栗東市議会 > 2019-02-26 >
平成31年 3月定例会(第1日 2月26日)

  • 包括外部監査人の説明を(/)
ツイート シェア
  1. 栗東市議会 2019-02-26
    平成31年 3月定例会(第1日 2月26日)


    取得元: 栗東市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-20
    平成31年 3月定例会(第1日 2月26日)               平成31年3月栗東市議会定例会会議録                       平成31年2月26日(火曜日)開会 1.議 事 日 程   第1.会議録署名議員指名について   第2.会期決定について   第3.施政方針等について   第4.各委員会中間報告について   第5.議案第  1号 平成31年度栗東市一般会計予算について から      議案第 32号 栗東市道路線認定について まで32議案一括上程に              ついて 1.会議に付した事件   日程第1.会議録署名議員指名について   日程第2.会期決定について   日程第3.施政方針等について   日程第4.各委員会中間報告について   日程第5.議案第  1号 平成31年度栗東市一般会計予算について から        議案第 32号 栗東市道路線認定について まで32議案一括上
                   程について 1.会議に出席した議員(18名)     1番 大 西 時 子 君    2番 野々村 照 美 君     3番 小 竹 庸 介 君    4番 中 野 光 一 君     5番 三 木 敏 嗣 君    6番 田 中 英 樹 君     7番 谷 口 茂 之 君    8番 片 岡 勝 哉 君     9番 櫻 井 浩 司 君   10番 國 松   篤 君    11番 上石田 昌 子 君   12番 林   好 男 君    13番 中 村 昌 司 君   14番 田 村 隆 光 君    15番 寺 田 範 雄 君   16番 藤 田 啓 仁 君    17番 武 村   賞 君   18番 上 田 忠 博 君 1.会議に欠席した議員    な  し 1.会議に出席した説明員   市長            野 村 昌 弘 君   副市長           藤 村 春 男 君   教育長           福 原 快 俊 君   監査委員          井之口 秀 行 君   市民政策部長危機管理監  仁 科 芳 昭 君   市民政策部政策監      池 之   徹 君   総務部長          國 松 康 博 君   福祉部長          伊勢村 文 二 君   子ども・健康部長      林   明 美 君   環境経済部長        柳   孝 広 君   建設部長兼上下水道事業所長 中 濱 佳 久 君   建設部技監         中 川 匡 史 君   教育部長          加 藤 宏 之 君   元気創造政策課長      駒 井 隆 司 君   財政課長          中 嶋   勇 君   総務課長          月 舘 正 一 君   監査委員事務局長      國 松 口 一 君   関係各課長 1.会議に出席した事務局職員   局長      髙 岡   覚   課長      松 田 光 正   課長補佐    木 村 洋 子                 開会 午前 9時30分 ○議長(上田忠博君)  ただいま出席議員は18名であります。  定足数に達しております。  よって、平成31年第1回栗東市議会定例会は成立いたしましたので開会いたします。  これより、本日会議開きます。  本日議事日程は、お手許に配付しておきました議事日程表とおりであります。  日程に先だち諸般報告いたします。  会議事件説明のために出席求めた者は、市長、副市長、教育長、各部長及び関係課長並びに監査委員であります。  次に、会議規則第167条第1項ただし書き規定による議員派遣につきましては、お手許に配付しておきました一覧表をもちまして報告とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  次に、監査委員から監査の報告求めます。  代表監査委員 井之口秀行さん。 ○監査委員(井之口秀行君)登壇  おはようございます。  それでは、監査報告させていただきます。  栗東市議会定例会にあたりまして、地方自治法第121条に基づき、出席求められ監査報告機会得ましたので、本年度2月25日までに実施いたしました監査の概要について報告いたします。  まず、定期監査でありますが、2局37課26施設について実施いたしました。それぞれ財務に関する事務執行及び経営に係る事業について、提出された資料に基づき監査した結果、概ね適正に執行されておりました。  次に、例月出納検査につきましては、一般会計・特別会計、水道事業会計公共下水道事業会計計数は正しく、かつ出納に係る事務処理につきましても概ね適正と認めております。  財政援助団体等につきましては、10団体、また、公施設指定管理者1者の監査を執行いたしました。  財政援助団体については、市から補助金等が、目的に沿って活用されているか確認しており、さらなる活動推進とともに、自主運営に向け効率的な運用されるよう指示いたしました。  指定管理者については、施設管理状況等が概ね適正に行われていること確認するとともに、適正で合理的かつ効率的な事務事業執行に、なお一層努力されるよう指示いたしました。  次に、行政監査でありますが、財務事務及び事務事業等について適正かつ効率的に行われているか、適法性・合理性・効率性主眼点に実施いたしました。その結果、改善または検討要するものが認められ、職員が事務処理上リスク管理や自主検査について、強化されるよう指示いたしました。  次に、既に決算時に報告済みでありますが、地方公共団体財政健全化に関する法律に基づき、財政健全化判断比率については、公表されているとおり実質公債費比率は前年度と同率16.7%となっております。全国的に見てもまだまだ高い数値となっており、今後も厳しい状況が予想されることから、栗東市財政運営基本方針に基づく健全な財政運営取り組みや、財政調整基金等計画的な積み立て必要性、また、市財政根幹なす市税等について、公平・公正な負担原則からも適切に債権管理行い、一層収納率向上に努められること期待するものであります。このような中、引き続き厳しい財政状況にあると認識もと、事業全体徹底した見直しや無駄排除行い、これまで以上に財源効率的、重点的な配分に努めるなど、行財政適切な運営が一層求められているところであり、監査にあたる者といたしまして、市行政適法性、効率性、妥当性念頭に、今後も厳正な監査執行に努めなければならないと思っております。  以上、定期監査その他結果についてご報告申し上げましたが、「いつまでも住み続けたくなる安心な元気都市栗東」実現に向け、引き続き事業効率化や創意工夫、また、財政バランスしっかりと見極めた財政運営勘案し、限られた財源有効活用と公共福祉充実期待して、監査報告といたします。  以上です。 ○議長(上田忠博君)  以上で、報告は終わりました。  これより日程に入ります。  ~日程第1.会議録署名議員指名について~  日程第1 会議録署名議員指名行います。  会議規則第88条規定により、           5番 三木敏嗣議員          12番 林 好男議員  指名いたします。  ~日程第2.会期決定について~ ○議長(上田忠博君)  日程第2 会期決定について議題といたします。  お諮りいたします。  本定例会会期は、本日から3月25日までといたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上田忠博君)  ご異議なしと認めます。  よって、会期は、本日から3月25日まで28日間と決しました。  ~日程第3.施政方針等について~ ○議長(上田忠博君)  日程第3 施政方針等について議題といたします。  まず、市長から、施政方針求めます。  市長。 ○市長(野村昌弘君)登壇  おはようございます。  平成31年度施政方針。  はじめに、平成31年第1回栗東市議会定例会開会にあたり、施政に関する方針申し上げます。  さて、皆様ご承知とおり、本年にあっては「平成」時代が4月30日もって終わり告げ、新たな時代幕開けとなります。思い返しますと、この「平成」は、我が国においても世界においても様々な出来事があった30年間でありました。  バブル経済真っただ中にスタートし、ベルリン崩壊にはじまる米ソ冷戦終結という、戦後世界秩序変える大きな出来事が平成元年に起こりました。また、「バブル崩壊」に伴う長引く不況が我が国経済に暗い影落とす一方、情報技術等急速な進展が我々ライフスタイルに大きな変化もたらしました。そして何よりも阪神淡路大震災東日本大震災はじめとした、地震や台風・豪雨・土砂災害など、災害記憶が深く刻み込まれた時代でもありました。昨年1年世相あらわす漢字では、平成時代象徴するかように「災」が選ばれ、清水寺森清範貫主が揮毫されました。  新たな時代迎えようとしている中で、私におきましては、3期目市政舵取り市民皆様から託していただき、初めて予算編成行ったところであります。この予算におきましては、さきにお示しした予算編成方針に基づき、「栗東市総合戦略」更なる推進図る観点から、まち活力維持・向上や地域特色・魅力生かした施策展開、財政健全化に向けた取り組みと社会経済情勢変化等に伴う必要な行政サービス提供両立させた予算として編成しました。来年度においても、本市持つ「強みや特長」生かしつつ、「いつまでも住み続けたくなる安心な元気都市栗東」構築に向け、何事にも果敢に「挑戦」してまいります。  それでは、市政進める上で重点として掲げている「五つ安心」に沿って、平成31年度に実施する施策方針申し述べます。  施策方針。  経済に安心
     トップセールスとリーダーシップで地域経済に元気創出していきます。  社会経済グローバル化は時々刻々と進展しており、世界経済変化は我が国経済・地域経済に大きな影響与えます。直近内閣府による月例経済報告では、「景気は緩やかに回復している」としつつも、「通商問題動向が世界経済に与える影響や海外経済不確実性、金融資本市場変動に留意する必要がある」としています。もとより、地域経済発展と市発展は一体不可分ものであり、地域活力向上目指し、これまで同様に、トップセールスによる新たな企業誘致や市内企業継続操業など、地域経済振興取り組み進めてまいります。  商工業については、中小企業振興基本条例と、その具現化ため商工振興ビジョン商工振興ビジョンロードマップ基本に、中小企業等信用保証料助成や創業にかかる創業支援融資利子補給制度継続、また、販路開拓等目指した小規模事業者持続化補助金、そして平成30年度から行っている空店舗等活用促進事業補助についても継続実施します。なお、これら事業実施による経年変化や達成状況把握するため、消費者ニーズ調査空きテナント実態調査行い、その結果踏まえた今後事業展開検討してまいります。  また、商工振興ビジョンロードマップについては、平成31年度をもって前半期計画期間が終了することから、その成果検証行い、後半期計画策定するとともに、現状市内企業取り巻く取引構造分析等実施し、事業承継対策や域内調達拡大など今後市内経済振興に向けた取り組み行います。併せて、栗東市商工会や関係機関と連携密にしながら、経営発達支援創業支援事業、りっとうバル事業など、市内商工業発展に向けた取り組みへ支援行い、地域経済活力創出に向けた中小企業振興図ります。  企業事業資金貸付金対応については、平成30年度に行った債権者による債務者破産申し立て手続進めています。  労政・就労については、月例経済報告にもあるとおり、全国的な傾向として「雇用情勢は着実に改善している。」受け、滋賀県内雇用情勢についても「引き続き改善が進んでいる。」とされています。平成30年11月県内有効求人倍率は1.39となっていますが、就労希望する機会提供、そして、良好な就労環境創出ため取り組み行います。また、中小企業における人材確保に向けては、教育現場など就職担当者等対象に、市内で活躍される企業魅力発信していく事業実施します。さらに、高齢者働く意欲、高齢者がこれまでに培われた自ら能力存分に発揮していただく場として、その労働スキル等に応じた就労機会確保するため、栗東市シルバー人材センター事業運営支援します。  農業施策については、農業従事者高齢化や担い手不足などといった大きな課題抱えており、これらへ的確な対応図るため、農業振興地域整備計画並びに都市農業振興基本計画策定に向けて取り組みます。こうした中で、農業多面的機能維持・発揮ために、環境保全型農業直接支払等交付金、中山間地域等直接支払交付金活用し、農地保全・地域活動や営農活動に対する支援行います。また、道駅アグリ郷栗東においては、片岡栗東線整備等とも相まって、必要となる駐車スペース確保行います。さらに、地産地消・食育観点から、学校給食における「新鮮でおいしく、安全・安心な地元産農産物」提供、JA栗東市等と連携もと進めます。  林業については、間伐や枝打ちなど造林育林事業に対する支援、琵琶湖森林づくり事業による環境学習、また、「森林環境譲与税活用した森林境界明確化推進事業林地台帳等整備行います。  獣害被害防止対策については、国・県事業活用し、有害鳥獣駆除に取り組み、獣害に強い集落整備並びに農林業へ被害防止に努めます。併せて、防災対応として谷山林道橋梁改良事業行います。  六地蔵地区圃場整備については、昨年度に引き続き文化財調査や工事等に対する事業負担及び土地改良区運営支援行います。  観光施策は、国における成長戦略ひとつであり、本市におきましても、大きな経済効果が期待できることから、これ振興に力入れていかなければなりません。  豊かな自然と歴史に彩られ、且つ、都市的要素も兼ね備えた本市魅力発信、地域資源活用した施策実施するため、(仮称)観光振興ビジョン策定するとともに、JR手原駅に設置している観光案内所観光情報発信や多言語対応、特名産販売、「りっとう市民秋まつり」などへ支援継続するとともに、各種施設における無料Wi-Fi設備設置助成、レンタサイクル事業実施支援新たに行ってまいります。  シティセールスについては、まち特色や魅力市内外へ効果的かつ戦略的に情報発信進めるべく、市民と協働による諸施策実施します。  市マスコットキャラクター「くりちゃん」については、各種イベントにおいて、より積極的に活用するとともに、くりちゃんグッズ作成などと併せて市PR活動続けてまいります。また、各界で活躍されている栗東市ゆかり著名人の方々に、広報大使「うますぎる栗東大使」へ就任依頼し、全国的に栗東PRしていただくとともに、話題性喚起や栗東市イメージ戦略として活躍お願いしていきます。  ふるさとりっとう応援寄附金に関しては、市特名産や「馬」に関連するグッズなど幅広な応援記念品ラインアップし、事業PRためふるさと納税ポータルサイト追加や寄附金納付簡略化につながるクレジット決済も活用しながら、さらなる市PRにつなげてまいります。  さらに、本市地域資源である「馬」活用については、総合戦略に基づき「馬まち栗東」に関するトータルビジョン検討するとともに、平成30年度より基本計画策定に着手しております健康運動公園整備ひとつ形態として、「福祉」「教育」「防災」「農業」「環境」「商業・観光」といった多分野で展開が可能な多目的公園として検討してまいります。  大規模商業施設立地に関しては、影響評価検証結果受け、地域意向踏まえた中で、農業政策や都市計画政策等、関係機関と調整図ります。  新幹線新駅中止まちづくり基本構想後継プラン)については、「環境」と「新技術」による地域活力創生まちづくり具現化するため、基盤施設整備着実に進めます。また、企業立地促進についても、共同土地活用支援しながら、引き続き県市一丸となって当該プラン推進にあたります。  都市計画道路に関しては、市民交通利便性向上目指し、引き続き大門野尻線整備行うとともに、葉山川平地化事業進捗に併せ、新たに青地新田坊袋線国道1号へタッチにかかる道路予備設計等実施します。  東部開発については、平成30年度(仮称)東西線について名神交差部から国道1号バイパスに至るまで計画とともに実施した、周辺土地活用にかかる調査や検討内容踏まえ、今後、地元、地権者意向確認行ってまいります。  教育・子育てに安心  子どもが伸び伸びと元気に育つ環境づくり進めます。  国においては、「まち・ひと・しごと創生基本方針2018」中で、「全体的な動向において、我が国人口減少に歯止めがかかるような状況とはなっておらず、我が国における将来人口減少と高齢化は依然として深刻な状況である。」としています。子どもたち、安心して育てることができる環境しっかりと整えることは、少子高齢社会に突入した我が国全体で解決していくべき大きな課題であります。次代担う子どもたちは栗東宝であり、すくすくと元気に育まれなければなりません。  本市においては、国立社会保障人口問題研究所による、「日本地域別将来推計人口(平成30年推計)」では、全体人口が2035年まで増加するとされているものの、15歳未満年少人口については減少局面に入っています。このように少子高齢社会が、より現実ものとなってきた中で、市活力、元気維持するために、子育てに安心感が持てる様々な施策、財政状況とバランス見ながら積極的に講じてまいります。  まず、子どもがすくすく育つ環境整備ため、増加・多様化する保育需要へ対応として、喫緊課題である待機児童対策に全力で取り組みます。このために、まず、民間活力による保育需要へ対応図るため、民間保育所や地域型保育施設整備に向けた事業者公募手続きや施設整備補助交付といった、民間保育施設整備・充実順次行います。また、法人立保育園へ低年齢児保育事業独自加算や、保育士負担軽減・確保対策として、保育体制強化事業、保育士宿舎借り上げ支援事業、新規保育士雇用促進事業継続して実施します。併せて、本市保育運営においては、保育・教育環境向上図るとともに、保育士確保については、臨時保育士賃金面で処遇改善、就労ニーズや実態に応じた様々な勤務条件設定しています。また、潜在保育士研修会内容充実、就職フェアーへ参画など、様々な機会捉えて就職支援図ってまいります。更に、本年10月から消費税率引き上げと合わせて実施される幼保無償化についても、対応してまいります。  学童保育については、小学校6年生まで対象に市事業として引き続き実施し、事業者と連携図りながら、安全な環境確保や円滑な事業運営に努めます。また、入所希望児童増加に伴い、民設民営学童保育事業者募集実施いたします。  子育てに関する福祉医療費については、市人口レベル持続させる政策大きな柱として「子育てしやすい環境づくり」が一層重要であること観点から、引き続き小学校就学前まで医療費無料化実施し、子育て世代経済的負担軽減図ります。また、子ども医療費制度拡充につきましては、近隣市とも歩調合わせる中で進めてまいります。  子育て環境変化中で、子どもたちが明るく健やかに成長するために、地域子育て支援センターは、子育て相談や情報提供など、乳幼児・保護者が相互交流行う場として重要な役割果たしており、これ拠点に、子どもたち健全な遊び与える施設として、引き続き安定した児童館運営に取り組みます。  病後児保育事業や子育て支援短期利用事業等については、保護者子育てと就労両立支援し、児童健全育成につなげること目的として、継続して実施します。  児童虐待については、早期発見・早期対応主眼に、家庭児童相談室と関係機関と十分な情報交換や連携図りながら、栗東市要保護児童対策地域協議会中心に引き続き対応してまいります。また、国児童虐待防止対策強化に向けた緊急総合対策に基づく、乳幼児健診未受診者や未就学園児、不就学子どもへ訪宅による全数所在確認行います。  平成26年度に策定した「子ども・子育て支援事業計画」については、平成31年度に終期迎えることから、平成32年度から第2期計画子育て世代ニーズ等十分に踏まえる中で策定いたします。  次に、発達障がいやその疑いある子どもと家族へ対応については、児童発達支援事業所児童発達支援センターとして、従来来所や電話による相談に加えて、保育所等訪問支援実施します。  市民に子育て安心さらに提供するため、移行期充実図りつつ、発達支援アドバイザー等配置し、幼児期から高校生期へ切れ目ない支援実施します。  たんぽぽ教室や幼児ことば教室で事業も含めつつ、首長部局と教育部局と部局間連携強化図りつつ、事業実施してまいります。  子ども出産に関わる施策については、妊婦健康診査費用助成及び不妊治療にかかる夫婦へ費用助成引き続き行うとともに、妊娠期から子育て期にわたるまで母子保健や育児に関する様々な悩み等に対応するため、保健師等が専門的な見地から相談支援行う「子ども子育て支援事業利用者支援事業(母子保健型)」や医療機関で宿泊・デイサービスにより支援行う「産後ケア事業」継続します。また、新生児聴覚状態生後できるだけ早い時期に把握するため、新生児聴覚検査事業新たに実施します。  次に、学校教育充実につきましては、地域特性に応じた教育環境基盤づくり進めます。長年懸案でありました小学校空調設備設置工事につきましては平成30年度において完成し、教育現場における酷暑へ対応行います。また、学校施設整備については、治田東小学校大規模改造工事に着手するとともに、葉山中学校大規模改造設計など、教育施設整備改修とともに、学校施設トイレ改修順次行い、子どもたちが快適な学校生活過ごせるよう対策講じてまいります。併せて、遠距離通学児童については、デマンドタクシー利用した通学助成新たに実施します。  学校給食共同調理場については、平成30年9月から新たな施設で中学校給食も含めた操業行っており、引き続き子どもたちに喜ばれる、おいしくて栄養価高い給食提供に努めてまいります。  福祉・健康に安心  みんながいきいき元気に暮らせるまちづくり進めます。  いつまでも住み続けたくなる安心な元気都市構築には、市民皆様がそれぞれに生きがい持ち、健康ではつらつと暮らせるまちづくり、地域共生社会にふさわしい地域づくりが必要であります。  先ほどより申し述べています我が国人口問題は、少子化と合わせ急激に高齢社会が進展し、2060年には9,284万になると推計されている人口うち、65歳以上割合は約38.1%とされています。  本市においても、今後、急激な高齢化進展が予測される中、65歳以上人口割合も、現在18%強であるものが40年後には、概ね30%に達すると想定されています。そうした中で、生産人口減少に伴う経済的な影響はもとより、社会保障・福祉に関する施策や健康に関する施策あり方について、幅広い視点から考えていかなければなりません。  高齢者福祉については、全て高齢者が元気で生きがい持ち、健康で安心して暮らせ、元気な高齢者が、社会一翼担っていただける仕組みづくりに向けた施策実施します。具体的には、介護予防につながる事業として、いきいき百歳体操普及、介護支援ボランティア事業推進に引き続き取り組みます。  また、栗東100歳大学開講やシニアが子育て支援において活躍できる取り組み進めます。  地域包括ケアシステムについては、葉山圏域に引き続き、残り2圏域ごと地域包括支援センター開設し、地域中核機関として、身近な相談支援等行います。併せて、生活支援コーディネーター各中学校区ごとに配置し、ともに支え合い助け合う地域づくり進めます。  また、元気な高齢者から要支援の人まで対象とした、介護予防と日常生活自立支援する「介護予防・日常生活支援総合事業」実施し、多様な主体によるサービス充実とともに、認知症地域支援推進員各地域包括支援センターに配置し、認知症に対する理解促進と居場所づくり進め、高齢者が可能な限り住みなれた地域で自立した生活が送れる地域づくり推進してまいります。併せて、小規模多機能型居宅介護施設整備補助行うとともに、第8期高齢者福祉計画・介護保険事業計画策定に向け、調査等実施します。  障がい福祉については、障害者総合支援法に基づく各種事業実施はもとより、相談事業、就労支援、生活支援、活動支援など広範な事業推進してまいります。  地域生活支援事業については、移動支援事業、障がい者日中一時支援事業など、各種団体や関係機関と連携図りながら実施します。さらに、障がい者自立支援給付事業はじめ、湖南4市広域で実施する湖南地域重症心身障がい者通所施設整備については、平成32年開所目指して進めております。  手話言語及び障がい者コミュニケーション支援に関しては、新たな条例制定に向けて検討進めてまいります。  ひとり親家庭へ支援は、自立主眼におき、特に母子家庭方には、就労による収入もって自立できるよう高等技術訓練など母子家庭自立支援給付金事業や日常生活支援事業により応援してまいります。児童扶養手当については、国による制度改正へ対応適正に図ってまいります。  社会福祉施策に関しては、第3期栗東市地域福祉計画に基づき、高齢者・障がい者・児童等様々な計画と整合図りながら、関係機関と連携や協働により、地域福祉推進図り、地域課題解決に取り組んでまいります。  生活困窮者支援については、家計改善支援、子ども学習・生活支援などにより、関係各所と連携により、困窮者自立につながるよう努めてまいります。  健康増進にかかる施策は、が自分らしくいきいきと生活していくため基本施策として取り組んでまいります。  「第2次健康りっとう21」行動計画もとに、生涯を通じて市民が自ら健康に関心深め、望ましい生活習慣による健康づくり実践していただけるよう、引き続き市民主体的な健康づくり進めていきます。  地域医療については、地域中核病院である済生会滋賀県病院へ支援行うとともに、湖南圏域救急医療体制維持するために、休日急病診療所、二次救急、小児救急運営負担金支出し、市民皆様に医療安心提供してまいります。  また、食育については、栗東市食育推進計画に基づく施策行うとともに、第3次計画策定します。  予防接種事業では、感染症予防図るため、その啓発と接種率向上に努めます。特に、風しん抗体保有率低い39歳から56歳まで男性対象とした風しん抗体検査及び風しん予防接種、また、妊娠希望する女性と配偶者など同居方で、風しんに対する免疫が不十分な方に対して、風しん予防接種費助成事業新たに行います。  さらに、高齢者肺炎球菌感染症予防について、65歳以上5歳刻みで予防接種経過措置期間が、国において、さらに5年間延長されるようになったこと受け、この予防接種事業継続します。  また、疾病早期発見と早期治療につながる各種がん検診や健康診査についても、引き続き積極的な受診勧奨により受診率向上に努めます。  国民健康保険特別会計においては、平成30年度に実施された制度改革により、市に対して国民健康保険税徴収努力や特定健診受診率向上等保健事業について、これまでよりもさらに充実が求められています。こうした中で、第2期国民健康保険保健事業実施計画(データヘルス計画)に基づき、様々な保健事業に取り組んでいきます。  スポーツ振興は、健康志向高まりや高齢化進行とも相まって、「運動」に対する関心が高まっております。スポーツに親しむ機会提供として、学校施設開放事業や各種スポーツ大会開催、生涯スポーツ振興などに引き続き取り組みます。また、平成36年度に滋賀県で開催が予定されている第79回国民体育大会・第24回全国障害者スポーツ大会見据え、栗東市民体育館改修工事基本設計行います。さらに、多く市民が利用し、各種大会が開催されている野洲川運動公園陸上競技場についても第4種公認更新に向けて改修工事行います。  芸術・文化分野については、栗東芸術文化会館さきら拠点に、市民参画による芸術文化創造活動継続します。  また、市立図書館空調設備について、老朽化が著しいことから、その更新工事設計並びに更新工事行います。  暮らしに安心  だれもが安心できるまちづくりで、元気なひと、元気な地域づくり進めていきます。  冒頭におきまして、平成世は災害記憶が深く刻み込まれた時代でもあると申し上げました。  本市におきましても、平成25年台風18号被害は、我々に多く教訓もたらしました。この教訓胸に、市民皆様に「安全・安心」実感いただけるよう、防災や防犯対策に万全期すること、そのために市民と行政が一体となって安全確保する仕組みつくることは、市大きな責務であります。  災害等へ対応については、平成30年度開設しました「栗東市危機管理センター」がその拠点機能担っています。昨年夏台風災害等において、この施設中心として災害対策にかかる活動行うとともに、平常時にあっては、防災教育や啓発活動、災害前準備対応等行うなど、今後においても多様な活動場として活用します。  地域防災に関しては、今後災害へ備え万全なものとするため、「自助」「共助」「公助」観点から、自主防災組織育成や自治会で防災士養成対象とした助成、既存防災士フォローアップ研修など、地域防災力向上や防災意識高揚に努めます。また、防災体制確保、消防団や災害対策本部はじめ、災害時に各所で必要になる資機材や装備品確保行います。併せて、移動系防災行政無線デジタル化、常備消防では、中消防署出張所建替えに向け、基本設計及び実施設計策定します。  さらに、風水害や土砂災害のみならず、近い将来発生が予想される琵琶湖西岸断層帯地震や、南海トラフ地震など大災害や緊急事態発生に対して万全備え図るため、諸活動指針や手順定めた地域防災計画、国民保護計画見直し及び業務継続計画策定行います。  防犯については、市民一人ひとりが安全・安心確保する担い手として行動いただくことが重要であり、自主防犯活動団体設立や活動について引き続き支援してまいります。また、防犯指導員配置や防犯灯LED化や新設、防犯カメラ設置補助など、市としても積極的に行ってまいります。  次に、日本国憲法において、「すべて国民が基本的人権享有し、法平等」が保障されていることや「部落差別解消推進に関する法律」など法律が定められた意義踏まえ、同和問題はじめとするあらゆる人権問題解決に向けて、「人権擁護都市宣言」や「人権擁護に関する条例」具現化に取り組むとともに、第4次輝く未来計画や人権擁護計画基本に、差別ない人権が尊重されたまちづくり進めます。  具体的には、「じんけんセミナー」や「人権文化事業」、「市民つどい」といった講演会、街頭啓発、各種研修会や地区別懇談会などを通じて、一人ひとり人権意識普及・高揚に努め、人権・同和問題自分自身問題として捉えられるよう関係団体、市民とともに、啓発活動に取り組みます。また、すべて企業が、自ら課題として自主的な取り組みがなされるよう、事業所人権教育推進協議会と連携した教育啓発事業進めていきます。  ひだまり家では「福祉と人権まちづくり発信拠点」として、住民交流目的とする各種事業や地域自主活動学級事業、安定就労促進及び福祉保健事業など展開してまいります。  男女共同参画については、男女共同参画都市宣言もと、「まちづくり女(ひと)と男(ひと)共同参画プラン(第5版)」に基づき、それぞれが自ら意志によって家庭・地域・学校・職場など社会あらゆる分野に参画し、ともに責任担う男女共同参画社会づくりに努めてまいります。また、共同参画プラン(第6版)策定に向けて、平成31年度においては、アンケート調査実施します。  交通渋滞へ対応については、市街地通過交通量抑制図るため、災害時緊急輸送路ともなる国道1号栗東水口道路は、残るⅡ期区間と山手幹線連続した供用開始に向け、国・県とともに整備促進図ります。また、国道8号野洲栗東バイパスにつきましては、引き続き国と連携し事業促進図るとともに、県道片岡栗東線など広域幹線道路と市補助幹線道路着実な整備もと、道路ネットワーク構築に努めます。  交通安全施策については、本市交通事故平成29年から30年比較では、人身事故発生件数や負傷者数は着実に減少していますが、今後ともあらゆる機会を通じて市民交通安全意識高揚図るとともに、関係機関、団体と連携しながら交通マナー向上につながる効果的な交通安全教育推進します。また、幼児、児童・生徒、高齢者等いわゆる交通弱者安全確保面では、交通安全施設整備並びに通学路カラー舗装など、通学路及び生活道路安全確保に引き続き取り組みます。とりわけ、子どもたち通学路安全確保については、通学路等交通安全プログラムに基づき、安全対策順次実施していきます。  くりちゃんバスについては、フォローアップ調査による利用状況調査と検証継続しつつ、市民日常生活における交通移動手段確保目的に運行しています。平成31年度においては、さらなる利便性向上目指してバス交通体系計画見直し行います。  道路整備については、上砥山2号幹線他1線や出庭林線整備、小野六地蔵線など長寿命化はじめとした、身近な道路整備や維持管理行います。さらに、市内橋梁点検及び長寿命化年次的に行います。併せて、道路下空洞化調査ならびに道路性状調査継続実施します。  河川整備については、金勝川・葉山川平地化、中ノ井川ショートカット事業で着実な工事進捗が図られていますが、本年度末策定第二期滋賀県河川整備五カ年計画に基づき、実施区間確実な完了と併せて、更に上流区間へ計画的な事業促進引き続き求めていきます。安養寺・上鈎地先で冠水解消に向けた雨水幹線事業については、平成30年度において支線と接続完了させ、さらに先線整備必要性等検討行います。また、普通河川については、地域要望も踏まえ、浸水被害軽減に取り組みます。  住宅に関しては、平成30年度に修正行った栗東市公営住宅等長寿命化計画に基づく改修工事年次的に進めるとともに、日々営繕実施し、速やかな募集・入居に努めます。  全国的にも課題とされている空家対策については、空家等に関する対策総合的かつ計画的に進めるため、栗東市空家等対策計画に基づき、空家バンクとデータベース作成、空家対策モデル事業、空家等現況調査、子育て世帯空家リノベーション助成および空家除却費助成実施します。また、昭和56年以前に建築された木造住宅耐震化図るため、無料耐震診断・相談や耐震改修等へ助成を通じて、地震被害被災抑止に取り組みます。加えて、危険ブロック塀等対策へ助成引き続き実施します。  上水道については、「安心・安全な栗東おいしい水」安定的に供給するため、健全な企業運営に努めています。  新水道ビジョンやアセットマネジメントに基づき、自己水確保と安定供給図るため、「災害時に強いライフライン構築」へ取り組みとして、十里水源地はじめ市内水道施設耐震化とともに、送配水管老朽化対策に引き続き取り組みます。併せて、水源地施設保安点検等維持管理や窓口業務などの外部委託継続し、コスト削減、業務効率化や品質アップに向け、平成29年度に策定した水道事業経営戦略により、さらなる経営効率化に努めます。  下水道に関しては、「栗東市公共下水道事業ストックマネジメント」に基づき、これまで蓄積してきた既存施設有効に活用するため長寿命化進めるとともに、雨水幹線整備等にも取り組みます。また、公共下水道事業においても策定進めている「栗東市公共下水道事業経営戦略」により、持続的・安定的な事業経営に努めます。  市民参画と協働によるまちづくりについては、市民参画と協働によるまちづくり推進条例行動計画改訂行うとともに、引き続き、啓発、市民活動団体育成支援などに取り組みます。  地域コミュニティ醸成については、「共助」観点から、より一層活動深めていくことが大切です。引き続き、各小学校区コミュニティセンターが担う地域コミュニティ拠点機能向上につながる、運営支援や施設改修行います。  また、自治会活動についても、5事業対象とした自治会活動交付金ベースとして、その活動支援行うとともに、自治ハウス新築、バリアフリー改修助成など引き続き実施します。  消費者行政につきましては、架空請求など、悪質巧妙な手口による消費者トラブルが発生しています。  本市では、今後も継続して消費生活相談窓口開設し、専門相談員による消費者トラブル被害に関する相談に対応していきます。  身近なところから地球規模にいたるまで環境施策については、行政、市民、事業者、その他本市にかかわり持つ方々が、それぞれが果たすべき役割しっかりと認識し、環境負荷低減へ取り組みを通じて、次世代に美しく豊かな環境引き継いでいかなければなりません。  栗東市環境基本条例理念に則り、資源循環型社会構築に向けた第二次栗東市環境基本計画に掲げた「循環」「共生」「地球環境」「健康」「快適」テーマとした諸施策着実に実施してまいります。  また、ごみ減量化・再資源化、さらに、資源化率向上一環として実施しております小型家電回収については、市役所に加え、各小学校区に回収箱増設して、リサイクル資源確保事業推進しています。併せて、平成31年度においては家庭用使用済み食用油拠点回収行います。  旧RD最終処分場問題については、県において進められている二次対策工事が、周辺生活環境に十分配慮され、円滑に工事が進み、そして早期に完了迎えることができるよう、引き続き周辺自治会皆様ご協力得て、県が設置される連絡協議会において対策工事状況確認しながら、市民不安解消と安全安心が図られるべく対応してまいります。  将来的な課題となっています火葬場整備に関しては、平成30年度策定火葬場整備基本構想結果も踏まえつつ今後対応検討していきます。  竣工以来15年が経過しました環境センターについては、継続的に改修、更新工事行っていますが、老朽化した施設設備機能回復計画的に効率的に図るため、長寿命化総合計画に沿って、今後対応検討します。  都市計画に関しては、平成32年度に見直しが予定されている大津湖南都市計画と整合図るため、第四次栗東市都市計画マスタープランと都市計画区域区分見直し行います。  景観については、栗東市景観条例に基づき、市民主役景観づくりとして景観まちづくり事業へ支援、「元気都市 花と緑ガーデン事業」など継続して行います。また、市民・事業者意識高め、地域活性化と地域固有景観づくりに向けたまちづくり進めるとともに、美しい景観次世代に継承するため、市独自屋外広告物規制基準策定します。  緑地保全や緑化推進に関しては、その将来像、目標、施策など定めた「第二次緑基本計画」に基づき取り組み進めます。  草津川跡地利用に関しては、草津市と共同により、跡地整備検討引き続き行います。
     行政に安心  行政に安心と職員に元気  これまでに申し述べました四つ安心着実に進めるためには、何よりも市民皆様に行政安心感実感していただき、信頼得ることが大切であります。  「官から民へ」理念もと、引き続き「行政はサービス業」と認識に立ち、市民から信頼される行政サービス提供に努めてまいります。  また、本市においては平成31年度、第六次栗東市総合計画基本構想ならびに前期基本計画、第八次栗東市行政改革大綱、第五次栗東市国土利用計画策定、栗東市総合戦略改訂も予定しています。  市民皆様に今後も安心お届けするため、これら構想・計画策定には全力で取り組み、栗東市目指すべき将来像しっかりとお示しし、夢と希望お感じいただける市政運営へと、着実につなげてまいりたいと考えています。  市民皆様に、行政へ安心感実感していただくためには、職員力向上が大切です。今、職員に求められているは、政策、施策執行管理能力はじめ、政策形成・コミュニケーション・説明力・接遇能力・コンプライアンスなど向上であり、こうした職員資質向上ため研修や人材育成に努めます。また、組織については、簡素で効果的・効率的な組織機構構築目指します。  マイナンバー制度については、個人番号カード取得推進に取り組むとともに、自治体情報セキュリティ対策、より一層強化図ってまいります。  また、住民記録や税、社会保障等業務に関わる基幹系システムについては、平成31年10月から「おうみ自治体クラウド協議会」により共同運営するシステムに移行します。これと合わせて、戸籍証明・税証明コンビニ交付開始し、市民皆様利便性高めます。  さらに、「第七次行政改革大綱」に基づき、引き続き諸改革進めていくと同時に「第五次総合計画後期基本計画」総仕上げ一年として、これに掲げる政策・施策実現に努めます。  行政情報提供については、既存広報紙による提供はじめ、市ホームページ、また、SNSやテレビメディア、YouTubeなど多様な媒体活用し、迅速で効果的な情報発信に努めるとともに、市長と気軽にまちづくり座談会や市長こんにちはトークなどを通じて、市民と対話型市政運営に引き続き取り組みます。  行政運営にあたっては、総合計画進行管理と目標管理連動させ、市民皆様とともにその進行管理進め、行政経営システムがさらに機能するよう努めるとともに、行政情報提供、情報公開による行政「見える化」進めてまいります。  また、施設サービス維持・向上ため、栗東市公共施設等総合管理計画に基づき、公共施設等将来にわたる有効活用見据えつつ、長寿命化計画にかかる各施設個別施設計画策定進めます。  財政については、引き続き今日まで改革による効果維持しつつ、より一層財政健全化実現に努めるとともに、栗東市財政運営基本方針に沿った財政運営行います。また、平成30年度決算が確定した段階で本市財政状況検証も行い、必要に応じて財政運営基本方針見直し行います。  以上、平成31年度主要施策方針申し上げましたが、歳入においては、国・県負担金や補助金といった特定財源最大限確保し、必要な施策に必要な予算が配分されるよう配慮した予算といたしました。その結果、一般会計総額は250億7,200万円となり、前年度比8.7%、23億8,800万円減予算となりました。  また、特別会計は9会計で、157億8,200万円で、一般会計と特別会計合計では、408億5,400万円、前年度比6.0%、26億2,100万円減予算としました。  むすびに、冒頭でも申し上げましたとおり、議員皆様ならびに市民皆様お力添えいただき、私が3期目市政担うにあたって、初めて予算編成行わせていただきました。  これまで振り返りますと、1期目4年間は、財政健全化に向けて一心不乱に駆け抜けた日々でありました。そして、2期目にあっては、財政面で少しずつ見えはじめた明るい兆し、市民皆様に少しでも実感いただけるよう、財政改革と社会経済情勢変化により必要となる施策実行両立させ、「安全・安心」「子育て支援」など、ハード、ソフト両面施策展開してきました。  昨年度施政方針においても、戦国時代武将、武田信玄言葉であります「は城、は石垣、は堀、情けは味方、仇は敵なり。」引用させていただきました。堅牢な城や石垣、堀備えるよりも、人心がひとつになって戦いに臨むこと強さ、大切さ我々に知らしめている言葉であり、議員皆様、市民皆様、そして職員が一丸となって、本市支えていただいていること表すものと考えています。  今般、新たな節目で予算編成にあたり、今生きる市民皆様と、そして将来生きる市民皆様に、まち元気と安心提供するためにどのような政策と施策が必要か考え、予算編成行ったところであります。  財政健全化に向けて着実な歩み進めているとはいえ、いまだ厳しい財政状況下にある本市ではありますが、全員が力合わせ、一歩ずつ着実に前進することにより、元気都市栗東構築と「住んでよかった」と実感いただける市政につながるものと信じてやみません。そのために、何事にも果敢に「挑戦」してまいりたいと考えております。  どうか、議員皆様ならびに市民皆様変わらぬご理解、ご指導、ご協力重ねてお願い申し上げ、平成31年度施政方針といたします。 ○議長(上田忠博君)  次に、教育長から、教育方針求めます。  教育長。 ○教育長(福原快俊君)登壇  おはようございます。  平成31年度栗東市教育方針申し上げます。  はじめに、わが国では、少子高齢化人口減少が続く中、地域格差・貧富差などによる社会構造が変化し、核家族化やライフスタイル多様化が進み、個人価値観にも様々な広がりが生じてきています。物が溢れ、多様な選択肢中から、選び取れる豊かな時代であり、便利な生活が浸透する中で、AIやIoTなど高度な情報技術が進み、ICTによるコミュニケーション方法も大きく変化し、情報技術活用が求められています。  一方で、家庭や地域社会で人間関係が希薄化し、子どもたち取り巻く生活環境が大きく変化してきたことは、子どもたち基本的な生活習慣定着、規範意識、学ぶ意欲や基本的な学力・体力向上に大きな影響与え、いじめや不登校等問題複雑化させる要因ともなっています。そして、地震・風水害など大きな自然災害、犯罪発生などに伴い、子どもたちが安心して学ぶことができる環境守ることはますます重要となっており、安全・安心な施設整備するとともに、登下校見守り活動など絆や、住民が支えあう地域つながり大切さ改めて認識して、自助・共助・公助ありかた再確認することとなりました。  一方、わが国には歴史文化遺産が多く、そのうちいくつかはユネスコ世界遺産・無形文化遺産に登録され、海外からもわが国伝統・文化へ国際的理解が進みました。加えて2020年東京オリンピック・パラリンピック開催決定により、一層国際的な交流機会が期待され、多文化共生やグローバルな思考により、個性や多様性尊重する社会が求められています。このような変化中でも、教育は一人ひとり人格完成一貫して目指すものであり、一人ひとりがかけがえない大切な存在であると認識にたち、生きるうえで大切な道徳性や豊かな人間性育み、また国家や社会形成に向けて主体的に力発揮する人を育成するものでなければなりません。一人ひとりが自分大切にし、自分と同じように他の人を大切にする人を育てる教育理念もと、幼児教育から学校教育、社会教育へとつなぎ、家庭経済状況や障がい有無などにかかわらず、誰もが安心して学ぶことができるよう、教育機会確保することがますます重要になっています。人生100年時代見据えた生涯主体的に生きるづくり図っていくことが重要です。  次代担う子どもたちには、予測つかない激しい社会変化にあっても、受身にならず積極的に未来切り拓くために、強靭な体力とAIでは不可能な「意味理解」「考え創造する力」「思いやる心」など人間独自確かな学力身につけ、豊かな人間性、社会性備え、自ら力で考え、課題解決していく心豊かでたくましく「生きる力」育むことが必要です。加えて、子どもたちが安全に、安心して過ごせる環境づくりため、「栗東市いじめ防止基本方針」や「栗東市いじめ問題対策連絡協議会等設置条例」に基づき、「子ども加害者にも、被害者にも、傍観者にもさせない」ように、学校と地域、家庭が連携・協働し、それぞれ役割担うことが大切です。  また、平成30年3月には、「栗東市特別支援教育推進計画」策定いたしました。これは、子どもたちに関わる全ての人や関係機関などが協力して、子どもたち一人ひとり引き出し、互いに認め合い共に育つ教育進めていくことこそが、新しい社会づくりにおいて重要であるという認識に立ち、特別支援教育に関する様々な施策実施し、特別支援教育さらなる充実図ろうとするものです。そして、平成27年度から導入された新しい教育委員会制度もと、総合教育会議が設置され、市長と教育委員会が教育に関する重要な施策についてより緊密な協議・調整行っております。これら踏まえ、来年度教育方針として、第五次栗東市総合計画に掲げられている、ひと・まち・環境ともに育む「健やか・にぎわい都市栗東」具現化図るため、学校・園・家庭・地域が目標共有し、役割と責任果たしながら、「将来夢に向かってきらり瞳輝く栗東子ども」めざし、知・徳・体調和とれた『心豊かにたくましく生きぬく人材育成』に取り組んでまいります。  以上、平成31年度におきましては、重要な柱としまして、1つ、人権尊重し、が輝く人権・同和教育推進。  2つ目に、心豊かに、たくましく生きる人を育てる教育推進。  3つ目、郷土愛し、充実した人生拓く生涯学習・社会教育推進3つ掲げ、『心豊かにたくましく生きぬく人材育成』めざし、変化へ対応と不易部分と調和大切にしながら、第2期栗東市教育振興基本計画に掲げた教育基本目標づくり」「まちづくり」「地域づくり」基礎に、栗東市教育推進に努めてまいります。  三つ重要な柱について説明をいたします。  1つ目、人権尊重し、が輝く人権・同和教育推進。  市民に人権尊重理念が普及するためには、就学前教育や学校教育及び社会教育等各分野において、同和問題はじめとするあらゆる人権問題正しい理解と認識深めることが重要です。  そこで、人権問題自分こととしてとらえ、差別なくすため実践に結び付くよう学習内容や手法に一層工夫加え、学校・園・家庭・地域等が連携し、あらゆる場で人権尊重精神育み、自分大切にし、自分と同じように他の人を大切にすることに努め、一人ひとりが尊重され、誰もが参画できるまちづくり目指します。  2つ目、心豊かに、たくましく生きる人を育てる教育推進。  21世紀生きる未来ある子どもたちには、教育基本法に示された教育理念実現に向けて、義務教育修了までに、責任ある社会一員として自立していくため基礎育てることが重要であり、基本的生活習慣確立や学習習慣定着に努め、知・徳・体調和とれた、心豊かでたくましい人間育成めざします。そのため、基礎基本身に付け、自ら学び、自ら考え判断する力、ことば使いこなして豊かなコミュニケーションする力など「確かな学力」、他人思いやる心や感動する心など「豊かな人間性」、そして、たくましく生きるため「心身ともに健やかな体力向上」図るとともに、それぞれ支える食育や道徳教育充実、地域に根ざした多様な体験活動推進により「主体的に生きる力」育成に努めます。さらに、子ども、保護者、地域から信頼される学校・園づくり進め、家庭や地域教育力向上を通じて、地域で子ども育てる環境づくりに努めます。  3つ目、郷土愛し、充実した人生拓く生涯学習・社会教育推進。  社会や経済が急激に変化し、価値観が多様化する中で、全て市民が生涯学び続け、主体的に生きる生活づくりに取り組むことが重要となっています。そのため、人々は常に新しい知識習得や心豊かさなど生きがいため学び求めています。これら学習需要に応えることは、学習者自己実現だけでなく、地域社会活性化、高齢者社会参加、青少年健全育成など、市民社会生活充実にとって大切なことです。このため広く市民がライフステージに応じた学びができるよう「いつでも、どこでも、だれでも、いつまでも」取り組める学び情報や場提供、文化・芸術活動振興、文化遺産保護と活用、スポーツ活動など推進に努め、生涯にわたる学習活動支援するとともに地域社会教育推進し、と地域が生き生きと躍動するまちづくりに努めます。  具体的な取り組み方針について申し上げます。  1つ目、人権・同和教育推進。  人権が尊重されるまちづくりめざして、同和問題はじめとするあらゆる人権問題解決ため、多様な機会と場において取り組み進めてきました。その結果、人権問題に対する理解や認識は高まりつつありますが、インターネット社会における悪質な差別事象はじめ、未だに予断と偏見による差別事案・事件などが発生しています。つまり市民一人ひとりがまだまだ人権・同和問題自分問題としてとらえていない現実があります。  そこで、このような今日的状況踏まえて、より一層市民一人ひとり人権意識高揚図るため、地区別懇談会や市民つどいなど各種研修会内容や手法工夫しながら実施します。また、栗東市人権教育地域ネット事業により、学校・園と地域が連携し、小学校区・中学校区ごと研修会などを通して、人権が尊重された学校・園、家庭・地域実現めざします。さらに、今年度は、人権・同和教育実践交流場として、18年ぶりに滋賀県人権教育研究大会が本市で開催されます。大会開催契機として、人権・同和教育機運高めます。  2つ目、就学前教育充実。  就学前保育教育では、人権尊重精神に基づき、「遊び」を通して総合的な指導により、多様で豊かな生活体験積み重ねながら、一人ひとり子ども良さと可能性伸ばしていきます。また、「早ね・早おき・朝ごはん運動」はじめとしたくりちゃん元気いっぱい運動や「子育てため12か条」取り組み継続し、基本的な生活習慣定着と、感謝心や規範意識・道徳性芽生え育み、生涯にわたる「生きる力」基礎培います。そのため、園では、子どもが心身ともに満たされ安定して自立していくために、子ども一人ひとり受容しながら、「心も体も健やかな子ども」「よく考え行動し、思いやりある子ども」「よく遊び、豊かな感性と創造性にあふれた子ども」育成に努めます。更に、就学前から小学校へと、「幼児期終わりまでに育ってほしい姿」目安とした子ども「育ち」つなぎ、発達と学び連続性・一貫性ある教育・保育円滑に行えるよう取り組んでまいります。また、子どもたち生活基本は家庭や地域であり、その教育力役割も大きいことから、園は家庭と連携密にし保護者と相互理解図るとともに、地域とかかわりも大切にした子育て支援と保護者子育て力向上目指します。すべて家庭が安心して子育てして、子どもたちが笑顔で成長していくために、人材確保に努めるとともに、職員は、園内外研修などを通じて互いに学びあい、専門性向上に努めます。  3つ目、学校教育充実。  学校教育では、次代担う子どもたち「生きる力」育成や、安全・安心で信頼される教育環境づくり、規律ある学校づくり推進します。また、就学前から小学校、小学校から中学校へ、子どもたちが身に付けた力確実に伸ばしていけるよう、これまで以上に校園連携高めるとともに、それぞれ段階確実につなぐ「接続」意識した実践充実図ってまいります。  『確かな学力育成』では、小学校で「きらりフルチャレンジ(くりちゃん検定)」実施し、学習習慣や基礎学力定着図ります。また、中学校で「きらりフルチャレンジ~栗東市学力調査~」実施し、「主体的・対話的で深い学び」実現に向けた授業改善や個別支援に取り組み、生涯にわたって能動的に学び続ける力育成に努めます。  また、平成32年度より小学校新学習指導要領改訂に伴い、「外国語活動」中学年へ導入、高学年において「外国語科」となることふまえ、栗東市独自言語能力育成プロジェクトくりちゃん元気いっぱい運動第4弾として立ち上げ、小中連携軸に授業改善に努め、系統的な言語能力育成と英語教育充実図ります。  『豊かな心育成』では、児童生徒自尊感情育む人権・同和教育さらなる推進図ります。また、教科化に伴い、「特別教科 道徳」一層充実に努めるとともに、体験活動推進図ります。さらに、社会生活営む上で基本となる規範意識育むために、「ありがとうが言える子育て」運動や「よりよく生活するため12か条」取り組み推進します。  『健やかな体育成』では、基本的な生活習慣定着図るため「早ね・早おき・朝ごはん運動」取り組み継続するとともに、健康教育一環として「食育」推進します。  また、防災教育や安全教育充実通した「自分命は自分で守る」子ども育成図ります。また、さらに、体育や保健に関する指導に積極的に取り組み、子ども体力向上と健康保持増進に努めます。  『子どもたち育ち支える取組』では、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー派遣やサポート支援員、特別支援教育支援員各校へ配置行うとともに、児童生徒支援教室事業を通して「児童生徒支援充実」図り、また「栗東市いじめ防止基本方針」に基づく「いじめ許さない学校づくり」、特別支援教育推進計画に基づく「特別支援教育充実」に努めます。  『信頼される学校づくり』では、地域教育力活用や学校情報提供などを通じて、地域に根ざした開かれた特色ある学校づくりに努めます。  『教職員資質向上』では、校内研修充実はじめ、研究奨励事業実施や研修講座へ参加等を通して教職員指導力向上図るとともに、学校教育に対する市民期待に応えられますよう教職員として資質向上図ります。  『教育環境充実はかる』では、児童・生徒数動向に応じて今後も学校施設管理・整備適切に進めるとともに、よりよい教育環境づくりため学習指導や生徒指導などにおいて、きめ細かな学校運営推進し、学校施設老朽化に伴う施設整備や学校トイレ洋式化含めた大規模改造年次的に進めてまいります。  学校給食共同調理場では、アレルギー除去食対応等新たに開始した業務含め、安定した施設運営行っていきます。  また、学習指導要領改訂に伴い、あらゆる教科におけるICT活用した学習活動充実や教育向上につながる校務情報化などICT環境段階的整備進めてまいります。  4つ目、生涯学習充実。  生涯学習は、市民一人ひとりが主体的に学習し、それ活かした活動地域づくりへと展開することにより、生涯学習まちづくりへと繋がっていきます。こうしたまちづくり進めるため、必要課題や要求課題踏まえながら、はつらつ教養大学はじめとした生涯学習事業や親子で参加できる講座充実により、今日的課題等解決につながる学習機会提供し、「いつでも、どこでも、だれでも、いつまでも」自由に学び、学んだこと活かせる生涯学習社会築くため支援してまいります。  また、放課後子ども教室や体験活動、地域学校協働本部事業などを通じて、学校・園・家庭・地域が一体となった地域ぐるみ子育て充実に向けて、家庭、地域教育力向上に努めます。  「栗東市立図書館基本的運営方針」に基づき、図書館は、全て市民読書活動や生涯学習支えるため資料、情報収集ならびに、提供積極的に行います。  また、「第2次栗東市子ども読書活動推進計画」に基づき子ども読書活動充実に努めるとともに、「第3次栗東市子ども読書活動推進計画」策定に努めます。  自然体験学習センター(森未来館)における森林環境学習「やまのこ」事業や、自然観察森では観察会等イベントを通して、都市近郊に残る身近な自然活用した貴重な環境学習場として有効活用図ります。  5つ目、青少年健全育成。  青少年取り巻く社会環境が大きく変化している中で、次代担う青少年健全育成は社会責務であり、青少年が心身ともに健やかに成長することは市民すべて願いです。そのため、子どもたち道徳性や規範意識定着、さらに家庭で子育て支援図るため「ありがとうが言える子育て」運動や「子育てため12か条」取り組み「栗東市青少年育成市民会議」が中心となって、地域や関係機関等と連携しながら積極的に推進してまいります。それら取り組みにより、家庭や地域社会など社会全体で子育てに関わり、子どもに関わる大人が心一つにして、子どもたち守り育てる環境づくりに努めます。また、青少年非行防止や健全育成図るため、少年センターでは少年補導委員会はじめとする関係機関と連携深め、各校・園で非行防止教室等開催、支援必要な青少年へ相談活動や継続した指導・援助に取り組みます。さらに、補導・啓発活動では、青少年と対話、声かけ大切にするとともに、青少年自らが啓発活動に取り組む機会設けていきます。  6つ目、生涯スポーツ振興。  スポーツは、心身健全な発達に必要不可欠であるとともに、繋がり深め地域コミュニティ再生はじめ、人生より豊かで充実したものにします。こうしたスポーツ意義に対し、昨今高齢化進行や健康志向などにより、スポーツ振興へ期待が高まっています。  市ではスポーツ推進計画見直し行い、市民各々ライフステージやライフスタイルに応じて生涯スポーツに親しむ機会や施設充実させたまちづくり進めます。  また、5年後国民体育大会や障害者スポーツ大会見据え、市体育協会はじめ、様々な団体と連携して競技スポーツ振興と競技者育成図るとともに、滋賀県開催準備委員会開催準備総合計画に合わせて、本市開催決定以外種目についても可能性検討し、種目会場整備や大会に向けた広報活動など、開催へ準備進めます。  7つ目、市民文化や芸術活動振興。  文化・芸術は、創造性や心つながり育み、相互に理解し尊重し合う社会形成する礎となるものです。これら意義を通じて、市民生活心豊かで充実したものにするため、引き続き文化振興計画に基づき、情報共有、交流、連携、協働などにより誰もが文化・芸術に親しみ持ち、文化芸術活動に参画できる機会提供と、自主的な活動行うため組織充実進めます。  また、栗東芸術文化会館さきら継続して市民文化芸術活動拠点施設として位置づけ、指定管理者中心に文化協会、音楽振興会等団体とともに、市民に親しまれる芸術文化事業推進します。  8つ目、文化遺産保護と活用。  文化遺産は市民共有財産であり、地域へ誇りや愛着深め、地域社会連帯感育む資源として重要なものです。こうした文化遺産大切に守り伝え、地域でまちづくりに活かされるよう努めるとともに、指定等文化財所有者などが行う保存、修理事業等支援し、文化財防火訓練などを通じて防災・防犯に対する意識高揚と設備充実図ります。  埋蔵文化財については、開発状況等適確な社会情勢変化把握に努め、調査行い、出土した遺物は適切に保存するとともに出土文化財センターを通じて関係機関と連携し情報発信します。  また、歴史民俗博物館では、地域資料収集、保存し、調査研究進め、展覧会開催するなど、市民とともに楽しみ、広く活動することに取り組みます。  以上、教育方針申し上げました。 ○議長(上田忠博君)  以上で、施政方針等について終わります。  ここで休憩いたします。  再開は11時30分といたします。                 休憩 午前11時17分                ―――――――――――――                 再開 午前11時30分 ○議長(上田忠博君)  再開いたします。  ~日程第4.各委員会中間報告について~ ○議長(上田忠博君)  日程第4 各委員会中間報告について議題とし、各委員会付託案件について委員長から報告求めます。  まず、国道バイパス整備促進特別委員会委員長 7番 谷口茂之議員。 ○7番(谷口茂之君)登壇  それでは、国道バイパス整備促進特別委員会報告させていただきます。  当委員会は、付託受けております国道バイパス整備促進について審査するため、閉会中2月5日に、市長、副市長、建設部長、建設部技監及び関係課長出席求め開催いたしました。  以下、審査行いました主なものご報告申し上げます。
     当日は、大津能登川長浜線、いわゆる山手幹線について、まず、草津市馬場地先草津川にかかる道路橋工事現場で現地視察行い、滋賀県南部土木事務所道路計画課長から、事業進捗状況及び事業計画等について説明を受けました。  次に、場所移し、下戸山地先仮設道路、工事用仮設橋設置状況について車中視察行い、当局から説明を受けました。帰庁後、国道1号・8号バイパス及びそれらに接続する主要幹線道路事業進捗について、当局から、改めて説明を受けました。  まず、国道1号栗東水口道路関係質疑では、委員から、にごり池で以前、用地買収するという説明を受けていた。境界が確定しないため暫定で借地する考えかと推察するが、どのような状況か。と質疑に対し、当局から、小野自治会所有にごり池ほかに、隣接関係が2件あり、部分的には自治会と境界協議が整っているところもあるものの、民民境界で双方主張に隔たりがある。解決に時間がかかることが想定されるため、まずは境界に影響しない箇所に、工事用仮設道路準備しようとしている。仮設道路について了解得ていくよう地元に説明し、先日了承いただいた。地域からも、早く用地買収するように言っていただいているため、地元協力も得ながら進めていきたい。と答弁がありました。  また、山手幹線関係質疑では、委員から、下戸山地先工事用仮設橋について、1日100台程度通行があるとの説明だったが、工事時間8時間とすると5分に1台通る計算になる。交通誘導員配置すると話だが、付近幅員は狭く、混雑心配するが問題ないか。と質疑に対し、当局から、下戸山7号幹線は、幅員2.75メートル車線2車線設け、路肩50センチ確保する。片側には通学関係もあるため、路肩整備しながら1メートル程度歩道部確保し、路肩含め全幅8.5メートル整備行う。これは最低限ではあるが、2車線、すれ違いができる規格道路であり、現道利用に対して影響一定配慮いただいている。また、1日100台という話だったが、工事発注状況によって変わるため、必要な箇所に誘導員増員して配置される可能性もある。地元に説明され、一定ご意見聞きながらこのような計画で着手されることになっており、今後も注視していきたい。と答弁がありました。  次に、国道8号野洲栗東バイパス関係質疑では、委員から、国道8号バイパスと国道1号合流部について、工事行う際に、現在国道8号における渋滞は予測されているか。と質疑に対し、当局から、現在、施工方法検討中である。平成32年ごろから済生会病院前も含めて拡幅工事が進んでくると、どうしても現道切り替えしながら工事になる。また、名神高速道路と接続ランプがあり、第2インターに向けて橋梁工事や、大橋地先隧道ボックスなど、現道含めた改良工事が今後出てくるため、極力影響出ない方法取っていただくようお願いしている。今後影響については、慎重に見極めながら地元への説明も丁寧に行いたいと考えている。と答弁がありました。  また、委員から、国道8号バイパス関係で、現在調査中である出庭林線工事見通しは。用地補償がかなり必要になると思うが、どのような見通し立てているか。と質疑に対し、当局から、今年度予備設計に着手している。平成31年度から詳細設計並びに用地測量行い、平成32年度から用地買収に入りたい。現在国道8号から、一方通行である出庭大橋線まで区間、概ね平成35年目処に、国道8号バイパス方面に向かって平成40年目処にというスケジュールで進めていきたい。と答弁がありました。  最後に、片岡栗東線関係質疑では、委員から、宅屋交差点について、右折レーンが両側でできるであれば、現在時差式信号ではなく通常信号になるということでよいか。また、かなり信号時間に差があり不便来たしているが、時間差緩和されるよう協議されているか。と質疑に対し、当局から、現在ような極端な時間差信号でなくなる可能性はあるが、交通量関係から、今後、公安委員会でどういった信号処理がされるかまでは、現在把握できていない。信号処理については、県が公安委員会と協議されているため、情報把握に努めたい。と答弁がありました。  以上、委員会審査経過と概要について報告させていただきましたが、当委員会が付託受けております国道バイパス整備促進については、解決すべき諸問題、課題がありますことから、当委員会といたしまして、継続審査とすることといたしました。  以上、国道バイパス整備促進特別委員会中間報告とさせていただきます。 ○議長(上田忠博君)  次に、議会改革特別委員会委員長 16番 藤田啓仁議員。 ○16番(藤田啓仁君)登壇  それでは、議会改革特別委員会報告申し上げます。  当委員会は、付託受けております議会改革推進について審査するため、閉会中去る2月7日に委員会開催いたしました。  当日委員会では、予算及び決算あり方検討部会部会長から、平成31年3月定例会予算審査あり方について、細部検討した旨報告がなされ、その内容について審査行いました。  主なものといたしまして、分科会委員以外委員傍聴は任意でないこと。全体会行うは協議会室であること。通告締め切りは分科会終了後1時間以内とするが、ただし、終了時間により委員長指示によること。であります。委員から、傍聴あり方について、分科会で議論尽くしたあとに、傍聴委員からその日うちに質疑してはどうか。また、任意でないと決めた経過等について質疑がありましたが、9月決算審査と同じ方法で、予算審査行うこと。また出席しなかった場合総括質疑あり方などさまざまな事情勘案し、部会として結論出したとの説明がなされました。  続いて、議会改革推進部会部会長より、提言書作成に向けて、議会改革推進ロードマップに定めた、15項目それぞれについて課題等検証行い、反問権についてなど、既に取り組みが完了している項目や、休日・夜間議会開催など、別方策で目的達成が図れる項目については、次期には引き継がずに完結させること。自由討議や議会ICT化など取り組みについては、今後拡大すべきものとして次期に引き継ぐことなど、今後方向性まとめたと報告がありました。  報告に対し、委員から、資料文言内容や部会内で議論詳細確認する意見があるなど、慎重に議論進めました。  続いて、予算決算審査あり方検討部会今期まとめと、次期議会へ議会改革提言書文面と具体的な項目について丁寧な議論行いました。  以上が、審査経過概要であります。  当委員会では、議会改革推進については、今後も鋭意取り組んでいただくため次期議会へ提言書送ること確認し、全員一致で終結すべきものと決しました。なお、当委員会審査については、2月12日開催定例全員協議会で説明し確認いたしました。  議会改革推進について、前期議会改革提言書受け、4年間議会改革推進部会・予算及び決算審査あり方検討部会両部会で検討、また、事業実施チーム中心とした事業推進など、鋭意取組み進めてまいりました。  この場お借りいたしまして、心からお礼申し上げます。  ありがとうございました。  なお、提言書については、去る2月20日に議長宛に提出しております。  これをもちまして、議会改革特別委員会最終報告とさせていただきます。 ○議長(上田忠博君)  次に、総合計画特別委員会委員長 6番 田中英樹議員。 ○6番(田中英樹君)登壇  それでは、総合計画特別委員会委員長報告申し上げます。  当委員会は、付託受けております第六次栗東市総合計画策定について審査するため、閉会中2月22日に、市長、副市長、政策監及び元気創造政策課長出席求め開催いたしました。  今回は、1.市民から提出いただいた政策提案及び団体ヒヤリングに係る龍谷大学「まちづくり論」受講生からご意見等中間報告。  2.第六次総合計画序論及び基本構想(案)。  3.今後スケジュールについて説明を受け審査行いました。  当局より、提案内容につきましては、主なものでは、公共施設等に関しては、子どもから大人まで楽しめる公園整備。子ども関係では、学童保育、保育園充実と児童館開館日増加。福祉・教育関係では、福祉医療費助成制度年齢引き上げ、障がいある方へ支援、学費無償化、子どもたち学力向上等々である。  また、団体ヒヤリングからは、本市においてはPRが不足しているため、特産品はじめ本市特長である交通要衝、自然、馬など、まち知名度アップ図るため努力が必要であり、これらを通じて観光客、交流人口、強いては定住人口増につなげていくべきと意見が出されている。との説明がありました。  基本構想が目指すまち基礎となる2030年人口目標については、本市人口ビジョン数値ベースとする今日まで実態考慮し72,000とする。  また、将来都市像については、「いつもまでも住み続けたくなる安心な元気都市栗東」。  将来都市像実現するため基本目標については、1、経済安心生み出す。  2、教育・子育て安心育む。  3、福祉・健康安心築く。  4、暮らし安心支える。  5、行政安心営む。安心に関する5項目設定し、今後、方向付けと取りまとめ行っていく。との説明がありました。  以下、審査では、多く質疑、意見がありましたが、その主なもの報告させていただきます。  まちづくり基本理念については、委員より、記載されている「風格都市 栗東」表現次期総合計画でも取り入れているが、将来都市像として設定されている、「いつまでも住み続けたくなる安心な元気都市栗東」と位置付けはどのように整理されているか。と質疑に対し、当局より、都市像としては「いつまでも住み続けたくなる安心な元気都市栗東」、これ将来都市像として掲げ、個々には「風格都市」という視点取り入れていく必要があるではないかと考えている。まずは一番上位にあるは、「いつまでも住み続けたくなる安心な元気都市栗東」であると認識している。  踏襲するべきものは踏襲していくが、第五次総合計画においても「風格都市」が将来都市像になっているわけではなく、「ひと・まち・環境、ともに育む『健やか・にぎわい都市』栗東が、将来都市像となっている。その中一部として、「風格都市」と位置付けており、第六次総合計画もそのような位置付け考えている。と答弁がありました。  次に、将来想定において、委員より、財政分析については、説明が簡単すぎないか。また、「財政硬直化」という用語が使用されており、市民にはわかりづらいと思うが。と質疑に対し、当局より、当初想定はしていなかったが、総合計画審議会で、財政状況について向こう10年はこのような財政状況であること市民方々に示す必要があるということで記載している。また、硬直化というは難しい表現であると思うので、わかりやすい表現に改めていきたい。と答弁がありました。  まちづくり基本目標考え方について、委員より、「健康寿命が長く、健康リスク不安も小さいまち」項目で取り入れられている障がい福祉充実部分が、基本目標として設定している「福祉・健康安心築く」表現では、その取り組みが見えてこないと思うが、どのように考えているか。と質疑に対し、当局より、まちづくり基本目標考え方については、それぞれ五つ安心中で重点項目ということで記載している。ただ、全て項目について、基本政策中でうたっていくべきものであり、基本計画中で全て項目についてうたっていきたい。なお、フレーズについては検討させていただく。と答弁がありました。  基本政策について、委員より、「経済安心生み出す」中に、産業拠点活性とある一方で、将来想定で掲げている土地利用あり方ゾーン分けで、「環境・産業拠点」または「複合系産業拠点」が示されているが、どのような想定考え設定しているか。と質疑に対し、当局より、土地利用図は代表的なもの記載している。主だった位置とご理解いただきたい。ただ、産業拠点というといろいろなところに拠点がある。示している青色部分(環境・産業拠点)または紫色部分(複合系産業拠点)については、記載部分だけではなく栗東市内各所に拠点がある。提示している部分については代表的なもの記載しており、産業拠点活性については、全市的な拠点とご理解いただきたい。また、現在は複合系産業拠点という位置付けで着色しているが、これからいろいろな調査・協議・調整が必要であり、少し不確定な要素があると認識している。基本的には考え方としては、総合計画土地利用については、都市計画マスタープランと整合図りながら、設定していきたいと考えている。しかしながら、都市計画マスタープラン土地利用計画ほど詳細には総合計画ではうたわないほうがいいではないかと考えている。と答弁がありました。  今後スケジュールについては、前回審議会で基本構想(案)に対する修正部分、今回特別委員会で意見等確認・検討・修正し、再度3月に審議会、特別委員会開催いただき、確認とご意見お願いし、一旦基本構想については暫定的に設定した上で、次年度から基本計画策定に取り組んでいきたい。との説明がありました。  その他、多く質疑がありましたが、主な審査経過について報告とさせていただきます。  当委員会といたしましては、今後も策定委員会や審議会で取り組み踏まえながら、第六次栗東市総合計画策定についてについて、さらなる審査が必要でありますので継続審査とすることにいたしました。  以上、総合計画特別委員会中間報告とさせていただきます。 ○議長(上田忠博君)  以上で、委員長報告終わります。  これより、委員長報告に対し質疑行います。  まず、国道バイパス整備促進特別委員会委員長報告に対し、質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上田忠博君)  質疑もないようでありますので、国道バイパス整備促進特別委員会委員長に対する質疑は、これをもって終結いたします。  次に、議会改革特別委員会委員長報告に対し、質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上田忠博君)  質疑もないようでありますので、議会改革特別委員会委員長に対する質疑は、これをもって終結いたします。  次に、総合計画特別委員会委員長報告に対し、質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上田忠博君)  質疑もないようでありますので、総合計画特別委員会委員長に対する質疑は、これをもって終結いたします。  お諮りいたします。  議会改革特別委員会については、委員長報告とおり終結することに賛成起立求めます。                  (起 立 全 員) ○議長(上田忠博君)  起立全員と認めます。  よって、議会改革特別委員会については、委員長報告とおり終結することに決しました。  ただいま終結いたしました議会改革特別委員会につきましては、委員長はじめ各委員皆様におかれましては、慎重なるご審査いただき大変ご苦労さまでございました。  ありがとうございました。  以上で、各委員会中間報告終了いたします。  国道バイパス整備促進特別委員会、総合計画特別委員会付託案件につきましては、引き続き審査いただきますようお願いいたします。  ~日程第5.議案第1号 平成31年度栗東市一般会計予算について から        議案第32号 栗東市道路線認定についてまで32議案一括上程について~ ○議長(上田忠博君)  日程第5 議案第1号 平成31年度栗東市一般会計予算についてから議案第32号 栗東市道路線認定についてまで32議案一括上程し議題といたします。  市長から、順次提案理由の説明を求めます。  市長。 ○市長(野村昌弘君)登壇  ただいま上程されました各議案につきまして提案理由の説明を申し上げます前に、お許しいただき、昨今市政重要課題等につきまして報告いたします。  まずはじめに、まちづくり基本構想後継プラン)につきましては、都市計画道路下鈎出庭線着実な事業進捗が図れ、本年4月1日からは、主要地方道栗東志那中線から県道片岡栗東線まで全線にわたり通行いただける運びとなりました。  共同土地活用につきましては、株式会社リチウムエナジージャパン、株式会社コメリはじめ14件企業立地が進みました。今後も残るエリア土地活用推進に向け、地権者意向踏まえ、情報収集と発信に県とともに取り組んでまいります。  国道8号野洲栗東バイパスや片岡栗東線、国道1号栗東水口道路、山手幹線においても、全て路線において工事に着工いただいており、着実な事業進捗が図れています。また、東坂地区では、急傾斜地崩壊による災害から市民生命、財産保護する急傾斜地崩壊対策事業に着工いただいており、平成30年度、31年度2カ年で完了いただく予定であります。  次に、学校給食共同調理場建設工事につきましては、平成30年9月から本格的に稼働しており、再開した中学校給食含め、小学校給食についても残食率が減じるなど順調に進んでいます。なお、他施設改修事業として、小学校空調設備設置工事は本年2月末で完了し、次年度から稼働していきます。  葉山東小学校増築工事につきましては、昨年6月末から着工し、本年3月末完了予定しており、不足教室対応図ってまいります。  治田小学校増築工事につきましては、昨年10月から着工いたしましたが、平成31年度に繰越し、本年6月末完了予定しております。また、各小学校ICT環境整備として、電子黒板付きプロジェクター予定していた各普通教室へ導入終え、授業で本格的に活用いただいております。  以上、昨今重要課題等報告といたします。  引き続き、議員各位ご支援、ご協力賜りますようお願い申し上げます。  それでは、本日上程されました議案第1号から議案第32号まで32議案について、提案理由の説明をいたします。  まず、議案第1号から議案第10号まで10議案につきましては、平成31年度一般会計ほか、各会計予算であります。  新年度予算編成に当たっては、まち活力維持・向上や地域特色・魅力活かした施策展開図る中で、通常ベースにおける緊縮型予算維持する形で財政健全化に向けた取り組みと、社会経済情勢変化等に伴う必要な行政サービス提供両立させながら、将来にわたる市民サービス向上ため、引き続き、「いつまでも住み続けたくなる安心な元気都市栗東」実現目指し、予算編成行ったところであります。  それでは、新年度予算の説明をいたします。  議案第1号 平成31年度栗東市一般会計予算につきましては、歳入歳出予算総額、歳入歳出それぞれ250億7,200万円と定めるものであり、前年度当初予算に比較して、23億8,800万円、8.7%減となっております。これは、平成30年度に大型建設事業が完了したことが主な要因となっております。  歳入うち市税では、全体的に増収見込み134億1,563万5,000円とし、前年度当初予算に比較して5.2%増で計上しております。
     また、地方交付税については、平成31年度は不交付団体であると想定し、普通交付税及び臨時財政対策債は計上せず、特別交付税1億5,652万6,000円計上しております。  歳出につきましては、国施策や社会経済情勢変化等に伴い必要なもの、市政策柱となる「五つ安心」に基づき、優先順位高いもの、栗東市総合戦略踏まえ、まち活力維持・向上や地域特色・魅力活かした施策展開にかかるもの、市民生活安全・安心につながるものや、栗東元気創造につながる施策について、予算重点化し計上しております。  次に、第2条、債務負担行為及び第3条、地方債につきましては、長期にわたる事業として取り組むもの、財源確保並びに歳出予算に見合うものであり、第4条では、一時借入金最高額50億円と定め、第5条では、歳出予算流用定めるものであります。  次に、議案第2号 平成31年度栗東市土地取得特別会計予算につきましては、歳入歳出予算総額、歳入歳出それぞれ5億4,002万5,000円と定めるものであります。  歳出につきましては、公債費として、元金・利子償還金等であり、歳入につきましては、一般会計繰入金等計上しております。  次に、議案第3号 平成31年度栗東市国民健康保険特別会計予算につきましては、歳入歳出予算総額、歳入歳出それぞれ53億552万円と定めるものであります。  歳出につきましては、主に保険給付費、保健事業費及び国民健康保険事業費納付金等であります。  歳入につきましては、国民健康保険税、県支出金及び一般会計繰入金等計上しております。  また、第2条では、一時借入金最高額2億円と定め、第3条では、歳出予算流用定めるものであります。  次に、議案第4号 平成31年度栗東市後期高齢者医療特別会計予算につきましては、歳入歳出予算総額、歳入歳出それぞれ6億1,167万6,000円と定めるものであります。  歳出につきましては、主に総務費及び後期高齢者医療広域連合納付金等であり、歳入につきましては、後期高齢者医療保険料及び一般会計繰入金等計上しております。  次に、議案第5号 平成31年度栗東市介護保険特別会計予算につきましては、歳入歳出予算総額、歳入歳出それぞれ36億9,997万9,000円と定めるものであります。  歳出につきましては、主に総務費、保険給付費及び地域支援事業費等であり、歳入につきましては、介護保険料、国庫支出金、県支出金、支払基金交付金及び一般会計繰入金等計上しております。  また、第2条では、歳出予算流用定めるものであります。  次に、議案第6号 平成31年度栗東墓地公園特別会計予算につきましては、歳入歳出予算総額、歳入歳出それぞれ595万3,000円と定めるものであります。  歳出につきましては、墓地公園管理費であり、歳入につきましては、管理手数料等計上しております。  次に、議案第7号 平成31年度大津湖南都市計画事業栗東新都心土地区画整理事業特別会計予算につきましては、歳入歳出予算総額、歳入歳出それぞれ8,134万円と定めるものであります。  歳出につきましては、土地区画整理費及び公債費であり、歳入につきましては、一般会計繰入金等計上しております。  また、第2条では、一時借入金借入れ最高額1億円と定めるものであります。  次に、議案第8号 平成31年度栗東市水道事業会計予算につきましては、収益的収入及び支出につきましては、収入総額13億3,643万5,000円、支出総額12億7,943万5,000円とし、資本的収入及び支出につきましては、収入総額3億930万2,000円、支出総額9億4,092万9,000円と定めるものであります。  資本的収支で不足額は、建設改良積立金、損益勘定留保資金、当年度消費税資本的収支調整額で補填するものであります。  また、第2条では業務予定量、第5条では債務負担行為、第6条では企業債内容、第7条では一時借入金限度額、第8条及び第9条では経費流用、第10条ではたな卸資産購入限度額事項、それぞれ定めるものであります。  次に、議案第9号 平成31年度栗東市公共下水道事業会計予算につきましては、収益的収入及び支出につきましては、収入総額17億5,208万8,000円、支出総額16億5,231万7,000円とし、資本的収入及び支出につきましては、収入総額9億9,836万2,000円、支出総額16億2,980万5,000円と定めるものであります。  資本的収支で不足は、損益勘定留保資金及び当年度消費税資本的収支調整額で補填するものであります。  また、第2条では業務予定量、第5条では企業債内容、第6条では一時借入金借入れ限度額、第7条及び第8条では経費流用、第9条では他会計から補助金事項、それぞれ定めるものであります。  次に、議案第10号 平成31年度栗東市農業集落排水事業特別会計予算につきましては、歳入歳出予算総額、歳入歳出それぞれ3,502万1,000円と定めるものであります。  歳出につきましては、農業集落排水事業費及び公債費であり、歳入につきましては、使用料、県支出金及び一般会計繰入金等計上しております。  次に、議案第11号から議案第15号まで5議案につきましては、平成30年度各会計補正予算であります。  まず、議案第11号 平成30年度栗東市一般会計補正予算(第8号)につきましては、歳入歳出予算総額から、歳入歳出それぞれ5億7,092万2,000円減額し、歳入歳出予算総額、歳入歳出それぞれ246億2,241万7,000円とするものであります。主に事業費実績見込みによるものでありまして、歳出につきましては、総務費及び商工費増額、議会費、民生費、衛生費、農林水産業費、土木費、消防費及び教育費減額であり、歳入につきましては、国庫支出金及び繰入金等で調整しております。  また、第2条、繰越明許費につきましては、事業執行都合により、治田小学校増築事業ほか12事業繰り越し行なうために設定するものであります。  第3条、地方債補正につきましては、道路整備事業ほか11事業事業費増減等に伴う変更であります。  次に、議案第12号 平成30年度栗東市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)につきましては、歳入歳出予算総額に、歳入歳出それぞれ2,720万2,000円追加し、歳入歳出予算総額、歳入歳出それぞれ53億7,098万1,000円とするものであります。事業費実績見込みによるものでありまして、歳出につきましては、保険給付費増額であり、歳入につきましては県支出金で調整しております。  次に、議案第13号 平成30年度栗東市介護保険特別会計補正予算(第3号)につきましては、歳入歳出予算総額から、歳入歳出それぞれ6,479万8,000円減額し、歳入歳出予算総額、歳入歳出それぞれ35億693万8,000円とするものであります。事業費実績見込みによるものでありまして、歳出につきましては、基金積立金増額、総務費、保険給付費及び地域支援事業費減額であり、歳入につきましては、国庫支出金、県支出金、支払基金交付金、繰入金、繰越金及び諸収入で調整しております。  次に、議案第14号 平成30年度栗東市水道事業会計補正予算(第2号)につきましては、事業費精算により、収益的収入及び支出うち、収益的収入385万7,000円、収益的支出818万8,000円それぞれ減額し、資本的収入及び支出うち、資本的収入1,791万6,000円、資本的支出3,850万円、それぞれ減額するものであります。  次に、議案第15号 平成30年度栗東市公共下水道事業会計補正予算(第2号)につきましては、事業費精算により、収益的収入及び支出うち、収益的収入2,154万3,000円追加し、収益的支出973万円減額し、資本的収入及び支出うち、資本的収入1億5,729万7,000円、資本的支出1億7,840万円、それぞれ減額するものであります。  第4条、企業債補正につきましては、事業費減額による変更であります。  次に、議案第16号 栗東市教育委員会教育長任命につき議会同意求めることにつきましては、栗東市教育委員会教育長任期が満了することに伴い、栗東市目川518番地2 昭和30年8月10日生まれ福原快俊氏適任者として任命いたしたく、地方教育行政組織及び運営に関する法律第4条第2項規定により、議会議決求めるものであります。  次に、議案第17号 栗東市固定資産評価審査委員会委員選任につき議会同意求めることにつきましては、栗東市固定資産評価審査委員会委員1名任期が満了することに伴い、栗東市小柿九丁目7番5号 昭和28年8月13日生まれ浅井剛氏適任者として選任いたしたく、地方税法第423条第3項規定により、議会議決求めるものであります。  次に、議案第18号 人権擁護委員推薦につき議会意見求めることにつきましては、本市人権擁護委員1名任期が満了することに伴い、栗東市小野1105番地3 昭和23年5月24日生まれ三浦滋氏適任者として推薦することにつき、人権擁護委員法第6条第3項規定に基づき、議会意見求めるものであります。  次に、議案第19号 栗東市職員勤務時間、休暇等に関する条例一部改正する条例制定につきましては、民間労働法制において時間外労働上限規制等が導入され、国家公務員においても超過勤務命令行うことができる上限人事院規則で制定されることから、それに準拠して所要改正行うものであります。  次に、議案第20号 栗東市特別職職員で非常勤もの報酬及び費用弁償に関する条例及び栗東市消防団条例一部改正する条例一部改正する条例制定につきましては、非常勤特別職及び消防団員報酬、引き続き平成32年3月まで間、本則額から5%減額するものであります。  次に、議案第21号 栗東市手数料徴収条例及び栗東市印鑑条例一部改正する条例制定につきましては、おうみ自治体クラウドへ基幹系システム移行に併せて、コンビニで発行できる証明書追加とマイナンバーカード取得推進図るためなど、所要改正行うものであります。  次に、議案第22号 栗東市介護給付費準備基金条例一部改正する条例制定につきましては、地域包括ケアシステム強化ため介護保険法等一部改正する法律施行等により、保険者機能強化推進交付金制度が創設されたことに伴い、第1号保険料に余剰が発生した場合、介護給付費準備基金に積み立て、地域支援事業等へ活用が可能となったことから、所要改正行うものであります。  次に、議案第23号 栗東市放課後児童健全育成事業設備及び運営に関する基準定める条例一部改正する条例制定につきましては、学校教育法一部改正により、専門職大学制度が新設されることに伴い、放課後児童支援員資格に専門職大学前期課程修了した者追加するものであります。  次に、議案第24号 栗東市国民健康保険条例一部改正する条例制定につきましては、栗東市国民健康保険運営協議会体制強化図るべく、構成員に被用者保険等保険者代表者追加するものであります。  次に、議案第25号 栗東市一般廃棄物処理施設技術管理者資格に関する条例一部改正する条例制定につきましては、学校教育法一部改正により、専門職大学制度が新設されることに伴い、技術管理者資格に専門職大学前期課程修了した者追加するものであります。  次に、議案第26号 栗東市営土地改良事業経費賦課徴収に関する条例一部改正する条例制定につきましては、土地改良法等一部改正する法律施行に伴い、引用条項に条ずれが生じるため、所要改正行うものであります。  次に、議案第27号 栗東市布設工事監督者配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者資格基準に関する条例一部改正する条例制定につきましては、学校教育法一部改正により、専門職大学制度が新設されることに伴い、布設工事監督者及び水道技術管理者資格に専門職大学前期課程修了した者追加することなど、所要改正行うものであります。  次に、議案第28号 損害賠償に係る和解及び損害賠償定めることにつき議会議決求めることにつきましては、平成30年9月4日に発生した台風21号による暴風ため、野洲川体育館屋根瓦が飛散し隣地居宅が破損したことについて、居宅修理等に係る損害賠償につき和解し、損害賠償定めることにつき、地方自治法第96条第1項第12号及び第13号規定により、議会議決求めるものであります。  次に、議案第29号 訴え提起につき議会議決求めることにつきましては、栗東第2駐車場放置自動車撤去訴え大津簡易裁判所へ提起することにつき、地方自治法第96条第1項第12号規定により、議会議決求めるものであります。  次に、議案第30号 滋賀県市町村職員退職手当組合規約変更について関係地方公共団体が協議することにつき議会議決求めることつきましては、公立甲賀病院組合が脱退することに伴う規約変更について関係地方公共団体が協議することにつき、地方自治法第290条規定により、議会議決求めるものであります。  次に、議案第31号 栗東市道路線廃止につきましては、出庭林線ほか2路線廃止することにつき、道路法第10条第3項において準用する第8条第2項規定に基づき、議会議決求めるものであります。  また、議案第32号 栗東市道路線認定につきましては、出庭林線ほか3路線認定することにつき、道路法第8条第2項規定に基づき議会議決求めるものであり、いずれも市道新設整備に伴う区間変更及び開発等による道路寄付・帰属などによるものであります。  以上、本定例会に提出いたしました議案の説明といたします。  なお、議案に関連する資料につきましては、先にお手許に配付いたしておりますのでご参照賜り、ご審議ほどお願い申し上げます。 ○議長(上田忠博君)  以上で、本日議事は全て終了いたしました。  お諮りいたします。  明27日から3月4日まで6日間は、議案熟読ため休会することにいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上田忠博君)  ご異議なしと認めます。  よって、明27日から3月4日まで6日間は、休会することに決しました。  来る3月5日は本会議再開し、代表質問行います。  本日は、これで散会いたします。  ご苦労さまでした。                 散会 午後 0時27分   地方自治法第123条第2項規定により、下記に署名する。     平成31年2月26日  栗東市議会議長  上 田 忠 博  署 名 議 員  三 木 敏 嗣  署 名 議 員  林   好 男...