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平成28年産業建設常任委員会(第1号 3月14日)

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  1. 米原市議会 2016-03-14
    平成28年産業建設常任委員会(第1号 3月14日)


    取得元: 米原市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-17
    平成28年産業建設常任委員会(第1号 3月14日)          平成28年米原市議会産業建設常任委員会記録(第1号)   1.日  時 平成28年3月14日(月) 午前9時28分開会 2.場  所 第1委員会室 3.出席委員 7名        委員長  音居友三        副委員長 今中力松        委員   堀江一三、鍔田明、北村喜代隆、清水隆德、松宮信幸 4.欠席委員 なし 5.職務出席 議長 北村喜代信 6.出席説明員     副市長              西田弘     土木部長             山﨑茂
        土木部理事            植野博史     建設課長             鹿取輝之     建設課長補佐           林重良     建設課長補佐           福山健二     建設課長補佐           徳田勝久     都市計画課長           木村浩樹     都市計画課長補佐         高橋淳一     都市計画課長補佐         田辺栄樹     上下水道課長           北村学     上下水道課長補佐         深田昌彦     上下水道課長補佐         飯村英章     経済環境部長           藤本博     経済環境部次長・農政課長     横山信人     農政課長補佐           清水正樹     農政課長補佐           木村幸浩     経済環境部次長・林務課長     吉嶋伸浩     林務課参事            藤田一郎     林務課長補佐           北村正行     商工観光課長           堤基久男     商工観光課長補佐         梶田悟     環境保全課長           奥村義治     環境保全課長補佐         瀧上正志     環境保全課長補佐         松居靖夫     農業委員会事務局長        岩脇広治     政策推進部長           田中祐行     政策推進部理事・政策推進課長   山田英喜     みらい創生課長          西村善成     みらい創生課長補佐        川瀬直亜     総務課長             宮川巌     財政課長             上村浩 7.事務局職員     事務局長 坪井修   事務局書記 古野慎介 8.会議に付した事件   (1)付託案件の審査 議案第 1号 平成27年度米原市一般会計補正予算(第8号)中、産業建設常任委員会        の所管に属する事項 議案第 6号 平成27年度米原市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号) 議案第 7号 平成27年度米原市流域関連公共下水道事業特別会計補正予算(第4号) 議案第 8号 平成27年度米原駅東部土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号) 議案第10号 平成27年度米原市駐車場事業特別会計補正予算(第1号) 議案第11号 平成27年度米原市水道事業会計補正予算(第2号) 議案第16号 平成28年度米原市農業集落排水事業特別会計予算 議案第17号 平成28年度米原市流域関連公共下水道事業特別会計予算 議案第18号 平成28年度米原駅東部土地区画整理事業特別会計予算 議案第20号 平成28年度米原市駐車場事業特別会計予算 議案第21号 平成28年度米原市水道事業会計予算 議案第22号 米原市建設事業負担金徴収条例の廃止について 議案第34号 米原市下水道条例の一部を改正する条例について 議案第39号 権利の放棄について 議案第50号 平成27年度米原市一般会計補正予算(第9号)中、産業建設常任委員会        の所管に属する事項 議案第51号 平成28年度米原市一般会計補正予算(第1号)中、産業建設常任委員会        の所管に属する事項 議案第52号 工事請負契約の締結について 請願第 1号 TPP(環太平洋連携協定)交渉に関する意見書の提出を求めることにつ        いて   (2)委員会発議案件 意見書    TPP(環太平洋連携協定)交渉に関する意見書案              午前9時28分 開会 ○委員長(音居友三)  皆さん、改めましておはようございます。  きょうはお水取りの最終日ということであります。お水取りといえば皆さん方御承知いただいておりますとおり、東大寺の二月堂で毎年行われる行事の一つでありまして、3月1日から2週間、14日まで行われまして、終わるころには冬が明けているということから春を告げる行事の一つであります。  この行事は、1260年以降一度も休むことなく続けられておりまして、もとは旧暦の2月1日から始まっておりまして、二月堂の名の由来もそこから来ているということであります。  また、3月12日の日には若狭井お水取りと申しまして、若狭井の井戸から水を取りましてそれを加持祈祷し、そのお水を飲めば無病息災でいられるということを言われているわけでございます。このように春の訪れももう間近になってまいりました。もうしばらくの辛抱でございます。  それでは、ただいまの出席委員は7名であります。定足数に達しておりますので、ただいまから米原市議会産業建設常任委員会を開催いたします。  慎重審査、ひとつよろしくお願いいたします。  なお、北村喜代信議長は職務出席で、傍聴は、山本議員、吉田議員、澤井議員、中川雅史議員と竹中議員、そして中川松雄議員でございます。  それでは、副市長より御挨拶をお願いいたします。  副市長。 ○副市長(西田弘)  皆さん、おはようございます。議員の皆さんにはお忙しい中、産業建設常任委員会に御出席賜りまことにありがとうございます。  さて、1月9日から開催をされています第33回の鴨の里盆梅展と幸福を呼ぶおもと展でございますが、長い会期ではありましたが先週の木曜日に閉会となりました。ことしの冬は年初めから暖かい日が続いておりますので、1月9日の開会以来長きにわたりまして梅の花を楽しむことができました。  私もこの会期中2回会場へ寄せていただきました。2回目は地元の福祉委員の方々とサロンの行事ということで十数名の方を車で送り迎えをしながら、丹精込めて育てられました盆梅の数々、また、幸福を呼ぶおもと展をしっかりと堪能させていただきました。  この会場はバリアフリーということで、車椅子の方もスムーズに見学ができるということで、大変喜ばれておられました。来年はこのバリアフリーということをPRもしっかりとしていきたいと思った次第であります。  今後も主催者の皆さんを初め関係者の皆様には、米原市の春を彩るイベントとして末永く開催をいただきますとともに、本市の観光振興、また地域振興に御支援と御協力を賜りますようよろしくお願いいたしたいと思います。  さて、本日の委員会にお願いする案件でございますが、土木部・経済環境部及び政策推進部にかかわります案件で、平成27年度米原市一般会計補正予算及び各特別会計補正予算案を初め、米原市建設事業負担金徴収条例の廃止や、米原市下水道条例の一部を改正する条例についてなどであります。  以上の案件につきまして、慎重なる御審議を賜りますようお願い申し上げまして、開会に当たっての挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○委員長(音居友三)  ありがとうございました。  それでは、早速議事に入ります。  まず、土木部からです。  付託を受けました議案第1号 平成27年度米原市一般会計補正予算(第8号)中、土木部の所管に属する事項を議題といたします。  提出者の説明を求めます。  山﨑部長。 ○土木部長(山﨑茂)  おはようございます。  本日土木部よりの案件につきましては、補正6件、28年度予算4件、条例2件、その他2件、計14件を御審議いただくことになります。よろしくお願いしたいと思います。関係課長より説明しますのでよろしくお願いいたします。 ○委員長(音居友三)  鹿取課長。 ○建設課長(鹿取輝之)  議案第1号 平成27年度米原市一般会計補正予算(第8号)中、建設課所管に係ります補正内容につきまして御説明申し上げます。  まず、歳出について御説明をいたします。ページ34・35ページをお開きいただきたいと思います。  8款土木費・1項・1目土木総務費・13節委託料437万9,000円の減額は、地籍調査事業におきまして、地籍調査業務委託の入札執行残の不用額を精査し減額をいたします。  次に、2項道路橋りょう費・1目道路橋りょう維持費・13節委託料116万8,000円の減額は、市道大清水弥高春照線ほか3路線の舗装修繕調査業務に係ります入札執行残を精査し減額をいたします。  15節工事請負費162万3,000円の減額は、橋りょう長寿命化修繕事業に係ります交付金の減によります工事費を減額をするものでございます。  次に、2項道路橋よう新設改良費・13節委託料1,286万円の減額は、測量設計業務委託つきまして市道夫馬神社線ほか10路線の入札執行残などの精査によりまして1,222万2,000円を減額いたします。  また、不動産鑑定委託料につきましては、市道市場間田線ほか4路線の執行残を精査し、63万8,000円を減額いたします。
     15節工事請負費1,534万3,000円の減額は、市道柏原梓線ほか3路線につきまして入札執行残を精査し減額をいたします。  17節公有財産購入費63万1,000円の減額は、市道本郷向小路線の用地買収費の執行残を減額いたします。  36・37ページの19節負担金補助及び交付金38万円の増額は、上板並地先と天満地先で自治会が実施された里道整備に対しまして、現地精査によりまして舗装面積等の精査を行い82万円を減額いたします。  また、県営道路事業負担金につきましては、県道大野木志賀谷長浜線の道路区画工事や、野一色東交差点の測量業務に対しまして、事業精査によりまして市の負担金120万円を増額をいたします。  次に、3項河川費・1目河川総務費・13節委託料556万5,000円の減額は、河川愛護事業におきます河川内の竹木伐採につきまして、実施自治会数の減などによりまして63万円を減額いたします。  また、水利権取得調査業務委託につきましては、天野川の5カ所の堰につきまして慣行水利権から許可水利権に移行します手続を昨年度より県と協議を進めておりましたが、協議が整い本申請業務にかかわります委託料の執行残493万5,000円を減額をいたします。  15節工事請負費50万円の減額は、坂口地先水路整備工事や、奥出川ほか3河川のしゅんせつなどの執行残を精査し減額をいたします。  次に、2項河川改修費、15節工事請負費268万2,000円の減額は、多和田地先で実施しました急傾斜地崩壊防止対策工事の入札執行残を減額をいたします。  19節負担金補助及び交付金102万7,000円の増額は、県が枝折地先で整備を進めております急傾斜地崩壊防止対策工事につきまして、事業精査により市の負担金を増額をいたします。  次に、4項都市計画費・4目土地区画整理費・28節操出金2,173万7,000円の減額は、議案第8号 平成27年度米原市東部土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)で御説明いたします。  次に、歳入につきまして御説明申し上げます。12・13ページをお開きください。  13款国庫支出金・2項国庫補助金・4目土木費国庫補助金・1節土木費補助金237万7,000円の増額は、補助金の交付額の変更による補正でございまして、長寿命化修繕事業と、そして除雪事業に係ります交付金の増減によるものでございます。  次に、14・15ページの14款県支出金・2項県補助金・6目土木費県補助金・1節土木費補助金512万6,000円の減額は、地籍調査事業及び急傾斜地崩壊防止対策工事の執行残によります補助金の減額でございます。  次に、18・19ページの20款・1項市債・4目土木債・1節道路橋りょう整備事業債970万円の減額は、市道殿上線の事業精査や、県道整備に係ります市の負担金の減、橋りょう長寿命化修繕事業に伴います交付金の減による減額でございます。  次に、3節急傾斜地崩壊対策工事債90万円の増額は、県営事業に対します市の負担金の増額によるものでございます。  次に、議案書4ページをお開きください。  第2表 繰越明許費の補正についてでございますが、都市計画道路で整備を進めております顔戸長沢線道路新設改良事業によります測量設計業務でございますが、新幹線高架橋をくぐる道路設計のためJR東海と協議に時間を要しておりまして、年度内の完了が見込めないことから繰り越しをお願いするものでございます。  次に、議案書6ページをお開きください。  第4表 地方債の補正についてでございますが、道路橋りょう整備事業で限度額が1億4,670万円から、補正後は1億3,700万円となり、970万円の減額でございます。この要因は、事業費の確定によりまして市道殿上線870万円の減額と、県道整備にかかわります市の負担金50万円の減額、橋りょうの長寿命化修繕事業で50万円の減額によるものでございます。  また、急傾斜地崩壊対策事業で限度額が760万円から、補正後が850万円となり、90万円の増額でございます。  以上、まことに簡略ではございますが、補正の説明とさせていただきます。  最後になりますが、さきの委員会協議会で御質問を受けておりました事項について御報告をさせていただきたいと思います。  1点目が、除雪事業経費に係ります国からの交付金につきまして、他市の状況について報告をさせていただきます。  長浜市と高島市につきまして確認をさせていただきましたところ、内示額は本市と同額の600万円ということでございました。この経費は、豪雪などの突発的に発生する補助とは異なりまして、毎年経常的に必要な経費に対します補助でございます。  また、雪寒道路の指定についてでございますが、改めて調査をいたしましたところ、21年ぶりに雪寒道路の指定の見直しが行われておりました。見直しの結果、全市を積雪地域として米原、近江地域につきましても雪寒道路の指定を満たす道路につきまして新たに指定をしておりました。  また、山東・伊吹につきましても昭和63年に指定を受けている路線を見直しまして、基準に満たなくなった路線につきましては解除、また、新たに設定をする必要なものについては追加という形で精査を行い、本市の雪寒道路は現在65路線、延長が81キロメートルということで指定をしているところでございます。  ちなみに長浜市につきましては、132路線で延長が358キロメートルという指定でございました。  説明した内容に誤りがございまして、訂正しておわびをさせていただきます。  次に、2点目の山東本巣線の凍結防止剤の散布についてでございますが、県に確認をいたしましたところ、凍結防止剤は塩化ナトリウムを使用しているということでございました。  凍結防止剤には塩化系では塩化マグネシウム塩化カルシウム塩化ナトリウムの3種類がございますが、金属への腐食や環境、土壌の影響を軽減するため本市では塩化マグネシウムをしているというところでございます。  以上、委員会協議会での質問の回答というふうにさせていただきます。  以上でございます。 ○委員長(音居友三)  御苦労さん。  木村課長。 ○都市計画課長(木村浩樹)  都市計画課所管に係ります補正内容について御説明いたします。  まず、歳出ですが、36ページをお開きください。  8款土木費・4項都市計画費・1目都市計画総務費・13節委託料は、既存建築物耐震改修促進計画策定業務委託の入札執行残75万円を減額するものです。  次の19節負担金補助及び交付金ですが、耐震バリアフリー改修補助金民間建築物アスベスト分析調査事業補助金と、耐震シェルター等普及事業費補助金及び避難所施設耐震改修等補助金は、補助申請の応募者がなかったことから合計で140万9,000円を減額いたします。  38ページをお開きください。  8款土木費・5項住宅費・1目住宅管理費・11節需用費では、三吉地域の改良住宅の譲渡に向けた室内修繕工事において譲渡者の承継手続に時間を要し、年度内に修繕工事の完了ができないことから修繕料480万円を減額するものです。  13節委託料は、譲渡に係る測量設計業務委託を計上しておりましたが、改良住宅の譲渡を見送ったことにより14万2,000円を減額するものです。  15節工事請負費は、改良住宅分離工事4件を計上しておりましたが、譲渡契約予定者の承継手続に時間を要し、譲渡契約に至らなかったため年度内の工事が完了を見込めないことから1,290万円減額するものです。  続きまして、歳入でございます。12・13ページをごらんください。  13款国庫支出金・2項国庫補助金・4目土木費国庫補助金・2節都市計画費補助金95万5,000円の減額ですが、木造住宅耐震診断員派遣事業費補助金は当初より1件増の応募があったことから増額するものです。  住宅・建築物耐震改修事業費補助金と住宅・建築物アスベスト改修等補助金及び避難施設耐震改修等補助金は、応募者がなかったことによる減額と、既存建築物耐震改修促進計画事業費補助金は事業費の確定により減額するものです。  14・15ページをごらんください。  中段の14款県支出金・6目土木費県補助金・2節都市計画費補助金47万9,000円の減額は、国庫補助金と同様に木造住宅耐震診断員派遣事業費補助金についても当初より1件増の応募により増額し、木造住宅耐震改修事業費補助金及び耐震シェルター等普及事業修補助金については、応募者がなかったことにより減額するものです。  16・17ページをお開きください。  15款財産収入・2項財産売払収入・1目不動産売払収入・1節土地建物売払収入は、歳出の工事請負費減額で説明したとおり都市計画課の所管する三吉地域の改良住宅4戸の土地及び建物の譲渡ができないことから減額するものです。  17款繰入金・1項特別会計繰入金・2目駐車場事業特別会計繰入金につきましては、議案第10号 駐車場事業特別会計補正予算(第1号)にて説明させていただきます。  以上、都市計画課所管にかかわります補正予算の説明とさせていただきます。 ○委員長(音居友三)  北村課長。 ○上下水道課長(北村学)  議案第1号 平成27年度米原市一般会計補正予算(第8号)のうち、上下水道課所管にかかわります補正内容につきましては、後ほど特別会計にて御説明させていただきます。以上、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○委員長(音居友三)  説明は終わりました。御苦労さまでした。  これより本案について質疑を求めます。  質疑はありませんか。  松宮委員。 ○委員(松宮信幸)  先ほど課長のほうから雪寒の補助金600万円、彦根市・長浜市・米原市一定の金額だということでございましたが、特交で来る分はかなり違いますよね。その分を僕は言わせてもらった。600万円補助金は一定の額であって、ただ特交に係って特別交付金いただける額がかなりの差があるということを、僕は特交という名前を使ったと思うんやけども、それだけ理解してください。 ○委員長(音居友三)  ほかにありませんか。  鍔田委員。 ○委員(鍔田明)  二、三点質問したいと思いますが、まず、地籍調査の関係で437万9,000円かこれ残ったわけですね。これ前、進捗率を聞いたことがあるんやけど、その進捗率、市全体でどの程度かっていうことと、それからもう一点、これ残った理由というのはやっぱり入札の執行残ですか。 ○建設課長(鹿取輝之)  そうです。 ○委員(鍔田明)  わかりました。そしたら進捗率だけちょっと教えてください。 ○委員長(音居友三)  鹿取課長。 ○建設課長(鹿取輝之)  市全体で10%であります。県下でも13%の程度で、非常に滋賀県全体として余り地籍調査については進捗が図れていないというのが現実かなと。全国平均でも51%の推移でございますので。  以上でございます。 ○委員長(音居友三)  鍔田委員。 ○委員(鍔田明)  ああいう東日本大震災とか神戸のあの震災なんかの場合、やっぱり権利の主張っていうんか、その地籍調査がしっかりできてると復旧が早いとかっていう話を聞いてるんですけど、その辺地籍調査って権利がついて回るもんやからかなり難しいと思うんですけど、これは進捗率をちょっと伸ばすようにというお願いをしておきたいと思います。  それから、改良住宅の1,200万円、売れなかったっていうのは何か権利の継承か何かでうまく整理ができなんだということですけど、その辺もう少し具体的に教えていただきたいんです。 ○委員長(音居友三)  木村課長。 ○都市計画課長(木村浩樹)  今ほど御質問があった改良住宅の譲渡の減額の理由ですけども、まず一例を挙げますと、譲渡予定者の親族間の折衝が難航しております。いわゆる承継の同意が得られないということで、時間を要していることから譲渡申請並びに工事の完了が見込めないというような原因でございます。 ○委員長(音居友三)  鍔田委員。 ○委員(鍔田明)  親族間の問題が発生しているようですけど、その辺何か公的にきちんと進めていけんのかな。 ○委員長(音居友三)  木村課長。 ○都市計画課長(木村浩樹)  親族間、いわゆる民と民との間のことですので余り行政が深く介入するということは難しいんですが、やはり譲渡するということに対しては一定の理解を得るために親族者の皆さんには説明等をして、なるべく早く譲渡が進めるように努力をしております。 ○委員(鍔田明)  わかりました。  それからもう一点は、耐震なんかが応募者がなかったっていうことですけど、何かPRがうまくできていたんかなという思いがするんですが、その辺どうですか。 ○委員長(音居友三)
     木村課長。 ○都市計画課長(木村浩樹)  耐震診断をしていただくことに対しましては、市の広報、ZTV等で6月とかには周期的にはお知らせをしております。  やはり1月の阪神淡路大震災、また3月の東北の震災等を、いわゆるテレビ番組等で見られた方が、やはり自分の家はどうだろうかというようなお問い合わせがあることから、なるべくその方に対してはまず診断をしていただくということを第一と考えて啓発している次第です。 ○委員長(音居友三)  ほかにありませんか。                (「質疑なし」) ○委員長(音居友三)  質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  次に、議案第6号 平成27年度米原市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。  提出者の説明を求めます。  北村課長。 ○上下水道課長(北村学)  議案第6号 平成27年度米原市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)について御説明いたします。  歳入歳出予算の補正といたしまして、歳入歳出それぞれ732万2,000円を減額し、歳入歳出の総額をそれぞれ2億9,569万5,000円とするものです。  9ページ・10ページをお開きください。  まず、歳出ですが、1款総務費・1項総務管理費・1目一般管理費・3節職員手当等及び4節共済費につきましては、給与改定によります人件費の補正でございます。  同じく、27節公課費につきましては、消費税の中間申告の確定により290万9,000円の減でございます。  また、2目業務管理費・11節需用費の修繕料におきまして、決算見込み精査によりまして400万1,000円の減でございます。  2款公債費・1項公債費・1目元金につきましては、下水道事業債の減額に伴う財源更生を行うものです。  また、2目利子・23節償還金利子及び割引料につきましては、平成26年度債借入額確定に伴い46万2,000円の減額です。  7ページ・8ページをお開きください。  次に歳入でございますが、2款使用料及び手数料・1項使用料・1目下水道使用料・1節下水道使用料につきましては、有収水量の確定見込みにより、170万円の減額。  4款繰越金・1項繰越金・1目繰越金・1節繰越金につきましては、前年度繰越金確定に伴います46万6,000円の増でございます。  6款市債・1項市債・1目下水道事業債・1節農業集落排水事業債は、資本費平準化債の借入可能額確定に伴い10万円を減額するものです。  最後に、3款繰入金・1項他会計繰入金・1目一般会計繰入金・1節一般会計繰入金は、財源調整により一般会計繰入金598万8,000円の減額を行うものです。  以上、米原市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(音居友三)  説明は終わりました。御苦労さまでした。  これより本案について質疑を求めます。  質疑はありませんか。                (「質疑なし」) ○委員長(音居友三)  質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  次に、議案第7号 平成27年度米原市流域関連公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。  提出者の説明を求めます。  北村課長。 ○上下水道課長(北村学)  議案第7号 平成27年度米原市流域関連公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)について御説明いたします。  歳入歳出予算の補正としまして、歳入歳出それぞれ2,315万1,000円を減額し、歳入歳出の総額をそれぞれ23億9,138万3,000円とするものです。  10ページ・11ページをお開きください。  まず、歳出ですが、1款総務費・1項総務管理費・1目一般管理費・27節公課費は、消費税確定申告による支払い額確定により2,512万7,000円の減額。  2目業務管理費・13節委託料は、流域関連公共下水道水質検査業務委託料及び長寿命化計画モニタリング調査業務委託料の入札差額により796万3,000円を減額するものです。  また、15節工事請負費は、真空ステーション監視装置の入札の執行に伴い53万9,000円を減額するものです。  同じく、18節備品購入費は、公用車購入に係る入札執行に伴い50万円を減額するものです。  19節負担金補助及び交付金は、流域下水道維持管理負担金の額が増となる見込みから1,004万円を増額するものです。  次に、2款公共下水道事業費・1項公共下水道事業費・1目公共下水道事業費・2節給料及び3節職員手当等・4節共済費は、給与改定による人件費の補正増でございます。  13節委託料は、下水道総合地震対策計画詳細設計業務に係る入札執行に伴い2,317万3,000円を減額し、長岡雨水バイパス工事費に振りかえるもの、その他精査により2,426万8,000円の増でございます。  17節公有財産購入費につきましては、雨水整備用地の土地売買契約締結により面積確定により37万8,000円の減額でございます。  次に、3款公債費・1項公債費・1目元金につきましては、財源更生を行うものです。  8ページ・9ページをお開きください。  歳入でございますが、6款諸収入・3項雑入・1目雑入・1節雑入につきまして、入札執行に伴い湖北広域行政事務センターの負担金額の確定により108万円の減でございます。  7款市債・1項市債・1目下水道事業債・1節下水道事業債は、下水道事業債の確定見込みにより500万円の増額を行うものです。  4款繰入金・1項他会計繰入金・1目一般会計繰入金・1節一般会計繰入金は、財源調整に伴う一般会計繰入金2,707万1,000円の減額を行うものです。  3ページをお開きください。  まず、第2表の繰越明許費ですが、平成27年度の社会資本整備総合交付金の交付対象事業において入札執行の結果、国庫補助金の執行残額が生じましたので平成28年度で計画している長岡第1排水区雨水バイパス管整備工事を一部前倒しすることとして、国費の活用を図るため2,538万8,000円の繰越明許をお願いするものです。  以上、流域関連公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(音居友三)  説明は終わりました。  これより本案について質疑を求めます。  質疑はありませんか。  北村委員。 ○委員(北村喜代隆)  11ページの一番上の消費税ですけども、説明の中で支払い額の確定によるという説明でした。さきの議案では議案6号の10ページのところの消費税では、中間申告の確定という説明があって少し説明の内容が違うように思うんですけども、この辺はどう違うんですか。 ○委員長(音居友三)  北村課長。 ○上下水道課長(北村学)  農集のほうと公共のほうとちょっと説明の仕方が変わりましたが、内容は同じものでございます。 ○委員長(音居友三)  北村委員。 ○委員(北村喜代隆)  要は昨年度の消費税が確定したからという、そういうことでいいんですね。 ○委員長(音居友三)  北村課長。 ○上下水道課長(北村学)  そのとおりでございます。 ○委員長(音居友三)  ほかにありませんか。                (「質疑なし」) ○委員長(音居友三)  質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  次に、議案第8号 平成27年度米原駅東部土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。  提出者の説明を求めます。  鹿取課長。 ○建設課長(鹿取輝之)  議案第8号 平成27年度米原駅東部土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)の補正内容につきまして御説明を申し上げます。  議案書1ページをお開きください。  第1条におきまして歳入歳出予算の補正といたしまして、歳入歳出予算の総額からそれぞれ3,219万2,000を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ3億8,058万円とさせていただくものでございます。  まず、歳入歳出予算の補正につきまして歳出から御説明申し上げます。議案書8ページ・9ページをお開きください。  2款・1項・1目の土地区画整理事業費についてでございますが、9節旅費30万9,000円の減額は不用額を精査し減額をいたします。  12節役務費70万円の減額は、地権者に発送いたします書類の郵便料金の不用額を精査し減額をいたします。  19節負担金補助及び交付金550万8,000円の減額は、換地清算金につきまして、清算金の徴収と交付の同一地権者22名に対しまして、土地区画整理法第111条の規定により相殺して清算したことから、歳入歳出とも減額をするものでございます。  次に、3款・1項公債費・1目元金でございますが、地域開発事業債にかかわります繰上償還につきまして1億8,241万7,000円を繰上償還し、執行残の1,758万円を減額するものでございます。  2目利子につきましては、地域開発事業債にかかわります利子59万9,000円を減額いたします。  次に、歳入につきまして御説明いたします。議案書6ページ・7ページをお開きください。  1款・1項財産収入・1目保留地処分費についてでございますが、平成27年度内の保留地販売収入を1億9,505万4,000円とし、当初予算に対しまして494万7,000円を減額をいたします。  次に、2款繰入金・1項他会計繰入金・1目一般会計繰入金についてでございますが、執行見込み額の精査によりまして2,173万7,000円を減額をいたします。
     次に、4款諸収入・1項雑入・1目清算金についてでございますが、清算金の徴収と交付が同一地権者に対しまして相殺したため550万8,000円を減額をいたします。  次に、議案書11ページの地方債の現在高に対します調書でございますが、平成27年度末の現在見込み額につきましては、都市計画事業債では8億7,257万6,000円で、地域開発事業債では4億5,418万円でございます。  以上、まことに簡略ではございますが補正の説明とさせていただきます。 ○委員長(音居友三)  説明は終わりました。  これより本案について質疑を求めます。  質疑はありませんか。  議長。 ○議長(北村喜代信)  9ページの2款・1項・1目・12節の役務費は、これ760万円の減額なんですけど70万円については説明がありましたけど、その下の手数料690万円については説明がなかったんですが、これ土地の売買手数料か何かですか、ちょっとこれを教えていただけますか。 ○委員長(音居友三)  鹿取課長。 ○建設課長(鹿取輝之)  この手数料につきましては、みらい創生課のほうが所管をいたしておりまして、そちらのほうでお聞き取りをいただければというふうに思います。 ○議長(北村喜代信)  わかりました。 ○委員長(音居友三)  ほかにありませんか。                (「質疑なし」) ○委員長(音居友三)  それでは、質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  次に、議案第10号 平成27年度米原市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  提出者の説明を求めます。  木村課長。 ○都市計画課長(木村浩樹)  議案第10号 平成27年度米原市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)につきまして説明いたします。  歳入歳出の予算の補正につきまして、第1条ですが、既決の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ2万円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ348万円とするものでございます。  今回の補正は、歳入につきまして駐車場使用料の減額と前年度決算により確定している前年度繰越金等の補正を行い、歳出については、事務費の残額を減額補正し、その精査分を一般会計繰出金として減額補正するものです。  それでは、歳入歳出予算事項別明細書により説明させていただきます。議案書8・9ページをごらんください。  歳出でございますが、1款総務費・1項総務管理費・1目一般管理費は、11節需用費を減額し、次の28節一般会計繰出金5万5,000円を増額補正するものです。  6・7ページをごらんください。  歳入についてですが、1款事業収入・1項事業収入・1目駐車場収入7万円は、駐車場使用料金の減額補正です。  2款繰越金・1項繰越金・1目繰越金4万9,000円は、前年度繰越金の確定により増額補正です。  3款使用料及び手数料・1項使用料・1目財産使用料1,000円は、関電建柱使用料によるものです。  以上、簡単ではございますが説明とさせていただきます。 ○委員長(音居友三)  説明は終わりました。  これより本案について質疑を求めます。  質疑はありませんか。                (「質疑なし」) ○委員長(音居友三)  質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  次に、議案第11号 平成27年度米原市水道事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。  提出者の説明を求めます。  北村課長。 ○上下水道課長(北村学)  議案第11号 平成27年度米原市水道事業会計補正予算(第2号)について御説明いたします。  人件費の補正につきましては、国における人事院勧告の趣旨を踏まえ、本市においてもこれに準じた給与改定を行うため、補正をお願いするものです。  第2条により収益的支出の予定額の補正として、営業費用を57万8,000円増額し、第3条において資本的支出の予定額の補正として、建設改良費を13万9,000円増額するものです。また、第4条により職員給与費を7,032万8,000円に改めるものです。  以上、水道事業会計補正予算(第2号)の説明とさせていただきます。 ○委員長(音居友三)  説明は終わりました。  これより本案について質疑を求めます。  質疑はありませんか。ありませんか。                (「質疑なし」) ○委員長(音居友三)  質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  次に、議案第16号 平成28年度米原市農業集落排水事業特別会計予算中、土木部の所管に属する事項を議題といたします。  提出者の説明を求めます。  北村課長。 ○上下水道課長(北村学)  議案第16号 平成28年度米原市農業集落排水事業特別会計予算について御説明いたします。  主要事業説明書の104ページをお開きください。  農業集落排水事業は、農業集落におけるし尿や生活排水を適正に処理するために、農業集落排水処理場11カ所とマンホールポンプ場18カ所の各施設及び管路等の維持管理を行います。  また、農業集落排水事業の財政・経営状況や使用料原価の明確化等を図るために、平成30年度の地方公営企業法適用に向けた移行業務に取り組みます。  予算額は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億4,870万円と定めさせていただきました。  主な増減理由は、消費税、市債償還利子及び一般会計繰入金の減となっております。昨年と比較して予算額全体で290万円の減額となります。  次に、主要事業の概要のうち一般管理費は、地方公営企業法の適用に向けた移行業務や消費税の納税に必要な経費として1,432万9,000円を計上しております。  次に、業務管理費は、施設の電気・水道料金や処理施設の機器等の修繕料、また施設維持管理委託料などに必要な経費として5,952万4,000円を計上しております。  次に、公債費は、施設整備のために借り入れた市債の元金及び利子の償還に必要な経費として1億7,484万7,000円を計上しております。  以上、まことに簡単ではございますが、平成28年度予算の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(音居友三)  説明は終わりました。  これより本案について質疑を求めます。  質疑はありませんか。  松宮委員。 ○委員(松宮信幸)  この農業集落排水事業特別会計予算の関係なんやけども、菅江地区の農業集落排水事業の処理施設が一番古いというふうに、供用開始が一番古いと思っています。公共下水道への切りかえのほうの手続などについて予算計上が必要ではないかなというふうに思いますね。  これ何でかというと、適化法によって30年ということに決まってますわね。この適化法、接続化をやるというふうに32年までに目標を定めたというふうに聞いておるんですが、この30年たって、もうたちますわね32年には。この供用開始をされてからですよ、11カ所。皆この公共下水道に接続するというふうな意向を持っておられた。これにもかかわらずこの予算計上が必要ではないかと僕は思うんですが、全く計上されてない。計画のスケジュールはどうなってるんかお聞かせをいただきたいと思います。 ○委員長(音居友三)  北村課長。 ○上下水道課長(北村学)  今ほどの御質問の件ですが、農集から公共への接続につきましては起債の償還期間でございます30年ですね、これを経たものから順次接続に向けて進めていきたいというふうに考えております。  そこで菅江地区については平成元年でございますので、31年、32年のあたりで接続に向けて進めさせていただきたいと。  それで28年度につきましては、内部の調整とか、あと、国への申請とかそういった業務にかかりますので、特に予算の計上等はしておりません。 ○委員長(音居友三)  松宮委員。 ○委員(松宮信幸)  認可をしてもらわなあかんわね、これ、手続上。そしてまた、調査、設計に入ってくると思うんやわ、29年には。だからそれをやはりもう見込んだ形でもう認可の方向性を向けて予算計上していかんと間に合いませんよ。30年、31年に管路の接続を可能とするならば、もうその手続を踏まんとスケジュール踏まんと絶対できませんよね、どう思っておられますか。 ○委員長(音居友三)  北村課長。 ○上下水道課長(北村学)  本年度中に認可手続を終えまして、そして29年度にまずは菅江のほうの詳細設計、こちらのほうを進めてまいりたいというふうに考えております。 ○委員長(音居友三)  松宮委員。 ○委員(松宮信幸)  11カ所ありますわね。これもう公共下水道に順次つないでくるという計画を持っておられます。だからこそこの第一番目の菅江のところですか、あそこが一番古いんやと思いますわね。もうだから29年、30年にはもう接続を可能とする適化法がもう確実に行われるというふうに思いますので、だからより一層早くこのスケジュールを示さんと、それで菅江の地区にその意向を踏まえての説明等をせんとできないと思いますので、必ずできるような方向性、接続を可能とする方向性をしっかりとスケジュールを組んでやっていただきたい、また予算も要りますから。
    ○委員長(音居友三)  北村課長。 ○上下水道課長(北村学)  今ほど11カ所というふうなお話でしたけど、一応、予定しておりますのが公共に接続可能な7カ所を予定しております。山東の、伊吹の中部とかそちらのほうも入っております。 ○委員長(音居友三)  山﨑部長。 ○土木部長(山﨑茂)  今の件でちょっと補足説明をさせていただきますと、まず農業集落排水事業の公共下水道に接続につきましては、まず公共下水道の認可の許可が必要ということでございまして、それにつきましては平成27年度に今手続を公共下水道事業のほうでやっておりまして、今年度末に認可がいただけると次は農業集落排水事業の農水省との折衝の中で残りの施設の利用計画、それから補助金をいただいてますので補助金の対応等について、28年度で協議を進めていきたいというスケジュールでございます。 ○委員長(音居友三)  松宮委員、それでよろしいですか。 ○委員(松宮信幸)  結構です。 ○委員長(音居友三)  ほかに質疑はありませんか。  今中副委員長。 ○副委員長(今中力松)  関連というかそれでちょっとお聞きしたいんですけど、今の公共下水道にみんなつなぐということで、今の11カ所全部一応公共につなぐという計画になってるんですか、僕ちょっとわからないんですけど。 ○委員長(音居友三)  7カ所。 ○副委員長(今中力松)  7カ所か。そうやね、藤川とかあの辺は物理的にどうしても無理やと思うんやけど、そういう無理なところが4カ所あるわけですか、だから。  はい、わかりました。  それともう一つよろしいか。 ○委員長(音居友三)  今中副委員長。 ○副委員長(今中力松)  このポンプを使ってくみ上げてると思うんですけど、それの耐久年数というかその耐用年数というかそれは大体どれぐらい見て、今まで大きい故障とかそういうのはあったんですか、どうですか。 ○委員長(音居友三)  北村課長。 ○上下水道課長(北村学)  約10年から15年が耐用年数と思われます。中には短期間で壊れる、水量に応じて回る頻度が増すものについては壊れてしまう。そして、そういった条件で長いものも短いものもありますけど。 ○委員長(音居友三)  今中副委員長。 ○副委員長(今中力松)  それで、その本体というかポンプというか大体幾らするもんなんですか、大体。どこの施設も同じようなものでやってるんやと思うんですけど、壊れた場合。 ○委員長(音居友三)  北村課長。 ○上下水道課長(北村学)  大きさにもよりますけど100万円から200万円の間ですね。 ○副委員長(今中力松)  100万円か。 ○上下水道課長(北村学)  ええ。 ○副委員長(今中力松)  そんなもん。 ○上下水道課長(北村学)  100万円から200万円の間です。 ○委員長(音居友三)  よろしいですか。 ○副委員長(今中力松)  はい、済みません。 ○委員長(音居友三)  鍔田委員。 ○委員(鍔田明)  関連してるんですが、7カ所の農業集落排水の関係を公共下水道に接続していくということですね。それは一番最初に農業排水を建設されたのは菅江ということで、今折衝していると。公共下水道に対しての交渉をしながら、それがオーケーが出ればその今の農業集落の農水省の関係で交渉して接続していくという、その辺の計画についてはいいんですが、あと、そうすると6カ所を接続せんならんということになってくるわけですね。  その接続っていうのは私ちょっとわからんのやけど、公共下水道にすぐ直結してすぐつなげるもんでないと思うんです。ある程度工事もやっていかんならんというんか、今のその下水管の工事やとかいろいろその工事費なんかがそれぞれその農業集落排水施設によって変わってくると思うんです。  その辺の計画っていうのは、今の適化法に照らし合わせて耐用年数できちっとした計画っていうのは立てられてるんかなと。全体的なその計画っていうのは立てられているんかなっていうふうに思うんですが、その辺はどうなんですか。 ○委員長(音居友三)  北村課長。 ○上下水道課長(北村学)  一応、内部におきまして接続する処理場について管路をどれだけ伸ばすとか、圧送するとかそういったものについて一応立てております。 ○委員(鍔田明)  その計画ができてるとしたら、それに準じて順次接続していくと、公共に接続していくっていう、そういう考え方でよろしいんですか。 ○委員長(音居友三)  北村課長。 ○上下水道課長(北村学)  一応、そういった形で動いていきたいと思いますが、また地元との折衝とかそういった部分もございますので、基本的には私どもが立てた中でお示しさせていただきたいなというふうに思っております。 ○委員長(音居友三)  鍔田委員。 ○委員(鍔田明)  おおよそでいいんですが、7カ所接続するのに大体総工費どのぐらいかかるものですか。 ○委員長(音居友三)  北村課長。 ○上下水道課長(北村学)  ちょっと詳しいところまでは積算はあれなんですけど、約5億円ぐらいかなと思います。 ○委員長(音居友三)  鍔田委員。 ○委員(鍔田明)  時間的には何年ぐらいかかる。 ○委員長(音居友三)  北村課長。 ○上下水道課長(北村学)  平成38年に最終的な接続予定というふうに考えております。 ○委員(鍔田明)  はい、わかりました。 ○委員長(音居友三)  ほかにありませんか。  山﨑部長。 ○土木部長(山﨑茂)  先ほど今中議員さんのちょっと御質問の回答で、1カ所ポンプ190万円程度という説明をさせていただいたのは、マンホールポンプが故障した場合の費用でありまして、各処理場の中では当然各層ごとにポンプがありますので、タンクの費用もかかる部分もありますし、今それぞれがポンプが幾らということについては把握はしていないんですけども。  それと、維持管理の体制につきましては、処理場については専門の業者が毎月数回点検をしてますし、また、マンホールポンプについても専門の業者が年点検、半年点検という形で点検をしておりますので、その都度異常のぐあいを見ながら修繕をしているというのが現状でございます。 ○委員長(音居友三)  北村課長。 ○上下水道課長(北村学)  先ほど回答で最終的には平成38年度と申しましたが、平成42年度でございます。 ○委員長(音居友三)  鍔田委員、よろしいですか。 ○委員(鍔田明)  はい、わかりました。 ○委員長(音居友三)
     今中副委員長。 ○副委員長(今中力松)  済みません、今、部長がおっしゃったことで、今の専門の管理業者というかそういうなんに任せてやってるっていうことで、そういう業者っていうのは大体何者かおられるわけですか。入札でその業者に毎年あれをやらすとか、随契でずっと同じ業者にやらせているとかそういうようなんがあるんですか、そこら辺。 ○委員長(音居友三)  北村課長。 ○上下水道課長(北村学)  合特法の関係で、随契におきまして同じ業者の方にやっていただいております。 ○副委員長(今中力松)  わかりました。 ○委員長(音居友三)  よろしいですか。 ○副委員長(今中力松)  はい。 ○委員長(音居友三)  北村課長。 ○上下水道課長(北村学)  マンホールポンプのほうは入札をしております。処理場のほうは一者随契でやっております。 ○委員長(音居友三)  ほかにありませんか。                (「質疑なし」) ○委員長(音居友三)  質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  次に、議案第17号 平成28年度米原市流域関連公共下水道事業特別会計予算を議題といたします。  提出者の説明を求めます。  北村課長。 ○上下水道課長(北村学)  議案第17号 平成28年度米原市流域関連公共下水道事業特別会計予算について御説明いたします。  主要事業説明書の105ページをお開けください。  流域関連公共下水道事業では、公共下水道事業の財政・経営状況や使用料原価の明確化等を図るために、平成30年度の地方公営企業法適用に向けた移行業務に取り組みます。  また、施設寿命を延伸させるために、下水道長寿命化計画に係る現地モニタリング業務や詳細設計業務等を実施いたします。  さらに、下水道総合地震対策計画に基づく防災・減災対策を進めてまいります。  また、浸水対策として長岡地区・米原地区において雨水渠の整備を実施いたします。  予算額は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ27億6,100万円と定めさせていただきました。  主な増減理由は、地方公営企業法適用移行業務、公共下水道工事、市債償還元金の増となっており、昨年度と比較して予算額全体で3億4,100万円の増額となります。  次に、主要事業の概要のうち一般管理費は、地方公営企業法の適用に向けた移行業務や消費税の納税などに必要な経費として7,962万2,000円を計上しております。  次に、業務管理費は、施設の電気・水道料金、流域下水道事業維持管理負担金や処理施設の機器等の修繕料、また長寿命化計画業務、実施設計業務委託料、真空ステーションの浸水対策基本計画策定業務、流域下水道維持管理負担金等の経費として3億6,415万円を計上しております。  それでは、106ページをお開きください。  公共下水道事業費は、長岡地区及び醒井地区の雨水整備工事や総合地震対策のためのマンホールの浮上防止工事や可とう性継ぎ手設置工事を実施するほか、流域下水道建設事業負担金などに必要な経費として5億791万9,000円を計上しております。  次に、公債費は、下水道整備のために借り入れた市債の元金及び利子の償還に必要な経費として18億930万9,000円を計上しております。  予算書294ページをお開きください。  第2表 債務負担行為ですが、既に配管しています下水道管埋設用地借り上げ、通信ケーブル管等埋設用地借り上げの4件でございます。  以上、まことに簡単ではございますが、平成28年度予算の説明とさせていただきます。よろしくお願いします。 ○委員長(音居友三)  説明は終わりました。  これより本案について質疑を求めます。  質疑はありませんか。  松宮委員。 ○委員(松宮信幸)  平成30年度に地方公営企業法の適用に向けて取り組んでおられると思いますけれども、今後一般会計からの繰入金を少なくせんことには、また下水道事業の健全な経営に向けた財務体制を構築するためにも下水道の使用料の改定が必要と思われますが、その改定の時期はいつだと思っておられますか。 ○委員長(音居友三)  北村課長。 ○上下水道課長(北村学)  平成30年度に公会計移行ということで、30年度の決算につきまして使用料を算定するための算出根拠等が公会計に基づきましてより明らかになってまいりますので、公会計導入後、速やかに使用料の検討等入らせていただきたいなと考えております。 ○委員長(音居友三)  松宮委員。 ○委員(松宮信幸)  この改定に向けては審議会が結成され、五、六回審議されてますよね。それで大体26年度ということを示されたんではないんですか。それができてないんではないんですか。 ○委員長(音居友三)  北村課長。 ○上下水道課長(北村学)  以前、市長から諮問がございまして、下水道事業運営協議会のほうで五、六回の審議を経まして答申をされましたが、ちょうど消費税が8%に上がる時期と合致しまして見送られたという経過がございます。 ○委員長(音居友三)  松宮委員。 ○委員(松宮信幸)  平尾市長が25年に市長がかわられてから改定すべきというふうに述べられました。そのときに26年4月1日からもう改定するんだということで、もう諮問機関もう全部そのように答申を出されて、それがまだできてないと。消費税が上がったからできてないというふうにされたんかもしれませんけれども、やはりもう決まったんならば、26年4月1日施行になってるんですよね、計画は。なぜしてこなかった、これは消費税だけではないと思うんですよ。やはり健全な運営をするには改定が必要やというふうに思われますが、やはりしっかりとそのような方向性を設けて、もう諮問機関でも決定をされておるんですから、やっぱり計画に基づいてしっかりやっていただかなければならないというふうに思いますけれども、その点はどうですか。部長はあのとき部長でなかったしな、申しわけないけど。 ○委員長(音居友三)  山﨑部長。 ○土木部長(山﨑茂)  今、松宮議員がおっしゃるとおりで、審議会で審議をしていただいて一気には上げられないので3年間順次という形での答申をいただきましたが、今、課長が言いましたように消費税の関係もありました。  今後につきましては、地方公営企業法で当然資産の状況、収支の状況が明確になってきますので、その状況を見て、また社会情勢を見ながら皆さんと協議をしながら進めていきたいと考えております。 ○委員長(音居友三)  松宮委員。 ○委員(松宮信幸)  健全な経営を図っていただくようにしっかりと、やはり決められたことだけは計画的にやっていただきたいと思います。 ○委員長(音居友三)  ほかにありませんか。  北村委員。 ○委員(北村喜代隆)  先ほどの説明の中で、公会計移行に伴って使用料の算定根拠が明確になるということで、それで、それから使用料がまた改定というようなことでしたけども、ということは、公会計に移行しなければ使用料の算定根拠が現在は不明瞭とそんな認識なんですか。 ○委員長(音居友三)  北村課長。 ○上下水道課長(北村学)  当然、公会計になりますと資産の状況、経営の状況等が明らかになってまいりますので、より確かなデータに基づきまして適切な使用料が説明できる形でお示しできますので、そういった認識でおります。 ○委員長(音居友三)  北村委員。 ○委員(北村喜代隆)  資産の状況がはっきりしてきて、そういう中で減価償却とかその辺がはっきりしてくるというのが、この使用料の算定根拠が明らかになるというそういうことではないんですか。 ○委員長(音居友三)  北村課長。 ○上下水道課長(北村学)  今ほどの資産の状況もしかりでございますが、起債の当然償還の関係とか、今後の事業計画、経営計画もそれにミックスした形で考えられると思いますので、そのような形で進めていきたいと思います。 ○委員長(音居友三)  よろしいですか。  ほかにありませんか。                (「質疑なし」) ○委員長(音居友三)  質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  次に、議案第20号 平成28年度米原市駐車場事業特別会計予算を議題といたします。
     提出者の説明を求めます。  木村課長。 ○都市計画課長(木村浩樹)  議案第20号 平成28年度米原市駐車場事業特別会計予算につきまして説明をいたします。  主要事業説明書109ページをお開きください。  現在市営駐車場として、米原駅東口に三船駐車場24区画と坂田駅前駐車場に88区画、2カ所の月極め駐車場として運営し維持管理を行っております。  当初の予算の編成につきましては、両駐車場の維持管理に必要な経費等を計上しております。  予算額は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ340万円と定めさせていただきました。  歳出の主な事業ですが、市営駐車場の施設管理業務等として20万3,000円、大規模な修繕に備え基金積み立てを行うため、一般会計繰出金として302万円を計上しました。  歳入といたしましては、事業収入として月極め駐車場の使用料30万9,000円と、前年度の繰越金9万1,000円、行政財産使用料1,000円計上しました。  以上、まことに簡単ではございますが、平成28年度米原市駐車場事業特別会計予算の事業概要説明といたします。 ○委員長(音居友三)  説明は終わりました。  これより本案について質疑を求めます。  質疑はありませんか。  北村議長。 ○議長(北村喜代信)  これ先ほどの補正の中で7万円の減額補正がありましたけど、これ三船と坂田駅前を合わせてこれ100%の稼働率やったら売り上げ的にはどのぐらいになるんですか。 ○委員長(音居友三)  木村課長。 ○都市計画課長(木村浩樹)  ちょっと今手持ちにその資料がありませんので、しばらくお時間をいただけたらと思います。 ○委員長(音居友三)  議長。 ○議長(北村喜代信)  じゃあ現実的な稼働率はそれぞれどのようになってるんですか。それもわかりませんですか。 ○委員長(音居友三)  木村課長。 ○都市計画課長(木村浩樹)  28年2月末の利用者数ですが、坂田駅前駐車場につきましては73%、三船駐車場につきましては88%の稼働率でございます。 ○委員長(音居友三)  北村議長。 ○議長(北村喜代信)  それぞれ民間とか無料駐車場とか坂田駅前にありますし、それで米原にもいろんな駐車場が乱立しとるので100%というのは無理かもわかりませんが、貴重な収入源になっておりますので、また使用の啓発をよろしくお願いいたします。 ○委員長(音居友三)  木村課長。 ○都市計画課長(木村浩樹)  先ほどの100%の稼働ということですけども、それぞれ駐車場によっては金額が違いますので、平均してみると470万円が100%稼働であれば入ってくるという計算です。 ○委員長(音居友三)  よろしいですか。 ○議長(北村喜代信)  はい。 ○委員長(音居友三)  ほかにありませんか。                (「質疑なし」) ○委員長(音居友三)  質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  次に、議案第21号 平成28年度米原市水道事業会計予算を議題といたします。  提出者の説明を求めます。  北村課長。 ○上下水道課長(北村学)  議案第21号 平成28年度米原市水道事業会計予算について御説明いたします。  主要事業説明書の110ページをお開きください。  米原市の水道事業につきましては、米原市水道事業基本計画に基づき、安定給水を行うために、伊吹南部地区の老朽管布設替工事や、磯浄水場改修工事に向けた実施設計や、伊吹南部地区の硬度低減化のための本市場浄水場改良工事に向けた実施設計を進めていきます。  さらに、安定的な水道水の供給のために、各施設の運転管理や水質検査を継続実施いたします。  28年度の収益的収入は8億4,374万7,000円で、水道料金収入と受託工事収入、一般会計繰入金が主なものです。  なお、平成26年度から地方公営企業会計基準見直しにより、減価償却費の財源となる長期前受金戻入を1億9,959万円計上しています。  また、収益的支出は8億4,335万5,000円で、主なものは、営業費用で薬品代、動力代、水質検査業務委託料、施設運転管理業務、機械器具の修繕、減価償却費、人件費分などです。  受託工事は、消火栓設置工事や道路改良等に伴う支障移設です。営業外費用とその他の費用は、企業債利息、消費税等で9,215万5,000円を計上しています。  次に、資本的収入及び資本的支出について御説明いたします。  資本的収入は3,665万7,000円で、国庫補助金と他会計補助金です。国庫補助金につきましては、伊吹南部地区の老朽管布設替工事に伴うものでございます。  また、資本的支出は3億6,324万8,000円で、将来にわたり安定的に水道水を供給するため、春照及び長久寺地区配水管布設替工事等の施設整備や、本市場浄水場改良工事実施設計業務等を行ってまいります。  なお、資本的収入は3,665万7,000円で、資本的支出は3億6,324万8,000円でありますが、収入から支出を差し引いた、不足額3億2,659万1,000円は内部留保資金等により補填いたします。  次に、主な事業について御説明いたします。  別に配付しております米原市水道事業整備計画図 A3版の位置図をごらんください。  主な工事としまして、春照地区配水管布設替工事、2番伊吹南部地区送水管架設替工事、3番長久寺地先配水管布設替工事、4番枝折地先水管橋架設工事、5番菜種川仮設添架管工事、6番入江地先舗装復旧工事、7番本市場浄水場改良実施設計業務、なお、委託業務は今ほどの本市場浄水場改良実施設計業務、磯浄水場改修実施設計業務、水道事業基本計画策定業務でございます。  以上が平成28年度水道事業の主な整備計画となります。  なお、水道事業会計予算書の364ページの第5条債務負担行為をすることができる事項等は、水道施設運転管理業務及び上下水道料金計算・電算処理等業務は、新たに平成29年度から平成31年度までの債務負担行為の承認をお願いするものです。  また、水道基本計画策定業務について、平成29年度に債務負担をお願いするほか、既に配管しております配水管埋設用地の借り上げとして5件の債務負担をお願いするものです。  次に、主要事業説明資料ビジュアル版の69ページをお開けください。まいばらの水の販売・水ビジネスへの新たな取組について説明いたします。  平成28年度に水道原水の硬水を、専門の製造工場において500ミリリットルのペットボトルを2,000本作製することを考えております。  ラベルデザインについては、米原市らしさを広く訴えることのできるデザインにしたいと考えております。  また、宣伝や販売方法については、市内への行政視察や各種委員会での提供、ふるさと納税やオリテ米原の商品として、また市内の道の駅などにおいて、広く市内外の方に米原の水を知っていただき、販売してまいります。  以上、まことに簡単ではございますが、平成28年度予算の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(音居友三)  説明は終わりました。  これより本案について質疑を求めます。  質疑はありませんか。  松宮委員。 ○委員(松宮信幸)  今ほどの説明を聞かせてもらいましたら、伊吹南部の地域の硬度低減化について本市場浄水場を利用して、また増築の方向性に向けて計画的にやって予算を積まれたと思いますけども、この施設なんですがたしか24年度に新たに井戸を掘って、そして浄水場を新設していくという方向性に向けた取り組みがされたと思うんですね。それについての経過と説明を願いたいと思います。 ○委員長(音居友三)  北村課長。 ○上下水道課長(北村学)  伊吹南部地区の硬度対策事業につきましては、平成27年度で基本設計を出しております。設計につきましては、今、ろ過装置が2基ございますが、もう1基増設しましてろ過装置を3基。 ○委員(松宮信幸)  違うやろう。27年度のことを言うてるんじゃなく24年度にそのような計画があったのになぜその計画が進められずに、この本市場浄水場を利用した、増設した形で計上したんやということを聞いてるんです。 ○委員長(音居友三)  北村課長。 ○上下水道課長(北村学)  大変申しわけございません。24年度にほかの井戸におきまして水源を探したわけでございますけど、結果としまして井戸2本について水質が満足するような水質内容でなかったというものと、また、水量について十分でなかったというような経過がございまして、本市場の水源を求めたということでございます。 ○委員長(音居友三)  松宮委員。 ○委員(松宮信幸)  計画に基づいてやっていってくれたら、やっぱりその24年度にその方向性を向けたんやから、今までそんな話は全く出なんで、あそこの本市場浄水場を利用して南部へ送るんやという計画を持っても地元は理解しないですよ。地元に及ぼすこの影響というもんはどういうもんがあると思いますか、地下から吸い上げるんですから。ましてやまた水を今度は売り出すんやということであれば、莫大なこの地下資源が失われる可能性がありますわね。あそこら辺、井戸を掘っている方がたくさんおられますよ。そういうことを踏まえて考えて、違うところに掘るんだということで今まで計画を持ってやってきたんじゃないですか、24年までは。それで、それも進んでるもんやと思って、急にあの本市場の浄水場を利用して南部へ送るんやというふうな話をされてもね、地元の理解を得られますか。莫大なこの地下資源が失われるんですよ。だから新たに地下資源を求めて新たな井戸を掘りますという方向性を向けたんじゃないですか。なぜできてないんですか。今までの経過の説明を聞いてると、水が良好なものでないからここでなかったらあかんのやということでなしに、あそこで掘れたんならばもっと上のほうでも良質な水は絶対出ますよ。一遍そこのところを確認したいと思います。 ○委員長(音居友三)  山﨑部長。 ○土木部長(山﨑茂)  今、松宮議員のおっしゃってる経過につきましては、伊吹南部の硬度低減化の計画の中で、本市場浄水場からの拡張と新たな水源を求めて軟水の井戸を掘るという形での将来の収支を当初の基本計画の中で検討する中で、深井戸で軟水の水があれば消毒のみとポンプではくみ上げはせなあきませんけども、そういうような形で収支的にはそちらのほうがいいであろうということと、それから、伊吹の大清水地先、また春照地先、それから山東の本市場周辺100カ所以上農業井戸も含めますとありますので、井戸の調査をした結果、杉澤地先での試掘で水質の確保ができる見込みという形で井戸を掘らせていただきました。
     しかし十分な水量がないということと、水質的に余りよろしくないというような結果があったということと、もう一カ所大清水地先でも軟水の井戸があるのでそこについては農業用井戸を農政課の所管で計画しておりましたので、そこでの試験ボーリングをデータから水量確保ができないかというような形でそのデータでの検討をしたんですけども、十分な確保が難しいということから本市場浄水場からの井戸の水で軟水化を図っていくというふうな形で方向を修正したという部分と、以前にも委員会のほうで御質問がありました山東地域におきましては、農業井戸、消雪井戸、かなりの井戸がありますので、そこでのくみ上げをすることによって影響があるんではないかというような御意見もいただきましたので、今年度に最大マックスでのくみ上げという形で、現在本市場浄水場付近に水道用で3カ所の井戸がありますけども、通常2カ所でございますが3カ所を一気に同時運転をした場合にどうなるのかというようなことで、その場合の影響範囲を数カ所調べましてしますと、一時期的には7センチメートルの水位低下があるんですけども、それは一時期であって約1時間くらいで7センチメートルの低下がありますが、その後については一定という形で地下水の水脈的には十分な水量があるということと、伊吹南部のほうに送水する量については、本市場浄水場から全量ではなくって春照地先の今ある井戸プラス軟水化、硬度を今130ぐらいあるのを100以下にするための約700トン、日量700トンという形だったと思うんですけども、量ですので常時伊吹南部地域全部を本市場浄水場からくみ上げをするということではございませんので、特に大きな影響がないというような形で考えております。 ○委員長(音居友三)  松宮委員。 ○委員(松宮信幸)  27年度に説明を受けたわけですね。前にも受けてますよ、これ。しかしながらこれ、ここを24年度に新たに新設の井戸を掘ってしっかりとやっていくんだという計画を持ってやってこられた。それが方向転換された中身をしっかりと僕らは今知りますわね。そういう説明をされてないんですよね、たしか。杉澤で掘って良質な水源ではないと、それで量が少ないと、だからこの本市場ということでそれは聞きましたよ、聞きましたけれども、本当に地域が農水の関係のポンプなのでヤンマーさんも掘っておられますし、そして遠くであれば三菱さんも掘ってはりますし、莫大な水源の量が豊富だというものの、本当に近隣に及ぼす障害等がほんま懸念されるわけなんですよね。やっぱり地元はそうやって思われますよ。  それでまた、山東のためにできたものであってね、あれは。山東も合併してもう米原市のものでありますけれども、山東の一円をあそこで賄えるようなということで、一円ではなかったんです。そんだけの水源はないようにということで、もう柏原やら東黒田のほうまでは行ってませんでしたよ。だから僕はそんだけの水源を使って井戸の量、水源が本当にこの被害が及ばないのかちょっと心配ですのでね。  それと有水率はどうなってます、向上してますか。他市と比べたら米原市は低いと思いますよ、県下でも、八十二、三ちゃいますの。大体、長浜市さんらは88%いってるじゃないですか。うちの米原市はやっぱり有水率が悪いんですか。だからそれに対してしっかりと取り組む方向性、予算をつけなあかんのと違いますか。 ○委員長(音居友三)  北村課長。 ○上下水道課長(北村学)  今ほどの有収率でございますが、平成26年度の結果では全体で84.97%でございます。そこで、全国平均では89.8%でございます。 ○委員長(音居友三)  松宮委員。 ○委員(松宮信幸)  だから県下でも低い位置になってますわね、米原市は。管がもう本当に漏れてるんじゃないですか。資源が管を通してもう漏れている状況をわかってるんじゃないですか。だからそれを早く改善せんと有収率は上がりませんわね。4%、5%というと大きいですよ。今、26年度を示されたけど、24年ぐらいやったらもう八十二、三やったと思いますわ。今はちょっとずつ改善されてますけど、やはり改善に向かっての予算計上は必要やと僕は思いますし、今後の計画も定めていかんとあかんと思いますわね。ここのところはどうなってます。 ○委員長(音居友三)  北村課長。 ○上下水道課長(北村学)  特に市内の中で伊吹南部地区の有収率が70%台というふうなことで、非常に低くなっております。それで27年度から春照地区ですね、こちらのほうの老朽管の布設替えをしております。  こちらにつきましては、最終舗装まで入れて5年計画で管の布設替えをしていくと。そこで伊吹南部の有収率を底上げしたいというふうに考えております。 ○委員長(音居友三)  松宮委員。 ○委員(松宮信幸)  五年計画でやっているということでありますけれども、整備計画図にこの春照地区が載っていますわね。ここもこれ配水管の切り替えですか、これこの間入札されましたわね。それと同時にやってたら一遍に済むんじゃないですか。また新たに舗装をしてきれいに仕上げて、また掘るんですか。やはりそんなことをしてたらほんま予算が幾らあっても足りませんよ、計画。融雪と同時にやっていただいたらいいんじゃないですか、そうすると一遍に済みますよ。それで道自体ももう舗装復旧せんならんねん。がたがたの道になってしまうような、2回も3回も工事をやって要らん経費を使いながら、予算を使いながらやるよりも、一遍にそれに含めてやったらいいじゃないですか。なぜやらなかったんですか。 ○委員長(音居友三)  はい、どなたか。  山﨑部長。 ○土木部長(山﨑茂)  今ほど議員の御指摘の部分については、春照地区の消雪を数年前にやりかえた路線ということでございますが、今ちょっと図面が手元にございませんので申しわけございませんが、消雪をやりかえたところについては春照区の集落の主に東側の大平町とか山麓体育館があるあたりをやりかえをしたかと思うんです。  今回水道で布設替えをしているところについては、春照の八幡神社のほうの西側から順次やってきておりますので、全てが全て消雪の路線のところを全てやりかえるということにはなってないかなと思いますので、もしもダブる路線がありましたら今後については調整をしながらやっていきたいと思ってます。 ○委員(松宮信幸)  松宮委員。 ○委員(松宮信幸)  あのね、春照の八幡さん、あそこ融雪やられましたよ、今年。掘っておられるじゃないですか。この間やっとできたんですよ、ある程度。まだそんなに舗装もできてないと思いますよ。今、もう何や私有道路を今ぶち抜いてやっておられるじゃないですか、融雪。それに伴ってやったら何回も掘り返さんでもええし、要らん経費は要らんし、一遍に済むんじゃないかということを言うてるんですよ。だからそれを計画を持ってやらんといかんのではないかというふうに言ってるんですよ。 ○委員長(音居友三)  山﨑部長。 ○土木部長(山﨑茂)  ちょっと消雪につきましてもう数年前ですので全ての路線を今現在把握してませんので、水道の路線、また消雪の路線、再度見直しというか現状の確認をして、今後はそういうふうなことができるだけ少なくなるような形での計画は進めていきたいと思っております。 ○委員長(音居友三)  松宮委員。 ○委員(松宮信幸)  もうこれ以上は言いませんけどもね、やはり計画はこうやってもう図面にあらわれているわけですよ。それでもう有水率も悪いんやと、どこへやるんやというふうに計画が決まってるんならやはりリンクさせて、一遍で工事が終わってそれで傷むような道にしなくて、舗装は一遍で済むし、また舗装のやり返しとか、また何回も掘り上げて工事の負担になるようなことのないように計画的によろしくお願いしますわ。 ○委員長(音居友三)  ちょっとこの件に関しまして私からですけれども、毎年漏水関係ですね、毎年定期的に漏水調査をやっていくということを聞いてたと思うんですけどね、そういった定期的に漏水調査はやっておられるのか確認したいと思います。  北村課長。 ○上下水道課長(北村学)  漏水が起こった路線とか、水量が非常にたくさん出ている路線とかそこら辺につきまして漏水調査を進めております。ことしにつきましては、上野区の地区のほうを漏水調査いたしました。 ○委員長(音居友三)  松宮委員のほうからも漏水のことを何回か言っておられるんですけども、やはり定期的にやるということですので、一つ引き続いて調査のほうお願いします。  ほかにありませんか。  議長。 ○議長(北村喜代信)  米原の水プロジェクトのこの水ビジネスに取り組みますということで今説明ありましたが、これ本来的に水道事業というのは、やっぱり安心・安全、かつ安定的においしい、そして安い水を供給していくということで、先ほど松宮委員からもいろいろとやっぱり厳しい御意見もあったんですが、何で今この100万円ですけど、この水を売らんならんのか。  ビジュアル版に目的とかなってますが、こういったことは当然一般質問で出てましたけど、名水そのものを売るならともかくとして水道水ですし、これはやっぱり二番煎じ、三番煎じで、これはどこの市でもやっておられる事業ですし、何であえてこの水道事業の部局がやらんならんのかと。これはやるんであればこれは民間がやるべきことで、公共とか官がやるべき事業じゃないのではないかというふうに思いますし、この予算編成の中で本当にこれ無駄な不要不急でもないし、それからめり張りのきいたこれに関して言えば予算づけでもないし、何をやっとるかというそういう憤りを覚えるような事業なんですが、どうですか。 ○委員長(音居友三)  北村課長。 ○上下水道課長(北村学)  米原の水につきましては、名水百選にも選ばれておりますし、またその原水を広くアピールすることによりまして、米原の水道事業のほうを、それをまた販売することで経営に寄与するといったようなことも考えております。米原の水のおいしさを市民の方にPRさせていただくと、そしてそれを市内外の方にもPRさせていただいて、米原の水はおいしいんだと。  そして、その米原の水をつくる水道事業については、そのおいしい水を原水としておりますのでそちらのほうのまたPR、こういったものに進んでまいりたいというふうに考えておるわけでございます。 ○委員長(音居友三)  議長。 ○議長(北村喜代信)  水道経営に寄与するものだというようなお話ですが、一体これで幾らの売り上げを見込んでおられるんですか。 ○委員長(音居友三)  北村課長。 ○上下水道課長(北村学)  製作経費についてでございますが、平成28年度におきましてはペットボトルを2,000本製作させていただきます。そしてそちらの経費につきまして、ラベルの印刷代とかデザイン代とか水質検査とかこういったものを含めますと、97万4,000円余りかかってまいります。  そこで言いますと、1本当たりの単価が487円といったような単価になってまいります。ただ、29年度、来年になりますと、ラベルの版代とか水質検査料とかこういったものがなくなりまして、2,000本製作しますのに22万4,000円ということで、1本当たり単価が112円といったようなことになってまいります。  そこで、市としましては販売予定としまして、1本当たり130円。すなわち1本当たり18円ほどの黒字といったようなことで販売させていただこうというふうに考えておるわけでございます。 ○委員長(音居友三)  北村議長。 ○委員(北村喜代隆)  違う。私が質問したのは、その総売り上げが幾らですかというようなことなんですが、これ売り上げが先ほど金額的な意味だけではないかもわかりませんが、水道事業経営に寄与するんだというような考え方というのは完全に間違っていると思うし、それから市民がこれは承知しないと思うんですわ。何でそんなもんあえて官がやらんならん事業なんですかということでね。  先ほどにもかかわりますけど、有収率の問題だけではなくてやっぱりきちっとしたおいしい、安い、その安定供給するための水道事業整備計画というのはあるし、水道事業には莫大な金がかかるわけですので、一円のお金も無駄にせずにやっぱりこういう事業に向けて使っていただきたいので、これはやっぱりどう言われたってこの事業については思いつきで何かやられたような感じでね、不要不急の事業でもないし、このことが本当に市民に寄り添うような行政運営なのかどうかをですね、本当に疑問でございます。  私の意見というか感想も申しました、これで終わっておきますわ。 ○委員長(音居友三)  それで答弁はよろしいですか。 ○議長(北村喜代信)  売り上げだけ聞いてください、総売り上げが幾らですか。 ○委員長(音居友三)  総売り上げ幾らになるかという質問です。  北村課長。 ○上下水道課長(北村学)  130円の2,000本ということで26万円ということでございます。 ○委員長(音居友三)  よろしいですか。 ○議長(北村喜代信)  今回はよろしいわ。 ○委員長(音居友三)  鍔田委員。 ○委員(鍔田明)  関連してるんですが水の問題に、ペットボトルの問題に。先ほど1本112円というふうにおっしゃいましたね、1本500。平成28年度はペットボトル1本487円について、29年度では112円になってくるということですけど、年々、年々そういうふうに費用がかからなくなってくるというようなことではないですよね。28年度ではラベルやとかそういうものの最初に要るわけですから高くつくけど、それが平成29年度に112円になれば、30年度、31年度も大体112円という原価がそういうふうになっていくというそういうことになるわけですね。  今、キリン堂とかああいうドラッグとかでペットボトル売ってる値段っていうのは、大体幾らぐらいというのを御承知ですか500ミリリットル。 ○委員長(音居友三)  北村課長。 ○上下水道課長(北村学)  種類等にもよりますけど、100円ぐらいから百三、四十円ぐらいですね。 ○委員長(音居友三)  鍔田委員。 ○委員(鍔田明)
     大体それぐらいで売ってるんですよ。それでそれ以上に大量に買うともっと安くしてもらえるというところもあるんですね。  そういう状況の中で、僕は米原の水っていうのは昭和の水百選にも選ばれている、平成の水百選にも選ばれてる。それから今の醒井なんかでもいろんな湧水があるわけですね、伊吹なんかでもそうです。水そのものを行政がPRしていくっていうことは、これはもう大事なことやと思うんですけど、これビジネスとして取り組んだ場合に、費用対効果から考えてみて、本当にこれ利益が上がるんかなというような懸念があるんですが、その辺についてのその計算っていうんか、損益計算書も含めた中できちんとできてるんかなというような思いがするんですが、その辺はどうなんですか。 ○委員長(音居友三)  北村課長。 ○上下水道課長(北村学)  水のペットボトルをつくりまして、それについては先ほど申しましたオリテ米原とかふるさと納税、非常に好調ということでございますので、例えば米と水と、それとか米原の特産物と抱き合わせたような形で売っていきたいと。これにつきましてはみらい創生課等と話を進めておりまして、どういった売り方がいいのかということで相談し提案もいただいております。 ○委員長(音居友三)  鍔田委員。 ○委員(鍔田明)  この水の製造はどこでされるんですか。 ○委員長(音居友三)  北村課長。 ○上下水道課長(北村学)  福井県の専門の工場でございます。福井県若狭町にございます工場でございます。 ○委員長(音居友三)  鍔田委員。 ○委員(鍔田明)  米原の水を運ぶのはどうして運ばれるんですか。 ○委員長(音居友三)  北村課長。 ○上下水道課長(北村学)  こちらから水をタンクに積んでそして工場のほうに納品させていただくと。こちらでタンクに積んで工場のほうに持ち込むという形になってまいります。 ○委員長(音居友三)  鍔田委員。 ○委員(鍔田明)  1リットルどのぐらい、原価で1リットル持ち込んで、車を買ってか何かわかりませんけど、米原でその水を取水して福井まで持っていって製造してもらうためには1リットルどのぐらい費用かかるんですか、コスト。 ○委員長(音居友三)  山﨑部長。 ○土木部長(山﨑茂)  運搬につきましては、市が持っております給水タンクに1回積んで向こうへ持っていって、1回2,000本つくっていただくという形でございます。 ○委員(鍔田明)  どこが持ってるん。どこが持ってる。 ○土木部長(山﨑茂)  市のほうで給水タンクがありますので、それをトラックに積んでおりますので。 ○委員(鍔田明)  市が持ってるんですか。なるほど。                (発言する者あり) ○委員(鍔田明)  まあよろしいわ。 ○委員長(音居友三)  よろしいですか。  ちょっと私のほうから質問させていただきますけれども、米原市水道事業基本計画10カ年計画がありますね、21年から29年まで。あと28、29年と2カ年あるんですけど、現在の進捗をおおよそで結構ですのでどのぐらい。  北村課長。 ○上下水道課長(北村学)  基本計画のほうでは事業としまして12事業ございます。その中で9事業こちらが完了しまして、残り3事業ございます。進捗率を考えますと75%はできてきているというふうに考えます。 ○委員長(音居友三)  目標は達成できるという、可能ですね。 ○上下水道課長(北村学)  可能です。 ○委員長(音居友三)  はい、結構です。  ほかにありませんか。  松宮委員。 ○委員(松宮信幸)  今ほどの水のビジネスなんやけどね、米と水と一体となって米原市のPRに、僕はいいことやと思いますよ、確かに。やっていただいたら米原市のこの百選に選ばれた価値も出てくるやろうし、それで、米自体も水によってやはり米原市の米が需要が多くなるということにつながれば本当にいいことやと思う。それで、レーク伊吹農協の米、滋賀県下でも一番ですよ、おいしさとしては。だから水がいいんですよね。水がええということは、根が活性化して本当に腐った根ではないんです。真っ白な根で、だから米がおいしい。これはアピールには本当に一番いいことやと僕は思いますのでね、しっかりやってください。 ○委員長(音居友三)  ほかにありませんか。                (「質疑なし」) ○委員長(音居友三)  質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  次に、議案第22号 米原市建設事業負担金徴収条例の廃止についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。  鹿取課長。 ○建設課長(鹿取輝之)  議案第22号 米原市建設事業負担金徴収条例の廃止につきまして、御説明申し上げます。  合併前の近江町では、市道新設改良及び維持に関して地元負担金として事業に係ります10%の額を徴収しておりましたが、合併後米原市では、道路整備に係ります地元負担金は徴収しておらず、旧近江町区域に特化した負担金徴収条例であるため廃止をするものでございます。  以上、まことに簡略ではございますが、条例の廃止の説明とさせていただきます。 ○委員(北村喜代隆)  説明は終わりました。  これより、本案について質疑を求めます。                (「質疑なし」) ○委員長(音居友三)  質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  次に、議案第34号 米原市下水道条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。  北村課長。 ○上下水道課長(北村学)  議案第34号 米原市下水道条例の一部を改正する条例について説明いたします。  条例第12条第1項第1号において、略称規定を設けました。また、水防法の一部改正により、下水道法施行令の第17条の2が第17条の3へ繰り下げられたため、そのため米原市下水道条例第23条中で、第17条の3で第17条の2に改めるものでございます。  以上、よろしくお願いいたします。 ○委員長(音居友三)  説明は終わりました。  これより本案について質疑を求めます。  質疑はありませんか。                (「質疑なし」) ○委員長(音居友三)  質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  次に、議案第39号 権利の放棄について、水道料金および損害賠償金についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。  北村課長。 ○上下水道課長(北村学)  議案第39号 権利の放棄について御説明いたします。  今回、提案します案件は、米原市水道料金および損害賠償金に係る請求権を、米原市債権管理条例第14条第1項第4号の規定に該当するため、権利を放棄することについて、地方自治法第96条第1項第10号の規定により、議会の議決を求めるものです。  債務者4者につきましては、債務者が破産法により自己破産による免責等の理由で徴収できる見込みがない債権のため、合計金額15万3,009円の請求権を放棄するものです。  番号1の債務者については、〇〇〇〇において水道を使用しておりましたが、平成18年12月、平成19年1月及び3月から平成20年1月分までの13件について、水道料金が未納となっており、10万9,006円を債権放棄するものです。経過としましては、〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇が、市外へ転出され、滞納分があるため、納付誓約書を提出し、分割で納付されていました。この後、本人から収納対策課へ相談があり、平成20年7月に自己破産していたことが判明しました。このことから、本人が破産債権に水道料金を申し出ることを失念していたとみなすものです。官報により調査した結果、平成20年7月に破産手続の開始と平成20年10月に免責決定を確認したため、免責の対象とみなせる平成20年6月以前の債権を放棄するものです。  番号2の債務者については、番号1の債務者が〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇で〇〇〇において水道を使用しておりました。経過としましては、平成20年1月に市外へ店舗を移され、滞納分があるため、納付誓約書を提出し、分割で納付されていました。その後、平成26年3月の納付相談の中で、代表者が会社の更生ができず、破産の手続をしていることを申し出られました。官報により調査した結果、平成26年10月に破産手続の開始と、平成27年1月に免責決定を確認したため、免責の対象とみなされ、平成26年9月以前の債権3,006円を放棄するものです。  番号3の債務者につきましては、〇〇において水道を使用しておりましたが、平成23年1月・3月・6月及び9月の4件分について、水道料金が未納となっており、3万8,949円債権放棄するものです。経過としましては、平成19年6月ごろから滞納が発生し、納付誓約で分納されていましたが、収納対策課と本人の聞き取りの中で、過去に破産していたことが判明しました。官報により調査した結果、平成23年12月に破産手続の開始であるため、免責の対象とみなせる平成23年11月以前の債権を放棄するものです。
     番号4の債務者につきましては、〇〇の〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇で、水道を使用しておりましたが、平成23年12月に収納対策課へ破産事件の受任通知があり、給水を停止した後の分、平成23年12月及び平成24年1月の2件分について、水道料金が未納となっており、2,048円債権放棄するものです。官報により調査した結果、平成24年3月に破産手続の開始と、平成24年10月に免責決定を確認したため、免責の対象とみなせる平成24年12月以前の債権1,848円を放棄するものです。  以上、議案第39号 権利の放棄についての説明とさせていただきます。 ○委員長(音居友三)  説明は終わりました。  これより本案について質疑を求めます。  質疑はありませんか。                (「質疑なし」) ○委員長(音居友三)  質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  次に、議案第52号 工事請負契約の締結について、長岡第1排水区雨水バイパス管整備工事を議題といたします。  提出者の説明を求めます。  鹿取課長。 ○建設課長(鹿取輝之)  議案第52号 工事請負契約の締結につきまして御説明申し上げます。  この工事の請負契約につきましては、米原市議会に議決に付すべき契約および財産の取得または処分に関する条例第2条の規定に基づき提案させていただくものでございます。  長岡第1排水区雨水バイパス管整備工事につきましては、2月25日に総合評価方式による一般競争入札を執行した結果、請負人は、大津市浜大津二丁目5番9号 株式会社昭建、取締役社長 桑田保正で、請負額は4億6,656万円でございます。工事概要につきましては、推進工法で施工いたします雨水管渠工359メートルの築造と、人孔工3基、排水設備工一式でございます。工期につきましては、平成29年9月30日までとしております。  以上、まことに簡略でございますが、工事請負契約の締結についての説明とさせていただきます。 ○委員長(音居友三)  説明は終わりました。  これより本案について質疑を求めます。  質疑はありませんか。  ちょっと私のほうから1つだけ質問させてもらいます。  これは、ただいま総合評価方式ということでしたけれども、これの評価につきまして、地域貢献度というのがありますね、地域貢献表か。わかりますか。  鹿取課長。 ○建設課長(鹿取輝之)  総合評価でしておりますのが、地域貢献ということでございますが、これは営業所がどうか。要は、本社、営業所がどこに位置するかというところで、地域貢献を評価しています。 ○委員長(音居友三)  そのほかにもあったように思うんですけれども。  鹿取課長。 ○建設課長(鹿取輝之)  営業所の拠点と、そして災害協定を持っているかどうか、その2点でございます。 ○委員長(音居友三)  それが貢献度の評価ですね。  それと、この評価方式は、標準ですか、簡易ですか。それとも、もう1つありましたね。3種類ありますよね。  鹿取課長。 ○建設課長(鹿取輝之)  今回、総合評価方式でさせていただきましたのは、簡易型でさせていただいております。 ○委員長(音居友三)  結構です。  ほかにありませんか。                (「質疑なし」) ○委員長(音居友三)  質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  暫時休憩いたします。  再開は11時40分とします。  どうも、御苦労さんでした。               午前11時30分 休憩               午前11時39分 再開 ○委員長(音居友三)  休憩前に引き続き会議を開きます。  これからは経済環境部の所管ということで、付託を受けました議案第1号 平成27年度米原市一般会計補正予算(第8号)中、経済環境部の所管に属する事項を議題といたします。  提出者の説明を求めます。  藤本部長。 ○経済環境部長(藤本博)  皆さん、御苦労さまです。  本日、経済環境部の所管に関する審査をいただく案件につきましては、4件でございます。適切な御決定を賜りますよう、よろしくお願いをいたします。  まず、最初にですけれど、前回、当委員会協議会で松宮議員のほうから御質問がありました姉川水力発電に伴う事業費、これについてちょっと担当課のほうより報告をさせていただいて、続いて議案第1号につきまして所管のほうから説明させていただきますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○委員長(音居友三)  奥村課長。 ○環境保全課長(奥村義治)  失礼します。前回の委員会の中で御質問いただきまして、ちょっと回答ができてなかった案件につきまして、説明、報告させていただきます。  伊吹水力発電事業者が、姉川水力発電の事業費として工事する事業につきましては、設計監理費につきまして1億円、水車とかの設置事業に関しまして2億3,000万円、そして、その他の附帯工事等につきまして5億7,000万ということで、総額9億円でございます。  以上でございます。 ○委員長(音居友三)  御苦労さんです。  堤課長。 ○商工観光課長(堤基久男)  それでは、商工観光課所管の議案第1号 平成27年度米原市一般会計補正予算(第8号)について説明をさせていただきます。  議案書の34ページ・35ページをお開きいただきたいと思います。  歳出ですが、7款商工費・1項商工費・2目商工振興費・19節負担金補助及び交付金、81万9,000円の減額補正です。これは、創業支援事業者である米原市商工会が実施しました創業塾、創業セミナー等の事業について補助する経費で、今回、補助先である商工会の事業実績から51万5,000円の補助金の交付見込となることから、当初見込んでいました133万4,000円から不用額81万9,000円を減額するものでございます。  また、3目観光費につきましては、公共施設等整備基金繰入金のうち、1,300万円の減額補正に伴います財源更正を行うものでございます。  以上、商工観光課所管に係ります補正予算の説明とさせていただきます。 ○委員長(音居友三)  横山次長。 ○経済環境部次長・農政課長(横山信人)  続きまして、農政課所管の補正予算につきまして御説明いたします。  32、33ページをお開きください。6款農林水産業費・1項農業費・2目農業総務費・11節需用費の修繕料は、指定管理施設の甲津原アグリコテージ及び春照自然休養村管理センターの修繕による入札差金が生じたため、減額補正するものです。  3目農業振興費・19節負担金補助及び交付金で、農地集積協力金は、1月の委員会協議会で説明しましたとおり、国の要綱改正を受けて、県が新たに交付対象者の配分基準を定めたことと、集積の増加率の高い順から交付対象となったことから、大幅な減額が生じたものでございます。中山間地域の直接支払交付金は、対象面積及び取り組み内容が確定したことに加え、1団体が取りやめたことによる減額でございます。  青年就農給付金は、26年度の国の補正による前倒しで、今年度に給付を予定していた150万円を前年度で執行したことと、今年度新たに新規就農者が追加となり、その方は下半期から交付対象になったことから、半期分の75万円を減額するものでございます。  経営体の育成支援事業補助金及び病害虫防除協議会補助金は、いずれも事業実績の確定により減額するものです。  次に4目農地費、13節委託料で、測量設計委託料は、農業施設整備に係る水利権調査や測量設計業務の入札執行差額による減額と、多和田地先のため池で進入ルート等について地元と具体的協議をした際に、工事に難色を示されて、事業実施が困難になり、やむを得ず設計業務を取りやめたための減額でございます。  19節負担金補助及び交付金で、県営経営体育成基盤整備事業及び県営ため池等の整備事業は、いずれも入江干拓土地改良区の事業で、国庫補助割り当ての減額に伴い、市の負担金を減額するものです。県営かんがい排水事業は、天の川沿岸土地改良区の事業で、県の事業間調整により増額されたため、市の負担金を増額するものでございます。  次に歳入の説明をさせていただきます。14・15ページをお開きください。14款県支出金、2項県補助金、4目農林水産業費県補助金で、2節農業振興費補助金の中山間地域等直接支払交付金は、対象面積と取り組み内容の確定による減額でございます。  経営開始型青年就農給付金事業補助金は、国の補正により前倒ししたことと、新規就農者の半期分の確定による減額でございます。  担い手農地集積促進事業費補助金は、県の要綱改正による配分基準の査定により減額するものでございます。  経営体育成支援事業補助金は、事業実績による減額でございます。  次に、4ページをお開きください。第2表繰越明許費補正で、6款農林水産業費・1項農業費で農村整備事業272万3,000円は、長岡地先における浸水対策の事業で、県と一級河川協議に時間を要しているもので、年度内の完了が見込めないため、繰り越すものでございます。  6ページをお開きください。第4表地方債補正でございます。農地等保全管理事業は、土地改良区支援と農村整備の事業実績から1,930万円に変更するものでございます。  以上、農政課所管の補正予算の説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ○委員長(音居友三)  吉嶋次長。 ○経済環境部次長・林務課長(吉嶋伸浩)  林務課所管の補正予算について御説明いたします。  まず、歳出からですが、32ページ・33ページをお開きください。6款農林水産業費・2項林業費・2目林業振興費・7節賃金は、林道等の維持管理のために雇用していました臨時作業員2人の賃金ですが、天候等により当初見込みより出勤日数が少なくなりましたので、実績に応じて減額します。  13節委託料は、直営測量の実施により、不用額が発生しましたので減額します。  15節工事請負費は、枝折地先で治山工事を計画していましたが、県の補助採択が得られませんでしたので減額します。  19節負担金補助及び交付金について、水源かん養の森推進事業補助金は、森林組合の干ばつ等への補助ですが、実施計画が見直され、年度内完了分が少なくなりましたので減額します。また、集落ぐるみ獣害総合対策支援交付金は、1集落が次年度からの取り組みに変更されましたので減額します。
     21節貸付金は、資金計画の見直しにより不用額が発生しましたので減額します。  次に歳入について御説明します。14・15ページをお開きください。14款県支出金・2項県補助金・4目農林水産業費県補助金・3節林業振興費補助金は、歳出で御説明いたしました治山事業補助金を減額します。また、湖国の森林と自然を守るニホンジカ特別対策事業補助金と、鳥獣被害防止総合対策事業費補助金は、ニホンジカの捕獲に係る国・県の補助金ですが、当初予算額より国・県の配分が少なくなったため減額します。  次に16、17ページをお開きください。19款諸収入・5項雑入・2目雑入・5節農林水産業費雑入は、歳出で御説明しました協議会への貸付金の減額に伴い、償還金を減額するものです。  以上、林務課の補正予算についての御説明といたします。よろしく御審議賜りますよう、お願いいたします。 ○委員長(音居友三)  奥村課長。 ○環境保全課長(奥村義治)  続きまして、環境保全課の所管します補正予算につきまして御説明を申し上げます。  補正予算書30・31ページをごらんください。4款衛生費・1項保健衛生費・6目環境衛生費・13節委託料の公害防止監視業務委託料は、入札差金によります不用額の減額でございます。  以上、環境保全課の補正予算についての御説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ○委員長(音居友三)  岩脇局長。 ○農業委員会事務局長(岩脇広治)  農業委員会所管の補正予算につきまして御説明いたします。  補正予算書30・31ページをお開きください。6款農林水産業費・1項農業費・1目農業委員会費・12節役務費の通信運搬費120万円の減額補正につきましては、農地基本台帳整備のための農家台帳の配付と回収を農業組合長に依頼したことにより、郵送費を減額補正するものでございます。  以上、簡単でございますが、農業委員会所管の補正予算の説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ○委員長(音居友三)  説明は終わりました。  これより、本案について質疑を求めます。  質疑はありませんか。  清水委員。 ○委員(清水隆德)  1つ教えてほしいんやけど、青年就農給付金というのがあって、これが225万円減額されとって、これ県のほうも引かれてますけど、これ何人ぐらい対象者がありましたん。 ○委員長(音居友三)  横山次長。 ○経済環境部次長・農政課長(横山信人)  前倒しされたのは1人ございまして、それが150万の前倒しと。それから、新規就農者が半期から9月から対象となりますので、その方が1人です。 ○委員長(音居友三)  清水委員。 ○委員(清水隆德)  これ例えば、家族内で若い人がUターンなり、新たに就農されるという人がいるのか、それとも、全く別人で独立して、個人で就農したと、農業に従事したという人なんか、その辺どっちなんやろ。 ○委員長(音居友三)  横山次長。 ○経済環境部次長・農政課長(横山信人)  全く個人でございまして、1件はイチゴのハウスと、もう1件はメロンの施設栽培をされているということでございます。いずれも個人でございます。 ○委員長(音居友三)  松宮委員。 ○委員(松宮信幸)  33ページの県営のため池等の整備事業ということで上がっていますけれども、これ多和田地先のため池ということで、これ難色を示された理由としてはどういうことなんですか。 ○委員長(音居友三)  横山次長。 ○経済環境部次長・農政課長(横山信人)  測量まで昨年うちのほうが発注しまして、役員さんに終わってからあと今後の工事の架設、ルート選定とかいたしまして、そのときに主な理由は、オオムラサキの木があると。環境保護のほうから、これはちょっと残してほしいということで、地元役員さんが調整されまして、どうしても、今回の仮設的な工事ルートがちょっと無理だということで、そこでちょっと延びていまして廃工なったわけであります。 ○委員長(音居友三)  松宮委員。 ○委員(松宮信幸)  設計と測量等にもう費やして、これが地元の意によって、それを変更ができないということで取りやめと、難色を示されて、事業が推進しないということなんやけども、そこに至るまでの経費等はかなりかかっているというふうに思いますね。測量から、また設計からをされておりますから、県のため池でありますから、県のほうの補助等も踏まえてやっていくことやと思いますけれども、ここに掲げられた投資が全く無駄になってしまったということで理解していいんですか。 ○委員長(音居友三)  横山次長。 ○経済環境部次長・農政課長(横山信人)  まだ設計までは入っておりませんので、測量で終わっておりまして、次のステップへ行くまでに、今廃工になっております。地元のほうも、その漏水対策等で今後それに向けて、また再度協議させてくださいということでしたので、そういうところについては継続していきたいと思っております。 ○委員長(音居友三)  松宮委員。 ○委員(松宮信幸)  これ地元要望を踏まえての事業展開ではなかったわけですね。 ○委員長(音居友三)  横山次長。 ○経済環境部次長・農政課長(横山信人)  いや、これ地元要望を踏まえての事業展開でございます。 ○委員長(音居友三)  松宮委員。 ○委員(松宮信幸)  地元要望に伴い、このような事業を行うということで、測量まで行った経過がありますから、地元がしっかりと本当に要望するに当たっては、やはり理解をしていただく、していただいて要望しておられるんだというふうな認識のもとで事業展開されたんやというふうに思いますけれども、やはり、地元がしっかりしてもらわなあかんということで、また今後ともこの事業に関しましては、こういうことがあったということを認識していただいて、事業の展開が進まないんではないかなというふうに懸念されますので、地元にしっかりと伝えていただきたいと。  それと、4ページの農林水産業費の農村整備事業、これは長岡地先の県が難色を示したと、市が設計し、県とともに施工のやり方、あと設計をして、それを県が難色を示してこのような繰り越しになってしまったと。本当、部長を初め、課長、また職員が一生懸命取り組んでくれた成果を、このような形で県が簡単に設計の見直しをして、繰り越しまで追いやるような事業展開になってしまったと。職員には全くもって、一生懸命やってくれた経緯を踏まえたら、本当に県が難色何で示すんだというふうに思いますけれども、しっかりやっていただいておりますので、繰り越しは仕方がなしというふうに思います。しっかりと事業展開を図っていただきますようにお願いします。 ○委員長(音居友三)  北村委員。 ○委員(北村喜代隆)  33ページの中山間地域等直接支払交付金の件ですけども、先ほどの説明では1団体が取りやめになったと。取りやめの理由を知りたいんですが、もともと平成19年に農村まるごとが始まりました。そのときには、市内のおよそ90の農村集落のうち、39集落だけ対象ですよと。対象外になったところの説明で、中山間地域のこの直接支払制度を利用するほうが簡単だと、事務処理等が簡単なので、その農村まるごとから外すというような説明があったんです。ということは、随分、この中山間地域等直接支払交付金の事務作業とか、簡単なんだろうと、地域にとっては楽なんだろうというように思っているんですけども、何でこの1団体が取りやめになったのか、その理由を御存じなら教えてください。 ○委員長(音居友三)  横山次長。 ○経済環境部次長・農政課長(横山信人)  今後5年間協定を結ぶと、またしっかりと作業していかんならんということで、若干高齢化による取り組みを今回やめられるということでございます。 ○委員長(音居友三)  北村委員。 ○委員(北村喜代隆)  高齢化というのは、どこもそのようになっていくとは思うんですけども、せっかくこのよい制度があるというように思うので、それに関しては、こういうやめることのないような市の取り組みも必要だと思いますが、その辺はどのように集落の支援をしていただいたんでしょうか。 ○委員長(音居友三)  横山次長。 ○経済環境部次長・農政課長(横山信人)  まるごとにしても、中山間にしても、直接支払事業はこういうところが今後も出てくるということが懸念されますので、広域的な連携で支援をしていかなければならないというように考えております。 ○委員長(音居友三)  北村委員。 ○委員(北村喜代隆)  その広域連携の仕組みというのは、もうみんな知ってるんですか。これからの話ですか。 ○委員長(音居友三)  横山次長。 ○経済環境部次長・農政課長(横山信人)  広域連携は、これからの話でございます。 ○委員長(音居友三)  堀江委員。 ○委員(堀江一三)  確認なんですが、1団体がやめられた、いわゆる直接支払交付金ですが、過去2期は参加されておったんですか。 ○委員長(音居友三)  横山次長。 ○経済環境部次長・農政課長(横山信人)  過去は参加されておられました。 ○委員長(音居友三)  堀江委員。 ○委員(堀江一三)  そしたら、27年から第3期が始まったんですが、どの時点でおやめになったんですか。
    ○委員長(音居友三)  横山次長。 ○経済環境部次長・農政課長(横山信人)  26年度末までは継続されていました。 ○委員長(音居友三)  堀江委員。 ○委員(堀江一三)  これが正しいのか、悪いのかわかりませんけど、いわゆる26年度末で27年の第3期には参加しない。予算がこの3月になってやっと減額という部分ですよね。それはどうなんですかね。もう少し早くというふうにはいかなかったんですか。 ○委員長(音居友三)  横山次長。 ○経済環境部次長・農政課長(横山信人)  基本的には、その時期が昨年の秋ごろに県に対しても予算要望していくわけですけども、市のほうも予算化をします。その時点では、まだはっきりとこの返事がなかったわけでございます。 ○委員長(音居友三)  堀江委員。 ○委員(堀江一三)  このいわゆる中山間の集落協定は、例えば一旦協定を結んだら、いわゆるいろんな理由があって、田んぼが荒れたとか、管理ができてない、その分には3年なり4年なり5年なりさかのぼって、全額返さないかんという部分があるんですよね。今ほど高齢化と言われて、いわゆる協定に参加をしたけど、3年・4年後にそのような荒廃地が出てきたときには、さかのぼって返さないかんというペナルティーが大変重たいんですね。ですから、北村委員がおっしゃったみたいに、高齢化という中で、さあ協定は結んだけど、今後という、そんな事態になったときには、その協定を結んだ集落さんというのは大変な負担を強いられると思うんです。それもやっぱり十分に考慮していただきたいなと。お願いだけです。 ○委員長(音居友三)  ほかにありませんか。                (「質疑なし」) ○委員長(音居友三)  質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  次に、議案第16号 平成28年度米原市農業集落排水事業特別会計予算中、経済環境部の所管に属する事項を議題といたします。  提案者の説明を求めます。  奥村課長。 ○環境保全課長(奥村義治)  議案第16号 平成28年度米原市農業集落排水事業特別会計予算中、環境保全課が所管しますコンポスト事業につきまして御説明を申し上げます。  主要事業の説明書103ページをごらんください。予算額は4,600万円で、そのうち施設の業務管理に係る経費は2,937万7,000円で、主なものは施設の運転管理業務委託料や、修繕費などでございます。また、公債費は1,201万5,000円になります。また、堆肥の販売収入として、140万円を見込んでおります。コンポストセンターは、運営委員会からのあり方についての答申に基づき、施設を平成29年10月に終了することとし、平成28年3月末で家庭用生ごみの搬入を、そして、平成29年3月末で農業集落排水汚泥と牛ふんの搬入を順次終了することとして整備を進めています。平成28年度は、平成28年3月末で家庭用生ごみの搬入を終了することにより、管理委託料や消耗品などで357万6,000円の減額予算としております。  以上、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○委員長(音居友三)  説明は終わりました。  これより、本案について質疑を求めます。  質疑はありませんか。  鍔田委員。 ○委員(鍔田明)  これ今、概要を見てますと、平成29年の10月に廃止するわけですね。29年10月まで、来年の10月までは存続していくということですか。 ○委員長(音居友三)  奥村課長。 ○環境保全課長(奥村義治)  29年の10月まで存続をという形になります。 ○委員長(音居友三)  鍔田委員。 ○委員(鍔田明)  その後、廃止して、その後はどうなっていくんですか。どういう計画になっている。 ○委員長(音居友三)  奥村課長。 ○環境保全課長(奥村義治)  後利用につきましては、国庫補助金の返還という形の部分もございます。その要件という中で、地域の活性化につながる施設等への転用ということで、今検討を進めている段階でございます。まだいろいろな状況がございまして、検討している途中ということでございます。以上でございます。 ○委員長(音居友三)  鍔田委員。 ○委員(鍔田明)  国庫補助金がついてきた事業ということですけど、この国庫補助金と、それから今日までの維持管理の中で、一体ゆめ何とかというの、堆肥の売り上げみたいなものはほんのわずかでして、その赤字になった部分というのは、全体として国庫補助金を返さんならんという部分と、その毎年の維持管理費、運営費を合わすと、費用対効果で考えてみたときに、どれくらいの赤字になってきたんですか。今わからんかったら、難しいと思うので、今でなかってもよろしいけど。              (発言する者あり) ○環境保全課長補佐(瀧上正志)  毎年の堆肥の赤字は、湖北広域の負担金を差し引きて、約毎年1,200万ということです。起債、補助金等々については、あと現在で返さなきゃならないお金が起債が1点9億、補助金が1点8億と、そういう数字です。 ○委員(鍔田明)  もう1回言って。 ○環境保全課長補佐(瀧上正志)  起債1点9億、補助金が1点8億です。 ○委員(鍔田明)  3億ちょっと返さんならんということ。 ○委員長(音居友三)  奥村課長。 ○環境保全課長(奥村義治)  今、補助金の返還という部分での話がありましたけど、今回、補助金の返還につきましては、10年間を切りとして、もう補助金の返還はなしということで。 ○委員(鍔田明)  そうすると1.8億、2億ほど返さんならん。返済、赤字になってたということやね。その中で、例えば、農業排水の汚泥なんかを広域へ出さないかんやつをこっちへ持ってきてやってましたわな。そういうのを計算していくと、今の1.8億よりも、もう少し少なくなるという、そうかな。そういう考え方でええのかな。 ○委員長(音居友三)  奥村課長。 ○環境保全課長(奥村義治)  数値のことにつきましては、ちょっともう1回整理をさせてもらって報告させていただきます。済みません。              (発言する者あり) ○委員長(音居友三)  ほかにありませんか。                (「質疑なし」) ○委員長(音居友三)  質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  次に、議案第50号 平成27年度米原市一般会計補正予算(第9号)中、経済環境部の所管に属する事項を議題といたします。  説明をお願いします。  堤課長。 ○商工観光課長(堤基久男)  それでは、商工観光課所管の議案第50号 平成27年度米原市一般会計補正予算(第9号)について説明をさせていただきます。  今回の補正予算につきましては、平成28年度当初予算として計上しておりました自然観光促進事業経費335万4,000円のうち、普通旅費を除く323万7,000円を地方創生加速化交付金を活用するため、平成27年度米原市一般会計予算に組みかえを行うとともに、自然観光促進事業の加速化、及び観光振興事業の新たな取り組みを展開するため提案をするものでございます。  議案書の14ページ・15ページをお開きいただきたいと思います。そして、また本日配付をしております資料で、タイトルが地方創生加速化交付金対象事業という資料、このような資料でございますが、お配りしているものがあるかとは思います。これの5ページもちょっとお開きをいただきたいと思います。こちらの資料の5ページもお開きいただきたいと思います。  資料の事業概要中でございますが、その中に3番、ルート整備というものがございます。これにつきましては、ビワイチサイクリストを初めとする観光客への魅力あるコンテンツの提供に向けてということで、計画をしております。議案書のほうでは、先ほど言いました14ページ・15ページでは、7款商工費・1項商工費・3目観光費・11節事業費のうちの消耗品の2万5,000円。また、印刷製本費130万円、そして、12節の役務費の中の通信運搬費の4万円、広告料18万6,000円、手数料47万円。そして、14節使用料及び賃借料のうち、備品借上料5万6,000円。そして、次のページになりますが、19節の負担金補助及び交付金のうち、官民連携広域観光ルート登録負担金116万円が平成28年度当初予算として計上をしておりました。自然観光促進事業経費、そういう28年度に計上しておりました335万4,000円のうち、普通旅費を除く323万7,000円が今回補正ということで、27年度の補正と組みかえをさせていただいているところでございます。  次に、同じく資料のほうでは、同じ5ページになりますが、事業概要中の1番ということで、拠点整備というものがございます。その2つ目の丸がございますが、2つ目の丸のうち、近江長岡駅で実施するレンタサイクルの貸し出しや、物販、観光案内等の社会実験の結果を踏まえまして、駅構内に自然観光を支える拠点を整備する経費につきまして今回補正として上げさせていただいております。議案書のほうは15ページになりますが、11節の事業費のうち、光熱水費の5万円分、そして13節の委託料の近江長岡駅構内拠点整備事業委託料420万円、設計監理委託料120万円、そして14節の使用料及び賃借料の施設使用料10万円で新たに今回追加をし、計上しているところでございます。  次に同じく、資料の5ページの同じく事業概要の中の2番目になります。受入体制整備につきましては、ガイド研修やガイド養成のためのモニタリングツアーの開催など、モンベルグループと観光ボランティア協会とも連携した事業を実施することや、あとサイクリングでの市内来訪者に対するおもてなし向上を図るため、市内のモンベルフレンドショップを初めとするお店に自転車ラックを設置するもので、議案書の15ページのほうでは13節委託料のうち、自然観光ガイド育成業務委託料230万円、そして18節の備品購入費50万円を新たに追加し、計上しているところでございます。  議案書の16ページ・17ページを次にお開きいただきたいと思います。19節負担金補助及び交付金のうち、私鉄沿線魅力再発見・創出事業負担金38万円につきましては、資料のほうでは6ページのほうをちょっとお開きいただきたいと思います。近江鉄道沿線上の5市と5町と滋賀県が連携しまして、近江に根差して120年、近江鉄道沿線魅力再発見創出事業に取り組むこととしておりまして、地元食材を生かした企画電車の運行や、観光ガイドマップの作成、モニターツアーの広域的な実施に伴います負担金を計上しているところでございます。  以上、説明申し上げました事業費の財源につきましては、いずれも議案書の8ページ・9ページの歳入にあります13款国庫支出金・2項国庫補助金・1目総務費国庫補助金・1節総務費補助金である地方創生加速化交付金8,000万円のうち、1,196万7,000円を充当しているところでございます。  また議案書の2ページ・3ページをお開きいただきたいと思います。第2表繰越明許補正でございます。7款商工費・広域観光・魅力創造事業1,196万7,000円につきましては、年度内での事業の完了が見込めないため、次年度へ繰り越すものでございます。  以上、商工観光課所管に係ります補正予算の説明とさせていただきます。 ○委員長(音居友三)  横山次長。 ○経済環境部次長・農政課長(横山信人)  14・15ページをお開きください。6款農林水産業費・1項農業費・3目農業振興費・19節負担金補助及び交付金は、担い手確保・経営強化支援事業補助金で、これは意欲ある農業者の経営発展を促進する農業用機械施設の導入を支援する事業でございます。事業の2分の1、または融資額の低い額が助成金額となります。ことしの1月20日に国の補正予算が成立されたことを受けまして、2件の申請がございました。本事業を申請するものでございます。  次に歳入でございますけども、8・9ページをお開きください。14款県支出金・2項県補助金・4目農林水産業費県補助金で、2節農業振興費補助金の担い手確保・経営強化支援事業補助金は、今ほど説明しました経営強化支援事業で、県の補助金10分の10を受けるものでございます。なお、この事業は、国の予算内で配分基準ポイントの高い順に配当されます。3月8日に入りました速報では、国が申請案件の審査を行っているとこのことですが、配分基準ポイントのボーダーラインが10.5ポイントということですので、今回の2件の申請につきましては、そのボーダーラインに達していないため、大変厳しいものと今は思われます。  3ページをお開きください。繰越明許費補正でございまして、6款農林水産業費・1項農業費で、今説明しました担い手確保・経営強化支援事業は、年度内の完了が見込めないため、全額の369万4,000円を次年度へ繰り越すものでございます。  以上、農政課所管の説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ○委員長(音居友三)
     説明は終わりました。  これより本案について質疑を求めます。  質疑はありませんか。                (「質疑なし」) ○委員長(音居友三)  質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  次に、議案第51号 平成28年度米原市一般会計補正予算(第1号)中、経済環境部の所管に属する事項を議題といたします。  提案者の説明を求めます。  堤課長。 ○商工観光課長(堤基久男)  それでは、商工観光課所管の議案第51号 平成28年度米原市一般会計補正予算(第1号)について説明をさせていただきます。  議案書の11ページ・12ページをお開きいただきたいと思います。7款商工費・1項商工費・3目観光費・11節需用費132万5,000円の減額、12節役務費69万6,000円の減額、14節使用料及び賃借料5万6,000円の減額、19節負担金補助及び交付金116万円の減額につきましては、先の議案にて説明しましたとおり、自然観光促進事業の経費で、地方創生加速化交付金を活用するため、平成27年度補正予算に組みかえたことによるものでございます。  以上、商工観光課所管に係ります補正予算の説明とさせていただきます。よろしく御審議のほど、よろしくお願いします。 ○委員長(音居友三)  説明は終わりました。  これより本案について質疑を求めます。  質疑はありませんか。                (「質疑なし」) ○委員長(音居友三)  質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  以上で経済環境部の審査を。  清水委員。 ○委員(清水隆德)  一応終わったで、その他のことで、ちょっと1つだけ聞きたいことあるんやけど、あかんやろか。1つだけちょっと、その他の項で1つだけ聞きたいことある。 ○委員長(音居友三)  許可します。 ○委員(清水隆德)  鍔田議員にも関係あるんやけど、天の川のヤナのことですわ。ヤナに実は、許可がおりてあるのが、実は平成25年の9月1日付で嘉田知事から10年間35年の8月31日まで許可がおりてますわね。この免許証の中で、漁業権の及ぶ範囲として、ヤナから朝妻橋まで50メートルと、そのときは下流は朝妻橋までだったんよ。これがそのときはこうなったんよ、資料にはこうなったんよ。この25年の許可のときな、漁業権の。これが、平成27年の4月現在では、それが川尻までになったんよ。この辺の違いやな、どこでどうなったんや。それで、嘉田知事のときは、何か朝妻橋までで、今の三日月知事になってからこう変わったんか。そんな変わった理由は何やろな。 ○委員長(音居友三)  横山次長。 ○経済環境部次長・農政課長(横山信人)  漁業権の10年間は、今の朝妻橋からヤナの上流50メートルまでが漁業権の範囲です。今のいわゆる下流、川尻までというのは、ヤナを設置した以降は、川尻までも含むんです。ヤナを操業しはったら川尻がふえてくるんです。それ以外は漁業権というのは、朝妻橋からいわゆるヤナの上流50メートルまでが権利は漁業権で、ヤナを設置しました。そしたらもう1つ川尻までが入りますという規則になっているんです。              (発言する者あり) ○委員(清水隆德)  ちょっともう1つやけど、前はあそこで魚釣りができたと、朝妻橋から西のほうで。ところが、このごろ全然できひんと、何でやという疑問もあるしな。かなり魚釣りの好きな太公望の人らは怒ってはるわけや。その辺もまた漁業組合長、何とかしたってや。 ○委員(鍔田明)  漁業権という1つの権利の中で、漁業権に沿うものは、排他的な部分が物すごいある。なんで、その中で、わしらは構へんけど、多少ぐらい構へんけど、滋賀県が、県の水産課がずっと監視に回りよる。回りよった中で、漁業の営業を、漁業権を行使して、採捕しているときは、そういう魚を追うとか、魚釣りするとか、投網うつとか、それはやっぱり、制度の中できちんと決まったものやから。去年なんか、例えば、1日500円ぐらい出してもええで釣らしてと言う人もいたんや。それもわしらもええなと思っているんやけど、県のほうへ聞くと、そんなことはちょっとやめてくれと。 ○委員(清水隆德)  わかりました。 ○委員長(音居友三)  これをもって経済環境部の審査を終了いたします。  御苦労さまでした。退席していただいて結構です。  暫時休憩いたします。  再開は1時30分といたします。               午後0時26分 休憩               午後1時25分 再開 ○委員長(音居友三)  休憩前に引き続きまして会議を開きます。  次に、政策推進部の所管ということで付託を受けました、議案第1号 平成27年度米原市一般会計補正予算(第8号)中、政策推進部の所管に属する事項につきましてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。  西村課長。 ○みらい創生課長(西村善成)  それでは、議案第1号 平成27年度米原市一般会計補正予算(第8号)中、みらい創生課に係ります事項につきまして、御説明いたします。  歳出になります。36・37ページをごらんください。補正予算書の下のほうになりますけれども、8款土木費・4項都市計画費・4目土地区画整理費・12節役務費手数料は、米原駅東部都市区画整理事業区域内の市有地に係る販売媒介手数料及びあっせん手数料の不用額82万7,000円の減額です。  以上、まことに簡略でございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○委員長(音居友三)  説明は終わりました。  これより本案について質疑を求めます。  質疑はありませんか。                (「質疑なし」) ○委員長(音居友三)  質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  次に、議案第8号 平成27年度米原駅東部土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。  提出者の説明を求めます。  西村課長。 ○みらい創生課長(西村善成)  それでは、議案第8号 平成27年度米原駅東部土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)中、みらい創生課に係ります事項につきまして御説明いたします。  歳入の御説明をさせていただきます。補正予算書6ページ・7ページをお開きください。第1款財産収入・第1項財産収入・1目保留地処分費・1節保留地処分費494万7,000円の減額につきまして、本年度保留地処分の状況は、コンビニ事業者への事業用定期借地として貸し付けるため、一般会計から買い戻しをしました4区画2,255.33平方メートル、1億6,977万2,000円のほかに、個人売却としまして、本年度末の見込みを含めました2区画345.38平方メートル、金額2,528万1,000円の販売見込みでございます。当初予算では、保留地1番のほか、宅地の売却で2億円の保留地処分を見込んでおりましたが、現在の販売見込み額は1億9,505万3,000円であります。このことから、差額の494万7,000円を減額するものでございます。  続きまして、歳出の御説明をさせていただきます。めくっていただきまして、8・9ページをごらんいただきたいと思います。2款土地区画整理事業費・1項土地区画整理事業費・1目土地区画整理事業費・12節役務費手数料は、保留地媒介手数料とあっせん手数料の不用額690万円の減額です。また、13節委託料の施設維持管理業務委託料は、東口保留地の除草作業委託業務ですが、平成27年9月に滋賀県の総合防災訓練が米原駅東駅周辺で実施されたため、県において除草を行っていただきました。内容や除草回数を見直した結果、63万円を減額するものです。  以上、まことに簡略でございますが、みらい創生課に関する予算説明とさせていただきます。 ○委員長(音居友三)  説明は終わりました。  これより本案に対し質疑を求めます。  質疑はありませんか。              (「質疑なし」) ○委員長(音居友三)  質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  次に、議案第18号 平成28年度米原駅東部土地区画整理事業特別会計予算を議題といたします。  提出者の説明を求めます。  西村課長。 ○みらい創生課長(西村善成)  それでは、議案第18号 平成28年度米原駅東部土地区画整理事業特別会計予算中、みらい創生課が所管いたします保留地管理事業について御説明いたします。  主要事業説明書の107ページをごらんください。  ページ中ほどの主要事業の概要の保留地管理事業は滋賀県との協議や企業訪問等の旅費をはじめ、販売チラシの印刷、生活情報誌の掲載、保留地あっせん手数料などの保留地の販売に関する経費603万9,000円を計上しております。  また、保留地の販売につきましては、平成28年度におきましても引き続き創意工夫を重ねながら、保留地の早期売却に取り組み、地域開発事業債の償還を進めてまいります。  続きまして、歳入でございますけれども、ここは当初予算書にも掲載しておりますが、保留地処分費といたしまして1億5,000万を計上しております。本日資料を提出させていただいてます。こちらの資料でございます。A4の1枚ものでございます。28年度に保留地の販売を予定しておりますのは、地図の下にございます左側のちょうど跨線橋を渡った所の①っていうピンク色で塗っておるところ、ここの土地と、もう一つは住宅用地でちょうど地図上6っていう数字がございますけども、長谷川、長谷工の販売地に近いところの土地でございます。ここの金額を28年度売却予定といたしまして、歳入予算を計上させていただいております。  以上、まことに簡略でございますが、本課の所管分での御説明とさせていただきます。 ○委員長(音居友三)  説明は終わりました。  これより、本案について質疑を求めます。  質疑はありませんか。いないですか。                (「質疑なし」) ○委員長(音居友三)  質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。
     これをもって政策推進部の審議を終了いたします。  どうも御苦労さまでした。退席していただいて結構です。 ○委員長(音居友三)  これより順次討論、採決を行います。  議案第1号 平成27年度米原市一般会計補正予算(第8号)中、産業建設常任委員会の所管に属する事項について討論を行います。  討論はありませんか。                (「討論なし」) ○委員長(音居友三)  討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  議案第1号 平成27年度米原市一般会計補正予算の中で一般会計補正予算(第8号)産業建設常任委員会の所管に属する事項について採決いたします。  当委員会は、本案を原案のとおり可決すべきものと決したいと思いますが、これに賛成の委員は挙手願います。                 (賛成者挙手) ○委員長(音居友三)  はい。お直りください。  挙手全員です。  よって、議案第1号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第6号 平成27年度米原市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)について討論を行います。討論はありませんか。                (「討論なし」) ○委員長(音居友三)  討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  議案第6号 平成27年度米原市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)について採決いたします。  当委員会は、本案を原案のとおり可決すべきものと決したいと思いますが、これに賛成の委員は挙手願います。                 (賛成者挙手) ○委員長(音居友三)  挙手全員です。  よって、議案第6号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第7号 平成27年度米原市流域関連公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)について討論を行います。討論はありませんか。                (「討論なし」) ○委員長(音居友三)  討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  議案第7号 平成27年度米原市流域関連公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)について採決いたします。  当委員会は、本案を原案のとおり可決すべきものと決したいと思いますが、これに賛成の委員は挙手願います。                 (賛成者挙手) ○委員長(音居友三)  はい。お直りください。  挙手全員です。  よって、議案第7号につきましては原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第8号 平成27年度米原駅東部土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)について討論を行います。討論はありませんか。                (「討論なし」) ○委員長(音居友三)  討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  議案第8号 平成27年度米原駅東部土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)について採決いたします。  当委員会は、本案を原案のとおり可決すべきものと決したいと思いますが、これに賛成の委員は挙手願います。                 (賛成者挙手) ○委員長(音居友三)  はい。お直りください。  挙手全員です。  よって、議案第8号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第10号 平成27年度米原市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)の討論を行います。討論はありませんか。                (「討論なし」) ○委員長(音居友三)  討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  議案第10号 平成27年度米原市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)について採決いたします。  当委員会は、本案を原案のとおり可決すべきものと決したいと思いますが、これに賛成の委員は挙手願います。                 (賛成者挙手) ○委員長(音居友三)  お直りください。  挙手全員です。  よって、議案第10号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第11号 平成27年度米原市水道事業会計補正予算(第2号)について討論を行います。討論はありませんか。                (「討論なし」) ○委員長(音居友三)  討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  議案第11号 平成27年度米原市水道事業会計補正予算(第2号)について採決いたします。  当委員会は、本案を原案のとおり可決すべきものと決したいと思いますが、これに賛成の委員は挙手願います。                 (賛成者挙手) ○委員長(音居友三)  はい。お直りください。  挙手全員です。  よって、議案第11号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第16号 平成28年度米原市農業集落排水事業特別会計予算について討論を行います。討論はありませんか。                (「討論なし」) ○委員長(音居友三)  討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  議案第16号 平成28年度米原市農業集落排水事業特別会計予算について採決を行います。  当委員会は、本案を原案のとおり可決すべきものと決したいと思いますが、これに賛成の委員は挙手願います。                 (賛成者挙手) ○委員長(音居友三)  お直りください。  挙手全員です。  よって、議案第16号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第17号 平成28年度米原市流域関連公共下水道事業特別会計予算について討論を行います。討論はありませんか。                (「討論なし」) ○委員長(音居友三)  討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  議案第17号 平成28年度米原市流域関連公共下水道事業特別会計予算について採決いたします。  当委員会は、本案を原案のとおり可決すべきものと決したいと思いますが、これに賛成の委員は挙手願います。                 (賛成者挙手) ○委員長(音居友三)  はい。お直りください。  挙手全員です。  よって、議案第17号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
     次に、議案第20号 平成28年度米原市駐車場事業特別会計予算について討論を行います。  失礼しました。  次に、議案第18号 平成28年度米原駅東部土地区画整理事業特別会計予算について討論を行います。討論はありませんか。                (「討論なし」) ○委員長(音居友三)  討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  議案第18号 平成28年度米原駅東部土地区画整理事業特別会計予算について採決いたします。  当委員会は、本案を原案のとおり可決すべきものと決したいと思いますが、これに賛成の委員は挙手願います。                 (賛成者挙手) ○委員長(音居友三)  はい。お直りください。  挙手全員です。  よって、議案第18号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第20号 平成28年度米原市駐車場事業特別会計予算について討論を行います。討論はありませんか。                (「討論なし」) ○委員長(音居友三)  討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  議案第20号 平成28年度米原市駐車場事業特別会計予算について採決いたします。  当委員会は、本案を原案のとおり可決すべきものと決したいと思いますが、これに賛成の委員は挙手願います。                 (賛成者挙手) ○委員長(音居友三)  お直りください。  挙手全員です。  よって、議案第20号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第21号 平成28年度米原市水道事業会計予算について討論を行います。討論はありませんか。                (「討論なし」) ○委員長(音居友三)  討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  議案第21号 平成28年度米原市水道事業会計予算について採決いたします。  当委員会は、本案を原案のとおり可決すべきものと決したいと思いますが、これに賛成の委員は挙手願います。                 (賛成者挙手) ○委員長(音居友三)  はい。お直りください。  挙手全員です。  よって、議案第21号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第22号 米原市建設事業負担金徴収条例の廃止について討論を行います。討論はありませんか。                (「討論なし」) ○委員長(音居友三)  討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  議案第22号 米原市建設事業負担金徴収条例の廃止について採決いたします。  当委員会は、本案を原案のとおり可決すべきものと決したいと思いますが、これに賛成の委員は挙手願います。                 (賛成者挙手) ○委員長(音居友三)  お直りください。  挙手全員です。  よって、議案第22号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第34号 米原市下水道条例の一部を改正する条例について討論を行います。討論はありませんか。                (「討論なし」) ○委員長(音居友三)  討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  議案第34号 米原市下水道条例の一部を改正する条例について採決いたします。  当委員会は、本案を原案のとおり可決すべきものと決したいと思いますが、これに賛成の委員は挙手願います。                 (賛成者挙手) ○委員長(音居友三)  お直りください。  挙手全員です。  よって、議案第34号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第39号 権利の放棄について討論を行います。討論はありませんか。                (「討論なし」) ○委員長(音居友三)  討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  議案第39号 権利の放棄について採決いたします。  当委員会は、本案を原案のとおり可決すべきものと決したいと思いますが、これに賛成の委員は挙手願います。                 (賛成者挙手) ○委員長(音居友三)  お直りください。  挙手全員です。  よって、議案第39号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第50号 平成27年度米原市一般会計補正予算(第9号)中、産業建設常任委員会の所管に属する事項について討論を行います。討論はありませんか。                (「討論なし」) ○委員長(音居友三)  討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  議案第50号 平成27年度米原市一般会計補正予算(第9号)中、産業建設常任委員会の所管に属する事項について採決いたします。  当委員会は、本案を原案のとおり可決すべきものと決したいと思いますが、これに賛成の委員は挙手願います。                 (賛成者挙手) ○委員長(音居友三)  はい。お直りください。  挙手全員です。  よって、議案第50号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第51号 平成28年度米原市一般会計補正予算(第1号)中、産業建設常任委員会の所管に属する事項について討論を行います。討論はありませんか。                (「討論なし」) ○委員長(音居友三)  討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  議案第51号 平成28年度米原市一般会計補正予算(第1号)中、産業建設常任委員会の所管に属する事項について採決いたします。  当委員会は、本案を原案のとおり可決すべきものと決したいと思いますが、これに賛成の委員は挙手願います。                 (賛成者挙手) ○委員長(音居友三)  はい。お直りください。  挙手全員です。  よって、議案第51号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、工事請負契約の締結について長岡第1排水区雨水バイパス管整備工事について討論を行います。討論はありませんか。                (「討論なし」)
    ○委員長(音居友三)  討論なしと認めます。  討論を終結いたします。  議案第52号 工事請負契約の締結について、長岡第1排水区雨水バイパス管整備工事について採決いたします。  当委員会は、本案を原案のとおり可決すべきものと決したいと思いますが、これに賛成の委員は挙手願います。                 (賛成者挙手) ○委員長(音居友三)  お直りください。  挙手全員です。  よって、議案第52号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、請願第1号 TPP(環太平洋連携協定)交渉に関する意見書の提出を求めることについて議題といたします。本件につきましては、本会議で松宮議員より提案説明がありましたので、委員会での説明は省略いたしたいと思いますが、これに異議ありませんか。                (「異議なし」) ○委員長(音居友三)  異議なしということで説明は省略させていただきます。  請願第1号について意見などある方は発言を願います。  はい。清水委員。 ○委員(清水隆德)  あのこの請願読んでみると、いわゆるTPPで大筋合意に至ったわけやけども、大筋合意をこれ認めているということと、国会で批准がこれからされていくわけですけれども、批准ももう認めるという立場ですわね。その上で、何らかのその対策をとれということなんやけんど、でも元を正したら選挙の時に北海道や東北を中心にね、自民党の方々はTPP絶対反対と、そして自民党はぶれないと、そして断固反対とぶれないっちゅうことと、こういうことをポスターにまで書いて、でかでかとこう貼ったわけですわ。この辺にはほとんどなかったですけどね。  ところが、第2期安倍内閣になってから、アメリカへ訪米して、オバマさんと話をした途端に参加していくと、そこの話し合いの中で重要5品目の関税を例外的に認めるということがわかったから参加するんやという言い方をして、国会ででも農林水産部会、衆参両方の部会で、もしその例外が認められないということやったら、直ちに撤退することという決議までやっているわけですよね。この国会決議に反していることは明らかだと思いますし、直ちに、この関税が重要5品目のうち30%が削減されるわけですね。これが7年たつとまた見直しをすると、7年と言わずに、それ以前にも見直しをされる可能性は十分にあると。でそれと同時に、もし仮に日本が頑張って、関税を撤廃してくれるなという形で仮に頑張れたとしても、アメリカと日本との間で自動車、トラックですね。トラックの関税がアメリカへ輸出した場合にアメリカは関税をかけるわけですわ。それを最高24年間、関税を維持するっちゅうわけですね。そのアメリカが自動車の輸入をする場合に関税をかけて輸入するっちゅうことやから、この24年間は維持するっちゅうことを言うとって、もし仮に日本が頑張って、この30%を削減された後ででも多少の関税をかけるということで頑張ったとしても、そのアメリカが24年たったら自動車、トラックの関税が撤廃されたということになれば、日本もそのまま撤廃という形になると思うんです。  これは、最長の場合であって、それまでにとにかくこのTPPの交渉の中で、関税を例外的に認めるという項目は一つもないんやわ。要するに維持するか撤廃、もうこれしかないんです。維持っちゅうのは、これもう交渉の中でどんどん削られていくということでありますので、そういう形でいったら、これはもうなし崩し的に関税が撤廃されてしまって、日本の農産物はもう太刀打ちできなくなると。輸出産業としてこれからどんどん海外へ日本の農産物を優秀だから輸出していくんだというんですけれども、その輸出にはその日本でも一つや二つぐらいのその農業を中心とする企業が、直接交渉、貿易なんかやっている人もありまして、そういう人らは一部では大もうけするかもしれないけれども、ほとんどは商社を通じてとか、今農協が大分折れてきてますので、農協あたりがその貿易の収穫を担うようになってくると、そうなってくるとそういうところに利益が全部取られてしまって、ほとんど農家には回ってこないという形になると思うんです。しかも、日本の優秀な農産物というのは海外で売れるのはどういうところかといえば富裕層しか売れません。富裕層に買ってもらう言うたって今、日本でもそうですけども、どこの国行っても今、格差がどんどん広がっています。そういうもとででは、もう輸出する数というのは限られてくると思うんですね。結局は、全部農家に負担になってくるということ。  それと、今アメリカの大統領の予備選挙が行われていますけれども、共和党のトランプさんなんかは、もうTPP断固反対いうとるんですね。この人の反対っちゅうのは、もっと日本に負担をかけろと、何年も関税を認めるっちゅうようなことせんと、もう即関税撤廃さしてしまえというような強行派なんですわね。片や民主党の方は、クリントンとサンダースが今争っていますけれども、クリントンもサンダースが物すごい後半人気が出てきたのはなんやと言ったら、労働者を中心にしてTPPに参加したら、アメリカの労働者の賃金が下がるということと、雇用が守られない、いわゆる労働の自由化ということで海外から安い労働者をどんどんと取り入れることができるわけですね。そうなってくると、アメリカの平均賃金がどんどん下がってしまうのと、失業すると。そういう危険性があるということでサンダースはTPP猛反対しているんです。そのサンダースの人気がどんどん上がってくるので、クリントン自身もTPPに反対せざるを得ないというような環境が生まれています。恐らくアメリカは批准するとなったら今年はできないと、来年以降しかできないということになってますんでね。そういうこともありますし、農産物だけではなくて、医療関係やったら自由診療が多くなって、結局保険に入っとってもいい医療が受けられないと、保険では。そういうような形になってくるということで。  それから安心・安全の面でいったら、農産物の農薬なんかを使とる会社があるんですけど、そこの従業員には、自分とこの会社で開発した遺伝子組み換え食品を、会社の昼食には絶対使いよらんと。だから自分が介した薬でありながら、それを使った農産物を食べたら害になるということを、自分らは知っとるもんやさかいに、自分のほうの会社の従業員にはそれを食べさせとらんというような、おもしろい話もあるわけです。そういうこともありまして、とにかく今でしたら遺伝子組み換え食品とか、それから日本では絶対使ってはならないというような農薬でも、海外ではそれが認められとるわけです。そういう場合、海外から輸入した品物にはどんな農薬が使われとるかということを、今は表示する義務があるんですけど、TPPが批准されますと、そういう義務が全くなくなるわけです。何食わされるかわからん、そういう危険性も出るんでね、このTPPというのは非常に怖いと。  それとISD条項を使って、企業が国を訴えるということができるわけです。こういうことになりますと、例えばこういう場合があるわけです。金融関係で、今、日本は利息制限法というのがありますよね、これ以上もう利息かけたらあかんと。ところが、アメリカとかそういうところの金融機関は、利息制限法というようなものをやられたんなら、うちのもうけにならんということで、そういうなんを国家賠償法の関係で提訴してきよる場合がある、ISDに訴える場合が。こうなってくると、それがもし利息制限法が撤廃されたら、金を貸す人の思いどおりの利息ができるようになってしまうというような危険性も出てくるわけですわ。そういう場合、提訴されても日本の裁判やったら、最高裁まで1審・2審・3審とありますわね。ところが、ISD条項で訴えられた場合には、裁判は1回しかない。そこで決まったらそんで終わりと。どこへも上告する場所がないんですね。そういうようなこともあって、日本の経済そのものが、アメリカ型の経済に組み込まれてしまって、丸山弁護士が憲法調査会の席上で「日本は51番目の州」なんてことを言いましたけども、まさにそのTPPは、そういう中へ組み込まれる危険性があるということを指摘しておきたいと思います。 ○委員長(音居友三)  松宮委員。 ○委員(松宮信幸)  大変申しわけないんですけど、今討論やと思いますけれども、この請願につきましてはですね。 ○委員長(音居友三)  今、清水議員のは意見ということで。 ○委員(松宮信幸)  意見だけですか。  意見の内容が全くもって違いますので、この請願につきましては、全国農協連が全国の議会にお願いをしておるわけでありまして、農業の生産物等の本当にこの交渉に関する説明、またこういうものをしっかりとしてくれと、いうことで提出をされておるものでございますので、全くいろんな分野に波及しておりますけれども、全国農協連といたしましては、農業の生産物において、しっかりと農家のためになるように、そして説明責任を果たしながら、交渉に関する意見書を提出しているわけでありますので、その点を一定の御理解をいただきたいと思いますのでよろしくお願いします。 ○委員長(音居友三)  他に意見はありませんか。 ○委員(清水隆德)  言葉を返すようですけども、要するに前の萬歳会長が失脚しました。新しい会長になったんやけど、結局ここで妥協してもうとんねやわ。とにかくもうTPPは反対してもあかへんと。通ってまうんやったらもういわゆる条件闘争というか、要するにばらまきをしてくれと。補助金つけてくれと。もうそういうような、これだけのことですわ。でもそれで恐らく対応できんようになってまうと思いますよ。 ○委員長(音居友三)  それでは、これより討論を行います。討論はありませんか。  反対討論から入ります。 ○委員(清水隆德)  とにかく、このTPPちゅうのは、日本にとってはほんまに屈辱をなめるだけのものです。こんなもんに参加していったら、日本の農業もだめになるし、農業だけでのうて、金融から経済から医療からみんな取り崩されてしまう。土木関係もそうですし、労働者の雇用条件も物すごく変わってきます。賃金の安い外国の労働者が日本にどんどん入ってくると思います。今以上に格差が広がってしまうし、そういうことを考えたらTPPなんてものには絶対に参加すべきでないというのが、私の考えです。だから、このTPPの請願には中身は全くないと、認めてるわけですからね。認めるような請願には賛成できないということを申し上げまして、反対討論といたします。 ○委員長(音居友三)  北村委員。 ○委員(北村喜代隆)  TPP、このグローバルに展開している日本経済は、世界でリーダーシップを取っていくというためにもTPPは必要だというふうに考えます。清水議員の話にもありましたけれども、農業者だけではなく、各方面に不安の声が広がっているということは否めないところであります。ところがこの請願では、この不安の声に対して、十分にこたえていくというようなことが必要であるとか、あるいはTPP交渉の合意内容に対する情報公開を望むとかということですから、必要なことだというように思います。よって、この請願について賛成の討論とします。 ○委員長(音居友三)  他に討論ありませんか。                (「討論なし」) ○委員長(音居友三)  それでは、これより請願第1号 TPP(環太平洋連携協定)交渉に関する意見書の提出を求めることについてを採決いたします。  本請願を原案のとおり採択することに賛成の委員は挙手願います。                 (賛成者挙手) ○委員長(音居友三)  挙手多数です。  よって、本請願は採択と決定いたしました。  暫時休憩いたします。               午後2時10分 休憩               午後2時15分 再開 ○委員長(音居友三)  それでは、休憩前に引き続きまして会議を開きます。  ただいま、松宮委員から意見書案が提出されました。お諮りいたします。この意見書については地方自治法第109条第6項に基づき、委員会の提案によることといたしたいと存じますが、これに異議はありませんか。                (「異議あり」) ○委員長(音居友三)  異議ありということが出ていますので、採決いたします。  異議なしということで賛成の方は、挙手願います。                 (賛成者挙手) ○委員長(音居友三)  異議なしと認めます。  よって委員会発議によることと決定いたしました。意見書案について意見などある委員は発言を願います。 ○議長(北村喜代信)  ちょっとよろしいか。今委員会発議でね、意見書出て、これは本来これでいいんですけど、どっかの委員会でね、共産党が出さはった所得税法の関係かな、あれで委員会発議にならなんだですわ。というのは、全員賛成じゃないからちゅうなことで、過半数が賛成しはったと思うんやけど、これは委員会発議は要するに委員会で議決して採決して過半数とったら、これでええんですけど。整合性とっとかんと。 ○委員長(音居友三)  暫時休憩します。               午後2時18分 休憩               午後2時32分 再開 ○委員長(音居友三)  それでは、休憩前に引き続きまして会議を開きます。  それでは、意見書案について意見などある委員は発言を願います。清水委員。 ○委員(清水隆德)  意見書の内容について、国会決議の内容等生産現場には不安の声が広がってると。不安の声が広がってるようなものを、国会決議が遵守できているとかやね、厳格に精査してTPPの影響に関する農業者の不安は払拭され、万全な国内対策を講じるというのはこのTPPが国内でも批准されるということを前提に、その批准されたらかなり影響が出るからそれに対する対策をとれよというような内容になっているんでね。これは先ほどの請願にも反対しましたように、この意見書ちゅうのは整合性がとれんと思うんで反対します。 ○委員長(音居友三)  他にありませんか。                (「討論なし」) ○委員長(音居友三)  討論なしと認めます。  これより、TPP(環太平洋連携協定)交渉に関する意見書案を採決します。TPP交渉に関する意見書案を原案のとおり決定することに賛成の委員は挙手願います。                 (賛成者挙手) ○委員長(音居友三)  挙手多数です。  よって、TPP交渉に関する意見書案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  これで当委員会が付託を受けました議案の審査は全て終了いたしました。  当委員会における審査結果については、会議規則第39条第1項の規定に基づき、委員長において本会議で報告いたします。  当委員会の所管事項の調査に関し、閉会中に調査のために、委員派遣を行う必要が生じた場合、議長に対し委員派遣承認要求を行うこととし、派遣委員、日時、場所、目的及び経費などの手続につきましては、委員長に一任願いたいと思いますが、これに異議ありませんか。                (「異議なし」) ○委員長(音居友三)  異議なしと認めます。  閉会中に所管事項の調査に関し、委員派遣の必要が生じた場合、委員会条例第36条の規定により、議長に委員派遣承認要求書を提出いたします。  これをもって、産業建設常任委員会を閉会いたします。御苦労さまでした。
                 閉会 午後2時36分  本委員会記録は、真正であることを認め、米原市議会委員会条例第74条第1項の規定により、ここに署名する。    平成28年3月14日           米原市議会産業建設常任委員長  音 居 友 三...