甲賀市議会 2019-02-27 02月27日-02号
今回の訓練でも、アメリカの海兵隊と自衛隊が一体となった市街地戦が繰り広げられ、防衛の域を超えた掃討作戦が展開をされています。オスプレイは、三重県の陸上自衛隊明野駐屯地を拠点に饗庭野演習場に飛来しましたが、3年前と同様、今回も高島市や関係自治体が明示を求めている飛行ルートは事前に示さず、轟音を立てて饗庭野演習場に飛来し、訓練に参加しました。
今回の訓練でも、アメリカの海兵隊と自衛隊が一体となった市街地戦が繰り広げられ、防衛の域を超えた掃討作戦が展開をされています。オスプレイは、三重県の陸上自衛隊明野駐屯地を拠点に饗庭野演習場に飛来しましたが、3年前と同様、今回も高島市や関係自治体が明示を求めている飛行ルートは事前に示さず、轟音を立てて饗庭野演習場に飛来し、訓練に参加しました。
事故が相次ぐ要因として指摘されているのは、2001年からのアフガニスタン戦争を初めイラク戦争、過激組織ISの掃討作戦など、長期にわたる海外派兵の継続と米国防予算の削減による装備の劣化や兵士の疲弊、こういった米軍の構造的な問題があります。北朝鮮や中国との軍事緊張の高まりによる任務の激化も挙げられています。
アフガン戦争では、国連治安支 援部隊(ISAF)が米軍主導の「対テロ」掃討作戦と一体となり、3500人もの戦死者を 出しています。 3つめは、日本が攻撃されていないのに集団的自衛権を発動して米国の戦争に参戦し、自衛 隊が海外で武力行使をすることです。
形式上「停戦合意」があっても、武装集団などが活動し、騒乱状態にある地域にも自衛隊が赴き、掃討作戦に参加する道が開かれることになる。「現に戦闘行為を行っている現場」での「捜索・救助」は、自衛隊が従来の「戦闘地域」での軍事支援が可能になり、自衛隊が「殺し、殺される」戦闘活動に巻き込まれる危険が浮き彫りになっている。
形式上「停戦合意」があっても、武装集団などが活動し、騒乱状態にある地域にも自衛隊が赴き、掃討作戦に参加する道が開かれることになる。「現に戦闘行為を行っている現場」での「捜索・救助」は、自衛隊が従来の「戦闘地域」での軍事支援が可能になり、自衛隊が「殺し、殺される」戦闘活動に巻き込まれる危険が浮き彫りになっている。
イラク戦争で航空自衛隊は、 23000人以上の多国籍軍を輸送し、その多国籍軍の兵士はバクダットを中心に掃討作戦を行い、多 くの市民を殺しました。クラスター爆弾、ナパーム弾、マスタードガス、神経ガスなどの兵器が 使用されました。どんな兵器で亡くなったのかわからない死体、1か月たっても腐敗しない死体 などが散見されていて、いろんな兵器の実験場にされたと言われています。
2004年のイラクのパルージャでの掃討作戦では、たくさんの住民を狭い地域に押し込めて、逃げ道を閉ざした上で爆撃と地上攻撃を行い、多くの犠牲者を出しました。国際人道法上にも違反する、無法な殺りく行為でした。 質疑の答弁の中でも述べましたけれども、ワインバーガー米国防長官は、沖縄の海兵隊は日本の防衛に当てられていない。これは、1982年4月の米上院歳出委員会での証言。
2度にわたるファルージャでの掃討作戦に見られるように、多数の罪なき市民の死傷者が出ています。イラク人の米国に対する反発は同盟国としても看過できるレベルではなくなっており、米国の加担国として、我が国に対する見方も日一日と厳しくなっています。 また、アフガニスタンの状況と比べて、イラクではフランス、ドイツ、ロシアなどを含めた国際協調の体制が確立されたとは言いがたい状況であります。