甲賀市議会 > 2017-11-29 >
11月29日-01号

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  1. 甲賀市議会 2017-11-29
    11月29日-01号


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    平成29年 12月 定例会(第6回)          平成29年第6回甲賀市議会定例会会期日程                    11月29日~12月22日(24日間)月日曜日会議名等審議内容11.29水本会議 (第1日)議案上程、提案説明30木休会 12.1金休会 2土休会 3日休会 4月休会 5火休会 6水本会議 (第2日)議案審議、付託等7木休会 8金本会議 (第3日)一般質問9土休会 10日休会 11月本会議 (第4日)一般質問12火本会議 (第5日)一般質問13水本会議 (第6日)一般質問14木委員会付託議案審査 予算決算常任委員会15金委員会付託議案審査 産業建設常任委員会16土休会 17日休会 18月委員会付託議案審査 厚生文教常任委員会19火委員会付託議案審査 総務常任委員会20水休会 21木休会 22金本会議 (第7日)各委員長報告、質疑、討論、採決        平成29年第6回甲賀市議会定例会会議録(第1号) 平成29年11月29日(水曜日)午前10時00分開会1.出席議員     1番  岡田重美        2番  堀 郁子     3番  糸目仁樹        4番  里見 淳     5番  山中修平        6番  奥田宏嗣     7番  竹若茂國        8番  田中喜克     9番  小西喜代次      10番  田中將之    11番  戎脇 浩       12番  小河文人    13番  森田久生       14番  林田久充    15番  山中善治       16番  橋本恒典    17番  山岡光広       18番  白坂萬里子    19番  鵜飼 勲       20番  谷永兼二    21番  田中新人       22番  土山定信    23番  辻 重治       24番  橋本律子2.欠席議員         (なし)3.職務のため議場に出席した事務局職員    事務局長       菊田宗高  議事課長       藤田文義    議事課係長      田中秀樹  議事課主査      野口一徳4.説明のため出席した者    市長         岩永裕貴  教育長        山下由行    代表監査委員     山本哲雄  副市長        正木仙治郎    市長公室長兼危機・安全管理統括監 総合政策部長     平尾忠浩               呉竹弘一    総務部長       保井達也  総務部理事      岡根芳仁    市民環境部長     酒徳真悠美 健康福祉部長福祉事務所長                                福山勝久    こども政策部長    寺田カオル 産業経済部長     中島昭彦    建設部長       橋本義信  上下水道部長     森本裕之    会計管理者      片岡優子  教育部長       玉木正生    監査委員事務局長   西野 博5.議事日程  日程第1        会議録署名議員の指名  日程第2        会期の決定  日程第3 報告第16号 株式会社道の駅あいの土山の経営状況の報告について  日程第4 報告第17号 議会の委任による専決処分の報告について  日程第5 報告第18号 議会の委任による専決処分の報告について  日程第6 報告第19号 議会の委任による専決処分の報告について  日程第7 報告第20号 議会の委任による専決処分の報告について  日程第8 報告第21号 議会の委任による専決処分の報告について  日程第9 報告第22号 議会の委任による専決処分の報告について  日程第10 報告第23号 議会の委任による専決処分の報告について  日程第11 報告第24号 議会の委任による専決処分の報告について  日程第12 議案第102号 甲賀市職員の配偶者同行休業に関する条例の制定について  日程第13 議案第103号 甲賀市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について  日程第14 議案第104号 甲賀市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について  日程第15 議案第105号 甲賀市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について  日程第16 議案第106号 甲賀市地域包括支援センター包括的支援事業の実施に係る職員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について  日程第17 議案第107号 平成29年度甲賀市一般会計補正予算(第5号)  日程第18 議案第108号 平成29年度甲賀市介護保険特別会計補正予算(第2号)  日程第19 議案第109号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第20 議案第110号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第21 議案第111号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第22 議案第112号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第23 議案第113号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第24 議案第114号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第25 議案第115号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第26 議案第116号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第27 議案第117号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第28 議案第118号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第29 議案第119号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第30 議案第120号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第31 議案第121号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第32 議案第122号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第33 議案第123号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第34 議案第124号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第35 議案第125号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第36 議案第126号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第37 議案第127号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第38 議案第128号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第39 議案第129号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第40 議案第130号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第41 議案第131号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第42 議案第132号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第43 議案第133号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第44 議案第134号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第45 議案第135号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第46 議案第136号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第47 議案第137号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第48 議案第138号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第49 議案第139号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第50 議案第140号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第51 議案第141号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第52 議案第142号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第53 議案第143号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第54 議案第144号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第55 議案第145号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第56 議案第146号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第57 議案第147号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第58 議案第148号 市道路線の廃止につき議決を求めることについて  日程第59 議案第149号 市道路線の認定につき議決を求めることについて  日程第60 議案第150号 公立甲賀病院組合規約の一部変更に関する協議につき議決を求めることについて  日程第61 請願第1号 国の責任で若い人も高齢者も安心できる年金制度を実施する意見書を求める請願6.本日の会議に付した事件  日程第1        会議録署名議員の指名  日程第2        会期の決定  日程第3 報告第16号 株式会社道の駅あいの土山の経営状況の報告について  日程第4 報告第17号 議会の委任による専決処分の報告について  日程第5 報告第18号 議会の委任による専決処分の報告について  日程第6 報告第19号 議会の委任による専決処分の報告について  日程第7 報告第20号 議会の委任による専決処分の報告について  日程第8 報告第21号 議会の委任による専決処分の報告について  日程第9 報告第22号 議会の委任による専決処分の報告について  日程第10 報告第23号 議会の委任による専決処分の報告について  日程第11 報告第24号 議会の委任による専決処分の報告について  日程第12 議案第102号 甲賀市職員の配偶者同行休業に関する条例の制定について  日程第13 議案第103号 甲賀市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について  日程第14 議案第104号 甲賀市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について  日程第15 議案第105号 甲賀市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について  日程第16 議案第106号 甲賀市地域包括支援センター包括的支援事業の実施に係る職員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について  日程第17 議案第107号 平成29年度甲賀市一般会計補正予算(第5号)  日程第18 議案第108号 平成29年度甲賀市介護保険特別会計補正予算(第2号)  日程第19 議案第109号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第20 議案第110号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第21 議案第111号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第22 議案第112号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第23 議案第113号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第24 議案第114号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第25 議案第115号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第26 議案第116号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第27 議案第117号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第28 議案第118号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第29 議案第119号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第30 議案第120号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第31 議案第121号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第32 議案第122号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第33 議案第123号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第34 議案第124号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第35 議案第125号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第36 議案第126号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第37 議案第127号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第38 議案第128号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第39 議案第129号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第40 議案第130号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第41 議案第131号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第42 議案第132号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第43 議案第133号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第44 議案第134号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第45 議案第135号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第46 議案第136号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第47 議案第137号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第48 議案第138号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第49 議案第139号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第50 議案第140号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第51 議案第141号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第52 議案第142号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第53 議案第143号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第54 議案第144号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第55 議案第145号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第56 議案第146号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第57 議案第147号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第58 議案第148号 市道路線の廃止につき議決を求めることについて  日程第59 議案第149号 市道路線の認定につき議決を求めることについて  日程第60 議案第150号 公立甲賀病院組合規約の一部変更に関する協議につき議決を求めることについて  日程第61 請願第1号 国の責任で若い人も高齢者も安心できる年金制度を実施する意見書を求める請願7.議事の経過 ○議長(林田久充) 御報告を申し上げます。 報道関係者から、本会期中における撮影許可の申し出があり、議長において、これを許可いたしましたので、御承知おきください。     (開会 午前10時00分) ○議長(林田久充) これより、平成29年第6回甲賀市議会定例会を開会いたします。 改めまして、おはようございます。 新しい議員の皆さん、最初の議案審議になる議会が、これから始まります。議長を就任させていただいたときにも申し上げましたが、議論する議会、そして意思決定に責任を持つ議会と、お互いに切磋琢磨して、この議会を新しい議会の始まりということで進められたらというふうに考えています。 議員皆様方が考えられる論点をより明確にしていただいて、しっかりと御議論をいただきますようお願い申し上げまして、簡単ではございますが、議長の挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ただいまの出席議員は、24名であります。 よって、これより本日の会議を開きます。 諸般の報告を行います。 初めに、例月出納検査の結果について報告いたします。 このことについては、平成29年9月6日付、9月27日付、及び10月31日付で甲賀市監査委員より結果報告が提出されております。 平成29年7月、8月及び9月の現金出納事務が正確であった旨の報告であり、その写しを後刻配付いたします。 次に、教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価に関する報告書について報告します。 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の規定に基づき、平成29年11月28日付で甲賀市教育委員会より報告書が提出されましたので、その写しを後刻配付いたします。 次に、滋賀県市議会議長会について報告いたします。 11月21日に、第3回定例議長会が草津市において開催され、平成30年度の役員や平成29年度定例議員研修会等について提案され、それぞれ原案のとおり承認されました。 次に、全国高速自動車道市議会協議会について報告いたします。 10月31日に、第1回理事会が全国都市会館で開催され、前議長が出席されました。 理事会では、平成28年度会計決算の報告並びに政府・国会への高速道路建設整備促進等に関する要望事項等について決定されました。 以上で報告を終わります。 本日の議事日程については、お手元に配付したとおり編成いたしましたので、御報告申し上げますとともに、御了承賜りたいと存じます。 これより日程に入ります。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録の署名議員は、会議規則第88条の規定により、   3番 糸目仁樹議員及び   4番 里見 淳議員を指名いたします。 日程第2、会期の決定の件を議題といたします。 去る11月22日に議会運営委員会が開催され、本定例会の会期について協議いただきました。 その結果、議会運営委員長より、本定例会の会期については、お手元の会期日程のとおり、本日から12月22日までの24日間とし、休会中には委員会を開催することが適当である旨の報告がありました。 お諮りいたします。 議会運営委員長からの報告のとおり、本定例会の会期は、本日から12月22日までの24日間といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(林田久充) 御異議なしと認めます。 よって、会期は、本日から12月22日までの24日間と決定いたしました。 ここで、議案審議に先立ち、市長から挨拶の申し出がありますので、発言を許します。 市長。 ◎市長(岩永裕貴) 皆様、おはようございます。 本日ここに、平成29年第6回甲賀市議会定例会が開会されるに当たり、提案いたします議案の御審議を願うに先立ち、議長のお許しをいただきましたので、御挨拶を申し上げます。 まずは、本日未明、北朝鮮から弾道ミサイルが発射され、我が国の排他的経済水域内に落下したと政府から発表がありました。政府には、こうした我が国だけでなく、世界の平和秩序に対する挑発ともいうべき行為に対し、毅然たる姿勢で臨んでいただくとともに、国民の安全確保に万全を期していただくことを強く望むものであります。 さて、さきの衆議院議員総選挙後初となる第195回特別国会が11月1日に召集をされ、39日間の会期で開会される中で、2018年度税制改正の議論が本格化しております。中でも、働き方の多様化などに対応するための所得税改革やたばこ税の増税、森林環境税観光促進税の新税創設などが焦点となっております。 また、平成29年度補正予算、平成30年度当初予算編成も大詰めを迎えており、各地方自治体においては、国庫補助金等の確保に全力を尽くしている時期でもあります。 そのような中で、先日来、新名神高速道路全線早期開通大戸川ダム早期着工ゴルフ場利用税の存続など、本市の発展に欠かすことのできない国の政策や事業の推進などに対し、同盟会等の皆様とともに、関係省庁や国会議員の皆様へ要望活動を行ってまいりました。 新名神高速道路は、関西圏と中部圏をつなぐ交通網の大動脈として、本市の経済活動や観光振興などになくてはならない高速道路であります。来月には、高槻・川西間が開通、年度内に神戸まで開通を予定することとなっており、また、亀山西・新四日市間が平成30年度に開通する予定であり、残る区間が早期に開通することで、新名神高速道路が持つストック効果により、本市の地理的優位性がさらに高まるものと考えております。 また、大戸川ダム関連事業では、ダム建設早期着工による流域住民の安心・安全の確保、準備工事として進められている県道大津信楽線の早期完成による市民生活の利便性向上など、長年の懸案事項でもあることから、流域の住民団体の皆様の御支援をいただきながら、甲賀市長として強い意志のもとに、引き続き要望を続けてまいります。 ゴルフ場利用税の存続につきましては、地方税として滋賀県が課税をし、その7割をゴルフ場の所在する市町に交付金として交付される仕組みとなっており、本市におけるゴルフ場利用税交付金の平成28年度決算額は、約3億6,000万円となっております。 現行制度導入から30年、本市では健全な自治体経営を行う上で主要な財源として位置づけており、廃止された場合、本市の財政に混乱を来すことは明らかであり、引き続き、関係自治体とともに存続の要請を行ってまいりたいと考えております。 さらに、12月と1月には、名神名阪連絡道路早期整備区間の指定について、関係団体の皆様と連携を図りながら、同盟会の会長として要望活動を行う予定でもあります。 名神名阪連絡道路の実現は、広域幹線道路ネットワーク化により、内陸型工業地域として多くの企業立地が見込まれ、生産性の向上や新需要の創設により地域振興が図れるなど、絶大なストック効果によって確かな将来の地域ビジョンの展開が可能になってくるものと確信をいたしております。引き続き、議員の皆様の御支援、御協力をお願い申し上げます。 今後も、市政を預かる最高責任者として、必要な案件があれば、時期を逸することなく要望活動トップセールスをしっかりと続けてまいりたいと考えております。 それでは、9月定例会以降における市政の主な動きについて、御報告を申し上げます。 まず、総合政策部所管事項では、本年6月から7月にかけて、市内18歳以上の3,000人を対象として実施をいたしました「甲賀市市政に関する意識調査」の結果がまとまり、市ホームページを通じて公表をさせていただきました。 調査に御協力いただいた皆様にはお礼を申し上げますとともに、市民皆様の声や思いが集約された貴重な資料として、今後の市政推進にしっかりと活用してまいりたいと思います。 次に、今年度からスタートいたしました第2次甲賀市総合計画の諸施策を確実に進めるため、必要な事務事業で構成する実施計画の策定を進めているところであります。 この実施計画は、平成29年度から平成32年度までの4年間を計画期間とした第1期基本計画に基づき、20分野ごとの目標及び成果指標を達成するためのものであり、財政的な裏づけを持つ事務事業を選定し、4年間の見通しを市民や議会の皆様と共有してまいりたいと考えております。 次に、11月20日、立命館大学包括連携協定を締結させていただきました。 本市は大学のないまちであり、県内13の大学、短期大学が立地している他市町と比べ、大学生などの若い活力を活用した地域課題の解決や大学の知的資源を使った地域の活性化等がおくれていると考えています。 立命館大学とは、経済・観光の振興、文化の振興、地域活性化、人材育成、自然・環境の保全、健康づくり及び福祉の六つの分野について連携を深め、今後は具体的な施策を展開することといたしております。 続きまして、総務部所管事項では、新庁舎整備事業として進めてまいりました別館の改修工事が12月末には完了する予定であり、並行して駐車場整備や敷地内の植栽を行い、来年2月には全体整備を完了する予定で工事の進捗を図っております。 次に、信楽地域市民センター信楽伝統産業会館の改築整備につきましては、早期に基本設計を完了させるとともに実施設計を行い、平成30年度には建設工事に着手できるよう進めてまいります。 また、本庁舎移転後の甲南地域市民センターの利活用につきましては、関係団体との協議を踏まえ、おおむね方針が整ってまいりましたことから、本年度より改修に向けて設計等に取り組みたいと考えております。 さらに、土山地域市民センターにつきましても、課題となっております庁舎の空きスペースの有効活用のために改修の必要があると判断しましたことから、利便性の向上が図れるよう、地域の皆様とともに検討を進めることにいたしております。 続きまして、市民環境部所管事項では、10月7日、「甲賀市あんぜん・あんしんなまちづくり市民会議」及び甲賀警察署の主催による「甲賀市犯罪のないあんぜん・あんしんなまちづくり市民大会」を開催いたしました。 区・自治会、自治振興会、自主防犯活動団体の皆さんの御参加のもと、市民一丸となり、犯罪のない住みよい地域社会の実現に向けて決意を新たにいたしたところであります。 続きまして、健康福祉部所管事項では、聴覚障がい者の皆様が自由に参加できる社会の実現を目指し、手話で日常会話ができる市民をふやすため、5月から11月までの6カ月間、手話奉仕員養成講座を開催し、9名の方が修了をされました。 今後も、手話を通じて聴覚障がい者の皆様のコミュニケーションを支援するとともに、地域福祉を支える人材の育成に努めてまいります。 次に、健康寿命の延伸を図ることを目的に今年度から実施をしております「健康寿命を延ばそう事業」について、9月からモデル事業の一環として、現在5カ所の自治振興会で、体力測定やウオーキング、体操を実施していただいております。 「世界で一つだけの体操」を、立位と座位で行うバージョンを作成し、10月から、イベントや健康教室を通じて啓発を行うとともに、滋賀県薬業協会や大型量販店ともコラボレーションをした健康づくりを進めているところであります。 続きまして、こども政策部所管事項では、現行制度の継続や制度のはざまにある子どもたちへの支援を行うため、「子ども・子育て応援連携プロジェクト会議」を立ち上げ、これまで3回の会議を開催いたしました。 11月13日には、同会議から中間時点での取りまとめをいただき、子ども・子育て応援団会議に報告をいたしました。 今後は、プロジェクト会議からの中間報告を踏まえ、次年度に反映できる施策・事業について、関係部局と連携・調整して取り組んでまいります。 次に、甲南希望ケ丘保育園の耐震補強及び改修工事につきましては、10月末をもって完了し、11月6日からは新しくなった園舎で子どもたちは過ごしております。 今後は外構工事を行うこととしており、引き続き、安全面に十分配慮しながら充実した保育を実施してまいりたいと考えております。 続きまして、産業経済部所管事項では、女性が活躍できる社会への理解と関心を高めることを目的に、11月3日、あいこうか市民ホールにおいて「みんなのチャレンジフェスティバル 女性の活躍でもっと輝くまちに」を開催し、私も甲賀市役所の代表として、市内23の企業、事業所、団体の皆様とともにイクボス共同宣言を行いました。 職員一人一人のワーク・ライフ・バランスを応援することが、より質の高い行政サービスにつながると考えており、今後も市内企業などにイクボスをふやすための働きかけを行いながら、多様な生き方が尊重され、市民誰もが生き生きと輝いた人生を送ることができる甲賀市の実現に向け、取り組みを進めてまいります。 また、(仮称)甲賀市男女共同参画を推進する条例案の答申を10月16日に男女共同参画審議会からいただいたところであり、今後、議会での御議論や市民の皆様からの御意見等を踏まえ、条例案として議会に提案できるよう手続を進めてまいります。 次に、10月22日、東京増上寺において第10回甲賀流忍者検定が実施をされました。 この日は、台風21号の接近による悪天候にもかかわらず160名もの参加者を得ることができ、海外を含め多くのメディアを通じて、「忍者の里甲賀」のPRができたものと考えております。 また、11月19日、滋賀県茶業振興大会が開催をされ、9月に審査が行われた茶業コンクールの表彰式などが行われました。入賞された皆様のお茶づくりへのたゆまぬ努力が結果につながったものと考えております。 今後も、土山・信楽両産地のさらなる発展のリーダーとして御活躍いただけることを願うものであります。 続きまして、上下水道部所管事項では、水量不足や漏水事故等の緊急時においても安全で安定的に水道水を供給できるよう、配水区域連絡管整備事業として、信楽町西から中野地先の地域間を結ぶ西地区外送水管布設工事に引き続き、甲賀町隠岐地先から甲南町寺庄地先を結ぶ隠岐・寺庄配水系統整備送水管布設工事を10月に発注をいたしました。 次に、汚水処理施設整備構想に基づき未整備地区の整備を図るため、信楽町長野地区の信楽図書館前から信楽駅口交差点方面へ施工延長595.5メートルの幹線整備工事を9月に発注し、間もなく現場着手するところであります。 最後に、教育委員会事務局所管事項では、こうかICT教育環境整備事業におきまして、全小中学校に教員用タブレット及びデジタル教科書207台、電子黒板35台を10月に導入し、ICT機器の活用に関する教員の能力向上を図るとともに、マルチメディアを有効に使った、わかりやすい授業づくりに取り組んでおります。 タブレット端末により教室のテレビに投影されたデジタル教科書や、電子黒板に映し出された画像などの映像コンテンツは、子どもたちからも、画像が工夫されていて、わかりやすく楽しく勉強ができると好評であると聞いております。 来年度以降も、児童生徒用タブレットの導入など、教育環境の整備を着実に進めてまいります。 また、学校施設整備事業では、エアコン整備を水口・甲南地域の小中学校9校を対象に工事発注し、現在、4小学校の工事が完了をいたしました。 また、トイレ整備では、土山・甲賀・信楽地域の小中学校12校を対象に工事発注し、大規模改造工事においては4校を対象に工事発注をしており、それぞれ年度内完了に向け整備を進めております。 また、(仮称)甲賀市西部学校給食センターにつきましては、地元山上区に御説明をさせていただきながら、建設予定地の測量調査業務委託及び造成工事設計業務委託を発注し、事業を進めているところであります。 用地につきましても、土地の鑑定評価書の作成業務が完了次第、大切な財産をお譲りいただく土地所有者との協議を丁寧に進めてまいりたいと考えております。 次に、11月5日、市内外から3,292人ものランナーを迎え、第31回あいの土山マラソン大会を開催いたしました。協賛をいただいた多くの企業やボランティアスタッフ、沿道での市民の御声援など、多くの皆様の支えにより、無事、大会を終えることができました。 今後は、本市の豊かな観光資源を生かしながら、甲賀市全体で盛り上げ、おもてなしができる大会へと発展できるよう、さらに工夫を重ねてまいりたいと考えております。 次に、11月6日、第2回鮎河小学校・鮎河保育園再編検討協議会におきまして、小学校の閉校と保育園の閉園を御決定いただきました。 小学校は平成27年度から、保育園は平成25年度から休校・休園となっておりました。この間も含め、保護者の皆様を初め、地域の中で多様な観点で多くの議論を重ねていただいた末の御決断であったと受けとめております。 今後、施設利用を含め、地域の発展に向け、部局横断的に全力で取り組んでまいります。 以上、9月定例会以降における主な市政の動きについて御報告させていただきました。 本日、提案をいたしますのは、報告案件9件、条例案件5件、補正予算案件2件、その他案件42件の合計58案件でございます。 どうかよろしく御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げ、開会に当たりましての挨拶とさせていただきます。 ○議長(林田久充) この際、日程第3、報告第16号 株式会社道の駅あいの土山の経営状況の報告についての件から、日程第11、報告第24号 議会の委任による専決処分の報告についての件まで、以上9件を一括議題といたします。 報告の説明を求めます。 市長。 ◎市長(岩永裕貴) 報告第16号から報告第24号まで、一括してその内容を申し上げます。 まず、報告第16号 株式会社道の駅あいの土山の経営状況の報告について、その内容を申し上げます。 本報告は、地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき、議会に報告するものであります。 現在の発行株数は、1株10万円の100株であり、甲賀市は全体の47%を保有する筆頭株主となっております。 経営状況につきましては、市内の農家が丹精込めて栽培された農産物や特産品などを販売する物産部門及びレストラン部門におきまして、年明けより積雪量が多かったことや、7月初旬から10月にかけて幾度も台風が接近するなど天候不順の影響を受け、売上高が前期比3.9%減となり、その結果、第19期の営業利益は34万1,897円の減益となりました。 今後におきましても、当法人においては、道の駅の本来の機能である休憩機能、情報発信機能、地域との連携機能の充実を図り、さらなる経営力の向上と顧客1人当たりの売上額の拡大に努めるとともに、安心・安全な地元特産品を中心とした新たな販売戦略に取り組みながら、経営の安定化を図るため、市としても指導、助言してまいりたいと考えております。 なお、補足説明は産業経済部長がいたします。 次に、報告第17号から報告第24号までの議会の委任による専決処分の報告について、その内容を申し上げます。 まず、報告第17号について、去る平成29年6月19日、甲賀市水口町本丸地先の市道樋下綾野線と市道高塚林口線の交差点において、市有自動車での市側の不注意による事故により、相手方の擬木柵に損害を与えたものであります。 つきましては、この事故についての和解及び損害賠償額を64万8,000円に定めることについて、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分いたしましたので、同条第2項の規定に基づき報告するものであります。 なお、補足説明は総務部理事がいたします。 次に、報告第18号について、その内容を申し上げます。 この専決処分につきましても、先ほどの報告第17号で御説明いたしました市道樋下綾野線と市道高塚林口線の交差点における市有自動車での市側の不注意による事故によるもので、相手方の車両に損害を与えたものであります。 つきましては、この事故についての和解及び損害賠償額を91万7,784円に定めることについて、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分いたしましたので、同条第2項の規定に基づき報告するものであります。 補足説明は、総務部理事がいたします。 次に、報告第19号について、その内容を申し上げます。 去る平成29年9月17日、甲賀市甲南町深川地先の市営住宅深川団地において、台風18号により外壁板が飛散し、相手方の車両に損傷を与えたものであります。 つきましては、この事故による和解及び損害賠償額を6万3,400円に定めることについて、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分いたしましたので、同条第2項の規定に基づき報告するものであります。 次に、報告第20号について、その内容を申し上げます。 去る平成29年8月7日、甲賀市水口町宇川地先において、台風5号により法定外水路敷地の樹木が強風により接触し、相手方の防犯カメラを損傷させたものであります。 つきましては、この事故による和解及び損害賠償額を7万5,600円に定めることについて、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分いたしましたので、同条第2項の規定に基づき報告するものであります。 次に、報告第21号について、その内容を申し上げます。 去る平成29年9月18日、甲賀市水口町笹が丘地先の市道笹が丘1号線において、台風18号により市道のり面の樹木が倒落し、相手方の建設機械を損傷させたものであります。 つきましては、この事故による和解及び損害賠償額を23万7,389円に定めることについて、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分いたしましたので、同条第2項の規定に基づき報告するものであります。 次に、報告第22号について、その内容を申し上げます。 去る平成29年10月22日、甲賀市水口町泉地先の市道泉念仏田線において、舗装のくぼみに起因する事故により、相手方の自動車を損傷させたものであります。 つきましては、この事故による和解及び損害賠償額を1万6,200円に定めることについて、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分いたしましたので、同条第2項の規定に基づき報告するものであります。 次に、報告第23号について、その内容を申し上げます。 去る平成29年10月21日、甲賀市水口町泉地先の市道泉念仏田線において、舗装のくぼみに起因する事故により、相手方の自動車を損傷させたものであります。 つきましては、この事故による和解及び損害賠償額を1万4,232円に定めることについて、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分いたしましたので、同条第2項の規定に基づき報告するものであります。 次に、報告第24号について、その内容を申し上げます。 去る平成29年10月22日、衆議院議員総選挙及び甲賀市議会議員一般選挙において、台風21号の暴風雨により公営ポスター掲示板が傾倒したことなどにより、市内13カ所のフェンスと3台の車両に損害を与えてしまいました。 今回報告いたします件については、直ちに示談が成立いたしました甲賀市土山町青土地先において、選挙公営のポスター掲示板が傾倒し、相手方のフェンスに損害を与えたものであります。 つきましては、この事故による和解及び損害賠償額を20万7,468円に定めることについて、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分いたしましたので、同条第2項の規定に基づき報告するものであります。 なお、本件以外の15件につきましても、順次手続を進めており、相手方に対しては誠意をもって早急に対応してまいります。 以上、報告第16号から報告第24号の説明といたします。 ○議長(林田久充) 報告第16号について、補足の説明を求めます。 産業経済部長。 ◎産業経済部長(中島昭彦) 報告第16号 株式会社道の駅あいの土山の経営状況の報告について、その補足の説明を申し上げます。 お手元の資料に基づきまして、第19期であります平成28年10月1日から平成29年9月30日までの経営状況の報告と、第20期となります平成29年10月1日から平成30年9月30日までの事業計画並びに収支予算につきまして、御説明を申し上げます。 それでは、まず資料の2ページ、第19期の事業報告であります。 平成20年2月の新名神高速道路の開通以降、国道1号線の交通量の減少に伴い、道の駅あいの土山も、その影響を免れない状況が続いております。 加えて、今期においては、年明けよりの降雪量が例年より多く、また、7月初旬からの台風接近など、天候不順に悩まされた1年でありました。そのことが来客数にもあらわれ、今期の来客数は13万6,780人と、前期と比較しますと2%減、売上高につきましても、その影響を受け、3.9%減となったところであります。 影響として、田村神社の大祭などに合わせたイベントの開催や、県内及び近畿管内各地域の道の駅との連携によるスタンプラリー、三重県の道の駅とのクイズラリーを実施したほか、旅の情報誌でのPR活動など、積極的な情報発信による来訪者の獲得に努めたところであります。 また、看板商品であります地場産のお茶やその加工品を中心に、市内の特産品や道の駅オリジナル商品及び甲賀ブランドの販売に力を入れることで、本市を広くPRするとともに、販売力の強化を図ってきたところであります。 引き続き、お客様に喜んでいただけるイベントの開催や販売する商品の見直し、さらには、新名神の土山サービスエリアなどとの連携事業を模索するなど、接客サービスの向上を第一に、商工会や観光協会などの関係団体や、管内の宿泊施設や観光施設との連携強化を図りながら、道の駅の機能をしっかり確保しつつ、健全経営に努められるよう、指定管理者と協力しながら、ともに汗をかいてまいりたいと考えております。 次に、4ページ、5ページは、平成29年9月30日現在の貸借対照表、6ページ、7ページは、平成28年10月1日から平成29年9月30日までの損益計算書であります。 損益計算書のとおり、第19期の決算におきましては、売上高では8,612万8,442円となり、売上原価を差し引いた売上総利益金額は、前期に比べ、3%減の3,104万5,989円となりました。 また、販売経費及び一般経費につきましては、さらなる経費の削減に努め、対前期0.5%減の3,138万7,886円となり、営業外収益などを含めました税引前当期純利益金額は、173万1,436円の利益を確保することができましたが、前期に対し106万4,755円の減益となりました。 8ページには、決算報告書に係ります注記を記載しており、9ページは、第19期における株主資本等変動計算書で、税引き後の当期純利益136万9,136円と繰越利益剰余金2,451万1,132円、及び、別途積立金を合わせますと、当期末の利益剰余金合計は4,588万268円となっております。 10ページは、ただいま申し上げました剰余金の処分について、去る11月20日に開催されました株主総会において次期繰越剰余金として処分することとし、承認決定されたものであります。 次に、13ページは、第20期となります平成29年10月1日から平成30年9月30日までの事業計画であります。 道の駅の設立目的であります本来の機能を果たしながら、会社経営の安定と経営基盤の充実に努めることとし、具体策として列記しております4項目を中心に取り組むこととしております。 最後に、14ページの収支予算書では、なお引き続き厳しい状況が予測されますが、事業計画に掲げました具体策を着実に実施することで、前期売上実績をもとに計上し、自動販売機等の手数料であります雑収入等を含め、総額8,810万3,000円の収入を見込んでおります。 また、支出におきましては、予算上、収支のバランスを考慮したものとして計上しておりますが、販売に係る仕入れ費や一般管理費のさらなる削減を図り、引き続き健全な経営に努めることとしております。 以上、報告第16号の補足の説明といたします。 ○議長(林田久充) 報告第17号及び報告第18号について、補足の説明を求めます。 総務部理事。 ◎総務部理事(岡根芳仁) 報告第17号及び報告第18号 議会の委任による専決処分の報告について、関連がございますので、一括してその補足の説明を申し上げます。 初めに、この事故につきましては、平成29年6月19日の15時20分に、水口町本丸地先の市道交差点で、市職員の不注意により引き起こした公用車事故でございます。 具体的な状況につきましては、市職員が公用車で水口中央公民館前の市道樋下綾野線を南から北向きに運転中に赤信号を見落とし交差点に進入したことにより、東から西に交差点を走行してきた相手方車両に衝突し、さらに、そのはずみで隣接する民家の擬木柵を破損させたものでございます。 いずれも、この事故による損害賠償の責任割合は、保険会社の査定の結果、市側が100%、相手側がゼロ%となったところであります。 なお、この事故によります損害賠償額につきましては、全額、全国市有物件災害共済会による保険が適用されるものであります。 事故による損傷の内容でございますが、報告第17号は、隣接民家のコンクリート製の高さ85センチの擬木柵を6メートル破損したことによるものが64万8,000円、また、報告第18号は、相手方車両のボンネット前面左側からラジエーターやエンジンルーム内の備品、足周りに至るまで破損したことによる修理費用74万8,440円と修理期間中の代車費用16万9,344円を合わせた計91万7,784円でございます。 つきましては、この事故についての和解及び損害賠償額を地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分をいたしましたので、同条第2項の規定に基づき報告するものであります。 なお、本件について、被害に遭われた方に大変御迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げますとともに、誠意をもって対応させていただいているところでございます。 今回の事故を受け、改めて全職員に対し安全運転の徹底を指導し、今後とも職員には自動車を運転することは常に危険を伴うことの認識を常に持つことを徹底し、再発の防止を図ってまいります。 以上、報告第17号及び報告第18号の補足説明といたします。 ○議長(林田久充) これより、報告第16号 株式会社道の駅あいの土山の経営状況の報告について質疑を行います。 質疑はありませんか。 1番、岡田議員。 ◆1番(岡田重美) ただいまの報告第16号 株式会社道の駅あいの土山の経営状況の報告についてお伺いをいたします。 道の駅は、私の自宅から近いので、産直野菜やお土産を買いに行くなど、日常的によく利用をしておりますが、初めて経営状況を聞かせていただきましたので、次の2点について質問をさせていただきます。 まず、1点目ですが、新名神ができてからは以前に比べると大型バスでの利用が少なくなったように感じます。 提出されました第19期業務及び営業報告には、散策されるツアーが増加し、バス会社などに休憩や買い物、食事に利用していただいておりますとあります。大型観光バスによる誘客は全体のどれくらいの率でしょうか。また、さらに利用促進のために観光バス会社に対してどのようにアピールされているのでしょうか、お伺いいたします。 2点目は、道の駅で働いておられる従業員さんの状況についてお聞かせください。 正規職員やパートの方など、何名おられるのでしょうか。 以上2点について、お伺いいたします。
    ○議長(林田久充) 産業経済部長。 ◎産業経済部長(中島昭彦) お答えをいたします。 大型バスの利用につきましては、統計的に十分な統計はございませんけれども、一般のお客さんに比べると、本当に少ない数になってきているのが現状でございます。正確な数字を、今、手元に持ち合わせておりませんので、また後ほど御報告させていただきたいというふうに思っています。 ただ、この大型のお客様を獲得するのが営業としては大変重要なことと認識しておりますので、バス会社さん、また旅行会社さんのほうに足を運んで、なるべくお立ち寄りをいただくようなことをお願いをしておりますし、引き続き、そういったことにも注力していきたいというように考えているところでございます。 2点目の従業員のお問い合わせでございます。 正社員といたしましては、駅長を含めて2名、それからパート--これは人によって時間帯であるとか御協力いただいている日数は異なるんですけれども--14名というようになってございます。 以上、お答えとさせていただきます。 ○議長(林田久充) ほかに質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(林田久充) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終了し、報告第16号の報告を終わります。 次に、報告第17号 議会の委任による専決処分の報告について質疑を行います。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(林田久充) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終了し、報告第17号の報告を終わります。 次に、報告第18号 議会の委任による専決処分の報告について質疑を行います。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(林田久充) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終了し、報告第18号の報告を終わります。 次に、報告第19号 議会の委任による専決処分の報告について質疑を行います。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(林田久充) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終了し、報告第19号の報告を終わります。 次に、報告第20号 議会の委任による専決処分の報告について質疑を行います。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(林田久充) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終了し、報告第20号の報告を終わります。 次に、報告第21号 議会の委任による専決処分の報告について質疑を行います。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(林田久充) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終了し、報告第21号の報告を終わります。 次に、報告第22号 議会の委任による専決処分の報告について質疑を行います。 質疑はありませんか。 9番、小西議員。 ◆9番(小西喜代次) それでは、22号、21号と関連してますので、あわせて質問したいと思います。 これは、台風21号の日のときの事故だというふうに思うんですけども、21日のほうが22号ということになっていますけども、この21日の事故後の対応ということについて市としてどういう対応をされたのかということと、あわせて、この二つの事故の関連性についてお伺いをしたいというふうに思います。 それから、くぼみということでしたが、このくぼみの大きさとか形状、その辺についてお尋ねしたいというふうに思います。 それから、三つ目ですけども、市側と相手方、この負担割合ですね、その辺についてお伺いしたいというふうに思います。 ○議長(林田久充) 建設部長。 ◎建設部長(橋本義信) 御質問にお答えをいたします。 まず、22号と23号の関連でという御質問であったように思いますけども、まず22号と23号の関連につきましては、同じ市道での穴ぼこによります事故でございます。 台風21号ということでございますけども、23号の事故が土曜日の10月21日の昼から起こっておりまして、報告が22日の昼からの2時半ということになってございます。22号が明くる日に事故が起こりまして、22日の朝9時半に事故が起こりまして、報告が同日の9時半、同時に行われたということでございます。 それをもちまして、22号のほうが早く市のほうに報告がありまして、私ども担当は台風の前の事前準備等に来ていて、即日で同時に穴の穴埋めの対応をしたというところでございます。 それから、くぼみの大きさでございます。 大きさは、深さが10センチ、幅が55センチ、長さが1.1メートル、これは同等の大きさでございました。 それから、負担割合でございます。 22・23ともに、相手方が4割、市側が6割でございます。 以上でございます。 ○議長(林田久充) 小西議員。 ◆9番(小西喜代次) かなり大きなくぼみということでしたが、このくぼみのできた原因というのは、どういうことが原因でできたのかということが一つと、それから、この6対4という負担割合について--これは保険会社が判断されるということやと思うんですけども--その点で、この根拠については妥当かどうかという判断はどうなのかということです。 ○議長(林田久充) 建設部長。 ◎建設部長(橋本義信) お答えをいたします。 くぼみの原因につきましては、前線による長雨並びに台風によります降雨の中で、亀裂等が起こっているところが雨の状態ですいていて、そこにタイヤが何回か通っていますと亀裂のアスファルトが飛びはねて穴ができてくると、こういう現象は今までから発生をしてございます。そういう中での事故という理解をしてございます。 それから、負担割合でございます。 こういった市道の穴のタイヤ破損という部分につきましては、通常5対5ということを基本に置きまして、今回の場合は台風によります水等で確認ができない部分を配慮いたしました中で、4対6ということで決定をいたしてございます。 以上でございます。 ○議長(林田久充) ほかに質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(林田久充) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終了し、報告第22号の報告を終わります。 次に、報告第23号 議会の委任による専決処分の報告について質疑を行います。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(林田久充) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終了し、報告第23号の報告を終わります。 次に、報告第24号 議会の委任による専決処分の報告について質疑を行います。 質疑はありませんか。 17番、山岡議員。 ◆17番(山岡光広) それでは、報告第24号についてお伺いしたいと思います。 選挙の公営掲示板が倒れまして、市民が所有するフェンスに損害を与えたと、その損害賠償額20万7,468円を専決処分をしたという報告でした。 倒れた主たる原因は、台風21号による暴風雨という説明でしたし、また、同様の事案は13カ所のフェンス及び車3台ということでした。 そこで、4点についてお伺いしたいと思います。 まず一つは、今回の事例の場合、倒れた公営掲示板とフェンスの位置関係、これはどうであったのか。つまり、設置された公営掲示板の位置そのものに問題はなかったのかということを一つお伺いしたいと思います。 二つ目は、台風が近づき暴風雨が予想される場合、これまでだったら選挙中であっても公営掲示板を一時的に倒して、こうした被害を防止すると、そういう対応をされていたケースがあったんですけれども、今回は21日から22日にかけての台風の接近について、こういう指示はされなかったのかどうか、2点目はその点をお尋ねしたいと思います。 3点目は、今回の選挙は、御承知のように市議選と総選挙と、ダブル選挙でした。これらの公営掲示板を設置する場所にも御苦労をいただいたと思いますけれども、公営掲示板を設置する位置について、発注する側の選挙管理委員会、市側から業者に対して位置そのものを指定しておられるのかどうか、設置する場所については設置する業者に委ねているのかどうか、3点目は、その点をお尋ねしたいと思います。 それから、4点目は、今回の場合、特に私自身も感じましたけれども、ポスターを張ること自身が非常に危険な場所に公営掲示板が設置されているということもありました。あるいは、目立たない場所に設置されている、そういうことも気がつきました。実際に候補者として市内を回っている、そういう中での見聞きしたことですので、そういう思いをしたわけですけれども、同時に選挙後、ぜひここは改善してほしいということで口頭でも申し入れたところですけれども、せっかくの機会--先ほどもおっしゃったように、13のフェンス及び3台の車というような被害状況もありますのでね--ぜひ、この公営掲示板を設置している現在の場所が本当に適切なのかどうか、全体として480カ所やと思いますけれども、その480カ所について改めて調査をしながら、必要な場合は別の場所のところに移動するというのを今後の教訓にしたらどうかなあと思うんですけれども、その点についてお尋ねしたいと思います。 ○議長(林田久充) 総務部長。 ◎総務部長(保井達也) 御質問にお答えいたします。 まず1点目、看板の位置との関係ですけれども、位置については、合併前から各町において設置をしているところを基本に業者さんに指示を出しておりましたが、それで従来きてたわけですけれども、明確に強度であるとか、そういった部分までの指示ができていなかったというふうに認識しているところであります。 また、2点目の台風が予想できる場合の一時的な撤去というふうなことを指示をしたのか、しいひんかったのかという部分についてなんですけれども、選挙の看板につきましては、選挙当日においては--数少ない選挙運動、啓発の目的のものでございますので--できる限りというか、投票時間が済むまではやっぱり掲示をしておくべきものというふうな認識が、まずあります。 その中にあって、補強等については地域市民センターの職員であったりとかということで、あるいはまた、当時、台風の警戒に当たっていただいている建設部の職員等によっても、ぐあいの悪いとこについては補強をしていただいたというふうなこともやっておったわけですけれども、480カ所を外すとなると、また、それだけ危険な中での作業を伴うという一面もございましたので、先ほど申し上げました大きな目的の部分とあわせて、総合的な判断の中で選挙の投票時間中における撤去という指示はいたしませんでした。 ただ、午後8時終了した時点におきまして、まだ風雨がきつかったので、特に危険と判断できる部分については、何カ所か撤去のほうをさせていただいたところであります。 また、3点目の位置ですね、看板の。先ほどの1点目とも若干かぶりますけれども、発注者には前回の設置箇所におけます写真であるとか、それから仕様書において具体的な設置方法というのは指示はしておりますけれども、本当にフェンスの強度であるとか、そういった部分までをきちっとした仕様で市のほうが指示を出していたかというと、ここは業者さん任せというふうになっている部分が確かにあったというふうに私自身判断をしております。 それと、今回のことを受けまして今後の対応でありますけれども、これにつきましては私どもも問題視しておりますので、480カ所の場所について、次回、また夏に選挙がございます。市議会議員ではないので大きさで言うと小さい部分になろうかと思いますけれども、先ほど議員さんからも、また、ほかの方からもちょっとお話を聞いている中では、やっぱりポスターを張る側の作業をしていただく方が脚立に乗らなければでけへんような高さにあるような掲示板もあったというふうなこともお聞きしていますので、改めて点検のほうをして、安全な設置に努めてまいりたいと、このように思っております。 以上です。 ○議長(林田久充) 17番、山岡議員。 ◆17番(山岡光広) ありがとうございます。 ちょっと2点だけお尋ねをしたいと思います。 私、1点目にお聞きしたことに対して御答弁いただいたことは、全体的なことをおっしゃったわけですけど、今、専決になっている今回の場合については、いわゆる設置された公営掲示板の位置そのものに問題がなかったのかと、フェンスとの関係でなかったのかと、その点をちょっと確認をしたいと思いますので、再度お答えいただきたいというのと、もう一つは、こうした公の掲示板の場合に、これは保険対応はされていないのかどうか、その点、お尋ねしたいと思います。 ○議長(林田久充) 総務部長。 ◎総務部長(保井達也) 失礼しました。今回の報告案件につきまして、フェンスと看板の位置については、特段台風というものがなければ十分もったんであろうというふうに想像はしておりますけれども、結果として暴風雨によって傾倒してしまったということで御迷惑をおかけしたものというふうに認識をしております。 それと、保険ですが、これも公共の関係で保険に入っている部分で対応が可能かどうかというのは、保険会社とも協議をさせていただきましたけれども、こういう天災であるとか、そういった部分についての保険対応は無理というふうなことで回答をいただいているところではあります。 以上でございます。 ○議長(林田久充) ほかに質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(林田久充) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終了し、報告第24号の報告を終わります。 暫時休憩いたします。 再開は、11時15分といたします。     (休憩 午前11時02分)     (再開 午前11時15分) ○議長(林田久充) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 この際、日程第12、議案第102号 甲賀市職員の配偶者同行休業に関する条例の制定についての件から、日程第16、議案第106号 甲賀市地域包括支援センター包括的支援事業の実施に係る職員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についての件まで、以上5件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市長。 ◎市長(岩永裕貴) 議案第102号から議案第106号まで、一括してその提案理由を申し上げます。 まず、議案第102号 甲賀市職員の配偶者同行休業に関する条例の制定について、その提案理由を申し上げます。 職員の働きやすい職場環境をより充実させるため、職員の配偶者が外国で勤務等をする場合に、その配偶者と外国で生活をともにする場合、退職することなく一定期間休業できるよう、地方公務員法に定めるところにより、条例を制定するものであります。 なお、補足説明は総務部長がいたします。 次に、議案第103号 甲賀市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、その提案理由を申し上げます。 職員の働きやすい職場環境及び子育て支援、介護支援の充実を図るため、小学校就学前までの子を養育している職員、または家族を介護している職員について、一定時間の範囲内において、早出、または遅出勤務ができるよう、人事院規則に準じて条例の一部を改正するものであります。 なお、この条例は、平成30年4月1日から施行するものであります。 次に、議案第104号 甲賀市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、その提案理由を申し上げます。 職員の育児休業をより充実させるため、地方公務員の育児休業等に関する法律第2条第1項に規定する特別な事情の中に、原則1回の延長が可能となっているところに「保育所等への入所申し込みをしているが、入所に至らない場合」を加え、再度の育児休業の取得が延長できるよう、人事院規則に準じて条例の一部を改正するものであります。 なお、この条例は、平成30年4月1日から施行するものであります。 次に、議案第105号 甲賀市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について、その提案理由を申し上げます。 本議案は、持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律が、平成30年4月1日から施行されることに伴い、根拠法令の引用条項の修正及び国民健康保険運営協議会委員の任期を現行の「2年」から「3年」に変更するものであります。 なお、この条例は、平成30年4月1日から施行することといたします。 次に、議案第106号 甲賀市地域包括支援センター包括的支援事業の実施に係る職員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、その提案理由を申し上げます。 本議案は、主任介護支援専門員の資格要件に新たに「更新研修」が追加され、介護保険法施行規則における主任介護支援専門員の定義が改められたことから、同様の改正を行うものです。 なお、この条例は、公布の日からの施行といたします。 以上、議案第102号から議案第106号までの提案理由といたします。 御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(林田久充) 議案第102号について、補足の説明を求めます。 総務部長。 ◎総務部長(保井達也) 議案第102号 甲賀市職員の配偶者同行休業に関する条例の制定について、その補足説明を申し上げます。 第1条は、趣旨として、地方公務員法第26条の6で規定されている配偶者同行休業について本条例で定めることとしておるものでございます。 第2条は、休業できる職員を正規職員と定めるほか、配偶者同行休業及び配偶者についての定義を定めるものであります。 第3条及び第4条は、申請及び承認の手続について、第5条は、休業できる期間を3年以内とすること、第6条は、配偶者の外国での勤務、事業の経営、大学への修学など、同行休業の対象となる事由をそれぞれ定めるものであります。 次に、第7条及び第8条は、休業を延長できる場合の規定を、第9条及び第10条は、休業の承認の取り消し事由と届け出の義務を定めるものであります。 次に、第11条は、休業に伴う臨時的任用職員の採用を、第12条では、休業からの職場復帰における給料の号級の調整について、それぞれ定めるものであります。 最後に、第13条では委任規定を定めるものであります。 なお、この条例は、平成30年4月1日から施行するものであります。 以上、議案第102号の補足説明といたします。 御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(林田久充) 以上をもって、提案理由の説明及び補足説明を終わります。 この際、日程第17、議案第107号 平成29年度甲賀市一般会計補正予算(第5号)の件及び日程第18、議案第108号 平成29年度甲賀市介護保険特別会計補正予算(第2号)の2件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市長。 ◎市長(岩永裕貴) 議案第107号及び議案第108号について、一括してその提案理由を申し上げます。 まず、議案第107号 平成29年度甲賀市一般会計補正予算(第5号)について、その提案理由を申し上げます。 今回の補正は、台風第21号による災害への応急対応及び復旧に必要な経費のほか、国・県の補助採択に伴う事業や(仮称)まちづくりコア・ステーション建設事業、甲南庁舎耐震補強・改修事業等の緊急に対応が必要な事業、決算見込みにより不足が見込まれる扶助費の増額などについて所要の補正を行うもので、既定の歳入歳出予算にそれぞれ11億7,322万9,000円を追加し、予算の総額を420億6,386万4,000円とするものであります。 あわせて、年度内に完了が見込めない事業の繰越明許費及び指定管理者との基本協定締結のための債務負担行為を追加するものであります。 なお、補足説明は総務部長がいたします。 次に、議案第108号 平成29年度甲賀市介護保険特別会計補正予算(第2号)について、その提案理由を申し上げます。 今回の補正は、既定の歳入歳出予算にそれぞれ7,330万3,000円を追加し、予算の総額を73億9,321万8,000円とするものであります。 主な補正の内容は、歳出では、法改正に伴う介護保険システム改修業務委託の追加及び指定介護老人福祉施設等での施設介護サービス給付費等の増額並びに介護予防・生活支援サービス事業費等の減額を行うものであります。 一方、歳入では、介護給付費等の増額に伴う国・県からの負担金及び社会保険診療報酬支払基金からの交付金等の補正が主なものであります。 また、介護保険料につきましては、今年度の徴収見込みに基づき補正するものであります。 以上、議案第107号及び議案第108号の提案理由といたします。 御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(林田久充) 議案第107号について、補足の説明を求めます。 総務部長。 ◎総務部長(保井達也) 議案第107号 平成29年度甲賀市一般会計補正予算(第5号)につきまして、その補足の説明を申し上げます。 まず、予算総則は、第1条で既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ11億7,322万9,000円を追加するとともに、第2条では繰越明許費の追加を、第3条では債務負担行為の追加を、第4条では地方債の変更を行うものであります。 次に、1ページから3ページの第1表 歳入歳出予算補正は、歳入歳出の款・項の区分ごとの補正額を記載したものであります。 4ページの第2表 繰越明許費補正は、10事業を追加計上するもので、甲南庁舎改修事業3,600万円は、耐震補強・大規模改修工事の設計に当たり相当の期間を要することにより年度内完了が困難なため、土山地域市民センター改修事業1,000万円は、改修工事の設計を実施するに当たり一定の期間を確保する必要があり年度内完了が困難なため、近江土山駅改築事業4,325万6,000円は、施設整備のための工事入札の不調が続き年度内完了が困難なため、信楽高原鐵道対策事業460万円は、復旧工事に係る設計書作成の年度内完了が困難なため、(仮称)まちづくりコア・ステーション整備事業7億2,430万円、佐山児童クラブ改修事業900万円は、いずれも年度内完了が困難なため、単独道路新設改良事業1,540万円は、旧公立甲賀病院跡地前の鹿深京町線測量調査設計業務委託について、跡地の利活用計画の進捗と合わせて設計を進める必要があり年度内完了が困難なため、伴谷小学校大規模改造事業2,000万円は、校舎の大規模改造・増築に係る設計書作成の年度内完了が困難なため、農地農業用施設災害復旧事業3,000万円は、台風第21号により被災した水口町下山地先及び甲南町竜法師地先のため池や水路、農地、農道等の復旧に伴う測量及び設計書作成の年度内完了が困難なため、公共土木施設災害復旧事業1,000万円は、台風第21号により被災した甲賀町神保地先の地すべりの復旧に係る測量及び設計書作成の年度内完了が困難なため、それぞれ翌年度に繰り越すものであります。 続きまして、5ページ、6ページの第3表 債務負担行為補正は、甲賀市水口東部コミュニティセンターなど26施設の指定管理委託につきまして、いずれも別議案で提出しております公の施設の指定管理に関するものであります。 指定管理料を平成30年度以降に支出することが確実に見込まれることから、限度額を債務負担行為として今回追加するものであります。 続きまして、7ページの第4表 地方債補正は、7事業の限度額を変更するものであります。 庁舎整備事業、市民活動支援センター整備事業、道路橋梁整備事業、小学校施設整備事業及び学校給食センター整備事業は、事業費の増額に伴うものであります。 都市公園整備事業は、一部の事業を平成30年度以降に延伸するため、また、社会体育施設整備事業は、水口体育館整備事業の基本設計及び実施設計の入札差額のうち不用額が生じるため、それぞれの限度額を減額するものであります。 9ページから11ページまでは、歳入歳出補正予算事項別明細書の総括でありますので、説明を省略させていただきます。 それでは、12ページ、13ページをお開き願います。 まず、歳入についてであります。 12款1項 分担金は、台風第21号による被災に関連するもので、単独治山事業分担金25万円は、民家下の林地崩壊による復旧工事が必要となった甲賀町五反田地先の受益者からの分担金であり、現年災害農地農業用施設災害復旧費分担金1,650万円は、市内3カ所の農地及び農業用施設災害の復旧に係る測量設計業務に対する受益者からの分担金であります。 14款1項 国庫負担金の障害者自立支援給付負担金3,350万円は、実績の見込みに伴うもので、保育園運営事業負担金3,987万円及び幼稚園運営事業負担金643万1,000円は、国の施設型給付費の増額に伴うものであります。 2項 国庫補助金の社会保障・税番号制度システム整備費補助金493万円は、システム改修に係るもので、臨時福祉給付金支給事業費補助金2,028万円は、対象者の増加に伴うもので、保育対策総合支援事業費補助金160万円は、家庭的保育事業の開設予定に係るもので、社会資本整備総合交付金1,026万9,000円の減額は、交付金の内示額の減額に伴うものであります。 15款1項 県負担金の障害者自立支援給付負担金1,675万円は、実績の見込みに伴うもので、保育園運営事業負担金2,169万7,000円及び15ページの幼稚園運営事業負担金497万1,000円は、国の施設型給付費の増額に伴うものであります。 2項 県補助金の経営体育成支援事業補助金3,000万円の減額は、事業申請が不採択となったことによるもので、経営所得安定対策推進事業費補助金35万5,000円は、事業量が当初の想定より増加したことによるもので、単独治山事業補助金450万円は、台風第21号により被害のあった甲賀町五反田地先の治山工事に係る補助金を計上するものであります。 17款1項 寄附金のうち、教育振興寄附金25万6,000円は2団体から、社会教育寄附金100万円は1法人から、図書購入寄附金30万円は1個人から、社会福祉寄附金9万4,000円は1法人から、美化推進寄附金10万4,000円は2法人から、森林保全寄附金5万円は1団体から、災害対策寄附金5万円は1法人から、それぞれいただきました寄附金を計上するものであります。御寄附いただきました皆様方には、心よりお礼申し上げます。 18款2項 基金繰入金のうち、財政調整基金繰入金2億4,895万円は、今回の補正に要する一般財源の調整のため、また、鉄道施設基金繰入金の2,140万円は、信楽高原鐵道施設保守管理業務委託や修繕等に伴う必要経費の追加分の財源としてそれぞれ計上するものであります。 16ページ、17ページをお開き願います。 20款4項 受託事業収入の分収造林受託収入120万円の減額は、国立研究開発法人森林総合研究所が造林者である滋賀中央森林組合に直接分収造林の保育業務を発注できるよう契約を変更したことで、市の受託業務が不要となったことによるものであります。 5項 雑入の総合賠償補償保険金40万8,000円は、市道等の瑕疵による事故5件に係る保険金で、障害者自立支援給付費負担金2,641万円及び障害者医療費負担金582万4,000円は、いずれも国庫負担金の精算に伴い返還されるもので、担い手農地集積促進事業費補助金返還金11万8,000円は、補助金を受けた農業者からの返還金を計上するものであります。 21款1項 市債は合併特例事業債の変更であり、庁舎整備事業4,370万円は、甲南庁舎の耐震補強・大規模改造工事及び土山地域市民センター改修工事の実施設計業務委託に係るものを、市民活動支援センター整備事業6億5,850万円は、(仮称)まちづくりコア・ステーション建設事業の建築工事及び監理業務委託に係るものを、道路橋梁整備事業1,460万円は、市道鹿深京町線道路改良工事の測量調査設計業務委託に係るものを、都市公園整備事業3,660万円の減額は、野洲川河川公園運動施設改修工事に対する社会資本整備総合交付金の内示額の減額に伴うものを、小学校施設整備事業1,900万円は、伴谷小学校大規模改造事業に伴う設計業務委託に係るものを、社会体育施設整備事業2,000万円の減額は、水口体育館整備事業の基本設計及び実施設計業務委託の入札差額により生じた不用額に係るものを、学校給食センター整備事業5,890万円は、(仮称)西部学校給食センター建設事業において建設用地の購入に係るものを、それぞれ計上するものであります。 以上が歳入の補正の概要であります。 続きまして、歳出の補正について御説明申し上げます。 18ページ、19ページをお開き願います。 2款1項 総務管理費のうち、財産管理一般経費の損害賠償金40万8,000円は、市道等の瑕疵による事故5件に係るものであります。 公有財産維持管理経費の森林総合研究所分収造林複層林植栽保育業務委託120万円の減額は、歳入でも説明いたしましたとおり、国立研究開発法人森林総合研究所が造林者であります滋賀中央森林組合に直接分収造林の保育業務を発注できるよう契約を変更したもので、市有地維持補修工事400万円は、台風第21号により被災のあった甲賀町大原中地先において崩壊した市有地のり面の復旧に係るものであります。 庁舎改修整備事業の甲南庁舎耐震補強・大規模改造工事設計業務委託3,600万円は、今後の利活用に向けた改修工事のために、また、土山地域市民センター改修工事設計業務委託1,000万円は、施設を有効活用するための改修に必要な経費をそれぞれ計上するものであります。 情報管理処理一般経費の社会保障・税番号システム整備業務委託350万円は、本年7月に示された年金機構のデータ標準レイアウト仕様に対応するためのシステム改修に係るものであります。 コミュニティバス運行事業の近江土山駅改築工事1,000万円は、人件費や資材費等の高騰により事業費を増額するものであります。 信楽高原鐵道対策事業の施設保守・管理業務委託580万円は、車両等の故障等により修繕が必要となったことによるもので、線路設備等設計業務委託460万円及び線路設備等修繕工事600万円は、大戸川護岸下部の洗堀箇所の復旧に係るものであります。 市民活動支援センター整備事業の(仮称)まちづくりコア・ステーション建設事業6億8,406万5,000円は、工事の監理業務委託料及び建築工事費を追加することとあわせまして、基本設計及び実施設計の入札差額により生じた不用額を減額するものであります。 20ページ、21ページをお開き願います。 戸籍住民登録管理経費の住基システム改修業務委託330万円は、マイナンバーカード・住民票等に必要に応じて旧姓を併記できるようにするため、システムを改修するものであります。 3款1項 社会福祉費のうち社会福祉一般経費の施設備品9万4,000円は、歳入で計上した寄附金を財源として、庁舎1階の窓口で使用する音声拡張器3台を購入するものであります。 臨時福祉給付金支給事業2,028万円は、給付費の実績見込みにより増額するものであります。 障害者自立支援制度事業6,700万円は、サービス利用件数の増加見込みに伴い増額するものであります。 23ページにかけての老人福祉一般経費2,814万6,000円の減額は、当初に計画しておりましたデイサービスセンターすこやか荘の修繕工事の内容を変更するため、設計業務委託料を追加し、当初に計上しておりました修繕に係る工事費等を減額するものであります。 在宅老人福祉事業の生活支援ハウス事業委託232万7,000円は、利用者の増加見込みにより増額するものであります。 介護保険事業の繰出金1,134万2,000円は、介護保険特別会計における補正に伴い、増額するものであります。 3項 児童福祉費の地域子育て支援センター事業の施設備品91万8,000円及び放課後児童クラブ支援事業の施設備品275万4,000円は、各施設に設置しておりますAEDの更新に係るものであります。 放課後児童クラブ施設整備事業900万円は、佐山児童クラブの環境改善のため、トイレの増設及び下水道の接続等のための工事請負費を計上するものであります。 市立保育園管理運営経費の旧鮎河保育園園舎解体工事630万円は、小学校の敷地にあります倒壊の可能性が高い旧園舎の解体に係る工事請負費を計上するもので、施設備品367万2,000円は、市内保育園に設置しておりますAEDの更新に係るものであります。 広域入所事業の市外保育園広域入所業務委託1,018万1,000円は、職員の処遇改善の実施及び入所保育園数の増加により増額するものであります。 25ページにかけての私立保育園運営委託事業7,537万7,000円は、市内私立保育園職員の処遇改善の実施により増額するものであります。 私立保育園運営補助事業1,948万8,000円は、年度の途中に入園した園児や低年齢児、障がい児保育対応のための保育士の配置によるもの及びAEDの更新に対するものであります。 地域型保育事業の家庭的保育事業補助160万円は、平成30年度から新規開設を予定されている家庭的保育事業者の施設整備に係る工事費を補助するものであります。 4款2項 清掃費のうち、ごみ収集事業の消耗品費10万4,000円は、歳入で計上した寄附金を財源として、資源ごみ回収コンテナを購入するものであります。 26ページ、27ページをお開き願います。 6款1項 農業費のうち、鳥獣害対策事業の消耗品費162万6,000円は、台風第21号の被災により損壊した獣害柵の代替品を支給するために計上するもので、ニホンザル個体数調整業務委託280万円は、ニホンザルの生息数を減少させる業務に係るものであります。 獣害に強い里づくり補助70万円の減額及び緩衝帯整備事業補助70万円の減額は、いずれも実績の見込みによるものであります。 水田営農活性化対策事業の直接支払推進事業補助35万5,000円は、国の制度である経営所得安定対策等の交付金の事業量増加に伴うものであります。 活力あるむらづくり事業の経営体育成支援事業補助3,000万円の減額は、国に対して九つの経営体が申請を行っていた農業用機械の購入等に係る経営体育成支援事業補助が不採択となったことによるもので、県に対する返還金11万8,000円は、担い手農地集積促進補助金の採択者が農地中間管理機構との協定期間を満了せずに解約したことによるものであります。 2項 土地改良費のうち、小規模土地改良事業の市単独小規模土地改良事業補助3,389万7,000円は、甲賀町の神水源地深井戸揚水ポンプ修繕工事を行う大原貯水池土地改良区への補助金215万4,000円及び台風第21号により被災のあった農地及び農業用施設の復旧に係る農事改良組合等31団体への補助金3,174万3,000円であります。 3項 林業費、林業総務一般経費の施設備品5万円は、歳入で計上した寄附金を財源として児童の森林保全活動用ヘルメット20個を購入するものであります。 29ページにかけての林業振興一般経費の森林組合林道補修事業補助261万円は、台風第21号により被災のあった滋賀中央森林組合が管理する林道の補修事業に対する補助であります。 防災対策環境保全事業の五反田地区単独治山工事500万円は、台風第21号により被災のあった甲賀町五反田地先の崩壊した林地の復旧に対する工事請負費を計上するものであります。 8款2項 道路橋りょう費のうち、市道維持管理経費の動物死骸等撤去業務委託50万円は、処理件数の増加によるもので、除草業務委託130万円は、危険な街路樹の伐採・剪定を進め安全性の向上を図るもので、機器賃借料120万円は、雪寒対策に必要な小型タイヤショベル2台のリース料であります。 市道維持補修事業の市道維持補修工事1,000万円は、舗装や側溝等の緊急の修繕を行うものであります。 単独道路新設改良事業の鹿深京町線測量調査設計業務委託1,540万円は、旧公立甲賀病院跡地前の道路改良工事に係るものであります。 4項 都市計画費のうち、公園管理経費の野洲川河川公園運動施設改修工事4,890万円の減額は、国庫補助金の交付決定額が当初の想定を下回ったため、一部の事業を平成30年度以降に延伸するために減額するもので、スポーツの森等公園施設補修工事200万円は、野球場の防球ネットの修繕のためのものであります。 30ページ、31ページをお開き願います。 9款1項 消防費のうち、水防対策事業の施設備品5万円は、歳入で計上した寄附金を財源として、水防団員用に配備するライフジャケット12着を購入するものであります。 10款1項 教育総務費のうち、教育振興基金積立金100万円は、歳入で計上した寄附金を積み立てるものであります。 教育振興一般経費の生徒出場補助220万円は、中学校のクラブ活動で上位大会へ多くの生徒が出場できたことによるものであります。 2項 小学校費のうち、教育振興一般経費の図書費15万円は、歳入で計上した寄附金を財源として、甲南町内の小学校に図書を購入するものであります。 32ページ、33ページをお開き願います。 教材用備品5万6,000円は、同じく寄附金を財源として貴生川小学校にハードル運搬車を購入するものであります。 小学校施設整備事業の伴谷小学校大規模改造工事設計業務委託2,000万円は、校舎の大規模改造及び増築工事に係るものであります。 3項 中学校費のうち、教育振興一般経費の図書費5万円は、歳入で計上した寄附金を財源として、甲南中学校に図書を購入するものであります。 4項 幼稚園費のうち、幼稚園管理運営経費の施設備品18万4,000円は、市内の公立幼稚園に設置しているAEDの更新に係るものであります。 私立幼稚園運営事業の教育扶助費1,671万9,000円は、市内私立幼稚園職員の処遇改善の実施によるものであります。 34ページ、35ページをお開き願います。 5項 社会教育費のうち、図書館管理運営経費の図書費30万円は、歳入で計上した寄附金を財源として市内図書館の図書を購入するものであります。 6項 保健体育費のうち、社会体育施設整備事業の水口体育館基本・実施設計業務委託3,000万円の減額は、入札差額によるものであります。 学校給食センター整備事業の(仮称)西部学校給食センター建設事業の用地購入6,200万円は、建設予定地である水口町山上地先の用地に係るものであります。 11款 災害復旧費は、いずれも台風第21号により被災のあった箇所の災害復旧に係る経費を計上するものであります。 1項 農林水産施設災害復旧費の農業用施設災害復旧工事測量設計業務委託3,300万円は、水口町下山地先の大谷新池、甲南町竜法師地区農業用水路及び甲賀町五反田地先の永谷池の復旧工事に係る測量設計業務のためのもので、単独農業用施設災害復旧工事1,250万円は、水路の堆積土砂の除去、人家裏の農地崩壊土砂の除去及び農道被災箇所の応急復旧のためのものであります。 林業施設災害復旧事業の単独林道災害復旧工事300万円は、市が管理する林道4路線8カ所の復旧補修に係るものであります。 36ページ、37ページをお開き願います。 2項 公共土木施設災害復旧費の公共土木施設災害復旧工事測量設計業務委託1,000万円は、市道漆谷中山谷線の復旧工事のためのもので、都市公園施設災害復旧工事110万円は、甲南中央運動公園の崩壊した園路のり面の復旧に係るものであります。 また、単独道路災害復旧工事6,300万円は、市道22カ所ののり面崩壊や路肩欠損、陥没等の復旧に係るものであります。 3項 文教施設災害復旧費のうち、小学校施設災害復旧工事270万円は、市内各小学校の雨漏れ等の修繕や風雨による破損箇所を復旧するためのものであります。 社会体育施設災害復旧工事測量設計業務委託490万円は、信楽体育館の南側のり面の地盤沈下の復旧のためのものであります。 4項 その他公共施設・公用施設災害復旧費のうち、鉄道施設災害復旧工事500万円は、信楽高原鐵道の線路設備の復旧に係るものであります。 以上が、歳出補正の概要であります。 38ページから41ページまでは、今回追加いたします債務負担行為の当該年度以降の支出予定額等に関する調書で、42ページ、43ページは、今回の補正後の地方債現在高見込み調書でありますので、御参照願います。 以上、議案第107号の補足説明といたします。 御審議の上、御決定賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(林田久充) 以上をもって、提案理由の説明及び補足説明を終わります。 この際、日程第19、議案第109号 指定管理者の指定につき議決を求めることについての件から、日程第60、議案第150号 公立甲賀病院組合規約の一部変更に関する協議につき議決を求めることについての件まで、以上42件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市長。 ◎市長(岩永裕貴) 議案第109号から議案第150号までについて、一括してその提案理由を申し上げます。 まず、議案第109号から議案第147号までの指定管理者の指定につき議決を求めることについては、地方自治法第244条の2第6項の規定により、公の施設の管理を行わせる指定管理者を指定することについて議決を求めるものであります。 議案第109号から議案第127号、また、議案第129号から議案第147号までは、平成30年3月31日をもって指定期間が満了するため、同年4月1日から指定管理者の指定を行うものであります。 なお、指定期間については、議案第112号は平成31年3月31日まで、議案第132号は平成35年3月31日まで、その他は平成33年3月31日までであります。 また、議案第128号は、指定期間中の現指定管理者である水口センチュリーホテルから新たに設立された株式会社かもしかリゾートに権利義務を譲渡するに当たり議決を求めるものであり、指定期間は平成30年1月1日から平成33年3月31日までであります。 なお、補足説明は総務部長がいたします。 次に、議案第148号 市道路線の廃止につき議決を求めることについて、その提案理由を申し上げます。 市道5路線を廃止しようとするものであります。 宇川住宅3号線ほか4路線について、既存路線の終点を改める必要があることから、これらを一旦廃止するものであります。 次に、議案第149号 市道路線の認定につき議決を求めることについて、その提案理由を申し上げます。 市道路線として、14路線を認定しようとするものであります。 1件目の宇川住宅3号線から4件目の西林口5号線及び10件目の野田中央線の5路線は、既存路線の終点を改める必要があることから、当該路線を一旦廃止した後に、これを新規認定するものであります。 次に、5件目の水口坊山1号線から8件目の水口坊山4号線の4路線、12件目の野田下浦7号線、13件目のしがらきニュータウン3号線及び14件目のしがらきニュータウン4号線の7路線は、住宅団地内道路の認定を行うものであります。 次に、9件目の水口樋下1号線は、市役所水口庁舎西側に道路を整備することを受けて認定するものであります。 最後に、11件目の葛木深川1号線は、県道小佐治甲南線の一部を市道として移管を受けるため認定するものであります。 次に、議案第150号 公立甲賀病院組合規約の一部変更に関する協議につき議決を求めることについて、その提案理由を申し上げます。 公立甲賀病院の地方独立行政法人化につきましては、平成28年3月、有識者による未来創造委員会からの「今後の公立甲賀病院のあり方」としての答申のもと、平成31年4月1日の設立を目標として独法化に向けた検討が始まり、今日まで組合議員の皆様による先進地視察研修や組合議会定例会等での多くの議論をいただいてきたところであります。 また、本年度に入りまして、甲賀市、湖南市及び病院職員による「公立甲賀病院地方独立行政法人移行準備会」を発足し、移行に必要な手続等の検討も進めてまいりました。 今回、これらの経緯のもと、市民の皆様に将来とも安心して生活できる地域医療を提供するため、圏域の中核的な病院である公立甲賀病院の地方独立行政法人化に向けて、設立団体である甲賀市、湖南市より必要な議案を提出させていただくものであります。 つきましては、公立甲賀病院の経営形態を現在の地方公営企業法一部適用から地方独立行政法人に変更するに当たり、公立甲賀病院組合規約の一部を変更する規約を、地方自治法第286条第1項の規定に基づき構成団体が協議することについて、同法第290条の規定により議決を求めるものであります。 以上、議案第109号から議案第150号までの提案理由といたします。 御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(林田久充) 議案第109号から議案第147号までについて、補足の説明を求めます。 総務部長。 ◎総務部長(保井達也) 議案第109号から議案第147号までの指定管理者の指定につき議決を求めることについて、一括してその補足の説明を申し上げます。 指定候補者の選定につきましては、過日、外部委員で構成する甲賀市指定管理者選定委員会を開催し、公の施設の管理運営に対する民間の能力やノウハウによる効果的、効率的なサービスの提供と質的向上の観点から、慎重審議の上、選定していただいたものであります。 公の施設の名称ごとの指定候補者、指定期間につきましては、配付いたしております指定管理者指定議案一覧表に明記しているとおり、39議案42施設であります。 議案第109号の甲賀市水口東部コミュニティセンターは、一般社団法人水口岡山城の会を、議案第110号の甲賀市水口北部コミュニティセンターは、古城が丘区を、議案第111号の甲賀市福祉ホール及び議案第112号の甲賀市市民福祉活動センターは、いずれも社会福祉法人甲賀市社会福祉協議会を、議案第113号の甲賀市デイサービスセンターは、社会福祉法人湖東会を、議案第114号の甲賀市碧水荘デイサービスセンター、議案第115号の甲賀市デイサービスセンターすこやか荘、議案第116号の甲賀市老人福祉センター碧水荘、議案第117号の甲賀市老人福祉センターフィランソ土山、及び、議案第118号の甲賀市老人福祉センター佐山荘は、いずれも社会福祉法人甲賀市社会福祉協議会を、議案第119号の甲賀農村環境改善センターは、公益財団法人甲賀創健文化振興事業団を、議案第120号の甲賀市甲賀もちふる里館は、小佐治区自治会を、議案第121号の甲賀市農林漁家婦人活動促進施設柞原会館は、柞原区を、議案第122号のリップルチャチャは、一般財団法人土山町緑のふるさと振興会を、議案第123号の鹿深ふれあい市 四季菜館は、鹿深ふれあい市運営組合を、議案第124号の甲賀市あけびはら山の子はうすは、鈴鹿山麓山内南ふれあいの里を、議案第125号の甲賀市雲井地区農村活性化センターは、牧区を、議案第126号の甲賀市グリーンドームは、自治会大原中区を、議案第127号の甲賀市土山自然休養村管理センターは、株式会社道の駅あいの土山を、議案第128号の甲賀市かもしか荘・甲賀市あいの土山都市との交流センターは、株式会社かもしかリゾートを、議案第129号の甲賀市共同福祉施設は、甲賀広域勤労者互助会を、議案第130号の甲賀市ワークプラザ水口及び議案第131号の甲賀市ワークプラザ甲南は、いずれも公益社団法人甲賀市シルバー人材センターを、議案第132号の甲賀市勤労福祉会館は、碧水観光株式会社を、議案第133号の甲賀市甲賀中央公園及び議案第134号の甲賀市鹿深夢の森は、公益財団法人甲賀創健文化振興事業団を、議案第135号の甲賀市あいの丘文化公園、議案第136号の甲賀市あいの森ふれあい公園・青土ダムエコーバレイ、議案第137号の甲賀市ブルーリバーパーク及び議案第138号の甲賀市やまびこ公園は、いずれも一般財団法人土山町緑のふるさと振興会を、議案第139号の甲賀市水口スポーツの森・甲賀市野洲川河川公園等は、一般社団法人甲賀市スポーツ協会を、議案第140号の甲賀市あいの土山文化ホールは、公益社団法人あいの土山文化体育振興会を、議案第141号の甲賀市水口城資料館は、公益社団法人甲賀市シルバー人材センターを、議案第142号の甲賀市旧水口図書館は、稚木の会を、議案第143号の甲賀市土山体育館、議案第144号の甲賀市土山室内運動場、議案第145号の甲賀市土山運動場及び議案第146号の甲賀市土山テニスコートは、いずれも公益財団法人あいの土山文化体育振興会を、議案第147号の甲賀市甲賀B&G海洋センタープールは公益財団法人甲賀創健文化振興事業団をそれぞれ指定するものであります。 このうち、指定候補者の公募をしたものは、議案第110号の甲賀市水口北部コミュニティセンター、それから議案第139号の甲賀市水口スポーツの森・甲賀市野洲川河川公園等の3施設であり、甲賀市水口北部コミュニティセンターは1者のみの申請でありました。 甲賀市水口スポーツの森・甲賀市野洲川河川公園等については、2者から申請がありまして、甲賀市指定管理者選定委員会において、当該2者からの提案、質疑を経て審査を行い、指定候補者を選定いただいたものであります。 なお、議案第128号の甲賀市かもしか荘・甲賀市あいの土山都市との交流センターにつきましては、平成27年12月定例会において指定議決をいただいたものであり、その際の指定期間は平成28年4月1日から平成33年3月31日まででありました。 このたび、地元大河原区との協議のもとに株式会社かもしかリゾートが設立され、現指定管理者である水口センチュリーホテル株式会社から権利義務を株式会社かもしかリゾートに譲渡したい旨の申し出がございました。 この件につきましても、甲賀市指定管理者選定委員会で審査を行い、株式会社かもしかリゾートについては、現指定管理者である水口センチュリーホテル株式会社で、かもしか荘の指定管理業務に従事している従業員が今後も従事することから、運営面の問題はないものの、安定した経営が行われるためには、現指定管理者である水口センチュリーホテル株式会社の責任において、当初の指定期間である平成33年3月31日までは必要な支援をさせるべきとの御意見をいただき、水口センチュリーホテル株式会社が株式会社かもしかリゾートに対して、人的・物的・金銭的支援を行うことの確約書を提出させたところであります。 本市といたしましては、議会での指定議決をいただいた上で、この申し出を承諾する予定であります。 このことから、平成30年1月1日から残期間である平成33年3月31日までを指定期間とするものであります。 以上、議案第109号から議案第147号の補足の説明といたします。 御審議の上、御決定賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(林田久充) 以上をもって、提案理由の説明及び補足説明を終わります。 次に、日程第61、請願第1号 国の責任で若い人も高齢者も安心できる年金制度を実施する意見書を求める請願については、お手元に配付の請願文書表のとおり、厚生文教常任委員会に付託しましたので、報告いたします。 お諮りいたします。 議案熟読のため、11月30日から12月5日までは休会といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(林田久充) 御異議なしと認めます。 よって、11月30日から12月5日までは休会とすることに決定いたしました。 議案に対する質疑の通告書につきましては、12月1日、正午までの執務時間中に議会事務局まで御提出ください。 その際、質疑の通告は、内容を詳細かつ具体的に記入いただきますようお願いいたします。 以上をもって、本日の日程は全部終了しました。 なお、次回は、12月6日、午前10時より会議を開きますので、御参集願います。 本日は、これをもって散会いたします。     (散会 午後0時05分)  この会議録の内容が正確であることを証するため、地方自治法第123条第2項の規定により署名する。            甲賀市議会  議長  林田久充              同    議員  糸目仁樹              同    議員  里見 淳...