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平成30年市統合庁舎建設に関する特別委員会(11月 2日)

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  1. 米原市議会 2018-11-02
    平成30年市統合庁舎建設に関する特別委員会(11月 2日)


    取得元: 米原市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-17
    平成30年市統合庁舎建設に関する特別委員会(11月 2日)           平成30年 市統合庁舎建設に関する特別委員会記録   1.日  時 平成30年11月2日(金) 午前9時28分開会 2.場  所 第1委員会室 3.出席委員 6名        委員長  松宮信幸        副委員長 細野正行        委員   矢野邦昭澤井明美山本克巳吉田周一郎 4.欠席委員 5.職務出席 鍔田明 6.出席説明員     政策推進部長               田中祐行     政策推進部次長政策推進課長       宮川巌
        政策推進課長補佐統合庁舎整備推進室長  清水正樹     統合庁舎整備推進室主査          大塚祐司     政策推進課主査              萬木茂 7.事務局職員     事務局長 木村浩樹  事務局次長 雨森修  書記 池田昌司 8.会議に付した事件   (1)山東庁舎利活用について              午前9時28分 開会 ○委員長松宮信幸)  皆さん、おはようございます。  本日、早朝より委員の皆様には御出席を賜りまして、ありがとうございます。  朝夕めっきりと寒くなってまいりました。お体には御自愛していただきますように、よろしくお願いを申し上げます。  本日の市統合庁舎建設に関する特別委員会は、3回目でございます。山東庁舎の今後のあり方についてもしっかりと検討をいただきたいというふうに思っております。  それでは、ただいまの出席委員は全員であります。定足数に達しておりますので、ただ今より市統合庁舎建設に関する特別委員会を開会をいたします。  本委員会会議事件説明のため出席を求めた者は、田中政策推進部長ほか関係職員であります。傍聴議員田中眞示議員、また後藤議員山脇議員で3名でございます。  会議に入る前に、前回5月24日の会議について、秘密会としていましたが、協議内容については既に公開をされていることから、本日をもって委員会記録等を公開することでよろしいでしょうか、伺います。                  (「異議なし」) ○委員長松宮信幸)  異議なしということでございます。  それでは、御異議がありませんので、5月24日に開会いたしました委員会については、本日をもって公開といたします。  それでは、議題に入らせていただきます。  山東庁舎利活用についてでございます。  それでは、本日の会議を開きます。執行部から説明を願いたいと思います。  清水室長。 ○政策推進課長補佐統合庁舎整備推進室長清水正樹)  それでは、資料に基づきまして、説明のほうをさせてもらいたいと思います。  まず、資料1でございますが、これは平成29年6月に策定しました米原市庁舎等整備基本計画の中から、既存庁舎利活用及び市民自治センターに関する部分の抜粋でございます。振り返りということで整理をしていきたいと思います。  まず、既存庁舎利活用及び市民自治センター方向性についてですが、基本機能としましては、市民自治センター窓口機能地域振興機能基本的機能として、山東・伊吹・近江地域に配置します。災害の発生するおそれがある場合には職員を配備するとともに、警戒態勢を確立し、防災対策に当たります。山東庁舎には、市民自治センター機能に加え、山東・伊吹地域を区域とした事務をつかさどる(仮称)総合支所を配置しますとしております。  整備の方向性としましては、既存の米原・伊吹・近江庁舎は廃止・解体を基本とします。伊吹・近江地域に再配置する市民自治センター跡地利用方向性を含めて、周辺の公共施設の活用を検討し、再配置を進めます。山東庁舎は、(仮称)総合支所の配置に加え、必要なほかの施設機能を統合する方向で検討を行いますという形で整理させてもらっております。  2ページ目をお開きください。  次に、山東庁舎利活用ですが、山東庁舎の整備の方針につきましては、本市の東北部に位置する山東・伊吹地域は、人口規模地理的要因等を考慮すると、適切な行政サービスの確保、災害時の迅速な対応、高齢者人口の増加に対応し、安全で安心な暮らしを支える組織体制が必要となります。山東庁舎市民自治センターに加え、山東・伊吹地域を区域とした事務をつかさどる組織を配置した、(仮称)総合支所として活用するとともに、地域課題への対応等の必要な施設機能を統合する複合施設として利活用しますという形で整理させてもらっておりますし、また、(仮称)総合支所基本的機能の構成につきましては、山東庁舎に配置する(仮称)総合支所の基本的な機能は、地域の行政サービス提供の窓口となる市民自治センター事務に加え、健康福祉部門経済環境部門土木部門教育部門を配置し、山東・伊吹地域人口減少高齢化進展等への課題への対応が図れる組織体制としますという形で整理をさせてもらっております。  3ページ目をお開きください。  事務事業の内容につきましては、(仮称)総合支所事務事業市民自治センターが担う事務事業のほか、山東・伊吹地域における地域課題の対応を図れる事務事業を配置するとして、市民自治センター部門健康福祉部門経済環境部門土木部門教育部門を設け、それぞれに主な事務内容を整理させてもらっております。  4ページ目のほうをお開きください。  次に、米原庁舎伊吹庁舎及び近江庁舎利活用についてですが、各庁舎の現状は築30年から50年以上経過しており、今後、利用し続けるためには耐震補強等を含めた大規模な改修または改築、建てかえが必要となります。  加えて、施設維持管理費は年間1,500万円程度かかっております。なお、米原庁舎につきましては、基本構想において定住を促進するための住宅地への転換を図るものとしております。  各庁舎の利活用及び市民自治センターの再配置・整備の方向性としては、市民自治センターとして必要な面積は300平方メートル程度であり、各庁舎周辺には公民館、図書館、地域福祉センターなどの公共施設が配置されていることから、既存公共施設を部分利用することで、財政的な負担軽減が図れるとともに、効率的な施設管理が行われると考えられます。  よって、伊吹・近江庁舎耐震性能老朽化維持管理費の問題から廃止・解体を基本としますが、伊吹・近江地域に再配置する市民自治センターについては、跡地利用方向性を含めて、庁舎周辺公共施設の活用を検討し、再配置を進めますとしております。  以上が基本計画でまとめてきました内容でございます。  資料2のほうをごらんください。  統合庁舎整備スケジュールでございます。統合庁舎につきましては、12月から実施設計に入りまして、8月からは建設工事に着工して、平成32年度内完成を目指して整備を進めてまいります。下段のほうには、山東庁舎利活用の検討についてのスケジュールのほうをお示しさせていただいております。  現在、@でございますが、(仮称)総合支所での事務の洗い出しと、Aでございますが、山東庁舎利活用方針の決定のための意識調査のほうを実施しているところでございます。それらを整理調整しまして、31年1月、来年1月末をめどに、Bでございますが、総合支所組織体制案の検討や、Cでございますが、山東庁舎利活用方針を決定しまして、総合支所としての機能や体制についてを決めていきたいと考えております。  あわせて、年度内にはDですが、山東庁舎空きスペースの活用として、団体への貸し付け貸し付け範囲などを決めたいと考えております。また、伊吹・近江市民自治センター候補地の選定を進めていく予定をさせてもらっております。  31年の7月までには総合支所の概要をまとめた基本計画の策定や、山東庁舎書庫利用案の作成のほうを進めていきたいと思っております。31年度内には既存庁舎跡地利用方針の決定や、山東庁舎改修計画、伊吹・近江市民自治センター移転先改修計画を策定していく予定をさせてもらっております。  32年度には、既存庁舎跡地利用計画山東庁舎の改修の設計業務山東庁舎への文書移転量の確定のほうを進めていきたいと思っております。  それらをもう少し詳細に書かせていただいているのが資料3でございます。資料3のほうをごらんください。  資料3では、統合庁舎整備後の既存庁舎利活用について、検討事項として大きく7項目に分類して、方針案検討事務内容を整理させてもらっております。これらの検討事務につきましては、資料2でお示ししたスケジュールで整理をしていく予定でございます。  表の見方でございますが、左のほうには関係課を上げております。星印のついている課が中心となって検討を進めていく予定をしております。  その次、右隣が検討事項で、七つの項目を上げております。その隣が方針案で、基本計画の内容を踏まえて条件整理をするための案を示しております。その右端のほうが主な検討事務の内容となっております。  まず、1ページ目でございますが、山東庁舎利活用支所機能ですが、総合支所市民自治センターのほか、山東・伊吹地域における地域課題の対応が図れる事務事業を配置することとして、総合支所体制は、支所長のほか2課を配置し、それぞれに関係する業務を割り振ることをたたき台として検討をしていきます。  総合支所での事務の洗い出しにつきましては、想定される人員や業務の仕分けについて、各課から現在吸い上げをさせてもらっているところでございます。  今後、組織体制の検討や山東庁舎利活用として支所機能についての決定をまずは進めていきたいと思っております。  2ページ目をごらんください。  上のほうですが、山東庁舎利活用として、空きスペースの活用でございますが、総合支所機能山東庁舎の1階の本館に配置をして、本館の3階のほうは文書庫としての活用を図り、また、災害対策本部機能を持てる会議室を本館の2階のほうに配置することとして、空きスペースにつきましては、山東庁舎の別館も含めて検討し、公共的団体への貸し付けを行うことを基本として、別館を有効利用するための意識調査を現在実施させてもらっております。  総合支所としての機能の確保をするとともに、団体への貸し付け範囲の決定をして、山東庁舎利活用方針のほうを決定していきたいと思っております。  真ん中のほうの山東庁舎利活用改修計画ですが、山東庁舎統合庁舎のオープンまでは現在の職員が執務しておりますので、庁舎移転と同時に空きスペースを含めたフル開業を始めるのは困難であることから、本庁舎に移転をして改修して開業をする方向で整理をすることを想定しております。  主な検討事務としましては、総合支所基本計画の策定や、改修計画山東庁舎設計業務改修工事空きスペースへの団体への入居や書庫の移転計画などの検討事務を調整していきたいと思っております。  次に、総合支所の宿日直の業務ですが、方針案としましては、現行の体制のとおりの体制でいきたいというふうに考えております。  3ページ目のほうをお開きください。  市民自治センターの整備についてですが、市民自治センターの配置は現行のとおりとして、配置人員統合庁舎及び総合支所との連携を前提に決定するという方向で整理をしていきたいと思っております。  今後するべき主な検討事項としましては、伊吹・近江の市民自治センター候補地の選定や、移転先改修計画で、主に電算システムの移設や移転にかかる広報、市民周知方法等を検討していきたいと思っております。  また、既存庁舎利活用についてですが、基本計画のほうでは、米原庁舎伊吹庁舎近江庁舎は、廃止・解体を基本として検討を進めていくこととしておりました。跡地利用方針の決定を踏まえて、計画のほうを策定していきたいと考えております。  また、行政サービスセンターあり方につきましても、存続・廃止の協議について、今後、検討していきたいと考えております。  以上が既存庁舎の活用についての説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○委員長松宮信幸)  ありがとうございます。  今ほど執行部からの説明がございました。山東庁舎利活用にかかわるものでございますけれども、資料1から3まで御報告を願ったわけでありますが、その中で御質問等がございましたら伺いたいと思います。  山本委員。 ○委員(山本克巳)  最後のほうにあった、伊吹・近江市民自治センター移転先改修計画ということなんですけども、これ潰した跡地を使うわけではないわけですか、これは。 ○委員長松宮信幸)  清水室長。 ○政策推進課長補佐統合庁舎整備推進室長清水正樹)  伊吹・近江の市民自治センターにつきましては、統合庁舎のほうに移転しますと同時ぐらいには一定の伊吹地域近江地域のほうには市民自治センターがないとあかんのかなと思っておりますので、それに合わせて統合庁舎がオープンすると同時ぐらいにはどこかに市民自治センターを配置したいというふうに思っております。 ○委員長松宮信幸)  山本委員。 ○委員(山本克巳)  ということは、場所はその跡地ということではないんですか。 ○委員長松宮信幸)  田中部長。 ○政策推進部長田中祐行)  今説明の補足ですけども、あくまでも伊吹と近江については、米原と近江庁舎については解体をしてというのが基本ですし、跡地利用は米原は住宅に転換していこうというのは決まっています。近江については、まだ全然決まってはないですけども、基本的には、うちの執行部側としては、近江庁舎も解体をしてあそこも住宅に転換していくほうが一番いいのではないかと。ただ、今おっしゃった市民自治センターについては、ここに書いていますとおり、周りの周辺に近江であれば近江公民館もありますし、近江図書館もありますので、そういうような公共施設を利用したところに市民自治センターを配置していってはどうかというのが、今の考え方になっています。 ○委員(山本克巳)  わかりました。 ○委員長松宮信幸)  吉田委員。 ○委員(吉田周一郎)  この山東庁舎ですけども、分室的な利用ということで、常駐ですが、この担当するエリアは山東・伊吹に限ったもんですか。 ○委員長松宮信幸)  宮川次長。 ○政策推進部次長政策推進課長宮川巖)  基本的には山東・伊吹地域を包括する業務を集約するということで、総合支所業務内容については、今後調整したいと思っておりますが、例えばですけれども、獣害対策でありますとか、雪寒の対応の基地でありますとか、米原市全域に必要な業務ではあるけれども、おおむね山東・伊吹に集中するであろう業務については、ここを山東庁舎を起点にして事業をするということも含めて、今、各部と調整をさせていただいているところです。  以上です。 ○委員長松宮信幸)  吉田委員。 ○委員(吉田周一郎)  今の説明ですと、基本的には市の中の全域で対策が必要な事業については、基本的にはこちらでやろうということではないわけですか。完全に分けるいうことですか。
    委員長松宮信幸)  宮川次長。 ○政策推進部次長政策推進課長宮川巖)  基本的には統合庁舎が米原市全域のものを配置をし、山東・伊吹地域に特化した業務については、山東総合支所でというふうなのが原則的な考え方ではございますけど、先ほど例示をしました、特に獣害とか雪寒とかの伊吹・山東地域業務量がおおむねを占めるであろうものについては、今後、組織として山東総合支所に配置することも含めて、今、検討しているというところでございます。 ○委員長松宮信幸)  田中部長。 ○政策推進部長田中祐行)  もう一つ補足ですけど、やっぱり山東支所のメリットは、私は米原市の中心にあるという位置的にと思いますので、今、次長が言いました業務が主ですけども、やはりこの近郊にある醒井地区の方、一色のこの辺の一番山東に近いほうですね、その方が窓口で住民票を取りに来られても、それは当然オーケーという形になろうかと思いますので。ただ、醒井の方に特化するような内容については、ちょっとなかなかこちらで相談は分けていますので、山東・伊吹を包括する事務の相談はしますけども、できるものとできないものがやっぱりあると思いますので、醒井の方で、そういう醒井に特化したものについては、本庁舎のほうへ行っていただくという形になろうかと思います。  詳細な事務はこれから決めていきますので、全てが全てここは伊吹と山東だけしかしないというわけじゃなくて、そこをうまくバランスを考えていく事務分掌にしていったらどうかなというのが、今のところ思っているところなんです。  またこれから、本当に詳細、これからどんどん詰めていかなあかんので、基本は伊吹・山東を補完するためにここはつくろうというのが最初の目的でしたので、そこは間違いがないようにだけはしたいなというふうに思っています。 ○委員長松宮信幸)  吉田委員。 ○委員(吉田周一郎)  事業によっては、米原・近江の事業、重複することもあろうと思います。市民がどっちへ行ったらええんやというのがわかりづらいと。米原行ってもらわなあかん、統合庁舎のほうへ行ってもらわなあかんのやとか、山東のほうへ行ってもらわなあかんとか、いろいろ出てくると思いますけども、わかりやすい配置といいますか、説明をやっぱりしてもろていかんとあかんと思いますので、これは私の意見です。 ○委員長松宮信幸)  多様な御意見をいただきたいと思いますが。  矢野委員。 ○委員(矢野邦昭)  資料2ですね、山東の庁舎の改修工事ですが、これは新庁舎改修後というスケジュールに見えるんですが、これもっと前倒しして新庁舎完成時に全てが整うような形にはならないんですか。ちょっと御質問させていただきます。 ○委員長松宮信幸)  清水室長。 ○政策推進課長補佐統合庁舎整備推進室長清水正樹)  32年の引っ越しまでは、この庁舎は現行の職員が福祉部教育部が入っておりますので、なかなか大きな改修までは難しいのかなというふうに考えております。一旦は職員が統合庁舎の方に引き上げてから、ここを仮住まいと言いますか、総合支所としての活用もするんですけども、一旦仮住まいをしながら、整備を進めていくという方法が望ましいのかなと、今は想定をさせてもらっているところです。 ○委員長松宮信幸)  矢野委員。 ○委員(矢野邦昭)  もう一点、この資料3の最後のほうに行政サービスセンターの関係が出ているんですが、統合庁舎整備に合わせて、既存行政サービスセンター存廃協議って書いていますね。これは、統合庁舎整備に合わせて、この行政サービスセンター、機能が変わってくるというか影響があるという話ですか。その辺ちょっとお伺いいたします。 ○委員長松宮信幸)  清水室長。 ○政策推進課長補佐統合庁舎整備推進室長清水正樹)  行政サービスセンターにつきましては、現在四つあるわけですけども、今回統合庁舎になることによりまして、この行政サービスセンターあり方についても検討していこうということで、廃止する、存続するというのが決まっておりません。それも今後検討していく必要があるかなということで、ここに上げさせてもらっておるところです。 ○委員長松宮信幸)  矢野委員。 ○委員(矢野邦昭)  この際検討しようという話ですかね。影響があって検討するというわけではないですね。 ○委員長松宮信幸)  清水室長。 ○政策推進課長補佐統合庁舎整備推進室長清水正樹)  これを機会に検討していこうということでございます。 ○委員長松宮信幸)  山本委員。 ○委員(山本克巳)  これ2ページの上のほうに本館の3階を文書庫として活用となっていますけども、ちょっと単純な質問ですけど、議場とかどういうふうに後しはるんですかね。あれだけの立派な議場やけど。 ○委員長松宮信幸)  清水室長。 ○政策推進課長補佐統合庁舎整備推進室長清水正樹)  当初、基本計画の中では、山東庁舎利活用という形で、位置図といいますか図面も上げさせてもらいながらお示しさせてもらっております。そのときには、山東庁舎の3階の議場も含めて文書庫という思いを当時させてもらっております。ここら辺も含めまして、今後、検討のほうを進めていきたいというふうに考えております。 ○委員長松宮信幸)  よろしいですか。  一ついいでしょうか。設計と入札が終わった、工事業者も決まったように思うんですが、設計変更はきくんでしょうか。後々の設計変更はきくのかどうかを聞きたいと思います。  田中部長。 ○政策推進部長田中祐行)  実施設計はこれから始まるわけですが、一応、基本計画の中ではもう階層ごとにおおむねどこどこの分野が入るということが決定された上で、実施設計に本格的に入っていきますので、大きなことの変更は多分厳しいかと思いますが、ささいな、区画をちょっと変更したりするぐらいの変更は可能かと思いますが、1階から5階までの階層ごとについての利用については、基本計画で定めさせていただいたとおりの所管が、組織が入るというような形での設計になろうかと思います。 ○委員長松宮信幸)  はい、わかりました。  もう一点、ちょっと議場なんですけど、当初24人、26人いたわけですが、今18人なんですね。それに対しての議場のあり方と僕は思うんです。だから、山東庁舎にある議場はどこも劣ることない立派な議場でありますし、そのまま利活用ができるようであれば使ったほうが財政的にも金額的にも軽減されていくんではないかというふうに思いますが、その点は前から言っておることなんですが、何とか考えていただいたことがあるかどうかを伺いたいと思います。今後に向けて。  田中部長。 ○政策推進部長田中祐行)  今日まで特別委員会で、最初は20名の方で特別委員会を進めて、場所を決めていただいて、そして今、このメンバーでやらせていただいておりますが、確かに松宮委員長のほうからのただいまの質問については、委員会のところどころでは御発言いただいたというような記憶もございまして、しかしながら、この基本計画基本設計進めてきた中において、やはりほかの委員さんの御意見は、特段それをごもっともやということで山東庁舎使ったらいいがなというような御意見はどなたもなかったように思っておりますし、基本設計まで協議を一つずつ積み重ねてきた経緯の中においては、せっかくの統合庁舎ですので、議場も議会も全て統合庁舎のほうに入るということを大前提として設計も進めてきたという経緯で、事務局としても私どもも進めてきておりますので、その話については、今さらというような考えで私は思っておりまして、やはり今まで決めてきた経緯どおり進めさせていただきたいというのが私の考えでございます。 ○委員長松宮信幸)  ところどころで、再三、私は述べてきたことですので、最終的にそのように決まったということは決まっておりませんが、そのような見直しもいかがなものかということで提案をしてきたわけでありますが、ただ、18人の議員の中でそんだけの5階のスペースを18人のために、そんだけのスペースが要るのかという思いもありますし、かなりの金額がいたすと思います。それも踏まえれば、議場はつくらなくてもそのスペースは残しながら、この議場を活用していったら、本当に軽減はされてくるように思います。市民の理解も得られるのではないかなと思いますが、その点はもう言うてもだめならば仕方がありませんが、設計変更等も踏まえて考えられるんであれば、その辺も最終的な考えができるんかなというふうに思いますので、よろしいですけれども。  ほかに皆さんの御意見。 ○委員(澤井明美)  3ページの一番上なんですけど、この山東庁舎利活用で、団体の貸し出しなんですけど、これはもう幾つか団体は、数とかそれは決められておられるんですか。 ○委員長松宮信幸)  清水室長。 ○政策推進課長補佐統合庁舎整備推進室長清水正樹)  何団体が入るとかいうのは、まだ決まっておりません。まずは、総合支所としての機能を固めた上で、それから必要な防災対策会議室の確保も含めて、空きスペースを有効活用するというのが趣旨でございますので、一旦は総合支所という考え方をまとめた上で、次にあいたところを団体に貸し付けするという方向で検討しております。  今、各課のほうには公共的団体をまず優先的に活用する必要がございますので、そういった部分から照会のほうはさせてもらって、吸い上げをさせてもらっているところでございます。 ○委員長松宮信幸)  澤井委員。 ○委員(澤井明美)  公共的団体とは社会福祉団体とか、そういう日赤奉仕団とか、そういう団体ですか。 ○委員長松宮信幸)  田中部長。 ○政策推進部長田中祐行)  今現時点でいいますと、シルバー人材センターさんは市長のほうにお見えになって、ぜひともここを活用させていただきたいという意向のお答えは聞かせていただいていまして、あとの社会福祉協議会とか、多分ボランティア団体とか、あの辺もここを使っていただけるかなという予想もしながら、今、全て担当課のほうから意向調査をさせてもらっている最中ですので、皆さんが手を挙げていただければぜひとも使っていただきたいと、せっかくの立派な建物ですし、やはり一極集中しているほうが何かと便利かなという思いもありまして、各種団体の公共的団体といいますと、社協、シルバー、ボランティアセンターとか日赤奉仕団も入りますけど、日赤奉仕団さんが常時常駐して何かするかというわけではないので、やはりどなたの団体も使えるような会議室を分割してつくるとか、そういったことも可能かなという思いはしていまして、今、そういう思いで構想を練っているところでございます。 ○委員(澤井明美)  わかりました。 ○委員長松宮信幸)  山本委員。 ○委員(山本克巳)  それに関連してですけど、肝心なところなんですけど、その間借りされるに当たっては、その費用はかかるんですか、賃料か何かは。そのあたりは。 ○委員長松宮信幸)  田中部長。 ○政策推進部長田中祐行)  団体さん、今よその施設を借りるときはいろんな使用料を払ったりしているのが現実あると思いますし、そういった点については、今後議会のほうで、これからこの委員会のほうでもいろいろとやっぱりここは議論させていただいて、取るべきものなのか、取らんほうがええのか、無償で貸すのか、そこは一遍これからの御議論でお願いしたいなと。執行部としては、まだそこのところまで踏み込んだ検討はこれからやと思っていますので、そういった御議論、これからよろしくお願いしたいと思います。 ○委員長松宮信幸)  山本委員。 ○委員(山本克巳)  既に相談に来られているシルバーさんにしてもそうですけど、その辺はどういう想定してはるかわからんけど、そら慎重に検討していくことなんやろうね、これから。肝心なあれやと思います。 ○委員長松宮信幸)  田中部長。 ○政策推進部長田中祐行)  多分、当然光熱水費ですね、照明、電気代、当然そこは実費で負担していただくと、それが入っておられる団体の利用される面積ごとに割り算をしながら光熱水費の実費を相当分取ると、それは大原則やと思いますけど、あとの別の月額の使用料をどうするかということは、今後、これからの御議論をお願いしたいと思いますが。 ○委員長松宮信幸)  山本委員。 ○委員(山本克巳)  ということは、この間もちょっと監査である団体行きましたけど、水道使用料にしても、電気代にしても、そのメーターにというか、うまいこと分けることは可能やわな、可能ですわな。どういうふうに案分、細かい話やけど。 ○委員長松宮信幸
     宮川次長。 ○政策推進部次長政策推進課長宮川巖)  これから、山東庁舎利活用の方針を確定していく段階で、先ほど部長申し上げましたように、特定の団体にスペースを限定して契約をするスタイルと、複数の団体が借りられるようにするスペースというのは、またできてくると思いますので、そういったものに合わせて、今の管理しやすいような改修というふうなことも含めて、今後、検討は進めさせていただきたいと思いますし、賃料の考え方につきましても、当然入っていただく団体の活動の主目的なり、補助団体の有無も含めて、最終的な判断材料になろうかと思いますので、そのあたりについてはまた今後議会のほうとも御相談をさせていただきたいということでよろしくお願いします。 ○委員長松宮信幸)  1点よろしいでしょうか。米原の庁舎の横にあります商工会がございますわね。あれはどのような対応をされるんでしょうか。あれは別物、そのまま残るんですね。  宮川次長。 ○政策推進部次長政策推進課長宮川巖)  現時点で商工会様のほうがどういう方針を決定されたのかというのは、正式にこちらのほうには情報いただいておりませんので、統合庁舎の現時点での設計枠の中では一部一般にお貸しできるようなスペースも要るのではないかというふうな検討をしている部分は一部はございますが、何ら今の商工会さんとの直接的な関連性があって計画をしているものではないというふうに申し上げておきます。 ○委員長松宮信幸)  商工会のすり合わせはないということでよろしいんですね。ただ、商工会の考えでどのような方向性を向けはるか。それで、米原庁舎の敷地には商工会の敷地は入っていないということでよろしいんですね。別物なんですね、あれは。 ○政策推進部長田中祐行)  土地は市有地って聞いていますけど。 ○委員長松宮信幸)  市有地。すると、市有地の面積に1万何平米かな、あれは入ってあるのか、この中に。商工会の建物も。 ○議長(鍔田明)  旧商工会のこと言うてるの。 ○委員長松宮信幸)  うん。 ○政策推進部長田中祐行)  土地は市有地ですよね。 ○委員長松宮信幸)  それであれはね、市有地。 ○政策推進部長田中祐行)  土地は。 ○委員長松宮信幸)  土地は。 ○政策推進部長田中祐行)  建物は商工会が建てはった。 ○委員長松宮信幸)  面積も含まれてあるんかな、1万何ぼの中に。 ○議長(鍔田明)  新しいあれに。 ○委員長松宮信幸)  違う違う、面積、米原の面積に。あれ面積も含まれた1万何ぼかね。 ○政策推進部長田中祐行)  ちょっとお待ちください。 ○委員長松宮信幸)  暫時休憩いたします。                 午前10時05分 休憩                 午前10時11分 再開 ○委員長松宮信幸)  それでは休憩前に引き続き会議を開きます。  清水室長。 ○政策推進課長補佐統合庁舎整備推進室長清水正樹)  先ほどお尋ねの米原庁舎の敷地の件ですけれども、商工会は入っておりません。 ○委員長松宮信幸)  入ってないんか。 ○政策推進課長補佐統合庁舎整備推進室長清水正樹)  はい、入らずに1万730平米になっております。 ○委員長松宮信幸)  わかりました。それと、商工会のことも考えんでもええんやね。何も。ちょっと言うてはったから、ほんでも、ちらっと商工会のスペースもという感じで。 ○政策推進部長田中祐行)  商工会のスペースとしてはないです。 ○委員長松宮信幸)  ないですか。わかりました。それならいいです。山東庁舎にも立派なスペースはありますので、あそこがあかなかったらこっちへ来てもらったらいいんだと僕は思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  ほかに。  矢野委員。 ○委員(矢野邦昭)  資料1ですね、基本的機能の中に災害が発生するおそれのある場合には職員を配備するという記述があります。これは災害が発生するおそれがある場合には職員を配備するということですね。それから、下のこのイメージ図におきましては、防災の関係が伊吹・近江自治センターにあります。さらにめくっていただきまして3ページですね、この総合支所の関係には防災関係の部署が見当たらないんですが、これはそれぞれの市民自治センター並びに総合支所については、防災の関係はここに記述があるように、例えば災害が発生するおそれ、台風が来る場合ですね。そういう場合に臨時的に職員を配置するということで事務分掌、今後つくられていかれる予定ですか。その辺ちょっとお伺いいたします。 ○委員長松宮信幸)  田中部長。 ○政策推進部長田中祐行)  このように表示したとおり、防災って下に、イメージ図の中に防災という言葉が入っているのは、矢野委員おっしゃるとおり、前段の災害が発生するおそれがある場合にはここに防災の拠点を、職員を置くということを踏まえた上での表示の仕方をしておりまして、常時については、ここには誰も職員はいないと。台風が近づいてきたときには、伊吹自治センター、近江のほうに最低限二、三人のパトロール隊員が行くというようなイメージで考えていただければ結構かと思います。 ○委員長松宮信幸)  矢野委員。 ○委員(矢野邦昭)  総合支所にもそういう関係の職員を配置されないんですな、これ。 ○委員長松宮信幸)  田中部長。 ○政策推進部長田中祐行)  総合支所については、今、一般質問等々でも防災についての御質問いただいておりまして、今、ようやくきょうから山東庁舎利活用についての議論を本格化するということで、きょう第1回目ですので、今後、私どもとしてもこの防災体制をどうしていくのが一番いいのかということについても、これからこの各特別委員会の委員さんの御意見をいただきながら、その防災体制を一番よいものにしていきたいという考えを持っておりまして、これから皆さんとの御議論の中でこの防災体制、こういう方法がいいんじゃないかということを詰めていきたいというふうに思っておりますので、今現在私ども執行部としては、あくまでも米原の統合庁舎に防災機能の本部はありますが、山東庁舎にも台風等来る場合については、ここにも同じような本部機能を持たせた上で、統合庁舎山東庁舎をタイムラグを結びながら、ここでも防災の拠点にしていきたいと、いくのが一番ベストではないか。そこにプラスアルファ伊吹と近江には、最低二、三人のパトロール隊員を配備しておいて、地域の状況を把握していただくという体制が一番いいのではないかなということを、今現時点では考えているところでございます。 ○委員長松宮信幸)  矢野委員。 ○委員(矢野邦昭)  今後の議論によっては、総合支所に防災担当、兼務でもよろしいわね、そういうものも考えていくことはやぶさかではないという、こういうお話ですか。 ○委員長松宮信幸)  田中部長。 ○政策推進部長田中祐行)  矢野委員おっしゃるとおりでございます。これからの議論でよりよい防災体制についての組織を検討していきたいというふうに思っております。 ○委員長松宮信幸)  よろしいですか。  今まで人員の確保について、この山東庁舎あり方についても、人員のあり方についてもいろいろと御協議をいただいたというふうに思いますが、ここに書かれております部長・課長級の方が各課に、部門には配置をされると思うのですが、既にここに配部を決めておられるような大体の機能を満たすためには、何名ぐらいが必要かということで、議論をしていかなあかんというふうに僕は思うんですが。既にもう何名かという提案も出ておりますけれども、大体どれぐらいの、この部門・部門にどれぐらいの配置をされるのかお伺いをしたいと思います。  宮川次長。 ○政策推進部次長政策推進課長宮川巖)  今までの特別委員会の議論の経過の中で、全体枠としておおむね30人というふうな数字が恐らく出ていたかなというふうに記憶をしておりますが、今現在、先ほどお配りしましたこういった資料で、責任分担をしながら担当部署の方にどういった具体的業務を実施するに当たって、どの担当で何人手間必要かというふうなとっころまでちょっと聞き取りをしている最中でございます。そういったところを積み上げた中で、今後具体的な人数というのが見えてくるかなというふうに思っているところでございます。 ○委員長松宮信幸)  各部門も入られると思うんですが、最低10人は必要性があると、やはりこの広い山東・伊吹を賄うに当たっては、やはり10人から15人の部門ごとに必要な人員かなというふうに私は思いますが、それであれば4部門入れば60人ぐらいになりますが、今の倍になりますが、そのような考えで今後検討していっていただければというふうに思いますが、皆様の御意見どうでしょうか。  やはり、この地域を充実するためにも、必要な人員は確保しなくてはならないというふうに私は思っております。責任持った対応をするにはそれぐらいの人員が必要であるというふうに私は思いますが、その点はいかがでしょうか。  宮川次長。 ○政策推進部次長政策推進課長宮川巖)  先ほど申し上げたように、各部門とちょうどやりとりをしておる真っ最中でございまして、委員長がおっしゃる趣旨は重々理解させていただきますので、今回、複合的な課になりますので、一定兼務業務等もする中で、トータルとしてどの程度の人員が要るかということは、しっかりと見きわめる必要があるかと思いますので、御質問の趣旨については重々承って、今後検討させてもらいたいというふうに思います。 ○委員長松宮信幸)  統合庁舎のほうへ数多くの職員が配部されて、全体的なことを見なくてはならないとは思いますけれども、やはり山東・伊吹の拠点となるこの山東庁舎には、人員は少なからずもやはりそれに相当する人員は必要であるというふうに私はそう思っておりますので。そうでなければ、市民の理解は得られないというふうに私は思いますので、その点も踏まえてしっかりと議論を尽くしていただきたい。そして、部門ごとに提案をしていただきたいというふうに思います。  ほかにございませんか。  議長。 ○議長(鍔田明)  今ほどの委員長の人員配置の件ですけど、おっしゃるように、確かにそらそういう考え方もあると思います。そのとおりやと思うんですが、統合庁舎を建設するということは、本来であればあそこで一本でやっていけるという、そういうコンパクトなまちであればやっていけるという、そら考えでいいと思うんですね。それで、その分掌を山東庁舎利活用してやっていくということについては、やっぱり今ほど、僕は執行部皆さんが答弁されたように、人数が先なんか仕事が先なんかという議論よりも、やっぱりここでどういう業務をやっていくのやということに対して、きちっとした考え方を示してもらって、それに対して人数をどれだけ張りつけていこうかという、その辺が大事やと思うので、その辺の人数さえ何人やということでなく、ここでどういう業務をやっていってもらおうということを先議論してもらえるといいのではないかなという思いはします。 ○委員長松宮信幸)  議長の御意見はよくわかるんですが、当初のこの決まった経緯がありますからね、ここまで至るまでの流れがあったじゃないですか。だからそれを踏まえれば、やっぱり山東庁舎をしっかりとした拠点。
    ○議長(鍔田明)  僕はもうやってもらったらええです。 ○委員長松宮信幸)  だから、拠点となる山東・伊吹の拠点となるこの庁舎を確実に残すということでみんなが御理解して、そのような方向性に向かった。それを阻害するようなことではいけないということで、やはり、山東・伊吹の拠点となるところによれば、やはり部門ごとにしっかりと充実した人員も必要ではないかと、仕事をしてもらうわけですから。だから、理解を得ようと思うと、必ずしも人員と、そしてしっかりとした事業のあり方を考えていかなければならない。そら統合庁舎のほうへかなりの人数が行くと思いますよ。 ○議長(鍔田明)  その辺のことを・・・。 ○委員長松宮信幸)  吉田委員。 ○委員(吉田周一郎)  議長も委員長の意見も大事なんですが、私の意見としては、やはりこの総合支所として何を仕事をするのか、事務分掌としてどこまで何をするんかということをやっぱり先に決めんとあかんと思います。それによって、このエリアやったらこの事業やったら3人要るな、1人要るなとか、そういうようなふうにやっていって、後から人数は、人員は張りつけていくべきものです。事業量によって、人数はおのずからわかってくるということで、先に人数ではないということを、人員ではないということを。 ○委員長松宮信幸)  先に人数ではないのはよくわかるんです。 ○委員(吉田周一郎)  ほんで、今議長がそう言うたで、委員長がそういうて。 ○委員長松宮信幸)  わかります。真ん中入ってもろてありがとうございます。 ○委員(吉田周一郎)  優先順位はまず事業やと。 ○委員長松宮信幸)  ただ、それでもやはりしっかりとした事業をやってもらわなあかん部門ですから、それに相当見合うような人員の配置は必要だと僕は思うんですということです。だからそれも踏まえてしっかりと検討していただきたい。ここのあり方が粗末なあり方では困りますから。総合支所としてのあり方、やはり見詰めてもろてしっかりと検討していただいて、人員の配置もしっかりと行っていただきたいなという思いでありますので、よろしくお願いしたい。  細野委員。 ○副委員長細野正行)  米原新庁舎と山東庁舎が分かれるわけなんですけど、山東の庁舎へ伊吹・山東の人が来て、米原庁舎のほうへ振られる事案ってあるんですか。全てはもう山東庁舎で全て済むわけですか。 ○委員長松宮信幸)  宮川次長。 ○政策推進部次長政策推進課長宮川巖)  基本的に、一般の市民さんの対応ということでは、伊吹・山東の市民の皆さんはここの総合支所で完結できるような組織づくりをしたいというふうに考えています。ただ、全体の米原市の組織の本部機能というのは、当然、統合庁舎に集約をされますので、一定、自治会の役員の方とか、そういったいろんな役職の方との調整につきましては、統合庁舎でさせていただくケースはあろうかと思いますが、一般市民の皆さんに御迷惑がかからないような組織づくりを今後進めさせてもらいたいということでございます。 ○委員長松宮信幸)  ほかにございませか。                  (「質疑なし」) ○委員長松宮信幸)  ないようでございます。大分意見もいただきまして、ありがとうございます。  それでは、その他事項に入らせていただきます。  執行部からの説明があるんかね。お願いしたいと思います。  清水室長。 ○政策推進課長補佐統合庁舎整備推進室長清水正樹)  先日行いました統合庁舎の落札結果につきましての御報告のほうをさせてもらいたいと思っております。  米原市の統合庁舎整備事業につきましては、10月26日に総合評価制限付一般競争入札を執行いたしまして、落札者は大阪府大阪市中央区南船場1丁目14番10号の大成・桑原特定建設工事共同企業体、代表者のほうは大成建設株式会社関西支店 常務執行役員支店長 加賀田健司、構成員としまして、株式会社桑原組彦根支店 執行役員支店長 堀江成雄で、請負金額は税込みで42億8,760万円でございました。  資料としまして、お手元のほうに入札結果報告書の速報版の方をお配りさせてもらっておりますので、簡単に御説明させてもらいたいと思います。  2ページ目をごらんください。  事業者選定に当たりましては、専門的見地から考察を加えて、公平性、透明性を確保するために、専門分野の委員等で構成する米原市統合庁舎建設工事事業者選定委員会を設置して、事業者選定に当たりました。  3ページ目のほうをごらんください。  経過ですが、7月9日に米原市統合庁舎整備事業入札公告のほうを行い、参加表明書の提出期限を7月24から7月25日の正午まで受け付けさせていただきました。結果、2者のいずれもJVのほうから本入札の入札参加表明をいただきました。  その後、8月6日から9日まで、VE項目の提案を受け付けいたしました。このVE項目の提案というのは、要求水準書に対しまして、提出者が保有する固有技術や工法により、要求品質機能を低下させずに工事費を低減させること、また、その逆で、要求品質機能を向上させるけども、工事費を上げないという手段、この手段を提案することでございまして、175項目の提案をいただき、選定委員会のほうで採否の決定を行っております。  4ページ目のほうをごらんください。  10月1日から2日の正午まで、電子入札による入札書の受理と、技術提案書の受け付けを行いまして、10月26日に選定委員会において技術提案書の審査及び開札を行って、落札候補者を決定させていただいております。  5ページのほうをごらんください。  失礼しました、4ページのほうをごらんください。  今回の入札のほうは、VE項目の(4)でございますが、VE項目の採否、技術提案の審査におきましては、中立かつ公平な審査を行うために、入札参加資格の確認後に入札参加者には受付番号の記号を付与して、事業者選定の過程では、参加者名を特定した上で審査を進めております。  次のページ、5ページをごらんください。  R9というのが大成・桑原特定建設工事共同企業体で、M8というのが清水・オオサワ・大建設計特定建設工事共同企業体でございます。  技術提案書の採点結果につきましては、5ページの下のほうですが、実績、体制審査点のほうで、M8のほうが13.50、R9のほうが11.90、技術審査点につきましては、M8のほうが40.08、R9のほうが41.49という結果でございました。それを受けまして、開札のほうをさせていただいております。  次のページ、6ページをごらんください。  入札価格点につきましては、M8のほうがゼロ点でR9のほうが12.85点でございます。総合合計点につきましては、M8のほうが53.58、R9のほうが66.24ということで、総合計点の最も高かった付与番号R9、大成・桑原建設工事共同企業隊のほうが落札者となった次第でございます。  今後、契約議決につきましては、11月6日に開会されます、第1回臨時会のほうで工事請負契約の議案のほうを提出させていただく予定をしております。  以上、まことに簡単でございますが、統合庁舎整備事業の落札結果の説明とさせていただきます。 ○委員長松宮信幸)  御苦労さまでした。今ほどの庁舎事業に関する一般競争入札についての結果を報告していただきました。これに基づきまして、ちょっと御意見をさせていただきたいと思いますが、これ2者ということでありますが、2者であればかなりのやはり、大体普通こういう公共事業は5者も6者も7者も、入札に加入されるというふうに私は思っておるんですが、この2者で価格的な公正な価格なんかなというふうには私は思うんですが、これ競争に伴いまして、2者でこのような競争入札が行われて、高い数値で落札されたという思いもございます。何者か参加していただいたならば、もう少し競争の原理が働いて、かなりの競争の割合が、価格の下落があるんではないかというふうに私は思うんですが、その点はそういうふうな考慮はなかったんでしょうか。何者まで入札が入るまでは、入札に入らないとかいう話はないんでしょうか。  宮川次長。 ○政策推進部次長政策推進課長宮川巖)  今ほどの御質問ですが、今回、入札の公告をさせていただいた後、いろいろとお問い合わせをいただきました企業様というのは、たしか6者、7者あったというふうに記憶をしております。ただ、その段階では、一定の基準を満たす実績も含めて、企業体を組むかどうかというふうな判断もされていない段階での問い合わせでございますので、最終的に今回JVというふうな形で2者に落ちついたわけですが、ここに関係をされているのが単純に5者おられます。それ以外の方で、問い合わせをいただく中でも最終的に提案をいただくところに至らなかったという最終判断をされた企業さんも複数者あったというふうに思っております。  経過については以上のようなことで、複数者になったということは、私どもにとっては一つありがたかったというふうに思いますし、結果論ではございますけれども、今回、入札、価格だけで判断をさせていただきますと、1者は100%ということでございましたが、もう1者については91.4%ぐらいです。こういった価格でこの程度の金額で、ここまでの低価格の投札をいただいたというのは、県内の市町の近隣の最近の状況の中では、かなり思い切った減額幅でなかったかなというふうに思っておりますので、市の予算枠の考え方からいくと、非常に市としては喜んでいるところでございます。 ○委員長松宮信幸)  そういう見方もあるかもしれませんが、5者、6者あったほうが入札に加入されますと、価格の変動もあるというふうに私は思うんですが、ただ、2020年ですか、オリンピック等も控えておりますので、価格の高騰なども踏まえれば、このように落ちついてきたんかなというふうに思いますが、91%まで下げてきたということでありますので、限界に近いのかなというふうには思いますが、一般ならば八十七、八でおさまるもんだと、建築の場合は、僕は思うんですが、このパーセンテージについては仕方がないというふうに思いますが、もっと多くの入札の参加される方向性をとったならば、もっと競争の原理が働いたんではないかというふうに私は思うだけで、それで執行部の方、行政のほうは納得されたんならば、それでいいと思いますが。  ほかに御意見はございませんか。                  (「質疑なし」) ○委員長松宮信幸)  ないようでございます。  本日、市統合庁舎建設に関する特別委員会、3回目でございまして、山東庁舎あり方については、きょうから始まってまいります。今後に向けての皆様方の活発な御意見をいただきながら、この山東庁舎の充実を図るために頑張っていただきたいというふうに思います。  最終ではございますが、終わりに当たりまして。終わってええな。 ○副委員長細野正行)  ありがとうございます。山東庁舎の活用ということで、今後、皆さんの御意見をしっかり聞きながら進めていきたいと思いますので、執行部のほうもよろしくお願いいたします。  ありがとうございます。 ○委員長松宮信幸)  御苦労さまでした。               午前10時37分 閉会  本委員会記録は、真正であることを認め、米原市議会委員会条例第32条第1項の規定により、ここに署名する。    平成30年11月2日           米原市議会市統合庁舎建設に関する特別委員長  松 宮 信 幸...