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03月24日-06号

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  1. 湖南市議会 2016-03-24
    03月24日-06号


    取得元: 湖南市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-04
    平成28年  3月 定例会         平成28年3月湖南市議会定例会会議録                    平成28年3月24日(木曜日)開議1.議事日程  第1.会議録署名議員の指名  第2.請願第1号 TPP(環太平洋連携協定)交渉に関する意見書の提出を求める請願(産業経済常任委員長報告)  第3.請願第2号 「治安維持法犠牲者国家賠償法(仮称)」の制定を求める請願書(総務常任委員長報告)  第4.議案第1号 湖南市行政不服審査会条例の制定について(総務常任委員長報告)  第5.議案第2号 行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について(総務常任委員長報告)  第6.議案第3号 湖南市消費生活センター条例の制定について(福祉教育常任委員長報告)  第7.議案第4号 湖南市立認定こども園条例の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について(福祉教育常任委員長報告)  第8.議案第5号 湖南市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の制定について(総務常任委員長報告)  第9.議案第6号 湖南市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例の制定について(総務常任委員長報告)  第10.議案第7号 湖南市監査委員条例の一部を改正する条例の制定について(総務常任委員長報告)  第11.議案第8号 湖南市職員の給与に関する条例及び湖南市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例の制定について(総務常任委員長報告)  第12.議案第9号 湖南市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部を改正する条例の制定について(総務常任委員長報告)  第13.議案第10号 湖南市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例及び湖南市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について(総務常任委員長報告)  第14.議案第11号 湖南市議会議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例及び湖南市特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定について(総務常任委員長報告)  第15.議案第12号 湖南市特別会計条例の一部を改正する条例の制定について(総務常任委員長報告)  第16.議案第13号 湖南市地域総合センター条例の一部を改正する条例の制定について(総務常任委員長報告)  第17.議案第14号 湖南市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について(福祉教育常任委員長報告)  第18.議案第15号 湖南市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例及び湖南市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について(福祉教育常任委員長報告)  第19.議案第16号 湖南市笹ヶ谷霊園条例の一部を改正する条例の制定について(産業経済常任委員長報告)  第20.議案第17号 平成27年度湖南市一般会計補正予算(第9号)(予算常任委員長報告)  第21.議案第18号 平成27年度湖南市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)(予算常任委員長報告)  第22.議案第19号 平成27年度湖南市住宅新築資金等貸付特別会計補正予算(第1号)(予算常任委員長報告)  第23.議案第20号 平成27年度湖南市公共下水道特別会計補正予算(第3号)(予算常任委員長報告)  第24.議案第21号 平成27年度湖南市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)(予算常任委員長報告)  第25.議案第22号 平成27年度湖南市介護保険特別会計補正予算(第4号)(予算常任委員長報告)  第26.議案第23号 平成27年度湖南市水道事業会計補正予算(第2号)(予算常任委員長報告)  第27.議案第24号 工事委託に関する変更協定の締結について(総務常任委員長報告)  第28.議案第25号 平成28年度湖南市一般会計予算予算常任委員長報告)  第29.議案第26号 平成28年度湖南市国民健康保険特別会計予算予算常任委員長報告)  第30.議案第27号 平成28年度湖南市国民健康保険診療所特別会計予算予算常任委員長報告)  第31.議案第28号 平成28年度湖南市後期高齢者医療特別会計予算予算常任委員長報告)  第32.議案第29号 平成28年度湖南市介護保険特別会計予算予算常任委員長報告)  第33.議案第30号 平成28年度湖南市訪問看護ステーション事業特別会計予算(予算常任委員長報告)  第34.議案第31号 平成28年度湖南市水道事業会計予算予算常任委員長報告)  第35.議案第32号 平成28年度湖南市下水道事業会計予算予算常任委員長報告)  第36.議案第34号 指定管理者の指定について(総務常任委員長報告)  第37.議案第35号 市道路線の認定について(産業経済常任委員長報告)  第38.議案第36号 第三次湖南市行政改革大綱の策定について(総務常任委員長報告)  第39.議案第37号 平成27年度湖南市一般会計補正予算(第10号)(予算常任委員長報告)  第40.議案第38号 平成28年度湖南市一般会計補正予算(第1号)(予算常任委員長報告)  〔追加〕  第1.意見書第3号 TPP(環太平洋連携協定)交渉に関する意見書(議員提出)(質疑等)  第41.議員派遣の件について  第42.委員会の閉会中の調査の申し出について1.会議に付した事件  日程第1.会議録署名議員の指名  日程第2.請願第1号 TPP(環太平洋連携協定)交渉に関する意見書の提出を求める請願(産業経済常任委員長報告)  日程第3.請願第2号 「治安維持法犠牲者国家賠償法(仮称)」の制定を求める請願書(総務常任委員長報告)  日程第4.議案第1号 湖南市行政不服審査会条例の制定について(総務常任委員長報告)  日程第5.議案第2号 行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について(総務常任委員長報告)  日程第6.議案第3号 湖南市消費生活センター条例の制定について(福祉教育常任委員長報告)  日程第7.議案第4号 湖南市立認定こども園条例の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について(福祉教育常任委員長報告)  日程第8.議案第5号 湖南市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の制定について(総務常任委員長報告)  日程第9.議案第6号 湖南市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例の制定について(総務常任委員長報告)  日程第10.議案第7号 湖南市監査委員条例の一部を改正する条例の制定について(総務常任委員長報告)  日程第11.議案第8号 湖南市職員の給与に関する条例及び湖南市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例の制定について(総務常任委員長報告)  日程第12.議案第9号 湖南市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部を改正する条例の制定について(総務常任委員長報告)  日程第13.議案第10号 湖南市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例及び湖南市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について(総務常任委員長報告)  日程第14.議案第11号 湖南市議会議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例及び湖南市特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定について(総務常任委員長報告)  日程第15.議案第12号 湖南市特別会計条例の一部を改正する条例の制定について(総務常任委員長報告)  日程第16.議案第13号 湖南市地域総合センター条例の一部を改正する条例の制定について(総務常任委員長報告)  日程第17.議案第14号 湖南市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について(福祉教育常任委員長報告)  日程第18.議案第15号 湖南市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例及び湖南市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について(福祉教育常任委員長報告)  日程第19.議案第16号 湖南市笹ヶ谷霊園条例の一部を改正する条例の制定について(産業経済常任委員長報告)  日程第20.議案第17号 平成27年度湖南市一般会計補正予算(第9号)(予算常任委員長報告)  日程第21.議案第18号 平成27年度湖南市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)(予算常任委員長報告)  日程第22.議案第19号 平成27年度湖南市住宅新築資金等貸付特別会計補正予算(第1号)(予算常任委員長報告)  日程第23.議案第20号 平成27年度湖南市公共下水道特別会計補正予算(第3号)(予算常任委員長報告)  日程第24.議案第21号 平成27年度湖南市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)(予算常任委員長報告)  日程第25.議案第22号 平成27年度湖南市介護保険特別会計補正予算(第4号)(予算常任委員長報告)  日程第26.議案第23号 平成27年度湖南市水道事業会計補正予算(第2号)(予算常任委員長報告)  日程第27.議案第24号 工事委託に関する変更協定の締結について(総務常任委員長報告)  日程第28.議案第25号 平成28年度湖南市一般会計予算予算常任委員長報告)  日程第29.議案第26号 平成28年度湖南市国民健康保険特別会計予算予算常任委員長報告)  日程第30.議案第27号 平成28年度湖南市国民健康保険診療所特別会計予算 (予算常任委員長報告)  日程第31.議案第28号 平成28年度湖南市後期高齢者医療特別会計予算予算常任委員長報告)  日程第32.議案第29号 平成28年度湖南市介護保険特別会計予算予算常任委員長報告)  日程第33.議案第30号 平成28年度湖南市訪問看護ステーション事業特別会計予算(予算常任委員長報告)  日程第34.議案第31号 平成28年度湖南市水道事業会計予算予算常任委員長報告)  日程第35.議案第32号 平成28年度湖南市下水道事業会計予算予算常任委員長報告)  日程第36.議案第34号 指定管理者の指定について(総務常任委員長報告)  日程第37.議案第35号 市道路線の認定について(産業経済常任委員長報告)  日程第38.議案第36号 第三次湖南市行政改革大綱の策定について(総務常任委員長報告)  日程第39.議案第37号 平成27年度湖南市一般会計補正予算(第10号)(予算常任委員長報告)  日程第40.議案第38号 平成28年度湖南市一般会計補正予算(第1号)(予算常任委員長報告)  追加日程第1.意見書第3号 TPP(環太平洋連携協定)交渉に関する意見書(議員提出)(質疑等)  日程第41.議員派遣の件について  日程第42.委員会の閉会中の調査の申し出について1.会議に出席した議員(16名)   1番  桑原田美知子君   2番  鵜飼八千子君   3番  菅沼利紀君     4番  加藤貞一郎君   5番  立入善治君     6番  松井圭子君   7番  上野雅代君     8番  赤祖父裕美君   9番  植中 都君     10番  矢野進次君   11番  山本吉宗君     12番  松山克子君   15番  粟津寬三君     16番  望月 卓君   17番  森  淳君     18番  松原栄樹君1.会議に欠席した議員     なし1.会議に出席した説明員     市長         谷畑英吾君     教育長        谷口茂雄君     代表監査委員     渡邊悦夫君  委任説明員     副市長        谷口繁弥君     市長公室長      小島文彦君     政策調整部長     中川正己君     総務部長       岡本隆一君     総務部理事      青木義文君     市民環境部長     前田研司君     健康福祉部長     井上利和君     健康福祉部理事    奥村 明君     建設経済部長     中川弘史君     上下水道部長     久岡久司君     会計管理者      堀田繁樹君     教育部長       中村善司君     政策調整部次長    永坂茂美君     総務部次長      平林敏也君     市民環境部次長    下村常明君     健康福祉部次長    芦田伝男君     建設経済部次長    望月敬吾君     上下水道部次長    西尾 孝君     教育部次長      大角勝一君1.議場に出席した事務局職員     局長         小島康裕君     管理監        山中直樹君     (兼議事課長)     書記         山川真智子君 △議長挨拶 ○議長(松原栄樹君)  おはようございます。盛りだくさんな議案の3月議会定例会もいよいよ本日最終日となりました。 28年度予算を中心とした議案審議等も、予算常任委員会をはじめ各常任委員会で時間をかけて慎重な審議をしていただきました。ご苦労さまでございました。本日の本会議で議決をいただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 さて、去る3月19日、この地域長年の願いでありました、国道1号・栗東水口道路、名神高速道路の栗東湖南インターチェンジ取り付け道路でもありますが、それと水口道路の開通式典がございました。議会を代表して産業経済常任委員長と、また谷畑市長をはじめ三役の方、それから関係諸団体長の方々と参列をさせていただきました。そして当日、16時より開通となりました。 この道路の開通は、地域の交通事情の改良はもちろんですが、湖南市のより一層の発展に寄与することが期待されるものと存じます。 この道路開通にご尽力いただきました新旧国会議員の先生をはじめとした多くの関係者の方々、また地域住民の方々に感謝を申し上げますとともに、市民皆様方とご一緒に喜びたいと思います。 それでは、開会に先立ち報告いたします。 議案第4号および議案第36号の一部に誤りがありました。訂正議案につきましては、後ほど議案審議日程において訂正の許可を求めますから、ご了承願います。 △開会 午前9時30分 ○議長(松原栄樹君)  ただいまの出席議員は16人です。定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。 本日の議事日程をお手元に配付しておきましたからご了承願います。 日程に先立ち、諸般の報告をします。 3月8日の本会議において可決されました「ヘイトスピーチ対策について法整備を含む強化策を求める意見書」については、衆・参両院議長、内閣総理大臣ほか関係大臣にそれぞれ提出しておきましたからご了承願います。 次に、監査委員から、平成28年3月分の定期監査の報告がありましたので、写しをお手元に配付しておきましたからご了承願います。 これで諸般の報告を終わります。 日程に入ります前に、総務部理事から、3月9日の本会議における、6番、松井圭子議員の質疑に対する答弁におきまして、発言の取り消しの申し出がありましたので、これを許します。 総務部理事。 ◎総務部理事(青木義文君)  議長のお許しをいただきましたので、発言の取り消しをさせていただきます。 去る3月9日の本会議の議案第34号 指定管理者の指定についての6番議員の議案質疑における私の答弁におきまして、「今ご質問があったようなことは、市としてはお聞きをしておりません。ただ、指定管理者選定をされておりますので、事業者として下準備をされている可能性もございますが、」といった発言を行いましたが、指定管理者の指定につきましては、議会の議決前にその事業について準備を行うことはできません。したがいまして、「指定管理者選定をされておりますので、事業者として下準備をされている可能性もございますが、」という発言につきましては、誤解を招く不適切な発言でございましたので、おわびを申し上げまして、この部分につきまして発言を取り消しさせていただきます。まことに申しわけございませんでした。 ○議長(松原栄樹君)  お諮りいたします。 ただいまの総務部理事の申し出について、これを許可することに異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  異議なしと認めます。したがって、総務部理事の発言の取り消しを許可することに決定しました。 △日程第1.会議録署名議員の指名 ○議長(松原栄樹君)  日程第1.会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定によって、6番、松井圭子議員、および7番、上野雅代議員を指名します。 △日程第2.請願第1号 TPP(環太平洋連携協定)交渉に関する意見書の提出を求める請願 ○議長(松原栄樹君)  日程第2.請願第1号 TPP(環太平洋連携協定)交渉に関する意見書の提出を求める請願を議題とします。 本案について、委員長の報告を求めます。 産業経済常任委員長。 ◆産業経済常任委員長(粟津寬三君) 登壇 おはようございます。委員長報告をいたします。 2月26日の本会議において産業経済常任委員会に付託された請願1件について、3月16日に委員会を開催し、委員全員出席のもと、慎重に審査いたしましたので、その審査経過と結果をご報告いたします。 請願第1号 TPP(環太平洋連携協定)交渉に関する意見書の提出を求める請願。 紹介議員より、請願の内容について説明がありました。 委員から、生産現場には不安な声が広がっている。十分な説明が必要であると感じているので、内容については問題ないと思うという意見がありました。 質疑として、農業者の不安として挙げられるものは何かに対し、重要5品目の関税が撤廃されれば、日本の農業者は太刀打ちできないと思われる。医療・保険の自由化も懸念されるとの説明がありました。 また、請願団体は反対の立場ではないのか。農業者のみならず国民生活の不安を払拭するところから後退する内容ではないのかに対し、不安を払拭したいとの意味で、TPP交渉の情報をわかりやすく説明してもらいたいとの請願であり、今も断固反対の声があるが、後退はしていないとのことでした。 討論として、輸入自由化による打撃を国内対策だけで防げないのは、20年以上前の牛肉やオレンジなどで経験済みである。TPPが通ると、アメリカ、オーストラリアの農業に太刀打ちできない。農薬や添加物の基準が日本とは違うため、食の安全に危惧している。請願書が「不安を払拭」という表現だけなのが後退のように感じるので反対であるなどの意見がありました。 採決の結果、賛成多数で採択すべきものと決しました。 以上です。 ○議長(松原栄樹君)  これから委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論の通告がありますので、発言を許します。 本案に対する委員長の報告は採択です。 まず、原案に反対者の発言を許します。 6番、松井圭子議員。 ◆6番(松井圭子君) 登壇 請願第1号 TPP(環太平洋連携協定)交渉に関する意見書の提出を求める請願について、反対の立場から討論をいたします。 2015年10月5日、米国・アトランタで開かれた環太平洋経済連携協定閣僚会議は、大筋合意に達したと発表して閉幕されました。大筋合意では、重要5品目の3割の関税を撤廃し、米国・豪州産米の特別輸入枠7.84万トンを受け入れ、牛肉・豚肉の関税を実質的にゼロに近い水準にまで削減することとし、そして、麦や乳製品、甘味資源の特別輸入枠を新設するとしております。 TPPについて、国会決議は、農産品重要5品目(米、麦、牛肉・豚肉、乳製品、甘味資源)については関税の撤廃や削減も行わない「除外」を求め、これが満たされない場合には交渉からの撤退を明記しており、大筋合意の国会決議違反は明白です。 また、TPP協定は、関税だけでなく、食の安全の侵害、医療分野への営利企業強化、さらには国有企業の規定やISDS条項なるものも導入され、地域経済や国民生活全般にわたって深刻な影響を及ぼすとの懸念の声が多く寄せられており、請願の記1の「農業者のみならず消費者など広く県民に対して、TPP交渉の合意内容に関する情報を公開すること」については当然のことですので賛成であります。 しかしながら、記2では、「TPPの合意内容について、国会決議が遵守できているか、厳格に精査するとともに、TPPの影響に関する農業者の不安を払拭するための万全な国内対策を実施すること」、このことについては、大筋合意から批准が既定の事実としている点に根本的な問題があります。大筋合意ということは、積み残し、抜け落ちの部分が残されているということで、大筋合意は、当たり前のことながら最終合意ではありません。 発表されているTPP合意内容は、文字どおり国会決議に反するものです。反する以上、国会は批准するべきではないし、TPPから撤退することこそ、農業をはじめ国民の暮らしを守る道だと思います。TPP受け入れを前提として農業を守るというのは、TPPの効果を大きく見せて、影響を小さく見せて、国内対策をすれば大丈夫という姿勢だと言えます。 この間、JAは、事あるごとに国会決議を実現させる運動を徹底的に展開すると強調されてきました。その立場からも、「国会決議が遵守されているか、厳格に精査する」という文言をあえて削った意見書を提出することは、さらに請願趣旨から後退していると指摘し、TPP交渉に関する意見書の提出を求める請願について反対といたします。 ○議長(松原栄樹君)  次に、原案に賛成者の発言ですが、通告はありませんでした。 これで通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから請願第1号を採決します。 この請願に対する委員長報告は採択です。請願第1号 TPP(環太平洋連携協定)交渉に関する意見書の提出を求める請願を採択することに賛成の方は起立願います。 (起立多数) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 起立多数です。したがって、請願第1号 TPP(環太平洋連携協定)交渉に関する意見書の提出を求める請願は、採択することに決定しました。 △日程第3.請願第2号 「治安維持法犠牲者国家賠償法(仮称)」の制定を求める請願書
    ○議長(松原栄樹君)  日程第3.請願第2号 「治安維持法犠牲者国家賠償法(仮称)」の制定を求める請願書を議題とします。 本案について、委員長の報告を求めます。 総務常任委員長。 ◆総務常任委員長(菅沼利紀君) 登壇 2月26日の本会議において総務常任委員会に付託されました請願第2号を審査するため、3月17日に委員会を開催し、委員全員出席のもと、紹介議員に出席を求め、慎重に審査いたしましたので、その経過および結果について報告いたします。 なお、請願第2号につきましては、委員会開催前に請願提出関係者から詳しい説明をお聞きしました。 請願第2号 「治安維持法犠牲者国家賠償法(仮称)」の制定を求める請願書。 国が治安維持法を悪法であったと認めること、国が治安維持法犠牲者に謝罪し、賠償を行うこと、国が治安維持法による犠牲の実態を調査し、その内容を公表することなどを内容とした「治安維持法犠牲者国家賠償法(仮称)」の制定を求める請願書です。 質疑の後、反対討論として、「治安維持法犠牲者国家賠償法」なるものの制定については支持しがたい。なぜなら当時の日本の状況は、さまざまな法体系のもとで戦争という悲惨な歴史、軍国主義下での不幸な出来事が起こっており、そのような中で治安維持法のみを取り上げ、国家賠償を求めるということは、結果として戦争という行為による被害全般の視点を避け、一部の被害事実のみに議論を狭めてしまうからである。 また、賛成討論として、本請願を否定する根拠はありません。現代でも思想に対する拷問は各地で行われていることに心を痛めます。日本を振り返ってみても、稀代の悪法といわれる治安維持法もまた同じことである。帝国主義時代では植民地において同じようにこのような拷問が行われていたのは事実であり、このような歴史の事実をしっかりと認め、よりよい方向に導くことが人類の役目であると考えます。 採決の結果、賛成少数で本請願書は不採択とすべきものと決しました。 ○議長(松原栄樹君)  これから委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論の通告がありますので、発言を許します。 本案に対する委員長の報告は不採択です。 まず、原案に賛成者の発言を許します。 5番、立入善治議員。 ◆5番(立入善治君) 登壇 請願第2号 「治安維持法犠牲者国家賠償法(仮称)」の制定を求める請願書について、賛成の立場から討論を行います。 1970年11月に効力が発生した「戦争及び人道に反する罪に対する時効不適用条約」によって、ドイツをはじめ多くの先進諸国では、戦犯の追及、被害者への謝罪と補償を営々と進められています。 同条約を批准していないアメリカでも、戦時中の日系人に対する強制収容に対する謝罪と賠償を行いました。また、州レベルではありますが、先住民や黒人に対する補償法の決議が成立しています。 日本でもこの条約の精神に沿って治安維持法の犠牲者に対する謝罪と賠償が行われるべきだと思います。現行憲法第17条は「何人も、公務員の不法行為により、損害を受けたときは、法律の定めるところにより、国又は公共団体に、その賠償を求めることができる」としています。治安維持法犠牲者に対する国家による謝罪と損害賠償を行うことは大きな今日的意義を持つものと思います。そして、我が国が再び誤った道を進まないためにも、どうしてもやり遂げなければならない課題だと考えます。 以上の点から賛成とするものです。 ○議長(松原栄樹君)  次に、原案に反対者の発言ですが、通告はありませんでした。 これで通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから請願第2号を採決します。 この請願に対する委員長報告は不採択です。したがって、原案について採決します。請願第2号 「治安維持法犠牲者国家賠償法(仮称)」の制定を求める請願書を採択することに賛成の方は起立願います。 (起立少数) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 起立少数です。したがって、請願第2号 「治安維持法犠牲者国家賠償法(仮称)」の制定を求める請願書は、不採択とすることに決定しました。 △日程第4.議案第1号 湖南市行政不服審査会条例の制定について △日程第5.議案第2号 行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について △日程第6.議案第3号 湖南市消費生活センター条例の制定について △日程第7.議案第4号 湖南市立認定こども園条例の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について △日程第8.議案第5号 湖南市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の制定について △日程第9.議案第6号 湖南市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例の制定について △日程第10.議案第7号 湖南市監査委員条例の一部を改正する条例の制定について △日程第11.議案第8号 湖南市職員の給与に関する条例及び湖南市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例の制定について △日程第12.議案第9号 湖南市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部を改正する条例の制定について △日程第13.議案第10号 湖南市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例及び湖南市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について △日程第14.議案第11号 湖南市議会議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例及び湖南市特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定について △日程第15.議案第12号 湖南市特別会計条例の一部を改正する条例の制定について △日程第16.議案第13号 湖南市地域総合センター条例の一部を改正する条例の制定について △日程第17.議案第14号 湖南市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について △日程第18.議案第15号 湖南市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例及び湖南市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について △日程第19.議案第16号 湖南市笹ヶ谷霊園条例の一部を改正する条例の制定について △日程第20.議案第17号 平成27年度湖南市一般会計補正予算(第9号) △日程第21.議案第18号 平成27年度湖南市国民健康保険特別会計補正予算(第4号) △日程第22.議案第19号 平成27年度湖南市住宅新築資金等貸付特別会計補正予算(第1号) △日程第23.議案第20号 平成27年度湖南市公共下水道特別会計補正予算(第3号) △日程第24.議案第21号 平成27年度湖南市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) △日程第25.議案第22号 平成27年度湖南市介護保険特別会計補正予算(第4号) △日程第26.議案第23号 平成27年度湖南市水道事業会計補正予算(第2号) △日程第27.議案第24号 工事委託に関する変更協定の締結について △日程第28.議案第25号 平成28年度湖南市一般会計予算 △日程第29.議案第26号 平成28年度湖南市国民健康保険特別会計予算 △日程第30.議案第27号 平成28年度湖南市国民健康保険診療所特別会計予算 △日程第31.議案第28号 平成28年度湖南市後期高齢者医療特別会計予算 △日程第32.議案第29号 平成28年度湖南市介護保険特別会計予算 △日程第33.議案第30号 平成28年度湖南市訪問看護ステーション事業特別会計予算 △日程第34.議案第31号 平成28年度湖南市水道事業会計予算 △日程第35.議案第32号 平成28年度湖南市下水道事業会計予算 △日程第36.議案第34号 指定管理者の指定について △日程第37.議案第35号 市道路線の認定について △日程第38.議案第36号 第三次湖南市行政改革大綱の策定について △日程第39.議案第37号 平成27年度湖南市一般会計補正予算(第10号) △日程第40.議案第38号 平成28年度湖南市一般会計補正予算(第1号) ○議長(松原栄樹君)  日程第4.議案第1号 湖南市行政不服審査会条例の制定についてから、日程第40.議案第38号 平成28年度湖南市一般会計補正予算(第1号)までを一括議題とします。 はじめに、議案第4号 湖南市立認定こども園条例の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について、および議案第36号 第三次湖南市行政改革大綱の策定について、市長から字句の訂正の申し出がありましたので、発言を許します。 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(井上利和君)  議案第4号 湖南市立認定こども園条例の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてにおきまして、その字句および文言の一部に誤りがありましたので、あらかじめ正誤表と訂正後の議案を配付させていただきました。おわびして、差しかえ、訂正させていただきます。今後はこのようなことがないように徹底してまいりますので、よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(松原栄樹君)  お諮りします。 議案第4号 湖南市立認定こども園条例の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定については、訂正後の議案のとおり訂正することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  異議なしと認めます。したがって、会議規則第19条第1項の規定によって、訂正は承認されました。 次いで、総務部理事。 ◎総務部理事(青木義文君)  議案第36号 第三次湖南市行政改革大綱の策定についてにおきまして、その字句および文言の一部に誤りがありましたので、あらかじめ正誤表と訂正後の議案を配付させていただきました。おわびして、差しかえ、訂正させていただきます。今後はこのようなことがないよう徹底してまいりますので、よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(松原栄樹君)  お諮りします。 議案第36号 第三次湖南市行政改革大綱の策定については、訂正後の議案のとおり訂正することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  異議なしと認めます。したがって、会議規則第19条第1項の規定によって、訂正は承認されました。 次に、ただいまの一括議題については、はじめに一括で委員長報告を行います。すべての委員長報告が終了しましたら、それぞれの議案ごとに委員長報告に対する質疑を行い、その後、討論および採決を行います。 それでは、議案第1号から議案第32号まで、および議案第34号から議案第38号までについて委員長の報告を求めます。 はじめに、予算常任委員長。 ◆予算常任委員長(鵜飼八千子君) 登壇 では、報告させていただきます。 当委員会に付託されましたのは、議案第17号から議案第23号までの平成27年度各会計補正予算7議案、議案第25号から議案第32号までの平成28年度各会計予算8議案、および議案第37号 平成27年度湖南市一般会計補正予算(第10号)、議案第38号 平成28年度湖南市一般会計補正予算(第1号)の計17議案です。 3月9日から5日間にわたり、全委員出席のもと、説明員として執行部の出席を求め、慎重な審査を行いました。 議案順に報告します。 議案第17号 平成27年度湖南市一般会計補正予算(第9号)。 主な質疑と回答について報告します。 場外車券販売施設環境整備協力費300万円の詳細はとの質疑に対して、岸和田市との取り決めの中で、売り上げの0.5%が市に入ることになっており、まだ確定ではないが、3月末日までの収入額であるとの回答でした。 東庁舎耐震診断は平成26年から3カ年計画で約800万円を予定されていたが、平成27年12月末で業務を見直し、中止とした理由は。また、庁舎耐震診断調査業務委託400万円が上がっている。その差額400万円については既に執行済みであり、むだになったのではないかとの質疑に対して、耐震診断調査を中止した理由は、耐震診断にのっとって工事をした場合、思っていた以上に狭くなってしまうこと、この地域一帯はハザードマップでは約1メートル前後浸水地域であり、1階の利用について問題が生じてきた。建て替え工事をしなければ抜本的な解消にはつながらないと判断し、中止させてもらった。今回の診断は国の法律に基づいて調査されたもので、この調査から修繕箇所もわかり、新たに知ることができ、成果物として残った。今後修繕すべき点は修繕を実施していくとの回答でした。 コミュニティバス運行対策補助金1,059万円の増額の理由はとの質疑に対して、現在、バスは16台あるが、稼働しているのは平成16年から11台で、4月からイオンタウン湖南へ乗り入れのために運行車両を1台増やした金額が増額した理由です。このルートで月に300人の利用はあったが、市全体として利用者が減っている。その原因は、下田ルート、ダイハツの利用がリーマンショック以降減少。派遣労働者については会社の送迎がある。石部高校へのバスの利用者は全体の2割から3割。現在、大津や草津方面から通う生徒の数が減少している。市内の学生は自転車で通学している等の理由によりますとの回答でした。 行政事務取扱委員報酬が28万8,000円減額されている理由と、自治会加入世帯の減少の理由はとの質疑に対して、委員への報酬は1世帯600円で、自治会加入は481世帯減少しており、高齢や転入されても自治会へ加入されないことなどが要因ですとの回答でした。 予防推進事業費93万6,000円、受診率の動向はとの質疑に対して、それぞれに増額、減額と補正させていただいている。動向としては、がん検診の受診率で、特に乳がん検診の受診率が低いことが挙げられるとの回答でした。 繰越明許費が全部合わせて約9億円ある。平成28年度の当初予算もある中、多いのではないか。マンパワーについても懸念され、無理な予算になっていないか。しっかりとした事業計画が必要と考えるがとの質疑に対して、財政当局としても懸念されるところであるが、国の補助金も最近では数年度にわたるものもあり、また、交付決定が年度末になるといったこともある。湖南市独自の事業の繰り越しについては、今後さらにサマーレビューなどを通じて、よりシビアに対応させていただきますとの回答でした。 採決の結果、賛成多数で可決すべきものと決しました。 議案第18号 平成27年度湖南市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)。 主な質疑と回答について報告します。 保険財政共同安定化事業拠出金が減額となっている理由はとの質疑に対して、国保連合会から湖南市に対しての精算金であり、精算した結果、今回減額になったとの回答でした。 採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 議案第19号 平成27年度湖南市住宅新築資金等貸付特別会計補正予算(第1号)。 起債の償還が平成27年度末で終了することから、本会計を廃止し、当該貸付償還金分に係る事務を平成28年度から一般会計で処理するとの説明がありました。 採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 議案第20号 平成27年度湖南市公共下水道特別会計補正予算(第3号)。 主な質疑と回答について報告します。 浸水対策事業281万3,000円減額の理由とその場所はとの質疑に対して、委託料82万円は入札の残であり、工事請負費199万3,000円の減額は舗装復旧のための入札残です。場所は水戸地区ですとの回答でした。 採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 議案第21号 平成27年度湖南市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)。 採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 議案第22号 平成27年度湖南市介護保険特別会計補正予算(第4号)。 主な質疑と回答について報告します。 地域リーダー養成などの報償費減額16万8,000円の理由はとの質疑に対して、予定したほど人数が集まらなかったとの回答でした。 家族会開催実績見込みが36万円減額となった理由はとの質疑に対して、男性介護者の場合、介護する際の孤立感がある。励ましの場、意見交換の場として開催している。見込みよりも参加者がなかったとの回答でした。 採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 議案第23号 平成27年度湖南市水道事業会計補正予算(第2号)。 主な質疑と回答について報告します。 工事請負費200万円の減額、この場所と最終舗装の考え方はとの質疑に対して、松籟公園の南側、三浦牧場までの道です。最終舗装については、平成28年度を考えていますとの回答でした。 採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 議案第25号 平成28年度湖南市一般会計予算。 審査にあたっては、各部長から方針と主要事業について説明を受けました。 なお、議案第37号および議案第38号と関連があるため、3議案を一括で審査を行いました。 各委員から活発な質疑、意見が出され、審査が集中した主な事業について報告します。 総務部。 過去最大の積極型予算となり、平成27年度からの12億円の繰り越しと、投資的予算が前年度より8億円多い予算編成において、財政としての財源の確保等を含めて、健全な財政が維持できるかとの質疑に対して、継続となる石部小学校をはじめとする学校施設への経費、特に懸案事項であった甲西中学校の建て替えに17億円の計上等で、過去最大となりました。国が平成27、28年度をめどに進めている耐震化の補助金がつくときに実施しないと、国の補助金が縮小していくという懸念があります。また、本格的な三雲駅周辺整備に8億円を計上しています。国の補助金とともに、JRの事業計画に合わせての投資的事業が重なったものです。財政として、経常経費の削減のために、公債費の部分低利への切りかえや、利率見直しの取り組みを行っていきます。また、平成27年度途中からのふるさと納税をはじめ、今後、第三次行政改革大綱によっての経費削減を行っていきますとの回答でした。 東庁舎周辺整備事業基本計画策定業務委託が計上されているが、今後の整備事業に合併特例債を充てるのかとの質疑に対して、合併特例債は、平成28年度末で、残り二十数億円となります。有効な起債の一つですが、公共施設等総合管理計画において起債の発行が制度化され、新たな交付税の参入があるので、最も有利な交付税を見きわめていきますとの回答でした。 政策調整部について。 市民主体のまちづくりの推進として、地域まちづくり協議会のあり方、目的と、自治会との関係についての質疑に対して、地域まちづくり協議会は、地域の大きな入れ物であり、特に自治会への加入が少ないところに必要となります。今後、イベント中心ではなく、地域福祉や防災を含めて進めていきますとの回答でした。 提案型(きらめき湖南)事業は平成28年度で終了するが、今後の取り組みはとの質疑に対して、地域まちづくり協議会が策定している地域コミュニティプランにより地域の課題に即したものへと、きらめき湖南事業を移行して取り組んでいただきますとの回答でした。 ふるさときらめき湖南づくり寄附事業の委託料1,404万円の内容と、この事業は担当課ではできないのかとの質疑に対して、独自で広報やホームページで寄付者を連ねることが困難なことから、大手インターネットサイト「ふるさとチョイス」に名を連ねるための委託料です。今後、市独自で行うことも検討していきますとの回答でした。 市民環境部について。 地域総合センター運営経費のデイサービス委託事業と給食サービス事業を高齢福祉課の事業と一本化できないかとの質疑に対して、デイサービス委託事業は、社会福祉協議会に委託し、松籟会館と、みくも地域人権福祉市民交流センターで実施しています。給食サービス事業は、ボランティアと管理栄養士で安否確認を目的に実施。高齢福祉課の事業と重なる方もおられるので、関係課と協議していきますとの回答でした。 平成27年度湖南市一般会計補正予算(第10号)の地域創生加速化交付金でのマイクロバスラッピング事業が計上されているが、コミュニティバスの今後のあり方と、デマンド運行の予定はとの質疑に対して、現在16台のバスのうち、12台が運行しています。平成6年からの運行で70~80万キロを走行したバスが6台です。この代替と、湖南市の観光PRによる増員や、通勤通学を含め、31万7,000人の利用者への安全確保のためにも車両購入します。デマンド運行については、まず、甲賀病院へのデマンドタクシーの検討として、大津市志賀地域のドア・ツー・ドアでのデマンドタクシーの視察を行いました。課題として、地元タクシー事業者や陸運局との調整の厳しさがあるとの認識の上、今後検討していきますとの回答でした。 笹ヶ谷霊園管理経費の基金の考え方についてとの質疑に対して、現在、基金は、平成27年5月末で1億100万円です。指定管理までは、年300万円の基金からの繰り入れが必要で、30年で枯渇する想定でしたが、指定管理からは年80万円の経費の削減となり、50年はもつとの計算です。さらに、霊園の募集に関する条例改正により、年間管理料の徴収で基金の積み増しができると想定していますとの回答でした。 健康福祉部について。 肺がん検診以外のがん検診の無料受診者の対象年齢を65歳以上から70歳以上とした考え方についての質疑に対して、検診率を上げることによって、医療費の伸びを緩やかにすることの基本を前提としていますが、ある一定、受益者負担をしていかないと、施策の継続性が厳しいとの判断のもとで、無料受診者の対象年齢を上げさせていただきましたとの回答でした。 同じような施策の集約を以前から議会が提案していたことについての質疑に対して、教育委員会で実施していた親子プレイステーション事業と、子育て支援センターの保育士の巡回事業を組み合わせた形で、みつばち事業としてリニューアル実施しますとの回答でした。 生活保護費支給事業の医療扶助費が高額となっているが、生活保護世帯の健康診断等の取り組みについてとの質疑に対して、健康政策課の保健師同行での家庭訪問の実施や、生活保護嘱託医による審査を行っています。さらに、各医療機関と連携をとり、ジェネリック医薬品の普及にも取り組みますとの回答でした。 教育部について。 甲西中学校改築についての質疑に対して、仮設校舎を建てずに行うため、平成28、29年度における改築工事となる。体育館、格技場は改築せず、南側に新校舎が建てられ、北側を潰して校庭、プール、駐車場としますとの回答でした。 建設経済部について。 湖南市の農業振興についての質疑に対して、市民産業促進交流施設を核として、観光農園等の計画をし、市外からも募集を募り、地元農業者を含め、物産の提供が図れるようにと考えています。また、担い手確保や、人・農地プランを推進し、耕作放棄地の利活用も図りますとの回答でした。 橋の安全対策についての質疑に対して、2メートル以上の橋は市内に199橋あり、点検を行い、平成28年度予算で荒川橋架橋工事の継続や丸保谷川橋掛替工事を予定していますとの回答でした。 態度表明より、本市の第二次総合計画や、きらめき・ときめき・元気創生総合戦略に基づいた過去最大規模の総額227億1,000万円、地域創生積極型の予算となりました。中でも、大型の投資的事業が目立ち、石部小学校や甲西中学校の改築、三雲駅周辺整備等、長年市民から要望の出ていた懸案事業が進むのは評価されるべきとの意見でした。 湖南市の支出に占める経常収支比率は94%と大変大きな数字であり、新しく事業を展開する比率とは言えない数字です。そこで平成26年度決算における充当一般財源から5%削減のシーリング枠を設定し、経常収支比率改善を念頭に、抜本的な見直しがなされました。 しかし、投資的事業の増大に伴い、平成28年度の市債残高は、286億9,000万円と前年度より15億円余り増え、市民1人当たり52万3,000円となっています。交付税措置のある市債が多いとは言うものの、28年度の公債費は元金20億2,000万円、利息2億7,000万円です。少しでも圧縮するために、借入利子の率を下げる努力と、市有財産の売却等で収入増を図ることも必要です。 また、矢継ぎ早に国の地方創生策の補助事業が出てきており、本市の発展にとって必要な補助金事業は、大いに活用すべき面はありますが、補助金が切られたときには、十分その役割を果たした結果、すぐやめられる事業か、その後も市単独で継続していける事業か、しっかり見きわめていただきたいとの意見がありました。 さらに、今回の予算は、歳出予算に見合った歳入予算を確保することで、収支のバランスを確保したという内容であり、依存財源を積極的に財源手当されたことに、将来における財政の硬直化を懸念するところです。また、歳入面において、経常一般財源の見通しが極めて不透明な中にあって、普通交付税が旧合併特例法の期間満了により縮減されることから、自主財源の確保にさらに努力されたいとの意見がありました。 特に自主財源の根幹である市税については、増収が期待できない厳しい財政状況のもと、引き続き収入の確保はもとより、税の公平負担の原則による滞納繰越金の徴収に向けては、関係部局と連携を図りつつ、より一層の徴収率の向上に取り組んでいただくことを期待しますとの意見がありました。 さらに、地方債の発行計画や財政調整基金の取り崩しについては、現在高が基準額を確保しているというものの、むやみに収支の不足を基金に依存することのないよう、長期の財政計画に基づいた運用をとの意見がありました。 加えて、平成27年度の繰越事業の総額が約12億円となる見込みであり、新年度の普通事業費約60億円の執行にあたっては、実効性のある計画により、職員一丸となっての遂行を期待して、賛成としますとの意見でした。 教育方針では、家庭教育支援に大きな意欲を示されています。学習支援も含め、幾つかの担当部局との連携と、学力保障は教育委員会が使命感を持って、イニシアチブをとっていただきたい。特にインクルーシブ教育は本市の目玉事業であり、しっかり予算をとって進めていただきたいとの意見がありました。 反対者の意見としては、国の経済施策のもとで、貧困の格差が広がる中、生活困窮者に対する扶助費は増え続けています。子どもの貧困が問題視され、就学援助受給者も増え、生活支援、学習支援ともに必要な児童・生徒は全市にわたる状況と言えます。子育て支援学級を特定地域だけの対象者に限定しないよう改善を求めますとの意見でした。 また、健康政策の予防推進事業において、65歳以上の無料検診が肺がん検診以外は70歳からと年齢を引き上げたことは、早期発見、早期治療のための検診受診率を向上させるという方針から逆行するものと言えますとの反対意見がありました。 採決の結果、賛成多数で可決すべきものと決しました。 議案第26号 平成28年度湖南市国民健康保険特別会計予算。 平成27年度決算見込みは、58億9,982万7,000円の歳出で、繰越金2,300万円となり、4.5%の医療費の伸びとなりました。平成28年度も4.5%の伸びと見込んでの予算編成とし、今後の伸び率によっては、基金2億3,000万円からの取り崩しも考慮していますとの説明を受けました。 主な質疑と回答について報告します。 国民健康保険運営における基金の適正化についての質疑に対して、平成30年度の県での国保合併の一本化に向けて、各市町の保険料を統一にするかの議論の中で、基金のあり方も議論されていきますとの回答でした。 特定保健指導事業の取り組みについての質疑に対して、平成14年度から取り組んできました健康貯金教室を見直し、対象者を広げ、参加しやすい仕組みとしていきますとの回答でした。 意見として、収納率向上のさらなる取り組みと、広域化に向けての準備をとの意見がありました。 反対の立場からは、国保加入者は高齢者や無職者等の低所得者が多く、保険税引き上げは大きな負担となり、滞納者が増えている状況です。一般会計からの繰り入れも減額となっていますとの反対意見がありました。 採決の結果、賛成多数により、可決すべきものと決しました。 議案第27号 平成28年度湖南市国民健康保険診療所特別会計予算。 市が運営する四つの診療所の歳入予算においての繰入金は、一般会計から9,500万円、診療所財政調整基金から500万円で、基金残高は2,000万円となりますとの説明を受けました。 主な質疑と回答について報告します。 安定的な診療サービスの向上を図るとはどういうことかとの質疑に対して、内科医師の常勤を迎えて、地域医療を含めた在宅医療に積極的に取り組みますとの回答でした。 岩根および夏見診療所の民営化の方向性についての質疑に対して、両医師とも長年の勤務となっていること、建物も老朽化していることから、6~7年前から施設の払い下げ、民営化等の協議を行っており、今後も続けて協議していきますとの回答でした。 意見として、さらなる経営改善と、今後とも医療と介護の連携をとの意見がありました。 採決の結果、全員賛成により、可決すべきものと決しました。 議案第28号 平成28年度湖南市後期高齢者医療特別会計予算。 保険料を徴収し、滋賀県後期高齢者医療広域連合へ納付します。平成28、29年度で第5期の保険料改定により、平均で年903円の増となりますとの説明を受けました。 意見として、高齢者が安心して医療が受けられるよう円滑な運営をとの意見がありました。 反対の立場からは、75歳以上の高齢者を別枠の医療制度に移行し、運用するこの制度自体に問題があると考えますとの反対意見がありました。 採決の結果、賛成多数により、可決すべきものと決しました。 議案第29号 平成28年度湖南市介護保険特別会計予算。 増え続ける要介護認定者が住み慣れた地域で在宅生活が継続できるよう、安心医療ネットワークを立ち上げて、緊急の場合や在宅看取り等の体制づくりを進めています。さらに、市内八つの訪問看護ステーションとの連携も進めていきますとの説明を受けました。 意見として、介護サービス費は横ばいですが、高齢者や介護認定者も増え続けています。平成29年度からの地域の共助意識を巻き込んだ新しい「介護予防・日常生活支援総合事業」をしっかり準備し構築をとの意見や、住み慣れた地域で、終末期が迎えられるよう、ケアシステム充実をとの意見がありました。 反対の立場からは、高齢化率が高まる中、サービス給付が増えれば、比例して保険料が上がっていく仕組みで、高齢者の負担能力を超えていくこの制度に反対ですとの意見がありました。 採決の結果、賛成多数により、可決すべきものと決しました。 議案第30号 平成28年度湖南市訪問看護ステーション事業特別会計予算。 収益的収入においては、平成27年1月施行の新難病法による指定難病の利用者や重症者の増加に伴い、事業収益の増額を見込んだ予算となりました。収益的支出の経費については、臨時看護師の1名増員による賃金の増加となりましたとの説明を受けました。 意見として、ますますニーズの高まる事業であり、民間の訪問看護で抱え切れない難病患者や、医療依存度の高い方を受け入れている。24時間対応による看護師の負担は大きく、しっかり休養がとれる体制をとの意見がありました。 採決の結果、全員賛成により、可決すべきものと決しました。 議案第31号 平成28年度湖南市水道事業会計予算。 効率的な施設管理、老朽施設や老朽管の計画的な更新等、市民に安全な水の安定供給を目指し、水道施設維持管理業務や水道事業公金徴収事務等の包括委託の実施についての説明を受けました。 主な質疑と回答について報告します。 石綿管取替工事が計上されていますが、残りの石綿管についての質疑に対して、にごり池朝国線(550メートル)、水戸町ワンワン山公園(175メートル)、西庁舎玄関前と、3か所あります。平成30年度を目標に取りかえを進めていきますとの回答でした。 契約水量の見直しについての質疑に対して、現在の契約水量は日最大2万6,610立米ですが、実際は約2万2,000立米で、これに基本料金がかかってきます。企業庁は、平成33年実施に向けて協議を始めるとしています。今後、契約水量の見直しを強く要望していきますとの回答でした。 意見として、災害時のライフラインの確保、契約水量の見直し、老朽管の早期更新をとの意見がありました。 採決の結果、全員賛成により、可決すべきものと決しました。 議案第32号 平成28年度湖南市下水道事業会計予算。 汚水面的整備や雨水対策事業の促進、下水道事業公金徴収事務等の包括委託の実施についての説明を受けました。 意見として、企業会計に移行しての予算となります。未接続家庭1,260軒への水洗化普及促進のための訪問の強化、未接続企業への水洗化普及強化、汚水面的整備の推進をとの意見がありました。また、雨水対策の石部西地区村井川の工事について、宗門川排出口まで延長をお願いしたいとの意見がありました。 採決の結果、全員賛成により、可決すべきものと決しました。 議案第37号 平成27年度湖南市一般会計補正予算(第10号)。 補正額2億9,948万4,000円を追加するもので、地方創生加速化交付金事業、市内3中学校の空調機整備事業等を計上していますとの説明を受けました。 採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 議案第38号 平成28年度湖南市一般会計補正予算(第1号)。 補正額2億4,513万7,000円を減額するもので、平成27年度国の補正予算で財源措置されたため、当初予算に計上していた内容の減額です。主に、地方創生加速化交付金事業、中学校空調機整備事業ですとの説明を受けました。 採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 以上です。 ○議長(松原栄樹君)  次に、総務常任委員長。 ◆総務常任委員長(菅沼利紀君) 登壇 3月9日の本会議において総務常任委員会に付託されました14議案について審査するため、3月16日、17日の2日間、委員会を招集し、委員全員出席のもと、説明員として関係職員の出席を求め、慎重に審査をいたしました。 議案第1号 湖南市行政不服審査会条例の制定について。 行政不服審査法が全部改正され、4月1日に施行されることに伴い、条例制定するものです。 委員から、審査会の設置における共同設置について質疑があり、共同設置は他市などとともに設置することを指すが、当市では不服審査事例も少ないため、常設審査会併存型を採用したいとの回答がありました。 また、審査員の委任開始時期と審査員の分野、報酬日額6,000円の妥当性に対する質疑があり、委任開始は施行日に合わせて4月1日からとすること。分野では、大学教授などの法学的にすぐれた者、弁護士などの実務経験のある者、地元をよく知る者を想定しているとのこと。報酬では、各市それぞれの基準で定めているが、長年同額で行っているため低い印象はあると回答がありました。 また、第8条にある事務局は総務部を指すと思われるが、なぜ明記しないのかという質疑に対し、組織改編時にも対応できるような記載にしてあると回答がありました。 また委員から、新しいフローチャート内では、請求人が審査会から直接答申内容を受け取る流れになっていないことに質疑があり、答申内容は手を加えることはあり得ないと確認しました。 他に委員5人以内と定める中で当初3名を予定しているため、2名の決議で判断されることについて質疑があり、できる限り全会一致を求めていくことの回答がありました。 採決の結果、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第2号 行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について。 行政不服審査法の全部改正に伴い、関係7条例について改正を行うものです。 質疑の後、採決の結果、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第5号 湖南市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の制定について。 個人番号を独自に利用する事務を当条例の別表に追加する条例改正です。 委員から、申請書の様式は協議中だと聞くが規則で定めているのか、業務の効率化はどのように図れるのか質疑があり、申請書様式は規則で定めている。業務効率化では福祉関係は所得要件など個人番号によって庁内照会ができ、効率化が図れる。転入者でも他市との連携がとりやすくなるとの回答がありました。 採決の結果、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第6号 湖南市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例の制定について。 菩提寺コミュニティセンターの非耐震部分の解体・改修に伴い、解体部分の記載削除の条例改正です。 質疑の後、採決の結果、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第7号 湖南市監査委員条例の一部を改正する条例の制定について。 地方自治法第195条に基づく監査委員定数に関する規定によって条文の削除、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の施行に伴い、健全化判断比率等に係る監査委員の審査意見について市長への提出期限の設定を行う条例改正です。 委員から、第2条の削除部分、監査委員として議員から1人選任する記載が削除されていることについて質疑があり、識見を有する者1名と議員から選任1名の計2名を選任することは上位法内で明確にされているため本条例内では記載の削除を行っていると回答がありました。 また委員から、第9条の「3月」表記の理由と期間の法的根拠について質疑があり、「3月」は国の表現に倣った表記であること。今後は条例内でも順次改定を行っていくが、市民の目に触れやすい場合は「3カ月」と表記とし、誤解のないよう心がけるとのこと。期間は上位法に記載はないが、現状を踏まえて設定を行っているとの回答がありました。 採決の結果、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第8号 湖南市職員の給与に関する条例及び湖南市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例の制定について。 人事院勧告に基づく国家公務員の給与改定に伴って職員の給与を平均0.4%、4月1日から引き上げる条例改正です。また、期末・勤勉手当は職員0.1カ月、任期付、再任用職員は0.05カ月分の引き上げとなります。 委員からの条例改正により必要となる1年間の経費についての質疑に対し、平均0.4%の引き上げであるが、若い職員の引き上げを手厚く、長い職員は薄くと配慮をしている。給料については年間340万8,000円、期末・勤勉手当は1,119万円の経費増という回答がありました。 採決の結果、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第9号 湖南市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部を改正する条例の制定について。 地方公務員法及び地方独立行政法人の一部改正に伴い、市職員の勤務時間、休暇等に関する条例改正です。 委員からの育児休暇の現状と男性職員の育児休暇についての質疑に対し、現在、育児休暇は約10名、男性の育児休暇は現在なし。過去に2名の男性育児休暇の前例があると回答があり、今回の条例改正でも休暇をとることで不利は生じない。あくまでも公表を行うというものであると補足の説明がありました。 また委員から、退職管理の導入について質疑があり、地方公務員法改正に伴って、元職員による現職員への働きかけを禁止するものであると回答がありました。 採決の結果、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第10号 湖南市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例及び湖南市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について。 地方公務員災害補償法施行令及び非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の改正により、調整率等が変更されたため、改正を行うものです。 質疑の後、採決の結果、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第11号 湖南市議会議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例及び湖南市特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定について。 国における指定職の期末手当の改正に準じ、議会議員および特別職の期末手当の改定を行うものです。平成27年12月の期末手当の支給率を0.05カ月分引き上げ1.675月とし、また、平成28年度以降は引き上げ分を振り分け、6月に1.5月、12月に1.65月に変更するものです。 質疑の後、採決の結果、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第12号 湖南市特別会計条例の一部を改正する条例の制定について。 平成27年度をもって湖南市住宅新築資金等貸付特別会計が廃止となるため、改正を行うものです。 委員から、特別会計が一般会計に入ると見えにくくなるが、督促は引き続き行うのかの質疑に対し、事務的には現在と同じく人権擁護課が行うと回答がありました。 採決の結果、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第13号 湖南市地域総合センター条例の一部を改正する条例の制定について。 夏見会館の改築に伴い、旧夏見会館用地(夏見1505番地)と旧夏見公民館用地(夏見1505-1)の合筆を行い、条例内の地番を湖南市夏見1505番地の1に変更するものです。 条例施行日が明確ではないとの質疑に対し、本会議での議決から施行を行いたいとの回答がありました。 採決の結果、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第24号 工事委託に関する変更協定の締結について(湖南市公共下水道事業甲西北汚水中継ポンプ場再構築工事委託)。 議決を受けた工事委託協定の実施にあたり、工法の変更によって工事期間が40日短縮されたため、それに伴う止水プラグのリース料が800万円減額され、変更協定の締結を求めるものです。 委員から、当初計画から想定できたのではないかという質疑に対し、現場によって可能・不可能があり、当初の1班体制を2班体制に変更し、工期短縮が可能であると協議結果が出たため変更を行ったと回答がありました。 採決の結果、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第34号 指定管理者の指定について。 湖南市東海道石部宿関連施設の指定管理者を株式会社なんてん共働サービスに指定するものです。 質疑の後、採決の結果、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第36号 第三次湖南市行政改革大綱の策定について。 策定に向けた湖南市行政改革懇談会会長の提言に関して、委員から、第二次湖南市行政改革大綱策定時と同じ記載でもある議会と議員のかかわりについてどう思われているのか質疑があり、策定にかかわるということではなく、議会の議決を得るという認識であると回答がありました。 また、推進体制フロー図について、委員から、市民フォーラム開催は行わないのか、議会と議員のかかわりは表現しないのか質疑があり、市民フォーラムは合併直後の第一次湖南市行政改革大綱でも開催せず、第二次湖南市行政改革大綱を本格的な策定とみなして市民フォーラムの開催を行った。第三次湖南市行政改革大綱ではパブリックコメントのみとなっている。個別計画については次年度以降、各学区に出向き市民の声を拾い上げる。フロー図への議会表記はせず、執行部内の流れにとどめたいとの回答がありました。 次に、パブリックコメントの中で、定員管理の適正化の項(専門職員の育成)、第3の柱「市民主体の仕組みづくり」の項(行政とまちづくり協議会の明確な役割分担)に対し意見があったが、どのように反映されたのか質疑があり、反映したものはない、参考にするまでにとどまっていると回答がありました。 また、総合計画と行政改革大綱およびその他の関連計画の取り組み期間の図に関連して、委員から、PDCAサイクルによる見直しの期間と公表の有無に対する質疑があり、まずは年1回の実施を目標とし、年2回、4回と順次充実させていくべきだと考える。内容に関しては議員を含め市民に公表すると回答がありました。 次に、三つの視点と三つの柱に関して、委員から、それぞれ三つある視点と柱が対照になっていない理由、その優先順位について質疑があり、あくまで課題を捉えての視点、実行へつなげる柱であるので対照としていない、優先順位は設けていないとの回答がありました。 続いて、公共施設等総合管理の着実な実行の詳細項目にある東西庁舎の行政機能の集約化、耐震対策の実施について、委員から、予算常任委員会では新庁舎建設の説明があったがどちらであるか質疑があり、新庁舎の建築も耐震対策と捉えてほしいと回答がありました。 また、施設の統廃合を含めた再配置について、委員から、急遽、一部の認定こども園化を実施する流れになったが、各地における人口の動向の把握と対処が遅れているのではという質疑があり、平成28年度では、各地域の人口動向を把握し、施設の統廃合に向けた取り組みを開始すると回答がありました。 次に、提言にある第二次湖南市行政改革大綱で本市を取り巻く課題に対する改革が全く着手されていない、または進捗が見られないという意見にどのように対応していくのか質疑があり、第二次湖南市行政改革大綱実施計画の主な未達成項目の中からの8項目を重点項目として捉え、実施していくよう努力を重ねると回答がありました。 続いて、第三次湖南市行政改革大綱の印刷部数、方法、配布先に対し質疑があり、印刷は外部発注ではなく、内部で印刷・製本し、配布を予定している。部数の詳細は決まっていないが、まちづくり協議会や区長、議会などが配布対象になる予定であると回答がありました。 採決の結果、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。 ○議長(松原栄樹君)  次に、福祉教育常任委員長。 ◆福祉教育常任委員長(植中都君) 登壇 去る3月9日の3月定例会におきまして福祉教育常任委員会に付託されました議案4件を審査するため、3月16日に委員会を招集し、委員全員出席のもと、説明員として関係職員の出席を求め、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について報告いたします。 まず、議案第3号 湖南市消費生活センター条例の制定について。 主な質疑は次のとおりです。 第6条、消費生活相談員資格試験に「合格したとみなされる者」とはとの質疑に対しては、現行法の、国民生活センターの消費生活専門相談員試験、日本産業協会の消費生活アドバイザー試験、日本消費者協会の消費生活コンサルタント試験に合格した者としているとの回答がありました。 設置要件と職員配置はとの質疑に対しましては、センターの設置要件は、相談員の配置、国とつながるシステム(全国消費生活情報ネットワークシステム、通称PIO-NET)を持っていること、週4日以上の開所の三つで、この条件は現在でも満たしている。職員は、センター長(兼務)1名、相談員1名、職員(住民相談窓口兼務)2名。相談員は嘱託だが、専門性や力量によるところが大きい職務なので、雇いどめはせず、更新していく方針である。正職員化は難しいとの回答がありました。 相談員は1人で足りるかとの質疑には、現在、人員増を図るほどの相談件数ではなく、勤務時間内で対応できている。窓口で対応できない内容は、専門機関へつないでいる。苦情のトラブルはないとの回答がありました。 市民への啓発はとの質疑に対しては、毎月の自治会での組回覧、タウンメール、「広報こなん」等で周知を図っている。2年前から、学童保育所や作業所等へ出前講座もしており、今後も続けていく。しかし、まだまだ啓発の必要があると考えているとの回答がありました。 以上の質疑の後、採決を行い、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、議案第4号 湖南市立認定こども園条例の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について。 主な質疑は次のとおりです。 第1条、「保育園運営委員を削る」のはなぜかとの質疑に対しては、子ども・子育て未来会議へ統一している。報酬も子ども・子育て未来会議から出ているとの回答がありました。 以上の質疑の後、討論に入りました。 反対討論として、保育に欠ける子どもの入所待機をなくしていくのが認定こども園の趣旨であるが、実態とかけ離れている。保護者のニーズを受けとめず、行政の都合で幼保を一くくりにしているのではないか。基本的に認定こども園に疑問を持っているので、関係条例にも反対する。 賛成討論としては、子ども自身の立場から見れば、保育園、幼稚園という区別の意識はなく、一体化も就学前教育・保育の一つの形である。 以上の討論の後、採決を行い、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第14号 湖南市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について。 主な質疑は次のとおりです。 市内学童保育所は、指定管理者によって職員の給与体系が違う。給与のアンバランスは不公平ではないかとの質疑に対しては、特に学童保育所からの話は聞いていないとの回答でした。 以上の質疑の後、採決を行い、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。 最後に、議案第15号 湖南市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例及び湖南市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について。 主な質疑は次のとおりです。 第78条「運営推進会議」のメンバーと報告先はとの質疑に対しては、利用者や利用者の家族、地域代表者、民生委員、市職員等である。報告先は運営推進会議の委員と市となる。地域密着型の認知症対応型事業所は市内で5カ所あり、それぞれの事業所で、運営推進会議を設置するとの回答がありました。 公助の持つ部分はとの質疑に対しては、市は運営推進会議のメンバーに入っている。地域密着型の利用者は市民に限られるので、地域と連携して透明性を確保している。必要であれば実地調査し、指導している。地域ケア会議にも入り、対象者の関係者一同で対応を検討しているとの回答がありました。 訪問看護の現状は。現場で職員の技能や経験不足によるトラブルはないかとの質疑に対しては、市内の訪問看護事業所は8カ所であり、主治医の意見によりサービスを提供している。訪問看護ステーションの連携会議では、知識の伝承・習得をし、サービスの質を高めるようにしているとの回答がありました。 認知症の人の通所サービスの利用状況はとの質疑に対しては、認知症型事業所のほうが専門性が高いが、料金や症状により、通常のデイサービス事業所を利用する人もいるとの答弁がありました。 以上の質疑の後、採決を行い、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(松原栄樹君)  次に、産業経済常任委員長。 ◆産業経済常任委員長(粟津寬三君) 登壇 3月9日の本会議において産業経済常任委員会に付託された議案2件について、3月16日に委員会を開催し、委員全員出席のもと、担当職員に説明員として出席を求め、慎重に審査しましたので、その審査経過と結果をご報告します。 議案第16号 湖南市笹ヶ谷霊園条例の一部を改正する条例の制定について。 笹ヶ谷霊園の新規募集の実施に伴い、永代管理料を管理料に改め、管理料の金額変更を行うため、湖南市笹ヶ谷霊園条例の一部を改正することについての審査です。 委員からは、永代管理料を管理料に改める理由や、今後の業務の影響についての質疑があり、従来の永代管理料では30年で基金が枯渇するため、年度ごとに納める管理料に変更し、業務を安定させたいとの回答がありました。 また、今回募集の21区画についての質疑があり、広報誌やホームページで5月から7月に募集、8月に抽せんすることにより、公平な形で決定するとのことでした。 質疑の後、採決を行い、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第35号 市道路線の認定について。 柑子袋字高樋576番7地先から同577番6地先までの1路線(仮称)高樋4号線について現地踏査を行いました。 新たな宅地開発による新規認定の道路でした。 市道と市道を結ぶ道路であり、問題のないものでした。 質疑の後、採決を行い、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上です。 ○議長(松原栄樹君)  会議途中ですが、暫時休憩します。再開は11時5分からとします。 △休憩 午前10時48分----------------------------------- △再開 午前11時04分 ○議長(松原栄樹君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。 これから委員長報告に対する質疑を行います。 はじめに、議案第1号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第1号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第1号 湖南市行政不服審査会条例の制定については、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (全員起立) ○議長(松原栄樹君)  お座りください。 全員起立です。したがって、議案第1号 湖南市行政不服審査会条例の制定については、委員長の報告のとおり可決されました。 続いて、議案第2号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第2号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第2号 行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定については、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (全員起立) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 全員起立です。したがって、議案第2号 行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定については、委員長報告のとおり可決されました。 続いて、議案第3号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第3号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第3号 湖南市消費生活センター条例の制定については、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (全員起立) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 全員起立です。したがって、議案第3号 湖南市消費生活センター条例の制定については、委員長報告のとおり可決されました。 続いて、議案第4号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第4号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第4号 湖南市立認定こども園条例の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定については、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (起立多数) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 起立多数です。したがって、議案第4号 湖南市立認定こども園条例の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定については、委員長報告のとおり可決されました。 続いて、議案第5号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第5号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第5号 湖南市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の制定については、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (起立多数) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 起立多数です。したがって、議案第5号 湖南市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の制定については、委員長報告のとおり可決されました。 続いて、議案第6号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第6号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第6号 湖南市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例の制定については、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (全員起立) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 全員起立です。したがって、議案第6号 湖南市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例の制定については、委員長報告のとおり可決されました。 続いて、議案第7号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第7号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第7号 湖南市監査委員条例の一部を改正する条例の制定については、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (全員起立) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 全員起立です。したがって、議案第7号 湖南市監査委員条例の一部を改正する条例の制定については、委員長報告のとおり可決されました。 続いて、議案第8号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第8号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第8号 湖南市職員の給与に関する条例及び湖南市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (全員起立) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 全員起立です。したがって、議案第8号 湖南市職員の給与に関する条例及び湖南市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、委員長報告のとおり可決されました。 続いて、議案第9号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第9号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第9号 湖南市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部を改正する条例の制定については、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (全員起立) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 全員起立です。したがって、議案第9号 湖南市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部を改正する条例の制定については、委員長報告のとおり可決されました。 続いて、議案第10号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第10号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第10号 湖南市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例及び湖南市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定については、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (全員起立) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 全員起立です。したがって、議案第10号 湖南市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例及び湖南市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定については、委員長報告のとおり可決されました。 続いて、議案第11号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第11号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第11号 湖南市議会議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例及び湖南市特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (起立多数) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 起立多数です。したがって、議案第11号 湖南市議会議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例及び湖南市特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、委員長報告のとおり可決されました。 続いて、議案第12号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第12号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第12号 湖南市特別会計条例の一部を改正する条例の制定については、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (全員起立) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 全員起立です。したがって、議案第12号 湖南市特別会計条例の一部を改正する条例の制定については、委員長報告のとおり可決されました。 続いて、議案第13号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第13号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第13号 湖南市地域総合センター条例の一部を改正する条例の制定については、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (全員起立) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 全員起立です。したがって、議案第13号 湖南市地域総合センター条例の一部を改正する条例の制定については、委員長報告のとおり可決されました。 続いて、議案第14号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第14号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第14号 湖南市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定については、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (全員起立) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 全員起立です。したがって、議案第14号 湖南市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定については、委員長報告のとおり可決されました。 続いて、議案第15号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第15号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第15号 湖南市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例及び湖南市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定については、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (全員起立) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 全員起立です。したがって、議案第15号 湖南市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例及び湖南市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定については、委員長報告のとおり可決されました。 続いて、議案第16号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第16号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第16号 湖南市笹ヶ谷霊園条例の一部を改正する条例の制定については、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (全員起立) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 全員起立です。したがって、議案第16号 湖南市笹ヶ谷霊園条例の一部を改正する条例の制定については、委員長報告のとおり可決されました。 続いて、議案第17号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第17号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第17号 平成27年度湖南市一般会計補正予算(第9号)は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (起立多数) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 起立多数です。したがって、議案第17号 平成27年度湖南市一般会計補正予算(第9号)は、委員長報告のとおり可決されました。 続いて、議案第18号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第18号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第18号 平成27年度湖南市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (全員起立) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 全員起立です。したがって、議案第18号 平成27年度湖南市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)は、委員長報告のとおり可決されました。 続いて、議案第19号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第19号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第19号 平成27年度湖南市住宅新築資金等貸付特別会計補正予算(第1号)は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (全員起立) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 全員起立です。したがって、議案第19号 平成27年度湖南市住宅新築資金等貸付特別会計補正予算(第1号)は、委員長報告のとおり可決されました。 続いて、議案第20号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第20号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第20号 平成27年度湖南市公共下水道特別会計補正予算(第3号)は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (全員起立) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 全員起立です。したがって、議案第20号 平成27年度湖南市公共下水道特別会計補正予算(第3号)は、委員長報告のとおり可決されました。 続いて、議案第21号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第21号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第21号 平成27年度湖南市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (全員起立) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 全員起立です。したがって、議案第21号 平成27年度湖南市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)は、委員長報告のとおり可決されました。 続いて、議案第22号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第22号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第22号 平成27年度湖南市介護保険特別会計補正予算(第4号)は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (全員起立) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 全員起立です。したがって、議案第22号 平成27年度湖南市介護保険特別会計補正予算(第4号)は、委員長報告のとおり可決されました。 続いて、議案第23号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第23号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第23号 平成27年度湖南市水道事業会計補正予算(第2号)は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (全員起立) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 全員起立です。したがって、議案第23号 平成27年度湖南市水道事業会計補正予算(第2号)は、委員長報告のとおり可決されました。 続いて、議案第24号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第24号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第24号 工事委託に関する変更協定の締結については、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (全員起立) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 全員起立です。したがって、議案第24号 工事委託に関する変更協定の締結については、委員長報告のとおり可決されました。 続いて、議案第25号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論の通告がありますので、順次発言を許します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 まず、原案に反対者の発言を許します。 6番、松井圭子議員。 ◆6番(松井圭子君) 登壇 議案第25号 平成28年度湖南市一般会計予算について、反対の立場から討論を行います。 平成28年度一般会計におきまして、約227億1,000万円という過去最大規模の当初予算です。前年度当初予算と比べまして14億9,000万円、7%増となっています。昨年10月に策定された総合戦略の推進で、三つの柱、七つのパッケージ、きらめき湖南枠をとりながらも、行政改革ということで、経常収支比率改善を念頭に5%削減したシーリング枠を設定するという予算編成がされました。 国の経済施策のもとで貧困と格差は広がる中、働く者の給料は上がらず、年金はどんどん引き下げられ、市民税の微増は見られますが、生活困窮者に対する扶助費は増え続けています。 また、集中改革プランに基づき、職員は削減され、類似他団体と比べても職員数が少ないというのが予算常任委員会で明らかとなりました。特に、保育現場では正規職員よりも嘱託・臨時の割合が多いという現実が保育士不足につながっています。また、課によって時間外手当が1人当たりにすると高いのが、会計管理、税務、社会福祉、年金、商工観光、土木、社会教育、給食センター等が挙げられます。人員の増員や業務内容の精査を行い、早期に業務配分をし、過重負担にならないよう努めていただきたい。 6人に1人が貧困と、子どもの貧困が問題視される中、就学援助受給者も増え、生活支援、学習支援ともに必要な児童・生徒は、どこの地域というわけでなく、全市にわたる状況と言えます。「子どもの夢を育て、生きる力の根っこを太くする」をスローガンにする教育方針のもと、子育て支援学級を、特定地域だけに対象者を限定しないよう改善を求めます。 また、就学援助の中学校の準備金を、必要な時期に前倒しできるよう検討していただきたい。 また、平成28年度から奨学金給付事業は、公私均等という理由で、私立大学の学生の給付額が引き下げられ、公立大学と同額となりました。文部科学省の学生納付金調査によると、私立大学は、授業料に加え、施設整備費と入学金を加えると合計130万円。この金額は公立大学の授業料、入学金を合わせた76万円の約2倍ともなります。公立と私立の大学の学費の差から考えても、給付金同額は妥当とは言えません。進学の門が狭まります。 また、健康政策の予防推進事業が27年度まで65歳以上の前期高齢者のがん検診については無料で受けられたのが、肺がん検診以外は70歳から無料と年齢を引き上げられたことは、早期発見、早期治療のための検診受診率を向上させるという方針から逆行するものと言えます。 また、生活保護費の医療扶助費が年々増加している現状の解決、分析、あらゆる世代への健康意識向上に努めていただきたい。 市民からの要望の高い道路改修や安全な通学路の確保、道路側溝補修や舗装補修など、優先順位を立て、計画的に予算執行に努めていただきたい。 三雲駅、石部駅につきましては、市民に待たれている事業であり、JRとの協議を進め、一日でも早い事業展開を願います。 また、農家の担い手づくり、新しい視点での観光客を取り込めるよう、市民を巻き込んでの知恵出しに期待します。 以上、問題点、課題を申し上げ、本予算には反対といたします。 ○議長(松原栄樹君)  次に、原案に賛成者の発言を許します。 8番、赤祖父裕美議員。 ◆8番(赤祖父裕美君) 登壇 議案第25号 平成28年度湖南市一般会計予算について、賛成の立場で討論をいたします。 昨年10月に策定されました「湖南市きらめき・ときめき・元気創生総合戦略」に基づき、第二次総合計画の実現を目指しつつ、227億1,000万円、対前年度比7%増の、湖南市発足以来、過去最大の予算が提案されました。 この要因としましては、甲西中学校建て替え事業約17億円をはじめ、継続事業としては、三雲駅周辺整備事業の駅舎の改築、また、石部小学校建て替え事業と、大型事業が重なったことに加え、地域創生を加速させるべく、市民産業交流促進施設の整備費や、内陸型国際総合物流ターミナル構想における事業化検討経費、そして、子育て環境づくりとして、認定こども園の移行経費などが主な要因です。 これらの事業は、市民が切望している事業ばかりではありますが、その財源は国庫補助事業として採択を見込んでいますが、不安定要素も多分にあります。また、今後、旧合併特例法の期限切れによる普通交付税の段階的縮減も想定されており、財政状況は大変厳しいものとなっています。今後、少子高齢化に伴い、扶助費の増大が予想され、経常収支比率もいまだ厳しい状況にあり、さらなる財政の硬直化が懸念されるところです。 歳入面では、特に市税については、税の公平負担の原則にのっとり、滞納繰越金の徴収に向けて、各課、横の連携を密に行い、厳しい態度で徴収業務に当たっていただきたいと思います。 地方債の発行計画や財政調整基金の取り崩しについては、今後のまちづくり事業としての大きな財源となることから、後年度の財政状況を十分見きわめたうえで、むやみに取り崩しのないよう、長期財政計画に基づいて健全に運営されるよう要望いたします。 今議会に提出されました第三次湖南市行政改革大綱に基づいて、今後、実施計画が策定されていきます。新財務計画システムを活用しながら、市民にはわかりやすく説明し、その改革をご理解いただけるよう、今の財政状況の公開を求めます。 そして、市民と一緒に改革を進めていく機運を高める努力を、議会も努力をしますので、執行部も努力され、今までの事業が形骸化していないかなど、ゼロベースでの事業の見直しをし、絶えず市民のためになっているのか、その検証を次につなげていただきたいと思います。引き続き、サマーレビュー、外部評価委員会を活用しながら、徹底的なむだの排除を求めます。 今回、経常収支比率を下げるために5%一律のシーリングがなされました。私は、下げてはならないところもあったのではないかと思っています。特に、子どもたちを育む教育予算については守られるべきではなかったのか。時間外手当に毎年約1億2,000万円の財源が充てられています。妥当な支給であるのかどうか十分精査を願います。そして、保育士をはじめとする臨時職員の賃金は、頑張って働いている人がそれに見合う報酬がいただけるよう改善を求めます。 平成27年度繰り越し事業も多く、新年度予算額も多いことから、マンパワーが偏ったり、また少なくなり、職員の過度なストレスにならないよう、各課の事務量について調整を願います。専門職は専門職の能力を生かした配置も必要かと考えます。 限られた財源です。市民のニーズは多様化しています。急速な高齢化社会を迎える中、食育を中心とした予防施策にも重きを置き、地域でともに支え合う防災・防犯、高齢者の見守り、福祉や教育など、これからの施策に期待をしています。 また、郷土野菜の開発・販売を模索しているイオンタウン地先の市民産業交流促進施設や、先日開通しました栗東水口道路、栗東湖南インターを中心に、今後、内陸型国際総合物流ターミナル構想が進められていきます。産業団地、物流、倉庫など、湖南市が発展する起爆剤となって、雇用を生み、歳入を増やし、そのことによって弱者が切り捨てられることもなく、大切にされる、きらめく湖南市となりますことを切に願います。 そして、予算常任委員会で出されました各委員からの意見を十分考慮されますことを申し添え、平成28年度湖南市一般会計予算に賛成といたします。 ○議長(松原栄樹君)  以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第25号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第25号 平成28年度湖南市一般会計予算は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (起立多数) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 起立多数です。したがって、議案第25号 平成28年度湖南市一般会計予算は、委員長報告のとおり可決されました。 続いて、議案第26号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論の通告がありますので、順次発言を許します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 まず、原案に反対者の発言を許します。 5番、立入善治議員。 ◆5番(立入善治君) 登壇 議案第26号 平成28年度湖南市国民健康保険特別会計予算について、反対の立場から討論を行います。 国保加入者は、高齢者や無職者、低所得者が多い中で、保険税引き上げは被保険者にとって大きな負担となり、滞納者が増える状況が改善されず、悪循環となっています。平成30年に都道府県単位の広域化に移行されるということで、年々、一般会計からの法定外繰り入れの割合が引き下げられています。全国の市町村が運営する国民健康保険では、所得200万円で30万円を超える負担を強いられるなど、各地の国保税が住民の支払い能力をはるかに超え、住民生活を脅かす重大な要因となっています。 高過ぎる国保料(国保税)を完納できない滞納は加入世帯の約2割に上ります。ところが、政府は、国保を広域化、都道府県単位化の名で市町村の一般会計繰り入れによる国保税の軽減をやめさせ、さらなる保険料の引き上げを行うことを自治体に指図しています。 国保税滞納で保険証を取り上げられ、無保険状態とされている人、派遣切りなどで健保を追い出され、国保にも未加入のまま無保険となっている人も多数に上ります。 こうした国保税の問題の多くの責任は国にあります。1984年度から2010年度の間に、市町村国保の総収入に占める国庫支出金の割合は50%から25%へ半減してきました。全国の市町村が強く国に要望することが求められます。 検診事業は、早期発見、早期治療により医療費が抑制されることはこれまでの統計でも明らかになっています。ところが、27年度まで65歳以上の前期高齢者の検診が、がん検診が無料だったのが、肺がん検診以外は70歳から無料と年齢が引き上げられました。このがん検診は、昨年の検査実績で76万円だと報告されています。検診受診率を向上させるという方針から逆行するものと言えます。国へ財政的支援を、強く声を上げ、国保加入者の健康増進のみならず、現役労働者や主婦、学生など若い人に対する検診受診を啓発すること、予防や健康づくり事業を強化し、結果として医療費が抑えられるよう、さらなる事業を展開すべきであります。 以上のことから、今予算については反対とします。 ○議長(松原栄樹君)  次に、原案に賛成者の発言を許します。 16番、望月 卓議員。 ◆16番(望月卓君) 登壇 それでは、平成28年度湖南市国民健康保険特別会計に賛成の立場から討論をさせていただきます。 国民健康保険は、前年度比約3億円増の59億2,100万円の予算であります。先ほど来、一般会計からの繰入額が減額しているという意見もありましたが、これは予算常任委員会の中でありましたが、本年度は3億6,200万円の繰入金があり、当初予算で見ますと約3,400万円増額しております。また、保険税引き上げは被保険者の大きな負担となり、滞納者が増えるとの指摘も今の反対討論でもありましたが、あくまでも特別会計は独立採算制が尊ばれるものであり、一般会計からの繰り入れは、納税者の7割近くが被湖南市国民健康保険者でない点から、税の公平性をも否定することになります。滞納者の方々にも税の公平性を理解し、対応していただきたいと思うところであります。 国からの国庫支出金は前年度より約4,000万円増額しているものの、11億円です。県支出金も前年度より1,700万円増加しているものの、2億4,400万円です。また、国保加入者が負担している国保税は13億円で、前年度よりも約5,000万円減少している状況です。 ここで、先ほど反対討論をされましたけど、国保の歴史をひもとけば、国が進める市町村運営方式による保険制度が、官庁や企業に組織化されていない日本国民を対象として開始したのが1958年であり、1961年に国民すべてが公的医療保険に加入する国民皆保険体制が整えられたところであります。制度発足当初は、サラリーマンでない自営業者や農業従事者の医療保険制度でしたが、産業構造の変化や高齢化の進展により、年金生活者や失業者等の無給者の割合が半数近くを占めるようになってきました。近年では、加入者1人当たりの医療費支出が増加し、他の保険制度加入者と比較しますと約2倍の数字になってきているという点は湖南市でも同じ傾向です。 国レベルでは、日本共産党さんは物言う政党、今は野党の大事なポジションを担う立ち位置にいるところとなっています。湖南市の一般会計から繰入金が云々、国保税アップ云々ではなく、国からの国庫支出金や県の支出金の増額への展開、取り組みへの先頭立ちをお願いしたいところであります。 私は、湖南市国民健康保険特別会計の、継続して安定的な運営を望むところであります。今回の予算編成があらゆる角度、あらゆる分野のよいとこどりの最大公約数的ではなく、あらゆる角度、あらゆる分野を包含する最小公倍数的な予算であると自信を持っているところであります。どうか議員の皆様にはこの思いをご理解いただき、賛成をお願いいたしまして、賛成討論といたします。 ○議長(松原栄樹君)  以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第26号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第26号 平成28年度湖南市国民健康保険特別会計予算は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (起立多数) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 起立多数です。したがって、議案第26号 平成28年度湖南市国民健康保険特別会計予算は、委員長報告のとおり可決されました。 続いて、議案第27号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第27号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第27号 平成28年度湖南市国民健康保険診療所特別会計予算は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (全員起立) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 全員起立です。したがって、議案第27号 平成28年度湖南市国民健康保険診療所特別会計予算は、委員長報告のとおり可決されました。 続いて、議案第28号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第28号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第28号 平成28年度湖南市後期高齢者医療特別会計予算は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (起立多数) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 起立多数です。したがって、議案第28号 平成28年度湖南市後期高齢者医療特別会計予算は、委員長報告のとおり可決されました。 続いて、議案第29号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論の通告がありますので、発言を許します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 まず、原案に反対者の発言を許します。 6番、松井圭子議員。 ◆6番(松井圭子君) 登壇 議案第29号 平成28年度湖南市介護保険特別会計予算について、反対の立場から討論いたします。 湖南市は前期高齢者の割合が高く、所得が高いということで、財政調整交付金は年々減少し、前年度はついにゼロ%という状況となりました。引き続き、国へ国庫負担を継続して求められたい。 今後、高齢化率は急速に高くなることから、住み慣れた地域での介護予防事業、認知症予防事業の強化や、在宅生活が快適に継続していくための支援は多く求められてきますが、平成28年度一次予防事業は、高齢者ヘルパー派遣事業の委託を削り減額、体力向上業務委託も減額となっています。 9年ぶりの介護報酬の改定は、介護報酬の大幅な引き下げにより、介護事業者は経営が大変な状況です。委託している介護事業者任せにせず、介護相談員9名の方が月1回、巡回をされておられるので、連携を密にしていただき、行政がきちんと事業所の現状や介護離職者を防ぐこと、高齢者介護の実態把握に努めていただけるようお願いします。 施設介護のかなめとなる特別養護老人ホームの入所基準が制限されます。要介護3以上、現在でも要介護1・2の人たちは全体の2割以上を占めています。現在の入所の人たちはそのまま継続されますが、いわゆる待機となっている人たちからは要介護1・2の人たちは基本的に除かれ、特例入所を待つしかありません。要支援からサービスを取り上げ、わずかな所得で負担が2倍になるなど、介護保険制度の改正ごとに悪くなっていきます。高齢化率が高まる中、サービス給付費が上がれば、それに比例して際限なく保険料が上がっていく仕組みで、高齢者の負担能力を超えていくこの制度に反対であります。 高齢者が増え、要介護者が増える中で、老老介護やひとり暮らし高齢者も増えます。テレビや新聞で報じられる悲しい事態を絶対に招かないためにも、国への改善を要求し、公的介護保険制度の充実こそ大事で、安心して高齢者が老後を過ごせるよう、さらなる改善を求め、今予算は反対といたします。 ○議長(松原栄樹君)  次に、原案に賛成者の発言ですが、通告はありませんでした。 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第29号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第29号 平成28年度湖南市介護保険特別会計予算は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (起立多数) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 起立多数です。したがって、議案第29号 平成28年度湖南市介護保険特別会計予算は、委員長報告のとおり可決されました。 続いて、議案第30号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第30号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第30号 平成28年度湖南市訪問看護ステーション事業特別会計予算は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (全員起立) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 全員起立です。したがって、議案第30号 平成28年度湖南市訪問看護ステーション事業特別会計予算は、委員長の報告のとおり可決されました。 続いて、議案第31号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第31号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第31号 平成28年度湖南市水道事業会計予算は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (全員起立) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 全員起立です。したがって、議案第31号 平成28年度湖南市水道事業会計予算は、委員長報告のとおり可決されました。 続いて、議案第32号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第32号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第32号 平成28年度湖南市下水道事業会計予算は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (全員起立) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 全員起立です。したがって、議案第32号 平成28年度湖南市下水道事業会計予算は、委員長報告のとおり可決されました。 続いて、議案第34号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第34号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第34号 指定管理者の指定については、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (全員起立) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 全員起立です。したがって、議案第34号 指定管理者の指定については、委員長報告のとおり可決されました。 続いて、議案第35号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第35号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第35号 市道路線の認定については、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (全員起立) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 全員起立です。したがって、議案第35号 市道路線の認定については、委員長報告のとおり可決されました。 続いて、議案第36号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論の通告がありますので、発言を許します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 まず、原案に反対者の発言を許します。 5番、立入善治議員。 ◆5番(立入善治君) 登壇 議案第36号 第三次湖南市行政改革大綱の策定について、反対の立場から討論を行います。 平成27年6月19日に市長より委嘱を受け発足した湖南市行政改革懇談会の提言によりますと、第一次、第二次行政改革を検証した結果、第二次行政改革大綱の最優先改革事項であった公共施設に対する改革、本市を取り巻く課題に対する改革が全く着手されていないとされており、今後の湖南市の課題として、人口減少が進む中で税収増加が見込めないこと、高齢化のスピード化で社会保障の増加することは必至と考えられるとしています。 このことから、提言の第1の柱として、税のさらなる有効利用、公共施設等総合管理計画の着実な実行、組織や人員の改革、事務事業等の改革、財政構造等の抜本的な改革を掲げ、さらなる人員削減を示唆しています。第3の柱では、市民主体のまちづくりを掲げ、湖南市が置かれている状況を共有し、まるで共同責任かのような表現も使われています。湖南市を取り巻く社会情勢は、少子高齢化により社会保障の増加や人口の減少、地方交付税、合併特例措置の段階的縮小、国の義務づけ・枠づけの見直しや、権限移譲への対応による業務量の増加など、厳しい状況があるとしています。 私も、長引く経済不況など、国民の暮らしが脅かされるもとで、住民にもっと身近な地方自治の果たす役割がますます大切だと思います。地方自治体が、「住民の福祉の増進を図る」という本来の役割を担える財源を保障し、福祉・教育、地域振興、防災対策など、現に進めている取り組みを一体に強めることが何よりも大切であり、国が進める地方を疲弊させる施策をやめさせるべきではないでしょうか。どこに住んでいても教育や医療をはじめとした必要な行政サービスが受けられるよう、自治機能の再生を図ることです。 行政改革はすべて反対するものではありませんが、第三次行政改革大綱は、平成18年には職員が497人でしたが、27年には446人と、51人も減らされているにもかかわらず、今以上に職員の削減、指定管理の強化、市民の財産を切り売り、補助金、負担金の見直しをするなど、さらに疲弊を生む可能性を含んでいるものと言えるのではないでしょうか。よって、本議案に対しては反対とするものです。 以上です。 ○議長(松原栄樹君)  次に、原案に賛成者の発言ですが、通告はありませんでした。 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第36号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第36号 第三次湖南市行政改革大綱の策定については、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (起立多数) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 起立多数です。したがって、議案第36号 第三次湖南市行政改革大綱の策定については、委員長報告のとおり可決されました。 続いて、議案第37号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第37号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第37号 平成27年度湖南市一般会計補正予算(第10号)は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (全員起立) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 全員起立です。したがって、議案第37号 平成27年度湖南市一般会計補正予算(第10号)は、委員長報告のとおり可決されました。 続いて、議案第38号について、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから議案第38号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第38号 平成28年度湖南市一般会計補正予算(第1号)は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (全員起立) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 全員起立です。したがって、議案第38号 平成28年度湖南市一般会計補正予算(第1号)は、委員長報告のとおり可決されました。 お諮りします。 休憩中に産業経済常任委員長から意見書の提出がありました。追加日程のとおり、意見書第3号を日程に追加し、議題にしたいと思います。ご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  異議なしと認めます。したがって、意見書第3号を追加日程第1とし、議題とすることに決定しました。 △追加日程第1.意見書第3号 TPP(環太平洋連携協定)交渉に関する意見書 ○議長(松原栄樹君)  追加日程第1.意見書第3号 TPP(環太平洋連携協定)交渉に関する意見書を議題とします。 本案について、提出者の説明を求めます。 産業経済常任委員長。 ◆産業経済常任委員長(粟津寬三君) 登壇 TPP(環太平洋連携協定)交渉に関する意見書。 10月5日、米国・アトランタで開催されていたTPP閣僚会合において、TPP交渉は大筋合意に至り、2月4日、ニュージーランドで協定文書に署名しました。その内容は、農林水産物の重要5品目への特別輸入枠の設定や段階的な関税削減・撤廃となっており、国会決議の内容を逸脱しているとの懸念がある中、生産現場には不安の声が広がっています。 また、政府は、TPP大筋合意を受けて、与党の協議等を経て、11月25日に「総合的なTPP関連政策大綱」(以下、「大綱」という。)を決定されました。 なお、大綱では、米の需要悪化につながらないようTPPの輸入量相当の国産米を備蓄米として買い入れること、麦の経営所得安定対策を着実に実施すること、ならびに牛肉・豚肉の経営安定対策事業(マルキン)を法制化することなど、早急に対策を示してほしいという生産現場の不安の声に対して最低限の国内対策は示されていますが、到底、生産現場の不安の声に対して十分に応える内容にはなっていません。 さらに、TPPは、単に農業問題だけではなく、食の安全・安心、医療、保険、ISD条項など、国民の生活の根本に大きな不安を抱かせるとともに、国や地域の形を大きく変える重要な内容を含んでいます。 よって、農業者のみならず消費者など広く市民に対して、TPP交渉の合意内容に関するすべての情報をわかりやすく説明すること。ならびに、TPPの影響に関する農業者の不安を払拭するための万全な国内対策を着実に実施することを求め、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 提出先といたしまして、内閣総理大臣、内閣官房長官、経済再生担当大臣、総務大臣、外務大臣、財務大臣、農林水産大臣、経済産業大臣、衆議院議長、参議院議長です。 以上です。 ○議長(松原栄樹君)  これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから意見書第3号を採決します。 意見書第3号 TPP(環太平洋連携協定)交渉に関する意見書は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (起立多数) ○議長(松原栄樹君)  ご着席願います。 起立多数です。したがって、意見書第3号 TPP(環太平洋連携協定)交渉に関する意見書は、原案のとおり可決されました。 △日程第41.議員派遣の件について ○議長(松原栄樹君)  日程第41.議員派遣の件についてを議題とします。 本件について、会議規則第167条の規定により、お手元に配付しておきました文書のとおり派遣したいと思います。ご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  異議なしと認めます。したがって、別紙のとおり派遣することに決定しました。 △日程第42.委員会の閉会中の調査の申し出について ○議長(松原栄樹君)  日程第42.委員会の閉会中の調査の申し出についてを議題とします。 各委員長から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付しておきました文書のとおり、閉会中における継続調査の申し出があります。 お諮りします。 委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松原栄樹君)  異議なしと認めます。したがって、委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。 これで本日の日程はすべて終了しました。 この際、市長から発言の申し出がありますので、これを許します。 市長。
    ◎市長(谷畑英吾君) 登壇 平成28年3月定例会の閉会に際し、一言ご挨拶を申し上げます。 議員の皆様には、去る2月26日からの長い間、慎重審議され、条例の制定改正や補正予算、平成28年度の当初予算、人事案件など、提出いたしました議案すべてお認めいただきましたことに心から御礼を申し上げます。 さて、あと1週間で平成28年度が始まります。本日お認めいただきました当初予算は昨年10月の総合戦略、12月の総合計画を具体化したものでありまして、今月19日に供用を開始いたしました栗東水口道路と名神高速道路栗東湖南インターチェンジを利用して、広域交流都市としての湖南市の都市格をさらに高めるための諸施策が盛り込まれております。また、4月1日には電力小売りが完全自由化されますが、地域自然エネルギーの地域循環利用につなげる事業も始まります。合併前からの長年の懸案であった石部小学校の耐震改築も概成し、新年度からは子どもたちは新しい校舎で学ぶことになりますし、甲西中学校の耐震改築にも着手してまいることになります。新しい年度にはさらに新しい施策や事業に一つ一つ着実に取り組んでまいりますので、皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。 結びにあたりまして、議員の皆様をはじめ市民の皆様のご健康とご多幸、そして、ますますのご活躍をお祈りいたしまして、3月定例会の閉会に際しましての御礼のご挨拶といたします。 ○議長(松原栄樹君)  皆様、平成28年3月定例議会、お疲れさまでございました。 2月26日より始まりました今議会、平成28年度の予算案審議や第三次湖南市行政改革大綱の策定等を中心に、市長提案によるものでは専決承認4件、議案38件、議員提出によるものでは条例改正2件、意見書3件のほか、請願2件と、多くの案件を、各常任員会を中心に慎重審議、議決をいただきました。また、代表質問や一般質問も行っていただき、あすの湖南市のための議論も重ねていただいたと存じます。議員の皆様、谷畑市長をはじめとする執行部の皆様、ご苦労さまでございました。 新年度予算は成立しましたが、今日の社会において行財政運営は一段と厳しくなっていく中で、湖南市総合計画にうたわれております、まちの将来像「ずっとここに暮らしたい! みんなで創ろう きらめき湖南」の実現のために皆様方のさらなるご尽力をお願い申し上げ、また、ますますのご活躍とご健勝をご祈念申し上げ、3月議会閉会のご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 これで本日の会議を閉じます。 平成28年3月湖南市議会定例会を閉会します。 △閉会 午後0時24分-----------------------------------地方自治法第123条第2項の規定により下記に署名する。                          平成28年3月24日                    湖南市議会議長   松原栄樹                    湖南市議会議員   松井圭子                    湖南市議会議員   上野雅代...