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平成30年 3月定例会(第 1号 2月28日)

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  1. 東近江市議会 2018-02-28
    平成30年 3月定例会(第 1号 2月28日)


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    平成30年 3月定例会(第 1号 2月28日)             平成30年3月東近江市議会定例会会議録           平成30年2月28日(水曜日)午前9時30分開会 ----------------------------------- 議事日程  第1  諸般の報告  第2  会議録署名議員の指名  第3  会期の決定  第4  議案第1号から議案第40号まで 提案説明 (市長提出)  第5  議案第35号及び議案第40号 質疑  第6  議案第37号及び議案第38号 質疑  第5  河川整備推進特別委員会中間報告  追加日程       議案第35号及び議案第40号 委員長報告 (質疑・討論・採決) ----------------------------------- 本日の会議に付した事件  1   諸般の報告  1   会議録署名議員の指名  1   会期の決定
     1   議案第1号から議案第40号まで 提案説明 (市長提出)       議案第 1号 平成29年度東近江市一般会計補正予算(第9号)       議案第 2号 平成29年度東近江市介護保険特別会計補正予算(第3号)       議案第 3号 平成30年度東近江市一般会計予算       議案第 4号 平成30年度東近江市国民健康保険事業勘定特別会計予算       議案第 5号 平成30年度東近江市国民健康保険(施設勘定)特別会計予算       議案第 6号 平成30年度東近江市後期高齢者医療特別会計予算       議案第 7号 平成30年度東近江市介護保険特別会計予算       議案第 8号 平成30年度東近江市農業集落排水事業特別会計予算       議案第 9号 平成30年度東近江市公設地方卸売市場特別会計予算       議案第10号 平成30年度東近江市水道事業会計予算       議案第11号 平成30年度東近江市下水道事業会計予算       議案第12号 平成30年度東近江市病院事業会計予算       議案第13号 東近江市個人情報保護条例の制定について       議案第14号 東近江市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の              制定について       議案第15号 東近江市税条例の一部を改正する条例の制定について       議案第16号 東近江市手数料条例の一部を改正する条例の制定について       議案第17号 東近江市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定につい              て       議案第18号 東近江市国民健康保険財政調整基金条例の一部を改正する条例              の制定について       議案第19号 東近江市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の              制定について       議案第20号 東近江市障害児地域活動施設条例の一部を改正する条例の制定              について       議案第21号 東近江市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例              の一部を改正する条例の制定について       議案第22号 東近江市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について       議案第23号 東近江市指定居宅介護支援等の指定並びに指定居宅介護支援等              の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の制定につい              て       議案第24号 東近江市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定              介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に              関する基準等を定める条例の制定について       議案第25号 東近江市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営              に関する基準を定める条例の制定について       議案第26号 東近江市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備              及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予              防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の制              定について       議案第27号 東近江市病児保育室条例の一部を改正する条例の制定について       議案第28号 東近江市教育研究所条例の一部を改正する条例の制定について       議案第29号 東近江市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について       議案第30号 東近江市屋外広告物条例の制定について       議案第31号 東近江市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例              の一部を改正する条例の制定について       議案第32号 東近江市風致地区内における建築等の規制に関する条例の一部              を改正する条例の制定について       議案第33号 東近江市建築協定条例の一部を改正する条例の制定について       議案第34号 東近江市農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例の制              定について       議案第35号 東近江市防災情報告知放送システム整備工事変更請負契約の締              結につき議決を求めることについて       議案第36号 東近江市防災情報告知放送システムダイポールアンテナ設置工              事(平成30年度分)請負契約の締結につき議決を求めること              について       議案第37号 東近江市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについ              て       議案第38号 東近江市監査委員の選任につき同意を求めることについて       議案第39号 東近江市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例の              制定について       議案第40号 損害賠償請求調停事件損害賠償額を定め和解するにつき議決              を求めることについて  1   議案第35号及び議案第40号 質疑  1   議案第37号及び議案第38号 質疑  1   河川整備推進特別委員会中間報告  1   追加日程  1   議案第35号及び議案第40号 委員長報告 (質疑・討論・採決) ----------------------------------- 出席議員   1番  山本直彦議員    2番  青山孝司議員   3番  櫻 直美議員    4番  鈴木則彦議員   5番  辻 英幸議員    6番  西村和恭議員   7番  田井中丈三議員   8番  井上 均議員   9番  吉坂 豊議員   10番  森田德治議員  11番  廣田耕康議員   12番  戸嶋幸司議員  13番  西﨑 彰議員   14番  安田高玄議員  15番  西澤由男議員   16番  西村純次議員  17番  和田喜藏議員   18番  市木 徹議員  19番  山中一志議員   20番  竹内典子議員  21番  大橋保治議員   22番  周防清二議員  23番  田郷 正議員   24番  大洞共一議員  25番  西澤善三議員 ----------------------------------- 欠席議員  な  し ----------------------------------- 議場に出席した事務局職員                        事務局長  磯 部 善 之                        事務局次長 高 田 佳 和 ----------------------------------- 会議に出席した説明員        市長                 小 椋 正 清        副市長                南 川 喜代和        教育長                藤 田 善 久        総務部長               谷   善 哉        企画部長               平 木 秀 樹        税務部長               川 南   壽        市民環境部長             北 川   宏
           健康福祉部長             山 田 明 宏        こども未来部長            北 村 定 男        農林水産部長             栗 田   徹        商工観光部長             村 田 吉 則        都市整備部長             黄 地 正 治        水道部長               大 中 清 孝        教育部長               中 谷 逸 朗        総務部理事              野 神 浩 司        企画部理事              木 村 義 也        農林水産部理事            今 堀 太 平        都市整備部理事            藤 島 銀 二 -----------------------------------                 午前9時30分 開会 ○議長(市木 徹) おはようございます。  ただいまから、平成30年3月東近江市議会定例会を開会いたします。  ただいまの出席議員数は25名であり、定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。  初めに、東近江市民憲章の朗唱を行います。皆さん、御起立ください。  (市民憲章朗唱) ○議長(市木 徹) 御着席ください。   △日程第1 諸般の報告 ○議長(市木 徹) 日程第1 「諸般の報告」であります。  地方自治法の規定により、市長から専決処分の報告6件が提出されております。  また、監査委員から平成29年11月分、12月分及び平成30年1月分の現金出納検査結果が議会に提出されておりますので、御了承願います。  次に、24番、大洞議員から、議会運営委員の辞任願いがあり、東近江市議会委員会条例第14条の規定に基づき、許可しましたので、報告します。  なお、本日の説明員として、お手元に配付の一覧表のとおり、あらかじめ出席を求めておきましたので、御了承願います。  報告は、以上のとおりです。  ここで、市長から発言を求められておりますので、これを許可します。  市長。 ○市長(小椋正清) おはようございます。どうぞよろしくお願いします。  本日、平成30年3月東近江市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様には御多用の中、御出席いただき、まことにありがとうございます。  年明けは穏やかな天候に恵まれましたが、1月下旬から2月にかけて冷え込みが大変厳しくなり、北陸地方では、記録的な大雪となりました。  幸い、本市では大きな混乱もなく推移しているところでございますが、雪寒対策にかかわっていただいている関係者の皆様の御協力に心から感謝を申し上げる次第でございます。  さて、韓国平昌(ピョンチャン)で開催された冬季オリンピックが無事終了しましたが、日本チーム若手アスリートの活躍により、史上最多の13個のメダル獲得という大きな成果をおさめました。2年後には東京オリンピックが、またその4年後には、2回目となる滋賀国体が開催される予定で、本市におきましても誰もが参加できるスポーツの機運を高めていくことが大切であると考えております。  昨年、本県は、平均寿命が男性1位、女性も4位で、健康寿命も全国一と報道されまして、まさに健康優良県でありまして、本市もそのレベルは高いものと認められます。  先般、幻の銘酒「百済寺樽」の444年ぶりの復活という、大変明るい話題がありました。  織田信長の焼き討ちにより途絶えていた銘酒が愛東地区の酒米生産農家、釈迦山百済寺、そして市内酒蔵の全面的な協力によって、これが再現され、1月20日にお披露目会が開催されました。  これは、地域おこし協力隊員と百済寺の御住職との交流に端を発し、地域の方々による「百済寺樽復活プロジェクト」が中心になって進めていただいたものでございます。  この地に伝わる歴史・文化の承継が現代によみがえったものでありまして、この百済寺樽の復活を契機として、聖徳太子ゆかり名刹百済寺の名声をさらに高められることを期待いたしております。  それでは、平成30年3月東近江市議会定例会に提出させていただきました各議案を御審議いただくに当たりまして、市政に臨む所信の一端を申し述べたいと存じます。どうか市民の皆様、議員各位の御理解と御協力を賜りますよう、お願い申し上げます。  我が国では、これまで経験したことのない人口減少と超高齢化社会を迎えており、本市におきましても重要な課題と位置づけ、地方創生への取り組みをより一層深化させていかなければならないと考えております。  そのため、平成30年度一般会計予算は、将来にわたり持続可能なまちづくりを見据えた布石となる施策について重点化を図り、総額を501億円とし、平成28年度当初予算に次ぐ過去2番目の積極予算といたしました。  その中で、特に重点的に取り組んでいく施策を東近江市まち・ひと・しごと創生総合戦略の4つの柱に分け、考えを申し述べさせていただきます。  1つ目の柱であります「働き住み続けたい活力のある東近江市の創生」として、まず近江鉄道八日市駅周辺を核とした中心市街地の活性化に引き続き取り組み、本市の中心部に必要な都市機能を充実させることによって、多くの人たちが集い、楽しんで買い物や飲食ができる場所の創出を図ることで、市街地のにぎわいと商工業の活力を増進させていきたいと考えております。  次に、本市の基幹産業であります農業の振興策につきましてであります。  TPP問題や30年問題に的確に対応するため、攻めの農業政策として、稲作中心の農業形態から高収益作物への転換を誘導し、農家が安定した収入を得ることのできる地域内中規模流通の機能を有する地域商社を新たに設立します。  この地域商社は、市内にあります4JAの地域の直売所と連携を図り、水田野菜の生産拡大を支援するとともに、流通や販売体制を整え、遠隔地で大量生産された野菜ではなく、地元の農家の皆さんが栽培された新鮮でおいしい農作物を市内スーパーなどで販売できる仕組みづくりを確立する、大げさに言えば、ある種の流通革命となるものであります。  また、市内の10地区、16集落、680ヘクタールを超える農地面積において、大規模圃場整備事業を計画しておりまして、来年度は、その事業に向けた計画策定を実施いたします。  この事業は、農用地の効率的利用と生産性の高い基盤を造成するため区画整理を行うもので、担い手農業者への農地集積や農作業の効率化を高めるとともに、高収益作物への転換に弾みをつけ、地域商社への出荷数量の確保にもつなげてまいりたいと考えております。  2つ目の柱であります「行きたくなる住みたくなる魅力ある東近江市の創生」につきましては、市域に広がる豊かな自然と全国に誇れる歴史・文化・伝統にさらに磨きをかけ、本市の魅力を広く発信するため、観光振興に注力をしてまいります。  具体的には、昨年10月、東京日本橋にオープンしました滋賀県のアンテナショップ、このショップ名「ここ滋賀」でありますが、これを中心に、市民、経済団体、産業界、各種団体、行政が協働して、「まるごと東近江in東京」をことしの秋に開催いたします。  U・I・Jターンの推進や本市の魅力を伝えるフォーラムの開催など、これまでの物産展とは一味違った取り組みの中で、本市の魅力を大いに発信してまいりたいと考えております。  一方で、市内におきましても、本市でしかできない体験をよりすぐった観光体験イベントの開催など、さらに本市の魅力と知名度向上に努めてまいります。  また、本市に多くの来訪者を迎え入れるための取り組みとしまして、近江鉄道新八日市駅舎改修」や「太郎坊宮前駅周辺整備」に向けた実施設計を行います。観光客やインバウンドを見据え、歴史的建造物を観光資源として新たな活用を見出し、交流拠点の創出に努めてまいりたいと考えております。  さらに、本市の豊かな自然の保全活用としまして、昨年に引き続き「びわ湖 東近江 SEA TO SUMMIT 2018」を開催するとともに、鈴鹿10座活用プランに基づいて登山道等の整備や、鈴鹿国定公園指定50周年記念事業に取り組むなど、鈴鹿の山々から琵琶湖までの広大なスケールメリットを生かし、森里川湖の多様で豊かな自然を本市で体感していただける取り組みを進めます。  平成30年度は、五個荘金堂地区重要伝統的建造物群保存地区選定20周年を迎えますことから、まちなみ保存のこれまでの取り組みや今後の活用のあり方を考えるシンポジウムの開催を行うとともに、先人が築き守ってこられた歴史的まちなみを今後も良好に保全し活用することにより、さらなる誘客につなげてまいります。  人口減少の対応といたしましては、移住を希望する方に本市での暮らしを一定期間体験できる「お試し住居」の整備や民間団体等による移住推進事業の補助を行うほか、地域おこし協力隊につきましても、五個荘地区・蒲生地区でそれぞれ1名の受け入れを行ってまいります。  3つ目の柱であります「若い世代が希望をかなえる夢のある東近江市の創生」につきましては、本市で安心して子どもを産み育て、子どもたちが明るく健やかに成長できるよう、「第2期子ども・子育て支援事業計画」の策定に着手をいたします。  乳幼児健診では、幼児期における弱視の早期発見と早期治療が子どもの将来の視力に大きく影響してくることから、早期発見ができるレフラクトメータを用いた視機能検査を県下初の取り組みとして、2歳6カ月健診で実施いたします。  子育て支援施設の整備では、妊娠から出産、子育て、健康づくりなど、乳幼児期から高齢期まで切れ目のない支援を行う「すくすく東近江」事業では、基幹施設となる保健センター子育て支援センターを平成30年度に完成させる予定であります。  さらに、これまであいとう診療所内のみでありました病児保育室八日市地区能登川地区にも新たに開設することとし、共稼ぎ世帯の子育てをサポートいたします。  次に、教育関係では、2020年度から始まる小学校における外国語の教科化を見据え、ALT(外国語指導助手)を2名増員し、児童が英語に親しむ環境を整えてまいりたいと考えております。  学校教育施設の整備では、国の補正予算とも連動させて財源を確保し、計画的に小・中学校の大規模改修を進めてまいります。  さらに、子どもたちの学校生活が快適なものとなりますよう、トイレの改修につきましても、引き続き早急に整備を進めてまいります。  4つ目の柱であります「誰もが安心して暮らせる豊かな東近江市の創生」では、高齢化への対応として高齢者福祉施設の整備に対する補助制度を新たに設け、地域密着型サービスの充実を図るとともに、高齢者の生きがいと介護予防事業の充実に努めてまいります。  災害時への備えでは、引き続き市内各戸へ防災情報告知放送システム戸別受信機設置を進め、災害時の緊急情報はもちろんのこと、身近な行政情報につきましても的確に伝えるよう整備に努めてまいります。  都市基盤の整備につきましては、市域の一体的な発展、健全な土地利用の誘導を図り、活力あるまちづくりの基本となります「都市計画マスタープラン」や都市計画区域の再編、市内幹線道路の10年間の具体的な整備計画となります「道路整備アクションプログラム」の策定など、重要な計画の策定に取り組んでまいります。  計画的に市道や街路の整備を行うことは喫緊の課題と考えますし、企業立地の促進や観光振興緊急輸送路の確保などの視点から、新たなスマートインターチェンジ設置の可能性について、調査・検討を行いたいと考えております。  以上、平成30年度市政運営に当たり、所信の一端を申し述べてまいりましたが、今後とも市民の皆様、議員の皆様の御意見・御提案に耳を傾けながら、「うるおいとにぎわいのまち東近江市」の実現に向け、国が進めます地方創生の限られた期間の中で、スピード感を持って職員とともに全力で取り組んでまいります。  本日、御提案を申し上げます議案は、予算案件12件、条例案件23件、その他案件3件、人事案件2件の合計40議案でございます。  どうか慎重に御審議をいただき、適切な御決定を賜りますようお願いを申し上げまして、開会に当たりましての挨拶とさせていただきます。  どうぞ、よろしくお願い申し上げます。   △日程第2 会議録署名議員の指名 ○議長(市木 徹) 日程第2 「会議録署名議員の指名」を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、13番西﨑議員、14番安田議員を指名します。   △日程第3 会期の決定 ○議長(市木 徹) 日程第3 「会期の決定」を議題とします。  お諮りします。  今回の定例会の会期は、本日2月28日から3月27日までの28日間とすることに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市木 徹) 御異議なしと認めます。  よって、会期は28日間と決定しました。   △日程第4 議案第1号から議案第40号まで提案説明 ○議長(市木 徹) 日程第4 議案第1号から議案第40号までを一括議題とします。  提出者に提案理由の説明を求めます。  市長。 ○市長(小椋正清) 本日、提案いたします議案第1号から議案第40号までの各議案につきまして、順次、御説明を申し上げます。  平成29年度東近江市各会計補正予算書及び補正予算に関する説明書の1ページをお開きください。  議案第1号、平成29年度東近江市一般会計補正予算(第9号)は、7億1,133万2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を507億8,011万5,000円と定めるものでございます。  歳出の主な内容は、総務費では、蒲生医療センター派遣医師の退職に係る事務負担金生活交通路線バスに係る経営安定のための補助金などで、686万3,000円を増額するものでございます。  民生費は、平成28年度子ども・子育て支援交付金等に係る国庫精算返還金民間認定こども園に係る施設型給付費の増及び県後期高齢者医療広域連合負担金の減などで、全体としては8,279万2,000円を減額するものでございます。  農林水産業費は、過去に助成した青年就農給付金経営体育成事業補助金について、補助対象者の経営内容が国の補助要綱の規定から外れたため、補助対象者から返還金を受け、同額を国に返還するもので、29万3,000円を計上しております。
     土木費では、道路新設改良事業街路事業における国交付金の配分率の低下に伴う事業費の減、県施工土木事業負担金の増及び雪寒対策費の増により、全体として5億9,420万5,000円を減額するものでございます。  消防費では、昨年の台風5号、18号及び21号に伴い消防団員の出動が例年より増加したため、出動手当に300万円を追加計上するものであります。  災害復旧費は、国の災害査定による事業費の減及び激甚災害の認定に対応するもので、4,449万1,000円の減額と財源の調整を行うものであります。  歳入の主なものにつきましては、国・県補助事業に係る事業量等の精査により、国・県支出金、繰越金、市債などを調整するもので、7億1,133万2,000円を減額するものでございます。  次に、4ページ、第2表「繰越明許費」につきましては、事業の調整に時間を要するものについて、経費の全部または一部を平成30年度に繰り越して執行いたしたく、その限度額を定めるものでございます。  5ページ、第3表「地方債補正」につきましては、道路新設改良事業街路事業など国交付金の配分率の低下に伴い事業全体を精査したことから、合併特例事業債の借入限度額を2億7,490万円減額し、14億7,830万円と定めるものでございます。  また、林道災害復旧事業債につきましては、激甚災害の認定に伴い、有利な財源が確保できることから、廃止するものであります。  次に、特別会計の補正予算についてでございます。  31ページをお開きください。  議案第2号、平成29年度東近江市介護保険特別会計補正予算(第3号)につきましては、地域密着型介護予防サービスの利用者が増加していることに伴い、他の給付費との組み替えをお願いするものです。  次に、平成30年度東近江市一般会計予算書及び予算に関する説明書の1ページをお開きください。  議案第3号、平成30年度東近江市一般会計予算について、御説明を申し上げます。  平成30年度当初予算は、「第2次東近江市総合計画」及び「東近江市まち・ひと・しごと創生総合戦略」に基づき、中心市街地のにぎわい創出や本市の豊かな自然と地域資源を生かした観光振興の強化、さらには安心して子育てできる環境づくりや定住移住施策の推進などによって、「訪れたくなる東近江市」「安心して子育てできる東近江市」「働き住み続けたい東近江市」の創造を目指し、歳入歳出にそれぞれ501億円を計上し、地方創生をより強力に推進する予算といたしました。  それでは、歳入の主なものについて御説明を申し上げます。  市政の基幹的な収入である市税につきましては、景気の拡大に伴い企業収益や給与所得の伸びにより、法人市民税・個人市民税の増収を見込み、固定資産税についても、企業の設備投資の拡大により増収を見込みましたことから、前年度比2.1%増の164億3,335万円を計上しております。  市税の内容につきましては、個人市民税は、前年度比2.3%増の54億2,100万円を、法人市民税は、10.2%増の14億1,245万円を、固定資産税は、1.2%増の80億4,760万円を計上いたしました。  地方譲与税は、前年度と同額の3億2,000万円、地方消費税交付金は、4.2%増の17億5,000万円、地方交付税は、合併特例の段階的削減の影響から前年度比2.9%減の100億円、国・県支出金は、臨時福祉給付金の廃止など国の制度の影響等により4.6%減の91億9,173万2,000円を計上いたしました。  繰入金は、歳入不足額を補うため財政調整基金から12億円、公債費の償還に対し減債基金から10億円、昨年に引き続き大型の普通建設事業を実施するため、公共施設整備基金から4億円、定年退職者の大幅な増により退職手当基金から5億円等を繰り入れ、34億7,792万2,000円といたしました。  市債につきましては、地方交付税の振替である臨時財政対策債を前年度比17.5%減の16億5,000万円、市の基盤整備に伴う合併特例事業債は、前年度比70.3%増の27億3,820万円を計上いたしました。  次に、歳出の主なものにつきまして御説明を申し上げます。  総務費につきましては、人口減少社会の到来や地域間競争の激化に的確に対応する取り組みといたしまして、移住者居住体験事業や移住推進ツアー、移住者起業支援、市民定住のための施策として、多世代同居型や子育て世帯応援型の住宅取得補助などの経費を計上しております。  また、まちの活力を高め、市の核となります「中心市街地にぎわい創出事業」や、豊かな自然と歴史資源を新たな観光資源として活用し、ビジネスにつなげる取り組みとして「森里川湖森おこしプロジェクト」などを実施するため、前年度比7.9%増の56億7,202万6,000円を計上いたしました。  民生費では、子育てを応援し、子どもを産み育てやすい環境を整えるため、「見守りおむつ宅配便」を引き続き実施するほか、病児保育室2室の増設、認定こども園施設整備、民間保育所への施設整備補助、学童保育所の施設整備の推進、第3子以降の保育料の一部無償化、さらに高齢者福祉施策では、地域密着型介護サービスの充実に向けた民間事業者支援による施設整備の推進などに、前年度比2.8%減の179億2,517万5,000円を計上いたしました。  衛生費は、すくすく東近江市事業の一環で整備を進めております保健センター施設整備事業や、平成31年度完成予定の布引斎苑の改築工事に対する経費負担のほか、不妊・不育症治療費助成、妊婦健診助成、幼児の弱視機能検査の充実、胃がん検診における内視鏡検査の導入経費、能登川病院における救急医療及び小児医療の確保のための政策的医療交付金など、前年度比9.2%増の50億4,658万8,000円を計上いたしました。  農林水産業費では、本市農産物の生産・販売を総合的にマネジメントする「地域商社」の設立や、農業の担い手不足対策としての新規就農者支援事業のほか、水田野菜などの特産品振興事業、農水産物の高付加価値化のための支援事業、林業振興対策事業、鳥獣対策事業など、アグリプラン達成のため積極的に農業生産基盤及び体制の整備を進めますが、事業の減少により、前年度比11.2%減の22億9,844万3,000円を計上いたしました。  商工費では、商工業の活性化事業といたしまして、引き続き工場等立地促進事業を充実するほか、中心市街地商業等空店舗再生支援事業や小規模事業者既存店舗リノベーション補助、空店舗出店者支援補助、また観光客の誘致や市の知名度アップ対策として、首都圏で本市の魅力を発信する「まるごと東近江事業」や、本市ならではの観光体験をプログラム化した誘客事業などを実施したく、前年度比6.1%増の6億1,706万8,000円を計上いたしました。  土木費は、小今建部上中線や中学校線をはじめとする道路整備工事、公園施設や道路・橋梁の長寿命化のための更新・修繕、児童・生徒の通学に係る交通安全施設整備などを実施するとともに、都市計画マスタープラン道路整備アクションプログラムの改定経費などに、前年度比5.1%減の39億5,805万1,000円を計上いたしました。  消防費は、消防団活動に係る経費や平成28年度から3年間で整備を進めております防災情報告知放送システム整備などで、前年度比5.7%増の18億5,868万円を計上いたしました。  教育費は、2020年度の小学校外国語の教科化を見据えた外国語指導助手の増員や、児童・生徒の学力向上対策のほか、小・中学校の施設整備、図書館・スポーツ施設の改修などで、前年度比11.6%増の59億4,601万9,000円を計上いたしました。  公債費につきましては、過去に借り入れた臨時財政対策債、合併特例事業債等に係る償還に対し、前年度比5.0%減の59億5,587万円を計上いたしました。  6ページ、第2表「債務負担行為」につきましては、街路灯等LED化促進事業や旧平田コミュニティセンター解体及び駐車場整備工事など16件につきまして、後年度にわたって事業を継続させるため、その期間と限度額を定めるものでございます。  7ページ、第3表「地方債」につきましては、辺地対策事業、臨時財政対策債及び合併特例事業について、その限度額、起債方法等を定めるものでございます。  続きまして、議案第4号から議案第9号までの各特別会計予算について御説明申し上げます。  議案第4号、平成30年度東近江市国民健康保険事業勘定特別会計予算から議案第9号、平成30年度東近江市公設地方卸売市場特別会計予算までの6特別会計予算の合計額は、前年度比9.6%減の230億1,600万円を計上するものでございます。  この6特別会計のうち、大きな増減のあるものにつきまして御説明を申し上げます。  別冊の平成30年度東近江市特別会計予算書及び予算に関する説明書の1ページをお開きください。  議案第4号、平成30年度東近江市国民健康保険事業勘定特別会計予算は、国保事業の広域化に伴い、県が決定する標準保険料や納付金を計上しています関係から、前年度比16.0%減の110億5,800万円を、63ページをお願いします。議案第5号、平成30年度東近江市国民健康保険(施設勘定)特別会計予算は、診療所及び関連施設の改修を実施いたしたく、前年度比4.0%増の11億7,400万円を、95ページをお願いします。議案第6号、平成30年度東近江市後期高齢者医療特別会計予算は、医療費の増加に伴い、前年度比2.8%増の10億9,000万円を、117ページ、議案第7号でございます。平成30年度東近江市介護保険特別会計予算は、介護給付費の減少見込みにより、前年度比4.4%減の83億700万円をそれぞれ計上するものでございます。  続きまして、別冊の平成30年度東近江市水道事業会計予算書及び予算に関する説明書の3ページをお開きください。  議案第10号でございます。平成30年度東近江市水道事業会計予算は、八日市・永源寺・五個荘・能登川・蒲生地区の上水道事業を経営するもので、前年度比4.4%減の30億3,203万2,000円を計上するものでございます。  続きまして、さらに別冊でございます。平成30年度東近江市下水道事業会計予算書及び予算に関する説明書の3ページをお開きください。  議案第11号、平成30年度東近江市下水道事業会計予算は、八日市・五個荘・愛東・湖東・能登川・蒲生地区の公共下水道事業を経営するもので、前年度比2.3%増の52億3,358万7,000円を計上するものでございます。  続きまして、別冊でございますが、平成30年度東近江市病院事業会計予算書及び予算に関する説明書の1ページをお開きください。  議案第12号、平成30年度東近江市病院事業会計予算は、能登川病院の空調設備改良工事や企業債の償還金などで、前年度比94.3%増の8億5,413万1,000円を計上するものでございます。  続きまして、平成30年3月東近江市議会定例会議案書の1ページをお開きください。  議案第13号、東近江市個人情報保護条例の制定についてにつきましては、個人情報保護法等の一部改正に伴い、本市条例の全部を改正するものでございます。  30ページ、議案第14号、東近江市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部改正に伴い、本市条例の一部を改正するものでございます。  33ページ、議案第15号、東近江市税条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、地方税法の一部改正等に伴い、本市条例の一部を改正するものでございます。  35ページ、議案第16号、東近江市手数料条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、証明書等の自動交付機の変更並びに建築基準法等の一部改正及び東近江市屋外広告物条例の制定に伴い、本市条例の一部を改正するものでございます。  38ページ、議案第17号、東近江市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、国民健康保険法及び同法施行令の一部改正に伴い、本市条例の一部を改正するものでございます。  44ページ、議案第18号、東近江市国民健康保険財政調整基金条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、国民健康保険の都道府県一元化に伴い、東近江市国民健康保険財政調整基金を取り崩して国民健康保険事業費納付金の財源に充てることができるよう、本市条例の一部を改正するものでございます。  46ページをお願いします。議案第19号、東近江市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、高齢者の医療の確保に関する法律の一部改正に伴い、本市条例の一部を改正するものでございます。  48ページ、議案第20号、東近江市障害児地域活動施設条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、利用者の利便性の向上と活動内容の充実に寄与するため、開所日及び開所時間を拡大するものでございます。  50ページでございます。議案第21号、東近江市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、特定個人情報を利用できる事務として、心身障害者社会参加促進及び重度障害児(者)移動支援に関する事務、補聴器の購入費等の助成に関する事務を追加いたしたく、本市条例の一部を改正するものでございます。  54ページ、議案第22号、東近江市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、介護保険法及び同法施行令の一部改正に伴い、本市条例の一部を改正するものでございます。  56ページをお願いします。議案第23号、東近江市指定居宅介護支援等の指定並びに指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の制定についてにつきましては、介護保険法の一部改正に伴い、指定居宅介護支援等の指定並びに指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定めるため、条例を制定するものでございます。  59ページをお願いします。議案第24号、東近江市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の制定についてにつきましては、指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準の一部を改正する省令が公布されたこと等に伴い、本市条例の全部を改正するものでございます。  次に、63ページをお願いします。議案第25号、東近江市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の制定についてにつきましては、指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令が公布されたこと等に伴い、本市条例の全部を改正するものでございます。  66ページ、議案第26号、東近江市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の制定についてにつきましては、指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準の一部を改正する省令が公布されたこと等に伴い、本市条例の全部を改正するものでございます。  次に、69ページをお願いします。議案第27号、東近江市病児保育室条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、市立八日市病児保育室及び市立能登川病児保育室を設置するため、本市条例の一部を改正するものでございます。  71ページ、議案第28号、東近江市教育研究所条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、東近江市教育研究所の事務所を市役所東庁舎に移転したく、本市条例の一部を改正するものでございます。  73ページ、議案第29号、東近江市営住宅条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、市営新宮団地及び市営今団地を用途廃止いたしたく、本市条例の一部を改正するものでございます。  75ページ、議案第30号、東近江市屋外広告物条例の制定についてにつきましては、本市における屋外広告物の規制区域等を東近江市景観計画と整合させ、独自性や一貫性のある景観行政を進めるため、条例を制定するものでございます。  89ページ、議案第31号、東近江市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、建築基準法の一部改正に伴い、本市条例の一部を改正するものでございます。  91ページをお願いします。議案第32号、東近江市風致地区内における建築等の規制に関する条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、独立行政法人水資源機構法の一部改正に伴い、本市条例の一部を改正するものでございます。  93ページ、議案第33号、東近江市建築協定条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、建築基準法の一部改正に伴い、本市条例の一部を改正するものでございます。  95ページ、議案第34号、東近江市農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、公共下水道に接続する小八木地区農業集落排水処理施設を用途廃止いたしたく、本市条例の一部を改正するものでございます。  次に、97ページでございます。議案第35号、東近江市防災情報告知放送システム整備工事変更請負契約の締結につき議決を求めることについてにつきましては、東近江市防災情報告知放送システム整備工事請負契約の一部を変更いたしたく、市議会の議決を求めるものでございます。  99ページ、議案第36号、東近江市防災情報告知放送システムダイポールアンテナ設置工事(平成30年度分)請負契約の締結につき議決を求めることについてにつきましては、大阪市淀川区のパナソニックシステムソリューションズジャパン株式会社関西社と請負契約を締結いたしたく、市議会の議決を求めるものでございます。  次に、101ページをお願いします。議案第37号、東近江市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてにつきましては、教育委員のうち、辻京子氏が平成30年3月23日をもって任期満了となるため、新たに青地弘子氏を委員に任命いたしたく、市議会の同意を求めるものでございます。  103ページをお願いします。議案第38号、東近江市監査委員の選任につき同意を求めることについてにつきましては、監査委員のうち、鯰江利行氏が平成30年3月31日をもって任期満了となるため、新たに夏原秀樹氏を委員に選任いたしたく、市議会の同意を求めるものでございます。  次に、別冊でございます。平成30年3月東近江市議会定例会議案書(その2)の1ページをお開きください。  議案第39号、東近江市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、地方独立行政法人法の一部改正等に伴い、本市条例の一部を改正するものでございます。  最後になりますが、別冊になります。平成30年3月東近江市議会定例会議案書(その3)の1ページをお開きください。  議案第40号、損害賠償請求調停事件損害賠償額を定め和解するにつき議決を求めることについてにつきましては、平成27年の東近江大凧まつりにおいて発生した100畳大凧落下事故に係る損害賠償請求調停事件について、損害賠償額を定め和解を成立させたく、本議案を提出するものでございます。  以上、御説明を申し上げましたが、どうか慎重な御審議をいただきまして、適切な御決定を賜りますことを改めてお願い申し上げ、説明とさせていただきます。  どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(市木 徹) 説明は終わりました。   △日程第5 議案第35号及び議案第40号 質疑 ○議長(市木 徹) 日程第5 議案第35号及び議案第40号について、質疑を行います。  質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市木 徹) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  ただいま議題となっております議案第35号及び議案第40号については、さらに慎重審議のため、お手元に配付しております委員会付託表のとおり、所管の委員会に付託します。  ただいま付託しました議案については、休憩中に審査を願います。  常任委員会の審査のため、暫時休憩します。                 午前10時27分 休憩                 午前11時30分 再開 ○議長(市木 徹) 休憩前に引き続き、会議を開きます。   △追加日程 議案第35号及び議案第40号 委員長報告、質疑・討論・採決 ○議長(市木 徹) お諮りします。  ここで、お手元に配付のとおり、各委員長から委員会報告書が提出されておりますので、日程を追加し、議案第35号及び議案第40号を議題とすることに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市木 徹) 御異議なしと認めます。  よって、議案第35号及び議案第40号を議題とすることに決定しました。  まず、議案第35号について、総務常任委員会委員長の報告を求めます。
     総務常任委員会委員長、西村純次議員。 ○総務常任委員長(西村純次議員) 本日、総務常任委員会に付託を受けました議案1件について、委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その結果を御報告申し上げます。  議案審査について、議案第35号、東近江市防災情報告知放送システム整備工事変更請負契約の締結につき議決を求めることについてですが、委員から、契約変更の議決を本日必要とする理由はとの質問があり、担当者から、本契約については、工期を3月20日と定めており、それまでに検査等も完了する必要があるため、議決をお願いするものですとの答弁がありました。  また、当初計画の予定戸数と現状の設置戸数についての質問があり、担当者から、計画時の対象世帯数は4万2,667戸で、平成29年度末の設置数は約2万2,800戸の見込みです。30年度についても、自治会回覧等の啓発を進め、全戸設置を目指していきますとの答弁がありました。  採決の結果、全委員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、総務常任委員会の審査結果の報告を終わります。 ○議長(市木 徹) 委員長の報告は終わりました。  委員長の報告に対し質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市木 徹) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  次に、議案第40号について、産業建設常任委員会委員長の報告を求めます。  産業建設常任委員会委員長、和田議員。 ○産業建設常任委員長(和田喜藏議員)   本日、産業建設常任委員会に付託を受けました議案1件について、委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その結果を御報告申し上げます。  議案審査について、議案第40号、損害賠償請求調停事件損害賠償額を定め和解するにつき議決を求めることについてですが、本議案は、東近江大凧まつりにおいて発生した100畳大凧落下事故に係る損害賠償請求調停事件について、損害賠償額を定め和解するため提出されたものであります。  委員から、この事件を教訓に、今後の市の事業において危機管理を徹底するようにとの意見がありました。  採決の結果、全委員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、産業建設常任委員会の審査結果の報告を終わります。 ○議長(市木 徹) 委員長の報告は終わりました。  委員長の報告に対し質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市木 徹) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  次に、議案第35号及び議案第40号について、一括討論・採決を行います。  討論はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市木 徹) 討論なしと認め、討論を終結します。  採決します。  議案第35号及び議案第40号についての各委員長報告は可決であります。本案を各委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市木 徹) 御異議なしと認めます。  よって、議案第35号及び議案第40号については、各委員長報告のとおり可決することに決しました。   △日程第6 議案第37号及び議案第38号 質疑 ○議長(市木 徹) 日程第6 議案第37号及び議案第38号について、質疑を行います。  質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市木 徹) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第37号及び議案第38号については、人事案件でありますので、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、直ちに討論・採決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市木 徹) 御異議なしと認めます。  よって、議案第37号及び議案第38号については、委員会付託を省略し、直ちに討論・採決することに決定しました。  議案第37号について、討論はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市木 徹) 討論なしと認め、討論を終結します。  議案第37号、東近江市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを採決します。  本案を原案のとおり同意することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市木 徹) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。  次に、議案第38号について、討論はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市木 徹) 討論なしと認め、討論を終結します。  議案第38号、東近江市監査委員の選任につき同意を求めることについてを採決します。  本案を原案のとおり同意することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市木 徹) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。   △日程第7 河川整備推進特別委員会中間報告 ○議長(市木 徹) 日程第7 河川整備推進特別委員会中間報告を議題といたします。  会議規則第45条第2項の規定により、委員長から中間報告を行いたいとの申し出がありますので、これを許可します。  河川整備推進特別委員会委員長、西﨑議員。 ○河川整備推進特別委員長(西﨑 彰議員) それでは、河川整備推進特別委員会委員長報告を行います。  河川整備推進特別委員会は、蛇砂川、愛知川、日野川及び市内の主要河川の一層の整備促進に向けて、調査研究や要望活動などに議会一丸となって取り組む必要があることから、平成29年12月定例会において設置されました。  担当部への聞き取りや現地調査など、これまでの活動について報告をいたします。  去る1月23日に委員会を開催し、市内の河川について、現在の整備状況の確認と蛇砂川、八日市新川について現地視察を行いました。  各河川の状況ですが、愛知川につきましては、平成25年度の台風18号の影響で増水し、阿弥陀堂町地先や新宮西町地先において堤防の法下から水が湧出するパイピング現象が発生したため、対策としてボーリング調査を実施し、堤防の補強工事が進められています。  また、課題としましては、河道内の樹木の繁茂や広範囲に土砂がたまっている状況があり、早期の対応を要請しているところであります。  次に、日野川については、河口から7キロ付近の近江八幡市古川町地先で改修工事が実施されています。  市内の区域では、佐久良川との合流部のしゅんせつや床ならし工事が、平成27年から31年にかけて実施されております。  しかしながら、事業進捗が遅く、できる限り早めていかなければならないという課題があります。  次に、蛇砂川につきましては、現在のところ、河道掘削工事や護岸整備など、下流の近江八幡市側から事業が実施されていますが、本市の区間の整備時期は未定という問題があります。  また、昨年8月には、今堀町地先の萬石橋付近に新たな河川監視カメラが設置されました。  最後に、八日市新川についてですが、国道421号から下流域については暫定通水が行われ、現在は、愛知川左岸道路への橋梁整備が実施中であります。  課題としては、事業効果を発現させるため、暫定での全川通水を早期に実施することです。  このことから、八日市新川では、国道421号から上流域の暫定掘削の早期着手を強く要望してまいります。  次に、現地視察では、蛇砂川の今堀町地先の河川監視カメラ設置箇所、昨年10月22日越水しました萬石橋付近の状況、尻無町地先など、蛇砂川本川と八日市新川の分岐点、八日市新川と愛知川の合流部の状況を確認いたしました。  市民の生命と財産を守るため、市では近隣市町と期成同盟会や協議会を設立し、市議会も連携して、国・県に対して河川改修事業の早期実現に向けた要望活動を行っております。  今後も、市民が安心・安全に暮らせるまちづくりに向けて、調査研究、要望活動を続けてまいりたいと考えております。  以上で、河川整備推進特別委員会中間報告を終わります。 ○議長(市木 徹) 委員長の報告は終わりました。  委員長の中間報告に対し、質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市木 徹) 質疑なしと認め、質疑を終結します。 ○議長(市木 徹) 以上で、本日の議事日程は全て終了いたしました。  お諮りします。  議案等熟読のため、明日3月1日から3月8日までの8日間、休会することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(市木 徹) 御異議なしと認めます。  よって、3月1日から3月8日までの8日間、休会することに決定しました。  3月9日は午前9時から本会議を開き、議案に対する質疑並びに代表質問を行います。  本日は、これにて散会します。  御苦労さまでした。                午前11時45分 散会     地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。
                  平成30年2月28日            東近江市議会議長  市木  徹              同   議員  西﨑  彰              同   議員  安田 高玄...