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令和元年健康福祉常任委員会・予算常任委員会健康福祉分科会(第1号 9月11日)

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  1. 米原市議会 2019-09-11
    令和元年健康福祉常任委員会・予算常任委員会健康福祉分科会(第1号 9月11日)


    取得元: 米原市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-17
    令和元年健康福祉常任委員会予算常任委員会健康福祉分科会(第1号 9月11日)      令和元年米原市議会健康福祉常任委員会予算常任委員会健康福祉分科会記録(第1号)   1.日  時 令和元年9月11日(水) 午前9時30分開会 2.場  所 第1委員会室 3.出席委員 6名        委員長  中川松雄        副委員長 西堀幸        委員   礒谷晃、鍔田明、澤井明美、堀江一三 4.欠席委員 − 5.職務出席 − 6.出席説明員     副市長               岡田英基     教育長               山本太一
        市民部長              的場樹     保険課長              澤村みな子     保険課長補佐            柴田隼人     健康福祉部長            堤基久男     健康福祉部次長くらし支援課長   立木ひろみ     くらし支援課長補佐         禿子章慈     くらし支援課長補佐         川西譲     くらし支援課長補佐         三輪直之     くらし支援課長補佐         山本浩子     社会福祉課長            安田正浩     社会福祉課長補佐          西野淑子     健康づくり課長           北川康司     こども未来部長           田中博之     こども未来部次長子育て支援課長  阿原麻木子     子育て支援課長補佐         西村早千子     こども家庭相談室長         宮野肇     保育幼稚園課長           松居靖夫     保育幼稚園課長補佐         山田直樹     総務部次長総務課長        松岡一明     財政課長              高木淳司 7.事務局職員   事務局長 木村浩樹  事務局次長 雨森修  事務局書記 池田昌司 8.会議に付した事件  (1)付託案件の審査   ・健康福祉常任委員会付託案件 議案第53号 米原放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例について 議案第54号 米原特定教育・保育施設および特定地域型保育事業保育料等に関する        条例の一部を改正する条例について   ・予算常任委員会健康福祉分科会付託案件 議案第44号 令和元年度米原一般会計補正予算(第3号)中、予算常任委員会健康福        祉分科会の所管に属する事項 議案第45号 令和元年度米原国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号) 議案第46号 令和元年度米原介護保険事業特別会計補正予算(第2号)              午前9時30分 開会 ○委員長・分科会長中川松雄)  それでは始めさせていただきます。  ただいまの出席委員は全員であります。定足数に達しておりますので、米原市議会健康福祉常任委員会及び予算常任委員会健康福祉分科会を開催いたします。  皆さん、改めておはようございます。  先日の台風15号で関東、千葉県のほうでかなりの被害が、インフラのほうで出たということで、停電、断水でいろんな施設に被害が多く出ております。いろんな施設で不安な思いをされております。一日も早い復旧を願っております。  また、関西のほうでは台風15号の影響で、真夏並みの残暑ということで、皆様には体には十分気をつけていただきたいと思います。  それでは、座ってさせていただきます。  傍聴議員は6名です。  直ちに本日の会議を開きます。  議事に入る前に、審査について説明申し上げます。  予算案件予算常任委員会健康福祉分科会として行い、予算案件以外は健康福祉常任委員会として行います。  委員会と分科会の切りかえのとき、暫時休憩及び再開の宣言は省略し、順次、審査を進めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  本委員会及び分科会に会議事件の説明のために出席を求めた者は、副市長、教育長ほか関係職員であります。  初めに、副市長からの挨拶、よろしくお願いします。  岡田副市長。 ○副市長(岡田英基)  皆様、おはようございます。  委員の皆様には、大変お忙しい中御出席を賜り、まことにありがとうございます。  来週の21日から30日にかけまして、秋の交通安全運動が実施され、米原でも19日に交通安全運動の出発式が予定されております。ことしは大津で大変痛ましい事故が起こりました。改めまして交通ルールの遵守や安全運転の啓発活動を強化しまして、市民の皆様や関係団体とも連携しながら、市民総ぐるみ交通安全運動を展開し、交通事故のないまちを目指して取り組んでまいります。  さて、本委員会にお願いいたします案件は、健康福祉部こども未来部の所管する令和元年度一般会計補正予算(案)及び米原放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例などについてでございます。  以上の案件につきまして、慎重なる御審議を賜りますようお願いを申し上げまして、簡単ではございますが、開会に当たっての挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○委員長・分科会長中川松雄)  ありがとうございました。  それでは議事に入ります。  市民部の審査を行います。  付託を受けました、議案第45号 令和元年度米原国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  提出者の説明を求めます。  澤村課長。 ○保険課長澤村みな子)  議案第45号 令和元年度米原国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について説明いたします。  米原国保特別会計補正予算(第1号)は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,932万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ32億3,992万3,000円とするものです。この補正は、と県との会計年度区分を合わせるため、概算額に応じて受けた県保険給付費等交付金普通交付金に2月分の療養給付費の実績が確定した時点で、差額の返還が生じたため、予算の補正を行うものです。  それでは、歳出から説明申し上げます。議案書の9、10ページをごらんください。  7款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、3目保険給付費等交付金償還金、23節償還金利子及び割引料の2,932万3,000円については、県から交付を受けました保険給付費等交付金療養給付費の実績により減額となることから返還が必要となったため、増額補正をするものです。  続いて歳入ですが、7、8ページをごらんください。  7款諸収入、3項雑入、5目雑入、1節雑入の2,932万3,000円については、療養給付費の支払い額の確定により、県国民健康保険団体連合会から余剰金の返還を受けるため増額補正をするもので、これを県に返還する保険給付費等交付金償還金に充当します。  以上、議案第45号の説明とさせていただきます。 ○委員長・分科会長中川松雄)  御苦労さまでした。  本案についての質疑を求めます。  質疑はありませんか。  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  これ数字のトリックかどうかわかりませんけど、2,932万3,000円、これ全く同額なんですよね。ところが、入りと出とでは趣旨が違うんですよね。趣旨が違うんですよね、まずそこを確認します。 ○委員長・分科会長中川松雄)  澤村課長。 ○保険課長澤村みな子)  療養給付費の実績に応じて交付金がに入ってきますので、国保連合会から返ってきたお金をそのまま県のほうに返還するというお金の流れになります。 ○委員長・分科会長中川松雄)  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  まず、保険給付費等交付金、剰余金、これについてもう一度説明していただけますか。 ○委員長・分科会長中川松雄)  柴田課長補佐。 ○保険課長補佐柴田隼人)  そしたら、今の件について、礒谷委員の質問に対して説明させていただきます。  この分につきましては、平成30年度中の療養給付費保険者負担分ですけども、この分がその分の最終の月になります2月診療分ですけども、2月診療分をまず概算という形で国保連合会を通じて各医療機関のほうに支払いします。その原資となります、財源となりますのが、この交付金ですので、次年度になりましてその分がきちんと確定しまして精算ということで、今回、その精算で連合会のほうからお金が返ってくる分を、その分を今の県のほうの交付金に返還するという形になっております。  以上です。 ○委員長・分科会長中川松雄)  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  連合会から返ってきた分を、今度は県へ返すんですか。県というのは誰を指しているの、連合会とは別の人なんですか。 ○委員長・分科会長中川松雄)  柴田課長補佐
    保険課長補佐柴田隼人)  そうですね。国保連合会というのは、そういう滋賀県下の国民健康保険連合団体です。今の県といいますのは滋賀県ですので、滋賀県のほうから、ちょっとこの平成30年度からの制度改正で、これまでですとその保険者、米原のほうがその分直接、税等を原資としてその分の支払いをしていた分を、県のほうに、今回からは県のほうに納付金という形で預けた分、そこから、県のほうから交付という形を受けて、ちょっとややこしいんですけども、それを連合会通じて今の医療機関に支払うという形になっておりますので。その分の平成30年度の精算という形で、令和1年ということでその分を次年度で精算という形になっております。 ○委員長・分科会長中川松雄)  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  多分、過年度分の話やから、ややこしくなると思うんで、こういう場合はやっぱり図式化をしてもらうとよくわかりやすいんですね。  今回の説明は、歳出から入っていますでしょう。これは歳入から入るとわかりやすいんですわ。返ってきた分、戻ってきたんやから、その分を大もとへまた返すんやと、こういうことやね。歳出からやってもらうと、歳出で何かがあったんかなと思ってしまうわけやもんな。今回の補正予算の説明は、やっぱり歳入を先に説明して、そうやって返ってきたから返さなあかんのやという話をしてくれんと、逆に考えてしまうんで、これは次回からもし図式化できてわかりやすく説明できるようなものであれば、図式化したものを。  特に今、移行期なんですよね。連合会もあるしもありますし、それから県が今まとめてやっているというところがあるので、これちょっと非常に言葉だけではわかりにくいので、それをお願いしたいのと、ちょっと質問を続けさせてもらいます。  なかなか興味深い一般質問があったんですけれど、以前から国保税が高いという話は私も承知しています。昔、私が国保を担当したときは、最高限度額は70万とか80万の時代やったんです。  まず、今現在、例えば最高限度額、年額として限度額を設定してあると思うんです、青天井ではないはずやと思うんですわ。その限度額の金額をまず教えていただけませんか。 ○委員長・分科会長中川松雄)  柴田課長補佐。 ○保険課長補佐柴田隼人)  国保税の構成になっております3つの医療分、後期高齢者支援分、それから介護納付金分ということで、それぞれ限度額のほうが設けられております。  まず、医療分ですけども61万、後期高齢者分が19万。 ○委員長・分科会長中川松雄)  済みません、幾ら。 ○保険課長補佐柴田隼人)  19万です。  介護納付金分が16万となっておりまして、合計しますと96万ということになっております。  以上です。 ○委員長・分科会長中川松雄)  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  96万ということで、私はもう100を超えているんかなと思ったんです。実は、私も議員報酬、少ない報酬ですけど、少ない報酬で国保税ぼんと取られまして、50何万、正確に覚えていないですけど五十四、五万やったかな、取られるようになったんですけど、これ何でこんなに上がるんかなと思って、同僚議員の独身の子に聞いたら、いや僕も50万近いでというような話で、それやったらうちとこはそれを超えて当たり前やなというふうに話をしておったんやけど、この中で、一般質問がありました。子供の人数割に対して、2,000万というようなお話があったと思うんですが、この2,000万というのは、単純に理論数値を掛けてきた、係数を掛けただけなのか、いや最終的にそれぞれの世帯によって、所得構成によって軽減がかかっていますよね。軽減後も加味して2,000万とおっしゃったのか、どちらなんですか、教えてください。 ○委員長・分科会長中川松雄)  澤村課長。 ○保険課長澤村みな子)  軽減は加味せずに試算しました。 ○委員長・分科会長中川松雄)  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  そうしますと、軽減措置が入った後ということであれば、2,000万が恐らくどれぐらいになるかはわかりませんけど、実際に計算したら1割も2割も下がる可能性はあるということですか。お伺いします。 ○委員長・分科会長中川松雄)  澤村課長。 ○保険課長澤村みな子)  下がる可能性はあります。 ○委員長・分科会長中川松雄)  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  この趣旨の質問があったわけなんですけど、じゃあ実際に滋賀県内でそれを実行されている団体があるのか、もしくは滋賀県にはなくても、全国には何カ所かあるのか、もしわかったら教えていただけませんか。 ○委員長・分科会長中川松雄)  澤村課長。 ○保険課長澤村みな子)  滋賀県内には実施している市町はありません。全国には、ちょっと数はわかりませんが、何カ所か先進的に実施している市町はあります。 ○委員長・分科会長中川松雄)  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  その実行している団体について、子供の数の分は全て軽減してしまうのか、50%軽減かそれはちょっとわかりませんけれど、やっぱり保険者としては成り立たないわけですよね、お金もらえないと、税額で。そしたらそれは、一般会計が軽減をかけた分もしくは減額、減免した分は一般会計が全て持っていらっしゃるというふうに理解してよろしいですか。 ○委員長・分科会長中川松雄)  的場部長。 ○市民部長(的場樹)  子供の均等割の軽減の関係なんでございますけれども、ちょっと数は正確ではございませんが、全国で15自治体ぐらいがあるというようなことをちょっと伺っております。ちょっと数は正確では……。その中でも減免制度でございますので、均等割を全額掛けた後減免されているというようなところもありますし、法定減免ですね、7割、5割、2割をされて、その後に対して50%をされているというような自治体もありまして、それぞれ多種多様でございます。  その中で、その辺の財源につきましては、一事例を見ましたところ、一般会計からの基本的なことはせずに、基金なり、それから保険料の所得割で御負担をいただくというような形でやっておられる事例は、ひとつ私は確認をしておりますが、その他の15相当の中で、ほかがどのようにやっておられるかまでは、ちょっと詳細はつかめておりませんのでという状況でございます。 ○委員長・分科会長中川松雄)  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  大変有意義な答えをいただけたんですけど、私は丸々一般会計におんぶしておるんかなと思っておったんですけど、そうじゃなくて、保険会計の中で減った分どこかでふやすというような工夫をしていらっしゃるという答弁だったと思います。  それじゃあ、我が自治体もそういうことを検討、今しようと思っていらっしゃるのか、いや当面そんなこと考えていないとおっしゃるのか、どちらなんでしょうかね。 ○委員長・分科会長中川松雄)  的場部長。 ○市民部長(的場樹)  検討といいますか、国民健康保険税につきましては、現在のところこの30年度から制度が変わった関係で、県に納める納付金相当額を県が示す標準保険料に応じて徴収するというような形になっております。それで、米原については30年度には保険料を一旦それに従って下げさせてもらいました。それで、31年度そのまま横並び、今回は、今後の医療費の動向を見まして、令和2年度の保険料をどうしていくかということがございまして、この9月から国保運営協議会のほうで米原の来年度以降の国保税について検討をしてもらう、検討というか協議を始めてもらいたいと考えております。  その中で、このような状況というか、全国的というか、子供の均等割のあり方についても、全国的にぽつぽつと議論をされているというようなこともございますので、その辺で情報を提供しながら、まずは委員さんの中である程度認識を持ってもらえるような段階から始めていきたいと考えています。  以上です。 ○委員長・分科会長中川松雄)  ほかに質疑ありませんか。                  (「質疑なし」) ○委員長・分科会長中川松雄)  ないということで、分科会外の委員の方、質疑はありませんか。  山脇議員。 ○分科会外委員(山脇正孝)  先ほど議論に出ました、子供の均等割減免についてですけれども、恐らく全国的には28超えているということで、最近、特に僕はどういうことなのかということで、いい意味で注目しているんですけども、100億円の子供に係る特別交付調整金が出て、それは答弁の中には、これは全体にかかわるもので、子供均等税を軽減するために使われるものじゃないという答弁をいただいたんですが、実はその子供均等割にそのお金を使っているという自治体が、今、一、二ぐらい出てきている例もあって、非常に財源は多様にあるなというふうに思うので、これはまたそういう情報収集していただいて、やっぱり議論に生かしていただきたいなというふうに思うんですが、その点いかがでしょうか。 ○委員長・分科会長中川松雄)  的場部長。 ○市民部長(的場樹)  財源のあり方も含めまして、前回、一般質問の中でお答えをさせていただいたんですけれども、基金の取り崩しとか、それから保険者の中での所得割ないしは平等割で御負担いただくような方法を調査してまいりたいという思いをしておりますので、御理解いただきたいと思います。 ○委員長・分科会長中川松雄)  ほかにありませんか。                  (「質疑なし」) ○委員長・分科会長中川松雄)  ないということで、なしと認めます。  執行部の皆さん、御苦労さまでございました。退席して結構でございます。  引き続き、健康福祉部の審査を行います。  付託を受けました議案第44号 令和元年度米原一般会計補正予算(第3号)中、健康福祉部の所管に属する事項を議題といたします。  提出者の説明を求めます。  立木次長。 ○健康福祉部次長くらし支援課長立木ひろみ)  議案第44号 令和元年度米原一般会計補正予算(第3号)中、健康福祉部所管分について御説明いたします。  議案書の15ページ、16ページをお開きください。  歳出についてですが、3款民生費、1項社会福祉費、2目障がい者福祉費、13節委託料68万7,000円の増額ですが、子ども・子育て支援法改正により、就学前の障害児を対象とする児童発達支援サービスの利用者の受給情報等を管理する電算システムの改修が必要となったため、その改修経費を増額するものです。  次に、19節負担金補助及び交付金202万1,000円の減額につきましては、医療的なケアを要する重度の障害者が通所する施設、えがおの運営に対する補助金の交付を予定していましたが、同施設を運営いただいている社会福祉法人びわこ学園の平成30年度事業実績や平成31年度事業計画等から、今年度については給付費や自己資金などにより運営補助金の交付は不要との申し出があったことから補正するものです。  次に、8目社会福祉施設費、15節工事請負費2,230万円の増額につきましては、国において防災・減災・国土強靭化のための3カ年緊急対策を踏まえ、高齢者施設等の非常用自家発電設備整備事業につきましても、国交付金交付対象となったことにより、災害時において酸素吸入等医療依存度の高い入所者等の安全が確保できるよう、地域包括ケアセンターいぶきの非常用自家発電設備の整備にかかる経費を増額するものです。  また、平成30年度の台風被害により、地域包括ケアセンターいぶきの大屋根の破風等の複数の亀裂が発生していることから、今後、雨漏りが発生するおそれがあり、さらには破損した破風が落下する危険性があるため、修繕工事に係る経費を増額するものです。  11ページ、12ページにお戻りください。  次に、歳入についてですが、14款国庫支出金、2項国庫補助金、2目民生費国庫補助金、1節社会福祉費補助金地域生活支援事業費補助金68万7,000円につきましては、先ほど歳出で説明いたしました電算システム改修に伴い交付される国庫補助金を増額するものです。  次に、15款県支出金、2項県補助金、2目民生費県補助金、1節社会福祉費補助金地域介護福祉空間整備等施設整備交付金459万円の増額につきましては、歳出で申し上げました地域包括ケアセンターいぶきの非常用自家発電設備の整備に伴い交付される補助金を増額するものです。  13ページ、14ページをお開きください。  18款繰入金、2項基金繰入金、1項公共施設等整備基金繰入金、1節公共施設等整備基金繰入金970万円のうち、890万円につきましても、歳出で申し上げました地域包括ケアセンターいぶきの非常用自家発電設備の整備に伴い増額するものです。  以上、健康福祉部が所管します補正予算の説明とさせていただきます。
    ○委員長・分科会長中川松雄)  御苦労さまでした。  本案についての質疑を求めます。  質疑はありませんか。  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  礒谷でございます。2点お尋ねをします。  16ページの負担金補助重症心身障がい者生活介護施設運営補助金なんで、これは運営補助金が今回はことしは不要ですというようなお話は、ちょっと私理解しにくいんですよ。それで、仮に例えば過年度であんたはようけもらい過ぎたさかいに、そらおかしいさかいにというような話なら返せという話になりますよね。ことしはことしできちっと出していくというふうになるんですが、何で不要というふうになったのか、そこをもうちょっと掘り下げて教えていただけないかなというのが1点目と、その下の2,230万、修繕工事なさるということなんですが、ここは築何年の施設ですか。その2点をお願いします。 ○委員長・分科会長中川松雄)  安田課長。 ○社会福祉課長安田正浩)  今ほど礒谷議員のほうから御質問のありました1点目の運営補助の減額についての御質問でございますけれども、こちらにつきましては、えがおを運営していただいているびわこ学園さんのほうで、年度ごと事業計画・予算、また決算等の状況を都度確認させていただきまして、予算要求から決算まで整理をさせていただいています。  この補助金の中身なんですけれども、年間の利用者の人数等々、またそれに伴う増額が必要な人的な運営経費等をもととしまして、それぞれ長浜市、米原のほうで運営補助という形で拠出をしているものでございまして、実は施設の運営ですね、基本的には定員がございまして、定員ごとにいろいろ報酬等々の金額が変わってまいります。利用者がある程度定員に近いような形になってくると、その給付費等々で人件費等も賄えるような収入実績があるというふうなことがございまして、ここ一、二年、徐々に利用者の数がふえてきておりまして、当時平成31年度の事業の計画と各種の資金繰りの計画を御提出いただいて協議させていただきましたところ、今年度については利用実績のほうも上がってきているので、今年度は自己資金、留保資金も含めまして、運用ができるというふうな御意向を示されましたので、長浜市のほうと協議をさせていただいて、今年度については、当初予定しておりました補助は不要というふうな判断に至ったものでございます。 ○委員長・分科会長中川松雄)  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  運営費の補助なんやから、定員もあれば措置している人も実際活用してらっしゃる人もいはるやろうけど、剰余金があるからそれで回ってくれと。これはちょっとおかしいん違うかな。きちっとしたうちの補助金規則に上がった運営費補助ではなくて、構成団体で協議して、ことしはこれぐらい、ことしはこれぐらいというようなお話の中で出すようなものであって、きちっとした基準が設けられていないという理解をしてもいいのか。それは違いますよと。ちゃんと基準はあるんやと。不要になってきたのは、剰余金が出てきたということなんで、その剰余金が何で出てきたのか。不正経理で出てきたのか、節約で出てきたのか、過去の運営費補助が実態よりも多かったのか、これちょっと私、今の説明ではわからないんです。  米原長浜市と協議したらそれでええんやと。だからこれ、はっきり言うて、来年度予算、どうやって見積もるのかなと思ったりもしたりするわけです。  これはやっぱり、明確な基準を持ってこられて、今回は不要やでということではなくて、何らかの経理操作があったん違うんですかというふうに言われても……。びわこ学園にしたらそんなこと言われても心外やと言われるかもわかりません。  やっぱり、きょうは答弁できなくてもいいで、きちっと委員長のほうにこれこれこういう理由で不要になっていますということを出してください。  委員長、私はそれでいいんで、委員長さえよかったら頼みます。 ○委員長・分科会長中川松雄)  2,230万の修繕は何かという質問。  川西課長補佐。 ○くらし支援課長補佐(川西譲)  地域包括ケアセンターいぶきの築年数の御質問についてでございますが、平成18年4月に竣工しておりまして、13年経過しております。今年度で14年目に入っているところでございます。  以上です。 ○委員長・分科会長中川松雄)  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  今回、改修なさるところ、特に屋根の問題ですね、屋根の破風か、これについては、当初保証が何年されていたのか。例えば10年であって13年目から保証が切れているので、当然が直さなあかんのやとか。もともと建築物で基幹の部分ね、根幹の部分については、たしか保証入っていたと思うんです。保証と比べて保証内容でこれは保証期間過ぎているからがやるのは当たり前ですよということなのか、13年ですから保証期間はどうなっていたかということをお尋ねいたします。  委員長、即答できなかったら後ででも結構です。 ○委員長・分科会長中川松雄)  もし今、答えが出ない場合は、後でまた報告よろしくお願いします。  よろしいですか。  済みません、私のほうから、今の礒谷委員の質問の中で、保証とかなんとかこういう話が出たんですが、私、ある公民館で10年以上たった公民館で、屋根が台風でちょっと傷んで雨漏りがしたというので、ふきかえに業者が半額を出しますという事例があるんですが、そういうことはできなかったんかという話もちょっと1つ加えといてください。私、ちょっとそういうような事例があったもんで。  ほかに意見ありませんか。  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  今は、建築の話の関係ね、建築の保証という立場でお伺いをしましたが、今回、台風の影響もあったということなんで、当然の施設ですから、全国自治協会から何らかの損害保険に加入されていた可能性もあるんですよね。その点で加入保険からの対応がされるのかされないのかについても、あわせてちょっとお伺いしたいと思います。 ○委員長・分科会長中川松雄)  川西課長補佐。 ○くらし支援課長補佐(川西譲)  今ほどの委員の御質問についてでございますが、全国市有物件災害共済会の保険対象となる見込みでございます。しかしながら、台風被害の箇所に対しての修繕に要した費用の2分の1出るということでございますので、保険金額につきましては、修繕後でなければ確定しないため、現段階においては歳入予算の要求をしていないところでございます。 ○委員長・分科会長中川松雄)  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  たまたま歳入に確定しないから上げていないだけなんですよね。今の説明だと、歳出予算の、このままの金額だとしたら、相手方の保険者のきちっとした了解がとれれば、2分の1は雑入で入るわけですね。やっぱりこれは、歳出で説明したら、そのこともあわせて説明してもらわないと、何かしら指定管理に任せたとしたら修繕、修繕が上がってきて、私は何か指定管理に出すとすぐ傷むんかなというような、ちょっと首かしげてしまうところもあるので、やっぱり一般財源を助ける措置のために保険があるんですから、額はわからなかってもやっぱり2分の1適用された場合には、雑入で受けますというような説明はあってしかりやと思いますので、これから皆さんそうやと思いますけど、一般財源取り合いですよ。だから、一般財源について、やっぱり入ることもあわせて次回から確実に言うてください。  以上。 ○委員長・分科会長中川松雄)  堀江委員。 ○委員(堀江一三)  ケアセンター伊吹のトータルで二千何百万なんやけど、非常用電源と屋根の改修とで合計ですね。それぞれの金額わかりますか。 ○委員長・分科会長中川松雄)  川西課長補佐。 ○くらし支援課長補佐(川西譲)  今ほどの御質問でございますが、非常用自家発電設備設備工事費につきましては、1,350万円でございます。屋根の破風等修繕工事につきましては、880万円を予定しております。  以上です。 ○委員長・分科会長中川松雄)  堀江委員。 ○委員(堀江一三)  今まで、ケアセンター伊吹に非常用電源がなかったんですよね。去年の台風か何かで停電を起こしてトラブったということで、このたび国土強靭化の対策で補助金が認められたから入れようとするのやけど、やっぱり今まであの医療施設で非常用電源がなかったということは、皆さん、担当者としてどういう御認識を持っておられたんかなと思う。 ○委員長・分科会長中川松雄)  立木次長。 ○健康福祉部次長くらし支援課長立木ひろみ)  今まで非常用電源が全くなかったのかということなんですけれども、消防法関係の屋外消火栓設備とか、スプリンクラーの設備については整備はされておりました。  既存の設備については、それ以外のものを動かしていくというものの整備については備わっていなかったということです。  昨年の停電については、ケアセンターのほうについては、停電被害というのはなかったんですけれども、そこで今までこれまでにも大規模な停電が発生したということもなかったがために、特別に対応していなかたっということもありまして、今回、やはりしっかりと整備をしていく。特に酸素吸入器等を活用されている方も年々ふえてきておりますので、そこにはしっかりとした対応をしていかないといけないということで、今回上げさせていただきました。  以上です。 ○委員長・分科会長中川松雄)  堀江委員。 ○委員(堀江一三)  ちなみにふくしあには、この非常用電源装置はついていますか。 ○委員長・分科会長中川松雄)  川西課長補佐。 ○くらし支援課長補佐(川西譲)  ふくしあにつきましては、太陽光発電設備と蓄電池がついておりますけど、こういったような同様の非常用発電設備は消防法に関係するもの以外はございません。  以上です。 ○委員長・分科会長中川松雄)  よろしいですか。  私のほうから。  先ほどの堀江委員が質問されたのが、880万。先ほど、繰入金のほうで説明されたのは890万、これ伊吹のほうで、この10万の差って何かというのと、もう1点、母の郷のこれやと90万、何で90万なのか、ちょっと説明をお願いいたします。              (「母の郷は所管外です」の声あり) ○委員長・分科会長中川松雄)  最初の10万の差をお願いします。  川西課長補佐。 ○くらし支援課長補佐(川西譲)  公共施設等整備基金繰入金につきましては、非常用自家発電設備の整備の分でございます。 ○委員長・分科会長中川松雄)  これが890。 ○くらし支援課長補佐(川西譲)  はい。 ○委員長・分科会長中川松雄)  木課長。 ○財政課長(木淳司)  今ほどの件ですけども、非常用発電のほうで先ほど説明がございましたように、事業費としては1,350万ということで、そこに国庫補助が459万つきますので、残りに対して890万の基金を充当させていただくものでございます。  以上です。 ○委員長・分科会長中川松雄)  ほかに質疑ありませんか。                  (「質疑なし」)
    ○委員長・分科会長中川松雄)  ほかに質疑がないということで、分科会外の委員の方、質疑はありませんか。                  (「質疑なし」) ○委員長・分科会長中川松雄)  質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。  次に、議案第46号 令和元年度米原介護保険事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。  提出者の説明を求めます。  立木次長。 ○健康福祉部次長くらし支援課長立木ひろみ)  議案第46号 令和元年度米原介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について御説明させていただきます。  議案書1ページですが、第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,659万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ40億6,277万8,000円とするものです。  議案書の9ページ、10ページをお開きください。  歳出ですが、6款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、1目償還金利子及び割引料、23節償還金利子及び割引料1,659万9,000円につきましては、平成30年度決算における国や県の交付金等の精算に伴います返還金を増額するものです。  次に議案書7ページ、8ページにお戻りください。  歳入ですが、4款支払基金交付金、1項支払基金交付金、1目介護給付費交付金、2節過年度分209万3,000円につきましては、介護給付費交付金の平成30年度決算における精算に伴う追加交付分です。  次に、7款繰入金、2項基金繰入金、1目介護保険事業基金繰入金、1節介護保険事業基金繰入金209万3,000円につきましては、先ほど申し上げました4款支払基金交付金の追加交付に伴い、介護保険事業基金からの繰入金を減額するものです。  次に、8款繰越金、1項繰越金、1目繰越金、1節繰越金1,659万9,000円につきましては、前年度繰越金で返還金に充てる措置をするため計上するものです。  以上、簡単ですが説明とさせていただきます。 ○委員長・分科会長中川松雄)  御苦労さまでした。  本案について質疑を求めます。  質疑はありませんか。  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  介護保険事業特別会計補正予算ということで、予算の中身については別段質問も意見もありませんが、介護保険ということで、副委員長の一般質問にもありましたが、老老介護で死者、殺人という形で不幸な形で起きました。私はこの間、健康福祉の委員会協議会で、何らかのからのコメントなり分析結果なりが報告されるのかなというふうに思っておりましたが、前回の委員会協議会でもそのような報告はございませんでした。  やっぱり、あれだけ老老介護の問題があって、なおかつ殺人という形で起きているわけですから、やっぱりそれがどのような背景で起きたのかということは報告をしていただきたいし、改善されるかどうか、それはわかりませんけど、いろんな福祉の事業をやっておられるので、例えば民生委員なりケアマネジャーなり、が密接にかかわっておってもそうなってしまったのか。いや、もう少し連絡が密にできていなかった部分があったので、こういう支援を打てば結果は変わったかどうかわからないが、ある程度の何らかの支援は打てたはずやと思っていらっしゃるのか、その点についてちょっとお伺いをいたします。 ○委員長・分科会長中川松雄)  立木次長。 ○健康福祉部次長くらし支援課長立木ひろみ)  事件につきましては、委員会協議会のほうで御報告させていただいていないということで、まことに申しわけございません。  今現在、かかわっておりました両包括、あるいはケアマネジャー様とかもあわせて検討会議を開いております。それで、その結果をもとにしまして、確かに殺人という事件で大変痛ましく、考えてみれば虐待という言葉を使いますと最高の虐待にはなるわけですけれども、一面では、やはり一生懸命介護をされてきたという状態、状況もございまして、本当に一概に虐待と捉えていいのかということもありました。  そこで、今の両包括の中で、こういう災害、事を起こしたことに対して、何か再発予防対策を考えていかないといけないということで、今、検討会議を持って検証というか、今後に向けての対応策を考えているところでございます。  その中で、両包括の検討の中で見えてきました対応といたしましては、やはり高齢者の相談体制ということで、確かにケアマネジャーがつきますと、さまざまな本人、あるいは家族を含めてケアマネジャーが相談に乗っていくということは、一番の体制としてはとっているところでございます。  ただ、このお二人ともケアマネジャーがそれぞれの違う事業所のケアマネジャーがいてくださいましたので、その両方のケアマネジャーの連絡調整であったりとか、あるいはそこから御本人さん、御家族さんからの相談を受けた包括の相談体制の両ケアマネジャーへの連絡体制であったりとかというとこら辺が、果たして本当にこの御主人さんを助けるようなフォローであったのかというとこら辺についても、今後、どんなふうに連携をしていけばフォローができるのかというところも、今、検討をしているところでございます。  それと、今ほど民生委員さんという議員のほうからのお話がございましたけれども、確かに民生委員・児童委員さんとの連携というのは、本当に必要な状況です。特に老老介護、息子さん、御家族さんが、キーパーソンになられる方が遠方でいらっしゃるとか、地域とのかかわりが薄いという方については、本当にリスクの高いところですので、ケアマネジャーさんにも民生委員さんとの連携を深めていただけるように、今は民生委員さんと、それからケアマネジャーの研修会を、一緒にした研修会を企画したり、あるいは10月、11月にもそういう研修会を持っていく、やっていくという方向で今実施しております。  長くなりましたが、以上でございます。 ○委員長・分科会長中川松雄)  よろしいですか。  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  今のお話の中に、両包括という形が出てきたんですね。2つの包括支援センターがあるということだろうと思うんですが、それは何と何なんですか。 ○委員長・分科会長中川松雄)  立木次長。 ○健康福祉部次長くらし支援課長立木ひろみ)  申しわけございません。米原・近江のほうを担当しております米原近江地域包括支援センター、それはふくしあのほうに委託をして実施していただいております。  それから、山東・伊吹のほうは、山東・伊吹の地域包括支援センターということで、こちらの庁舎のほうにおいて地域包括と一緒に基幹形もここでは実施しているという体制をとっております。  以上です。 ○委員長・分科会長中川松雄)  よろしいですか。  ほかに質疑ありませんか。  鍔田委員。 ○委員(鍔田明)  今の関連する問題ですけど、私は近くに住んでいるんですが、ああいう殺人事件にまで発展して、まさにこの老老介護で発展していったということで、起訴されるまでは、これはどういう状況やということがしっかりと把握できないということで、発表しなかったんかなという思いをしていたんです。  起訴されたということを新聞で見まして、今、礒谷委員がおっしゃるように、局長にも一体どういうことになっているのやと、議員の皆さんにそういう老老介護でこういう問題が起きたということを、しっかりとみんなにわかってもらわなあかんのと違うかということも、ちらっと話はしていたんです。  いつ、今の福祉のほうからそういう実態がこの議会のほうに報告するんかなというのを、じっと待ってたんですけど、一向になかったということで、これは何か地域の方々によって、そういったことを余り取りざたしてくれるなというような話の中で言わないのかな、公表しないのかなというふうに私も実は思っていたんです。  今、お話を聞いている中で、あそこの家庭は2人きりなんですね。まさに老老介護で旦那さんが介護をしていたということで、今までから施設へ入所を希望されていたということも聞いているんです。ところが、そういう希望する施設がなかったんか、ケアマネの方がうまく紹介できなかったのか、その辺については十分わからないんですけど、その辺の指導というのか、ケアマネさんの指導というのはかなり入っておられたんですか。 ○委員長・分科会長中川松雄)  立木次長。 ○健康福祉部次長くらし支援課長立木ひろみ)  内容につきましては、詳しいことは個人情報になりますので、しっかりと述べさせていただくことは難しいんですけれども、何回も両方のケアマネジャー、それから御家族の方ですね、それから御本人……               (「御家族はいるの」の声あり) ○健康福祉部次長くらし支援課長立木ひろみ)  遠くにはいらっしゃるんです。その方もお盆とかには帰ってきていただくことで、そのちょうどお盆の帰省に合わせてケア会議を開催して、そのときに奥様の状態を説明して、どういうふうにしていくのかという御相談もされておられました。それで、一番直近では、6月の14日、これは報道のほうにも言いましたので、6月の14日の日に御主人ですね、その方も含めて長男さんのお嫁さん、それから次男さん、それからケアマネジャー、そして包括のほうの職員も入って、本当に今の状態ではということで、御検討をされていましたし、それから確保していくことも考えておられました。  以上です。 ○委員(礒谷晃)  施設入所のこと。主語が飛んでいたでわからん。 ○健康福祉部次長くらし支援課長立木ひろみ)  施設の入所についても、しっかりと確保されておられまして、いつごろの時期にそこに連れていくのかということを検討されておられました。  以上です。 ○委員長・分科会長中川松雄)  鍔田委員。 ○委員(鍔田明)  そういう相談をしていただいている中で、ああいう状況になったということなんですが、民生委員の方もかかわっている中で、やっぱりこの前も新聞に少し載っていましたけど、いじめもそうなんです。いじめなんかでも、今の老老介護の問題でも、そういう事件になりかねないような状況というのは、どこのにでも、日本国中幾つもあるわけです。今、課長おっしゃるように、プライバシーの問題やと言うけど、プライバシーの問題でかかわれないということが大きな原因になって、今いじめとか老老介護でそういう状況になっていくとかっていうことが、かなりあるみたいなんです、プライバシーの問題を取り払って入っていかなかったら、そういう問題を、今のいじめにしてもそうですし、老老介護の問題にしても、その辺はもう解決できないというようなこともあるので、僕はその辺のことにはもう一歩突っ込んでというか踏み込んで、幾らプライバシーの問題であろうが、入っていくべきやと思うんですけど、その辺はどうですか。 ○委員長・分科会長中川松雄)  立木次長。 ○健康福祉部次長くらし支援課長立木ひろみ)  ケアマネジャーにつきましては、本当に家族の中までしっかり入り込んでさまざまな情報を得て、そして必要なことについては、御連絡するなり会うなりして、解決に努めているところではあります。  その中で、やはり悩みがあったりとか、解決しにくい助言が欲しいというときには、包括のほうに相談に持ってきて、そしてケア会議を開いてというような連携もしております。  おっしゃいますように、やはりプライバシーというとこら辺で入り込みにくいということも、中にはケアマネジャーがついていなかったりとか、なかなか踏み込みにくいケースも確かにありますけれども、今のケアマネジャーさんがいてくださるケースについては、本当に入り込んでしっかりとかかわりを持っていただけるように支援はしているところです。  以上です。 ○委員長・分科会長中川松雄)  鍔田委員。 ○委員(鍔田明)  確かにそのとおりやと思うんです。プライバシーの問題を考えてみると。  しかし、プライバシーの問題だけで、さっきも言いましたように解決できない問題も往々にしてある。要するに、あの近辺の人が、私のところへ相談に来たらもっといろんな相談にでも乗ってやれたのになとか、買い物に行って会ったと。買い物に行って会った時に、「どうや、頑張っているか。」と言うたら、「あーあー。」と旦那さん、言っておられたということですけど、やっぱり地域でそういう人をきちっと見守っていくというか、温かい支援を地域としてしていこうという、そういう地域性もなかったらいけないと思うし、やっぱりそういうことをやっていこうと思うと、今のプライバシーがどうのこうのとすぐひっかかってくると思うんですけど、その辺はやっぱりもう少し民生委員さんだけに情報を流しているとか、民生委員はほかの人に言えないとか、プライバシーの問題があって言えないとかっていう、そういうことで、後手後手に回るということもあるので、その辺はやっぱりプライバシーも大事やけど、もう一歩踏み出していってもらえるような勇気というか、あればと思いますが、その辺は、これはお願いするよりしようがないと思いますが。 ○委員長・分科会長中川松雄)  お願いということで。ほかに。  堀江委員。 ○委員(堀江一三)  関連というか、お願いになろうかと思うんです。  今、老老介護と言うてはりましたけど、今は認認介護なんですね。認知症の方が認知症の者を介護しなければならないような状況ができています。  そうなったときに、今の個人情報保護法というやつは、大きな壁になって何もここから踏み出せないという状況が続いているんですけども、例えば認知症の方を個人情報保護法という壁を、どうやったら超えられるんかというの、恐らく国の法律の問題も含めてくると思うんですけど、米原でもそういった部分で、何か手助けができるとか、タッチができるとかいう部分を考えていただけたらなと思いますので。難しい問題やと思いますけど。よろしく。 ○委員長・分科会長中川松雄)  これもお願いということで。  ほかに。副委員長。 ○副委員長・副分科会長(西堀幸)  私もお願いみたいなことになるかもわかりません。  特に女の方が男の方を介護するというのは、よほど支障はないと思うんです。余りそう問題には上がってこないと思うんですが、男の方が女の方を介護するというのに、すごくやっぱり問題があると思うんです。今回の事件もそうですし、例えば、余りよその例にとるとだめなんで、私のところを例にとってみますと、私がいるのでまだおばあちゃんも家にいながらデイとかいろんなお茶の間を利用しながらそういうことをさせていただけますけど、主人におばあちゃんだけを見てもろてということは、まあちょっと不可能だと思うので、そういうケアマネさんとかそういうその方たちが、どの程度、その男の方が世話をするのと、女の方が介護するのとのその違いを、やはりケアマネさんの質にもよるでしょうし、意識の中にもあるでしょうし、そんなの当たり前やんかみたいな当たり前みたいに言われてしまうと、やっぱり御主人も自分で一生懸命見たいという御主人もいらっしゃいますけども、そこにやっぱり限度があると思うので。  その辺をきちっとしてあげてほしいというのと、もう一つはその介護をしておられる方が外に向けて発信をしやすいような体制というのか、全然地域の誰かに声上げをしていけるようなその地域づくりみたいなもの。こっちから声かけをするんではなしに、全然認知症、私らも認知症の学習をいっぱいしましたけど、あれは病気ですと。だから、隠さずにもっともっとみんなに声上げして助けてっていうことを言ったらいいんやよというような、そういうような体制に持っていけるような指導をしていただけると、今回、ほんまに最悪の事態になりましたけど、そういうような地域づくりみたいなものを心がけていただくといいかなと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。
    ○委員長・分科会長中川松雄)  お願いということで。  ほかにありませんか。                  (「質疑なし」) ○委員長・分科会長中川松雄)  なしということで、分科会外委員の方、質疑ありませんか。  北村議員。 ○分科会外委員(北村喜代隆)  今の介護の話ですけども、今度、社会福祉大会がありますね。その中で、その辺について、分科会で取り上げるというようなことを聞いているんですけども、その辺について説明してくれますか。 ○委員長・分科会長中川松雄)  立木次長。 ○健康福祉部次長くらし支援課長立木ひろみ)  まだ詳細のほうは担当のほうと詰めているところですけれども、「ケアニン」という映画が、認知症の介護をされている方の映画でして、その映画を上映しながら、分科会のほうでいろんな意見も出し合いながら勉強していくという項目、分科会のほうも設けていきたいというふうには考えております。  全体の中で、どんな形で今進めていこうかというのは検討中ですけれども、今、その映画の上映を含めて考えていきたいと考えております。 ○委員長・分科会長中川松雄)  よろしいですか。ほかに。                  (「質疑なし」) ○委員長・分科会長中川松雄)  それでは質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。  執行部の皆さん、御苦労さまでございました。退席して結構でございます。  暫時休憩いたします。50分ということで。                 午前10時37分 休憩                 午前10時49分 再開 ○委員長・分科会長中川松雄)  休憩前に引き続き会議を始めます。  次に、こども未来部の審査を行います。  付託を受けました議案第44号 令和元年度米原一般会計補正予算(第3号)中、こども未来部の所管に属する事項を議題といたします。  提出者の説明を求めます。  松居課長。 ○保育幼稚園課長(松居靖夫)  保育幼稚園課に関します補正予算につきまして御説明申し上げます。  今回の補正は、10月からの幼児教育・保育の無償化に伴う保育料の減額、また無償化後の財源として国から交付される交付金の増額、無償化に係る事務費の増額、また無償化に伴って生じる不均衡を是正するための教材費無償化が主なものとなります。  補正予算書の15、16ページをお開きください。  歳出予算について御説明いたします。  3款民生費、2項児童福祉費、4目保育所・認定こども園費、9節旅費4万円、11節需用費8,000円、13節委託料44万円、18節備品購入費15万4,000円は、無償化事務に要する経費であり、財源は幼児教育・保育無償化実施円滑化事業として国から交付される補助金となります。  19節負担金補助及び交付金、私立保育所等運営補助金93万円のうち75万円は、民間保育園が取り組まれる業務効率化推進事業、これは保育業務のICT化の推進事業でございます、に対する補助金でございます。  財源につきましては、歳入予算のほうで御説明させていただきます。  それから、93万円のうち18万円は10月からの幼児教育・保育の無償化により、顕在化する1号認定子供と2号認定子供の教材費負担の不均衡を是正するため、市内私立認定こども園で実費徴収されている1号認定子供の教材費を10月から無償とし、無償によって生じる園の欠損相当額を補助するものでございます。  次に、歳入予算について御説明をさせていただきます。  補正予算書11、12ページをごらんください。  また、説明を補足するために、本日事前に配付させていただきました一枚物のカラー刷り資料とあわせてごらんいただければと思います。よろしくお願いします。  それでは説明のほうをさせていただきます。  12款分担金及び負担金、2項負担金、1目民生費負担金、2節児童福祉費負担金1,694万8,000円の減額は、幼児教育・保育の無償化によって10月以降3歳以上児の利用者から徴収しなくなる民間保育園の保育料の減額分でございます。  続いて13款使用料及び手数料、1項使用料、2目民生費使用料、1節民生費使用料3,349万1,000円の減額は、同じ理由によろいます公立認定こども園の保育料の減額分でございます。  続いて8目教育費使用料、1節学校教育費使用料65万5,000円の減額は、公立幼稚園の保育料の減額分でございます。  ここまでが保育料の減額に関する部分となります。  なお、民間認定こども園の保育料につきましては、利用者と園との直接契約となっておりますので、直接支払われているため、の歳入予算には出てきません。  次に、14款国庫支出金、1項国庫負担金、1目民生費国庫負担金、4節児童福祉費負担金9,044万1,000円のうち、2,627万6,000円は民間保育所及び民間認定こども園利用者に係る第2子以降保育料軽減事業分の財源と、現に利用者から徴収していた保育料の無償化分の財源のうち、2分の1に相当する分として、国から交付される子どものための教育・保育給付交付金の増額となります。資料では、赤枠の箇所でございます。  次に、6,416万5,000円は、同様に民間保育所及び民間認定こども園に係るの負担割合4分の1に相当する分と、公立の認定こども園及び幼稚園に係るの負担割合、10分の10に相当する分として、国から交付される子ども・子育て支援臨時交付金でございます。  無償化の財源となる地方消費税が令和元年度におきましては、平準化しないために、今年度に限りまして交付される交付金でございます。  資料では、青枠の箇所中の右の列になります。  次年度以降は、地方財政措置として、地方財政計画上、地方の歳出額に組み入れられるものでございます。  説明上、1つ飛ばしまして15款のほうを先に御説明させていただきます。  15款県支出金、1項県負担金、1目民生費県負担金、4節児童福祉費負担金1,313万8,000円は、同様に民間保育所及び民間認定こども園に係る本来の県の負担割合4分の1に相当する分として国から交付される臨時交付金を財源に、県から交付される子ども・子育て支援臨時交付金でございます。  資料では、青枠の箇所中の左の列に該当します。  続いて1つ戻りまして、14款国庫支出金、2項国庫補助金、2目民生費国庫補助金、2節児童福祉費補助金50万円は、歳出予算で説明しました民間保育園が取り組まれる業務効率化推進事業に対する補助金の財源として、国から交付される補助金でございます。補助率はの補助額の3分の2でございます。  続いて15款県支出金、2項県補助金、2目民生費県補助金、2節児童福祉費補助金79万4,000円のうち149万8,000円は、幼児教育・保育の無償化の事務を円滑に進めるための事務費の財源として、県を通じて交付されるものでございます。  職員の時間外勤務手当や臨時事務職員賃金については、既決予算へ財源充当するとともに、今回、新たに歳出予算に計上する事務費の財源として充当しております。  70万4,000円の減額は、県が行っております多子世帯子育て応援事業費補助金において、無償化に伴う補助基準額対象児童数の減少、及び県要綱の改正に伴う多子世帯に向けた副食費補助の見込み分の増によるものでございます。  続いて補正予算書13、14ページをごらんください。  20款諸収入、5項雑入、2目雑入、3節民生費雑入907万9,000円のうち、1,063万9,000円は幼児教育・保育の無償化により、これまで保育料に含まれていた副食費分が園での実費徴収に切りかわることとなったため、新たに公立認定こども園を利用する3歳以上児403人分の副食費を、半年分計上するものでございます。  また、907万9,000円のうち、156万円の減額は、幼児教育・保育の無償化により顕在化します1号認定子供と2号認定子供の教材費負担の不均衡を是正するため、公立認定こども園の1号認定子供の教材費を10月から無償とし、公立認定こども園短時部籍の子供260人分を減額するものでございます。  次に、9節教育費雑入の35万4,000円の減額につきましても、幼児教育・保育の無償化により顕在化します教材費負担の不均衡を是正するため、山東幼稚園の1号認定子供59人分の教材費を減額するものでございます。  以上で保育幼稚園課関係補正予算の説明といたします。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○委員長・分科会長中川松雄)  御苦労さまでした。  本案について質疑を求めます。  質疑はありませんか。  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  何点か質問をしたいんですが、ぶつ切りで質問したほうがわかりやすいので、1点ずつお尋ねをしていきます。  まず、本年10月以降無償化が始まるということなんですが、これ年度途中ですよね。なぜ年度途中に国はこのようなことをされるのか、それについて国が何かおっしゃっていますか、それについてまずお尋ねをいたしたいと思います。 ○委員長・分科会長中川松雄)  松居課長。 ○保育幼稚園課長(松居靖夫)  財源といたしまして、地方消費税の関係がございますので、その関係で10月1日、合わせて施行されるというふうに理解しております。 ○委員長・分科会長中川松雄)  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  私はまた違う理由で、7月に国政選挙があったんでそれまでにそういうことを発表されたのかなというふうに思っていたんですが、消費税の関係でしたか。それはえらい失礼しました。  実は、2点目の質問で、今回は年度途中ということで、公立も民間の保育園も現ナマのやりとり、お金のやりとりをしていますけど、次年度以降、令和2年度以降、ちょっと私が聞いているのには、民間については補助金、お金のやりとりでやっていきますよと。ところが、公立につきましては、全て交付税措置でやりますので、例えば建築とか別にして、保育にかかる経常的なものにつきましては、昔の措置ですね、措置にかかる部分については、交付税のやりとりやというふうに聞いているわけなんですが、事実だとしたらそれについて説明をしていただけませんか。今年度はこうやけど次年度以降はこうなるということで、お願いします。 ○委員長・分科会長中川松雄)  松居課長。 ○保育幼稚園課長(松居靖夫)  お見込みのとおり、今年度につきましては、臨時の交付金という形で国のほうから全額いただけますけども、次年度におきましては、先ほどおっしゃられたように、民間園につきましては、交付金として国が2分の1、県4分の1、市町村4分の1負担というふうでございます。また、公立園につきましては、10分の10がもちまして、それにつきましての交付税措置がされるというところでございます。                  (発言する者あり) ○委員長・分科会長中川松雄)  松居課長。 ○保育幼稚園課長(松居靖夫)  訂正させていただきます。  10分の10のところの公立園につきましては、交付税措置がされるというところでございます。  以上です。 ○委員長・分科会長中川松雄)  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  今の答弁のとおり、次年度以降なるとするならば、この無償化は理論的なお話であって、交付税の不交付団体は自分のところで措置、自分のところでやりなさいということですね。そうすると、無償化、無償化と言いながら、交付税措置というトリックを使っている点について、各自治体からこれは反発はなかったんですか。この点についてお伺いします。 ○委員長・分科会長中川松雄)  田中こども未来部長
    こども未来部長(田中博之)  この制度の議論は、昨年、国と、それから年末にかけまして各地方団体とが熱い議論をされたというふうに聞いております。その中で、最終的に議論を重ねた結果、この制度で決着をしたということで、それでも地方団体としましては、やはりこの制度設計であったり財源のことであったり、厳しく訴えられたということを聞いておりますけども、最終的にこの形にはなったというふうに聞いています。  ただ、この制度を進めるに当たっても、十分国と地方とが協議をずっとやはり継続して情報を共有しながら続けるということで、今現在の形にまとまったというふうには聞いておりますので、熱い議論が続けられた結果だというふうに理解をしております。 ○委員長・分科会長中川松雄)  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  なかなか難しい問題で、簡単に答弁はできないんだろうとは思うんですが、ちょっとこれはお願いです。頭を整理する上で、新年度予算については、民間、それから公で、何歳から何歳という区分の中で財源内訳表をつけて御説明をしていただきたいと思いますので、その点、よろしくお願いします。 ○委員長・分科会長中川松雄)  ほかに質疑ありませんか。  堀江委員。 ○委員(堀江一三)  歳入のほうで、県の制度として多子世帯の子育て支援事業というのがありましたね。それがなくなるという、いわゆる子ども・子育て支援法ができたということですね。今の少子化を食いとめるという意味で、多分たくさんの子供を育てている世帯には援助しましょうという制度やと思うんですが、この子ども・子育て支援法ができて御家庭の負担は軽減されるわけですけども、少子化対策にどう反映されるんかなという思いもあるんです。  それなら県なりで多子世帯を援助していこうというような姿勢があったほうがいいかなと思うんですけど、その点はどうでしょうか。 ○委員長・分科会長中川松雄)  松居課長。 ○保育幼稚園課長(松居靖夫)  県が行っております多子世帯の応援の事業でございますけれども、これにつきまして、第3子以降推定年収で470万円まで、ただし国の行っておる360万までとは重ならないように、分けて第3子以降の無償化というのをやっておられましたけれども、この国が行う無償化に伴いまして、その分の財源についての利用について、副食費の関係での制度というのを立ち上げるということでの計画をされておられまして、その分について、丸々落とすんでなくて、その分については残しておるというところで、今回の補正で精査させていただいておるところでございます。全くないというわけではございませんので。 ○委員長・分科会長中川松雄)  ほかに質疑ありませんか。                  (「質疑なし」) ○委員長・分科会長中川松雄)  質疑なしと認めます。  質疑なしということで、委員外の方、分科会以外の方で質疑はありませんか。                  (「質疑なし」) ○委員長・分科会長中川松雄)  質疑なしと認めます。  質疑を終了いたします。  次に、議案第53号 米原放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例について、議題といたします。  提出者の説明を求めます。  阿原次長。 ○こども未来部次長子育て支援課長阿原麻木子)  議案第53号 米原放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例について、御説明をいたします。  この条例改正は、放課後児童クラブの年間利用の場合に限定している夕延長利用を長期休業期間利用の場合にも適用するため改正を行うものでございます。  新旧対照表をごらんください。  現在、放課後児童クラブの開設時間は、年間長期休業期間利用ともに午後6時までとなっています。しかし、保護者の勤務時間や通勤時間などの都合により、午後6時までに迎えに来ることができない保護者がいることから、では年間利用に限って午後6時30分までお預かりできる夕延長利用サービスを設けています。夕延長利用サービスを年間利用に限った理由としましては、年間を通じて放課後児童クラブを利用する保護者は、フルタイム勤務で夕延長利用される可能性が高く、兄弟、姉妹ともに年間利用されることを想定したためです。  しかし、利用者の実態を見ますと、弟・妹が年間利用で兄・姉が長期休業期間利用という御家庭があり、弟・妹には夕延長利用制度がありますが、兄・姉には制度がないため、迎えの時間にずれが生じてしまいました。このため、長期休業期間利用の兄・姉には緊急時の延長利用を使っていただき、児童1人につき1回30分200円を負担していただいていました。  このようなことから、保護者から制度の見直しを希望する声があり、令和2年4月から長期休業期間利用の場合においても、夕延長利用を適用することとし、あわせて夕延長利用の負担金を現在実施しています朝延長利用の負担金と同様に、夏休みや1,000円、その他の休業期間は500円と定めることに伴い、条例の一部改正を行うものです。  以上、説明とさせていただきます。 ○委員長・分科会長中川松雄)  御苦労さまでした。  本案について質疑を求めます。  質疑はありませんか。  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  6時から6時30分、30分を延長したということで、いたずらにこれをもっと延長するということは、いろんな面からというようなお話もございました。私がお伺いしたいのは、これ10年後にも5年後も10年後も6時半なのか、いやまたいろんな要望から7時、7時半というふうに延ばされるのか。今回は保護者といろんなお話があって、その中でとしてもこれは当たり前ねというような見地に立たれて30分延長されたんだと思うんです。それ以降については、それはもう要望は幾らでもあるわけですから、最後になったら24時間オープンせなあかんというような話にもなりますので。  要は、の考え方として、この6時30分でいいんだと。だったら5年、10年後も6時30分だと思うんです。要は、どんどん要望に応えて、押し切られるような状態なのか、いや、きちっとこれは理由がついて6時30分だとしたんだから、よっぽど天変地異が起こらない限り、それは5年後10年後っちゅうのは見直しはあり得ないと思っているのか、その点についてお伺いします。 ○委員長・分科会長中川松雄)  阿原次長。 ○こども未来部次長子育て支援課長阿原麻木子)  今ほど、礒谷委員のほうがおっしゃっていただきました、今後のことになりますけれども、今、大変子供さん、小さいお子さんを学童でたくさんお預かりをしている状況の中で、例えば低学年の1年生のお子さんが長時間学校での授業が終わって、その後放課後児童クラブで3時から6時半までを過ごされる現状を見ていますと、確かに保護者に寄り添うことも大切なことだとは思うんですが、やっぱりそれを7時、7時半、8時とすることについては、公立としては今のところ6時半まで。そして、どうしてもお迎えに来られない場合は、とっとと帰りということは絶対にしませんので、そのときには緊急利用ということで延長で200円をいただくということで、極力早目のお迎えを促しさせていただく、それはやっぱり子供の育ちのためにも必要ではないかなというふうには考えております。  以上です。 ○委員長・分科会長中川松雄)  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  有料の時間延長の制度があるということなんですが、これまたお金と時間という話になりますと、例えば35秒おくれてしまって新しい時間帯に入ってしまったということでも、当然200円もらわれるわけでしょう。そこの中で、利用者さんとのトラブルはないんですか、その点どうですか、お伺いします。 ○委員長・分科会長中川松雄)  阿原次長。 ○こども未来部次長子育て支援課長阿原麻木子)  今の受託者さんと、そして保護者さんの間では、この6時ルール、6時半ルールというのは説明会のときもそうですし、しっかりと保護者さんとお話しながら対応をしていただいていますので、今言われました、6時半ちょっと過ぎてもそこはお迎えに来られたときに時間を見て書かれるようなシステムをとっておられますので、そういったトラブルは特には聞いておりません。 ○委員長・分科会長中川松雄)  ほかにありませんか。  澤井委員。 ○委員(澤井明美)  関連で、保育所の子供が6時半、7時までお預かりされている。1年生になった途端にその子供たちは、何も親に支障はないんですか。今まで保育所は6時半から最延長して7時まで預かっていただけたのに、児童クラブでやったら30分早くお迎えに行かなならないということになりますよね。仕事の勤務で7時までやられたのに、児童クラブで30分少ない、それって親の仕事にどうなんでしょうか、お聞きします。 ○委員長・分科会長中川松雄)  阿原次長。 ○こども未来部次長子育て支援課長阿原麻木子)  では、今放課後の預かりということで、児童クラブを開設しておりますが、それだけが子育て支援ではございません。例えば、地域の力をかりたファミリー・サポート制度というのもございますので、放課後児童クラブの送迎預かりというのもファミリー・サポート制度で御対応をいただいている家庭もあるかと思っております。  以上です。 ○委員長・分科会長中川松雄)  澤井委員。 ○委員(澤井明美)  保護者の方が、じゃあお迎えに児童クラブに先に迎えに行って、そして学校の方に兄弟がおられた場合、学校のところで待っておられるんですか。 ○委員長・分科会長中川松雄)  阿原次長。 ○こども未来部次長子育て支援課長阿原麻木子)  ファミリー・サポート制度を御利用の場合は、お迎えの方がファミリー・サポートで登録をされている方ですので、事前にその方がお迎えに行くということをクラブのほうにお伝えいただいていれば、保護者はお仕事をされていますが、ファミリー・サポート制度の援助をしてくださる方がお迎えに行かれているというふうな状況でございます。 ○委員長・分科会長中川松雄)  澤井委員。 ○委員(澤井明美)  それと、今の長期の利用者の方も30分あれですね、同じように遅くということになるんですね。それは兄弟だけおられる方のみなんですか。みんななんですか。 ○こども未来部次長子育て支援課長阿原麻木子)  長期休業期間を利用されている方全てが、1,000円という負担金をお支払いいただきましたら、利用できるという制度でございます。 ○委員長・分科会長中川松雄)  澤井委員。 ○委員(澤井明美)  そうすると、平日はいつも来られているんだけど、夏休みは遅くということですよね。平日はそれで勤務が大丈夫なんですか。いつもだったら早く迎えに来られていますよね。どう言うたらええんかな。子供たちが6時までに。 ○委員長・分科会長中川松雄)  ちょっともう一度最初からゆっくり言うて。 ○委員(澤井明美)  夏場だけ遅くなる。 ○委員長・分科会長中川松雄)  阿原次長。 ○こども未来部次長子育て支援課長阿原麻木子)  済みません、年間利用というのは、通常から1年間通して利用される方で、その子供さんはもう児童クラブは学校が終了した日からずっと6時半まで利用される方もいらっしゃいます。長期休業期間の利用の子供さんというのは、夏休みだけとか、春休みだけとか、年間を通しては利用されないので、ふだんは多分保護者さんが2時とかパートとか、その辺で短い時間の方が長期休業期間は利用されることが多いのかなということで、当初は想定していたんですけれども、多分高学年になったら年間利用はいいわ、もう長期だけ、夏休みはそのかわり1日長いこと家で過ごすので、夏休みだけ利用させますという保護者も出てきたようなので、弟、妹は年間利用だけれども、兄や姉は長期だけお願いしますというケースも出てきたものですから、ちょっとそこを同じく6時半までの延長制度にしようという、そういうものなんです。 ○委員長・分科会長中川松雄)  澤井委員。 ○委員(澤井明美)  わかりました。  兄弟だけじゃなくて皆さんですよね。支援員さんはそれで困られないんですか。
    ○委員長・分科会長中川松雄)  阿原次長。 ○こども未来部次長子育て支援課長阿原麻木子)  特に支援員は、今でも緊急延長ということでお預かりいただいているので、保護者さんにとってこの制度をすることで、負担が少なくて済むということで、今、こういう制度をということで条例改正をお願いしているところです。 ○委員長・分科会長中川松雄)  澤井委員。 ○委員(澤井明美)  私は、先ほど保育時間と保育園の、児童クラブの時間を合わせていただきたいなという、そういう親の要望も聞いて、一緒のほうがありがたいなという要望も聞いているので、できるだけ一緒の時間帯にしていただきたいのと、夏は保護者の要望ということですよね。それで、そのように兄弟のおられる方が一緒に遅くまで預かっていただきたいということですね。それはそれで仕方ないと思いますので、保護者が働きやすいようにしていただけたら、私はそれでいいと思いますけど。 ○委員長・分科会長中川松雄)  澤井委員、それで時間を合わせてほしいんか、要望だけ。 ○委員(澤井明美)  要望と、あとは聞いたんですけど、兄弟だけかということを、年間と長期と、全体ということをおっしゃったので。確認できましたので。 ○委員長・分科会長中川松雄)  礒谷委員。 ○委員(礒谷晃)  今のに関連して、ちょっと誤解もあるようやし、要は、小学校の終わり、放課後児童クラブ、保育園のクラブ、どう対応したら一緒になるのかというのをやっぱり図式化して、委員会協議会でいいです。今のこと、今回の改正後の話として、こうなりますから大丈夫ですよというようなお話を図示していただけると、皆さん、委員さんわかりやすいと思いますので、準備ができれば委員会協議会等でその図の説明をお願いいたします。  以上です。 ○委員長・分科会長中川松雄)  今のわかってくれはりました。 ○こども未来部次長子育て支援課長阿原麻木子)  了解しました。 ○委員長・分科会長中川松雄)  ほかに質疑ありませんか。                  (「質疑なし」) ○委員長・分科会長中川松雄)  ありませんね。質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。  次に、議案第54号 米原特定教育・保育施設および特定地域型保育事業保育料等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。  松居課長。 ○保育幼稚園課長(松居靖夫)  議案第54号 米原特定教育・保育施設および特定地域型保育事業保育料等に関する条例の一部を改正する条例について、御説明申し上げます。  今回の条例改正は、子ども・子育て支援法の一部を改正する法律の施行に伴い、改正を行うものでございます。改正前の子ども・子育て支援法におきましては、子ども・子育て支援給付が2種類ありまして、1つは子供のための現金給付として児童手当の支給、またもう1つは子どものための教育・保育給付として、施設型給付費や地域型保育給付費などの支給について定められていました。  このうち、子どものための教育・保育給付に係る認定については、支給認定という表現が用いられていました。しかし、今回、子ども・子育て支援法の一部を改正する法律によりまして、子どものための教育・保育給付に加えて、新たに子育てのための施設等利用給付が創設されました。この給付に係る認定には、施設等利用給付認定という表現が使用されることとなりました。これによりまして、支給認定という表現が教育・保育給付認定という表現に改められたため、今回、条例の文言整理を行うものでございます。  なお、付則において、施行期日は法律施行日と同日の10月1日からとしております。  以上、米原特定教育・保育施設および特定地域型保育事業の保育料などに関する条例の一部を改正する条例についての説明とさせていただきます。よろしく御審議お願いいたします。 ○委員長・分科会長中川松雄)  御苦労さまでした。  本案について質疑を求めます。  質疑はありませんか。  堀江委員。 ○委員(堀江一三)  今回の子ども・子育ての法律の改正による米原の条例改正はこれだけでしょうか。 ○委員長・分科会長中川松雄)  松居課長。 ○保育幼稚園課長(松居靖夫)  ただいまの御質問でございますが、まだこのうち、今現在の改正をお願いしているものと合わせまして、特定教育保育施設等運営基準条例の改正というところがございますが、これにつきましては、期間が短いというようなこともあり、国のほうからも猶予期間として施行日から1年という猶予期間がございますので、その間に改正を行ってくださいということが言われております。  これに従いまして、ちょっと今のところは具体的にいつかということはございませんけども、また条例改正をこの特定教育・保育施設等運営基準条例、これにつきましての改正案を皆様方にまた上程させていただきますので、よろしく御審議のほう、お願いしたいと思います。  以上です。 ○委員長・分科会長中川松雄)  堀江委員。 ○委員(堀江一三)  先ほどの補正で、例規を整備をせないかんということで、委託料で44万円ですね、それも今の後からの条例改正も含めての委託料と理解してよろしいですか。 ○委員長・分科会長中川松雄)  松居課長。 ○保育幼稚園課長(松居靖夫)  ただいまお見込みのとおりでございます。 ○委員長・分科会長中川松雄)  よろしいですか。  ほかに質疑ありませんか。                  (「質疑なし」) ○委員長・分科会長中川松雄)  質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。  執行部の皆さん、御苦労さまでございました。退席して結構でございます。  これより、順次、討論、採決を行います。  なお、予算案件につきましては、可否についての確認のみを行います。  では、議案第44号 令和元年度米原一般会計補正予算(第3号)中、当分科会の所管に属する事項について、可否の確認を行います。  原案のとおり可決することに賛成の委員は挙手を願います。                   (賛成者挙手) ○委員長・分科会長中川松雄)  ありがとうございます。挙手全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと確認いたしました。  次に、議案第45号 令和元年度米原国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について、可否の確認を行います。  原案のとおり可決することに賛成の委員は挙手を願います。                   (賛成者挙手) ○委員長・分科会長中川松雄)  ありがとうございます。  挙手全員、よって、本案は原案のとおり可決すべきものと確認いたしました。  次に、議案第46号 令和元年度米原介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について、可否の確認を行います。  原案のとおり可決することに賛成の委員は挙手を願います。                   (賛成者挙手) ○委員長・分科会長中川松雄)  挙手全員であります。ありがとうございます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと確認いたしました。  次に、議案第53号 米原放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例についてに対し討論はありませんか。                  (「討論なし」) ○委員長・分科会長中川松雄)  討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  これより、議案第53号を採決いたします。  当委員会は本案を原案のとおり可決すべきものと決したいと思いますが、これに賛成の委員は挙手を願います。                   (賛成者挙手) ○委員長・分科会長中川松雄)  ありがとうございます。挙手全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第54号 米原特定教育・保育施設および特定地域型保育事業保育料等に関する条例の一部を改正する条例についてに対し、討論はありませんか。                  (「討論なし」) ○委員長・分科会長中川松雄)  討論なしと認めます。
     討論を終結いたします。  これより、議案第54号を採決いたします。  当委員会は、本案を原案のとおり可決すべきものと決したいと思いますが、これに賛成の委員は挙手を願います。                   (賛成者挙手) ○委員長・分科会長中川松雄)  ありがとうございます。挙手全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  これで、当委員会及び分科会が付託を受けた議案の審査は終了いたしました。  委員会における審査結果については、会議規則第39条第1項の規定に基づき、委員長において、本会議で報告いたします。また、分科会における審査結果については、分科会長において予算常任委員会全体会で報告いたします。  当委員会の所管事項の調査に関し、閉会中に、調査のため委員派遣を行う必要が生じた場合、議長に対し、委員派遣承認要求を行うこととし、派遣委員、日時、場所、目的、経費などの手続につきましては、委員長に一任願いたいと思いますが、これに異議ありませんか。                  (「異議なし」) ○委員長・分科会長中川松雄)  異議なしと認めます。  閉会中の所管事項の調査に関し、委員派遣の必要が生じた場合、会議規則第106条の規定により、議長に委員派遣承認要求書を提出いたします。  これをもって、米原市議会健康福祉常任委員会及び予算常任委員会健康福祉分科会を閉会といたします。               午前11時34分 閉会  本委員会記録は、真正であることを認め、米原市議会委員会条例第32条第1項の規定により、ここに署名する。    令和元年9月11日          米原市議会健康福祉常任委員長           中 川 松 雄          米原市議会予算常任委員会委員会健康福祉分科会長...