東近江市議会 > 2019-02-25 >
平成31年 3月定例会(第 1号 2月25日)

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  1. 東近江市議会 2019-02-25
    平成31年 3月定例会(第 1号 2月25日)


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    平成31年 3月定例会(第 1号 2月25日)             平成31年3月東近江市議会定例会会議録           平成31年2月25日(月曜日)午前9時30分開会 ----------------------------------- 議事日程  第1  諸般の報告  第2  会議録署名議員の指名  第3  会期の決定  第4  議案第1号から議案第29号まで 提案説明 (市長提出)  第5  議案第28号及び議案第29号 質疑 ----------------------------------- 本日の会議に付した事件  1   諸般の報告  1   会議録署名議員の指名  1   会期の決定  1   議案第1号から議案第29号まで 提案説明 (市長提出)       議案第 1号 平成30年度東近江市一般会計補正予算(第7号)       議案第 2号 平成30年度東近江市国民健康保険事業勘定特別会計補正
                 予算(第3号)       議案第 3号 平成30年度東近江市介護保険特別会計補正予算(第2号)       議案第 4号 平成31年度東近江市一般会計予算       議案第 5号 平成31年度東近江市国民健康保険事業勘定特別会計予算       議案第 6号 平成31年度東近江市国民健康保険施設勘定特別会計予算       議案第 7号 平成31年度東近江市後期高齢者医療特別会計予算       議案第 8号 平成31年度東近江市介護保険特別会計予算       議案第 9号 平成31年度東近江市農業集落排水事業特別会計予算       議案第10号 平成31年度東近江市公設地方卸売市場特別会計予算       議案第11号 平成31年度東近江市水道事業会計予算       議案第12号 平成31年度東近江市下水道事業会計予算       議案第13号 平成31年度東近江市病院事業会計予算       議案第14号 東近江市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正す              る条例の制定について       議案第15号 東近江市事務分掌条例の一部を改正する条例の制定について       議案第16号 東近江市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例の制              定について       議案第17号 東近江市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定につい              て       議案第18号 東近江市中小企業及び小規模企業振興基本条例の制定について       議案第19号 東近江市手数料条例の一部を改正する条例の制定について       議案第20号 東近江市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例              の一部を改正する条例の制定について       議案第21号 近江八幡八日市都市計画事業能登川西土地区画整理事業施行              に関する条例を廃止する条例の制定について       議案第22号 東近江市農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例の制              定について       議案第23号 東近江市布設工事監督者配置基準及び資格基準並びに水道技              術管理者資格基準に関する条例の一部を改正する条例の制定              について       議案第24号 新市まちづくり計画及び合併建設計画の変更につき議決を求め              ることについて       議案第25号 東近江市立平田コミュニティセンター指定管理者指定期間              の変更につき議決を求めることについて       議案第26号 東近江市立平田コミュニティセンター指定管理者の指定につ              き議決を求めることについて       議案第27号 市道路線の認定につき議決を求めることについて       議案第28号 東近江市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについ              て       議案第29号 東近江市公平委員会委員の選任につき同意を求めることについ              て  1   議案第28号及び議案第29号 質疑 ----------------------------------- 出席議員   1番  山本直彦議員    2番  青山孝司議員   3番  櫻 直美議員    4番  鈴木則彦議員   5番  辻 英幸議員    6番  西村和恭議員   7番  田井中丈三議員   8番  井上 均議員   9番  吉坂 豊議員   10番  森田德治議員  11番  廣田耕康議員   12番  戸嶋幸司議員  13番  西﨑 彰議員   14番  安田高玄議員  15番  西澤由男議員   16番  西村純次議員  17番  和田喜藏議員   18番  市木 徹議員  19番  山中一志議員   20番  竹内典子議員  21番  大橋保治議員   23番  田郷 正議員  24番  大洞共一議員   25番  西澤善三議員 ----------------------------------- 欠席議員  な  し ----------------------------------- 議場に出席した事務局職員                        事務局長  磯 部 善 之                        事務局次長 西 村 要一郎 ----------------------------------- 会議に出席した説明員        市長                 小 椋 正 清        副市長                南 川 喜代和        教育長                藤 田 善 久        政策監                黄 地 正 治        総務部長               谷   善 哉        企画部長               平 木 秀 樹        税務部長               川 南   壽        市民環境部長             大和田   聡        健康福祉部長             山 田 明 宏        こども未来部長            北 村 定 男        農林水産部長             栗 田   徹        商工観光部長             木 村 義 也        都市整備部長             藤 島 銀 二        水道部長               今 堀 太 平        教育部長               北 村 良 子 -----------------------------------                 午前9時30分 開会 ○議長(大橋保治) 皆さん、おはようございます。  ただいまから、平成31年3月東近江市議会定例会を開会いたします。  ただいまの出席議員数は24名であり、定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。  初めに、東近江市民憲章の朗唱を行います。皆さん、御起立ください。  (市民憲章朗唱) ○議長(大橋保治) 御着席ください。   △日程第1 諸般の報告 ○議長(大橋保治) 日程第1 「諸般の報告」であります。  地方自治法の規定により、市長から専決処分の報告6件が提出されております。  また、監査委員から平成30年12月分及び平成31年1月分の現金出納検査結果が議会に提出されておりますので、御了承願います。  なお、本日の説明員としてお手元に配付の一覧表のとおり、あらかじめ出席を求めておきましたので、御了承願います。  報告は、以上のとおりです。  ここで、市長から発言を求められておりますので、これを許可します。  市長。 ○市長(小椋正清) おはようございます。
     本日、平成31年3月東近江市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様には御多用の中、御出席をいただき、まことにありがとうございます。  暦の上では、2月19日が二十四節気の一つである雨水とされ、雪が雨に変わり草木が芽吹き始める時季と言われております。  平成最後となる年を迎え、ことしの冬は暖冬とはいえ、春が大変待ち遠しいきょうこのごろであります。  その春を先取りするように、五個荘近江商人屋敷では、2月1日から「商家に伝わるひな人形めぐり」を開催しております。商家に大切に受け継がれてきました江戸時代のひな人形や現代の創作ひな人形など、約110組のひな人形を展示しております。  2月2日には、子どもが主役となり、「こども雛絵巻まつり」を開催し、市内の小学生たち20人がきらびやかな衣装で着飾り、来訪者をにこやかに迎えていただき、大いにイベントを盛り上げてくれました。  2月13日には、「ももクロ春の一大事」の開催地の御縁で、埼玉県富士見市と、ことしの開催予定地であります富山県黒部市の3市で、「笑顔のチカラつなげるオモイ地域連携協定」を締結いたしました。  開催地というつながりを持つ自治体が互いの地域資源を生かし、知名度向上や誘客に向けた推進などに連携して取り組んでまいりたいと考えております。  また、富士見市とは、災害時の応急対策及び復旧・復興に係る相互支援を図るため、災害時相互支援協定を締結しました。  本市は、富士見市とは地理的に遠隔地でありますことから、同時に被災する可能性が低いことから、食料をはじめとする応急物資の供給など相互に支援の効果があるものと期待いたしているところでございます。  それでは、平成31年3月東近江市議会定例会に提出いたしました各議案を御審議いただくに当たりまして、市政に臨む所信の一端を申し述べたいと存じます。どうか市民の皆様、議員各位の御理解と御協力を賜りますよう、お願いを申し上げます。  我が国では、本格的な人口減少社会が到来している中、本市におきましても少子化や若い世代の転出超過への対応を重要な課題と位置づけ、平成27年度に策定した東近江市まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づいて、地方創生への取り組みを進めてまいりました。  平成31年度は、総合戦略の最終年を迎えますことから、総仕上げの年として、10年先、20年先を見据えた基盤固めとなる施策に対して予算の重点化を図るとともに、これまで進めてまいりました本市の豊かで多様性のある地域資源を最大限に生かした施策に引き続き全力で取り組んでまいりたいと考えております。  一般会計予算の総額は498億円とし、公立保育園等施設型給付費予算計上を見直しましたことにより、昨年に比べ3億円の減少となりましたものの、予算規模としましては、平成28年度当初予算に次ぐ合併後過去2番目の規模となる予算といたしました。  特に、重点的に取り組んでいく施策につきまして、東近江市まち・ひと・しごと創生総合戦略の4つの柱に基づき、基本的な考えを申し述べさせていただきます。  1つ目の柱であります「働き住み続けたい活力のある東近江市の創生」として、引き続き近江鉄道八日市駅周辺を核とした中心市街地の活性化に取り組みます。  中心市街地活性化基本計画に基づき、必要な都市機能の充実を図り、魅力ある市街地のにぎわいの創出に努めてまいります。あわせて、工場等の立地促進を積極的に進め、商工業の活力を増進させてまいりたいと考えております。  また、本市の基幹産業とも言うべき農業振興策につきましては、昨年4月に設立しました地域商社株式会社東近江あぐりステーション」を中心として、市内産野菜を地元スーパー等で販売し、農家所得の向上と市内産野菜の自給率向上取り組みを推進いたします。  このため、野菜の生産を拡大される農家に対する新たな補助制度を創設するとともに、機械導入経費などに対しても支援を行います。  特に、農家の生産性向上と流通・販売体制の両面からサポートを行うことで、さらなる攻めの農業施策を展開してまいりたいと考えております。  2つ目の柱の「行きたくなる住みたくなる魅力ある東近江市の創生」につきましては、鈴鹿の山々から琵琶湖に広がる豊かな自然環境、その中で培われてきた奥深い歴史や伝統・文化など、多くの魅力的な地域資源に本市は恵まれております。  これらの地域資源を効果的に活用し、観光振興定住移住につなげてまいりたいと考えております。  具体的には、地域資源を魅力的に伝えて来訪者の満足度を高められるよう、観光ガイドスキルアップを図るとともに、従来の教育旅行を受け入れる民泊運営体制の強化と農家民泊の新たな仕組みづくり取り組みます。  また、近江鉄道太郎坊宮前駅の駅前広場、駅ホームなどの整備を行い、観光客誘致につなげるとともに、市民の皆様の利便性向上にも努めます。  さらに、史跡雪野山古墳の発掘30周年を記念いたしまして、明治大学博物館におきまして雪野山古墳の出土品の公開展示を行い、本市への誘客につなげていきたいと考えております。  豊かな自然の保全と活用を図るため、今後100年を見据えた森のあるべき姿を考え、森里川湖のつながりを生かした森づくり計画策定や、3回目となります「びわ湖 東近江 SEA TO SUMMIT 2019」の開催、鈴鹿10座活用プランに基づく登山道及び駐車場の整備、トイレの設置を進めてまいります。  定住移住の推進では、都市部からのUIJターンを推進するため、東京・大阪などでの相談会を開催するとともに、市内におけるお試し居住体験移住推進ツアーなど、これまでの取り組みに加え、国が新たに制度化した移住就業支援補助制度の創設に取り組むとともに、定住移住施策といたしまして、子育て世代や新婚世帯の住宅取得に対する制度の見直しなどを行いました。  また、2024年の滋賀県国民スポーツ大会ボクシング会場に内定しております能登川スポーツセンター体育館の整備を進めてまいります。  3つ目の柱であります「若い世代が希望をかなえる夢のある東近江市の創生」では、若い世代の結婚や出産、子育てへの希望を実現させることが大変重要であると考えております。  本市の若者を対象にしたまちづくりアンケートからも、8割以上が結婚の意思を持ち、子どもが欲しいというデータ結果も出ております。  そのため、婚活支援事業補助金を創設し、民間事業者などによる出会いの場を提供するイベント開催の支援を行うほか、利用者の皆様から好評をいただいております、見守りおむつ宅配便や子育てを支援する産後ママサポートチケット制度、中学3年生までの子ども医療費助成病児保育室の運営などについて、継続した取り組みを進めてまいります。  子育て支援施設の充実を図るため、乳幼児を持つ保護者の不安解消や子育て情報を提供するための「つどいの広場」や学童保育所の増設、保育と教育の一体的機能を有した認定こども園2園を新たに整備するとともに、民間保育所施設整備に補助を行い、子育て環境の充実を図ってまいります。  また、外国籍の園児が多い幼児園に日本語指導教室を新たに開設し、安心した生活を送れるようサポートいたします。  次に、教育関係では、2020年度から始まる小学校における外国語の教科化を見据え、ALT(外国語指導助手)をさらに1名増員し、児童が英語に親しむ環境を整えてまいりたいと考えております。  4つ目の柱であります「誰もが安心して暮らせる豊かな東近江市の創生」では、地域を結ぶ道路の整備や公共交通の確保・利用促進対策など、都市基盤整備の強化を図り、市民の利便性向上や災害に強いまちづくりにつなげてまいります。  道路整備のうち、街路整備として進めております、いわゆる外環状線と呼ばれる小今建部上中線の聖徳工区や能登川地区の垣見隧道は、本市の大変重要な幹線道路であり、10年、20年を見据えた将来への投資であると考えておりまして、早期の完成を目指して取り組んでまいります。  また、身近なバスの生活路線確保利用促進対策として、コミュニティバスの運行や路線バス運行補助商業施設での買い物客へのお帰りキップの配布を継続するほか、学生向けのちょこっとバスキャンペーンを実施いたします。  高齢化への対応といたしましては、地域に密着したサービスを提供するため、高齢者福祉施設の整備に対して補助を行うなど施設の充実に努めるほか、身近な地域で安心して暮らせるよう、地域支え合いコーディネーターの配置や生活支援サポーター活動支援など、ソフト両面での体制づくりの強化も図ってまいります。  以上、平成31年度市政運営に当たり、所信の一端を述べてまいりましたが、今後とも市民の皆様、議員の皆様の御意見・御提案に謙虚に耳を傾けながら、東近江市まち・ひと・しごと創生総合戦略の最終年の仕上げの年として、また誰もが健康で生き生きと輝きながらすばらしい人生を過ごすことができるまちを目指して、職員とともに全力で取り組んでまいりたいと考えております。  本日、御提案を申し上げます議案は、予算案件13件、条例案件10件、その他案件4件、そして人事案件2件の合計29議案でございます。  どうか慎重な御審議をいただき、適切な御決定を賜りますようお願い申し上げまして、開会に当たりましての挨拶とさせていただきます。  どうぞよろしくお願いを申し上げます。   △日程第2 会議録署名議員の指名 ○議長(大橋保治) 日程第2 「会議録署名議員の指名」を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、9番吉坂議員、10番森田議員を指名します。   △日程第3 会期の決定 ○議長(大橋保治) 日程第3 「会期の決定」を議題とします。  お諮りします。  今回の定例会の会期は、本日2月25日から3月25日までの29日間とすることに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大橋保治) 御異議なしと認めます。  よって、会期は29日間と決定しました。   △日程第4 議案第1号から議案第29号まで提案説明 ○議長(大橋保治) 日程第4 議案第1号から議案第29号までを一括議題とします。  提出者に提案理由の説明を求めます。  市長。 ○市長(小椋正清) それでは、本日、提案いたします議案第1号から議案第29号までの各議案につきまして、順次、御説明を申し上げます。  議案第1号から議案第3号につきましては、平成30年度東近江市一般会計補正予算及び特別会計補正予算でございます。  平成30年度東近江市各会計補正予算書及び補正予算に関する説明書の1ページをお開きください。  議案第1号、平成30年度東近江市一般会計補正予算(第7号)は、9,437万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を519億6,584万5,000円と定めるものでございます。  歳出の主な内容は、総務費では、八日市駅前広場工事費等中心市街地道路等整備工事に振り替えるほか、人事院勧告に伴う特別職手当の調整のため、職員給与費を9万9,000円増額するものでございます。  民生費は、平成29年度子ども・子育て支援交付金等に係る国県支出金精算返還金などに2,160万7,000円を増額するものでございます。  農林水産業費は、県営土地改良事業負担金の増加などにより、1,635万8,000円を増額するものでございます。  土木費では、道路新設改良事業街路事業に係る県施工土木事業負担金の増加があったものの、街路事業における国交付金配分率の低下に伴う事業費の減額があり、全体としましては1億5,559万6,000円を減額するものでございます。  消防費では、昨年の台風21号に伴い消防団員の出動が例年より増加したため、費用弁償などに261万9,000円を増額するものであります。  教育費では、国の平成30年度第1次補正予算で内示がありました幼稚園の施設整備工事などに2,054万2,000円を増額するものでございます。  災害復旧費は、さきの台風21号等で大きな被害がありましたあいとうマーガレットステーション災害復旧追加工事が必要となりましたことから、公立学校施設災害復旧事業からその他公共施設等災害復旧事業へ事業費の振替を行うものであります。  歳入の主なものにつきましては、国補助事業に係る事業量等の精査により、国庫支出金、繰越金、市債などを調整するもので、9,437万1,000円を減額するものでございます。  次に、4ページ、第2表「繰越明許費」につきましては、調整に時間を要する事業におきまして、平成31年度に経費の全部または一部を繰り越して執行いたしたく、その限度額を定めるものでございます。  5ページ、第3表「債務負担行為補正」につきましては、平田コミュニティセンターの改築に伴い、指定管理料の見直しが必要となりましたことから、指定管理業務の追加・廃止を行うものであります。  6ページの第4表「地方債補正」につきましては、幼稚園の施設整備工事に伴い、学校教育施設等整備事業債1,670万円を追加するものでございます。  また、街路事業などで国交付金配分率の低下に伴い事業全体を精査したことから、合併特例事業債の限度額を6,970万円減額し、借入限度額を24億3,330万円と定めるものでございます。  次に、特別会計補正予算についてでございます。  35ページをお開きください。  議案第2号、平成30年度東近江市国民健康保険事業勘定特別会計補正予算(第3号)につきましては、保健事業等の交付金の増加により繰越金が生じておりますことから、財政調整基金に積み立てるため、1億251万6,000円を増額するものでございます。  45ページをお開きください。  議案第3号、平成30年度東近江市介護保険特別会計補正予算(第2号)につきましては、保険者機能強化推進交付金の交付に伴い、介護予防生活支援サービス事業に充当したことにより、介護保険財政調整基金への積み立てなどで1,697万1,000円を増額するものでございます。  次に、議案第4号から議案第13号までの10議案につきましては、平成31年度東近江市一般会計予算及び特別会計予算並びに事業会計予算でございます。  別冊となります平成31年度東近江市一般会計予算書及び予算に関する説明書の1ページをお開きください。  議案第4号、平成31年度東近江市一般会計予算について、御説明を申し上げます。  平成31年度当初予算は、「第2次東近江市総合計画」及び最終年度を迎えることとなります「東近江市まち・ひと・しごと創生総合戦略」に基づき、中心市街地にぎわい創出や本市の多様性のある自然や歴史・文化を活用した観光施策の強化、子育てしやすいまちづくりや、定住移住施策の推進などによって、「訪れたくなる東近江市」「子育てで選ばれる東近江市」「働き住み続けたい東近江市」をつくり上げるため、歳入歳出予算にそれぞれ498億円を計上し、地方創生をより強力に推進するための予算といたしました。  それでは、歳入の主なものについて御説明を申し上げます。  市政の基幹的な収入であります市税につきましては、景気の拡大に伴う企業収益給与所得の伸びにより増収傾向であるものの、法人市民税において、一部主要法人の大幅な減収が影響したことによりまして、昨年度とほぼ同様の164億2,865万円を計上しております。  項目別では、個人市民税に前年度比0.7%増の54億5,800万円を、法人市民税では、8.7%減の12億8,945万円を、固定資産税には、1.1%増の81億3,860万円を計上いたしました。  地方譲与税は、12.5%増の3億6,000万円を、地方消費税交付金は、20%増の21億円を、地方交付税は、国の総額が増額されましたことから、前年度比3.0%増の103億円を、国・県支出金は、普通建設事業費の増加などにより6.5%増の97億9,207万2,000円をそれぞれ計上いたしました。  繰入金は、歳入不足額を補うため財政調整基金から12億円、公債費の償還に対し減債基金から12億円、大型の普通建設事業に充当するため公共施設整備基金から3億5,000万円、ふるさと寄附基金から4億2,000万円、職員退職手当基金から3億2,800万円等を繰り入れ、35億5,828万3,000円といたしました。  市債におきましては、地方交付税の振替であります臨時財政対策債に、前年度比14%減の14億1,900万円、市の基盤整備に伴う合併特例事業債は、前年度比13.8%減の23億5,920万円を計上いたしました。  次に、歳出の主なものにつきまして御説明を申し上げます。  総務費につきましては、八日市駅前のにぎわい創出を図る取り組みとして中心市街地にぎわい創出事業、転出超過を抑制し人口減少を克服するため移住希望者に対しお試し居住体験推進事業、移住推進ツアーの開催経費等を計上しております。  また、観光客やインバウンドを見据え、近江鉄道太郎坊宮前駅舎周辺整備事業、豊かな自然と文化を生かしたエコツーリズム事業などを計上いたしております。  一方、ふるさと寄附事業が所管がえされましたことから、全体として、前年度比8.5%減の51億8,871万3,000円を計上いたしました。  民生費では、子育てを応援し、子どもを産み育てやすい環境を整えるため、育児相談と経済的負担軽減を目的に「見守りおむつ宅配便」を引き続き実施するほか、地域子育て支援拠点「つどいの広場」の拡充、中学3年生までの子ども医療費の助成、病児保育室の運営、認定こども園施設整備民間保育所への施設整備費補助、高齢者福祉施設等の整備などで、前年度比2.5%増の183億7,575万3,000円を計上いたしました。  衛生費は、不妊・不育症治療費助成、妊婦健診助成、幼児の弱視機能検査の充実、能登川病院における救急医療及び小児医療の確保のための政策的医療交付金を計上いたしました。  一方で、すくすく東近江市事業の一環で整備を進めてまいりました保健センターが完成したことや布引斎苑の改築が完成しましたことから、八日市布引ライフ組合への負担金が減額し、前年度比10.3%減の45億2,709万8,000円を計上いたしました。  農林水産業費では、近畿最大の耕地面積を誇る本市の農業施策としまして、昨年4月に設立しました地域商社株式会社東近江あぐりステーション」を中心に流通・販売体制の確立と農家の生産性向上を図る取り組みへの支援、農業の担い手不足対策としての新規就農者支援のほか、水田野菜などの拡大推進、林業振興対策、鳥獣対策事業、土地改良事業などで、前年度比1.2%増の23億2,689万8,000円を計上いたしました。
     商工費では、商工業の活性化事業としまして、引き続き工場等立地促進事業を実施するほか、中心市街地商業等空店舗再生支援事業や小規模事業者既存店舗リノベーション補助、空店舗出店者支援補助を計上いたしております。  また、本市の地域資源を生かした観光戦略では、都市圏でのPR活動や観光ボランティアの人材育成のほか、ふるさと寄附事業が所管がえされたことにより、前年度比57.7%増の9億7,286万3,000円を計上いたしました。  土木費は、小今建部上中線(聖徳工区)や中学校線(垣見工区)をはじめとする街路事業道路整備事業、公園施設や道路・橋梁の長寿命化のための更新及び修繕、児童・生徒の通学に係る交通安全施設整備などを実施するとともに、都市計画マスタープラン改定経費のほか、子育て世帯や移住される方を対象に住宅取得や改修に対する支援などを行うことなどから、前年度比0.2%減の39億5,209万7,000円を計上いたしました。  消防費は、東近江行政組合負担金や消防団活動に係る経費を計上いたしております。  また、平成28年度から3年間で整備を進めてまいりました防災情報告知放送システム整備事業が終了したことなどから、前年度比12.7%減の16億2,184万2,000円を計上いたしました。  教育費では、2024年に開催されます滋賀県国民スポーツ大会ボクシング会場に内定しております能登川スポーツセンター体育館の新築工事や2020年度の小学校外国語の教科化を見据えた外国語指導助手の増員、児童・生徒の学力向上対策のほか、小・中学校の施設整備、図書館の施設改修などで、前年度比3.3%減となります57億4,703万8,000円を計上いたしました。  公債費につきましては、臨時財政対策債、合併特例事業債等の償還に、前年度比4.8%増の62億4,097万2,000円を計上いたしました。  6ページをお願いします。第2表「債務負担行為」では、市営新大森団地改築(第二期)工事や栗見橋修繕工事事業負担金など16件につきまして、後年度にわたって事業を継続する必要があるため、その期間と限度額を定めるものでございます。  7ページ、第3表「地方債」につきましては、臨時財政対策債、合併特例事業、緊急自然災害防止対策事業などについて、その限度額や起債方法等を定めるものでございます。  続きまして、議案第5号から議案第10号までの各特別会計予算について御説明を申し上げます。  議案第5号、平成31年度東近江市国民健康保険事業勘定特別会計予算から、議案第10号、平成31年度東近江市公設地方卸売市場特別会計までの6特別会計予算の合計額は、前年度比0.2%増の230億7,080万円を計上するものでございます。  この6特別会計につきまして御説明を申し上げます。  別冊の平成31年度東近江市特別会計予算書及び予算に関する説明書の1ページをお開きください。  議案第5号、平成31年度東近江市国民健康保険事業勘定特別会計予算は、国保事業の広域化に伴いまして、県が決定する標準保険料や納付金を計上しております関係から、前年度比3.9%減の106億3,000万円を、53ページ、議案第6号、平成31年度東近江市国民健康保険施設勘定特別会計予算は、診療所及び関連施設の改修を実施いたしたく、前年度比1.6%増の11億9,300万円を、85ページになりますが、議案第7号、平成31年度東近江市後期高齢者医療特別会計予算は、医療費の増加に伴い、前年度比6.9%増の11億6,500万円を、107ページ、議案第8号になります。平成31年度東近江市介護保険特別会計予算は、介護給付費の増加見込みにより、前年度比3.9%増の86億3,200万円を、161ページをお願いします。議案第9号、平成31年度東近江市農業集落排水事業特別会計予算は、公共下水道接続に向けた下水道本管の点検修繕に、前年度比4.2%増の14億100万円を、185ページをお願いします。議案第10号、平成31年度東近江市公設地方卸売市場特別会計予算は、卸売市場の将来展望を見据えた経営戦略の策定などで、前年度比18.6%増の4,980万円を、それぞれ計上するものでございます。  続きまして、別冊の平成31年度東近江市水道事業会計予算書及び予算に関する説明書の3ページをお開きください。  議案第11号、平成31年度東近江市水道事業会計予算は、八日市・永源寺・五個荘・能登川・蒲生各地区の上水道事業を経営するもので、前年度比1.5%増の30億7,650万4,000円を計上するものでございます。  続きまして、別冊の平成31年度東近江市下水道事業会計予算書及び予算に関する説明書の3ページをお開きください。  議案第12号、平成31年度東近江市下水道事業会計予算は、八日市・五個荘・愛東・湖東・能登川・蒲生各地区の公共下水道事業を経営するもので、前年度比1.0%増の52億8,607万9,000円を計上するものでございます。  続きまして、別冊の平成31年度東近江市病院事業会計予算書及び予算に関する説明書の1ページをお開きください。  議案第13号、平成31年度東近江市病院事業会計予算は、能登川病院の企業債の償還金などで、前年度比65.7%減の2億9,328万3,000円を計上するものでございます。  続きまして、平成31年3月東近江市議会定例会議案書の1ページをお開きください。  議案第14号でございます。東近江市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、国家公務員に準じた超過勤務命令の上限措置を講ずるため、本市条例の一部を改正するものでございます。  3ページ、議案第15号、東近江市事務分掌条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、市民環境部及び都市整備部の分掌事務を変更するため、本市条例の一部を改正するものでございます。  5ページ、議案第16号、東近江市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、平田コミュニティセンターの改築に伴い、区分及び使用料を改正いたしたく、本議案を提出するものでございます。  7ページをお願いします。議案第17号、東近江市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、国民健康保険法施行令の一部改正に伴い、本市条例の一部を改正するものでございます。  9ページ、議案第18号、東近江市中小企業及び小規模企業振興基本条例の制定についてにつきましては、中小企業及び小規模企業の振興を図るため、基本となる事項を定めたく、本議案を提出するものでございます。  14ページ、議案第19号をお願いします。東近江市手数料条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、建築基準法の一部改正に伴い、本市条例の一部を改正するものでございます。  18ページ、議案第20号、東近江市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、市街化調整区域における地区計画の都市計画決定の追加に伴い、地区計画区域内の建築物の制限に関する地区及びその制限内容を追加したく、本市条例の一部を改正するものでございます。  23ページ、議案第21号、近江八幡八日市都市計画事業能登川西土地区画整理事業施行に関する条例を廃止する条例の制定についてにつきましては、近江八幡八日市都市計画事業能登川駅西土地区画整理事業に係る事務の完了に伴い、本市条例を廃止いたしたく、本議案を提出するものであります。  25ページをお願いします。議案第22号、東近江市農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、平成31年度に公共下水道に接続する岸本地区及び清水地区農業集落排水処理施設を用途廃止いたしたく、本市条例の一部を改正するものでございます。  27ページ、議案第23号、東近江市布設工事監督者配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者資格基準に関する条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、水道法施行令及び水道法施行規則の一部改正に伴い、本市条例の一部を改正するものでございます。  30ページをお願いします。議案第24号、新市まちづくり計画及び合併建設計画の変更につき議決を求めることについてにつきましては、計画期間及び財政計画の変更をいたしたく、市議会の議決を求めるものでございます。  36ページをお願いします。議案第25号、東近江市立平田コミュニティセンター指定管理者指定期間の変更につき議決を求めることについてにつきましては、平田コミュニティセンター指定管理者指定期間の変更について、市議会の議決を得たく、本議案を提出するものでございます。  38ページ、議案第26号、東近江市立平田コミュニティセンター指定管理者の指定につき議決を求めることについてにつきましては、平田コミュニティセンターの改築に伴い、指定管理者の指定について市議会の議決を得たく、本議案を提出するものでございます。  40ページをお願いします。議案第27号、市道路線の認定につき議決を求めることについてにつきましては、中野むくのき幼児園、東近江保健センター及び子育て支援センターの設置に伴い整備いたしました道路を市道として認定いたしたく、市議会の議決を求めるものでございます。  42ページをお願いします。議案第28号、東近江市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてにつきましては、教育委員のうち賀川昌明氏は、平成31年3月23日をもって任期満了となりますが、引き続き委員に任命いたしたく、市議会の同意を求めるものでございます。  44ページ、議案第29号、東近江市公平委員会委員の選任につき同意を求めることについてにつきましては、公平委員会委員のうち澤田喜一郎氏は、平成31年3月23日をもって任期満了となりますが、引き続き委員に選任いたしたく、市議会の同意を求めるものでございます。  以上、御説明を申し上げましたが、どうか慎重なる御審議をいただきまして適切な御決定を賜りますことを改めてお願い申し上げまして、説明とさせていただきます。  どうぞよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(大橋保治) 説明は終わりました。   △日程第5 議案第28号及び議案第29号 質疑 ○議長(大橋保治) 日程第5 議案第28号及び議案第29号について、質疑を行います。  質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大橋保治) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第28号及び議案第29号については、人事案件でありますので、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、直ちに討論・採決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大橋保治) 御異議なしと認めます。  よって、議案28号及び議案第29号については、委員会付託を省略し、直ちに討論・採決することに決定しました。  議案第28号について、討論はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大橋保治) 討論なしと認め、討論を終結します。  議案第28号、東近江市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて採決します。  本案を原案のとおり同意することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大橋保治) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。  次に、議案第29号について、討論はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大橋保治) 討論なしと認め、討論を終結します。  議案第29号、東近江市公平委員会委員の選任につき同意を求めることについてを採決します。  本案を原案のとおり同意することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大橋保治) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。 ○議長(大橋保治) 以上で、本日の議事日程は全て終了いたしました。  お諮りします。  議案等熟読のため、明日2月26日から3月6日までの9日間、休会することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大橋保治) 御異議なしと認めます。  よって、2月26日から3月6日までの9日間、休会することに決定しました。  3月7日は午前9時から本会議を開き、議案に対する質疑並びに代表質問を行います。  本日は、これにて散会いたします。  御苦労さまでした。                午前10時24分 散会     地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。               平成31年2月25日            東近江市議会議長  大橋 保治              同   議員  吉坂  豊              同   議員  森田 德治...