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09月22日-05号

  • "国民健康保険診療所特別会計歳入歳出決算"(/)
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  1. 湖南市議会 2017-09-22
    09月22日-05号


    取得元: 湖南市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-04
    平成29年  9月 定例会         平成29年9月湖南市議会定例会会議録                    平成29年9月22日(金曜日)開議1.議事日程  第1.会議録署名議員の指名  第2.請願第2号 国に対し「所得税法第56条の廃止を求める意見書」の提出を求める請願書(総務常任委員長報告)  第3.議案第59号 湖南市コミュニティセンター条例等の一部を改正する条例の制定について(総務常任委員長報告)  第4.議案第60号 湖南市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について(総務常任委員長報告)  第5.議案第61号 平成29年度湖南市一般会計補正予算(第2号)(予算常任委員長報告)  第6.議案第62号 平成29年度湖南市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)(予算常任委員長報告)  第7.議案第63号 平成29年度湖南市国民健康保険診療所特別会計補正予算(第1号)(予算常任委員長報告)  第8.議案第64号 平成29年度湖南市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)(予算常任委員長報告)  第9.議案第65号 平成29年度湖南市介護保険特別会計補正予算(第1号)(予算常任委員長報告)  第10.議案第66号 平成28年度湖南市一般会計歳入歳出決算の認定について(決算常任委員長報告)  第11.議案第67号 平成28年度湖南市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について(決算常任委員長報告)  第12.議案第68号 平成28年度湖南市国民健康保険診療所特別会計歳入歳出決算の認定について(決算常任委員長報告)  第13.議案第69号 平成28年度湖南市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について(決算常任委員長報告)  第14.議案第70号 平成28年度湖南市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について(決算常任委員長報告)  第15.議案第71号 平成28年度湖南市訪問看護ステーション事業特別会計決算の認定について(決算常任委員長報告)  第16.議案第72号 平成28年度湖南市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について(決算常任委員長報告)  第17.議案第73号 平成28年度湖南市下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について(決算常任委員長報告)  第18.議案第78号 旧慣使用権の廃止について(総務常任委員長報告)  第19.議案第79号 契約の締結について(総務常任委員長報告)  第20.議員派遣の件について1.会議に付した事件  日程第1.会議録署名議員の指名  日程第2.請願第2号 国に対し「所得税法第56条の廃止を求める意見書」の提出を求める請願書(総務常任委員長報告)  日程第3.議案第59号 湖南市コミュニティセンター条例等の一部を改正する条例の制定について(総務常任委員長報告)  日程第4.議案第60号 湖南市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について(総務常任委員長報告)  日程第5.議案第61号 平成29年度湖南市一般会計補正予算(第2号)(予算常任委員長報告)  日程第6.議案第62号 平成29年度湖南市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)(予算常任委員長報告)  日程第7.議案第63号 平成29年度湖南市国民健康保険診療所特別会計補正予算(第1号)(予算常任委員長報告)  日程第8.議案第64号 平成29年度湖南市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)(予算常任委員長報告)  日程第9.議案第65号 平成29年度湖南市介護保険特別会計補正予算(第1号)(予算常任委員長報告)  日程第10.議案第66号 平成28年度湖南市一般会計歳入歳出決算の認定について(決算常任委員長報告)  日程第11.議案第67号 平成28年度湖南市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について(決算常任委員長報告)  日程第12.議案第68号 平成28年度湖南市国民健康保険診療所特別会計歳入歳出決算の認定について(決算常任委員長報告)  日程第13.議案第69号 平成28年度湖南市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について(決算常任委員長報告)  日程第14.議案第70号 平成28年度湖南市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について(決算常任委員長報告)  日程第15.議案第71号 平成28年度湖南市訪問看護ステーション事業特別会計決算の認定について(決算常任委員長報告)  日程第16.議案第72号 平成28年度湖南市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について(決算常任委員長報告)  日程第17.議案第73号 平成28年度湖南市下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について(決算常任委員長報告)  日程第18.議案第78号 旧慣使用権の廃止について(総務常任委員長報告)  日程第19.議案第79号 契約の締結について(総務常任委員長報告)  日程第20.議員派遣の件について1.会議に出席した議員(18名)   1番  桑原田美知子君   2番  鵜飼八千子君   3番  上野顕介君     4番  菅沼利紀君   5番  立入善治君     6番  松井圭子君   7番  藤川みゆき君    8番  赤祖父裕美君   9番  植中 都君     10番  矢野進次君   11番  加藤貞一郎君    12番  山本吉宗君   13番  松原栄樹君     14番  堀田繁樹君   15番  粟津寬三君     16番  望月 卓君   17番  森  淳君     18番  松山克子君1.会議に欠席した議員     なし1.会議に出席した説明員     市長         谷畑英吾君     教育長        谷口茂雄君     代表監査委員     渡邊悦夫君  委任説明員     副市長        谷口繁弥君     総合政策部長     下村常明君     市長公室長      中村作正君     総合政策部理事    水谷 剛君     総務部長       萩原智行君     総務部理事      平林敏也君     税務局長       村井茂義君     健康福祉部長     芦田伝男君     子ども家庭局長    角田 正君     建設経済部長     望月敬吾君     建設経済部理事    石部泰郎君     会計管理者      大角勝一君     教育部長       小川幸晶君     総合政策部次長    伊藤浩一君     総務部次長      井上俊也君     健康福祉部次長    谷口三彦君     子ども家庭局次長   井上 勝君     建設経済部次長    市井一彦君     産業振興戦略局次長  安井範雄君     教育部次長      山元幸彦君1.議場に出席した事務局職員     局長         山中直樹君     議事課長       東峰一馬君     係長         山川真智子君 △議長挨拶 ○議長(松原栄樹君)  皆さん、おはようございます。8月29日に開会しました現議員任期最後の9月定例会も、いよいよ本日、最終日を迎えることになりました。この25日間で気候もすっかり変わり、まさにさわやかな秋を感じる日々となりました。 さて、本日は過日から平成28年度決算を慎重審査していただきました決算常任委員会と、今年度の補正予算審査予算常任委員会、また、総務常任委員会の委員長による審査経過報告並びに議案の採決等を予定しております。 よろしくお願い申し上げ、開会のご挨拶といたします。 △開会 午前9時30分 ○議長(松原栄樹君)  ただいまの出席議員は18人です。定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。 本日の議事日程をお手元に配付しておきましたからご了承願います。 次に、監査委員から、平成29年7月分に関する例月出納検査、6月の随時工事技術監査に係る監査結果についての報告がありましたので、写しをお手元に配付しておきましたからご了承願います。 次に、12番、山本吉宗議員から、本日の起立採決において挙手により表決したい旨の申し出がありましたので、湖南市議会会議規則第70条第1項の規定により、これを認めましたので、ご了承願います。 △日程第1.会議録署名議員の指名 ○議長(松原栄樹君)  日程第1.会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定によって、4番、菅沼利紀議員、および5番、立入善治議員を指名します。 △日程第2.請願第2号 国に対し「所得税法第56条の廃止を求める意見書」の提出を求める請願書 ○議長(松原栄樹君)  日程第2.請願第2号 国に対し「所得税法第56条の廃止を求める意見書」の提出を求める請願書を議題とします。 本案について、委員長の報告を求めます。 総務常任委員長。 ◆総務常任委員長(菅沼利紀君) 登壇 9月7日の本議会において、当委員会に付託された請願第2号の審査を行うため、9月14日に委員会を招集しました。委員全員出席のもと、慎重に審査を行いましたので、その経過と結果について報告いたします。 請願第2号 国に対し「所得税法第56条の廃止を求める意見書」の提出を求める請願書。 まず、紹介議員から請願趣旨として、中小零細企業の方々は、その事業主のもとで、家族全体の協力の中、共同で資産を管理している場合があり、配偶者などの家族従業員の個別所得を認識しないという所得税法第56条の規定は、個人を家から独立した個々の人格として捉えておらず、戦後の憲法の精神から見ても、本来の個人単価課税の所得税法の例外的規定であり、時代おくれの規定であると言われている。戦前の家族制度の名残から離れ、その地位向上を図るため、草津甲賀民主商工婦人部から国に対して湖南市から意見書として提出いただきたいというものであると説明がありました。 また、どんなに働こうとも、事業主の所得から控除される働き分は、配偶者86万円、それ以外の親族50万円と決められており、ドイツ、フランス、アメリカなど、主要国では労賃は認められ、家族労働者の人格、人権、労働が認められている。また、国連の女性差別撤廃委員会からは、日本政府に対して家族経営における女性の労働を認めるよう、所得税法の見直しを検討することが勧告されている。その後、政府は2015年末に閣議決定された第4次男女共同参画基本計画の中でも、税制についても検討に含まれてると答弁されているので、意見書として国に提出し、改善につなげていきたい。現状、配偶者や家族従事者の働いた給料分が正当に反映されているとは言えず、零細企業者の経営を圧迫するものともなっている。家族従事者は社会的にも経済的にも自立ができずにあるが、妻の働き分が必要経費として認められれば経営改善にもつながると考える。自営業者は国保に加入されて病気の際の傷病手当も所得補償もない。申告方法として白色申告も法律上は認められているのに、配偶者の給与が経費として認められていないことがおかしいのではないかと説明がありました。 続いて、紹介議員に対する質疑では、税法で男女格差を助長するような記載があるが、今日では事業主や世帯主が女性であることも当たり前であるのに、男性が事業主、世帯主である前提で書かれているのは偏見ではないかと質疑があり、紹介議員からは、現状の中では事業主として男性の比率が高いという意味合いで書かれています。明治時代から家父長制度の名残が色濃く、現代に合った見直しが必要で、男女に関係なく配偶者の地位向上にもつながっていくべきものであると回答がありました。 質疑の後、討論はなく、採決の結果、賛成なしで本請願は不採択と決しました。 ○議長(松原栄樹君)  これから、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論の通告がありますので、発言を許します。 本案に対する委員長の報告は不採択です。 まず、原案に賛成者の発言を許します。 6番、松井圭子議員。 ◆6番(松井圭子君) 登壇 請願第2号 国に対し「所得税法第56条の廃止を求める意見書」の提出を求める請願書について、賛成討論をいたします。 「私たちの今の生活状況は本当に苦しいが、何とか商売を続けたいとみんなで頑張っている。地域に根差し、経営を支えている業者婦人の実態をしっかり見てほしい」という願いのもと、請願が提出されました。女性の地位向上を認めない明治時代の名残の法であり、先進国でもおくれたものとなっています。 所得税法第56条は、生活を一にする配偶者とその親族が事業に従事した際、対価の支払いは必要経費に算入しないとしています。配偶者86万円、家族50万円が控除されますが、家族従事者が働いた分(給料)が正当に反映されているものとは言えません。零細業者の経営を圧迫するものとともに、家族従事者は社会的にも経済的にも自立できずにいます。 妻の働き分が必要経費として控除されれば、生活費は確保され、経営改善にもつながります。自営業者は国保に加入し、病気の際の傷病手当はありません。命を削るほど働いて体を壊したとしても、休業時の所得補償はありません。まともなセーフティーネットがないことも深刻な問題と言えます。 所得税法第56条をめぐっては、国連女性差別撤廃委員会が政府に対し、「家族経営における女性の労働を認めるよう所得税法の見直しを検討すること」と勧告がされ、その後、国会質疑で政府は、閣議決定された第4次男女共同参画基本計画の中の「税制の検討」に同法が含まれると答弁しています。 「私たちは労働に見合った税金は支払います。所得税法56条を廃止しないのは何がネックなのか」「戦前の家父長制を今日も引きずっている。一生懸命働いても税法上認められないのは人権問題ではないか」と訴えられています。 男女共同参画社会を目指す上でも、非近代的な封建的な税制度をやめるべきと全国で460を超える自治体が廃止を求める意見書を国に上げています。 湖南市議会において、請願に込められた請願者の思いをしっかり受けとめ、議員お一人お一人に賛同いただけますようお願いし、賛成討論といたします。 ○議長(松原栄樹君)  次に、原案に反対者の発言ですが、通告はありませんでした。 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  これで討論を終わります。 これから請願第2号を採決します。 この請願に対する委員長報告は不採択です。請願第2号 国に対し「所得税法第56条の廃止を求める意見書」の提出を求める請願書を採択することに賛成の方は起立願います。 (起立少数) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 起立少数です。したがって、請願第2号 国に対し「所得税法第56条の廃止を求める意見書」の提出を求める請願書は、不採択とすることに決定しました。 △日程第3.議案第59号 湖南市コミュニティセンター条例等の一部を改正する条例の制定について △日程第4.議案第60号 湖南市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について △日程第5.議案第61号 平成29年度湖南市一般会計補正予算(第2号) △日程第6.議案第62号 平成29年度湖南市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
    △日程第7.議案第63号 平成29年度湖南市国民健康保険診療所特別会計補正予算(第1号) △日程第8.議案第64号 平成29年度湖南市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) △日程第9.議案第65号 平成29年度湖南市介護保険特別会計補正予算(第1号) △日程第10.議案第66号 平成28年度湖南市一般会計歳入歳出決算の認定について △日程第11.議案第67号 平成28年度湖南市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について △日程第12.議案第68号 平成28年度湖南市国民健康保険診療所特別会計歳入歳出決算の認定について △日程第13.議案第69号 平成28年度湖南市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について △日程第14.議案第70号 平成28年度湖南市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について △日程第15.議案第71号 平成28年度湖南市訪問看護ステーション事業特別会計決算の認定について △日程第16.議案第72号 平成28年度湖南市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について △日程第17.議案第73号 平成28年度湖南市下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について △日程第18.議案第78号 旧慣使用権の廃止について △日程第19.議案第79号 契約の締結について ○議長(松原栄樹君)  日程第3.議案第59号 湖南市コミュニティセンター条例等の一部を改正する条例の制定についてから、日程第19.議案第79号 契約の締結についてまでを一括議題とします。 次に、ただいまの一括議題につきましては、初めに一括で委員長報告を行います。全ての委員長報告が終了しましたら、それぞれの議案ごとに委員長報告に対する質疑を行い、その後、討論および採決を行います。 それでは、議案第59号から議案第73号まで並びに議案第78号および議案第79号について委員長の報告を求めます。 初めに、予算常任委員長。 ◆予算常任委員長(鵜飼八千子君) 登壇 当委員会に付託されました、議案第61号から議案第65号までの補正予算5議案について、9月13日、全委員出席のもと、説明員として執行部の出席を求め、慎重な審査を行いましたので、議案順に報告します。 議案第61号 平成29年度湖南市一般会計補正予算(第2号)、主な質疑について報告します。 前年度の繰越金の処理の仕方については、翌年度の9月議会の補正予算に計上されている。今回の処理は、今までなかった決算処理である。繰越金の一部もしくは全部を市長の裁量権によって予算積み立てするとの条例改正を受けての初めての決算の形である。平成28年度の実質収支額の約3億1,000万円を平成29年度の補正予算で繰越金に充て、そのうちの2億5,000万円を財政調整基金に積み立てた。片や当初予算で5億の財政調整基金を取り崩しているが、取り崩し取りやめの予算措置をして、予算規模を縮小するのが原則ではないかとの質疑に対して、これまで剰余金処分を決算の中でしていたが、予算のほうで見ることになったので、実務上検討し、透明性を確保するため、繰越金に充てた後、積み立てとして計上した。まずは繰り入れから調整すべきとのご指摘を受け、今後の処理の仕方について調査し、適正な処理の仕方を検討していくとの回答でした。 木質バイオマス再生可能エネルギー事業について、今補正予算に上がる理由と、市内業者の活用や、今後の具体的取り組みへの質疑に対しては、6月に公益財団法人イオン環境財団からの交付決定を受けたため、今回の補正追加提案となった事業です。地域経済の活性化や市内業者育成の観点から、仮に市外業者との契約になっても、地域の事情に精通した市内業者等が協力しての参加連携を考えている。さらに、地域主体の持続的な森林経営に向けた伐採、利用計画の策定が重要であり、中長期的な伐採計画を策定し、適正な管理により、生物の多様性、防災の観点から機能が発揮されるようにと考える。また、木質バイオマス設備の導入については、まき、チップ、ペレットを活用し、市内のエネルギー需要施設へのボイラー導入を検討しているとの回答でした。 三雲駅周辺整備事業北口駅前広場駐輪場用地購入費の減額理由への質疑に対しては、用地買収へ充てる見込みであった交付金が少なく内示されたための減額です。今年度にJRと覚書を結んで、来年度優先的に用地購入していきます。これによる石部駅周辺整備事業への影響はないとの回答でした。 生活困窮者自立支援事業の子どもの貧困実態調査委託の詳細についての質疑に対しては、二つの調査を検討している。1点目は、子どもの家庭の実態調査で、他市との比較ができるように、小学5年生、中学2年生対象に、1学年500世帯として1,000世帯へのアンケート調査です。2点目は、支援を行うための資源量の把握です。こども園や保育園、学童保育所等の41施設や、各種団体、ボランティアサークルも含めての把握を考えているとの回答でした。 河川維持補修事業の一級河川大山川余水吐き改修事業に係る地質調査委託の詳細についての質疑に対しては、菩提寺地先の冠水対策として、大山川の余水吐きを下げるため、電波探索による調査が終わり、水脈があるとのデータが出ている。今回はさらにボーリング調査により、余水吐きを1メートル下げた場合の水量、約3万トンの地下水が確保されるかを調査するものです。その調査の結果を持って、野洲市との協議を進めていくとの回答でした。 質疑の後、討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 議案第62号 平成29年度湖南市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)。 主な歳出は、前年度繰越金の一部を国民健康保険財政調整基金へ積み立てるものですとの説明を受けました。 医療費の伸びが1.1%となった理由についての質疑に対しては、社会保険への基準額が下がり、国保から社会保険への異動があったため、被保険者数が減少した。さらに、高額の薬価や報酬単価が下げられたこと等により、ここ2年ほど医療費の伸びは少なく推移しているとの回答でした。 繰越金が多くなっていることから、保険税を下げる改定を考えてもいいのではないか。また、広域化との関係や、今後の進め方についての質疑に対しては、今回、1億円弱の積立額により、基金は3億円となった。また、平成30年度から広域化となり県主体の財政運営になるが、県は、5年後に保険料を統一していく方向です。積み立てた基金は県に吸収されないが、今後、基金をどう活用していくか、保険料に反映するか、被保険者への健康づくりに活用するか等、考えていきたいとの回答でした。 質疑の後、討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 議案第63号 平成29年度湖南市国民健康保険診療所特別会計補正予算(第1号)。 主な歳出は、繰越金を財政調整基金に積み立てるものですとの説明を受けました。 一般会計からの繰り入れが、平成27年度8,500万円、平成28年度9,500万円で、今回の繰越金を財政調整基金に積み立てるが、一般会計に戻すべきではないかとの質疑に対しては、次年度に向けて調整し、あるべき方法を考えていくとの回答でした。 睡眠評価装置設置のアピールについての質疑に対しては、玄関の掲示板等に提示し、利用促進やご相談につなげたいとの回答でした。 質疑の後、討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 議案第64号 平成29年度湖南市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)。 主な歳出は、後期高齢者医療広域連合納付金ですとの説明を受けました。 質疑、討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 議案第65号 平成29年度湖南市介護保険特別会計補正予算(第1号)。 主な歳出は、繰越金を基金に積み立てるものや、介護給付費等返還金ですとの説明を受けました。 繰越金約7,800万円の理由と、平成30年度からの第7期計画にどう使われるのかとの質疑に対しては、要介護認定者数は増加し、認定率は若干減少だが、サービス利用者はふえている。決算では、居宅介護が減ったり、施設のほうも若干下がっている状況だが、詳しい分析はできていない。現在第7期計画策定中だが、こうした理由を明らかにし、今後どう推計していくか、策定委員会で議論していく。また、基金は、基本的には、3年間で使い切るイメージで保険料を設定している。しかし、実績が想定していたより伸びていないので、繰り越しがふえ、基金への積み立てがふえた。第7期計画では、保険料への還元や、新たなサービスが必要なものを見きわめていき、適正な保険料設定に努力していくとの回答でした。 質疑の後、討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 以上です。 ○議長(松原栄樹君)  次に、決算常任委員長。 ◆決算常任委員長(立入善治君) 登壇 去る9月7日の本会議において、決算常任委員会に付託されました議案第66号から議案第73号を審査するため、7日から12日の延べ4日間、委員会を招集し、委員全員出席のもと、説明員として執行部の出席を求め審査を行いました。その審査の経過と結果について報告します。 議案第66号 平成28年度湖南市一般会計歳入歳出決算の認定について。 平成28年度一般会計については、歳入総額207億9,153万9,594円、歳出総額203億7,831万6,189円です。歳入歳出差し引き額は4億1,322万3,405円、予算に対する収入率は93.7%、予算に対する執行率は91.8%となっています。この決算報告に基づき審査を進めました。 各部局での審査では、まず、総務部について、徴収アドバイザー委託業務について、問題点の相談だけでなく、その後も追跡すべき。同和対策啓発活動事業を見直すべき。基幹系システム運用管理事業について安定的な運用管理を求めるとした意見がありました。 総合政策部では、職員の福利厚生事業で健康診断受診率の100%達成、職員のストレスチェックの実施で健康管理の充実を求める。地域おこし協力隊事業は定住・定着に結びつける活動を求める。防災士育成事業において、その活動の具体化を求めるとの意見がありました。 建設経済部では、市営住宅のバリアフリー事業の今後の方向性について、民間活用などで投資の抑制を求める。三雲駅周辺整備事業では、住民からの要望が受け入れられ、整備されたことに対し評価する。一方、石部駅周辺整備事業では成果物が見えてこないとの指摘。農業振興等拠点施設整備事業については、市民農園の収益確保、地場産野菜の普及と活性化を求める。就労対策事業では、障がい者の相談から雇用へチャンスワークこなんとの連携強化。婚活支援事業については、事業の成果を求め、さらに強化すべきとの意見。内陸型国際総合物流ターミナルおよび新産業団地整備事業では、滋賀県、近隣市との連携の到達を踏まえ見直すべきとの意見などがありました。 健康福祉部では、成人健診および各種がん検診事業の受診率が伸び、早期発見、早期治療につながっている。さらに各種健診の充実を求める。障がい福祉事業、発達支援事業など障がい者福祉のまち湖南市のさらなる充実を求める。4カ所に委託されている「つどいの広場事業」での格差の是正をすべき。石部小学校の学童保育所における医師住宅の改修問題について経過報告があるべきとした意見がありました。 教育部では、小中学校の耐震化対策の完了に対し評価する。良好な教育環境の維持から甲西中学校テニスコートの借地については継続すべき。社会体育施設管理運営事業、社会教育施設管理運営事業については、費用対効果を考えた運営をすべき。スクールソーシャルワーカー配置事業、ことばの教室事業、学校支援地域本部事業について、さらに充実強化を図ることを求める。菩提寺北小学校の下水道使用料が多い問題について、漏水が原因であるのなら迅速な対応をすべきとの意見がありました。 審査を終え、討論にかえて各委員からの態度表明を行いました。 各部局において適正な予算執行に努められているが、監査委員からの指摘のとおり、「経常収支比率は平成27年度より2.3%低い92.4%となっている。依然、高い数値となっており、財政状況の硬直化を示していること。市税収入は平成27年度より4,393万円の増となっているが、地方債は平成27年度に続き、平成28年度も発行額が償還額を上回るという厳しい状況。また、一部改善は見られる収入未済額については、平成27年度と比較して8,600万円の減となっているが、その総額は4億円を超えている状況にある。不納欠損額においても8,800万円と平成27年度の4倍となっており、徴収体制の強化を求める。現在進められている農業振興等拠点施設整備事業や三雲駅周辺整備事業など大型事業が続く中、東庁舎周辺整備事業の計画もある。少子高齢化に伴い、福祉関連の予算も膨らむ中、業務の見直しや東庁舎周辺整備事業を進めることにより、施設の統廃合や施設管理の見直しによる経常経費の削減、縮減を含め、効率的な執行ができるよう努めていただきたい」との意見に全く同感であるとして賛成。 類似事業については統合しつつもサービス維持という努力も感じられた。新税導入の議論もあるが、まず、現在実施の事業見直しに期待したいとして賛成。 態度表明後、採決を行い、全員賛成で認定すべきものと決しました。 議案第67号 平成28年度湖南市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について。歳入総額58億294万6,972円、歳出総額56億9,342万1,987円、歳入歳出差し引き額1億952万4,985円。 国民健康保険総加入者は1万1,693人で前年度より519人の減となっている。一般は1万1,424人で前年度より270人の減、退職は269人で前年度より249人の減となっている。一般については社会保険制度の改革により社会保険に加入するハードルが低くなったことも減の要因。退職については、新規加入が平成27年3月をもって終了しているため、今後は減る一方となる。 主な歳入として、国民健康保険税は11億5,872万6,380円で、前年度比では4,586万2,282円の減、国庫支出金は11億1,545万899円で、対前年度比では470万2,629円の減、療養給付費等交付金については対前年度比で48%の大幅な減、前期高齢者交付金は14億5,722万8,242円で、対前年度比では2億6,667万6,005円の増、県支出金は2億7,043万2,293円で、対前年度比で27万円の減、高額医療費共同事業交付金は11億7,212万4,856円で、対前年度比では1,671万円の減です。 歳出では、主な事業として、保険給付費で34億8,600万8,965円。収入未済額については4億2,620万8,768円で、平成27年度は4億8,385万5,005円だったので、6,000万円ほどの減であり、その内訳は、現年度分で6,220万8,380円、過年度分で3億6,400万388円となっている。徴収率については、現年度分が94.67%で、過年度分と合わせた全体の徴収率は県下で最下位である。不納欠損については6,539万557円で、対前年度比では4,085万2,922円の増となってるとの説明がありました。 主な質疑・意見では、75歳以上の方と40歳未満の方の人間ドック・脳ドックの受診はどうなっているのかとの質疑に対し、自費での受診になるとの回答。 特定健診について受診を勧奨したことから健康推進につながり大変よかった。以前あった健康貯金教室について、国保加入者だけでなく市民全体を対象としたものにすべきだ。生活習慣病の予防にも必要だとの意見に対し、参加者が少なく費用対効果を考えると続けていけなくなり、個別に保健指導事業を実施しており、健診を受けた19歳から39歳までの方も対象としていると回答。 人間ドック、脳ドックの受診者数についての質疑には、144人が受診、そのうち脳ドックは14人が受診と回答。 ジェネリックへの取り組みはどうなっているかとの質疑に対し、ジェネリックの通知についても、平成27年度は年2回、平成28年度は年3回で、その効果は、湖南市の場合、もともと使用率が高いので、通知による効果かどうかわかりにくいとの回答でした。 質疑の後、討論はなく、採決を行い、全員賛成で認定すべきものと決しました。 議案第68号 平成28年度湖南市国民健康保険診療所特別会計歳入歳出決算の認定について。歳入総額5億4,280万7,148円、歳出総額5億2,411万9,921円、歳入歳出差し引き残高1,868万7,227円。歳出の伸びは2,013万6,244円で、対前年度では4.0%の増。基金については、国民健康保険診療所減債基金は年度中の増減が304円の増で、年度末残高は35万2,194円。国民健康保険診療所財政調整基金は年度中の増減が501万8,477円の増で、年度末残高は2,642万73円となった。 主な歳入は、外来の診療報酬の合計が3億5,343万9,126円で、対前年度比では2,156万3,186円の減、5.8%のダウンとなっている。繰入金については1億1,000万円で、その内訳は、一般会計から9,500万円、財政調整基金から1,500万円が繰り入れられている。平成27年度の繰入金は8,500万円だったので、2,500万円の増となってる。繰越金については2,782万7,627円となった。 歳出については、夏見診療所の決算額は9,165万7,354円、対前年度比では296万8,591円の減、年間患者数は1万2,873人で、対前年度比では234人の減。岩根診療所の決算額は7,318万4,778円で、対前年度比では768万9,978円の減、年間患者数は1万2,879人で、対前年度比では794人の減。湖南労働衛生センターの決算額は4,218万9,730円で、対前年度比では306万4,223円の減、年間患者数は9,334人で、対前年度比では930人の減。石部医療センターの決算額は1億2,201万1,928円、対前年度比では1,603万7,821円の増、年間患者数は2万5,909人で、対前年度比では302人の増となり、皮膚科および整形外科において患者数の増が見られたとの説明がありました。 主な質疑・意見では、施設改善として、利用者から実現してほしいとされている一足制への移行についてはどのように検討してるのかとの質疑に対して、不都合な方はそのまま入ってくださいとの表示してるとの回答。 院外薬局へのファクスによる投薬依頼ができるようファクスを設置してほしいとの意見に対し、現状のままとしたいと回答。 一般会計からの繰り入れについて今後の計画はどう推移するのか。医師の確保について現状はという質疑に対し、繰り入れについては各診療所の利用者の状況も加味しながら財政と相談している。労働衛生センターの医師確保が急務であり、来年度は現在のまま、1年間の退職延長で人事課と調整していると回答。 高度医療機器の設置の計画、要望はないかとの質疑に対し、4施設とも機器が古く現在のデジタル機器への更新が必要となっていると回答。 4施設の受診患者1人当たりの事業費について、夏見診療所が7,121円と高い理由について何が考えられるかとの意見がありました。 質疑の後、討論はなく、採決を行い、全員賛成で認定すべきものと決しました。 議案第69号 平成28年度湖南市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について。歳入総額4億4,017万4,550円、歳出総額4億2,921万163円、歳入歳出差し引き残高1,096万4,387円。 被保険者数は平成29年3月末現在5,037人で、対前年度比では300人増となり、高齢化に伴って当然、被保険者数が増加している。 主な歳入は医療保険料が3億5,737万7,994円で、対前年度比では7.2%の増。繰入金は7,116万2,326円、繰越金は1,156万2,856円で、対前年度比では2.2%の増となっている。 歳出は後期高齢者医療広域連合納付金のみと言っても過言ではない、4億2,631万3,171円で、対前年度比では7.2%の増となっている。収納状況では、保険料の未済額は251万6,958円、そのうち現年度分が約131万円、過年度分が約120万円、不納欠損では22万7,383円となったとの説明がありました。 主な質疑・意見では、滞納者数について、平成28年度は増加している理由についての質疑に対し、金融機関を通じて入金されるまでのロスタイムがあり、その分が未収の状態となるためであり、実際には支払っていただいていると回答。 督促手数料が1件当たり100円となっているが、これだけの費用をかける効果はどうかという意見に対し、条例で決められていると回答。 質疑の後、討論はなく、採決を行い、全員賛成で認定すべきものと決しました。 議案第70号 平成28年度湖南市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について。歳入総額28億8,594万8,235円、歳出総額28億719万5,501円、歳入歳出差し引き額7,875万2,734円。 基金の状況について、介護給付費準備基金の年度中の増減は2,740万2,464円の増で、年度末残高は1億2,203万5,043円となった。 被保険者数は平成29年3月末において1万2,154人で、前年同時期と比べると406人の増となっている。湖南市の高齢化率は平成29年3月末において22.32%で、対前年度比では0.87%の増となっている。要介護認定者数は1,918人で、高齢者人口に占める割合は15.23%、対前年度比では122人の増となっている。 主な歳入について、保険料が7億5,058万6,995円、対前年度比では約3,046万円の増、国庫支出金が5億2,725万8,260円、県支出金が3億9,541万5,783円となっている。 主な歳出は、保険給付費が90%以上を占めるが、その金額は26億4,950万9,170円で、対前年度比では8,973万円の増となっている。保険料の収納状況は、収入未済額は2,327万569円、現年度分は約730万円、過年度分が約1,597万円となっている。徴収率は現年度分が99.03%となっている。不納欠損額は444万7,708円で、人数としては126人を不納欠損処分としたことが報告されました。 主要施策として、認知症ケアの体制づくりを挙げている。主な内容は、認知症地域支援推進事業の社会福祉法人への委託、サポーター養成講座や物忘れ相談の実施、認知症ケアパスのパンフレット作成などに取り組んできたとの説明がありました。 主な質疑では、在宅介護給付負担金の不用額、介護予防に関する事業費の不用額が多いのはなぜかとの質疑に対し、例年これぐらいの金額で推移している。事業者に迷惑をかけないことから余裕を持って対応していると回答。 運転資金がショートすることはないのかとの質疑に対し、平成28年度に関しては借り入れすることはなかったとの回答。 認知症カフェの利用者はどれくらいか。市民への周知はどうされているのかの質疑に対し、社会福祉法人に委託している。参加者はまちまちである。出前講座など、市民周知をしていると回答。 質疑の後、討論はなく、採決を行い、全員賛成で認定すべきものと決しました。 議案第71号 平成28年度湖南市訪問看護ステーション事業特別会計決算の認定について。歳入総額5,103万5,064円、歳出総額5,005万1,289円、歳入歳出差し引き残高は98万3,775円。 主な歳入は、訪問看護の収益として4,619万9,525円で、対前年度比では239万6,229円の増、訪問看護の利用収益は428万8,392円で、こちらも41万544円の増。 歳出について、給与費、臨時職員の賃金、派遣事務の業務委託費などがある。 延べ利用者数は1,066人で、対前年度比では71人の増、年間の利用者実数は136人で、対前年度比では10人の増、訪問延べ回数は5,009回で、対前年度比では227回の増。限られた人数できめ細やかなニーズに対応している。収入増につながっている。厳しい勤務状況が続いていることから職員の健康管理に危惧しているとの説明がありました。 主な質疑では、研修会への参加を見送られた理由についての質疑に対しては、研修への参加は勤務状況からできなかったとの回答。 質疑の後、討論はなく、採決を行い、全員賛成で認定すべきものと決しました。 議案第72号 平成28年度湖南市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について。収益的収入及び支出、収入総額15億1,799万8,442円、支出総額13億9,773万4,226円、純利益は9,612万7,421円、資本的収入及び支出については、収入総額3億2,123万5,520円、支出総額は5億1,793万5,888円、収支差額1億9,670万368円の赤字。資本的収入額が資本的支出額に不足する額は、消費税資本的収支調整額および損益勘定留保資金で補填した。 送水管並びに配水管布設事業の促進として、夏見配水池、雨山高区配水池の整備を実施。水道施設の更新および改良では、イワタニランド区内の整備と上下水道業務包括委託として水道事業公金徴収事務等業務委託、水道施設維持管理業務委託を実施したとの説明がありました。 主な質疑では、湖南市は県から原水を購入しているが、企業庁は黒字と聞いている。原水料金の引き下げの交渉はしているのか。自己水の確保についての対策はとの質疑に対し、企業庁は電気料金の値上げで原水料金引き上げを実施している。今後、電気料金の引き下げによる原水料金の引き下げを要求していく。自己水については東河原の浄水場を改修する予算計上を図りたいとの回答。 質疑の後、討論はなく、採決を行い、全員賛成で可決および認定すべきものと決しました。 議案第73号 平成28年度湖南市下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について。収益的収入及び支出、収入総額18億6,043万5,430円、支出総額18億1,015万3,159円、純利益3,423万5,399円、資本的収入及び支出、収入総額9億8,069万9,400円、支出総額16億7,087万8,000円、収支差額5億7,854万6,339円の赤字。資本的収入額が資本的支出額に不足する額は、消費税資本的収支調整額、前年度特別会計からの引継金(繰越工事資金含む)、損益勘定留保資金で補填した。 汚水面的整備では石部北、三雲、柑子袋他の促進を実施。下水道施設の長寿命化対策では甲西北汚水中継ポンプ場の促進を実施。浸水対策では石部西での推進を実施。下水道水洗化普及促進業務ではひばりが丘、泉が丘、百枚谷、吉永、正福寺での促進業務を実施した。上下水道業務包括委託として下水道事業公金徴収事務等業務委託、下水道施設維持管理業務委託を実施したとの説明がありました。 主な質疑では、工業団地内の企業はほぼ下水道に接続されているのかとの質疑に対しては、事務所関係はほぼ接続されているが、工場関係が接続されておらず、除害施設を設けて河川に放流されている。平成23年から下水道水洗化促進事業として企業にも声をかけていると回答。 質疑の後、討論はなく、採決を行い、全員賛成で可決および認定すべきものと決しました。 以上です。 ○議長(松原栄樹君)  次に、総務常任委員長。 ◆総務常任委員長(菅沼利紀君) 登壇 9月7日の本議会において当委員会に付託された4議案の審査を行うため、9月14日に委員会を招集しました。委員全員出席のもと関係職員の説明を求め、慎重に審査を行いましたので、その経過と結果について報告いたします。 議案第59号 湖南市コミュニティセンター条例等の一部を改正する条例の制定について。 委員から施設の料金設定の説明に対し、予約の方法やキャンセルの方法、また既納の使用料還付なしの考え方が各施設で統一されていないことに質疑があり、当局からは各施設によって関連する条例が異なるため差が生じるが、既納の使用料について基本的には還付はないとしている。予約、キャンセル方法も含め、使用者がわかりやすいように申し込み時の説明を徹底していくことで対応していくと回答がありました。 また委員から利用者数が減少している施設が見られるが、利用料を頂戴する施設として利用していただける環境づくりを考えられているのか質疑があり、市民の声としてよく耳にする。担当課から指定管理者などへの指導を徹底しているが、重ねて行っていくとの回答がありました。 また委員から石部、甲西文化ホールのホール以外の施設の値上げの理由について質疑があり、文化ホールでは石部で4.4%、甲西で4.3%の受益者負担割合となっており大半が税で賄われているのが現状。指定管理者への指導も行うが、定期的に管理者が変更しても使われやすい環境を整えていきたいと回答がありました。 また委員から減免の基本的な考え方については今回改定しない理由、各施設で減免の考え方に違いがあることについて質疑があり、減免については、平成24年の使用料改定において現在のとおり定め、基本的には現状の減免基準で各施設での規定を定めている。今後、統一化に向けて取り組んでいくとの回答がありました。 重ねて委員から減免について利用者側からわかりやすいように、例えば指定されている団体を明確化するなど一定のルールに基づいた対応が必要ではないかと質疑があり、担当課から指導を行い対処していくとの回答がありました。 質疑の後、討論はなく、採決の結果、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第60号 湖南市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について。 特段の質疑はなく、討論はなし。採決の結果、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、議案第78号 旧慣使用権の廃止について。 市が施工する市道甲西駅美松線道路新設事業の事業用地として大字平松区が所有する平松540番の一部、1,083.34平米の旧慣使用権を廃止し、614万2,537円を市が補償するものでございます。 委員から、地方自治法では補償を義務化されているのか。財産台帳などを通して明確に管理はされているのか質疑があり、地方自治法で補償しなければならないとは規定はされていないが、旧慣については尊重しなければならないとされているため補償すべきと考えている。全てではないが財産台帳のシステム上、450ほどの村中を把握しており、確認できるものは補償を行っているとの回答がありました。 また委員から他市町では市町村条例で定めているところもあるが市の考え方はという質疑があり、滋賀県下では長浜市、彦根市で取り扱い要綱として存在している。本市では設定する方向ではないが、補償の取り扱い基準として考えるべきであると回答がありました。 また委員から道路新設は台風被害の迂回路として活用されていた道路であるが、通行どめを実施するのか質疑があり、なるべく通行どめは避け、原道を活用しながら実施していきたいと回答がありました。 質疑の後、討論はなく、採決の結果、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、議案第79号 契約の締結について。 (仮称)みらい公園湖南魅力発信拠点施設建設工事の請負について一般競争入札にて株式会社ヤマタケ創建湖南営業所が2億2,669万2,000円で落札。議会の議決を求めるものでございます。 委員からこの契約には建物以外に外構や植樹、看板の費用は含まれるのか質疑があり、敷地内の周辺緑地、舗装、建物が含まれている、看板については道の駅の認定を目指している段階であるので現在は未定で含まれていないと回答がありました。 また委員から完成後の草刈りなどの管理について質疑があり、完成後の運用方法は、具体的には決まっていないが建築期間を利用し具体化を進めると回答がございました。 質疑の後、討論はなく、採決の結果、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。 ○議長(松原栄樹君)  会議途中ですが、暫時休憩します。再開は10時35分からといたします。 △休憩 午前10時26分----------------------------------- △再開 午前10時36分 ○議長(松原栄樹君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。 これから委員長報告に対する質疑を行います。 初めに、議案第59号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第59号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第59号 湖南市コミュニティセンター条例等の一部を改正する条例の制定については、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (起立多数) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 起立多数です。したがって、議案第59号 湖南市コミュニティセンター条例等の一部を改正する条例の制定については、委員長報告のとおり可決されました。 続いて、議案第60号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第60号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第60号 湖南市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (全員起立) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 全員起立です。したがって、議案第60号 湖南市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、委員長報告のとおり可決されました。 続いて、議案第61号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第61号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第61号 平成29年度湖南市一般会計補正予算(第2号)は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (全員起立) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 全員起立です。したがって、議案第61号 平成29年度湖南市一般会計補正予算(第2号)は、委員長報告のとおり可決されました。 続いて、議案第62号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第62号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第62号 平成29年度湖南市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (全員起立) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 全員起立です。したがって、議案第62号 平成29年度湖南市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は、委員長報告のとおり可決されました。 続いて、議案第63号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第63号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第63号 平成29年度湖南市国民健康保険診療所特別会計補正予算(第1号)は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (全員起立) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 全員起立です。したがって、議案第63号 平成29年度湖南市国民健康保険診療所特別会計補正予算(第1号)は、委員長報告のとおり可決されました。 続いて、議案第64号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第64号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第64号 平成29年度湖南市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (全員起立) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 全員起立です。したがって、議案第64号 平成29年度湖南市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は、委員長報告のとおり可決されました。 続いて、議案第65号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第65号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第65号 平成29年度湖南市介護保険特別会計補正予算(第1号)は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (全員起立) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 全員起立です。したがって、議案第65号 平成29年度湖南市介護保険特別会計補正予算(第1号)は、委員長報告のとおり可決されました。 続いて、議案第66号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論の通告があります。 本案に対する委員長の報告は認定です。 まず、原案に反対者の発言ですが、通告はありませんでした。 次に、原案に賛成者の発言の通告がありましたので、発言を許します。 6番、松井圭子議員。 ◆6番(松井圭子君) 登壇 議案第66号 平成28年度湖南市一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場から討論を行います。 主な賛成の理由は、入りたくなくなるトイレのあった三雲駅、その三雲駅周辺整備事業や学校施設で耐震基準を下回っていて残っていた石部小学校の大規模改築、甲西中学校の大規模改築、中学校の空調設備等、また、その他財政厳しい中、市民の長年の願いの事業が進んだことを評価したいと思います。 市税の収入で見ると、前年との比較で0.5%の増で、個人市民税は相変わらず0.2%の微増で、法人市民税については2.9%の減となっています。市民税全体では0.3%の減、長引く景気の低迷が少し回復したように見えますが、経済効果アベノミクスによる効果は大企業が中心であり、湖南市内の中小企業や個人所得への波及効果は見られません。経常収支比率は26年度94.1、27年度が94.7、28年度が92.4ということで依然高い状況と言えます。 繰り越し事業は19件から14件に減少したものの、繰越額が13億円以上、昨年度より2億円以上多く、全体的に不用額が多く見られ、30年度予算編成では十分な精査をいただきたい。財政規模の中で事業計画と地方自治の本旨をもとにした財政計画を図るべきで、全体的な事業、施策において年々指定管理料や委託料、委託業務がふえています。この点も精査が必要だと思います。 職員の皆さんは、国の制度改正のもとに事務量の増加にもかかわらず、職員数は増員されず、臨時職員で対応しているという状況です。保育事業の臨時職員さんの待遇改善は、29年度一定賃金や休日の改善は見られたものの、根本的な待遇改善とは言えません。30年度で期待します。 また、石部駅周辺整備事業や内陸型国際総合物流ターミナルでは成果物が見えてこないことや、同和対策啓発事業は年々縮小されているものの、依然残っています。 子育て支援事業の地域総合センター教育振興経費がありますが、対象地域を広げていないところがあることや、事業内容にもかなり差があること、学習支援に過密労働が問題視されている現役の小中学校の先生が放課後に担当していることなど、指摘しておきたいというふうに思います。 市民からの要望を集約し、市民の健康、安全・安心、暮らしを守る施策を優先し、市民への負担増を抑え、計画的な財政執行、無駄なお金を使わないことを求められています。市民の暮らしを守ること、福祉向上を求める意見を申し述べ、賛成討論といたします。 ○議長(松原栄樹君)  これで通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第66号を採決します。 本案に対する委員長の報告は認定です。議案第66号 平成28年度湖南市一般会計歳入歳出決算の認定については、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (全員起立) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 全員起立です。したがって、議案第66号 平成28年度湖南市一般会計歳入歳出決算の認定については、委員長報告のとおり認定されました。 続いて、議案第67号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第67号を採決します。 本案に対する委員長の報告は認定です。議案第67号 平成28年度湖南市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定については、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (起立多数) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 起立多数です。したがって、議案第67号 平成28年度湖南市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定については、委員長報告のとおり認定されました。 続いて、議案第68号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第68号を採決します。 本案に対する委員長の報告は認定です。議案第68号 平成28年度湖南市国民健康保険診療所特別会計歳入歳出決算の認定については、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (全員起立) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 全員起立です。したがって、議案第68号 平成28年度湖南市国民健康保険診療所特別会計歳入歳出決算の認定については、委員長報告のとおり認定されました。 続いて、議案第69号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第69号を採決します。 本案に対する委員長の報告は認定です。議案第69号 平成28年度湖南市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定については、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (起立多数) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 起立多数です。したがって、議案第69号 平成28年度湖南市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定については、委員長報告のとおり認定されました。 続いて、議案第70号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第70号を採決します。 本案に対する委員長の報告は認定です。議案第70号 平成28年度湖南市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定については、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (起立多数) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 起立多数です。したがって、議案第70号 平成28年度湖南市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定については、委員長報告のとおり認定されました。 続いて、議案第71号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第71号を採決します。 本案に対する委員長の報告は認定です。議案第71号 平成28年度湖南市訪問看護ステーション事業特別会計決算の認定については、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (全員起立) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 全員起立です。したがって、議案第71号 平成28年度湖南市訪問看護ステーション事業特別会計決算の認定については、委員長報告のとおり認定されました。 続いて、議案第72号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第72号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決および認定です。議案第72号 平成28年度湖南市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定については、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (全員起立) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 全員起立です。したがって、議案第72号 平成28年度湖南市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定については、委員長報告のとおり可決および認定されました。 続いて、議案第73号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第73号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決および認定です。議案第73号 平成28年度湖南市下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定については、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (全員起立) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 全員起立です。したがって、議案第73号 平成28年度湖南市下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定については、委員長報告のとおり可決および認定されました。 続いて、議案第78号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第78号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第78号 旧慣使用権の廃止については、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (全員起立) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 全員起立です。したがって、議案第78号 旧慣使用権の廃止については、委員長報告のとおり可決されました。 続いて、議案第79号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第79号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第79号 契約の締結については、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (全員起立) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 全員起立です。したがって、議案第79号 契約の締結については、委員長報告のとおり可決されました。 △日程第20.議員派遣の件について ○議長(松原栄樹君)  日程第20.議員派遣の件についてを議題とします。 本件について、会議規則第167条第1項の規定により、お手元に配付しておきました文書のとおり議員派遣したいと思います。ご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  異議なしと認めます。したがって、別紙のとおり派遣することに決定しました。 なお、緊急を要する場合は、会議規則第167条第1項の規定により、議長において議員の派遣を決定しますので、ご了承願います。 これで本日の日程は全て終了しました。 この際、市長から発言の申し出がありましたので、これを許します。 市長。 ◎市長(谷畑英吾君) 登壇 平成29年9月定例会の閉会に際し、一言ご挨拶を申し上げます。 議員の皆さんには、去る8月29日からの長い間、慎重審議され、条例の改正や補正予算、平成28年度決算など、提出をいたしました議案のほとんどをお認めいただきましたことに心から御礼を申し上げます。 議案第58号 湖南市社会保障の充実と財源確保を一体的に図るための改革の推進に関する条例の制定については、残念ながら全会一致の否決となりました。厳しい財政状況の中で、社会保障を充実するためには財源の確保が不可欠でありますことから、その議論の工程表としてご提示をいたしました条例案が全会一致で否決されましたことで、今後の劇的な社会保障の充実が困難となり、極めて残念なことでありました。 質疑の中でも、予算提案権は市長に専属してるというご指摘も賜り、丁寧に地方自治法を引いてご答弁もいたしましたが、ご理解をいただけず、全会一致の重い否決を賜りましたことから反省をいたしまして、今後、執行部といたしましては、特に財源の裏づけのない社会保障充実に関する議会からのご提案などにつきましては、一旦、私のほうでお預かりをさせていただくことといたしまして、財政計画や予算編成に合わせまして、執行部において全体として予算調製をさせていただいた上で、必要に応じまして議会の皆さんにご提案をさせていただくことといたします。 さて、今月19日にメキシコで発生したマグニチュード7.1の地震では、200人以上のとうとい命が失われました。亡くなられました犠牲者に対し心からの哀悼の意を表します。 阪神・淡路大震災や東日本大震災、平成28年熊本地震など、近年でも地震災害が相次ぎ、南海トラフ連動型巨大地震や琵琶湖西岸断層帯地震が予想されている我が国においても、大地震への備えは欠くことができません。メキシコ地震においては、学校校舎の崩落により多くの犠牲者が生じたとされていますが、本市におきましては、議員の皆さんと議論を重ねながら、市内小中学校校舎の耐震化を8月26日の甲西中学校校舎お披露目式を実現することによりまして、完成することができました。この間の議員の皆さんのご理解とご協力に感謝を申し上げます。今後は、大規模災害時の対策本部機能や発災後の業務継続を可能とするための市民の命を守る本庁舎の耐震改築がスケジュールに上ってまいります。 今議会は現任期の議員の皆さんとしては最後の定例会です。4年間、市民全体の福祉の向上と湖南市の発展を目指して、私心を排し前向きで真剣な議論によりご貢献をいただきましたことに、市民を代表して心から御礼を申し上げます。また、今期を最後に引退される議員の皆さんには、長い間大変お疲れさまでございました。これまでの長年のご功績に心から敬意を表しますとともに、今後のご健勝をお祈り申し上げます。さらに松原議長には2年間にわたり議長の重責を担われましたこと、大変ご苦労様でございました。なお、前任期末に課題とされました議員定数のあり方につきましては、この間、あまりご議論がなかったようでございますので、次の任期の皆様に引き継いでいただきますよう、よろしくお願いをいたします。 結びに当たり、議員の皆さんを初め、市民の皆様のご健康とご多幸、そしてますますのご活躍をお祈りいたしまして、9月定例会の閉会に際しましての御礼のご挨拶といたします。ありがとうございました。 ○議長(松原栄樹君)  皆様、平成29年9月湖南市議会定例会の閉会に際し、一言ご挨拶申し上げます。 去る8月29日よりの9月定例会は、条例や人事案件、そして補正予算や平成28年度決算、決議や請願など多くの案件を慎重かつ熱心に審議、議決をいただき、本日ここに全議案を議了し、無事閉会することができました。 今定例会では、13名の方が市政全般にわたり一般質問を行っていただきましたし、議会としての決議や議決した諸議案に対する委員長報告、さらには議案審査における各議員の意見等を素直に受けとめ、尊重して市政運営に生かしていただきますことを念願いたします。 さて、一昨年の11月臨時議会において選出され、議長に就任させていただいてからはや2年を迎えます。初めての経験と役職の重さで、不安と重圧に耐えられるか日々葛藤の毎日でありましたが、何とか今日を迎えさせていただけました。議員の皆様のおかげ、議会事務局職員の皆様、そして、執行部の皆様のおかげと衷心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。 しかしながら、市民生活、市政運営に終わりはありません。任期中は責任感を持って職務を全うしたいと存じます。 最後に、市議会議員選挙が間近に迫っています。議員の皆様、選挙に臨まれる方や、現任期で議員生活を終えられる方もおられるとお聞きしています。いずれにおかれましても、健康に留意され社会に貢献されることをお願い申し上げ、現任期最後の9月議会定例会の閉会の挨拶といたします。 これで本日の会議を閉じます。 平成29年9月湖南市議会定例会を閉会いたします。 △閉会 午前11時9分-----------------------------------地方自治法第123条第2項の規定により下記に署名する。                          平成29年9月22日                    湖南市議会議長   松原栄樹                    湖南市議会議員   菅沼利紀                    湖南市議会議員   立入善治...