栗東市議会 2019-03-25
平成31年 3月定例会(第5日 3月25日)
議案第 34号 栗東市
一般会計補正予算(第9号)についての 2議案
の一括上程・審議について
日程第5.
予算常任委員会委員長報告について
1.会議に出席した議員(18名)
1番 大 西 時 子 君 2番 野々村 照 美 君
3番 小 竹 庸 介 君 4番 中 野 光 一 君
5番 三 木 敏 嗣 君 6番 田 中 英 樹 君
7番 谷 口 茂 之 君 8番 片 岡 勝 哉 君
9番 櫻 井 浩 司 君 10番 國 松 篤 君
11番 上石田 昌 子 君 12番 林 好 男 君
13番 中 村 昌 司 君 14番 田 村 隆 光 君
15番 寺 田 範 雄 君 16番 藤 田 啓 仁 君
17番 武 村 賞 君 18番 上 田 忠 博 君
1.会議に欠席した議員
な し
1.会議に出席した説明員
市長 野 村 昌 弘 君
副市長 藤 村 春 男 君
教育長 福 原 快 俊 君
市民政策部長兼
危機管理監 仁 科 芳 昭 君
市民政策部政策監 池 之 徹 君
総務部長 國 松 康 博 君
福祉部長 伊勢村 文 二 君
子ども・
健康部長 林 明 美 君
環境経済部長 柳 孝 広 君
建設部長兼
上下水道事業所長 中 濱 佳 久 君
建設部技監 中 川 匡 史 君
教育部長 加 藤 宏 之 君
元気創造政策課長 駒 井 隆 司 君
財政課長 中 嶋 勇 君
総務課長 月 舘 正 一 君
関係各課長
1.会議に出席した
事務局職員
局長 髙 岡 覚
課長 松 田 光 正
課長補佐 木 村 洋 子
再開 午前 9時30分
○議長(
上田忠博君)
ただいまの
出席議員は18名であります。
定足数に達しております。
よって、平成31年第1回
栗東市議会定例会を再開いたします。
これより、本日の会議を開きます。
本日の
議事日程は、お手元に配付しておきました
議事日程表のとおりであります。
これより日程に入ります。
~日程第1.
会議録署名議員の指名について~
○議長(
上田忠博君)
日程第1
会議録署名議員の指名を行います。
会議規則第88条の規定により
1番
大西時子議員
16番
藤田啓仁議員
を指名いたします。
~日程第2.
特別委員会の
中間報告について~
○議長(
上田忠博君)
日程第2
特別委員会の
中間報告についてを議題とし、
総合計画特別委員会委員長から報告を求めます。
総合計画特別委員会委員長 6番
田中英樹議員。
○6番(
田中英樹君)登壇
おはようございます。
総合計画特別委員会の報告を申し上げます。
当委員会は、付託を受けております第六次栗東市
総合計画の策定についてを審査するため、会期中の3月15日に、市長、副市長、
政策監及び元気創造政策課長等の出席を求め、開催をいたしました。
今回は、前回2月22日に開催しました、当委員会で出された意見や過日の
総合計画審議会等での
審議経過を踏まえ、第六次
総合計画序論及び
基本構想(素案)に係る加筆・修正箇所の説明を受け、審査を行いました。
以下、審査では多くの質疑、意見がありましたが、その主なものを報告いたします。
まず、
基本構想(素案)の、1、
まちづくりの
基本理念について、委員より、「立地特性を活かした
地域活性化や
コミュニティの再生を進めるため、交流や連携で活力を創造する
まちづくりを進めます。」と表現されているが、自治会の加入率が下がったり、中
山間地域では高齢化が進み、若い人が少ない状況においては、表現としては「
コミュニティの再生」ではなく、「新たな
コミュニティの創造」とするほうがふさわしいのではないか。との質疑に対し、当局より、
まちづくりの
基本目標の
構成部分で、公民連携、協働といった視点を重視していることから、今後の
基本計画策定の際に再度検討させていただく。との答弁がありました。
次に、5、
まちづくりの
基本政策について、委員より、(1)経済の安心を生み出すの項目の中で、
複合系産業拠点の形成の「複合系」を強調されているが、この表現は、今、地元に話をされている区域だけを指すのか、それとももっと大きい区域を含めて本市のプランを考えての設定か。との質疑に対し、当局より、
北中小路地先、
十里地先における開発に伴う
交通影響調査及び効果額を算出し、所管課において、地元、
周辺自治会、近隣市との調整をさせていただいている。現在の規模でいくのか、縮小または拡大するのかという点については、未定なところが多々あり、構想(素案)においてはそこまで明確に記載するべきではないと考えている。あくまで、現在本市の考えている計画として、
当該地周辺での
複合系施設の立地ということで位置付けを考えている。との答弁がありました。
また、委員より、(4)暮らしの安心を支えるの項目の中で、「
道路ネットワークを構築し、
渋滞緩和や市内の
移動利便性」とあるが、移動の利便性とは、車の
渋滞緩和や車で市内を移動するための
利便性向上だけでなく、車以外のバスを利用する人なども含めた感じがすることから、「市内の
移動利便性の維持」と「
市内移動の利便性」という表現のほうがわかりやすいのではないか。との質疑に対し、当局より、この表現は
渋滞緩和により移動の利便性が向上する。それとともに
交通手段の利便性の向上も図っていくという意味合いから、渋滞の緩和と
交通手段ということをまとめて記載したものである。との答弁がありました。今後のスケジュールについては、今回の
特別委員会の意見等の確認、検討をさせていただき、一旦、
基本構想については暫定的に設定した上で、次年度から
基本計画の策定に取り組んでいく。との説明がありました。
その他、多くの質疑がありましたが、主な
審査経過についての報告とさせていただきます。
当委員会といたしましては、今後も「第六次栗東市
総合計画の策定について」について、さらなる審査が必要でありますので継続審査とすることといたしました。
以上、
総合計画特別委員会の
中間報告とさせていただきます。
○議長(
上田忠博君)
以上で、委員長の報告を終わります。
これより、
委員長報告に対し質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
上田忠博君)
質疑もないようでありますので、
総合計画特別委員会委員長に対する質疑は、これをもって終結いたします。
以上で、
特別委員会の
中間報告を終了いたします。
~日程第3.各
常任委員会委員長報告について~
○議長(
上田忠博君)
日程第3 各
常任委員会委員長報告についてを議題とし、各
常任委員会付託案件について、それぞれの委員長から審査結果の報告を求めます。
まず、
総務常任委員会委員長 6番
田中英樹議員。
6番(
田中英樹君)登壇
改めまして、おはようございます。
総務常任委員会の審査の経過と結果の報告を申し上げます。
当委員会は、休会中の3月20日に開催し、今定例会において付託を受けました議案4件について審査を行いました。
なお、説明のため出席を求めた者は、市長、
総務部長、
市民政策部長、政策監、及び
関係課長等であります。
それでは、順次報告いたします。
まず、議案第19号 栗東市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、委員から、条例第8条の規定に、「前項に規定するもののほか、同項に規定する正規の勤務時間以外の時間における勤務に関し、必要な事項は、規則で定める」との1項を加えるとあるが、今後の働き方改革に向けては、規則で定める範囲内で可能か。との質疑があり、当局より、時間外勤務の上限は、
国家公務員に準拠した内容により規則で定めることになり、一般的な所属については、1カ月の上限時間は45時間、年間では360時間となる。その他、他律的な業務として、業務の量や時期において、自らの意思によって決定することができない特殊な事情を有する部署については、1カ月における上限時間は100時間未満で、1年間における時間外勤務の総計は720時間と定められており、本市の規則においても、同様の内容で定める。なお、
他律的業務については、地域住民との折衝等に従事するものや、業務の量や時期が
任命権者の枠を超えて定まってくるもの、例えば災害等の対応に従事する職員など、非常に限定的なものとする方向で考えている。との答弁がありました。
その他、質疑の後、討論もなく、採決の結果、
全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第20号 栗東市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例及び栗東市
消防団条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定について、委員から、条例の附則で、「平成30年度分」の右に、「及び平成31年度分」を加えるとあるが、平成30年度分の字句を残す理由は。との質疑があり、当局より、本則の額を改正するのではなく、附則によって読み替えを行うことで、過去の
改正履歴を残すためのものである。過去にも附則の読み替えで改正を行っており、
改正履歴は残っている。との答弁がありました。
質疑の後、討論もなく、採決の結果、
全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第21号 栗東市
手数料徴収条例及び栗東市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について、委員から、
地方公共団体情報システム機構と契約した
民間事業者とは、コンビニエンスストア以外ではどのような事業者があるのか。との質疑があり、当局より、平和堂では
アルプラザ店内に設置されている。その他、郵便局、ドラッグストアなどが徐々に参加されている。全支店に設置されているものではないが、今後も増えてくると考えている。市役所でも、1事業者として、県内では長浜市が端末機を導入されている。本市でも機械の導入を検討したが、高額であることから窓口での簡易な端末機で運用していく。との答弁がありました。
また、
コンビエンスストアでの交付率を高めるためには、
マイナンバーカードの普及率を上げて、利便性を周知していく努力が必要ではないか。との質疑があり、当局より、
マイナンバーカードの交付状況は、平成31年2月末で8,372件、人口での割合は12.0%である。
マイナンバーカードの普及率と
コンビエンスストアでの交付率は両輪と考えており、どちらも推進していく。との答弁がありました。
その他、多数の質疑があり、質疑の後、討論もなく、採決の結果、
全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第30号 滋賀県
市町村職員退職手当組合規約の変更について
関係地方公共団体が協議することにつき議会の議決を求めることについて、委員から、
公立甲賀病院組合が本組合を脱退される理由は。との質疑があり、当局より、
地方独立行政法人への移行に伴い、身分が公務員ではなくなり、
加入資格が喪失するためである。との答弁がありました。
また、委員から、本組合に栗東市が加入しているメリットは。との質疑があり、当局より、当初、町村等を
構成団体としてスタートしたものであるが、
構成団体が相互に補填し合う
スケールメリットのほか、負担金の率について毎年平準化されていることから、予算上において、退職者の増減にかかわらず負担金を積み立てることができる。との答弁がありました。
質疑の後、討論もなく、採決の結果、
全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
以上で、当委員会に付託されました案件の主な
審査経過と結果の報告といたします。
ご審議、よろしくお願いいたします。
○議長(
上田忠博君)
次に、
環境建設常任委員会委員長 13番
中村昌司議員。
○13番(
中村昌司君)登壇
おはようございます。
環境建設常任委員会の審査の経過と結果の報告を申し上げます。
当委員会は、休会中の3月20日に、付託されました5議案の審査を行いました。
審査のため出席を求めた者は、副市長、
環境経済部長、
建設部長、
建設部技監、所管の各課長等であります。
それでは、順次報告を行います。
まず、議案第25号 栗東市
一般廃棄物処理施設の
技術管理者の資格に関する条例の一部を改正する条例の制定については、委員から、4年制である
専門職大学の
前期課程2年を修了した者に、3年制の
専門職短期大学を卒業した者と同様の「
短期大学士」の学位が与えられるとのことだが、年数により知識的な部分では差が生じると考える。上位法により認められていることではあるが、どのように解釈しているのか。との質疑に対し、当局から、年数により技術的、知識的な部分では差が生じる可能性はあると考える。ただし、今回の一部改正の対象となる各号については、それぞれ卒業した後に一定の年数以上、廃棄物の処理の実務に従事したという経験を前提としており、学歴よりも経験を重視したものだと考えている。との答弁がありました。
また、委員から、
環境センターには、この
一般廃棄物処理施設の
技術管理者の資格を有する者が何名いるのか。との質疑に対し、当局から、現在、所長、係長及び主査の3名である。との答弁がありました。
また、委員から、
技術管理者の資格を有する者が多ければ、
職員異動もスムーズになる。将来を見据え計画的に増やしていく必要があるのでは。との質疑に対し、当局から、
日本環境衛生センターが実施する講習を修了することで、
技術管理者の
資格要件を満たすため、過去に
環境行政に携わり、既に資格を有している者がいる。また、毎年1名程度を講習に参加させ、多くの職員が資格取得できるよう努めている。年齢層に偏りがないよう人材を選んで受講させており、状況を見て、できるだけ増やしていきたい。との答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、
全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第26号
栗東市営土地改良事業経費の賦課徴収に関する条例の一部を改正する条例の制定については、質疑、討論もなく、採決の結果、
全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第27号 栗東市
布設工事監督者の配置基準及び
資格基準並びに
水道技術管理者の
資格基準に関する条例の一部を改正する条例の制定については、委員から、入札の際、各業者が明示する技術士と関係するのか。との質疑に対し、当局から、本市が発注する工事を監督する職員が所有する資格であり、受注者である業者は、今回の条例には特に該当しない。との答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、
全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第31号
栗東市道路線の廃止については、質疑、討論もなく、採決の結果、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第32号
栗東市道路線の認定については、委員から、
出庭林線について、起点側である
野洲栗東バイパスとの
交差部付近で、路線が湾曲している理由は何か。との質疑に対し、当局から、
野洲栗東バイパスとの交差については、現在の
都市計画決定では、立体交差として
整備計画が立てられている。今回の路線については、
野洲栗東バイパスの
側道部分に対して道路が直角に交差するよう、現在、供用している
出庭林線から工場地を直線で抜け、
交差部手前で曲線を描く形の計画になっている。との答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、
全員一致で可決すべきものと決しました。
以上をもちまして、当委員会に付託されました案件の審査結果の報告といたします。
よろしくご審議いただきますよう、お願い申し上げます。
○議長(
上田忠博君)
次に、
文教福祉常任委員会委員長 5番
三木敏嗣議員。
○5番(
三木敏嗣君)登壇
おはようございます。
文教福祉常任委員会の審査の経過と結果をご報告申し上げます。
当委員会は、休会中の3月20日に開催し、今定例会において付託を受けました議案5件、請願書1件について審査を行いました。
説明を求めるために出席を求めた者は、教育長、
関係部長、課長、所長及び参事であります。
それでは、順次報告を行います。
まず、議案第22号 栗東市
介護給付費準備基金条例の一部を改正する条例の制定について、委員より、これまで
準備基金を活用するような
財源不足はあったのか。条例を見直すということは、将来
財源不足が生じる懸念があるのか。超
高齢化社会に向かう中、将来の
財源不足を見込んでの改正なのか。との質疑に対し、当局より、
介護保険創設当時かその第2期目で、基金を活用したことがあったかと記憶している。それ以降、本市では、
財源不足のために活用したことはない。
介護保険の計画の中では、向こう3年間の将来推計等の中で、一定必要な
介護給付費等は見込んで計上しており、特段大幅な変更が生じない限り、基金の活用はあり得ないと考えている。この
準備基金は、世代間の公平性を確保するということから、一定積み立てたものを、次期の保険料の算定の際に取り崩し、保険料の高騰を調整する機能も持っている。との答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、
全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第23号 栗東市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、委員より、4月に
専門職大学が創設する中で、それに伴い、将来的に
専門職大学の
前期課程を修了した者も
放課後児童支援員として採用できるように、こういう規定を入れ込んでおくということか。との質疑に対し、当局より、この4月より
専門職大学が新たに設けられ、
放課後児童支援員の
受講資格要件を満たす者として条件に該当するため、条例を定めておくものである。4月スタートの
専門職大学は2校である。との答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、
全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第24号 栗東市国民
健康保険条例の一部を改正する条例の制定について、委員より、
被用者保険等保険者を代表する委員1名の選任方法と任期は。との質疑に対し、当局より、
運営協議会の任期は3年になる。
被用者保険の代表者ということになるので、政府管掌の
健康保険である全国
健康保険協会滋賀支部に推薦を依頼し、選出を考えている。との答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、
全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第28号
損害賠償に係る和解及び
損害賠償の額を定めることにつき議会の議決を求めることについて、委員より、事故から交渉までの間の住宅の状態は。との質疑に対し、当局より、住宅は雨漏れの心配があり、4カ所に鉄板を当て、雨風をしのぐ処置をとった。壁とガラスも一部損傷していたが、生活する分については特に影響はなかった。9月4日の事故発生の翌日に訪問し、対応について協議、三日後に応急処置は済ませている。との答弁がありました。
また、委員より、
全額保険で賄えるのか。との質疑に対し、当局より、
全国市長会市民総合賠償補償保険で全額対応する。との答弁がありました。
また、委員より、居宅への
損害賠償金額が多額な印象を受けるが、修繕箇所について具体的にどこを直されたのか。との質疑に対し、当局より、主な内容は、屋根が94平米であるが、屋根材が既に廃盤となっていた関係で、一部を直すことは不可能との判断となり全面改修となった。当居宅は道の側に建っているという関係上、足場を組む必要があり、その足場の費用が想定以上にかかった。主にこの2点が、費用が多額になった原因である。との答弁がありました。
その他、質疑があったものの、討論もなく、採決の結果、
全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第29号 訴えの提起につき議会の議決を求めることについて、委員より、今現在もこの方の所在はわかっていないのか。との質疑に対し、当局より、ナンバーから
登録事項証明を
滋賀陸運支局に請求し、出てきた住所に行ったが、集合住宅で部屋番号がわからない上に、名前がドア・ポストに書かれておらず、家にたどり着くことができなかった。との答弁がありました。
また、委員より、本人と連絡がとれない中で、
裁判費用はどれぐらいかかり、それに見合うだけの額が返ってくるのか。その目途は立っているのか。との質疑に対し、当局より、
裁判費用については、77万6,000円を平成31年度で予算計上している。万が一、本人が出てこない場合については、市の負担となってしまうところである。との答弁がありました。
また、委員より、2年以上もの間、放置というのは長過ぎる気がする。その前に何とか法的に、強制的に撤去できる方法がなかったか、検討をしたのか。との質疑に対し、当局より、
草津警察署にも相談したが、遺失物としての撤去はできないということで、あくまでも管理者として責任を持って撤去するようにと、返答をいただいている。また、本人の所在の確認は限界まで行うようにということで、なかなか本人と接触できない部分について確定ができなかったというところもあり、2年という時間がかかった。との答弁がありました。
また、委員より、このケースは
威力業務妨害罪にあたる可能性もあると思う。本来のお客さんにとめてもらう分がとめてもらえないということで、妨害されているとしっかりと訴え、刑事事件にしてもらえれば、車も違うところに保管し、連絡もとってもらえる。また、周りがしっかりと囲われていれば
建造物侵入罪にあたるのでは。そういう方法をとるためにも、もっと早く気が付いて、もっと早く法律の専門家に相談をすべきであったのでは。今後のことを思うと反省をしてもらう必要があると思う。警察はどうであったか。との質疑に対し、当局より、弁護士に11月に初めて相談させていただく中では、遺失物という扱いでの話であり、
威力業務妨害については指導もなく、私どもも気づくことはできなかった。今後、弁護士とそのような訴えが、可能かどうかの相談をさせていただいた中で進めていきたい。との答弁がありました。
また、委員より、対応がまず遅い。駐車場は収入になるので、毎日きちっと監視をするということが、まず欠けていたのではないか。もっと早く専門家に相談すべきというのを肝に銘じ、これから学んでいただきたい。との質疑に対し、当局より、今後については、管理を責任を持って取り組ませていただきたい。との答弁がありました。
その他、質疑があったものの、討論もなく、採決の結果、
全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、請願書第10号 障がい者・児の福祉に関する請願書について、委員より、障がい福祉サービス事業所の利用状況を見てみると、定員に対して利用者数が多い作業所がほとんど。学校と違い卒業がなく、一旦受け入れればずっと通所されることとなり、受け入れ人数がオーバーする事業所がほとんどとなってくると、請願にあるように、新設をしっかり誘致してもらわないといけないと思うがどうか。との参考意見を求めたところ、当局から、生活介護の事業所の創作系タイプでは、定員を超える数で事業所は受けているというのが実態としてある。今後、湖南圏域全体で不足は見込まれているが、栗東市には特に数が少ないこともあり、他市とのバランスを考えて、できるだけ誘致について進めていきたい。との答弁がありました。
その後、討論はなく、採決の結果、
全員一致で採択すべきものと決しました。
以上をもちまして、当委員会に付託されました案件に対する審査結果の報告といたします。
よろしくご審議いただきますよう、お願いいたします。
○議長(
上田忠博君)
次に、予算常任委員会委員長 8番 片岡勝哉議員。
○8番(片岡勝哉君)登壇
おはようございます。
それでは、予算常任委員会の審査の経過と結果の報告を申し上げます。
当委員会は、休会中の3月11日から19日の間に、付託されました15議案の審査を行いました。
まず、11日に審査のため、総務・環境建設・文教福祉の各分科会を設置することを確認し、続いて、同日11日から13日の間に各分科会での調査を行いました。
次に、18日に全体会を開催し、総括質疑として所属分科会以外の質疑を行いました。最後に、19日に全体会を開催し、各分科会長から調査報告を求めた後、各議案に対し討論・採決を行いました。
審査のため出席を求めた者は、市長、副市長、教育長、所管の各部長及び各課長等であります。
審査の内容と結果につきましては、多くの議案がありますことから、特に質疑などがありましたものを報告いたします。
まず、議案第1号 平成31年度栗東市一般会計予算について、委員より、庁舎維持改修事業について、授乳室設置に係る予算額と計画はどのようになっているのか。との質疑に対し、当局より、1階フロアにおいて、従来の喫茶室があった場所に授乳室を2室設ける。整備に係る予算は、フロアのレイアウト変更も含めて623万9,000円を計上している。広さは1室2メートル掛ける2.4メートルの4.8平米で計画している。授乳室にはベビーカー置き場、ベビーベッド、授乳椅子などを設けるとともに、入り口側には手洗い場も設け、利用しやすいように配慮した計画である。今ある休憩用テーブル・椅子は、レイアウト変更後の空きスペースに設置させていただく。との答弁がありました。
また、委員より、馬事業企画経費について、「馬のまち」ふるさとりっとう応援寄附金について、総務省から、ふるさと納税に係る返礼品については、3割以下とすることとされた中で、本市は、現在26事業所から86品目を用意されているが、返礼割合はどのくらいか。今後、返礼品の拡大についてはどのように考えているのか。との質疑に対し、当局より、商品は、全て寄附金額の3割以下で提供させていただいており、1割、2割の返礼品はそろえていない。現在、済生会滋賀県病院の健診を、返礼品として取り扱っていくという方向で調整中である。これまでは商品、物が中心であったが、今後はレジャー、体験といった商品も返礼品に加えさせていただく。との答弁がありました。
また、委員より、法人市民税賦課事業について、市内に事務所や事業所はないが、寮や保養所等がある法人に対して、本市の課税の取り扱いはどのようになっているのか。との質疑に対し、当局より、法人市民税は申告制度であり、申告業務を行っている中で、特に該当する事業所はないとのことである。との答弁がありました。
また、委員より、地域墓地環境整備等事業について、火葬場整備基礎調査の結果は。また、(仮称)火葬場建設検討委員会における今後の方向性及び委員会の構成は。との質疑に対し、当局より、調査の工期は3月28日までとなっており、まだ最終成果物が出ている段階ではない。調査結果を受け、検討委員会を設置し、単独整備・共同整備等、今後の方向を決める予定である。過去に検討委員会を設置した際には、議長経験者1名、自治会連合会から2名、社会福祉協議会会長1名、市議会議員2名、民生委員2名、保健所所長1名、老人クラブ代表1名の、合計10名という構成であった。新たな検討委員会の構成については正式に決定していないが、市議会議員のかわりに公募委員2名として検討している。との答弁がありました。
また、委員より、いけがき設置奨励事業について、大阪府北部地震の際に、危険ブロック塀の対策とリンクさせて、うまく利用できないかという話があったが、結局、例年同様の予算要求をされている。条例制定の際の崇高な理想から外れ、近年は制度の利用がなく、5万円の要求となっているということは何か問題があると考える。平成32年度に向け、何かよい方法を検討しては。との質疑に対し、当局より、条例制定から33年経過しており、当初は利用も多く、全体では115件、1,956メートルの利用があり、650万円の補助金が出ている。ブロック塀改修補助制度施行に合わせて、いけがき事業についても広報したところ、5件の相談はあったものの、道路に面していない境界の部分など、現行の条例では適用できないものであった。今後は、外構の中でシンボルツリーとして高木を1本植えてもらうことで、いけがきとは言えないが、緑を増やしていくということでは目的に合致するため、補助対象にできないかと検討していきたいと考えている。との答弁がありました。
また、委員より、公園維持管理事業について、
健康運動公園に係る進捗状況は。との質疑に対し、当局より、UR(都市再生機構)に、未整備で4ヘクタール以上の都市公園の整備が受託できるという要綱があり、それを受けて委託している。当初、昭和63年に計画決定された12.3ヘクタールのうち9ヘクタールは市が購入し、残り3.3ヘクタールは小野自治会所有の池であるため、もともと市が所有しないということで用地買収は完了している。6回目の事業認可を更新するにあたり、旧RDの問題から、水質調査、地下調査等のため中断していたが、平成31年度から工事等実施しても構わないとのことから、平成30年度・31年度と基本設計に入っている。との答弁がありました。
また、委員より、児童館臨時職員配置事業、児童館管理運営経費について、当初予算は、9館全て通常どおり運営できることを見込んでの計上か。来年度は通常どおり開館していくのか。との質疑に対し、当局より、子育て支援センターと単館の児童館を含み、平成29年度までの開館状況での予算を計上している。
平成31年度についても厳しい状況が続いており、単独館の6館について、平成31年度当初については週二日の開館でと考えている。子育て支援センターを兼ねている大宝東については週五日、治田東については週四日、金勝については週三日で当初はスタートを考えている。との答弁がありました。
また、委員より、小学校等給食材料、中学校給食材料について、地産地消を推進する上で、野菜は直径何センチ何ミリないといけないと、生産者より基準が厳しいという話を聞いたが、どう対応しているのか。との質疑に対し、当局より、学校給食は、午前中に大量の食事をつくらなければならないという時間的制約があり、小さ過ぎる、大き過ぎる、曲がっている、そういうものは皮をむくにしても手間と時間がかかるということがある。できる限りのものはとりたいと思っているが、一定のご理解をいただけるようお願いしている。との答弁がありました。
討論を行ったところ、反対討論があり、採決の結果、賛成多数で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第2号 平成31年度栗東市土地取得特別会計予算については、質疑、討論はなく、採決の結果、
全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第3号 平成31年度栗東市国民
健康保険特別会計予算について、委員より、保険税徴収率について、徴収対策はどうしているのか。との質疑に対し、当局より、収納対策については、早い時期に対応するということで、滞納が生じた翌月には、まず督促状を発送し、それでも納付がない場合は催告状を送り、早期に対応を図っている。国民
健康保険税の収納対策ということで、1、資格・賦課の適正化、2・収納体制の充実、3・滞納処分の強化の、大きく三点を考えている。との答弁がありました。
討論を行ったところ、反対討論があり、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第4号 平成31年度栗東市後期高齢者医療特別会計予算について、委員より、保険料の徴収率は。との質疑に対し、当局より、平成31年2月28日現在で、現年度分99.26%である。との答弁がありました。
討論を行ったところ、反対討論があり、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第5号 平成31年度栗東市
介護保険特別会計予算について、委員より、地域高齢者社会参加推進事業について、委託料のシニア子育て支援活動実践事業委託料等のシニア子育て支援活動と、シルバー人材センターのファミリーサポートセンターとの関係は。との質疑に対し、当局より、シルバー人材センターでは、子育てに関する事業を実施いただいているが、それとは別に100歳大学の卒業後に、子育てに係る活動をしていきたいという意欲をお持ちいただいている方々がおられることから、子育てにかかわる事業展開を図っていくために、委託料として予算を計上している。シニアの方が子育ての場で活躍できる機会などで、社会的需要を踏まえ、必要なところに活躍できる場をつくっていきたいと事業展開を考えている。との答弁がありました。
討論を行ったところ、反対討論があり、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第6号 平成31年度栗東墓地公園特別会計予算については、質疑、討論はなく、採決の結果、
全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第7号 平成31年度大津湖南都市計画事業栗東新都心土地区画整理事業特別会計予算については、質疑、討論はなく、採決の結果、
全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第8号 平成31年度栗東市水道事業会計予算について、委員より、古いメーターを修理して再度利用しているのか。との質疑に対し、当局より、メーターの交換は上下水道工事協同組合に委託しているが、引き上げてきたメーターは、出庭水源地等に保管している。修繕可能なものは販売メーカーが持ち帰り、メーターの購入時に新品価格から差し引いた金額で納入している。修繕不可能なものは売り払い、雑収入としている。との答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、
全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第9号 平成31年度栗東市公共下水道事業会計予算について、委員より、企業債の利率を4%以内とされているが、実際には4%という利率は考えられない。現在の借入利率は。との質疑に対し、当局より、平成31年度も、近年同様に公的資金では0.6%、民間金融機関では0.2%から0.675%の間の金利で借り入れる予定である。との答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、
全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第10号 平成31年度栗東市農業集落排水事業特別会計予算について、委員より、以前から課題になっている、公共下水道への接続の現段階での見通しは。との質疑に対し、当局より、浅柄野については、平成32年度末の公共下水道の処理区域への変更認可の手続を進める予定で現在動いている。それまでに農林水産省の補助金に伴う、財産処分の調整、処理場の跡地利用の調整、接続工事のための補助金の検討、
経営戦略の作成等の手続を進めたい。との答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、
全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第11号 平成30年度栗東市
一般会計補正予算(第8号)について、委員より、地域
コミュニティセンター管理運営経費について、
コミュニティセンター葉山東屋根改修工事について、工事請負費減額の要因は何か。また、今後の計画は。との質疑に対し、当局より、
コミュニティセンター葉山東屋根改修工事については、2回入札を行ったが不調となったことにより、減額をするものである。要因としては、9月の台風により、広域において屋根の被害が多く発生したことにより、事業者において工事にかかる技術者の手配ができない状況下にあったと仄聞している。今後については、平成30年度は一旦予算を減額し、新年度予算に再度計上し、早期に工事に取りかかる予定である。との答弁がありました。
また、委員より、補装具給付等事業について、補装具の中で、一番要望の多い事例はどういうものがあり、今回の335万円の増額補正の理由は。との質疑に対し、当局より、特に子どもの関係では、座位保持装置、車椅子、下肢装具など、成長に合わせて新規で作製したり、学校に入学されるため学校、家庭用とつくり分けされるケースなどで、年度末に向け需要が増えたためである。との答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、
全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第12号 平成30年度栗東市国民
健康保険特別会計補正予算(第3号)については、委員より、高額療養費(一般)について、どのような病気が多いのか。との質疑に対し、当局より、高額療養費の請求では、一つの疾病だけにかかわるものではなく、個々の疾病については把握していないが、高額の医療費というと悪性新生物(がん)や指定難病などがある。今回の増額補正は、1カ月に一定所得階層によって個人の制限の額があるが、それを超えた部分の請求で不足したものである。との答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、
全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第13号 平成30年度栗東市
介護保険特別会計補正予算(第3号)については、委員より、居宅介護サービス等給付費、施設介護サービス等給付費について、居宅介護サービス等給付費に3,000万円の増額補正が計上され、施設介護サービス等給付費は1億2,700万円の減額となっているのは、介護を受けるサービスの形態が変わってきているということか。との質疑に対し、当局より、
介護保険特別会計における給付費等については、第7期の
介護保険事業計画に基づく各年度の計画により計上している。その中で、要介護者の数が若干当初の見込みより、現時点では下回っている状況であり、一定サービスの種類により、当初よりばらつきが出てきている。との答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、
全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第14号 平成30年度栗東市水道事業会計補正予算(第2号)については、委員より、資本的収入、他会計負担金について、消火栓設置負担金として108万4,000円が計上されているが、消火栓設置の詳細は。との質疑に対し、当局より、当初予算では見込んでなかったが、新設で2カ所追加となった。
1カ所は、国道1号、林地先の下水道面整備工事を行った関係で、同時埋設している水道管に新設したもの。
もう1カ所は、県道守山栗東線の改良工事に伴い、消火栓を新設したものである。との答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、
全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第15号 平成30年度栗東市公共下水度事業会計補正予算(第2号)について、委員より、資本的支出、建設改良費について、管渠築造費の中の請負費で、葉山川2-4号雨水幹線整備工事等として、1億4,640万円と大きく減額されているが、理由は。との質疑に対し、当局より、平成30年度に国費をもらう形で予定していたが、平成29年度に追加補正として8,000万円の予算が付き執行したため、その分、減額したものと請負差金によるものである。との答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、
全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上をもちまして、当委員会に付託されました案件の審査結果の報告といたします。
よろしくご審議いただきますよう、お願い申し上げます。
○議長(
上田忠博君)
これより、
委員長報告に対し質疑を行います。
まず、
総務常任委員会委員長に対し質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
上田忠博君)
質疑もないようでありますので、
総務常任委員会委員長に対する質疑は、これをもって終結いたします。
次に、
環境建設常任委員会委員長に対し質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
上田忠博君)
質疑もないようでありますので、
環境建設常任委員会委員長に対する質疑は、これをもって終結いたします。
次に、
文教福祉常任委員会委員長に対し質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
上田忠博君)
質疑もないようでありますので、
文教福祉常任委員会委員長に対する質疑は、これをもって終結いたします。
次に、予算常任委員会委員長に対し質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
上田忠博君)
質疑もないようでありますので、予算常任委員会委員長に対する質疑は、これをもって終結いたします。
これより討論を行います。
通告者より討論を許します。
なお、討論は登壇してされるようお願いいたします。
それでは、1番
大西時子議員。
○1番(大西時子君)登壇
それでは、議案第1号 平成31年度栗東市一般会計予算について、
予算常任委員会委員長報告の結果に対して、反対の立場から討論をいたします。
平成31年度は、250億7,200万円の一般会計予算となっています。市長の施政方針で掲げられておられる「五つの安心」が、市民の願いを反映した予算編成になっているかどうかといった視点に立って述べます。
給食センター、学校施設のエアコン設置、トイレの改修などが積極的に取り組まれたことは評価するものです。
一方で、問題点、課題も明らかになりました。
財政状況について、いまだ厳しい財政状況下にあると市長みずから認識されていますが、(新)集中プランにおける市民への影響額は、毎年5億円前後の負担を市民の皆さんも受けています。市民の皆さんにとって有効な対策がとられることを期待いたします。
企業事業資金貸付金において、株式会社TSRと株式会社CSRのたばこ業者に貸し付けた10億円のうち9億円の返済については裁判中でありますが、平成31年度で貸したものは返してもらうという立場で、何も回収成果がなかったということがないよう求めます。
工場誘致奨励金については、平成31年度予算では、4つの企業に総額2億1,583万7,000円が交付されます。
リチウムエナジージャパンは平成34年まで、株式会社イシダは平成33年まで、手原産業倉庫は平成37年まで工場誘致奨励金が交付されています。さらに三つの企業立地を進め、平成31年度から日清食品株式会社に総額4億円、単年度で1億3,000万円、そして、平成33年度から積水化学工業株式会社に、奨励金の交付をする予定になっています。力のある企業に奨励金を交付するという税金の使い方は改めるべきです。
福祉、教育の充実こそが求められています。
毎年、保育園、幼稚園の臨時職員不足による減額予算がされています。保育園臨時職員配置事業は、前年度より1,078万5,000円減額、幼稚園臨時職員配置事業も、前年度より655万8,000円減額されています。年度補正で募集しても、集まらないとして何年も減額が続いています。このことによって、職員の事務の量がふえています。慢性的な過重負担の軽減をするためにも、専門職としての待遇改善、正職員としての採用や時間給の増額を図ることが重要です。
潜在保育士の再就職支援事業では3人の雇用があったことや、平成31年度は学生にもと積極的に取り組まれている中で、予算の減額をするべきではないと考えます。
同和事業につきましては、個人施策が平成29年度末をもって全て終結、一般施策へと移行になりました。関係地域の方からも同和行政は終結すべきだと言われています。
人権同和教育推進5カ年計画では、あらゆる人権問題(女性、子ども、高齢者、障がいのある人、外国人等)と同和問題の関係性を明らかにしていくためには、人権教育・啓発であることを改めて強調します。
企業内人権同和教育推進事業においては、2名の配置がされていますが、企業の努力による推進が望ましいと考えます。人員の配置をやめ補助金に切りかえるべきです。また、企業内人権教育推進事業とするべきと考えます。また、大宝西小学校と治田西小学校の生活学習支援加配教員配置事業については、同和対策事業ではなく、どの子も学習支援の必要があれば、全小学校を対象にした学習支援としての取り組みを求めます。
同和対策促進連絡協議会補助金につきましては、平成28年度から234万円が、毎年同じ金額の補助金が予算に計上されています。また、同和教育推進協議会補助金も、平成31年度、506万7,000円と協議会補助金としては多額です。近隣市の動向も踏まえて、事業内容を精査することを求めます。
庁舎維持管理経費における蛍光灯のLED化への交換については、1,817本中126本(6.9%)がLEDの蛍光灯にかわっている。電力は3分の1で済むと聞きました。昼休みでなければ市役所に来ることができない市民もおられます。節電で薄暗い中、職員が対応している場面をよく見ます。早期のLED化を求めます。
中学校管理運営経費の備品購入費、学校管理用備品の備品購入費は204万9,000円の予算ですが、必要とする備品の25%でしかありません。平成28年度は414万8,000円の予算がされていました。必要なところは削らないで、教育に力を注いでいただけるよう求めます。
児童館につきましては、次年度9館のうち6館の児童館は週2日開館ですが、予算の段階で平成31年度は3日の予算化、平成29年度と同じように開館していきたいということですが、4月からは週2日の開館状況は変わりません。平成29年度並みの週3回開館できるよう、市民の願いに応えていただきたい。
学童保育につきましては、平成31年度に民設の学童保育所2館募集するとしていますが、民設ではなく公設での増設を求めます。
以上、
委員長報告に対して反対討論といたします。
続きまして、議案第3号 平成31年度栗東市国民
健康保険特別会計予算について、予算常任委員会委員長の結果に対して、反対の立場から討論をいたします。
国民
健康保険法第1条、この法律の目的には、「この法律は国民
健康保険事業の健全な運営を確保し、もって社会保障及び国民保険の向上に寄与することを目的とする」と、国保は社会保障に寄与する制度と明確に規定しています。1997年国民
健康保険法改正で、1年以上滞納世帯に資格証明書を発行することが自治体に義務付けられました。平成31年3月13日現在の延べ加入世帯が8,390世帯です。所得33万円未満は1,987世帯(23.7%)、所得33万円以上300万円未満は2,082世帯(24.8%)、国保加入世帯の約48.5%を占めています。所得の低い被保険者が占める割合が5割近いといった保険です。
平成31年3月1日現在の資格証明書は40人、短期被保険者証は881人に発行しています。国民
健康保険制度は、所得の低い被保険者が多い保険です。滞納状態から資格証明書発行に陥らないよう、一人ひとりの状況を把握していただき、滞納に陥った1年間の間にきめ細やかな相談体制の対応を求めます。
国保の都道府県化が実施されたあとでも、地方自治の原則に基づいて自治体の判断で公費繰り入れができることについて、厚労省は「一般会計からの繰り入れをどうするかということについては、それぞれの自治体でご判断をいただく。」「これを制度によって禁止するということは考えていない。」(2015年4月17日)市区町村の判断によって、一般会計繰り入れによる国保税の負担抑制や自治体独自の保険料減免、拡充することは可能です。市民の立場で負担抑制・軽減を求めます。
全国知事会、全国市長会、全国町村会など地方団体は、今の国保体制には被保険者の所得が低く、保険税の負担が高いという構造問題があることを強調し、その解決のために抜本的な公費投入増による保険税引き下げを国に求めてきました。全国知事会は2014年、国保に公費を1兆円投入することで、国保税を協会けんぽ並みの負担率にすることを国に要求し、国保の都道府県化が実施された2018年以後も、引き続き固定率負担の引き上げ(2018年7月)を求め、全国市長会も国保負担割合の引き上げ(2018年11月)要求しています。国保加入者の所得の生活の実態から、現在の国保税が高過ぎることは国民
健康保険制度の構造的な問題であることは、地方自治体関係者の一致した認識です。住民の福祉の増進という地方自治の本旨にのっとって、国保税の引き下げを求めます。
日本共産党は昨年11月、公費を1兆円投入して、国保税を協会けんぽ並みに引き下げるという政策を発表しています。国保税を協会けんぽ並みに引き下げる方法として、事実上の人頭税である均等割、平等割(世帯割)をなくすことも提案しています。
国保財政への公費負担は、国と都道府県で4.6兆円(国75%、都道府県25%)であり、これを1兆円増やせば国保税を協会けんぽ並みに引き下げることができます。財源は、安倍政権のもとで純利益を19兆円から45兆円へと2.3倍に増やしながら、4兆円も減税された大企業や株高で資産を大きく増やした富裕層に応分の負担をしてもらう。例えば富裕層優遇になっている株式配当や譲渡所得への課税を、欧米並みにするだけで1.2兆円の財源になります。
国保税のさらなる値上げが進めば、住民の
健康と暮らしを守れないため、また、構造的問題の解決のため公費投入を求めて、
委員長報告に対して反対討論といたします。
続きまして、議案第4号 平成31年度栗東市後期高齢者医療特別会計予算について、予算常任委員会委員長の結果に対して反対討論をいたします。
後期高齢者医療制度が2008年に導入され10年が経過をいたしました。
日本共産党は、当初から75歳以上の人を後期高齢者と呼び、他の世帯から切り離し際限のない負担増と差別医療を押し付けるものだと、制度の問題点を指摘し、制度そのものを廃止し、元の老健法に戻して、後期高齢者は国保や健保に加入し、国費投入や各保険間の財政調整を行う中で制度の安定、改善に取り組み、高齢者の負担を軽減するための対策を求めます。
後期高齢者医療保険料は2年ごとに見直され、そのたびに引き上げられてきました。負担軽減対策も所得割・均等割とも大幅に改悪され、加入者の負担増になっています。今後も、さらに高齢者が増え医療費が増えれば、直接保険料引き上げに連動するという根本矛盾を持っています。また、公的負担を増額するとともに、75歳以上の高齢者については、厚生労働省の「標準的な健診・保健指導プログラム」に基づき健診の対象とし、健診案内を通知、受診促進を図り、病気の早期発見と保健指導の拡充を求め、
委員長報告に対して反対討論といたします。
続きまして、議案第5号 平成31年度栗東市
介護保険特別会計予算について、
予算常任委員会委員長報告の結果に対して、反対の立場から討論をいたします。
栗東市の
介護保険料は、第1期保険料基準額は月2,700円でした。平成27年から平成29年の第6期保険料基準額は月5,590円、年額6万7,080円です。第7期保険料基準額は月5,890円、保険料基準額の伸び率は5.4%、要介護認定率は14.5%となっています。また、2020年度の全国平均では月6,771円、2025年の全国平均では月8,156円に上昇すると見込まれています。値上げの根本原因は、
介護保険開始と同時に、国が50%負担してきた介護費用を23%まで引き下げたことが大きな要因です。国庫負担削減分が全て保険料にはね返っています。たび重なる制度改正で負担が大きくなっています。介護サービスの利用抑制につながりかねません。
介護保険制度の抜本的改善と重度化を招かない対応をされるよう、高齢者福祉の充実を求めて、
委員長報告に対して反対討論といたします。
以上です。
○議長(
上田忠博君)
次に、2番 野々村照美議員。
○2番(野々村照美君)登壇
議案第1号 平成31年度栗東市一般会計予算について、
予算常任委員会委員長報告に対し、賛成の立場から討論を行います。
平成31年度施政方針で述べておられますように、市長は、新時代を迎えようとしている中で、3期目の市政のかじ取りを市民の皆様から託されて、初めての予算編成を行われました。
予算編成にあたっては、まちの活力の維持・向上や地域の特色・魅力を活かした施策展開を図る中で、財政健全化に向けたさらなる取り組みと、社会経済情勢の変化に伴う必要な行政サービスの提供を両立させながら、栗東市総合戦略のさらなる推進を図り、将来にわたる市民のサービスの向上のため、「いつまでも住み続けたるなる安心な元気都市栗東」の構築を目指し、「五つの安心」に沿って、平成31年度に実施する施策に必要な予算として編成されたものであります。このことは市民の皆様も大いに期待されていることであり、我々市議会議員も切磋琢磨し、ともに頑張っていかなければならないものと決意を新たにし、本件について賛成の討論といたします。
議案第3号 平成31年度栗東市国民
健康保険特別会計予算について、
予算常任委員会委員長報告に対し、賛成の討論をいたします。
我が国の国民皆保険制度を支えている国民
健康保険制度は、平成30年4月から安定的な財政運営や効率的な事業の確保のため、都道府県が財政運営の責任主体となる制度改革が実施されました。そのような中、市の役割である保険税の徴収については、医療保険制度である国民
健康保険において、保険税は制度を維持し被保険者の医療の安心を確保するための主要な財源であることから、また、税負担の公平性の面からも収納の確保に適正に取り組まれています。なお、資格証明書や短期被保険者証の交付についても、法令に基づき適正に執行されていますが、資格証明書交付にあたっては、特別の事情に関する届け等の届け出を再三呼びかけるとともに、納税の意思確認により被保険者証を交付されるなど、丁寧な対応に努められています。また、滋賀県では、滋賀県国民
健康保険運営方針のもと、県下保険税水準の統一に向け多方面の課題を抽出し、県と市町間での協議を重ねており、必要な財源措置への国、県への要望も含め、今後も十分な議論が進められることを期待します。
議案第4号 平成31年度栗東市後期高齢者医療特別会計予算について、
予算常任委員会委員長報告に対し、賛成の討論をいたします。
後期高齢者医療制度は、年々高齢者が増え医療費が増加していく中、被保険者が安心して医療を受け続けられるように、その負担を明確化し、若い世代も含めて、みんなが支え合う制度として平成20年度から導入されました。
後期高齢者医療制度は、県内19市町で構成する、滋賀県後期高齢者医療広域連合が保険者となって運営されています。医療費の保険給付に必要な費用は、5割を国、県、市が負担し、4割を若い世代が負担しています。残り1割が高齢者から保険料として徴収されます。また、年齢に配慮した丁寧な対応、運営が行われています。
平成30年度から開始された第6期保険料率を決定するにあたり、広域連合では、剰余金を財源として繰り入れするなどした結果、第5期に比べ引き下げとなっています。また、市町と連携して、被保険者の特性を踏まえた効果的かつ効率的な保険事業を目指し、第2次保険事業実施計画に基づいた保険事業を実施しており、結果として、医療費の適正化に資するものとなっています。
後期高齢者医療制度は、制度開始から10年が経過し、高齢者の医療の安心・安全に大きく寄与していると考えます。
議案第5号 平成31年度栗東市
介護保険特別会計予算について、
予算常任委員会委員長報告に対し、賛成の討論をいたします。
団塊の世代が75歳を迎える2025年には、独居高齢者や高齢者世帯、認知症高齢者の増加が予測され、医療や介護のニーズがピークに差しかかります。介護給付に必要な費用は、
介護保険制度創設当初からサービス利用時の利用者負担を除き、国、県、市が負担する公費負担は50%、保険料負担50%となっています。今後において介護サービスの充実はもとより、社会保障制度の持続可能性を中長期的に高めるとともに、世代間、世代内での負担の公平、保険料の上昇抑制等を図りながら、高齢者の有する能力に応じ、自立した生活を目指したさまざまな対応が必要になっているところです。
本市では、第7期栗東市高齢者福祉計画・
介護保険事業計画に基づき、地域共生社会を見据えた地域包括ケアシステムの深化・推進を目指し、年次的に圏域地域包括支援センターの設置や生活支援コーディネーター、認知症地域支援推進員の配置、地域密着型サービス、介護老人福祉施設の整備を進められています。また、
介護保険の保険者としての機能強化と併せ、介護予防やシニアの活躍、自立支援・重度化防止の取り組みなど、さまざまな対応を進められています。
以上のことから、議員各位の賛同をお願い申し上げ、
予算常任委員会委員長報告に対し賛成の討論といたします。
○議長(
上田忠博君)
討論はこれをもって終結します。
ここで休憩をいたします。
再開を11時10分といたします。
休憩 午前10時55分
――――――――――――――
再開 午前11時10分
○議長(
上田忠博君)
再開いたします。
これより採決を行います。
お諮りいたします。
議案第1号 平成31年度栗東市一般会計予算については、
予算常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 多 数)
○議長(
上田忠博君)
起立多数と認めます。
よって、議案第1号は
予算常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第2号 平成31年度栗東市土地取得特別会計予算については、
予算常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
上田忠博君)
起立全員と認めます。
よって、議案第2号は
予算常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第3号 平成31年度栗東市国民
健康保険特別会計予算については、
予算常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 多 数)
○議長(
上田忠博君)
起立多数と認めます。
よって、議案第3号は
予算常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第4号 平成31年度栗東市後期高齢者医療特別会計予算については、
予算常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 多 数)
○議長(
上田忠博君)
起立多数と認めます。
よって、議案第4号は
予算常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第5号 平成31年度栗東市
介護保険特別会計予算については、
予算常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 多 数)
○議長(
上田忠博君)
起立多数と認めます。
よって、議案第5号は
予算常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第6号 平成31年度栗東墓地公園特別会計予算については、
予算常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
上田忠博君)
起立全員と認めます。
よって、議案第6号は
予算常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第7号 平成31年度大津湖南都市計画事業栗東新都心土地区画整理事業特別会計予算については、
予算常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
上田忠博君)
起立全員と認めます。
よって、議案第7号は
予算常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第8号 平成31年度栗東市水道事業会計予算については、
予算常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
上田忠博君)
起立全員と認めます。
よって、議案第8号は
予算常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第9号 平成31年度栗東市公共下水道事業会計予算については、
予算常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
上田忠博君)
起立全員と認めます。
よって、議案第9号は
予算常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第10号 平成31年度栗東市農業集落排水事業特別会計予算については、
予算常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
上田忠博君)
起立全員と認めます。
よって、議案第10号は
予算常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第11号 平成30年度栗東市
一般会計補正予算(第8号)については、
予算常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
上田忠博君)
起立全員と認めます。
よって、議案第11号は
予算常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第12号 平成30年度栗東市国民
健康保険特別会計補正予算(第3号)については、
予算常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
上田忠博君)
起立全員と認めます。
よって、議案第12号は
予算常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第13号 平成30年度栗東市
介護保険特別会計補正予算(第3号)については、
予算常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
上田忠博君)
起立全員と認めます。
よって、議案第13号は
予算常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第14号 平成30年度栗東市水道事業会計補正予算(第2号)については、
予算常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
上田忠博君)
起立全員と認めます。
よって、議案第14号は
予算常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第15号 平成30年度栗東市公共下水道事業会計補正予算(第2号)については、
予算常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
上田忠博君)
起立全員と認めます。
よって、議案第15号は
予算常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第19号 栗東市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、総務
常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
上田忠博君)
起立全員と認めます。
よって、議案第19号は総務
常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第20号 栗東市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例及び栗東市
消防団条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定については、総務
常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
上田忠博君)
起立全員と認めます。
よって、議案第20号は総務
常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第21号 栗東市
手数料徴収条例及び栗東市印鑑条例の一部を改正する条例の制定については、総務
常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
上田忠博君)
起立全員と認めます。
よって、議案第21号は総務
常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第22号 栗東市
介護給付費準備基金条例の一部を改正する条例の制定については、
文教福祉常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
上田忠博君)
起立全員と認めます。
よって、議案第22号は
文教福祉常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第23号 栗東市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定については、
文教福祉常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
上田忠博君)
起立全員と認めます。
よって、議案第23号は
文教福祉常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第24号 栗東市国民
健康保険条例の一部を改正する条例の制定については、
文教福祉常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
上田忠博君)
起立全員と認めます。
よって、議案第24号は
文教福祉常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第25号 栗東市
一般廃棄物処理施設の
技術管理者の資格に関する条例の一部を改正する条例の制定については、
環境建設常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
上田忠博君)
起立全員と認めます。
よって、議案第25号は
環境建設常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第26号
栗東市営土地改良事業経費の賦課徴収に関する条例の一部を改正する条例の制定については、
環境建設常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
上田忠博君)
起立全員と認めます。
よって、議案第26号は
環境建設常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第27号 栗東市
布設工事監督者の配置基準及び
資格基準並びに
水道技術管理者の
資格基準に関する条例の一部を改正する条例の制定については、
環境建設常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
上田忠博君)
起立全員と認めます。
よって、議案第27号は
環境建設常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第28号
損害賠償に係る和解及び
損害賠償の額を定めることにつき議会の議決を求めることについては、
文教福祉常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
上田忠博君)
起立全員と認めます。
よって、議案第28号は
文教福祉常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第29号 訴えの提起につき議会の議決を求めることについては、
文教福祉常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
上田忠博君)
起立全員と認めます。
よって、議案第29号は
文教福祉常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第30号滋賀県
市町村職員退職手当組合規約の変更について
関係地方公共団体が協議することにつき議会の議決を求めることについては、総務
常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
上田忠博君)
起立全員と認めます。
よって、議案第30号は総務
常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第31号
栗東市道路線の廃止については、
環境建設常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
上田忠博君)
起立全員と認めます。
よって、議案第31号は
環境建設常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第32号
栗東市道路線の認定については、
環境建設常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
上田忠博君)
起立全員と認めます。
よって、議案第32号は
環境建設常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
請願書第10号 障がい者・児の福祉に関する請願書については、
文教福祉常任委員会委員長報告のとおり採択することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
上田忠博君)
起立全員と認めます。
よって、請願書第10号は採択することに決定いたしました。
~日程第4.議案第33号 平成31年度栗東市
一般会計補正予算(第1号)について 及び
議案第34号 平成30年度栗東市
一般会計補正予算(第9号)についての2議案の一括上程・審議について~
○議長(
上田忠博君)
日程第4 議案第33号 平成31年度栗東市
一般会計補正予算(第1号)について及び議案第34号 平成30年度栗東市
一般会計補正予算(第9号)についての2議案の一括上程・審議についてを議題といたします。
市長から提案理由の説明を求めます。
市長。
○市長(野村昌弘君)登壇
ただいま上程をされました追加議案の提案理由の説明を申し上げます。
今回、提案いたしました議案は、消費税率等の引き上げに伴う低所得者・子育て世帯の消費に与える影響緩和等を目的としたプレミアム付商品券事業について、必要な予算の補正をお願いするものであります。
議案第33号 平成31年度栗東市
一般会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,674万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ250億8,874万円と定めるものであります。
歳出につきましては、社会福祉費の増額であり、歳入といたしましては、国庫補助金の増額であります。
続きまして、議案第34号 平成30年度栗東市
一般会計補正予算(第9号)につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ345万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ246億2,586万9,000円と定めるものであります。
歳出につきましては、社会福祉費の増額であり、歳入といたしましては、国庫補助金の増額であります。
以上、追加議案の提案理由の説明といたします。
ご審議のほど、よろしくお願い申し上げます。
○議長(
上田忠博君)
ただいま上程されました、議案第33号 平成31年度栗東市
一般会計補正予算(第1号)について及び議案第34号 平成30年度栗東市
一般会計補正予算(第9号)についての議案審議を行います。
質疑は
会議規則第51条第1項ただし書きの規定により、これを許します。
質疑の回数は3回まででありますのでご留意ください。
また、委員、当局とも、発言はそれぞれの自席でされますようお願いいたします。
それでは、1議案ずつ質疑を行います。
まず、議案第33号 平成31年度栗東市
一般会計補正予算(第1号)について質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
上田忠博君)
質疑もないようでありますので、質疑はこれで終結いたします。
次に、議案第34号 平成30年度栗東市
一般会計補正予算(第9号)について質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
上田忠博君)
質疑もないようでありますので、質疑はこれで終結いたします。
議案第33号及び議案第34号は、
会議規則第37条第1項本文の規定により予算常任委員会に付託いたします。
休憩いたします。
休憩 午前11時30分
――――――――――――――
再開 午後 1時40分
○議長(
上田忠博君)
再開いたします。
~日程第5.
予算常任委員会委員長報告について~
○議長(
上田忠博君)
日程第5
予算常任委員会委員長報告についてを議題とし、委員長から審査結果の報告を求めます。
予算常任委員会委員長 8番 片岡勝哉議員。
○8番(片岡勝哉君)登壇
それでは、予算常任委員会の審査の経過と結果の報告を申し上げます。
当委員会は、休憩中に付託されました2議案の審査を行いました。
審査のため出席を求めた者は、市長、副市長、教育長、所管の各部長及び関係課長であります。
それでは、順次報告を申し上げます。
まず、議案第33号 平成31年度栗東市
一般会計補正予算(第1号)について、歳入に関し、委員より、補助金が交付される時期はいつごろか。との質疑に対し、当局より、7月に交付申請の予定であり、入金の時期は明確に示されていない。との答弁がありました。
また、委員より、7月に交付申請をするのであれば、6月補正で間に合ったのではないのか。との質疑に対し、当局より、10月からの事務事業を行うため、4月からの準備事務が補助対象となることからの今回の補正である。との答弁がありました。
質疑の後、討論もなく、採決の結果、
全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第34号 平成30年度栗東市
一般会計補正予算(第9号)について、質疑、討論はなく、採決の結果、
全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
以上をもちまして、当委員会に付託されました案件の審査結果の報告といたします。
よろしくご審議いただきますよう、お願い申し上げます。
○議長(
上田忠博君)
これより、
委員長報告に対し質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
上田忠博君)
質疑もないようでありますので、予算常任委員会委員長に対する質疑は、これをもって終結いたします。
これより討論を行います。
なお、討論は登壇してされますようお願いいたします。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
上田忠博君)
討論もないようでありますので、討論はこれをもって終結いたします。
これより採決を行います。
お諮りいたします。
議案第33号 平成31年度栗東市
一般会計補正予算(第1号)については、
予算常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
上田忠博君)
起立全員と認めます。
よって、議案第33号は
予算常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第34号 平成30年度栗東市
一般会計補正予算(第9号)については、
予算常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
上田忠博君)
起立全員と認めます。
よって、議案第34号は
予算常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
以上で、本定例会に付議されました議案は全て終了いたしました。
市長から発言を求められておりますので、これを許します。
市長。
○市長(野村昌弘君)登壇
お許しをいただきまして、平成31年第1回
栗東市議会定例会の終わりにあたりまして、一言お礼を申し上げたいと思います。
去る2月26日から本日まで28日間開会の今期定例会におきまして、追加議案を含め提案をいたしました、議案第1号から議案第34号までの計34議案につきまして、いずれも慎重審議の上、原案どおり可決、同意を賜りましたことに厚くお礼を申し上げます。
会期中に議員皆様からいただきましたご質問やご意見、ご提言等を踏まえ、新年度の市政運営にあたっても施政方針等でお示ししましたとおり、栗東市総合戦略のさらなる推進を図る観点から、まちの活力の維持、向上や地域の特色、魅力を活かした施策の展開、財政健全化に向けた取り組みと社会経済情勢の変化等に伴う必要な行政サービスの提供の両立を目指し、本市の持つ強みや特徴を活かしつつ、いつまでも住み続けたくなる安心な元気都市栗東の構築に向けまして、何事にも果敢に挑戦し、市民の皆様方に住んでよかったと実感いただける
まちづくりを進めてまいりますので、今後ともにご支援、ご協力を賜りますよう、お願いを申し上げます。
さて、本日、議員皆様の任期最終の定例会閉会日になることと存じますが、皆様のこれまでのお力添えに対しまして、深く感謝を申し上げますとともに、本市はまだまだ解決しなければならない課題も多く、今後のますますの発展のためにも引き続きご意見等を頂戴いたしたく存じます。併せまして、来る4月21日執行予定の市議会議員選挙に出馬予定の皆様方には、ご奮闘そして大願成就をお祈りいたしますとともに、再び本会議場で市政へのご審議そしてご理解、ご協力、ともに栗東の将来、未来のため議論を尽くしてまいりたいと存じます。
むすびに、季節は間もなく春本番を迎えますが、寒暖の差が激しい時節柄でもありますので、議員皆様方には
健康に留意されまして、ますますのご健勝、ご活躍をご祈念申し上げ、お礼のご挨拶とさせていただきます。
ありがとうございました。
○議長(
上田忠博君)
これをもって、平成31年第1回
栗東市議会定例会を閉会いたします。
閉会 午後 1時47分
地方自治法第123条第2項の規定により、下記に署名する。
平成31年3月25日
栗東市議会議長 上 田 忠 博
署 名 議 員 大 西 時 子
署 名 議 員 藤 田 啓 仁...