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平成28年 9月定例会(第11号 9月 1日)

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  1. 東近江市議会 2016-09-01
    平成28年 9月定例会(第11号 9月 1日)


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    平成28年 9月定例会(第11号 9月 1日)             平成28年9月東近江市議会定例会会議録           平成28年9月1日(木曜日)午前9時30分開会 ----------------------------------- 議事日程  第1  諸般の報告  第2  会議録署名議員の指名  第3  会期の決定  第4  議案第61号から議案第80号まで 提案説明 (市長提出)  第5  議案第80号 質疑 ----------------------------------- 本日の会議に付した事件  1   諸般の報告  1   会議録署名議員の指名  1   会期の決定  1   議案第61号から議案第80号まで 提案説明 (市長提出)       議案第61号 平成27年度東近江市一般会計決算の認定について       議案第62号 平成27年度東近江市国民健康保険事業勘定特別会計決算              の認定について
          議案第63号 平成27年度東近江市国民健康保険施設勘定特別会計決算              の認定について       議案第64号 平成27年度東近江市後期高齢者医療特別会計決算の認定につ              いて       議案第65号 平成27年度東近江市介護保険特別会計決算の認定について       議案第66号 平成27年度東近江市簡易水道事業特別会計決算の認定につい              て       議案第67号 平成27年度東近江市下水道事業特別会計決算の認定について       議案第68号 平成27年度東近江市農業集落排水事業特別会計決算の認定に              ついて       議案第69号 平成27年度東近江市公設地方卸売市場特別会計決算の認定に              ついて       議案第70号 平成27年度東近江市水道事業会計利益剰余金の処分及び決算              の認定について       議案第71号 平成27年度東近江市病院事業会計決算の認定について       議案第72号 平成28年度東近江市一般会計補正予算(第3号)       議案第73号 平成28年度東近江市国民健康保険事業勘定特別会計補              正予算(第1号)       議案第74号 平成28年度東近江市介護保険特別会計補正予算(第1号)       議案第75号 東近江市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について       議案第76号 東近江市障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するた              めの法律施行条例の一部を改正する条例の制定について       議案第77号 東近江市特別用途地区内における建築物の制限に関する条例の              制定について       議案第78号 東近江市防災情報告知放送システム整備工事請負契約の締結に              つき議決を求めることについて       議案第79号 滋賀県市町村交通災害共済組合規約の変更につき議決を求める              ことについて       議案第80号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて  1    議案第80号 質疑 ----------------------------------- 出席議員   2番  戸嶋幸司議員    3番  西﨑 彰議員   4番  安田高玄議員    5番  西澤由男議員   6番  和田喜藏議員    7番  市木 徹議員   8番  山中一志議員    9番  竹内典子議員  10番  村田せつ子議員  11番  岡﨑嘉一議員  12番  大橋保治議員   13番  周防清二議員  14番  田郷 正議員   15番  鈴村重史議員  16番  杉田米男議員   17番  北浦義一議員  18番  加藤正明議員   19番  大洞共一議員  20番  西澤善三議員   21番  畑 博夫議員  22番  横山榮吉議員   23番  野田清司議員  24番  河並義一議員   25番  寺村茂和議員 ----------------------------------- 欠席議員  な  し ----------------------------------- 議場に出席した事務局職員                        事務局長  平 木 秀 樹                        事務局次長 高 田 佳 和 ----------------------------------- 会議に出席した説明員        市長                 小 椋 正 清        副市長                中 嶋 喜代志        教育長                市 川 純 代        政策監                藤 田 善 久        総務部長               木 下   勉        企画部長               南 川 喜代和        税務部長               北 村 定 男        市民環境部長             北 川   宏        健康福祉部長             山 田 明 宏        こども未来部長            黄 地 正 治        産業振興部長             谷   善 哉        都市整備部長             谷 口 惣 治        水道部長               大 中 清 孝        教育部長               中 谷 逸 朗        総務部理事              磯 部 善 之        企画部理事              田 中 基 裕        産業振興部理事            栗 田   徹        産業振興部理事            村 田 吉 則        都市整備部理事            藤 島 銀 二                午前9時30分 開会 ○議長(周防清二) 皆さん、おはようございます。  ただいまから平成28年9月東近江市議会定例会を開会いたします。  ただいまの出席議員数は24名で、定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。   △日程第1 諸般の報告 ○議長(周防清二) 日程第1 「諸般の報告」であります。  まず、市長から、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、平成27年度東近江市の健全化判断比率及び公営企業の資金不足比率の報告がありました。  また、東近江市債権の管理に関する条例第9条の規定に基づき、債権放棄の報告がありました。  次に、監査委員から地方自治法の規定により、平成28年6月分及び7月分の現金出納検査結果が議会に提出されておりますから、御了承願います。  なお、本日の説明員としてお手元に配付の一覧表のとおり、あらかじめ出席を求めておきましたので、御了承願います。  報告は以上のとおりです。  ここで、市長から発言を求められておりますので、これを許可します。  市長。 ○市長(小椋正清) おはようございます。どうぞよろしくお願いします。  平成28年9月議会開会に当たりまして、御挨拶を申し上げます。  本日、平成28年9月東近江市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様には、御多用の中、御出席をいただき、まことにありがとうございます。  皆様には、日々東近江市の発展と市民の福祉増進のため、御活躍いただいておりますことに対しまして厚くお礼を申し上げます。  さて、ことしの夏は、梅雨明け前から大変厳しい暑さとなりまして、連日30度を超える真夏日が続きました。  この厳しい暑さにより、東近江消防本部管内では、昨日、8月31日現在で熱中症の疑いによる救急搬送件数が131件に上り、本市におきましては、そのうち48件であったとの報告を受けております。  まだまだ暑い日が続きますので、外出の際には、熱中症の予防など健康管理に十分注意をしていただきたいと思います。  本市の圃場では、こうべを垂れた稲穂の刈り取りが8月下旬から本格化し、実りの秋を迎えようとしております。  ことしの作柄は、6月は降雨の日が多く、日照不足が心配されておりましたが、7月から天候に恵まれ、米の作況は、本県の早場米では「やや良」と発表されましたので、良質で多収量の近江米が収穫されることを期待しているところであります。  異例の進路をたどった台風10号が関東・東北・北海道を襲い、各地に甚大な被害をもたらしました。この台風でお亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りするとともに、被災されました方々に心から御見舞いを申し上げます。  幸いにも本市への影響はなく、胸をなでおろしておりますが、折しも本日は防災の日であります。  本市では、8月28日に30の関係機関、1,300人余りの参加による総合防災訓練を実施し、災害対応の基本的な動きを確認したところでございます。
     さて、8月5日から21日にかけ、リオデジャネイロオリンピックが開催されました。  28競技306種目において競技が行われ、世界206の国と地域から参加され、日本からは300名を超える選手団が派遣されまして、日本人選手のすばらしい活躍に目をみはったところであります。  結果は、前回のロンドンオリンピック獲得メダル数を大幅に上回る史上最多のメダル数となり、私たちに大きな希望と感動を与えてくれました。  4年後の東京オリンピックパラリンピック開催に向け、大きな弾みになったのではないかと感じております。  それでは、6月議会以降の主な事業について振り返ってみたいと思います。  6月30日には、初めての試みとして市民の皆様とともにまちづくりを進める68名の市職員を「地域担当職員」として任命いたしました。  各職員が情熱と郷土愛を持って各地域と行政のパイプ役やコーディネート役を担うとともに、地域が抱える課題を知り、地域の皆様との話し合いの中から課題解決を図るとともに、職員の能力や意識の向上にも寄与するものと大いに期待しているところでございます。  7月10日には、第24回参議院議員通常選挙が執行されました。今回の選挙は、公職選挙法の改正によりまして、選挙権年齢が18歳以上に引き下げられた初めての国政選挙となりました。  本市選挙管理委員会では、投票環境の改善や地域間の不均衡などを解消するため、投票区をはじめとした選挙執行体制の見直しが行われました。  これにより、102カ所あった投票区が53カ所に減少することとなり、投票率の低下などを心配しておりましたが、商業施設での期日前投票所の設置や無料送迎タクシーの導入などを行ったことによりまして、前回の参議院議員通常選挙の投票率を4.91ポイント上回る結果となりました。  7月12日に、八日市駅前で(仮称)ホテルルートイン東近江の起工式が行われました。今後、新たな人の流れの創出に大きく寄与できるとともに、中心市街地の活性化を推し進める上で大きな原動力につながるものと期待しているところであります。  現在策定しております中心市街地活性化基本計画では、来訪者や市民ニーズに応えられるにぎわいのある中心市街地を目指し、まちなか整備集客施設の整備、交通ネットワークの強化などを基本とし、商店街をはじめとする商業振興の発展につながるよう、計画策定に取り組んでいるところでございます。  7月31日には、第51回滋賀県消防操法訓練大会が滋賀県消防学校で開催されました。  本市からは3チームが出場し、ポンプ車の部で6位と7位、小型ポンプの部では8位と、いずれも優秀な成績をおさめていただきました。  猛暑が続く中、日々厳しい訓練に精励されたたまものであると敬意を表しますとともに、御家族の皆様の御理解と御協力に心から感謝を申し上げます。団員各位の今後のさらなる御活躍を期待するものでございます。  8月1日から4日にかけまして、短期間ではありましたが、本市の友好都市であります中国湖南省常徳市からの招請を受け、市議会議長市経済団体役員国際交流協会長など、7名が常徳市へ公式訪問してまいりました。  今回の訪問では、中国共産党人民政府書記及び常徳市長との公式会談をはじめ、常徳市人民政府公安局の公式訪問や大規模火力発電施設をはじめとする経済開発区やリゾート開発、古い町並みを再現させる観光開発地域、また先年発掘されました6,300年前の稲作遺跡などの行政視察を行いました。  常徳市では、近年、海外の先進技術の導入に力を注ぐ一方で、市の歴史や地域資源に磨きをかけ、海外資本を生かした観光開発、国内外の交流人口の増加など経済の発展に力を注ぎ、市内も目をみはるような活気づいた状況でございました。  また、公式行事では、常徳市長をはじめ市幹部との会談を行い、友好都市としての交流から互いの経済発展につながるような取り組みを提案させていただきました。  特に、両市の交流人口の増加促進や本市が誇る農産物や加工品の流通などについて意見交換を行い、ともに経済発展につなげていくことができる仕組みづくりの構築について提案し、賛同をいただいたところであります。これからの経済交流の進展を期待するものでございます。  8月8日には、滋賀県知事・副知事に対しまして、平成29年度の滋賀県予算編成に対する政策提案を行いました。  特に、本市の重要課題であります琵琶湖の保全及び再生に関する法律に基づいた森里川湖の統合的な取り組みに対する支援や、鈴鹿山脈から琵琶湖につながる愛知川の河川としての環境機能や魅力の復活に向けた支援。農業関連では、農業施設老朽化対策として、国営緊急農地再編整備事業着手に向けた支援や道路や河川整備の推進など7項目を重点的に説明させていただき、県の御理解と事業の推進について、お願いしたものであります。  今後におきましても、国や県の動向を注視しながら本市の地方創生を実現するため、地域の多彩な特徴を最大限に引き出すとともに、合併によるスケールメリットの一つでもあります鈴鹿の山々から琵琶湖に至る広大かつ多様な地域資源に磨きをかけることによって、地域力を高めてまいりたいと考えております。  8月19日には、平成29年度の予算編成方針の示達を行いました。  来年度の予算編成につきましては、「東近江市まち・ひと・しごと創生総合戦略」に掲げる4つの基本目標を重点的に推進していくこととし、これらの施策提案については、従来の各部からの提案に加え、部局を横断した提案や職員有志による提案についても、積極的に行うよう指示をいたしました。  特に、若手職員女性職員の視点からの提案に期待しているところでございます。  一方で、合併支援措置の段階的な削減が始まり、厳しい財政状況への対応が迫られることになりますことから、予算編成に当たっては、既存事業の検証を十分に行うことも徹底し、議員や市民の皆様の御理解と御協力を得て、地方創生人口減少社会に対し、果敢に挑戦をしてまいりたいと考えております。  さて、本日、御提案申し上げます案件は、決算11件、予算3件、条例3件、その他案件2件、人事案件1件の合計20件でございます。  どうか慎重に御審議をいただき、適切な御決定を賜りますようお願い申し上げまして、開会に当たりましての挨拶とさせていただきます。  どうぞよろしくお願い申し上げます。   △日程第2 会議録署名議員の指名 ○議長(周防清二) 日程第2 「会議録署名議員の指名」を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、24番河並議員、25番寺村議員を指名します。   △日程第3 会期の決定 ○議長(周防清二) 日程第3 「会期の決定」についてを議題とします。  お諮りします。  今回の定例会の会期は、本日9月1日から9月30日までの30日間とすることに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(周防清二) 御異議なしと認めます。  よって、会期は30日間と決定しました。   △日程第4 議案第61号から議案第80号まで提案説明 ○議長(周防清二) 日程第4 議案第61号から議案第80号までを一括議題とします。  提出者に提案理由の説明を求めます。  市長。 ○市長(小椋正清) 本日、御提案申し上げます議案第61号から議案第80号までの各議案につきまして、順次、御説明を申し上げます。  議案第61号から議案第71号までは、平成27度東近江市一般会計、各特別会計及び各事業会計決算の認定に係る案件についてでございます。  平成27年度は、合併10年という節目の年から、これからの10年、20年後を見据え、市民の暮らしを守り、住みやすい魅力ある東近江市を築くことを念頭に、「市制10周年記念事業」をはじめさまざまな事業に取り組みました。  予算執行に当たりましては、特に市域の経済活性化につながるもの、将来の飛躍に向けた布石となるものに力点を置いて、「市民が集う拠点、教育・幼児施設等の整備と支援」や「基幹道路の整備」、「地域医療の充実」、「農林水産業の再生と資源の継承」、「教育・子育て支援の充実」及び「国土強靭化への対応」など、早急に解決すべき課題にしっかり対応するため、各種事業を実施してまいりました。  将来の社会基盤となる施設整備などの大型建設事業が集中しましたが、将来世代への負担を軽減するために、国や県の支援を最大限に活用して収支のバランスを図りつつ、「3つの理念」と「5つの基本政策」を基軸に、「うるおいとにぎわいのまち」の実現に向け、魅力あるまちづくりに取り組んでまいりました。  それでは、平成27年度東近江市各会計歳入歳出決算書の議案第61号、平成27年度東近江市一般会計決算の認定についてをお開きください。  歳入歳出決算額は、1ページから10ページまでにそれぞれ記載のとおりであります。  歳入歳出差引残額は、9ページに記載の17億9,504万3,278円となり、翌年度へ繰り越すこととなりました。  戻りまして、1ページからの歳入につきまして、御説明を申し上げます。  歳入決算総額は、533億8,722万6,491円で、調定額に対する収入率は95.2%であります。  歳入の主な項目でありますが、市税につきましては、総額168億6,819万6,969円で、調定額に対する収納率は97.9%であります。  また、歳入総額に占める市税の割合は、31.6%となっております。  その他の主なものといたしましては、地方消費税交付金19億4,687万4,000円、地方交付税普通交付税特別交付税を合わせまして119億7,863万円、分担金及び負担金2億9,258万6,072円、使用料及び手数料26億2,374万6,186円、国庫支出金55億3,934万916円、県支出金33億7,496万8,325円、繰入金1億2,536万3,933円、諸収入14億5,855万1,840円、市債57億2,397万4,000円などであります。  収入未済額につきましては、25億8,452万9,764円となっております。これは総務費、民生費、農林水産業費、商工費、土木費、消防費及び教育費におきまして、事業の繰り越しをしていることに伴う国・県支出金、市債などの特定財源でございます。  次に、7ページからの歳出につきまして、御説明申し上げます。  歳出決算総額は、515億9,218万3,213円で、予算執行率は91.3%であります。  歳出の主な内容でありますが、議会費は、議会運営事業や議会だより発行の広報活動事業であります。  総務費は、支所等改修工事、本庁舎・各支所の施設維持管理事業情報システム管理事業自治振興・協働のまちづくり事業防犯対策事業及び賦課徴収事務などであります。  翌年度繰越額2億1,037万3,000円につきましては、各職員の端末から情報系ネットワークインターネット接続部分を分離し、セキュリティを強化する自治体情報セキュリティ強化事業及び湖東支所改修事業などを繰り越したものであります。  民生費は、蒲生幼児園新築工事などの認定こども園施設整備事業をはじめ、臨時福祉給付金障害福祉サービス等給付事業、児童手当・児童扶養手当支給事業障害者総合支援給付事業後期高齢者医療事業福祉医療助成事業民間保育所等運営支援事業生活保護費支給事業及び他会計への繰出金などであります。  翌年度繰越額5億1,898万8,000円につきましては、臨時福祉給付金支給事務五個荘東幼児園整備事業及び箕作こども家整備事業などの事業費を繰り越したものであります。  次に、衛生費は、母子保健・成人保健事業感染症予防対策事業及び水道事業病院事業会計中部清掃組合並びに八日市布引ライフ組合等の一部事務組合への負担金などであります。  労働費は、勤労者施設管理運営事業シルバー人材センターへの補助等の雇用対策事業などであります。  続きまして、農林水産業費は、農業経営安定対策事業及び鳥獣対策事業等農業振興事業土地改良事業及び農業集落排水事業特別会計への繰出金などが主なものであります。  翌年度繰越額7,452万8,000円につきましては、担い手確保経営強化支援事業及び林道整備などを繰り越したものでございます。  商工費は、工場等立地促進対策事業商工振興対策事業奥永源寺道駅整備事業観光活性化事業及び観光施設管理運営事業等に係る経費であります。  翌年度繰越額3,715万円につきましては、広域観光推進事業及び観光看板整備事業に係る経費を繰り越したものであります。  次に、土木費であります。  主なものは、市道の維持管理道路新設改良事業交通安全施設整備事業街路事業公営住宅整備及び管理事業並びに下水道事業特別会計への繰出金であります。  翌年度繰越額3億3,232万6,000円につきましては、道路新設改良事業街路事業などの経費を繰り越したものであります。  消防費は、東近江行政組合への負担金、消防団活動消防施設整備事業及び防災対策事業などであります。  翌年度繰越額1,822万円につきましては、消防団車庫整備事業の経費を繰り越したものであります。  続いて、教育費であります。  主なものは、玉緒小学校体育館プール改築事業、朝桜中学校規模改修等整備事業能登川支所コミュニティセンター整備工事湖東学校給食センター新築工事及び生涯学習・社会体育の各施設の管理運営経費などでございます。  翌年度繰越額12億2,692万3,000円につきましては、湖東第二小学校校舎・体育館大規模改修及び朝桜中学校校舎規模改修工事などの事業費を繰り越したものであります。  次に、災害復旧費であります。  これは、大雨災害等によります林道及び市道の災害復旧工事を行ったものであります。  次に、公債費は、市債の元金償還や、その利子の支払いを行ったものであります。  最後に、諸支出金は、財政調整基金減債基金及び公共施設整備基金などの各種基金への積み立てを行ったものであります。  次に、11ページの実質収支に関する調書について、御説明申し上げます。  歳入歳出差引額から翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた実質収支額は、14億1,758万1,278円となり、黒字決算となったところでございます。  続きまして、議案第62号から議案第69号までの各特別会計歳入歳出決算につきまして、一括して御説明を申し上げます。  まず、議案第62号、平成27年度東近江市国民健康保険事業勘定特別会計決算の認定についてであります。  歳入歳出決算額は、12ページから17ページに記載のとおりでございます。  歳入決算額126億2,736万6,716円に対しまして、歳出決算額は126億2,264万7,738円で、差し引き471万8,978円は、翌年度へ繰り越しをいたしました。  歳入の主なものは、国民健康保険料及び国民健康保険税で、23億200万9,112円を収入しました。歳入総額の18.2%を占めております。  その他の歳入といたしましては、国庫支出金26億3,139万539円、前期高齢者交付金25億4,473万794円及び共同事業交付金26億2,456万2,509円などであります。  収入未済額は、保険料等の未納額で3億188万8,622円となっております。  一方、歳出は、保険給付費75億9,143万616円をはじめ後期高齢者支援金等で14億4,120万917円、共同事業拠出金26億2,358万2,933円などであります。  次に、議案第63号、平成27年度東近江市国民健康保険施設勘定特別会計決算の認定についてでございます。
     歳入歳出決算額は、19ページから22ページに記載のとおりであります。  歳入決算額13億808万93円に対しまして、歳出決算額は11億901万7,957円で、差し引き1億9,906万2,136円は、翌年度へ繰り越しをいたしました。  歳入の主なものは、歳入総額の31.1%を占めております外来収入等の診療収入4億716万6,913円のほか、市債1億520万円であります。  また、歳出は、各診療所の施設管理費及び人件費などの総務費で7億8,683万7,327円、医薬材料費などの医業費で1億7,735万1,195円が主なものであります。  次に、議案第64号、平成27年度東近江市後期高齢者医療特別会計決算の認定についてであります。  歳入歳出決算額は、24ページから27ページに記載のとおりでございます。  歳入決算額9億7,405万1,804円に対しまして、歳出決算額は、9億5,174万6,562円で、差し引き2,230万5,242円は、翌年度へ繰り越しをいたしました。  歳入は、後期高齢者医療保険料が、6億9,534万2,476円で、収入未済額が460万4,114円であります。  その他の歳入といたしましては、一般会計からの繰入金2億4,769万7,096円などでございます。  一方、歳出は、後期高齢者医療広域連合への納付金9億2,334万3,418円が主なもので、歳出総額の97.0%を占めております。  次に、議案第65号、平成27年度東近江市介護保険特別会計決算の認定についてであります。  歳入歳出決算額は、29ページから32ページに記載のとおりでございます。  歳入決算額76億1,619万1,413円に対しまして、歳出決算額は73億8,917万8,058円で、差し引き2億2,701万3,355円は、翌年度へ繰り越しをいたしました。  歳入は、介護保険料が17億6,195万2,245円で、収入未済額は1,992万7,279円でございます。  その他の歳入といたしましては、国庫支出金16億7,091万5,728円、支払基金交付金19億5,487万1,697円、一般会計及び基金からの繰入金11億3,292万8,112円などであります。  一方、歳出は、居宅や施設における介護や介護予防サービスを行う保険給付費69億3,710万671円が主なもので、歳出総額の93.9%を占めております。  次に、議案第66号、平成27年度東近江市簡易水道事業特別会計決算の認定についてであります。  歳入歳出決算額は、34ページから37ページに記載のとおりでございます。  歳入決算額2億3,819万328円に対しまして、歳出決算額は2億569万8,789円で、差し引き3,249万1,539円は、水道事業へ統合することに併せ、簡易水道事業特別会計を平成28年3月31日に廃止し、未収金及び未払金とともに水道事業会計に引き継ぎをいたしました。  歳入は、簡易水道使用料が7,939万3,090円で、使用料の収入未済額は1,605万6,040円であります。  その他の歳入といたしましては、一般会計や基金からの繰入金1億1,488万5,596円などであります。  一方、歳出は、簡易水道事業費1億1,893万4,661円及び公債費8,674万9,407円などが主なものでございます。  次に、議案第67号、平成27年度東近江市下水道事業特別会計決算の認定についてであります。  歳入歳出決算額は、39ページから42ページに記載のとおりでございます。  歳入決算額34億1,839万8,483円に対しまして、歳出決算額は34億746万8,394円で、差し引き1,093万89円は、翌年度へ繰り越しをいたしました。  歳入の主なものといたしましては、下水道使用料及び手数料13億9,453万6,493円、国庫支出金1億1,788万4,000円、一般会計からの繰入金11億円のほか、市債7億7,480万円であります。  収入未済額は、6,896万4,680円で、下水道受益者分担金及び負担金、使用料であります。  一方、歳出は、下水道施設の維持管理や公共下水道整備に係る工事などの下水道事業費11億9,576万9,129円及び公債費22億453万2,265円などであります。  次に、議案第68号、平成27年度東近江市農業集落排水事業特別会計決算の認定についてであります。  歳入歳出決算額は、44ページから47ページに記載のとおりでございます。  歳入決算額13億1,355万2,485円に対しまして、歳出決算額は13億1,102万404円で、差し引き253万2,081円は、翌年度へ繰り越しをいたしました。  歳入は、農業集落排水施設使用料が3億6,939万3,940円で、収入未済額が1,036万6,230円であります。  その他の歳入といたしまして、一般会計からの繰入金7億4,000万円及び市債2億円などであります。  歳出は、処理施設等の維持管理経費であります農業集落排水事業費5億5,300万6,688円及び公債費7億2,750万8,157円が主なものでございます。  次に、議案第69号、平成27年度東近江市公設地方卸売市場特別会計決算の認定についてであります。  歳入歳出決算額は、49ページから52ページに記載のとおりでございます。  歳入決算額4,115万7,770円に対しまして、歳出決算額は3,769万132円で、差し引き346万7,638円は、翌年度へ繰り越しをいたしました。  歳入は、入場者からの市場使用料2,657万7,348円、収入未済額1,014万8,873円は、市場使用料及び光熱水費負担金であります。  一方、歳出は、施設維持管理経費の卸売市場費3,315万7,908円及び公債費453万2,224円であります。  続きまして、財産の状況についてでございます。  54ページ以降に記載しております、平成27年度東近江市財産に関する調書のとおりでございますので、お目通しをいただきたいと思います。  続きまして、平成27年度東近江市水道事業会計決算及び平成27年度東近江市病院事業会計決算の認定に係る案件につきまして、御説明申し上げます。  別冊になります平成27年度東近江市水道事業会計決算書をごらんください。  議案第70号、平成27年度東近江市水道事業会計利益剰余金の処分及び決算の認定についてでございます。  人口減少社会の到来におけます給水人口と節水機器の普及によりまして、給水量が減少となる、そういった中ではありますが、前年度に引き続き、純利益1億5,780万6,387円を出すことができました。これによる当年純利益を未処分利益剰余金として建設改良積立金に処分することと、決算の認定をいただこうとするものでございます。  続きまして、別冊の平成27年度東近江市病院事業会計決算書をごらんください。  議案第71号でございます。平成27年度東近江市病院事業会計決算の認定についてでございます。  市立能登川病院は、平成27年4月1日から利用料金制による指定管理者制度を導入し、その運営を医療法人社団昴会に担っていただきましたので、医業収益、人件費、医業に係る経費等の大部分を病院事業会計から除いた初めての決算となりました。  その能登川病院の決算についてでございますが、損益計算では1,934万1,575円の当年度純利益となり、前年度繰越欠損金2億1,275万1,514円を差し引いた1億9,340万9,939円を平成28年度へ未処理欠損金として繰り越すことの認定をいただこうとするものでございます。  平成27年度の業務実績は、常勤医師数9名で運営される中、入院患者数は、前年度対比19.0%増加し、延べ1万5,214人に、外来患者数は、前年度対比6.7%増の4万8,077人に、それぞれ増加いたしました。  また、二次救急輪番病院の再開などにより、前年度から3倍近い386名の患者を受け入れるなど、懸案でありました市北西部の救急医療の充実に大きく貢献いただいたものと考えております。  今後とも、指定管理者である医療法人社団昴会と連携しつつ、地域医療のさらなる実践を目指し、良質で安心できる医療の提供に努めてまいりたいと考えております。  続きまして、議案第72号から議案第74号までの3議案につきましては、平成28年度東近江市一般会計及び各特別会計の補正予算であります。  平成28年度東近江市各会計補正予算書及び補正予算に関する説明書の1ページをお開きください。  議案第72号、平成28年度東近江市一般会計補正予算(第3号)であります。  現計予算に9,984万2,000円を増額しようとするもので、歳入歳出予算の総額をそれぞれ520億8,936万5,000円と定めるものでございます。  歳出の主なものといたしまして、総務費では、国の「先駆的空家対策モデル事業」の採択に伴う空家等対策事業の拡充や、まきを使った空調システム導入の可能性を調査する再生可能エネルギー普及促進業務のほか、税の還付に不足が生じることから過誤納付還付金を含め、全体で4,106万8,000円を追加させていただくものであります。  民生費では、高齢者福祉施設等のスプリンクラー整備補助や介護職員の労力軽減及び就労の安定を図るための介護ロボット等導入支援、民間保育所施設整備補助金などに4,858万1,000円を、農林水産業費では、中山間地域における農産物の収益力を高めるための担い手育成事業や五個荘地区・能登川地区の土地改良事業における管路・揚水機施設の老朽化に伴い、その施設修繕に対する市の事業負担金などに519万3,000円を、商工費では、大凧会館の施設修繕に500万円を計上するものであります。  歳入の主なものにつきましては、まず普通交付税について、額の確定によりまして、4億5,474万2,000円の増額となり、市債であります普通交付税の一部である臨時財政対策債についても、額の確定により7,553万円の増額となりましたことから、当初予定していました財政調整基金の繰り入れを5億3,000万円減額するものであります。  また、歳出予算の主な財源としましては、国・県支出金4,678万2,000円、繰越金3,332万6,000円を計上するものであります。  続きまして、3ページをお開きください。  第2表「地方債補正」では、普通交付税の額の確定に伴う臨時財政対策債について起債限度額を変更するものでございます。  続きまして、25ページの議案第73号、平成28年度東近江市国民健康保険事業勘定特別会計補正予算(第1号)は、保険給付費について医療費の伸びに対応するため必要額を計上するほか、過年度の国庫療養給付負担金の返還金や国保収納率向上対策事業などに、4,076万5,000円を増額補正するものであります。  続きまして、45ページ、議案第74号でございます。平成28年度東近江市介護保険特別会計補正予算(第1号)は、平成27年度介護保険給付費の確定と、保険給付の実績により余剰が生じましたことから、介護保険財政調整基金に積み立てを行うほか、平成27年度実績に伴う国・支払基金・県に対する精算返還金が確定したことなどによりまして、2億9,350万8,000円を増額補正するものであります。  次に、平成28年9月東近江市議会定例会議案書の1ページをお開きください。  議案第75号、東近江市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、介護保険法施行令の一部を改正する政令の施行に伴い、本市条例の一部を改正するものでございます。  次に、3ページ、議案第76号、東近江市障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律施行条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律施行令の一部を改正する政令の施行に伴いまして、本市条例の一部を改正するものでございます。  次に、5ページ、議案第77号、東近江市特別用途地区内における建築物の制限に関する条例の制定についてにつきましては、中心市街地の活性化を図るため、都市計画区域のうち、特別用途地区として決定した区域内において、大規模集客施設の立地を制限するとともに、既存の建築物に対する適用除外の規定を定めたく、条例を制定するものであります。  次に、9ページをお願いします。  議案第78号、東近江市防災情報告知放送システム整備工事請負契約の締結につき議決を求めることについてにつきましては、大阪市のパナソニックシステムネットワークス株式会社システムソリューションズジャパンカンパニー関西社と請負契約の締結をしようとするものでございます。  次に、11ページ、議案第79号、滋賀県市町村交通災害共済組合規約の変更につき議決を求めることについてにつきましては、滋賀県市町村交通災害共済事業の廃止に伴いまして、滋賀県市町村交通災害共済組合の規約を変更することの必要がございます。これにつきまして、協議いたしたく、市議会の議決を求めるものでございます。  次に、最後でございますが、13ページ、議案第80号、人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてにつきましては、平成28年12月31日をもって任期満了となります小杉孝子氏の後任として藤野富佐子氏を委員に推薦し、また谷明美氏、山田幸平氏、奥井和義氏、西久保茂雄氏、小川正道氏、大林惠美子氏及び望田哲氏につきましては、引き続き委員に推薦したく、市議会の意見を求めるものであります。  以上、御説明を申し上げましたが、どうか慎重なる御審議をいただきまして、適切な御決定を賜りますことをお願い申し上げまして、説明とさせていただきます。  どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(周防清二) 説明は終わりました。   △日程第5 議案第80号 質疑 ○議長(周防清二) 日程第5 議案第80号について、質疑を行います。  質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(周防清二) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第80号については、人事案件でありますので、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(周防清二) 御異議なしと認めます。  よって、議案第80号については、委員会付託及び討論を省略して、直ちに採決することに決しました。  議案第80号、人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてを採決します。  本案を原案のとおり同意することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(周防清二) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。 ○議長(周防清二) 以上で、本日の議事日程は全て終了いたしました。  お諮りします。  議案等熟読のため、明日9月2日から11日までの10日間、休会することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(周防清二) 御異議なしと認めます。  よって、明日9月2日から11日までの10日間、休会することに決定しました。  9月12日は午前9時から本会議を開き、質疑並びに一般質問を行います。  本日は、これにて散会いたします。
     御苦労さまでした。               午前10時26分 散会     地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。               平成28年9月1日            東近江市議会議長  周防 清二              同   議員  河並 義一              同   議員  寺村 茂和...