の駐車場、駐輪場ですね、この37番の駐輪場のことについて、人を置かないというふうなことが今ここにありましたけども、整理整とんは、ちょっと細かなことになるようですが、どのようにされるんか、ちょっと聞いてみたいと思うんですが。 ○議長(高見庄平君) 総務課長。 ◎総務課長(山田令二君) 牛尾議員さんのご質問にお答えいたします。 駐車場の関係のお話もありましたけれども、今計画しております駐輪場に関しまして、37番の関係になりますけれども、これにつきましては、無料という方向を打ち出しておりまして、管理人は置かないという考え方で今おるところでございます。これにつきましては、いわゆる9時以降に閉めるとかいうことはございませんで、学校の関係で日中置いておって、夕方、夜帰ってきて市内に帰られる人、逆に、JR等からおりられて、自転車で、置いてあった自転車で朝登校し夕方置くというふうないろんな形がありますので、部活等で遅くなるということも考えなければいけないということもあります。オープンの形で駐輪場についてはするという計画をいたしております。今の管理人の関係なんですけれども、今の時点ではそういった形で広報等の啓発もしまして、整とんに、自主的に利用される方で整とんしていただくような形でお願いをしたいという考えをしておるところでございます。以上です。 ○議長(高見庄平君) 管財課長。 ◎管財課長(三浦陸雄君) 7番議員さんのご質問にお答えいたします。 文化ホールを使用して市の駐車場を利用した場合にという時間的な制限がございますが、文化ホールを使用された場合に、ある催しをされた場合には、うちの方に届けをしていただきますと半額になる制度もございますし、時間もそれに合わせたような対応をしてまいっておるところでございます。一応、時間的には言われましたように制限はしておりますが、そういう催し物があった場合、届け出によって時間を変更しておるということにしておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。 ○議長(高見庄平君) 7番牛尾博美君。 ◆7番(牛尾博美君) 私は、このせっかく新規で出ておる事業なんですけど、むしろどういう、駐輪場がどういう形でできるか、2階建てだと言われましたが、むしろ駐輪場の方に人が要って、駐車場の方に人が要らないような、つまり、こんなことを言っていいかわかりませんが、駐車場の方をこれを人をなくして、むしろ9時とか10時とか関係なしに24時間使えるような、そういった自動の駐車場の機械を置くとかいうような、そういうもので利用する人たちの利便性を考えてあげると。経費的なものもあるかもしれませんが、そういうことを考える。むしろこの駐輪場の方に、無料じゃなくて、人をつけて、より整備するような方法を考えた方がいいのかなというふうに私は思ったんですが、2階建てだということで、覆い隠せる部分はあるかもわかりませんが、むしろ私はそのそういうさっき申しましたようなその石央ホールとの関連を考えたときに、石央ホールの使う人、いわゆる先ほど言われましたように、使う人が実際に駐車場を使いますので、石央ホールを利用したいんだけれども、駐車場を使いますのでひとつお願いしますというふうに申し込んだときに、石央ホールの方から、実をいいますと、駐車場はいついつ使われる方は半額になりますというふうなことをちゃんと説明をされとるかどうかというところが実をいうと疑問なわけですけども、私もよく駅前の方に行く場合に、そういう非常に駐車場あるいは駐輪場が決してきれいではないこともありますけども、そういう使用について、非常に制限された駐車場だということを聞いておりますので、もしできることであれば、石央ホールを使う場合、きっちりと使用する使用願を出されたときには、親切な部分で、そういう便宜を図るような制度というか、そういうものがあるんだということをきっちりお話しされる必要があるように思います。この辺は要望にしておきたいと思いますが、よろしくお願いします。 ○議長(高見庄平君) ほかに質疑はありませんか。4番大谷弘幸君。 ◆4番(大谷弘幸君) 2点ほどお聞きしたいと思います。 第1点目でございますが、説明資料の8ページの14番目でございます。職員研修費となっております。これは当然、職員の研修とか研さんは必要なことだというふうに思いますが、そこで私、昨日、資格の取得状況とかその管理体制についてお尋ねをいたしました。そのときの部長答弁の中で、業務上必要とされるその資格等につきまして、業務遂行上必要とされる資格等につきましては、法令等に基づいて公費負担をやっていくというご答弁があったかと思います。そしてまたさらには、13年度計画で、3つの資格で4名の計画をしとるというふうなご答弁がございましたが、これはこの事業概要の何点かあります。そこのどの部分に入るのかということと、金額は幾らかということと、当然、公費を使われるということは、法令等の根拠に基づいてこういうふうな数字を出されたというふうに思いますが、そこについてお尋ねしたいと思います。 それともう一点目は、26ページの307番についてお尋ねしたいと思います。これは農林関係のことでございますが、いわゆる有害鳥獣被害防止施設ということで、さくとおりとこういうふうに計画を出されておりますが、具体的に今までも随分この事業は進めてこられまして継続しておると思います。今までのその事業の実際の進められております状況と、また将来どこまでどういうふうな形で進められるかというあたりをお聞きしたいと思います。以前には、この有害鳥獣対策で、トタンとか網とかそういうものも試作ですか、どういう形か知りませんが実施されておりましたが、今は電気さくと捕獲おりになっておりますが、そこらの経緯についてもお尋ねしたいと思います。以上でございます。 ○議長(高見庄平君) 人事課長。 ◎人事課長(松浦三男君) 4番大谷議員さんの質問にお答えいたします。 説明資料の№14で職員研修費を挙げております。事業の概要欄のところに、人事課が管理しております研修費の内訳をこの中に載せております。一般質問でありました法令に基づく資格の取得の関係、これにつきましては、それぞれの担当課の方の予算の中で入っておりますので、この中に該当をしておりません。そのようになっておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(高見庄平君) 農林課長。 ◎農林課長(服部二郎君) 4番大谷議員さんの質問にお答えをいたします。 有害鳥獣防止に対する事業でございますが、ご承知のように、現在の中山間地では、非常に有害鳥獣、とりわけイノシシの被害が多ございます。そういうことで、浜田市といたしましても、トタンでありますとかあるいは電気牧さくあるいは今ごろは捕獲おりというものを設置して対応してきておるところでございますが、なかなか十分な効力がなされてないのが現状でございます。先般のテレビでもありますように、1メーター20まではイノシシも飛ぶんだというような新たな方向も見えてまいりました。この事業につきましては、電気牧さくを中心に、今ごろは皆さん方にお願いをしておるわけでございますが、この牧さくにとりましても、維持管理は大変であるというようなことからいたしまして、現在、苦慮しておるところでございます。そういう中で、この事業につきましては、かなりイノシシの行動範囲が広くなっておるというようなことからして、かなり里部の方にも現在出ておるというようなことからいたしまして、一定の被害の状況が終結の方向に向くまではやはり継続していく必要があるんじゃないだろうかというような考えておるところでございますので、ひとつよろしくご了解願いますようお願いいたします。以上です。 ○議長(高見庄平君) 保健年金課長。 ◎保健年金課長(東條克巳君) 職員の資格取得の件でございますが、実は、平成14年度から精神保健に関します事業が県から市へと委譲されます。そうした関係で、精神保健の福祉士につきまして1人研修を受け、資格を取らせるように予算をお願いいたしております。以上です。 予算につきましては、予算書しかここに持ってきておりませんので、予算書の114ページに目の10番老人保健事業費がございますが、その中の右の説明の欄で、訪問指導Bという事業がございます。その中で予算化をさせていただいております。金額につきましては、2回講習がございまして、合計7日間の予定でございまして、17万1,000円の旅費、それから受験手数料、これが1万3,000円と、この研修講習会等に対します負担金が7万円、以上の予算をお願いいたしております。以上です。 ○議長(高見庄平君) 建築課長。 ◎建築課長(花坂義夫君) 大谷議員さんの資格に関するご質問にお答えをいたします。 まず、1級建築士の資格はどういう法に基づいて必要かというご質問でございますけれども、これは、建築士法に基づいて必要なものでございまして、一定な規模以上になりますと、有資格者でなければ設計管理ができないということになります。また、建築課は、平成10年度から限定特定行政庁を設置して、建築確認事務のうち4号物件と言われます建築確認事務を行っておりますけれども、これには、建築主事資格が必要になります。この場合、建築士法の改正によりまして、1級建築士の資格を取ったものでなければ、国家試験受験をできないといことがうたわれております。こういったことから、1級建築士を取って、その上にさらに建築主事資格を取って、現在の行っております建築確認事務ができるということになります。以上でございます。 失礼しました。予算でございますけれども、済みません、資格のどういいますか、試験に通りますとさらに申請をしまして資格申請をするわけでございますけれども、その費用は6万円でございます。 それと、その費用がどこの中に入っているかということでございますけれども、この概算説明資料の30ページの397番の中に入っております。以上でございます。 ○議長(高見庄平君) 4番大谷弘幸君。 ◆4番(大谷弘幸君) ありがとうございました。 もう一点、ちょっと今精神保健福祉士の分と1級建築士のご答弁をいただきましたですが、昨日の答弁によりますと、社会福祉主事2名、これも13年度の資格取得予定計画に1人というふうになりましたが、これについてのご答弁がございませんが、この答弁をとりあえずお願いしたいと思います。 ○議長(高見庄平君) いきいき福祉課長。 ◎いきいき福祉課長(桑本春美君) ご答弁がおくれて申しわけございません。いきいき福祉課の中で社会福祉主事というのを福祉行政をやっていく上でいろんな法律に精通をしていなければならないというところがございますので、今年度、生活保護業務の方で1人、社会福祉主事が1名でございます。それから、それにつきましては、資料の232の生活保護事務費のところに入ります。済みません、ちょっとお待ちください。それともう一人につきましては、身体障害者、障害者福祉係に1人、予算化されておりまして、それにつきましては、151番の身体障害者福祉事務費の中に入っております。金額的には、済みません、後ほど数字についてはご答弁させていただきます。済みません。 ○議長(高見庄平君) 4番大谷弘幸君。 ◆4番(大谷弘幸君) ありがとうございました。いわゆるこういった資格取得とか免許とかの取得にとりましては、担当課長から人事ヒアリングによって職員の希望を把握して、その中で人選してやっていくというふうな昨日のご答弁がございましたが、僕1つ気になりますのは、いわゆる課長の把握の段階で指針みたいなものがないと、課長の判断でそれぞれ、これは例えばきちっともう法で定められたもんならいいですが、これがあった、こういう資格者がおれば業務遂行がスムーズいくという部分も出てくると思うんですね、資格取得者の段階では。そういった部分で、そういったある程度基本的なものがないと、課長の判断、差が出てくるんじゃないかという気がするんですが、そこらは僕の懸念で終わるんならいいですが、それともう一点、やっぱし公私の別をちゃんとして、いわゆる個人財産なる部分と職務遂行の本当に必要となる部分との整理はきちんとやってもらわんと、もう一つには不公平感というのが出てくるんじゃないか、感じられるんじゃないかというふうに思いますので、このこと、ぜひよろしくお願いしたいと思います。以上です。 ○議長(高見庄平君) ほかに質疑はございませんか。25番坂田幸男君。 ◆25番(坂田幸男君) やっと発言をする機会を与えていただきました。きのう、おとといと一般質問があり、何でやっぱり同じことをやるんかなあと思ってずっと聞いておりました。しかも、労働組合、しまいには、最後には、労働組合に対して憎しみを持ったようなそういう発言になってスタンドプレーまで飛び出すようなそういうことも私感じたわけなんですね。 そこで、市長に基本的な問題について確認をしておきたいと思います。 きのうも、きのうでしたかな、66億円とか学校が何ぼも建つとかいろいろな試算を持って話が出ておりました。私が思うのは、この財政の問題にしろ何にしろ、最終的な判断、決断はトップにあると思うんですね。それはすべて市長の……            (「関連か」と呼ぶ者あり) 関連ですけえねえ、関連は、総務費の職員給与のところで関連してやらしてもらいます。どうも失礼しました。先に言おう思う方が先に立って済みませんでしたね、まだ若いけん。そういうことで、いろいろ話題は出ておりましたけれども、私は思うのに、言うことは一体市長に対して市長くさしとるんかいないのどうかいのと思うような発言。それは公務員の常識は、民間人にとって非常識だと。最終的な判断、結論を出すのは市長なんですよ。それに対してそういうことを言うということは一体どうなのかなあという気がしておるわけなんです。私は、そういうことを言う人が、私も議員になった初めの1期目のときだったと思いますが、行財政改革の委員にたしかなったと思うんですね。行政改革あったと思うんです。そのときに、最初に議会側として取り組んだのは行政視察費ですよ。これをカットしたんです。皆さん古い方は記憶にあると思いますよ。カットしとるんです。それが、最近は、そういうものは自分らで全員で決めたんだと言えばそうかもしれませんけれども、言い出したのはどこが言い出したのかという問題、そういうことはどんどん勝手に決めておいて、値上げをしておいて、そして片一方ではたたいて、たたいて、たたき回す。しかもそれは、一部長や課長が決められる内容じゃない。団体交渉において、当事者能力のないもんがそれを決めるわけにはいきません。私も、労働運動は長い間やってきました。だからそれは当事者能力があると言えば市長なんです。その市長は、私が見ておる限り、そういう問題が出て、長いこと何回も何回も同じような質問が出る。市長が知らん顔しておられる。おかしいじゃないかと思うんですよ。これは、やっぱりさっきも責任ある立場の者が答弁すべきだという発言もありましたね。そうすれば、これは当然、適当なところでは、市長の発言が必要なんです。決められたのは市長なんですから。だからそこら辺を私は強く市長に申し入れておきたい。どういいますか、昭和28年当時の問題とか43年当時の問題とかいろいろ発言が出ておりました。出ておりましたが、それがそのときにこうなっとったらこうなるじゃないかというような発言なんですよね、66億円とか何とか。これもええかげんなもんだと言えばええかげんなもんですが、そういう意味では、そういう発言が出んように、もっとこうどういいますかな、議員として、もっと言うべき言葉があるんじゃないかなと、こう思いますんで、これはどっちに向いて言うんがいいんかよくわかりませんがね。そういうふうにやはり進めていってもらいたい、このことをこれは関連をして質問ではありませんが、今までも何回か同じことを言うたことがありますけれども、今回はもう黙っておれんような気がしましたんで、今ここで発言をさせてもらいました。よろしくお願いします。 ○議長(高見庄平君) 25番坂田議員にお伺いをいたします。 質問ではなしに、市長に対する申し入れということで了解してよろしゅうございますね。            (25番坂田幸男君「はい」と呼ぶ) ほかに質疑はございませんか。12番佐々木喜久君。 ◆12番(佐々木喜久君) 整理番号の309と408、2点ほどお願いをいたします。 まず、中山間地の直接支払い制度の件でございますが、聞くところによると、浜田市は、当初63集落を予定されておりましたようですが、現実には13集落、まあ12年でということでございますが、この予算書を見ますとあと80集落ですか、13年度は追加と。これは非常に結構なことだと思います。と申しますのは、国が700億円ですか、投じてそういった中山間地対策としてせっかく予算をつけていただいたものを有効に使う、これはありがたいことですけども、この63から13になったということは、非常に基準が厳しいとかいろいろな縛りがあるということなんですね。8集落というのは、それに対してのいろいろな見直しとか改善とか、そういうものがあって8集落というのを目標を定められたのか、ただそれはええかげんな目標を定められたのか、そこの辺をちょっとお伺いしますと同時に、もう一つは、そういった厳しい基準、条件、そういうものを国やら県に少しでも何とかやわらかくしていただけんかという要請とか、そういうものをお願いをされているのかどうなのか、その辺をお願いいたします。 もう一つ、408につきましては、未舗装のところでございますけども、これを見ますと84キロも年次計画でやるということですが、当初浜田市は、10年からですか、ふるさと農道舗装事業ということで単独で3年間やりまして、まだこれだけの、大体それで未舗装は終わったということでございましたけども、これだけのものが残っておるのかどうなのか。で、7路線というのは、場所は大体、箇所はどこら辺なのかお示しをいただきたいと思います。 ○議長(高見庄平君) 農林課長。 ◎農林課長(服部二郎君) 12番佐々木議員さんのご質問にお答えいたします。 ご承知のように、この中山間地制度につきましては、12年度から発足した状況でございます。そういう中からいたしまして、なかなか実施要項等が提示されず時間をとっておりました。実際には、先ほどお話がありましたように、当初は、我々のサイドで63集落等を予定をし、説明会等を開いてきた経過もございます。その後、実施要項等が徐々に明らかになるに従いまして、なかなかいろいろ制約が出てきたというところで、今年度は13集落が締結をしたという状況になっております。13年度につきまして、今8集落という話がありましたけど、一応今私どもの方7集落という考えにしておりますけれども、この7集落については、既にかなりの状態で煮詰まっておるというようなことから、新たに13年度には締結が結ばれるだろうという、これはかなりの高い確立で予測しておるところでございます。 また、この制度について、国の方に働きかけはどうかということでございますが、実はこれを再々ご指摘をこの議会でもいただいております。そういうとこからいたしまして、私どもといたしましても、県の方に働きかけをしてまいりました。そういうことからいたしまして、現在では、来る3月22日、農林水産省本省の地域振興課の直接支払い企画係長という方がいらっしゃいますけれども、このほか1名の方が鳥取県から浜田市に飛んできていただいて、現地を見たりあるいはいろいろ問題点を聞いてみたいというようなことが今言われております。そういうことからいたしまして、今まで佐々木議員さんもご指摘の問題点につきましては、この22日の本省の係長によくよくお話しをいたしまして、そして現地も見ていただこうと今思っております。そういうことで、制度ですので、すぐ変わるということはなかなか困難かもわかりませんけれども、現実を十分把握していただいて、少しでも現実に合った制度について変更がなされていただくんであれば要望をしてまいるというように思っておりますので、一応3月22日にお越しいただくということをひとつご理解をいただきたい、このように思うところであります。以上です。 ○議長(高見庄平君) 建設課長。 ◎建設課長(廣瀬虎雄君) 12番佐々木議員さんのご質問にお答えいたします。 資料の408番の舗装新設の中で、未舗装延長がまだ84キロ、こんなにあるんかということでございます。現在、市道の舗装率につきましては全体で82.7%、これは平成10年でございますが、そういった数字でございます。その中で、未舗装の延長を申しますと、約80キロという数字になっておるところでございます。これからその後、市道等の、失礼しました。未舗装の実在しない総延長という数字がございますが、その中でいきますと約84キロという数字がこういった現況表からは出てくるわけでございます。それがここの記載の中でこういった書き方をしたということが少しちょっとまずかったなということで、ちょっと反省させていただいております。現在の舗装の新設状況、舗装の状況は、その舗装新設という予算の中では、毎年、約1キロ程度のものを実施しております。事業費にいたしまして、約1,000万円の予算でございます。そういったことで、舗装新設につきましては、ほぼどういいますか、農道舗装等も終わりまして、ほとんど普通の生活道については行き渡ったという状況にあります。この未舗装の箇所というのは、延長的にいきますと、やはり大麻地区の昔の小さい道路、そういったものが皆延長として上がっておりますので、そういったものが数字の上で上がってきたということでございます。ですから、この資料の中に載せる場合に84キロという数字をこういう形で載せたのは、余り実在といいますか、現実に必要のない延長を載せたというようなことで、大変反省しております。実際に13年度につきましては、7路線、約920メートル、面積にして2,890平米という形で今年度は予定しておりますので、ご理解いただきたいと思います。 路線名につきましては、有福15号線、有福52号線、国府197号線、それから浜田532号線、石見北42号線、大麻20号線、大麻36号線。以上が現在の中での計画路線でございます。実際には、現地、新年度になりまして現地調査をしまして、全体的な調整をさせていただくことにしております。以上でございます。 ○議長(高見庄平君) 12番佐々木喜久君。 ◆12番(佐々木喜久君) あとこれお願いでございますけれども、ああにして、農家は大変米は価格がどんどん下がる。一方では、圃場整備等で大変な受益者負担という形で借金もある。非常にその上また減反調整等々いろんな悪条件の中で、それこそ生き残りをかけて農家の方、今頑張っておられるようでございますし、そういった意味では、例えば、支払い制度の件ですけども、公共的な施設とかそういうもんがあることによって上下がつながらないためにその条件を達成できない、基準をクリアできないと、こういうような非常に何かこう理不尽なところもあちこちに見られます。そういったこともひとつさっき言われた22日に何か偉い人がお見えになるということですけども、十分にひとつ現地を調査していただいて、何とか少しそういった基準あるいは条件というものを見直ししていただければ、まだまだこの制度、利用者が増えてくるんじゃないかと思いますし、それにあわせて農家の方も少しでもそういった恩恵を受けていただけると、このように思っておりますので、よろしくお願いをいたします。 あと道路の関係はわかりました。どうもありがとうございました。 ○議長(高見庄平君) ほかに質疑はございませんか。20番小川泰昭君。 ◆20番(小川泰昭君) 山の方の関連で2点ほどちょっとお尋ねしたいと思います。 第1点は、説明資料の25ページの野菜価格安定対策事業と、これに関連しましてお尋ねしたいと思います。 今議会でも、野菜等のセーフガードに対する意見書の提出等、請願が出ておるようでございますが、最近、非常にマスコミ等でご承知だと思いますが、農産物の自給率が非常に低い中で、主食の米はさることながら、ある面で食料の聖域と言える野菜の部分が非常にアジア諸国からの市場参入が高いという現実があるわけでございます。これに対して、野菜の自給に対して、市の基本的な考え方をお聞かせ願いたいと思います。 2点目は、説明資料の26ページの林業振興事務費に関連して、木材市場の存続についてお聞きしたいと思います。 これについて浜田市は、今までどのような携わり方をしてこられたのか、また、現在の問題点、またこれを含めた現状をお聞かせ願いたいと思います。以上2点、お願いします。 ○議長(高見庄平君) 農林課長。 ◎農林課長(服部二郎君) 20番小川議員さんの質問にお答えいたします。 野菜についてでございますが、ご承知のように、輸入野菜が異常に増えておるというようなことから、生産団体においてはセーフガードというような要望も出ております。実際、単価にいたしましても、シイタケ等につきましては、従来の半分に下がっておるというような状況になっておるところでございます。ご承知のように、農協も広域合併をいたしてまいりました。今後、野菜については、やはり市場に喜ばれるものをつくる必要がある。それは、品物もそうですが、一定の量を計画的にできるような野菜生産をしてほしいと、こういうのが市場要望でございます。そういうことからいたしまして、先般の施政方針の中で市長も述べておられますように、農業あるいは野菜の振興等につきましては、JA石見の振興計画に基づいて、6か町村で対応していこうというように今考えておるところでございます。そういうことからいたしまして、なるべく奨励作物を絞り込んで、そして市場に当てにされる野菜生産をする必要があるということが基本的な考え方でございます。と申しましても、非常に野菜価格については、乱高下がございます。そして、輸入野菜も多いということからいたしまして、そこに掲げておりますように、特に、浜田、旧石見中央農協で奨励しておりますキャベツにつきましては、価格安定基金でもって単価の底支えをしようということでございます。それにつきましては、今年度も一応予定数量に見合うものを予算化させていただいておるということでございますので、ご理解を賜りたいと思います。 もう一点、木材市場でございますが、木材市場の状況につきましては、先ほど小川議員さんが申されたとおりでございます。現在、河内で株式会社の市場がございますが、これは経営難に至りまして、現在解散という株主総会の議決がなされておるようでございまして、ことしの4月1日からは、いかなる方法で運営していくかということが現在協議されておるところでございます。2月の段階で、広域市町村の組合、要するに理事、要するに市町村長会議の席におきましても、そういう状態を報告し、各市町村長にも報告をしておるわけでございますけれども、現在の情勢といたしましては、やはり株式ということである以上、どうしても現在の組織を残すわけにいかないというとこでございます。今後の運営方法でございますけれども、今一応島根県の方でいろいろ努力いただいておりまして、市場としてはどうしても存続することが困難であるというようなある意味の結論がなされておるということを伺っております。今後の対応といたしましては、川上と川下が一緒になって何らかの方法をとりたいというところでございまして、先般も県の県信連の方に団体の方で陳情をされておるようでございます。今後、推移を見守る必要がございますけれども、現段階では、木材市場という形式ではなくて、言うならば卸問屋というような木材出荷場といいますか、そういうものをつくったらどうだろうかという提案がなされておるようでございます。その結論については、一応今月末、3月末までに県信連の方からいただくということになっておりますが、方向としては、やはり木材問屋ということで、取引をする場所を提供するというような形になるだろうということを現在の段階で承っておりますが、今後、それらの状況から見て、十分推移を見守る必要があるというように考えておるところでございます。ちなみに、川下、川上、すべてこの市場の機能というものが必要であるということはそれぞれが認識されておるようでございますので、そういう何らかの形で木材の取引をする場所を設けるということになっておるようでございます。以上でございます。 ○議長(高見庄平君) 20番小川泰昭君。 ◆20番(小川泰昭君) 答弁ありがとうございました。 1点の問題につきましては、これで再質問をいたしません。 2点の木材市場の件でございますが、ご承知のように、林業を取り巻く非常に厳しい状況の中で、経営体としての組織が維持できないというどうも結論のようであります。そこにおきまして、現状は理解したわけでございますが、浜田市とすれば今後こうあるべきだというような方向性、具体的な方向性が、浜田市の考えがあれば聞かしていただき、また、浜田市としてできる助成の分野、どういうものがあるのか、今お持ちでしたらお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(高見庄平君) 農林課長。 ◎農林課長(服部二郎君) 再質問でございますが、一応浜田市としては、この市場というものはあるいは市場機能というものは非常に重要であると考えております。今後、これがなくなった場合を考えてみますと、瑞穂町と益田市と市場ができるわけでございまして、その中間がないということを浜田においても川上の人、川下の人がそれぞれ瑞穂であったりあるいは益田であったりというようなところに品物を運搬せなならんというようなことが言われております。そうすると、業界の試算では、立米当たり片道1,000円ぐらいコストアップするだろうというようにまで言われております。そういうところからいたしまして、浜田市としては、どうしてもこれに類似する施設が要るというように考えておるところでございまして、今後、関係団体のあるいは関係市町村でよく協議をして、注意深くその推移を見守っていきたいと思っております。ただ、現段階でいろいろ支援というようなとこまでは現段階ではまだ考えておらないのが実情でございます。以上でございます。 ○議長(高見庄平君) 20番小川泰昭君。 ◆20番(小川泰昭君) 非常に厳しい状況の中で、浜田市のまた基本的な考えもお聞きしたわけでございますが、これはただ浜田市のみならず、この圏域といいますか、広域で非常に経済活動のある面で基盤になる大きな組織だと思っておりますが、今のように、非常に難しい多くの問題を抱えておるわけでございます。しかしながら、やっぱり先ほど一部ありましたように、提案がありましたように、時代に沿った形で存続できるような方策をこれからも引き続いて行政としても指導、援助していただくように要望しておきます。答弁ありがとうございました。 ○議長(高見庄平君) 17番江口修吾君。 ◆17番(江口修吾君) 時間の関係がありますんで、1点を抜いて3点に絞ってお聞きしたいと思いますが、1点は、先ほど7番議員さんとの関連もありますが、説明資料の10ページ、36、37、駅前駐車場及び自転車駐輪場の関係でお聞きをしたいと思います。 私の質問をしてからということで予定しておりましたが、既に質問があった段階で、現在の市営駐車場78台分が14台の減になると、こういう説明が先ほど総務課長さんからございました。もともと駐車場が少ないということがずっと言われる中で、このようにまた再度、東交番との関係も、絡みもあったんでしょうが、さらに14台が減になるという状況について、例えば、今までは足りない、足りないといっても現実的は余っておったというような認識に立っておられるのかということを1点お聞きしたいと思います。 その点にあわせまして、これは私の記憶違いであれば訂正をしていただきたいんですが、実は、駅前駐車場等、文化ホール等の関係の駐車場のいろんな一般質問とかという部分も関連をさせる中で、もともと今のペアーレの関係を、建築のときに、これ当初予定された以外、それ以上の駐車場を広く確保したんじゃないかと思うんですね。そのときに、予定外があるのはなぜかといいますと、結局、駅前駐車場の関係が少ないので、このたび駐車場の部分についてはやや拡大部分もあるけども一緒に購入すると、こういう答弁を私いただいておったような気がするんですが、最近は、使用時間になればしっかりと鎖を閉めてしまわれます。この辺が私の意識、意識じゃないですね、記憶違いなのか、それとも当初聞いたときから変わって、あれだけの駐車場、今現在ある駐車場が必要ということでつくられたんか。今また向かって左側の駐車場をさらに確保しておられますが、あの部分ではなかったはずなんですね。その辺の関係が私の記憶違いなのかどうか、記憶違いであれば訂正をお願いしたいと思います。いずれにしても、駐車場関係が少ないということで文化ホールを利用される方も大変、いつも苦情を言っておられまして、みらい二十一との関係、いわゆる立体駐車場との関係もさることながら、立体駐車場に入れてしますと、これ帰るまでに2時間ぐらいかかる、極端に言えば2時間ですが、一番上の方にとめてしまうと、終了時間、いわゆる公演等が終了してから帰るまでになかなか帰していただけないというような状況もあって、なかなかみらい二十一の方が使いにくいんだということもよく聞くわけですが、今の14台分が減ったことについての見識を、見解をお聞きしたいと思います。 それから、納税組合の関係、やろうと思ったんですが、もうやめます。 いま一点は、32ページになりますが、424、425の関連でお聞きをしたいと思います。 この予算につきましては、400万円、それから100万円の関係で、県管理河川の草刈り及び汚泥処理の予算がついております。これを私何度も今まで担当課の方にもお邪魔をしたり、お話しをさせてもらったりした結果でなかなか整理がつかない問題なんでこの場で提起をさせていただくんですが、実は浅井川の関係です。今、浅井川の関係のいわゆる管理道というんでしょうか、川のどういうんでしょうか、両サイドからさらに約1メーターぐらいのところに金網がずっと張ってあるんですが、その川の網といわゆる実際の川との間がいわゆる管理道という位置づけらしいんですけども、これが絶えず草が生えるんですね。それでいわゆる市民一斉清掃のときにも含めてその管理道に隣接している家の方がどうしてもそこを刈らざるを得ない。これだんだん高齢になってまいりまして、例えば1メーターぐらいしか、1メーターあるかないかなんで、草刈り機が入ると自分のいわゆるどういいましょうかバランスを保つのが大変難しいということで、今までは完全にやっておったのがなかなかできなくなったということで県、市にもいつも言うんだけども、市は県との関係で折半の問題があるんで、なかなか全体的な予算を増やすわけにならんということで、どうも二の足、三の足を踏まざるを得ないということになっていまして、この400万円と200万円、これ一般財政200万円なんですが、この程度のものでどの程度やられようとしているのか。というのは、県河川、いわゆる管理ですからたくさんあると思うんですね、あっちこっち。その辺の関係が、例えば、草というのは、年何回刈るかというたら1回じゃ済まんのです。特に梅雨時期というたら物すごく伸びるんですよ。しかも、隣のもう隣接している家の庭まで生えてきたり、カズラ状のものが。畑は畑を越えてくるんですね、あの網を越えて。そういう関係になると、管理道がある関係で作物にも影響したり、庭の植物ですね、植えてあるものに影響するんであれば、コンクリーにしてください、全部、管理道。そうすれば一遍予算がよけつくかもしれません、要るかもしれませんが、草が生えるよりよっぽどましだという意見もありますので、建設部に見解を求めたいと思います。 それから、もう一つは、36ページ、教育振興費の関係、特に小学校の教育用コンピューター管理費に関連をさせてもらってお聞きしたいと思います。 今年度当初予算では、今まで中学校にコンピューターを設置したり、このたびはIT講習ということで、公民館、中学校、それからいわみーる等を含めていわゆる講習会等の実施をするという方向になっていますが、小学校に当初予算でコンピューターを整備するという方向があったんじゃなかったかと思うんです。これが何らかの事情でカットされております。私、これ先日ある学校関係の集まりといいますか、総会がありまして、参加をさせて、文厚ということでご案内いただきまして参加をさせていただきましたときに、ある小学校の教頭先生、お二人ぐらいお話聞きました。せっかく準備体制に入れというんで一生懸命準備しとったら当初予算でつかんかったということになったんだけどどうなっておるんですかというふうに質問を受けました。私たちは、議員といえども、この予算書が出んとわかりません。ちょっと私わかりませんので、またお知らせしますということにしておりましたんですが、ちょっとこの辺について私も不可解な気持ちがしますので、どうも流れとすれば、中学校が済めば小学校だよと。それには公民館も今度はプラスになっとるんだという私は認識をしとったんですが、私の認識の甘さだったのか、この辺についてご見解を、これ財政当局にも関係するんだと思うんですけども、できれば教育委員会並びに財政当局からのご答弁をお願いして、以上3点でおきたいと思います。以上です。 ○議長(高見庄平君) 管財課長。 ◎管財課長(三浦陸雄君) 17番議員の駐車場に対してのご質問に対してお答えを申し上げます。 管財課で、今、駅前の駐車場を管理をしております。その中に、駐輪場をつくるということで、総務課の方でその駐輪場については計画を立てて、総務の方で設置をされるということの中で、今駅前の駐車場の利用状況につきましては、79台が全体の占めるスペースでございます。その中で30台が定期駐車、月決めでやっております。で、その定期駐車の中で30台と目標を立てておりますが、その中で現在利用しておりますのが21台でございます。そういたしますと、定期駐車で9台余っております。ふだん利用させていただきますのが49台と今の定期駐車の9台をあわせますと58台が現在一般が使っておられるスペースということになっておる中で、今、平均をとってみますと、1日の平均が約20台が平均として入っております。あとあいとるような状態というような結果が出ております。その中で、最近、アクアスの関係で若干の伸びがございまして、それにいたしましても、1日平均20台、あとのスペースはあいているような状態でございます。その中に、先ほど総務課長が申し上げましたように、14台のスペースがなくなって、その中に駐輪場をつくるんだということでございます。駐輪場につきましての趣旨は、大変申しわけないですが総務課長にお願いします。 ○議長(高見庄平君) 建設課長。 ◎建設課長(廣瀬虎雄君) 17番江口議員さんのご質問にお答えいたします。 浅井川の管理道の道幅といいますか、管理道1メートル幅の草の清掃のことの具体的なご質問でございましたけども、説明資料の載せております424番の河川浄化事業、そして425番の河川維持管理事業の中身について最初にちょっとお答えをさせていただきます。 河川浄化事業につきまして、これは県管理河川の河川で2分の1県が出されて、2分の1は市が負担して、県の管理河川を清掃浄化するという予算でございます。これについては、議員さんのおっしゃいましたように、以前からの問題といいますか、現実に問題があっておることなんでございますが、現在、この河川浄化につきましては、県河川の下府川、周布川、高佐川、唐鐘川、下府川、今井迫川等の河川内の堆積土砂、そして草、藻等の除去を市の方が業者に委託してやっておる。その費用の2分の1が県から来とるというような予算で、金額的にもなかなか増額をしてもらえればまた市の方も増額が要るというような内容の予算でございます。現実には、この予算につきましては、県下市長会におきましても、この問題が今提案されているところでございます。というのは、浜田も当然そうなんですが、やはり県下高齢化しておりまして、やっぱり草刈り等地元にそういった委託をしとるというのが県下の状況なんですが、そういった状況は非常になかなか大変であるということで、こういった県河川は県で管理をすべきじゃないかという今市長会での要望が毎年出されております。浜田市からは直接出しておりませんが、浜田市の意見としては、やはり同じような問題が起きておるということで、回答なりその出席していただいた場でそういった意見を述べてもらうようにしておるところでございます。先ほど申されました浅井川のことにつきましては、確かに現地は草が伸びて、フェンスとの間で地元の方で一斉清掃で刈ってくださいと言ってもなかなかどうぞやってくださいという場所でもありません。これにつきましては、昨年も地元の要望がありますし、県の方に現地まで見てもらったり、写真も撮ってお願いしとるんですが、なかなか草を刈るというのは大変だから、コンクリートの舗装でもしてもらえんだろうかというお願いもしたところなんですが、やはり県としては、全県下同じ考え方でしとるので、なかなかそういったことは難しいという返事で、議員さんの方からもこういったご要望を聞いておるところですが、なかなかじゃあ市の方がやればいいじゃなかということなんですが、またこれも市内全体を見ますとなかなか対応できないというのが現実でございます。そういったことで、425番の河川維持管理費というのは、これは今回、普通河川、市が管理する普通河川でも、やはりこういった土砂がたまってどうしてもやれないという場所が二、三か所今出てきております。そういったものを緊急的にもうやらないけないというのを、今回100万円ほど要求させて、こういった予算がついたんですが、基本的にはやっぱり県の管理河川は県でという考え方にはやっぱり統一させてもらわないけないと思っております。で、なかなか市街地に近いところで、やはり地元でというのはなかなか問題があっておりまして、これをあっそうですか、それじゃあ市がやりましょうという返事をなかなかしにくいということで実際はおるところでございます。先ほど申しましたように、県の方に強く要望していくことと、そしてさらに浜田土木建築事務所にこういったそう箇所がようけあるわけじゃございませんので、何とかお願いをして、善処していただくようなことに進めたいと思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。 ○議長(高見庄平君) 教育総務課長。 ◎教育総務課長(益田修君) 17番江口議員さんのご質問にお答えいたします。 小学校のコンピューターの予算要求についてでありますが、現在、小学校には平成8年に導入をしましたが、各学校2台ずつございます。しかし、これでは現在のインターネット環境等に対応するものでもなく、また、教育の情報化を進める上では不十分であります。また、14年度から実施されます新学習指導要領にも対応ができないと考えております。したがいまして、これらの解消のために、国の整備計画に沿いまして、児童2名に1台ということで、市内の学校を大規模、中規模、小規模と3つに分類しまして、合計232台の導入計画を立てて予算要求をしてきたところであります。さらに、議員ご承知のように、市内には改築をすべき多くの小学校がまだ残っておりますし、また空き教室も現在少ない状況にあります。こういった意味で、コンピューターを入れる前に、教室の増築、改築を要する学校が多くあります。したがいまして、この施設整備を先にしませんとコンピューターの導入ができないということになります。したがいまして、このハード面のコンピューター等施設改築、改良を含めますと、要求金額が1億円以上という膨大な金額になったのが事実であります。しかし、中学校の後は小学校ということで期待はしておりましたが、残念ながら、今回、見送られることになりました。しかし、現在のIT革命の流れの中で、この問題は避けて通れない問題だと思いますし、浜田の児童だけがこういった流れに乗りおくれることのないように、来年度は強く要望していきたいと考えております。よろしくお願いします。 ○議長(高見庄平君) 総務部長。 ◎総務部長(小谷典弘君) 駅前駐車場の問題で、もともと少ない中で減になる状況、これに対する認識はどのように考えているかということと、これに関連をいたしまして、ペアーレ浜田の周辺の土地、これがどうなっているかということでございますが、資料を持ち合わせておりませんので、記憶で回答させていただきたいと思いますけども、まず、ペアーレ浜田でございますが、駅周辺には清算事業団の土地がもともと3か所ございまして、ペアーレ浜田周辺と、それから現在浜田市が行っている駐車場の付近、それから駅北のところの土地でございますが、今すべて浜田市が購入したような形になっておりますが、ペアーレにつきましては、あそこに県の方がそういった施設をつくりたいということもございまして、浜田市が土地を取得をして、さらに県の方に買っていただいたと、こういうことになっています。ただ駅周辺のこの計画の中では、ステーションホテルからペアーレへ行くあの道路がございますけども、あれを将来的には拡幅するという考え方に立っておりまして、ペアーレの市道に面したとこのここが市の土地になっておりまして、この分につきましては、県の方にお貸しをしているというふうなのが現状でございます。したがいまして、入れる駐車場がないときには、そこも使うことができますよと、こういうことを過去申し上げたことがあるというふうに記憶をいたしております。 それから、今の駅前の駐車場の問題でございますが、これは市の方から東交番の移転をぜひ駅前にと、こういうことを強くお願いをしてまいりました経緯がございます。こうしたことを受けまして、県の方におかれましても、ちょうどその改築の順番が来るということもありまして、今年度、13年度土地を購入していただくと、こういうことになったわけですが、その際には、できれば今の駐車場のところを、あそこの土地がもらえないかと、こういう話もございました。しかし、あそこは将来的には駅前の周辺を開発していくための土地として取得をしております。ずっと駐車場として使う考えはありませんということもありまして、またそこに建てますといずれ移転というふうな問題も出てまいりますから、それはちょっと難しいんじゃないかと。それから、表に面していませんから、中に引っ込んだような形になりますので、そういった面では、現在の駐輪場の方がまだいいんじゃないかと。ここは国鉄、いわゆるJRの持っておられる土地でございますので、そこの方に話をしてみようというとから、JRの方も了解をいただいて、そこに建設をするということに決まったわけでございますが、駐輪場がございますので、これはもともともうやめたいと、経営も非常に難しいと、こういうことは前から出ておりまして、いずれ市が肩がわりをしなければいけないというようなこともございました。この際、そうした考え方に立ちまして、肩がわりをして、駐車場のところの一部に駐輪場を持ってこようということにいたしたところでございまして、東交番を移転をすることから、そういった駐車場を狭くするというようなことになりましたけども、これは駅前の治安という面からは、また非常に重要な事業でございますので、その辺ご理解をいただきたいと思います。以上でございます。 ○議長(高見庄平君) 財政課長。 ◎財政課長(大谷克雄君) 教育用コンピューターの導入に関しまして、財政当局にも答弁が求められましたのでお答えいたします。 当初予算で要求は確かにございました。その中で、コンピューターを導入する場合の教室の改築の問題、それとあとはレンタル方式一括導入等で今年度整備ができない部分がありまして一応見送っております。最終的には、平成17年度までに文部科学省ですか、整備をするということですので、8市の状況も見て対応してまいりたいと思います。以上でございます。 ○議長(高見庄平君) 17番江口修吾君。 ◆17番(江口修吾君) ちょっと再質問させていただきますが、おこうと思ったんですが、平成17年度まではコンピューター無理ですか、という意味で今聞こえたんだけども、そういうことになるんかどうか。というのは、これ後一緒に答弁ください。これは、市長の施政方針の中にも含めて、やっぱり次代を担う子供、児童の今後の教育環境の整備というのは、やはり浜田市にとって大きなメインの施策でなきゃいけんと思うんですよ。最近、うちの私の親戚の小学校の子供、ちょこちょこうちへ来てはいじりますけども、物すごく覚えが早いんですよ、小学校の段階が。だからそれ中学校のコンピューターというのは、当然、高校から進めて次の世代の関係で一番中学校に完備したことは私もすばらしかったと思うんですが、やはりこういうものは、熱いうちに打てなんですよ。はっきり言って。だから小学校の段階というのは、私はぜひやるべき、逆に言えば中学校は後において、中学校だったらどこへでも行ってやれるから、小学校からでもよかったんではないかというぐらいの気持ちさっき持っとったんですが、そうはならんということもあって、中学校に入るときも大賛成をしたんですけども、だから、学校改築が先か増築が先か、それからいや新築ですか、それとコンピューターを比較されたらちょっと太刀打ちできんというかもう論議にならんというかもう嫌になるというか、だから、例えば改築をしなくては入れられないとこと入れない、設置の不可能な学校といいますか、ということだと思うんですが、そういうところを例えばプレハブ形式だろうが何だろうが、用意ドンを一緒にしたいというのはわかるんですよ。これは私入れる環境があるところは先に入れておいて、入れられん環境があるところはいつでもええ、おくれてもしょうがないという部分よりは、今回の逆に聞いたところの出発を合わせたいという英断というのは逆にはよかったんかなという気も半分はするんですが、今聞いとって17年度というたらもうそれまでできないという、逆に言えば政府がいう部分のその年度に合わせたいというようなことで走られますと、これは納得できんなと。さっき言われたように、今後新学習指導要領ですか、その絡みも含めてというふうに言われたんで、これは特に来年度までいかんでも、途中補正予算ぐらいは出るんかなという気で今聞いておって、その調子でいってくださいと言おう思ったら平成17年度が出たもんで、これちょっと確認したいんでね、はっきり言ってください。だめならだめと。 それからあとのやっぱりペアーレの関係、済みません、突然私も頭に浮かんでペアーレを言うたもんで、事前に言っとくことも何もしませんでしたので。たしかペアーレのときに、常時こんなに使うんかという論議もしたことがあると思うんですよ。そのときにおいおい今駅前駐車場の関係も少ないし、文化ホールもあそこにできるし、大変狭隘な駐車場でやる関係があるので、ちょっと大きめでも買っておいて、そこは無料の関係の駐車場で使ってもらうとかいうこともできるということがあったにもかかわらず、今すぐ鎖で閉められますので、その辺とのコンセンサスが悪いのか、それともそういうことにはペアーレとして管理が難しいということになっておって閉められるのかということが聞きたかったんですよ。それと、台数20台ぐらいいつも余っておると。これを今先ほど牛尾議員とも関係するんですが、催しがあるときには入れんのですよ。平均出されてもしようがないんです、これ。日中20台あいとっても。だから、その辺はせっかくご答弁いただいとるものを別にしようがないといっては失礼なんですが、一番欲しいときに駐車場が使えないからペアーレでもというふうに私持っていったんで、そういう関係が14台分、これ東公園との関係がありますので、もうこれ以上言いません。ですが、余りにも安易に駐車場が早くなくなるようなことがどんどん施策で取り入れられと、そういう文化ホールの、さっきも使用状況も関係しましたけど、使用状況にも影響すると。あそこで使おうと思ったが、どうも駐車場がないけんと益田に持っていうようになっちゃいけんわけですからね、石西へ。その辺も考えていただきたいと思います。 それから、それからと言いましたが、川の関係をあと一点、これ今までも聞いたとおりの答弁が出たんですが、高齢者で草刈りやっとって、もし川に落ちたら、あぜの高い河川でしょう、浅井川の場合。けがをしたときなんかのほんなら傷害の後の始末はどうされるんかいうところまで絡んできますので、これ以上もう言いませんが、先ほど市長会ですか、言っておられるということも含めて聞きましたんで、ぜひコンクリートにするようにやってください。以上です。 ○議長(高見庄平君) 財政課長。 ◎財政課長(大谷克雄君) 先ほど17年度と申しましたのは、私の言葉足らずで、17年度が国の最終の基準になっておるということを申し上げただけでございます。それで、小学校のコンピューターにつきましては、最大限の努力をしてまいります。それで、学校の改築面が必要になったところには、すべてがデスクトップでなくてノート型で対応できるとかという研究もしてまいりたいと思っております。以上でございます。 ○議長(高見庄平君) この際、お諮りいたします。 本日の会議時間は、議事の都合により、あらかじめこれを延長したいと思います。これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) ご異議なしと認めます。よって、本日の会議時間は延長することに決しました。 この際、暫時休憩をいたします。 なお、再開は午後5時ちょうどといたします。            午後4時35分 休憩            午後5時0分 再開 ○議長(高見庄平君) 会議を再開いたします。 休憩前に引き続いて、質疑を行います。 質疑はありませんか。 19番中村建二君。 ◆19番(中村建二君) 1番議員の質問があったんですが、ちょっと関連しましてお伺いしたいことが1点ありますので、お願いしたいと思いますが、陸上競技場の件ですが、15年に全天候にされるというふうな計画のように聞きましたが、15年にされるときの予算的なもんは幾ら見積もっておられるのかということと、それと先ほどお話が出ていましたが、スポーツ審議会、スポ審の答申の中に、多分東公園の施設見直しの中から陸上競技場の分で恐らくやられたんじゃないかと思うんですけども、非常にいいことだなあと思っていますが、浜田市全体の施設を東公園にある施設でございますけども、それを含めまして、見直しの状態で計画が今後どれだけあるのか、その部分を順次、年次計画を立てられているのかを教えていただければと思います。あるいは、ない場合もありますから、なかったらなかったらで結構です。 それともう一つ、債務負担行為の、これは191ページの老人福祉施設用地取得事業がありまして、9月の議会で私一般質問させていただいたんですが、そのときに、助役のご答弁によりますと、あそこの用地を浜田市が買うわけですから、その買うに当たって、私は買い取りを条件としてというお話をさせていただいた思って、そのような方向で話を進めますというふうに私は理解をしていたわけですが、結局、浜田市の市有財産になるわけですから、それのいわゆる貸付契約といいますか、そういうのはどういった内容でいつご契約されたのか、はっきりしたことを教えていただければと思っております。以上2点。 ○議長(高見庄平君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(細川靖則君) 19番中村建二議員さんのご質問にお答えいたします。 東公園の見直しでございますが、これは先ほど申し上げましたけども、陸上競技場の改修では、400メーターのトラックは、セミアンツーカーが現在舗装になっておりますために、全天候舗装の陸上競技場に比べて記録が出にくい。また、雨天時には競技ができないなどの支障がございます。こういったことから400メータートラックを全天候舗装に改修する必要があり、また陸上競技場の地盤沈下など地質調査を行いまして、地盤の状況を把握して、必要に応じて改良工事を行う必要があると思っております。それで、費用などの点につきましては、調査結果を待たないと、果たしてここでできるのかどうかあるいはどれぐらいの費用ならここでできるのかそういったことも皆含めまして、調査結果を待って市長部局とも相談していきたいと思っております。施設の見直しですが、陸上競技場あるいは野球場、庭球場、国府体育館、こういったものには、毎年、多くの改修費といいますか、そういったものが用意しておりますけども、この陸上競技場の地質調査が終わりました段階で、長期的な今後のあり方が大体出てくるんじゃなかろうかというふうに思っております。費用につきましては、今どれぐらいかということは今ちょっとわかりませんけども、そういった時点で今考えておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(高見庄平君) 介護保険課長。 ◎介護保険課長(福原稔之君) 19番中村議員さんのご質問にお答えいたします。 長浜の社会福祉法人に貸与した契約の内容と時期ということでございますが、契約を行いました日付が平成12年9月12日でございます。内容でございますが、条文、非常に17条までございますが、どんなふうな点をお答えすればよろしいでございましょうか。主な点でよろしいでしょうか。貸付物件の面積でございますが、契約上、4,287.32平米となっております。使用目的としましては、社会福祉法人が定款に定める事業の実施のために使用するというふうに限定しております。貸付期間でございますが、平成12年9月12日から平成42年3月31日までとしております。貸付料等でございますが、貸付料は、契約を締結した日から平成17年3月31日までの期間は無料とする。ただし、恒常的に収益事業を行う場合は、甲、乙協議するものとする。今のは第5条でございます。それの第2項で、前項に定める期間を経過した日以降の貸付料等については、甲、乙協議の上、定めるものとする。あと権利の譲渡等の禁止とか、使用上の制限、維持保全義務等減失またはき損の通知、損害賠償等契約の解除等々でございます。以上でございます。よろしくお願いします。 ○議長(高見庄平君) 19番中村建二君。 ◆19番(中村建二君) 陸上競技場並びに東公園の施設あるいは国府体育館の件でございますが、予算は多分わからない、今ご答弁の中では、この結果を見てということなんで、確かにおっしゃるとおりだと思います。現実には、今過去5年間のあそこの陸上競技場だけでも修理費は今回の700万円を加えますと6,000万円近くもう既にかかっているわけですよね。これから全天候をやるとすると、結果を見なきゃわかりませんけども、これはこのままいきますと、土壌改良をしない限りは、当然、ずっと未来永劫これかかってくるわけなんで、その辺の考え方をもうちょっとしっかりしてもらいたいと同時に、ご存じのとおり、あそこは駐車場のスペースの問題とか野球場、陸上競技場が絡んでいますので、武道館とか県体ができています関係で駐車場の問題とか、大きいイベントができないという実態がございます。したがいまして、この公園に関しましては、再度見直しをされまして、どういった形のものがいいかということをもう一度見直してもいただきたいと同時に、逆にスポーツ施設、これからやはり高齢化も迎えますし、いろんな形でも施設の充実というのは必要だと思います。また、西部公園の陳情等々も出たりしておりますので、西部公園の野球場の移転の問題とかそういうことも含めて、年次的な計画を持ってつくり上げていただきたいと、かように思う次第でございますので、これはご要望とさせていただいておきます。 市有財産の貸し付けの契約の分ですが、これは9月の本会議で私が質問したのと全然意味がなしていないような状態の今内容だと思います。今、課長が読みましたのは、その資料はここにありますけども、そのとおり読み上げてもらったんで確認させていただいたようなものですが、実際に、まず1点からいきますと、平成12年9月12日というのは、まだ議会中のことなんですよね。と同時に、この結果は、だれも、総務委員会も聞いてみたら総務委員会にもこのことは報告していなくって、議会の人間はだれも知らない状態のところでこれがされているわけです。知らないのが当たり前だと言われればそれまでかもしれませんが、5月から9月の本会議であれだけの質問、質疑があったにもかかわらず、中身が全然公開もされず、ましてやこの内容を見ますと、貸付期限というのは、12年の9月12日から42年の3月31日まで、30年間ですよ、これは。それを貸付料は17年の3月31日までの期間は無料とするとあるんです。それから、恒常的に収益事業を行う場合は、甲、乙協議をするものとする。これは甲、乙協議をするもので、これが収益事業にならなかった場合は一体どうなるのかということです。本会議でただされて、助役が答弁されたことと全然これは意味がなしていないような気がするんですが、その辺のところはどういうふうにお考えになっているのか私は聞きたいのと、9月議会というのは、12日じゃ終わっていないんですよね。14日に表決がなさっていると思うんですよ。それにもかかわらず、9月12日には既にこういう契約書がもう結ばれているというのは、議会はほいじゃあ一体何なんだということを私はお尋ねしてみたいと思います。どう考えても理解できない。それだったら、あのときのやりとりというのは一体何だ、最初からこれつくってあったんじゃないかというように思われても仕方がないんじゃないかと思いますが、その辺についてのご見解があったらご答弁をお願いします。
    ○議長(高見庄平君) 介護保険課長。 ◎介護保険課長(福原稔之君) ご指摘の9月の議会の最中ということで、まだ表決もしていないのに土地の貸付契約を結んだということで、これは議会の軽視ではないかというご指摘でございます。この問題につきましては、5月議会におきましても、私答弁の中で市条例に基づいて貸し付けるものでありますということを申しておりまして、また、9月議会におきましては、9月5日、最終的にいろいろ論議がありましたけれども、助役答弁の中で、浜田市の財産の交換、贈与、無償貸し付け等に関する条例、これの第5条の規定に基づき、公共的団体に貸し付けるという条例の基づいて貸し付けるものであるというふうに申しておりまして、確かに表決を得ていないという中での契約でございますが、土地の貸し付けにつきましては、地方自治法第96条第6項によりまして、条例に定めるもののほか、貸し付ける場合においては、議会の議決事項とされております。そういう中で、条例に基づいて、議会の議決を得ました条例に基づいてやっているということでご理解をいただきたいと思います。            (19番中村建二君「議長、答弁になってない。助役に答えてもらいたい」と呼ぶ) ○議長(高見庄平君) 答弁になっておらんかな。            (19番中村建二君「じゃ、いいます。いいですか」と呼ぶ) カウントしませんからどうぞ。 ◆19番(中村建二君) ありがとうございます。条例に基づいてやるのはそれは当然、条例に基づいてやらなきゃいけないんですが、いいですか。条例をそれじゃあ議会中にその条例が出てきとるわけでしょう。その前の分、その審議しとるんじゃないんですか。前の分でね、それじゃあ。それじゃあわかりました。それは譲歩したとして、じゃあそのときの質問の中で、助役が言われたことというのは、何も本会議で言われた分は意味がないということなのね、それじゃあ。言われたって関係ないですよ、条例があるんだからそれでやりますよということでしょう、違うの。あなたの言っていることはそうじゃないかな。関係ありません。助役がどういうふうに言おうが、例えば買い取りましょうが何しましょうがというのは関係ないということでしょう。我々は何でそれじゃあ質問しているのか、全然わからないじゃないですか。条例があるから条例のとおりやりますよと言われたら、我々何のためにそれじゃあ質問しているのですか、それじゃあ。答弁もらっているんですか。何もならないでしょう、それじゃあ。そのことに関してだけ結構です、答えてください。 ○議長(高見庄平君) 暫時休憩をいたします。            午後5時15分 休憩            午後6時28分 再開 ○議長(高見庄平君) 会議を再開いたします。 休憩前に引き続いて質疑を行います。 助役。 ◎助役(坂平弘昭君) 大変貴重な時間をいただいて申しわけありません。中村議員さんのご質問に改めてお答えいたします。 当該土地の貸し付けにつきましては、普通財産の交換、譲与、無償貸し付け等に関する条例に基づいて行っております。建設工事の日程上、早期着工が必要でありましたので、9月12日付で契約したものであります。ご指摘の市のスタンスにつきましては、契約を締結する中で、相手方に口頭で伝えており、契約書中の平成17年3月31日までの期間に解決すべき問題と考えております。契約書の中の5条2項に定めてあります、これは契約書の中の文面ですが、「前項に定める期間を経過した日以降の貸付料等については、甲、乙協議の上定めるものとする」となっておりますが、この文面は、この間の事情を表現していると考えております。 なお、貸付期間につきましては、普通財産の貸し付けに関する取扱要領に基づき、最長30年としたものであります。同様な事例は、国際短大の学生校舎あるいは美川苑などがあります。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。以上です。 ○議長(高見庄平君) ほかに質疑はありませんか。16番徳原繁一君。 ◆16番(徳原繁一君) 2点お伺いいたします。 最初は、説明資料の27ページの340及び342水産振興関係ですけれども、これは、私12月議会で一般質問をいたしまして、今後の港湾整備計画の中でマリノベーションという構想がなくなると。さらに、今後、その第10次の港湾計画が始まるという中で、ただいたずらにこういう形といっては申しわけないですけれども、埋め立てていくということでなしに、子供たちの視点を、子供の視点を今後の整備計画の中で盛り込んでほしいという質問をいたしました。そのことについて、前向きな答弁があったように思っておりますけれども、その後、水産課の方でどうもいろいろ動きもあるようでございますので、その辺の経緯について、その後の経緯についてちょっとお聞かせをいただければというふうに思います。 それから、2点目については、30ページの388番企業誘致対策事業費、またこれはその前のページの370、また371等のポートサービスの関係とも絡めて、ああして3万トンバースが暫定使用開始になって1年たつんですけれども、この緊迫する厳しい経済情勢の中で、やはり企業誘致というのがもう一つの喫緊の一つの課題になろうかと思うんですけれども、何かその中で動きがあるのか、ないのか、その辺の動きについてわかる範囲でご答弁いただきたいと思います。 また、ポートセールス、また浜田市をいろんな形で売り込みにいかれるわけですけども、浜田市のそのよさといいますか、何を一つの売り物として、各いろんな企業誘致あるいはポートセールスにうかがわれているのか、その辺の角度について、特に特筆すべき点があればぜひお聞きいたしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(高見庄平君) 水産課長。 ◎水産課長(石井信孝君) 16番議員徳原議員のご質問にお答えをいたします。 12月に一般質問でもございましたけども、現在、子供たちの海づくりといいますか、という形の動き、その後の動きでございますが、先般も原井小学校の6年生の児童の研究発表、大浦の浜をどうするかというような子供たちの提言もいただいておりますが、現在、水産事務所では、新年度になりましたら、水産事務所や教育事務所等と子供たちの体験活動の増加につながる活動の支援実施に努めるということで、子供たちの海、水産業との触れ合い推進プロジェクトを新年度から推進することにいたしておりまして、4月以降、早い時期に子供たちの海協議会、これは名前は仮称でございますが、立ち上げる予定にしております。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(高見庄平君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(湯屋口初實君) 徳原議員さんの質問で、企業誘致の状況といいますか、それとセールスポイント、これはポートセールスも含めてということでございますが、現在、日本国内の企業誘致をするといいますか、私どもは求めておるわけでございますが、なかなか引き合いがないというのが現状でございます。こういう景気でございますので、なかなか地方分散がないと。チャンネルはたくさん持っておって、いろいろやっておるわけでございますが、どうしてもやっぱりなかなか角度のいいものが入ってこないというのが現状でございます。ポートセールス等々企業誘致をやっていく中で、私どもが一番やっておりますのは、やはり大学ができました。やはり文化交流機関と言われるものができました。それから社会インフラと言われるものがかなり整備されましたというようなことを申し上げております。やっぱり企業誘致、これから多分相当な勢いで進めていかなきゃならんというのは私ども十分熟知しておるわけでございますが、このたびコンテナ航路と言われるものが一つの展望で開けてくると思います。原材料が入ってくるということになりますと、企業立地というのは進んでくるんじゃないかという期待もしておるわけでございまして、引き続きよさ、他の比較したときのよさというのはなかなか打ち出せない、例えば北陸道でありますとか、いろいろなところが中都市がね同じような企業誘致をやるわけですが、特色がないというのがあります。ただ、一つ幸いなものは、島根県が他に比較したときにかなり優遇といいますか、企業が立地していただけるときに優遇制度と言われるものをつくっておられますので、これあたりを引き合いに出しながら積極的に取り組んでいきたいと思っております。以上でございます。 ○議長(高見庄平君) 16番徳原繁一君。 ◆16番(徳原繁一君) 今、石井課長の方から、水産課長の方から、子供たちの海協議会というものを立ち上げるんだというお話がありました。本当にこれが順調にいくと本当にいいなというふうに思っておるわけでけれども、その際、どのような体制になるのか。これ結局、学校中心なのか、それとも地域のあるいは子供会とかそういったものが中心になってくるのか。それから、その際にこの所管ですね、水産課がやっておりますけども、これ文部省とか横断的な事業だというふうに聞いておりますけれども、その辺の今後の所管については、どのようになるのかということについて、もう少し詳しくお聞かせいただきたいと思います。 それから、2番目の点ですけども、一生懸命やっておられるのはよくわかります。それで最近、特に、浜田港についても、いろんな諸外国からの近隣の韓国、それから朝鮮、中国、ロシアからいろいろ引き合いが来る中で、商社が言うには、浜田港には非常に大きな魅力があると。それは何かというと、結局、東京の市場を考えたとき、東京の市場を考えたときに、浜田を昼に出荷したものが翌日東京の朝の市場に並べることができる、その最南端の場所だというんですね、この浜田が。浜田の魚屋さんなんかもやっぱり大阪なんかを中心に大阪をやっていますけども、今後は東京の市場を見たときに、例えば外国船が浜田に来て、朝荷役をしたら、それが翌日東京の市場に並べられるんだという、ここに非常にその新しい魅力を感じるというふうにある商社の者が言っておりました。こういうことをひとつ参考、参考になるかどうか、もう既にご存じかどうかわかりませんけども、またいろんなポートセールスの中で、ぜひそういう一つの特徴をアピールして、また一つの角度をつけてやっていただきたいというふうに思います。これは意見として申し述べておきたいと思いますので、最初の点についてだけ答弁をよろしくお願いいたします。 ○議長(高見庄平君) 水産課長。 ◎水産課長(石井信孝君) 再質問にお答えを申し上げます。 現在のところ、事務局といたしましては、浜田の水産事務所が所管をするという形になっておりまして、これに関係部局として柔軟に対応してくださるようでございますが、教育事務所、水産事務所、市町村、その他団体の調整を図り、協議会を設置するということにしておりますけども、できることならば、子供たちの意見を吸い上げるために、原井小学校のPTAとかいう形の瀬戸ヶ島校区であります原井校のPTA等も頭に入れていただきたいなというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(高見庄平君) ほかに質疑はございませんか。2番三浦一雄君。 ◆2番(三浦一雄君) 新年度予算ですので、私も発言をさせていただきたいと思います。 まず最初に、今回の新年度予算174億6,000万円、非常に厳しい社会状況の中で、市長を初め執行部の皆さん、そして原課の皆さんが一生懸命この予算を確立される、これに対してまず敬意を表するところであります。 私は、まず何点か申し述べてみたいんですけど、1点目に、職員の給料についてお伺いをしてみたいと思います。 今回、予算を組まれるに当たって、人件費、これに対して市長がどのようにまず思われたか、これを1点、お聞きしたいと思います。 2点目には、説明資料の9ページ、整理番号28番庁舎施設改修事業の中で、市民広場の補修というのが、タイルの補修というのが書いてあります。これの具体的などのような形でされるのか、これについてお聞きしたいです。 次に、12ページの整理番号59番消費者対策事業、消費者生活相談室等って書いてありますが、これまでの間、どのような問題が出され、どのように解決されておるのか、この辺についてお聞きしたいと思います。 最後に、38ページの整理番号524番公民館の管理運営費についてお聞きします。 今回も予算が組んでありますが、事業の概要の中に本館、分館とあります。分館のそれぞれ各分館に今どのぐらい与えられているか、これについてお聞きいたします。以上です。 ○議長(高見庄平君) だれが答弁するの。総務課長。 ◎総務課長(山田令二君) 2番三浦議員さんのご質問にお答えいたします。 庁舎施設の改修事業としまして、市民広場のタイルの補修等というふうに書いております。ご承知のように、21年目に入っております庁舎建設後からでございますけれども、傷みがあったり、それから傾斜の部分で滑りやすいということのご指摘もいただいているという中から、予算をにらみ合いながら、年間予算をにらみながら、傾斜部分から、勾配のあるところから実施したいという計画を持っておりまして、具体的には、旧市民会館の境、いわゆる車道に面したところにのり部分が前側と後ろ側にあります。また、西寄りの佐々木印刷側といいますか、そこの上り口等のタイルが勾配がありまして滑りやすいというところで、そこらあたりから取り組みながら、年次計画、何年かかけて広場の広い部分も滑りどめのあるタイルの方に進めていきたいというふうに思っているところでございます。以上です。 ○議長(高見庄平君) 環境課長。 ◎環境課長(大下俊吾君) 2番三浦一雄議員のご質問にお答えをいたします。 消費者相談でどういうふうな相談があって、どういうふうな対策をとったかということでありますが、最近あった相談では、ツーショットダイヤルの関係で、かけてもいない電話料の請求があった。それでどのようにすればいいかというふうな相談がありまして、これは、自分がもう全然かけたことがないということがあれば、その料金については絶対に払わないようにということの指導をいたしております。それから、最近、ひとり暮らしの老人家庭の布団等の訪問販売の件が増えておりまして、高い布団を買わされたと。契約を解除したいんだが、どうすればいいだろうかというふうな相談が増えております。この相談につきましては、訪問販売ですのでクーリングオフ制度がありますので、そこで契約解除ができますので、それを利用してくださいというような格好で指導をいたしております。以上です。 ○議長(高見庄平君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(細川靖則君) 2番三浦一雄議員さんのご質問にお答えします。 市立公民館の活動の委託料といたしましては、各分館には、電気、光熱費や人件費、そういったものは除きまして、管理費をあわせて年間で10万円ほど一応お願いしております。以上でございます。 ○議長(高見庄平君) 助役。 ◎助役(坂平弘昭君) 三浦議員さんのご質問にお答えいたします。 漠然としたご質問をいただきましたもので、私の方も漠然とお答えしたいと思いますが、つくづく職員の皆様には苦労させておるなと思っております。私自身も、ご存じのように、1割カットをやっておりますし、また、課長さん、部長さん方には管理職手当を返上していただいております。また、一般職の皆さんには、ご存じのように、12延伸。また、それに加えて、手当の削減等もやっておりますし、また、一番職員にこたえるのではないかなと思うんですが、これはどういいますか、給与の量の問題ではなくて欠員不補充ということでかなり仕事が過重になっておると、こういうことも考えております。特に、地方分権の流れの中で、市町村現場にはたくさん仕事がやってまいりますが、なかなかそれに見合う財源というのもおりてこないのも実情でございます。そういうことで、随分苦労させておるなという気がいたしておりますが、まあ皆さんそれに耐えてくれて、市民の負託にこたえているんじゃないかと、こういうふうに思っております。以上です。 ○議長(高見庄平君) 2番三浦一雄君。 ◆2番(三浦一雄君) ありがとうございました。本当は市長に答えていただければすごくうれしかったんですが、なぜ私がこれを申すかといいますと、やはり先ほど坂田議員も言われましたが、きのう、おとといの一般質問を聞いていまして、やはり私が言いたいのは、今、例えば市長の給料を初め三役の皆さんの給料、執行部の皆さんの給料、議員の議員報酬、いずれにしてもこれまでの経過というのがあると思うんですよ。私たちの中で、過去、いろいろなお話をする中で、昨日、総務部長の答弁の中にもありましたが、一昔前、今の30年代当時、30年はちょっとわかりませんが、当時、宇津重明市長時代。この当時は、職員の給料というのが当時の生活保護世帯の手当すらいっていないということがありまして、当時の宇津市長が涙を流しながら、よしわかったというのが今だに語りぐさになっておる経過があります。そのように、今日、初めて今の例えば市長の給料91万円という額は、今できたことではない、過去の歴史というものがあると思うんです。それは、職員の給料もそうです、議員報酬もそうなんです。やはり、議員報酬一つにしても、特別職の給料にしましても、これは報酬審議会、以前湯淺議員が言われました。これは、当然やるべきだと思うんです、私も。1年に一回やるのは当然だと思います。だから、坂田さんと同じようなことを言うかもしれませんけど、やはり、この給料問題を含め、やっぱり本当に必要なものは必要なんだと、というのは持っていただきたい、この気持ちでいっぱいであります。 それから、先ほど市民広場のタイルの関係を言われました。実は心配するのは私も同じなんです。私も転びそうになりまして、冬場になれば、そして雨が降れば本当に、靴が悪いのかわかりませんけど、滑ります。ここに橋もありますが、橋もそうなんです。今のタイルそのものがどこでも滑るんです。ですから、通路になろうとするところ、市民の皆さんが通ろうとされるところ、これは早く滑りどめを張る、これは本当に必要だ思うんです。今のこの庁舎、東側の階段、今回、手すりをつけていただきました。非常に好評であります。あれが60万円と聞きまして私もびっくりしましたが、90万円ですか、失礼しました、それを聞きまして、本当ああいうのが必要だ。それを市役所に来られる前段でのタイル張り。今見た感じはいいですけど、本当に滑りますので、いち早くこれはやっていただければという思いであります。 それから、消費者生活相談の関係なんですけど、私の聞きたかったのもそこなんです。ただいろいろ相談があったものが、これを広報紙でやっぱり住民に知らせないと、悪徳商法というのがどんどんあります。昨年、水道部長、次長にもいろいろお世話になりまして、そして浜田警察署の生活安全課、ここの指導をいただきまして、先ほど言われましたように、クーリングオフ制度の期間を過ぎたものでも実は解約させました。やはり、今、老人世帯に対して布団とかいろんなことで本当に今頻繁に実は起きておるんです。その相談に来られたこと、実例を挙げながら、住民にもっと知らせるべきだと。安心して住まれるように、私は広報紙をもっと利用してやっていただければという思いであります。 そして、先ほどご答弁いただきました公民館の分館の関係なんですが、実は、公立公民館、ここが非常に建物もいいんですよ。それに、そんなに、管理費はかかりますけど、分館は逆に広くて、管理する範囲が非常に多いんです。私の近くでいいますと有福分館があります。元有福中学校です。校庭もあります。大きい校庭があります。管理するのに大変なんです。草刈り一つにしても大変なんです。それが先ほどの答弁で、1分館に対して10万円と聞きました。これで本当に管理するのが実は今地域の中でも問題になっておるんです。草の管理どうするかというのが出ているんです。これは、どこのほかの分館も一緒だと思うんですよ。ですから、今後のところで、ぜひ再考していただければ、もっと分館の方々、種々の皆さんのお話をしていただきまして、実はどうなんだというところを確認をしていただければという思いであります。以上です。ありがとうございました。 ○議長(高見庄平君) ほかに質疑はありませんか。14番向惇雄君。 ◆14番(向惇雄君) 2点だけお伺いいたします。 予算説明資料の13ページの整理番号76番大学を核としたまちづくり推進事業、それと16ページの整理番号が140番でございますが、家族介護慰労金支給事業、この2つについてお尋ねいたします。 大学を核としたまちづくり推進事業として、説明書の事業概要というところに上から4つの項目があるわけですが、その中で新規事業3つについては予算提案説明の中で私もメモして若干の説明を受けたと思っておるんですが、新規事業でない学生サロンの創造と交流事業、これ説明があったかもしれませんが、私聞き漏らしたかもしれませんので、再度お尋ねいたしますが、これ新規でないということは、今までもやっておられたということであろうかと思いますが、事業費が433万2,000円、かなり積算をされた金額であるというふうに思いますし、また、聞くところによりますと、昨年もあったようでございますが、これが事業費が充実をされておるというふうにも伺っております。市長は、施政方針の中で、この大学を核としたまちづくりは、13年度の重点施策の2番目の項目に挙げておられます。 そこで、お伺いをいたしますが、この事業の事業内容、これどういうふうな事業内容でお使いになるのか、その内容をお知らせいただきたい。それと、これによりまして、どのような成果を期待をされておるのか、また、この事業の運営はどこでされるのか、以上、これについてはこの3点をお伺いいたします。 それから、介護、家族介護の慰労金支給事業でございますけれども、これも事業の概要のところを見ますと、過去1年間に介護のサービスを全然受けなかったということ、さらにまた、市民税の非課税世帯であること、それからさらに要介護度が4、5と相当重いクラスであると、こういうことに対して10万円を慰労金として支給するという制度でございまして、私は、この制度、大変結構なことだなあと思っています。ここに5世帯と書いてございますが、私が聞きたいのは、こうした世帯に慰労金を出すこと、これ結構なんですが、どうした理由でこれを受けなかったのかなあということが知りたいわけですが、その辺のとこわかりましたら説明をいただきたい。以上2点です。 ○議長(高見庄平君) 地域政策課長。 ◎地域政策課長(稲葉裕男君) 14番向議員さんのご質問にお答えいたします。 大学を核としたまちづくり推進事業の中の、学生サロンの創造と交流事業についてでございますが、これにつきましては3事業を予定しております。 まず、学生サロンの創造と交流ということで、朝日町商店街が中心となり組織されました学生サロンの創造と交流事業実行委員会が、旧KDDの宿舎跡地を使いまして、これ平成11年度から実施しておる事業、ございます。これも県の歳出事業で実施しておりまして、おおむね3年間、13年度までは実施したいという考え方で予定しております。 次に、今から申し上げます2事業につきましては新規事業になりますが、町中サロン、これは浜田商工会議所、商店街活性化委員会が中心となりまして、大学の教員、学生、市民の方々の意見の交換の場として商店街の中で実施したいということで、そういった交流の場の確保ということで計画しておられまして、これは、12年度に、昨年の11月ですか、に開始しております。これにつきましては、空き店舗対策ということで、商工サイドの補助が入っている事業でございます。一応それが3月末で終わりになりますので、4月1日以降どうするかということで、私どもの方が調整をしていきたいというふうに考えています。これにつきましては、今から申し上げます浜田ボランティア村につきましては、将来的には学生さんたち、教員、市民を含めて、そういった交流事業の中で施策提言、いろんな議論をされる中で、浜田のまちづくりのためにはこうした方がいいんじゃないかとか、こうした議論がされています。そういった政策提言も我々の方にいただけるんじゃないかという期待もございます。 次に、ボランティア村、浜田ボランティア村でございますが、これは、高齢化と過疎化の中で、地域住民が必要としている介護や支援について、行政サービスだけでは限界があるんじゃないかということで、民間のボランティアがNPO法の認定をとっておりませんが、NPO活動の一環として、これも大学の教員、それから市民、学生が入って運営をしております。それぞれそういった事業に対して、学生とか大学の教員が絡んでおりますので、支援事業といたしておりますけど、いずれも浜田市のまちづくり、ある意味でNPO、こういった事業でございますので、支援をしていきたいと考えております。以上でございます。 ○議長(高見庄平君) 介護保険課長。 ◎介護保険課長(福原稔之君) 14番向議員さんのご質問にお答えいたします。 この事業につきましては、国の特別対策事業というところで位置づけられております。この予算につきましては、5世帯というふうにしておりますが、これは調査したものではございませんで、この予算を立てる時点で一応把握しましたところ、今現在、浜田市時点では、1人から2人該当されるんじゃないかなという方がおられます。その方について、サービスをなぜ使ってないかということについては実態は把握しておりません。今後、この事業を新年度始まりますと周知をしていきますけども、そういう中で増えていくんじゃないかというふうに考えております。今後、このサービスを使われない方に対してこれを適用するに当たりましては、その辺につきましても調査し、把握しながら実施していきたいというふうに考えております。 ○議長(高見庄平君) 14番向惇雄君。 ◆14番(向惇雄君) ご説明でよくわかりました。この施政方針でも、市長さん述べておられますが、市民、教授、または市役所の中に設置をした大学を核としたまちづくり推進プロジェクトチームと一緒になって交流を深めて、その成果を施策に生かしてまいりますと書いてありますんで、これがそれになるんだというふうに思っておりますが、どうぞひとつその若い学生さんたちの意見、それから大学の先生方のその知恵、そういうものを生かして、この事業の目的どおり、大きな成果が得られることを期待をいたしておりますので、頑張っていただきたいなあというふうに思います。 それから、介護保険の慰労金の問題ですが、予算の穴をこしらえるというふうでできたように今お聞きしたんですが、実態調査をされたり、また1年が過ぎればその成果が、ここにその結果が出てくると思いますが、今後、増えればこれは世帯は増えていくというふうに解釈してよろしいかと思いますが、そういうふうに思います。それで、最初にも言いましたが、こうした世帯の原因は、さきの今議会におきましても西村議員からアンケート調査で知りたいということがございましたが、そうしたことは今県に行って出てこないということですが、こうした機会をとらえて、その原因も把握していただきたいなあというふうに、これは私の意見と要望にしておきますが、どうぞひとつよろしくお願いいたします。終わります。 ○議長(高見庄平君) ほかに質疑はございませんか。13番山本富彦君。 ◆13番(山本富彦君) 時間も相当過ぎております。所管でございますので、質問を2点だけに絞らせていただきたいと思いますが、1つは、整理番号の207ファミリーサポートセンターについてお伺いをいたしたいと思います。 これ実は私98年の3月議会で、育児と仕事の両立を支援をするということでファミリーサポートセンターを早急に設置をしてほしいという質問を、実はこれは国際交流という観点から、外国から来ておられる方の実態を申し上げて質問いたしました。エンゼルプランの中で検討するということで、今、これが日の目を見たということは大変ありがたいというふうに思っております。それで、若干細かいことをお伺いいたしますが、設置主体は浜田市ということになるんだろうと思いますが、これの設置場所、それから運営体制はどういうぐあいになるのか、それからもう一つは、この補助事業の基準に5万人以上の市町村が対象となるというぐあいになっておりまして、ただし、会員構成員が300人以上が見込める5万人未満の市町村はこれの補助対象にすると、こういうぐあいに以前になったんです。今もそうだろうと思いますが、そのことで、計画として、会員構成員、登録会員、これをどの程度今見込んでおられるかということをお伺いをいたしたいと思います。 それからもう一点は、大変市長さんお疲れだと思うんですが、続いて、人件費、給与費の問題で、実は最近の議会でたびたび議論になっておりますし、今議会でも大変な大きな議論を呼んでおりますので、どうしてもお聞きをしておかなければならないというぐあいに思いますので、お伺いをしたいと思います。25番議員、2番議員が質問をいたしましたが、職員給与についての考え方は、先ほど助役さんが述べられました。そのとおりだろうというふうに思っておりますが、昨日も行政(二)表を使っておれば学校が建つという実は話がございました。私、きのうからきょうにかけて一生懸命これを理解しようと思って考えてまいりましたが、どうしてもこのことが実は理解ができなかったわけであります。そういうことからご質問をしたいというふうに思っております。この職員給与というものは、その時々の市長、それからその時々の議会、これがいろいろと議論をして条例をつくって、それに基づいて職員は給与は支給をされておるわけであります。そういう意味から申し上げて、そのことがどうも理解がならないということであります。 それからもう一つ大事なことは、企業は人なりということを言っておるんですね。どう人を育てていくかということが非常に重要だと思うんです。そういう意味で、こういった議論を聞いていて、職員がどういう思いをしておるんだろうかなというような気がするんです。非常にやるせない気持ちを持っておられるんじゃないかと思うんです。市の職員は、大変な競争率の中で選び抜かれた職員が入っておられます。非常に優秀な私は職員が入っておられるというぐあいに認識をいたしておるところであります。そういった意味から、やはりそういった面での、先ほど助役さんがおっしゃいましたように、ひとつきちんと認識をしていただきたいと思いますし、あの平成9年からの行財政改革の推進計画に基づいて、間違いなく人件費の削減に向かって、今、計画どおり進んでいると思うんですよ。それで、一昨年の給与改定のときにも、大変な実は議論をして、5級制から9級制に変えたわけなんです。これは、市長提案のとおり、議会も承認をいたしたところであります。そういったことを踏まえて、1点だけお伺いをしたいと思いますが、この職員給与が浜田市の財政をどう圧迫しておるかということなんです。これまでの状況からしまして、この事業推進にどうこの職員給与というものが影響を及ぼしておるのか、このことが非常に私は重要だと思うんで、先ほど申し上げましたように、企業は人なりといいますから、一生懸命働く職員がおらなければ、浜田市も事業推進ができないわけでありますから、そういう意味で、事業推進にどう人件費というものが影響を及ぼしておるかということについてお伺いをいたしたいと思います。 ○議長(高見庄平君) いきいき福祉課長。 ◎いきいき福祉課長(桑本春美君) 山本議員のご質問にお答えいたします。 ファミリーサポートセンターについてでございますけれども、議員ご指摘のとおり、設置基準としまして、原則、人口が5万人以上の市町村というふうになっております。そういう中で、300人以上の会員構成の見通しがある場合には、5万人以下の市町村でも設置が可能ということでございまして、浜田市としましては、当初会員確保100人以上というところを目指しまして、この基準にございます5年目以降に300人以上というところを目指して取り組んでいこうと思っております。 それから、設置主体は浜田市でございまして、場所につきましては、現在、15年4月、子育て支援センターを立ち上げるということで企画案をご提案申し上げておりますけれども、その中の9本の事業の一本でございますので、子育て支援センターが立ち上がりましたらその建物の中に入りますけれども、それまでのところは、現在、担当の方で考えておりますのは、市民集会所に1室場所を借りまして、準備を進めたいと思っております。 それから、職員体制でございますけれども、市の嘱託職員というような形で、アドバイザーという者を3名予定をしております。そのアドバイザーを中心にしまして、会員間の調整を行う予定にしております。 それで、これは会員、援助を必要とする人とそれから援助をするという人、それから相互に、相互の援助なり支援をするという会員制でございますので、ぜひとも100人以上の会員でスタートしたいと思っております。よろしくお願いいたします。 ○議長(高見庄平君) 助役。 ◎助役(坂平弘昭君) 山本議員さんから職員給与と事業推進とどういう関係があるかというようなご質問かと受け取りましたが、先ほどの2番三浦議員さんにお答えした漠然としたお答えとほぼ同じ内容でございますが、そもそも例えば浜田市において、そういう給与上の厳しい措置が職員に大きくモラルに影響したということは私はないと思っております。1つの例といたしまして、去年は大変春から市のイベント23ですか、ありましたし、それから県のイベントがすべて花開いた。特にアクアスなんかは大変な作業だったんですが、そういうことにつきまして、浜田市の職員はきちんとフォローしてくれたと、こう思っております。したがって、そのもしご質問が職員のモラルのことに関するということでありますならば、その点は職員を信用していただきたいと、こういうふうに思っております。以上です。 ○議長(高見庄平君) 13番山本富彦君。 ◆13番(山本富彦君) 私が申し上げたいのはそういうことではないんです。先ほど申し上げましたように、市の財源の問題で、市の職員給与が取り上げられとるわけですね。それは先ほど申し上げましたように、行政(二)表によって、そのことによって学校が建たないというような意見もあると。これはそれぞれが思っておることでいいんだと思うんですよ。したがって、どう事業、浜田市が事業を進めていく上で、この職員の給与問題が影響しておるかということをお聞きをしていたしておるわけでございます。どう圧迫をしとるかということでも結構ですが、このことによって、非常に圧迫をしとるから事業推進が難しいんだというぐあいに考えておられるのかどうか、その辺を確認をしておたいと思います。 ○議長(高見庄平君) 助役。 ◎助役(坂平弘昭君) ご存じのように、浜田の市の職員のラスパイレス指数は、8市の中では下から2番目ということでございまして、特にどういいますか、ほかと突出して高いわけではないと思っております。 それと、公務員の給与といいますのは、一種の資源と考えておりまして、民間の会社であるコストとしての人件費と多少意味が異なるんじゃないかと。その資源を有効に配分するのが私たちの役目じゃないかと。例えば、民間の、例えばメーカーをとりますと、ある製品をつくるときに、人件費がコストになりますが、その商品が競争力がない場合は、民間の会社は撤退ができますが、我々の場合は、公務としてそれは撤退はできません。その辺考えますと、公務員の給与というのは、ある意味で資源かなと思っております。お答えになりましたかどうか。 ○議長(高見庄平君) よろしゅうございますか。 ほかに質疑はございませんか。18番牛尾昭君。 ◆18番(牛尾昭君) 平成13年度の当初予算における人件費についてお尋ねをいたします。 先般からの山陰中央新報の特集の中で、「自立へのしるべ、新世紀の山陰像を求めて、高い公務員給与、財政難の中民間との格差」というようなテーマがございました。この中で、例として、安来の島田二郎市長の大変なご苦労話をこの中に披瀝をされております。母体を殺して職員が生き残れるのかとまで言いけんかもしたと。そういった中で、市職労と大変有効な折衝をされて、安来市も相当財政状況もよくなったと。非常な労使ともにご苦労されたんだろうなあと思ってこの文章からは推察を実はいたしております。先ほどからラスパイレスの話もあって、昨日来の一般質問の中でも、ある議員によりますと、国公準拠ということはラスが100ということですね。100としたら浜田市のラスパイレスでいけば1億5,200万円という具体的な数字がでました。これは国公準拠であれば1億5,200万円の仕事ができたなあという考え方も片方の視点ではあると思います。それはいいとか悪いとかじゃなくて、私はそういうふうに思っております。で、浜田市が健全な状況であるなら、高い給料をとってもらっていいと思うんですよ。私はそのことはどうも思っておりません。ただ、今のような厳しい財政状況の中で、市長がおっしゃるのは、市民あっての市政だ。私はこれが原点だと思うんですね。優秀な職員がいっぱいいて一生懸命頑張っていると。だけど、浜田市が厳しいときに、議会も一緒になって労使とも血を流さないと、今の時期を乗り越えられないからあえて苦言を言わざるを得ない。だれもこんなこと言いたくないですよ。だけど浜田市の将来のために、どこかで血を流さなきゃこのままじゃやっていけない、そのように思って私は昨日一般質問いたしました。したがいまして、今私が申し上げましたことに対しまして、助役さんはいろいろその他の議員にお言葉、答弁をされております。私の立場に立って質問いたします。今の現状の私の考え方が間違っているかどうか、ご所見があればお願いいたします。 それから、2点目、お尋ねいたします。 96ページ、おもちゃ図書館運営事業についてお尋ねいたします。 先般、平成12年度から、我々の、議員の会派視察がおかげさまで増額をされ、ようやく個人の議員として行きたいところへ行ける。今これを学習したいなあというところへようやく行けるような状態が平成12年度になりました。したがいまして、我々亀山クラブは、7万円が上限でありましたが、5万6,100円の経費をいただいて、残りは不用額でお返しをし、熊本県の奥古閑町へ視察をいたしました。視察の目的は、いわゆる子育て支援センターであります。そこで、特別養護老人ホームの中で子育て支援センターがあるとかおもちゃ図書館があるとか、そういったところを視察をいたしました。大変有効な視察をいたしました。そこでは、子育て支援センターの運営費はゼロです。いろんな状況があるからそれ以上は言いませんけれども、その中で、おもちゃ図書館は、やはり一定の初期投資が要るんですね。どうも昨年の僕は行革の委員会の中で、現園に、現ある保育園に18万円しかつけていないの、それは大変ですよと。もっと本来、その機能を生かすのであれば、もっともっとつけるべきだと、このように申し上げておりますが、私はこの金額については、その当時、そういった経緯を申し上げました関係からちょっと違うんではないかなと。片一方でファミリーサポートセンターで相当ついておりますが、この辺もその一連の流れの中であれば、十分配慮される必要があったんではなかろうかと、このように思っておりますが、お尋ねをいたします。 それから、3点目は、98ページ訪問介護事業について関連をしてお尋ねをいたします。 先ほど平成12年度の補正予算でお尋ねをいたしました。社協の問題でお尋ねをいたしましたが、その後、社協の現職の理事さんのお話によりますと、一たんは社協の理事会で懲戒解雇となったと。それが4月になって急に変更があってこういう報告があった。組合から要請があって、結果が変わりましたということを4月の理事会でおっしゃったというふうに聞きました。もしそれが事実であれば、そういった社協の人事の関係に組合の方が関与されることがあるんかなということで、そういうことがあったかどうかお尋ねをしてみたいと思います。 それからもう一点は、いわゆる刑事事件ですから、確定をいたしますと、いわゆる返還請求ということが起きてくるんかなあとも思うんですけど、それについてはどのようなご所見を持っておられるかお尋ねをいたします。 ○議長(高見庄平君) 最初の件はだれかい。助役。 ◎助役(坂平弘昭君) 牛尾議員さんのご質問にお答えをいたします。 浜田市の財政状態は、確かに一時期に比べてデータ的にはよくなってきておるとは思います。しかし、情勢は、その改善を上回る勢いで右方が下がってきていると。そういう意味では、我々は常に市民の皆さんのアドバイスを受けながら、財政状態の改善を図って、新しい時代の地方分権の時代に生き残らなきゃいけないと、こういうふうに思っております。そういう意味で、先ほどのご質問は、牛尾議員さんの我々に対するエールだと受け取らしていただいて、これから先も頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(高見庄平君) いきいき福祉課長。 ◎いきいき福祉課長(桑本春美君) 牛尾議員さんのおっしゃいますのは、おもちゃ図書館への経費が少な過ぎるというご質問、受け取り方でよろしいでしょうか。このおもちゃ図書館につきまして、現在、みなと保育園で年間予算18万円ということで、おもちゃの買い替え等をしていただきながら、子供さん、障害児を含めました親子さんに利用していただいておるのが現状でございます。確かにおっしゃいますように、18万円という金額ですと、本当におもちゃの買い替えだけになろうと思いますけれども、そういう意味も含めまして予定をしております子育て支援センターの中に取り込む中で、障害児へのサービスであるとか、ミニ療育なんですけれども、そういうものも含めておもちゃ図書館をいろいろと形の中で充実をしていこうというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(高見庄平君) 福祉環境部長。 ◎福祉環境部長(篠原英臣君) 社会福祉協議会の退職金の関係についてお答えをいたします。 このことにつきましては、補正のところで申し上げましたが、民生委員さんからの通報によっていろいろ調査をいたしました。社会福祉協議会からもいろいろとこの処分につきましては人事権は社会福祉協議会にございます。したがいまして、浜田市と社会福祉協議会といろいろ相談をさせていただきました。そうしたことで、申し上げましたように、処分については、懲戒解雇というふうなことも社会福祉協議会の理事会の中でご議論がなったところでございます。そうしたことでございますが、私の方と、浜田市といたしましては、そうした相談に乗りました。最終的には、そうしたことに退職金を支払うということに、これも先ほど申し上げましたように、もとヘルパーの社会的な、今後の社会的なものやらそれから既に支払いが済んでおると、返済がされておると、それから本人さんの利用者の信頼関係等がございまして、一般退職というふうになったわけでございます。その後のこの辺について、また労働組合が関与したと、ことによって変更になったということでございますが、私どもといたしましては、そういうことでは承知しておりませんが、これは社会福祉協議会の中で事務手続上、判断をされたものというふうに思っておりますので、労働組合の関与については、承知をしておりません。 それから、返還請求の関係でございます。現在、刑事事件になっておりますのは、別の問題でございまして、先ほど申し上げましたように、この件については既に支払いが済んでおるという状況でございますので、これは別の問題だというふうに認識に立っております。以上です。 ○議長(高見庄平君) 18番牛尾昭君。 ◆18番(牛尾昭君) 助役さん、ご答弁ありがとうございました。助役さんおっしゃるように、エールといいますか、エールを送ったつもりで私はおります。ただ、昨日から何度も言いますが、やはり浜田市があって、市民が支えている浜田市があってこそ職員の生活もある、議員の生活もあるんですね。ですから、そこが立ち行かなくなっているときは、みんなでやはり血を流さなきゃいけない。私はこの考え方が間違っておるとは思いません。ですから、職員の個人攻撃をしておるわけじゃありません。議会もやはりそういうことを、やっぱりかたい決意をして、浜田市を何とかしなきゃいけないということだと思っておりますので、どうも私の質問はエールにしかすぎなかったのかなあということで非常に残念ですけれども、また個別にお邪魔をして意見を戦わしてみたいと思います。 それから、おもちゃ図書館、わかりました。ひとつそれでよろしくお願いします。 それから、篠原部長さん、そういったことはないというふうなことを今おっしゃいましたんで、その指導する立場でなかなか内部までわからないというようなご答弁で、組合の関与はなかったというふうに思うというようなことでございましたので、それはそういうこととしたいと思います。 それと、返還請求については、事件が違うんだと。それについては既に片がついているということで間違いないですね。以上です。 ○議長(高見庄平君) 質疑がございませんか。26番遠藤公輝君。 ◆26番(遠藤公輝君) 若干質問をさせていただきたいと思います。 担当委員会に所属する部分については省きまして、その他のとこについては委員会では審議されませんから、聞いておく必要があると思いますんでよろしくお願いいたします。 12ページのこの説明書の73番で、住民基本台帳のネットワークシステムの整備事業として4,000万円というのが上がっていますし、また、14ページに戸籍の事務の電算化事業として102番で2,104万1,000円ですか、というのが上がっております。この住民基本台帳の国がネットワーク化するために、このネットワークシステムの整備をしていこうということだろうと思うんですが、この平成14年の8月が第1次、第2次では15年の8月ということで、本人の確認情報の提供とか、住民票の写しの広域交付というふうな問題にこのネットワークシステムの整備が広がっていくんだろうというふうに思いますが、国会でも言われておりますように、将来は、郵便局の窓口を利用したこの住民票の交付とかいうような問題がやはりこの浜田市でも起こってくるんではないかと思いますが、そういう方向性についてどうなっていますか。また、説明いただければと思います。 それから、戸籍につきましては、これも三隅やなんかもうとっくに電算化をされておりまして、確かに昔の書いた戸籍等は墨で書いたりして、今のようにタイプの活字じゃないですから、非常に見にくい。人にまたくせのあるような字があって読みづらいというような問題もあるわけですが、それがこの電算化によって整備されていくだろうと思います。特に、現在の戸籍謄本とかそれを改正した改正前戸籍とか、そして古い、もう既に亡くなった方々の除籍謄本とか、戸籍には相当時代をさかのぼって80年間これを保管しなきゃならないという義務があるわけです。そういう中で、現在平成13年度から14年度にわたってこれを整備していくということなんですが、これをどのように進められていくのか、この点についてもこの説明資料ではちょっとわかりませんので、説明していただきたいと思います。 それから、説明資料の28ページの361番、新規事業で山陰本線の高速化事業の負担金として631万円上がっております。これは益田から松江まで2時間で結ぶというような大体の話を聞いておりますが、現実的にその内容はどうなのか。それで、7月ごろこれが実施されるというような話を聞いておりますが、大体の見通しがありましたら教えてください。 それから、これによってかなりの、非常にJRを使う人が多くなるんじゃないかと。9号線を通って松江まで行ってもちょっと3時間じゃ厳しいというような状況だろうと思うんですが、これによりますとその半分ぐらいで安心して行かれるんじゃないかと、そういう交通の将来は山陰高速道路とかというのが開通すればまた事情は変わってきますが、現在の状況の中では非常に山陰地方というのは東西、しかも島根県は長い県でありますし、この高速化による恩恵というものが非常に大きいものと私は思っております。 そこで、特に朝方とか夕方の便数は特に増やしていただいて、利用者に便利なように、またこの便が行ったらもう後はないですよと、帰る便がないというようなことのないように、やはりしっかりとこういうJRの方に要求していただきたいと思いますし、そういう点について我々も市民としてこのJRをどんどん活用して、その高速化の中で恩恵をこうむりたいと思っておりますが、そういう点どのように考えておられるかお聞きしたいと思います。 それから、29ページの369に浜田市中心市街地活性化基本計画の推進事業として21万4,000円ほど予算が上がっております。ご存じのように、浜田市内を見ましても、非常に市内の商店街が低迷しておりまして、最近はその商店の灯がどんどん消えて、駐車場になったりあるいはそれを解いて新しくアパートが建てられたりして、商店街の様相をなさなくなってきているような状況が進んでいるわけですが、そういう中で、やはり大学を核としたまちづくりを進める中で、学生がここへ来て4年間ほど浜田市で住むわけですから、そういう人たちのためにもこの中心市街地の活性化という部分には力を入れていかなきゃいけないんじゃないかと思うんです。それについて取り組むには少し予算が低いように思います。これについてどのような考え方を持っておられるのかお答えいただきたいと思います。 それから、その下の370に浜田港の活用の海外取引促進事業ということで、コンテナ船の方がいよいよ就航するわけですが、そのコンテナ船に伴う荷物をそれに乗せるために、その荷物の獲得に貢献していただくための企業に対して贈るのかどうか私もちょっと内容はわからないんですが、この50万円を20件とありますが、1件50万円を限度にこの予算を組んでおられるわけですが、どのようなことで組んでおられるのか、どのような対象を組んでおられるのか。それと、この20件というのは、浜田港を中心として何キロぐらいの範囲内の企業に対してこれを当てはめていくのか。これからは釜山と浜田港が直接結ばれるというわけで、かなり短い距離で、時間で結ばれるようになると思いますので、従来の港を利用されている企業でも、浜田港を利用してどんどんそういう方面、東南アジアとか韓国等の輸出とか貿易とか、向こうから商品を輸入してるとか、砂利を輸入しているとか、いろんなことの企業活動にこの浜田港を利用していただけるんじゃないかというように期待いたしているわけですが、そういう点についてこの50万円の20件というものの内容について、どの範囲を言ってるのか、それからどういうような対象にこれが活用されるのか、その点についても教えていただきたいと思います。以上です。 ○議長(高見庄平君) 市民課長。 ◎市民課長(渡部恵子君) 26番遠藤議員の1点目のご質問にお答えいたします。 総務省は地方公共団体の特定の事務の郵政勧奨における取り扱いに関する法律案を今国会に提案されるようです。この法律案は、住民票の写しや印鑑登録証明、納税証明書の交付を郵便局に業務委託できるようにするものであります。業務委託としまして住民のニーズや地域の実情に応じて各市町村が判断するということになっておりますので、今後検討してまいりたいと思います。 次に、2点目のご質問ですが、戸籍事務の電算化につきましては、長年の課題であり、これまで導入に向けて視察などを行って検討を重ねてまいりました。現在で松江市、出雲市を初め県下で15の市町村で電算化がなされております。事業の内容でございますが、浜田市は1月末で現在戸籍が2万3,771件、本籍人口が5万9,987人です。現在戸籍専門用紙に活字タイプを打って処理し、台帳にて保全しておりますが、この戸籍をコンピューターに入力、データを保存、活用し、事務処理の効率化、行政サービスのさらなる向上を図るものでございます。期間といたしましては、13年度から2年間で行ってまいります。まず、13年度に現在戸籍を電算化し、事務を開始いたします。そして、14年度に約3万件ございます除籍、改正前戸籍を電算化してまいります。以上でございます。 ○議長(高見庄平君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(湯屋口初實君) 遠藤議員さんのご質問にお答えをいたしたいと思います。 まず、山陰本線高速化事業市町村負担金でございますが、本県東西間の時間、距離を短縮し、地域間の交流を促進をし、もって地域振興に寄与する目的で山陰本線米子─益田間の高速化が平成13年度夏に開通の予定です。先ほど質問ございましたが、7月ということになっておるようでございますが、まだ日にちは確定しておりません。夏だということでご認識をいただきたいと思います。 高速事業の総事業費は125億円、そのうち地上設備90億円、車両費35億円です。負担の内訳は、車両費につきましては、県の無利子貸し付け35億円、これは仕事はJRがやるわけでございまして、地上施設につきましては22億円、JR、地元負担金68億円内のうち募金委員会で受ける寄附24億円、自治体負担金44億円となり、そのうち今回高速化で見込まれる市町村の固定資産の増額分5億円をそれぞれ負担することになっております。浜田市の場合、固定資産税が増える金額が6,313万494円の増が見込めるということになっておりまして、この増額分を10年間でお支払いをしていくということになります。 それから、中心市街地活性化基本計画推進事業でございますが、現在平成12年度内に策定する中心市街地活性化基本計画に基づいて事業が推進を図られるよう引き続き検討委員会というものを組織をし、それを設置していく経費を今回21万4,000円予算要求をしておるところでございまして、経費の内訳は検討委員会の謝金とその報酬、需用費等であろうと思います。 それから、浜田港活用海外取引促進事業補助金でございますが、市内の企業が原材料の海外調達や海外販路の開拓等を行う場合、事業着手時に必要な海外市場調査、サンプル調達、サンプル輸出等、相当のコストが発生してまいります。市内企業におきましては、海外とのビジネスチャンスを創造する上で、このコスト負担が障害となってくることとなります。しかし、浜田港定期コンテナ航路を維持するためには、貨物の確保が最も重要であり、そのためには地元貨物の創出が重要な課題であります。このような背景から、地元企業による海外取引を促進するため、浜田港活用海外取引促進支援補助金を創設し、新たに貿易を行う者、新規事業開拓を行う者に対して一定の補助をすることによって、浜田港の利活用をした地元企業の貿易促進を支援し、もって定期航路の貨物の創造を図ってまいろうという考えでございます。 補助対象は、海外の原材料、部品等の調達に係る調査、指導、海外の販路拡大、海外見本市のコーナーの作成、サンプル展示品購入等にかかる輸送費、資料作成に必要な経費として補助対象経費の2分の1、額として1件50万円を限度として予算内で出していこうと考えております。補助を対象する企業につきましては、市内企業と考えております。以上でございます。 ○議長(高見庄平君) 26番遠藤公輝君。 ◆26番(遠藤公輝君) ありがとうございました。大変親切丁寧な答弁をいただきまして、よくわかりました。 大変私どもも戸籍よく仕事上取ることあるんですが、大変戸籍を取るというのは難しくて、今まで大変待たされるというんですか、1日じゃとても取れない、わからないというか、捜しにくいというか、そういうようなこともあるようでして、それが今後電算化によってそういうような時間等が短縮するんじゃないかというように考えられますが、その点についていかがでございましょう。職員の戸籍事務の対応についてどのように考えるかと。 ○議長(高見庄平君) 市民課長。 ◎市民課長(渡部恵子君) 再質問にお答えいたします。 この電算化によりまして、先ほど議員さんも申されましたように、受付帳の記載事務や統計事務などが同時に処理されて簡素化されます。戸籍の届け出があったときに市民の待ち時間の短縮やそしてきれいで読みやすい証明書を速く交付できるようになります。また、戸籍届け出の審査や相続の際の筆頭者をさかのぼって検索できる機能の充実により、経験の少ない職員でも対応できるようになります。以上でございます。 ○議長(高見庄平君) ほかに質疑はございませんか。3番西村健君。 ◆3番(西村健君) 私は、いろいろありますけれども、長浜土地区画整理事業の関係に絞って質問をいたします。 説明資料では、まず137番に関係すると思いますけれども、先ほど中村議員の質問にもありました例の愛心会の土地ですね、いろいろありましたけれども、現実問題今は市の所有になっているというこれが現実、事実だろうというふうに思いますけども、その土地に絡んだことでちょっと質問をいたします。 といいますのは、今は、先ほど言いましたように、市の所有ですけれども、それ以前の土地の所有なり活用なりについて調べますと、千葉に在住されている方から浜田市の法人ほか19名の個人に譲り渡す、そういった申請が農地法5条の規定によって県知事あてに許可申請が提出をされております。中身は、そのときの地目は畑だったわけですけれども、それを植林するということで、と同時に権利を譲り受ける人の方に権利を移転するといったような中身の申請です。この申請が出されたのが平成10年10月12日に出されております。県知事から許可がおりたのが平成10年11月12日に許可がおりております。実際に所有権が千葉の方から浜田市在住の法人なり19名の方々に移ったのが平成11年2月9日だという、登記を見ればそのようになっております。 それで、今から申します疑問というのは、こういうことなんです。今申しましたような事業の中身で申請がされておりますけれども、実際にその完了報告書なりそれから植林で申請していますから、申請目的の変更届が出てるかということで情報開示の申請をしましてやった結果、そういう届け出は出てないということで、これは実際には農業委員会、ここの、浜田市の農業委員会から回答が出てるということなんです。 私はこの件で2点ほど問いたいのは、1点目は、こういった事実を私は少なくとも浜田市は知り得た状況にまずあったんだろうというふうに私は思いますけれども、今言ったような事実を認識しておられたのか、これが1点です。 今このことに絡みまして、実はことしの2月21日付で浜田市を良くする会という、その会長さんであります平野良正さんが、検察庁にあてて、要は農地法5条違反だと、今申しました事実はですね、違反しているということで、この土地を譲り渡した人それから譲り受けた法人なり個人19名を相手にして告発をされております。あわせて、その監督責任ということで、島根県知事も職務を怠って植林の完了報告書の確認をせず、事実調査もしないままに放置していたということで、しかるべき措置を講じろといったような中身の告発なんですけども、そういう告発がなされております。 2点目にお聞きしたいのは、そういう告発という事実を浜田市として現時点で知っていたのか、これが2点目です。 3点目は、説明資料の関係でいいますと、33ページ、450ですね、整理番号、この関係、それから456、市営西住宅用地取得事業、これに関連すると思いますけれども、この予算書に上がっておりますように、既に幹線道路については、債務負担行為ということで12年度にそれはもう議決されておりますけれども、これに関しても土地区画整理組合は平成12年1月20日に設立の認可申請をしてるんです。それで、それを受けて同年3月17日に県土木部長より認可されてます。で、事業を始めたということですけれども、土地区画整理法86条によれば、この事業に当たって換地計画書それから保留地処分規定、この書類の提出が必要なんですけれども、これも情報開示ということで資料の提出を求めたわけですけれども、これは浜田市の都市計画課が主管ですけれども、そういった文書はないと。不開示決定通知書というのを出されていると。これは浜田市のことですからご存じだと思いますけれども、要するにそういった違法の疑いがある、現時点では先ほどの事業もまだ検察庁に告発されただけですので、確定したわけではないので、おそれがあるというふうな表現しかできないと思うんですけども、そういうことを浜田市は知り得たにもかかわらず、こうした予算書に土地区画整理組合の土地を購入するというこういった予算が上がってくることについて、私は非常に疑義を持ってるんですけども、とりあえず3点目としては、こういった事実関係を浜田市として認識していたのかどうか、これが3点目です。 いろいろあとありますけれども、とりあえずそれは再質問ということでさせていただこうというふうに思いますので、今申し上げました3点についてお答えをいただきたいというふうに思います。 ○議長(高見庄平君) 農林課長。 ◎農林課長(服部二郎君) 3番西村議員さんの質問にお答えいたします。私は兼務辞令をいただいております関係で答弁させていただきます。 1点目でございますが、農地法5条について申請があった時点で事実を知っておったかということでございます。ご承知のように、農地法5条によりませんと土地の取得はできません。そういうところからいたしまして、先ほどご指摘ありましたように、植林をするということで申請がされております。その時点の状況でございますけれども、区画整理ということについてのうわさは聞いておりました。 しかし、具体的な事業認可あるいは設立、そういうところまでは私どもの方では状況は把握しておりません。地元の農業委員さんも現地に出向かれまして、いろいろ現地調査等をいたしました。そして、定例の農地部会におきまして審議をいただいたわけでございます。その時点でもそういう具体的な許可あるいは認可ということは出ておりません。そういうことで浜田市農業委員会としては妥当であるということで県に上申をし、許可権者であります知事から許可をいただいたということでございます。 その後このような事態が発覚いたしまして、今後の対応について現在地元の農業委員として、委員会としてどのように指導したらいいかということで、現在県の方に伺いを立てておるというような状況でございまして、現段階では県の方といたしましては、現段階はまだ農地法に対して違反しておるとは言えないのじゃないだろうかということでございます。ただし、先ほど言われますような完了届あるいは変更届というものの措置については、これはできておりません。ここらあたりにつきましては、現在県の指導待ちというような形をとっておるところでございます。 それと、2点目の違反によって告発をしておるということでございますが、この事実については、私どもの方では直接は伺っておりません。以前うわさといいますか、するというような話は聞きましたけれども、それから先については聞いておりません。したがいまして、現在どのような状況になっておるかということについては、若干状況が把握しかねておるというのが事実でございます。以上でございます。 ○議長(高見庄平君) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(正連山茂君) 順番が順不同な答えに、突然なもんですからなるかもしれませんが、よろしくお願いします。 まず、長浜土地区画整理事業内の450番、この予算説明資料450番の長浜土地区画整理事業幹線道路用地取得について不明だというようなことがありましたので、それについてお答えします。 まず、これについては、さきの議会において承認いただいた案件でございますが、重なりますが説明いたします。浜田市が以前より構想として持っておりましたところの西公園でありますとか、JRとか、あるいは狭い道路で安全な消防車とかそういったものが入りにくい長浜8町内への進入ルートをずっと検討しておったところなんですが、その計画上のところに組合施行の土地区画整理事業を実施したい旨の協議があり、平成10年7月13日付で浜田市に対して土地区画整理組合設立認可準備委員会からの結成届と、あわせて技術援助の申請がなされたところです。 我々としましては、そうした構想を持っているところでありますので、組合の計画では9メーターの道路計画でしたから、9メーターの道路の辺に全部家を建てられた後、今度西公園をするときに多くの市民が使う公園のところへそうした9メーターの道路だったら困ると。後で12メーターに広げるということになったら、家が建った後でそれをするのは大変だということで、歩道がある12メーターの道路にしてもらうような指導をしております。この差の部分ですね、この差の部分について応分の負担をしていこうというのが、この450番に出ておりますところの幹線道路の用地取得事業という名前になっておる部分であります。これは議員の皆さんもこの議会でご理解いただいて実行しているところです。それが1つ。 それから、2つ目ですね、先ほど情報開示に対して不開示ということがあったということだったんですが、これは組合の設立認可は平成10年3月17日に県知事より認可されたわけですが、我々浜田市は県が認可権者なんで、浜田市はそれに腹心する立場なんですが、設立認可に必要な書類の中には、事業換地計画書というようなものは入ってないんです。だから、そういったものがないのは当然のことなんです。それがあるというのがおかしいことなんです、逆に言えば。そういうことなんで、ないものはないと申し上げたところです。 ちょっと聞き漏らしましたんで、もう一つの分も2つたしか今手元に書類がないんで明確にお答えできませんが、あるものについて、認可に必要であった書類はすべて開示させていただいております。以上です。 ○議長(高見庄平君) 3番西村健君。 ◆3番(西村健君) 最初の今の愛心会の方の土地の件で、1点確認の意味も含めてお尋ねしますけれども、結局植林の完了報告書なり申請目的の変更届が出されてないという確認はできてるわけですよね、現時点で。そうしますと、それは違法なんじゃないんですか。農地法5条に照らすと。違法なことがわかりながら、その土地を買ってるわけです。そのことについてどのように考えてらっしゃるのかという意味合いで再度質問をしたいというふうに思います。 それから、ちょっと細かいことになるかもわかりませんけども、この愛心会の土地の契約に当たって、契約書によれば1億3,971万7,000円という契約金額になってると思いますけれども、予算書によれば、1億4,140万6,000円ということで債務負担の額がなってると思いますけども、ちょっと私そこら辺が不一致なのがどうしてなのかわからない。単純なことなのかもわかりませんけれども、それを1点教えていただきたいというふうに思います。 それから、土地区画整理事業と愛心会のたんぽぽの里ですか、あれはもうほどなく完成予定だと思うんです、当初の工期からすれば。そうしますと、電気やなんかはいいんでしょうけども、排水をどのような今状況に実際になっているんでしょうか。全くそこら辺については、市の管理の権限外だということで解釈していいのか、それともそうじゃないよということなのか、それちょっとお願いします。 それから、ちょっとこれは質問間違ったのかもわかりませんけれど私、428番のこと言い忘れましたけれども、428番に江川川の事業について総事業費2億円でとりあえず設計に着手するということですけれども、江川川は今回の土地区画整理事業の付近にある川なんですけれども、そこら辺の事業と関係がある今回の江川川の事業なのか、そこら辺ちょっと、これはルール違反かもわかりません、ちょっと最初に言い漏らしましたんで、できれば回答をお願いしたいというふうに思います。よろしくお願いします。 ○議長(高見庄平君) 農林課長。 ◎農林課長(服部二郎君) 今西村議員さん言われますように、これが5条の違法であるかどうかということでございますが、先ほどもご説明申し上げましたように、申請時におきましては、今この方法に何ら問題は、農地法上の問題はございません。しかし、完了届あるいは目的変更届が今出されてないという状況下にありますけれども、ここの部分につきましては、県の方にいろいろご相談を申し上げたところでございます。しかし、今の段階では、後がどのようになるかということがはっきりしてないということで、県の方も現段階では違法とは言えないんじゃないかと、こういう判断をいただいておるところでございます。ちなみに、植林ということがございます関係で、今後どのような方法になろうかというところも一応見きわめる必要があるんじゃないかというような部分からこのような回答がなされておるというように理解をしております。以上です。 ○議長(高見庄平君) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(正連山茂君) 先ほどご説明を落としたことをちょっと、組合施行の設立認可に必要な要件の中に、いわゆる地権者の3分の2以上の同意と、あるいはこれは人数的にも面積的にもというようなことがあります。地権者あるいはその権利者ですね、例えば貸借権みたいなものを持っておられる方、そうしたものの免責要件というようなことがありますが、そういったことを確認しなければいけませんので、我々のもとに出てきたものの名簿ですね、そのときには区画整理から、さっきの農転の話と切り離していただきたいのは、区画整理の設立認可のときには新しい地権者になっているということは頭に入れておいていただきたいと思います。 それから、排水がいかがかということがありました。こうした区画整理に限らず、開発行為を行う場合には、今まで山だったところが家が建つとかあるいは道路になるとかということで、いわゆる流出係数というんですが、雨が降ったのがそのまま何%の出方をしていくかというようなことが変わってきますので、今までとは流量が大きくなる、開発をしたら川に流れてくる時間が早くなる、そういった関係がありますので、それを調整する意味の調整池というのを設置するような指導があります。 この長浜の土地区画整理事業についても、これは県の方からなんですが、そういった指導があって、そうした調整池についてほぼ完成しております。大体機能的にはもう完成しております。それにつなぐ水路について今鋭意工事を進めているところです。ただ、この区画整理の事業については、いわゆる組合の施行でありまして、市が施主といいますか、市の工事ではありませんので、逐一事態を把握しているということはないのが事実、私自身が今知っているということは、それはちょっとしてはおりませんが、ときどき見たり、担当の者が巡回して聞いたところではそういう状況になってございます。 それから、それに続く江川川云々ということがありました。この予算書のあれ。これと江川川が、先ほど言いましたように、全然関係ない話。江川川に入るのに新しく開発するところを調整しなさいよと。今までの江川川の機能で流せなくなる、江川川をあふれるようなことをさせてはいけませんよというための調整池ですから、これとは直接的な関係はありません。江川川は江川川で従来よりはんらん、流れがよくないというようなことから、そうした計画を今回上げているということで、この江川川と今の長浜の土地区画整理事業との関連は直接的なものはないということをご理解いただきたいと思います。以上です。 ○議長(高見庄平君) 3番西村健君。 ◆3番(西村健君) しつこいようですけれども、植林の完了報告書が出てない、それから申請目的の変更届が出されてない、これは事実ですよね。そうすると、今おっしゃったのは、その土地に既に愛心会の建物が建ってるんでしょう。そうじゃないんですか。そうしたら、今から植林というのは非現実的なことであり得ないと思うんですけども、いずれにしても、ですから私は可能性として今から植林なんていうことはあり得ないと思うんですけども、なおかつそういう疑義がありながらも予算計上されていいんだろうかという素朴な疑問で申し上げたんで、そこはちょっと再度ご答弁をいただけたらというふうに思います。 それから、最後の江川川、ご答弁ありがとうございます。これははっきり言われましたんで、それ以上聞くなということかもわかりません。全く関係ないんですね。言い切れますね。はい、わかりました。 じゃ、その1点だけお願いします。 ○議長(高見庄平君) 農林課長。 ◎農林課長(服部二郎君) 今の西村議員さんの質問でございますが、基本的に今我々の方は、換地等そういうことの新しい土地の位置というのが全くわかりません。したがいまして、今言われますように、その土地が本当にその建物のところにいっておるのかどうなのかということは、今我々の方では全く底地の話をしております関係でわかりませんが、今言われますように、仮にそれがあったらどうかということになるんだろうと思いますけれども、それについては、一応農地法については、まだ問題は解決は先だろうと思います。この換地計画によって今後保留地等の話が出てまいりました段階で、底地の問題についての換地の場所、そういうことによっては県の方は原形復旧というようなこともあり得るというようなことは申しておりますが、現実として今後どのように県が指導されて、その農地法に対して対応されるかということを今県の方にご指導願っておるということでございます。したがって、今ご指摘がありましたように、このことが必ずしも農地法違反であると今決めてかかるのは、今の段階では若干無理があるような気がしておるところでございます。以上でございます。 ○議長(高見庄平君) よろしいですか。            (3番西村 健君「答弁漏れがあったです」と呼ぶ) 答弁漏れがあった。            (3番西村 健君「今契約金額と異なる点」と呼ぶ) 介護保険課長。 ◎介護保険課長(福原稔之君) 3番西村議員さんのご質問にお答えします。 予算上の金額と実際の契約金額が異なるというご指摘でございますが、当初予算に債務負担も絡みまして計上するときには、関係課とも協議しまして、まだ大ざっぱな面積でございました。それが契約をするその後ですね、座標測量というんですか、専門用語でわかりませんが、大幅な狂いがないというところで面積がある程度確定したもので契約をしております。最終的な面積につきましては、この組合が、工事が完了して最終的な測量されて、これは光波でやられるかわかりませんけど、より正確な面積が確定するということでございます。そういうところで予算上の差が出てくるということでご理解賜りたいと思います。 ○議長(高見庄平君) ほかに質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 本案については総務委員会に付託したいと思います。これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) ご異議なしと認めます。よって、本案は総務委員会に付託することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高見庄平君) 日程第29、議第94号平成13年度浜田市国民健康保険特別会計予算、これを議題といたします。 これより質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 本案については文教厚生委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) ご異議なしと認めます。よって、本案は文教厚生委員会に付託することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高見庄平君) 日程第30、議第95号平成13年度浜田市駐車場事業特別会計予算、これを議題といたします。 これより質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 本案については総務委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) ご異議なしと認めます。よって、本案は総務委員会に付託することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高見庄平君) 日程第31、議第96号平成13年度浜田市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算、これを議題といたします。 これより質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 本案については建設委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) ご異議なしと認めます。よって、本案は建設委員会に付託することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高見庄平君) 日程第32、議第97号平成13年度浜田市公設水産物仲買売場特別会計予算、これを議題といたします。 これより質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 本案については経済委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) ご異議なしと認めます。よって、本案は経済委員会に付託することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~
    ○議長(高見庄平君) 日程第33、議第98号平成13年度浜田市老人保健医療事業特別会計予算、これを議題といたします。 これより質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 本案については文教厚生委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) ご異議なしと認めます。よって、本案は文教厚生委員会に付託することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高見庄平君) 日程第34、議第99号平成13年度浜田市伊甘土地区画整理事業特別会計予算、これを議題といたします。 これより質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 本案については建設委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) ご異議なしと認めます。よって、本案は建設委員会に付託することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高見庄平君) 日程第35、議第100号平成13年度浜田市公共用地先行取得事業特別会計予算、これを議題といたします。 これより質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 本案については総務委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) ご異議なしと認めます。よって、本案は総務委員会に付託することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高見庄平君) 日程第36、議第101号平成13年度浜田市国民宿舎事業特別会計予算、これを議題といたします。 これより質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 本案については経済委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) ご異議なしと認めます。よって、本案は経済委員会に付託することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高見庄平君) 日程第37、議第102号平成13年度浜田市介護保険特別会計予算、これを議題といたします。 これより質疑を行います。 質疑はございませんか。13番山本富彦君。 ◆13番(山本富彦君) 1点だけお伺いをいたしたいと思います。 予算に関連してお伺いをいたしますが、介護保険を受けるために介護認定を受けるのに必要な医療機関からの診断書の提出があるわけですが、これは介護認定申請を行いますと、浜田市が医療機関に対して診断書の提出を求めております。それが返送されてきますと、これによって介護認定審査が始まるということになると思いますが、この介護認定を受けるときの診断書ですね、これが浜田市の方から医療機関へ送られて、市の方へ返却をされてくるといいますか、返送されてくる、この期間が非常に長いというぐあいにお聞きをしておるんです。介護認定を受けられるお年寄りの方は、一日も早く介護認定を受けたいという気持ちでおられるわけですが、これが2か月も3か月もかかるといったような状態の中では、全くその機能を果たさないというように私思ってるんですが、お伺いをいたしますが、国立病院、特に国立病院は非常に遅いというように聞いておりますが、これと開業医、これがどのような状況になっておるのかお伺いをいたしたいと思います。 ○議長(高見庄平君) 介護保険課長。 ◎介護保険課長(福原稔之君) 山本議員さんのご質問にお答えいたします。 ご指摘のとおり、介護保険が開始されましていろいろと申請者も増えておりますが、早急に介護が必要な方もおられます。そういう中で、先ほどおっしゃられた病院等に対しまして意見書、診断書ではございません、意見書と申しますけども、私どもとしましては急いで求めるわけでございますが、ご指摘のような事例があることは事実でございます。そういう中で、私どもといたしましても、病院の方へ伺いましていろいろと要請をしてまいったところでございます。それにもかかわりませず、やはり相変わらず同じような状況がちょっと続きました。そういう中で、ことしの初めごろだったと思いますけども、健康福祉センターの方にもその辺をお話しして、県の方で再度要請等指導に入られております。今後はこういうことがないと思いますけども、また再度そういうことが起こるようでございましたら、また県とも連携しながら、利用者といいますか、介護が必要な方のためにも早急な対応をしたいと考えております。以上でございます。 ○議長(高見庄平君) 13番山本富彦君。 ◆13番(山本富彦君) 1月にそういったようなことがあったということですが、その後も実は続いておるわけです。大変この介護保険というものが今スタートして順調にスタートしたということでありますが、やがて1年になるわけですが、こういったような状態が続くということになれば、介護保険を掛けておる意味がない、こういうことになるわけであります。1つ今お話がございましたように、現在もそういう状態が続いておりますので、ぜひひとつそういうことがないように医療機関に対してご指導をいただくようにお願いを申し上げて終わります。 ○議長(高見庄平君) ほかに質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 本案については文教厚生委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) ご異議なしと認めます。よって、本案は文教厚生委員会に付託することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高見庄平君) 日程第38、議第103号平成13年度浜田市公共下水道事業特別会計予算、これを議題といたします。 これより質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 本案については建設委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) ご異議なしと認めます。よって、本案は建設委員会に付託することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高見庄平君) 日程第39、議第104号平成13年度浜田市農業集落排水事業特別会計予算、これを議題といたします。 これより質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 本案については建設委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) ご異議なしと認めます。よって、本案は建設委員会に付託することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高見庄平君) 日程第40、議第105号平成13年度浜田市水道事業会計予算、これを議題といたします。 これより質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 本案については建設委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) ご異議なしと認めます。よって、本案は建設委員会に付託することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高見庄平君) 日程第41、請第9号青少年健全育成基本法の制定を求める請願について、これを議題といたします。 紹介議員の説明を求めます。26番遠藤公輝君。 ◆26番(遠藤公輝君) 青少年の健全育成基本法の制定を求める請願について、この提案につきまして請願の趣旨、要旨等を朗読させていただきまして、皆様方のご承認をいただきたいと思います。 あすの社会を担う青少年の健全育成は、すべての国民の願いであります。しかしながら、今日我が国の青少年の荒廃は深刻な事態に直面しています。青少年の荒廃は急増する離婚、頻発する児童、幼児虐待事件等に象徴される家庭の問題、また倫理道徳教育を排し、知識偏重教育に陥り、人格形成の場としての学校の問題、そして地域社会においては、4兆円を上回る市場規模の性産業のはんらんの問題等、我々大人が青少年を見守り、支援し、ときにいさめるという義務を果たさなかったゆえの結果と言わざるを得ません。 これらの問題に対して、国は従来それぞれの分野における諸法規により対処してきましたが、いずれの法規も限られた分野における対症療法的な内容にとどまり、青少年の年齢定義すら法律によって異なるなど、一貫性に欠ける問題が指摘されています。 また、全国民的課題である青少年問題について、各都道府県の条例でまちまちに対応するという限界性は以前から問題として指摘されています。去る7月22日発表された青少年問題協議会(総理大臣の諮問機関)の答申においても、青少年基本法の必要性について言及されているところです。 今求められているのは、青少年の健全育成に対する基本理念や方針などを明確にし、これによる一貫性のある包括的、体系的な法整備であります。特に健全な青少年は健全な家庭から育成されるという原点に立ち返り、家庭の価値を基本理念に据えた青少年健全育成基本法の制定が必要であると確信いたします。 以上の理由により、貴議会におきましても、下記の内容を含めた青少年健全育成基本法の制定を求める意見書を国に提出してくださいますようお願い申し上げます。 請願事項1、家庭の価値を重視した青少年の健全育成に関する基本理念・方針を定める。 2、家庭の責務、教育現場の責務、地域社会の責務を明確化する。 3、有害図書類(雑誌、ビデオ、パソコンソフト、CD-RОM等)の販売、貸し出しは専門店のみで扱う。 4、有害図書類、アルコール、たばこ類の自動販売機での販売禁止、広告の制限。 5、テレビ番組のランク付を義務化する「Vチップ制度」の導入等による有害番組への規制システムをつくる。 6、インターネット、パソコン通信のわいせつ性及び暴力性の高い画像などを規制する。 7、青少年を性犯罪から守るため、淫行処罰規定を強化する。 請願者は、松江市西谷町85番地1、青少年を守る島根県民の会、代表勝部重治さんでございます。 皆様方のご審議を賜りますようよろしくお願い申し上げます。以上でございます。 ○議長(高見庄平君) ただいまの提案説明に対して質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 本請願については、文教厚生委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) ご異議なしと認めます。よって、本請願は文教厚生委員会に付託することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高見庄平君) 日程第42、請第10号激増する野菜等の緊急輸入制限(セーフガード)の発動に関する意見書提出を求める請願について、これを議題といたします。 紹介議員の説明を求めます。3番西村健君。 ◆3番(西村健君) それでは、読み上げて提案といたします。 激増する野菜等の緊急輸入制限(セーフガード)の発動に関する意見書提出を求める請願について。 請願の趣旨。野菜の輸入は1992年と99年の比較で331%も増え、さらにことし1月から4月は昨年の同時期と比べトマトやタマネギなどが2倍以上に激増しています。 こうした輸入野菜の激増によって、5月の野菜価格は10年来の最安値を記録し、生産費の回収さえもできない品目が続出し、農家の経営を著しく圧迫しています。野菜等の農産物価格の暴落は、農家への打撃だけにとどまらず、農業関連産業全体を危機に陥れ、長引く不況とも相まって地域経済にも深刻な影響をもたらしています。 WTО協定に基づく緊急輸入制限(セーフガード)は、輸入の増加が国内生産に重大な損害を与え、または与えるおそれのある場合は、特定の産品の輸入に対する緊急輸入措置をとることができると明確に定めています。WTО協定発足以降だけでも、韓国、アメリカ、チリなどで乳製品や豚肉、野菜、穀物などの輸入制限を行い、自国の農業を守っています。輸入野菜等の激増によって価格が暴落し、地域農業が根底から脅かされる事態にある今、緊急輸入制限を発動することが急がれます。 以上の趣旨から、貴議会が次の施策を実現する意見書を採択し、政府、関係機関に働きかけることを請願します。 請願事項。野菜を初め輸入が激増している農畜産物に対し、直ちに緊急輸入制限(セーフガード)を発動すること。 請願者は、松江市上乃木町3226番地3、島根県農民運動連合会、代表長谷川敏郎です。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(高見庄平君) ただいまの提案説明に対して質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 本請願については、経済委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) ご異議なしと認めます。よって、本請願は経済委員会に付託することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高見庄平君) 日程第43、請第11号米価の下落を抑えるため、自主流通米の値幅制限の復活に関する意見書提出を求める請願について、これを議題といたします。 紹介議員の説明を求めます。3番西村健君。 ◆3番(西村健君) これも読み上げて提案といたします。 米価の下落を抑えるため、自主流通米の値幅制限の復活に関する意見書提出を求める請願について。 請願の要旨。生産者米価が5年間に全国平均で約6,000円も暴落し、政府が発表する米1俵当たりの生産費1万9,991円に対し、政府買い入れ価格は60キロ1万4,706円と、生産費を大きく割り込んでいます。今の状況が続くならば、農家は生産意欲を著しく奪い取られ、まさに日本農業を根底から突き崩しかねない危機的な事態と言わなければなりません。 こうした事態は、5年間に輸入量が290万トンに及んでいるミニマムアクセス米が米の需給バランスを大きく突き崩していること、政府が生産者米価の下支えをすべて廃止して市場原理にゆだねたこと、最低限の暴落対策であった自主流通米の値幅制限の廃止などがその原因であることは明らかです。 国民の主食であり日本農業の大黒柱である稲作を守ることは、農業の経営を守ることにとどまらず、21世紀に向けた食糧自給率の向上、農村の地域経済、国土と環境の保全など、多面的な意義を持っています。 以上の趣旨から、貴議会が次の施策を実現する意見書を採択し、政府並びに関係機関に働きかけていただくことを請願します。 請願事項。日本の稲作農業を守るため、米価の暴落、変動を抑える自主流通米の値幅制限を復活させること。 請願者は、松江市上乃木町3226番地3、島根県農民運動連合会、代表長谷川敏郎です。よろしくご審議いただきますようお願いいたします。以上です。 ○議長(高見庄平君) ただいまの提案説明に対して質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 本請願については、経済委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) ご異議なしと認めます。よって、本請願は経済委員会に付託することに決しました。 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。 この際、日程の変更についてお諮りいたします。 3月9日は本会議議案質疑となっておりますが、議事の都合により休会にいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高見庄平君) ご異議なしと認めます。よって、3月9日は休会とすることに決しました。 本日はこれにて散会いたします。 皆様大変長時間にわたりご苦労さまでございました。            午後8時41分 散会        ──────────────────────────  出席議員(25名) 1番  澁  谷  幹  雄 君       2番  三  浦  一  雄 君 3番  西  村     健 君       4番  大  谷  弘  幸 君 5番  川  神  裕  司 君       6番  江  角  敏  和 君 7番  牛  尾  博  美 君       9番  片  山     勲 君10番  下  隅  義  征 君      11番  濵  松  三  男 君12番  佐 々 木  喜  久 君      13番  山  本  富  彦 君14番  向     惇  雄 君      15番  小  池  史  朗 君16番  徳  原  繁  一 君      17番  江  口  修  吾 君18番  牛  尾     昭 君      19番  中  村  建  二 君20番  小  川  泰  昭 君      21番  湯  淺     勝 君22番  高  原  好  人 君      23番  土  井     博 君24番  高  見  庄  平 君      25番  坂  田  幸  男 君26番  遠  藤  公  輝 君        ──────────────────────────  欠席議員(1名) 8番  横  田  善  雄 君        ──────────────────────────  地方自治法第121条により説明のため出席した者市長      宇 津 徹 男 君      助役      坂 平 弘 昭 君収入役     佐々木 康 夫 君      教育委員長   齋 藤 紀 子 君教育長     竹 中 弘 忠 君      監査委員    牛 尾 公 介 君総務部長    小 谷 典 弘 君      企画財政部長  江 木   朗 君経済部長    畑 岡 正 弘 君      建設部長    松 本 宏 世 君福祉環境部長  篠 原 英 臣 君      消防部長    木 鷺 正 勝 君水道部長    板 坂   勉 君      教育部長    宅 間 雅 照 君福祉環境部次長 小松原 尚 宏 君      総務課長    山 田 令 二 君人事課長    松 浦 三 男 君      財政課長    大 谷 克 雄 君地域政策課長  稲 葉 裕 男 君      総合調整室長  岡 田 昭 二 君管財課長    三 浦 陸 雄 君      市民課長    渡 部 恵 子 君情報管理課長  近 重 哲 夫 君      水産課長    石 井 信 孝 君農林課長    服 部 二 郎 君      商工観光課長  湯屋口 初 實 君建設課長    廣 瀬 虎 雄 君      都市計画課長  正連山   茂 君建築課長    花 坂 義 夫 君      介護保険課長  福 原 稔 之 君保健年金課長  東 條 克 巳 君      いきいき福祉課長桑 本 春 美 君環境課長    大 下 俊 吾 君      消防庶務課長  河 村 憲 治 君教育総務課長  益 田   修 君      水道部次長   中 村 勝 久 君文化振興課長  桑 田   巌 君      生涯学習課長  細 川 靖 則 君給食センター所長浅 田   勇 君        ──────────────────────────  事務局職員出席者事務局長    千代延 公 敏        事務局次長   高 橋 正 弘議事係長    山 崎   浩        主任主事    大 塚 隆 信主任主事    篠 原   修        ──────────────────────────...