△日程第15.議案第59号 平成30年度湖南市
一般会計歳入歳出決算の認定について
△日程第16.議案第60号 平成30年度湖南市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について
△日程第17.議案第61号 平成30年度湖南市
国民健康保険診療所特別会計歳入歳出決算の認定について
△日程第18.議案第62号 平成30年度湖南市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について
△日程第19.議案第63号 平成30年度湖南市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について
△日程第20.議案第64号 平成30年度湖南市
訪問看護ステーション事業特別会計決算の認定について
△日程第21.議案第65号 平成30年度湖南市
水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について
△日程第22.議案第66号 平成30年度湖南市
下水道事業会計決算の認定について
△日程第23.議案第72号 財産の無償譲渡について
△日程第24.議案第73号 財産の無償譲渡について
△日程第25.議案第74号 財産の無償譲渡について
△日程第26.議案第75号 財産の無償譲渡について
△日程第27.議案第76号 財産の無償譲渡について
△日程第28.議案第77号 財産の無償譲渡について
△日程第29.議案第78号 第二次湖南市
環境基本計画の策定について
△日程第30.議案第79号
新市建設計画の変更について
△日程第31.議案第80号 市道路線の認定について
△日程第32.議案第81号 市道路線の変更について
△日程第33.議案第82号 滋賀県
市町村交通災害共済組合規約の変更について
△日程第34.議案第83号 滋賀県
市町村交通災害共済組合を解散することについて
△日程第35.議案第84号 滋賀県
市町村交通災害共済組合の解散に伴う財産処分について
○議長(松原栄樹君) 日程第2.議案第46号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定についてから、日程第35.議案第84号 滋賀県
市町村交通災害共済組合の解散に伴う財産処分についてまでを一括議題とします。 次に、ただいまの一括議題につきましては、はじめに一括で委員長報告を行います。すべての委員長報告が終了しましたら、それぞれの議案ごとに委員長報告に対する質疑を行い、その後、討論および採決を行います。 それでは、議案第46号から議案第66号まで、ならびに議案第72号から議案第84号について委員長の報告を求めます。 はじめに、
予算常任委員会副委員長。
◆予算常任副委員長(望月卓君) 登壇 皆さん、おはようございます。 9月13日の本会議におきまして
予算常任委員会に付託を受けました議案第54号から議案第58号の5議案につきまして、9月20日に開催いたしました委員会の審査結果を委員長にかわりまして報告いたします。 主な質疑は次のとおりであります。 議案第54号については、脱
炭素型地域づくりモデル事業についての質疑に対し、本年6月に環境省所管の補助事業として999万9,000円の交付決定を受けました。当初予算の
地域循環事業の報償費および
地域自然エネルギー地域活性化事業の委託料は、この事業で総括できることから減額しているとの答弁がありました。
契約業務管理経費の増額補正についての質疑に対し、
入札監視委員会の開催を年2回から年5回行い、適正な運営を行う必要があるとの答弁でした。 基金の増額についての質疑に対し、平成29年度決算確定による繰越金や国からの普通交付税が増額されたことから、
財政調整基金と
庁舎整備基金に積み立てたところです。
財政調整基金は、
標準財政需要額の10%以上を目標としており、年度末残高は15から16億円を見込んでいます。ただ、
標準財政需要額は、今後増額されていく見込みです。
庁舎整備基金については、大きな財源を必要とすることから、できるだけ多く積み立てていきたいとの答弁がありました。
交通安全対策事業の増額補正についての質疑に対し、
運転免許証自主返納を当初84件と見込んでいたが、毎月11件の申請があり、見込みを140件に増加したとの答弁でした。
庁舎整備事業は、金額の増減はないが財源内訳の変更についての質疑に対し、対象事業の執務面積を変更することから、一般財源を60万円減額し、
公共施設等適正管理推進事業債を増額するとの答弁でした。また、
庁舎整備特別委員会での説明が必要ではないのかとの質疑に対し、詳しい内容背景についても9月26日に開催される特別委員会で説明するとの答弁でした。
空家対策推進事業の増額補正についての質疑に対し、現在、市内には530軒の空き家があり、300軒が1年以上放置されている。特定空き家への精査を推進していくとの答弁でした。 石部駅
周辺整備事業の当初予算1,471万6,000円に、2,389万4,000円の増額補正についての質疑に対しましては、当初予算は石部駅
南北自由通路整備に伴う駅北側の
土地取得補償調査委託業務の事業を見込んでいました。国土交通省との折衝で
補助対象事業となる見通しを得たことから、石部駅
構内建物等施設の補償算定調査の業務委託料と石部駅
周辺整備事業物件補償調査の委託料を増額したとの答弁でした。また、連絡道路の道路幅については、
都市計画決定に基づいて事業認可手続を行っており、三雲駅と同じく3メートルで進めていますが、変更するには
都市計画決定の変更が必要であるとの答弁でした。 議案第55号については、一般管理費29万円増額についての質疑に対し、外国人の
国民健康保険加入者に対しての印刷物による支援事業は今までなかった。市内外国人の約5割を占める
ポルトガル語利用者向けの国保のしおりを
国保連合会負担で作成するとの答弁でした。 議案第56号については、
水戸診療所診療事業費の増額補正についての質疑に対し、本年4月からの新しい医師は小児科も診療することになりました。末梢血管を撮影することで細菌性かウイルス性かを判定する
一体型血球計数機の導入経費との答弁でした。
石部診療所診療事業費の増額補正についての質疑に対し、
エックス線造影撮影装置の管球を取りかえるもので、昨年度はCT装置の管球を交換したとの答弁でした。 議案第57号については、
後期高齢者医療広域連合へ平成30年度に納付できていない保険料を令和元年度に繰り越して納付するものや、
後期高齢者医療制度の
保険者インセンティブの加点対象となった事業に
保険者努力制度交付金を保険事業に充てるものとの説明でした。特段の質疑はありませんでした。 議案第58号については、平成30年度中に交付を受けた負担金、
支払基金交付金、補助金および
一般会計繰入金の金額を確定して精算し、繰越金の2分の1を基金に積み立てるものとの説明でした。特段の質疑はありませんでした。 各議案とも、討論はなく採決を行いました。 その結果、議案第54号 令和元年度湖南市
一般会計補正予算(第3号)、議案第55号 令和元年度湖南市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)、議案第56号 令和元年度湖南市
国民健康保険診療所特別会計補正予算(第1号)、議案第57号 令和元年度湖南市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)および議案第58号 令和元年度湖南市
介護保険特別会計補正予算(第2号)の以上5議案につきましては、いずれも全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上です。
○議長(松原栄樹君) 次に、
決算常任委員長。
◆
決算常任委員長(植中都君) 登壇 9月13日の本会議におきまして、
決算常任委員会に付託を受けました議案第59号から議案第66号までの8議案につきまして、9月13日から19日の4日間に開催しました委員会の審査結果を報告します。 議案第59号について、全体的な質疑と意見として、
財政調整基金繰り入れを補正予算で戻した実質の黒字決算で、単年度収支も黒字転換したのは、財政構造の硬直化が少し改善したと思われる。今後、扶助費をはじめ義務的経費の増加が見込まれることから、さらに歳入を増やし歳出を削減する努力が必要である。 経常収支比率は4.8ポイント改善し評価するが、健全財政を維持するため、全国平均や滋賀県平均より高い物件費や補助費等の抑制、義務的経費の縮減に努めなければならない。 公債費は今後も増加が予想され、市民への負担を増やさないことが大事である。起債発行時の投資的事業の的確な捉え方や財政的配慮等のうえ、計画的な発行と事業執行に工夫を望む。また、現実的な財政事情を市民にわかりやすく公表、周知し、理解を得ることも大切である。 繰越明許費は、事故繰越とならないよう計画的な予算執行を望む。 歳出削減と職員の負担軽減を図るには、事業全体を大きく捉えて効果的に行うべきで、対応が急がれている公共施設の統廃合は総務部、目的の重複した事業の統廃合は総合政策部というように、一元的に取り組むべきではないか等の意見がありました。 歳入については、根幹である市税は昨年度より1%増で、安定した収入確保につながっている。収納率は、個人市民税は県内平均より低いが、市税全体の収納率は0.3ポイントアップし、職員の滞納整理の努力を評価する。過年度の収納率向上に向けた努力と税の公平負担の原則に立ち、税外収入も合わせて多様な手法を駆使し、関係部局が連携して粘り強く収入未済額の縮減を図られたい。また、低所得等困窮者の納税に寄り添った対応を望む。地方創生交付金関連の事業は、質の向上、方向性の見直し等、有効活用して歳入増を図るべきである。 歳出については、不用額が約4億3,000万円あり、個々の事業の必要所要額を十分検討して予算措置し、健全に執行するべきである。予備費の充用、費目間の流用は、やむを得ない面もあるが、本来、当初予算で上げるのが大前提なので、意識して検討願いたい等の意見がありました。 各部局にかかわる審査の中での主な質疑は、ホームページ制作事業について、アクセス数の減少理由。最新情報に更新されていない。目的の箇所に到達するのに時間がかかる。市民が使いやすいホームページにするには、定期的な管理や最新情報の提供、関係部署が積極的に関与する等、本来の目的を達成するための再検討が必要ではないかとの質疑に対して、ホームページのリニューアル前であったこと。「こなんいろ」アプリにごみカレンダーや子ども関係の行事を掲載しており、アクセスが増えたためと考えられる。システムは各担当課で構成できるので、広報担当から啓発していきたいとの答弁でした。 企画調整推進経費の地域おこし協力隊の成果についての質疑に対して、従来型は計画が思いどおりにならない隊員もいたが、NCL(ネクストコモンズ・ラボ)に委託したことで、一人一人の起業プロジェクトがネットワーク化され、市民にも知られてきた。今後も、地域やまちづくり協議会との連携を進めていくとの答弁でした。 人件費について、職員のやる気を引き出す策として、職員提案は出てきているのかとの質疑に対して、表立っては出てきていない。今のところ、明確な施策はないが、職員の意見が反映するような条件設定をしていきたいとの答弁でした。 友好交流推進経費(外国人市民生活相談窓口設置業務)の委託料について、外国人の増加に伴い、費用は不足していないか。国の補助制度が見直されたのではないかとの質疑に対して、委託料の9割が人件費で、令和元年度の予算では増額している。国の外国人受入環境整備交付金の第3次募集に応募するか検討中であるとの答弁でした。 予防推進事業の特定健診・各種検診の受診率向上の取り組みについての質疑に対して、「びわテク」アプリや対象者の狙いを決めて勧奨はがきを出す等、未受診者勧奨の方法を工夫している。「健康こなん21計画」では、地域特性に応じた対応策を進めている。「地域まるごと健康」まちづくりを考えている中で、受診勧奨も取り組み願えたらと考えているとの答弁でした。 三雲駅
周辺整備事業の三雲駅舎南側市有地の利活用について、成果物や今後の進め方についての質疑に対して、本年8月2日までにプロポーザル実施についての問い合わせは4件あったが、最終的に申請がなかった。公募型プロポーザル審査委員会の議論の中で、再公募について協議していくとの答弁でした。 「ことばの教室」管理運営経費について、不足している指導員と外国籍児童の対応に通訳の配置が必要ではないかとの質疑に対して、市内4教室とも各三、四名の指導員を配置している。通訳よりもポケトークやタブレットでの対応を、必要な学校も含めて進めているとの答弁でした。 以上が質疑ならびに意見の概要でありますが、その後、態度表明を行いました。 認定に賛成する理由としては、おおむね良好な決算と認められる。経常収支比率は4.8ポイント改善して、昨年より財政の弾力性が確保された結果となり、非常に評価できる。基金が21.7%増となり、各部局の歳出削減の努力が感じられる。職員の滞納整理の努力を評価する。不納欠損額の減少を評価する。予備費の充用、費目間の流用は、適切な会計処理がされている。不動産売払収入の増加、ポータルサイトを使用した成果としてのふるさと納税の増加を評価する。議会の事務事業評価結果に基づく取り組みへの努力が見られる。さらなる改善への努力に期待する。インクルーシブ教育や「ことばの教室」等、心の垣根を取り除くような教育事業を積極的に推進している。教育の充実は、移住定住の促進にも有効である等の意見がありました。 また、認定に反対する理由として、新たな差別意識を生み出す同和対策費が執行されている。女性センター、勤労青少年ホームについては、これまでの役割がどのように継承されていくのか具体化されていない。職員の福利厚生は、定期・成人健診以外が100%にほど遠い結果である。国、県が事務負担を市町に押しつけているため、残業を余儀なくされている正規職員の健康面での不安が払拭されていない。中学卒業までの医療費助成が30年度決算では実施されていない。学童保育所運営事業では、保護者からの長年にわたる改善要望が具体化されていない。一般会計からの繰り入れで、高すぎる国保税を押さえる改善がなされていない等の点が上げられました。 今後の取り組みについて、多く出た意見、提言としては、石部駅バリアフリー化と周辺整備の一日も早い実現。保育園等民営化については、市民により丁寧に対応、周知をすること。コミニュティバスについては、補助金削減のための運行収益を上げる事業形態を検討すること。道路、公園等の維持管理に努力すること。まちづくり協議会と区自治会のすみ分けの調整。社会教育、体育施設の有効活用や適正管理を行うこと。将来の健全財政を見据えて、第三次行政改革大綱のさらなる検討改善と、市民との共有理解への努力をすること等がありました。 次に、議案第60号について、平成30年度から国保の広域化が施行されて、財政運営を県が担うこととなり初の決算であるが、おおむね安定的な執行と考えていると説明がありました。 保険給付額の不用額が多い原因はとの質疑に対して、年度末までの決算が未確定のため予算確保をしたもので、ジェネリック医薬品の使用も影響しているとの答弁がありました。基金積立金の活用についての質疑に対して、保険料抑制のため基金を取り崩しながら運営しているとの答弁がありました。 議案第61号について、石部医療センター、湖南労働衛生センター、夏見診療所、岩根診療所の4医療施設で業務を実施しているが、患者数は減少傾向で、夏見診療所は140人減少の1万2,724人、岩根診療所は1,818人減少の9,979人となっているとの説明がありました。 各診療所の診療日数の差異についての質疑に対して、診療日は月曜日から金曜日までが基本であるが、夏見診療所、岩根診療所については、診療の形態そのものを委託しており、土曜診療などを行っているため日数の違いがあるとの答弁がありました。 議案第62号について、高齢期における健康保持のため、健康寿命延伸を目指した保健事業を実施したとの説明がありました。 受診率についての質疑に対して、受診率は県内で2番目に高く、早期の受診により重症化予防につなげていきたいとの答弁がありました。 議案第63号について、高齢化が進む中、地域支え合い推進員を配置し、介護予防、生活支援サービスの向上に努めたと説明がありました。 介護給付費準備基金や介護保険料の滞納状況についての質疑に対して、基金は2,326万円増の1億8,478万円となり、毎年計画的に行っている。介護保険料は、収納済み額が8億4,844万円で、収納率が99.04%となっている。滞納者は家庭事情を考慮しながら分納等で対応するとともに、収納率の向上に努めていくとの答弁がありました。 議案第64号について、訪問看護依頼件数は増加傾向にあり、体制整備のため臨時看護師の募集を行ったが、採用に至っていないとの説明がありました。 質疑はありませんでした。 議案第65号について、資本的収支での資本的収入額が資本的支出額に不足する額2億912万7,547円は、消費税資本的収支調整額2,577万7,695円および過年度損益勘定留保資金1億8,334万9,852円で補填した。給水人口は前年度から220人増の5万4,948人となり、有収水量は同じく4万9,434立米増の657万2,093立米となり、当年度事業収支では、収益合計14億2,738万円で、事業費用は13億9,590万円となり、当期純利益は3,147万円となったとの説明がありました。 配水管更新整備事業についての質疑に対し、耐震管ではないが比較的強度のある耐衝撃管(HIⅤP管)で工事を実施、おおむね全管の50%が完了している。市内の古い水道管については、事故が多く発生しており、耐震管等により計画的に対策工事を実施していくとの答弁がありました。 妙感寺浄水場の運転再開についての質疑に対して、平成25年の台風18号により上流護岸が洗掘され、原水のマンガン濃度が上昇したため、送水を停止した。翌年、送水を再開したが、黒水等の苦情が多くあり、ろ過器のろ材をマンガン砂に入れかえ、本年8月末から運転を再開したとの答弁がありました。 議案第66号について、資本的収入額が資本的支出額に不足する額5億5,457万1,702円は、消費税資本的収支調整額1,440万1,773円および当年度損益勘定留保資金5億4,016万9,929円で補填したとの説明がありました。 浸水対策事業の内容についての質疑に対して、石部西地区で対策工事を実施したが、改修後の効果は出ていると考えている。今後も順次工事を実施していきたいとの答弁がありました。 人孔更生工と不明水の対策についての質疑に対して、長寿命化計画に基づく人孔更生工整備は令和元年度で工事が完了予定、不明水の対策については対策計画を策定し、順次進めていくとの答弁がありました。 下水道使用料の滞納整理の状況についての質疑に対して、上水の給水停止との連動や預金差し押さえ、税務担当部局とも連携しながら収納率の向上に努めるとの答弁がありました。 議案第60号から議案第66号の7議案について、討論はありませんでした。 採決の結果、議案第59号 平成30年度湖南市
一般会計歳入歳出決算の認定について、議案第60号 平成30年度湖南市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第62号 平成30年度湖南市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についておよび議案第63号 平成30年度湖南市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についての4議案については、いずれも賛成多数で原案どおり認定すべきものと決定しました。 議案第61号 平成30年度湖南市
国民健康保険診療所特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第64号 平成30年度湖南市
訪問看護ステーション事業特別会計決算の認定についておよび議案第66号 平成30年度湖南市
下水道事業会計決算の認定についての3議案については、全員賛成で原案どおり認定すべきものと決定しました。 また、議案第65号 平成30年度湖南市
水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定については、全員賛成で原案どおり可決および認定すべきものと決定しました。 以上、報告を終わります。
○議長(松原栄樹君) 次に、総務常任委員長。
◆総務常任委員長(望月卓君) 登壇 それでは、9月13日の本会議において総務常任委員会に付託を受けました議案第46号、議案第47号、議案第48号、議案第79号、議案第82号、議案第83号および議案第84号の7議案について、9月24日に開催した委員会の審査結果を報告いたします。 主な質疑は次のとおりです。 議案第46号について、公務員に関する条例以外の改正はあるのかとの質疑に対し、現行条例で法に関係する条例は、議案資料の条例だけであるとの答弁でした。 議案第47号について、個人市民税関係、軽自動車税関係および法人市民税関係の条例を改正するものとの説明があり、軽自動車税関係が与える市の税収への影響についての質疑に対し、この条例改正で1%程度減収するが、本条例案以外の部分で軽自動車税額が増額しており、合算すると市の税収に大きな影響はないとの答弁でした。 また、個人市民税関係では、ひとり親の認定をするうえでの事実婚状態をどう把握するのかとの質疑に対し、児童扶養手当申請時に確認しているとの答弁でした。 議案第48号について、工業標準化法の法名等の改正に伴い条例を改正するものとの説明がありました。 特段の質疑はありませんでした。 議案第79号について、東日本大震災を契機として合併特例事業債の起債期限が5年延長される内容の法律の一部改正に基づくものとの説明があり、合併特例事業債の残額約7億円については、法改正がない場合は本年度で終了していたはずだが、本年度予算にどのように組み込んでいたのかとの質疑に対し、5年延長は予算案作成前より先に承知していたため、後年度の事業で効率のよい事業に充当し、期間内に残額すべてを起債する予定であるので、本年度予算にすべてを充当していないとの答弁でした。 議案第82号について、事務の承継をする内容についての質疑に対し、公文書保管や人事管理等の一部事業を行うとの答弁でした。 議案第83号について、令和2年3月31日限りで滋賀県
市町村交通災害共済組合を解散するとの説明がありました。 特段の質疑はありませんでした。 議案第84号について、解散後の財産配分として市への配分額の質疑に対しては、市への配分額は約1,000万円強との答弁です。 各議案とも討論はなく、採決を行いました。 その結果、議案第46号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について、議案第47号 湖南市税条例等の一部を改正する条例の制定について、議案第48号 湖南市
手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定について、議案第79号
新市建設計画の変更について、議案第82号 滋賀県
市町村交通災害共済組合規約の変更について、議案第83号 滋賀県
市町村交通災害共済組合を解散することについておよび議案第84号 滋賀県
市町村交通災害共済組合の解散に伴う財産処分について、以上7議案については、いずれも全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(松原栄樹君) 次に、福祉教育常任委員長。
◆福祉教育常任委員長(立入善治君) 登壇 9月13日の本会議において福祉教育常任委員会に付託を受けました議案第49号から議案第52号および議案第72号から議案第77号の10議案について、9月24日に開催した委員会の審査結果を報告します。 議案第49号は、令和2年4月より、湖南市立阿星保育園、三雲保育園、水戸保育園、石部幼稚園、石部南幼稚園および菩提寺こども園の6園について、民間にその運営を移管することに伴い、条例等の所要の改正を行うものとの説明を受けました。 主な質疑は次のとおりです。 民間へ移行する際の保育士の処遇が曖昧である。保育士の立場に立てば、選択肢は民間に移管される6園、公立園の4園のうち、どこに希望するかであり、雇用条件、給与、報酬により決められるが、余りにも処遇に差が生じることがあっては選択ができない。公平に選択できる条件になっているのか。市として責任を持って対応しているのか。公立園の会計年度任用職員制度の給与が確定し、民間の給与と比べて公平となっているか。確定していなければ、民間と公立の給与について比べようがない。民間の中で会計年度任用職員制度よりも低い条件があるというのは、保育士の処遇に対し、市が責任を持っているとは言えない。移管する民間の中に株式会社があるが、利益を求める企業に対して、利益が出なければ人員削減などが起こることに対応できるのか。子育て世代の親にとっては、民間移管であっても市が責任を持って保育行政を進めるべきで、待機児童をなくすことや、子どもを安心して保育園、こども園、幼稚園に預けられることが求められるのではないかとの質疑に対して明確な答弁がなく、今回の審査では、現状の市の対応は曖昧であり、もう一度、民間4団体との協議を詰め、条例制定にふさわしい状況をつくることを求めて、議案第49号 湖南市
保育園設置条例及び
湖南市立認定こども園条例の一部を改正する等の条例の制定については、継続審査とすることを決定しました。 議案第72号から議案第77号 財産の無償譲渡についても、議案第49号の審査の結果から関連する議案であり、同じく継続審査とすることを決定しました。 議案第50号については、平成31年厚生労働省令第49号の公布を受け、連携施設の確保について経過措置等の改正を行うものとの説明を受けました。 議案第51号については、令和元年内閣府令第7号、第8号の公布を受け、特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営について、確認基準の改正および幼児教育無償化による副食費の徴収等について規定するものとの説明を受けました。 議案第50号および議案第51号については、いずれも質疑はありませんでした。 議案第52号については、ひとり親を含めた経済的困窮者世帯への支援施策が子どもの年代ごとに展開され、保育の無償化も始まり、手当を非課税のひとり親世帯に支給するのではなく、必要な家庭に必要に応じて総合的に子育て支援を拡充し、子育てしやすい環境を整え、ひとり親家庭の自立の促進に事業展開を図ることとし、事業を終了するものとの説明を受けました。 主な質疑は次のとおりです。 この条例を廃止して、具体的にどのような支援策を拡充するのかとの質疑に対し、中学校卒業時の支援として3万円の支度金の支給、養育費の支払いのない方には養育費保証利用補助金を新たに提案しているとの答弁がありました。 各議案とも討論はなく、採決を行いました。 その結果、議案第50号 湖南市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、議案第51号 湖南市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についておよび議案第52号 湖南市
ひとり親等子育て応援手当支給条例を廃止する条例の制定についての3議案については、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 以上です。
○議長(松原栄樹君) 次に、産業経済常任委員長。
◆産業経済常任委員長(菅沼利紀君) 登壇 9月13日の本会議において産業経済常任委員会に付託を受けました議案第53号、議案第78号、議案第80号および議案第81号の4議案について、9月24日に開催した委員会の審査結果を報告します。 主な質疑は次のとおりです。 議案第53号では、三雲駅北口広場にシェルター(待合所等の屋根部分)を定めていない理由についての質疑に対して、北口は限られた面積にロータリー、障がい者用の乗降場所、タクシー乗り場、駐車場8台と、スペースの確保が厳しく、支柱の設置を要するシェルターの計画は予定していないとの答弁でした。 また、待合所等の屋根部分の名称をシェルターと定めるのは、一般的には理解されにくく、物々しい雰囲気を与えるのではないかとの質疑に対して、駅の施設の固有名詞として理解されていると考え、改正前の条例に倣って名称を定めているとの答弁でした。 また、駅名の順序を三雲駅、甲西駅とする理由についての質疑に対して、東側から順番に定め、今後は最後に石部駅を追加する想定であるとの答弁でございました。 議案第78号では、計画(案)の指標達成のための進捗状況をどのように把握するのかとの質疑に対して、各課からの報告のほか、担当課が直接点検を行うなどの手法も用いて強化したいとの答弁でした。 また、概要版の内容や配布計画についての質疑に対して、A4判両面刷り8ページで振り仮名つきも作成する予定です。部数は少数となるが、周知のためホームページへの記載をします。当面は市民への周知や子どもたちの環境学習を目標としており、企業周知や外国語対応は追って考えていくとの答弁でした。本計画は市民や企業に対して努力を促すものでもあるため、市が行うべき環境整備は、責任を持ち、決して怠ってはならないと意見がありました。 議案第80号では、現地踏査の後、質疑を行いました。認定路線の終点と県道石部草津線の間では、自転車や歩行者が通行し、現状では側溝のグレーチング幅が不足し危険であるため、対応できないかとの意見があり、グレーチングを追加し、対応すると答えがありました。 議案第81号では、現地踏査の後、質疑を行いました。落合川右岸側の延長路線は、現状で河川管理用通路となっており、今後は市道管理として舗装するのかとの質疑に対して、早急には考えていない。本議案は、事業者からの要望もあり、理解もいただいています。企業誘致などの有効利用が進むにつれ、対応を考えていくとの答弁でした。 各議案とも討論はなく、採決の結果、議案第53号 湖南市甲西駅前広場条例の一部を改正する条例の制定について、議案第78号 第二次湖南市
環境基本計画の策定について、議案第80号 市道路線の認定についておよび議案第81号 市道路線の変更についての4議案については、いずれも全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定しました。
○議長(松原栄樹君) はじめに、福祉教育常任委員長から報告がありましたとおり、議案第49号および議案第72号から議案第77号について、お手元に配付したとおり、会議規則第111条の規定に基づく閉会中における継続審査の申し出がありました。 お諮りします。 福祉教育常任委員長からの申し出のとおり、閉会中における継続審査とすることにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。したがって、議案第49号 湖南市
保育園設置条例及び
湖南市立認定こども園条例の一部を改正する等の条例の制定についておよび議案第72号 財産の無償譲渡についてから議案第77号 財産の無償譲渡については、福祉教育常任委員長からの申し出のとおり、閉会中における継続審査とすることに決定しました。 これから、委員長報告に対する質疑を行います。 はじめに、議案第46号について、質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松原栄樹君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松原栄樹君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第46号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第46号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定については、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (全員起立)
○議長(松原栄樹君) ご着席願います。 全員起立です。したがって、議案第46号は委員長報告のとおり可決されました。 続いて、議案第47号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松原栄樹君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松原栄樹君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第47号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第47号 湖南市税条例等の一部を改正する条例の制定については、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (全員起立)
○議長(松原栄樹君) ご着席願います。 全員起立です。したがって、議案第47号は委員長報告のとおり可決されました。 続いて、議案第48号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松原栄樹君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松原栄樹君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第48号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第48号 湖南市
手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定については、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (全員起立)
○議長(松原栄樹君) ご着席願います。 全員起立です。したがって、議案第48号は委員長報告のとおり可決されました。 続いて、議案第50号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松原栄樹君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松原栄樹君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第50号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第50号 湖南市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定については、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (全員起立)
○議長(松原栄樹君) ご着席願います。 全員起立です。したがって、議案第50号は委員長報告のとおり可決されました。 続いて、議案第51号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松原栄樹君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松原栄樹君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第51号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第51号 湖南市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定については、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (全員起立)
○議長(松原栄樹君) ご着席願います。 全員起立です。したがって、議案第51号は委員長報告のとおり可決されました。 続いて、議案第52号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松原栄樹君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松原栄樹君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第52号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第52号 湖南市
ひとり親等子育て応援手当支給条例を廃止する条例の制定については、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (起立多数)
○議長(松原栄樹君) ご着席願います。 起立多数です。したがって、議案第52号は委員長報告のとおり可決されました。 続いて、議案第53号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松原栄樹君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松原栄樹君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第53号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第53号 湖南市甲西駅前広場条例の一部を改正する条例の制定については、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (全員起立)
○議長(松原栄樹君) ご着席願います。 全員起立です。したがって、議案第53号は委員長報告のとおり可決されました。 続いて、議案第54号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松原栄樹君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松原栄樹君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第54号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第54号 令和元年度湖南市
一般会計補正予算(第3号)は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (全員起立)
○議長(松原栄樹君) ご着席願います。 全員起立です。したがって、議案第54号は委員長報告のとおり可決されました。 続いて、議案第55号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松原栄樹君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松原栄樹君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第55号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第55号 令和元年度湖南市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (全員起立)
○議長(松原栄樹君) ご着席願います。 全員起立です。したがって、議案第55号は委員長報告のとおり可決されました。 続いて、議案第56号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松原栄樹君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松原栄樹君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第56号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第56号 令和元年度湖南市
国民健康保険診療所特別会計補正予算(第1号)は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (全員起立)
○議長(松原栄樹君) ご着席願います。 全員起立です。したがって、議案第56号は委員長報告のとおり可決されました。 続いて、議案第57号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松原栄樹君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松原栄樹君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第57号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第57号 令和元年度湖南市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (全員起立)
○議長(松原栄樹君) ご着席願います。 全員起立です。したがって、議案第57号は委員長報告のとおり可決されました。 続いて、議案第58号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松原栄樹君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松原栄樹君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第58号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第58号 令和元年度湖南市
介護保険特別会計補正予算(第2号)は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (全員起立)
○議長(松原栄樹君) ご着席願います。 全員起立です。したがって、議案第58号は委員長報告のとおり可決されました。 会議途中ですが、暫時休憩といたします。再開は10時45分からといたします。
△休憩 午前10時32分-----------------------------------
△再開 午前10時44分
○議長(松原栄樹君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 続いて、議案第59号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松原栄樹君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論の通告がありますので、発言を許します。 本案に対する委員長の報告は認定です。 まず、原案に反対者の発言を許します。 7番、立入善治議員。
◆7番(立入善治君) 登壇 議案第59号
一般会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場から討論を行います。 安倍政権は、地方創生の名のもとに、人口減少への危機感をあおり、社会保障費と地方交付税を削減しており、地方自治体の財政は大変厳しくなっています。その一方で、公共施設の統廃合などを迫り、地方創生どころか自治体の機能を破壊する地方崩しの政治が行われています。 湖南市の平成30年度決算では、215億7,207万5,380円歳入総額、歳出総額は212億6,175万8,585円で、単年度収支では1,763万円の黒字となっています。市債残高では、一般会計で6,417万円増加しています。監査委員からの指摘にもありますが、一般会計・特別会計のいずれの会計においても大きな起債残高を抱えていることから、起債発行時の財政的配慮が指摘されています。今後を控えている
庁舎整備事業や石部駅周辺事業、保育園等の耐震化などのハード事業を考えれば、発行時の配慮が必要となってきます。 少子高齢化による税収減などを考えれば、予算の執行においては工夫が求められ、むやみに市民への負担を増やすことなく、何よりも市民との協議、理解を得ることが大切だと思います。30年度決算では、自治体の本旨である住民福祉に寄与する観点から見ても、そつなく取り組んだ決算となっていますが、市民の要望、声が生かされたものとなっているとは思われません。 第1に、いまだに同和対策費が執行されています。しかも、人権対策に名をかりての同和予算が見え隠れしています。社会問題として、部落問題は基本的に解決し、現に旧同和地区内の大規模な転出入で、部落が部落でなくなっています。分け隔てなく生活している住民の間に、新たな壁を持ち込み、新たな差別意識を生じるものだと考えます。 次に、公立施設の統廃合の具体化として、女性センター、勤労青少年ホームについて廃止されていますが、市民への周知と理解を得た結果として配置はされていません。これまでの役割がどのように継承され続いていくのかも、具体化されていない状況です。 第3には、職員の福利厚生について、定期・成人健診で正規職員が99.8%、臨時職員が100%となっていますが、胃検診、大腸がん検診、子宮頸がん検診、乳がん検診では、正規、臨時とも100%には、ほど遠い結果となっています。国、県はその事務負担を市町に押しつけ、残業を余儀なくされている正規職員の健康面での不安が払拭されていません。とりわけ、検査結果後のケアがほとんどされていない状況だということを指摘したいと思います。 正職としての職員の役割は、市民にとっても大切であります。湖南市の正規職員は、前年度よりも減。嘱託、臨時職員についても14人が減っています。全職員、臨時職員を増やすことなくして、市民の願いや要望を解消することはできません。 安倍内閣は、公務員給与制度の総合的見直しと称して、地方部の手当を引き下げ、都市部の地域手当などに配分する制度改悪を行い、地域間給与格差の拡大を押し進めてきました。地方においては公務員給与に準拠した賃金を支給している事業所が多いことから、官民を通じて地域間格差を拡大することにもなりかねないと全国知事会でも指摘されています。地方経済への深刻な打撃となります。 公務員の賃下げは、公務員の生活を破壊するだけでなく、民間の賃下げと相まって、日本の労働条件全体を引き下げ、デフレの一因ともなってきました。国、地方のさまざまな公務部門で必要な正規職員が配置できなくなり、国民生活の向上や安全など、職務遂行に支障を生じています。震災被災地の救援、復興にあたっても、避難所の生活環境等の改善について内閣府通達が出されても、通達を受けとめ、実行する公務の力が不足していることが指摘されています。非正規職員の正職員化を含め、市民生活の安全・安心のための必要な人員を確保することは急務だと考えています。 中学卒業までの子どもの医療助成については、全国では80%を超える自治体が実施しているにもかかわらず、30年度決算では実施されていません。昨年の9月議会で、議会の総意として、中学卒業までの医療費(通院費)助成を求める決議が全会一致で採択されました。子育て世代の切実な要望として、医療費助成について、令和2年4月から、段階的実施ではありますが、中学卒業までの助成が実施されます。これは大きな一歩前進だと言えると思います。 学童保育所運営では、これまで保護者の皆さんから再三にわたり改善を要望されながら、具体化がされておられません。改善が見られていません。保護者会、NPOなどの指定管理者となっていますが、とりわけ働くお母さんたちが多額の指定管理料を管理するには限界でもあり、湖南市全体で管理する等の要望が早くから出されており、喫緊の課題として取り組むべきです。 土木費については、市民の一番身近な要望である道路維持補修事業費が昨年度より64万円減額となっています。生活に密着した道路の補修、舗装、修繕などは待ったなしで改修されるべきであり、市内の状況をより把握し、改善すべきだと考えます。河川の整備も改修がおくれており、局地的豪雨が頻発する状況に対応できる改修を急ぐ必要があります。一級河川のしゅんせつ、護岸の強化については、県へ改修の働きかけを強化すべきです。野洲川のしゅんせつと堤防強化についても、頭首工の開閉による水量操作、野洲川、琵琶湖、淀川水系について、関係機関に働きかけ、水害の危険から回避すべき対策を講じるよう求めるべきです。 コミュニティバスの運行についても、免許証の返納で高齢者や障がい者などの移動困難者がいることに対し、オンデマンドなど、きめ細かな対策、公共交通の体系づくりを早急にすべきであり、すべての市民の移動する権利を保障することを行政の責任で行うべきです。早急に対策を実施すべきではないでしょうか。 以上の理由を加え、地方自治体は、政府や県の出先機関のような役割を果たすのではなく、住民の福祉を守るという本来の役割を果たす必要があるということをつけ加えて、反対討論とします。 以上です。
○議長(松原栄樹君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。 15番、菅沼利紀議員。
◆15番(菅沼利紀君) 登壇 議案第59号 平成30年度湖南市
一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場で討論をさせていただきます。 平成30年度の実質収支額は2億8,380万円の黒字決算となっております。特に、
財政調整基金繰入金を補正予算で取り崩しをやめた。その予算措置を講じたために、実質の黒字決算であると考えられます。 次に、財政構造の弾力性を示す経常収支比率が、対前年度4.8ポイント改善された88.3%となり、昨年度より財政の弾力性が確保された結果となっております。8年ぶりに90%を割った指数値となったことは、非常に市民の皆様方も安心される結果ではないかなと思います。 また、自主財源の根幹である市税の徴収率については、前年度より0.3ポイント上回ったことは、職員の士気と努力、徴収体制の成果が数字の上にあらわれているものだと思います。 以上の結果、職員全体による細やかな歳出削減への努力、細やかな歳入確保の努力があらわれ、平成30年度の
一般会計歳入歳出決算は大いに評価できるものではないかと感じております。 一方、不用額でございますが、入札差額や経費削減なども含まれてはいるものの、4億3,400万円と積み上げていることから、予算で認められているのにもかかわらず、当初見込みの目標達成の手法など、細かいところで変更せざるを得ない環境が現場でできているのではないかなということを懸念しております。今後は、細やかな努力で健全財政を確保するのではく、大きな視点を持って財政の健全化を押し進めていただきたいなと感じさせていただいております。 合併によるメリットを最大限に引き出すことのできる行財政改革は、現在おくれているのではないかなという認識を私は持っております。今後は市民の理解のもと、力強く押し進めることによって、構造的な財政健全化を求めるところがあります。 以上をもって、賛成討論とさせていただきたいと思います。
○議長(松原栄樹君) これで通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松原栄樹君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第59号を採決します。 本案に対する委員長の報告は認定です。議案第59号 平成30年度湖南市
一般会計歳入歳出決算の認定については、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (起立多数)
○議長(松原栄樹君) ご着席願います。 起立多数です。したがって、議案第59号は委員長報告のとおり認定されました。 続いて、議案第60号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松原栄樹君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論の通告がありますので、発言を許します。 本案に対する委員長の報告は認定です。 まず、原案に反対者の発言を許します。 8番、松井圭子議員。
◆8番(松井圭子君) 登壇 議案第60号 平成30年度湖南市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場から討論を行います。 湖南市の国保加入者は、提出された決算資料を見ますと、60歳以上の被保険者が57%以上を占めていて、所得階層別の加入世帯状況の資料によると、所得なし層が27.3%、68万円以下が17.6%、138万円以下は20.6%、200万円以下が12.5%、所得200万円以下を全体で見ますと、77.9%を占めるなど、非常に低所得者層、高齢者層が多い状況です。年間所得の15%から2割近い額が国保税となりますと、高過ぎて払いたくても払えないという状況で、平成30年度の滞納世帯数は698世帯で、多くは所得200万円以下とのことでした。これまで一般会計から医療費の3%を法定外繰り入れし、一定、国保の被保険者を支えてきましたが、平成29年度から法定外繰り入れは全くなくなりました。社会保障としての観点が、国も自治体も本当に弱まっています。 市民の健康を守り、早期発見、早期治療により医療費が抑制されることにつながる特定健診の受診率が残念ながら平成30年度は減少しましたが、特定保健指導は増加としたとの報告を聞きました。また、人間ドック、40歳から60歳が、平成29年度は47人であったのが、平成30年度は25人で、22件減少しています。平成30年度特定健診受診料が無料になったにもかかわらず受診率が下がってしまったのは、PR不足なのか物理的なことなのか、未受診者対策をして、特定健診受診率向上、保健指導の強化は、どちらもが市民の皆さんへの働きかけ、意識改革が求められます。 また、受診率の向上のために、身近な地域のまちセンで集団検診を行う場所を増やすことや、尼崎市で取り組まれているようなコンビニでの健診など、選択肢を増やすことや周知方法など、保険年金課と健康政策課との連携を強化し、具体化に向けて検討していただき、さらなる予防施策、市民の健康づくりを一層促進していただきたいです。 保険給付費が、予算規模より決算では2億504万7,000円低い状況でした。ジェネリック医薬品の使用率は77.3%で、県内で3番目に高いということでありますが、湖南市民の疾病の特徴や、低くなった明確な要因は分析をされていませんでした。レセプト分析をまとめていただき、今後の予防、健康づくりを推進していくのにも生かしていただきたいです。 また、30年度から広域化となりましたが、広域化することによって、国保が抱えている今日の問題が解決できるわけではありません。むしろ問題が広がり、加入者の声が届きにくい制度になるのではないかという懸念がされます。市の裁量が発揮されるべきであり、県の広域運営であっても、国が国民健康保険制度に財政的な責任を持つべきです。国保税の引き下げのために、全国知事会は、国費1兆円を投入すべきと国に要望しています。誰もが安心して医療にかかれる制度に、地方自治体からも国に財政支援を求め、そして基金を運用して、子どもの均等割の免除、もしくは減免制度を創設するべきです。 以上の点を指摘しまして、平成30年度湖南市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についての反対討論といたします。
○議長(松原栄樹君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。 3番、細川ゆかり議員。
◆3番(細川ゆかり君) 登壇 議案第60号 平成30年度湖南市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場から討論をさせていただきます。 国民健康保険の被保険者数は年々減少する一方であり、そのうち60歳以上の被保険者数が57%を占めています。医療費の状況で、訪問介護療養費の伸び率が11.93%と高く、1人当たりの医療費が毎年増加傾向にあります。 特定健診においては、自己負担金1,300円を助成し無料化にしたにもかかわらず、受診率は平成28年度、29年度に比べて減っているのが気になりますが、若い世代の連続特定健診未受診者に対して訪問推進を行うなど、地道な努力の結果、3年連続未受診者の受診につながっていることは評価したいと思います。また、医療機関での個別検診受診者が毎年増加し、保健指導につながりにくいため、休日、夜間に連絡をとる工夫をして、保健指導利用者数が、令和元年7月時点で、平成29年度より28人増の198人となったことも大きな成果だと思います。 そして、生活習慣病である糖尿病患者が湖南市は県内2番目に多く、特に糖尿病予防対策に昨年度より取り組んでおります。集団検診での受診勧奨者のうち34.8%を医療につなげ、生活習慣病重症化予防につながっていることも重要であります。 国民健康保険税の滞納につきましては、関係者のご努力で徴収率はアップしましたが、依然、県内で下位の収納率です。税負担の公平性の観点からも、引き続き組織全体で取り組み、滞納額減少に努力願いたい。疾病の早期発見、早期治療のために特定健診や特定健康指導の受診率向上を図り、効果的な保険事業を念頭において、保険施策や医療と介護の一体化事業の実施に努めていただきたいことをお願いして、賛成討論とさせていただきます。
○議長(松原栄樹君) これで通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松原栄樹君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第60号を採決します。 本案に対する委員長の報告は認定です。議案第60号 平成30年度湖南市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定については、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (起立多数)
○議長(松原栄樹君) ご着席願います。 起立多数です。したがって、議案第60号は委員長報告のとおり認定されました。 続いて、議案第61号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松原栄樹君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松原栄樹君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第61号を採決します。 本案に対する委員長の報告は認定です。議案第61号 平成30年度湖南市
国民健康保険診療所特別会計歳入歳出決算の認定については、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (全員起立)
○議長(松原栄樹君) ご着席願います。 全員起立です。したがって、議案第61号は委員長報告のとおり認定されました。 続いて、議案第62号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松原栄樹君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論の通告がありますので、発言を許します。 本案に対する委員長の報告は認定です。 まず、原案に反対者の発言を許します。 7番、立入善治議員。
◆7番(立入善治君) 登壇 議案第62号 平成30年度湖南市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場から討論を行います。 私どもは、制度発足からこの問題については問題提起をしてきております。その第1の主な理由は、やはり保険料です。
後期高齢者医療制度の保険料は3年に1度改定されますが、高齢者人口が多くなって、医療にかかる高齢者が増えれば増えるほど、その増額分が直接保険料にはね返る、そういう仕組みになっています。その多くが年金からの天引きで、天引きによる特別徴収は100%収納です。しかし、いわゆる普通徴収、年金額が年間総額で18万円未満の場合、あるいは介護保険と後期高齢者医療の保険料の合計が年金額の2分の1を超えた場合、高齢者は納付書によって保険料を納めることになります。この収納率は99%。額にすると、現年度保険料の収入未済は434万4,809円に、前年度は約314万円でしたから、120万円ほど増えています。いずれも所得が少ない層が納入されていないと思われますが、なぜ未収なのか、明確に答弁がありませんでした。 また、未収なのか、収入未済額は人数と額だけで見るのではなく、高齢者の生活実態に寄り添い、なぜ納入されていないのか実態に見合った対応が必要だと思います。保険料の軽減対策も、平成29年度以降、その軽減幅が縮小され、結果として高齢者の負担増となっています。年金を主たる所得とする58万円を超えない方の所得割軽減も、平成28年度5割軽減が、29年度は2割軽減に、30年度は軽減なしとなっています。年金天引きのためその
痛みを直接感じないことをいいことに、制度の矛盾が激化し、差別医療といわれる減少が顕著になっていると言わなければなりません。 制度発足から問題提起してきた第1保険料ですが、
後期高齢者医療制度の改善を求めて、さらには政府、厚労省に対しても、直接私どもは改善を求めてきました。後期高齢者75歳以上の高齢者の健康診査についてであります。一言で言いますと、平成27年度から生活習慣病などで医療機関に通院している高齢者は健康診査からの対象から除くとなったわけです。75歳以上の高齢者は健診を受けなくてもよいといわんばかりの対応だと思います。しかし、仮に高血圧の投薬治療を受けていても、体全体の健康診査は受けていない人が多いわけです。広域連合に直接訴え、少なくとも血液検査等を受けていなければその対象とすると約束をしていただきました。これについては一歩前進だと思います。 高齢者の多くが元気で長生きしたいと願っています。しかし、加齢に伴い、体全体にさまざまな症状があらわれる病気になることがあります。それを自己責任ということになりかねません。高齢者の健康維持、病気の早期発見、健康目的の成人病予防の対策の面からも、従来どおり多くの高齢者に健診通知を届けていただき、健診促進を図ることが最も大事だと考えます。こうした現状から、そうした立場に立ちきれていないことを指摘しながらも、議案第62号に対して、反対として討論を行いました。 以上です。
○議長(松原栄樹君) 次に、原案に賛成者の通告はありませんでした。 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松原栄樹君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第62号を採決します。 本案に対する委員長の報告は認定です。議案第62号 平成30年度湖南市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定については、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (起立多数)
○議長(松原栄樹君) ご着席願います。 起立多数です。したがって、議案第62号は委員長報告のとおり認定されました。 続いて、議案第63号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松原栄樹君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論の通告がありますので、発言を許します。 本案に対する委員長の報告は認定です。 まず、原案に反対者の発言を許します。 8番、松井圭子議員。
◆8番(松井圭子君) 登壇 議案第63号 平成30年度湖南市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場から討論を行います。 前年度に比べ、65歳以上の人口が3%伸び、高齢化率は23.64%となり、今後、高齢化率は急速に高くなることが予想されています。認定率は、全国および滋賀県と比較しても、平均値より下回っているということでありました。平成30年度、100歳大学の開設やコナン・ザ・ボイスの継続、健康カラオケ教室等に元気に高齢者が参加されていることは大変評価したいですし、さらなるPRをしていただき、住みなれた地域での介護予防事業の強化を願います。 国の介護保険の改正で、要支援1、2の方の通所介護、訪問介護が地域支援総合事業に移行されました。移行は順調だと報告をされていましたが、地域包括ケア強化法でサービス縮小の方向でケアプランの見直しなどが迫られ、各自治体の自立支援給付効率化の達成度を国が採点、評価し、成果に応じて予算を加算する仕組みが導入され、担当者の方は大変苦慮されておられると思いますが、やはり介護保険制度がどんどん改悪されて、負担は増えても必要なサービスが十分受けられていない現状をきちんと国に声を上げていただきたいです。 また、平成30年度で地域密着型小規模多機能施設を石部南地先に開設されましたが、湖南市の施設介護サービスを必要としている施設待機者は、全体でまだ130人もおられるということでありました。要介護1、2の方たちは、特別養護老人ホームなどに特別な事例がない限り入所できなくなりました。小規模多機能施設は特に日枝中学校で施設が不足しているということであり、今後ますます施設介護の必要性を考えて、早急な手だてを願います。 平成30年度、居宅介護サービスで9億1,093万円、施設介護サービス給付費9億125万円、地域密着型介護サービスで7億5,229万円、この三つのサービスが保険給付費の9割近くを占めています。しかし、介護サービスの充実によりサービス給付が増えれば、それに比例して際限なく介護保険料が上がっていく仕組みや、サービスの利用料が2割、3割負担の方もおられ、高齢者の負担能力を超えていくこの制度そのものの根本的改革が必要です。何度も言っておりますが、国へ国庫負担の割合を増やすこと、内容の改善を要求するとともに、一人一人を取り巻く環境や事情が異なるので、地域で高齢者が自宅であっても施設であっても安心して過ごせるよう、湖南市としても高齢者の尊厳と権利を守り、保険料、利用料の減免制度を独自に創設するべきだと考えます。 以上の点を指摘して、平成30年度湖南市
介護保険特別会計歳入歳出決算について、反対討論といたします。
○議長(松原栄樹君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。 5番、藤川みゆき議員。
◆5番(藤川みゆき君) 登壇 議案第63号 平成30年度湖南市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場から討論いたします。 高齢化に伴う介護の課題は、本市に限らず全国的に大きな社会問題となっています。これは、行政の努力以上に高齢化のスピードが速く、またそれに付随する形で介護ニーズが増えてくると推測できます。 介護については、安易に公的負担の増をすると、将来世代への負担を増やすことにもつながりかねず、まずは要介護者を増やさない抜本的な改善が求められます。その中では、本市が行っている湖南市100歳大学やコナン・ザ・ボイス・プロジェクトなど、予防的事業が高く評価に値すると考えられます。これは、高齢者の生きがいを内面から高め、また身体的な健康づくりができ、ご自身が輝かれるだけでなく、要介護者を減らすことで将来の財政的負担が軽減でき、何よりも介護をされるご家族の負担を生まないということも大きなメリットです。そういった取り組みは、今後も積極的に行っていただきたいと思います。 また、認知症サポーター養成講座を子どもたちに受講してもらうなど、住民全体で支え合う仕組みづくりも進められています。家族単位で問題を抱え込まず、広く共感し合って、日ごろからお互いの関係やご近所づき合いの大切さを意識するきっかけになるのではないかと考えます。 ただ一つ気になることは、不納欠損額の事由や線引きが明確でないことや過年度分の収納率が低いことなど、ますます膨らんでいく滞納額に対して、税の公平性の観点からしっかりとした対策を検討する必要があるかと思います。 これらさまざまなことを総合的に判断して、議案第63号 平成30年度湖南市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成といたします。
○議長(松原栄樹君) これで通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松原栄樹君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第63号を採決します。 本案に対する委員長の報告は認定です。議案第63号 平成30年度湖南市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定については、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (起立多数)
○議長(松原栄樹君) ご着席願います。 起立多数です。したがって、議案第63号は委員長報告のとおり認定されました。 続いて、議案第64号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)