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  1. 米原市議会 2020-09-30
    令和 2年第3回定例会(第4号 9月30日)


    取得元: 米原市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-17
    令和 2年第3回定例会(第4号 9月30日)          令和2年米原市議会第3回定例会会議録(第4号)   1.招集年月日    令和2年9月30日 1.招集の場所    米原市議会議場 1.開会開議     令和2年9月30日  午前10時15分 1.応召議員        1番  礒 谷   晃    2番  鹿 取 和 幸               3番  後 藤 英 樹    4番  田 中 眞 示               5番  吉 田 周一郎    6番  西 堀   幸               7番  細 野 正 行    8番  矢 野 邦 昭               9番  山 脇 正 孝   10番  今 中 力 松              11番  澤 井 明 美   12番  中 川 雅 史              13番  中 川 松 雄   14番  堀 江 一 三              15番  山 本 克 巳   16番  鍔 田   明              17番  北 村 喜代隆   18番  松 宮 信 幸 1.不応召議員    なし
    1.出席議員    18名 1.欠席議員     なし 1.会議録署名議員     9番  山 脇 正 孝   10番  今 中 力 松 1.地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名    市長        平 尾 道 雄   副市長      要 石 祐 一    教育長       山 本 太 一   政策推進部長   鹿 取 輝 之    総務部長      宮 川   巖   地域振興部長   的 場 文 男    市民部長      堤   基久男   健康福祉部長   立 木 ひろみ    教育部長      上 村  浩    こども未来部長  高 畑   徹    経済環境部長    鍔 田 正 広   土木部長     奥 村 義 治    会計管理者     雨 森   修 1.職務のため議場に出席した者の職氏名    事務局長      木 村 浩 樹   事務局書記    田 野 智 和 1.議事日程       別紙のとおり 1.会議に付した事件   別紙のとおり  令和2年米原市議会第3回定例会 議事日程 (第1号)                 令和2年9月30日 午前10時15分開議                      場所  米原市議場 ┌───┬────────┬───────────────────────────────┐ │日程 │議案番号    │件        名                     │ ├───┼────────┼───────────────────────────────┤ │ 1 │        │会議録署名議員の指名                     │ │   │        │〔9番 山脇正孝議員、10番 今中力松議員〕         │ ├───┼────────┼───────────────────────────────┤ │ 2 │意見書第1号  │新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し│ │   │        │地方税財源の確保を求める意見書案               │ ├───┼────────┼───────────────────────────────┤ │ 3 │報告第9号   │専決処分の報告について                    │ ├───┼────────┼───────────────────────────────┤ │ 4 │議案第79号  │市長提案理由の説明                     │ │   │〜       │                               │ │   │議案第81号  │                               │ ├───┼────────┼───────────────────────────────┤ │ 5 │議案第79号  │議案委員会付託                       │ │   │〜       │                               │ │   │議案第81号  │                               │ ├───┼────────┼───────────────────────────────┤ │ 6 │認定第1号   │委員長報告(質疑、討論、採決)                │ │   │〜       │                               │ │   │議案第81号  │                               │ ├───┼────────┼───────────────────────────────┤ │ 7 │        │委員会の閉会中の継続審査の件                 │ ├───┼────────┼───────────────────────────────┤ │ 8 │        │委員長報告所管事務調査)                  │ └───┴────────┴───────────────────────────────┘                午前10時15分 開議 ○議長(吉田周一郎)  皆さん、おはようございます。  ただいまの出席議員は、全員であります。  定足数に達していますので、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において、9番 山脇正孝議員、10番 今中力松議員の両名を指名いたします。  日程第2、意見書第1号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書案を議題といたします。  意見書案の朗読は省略いたします。  なお、意見書第1号は委員会発議のため、会議規則第37条第2項の規定により、委員会への付託は行いません。  提出者の趣旨説明を求めます。  総務教育常任委員会 礒谷晃委員長。 ○総務教育常任委員長(礒谷晃)  総務教育常任委員長の礒谷でございます。議長のお許しをいただきましたので、議題となっております、意見書第1号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書案趣旨説明をさせていただきます。  本意見書案は、会議規則第14条第2項の規定に基づき、総務教育常任委員会からの発議によるものです。  新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延し、我が国は戦後最大の経済危機に直面しております。地域経済にも大きな影響が及んでおり、本年度はもとより来年度においても地方税、地方交付税など、一般財源の激減が避け難い状況になってきております。  本市におきましても、新型コロナウイルス感染症対策及び新型コロナウイルス感染症による地域経済への打撃を、最小限に食い止めるための施策を展開しております。これらの財源については、一定、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金で措置されるものの、そもそも新型コロナウイルス感染症による経済的な打撃は、全国規模に及ぶものであり、国税の大幅な減収も避け難い状況にあります。国税の減収による影響は、地方交付税にも大きな影響を及ぼし、本市の財政にも多大な影響が懸念されます。  このような状況下において、国の関係機関に対し地方交付税の総額を確保すること、また、地方交付税算定基礎となる国税が減収した場合にあっても、地方公共団体が発行する臨時財政対策債償還財源を確保すること、また、現在の新型コロナウイルス感染症下において地方税等の減収が懸念される中、思い切った減収補填措置を講じ、かつ減収補填債対象税目地方消費税を含めること、また、固定資産税などの減免措置については、これらの税目が地方公共団体の保有の財源であり、地方公共団体財源確保を尊重することなどを強く求めるものです。  議員各位におかれましては、本意見書の趣旨を十分に御理解賜り、御賛同くださいますようよろしくお願いいたしまして、趣旨説明とさせていただきます。  どうかよろしくお願いいたします。 ○議長(吉田周一郎)  提出者の趣旨説明が終わりました。  ただいまの提出者の趣旨説明に対し、質疑を求めます。  質疑はありませんか。                  (「質疑なし」) ○議長(吉田周一郎)  質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終結いたします。  これより、討論を行います。  討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより、意見書第1号を採決いたします。  本案は、原案のとおり決定することに賛成議員の起立を求めます。                   (賛成者起立) ○議長(吉田周一郎)  お直りください。  起立全員です。  よって、意見書第1号は、原案のとおり可決されました。  意見書第1号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書は、衆議院議長参議院議長内閣総理大臣内閣官房長官総務大臣財務大臣経済産業大臣経済再生担当大臣、まち・ひと・しごと創生担当大臣へ提出いたします。  日程第3、報告第9号 専決処分の報告についての報告を求めます。  高畑こども未来部長。 ○こども未来部長(高畑徹)  報告第9号 児童扶養手当過払い金返金請求事件に係る訴えの提起について、地方自治法第180条第1項の規定による議会の指定に基づき専決処分をしましたので、同条第2項の規定により報告するものです。  この事件の概要および請求の趣旨は、議案書裏面専決処分書のとおり、市は、相手方児童扶養手当の受給資格が平成25年8月31日で喪失したことを平成27年9月18日に通知し、あわせて年金との併給となり、過払いとなった、平成25年9月分から平成27年7月分までの児童扶養手当58万1,480円の返還を求め折衝してまいりました。  このたび市は、令和2年8月13日、相手方に対し過払いとなった児童扶養手当58万1,480円の支払督促を求める申立てを行いました。この申立てに対し、相手方は令和2年8月25日に督促異議の申立てを行ったことから、民事訴訟法第395条の規定により、市による支払い督促の申立てのときに、訴えの提起があったものとみなされたものでございます。
     当該訴えに係る費用は、相手方にその負担を求めます。  事件に関する取扱いについて、本件については、必要に応じ和解、上訴をすることができるものとしています。このことについて、令和2年9月9日に専決処分をいたしました。  以上、議会の指定に基づき行った専決処分の報告とします。 ○議長(吉田周一郎)  日程第4、市長から追加提出がありました議案第79号から議案第81号までの3件を一括上程し、市長から提案理由の説明を求めます。  平尾市長。 ○市長(平尾道雄)  それでは、第3回定例会に追加提出をいたしました議案の提案理由の説明を申し上げます。  議案第79号 令和2年度米原市一般会計補正予算(第7号)は、コロナ禍においてインフルエンザ罹患者を減らすため、ワクチン接種補助と本市が行った訴えの提起に係るものなどで、歳入歳出予算に3,258万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を281億6,899万円とするものであります。  議案第80号 財産の取得につきましては、国のGIGAスクール構想に基づき市内小中学校ICT教育環境の充実を図るため、学習用備品として財産を取得しようとするものです。  購入物品は、タブレットパソコン3,255台で、取得金額は1億8,574万3,591円、取得の相手方は滋賀県草津市大路1丁目15番5号 株式会社大塚商会滋賀営業所 宇野直基所長です。この財産を取得することにつき、米原市議会の議決に付すべき契約および財産の取得または処分に関する条例第3条の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。  議案第81号 財産の取得につきましては、議案第80号で提案をいたしました財産のタブレットパソコンを各教室で保管するため、充電保管庫を購入するものであります。購入台数は133台で、取得金額は3,509万円、取得の相手方は米原市長岡1729番地の1 有限会社カワバタ電機 川幡浩之代表取締役です。  この財産を取得することにつき、米原市議会の議決に付すべき契約および財産の取得または処分に関する条例第3条の規定に基づき、議会の議決を求めるものです。  以上、追加議案提案説明とさせていただきます。御審議の上、適切な御決定賜りますよう、よろしくお願いをいたします。 ○議長(吉田周一郎)  市長の説明が終わりました。  これにて、提案理由の説明を終結いたします。  これより、議案第79号から議案第81号までの3件に対し、質疑を求めます。  質疑はありませんか。                  (「質疑なし」) ○議長(吉田周一郎)  質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終結いたします。  日程第5、議案の委員会付託を議題といたします。  議案第79号から議案第81号までの議案3件は、会議規則第37条第1項の規定により、お手元に配付の議案付託表のとおり、それぞれ予算常任委員会及び総務教育常任委員会に付託いたします。審査方、よろしくお願いいたします。  ただいま、付託をいたしました議案については、委員会での審査経過と結果につきまして、今期定例会において、予算常任委員会委員長総務教育常任委員会委員長から報告をお願いいたします。  暫時休憩いたします。  再開は、予算常任委員会及び総務教育常任委員会審査終了後といたします。                 午前10時29分 休憩                 午前11時45分 再開 ○議長(吉田周一郎)  休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第6、委員長報告の件を議題といたします。  今期定例会において、各常任委員会及び決算特別委員会に付託しました、認定第1号から議案第81号までを一括議題といたします。  各委員長から、委員会での審査経過と結果につきまして、御報告をお願いいたします。  まず、総務教育常任委員長から報告をお願いいたします。  礒谷晃委員長。 ○総務教育常任委員長(礒谷晃)  総務教育常任委員長の礒谷でございます。議長から指名を受けましたので、本定例会において、総務教育常任委員会に審査の付託を受けました議案の審査経過と結果について御報告いたします。  付託案件審査のため、当委員会は9月の14日及び30日、本日に委員会を開催いたしました。出席委員は全員で、傍聴議員は14日は9人、30日は3人でした。定足数確認の後、直ちに開会を宣言し、続いて議案審査のため、副市長、教育長ほか関係職員の出席を求め、付託された議案の審査を行いました。  当委員会に付託を受けました議案は、議案第75号 米原市行政財産使用料条例の一部を改正する条例について。  議案第76号 米原市印鑑条例の一部を改正する条例について。  議案第80号 財産の取得について(学習者用コンピュータ機器)。  議案第81号 財産の取得について(学習者用コンピュータ収納機器)の4件でありました。  執行部から説明を受けた後、各委員から議案に対する質疑を求めました。  質疑終了後、討論を求めましたが討論はなく、採決の結果、全ての議案に対して総員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。  なお、主な審査経過、議論の争点等につきましては、次のとおりでございました。  第75号では、コンベンションホールでの公職選挙法に基づく個人演説会の使用についての質問に対し、選挙管理委員会での議論が了していないため、現在のところ未定との答弁でした。  76号におきましては、類似の関係業務に対しても性別の記載をなくされるのかの質問に対し、法的に問題がなければ、順次拡大していくとの答弁でした。  議案第80号の財産取得コンピュータ機器につきましては、故障についての対応で、保証内容が5年ありますと。米原市全体、学校の全体で予備台数が10台ございますので、学校間で相互利用し、故障に対応していきたいという答弁でございました。  なお、その他の質疑、答弁等につきましては、議長に提出いたします委員会報告書をもって省略をさせていただきます。  以上、誠に簡略ではありますが、総務教育常任委員会において慎重審査をいたしました付託案件に対する審査の経過と結果についての御報告とさせていただきます。  どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(吉田周一郎)  御苦労さまでした。  次に、健康福祉常任委員長から報告をお願いいたします。  鹿取和幸委員長。 ○健康福祉常任委員長鹿取和幸)  議長から指名を受けましたので、本定例会において健康福祉常任委員会に審査の付託を受けました議案の審査経過と結果について報告します。  付託案件審査のため、当委員会は9月15日に委員会を開催いたしました。出席委員は全員で、傍聴議員は5人でした。定足数確認の後、直ちに開会を宣言し、続いて議案説明のため副市長、教育長ほか関係職員の出席を求め、付託された議案の審査を行いました。  当委員会に付託を受けました議案は、議案第77号 米原市立認定こども園条例の一部を改正する条例について。  議案第78号 米原市放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例についての2件でありました。  執行部から詳細に説明を受けた後、各委員から議案に対する質疑を求めました。  質疑終了後、討論を求めましたが、討論はなく、採決の結果、全ての議案について総員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。  なお、主な審査経過、議論の争点等につきましては、次のとおりでした。  議案第78号で、私設のほうから公設になったお家笑里クラブがなくなり、同じ場所で市がやるということでの同じ名前を使ったというその経緯と、坂田とお家笑里クラブの定員について質疑があり、以前は公設のお家笑里クラブでした。坂田小学校地域では、現在、坂田児童クラブげんきッズ坂田お家笑里クラブ、この3つのクラブがあるのですが、保護者の皆さんには近江公民館で開設しているクラブが民であれ公であれ、お家笑里クラブという名称がすごく定着をしておりますので、保護者や児童に混乱を招くことのないように、名称のほうは変更せずにということで、今回、公設クラブお家笑里クラブという名称に変更なしでさせていただく。そして、定員のほうですが、お家笑里クラブは年間50人、長期が20人の70人の定員です。坂田児童クラブのほうは年間、来年度70人、長期70人の140人の定員としておりますという回答がありました。  また、執行部からの説明の要請もあり、本案可決に至る説明の不十分さに課題があると感じ、9月25日に本案についての背景等も含め、十分な説明を求めて委員長の責任において執行部の関係職員を招き委員会を開催いたしました。  出席委員は全員で、傍聴議員は8人でした。開会に当たっては、総員賛成により原案可決と決していますが、再度、本案についてその背景等も含め説明を求めるものです。なお、本日の説明は確認のためであり、再審査ではありませんので、御承知おきくださいと宣言をして開きました。  その説明の中で、民営の難しさ、補助金の難しさ、公募での実施団体の募集、待機児童・生徒の回避、附帯決議に基づく取組、児童クラブの名称、今回の募集に至った経過など確認できました。  なお、主な審査経過、議論の争点につきましては、次のとおりでした。  新型コロナウイルス感染症により減収したと、安定的に運営ができないということで、今年の5月に向こうからの申出があったということを聞いたが、この運営ができないということは、もう公設でやるしかないということなんで、例えば5月から現在までのお家笑里クラブさんと市との話合いなど持たれたと思うが、今現在、どのような現状かという質疑に対し、私どももこれまで民間で続けていただくということが最大の民間の児童クラブということの推進といいますか、まず、補助金も創設しましたので、何とか民間の補助金で続けていただきたいという思いを持っておりました。4月、5月、本当に学校が休業になりまして、各クラブを訪問しながら消毒であったりとか、消毒液であったりとか、ここは公設・民設かかわらず回らせていただいている中で、5月頃に運営者のほうから非常に厳しいんやと、先ほども申しました52人ほどを予定していたのが13人であったり、15人であったり、ちょっと月によっても違いますが、一人頭9,000円と考えると、4月でしたら33万円減になりますし、5月でしたら36万円ほどの減になりますし、その後も厳しいということも伺っております。とにかく200人の中の70人の待機だけは出したくないという思いで、公募をする。公募に、もし誰も手を挙げられなかった場合は、直営ででも行うという方向で話を進めてまいりましたという回答がありました。  なお、その他の質疑、答弁等につきましては、議長に提出いたします委員会報告書をもって省略をさせていただきます。  以上、誠に簡略ではありますが、健康福祉常任委員会において慎重審査をしました付託案件に対する審査の経過と結果についての御報告といたします。 ○議長(吉田周一郎)  御苦労さまでした。  次に、予算常任委員長から報告をお願いいたします。  今中力松委員長。 ○予算常任委員長今中力松)  議長から指名を受けましたので、本定例会において予算常任委員会に審査の付託を受けました議案の審査経過と結果について報告します。  付託案件審査のため当委員会は、9月3日、25日及び30日に全体会を、9月11日、14日及び15日に、それぞれ分科会を開催いたしました。  出席委員はいずれの日も全員でありました。また、議案説明のため副市長、教育長及び関係職員の出席を求め、議案の審査を行いました。  当委員会に付託を受けました議案は、議案第71号 令和2年度米原市一般会計補正予算(第6号)。  議案第72号 令和2年度米原市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)。  議案第73号 令和2年度米原市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)。  議案第74号 令和2年度米原市下水道事業会計補正予算(第2号)。  議案第79号 令和2年度米原市一般会計補正予算(第7号)の5件でした。  定足数を確認の後、直ちに開会を宣言し、9月3日については執行部から説明を受けた後、総括的な質疑を行い、9月11日から15日までの分科会では、所管ごとに詳細な説明を受け、質疑を行いました。また、9月25日は各分科会長からの報告の後、これらの報告に対する質疑を行いました。また、本日9月30日は執行部から説明を受け質疑を行いました。  質疑終了後、採決を行った結果、議案第71号は賛成多数で、その他の議案においては総員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。  なお、主な審査経過、議論の争点につきましては、次のとおりでした。  総務教育分科会においては、会計年度任用職員制度導入に伴う人件費の影響額、退職手当組合に加入できる条件、支給額について。統合庁舎建設に係る物価スライド分及び地中埋設物の種別と撤去に係る費用について。近江街路灯組合整理解散に伴う補助金についてが議論の争点になりました。  健康福祉分科会においては、オンライン会議システムの導入先については、地域子育て支援センターのいぶき認定こども園、まいばら認定こども園、おうみ認定こども園、長岡学園の4か所に導入予定であるとのことでした。  インフルエンザ関係では、市外の施設に入っておられる場合、米原市民ということで施設が一括して接種されているケースが多いということでした。  包括ケアセンターいぶきの運営状況については、コロナの影響で4月、5月はかなりの収益減で800万円の赤字の報告があったということでした。  産業建設分科会においては、観光3施設の指定管理料変更について、来年3月までが指定管理の期間なので、改めて検討しながら対応するとのことでした。  道路と個人の土地の登記について、長年交換されずにきたが交渉がまとまりそうなので、補正させていただくとのことでした。  改良住宅の解体の件は、取り壊して更地にする方向であるが、跡地利用についてははっきり決まっていないので、地元の意見も聞きながら今後検討、決めていくとの報告がありました。  また、本日の全体会におきましては、インフルエンザワクチンの量は足らないことはないかという質問に対し、今のところ大丈夫と聞いている。10月1日より高齢者優先に進めていき、それ以外の方は、またその後に受けていただくとの答弁がありました。  なお、その他の質疑、答弁等につきましては、議長に提出いたします委員会報告書をもって省略をさせていただきます。  以上、誠に簡略ではありますが、予算常任委員会において慎重審査をしました付託案件に対する審査の経過と結果についての御報告といたします。
    ○議長(吉田周一郎)  御苦労さまでした。  次に、決算特別委員長から報告をお願いいたします。  鹿取和幸委員長。 ○決算特別委員長(鹿取和幸)  議長から指名を受けましたので、私からは、決算特別委員会に審査の付託を受けました議案に対する審査の経過と結果について、報告いたします。  付託を受けました議案審査のため、当委員会は9月17日、18日、23日の3日間にわたり、第1委員会室において歳入予算の確保状況、歳出予算の執行状況、各事業の成果等の説明を受け、慎重審査を行いました。  出席委員はいずれの日も8名で、議長の職務出席のもと、説明者として副市長、教育長ほか関係職員の出席を求めました。  当委員会に付託を受けました議案は、認定第1号 令和元年度米原市一般会計歳入歳出決算認定について。  認定第2号 令和元年度米原市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について。  認定第3号 令和元年度米原市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について。  認定第4号 令和元年度米原市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について。  認定第5号 令和元年度米原市駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について。  議案第69号 令和元年度米原市水道事業会計剰余金の処分および決算認定について。  議案第70号 令和元年度米原市下水道事業会計剰余金の処分および決算認定について。  認定第6号 令和元年度滋賀県市町村交通災害共済組合一般会計歳入歳出決算認定について。  認定第7号 平成28年度春照財産区特別会計歳入歳出決算認定について。  認定第8号 令和元年度伊吹財産区特別会計歳入歳出決算認定について。  認定第9号 令和2年度伊吹財産区特別会計歳入歳出決算認定について、以上、一般会計、特別会計及び企業会計の11件であります。  一般会計の決算は、歳入総額214億5,394万7,483円、歳出総額204億2,005万8,536円であり、歳入歳出の差額は10億3,388万8,947円となり、翌年度へ繰り越すべき財源は2億3,988万6,000円であり、実質収支額は7億9,400万2,947円の黒字となりました。  続いて、特別会計4事業の決算は、歳入総額81億168万2,346円、歳出総額80億7,052万3,997円であり、歳入歳出の差引額は3,115万8,349円となり、翌年度へ繰り越すべき財源はゼロ円であり、実質収支額は3,115万8,349円の黒字となりました。  公営企業会計の水道事業会計の決算は、事業収入が7億9,245万4,882円、事業費用が7億1,195万2,919円となり、差引純利益の8,050万1,963円は利益剰余金として翌年度へ繰り越すとの説明でした。  下水道事業会計の決算は、事業収入が21億4,874万8,830円、事業費用が20億6,155万3,636円となり、差引純利益の8,719万5,194円は利益剰余金として翌年度へ繰り越すとの説明でした。  全ての議案について、当局から詳細な説明を受けた後、各委員から各般にわたり質疑が展開され、全ての議案の質疑終了後、各議案について討論と採決を行いました。  認定第1号から認定第9号について、討論はなく、総員賛成で原案のとおり認定すべきものと決しました。  また、議案第69号、70号について討論はなく、総員賛成で原案のとおり可決及び認定すべきものと決しました。  なお、主な審査経過、議論の争点につきましては、次のとおりでした。  基金の債券運用について、令和元年7月に売却して一定の利益、貯金利子収入をうまく得ることはできましたが、現在はどうなのかという質疑に対し、現在は財政調整基金で6億円の債券を保有しておりますという答弁がありました。  また、地籍調査事業について、この地籍調査については、米原市の実施率は一体どうなっているのかという質疑に対し、地籍の進捗状況について、県内の進捗率は平成30年末で13.7%、米原市においては10.6%であり、米原市の県内での状況は19市町村の中の14番目であるという答弁でした。  なお、その他の質疑、答弁につきましては、議長に提出いたします委員会報告書をもって省略をさせていただきます。  以上、誠に簡略ではありますが、決算特別委員会において慎重審査をしました付託案件に対する審査の経過と結果についての御報告といたします。 ○議長(吉田周一郎)  御苦労さまでした。  以上で、各委員長の報告が終わりました。  ただいまの各委員長の報告に対し、質疑を求めます。  質疑はありませんか。  矢野議員。 ○8番(矢野邦昭議員)  8番、矢野邦昭です。ただいま健康福祉常任委員長から、議案第78号 米原市放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例について報告をされたところですが、この点について質疑をさせていただきたいと思います。  実は、昨日、近江公民館に会議で立ち寄りました。その折、帰りに事務室に理事長、館長がおられましたので立ち寄ったところ、話が今回の放課後児童クラブの条例改正に及んだ折、自分たちが知らないところで議論されているというふうな話が出ましたので、私は、今回の条例改正の発端は市職員が施設訪問時にコロナ禍の中お家笑里クラブの運営が厳しいので辞めたいと言われたことによるものではないかと聞いたところやという話をしましたところ、コロナ禍で現状は苦しい話はしたが、辞めたいと言った覚えはないというふうな話で、子供を見放すようなことはするはずがないというふうなお話を聞きました。  25日に健康福祉常任委員会が確認のため開かれました。その折の市の説明に対する私の受け止めとは、少し異なる話でございました。  このようなことから、今後、指定管理の選定も行われる中、影響が大きいということで、閉会中の審査をお願いいたしたいと思います。  以上、質疑とさせていただきます。 ○議長(吉田周一郎)  鹿取委員長。 ○健康福祉常任委員長鹿取和幸)  ただいまの矢野議員の質問に対して、閉会中に健康福祉常任委員会を開催し審議いたしたいと思います。  以上、お答えします。 ○議長(吉田周一郎)  鹿取委員長。 ○健康福祉常任委員長鹿取和幸)  言葉足らずで申し訳ありません。  終了した後、閉会中の審査ということで……。                  (発言する者あり) ○健康福祉常任委員長鹿取和幸)  閉会中に健康福祉常任委員会を開催して審議したいと思います。 ○議長(吉田周一郎)  暫時休憩します。                 午後0時17分 休憩                 午後0時17分 再開 ○議長(吉田周一郎)  休憩前に引き続き会議を開きます。  鹿取委員長。 ○健康福祉常任委員長鹿取和幸)  健康福祉常任委員会を開きたいと思います。 ○議長(吉田周一郎)  ほかに質疑はありませんか。                  (「質疑なし」) ○議長(吉田周一郎)  質疑がありませんので質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終結いたします。               (「議長、動議。」の声あり) ○議長(吉田周一郎)  礒谷議員。 ○1番(礒谷晃議員)  礒谷でございます。  議案第78号について、地方自治法第115条の3および米原市議会会議規則第17条の規定により、修正案を提出したい旨の動議です。  以上です。 ○議長(吉田周一郎)  暫時休憩します。                 午後0時18分 休憩                 午後0時28分 再開 ○議長(吉田周一郎)  休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいま、礒谷議員ほか1名から、議案第78号 米原市放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例について、修正案が提出されました。  地方自治法第115条の3および米原市議会会議規則第17条の規定の要件を満たしております。  修正案に対する提出者の説明を求めます。  礒谷議員。 ○1番(礒谷晃議員)  1番、礒谷でございます。動議の提案理由の説明をさせていただきます。  今回、提案されています議案第78号について、新たに米原市が近江公民館内に設置されようとしている放課後児童クラブの名称については、今後、受託者・運営者の募集を行おうとする時点で、お家笑里クラブという名称を固定してしまうこと自体、応募者となろうとする方々の意思に反し、企業、団体、福祉法人等のコンセプトと合致した名称が使用できないこととなります。  例えば、NPO法人絆という仮の設定ですが、絆という文字及び意味、音の響きを法人のコンセプトとされ、絆という名称を既に保育園や介護福祉施設、デイサービスなどで絆保育園、デイサービス絆というふうに使用しておられた場合、今回、応募するに当たり児童クラブ絆もしくは絆児童クラブと命名したいと思ってもできないこととなります。そのことが応募自体されないこととなる可能性もありますし、公正・公平な募集を妨げるおそれがあります。  また、条例に明記する児童クラブの名称として、当て字を使うことが果たしてよいことでしょうか。私は甚だ疑問に感じております。  地域に根差した児童クラブという観点から、地域の名称を引用した児童クラブとすることが例規に掲載する名称としてはふさわしいと思います。さらには、受託者が市長の承認を得て愛称をつけることを可能とする条文を加えることにより、児童クラブ独自の子供たちに親しみのある名称が使用できることとなり、また、事業者のコンセプトに合った愛称をつけることも可能となります。  既に大原児童クラブでは施設内看板に愛称名はらっぱと書かれております。このようなことから、私はこの修正案を提出するものです。  議員の皆様方におかれましては、ぜひとも賛同賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(吉田周一郎)  提出者の説明が終わりました。
     これより、修正案に対する質疑を求めます。  質疑はありませんか。                  (「質疑なし」) ○議長(吉田周一郎)  質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。  原案に対する委員長の報告は可決すべきものとの報告です。  よって、まず原案賛成に対する討論を許します。  討論はありませんか。                  (「討論なし」) ○議長(吉田周一郎)  ないようですので、次に原案及び修正案に反対の討論を許します。  討論はありませんか。                  (「討論なし」) ○議長(吉田周一郎)  次に、原案賛成の討論を許します。  討論はありませんか。                  (「討論なし」) ○議長(吉田周一郎)  ないようです。  次に、修正案に賛成の討論を許します。  討論はありませんか。  細野議員。 ○7番(細野正行議員)  議長のお許しをいただきましたので、賛成の立場で討論をさせていただきます。  初めに、長年にわたり放課後児童クラブを運営された、公・民にわたり運営された運営者に感謝と御礼を申し上げます。  今回、放課後児童クラブが閉設されるということになり、新たに公設を立ち上げるのに対し、受託者が決まる前から名称を決めるというのは若干違和感を感じます。  新たに受託される方が名称を決めるべきで、今回出された修正動議のとおり、新たに受託される方が名称を決めるべきです。動議にもありますが、(仮称)名称とされるほうが整合性があるのではないでしょうか。  以上のことから、今回の動議に賛成の立場で討論をさせていただきます。 ○議長(吉田周一郎)  ほかに討論はありませんか。                  (「討論なし」) ○議長(吉田周一郎)  ないようですので、次、ほかにありませんか。  暫時休憩します。                 午後0時37分 休憩                 午後0時38分 再開 ○議長(吉田周一郎)  休憩前に引き続き会議を開きます。  中川雅史議員。 ○12番(中川雅史議員)  12番議員の中川雅史です。修正動議に反対の立場で討論をしたいと思います。  執行部からも説明がありましたとおり、お家笑里クラブという名称は、既に通われております児童、保護者、地域、またこれまでやってこられた卒業生からも親しみを持たれているクラブであります。執行部には少し苦言は呈しておきたいとは思いますけれども、既に広報にも記載されております。  これ以上の混乱を招かないためにも、このままお家笑里クラブの名称で問題なしと私は判断いたしました。  よって、修正動議には反対いたします。  以上です。 ○議長(吉田周一郎)  山脇議員。 ○9番(山脇正孝議員)  9番、日本共産党、山脇正孝でございます。今、議長より御指名を受けましたので、議案第78号に対する修正動議に反対いたします。  議案第78号、条例改正案によれば、年間利用を実施する児童クラブにおいて、来年3月で近江げんきッズ坂田を廃止しお家笑里クラブを設置するということを内容としています。廃止されるげんきッズ坂田お家笑里クラブも、そのほかのどの放課後クラブも子供や親や地域の人々にとってとても親しまれているものです。子供たちにとって放課後児童クラブは第2の母校とも言えるもので、その名は愛着ある名称です。  例えば、自分の母校が1、2と数字等で振られた名称に突然変更されるとしたら、誰でも戸惑ってしまうというのは、当たり前の感情だと思います。2年もすれば慣れてしまうという議論もあるとすれば、乱暴です。だから、公設クラブで従来の慣れ親しんだ名前を使用することは、特に問題はないのではないかと思われます。  今一番大事なことは、名称云々の問題ではなく、安定した2つの公設クラブの設置によって、近江地区で待機児童を出さない、そのことです。そのことが一番大事ではないでしょうか。  再度の委員会などでも繰り返し質問されてきましたが、お家笑里クラブという名称を冠することで、様々な団体の参入が妨げになると、先ほどの修正案の説明にもありました。果たしてそうでしょうか。放課後児童クラブ運営をなりわいとする団体は、名称というよりも委託料総額、対象の子供の数、今後の子供数の増減、子育て層の平均所得、市の子供施策の状況、支援員の集まり具合等を総合的にリサーチして、ペイする計算ができれば参入を検討します。  こういう主に営利を目的とする団体が米原市の、残念ながら、公設クラブに参入していただければいいんですが、なかなか現状では難しいというふうに思われます。  そういう団体は保育料金を保育時間、保育内容が自由に決められる民間の放課後児童クラブとして算入するのが通常だからです。  民間の現お家笑里クラブを運営されているNPOさんも公設で坂田児童クラブを運営されているNPOさんも、それぞれの名称で非営利団体として米原の近江の子供たちを思ってただひたすら献身的に働いてこられました。そういう熱い思いがある団体以外の方々、なかなか運営に手を挙げていただくことはまあ難しいと思います。  ちなみに、名称に関して、お隣の長浜市の公設クラブでは、地域名を冠することなく、ひばりクラブ、たんぽぽクラブなどのように花などの名称を冠した名前などをつけておられており、この名称をつけるに至っては、やっぱり関係児童クラブ、行政などの十分な議論がなされたと聞いています。規則等で愛称をつけたら何とかなるということも有効であるとは思われません。  さて、議員の皆さん、ぜひ米原の、そして近江の子供たちが安全で健やかな環境で放課後過ごすことができますよう、ぜひ賢明な御判断をお願い申し上げたいと思います。  以上、反対討論といたします。 ○議長(吉田周一郎)  賛成討論はありませんか。                  (「討論なし」) ○議長(吉田周一郎)  討論を終結します。  これより、議案第78号及び修正案に対する採決を行います。  まず、議案第78号に対する礒谷議員ほか1名から提出された修正案について、起立によって採決します。  本修正案に賛成の議員は起立願います。                   (賛成者起立) ○議長(吉田周一郎)  お直りください。  起立多数です。  よって、本修正案は、可決されました。  お諮りします。  ただいま、修正議決されました議案第78号の修正案について、その条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。  異議ありませんか。                  (「異議なし」) ○議長(吉田周一郎)  異議なしと認めます。  よって、その条項、字句、数字、その他の整理は、議長に委任することに決定しました。  次に、修正動議の部分を除く原案について採決いたします。  修正動議の部分を除く原案について、賛成の議員は起立願います。                   (賛成者起立) ○議長(吉田周一郎)  お直りください。  起立全員です。  よって、修正動議の部分を除く原案については、可決されました。  これより、委員長報告のうち、委員会での賛否が分かれた案件、及び認定第1号について、順次、討論、起立による採決を行います。  まず、認定第1号 令和元年度米原市一般会計歳入歳出決算認定についてを議題といたします。  これより、討論を行います。  討論の通告がありますので、発言を許します。  9番 山脇正孝議員。 ○9番(山脇正孝議員)  9番、日本共産党、山脇正孝でございます。認定第1号について、不認定相当と考え討論いたします。  第1に、ここ2年間不用額という観点から収支黒字が増えることで必ずしも大多数の市民の利益にならないことを指摘しました。今回は、この問題を実質単年度収支や実質収支比率から見ていきたいと思います。  令和元年度の普通会計ベースでの実質収支は7億9,424万3,000円の黒字、実質収支比率は6.3%でした。3から5%が通常比率とすれば、当年度の実質収支が高く、不用額などが多かったと思われます。たまたま当該年度が高かったというのであれば問題にならないんですが、米原市は実質収支率が少しずつ下がってはいるものの、このところずっと高い状態が続いています。地方自治体は黒字を出すということを目的とした組織ではなく、財政を使って住民生活を向上させることがその役割ですから、このような毎年度の黒字の増加というのは、必ずしも望ましいことではございません。  米原市は例えば実質単年度収支でも平成28年度2億7,907万、ずっとこれ時間の関係で、令和元年度も3億8,422万と黒字額がやっぱり増えています。しかしながら赤字を出してはいけませんが、黒字額を住民の福祉などに回すか税金や社会保障料の負担を減らすということにも使えるのではないかというふうに思われます。  第2です。各種の補助金の支出に関わって、決算委員会の答弁を聞いていて、大切な決算の答弁にもかかわらず、十分に答えられない場面が多々ありました。補助金を与えたら実施報告を受け取るものの、本当に効果があったかなどの精査を十分にしていないのではないかという思いすら持ちます。精査とは詳しく調べることですが、毎年、失礼な言い方ですが、ルーチンのようになってしまっていて、必要な見直しが行われていないケースがあるのではないかというふうに考えざるを得ません。
     第3です。多大な工場等誘致奨励金8,359万3,000円です。果たして雇用や法人税収入の面で、こうした大きな奨励金に見合う費用対効果があったのでしょうか。事業の成果説明書に書いてあるように、企業の新たな投資を促し、市内産業の振興と雇用の場を創出することができたと言えるのでしょうか。  今後、新型コロナ禍のもと、当市は雇用がさらに痩せ細っていくことでしょう。この奨励金を精査し、財源は厳しい市民の生活支援に振り向けていくべきだと思われます。  終わりに、今後、国と地方自治体の大幅な税収減が予想される中で、新型コロナウイルス感染症対策に係る財政需要の増加、職員体制強化を含め、米原市が安定した財政運営が行われるよう、独自の財源確保が求められます。それ故、新型コロナ禍のもと、無駄な支出を抑え、市民の生活や健康に寄与するべく、歳入歳出予算の執行が行われるべきです。  以上の理由で、決算不認定相当といたします。市民の立場に立った行政推進のために、さらに努力していただきたいと思います。  以上、不認定理由といたします。 ○議長(吉田周一郎)  次に、17番 北村喜代隆議員。 ○17番(北村喜代隆議員)  17番、北村喜代隆です。認定第1号 令和元年度米原市一般会計歳入歳出認定について、原案賛成の立場で討論をいたします。  令和元年度は、総合計画に掲げる市の目指すべき将来像の実現に向けて、6つの基本目標に沿った取組が推進されました。  そして、安心・安全な暮らしの実現と、つながりの強化と創出の2つを再重点取組事項と位置づけ、各種事業が実施されたのであります。  これらの取組は、国の経済対策による財源措置の活用、特定目的基金の取崩しや市債の繰上償還などの財政運営に支えられました。その結果、令和元年度一般会計の収支は黒字、さらに特別会計の収支も4会計いずれも黒字でありました。  これらのことから、監査委員による決算審査意見書では、健全な財政運営が図られたと結びで評価しております。  次に、令和元年度の財政運営を普通会計の財政指標から見てみましょう。  財政力の強弱を示す3か年平均の財政力指数は、0.554で前年度に比べて0.008ポイント増で悪化しております。財政構造の弾力性を示す経常収支比率は92.3%で、これも前年度に比べて0.9%増、これも悪化しております。市政においては75%以下が妥当とされているにもかかわらず、92.3%であったのであります。  3か年平均の実質公債費比率6.2%でありました。前年度に比べて0.1ポイント増、これも悪化であります。県内13市平均は6.0%ですから、残念な結果であると言えます。  とはいえ、この水準で抑えられたということは、職員の努力の結果ではないでしょうか。評価したいと思います。  さて、本市では、令和3年度から普通交付税の合併算定替が一本算定になるなど、歳入の減少が見込まれています。そして、人口減少による税収等の減収も見込まなければなりません。新型コロナウイルス感染症の流行により、今後の経済への影響は甚大で、かつ極めて厳しい状況下にあります。さらなる歳出削減と新たな歳入確保に向けた取組で、社会経済環境の変化に柔軟に対応できる財政基盤を確立しなければならないのであります。  今後は、新たに策定された第4次行財政改革大綱に基づく行政経営、そして改革を着実に実行して、持続可能な米原市とするよう努力していただくことに期待して、本案の賛成討論といたします。 ○議長(吉田周一郎)  以上で、通告による討論は終わりました。  これをもって、討論を終結いたします。  これより、認定第1号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、認定すべきものとの報告です。  本案は、委員長報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。                   (賛成者起立) ○議長(吉田周一郎)  お直りください。  起立多数です。  よって、認定第1号は、委員長報告のとおり認定されました。  次に、議案第71号 令和2年度米原市一般会計補正予算(第6号)を議題といたします。  これより討論を行います。  討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより、議案第71号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決すべきものとの報告です。  本案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。                   (賛成者起立) ○議長(吉田周一郎)  お直りください。  起立多数です。  よって、議案第71号は委員長報告のとおり可決されました。  これより、議案第79号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、可決すべきものとの報告です。  本案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。                   (賛成者起立) ○議長(吉田周一郎)  お直りください。  起立全員です。  よって、議案第79号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第80号 財産の取得について(学習者用コンピュータ機器)を議題といたします。  これより、議案第80号の採決をいたします。  本案に対する委員長の報告は、可決すべきものとの報告です。  本案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。                   (賛成者起立) ○議長(吉田周一郎)  お直りください。  起立全員です。  よって、議案第80号は、委員長報告のとおり可決されました。  これより、議案第81号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、可決すべきものとの報告です。  本案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。                   (賛成者起立) ○議長(吉田周一郎)  お直りください。  起立全員です。  よって、議案第81号は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、委員長報告のうち、総員賛成で可決の案件について、これより一括して討論を行います。  討論の通告がありませんので、討論の終結をいたします。  これより、順次、採決いたします。  まず、認定第2号 令和元年度米原市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第3号 令和元年度米原市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第4号 令和元年度米原市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第5号 令和元年度米原市駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について、以上、4件を一括して採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、いずれも認定すべきものとの報告です。  本案は、委員長報告のとおり認定することに異議ありませんか。                  (「異議なし」) ○議長(吉田周一郎)  異議なしと認めます。  よって、認定第2号から認定第5号までは、委員長報告のとおり認定されました。  次に、議案第69号 令和元年度米原市水道事業会計剰余金の処分および決算認定についてを採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決及び認定すべきものとの報告です。  本案は、委員長報告のとおり決定することに異議ありませんか。                  (「異議なし」) ○議長(吉田周一郎)  異議なしと認めます。  よって、議案第69号は委員長報告のとおり原案可決及び認定されました。  次に、議案第70号 令和元年度米原市下水道事業会計剰余金の処分および決算認定についてを採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決及び認定すべきものとの報告です。  本案は、委員長報告のとおり決定することに異議ありませんか。                  (「異議なし」) ○議長(吉田周一郎)  異議なしと認めます。  よって、議案第70号は委員長報告のとおり原案可決及び認定されました。  次に、認定第6号 令和元年度滋賀県市町村交通災害共済組合一般会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、認定すべきものとの報告です。  本案は、委員長報告のとおり認定することに異議ありませんか。                  (「異議なし」) ○議長(吉田周一郎)  異議なしと認めます。  よって、認定第6号は委員長報告のとおり認定されました。  次に、認定第7号 平成28年度春照財産区特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、認定すべきものとの報告です。  本案は、委員長報告のとおり認定することに異議ありませんか。
                     (「異議なし」) ○議長(吉田周一郎)  異議なしと認めます。  よって、認定第7号は委員長報告のとおり認定されました。  次に、認定第8号 令和元年度伊吹財産区特別会計歳入歳出決算認定について、認定第9号 令和2年度伊吹財産区特別会計歳入歳出決算認定について、以上、2件を一括して採決をいたします。  本案に対する委員長の報告は、いずれも認定すべきものとの報告です。  本案は、委員長報告のとおり認定することに異議ありませんか。                  (「異議なし」) ○議長(吉田周一郎)  異議なしと認めます。  よって、認定第8号及び認定第9号は、委員長報告のとおり認定されました。  次に、議案第72号 令和2年度米原市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、可決すべきものとの報告です。  本案は、委員長報告のとおり決定することに異議ありませんか。                  (「異議なし」) ○議長(吉田周一郎)  異議なしと認めます。  よって、議案第72号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第73号 令和2年度米原市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、可決すべきものとの報告です。  本案は、委員長報告のとおり決定することに異議ありませんか。                  (「異議なし」) ○議長(吉田周一郎)  異議なしと認めます。  よって、議案第73号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第74号 令和2年度米原市下水道事業会計補正予算(第2号)を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、可決すべきものとの報告です。  本案は、委員長報告のとおり決定することに異議ありませんか。                  (「異議なし」) ○議長(吉田周一郎)  異議なしと認めます。  よって、議案第74号は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第75号 米原市行政財産使用料条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、可決すべきものとの報告です。  本案は、委員長報告のとおり決定することに異議ありませんか。                  (「異議なし」) ○議長(吉田周一郎)  異議なしと認めます。  よって、議案第75号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第76号 米原市印鑑条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、可決すべきものとの報告です。  本案は、委員長報告のとおり決定することに異議ありませんか。                  (「異議なし」) ○議長(吉田周一郎)  異議なしと認めます。  よって、議案第76号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第77号 米原市立認定こども園条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、可決すべきものとの報告です。  本案は、委員長報告のとおり決定することに異議ありませんか。                  (「異議なし」) ○議長(吉田周一郎)  異議なしと認めます。  よって、議案第77号は委員長報告のとおり可決されました。  日程第7、委員会の閉会中の継続審査の件を議題といたします。  議会運営委員長、各常任委員長、各特別委員長から会議規則第111条の規定により、お手元に配付しました申出書のとおり、調査終了まで閉会中の継続審査の申出があります  お諮りします。  各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続審査とすることに異議ありませんか。                  (「異議なし」) ○議長(吉田周一郎)  異議なしと認めます。  よって、各委員長から申出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。  日程第8、所管事務調査に関する委員長報告を議題といたします。  ただいままでに、議会運営委員会、各常任委員会、各特別委員会から委員長報告の申出がありませんので、今回、特にないようであれば省略したいと思いますが、これに異議ありませんか。                  (「異議なし」) ○議長(吉田周一郎)  異議なしと認めます。  よって、委員長報告の件は省略いたします。  市長から閉会の挨拶があります。  平尾市長。 ○市長(平尾道雄)  令和2年第3回定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  議員の皆様には、今議会に提出をいたしました令和元年度米原市各会計の決算認定や令和2年度米原市一般会計及び各特別会計の補正予算など、付議をいたしました案件につきましては、終始熱心に御審議を賜り、一部を除きまして、原案のとおり御決定をいただきました。まずは、御礼申し上げます。  さて、新型コロナウイルスに関しましては、滋賀県内では、今月に入って、新規感染者ゼロが続けて確認されるなど、一定の落ち着きを見せておりますが、国内では、感染者数が8万人を超えました。米原市内でも、新規感染者が確認されるなど、いまだ予断を許さない状況が続いています。  市といたしましては、基本的な感染予防対策を徹底するよう、市民に対して継続した呼びかけを行いますとともに、引き続き、市民のくらし緊急対策の取組を推し進めてまいります。  また、今後、インフルエンザとの同時流行も懸念されますことから、米原市におきましては、インフルエンザの予防接種に対する支援を行いますとともに、市民の皆さんに安心をしていただけるよう、近くの診療所などにおいて、検査体制の整備を進めてまいりたいと思います。  9月に入り、本格的な台風シーズンを迎えております。御承知のとおり、台風10号が九州地方を横断し、882万人に避難勧告や指示が出されました。  避難所では定員を超える状況が続き、各地で土砂崩れや停電などの被害も発生をいたしました。  今後、こうした大型化する台風等が上陸するおそれもあります。もはや他人事ではないという状況になっています。  市におきましても、いま一度、関係機関とさらなる連携に努め、10月18日に開催をいたします米原市総合防災訓練においてコロナ対策を含めた訓練を実施するなど、災害に対する備えを強化してまいります。  一方で、コロナ禍で延期となっておりましたホッケー日本リーグ男子が、いよいよ10月に開幕いたします。  米原市を拠点に活動いたしますホッケークラブチーム、ブルースティックス滋賀の開幕戦も、10月3日に、ホームグラウンドであるOSPホッケースタジアムで開催することが決まりました。新たな一歩を踏み出すことになりました。  新型コロナウイルスの影響により、残念ながら無観客試合での開催ということでございますが、ぜひ、開幕戦を勝利で飾っていただくことを期待をいたしております。そして、この開幕戦をきっかけに市民や地域が一丸となって、その活躍を応援し、東京オリンピックに向けたホストタウン事業などの機運も高めてまいりたいと思っています。  令和2年度も上半期が終わりました。いよいよ次年度に向けて、部局別の戦略計画ヒアリング、オータムレビューと称して、本格的な庁内協議も開始をしています。  コロナ禍により様々な課題が生じておりますが、市民のくらし緊急対策の取組状況を確認いたしますとともに、関係部局と熱い議論を交わしているところでもございます。  今後、令和3年度の予算編成方針に基づきまして、本格的な予算協議を進めることになりますが、コロナ禍を契機とした事業の見直しを進めますとともに、職員間のコミュニケーションをさらに深めまして、これまで以上に政策議論や部局間連携を図り、米原新時代にふさわしい取組を戦略的に進めてまいりたいと存じます。  9月3日に始まりました令和2年第3回定例会も、28日間の会期日程を終えることとなりました。  明日からの下半期に向けて、引き続き、市民の思いに寄り添いながら、さらにスピード感を持って、各施策の円滑な推進に努めてまいりたいと存じます。  結びに、議員各位、皆さんにはくれぐれも御自愛いただきまして、一層の御活躍をいただきますことをお願い申し上げまして、閉会に当たっての挨拶とさせていただきます。  誠にありがとうございました。 ○議長(吉田周一郎)  9月3日から本日までの28日間にわたりまして、議員の皆様におかれましては、数多くの議案審議、誠に御苦労さまでした。  これをもって、令和2年米原市議会第3回定例会を閉会いたします。  御苦労さまでした。               午後1時17分 閉会  本会議録は、真正であることを認め、地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。    令和2年9月30日                米原市議会議長    吉 田 周一郎
                   米原市議会署名議員  山 脇 正 孝                米原市議会署名議員  今 中 力 松...