米原市議会 2018-11-02
平成30年市統合庁舎建設に関する特別委員会(11月 2日)
○
委員長(
松宮信幸)
宮川次長。
○
政策推進部次長・
政策推進課長(
宮川巖)
基本的には
統合庁舎が米原市全域のものを配置をし、山東・
伊吹地域に特化した業務については、
山東総合支所でというふうなのが原則的な
考え方ではございますけど、
先ほど例示をしました、特に獣害とか雪寒とかの伊吹・
山東地域の
業務量がおおむねを占めるであろうものについては、今後、組織として
山東総合支所に配置することも含めて、今、検討しているというところでございます。
○
委員長(
松宮信幸)
田中部長。
○
政策推進部長(
田中祐行)
もう
一つ補足ですけど、やっぱり
山東支所のメリットは、私は米原市の中心にあるという位置的にと思いますので、今、次長が言いました業務が主ですけども、やはりこの近郊にある
醒井地区の方、一色のこの辺の一番山東に近いほうですね、その方が窓口で住民票を取りに来られても、それは当然オーケーという形になろうかと思いますので。ただ、醒井の方に特化するような内容については、ちょっとなかなかこちらで相談は分けていますので、山東・伊吹を包括する事務の相談はしますけども、できるものとできないものがやっぱりあると思いますので、醒井の方で、そういう醒井に特化したものについては、
本庁舎のほうへ行っていただくという形になろうかと思います。
詳細な事務はこれから決めていきますので、全てが全てここは伊吹と山東だけしかしないというわけじゃなくて、そこをうまくバランスを考えていく
事務分掌にしていったらどうかなというのが、今のところ思っているところなんです。
またこれから、本当に詳細、これからどんどん詰めていかなあかんので、基本は伊吹・山東を補完するためにここはつくろうというのが最初の目的でしたので、そこは間違いがないようにだけはしたいなというふうに思っています。
○
委員長(
松宮信幸)
吉田委員。
○委員(
吉田周一郎)
事業によっては、米原・近江の事業、重複することもあろうと思います。市民がどっちへ行ったらええんやというのがわかりづらいと。米原行ってもらわなあかん、
統合庁舎のほうへ行ってもらわなあかんのやとか、山東のほうへ行ってもらわなあかんとか、いろいろ出てくると思いますけども、わかりやすい配置といいますか、説明をやっぱりしてもろていかんとあかんと思いますので、これは私の意見です。
○
委員長(
松宮信幸)
多様な御意見をいただきたいと思いますが。
矢野委員。
○委員(
矢野邦昭)
資料2ですね、山東の庁舎の
改修工事ですが、これは新
庁舎改修後という
スケジュールに見えるんですが、これもっと前倒しして新
庁舎完成時に全てが整うような形にはならないんですか。ちょっと御質問させていただきます。
○
委員長(
松宮信幸)
清水室長。
○
政策推進課長補佐・
統合庁舎整備推進室長(
清水正樹)
32年の引っ越しまでは、この庁舎は現行の職員が
福祉部、
教育部が入っておりますので、なかなか大きな改修までは難しいのかなというふうに考えております。一旦は職員が
統合庁舎の方に引き上げてから、ここを
仮住まいと言いますか、
総合支所としての活用もするんですけども、一旦
仮住まいをしながら、整備を進めていくという方法が望ましいのかなと、今は想定をさせてもらっているところです。
○
委員長(
松宮信幸)
矢野委員。
○委員(
矢野邦昭)
もう一点、この資料3の最後のほうに
行政サービスセンターの関係が出ているんですが、
統合庁舎整備に合わせて、
既存行政サービスセンターの
存廃協議って書いていますね。これは、
統合庁舎整備に合わせて、この
行政サービスセンター、機能が変わってくるというか影響があるという話ですか。その辺ちょっとお伺いいたします。
○
委員長(
松宮信幸)
清水室長。
○
政策推進課長補佐・
統合庁舎整備推進室長(
清水正樹)
行政サービスセンターにつきましては、現在四つあるわけですけども、今回
統合庁舎になることによりまして、この
行政サービスセンターの
あり方についても検討していこうということで、廃止する、存続するというのが決まっておりません。それも今後検討していく必要があるかなということで、ここに上げさせてもらっておるところです。
○
委員長(
松宮信幸)
矢野委員。
○委員(
矢野邦昭)
この際検討しようという話ですかね。影響があって検討するというわけではないですね。
○
委員長(
松宮信幸)
清水室長。
○
政策推進課長補佐・
統合庁舎整備推進室長(
清水正樹)
これを機会に検討していこうということでございます。
○
委員長(
松宮信幸)
山本委員。
○委員(
山本克巳)
これ2ページの上のほうに本館の3階を
文書庫として活用となっていますけども、ちょっと単純な質問ですけど、議場とかどういうふうに後しはるんですかね。あれだけの立派な議場やけど。
○
委員長(
松宮信幸)
清水室長。
○
政策推進課長補佐・
統合庁舎整備推進室長(
清水正樹)
当初、
基本計画の中では、
山東庁舎の
利活用という形で、位置図といいますか図面も上げさせてもらいながらお示しさせてもらっております。そのときには、
山東庁舎の3階の議場も含めて
文書庫という思いを当時させてもらっております。ここら辺も含めまして、今後、検討のほうを進めていきたいというふうに考えております。
○
委員長(
松宮信幸)
よろしいですか。
一ついいでしょうか。設計と入札が終わった、
工事業者も決まったように思うんですが、
設計変更はきくんでしょうか。後々の
設計変更はきくのかどうかを聞きたいと思います。
田中部長。
○
政策推進部長(
田中祐行)
実施設計はこれから始まるわけですが、一応、
基本計画の中ではもう
階層ごとにおおむねどこどこの分野が入るということが決定された上で、
実施設計に本格的に入っていきますので、大きなことの変更は多分厳しいかと思いますが、ささいな、区画をちょっと変更したりするぐらいの変更は可能かと思いますが、1階から5階までの
階層ごとについての利用については、
基本計画で定めさせていただいたとおりの所管が、組織が入るというような形での設計になろうかと思います。
○
委員長(
松宮信幸)
はい、わかりました。
もう一点、ちょっと議場なんですけど、当初24人、26人いたわけですが、今18人なんですね。それに対しての議場の
あり方と僕は思うんです。だから、
山東庁舎にある議場はどこも劣ることない立派な議場でありますし、そのまま
利活用ができるようであれば使ったほうが財政的にも金額的にも軽減されていくんではないかというふうに思いますが、その点は前から言っておることなんですが、何とか考えていただいたことがあるかどうかを伺いたいと思います。今後に向けて。
田中部長。
○
政策推進部長(
田中祐行)
今日まで
特別委員会で、最初は20名の方で
特別委員会を進めて、場所を決めていただいて、そして今、このメンバーでやらせていただいておりますが、確かに
松宮委員長のほうからのただいまの質問については、
委員会のところどころでは御発言いただいたというような記憶もございまして、しかしながら、この
基本計画、
基本設計進めてきた中において、やはりほかの委員さんの御意見は、特段それをごもっともやということで
山東庁舎使ったらいいがなというような御意見はどなたもなかったように思っておりますし、
基本設計まで協議を一つずつ積み重ねてきた経緯の中においては、せっかくの
統合庁舎ですので、議場も議会も全て
統合庁舎のほうに入るということを大前提として設計も進めてきたという経緯で、
事務局としても私どもも進めてきておりますので、その話については、今さらというような考えで私は思っておりまして、やはり今まで決めてきた経緯どおり進めさせていただきたいというのが私の考えでございます。
○
委員長(
松宮信幸)
ところどころで、再三、私は述べてきたことですので、最終的にそのように決まったということは決まっておりませんが、そのような見直しもいかがなものかということで提案をしてきたわけでありますが、ただ、18人の議員の中でそんだけの5階の
スペースを18人のために、そんだけの
スペースが要るのかという思いもありますし、かなりの金額がいたすと思います。それも踏まえれば、議場はつくらなくてもその
スペースは残しながら、この議場を活用していったら、本当に軽減はされてくるように思います。市民の理解も得られるのではないかなと思いますが、その点はもう言うてもだめならば仕方がありませんが、
設計変更等も踏まえて考えられるんであれば、その辺も最終的な考えができるんかなというふうに思いますので、よろしいですけれども。
ほかに
皆さんの御意見。
○委員(
澤井明美)
3ページの一番上なんですけど、この
山東庁舎の
利活用で、団体の貸し出しなんですけど、これはもう幾つか団体は、数とかそれは決められておられるんですか。
○
委員長(
松宮信幸)
清水室長。
○
政策推進課長補佐・
統合庁舎整備推進室長(
清水正樹)
何団体が入るとかいうのは、まだ決まっておりません。まずは、
総合支所としての機能を固めた上で、それから必要な
防災対策会議室の確保も含めて、
空きスペースを有効活用するというのが趣旨でございますので、一旦は
総合支所という
考え方をまとめた上で、次にあいたところを団体に
貸し付けするという方向で検討しております。
今、各課のほうには
公共的団体をまず優先的に活用する必要がございますので、そういった部分から照会のほうはさせてもらって、吸い上げをさせてもらっているところでございます。
○
委員長(
松宮信幸)
澤井委員。
○委員(
澤井明美)
公共的団体とは社会福祉団体とか、そういう日赤奉仕団とか、そういう団体ですか。
○
委員長(
松宮信幸)
田中部長。
○
政策推進部長(
田中祐行)
今現時点でいいますと、シルバー人材センターさんは市長のほうにお見えになって、ぜひともここを活用させていただきたいという意向のお答えは聞かせていただいていまして、あとの社会福祉協議会とか、多分ボランティア団体とか、あの辺もここを使っていただけるかなという予想もしながら、今、全て担当課のほうから意向調査をさせてもらっている最中ですので、
皆さんが手を挙げていただければぜひとも使っていただきたいと、せっかくの立派な建物ですし、やはり一極集中しているほうが何かと便利かなという思いもありまして、各種団体の
公共的団体といいますと、社協、シルバー、ボランティアセンターとか日赤奉仕団も入りますけど、日赤奉仕団さんが常時常駐して何かするかというわけではないので、やはりどなたの団体も使えるような
会議室を分割してつくるとか、そういったことも可能かなという思いはしていまして、今、そういう思いで構想を練っているところでございます。
○委員(
澤井明美)
わかりました。
○
委員長(
松宮信幸)
山本委員。
○委員(
山本克巳)
それに関連してですけど、肝心なところなんですけど、その間借りされるに当たっては、その費用はかかるんですか、賃料か何かは。そのあたりは。
○
委員長(
松宮信幸)
田中部長。
○
政策推進部長(
田中祐行)
団体さん、今よその施設を借りるときはいろんな使用料を払ったりしているのが現実あると思いますし、そういった点については、今後議会のほうで、これからこの
委員会のほうでもいろいろとやっぱりここは議論させていただいて、取るべきものなのか、取らんほうがええのか、無償で貸すのか、そこは一遍これからの御議論でお願いしたいなと。
執行部としては、まだそこのところまで踏み込んだ検討はこれからやと思っていますので、そういった御議論、これからよろしくお願いしたいと思います。
○
委員長(
松宮信幸)
山本委員。
○委員(
山本克巳)
既に相談に来られているシルバーさんにしてもそうですけど、その辺はどういう想定してはるかわからんけど、そら慎重に検討していくことなんやろうね、これから。肝心なあれやと思います。
○
委員長(
松宮信幸)
田中部長。
○
政策推進部長(
田中祐行)
多分、当然光熱水費ですね、照明、電気代、当然そこは実費で負担していただくと、それが入っておられる団体の利用される面積ごとに割り算をしながら光熱水費の実費を相当分取ると、それは大原則やと思いますけど、あとの別の月額の使用料をどうするかということは、今後、これからの御議論をお願いしたいと思いますが。
○
委員長(
松宮信幸)
山本委員。
○委員(
山本克巳)
ということは、この間もちょっと監査である団体行きましたけど、水道使用料にしても、電気代にしても、そのメーターにというか、うまいこと分けることは可能やわな、可能ですわな。どういうふうに案分、細かい話やけど。
○
委員長(
松宮信幸)
宮川次長。
○
政策推進部次長・
政策推進課長(
宮川巖)
これから、
山東庁舎の
利活用の方針を確定していく段階で、先ほど部長申し上げましたように、特定の団体に
スペースを限定して契約をするスタイルと、複数の団体が借りられるようにする
スペースというのは、またできてくると思いますので、そういったものに合わせて、今の管理しやすいような改修というふうなことも含めて、今後、検討は進めさせていただきたいと思いますし、賃料の
考え方につきましても、当然入っていただく団体の活動の主目的なり、補助団体の有無も含めて、最終的な判断材料になろうかと思いますので、そのあたりについてはまた今後議会のほうとも御相談をさせていただきたいということでよろしくお願いします。
○
委員長(
松宮信幸)
1点よろしいでしょうか。米原の庁舎の横にあります商工会がございますわね。あれはどのような対応をされるんでしょうか。あれは別物、そのまま残るんですね。
宮川次長。
○
政策推進部次長・
政策推進課長(
宮川巖)
現時点で商工会様のほうがどういう方針を決定されたのかというのは、正式にこちらのほうには情報いただいておりませんので、
統合庁舎の現時点での設計枠の中では一部一般にお貸しできるような
スペースも要るのではないかというふうな検討をしている部分は一部はございますが、何ら今の商工会さんとの直接的な関連性があって計画をしているものではないというふうに申し上げておきます。
○
委員長(
松宮信幸)
商工会のすり合わせはないということでよろしいんですね。ただ、商工会の考えでどのような
方向性を向けはるか。それで、
米原庁舎の敷地には商工会の敷地は入っていないということでよろしいんですね。別物なんですね、あれは。
○
政策推進部長(
田中祐行)
土地は市有地って聞いていますけど。
○
委員長(
松宮信幸)
市有地。すると、市有地の面積に1万何平米かな、あれは入ってあるのか、この中に。商工会の建物も。
○議長(
鍔田明)
旧商工会のこと言うてるの。
○
委員長(
松宮信幸)
うん。
○
政策推進部長(
田中祐行)
土地は市有地ですよね。
○
委員長(
松宮信幸)
それであれはね、市有地。
○
政策推進部長(
田中祐行)
土地は。
○
委員長(
松宮信幸)
土地は。
○
政策推進部長(
田中祐行)
建物は商工会が建てはった。
○
委員長(
松宮信幸)
面積も含まれてあるんかな、1万何ぼの中に。
○議長(
鍔田明)
新しいあれに。
○
委員長(
松宮信幸)
違う違う、面積、米原の面積に。あれ面積も含まれた1万何ぼかね。
○
政策推進部長(
田中祐行)
ちょっとお待ちください。
○
委員長(
松宮信幸)
暫時休憩いたします。
午前10時05分 休憩
午前10時11分 再開
○
委員長(
松宮信幸)
それでは休憩前に引き続き会議を開きます。
清水室長。
○
政策推進課長補佐・
統合庁舎整備推進室長(
清水正樹)
先ほどお尋ねの
米原庁舎の敷地の件ですけれども、商工会は入っておりません。
○
委員長(
松宮信幸)
入ってないんか。
○
政策推進課長補佐・
統合庁舎整備推進室長(
清水正樹)
はい、入らずに1万730平米になっております。
○
委員長(
松宮信幸)
わかりました。それと、商工会のことも考えんでもええんやね。何も。ちょっと言うてはったから、ほんでも、ちらっと商工会の
スペースもという感じで。
○
政策推進部長(
田中祐行)
商工会の
スペースとしてはないです。
○
委員長(
松宮信幸)
ないですか。わかりました。それならいいです。
山東庁舎にも立派な
スペースはありますので、あそこがあかなかったらこっちへ来てもらったらいいんだと僕は思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
ほかに。
矢野委員。
○委員(
矢野邦昭)
資料1ですね、
基本的機能の中に災害が発生するおそれのある場合には職員を配備するという記述があります。これは災害が発生するおそれがある場合には職員を配備するということですね。それから、下のこのイメージ図におきましては、防災の関係が伊吹・近江自治センターにあります。さらにめくっていただきまして3ページですね、この
総合支所の関係には防災関係の部署が見当たらないんですが、これはそれぞれの
市民自治センター並びに
総合支所については、防災の関係はここに記述があるように、例えば災害が発生するおそれ、台風が来る場合ですね。そういう場合に臨時的に職員を配置するということで
事務分掌、今後つくられていかれる予定ですか。その辺ちょっとお伺いいたします。
○
委員長(
松宮信幸)
田中部長。
○
政策推進部長(
田中祐行)
このように表示したとおり、防災って下に、イメージ図の中に防災という言葉が入っているのは、
矢野委員おっしゃるとおり、前段の災害が発生するおそれがある場合にはここに防災の拠点を、職員を置くということを踏まえた上での表示の仕方をしておりまして、常時については、ここには誰も職員はいないと。台風が近づいてきたときには、伊吹自治センター、近江のほうに最低限二、三人のパトロール隊員が行くというようなイメージで考えていただければ結構かと思います。
○
委員長(
松宮信幸)
矢野委員。
○委員(
矢野邦昭)
総合支所にもそういう関係の職員を配置されないんですな、これ。
○
委員長(
松宮信幸)
田中部長。
○
政策推進部長(
田中祐行)
総合支所については、今、一般
質問等々でも防災についての御質問いただいておりまして、今、ようやくきょうから
山東庁舎の
利活用についての議論を本格化するということで、きょう第1回目ですので、今後、私どもとしてもこの防災体制をどうしていくのが一番いいのかということについても、これからこの各
特別委員会の委員さんの御意見をいただきながら、その防災体制を一番よいものにしていきたいという考えを持っておりまして、これから
皆さんとの御議論の中でこの防災体制、こういう方法がいいんじゃないかということを詰めていきたいというふうに思っておりますので、今現在私ども
執行部としては、あくまでも米原の
統合庁舎に防災機能の本部はありますが、
山東庁舎にも台風等来る場合については、ここにも同じような本部機能を持たせた上で、
統合庁舎と
山東庁舎をタイムラグを結びながら、ここでも防災の拠点にしていきたいと、いくのが一番ベストではないか。そこにプラスアルファ伊吹と近江には、最低二、三人のパトロール隊員を配備しておいて、地域の状況を把握していただくという体制が一番いいのではないかなということを、今現時点では考えているところでございます。
○
委員長(
松宮信幸)
矢野委員。
○委員(
矢野邦昭)
今後の議論によっては、
総合支所に防災担当、兼務でもよろしいわね、そういうものも考えていくことはやぶさかではないという、こういうお話ですか。
○
委員長(
松宮信幸)
田中部長。
○
政策推進部長(
田中祐行)
矢野委員おっしゃるとおりでございます。これからの議論でよりよい防災体制についての組織を検討していきたいというふうに思っております。
○
委員長(
松宮信幸)
よろしいですか。
今まで人員の確保について、この
山東庁舎の
あり方についても、人員の
あり方についてもいろいろと御協議をいただいたというふうに思いますが、ここに書かれております部長・課長級の方が各課に、部門には配置をされると思うのですが、既にここに配部を決めておられるような大体の機能を満たすためには、何名ぐらいが必要かということで、議論をしていかなあかんというふうに僕は思うんですが。既にもう何名かという提案も出ておりますけれども、大体どれぐらいの、この部門・部門にどれぐらいの配置をされるのかお伺いをしたいと思います。
宮川次長。
○
政策推進部次長・
政策推進課長(
宮川巖)
今までの
特別委員会の議論の経過の中で、全体枠としておおむね30人というふうな数字が恐らく出ていたかなというふうに記憶をしておりますが、今現在、先ほどお配りしましたこういった資料で、責任分担をしながら担当部署の方にどういった具体的業務を実施するに当たって、どの担当で何人手間必要かというふうなとっころまでちょっと聞き取りをしている最中でございます。そういったところを積み上げた中で、今後具体的な人数というのが見えてくるかなというふうに思っているところでございます。
○
委員長(
松宮信幸)
各部門も入られると思うんですが、最低10人は必要性があると、やはりこの広い山東・伊吹を賄うに当たっては、やはり10人から15人の部門ごとに必要な人員かなというふうに私は思いますが、それであれば4部門入れば60人ぐらいになりますが、今の倍になりますが、そのような考えで今後検討していっていただければというふうに思いますが、皆様の御意見どうでしょうか。
やはり、この地域を充実するためにも、必要な人員は確保しなくてはならないというふうに私は思っております。責任持った対応をするにはそれぐらいの人員が必要であるというふうに私は思いますが、その点はいかがでしょうか。
宮川次長。
○
政策推進部次長・
政策推進課長(
宮川巖)
先ほど申し上げたように、各部門とちょうどやりとりをしておる真っ最中でございまして、
委員長がおっしゃる趣旨は重々理解させていただきますので、今回、複合的な課になりますので、一定兼務業務等もする中で、トータルとしてどの程度の人員が要るかということは、しっかりと見きわめる必要があるかと思いますので、御質問の趣旨については重々承って、今後検討させてもらいたいというふうに思います。
○
委員長(
松宮信幸)
統合庁舎のほうへ数多くの職員が配部されて、全体的なことを見なくてはならないとは思いますけれども、やはり山東・伊吹の拠点となるこの
山東庁舎には、人員は少なからずもやはりそれに相当する人員は必要であるというふうに私はそう思っておりますので。そうでなければ、市民の理解は得られないというふうに私は思いますので、その点も踏まえてしっかりと議論を尽くしていただきたい。そして、部門ごとに提案をしていただきたいというふうに思います。
ほかにございませんか。
議長。
○議長(
鍔田明)
今ほどの
委員長の人員配置の件ですけど、おっしゃるように、確かにそらそういう
考え方もあると思います。そのとおりやと思うんですが、
統合庁舎を建設するということは、本来であればあそこで一本でやっていけるという、そういうコンパクトなまちであればやっていけるという、そら考えでいいと思うんですね。それで、その分掌を
山東庁舎を
利活用してやっていくということについては、やっぱり今ほど、僕は
執行部の
皆さんが答弁されたように、人数が先なんか仕事が先なんかという議論よりも、やっぱりここでどういう業務をやっていくのやということに対して、きちっとした
考え方を示してもらって、それに対して人数をどれだけ張りつけていこうかという、その辺が大事やと思うので、その辺の人数さえ何人やということでなく、ここでどういう業務をやっていってもらおうということを先議論してもらえるといいのではないかなという思いはします。
○
委員長(
松宮信幸)
議長の御意見はよくわかるんですが、当初のこの決まった経緯がありますからね、ここまで至るまでの流れがあったじゃないですか。だからそれを踏まえれば、やっぱり
山東庁舎をしっかりとした拠点。
○議長(
鍔田明)
僕はもうやってもらったらええです。
○
委員長(
松宮信幸)
だから、拠点となる山東・伊吹の拠点となるこの庁舎を確実に残すということでみんなが御理解して、そのような
方向性に向かった。それを阻害するようなことではいけないということで、やはり、山東・伊吹の拠点となるところによれば、やはり部門ごとにしっかりと充実した人員も必要ではないかと、仕事をしてもらうわけですから。だから、理解を得ようと思うと、必ずしも人員と、そしてしっかりとした事業の
あり方を考えていかなければならない。そら
統合庁舎のほうへかなりの人数が行くと思いますよ。
○議長(
鍔田明)
その辺のことを・・・。
○
委員長(
松宮信幸)
吉田委員。
○委員(
吉田周一郎)
議長も
委員長の意見も大事なんですが、私の意見としては、やはりこの
総合支所として何を仕事をするのか、
事務分掌としてどこまで何をするんかということをやっぱり先に決めんとあかんと思います。それによって、このエリアやったらこの事業やったら3人要るな、1人要るなとか、そういうようなふうにやっていって、後から人数は、人員は張りつけていくべきものです。事業量によって、人数はおのずからわかってくるということで、先に人数ではないということを、人員ではないということを。
○
委員長(
松宮信幸)
先に人数ではないのはよくわかるんです。
○委員(
吉田周一郎)
ほんで、今議長がそう言うたで、
委員長がそういうて。
○
委員長(
松宮信幸)
わかります。真ん中入ってもろてありがとうございます。
○委員(
吉田周一郎)
優先順位はまず事業やと。
○
委員長(
松宮信幸)
ただ、それでもやはりしっかりとした事業をやってもらわなあかん部門ですから、それに相当見合うような人員の配置は必要だと僕は思うんですということです。だからそれも踏まえてしっかりと検討していただきたい。ここの
あり方が粗末な
あり方では困りますから。
総合支所としての
あり方、やはり見詰めてもろてしっかりと検討していただいて、人員の配置もしっかりと行っていただきたいなという思いでありますので、よろしくお願いしたい。
細野委員。
○副
委員長(
細野正行)
米原新庁舎と
山東庁舎が分かれるわけなんですけど、山東の庁舎へ伊吹・山東の人が来て、
米原庁舎のほうへ振られる事案ってあるんですか。全てはもう
山東庁舎で全て済むわけですか。
○
委員長(
松宮信幸)
宮川次長。
○
政策推進部次長・
政策推進課長(
宮川巖)
基本的に、一般の市民さんの対応ということでは、伊吹・山東の市民の
皆さんはここの
総合支所で完結できるような組織づくりをしたいというふうに考えています。ただ、全体の米原市の組織の本部機能というのは、当然、
統合庁舎に集約をされますので、一定、自治会の役員の方とか、そういったいろんな役職の方との調整につきましては、
統合庁舎でさせていただくケースはあろうかと思いますが、一般市民の
皆さんに御迷惑がかからないような組織づくりを今後進めさせてもらいたいということでございます。
○
委員長(
松宮信幸)
ほかにございませか。
(「質疑なし」)
○
委員長(
松宮信幸)
ないようでございます。大分意見もいただきまして、ありがとうございます。
それでは、その他事項に入らせていただきます。
執行部からの説明があるんかね。お願いしたいと思います。
清水室長。
○
政策推進課長補佐・
統合庁舎整備推進室長(
清水正樹)
先日行いました
統合庁舎の落札結果につきましての御報告のほうをさせてもらいたいと思っております。
米原市の
統合庁舎整備事業につきましては、10月26日に総合評価制限付一般競争入札を執行いたしまして、落札者は大阪府大阪市中央区南船場1丁目14番10号の大成・桑原特定
建設工事共同企業体、代表者のほうは大成建設株式会社関西支店 常務執行役員支店長 加賀田健司、構成員としまして、株式会社桑原組彦根支店 執行役員支店長 堀江成雄で、請負金額は税込みで42億8,760万円でございました。
資料としまして、お手元のほうに入札結果報告書の速報版の方をお配りさせてもらっておりますので、簡単に御説明させてもらいたいと思います。
2ページ目をごらんください。
事業者選定に当たりましては、専門的見地から考察を加えて、公平性、透明性を確保するために、専門分野の委員等で構成する米原
市統合庁舎建設工事事業者選定
委員会を設置して、事業者選定に当たりました。
3ページ目のほうをごらんください。
経過ですが、7月9日に米原市
統合庁舎整備事業入札公告のほうを行い、参加表明書の提出期限を7月24から7月25日の正午まで受け付けさせていただきました。結果、2者のいずれもJVのほうから本入札の入札参加表明をいただきました。
その後、8月6日から9日まで、VE項目の提案を受け付けいたしました。このVE項目の提案というのは、要求水準書に対しまして、提出者が保有する固有技術や工法により、要求品質機能を低下させずに工事費を低減させること、また、その逆で、要求品質機能を向上させるけども、工事費を上げないという手段、この手段を提案することでございまして、175項目の提案をいただき、選定
委員会のほうで採否の決定を行っております。
4ページ目のほうをごらんください。
10月1日から2日の正午まで、電子入札による入札書の受理と、技術提案書の受け付けを行いまして、10月26日に選定
委員会において技術提案書の審査及び開札を行って、落札候補者を決定させていただいております。
5ページのほうをごらんください。
失礼しました、4ページのほうをごらんください。
今回の入札のほうは、VE項目の(4)でございますが、VE項目の採否、技術提案の審査におきましては、中立かつ公平な審査を行うために、入札参加資格の確認後に入札参加者には受付番号の記号を付与して、事業者選定の過程では、参加者名を特定した上で審査を進めております。
次のページ、5ページをごらんください。
R9というのが大成・桑原特定
建設工事共同企業体で、M8というのが清水・オオサワ・大建設計特定
建設工事共同企業体でございます。
技術提案書の採点結果につきましては、5ページの下のほうですが、実績、体制審査点のほうで、M8のほうが13.50、R9のほうが11.90、技術審査点につきましては、M8のほうが40.08、R9のほうが41.49という結果でございました。それを受けまして、開札のほうをさせていただいております。
次のページ、6ページをごらんください。
入札価格点につきましては、M8のほうがゼロ点でR9のほうが12.85点でございます。総合合計点につきましては、M8のほうが53.58、R9のほうが66.24ということで、総合計点の最も高かった付与番号R9、大成・桑原
建設工事共同企業隊のほうが落札者となった次第でございます。
今後、契約議決につきましては、11月6日に開会されます、第1回臨時会のほうで工事請負契約の議案のほうを提出させていただく予定をしております。
以上、まことに簡単でございますが、
統合庁舎整備事業の落札結果の説明とさせていただきます。
○
委員長(
松宮信幸)
御苦労さまでした。今ほどの庁舎事業に関する一般競争入札についての結果を報告していただきました。これに基づきまして、ちょっと御意見をさせていただきたいと思いますが、これ2者ということでありますが、2者であればかなりのやはり、大体普通こういう公共事業は5者も6者も7者も、入札に加入されるというふうに私は思っておるんですが、この2者で価格的な公正な価格なんかなというふうには私は思うんですが、これ競争に伴いまして、2者でこのような競争入札が行われて、高い数値で落札されたという思いもございます。何者か参加していただいたならば、もう少し競争の原理が働いて、かなりの競争の割合が、価格の下落があるんではないかというふうに私は思うんですが、その点はそういうふうな考慮はなかったんでしょうか。何者まで入札が入るまでは、入札に入らないとかいう話はないんでしょうか。
宮川次長。
○
政策推進部次長・
政策推進課長(
宮川巖)
今ほどの御質問ですが、今回、入札の公告をさせていただいた後、いろいろとお問い合わせをいただきました企業様というのは、たしか6者、7者あったというふうに記憶をしております。ただ、その段階では、一定の基準を満たす実績も含めて、企業体を組むかどうかというふうな判断もされていない段階での問い合わせでございますので、最終的に今回JVというふうな形で2者に落ちついたわけですが、ここに関係をされているのが単純に5者おられます。それ以外の方で、問い合わせをいただく中でも最終的に提案をいただくところに至らなかったという最終判断をされた企業さんも複数者あったというふうに思っております。
経過については以上のようなことで、複数者になったということは、私どもにとっては一つありがたかったというふうに思いますし、結果論ではございますけれども、今回、入札、価格だけで判断をさせていただきますと、1者は100%ということでございましたが、もう1者については91.4%ぐらいです。こういった価格でこの程度の金額で、ここまでの低価格の投札をいただいたというのは、県内の市町の近隣の最近の状況の中では、かなり思い切った減額幅でなかったかなというふうに思っておりますので、市の予算枠の
考え方からいくと、非常に市としては喜んでいるところでございます。
○
委員長(
松宮信幸)
そういう見方もあるかもしれませんが、5者、6者あったほうが入札に加入されますと、価格の変動もあるというふうに私は思うんですが、ただ、2020年ですか、オリンピック等も控えておりますので、価格の高騰なども踏まえれば、このように落ちついてきたんかなというふうに思いますが、91%まで下げてきたということでありますので、限界に近いのかなというふうには思いますが、一般ならば八十七、八でおさまるもんだと、建築の場合は、僕は思うんですが、このパーセンテージについては仕方がないというふうに思いますが、もっと多くの入札の参加される
方向性をとったならば、もっと競争の原理が働いたんではないかというふうに私は思うだけで、それで
執行部の方、行政のほうは納得されたんならば、それでいいと思いますが。
ほかに御意見はございませんか。
(「質疑なし」)
○
委員長(
松宮信幸)
ないようでございます。
本日、
市統合庁舎建設に関する
特別委員会、3回目でございまして、
山東庁舎の
あり方については、きょうから始まってまいります。今後に向けての皆様方の活発な御意見をいただきながら、この
山東庁舎の充実を図るために頑張っていただきたいというふうに思います。
最終ではございますが、終わりに当たりまして。終わってええな。
○副
委員長(
細野正行)
ありがとうございます。
山東庁舎の活用ということで、今後、
皆さんの御意見をしっかり聞きながら進めていきたいと思いますので、
執行部のほうもよろしくお願いいたします。
ありがとうございます。
○
委員長(
松宮信幸)
御苦労さまでした。
午前10時37分 閉会
本
委員会記録は、真正であることを認め、米原市議会
委員会条例第32条第1項の規定により、ここに署名する。
平成30年11月2日
米原市議会
市統合庁舎建設に関する特別
委員長 松 宮 信 幸...