米原市議会 2018-12-21
平成30年第4回定例会(第4号 12月21日)
平成30年第4回定例会(第4号 12月21日) 平成30年
米原市議会第4回
定例会会議録(第4号)
1.
招集年月日 平成30年12月21日
1.招集の場所
米原市議会議場
1.
開会開議 平成30年12月21日 午前10時15分
1.
応召議員 1番 礒 谷 晃 2番 鹿 取 和 幸
3番 後 藤 英 樹 4番 田 中 眞 示
5番 鍔 田 明 6番 西 堀 幸
7番 細 野 正 行 8番 矢 野 邦 昭
9番 山 脇 正 孝 10番 今 中 力 松
11番 澤 井 明 美 12番 中 川 雅 史
13番 中 川 松 雄 14番 堀 江 一 三
15番 山 本 克 巳 16番 吉 田 周一郎
17番 北 村 喜代隆 18番 松 宮 信 幸
1.不
応召議員 なし
1.
出席議員 18名
1.
欠席議員 なし
1.
会議録署名議員 13番 中 川 松 雄 14番 堀 江 一 三
1.
地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
市長 平 尾 道 雄 副市長 岡 田 英 基
教育長 山 本 太 一
政策推進部長 田 中 祐 行
総務部長 山 田 英 喜
地域振興部長 本 田 忠 光
市民部長 的 場 市 樹
健康福祉部長 堤 基久男
教育部長 上 村 浩
こども未来部長 田 中 博 之
経済環境部長 鍔 田 正 広
土木部長 鹿 取 輝 之
1.職務のため議場に出席した者の職氏名
事務局長 木 村 浩 樹
事務局書記 池 田 昌 司
1.
議事日程 別紙のとおり
1.会議に付した事件 別紙のとおり
平成30年
米原市議会第4回定例会
議事日程 (第1号)
平成30年12月21日 午前10時15分開議
場所 米原市議場
┌───┬────────┬────────────────────────────────┐
│日程 │議案番号 │件 名 │
├───┼────────┼────────────────────────────────┤
│ 1
│ │会議録署名議員の指名〔 番 議員・ 番 議員〕 │
├───┼────────┼────────────────────────────────┤
│ 2
│議案第79
号 │委員長報告(質疑、討論、採決) │
│ │〜 │ │
│ │議案第107
号 │ │
│ │請願第1
号 │ │
├───┼────────┼────────────────────────────────┤
│ 3
│ │委員会の閉会中の
継続審査の件 │
├───┼────────┼────────────────────────────────┤
│ 4
│ │委員長報告(
所管事務調査) │
├───┼────────┼────────────────────────────────┤
│ 5
│ │議員派遣の件 │
└───┴────────┴────────────────────────────────┘
平成30年
米原市議会第4回定例会
議事日程 (第2号)
平成30年12月21日 午前10時15分開議
場所 米原市議場
┌───┬────────┬────────────────────────────────┐
│日程 │議案番号 │件 名 │
├───┼────────┼────────────────────────────────┤
│ 3
│意見書第2
号 │主要農作物の
種子生産に係る県条例の制定を求める
意見書案 │
├───┼────────┼────────────────────────────────┤
│ 4
│ │委員会の閉会中の
継続審査の件 │
├───┼────────┼────────────────────────────────┤
│ 5
│ │委員長報告(
所管事務調査) │
├───┼────────┼────────────────────────────────┤
│ 6
│ │議員派遣の件 │
└───┴────────┴────────────────────────────────┘
午前10時15分 開議
○議長(鍔田明)
皆さん、おはようございます。
ただいまの
出席議員は、全員であります。
定足数に達していますので、本日の会議を開きます。
本日の
議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。
日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第88条の規定により、議長において、13番
中川松雄議員と、14番
堀江一三議員の両名を指名いたします。
日程第2、
委員長報告の件を議題といたします。
今期定例会において、各
常任委員会に付託しました議案第79号から議案第107号まで、及び請願第1号を一括議題といたします。
各委員長から委員会での
審査経過と結果につきまして、報告をお願いいたします。
総務教育常任委員長から報告をお願いいたします。
中川雅史委員長。
○
総務教育常任委員長(
中川雅史)
議長から指名を受けましたので、本定例会において、
総務教育常任委員会に審査の付託を受けました議案の
審査経過と結果について、報告します。
付託案件審査のため、当委員会は12月10日に委員会を開催いたしました。
出席委員は全員で、
職務出席は
鍔田議長、
傍聴議員は7人、
一般傍聴は6人でした。
定足数確認の後、直ちに開会を宣言し、続いて
議案説明のため、副市長ほか
関係職員の出席を求め、議案の審査を行いました。
当委員会に付託を受けました議案は、お手元の一覧のとおり、議案第81号、82号、84号、86号、88号、89号、90号、91号、96号、97号、98号、101号、106号、107号の14件です。
議案ごとに執行部から詳細に説明を受けた後、各委員から議案に対する質疑を求めました。また、議案第98号については、現地踏査を行いました。
質疑終了後、討論、採決の結果、議案第84号 米原市生涯
学習センター条例の廃止についてと、議案第91号 公の施設における
指定管理者の指定について(米原市
人権総合センター ソーシャル・キャピタルプラザ)の2議案は、
賛成少数で否決すべきものと決しました。
議案第98号
工事請負契約の変更については、賛成多数で、また、その他11議案は
総員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。
なお、主な
審査経過、議論の争点等につきましては、次のとおりです。
議案第81号 米原市
隣保館条例の廃止について。これまでの隣保館の成果について質疑があり、多くの方が来られ、
交流事業が図られたことが一番大きな成果とのこと。また、さまざまな講座や事業、それぞれの隣保館で広域的な地域を巻き込んだ
交流事業が図られたことも成果と考えていますとのことでした。まだ多くの人権課題が残る中、隣保館を廃止し、自治会に無償貸与することについて、今後どうするのかと質疑があり、
社会情勢が大きく変化していく中、
公共施設のあり方を検討したとき、市内に三つの施設があり、今回二つの隣保館を閉鎖し一つの
人権センター、S・Cプラザに機能を集約する方針を決定したとのことでした。
来年から5年間
財政支援を行うとのことでしたが、その内容と金額について質疑があり、1、施設の
維持管理に要する経費、2、施設の
維持管理と自治会の
まちづくりを進めていただくための事務員への支援、3、今まで実施してきた
地域間交流等の継続、4、
相談支援員の配置の四つを考えています。金額は今までのおおむね半分から3分の1程度の中で検討するとのことでした。
議案第82号については、質疑はありませんでした。
議案第84号 米原市生涯
学習センター条例の廃止について。当初、29年度末に廃止予定が1年延びた理由について質疑があり、山東生涯
学習センターは定期的に利用されている団体数も多く、周知ができていないことから調整と周知の期間が必要と考え、廃止を1年間延長したとのことでした。
公共施設の再編計画の中に、
外部評価で生涯
学習機能は各地域に残す必要があるとのことだが、市はこの
外部評価についてどのような考えかと質疑があり、生涯学習は多様な人々が集い出会うことでより効果的な学習効果が向上するものと考えており、
地域ごとに拠点を設けて推進することが効果的と考えていますとのこと。そのために、旧町域ごとに集約することが望ましいと考え、
山東地域の生涯
学習機能は
山東公民館及び
市民交流プラザ、
ルッチプラザに集約していくことが適当と考えていますとのことでした。
社会福祉協議会に
無償貸し付けと聞いてるが、市の対応と考えについて質疑があり、
社会福祉協議会から山東生涯
学習センターの活用の要望があり、
社会福祉協議会と
関係所管課と協議を進め、本年9月に方向性を示し、10月7日の
総務教育常任委員会協議会で今後の方針を説明しましたとのこと。
社会福祉協議会の
貸し付けについては、現在は申し出の状況であり、
条例廃止案の議決が前提であり、確定はその後とのことでした。
議案第86号については質疑はありませんでした。
議案第88号
米原市立図書館条例の一部を改正する条例について。閉館時間を夜8時から6時に短縮、年末の閉館を12月28日、1日前倒しにする理由について質疑があり、夜間、2時間は利用が年々減少してきているため、また、年末1日早めることでたくさん返ってくる資料の整理を行い、大掃除等も実施する予定とのことでした。
図書館自体は閉館するが職員は出勤し、内部で作業を行うとのことでした。
議案第89号、議案第90号は質疑はありませんでした。
議案第91号 公の施設における
指定管理者の指定について(米原市
人権総合センター ソーシャル・キャピタルプラザ)については、
指定管理料の増額の理由について質疑があり、大きなものは人件費となっており、市の積算基準に基づき
指定管理者の役職や業務の役割等により設計しているとのこと。隣保館が廃止されることで、
人権総合センターが人権施策の拠点として役割を果たしていくことになり、事業の内容や業務の充実、職員の
スキルアップを図ってもらうため、増額となったとのことでした。人件費の単価は、ほかの
指定管理施設のバランスを考慮し判断しているとのことでした。
議案第96号は、質疑はありませんでした。
議案第97号
製造請負契約の締結について。完成図書、
知的財産権の取り扱いについて質疑があり、今後、構築内容について詳細を詰め、
基本設計、実施設計、そして構築という流れで進めるとのこと。その都度で成果物、それにかかわる
設計書等、細かい部分の詳細は業者から受け取りを行い、確認し、構築を進めますとのことでした。
議案第98号
工事請負契約の変更について。焼却炉の微量のダイオキシンが確認できたのはいつかと質疑があり、7月に
請負業者から焼却炉の確認の依頼があり、立ち会いを行い、焼却灰が残っていることを確認し、事前分析を7月に資料提供し、その結果が8月上旬に判明したとのことでした。焼却炉の処分にかかる150万円の内訳について質疑があり、仮設工20万円、洗浄にかかる資機材37万円、撤去労務30万5,000円、分析費38万円、燃え殻の
収集運搬費24万5,000円とのことでした。
議案第101号
おうみ自治体クラウド協議会を設置する
地方公共団体の数の増加及び
おうみ自治体クラウド協議会規約の変更に関する協議につき議決を求めることについては、
おうみ自治体クラウド協議会のアウトプットは何かと質疑があり、今回、甲賀市を含め8市での構成の中で、
基幹系システム、
住基関係、その
関連システムを共同で利用することがメーンであり、そのほか
参画団体でいろいろな共同調達を図ることが大きな目的ですとのこと。
コスト削減が図れ、内容が引き継がれることで、この
参画団体の中でいろいろな
システム、業務運用し、市として
コスト削減、そして情報共有も図り
システムの構築につながることがメーンですとのこと。
議案第106号 米原市特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例について、議案第107号 米原市職員の給与に関する条例および米原市一般職の
任期付職員の採用および給与の特例に関する条例の一部を改正する条例については、関連のある議案のため、一括で審議いたしました。
特定任期付職員、
特定業務等従事任期付職員は、どういった仕事をされているのかと質疑があり、
特定任期付職員はある一定の範囲だけにおける高度な業務に従事する職員で、弁護士や
公認会計士といった職種であり、現在、この規定に当てはまる職員は米原市にはいないとのこと。
特定業務等従事任期付職員は、業務を実施する当たり、専門的な知識を有する方を必要とする場合、一定の業務をするに当たり、仕事が一時的にふえるようなもの等に従事することができる
任期付職員で、建築者や
管理栄養士がこちらに当たり、米原市でも数名おられる状況ですとのことでした。
なお、その他の質疑、答弁につきましては、議長に提出いたします
委員会報告書をもって省略をさせていただきます。
以上、まことに簡略でありますが、
総務教育常任委員会において
慎重審査をしました
付託案件に対する審査の経過と結果についての御報告といたします。
○議長(鍔田明)
御苦労さまでした。
次に、
健康福祉常任委員長から報告をお願いいたします。
中川松雄委員長。
○
健康福祉常任委員長(
中川松雄)
議長から指名を受けましたので、本定例会において
健康福祉常任委員会に審査の付託を受けました議案の
審査経過と結果について、報告いたします。
議案審査のため、当委員会は12月11日に委員会を開催しました。
出席委員は5名で、
傍聴議員は7名でした。定数確認の後、直ちに開会を宣言し、続いて、
議案説明のため副市長ほか
関係職員の出席を求め、議案の審査を行いました。
当委員会に付託を受けました議案は、お手元の一覧のとおり、議案第87号、92号、93号、94号、95号の5件でありました。
執行部から詳細に説明を受けた後、各委員から議案に対する質疑を求めました。
質疑終了後、討論、採決の結果、当委員会に付託を受けました全ての議案について、
総員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。
なお、議案第92号から95号に関しまして、
指定管理者に関する案件のため、
一括質疑にすることに対し全員の賛成において、
一括質疑になりました。
主な
審査経過、議論の争点につきましては、次のとおりです。
米原市の公の施設にかかわる
指定管理者の手続に関する条例や、
指定管理者の制度の運用に関する
ガイドラインはどのような項目にどのように該当して非公募とされたのかの質問に対し、米原市公の施設にかかわる
指定管理者の
指定手続に関する条例第2条の2項で、施設の趣旨、目的及び機能に照らし、公募を行うことが適当でないときに、指定にして
ガイドラインに基づき公の施設を管理運営するに当たり、特に専門的、また高度な技術を要するとき、必要である場合において当該技術を有している団体を客観的かつ明らかに特定できる非公募といたしましたとの答弁でした。
また、業務の範囲と基準から見れば、ある程度
指定管理者となり得る方が絞られます。ほかの
社会福祉法人ではなぜいけないのかの質疑に対し、今回の
指定管理業務の中では、施設の
管理業務もあり、また、
地域福祉センター条例にありますように、
地域福祉活動の
支援事業、各種相談、
情報サービスに関する総合的な事業、また、
社会福祉士さんが必ずおられること、専門的な
総合相談もやっていけるという部分が大きく、
社会福祉協議会が担っていただいていますとの答弁でした。
今回の
指定管理者の制度の中で、四つの地域で
拠点づくりはゆめホール、やすらびハウス、愛らんどでは大きな面積です。
山東地域は8畳程度で
拠点づくりができるのか疑問であるとの質疑に対し、従来から大きな課題として地域のほうから上がっております旧三島荘の施設を一つの
活動拠点という形で活動されていた経歴がございます。耐震等も含めて、施設の廃止という形で暫定的に
ルッチプラザのわずかなスペースに入っていただいていて、なかなか活動の拠点にならない部分もあり、事務所があるだけで大きな課題として認識しておりますとの答弁でした。
最後に、膨大な組織になってしまった
社会福祉協議会と、5年後、10年後の今後どうコントロールしていくか、しっかりと持っていかなければならないという意見が出ました。
なお、その他の質疑、答弁につきましては、議長に提出いたします
委員会報告をもって省略させていただきます。
以上、まことに簡略でありますが、
健康福祉常任委員会において
慎重審査をしました
付託案件に対する審査の経過と結果についての御報告といたします。
○議長(鍔田明)
御苦労さまでした。
次に、
産業建設常任委員長から報告をお願いいたします。
今中力松委員長。
○
産業建設常任委員長(今中力松)
議長から指名を受けましたので、本定例会において
産業建設常任委員会に審査の付託を受けました議案及び請願の
審査経過と結果について、報告します。
付託案件審査のため、当委員会は12月12日に委員会を開催いたしました。
出席委員は全員で、
職務出席は
鍔田議長、
傍聴議員は4人でした。
定足数確認の後、直ちに開会を宣言し、初めに、平成30年11月1日付で議長に提出されました
主要農作物の
種子生産にかかる県条例の制定に関する意見書の提出を求める請願の審査を行いました。
請願の審査では、
米原市議会基本条例第12条第1項の規定により、請願者の意見を聞く機会を設けるため、
米原市議会委員会条例第31条に定める手続を経て、参考人としての請願者の出席を求めたところであります。
委員会では、まず、請願者に趣旨説明を求め、その後、各委員から質疑を求めました。
主な内容は次のとおりでありました。
委員からは、意見書の趣旨について、滋賀の農業の振興のためには、重要かつ必要であり、採択に向けて取り組むべきとしつつ、今後、農協は農業及び農業者、また後継者に対してどのような方向性で役割を果たすのかと質問がありました。
請願者は、JA改革のもと、複合的な
農業経営を積極的に推進し、
農業生産の拡大と所得増大を図っていくこと。また、
農地中間管理機構などを通じ、意欲ある担い手に農地を集積し、効率的な
農業経営が図れるように進めていくことなどが説明としてありました。
続いて、
議案審査のため副市長ほか
関係職員の出席を求め、付託された議案の審査を行いました。当委員会に付託を受けました議案は、議案第83号 米原市
地域資源活用施設条例の廃止について。
議案第85号 米原市
墓地等経営の許可等に関する条例の制定について。
議案第99号 財産の貸付けについて。
議案第100号 訴えの提起についてでありました。
執行部から詳細に説明を受けた後、各委員から議案に対する質疑を求めました。
質疑終了後、討論を求めましたが、討論はなく、採決の結果、全ての議案において
総員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。
また、請願第1号についても
総員賛成で原案のとおり採択すべきものと決しました。
なお、主な
審査経過、議論の争点につきましては、次のとおりでした。
関連する議案第83号及び議案第99号に関しては、一括して質疑をしました。有限会社 伊吹・旬彩に関して、
貸し付けを10年間にした根拠を問う質問がありました。答弁では、市の
固有財産規則の
貸し付け期限の上限が10年であることを踏まえた上であるという説明がありました。借り主が長期の運営を目指すことで、投資計画を立てやすく、経営の自由度を高められること。また、一層地域の活性化が期待できることを踏まえた上での10年であると説明がありました。
また、
無償貸し付けの期間中、維持修繕については旬彩でしてもらうが、営業の余剰金を超える場合は協議することになっていると説明されました。
議案第85号に関しては、条例の第4条の2について、
宗教法人法に規定する
宗教法人について、事務所を有するものに市内に文言を入れるべきでないかの質問がありました。答弁では、条例では
宗教法人法に基づく
宗教法人であれば、日本全国どこの
宗教法人でも認められると説明がありました。
議案第100号 訴えの提起については、提起した後、見通しを問う質問がありました。答弁では、提起し、おおむね2カ月程度で結審し、その結果、判決証明をもって市への
所有者移転を行える見込みであること、手続にかかる費用は3月の
補正予算に上程する考えであることが説明されました。
なお、その他の質疑、答弁につきましては、議長に提出いたします
委員会報告書をもって省略をさせていただきます。
以上、まことに簡略ではありますが、
産業建設常任委員会において
慎重審査をしました、
付託案件に対する審査の経過と結果についての御報告といたします。
○議長(鍔田明)
御苦労さまでした。
次に、
予算常任委員長から報告をお願いいたします。
堀江一三委員長。
○
予算常任委員長(
堀江一三)
議長から指名を受けましたので、本定例会において
予算常任委員会に審査の付託を受けました議案の
審査経過と結果につきまして、御報告いたします。
付託案件審査のため、当委員会は11月30日及び12月18日に全体会を、12月10日、11日及び12日は各分科会を開催いたしました。
出席委員は11月30日は全員で、12月18日は17名でした。また、
議案説明のため、副市長、教育長及び
関係職員の出席を求め議案の審査を行いました。
当委員会に付託を受けました議案は、お手元の
付託一覧表のとおり、議案第79号 平成30年度米原市
一般会計補正予算(第7号)ほか5件であります。
定足数を確認の後、直ちに開会を宣言し、11月30日については、執行部からの説明を受けた後、総括的な質疑を行い、12月10日から12日までの分科会では、
所管ごとに詳細な説明を受け質疑を行いました。また、12月18日は各分科会長からの報告の後、これらの報告に対する質疑を行いました。
質疑終了後、採決を行った結果、いずれの議案も
総員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。
なお、主な
審査経過、議論の争点等につきましては次のとおりであります。
議案第79号、総務教育分科会関係では、近江長岡駅前の除雪について、通勤・通学に除雪ができていなくて大変不便である。速やかに除雪ができるような対策はどうかとただしたところ、以前は消雪装置での消雪を行っていたが、水量不足により機械除雪に切りかえて除雪をしており、生活に支障のないよう、優先順位をつけて除雪をしていくとの答弁でありました。
次に、債務負担行為の追加補正で、学力状況調査業務として48万円計上されているが、小学校4年生のみで実施し、中学校2年生は廃止するのかとただしたところ、小学校4年生については学力調査とともに生活実態調査、意識調査とあわせてクロス集計しており、その分析費用もかかるのでこのような金額になっている。また、中学校2年生については、例年入学時に新入生テストを実施しており、それを支援するということで、国語や算数のテストのみのものを使う計画をしているとの答弁でありました。
次に、健康福祉分科会関係では、臨時保育教諭等賃金が1,200万円減額となっているが、非常に高額な金額となっている理由は何かとただしたのに対して、今の保育事情の中で、保育士を確保することは難しい状況で、利用定員に基づき当初予算を計上したが、今の利用状況では3歳児以上については当初の見積もりより人数が少なくなっていること、また、延長保育を行っているまいばら・かなん・いぶき認定こども園において、まいばら認定こども園は需要が多く、いぶき・かなん認定こども園では利用が少なくなっているなどの理由で全体として賃金を1,200万減額したとの答弁でした。
また、まいばら認定こども園では、利用定員165名に対し実利用人数は187名となっており、弾力運用で定員をオーバーしても待機児童を出さない方針は理解できるが、今後の伸びを勘案すると50人程度の保育所が必要と考えるがとただしたのに対して、米原地域の人口増加が著しい中で、今回の届け出の関係も米原地域が一番多く、米原地域および近江地域を合わせた中で利用調整をしているが、住宅開発が進んでいく中で、送り迎えの距離などを考慮して、別施設を建てるなどの検討も今後は早急にしていかなければならないとの認識は持っているとの答弁でありました。
次に、産業建設分科会関係では、市道箕浦碇線交差点に設置予定のラウンドアバウト交差点について、県公安委員会との協議に70日間も費やした理由は何かとただしたのに対して、県内で2例目の設置であり、できる限り安全な交差点になるよう、細やかな部分まで慎重に協議したためであったとの答弁でした。
また、台風21号による被害での負担金の補助金および交付金について、個人の負担金、負担率はどうかとただしたのに対して、基本的に復旧総事業費を200万円と設定すると、国庫補助金が2分の1で、残りの分に対し上限10万円が市の補助金で、自己負担は90万円となり、負担率は45%になるとの答弁でした。
次に、議案第104号 平成30年度米原市水道事業会計
補正予算(第2号)では、時間外手当の金額が増額となっているが、その理由は何かとただしたところ、工事発注等の大きな事業があり、時間外勤務がふえたことによる増額で、市役所全体の取り組みとして国の働き方改革に伴い、勤務体系自体の見直しもする中で、1人の職員に負担とならないよう努めているところであり、今後も時間外勤務の縮減に取り組んでいくとの答弁がありました。
なお、その他の質疑、答弁等につきましては、議長に提出いたします
委員会報告書をもって省略させていただきます。
以上、まことに簡略ではございますが、
予算常任委員会において
慎重審査をいたしました、
付託案件に対する審査の経過と結果につきましての御報告といたします。
○議長(鍔田明)
御苦労さまでした。
以上で、各委員長の報告が終わりました。
ただいまの各委員長の報告に対し、質疑を求めます。
質疑はありませんか。
(「質疑なし」)
○議長(鍔田明)
質疑なしと認めます。
これをもって、質疑を終結いたします。
これより、
委員長報告のうち、委員会での賛否が分かれた案件について、順次、討論、起立による採決を行います。
まず、議案第84号 米原市生涯
学習センター条例の廃止についてに対する討論を行います。
討論の通告がありますので、発言を許します。
山本克巳議員。
○15番(山本克巳議員)
議長の許可を得ましたので、議案第84号 米原市生涯
学習センター条例の廃止について、原案賛成の立場から討論いたします。
私は、今回の定例会で、委員会の中で否決になったのはまことに驚いております。
我々米原市の
公共施設は、合併前の4町が住民福祉の向上と地域振興のために建設した施設をそのまま引き継いでいることから、多くの施設を保有しております。このことは、同じ人口規模の多の自治体と比べても大変多い数でございます。
その中で、安定した住民サービスの提供と地域振興施策の展開に不可欠なこの
公共施設を適正に
維持管理するとともに、施設数の削減を図りながら、将来の計画的な建てかえや大規模改修に備えることが市の健全な行政運営における喫緊の課題であるとし、米原市
公共施設再編計画が策定されました。
さて、この再編計画においては、先陣を切って廃止になったのが、私の住む自治会の柏原区でございます。柏原生涯
学習センターでした。平成26年7月から地元と協議が開始され、そして平成28年3月31日で廃止となりました。それ以降は、柏原自治会がほぼ現状のまま無償譲渡を受けまして、現在はおかげさまでしっかりと区の事務所として自治会運営を行っております。
ただ、私も当時は議員になったばかりであったため、地元協議の場で最初の大仕事だったことを思い出します。なぜ廃止に至らなければならないのか、この問題を自分も地元も真剣に考えて、これは結果未来の米原市の財政を考えた末の決断ということでした。そして、平成28年3月議会で、設置条例改正と譲渡の議決、そして柏原生涯
学習センターの廃止となりました。
その後、御存じのとおり、ことしの3月議会でも大原生涯
学習センターが同じく設置条例改正の議決を経て廃止になりました。それはどうしても地元議員の立場としては、継続は望みたい。しかし、ここは百歩譲って米原市全体、長期的な財政のことを考えた上で決断して進めなければならない施策だと改めて思うところでございます。
柏原と大原の生涯
学習センターは廃止すれども、山東は継続ということでは、もし今回この議案が否決されれば、今後の再編計画の整合性を問われるのは必定でございます。議会からの説明責任も果たさなければなりません。もっと俯瞰して見ていただきたいし、このように昨年10月の市議選ですね、改選以前の過去の議決の経緯を十分に理解した上でお考えをいただきたい。地元住民や関係者との協議を重ねて説得するのも、我々議員の職責ではないでしょうか。
普通交付税の合併算定替の特例加算措置が、平成33年度にはなくなります。これからは、財政規模に応じた財政運営、持続可能な財政基盤を堅持しながら、さまざまな
社会情勢にも対応を迫られております。
今後、生涯
学習機能を集約することで、施設に限らず、多様な人々が集い出会う場所が生涯学習の場であり、そのために既に
ルッチプラザ、ルッチ
まちづくり大学、そして出前講座等も展開しているところであります。既に施設を定期的に利用されている13団体にも説明済みと聞いております。活動の場所がルッチや
山東公民館に集約することで、決してなくなるわけではございません。また、この移転についても、昨年10月からの市内公共交通まいちゃん号の再編で、移動手段もしっかりと確保済みでございます。
全国の自治体で
公共施設のスリム化が叫ばれている中で、我が米原市も
公共施設再編計画に基づいて粛々と進めていくことが肝要かと思います。
最後に、議員各位におかれましては、何度も申しますが、過去の経緯、これを十分理解した上で御理解いただきまして、賛同いただくことを切にお願いいたしまして、私の議案第84号 米原市生涯
学習センター条例の廃止について、原案賛成の立場から討論を終わります。
○議長(鍔田明)
次に、4番 田中眞示議員。
○4番(田中眞示議員)
4番、清風クラブ、田中眞示です。議長のお許しを得ましたので、第84号議案 米原市生涯
学習センター条例の廃止について、原案反対の立場から討論します。
まず、本条例の廃止は、旧4町が使ってきた生涯学習文化の取り組みの姿勢に違いがあると思います。文部科学省生涯学習審議会の答申を受け、山東町は
市民交流プラザに平成13年に
まちづくり大学、ルッチ大学を開設しました。これは、先ほど山本議員がおっしゃられたことです。この大きな目的は、学びを
まちづくりに生かす、地域で活躍する
まちづくりリーダーの人材育成です。開校後、現在に至っています。現在の学長は平尾市長、副学長は山本教育長と聞き及んでいます。
このルッチ大学の卒業生たちが集まり、市の主導で山東生涯
学習センターの指定管理を受託、放課後児童クラブ管理運営も行ってきた歴史があります。既に当該施設は
指定管理者の公募を打ち切り、生涯学習課が直営管理する形での運営をされています。
市は
まちづくりの人材、財産の活動の場をなくしました。ここに至った経過は、米原市担当部署との協議で、考え方に相違があり、なかなか埋まりません。
平成25年10月の米原市
公共施設再編計画で、市内の4公民館のコミュニティセンターへの機能変更を29年度末に達し、それに合わせて旧山東町の二つの生涯
学習センターは廃止なり転用する方向で定めました。
先ほど、山本議員がおっしゃられた柏原生涯
学習センターは、26年から28年までの長期にわたる協議がされています。今回の山東生涯
学習センターには、そのような協議の時間は全く持たれていないと思います。広報に公募を載せる前に、2日前に通知、それが当然のごとく今まかり通ろうとしています。確かに柏原区は立派な姿勢で、この柏原生涯
学習センターを地域に活用されていると思います。しかし、これからの
維持管理等については、相当な柏原区自体に負荷がかかってくるのは大きな間違いではありません。
先ほど言いました公民館は、このコミュニティセンター化への機能をせず、28年度に公民館の指定管理は32年まで延長されました。なぜでしょうか。本当にこのコミュニティセンターへの機能変更の取り組みは、この間されていたのでしょうか。平成32年度末の公民館、コミュニティ機能を本当に達成できるのか見守ります。
一方、山東生涯福祉センターはコミュニティセンター化をされない公民館への統合を迫られています。当初の計画どおり、コミュニティ化を進めてから山東生涯
学習センターの機能変更なり廃止を進められてはよかったのではないかと思います。
先ほどおっしゃられました、確かに教育部門の財源確保とのことです。12月10日の
総務教育常任委員会の山本教育長の答弁、反訳抜粋では、「ちょっと幾つか質問された中でですね、なかなか答弁等絡まないところがあって、非常にこう傍聴の方もおられる中で、ちょっと私のほうから一連の、私が教育長としての責任のもとにお話をさせていただきます。よろしいでしょうか。」とお話をされました。内容はすばらしかったと思いますが、そこに手順に対する本来の生涯
学習センターを活用している方への説明責任がなく、1年の延長をされているということです。この辺は皆さんも理解していただきたい。廃止をすると決めて、それをするならば準備をする期間があるはずです。柏原は2年間とられています。その違いが私はおかしいんではないかと思っています。
教育長の行政改革の話、スクラップアンドビルドの必要性、
公共施設60%の、教育部で25%削減の第一目標等の内容を説明していただきました。私も、その必要性は十分理解しているんです。この行革、教育部局の25%の削減の事業では、やはりしっかり市民への十分な説明の手順を踏んでいただきたい。そして、柏原区のように納得いく事業を計画的に進めていただきたい。今の山東の生涯
学習センターの廃止には、継続使用を求めた嘆願書、署名者は1,800余名になります。平尾市長が6月3日に受け取られています。先日の
総務教育常任委員会で、市民に対し説明責任と広報等は広報等でしっかりしていくとの答弁をいただきました。必ず実施していただきたい。中には、市の幹部職員の御両親も署名があったそうです。御両親には、しっかりと説明をしてあげてください。
また、現在の施設利用団体が先ほど山本議員は13団体とおっしゃられていました。しかし、昨日再度確認したところ、15団体だったそうです。2団体ふえているんですね。しかし、十分な説明責任を果たしていないために、まだ全団体が納得された状態ではないということです。この団体の中には、米原市の中での活動の場をなくし、長浜市に移動される皆さんもおられるそうです。米原市民が隣町に行くことになるのです。生涯学習の取り組みは市民の健康寿命を延ばし、元気なお年寄りをつくるという大きな要素があると思います。旧山東町が取り組んだ生涯学習の文化、公民館だけではなく市民みずからの
活動拠点、活動の場が全てなくなります。なくなるのは結構なんです。手順を理解していただくようにしていただきたい。この生涯学習を守るのに、政党会派の壁はないと考えています。市民のために守っていくことが大切です。
先ほど、山本議員は、議員の良識ある判断をとおっしゃられましたが、私もそのように思います。
以上で、第84号議案の米原市生涯
学習センター条例の廃止についての反対討論といたします。ありがとうございました。
○議長(鍔田明)
次に、2番 鹿取和幸議員。
○2番(鹿取和幸議員)
清風クラブの鹿取和幸です。ただいま、議長の許可を得ましたので、第84号議案 山東生涯
学習センターを廃止する条例の反対討論を述べます。
議員として1年がたちました。その間、いろいろな行政の問題点に気づかされました。県内の幾つかの市や町でも市民の信頼を揺るがす事件や問題が何度か起き、行政のあり方や、特に進め方が問われてきています。私は、米原市の生涯学習の進め方に大きな疑問を持っています。私は、生涯学習を推進してきた者の1人として、山東生涯
学習センターの廃止条例が出されることはとても悲しく残念です。山東生涯
学習センターを廃止することに反対する理由は四つあります。
一つ目の理由は、生涯
学習機能だけを
山東公民館と
ルッチプラザに持っていくだけでは、生涯学習の推進にはなりません。山東生涯
学習センターの利用者だけを移動し、
山東公民館と
ルッチプラザで利用してもらうだけでは、生涯学習は発展しません。その場しのぎです。活動する人を移動させるだけです。移動の困難な高齢者は大変なのです。
先日、利用しておられる高齢者の方が自転車で山東生涯
学習センターに来ておられました。月に2回ほどここに来て、半日同じ高齢者と話をしながら活動することが楽しいですとほほ笑みながら話されていました。高齢者や地元周辺の方々は、この山東生涯
学習センターへ来るのをとても楽しみにしておられます。山東西学区の
まちづくりの中心として、山東生涯
学習センターを活用することが重要なのです。行政として、この山東生涯
学習センターに対して
まちづくりの拠点としてさらに力を注いでいく必要があります。
二つ目の理由は、市民や地元の住民やここを利用している団体への説明責任がきちんとされていないということです。平成25年に策定された再編計画やその後の計画を地域の皆さんにどれだけ説明しましたか。私は志賀谷区の区長代理、区長を平成27年と平成28年度と務めてきましたが、何も説明は受けておりませんし、現在の区長さんへは山東生涯
学習センターは
社会福祉協議会が使用されますと一方的な申し渡しでしかありませんでした。地域の要望や願いは聞いてもらえませんでしたという話でした。今後の生涯学習の推進や米原市としての方向性などの説明責任の不十分なままでした。行政のきちんとした十分な説明責任が果たされないまま物事を決めてはいけないと考えます。
三つ目の理由は、山東西学区の高齢化や少子化を食いとめるための活動の拠点として、また、若者の定住を進めていく拠点としてどうして活用しないのかということです。このことに力を入れてほしいのです。例えば、この山東生涯
学習センターを山東西学区の宝として、学区の各自治会長さんに働きかけて、地域との橋渡しを進め、地域のつながりをつくる取り組みが必要です。行政は、地域づくりのきっかけづくりをする必要があります。自治会の代表者を集めて、どうしていったらよいか話し合いの場を何回も持つことが大事です。これからの行政は
まちづくりのきっかけづくりをしていかなければなりません。廃止することを条例で決めることよりも、この山東生涯
学習センターをレガシーとしていかに有効に活用していくのか、また、山東西学区の
まちづくりのきかっけづくりをどのように進めていくのか、それが行政の仕事です。
四つ目は、地元や利用団体がこの山東生涯
学習センターを利用したいという願いがあるからです。利用される団体があるのに、この山東生涯
学習センターを廃止する必要はないのです。利用される団体がないのならこの廃止条例は理解できますが、利用される団体が多くあるのに廃止することは許されないと思います。
繰り返しになりますが、山東生涯
学習センターを廃止する条例について、次の理由で反対します。
一つ目の理由、生涯
学習機能だけを
山東公民館と
ルッチプラザに持っていくだけでは、生涯学習の推進にはなりません。生涯学習の停滞になります。
二つ目、市民や地元の住民やここを利用している団体への説明責任が明確にきちんとされていないということです。
三つ目の理由、山東西学区の高齢化や少子化を食いとめるための活動の拠点として、あるいは若者の定住を進めていく拠点として、
まちづくりの拠点として生かしていくということが必要だと考えるからです。
四つ目の理由、地元や利用団体がこの山東生涯
学習センターを利用したいという願いがあるからです。
議員の皆さん、行政の皆さん、本当によく考えてください。山東生涯
学習センターはレガシーとして地域の拠点として残すべきなのです。行政として、この山東生涯
学習センターを廃止することで、本当にこの山東西学区や米原市がよくなりますか。責任を持ってこの地域がよくなるように支援していただけますか。
これで、私の山東生涯
学習センター廃止条例に反対する討論を終わります。
○議長(鍔田明)
鹿取議員、先ほどの中央公民館っておっしゃいましたけど、これございませんので。
○2番(鹿取和幸議員)
山東公民館、訂正させていただきます。
○議長(鍔田明)
訂正を許します。
以上で、通告による討論は終わりました。
これをもって、討論を終結いたします。
これより、議案第84号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は否決すべきものとの報告です。
よって、原案について採決いたします。
本案は原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(鍔田明)
お直りください。
起立多数です。
よって、議案第84号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第91号 公の施設における
指定管理者の指定について(米原市
人権総合センター ソーシャル・キャピタルプラザ)に対する討論を行います。
討論の通告がありますので、発言を許します。
17番 北村喜代隆議員。
○17番(北村喜代隆議員)
17番、北村喜代隆です。議長の指名がありました。議案第91号に原案賛成の立場で討論をいたします。
本件は、米原市
人権総合センター ソーシャル・キャピタルプラザの
指定管理者として、特定非営利活動法人ふれあいネット米原を指定することについて、議会の議決を求める議案であります。
指定管理者の募集は、公募で行われました。応募団体は1団体でありました。その後の選定委員会で審査され、本団体に選定されたわけであります。
選定理由は次のとおりです。
当該団体は、開館以来、米原市
人権総合センターの管理運営を担っています。より豊かな地域社会を目指すボランティアや住民の活動の支援、さらには人権教育及び人権啓発について、行政と住民の共同での事業を実施しています。さらに、人権課題の解決のため、各種事業を総合的に推進し、利用者の立場に立ったサービスを提供しています。
こういった実績から、施設を効果的、効率的に管理運営する能力を十分に持った団体として選定されたわけであります。適正に選定されたということであります。
委員会での審査では、収支計画書の収入に関する質問に対し、的確に答えられないという当局の不手際が批判に対する不信感を招いたということは事実であります。委員会での採択が
賛成少数との結果につながったのではないでしょうか。当局の猛省を促しておきます。
委員会の審査終了後でありましたが、その後の資料提供と説明で疑義は解消できたと考えております。
議員の皆様におかれましては、以上の経過を御理解いただき、本議案の原案に賛成いただきますようお願いいたします。
以上、討論といたします。
○議長(鍔田明)
次に、9番 山脇正孝議員。
○9番(山脇正孝議員)
9番、日本共産党、山脇正孝でございます。通告に従い、討論させていただきます。
議案第91号 公の施設における
指定管理者の指定についてに反対討論いたします。
米原市
人権総合センター ソーシャル・キャピタルプラザの
指定管理者につきまして、北村議員がおっしゃいましたように、引き続き特定非営利活動法人ふれあいネット米原が選定される結果となりました。しかしながら、選定結果、つまり人件費の積算の問題や選定経過等について納得できる説明がなされたとは申せません。
反対理由の一つ目を申し上げます。まず、人件費の積算についてです。
先ほど、北村議員が、最終的には疑義が解消したということをおっしゃいましたけども、とてもそうはいっていないんじゃないかというふうに思います。具体的に申し上げます。前回より単年度で人件費の積算について592万7,000円引き上げになった説明について、12月10日の
総務教育常任委員会では、専門的技能を持った人を雇用するためといったような説明がなされましたが、12月18日の
総務教育常任委員会では、隣保館2館を廃止することにより、業務増や業務の高度化を考慮し、給与単価を見直した。また、給与、賞与についても、民間給与との比較から市の方針として支給することとし、積算すると、このような説明がございました。一体この二つの説明、どれが正しいのか不明です。また、増額により給与は平均約15%増となりますが、これかなりの増額です。また、現員5人から1人ふやして6人にするとも言われています。そうすれば、1人当たりの給与が下がる可能性があります。何か疑義が解消するどころかすんなり賛成できない疑問点が大いに残るのではないでしょうか。
二つ目の反対理由です。
指定管理者の選定結果についてです。
ただいま、北村議員が賛成討論で十分に管理運営がふれあいネット米原さんはあるというふうなことを、管理運営する力が十分にあるというようなことをおっしゃいましたけども、平成29年度
指定管理者総合評価結果表によれば、現在の
指定管理者の総合評価は大変いいんですね。評価点が89点でA評価となっています。しかしながら、今年度の選定結果によれば、審査結果が200点中128点で100分率に直せば64%、つまり64点なわけです。どうしてこんな同じ団体に対してそごが生じるのでしょうか、疑問でなりません。とてもこれは及第点を与えられる点数とは言えないんじゃないでしょうか。
各項目、つまり選定基準を見ると、この80点、80%を超えるのが2項目だけです。70%、つまり70点を超えるのが5項目、そして、60%台が5項目、そして50%台、つまり50点台が2項目です。特に施設の利用促進と自主事業等の企画運営がともに約58%の点数しか与えられていません。これから二つ、三つのその人権の機能を一つに集約していくと、隣保館廃止によって一つに集約していると言っているのに、施設の利用促進とか自主事業が十分なされないというふうに評価されているということは、非常に問題ではないでしょうか。また、さらに人権リーダーの育成と支援は60%となっています。人権機能を集約するんだったら、決して60点しか与えられないようなそのような団体に大事な予算を投入して管理者として選定するのが、果たして適正なことなのでしょうか。本当に問題だろうというふうに私は思います。非常に評価がおぼつかない、このような
人権総合センターへの運営団体として適正ではないというふうに私は評価いたします。
私は、何も
人権総合センター事業の債務負担行為を認めない、これには反対だと言っているわけではございません。5年間で確かに1億5,000万もの予算を使うのですから、本当にこの
指定管理者でいいのか、もっと幅広く公募できなかったのかということを含めて、やっぱり慎重に選ぶべきだということを申し上げております。
以上の理由により、議案第91号に反対いたします。ぜひとも議員の皆様、よろしくお願い申し上げます。
以上です。
○議長(鍔田明)
以上で、通告による討論は終わりました、
これをもって、討論を終結いたします。
これより、議案第91号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は否決すべきものとの報告です。
よって、原案について採決いたします。
本案は原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(鍔田明)
お直りください。
起立多数です。
よって、議案第91号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第98号
工事請負契約の変更についてに対する討論を行います。
討論の通告はありません。
これをもって、討論を終結いたします。
これより、議案第98号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決すべきものとの報告です。
本案は
委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(鍔田明)
お直りください。
(発言する者あり)
○議長(鍔田明)
暫時休憩します。
午前11時28分 休憩
午前11時45分 再開
○議長(鍔田明)
休憩前に引き続き会議を開きます。
議案第98号は起立全員です。
よって、議案第98号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、
委員長報告のうち、
総員賛成で可決の案件について、これより一括して討論を行います。
討論の通告はありませんので、討論を終結いたします。
これより、順次、採決いたします。
議案第79号 平成30年度米原市
一般会計補正予算(第7号)を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決すべきものとの報告です。
本案は、
委員長報告のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」)
○議長(鍔田明)
異議なしと認めます。
よって、議案第79号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第80号 平成30年度米原市国民健康保険事業特別会計
補正予算(第1号)を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、可決すべきものとの報告です。
本案は、
委員長報告のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」)
○議長(鍔田明)
異議なしと認めます。
よって、議案第80号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第81号 米原市立
隣保館条例の廃止についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、可決すべきものとの報告です。
本案は、
委員長報告のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」)
○議長(鍔田明)
異議なしと認めます。
よって、議案第81号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第82号 米原市老人憩の家条例の廃止についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、可決すべきものとの報告です。
本案は、
委員長報告のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」)
○議長(鍔田明)
異議なしと認めます。
よって、議案第82号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第83号 米原市
地域資源活用施設条例の廃止についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、可決すべきものとの報告です。
本案は、
委員長報告のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」)
○議長(鍔田明)
異議なしと認めます。
よって、議案第83号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第85号 米原市
墓地等経営の許可等に関する条例の制定についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、可決すべきものとの報告です。
本案は、
委員長報告のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」)
○議長(鍔田明)
異議なしと認めます。
よって、議案第85号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第86号
米原市議会議員および米原市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、可決すべきものとの報告です。
本案は、
委員長報告のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」)
○議長(鍔田明)
異議なしと認めます。
よって、議案第86号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第87号 米原市介護保険条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、可決すべきものとの報告です。
本案は、
委員長報告のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」)
○議長(鍔田明)
異議なしと認めます。
よって、議案第87号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第88号
米原市立図書館条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、可決すべきものとの報告です。
本案は、
委員長報告のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」)
○議長(鍔田明)
異議なしと認めます。
よって、議案第88号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第89号 米原市体育施設条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、可決すべきものとの報告です。
本案は、
委員長報告のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」)
○議長(鍔田明)
異議なしと認めます。
よって、議案第89号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第90号 米原市近江はにわ館条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、可決すべきものとの報告です。
本案は、
委員長報告のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」)
○議長(鍔田明)
異議なしと認めます。
よって、議案第90号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第92号 公の施設における
指定管理者の指定について(米原市米原地域福祉センター ゆめホール 地域福祉支援センター)を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、可決すべきものとの報告です。
本案は、
委員長報告のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」)
○議長(鍔田明)
異議なしと認めます。
よって、議案第92号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第93号 公の施設における
指定管理者の指定について(米原市近江地域福祉センター やすらぎハウス 地域福祉支援センター)を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、可決すべきものとの報告です。
本案は、
委員長報告のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」)
○議長(鍔田明)
異議なしと認めます。
よって、議案第93号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第94号 公の施設における
指定管理者の指定について(米原市伊吹健康プラザ愛らんど 地域福祉支援センター・保健センター)を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、可決すべきものとの報告です。
本案は、
委員長報告のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」)
○議長(鍔田明)
異議なしと認めます。
よって、議案第94号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第95号 公の施設における
指定管理者の指定について(米原市北部デイサービスセンター)を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、可決すべきものとの報告です。
本案は、
委員長報告のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」)
○議長(鍔田明)
異議なしと認めます。
よって、議案第95号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第96号 公の施設における
指定管理者の指定について(米原市醒井宿資料館 旧醒井郵便局舎および米原醒井宿資料館 川口家住宅(旧醒井宿問屋場))を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、可決すべきものとの報告です。
本案は、
委員長報告のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」)
○議長(鍔田明)
異議なしと認めます。
よって、議案第96号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第97号
製造請負契約の締結についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、可決すべきものとの報告です。
本案は、
委員長報告のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」)
○議長(鍔田明)
異議なしと認めます。
よって、議案第97号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第99号 財産の貸付けについてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、可決すべきものとの報告です。
本案は、
委員長報告のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」)
○議長(鍔田明)
異議なしと認めます。
よって、議案第99号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第100号 訴えの提起についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、可決すべきものとの報告です。
本案は、
委員長報告のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」)
○議長(鍔田明)
異議なしと認めます。
よって、議案第100号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第101号
おうみ自治体クラウド協議会を設置する
地方公共団体の数の増加および
おうみ自治体クラウド協議会規約の変更に関する協議につき議決を求めることについてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、可決すべきものとの報告です。
本案は、
委員長報告のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」)
○議長(鍔田明)
異議なしと認めます。
よって、議案第101号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第102号 平成30年度米原市
一般会計補正予算(第8号)を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、可決すべきものとの報告です。
本案は、
委員長報告のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」)
○議長(鍔田明)
異議なしと認めます。
よって、議案第102号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第103号 平成30年度米原市介護保険事業特別会計
補正予算(第3号)を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、可決すべきものとの報告です。
本案は、
委員長報告のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」)
○議長(鍔田明)
異議なしと認めます。
よって、議案第103号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第104号 平成30年度米原市水道事業会計
補正予算(第2号)を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、可決すべきものとの報告です。
本案は、
委員長報告のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」)
○議長(鍔田明)
異議なしと認めます。
よって、議案第104号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第105号 平成30年度米原市下水道事業会計
補正予算(第3号)を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、可決すべきものとの報告です。
本案は、
委員長報告のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」)
○議長(鍔田明)
異議なしと認めます。
よって、議案第105号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第106号 米原市特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、可決すべきものとの報告です。
本案は、
委員長報告のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」)
○議長(鍔田明)
異議なしと認めます。
よって、議案第106号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第107号 米原市職員の給与に関する条例および米原市一般職の
任期付職員の採用および給与の特例に関する条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、可決すべきものとの報告です。
本案は、
委員長報告のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」)
○議長(鍔田明)
異議なしと認めます。
よって、議案第107号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、請願第1号
主要農作物の
種子生産にかかる県条例の制定に関する意見書の提出を求めることについてを採決いたします。
本請願に対する委員長の報告は、採択との報告です。
請願第1号は、
委員長報告のとおり採択することに異議ありませんか。
(「異議なし」)
○議長(鍔田明)
異議なしと認めます。
よって、請願第1号は、
委員長報告のとおり採択することに決定しました。
暫時休憩します。
午後0時01分 休憩
午後0時02分 再開
○議長(鍔田明)
休憩前に引き続き会議を開きます。
ただいま、
産業建設常任委員長から、意見書第2号が提出されました。
お諮りいたします。
この際、意見書第2号を日程に追加し、議題としたいと思いますが、これに異議ありませんか。
(「異議なし」)
○議長(鍔田明)
異議なしと認めます。
よって、意見書第2号を日程に追加し、議題とすることに決定しました。
日程第3、意見書第2号
主要農作物の
種子生産に係る県条例の制定を求める
意見書案を議題といたします。
意見書案の朗読は省略いたします。
意見書は、委員会発議のため、
会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託をいたしません。
提出者の趣旨説明を求めます。
産業建設常任委員会 今中力松委員長。
○
産業建設常任委員長(今中力松)
10番議員の今中力松です。議長の指名を受けましたので、議題となっています意見書第2号
主要農作物の
種子生産に係る県条例の制定を求める意見書の提案理由を説明申し上げます。
農作物の優良な種子の生産及び普及を促進することを目的とした
主要農作物子法が平成30年4月1日に廃止されました。これまでの県行政は、この法律に基づき高品質な原種や原原種の生産、供給等を担い、滋賀県の主要作物である米や麦、大豆の安定生産や品質向上に中心的な役割を果たすことによって、地域農業の振興に大きな貢献をしてきたところであります。
法律の廃止を受けて、県では、関係要綱を一本化した滋賀県水稲、麦類および大豆の種子供給に係る基本要綱を制定し、県内においてはこの要綱に基づく
種子生産が開始されたところです。
一方で、一部の府県においては、これまで行政が担ってきた
種子生産に係る業務を外部に移管するなどの方針が示され、種もみの価格上昇や品質低下を招きかねないなどの報道がなされており、県内の生産現場においても将来的には優良な種子が安定的に供給されなくなるのではないかという不安が広がっています。
こうしたことから、今後も県行政が
種子生産に中心的な役割を果たし、これまでどおりの行政対応を継続することに必要な予算及び人員体制を恒久的に措置する観点から、滋賀県知事に対し、
主要農作物の
種子生産に係る条例を制定されるよう、強く求めるものです。
議員各位におかれましては、本意見書の趣旨を十分に御理解賜り、御賛同くださいますようよろしくお願いしまして、提案理由の説明といたします。
○議長(鍔田明)
提出者の趣旨説明が終わりました。
ただいまの提出者の趣旨説明に対し、質疑を求めます。
質疑はありませんか。
(「質疑なし」)
○議長(鍔田明)
質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終結いたします。
これより、討論を行います。
反対討論はありませんか。
(「討論なし」)
○議長(鍔田明)
討論なしと認めます。
討論を終結いたします。
これより、意見書第2号を採決いたします。
本案は原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(鍔田明)
お直りください。
起立全員です。
よって、意見書第2号は、原案のとおり可決されました。
意見書第2号
主要農作物の
種子生産に係る県条例の制定に関する意見書は、滋賀県知事へ提出いたします。
日程第4委員会の閉会中の
継続審査の件を議題といたします。
議会運営委員長、各特別委員長から、
会議規則第111条の規定により、お手元に配付しました申出書のとおり、調査終了まで閉会中の
継続審査の申し出があります。
お諮りいたします。
各委員長から申し出のとおり、閉会中の
継続審査とすることに異議ありませんか。
(「異議なし」)
○議長(鍔田明)
異議なしと認めます。
よって、各委員長から申し出のとおり、閉会中の
継続審査とすることに決定しました。
日程第5、
所管事務調査に関する
委員長報告を議題といたします。
ただいままでに、議会運営委員会、各
常任委員会、各特別委員会から
委員長報告の申し出がありませんので、今回特にないようであれば省略したいと思いますが、これに異議ありませんか。
(「異議なし」)
○議長(鍔田明)
異議なしと認めます。
よって、
委員長報告の件は省略いたします。
日程第6、議員派遣の件を議題といたします。
お諮りいたします。
議員派遣については、
会議規則第169条の規定により、お手元に配付しましたとおり議員を派遣したいと思いますが、これに異議ありませんか。
(「異議なし」)
○議長(鍔田明)
異議なしと認めます。
よって、議員派遣の件は、お手元に配付しましたとおり議員を派遣することに決定をいたしました。
ただいまの議決に関し、変更がある場合は議長に一任願いたいと思いますが、これに異議ありませんか。
(「異議なし」)
○議長(鍔田明)
異議なしと認めます。
よって、派遣事項に変更が生じた場合は、議長に一任することに決定しました。
以上で、本日の
議事日程ならびに
今期定例会に付議されました議案の審査は、全て終了いたしました。
市長から閉会の挨拶があります。
平尾市長。
○市長(平尾道雄)
平成30年第4回定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
議員の皆様には、今議会に提出をいたしました平成30年度米原市一般会計及び各特別会計の
補正予算など、付議いたしました案件につきまして、熱心に御審議を賜り、いずれも適切な判断のもと原案のとおり御決定をいただきました。まずもって、心から厚く御礼を申し上げます。
早いもので、ことしも残すところあとわずかとなりました。
ことしを振り返ってみますと、2月に、職員が官製談合防止法違反の罪、そして9月には元幹部職員があっせん収賄罪などのより有罪判決を受け、その後いずれも失職いたしました。市民の皆様には、大変な御迷惑、御心配をおかけしましたこと、深くおわびを申し上げます。
市民の皆様から疑惑や不信を抱かれることのないよう、信頼される職員を目指して、職員が一丸となって、より一層の倫理向上、そして綱紀粛正に取り組んでまいりたいと思います。
さて、ことしも、米原市の子供たちからは目をみはる活躍の報告がございました。福井しあわせ元気国体では、伊吹高校男子ホッケー部、少年男子の部で優勝をし、女子ホッケー部は3位に入賞、また、伊吹山中学校男子ホッケー部は全国大会で3位に入賞をされました。
そして、滋賀県中学駅伝においては、双葉中学校男子が準優勝、米原中学校男子が3位入賞を果たしました。
ホッケーや陸上競技以外のさまざまな競技や学校以外のスポーツクラブ活動においても、近畿大会や全国大会などに出場し、それぞれ優秀な成績をおさめるなど、私たち市民に大きな感動を与えてくれました。
今年の世相をあらわす漢字は、御案内のとおり災害の「災」が選ばれました。北陸の豪雪を初め西日本豪雨、そして猛烈な台風、大阪、北海道での地震、連日の猛暑など、記録ずくめの災害や異常発生に見舞われた1年でございました。
米原市におきましても、6月29日に竜巻が発生し、住家や農業施設などに甚大な被害をもたらしました。この竜巻災害では、迅速な復旧作業に称賛の声が寄せられました。被災された自治会では、住民の方々が自主的に集まり、地域力を発揮されましたが、これらは、ふだんから御近所や地域の関係、寄り添いの環境があったからこそであり、住民同士が懸命に助け合う姿に、私も強く心を打たれました。
こうした米原市の皆さんが持っている地域における強いつながりは、これからも、あらゆる苦難を乗り越えていく源になると確信をしているところでもございます。
さて、本市では、昨年度から
まちづくりの指針となります第2次米原市総合計画がスタートをし、人口減少に立ち向かう地方創生、米原創生として、さまざまな取り組みを進めているところでございますが、その柱となるのは、本市の将来を見据えた新しいまちの核づくりとなります中心市街地づくりであります。
現在、米原駅東口では、コンベンションホールなどの交流エリアをあわせ持った統合庁舎の整備も本格的に進める運びとなり、来年8月に実施設計の完了後、9月には建設工事に着工をし、2021年3月の完成を目指してまいりたいと思います。
また、民間事業者であります一般社団法人米原駅東口
まちづくり協議会様と連携をし、2021年のまち開きを目指して、米原駅東口周辺
まちづくり事業も進めていただいているところでございます。
県内唯一の新幹線駅の徹底活用を背景に、統合庁舎と米原駅東口
まちづくり事業をうまく連動させることで、県東北部、そして県内での米原市の可能性、さらにその地位を確保していく米原新時代となるべく、米原市の新しい
まちづくりを進め、いずれも関西で開催をされます、ワールドマスターズゲームズ2021関西、2025年の大阪
万博を追い風にして、にぎわいを創出してまいりたいとも考えております。
結びになりますが、市民の皆様を初め、議員の皆様には、これから年の瀬を迎え、御多忙な毎日と存じます。御健康には十分御留意いただきまして、輝かしい新年をお迎えになられますことを、心からお祈りを申し上げ、閉会に当たっての挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(鍔田明)
11月30日から本日までの22日間にわたりまして、議員各位におかれましては、数多くの
議案審査、審議、まことに御苦労さまでした。
これをもって、平成30年
米原市議会第4回定例会を閉会いたします。
御苦労さまでした。
午後0時17分 閉会
本会議録は、真正であることを認め、
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
平成30年12月21日
米原市議会議長 鍔 田 明
米原市議会署名議員 中 川 松 雄
米原市議会署名議員 堀 江 一 三...