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平成28年 9月定例会(第13号 9月13日)

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  1. 東近江市議会 2016-09-13
    平成28年 9月定例会(第13号 9月13日)


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    平成28年 9月定例会(第13号 9月13日)             平成28年9月東近江市議会定例会会議録           平成28年9月13日(火曜日)午前9時00分開議 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 議事日程  第1  諸般の報告  第2  会議録署名議員の指名  第3  議案第61号から議案第79号までの議案に対する質疑並びに一般質問 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 本日の会議に付した事件  1   諸般の報告  1   会議録署名議員の指名  1   議案第61号から議案第79号までの議案に対する質疑並びに一般質問 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 出席議員   2番  戸嶋幸司議員    3番  西ア 彰議員   4番  安田高玄議員    5番  西澤由男議員   6番  和田喜藏議員    7番  市木 徹議員   8番  山中一志議員    9番  竹内典子議員
     10番  村田せつ子議員  11番  岡ア嘉一議員  12番  大橋保治議員   13番  周防清二議員  14番  田郷 正議員   15番  鈴村重史議員  16番  杉田米男議員   17番  北浦義一議員  18番  加藤正明議員   19番  大洞共一議員  20番  西澤善三議員   21番  畑 博夫議員  22番  横山榮吉議員   23番  野田清司議員  24番  河並義一議員   25番  寺村茂和議員 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 欠席議員  な  し −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 議場に出席した事務局職員                        事務局長  平 木 秀 樹                        事務局次長 高 田 佳 和 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 会議に出席した説明員        市長                 小 椋 正 清        副市長                中 嶋 喜代志        教育長                市 川 純 代        政策監                藤 田 善 久        総務部長               木 下   勉        企画部長               南 川 喜代和        税務部長               北 村 定 男        健康福祉部長             山 田 明 宏        こども未来部長            黄 地 正 治        産業振興部長             谷   善 哉        都市整備部長             谷 口 惣 治        水道部長               大 中 清 孝        教育部長               中 谷 逸 朗        総務部理事              磯 部 善 之        総務部理事              川 南   壽        企画部理事              田 中 基 裕        企画部理事              木 村 義 也        市民環境部理事            田井中 丈 三        産業振興部理事            栗 田   徹        産業振興部理事            村 田 吉 則        産業振興部理事            今 堀 太 平        都市整備部理事            藤 島 銀 二        教育部管理監             石 井 義 伸                午前9時00分 開議 ○議長(周防清二) おはようございます。  ただいまの出席議員数は24名であり、定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。   △日程第1 諸般の報告 ○議長(周防清二) 日程第1、「諸般の報告」であります。  地方自治法の規定により、本日の説明員として、お手元に配付の一覧表のとおり、あらかじめ出席を求めておきましたので、御了承願います。   △日程第2 会議録署名議員の指名 ○議長(周防清二) 日程第2、「会議録署名議員の指名」を行います。  会議録署名議員は会議規則第81条の規定により、4番安田議員、5番西澤由男議員を指名します。   △日程第3 議案第61号から議案第79号までの議案に対する質疑並びに一般質問 ○議長(周防清二) 日程第3、議案第61号から議案第79号までの議案に対する質疑並びに一般質問を行います。  通告がありますので、順次、これを許可します。  17番、北浦議員。 ○17番(北浦義一議員) 皆さん、おはようございます。  ただいま議長の許可をいただきましたので、17番、太陽クラブの北浦が一般質問をさせていただきます。  ことしの夏は、4年に一度開催される世界のスポーツの祭典オリンピックがブラジルのリオデジャネイロで開催され、日本の活躍も大きなものがあり、かつてない41個のメダルを獲得されました。  日本を代表しての選手の皆さん方には、大きなプレッシャーの中で競技され、心から御苦労さまでしたと申し上げたいと思います。  私たち日本国民にとって大きな希望と夢、そして多くの感動や喜びを与えていただきました。  本市隣接の彦根市・近江八幡市から出身の桐生選手・乾選手には、メダルを獲得され、心からお祝いを申し上げます。  また、9月7日から18日までは、同じ会場で身体障害者を対象としたスポーツの祭典パラリンピックが開催されていますが、選手の皆さんの活躍を願うものでございます。  4年後、2020年には、東京でオリンピックが開催されます。開催国として大きな期待をするものであり、本市からも選手が出場されることを夢見たいなというふうに思っております。  これからは、開催に向けて運営面でのさまざまな課題も多くありますが、スムーズに開会できますよう祈念をいたしております。  また、一方では、相模原市の障害者施設において、世界でも例を見ない大きな事件があり、19名が刺殺され、26名が重軽傷を負う大変悲しい出来事がありました。  政府は、再発防止に向けて、この事件を検証し、二度とこのようなことが起きないように必要な対策を検討されるよう願うものであり、お亡くなりになられた方の御冥福を祈り、負傷された方々にお見舞いを申し上げたいというふうに思います。  今回、質問をさせていただきますが、まず防犯対策についてでございます。  今ほど、前段申し上げました相模原市での事件を踏まえて、本市における防犯対策についてのお尋ねでございます。  本市での防犯に関する計画は、総合計画や予算でも説明がされましたが、今議会の27年度決算においても、防犯対策事業として5,964万5,000円が報告されております。  中でも、防犯灯に関する決算額が多いというふうに思われますが、その他、具体的にどのような施策をされているのか、お尋ねをいたします。  過日も警察署でお尋ねいたしましたら、市内における刑法犯の発生は全体的には減少しているそうですが、ただ万引き等は増加しており、東近江警察では、万引き防止策として「万引きGメン・16」が開始されております。  近年、民間サイドでは、お店のあらゆるところに防犯カメラが設置されておりますが、市内での公共施設、特に市が管理している施設での設置状況をお尋ねをいたします。  また、今後の設置予定についてどのように考えているのか、お尋ねをいたします。  防犯という観点から自動車におけるドライブレコーダーが、近年、個人的にも多く取りつけられております。  このドライブレコーダーは、交通記録や防犯に多彩に活躍できると、急速に拡大がされております。  事故発生時には非常に役に立つとも言われておりますし、また、毎議会で公用車での職員の交通事故の報告、議会の委任による専決処分の報告がされております。こういったことについて検証するためにも有効であると思いますが、公用車への設置状況と今後の計画をお尋ねをいたします。  次に、森と水政策についてであります。  地域間競争が余儀なくされている中で、地方創生を推進するには、東近江市の独自性を発揮し、国や県とタイアップしながら活力ある東近江市の将来を考えていかなければなりません。  市長は、いつも自分たちの足元にあるさまざまな地域資源に目を向けて、これに磨きをかけて進化させていくことが地方創生のあるべき姿であると申されております。  東近江市の56%は森林が占めており、琵琶湖に注ぐ河川の水源として、山そのものが観光資源としての価値を有しております。  これら鈴鹿から琵琶湖までの合併によるスケールメリットを生かす部署として、昨年度より市長肝いりの「森と水政策課」が創設されました。創設された原課の取り組み状況と今後の展望についてお尋ねをいたします。 ○議長(周防清二) 答弁を求めます。  総務部長。 ○総務部長(木下 勉) 皆さん、おはようございます。  それでは、北浦議員の防犯対策につきまして、3点にわたり御質問をいただきましたので、順次、お答えをさせていただきます。  まず、防犯灯以外の防犯対策についてでございますが、東近江・愛知地区防犯自治会の活動を中心に東近江警察署と緊密に連携して、防犯意識の高い地域づくりを進めているところでございます。  具体的には、地域安全ニュースを毎月発行するとともに、街頭啓発や防犯教室を随時実施いたしているところでございます。  また、市と東近江警察署とは「東近江市犯罪多発警報交通事故発生警報の発令に関する協定」を締結しておりまして、「特殊詐欺多発警報」など犯罪に対する注意報・警報を発令し、音声告知放送やのぼり旗の掲揚などで注意喚起を行っております。  相模原市の事件を踏まえまして、事件発生を覚知し、速やかに市内の障害者入所施設に市の職員が赴いて、注意喚起と緊急時の連絡体制を再確認いたしたところでもございます。  次に、市が管理する公共施設への防犯カメラの設置状況でございますが、主なものといたしましては、本庁舎に6基、小学校に118基、中学校に75基、幼児施設には90基などでございます。  今後も、市民の安全を守るために必要な防犯カメラを設置してまいりたいと考えております。  次に、3点目、公用車へのドライブレコーダーの設置の現状と今後の計画についてでありますが、本市では、平成25年度から順次、公用車にドライブレコーダーを装着しており、現在、249台中、56台を整備いたしました。  今後も、年次計画を立てて既存の公用車に装着を進めるとともに、車両更新時にはドライブレコーダーの装着を必須として、できる限り早い段階で全ての公用車への装着を目指してまいりたいと考えております。  ドライブレコーダーは、万一、交通事故を起こした際の状況分析や安全運転に関する研修会などにも活用してまいりたいと考えております。  あわせまして、一般ドライバーの模範となるべく、交通安全講習などを通じて交通ルールを遵守し、交通マナーを向上させることで、事故防止の徹底を図ってまいりたいと考えております。
    ○議長(周防清二) 市民環境部理事。 ○市民環境部理事(田井中丈三) それでは、2点目、森と水政策課の取り組み状況と、それから今後の展望についてということで、お答えを申し上げます。  市町合併によりまして市域が大きくなり、水源地である鈴鹿山脈から琵琶湖までが一つの水系でつながる自然豊かなまちとして、本市の地域資源や文化歴史を活用し磨きをかけるため、「森と水政策課」を創設しました。  本市は、市域の56%の森林を抱え、豊かな森里川湖が存在することから日本の縮図とも言え、今後の日本が抱える課題を、今、先陣を切って進めたいと考えております。  森と水政策は、大きく4点について取り組みを進めております。  1つ目は、森林資源を有効に利用するための事業で、林業振興課と連携を図り、集落単位の森林整備や、東近江市産の木材を使った机や椅子を幼児園へ導入し、内装材等の建築資材として使用することや、家具に仕上げて付加価値をつけることなど、林業がなりわいとなる事業の提案や仕組みづくりです。  2つ目は、人と自然との営みを近くする事業で、山へ多くの人が訪れるように鈴鹿10座の選定を行いました。  このことが水源である山を守り育て、ひいては琵琶湖の環境を守ることになります。  今後は、ルート整備や情報の発信等を行ってまいります。  また、環境に配慮しながら市内の自然や文化、人と触れ合う旅のあり方としてのエコツーリズムも進めたいと考えております。  さらには、民間のアウトドアメーカーと提携し、このような事業や鈴鹿山脈をはじめ本市の魅力を全国に発信しております。  3つ目は、かつては全国に名をとどろかせた愛知川のアユを復活し、かつての愛知川を取り戻すことを目的とした調査研究や、森里川湖と人とのつながりを考えるシンポジウムの開催です。  4つ目は、人が森林をより身近なものと考え、山を訪れることを目的とした森の博覧会や、保育園や幼稚園の園児を近くの里山で自然とふれあう里山保育などの環境学習への取り組みです。  今後は、かつて鈴鹿山脈から与えられた豊かな森林資源や水資源が産業を育て、この地域を支えてきたことに注目し、森里川湖の豊かな資源の活用を行い、本市の産業、経済、歴史文化の振興、あるいは防災にも結びつく取り組みを、関係部署や団体とともに進めてまいりたいと考えております。 ○議長(周防清二) 答弁は終わりました。  北浦議員。 ○17番(北浦義一議員) ありがとうございました。  大きく2つの質問を今回させていただきまして、まず防犯対策の関係でございますけれども、今、御答弁いただきました。本当にあってはならん相模原市でのああいった事件を踏まえて、早速、こうやって施設へ赴いて再確認したということであったんですが、実際、そういった施設へ行かれての反応、どんな状況やったか、お尋ねをいたしたいと思います。 ○議長(周防清二) 総務部理事。 ○総務部理事(磯部善之) 相模原市の事件を受けまして、防災危機管理課の審議員に、直接、施設を訪問していただいて、連絡の体制、緊急時の対応、そういったことについての確認をしていただいております。  それぞれ緊急の対応等につきましては、計画を持っていただいておるということを、確認しておるところでございます。 ○議長(周防清二) 北浦議員。 ○17番(北浦義一議員) やはり、そういったことを受けて、即、対応していただくということが一番大切なことであるというふうに思いますし、そして市が管理する防犯カメラの設置状況も、今、御答弁をいただきました。  その中で、本庁舎には6基ということであったんですが、6つの支所があるわけでございますが、そういった支所での設置状況なんかはどうなんでしょうか。 ○議長(周防清二) 総務部理事。 ○総務部理事(磯部善之) 現在のところ、支所には防犯カメラは設置をしておりません。  今後につきましては、先ほど部長が答弁しましたように、必要なところについては、協議の中で検討してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(周防清二) 北浦議員。 ○17番(北浦義一議員) 今後検討するということで、設置していくというようなことですが、それぞれの支所、今、改修なり、いろいろされたと思うんですが、やはりそういったときにも、そういった防犯という関係で設置すべきであったんじゃなかろうかというふうに思いますし、できるだけ極力早い段階に設置をいただきたいなというふうに思うところでございます。  そして、また小学校、中学校、幼児施設にということで、今、全部合わせて289台が設置されているということですが、大きい小学校、小さい小学校、学校規模も違いますが、そういったことにつけられている基準なんかは、学校現場として教育委員会はどのように把握されておるんですか。 ○議長(周防清二) 教育部長。 ○教育部長(中谷逸朗) 防犯カメラの基準というものはございませんが、考え方としましては、学校の規模により外部侵入が考えられる出入り口などに設置しているところなんですけれども、その出入り口も数も異なるため、学校によって数の違いがございます。  ただし、近年、大規模改修工事をした学校においては、防犯カメラの設置状況は多くなっている状況でございます。 ○議長(周防清二) 北浦議員。 ○17番(北浦義一議員) 私もそれぞれ学校へ出向いて、現場の声なんかを聞かせていただきました。  先生方も、いろいろと異動やらされて、前の学校にはこれだけあったけど、ここへ来てこれだけやとか、いろいろ言われておりますし、何でやろうなと、広い校地のあるところやったら死角的な部分が多いと思いますし、やはりそういったことも、現場を把握していただいている教育委員会としては、事があってからでは大変ですので、やはりその辺を十分に考慮いただきたいというふうに思ったところでございます。  私も、このカメラのことにつきましては、先ほど言いましたように、警察署の方へ赴きまして、いろいろとお話も聞かせていただきました。  警察では、平成26年度から実施されている地域安全カメラ貸付設置支援事業ということをされておりまして、東近江署管内におきましても、実施地区の自治会から設置希望を募って、選定された自治会に貸し付けての設置がされているということでありますが、そういったことをされているということは御存じでしょうか。 ○議長(周防清二) 総務部理事。 ○総務部理事(磯部善之) 防犯カメラは滋賀県の方で地域見守りカメラ設置ということで、26年度から貸し出し制度というのをされておられます。  この中で、県の貸し出しの台数なんですけれども、今年度250台ということで、26年度につきまして、東近江市でも27カ所、27年度は9カ所、それぞれ自治会で御利用いただいているというような実績になってございます。 ○議長(周防清二) 北浦議員。 ○17番(北浦義一議員) そのようなことで把握していただいているというふうに感じさせていただいたんですが、ただ私たち地域それぞれ、市がまちづくりについて地域に何かとお世話になっているところでございますが、市では、毎年、まちづくりのための事業に対して補助や助成金が交付されております。  今年度のまちづくり資料集の中にも、自治ハウスの整備や防犯灯の設置、また消火栓の設備購入をはじめ、39に上るさまざまな事業があるわけですが、そういったことでの助成なり補助がされておりますが、警察でもそういったことがされているんですから、市としてもまちづくりのための防犯カメラを設置される自治会、そういったところにそれなりに補助制度を設けられたら、そして今までからでも、そういった要望があったんではなかろうかというふうに思うんですが、そのあたり、お考えをお聞かせいただきたいというふうに思います。 ○議長(周防清二) 総務部理事。 ○総務部理事(磯部善之) まず、自治会さんからの防犯カメラについての御相談というのは、年に数件受けておるというのが実態でございます。  先ほど申しましたように、今年度まで県の貸付制度がございます。この県の貸付制度につきましては、ある会社の方が寄附をされているというような、それを中心として制度が成り立っていると。  今後、29年度に向けて、ちょっと流動的になっているという情報も聞いておりますので、市といたしましては、県の今の制度も注視しながら、市の補助制度については、研究してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(周防清二) 北浦議員。 ○17番(北浦義一議員) 先ほど答弁いただきました。今後も市民の安全を守るために必要な防犯カメラ、そういったことを設置していきたいということやら答弁いただいておりますし、ぜひとも研究するということでありますけれども、やはりああいったさまざまなまちづくりのために補助金なんかを、わずかでありますけれども、こうやって交付していただいているという部分もございますので、ぜひ新年度からでも、こういったことの事業を取り組んでいただきたいというふうに思うんですが、総務部長、どうですか、来年度からでも、そういった制度なんかを、研究するということでございますけれども。 ○議長(周防清二) 総務部長。 ○総務部長(木下 勉) 先ほど理事の方から答弁させていただいていますように、本市の補助制度は、安全なまちづくり自主活動団体補助金、限度額が3万円ということで、大変少額な補助金の中で防犯カメラを設置いただく場合は、この補助制度を使っていただいているのが現状でございますが、県内の他市の状況を見ますと、上限の額がかなり大きな額が設定されて実施されている市もございますので、先ほど理事が申し上げましたように、他市の状況なんかも研究をさせていただく中で検討をしてまいりたいというふうに思っております。 ○議長(周防清二) 北浦議員。 ○17番(北浦義一議員) そういった研究をする、前向きに取り組んでいただけるというふうに私は解釈させていただいて、次に進めたいと思うんですが、先ほども言いましたように、警察の方で、現在、民間でも事業所やお店に設置されている防犯カメラは約200台あるということでありますし、そして管内での市・町などが主体的に設置している、街頭の設置の防犯カメラは33台、そして警察主導のカメラと合わせても60台余りということで、非常に少ない状況であるということであります。  ここで、東近江市は合併時に、地域間の情報格差の是正、そして将来を見据えた情報基盤として、市内全域に光ケーブル網が張りめぐらされております。  市が整備・設置した光ケーブルを最大限に活用する、このネットワークを活用して、主要なところに設置する、そういったお考えがないか、お尋ねをいたしたいというふうに思います。 ○議長(周防清二) 総務部理事。 ○総務部理事(磯部善之) ケーブルネットワークの活用ということで、監視カメラにつきましては、現在のところ、学校施設の方の設置しているカメラ及び防災危機管理課の方で8台管理をさせていただいておるんですけれども、そちらの方については、ケーブルの方を活用させていただいております。  また、先ほども御答弁させていただきましたように、今後、設置が必要であるということを確認されたところについては、今後、また設置、あるいは光ケーブルの活用ということにもなるかと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(周防清二) 北浦議員。 ○17番(北浦義一議員) 現在、ネットワークを利用して8台の監視カメラを設置しているというような答弁をいただいたところですが、参考までにですが、全国的な活用事例ということで、伊丹市では、本年3月から、日本で初めてでありますけれども、安全・安心見守りネットワーク事業がされております。  いわゆる、このネットワークを利用して犯罪の抑止、そして事件・事故の早期解決等を目的に道路や公園、安全・安心、そういった見守りカメラが設置されているそうであります。  ぜひとも、やはり今現在8台だけということでありますけれども、せっかく市がああいったネットワーク、合併時につくりました施設を利用されて、ぜひ前向きに検討していただきたいというふうに思うところでございますが、再度、どうでしょうか。 ○議長(周防清二) 総務部理事。 ○総務部理事(磯部善之) 今、御教示いただきました伊丹市の事例とか、今後、また参考にさせていただきたいなというふうには考えております。  ちょっとあれなんですけれども、防犯カメラというのは、人の目を補完するものということで、地域の安全、地域は自分たちで守ろうというような活動の中で、県の貸付制度について書いてあるんですけれども、人の目を補完するもので、地域のそういうような防犯対策の意識の向上の高いところにするということになってございますので、防犯カメラを設置すれば全てオールマイティかというと、ちょっとそうではないという部分がございますので、地域の防犯の意識の向上というのがやはり大事かなというふうに考えております。 ○議長(周防清二) 北浦議員。 ○17番(北浦義一議員) 確かに、カメラをつけることによって、市民の皆さんが何か監視されているというようなことを思われるかもわかりませんけれども、やはり防犯という意識向上のためにも、十分検討していただければありがたいなというふうに思うところでございます。  次に、ドライブレコーダーのことについても、先ほど御答弁をいただきました。  公用車へつけていくという、現在の状況なんかも答弁いただいたところでございますが、249台の公用車中、56台に今既に設置がされているということであります。  今後、できるだけ早い段階で全ての公用車につけるということでございますが、25年から始めて、今ざっと5分の1ぐらいの話ですし、いつごろに全て完了される予定ですか。早い段階というのは、来年、再来年、ちょっとお知らせいただきたいと思います。 ○議長(周防清二) 総務部理事。 ○総務部理事(磯部善之) 新車の購入時にはドライブレコーダーをつけるということで取り組んでおりますし、既存の車につきましては、順次、計画的に取りつけていきたいというふうに考えております。  毎年20台ずつ更新していくと、10年間ぐらいかかるのかなというふうに考えておりまして、少なくとも10年以内には全ての車両の方に設置を完了したいなというふうに考えております。よろしくお願いします。 ○議長(周防清二) 北浦議員。 ○17番(北浦義一議員) 10年というと、えらい先の長い話であります。  今、新車を皆買っているときには更新されているということですが、何ぼ古い車であっても、きょうび10何年かですると思うんですが、やはりもっともっと早いピッチで。  というのは、このドライブレコーダーは、本当に急速に拡大がされておりまして、先ほども言いましたように、ここ5年間で6倍ぐらいになったと言われております。  この使い道は、交通安全だけということにはとどまらない使い道もあるということで、御承知のように、最近では、エンジンをとめた後でも長時間が録画でき、駐車場での当て逃げや車上荒らしなどの対応、そういったことができる、多彩な使い方ができるということであります。  そういった意味では、やはり公用車の設置は非常に役に立つということで、私は早急につけていただきたいという思いで、こういった防犯に関して質問させていただきました。  最初の質問で言いましたように、交通事故の関係におきましても、市の職員なんですが、27年の1月から12月までの間、損害賠償の委任専決、交通事故に対してですが、そういったことも7件もあったわけでありますが、こういった再発防止に向けても非常に有効であるというふうに思っているところですし、やはりその点は意識を高めるといった意味でも重要やと思いますので、10年って、そんな先の長い話でいいんですか。ちょっとその点、再度、総務部長、10年先にはするということですか。 ○議長(周防清二) 総務部長。 ○総務部長(木下 勉) ドライブレコーダー、そうさほど高い機械でもございませんので、鋭意努力をする中で、早い段階で、今、20台で仮に計算すると10年というような話もさせてはいただいていますけれども、そうさほどコストがかかるものでもございませんので、できる限り努力をさせていただいて、早い段階で整備ができるようにさせていただきたいというふうに思っております。 ○議長(周防清二) 北浦議員。 ○17番(北浦義一議員) 10年と言われてびっくりしましたもので、再度、こういった質問をさせていただきました。  本当に今言われましたように、私もいろんな店へ行って幾らぐらいするのやということを尋ねてきておりますが、安いのは1万円ぐらいから、いいのでは2万円、3万円程度の話ですので、やはりわずかこれぐらいの台数であれば、二、三年で計画的にでも、そしてまた新車を買われたときにつけていただいているということですので、早急にそれもつけていただければ、交通面でも、また防犯の面でも役に立つんと違うかなということで、今回、質問をさせていただいたところです。その点もよろしくお願いをしておきたいというふうに思います。  次には、森と水の政策について、先ほど答弁をいただきました。  そんな中で、東近江市の地域資源を活用する政策として、エコツーリズムの取り組み、そういったことの推進を言われておりますが、環境省では、このエコツーリズム推進会議によって概念が示されております。  いわゆる自然環境や歴史文化を対象とし、それらを体験し、学ぶとともに、対象となる地域の自然環境や歴史文化の保全に責任を持つ観光のあり方というふうにされておりますが、エコツーリズムについて、市として何をするか、もう少し御説明をいただけないでしょうか。 ○議長(周防清二) 市民環境部理事。 ○市民環境部理事(田井中丈三) エコツーリズムについて先ほども御答弁させていただきまして、今、それについてどのようなことを考えているかという御質問でございます。  今、議員おっしゃるように、エコツーリズムというのは、地域ぐるみで自然環境とか歴史文化についてのことを観光旅行者などに伝えていって、それを環境保全に結びつけていくという位置づけで、国の方でも、非常に環境保全として有効な手段として考えられているところでございますし、東近江市としても、そのような活用をどんどん図っていきたいと思っております。  具体的な部分につきましては、現在、東近江市エコツーリズム推進協議会というのを平成28年の5月に設立をさせていただきました。各種の専門家にお入りいただいているわけですが、豊かな自然環境ですとか、歴史文化を活用して、その価値について気づきを与えていくことによって、資源に対する保全意識を高めるという東近江市ならではのエコツーリズムを目指すことを目的に御議論をいただいているところでございますので、この協議会の中で、エコツーリズムの活用について御検討いただき、エコツアーの試行とか、それから評価、可能性調査等も実施をしているところでございますので、今、一つ具体的にということではございませんが、こういう形で推進をさせていただいているということでございます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(周防清二) 北浦議員。 ○17番(北浦義一議員) こういった協議会を持っていろいろ検討していただいているということでございます。  この森と水政策につきましては、本当に市長が肝いりの中で、新たな課をつくられたことでもございますので、ぜひそういったことについて、よろしくお願いしたいというふうに思うところでございますが、東近江市の魅力として自然を使った取り組みを推進、以前の議会でも少しお話を聞かせていただいたんですが、鈴鹿の山から琵琶湖まで、いわゆるカヌー、サイクリング、登山、そういったことをする大会をしたいなというふうに言われたと思います。  ことしも全国的に森・里・湖のつながりに思いをめぐらせた自然体験として「SEA TO SUMMIT2016」が北海道から四国まで9カ所で、この5月から11月まで開催がされております。  ぜひ、早い段階でそういったことを計画されることも望むわけでございますが、昨日の質問でもありましたが、健康寿命とかもございましたし、こういった事業をすることによって健康面でも大変効果があるというふうに思います。  東近江市の知名度アップ、鈴鹿から琵琶湖までの合併のスケールメリットを生かす政策部署として、大いに期待をいたしたいというふうに思っております。  最後にですが、昨年9月に鈴鹿10座プロジェクト委員会で検討され選定されました鈴鹿10座、このことについて、選定されてちょうど1年になるわけでございますが、どのぐらいの方が登山されているのか、わかればお示しいただきたいなというふうに思います。
    ○議長(周防清二) 産業振興部理事。 ○産業振興部理事(村田吉則) 申しわけございませんが、鈴鹿10座の登山者の把握については、ちょっと現在のところ数は承知しておりませんので、またいずれかの方法で確認したいというふうに思っております。 ○議長(周防清二) 北浦議員。 ○17番(北浦義一議員) これだけの山があって、どこから登って誰がということは、確かに難しいと思うんですが、わかればということで、ちょっとお尋ねをさせていただいたところでございます。また、よろしくお願いします。  そういったことで、鈴鹿10座を見ていただいて、PRということも本当に必要であるというふうに思うわけでございますが、やはり安全面を考えて、登山道の整備、あるいは休憩所、トイレ等の設置とか、そういった環境面の整備の必要もあるというふうに思いますが、そのあたり、どのようにお考えか、お尋ねをいたします。 ○議長(周防清二) 産業振興部理事。 ○産業振興部理事(村田吉則) 昨年、鈴鹿10座の認定をさせていただきました。  もともと、私の考え方でございますけれども、地方創生、それから少子高齢化ということで交流人口をふやす、そういったことが一つ根底に持っているわけでして、東近江市を有名にしてブランディングしていきたい。その一環の中で、鈴鹿10座の認定をいただいたというふうに考えておりまして、また認定させていただいて、その後、登山口の案内板でありますとか、それから鈴鹿10座の情報をいろいろと道の駅のホームページに上げております。  そういったことを踏まえまして、今後の安全対策につきましても、それから誘客につきましても、ルートの整備につきましても、検討してまいりたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。  一部させていただいているのもございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(周防清二) 北浦議員。 ○17番(北浦義一議員) ああいったところの整備なんかをしていこうと思うと、確かに課題が山積していると思うんです。  しかしながら、やはりあそこへ来てくださいと言って全国的にPRしてやっていく以上、それなりのことなんかもしておかないと、いつ遭難者が出てというようなことがあってはかないませんので、ぜひそういったこともよろしくお願いをいたしまして、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。 ○議長(周防清二) 12番、大橋議員。 ○12番(大橋保治議員) 12番、太陽クラブ、大橋保治が一般質問を行います。  7月の総務常任委員会では、水戸市、宇都宮市、鹿沼市に所管事務調査に行ってまいりました。水戸市ではシティセールス、宇都宮市では宇都宮ブランド戦略について、鹿沼市では総合戦略及び人口ビジョンについて研修を受けてまいりました。  中でも、宇都宮市と言えば、餃子のイメージが強く、駅に到着した途端、目に入ってきたのが餃子ののぼり旗・店でありました。  なぜ、宇都宮市が餃子なのかと尋ねてみると、歴史的な背景もありましたが、総務省の調査で市民が一番よく食べているのが餃子であるという話でありました。  当市では、市民の皆さんは何を一番食べているのだろうか、このことが食を通じてまちづくりにつながっていくのではないかと考えさせられました。  平成27年度の決算から、都市計画税について質問をいたします。  9月定例会は、27年度決算書が上程されていますので、前段は都市計画税について質問を行います。  都市計画税は、22年度から目的税として課税されることになっており、御承知のように、道路・公園・下水道などの都市計画事業や、土地区画整理事業に要する費用(事業の用に借り入れた償還金を含む)に充てるために課税をされています。  さて、27年度の決算から都市計画税としての歳入は、4億7,350万8,000円ありました。主要施策の成果もあわせて見ますと、この都市計画税は、都市計画費に4,196万3,000円、下水道費に2億6,341万4,000円、公債費に1億6,813万1,000円を充当されています。  27年度の決算からわかるように、これらの額は、それぞれ都市計画費の約6.6%、下水道費の約23.9%、公債費の約2.8%であり、その他は特定財源、市債、市税等を投入しているという状況であります。  市民の皆さんからは、「都市計画税を納めているけど、どのように使われているのかよくわからない」というお話をお聞きいたしました。  充当された都市計画税は、先ほど申し上げた3費目それぞれどのようなことに使われているのか、具体的にお聞かせください。  続いて、重度心身障害者施設の開設に向けてであります。  9月3日には、第12回市民とふれあい人権つどいが開催されました。ミニコンサートでは、岡崎盲学校高等部2年生の若渚さんの歌や話の中で、「人の心は輪っかでつながっているという思いを多くの方へ伝えたい」と話されたことが印象に残っています。  さて、28年4月に障害者差別解消法が施行されて4か月が過ぎました。御承知のとおり、障害を理由とする差別の解消の推進に向けて、国の行政機関、地方公共団体等や民間事業者における障害を理由とする差別を解消するため、また全ての国民が障害の有無によって分け隔てられることなく、人格や個性を尊重しながら共生する社会の実現に向けて制定されました。  現在、市内に重度心身障害者施設の開設に向けて準備が行われています。運営は、社会福祉法人が行うことになっています。開設に当たりまして、東近江圏域や地元自治会などへの説明会を実施してまいりました。  近くには、小学校、博物館、学童や民家があり、新しいまちづくりにも期待できると考えます。  そこで、開設後の地域とのかかわりについてお聞かせください。  さきに申し上げた、障害者差別解消法が施行されたこともあり、障害者の理解を地域でどのように深めていくか、お聞かせください。  道路・河川整備についてであります。  ことしも各自治会から、市政に対する要望事項も提出されています。以前から道路や河川整備については、生活にかかわるため、自治会独自では予算もかかるため、単独では解決できないと考えます。  そこで、道路・河川整備について質問をいたします。  まず、五個荘河曲町の交差点の安全についてであります。  県道栗見八日市線の河曲バス停付近の交差点は横断歩道がありますが、毎朝の通学時には車の往来が多いのが現状であります。  地元の方からは、JR能登川駅へ行く場合には、電車の時間の関係でスピードも出ていると聞きます。  地元の自治会では、信号機の要望書を提出しているが、進展はないと言っておられます。  さきに申し上げた、この交差点は通学路であります。交差点に路面標示等を行うことができないか、お伺いいたします。  続いて、一級河川の大同川の川ざらえ・しゅんせつであります。  27年度決算から、河川愛護への活動支援として207自治会、川ざらえ4自治会として、1,618万5,000円を支出しています。  大同川は一級河川のため、管理者は県であります。そのため、市の担当者は東近江土木事務所と協議等を行っていただいております。  そこで、問題となるのが残土処分であります。自治会で残土処分を処理できる土地や場所があれば、川ざらえ事業も進展すると考えます。しかし、処分できる土地や場所を持ってない自治会がほとんどではないでしょうか。  そこで、市が川ざらえ・しゅんせつの残土処分地を確保することができないか、お伺いをいたします。  また、県と連携して残土を有効活用することができないか、お伺いをいたします。 ○議長(周防清二) 答弁を求めます。  総務部長。 ○総務部長(木下 勉) 都市計画税の具体的な使途について、お答えをさせていただきます。  都市計画税は、平成27年度決算で、議員もおっしゃいましたように、4億7,350万8,000円の収入がございました。  この都市計画税は、都市計画法に基づき都市計画事業の認可を得て実施する事業に充当することができるとなっているところでございます。  本市におけます充当先は、都市計画費では、小今建部上中線の聖徳工区・春日工区、中学校線の垣見隧道などの街路事業や公園事業、下水道事業費では、下水道事業の公債費等に対する下水道会計への繰出金、公債費では、街路事業や公園事業に係る元利償還金などでございます。  なお、今後におきましても、道路整備アクションプログラムに基づく街路事業や公共下水道事業に対する市街化区域分に対し、税の充当をしてまいりたいと考えております。 ○議長(周防清二) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長(山田明宏) 大橋議員の大きく2点目、重度心身障害者施設の開設に向けてについて、お答えいたします。  開設後の地域とのかかわりについてでございますが、障害のある人が社会で普通に生活が送れることが大変重要であり、「ノーマライゼーション」の理念に基づき、隣接する小学校の運動会や音楽会などでの交流会、学童保育所の子どもたちとの交流会の検討や施設を運営する法人のイベント時には、地域の皆さんにも参加していただけるような事業を計画されていると聞いております。  また、施設には災害時の避難スペースを備えているため、地域の避難所として活用していただける予定をしております。  2点目の障害者の理解を地域でどのように深めていくのかについてでございますが、市広報等を活用しながら障害者理解のための啓発事業を進めているところでございますが、特に地域の中心に建設されることから、施設利用者が散歩するときなどには地域の方々と触れ合い、日常的に障害者とかかわる機会が多くなり、障害者理解がより深まるのではないかと期待するものでございます。  市といたしましては、この施設の開設を契機に、障害のある方が地域で当たり前に暮らせるモデル的な地域となるような働きかけをしていきたいと考えております。 ○議長(周防清二) 教育部長。 ○教育部長(中谷逸朗) 3点目の道路・河川整備についての県道栗見八日市線、五個荘河曲町の交差点の安全対策につきましては、関係機関が合同で実施している通学路安全点検において、現場の状況を確認しております。  点検後は、交差点周辺部の交通取り締まりの実施、既設看板の整理、スクールガードの見守り活動などを実施しているところでございます。  地元からの信号機設置要望につきましては、警察の判断で設置は難しい状況にあります。  議員御指摘の路面標示につきましては、道路管理者である東近江土木事務所への要望を行っており、今後も児童・生徒の通学路上での安全確保に努めてまいりたいと考えております。 ○議長(周防清二) 都市整備部長。 ○都市整備部長(谷口惣治) 一級河川の川ざらえ・しゅんせつにつきまして、お答えをさせていただきます。  まず、川ざらえ・しゅんせつの残土処分地の確保についてでございますが、一級河川の堆積土の撤去は、管理者である県が実施されているところでありますが、予算の確保が難しく、多くの地元要望にお応えできていないのが現状であります。  一方で、市もしゅんせつを必要とする地域におきましては、県に要請をしつつ、地域住民による川ざらえ事業への取り組みも進めているところでございます。  処分地の問題は、全県的な問題でもありますので、市といたしましては、河川管理者で確保されるよう要望してまいります。  また、市では、川ざらえ事業に着手したくても、残土を処分する場所がない自治会を支援するため、1自治会10万円を限度に補助の上乗せ制度を設けておりますので、県においても処分費用を加算されるよう強く要望をしてまいります。  次に、県と連携して残土の有効活用はできないかについてでございますが、川ざらえ事業で発生した軟弱なしゅんせつ泥土は、固化処理などの改良をしなければ盛り土材料等として利用することができませんので、産業廃棄物として処理をしなければならないのが現状でありますので、御理解をいただきますようお願いいたします。 ○議長(周防清二) 答弁は終わりました。  大橋議員。 ○12番(大橋保治議員) それでは、答弁をいただきました中で、少し確認をしていきたいと思います。  まず、都市計画税についてでありますが、内容につきましては、具体的な使い方、何を使ったかということでお伺いをさせていただきました。  27年度の決算からわかるように、都市計画税の約1割しか都市計画費には充当していなくて、そのほかの約9割につきましては、先ほど質問でも申し上げましたけれども、特定財源でありますとか、市債、市税を投入しております。  主要施策の成果の中の121ページから124ページに都市計画費につきましては記載をされておるんですけれども、その中で具体的にここに使ったということで、わかりやすく御説明、答弁をいただきたいと思います。 ○議長(周防清二) 総務部長。 ○総務部長(木下 勉) 都市計画税の充当の具体的な内容ということでございます。  なかなか御答弁申し上げにくい部分なんですが、都市計画費全体でおよそ6億3,000万円ほどある中で、街路事業で2億4,000万円、また公園費では1億3,000万円、そういった目レベルで都市計画税をおおむね充当をしているところなんですが、さらに具体的に申し上げますならば、街路事業では、先ほども申し上げました都市計画道路の整備に充当をさせていただいてございますし、例えば公園費ですと、都市公園の管理、あるいはまた今年度、27年度で言いますと、都市公園の遊具なんかを5基設置をさせていただいておりまして、そういった経費にも充当をさせていただいているところでございます。  また、下水道事業費につきましては、先ほども御答弁申し上げましたように、一般会計におきましては、繰出金でございますが、下水道会計の方では、過去に下水道事業として整備をされた際に借られた起債の償還に充当をさせていただいております。  また、一般会計におけます公債費は、これも街路事業、あるいは都市計画事業等々に充当をいたしました起債の償還に充てさせていただいていると。  なかなか、個々具体的に申し上げるのは非常に難しいんですが、代表的な部分での例ということで御説明をさせていただきました。 ○議長(周防清二) 大橋議員。 ○12番(大橋保治議員) 22年度から、五個荘・能登川地域は課税の対象になりまして税金を納めていただいているということで、当初、導入前の平成21年の10月前後には、たしか都市計画税の徴収が始まるということで、該当地域につきましては、説明会等があったということで私も記憶しておりますし、出席をしてまいりました。  そのときは、都市計画税を課税することによって、都市計画道路の整備でありますとか、都市公園の整備をきちっとしていくということで説明をいただいたと思うんですけれども、今回の27年度決算からまいりますと、下水道事業特別会計へ下水道事業費と、あと合わせまして11億円を繰り入れをしているということで、先ほど総務部長から答弁いただきましたけれども、起債の償還に充てているということで、下水道事業費につきましては、ほぼそれに充当したということで御理解をさせていただいてよろしいでしょうか。 ○議長(周防清二) 水道部長。 ○水道部長(大中清孝) ただいまの御質問についてでございますけれども、下水道事業の27年度会計の決算では、起債の償還が22億450万円ございます。そのうち使用料とか他の起債で、もう一度それを償還していきますと、残りが元利均等に約2億6,340万円を、この都市計画税から充当しております。  全て都市計画税につきましては、目的税でございますので、市街化区域の下水道事業につきましては、ほぼ整備が終わっておりますので、今まで借り入れた起債の分を償還させていただいているということで、今現在進めているということです。  ちなみに、今現在、農村下水道を公共下水道へ接続をいたしておりますけれども、これは市街化調整区域でございますので、これは充当はしておりません。今後もそれは充当することはできませんので、申し添えたいと思います。  以上です。 ○議長(周防清二) 大橋議員。 ○12番(大橋保治議員) 今、水道部長から答弁をいただいたんですけれども、一番、市民の方がおっしゃるのは、都市計画税を納めているけれども、どういうふうに使ったのかよくわからないということで、先ほど、冒頭、質問でも申し上げましたけれども、例えば27年度の決算で、都市計画税につきましては、このように使いましたよという市民の方へのお知らせでありますとか、周知方法なんかも私は大切なんではないかなと思うんですけれども、その辺についてのお考えがあれば、お聞かせをいただけますか。 ○議長(周防清二) 税務部長。 ○税務部長(北村定男) 都市計画税の目的や使途の広報啓発についてでございますけれども、市のホームページの方には、議員がおっしゃるとおり、道路・公園・下水道などの都市計画事業に要する費用に充てるための目的税であるということの掲載をしております。  しかしながら、納付通知時のお知らせのチラシというのがございますけれども、そこには、税率でありますとか、算定根拠等の説明書きは掲載をさせていただいているんですけれども、どういった目的で使っておるかとか、使途ということにつきましては、そこまで記載ができておりませんので、今後は、広報や周知方法について、当初の納付通知に同封のお知らせのチラシへの記載についても、もっと工夫を加えながら御理解をいただき、そして納得して御納付いただけるような形での納税意識の向上を図るべく、広報啓発に努めてまいりたいというように考えております。どうぞ、よろしくお願いいたします。 ○議長(周防清二) 大橋議員。 ○12番(大橋保治議員) 納得して納付はいただいていると思うんですけれども、その使途について、上手に広報とかする工夫も今後は一つの課題になってくるのかなと思いますので、今、答弁いただいたことについて、対応の方、協議をいただきたいということを申し入れて、次の質問に移りたいと思います。
     重度心身障害者施設の開設に向けまして、答弁をいただきました。  先ほど健康福祉部長からの答弁でも、近くには五個荘小学校でありますとか、てんびんの里文化学習センターもございます。また、本当に民家もお近くにもありますし、今回の重度心身障害者施設は、今までにない地域の中で建設されるということは、画期的な取り組みではないかなというふうに私は捉えております。  先ほども部長の方から答弁いただいた小学校の音楽会や、9月には運動会も開催もされますし、9月に入りましたら、運動会の練習も一日に2時間、3時間も行っておられますし、体で感じたりとか、例えば施設利用者の方も今までにない体験に私は大いに期待もしていきたいと思いますし、学校教育や、ひいては社会教育の視点から言えば、地域での一つの人権教育の一環としても取り組んでいく必要があるのではないかなということを思うんですけれども、それについてお考えをお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(周防清二) 教育長。 ○教育長(市川純代) 学校教育の方でございますが、現在、具体的な入所の状況等が把握できておりませんので、具体的なところは申し上げられませんけれども、議員御指摘のような人権教育の資源といいますか、環境としては、非常にいいものがあると思っております。  私自身は違う学校の方では、そういったところにおいでになる方をお迎えしたこともございます。  ただ、それには施設の方との御協力等もいただかなくてはなりませんので、今後、学校の教育活動の内容、それから施設の入所者の状況等を突き合わせながら、より人権感覚が豊かになるような、そしてまた学校教育も豊かになり、そして入所者の方にも元気になっていただけるような、そういったプログラムがつくっていければいいかというふうに思っております。 ○議長(周防清二) 大橋議員。 ○12番(大橋保治議員) 先ほどの答弁の中でも、地域とのかかわりの中で、防災の視点ということでも答弁をいただきました。  災害の発生時のときでも、施設を活用させていただきながら、避難所の運営をする場合に、当然、行政としてもかかわり方も大切になってこようかと思います。  例えば、食料の問題でありますとか、鍵のあけ閉めの問題とか、いろいろあろうかと思うんですけれども、まだ時間はありますけれども、行政としてのかかわり方につきましてお聞かせをいただけますでしょうか。 ○議長(周防清二) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長(山田明宏) 災害時の行政としてのかかわり方について、お答えさせていただきたいと思います。  現在、隣接する五個荘小学校が災害時避難所であるとともに、地域福祉避難所として指定されておりますことから、仮称ではございますが、「第2くすのき」には、先ほども申し上げましたが、避難スペースを備えているだけでなく、今後、その施設に看護師も配置する計画であるということも法人の方から聞いておりますので、これは例えばでございますが、専門福祉避難所として協定が結べないかについて、運営する法人並びに防災関係担当課等と今後協議してまいりたいと考えております。 ○議長(周防清二) 大橋議員。 ○12番(大橋保治議員) 今、部長の方から、専門福祉避難所ということで、五個荘地域は、多分、今のところ1カ所しか指定がないと思うんですけれども、地域の中にありますので、そういった形を行うことによって、地域の方々の安全で、そして安心が確保されるということは、地域にとってもメリットになろうかと思いますので、でき得る限り進めていっていただきたいと思います。  次に、障害者理解を地域の中でどのように深めていくかという2点目の質問をさせていただきました。  滋賀県でも、昨年の平成27年3月ですか、滋賀県障害者プランの目標である「地域でともに暮らし、ともに学び、ともに働き、ともに活動することの実現」ということで、障害のある人の地域での活動を支援しておられます。  先ほど申し上げましたが、障害者差別解消法が施行されたこともありまして、他の市では、障害のある人の理解をし、そして配慮ある接し方をするために、市民の方がわかりやすいガイドブックというものを作成をされ、職員さんだけではなくて、地域社会においてともに暮らす市民が障害及び障害者に対しての理解を深めていくということで作成をされた自治体もあります。  当市には、このようなガイドブックが、今、私の記憶する限りでは多分、作成はされていないとは思うんですけれども、そのようなガイドブックをつくり、そして地域の中で活用していくとともに、例えば学校教育でも十分生かしていけるようなものではないかなと思うんですが、その辺につきまして、ガイドブックの作成につきまして、お考えがあればお聞かせいただけますでしょうか。 ○議長(周防清二) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長(山田明宏) ただいま、議員御提案いただきましたガイドブックによる啓発につきましては、大変有効な手段であると考えております。  市といたしましては、今後でございますが、12月の障害者週間というのがございまして、それに合わせて「広報ひがしおうみ」で障害のある人への配慮ある接し方とか理解について啓発するとともに、今現在、それぞれの自治会で行われています人権のまちづくりの町別懇談会等において、積極的に取り組んでまいりたいなと思っております。  ガイドブックにつきましては、次年度以降、この取り組みも含めて、市民の皆さんがさらに障害者理解を深めていただく取り組みが本市にとって何が一番いいのか、そしてまたガイドブックを例えばつくるとしたら、それをどのように活用していくかということも含めて、関係する部署でまた協議を進めてまいりたいなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(周防清二) 大橋議員。 ○12番(大橋保治議員) 今、答弁いただきましたが、それがガイドブックになるのか、ちょっと今、定かではございませんが、法の施行もされましたし、部内で大いに御議論いただきながら、先ほど申し上げました、それをつくることによって、例えば学校教育の中で生かすとか、いろんな使い方、利用の仕方というのはあろうかと思いますので、そういった形で御議論いただければと思います。  これも他市の事例になってしまうんですけれども、先ほど申し上げました障害者差別解消法を踏まえた、これは横浜市の取り組みでございますが、「障害のある人もない人もみんなが一緒に暮らす横浜すごろく」というのをつくりまして、市役所の庁舎でありますとか、あそこは区役所になるんですけれども、そこで配布をし始めたということで、学校や職場などの場面を10場面想定をいたしまして取り組んでおられるということで、市は、遊びの場でも学びの場でも活用してほしいということで呼びかけておられるみたいです。  今回は、主に知的障害への理解を目的といたしまして、知的障害のある方が3人、その作成に参加をされたということも聞いておりますし、またそのすごろくを行いながら障害の理解を深めることや、県内外の事例を調査して、私は、今、具体的に申し上げたのは、横浜市のすごろくという事例でありますけれども、県内外の取り組みも、いろんなことも調査し、私は取り組んでいく必要もあろうかと思いますけれども、その辺についてのお考えがあれば、お聞かせいただけるでしょうか。 ○議長(周防清二) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長(山田明宏) ただいま、議員がお示しいただきました横浜市のすごろくでございますか、障害者理解を深める、ちょっと違った方向というのか、視点で、大変ユニークな取り組みであると今感じておるところでございます。  本市の障害者理解を深める取り組みといたしましては、今、お示しいただきました横浜市の取り組みをはじめ、県内外の事例というのか、いろんな取り組みをされておられると思いますので、そういうのも参考にしながら、東近江市として本当に有効な取り組みは何であるかというのを今後研究してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(周防清二) 大橋議員。 ○12番(大橋保治議員) 県内、そして県外でも、このような取り組み、多分、いろいろ調査すると、あろうかと思いますし、本当に子どもからお年寄りまで啓発ができるような東近江市らしい取り組みができればと思いますので、それにつきましても、調査、そして検討をいただきたいということを申し上げて、次の道路・河川に移りたいと思います。  県道栗見八日市線の河曲の交差点の路面標示について、お伺いをさせていただきました。  先ほども申し上げましたが、この交差点は通学路ということで、教育部長からも答弁をいただいたということで捉えております。  また、通学路の点検につきましても、これは年間1回ですか、毎年行っているということも聞いておりますし、所管の警察でありますとか、教育委員会、県の関係の方にも、現場は確認をいただいているんではないかというふうに捉えております。  ただ、現地を見てみますと、車道の外側線でありますとか、横断歩道や、そして横断歩道手前の30メートルに引かれております、いわゆるダイヤマークがもう消えかけておりますし、これはもう早急に対応できることは、早急に対応していただきたいというふうに考えておりますが、それについてはいかがですか。 ○議長(周防清二) 都市整備部長。 ○都市整備部長(谷口惣治) 御指摘の河曲町の横断歩道の件でございますけれども、ここの外側線並びに横断歩道、ダイヤマーク等が薄くなっているということにつきましては、県とともに現地の方は確認をさせていただいております。  そして、区画線につきましては、これは県の所管になりますので、既に引き直しの検討をいただいております。  そして、横断歩道、またダイヤマークにつきましては、公安委員会の所管となりますので、既に要望の方を行っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(周防清二) 大橋議員。 ○12番(大橋保治議員) 既に要望はいただいているということで、捉えさせていただきます。  その横断歩道の標示につきましては、現地を見ますと、先ほども申し上げた状況でありますが、県道佐生五個荘線、これは五個荘川並町に観音寺口のバス停というのがございまして、そこの付近の交差点は、横断歩道にグリーンマークをつけておりまして、同様な対応ができれば、ドライバーからも対策の一つになっていくのではないかと考えるんですけれども、それについてのお考えがあれば、お聞かせいただけるでしょうか。 ○議長(周防清二) 都市整備部長。 ○都市整備部長(谷口惣治) 横断歩道のグリーン化ということについて、お答えをさせていただきたいと思います。  一般的に横断歩道といいますと、白と黒とのゼブラマークでございます。今、議員がお示しをいただきましたのは、白と緑に色分けされた横断歩道のことでございまして、この横断歩道は、信号機のない交差点、特に通学路となっている横断歩道につきましては、所管しております公安委員会の了解を得た上で道路管理者が設置できるとなっておりますので、当該交差点におきましても、地域の切実な御要望として、道路管理者並びに公安委員会の方に要望していきたいというふうに考えております。 ○議長(周防清二) 大橋議員。 ○12番(大橋保治議員) 先ほどの答弁の中でも、信号機の設置の要望については、警察の判断で、現在では難しい状況であるということで、これも4年ぐらい前になると思うんですけれども、住民の方々の217名の署名、そして嘆願書を持って所管の東近江警察にも提出をされたということで、本来ですと、住民の方、近くの方は、一日でも早い信号機の設置を切望しているということを望んでおられるということを、この場所で申し上げたいと思いますので、それにつきましても皆さんの思いだけはお酌み取りいただきたいということを思います。  最後になりました、川ざらえ・しゅんせつの残土処分の確保ができないかということで答弁もいただいておるんですけれども、川ざらえ・しゅんせつにつきましては、各自治会からの要望、昨日の他会派からの質問につきましても、大体4分の3ぐらいが県の事業になってしまっているということで、なかなか管理者の問題等があるということでも認識をしております。  ただ、担当の職員さんにつきましても、担当の県の土木の職員さんといろいろ協議を行っていただいていることにつきましては、大変ありがたいなということを思います。  先ほどの答弁でも、10万円を別に補助をしているということで答弁もいただきましたが、10万円では処分はできないということが正直なところではないでしょうか。  それでしたら、この川ざらえ事業、しゅんせつを少しでも前に進めていくお考えがあるならば、例えば先ほども申し上げましたが、市が処分地を独自に確保するなり、先ほども答弁をいただきましたが、県の土地を残土置き場として提供してもらうということも必要な時期に来ているのではないのでしょうか。その辺についてのお考えがあるならば、御答弁いただけますか。 ○議長(周防清二) 都市整備部長。 ○都市整備部長(谷口惣治) 一級河川の川ざらえ事業につきましては、毎年、全市的に非常に多くの御要望をいただいているところでございます。  しかしながら、県の限られた財政と申しますか、そのようなことから、先ほども御答弁させていただいたとおり、なかなかお応えをできていないのが現状でございます。  しかしながら、この川ざらえ、一級河川のしゅんせつというものは、やはり河川管理者である県がするべきものであるというふうに考えてございます。  したがいまして、事業で発生しましたしゅんせつ土、これについても、やはり県の方で処分をすべきであるというふうに考えておりますので、なかなかこの処分地の確保ということを市の方で行っていくということは、これは困難なことであるのかなというふうに考えているところでございます。  また、処分地に県有地を充ててという話でございますけれども、なかなか処分地に適当な場所がないというのも、これも一つ現状でございます。  県が直接行っているしゅんせつ事業がなかなか進まないというのが、一つには、その処分地がないというのが大きな問題でございます。  県が実施する上でも、やはりその処分費用、これが非常に高くついていることが、県のしゅんせつ事業をおくらせているという、これが大きな原因でございますので、県としましても、その用地があるならば、やはりもう少し速やかにしゅんせつが進むんでありますけれども、なかなかそういったことから、県の適当な用地も見つからないというようなことでございますので、御理解いただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(周防清二) 大橋議員。 ○12番(大橋保治議員) 先週の9月8日の、多分、10時前後ぐらいからだったと思うんですけれども、一時、集中豪雨が東近江市もございまして、約1時間も降らなかったんですけれども、集中的に降ったということで、五個荘地区内の大同川でありますとか、瓜生川、そして三田川という川がございまして、その辺、大体、雨が上がった後に、約1時間ぐらい現場を、大同川ですと、伊野部町から五個荘の河曲町まで、また瓜生川も、石馬寺から日吉町まで見に行ってきたんですけれども、多いところでも約1メートルぐらい水位が上がっておりまして、その中で、近年、特にことしは多いと言われる藻がかなり多く流されており、そこへ藻がかなり繁茂している状況でありました。  しゅんせつにつきましては、泥、土砂がメインになってくるんですけれども、ことしは特に藻がかなりひどいということで、河川愛護でいただいている補助金では、なかなか重機等が賄えない状況になってきている。ひいては、高齢になってきているということで、10年前は何とか総出で出てこられたんですけれども、それが高齢化になってくると、なかなか非常に難しい時期になってきている、あと10年先を考えると、どうなるんだろうかという、これも住民の方々の御意見でございました。  そういった場合にも、川ざらえ事業は土砂でありますけれども、やっぱり藻がかなり繁茂しておるという状況が、担当課でも多分御理解はいただいていると思うんですけれども、そういった形での問題が出ているということで、この場所でいま一度申し上げておきたいと思いますし、そういったときの対応につきましても、できる限り迅速に県の方と協議して対応いただきたいと思うんですけれども、それについてはいかがお考えですか。 ○議長(周防清二) 都市整備部長。 ○都市整備部長(谷口惣治) しゅんせつの御要望につきましては、その都度、県の方と一緒になって現場を見させていただきまして、県の方では、なかなか藻や、それから多いのはヨシでございます。こういったものの撤去というのは、なかなか難しいのかなと。やはり、洪水の発生源となる土砂の堆積でございますね、そういったものを、現地の方を測量しまして、緊急性の高いところから、順次、しゅんせつを行っているということでございます。  しかしながら、今、議員が御指摘いただきましたとおり、高齢化の問題でありますとか、さまざまな問題が発生しております。  そして、その補助金ではなかなか賄えないという、こういった現実もございます。  そのようなことから、これは処分費用の増額の問題でありますとか、それから土地の確保、これについても、もう毎年、県に対して政策提案のときに、私の方から県土木事務所、また県庁の土木交通部の方へ、この問題は非常に大きい、全県的な問題やというような捉まえ方で、何とか対応してほしいという要望もさせていただいております。  そういったことから、藻やヨシの処分というのは非常に難しいわけでございますけれども、地元で川ざらえをやっていただくときに、持ち出すというばかりじゃなくて、一つには、川の中には、高いところ、低いところがございますので、ならすという方法もございます。そして、ちょっと一過性にはなるかもわかりませんけれども、それをすることによって、藻や、それからヨシも抑えられるという、これも一つ有効な手だてやということを県にも聞いておりますので、そういったことも取り入れていきますと、費用的にも抑えられるん違うかなということも考えておりますので、ひとつまた御理解いただきますよう、よろしくお願いします。 ○議長(周防清二) 大橋議員。 ○12番(大橋保治議員) 川ざらえは土砂がメインになってしまうということで、先ほども申し上げましたけれども、ことしはそういった藻がかなり繁茂している状況を、また来年もひょっとしたら同じような形に出てくるんではないかなと思いますので、また新たな課題として、先見性を見ながら取り組む対策を、県と協力をしながら対応を考えていただきたいということを改めて申し上げたいと思います。  最後、その残土の有効活用につきましては、コストの面から難しいという答弁もいただきました。  河川の土砂の処理につきましては、県内はそうですし、多分、県外も同じような私は御苦労をいただいているんではないかなということを考えております。  そこで、他の自治体の取り組みでありますとかも、しっかりと調査や研究をしていく必要もあろうかと思いますけれども、その辺につきましてのお考えがあれば、お聞かせいただけますか。 ○議長(周防清二) 都市整備部長。 ○都市整備部長(谷口惣治) 他の自治体への調査ということでございますけれども、なかなか県外までの調査には至っておりませんけれども、県内13市、それから近隣の3町について調査を実施させていただきました。  これは聞き取り調査でございますけれども、少し説明させていただきますと、平成27年度における実施件数では、東近江市が4件でございました。それから、1件から4件実施されたのが4市2町、それから9件が1市、14件が1町、そして平成27年度では実施されておりませんけれども、今年度から1件実施するというところが1市ございました。  それから、基本的に川ざらえ事業は実施していないというのが6市ございました。  そのようなことから、その残土処分地についてもお聞きをしましたところ、もともと市の残土処分地を有していたところが1市ございました。それ以外は、本市を含めまして、処分については地元で確保をしていただいているといった状況でございました。  また、一級河川の川ざらえ事業に対する処理費の上乗せといった制度を本市は持っておりますけれども、それにつきましては、県内、本市以外にはございませんでした。  そういうような調査をさせていただいた上で、また今後、県に対する要望なんかにも生かしていきたいというふうに考えております。 ○議長(周防清二) 大橋議員。 ○12番(大橋保治議員) 全県的、東近江市だけじゃなくて、川ざらえの残土処分につきましては、今後の課題になってこようかと思いますし、当然、部長の答弁の中で、管理者が責任を持ってやらなあかんというところは、やっぱりそうだと思いますし、粘り強い県への折衝、そしてこの事業が計画的に進むことを期待をいたしまして、私の質問を終わりたいと思います。  ありがとうございました。 ○議長(周防清二) 暫時休憩します。  再開は、10時55分からとします。               午前10時39分 休憩               午前10時55分 再開 ○議長(周防清二) 会議を再開します。  休憩前に引き続き、一般質問を行います。  4番、安田議員。 ○4番(安田高玄議員) 議長の許可を得ましたので、4番、太陽クラブ、安田高玄が一般質問を行います。  先月、誰もが胸を熱くしたリオのオリンピック、日本選手の活躍に多くの声援を送ったことでしょう。  最後まで諦めないという日本人らしい心を持って戦ってくれた選手及び関係者に敬意を表するとともに、「御苦労さま」と声をかけたくなる、そんな思いです。  現在、パラリンピックが開催されています。日本選手はもちろん、出場選手や関係者の方々の頑張りに声援を送りたいものです。  4年後は、東京での開催となります。より一層の期待と楽しみが増すものです。  また、平成36年には、内々定ですが、地元滋賀県にて二巡目となる国民体育大会及び全国障害者スポーツ大会が開催予定となっています。
     そこで、滋賀国体について質問させていただきます。  先日、本市にて成年男子サッカーが、布引運動公園陸上競技場と京セラ株式会社滋賀八日市工場総合グラウンドにて開催、また成年男子ソフトボールが布引運動公園多目的グラウンドにて開催することが、第79回国民体育大会・第24回全国障害者スポーツ大会滋賀県開催準備委員会の第4回総会にて、会場地市町第二次内定が出たところです。  まず、市長にお伺いいたします。  成年男子サッカーと成年男子ソフトボールの2競技の内定に、どのような感想をお持ちになりましたか。  平成26年3月議会の市長の御答弁の中に、「本市にとってメリットの高い種目を誘致できないと」とのことでした。内定の2競技は、本市にとってメリットの高いものでしょうか、お答えください。  次に、競技会場の施設整備ですが、今まで執行部の答弁では、本市で開催される競技種目が決まり次第、国体競技会場として施設整備に取りかかるとのことでしたが、開催準備委員会からの内定を受けて、まず何から手をつけるべきと考えますか。  昨年、開催された和歌山県の橋本市や紀ノ川市、田辺市に新宮市などを訪問し、視察研修するもよし、平成30年開催される福井県の坂井市や越前市、永平寺町に福井市、敦賀市も、ほぼ開催に向けての準備が整いつつあるので、大変いい勉強になると思います。参考にすべきと考えます。  現段階では、2競技のみの内定ですが、今後、三次内定や最終内定など、順次、各市町に開催競技種目が決まっていくことでしょう。迅速なる動きが肝要と考えます。  次に、選手育成と学校教育についてお伺いいたします。  8年後の開催なので、中心的な選手年齢は今の中学生や高校生、大学生に20歳代になろうかと思います。少年の部であるなら、小学生もその範囲に該当することになります。  4年後の東京オリンピック・パラリンピックも含め、子どもたちにスポーツのすばらしさやスポーツを通じて学ぶものの大きさも、教え伝える必要があると考えます。  本来、県が行うべきことですが、「昭和56年開催のびわこ国体で滋賀県にもたらしたものは?」、疑問符がつくところです。  同じことを繰り返さないように、お願いしたいところです。  本市においても、スポーツのすばらしさや、スポーツを通じて仲間づくりやコミュニティの大切さを教える学校教育の一場面であると思います。教育長のお考えや思いを、お答えください。  この国体開催が、子どもたちにとって、身近なものであり、子どもたちが、より一層スポーツに親しむきっかけになればと考えます。  残念ながら、滋賀県の子どもは、体格は全国平均を上回っていますが、体力・学力はやや劣勢であると言わざるを得ません。  子どもたちにとってスポーツが全てではないですが、より多くの子どもたちがスポーツに親しみ、国体など大きな大会が目標になればとも思います。  また、市として子どもたちを含め、選手育成の支援施策の考えはありますか。また、計画があれば、お答えください。  次に、各市や町で開催競技種目が決まっていく中、東近江市をPRすることを怠ってはいけないと思います。  国体となれば、より多くの来訪者が足を運んでもらえると思います。  今現在、市内宿泊施設で最大限お泊りいただける人数は把握していますか。今後、ふやしていく考えはありますか。  国体に出場される選手や関係者の方はもちろん、国体のみならず、本市をPRすることにより、国体前後はもとより、リピーターをふやすことも大切になると思います。  イベント流れで、お客様を、より多く迎えるための計画や施策はありますか。  お隣の三重県でのサミット開催や昨年開催された和歌山国体の現地視察は、来訪者増加についても大変勉強になると思います。  サッカー、ソフトボールの持つ競技のすばらしさを表に出しつつ、観光施策につなげられたらと思います。  まだ8年もあると思うか、あと8年しかないと感じるかは、大変大きな考え方の違いです。今から、地道に、そして確実に、計画的に活動されることをお願いいたします。  以上、私の質問は終わりますが、発言の機会をいただきましたことを感謝しつつ、市長はじめ執行部におかれましては、明確・明快な御答弁をよろしくお願いいたします。  ありがとうございました。 ○議長(周防清二) 答弁を求めます。 ○市長(小椋正清) 滋賀国体についての御質問にお答えさせていただきます。  現時点で東近江市に内定をいただきました2競技についての感想でございますが、サッカー、ソフトボール競技につきましては、競技人口も多く、大変人気のある競技でございまして、本市も希望し、要請していた競技であります。  サッカー競技は、本市の主要施設であり、かつMIOびわこ滋賀のホームグラウンドでもあります布引グリーンスタジアムで開催されることを大変、まずうれしく思っているところでございます。  ソフトボール競技につきましては、昭和56年開催の滋賀国体におきまして、旧八日市市が会場となりましたことから、その後、市競技団体が発展し、今回はその競技団体が主管となって大会を開催されることに大変大きな喜びを感じております。  次に、本市にとってのメリットについてでございます。  国体の開催は、競技会場の整備を推進することになることとあわせまして、競技団体が組織的に充実し活性化することにあると考えております。  また、このようなメジャーな種目の開催は、競技施設の整備にとどまらず、道路などの交通インフラの整備や宿泊施設の充実化、さらには観光客の増加など、東近江市の発展につながるものと考えます。  さらに、国体で得た知識や経験を生かしながら、スポーツ機運の高まりや全国規模の大会誘致など、国体終了後においても継続的な地域活性が図れることになることを大変期待しておりまして、さまざまな点におきまして高いメリットがあると考えているところでございます。 ○議長(周防清二) 教育部長。 ○教育部長(中谷逸朗) 滋賀国体について、私の方から、内定を受けての施設整備の考え、選手育成の支援策、市内の宿泊施設について、来訪者を迎える計画について、順次、御答弁申し上げます。  まず、内定を受けた施設につきましては、いずれも現時点でおおむね競技を開催できる能力を有する施設として判断されたものです。  今後、中央競技団体の視察を受け、円滑な運営に資するための準備や国体終了後も継続的に活用されるよう、施設整備を図ってまいります。  また、平成31年には、市町での準備委員会の設置が必要なことから、国体準備室の早期設置も必要であると考えております。  次に、選手育成の支援策につきましては、県が「選手の育成強化」「指導体制の充実」「強化拠点の構築・環境の整備」の3つの柱を中心に競技力向上の取り組みを進めております。  開催地としてふさわしい成績を残し、大会終了後も安定して高い競技水準が維持できるよう、競技力の総合的な向上を図っています。  次世代アスリート発掘育成プロジェクトや競技団体が行うジュニア選手強化対策、中体連や高体連の強化対策など、県や競技団体と連携を図りながら、各競技選手や指導者の強化活動が効果的に行えるよう努めてまいります。  次に、市内の宿泊施設についてですが、現在、国体を見据え調査を行っているところでございます。  次に、本市への来訪者を迎えるための計画や施策につきましては、現在、県において愛称やスローガン、マスコットキャラクターを制定するなどし、普及推進を図るための作業を進めております。  本市におきましても、これらの制定後に報道機関やインターネットなど多様なメディアにより、広域的かつ効果的にPRを行い、誘客が図れるよう取り組みたいと考えております。 ○議長(周防清二) 教育長。 ○教育長(市川純代) 学校教育におけるスポーツとの関係についてでございますが、スポーツは、挑戦や努力を尊ぶ態度や健康増進など、人格形成の基礎を培うものであり、大変重要なものであると捉えております。  学校教育におきましては、学習指導要領にのっとった中で、児童・生徒がみずからの健康や体力づくりに目標や関心を持って取り組めるよう、体育や遊びを通した体づくりの充実を図っているところでございます。 ○議長(周防清二) 答弁は終わりました。  安田議員。 ○4番(安田高玄議員) 御答弁ありがとうございました。  順次、少しですけれども、再質問させていただきます。  まず最初に、内定を受けて施設整備の考えはというところで、既存するものは、今、使えますよという御答弁であったと理解しているんですが、今現状で、国体の基準に合っているかどうか。私は、まだもう少し手を加える必要が多々あろうかと思います。いかがでしょうか。 ○議長(周防清二) 教育部管理監。 ○教育部管理監(石井義伸) 現在、内定を受けました2競技については、基本的には、競技場の縦横の面積が何面とれるかというようなことでの内定を受けたものでございます。  また、今後、中央競技団体の方から視察を受けて、細かなチェックが入ると思われますし、それに伴いお客様を迎える準備も必要かと思われます。  したがいまして、それらを踏まえながら整備を対応していきたいというふうに考えてございます。 ○議長(周防清二) 安田議員。 ○4番(安田高玄議員) ありがとうございます。  ぜひとも早急なる手だての方をよろしくお願いしたいところです。  また、御答弁の中に、国体準備室の設置で早期設置と御答弁いただきましたが、早期、これはいつを示す早期なのでしょうか。 ○議長(周防清二) 教育部管理監。 ○教育部管理監(石井義伸) 現在、滋賀県開催というのは内々定の段階でございまして、これが中央の方から視察を受けて、平成31年には内定となって、33年には開催決定となるという運びとなってございます。  県の計画では、平成31年には内定となることから、開催準備室設置の必要があるというふうな計画を立ててございますので、それまでには市としての準備の段階での、仮称でございますが、国体準備室の設置が必要であろうかというふうに考えてございます。 ○議長(周防清二) 安田議員。 ○4番(安田高玄議員) 31年までということですが、私なりに他の県、具体的に言えば、昨年開催されました和歌山県橋本市並びに紀の川市も、ちょっと勉強させていただきました。  内容を確認させてもらうと、橋本市では、開催から4年前に国体推進室というのを設置されております。紀の川市においては、開催から6年前に国体対策係、5年前、それで、今言われたように、5年前というのは、日本体育協会から滋賀県に内定が届くところが5年、それが対策課ができたと。と同時に、市においての国体準備委員会も設置されているといったところです。  それと同時に、来年、再来年になります、福井県坂井市、これは平成30年に開催されるところなんですが、これは開催から7年前に国体推進室、約4名で設置されています。  7年前と言えば、本市で言う、滋賀県で言う、来年に当たるわけです。そして、国の方から内定をいただく5年前に国体推進課、これが8名に、そして現在は今、16名体制、そして来年の4月からは20人体制で対応に当たるといったこともおっしゃっておられました。  つまり、この国体対策室や推進室、準備室にしても、できるだけ早く設置し、できるだけ早く動くことが私は必要かと思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(周防清二) 教育部管理監。 ○教育部管理監(石井義伸) 先ほど31年の目途の話をさせていただきました。当然のことながら、早い段階から取り組むことにこしたことはない現状でございまして、今現在、スポーツ課の中でも、私と担当と2名の中で回らせていただいています。  議員御指摘いただきましたように、できるだけ早い体制で課の中も整えられたらとは思いますけれども、一応の目途として、それまでにはということでの答弁をさせていただいたところでございますので、御理解のほど、よろしくお願い申し上げたいと思います。 ○議長(周防清二) 安田議員。 ○4番(安田高玄議員) ありがとうございます。  ぜひとも国体に向けて、少しでも、少しずつ、少しずつ、一気にはなかなか難しいものもあろうかと思いますので、ぜひともお願いしたいところです。  それと同時に、何から手をつけるか、要するに誘致した競技が2競技内定したわけですが、先ほども話があったんですが、これも特に去年開催された和歌山県紀の川市さんにも、どんなふうに進めていかれたんですかという質問の中に、やはり競技場のチェックから始めましたと。  ただ、チェックするだけで、確かに予算がついていない以上、手をつけられないのも現状であると、現状の内容もお伝えいただきました。  ただ、決まった以上、ただ予算がつかないから何もしないというわけではなく、競技場をチェックするのと同時に、これ今の時代、インターネット等も多く使われている内容なので、その現地に足を運ばなくても、確かに開催中の競技場を確認することもできるし、いろいろと情報は入るかと思うんですが、そういったこと、また電話でも遠くの地域へ電話で確認して、どういった動きをした、どういった内容のもので動きましたかという小まめな対応をされたと。  それと同時に、対策課であるなり推進課ができると、少し活動が広くなるということで、現地視察も行ったということをお聞きしております。  それと同時に、まだ予算がつかない時期であるなら、予算をつけるための収集、ここをこう競技場をなぶるなり、駐車場をいじるなり、何々するときには、どのような形で動きをとるか、それと同時に、予算の分も精査して進めていったという話も聞きました。できるだけ早い段階から進まれたということを聞いているんですが、その点はいかがでしょうか。 ○議長(周防清二) 教育部管理監。 ○教育部管理監(石井義伸) 議員御指摘のとおり、当然、早い段階から動くにこしたことはないというふうに思いますし、まず何からと申しますと、当然、修理するにしても、改修するにしても、時間のかかる施設改修というのが、基本的には一番になってくるのかなというふうに思いますが、それに限らず、宿泊の問題もございますし、選手をそこの会場に輸送するという関係もございます。  それと、現在の社会体育施設においても、安全性が場合によっては不十分というような施設もございますので、その辺は調整をしながら計画的に進めてまいりたいというふうに考えてございますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(周防清二) 安田議員。 ○4番(安田高玄議員) ありがとうございます。  今、答弁いただいたとおりだろうと思います。  それと同時に、やはり国体が滋賀県で開催されるということ、これが市民さんにいかほどに知られていくか、知ってもらえるか、ましてこのソフトボールであったりサッカーが、当市で行われるという内容のことがほとんど知らされていないのが現状であるかと思います。これも、早い段階からPRするのも必要であろうかと思います。  そこで、これは私の提案というところなんですが、「広報ひがしおうみ」が毎月配られておるんですけれども、この一角に、これは私がちょっと張りつけただけなんですけれども、「平成36年滋賀国体成年男子サッカー、成年男子ソフトボール、本市開催」と、これであるなら、そうお金がかかることではない。本来、毎月出している。  それと同時に、今の時期であるなら、各地区で運動会が開催が予定されていると思います。そのプログラムの隅っこでもいいんで、国体があるんよ、東近江市はソフトボールとサッカーをするんよ、まだほかにもあるんよという内容のもと、そういう告知も必要かなと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(周防清二) 教育部管理監。 ○教育部管理監(石井義伸) 当然のことながら、今現在は2競技ということですが、今後、第3次なり、最終的なこともあろうかと思いますし、滋賀県における開催、あるいは東近江市における競技会場についても、啓発すべきは当然のことだと思っております。  また、本日のように一般質問で質問いただくのも啓発の機会になろうかなと思いますし、議員提案いただきましたようなことも考えながら対応してまいりたいというふうに考えてございますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(周防清二) 安田議員。 ○4番(安田高玄議員) ありがとうございます。  地道に活動されることをお願いしたいところです。  次に、学校教育におけるスポーツとのかかわりということで、これは国体が来ようが来まいが、もちろん学校教育の中でスポーツは非常に大事な部分であると。
     ただ、国体、今、開催しましたオリンピック等も踏まえて、子どもたちにとっても、非常に今スポーツに目を向けられている時期であろうかと思うんで、今後、また東京オリンピックも踏まえて、子どもたちにとってもスポーツはどうしても注目される部分であろうかと。そういった時期を逃すことなく、やはりより多くの子どもたちにスポーツを親しんでもらうのがいいんではないかと思うところもございます。  そこで、これも私の案というか、何ですけれども、今現在、子どもたちにとっては、中学校であれば中体連、また小学校になるとスポーツ少年団等々でいろいろ活躍していただいているんですが、それとまた別に学校単位で、どこかの小学校とどこかの小学校が国体会場である布引グリーンスタジアムを使って、そのピッチを使ってサッカーの試合をするとか、子どもたちにより広く競技場に触れてもらう、陸上競技でも、なかなか9レーンのコースを走ることはほぼ少ないと思うんで、ぜひともそういう子どもたちの大会、またこれ滋賀国体開催記念という名目を打ってそういう大会を開くのも、一つの子どもたちに目を向ける、また親しんでもらうのに非常に大事な内容かと思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(周防清二) 教育部長。 ○教育部長(中谷逸朗) 今、議員が御質問いただいたことについて、御答弁申し上げます。  例えば、小学校においては、心技一体のスポーツ精神の高揚を図るため、日ごろの積み上げた技能を披露し、互いに競い合うことを目的に、10月に布引グリーンスタジアムにて、各地区の高学年を対象にした陸上記録会を実施しているところでございます。  また、中学校においては、運動部のブロック大会を布引運動公園を会場に実施して、みずから三種の陸上競技場の感触を味わっていただいているところでございます。 ○議長(周防清二) 安田議員。 ○4番(安田高玄議員) ありがとうございます。  ぜひとも、これも引き続きお願いしたいところです。  次に、選手育成の支援策や考え、計画なんですが、滋賀県では、滋賀県技術力向上基本計画が制定されております。平成26年12月、これ多分御存じかと思うんですが、この中には、非常に事細かく数字化されております。競技種目であるなり、どこに強いところ、どこに弱いところ、非常に細かく記させております。  そこで、本市においても、やはり市長はじめスポーツの都市として、MIOびわこ滋賀さんも含め、いろいろスポーツを通じて広めている市であるので、ぜひとも活発な動きが必要かと思うんですが、ただいきなり支援策、選手育成となると、まず指導者の育成から始めるべきかと思いますが、またそういうことも踏まえて、他の市や他の部署から、そういった指導者を招き入れるとか、先生を迎え入れる等々のお考えはあるんでしょうか。 ○議長(周防清二) 教育部長。 ○教育部長(中谷逸朗) 今、安田議員が言っていただいているのは、学校教育におけるスポーツとの関係であろうかと思います。  指導者の育成といいますか、例えば過去には、小学校で指導していただいたものでは、水泳の金メダリストの柴田選手やラグビーのトップリーグの石川選手などのような有名なアスリートを活用する体力向上事業を実施しております。  また、先ほど来から出ておりますMIOびわこ滋賀のサッカー出前事業などの充実を図り、さまざまな事業を積極的に活用して、児童・生徒の体力向上に進めてまいりたいというふうに考えております。  それから、指導者の方で、市外の技術に秀でた指導者を招く計画というのは、現時点ではございませんが、県の事業で、地域にお住まいの指導力のある方に地域スポーツ指導者をお願いし、中学校の運動部で専門的な技能を指導していただいている学校がございます。 ○議長(周防清二) 安田議員。 ○4番(安田高玄議員) ありがとうございます。  ぜひとも、そういった方のお力もかりながら進めていかれたら非常にありがたいなと思うところです。  次に、市内宿泊施設のことですが、今、調査を行っているという御答弁をいただきましたが、平成27年6月議会の答弁では、約930名とのことでした。また、駅前に新たな宿泊施設ができるといったことで、もう少し幅が広がるようにというような考えがあるんですが、そのホテルも踏まえて調査をしているのか、それともそれ以外に昭和56年のときには民泊という形もとられた経緯もあるんで、その辺も考えての調査なんでしょうか、いかがでしょうか。 ○議長(周防清二) 教育部管理監。 ○教育部管理監(石井義伸) 宿泊者数につきましては、単純にそれぞれの宿泊所のベッドの数を足すと、さきの議会で答弁されたような数字になるのかなというふうには思いますけれども、私ども今、調査させていただいているのは、ホテルにおきましても、団体競技でございますので、例えばソフトボール、20名近い登録を5名ずつとかという分け方も多分できないであろうと思われますので、団体競技が対応できるところでどうなのかというところと、当然、ホテルにはホテルの都合がございますので、全てが全て選手・役員を迎え入れてくれるということもございませんので、その辺は、どれぐらいをホテル側として考えておられるのかなというとこら辺の数字を精査をしながら調査をしているというところでございます。  もう一つ、民泊についてでございますが、さきのびわこ国体では、基本的には、ほぼ民泊というようなことでございました。  今回、選手・監督以外にも多くの来訪者も予想をされますので、滋賀県の国体ですので、県内で、その国体効果をとどめるための工夫ということで、最終的には、民泊も地域活性の手段の一つかなというふうには考えられますが、現実的でもないのかなというふうに思っております。  いずれにいたしましても、市としては、選手・役員・応援者などの宿泊者数や受け入れの可能者数の把握に努めているところでございますし、先ほども少し申しましたが、その会場への輸送方法についての調査もあわせて行いながら、最終的に判断をするということになろうかと思います。  したがいまして、民泊も視野に入れているのかと言われますと、少しは入っているというとこら辺での答弁とさせていただきたいと思います。 ○議長(周防清二) 安田議員。 ○4番(安田高玄議員) ありがとうございます。  確かに、昭和56年のときには民泊、ただ仕方なかったという部分も踏まえ、それがよかったという部分も踏まえ、現時点というか、現在では非常に難しい部分があろうかと思うのが正直なところです。  ぜひとも、これ、せっかく来ていただくのに泊まるところがない。ただ、今、駅前の方に新しいのができるというのは、一つの底辺が広がったというのは非常にありがたいのも、正直、私は思っております。  ただ、これ、この市内だけじゃなく、近隣の市町の宿泊施設も利用しながら、お泊りいただく方をふやすことは非常に大事かと思うところです。  次に、国体を踏まえ、本市への来訪者を多く迎えるというところで、今のところ、先ほども御答弁いただいたんですが、具体策は見えてこないんですが、何かこれという思いがあるものがあれば、お答えください。 ○議長(周防清二) 教育部長。 ○教育部長(中谷逸朗) 具体策ということで、思いというのは、具体的な施策というのは現時点ではございませんが、今後、国体準備室が開催されます。その組織は、基本的に経験豊かな管理職、それから催し物の得意な職員、スポーツが得意な職員、こつこつと事務ができる職員等で組織化されるかなということを考えております。  その職員が中心となり、交流人口の増加、ボランティア意識の高まり、施設の整備、事前の近畿・全国規模大会の開催等に数々の事業を東近江市に一体感を醸成できるように推進していかなければならないと考えています。  とにかく、東近江市に訪れていただく方々に、東近江市ファンになっていただけるような施策を打っていかなければならないと考えております。 ○議長(周防清二) 安田議員。 ○4番(安田高玄議員) 全くそのとおりであります。  ただ、なぜこういう話になるかというと、2010年から2012年の3年間、当市、東近江市で近畿高校駅伝が開催されました。  これは近畿ですので、他府県の方、選手男女おられるんで800名ぐらい、それと学校関係者、御家族等々を踏まえたら、約2,000名の方が、毎年、3年間来ていただいたけれども、ただ、東近江市をPRするもの、私の感覚では、私も審判員とかで参加させていただいたんですが、ほぼなかったように感じております。  こういうことを反省も踏まえて、そのとき、なぜできなかったとか、こうしたらよかったとか、そんな思いはあるんでしょうか。 ○議長(周防清二) 教育部長。 ○教育部長(中谷逸朗) 今の近畿高校駅伝なんですけれども、安田議員はなかったようにと思われていると思うんですけれども、私は非常に効果はあったかなというふうに思います。  というのは、たまたま私が布引グリーンスタジアムで開設までの準備室、それから開設後の1年間、布引グリーンスタジアムに勤務して、大きく近畿高校駅伝にはかかわっておりました。  そのときに得たものといいますと、滋賀県の高校の陸上の顧問の先生方が、勤務終了後、また土日ですと、クラブ活動が終了後、布引グリーンスタジアムの会議室で、連日、大会に向けて準備されていたことを記憶しております。  そこで思ったことは、先生方のチームワーク、何としても成功に導くという意気込みでした。  それと、事務局のチーフのリーダーシップでした。  また、この近畿高校駅伝のコースは、蒲生地区中心のコースから地域住民の理解も非常に得られました。  コースとなっている道路の清掃、それからトイレ等に関しての地元協力、また会場では、東近江市商工会蒲生支部さんの1,000人鍋の振る舞い、それから八日市商工会議所さんの近江牛のうどん、それから地元八日市南高校さんの農産物の販売等、非常に協力的で大会を盛り上げていただいたことを記憶しているところでございます。  何よりも、陸上競技場でスタート・ゴールができるという近畿大会がほとんどないことから、出場チームからは、ずっとやってほしいというような声が上がっていたのも記憶しているところでございます。  反省点と言うならば、少し私は、そこの陸上競技場の職員としてかかわっていたんですけれども、当然、大会のときには、市の職員を動員なりして役員となっていたわけなんですけれども、少しかかわり方が薄かったのかなというところは反省しているところでございます。 ○議長(周防清二) 安田議員。 ○4番(安田高玄議員) ありがとうございます。  確かに、それも踏まえて、よかった部分、ちょっとまずかった部分、ただ、東近江市をPRする、これ、他府県へ行けば、東近江市は全くの無名です、近畿でも。ということを踏まえたら、東近江市をPRすることは非常に大事であろうかと。  それと同時に、東近江市で開催する以前は、1997年、土山町で近畿高校駅伝を開催しております。私も、公式審判員で参加しております。  そのときには、地元のお茶であるとか、地元の土山町をPRするタオル、パンフレットも、相当袋に入れて渡して土山町をPRした。そのおかげで、土山マラソンも引き続き開催されている経緯があるかと思いますけれども、その点、いかがでしょうか。 ○議長(周防清二) 産業振興部理事。 ○産業振興部理事(村田吉則) ちょっと観光の部門としてお答えをさせていただきたいと思います。  今、議員おっしゃっていただきますように、せっかくいらっしゃったお客様でございますので、東近江市の観光地でありますとか物産、そういったものをPRさせていただいて、リピーターとして再訪いただく、そういったことも考えております。  選手・関係者合わせると相当な数になるというふうに思いますので、魅力ある内容、市のPRを、パンフレットでありますとか、あるいは物産でありますとか、そういったものを、来ていただいたときにPRさせていただく、あるいは宿泊所で、そういったものを配らせていただきますとか、そういったことを市の観光協会と連携をとりながら、ぜひ再訪につながるような、次回は友人と、あるいは御家族と一緒に来ていただいているというような情報発信を進めていきたいと、このように考えてございますので、よろしくお願いします。 ○議長(周防清二) 安田議員。 ○4番(安田高玄議員) ありがとうございます。  確かに、これこそまさしく地味で確実で計画的に進めていただくしかないと思います。  最後に、市長、この国体について、市長は場面場面で、私はスポーツ大好き人間ですよ、私も自負しているところですと。確かに、スポーツに御理解があり、パワフルに動かれる、非常にそういったところでも見ているところです。  今、この動き、ぜひとも市を挙げて、できるだけ早く動きをとっていかなきゃまずいんじゃないかと私は思うんですが、市長、お考えはいかがでしょうか。 ○議長(周防清二) 市長。 ○市長(小椋正清) 今、内定、2種目いただいたところで、あとどういう種目があるのか、大体、情報は私もとっております。そして、お願いするべきところもしております。  まず、競技が内定した段階で、本当に安田議員、さまざま御質問いただいておりますように、きちっと早く対応していくことが必要だと思っております。  その前提としまして、まず競技施設が大変古いという印象を私は持っております。とてもじゃないけれども足りない、どんな種目が来るかによりますが。  今後、この市議会の議員の皆さんの御理解が本当に必要になってくるのがまず第一でございます。  まず、予算を伴う案件でございますので、どこにどういう施設を充実するのか、そして規模はどの程度使うのか、県の補助、国の補助はどうなのかということを、まずその基本的な御理解が必要不可欠であると思っておりますので、私の方からも議員の皆さんに、こういった方向に向けての御理解と御協力のお願いをまず申し上げたいと思います。  そして、次に必要なのは競技団体ですね。競技団体の熱意、これが本当に微に入り細に入り、先ほど御提案いただいた、これまでの開催地での準備状況、過去、そして現在進行中、そして将来、どんなスパンで準備してきたのかということを市と一体感を持って進めてまいる必要があるだろうと思います。  もう一つは、これが最も重要なことなんでございますが、市民の皆さんの意識の醸成、本当に温かく迎える気持ちと、本当に一丸となって滋賀国体、とりわけ東近江市で開催される競技種目、競技がもう大成功であったと。そして、その後、大変ハード面でも、さらにその気持ちの上でも、スポーツ機運がずっと継続していくきっかけになることと、そして効果的な予算の執行によりまして、後世まできちっと使用に耐える競技施設を整えていくということに対しての市民の皆さんの御理解と御協力と、本当に温かくお客様を迎える機運を、もう早くから醸成していくことが必要であるというふうに、私は今の時点で考えられることは、以上のようなことでございます。 ○議長(周防清二) 安田議員。 ○4番(安田高玄議員) ありがとうございます。  まさしく、そのとおりだと私自身も思っています。  ぜひとも、その動きをよろしくお願いいたします。  あと、開催された和歌山県、そしてこれから行われる福井県、近くの三重県、岐阜県等々、ちょっと少し足を運んだことなんですが、動きは少しでも早い方がいい、決して遅くない、早い方がいいと言われていました。  特に和歌山県、開催された後です。反省すべき点は、もう少し早くから動いたら、もう少しこれができたんじゃないかと、反省点をただただ言われておられました。  これは、これからやってくる滋賀県の国体に向けても、非常に意味深い言葉だと思います。  それと同時に、福井県の坂井市でのことですが、市民向けにPRする、もちろん早くから声をかける等、ボランティアの募集も早い時点から集まってくるという、非常にありがたい話と同時に、我々議会ですが、坂井市さんでは、議員がこの一般質問に立つとき、国体のPRのポロシャツを着て一般質問に立つ。これ、さすがに私自身も他府県へ行ったけれども、そんなところはなかった。坂井市さんだけでしたけれども、国体をPRするポロシャツを議員が着て質問するという場面があるというのをお聞きしました。  また、滋賀県においては、こういったポロシャツ、これは平成25年に内々定をいただいたときに、滋賀県がおつくりになって、県体協が販売されているものです。後ろに25番、これ滋賀県の番号でございます。  こういうものを着てそういった活動をされると、みんなに注目されると。これも一つあるんで、本市においても、そういった動きも今後必要になってこようかと思いますので、よろしくお願いし、質問を終わります。  ありがとうございました。 ○議長(周防清二) 暫時休憩します。  再開は、午後1時からとします。               午前11時46分 休憩               午後 1時00分 再開 ○議長(周防清二) 会議を再開します。  午前に引き続き、一般質問を行います。  2番、戸嶋議員。 ○2番(戸嶋幸司議員) それでは、お昼一番、2番の太陽クラブ、戸嶋幸司が質問いたします。  昨年、滋賀県議会での一般質問で取り上げられ、世間でも話題となりました「滋賀県改名騒動」、滋賀県が全国的に知名度が低いことを受け、近江牛や近江米、近江商人など、比較的認知度が高い「近江」の名に改名することを検討してはとの質問内容でした。  答弁の中で、三日月知事は「近江という名は広く知られていて、全国への強い大きな発信力もある呼称だというふうに思います。一方で、県名である滋賀という呼び方、これも」とありますが、ここは中略させていただきまして、こういう締めくくりになっております。「この近江ブランドの強みを生かしながら、しっかりと滋賀というものに結びつけていく、そういう取り組みが私は必要だと考えておりまして、このブランド力を生かした認知度の向上につなげていきたいと考えております。」と発言されておられます。  このように、地域のブランド力向上を考えるに当たり、地名というものは大変重要であると私は考えます。  さて、話を我が東近江市に向けたいと思います。  八日市・永源寺・五個荘・愛東・湖東・能登川・蒲生、以上の1市6町が合併し、旧市町の名称を使わず「東近江市」として市政がスタートし、11年目に突入しております。  「もう10年」なのか「まだ10年」なのかは、人それぞれ感じ方が違いますが、10年の歳月を経ながらも、この「東近江」というブランドがなかなか浸透していないように感じるのは私だけでしょうか。  そこで、これからこそが市としての成熟期であることを信じ、この「東近江」ブランドをより広く、より強く発信していくために、質問いたします。
     まずは、農業に関してです。  県内一の耕作面積を持つ当市では、水稲を中心に、さまざまな農作物がつくられております。  中でも、愛東のメロンや梨、大中の近江牛などはすぐれたブランド力があり、大変人気のある商品です。  このような、もともとブランド力のある農作物をより広く展開するためにも、「東近江ブランド」の向上が急務ではないでしょうか。  そこで、彦根梨や下田ナスのように、「東近江〇〇」といった農作物のブランド化に向けて何か取り組まれていることはあるでしょうか、お答えください。  次に、公共交通機関等の名称についてです。  我が東近江市には、名神高速道路に八日市インターチェンジ、蒲生スマートインター、JR琵琶湖線に能登川駅、近江鉄道に八日市駅をはじめとする13駅を有し、県内外から電車や車で気軽に訪れることができる、大変便利な環境が整っております。  しかしながら、それぞれの名称に「東近江」とついていることはなく、特に県外からの来訪者が東近江市を目指したとしても、どのインター、どの駅を利用すればいいのかがわかりにくい状態です。  今後、観光産業に力を入れていかれる当市として、現在の来訪者にわかりにくい環境についてどうお考えでしょうか。  この10年の中で、名称変更等についての議論や調査は行われたのでしょうか、お答えください。  最後に、昨年の12月議会で質問をした、市民が集える市役所づくりについて、いま一度、お聞きします。  本庁1階のロビーのあり方について、管理監より「もう少し見直していき、充実を図りたい」との御答弁がありましたが、私の見る限り、9カ月たった今も余り変化が見られないように思います。現状、どのように進んでいますでしょうか、お聞きします。 ○議長(周防清二) 答弁を求めます。  産業振興部長。 ○産業振興部長(谷 善哉) 東近江市産農作物のブランド化に向けた取り組みについて、お答えを申し上げます。  本市には、米・肉牛・野菜・果樹のほか、政所茶・地酒などの地域資源が数多くあるものの、知名度や販売力が十分とは言えない状況です。  一方、「近江牛」「近江米」など、食材の産地としての「近江」のイメージは良好であり、「東近江」の名前には大きなポテンシャルがあると考えられます。  そこで、まず東近江市の農産物の知名度を上げることが、ブランド化につながるものと考えております。  このため、「一日東近江市」を3年連続で大阪豊中市において開催したり、今年度からは、新しく東京池袋の「フラフェスタ」において近江牛等の販売を行うなどの取り組みにより、ブランド価値向上に努めているところでございます。  今後とも、東近江市農産物の魅力の情報発信等、PRに力を入れることにより、一人でも多くの東近江市ファンをふやし、ブランド化を推進してまいります。 ○議長(周防清二) 政策監。 ○政策監(藤田善久) 2点目の公共交通機関の名称変更についての御質問にお答えを申し上げます。  地域の名称は、市民の皆様にとりましては大変愛着のあるもので、合併協議の中でも慎重に協議・検討が重ねられてきました。  インターチェンジや鉄道の駅の名称などにつきましても、市の一体感の醸成でありますとか地域の感情に配慮する中で、従来の名称を使用していくとの合意形成がなされ、その合意に基づき今日まで推移してきているものでございます。  全国的に見ますと、東近江市の名称はまだまだ浸透しておらず、市の一体感の醸成をはじめ、地方創生や東近江市ブランドの形成、観光振興、個性ある地域づくりに取り組んでいくためには、市の名称のさらなる発信が必要と考えます。  こうした中、インターチェンジや駅などに「東近江」の名称を使用していくことは非常に有効であるというふうに考えております。  合併から10年が経過し、こういった課題につきましても、議論を始めることができるときが来たのではないかと考えまして、先進事例の情報収集を始めたところでございます。 ○議長(周防清二) 総務部長。 ○総務部長(木下 勉) 大きく2点目、市民が集える市役所づくりについて、お答えをさせていただきます。  本庁1階ロビーを市民の皆様が談話など、くつろいでいただくためのスペースとすることにつきましては、昨年12月定例会で議員からも何点か御提案をいただきました。  売店を核にしたくつろぎ空間づくりといたしまして、去る4月には、南側の都市公園との間のテラスに屋外用の机と椅子を設置をいたしました。  また、ロビーには、東近江市産の木材を使った机と椅子を設置することとしておりますが、その材料を乾燥させる必要から、時間を要したため、おくれてはおりますが、本年12月中には設置できる運びであります。  これからも経営者の方と共同して、本庁1階ロビーを市民の皆様にくつろいでいただける空間として利用されるよう努めてまいります。 ○議長(周防清二) 答弁は終わりました。  戸嶋議員。 ○2番(戸嶋幸司議員) まずは、御答弁ありがとうございます。  まず、1点目の質問に関しまして、御答弁をちゃんといただけていないのかなというふうに思いますのは、私の質問は、「東近江〇〇」といった農産物のブランド化に向けて、何か取り組まれていることはありますかという御質問をさせていただきました。  それに関して、そこに対する御答弁がないように思いますので、もう一度、お聞きいたします。 ○議長(周防清二) 産業振興部理事。 ○産業振興部理事(今堀太平) 「東近江〇〇」というような取り組みは、実は行っておりません。  といいますのは、東近江市にはたくさんの有名な、議員御指摘のとおり、農産物がございます。それは、旧来の地名を使いました、例えば八日市キュウリですとか、愛東メロンとか、そういったものでございますので、答弁の内容といたしましては、そちらの農作物の品質を広くPRして、東近江市と言えば愛東メロンやと、八日市キュウリやというようなことでブランド力を高めていきたいというような答弁になっておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(周防清二) 戸嶋議員。 ○2番(戸嶋幸司議員) でありましたら、最初からそのような御答弁をいただきたかったと思います。  私は大きくは、東近江市のブランド力を向上させる、その中で、まずは農業をということで取り上げさせていただいておりますので、まずその点について、ちょっとお聞きしていきたいなと思います。  先ごろ、この東近江市農村振興基本計画(アグリプラン)というものが出されまして、ここには、農業の現状でありましたり、調査・分析が細かくされておりまして、さらにはそこから、この先の東近江市の農業についてどのようにしていけばいいのかというようなことまでが書かれております。  その中を、全てに目を通して私が分析をしたということは言えないとは思うんですけれども、大体、主要なところに必ず「東近江市ブランドを確立させ、産品の価値を向上させる」というような項目がありまして、それに対するアンケートが、農業をされている農家の方であったり、組合であったり、いろんなところに調査をされていても、大概、5割以上は、こういうブランド化を進めていくべきやというようなことが、アンケートで聞いているので、必要やというようなお答えがあります。  特に、91ページに、「東近江ブランドの確立による農産物の高付加価値化」というところで、「東近江市としては、東近江ブランドを確立する取り組みを強化する」というふうにも書かれている中で、やはり東近江市産というものをもう少し押していくことが必要ではないのかなと思うんですが、では、今、各旧の地名も含めまして、八日市キュウリだとか、愛東の梨だとか、そういうものもひっくるめて、東近江ブランドとして売り込んでいくというような計画はされていますでしょうか。 ○議長(周防清二) 産業振興部理事。 ○産業振興部理事(今堀太平) ただいまの御質問にお答えさせていただきます。  ブランド化といいますのは、幾つか定義がございまして、特に東近江市におきましては、高品質な商品を広く住民の方々、消費者の方々に認知していただきまして、広めていくというようなことになろうかと思います。  そこで、先ほど答弁させていただきましたように、広く池袋の方ですとか、豊中の方、そしてまた阪神百貨店の方でも、今年度、ものづくり市などを行いまして、広く東近江市を広めていく、それがまずもって一番のブランド化につながっていくということかと思います。  それと、あわせまして高品質化をさらに高めていくというようなことがあろうかと思います。  これは、やはり農協さんを中心にいろんな各部会を持っておられまして、例えばメロンとか環境こだわり部会ですとか、いろんな部会の中で、どういう商品をすれば高品質につながるんかというようなことを研究されております。  それとあわせまして、県の普及委員さん、JAの営農指導員さんのもとに高品質化の努力をされて、それを行政の方で広くPRしていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(周防清二) 戸嶋議員。 ○2番(戸嶋幸司議員) 私も実際に、この東京池袋の「フラフェスタ」で行われていました出店をのぞかせていただきました。大変多くの方がにぎわう中で、いろんなテントがある中で、東近江市の出店をされていたことに対しては、私もたまたま東京にいたときにありましたので、うれしい気持ちにはなりましたけれども、やはりまず滋賀県の中での東近江市、東近江市の中のまた物産というところが、打ち出し方としてはまだやっぱり、「近江牛」は打ってあるんです。ただ、「東近江市の近江牛」という打ち方がなかなかできていなかったんじゃないのかなというふうに思います。  本当に、質問の最初にも言っていますけれども、東近江市、東近江ブランドというものを向上させていくために、今、農業の観点からどのような目線で向上させていっているのかというところが、私は弱いんではないのかなというふうに考えております。  例えば、湖南市の下田地区にある下田ナス、これはじゃあ湖南市の名前を売っているのかと言われると、ちょっとそこはそぐわない部分があるかもしれませんが、下田ナスのように、明治以前から栽培されていて、もう伝統野菜のようになっているもの、これに関しては、私たちが今から手を加えていかなくても、もう伝統野菜として売れているようなものでありますし、八日市キュウリは、調べますと、40年ほど前から産地化を目指されて、今やっと平成26年に京都市場で優良出荷者に選ばれるほどの優良な農作物として認定されるようになったという、やはり40年ぐらいの歳月をかけて、その地域でブランド化というものがされるのかなと思いきや、お隣の近江八幡市なんですけれども、「安土信長ネギ」と、近江八幡の名前はついてはいないものの、安土信長ネギは、平成15年に普通に根深ネギを栽培するところから始まりまして、2年後の平成17年に「信長ネギ」としてブランド化を目指されたと。その後、平成21年に知名度向上のために商標登録を申請して、平成23年に「安土信長ネギ」が誕生し、今に至るというふうに、やはりブランド化に向けて動かれたときに、8年ほど、この安土信長ネギでもかかっているというふうに、今、調べると出てきました。  また、一方で、これはちょっと違う観点なんですけれども、今、皆さん、豊郷でタマネギドレッシングというのが少しずつはやりつつあるのは御存じでしょうか。  まだまだ知られていないものかもしれないんですが、ある農家さんが、6次産業化も狙って、軒下にかかっている自家製のタマネギ、これを何とか使っていけへんかなという思いから商品化されて、そこからのスタートから、そのドレッシングが余りにも好調で売れ行きがよく、結果として、豊郷で余っていたタマネギだけでは足りないようになったので、さまざまな農家さんに声をかけてタマネギをつくっていただく、そして耕作面積をふやして、豊郷のタマネギがつくったドレッシングというような、本当にブランド化の王道といいますか、すごくいい例だと思うんですけれども、そのように、やはり目的を持ってブランド化というものは進めていかないと、今あるものを何とかしていきましょうよというレベルでは、なかなか進まないなというふうに感じるんですが、このアグリプランでも出ております、この東近江市ブランドを向上させる、この側の話ではなくて、今あるものをより向上させるために、例えばJAさんとかと共同して取り組まれていることというのはあるんでしょうか。 ○議長(周防清二) 産業振興部理事。 ○産業振興部理事(今堀太平) たくさんの質問をいただきました。  その中で、数少ないあれなんですけれども、商標登録につきましては、政所茶というのは、非常に長い歴史を持っておられまして、こちらの方を、今現在、出願中でございます。  何としても、やっぱり政所茶というのを広く売り出していきたいなというようなことで、そのような手続をさせていただいております。  それと、6次産業化ですとか、いろんな特産品の関係なんですけれども、実は本年度から、アグリフードビジネスの講座を開設いたしております。  これは、パッケージですとか、いろんな見せ方によって高品質、当然、東近江市産は質は、ようございますので、やはり売れるということを、パッケージですとか、そういったことに工夫をして、いろんなプロの方に来ていただきまして、広く講座を開いて、そういった特産品につなげていきたいなということを行っております。  それと、農協さんのJAさんの話なんですけれども、JAさんの活動といいますのは、主に需要は、こういうものがあると、市場では、こういうものが今高く売れているというようなことで、広く農家の方に、こういうことをやったらもうかりますよというような情報提供を行われます。それをもとに農家の方が、こんなん一遍やってみようかということですと、JAさんですとか、県の普及委員さんの指導のもとに土壌診断をされまして、適した栽培する農作物を決めて特産化に取り組まれるというようなことになっているんかなというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(周防清二) 戸嶋議員。 ○2番(戸嶋幸司議員) ありがとうございます。  やはり、今、市としてされていること、そして市域のJAさんと連携してされていること、パッケージ等も含めて、さらなる突き詰め方をした上で進めていただきたいんですが、ある青年、若手の新規就農をしている私の友人から聞いたんですが、東近江市は本当に耕作面積が大変広い中で、水稲を中心にされているものの、やはりこの水稲というものの近年の環境を見た中で、野菜栽培、小菊だとか、そういう野菜だとか、そういうところにもしっかりと広げていった方がいいですよというような案内は受けるものの、じゃあ例えば東近江市も大変広い中で、先ほど御答弁にもありましたように、土壌の問題とかもあって、ここの土壌にはどんな野菜が合うんだとかということもあるとは思うんです。  ですので、例えば、じゃあ今、この地域では、この野菜がつくりやすいんだとか、よい品質のものができやすいというような、例えば旧市町レベルで、このエリアは、このエリアはというような把握というのはされておられるんでしょうか。 ○議長(周防清二) 産業振興部理事。 ○産業振興部理事(今堀太平) 具体的な専門なことにつきましては、余り存じ上げていないので、お答えさせていただけないんですけれども、ただ東近江市の中で野菜に今、力を入れております。  といいますのは、カット野菜、これにつきましては、非常に普通の野菜と違いまして、値段の上下が少ないと、契約栽培となってございますので、こちらの方に力を入れて、農家の方に少しでも収益を上げていただきたいということで、これに力を入れております。  ちなみに、平成24年度、5ヘクタールで1,000万円ちょっとの売り上げだったものが、平成27年度は40ヘクタールで1億円以上の収益が上がっているということでございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(周防清二) 戸嶋議員。 ○2番(戸嶋幸司議員) ありがとうございました。  ぜひ、せっかくの滋賀県一の耕作面積を持つ、この東近江市ですので、例えば淡路島と言ったらタマネギやとか、嬬恋やと言ったらキャベツやとか、そういう名前で売れる野菜というものをどんどんつくっていくことこそ、ほかの野菜のブランド力の向上にもつながるのではないかなというふうに感じておりますので、そのような地域名を、東近江という名前を使ったブランドの野菜の栽培というものも、ぜひとも進めていっていただきたいなというふうに思います。  それでは、次の質問に移らせていただきたいと思います。  2番目の公共交通機関の名称変更についてということなんですが、御答弁をいただいた中では、最近、先進事例等の情報収集を始めたところでございますということで御答弁をいただいたので、どのような事例が今あるのか、よければ教えていただけないでしょうか。 ○議長(周防清二) 政策監。 ○政策監(藤田善久) 高速道路のインターの名称変更につきましては、幾つかのところで事例がございます。  平成の大合併とともに名称変更を検討したところ、あるいは少しずれて市の名称が変更されてから、しばらくたって名称変更されたところ、幾つかございます。  そういったところの地域の合意形成というのが一番重要かなというようなことを思っておりますので、その辺の合意形成のとり方とか、そういった情報、あるいは費用的な部分も含めて、情報を収集しております。  駅名についても、同様の形で当たらせていただいております。  ただ、費用については、それぞれの事情によりまして、振れ幅が大きいものですから、実際のところがちょっと今、内容までの分析がし切れていないというようなことでございます。  以上です。 ○議長(周防清二) 戸嶋議員。 ○2番(戸嶋幸司議員) これは、もともとの地名の名前がブランド力があったというのを前提にお話をしますが、地域にあった安曇野インターチェンジ、昔は名前が違ったようなんですが、その名前を変えたことによって、経済効果まではちょっと出てはおりませんでしたが、15.3万人の集客というか、来訪者がふえたというような事例がございます。  これは、よい例として挙げさせていただきますし、悪い例は私は調べていないので、あれですけれども、やはりこの間、私の友人がテレビを見ていて、そのテレビの画像を画像で送ってきて、議会はどうなっているのと言われた画像が、近江八幡市で起こっている問題やったんですね。  私は東近江市の市議ですが、市議の仲間からも、近江という名前がついているだけで、近江八幡市と東近江市を単純に間違えて、私に、議会どうなってんのというようなものが来たぐらい、やはり先ほどの一つ目の御答弁で、近江というブランドということはあったんですが、その近江という名前のブランドで言うと、東近江市という名前よりも近江八幡市が勝ってしまうというようなものが、少しかいま見えたのかなというふうに私は感じているんですが、そのようにまだまだまだまだ東近江市という地名が低い中で、地図を開いても、もちろん東近江市役所はありますが、東近江市役所の一番近くにあるインターは八日市インターだとか、能登川駅だとかがあります。  あと、先ほどの他の議員の質問の中でも、たびたび出てきました鈴鹿10座という東近江市が打って出ているトレイルランとかするための事業ですね、こちらも鈴鹿10座という名前はついているものの、やはり鈴鹿市が三重県にありますので、全国的に見たときに、じゃあこれは滋賀県の東近江市の鈴鹿なのかというところがなかなかまだ見えていないのではないのかなというふうに少し感じております。  例えば、鈴鹿10座にお越しください、お越しやすという話でも、東近江市の鈴鹿10座へは八日市インターで、3つの地名が出てくるほど、やはりなかなか見えにくいし、どこに行ったらいいんやろうというような単純に思いがするんですが、この議論を始めたところということなんですが、大体、どのような計画で、今、この議論を進めようとされているのか、お答えください。 ○議長(周防清二) 政策監。 ○政策監(藤田善久) 今現在は、情報収集をスタートしたところというふうに御理解をいただきたいと思います。  今後は、合併当初から地域の名称というものを非常に大事に考えながら進めてきておりますので、地域の皆さんの声を十分お聞かせいただきながら進めていきたいというふうに考えております。  当然、議会の御意見も伺いながらということになろうかと思いますけれども、そういった形で、どういう場で、そういう合意形成をとればいいかという庁内の議論を経てスタートを切りたいなと、こういうふうに思っております。 ○議長(周防清二) 戸嶋議員。 ○2番(戸嶋幸司議員) 名称変更には、その地域の方々の合意形成がまず第一であることは私も重々承知しておりますし、私がこの質問をさせていただくに当たって、さまざまな年代の方とお話をしていく中でも、やはりこの東近江市という名前よりも、実際は旧町の名前を大事にされる方の方が多いと私は感じております。  しかしながら、これから質問にも入れました、もう10年なのか、まだ10年なのかという中で、やはり前を向いて、これから東近江市を進めていかなければならない中で、もちろん歴史的な旧町の名前というものは、大変意義深い伝統のあるものだと感じておりますが、今、本当に大切なのは、東近江市に住む住民が東近江市としての価値、東近江市としてのプライドというものをどうやって醸成していけるのかというところが必要ではないのかなというふうに感じております。
     外から見える東近江市のブランド力よりも、今、本当に私が大事なのは、東近江市の住民がどれだけのプライドを持って、私は東近江市住民です、東近江市にはこんないいところがあり、こんなにおいしいものがあるんだよと発信できることからまずつくっていかなければならないと感じている中で、旧の地名がたくさん残っている。逆に、本当に東近江市とつく施設も余りないんですね。  今、大変集客があるスタジアムも、布引グリーンスタジアムですし、湖東にあるのは湖東スタジアム、じゃあ東近江総合運動公園があるのかと言われると、ない状態です。  やはり、対外的に見たときに、この「東近江」というものを東近江市が余り打ち出していないんじゃないのかなというふうに感じますので、この名称変更も含めて、前向きに議論を進めていただけるように要望をいたしたいと思います。  そして、最後の質問です。  ロビー、予想以上に時間がかかるものなんだなというふうに考えておりました。  ここに至るまでも、途中段階で政策監の方から立ち話として、もうすぐやしというようなお話も聞いていた中で、なぜ私がこの一般質問の中で、あえてもう一度お聞かせいただくのかといいますと、やはり理事者側の皆さんの答弁の中に、あと市長のお言葉の中にも、戦略性とスピード感を持って市政運営をしていくんやというようなお言葉がある中で、やはり予算が通ってからもう半年ぐらいたつ中で、進みぐあいが悪いんじゃないのかなというふうに思うので、今、東近江市産の木材を使った机と椅子というのをどれぐらいつくろうとされているのか、ちょっとお答えいただいてよろしいですか。 ○議長(周防清二) 総務部理事。 ○総務部理事(川南 壽) 今、答弁の方でもお答えしましたけれども、東近江市産の産材でつくった机と椅子なんですけれども、今、既に長い机と椅子を置いていますけれども、あれも東近江市産でつくった机なんですけれども、あれを中心に4ブロックほどの机と椅子を用意させてもらおうかなというふうに思っております。  それをある程度動かして、ちょっとした会議ができるような形で、複数、8人から10人ぐらい座れるような形でも使えるというふうな、フレキシブルに使えるような形の配置にしようかなというふうに考えております。よろしくお願いします。 ○議長(周防清二) 戸嶋議員。 ○2番(戸嶋幸司議員) それでは、少しちょっと方向を変えまして、その机、東近江市産の木材を使った机・椅子ができるまでは、あの状態で置いておかれるおつもりでしょうか。 ○議長(周防清二) 総務部理事。 ○総務部理事(川南 壽) 今、最初の答弁で申し上げましたように、12月、この年内中ぐらいに仕上がる予定をしておりますので、今の机と椅子はあのままでお願いしたいというふうに思います。  ちなみに、12月に御質問があった折から何をしたかといいますと、実は玄関から入って、もう中がすぐに机が見えるような状態でしたので、ちょっとこぎれいなつい立てのような形で、中が見えないような形でさせていただいたのと、あと余りにも無味乾燥でしたので、観葉植物を幾つか置かせていただいて、少しでもくつろいでいただけるような形では、させていただいておるんですけれども、ちょっと机と椅子については、あの代替が今まだございませんので、あのままでお願いしたいというふうに思っております。 ○議長(周防清二) 戸嶋議員。 ○2番(戸嶋幸司議員) 多少の変化は私も見受けられますが、やはり総じて余り変化がないのではないかというふうに思いましたので、私はこの場で返答をさせていただいております。  下の売店の開店以来、一般市民の皆様も、大変、この売店にお弁当を買いに来られる数がふえたと店の方がおっしゃっていました。  そして、お昼になると、皆様ももう御存じだと思いますが、長蛇の列ができるほど多彩なお弁当も並べていただきまして、本当においしいコーヒーも入れていただける、その中で、一般住民の市民の皆様も集えるようなつくりになってきている、明らかに市民さんが集える市役所づくりに一歩進んでいるんです。  そこからやはり9カ月たった中で、あの場所、本当に座っておられる方が多いんですね、最近。だからこそ、そこでの東近江市としての情報提供、東近江市って、もっとこんなまちなんだよ、こんないいまちなんだよ、こんなこともできるんだよというような情報提供はまだまだできると思いますので、ぜひとも机ができるまで、あと3カ月ほどですかね、ある中で、この現状の維持ですというお答えをいただきましたが、どうすればあそこに座っておられる方にさらなる情報提供ができるのかというようなものを踏まえた上で、あとの3カ月、ぜひともお過ごしいただきたいなと思います。  最後に、私が今回、質問させていただきました、この「東近江市ブランドの向上」という大きなテーマですけれども、下の売店さんが、今、このように、ちょっと見えますでしょうかね。東近江印というシールをつくっておられます。  これは、見えないですか。すみません、今、画面がすごく大きく、ああ、見えにくいですね。これ、一枚一枚のがばっと並んでいるだけなんですけれども、東近江印というシールをおつくりになられています。  下の売店は、東近江市産のものをたくさん置いている中で、東おうみフィールドステーションさんが東近江市ブランドを向上させるためには、やはり統一した、先ほども出ました、パッケージ等の何かブランド投資が必要やということで、これ自腹でつくられて、業者さんにお願いをして、これ張らせていただいていいですかというような申し合わせをした上で、この東近江印というようなシールを張って、今、ブランド力の向上に努めておられます。  そして、きょうプレス発表があったそうですが、「三方良品」という、これは東近江市産の商品を使ったカタログギフトというものも販売されておられます。  ということで、市民の力で東近江市ブランドの向上をしっかり図られている中で、東近江市行政としてもう少しブランド力を上げていただきたいと思っておりますので、その点も踏まえまして、今、ちょうど第2次総合計画がつくられている最中です。  最後に、市長にお答えいただきたい。その東近江総合計画をつくる中で、この東近江ブランドの向上というものについて、市長のお考えをお聞きしたいと思います。 ○議長(周防清二) 市長。 ○市長(小椋正清) 大変貴重な提言をいただいたというふうに捉えさせていただきます。  ブランドについて言いますと、先ほど理事が申し上げましたように、大変歴史のある市域でございますので、山の方は政所茶、永源寺コンニャクから、最近知った蒲生のイチジクも私はブランド化できるのではないかと、それから頑張ってここまで育てられた愛東メロン、愛東梨、さらにブドウも、農産物でいけば、いろんなことができるのかなと思っております。  しかしながら、そのネーミングにつきましては、よっぽど慎重にこれから考えていかないと、これまでの歴史というのは、そう簡単に塗りかえるわけにはまいりませんので、いわゆるインターチェンジと、そしてJRの駅の名称についても、私も実は一度検討はしないといかんだろうなとは思っております。  しかしながら、大切なことは、11年、12年前に、合併に向けて、それぞれの1市6町の首長以下議員の皆様も含めて、本当に苦労されて、今の名前、そして今の形ができ上がったということにも、思いをいたさないといけないということも考えております。  これは、もう今、こうだから、合理的・効率的にブランド名を上げるために、今、変えようじゃないかと。それでは、余りにもちょっと乱暴かなと思いますので、そういう意味では、政策監も申し上げましたように、よっぽど議論を深めていくということが必要なことではないかなと。そういう思いが一定方向見えた段階で、やはりこの議会の御承認もいただきながら、ネーミングについては考えてまいりたいなというふうに考えます。  農産物、あるいは特産物に関しては、本当にこれから新種改良とか、あるいは量的に相当品目がふえた。これは、政策として突っ走っていかないといけない部分もあるかなと。  例えば、大中の近江牛、種牛から、本当に枝肉共進会で2年連続チャンピオンになった、近江牛の中でもすばらしい最高のグレードだということが見えてきたわけですから、思い切って東近江市は近江牛の本当に核心部分、ほんまですよということは、やはり市がもう少し頑張って、東近江市の近江牛ということで頑張るような施策は全国に広げていかないといけないなと。  それに類似するのは、米であり、お酒であるというふうに思っておりますので、ここのところは、行政、これからの頑張りどころだというふうに認識いたしているところでございます。 ○議長(周防清二) 15番、鈴村議員。 ○15番(鈴村重史議員) それでは、太陽クラブ、鈴村が一般質問をさせていただきます。  さて、ことしの夏は、毎日のように、35度を超え、猛暑日の連続でございました。  しかし、熊本地方の震災や東北・北海道のように、豪雨による大きな災害もなく、おかげで水稲の作況指数も「やや良」と伺っています。  野菜栽培におきましては、日照り続きで若干御苦労されたと思っておりますが、梨やブドウは糖度も高く、例年より早い出荷ができ、今のところ台風被害もなく、順調であるとお聞きしています。  また、リオオリンピックでは、メダリストやその他アスリートの皆さん方の喜びの報道は多く語られました。勇気や感動、そして涙、本当にすばらしいスピーチもたくさんお聞きをいたしました。いましばらく、耳から離れることはございませんでした。  しかし、開催地のリオデジャネイロのことは耳に入らず、開催前から施設の完成の状況やインフラ整備のおくれ、またジカ熱の心配等、いろいろと問題点が浮上した中で、「終わってみれば全てよし」、何ひとつ不備な点は聞こえてまいりませんでした。  国や地方が気配りを忘れないで、熱狂的な歓迎の姿がマスメディアによって映し出されました。  リオの皆さん方には、心から感謝を申し上げたい気持でいっぱいでございます。  今までに経験したことのない施設やインフラ整備や、やり遂げた充実感の中で、どのような状況にあっても一歩踏み出すことを忘れてはならないと、リオの皆さんは実感されたことでしょう。  当東近江市でも、駅前リニューアルや各地域でのインフラ整備をやり遂げ、市民の皆さんと喜びを共有するときが早く到来することを連想をいたしながら、質問をさせていただきます。  まず、私は3月議会の代表質問の中で、八日市駅周辺の活性化について、質問をいたしました。  まず第1に、駅前周辺(延命公園と太郎坊宮等)の観光地のリニューアルを提案いたしましたが、その後の対応は具体的にどのように進んでいるのかをお伺いをいたします。  そして、市内の観光地については、整備や、さらに磨きをかけて発信すること、いろいろなマスメディアを使った宣伝効果を優先する方法等は、どのような対策を立てているのか、それが観光客の増加につながり、ホテルや旅館の利用や地域の活性化、さらに交流人口等の増加につながると考えますが、その他の観光地再生への取り組みについては、どのように進んでいるのかをお伺いをいたします。  次に、市内ホテル旅館組合の皆さんとの継続的な話し合いと支援策についてであります。  既に7月12日に起工式も終了して、来年3月のオープンに向けて急ピッチでホテル建設工事が進んでおりますが、完成時にはどのように周辺市街地が変貌を遂げていくのか、未来に夢をつなげるための大きな期待感もございます。  そして、今は次世代に残したいこのまちを、そのにぎわいと笑顔あふれるまちづくりのためにも、ホテル旅館組合の皆さん方の御協力と御理解をいただかなければなりません。  過日、一般社団法人「東近江ホテル旅館組合」を設立され、一体化された組合の支援と対応についてお伺いをいたします。  続きまして、大きな問題点でございましたホテル誘致条件の中に、市税の投入をするということでありましたが、その点については、強く反対を申し上げました。  そして、3月議会において、当市のふるさと寄附条例が一部変更になり、市の発展を願い応援しようと考えていただいている個人や、団体の方々による皆さん方からのふるさと寄附金を財源として対応してはどうかとの提案をさせていただいたところでございます。  今年度のふるさと寄附金の予算目標の2億円に対し、4月から8月までで、昨年1年間の4,756万円をはるかに上回る5,120万円の御寄附をいただいたと聞いております。  そこで、3月議会の御答弁のとおり、市税の投入なしに一般社団法人「八日市まちづくり公社」を通じてのふるさと寄附金による対応で進められていることに相違ございませんか、お伺いをするものでございます。  最後に、市長の2期目の出馬についてお伺いをいたします。  公約をして達成された事業等については、大変高い評価をさせていただいております。  小椋市長は、平成25年2月に就任され、はや4年目を迎え、任期の最終年度となりました。  市長が公約をされた5つの基本政策によって今日まで推進されたそれぞれの事業は、当市の将来を見据え、着実に推進されております。市長は、それぞれの事業評価はどのように捉えられておりますか。  市長が未来を見据えた地方創生への取り組みや人口減少・少子高齢化社会への対応は、今後も発展、継続されなければなりません。  そのためには、今進められようとしております第2次総合計画の基本構想を力強く推し進める必要がございます。  先日、商工会団体の会長が出馬を要請されたとお聞きをしております。私たち太陽クラブでは、市長の行政手腕を高く評価させていただき、早い段階での出馬決意をお伺いをするものでございます。 ○議長(周防清二) 答弁を求めます。  企画部長。 ○企画部長(南川喜代和) 御質問1点目の駅前周辺の観光地のリニューアルについての御質問に、お答えをいたします。  八日市駅前周辺には、桜やもみじの名所として、市民に親しまれている延命公園や、かつては県下1・2位の飲食街として栄え、昭和の風情を残す延命新地などは、リニューアルして磨きをかけることで来訪者の増加につながる魅力ある場所であると考えております。  リニューアルを行うに当たりまして、延命新地の再整備として、現在、街なみ環境整備事業で基本構想及び実施設計の策定に取りかかっております。  延命公園につきましては、今年度の国の交付金対象事業とはなりませんでしたが、現在進めております中心市街地活性化基本計画を策定する中で、地域の皆様のお考えや御希望などをお聞きし、どのような機能を持たせれば、多くの人が訪れていただくことができる公園になるかを考えてまいります。  また、八日市駅近隣には、太郎坊宮や瓦屋寺などの神社仏閣、建築後100年近く経過する西洋風建物である新八日市駅、箕作山のハイキングコースなど、多くの観光客が訪れる場所や魅力的な資源もあり、これらと連携を図ることで、相乗効果でさらなる地域の活性化を目指してまいりたいと、そのように考えております。 ○議長(周防清二) 産業振興部長。 ○産業振興部長(谷 善哉) 駅前周辺のリニューアルと市内観光地の整備のうち、本市の観光政策につきまして、答弁申し上げます。  東近江市の観光政策といたしましては、本市の豊かな文化・歴史・伝統などの地域資源に磨きをかけ、点から線へストーリー性を持たせた観光ルートの開拓を行うとともに、テレビ・新聞など従来の情報媒体に加え、先日開設しましたフェイスブック「東近江ジャーニー」も活用しながら、一層の情報発信を行ってまいりたいと考えております。  さらには、滋賀県東京事務所や全国にある県人会のネットワーク、またことし3月に包括協定を締結いたしました近江鉄道とも連携を図りながら、東近江市の認知度向上や観光客の誘致に努めてまいります。  観光地再生への取り組みにつきましては、老朽化した施設の改修や観光トイレなどのインフラ整備を計画的に進め、観光客の受け入れ体制の充実に努めてまいりたいと考えておるところでございます。 ○議長(周防清二) 企画部長。 ○企画部長(南川喜代和) 東近江ホテル旅館組合との継続的な話し合いについての御質問にお答えをいたします。  東近江ホテル旅館組合とは、継続してさまざまな協議を行っており、総合戦略に位置づけております交流人口の増加を目指し、宿泊人口をふやす取り組みなどについて協議をしているところでございます。  去る8月15日にホテル旅館組合は一般社団法人化されましたが、仕出し組合などとの連携も行う方向で準備を進められておると聞いております。  こうしたことによりまして、イベントなどでの宿泊や各種サービスの窓口の一本化などで、事業主催者との調整がスムーズに行えるなど、交流人口や宿泊人口の増加につながると考えております。  東近江ホテル旅館組合の、こうした取り組みをはじめ、今日まで協議してきた内容も踏まえ、議会へ御報告をさせていただきながら、支援策等の検討を進めてまいりたいと考えております。  3点目のホテル誘致に係る土地の借地料の財源についての御質問でございますが、御質問のふるさと寄附につきましては、その活用事業として、「安全で快適なまちをつくるための都市基盤の整備に関する事業」など4つの事業を掲げ、今年度は2億円を目標に取り組みを進めているところでございます。  9月12日、昨日現在ではございますが、1,906件、約5,800万円の寄附の申し込みをいただいておるところでございます。  3月議会で御提案いただきました、ふるさと寄附での土地借地料の支払いにつきましては、4つの活用事業との整合性を図り対応させていただきます。 ○議長(周防清二) 市長。 ○市長(小椋正清) 鈴村議員から、私のこれまでの市政運営と今後についての御質問をいただきましたので、お答えさせていただきます。  私は、平成25年2月、多くの皆様からの御支援を賜り、市長選挙に出馬し、就任させていただきました。  そのときに掲げさせていただきました3つの理念と5つの基本政策に基づき、3年半にわたり市政運営を担わせていただいております。  まず、市長就任後の取り組みに対する評価につきましては、さまざまな事業を進めてまいりました。  その進捗につきましては、例えば国道421号永源寺ダム周辺道路や能登川の垣見隧道については、着実に事業が進んでおりますが、御河辺橋のかけかえや国道307号バイパスにつきましては、まだまだこれから強力な要請と調整が必要ではないかと考えております。  産業の振興につきましては、住宅リフォーム助成や商工会買い物弱者対策事業に取り組むとともに、獣害対策、あるいは観光政策などへも積極的に取り組んでまいりました。  子育て・教育につきましては、計画的に施設の改築・改修を行うとともに、子ども・子育て支援事業計画の策定、見守りおむつ宅配便事業の実施等、ハード・ソフト両面にわたり子育てしやすい東近江市づくりに取り組んでまいりました。  生活・環境の分野におきましては、鈴鹿から琵琶湖までの水系が一つになる愛知川を活用したまちづくりについて取り組みを始めました。  また、八日市布引ライフ組合の斎苑改修及び愛東・湖東地区編入について、地元の同意をいただくこともできました。  今日までの取り組みの一例を述べさせていただきましたが、全体的には、私の感想としては、「道半ば」といった感じを持っております。  今後についてでございますが、今申し上げました今日までの取り組みや今後の対応について、もう一度振り返り、見きわめる時間も必要ではないかと考えておりますので、今後のことにつきましては、いましばらくお時間をいただき、熟慮をさせていただきたいと考えております。 ○議長(周防清二) 答弁は終わりました。  鈴村議員。 ○15番(鈴村重史議員) ありがとうございました。  再質問でございますけれども、私は駅前周辺の延命公園、また太郎坊宮等の観光地のリニューアルはどうされるのか、そして幸い、太郎坊宮におきましては、滋賀県の入り込み客数におきましても、18万人のお客様がお参りをされております。東近江市の一大観光地に仕上げるつもりはありませんか。
    ○議長(周防清二) 企画部長。 ○企画部長(南川喜代和) 再質問にお答えいたします。  その前に、先ほど私が答弁したところで、少し誤りがございましたので、まず訂正をお願いしたいと思います。  ふるさと納税でございますが、9月12日現在で「1,906件」と申し上げましたが、「2,027件」の間違いでございます。大変、申しわけございませんでした。どうぞよろしくお願いします。  延命公園、そして太郎坊宮との観光地ということでございます。  延命公園につきましては、鈴村議員さんには、3月のときにも、桜の名所等々の御質問をいただき、そういった形でリニューアルを、現在、駅前の中で考えていきたいという答弁をさせていただきました。  一つのところにお客さんを呼ぶという施策というのは、例えば大きな何とかランドとかというような、そういった遊ぶところであれば、1カ所でもいいかと思いますけれども、やはり先ほども産業振興部長が申し上げました、観光は点ではなくて線ということでございます。  延命公園、また今、太郎坊宮とおっしゃっていただきました。そういった、この周辺には、そのほかにも、知る人ぞ知るもみじの名所である瓦屋寺、そして箕作山のハイキング、これは地元の方が一生懸命やっていただいております。  それと、国の地方創生の加速化交付金で、今、新八日市駅と太郎坊宮駅も新しく何とかならないだろうかという検討も進めているということでございますので、こういった八日市駅、中心市街地活性化計画の区域からは、その辺は少し離れますけれども、そういったつながりを持った中で進めていきたい。  その一つとして、太郎坊宮、事例を挙げていただきました。勝運の神ということで、全国にPRできる所在であると思っておりますので、そういった形の中で進めていくべきであると、そのように考えております。 ○議長(周防清二) 鈴村議員。 ○15番(鈴村重史議員) ぜひとも、太郎坊宮のパワースポットですね、そして一度、瓦屋寺さんの方にお出向きいただいたらわかりますけれども、前の和尚さんがもみじをきれいに植栽をされまして、本当に秋はもみじのすばらしい寺の中へ導いていただけるものと思っておりますので、本当に全体的な一大観光地に仕上げていただきたいと、そのような大きな夢を持っていただきたいというふうに思います。  本市の観光政策を進めるに当たりまして、いろいろな支援策はございますが、ホテル旅館組合さんの皆さん方に物的支援よりも、むしろ将来性のある未来を見据えたまちの再生であるとか、森や川の整備をし、観光客の皆さん方が満足して滞留していただける場所づくりが、今、大きな支援策の一つにはなるのではないかというふうに考えておりますが、そこで県内の観光地の入り込み客数を少し調べてみますと、第1位は、長浜市の黒壁ガラス館183万人でございます。そして、2番目が多賀大社160万人、3番目が道の駅藤樹の里あどがわ83万人と続いております。  ベスト30の中に、東近江市の中で一つだけ入ってございます。それが、第13位のあいとうマーガレットステーションの52万人でございます。  日ごろ観光資源に磨きをかけて誘客の増加を図るというふうに答弁されておりますが、具体的な対応はされておられるのでしょうか、お伺いをするものであります。 ○議長(周防清二) 産業振興部理事。 ○産業振興部理事(村田吉則) 地域資源に磨きをかける具体策ということでの御質問でありました。  これにつきましては、現在、加速化交付金によりまして、観光戦略を立てております。  その中で、具体にはうたっていただいていることになりますが、ちょっと考え方を述べさせていただきたいというふうに思います。  市内にあります、いろんな資源をPRし、知名度を上げることは、当然重要なことだと思っていますし、それぞれの価値を上げる、そして他地域のものとは違うんやということをアピールしていくことと考えておりまして、例えば物産でございましたら、そのすばらしさや魅力を発信していくことで知名度を上げていく、つくり手の創作意欲や品質を高めて、売れるブランドづくりをしていく、そういうふうに考えております。  また、何度も議場の方で出ております鈴鹿の山でございますと、昨年、10座の認定をさせていただきました。  この山についても、ビギナーから山岳マニアまでが楽しく安全に登れるように、道の駅で10座の情報の提供や、あるいは登山を実際にされた方々から登山道の状況、そういうのをお聞きして、大自然を満喫しようとされている方、あるいは健康のために山へ登られる方などと情報共有を図り、いろんなお声をいただく中でブラッシュアップしていく、これがまず手始めだというふうに考えております。  一気にメジャーになることについては、なかなか難しいことでございますけれども、訪問者の細かなニーズに応えることが資源を磨くことだと、その積み重ねが集客の増加につながるというふうに考えております。  そのようなことを戦略の中に打ち込みながら、東近江市の観光誘客の増加につなげたいというふうに考えております。よろしくお願いします。 ○議長(周防清二) 鈴村議員。 ○15番(鈴村重史議員) ありがとうございます。  今、道の駅を申し上げましたけれども、県の観光客入り込み客数の中で、ベスト30がございまして、その中に何と道の駅が9カ所ございます。3分の1、観光地として道の駅が存在しているわけでございます。  ですから、今後、今、東近江市にあいとうマーガレットステーション、そして奥永源寺渓流の里、2つございます。それに対する、より一層のこれから支援を、新しいブースをつくるとか、いろんな対策はあると思いますけれども、その支援について考えていく、取り組んでいただけるという用意はございますか。 ○議長(周防清二) 産業振興部理事。 ○産業振興部理事(村田吉則) お尋ねいただきました道の駅は、滋賀県下ではベスト30の中におおむね3分の1入っているという、非常に集客力の大きい施設だというふうに考えております。  議員が御提示いただきましたように、昨年度の県の集客力の高いところは、やはり食べるところであるとか、買うところというのが、やはり大きな集客力を生んでいるんだろうというふうに思っております。  そんなことで、当観光部署といたしましても、道の駅は非常に集客力が高いということで、いろんな情報発信ができる場所だというふうに思っております。  例えば、永源寺でございましたら渓流の里がございますので、ここを軸にしまして情報発信、それから永源寺というのは、いつか誰か言ったかもわかりませんけれども、東近江市の奥座敷やというようなフレーズで大きく売り出していきながら、沿線には温泉があり、それから民間施設も幾つかございます。このようなものをストーリーというか、線でつなぎながら売り出していって、永源寺、あるいは本地域の観光客の誘客増につなげていきたいと、そんなふうに考えております。よろしくお願いします。 ○議長(周防清二) 鈴村議員。 ○15番(鈴村重史議員) この問題は、産業振興部長がお答えをいただくのが本来の筋やというふうに思いますけれども、結構でございます。  私は、以前から永源寺に永源寺桜やもみじの苗木を植えて、もとの自然美の増加を図り、名所として発展をさせていくべきだというふうに申し上げてまいりました。  そうした中で、近年、地域の方々がボランティアで桜やもみじの苗木を植えていただいているというふうにお聞きをいたしまして、みずから自分たちの地域は自分たちで守る、そのようなすばらしい発展的な作業をしていただいているということに、本当に感謝を申し上げたい気持ちでいっぱいでございます。  永源寺では、酪農、そしてワイナリーもございますし、そして当然、清流を利用した川の魚を料理して出されるお店も多々ございます。  そうした中で、永源寺も延命公園、そして太郎坊宮と同じように、道の駅奥永源寺渓流の里、そして永源寺と一緒になったまちづくりの取り組みが必要になってくると思いますが、その辺については、どのように取り組んでいきたいというふうに思っておられますか。 ○議長(周防清二) 産業振興部理事。 ○産業振興部理事(村田吉則) ちょっと先ほど言わせてもらったこととかぶる部分も出てきますけれども、常日ごろストーリーということを言っていますし、それから今、議員が御指摘いただいたところは、ルート421号沿いに面しております。  こういったことも踏まえまして、地域の有名なエピソードであるとか、そういったもの、あるいは有名人がいろんなことを申しています。  例えば、白州さんの隠れ里ツアー、現在も観光協会の方で実施していただいておりますが、こういったものであるとか、木地師であるとか、先ほど企画部長が答弁しておりますように、中心市街地の観光地、こういったものと結びつける。  やはり、先ほども申しましたが、食べるところと買うところがないと観光客は来ないのだなというふうに思っておりまして、その辺と結びつけた機動的な観光のルート、そういったものもつくってまいりたいと、そのように考えております。 ○議長(周防清二) 鈴村議員。 ○15番(鈴村重史議員) 今、御答弁いただきましたように、本当に観光客を有するところは、全て食事どころと、そして土産物売り場、物品の販売がないとなかなか発展しないということが言われております。  ですから、道の駅がそれだけの入り込み客数を確保できるということは、やっぱり特産物の売買とか、そういうものが大きなウエートを占めているのであろうというふうに察することはできます。  そうした意味からも、今後、あいとうマーガレットステーションもそうでございますけれども、湖東三山との連携、百済寺との連携、そしてまた隠された愛東のもみじの名所であります東光寺との連携、そういう探せば本当にたくさんの、私、愛東の出身ですので、永源寺、愛東、湖東の方を申し上げますけれども、能登川におきましても、そして五個荘におきましても、蒲生におきましても、本当にいろんな宝がたくさん凝縮されておることは存じていますので、今後、土産物屋さんと食するところの確保を、どのようにマッチングさせて磨きをかけるというんですか、観光地として存続をするように取り組んでいただきたいし、検討も加えていただきたいと、そのようにお願いをしておきたいと思います。  それでは、もう1点でございます。市長もよくインバウンドの、外国の方々を確保するまちになろうではないかというようなことをおっしゃっておりますけれども、最近、中国経済がちょっと低迷を続けておりまして、今、全国では、アメリカ、カナダ、そしてヨーロッパの方々、そして東南アジアの富裕層の方々が日本にお越しをいただいているそうでございますけれども、残念ながら当東近江市においてインバウンドに対応する主要道路の交差点でありますとか、観光地におきまして、多言語の案内看板がございません。  訪日をされるお客様に見える形でのおもてなしの心を発信する構想、それが親切な案内であると、コンシェルジュであるというふうに私は思っているわけであります。  ですから、そのような発想に対してのお考えをお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(周防清二) 産業振興部理事。 ○産業振興部理事(村田吉則) おもてなしというのは、議員、今おっしゃっていただいたように、わかりやすさということは大変重要なことだというふうに思っております。  案内看板につきましては、今年度作成いたします観光戦略のサイン計画の中で検討してまいりたいというふうに考えております。  日本人にも外国人にもわかりやすい観光案内サインというものの整備を図っていきたいというふうに考えております。  また、外国人に関しましては、昨年度作成いたしました外国人向けパンフレット、これは日本語を入れて4カ国なんですけれども、そういったパンフレット、それから観光アプリも使いながら、訪日観光客への優しい観光地づくりに取り組んでまいりたいと、このように考えておりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。 ○議長(周防清二) 鈴村議員。 ○15番(鈴村重史議員) 先ほど企画部長から御答弁をいただきました、ふるさと寄附金への対応ということで、私どもが一番危惧しております、その寄附金の充当が、現在、一般社団法人八日市まちづくり公社の運営でされておるわけでございますけれども、現在、市の委託でやられておる八日市まちづくり公社について、今後、自主財源の確保による独自の健全運営は2年後ぐらいを想定しておられるのか、また何を主な財源として自主運営を考えておられるのかをお伺いいたします。 ○議長(周防清二) 企画部理事。 ○企画部理事(木村義也) ただいま再質問いただきました一般社団法人八日市まちづくり公社の自主運営、財源等につきましての御質問にお答えをさせていただきます。  八日市まちづくり公社が将来にわたり、市の支援頼りで運営されることは避け、独立採算で事業が行える体制を構築しなければならないというふうに考えております。  そのため、運営財源確保の観点から、数々の事業の取り組みができますように定款に定めているところでございます。  しかしながら、八日市まちづくり公社の設立趣旨が「中心市街地の活性化」という大前提がございますので、活性化につながる事業で収益を生み出していきたいと考えております。  また、中心市街地の活性化策に投資する財源確保が見込める事業などを調査・研究して事業化を図り、自主運営ができる体制を目指してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(周防清二) 鈴村議員。 ○15番(鈴村重史議員) 明快な答えとは思っておりませんけれども、今、具体的な財源に触れておられませんし、今後、2年をめどに自主運営ができるのかということもお答えをいただいておりません。  ですから、非常に厳しい財源の中で、いつまでも市の委託として八日市まちづくり公社が存在するという甘い考えは絶対に捨てていただきたい、そのような思いでございます。  駅前周辺の事業は、市の将来を左右する大プロジェクトにもかかわらず、その中心となる八日市まちづくり公社の具体的な財源、そういうことを、今、もう一度、市民の皆さん方は大変な不安を感じ、そして心配をされないような御答弁が頂戴したい。何か部長、どうですか。 ○議長(周防清二) 企画部長。 ○企画部長(南川喜代和) 今、議員の方から御指摘がありましたように、八日市まちづくり公社の今後、自主財源を確保して運営していくということが最重要な課題だと認識をしておるところでございます。  しかしながら、今、理事が申し上げましたように、なかなか明確な答弁をさせていただけないのが、今現状ではございます。  ただ、現時点におきますと、この中心市街地活性化基本計画、これを策定するために中心市街地活性化協議会、この運営についても、市が委託をさせていただいて、八日市まちづくり公社がしていただいている、また昨日も御質問いただきましたが、この計画について、商店街等への説明についても、これもまちづくり公社の方でさせていただいているということで、今、駅前の中心市街地を進めるに当たっての公社へまちづくりの事業委託というような形で、現時点では進んでいるということでございます。  また、定款の中に多くの事業をうたわせていただいておりまして、以前もお渡しさせていただいたかもわかりませんが、23の事業を定款に八日市まちづくり公社の事業としてさせていただいておりまして、例えば今のまちづくりであるとか、中心市街地に関する施設の整備運営のほかに、公共施設の管理運営、要は、指定管理を受けてというような、そういったこともまちづくり公社の事業に入れさせていただいておりますし、またこれも6月議会で御質問いただきました電力事業というのも、その目的にも入れさせていただいております。  現在は、先ほど申し上げましたように、中心市街地活性化基本計画を策定する、それに傾注をしておりますので、自主財源で運営というのは重々承知しておりますけれども、いましばらくお時間をいただく中で、満額とは言いません、少しでもその財源が確保できる手法を考えてまいりたいと思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。 ○議長(周防清二) 鈴村議員。 ○15番(鈴村重史議員) 大変苦しい答弁であったと思いますけれども、一応、それなりの理解はできましたし、先ほど企画部長から、ふるさと寄附金への対応とし、市税の投入はしないで、一般社団法人八日市まちづくり公社を窓口に4つの活用事業との整合性を図り対応させていただくということで、市民の皆さん方も一定の御理解がいただけたというふうに思います。  そこで、関連して、予算でございますので、総務部長にお伺いをしたいと思います。  今、9月議会では、ホテルの借地代930万円がふるさと寄附金による基金積み立てから一般会計への財源振替ができておりません。その辺、ちょっと不安を抱くわけでございますけれども、今後、どのような対応をしていただけるのか、その辺、お聞かせをいただきたいというふうに思います。 ○議長(周防清二) 総務部長。 ○総務部長(木下 勉) ふるさと寄附金につきましては、本市への応援といいますか、本市のことを応援しようという思いの中で御寄附をいただいてございまして、大変貴重な浄財であるというふうに認識をする中で、その寄附者の意向を十分に酌み取った中で、事業の充当を考えていかなければならないというふうに思っております。  そんな中で、先ほど企画部長が4つの事業との整合を図って対応するという答弁をしてございます。  私も十分にその事業の整合が図れるものというふうに考えておりますし、今後、議会とも相談をさせていただく中で、その活用、財源振替につきましては、対応してまいりたいと、このように思っているところでございます。 ○議長(周防清二) 鈴村議員。 ○15番(鈴村重史議員) わかりました。  企画部長も、一般会計からの借地代を充当せずにふるさと寄附金からの充当をするというふうに、総務部長も、ある程度突っ込んでお話をいただきましたので、ぜひともその方向で、一番大切な部分ですので、これからどんどんと一般財源、厳しくなってまいります。そういう上におきましても、ぜひとも皆さん方の、東近江市応援団の方々からのふるさと寄附金による充当をお願いしたいと、このように思っております。どうぞよろしく、その点はお願いを申し上げます。  最後になりましたが、市長の2期目へのエールを送らせていただきまして、出馬のお気持をお聞きしたわけでございます。  その答弁の中に、市長のきょうまでのいろいろな事業に対する思いやら、そしてきょうまでの取り組み等を熟慮して考えたいというふうに言われましたので、心中お察しをいたしまして、市長におかれましては、初心に立ち返り、そして謙虚に、市民ファーストの考えをいま一度かみしめていただければ、もう何も申し上げることはございません。  どうぞ、熟慮断行の上、よい決意をお願いしたいと思います。  以上で、終わります。 ○議長(周防清二) 以上で、本日の日程は全て終了しました。  あす14日は午前9時から本会議を開き、本日に引き続き議案に対する質疑並びに一般質問を行います。  本日は、これにて散会いたします。  御苦労さまでした。               午後2時36分 散会     地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。              平成28年9月13日            東近江市議会議長  周防 清二              同   議員  安田 高玄              同   議員  西澤 由男...