平成30年第3回 9月定例会 平成30年第3回
松江市議会定例会議 事 日 程(第1号) 平成30年9月5日(水曜日)午前10時開議 第1
会議録署名議員の指名 第2 会期の決定 第3 議第162
号議案~議第175号議案、承認第14号 (
提案説明) 第4 決算第1
号~決算第13号 (
提案説明) 第5 報告第37
号~報告第48号 (報告) 第6 新
庁舎建設特別委員会中間報告について (
委員長報告・質疑) 第7
決算特別委員会の設置について 第8
決算特別委員の選任について 第9 休会について────────────────────────────────────────本日の会議に付した事件
会議録署名議員の指名 会期の決定 議第162
号議案~議第175号議案、承認第14号 (
提案説明) 決算第1
号~決算第13号 (
提案説明) 報告第37
号~報告第48号 (報告) 新
庁舎建設特別委員会中間報告について (
委員長報告・質疑)
決算特別委員会の設置について
決算特別委員の選任について 休会について────────────────────────────────────────出 席 議 員(34名) 1 番 河 内 大 輔 2 番 出 川 桃 子 3 番 細 木 明 美 4 番 太 田 哲 5 番 田 中 肇 6 番 米 田 と き こ 7 番 三 島 伸 夫 8 番 岩 本 雅 之 9 番 新 井 昌 禎 10 番 吉 金 隆 11 番 長 谷 川 修 二 12 番 柳 原 治 13 番 吉 儀 敬 子 14 番 橘 祥 朗 15 番 野 津 直 嗣 16 番 野 々 内 誠 17 番 森 本 秀 歳 18 番 貴 谷 麻 以 19 番 野 津 照 雄 20 番 川 島 光 雅 21 番 石 倉 徳 章 22 番 田 中 明 子 23 番 畑 尾 幸 生 24 番 森 脇 幸 好 25 番 南 波 巖 26 番 津 森 良 治 27 番 宅 野 賢 治 28 番 川 井 弘 光 29 番 篠 原 栄 30 番 三 島 良 信 31 番 三 島 進 32 番 立 脇 通 也 33 番 比 良 幸 男 34 番 森 脇 勇 人───────────────────────欠 席 議 員(なし)───────────────────────欠 員(なし)───────────────────────
事務局職員出席者 事務局長 樋 原 哲 也 次長 二 村 眞
議事調査課長 福 島 恵 美 子 書記 仲 田 雅 彦 書記 尾 添 和 人 書記 岡 田 美 穂───────────────────────説明のため出席した者 市長 松 浦 正 敬 副市長 星 野 芳 伸 政策部長 井 田 克 己
大橋川治水事業推進部長 永 島 真 吾 総務部長 広 江 み づ ほ
総務部次長 島 根 史 明
防災安全部長 須 山 敏 之 財政部長 講 武 直 樹
産業経済部長 森 山 郁 夫
観光振興部長 錦 織 裕 司 市民部長 松 延 由 子 福祉部長 早 弓 康 雄 健康部長 小 塚 豊
子育て部長 舩 木 忠
環境保全部長 山 内 政 司
歴史まちづくり部長 藤 原 亮 彦
都市整備部長 安 達 良 三 消防長 菅 井 公 治 教育長 清 水 伸 夫 副教育長 高 橋 良 次 副教育長 古 藤 浩 夫
上下水道局長 川 原 良 一 ガス局長 渡 部 厚 志 交通局長 三 島 康 夫
市立病院院長 紀 川 純 三
市立病院事務局長吉 川 浩 二─────────────────────── 〔午前10時00分開会〕
○議長(
森脇勇人) おはようございます。これより平成30年第3回
松江市議会定例会を開会し、本日の会議を開きます。───────────────────────
△日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(
森脇勇人) 日程第1「
会議録署名議員の指名」を行います。
会議録署名議員は、会議規則の規定により、議長において14番
橘祥朗議員及び15番
野津直嗣議員を指名いたします。───────────────────────
△日程第2 会期の決定
○議長(
森脇勇人) 日程第2「会期の決定」を議題といたします。 お諮りします。
今期定例会の会期は、本日から10月1日までの27日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
森脇勇人) 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。───────────────────────
△日程第3 議第162
号議案~議第175号議案、承認第14号 (
提案説明)
△日程第4 決算第1
号~決算第13号 (
提案説明)
△日程第5 報告第37
号~報告第48号 (報告)
○議長(
森脇勇人) 日程第3、議第162号「松江市
地方活力向上地域における
固定資産税の不均一課税に関する条例の一部改正について」から議第175号「平成30年度松江市
病院事業会計補正予算(第1号) 」まで議案14件、承認第14号「
専決処分の報告について」及び日程第4、決算第1号「平成29年度松江市
一般会計歳入歳出決算」から決算第13号「平成29年度松江市
病院事業会計決算」まで決算13件並びに日程第5、報告第37号「平成29年度決算に基づく
健全化判断比率について」から報告第48号「議会の委任による
専決処分の報告について」まで報告12件を一括して議題といたします。 提出者の説明を求めます。 松浦市長。 〔
松浦正敬市長登壇〕
◎市長(松浦正敬) おはようございます。本日、第3回の
市議会定例会に提出をいたしております諸議案につきまして、その概要を御説明申し上げます。 議第162号 松江市
地方活力向上地域における
固定資産税の不均一課税に関する条例の一部改正につきましては、
地域再生法等の一部改正により、東京一極集中を是正し、企業の
本社機能移転等の加速化を図るための特例措置が延長及び拡充されたことを踏まえ、
固定資産税の優遇措置を拡充するものであります。 議第163号 松江市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例の一部改正につきましては、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正に伴い、所要の改正を行うものであります。 議第164号
松江市立幼保園設置条例等の一部改正につきましては、
八雲幼稚園及び
八雲保育園を統合し、
やくも幼保園を設置するため、所要の改正を行うものであります。 議第165号 松江市
養護老人ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正につきましては、国の
養護老人ホームの設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、所要の改正を行うものであります。 議第166号 松江市
普通公園条例の一部改正につきましては、開発行為により団地内に造成された公園を松江市の普通公園に加えるため、所要の改正を行うものであります。 議第167号 松江市長の選挙における
選挙運動用ビラの作成の公営に関する条例の一部改正につきましては、
公職選挙法の一部を改正する法律の施行により、
市議会議員選挙の候補者が選挙運動のために使用する文書図画として頒布できるものにビラが加えられたことに伴い、所要の改正を行うものであります。 議第168号 松江市
ガス供給条例の一部改正につきましては、ガス料金の割引制度を創設することにより、新規顧客の獲得及び販売量の拡大を図るため、所要の改正を行うものであります。 議第169号 松江市
南工場解体工事の
請負契約締結につきましては、8月3日に入札を行いました結果、8億2,674万円で東亜建設工業・
松江土建特別共同企業体と請負契約を締結するものであります。 議第170号 市道路線の廃止につきましては、市道路線の
整理再編等により1路線を廃止するものであります。 議第171号 市道路線の認定につきましては、開発道路の
市道編入等により4路線を認定するものであります。 続きまして、議第172号 平成30年度松江市
一般会計補正予算(第2号)につきましては、総額3億5,373万2,000円を追加し、予算の総額を966億1,573万2,000円とするものであります。 提案いたします
補正予算には、選ばれるまち 松江を目指し、産業の発展と安心・安全なまちにつながる
防災関連事業などを計上しております。 主なものを申し上げますと、もうかる産業への取り組みとして、八束町内で新たに
キノコづくりを始める事業者への支援や、来年5月に開催するホーランエンヤのPRと桟敷席の設置準備の費用のほか、
インバウンド対策として
米子-ソウル便の増便に対応した誘客PRや広島からの観光客の取り込みを狙いに、フランスの旅行会社を招聘する費用を計上いたしております。 次に、松江を支える人づくりを目指す事業としまして、
健康増進法の改正に伴い受動喫煙の防止対策を
保健所設置市として実施する経費や、不昧公200年祭を契機として
松平治郷公の功績を改めて検証し、後世に残す取り組みを行う経費などを計上いたしております。 続いて、松江だから安心を貫く事業として、全国に被害をもたらした7月豪雨を教訓に、
防災ガイドブックの改定作業を前倒しして実施する経費や、島根県西部地震や大阪府北部地震の発生により
木造住宅耐震化の相談件数が増加していることから、耐震診断の経費などを増額するほか、市が所有する
危険ブロック塀を撤去・改修する費用などを計上しております。 また、本年も堀川に水草が繁茂したことから、これを取り除く経費を計上しております。 これらの財源としましては、国・
県支出金や市債などの特定財源のほか、前年度繰越金を充当しております。
債務負担行為補正につきましては、次年度以降の
コミュニティバスの運行事業のほか6件を追加するものであります。
地方債補正につきましては、歳出の補正に伴い所要の変更をしております。 次に、議第173号及び議第174号の平成30年度各
特別会計補正予算につきまして御説明申し上げます。
国民健康保険事業(第1号)につきましては、平成31年度に実施する人間ドックの助成に係る
債務負担行為を設定するものであります。
介護保険事業(第1号)につきましては、平成29年度に交付を受けた
国県補助金等の精算に伴う返還金のほか、
決算剰余金を基金に積み立てる経費を計上しております。 次に、議第175号 平成30年度松江市
病院事業会計補正予算(第1号)につきましては、白衣やリネン類の
リース契約のため、
債務負担行為を追加するものであります。 次に、
地方自治法第233条第3項及び第241条第5項の規定により、
監査委員の審査を経ました決算第1号から決算第8号までの平成29年度松江市
一般会計及び各
特別会計の決算につきまして御説明申し上げます。 平成29年度の財政運営に当たりましては、
地方交付税の合併算定がえの縮減による減額が続いていることから、
事務事業の精査、見直しにより効率的な予算執行に努め、市債の繰り上げ償還など将来負担の軽減にも取り組みながら、
公共施設適正化の推進や使用料の統一的な見直しに着手するなど、財政の健全化を進めてまいりました。 この結果、平成29年度の本市の
一般会計決算は、歳入総額987億3,031万3,000円に対し、歳出総額974億1,709万7,000円となり、翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた実質収支は11億3,338万1,000円の
黒字決算となったところであります。 決算の特徴としましては、地方創生を進めるために策定した第1次総合戦略に掲げる主要施策を実施し、特に地産地消をキーワードとした持続する地域経済や人づくりに軸足を置きながら、市政運営を行ったところであります。 具体的には、幼稚園の空き教室を活用した一時
保育事業の実施や、
企業主導型保育所の開設支援など、待機児童の解消に向けた新たな取り組みを始めたほか、地産地消
推進行動計画や
若者人材確保アクションプランなど、地域経済の活性化と
人口減少対策へ立ち向かうための具体的な行動計画を策定したところであります。また、島根半島・
宍道湖中海ジオパークの認定を受け、
ガイダンス施設の整備を行ったほか、
国宝松江城につきましては、城郭としての魅力を再発見してもらうため、展示改修に着手をいたしました。さらに、災害時に市役所の本庁舎が拠点として機能できるよう、庁舎の現地建てかえに向けた基本構想、
基本計画の策定を進め、
公共施設適正化の観点からは、支所と公民館を複合化した八束複合施設を整備したところであります。 続いて、決算の詳細について御説明を申し上げます。 歳入総額は、前年度に比べ0.2%の増となっております。主な内容といたしましては、市税は景気の回復による個人所得の伸びや
都市計画税で東出雲町の不均一課税が解消されたことにより、全体で1.7%の増となりました。国及び
県支出金は平成28年度の国の
補正予算に伴い
公共事業が増加したことから、それぞれ0.9%の増、7.9%の増となり、繰入金は
財政調整基金及び減債基金の取り崩しと
地域振興基金を8億円活用したことなどにより191.6%の増となりました。一方、
地方交付税は合併算定がえの縮減の影響により、4.3億円の減となるなど2.9%の減となっております。 歳出総額は、前年度に比べ0.1%の増となっております。性質別の内訳としては、人件費は職員数の増と給与改定により0.3%の増となりましたが、扶助費は
臨時福祉給付金等の減により1.0%の減、公債費も繰り上げ償還の実施や市債の発行抑制により2.1%の減となりました。このほか
財政調整基金や
庁舎建設基金への積み立てにより、積立金が151.6%の増となり、
普通建設事業費は国の
補正予算による学校施設の大規模改造や
私立保育所の
施設整備支援などにより2.5%の伸びとなっております。 財政指標につきましては、
経常収支比率が1.2ポイント改善し90.4%となり、
実質公債費比率は0.5ポイント低下し14.6%、将来
負担比率は11.1ポイント低下し108.8%となるなど、いずれの指標も改善をしております。
実質赤字比率、
連結実質赤字比率は、
黒字決算のため算定されておりません。また、
一般会計の市債残高は繰り上げ償還と発行抑制により、前年度に比べ約48億円減の約1,158億円となり、
財政調整基金、減債基金を合わせた合計の残高は50億円余りとなっております。 今後の財政運営に当たりましては、引き続き医療・介護・福祉などの
社会保障関係費の高い伸びが見込まれる中で、財源においては交付税の減額が続くこととなっておりますので、公共施設の適正化、
受益者負担の適正化などの
行財政改革を進め、限られた財源を最大限活用しながら効率的な
行財政運営を行ってまいる所存であります。 続きまして、各
特別会計の決算につきましては、
国民健康保険事業特別会計など7会計を提出いたしておりますが、このうち5会計が
黒字決算、2会計が収支均衡となり、全ての
特別会計において
赤字決算は生じておりません。
特別会計の運営につきましては、収入の確保や経費の見直しなど、さらなる経営改善に取り組んでまいります。 なお、以上御説明を申し上げました各会計の決算の詳細につきましては、お手元の決算書、主要施策の成果及び
実績報告書並びに
監査委員から提出されております
決算意見書によって御審議の上、御認定をいただきたいと存じます。 次に、
地方公営企業法第30条第4項の規定により
監査委員の審査を経ました決算第9号から決算第13号までの平成29年度の松江市
公営企業5事業の決算につきまして御説明を申し上げます。 まず、決算第9号 松江市
水道事業会計決算につきましては、
簡易水道事業を
上水道事業に統合した初年度でしたので、
収入支出ともに増額となっております。収益では、旧
簡易水道事業の給水戸数約1万世帯が追加となったことにより、給水収益が15.6%の増となるなど、総収益が26.8%の増となりました。一方、総費用は旧
簡易水道事業の引当金を計上するための特別損失などにより43.1%の増となり、
収支差し引きでは3億6,316万4,000円の純利益となりました。 次に、決算第10号 松江市
下水道事業会計決算につきましては、有収水量の増や東出雲町の
使用料統一に伴い
下水道使用料収入は1.7%の増となりましたが、
一般会計繰入金の減などにより、総収益は1.0%の減となりました。総費用は
減価償却費や
支払い利息の減などにより1.2%の減となり、
収支差し引き7億5,223万円の純利益となっております。 次に、決算第11号 松江市
ガス事業会計決算につきましては、
ガス販売量の増などにより総収益は7.9%の増となり、総費用は原料費や
需要開発費の増などから3.9%の増となった結果、
収支差し引き2億2,562万5,000円の純利益となっております。 次に、決算第12号 松江市
交通事業会計決算につきましては、
貸し切り運送収益の減などにより、総収益が1.0%の減となりましたが、総費用も
職員給与費の減などにより4.0%の減となりましたので、
収支差し引き4,802万5,000円の純利益となりました。 次に、決算第13号 松江市
病院事業会計決算につきましては、新規患者の増加により入院収益が過去最高となったほか、病院跡地の会計がえに伴う特別利益などにより、総収益は5.3%の増となりました。総費用は、
医療スタッフの充実などによる
職員給与費のほか、
がんセンター完成に伴う
減価償却費の増などにより4.8%の増となり、
収支差し引き5,668万5,000円の純利益となりました。 以上、
公営企業の決算概要について御説明を申し上げました。今後も厳しい経営環境が予想されておりますが、サービスの向上を図りながら経営の健全化に努めてまいります。 次に、承認第14号につきましては、特に緊急を要したため議会を招集する時間的余裕がなく、やむを得ず
地方自治法第179条第1項の規定により
専決処分をしたものであり、これを御報告し、御承認を求めるものであります。 承認第14号 平成30年度松江市
一般会計補正予算(第1号)につきましては、総額2,400万円を追加し、予算の総額を962億6,200万円としたものであります。 補正内容につきましては、平成30年7月豪雨の影響により旅館、ホテル等において多数の
宿泊キャンセルが生じており、早急な対応が必要であったことから、JRを利用する宿泊客に対する
誘客支援対策について7月27日付で
専決処分をしたものであります。 この財源につきましては、前年度繰越金を充当したものであります。 続きまして、諸般の報告について御説明を申し上げます。 報告第37号 平成29年度決算に基づく
健全化判断比率につきましては、
地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき報告するものであります。
実質赤字比率及び
連結実質赤字比率につきましては、黒字であったため、算定されませんでした。また、
実質公債費比率及び将来
負担比率につきましては、前年度に引き続き
早期健全化基準を下回っております。 報告第38号 平成29年度決算に基づく
資金不足比率につきましては、いずれの会計におきましても資金不足は生じておりません。 報告第39号 松江市
一般会計の継続費の精算につきましては、
地方自治法第212条第1項の規定の規定に基づき、平成29年度までに継続費として執行してまいりました固定資産評価替
基準資料作成業務委託事業のほか、1事業が完了しましたので、
地方自治法施行令第145条第2項の規定に基づき、継続費の精算について御報告するものであります。 報告第40号から報告第48号までの9件につきましては、議会の議決により委任された事項の
専決処分に関するものであり、
地方自治法第180条第2項の規定に基づき御報告をするものであります。 9件とも
道路管理瑕疵などによる損害賠償の額を定めたものであります。 以上、概要を御説明申し上げましたが、何とぞよろしく御審議のほどをお願い申し上げる次第であります。───────────────────────
△日程第6 新
庁舎建設特別委員会中間報告について (
委員長報告・質疑)
○議長(
森脇勇人) 日程第6「新
庁舎建設特別委員会中間報告について」を議題といたします。 新
庁舎建設特別委員会において調査中の事項について、会議規則の規定により報告を行いたいとの申し出がありますので、この際これを許します。
立脇通也新庁舎建設特別委員長。 〔32番
立脇通也議員登壇〕
◆32番(立脇通也) 平成30年6月28日、7月3日、7月31日及び8月29日に
庁舎整備基本計画について調査をいたしましたので、その経過について報告をいたします。 平成30年6月28日の委員会では、外部委員で構成される新しい
松江市役所検討市民会議による
先進地視察や
市民ワークショップの実施状況及び庁舎整備に対する具体的な考え方を定めた
松江市庁舎整備基本計画の素案について説明がありました。
基本計画の素案では、現在別館などが立地する敷地に
立体駐車場を建設し、必要な駐車台数を確保する。また、現在の
本館駐車場に新庁舎A棟を建設した後、現在の本館敷地にB棟を建設するなど段階的に建設・移転を進めていく。公的基準に基づく面積算定により、新庁舎の
延べ床面積は約2万5,000平方メートルとするなどの説明がありました。 質疑で主なものは、利用者の動線について、
立体駐車場が建つことによって、現在と異なり西側がメーンになると思われるが、メーンエントランスや窓口職場の配置をどのように考えているかとの質疑に対し、執行部より、西側と東側の両方を玄関として両側からアプローチできるようにすることや、建物内でもスムーズに移動ができる動線が重要だと考えている。 次に、駐車台数などの根拠となる来庁される市民の人数などはどのように推計しているのかとの質疑に対し、執行部より、全ての将来予測を行うことは困難であるので、現時点をベースに来
庁者アンケートなどを参考にしながら検討している。 次に、庁舎建設のプロセスの透明性を高めていくことが必要であるが、どのように担保していくのかとの質疑に対し、執行部より、新
庁舎建設特別委員会や
松江市役所検討市民会議の設置のほか、段階に応じて
パブリックコメント、
市民ワークショップなどを実施することにより、さまざまな年齢層の方々から御意見をいただいている。また、報道機関への情報提供にも努めており、引き続きそのような努力をしていきたいなどの答弁がありました。 平成30年7月3日の委員会では、事前に実施されました全議員を対象とした意見聴取に基づき、高齢者や障がいのある人、女性などに配慮した機能や宍道湖や松江城を望む眺望の活用など、重複するものを含め合計265項目にわたる意見、要望が提出されました。 平成30年7月31日の委員会では、これら議員からの意見や外部委員会での意見を反映させた
基本計画の修正案について説明があり、新たに議場のユニバーサル化や眺望を生かしたスペースの設置などを項目立てしたことや、外国語や手話などによる対応が適切にできる総合案内を明文化したことなどが示されました。 主な質疑として、西側からの出入りがふえると思われるが、新築後も残ることとなっている現在の西棟が障壁になるのではないかとの質疑に対し、執行部より、西側からの動線は重要であると認識しており、西棟を有効に活用できるよう今後の設計の段階で検討していきたい。 次に、現在撤退している食堂の見通しはどうかとの質疑に対し、執行部より、見晴らしのよいところに食堂、レストランを設置したほうがよいのではないかとの意見も多く寄せられているが、民間運営手法なども十分に研究しながら設置フロアなども検討し、設計の中でお示ししたいなどの答弁がありました。 平成30年8月29日の委員会では、
庁舎整備基本計画案について、前回の委員会以降、追加や修正が必要となる項目は生じていないため、今回の内容を最終案としたいと考えている。 今後のスケジュールについては、
基本計画が完成した後、年内に基本設計、実施設計の業者を選定し、年明けには基本設計の素案作成に入りたいと考えている。これまでいただいた意見には、基本設計の段階で検討するべきものも多くあり、引き続き意見を伺いたいと考えている。 その後、変動はあると思われるが、平成32年度の着工、平成38年度の完了を目指しているなどの説明がありました。 主な質疑として、現在の屋上天文台は継続されるのかとの質疑に対し、執行部より、天文教室は継続したいと考えているが、設置当時から見て周辺の環境が変化する一方、市域が広がり天文観測に適した場所がほかにも多くあることや、眺望のよい屋上をできるだけ開放してほしいとの意見もあり、総合的に基本設計の中で検討していきたいなどの答弁がありました。 また、一委員より、新庁舎建設に当たり、市民からの寄附を募っている自治体もあり、関心を高める意味でも検討してほしいとの意見がありました。 以上で新
庁舎建設特別委員会の中間報告を終わります。
○議長(
森脇勇人) これより新庁舎建設特別委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
森脇勇人) 質疑なしと認めます。 これをもって新庁舎建設特別委員長の報告に対する質疑を終結いたします。───────────────────────
△日程第7
決算特別委員会の設置について
△日程第8
決算特別委員の選任について
○議長(
森脇勇人) 日程第7「
決算特別委員会の設置について」及び日程第8「
決算特別委員の選任について」を一括して議題といたします。 お諮りします。 委員会条例の規定により、平成29年度松江市
一般会計、各
特別会計及び各企業会計の決算に関する審査を行うため、32人の委員をもって構成する
決算特別委員会を設置したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕