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平成30年 9月定例会(第 1号 8月31日)

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  1. 東近江市議会 2018-08-31
    平成30年 9月定例会(第 1号 8月31日)


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    平成30年 9月定例会(第 1号 8月31日)             平成30年9月東近江市議会定例会会議録           平成30年8月31日(金曜日)午前9時30分開会 ----------------------------------- 議事日程  第1  諸般の報告  第2  会議録署名議員の指名  第3  会期の決定  第4  議案第59号から議案第78号まで 提案説明 (市長提出)  第5  議案第78号 質疑 ----------------------------------- 本日の会議に付した事件  1   諸般の報告  1   会議録署名議員の指名  1   会期の決定  1   議案第59号から議案第78号まで 提案説明 (市長提出)       議案第59号 平成29年度東近江市一般会計決算の認定について       議案第60号 平成29年度東近江市国民健康保険事業勘定特別会計決算              の認定について
          議案第61号 平成29年度東近江市国民健康保険施設勘定特別会計決算              の認定について       議案第62号 平成29年度東近江市後期高齢者医療特別会計決算の認定につ              いて       議案第63号 平成29年度東近江市介護保険特別会計決算の認定について       議案第64号 平成29年度東近江市農業集落排水事業特別会計決算の認定に              ついて       議案第65号 平成29年度東近江市公設地方卸売市場特別会計決算の認定に              ついて       議案第66号 平成29年度東近江市水道事業会計利益剰余金の処分及び決算              の認定について       議案第67号 平成29年度東近江市下水道事業会計利益剰余金の処分及び決              算の認定について       議案第68号 平成29年度東近江市病院事業会計決算の認定について       議案第69号 平成30年度東近江市一般会計補正予算(第4号)       議案第70号 平成30年度東近江市国民健康保険事業勘定特別会計補正              予算(第1号)       議案第71号 平成30年度東近江市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1              号)       議案第72号 平成30年度東近江市介護保険特別会計補正予算(第1号)       議案第73号 東近江市保健センター条例の一部を改正する条例の制定につい              て       議案第74号 東近江市子育て支援センター条例の制定について       議案第75号 東近江市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例              の一部を改正する条例の制定について       議案第76号 東近江市手数料条例の一部を改正する条例の制定について       議案第77号 財産の取得につき議決を求めることについて       議案第78号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて  1   議案第78号 質疑 ----------------------------------- 出席議員   1番  山本直彦議員    2番  青山孝司議員   3番  櫻 直美議員    4番  鈴木則彦議員   5番  辻 英幸議員    6番  西村和恭議員   7番  田井中丈三議員   8番  井上 均議員   9番  吉坂 豊議員   10番  森田德治議員  11番  廣田耕康議員   12番  戸嶋幸司議員  13番  西﨑 彰議員   14番  安田高玄議員  15番  西澤由男議員   16番  西村純次議員  17番  和田喜藏議員   18番  市木 徹議員  19番  山中一志議員   20番  竹内典子議員  21番  大橋保治議員   23番  田郷 正議員  24番  大洞共一議員   25番  西澤善三議員 ----------------------------------- 欠席議員  な  し ----------------------------------- 議場に出席した事務局職員                        事務局長  磯 部 善 之                        事務局次長 西 村 要一郎 ----------------------------------- 会議に出席した説明員        市長                 小 椋 正 清        副市長                南 川 喜代和        教育長                藤 田 善 久        政策監                黄 地 正 治        総務部長               谷   善 哉        企画部長               平 木 秀 樹        税務部長               川 南   壽        市民環境部長             大和田   聡        健康福祉部長             山 田 明 宏        こども未来部長            北 村 定 男        農林水産部長             栗 田   徹        商工観光部長             木 村 義 也        都市整備部長             藤 島 銀 二        水道部長               今 堀 太 平        教育部長               北 村 良 子 -----------------------------------                 午前9時30分 開会 ○議長(市木 徹) おはようございます。  ただいまから、平成30年9月東近江市議会定例会を開会いたします。  ただいまの出席議員数は24名で、定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。  初めに、東近江市民憲章の朗唱を行います。皆さん、御起立ください。  (市民憲章朗唱) ○議長(市木 徹) 御着席ください。   △日程第1 諸般の報告 ○議長(市木 徹) 日程第1 「諸般の報告」であります。  まず、市長から、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、平成29年度東近江市の財政健全化判断比率及び公営企業の資金不足比率の報告がありました。  また、東近江市債権の管理に関する条例第9条の規定に基づく債権放棄の報告及び地方自治法第180条第2項の規定に基づく専決処分の報告1件がありました。  次に、監査委員から、地方自治法の規定により平成30年6月分及び7月分の現金出納検査結果が議会に提出されておりますから、御了承願います。  なお、本日の説明員としてお手元に配付の一覧表のとおり、あらかじめ出席を求めておきましたので、御了承願います。  報告は、以上のとおりです。  ここで、市長から発言を求められておりますので、これを許可します。  市長。 ○市長(小椋正清) 皆さん、おはようございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。  平成30年9月市議会定例会開会に当たりまして、御挨拶を申し上げます。  本日、平成30年9月東近江市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様には、御多用の中、御出席を賜り、まことにありがとうございます。  皆様には、日々東近江市の発展と市民の福祉増進のため、御活躍をいただいておりますことに厚くお礼を申し上げます。  さて、ことしの夏は、6月下旬から異常とも言える暑さが続いております。7月23日には、気象庁が臨時の会見を開き、この記録的な猛暑を「一つの災害と認識している」という異例のコメントを発表しました。  本市では、6月下旬から30度を超える真夏日が60日間と、ほぼ毎日のように続いております。  東近江消防本部管内では、8月30日現在で熱中症の疑いによる救急搬送件数が280件に上り、そのうち東近江市内は116件の搬送があったとの報告を受けておりまして、昨年比で約1.7倍と、本市も記録的な猛暑の影響が顕著にあらわれております。  本市では、この暑さによる健康被害が増加しておりますことから、熱中症予防の対応として、7月26日から9月末まで市役所をはじめとする36カ所の公共施設を一時休憩所として開放するとともに、市ホームページ東近江スマイルネットを通じて市民の皆様に注意喚起を行いました。  あすから9月に入りますが、まだしばらくは暑い日が続くことが予測されますので、外出の際には、熱中症の予防など健康管理には十分注意をしていただきたいと思います。  こうした異常とも言える気象が続く中で、6月末から8月にかけて、各地で大きな災害が相次ぎました。  6月29日には、近畿最強クラスの竜巻と推定される突風が発生し、米原市で140棟の家屋が被害を受けたほか、電柱や木が倒れるなど大きな災害に見舞われました。  米原市からは、滋賀県を通じて本市に職員の派遣要請があり、7月4日及び7月9日から12日までの5日間、家屋被害認定調査業務及び調査の指導として、6名の職員を派遣いたしました。  また、平成30年7月豪雨は、西日本の1府10県に大雨特別警報が発表され、河川の氾濫や家屋への浸水、土石流などの甚大な被害が発生しました。
     内閣府の集計によりますと、221人もの尊い命が失われ、380人を超える方が負傷、そして今もなお多くの方々が避難所生活を余儀なくされておられます。  この豪雨によってお亡くなりになりました方々の御冥福を心からお祈り申し上げますとともに、被災された皆様に御見舞いを申し上げ、一日も早い復興をお祈りする次第でございます。  この災害に関しては、関西広域連合を通じて滋賀県から本市に派遣要請があり、広島県庁に7日間3名の職員を派遣し、被害認定調査相談業務に当たったほか、厚生労働省からの要請により、岡山県倉敷市の避難所に保健師を派遣し、6日間にわたり避難所での健康相談など避難者のケアを行ったところであります。  今回の豪雨では、幸い本市に大きい被害はありませんでしたが、その後に到来した台風12号及び20号により、農業用施設への被害や林道の法面崩壊、倒木、公共施設の屋根などの損壊が発生しており、改めて自然の脅威を思い知らされたところでございます。  現時点で、台風21号も非常に懸念されるところでございます。  米原市や広島県、岡山県倉敷市への災害支援活動や本市における台風への対応を踏まえまして、緊急情報を素早く正確に伝達するとともに、日ごろの備えの大切さを痛感いたしました。  特に、米原市や7月豪雨における職員の災害派遣を通じまして、混乱する災害現場で的確な判断と指示ができる職員の育成が大変重要であるとの教訓を得ることができました。  他の自治体で発生した災害を他山の石として捉え、災害派遣に協力する中でノウハウも蓄積し、今後の防災・減災に備えてまいりたいと考えております。  7月2日には、一般社団法人東近江観光協会の事務所を五個荘の「ぷらざ三方よし」から「東近江市役所東庁舎」へ移転していただきました。  今回の移転により、観光協会と行政のさらなる連携強化を図り、迅速な意思決定と機能性のある観光施策の展開が発揮できるものと期待しているところでございます。  本市が持つ多様性のあるすばらしい歴史や文化、自然資源を有効に活用し、一層の観光施策の推進に取り組んでまいりたいと思います。  そのほか、6月市議会以降の主な事業について、若干、振り返ってみたいと思います。  昨年7月に逝去された文化功労者で東近江市名誉市民であります故中路融人画伯の御遺族から、総数230点に上る絵画資料と多額の浄財を御寄附いただきました。  また、公益財団法人藤井協成会様からは、小下図額40点、本画額5点を寄附していただき、7月14日に中路融人記念館寄附贈呈式をとり行わさせていただきました。  中路画伯は、生涯、滋賀の美しい自然風景をこよなく愛し、数々の作品を残しておられ、すばらしい湖国の風景画をこの記念館で間近に常時鑑賞できることは、大変貴重なことであります。  このほどいただきました作品も含め、滋賀県の自然がこれほど美しく尊いものであることを私たちに伝えていただきました故人の遺志をしっかりと引き継いでまいりたいと思います。  7月23日には、県知事・副知事に対し、平成31年度の滋賀県予算編成に対する要望として政策提案を行いました。  特に、最重点課題として近江鉄道の存続に向けた取り組み及び人口減少下における適正な農振制度の運用について、要望を行いました。  本市にとりましては、近江鉄道八日市駅を核にした中心市街地の活性化に取り組みを進めているさなかであり、市内に13の近江鉄道駅を持つ本市にとっては、市民の日常生活に必要不可欠なインフラとしての公共交通で、かつ、本市をはじめ県内5市5町にまたがる広域的な幹線交通でありますことから、県が強力にリーダーシップを発揮して鉄道会社として存続する努力をされるよう強く要望してまいりました。  また、農業振興地域整備計画の運用、いわゆる農振制度の運用につきましては、企業誘致や優良な住宅地の確保、地域住民が真に必要としている施設などを計画する段階で常に課題となっておりますことから、制度の運用等の改善を含めた6項目について重点的に説明をさせていただき、県の御理解と積極的な事業推進についてお願いをいたしたところでございます。  本市におきましては、今後、地方創生を実現するため、あらゆる機会を捉え、県や国に要望を行うとともに、広大な市域に広がる多様性に富んだ地域資源を最大限に活用できるよう取り組みを進めてまいりたいと考えております。  7月24日には、高島屋京都店との間で地域活性化包括連携に関する協定の調印を行いました。  高島屋とは、ふるさと寄附について連携を進めているところですが、今後は、本市の観光情報の発信や物産フェアの開催などで連携を深めながら、百貨店のブランド力を生かし、本市の知名度アップと観光、物産の振興を図ってまいりたいと考えております。  さらに、災害時における必要な物資の供給に関する項目も協定に含めることができ、災害時の必要な物資の確保など、本市の防災対策に大きく寄与していただけるものと考えております。  8月23日には、平成31年度の予算編成方針の示達を行いました。  来年度は、「第2次東近江市総合計画前期基本計画」の3年目であり、かつ、5年を期間として進めております「まち・ひと・しごと創生総合戦略」の最終年を迎えますことから、各施策の方向性と進捗状況を的確に把握し、効果検証による事業見直しを進めつつ、強力に事業を推進していく必要があると考えております。  これまでの取り組みにより、観光客が増加するなど一定の成果は見られますものの、出生率の低下や若年層の転出超過など、人口減少問題はますます重要な課題となっておりますことから、施策のさらなる重点化が必要であると考えております。  職員とともにこれまで培ってきた経験やノウハウをフルに活用し、市民の皆様・議員の皆様の御理解と御協力を得て、総合計画の実現と地方創生を強力に推進し、喫緊の課題であります人口減少社会への対応に積極的に取り組んでまいりたいと考えております。  さて、本日、御提案申し上げます議案は、決算10件、予算4件、条例4件、その他案件1件、人事案件1件の合計20件でございます。  どうか慎重に御審議をいただき、適切な御決定を賜りますようお願いを申し上げまして、開会に当たりましての挨拶とさせていただきます。  どうぞよろしくお願い申し上げます。   △日程第2 会議録署名議員の指名 ○議長(市木 徹) 日程第2 「会議録署名議員の指名」を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、9番吉坂議員、10番森田議員を指名します。   △日程第3 会期の決定 ○議長(市木 徹) 日程第3 「会期の決定」についてを議題とします。  お諮りします。  今回の定例会の会期は、本日から9月28日までの29日間とすることに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市木 徹) 御異議なしと認めます。  よって、会期は本日から9月28日までの29日間と決定しました。   △日程第4 議案第59号から議案第78号まで提案説明 ○議長(市木 徹) 日程第4 議案第59号から議案第78号までを一括議題とします。  提出者に提案理由の説明を求めます。  市長。 ○市長(小椋正清) それでは、本日、御提案申し上げます議案第59号から議案第78号までの各議案につきまして、順次、御説明を申し上げます。  議案第59号から議案第68号につきましては、平成29年度東近江市一般会計、各特別会計及び各事業会計決算の認定に係る案件でございます。  平成29年度は、景気の緩やかな回復基調が続く中、個人の給与所得や企業業績の伸びにより市税収入が増加し、また社会資本整備保育所等整備に係る交付金などの国庫支出金が増加しました。  一方、普通交付税は、合併支援措置段階的縮減が3年目を迎え、厳しい財政状況への対応がより一層求められる状況でありました。  国全体で人口減少少子高齢化が進み、本市におきましても人口構造が大きく変化する中、人口減少を少しでも食いとめ、持続可能なまちづくりを進めるため、地方創生取り組みをより強化する必要がございます。  本市が総合計画において、将来都市像として掲げる「うるおいとにぎわいのまち東近江市」の実現を目指して、第2次東近江市総合計画の各基本施策であります中心市街地活性化観光振興取り組み、定住移住の推進、子育て支援及び住みよいまちにするための基盤整備などに取り組んでまいりました。  今後とも、多くの行政需要を満たすために、より一層の「選択と集中」を徹底し、創意工夫を凝らしながら、さらなる効果的な行財政運営に努めていかなければならないと考えております。  それでは、平成29年度東近江市各会計歳入歳出決算書の議案第59号、平成29年度東近江市一般会計決算の認定についてをお開きください。  歳入歳出決算状況は、1ページから8ページまでにそれぞれ記載のとおりでありますが、歳入歳出差引額は、9ページに記載のとおり、16億4,360万1,924円となりました。  1ページからの歳入について御説明を申し上げます。  歳入決算総額は、513億21万7,382円で、調定額に対する収入率は、94.9%であります。  歳入の主な項目でありますが、市税につきましては、総額167億2,680万526円、調定額に対する収納率は97.9%であり、歳入総額に占める割合は、32.6%となっております。  そのほかの主なものとしましては、地方消費税交付金18億2,866万円、地方交付税は、普通交付税特別交付税を合わせて111億5,821万5,000円、分担金及び負担金2億4,086万4,337円、使用料及び手数料19億3,059万2,517円、国庫支出金64億238万238円、県支出金32億2,467万4,366円、繰入金4億534万9,680円、諸収入14億5,853万8,935円、市債45億1,732万9,000円であります。  収入未済額につきましては、27億3,166万6,227円となっておりますが、これは総務費、民生費、衛生費、農林水産業費、土木費、教育費及び災害復旧費におきまして、事業を平成30年度へ繰り越していることに伴う国・県支出金、市債などの特定財源22億2,496万7,603円を含むものでございます。  次に、5ページからの歳出につきまして、御説明を申し上げます。  歳出決算総額は、496億5,661万5,458円で、予算執行率は89.1%であります。  歳出の主な内容でありますが、議会費は、議会運営事業や「議会だより」等の議会広報活動事業であります。  総務費は、本庁舎・各支所等管理業務情報システム管理事業ふるさと寄附業務などの企画調整事業、木地師のふるさと発信事業などの地域活性化事業自治振興事業コミュニティセンターの整備及び管理運営事業防犯対策事業中心市街地活性化基本計画に基づく中心市街地にぎわい創出事業、市民の定住、市外からの移住を推進する定住移住推進事業、「SEA TO SUMMIT」開催などの森里川湖のつながり創生事業空家等対策事業賦課徴収事務に係る徴税費などであります。  翌年度繰越額1億3,933万6,000円につきましては、八日市駅前広場改良事業中心市街地まちづくり拠点整備事業街なみ環境整備事業及び通知カード個人番号カード関連事務委任交付事業に係る経費を繰り越したものであります。  民生費は、中野むくのき幼児園をはじめとする施設整備認定こども園公立保育所運営事業民間保育所等運営支援事業施設整備補助、能登川西、能登川南こどもの家の新増築などの学童保育所整備事業子育て支援センター整備などの子育て支援拠点整備事業、児童手当や生活保護費給付事業臨時福祉給付金支給事業障害者サービス等給付事業乳児おむつ等支給などの次世代育成対策事業後期高齢医療事業、他会計への繰出金などであります。  翌年度繰越額7億5,623万5,000円につきましては、高齢者福祉施設等整備に関する補助事業、(仮称)能登川第一幼児園整備事業中野幼稚園解体事業などの経費を繰り越したものであります。  次に、衛生費は、保健センター整備事業、母子保健・成人保健事業感染症予防対策事業地域医療確保対策事業水道事業病院事業会計及び中部清掃組合八日市布引ライフ組合への負担金などであります。  翌年度繰越額2,373万6,000円につきましては、(仮称)布引の森整備事業費を繰り越したものであります。  労働費は、勤労者施設管理運営事業シルバー人材センターへの補助や、しごとづくり応援センターの運営などの雇用対策事業などであります。  農林水産業費は、担い手育成事業愛東マーガレットステーション施設整備などの農林水産創造ネットワーク事業特産品生産振興事業環境農業推進事業国営かんがい排水事業県営土地改良事業鳥獣対策事業農用地環境保全事業農業集落排水事業特別会計への繰出金などであります。  翌年度繰越額4,910万8,000円につきましては、担い手確保経営強化支援事業、大規模圃場整備計画平面図作成事務の事業費を繰り越したものであります。  商工費は、企業立地促進対策事業本市PR動画「おかえり東近江」の制作や「ここ滋賀」でのイベント開催などの観光戦略推進事業永源寺門前トイレ改修工事などの観光機能強化事業、大凧会館等の観光施設管理運営事業に係る経費などであります。  次に、土木費では、道路・橋梁等施設の維持・管理・点検などの道路・橋梁長寿命化対策事業道路維持管理事業雪寒対策事業道路新設改良事業中学校線改良工事に伴う東海道本線能登川構内西垣見架道橋改築工事小今建部上中線道路改良工事などの街路事業ひばり公園遊具更新などの公園施設長寿命化対策支援事業費下水道事業特別会計への繰出金などであります。  翌年度繰越額4億6,673万6,000円につきましては、桜川石塔線能登川北部線学校横山線などの道路新設改良事業筏川河川改良に係る排水対策事業、中学校線の街路事業、皇美麻、大水児童公園施設整備事業、市営新大森団地改築事業などの事業費を繰り越したものであります。  消防費でございますが、消防団活動に係る非常備消防事業や消防ポンプ自動車購入経費、防災対策事業、東近江行政組合への負担金などであります。  続いて、教育費でございます。  主なものは、能登川西、市原両小学校体育館の大規模改修や、八日市西、湖東第三、能登川東の各小学校のプール改修工事などの小学校施設整備事業、能登川中学校大規模改修工事などの中学校施設整備事業、愛東南幼稚園解体工事などの公立幼稚園施設整備事業、学校給食、文化振興、体育施設や公立幼稚園の管理運営事業などの経費であります。  翌年度繰越額11億1,458万3,000円につきましては、能登川西小学校、能登川中学校の大規模改修工事、玉緒、能登川南、蒲生西小学校、聖徳中学校のトイレ改修事業、能登川スポーツセンター体育館整備事業などの事業費を繰り越したものであります。  次に、公債費は、市債の元利償還金であります。  最後に、諸支出金は、財政調整基金、退職手当基金、減債基金、公共施設整備基金、市営住宅建設整備基金、ふるさと寄附基金などの各基金への積み立てを行ったものでございます。  次に、9ページの「実質収支に関する調書」につきまして、御説明を申し上げます。  歳入歳出差引額から翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた実質収支額は、12億6,999万8,929円となり、黒字決算となったところであります。  続きまして、議案第60号から議案第68号までの各特別会計及び各事業会計の歳入歳出決算につきまして、一括して御説明を申し上げます。  まず、議案第60号、平成29年度東近江市国民健康保険事業勘定特別会計決算の認定についてであります。  歳入歳出決算状況は、10ページから15ページに記載のとおりでございます。  歳入決算額126億2,564万6,993円に対しまして、歳出決算額は122億3,863万5,702円で、差し引き3億8,701万1,291円を翌年度へ繰り越しました。  歳入の主なものは、国民健康保険料及び国民健康保険税で23億138万4,682円を収入いたしました。歳入総額の18.2%を占めております。  そのほかの歳入といたしましては、国庫支出金23億3,890万9,493円、前期高齢者交付金36億6,791万2,421円、共同事業交付金24億1,081万8,653円などであります。  収入未済額は、保険料などの未納額で2億7,824万4,533円となっております。  一方、歳出は、保険給付費74億1,841万2,868円をはじめ、後期高齢者支援金等で13億5,430万5,278円、共同事業拠出金24億9,530万6,249円などであります。  次に、議案第61号、平成29年度東近江市国民健康保険施設勘定特別会計決算の認定についてであります。  歳入歳出決算状況は、17ページから20ページに記載のとおりでございます。  歳入決算額11億7,594万6,933円に対しまして、歳出決算額は10億151万5,569円で、差し引き1億7,443万1,364円を翌年度へ繰り越しました。  歳入の主なものは、歳入総額の44.3%を占めております外来収入等の診療収入5億2,148万9,273円のほか、一般会計などからの繰入金3億6,589万5,000円、繰越金1億9,409万1,987円などであります。
     また、歳出は、各診療所の施設管理費及び人件費などの総務費で7億6,882万8,858円、医薬材料費などの医業費で1億8,139万3,595円が主なものでございます。  次に、議案第62号、平成29年度東近江市後期高齢者医療特別会計決算の認定についてであります。  歳入歳出決算状況は、22ページから25ページに記載のとおりでございます。  歳入決算額11億653万386円に対しまして、歳出決算額は10億5,874万5,023円で、差し引き4,778万5,368円を翌年度へ繰り越しました。  歳入は、後期高齢者医療保険料が8億1,315万7,878円で、収入未済額が490万7,510円となっております。  そのほかの歳入としましては、一般会計からの繰入金2億5,573万4,422円などであります。  一方、歳出は、後期高齢者医療広域連合への納付金10億2,896万9,442円が主なもので、歳出総額の97.2%を占めております。  次に、議案第63号、平成29年度東近江市介護保険特別会計決算の認定についてでございます。  歳入歳出決算状況は、27ページから30ページに記載のとおりでございます。  歳入決算額84億8,079万826円に対しまして、歳出決算額は80億3,621万6,983円で、差し引き4億4,457万3,843円を翌年度へ繰り越しました。  歳入は、介護保険料の18億7,336万3,521円が主なもので、収入未済額は1,836万5,336円であります。  そのほかの歳入としましては、国庫支出金18億2,121万1,683円、支払基金交付金20億2,760万7,457円、一般会計及び基金からの繰入金12億4,060万2,796円などであります。  一方、歳出は、居宅や施設における介護や介護予防サービスを行う保険給付費70億1,854万1,942円が主なもので、歳出総額の87.3%を占めております。  次に、議案第64号、平成29年度東近江市農業集落排水事業特別会計決算の認定についてであります。  歳入歳出決算状況は、32ページから35ページに記載のとおりでございます。  歳入決算額13億1,056万8,398円に対しまして、歳出決算額は13億804万5,011円で、差し引き252万3,387円を翌年度へ繰り越しました。  歳入は、農業集落排水施設の使用料が3億3,925万3,629円で、収入未済額が892万3,720円でございます。  そのほかの歳入としましては、一般会計及び基金からの繰入金7億6,700万円及び市債2億円などであります。  歳出は、処理施設等の維持管理経費であります農業集落排水事業費5億8,310万6,233円及び公債費7億2,441万666円が主なものでございます。  次に、議案第65号、平成29年度東近江市公設地方卸売市場特別会計決算の認定についてであります。  歳入歳出決算状況は、37ページから40ページに記載のとおりでございます。  歳入決算額3,731万1,938円に対しまして、歳出決算額は3,424万7,765円で、差し引き306万4,173円を翌年度へ繰り越しました。  歳入は、入場者からの市場使用料2,683万6,844円が主なもので、収入未済額1,014万8,873円は、市場使用料及び光熱水費負担金などであります。  一方、歳出は、施設維持管理経費の卸売市場費3,106万9,469円及び公債費317万8,296円であります。  次に、財産の状況についてであります。  42ページ以降に記載いたしております平成29年度東近江市財産に関する調書のとおりであります。  続きまして、別冊の平成29年度東近江市水道事業会計決算書をごらんください。  議案第66号、平成29年度東近江市水道事業会計利益剰余金の処分及び決算の認定についてでございます。  市民生活に欠かせない水道水を安心・安全で安定してお届けする、こういったために、管路や施設の計画的な更新と維持管理を実施し、事業の推進を図っているところでございます。  純利益は、5ページに記載のとおり、2億2,954万4,147円となっておりまして、前年度に引き続き純利益を出すことができました。これによります当年純利益を未処分利益剰余金として建設改良積立金に処分することと、決算の認定をいただこうとするものでございます。  次に、別冊の平成29年度東近江市下水道事業会計決算書をごらんください。  議案第67号、平成29年度東近江市下水道事業会計利益剰余金の処分及び決算の認定についてでございます。  平成29年度から下水道事業に地方公営企業法を適用し、さらなる経営の健全化に努めているところでございます。  公営企業会計移行後、初めての決算となったわけでございますが、5ページに記載しておりますとおり、純利益1億9,767万3,049円を出すことができました。これによります当年純利益を未処分利益剰余金として減債積立金に処分することと、決算の認定をいただこうとするものでございます。  次に、別冊の平成29年度東近江市病院事業会計決算書をごらんください。  議案第68号、平成29年度東近江市病院事業会計決算の認定についてでございます。  損益計算では、3ページに記載しておりますとおり、406万653円の当年度純利益となり、前年度繰越欠損金1億8,719万8,080円を差し引き、1億8,313万7,427円を平成30年度へ未処理欠損金として繰り越すことの認定をいただこうとするものでございます。  平成27年度に指定管理者制度を導入し、3年目を迎えた平成29年度の業務実績は、常勤医師数は14名まで増員され、入院患者数は、延べ2万6,350人で、前年度対比11.8%の増加、外来患者数は5万3,359人で、前年度対比7.3%増加となりました。  また、老朽化しておりました施設の改良工事を実施するなど、より快適で安全な医療環境の整備に努めた次第でございます。  今後とも、指定管理者でございます医療法人社団昴会と連携を図りつつ、地域医療のさらなる実践を目指し、良質で安心できる医療の提供に努めてまいりたいと考えております。  続きまして、議案第69号から議案第72号までの4議案につきましては、平成30年度東近江市一般会計及び各特別会計の補正予算でございます。  平成30年度東近江市各会計補正予算書及び補正予算に関する説明書の1ページをお開きください。  議案第69号、平成30年度東近江市一般会計補正予算(第4号)につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ9億4,135万6,000円を追加し、総額を503億1,579万7,000円と定めるものでございます。  歳出の主なものといたしまして、総務費では、公有財産の取得などに2億8,190万6,000円を追加させていただくものでございます。  民生費では、障害者施設整備補助金や公立認定こども園施設整備工事、学童保育所の運営支援などに1億9,548万3,000円を、農林水産業費では、畜産振興対策事業補助金や林道整備事業などに4,224万1,000円を、土木費では、自治会を対象にした除雪機械の購入補助金などに490万円を計上するものであります。  教育費では、能登川スポーツセンター体育館整備事業などに4億1,682万6,000円を計上するものであります。  歳入の主なものにつきましては、まず普通交付税の額の確定によりまして、5億9,500万6,000円の増額、普通交付税の一部であります臨時財政対策債につきましても、額の確定により6,325万6,000円の増額となりましたことから、当初予定いたしておりました減債基金からの繰り入れを4億5,000万円減額するものであります。  また、歳出予算の主な財源といたしましては、国・県支出金1億7,443万9,000円、繰越金486万4,000円、合併特例事業債2億9,240万円を計上するものであります。  続きまして、4ページをお開きください。  第2表の「債務負担行為補正」につきましては、第七期地域おこし協力隊活動業務及びつどいの広場委託料、能登川スポーツセンター体育館移転新築工事及び同工事設計監理業務につきまして、後年度にわたり事業を実施するため、その期間と限度額を追加するものでございます。  第3表「地方債補正」では、臨時財政対策債につきまして、普通交付税の額の確定に伴い、限度額を変更するものであります。  また、合併特例事業債につきましては、能登川スポーツセンター移転新築工事の財源として活用いたしたく、限度額を変更するものでございます。  次に、39ページの議案第70号、平成30年度東近江市国民健康保険事業勘定特別会計補正予算(第1号)につきましては、平成29年度療養給付費の確定に伴い、国・支払基金に対する精算返還金などに1億1,238万3,000円を増額補正するものでございます。  続きまして、53ページをお開きください。  議案第71号でございます。平成30年度東近江市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は、保険料軽減特例の見直しに伴いますシステム改修のほか、平成30年度後期高齢者医療保険料額が確定したことによりまして、後期高齢者医療広域連合負担金に8,603万7,000円を増額補正するものであります。  続きまして、65ページをお願いします。  議案第72号、平成30年度東近江市介護保険特別会計補正予算(第1号)につきましては、平成29年度介護保険給付費と地域支援事業費の確定に伴いまして、保険料に余剰が生じましたことから介護保険財政調整基金に積み立てを行うほか、平成29年度実績に伴います国・県に対する精算返還金が確定したことによりまして、7億2,551万1,000円を増額補正するものでございます。  続きまして、平成30年9月東近江市議会定例会議案書の1ページをお開きください。  議案第73号でございます。東近江市保健センター条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、東近江市東近江保健センターを設置し、同センターの分館として東近江市能登川保健センターを設置するため、本市条例の一部を改正するものでございます。  次に、4ページの議案第74号でございます。東近江市子育て支援センター条例の制定についてにつきましては、東近江市子育て支援センターを設置いたしたく、本議案を提出するものでございます。  続きまして、7ページをお願いします。  議案第75号、東近江市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、市街化調整区域における地区計画の都市計画決定の追加に伴い、地区計画区域内の建築物の制限に関する地区及びその制限内容を追加いたしたく、本市条例の一部を改正しようとするものでございます。  次に、12ページをお願いします。  議案第76号、東近江市手数料条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、建築基準法の一部改正に伴い、本市条例につきましても一部を改正するものでございます。  次に、14ページをお願いします。  議案第77号でございます。財産の取得につき議決を求めることについてにつきましては、五個荘竜田町地先の土地の取得について市議会の議決を求めるものでございます。  次に、16ページ、議案第78号、人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてにつきましては、平成30年12月31日をもって任期満了となります久田幸子氏、吉田喜良氏、大塚マサ江氏及び嶋村愼一氏の後任といたしまして、新たに壁田文氏、大林隆三氏、森田初枝氏及び安田義徹氏をそれぞれ委員に推薦いたしたく、また、加川泰正氏、日永清惠氏、西村惠子氏、荻野忍氏、村川くに子氏及び居原田ひろみ氏は、同日をもって任期満了となりますが、引き続き委員に推薦をいたしたく、市議会の意見を求めるものでございます。  以上、簡単に御説明を申し上げました。どうか慎重な御審議をいただきました上、適切な御決定を賜りますことをお願いを申し上げまして、説明とさせていただきます。  よろしくお願い申し上げます。  一部、誤って数字を読み上げたところが2カ所ございますので、修正を申し上げます。  まず最初に、これは実質収支に関する調書の中で、歳入歳出の差引額から翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた実質収支額でございます。これを「12億6,999万8,924円」に修正をお願いします。  私が申し上げたのは間違いまして、「12億6,999万8,929円」と5円多く発言してしまいまして、「12億6,999万8,924円」に修正をお願い申し上げます。  もう1点は、議案第62号、後期高齢者医療特別会計の決算の認定の中の差し引きでございます。これも、歳入歳出の差引額を、これも若干5円の誤りですね。差し引き「4,778万5,363円」と修正をお願いします。私は「4,778万5,368円」と、5円間違っておりましたので、「4,778万5,363円」に修正をよろしくお願いします。  以上でございます。 ○議長(市木 徹) 説明は終わりました。   △日程第5 議案第78号 質疑 ○議長(市木 徹) 日程第5 議案第78号について、質疑を行います。  質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市木 徹) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第78号については、人事案件でありますので、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、直ちに討論・採決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市木 徹) 御異議なしと認めます。  よって、議案第78号については、委員会付託を省略し、直ちに討論・採決することに決定しました。  議案第78号について、討論はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市木 徹) 討論なしと認め、討論を終結します。  議案第78号、人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてを採決します。  本案を原案のとおり同意することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市木 徹) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。 ○議長(市木 徹) 以上で、本日の議事日程は全て終了いたしました。  お諮りします。  議案等熟読のため、明日9月1日から9月10日までの10日間、休会することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(市木 徹) 御異議なしと認めます。  よって、明日9月1日から9月10日までの10日間、休会することに決定しました。  9月11日は午前9時から本会議を開き、議案に対する質疑並びに一般質問を行います。  本日は、これにて散会いたします。  御苦労さまでした。                午前10時36分 散会     地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。               平成30年8月31日            東近江市議会議長  市木  徹              同   議員  吉坂  豊              同   議員  森田 德治...