令和 3年第3回 6月定例会 令和3年第3回
松江市議会定例会議 事 日 程(第5号) 令和3年7月13日(火曜日)午前10時開議 第1 議第61
号議案~議第76号議案・議第78号議案、承認第2号~承認第20号 (
委員長報告・質疑、討論、採決) 第2 陳情第1号・陳情第2号 (
委員長報告・質疑、討論、採決) 第3
議員提出議案第5号 学校教育における
デジタルトランスフォーメーションを適切に進めるための意見書について (提案説明、質疑、討論、採決) 第4
議員提出議案第6号
米価下落防止のためコメの
政府買い入れを行い、
生活困窮者への食糧支援に活用することを政府に求める意見書について (提案説明、質疑、討論、採決) 第5
委員会提出議案第1号
松江市議会会議規則の一部改正について (提案説明、質疑、討論、採決) 第6 議員派遣について────────────────────────────────────────本日の会議に付した事件 議第61
号議案~議第76号議案・議第78号議案、承認第2号~承認第20号 (
委員長報告・質疑、討論、採決) 陳情第1号・陳情第2号 (
委員長報告・質疑、討論、採決)
議員提出議案第5号 学校教育における
デジタルトランスフォーメーションを適切に進めるための意見書について (提案説明、質疑、討論、採決)
議員提出議案第6号
米価下落防止のためコメの
政府買い入れを行い、
生活困窮者への食糧支援に活用することを政府に求める意見書について (提案説明、質疑、討論、採決)
委員会提出議案第1号
松江市議会会議規則の一部改正について (提案説明、質疑、討論、採決) 議員派遣について────────────────────────────────────────出 席 議 員(34名) 1 番 小 澤 一 竜 2 番 中 村 ひ か り 3 番 たちばな ふ み 4 番 三 島 明 5 番 山 根 宏 6 番 海 徳 邦 彦 7 番 村 松 り え 8 番 原 田 守 9 番 舟 木 健 治 10 番 野 々 内 誠 11 番 錦 織 伸 行 12 番 河 内 大 輔 13 番 細 木 明 美 14 番 太 田 哲 15 番 田 中 肇 16 番 米 田 と き こ 17 番 岩 本 雅 之 18 番 長 谷 川 修 二 19 番 柳 原 治 20 番 野 津 直 嗣 21 番 森 本 秀 歳 22 番 川 島 光 雅 23 番 石 倉 徳 章 24 番 石 倉 茂 美 25 番 田 中 明 子 26 番 吉 金 隆 27 番 森 脇 幸 好 28 番 南 波 巖 29 番 津 森 良 治 30 番 森 脇 勇 人 31 番 川 井 弘 光 32 番 三 島 良 信 33 番 三 島 進 34 番 立 脇 通 也───────────────────────欠 席 議 員(なし)───────────────────────欠 員(なし)───────────────────────
事務局職員出席者 事務局長 福 島 恵 美 子 次長 永 井 秀 之
議事調査課長 竹 田 優 子 書記 仲 田 雅 彦 書記 古 川 進 書記 梶 田 崇 光 書記 月 森 致 子 書記 池 田 真 理 子 書記 山 根 広 大───────────────────────説明のため出席した者 市長 上 定 昭 仁 副市長 能 海 広 明 副市長 講 武 直 樹 副市長 平 林 剛 政策部長 山 根 幸 二 総務部長 小 村 隆 総務課長 永 田 幸 子
防災安全部長 永 田 明 夫
産業経済部長 森 原 透
観光振興部長 高 木 博 市民部長 吉 田 紀 子 福祉部長 湯 町 信 夫 健康部長 足 立 保
子育て部長 林 忠 典
環境保全部長 花 形 泰 道
歴史まちづくり部長 松 尾 純 一
都市整備部長 爲 國 岳 彦
会計管理者 杉 谷 薫 消防長 堀 江 剛 教育長 藤 原 亮 彦 副教育長 寺 本 恵 子 副教育長 成 相 和 広
上下水道局長 小 塚 豊 ガス局長 山 内 政 司 交通局長 須 山 敏 之 市立病院副院長 入 江 隆─────────────────────── 〔午前10時04分開議〕
○議長(
立脇通也) これより本日の会議を開きます。───────────────────────
△日程第1 議第61
号議案~議第76号議案・議第78号議案、承認第2号~承認第20号 (
委員長報告・質疑、討論、採決)
△日程第2 陳情第1号・陳情第2号 (
委員長報告・質疑、討論、採決)
○議長(
立脇通也) 日程第1、議第61号「松江市
税賦課徴収条例の一部改正について」から議第76号「令和3年度松江市
一般会計補正予算(第4号)」、議第78号「損害賠償の額を定めることについて」、以上議案17件、承認第2号「
専決処分の報告について」から承認第20号「
専決処分の報告について」まで承認19件及び日程第2、陳情第1号「
消費増税ゴミ袋1円値上げに対する不適切な政策を行政評価し、対処策を講じるよう求めることについて」、陳情第2号「NPO等に対する
子ども食堂等「つながりの
場づくり緊急支援事業」の委託について」を一括して議題といたします。 各委員会における審査について、それぞれ委員長の報告を求めます。
河内大輔総務委員長。 〔12番
河内大輔議員登壇〕
◆12番(河内大輔)
今期定例会において
総務委員会に付託となりました議案14件につきまして、7月1日に委員会を開催し、審査を行いましたので、御報告申し上げます。 議第61号「松江市
税賦課徴収条例の一部改正について」は、質疑に対し、執行部より、
特定公益増進法人等とは、
独立行政法人、学校法人、
社会福祉法人等が該当する。この法人等に対する寄附金の範囲の見直しに伴い除外することとなるのは、
増資等出資に関する業務に充てられるものであり、法人の事業に対する寄附は従来どおりであるなどの答弁があり、討論で意見はなく、採決の結果、
全会一致で原案可決すべきものと決しました。 次に、議第62号「松江市
固定資産評価審査委員会条例の一部改正について」は、
印鑑証明等の条例の改正予定についての質疑に対し、執行部より、松江市の押印廃止に伴う条例改正については、前2月議会で2件改正し、
今期定例会において2件を提案している。その他、押印を定めた条例が6件あり、現時点では廃止対象としていないが、今後国の方針等により、廃止する状況となれば、条例改正を提案するなどの答弁があり、討論で意見はなく、採決の結果、議第62号は
全会一致で原案可決すべきものと決しました。 次に、議第63号「松江市
手数料徴収条例の一部改正について」及び議第72号「字の区域の廃止について」、議第73号「松江市
土地開発公社定款の一部変更について」、以上の議案3件については、質疑、意見ともになく、採決の結果、それぞれ
全会一致で原案可決すべきものと決しました。 次に、承認第2号「
専決処分の報告について(松江市
税賦課徴収条例等の一部改正について)」及び承認第6号「
専決処分の報告について(松江市
都市計画税条例の一部改正について)」の議案2件は、一括議題といたしました。 承認第2号及び承認第6号は、質疑、意見ともになく、採決の結果、それぞれ
全会一致で承認すべきものと決しました。 次に、承認第3号「
専決処分の報告について(松江市
原子力発電施設等立地地域指定による
固定資産税の不均一課税に関する条例の一部改正について)」、承認第4号「
専決処分の報告について(
半島振興対策実施地域指定による
固定資産税の不均一課税に関する条例の一部改正について)」及び承認第5号「
専決処分の報告について(松江市
地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化のための
固定資産税の課税免除に関する条例の一部改正について)」の議案3件は、一括議題といたしました。 国の施策に関する周知についての質疑に対し、執行部より、国が決定した施策だけでなく、今後決定が見込まれる施策についても、丁寧な情報提供に努めたいなどの答弁があり、討論で意見はなく、承認第3号、承認第4号及び承認第5号は、採決の結果、それぞれ
全会一致で承認すべきものと決しました。 次に、承認第7号「
専決処分の報告について(松江市
国民健康保険条例の一部を改正する条例の一部改正について)」は、質疑、意見ともになく、採決の結果、
全会一致で承認すべきものと決しました。 次に、承認第11号「
専決処分の報告について(令和2年度松江市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第5号))」、承認第12号「
専決処分の報告について(令和2年度松江市
宍道国民健康保険診療施設事業特別会計補正予算(第3号))」、承認第13号「
専決処分の報告について(令和2年度松江市
後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第3号))」、以上の議案3件については、質疑、意見ともになく、採決の結果、それぞれ
全会一致で承認すべきものと決しました。 以上で
総務委員会の報告を終わります。
○議長(
立脇通也) これより
総務委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
立脇通也) 質疑なしと認めます。 これをもって
総務委員長の報告に対する質疑を終結いたします。
細木明美教育民生委員長。 〔13番
細木明美議員登壇〕
◆13番(細木明美)
今期定例会において
教育民生委員会に付託されました議案9件、陳情1件につきまして、7月2日に委員会を開催し、審査を行いましたので、御報告申し上げます。 議第64号「松江市救護施設、更生施設、授産施設及び
宿所提供施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」は、質疑において主なものとして、
救護施設等の
非常災害対策についての質疑に対し、執行部より、近年いろいろな災害が全国で発生しており、その施設だけでは避難行動ができない場合が多々起きている。そのため、施設だけでなく、地域と一緒になって
非常災害対策を講じ、連携していくということが条例に位置づけられた。松江市内には、泉の園と新生園、2つの救護施設があり、1施設は年に1回、施設の避難訓練に町内会から参加していただくなどしており、もう一施設は今年度中に参加していただくよう検討が進められているとの答弁がありました。 討論で意見はなく、採決の結果、議第64号は
全会一致で原案可決すべきものと決しました。 議第65号「松江市
指定障害福祉サービス事業等の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例等の一部改正について」は、質疑の後、意見はなく、採決の結果、
全会一致で原案可決すべきものと決しました。 議第69号「
松江市立湖南中学校校舎大規模改修3期(建築)工事の
請負契約締結について」は、質疑の後、意見はなく、採決の結果、
全会一致で原案可決すべきものと決しました。 議第71号「財産の取得について」は、老朽化した食器、
食缶洗浄機を更新するものであります。 質疑において主なものとして、設備更新のめどと点検についての質疑に対し、執行部より、機器により耐用年数は異なるが、部品を交換しながら、大体20年はもつという試算をしており、また20年を超えるとメーカーで部品がそろわないということもあり、20年をめどに更新することとし、
中期財政見通しに計上している。機器の点検については、毎年夏休みなどの3季休業中に行っているとの答弁がありました。 討論で意見はなく、採決の結果、議第71号は
全会一致で原案可決すべきものと決しました。 承認第18号「
専決処分の報告について(令和2年度松江市
病院事業会計補正予算(第5号))」は、質疑において主なものとして、入院の収益についての質疑に対し、執行部より、今年の1月以降は患者数が回復し、さらに患者1人当たりの入院単価が上がったことにより、収益が増加したと見ているとの答弁がありました。 また、
新型コロナウイルス感染者の受入れが一般診療に影響を及ぼしていないかとの質疑に対し、執行部より、きちんとした感染対策を講じた上で受け入れているので、影響はないとの答弁がありました。 討論で意見はなく、採決の結果、承認第18号は
全会一致で承認すべきものと決しました。 議第66号「松江市
児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」及び議第78号「損害賠償の額を定めることについて」は、質疑、意見ともになく、採決の結果、それぞれ
全会一致で原案可決すべきものと決しました。 承認第8号「
専決処分の報告について(松江市
介護保険条例等の一部改正について)」及び承認第14号「
専決処分の報告について(令和2年度松江市
介護保険事業特別会計補正予算(第4号))」は、質疑、意見ともになく、採決の結果、それぞれ
全会一致で承認すべきものと決しました。 陳情第2号「NPO等に対する
子ども食堂等「つながりの
場づくり緊急支援事業」の委託について」は、質疑に対し、執行部より、子どもの貧困や家庭の貧困対策については、何かに特化して支援するというよりも、根本的な生活の見直しや立て直しが必要であると考えており、
くらし相談支援センターにつなげたいと考えているとの答弁がありました。 また、つながりの
場づくり緊急支援事業についての質疑に対し、執行部より、子どもの貧困に係る一般的な指標となる生活保護や
児童扶養手当受給者、
教育委員会の要保護・準要保護の割合は、国や県内他自治体の平均と比較しても、低い状況であり、令和2年度の
生活保護世帯の状況を見ても、母子世帯については減少している。また、他の
子ども食堂実施団体からは、地域の子どものために長く持続して続けたいので、今行政に支援を求める考えはないと聞いている。 これらのことから、市としては、今すぐにこのつながりの
場づくり緊急支援をしなければならないという状況ではないと考えており、引き続き調査をし、詳しい状況を把握する必要があると考えているとの答弁がありました。 討論では、一委員より、
子ども食堂での
子どもたちとの関わりから、支援の必要性をキャッチして行政につなげていき、行政と民間が力を合わせることで、たくさんの
子どもたちを救うことができると期待される。
NPO法人と委託を通じて連携し、こうした活動が潰れていかないように、
子どもたちとの関係が切れないような事業を実施することが求められており、採択との意見があり、また一委員より、長引くコロナ禍で、子どもの貧困問題も大変重要な課題となってきたと認識している。先日、陳情を提出された
NPO法人の取組について視察をさせていただいた際に、利用者の方から「ひとり親で育ち盛りの子どもを育てていると、低額でのお弁当は大変助かっている」というお話も聞いた。子どもの貧困問題を克服していく上で、
NPO法人の資源を活用すること、行政機関、
社会福祉協議会との連携は非常に重要であると考え、採択との意見がありました。 また、一委員より、市が委託するということになれば、公平性を保たなくてはならないが、それは難しいと考える。また、市内のほか5団体からの要請はない状況である。つながりの場をつくるということについて、この
子ども食堂だけを取り上げて支援する必要は感じられず、不採択との意見があり、また一委員より、生活困窮については、個別の対応というよりは、生活保護や
児童扶養手当の支給、
くらし相談支援センターでの細やかな相談や、
新型コロナウイルス感染症に関わる
緊急支援等での対応など、根本的な対応、対策を講じることが必要と考え、不採択との意見があり、また一委員より、現時点では学習支援、
子育て支援等々ある中で、もう少し現状を見る必要があると考える。また、ほかにも実施団体がある中で、ここだけというところはまだ検討の余地があるのではないかと考え、不採択との意見があり、また一委員より、つながりの
場づくり緊急支援事業はよく理解できるが、個別の
NPO法人から提出された陳情であり、行政の公平性、平等性などを考えると、早急に個別案件を採択するということは市民の不信感を招きかねない。今後、しっかりと調査されてからでもよいと考え、不採択との意見がありました。 採決の結果、陳情第2号は賛成少数により不採択とすべきものと決しました。 以上で
教育民生委員会の報告を終わります。
○議長(
立脇通也) これより
教育民生委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
立脇通也) 質疑なしと認めます。 これをもって
教育民生委員長の報告に対する質疑を終結いたします。
川井弘光経済委員長。 〔31番
川井弘光議員登壇〕
◆31番(川井弘光)
今期定例会において
経済委員会に付託になりました議案1件につきまして、7月5日に委員会を開催し、審査を行いましたので、御報告申し上げます。 承認第15号「
専決処分の報告について(令和2年度松江市
企業団地事業特別会計補正予算(第3号))」は、第二
内陸工場団地の分譲状況について何%売れているのか、金額面の不満だけで売却が進まないのか、また既に入っている企業との調整状況についてはどうかとの質疑に対し、面積比率で約60%売却されていること。北道路が完成すれば、交通の利便性もよくなり、人材確保もある程度しやすくなると思われること。完成後20年以上経過をし、土地の単価が近隣他市の団地よりかなり高く、平成27年度以降売れていなかったが、昨年度単価を下げたこともあり、1区画売れ、現在も7区画が商談中であること。既存の企業には単価を下げる前にそれぞれ説明をしており、特に問題はなかったとの答弁がありました。 討論はなく、採決の結果、承認第15号は
全会一致により承認すべきものと決しました。 以上で
経済委員会の報告を終わります。
○議長(
立脇通也) これより
経済委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
立脇通也) 質疑なしと認めます。 これをもって
経済委員長の報告に対する質疑を終結いたします。
岩本雅之建設環境委員長。 〔17番
岩本雅之議員登壇〕
◆17番(岩本雅之)
今期定例会において
建設環境委員会に付託となりました議案7件、陳情1件について、7月5日に現地視察並びに6日に委員会を開催し、審査を行いましたので、御報告申し上げます。 議第67号「松江市
建築審査会条例の一部改正について」は、質疑、意見ともになく、採決の結果、
全会一致で原案可決すべきものと決しました。 議第68号「松江市
北公園ミニ遊園地の設置及び管理に関する条例の制定について」は、質疑で主なものは、
ミニ遊園地や
ペダルボートについての安全管理についての質疑に対し、執行部より、これまで運営されてこられた財団からは事故の報告は受けていない。今回市で直営するに当たり
ペダルボートについては、
ライフジャケットを着用する等、安全性の向上を図りたいと考えている。遊器具については、一新するとともに、
リース会社において、
専門技術者による定期点検を行ったり、壊れた際には修理を行う契約を結ぶ等、安全性を確保している。公園内の
蒸気機関車の塗装等を含めてトータル的に北公園をリニューアルし、安全で魅力のある公園にしていきたいと考えている。また、供用開始については、遊具が全てそろった後に職員と安全管理の
マニュアル確認等を行った後、なるべく早く供用開始したいと考えているとの答弁がありました。 討論で意見はなく、採決の結果、議第68号は
全会一致で原案可決すべきものと決しました。 議第70号「市道城山線北惣門橋架替工事の
請負契約締結について」は、質疑では、完成予定が来年であるが、木材不足問題での影響はないかとの質疑に対し、執行部より、現在木材不足についての相談はないが、今後相談があった際には検討していきたいとの答弁がありました。 また、意匠を再現するに当たり有利な補助金があったのかとの質疑に対し、執行部より、北惣門橋を
歴史的風致形成建造物に指定することにより、
社会資本整備総合交付金である
街なみ環境整備事業の採択を受けて行えるとの答弁がありました。 討論では意見はなく、採決の結果、議第70号は
全会一致で原案可決すべきものと決しました。 議第74号「市道路線の廃止について」及び議第75号「市道路線の認定について」は、関連するものであり一括議題としました。 質疑、意見ともになく、採決の結果、それぞれ
全会一致で原案可決すべきものと決しました。 承認第16号「
専決処分の報告について(令和2年度松江市
水道事業会計補正予算(第4号))」、承認第17号「
専決処分の報告について(令和2年度松江市
下水道事業会計補正予算(第4号))」の承認2件については、質疑、意見ともになく、採決の結果、それぞれ
全会一致で承認すべきものと決しました。 陳情第1号「
消費増税ゴミ袋1円値上げに対する不適切な政策を行政評価し、対処策を講じるよう求めることについて」は、質疑に対し、執行部より、令和2年4月1か月間で1円証紙が貼られていなかった袋が7,861袋あったが、今年度の4月では154袋まで減少しているとの答弁がありました。 また、陳情者とのやり取りについては、3月19日より電話では14回、メールでは20回
程度受け答えをしたとの答弁がありました。 その後、一委員より、継続審査の申出がありましたが、採決の結果、賛成少数により否決されました。 討論では、一委員より、陳情者の気持ちも分かるが、大多数の市民は移行期間に61円袋に切り替えたり、1円証紙を貼りつけたりするなど、手間のかかることではあるが、対応している。また、市においても、ごみ出しの
スケジュール表など、様々な媒体で周知がされていたとの理由で、不採択との意見があり、採決の結果、賛成する者はなく、不採択とすべきものと決しました。 以上で
建設環境委員会の報告を終わります。
○議長(
立脇通也) これより
建設環境委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
立脇通也) 質疑なしと認めます。 これをもって
建設環境委員長の報告に対する質疑を終結いたします。
三島良信予算委員長。 〔32番
三島良信議員登壇〕
◆32番(三島良信)
今期定例会におきまして
予算委員会に付託されました議案5件につきまして、7月9日に委員会を開催し、審査を行いましたので、御報告申し上げます。 議第76号「令和3年度松江市
一般会計補正予算(第4号)」は、討論で一委員より、
ブルーカーボン活用事業費について、
温暖化被害の抑制のため、
温室効果ガスの排出ゼロを目指す中で、持続可能な社会、住み続けられる松江市に向けてカーボンオフセットは有益であるが、その実現に向けての研究ということで賛成する。今後この事業が実現した場合、収益をぜひ再生可能エネルギーの開発や普及に活用いただきたいなどの意見があり、また一委員より、コロナ感染の拡大はやむ傾向より増える傾向で、緊急事態宣言が再び出されるような状況の中、市民の皆さん方はさらに自粛や厳しい生活を強いられているが、その中でプレミアム付飲食券発行事業など、地域の事業者の支援に関する予算や市民生活支援、子育て世帯生活支援特別給付金が計上されていること、また市長が公約に掲げている早急に取り組む課題に対応するための予算が計上されていることから賛成するなどの意見がありました。 採決の結果、議第76号は
全会一致で原案可決すべきものと決しました。 承認第9号「
専決処分の報告について(令和2年度松江市
一般会計補正予算(第12号))」、承認第10号「
専決処分の報告について(令和2年度松江市
一般会計補正予算(第13号))」、承認第19号「
専決処分の報告について(令和3年度松江市
一般会計補正予算(第1号))」、承認第20号「
専決処分の報告について(令和3年度松江市
一般会計補正予算(第2号))」、以上の4件につきましては、討論で意見はなく、採決の結果、それぞれ
全会一致で承認すべきものと決しました。 なお、各分科会における審査の内容につきましては、お手元にお配りしております分科会長の報告のとおりであります。 以上で
予算委員会の報告を終わります。
○議長(
立脇通也) これより予算委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
立脇通也) 質疑なしと認めます。 これをもって予算委員長の報告に対する質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許します。 3番たちばなふみ議員。 〔3番たちばなふみ議員登壇〕
◆3番(たちばなふみ) 陳情第2号「NPO等に対する
子ども食堂等「つながりの
場づくり緊急支援事業」の委託について」の
委員長報告は不採択です。その
委員長報告に共産党市議団を代表し、反対の立場で意見を述べます。 昨年からのコロナ禍で、子育て世代に経済的な困難が増しており、特にひとり親世帯の困窮は明らかです。そんな中、子育て世代を支援し、地域の触れ合いの場ともなっている
子ども食堂が、休業を余儀なくされたり、また続けていかれない状況になる事態が昨年から起きています。 陳情者はそのような様子を見かねて、昨年11月より
子ども食堂を開始し、食材の入手や運営資金に苦労しながら、ひとり親世帯などの支援に取り組んでいます。 3月末に政府が予算を上乗せした子供の未来応援交付金のつながりの
場づくり緊急支援事業は、
子ども食堂、学習支援などの子どもの居場所づくりを行っているNPO等への緊急支援であり、内閣府からは積極的な交付申請をと通知が出ています。この交付金は自治体が制度設計し、
子ども食堂などを既に行っているNPO等に対し委託を行えば、一つのNPOだけでなく、支援を必要とする全ての
子ども食堂や学習支援事業を支援することができるものです。委託団体の数に制限はなく、1団体につき250万円も必須ではなく、上限額であり、現在行っている事業以上の負担をNPOに強いるものでもなく、寄附などで賄ってきた事業を応援するものです。 陳情者の願意は、市が
子ども食堂などの居場所づくりを本格的に支援する姿勢を見せてほしい、格差が広がる中で、この制度を活用し、陳情者のみならず、居場所づくりを担う団体等を支援して、一人でも多くの地域の方に、居場所、つながる場の提供を続けさせてほしいということであり、陳情者のみを援助するよう求めたものではありません。 よって本陳情は採択すべきであり、
委員長報告に反対するものです。以上です。(拍手)
○議長(
立脇通也) 26番吉金隆議員。 〔26番吉金隆議員登壇〕
◆26番(吉金隆) 松政クラブの吉金隆です。
今期定例会に提出された全ての議案、承認案件について原案可決及び承認でございます。 各委員長の報告に対し、賛成の討論を行います。 議第76号「令和3年度松江市
一般会計補正予算(第4号)」については、昨年度から引き続いての新型コロナ対策に、プレミアム付飲食券発行や事業継続支援給付などを市単独で事業化、また窮屈な肉づけ予算の中でも上定新市長の思い、「市民に寄り添う」を実現すべく広報体制の強化、また中心市街地のエリアビジョン策定、職人商店街の調査検討なども盛り込まれました。 承認第10号「
専決処分の報告について(令和2年度松江市
一般会計補正予算(第13号))」は、新型コロナウイルスワクチン接種準備や学習の維持保障のため、学校教育活動継続支援がなされています。 承認第19号「
専決処分の報告について(令和3年度松江市
一般会計補正予算(第1号))」は、子育て世帯生活支援特別給付事業が速やかに対応されています。 承認第20号「
専決処分の報告について(令和3年度松江市
一般会計補正予算(第2号))」は、島根町加賀における大規模火災についてでございます。初動体制において様々な意見が出ているところです。あってはならないことですが、今後に備え検証される必要があると思います。 また、財政的対応は、県の支援や財調より繰入れで速やかに執行されております。 以上で賛成討論を終わります。(拍手)
○議長(
立脇通也) 28番南波巖議員。 〔28番南波巖議員登壇〕
◆28番(南波巖) 志翔の会の南波巖でございます。会派を代表いたしまして意見を述べたいと思います。 執行部から提案のありました全ての議案に賛成いたします。そのうち、議第68号並びに議第76号の2件につきまして、
委員長報告に対し、賛成の討論を行います。 まず初めに、議第68号 松江市
北公園ミニ遊園地の設置及び管理に関する条例の制定につきましては、子どもの健全な遊び場の確保並びに多世代の交流の場の提供など、市民に定着している公園の利用促進を図るものであり、賛成です。このほかにも、松江市にはたくさんの公園があります。このおのおのの特徴を生かして、目的に応じた今後公園整備を求めておきたいと思います。 次に、議第76号「令和3年度松江市
一般会計補正予算(第4号)」です。市長は所信表明の中で、「旧くて良いもの」を大切にし、磨きをかけていく、また一方では、前例のないものに、新しいものに挑戦していくという理念を持って国内外でのこの経験を生かして、広い視野で市政運営に当たるとのことでしたが、早速「どだいづくり」として、市民に届く広報体制の強化施策予算、再生可能エネルギーの普及促進として海藻や水草によって吸収される二酸化炭素を活用する施策予算、まちづくりとして都市機能の強化、中心市街地のにぎわいの再生、水辺空間の整備施策予算などの編成に少額ではありますけれども、取り組まれました。評価するものであります。ただ、広報につきましては、直接対話方式の重要性をしっかりと認識しておいていただきたいと思います。 また、後期高齢者の方々もたくさんいらっしゃいます。幾らオンラインサービスを拡充しても見られない、そして市報は小さい文字なので読めないなどがあります。対策を一考する必要はないでしょうか。 対策の一例として、テルサや京店、伊勢宮にある大型ビジョンの活用を拡充することも有効ではないでしょうか。 再生可能エネルギーにつきましては、政府・環境省は中核市に対し、地球温暖化対策の実行計画の作成を義務づけるとのことです。今後も積極的に取り組まれたいと思います。 そして、中心市街地のにぎわいの再生には大橋川改修事業を活用し、単に河川改修で終わることなく、まちづくりとして機能する大胆な施策が重要だということを、言うまでもありませんけれども、あえて申し添えておきたいと思います。 関連して、出雲空港から松江駅までの水上交通を水の都松江として強力に推し進められることを望むものです。 次に、
新型コロナウイルス感染症対策に最優先に取り組むということで、低所得の子育て世帯の支援、飲食店支援、中小企業者の支援など、市民生活と地域経済の立て直しを図る、施策予算の確保に努められました。 今後も市民生活をしっかり守るための的確な予算づけを望むものです。 最後になりますけれど、上定市長に期待する市民はたくさんいます。新しい感覚、新しい施策を求めております。何か変わるだろうと思っております。その期待を裏切らないためにも、思い切った行動が必要です。 市長は行政マンでありながら政治家であります。市役所の組織の中で市長だけがただ一人政治家であります。このことを念頭に入れて突き進んでいってほしいと思います。そのためには、初心忘れるべからずです。期待しています。 賛成討論を終わります。(拍手)
○議長(
立脇通也) これにて討論を終結いたします。 これより表決に入ります。 初めに、議第61号議案外議案16件及び承認第2号外承認18件の表決を行います。 議第61号「松江市
税賦課徴収条例の一部改正について」外議案16件及び承認第2号「
専決処分の報告について」外承認18件を一括して採決いたします。 議第61号議案外議案16件に対する委員長の報告は原案可決であります。 承認第2号外承認18件に対する委員長の報告は承認であります。 以上、委員長の報告のとおりそれぞれ決することに賛成の議員の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕
○議長(
立脇通也) 挙手全員であります。 よって議第61号議案外議案16件及び承認第2号外承認18件は委員長の報告のとおりそれぞれ決しました。 次に、陳情第1号及び陳情第2号の表決を行います。 〔3番たちばなふみ議員、9番舟木健治議員、 15番田中肇議員退場〕
○議長(
立脇通也) 陳情第1号「
消費増税ゴミ袋1円値上げに対する不適切な政策を行政評価し、対処策を講じるよう求めることについて」を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は不採択であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕
○議長(
立脇通也) 挙手全員であります。 よって陳情第1号は委員長の報告のとおり決しました。 〔3番たちばなふみ議員、9番舟木健治議員、 15番田中肇議員入場〕
○議長(
立脇通也) 陳情第2号「NPO等に対する
子ども食堂等「つながりの
場づくり緊急支援事業」の委託について」を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は不採択であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕
○議長(
立脇通也) 挙手多数であります。 よって陳情第2号は委員長の報告のとおり決しました。───────────────────────
△日程第3
議員提出議案第5号 学校教育における
デジタルトランスフォーメーションを適切に進めるための意見書について (提案説明、質疑、討論、採決)
○議長(
立脇通也) 日程第3、
議員提出議案第5号「学校教育における
デジタルトランスフォーメーションを適切に進めるための意見書について」を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 25番田中明子議員。 〔25番田中明子議員登壇〕
◆25番(田中明子) 公明クラブの田中明子でございます。
議員提出議案第5号「学校教育における
デジタルトランスフォーメーションを適切に進めるための意見書について」、提案理由の説明をいたします。 現在、教育の現場では、誰一人取り残すことのない公正に個別最適化され、創造性を育む学びの実現を目指すGIGAスクール構想の一環で、児童生徒に1人1台の情報端末の貸与などが進められております。 また、これらのハード面の取組に加え、児童生徒の個別最適な学びと協働的な学びの充実や、特別な配慮を必要とする児童生徒の学習上の困難の低減に資するものとして、デジタル教科書の導入も進められようとしております。 GIGAスクール構想では、各人の状況に合わせた学習を推進することにより、多様な学びの実現と教員の負担軽減などが期待される一方、全ての教員が情報端末を活用した、一定レベルの授業を行うことができるよう資質の向上を図ること、また子どもが転校した場合、転校先でも復習や学びが継続できる環境を整備しておくことが求められるとともに、学習の基本能力であります読解力のさらなる向上を図ることも重要となります。 そこで、各自治体におきましては、Society5.0時代を生きる
子どもたちにふさわしい教育を推進するため、学校教育にICTを浸透させ、さらなる教育の充実を図るための
デジタルトランスフォーメーション、DXと申しますが、この実現に向けて、以下の事項について取り組むことを強く求めるものでございます。 一つ、情報端末の利活用、個人情報の取扱いなど、教育DXに対応する教職員研修の在り方について検討を進めること。 一つ、ICT支援員など、教員をサポートするための必要な予算措置を継続して行うこと。 一つ、システムやソフトウエアの整備、情報端末や通信設備の修繕、定期更新など教育DXに関する学校教育予算の充実確保とその在り方について検討を進めること。 一つ、様々な会社の情報端末とデジタル教科書と個人認証システムの互換性を確保するための統一規格について検討を進めること。 一つ、よく聞き、よく読み、よく書くなどの生涯学び続けるための基本的な学ぶスキルを身につける上で、紙面の活用と対面学習の併用を検討すること。 以上、議員の皆様の御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(
立脇通也) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
立脇通也) 質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております
議員提出議案第5号につきましては、会議規則の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
立脇通也) 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 9番舟木健治議員。 〔9番舟木健治議員登壇〕
◆9番(舟木健治)
議員提出議案第5号「学校教育における
デジタルトランスフォーメーションを適切に進めるための意見書について」、共産党市議団を代表し、賛成の立場で討論いたします。 共産党市議団は、政府の政策によるコロナ禍に乗じた性急な
デジタルトランスフォーメーションに対し、様々な面から危惧をしております。オンライン申請などが通常となり、取り残される方が生まれる、またデジタル機器や通信機器の有無によってデジタル格差が生まれるなどです。市長の所信にもあります誰一人取り残さない松江市をつくることが必要です。 GIGAスクール構想の進める教育のICT化は、公教育の市場開放を狙いとし、民間事業者が提供する教材やプログラムの押しつけが危惧されており、ICT教育にどう取り組むか、教育現場でしっかり議論すべきです。 この意見書では、私たちの危惧する事柄にも対応しており、教職員研修、教員の負担増に対して支援やサポートの予算措置、また紙面の活用と対面学習の併用をというデジタル任せにしないでほしいという内容になっております。 集団の学びを大切に、一人一人の子どもの豊かな学びの可能性を広げる手段としてのICTとなるよう要望して、賛成いたします。(拍手)
○議長(
立脇通也) ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
立脇通也) ほかにないようですので、これにて討論を終結いたします。 これより表決に入ります。
議員提出議案第5号「学校教育における
デジタルトランスフォーメーションを適切に進めるための意見書について」を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕
○議長(
立脇通也) 挙手全員であります。 よって
議員提出議案第5号は原案のとおり可決されました。───────────────────────
△日程第4
議員提出議案第6号
米価下落防止のためコメの
政府買い入れを行い、
生活困窮者への食糧支援に活用することを政府に求める意見書について (提案説明、質疑、討論、採決)
○議長(
立脇通也) 日程第4、
議員提出議案第6号「
米価下落防止のためコメの
政府買い入れを行い、
生活困窮者への食糧支援に活用することを政府に求める意見書について」を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 15番田中肇議員。 〔15番田中肇議員登壇〕
◆15番(田中肇)
議員提出議案第6号
米価下落防止のためコメの
政府買い入れを行い、
生活困窮者への食糧支援に活用することを政府に求める意見書案につきまして、共産党市議団を代表し、提案理由の説明をいたします。
新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言などの影響で、米需要が激減し、米が余っているとされたため、2020年産米価格の暴落に続き、2021年産米価格もさらなる下落が危惧されています。このままでは、多くの営農者、流通業者、販売店などの経営悪化を招き、地域経済にも深刻な影響が出ると懸念されます。 その一方で、同じコロナ禍による収入減で1日1食に切り詰めているなど、食事を十分に食べることのできない国民が多くいるのが現実です。米の潜在需要はあるのに、それが顕在化できておりません。 コロナ禍による需要減少分とされる約20万トンの米を60キロ当たり1万4,000円で購入したとしても、必要な財源は約460億円であり、政府が買い上げてそれを生活に困窮する国民への支援に回すことが、
生活困窮者支援策となると同時に、地域経済を支える対策となります。 よって本意見書案は、政府において、過剰米を政府が緊急に買入れ、過大な生産調整(転作や減反)を中止すること。 買い入れた過剰米を
生活困窮者などの食糧支援に活用することを全ての関係者に求めるよう政府に強く要望するものです。 議員の皆様の御賛同をいただきますよう、お願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。ありがとうございました。
○議長(
立脇通也) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
立脇通也) 質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております
議員提出議案第6号については、会議規則の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
立脇通也) 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
立脇通也) 討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより表決に入ります。
議員提出議案第6号「
米価下落防止のためコメの
政府買い入れを行い、
生活困窮者への食糧支援に活用することを政府に求める意見書について」を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕
○議長(
立脇通也) 挙手少数であります。 よって
議員提出議案第6号は否決されました。───────────────────────
△日程第5
委員会提出議案第1号
松江市議会会議規則の一部改正について (提案説明、質疑、討論、採決)
○議長(
立脇通也) 日程第5、
委員会提出議案第1号「
松江市議会会議規則の一部改正について」を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 森脇幸好議会運営委員長。 〔27番森脇幸好議員登壇〕
◆27番(森脇幸好)
委員会提出議案第1号「
松江市議会会議規則の一部改正について」、提案理由の説明を申し上げます。 本年2月に全国市議会議長会におきまして、標準市議会会議規則の改正が行われたことに併せ、本会議及び委員会の欠席事由として、「育児」「看護」「介護」等を追加するとともに、市議会に対する請願について、請願書の提出時に請願者に求めている押印を、「署名または記名押印」に改めるなど、所要の改正を行うものであります。 以上、議員諸氏の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
立脇通也) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
立脇通也) 質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
立脇通也) 討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより表決に入ります。
委員会提出議案第1号「
松江市議会会議規則の一部改正について」を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕
○議長(
立脇通也) 挙手全員であります。 よって
委員会提出議案第1号は原案のとおり可決されました。───────────────────────
△日程第6 議員派遣について
○議長(
立脇通也) 日程第6「議員派遣について」を議題といたします。 お諮りいたします。 地方自治法及び会議規則の規定により、お手元にお配りしておりますとおり、議員を派遣することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
立脇通也) 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。 この際、お諮りいたします。 ただいま議決した事項について、諸般の事情により派遣期間等を変更する場合、議長に一任をお願いしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
立脇通也) 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。 これにて
今期定例会に付議されました案件の審議は全て終了いたしました。 この際、上定市長より発言の申出がありますので、これを許します。 上定市長。 〔上定昭仁市長登壇〕
◎市長(上定昭仁) 松江市議会6月定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 初めに、7月6日から降り始めた記録的な豪雨によりまして、河川の氾濫、あるいは土砂の崩落、これらによって被害に遭われた市民の皆様に心よりお見舞いを申し上げます。 またあわせまして、全国でも大雨の被害が報告されております。静岡県熱海市などの大きな災害によって被災された皆様に心よりお悔やみを申し上げます。 さて、今議会におきましては、提出をさせていただきました全ての議案につきまして、慎重に御審議を重ねていただきまして、原案のとおり議決をいただきましたこと、厚く御礼申し上げます。 私にとっては今回が初めての定例会でございましたので、今後4年にわたる市政運営に関して所信を表明させていただきました。その中で、市民の皆様に寄り添う市政を実行するために、まず市長、あるいは市役所から情報発信をする機会を強化してまいり、また市民の皆様との対話を重ねる機会、増やしてまいりたいと考えております。 そして、この松江にある旧くて良いもの、誇れるものに磨きをかけると同時に、前例のない新しいチャレンジを進めることで、「夢を実現できる松江・市民が誇れる松江」をつくってまいりたいと考えております。 冒頭触れさせていただきましたとおり、大雨の被害がまだ修復し切れていない、この状況でございますが、今回、4月の島根町加賀の住宅火災についても、たくさんの質問をいただきました。あれだけ大きな、大規模な被害があったにもかかわらず、一人の犠牲者も出ることがなかった、このこと、そしてまた今回の大雨においても、いわゆる人的な被害が皆無であったと、これは我らがふるさと松江の地域力のたまものであり、我らが誇るべきものと考えております。 今後とも、支所、公民館、自治会、消防団、これらを起点として、防災対策に力を入れ、安心・安全な地域づくりを進めてまいります。 そしてまた、喫緊の課題になっております
新型コロナウイルス感染症対策、これにつきましては、首都圏を中心にまだ蔓延の出口が見えず、収束の兆しが見えていない、非常に厳しい状況にございます。 市民の皆様におかれましては、引き続きまして感染予防対策の徹底に努めていただければと考えております。 市といたしましては、ワクチン接種の円滑かつ迅速な普及に向けて全力を尽くしてまいります。そして、感染予防と地域経済回復のバランスを取りながら、必要な取組を進めてまいります。 最後になりますが、今回、パネル、あるいはプロンプターの使用につきまして、立脇議長をはじめとする議員の皆様には御快諾をいただき、御了解いただき、説明をさせていただきました。改めましてこの場をお借りしてお礼を申し上げます。 今後、議員の皆様、そして市民の皆様に分かりやすい説明に努めてまいりたいと考えておりますので、今後の市政運営につきまして御理解、御協力のほど何とぞよろしくお願い申し上げまして、私の6月定例会閉会に当たってのお礼の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
○議長(
立脇通也) これにて令和3年第3回松江市議会定例会を閉会いたします。 〔午前11時14分閉会〕...