米原市議会 > 2017-06-12 >
平成29年総務教育常任委員会(第1号 6月12日)

ツイート シェア
  1. 米原市議会 2017-06-12
    平成29年総務教育常任委員会(第1号 6月12日)


    取得元: 米原市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-17
    平成29年総務教育常任委員会(第1号 6月12日)           平成29年米原市議会総務教育常任委員会記録(第1号)   1.日  時 平成29年6月12日(月) 午前9時25分開会 2.場  所 第1委員会室 3.出席委員 7名        委員長  吉田周一郎        副委員長 藤田正雄        委員   竹中健一、中川雅史、的場收治、北村喜代隆、滝本善之 4.欠席委員 ― 5.職務出席 議長   松宮信幸 6.参考人  請願者  森喜宏        紹介議員 堀江一三
    7.出席説明員     市長               平尾道雄     教育長              山本太一     教育部長             田中博之     教育総務課長           西出始代     教育総務課長補佐         藤岡保     学校教育課長           一ノ宮賢了     学校教育課長補佐         山口昌章     教育センター所長         田邉晋司     教育部次長・生涯学習課長     口分田剛     生涯学習課長補佐         梶田悟     生涯学習課長補佐         花部正人     歴史文化財保護課長        桂田峰男     学校給食課長           大澤信悟     図書館長             今川明美     議会事務局次長          雨森修     市民部長・危機管理監       岩山光一     防災危機管理課長心得       吉田忠充     防災危機管理課長補佐       徳田勝久     防災危機管理課長補佐       石河輝男     市民部次長・税務課長       吉田裕明     税務課長補佐           庄司裕之     税務課長補佐           柴田隼人     こども未来部次長保育幼稚園課長 鍔田正広     保育幼稚園課長補佐        川西譲     地域振興部長           本田忠光     地域振興部次長山東自治振興課長 大橋守     地域振興課長           西澤温子     伊吹自治振興課長         瀧上正志     政策推進部長           田中祐行     広報秘書課長           北村智子     政策推進部次長政策推進課長   宮川巌     政策推進課長補佐統合庁舎整備推進室長                      清水正樹     みらい創生課長          川瀬直亜     みらい創生課長補佐        松村英香     総務部長             要石祐一     財政課長             西村善成     財政課長補佐           髙木淳司     総務部次長・総務課長       上村浩     総務課長補佐           筒井康一     総務課長補佐           森川誠     管財課長             松岡一明     管財課長補佐           浅居達正 8.事務局職員     事務局長 坪井修   事務局次長 雨森修  書記 坂仁美 9.会議に付した事件 (1)付託案件の審査 議案第46号 平成29年度米原市一般会計補正予算(第1号)中、総務教育常任委員会        の所管に属する事項 議案第54号 米原市教育委員会委員定数条例の制定について 議案第55号 米原市付属機関設置条例の一部を改正する条例について 議案第56号 米原市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について 議案第57号 米原市税条例等の一部を改正する条例について 議案第58号 米原市都市計画税条例の一部を改正する条例について 議案第60号 米原市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について 議案第64号 辺地に係る公共的施設総合整備計画の変更について 議案第65号 財産の譲渡について 請願第 2号 伊吹高校にエレベーターの設置を要望する意見書の提出を求める請願 意見書    伊吹高校にエレベーターの設置を要望する意見書案               午前9時25分 開会 ○委員長(吉田周一郎)  ただいまの出席委員は全員であります。定足数に達しておりますので、ただいまから米原市議会総務教育常任委員会を開会いたします。  議長は職務出席であります。傍聴議員は山本議員、澤井議員、中川松雄議員の3名でございます。  直ちに本日の会議を開きます。  初めに、請願についての審査を行いますが、審査の前に、伊吹高校に出向いて現地調査を行います。  帰庁後、請願者の方から請願内容について説明いただいた後、質疑等を行いたいと思いますので、よろしくお願いします。  また、紹介議員の堀江議員にも出席いただきますので、よろしくお願いいたします。  それでは出発しますので、暫時休憩します。               午前 9時26分 休憩               午前10時15分 再開 ○委員長(吉田周一郎)  休憩前に引き続き会議を開きます。  本日の請願については、請願者の森喜宏さんにお越しいただきました。  森様におかれましては、本日はお忙しい中、総務教育常任委員会に御出席くださいまして、まことにありがとうございます。委員会を代表しまして、御礼申し上げます。  本日の審査の順序としましては、初めに請願者の方から説明いただいた後、質疑等を行います。森様には、お答えできる範囲内での回答につきまして、よろしくお願いいたします。説明と質疑で15分から20分程度を予定しております。  質疑等が終了しましたら、請願者には御退席いただくということで、よろしくお願いいたしたいと思います。  それでは、請願第2号 伊吹高校にエレベーターの設置を要望する意見書の提出を求める請願を議題といたします。  請願書の読み上げにつきましては、既に委員の皆さんにお配りしていますので、省略したいと思います。また、本会議において紹介議員の堀江議員から既に提案説明がありましたので、委員会での説明は省略したいと思います。  これに異議はありませんか。                 (「異議なし」) ○委員長(吉田周一郎)  それでは、森様、説明をお願いいたします。 ○請願者(森喜宏)  失礼します。森喜宏でございます。本日は、皆様、大変お忙しい中、現場のほうにお越しいただきまして、まことにありがとうございます。  請願書につきましては、提出しているとおりですので、それとあときょうの視察していただいた部分の補足という部分で、ちょっと説明をさせていただきたいと思います。  私、娘でございます。ことしの4月、伊吹高校に入学しまして、障害の度数といいますか、程度につきましては、肢体不自由の1級でございます。具体的に言いますと、もう胸から下の機能が麻痺しているという状況で、体幹もかなり乏しく、あとコルセットをしているというような状況でございます。  先ほどの昇降機で見ていただいたんですけども、ある程度体幹がしっかりしていれば、この角度でもある程度恐怖感は多少なりともなれてくるかなと思うんですけども、なんせ体幹が乏しいもので、あの角度、そしてちょっとした揺れに対しても、とっさの対応ができないという部分で、本人はかなり恐怖感を持っているという次第でございます。  あと、伊吹高校には大変よくしていただいています。先ほど説明もありましたように、移動する際にも先生方が操縦者、そして補助者、ついていただいてやっていただいていますし、校長先生につきましても、県の教育委員会に何度となく折衝していただいているという次第でございます。  周りから見ると、一障害者のためにという部分、かなりの高額という部分もお聞きしておりますので、私どもにとっては大変恐縮な部分ではあるんですけれども、よく聞かれることがソフト面、エレベーターをハードとしますとソフト面で考えたらどうやという話も時々聞いたりはするんですが、例えば本来ならば入学して1年生は4階が普通教室になるそうです、伊吹高校では。年数を追うごとに下に行くんですけど、今はもう2階で、本来なら3年生が2階なんですけども、それを入れかえてまでしていただいているというのが現状でして、ただほんなんやったら何で1階に教室がっていう部分なんですけど、1階は先ほど伊吹高校でも話がありましたように、長浜養護学校の分室になっておりまして、物理的に1階に教室を持ってくるということはほぼ不可能という部分で、何とかその中での2階という部分になっております。  あと、あの階段昇降機ですね、なれた先生の操作ですとある程度スムーズにいくんですけども、どうしてもやっぱりなれていない先生ですと、なれた先生で5分程度って言っておられたと思います。これがなれていないとなると、やっぱりどうしても確認、確認とかいう部分で、やっぱり10分程度かかってしまう、それでもう休み時間がそれだけで、移動で終わってしまう。それとあと、その休み時間にどうしてもあれを使うとなりますと、生徒さんの通行も封鎖してしまいますので、そういった面についても、かなりほかの生徒さんにも大変迷惑がかかるというところで、これは一刻も早くちょっとエレベーターの設置をという部分で請願したいというようなところでございます。  それとあと、今、伊吹高校側のお話では数校、県立高校ついているという部分なんですけれども、特にこの湖北地域、特にこの米原市ですね。あと、長浜市でまたこの障害を持ったお子さんが、また伊吹高校に入学という部分になってきたら、どうしてもエレベーターは不可欠であるというふうに、今、本当に実感しておりますので、ちょっと別に格好つけるわけではございませんけども、先駆者となって伊吹高校にまたそういった道筋ができればなというふうに思いまして、この請願をしたという次第でございます。  どうぞよろしくお願いします。 ○委員長(吉田周一郎)  ありがとうございました。  以上で、請願者の方からの説明が終わりました。
     これより、請願者の方に対する質疑に入りたいと思います。  なお、念のため申し上げますが、請願者の方は、委員長の許可を得てから御発言をお願いします。  また、請願者の方から委員に対しての質疑はできませんので、御了承をお願いいたします。  それでは、本請願に対する質疑はありませんか。  滝本委員。 ○委員(滝本善之)  お子さんが大変な形であるということは、我々もよくわかりましたし、伊吹高校へ行ったときに、非常に大変あの厳しい昇降機で生活をされていると、学校生活をされているということに対しては、本当に問題があるなと僕自身も思いました。  先ほど、僕も言うたように、小中学校は義務教育ですから、小学校から中学校へ上がってくるときも、きちっとわかりますので、だからその1年前から段取りをして米原市の場合はきちっと大体つけていると思います。  ただ高校の場合は、義務教育じゃないんで、現在こんな形になっていると思いますけども、今請願者の方がおっしゃったように、基本的にはどういう形で、この地域にどういう人が住んでいるかということは、やっぱり当然高校もわかっているんじゃないかなと僕は思います。  そういう中で、今までやっぱりそれをつけられなかったのは、それは学校の問題もあるし、私、さっきも言うたように、養護学校が入っている以上、1階を占領した中で、健常者と養護学校の生徒が混在した中で生活をしていると。そういうとき自体も、そのこと自体も僕はちょっと問題あるなということを思っていたんですけど、そのときに、やはりエレベーターは今後のことも含めてつけておくべきじゃないかなということで、請願されたことに対して、僕は賛成をしていきたいなと思います。  だから、そういう形の中で、やっぱり請願者に御質問するっていう項目は、恐らく皆さんそんなにないと思います。当然やっぱり必要やなと。やっぱり今後は障害を持っているお子さんが、親御さんがどれだけ苦労されているか、本人はもっと苦労されている。そういうところを考えたときには、やはり文化的な生活なり、きちっとした授業を受けられる環境をつくっていくのは、僕は当然かなと思いますので、何とかみんなで後押しはさせていただければありがたいかなと思います。  意見を、自分の意見を述べただけで聞くということは、今おっしゃったとおりですので、お聞きはいたしませんけども、僕自身はそう思っています。  以上です。 ○委員長(吉田周一郎)  藤田副委員長。 ○副委員長(藤田正雄)  私も当然それは賛成だし、そういう障害を持っておられる方の学習権って、当然高校、今はほとんど全入という中で、そういう対応というのは絶対必要やと思うんですけども、事前にそういう教育委員会とかとの話し合いですね、そういう中で、何かそういう条件、入学に当たってのそういう話し合い、どの程度されて、教育委員会はどういうような対応をされたのか、少しそこら辺の状況を聞かせていただけたらと思うんですけども。 ○委員長(吉田周一郎)  森さん。 ○請願者(森喜宏)  今の御質問の件につきまして、まず、私どもは直接県の教育委員会にこういう状況ということを言うということは、まず無理なことですので、大東中学校を通して、ひとまず伊吹高校にこういう障害を持った子が伊吹高校を志願しているという部分で、伝えさせていただきました。  そこから、伊吹高なりが県の教育委員会に行ってくれているかどうかというところは、ちょっとその段階でちょっとそれは不明ですけれども、ただ、中学校から、中学校を通していっていると。学校から条件を何か与えられたという部分はなかったです。  ただ昇降機という部分は、ちょっと具体的な話というか、3年の後半になってきてから、昇降機、当然エレベーターがないので、昇降機という話は、私どもも聞いておりましたけれども、ただ、いずれはっていう、どうしてもこちらも希望的な部分がありますので、入学に踏み切ったという部分があるんですけれども。 ○委員長(吉田周一郎)  藤田副委員長。 ○副委員長(藤田正雄)  基本的に、県としてはきちっとした形で受け入れるというような回答はもらっておられたとか、そういう。 ○委員長(吉田周一郎)  どうぞ。 ○請願者(森喜宏)  受け入れるということは、教育委員会から何かそういう私どもに話があったという部分でしょうか。 ○副委員長(藤田正雄)  はい。 ○請願者(森喜宏)  ちょっと今思うに、そうなかったような気がするんですけど、済みません。 ○副委員長(藤田正雄)  合格されているので、当然入学を許可されているのは、県がそういう判定をしているということは受け入れるという前提での対応だと思います。わかりました。 ○委員長(吉田周一郎)  ほかにありませんか。  質疑でなくても意見とかそういうことでも結構ですので。                 (「質疑なし」) ○委員長(吉田周一郎)  ないようですね。  ありがとうございました。そのほかの質疑はないようですので、それでは質疑なしと認めます。  紹介議員の堀江さん、何か言いたそうですけど、一言でも。 ○紹介議員(堀江一三)  何も言うことないんですけども、大変貴重なお時間いただきまして、現地踏査していただきまして、本当にありがとうございました。  どうかひとつよろしくお願い申し上げます。 ○委員(的場收治)  県立高校の48校中13校がエレベーター設置されているということなんですが、どういう高校で設置がされているというような状況は、紹介議員は知っておられますか。  県立高校が48校あると思うんですけれども、そのうちの13校がエレベーターを設置されているという状況にあるというふうに認識しているんですけれども、紹介議員もそのようなことを言われましたが、その設置されているその13校が、何か例えば障害者の方が入学された後、そのエレベーターを増設されたのか、それとも割と新しい高校で、初めからそのエレベーターが設置されていたのか、その辺の県立高校の状況というのは把握はされていますか。 ○委員長(吉田周一郎)  堀江議員。 ○紹介議員(堀江一三)  そこまで把握してないんでありますが、いただいていますデータによりますと、新築校につきましては、絶対的にエレベーターが要る。それと、将来的には高校の施設というものが、地域の住民の皆さん方の避難場所であったりとか、将来的に公共施設になるだろうという部分で、エレベーターの設置がされているというんか、ちょっと詳しくは書いてないんですけども、恐らく新築時、あるいは耐震を強化されるときに、エレベーターがつけられているようには聞いております。 ○委員長(吉田周一郎)  的場委員。 ○委員(的場收治)  というのは、せっかく意見書、総務の委員会でというようなことであれば、有効性のあるものをというようなことやと思いますので、そういうような状況で障害の方が入ってこられたときに、県のほうがエレベーター設置をされた経緯が今までにあるのか。あれば物すごく可能性は高いと思うんですけれども、意見書出しただけで、出したというだけで満足してたらだめやと思うので、その辺がいかに有効な意見書になるのかというようなところを、ちょっと確認したかったんです。 ○委員長(吉田周一郎)  堀江議員。 ○紹介議員(堀江一三)  そこまで詳しいデータがありませんので、大至急調べさせていただきまして、早急に総務委員会のほうに出させていただけたらと思います。 ○委員長(吉田周一郎)  滝本委員。 ○委員(滝本善之)  これ、請願書いただいて、見たら県知事だけになっていますわね。だから、請願出された、やっぱりこういうのは教育長もあれば議会議長さん、この3者には一緒に出しておいて、議会にも共有してもらう。当然教育長にも共有、教育委員会も共有してもらう。知事さんにも出すと。部局、皆ある程度違うので、そう書かれたほうがよかったん違うかなとちょっと思いましたんで、こっちはまた意見書で修正はされると思うけども、その辺また、直しますんで。 ○委員長(吉田周一郎)  そのようにしましょう。  それでは、質疑なしと認めます。  以上で、請願者の方に対する質疑は終了いたしました。  どうもありがとうございました。御退席していただいて結構でございます。  暫時休憩します。               午前10時31分 休憩               午前10時35分 再開 ○委員長(吉田周一郎)  休憩前に引き続き会議を開きます。  議案審査について、本委員会に会議事件説明のため出席を求めた者は、市長、教育長ほか関係職員であります。  初めに、市長から挨拶をお願いいたします。 ○市長(平尾道雄)  皆さん、おはようございます。  総務教育常任委員会ということで、それぞれ御多用の中、御出席を賜りました。まことにありがとうございます。  昨日でございましたけれども、柏原にあります山東B&G海洋センターリニューアルになりまして、式典を挙行することができました。大変立派な改修ができましたので、さらに地域市民の健康づくり、あるいは子供たちの水泳教室等に親しまれる施設として、さらに活用いただければと思ったところでもございます。  さて、本委員会でございますが、お願いをいたします案件、御案内のとおり平成29年度米原市一般会計補正予算を初め、米原市税条例の一部を改正する条例、さらには辺地に係る公共的施設総合整備計画の変更についてなどでございます。  以上の案件につきまして、慎重なる御審議賜りますようお願いを申し上げまして、開会に当たっての御挨拶とさせていただきます。  どうぞよろしくお願いいたします。 ○委員長(吉田周一郎)  それでは、早速議事に入ります。  最初に、市民部の審査を行います。  付託を受けました議案第46号 平成29年度米原市一般会計補正予算(第1号)中、市民部の所管に属する事項を議題といたします。  提出者の説明を求めます。  吉田課長。 ○防災危機管理課長心得(吉田忠充)  防災危機管理課の吉田でございます。よろしくお願いいたします。  それでは、議案第46号 平成29年度米原市一般会計補正予算(第1号)中、防災危機管理課の所管する事項について説明いたします。  補正予算書の37、38ページごらんください。  まず、歳出の9款消防費、1項消防費、3目消防施設費、12節役務費16万9,000円、それから18節備品購入費500万円、27節公課費1万4,000円の増額補正でございます。  これは、地元要望によります消防用小型動力ポンプ積載車2台を購入する費用でございます。  財源といたしましては、緊急防災減災事業債500万円と残りは一般財源でございます。
     次に、5目災害対策費、13節委託料50万円の増額補正です。これは、本年9月3日に実施いたします、米原市総合防災訓練をより実践的な訓練内容とするため、避難所開設運営訓練にかかる支援を受けるものでございます。  以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。 ○委員長(吉田周一郎)  以上です。  本案について質疑を求めます。  質疑はありませんか。  的場委員。 ○委員(的場收治)  小型動力ポンプ、何やったかな、今、地元要望で。               (「積載車」の声あり) ○委員(的場收治)  積載車2台が500万予算化をされるということなんやけども、消防団の消防車なんかは、大体更新予定とかそういうのは計画的にやられていると思うんですけれども、今回のはどういうような状況です。 ○委員長(吉田周一郎)  吉田課長。 ○防災危機管理課長心得(吉田忠充)  今回の補正につきましては、各自治会の各班の可搬式のポンプがございますけれども、そちらにつきましては、移動するのに、例えば個人の軽トラックとかいうもので運搬をされているような班でございます。ほかに台車に乗せて運搬しているというような班でございまして、市のほうで積載車の配備を行っております。今回の二つの自治会につきましては、積載車が今現在はなかったというような現状でございます。 ○委員長(吉田周一郎)  的場委員。 ○委員(的場收治)  そういうような状況の団というのは、ほかにもあるんですか。 ○委員長(吉田周一郎)  吉田課長。 ○防災危機管理課長心得(吉田忠充)  ほかにもございます。 ○委員長(吉田周一郎)  岩山部長。 ○市民部長(岩山光一)  若干補足をさせていただきますけども、お手元にこのような資料を配らせていただいていると思うんですが、統一資料として。これ、表はこういう積載車ですよという仕様と、めくっていただきますと、それぞれ旧町単位の整備状況が模様でございます。この黄色い線でやっているやつが、いわゆるまだ積載車が入っていない自治会でございます。これ見てみますと、伊吹と米原地域におきましては、大方自治会に導入はされているんですが、山東と近江が黄色い線が多いということで、50%ぐらいの設置状況ということで、この辺について、市長のほうからの施政方針でもございましたように、小型ポンプ積載車は、火災が発生した際に速やかに消火活動に取りかかることができますし、消防力強化のため、配備が進んでいない地域への、消防団への積極的な配備を実施をしてまいりたいということで、今回、こういうふうな格好で設置いただいたところでございます。 ○委員長(吉田周一郎)  的場委員。 ○委員(的場收治)  こういった現状で、当然これは当初予算でこういうふうに計画的にやられるんやったら、当初予算でなぜ予算化されなかったというようなことと、それと、こういった現状の中で、個人の車を使っておられるというような説明があったんですけれども、火災現場で個人の車を使った場合に、その事故を起こしたりとかいろんな状況が考えられると思うんですが、その辺の状況はどのように処理をされているんですか。 ○委員長(吉田周一郎)  石河課長補佐。 ○防災危機管理課長補佐(石河輝男)  石河です。今ほどの個人の車両を使っての、事故等があった場合の対応ですけれども、当然、消防車両ではございませんので、個人もしくは自治会の車両であれば、自治会のその所有者さんの保険での対応になってしまうと、そういう現状でございます。 ○委員長(吉田周一郎)  的場委員。 ○委員(的場收治)  現状は今聞きましたけれども、そういった現状はどのように市としては把握されているんですかね。そのような、ちょっと突き放したような言い方でいいわけではないと思うんですけれども、どのように今されようとしているんですか。  これ、まだまだこの黄色い線やと、まだまだたくさんあるように思うんですけれども、それが全て設置されるまで、どういうふうに対応されようとしていますか。 ○委員長(吉田周一郎)  石河課長補佐。 ○防災危機管理課長補佐(石河輝男)  済みません、ちょっと言葉足らずでした。  そのような現状がございますので、市としては速やかに市が保険対応ができます小型積載車のほうを配備を進めたいというふうに考えているところでございます。 ○委員長(吉田周一郎)  的場委員。 ○委員(的場收治)  積極的にやってもらいたいと思うんですけれども、その中でまだ黄色でこのまだ空白のところが結構あるんですけれども、予定が30年で1、2、29年、幾つあるんやろな。まだまだこれ予定されていないところがあると思うんですが、これどのように進められようとしていますか。 ○委員長(吉田周一郎)  石河課長補佐。 ○防災危機管理課長補佐(石河輝男)  お手元にお配りさせていただいております資料のほうでも触れておりますけれども、この車両配備につきましては、市が全額負担する部分はこの車両の部分だけでございまして、自治会のほうで御負担をいただく経費のほうがございます。主に車庫になるんですけれども、その車庫を御準備いただくというのが配車の条件の一つでございます。そして、2年に一度車検費用、燃料等の費用も負担していただくと。この二つの条件を満たしていただく自治会、そこの消防班について、車両の配備を進めるということで、進めているところでございます。 ○委員長(吉田周一郎)  的場委員。 ○委員(的場收治)  わかりました。今、配備できる条件が自治会がその車庫等を整備、2分の1出して整備しなければならないというような状況やと思うんですけれども、それで、自治会からそれだけのお金を出して、そういうふうなのを整備するつもりはないというような自治会等はあるんですかね。 ○委員長(吉田周一郎)  石河課長補佐。 ○防災危機管理課長補佐(石河輝男)  整備をするつもりはないとまで言われている自治会はございませんけれども、自治会によっては余り財政的に大きくない、財政規模の自治会もございますので、特に車庫につきましては補助制度もございますけれども、やはりそれなりの費用を伴いますので、早目に自治会のほうでも予算のほうを見ていただきまして、早期に準備をしてください。こちらとしてはお願いをしているところでございます。 ○委員長(吉田周一郎)  的場委員。 ○委員(的場收治)  状況は把握はできましたが、先ほど言いましたように、そういった状況の中で積載車を設置しないという自治会に対しては、今後、どのような方針で進められていくのか、そのまま個人の車を利用した形で、火災現場に行かれた場合なんかは、今までそういうような状況やったので、そのままでいくということなのか、そういった点に対して保険等とかも含めて、どういうふうに考えておられるのか、その辺はどうでしょうか。 ○委員長(吉田周一郎)  石河課長補佐。 ○防災危機管理課長補佐(石河輝男)  そのままでいいというのはこちらとしても思っておりませんので、例えば各方面隊の会議というものがございます。そのような会議の場で、消防団の幹部であるとか班長さんについて、このような形で配備態勢を敷いているので、自治会長さんに対してもぜひ消防班としても、車両のほうを欲しいということを自治会長さんに言っていただいて、予算をつけていただくようにお願いしたいと。幹部の方にはその支援をしていただきたいというふうなように、会議の場等でも、消防班からも積極的に言っていただくようにお願いをしているというところで、全班のほうに車両の配備が進められるように、今後も進めていきたいと思っております。 ○委員長(吉田周一郎)  的場委員。 ○委員(的場收治)  先ほどもう一点聞いた質問に対しては、どうでしょうか。一番初めに。 ○委員長(吉田周一郎)  石河課長補佐。 ○防災危機管理課長補佐(石河輝男)  当初予算で見ていないという部分ですけれども、4月の自治会連絡協議会の場のほうで、改めてこの小型積載車の配備につきまして、資料等配らせていただいて、説明を申し上げたところ、基本は前年の自治会要望の際に要望いただいたところの予算をとっておるんですけれども、その自治会の連絡協議会での説明以降、火災のほうが近江地域のほうで3件ほど相次いだこともございまして、何とかできないかという要望もいただいたということで、今回、補正対応してでも早期の配備を進めようということで、させていただいたところでございます。 ○委員長(吉田周一郎)  的場委員。 ○委員(的場收治)  この現状は、決して改善していくべきやと思いますので、計画的な更新といいますか、配備をお願いしたいと思います。 ○委員長(吉田周一郎)  滝本委員。 ○委員(滝本善之)  これ見せていただいて、びっくりしたのは山東地域やね、これ。新しいニュータウンはある程度仕方ないかなと、いろんな敷地の問題とかいろいろあるんで。これ古いところがいっぱいありますわね。これでも財政的に苦しい、小さいところ以外もある。市長のおひざ元もあります、堂谷って。  だから、基本的にやはり防災というのは、もうこの四、五年前から一生懸命防災大事やと、地震がいつ起きるかわからない、どうなるかわからないと言うてる以上、もう少し進んでおってもいいんじゃないかなと。  それがこれ、真っ黄っ黄ですわね、これ。だから、特に朝日なんか大きな大在所やのにね、ない。そういう指導というのはほんまにしているんか。ただ、今言われたように、車庫を持ったら半額負担せんなんとか、いろんな問題あるかもわからんが、それをどうやってクリアしていったらいいか。やっぱりその辺のお互いのコンセンサスをとりながら、自治会に説得していく。そういうところが僕は足りないん違うかなと。  防災無線だけは一生懸命やってくれはったけどね、基本的なところができてないん違うかなと思うんですけど、その辺いかがお考えでしょう。 ○委員長(吉田周一郎)  平尾市長。 ○市長(平尾道雄)  全く御指摘のとおりでありまして、私自身も地域の自治会とこの消防班、これの関係が、極めて疎遠な関係に現実的にはなってしまっていると。例えば、自治会長さん、区長さんも毎年かわられる中で、消防団、御苦労さんという形で、年末やとか何かの訓練のときには顔合わせをされるけど、消防団はいわゆる旧町単位、あるいは市となっても、今ですと方面隊という形で、消防組織の中での向き合い方はありますけども、大字自治会に対しての向き合い方というのは、自分たちはこの地域を消防訓練して守ればいいということですけども、そこの消防資機材ですね、特にこの移動手段である積載運搬車、これについて、本当に私自身も驚くほど格差があり過ぎると。旧の伊吹町とか旧の米原町は、かなり進んでいたと思うんですけども、いろんな理由があろうと思いますけども、おっしゃるように、これやっぱり我々がその地域の安全・安心のための地域防災力、特に消防力、これを高めている意味では、先ほど的場議員もおっしゃっている、はっきりおっしゃらなかったけれども、やっぱり行政がもっと積極的にこのことの事実も知らしめて、支援をしていくといいますか、リードをしていかないと、毎年かわられるし、消防団の班長も毎年かわっていくと。私のときにというふうなことで、結局ついつい後送りになっているようなことにも原因があろうかと思いますし、やっぱりそういった点で、どういった積極的な、今回そういうデータも自治会連合会の総会で出させてもらって、即反応されたということもあって、急遽補正というふうなことになって、議会には大変十分な説明がしてないまま補正に上がっているわけですけども、情報提供する中で、やっぱり気づきが生まれて、やっぱり我々のところでもやろうというのが出てきますので、積極的に進めたいと思いますので、今後ともいろんな御支援、アドバイスを賜りたいと思います。よろしくお願いします。 ○委員長(吉田周一郎)  滝本委員。 ○委員(滝本善之)  市長、おっしゃったのよくわかりますけど、基本的に消防団ですわね。団を抱えている自治会が、いかに消防団の、言われたように、地元を守ってくれるのは消防団やと。基本的にそうです。  災害が起きたときでも、何が起きたときでも、消防団が中心になって前面でやってくれるわけですね。その辺を自治会が理解しない限り、それはできないと思いますわ。  だから、そこに自治会が投資をしてでも、消防団を助ける。消防団のお金は、保証されているからいいんやというだけのもんじゃ僕はないと思うんですわ。  だから、その辺がどうも希薄なんじゃないかなと。その辺は市長がいつも防災・防災とおっしゃる以上は、それ以上にやっぱり市がリーダーシップをとって、自治会長にきちっと話をして、消防団、あなた方の命を守ってくれているんですよという形の中から、進めていく必要があるん違うかなと僕は思いますわ。
     これやっぱり、新興住宅については、ほんまに難しい問題は僕はあると思う。団をつくること自体も難しいかもわからん。その中で、やっぱり旧のところは、やっぱり土地も持っているんですし、自治会費もきちっと積み立ててやっておられるんですから、当然僕はあってしかるべきやなと思うし、近江も新しい近江ができてますけども、それでも古いところは残っていますわね。西円寺とか舟崎、日光寺、だから、そういう古いところと言うとおかしいけど、やっぱりそういうところは率先して、やっぱりきちっと管理ができるような自治会長とのコンセンサスをとってもらわないと、僕は言うは易し行うは難しでね、なかなか言うのは簡単ですけど、お金もかかるんで、ほんならお金を、車庫をつくるのに半分というんか、それがどう変わっていくんか。その辺はやっぱり時代・時代で変わっていくこともあるんですから、僕はその辺はもっとしっかり対応をしてほしいと思いますけど、岩山部長さん、どうですか。 ○委員長(吉田周一郎)  岩山部長。 ○市民部長(岩山光一)  先ほど来、市長も申しましたように、初めてこの自治会でこの資料を渡せさせていただきました。当然、自治会の区長さんが見たときに、うちもか、よそもかということで、かなり反響がございました、こういう面では。来年度、考えさせていただくというようなこともございましたので、この旨については、もっと早くからこういうことも自治会長の中に言っとけばよかったなと今、反省はしているわけでございますけれども、ただ、今回こうやってさせてもらったことによって、自治会長さんが寸時に手段をしていただいたということに対しましては、非常によかったのかなという気がしますので、議員おっしゃったとおり、今後も市が自治体、リーダーシップをとりながら、この導入に進めてまいりたいと思っているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(吉田周一郎)  私からちょっと一つ。  今回、2件あったわけなんですが、こういう積載車、積極的に進めていきたいということなんですが、希望、要望が多かった場合、多分来年度にあった場合、どのように進めていかれるのか、全て聞き入れて配備してもらえるんか。それとも、台数に制限があるのか、その辺をちょっとお願いします。 ○委員長(吉田周一郎)  岩山部長。 ○市民部長(岩山光一)  今ほどの御指摘でございますけれども、これ当然なかなか市の単費ではなかなか難しい面もございますし、先ほど財政面の中で起債、今回の補正は起債が主な、ございますけども、この辺は財政と連携をしながら、できる限り要望に応えていきたいと思っているところでございます。 ○委員長(吉田周一郎)  ほかに質疑ありませんか。  松宮議長。 ○議長(松宮信幸)  今ほど、米原も進んでおるし、伊吹も進んでおるということなんですが、この経過年数を見ますと、大分古いものがございますわね。これの補助対象は全くその当時と変わっていないんでしょうか、補助率と補助対象の限度額自体も、これ変わりつつあると思いますが、その当時に比べてどれくらいの率が変わっているのか、一遍お聞きしたいと思います。その当時の補助率はどうでしたか。 ○委員長(吉田周一郎)  何の補助率。積載車は全部や。全額や。 ○議長(松宮信幸)  何もかも、補助率も変わってきたると思うんです。22年前からあった当初の時代と。 ○委員長(吉田周一郎)  ポンプか。ポンプ。 ○議長(松宮信幸)  ポンプも建物も。 ○委員長(吉田周一郎)  建物は50万ですね、限度額。 ○議長(松宮信幸)  補助率が変わってきていると思うんですが、合併前のときと、合併してから補助率どのように、このような形になってきてますけども、かなり違うと思いますが。 ○委員長(吉田周一郎)  積載車は全部や。 ○委員(滝本善之)  積載車は変わってない。あとは建物。 ○委員長(吉田周一郎)  保険加入と車庫を整備するのが条件やっちゅうこと。 ○委員(滝本善之)  それはっきり言うたらええ。 ○委員長(吉田周一郎)  ちょっと整理して言うてください。  吉田課長。 ○防災危機管理課長心得(吉田忠充)  車両については、市で購入させていただいて、各班へ配備させていただいているというところでございますし。 ○議長(松宮信幸)  僕は合併前の。 ○委員(滝本善之)  合併前も一緒や。変わってない。 ○委員長(吉田周一郎)  吉田課長。 ○防災危機管理課長心得(吉田忠充)  緊急防災の起債ができてからは、変わっておらないというところでございます。 ○議長(松宮信幸)  合併前と一緒ですか。 ○委員長(吉田周一郎)  吉田課長。 ○防災危機管理課長心得(吉田忠充)  建物も変わっていないというところでございます。 ○委員長(吉田周一郎)  吉田課長。 ○防災危機管理課長心得(吉田忠充)  建物の補助については、合併後、この形になっているということになります。 ○委員長(吉田周一郎)  松宮議長。 ○議長(松宮信幸)  旧町ごとにこれこのような格差が出ておるということでありますので、この当時のやはり補助率も大分違うと思うんですね、山東町、また伊吹町、また米原、近江という形でね、町ごとのこの補助の対象が違うと思います。だからこのように進んでこなかったこともあったんではないかというふうに僕は思いましたので、その点をしっかりと言ってほしかったなというふうに思います。 ○委員長(吉田周一郎)  石河補佐。 ○防災危機管理課長補佐(石河輝男)  旧町の時代のこの車両の配備方針が実は異なっておりまして、旧伊吹地域、そして米原地域については、各班についてこの市の車両配備を進めるということで進められてきました。ですが、旧山東、そして旧近江については、分団車両については市のほうで配備を進める状況ですけれども、それ以外の班、団ですね、班の車両については、そこの班の個人の車両もしくは自治会で準備される車両のほうで対応をいただくという方針になっていたということで聞き及んでおります。  新市になりまして、統一して市のほうが全部の班に配備をするというふうに進めてきている現状でございます。  以上です。 ○委員長(吉田周一郎)  松宮議長。 ○議長(松宮信幸)  手法が違ったということでありますので、このような結果が生まれてきたんやろうというふうに思います。合併して10年過ぎておりますので、やはり統一されたものでやっていきたいという思いはよくわかりますので、自治会の御理解を得られるように、お願いをしたいと思います。 ○委員長(吉田周一郎)  滝本委員。 ○委員(滝本善之)  結局、石河補佐、11年たったんやけど、さっき言うたように、やっぱり自治会といわゆる市との対応の仕方や、基本的にその辺をきちっとしといたら、10年たってもこんな一つもみんな、恐らく知らない人もあると思う、各自治会で、自治会長さんも消防団の人も。だからその辺は、お互いにきちっと中に入って、自治会の中に入ってほんまに議論をされているかというたら、僕はされていないからこんな結果が出てきていると思う。だから、その辺はもっともっとやっぱり防災を言われる以上は、当然防災必要なんですから、その辺はきちっと対応してもらわないと、また同じことが出てきて、ついでに補正で出てくるとかね、いう形に出てくる可能性があるんで、その辺ははっきりやってもらいたいなと。  石河君が悪いと言うてるん違うんですよ。皆ほかの前にようけ担当された方おられるんやから、そういう形の、やっぱり話をしてほしい。それで、徹底的に、積載車とそのぐらいは、当然あって当たり前ですわ、こんなん。火事いったらどないするの。その辺もはっきりしてもらいたいなと。  今度、9月3日ですか、防災訓練。そのときみんな積載車乗ってきなさい言うたってないんやろ、これ。だから、そんな格好の悪いことは、できるだけしないようにしていただきたいなと思います。  以上です。 ○委員長(吉田周一郎)  ほかに。  北村委員。 ○委員(北村喜代隆)  これ以外に自警団のポンプであったり、女性消防隊のポンプであったりというのも、持っている集落があると思うんですけども、その辺の集計はされていますか。 ○委員長(吉田周一郎)  石河補佐。 ○防災危機管理課長補佐(石河輝男)  ちょっと自警団組織のほうについて、どのような配備がされているのかまでは、十分つかんでおりません。 ○委員長(吉田周一郎)  北村委員。 ○委員(北村喜代隆)  その辺も調べて、集落に情報提供するものよいのではないかというふうに思いますので、よろしくお願いします。 ○委員長(吉田周一郎)  ほかにありませんか。                 (「質疑なし」) ○委員長(吉田周一郎)  それでは、質疑なしと認めます。
     質疑を終結いたします。 ○委員長(吉田周一郎)  次に、議案第57号 米原市税条例等の一部を改正する条例についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。  吉田次長。 ○市民部次長・税務課長(吉田裕明)  議案第57号 米原市税条例等の一部を改正する条例について御説明いたします。  この条例改正は、地方税法及び航空機燃料譲与税法の一部を改正する法律の公布に伴い改正するものです。  主な改正内容につきましては、第1条の米原市税条例の一部改正では、固定資産税についての保育の受け皿整備の促進を図るための改正です。  企業主導型保育事業、家庭的保育事業等に係る課税標準の特例措置として、いわゆるわがまち特例が導入されたことに伴い、その課税標準を市が条例で定める割合を3分の1とするものです。  また、個人住民税については、平成31年1月1日から所得控除38万円の対象となる配偶者の給与収入の上限を、現行の103万円から150万円に引き上げることに伴うものです。  次に、米原市税条例の一部を改正する条例の一部改正は、平成26年米原市税条例第70号の軽自動車について、平成27年3月31日以前に番号の指定を受けた特例措置について、種別割への変更に伴い、所要の改正を行うものです。  附則において、施行期日は公布の日ですが、改正内容によってその期日をそれぞれに附則で規定しています。  以上で説明といたします。 ○委員長(吉田周一郎)  それでは、本案について質疑を求めます。  質疑はありませんか。                 (「質疑なし」) ○委員長(吉田周一郎)  質疑なしと認めます。  質疑を終結します。 ○委員長(吉田周一郎)  次に、議案第58号 米原市都市計画税条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。  吉田次長。 ○市民部次長・税務課長(吉田裕明)  議案第58号 米原市都市計画税条例の一部を改正する条例について、御説明いたします。  この条例改正は、さきの議案第57号と同様の改正法律等が公布され、多くが項のずれによる改正となりますが、下から4行目のとおり特定事業所内保育施設の用に供する固定資産税の課税標準の特例を定めた地方税法附則第15条第44項が新設されたことに伴い、条例の一部改正を伴うものです。  主な改正内容は、平成29年4月1日から平成31年3月31日までの間に、子ども・子育て支援法に基づく政府の補助を受けた事業主等が、一定の保育に係る施設を設置する場合には、課税標準を最初の5年間3分の1とするものです。そのほか、規定の引用条項のずれによる条文整理を行うものです。  附則において、施行期日は公布の日からといたします。  以上で説明といたします。 ○委員長(吉田周一郎)  本案について質疑を求めます。  質疑はありませんか。                 (「質疑なし」) ○委員長(吉田周一郎)  質疑なしと認めます。  質疑を終結します。 ○委員長(吉田周一郎)  次に、議案第60号 米原市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。  吉田課長。 ○防災危機管理課長心得(吉田忠充)  議案第60号 米原市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について説明いたします。  今回の改正は、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部改正に伴い行うものです。  内容は、非常勤消防団員等に対する損害補償額を算定するもとになる補償基礎額の加算額の改正で、扶養親族がある場合の加算額について、配偶者は433円から333円に減額し、22歳に達する日以降の最初の3月31日までの間にある子は217円から267円に増額することとしています。また、あわせて語句の修正を行うものでございます。  なお、附則において、施行期日は公布の日からとし、平成29年4月1日から適用することとしています。  以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。 ○委員長(吉田周一郎)  それでは、本案について質疑を求めます。  的場委員。 ○委員(的場收治)  もう少し簡単に説明してくれる。もっと本当にわかりやすく。 ○委員長(吉田周一郎)  吉田課長。 ○防災危機管理課長心得(吉田忠充)  消防活動に伴って、団員さんがけがをしたりした場合に、補償金を出すんですが、その金額を算出する基礎額に、扶養親族がある場合加算額をしています。その金額の変更ということでございます。  配偶者については433円から333円に減額させていただく。それから、22歳に達する日以降、最初の3月31日までにある子供さんについては、217円から267円、50円の増額をさせていただくというような改正でございます。 ○委員長(吉田周一郎)  岩山部長。 ○市民部長(岩山光一)  若干補足をさせていただきますけれども、昨年の8月に人事院勧告がございまして、我々、国家公務員踏まえて扶養手当の見直しがされたんです。それが配偶者と子供がされたんですね。28年度は配偶者1万3,000円やったやつが、今年度は1万円に減額になったんです。逆に子供は28年6,500円が8,000円に上がっているんです。この関係で、消防の基礎額も配偶者は下がりましたけども子供は上がったと、これから連動するものでございます。 ○委員長(吉田周一郎)  的場委員。 ○委員(的場收治)  配偶者が下がって子供がいる場合は加算される率が上がったというふうなことやと思うんですが、同じ条件になったら若干下がるんかな。下がるんやな、配偶者の率のほうが大きいような気がするので。減額、少しされるということでいいんかな。配偶者と子供がいた場合に。 ○委員長(吉田周一郎)  岩山部長。 ○市民部長(岩山光一)  若干、それぞれの家庭によって子供が多いところはまた変わってきますし、子供1人で配偶者1人やったら、当然下がるということになると思います。 ○委員長(吉田周一郎)  滝本委員。 ○委員(滝本善之)  1点だけちょっと聞かせて。教えてほしいのは、第5条第4項中、「満15歳」を「15歳」に、「満22歳」を「22歳」に改めと書いてあるけど、これはどう判断したらええの。数えで22になってもええということか、極端な話やで。いやいや、これを、満を外しているっちゅうことは、何で外すんかなと。それをどうやって判断しはるんかなと思うだけで。そうやろ。  書いてるでしょう、第3で。第5条第4項中、「満15歳」を「15歳」に、「満22歳」を「22歳」に改め、「以下」の次に「この項において」を加えると書いてあるけど、満を外しているのは何を意味しているんかなと思っています。 ○委員長(吉田周一郎)  吉田課長。 ○防災危機管理課長心得(吉田忠充)  満という言葉を外しても、結局誕生日来て、次の3月31日までは対象にするということでございますので、不要な語句ということで外したということでございます。 ○委員長(吉田周一郎)  質疑はありませんか。                 (「質疑なし」) ○委員長(吉田周一郎)  質疑なしと認めます。  質疑を終結します。  執行部の皆さん、御苦労さんでした。退席していただいて結構です。  暫時休憩します。               午前11時13分 休憩               午前11時19分 再開 ○委員長(吉田周一郎)  休憩前に引き続き会議を開きます。  総務部の審査を行います。  議案第46号 平成29年度米原市一般会計補正予算(第1号)中、総務部の所管に属する事項を議題といたします。  提出者の説明を求めます。  西村課長。 ○財政課長(西村善成)  それでは、議案第46号をごらんいただきたいと思います。平成29年度米原市一般会計補正予算(第1号)でございますが、第1条では、予算の補正を定めております。既決の予算総額に6億5,286万1,000円を追加いたしまして、予算の総額を197億1,286万1,000円とするものでございます。  第2条では債務負担行為の補正で、今回、債務負担行為の追加をお願いするものでございます。  第3条では地方債の補正で、今回、地方債の追加と変更をお願いするものでございます。
     次のページをお願いいたします。  2ページ、3ページ、4ページでは、第1表の歳入歳出の補正予算でございまして、補正予算の款・項の区分及び当該区分ごとの金額、補正ごとの予算額をまとめております。  めくっていただきまして、5ページをお願いいたします。  5ページ目では、第2表の債務負担行為の補正で追加をお願いするものでございますが、4点ございますが、1番目は統合庁舎整備に係る基本設計業務を委託するため、期間を平成30年度、限度額を1,300万円とするものでございます。  次に、統合庁舎整備において設計の検討や工程管理、コスト管理などのマネジメントに係る業務を委託するため、期間を平成30年度から平成31年度までで限度額を3,320万円とするものです。  次に、統合庁舎の事務環境の整備や効率的な移転計画の策定等に係る業務を委託するため、期間を平成30年度から平成32年度まで限度額を1,190万円とするものです。  最後に、市の第2次環境基本計画策定に係る業務を委託するため、期間を平成30年度、限度額を80万円とするものでございます。  次に、隣の6ページをお願いいたします。第3表の地方債の補正でございます。  まず、追加分といたしまして、私立保育所等整備費に対しまして、起債の限度額を1億6,270万円とし、起債の方法、利率、償還の方法につきましては、表のとおりでございます。  めくっていただきまして、7ページをごらんください。  こちらは、地方債の変更について、予算の補正に伴い各事業に充当いたします地方債の限度額を変更するものでございます。  1番上の農地等保全管理事業では、既決の限度額から640万円を減額いたしまして5,860万円に、2番目の道路橋梁費整備事業では、既決の限度額から4,120万円を減額し6,300万円に、防災対策事業では、既決の限度額に500万円を増額し11億2,890万円に変更するものです。  次に、臨時財政対策債は、既決の限度額に1,568万1,000円増額し、6億6,568万1,000円に変更するものでございます。  起債の方法、利率、償還の方法につきましては、補正前と同様でございます。  次に、隣の8ページでございますが、ここからは事項別明細になります。8ページは総括で、歳入の款ごとに補正の額、計をまとめております。  めくっていただきまして、9ページ、10ページは歳出になっております。10ページに補正額の財源内訳を整理しております。  それでは、総務部所管の補正予算について、説明させていただきます。  11ページをごらんください。  まず歳入ですが、13款国庫支出金では、1目の総務費国庫補助金のうち290万4,000円の追加のうち、社会保障税番号制度システム整備費補助金の配分がありましたので、44万2,000円を追加するものです。  続いて13ページをお願いいたします。  13、14でございますが、17款繰入金でございます。2項の基金繰入金では、1目の公共施設等整備基金繰入金では、統合庁舎整備の予算を計上しており、これに係る財源といたしまして、この基金で対応するもので、6,920万円を追加するものでございます。  次の教育施設整備基金繰入金は、小学校のタブレット整備や伊吹第1グラウンドの改修設計の予算を計上しており、この基金で対応するため、1億5,470万円を追加するものでございます。  次の米原ガンバレ!ふるさと応援寄付基金繰入金は、官・学連携による地方創生の取り組みとして、米原市スポーツ応援大使の活動委託に係る財源としまして、この基金で対応するため、110万円を追加するものです。  次の交通対策促進基金繰入金は、(仮称)長岡志賀谷線の将来交通量及び費用便益算定業務に係る財源といたしまして、この基金で対応するため、600万円を追加するものでございます。  最後の福祉対策基金繰入金は、私立保育所等施設整備資金貸付金に係る財源として、この基金で対応するため、7,300万円を追加するものでございます。  次に、19款諸収入の5項雑入のうち、総務費雑入の1,035万4,000円の追加のうち605万4,000円は、本年4月から滋賀県後期高齢者医療広域連合へ職員を1名派遣いたしております。職員派遣に係る負担金として追加するものでございます。  次に、20款の市債では、1目総務債1,568万1,000円の追加につきましては、今回の補正予算に必要な一般財源としてこの起債を増額するものでございます。  次の民生債の1億6,270万円の追加は、私立保育所等施設整備に伴う補助金へ起債を充当するものでございます。農林債の640万円の減額は、農業基盤整備促進事業について、補助金の減額内示に伴い、今回の補正で予算を減額することから、充当する起債も減額するものでございます。  土木債の4,120万円の減額は、社会資本整備交付金の内示に伴い、道路維持管理事業に係る事業費を調製した結果、充当する起債を4,160万円減額します。また、橋梁維持管理事業に係る事業費も調製した結果、充当する起債を940万円減額するものです。さらに、道路新設改良事業として、公共事業等債を50万円減額するほか、辺地計画に基づき実施する藤川線及び藤川2号線に係る経費について、辺地債を1,030万円増額するものです。  最後になりますが、消防債の500万円の増額は、消防資機材整備事業として新たに消防ポンプ積載車を2台購入することから、この起債を充当するものでございます。  めくっていただきまして、歳出でございます。  第1款から第10款の教育費までの人件費につきましては、本年4月1日の人事異動によりまして、人件費の補正をさせていただいております。  続きまして、2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費のうち、普通旅費の96万6,000円の増額につきましては、本年4月1日の人事異動により、滋賀県東京本部へ職員を1名派遣しております。派遣先での居住地が確定いたしましたので、所要額の調製を行ったものでございます。  次のページをお願いいたします。  17ページの総務費の一番最後になりますが、7目電子計算費では、社会保障税番号制度システム整備に係る国庫補助金の配分がありましたので、44万2,000円の財源更正をするものでございます。  以上で、総務部所管の補正は以上でございます。  続きまして、ページ大分後になりますけど、45ページをお願いいたします。  45ページでは、給与費明細書でございます。今回、人件費の補正をいたしましたので、特別職と一般職の明細を調製しております。  続いて、47ページをお願いいたします。  ここも債務負担行為の補正をいたしましたので、これに係る調書も調製しております。追加いたしましたのは、上から3番目の統合庁舎建設基本設計業務から、統合庁舎整備の発注支援業務、最後、什器等の整備策定業務でございます。そして、1枚めくっていただきまして、49ページの上から4番目の環境基本計画策定業務、これを追加させていただいております。  最後に53ページをお願いいたします。  今回、地方債の補正を行いましたので、これに係る調書の調製を行っております。本年度中起債見込み額に修正を行い、29年度の起債見込み額を29億9,698万1,000円と見込んでおります。また、29年度末の現在の見込み額を230億5,165万7,000円と見込んでおります。  以上、簡単でございますけれども、説明とさせていただきます。 ○委員長(吉田周一郎)  本案について質疑を求めます。  質疑はありませんか。  滝本委員。 ○委員(滝本善之)  歳入で説明いただいたんでちょっと聞きたいんですけど、私が代表質問したときに間違えて答弁してくれはった人おられましたな。この私立保育所と施設整備支援事業、1億6,270万かな。これは、この建物は一体幾らで最終的に建てる予定なんかな。これ8分の1とか8分の2とか説明された、あれとは違うんですね。これは何ですか、1億6,200万。 ○委員長(吉田周一郎)  西村課長。 ○財政課長(西村善成)  チャイルドハウスおうみの建設に係る、国とか県とか、市が補助金として支援するわけなんですけれども、国・県の補助金を除いた市の負担分で、当時答弁の中では滝本議員のほうは一般単独分はないんですねという確認をされましたけれども、実は補助要綱に基づいて補助の上乗せ分もあります。そういったことから、今回地方債を充当させていただくんですけれども、もともと地財法では公共施設については起債を認められておりますので、今回、地方債発行して行うということで、ちょっと総額につきましては、ちょっと今、手元資料ありますので、確認させてほしいんですけれども、建設費とそのほかに解体費、それが国庫補助になっております。外構も一部入っているんですけれども、補助に入らないのが、土地取得費と造成費、そうだったかと思います。県と市と国の支援以外に、事業者も相当な負担がありますので、ちょっと時間をください。 ○委員長(吉田周一郎)  滝本委員。 ○委員(滝本善之)  間違うて答弁してくれはったから、ちょっとその辺が、これが1億6,270万かなと思いました。  というのは、基本的に、やっぱり私立の保育園には、そういう要綱か何かあって、それにのっとってやるということやと思うけども、難しい問題はまた私の委員会じゃないと思うので、あっちでやってもらったらいいんですけど、やっぱり1億6,270万、建物を建てるのと壊すのかな。これに対して言うてはるわね。だから、8分の7とか。それではないの。これとは関係ないの。  あれは何なの。 ○委員長(吉田周一郎)  西村課長。 ○財政課長(西村善成)  本会議の答弁であったのは、8分の7とかいうあれは、保育所の保育補助者といいますか、資格のない方でも保育園のほうで子供を見ていただくことができるんですけれども、それのための支援として、国が8分の6、県が8分の1、そして市が8分の1見て、総額221万5,000円だったかな、を補助金としてしますという制度は、また別の予算要求させていただいていますので、そのことの説明やったと思います。 ○委員(滝本善之)  それやったらあの説明、私、施設なのかそれとも補助か聞いたら施設やと答え言われたからね。施設やったら8分の1って、僕は聞かざるを得んから聞いただけであって。あのときの答弁は見てみなさい、必ず施設やと言うてますよ。二つあってどっちですかって僕聞いたから。  だからね、その辺、もうちょっとしっかり答弁してもらわんとやな、これと関係ないし、ここに予算が出たから僕は言うただけであって。  やっぱりね、答弁間違いのまま行ってしまうんですよ、実際。私はわからんから聞いたんで。私は何も8分の7とか6を聞きたかったん違うんや。補助はあるんですねって聞いただけであって。それをこれは施設の分ですっておっしゃったからね。その辺は総務部長さん、ちょっとこれ、やっぱり訂正をきちっとしておいてもらわないと、おかしいん違うか。あれ施設って最後言われましたよ。 ○委員長(吉田周一郎)  要石部長。 ○総務部長(要石祐一)  事業費も含めて補助財源も含めて、当該委員会が明日以降ありますので、そこでしっかりもう一回説明をさせていただきたいと思います。 ○委員長(吉田周一郎)  確認してください。答弁。間違いやったら訂正してもろて。  ほかにありませんか。  的場委員。 ○委員(的場收治)  先ほど、ちょっと早く説明されたので、ちょっと今どこやったかわからないんですが、東京へ職員を派遣されて、何か居住されるところが決まったので、補正に上げましたというようなところがあったんですが、限られた職員の体制で、今、庁内の運営をされているんですけれども、そういったところへ職員を出向させたりするその判断ですね。判断と、それとそういうところへ出向させた後、その成果をどのように求められているのか、その辺の説明をちょっとお願いしたいとなと思うんですが。 ○委員長(吉田周一郎)  上村次長。 ○総務部次長・総務課長(上村浩)  米原市では、積極的にそういうところへ出て行って、研修をしていただいて、その持ってきたものをまた米原市で生かしてもらうということで、この4月から東京本部のほうへ研修派遣ということで出向をしていただきました。  タイミング的にも日本橋に今度オープンされる観光情報発信拠点等もございますし、米原市をPRする絶好のチャンスということで、東京事務所のほうには判断をしたということでございます。  そのほかにつきましても、限られた職員の数ではありますけれども、そういうところへ積極的に研修をしていただいて、ノウハウを吸収し、帰ってきていただいて、それを発揮していただくというようなことで、研修計画にも位置づけてやっておるところでございます。  以上です。 ○委員長(吉田周一郎)  的場委員。 ○委員(的場收治)  お金をかけて職員をそういうふうに出向させるというか、研修をしていただくので、ぜひとも帰ってきた後の成果をしっかりと示していただけるような研修であったり、出向であったり、ぜひともしていただきたいなというふうに思いますし、また当然帰ってきた後の人事等も当然そういうのを考慮すべきやなというふうに思います。  一例、私が知っている環境省やったかな、行った職員が、今環境保全課で頑張っておられるというふうに思うんですけれども、そういうふうな体制もやっぱり研修した成果が当然あるんではないかなというふうに思いますが、その辺の人事に関しても、やはり議員が言うべきなのかどうかわかりませんけれども、考慮されてしかるべきやというふうに思いますが、その辺の見解が少しありましたら、お願いしたいと思いますが。 ○委員長(吉田周一郎)  上村次長。 ○総務部次長・総務課長(上村浩)  議員おっしゃるように、当然その関係のところへ行っていただいた方には、基本そういうところで活躍をしてほしいというのは、基本的にはございます。県の振興課につきましても、終了しましたら財政課なり総務課に配属ができるような形にしていきたいなというふうに思っておりますし、そのほかの部分につきましても、活躍ができる手法というのを基本に考えていきたいというふうに思います。  以上です。 ○委員長(吉田周一郎)  ほかにありませんか。                 (「質疑なし」) ○委員長(吉田周一郎)  質疑なしと認めます。  質疑を終結します。
    ○委員長(吉田周一郎)  次に、議案第55号 米原市付属機関設置条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。  筒井補佐。 ○総務課長補佐(筒井康一)  それでは、議案第55号 米原市付属機関設置条例の一部を改正する条例について、説明をさせていただきます。  この条例改正は、新たに付属機関を設置するため、条例の改正を行うもので、改正の内容につきましては、本日お配りをさせていただいております、総務教育常任委員会の資料により説明をさせていただきますが、あわせて議案書及び新旧対照表もごらんをいただきたいと思います。  説明資料のほう、よろしいでしょうか。  それでは、説明資料に基づきまして、説明をさせていただきます。  今回、新たに設置をいたします付属機関は、米原市プロポーザル方式等による受託候補者選定委員会でございます。この委員会の所掌事務といたしましては、市が発注いたします高度な技術、または専門的な知識を必要とする業務につきまして、プロポーザル方式等による受託候補者の選定に関して、必要な事項を調査審議するものでございます。  委員の定数といたしましては、8人以内とし、学識経験者でありますとか、市の職員等で構成するものでございます。  任期は、委嘱の日から受託候補者の選定が終了するまでといたしております。  また、附則といたしまして、施行期日につきまして、公布の日からとしているところでございます。  以上、議案第55号の説明とさせていただきます。御審議方、よろしくお願いいたします。 ○委員長(吉田周一郎)  質疑はありませんか。  的場委員。 ○委員(的場收治)  これ、実際に運用されるのは、所掌事務で市が発注する高度な技術または専門的な知識を必要とする業務についてという、これの判断はどのようにされるんですか。全て市が発注する、そういうプロポーザル方式については、こういう付属機関で選定委員会で選定をしてやられるということなのか、それとも市が発注する高度な技術または専門的な知識を必要とする業務ということを、誰が判断してどのように。そのことだけにこの調査審議するということなんか。 ○委員長(吉田周一郎)  筒井補佐。 ○総務課長補佐(筒井康一)  今回、この委員会に係ります業務につきましては、あくまで高度な技術ということで、学識経験を有する者を入れた場合のものでございまして、例えば内部での審査なりで終われるような業務につきましては、この委員会の対象とはしていないところでございます。 ○委員長(吉田周一郎)  的場委員。 ○委員(的場收治)  だから、その判断はどこがする。市がするんやろうけども、どういう基準で判断されるんですかという。 ○委員長(吉田周一郎)  上村次長。 ○総務部次長・総務課長(上村浩)  この委員会を設置するかしないかにつきましては、市の契約審査会で判断されることとなると思います。このメンバーにつきましても、その発注する設計業務とか計画策定とか企画提案とか建設工事とか、いろんなパターンがあろうかと思いますが、その業務内容によって、その都度検討し判断することとなろうかというふうに考えております。 ○委員長(吉田周一郎)  的場委員。 ○委員(的場收治)  契約審査会で判断するということですね。契約審査会の今のメンバーは、それぞれの契約内容によって、市の職員で構成されていると思うんですが、内容によって違っているわけですか。 ○委員長(吉田周一郎)  上村次長。 ○総務部次長・総務課長(上村浩)  審査会のメンバーは、部長級でメンバーは変わりません。 ○委員長(吉田周一郎)  的場委員。 ○委員(的場收治)  その都度その都度契約審査会、部長会になるのかな、そこで判断をされていくというようなことになりますか。 ○委員長(吉田周一郎)  上村次長。 ○総務部次長・総務課長(上村浩)  はい、そのとおりです。 ○委員長(吉田周一郎)  ほかにありませんか。                 (「質疑なし」) ○委員長(吉田周一郎)  それでは、質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。 ○委員長(吉田周一郎)  次に、議案第56号 米原市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。  森川補佐。 ○総務課長補佐(森川誠)  議案第56号 米原市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について、説明させていただきます。  この条例改正につきましては、総務教育常任委員会資料により説明させていただきますが、あわせて議案書及び新旧対照表もごらんくださるようお願いいたします。  それでは、資料裏面の2ページをごらんください。  今回の改正の内容は2点ございまして、1点目は児童福祉法等の一部を改正する法律の施行に伴う改正で、条例第2条の2を改正するものです。この条では、養育里親の場合も育児休業をすることができることを規定しておりますが、その養育里親の根拠規定であります児童福祉法第6条の4が全部改正されたことによりまして、所要の改正を行うものでございます。  次の2点目は、人事院規則の改正によるもので、条例第3条、4条及び11条の改正を行うものです。  内容は、第3条では、当該子の育児休業をした場合において育児休業ができる特別の事情として、第4条では、育児休業の期間の再度の延長ができる特別の事情として、第11条では、育児短時間勤務をしたケースでその終了から1年を経過していない場合に、再度の育児短時間勤務をすることができる特別な事情について、それぞれ保育所等の利用を希望し、申し込みを行っているが当面その実施が行われない場合を特別の事情として、国に準じて追加するものでございます。  附則といたしまして、施行期日を公布の日からとするものでございます。  以上、議案第56号の説明とさせていただきます。よろしくお願いします。 ○委員長(吉田周一郎)  本案について質疑を求めます。  質疑はありませんか。  滝本委員。 ○委員(滝本善之)  難しいこと違いますねん、能力がないから理解できひんので。  人事院規則の改正に伴うもので三つあるんですけど、特別の事情が、全て特別な事情になっているんですけど、今、何か最後に補佐は特別な事情は保育園のどうのこうのとおっしゃいましたね。その辺がわかりやすい、一般の人にわかりやすいようにちょっと教えてもらえる。どういう事情で延長ができたりできるんかなということを。 ○委員長(吉田周一郎)  森川補佐。 ○総務課長補佐(森川誠)  この特別な事情と申しますのは、保育所等の利用を希望して申し入れはしているものの、例えば満員で保育所に入れないとか、そういった場合を特別な事情として認めると、追加するというものでございます。  本来、定員等があって保育所に入れれば、そのまま職場の復帰ということも可能であるんですけれども、満員で子供を預けることができないというような場合を、特別な事情に追加させていただくというものでございます。 ○委員長(吉田周一郎)  滝本委員。 ○委員(滝本善之)  今であれば、米原市は該当しないと理解してよろしいんやね。 ○委員長(吉田周一郎)  森川補佐。 ○総務課長補佐(森川誠)  そのとおりです。 ○委員(滝本善之)  はい、わかりました。 ○委員長(吉田周一郎)  ほかにありませんか。                 (「質疑なし」) ○委員長(吉田周一郎)  質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。 ○委員長(吉田周一郎)  次に、議案第64号 辺地に係る公共的施設総合整備計画の変更についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。  髙木補佐。 ○財政課長補佐(髙木淳司)  失礼します。財政課の髙木です。よろしくお願いします。
     それでは、議案第64号 辺地に係る公共的施設総合整備計画の変更について、説明をさせていただきます。  辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律に基づきまして、伊吹地域東部辺地に係る総合整備計画については、平成26年度に計画を策定しておりますが、今回、計画内容の変更をお願いするものでございます。  本日、説明資料としまして、A4の資料を提出しておりますので、この資料で説明のほうをさせていただきます。  策定地域につきましては、先ほど申しましたように、伊吹地域東部辺地でございまして、藤川・寺林・上平寺の3集落を対象にしております。  計画の期間につきましては、平成26年度から平成30年度の5年間でございます。  資料右上の計画変更の内容をごらんいただきたいと思います。  市道藤川線と市道藤川2号線の道路幅員を拡幅するため、道路改良工事を行う予定をしておりまして、本年度に測量設計などを行うものでございます。  事業費は補正予算で計上いたしておりますが、1,032万4,000円を見込んでおりまして、既存の計画事業費に増額をいたします。  また、財源につきましては、辺地対策事業債1,030万円の充当を予定をしております。  以上、まことに簡単ですが、説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(吉田周一郎)  本案について質疑を求めます。  質疑はありませんか。                 (「質疑なし」) ○委員長(吉田周一郎)  ないようですね。質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。 ○委員長(吉田周一郎)  次に、議案第65号 財産の譲渡についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。  松岡課長。 ○管財課長(松岡一明)  管財課の松岡です。よろしくお願いします。  それでは、議案第65号 財産の譲渡については、岩脇地先の土地を岩脇区に譲与するため、地方自治法第96条第1項第6号の規定に基づき、議会の議決を求めるものです。  土地は、米原市岩脇字宮山62番3外1筆で、面積は9,105平方メートルです。譲与の相手方としましては、米原市岩脇16番 岩脇区 羽渕邦夫代表者です。  この土地は、近江町時代に土地開発基金で取得したもので、合併以前から岩脇区へ貸し付けており、自治会の費用負担で広場整備や管理をされてきました。自治会からは、引き続き地域活動に活用したい旨の申し出があり、譲与後も適切な利活用が見込まれるものと判断し、地縁団体である岩脇区に譲与しようとするものです。  以上、簡単ですが、議案第65号の説明とさせていただきます。よろしくお願いします。 ○委員長(吉田周一郎)  本案について質疑を求めます。  質疑はありませんか。  的場委員。 ○委員(的場收治)  実際、譲与された後、固定資産税とかの関係は多分非課税、課税免除のほうになるとは思うんですけれども、その辺のところだけちょっとしっかりと報告、どのようになるか教えてもらえますか。 ○委員長(吉田周一郎)  松岡課長。 ○管財課長(松岡一明)  岩脇区のほうに土地を譲与させていただいて、自治会のほうでかかってきます税金としましては、まず、登録免許税、これは所有権移転を行うことによって国のほうに納めていただく税金となります。こちらのほうが、今のところ、市の固定資産税の評価額をもとに算出するわけですが、こちらの試算によりますと大体4万6,000円ほどかかってこようかと思いますが、こちらのほうにつきましては、岩脇区さんのほうと協議しまして、御負担の方をお願いするということで了解をいただいております。  その他、同じく県税の不動産取得税というのが、土地を取得しますと同じく評価額の3%ほどかかってくるんですが、こちらのほうは、公共の用に供する道路等の取得したときには非課税になるという定義がございますので、岩脇区さんのほうから県のほうへ申請いただくことによって、適用になる可能性が大きいかなというふうに考えております。  最後に、市の固定資産税のほうですが、こちらのほうも公共の用に供する固定資産税につきましては、減免ということになっておりますので、同じく市のほうに申請の手続はしていただくことになるんですが、減免になる見込みであろうかというふうに考えています。  この辺につきましては、この今回の譲与につきまして、岩脇区の代表者の方と以前から説明等をさせていただいておりますので、申し添えさせていただきます。  以上です。 ○委員長(吉田周一郎)  的場委員。 ○委員(的場收治)  理解させていただきました。今、活用はどのようにされているのか、もう一回詳しく教えてもらえます。今現在。 ○委員長(吉田周一郎)  松岡課長。 ○管財課長(松岡一明)  私も現地を見させていただいたんですが、ある程度フラットに整備をしていただいておりまして、主にグランウドゴルフをするのに利用されているというふうにお聞きしております。 ○委員長(吉田周一郎)  滝本委員。 ○委員(滝本善之)  税務じゃないな、なかったら何やけど、ちょっと米原市で問題は減免と非課税のどこで区切りをつけているか。非課税はあくまでも非課税やから永久に非課税。減免の場合は1年1年、やっぱり減免申請をせなあかんわね。その辺が前も私、監査したときに思ったけど、非常に米原市も複雑やから、非常に事務的に難しいと、それを分けるのがということを聞いております。  ただ、やはり減免と非課税はある程度線を引いてやっていかないと、自治会に対してきちっと話をしていかないと、頭から非課税やと思ってしまわれる方がおられる可能性がある。やっぱり地縁団体に対しては、必ず減免であるということを周知徹底していかないと、米原市もくちゃくちゃになっていく、今実際くちゃくちゃですわ。分けられないというのが現実やと思うんで、その辺は今後やっぱりどうしていかれるんか、恐らく難しいと思いますけど、これ総務部長に言うてもあかんし、本来やったらどこやなあれは、市民部か。ですから聞きませんけど、その辺ははっきりしていくべきじゃないかなとは、僕は思いますが。総務部長、全体的にどう思われます。 ○委員長(吉田周一郎)  要石部長。 ○総務部長(要石祐一)  税条例でも該当の規定ありますので、そこら辺も踏まえてしっかり対応、適切にしてまいりたいというふうに思っております。  以上です。 ○委員長(吉田周一郎)  ほかにありませんか。                 (「質疑なし」) ○委員長(吉田周一郎)  質疑なしと認めます。  質疑を終結いたします。  執行部の皆さん、御苦労さまでした。退席していただいて結構です。  暫時休憩します。  再開は、1時といたします。               午前11時58分 休憩               午後 0時56分 再開 ○委員長(吉田周一郎)  教育部の審査を行います。  付託を受けました、議案第46号 平成29年度米原市一般会計補正予算(第1号)中、教育部の所管に属する事項を議題といたします。  提出者の説明を求めます。  西出課長。 ○教育総務課長(西出始代)  教育総務課、西出です。よろしくお願いします。  それでは、議案第46号 平成29年度米原市一般会計補正予算(第1号)中、教育総務課所管につきまして説明いたします。  補正予算書の37、38ページ、及びビジュアル版の14ページをお開きください。  10款教育費、2項小学校費、2目教育振興費の13節委託料8,120万円及び18節備品購入費4,850万円の追加補正をお願いするものです。  内容は、各小学校のコンピュータ教室に児童用タブレット型パソコン35台ずつ、ディスプレー、収納庫などの備品購入、及び授業支援ソフト、ウイルス対策ソフトなどの設定委託料の9校分についてお願いするものです。  小学校のコンピュータ教室のパソコンが、平成22年度に整備してから7年が経過し、更新時期が来ております。今回、電子黒板の整備を進めていることにあわせて、コンピュータ教室だけではなく、普通教室においても活用できるタブレット型パソコンの配備を行うものです。  タブレット型パソコンの配備により、児童がインターネットを活用して調べたことをまとめたりする調べ学習や、自分たちの活動を動画で撮影したり、その撮影したことを見直す中で、振り返ったりグループでの話し合いなどをまとめて発表したりする学習活動が効果的に行えます。  また、教室におきましても、従来の黒板や教科書に加えて、ICT機器を活用することにより、児童にとってもよりわかりやすい授業となり、学習への興味・関心など、学習意欲の向上が期待できます。  なお、財源としましては、補正予算書の13ページ、14ページをお開きください。  17款繰入金、2項基金繰入金、2目教育施設整備基金繰入金のうち、1億2,970万円を充当します。  以上、説明といたします。よろしくお願いいたします。 ○委員長(吉田周一郎)  口分田次長。 ○教育部次長・生涯学習課長(口分田剛)  生涯学習課、口分田です。どうぞよろしくお願いいたします。  引き続きまして、生涯学習課所管の補正につきまして、御説明申し上げます。  補正予算書の41ページ、42ページをごらんください。ビジュアル版は15ページでございます。  10款教育費、6項保健体育費、2目体育施設費、13節委託料の増額補正で、設計監理委託料として2,500万円でございます。  補正の理由は、伊吹第1グラウンド改修整備を行うための設計に係る経費の補正でございます。  内容は、平成36年開催の第79回国民体育大会のホッケー競技会場として、米原市が内定を受けたことから、伊吹第1グラウンドを国体開催に適した仕様の人工芝のホッケーグラウンドとして改修整備を行うための設計に着手するため、委託料の補正予算をお願いするものでございます。  なお、財源としましては、予算書の13ページ、14ページをごらんください。  17款繰入金、2項基金繰入金、2目教育施設整備基金繰入金のうち、2,500万円を充当いたします。  以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。
    ○委員長(吉田周一郎)  桂田課長。 ○歴史文化財保護課長(桂田峰男)  歴史文化財保護課、桂田です。  引き続きまして、歴史文化財保護課所管の補正につきまして、説明させていただきます。  議案書は、同じく41、42ページでございます。  10款教育費、5項社会教育費、5目文化財保護費について、9節旅費の費用弁償18万7,000円のうち2万4,000円、11節需用費、消耗品費9万3,000円、15節工事請負費488万3,000円で、総額500万円の増額をお願いするものでございます。  これは、伊吹山山頂の植物群落の獣害対策として、既に植生の防護柵がめぐらされておりますけれども、柵の内側の植生につきましては、回復しつつありますが、その外側はかえって鹿の採食により、植生へのダメージが著しい状況となっています。  そこで、荒廃が著しくかつて群落を形成しておりました山頂の山小屋の南側の植生の回復を目指しまして、小規模な防護柵を設けるため、国の補助を得られる見込みであることから、今回、増額補正するものです。  次に、同じく5目文化財保護費で、9節旅費、普通旅費として15万円の増額をお願いするものです。  これは、子供歌舞伎を共通テーマに、本市の米原曳山祭り、長浜市の長浜曳山祭り、石川県小松市の曳山行事、富山県砺波市の子供歌舞伎曳山祭りの4市で日本遺産認定に向けて取り組むための協議旅費について増額補正するものでございます。  次に、同じく5目文化財保護費、13節委託料のウエブサイト構築業務委託料として、86万4,000円の増額をお願いするものです。  これは、市公式ウエブサイト更新に合わせて、そのサイト中に(仮称)米原の偉人たちの特設サイトを構築するためのもので、その第一弾として霊仙山像を全国に発信するものでございます。  最後に、同じく5目文化財保護費、8節報償費49万5,000円、9節旅費、費用弁償18万7,000円のうち16万3,000円、13節委託料の文化財保管棚作成業務委託料35万円で、総額100万8,000円の増額をお願いするものです。  これは、米原市でも数少ない地域の元診療所と併設する迎賓館的な和のしつらえを残す母屋や書院などの文化財としての価値を正しく評価するため、建物や庭園、所蔵資料の調査等の経費について、増額補正するものです。  次に、歳入でございますが、議案書11、12ページをごらんください。  科目13款国庫支出金、2項国庫補助金、5目教育費国庫補助金、2節社会教育費補助金で250万円を増額するもので、国庫補助金を得て伊吹山頂植物群落の植生防護柵を設けるための増額補正をするものでございます。  最後に、議案書をめくっていただきまして、13、14ページをごらんください。  19款諸収入、5項雑入、2目雑入、9節教育費雑入で250万円を増額するものです。これは、同じく伊吹山の山頂植物群落の植生防護柵の設置について、伊吹山入山協力金を活用するため、増額補正をするものでございます。  以上、説明とさせていただきます。 ○委員長(吉田周一郎)  本案について質疑を求めます。  質疑はありませんか。  中川委員。 ○委員(中川雅史)  ICT整備活用事業の件ですけど、これタブレット配備は1校35台掛ける9校で315台ですけど、これは小さい学校も、柏原でも35台で、坂小みたいに多いところでも35台。 ○委員長(吉田周一郎)  西出課長。 ○教育総務課長(西出始代)  委員おっしゃるとおり、1校につき35台としております。 ○委員長(吉田周一郎)  中川委員。 ○委員(中川雅史)  パソコン教室に全台そろっているというイメージでいいんですか。 ○委員長(吉田周一郎)  西出課長。 ○教育総務課長(西出始代)  委員おっしゃるとおりでございます。 ○委員(中川雅史)  今後、生徒数の違いもあるんで、案分を考えてほしいというのが1点と、また次別件で、このタブレット型パソコンのOSは何を搭載しているやつを。 ○委員長(吉田周一郎)  西出課長。 ○教育総務課長(西出始代)  Windows10を計画しております。 ○委員長(吉田周一郎)  中川委員。 ○委員(中川雅史)  最後、これ今後中学校とかにも配備する予定はあるかどうか、お伺いしたいと思います。 ○委員長(吉田周一郎)  西出課長。 ○教育総務課長(西出始代)  平成29年度は小学校、来年、平成30年度に中学校の計画をしております。  以上です。 ○委員長(吉田周一郎)  滝本委員。 ○委員(滝本善之)  今の中で、どこやったかな。基金どこやったかな。歳入の基金。  基金取り崩してやっていくんですけど、今、教育基金は幾らあるんですか。 ○委員長(吉田周一郎)  西村課長。 ○財政課長(西村善成)  済みません、遅くなりました。申しわけございません。  教育施設整備基金の29年5月31日現在で、15億9,100万程度ございます。  以上です。 ○委員長(吉田周一郎)  滝本委員。 ○委員(滝本善之)  15億9100万、大きいお金じゃないですわね、実際。これ今度取り崩しで基金繰入金15億4,700万と1億や、1億5,470万。ほんで、どんどん繰入金をこれからどんどん基金の取り崩しをしていかんなんと思うけど、積み立ても恐らくどういう形でしていく。これはお金が最終的に決算して余ってきたら、またもとへ戻すんやからわからんことはないけど、これからどんどんこうやって取り崩しをしながら事業をしていかなければならない。教育委員会として、教育長もそうですけど、これから学校施設の問題、市長おられるから統合問題言うたらまた嫌がられるからな。いろんなことを考えながら、教育基金をどうやって有効に使っていくか。それは10年なら10年計画の中でどういう形で使っていくとか、そういうことは検討されているんでしょうか。 ○委員長(吉田周一郎)  田中部長。 ○教育部長(田中博之)  当然、今御質問いただきましたように、大きな金額が今後も予想されます。一般質問の中でも学校の施設整備、延命化のお話にもございました。今後順番をつけて、やはり財政部局と計画的に順番をつけて財源がどれぐらい要るか。また、それに基金を使えるのか、補助金が入るのか、あるいは量的に借入金ができるか、その辺も十分財政部局と調整をさせていただきたいと思います。 ○委員長(吉田周一郎)  滝本委員。 ○委員(滝本善之)  教育委員会は教育だけじゃないですわね。生涯学習課も抱えておられるから、そっちも大きな問題がたくさんあると思うんやね。それを合わせながら課同士がきちっと連携しながら、やっぱり施設整備をどうしていくか、ハード事業は何をしていくんや、今後、ソフト事業はどうしていくんやという計画をきちっと立ててもらわないと、ただ必要やから、今言われた教育に必要やから出します出しますでは、ほんまにうまく、32年度までは何とか回ると思いますわ、実際。交付税があるから。結構あると思うから。それ以降はこの前質問したように、非常に厳しい状態になってくる。それまでにきちっと整備するのか、その辺の計画をきちっとしてほしいなと思いますけど、いかがですか。やっぱり教育だけじゃないんでね、その辺きちっとできますか。 ○委員長(吉田周一郎)  田中部長。 ○教育部長(田中博之)  先ほど申しました、ハード事業につきましては当然ですし、ソフト事業につきましても、やはり今後の文科省が示します新学習指導要領等と、また御質問にありました生涯学習、今の米原市の子供たちに、さらに子供だけでなく大人も全ての方が教育にかかわっていただく中で、やはり今必要なことが何やということも見きわめながら、十分その財源につきましても、十分横連携をとりながら考えていきたいというふうに思います。 ○委員長(吉田周一郎)  滝本委員。 ○委員(滝本善之)  わかりました。ただ、教育委員会、本当に子供から高齢者まで、全部が絡むんです、これ。だから、その辺があるんで、私はあえて15億何ぼしかないんで、それをいかに有効に、また有効に今度は積み立てるかとか、積み立てるのは恐らく30年ぐらいまでしかできないと思うけども、そういう形の中で、やっぱりきちっと計画を立ててやっていただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(吉田周一郎)  的場委員。 ○委員(的場收治)  ICT機器の整備なんですけれども、今、米原市の小中学校の整備状況っていうのは、近隣の自治体含めて滋賀県内でどのような状況なのか。そういった点も把握されながら整備を進められていると思うんですけれども、今、米原市の整備状況はどういう状況なんですか。 ○委員長(吉田周一郎)  西出課長。 ○教育総務課長(西出始代)  県内の市の状況でいきますと、大体米原市は中ほどです。先駆けてというような状況でもありませんので、県内の市のタブレットのパソコンが整備されているのがもう既に8市あります。その次が米原市が整備するような状況であります。  以上です。 ○委員長(吉田周一郎)  的場委員。 ○委員(的場收治)  県内13市のうち9番目ということで、そんなに早いこともない、整備状況としては遅いほうというようなことやと思うんですけれども、ICT機器の整備も含めて、しっかりと活用した中での教育現場でないとだめやと思うんですけれども、そういった形でこれの有効利用という点に関して、米原市の状況は、教師の活用も含めて、どのような判断をされていますか、今。 ○委員長(吉田周一郎)  一ノ宮課長。
    学校教育課長(一ノ宮賢了)  ことし、教育センターの中でICTの活用部会というのを設けまして、そこの委員が中心になって、その活用についての実証というふうな形で進めておりまして、それを各学校、各先生方に広めていくというふうな取り組みをしていきたいというふうに思っております。 ○委員長(吉田周一郎)  的場委員。 ○委員(的場收治)  子供たちは、こういうのに全然抵抗なく使用していると思うんですけれども、特に何か子供たちがこういった機器を活用する上で、何か注意すべき事項とか、何かそういった点はあるんですかね。 ○委員長(吉田周一郎)  一ノ宮課長。 ○学校教育課長(一ノ宮賢了)  子供たち、今、携帯電話ですね、そちらのほうでそういうふうな機器にはなれていますので、その中で、作品をつくるに当たってとかいうことで、友達の誹謗中傷になるようなものというふうな情報モラルにかかわるようなことは、しっかりと指導をしながら、授業の中でみんなが気持ちよく使える、そういうふうな形で進めていきたいというふうには思っております。 ○委員長(吉田周一郎)  的場委員。 ○委員(的場收治)  先ほど、滝本委員から言われたように、限りある財源の中でそれをいかに有効に利用するかというようなことで、何年前やったかな、小中学校の空調をしっかりと整えるというような整備の中で、整備費が、相当事業費がかかりました。中で、議会のほうもしっかりと充実させて子供たちの教育環境をより環境のいいところで学習をというようなことで、私もそちらのほうに積極的にというような判断をしたんですけれども、ちまたではもっと違うところに、優先順位がちょっと違うんではないかというような話も聞こえてきたりもしたんです。  そういった点で、このICT機器の整備に関しても相当なお金が今後もかかります。そういった中で、その本来学校現場が本当に求めているものと乖離することが、余りよくないんではないかなというふうに思うんですけれども、そのような状況はどうでしょうか。 ○委員長(吉田周一郎)  山本教育長。 ○教育長(山本太一)  今、ICT部会の設置も、課長のほうから説明がありましたけども、これ数年前からもう授業研究は進めておりまして、今、河南小学校では電子黒板も早くから導入しながら、それをモデル校として今広げて、また中学校の伊吹山中学校でも一昨年、このタブレットを使った授業研究会もやって、これは一般の業者の機械を借りながらの研究もありまして、結構進んできて、私も学校訪問する中で、若い先生方は、やっぱり取り組み方が非常に早いです。新任の先生でも、もうこれを使ってやれるというような状況の社会変化が起きていますので、課題と言われればベテランの教師が、これからそういった機器になれるかどうかというのが、一つ私どもの中でもテーマにあるということで、そこは何とか努力したいと思いますけど、新学習指導要領が求めているのは、今までは何を教えるか、学ぶかということがどのように学ぶかという、これからのやっぱりAIの、人工知能の社会の中で、子供たちがさまざまな情報活用能力を生かしながら、思考・判断・表現という、そういったものを一連にして学んで何ができるようになるかという、一つの学習の仕方が方向転換される時期でもありますので、ちょっとことしと来年は基金を使いながら、多額のお金を投入していただくことになりますけども、何とか御理解のほうお願いしたいというふうに思います。 ○委員長(吉田周一郎)  的場委員。 ○委員(的場收治)  先ほども言いましたけれども、事業費としては大きな金額が出ていきますので、本当に現場での有効利用、子供たちにとって有効活用ができるような体制整備を、環境整備をしっかりとお願いしたいというふうに思います。 ○委員長(吉田周一郎)  滝本委員。 ○委員(滝本善之)  伊吹山ですけどね、入山協力金の問題ですけど、これ前はバスのほうもを入山協力金もらったりしていましたわね、伊吹山の。たしか300円やったかな、バスからおりた。あれ、入山協力金と違うの。去年、おととしか。  ことし、去年ぐらいから、歩いて上がる人だけに自主的にもらう。あれ入山協力金ですね。昔はあったんや、おりたところで、たしか。回収をちょっとしてはったんや、一番最初のときに。 ○委員(的場收治)  それは協力金を。 ○委員(滝本善之)  協力金、一緒やろこれ。バスは違うんか。  どちらにしたって、この入山協力金250万って充ててますけど、これ年間250万ぐらいしか、前はもっとあったわね。これ250万、どこから出てきた数字なのかなと思ったのが一つと、それから、植生480万か、480万。その差額は市が持ち出すんやと思うけど、この辺どうバランスとったらええんかな、ちょっと教えてください。 ○委員長(吉田周一郎)  桂田課長。 ○歴史文化財保護課長(桂田峰男)  伊吹山の山頂の防護柵の総事業費は500万です。そのうち、250万は国の補助金をいただける見通しになりました。残りの250万について、入山協力金を繰り入れというか雑入で入れていただいて、市が事業主体として設置をするという形になります。  今回の工事費の活用についてだけ、入山協力金を活用させていただくというものでございます。 ○委員長(吉田周一郎)  滝本委員。 ○委員(滝本善之)  ちょっと僕が勘違いしてごめんなさい。  ただ、入山協力金って、これ3年目になるんかな、ことしで。3年目ぐらいやろ、もっとなる。  あれ、昔はバス会社にも言うて何かやったように、バス会社は拒否されたとかいうことを聞いたんやけど、今、こっちから歩いて上がる人だけって聞いた、その辺は、入山協力金と言うのかな、伊吹山に上がるのに300円とか、何かそれ取っておられますわね。それじゃないんですか。入山協力金って。 ○委員長(吉田周一郎)  桂田課長。 ○歴史文化財保護課長(桂田峰男)  その登山をされる方から、ちょっと済みません、300円かどうかがわかってないですけども、伊吹山の活動といいますか、保護・保全をするために、300円なりを入れていただくそのお金です。 ○委員長(吉田周一郎)  滝本委員。 ○委員(滝本善之)  前は、人を配置してもらっておられたけど、今はその辺はなくして、強制じゃなしに自主的に入れていただける人だけにやっておられるんですか。前できたのに、何で今度はそれを、人件費が高くつくからやめたのか、どういう形でやめられたのか。  当然お金を負担される以上、どこから、上野区がやっているんか、どこがやっているんかな、これ。                (発言する者あり) ○委員(滝本善之)  環境か、あれは。環境か。  いやいや、協力金を使うと言うた以上は、使う以上、どこから出るぐらい知っているかなと思ったんや。 ○委員(的場收治)  今回補助金は、多分社会教育、文化財のほうから出たんやろ、国の。 ○委員(滝本善之)  それは250万やろ。それはええんやて。 ○委員(的場收治)  そんなん今までそんなん出なかったの、文化財の関係で。 ○委員長(吉田周一郎)  桂田課長。 ○歴史文化財保護課長(桂田峰男)  文化庁の補助金の中に、国の特別とか天然記念物の保護対策の補助金はございます。今回、伊吹山のその保護柵を新たに設置するのに、国のほうにいろいろ申請をしまして、ようやく国の補助金がついたということで、250万が国庫補助として入ってきます。  以上です。 ○委員長(吉田周一郎)  滝本委員。 ○委員(滝本善之)  わかりました。間違っていたら間違い言うてくださいよ。ただ、いろいろ間違いもありますわ。  ただね、県も前は一緒にやっていましたわな、県の予算で。防護柵とか、あそこの自然保護とか、お花畑の花とか。再生協議会があった。それが解散したか何や知りませんけど、どちらにしても補助はもらっていた。それはもう今後、県はそれはなくなったんですか、再生協議会との関連もあると思うけど。 ○委員長(吉田周一郎)  桂田課長。 ○歴史文化財保護課長(桂田峰男)  再生協議会の絡みは済みません、ちょっと環境保全課なので詳細なことはわかりませんけれども、今回については、特に荒廃が著しい部分について、文化庁の補助金をいただくという、その窓口が教育委員会になりますので、こちらの文化財のほうで上げさせていただくというものでございます。 ○委員長(吉田周一郎)  滝本委員。 ○委員(滝本善之)  それであれば、環境・環境とおっしゃるけど、環境と横の連絡とりながら、あなた方はどうするんですか、うちはこういう形でついた。その中で一緒に何か工夫してやれるものはないかとか、そういう検討はされないんですか。全然今、環境と話し合いされてないということを、今確認したんですよ、全然関係ないと。  それでは、市全体でやっていく、伊吹山を守っていくんですから、環境はやっているけどもうちもやる、両方で合わせて一緒にやろうやないかいという、こういう案は出てこないんですか。その辺ちょっと教えてください。 ○委員長(吉田周一郎)  桂田課長。 ○歴史文化財保護課長(桂田峰男)  済みません。ちょっと言葉足らずで申しわけございません。  伊吹山の再生協議会とは、確かに環境保全課が担当なんですが、当然、国の天然記念物ですので、教育委員会のほうもその組織の中に入らさせていただいて、横の連携はとらせていただいています。  今回のこの保護柵につきましては、国の補助金をいただいてということで、その窓口が文化財保護課の所管になりますので、それで特に著しい緊急性のある場所についての工事というものにはなりますけれども、そういう意味で、今回の入山協力金をその再生協議会にも図らせていただいて、使えるというめどが立ったということでございますので、それぞれ横連携なしにそれぞれがそれぞれで伊吹山をこれからどうするんだということで、横連携をとりながら取り組みをさせていただいている一部分ということになるかと思います。  以上です。 ○委員長(吉田周一郎)  的場委員。 ○委員(的場收治)  伊吹山入山協力金のことについては、余りよくわからないですか。  というのは、伊吹山入山協力金が昨年度どれだけあったか把握はされていますか。 ○委員長(吉田周一郎)  桂田課長。 ○歴史文化財保護課長(桂田峰男)  済みません、ちょっと詳細な金額は把握しておりません。 ○委員(的場收治)  今回、250万は入山協力金のほうでというようなことやと思うんですけれども、入山協力金の使い道をほとんどこれ300万はあっていると思うんですが、これぐらいの金額しかなかったと思うんですが、これほとんど山頂の防護柵のほうに使うということは、再生協議会のほうでもう使用に関しては、完全にそこは一致しているというようなことでよろしいですか。
    ○委員長(吉田周一郎)  桂田課長。 ○歴史文化財保護課長(桂田峰男)  この入山協力金の使い道といいますか、については、再生協議会の中の入山金事業部会という部会がありまして、そこで決定するという形になっておりますので、その部会で先月この使い道につきましては、了解をいただいたところです。 ○委員(的場收治)  それと、今回設置されるのが、山小屋の南側というふうに言われたんですが、山小屋の南側は、すぐ崖になるというんか、何ていう崖やったかな。になったと思うんやけども、どこら辺に設置される予定なんですかね。 ○委員長(吉田周一郎)  桂田課長。 ○歴史文化財保護課長(桂田峰男)  山小屋の真南はかなりの急な崖だと思うんですけれども、それの南西といいますか、ちょっと緩斜面になっているところがありますので、そこの部分でございます。 ○委員長(吉田周一郎)  的場委員。 ○委員(的場收治)  そこは、昨年度までに設置された柵から完全に外れていて、そちらのほうに獣害が相当発生しているというようなことなんですかね。 ○委員長(吉田周一郎)  桂田課長。 ○歴史文化財保護課長(桂田峰男)  おっしゃるとおりでございます。 ○委員長(吉田周一郎)  的場委員。 ○委員(的場收治)  ということは、この間も獣害の件で設置しているところと設置していないところで、設置していないところへどんどん鹿とかイノシシとかいろんなものが行って害を及ぼすというようなことなんですが、山頂については、今状況として、今回、その南西側のほうに少し設置するというようなことなんです。そんほかの状況はどうなんですか。 ○委員長(吉田周一郎)  桂田課長。 ○歴史文化財保護課長(桂田峰男)  山頂の一通り防護柵はできましたので、その中については、植生が少しずつですけれども回復をしているというふうにお聞きをしています。逆に柵に入れない際のところについては、結構山菜のような植物がありますので、それについてはかなり鹿なりが好んで食べているということで、今回もその部分、一部分でございます。  今回設置させていただく部分以外につきましても、その捕食といいますか、大分被害があるというふうには聞き及んでおります。  以上です。 ○委員長(吉田周一郎)  的場委員。 ○委員(的場收治)  いろんな形で取り組んでいっていただいて、少しずつ回復しているというふうな状況やと思うんですが、今回、国の補助金が社会教育費の中でというようなことで、歴史文化財保護課が担当されてというようなことやと思うんですが、先ほど滝本委員が言われたように、やはりしっかりと環境保全課との横の連携をとりながら、万全な対策を講じていっていただきたいなというふうに思います。 ○委員長(吉田周一郎)  滝本委員。 ○委員(滝本善之)  それは終わりまして、伊吹の第1グラウンド、人工芝にするということ、設計費用が出ています。確かにホッケー会場が米原市となって、第2ホッケー会場をどうやってつくるんか。旧伊吹でするんか、一時は伊吹高のグラウンドでするとかいろんなことが言われていましたけど、最終的に伊吹の第1グラウンドに決まりましたわね。それはそれでいいんですけど。  ただこれも、第1グラウンドは伊吹地域の人の有効なグラウンドでもあるんですね。非常に活用されています。年がら年中、いろんな形で。  その中で、この人工芝をすることによって、ほかの競技ができなくなる、ほかのいろんなイベントができなくなる可能性は大だと思うんですよ。  だから、その辺で、今後ほんなら伊吹の地域が使っている、みんなで昔の地域の運動会やとかいろんなことで触れ合いをしてますわね。そういうものをするのに、どういう手だてを持ってこのグラウンドを使えるようにするのか。その辺はどうお考えなのかお聞かせください。 ○委員長(吉田周一郎)  口分田次長。 ○教育部次長・生涯学習課長(口分田剛)  基本的にはメーンはホッケーになると思いますので、人工芝もできればホッケー協会とかの希望もありますので、そちらに即したようにしたいと思うんですけども、ホッケーだけではもったいないので、やはり多目的な利用が必要やと思うんです。それで、例えばサッカーでありますとか、ソフトボールでありますとか、少年野球とか、そういったものは人工芝のスパイクをはくことによって可能ですので、そういったことが使えるように各団体とは協議をしております。  あと、人工芝の上ですので、触れ合い運動会とかそういったレベルの競技であれば、そこでも活用できるんかなというふうな思いをしております。  以上でございます。 ○委員長(吉田周一郎)  滝本委員。 ○委員(滝本善之)  人工芝、今、県営グラウンドに使っている人工芝と、ソフトでいわゆるサンドを入れる場合と、毛長の人工芝、三つあると思うんですね。だから、ホッケーをやるんであれば、今の短いグラウンドにせなあかんし、毛長になったらホッケー、ちょっと困ると思う。できるんやったらサンドかな、せいぜいそこまでがホッケーのできる範囲やと思いますわ。  だからそういう中で、みんなが使い勝手がええのは、恐らく砂が入ったほうが使い勝手はええと思います。ただ、ホッケーの選手がほんまにやる真剣勝負するときには、今、県営で敷いているあの芝に。その辺はやっぱりみんな鑑みながら、地域のグラウンドでもあり、国体は1回しかないですからね。これも有効に今後使えるようにどうしていくか。ただ、競技に使うんで、競技に使う以上はそれに即したグラウンドにせないかんですわな。また張りかえるというたら何億ってかかるんですから。  だから、その辺も含めて、やっぱり考えながら設計をしていただきたいと思います。  どれにせえとか、我々が言うてもだめやと思うんで、その辺はやっぱり地域のグラウンドを市も県も有効に使おうとしているんですから、その辺はきちっと整理していただきたいと思います。よろしいですか。どうですか。 ○委員長(吉田周一郎)  口分田次長。 ○教育部次長・生涯学習課長(口分田剛)  議員おっしゃるように、ホッケー協会とも協議が必要ですけども、それ以外の団体とも接見の中で協議をしながら、一番妥協点といいますか、一番即したような芝の種類を選んでいくような方針で今考えておりますので、今後また協議していきたいと考えております。 ○委員長(吉田周一郎)  ほかに。  北村委員。 ○委員(北村喜代隆)  ビジュアル版の14ページ、右側にICT機器活用ということで、電子黒板を使った発表とか写真がありますけども、この写真の左側は、これはディスプレイ型の電子黒板かな。右側がプロジェクター型だというふうに思いますけど、各校へこれから配備していくのはどちらになりますか。 ○委員長(吉田周一郎)  西出課長。 ○教育総務課長(西出始代)  この図でいきますと、右側のディスプレイ型のほうになります。 ○委員長(吉田周一郎)  北村委員。 ○委員(北村喜代隆)  右側、これディスプレイですか。プロジェクターではないの。左側がディスプレイ型、両方ともディスプレイですか。  坂田小学校でこの前見せていただいたんですけども、プロジェクター型でした。プロジェクター型ですと、子供たちの目が悪いとかそんな子供たちもいっぱいいますので、大きく映してというようなことも可能やと思うんですけども、そういう大きく映すような配慮も必要ではないかというふうに思います。いかがですか。 ○委員長(吉田周一郎)  西出課長。 ○教育総務課長(西出始代)  失礼しました。先ほど、私右側のほうというふうに答弁させてもらいましたが、左側のテレビ型のほうになります。済みません。右側のほうは、スクリーンのほうになりますので、申しわけございません。左側のほうになります。  訂正のほうお願いします。 ○委員長(吉田周一郎)  北村委員。 ○委員(北村喜代隆)  テレビ型という言い方がいいんですかね。やっぱり大きさが限られているので、プロジェクター型のほうがいいんじゃないかなというふうに僕は思うんですけども、その辺はもう検討は済んでしまって、テレビ型ということになるわけですか。 ○委員長(吉田周一郎)  田中部長。 ○教育部長(田中博之)  テレビ型を導入することによって、やはり操作の仕方等簡易であり、しかもタブレット等の連動等もしやすいという部分がございます。  ただし、各学校にもプロジェクター型もそれぞれ28年度で、もう1台ずつですけども配備もさせていただきました。やはりその授業をする中において、場合によってはプロジェクターのほうがいいということもあれば、それも各学校でも使うこともできますので、テレビ型を中心に配備しますけども、状況に応じてプロジェクターも使うことができますので、その辺、うまく活用していきたいというふうに思います。 ○委員長(吉田周一郎)  ほかにありませんか。  的場委員。 ○委員(的場收治)  第1グラウンドの改修なんですけども、ことし、全国のマスターズの大会が10月に行われて、その後、3年後に東京オリンピック、7年後に国民体育大会、その間に全国の中学校の選手権であったり、全国のスポーツ少年団の全国大会であったり、プレ大会であったり、いろんな大会があります。ワールドマスターズも4年後に、今誘致の予定であります。  そういった中で、この改修工事が30年の4月から30年の10月というふうに書かれていますけれども、この辺のスケジュールをしっかりと守っていく中で、あの改修工事をやってもらわないと、いろんな全国的な大会に支障を及ぼします。  県立伊吹運動場の改修も県のほうにおいてされると思うんですが、その辺とのスケジュール調整をしっかりとやりながら、大きな大会に支障がないように、ぜひとも進めていただきたいというふうに思います。これ要望です。 ○委員長(吉田周一郎)  わかりましたか。  藤田副委員長。 ○副委員長(藤田正雄)  今の国体の関係なんですけども、先ほどホッケー内定というふうな説明をされたと思うんですけども、最終的に、今米原市として今後の34年、36年ですか、24年までですね、どの程度の費用が要るとか、そこら辺、今後今の設計、これについては設計して30年10月までに整備されるということなんですけれども、それ以降、34年とかになってどの程度の費用が要るのかとか、そこら辺の見通しですね、そういうものはいつごろ最終的に出てくるのかどうか。  彦根なんか聞いていますと、メーン会場整備するために市立の体育館をどこかに移転しなければならないというて、何十億ですか、70億とか60億とかいう形でその体育館が、市立の体育館を建てなければならない、移転しなければならないというふうな状況も出てきてるというような話も聞いているわけなんですけども、市としてこの第2ホッケーコート整備ですか、されれば、もう最終的に34年までは費用とかそういうものは発生しないのか。施設の整備とかそういうものはしなくてもいいのかどうか、その点について、ちょっとお聞きしたいんですけど。 ○委員長(吉田周一郎)  口分田次長。 ○教育部次長・生涯学習課長(口分田剛)
     基本的には、今年度設計をしまして30年度で工事をします。そこで、一応面整備とかは終わるんですけども、今度は国体に向けては、また観覧席とかそういった部分の経費も必要になります。これは、県のほうの国体を行うための推進交付金のようなものもありますので、そちらのほうを活用しながらしていきたいということで、運営等については、まだ試算はしていないんですけども、とりあえず来年度の工事費までは大まかな積算はしておる状況でございます。  以上でございます。 ○委員長(吉田周一郎)  藤田副委員長。 ○副委員長(藤田正雄)  ホッケー会場としてはいいけども、あと観覧席とか、それは仮設部分になるわけですか。そういうものの費用が発生するということなんですけど、その大まかな見通しというのは、一旦これの整備が終わってから以降でないと出てこないわけですか。 ○委員長(吉田周一郎)  口分田次長。 ○教育部次長・生涯学習課長(口分田剛)  基本的には、整備が終わってからになるんですけども、実は今週、また県のスポーツ課のほうとも協議をしますので、その中で、そういったこともひっくるめてまた協議をしていきたいと思います。  以上でございます。 ○委員長(吉田周一郎)  藤田副委員長。 ○副委員長(藤田正雄)  最終確認なんですけど、米原市としてはホッケーだけで、今の競技的にはホッケーだけという形で、県のほうとの調整は終わっているわけなんですか。 ○委員長(吉田周一郎)  口分田次長。 ○教育部次長・生涯学習課長(口分田剛)  内定をいただいているのはホッケーだけでございます。 ○委員長(吉田周一郎)  ほかにありませんか。                 (「質疑なし」) ○委員長(吉田周一郎)  それでは、質疑なしと認めます。  質疑を終結します。 ○委員長(吉田周一郎)  次に、議案第54号 米原市教育委員会委員定数条例の制定についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。  西出課長。 ○教育総務課長(西出始代)  議案第54号 米原市教育委員会委員定数条例の制定について、説明いたします。  平成27年4月1日から地方教育行政の組織及び運営に関する法律が改正され、教育委員長と教育長を一本化し、教育長及び教育委員4人で構成される新体制が制度化されました。  なお、法律第3条ただし書きにより、条例で定めるところにより、教育長及び5人以上の委員をもって組織することができるとも規定されております。  現在、当市の教育委員会は、経過措置によりまして現教育長の任期満了日までは委員長、教育長、及び委員3人の計5人の委員で構成された旧制度での体制としておりますが、新体制における教育委員会として、教育行政に多様な民意を幅広く反映させていくことにより、さらなる教育行政の活性化と教育水準を向上させていきたいと考えております。  そこで、委員の定数を法定の4人から1人増員して5人にしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第3条ただし書きの規定に基づき、この案を提出するものであります。  附則におきましては、この条例は平成29年10月1日から施行するものとします。  以上、簡単ですが説明といたします。よろしくお願いします。 ○委員長(吉田周一郎)  本案について質疑を求めます。  質疑はありませんか。                 (「質疑なし」) ○委員長(吉田周一郎)  ないようですので、質疑なしと認めます。  質疑を終結します。  それでは、執行部の皆さん、御苦労さまでした。退席していただいて結構です。  暫時休憩します。                午後1時45分 休憩                午後1時47分 再開 ○委員長(吉田周一郎)  休憩前に引き続き会議を開きます。  地域振興部の審査を行います。  付託を受けました、議案第46号 平成29年度米原市一般会計補正予算(第1号)中、地域振興部の所管に属する事項を議題といたします。  提出者の説明を求めます。  西澤課長。 ○地域振興課長(西澤温子)  地域振興部地域振興課の西澤です。よろしくお願いします。  それでは、地域振興部所管事項につきまして、御説明させていただきます。  まず、歳出ですが、17ページ、18ページをごらんください。  2款総務費、1項総務管理費、6目企画費、19節負担金補助及び交付金のコミュニティ活動補助金430万ですが、一般財団法人自治総合センターが実施するコミュニティ助成事業の補助について、市内3自治会が採択を受けましたことによります補正でございます。  内訳としましては、一般コミュニティ助成として下板並自治会に除雪機1台250万、坂口自治会に除雪機1台150万及び地域防災組織育成助成として上多良自治会に防災用備品として車椅子2台、救護担架2機、30万円の補正でございます。  次に、歳入でございますが、13ページ、14ページをお開きください。  19款諸収入、5項雑入、2目雑入、2節総務費雑入のコミュニティ助成事業補助金430万について説明させていただきます。  一般財団法人自治総合センターが実施するコミュニティ助成事業の助成を受けまして事業実施を行う、宝くじの社会貢献広報事業として、地域社会の健全な発展と住民福祉の向上に寄与するための事業としまして、歳出で御説明いたしました3自治会への補助金の財源となるものでございます。  以上、簡単ですが、御説明とさせていただきます。よろしく御審議いただきますよう、お願いします。 ○委員長(吉田周一郎)  本案について質疑を求めます。  質疑はありませんか。                 (「質疑なし」) ○委員長(吉田周一郎)  それでは、質疑なしと認めます。  質疑を終結します。  執行部の皆さん、御苦労さんでした。退席していただいて結構です。  暫時休憩します。                午後1時50分 休憩                午後1時52分 再開 ○委員長(吉田周一郎)  それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  政策推進部の審査を行います。  付託を受けました、議案第46号 平成29年度米原市一般会計補正予算(第1号)中、政策推進部の所管に属する事項を議題といたします。  提出者の説明を求めます。  清水室長。 ○政策推進課長補佐統合庁舎整備推進室長(清水正樹)  政策推進課の清水です。  それでは、議案第46号 平成29年度米原市一般会計補正予算(第1号)のうち、政策推進課所管分につきまして、御説明申し上げます。  まず、歳出について御説明いたします。議案の15、16ページをごらんください。  2款総務費、1項総務管理費、5目財産管理費、1節報酬18万円につきましては、庁舎整備に関する基本設計の発注に際しまして、プロポーザル方式による受託候補者を選考委員会で選定することから、その委員に対する報酬の経費です。  9節旅費33万8,000円につきましては、普通旅費と選考委員会委員の費用弁償です。11節需用費4,000円につきましては、選考委員会委員の食料費です。13節委託料に計上しています4件の委託業務につきましては、お配りしております統合庁舎整備事業の概要をもとに御説明いたします。こちらの青いほうの資料でございます。  また、議案の一般会計補正予算1号の5ページ、第2表債務負担行為補正も合わせてごらんください。  まず、統合庁舎基本設計業務ですが、統合庁舎の配置や階層、平面、空間の構成や備えるべき機能や性質などの検討を行い、統合庁舎の設計設備の基本設計を行うものです。予算総額は4,300万円として、平成29年度3,000万、平成30年度に1,300万円です。また、業務機関を契約締結から平成30年12月末までとしております。  したがいまして、3,000万円を補正予算でお願いし、1,300万円を負担行為の追加とさせていただくものです。  資料(3)のその他関係業務として掲載しております什器類等整備計画策定業務につきましては、現状の分析をもとに統合庁舎のオフィス計画を策定し、基本設計に反映するとともに、什器備品購入計画、サイン計画、移転計画等の策定業務を委託するもので、総額1,830万円とし、平成29年度に640万、平成30年度から32年度に1,190万円です。委託期間を契約締結から平成33年3月末までとしております。したがいまして、640万円を補正予算でお願いし、1,190万円を債務負担行為の追加とさせていただくものです。  資料の2ページをお開きください。  発注支援業務でございますが、基本設計、実施設計、発注の各段階において、設計の検討や工程、品質、コスト管理などの各種マネジメント業務として委託するもので、総額4,600万円とし、平成29年度1,280万円、平成30年度、31年度に3,320万円です。業務機関を契約締結から平成31年7月末までとしております。したがいまして、1,280万円を補正予算でお願いし、3,320万円を債務負担行為の追加とさせていただくものです。  次に、地質調査業務については、新庁舎建設予定地のボーリング調査等を行うもので、2,000万円の補正をお願いするものです。業務期間につきましては、平成29年10月31日までとしております。  統合庁舎整備にかかるスケジュールでございますが、資料の下段に記載のとおり、7月から基本設計の業者選定に入りまして、9月には基本設計に着手し、30年度に実施設計を行い、31年度の工事着工、平成32年度内での完成を目指してまいります。  資料の3ページをごらんください。  今回、統合庁舎の整備に当たりまして、発注者支援業務、コンストラクション・マネジメント方式を導入いたします、発注者支援業務、CM方式ですが、発注者支援者が発注者の側に立って設計、発注、施工の各段階において、設計内容の検討、品質、コスト管理、スケジュール管理などの各種技術支援を行うものです。この業務につきましては、近年各自治体においても、大型事業の実施に伴い導入を進めているほか、国土交通省においても多様な入札契約の方式のモデルとして推進しているものです。  本市におきましても、基本、実施設計及び発注段階において、その業務を導入し、近年の建設価格の高騰に対する事業費抑制、建設コストの適正化、品質の確保などを行い、平成32年度内での事業完了に努めてまいりたいと考えております。
     議案13ページ、14ページをお開きください。  歳入について御説明いたします。  17款繰入金、2項基金繰入金、1目公共施設等整備基金繰入金、1節公共施設等整備基金繰入金は、統合庁舎基本設計業務委託料ほか3件の委託料6,920万円について充当するものです。  続いて、議案35ページ、36ページをお開きください。  8款土木費、4項都市計画費、4目土地区画整理費、28節操出金25万2,000円の減額の内容につきましては、4月の人事異動に伴う人件費について、米原駅東部土地区画整理事業特別会計操出金を減額するものです。  以上、まことに簡単ですが、政策推進課所管の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(吉田周一郎)  川瀬課長。 ○みらい創生課長(川瀬直亜)  みらい創生課、川瀬でございます。  それでは、議案第46号 平成29年度米原市一般会計補正予算(第1号)中、みらい創生課にかかわります事項につきまして、御説明いたします。  歳出の御説明をさせていただきます。  議案17ページ、18ページをごらんください。  2款総務費、1項総務管理費、6目企画費、11節需用費333万5,000円の増額は、本年10月からの運用開始を予定しております、旧カモン号エリアにおける乗り合いタクシーまいちゃん号の導入、息郷・丹生地域等へのエリアの拡大など、新公共交通システムへの移行に伴います利用ガイドの印刷、および新たに設置します停留所の表示シール製作にかかります準備経費の予算化をお願いするものでございます。  あわせて13節の委託料24万円は、停留所の設置、表示シールの張りかえ、張りつけ施工等を委託するための費用として、予算化をお願いするものでございます。  続きまして、同じページ2款総務費、1項総務管理費、6目企画費、13節委託料にございますスポーツ応援大使活動委託料110万円は、昨年度地方創生総合戦略の推進に関する事業として、青山学院大学と締結しました包括連携協定により、スポーツ応援大使に御就任いただきました同大学陸上競技部長距離監督原晋氏を、現在調整中ではございますが、本年10月に招聘をさせていただき、子供たちを対象としたランニング教室など、交流イベントを開催するための経費について、予算化をお願いするものでございます。  以上、まことに簡略ではございますが、みらい創生課所管分の補正予算の説明とさせていただきます。 ○委員長(吉田周一郎)  それでは、本案について質疑を求めます。  質疑はありませんか。  藤田副委員長。 ○副委員長(藤田正雄)  今、スポーツ応援大使活動委託料ということで、交流イベントやるということなんですけど、これは1日だけのイベントなんですか。委託先は原さん自身にこの金を支払うという形になるんですか。 ○委員長(吉田周一郎)  川瀬課長。 ○みらい創生課長(川瀬直亜)  今現在予定しておりますイベントにつきましては、1日というふうなことでございます。  原さんにつきましては、非常にお忙しい方でございまして、全国各地でこういうふうな講演会でありましたりとか、さまざまな活動をされています。それをマネジメントしている会社がございまして、そちらのほうと委託を結ぶ形になると思います。 ○副委員長(藤田正雄)  かなり高額ではないかと思うんですけども、一般的にこのあれなんですか。 ○委員長(吉田周一郎)  川瀬課長。 ○みらい創生課長(川瀬直亜)  ほかの自治体等で開催をされているときの委託料でございますが、基本的には1件150万円程度というふうなことで、今相場になっておりまして、非常に割安な中で招聘できるというふうなことで、聞いております。 ○委員長(吉田周一郎)  的場委員。 ○委員(的場收治)  青山学院と昨年包括連携協定を締結されて、いろんな行き来をされているということなんですけれども、せっかく青山学院とそのような連携協定をされたということなので、何かもう少し定期的に何かやってもらえないものなのか。米原市は双葉中学校であったり、米原中学校であったり、いろんな大東中学校かな、陸上が相当盛んな地域なので、その長距離、陸上が本当に成果を上げている青学との連携というのは、非常に有効なことやと思うんですが、何となくせっかく去年そういうようなことでやったのに、何か単発でぽんぽんとやっているのは非常にもったいないような気がしますし、今言われたように、せっかくスポーツ応援大使というふうにされたからには、110万円がちょっと私自身も、よそと比べると150万が110万円で安いと言われるんですけれども、その応援大使というふうに連携を組んだからには、もう少し米原市のためにいろんなことをやってもらうべきではないかなというふうに思うんですが、それは相当忙しい人かも知りませんけれども、それは向こうの勝手であって、米原市と連携協定を組んだからには、もっと有効利用をすべきではないかなというふうに思うんですけれども、その辺はどうですか。 ○委員長(吉田周一郎)  川瀬課長。 ○みらい創生課長(川瀬直亜)  確かに、今、議員おっしゃるとおりであろうというふうに思います。  原監督、陸上部の監督でございますが、原監督を初めとして青山学院大学の陸上部が体幹トレーニングの体操というか、青山体操というふうな体操を考案をされています。その体幹トレーニングにつきましては、子供から大人まで、またさまざまなスポーツの基本になる体操、トレーニングであるというふうなことを聞いておりますので、そういった体操を市内で広めていくというふうなことにもつながっていけばというふうなことを考えておりますし、また、後々には、できれば青山学院の陸上部の合宿地として、この米原を提供できないかなというふうに考えております。  そうなってきますと、原晋監督以外にも学生の皆さん方にもこの市内で広く市民でありましたり、子供たちと交流する機会というふうなものもつくっていけるのではないかなというふうに、今現在考えているところでございます。 ○委員長(吉田周一郎)  的場委員。 ○委員(的場收治)  各大学が地方の自治体といろんな連携をすることによって、大学への補助金かな、そういうことをすることによって有利に働くというようなこともあって、大学との連携を各自治体がいろいろやっているという中で、青学との連携をされたという経緯なんですけれども、大学は大学で自治体ともどんどんやっていきたいというのがあるというふうに思いますいので、その米原市をもっともっと有効利用を本当に図るべきやというふうに思います。  先ほど言われた体幹のどうのこうのっていう、その体操ですか。それが本当に米原市の子供たちにとって、本当に有効な体操やというふうに判断されるんやったら、それはやってもいいけども、そこのところ、青学がやっているから何でもかんでも受け入れるという態勢は、私はちょっと疑問なんです。その辺をしっかりと米原市の中で議論をしっかりやって、本当に有効やというものだけをしっかりと取り上げるというような姿勢のほうが、実はいいと思いますので、慎重かつスピード感を持って進めてもらいたいと思います。 ○委員長(吉田周一郎)  山本教育長。 ○教育長(山本太一)  去年、夢高原かっとびのときにも来ていただいて、いろいろお話をさせていただいて、ぜひとも米原市で原監督自身も子供たちに体幹トレーニングのよさを知ってやっていきたいねという話をさせていただきました。  当然、私も以前からその子供たちのスポーツをさらに伸ばしていくためには、やっぱり体幹をしっかり鍛えないと、やはり頭打ちになってしまう、あるいは故障になってしまうということはよく経験しておりましたので、そこで原監督との話はマッチングをいたしましたんで、本当はもっとたくさんやりたいんですけども、なかなかやっぱり非常にある意味芸能的な活動も入ったところで今活躍をされていますので、プロダクションとの契約の中で、なかなか金額は若干しか安くはなりませんけども、やはりこれは有効活用して、子供から高校生、大人に至るまで、できるだけ人も来ていただいて、子供たちが青山学院大学の選手と一緒に走ったとかね、監督さんと身近に指導していただいたということが、未来への励みになればなというふうなことで、今、実施要綱も検討しているところであります。  以上です。 ○委員長(吉田周一郎)  的場委員。 ○委員(的場收治)  それと、こういう一つのところを限定して委託ということになると、委託料に関しても、そこで競争原理を発揮する場面がありませんので、こういったところの金額的な精査というんですか、それをより慎重にお願いをしたいというふうに思います。 ○委員長(吉田周一郎)  ほかにありませんか。                 (「質疑なし」) ○委員長(吉田周一郎)  質疑なしと認めます。  質疑を終結します。  執行部の皆さん、御苦労さんでした。退席していただいて結構です。  暫時休憩します。                午後2時10分 休憩                午後2時12分 再開 ○委員長(吉田周一郎)  休憩前に引き続き会議を開きます。  議会事務局の審査を行います。  付託を受けました、議案第46号 平成29年度米原市一般会計補正予算(第1号)中、議会事務局の所管に属する事項を議題といたします。  提出者の説明を求めます。  雨森次長。 ○議会事務局次長(雨森修)  それでは、補正予算書の15、16ページをお開きいただきたいと思います。  議会費の中の1節報酬、それと3節の手当の中の議員期末手当、4節共済費の議員共済、そして、19節の負担金補助及び交付金の政務活動費交付金につきまして、いずれも減額になっております。これにつきましては、欠員、現在の欠員1掛ける7カ月分、そして11月以降定数が20から18になるというところで、2人分の5カ月分の減額でございます。  以上でございます。 ○委員長(吉田周一郎)  本案に対する質疑を求めます。  質疑はありませんか。                 (「質疑なし」) ○委員長(吉田周一郎)  質疑なしと認めます。  質疑を終結します。  暫時休憩します。                午後2時13分 休憩                午後2時14分 再開 ○委員長(吉田周一郎)  休憩前に引き続き会議を開きます。  これより、順次、討論、採決を行います。  議案第46号 平成29年度米原市一般会計補正予算(第1号)中、総務教育常任委員会の所管に属する事項に対し、討論はありませんか。                 (「討論なし」) ○委員長(吉田周一郎)  討論なしと認めます。  討論を終結します。  これより、議案第46号を採決いたします。
     当委員会は、本案を原案のとおり可決すべきものと決したいと思いますが、これに賛成の委員は挙手願います。                 (賛成者挙手) ○委員長(吉田周一郎)  挙手全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第54号 米原市教育委員会委員定数条例の制定についてに対し、討論はありませんか。                 (「討論なし」) ○委員長(吉田周一郎)  討論なしと認めます。  討論を終結します。  これより、議案第54号を採決いたします。  当委員会は、本案を原案のとおり可決すべきものと決したいと思いますが、これに賛成の委員は挙手願います。                 (賛成者挙手) ○委員長(吉田周一郎)  挙手全員です。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第55号 米原市付属機関設置条例の一部を改正する条例についてに対し、討論はありませんか。                 (「討論なし」) ○委員長(吉田周一郎)  討論なしと認めます。  討論を終結します。  これより、議案第55号を採決いたします。  当委員会は、本案を原案のとおり可決すべきものと決したいと思いますが、これに賛成の委員は挙手願います。                 (賛成者挙手) ○委員長(吉田周一郎)  挙手全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第56号 米原市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例についてに対し、討論はありませんか。                 (「討論なし」) ○委員長(吉田周一郎)  討論なしと認めます。  討論を終結します。  これより、議案第56号を採決いたします。  当委員会は、本案を原案のとおり可決すべきものと決したいと思いますが、これに賛成の委員は挙手願います。                 (賛成者挙手) ○委員長(吉田周一郎)  挙手全員です。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第57号 米原市税条例等の一部を改正する条例についてに対し、討論はありませんか。                 (「討論なし」) ○委員長(吉田周一郎)  討論なしと認めます。  討論を終結します。  これより、議案第57号を採決いたします。  当委員会は、本案を原案のとおり可決すべきものと決したいと思いますが、これに賛成の委員は挙手願います。                 (賛成者挙手) ○委員長(吉田周一郎)  挙手全員です。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第58号 米原市都市計画税条例の一部を改正する条例についてに対し、討論はありませんか。                 (「討論なし」) ○委員長(吉田周一郎)  討論なしと認めます。  討論を終結します。  これより、議案第58号を採決いたします。  当委員会は、本案を原案のとおり可決すべきものと決したいと思いますが、これに賛成の委員は挙手願います。                 (賛成者挙手) ○委員長(吉田周一郎)  挙手全員です。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第60号 米原市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例についてに対し、討論はありませんか。                 (「討論なし」) ○委員長(吉田周一郎)  討論なしと認めます。  討論を終結します。  これより、議案第60号を採決いたします。  当委員会は、本案を原案のとおり可決すべきものと決したいと思いますが、これに賛成の委員は挙手願います。                 (賛成者挙手) ○委員長(吉田周一郎)  挙手全員です。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第64号 辺地に係る公共的施設総合整備計画の変更についてに対し、討論はありませんか。                 (「討論なし」) ○委員長(吉田周一郎)  討論なしと認めます。  討論を終結します。  これより、議案第64号を採決いたします。  当委員会は、本案を原案のとおり可決すべきものと決したいと思いますが、これに賛成の委員は挙手願います。                 (賛成者挙手) ○委員長(吉田周一郎)  挙手全員です。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第65号 財産の譲渡についてに対し、討論はありませんか。                 (「討論なし」) ○委員長(吉田周一郎)  討論なしと認めます。  討論を終結します。  これより、議案第65号を採決いたします。  当委員会は、本案を原案のとおり可決すべきものと決したいと思いますが、これに賛成の委員は挙手願います。                 (賛成者挙手) ○委員長(吉田周一郎)  挙手全員です。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、請願第2号について、意見などのある委員は発言を願います。  北村委員。 ○委員(北村喜代隆)  教育を受ける権利というか、地位を担保するためにも、エレベーター設置は必要だというふうに思います。 ○委員長(吉田周一郎)  ほかにありませんか。  中川委員。
    ○委員(中川雅史)  確かにほんまに僕も必要やと思いますし、ただ、この今言ったところで設計からお金をつけるのまで時間がかかりますので、早急な対応をお願いしたいのと、今後、ほかの高校等もこういったこともありますし、今後入ってくる伊吹高校の生徒等もありますんで、そういったことも含めて意見書に盛り込んで提出していただきたいなと思います。 ○委員長(吉田周一郎)  ほかに意見はありませんか。                (「意見等なし」) ○委員長(吉田周一郎)  ほかに発言がなければ、これより討論を行います。  討論はありませんか。                 (「討論なし」) ○委員長(吉田周一郎)  討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  これより、請願第2号を採決します。  本請願を原案のとおり採択することに賛成の委員は挙手願います。                 (賛成者挙手) ○委員長(吉田周一郎)  挙手全員です。  よって、本請願は採択すべきものと決しました。  採択すべきものと決しました請願については、意見書の提出を求める請願であります。この意見書については、地方自治法第109条第6項の規定に基づき、委員会提案としたいと思いますが、これに異議はありませんか。                 (「異議なし」) ○委員長(吉田周一郎)  異議なしと認めます。  よって、委員会発議によることと決定いたしました。  暫時休憩します。                午後2時21分 休憩                午後2時27分 再開 ○委員長(吉田周一郎)  それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいま配付しました意見書案についてですが、請願では伊吹高校へのエレベーター設置の要望になっております。先ほど、中川委員からも伊吹高校の設置に合わせて、未整備の高校への設置についてということも必要やないかということを言われましたけれども、これについて、今ほどそこまで意見書を提出することもないだろうという、意見書の内容。 ○委員(滝本善之)  そういう意味じゃない。意見書の対象は伊吹高校であって、それ以外は。 ○委員長(吉田周一郎)  この意見書としてそこまで入れる必要はないと。 ○委員(滝本善之)  入れたらあかんと思う、逆に。 ○委員長(吉田周一郎)  という意見も出ました。  入れたらええというのと、そこまで必要ないという意見が出ましたので、皆さん、このことについても意見ありますか。  北村委員。 ○委員(北村喜代隆)  伊吹高校に特化した形のほうがよいと思います。 ○委員長(吉田周一郎)  中川委員、それでいいですか。  そうしましたら、この意見書ですが、伊吹高校に早急にエレベーターを設置されるよう強く求めますというところでとめていただいて、下の1行を消すような文言で意見書を出していきたいと思います。  また、提出先につきましては、請願では滋賀県知事宛となっておりますけれども、あわせて滋賀県教育委員会教育長宛にも提出する案としておりますが、このことについても意見がある方は発言を願います。                (「意見等なし」) ○委員長(吉田周一郎)  ほかに意見等がなければ、これより討論を行います。  討論ありませんか。                 (「討論なし」) ○委員長(吉田周一郎)  討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  これより、伊吹高校にエレベーターの設置を要望する意見書案を採決します。  本意見書案を原案のとおり決定することに賛成の委員は挙手願います。                 (賛成者挙手) ○委員長(吉田周一郎)  挙手全員です。  よって、本意見書案は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  伊吹高校にエレベーターの設置を要望する意見書案は、会議規則第14条第1項の規定に基づき、議長宛に提出します。  これで、当委員会が付託を受けた議案の審査は終了いたしました。  委員会における審査結果については、会議規則第39条第1項の規定に基づき、委員長において本会議で報告いたします。  当委員会の所管事項の調査に関し、閉会中に調査のため委員派遣を行う必要が生じた場合、議長に対し委員派遣承認要求を行うこととし、派遣委員、日時、場所、目的及び経費などの手続につきましては、委員長に一任願いたいと思いますが、これに異議ありませんか。                 (「異議なし」) ○委員長(吉田周一郎)  異議なしと認めます。  閉会中に所管事項の調査に関し、委員派遣の必要が生じた場合、委員会条例第36条の規定により、議長に委員派遣承認要求書を提出いたします。  これをもって、米原市議会総務教育常任委員会を閉会します。  どうも御苦労さんでございました。                午後2時31分 閉会  本委員会記録は、真正であることを認め、米原市議会委員会条例第74条第1項の規定により、ここに署名する。    平成29年6月12日           米原市議会総務教育常任委員長  吉 田 周一郎...