栗東市議会 2019-12-23
令和元年12月定例会(第5日12月23日)
1.会議に出席した議員(17名)
1番 青 木 千 尋 君 2番 伊 吹 裕 君
3番 川 嶋 恵 君 4番 野々村 照 美 君
6番 梶 原 美 保 君 7番 里 内 英 幸 君
8番 中 野 光 一 君 9番 三 木 敏 嗣 君
10番 上石田 昌 子 君 11番 林 好 男 君
12番 中 村 昌 司 君 13番 田 村 隆 光 君
14番 武 村 賞 君 15番 片 岡 勝 哉 君
16番 上 田 忠 博 君 17番 田 中 英 樹 君
18番 藤 田 啓 仁 君
1.会議に欠席した議員
5番 西 田 聡 君
1.会議に出席した説明員
市長 野 村 昌 弘 君
副市長 藤 村 春 男 君
教育長 福 原 快 俊 君
市民政策部長 仁 科 芳 昭 君
総務部長 國 松 康 博 君
福祉部長 宇 野 茂 樹 君
子ども・健康部長 伊勢村 文 二 君
環境経済部長 西 村 勝 君
建設部長兼
上下水道事業所長 柳 孝 広 君
建設部技監 中 川 匡 史 君
教育部長 中 濱 佳 久 君
市民政策部次長 内 藤 寿 光 君
市民政策部次長 木 村 勉 君
子ども・
健康部次長 木 村 毅 君
上下水道事業所次長 森 睦 尚 君
総務課長 川 﨑 武 徳 君
関係各課長
1.会議に出席した
事務局職員
局長 月 舘 正 一
課長 木 村 洋 子
係長 吉 田 みず穂
再開 午前 9時30分
○議長(
藤田啓仁君)
ただいまの出席議員は17名であります。
5番、西田 聡議員から欠席届が提出されていますのでご報告申し上げます。
定足数に達しております。
よって、
令和元年第5回
栗東市議会定例会を再開いたします。
これより、本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手許に配付しておきました
議事日程表のとおりであります。
これより日程に入ります。
~日程第1.
会議録署名議員の指名について~
○議長(
藤田啓仁君)
日程第1
会議録署名議員の指名を行います。
会議規則第88条の規定により
1番
青木千尋議員
9番
三木敏嗣議員
を指名いたします。
~日程第2.各
常任委員会委員長報告について~
○議長(
藤田啓仁君)
日程第2 各
常任委員会委員長報告についてを議題とし、各
常任委員会付託案件について、それぞれの委員長から審査結果の報告を求めます。
まず、
総務常任委員会委員長 4番
野々村照美議員。
○4番(
野々村照美君)登壇
おはようございます。
総務常任委員会の審査の経過と結果をご報告いたします。
当委員会は、休会中の12月17日に開催し、今定例会において付託を受けました議案2件について審査を行いました。
説明を求めるために出席を求めた者は、市長、
関係部長、次長、課長等であります。
それでは、当委員会における審査経過と結果について報告いたします。
まず、議案第84号 栗東市市長、副市長の給与等に関する条例及び栗東市
教育委員会教育長の給与、勤務時間、その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例の制定について、本案は、
令和元年8月7日の
人事院勧告を踏まえて、国会において特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律が成立したことから、本市の特別職についても同様の措置を講ずるものであります。
本市の特別職の給与水準などについての質疑の後、討論もなく、採決の結果、
全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第85号 栗東市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、本案につきましても、
人事院勧告を踏まえた一般職の職員の給与改定であります。
本市職員給与の他市比較などの質疑の後、討論もなく、採決の結果、
全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
以上をもちまして、当委員会に付託されました案件に対する審査結果の報告といたします。
よろしくご審議いただきますよう、お願いをいたします。
○議長(
藤田啓仁君)
次に、
環境建設常任委員会委員長 12番
中村昌司議員。
○12番(中村昌司君)登壇
環境建設常任委員会の審査の経過と結果の報告を申し上げます。
当委員会は、休会中の12月17日に付託されました3議案の審査を行いました。
説明を求めるため出席を求めた者は、副市長、
関係部長、次長、課長等であります。
それでは、順次報告を行います。
まず、議案第88号、栗東市
水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定については、委員から、第11条の改正について、この5年更新制の対象となる事業所はどれくらいあるのかとの質疑に対し、当局から、更新を受けなければならない事業所数は
令和元年9月30日以前に指定を受けている事業所ということで275社あり、今後、5年間かけて更新手続を進めていくこととなるとの答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、
全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第89号、
栗東市道路線の廃止については、
質疑討論もなく、採決の結果、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第90号、
栗東市道路線の認定については、
質疑討論もなく、採決の結果、
全員一致で可決すべきものと決しました。
以上をもちまして、当委員会に付託されました案件の審査結果の報告といたします。
よろしくご審議いただきますよう、お願い申し上げます。
○議長(
藤田啓仁君)
次に、
文教福祉常任委員会委員長 16番
上田忠博議員。
○16番(上田忠博君)登壇
それでは、
文教福祉常任委員会の審査の経過と結果の報告を申し上げます。
当委員会は、休会中の12月17日に開催し、本定例会において付託を受けました議案2件、請願書1件について審査を行いました。
説明を求めるために出席を求めた者は、教育長、
関係部長、次長、課長等であります。
それでは、順次報告を行います。
まず、議案第86号、栗東市
災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、委員より、過去に本市で適用された例はあるのかとの質疑に対し、当局より
災害弔慰金、
災害障害見舞金の支給と
災害援護資金の貸付との三つがあるが、
災害弔慰金について死亡案件で過去2件の実績があるとの答弁がありました。
討論もなく、採決の結果、
全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第87号、栗東市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、委員より、みなしであるとか、やむを得ない理由であるとか、極めて曖昧な言葉ばかりの条例である。
丁寧に条例をつくるため現場の人の声は聞いたのかとの質疑に対し、当局より、
社会福祉協議会の事務局とは協議しているが、現場の方とは直接話をしていないとの答弁がありました。
また、委員より、補助員が支援員とみなされる期間ができるということは、責任ある仕事をされている支援員に失礼ではないか。支援員のモチベーションにも配慮してもらいたいとの質疑に対し、当局より、みなしの期間の方で認定研修を受けるまでの間であっても、
支援員並みの
初任者的研修を年間三、四回計画していると
社会福祉協議会から聞いており、質の確保には精いっぱい努めていきたいとの答弁がありました。
また委員より、支援員の認定研修を受けるために必要な資格の条件を緩和するといった資格者を集めるための努力をする考えはとの質疑に対し、当局より、市として独自に緩めたとしても申請できないところがあるが、研修の受講資格については今後協議する必要があろうかと思っているとの答弁がありました。
また、委員より、経過措置の延期はできないかとの質疑に対し、当局より、今回の提案に当たり
経過措置そのものを延長するということも検討したが、一定経過した後、また、その時点で考えるというより、今回の条例を提案し、進めていきたいと考えているとの答弁がありました。
また委員より、12
月定例会で改正をしなければ、たちまち4月1日に現場で影響が出るということかとの質疑に対し、当局より、たちまち影響が出るというものではないが、今後、例えば新たに開設される民設の
学童保育所と今後、協議を進めていく上で必要であるため、今回、
条例改正を提案したとの答弁がありました。
また、委員より、この条例は自信を持って提案できる条例かとの質疑に対し、当局より、今回の
条例改正は参酌基準になったからというわけではなく、経過措置が切れてしまう場合、資格があっても年に1回の研修に行くまでの間、条例違反になってしまうという状態を回避するためにということであり、プラスの方向でありたいというものである。
もしものときのための
条例改正であるが、運用としては今までと同様で、みなし期間があっても可能な限り短くするということでの提案である。
また、現場とは機会を捉え、もっと協議を進めていきたい考えていると答弁がありました。
質疑の後、委員より
学童保育所のあり方は全国でもかなり大きな問題となっており、また期待もかなり大きい施設である。
みなし支援員という制度を4月1日に実行する
条例改正に当たり、現場の状況等の確認が十分でない中での提案は時期尚早であり、慎重な審査に時間を要するため、継続審査すべきであるとの動議が出され、採決の結果、
全員一致で継続審査すべきものと決しました。
なお、本議案を継続審査すべきことについて、議会会則第111条の規定により、議長に対し閉会中の
継続審査申請書を提出いたしました。
次に、請願書第3号、「減らない年金」で老後の安心を作るために
マクロ経済スライドの廃止の意見書について、まず当局から、参考となる状況の説明を受けた後、委員より確認等がありました。
その主なものとしては、委員より栗東市で国民年金を含めた未納者の数はに対して、国民年金の納付率は、平成30年度末で納付率が87.1%、前年は85.8%である。
また生活苦の相談を市でどれぐらい受けているのかに対して、
生活困窮者等自立支援相談事業では生活困窮の相談で、新規が昨年は平成30年度1年間で98件だったものが、ことし上半期で既に62件である。
また、
スライドの下限率は決まっているのかに対して、
マクロ経済スライドによる年金の名目額は前年の名目額より下げないという措置が取られており、徐々に下がっていくということは一定とめられているところであるなどの確認があり、その後、
マクロ経済スライドというのは、結局は
年金引き下げである、抑制する制度であり、物価と受給の乖離が6.1%もあって、かなり大きな目減りをしている状況に来ている中、
マクロ経済スライド自体を早急にやめ、新たな減らない年金制度をしっかりと確保していく、そういう体制をつくっていくことが大切であるとの賛成討論があり、また、
マクロ経済スライドについては、これから次世代を担う
子どもたちの負担を減らす施策の一つである。
もし仮に、
マクロ経済スライドを廃止し、将来の受給者の給付が減らないようにするためには新たに約7兆円の財源が必要との分析もあります。
すぐに廃止するということは非常に難しいのではないかとの反対討論もあり、採決の結果、賛成少数で不採択するものと決しました。
以上をもちまして、当委員会に付託されました案件に対する審査結果の報告といたします。
よろしくご審議いただきますようお願いいたします。
○議長(
藤田啓仁君)
次に、
予算常任委員会委員長 11番 林 好男議員。
○11番(林 好男君)登壇
それでは、
予算常任委員会の審査の経過と結果の報告を申し上げます。
当委員会は、休会中の12月16日に開催し、付託されました8議案の審査を行いました。
審査のため出席を求めた者は、市長、副市長、教育長、所管の各部・次長及び各課長等であります。
審査の内容と結果につきまして、報告いたします。
審査の方法は、全体会方式で総務、環境建設、文教福祉の各
所管事項ごとに質疑を行いました。
まず、議案第76号 令和元
年度栗東市
一般会計補正予算(第4号)について、主な質疑を各
所管ごとに報告いたします。
総務所管事項では、各所属全般の時間外勤務と有給休暇の取得については、
所管ごと、各職員の時間外勤務時間を集計したものを所属長に確認するよう通知し、必要であれば産業医の面談について配慮するよう対応を図っている。
有給休暇の取得状況については、平均8.3日である。
減債基金積立金で土地の売却については、より安定的な財政運営をしていくために、売れる土地は積極的に処分して基金に積み立てる対応をしていく。
今回は、公社が持っていた土地なので減債基金に積み立てるが、一般財産の売却分については、
財政調整基金の積み立てなども考慮していく。
馬事業企画経費で、ポータルサイトの広告料の効果については、新たに
楽天ふるさと納税のサイトを加えた。上半期の実績では、
ふるさとチョイス74%、
楽天ふるさと納税6%、ふるまる2%、窓口18%であり、広告、PRに一定の効果はあったと見ている。
今回の補正については、全般的に見込みが倍増したためである。
地域コミュニティ推進事業で、
コミュニティ助成事業の採択については、公平を期するため、くじ引きで優先順位を決めている。
3団体申請をしたが、採択は2団体であった。
来年度についても、10月に3団体申請している。
債務負担行為補正(仮称)
企業立地推進戦略策定委託については、市の方針として
企業立地を促進するという方向性をもって、まずはどこに
企業立地ができるのか。年度内には、内部でその戦略を検討する。
年度が変わって、外部を入れた
策定委員会を設置し、
企業立地推進計画として総合計画、
国土利用計画、
都市計画マスタープランと整合が取れるよう対応をしていきたい。
農業振興地域については、今後、新たに
農業振興基本計画を策定していくことを考えている。
市内の農地をどのように活用していくか、農業団体、地権者、また議会とも相談をしながら農業についても対応していきたい。
次に、
環境建設所管事項では、
交通安全施設整備事業で、
交通安全施設整備工事については、5月に関係部局において未就学児の
散歩コースの緊急点検を行った。
外側線、巻き込み線の消えている部分、薄くなっている部分など、緊急的に対応すべき箇所が14カ所あった。
今後、さらに市全体として対策、対応を考えていく必要があると考えている。
キッズゾーンの指定については、幼児課を中心として、
道路管理者、
交通安全部局と検討している段階であり、具体的な取り組みは今のところはない。
環境衛生推進経費で、墓じまいの傾向がある中、墓地公園の現在の使用状況については1,250程度の区画に対して空き区画が33区画あり、使用率は約97%である。
使用率が下がると管理にかけられる
お金そのものが減ってしまうので、2割、3割の空きが出ると全体の事業費として管理費だけでは足りなくなる可能性が出てくる。
今までは年に1回の募集、抽選で使用区画を決めていたものを、来年4月からは随時申し込みとし、より申し込みをしやすい形に変更する予定である。
農畜産物処理加工施設管理運営事業で、アグリの郷の修繕料については、基本的に
指定管理施設であるので、施設にかかわる部分については市が負担し、会社の運営に関する部分については
指定管理者に負担をいただくという原則のもとで区分をしており、詳細は
指定管理者施設の運営指針に基づいて協議を行い、
リスク分担を行っている。
次に、
文教福祉所管事項では、
学童保育所管理運営事業で、
大宝小学校の空き教室を利用して
学童保育所を開設することについては、学校側としても同じ小学校の児童であり、長期休暇の部分なども踏まえ、より良い子どもの
環境づくりとなるよう、関係各課と十分に協議をしていきたい。
児童館管理運営経費で
葉山児童館を仕切って
学童保育所として使用することについては、来年度から学童保育の人数がふえる見込みがあり、図書室に加えて隣接する集会室を
学童保育所として使うことに伴い、児童館の
乳幼児用スペースを設けるために、備品、本棚などで区分けを明確にしたい。
今後
学童保育所の需要への対応については児童館の活用、小学校の余裕教室の活用、民設の
学童保育所の誘致も含めて応えていきたいと考えている。
児童生徒支援室設置事業で
教育相談員の体制については、当初、週4日で2名の相談員を募集し、3月末に決まったが、1名がどうしても週に2日しか勤務できないということで、
心理判定員のサポートをいただきながら対応をしている。
教育相談は人間関係が非常に大事であり、できる限り同じ方に勤めていただき、保護者、子どもとの信頼関係を築きながら相談業務を行っていきたい。
その他多くの質疑がありましたが、討論もなく採決の結果、
全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第77号、令和元
年度栗東市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)については、
質疑討論もなく、採決の結果、
全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第78号、令和元
年度栗東市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)については、
質疑討論もなく、採決の結果、
全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第79号、令和元
年度栗東市
介護保険特別会計補正予算(第2号)について、主な質疑として、
過年度国庫負担金等返還金については、低
所得者保険料軽減制度というのがあり、第一段階で軽減を受けておられた方が世帯員が課税になったことで第4段階に変わったことによるものである。
包括的継続的ケアマネジメント支援事業で、人材確保については全体的に専門職が雇用しにくい状態であり、不足の部分については職員がフォローに回っている。
新年度に向けて、何とか確保できるように努めたい。
質疑の後、討論もなく、採決の結果、
全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第80号、令和元
年度大津湖南都市計画事業栗東新
都心土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)については、
質疑討論もなく、採決の結果、
全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第81号、令和元
年度栗東市
水道事業会計補正予算(第1号)について、主な質疑として、水道事業の
キャッシュフローの状況については、業務活動による
キャッシュフローがプラス、投資活動及び財務活動による
キャッシュフローがマイナスである状態が比較的良好な経営状態と言われているが、本市の場合、財務活動による
キャッシュフローがプラスになっている。
これは、今後の返済に伴う負担増加が想定される
キャッシュフローであると考えている。
質疑の後、討論もなく、採決の結果、
全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第82号、令和元
年度栗東市
公共下水道事業会計補正予算(第1号)については、
質疑討論もなく、採決の結果、
全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第83号、令和元
年度栗東市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)については、
質疑討論もなく、採決の結果、
全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上をもちまして、当委員会に付託されました案件に対する審査結果の報告とさせていただきます。
ご審議のほど、よろしくお願いをいたします。
○議長(
藤田啓仁君)
これより、
委員長報告に対し質疑を行います。
まず、
総務常任委員会委員長に対し質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
藤田啓仁君)
質疑もないようでありますので、
総務常任委員会委員長に対する質疑は、これをもって終結いたします。
次に、
環境建設常任委員会委員長に対し質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
藤田啓仁君)
質疑もないようでありますので、
環境建設常任委員会委員長に対する質疑は、これをもって終結いたします。
次に、
文教福祉常任委員会委員長に対し質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
藤田啓仁君)
質疑もないようでありますので、
文教福祉常任委員会委員長に対する質疑は、これをもって終結いたします。
次に、
予算常任委員会委員長に対し質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
藤田啓仁君)
質疑もないようでありますので、
予算常任委員会委員長に対する質疑は、これをもって終結いたします。
次に、
決算特別委員会委員長に対し質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
藤田啓仁君)
質疑もないようでありますので、
決算特別委員会委員長に対する質疑は、これをもって終結いたします。
これより討論を行います。
通告者より、討論を許します。
なお、討論は登壇してされるようお願いいたします。
それでは、2番 伊吹 裕議員。
○2番(伊吹 裕君)登壇
請願書第3号、減らない年金で老後の安心をつくるために「
マクロ経済スライド」の廃止の意見書について、反対の討論を行います。
減らない年金で老後の安心をつくるために「
マクロ経済スライドの廃止」の意見書についての請願書が
委員長報告で不採択でありました。
よって、本会議採択を求めて反対の討論を行います。
2019年6月、100年安心の年金と、首相は国会で答弁をしました。
しかし、金融庁が6月3日に出した報告書で、改めて高齢夫婦の年金が足らないということがはっきりとしました。
しかも、今後は年金をさらに減らしていく方針です。
年金額はもともと初めて受け取る人は賃金の伸び率、既に受け取っている人は物価(物価上昇より賃金の上昇が低いときは賃金)の伸び率に合わせて改定されていました。
マクロ経済スライドは物価・賃金が上がっても年金を上げない仕組みです。
具体的には、元の改定率から
スライド調整率を差し引き、年金水準を下げます。
スライド調整率は
年金加入者や平均余命の延びなどから計算します。
安倍政権は、2016年に年金カット法を強行、物価や賃金の上昇率が低く、その年度に
スライド調整率を差し引けない場合も次年度以降に繰り越して確実に年金削減をできるようにしました。
2019年度の年金額は、物価が0.1%増、賃金が0.6%増のため、年金は0.6%増が基準となります。
この0.6%から
スライド調整率0.2%が差し引かれます。
さらに、2018年度から繰り越しされた調整率0.3%を差し引きます。
ここが年金カットで強化された部分。
その結果、年金額は0.1%増、しかし物価は1.0%増なので、実質0.9%の削減となります。
この
マクロ経済スライドは、自公政権が2004年に導入し、さらに2016年に年金カット法で強化されてきました。
実際に、
マクロ経済スライドで今41歳以下の夫婦が将来受け取る年金はさらに1,600万円減り、3,600万円足りなくなります。
これは就職氷河期世代に毎月12.5万円貯金を求めるものです。
日本共産党の小池 晃衆議院議員は、6月18日の参院財政金融委員会で
マクロ経済スライドの影響が大きい基礎年金(国民年金)は将来の給付水準が3割下がると指摘。厚生労働省もおよそ3割程度と認めました。
年金制度の持続のために必要との意見がありますが、年金生活をしている方の実態は食品や日用品が値上がりし、持病の治療費や通院のためのタクシー代などの費用に加えて、介護保険料などが天引きされ、生活はますます苦しくなっています。
制度は残っても年金で生活できないのでは本末転倒です。
事実をしっかりと示して、年金制度のあり方を正面から問うべきです。
消費税に頼らず、大企業や富裕層に応分の負担を求めて年金削減の仕組みをやめて、減らない年金にすることを求めて反対の討論といたします。
○議長(
藤田啓仁君)
次に、9番
三木敏嗣議員。
○9番(三木敏嗣君)登壇
請願書第3号、「減らない年金」で老後の安心をつくるために「
マクロ経済スライド」の廃止の意見書採択に関する請願書について、委員会結果報告に対し賛成の討論をさせていただきます。
2004年(平成16年)の年金改革において、
マクロ経済スライドが導入されました。
マクロ経済スライドとは、そのときの社会情勢、つまり現役人口の減少や平均寿命の延びに合わせて年金の給付水準を自動的に調整する仕組みです。
平成16年に改正する前の制度では、将来の保険料の見通しを示した上で、給付水準と当面の保険料負担を見直し、それを法律で決めていました。
しかし、高齢化が急速に進む中で、財政再計算を行うたびに最終的な保険料水準の見通しは上がり続け、将来の保険料負担がどこまで上昇するのか懸念がありました。
平均寿命が延びて給付がふえる一方、被保険者が減っていくため、その分を調整して受給者の所得代替率5割以上を確保していくことが
マクロ経済スライドの狙いです。
年金制度を将来にわたって確実なものとし、給付と負担のバランス、接続可能性を維持していく上で、
マクロ経済スライドは必要不可欠なものと考えます。
仮に、
マクロ経済スライドを廃止し、将来の受給者の給付が減らないようにするためには、新たに約7兆円の財源が必要との分析もあり、本案が求める内容を実現するためには、巨額の財源が新たな国民負担につながるものと考えます。
将来を担う若者が年金受給者となった場合においても年金額をしっかり確保していくための仕組みが
マクロ経済スライドであります。
こうした仕組みの中で、できるだけ給付水準を確保することができるよう取り組まれます。
なお、公的年金等の収入金額や所得が一定基準額以下の方に対しては、本年10月に創設された年金生活支援給付金により、月最大5,000円を年金に上乗せして支給することとしており、これらの施策も合わせて実施することで、高齢者の生活を支えていくということです。
将来世代の財源を確保するためにも、
マクロ経済スライドは必要な仕組みであると考えます。
以上をもちまして、委員会結果に対しての賛成討論といたします。
議員皆様のご賛同をよろしくお願い申し上げます。
○議長(
藤田啓仁君)
討論は、これをもって終結いたします。
これより、順次採決を行います。
お諮りいたします。
議案第76号 令和元
年度栗東市
一般会計補正予算(第4号)については、予算
常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
藤田啓仁君)
起立全員と認めます。
よって、議案第76号は、予算
常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第77号 令和元
年度栗東市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)については、予算
常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
藤田啓仁君)
起立全員と認めます。
よって、議案第77号は予算
常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第78号 令和元
年度栗東市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)については、予算
常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
藤田啓仁君)
起立全員と認めます。
よって、議案第78号は、予算
常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第79号 令和元
年度栗東市
介護保険特別会計補正予算(第2号)については、予算
常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
藤田啓仁君)
起立全員と認めます。
よって、議案第79号は、予算
常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第80号 令和元
年度大津湖南都市計画事業栗東新
都心土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)については、予算
常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
藤田啓仁君)
起立全員と認めます。
よって、議案第80号は、予算
常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第81号 令和元
年度栗東市
水道事業会計補正予算(第1号)については、予算
常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
藤田啓仁君)
起立全員と認めます。
よって、議案第81号は、予算
常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第82号 令和元
年度栗東市
公共下水道事業会計補正予算(第1号)については、予算
常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
藤田啓仁君)
起立全員と認めます。
よって、議案第82号は、予算
常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第83号 令和元
年度栗東市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)については、予算
常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
藤田啓仁君)
起立全員と認めます。
よって、議案第83号は、予算
常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第84号 栗東市市長、副市長の給与等に関する条例及び栗東市
教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例の制定については、総務
常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
藤田啓仁君)
起立全員と認めます。
よって、議案第84号は、総務
常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第85号 栗東市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定については、総務
常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
藤田啓仁君)
起立全員と認めます。
よって、議案第85号は、総務
常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第86号 栗東市
災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、
文教福祉常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
藤田啓仁君)
起立全員と認めます。
よって、議案第86号は、
文教福祉常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第88号 栗東市
水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定について、
環境建設常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
藤田啓仁君)
起立全員と認めます。
よって、議案第88号は、
環境建設常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第89号 栗東市道路路線の廃止については、
環境建設常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
藤田啓仁君)
起立全員と認めます。
よって、議案第89号は、
環境建設常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第90号
栗東市道路線の認定については、
環境建設常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
藤田啓仁君)
起立全員と認めます。
よって、議案第90号は、
環境建設常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
請願書第3号 「減らない年金」で老後の安心をつくるために「
マクロ経済スライド」の廃止の意見書については、
文教福祉常任委員会委員長報告は不採択すべきものであります。
したがって、請願書第3号について採決を行います。
お諮りいたします。
請願書第3号について、採択することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 少 数)
○議長(
藤田啓仁君)
起立少数と認めます。
よって、請願書第3号は不採択することに決定いたしました。
~日程第3.継続審査申出について
○議長(
藤田啓仁君)
日程第3 継続審査申出についてを議題といたします。
議案第87号 栗東市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定については、
文教福祉常任委員会委員長報告のとおり継続審査とすることの申し出がありました。
お諮りいたします。
議案第87号を継続審査とすることの申し出に賛成の方の起立を求めます。
(起 立 な し)
○議長(
藤田啓仁君)
起立ゼロと認めます。
よって、議案第87号を継続審査することについては否決されました。
休憩いたします。
休憩 午前10時19分
――――――――――――――
再開 午前11時20分
○議長(
藤田啓仁君)
再開いたします。
~日程第4.
特別委員会委員長報告について
○議長(
藤田啓仁君)
日程第4
特別委員会委員長報告についてを議題とし、特別委員会委員長から報告を求めます。
まず、総合計画特別委員会委員長 16番
上田忠博議員。
○16番(上田忠博君)登壇
それでは、総合計画特別委員会の報告を申し上げます。
当委員会は付託を受けております「第6次栗東市総合計画の策定について」を審査するため、12月13日に市長、副市長、教育長、各部次長等の出席を求め開催をいたしました。
まず、当局から第6次栗東市総合計画案、序論及び基本構想、前期基本計画、第5次栗東市
国土利用計画案について説明を受け、その後、審査を行いました。
以下、審査では多くの質疑、意見がありましたので、その主なものを報告させていただきます。
まず、第6次栗東市総合計画案について、委員より、施策4 交通安全の推進についての基本事業「交通環境の改善」について、キッズゾーンからスクールゾーンなどの路面標示という表現に修正されたが、今後、徐々にキッズゾーンは設置されていくと考えられるので、キッズゾーンのほうが良いのではないかとの質疑に対し、当局より、厚労省からの通知や新聞報道でも今後、キッズゾーンについて検討していく必要があると記載されたが、総合計画の中では整備するのはキッズゾーンだけではないことから、スクールゾーンなどという表記をしているとの答弁がありました。
また、委員より、施策4-2、馬を活かしたまちづくりの推進についての基本事業、多様なまちづくり分野における馬の活用についてとあり、多様と書きながら福祉や教育分野における馬の活用しか記載がないように思う。
観光なども含めた多分野に携わっているというような書き方のほうが良いのではないかとの質疑に対し、当局より、「公共施設等を活用した馬事業の展開」で全般的な部分を包含しているとの答弁がありました。
次に、第5次栗東市
国土利用計画案について、委員より、現状として農地約100ヘクタールが10年間で減少している。計画の中では、今後10年でさらに118ヘクタール減るという指標を示しているが、その状況をどのように捉えているのか、本市の土地利用の考え方、農地のあり方についてはどのように認識しているのかとの質疑に対し、当局より、農用地の減少は今後も続くという認識である。
企業立地が税収確保の面からでも肝であるとは考えているが、産業立地を促す環境形成を進めざるを得ない一方で、農用地、森林、既存住宅への影響に最大限配慮しなくてはならないと考えている。
農地の保全という立場でも農地が減っていくのは避けられないと考えるが、その中で農地をどのように保全していくかについては担い手の育成が重要である。
農業振興地域整備計画だけでは立ち行かないと思っているので、人の育成、農業の経営という分野についても戦略的に対応していくべく農業委員会、農業組合長など、多様な人の意見を聞きながら
農業振興基本計画を策定していきたいとの答弁がありました。
また、委員より、農地の中でも市街化区域に残っている、いわゆる空耕地が本市にはかなり見受けられる。
市街化区域を埋めるという政策だけではなく、町並み形成としてのあり方を含めて取り組んでいく必要があると思うとの質疑に対し、当局より、今日までの考え方は、市街地の農地は宅地化していくべきという流れだったが、東日本大震災を契機に、市街地にも農地はあるべきという考えのもと、都市農業振興基本法が制定された。
市街地の農地をどのように有効活用していくか、国の方針や県の基本計画に示されていることから、
農業振興基本計画の中で明らかにしていきたいと考えているとの答弁がありました。
最後に、今後のスケジュールについて、パブリックコメントを経て総合計画の基本構想、基本計画を3月議会に上程予定であるとの説明がありました。
その他多くの質疑がありましたが、主な審査経過についての報告とさせていただきます。
当委員会といたしましては、付託を受けております第6次栗東市総合計画の策定については、さらなる審査が必要でありますので、継続審査とすることといたしました。
以上、総合計画特別委員会の中間報告とさせていただきます。
○議長(
藤田啓仁君)
次に、議会改革特別委員会委員長 8番 中野光一議員。
○8番(中野光一君)登壇
議会改革特別委員会の報告を申し上げます。
当委員会は付託を受けております「議会改革の推進について」を審査するため、開会中の12月12日に委員会を開催いたしました。
当日の委員会では、まず、議会報告会事業実施チーム長より11月30日実施の議会報告会、子ども議会事業実施チーム長より11月24日の子ども議会の報告があり、また、副委員長より災害時対応訓練として防災総合訓練に参加したことの報告がありました。
続いて、議会改革推進部会長より取り組み状況の報告があり、また、予算及び決算審査のあり方検討部会長からは3
月定例会での予算審査のあり方の検討結果として、基本9月の決算審査にならい全体会方式で予算審査を行うこと。そのため、予算審査に5日間必要であることなどの報告があり、それぞれの内容について審査を行いました。
委員からの意見の主なものとしましては、議会報告会、子ども議会に関してはアンケートの取りまとめを行った後、再度検討すること。
また、災害時対応訓練に関して策定より5年経過した栗東市議会災害対応指針、大規模災害時の栗東市議会議員の行動マニュアル、栗東市議会災害対応連絡会議設置要綱の確認を行うこと。
また、議会改革推進部会に関しては、タブレット導入に向け内容を固めていくことなど、慎重に議論を進めました。
以上が審査経過の概要であります。
なお、議会改革の推進については今後も引き続き審査していく必要があることから、
全員一致で継続審査していくことに決しました。
今後も議員各位のご協力をお願いしまして、議会改革特別委員会の中間報告とさせていただきます。
○議長(
藤田啓仁君)
これより、
委員長報告に対し質疑を行います。
まず、総合計画特別委員会委員長に対し質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
藤田啓仁君)
質疑もないようでありますので、総合計画特別委員会委員長に対する質疑はこれをもって終結いたします。
次に、議会改革特別委員会委員長に対し質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
藤田啓仁君)
質疑もないようでありますので、議会改革特別委員会委員長に対する質疑はこれをもって終結いたします。
以上で、
特別委員会委員長報告を終了いたします。
~日程第5.
意見書案第2号
マクロ経済スライドをただちに廃止し「減らない年金」の実現を求める意見書について
○議長(
藤田啓仁君)
日程第5
意見書案第2号、
マクロ経済スライドをただちに廃止し「減らない年金」の実現を求める意見書についてを議題といたします。
提案者から提案理由の説明を求めます。
12番、
中村昌司議員。
○12番(中村昌司君)登壇
それでは、
意見書案第2号の
マクロ経済スライドをただちに廃止し「減らない年金」の実現を求める意見書について、内容の説明をさせていただきたいと思います。
説明に当たっては、お手許の資料にありますとおり、
意見書案の朗読をもって説明とかえさせていただきます。
マクロ経済スライドをただちに廃止し、「減らない年金」の実現を求める
意見書案。
我が国の公的年金制度は、現役人口の減少や平均余命の延びに合わせて賃金や物価の改定率を調整した上で緩やかに年金の給付水準を調整する
マクロ経済スライド導入しているため、2019年度の年金額改定においては物価の上昇率1.0%に対し、年金額の上昇率は0.1%にとどまった。
マクロ経済スライドは、年金を2040年代まで毎年引き下げ続け、物価が上がっても年金の実質価値を減らし続ける仕組みです。
景気後退で減額できなかった分は、次年度以降に何年分でも繰越合算して減額するキャリーオーバーという仕掛けまで導入されています。
その結果、2019年度の年金は物価が1%増だというのに、わずか0.1%増の改定にとどまりました。
賃金の0.6%増を基準に
マクロ経済スライド0.2%減と、前年度見送られた0.3%減を合わせて差し引いたためです。
この7年間で物価は5.3%上がったにもかかわらず、年金は0.8%も下がりました。
よって、国民の年金不信を解消し、老後の安心をつくるために、
マクロ経済スライドを直ちに廃止し、「減らない年金」にすることを強く要望する。
以上、地方自治法第99条の規定によりまして意見書を提出したいということでございます。
提出先は以下に記載のとおりでございます。
皆様方のよろしくご賛同いただきますようお願いを申し上げます。
○議長(
藤田啓仁君)
これより、本案に対し質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
藤田啓仁君)
質疑もないようでありますので、質疑は、これをもって終結いたします。
お諮りいたします。
本案は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、討論の後、直ちに採決を行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
藤田啓仁君)
ご異議なしと認めます。
よって、委員会付託を省略し、討論の後、直ちに採決を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
藤田啓仁君)
討論もないようでありますので、討論はこれで終結いたします。
これより採決を行います。
お諮りいたします。
意見書案第2号は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 少 数)
○議長(
藤田啓仁君)
起立少数と認めます。
よって、
意見書案第2号は否決いたしました。
お諮りいたします。
この際、
文教福祉常任委員会委員長報告についてを日程に追加し、追加日程第1として議題といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
藤田啓仁君)
異議なしと認めます。
よって、
文教福祉常任委員会委員長報告についてを日程に追加し、追加日程第1として議題とすることに決しました。
~追加日程第1.
文教福祉常任委員会委員長報告について~
追加日程第1
文教福祉常任委員会委員長報告についてを議題とし、委員長から審査結果の報告を求めます。
文教福祉常任委員会委員長 16番
上田忠博議員。
○16番(上田忠博君)登壇
それでは、
文教福祉常任委員会の審査の経過と結果を報告申し上げます。
当委員会は、本日の本会議で継続審査申出が否決されました議案第87号について審査を行いました。
説明を求めるために出席を求めた者は、教育長、
関係部長、次長、課長であります。
議案第87号 栗東市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、報告させていただきます。
まず、12月17日の当委員会での主な質疑、意見についてのその後の状況、対応について当局へ説明を求めました。
当局より、条例の運営に関する細目について、
社会福祉協議会等との協議書等において明示すること及び現場の指導員と定期的に情報交換、意見交換の場を設けることについて、
社会福祉協議会と確認できたとの説明がありました。
委員より、今後、
条例改正においては影響を受ける人の立場を考えて対応をしっかり取ってほしいとの意見としてありました。
討論はなく、採決の結果、
全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
以上をもちまして、当委員会の付託されました案件に対する審査結果の報告といたします。
よろしくご審議いただきますようお願いいたします。
○議長(
藤田啓仁君)
これより、
委員長報告に対し質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
藤田啓仁君)
質疑もないようでありますので、
文教福祉常任委員会委員長に対する質疑はこれをもって終結いたします。
これより、討論を行います。
なお、討論は登壇してされるようお願いいたします。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
藤田啓仁君)
討論もないようでありますので、討論はこれをもって終結いたします。
これより採決を行います。
お諮りいたします。
議案第87号については、
文教福祉常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
藤田啓仁君)
起立全員と認めます。
よって、議案第87号は、
文教福祉常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
以上で、本定例会に付議されました案件は全て終了いたしました。
市長から発言を求められておりますので、これを許します。
市長。
○市長(野村昌弘君)登壇
お許しをいただきまして、
令和元年第5回
栗東市議会定例会の終わりに当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
去る12月4日から本日までの20日間にわたり開会をお願いいたしました今期定例会におきまして、提案をいたしました議案第76号から議案第90号までの計15議案におきまして、いずれも慎重審議の上、原案どおりお認めいただきましたことを改めて厚く御礼を申し上げます。ありがとうございます。
さて、ことしも引き続き厳しい行財政運営の中ではありましたが、栗東市のまちづくりに議員皆様と多くの議論を重ね、ともに歩んでこられましたことを心から感謝を申し上げるものであります。
まだまだ厳しい行財政運営となりますが、決断と実行で積極果敢に一意専心でまちづくりに取り組むとともに、栗東の魅力を最大限発揮しながら、栗東の地域資源を最大限活かしながら、市民の皆様との協働により栗東の元気を実感していただけるよう、いつまでも住み続けたくなる安心な元気都市栗東の実現に向け、しっかりと力を合わせて頑張っていきたいと思っております。
どうか議員皆様方の一層のご支援、ご協力を切にお願いを申し上げます。
年の瀬も迫り、慌ただしさとともに寒さも一層厳しくなってまいります。
議員皆様には健康にご留意いただき、輝かしい新年を迎えられることをご祈念申し上げ、定例会の閉会に当たりましての御礼のご挨拶とさせていただきます。
どうもありがとうございました。
○議長(
藤田啓仁君)
これをもって、
令和元年第5回
栗東市議会定例会を閉会いたします。
閉会 午前11時42分
地方自治法第123条第2項の規定により、下記に署名する。
令和元年12月23日
栗東市議会議長 藤 田 啓 仁
署 名 議 員 青 木 千 尋
署 名 議 員 三 木 敏 嗣...