東近江市議会 > 2021-05-31 >
令和 3年 6月定例会(第 1号 5月31日)

ツイート シェア
  1. 東近江市議会 2021-05-31
    令和 3年 6月定例会(第 1号 5月31日)


    取得元: 東近江市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-01
    令和 3年 6月定例会(第 1号 5月31日)             令和3年6月東近江市議会定例会会議録           令和3年5月31日(月曜日)午前9時30分開会 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 議事日程  第1  諸般の報告  第2  会議録署名議員の指名  第3  会期の決定  第4  議案第27号から議案第40号まで 提案説明 (市長提出)  第5  議案第37号 質疑 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 本日の会議に付した事件  1   諸般の報告  1   会議録署名議員の指名  1   会期の決定  1   議案第27号から議案第40号まで 提案説明 (市長提出)       議案第27号 専決処分事項の承認を求めることについて(令和2年度東近江              市一般会計補正予算(第13号))       議案第28号 専決処分事項の承認を求めることについて(令和2年度東近江
                 市介護保険特別会計補正予算(第3号))       議案第29号 専決処分事項の承認を求めることについて(東近江税条例等              の一部を改正する条例の制定について)       議案第30号 令和3年度東近江市一般会計補正予算(第1号)       議案第31号 東近江市特別職の職員の給与に関する条例及び東近江教育長              の給与及び旅費等に関する条例の一部を改正する条例の制定に              ついて       議案第32号 東近江税条例の一部を改正する条例の制定について       議案第33号 東近江国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定につい              て       議案第34号 東近江指定居宅介護支援等の指定並びに指定居宅介護支援等              の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例等の一部を改              正する条例の制定について       議案第35号 東近江地域鉄道再生基金条例の制定について       議案第36号 辺地に係る公共的施設総合整備計画を変更することにつき議              決を求めることについて       議案第37号 東近江固定資産評価員の選任につき同意を求めることについ              て       議案第38号 東近江蒲生医療センターがん診療棟増築工事の施工に伴う変              更協定の締結につき議決を求めることについて       議案第39号 損害賠償の額を定めるにつき議決を求めることについて       議案第40号 東近江手数料条例の一部を改正する条例の制定について  1   議案第37号 質疑 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 出席議員   1番  浅居 笑議員    2番  山本直彦議員   3番  青山孝司議員    4番  櫻 直美議員   5番  鈴木則彦議員    6番  辻 英幸議員   7番  西村和恭議員    8番  田井中丈三議員   9番  井上 均議員   10番  吉坂 豊議員  11番  森田コ治議員   12番  廣田耕康議員  13番  戸嶋幸司議員   14番  西ア 彰議員  15番  安田高玄議員   16番  西澤由男議員  17番  西村純次議員   18番  和田喜藏議員  19番  市木 徹議員   20番  山中一志議員  21番  竹内典子議員   22番  大橋保治議員  23番  田郷 正議員   24番  大洞共一議員  25番  西澤善三議員 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 欠席議員  な  し −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 議場に出席した事務局職員                        事務局長  川 島 源 朗                        事務局次長 森 上 俊 文 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 会議に出席した説明員        市長                 小 椋 正 清        副市長                南 川 喜代和        教育長                藤 田 善 久        政策監                久 田 哲 哉        危機管理監              西 村 要一郎        総務部長               久 保 孝 司        企画部長               田 口 仁 紀        税務部長               木 瀬 重 広        市民環境部長             横 川 雅 生        健康福祉部長             中 西 眞 弓        こども未来部長            小 梶 理栄子        農林水産部長             西 澤 静 朗        商工観光部長             瀧 澤 和 久        文化スポーツ部長           瀬 戸 睦 仁        都市整備部長             下 川 雅 弘        都市整備部広域事業公共交通担当部長 田井中 外 和        水道部長               栗 田 尚 樹        教育部長               大 辻 利 幸 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−                 午前9時30分 開会 ○議長(市木 徹) おはようございます。  ただいまから、令和3年6月東近江市議会定例会を開会いたします。  ただいまの出席議員数は25名であり、定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。  初めに、東近江市民憲章の朗唱を行います。皆さん、御起立ください。  (市民憲章朗唱) ○議長(市木 徹) 御着席ください。   △日程第1 諸般の報告 ○議長(市木 徹) 日程第1 「諸般の報告」であります。  まず、市長から地方自治法等の規定により、令和2年度東近江繰越明許費繰越計算書及び令和2年度東近江市事故繰越し繰越計算書並びに東近江土地開発公社公益財団法人東近江地域振興事業団一般財団法人愛田園振興公社東近江ケーブルネットワーク株式会社及び株式会社東近江あぐりステーションの令和2年度決算報告書、令和3年度事業計画書及び予算書等が議会に提出されました。  これらは、先に配付しておきましたので、御了承願います。  次に、監査委員から地方自治法の規定により、令和3年2月分から4月分までの現金出納検査結果が議会に提出されておりますから、御了承願います。  また、本日の説明員としてお手元に配付の一覧表のとおり、あらかじめ出席を求めておきましたので、御了承願います。  報告は、以上のとおりです。  ここで、市長から発言を求められておりますので、これを許可します。  市長。 ○市長(小椋正清) 皆さん、おはようございます。  令和3年6月市議会定例会開会に当たりまして、御挨拶を申し上げます。  本日、令和3年6月東近江市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様には御多用の中、御出席を賜り、誠にありがとうございます。  議員の皆様には、東近江市の発展と市民の福祉増進のため、日々御活躍をいただいておりますことに厚くお礼を申し上げます。  さて、新型コロナウイルス感染症の状況でございますが、変異株の流行により全国で急激に感染が拡大し、重症化の事例が増える中、政府は、去る4月25日から3回目となる緊急事態宣言を発出し、さらに6月20日までの延長を発表したところであります。  滋賀県は、緊急事態措置や、まん延防止等重点措置を実施する区域には含まれておりませんが、5月30日時点の県内の感染者数は5,076人であり、本市におきましても感染者数が328人となっており、措置を実施する区域と同様に、決して楽観視できない状況にあると考えております。  このような中、本市では、65歳以上の高齢者を対象として、5月10日に市内4会場でワクチン集団接種を開始し、本日からは2回目の接種も始まったところでございます。  5月30日時点のワクチン接種予約状況につきましては、65歳以上のワクチン接種の対象である3万1,615人のうち2万6,715人が予約をされており、予約率は約87%となっております。  一方、接種状況につきましては、5月30日時点で6,773人の方が1回目の接種を済まされており、接種率は約21%となっております。  高齢者皆さんへの接種は、7月末に完了すべく、医師会をはじめ医療従事者皆さんの御協力をいただきながら、市職員も総動員で接種がスムーズに実施できるよう万全の態勢で取り組んでおりますので、可能な限りより多くの方がワクチン接種を受けていただきますことをお願いするものであります。  このワクチン接種が進むことにより、感染症が収束に向かうことを期待するものでありますが、まだまだ厳しい状況にありますので、引き続きマスクの着用、3密の回避、手洗い励行の基本的な感染予防を徹底し、この異常な時期を皆で協力して乗り切っていきたいと考えているところでございます。  さて、5月16日には、気象庁が近畿地方梅雨入りを発表しました。これは平年より21日、昨年より25日も早く、統計開始の昭和26年以降、最も早い梅雨入りとなりました。  5月21日未明には、梅雨前線による大雨により大雨警報が発令され、本市においても警戒態勢を配備したところであります。  これからの時期は、ゲリラ豪雨梅雨前線に伴う豪雨、また長雨、台風による土砂災害や水害の危険性が高まってくる季節でもありますことから、気象情報を注視するとともに、避難所等におけるコロナ対策にも配慮しつつ、防災対策に万全を期してまいりたいと考えております。  それでは、ここで、3月定例会以降の主な事業について、簡単に振り返ってみたいと思います。
     3月29日には、空家対策に関する連携協定調印式を行いました。  これは、市と県宅地建物取引業協会をはじめ空家対策に関連する7つの団体により協定を締結したものであります。  現在、本市では、第2次空家対策計画に基づき、空家の利活用の促進や空家とならないための予防対策などに取り組んでいるところであり、関係団体とより一層連携を強化し、効果的な空家対策を進めてまいりたいと考えております。  4月3日には、東近江総合運動公園布引グリーンスタジアム大型フルカラーLED電光掲示板の整備が完了し、除幕式を行い、オープニングセレモニーとして、ジャパンラグビートップチャレンジリーグの公式戦が開催されました。  グリーンスタジアムは、これまでから陸上競技、サッカー、ラグビーなどの公式戦に利用され、好評を得ておる施設でありまして、今回の機能強化により、本市スポーツ振興の拠点として広くPRを行い、さらなる活用を図ってまいりたいと考えております。  4月23日には、道の駅「奥永源寺渓流の里」を起点とした自動運転サービスの出発式が行われました。  令和元年に長期の実証実験が行われておりますが、今回、全国で2番目となる社会実装として自動運転サービスが提供されることとなったもので、高齢化が進む中山間地域の大切な交通手段として活用されることを期待するとともに、鈴鹿10座を訪れる登山者利便性向上にもつながるものと考えております。  5月10日には、八日市駅前市有地活用事業に係る事業協定調印式を行いました。これは、近江鉄道八日市駅に隣接する市有地を、本市が整備を行う駅前広場整備事業官民連携で実施する拠点施設整備事業の枠組みを定める協定として、市、八日市商工会議所及び東レ建設株式会社の3者により行ったものでございます。  この事業は、本市の最重要施策であります中心市街地活性化に大きく寄与する事業の一つとして認識をいたしておりまして、大いに期待をしているところでございます。  5月27日には、歴史的資源を活用した地域活性化に関する連携協定の調印式を行いました。先人から受け継いだ歴史的資源である五個荘近江商人屋敷奥永源寺の古民家等地域資源宿泊施設などに再生し、これらを活用した観光施策を強力に推進することにより、本市の産業・経済の活性化及び地域活力の創出を図ろうとするもので、全国で古民家再生等によるまちづくり事業を手がける株式会社NOTE連携協定を締結したものでございます。  今後、歴史的資源のさらなる利活用を図るとともに、本市の魅力発信知名度向上につなげてまいりたいと考えており、今回の協定締結は、市内に数多く存在する全国に誇るべき歴史・文化・伝統に磨きをかける大きな一歩になるものと期待しているところでございます。  5月27日、28日には、滋賀県を会場に「東京2020オリンピック聖火リレー」が行われました。  本市では、5月28日に感染症対策を万全に行った中で、市役所から八日市駅までの1.3キロメートルを7人のランナーにより聖火が引き継がれました。  コロナ禍のため制限などがございましたが、東京2020オリンピックの開催に向け、大いに盛り上げていただいたところでございます。  さて、本定例会におきましては、18億9,000万円の補正予算を提案させていただきます。  令和3年度一般会計当初予算は、2月に市長選挙を控えておりましたため、経常経費継続事業を中心とした骨格予算としておりましたので、今回、政策的経費等を盛り込んだ補正予算を編成いたしました。  コロナ禍であっても、市政が停滞することなく重要施策を推し進めることができるよう、限られた財源を効果的かつ重点的に配分し、補正後の予算総額は493億9,000万円で、前年度と同規模の予算といたしました。  補正予算の編成に当たっては、市民の生活を守ることを最優先に考え、喫緊の課題でありますワクチン接種をはじめとする新型コロナウイルス感染症対策に万全を期すとともに、市民生活地域経済に与える影響を最小限に抑制し、この国難とも言える危機の克服を目指します。  加えて、これまで着実に進めてまいりました地方創生の歩みをさらに進めるため、鈴鹿の山々から琵琶湖までの広大な市域のスケールメリットを最大限に生かし、市民が誇りを持ち、安全で質の高い暮らしを享受できるよう、10年先、20年先を見据え、強く豊かな東近江市の創生に向けた未来志向の予算といたしました。  政策的経費を盛り込んだ補正予算として重点的に取り組む施策について、第2期東近江市まち・ひと・しごと創生総合戦略の4つの柱に沿って基本的な考えを申し述べたいと思います。  1つ目の柱であります「働き住み続けたい活力ある東近江市の創生」につきましては、まちの中核となる中心市街地活性化では、近江鉄道八日市駅周辺のさらなる活力とにぎわいの創出に向け、八日市駅前広場の整備を進めるとともに、延命新地修景整備空き店舗を再生し新たに起業する事業者に対し、引き続き支援を行うことといたします。  農業分野では、魅力ある「儲かる農業」の実現に向け、米中心の生産から収益性の高い野菜生産への転換・拡大を図ることへの支援を行うとともに、関係機関と連携して、新規就農者への総合的なサポート体制の構築を図ります。  また、ため池の防災・減災調査農業水利施設更新整備に係る計画策定も行います。  2つ目の柱であります「行きたい住みたい魅力ある東近江市の創生」につきましては、昨今、アウトドア活動が注目される中、本市の豊かな自然を求めて、奥永源寺地域を中心とした広い地域を訪れる観光客やキャンプ場利用者登山者などの快適性を確保するため、観光トイレの整備を進めるとともに、琵琶湖に隣接する「能登川水車カヌーランド」の有効活用に向けた調査検討を進めます。  また、森里川湖により育まれた本市の奥深い歴史・文化を市内外に広く伝えるため、博物館の在り方の検討を行うとともに、名神高速道路(仮称)黒丸スマートインターチェンジの開設を見据え、周辺地域の施設や土地の有効活用を図るための検討を行います。  さらに、文化振興施設、図書館、スポーツ施設の整備も進めてまいります。  次に、3つ目の柱であります「若い世代が希望をかなえる夢のある東近江市の創生」につきましては、安心して子育てできる環境を整えるため、認定こども園の整備を行うとともに、民間保育所等の安定的な運営を促進するため、保育人材の確保に向けた新たな支援を行います。  また、子どもたちが身近な自然に親しみ、地域への郷土愛を育むことを目指して、本市の多様性のある豊かな自然を活用した里山保育を実施いたします。  教育分野では、安心して楽しく学べる学校環境を整えるため、小・中学校の体育館等の整備を進めるとともに、遠距離通学をする児童・生徒の通学用バスの更新を行います。  また、今後の本市の教育の方向性を示す教育振興基本計画の見直しにも取り組みます。  最後に、4つ目の柱であります「誰もが安心して暮らせる豊かな東近江市の創生」につきましては、公共交通の分野では、将来にわたり公共交通機関維持発展を図るため、近江鉄道運賃割引特別乗車券の発行や地域鉄道再生のための寄附制度を新たに創設し、乗客増や支援の輪を広げてまいりたいと考えております。  また、蒲生医療センター機能向上に伴い、利用者利便性向上を図るため、新駅設置の検討を始めます。  さらに、コミュニティバス再編計画の策定や路線バス運行支援など公共交通を確保する取組を強化してまいります。  都市基盤の整備としては、市道等の整備や長寿命化、通学路の安全対策を着実に進め、安心して暮らせる道路環境を整えるとともに、本市への人の流れを創出するため、JR能登川駅周辺の土地活用に関する検討や空家等の総合的な相談体制を構築してまいります。  健康福祉分野では、障害者の暮らしをサポートするため、住宅改造助成障害者施設の整備を支援いたします。  また、新たにがん患者へのウィッグや補整下着購入助成骨髄等移植ドナー登録者への助成を実施いたします。  新型コロナウイルス感染症対策につきましては、第八弾として、新型コロナウイルス感染症の拡大を防止し、ワクチン接種体制を強化するための追加費用を計上するほか、コロナ禍で影響を受けている中小企業小規模事業者等に対するきめ細やかな支援を商工団体を通じて実施いたします。  また、学童保育所病児保育室子育て支援センターにおける感染症対策の強化を行うとともに、緊急的な対応に備えて、予備費を増額いたします。  以上、政策的経費を盛り込んだ補正予算の概要について述べてまいりましたが、各施策の推進に当たりましては、これまで以上に関係部局が十分に連携し、より効果が発揮できるよう全力で取り組んでまいりたいと考えております。  本日御提案させていただきます議案は、専決案件3件、予算案件1件、条例案件6件、その他案件3件、人事案件1件の合計14議案でございます。どうか慎重に御審議をいただきまして、適切な御決定を賜りますようお願い申し上げまして、開会に当たっての挨拶とさせていただきます。  どうぞよろしくお願い申し上げます。   △日程第2 会議録署名議員の指名 ○議長(市木 徹) 日程第2 「会議録署名議員の指名」を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、16番西澤由男議員、17番西村純次議員を指名します。   △日程第3 会期の決定 ○議長(市木 徹) 日程第3 「会期の決定」についてを議題とします。  お諮りします。  今回の定例会の会期は、本日から6月30日までの31日間とすることに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市木 徹) 御異議なしと認めます。  よって、会期は、31日間と決定しました。   △日程第4 議案第27号から議案第40号まで提案説明 ○議長(市木 徹) 日程第4 議案第27号から議案第40号までを一括議題とします。  提出者提案理由の説明を求めます。  市長。 ○市長(小椋正清) 本日、提案いたします議案第27号から議案第40号までの14議案につきまして、順次、御説明を申し上げます。  議案第27号から議案第29号までの3議案につきましては、令和2年度東近江市一般会計補正予算、令和2年度東近江市介護保険特別会計補正予算及び東近江税条例等の一部を改正する条例の制定について、専決処分事項の承認を求めるものでございます。  令和2年度東近江市各会計補正予算書及び補正予算に関する説明書の1ページをお開きください。  議案第27号でございます。令和2年度東近江市一般会計補正予算(第13号)につきましては、歳入において、市民税の増収や地方特例交付金等各種交付金特別交付税等の確定による増収が見込めましたことから、財政調整基金及び減債基金からの繰入金を減額したものでございます。  歳出では、新型コロナウイルス感染症対策事業の完了等による金額の調整や公債費に係る利子償還金の精査、退職手当基金への水道事業及び下水道事業負担金分の積み立てなどにより、1億9,618万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を665億9,188万2,000円と定め、令和3年3月31日に専決処分をしたものでございます。  次に、31ページをお開きください。  議案第28号、令和2年度東近江市介護保険特別会計補正予算(第3号)につきましては、令和2年度給付費実績に伴う社会保険支払基金交付金が翌年度交付となりましたことから、介護保険財政調整基金の積立金を5,996万9,000円減額し、令和3年3月31日に専決処分したものでございます。  続きまして、令和3年6月東近江市議会定例会議案書の5ページをお開きください。  議案第29号、東近江税条例等の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、地方税法等の一部改正に伴い、本市条例の一部を改正する必要が生じましたことから、令和3年3月31日に専決処分したものでございます。  続きまして、令和3年度東近江一般会計補正予算書及び補正予算に関する説明書の1ページをお開きください。  議案第30号、令和3年度東近江市一般会計補正予算(第1号)は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ18億9,000万円を追加し、歳入歳出予算の総額を493億9,000万円と定めるものでございます。  主な歳出の内容につきましては、総務費では、バス・鉄道活性化事業として生活交通路線維持費補助金地域鉄道再生基金の創設に係る費用、中心市街地にぎわい創出事業として、八日市駅前広場整備工事コミュニティセンター整備事業、マイナンバーカードの交付のための業務委託料などに3億4,419万4,000円を計上するものでございます。  民生費では、学童保育所等における感染拡大防止のための備品購入や、民間保育所における保育士の処遇改善を図るのための経営安定化補助金や、さらに人材確保に向けた補助金などに9,910万円を計上するものでございます。  衛生費では、新型コロナウイルスワクチン接種事業などに1億24万5,000円を計上するものでございます。  農林水産業費では、県営土地改良事業担い手支援水田野菜生産振興林業振興などに1億972万8,000円を計上するものでございます。  商工費では、コロナ対策として、中小企業等への支援、観光施設改修工事観光資源ブランド化推進事業などに1億1,948万2,000円を計上するものでございます。  土木費では、道路や交通安全施設の整備、急傾斜地対策、空家等対策として、空家バンク制度の運営費用、定住移住・子育て促進住宅取得事業などに4億3,354万5,000円を計上するものでございます。  消防費では、消防団活動施設整備工事や防火水槽整備事業などに4,196万3,000円を計上するものでございます。  教育費では、小・中学校施設の整備、図書館や博物館の改修、博物館構想の検討、国スポ・障スポの開催に向けた施設の改修や(仮称)文化スポーツ学研ゾーン構想の検討、文化財保護事業、史跡等管理運営事業などに4億5,853万5,000円を計上するものでございます。  諸支出金では、歴史文化芸術振興基金積立金や地域鉄道再生基金積立金などに3,320万8,000円を計上するものでございます。  予備費では、新型コロナウイルス感染症に関し、不測の事態に柔軟かつ迅速に対応するため、1億5,000万円を増額するものでございます。  歳入の主なものといたしましては、国・県支出金に3億7,816万9,000円を、財政調整基金をはじめとする基金繰入金に8億円を、繰越金に1億6,219万5,000円を増額するものでございます。  次に、4ページをお開きください。  第2表「債務負担行為補正」では、戸籍・住民基本台帳管理業務のほか5件につきまして、後年度にわたり事業を実施するため、その期間と限度額について追加するものでございます。  次に、5ページ、第3表「地方債補正」につきましては、辺地対策債2,920万円を追加するとともに、市道新設改良事業や道路橋梁事業、小学校義務教育施設整備事業、文化振興施設整備事業などの財源として、合併特例債を4億2,970万円増額し、限度額を8億3,620万円に変更するものでございます。  続きまして、令和3年6月東近江市議会定例会議案書にお戻りいただきます。15ページをお開きください。  議案第31号、東近江市特別職の職員の給与に関する条例及び東近江教育長の給与及び旅費等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、特別職の職員を任用するための条件を整備するため、本市条例の一部を改正するものでございます。  次に、17ページ、議案第32号、東近江税条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、地方税法等の一部改正に伴い、本市条例の一部を改正するものでございます。  次に、22ページ、議案第33号、東近江国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、新型インフルエンザ等対策特別措置法の一部改正に伴い、本市条例の一部を改正するものでございます。  次に、24ページ、議案第34号、東近江指定居宅介護支援等の指定並びに指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部改正に伴い、本市条例の一部を改正するものでございます。  次に、28ページ、議案第35号、東近江地域鉄道再生基金条例の制定についてにつきましては、基幹交通であります地域鉄道を将来にわたって守り続けていくため、多様な主体の参加によって近江鉄道線の維持存続の機運を高めることを目的に、東近江地域鉄道再生基金を創設するものでございます。  次に、31ページ、議案第36号、辺地に係る公共的施設総合整備計画を変更することにつき議決を求めることについてにつきましては、奥永源寺地域において辺地に係る公共的施設総合整備計画を変更いたしたく、市議会の議決を求めるものでございます。  次に、36ページ、議案第37号でございます。東近江固定資産評価員の選任につき同意を求めることについてにつきましては、東近江固定資産評価員大平政樹氏が、令和3年5月31日をもって辞職されますので、後任に木瀬重広氏を選任いたしたく、市議会の同意を求めるものでございます。  続きまして、別冊の令和3年6月東近江市議会定例会議案書(その2)の1ページをお開きください。  議案第38号、東近江蒲生医療センターがん診療棟増築工事の施工に伴う変更協定の締結につき議決を求めることについてにつきましては、令和2年6月25日に締結しました東近江蒲生医療センターがん診療棟増築工事の施工に伴う協定の一部を変更いたしたく、市議会の議決を求めるものでございます。  次に、3ページでございます。議案第39号、損害賠償の額を定めるにつき議決を求めることについてにつきましては、令和3年3月29日に東近江八日市清水二丁目地先で発生しました公用車による事故に対する損害賠償の額を定めたく、市議会の議決を求めるものでございます。  続きまして、別冊の令和3年6月東近江市議会定例会議案書(その3)の1ページをお開きください。  議案第40号、東近江手数料条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正に伴い、本市条例の一部を改正するものでございます。  以上、御説明を申し上げましたが、どうか慎重な御審議をいただきまして、適切な御決定を賜りますようお願い申し上げまして、説明とさせていただきます。
     どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(市木 徹) 説明は終わりました。   △日程第5 議案第37号 質疑 ○議長(市木 徹) 日程第5 議案第37号について、質疑を行います。  質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市木 徹) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第37号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、直ちに討論・採決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市木 徹) 御異議なしと認めます。  よって、議案第37号については、委員会付託を省略し、直ちに討論・採決することに決定しました。  議案第37号について、討論はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市木 徹) 討論なしと認め、討論を終結します。  議案第37号、東近江固定資産評価員の選任につき同意を求めることについてを採決します。  本案を、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市木 徹) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。 ○議長(市木 徹) 以上で、本日の議事日程は全て終了いたしました。  お諮りします。  議案等熟読のため、明日6月1日から6月10日までの10日間、休会することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市木 徹) 御異議なしと認めます。  よって、明日6月1日から6月10日までの10日間、休会することに決定しました。  6月11日は午前9時30分から本会議を開き、議案に対する質疑並びに一般質問を行います。  本日は、これにて散会いたします。  御苦労さまでした。                午前10時12分 散会     地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。               令和3年5月31日            東近江市議会議長  市木  徹              同   議員  西澤 由男              同   議員  西村 純次...