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11月30日-01号

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  1. 湖南市議会 2020-11-30
    11月30日-01号


    取得元: 湖南市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-04
    令和 2年 12月 定例会         令和2年12月湖南市議会定例会会議録                    令和2年11月30日(月曜日)開議1.議事日程  第1.議席の一部変更  第2.会議録署名議員の指名  第3.会期の決定  第4.所信表明  第5.議案の上程(提案説明)     議案第106号から議案第137号まで(市長提出)  第6.議案第108号 湖南市議会議員議員報酬及び費用弁償に関する条例及び湖南市特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定について(質疑等)  第7.議案第109号 湖南市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について(質疑等)  第8.滋賀県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙  第9.湖南市選挙管理委員会委員および補充員の選挙  第10.意見書第3号 防災・減災・国土強靭化対策の継続・拡充を求める意見書(議員提出)(質疑等)  第11.意見書第4号 少人数学級の実現を求める意見書(議員提出)  第12.意見書第5号 日本学術会議会員候補者任命拒否をした6名を直ちに任命をすることを求める意見書(議員提出)1.会議に付した事件  日程第1.議席の一部変更  日程第2.会議録署名議員の指名  日程第3.会期の決定  日程第4.所信表明  日程第5.議案の上程(提案説明)       議案第106号から議案第137号まで(市長提出)  日程第6.議案第108号 湖南市議会議員議員報酬及び費用弁償に関する条例及び湖南市特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定について(質疑等)  日程第7.議案第109号 湖南市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について(質疑等)  日程第8.滋賀県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙  日程第9.湖南市選挙管理委員会委員および補充員の選挙  日程第10.意見書第3号 防災・減災・国土強靭化対策の継続・拡充を求める意見書(議員提出)(質疑等)  日程第11.意見書第4号 少人数学級の実現を求める意見書(議員提出)  日程第12.意見書第5号 日本学術会議会員候補者任命拒否をした6名を直ちに任命をすることを求める意見書(議員提出)1.会議に出席した議員(18名)   1番  中土翔太君     2番  大島正秀君   3番  細川ゆかり君    4番  桑原田美知子君   5番  藤川みゆき君    6番  上野顕介君   7番  立入善治君     8番  松井圭子君   9番  奥村幹郎君     10番  堀田繁樹君   11番  松原栄樹君     12番  赤祖父裕美君   13番  森  淳君     14番  小林義典君   15番  菅沼利紀君     16番  加藤貞一郎君   17番  望月 卓君     18番  植中 都君1.会議に欠席した議員     なし1.会議に出席した説明員     市長         生田邦夫君     代表監査委員     渡邊悦夫君  委任説明員     総合政策部長     山元幸彦君     市長公室長      中村作正君     総合政策部次長    西田章彦君     総務部長       井上俊也君     総務部次長      森村政生君     税務局長       甲斐泰清君     健康福祉部長     蒲谷律子君     健康福祉部理事    服部昌美君     健康福祉部次長    岸村 守君     子ども家庭局長    今井 操君     建設経済部長     安井範雄君     建設経済部理事                市井一彦君     (国県事業推進国土強靭化担当)     建設経済部理事                西村 正君     (上下水道担当)     産業振興戦略局長   川口光風君     建設経済部次長    竹内範行君     上下水道事業所副所長 奥村 裕君     会計管理者      加藤良次君     教育部長       西岡嘉幸君     教育部次長      加藤明美君1.議場に出席した事務局職員     局長         岡田正彦君     議事課長       東峰一馬君     主事         岩廣ひかる君 △議長挨拶 ○議長(植中都君)  皆様、おはようございます。傍聴にお越しの方々、ご苦労さまでございます。 初冬の気配となり、今年も早一月を残すのみとなりました。何事につけても新型コロナウイルス感染防止対策を配慮しなければならない生活様式の中で、市役所内にも市議会内にも感染者がなく12月議会を迎えられたことに感謝しております。 では、令和2年12月議会定例会開催にあたり、一言ご挨拶申し上げます。 まずもって、生田市長におかれましては、ご就任おめでとうございます。コロナ禍の中の厳しい市政運営でございますが、まちの発展と住民福祉の向上のためご尽力をお願いいたします。 さて、今年のノーベル平和賞は、国連機関世界食糧計画(WFP)に贈られました。また、核兵器禁止条約が来年1月に発効することになっております。今世紀の初めには、20世紀は戦争の世紀、21世紀は環境の世紀といわれたものですが、今なお世界の多くの地域で続く悲惨な戦争や飢餓で困窮している人たちを考えるとき、このような注目される出来事が一層の理解や支援につながることを期待しています。 また、アメリカでは、意見が異なる相手を敵のようにみなす、いわゆる社会の分断が大統領選挙後も容易に修復できないのではないかと危惧されています。人間が独りでは生きていけないのは自明の理であり、個人一人一人が違うほど社会的な連帯が必要であるといわれています。謙虚に自分と異なる観点に接したいものです。 では、本日は市長の所信表明のほか、意見書や重要案件等の提案がございます。慎重なご審議、よろしくお願いいたします。 ○議長(植中都君)  開会に先立ち、市民憲章の唱和を行います。 皆さん、ご起立ください。 それでは、副議長、お願いします。 ◆副議長(堀田繁樹君)  (湖南市市民憲章朗読) ○議長(植中都君)  ご着席ください。 開会前に報告します。報道機関より、カメラの持ち込みおよび撮影の申出がありましたので、傍聴規則第13条の規定によってこれを許可しましたから、ご報告します。 △開会 午前9時34分 ○議長(植中都君)  ただいまの出席議員は18人です。定足数に達しておりますので、これから令和2年12月湖南市議会定例会を開会いたします。 なお、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、議場内ではマスクの着用としますが、呼吸器疾患等により発言時に息苦しさを感じる場合は外していただいて結構です。 直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事日程をお手元に配付しておきましたからご了承願います。 日程に先立ち、諸般の報告をします。 はじめに、市長から、地方自治法第180条第2項の規定に基づき、報告第10号 委任専決処分事項の報告について(委任専決第5号 市道管理瑕疵による車両物損事故に関する損害賠償額)の報告が提出されましたので、あらかじめ配付しておきましたからご了承願います。 次に、先般の湖南市議会議員補欠選挙において当選された中土翔太議員について、委員会条例第8条第1項の規定により、福祉教育常任委員および予算常任委員に指名しましたから報告します。 次に、監査委員から、令和2年8月分および9月分の例月出納検査の結果について報告がありましたので、写しをお手元に配付しておきましたからご了承願います。 次に、総務常任委員長福祉教育常任委員長産業経済常任委員長から委員会の閉会中の調査の報告がありましたので、写しをお手元に配付しておきましたからご了承願います。 次に、今定例会期間中の説明員として出席を求めました者の職・氏名の一覧表をお手元に配付しておきましたからご了承願います。 これで諸般の報告を終わります。 続きまして、市長の挨拶を行います。 市長。 ◎市長(生田邦夫君) 登壇 令和2年12月定例会の招集にあたりまして、一言ご挨拶申し上げます。 議員の皆様におかれましては、市政の運営に対してご理解とご協力をいただいておりますことに、まずもってお礼申し上げます。 さて、本12月定例会は、条例制定改正補正予算などに関してご審議をお願いするわけでありますが、それに先立ちまして、私の就任から本日までの行政報告をいたします。 まず、11月9日に初登庁させていただきました。多くの市民の皆さんやここにおられる市議会議員の皆様にお出迎えいただき、身が引き締まる思いでありました。その後の就任式では、市職員に訓示を述べ、引き続いて行われた総合政策会議において私の市長としての考えを幹部職員にお伝えさせていただきました。 また、21日には、錦秋真っただ中のじゅらくの里におきまして、湖南市市政功労者表彰式を執り行いました。本年度は自治功労表彰28名、まちづくり功労8名4団体、特別表彰に1名と特別表彰顕彰に1名の皆様を表彰させていただきました。 民生関係につきましては、14日に医師連絡調整会議に出席いたしました。21日には第5回湖南市グラウンドゴルフ協会健康感謝大会に出席させていただきました。 安心・安全につきましては、25日に湖南市消防団の幹部会議に出席させていただきました。 産業経済関係につきましては、9日に農業委員会総会および都市計画マスタープラン策定委員会が開催され、ご挨拶をさせていただきました。16日には野洲川改修促進協議会の県要望のため県庁を訪れ、その後開催されたウツクシマツ保存活用策定委員会に出席いたしました。23日には猿飛佐助ゆかり三雲城址でイベントが行われ、滋賀県立大学の中井 均先生に甲西文化ホールで基調講演を行っていただいた後、三雲城址においてもその魅力を語っていただきました。26日には国土交通省琵琶湖河川事務所滋賀国道事務所を訪れました。 地域まちづくりに関しては、19日に区長会臨時三役会において意見交換を行い、また、19日から24日まで市内の各地域まちづくり協議会を訪問し、今後のまちづくりについて意見交換を行いました。 以上、市長就任後の行政報告といたしますが、今議会には条例の制定改正や令和2年度補正予算などをご提案いたしてまいります。慎重にご審議いただきますようお願い申し上げまして、招集にあたりましてのご挨拶とさせていただきます。 △日程第1.議席の一部変更 ○議長(植中都君)  日程第1.議席の一部変更を行います。 先般の湖南市議会議員補欠選挙に伴い、会議規則第4条第3項の規定により議席の一部を変更します。変更した議席は、あらかじめ配付しておきました議席表のとおりとします。 △日程第2.会議録署名議員の指名 ○議長(植中都君)  日程第2.会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定によって、12番、赤祖父裕美議員、および13番、森 淳議員を指名します。 △日程第3.会期の決定 ○議長(植中都君)  日程第3.会期の決定を議題とします。 お諮りします。 本定例会の会期は、本日から12月22日までの23日間にしたいと思います。ご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(植中都君)  異議なしと認めます。したがって、会期は本日から12月22日までの23日間に決定しました。 △日程第4.所信表明 ○議長(植中都君)  日程第4.所信表明を行います。 市長の所信表明を求めます。 市長。 ◎市長(生田邦夫君) 登壇 11月7日より湖南市長に就任いたしました。よろしくお願いいたします。 谷畑前市長は長年にわたり、このまちの発展に尽くされました。頭の下がる思いであります。本当にお疲れ様でございました。 前任者から見た時に私は、行政の常識がない者かもしれませんが、皆さん方のお力添えをいただき精一杯努めてまいりますので、何卒一緒に進んでいただきますようお願いいたします。 この度の市長選挙は、私はどうしても選挙を希望しておりました。いろんな考えを候補者が述べ合ったうえで、市民の皆さんにご判断いただきたかったのですが、残念ですがそれが出来ませんでした。 選挙戦で、「湖南市良いとこ。子育てするなら、湖南市で。仕事するなら、湖南市で。老後は、湖南市で。」というスローガンを掲げました。そして取り組み課題としての12項目ですが、明らかに意図をもって提案しております。 今まで以上に子育て施策の強化として、 1.中学生以下の医療費を無料化とする。 2.妊婦検診、産後検診の金額と回数を拡充させる。 3.こども園、学童保育など幼児保育の充実、小学校、中学校の給食の無償化。 4.高齢者の健康づくりなど、地域で支える地域福祉の充実。 安心安全のまちづくりとして、 5.現在の新庁舎計画は見合わせ、西庁舎周辺整備も含め再検討する。 6.災害時に避難所となる小学校、中学校の体育館にエアコン設備を。 7.コミュニティバス等の市内の交通システムの整備。 8.平松の天然記念物ウツクシマツ自生地の再生。 そしてインフラ整備として、 9.国道1号線の4車線化を早期に実現させる。 10.新中郡橋を早期に着工し、菩提寺と石部間の人の流れを良くする。 11.菩提寺の大山池浸水害防止対策及び河川管理。 12.天井川である落合川の河川改修を早期に実現させる。 以上の12項目です。 私は市役所の仕事はサービス提供事業所であると考えています。市の職員には、世間の常識に行政の常識を一致させると言いました。行政は市民の側から見た時、選ぶことができない、そして行政の側から見た時、競争相手のない恵まれたサービス提供事業所であります。それに胡坐をかくことなく、汗をかいてまいります。 市長に就任した直後から、行政の中心である市役所の維持管理について私が気になっていたことを、初登庁後すぐに担当部署に指示をいたしました。 市役所については、老朽箇所も多く、最善の維持管理をしていくのは大変であろうと思いますが、顧客である市民の皆さんが来庁され、「市役所は良くなったなあ」と言ってもらえるようにしなければなりません。 初登庁後から1ヶ月弱が経過する中で、出来たこともありますが出来ないこともありますので、お客さん相手であるこの職場を今後、一つ一つ改善できるところは改善し、市民の皆さんからお褒めをいただけるような市役所にしていきます。 第二次湖南市総合計画後期基本計画ですが、この12月議会に提案する予定でありましたが、延期させてください。これは、これからの5年間の計画であります。新しく就任する市長は、行政のことは何も知らんので、レールを敷いておくので、それに乗っかればよいとのことですが、今一度私なりに理解し、皆さんに相談いたします。 今後予想されるリスクとして、7つあると考えます。 1.住民の減少と高齢化による地域コミュニティの弱体化。 2.多様な人々の社会参加が進まない場合の地域活力の減退。 3.社会資本の老朽化の進行。 4.様々な分野の人材不足による産業や医療福祉への影響。 5.気候変動による農林水産業や生態系など幅広い領域への影響。 6.生活に必要な買い物や交通などの利便性の低下。 7.地震などの大規模災害。 以上と考えます。 私が合点いかない点を具体的に申しますと、 1つ目は、人口ビジョン計画人口です。湖南市の最初の計画では6万人計画でした。今は5万5千人です。男女の割合を見た時、女性のほうが約2千人少ないのです。女性の流出が多いと考えます。認めたくはないのですが明らかに衰退の局面といえます。そこを、そうしない為にどうするかなのです。この点についてももう少し分析をしたいと考えております。 2つ目は、総合計画基本構想にある「みんなでつくる将来のまちの姿」です。湖南市を、6つのゾーンに分けてありますが果たしてそうでしょうか。湖南市になる前の甲西町、石部町の時代とどう変わったのか疑問です。自然環境、地理的な制約がありますが、その中でどう利用してきましたか。私は時間をいただき、もう少し分析いたします。湖南市の中心をどう作っていくのがいいのか、検討したいと考えております。 3つ目は、まちづくりの主体は市民でありますが、それを支える行政組織は、これからどう変わっていくのか。みなさんからいろんな要望が出てくる中で、全てはお答えできません。皆さん方に助けてもらわないと出来ません。区、自治会組織と、地域まちづくり協議会の関係が未だに理解出来ません。今、各地区を回っていって、教えてもらっていますが皆さんの言われることが一致しません。融合、統一、一本化などの言葉は出てきますがすっきりしません。皆さんも同じだと思います。制度設計の拙さを地域の皆さんの人間関係でカバーしてもらっているのが現状です。地域防災のことがありますので、ここは急いでまとめたいと考えます。 4つ目は、数値目標です。総合計画審議会や議会の各常任委員会でも説明済みでありますが、改めて私の方でも十分確認したいと考えております。湖南市の最上位計画ですので血の通ったものにしたいのです。 次に、新庁舎問題です。建築の時期から言いますと東庁舎よりも西庁舎のほうが先だと思います。 これからの人口減少社会の中でのまちづくり計画であり、コロナ禍後の新しい生活様式に合った、市役所に出来るだけ来なくてもよい、出前サービスも含めて、生活の場に近いところで、スリム化した行政サービスの提供所としての市行政組織とは、どんなものかということであります。勿論、市の財政状況、懐具合を考えての話であります。 現在の東庁舎の耐震診断のことですが、耐震診断を実施したところ、公共施設における耐震基準となるIs値が0.75を下回る0.52でありました。当時、2階3階の植え込みを除去して、屋根のドームを重いので軽く変えてみて、また上にある書庫の中を空にしてみたらどうかという案も示されたようであります。また、耐震補強を行った場合は、0.75をクリアすることも可能との結果が出ております。そのための費用として、2億円程度が見込まれておりました。これについては早急に精査いたします。 新庁舎建設計画は、「中止」、「白紙撤回」、「延期」、「見合す」、「立ち止まって考える」のいずれも正解と言えます。つまり、当面は議会に提案いたしません。今まで新庁舎建設ありきで進んできましたが、私はそれに与しません。今の東庁舎の、この建物に私は愛着が有りますので、今しばらくお許しください。それまでに、しなければならないこと、優先順位から考えたら、先ずは急ぐことをいたします。 次に、湖南市の防災マップについてですが、今ある防災マップは概ね100年に1回程度起こる大雨で野洲川流域の1日間総雨量350ミリを想定した外水氾濫と滋賀県全域に1日間総雨量529ミリを想定した内水氾濫による浸水の範囲とその深さを示しています。現在、野洲川上流杣川想定最大規模で1日間の総雨量663ミリを想定した氾濫と地先の安全度マップで200年に1度の1日間総雨量634ミリを想定した氾濫で防災マップ改正を進めていますが、今の私にはこの想定がイメージできないので今一度確認し、検討した上で、市民の安心と安全をしっかり守れるような防災マップを作成し、配布したいと思います。 コロナ禍でこれからも数年間は税収が減り、市の財政運営が厳しい状況が続くことが見込まれます。苦しい台所状況をご理解いただきたいのです。 結びに、議員の皆様におかれましては、今後も市政運営への格別のご理解とご支援を賜りますよう心からお願い申し上げ、市長就任にあたりましての所信とさせていただきます。 ○議長(植中都君)  これで所信表明を終わります。
    △日程第5.議案の上程(提案説明) ○議長(植中都君)  日程第5.議案の上程を行います。 議案第106号 湖南市工場立地法準則条例の制定についてから、議案第137号 字の区域および名称の変更についてまでの32議案を一括上程し、議題とします。 順次、提案者の説明を求めます。 市長。 ◎市長(生田邦夫君) 登壇 それでは、議案第106号から議案第137号までの提案理由をご説明申し上げます。 まず、議案第106号 湖南市工場立地法準則条例の制定については、市内への企業の進出や定着を促進するため、工場立地法が規定する工場敷地における緑地面積の基準を緩和するための条例を制定するものであります。 次に、議案第107号 地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定については、地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴い、市の条例中、延滞金の割合の特例を定めている規定について条例の一部を改正するものであります。 次に、議案第108号 湖南市議会議員議員報酬及び費用弁償に関する条例及び湖南市特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、国における特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律に準じて、議会議員および特別職の期末手当の支給率を改定するものです。 次に、議案第109号 湖南市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定については、令和2年度における人事院勧告に基づく国家公務員給与改定などに準じて市職員の給与改定等を行うものであります。 次に、議案第110号 湖南市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定については、地方税法施行令の一部を改正する政令が公布されたことに伴い、条例の一部を改正するものであります。 次に、議案第111号 湖南市社会体育施設条例の一部を改正する条例の制定については、河川占用許可を受けている野洲川運動公園の一部を滋賀県に返還することから、条例の一部を改正するものであります。 次に、議案第112号 湖南市地域総合センター条例の一部を改正する条例の制定については、住居表示を実施することに伴い、柑子袋会館の位置について改めるため、条例の一部を改正するものであります。 次に、議案第113号 湖南市間伐材利用体験施設設置条例を廃止する条例の制定については、湖南市間伐材利用体験施設じゅらくの里木工の館」について、令和3年3月31日をもって施設の機能を廃止するため、条例を廃止するものであります。 次に、議案第114号 湖南市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例の制定については、土地評価と消費税率が改正され、道路法施行令の一部が改正されたことにより道路占用料改正されることを受け、これに準じて市における道路占用料の改定を行うため、条例の一部を改正するものであります。 次に、議案第115号 令和2年度湖南市一般会計補正予算(第9号)は、歳入歳出予算から1,234万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ276億3,981万4,000円とするものであります。 次に、議案第116号 令和2年度湖南市国民健康保険診療所特別会計補正予算(第3号)は、歳入歳出予算に70万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億3,424万5,000円とするものであります。 次に、議案第117号 令和2年度湖南市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)は、歳入歳出予算に1,021万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ9億9,885万7,000円とするものであります。 次に、議案第118号 令和2年度湖南市介護保険特別会計補正予算(第2号)は、歳入歳出予算に172万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ34億1,870万7,000円とするものであります。 次に、議案第119号 令和2年度湖南市訪問看護ステーション事業特別会計補正予算(第1号)は、収益的収入支出予算の総額は変わらず、収入支出予算の内訳についてそれぞれ変更するものであります。 次に、議案第120号から議案第132号までの指定管理者の指定については、いずれも地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、市の公共施設について指定管理者を指定することにつき議会の議決を求めるものであります。 次に、議案第133号から議案第135号までの議決事項の変更については、いずれも地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、過年度に議会において議決された指定管理者の指定における議決事項のうち、指定の期間を変更することについて議会の議決を求めるものであります。 次に、議案第136号 旧慣使用権の廃止については、市が柑子袋区からの要望により138平方メートルの土地を隣地地権者に有償譲渡するにあたり、同土地に柑子袋区が有する旧慣使用権が存在するため、その使用権を地方自治法第238条の6第1項の規定により廃止するものであります。 最後に、議案第137号 字の区域および名称の変更については、平成13年度から滋賀県が施工している甲西南部1地区針工区のほ場整備事業に伴い、区画形状に合わせての字の区域および名称の変更を行うものであり、地方自治法第260条第1項の規定により議会の議決を求めるものであります。 なお、令和3年2月に実施する予定であります換地処分公告が行われる日の翌日からの実施となります。 以上につきまして、それぞれ担当から補足説明いたさせますので、よろしくご審議のうえ、ご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(植中都君)  続いて、各部長から補足説明を求めます。 総合政策部長。 ◎総合政策部長(山元幸彦君)  それでは、総合政策部所管に係る提出議案について補足説明を申し上げます。 まず、議案第108号 湖南市議会議員議員報酬及び費用弁償に関する条例及び湖南市特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、市議会議員および特別職の期末手当について、支給月数を0.05月分引き下げ年間3.35月分とし、令和2年12月分の期末手当の支給月数を1.65月分、令和3年度以降は6月分と12月分の支給月数をそれぞれ1.675月分とするものでございます。 次に、議案第109号 湖南市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定については、令和2年度における人事院勧告に基づく国家公務員給与改定に準じて、期末勤勉手当について支給月数を0.05月分引き下げるものでございます。期末勤勉手当の支給月数については、令和2年度は12月分を0.05月分引き下げ、一般職員は2.2月分、任期付職員は1.65月分とし、令和3年度以降は6月と12月の支給月数を一般職員は2.225月分、任期付職員は1.675月分とするものでございます。再任用職員については、引下げはなく、令和元年度と同様の支給月数となります。会計年度任用職員につきましては、令和2年度は引下げを行わず、同様の支給月数で、令和3年度は0.05月分引き下げ、6月と12月の支給月数を1.275月分とするものでございます。 総合政策部所管に係る提出議案についての補足説明は以上でございます。 ○議長(植中都君)  総務部長。 ◎総務部長(井上俊也君)  それでは、総務部所管に係る提出議案について補足説明を申し上げます。 まず、議案第107号 地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定については、地方税法等の一部を改正する法律の一部の規定が令和3年1月1日に施行されることにより、地方税の延滞金の割合の特例に関する規定中の用語が改正されるため、地方税の延滞金の割合の特例に準じて延滞金の割合の特例を定めている湖南市介護保険条例等について所要の改正を行うものであります。 次に、議案第112号 湖南市地域総合センター条例の一部を改正する条例の制定については、柑子袋地域の一部で令和3年2月8日に市住居表示が実施されることに伴い、柑子袋会館の位置を、柑子袋868番地から柑子袋東2丁目6番18号へ所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第115号 令和2年度湖南市一般会計補正予算(第9号)については、歳入予算の主な補正内容といたしまして、増額補正として、国庫支出金において障害者自立支援給付費負担金2,813万円、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金に3億6,459万5,000円、市債において、宮の森火葬場除却にかかる一般単独事業債2,090万円等の増額をさせていただいております。 一方、減額補正として、県支出金において、地域密着型サービス施設等整備費補助金6,720万円、介護施設等開設準備経費補助金2,265万3,000円、基金の繰入金において、財政調整基金からの繰入金3億3,957万7,000円等の減額をさせていただいております。 次に、歳出予算の主な補正内容といたしましては、増額補正として障がい福祉事業における障がい福祉サービス費5,626万円、認定こども園振興対策事業における認定こども園施設型給付費5,000万円、令和元年度に交付を受けた生活保護費国庫負担金の返還金として、過年度生活保護費国庫負担金返還金6,286万6,000円、宮の森火葬場解体撤去工事に伴う工事費2,248万9,000円、東寺団地などの住宅修繕に伴う経費942万5,000円、基金への積立金として、新型コロナウイルス感染症対策基金への積立金1,512万円等の増額をさせていただいております。 一方、減額補正としては、令和2年度人事院勧告に伴う国家公務員給与改定に準じた本市職員の期末手当819万4,000円、老人福祉施設助成事業における地域密着型サービス施設等整備費補助金6,720万円、介護施設等開設準備経費補助金2,265万3,000円、保育園振興対策事業における私立保育園児童措置委託負担金3,000万円、幼稚園振興対策経費における私立幼稚園施設型給付費負担金4,000万円等の減額をさせていただいております。また、繰越明許費、債務負担行為の補正および地方債の補正につきましても、今回の補正予算で計上させていただいております。 次に、議案第120号から議案第132号までの指定管理者の指定については、いずれも地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、市の公共施設について指定管理者を指定することについて、議会の議決を求めるものであります。 今回の対象施設につきましては、現在までの指定管理期間中における地域の人材活用、雇用創出等をはじめとする地元地域との連携や施設の適切な維持管理、安定した行政サービスの提供など、今日までの管理運営実績等を総合的に勘案し、非公募で候補者の選定を行ったものであります。 選定にあたりましては、湖南市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例の規定に基づき、各団体から提出された団体概要、施設管理運営に係る事業計画書、収支計画書等による企画提案について、湖南市指定管理者候補者選定委員会に審査をお願いし、その結果を基に選定したものであります。 なお、指定期間につきましては、令和3年4月1日から3年間、5年間および7年間と、それぞれの施設に適した期間を設定いたしました。 最後に、議案第133号から議案第135号までの議決事項の変更については、いずれも地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、過年度において指定管理者を指定することについて、議会において可決されたものについて今回指定期間の変更をさせていただくために議会の議決を求めるものであります。 議案第133号から議案第135号までの各施設につきましては、令和3年3月末をもって指定期間が終了する施設であり、これらの施設について指定管理者の公募を行い、施設の有効活用と管理運営のできる事業者を選定させていただく予定をしておりましたが、新型コロナウイルス感染症の影響を受け経済状況が悪化している現在の状況においては、公募を行いましても応募者が限られ、公募による効果が見込まれないため、現在の指定管理者の指定期間の延長をもって対応させていただくため、提案をさせていただくものです。 なお、指定期間の変更は、すべての施設において令和5年3月末までの2年間を設定させていただいております。 総務部所管に係る提出議案についての補足説明は以上でございます。 ○議長(植中都君)  税務局長。 ◎税務局長(甲斐泰清君)  それでは、総務部税務局所管に係る提出議案について補足説明を申し上げます。 議案第110号 湖南市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、地方税法施行令の一部を改正する政令が公布されたことに伴い、所要の改正を行うものであります。 改正の内容につきましては、国民健康保険税の減額の対象となる所得の基準について、軽減判定所得の算定において、基礎控除額相当分の基準額を現行の33万円から43万円に引き上げるとともに、被保険者のうち一定の給与所得者等の合計数から1を減じた数に10万円を乗じて得た金額を加えるものであります。 税務局所管に係る提出議案についての補足説明は以上でございます。 ○議長(植中都君)  健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(蒲谷律子君)  それでは、健康福祉部所管に係る提出議案について補足説明を申し上げます。 まず、議案第116号 令和2年度湖南市国民健康保険診療所特別会計補正予算(第3号)につきましては、歳入予算の補正内容は、外来収入を330万円減額し、県補助金を400万円増額するものでございます。 歳出予算の補正内容は、岩根診療所総務費を10万円、水戸診療所医業費を50万円、夏見診療所整備費を10万円それぞれ増額するものでございます。 次に、議案第117号 令和2年度湖南市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)につきましては、歳入予算の補正内容は、高齢者医療制度円滑運営事業費補助金を16万5,000円、事務費繰入金を66万円、保険給付費繰入金を3万5,000円、令和元年度広域連合市町負担金の精算による返還金として935万2,000円それぞれ増額するものでございます。 歳出予算の補正内容は、一般管理費を82万5,000円、後期高齢者医療広域連合納付金を3万5,000円、償還金及び還付金を935万2,000円それぞれ増額するものでございます。一般管理費につきましては、高齢者医療制度見直し等システム改修に関する委託料として、後期高齢者医療広域連合納付金と償還金及び還付金につきましては、令和元年度負担金の精算により広域連合への納付と一般会計への還付が生じたため、増額補正を行うものでございます。 次に、議案第118号 令和2年度湖南市介護保険特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入予算の主な補正内容は、国庫支出金を971万4,000円増額し、基金繰入金を678万6,000円減額するものでございます。 歳出予算の主な補正内容は、総務費を290万4,000円増額し、地域支援事業費を122万2,000円減額するものでございます。 最後に、議案第119号 令和2年度湖南市訪問看護ステーション事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、収入予算の補正内容は、事業収益を67万2,000円、事業外収益を2万8,000円それぞれ減額し、県補助金を70万円増額するものでございます。 支出予算の補正内容は、材料費を2万9,000円、経費を3万3,000円それぞれ増額し、研修費を6万2,000円減額するものでございます。 健康福祉部所管に係る提出議案についての補足説明は以上でございます。 ○議長(植中都君)  産業振興戦略局長。 ◎産業振興戦略局長(川口光風君)  それでは、建設経済部産業振興戦略局所管に係る提出議案について補足説明を申し上げます。 まず、議案第106号 湖南市工場立地法準則条例の制定については、市内の工場の拡張余地が少なくなっていることに対応するため、湖南市産業振興ビジョンに定める産業振興に関する基本方針に基づき、市内への企業進出や定着を促進するため、工場立地法に規定する工場の敷地面積に対する緑地および環境施設の面積の割合を緩和するものでございます。工場立地法の規定による緑地および環境施設の敷地面積に対する割合を緩和するには市が準則条例を定める必要があるため、条例を制定するものでございます。 次に、議案第113号 湖南市間伐材利用体験施設設置条例を廃止する条例の制定については、湖南市間伐材利用体験施設じゅらくの里木工の館」の利用者数が減少していることや、施設が老朽化し、修繕費の増大が今後見込まれることから、令和3年3月31日をもって施設の機能を廃止することとし、条例を制定するものでございます。 建設経済部産業振興戦略局所管に係る提出議案についての補足説明は以上でございます。 ○議長(植中都君)  教育部長。 ◎教育部長(西岡嘉幸君)  それでは、私のほうから教育部所管に係る提出議案について補足説明を申し上げます。 議案第111号 湖南市社会体育施設条例の一部を改正する条例の制定については、滋賀県が計画している野洲川河川改修工事に伴い、県から占用許可を受けている野洲川運動公園用地の一部に堤防が築かれることから、占用面積を変更して公園用地の一部を返還することにより多目的グラウンドの利用ができなくなるため、所要の改正を行うものでございます。 教育部所管に係る提出議案についての補足説明は以上でございます。 △日程第6.議案第 108号 湖南市議会議員議員報酬及び費用弁償に関する条例及び湖南市特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定について ○議長(植中都君)  日程第6.議案第108号 湖南市議会議員議員報酬及び費用弁償に関する条例及び湖南市特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 本案について、これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(植中都君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 お諮りします。 本案については、会議規則第37条第3項の規定によって委員会付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(植中都君)  異議なしと認めます。したがって、議案第108号については委員会付託を省略することに決しました。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(植中都君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第108号を採決します。議案第108号 湖南市議会議員議員報酬及び費用弁償に関する条例及び湖南市特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (全員起立) ○議長(植中都君)  ご着席願います。 全員起立です。したがって、議案第108号は原案のとおり可決されました。 △日程第7.議案第109号 湖南市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について ○議長(植中都君)  日程第7.議案第109号 湖南市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 本案についてこれから質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(植中都君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 お諮りします。 本案については、会議規則第37条第3項の規定によって委員会付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(植中都君)  異議なしと認めます。したがって、議案第109号については委員会付託を省略することに決しました。 これから討論を行います。 討論の通告がありますので、発言を許します。 まず、原案に反対者の発言を許します。 8番、松井圭子議員。 ◆8番(松井圭子君) 登壇 議案第109号 湖南市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について、反対の立場から討論を行います。 今回の条例改正は、国家公務員給与改定に基づき、市職員の期末手当支給月数を0.05引き下げるというものです。大本は人事院が10月7日に一時金削減を勧告したことを受けての対応です。懸命に奮闘する公務労働者に応えた賃上げと処遇の改善をすること、コロナ危機の下で困窮する市民や働く者の暮らしを改善するために、最低賃金の大幅引き上げ、すべての労働者の賃上げこそが必要ではないでしょうか。新型コロナ感染拡大に伴う景気減退を背景に、民間企業の一時金水準が公務員を下回ったためとしていますが、コロナ禍の下で公務労働者の労苦に応えず、コロナを経て求められる内需主導型の経済転換にも背を向けるものです。今こそ人材確保をするために、賃金や労働諸条件など公務労働にふさわしい処遇改善に言及するべきではないでしょうか。 民間企業の高卒初任給が16万7,718円との結果が出ています。しかし、公務員の高卒初任給15万600円の引上げについては言及していません。15万600円は時間給に換算すると897円にしかならず、2020年度の最低賃金の全国平均額902円を下回り、最低賃金法の趣旨に反しています。直ちに初任給を改善すべきです。さらに、長きにわたり公務に貢献してきた中高年層の賃上げ抑制や再任用職員の処遇改善につながる勧告も行われていません。生計費原則に基づき、抜本的に改善すべきです。会計年度任用職員は、職務内容に関わらず賃金が定数水準に抑え込まれています。 菅首相は、所信表明で最低賃金引上げや同一労働同一賃金の実現を強調しました。そうであれば、賃金、休暇等の処遇改善を行うべきです。同じ仕事なら処遇も同じとするよう、公務職場こそ率先して進めるべきです。地方公務員の賃金水水準が引き下げられれば、民間労働者のさらなる賃金引下げにも影響するという関係もあります。 以上のことから、本議案については反対といたします。 ○議長(植中都君)  次に、原案に賛成者の通告はありませんでした。 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(植中都君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第109号を採決します。議案第109号 湖南市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定については、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (起立多数) ○議長(植中都君)  ご着席願います。 起立多数です。したがって、議案第109号は原案のとおり可決されました。 △日程第8.滋賀県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙 ○議長(植中都君)  日程第8.滋賀県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙を行います。 本件は、滋賀県後期高齢者医療広域連合規約第8条の規定により、市議会議員ならびに市長および副市長のうちから1人を選挙することとなっております。 お諮りします。 選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定によって指名推選にしたいと思います。ご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(植中都君)  異議なしと認めます。したがって、選挙の方法は指名推選によることと決定しました。 お諮りします。 指名推選の方法については、私から指名したいと思います。ご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(植中都君)  異議なしと認めます。したがって、私が指名することに決定しました。 滋賀県後期高齢者医療広域連合議会議員生田邦夫市長を指名します。 お諮りします。 生田邦夫市長を滋賀県後期高齢者医療広域連合議会議員の当選人と定めることにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(植中都君)  異議なしと認めます。したがって、生田邦夫市長が滋賀県後期高齢者医療広域連合議会議員に当選されました。 ただいま、滋賀県後期高齢者医療広域連合議会議員に当選されました生田邦夫市長が議場におられますので、会議規則第32条第2項の規定により当選の告知をします。 △日程第9.湖南市選挙管理委員会委員および補充員の選挙 ○議長(植中都君)  日程第9.湖南市選挙管理委員会委員および補充員の選挙を行います。 この選挙は、令和2年12月19日をもって任期満了となります湖南市選挙管理委員会委員4人と補充員4人を地方自治法第182条第1項および第2項の規定により選挙するものであります。 お諮りします。 選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定によって指名推選にしたいと思います。ご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(植中都君)  異議なしと認めます。したがって、選挙の方法は指名推選によることに決定しました。 お諮りします。 指名推選の方法については、私から指名したいと思います。ご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(植中都君)  異議なしと認めます。したがって、私が指名することに決定しました。 湖南市選挙管理委員会委員に山中恒男氏、谷 彌壽男氏、麻生弘子氏、小濵美佐子氏、以上の方を指名します。 お諮りします。 ただいま議長が指名しました方を湖南市選挙管理委員会委員の当選人と定めることにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(植中都君)  異議なしと認めます。したがって、ただいま指名しました山中恒男氏、谷 彌壽男氏、麻生弘子氏、小濵美佐子氏、以上の方が湖南市選挙管理委員会委員に当選されました。 続いて、湖南市選挙管理委員会補充員に次の方を指名します。 第1順位、西山英資氏、第2順位、北村典子氏、第3順位、小島文彦氏、第4順位、髙田和代氏、以上の方を指名します。 お諮りします。 ただいま議長が指名しました方を湖南市選挙管理委員会補充員の当選人と定めることにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(植中都君)  異議なしと認めます。したがって、ただいま指名しました第1順位、西山英資氏、第2順位、北村典子氏、第3順位、小島文彦氏、第4順位、髙田和代氏、以上の方が順序のとおり湖南市選挙管理委員会補充員に当選されました。 △日程第10.意見書第3号 防災・減災・国土強靭化対策の継続・拡充を求める意見書 ○議長(植中都君)  日程第10.意見書第3号 防災・減災・国土強靭化対策の継続・拡充を求める意見書を議題とします。 本案について提案者の説明を求めます。 10番、堀田繁樹議員。 ◆10番(堀田繁樹君) 登壇 それでは、防災・減災・国土強靭化対策の継続・拡充を求める意見書についてご提案申し上げます。 現在、世界は異常な気候変動を受け、各国、各地でその甚大な被害を被っている。我が国でも豪雨、河川の氾濫、土砂崩落、地震、高潮、防風、波浪、豪雪など自然災害の頻発化、激甚化にさらされている。このような甚大な自然災害に事前から備え、国民の生命、財産を守る防災・減災・国土強靱化はより一層その重要性を増しており、喫緊の課題となっている。 こうした状況を受け、国においては重要インフラの緊急点検や過去の災害から得られた知見を踏まえ、国土強靱化を加速化、進化させていくことを目的に、国土強靱化基本計画を改定するとともに、重点化すべきプログラム等を推進するための防災・減災・国土強靱化のための3か年緊急対策を策定し、集中的に取り組んでいるが、その期限が令和3年3月末までとなっている。現状では、過去の災害を超える豪雨による河川の氾濫、堤防の決壊、山間部の土砂災害等により多くの尊い命が奪われるなど、犠牲者は後を絶たない。今後起こり得る大規模自然災害の被害を最小限に抑え、迅速な復旧・復興へとつながるよう、防災・減災・国土強靱化はより一層、十分な予算の安定的かつ継続的な確保が必須である。 よって、国におかれては、下記の措置を講じられるよう強く要望する。 1、令和2年度末期限の防災・減災・国土強靱化のための3か年緊急対策のさらなる延長と拡充を行うこと。 2、地方自治体が国土強靱化地域計画に基づき実施する対策に必要な予算の総額確保を図ること。 3、災害復旧、災害関連予算の確保や補助対象の拡大を図るとともに、国土強靱化のための財源を安定的に確保するための措置を講ずること。また、その配分にあたっては、社会資本整備の遅れている地方に十分配慮すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 なお、提出先は衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、国土交通大臣、内閣官房長官、内閣府特命担当大臣(防災、海洋政策)、国土強靱化担当大臣となっております。議員の皆さんの賛同を賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(植中都君)  ただいま提案されました意見書第3号について、質疑、討論を省略し、これから採決します。 意見書第3号 防災・減災・国土強靭化対策の継続・拡充を求める意見書は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (全員起立) ○議長(植中都君)  ご着席願います。 全員起立です。したがって、意見書第3号は原案のとおり可決されました。 △日程第11.意見書第4号 少人数学級の実現を求める意見書 ○議長(植中都君)  日程第11.意見書第4号 少人数学級の実現を求める意見書を議題とします。 本案について提案者の説明を求めます。 7番、立入善治議員。 ◆7番(立入善治君) 登壇 それでは、少人数学級の実現を求める意見書案について、読み上げて提案をさせていただきます。 コロナ禍の中で、子どもも学校も多くの不安と心配を抱えている。今、新型コロナウイルス感染症防止対策で、学校教育の現場でも身体的距離の確保が重要である。しかし、40人学級の教室では子どもたちの身体的距離が取れず、密集状態となっている。これを避けるためには、少人数学級にする必要がある。もともと学校は、一人一人の子どもとじっくり向かい合い、悩みに耳を傾け、個別の指導をすることが大切であり、現場から40人学級でなく少人数学級実現の要望が強く出されている。 令和2年7月3日に、全国知事会、全国市長会、全国町村会は連名で政府に少人数編成を可能とする教育の確保を要望している。また、令和2年7月17日に閣議決定された骨太方針2020でも、少人数によるきめ細かな指導体制の計画的整備の検討を提起している。 こうした状況を踏まえて、来年度予算編成にあたって、少人数学級に踏み出す下記の措置を講じられるよう強く要望する。 1、安全・安心で行き届いた教育実現につながる少人数学級を速やかに実現するため、必要な措置を講じること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 以上です。 ○議長(植中都君)  立入議員、提出先が抜けております。お願いします。 ◆7番(立入善治君) 登壇 それでは、提出先ですが、提出先については、内閣総理大臣、財務大臣、文部科学大臣、以上です。 △日程第12.意見書第5号 日本学術会議会員候補者任命拒否をした6名を直ちに任命をすることを求める意見書 ○議長(植中都君)  日程第12.意見書第5号 日本学術会議会員候補者任命拒否をした6名を直ちに任命をすることを求める意見書を議題とします。 本案について提案者の説明を求めます。 8番、松井圭子議員。 ◆8番(松井圭子君) 登壇 意見書第5号 日本学術会議会員候補者任命拒否をした6名を直ちに任命をすることを求める意見書案、読み上げて提案をさせていただきます。 2020年10月1日、菅義偉内閣総理大臣は、日本学術会議が推薦した会員候補105名のうち6名の任命拒否をした。このような行為は以下に述べるとおり、日本学術会議法(以下、法という)に違反し、学問の自由を保障した憲法23条にも反するものである。学問は真理を発見する営みであることから、学術的立場から時の政府に対して厳しい反対意見を表明することもあり得る。そのため、学問はしばしば政府による弾圧にさらされてきた。我が国においても、滝川事件や天皇機関説事件など、政府が学説を肯定し、政府の意向に反する研究を弾圧した歴史的経験がある。日本国憲法は、このような学問に対する苦い弾圧の歴史等を反省し、人類文化の発展に不可欠な真理探求の自由を確保することの必要性に鑑みて、学問の自由を保障した憲法23条、これにより、個々の科学者は、政府の干渉を受けずに学問的研究活動や研究成果の発表をする自由を享受する。 日本学術会議は、学問の担い手である科学者が分野横断的に学術研究の成果を持ち寄って学術的議論をし、集約された成果を政府とは独立した立場から政府や社会に還元する組織であり、日本の学術にとって大学と同様の重要性を有する。今回の任命拒否について、政府は日本学術会議による推薦者の中から、総合的、俯瞰的な観点から任命権者である内閣総理大臣が法に基づいて任命を行ったとして、任命には政府の裁量があると主張する。しかし、日本学術会議は、憲法23条による学問の自由が保障される自律的組織であるから、同条により特に強く保護されるべき人事について、政府が実質的に介入することは到底許されない。また、法の規定自体を見ても、政府の主張は法7条2項の解釈を誤ったものと言わざるを得ない。法は、日本学術会議に対し、その専門性から独立的地位を保障しているものであり、会員の地位の得喪について政府に積極的な権限を与えるものとは言えない。したがって、法の規定自体を見ても、法7条2項の任命はあくまで形式的任命にすぎず、政府の裁量を認めたものではないと解さざるを得ない。 以上のとおり、政府の主張は、学問の自由を保障した憲法23条に違反し、法7条2項の解釈を誤ったものである。よって、任命拒否がさらなる学問の自由の侵害へとつながり、日本社会の健全な発展が阻害されることを危惧し、以下事項について強く要望します。 1、任命拒否をした候補者を直ちに任命すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 なお、提出先は内閣総理大臣です。議員の皆様に賛同をお願い申し上げ、説明といたします。 ○議長(植中都君)  ただいま提案されました意見書第4号および第5号に対する質疑の通告書につきましては、12月7日正午までに提出してください。 以上で本日の日程はすべて終了しました。 お諮りします。 明日12月1日から12月7日までの7日間は議案熟読調査のため休会にしたいと思います。ご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(植中都君)  異議なしと認めます。したがって、明日12月1日から12月7日までの7日間は休会することに決定しました。 本日はこれで散会します。 △散会 午前10時50分-----------------------------------地方自治法第123条第2項の規定により下記に署名する。                          令和2年11月30日                    湖南市議会議長   植中 都                    湖南市議会議員   赤祖父裕美                    湖南市議会議員   森  淳...