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令和 3年 3月定例会(第 1号 3月 1日)

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  1. 東近江市議会 2021-03-01
    令和 3年 3月定例会(第 1号 3月 1日)


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    最終取得日: 2021-09-01
    令和 3年 3月定例会(第 1号 3月 1日)             令和3年3月東近江市議会定例会会議録           令和3年3月1日(月曜日)午後1時30分開会 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 議事日程  第1  議席の変更  第2  諸般の報告  第3  会議録署名議員の指名  第4  会期の決定  第5  議案第1号から議案第26号まで 提案説明 (市長提出)  第6  議案第25号及び議案第26号 質疑  第7  滋賀県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙  第8  東近江市選挙管理委員会委員選挙  第9  東近江市選挙管理委員会補充員選挙  第10 八日市布引ライフ組合議会議員補欠選挙 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 本日の会議に付した事件  1   議席の変更  1   諸般の報告
     1   会議録署名議員の指名  1   会期の決定  1   議案第1号から議案第26号まで 提案説明 (市長提出)       議案第 1号 専決処分事項の承認を求めることについて(令和2年度東近江              市一般会計補正予算(第11号))       議案第 2号 令和2年度東近江市一般会計補正予算(第12号)       議案第 3号 令和3年度東近江市一般会計予算       議案第 4号 令和3年度東近江市国民健康保険(事業勘定)特別会計予算       議案第 5号 令和3年度東近江市国民健康保険(施設勘定)特別会計予算       議案第 6号 令和3年度東近江市後期高齢者医療特別会計予算       議案第 7号 令和3年度東近江市介護保険特別会計予算       議案第 8号 令和3年度東近江市農業集落排水事業特別会計予算       議案第 9号 令和3年度東近江市公設地方卸売市場特別会計予算       議案第10号 令和3年度東近江市水道事業会計予算       議案第11号 令和3年度東近江市下水道事業会計予算       議案第12号 令和3年度東近江市病院事業会計予算       議案第13号 東近江市税条例の一部を改正する条例の制定について       議案第14号 東近江市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について       議案第15号 東近江市保育の必要性の認定に関する条例及び東近江市特定教              育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定              める条例の一部を改正する条例の制定について       議案第16号 東近江市病児保育室条例の一部を改正する条例の制定について       議案第17号 東近江市歴史文化芸術振興基金条例の制定について       議案第18号 東近江市体育施設条例の一部を改正する条例の制定について       議案第19号 東近江市手数料条例の一部を改正する条例の制定について       議案第20号 東近江市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について       議案第21号 東近江市市道の構造の技術的基準を定める条例の一部を改正す              る条例の制定について       議案第22号 東近江市農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例の制              定について       議案第23号 市道路線の認定につき議決を求めることについて       議案第24号 損害賠償の額を定めるにつき議決を求めることについて       議案第25号 東近江市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについ              て       議案第26号 東近江市公平委員会委員の選任につき同意を求めることについ              て  1   議案第25号及び議案第26号 質疑  1   滋賀県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙  1   東近江市選挙管理委員会委員選挙  1   東近江市選挙管理委員会補充員選挙  1   八日市布引ライフ組合議会議員補欠選挙 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 出席議員   1番  浅居 笑議員    2番  山本直彦議員   3番  青山孝司議員    4番  櫻 直美議員   5番  鈴木則彦議員    6番  辻 英幸議員   7番  西村和恭議員    8番  田井中丈三議員   9番  井上 均議員   10番  吉坂 豊議員  11番  森田コ治議員   12番  廣田耕康議員  13番  戸嶋幸司議員   14番  西ア 彰議員  15番  安田高玄議員   16番  西澤由男議員  17番  西村純次議員   18番  和田喜藏議員  19番  市木 徹議員   20番  山中一志議員  21番  竹内典子議員   22番  大橋保治議員  23番  田郷 正議員   24番  大洞共一議員  25番  西澤善三議員 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 欠席議員  な  し −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 議場に出席した事務局職員                        事務局長  西 村 要一郎                        事務局次長 森 上 俊 文 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 会議に出席した説明員        市長                 小 椋 正 清        副市長                南 川 喜代和        教育長                藤 田 善 久        政策監                大和田   聡        危機管理監              野 神 浩 司        総務部長               久 保 孝 司        企画部長               澤 村   博        企画部総合政策担当部長        久 田 哲 哉        税務部長               大 平 政 樹        市民環境部長             横 川 雅 生        健康福祉部長             中 西 眞 弓        健康福祉部医療政策担当部長      田 口 仁 紀        こども未来部長            三 上 俊 昭        農林水産部長             西 澤 静 朗        商工観光部長             吉 澤 浩 明        文化スポーツ部長           瀬 戸 睦 仁        都市整備部長             下 川 雅 弘        水道部長               東 野 浩久仁        教育部長               大 辻 利 幸 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−                 午後1時30分 開会 ○議長(市木 徹) 皆さん、こんにちは。  ただいまから、令和3年3月東近江市議会定例会を開会いたします。  ただいまの出席議員数は25名であり、定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。  初めに、東近江市民憲章の朗唱を行います。皆さん、御起立ください。  (市民憲章朗唱) ○議長(市木 徹) 御着席ください。   △日程第1 議席の変更 ○議長(市木 徹) 日程第1 「議席の変更」の件を議題とします。  お諮りします。  新議員の当選に伴い、議席を、ただいま御着席の議席に変更したいと思います。 これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(市木 徹) 御異議なしと認めます。  よって、議席は、ただいま御着席の議席に決定しました。   △日程第2 諸般の報告 ○議長(市木 徹) 日程第2 「諸般の報告」であります。  1番、浅居議員につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、総務常任委員及び予算決算常任委員に指名しましたので、御報告します。  次に、監査委員から地方自治法の規定により、令和2年11月分から令和3年1月分までの現金出納検査結果がそれぞれ議会に提出されておりますから、御了承願います。  次に、市長から専決処分の報告が2件、議会に提出されておりますから、御了承願います。  次に、地方自治法の規定により、東近江市土地開発公社の令和2年度事業変更計画書及び補正予算書が議会に提出されました。  これについては、さきに配付しておきましたので、御了承願います。  また、本日の説明員としてお手元に配付の一覧表のとおり、あらかじめ出席を求めておきましたので、御了承願います。  報告は、以上のとおりです。  ここで、市長から発言を求められておりますので、これを許可します。  市長。 ○市長(小椋正清) 改めまして、皆さん、こんにちは。御苦労さんでございます。どうぞよろしくお願いします。  令和3年3月市議会定例会開会に当たりまして、御挨拶を申し上げます。  本日、令和3年3月東近江市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様には御多用の中、御出席を賜り誠にありがとうございます。  議員の皆様には、日々東近江市の発展と市民の福祉増進のため活動をいただいておりますことに対し、厚くお礼を申し上げます。  本日、3期目となります初登庁をさせていただきました。多くの支援者の方々をはじめ市議会議員の皆様や職員に出迎えていただき、引き続き東近江市政を担わせていただくことになり、その使命の大きさと重責を改めて感じ、身が引き締まる思いでございます。  2期8年、一貫して攻めの姿勢で東近江市の発展を願い市政運営に努めてきたことに対し、一定の評価をいただき、「もっと頑張れ」という声とともに、さらなるチャレンジの機会をいただいたものと受け止めているところでございます。  いま一度、初心に返り、市民の皆様の声にしっかりと耳を傾け、「強く豊かな東近江市」の実現のために全身全霊をささげていく覚悟を新たにしたところでございます。  議員の皆様をはじめ市民の皆様には、共にすばらしい東近江市を創り上げていくことができますよう、格段の御理解を賜りますことをお願い申し上げる次第でございます。  それでは、3期目の東近江市長就任に当たりまして、東近江市政に対する私の所信を述べさせていただきたいと思います。  私は、これまで一貫して、3つの理念と5つの基本政策を掲げ、鈴鹿の山々から琵琶湖までが一つの市域となった森里川湖の多様性のある自然の上に、千年を超える歴史・文化・伝統が蓄積されたすばらしい東近江市の地域資源を磨き上げるとともに、このスケールメリットを最大限に生かした政策を推進し、旧市町の均衡ある発展はもとより、11万人都市として自己完結できるまちを目指し、市政運営に取り組んでまいりました。  都市基盤の整備につきましては、近江鉄道八日市駅周辺を核とした中心市街地活性化基本計画について、国の認定を受けて整備を進め、新規出店が40を超え、危機的状況にあります近江鉄道線の存続を決定するなど、都市として必要な中核部分の整備を進めてまいりました。  副次都市拠点としての能登川地区につきましては、長年の懸案でありました垣見隧道工事を進め、ホールやアリーナの整備、また、日清紡能登川工場跡地の再開発事業に着手するなど、人口11万4,000人のまちにふさわしい都市機能の充実を図る施策を強力に推し進めてまいりました。  経済政策につきましては、地元経済団体などとの連携を強化し、商工業の活性化に取り組むとともに、企業誘致を積極的に進め、新たに11社の企業を誘致し、税収の増加を図ることができました。  福祉・医療につきましては、障害者地域生活支援拠点施設の整備、市立能登川病院蒲生医療センター指定管理者制度導入による地域医療の充実と機能強化を図ってまいりました。  能登川病院につきましては、医師体制の充実とともに診療科目も徐々に増え、特に眼科では、救急医療対応も可能で、県下でも屈指の診療体制を整えたアイセンターは、大変注目をされているところでございます。  蒲生医療センターにつきましては、今日までの地域医療を継続しつつ、東近江圏域のがん治療の拠点として、この夏の開設を目指し、がんセンターの整備を行っているところであります。  民間病院も含め市内の各病院が専門分野を強化し、質の高い医療を提供し、市域全体で総合的な地域医療の確立を進めているところでございます。  子育て支援と教育につきましては、認定こども園の整備推進や保健子育て複合施設ハピネスを開設するとともに、子育て世代に好評の見守りおむつ宅配事業や小・中学校の学習環境の充実など、子育て世代を社会全体で応援する取組も推進してまいりました。  農業の分野では、地域商社「株式会社東近江あぐりステーション」を設立し、近畿最大の耕地面積を誇る本市のポテンシャルを生かすため、農家の方々の生産意欲を高め、「儲かる農業」を推進するとともに、高収益作物の生産拡大や担い手育成にも着実に取り組んでいるところで、そのための土地改良政策にも力を傾注してまいりました。  市民の安心・安全、災害に強いまちづくりのため、長年の懸案でありました八日市新川の暫々定通水、防災情報告知放送システムの整備など、近年の度重なる大雨などの災害への対策も講じてまいってきました。  このように、地域間競争に打ち勝ち、果敢に挑戦する戦略的な行政運営を進め、各分野に精いっぱい取り組んできました8年間でありました。  しかしながら、少子高齢化がもたらす社会構造の変化や新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う地域の社会経済活動の停滞により、財政状況の厳しさが増す中にあって、実現できた政策がある一方で、ようやく動き出した事業や、道半ばの施策がございます。  まだまだ本市の有する地理的優位性・多様性、奥深い歴史・文化が十分に生かされていないことも感じており、東近江市の発展のためには、一層努力をしなければならないものと考えております。  私は、コロナ禍を経て、これからの「まちづくり」に求められることは、質の向上であると考えております。  それを代表するものが文化であり、そこに行政がもっと目を向け、意識的に文化や広い意味での教養を高めることにより、市の魅力を最大限に引き出し、市民の満足度を高め、東近江市のうるおいとにぎわいを実現してまいりたいと考えている次第でございます。  このため、次の5つのことを政策として、まちづくりを推進してまいります。  1つ目は、多様性の高い自然と歴史・文化を生かした質の高いまち、2つ目は、若者が夢を持ち住み続けたいと思えるまち、3つ目は、高齢者が安心して日々を送ることのできるまち、4つ目は、結婚から出産・子育てに至るまで安心して希望をかなえることができるまち、5つ目は、充実した教育が受けられるまちであります。  言い換えますと、「東近江市で生まれ、育ち、生涯を通じて、このまちで満足のできる人生を過ごしている」と実感できるクオリティーの高いまちを目指し、これからの10年先、20年先を見据え、地域に活力を呼び起こす様々な施策を前進させるということでありまして、強く豊かな東近江市の創生に向け、全力を尽くしてまいりたいと考えております。  それでは、令和3年3月東近江市議会定例会に提出いたしました各議案の御審議をいただくに当たり、市政に臨む一端を申し述べたいと存じます。  本市におきましては、人口減少の中、新型コロナウイルスの感染拡大が地域経済や市民生活に及ぼす影響は大きく、誰もが経験したことのない先を見通せない状況が続いておりますが、少子化や若い世代の転出超過への対応を重要な課題と位置づけ、本市の有する潜在的な成長力をさらに掘り起こし、その強みや特徴を生かし、引き続き地方創生の実現に向けて積極果敢に挑戦してまいりたいと考えております。  こうしたことから、令和3年度当初予算につきましては、切れ目ない行政サービスを提供することにより、市民の安全・安心や市民生活の安定に資するための経費を中心に、ワクチン接種などの新型コロナウイルス感染症対策に加え、これまで進めてきた地方創生の歩みを止めることなく、将来にわたる地域の活力を維持するための施策を継続、伸展させる予算として編成いたしました。  この予算編成時期に市長選挙が予定されておりましたことから、一部の政策的な事業を除き、令和3年度一般会計当初予算は骨格予算と捉え、その総額を475億円とし、前年度予算と比較しますと、23億円の減少となりました。  まず、新型コロナウイルス対策につきましては、特にワクチン接種は直面する最も大きな課題であると認識いたしております。  本市におきましては、1月25日に、このワクチン接種の迅速かつ円滑な事業を図るため、健康福祉部内に19名体制の新型コロナワクチン接種推進室を設置したところでございます。  ワクチン接種に関しましては、決して自治体間の競争になってはならないと認識しておりまして、いかに混乱やトラブルなくスムーズに接種ができるかを念頭にプランをつくり、接種場所の確保や市民の接種希望を聞く手続など、医師会や医療従事者の皆様の御理解と御協力をいただきながら、全庁挙げての体制を整え、全力で取り組んでまいります。  一方、懸念される地域経済の低下に対応する経済対策といたしまして、市内経済団体と連携し、キャッシュレス決済を活用して飲食や買物をした方にポイントを還元し、市内経済の活性化と接触機会の低減を図る事業や、収入が大幅に減少した宿泊業と飲食業を対象に事業継続のための支援策を新たに講じてまいります。  また、中小企業、小規模事業者への資金繰り支援策として、セーフティネット資金等利子補給や感染症への対応に伴う新たな事業展開に取り組む中小企業に対する補助のほか、近江牛の肥育農家に対する経営安定化のための支援を実施してまいります。  このほか、幼児施設や小・中学校における感染症対策も引き続き行ってまいります。  今回の感染症は、今なお世界各国をはじめ日本国内でも感染の収束には至っておらず、さらには感染・伝播性の強い変異株と呼ばれるウイルスが国内でも確認されておりますことから、引き続きその動向を注視するとともに、必要な対策を適時・適切に講じていかなければならないものと考えております。  次に、重点的に取り組む施策について、第2期東近江市まち・ひと・しごと創生総合戦略の4つの柱に沿って、基本的な考えを申し述べます。  1つ目の柱であります「活力ある東近江市の創生」につきましては、商工業、農林水産業において、創業や雇用の創出、ブランド化をさらに進め、地域経済の好循環を生み出す施策を推進いたします。  まず、商工業では、新たな企業の立地促進や既存企業の規模拡大を支援し、商工業の活力を増進させ、雇用の創出に努めていきます。  中心市街地活性化のにぎわいを創出するためのイベントや情報発信に対する支援のほか、空き店舗への出店に対する家賃の補助も行います。  本市の基幹産業でございます農業振興策につきましては、地域商社として設立しました「株式会社東近江あぐりステーション」の地域内中規模流通の仕組みを確立させ、高収益作物の生産振興を図るとともに、野菜の産地化に向けた機械の導入に対する支援などにも継続して取り組み、水田野菜の特産品化を図り、もって農家に安定した収入が得られる農業の実現を目指してまいります。  また、平成26年度から開始しております新規就農者への支援につきましては、これまで19人がこの制度を活用して就農されており、引き続き次世代の担い手となる農業者の育成にも努めてまいります。  農業生産基盤の整備におきましては、国営事業の早期採択を目指し、事業計画策定に向け調査を行います。  あわせて、大規模区画で行う農業においては、スマート農業の普及拡大を見据え、近畿農政局と連携し、ドローンを活用した先端技術の実証実験を行うなど、さらなる攻めの農業施策を展開してまいります。  さらに、市域の56%を占める森林は、貴重な資源であることの意識を広げ、温室効果ガスの削減に資するなど、資源としての価値をその活用に向けて取り組んでまいりたいと考えております。  2つ目の柱であります「魅力ある東近江市の創生」につきましては、市域に広がる豊かで多様性のある自然環境と、その中で育まれてきた歴史や文化の魅力を磨き上げるとともに、健康を維持するためのスポーツや人生をより心を豊かにするための文化芸術の振興により暮らしの質を高め、新しい人の流れをつくる観光振興や定住移住施策を行ってまいりたいと考えております。  昨年、市内の聖徳太子ゆかりの社寺などと連携して取組を開始しました聖徳太子薨去1400年に際しましてのプレイベントや、自然の魅力と大切さについて考える環境スポーツイベント「びわ湖 東近江 SEA TO SUMMIT」を開催します。  市内に所在する多くの文化財につきましては、国や県との連携強化を図り、国・県の指定文化財、また、国宝指定を目指すなど、その価値を高めてまいりたいと考えております。  本市には、能登川博物館、近江商人博物館中路融人記念館、ガリ版伝承館、野口謙蔵記念館、木地師資料館、西堀榮三郎記念探検の殿堂、湖東歴史民俗資料館等々、多様な博物館・美術館が所在しますが、これらを本市の非常に貴重な施設と捉え、その有効活用について検討していかなければならないと考えます。  近江鉄道太郎坊宮前駅の周辺整備や(仮称)布引の森整備につきましては、引き続き計画的に取り組んでまいります。  さらに、奥永源寺地域を訪れていただく多くのキャンプ客などに本市の豊かな自然を満喫していただくため、駐車場の整備などを進めてまいります。  昨年は、コロナ禍により本市を代表する四季折々のイベントの多くが中止となりましたが、感染症を契機に、自然豊かな地方への回帰や体験を通じた新たな価値を求める観光ニーズもありますことから、感染予防も含め様々な工夫をしながら、本市の観光振興のため観光協会や経済団体などと連携し、誘客の増加に向けた取組を強力に推し進めてまいりたいと考えております。  また、定住移住の取組では、コロナ禍で生じた地方の豊かな暮らしへの関心の高まりを逃さず、都市部からのUIJターンをさらに推進するため、東京や大阪での移住相談会の開催、移住推進ツアーの開催、お試し居住体験に加え、新たに開始しましたオンラインでの移住相談やオーダーメイドの移住体験などを通じて、移住者のニーズに対応し、選ばれるための様々な施策を講じてまいりたいと考えております。  次に、3つ目の柱であります「夢のある東近江市の創生」につきましては、晩婚化や未婚化が進む中で、若い世代の結婚、妊娠、出産、子育ての希望をかなえることは、将来のまちを支える人を増やし、まちの活力を維持していく上で、欠くことができない取組であると認識いたしております。  子育て支援施策では、育児不安に対する相談体制を強化するため、産後の身体的な回復や心理的不安を取り除く産後ケアの支援体制を充実してまいります。  また、病児保育事業について、愛東病児保育室の受入児童の範囲を病後児から病児まで広げ、子育て環境の充実を図りたいと考えております。  見守りおむつ宅配便、中学校3年生までの医療費助成、医療的ケアが必要な児童・生徒の通学支援、保育士の人材確保の強化にも、引き続き取り組んでまいります。  小・中学校の教育環境の整備につきましては、国が進めるGIGAスクール構想を推進し、タブレット端末を活用した各種の学習に対応できるようGIGAスクールサポーターを配置し、環境を整えるとともに、子どもたちの確かな学びを育む学力向上対策に取り組んでまいります。  最後に、4つ目の柱であります「豊かな東近江市の創生」につきましては、中心市街地と各地域拠点の充実、各地域を結ぶ道路や公共交通等の強化、防災・減災対策などの都市基盤の整備を進める一方で、地域共生社会の実現と安全で安心なまちづくりの施策を推進してまいりたいと考えております。  地域公共交通のうち鉄道につきましては、滋賀県と近江鉄道沿線5市5町で構成する近江鉄道沿線地域公共交通再生協議会において、近江鉄道線の在り方について協議を進めているところでございます。  その中で、令和6年度からの新たな運行形態への移行を見据え、第一には、沿線自治体、鉄道事業者、沿線住民が一体となって利便性の向上や利用促進を図ることとしており、引き続きキャンペーンやイベントなどの取組を推進するとともに、近江鉄道線の存続に向けて、県の主導の下、関係団体と緊密に連携し、その在り方を検討してまいります。  道路整備につきましては、広域的な幹線道路であります国道8号につきましては、国道8号整備期成同盟会の活動をさらに活性化させ、その副次的な効果として、バイパス整備の事業化や五個荘簗瀬町地先の交差点改良による渋滞の解消への取組、国道307号バイパス整備に向けた道路設計、国道421号では、永源寺ダム湖の狭隘区間の解消を図る工事の推進、また、名神名阪連絡道路については、滋賀県と三重県の両県で最適なルート帯などの検討が現在行われているところであり、これらの動きを見据え、本市におきましては、道路整備アクションプログラムなどを基に、計画的に市道や街路整備を進めるほか、生活道路や生活水路の整備について、自治会からの要望に逐次お応えできるよう、引き続き支援をしてまいります。  御河辺橋の整備につきましては、現在、新橋の最適なルート案の検討について、地元と協議を行っているところであり、早期の整備実現に向け活動してまいります。  また、(仮称)黒丸スマートインターチェンジ設置につきましては、昨年10月に準備段階調査の採択を受け、12月に国や西日本高速道路株式会社と準備会を設置し、協議を続けているところであり、事業化に向けて基本計画の策定を進めることとしております。  河川整備につきましては、県において、八日市新川の河川の掘削や橋梁の整備が進められているところでございますが、引き続き一日も早い完成を目指していただけるよう働きかけてまいります。  市営住宅整備につきましては、市営新大森団地の集会所の新築工事や駐車場整備などを行い、令和3年度末の工事完了を目指し取り組んでまいります。  地域医療につきましては、東近江医療圏域におけるがん診療について、地域で完結して良質な医療が受けられる体制を構築するため、本年8月の診療開始を目指し、指定管理者と連携し、蒲生医療センターのがん診療棟の整備を進めてまいります。  また、永源寺診療所の整備工事を実施いたします。  以上、令和3年度の市政運営に当たり所信の一端と施策について述べさせていただきましたが、各施策の推進に当たりましては、これまで以上に関係部局が十分に連携し、より効果が発揮できるよう取り組んでまいりたいと考えております。  そのためには、職員一人一人の知識や経験を生かし、市役所の組織力をさらに高めるとともに、市民の皆様の声に耳を傾けながら、市政運営に取り組んでまいりたいと考えております。  本日、御提案申し上げます議案は、専決案件1件、予算案件11件、条例案件10件、その他案件2件、人事案件2件の合計26議案でございます。  どうか慎重に御審議をいただきまして、適切な御決定を賜りますようお願いを申し上げまして、開会に当たりましての挨拶とさせていただきます。  3期目になって初めて所信表明をさせていただきました。今、新型コロナウイルス感染症が全てをストップさせていると言っても過言ではございません。どうか、議会、市民の皆さんとこぞって、この厳しい時期を早く乗り越えて、一日も早く普通の通常の生活に戻りたい、そのために行政も頑張らなきゃいけないと考えております。どうか議員の皆さんの御理解・御協力を賜って、共通の問題を解決してまいりたいと思っております。  3期目の初日でございます。どうか皆さんも10月までの任期ではありますが、目的は、東近江市の発展と市民福祉の向上でございます。一緒に頑張っていただけるようお願いを申し上げます。どうぞよろしくお願いいたします。   △日程第3 会議録署名議員の指名 ○議長(市木 徹) 日程第3 「会議録署名議員の指名」を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、6番辻議員、7番西村和恭議員を指名します。   △日程第4 会期の決定
    ○議長(市木 徹) 日程第4 「会期の決定」についてを議題とします。  お諮りします。  今回の定例会の会期は、本日から3月25日までの25日間とすることに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市木 徹) 御異議なしと認めます。  よって、会期は、本日から3月25日までの25日間と決定しました。   △日程第5 議案第1号から議案第26号まで提案説明 ○議長(市木 徹) 日程第5 議案第1号から議案第26号までを一括議題とします。  提出者に提案理由の説明を求めます。  市長。 ○市長(小椋正清) 本日、提案いたします議案第1号から議案第26号までの各議案につきまして、順次、御説明を申し上げます。  議案第1号及び議案第2号につきましては、令和2年度東近江市一般会計補正予算でございます。  令和2年度東近江市一般会計補正予算書及び補正予算に関する説明書の1ページをお開きください。  議案第1号、令和2年度東近江市一般会計補正予算(第11号)は、令和3年1月29日に専決処分をいたしました事項について、市議会に報告し、承認を求めるものでございます。  内容は、3点ございまして、まず1点目は、新型コロナウイルスワクチン接種が始まりますことから、その接種に係る準備経費などが必要となったこと、2点目は、ふるさと寄附金について、当初予算で見込んでおりました寄附額を大きく上回る寄附をいただいたことから、ふるさと寄附基金積立金や寄附者への返礼品の発送に伴います委託料などに予算の不足が生じたこと、3点目は、昨年12月に予想を上回る降雪があったため、除雪費用について必要額を補正したものでございます。  その財源につきましては、国庫補助金やふるさと寄附金、前年度繰越金を充当するもので、歳入歳出それぞれ2億5,090万円を追加し、歳入歳出予算の総額を655億2,219万3,000円と定めたものでございます。  次に、21ページをお願いします。  議案第2号、令和2年度東近江市一般会計補正予算(第12号)は、歳入歳出それぞれ12億6,587万円を追加し、歳入歳出予算の総額を667億8,806万3,000円と定めるものでございます。  歳出の主な内容につきましては、総務費では、新型コロナウイルス感染症の影響によります運賃収入の不足を補うため、コミュニティバス運行業務委託料などに2,511万9,000円を増額し、民生費では、令和元年度子ども・子育て支援交付金等に係る国県支出金精算返還金などに1,312万6,000円を増額するものでございます。  農林水産業費では、担い手確保・経営強化支援事業補助金や国営関連かんがい排水事業を増額するとともに、国の補正により県営土地改良事業を前倒しするなど、1億2,077万6,000円を増額するものでございます。  土木費では、国の補正により道路新設改良事業や街路事業、道路及び橋梁の長寿命化対策のほか、市営住宅の整備を前倒ししたことにより6億1,015万円を増額し、教育費では、国の補正により小学校施設整備事業を前倒しするとともに、各小・中学校の新型コロナウイルス感染症対策のための消耗品及び備品の購入、施設修繕などを追加して実施することにより、4億9,270万円を増額するものでございます。  歳入の主な内容につきましては、国・県支出金5億1,570万1,000円、市債7億1,470万円、前年度繰越金1億7,893万円を充当するものでございます。  次に、24ページ、第2表「繰越明許費補正」につきましては、事業の調整に時間を要するものや国の補正に対応する事業について、令和3年度に経費の全部または一部を繰り越して執行いたしたく、その限度額を定めるものでございます。  次に、25ページ、第3表「地方債補正」につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により減収が見込まれるため、減収補てん債1億7,000万円を、国の補正に伴い街路事業、市道新設改良事業、道路長寿命化対策事業及び小学校施設整備事業に充当する防災・減災・国土強靱化緊急対策事業債5億1,550万円を、それぞれ新たに限度額の設定をするものでございます。  また、県の事業費の増額に伴い街路事業に充当する合併特例事業債を2,920万円増額し、限度額を25億3,300万円に変更するものでございます。  続きまして、議案第3号から議案第12号までの10議案につきましては、令和3年度東近江市一般会計予算及び特別会計予算並びに事業会計予算でございます。  別冊の令和3年度東近江市一般会計予算書及び予算に関する説明書の1ページをお開きください。  議案第3号、令和3年度東近江市一般会計予算につきまして、御説明申し上げます。  令和3年度当初予算は、市長選挙の執行に伴い、一般行政経費を中心とした予算とし、総額を475億円と定めております。  なお、政策的経費につきましては、6月市議会定例会に補正予算として上程させていただきたいと考えております。  しかしながら、政策的経費のうち継続性が認められる事業などにつきましては、当初予算にも計上をいたしております。  それでは、歳入の主な内容について御説明を申し上げます。  市政の基幹的な収入であります市税につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響が大きく、前年度比マイナス5%、8億2,300万円減の157億255万円を計上しております。  市税の内容につきましては、個人市民税に前年度比7.9%減の50億9,500万円を、法人市民税に12.4%減の8億9,345万円を、固定資産税につきましては、コロナ禍で中小企業の事業収入の減少への対策として創設された固定資産税の減免制度の適用などにより、前年度比3.2%減の81億1,650万円を計上いたしました。  なお、この減免制度によります減収分につきましては、地方特例交付金で全額が補填される見込みでございます。  また、都市計画税の減収につきましても、同様でございます。  地方譲与税は、前年度比3.7%減の3億6,000万円を、地方消費税交付金は、8%減の23億円を、地方特例交付金は、さきに申し上げました固定資産税及び都市計画税の減免制度の減収分が補填されますことから大きく増加し、5億3,650万円を、地方交付税は、合併算定替の終了と臨時財政対策債への振替により2.9%減の101億円を、国・県支出金は、新型コロナウイルスワクチン接種費用や障害者自立支援給付費等の増加により6.9%増の97億6,503万5,000円を計上いたしました。  繰入金は、歳入不足額を補うため、財政調整基金から7億円を、市債の償還に対し減債基金から18億円を、ふるさと寄附基金から4億6,000万円などを繰り入れ、30億1,147万8,000円といたしました。  市債につきましては、地方交付税の振替であります臨時財政対策債は、前年度比48.6%増の23億円を、市の基盤整備に伴う合併特例事業債は、国の補正による前倒しをしたことや政策的経費を6月補正予算に計上する予定をしておりますことから、前年度比83.4%減の4億650万円を計上いたしました。  次に、4ページ、歳出の主な内容につきまして御説明を申し上げます。  総務費では、SEA TO SUMMITの開催、エコツーリズム推進など、多様性のある自然や歴史・文化の地域資源を活用する森里川湖のつながり創生事業や、本市の核であります近江鉄道八日市駅前周辺の中心市街地にぎわい創出事業のほか、市民の定住と移住者の増加を図り、人口減少を克服する定住移住推進事業などの経費を、引き続き計上いたしております。  また、本市を代表する観光名所であります太郎坊宮の玄関口となります近江鉄道太郎坊宮前駅の整備事業をはじめ、地域公共交通の機能強化のための路線バス維持確保対策、コミュニティバス等の運行、近江鉄道線の維持確保に向けた近江鉄道沿線地域公共交通再生協議会への負担金や新型コロナウイルス感染症対策として定期券購入支援補助金を計上しております。  このほか、市議会議員選挙費を計上するなど、全体として、前年度比8.1%減の50億6,634万円を計上いたしました。  民生費では、子育てを応援し、子どもを産み育てやすい環境を整えるため、出産後の不安を解消し、心理的なサポートを行う産後ケア事業や育児相談と経済的負担の軽減の一助となります「見守りおむつ宅配便」を引き続き実施するほか、中学3年生までの子ども医療費の助成、病児保育室の運営、認定こども園の施設整備、民間保育所等への運営費補助を計上いたしました。  また、高齢者福祉施設等基盤整備補助や障害者総合支援介護給付費などを計上し、前年度比1.4%増の175億6,382万3,000円を計上いたしました。  衛生費では、全市民を対象とした新型コロナウイルスワクチン接種を着実に実施するための経費、能登川病院における救急医療及び小児医療の確保や蒲生医療センターにおける総合家庭医及び訪問診療などを政策的医療と位置づけ、地域医療の充実を図る経費ほか、(仮称)布引の森整備事業を計上するなど、前年度比20.1%増の47億3,746万7,000円を計上いたしました。  農林水産業費では、地域内中規模流通の中核であります地域商社「株式会社東近江あぐりステーション」運営に対する支援や、農業の担い手不足対策として新規就農者や農業機械の導入支援のほか、水田野菜の生産拡大、土地改良事業、林業振興事業、鳥獣対策などに、前年度比4.0%減の22億3,153万5,000円を計上いたしました。  商工費では、新型コロナウイルス感染症対策として、宿泊業・飲食業への支援金や売上回復キャッシュレス決済ポイント還元事業などを計上しました。  商工業の活性化事業として、引き続き工場等立地促進事業を実施するほか、中小企業の経営サポートや創業支援の取組、地場産業や工業振興の取組に対する補助、空き店舗出店者支援補助などを計上しております。  また、本市の多様な自然・歴史・文化や日本遺産を生かした観光戦略では、観光資源のブランド化を図り、都市圏でのPR活動や市内関係団体と連携して取り組む「聖徳太子薨去1400年」に向けたプレイベントのほか、ふるさと寄附に係る経費などを計上し、全体として、前年度比15.4%増の12億9,573万5,000円を計上いたしました。  土木費では、都市基盤づくりとして、道路や橋梁の整備、(仮称)黒丸スマートインターチェンジ設置推進や市営新大森団地改築工事などを実施するとともに、自治会施工による生活道路及び生活水路整備への支援も計上いたしました。  一方で、国の補正により令和2年度に前倒しして街路事業、道路等の長寿命化対策や市営住宅整備などを実施することとしたため、前年度比28.2%減の28億6,076万1,000円を計上いたしました。  消防費では、消防団活動に係る経費のほか、防災情報告知放送システムの運用業務、自主防災組織育成事業の経費などに、前年度比4.5%減の15億7,108万8,000円を計上いたしました。  教育費では、GIGAスクール構想の推進や小学校外国語指導助手派遣事業、児童・生徒の学力向上対策などの学校教育の充実を図る経費のほか、市の文化芸術活動の拠点である市立八日市文化芸術会館の改修工事、文化財をはじめ市内の文化資産の保存活用に係る経費などを計上しました。  一方で、小・中学校の大規模改修工事がおおむね終了しましたことから、前年度比26.5%減の49億1,364万3,000円を計上いたしました。  公債費では、過去に借り入れた臨時財政対策債、合併特例事業債等の償還に、前年度比2.3%減の62億801万3,000円を計上いたしました。  次に、6ページ、第2表でございます。「債務負担行為」につきましては、八日市駅前市有地活用業務など7件について、後年度にわたって事業を継続的に実施するため、その期間と限度額を定めるものでございます。  第3表「地方債」につきましては、臨時財政対策債、合併特例事業債等について、その限度額、起債方法などを定めるものでございます。  続きまして、議案第4号から議案第9号までの各特別会計予算について御説明を申し上げます。  議案第4号、令和3年度東近江市国民健康保険(事業勘定)特別会計予算から議案第9号、令和3年度東近江市公設地方卸売市場特別会計予算までの6つの特別会計予算の合計額は、前年度比1.5%増の227億8,250万円となります。  別冊の令和3年度東近江市特別会計予算書及び予算に関する説明書の1ページをお開きください。  議案第4号でございます。令和3年度東近江市国民健康保険(事業勘定)特別会計予算は、国民健康保険事業の広域化により、県が決定する標準保険料や納付金を計上するほか、予防関連費用など、前年度比1.5%減の104億9,000万円を計上するものでございます。  次に、55ページをお願いします。  議案第5号でございます。令和3年度東近江市国民健康保険(施設勘定)特別会計予算は、蒲生医療センターがん診療棟増築工事への負担や永源寺診療所の整備を行うため、前年度比108.9%増の10億3,000万円を計上するものでございます。  次に、85ページをお願いします。  議案第6号、令和3年度東近江市後期高齢者医療特別会計予算は、医療費の増加に伴い、前年度比3%増の12億7,900万円を計上するものでございます。  次に、107ページをお願いします。  議案第7号でございます。令和3年度東近江市介護保険特別会計予算は、第8期東近江市高齢者保健福祉・介護保険事業計画に基づき、前年度比0.8%減の85億9,300万円を計上するものでございます。  次に、飛びますが、161ページをお願いします。  議案第8号でございます。令和3年度東近江市農業集落排水事業特別会計予算は、公共下水道接続工事や下水道本管の点検修繕などに、前年度比1.3%減の13億4,000万円を計上するものでございます。  次に、187ページでございます。  議案第9号、令和3年度東近江市公設地方卸売市場特別会計予算は、卸売市場の運営経費に、前年度比1.2%増の4,250万円を計上するものでございます。  続きまして、別冊の令和3年度東近江市水道事業会計予算書及び予算に関する説明書の3ページをお開きください。  議案第10号でございます。令和3年度東近江市水道事業会計予算は、八日市・永源寺・五個荘・能登川・蒲生の各地区の上水道事業を経営するもので、前年度比1.3%増の30億4,833万5,000円を計上するものでございます。  続きまして、別冊の令和3年度東近江市下水道事業会計予算書及び予算に関する説明書の3ページをお開きください。  議案第11号でございます。令和3年度東近江市下水道事業会計予算は、八日市・五個荘・愛東・湖東・能登川・蒲生の各地区の公共下水道事業を経営するもので、前年度比2.2%増の55億4,771万4,000円を計上するものでございます。  続きまして、さらに別冊の令和3年度東近江市病院事業会計予算書及び予算に関する説明書の1ページをお開きください。  議案第12号でございます。令和3年度東近江市病院事業会計予算は、能登川病院の企業債の償還金などに、前年度比5.9%増の3億5,444万円を計上するものでございます。  続きまして、さらに別冊になります。令和3年3月東近江市議会定例会議案書の1ページをお開きください。  議案第13号になります。東近江市税条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律の一部改正による総務省令の一部改正に伴い、本市条例の一部を改正するものでございます。  3ページをお願いします。  議案第14号でございます。東近江市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、第8期東近江市介護保険事業計画に基づき、第1号被保険者の介護保険料を改定いたしたく、本市条例の一部を改正するものでございます。  次に、8ページをお願いします。  議案第15号、東近江市保育の必要性の認定に関する条例及び東近江市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、子ども・子育て支援法等の一部改正に伴い、本市条例の一部を改正するものでございます。  次に、10ページをお願いします。  議案第16号、東近江市病児保育室条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、東近江市子ども・子育て支援事業計画に基づき、病児保育事業の充実を図るため、市立愛東病児保育室の受入児童の範囲を拡大いたしたく、本市条例の一部を改正するものでございます。  次、12ページでございます。  議案第17号、東近江市歴史文化芸術振興基金条例の制定についてにつきましては、「文化のかおるまち」の実現に向けた取組を推進するため、歴史文化芸術振興基金を創設するものでございます。  次に、15ページをお願いします。  議案第18号、東近江市体育施設条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、用語として「体育施設」を「スポーツ施設」に改めるとともに、新たに整備した設備の使用料等を定めたく、本市条例の一部を改正するものでございます。  次に、18ページでございます。  議案第19号、東近江市手数料条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の一部改正に伴い、本市条例の一部を改正するものでございます。  次に、25ページをお願いします。  議案第20号、東近江市営住宅条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、市営新大森団地改築(第二期)工事の完成に伴い、本市条例の一部を改正するものでございます。  次に、27ページをお願いします。  議案第21号でございます。東近江市市道の構造の技術的基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、道路構造令の一部改正に伴い、本市条例の一部を改正するものでございます。  次に、29ページをお願いします。  議案第22号、東近江市農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、公共下水道に接続する農業集落排水処理施設を用途廃止いたしたく、本市条例の一部を改正するものでございます。
     次に、31ページをお願いします。  議案第23号、市道路線の認定につき議決を求めることについてにつきましては、農道整備事業により整備された道路を市道路線として認定いたしたく、市議会の議決を求めるものでございます。  次に、33ページをお願いします。  議案第24号、損害賠償の額を定めるにつき議決を求めることについてにつきましては、東近江市北花沢町地先で発生しました事故に対する損害賠償の額を定めたく、市議会の議決を求めるものでございます。  次に、35ページをお願いします。  議案第25号、東近江市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてにつきましては、東近江市教育委員会委員、綾康典氏が令和3年3月31日をもって任期満了となりますため、新たに山本一博氏を同委員に任命いたしたく、市議会の同意を求めるものでございます。  次に、37ページをお願いします。  議案第26号、東近江市公平委員会委員の選任につき同意を求めることについてにつきましては、東近江市公平委員会委員、荻野忍氏は、令和3年3月31日をもって任期満了となりますが、引き続き同委員に選任いたしたく、市議会の同意を求めるものでございます。  以上でございます。大変長くなりましたが、説明は終わります。どうか慎重な御審議をいただき、適切な御決定を賜りますことをお願い申し上げまして、説明とさせていただきます。  どうぞよろしくお願い申し上げます。  緻密な議長から指摘をいただきました。  私の数字の読み間違いが1か所ございましたので、この場で訂正させていただきます。  議案第4号の令和3年度東近江市国民健康保険(事業勘定)特別会計予算、これにつきまして、「104億9,800万円」でございます。「104億9,000万円」と申し上げたそうでございまして、「104億9,800万円」に訂正をさせていただきます。  どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(市木 徹) 説明は終わりました。   △日程第6 議案第25号及び議案第26号質疑 ○議長(市木 徹) 日程第6 議案第25号及び議案第26号について、質疑を行います。  質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市木 徹) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第25号及び議案第26号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、直ちに討論・採決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市木 徹) 御異議なしと認めます。  よって、議案第25号及び議案第26号については、委員会付託を省略し、直ちに討論・採決することに決定しました。  議案第25号について、討論はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市木 徹) 討論なしと認め、討論を終結します。  議案第25号、東近江市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを採決します。  本案を、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市木 徹) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。  次に、議案第26号について、討論はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市木 徹) 討論なしと認め、討論を終結します。  議案第26号、東近江市公平委員会委員の選任につき同意を求めることについてを採決します。  本案を、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市木 徹) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。   △日程第7 滋賀県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙 ○議長(市木 徹) 日程第7 滋賀県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙を行います。  お諮りします。  選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市木 徹) 御異議なしと認めます。  よって、選挙の方法は、指名推選によることに決しました。  お諮りします。  指名の方法については、議長において指名することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市木 徹) 御異議なしと認めます。  よって、議長において指名することに決定しました。  滋賀県後期高齢者医療広域連合議会議員に、小椋正清市長を指名します。  お諮りします。  ただいま議長において指名しました小椋市長を、滋賀県後期高齢者医療広域連合議会議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市木 徹) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま指名しました小椋市長が、滋賀県後期高齢者医療広域連合議会議員に当選されました。  当選されました小椋市長が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により、当選の告知をします。   △日程第8 東近江市選挙管理委員会委員選挙 ○議長(市木 徹) 日程第8 東近江市選挙管理委員会委員の選挙を行います。  お諮りします。  選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市木 徹) 御異議なしと認めます。  よって、選挙の方法は、指名推選によることに決定しました。  お諮りします。  指名の方法については、議長において指名することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市木 徹) 御異議なしと認めます。  よって、議長において指名することに決定しました。  東近江市選挙管理委員会委員に、廣田綾子氏、安村勇氏、大橋一惠氏、坂谷清和氏の4名を指名します。  お諮りします。  ただいま議長において指名しました4名を、東近江市選挙管理委員会委員の当選人と定めることに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市木 徹) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま指名しました廣田綾子氏、安村勇氏、大橋一惠氏、坂谷清和氏の4名が、東近江市選挙管理委員会委員に当選されました。   △日程第9 東近江市選挙管理委員会補充員選挙 ○議長(市木 徹) 日程第9 東近江市選挙管理委員会補充員の選挙を行います。  お諮りします。  選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市木 徹) 御異議なしと認めます。  よって、選挙の方法は、指名推選によることに決定しました。  お諮りします。  指名の方法については、議長において指名することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市木 徹) 御異議なしと認めます。
     よって、議長において指名することに決定しました。  東近江市選挙管理委員会補充員に、今井康太郎氏、高田妙子氏、中村朱美氏、山本伸治氏の4名を指名します。  お諮りします。  ただいま議長において指名しました4名を、東近江市選挙管理委員会補充員の当選人と定めることに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市木 徹) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま指名しました、今井康太郎氏、高田妙子氏、中村朱美氏、山本伸治氏の4名が東近江市選挙管理委員会補充員に当選されました。  なお、補充員の順位は、今井康太郎氏、高田妙子氏、中村朱美氏、山本伸治氏の順と定めます。   △日程第10 八日市布引ライフ組合議会議員補欠選挙 ○議長(市木 徹) 日程第10 八日市布引ライフ組合議会議員補欠選挙の件を議題とします。  3月1日付で、私、市木が、八日市布引ライフ組合議会議員の辞職願を同組合に提出し、同日付で受理されたため、ただいまから八日市布引ライフ組合議会議員の補欠選挙を行います。  お諮りします。  選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選の方法によりたいと思います。  これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市木 徹) 御異議なしと認めます。  よって、選挙の方法は、指名推選によることに決定しました。  お諮りします。  指名の方法については、議長において指名することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市木 徹) 御異議なしと認めます。  よって、議長において指名することに決定しました。  八日市布引ライフ組合議会議員に、1番、浅居議員を指名します。  お諮りします。  ただいま指名しました浅居議員を、八日市布引ライフ組合議会議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市木 徹) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま指名しました浅居議員が、八日市布引ライフ組合議会議員に当選されました。  当選されました浅居議員が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により、当選の告知をします。 ○議長(市木 徹) 以上で、本日の議事日程は全て終了いたしました。  お諮りします。  議案等熟読のため、明日3月2日から3月9日までの8日間、休会することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市木 徹) 御異議なしと認めます。  よって、明日3月2日から3月9日までの8日間、休会することに決定しました。  3月10日は午前9時30分から本会議を開き、議案に対する質疑並びに代表質問を行います。  本日は、これにて散会します。  御苦労さまでした。                午後2時48分 散会     地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。               令和3年3月1日            東近江市議会議長  市木  徹              同   議員  辻  英幸              同   議員  西村 和恭...