近江八幡市議会 2009-12-11 12月11日-04号
さて、NHKで待望の「坂の上の雲」が始まりました。「坂の上の雲」は、国民一人一人が少年のような希望を持って国の近代化に取り組み、日本の存亡をかけて大国ロシアと戦った壮大な物語であります。そこには、今の日本と同じように、新たな価値観の創造に苦悩して奮闘した明治という時代の精神が生き生きと描かれています。
さて、NHKで待望の「坂の上の雲」が始まりました。「坂の上の雲」は、国民一人一人が少年のような希望を持って国の近代化に取り組み、日本の存亡をかけて大国ロシアと戦った壮大な物語であります。そこには、今の日本と同じように、新たな価値観の創造に苦悩して奮闘した明治という時代の精神が生き生きと描かれています。
それが司馬遼太郎さんの書「坂の上の雲」であります。 しかし、今日の日本人は、「坂の上の雲」はなくなったのです。消えてしまったのです。21世紀に向けてここでもう一回新しい「坂の上の雲」をつくらねばならないわけです。司馬さんの最後の言葉が、「もっと空気が欲しい」だったと言われています。窓を開けなければ空気は入ってこないのです。「窓を開けよ」、このことは開国をしろということなのです。