栗東市議会 2019-02-26
平成31年 3月定例会(第1日 2月26日)
平成31年 3月定例会(第1日 2月26日)
平成31年3月
栗東市議会定例会会議録
平成31年2月26日(火曜日)開会
1.議 事 日 程
第1.
会議録署名議員の指名について
第2.会期決定について
第3.
施政方針等について
第4.各委員会
の中間報告について
第5.議案第 1号 平成31年度栗東市
一般会計予算について から
議案第 32号
栗東市道路線の認定について まで
の32議案
の一括上程に
ついて
1.会議に付した事件
日程第1.
会議録署名議員の指名について
日程第2.会期決定について
日程第3.
施政方針等について
日程第4.各委員会
の中間報告について
日程第5.議案第 1号 平成31年度栗東市
一般会計予算について から
議案第 32号
栗東市道路線の認定について まで
の32議案
の一括上
程について
1.会議に出席した議員(18名)
1番 大 西 時 子 君 2番 野々村 照 美 君
3番 小 竹 庸 介 君 4番 中 野 光 一 君
5番 三 木 敏 嗣 君 6番 田 中 英 樹 君
7番 谷 口 茂 之 君 8番 片 岡 勝 哉 君
9番 櫻 井 浩 司 君 10番 國 松 篤 君
11番 上石田 昌 子 君 12番 林 好 男 君
13番 中 村 昌 司 君 14番 田 村 隆 光 君
15番 寺 田 範 雄 君 16番 藤 田 啓 仁 君
17番 武 村 賞 君 18番 上 田 忠 博 君
1.会議に欠席した議員
な し
1.会議に出席した
説明員
市長 野 村 昌 弘 君
副市長 藤 村 春 男 君
教育長 福 原 快 俊 君
監査委員 井之口 秀 行 君
市民政策部長兼
危機管理監 仁 科 芳 昭 君
市民政策部政策監 池 之 徹 君
総務部長 國 松 康 博 君
福祉部長 伊勢村 文 二 君
子ども・健康部長 林 明 美 君
環境経済部長 柳 孝 広 君
建設部長兼
上下水道事業所長 中 濱 佳 久 君
建設部技監 中 川 匡 史 君
教育部長 加 藤 宏 之 君
元気創造政策課長 駒 井 隆 司 君
財政課長 中 嶋 勇 君
総務課長 月 舘 正 一 君
監査委員事務局長 國 松 口 一 君
関係各課長
1.会議に出席した
事務局職員
局長 髙 岡 覚
課長 松 田 光 正
課長補佐 木 村 洋 子
開会 午前 9時30分
○議長(上田忠博君)
ただいま
の出席議員は18名であります。
定足数に達しております。
よって、平成31年第1回
栗東市議会定例会は成立いたしましたので開会いたします。
これより、本日
の会議
を開きます。
本日
の議事日程は、お手許に配付しておきました
議事日程表のとおりであります。
日程に先だち諸般
の報告
をいたします。
会議事件
説明のために出席
を求めた者は、市長、副市長、教育長、各部長及び関係課長並びに
監査委員であります。
次に、会議規則第167条第1項ただし書き
の規定による議員
の派遣につきましては、お手許に配付しておきました一覧表をもちまして報告とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
次に、
監査委員から
監査の報告
を求めます。
代表
監査委員
井之口秀行さん。
○
監査委員(
井之口秀行君)登壇
おはようございます。
それでは、
監査報告
をさせていただきます。
栗東市議会定例会にあたりまして、
地方自治法第121条に基づき、出席
を求められ
監査報告
の機会
を得ましたので、本年度2月25日までに実施いたしました
監査の概要について報告
をいたします。
まず、定期
監査でありますが、2局37課26施設について実施
をいたしました。それぞれ財務に関する事務
の執行及び経営に係る事業について、提出された資料に基づき
監査した結果、概ね適正に執行されておりました。
次に、
例月出納検査につきましては、一般会計・特別会計、
水道事業会計、
公共下水道事業会計の計数は正しく、かつ出納に係る事務処理につきましても概ね適正と認めております。
財政援助団体等につきましては、10団体、また、公
の施設
の指定管理者1者
の監査を執行いたしました。
財政援助団体については、市から
の補助金等が、目的に沿って活用されているか
を確認しており、さらなる活動
の推進とともに、自主運営に向け効率的な運用
をされるよう指示いたしました。
指定管理者については、施設
の管理状況等が概ね適正に行われていること
を確認するとともに、適正で合理的かつ効率的な事務事業
の執行に、なお一層努力されるよう指示いたしました。
次に、行政
監査でありますが、財務事務及び
事務事業等について適正かつ効率的に行われているか、適法性・合理性・効率性
を主眼点に実施いたしました。その結果、改善または検討
を要するものが認められ、職員が事務処理上
のリスク管理や自主検査について、強化されるよう指示いたしました。
次に、既に決算時に報告済みでありますが、
地方公共団体の財政
の健全化に関する法律に基づき、
財政健全化判断比率については、公表されているとおり
実質公債費比率は前年度と同率
の16.7%となっております。全国的に見てもまだまだ高い数値となっており、今後も厳しい状況が予想されることから、栗東市
財政運営基本方針に基づく健全な財政運営
の取り組みや、
財政調整基金等の計画的な積み立て
の必要性、また、市財政
の根幹
をなす市税等について、公平・公正な負担
の原則からも適切に債権管理
を行い、一層
の収納率
の向上に努められること
を期待するものであります。このような中、引き続き厳しい財政状況にあると
の認識
のもと、事業全体
の徹底した見直しや無駄
の排除
を行い、これまで以上に財源
の効率的、重点的な配分に努めるなど、行財政
の適切な運営が一層求められているところであり、
監査にあたる者といたしまして、市
の行政
の適法性、効率性、妥当性
を念頭に、今後も厳正な
監査執行に努めなければならないと思っております。
以上、定期
監査、その他
の結果についてご報告申し上げましたが、「いつまでも住み続けたくなる安心な元気都市栗東」
の実現に向け、引き続き事業
の効率化や創意工夫、また、
財政バランスをしっかりと見極めた財政運営
を勘案し、限られた財源
の有効活用と公共福祉
の充実
を期待して、
監査報告といたします。
以上です。
○議長(上田忠博君)
以上で、報告は終わりました。
これより日程に入ります。
~日程第1.
会議録署名議員の指名について~
日程第1
会議録署名議員の指名
を行います。
会議規則第88条
の規定により、
5番
三木敏嗣議員
12番 林 好男議員
を指名いたします。
~日程第2.会期決定について~
○議長(上田忠博君)
日程第2 会期決定について
を議題といたします。
お諮りいたします。
本定例会
の会期は、本日から3月25日までといたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田忠博君)
ご異議なしと認めます。
よって、会期は、本日から3月25日まで
の28日間と決しました。
~日程第3.
施政方針等について~
○議長(上田忠博君)
日程第3
施政方針等について
を議題といたします。
まず、市長から、施政方針
を求めます。
市長。
○市長(野村昌弘君)登壇
おはようございます。
平成31年度施政方針。
はじめに、平成31年第1回
栗東市議会定例会の開会にあたり、施政に関する方針
を申し上げます。
さて、皆様ご承知
のとおり、本年にあっては「平成」
の時代が4月30日
をもって終わり
を告げ、新たな時代
の幕開けとなります。思い返しますと、この「平成」は、我が国においても世界においても様々な出来事があった30年間でありました。
バブル経済の真っただ中にスタートし、ベルリン
の壁
の崩壊にはじまる米ソ冷戦
の終結という、戦後
の世界秩序
を変える大きな出来事が平成元年に起こりました。また、「バブル
の崩壊」に伴う長引く不況が
我が国経済に暗い影
を落とす一方、
情報技術等の急速な進展が我々
のライフスタイルに大きな変化
をもたらしました。そして何よりも
阪神淡路大震災、
東日本大震災をはじめとした、地震や台風・豪雨・土砂災害など、災害
の記憶が深く刻み込まれた時代でもありました。昨年1年
の世相
をあらわす漢字では、平成
の時代
を象徴するか
のように「災」が選ばれ、清水寺
の森清範貫主が揮毫されました。
新たな時代
を迎えようとしている中で、私におきましては、3期目
の市政
の舵取り
を市民
の皆様から託していただき、初めて
の予算編成
を行ったところであります。この予算におきましては、さきにお示しした
予算編成方針に基づき、「栗東市総合戦略」
の更なる推進
を図る観点から、まち
の活力
の維持・向上や地域
の特色・魅力
を生かした施策
の展開、
財政健全化に向けた取り組みと
社会経済情勢の変化等に伴う必要な
行政サービスの提供
を両立させた予算として編成しました。来年度においても、本市
の持つ「強みや特長」
を生かしつつ、「いつまでも住み続けたくなる安心な元気都市栗東」
の構築に向け、何事にも果敢に「挑戦」してまいります。
それでは、市政
を進める上で重点として掲げている「五つ
の安心」に沿って、平成31年度に実施する施策方針
を申し述べます。
施策方針。
経済に安心
を。
トップセールスとリーダーシップで地域経済に元気
を創出していきます。
社会経済
のグローバル化は時々刻々と進展しており、世界経済
の変化は
我が国経済・地域経済に大きな影響
を与えます。直近
の内閣府による
月例経済報告では、「景気は緩やかに回復している」としつつも、「通商問題
の動向が世界経済に与える影響や海外経済
の不確実性、
金融資本市場の変動に留意する必要がある」としています。もとより、地域経済
の発展と市
の発展は一体不可分
のものであり、地域活力
の向上
を目指し、これまで同様に、
トップセールスによる新たな企業誘致や市内企業
の継続操業など、
地域経済振興へ
の取り組み
を進めてまいります。
商工業については、
中小企業振興基本条例と、その具現化
のため
の商工振興ビジョンや
商工振興ビジョンロードマップを基本に、
中小企業等信用保証料の助成や創業にかかる
創業支援融資利子補給制度の継続、また、
販路開拓等を目指した
小規模事業者持続化補助金、そして平成30年度から行っている空店舗等
の活用促進事業補助についても継続実施します。なお、これら
の事業実施による経年変化や達成状況
を把握するため、
消費者ニーズ調査や
空きテナント実態調査を行い、その結果
を踏まえた今後
の事業展開
を検討してまいります。
また、
商工振興ビジョンロードマップについては、平成31年度をもって前半期
の計画期間が終了することから、その成果
の検証
を行い、後半期
の計画
を策定するとともに、現状
の市内企業
を取り巻く
取引構造分析等を実施し、
事業承継対策や域内調達
の拡大など今後
の市内経済振興に向けた取り組み
を行います。併せて、栗東市商工会や関係機関と
の連携
を密にしながら、
経営発達支援や
創業支援事業、りっとうバル事業など、
市内商工業発展に向けた取り組みへ
の支援
を行い、地域経済
の活力創出に向けた中小企業
の振興
を図ります。
企業事業資金貸付金の対応については、平成30年度に行った債権者による債務者
の破産申し立て手続を進めています。
労政・就労については、
月例経済報告にもあるとおり、全国的な傾向として「雇用情勢は着実に改善している。」
を受け、滋賀県内
の雇用情勢についても「引き続き改善が進んでいる。」とされています。平成30年11月
の県内有効求人倍率は1.39となっていますが、就労
を希望する
人へ
の機会提供、そして、良好な
就労環境創出のため
の取り組み
を行います。また、中小企業における人材確保に向けては、教育現場など
の就職担当者等を対象に、市内で活躍される企業
の魅力
を発信していく事業
を実施します。さらに、高齢者
の働く意欲、高齢者がこれまでに培われた自ら
の能力
を存分に発揮していただく場として、その
労働スキル等に応じた就労機会
を確保するため、栗東市
シルバー人材センターの事業運営
を支援します。
農業施策については、
農業従事者の高齢化や担い手不足などといった大きな課題
を抱えており、これらへ
の的確な対応
を図るため、
農業振興地域整備計画並びに
都市農業振興基本計画の策定に向けて取り組みます。こうした中で、農業
の多面的機能
の維持・発揮
のために、
環境保全型農業直接
支払等交付金、中
山間地域等直接
支払交付金を活用し、農地
の保全・地域活動や営農活動に対する支援
を行います。また、道
の駅アグリ
の郷栗東においては、
片岡栗東線の整備等とも相まって、必要となる
駐車スペースの確保
を行います。さらに、地産地消・食育
の観点から、学校給食における「新鮮でおいしく、安全・安心な地元産農産物」
の提供
を、JA栗東市等と
の連携
のもと進めます。
林業については、間伐や枝打ちなど
造林育林事業に対する支援、
琵琶湖森林づくり事業による環境学習、また、「
森林環境譲与税」
を活用した
森林境界明確化推進事業や
林地台帳等の整備
を行います。
獣害被害防止対策については、国・県事業
を活用し、
有害鳥獣駆除に取り組み、獣害に強い集落整備並びに農林業へ
の被害防止に努めます。併せて、防災対応として
の谷山林道橋梁改良事業を行います。
六地蔵地区
の圃場整備については、昨年度に引き続き
文化財調査や工事等に対する事業負担及び土地改良区
の運営支援
を行います。
観光施策は、国における成長戦略
の柱
のひとつであり、本市におきましても、大きな経済効果が期待できることから、これ
の振興に力
を入れていかなければなりません。
豊かな自然と歴史に彩られ、且つ、
都市的要素も兼ね備えた本市
の魅力
の発信、地域
の資源
を活用した施策
を実施するため、(仮称)
観光振興ビジョンを策定するとともに、JR手原駅に設置している
観光案内所で
の観光情報
の発信や多言語対応、特名産
の販売、「りっとう
市民秋まつり」などへ
の支援
を継続するとともに、各種施設における
無料Wi-Fi設備の設置助成、
レンタサイクル事業の実施支援
を新たに行ってまいります。
シティセールスについては、まち
の特色や魅力
を市内外へ効果的かつ戦略的に情報発信
を進めるべく、市民と
の協働による諸施策
を実施します。
市
のマスコットキャラクター「くりちゃん」については、各種
のイベントにおいて、より積極的に活用するとともに、くりちゃんグッズ
の作成などと併せて市
のPR活動
を続けてまいります。また、各界で活躍されている栗東市ゆかり
の著名
人の方々に、広報大使「うますぎる栗東大使」へ
の就任
を依頼し、全国的に栗東
をPRしていただくとともに、話題性
の喚起や栗東市
のイメージ戦略として
の活躍
をお願いしていきます。
ふるさとりっとう
応援寄附金に関しては、市
の特名産や「馬」に関連するグッズなど幅広な
応援記念品をラインアップし、事業PR
のため
のふるさと納税ポータルサイトの追加や
寄附金納付の簡略化につながる
クレジット決済も活用しながら、さらなる市
のPRにつなげてまいります。
さらに、本市
の地域資源である「馬」
の活用については、総合戦略に基づき「馬
のまち栗東」に関する
トータルビジョンを検討するとともに、平成30年度より基本計画
の策定に着手しております
健康運動公園整備のひとつ
の形態として、「福祉」「教育」「防災」「農業」「環境」「商業・観光」といった多分野で
の展開が可能な多目的公園として検討してまいります。
大
規模商業施設の立地に関しては、影響評価
の検証結果
を受け、地域
の意向
を踏まえた中で、農業政策や
都市計画政策等、関係機関と
の調整
を図ります。
新幹線新駅中止後
のまちづくり基本構想(
後継プラン)については、「環境」と「新技術」による
地域活力創生のまちづくりを具現化するため、
基盤施設整備を着実に進めます。また、企業
の立地促進についても、共同
の土地活用
を支援しながら、引き続き県市一丸となって当該プラン
の推進にあたります。
都市計画道路に関しては、市民
の交通利便性の向上
を目指し、引き続き
大門野尻線の整備
を行うとともに、
葉山川平地化事業の進捗に併せ、新たに
青地新田坊袋線の国道1号へ
のタッチにかかる
道路予備設計等を実施します。
東部開発については、平成30年度(仮称)東西線について
名神交差部から国道1号バイパスに至るまで
の計画とともに実施した、
周辺土地活用にかかる調査や検討内容
を踏まえ、今後、地元、地権者
の意向確認
を行ってまいります。
教育・子育てに安心
を。
子どもが伸び伸びと元気に育つ
環境づくりを進めます。
国においては、「まち・ひと・し
ごと創生基本方針2018」
の中で、「全体的な動向において、我が国
の人口減少に歯止めがかかるような状況とはなっておらず、我が国における将来
の人口減少と高齢化は依然として深刻な状況である。」としています。
子どもたちを、安心して育てることができる環境
をしっかりと整えることは、
少子高齢社会に突入した我が国全体で解決していくべき大きな課題であります。次代
を担う
子どもたちは栗東
の宝であり、すくすくと元気に育まれなければなりません。
本市においては、
国立社会保障・
人口問題研究所による、「日本
の地域別将来推計人口(平成30年推計)」では、全体人口が2035年まで増加するとされているものの、15歳未満
の年少人口については減少局面に入っています。このように
少子高齢社会が、より現実
のものとなってきた中で、市
の活力、元気
を維持するために、子育てに安心感が持てる様々な施策
を、財政状況と
のバランス
を見ながら積極的に講じてまいります。
まず、子どもがすくすく育つ環境整備
のため、増加・多様化する保育需要へ
の対応として、喫緊
の課題である待機児童対策に全力で取り組みます。このために、まず、民間活力による保育需要へ
の対応
を図るため、民間保育所や地域型保育施設
の整備に向けた事業者
の公募手続きや施設整備補助
の交付といった、民間保育施設
の整備・充実
を順次行います。また、法人立保育園へ
の低年齢児保育事業
の独自加算や、保育士
の負担軽減・確保対策として
の、保育体制強化事業、保育士宿舎借り上げ支援事業、新規保育士雇用促進事業
を継続して実施します。併せて、本市
の保育運営においては、保育・教育環境
の向上
を図るとともに、保育士確保については、臨時保育士
の賃金面で
の処遇改善、就労ニーズや実態に応じた様々な勤務条件
を設定しています。また、潜在保育士
の研修会
の内容充実、就職フェアーへ
の参画など、様々な機会
を捉えて就職支援
を図ってまいります。更に、本年10月から
の消費税率引き上げと合わせて実施される幼保無償化についても、対応してまいります。
学童保育については、小学校6年生まで
を対象に市
の事業として引き続き実施し、事業者と
の連携
を図りながら、安全な環境
の確保や円滑な事業運営に努めます。また、入所希望児童
の増加に伴い、民設民営学童保育事業者
の募集
を実施いたします。
子育てに関する福祉医療費については、市
の人口レベル
を持続させる政策
の大きな柱として
の「子育てしやすい
環境づくり」が一層重要であること
の観点から、引き続き小学校就学前まで
の医療費無料化
を実施し、子育て世代
の経済的負担
の軽減
を図ります。また、子ども医療費制度
の拡充につきましては、近隣市とも歩調
を合わせる中で進めてまいります。
子育て環境
の変化
の中で、
子どもたちが明るく健やかに成長するために、地域子育て支援センターは、子育て相談や情報
の提供など、乳幼児・保護者が相互
の交流
を行う場として重要な役割
を果たしており、これ
を拠点に、
子どもたちへ
の健全な遊び
を与える施設として、引き続き安定した児童館
の運営に取り組みます。
病後児保育事業や子育て支援短期利用事業等については、保護者
の子育てと就労
の両立
を支援し、児童
の健全育成につなげること
を目的として、継続して実施します。
児童虐待については、早期発見・早期対応
を主眼に、家庭児童相談室と関係機関と
の十分な情報交換や連携
を図りながら、栗東市要保護児童対策地域協議会
を中心に引き続き対応してまいります。また、国
の児童虐待防止対策強化に向けた緊急総合対策に基づく、乳幼児健診
の未受診者や未就学園児、不就学
の子どもへ
の訪宅による全数所在確認
を行います。
平成26年度に策定した「子ども・子育て支援事業計画」については、平成31年度に終期
を迎えることから、平成32年度から
の第2期計画
を子育て世代
のニーズ等
を十分に踏まえる中で策定いたします。
次に、発達障がいやその疑い
のある子どもと家族へ
の対応については、児童発達支援事業所
を児童発達支援センターとして、従来
の来所や電話による相談に加えて、保育所等訪問支援
を実施します。
市民に子育て
の安心
をさらに提供するため、移行期
の充実
を図りつつ、発達支援アドバイザー等
を配置し、幼児期から高校生期へ
の切れ目ない支援
を実施します。
たんぽぽ教室や幼児ことば
の教室で
の事業も含めつつ、首長部局と教育部局と
の部局間連携
の強化
を図りつつ、事業
を実施してまいります。
子ども
の出産に関わる施策については、妊婦健康診査
の費用助成及び不妊治療にかかる夫婦へ
の費用助成
を引き続き行うとともに、妊娠期から子育て期にわたるまで
の母子保健や育児に関する様々な悩み等に対応するため、保健師等が専門的な見地から相談支援
を行う「子ども子育て支援事業
の利用者支援事業(母子保健型)」や医療機関で
の宿泊・デイサービスにより支援
を行う「産後ケア事業」
を継続します。また、新生児
の聴覚
の状態
を生後できるだけ早い時期に把握するため、新生児聴覚検査事業
を新たに実施します。
次に、学校教育
の充実につきましては、地域
の特性に応じた教育環境
の基盤づくり
を進めます。長年
の懸案でありました小学校空調設備設置工事につきましては平成30年度において完成し、教育現場における酷暑へ
の対応
を行います。また、学校施設
の整備については、治田東小学校
の大規模改造工事に着手するとともに、葉山中学校
の大規模改造設計など、教育施設
の整備改修とともに、学校施設
のトイレ改修
を順次行い、
子どもたちが快適な学校生活
を過ごせるよう対策
を講じてまいります。併せて、遠距離通学児童については、デマンドタクシー
を利用した通学助成
を新たに実施します。
学校給食共同調理場については、平成30年9月から新たな施設で
の中学校給食も含めた操業
を行っており、引き続き
子どもたちに喜ばれる、おいしくて栄養価
の高い給食
の提供に努めてまいります。
福祉・健康に安心
を。
みんながいきいき元気に暮らせる
まちづくりを進めます。
いつまでも住み続けたくなる安心な元気都市
の構築には、市民
の皆様がそれぞれに生きがい
を持ち、健康ではつらつと暮らせる
まちづくり、地域共生社会にふさわしい地域づくりが必要であります。
先ほどより申し述べています我が国
の人口問題は、少子化と合わせ急激に高齢社会が進展し、2060年には9,284万
人になると推計されている人口
のうち、65歳以上
の割合は約38.1%とされています。
本市においても、今後、急激な高齢化
の進展が予測される中、65歳以上人口割合も、現在18%強であるものが40年後には、概ね30%に達すると想定されています。そうした中で、生産人口
の減少に伴う経済的な影響はもとより、社会保障・福祉に関する施策や健康に関する施策
のあり方について、幅広い視点から考えていかなければなりません。
高齢者福祉については、全て
の高齢者が元気で生きがい
を持ち、健康で安心して暮らせ、元気な高齢者が、社会
の一翼
を担っていただける仕組みづくりに向けた施策
を実施します。具体的には、介護予防につながる事業として、いきいき百歳体操
の普及、介護支援ボランティア事業
の推進に引き続き取り組みます。
また、栗東100歳大学
の開講やシニアが子育て支援において活躍できる取り組み
を進めます。
地域
包括ケアシステムについては、葉山圏域に引き続き、残り
の2圏域ごと
の地域
包括支援センター
を開設し、地域
の中核機関として、身近な相談支援等
を行います。併せて、生活支援コーディネーター
を各中学校区ごとに配置し、ともに支え合い助け合う地域づくり
を進めます。
また、元気な高齢者から要支援
の人まで
を対象とした、介護予防と日常生活
の自立
を支援する「介護予防・日常生活支援総合事業」
を実施し、多様な主体によるサービス
の充実とともに、認知症地域支援推進員
を各地域
包括支援センターに配置し、認知症に対する理解
の促進と居場所づくり
を進め、高齢者が可能な限り住みなれた地域で自立した生活が送れる地域づくり
を推進してまいります。併せて、小規模多機能型居宅介護施設
の整備補助
を行うとともに、第8期
の高齢者福祉計画・介護保険事業計画策定に向け、調査等
を実施します。
障がい福祉については、障害者総合支援法に基づく各種事業
の実施はもとより、相談事業、就労支援、生活支援、活動支援など広範な事業
を推進してまいります。
地域生活支援事業については、移動支援事業、障がい者日中一時支援事業など、各種団体や関係機関と
の連携
を図りながら実施します。さらに、障がい者自立支援給付事業
をはじめ、湖南4市広域で実施する湖南地域重症心身障がい者通所施設
の整備については、平成32年
の開所
を目指して進めております。
手話言語及び障がい者
のコミュニケーション支援に関しては、新たな条例制定に向けて検討
を進めてまいります。
ひとり親家庭へ
の支援は、自立
を主眼におき、特に母子家庭
の方には、就労による収入
をもって自立できるよう高等技術訓練など母子家庭自立支援給付金事業や日常生活支援事業により応援してまいります。児童扶養手当については、国による制度改正へ
の対応
を適正に図ってまいります。
社会福祉施策に関しては、第3期栗東市地域福祉計画に基づき、高齢者・障がい者・児童等様々な計画と
の整合
を図りながら、関係機関と
の連携や協働により、地域福祉
の推進
を図り、地域
の課題解決に取り組んでまいります。
生活困窮者
の支援については、家計改善支援、子ども
の学習・生活支援などにより、関係各所と
の連携により、困窮者
の自立につながるよう努めてまいります。
健康増進にかかる施策は、
人が自分らしくいきいきと生活していくため
の基本施策として取り組んでまいります。
「第2次健康りっとう21」行動計画
をもとに、生涯を通じて市民が自ら
の健康に関心
を深め、望ましい生活習慣による健康づくり
を実践していただけるよう、引き続き市民
の主体的な健康づくり
を進めていきます。
地域医療については、地域中核病院である済生会滋賀県病院へ
の支援
を行うとともに、湖南圏域
の救急医療体制
を維持するために、休日急病診療所、二次救急、小児救急
の運営負担金
を支出し、市民
の皆様に医療
の安心
を提供してまいります。
また、食育については、栗東市食育推進計画に基づく施策
を行うとともに、第3次計画
を策定します。
予防接種事業では、感染症
の予防
を図るため、その啓発と接種率向上に努めます。特に、風しん抗体保有率
の低い39歳から56歳まで
の男性
を対象とした風しん抗体検査及び風しん予防接種、また、妊娠
を希望する女性と配偶者など同居
の方で、風しんに対する免疫が不十分な方に対して、風しん予防接種費助成事業
を新たに行います。
さらに、高齢者
の肺炎球菌感染症予防について、65歳以上
の5歳刻みで
の予防接種
の経過措置期間が、国において、さらに5年間延長されるようになったこと
を受け、この予防接種事業
を継続します。
また、疾病
の早期発見と早期治療につながる各種がん検診や健康診査についても、引き続き積極的な受診勧奨により受診率向上に努めます。
国民健康保険特別会計においては、平成30年度に実施された制度改革により、市に対して国民健康保険税
の徴収努力や特定健診受診率向上等
の保健事業について、これまでよりもさらに充実が求められています。こうした中で、第2期国民健康保険保健事業実施計画(データヘルス計画)に基づき、様々な保健事業に取り組んでいきます。
スポーツ振興は、健康志向
の高まりや高齢化
の進行とも相まって、「運動」に対する関心が高まっております。スポーツに親しむ機会
の提供として、学校施設
の開放事業や各種スポーツ大会
の開催、生涯スポーツ
の振興などに引き続き取り組みます。また、平成36年度に滋賀県で
の開催が予定されている第79回国民体育大会・第24回全国障害者スポーツ大会
を見据え、栗東市民体育館
の改修工事基本設計
を行います。さらに、多く
の市民が利用し、各種
の大会が開催されている野洲川運動公園陸上競技場についても第4種公認
の更新に向けて改修工事
を行います。
芸術・文化
の分野については、栗東芸術文化会館さきら
を拠点に、市民参画による芸術文化
の創造活動
を継続します。
また、市立図書館
の空調設備について、老朽化が著しいことから、その更新工事設計並びに更新工事
を行います。
暮らしに安心
を。
だれもが安心できる
まちづくりで、元気なひと、元気な地域づくり
を進めていきます。
冒頭におきまして、平成
の世は災害
の記憶が深く刻み込まれた時代でもあると申し上げました。
本市におきましても、平成25年
の台風18号被害は、我々に多く
の教訓
をもたらしました。この教訓
を胸に、市民
の皆様に「安全・安心」
を実感いただけるよう、防災や防犯
の対策に万全
を期すること、そのために市民と行政が一体となって安全
を確保する仕組み
をつくることは、市
の大きな責務であります。
災害等へ
の対応については、平成30年度開設しました「栗東市危機管理センター」がその拠点機能
を担っています。昨年夏
の台風災害等において、この施設
を中心として災害対策にかかる活動
を行うとともに、平常時にあっては、防災教育や啓発活動、災害前
の準備対応等
を行うなど、今後においても多様な活動
の場として活用します。
地域防災に関しては、今後
の災害へ
の備え
を万全なものとするため、「自助」「共助」「公助」
の観点から、自主防災組織
の育成や自治会で
の防災士養成
を対象とした助成、既存防災士
のフォローアップ研修など、地域防災力
の向上や防災意識
の高揚に努めます。また、防災体制
の確保、消防団や災害対策本部
をはじめ、災害時に各所で必要になる資機材や装備品
の確保
を行います。併せて、移動系防災行政無線
のデジタル化、常備消防では、中消防署出張所
の建替えに向け、基本設計及び実施設計
を策定します。
さらに、風水害や土砂災害のみならず、近い将来発生が予想される琵琶湖西岸断層帯地震や、南海トラフ地震など
の大災害や緊急事態
の発生に対して万全
の備え
を図るため、諸活動
の指針や手順
を定めた地域防災計画、国民保護計画
の見直し及び業務継続計画
の策定
を行います。
防犯については、市民一人ひとりが安全・安心
を確保する担い手として行動いただくことが重要であり、自主防犯活動団体
の設立や活動について引き続き支援
をしてまいります。また、防犯指導員
の配置や防犯灯
のLED化や新設、防犯カメラ
の設置補助など
を、市としても積極的に行ってまいります。
次に、日本国憲法において、「すべて
の国民が基本的人権
を享有し、法
の下
の平等」が保障されていることや「部落差別
の解消
の推進に関する法律」など
の法律が定められた意義
を踏まえ、同和問題
をはじめとするあらゆる人権問題
の解決に向けて、「人権擁護都市宣言」や「人権擁護に関する条例」
の具現化に取り組むとともに、第4次輝く未来計画や人権擁護計画
を基本に、差別
のない人権が尊重された
まちづくりを進めます。
具体的には、「じんけんセミナー」や「人権文化事業」、「市民
のつどい」といった講演会、街頭啓発、各種研修会や地区別懇談会などを通じて、一人ひとり
の人権意識
の普及・高揚に努め、人権・同和問題
を自分自身
の問題として捉えられるよう関係団体、市民とともに、啓発活動に取り組みます。また、すべて
の企業が、自ら
の課題として自主的な取り組みがなされるよう、事業所人権教育推進協議会と連携した教育啓発事業
を進めていきます。
ひだまり
の家では「福祉と人権
のまちづくりの発信拠点」として、住民交流
を目的とする各種事業や地域
の自主活動学級事業、安定就労
の促進及び福祉保健事業など
を展開してまいります。
男女共同参画については、男女共同参画都市宣言
のもと、「
まちづくり女(ひと)と男(ひと)
の共同参画プラン(第5版)」に基づき、それぞれが自ら
の意志によって家庭・地域・学校・職場など社会
のあらゆる分野に参画し、ともに責任
を担う男女共同参画
の社会づくりに努めてまいります。また、共同参画プラン(第6版)
の策定に向けて、平成31年度においては、アンケート調査
を実施します。
交通渋滞へ
の対応については、市街地
の通過交通量
の抑制
を図るため、災害時
の緊急輸送路ともなる国道1号栗東水口道路は、残るⅡ期区間と山手幹線
の連続した供用開始に向け、国・県とともに整備促進
を図ります。また、国道8号野洲栗東バイパスにつきましては、引き続き国と連携し事業促進
を図るとともに、県道
片岡栗東線など
の広域幹線道路と市
の補助幹線道路
の着実な整備
のもと、道路ネットワーク
の構築に努めます。
交通安全施策については、本市
の交通事故
の平成29年から30年
の比較では、人身事故
の発生件数や負傷者数は着実に減少していますが、今後ともあらゆる機会を通じて市民
の交通安全意識
の高揚
を図るとともに、関係機関、団体と連携しながら交通マナー
の向上につながる効果的な交通安全教育
を推進します。また、幼児、児童・生徒、高齢者等いわゆる交通弱者
の安全確保面では、交通安全施設
の整備並びに通学路
のカラー舗装など、通学路及び生活道路
の安全確保に引き続き取り組みます。とりわけ、
子どもたちの通学路
の安全確保については、通学路等交通安全プログラムに基づき、安全対策
を順次実施していきます。
くりちゃんバスについては、フォローアップ調査による利用状況
の調査と検証
を継続しつつ、市民
の日常生活における交通移動手段
の確保
を目的に運行しています。平成31年度においては、さらなる利便性
の向上
を目指してバス交通体系計画
の見直し
を行います。
道路整備については、上砥山2号幹線他1線や出庭林線
の整備、小野六地蔵線など
の長寿命化
をはじめとした、身近な道路
の整備や維持管理
を行います。さらに、市内橋梁
の点検及び長寿命化
を年次的に行います。併せて、道路下空洞化調査ならびに道路性状調査
を継続実施します。
河川整備については、金勝川・葉山川
の平地化、中ノ井川ショートカット事業で着実な工事進捗が図られていますが、本年度末策定
の第二期滋賀県河川整備五カ年計画に基づき、実施区間
の確実な完了と併せて、更に上流区間へ
の計画的な事業促進
を引き続き求めていきます。安養寺・上鈎地先で
の冠水解消に向けた雨水幹線事業については、平成30年度において支線と
の接続
を完了させ、さらに先線整備
の必要性等
の検討
を行います。また、普通河川については、地域要望も踏まえ、浸水被害
の軽減に取り組みます。
住宅に関しては、平成30年度に修正
を行った栗東市公営住宅等長寿命化計画に基づく改修工事
を年次的に進めるとともに、日々
の営繕
を実施し、速やかな募集・入居に努めます。
全国的にも課題とされている空家対策については、空家等に関する対策
を総合的かつ計画的に進めるため、栗東市空家等対策計画に基づき、空家バンクとデータベース
の作成、空家対策モデル事業、空家等現況調査、子育て世帯空家リノベーション助成および空家除却費助成
を実施します。また、昭和56年以前に建築された木造住宅
の耐震化
を図るため、無料耐震診断・相談や耐震改修等へ
の助成を通じて、地震被害
の被災抑止に取り組みます。加えて、危険ブロック塀等対策へ
の助成
を引き続き実施します。
上水道については、「安心・安全な栗東
のおいしい水」
を安定的に供給するため、健全な企業運営に努めています。
新水道ビジョンやアセットマネジメントに基づき、自己水
の確保と安定供給
を図るため、「災害時に強いライフライン
の構築」へ
の取り組みとして、十里水源地
をはじめ市内
の水道施設
の耐震化とともに、送配水管
の老朽化対策に引き続き取り組みます。併せて、水源地施設保安点検等維持管理や窓口業務など
の外部委託
を継続し、コスト削減、業務
の効率化や品質アップに向け、平成29年度に策定した水道事業経営戦略により、さらなる経営
の効率化に努めます。
下水道に関しては、「栗東市公共下水道事業ストックマネジメント」に基づき、これまで蓄積してきた既存
の施設
を有効に活用するため
の長寿命化
を進めるとともに、雨水幹線整備等にも取り組みます。また、公共下水道事業においても策定
を進めている「栗東市公共下水道事業経営戦略」により、持続的・安定的な事業経営に努めます。
市民参画と協働による
まちづくりについては、市民参画と協働による
まちづくり推進条例行動計画
の改訂
を行うとともに、引き続き、啓発、市民活動団体
の育成支援などに取り組みます。
地域コミュニティ
の醸成については、「共助」
の観点から、より一層活動
を深めていくことが大切です。引き続き、各小学校区
のコミュニティセンターが担う地域コミュニティ
の拠点機能向上につながる、運営支援や施設改修
を行います。
また、自治会活動についても、5事業
を対象とした自治会活動交付金
をベースとして、その活動支援
を行うとともに、自治ハウス
の新築、バリアフリー改修助成など
を引き続き実施します。
消費者行政につきましては、架空請求など、悪質巧妙な手口による消費者トラブルが発生しています。
本市では、今後も継続して消費生活相談窓口
を開設し、専門
の相談員による消費者トラブル被害に関する相談に対応していきます。
身近なところから地球規模にいたるまで
の環境施策については、行政、市民、事業者、その他本市にかかわり
を持つ方々が、それぞれが果たすべき役割
をしっかりと認識し、環境負荷低減へ
の取り組みを通じて、次世代に美しく豊かな環境
を引き継いでいかなければなりません。
栗東市環境基本条例
の理念に則り、資源循環型社会
の構築に向けた第二次栗東市環境基本計画に掲げた「循環」「共生」「地球環境」「健康」「快適」
をテーマとした諸施策
を着実に実施してまいります。
また、ごみ
の減量化・再資源化、さらに、資源化率向上
の一環として実施しております小型家電
の回収については、市役所に加え、各小学校区に回収箱
を増設して、リサイクル資源確保
の事業
を推進しています。併せて、平成31年度においては家庭用使用済み食用油
の拠点回収
を行います。
旧RD最終処分場問題については、県において進められている二次対策工事が、周辺
の生活環境に十分配慮され、円滑に工事が進み、そして早期に完了
の日
を迎えることができるよう、引き続き周辺自治会
の皆様
のご協力
を得て、県が設置される連絡協議会において対策工事
の状況
を確認しながら、市民
の不安解消と安全安心が図られるべく対応してまいります。
将来的な課題となっています火葬場
の整備に関しては、平成30年度策定
の火葬場整備基本構想
の結果も踏まえつつ今後
の対応
を検討していきます。
竣工以来15年が経過しました環境センターについては、継続的に改修、更新工事
を行っていますが、老朽化した施設設備
の機能回復
を計画的に効率的に図るため、長寿命化総合計画に沿って、今後
の対応
を検討します。
都市計画に関しては、平成32年度に見直しが予定されている大津湖南都市計画と
の整合
を図るため、第四次栗東市都市計画マスタープランと都市計画区域区分
の見直し
を行います。
景観については、栗東市景観条例に基づき、市民主役
の景観づくりとして景観
まちづくり事業へ
の支援、「元気都市 花と緑
のガーデン事業」など
を継続して行います。また、市民・事業者
の意識
を高め、地域
の活性化と地域固有
の景観づくりに向けた
まちづくりを進めるとともに、美しい景観
を次世代に継承するため、市独自
の屋外広告物規制基準
を策定します。
緑地
の保全や緑化
の推進に関しては、その将来像、目標、施策など
を定めた「第二次緑
の基本計画」に基づき取り組み
を進めます。
草津川
の跡地利用に関しては、草津市と
の共同により、跡地整備
の検討
を引き続き行います。
行政に安心
を。
行政に安心と職員に元気
を。
これまでに申し述べました四つ
の安心
を着実に進めるためには、何よりも市民
の皆様に行政
の安心感
を実感していただき、信頼
を得ることが大切であります。
「官から民へ」
の理念
のもと、引き続き「行政はサービス業」と
の認識に立ち、市民から信頼される
行政サービスの提供に努めてまいります。
また、本市においては平成31年度、第六次栗東市総合計画基本構想ならびに前期基本計画、第八次栗東市行政改革大綱、第五次栗東市国土利用計画
の策定、栗東市総合戦略
の改訂も予定しています。
市民
の皆様に今後も安心
をお届けするため、これら
の構想・計画
の策定には全力で取り組み、栗東市
の目指すべき将来像
をしっかりとお示しし、夢と希望
をお感じいただける市政運営へと、着実につなげてまいりたいと考えています。
市民
の皆様に、行政へ
の安心感
を実感していただくためには、職員力
の向上が大切です。今、職員に求められている
のは、政策、施策
の執行管理能力
をはじめ、政策形成・コミュニケーション・
説明力・接遇能力・コンプライアンスなど
の向上であり、こうした職員資質向上
のため
の研修や人材育成に努めます。また、組織については、簡素で効果的・効率的な組織機構
の構築
を目指します。
マイナンバー制度については、個人番号カード
の取得推進に取り組むとともに、自治体情報セキュリティ対策
の、より一層
の強化
を図ってまいります。
また、住民記録や税、社会保障等
の業務に関わる基幹系システムについては、平成31年10月から「おうみ自治体クラウド協議会」により共同運営するシステムに移行します。これと合わせて、戸籍証明・税証明
のコンビニ交付
を開始し、市民
の皆様
の利便性
を高めます。
さらに、「第七次行政改革大綱」に基づき、引き続き諸改革
を進めていくと同時に「第五次総合計画後期基本計画」総仕上げ
の一年として、これに掲げる政策・施策
の実現に努めます。
行政情報
の提供については、既存
の広報紙による提供
をはじめ、市
のホームページ、また、SNSやテレビメディア、YouTubeなど多様な媒体
を活用し、迅速で効果的な情報発信に努めるとともに、市長と気軽に
まちづくり座談会や市長
のこんにちはトークなどを通じて、市民と
の対話型
の市政運営に引き続き取り組みます。
行政運営にあたっては、総合計画
の進行管理と目標管理
を連動させ、市民
の皆様とともにその進行管理
を進め、行政経営
のシステムがさらに機能するよう努めるとともに、行政情報
の提供、情報公開による行政
の「見える化」
を進めてまいります。
また、施設サービス
の維持・向上
のため、栗東市公共施設等総合管理計画に基づき、公共施設等
の将来にわたる有効活用
を見据えつつ、長寿命化計画にかかる各施設
の個別施設計画
の策定
を進めます。
財政については、引き続き今日まで
の改革による効果
を維持しつつ、より一層
の財政健全化の実現に努めるとともに、栗東市
財政運営基本方針に沿った財政運営
を行います。また、平成30年度決算が確定した段階で本市
の財政状況
の検証も行い、必要に応じて
財政運営基本方針の見直し
を行います。
以上、平成31年度
の主要施策
の方針
を申し上げましたが、歳入においては、国・県
の負担金や補助金といった特定財源
を最大限確保し、必要な施策に必要な予算が配分されるよう配慮した予算といたしました。その結果、一般会計
の総額は250億7,200万円となり、前年度比8.7%、23億8,800万円減
の予算となりました。
また、特別会計は9会計で、157億8,200万円で、一般会計と特別会計
の合計では、408億5,400万円、前年度比6.0%、26億2,100万円減
の予算としました。
むすびに、冒頭でも申し上げましたとおり、議員皆様ならびに市民皆様
のお力添え
をいただき、私が3期目
の市政
を担うにあたって
の、初めて
の予算編成
を行わせていただきました。
これまで
を振り返りますと、1期目
の4年間は、
財政健全化に向けて一心不乱に駆け抜けた日々でありました。そして、2期目にあっては、財政面で少しずつ見えはじめた明るい兆し
を、市民
の皆様に少しでも実感いただけるよう、財政改革と
社会経済情勢の変化により必要となる施策
の実行
を両立させ、「安全・安心」「子育て支援」など、ハード、ソフト両面
の施策
を展開してきました。
昨年度
の施政方針においても、戦国時代
の武将、武田信玄
の言葉であります「
人は城、
人は石垣、
人は堀、情けは味方、仇は敵なり。」
を引用させていただきました。堅牢な城や石垣、堀
を備えるよりも、人心がひとつになって戦いに臨むこと
の強さ、大切さ
を我々に知らしめている言葉であり、議員皆様、市民
の皆様、そして職員が一丸となって、本市
を支えていただいていること
を表すものと考えています。
今般、新たな節目で
の予算編成にあたり、今
を生きる市民皆様と、そして将来
を生きる市民皆様に、まち
の元気と安心
を提供するためにどのような政策と施策が必要か
を考え、予算
の編成
を行ったところであります。
財政健全化に向けて着実な歩み
を進めているとはいえ、いまだ厳しい財政状況下にある本市ではありますが、全員が力
を合わせ、一歩ずつ着実に前進することにより、元気都市栗東
の構築と「住んでよかった」と実感いただける市政につながるものと信じてやみません。そのために、何事にも果敢に「挑戦」してまいりたいと考えております。
どうか、議員皆様ならびに市民皆様
の変わらぬご理解、ご指導、ご協力
を重ねてお願い申し上げ、平成31年度
の施政方針といたします。
○議長(上田忠博君)
次に、教育長から、教育方針
を求めます。
教育長。
○教育長(福原快俊君)登壇
おはようございます。
平成31年度栗東市
の教育方針
を申し上げます。
はじめに、わが国では、少子高齢化
の人口減少が続く中、地域格差・貧富
の差などによる社会構造が変化し、核家族化やライフスタイル
の多様化が進み、個人
の価値観にも様々な広がりが生じてきています。物が溢れ、多様な選択肢
の中から、選び取れる豊かな時代であり、便利な生活が浸透する中で、AIやIoTなど高度な情報技術が進み、ICTによるコミュニケーション方法も大きく変化し、情報技術
の活用が求められています。
一方で、家庭や地域社会で
の人間関係が希薄化し、
子どもたちを取り巻く生活環境が大きく変化してきたことは、
子どもたちの基本的な生活習慣
の定着、規範意識、学ぶ意欲や基本的な学力・体力
の向上に大きな影響
を与え、いじめや不登校等
の問題
を複雑化させる要因ともなっています。そして、地震・風水害など
の大きな自然災害、犯罪
の発生などに伴い、
子どもたちが安心して学ぶことができる環境
を守ることはますます重要となっており、安全・安心な施設
を整備するとともに、登下校
の見守り活動など
人と
人と
の絆や、住民が支えあう地域
のつながり
の大切さ
を改めて認識して、自助・共助・公助
のありかた
を再確認することとなりました。
一方、わが国には歴史文化遺産が多く、そのうちいくつかはユネスコ世界遺産・無形文化遺産に登録され、海外からもわが国
の伝統・文化へ
の国際的理解が進みました。加えて2020年東京オリンピック・パラリンピック開催
の決定により、一層
の国際的な交流
の機会が期待され、多文化
の共生やグローバルな思考により、個性や多様性
を尊重する社会が求められています。このような変化
の中でも、教育は一人ひとり
の人格
の完成
を一貫して目指すものであり、一人ひとりがかけがえ
のない大切な存在であると
の認識にたち、生きるうえで大切な道徳性や豊かな人間性
を育み、また国家や社会
の形成に向けて主体的に力
を発揮する
人を育成するものでなければなりません。一人ひとりが自分
を大切にし、自分と同じように他
の人を大切にする
人を育てる教育理念
のもと、幼児教育から学校教育、社会教育へとつなぎ、家庭
の経済状況や障がい
の有無などにかかわらず、誰もが安心して学ぶことができるよう、教育機会
を確保することがますます重要になっています。人生100年時代
を見据えた生涯
を主体的に生きる
人づくり
を図っていくことが重要です。
次代
を担う
子どもたちには、予測
のつかない激しい社会
の変化にあっても、受身にならず積極的に未来
を切り拓くために、強靭な体力とAIでは不可能な「意味
の理解」「考え創造する力」「思いやる心」など人間独自
の確かな学力
を身につけ、豊かな人間性、社会性
を備え、自ら
の力で考え、課題
を解決していく心豊かでたくましく「生きる力」
を育むことが必要です。加えて、
子どもたちが安全に、安心して過ごせる
環境づくりのため、「栗東市いじめ防止基本方針」や「栗東市いじめ問題対策連絡協議会等設置条例」に基づき、「子ども
を加害者にも、被害者にも、傍観者にもさせない」ように、学校と地域、家庭が連携・協働し、それぞれ
の役割
を担うことが大切です。
また、平成30年3月には、「栗東市特別支援教育推進計画」
を策定いたしました。これは、
子どもたちに関わる全て
の人や関係機関などが協力して、
子どもたち一人ひとり
の力
を引き出し、互いに認め合い共に育つ教育
を進めていくことこそが、新しい社会づくりにおいて重要であるという認識に立ち、特別支援教育に関する様々な施策
を実施し、特別支援教育
のさらなる充実
を図ろうとするものです。そして、平成27年度から導入された新しい教育委員会制度
のもと、総合教育会議が設置され、市長と教育委員会が教育に関する重要な施策についてより緊密な協議・調整
を行っております。これら
を踏まえ、来年度教育方針として、第五次栗東市総合計画に掲げられている、ひと・まち・環境ともに育む「健やか・にぎわい都市栗東」
の具現化
を図るため、学校・園・家庭・地域が目標
を共有し、役割と責任
を果たしながら、「将来
の夢に向かってきらり瞳輝く栗東
の子ども」
をめざし、知・徳・体
の調和
のとれた『心豊かにたくましく生きぬく人材
の育成』に取り組んでまいります。
以上、平成31年度におきましては、重要な柱としまして、1つ、人権
を尊重し、
人が輝く人権・同和教育
の推進。
2つ目に、心豊かに、たくましく生きる
人を育てる教育
の推進。
3つ目、郷土
を愛し、充実した人生
を拓く生涯学習・社会教育
の推進
の3つ
を掲げ、『心豊かにたくましく生きぬく人材
の育成』
をめざし、変化へ
の対応と不易
の部分と
の調和
を大切にしながら、第2期栗東市教育振興基本計画に掲げた教育
の基本目標
の「
人づくり」「
まちづくり」「地域づくり」
を基礎に、栗東市
の教育
の推進に努めてまいります。
三つ
の重要な柱について
説明をいたします。
1つ目、人権
を尊重し、
人が輝く人権・同和教育
の推進。
市民に人権尊重
の理念が普及するためには、就学前教育や学校教育及び社会教育等
の各分野において、同和問題
をはじめとするあらゆる人権問題
の正しい理解と認識
を深めることが重要です。
そこで、人権問題
を自分
のこととしてとらえ、差別
をなくすため
の実践に結び付くよう学習内容や手法に一層
の工夫
を加え、学校・園・家庭・地域等が連携し、あらゆる場で人権尊重
の精神
を育み、自分
を大切にし、自分と同じように他
の人を大切にすることに努め、一人ひとりが尊重され、誰もが参画できる
まちづくりを目指します。
2つ目、心豊かに、たくましく生きる
人を育てる教育
の推進。
21世紀
を生きる未来ある
子どもたちには、教育基本法に示された教育理念
の実現に向けて、義務教育修了までに、責任ある社会
の一員として自立していくため
の基礎
を育てることが重要であり、基本的生活習慣
の確立や学習習慣
の定着に努め、知・徳・体
の調和
のとれた、心豊かでたくましい人間
の育成
をめざします。そのため、基礎基本
を身に付け、自ら学び、自ら考え判断する力、ことば
を使いこなして豊かなコミュニケーション
をする力など
の「確かな学力」、他人
を思いやる心や感動する心など
の「豊かな人間性」、そして、たくましく生きるため
の「心身ともに健やかな体力
の向上」
を図るとともに、それぞれ
を支える食育や道徳教育
の充実、地域に根ざした多様な体験活動
の推進により「主体的に生きる力」
の育成に努めます。さらに、子ども、保護者、地域から信頼される学校・園づくり
を進め、家庭や地域
の教育力
の向上を通じて、地域で子ども
を育てる
環境づくりに努めます。
3つ目、郷土
を愛し、充実した人生
を拓く生涯学習・社会教育
の推進。
社会や経済が急激に変化し、価値観が多様化する中で、全て
の市民が生涯学び続け、主体的に生きる生活づくりに取り組むことが重要となっています。そのため、人々は常に新しい知識
の習得や心
の豊かさなど生きがい
のため
の学び
を求めています。これら
の学習需要に応えることは、学習者
の自己実現だけでなく、地域社会
の活性化、高齢者
の社会参加、青少年
の健全育成など、市民
の社会生活
の充実にとって大切なことです。このため広く市民がライフステージに応じた学びができるよう「いつでも、どこでも、だれでも、いつまでも」取り組める学び
の情報や場
の提供、文化・芸術活動
の振興、文化遺産
の保護と活用、スポーツ活動など
の推進に努め、生涯にわたる学習活動
を支援するとともに地域
の社会教育
を推進し、
人と地域が生き生きと躍動する
まちづくりに努めます。
具体的な取り組み方針について申し上げます。
1つ目、人権・同和教育
の推進。
人権が尊重される
まちづくりをめざして、同和問題
をはじめとするあらゆる人権問題
の解決
のため、多様な機会と場において取り組み
を進めてきました。その結果、人権問題に対する理解や認識は高まりつつありますが、インターネット社会における悪質な差別事象
をはじめ、未だに予断と偏見による差別事案・事件などが発生しています。つまり市民一人ひとりがまだまだ人権・同和問題
を自分
の問題としてとらえていない現実があります。
そこで、このような今日的状況
を踏まえて、より一層市民一人ひとり
の人権意識
の高揚
を図るため、地区別懇談会や市民
のつどいなど
の各種研修会
を内容や手法
を工夫しながら実施します。また、栗東市人権教育地域ネット事業により、学校・園と地域が連携し、小学校区・中学校区ごと
の研修会などを通して、人権が尊重された学校・園、家庭・地域
の実現
をめざします。さらに、今年度は、人権・同和教育
の実践交流
の場として、18年ぶりに滋賀県人権教育研究大会が本市で開催されます。大会
の開催
を契機として、人権・同和教育
の機運
を高めます。
2つ目、就学前教育
の充実。
就学前保育教育では、人権尊重
の精神に基づき、「遊び」を通して
の総合的な指導により、多様で豊かな生活体験
を積み重ねながら、一人ひとり
の子ども
の良さと可能性
を伸ばしていきます。また、「早ね・早おき・朝ごはん運動」
をはじめとしたくりちゃん元気いっぱい運動や「子育て
のため
の12か条」
の取り組み
を継続し、基本的な生活習慣
の定着と、感謝
の心や規範意識・道徳性
の芽生え
を育み、生涯にわたる「生きる力」
の基礎
を培います。そのため、園では、子どもが心身ともに満たされ安定して自立していくために、子ども一人ひとり
を受容しながら、「心も体も健やかな子ども」「よく考え行動し、思いやり
のある子ども」「よく遊び、豊かな感性と創造性にあふれた子ども」
の育成に努めます。更に、就学前から小学校へと、「幼児期
の終わりまでに育ってほしい姿」
を目安とした子ども
の「育ち」
をつなぎ、発達と学び
の連続性・一貫性
のある教育・保育
を円滑に行えるよう取り組んでまいります。また、
子どもたちの生活
の場
の基本は家庭や地域であり、その教育力
の役割も大きいことから、園は家庭と
の連携
を密にし保護者と相互理解
を図るとともに、地域と
のかかわりも大切にした子育て支援と保護者
の子育て力
の向上
を目指します。すべて
の家庭が安心して子育て
をして、
子どもたちが笑顔で成長していくために、人材確保に努めるとともに、職員は、園内外
の研修などを通じて互いに学びあい、専門性
の向上に努めます。
3つ目、学校教育
の充実。
学校教育では、次代
を担う
子どもたちの「生きる力」
の育成や、安全・安心で信頼される教育
環境づくり、規律ある学校づくり
を推進します。また、就学前から小学校、小学校から中学校へ、
子どもたちが身に付けた力
を確実に伸ばしていけるよう、これまで以上に校園
の連携
の質
を高めるとともに、それぞれ
の段階
を確実につなぐ「接続」
を意識した実践
の充実
を図ってまいります。
『確かな学力
の育成』では、小学校で「きらりフルチャレンジ(くりちゃん検定)」
を実施し、学習習慣や基礎学力
の定着
を図ります。また、中学校で「きらりフルチャレンジ~栗東市学力調査~」
を実施し、「主体的・対話的で深い学び」
の実現に向けた授業改善や個別支援に取り組み、生涯にわたって能動的に学び続ける力
の育成に努めます。
また、平成32年度より小学校
の新学習指導要領改訂に伴い、「外国語活動」
の中学年へ
の導入、高学年において「外国語科」となること
をふまえ、栗東市独自
の言語能力育成プロジェクト
をくりちゃん元気いっぱい運動第4弾として立ち上げ、小中連携
を軸に授業改善に努め、系統的な言語能力
の育成と英語教育
の充実
を図ります。
『豊かな心
の育成』では、児童生徒
の自尊感情
を育む人権・同和教育
のさらなる推進
を図ります。また、教科化に伴い、「特別
の教科 道徳」
の一層
の充実に努めるとともに、体験活動
の推進
を図ります。さらに、社会生活
を営む上で基本となる規範意識
を育むために、「ありがとうが言える子育て」
の運動や「よりよく生活するため
の12か条」
の取り組み
を推進します。
『健やかな体
の育成』では、基本的な生活習慣
の定着
を図るため「早ね・早おき・朝ごはん運動」
の取り組み
を継続するとともに、健康教育
の一環として「食育」
を推進します。
また、防災教育や安全教育
の充実
を通した「自分
の命は自分で守る」子ども
の育成
を図ります。また、さらに、体育や保健に関する指導に積極的に取り組み、子ども
の体力
の向上と健康
の保持増進に努めます。
『
子どもたちの育ち
を支える取組』では、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー
の派遣やサポート支援員、特別支援教育支援員
の各校へ
の配置
を行うとともに、児童生徒支援教室事業を通して「児童生徒支援
の充実」
を図り、また「栗東市いじめ防止基本方針」に基づく「いじめ
を許さない学校づくり」、特別支援教育推進計画に基づく「特別支援教育
の充実」に努めます。
『信頼される学校づくり』では、地域教育力
の活用や学校情報
の提供などを通じて、地域に根ざした開かれた特色
のある学校づくりに努めます。
『教職員
の資質向上』では、校内研修
の充実
をはじめ、研究奨励事業
の実施や研修講座へ
の参加等を通して教職員
の指導力向上
を図るとともに、学校教育に対する市民
の期待に応えられますよう教職員として
の資質
の向上
を図ります。
『教育環境
の充実
をはかる』では、児童・生徒数
の動向に応じて今後も学校施設
の管理・整備
を適切に進めるとともに、よりよい教育
環境づくりのため学習指導や生徒指導などにおいて、きめ細かな学校運営
を推進し、学校施設老朽化に伴う施設整備や学校トイレ
の洋式化
を含めた大規模改造
を年次的に進めてまいります。
学校給食共同調理場では、アレルギー除去食対応等新たに開始した業務
を含め、安定した施設
の運営
を行っていきます。
また、学習指導要領
の改訂に伴い、あらゆる教科におけるICT
を活用した学習活動
の充実や教育
の質
の向上につながる校務
の情報化などICT環境
の段階的整備
を進めてまいります。
4つ目、生涯学習
の充実。
生涯学習は、市民一人ひとりが主体的に学習し、それ
を活かした活動
を地域づくりへと展開することにより、生涯学習
のまちづくりへと繋がっていきます。こうした
まちづくりを進めるため、必要課題や要求課題
を踏まえながら、はつらつ教養大学
をはじめとした生涯学習事業や親子で参加できる講座
の充実により、今日的課題等
の解決につながる学習
の機会
を提供し、「いつでも、どこでも、だれでも、いつまでも」自由に学び、学んだこと
を活かせる生涯学習社会
を築くため
の支援
をしてまいります。
また、放課後子ども教室や体験活動、地域学校協働本部事業などを通じて、学校・園・家庭・地域が一体となった地域ぐるみ
の子育て
の充実に向けて、家庭、地域
の教育力
の向上に努めます。
「栗東市立図書館基本的運営方針」に基づき、図書館は、全て
の市民
の読書活動や生涯学習
を支えるため資料、情報
の収集ならびに、提供
を積極的に行います。
また、「第2次栗東市子ども読書活動推進計画」に基づき子ども
の読書活動
の充実に努めるとともに、「第3次栗東市子ども読書活動推進計画」
の策定に努めます。
自然体験学習センター(森
の未来館)における森林環境学習「やまのこ」事業や、自然観察
の森では観察会等イベントを通して、都市近郊に残る身近な自然
を活用した貴重な環境学習
の場として有効活用
を図ります。
5つ目、青少年
の健全育成。
青少年
を取り巻く社会環境が大きく変化している中で、次代
を担う青少年
の健全育成は社会
の責務であり、青少年が心身ともに健やかに成長することは市民すべて
の願いです。そのため、
子どもたちの道徳性や規範意識
の定着、さらに家庭で
の子育て支援
を図るため「ありがとうが言える子育て」運動や「子育て
のため
の12か条」
の取り組み
を「栗東市青少年育成市民会議」が中心となって、地域や関係機関等と連携しながら積極的に推進してまいります。それら
の取り組みにより、家庭や地域社会など社会全体で子育てに関わり、子どもに関わる大人が心
を一つにして、
子どもたちを守り育てる
環境づくりに努めます。また、青少年
の非行防止や健全育成
を図るため、少年センターでは少年補導委員会
をはじめとする関係機関と
の連携
を深め、各校・園で
の非行防止教室等
の開催、支援
の必要な青少年へ
の相談活動や継続した指導・援助に取り組みます。さらに、補導・啓発活動では、青少年と
の対話、声かけ
を大切にするとともに、青少年自らが啓発活動に取り組む機会
を設けていきます。
6つ目、生涯スポーツ
の振興。
スポーツは、心身
の健全な発達に必要不可欠であるとともに、
人と
人と
の繋がり
を深め地域コミュニティ
の再生
をはじめ、人生
をより豊かで充実したものにします。こうしたスポーツ
の意義に対し、昨今
の高齢化
の進行や健康志向などにより、スポーツ振興へ
の期待が高まっています。
市ではスポーツ推進計画
の見直し
を行い、市民各々
のライフステージやライフスタイルに応じて生涯スポーツに親しむ機会や施設
を充実させた
まちづくりを進めます。
また、5年後
の国民体育大会や障害者スポーツ大会
を見据え、市体育協会
をはじめ、様々な団体と連携して競技スポーツ
の振興と競技者
の育成
を図るとともに、滋賀県開催準備委員会
の開催準備総合計画に合わせて、本市開催決定以外
の種目についても可能性
を検討し、種目会場
の整備や大会に向けた広報活動など、開催へ
の準備
を進めます。
7つ目、市民文化や芸術活動
の振興。
文化・芸術は、創造性や心
のつながり
を育み、相互に理解し尊重し合う社会
を形成する礎となるものです。これら
の意義を通じて、市民
の生活
を心豊かで充実したものにするため、引き続き文化振興計画に基づき、情報共有、交流、連携、協働などにより誰もが文化・芸術に親しみ
を持ち、文化芸術活動に参画できる機会
の提供と、自主的な活動
を行うため
の組織
の充実
を進めます。
また、栗東芸術文化会館さきら
を継続して市民
の文化芸術活動
の拠点施設として位置づけ、
指定管理者を中心に文化協会、音楽振興会等
の団体とともに、市民に親しまれる芸術文化事業
を推進します。
8つ目、文化遺産
の保護と活用。
文化遺産は市民共有
の財産であり、地域へ
の誇りや愛着
を深め、地域社会
の連帯感
を育む資源として重要なものです。こうした文化遺産
を大切に守り伝え、地域で
のまちづくりに活かされるよう努めるとともに、指定等文化財
の所有者などが行う保存、修理事業等
を支援し、文化財防火訓練などを通じて防災・防犯に対する意識
の高揚と設備
の充実
を図ります。
埋蔵文化財については、開発状況等適確な社会情勢
の変化
の把握に努め、調査
を行い、出土した遺物は適切に保存するとともに出土文化財センターを通じて関係機関と連携し情報
を発信します。
また、歴史民俗博物館では、地域資料
を収集、保存し、調査研究
を進め、展覧会
を開催するなど、市民とともに楽しみ、広く活動することに取り組みます。
以上、教育方針
を申し上げました。
○議長(上田忠博君)
以上で、
施政方針等について
を終わります。
ここで休憩いたします。
再開は11時30分といたします。
休憩 午前11時17分
―――――――――――――
再開 午前11時30分
○議長(上田忠博君)
再開いたします。
~日程第4.各委員会
の中間報告について~
○議長(上田忠博君)
日程第4 各委員会
の中間報告について
を議題とし、各委員会付託案件について委員長から報告
を求めます。
まず、国道バイパス整備促進特別委員会委員長 7番 谷口茂之議員。
○7番(谷口茂之君)登壇
それでは、国道バイパス整備促進特別委員会
の報告
をさせていただきます。
当委員会は、付託
を受けております国道バイパス整備促進について
を審査するため、閉会中
の2月5日に、市長、副市長、建設部長、
建設部技監及び関係課長
の出席
を求め開催いたしました。
以下、審査
を行いました主なもの
をご報告申し上げます。
当日は、大津能登川長浜線、いわゆる山手幹線について、まず、草津市馬場地先
の草津川にかかる道路橋
の工事現場で
の現地視察
を行い、滋賀県南部土木事務所道路計画課長から、事業進捗状況及び事業計画等について
説明を受けました。
次に、場所
を移し、下戸山地先
の仮設道路、工事用仮設橋
の設置状況について車中視察
を行い、当局から
説明を受けました。帰庁後、国道1号・8号バイパス及びそれらに接続する主要幹線道路
の事業進捗について、当局から、改めて
説明を受けました。
まず、国道1号栗東水口道路関係
の質疑では、委員から、にごり池で以前、用地買収するという
説明を受けていた。境界が確定しないため暫定で借地する考えかと推察するが、どのような状況か。と
の質疑に対し、当局から、小野自治会所有
のにごり池
のほかに、隣接
の関係が2件あり、部分的には自治会と
の境界
の協議が整っているところもあるものの、民民境界で双方
の主張に隔たりがある。解決に時間がかかることが想定されるため、まずは境界に影響しない箇所に、工事用
の仮設道路
を準備しようとしている。仮設道路について了解
を得ていくよう地元に
説明し、先日了承いただいた。地域からも、早く用地買収するように言っていただいているため、地元
の協力も得ながら進めていきたい。と
の答弁がありました。
また、山手幹線関係
の質疑では、委員から、下戸山地先
の工事用仮設橋について、1日100台程度
の通行があると
の説明だったが、工事時間
を8時間とすると5分に1台通る計算になる。交通誘導員
を配置すると
の話だが、付近
の幅員は狭く、混雑
を心配するが問題ない
のか。と
の質疑に対し、当局から、下戸山7号幹線は、幅員2.75メートル
の車線
を2車線設け、路肩
を50センチ確保する。片側には通学
の関係もあるため、路肩
の整備
をしながら1メートル程度
の歩道部
を確保し、路肩
を含め全幅8.5メートル
の整備
を行う。これは最低限ではあるが、2車線
の、すれ違いができる規格
の道路であり、現道
の利用に対して
の影響
を一定配慮いただいている。また、1日100台という話だったが、工事
の発注状況によって変わるため、必要な箇所に誘導員
を増員して配置される可能性もある。地元に
説明され、一定ご意見
を聞きながらこのような計画で着手されることになっており、今後も注視していきたい。と
の答弁がありました。
次に、国道8号野洲栗東バイパス関係
の質疑では、委員から、国道8号バイパスと国道1号
の合流部について、工事
を行う際に、現在
の国道8号における渋滞は予測されている
のか。と
の質疑に対し、当局から、現在、施工方法
の検討中である。平成32年ごろから済生会病院
の前も含めて拡幅工事が進んでくると、どうしても現道
の切り替え
をしながら
の工事になる。また、名神高速道路と
の接続
のランプがあり、第2インターに向けて
の橋梁工事や、大橋地先
の隧道
のボックスなど、現道
を含めた改良工事が今後出てくるため、極力影響
の出ない方法
を取っていただくようお願いしている。今後
の影響については、慎重に見極めながら地元へ
の説明も丁寧に行いたいと考えている。と
の答弁がありました。
また、委員から、国道8号バイパス
の関係で、現在調査中である出庭林線
の工事
の見通しは。用地補償がかなり必要になると思うが、どのような見通し
を立てている
のか。と
の質疑に対し、当局から、今年度予備設計に着手している。平成31年度から詳細設計並びに用地測量
を行い、平成32年度から用地買収に入りたい。現在
の国道8号から、一方通行である出庭大橋線まで
の区間
を、概ね平成35年
を目処に、国道8号バイパス方面に向かって平成40年
を目処にというスケジュールで進めていきたい。と
の答弁がありました。
最後に、
片岡栗東線関係
の質疑では、委員から、宅屋交差点について、右折レーンが両側でできる
のであれば、現在
の時差式信号ではなく通常
の信号になるということでよい
のか。また、かなり信号
の時間に差があり不便
を来たしているが、時間差
を緩和されるよう協議されている
のか。と
の質疑に対し、当局から、現在
のような極端な時間差
の信号でなくなる可能性はあるが、交通量
の関係から、今後、公安委員会でどういった信号処理がされるかまでは、現在把握できていない。信号処理については、県が公安委員会と協議されているため、情報把握に努めたい。と
の答弁がありました。
以上、委員会
の審査経過と概要について報告させていただきましたが、当委員会が付託
を受けております国道バイパス整備促進については、解決すべき諸問題、課題がありますことから、当委員会といたしまして、継続審査とすることといたしました。
以上、国道バイパス整備促進特別委員会
の中間報告とさせていただきます。
○議長(上田忠博君)
次に、議会改革特別委員会委員長 16番 藤田啓仁議員。
○16番(藤田啓仁君)登壇
それでは、議会改革特別委員会
の報告
を申し上げます。
当委員会は、付託
を受けております議会改革
の推進について
を審査するため、閉会中
の去る2月7日に委員会
を開催いたしました。
当日
の委員会では、予算及び決算
のあり方検討部会部会長から、平成31年3月定例会
の予算審査
のあり方について、細部
を検討した旨
の報告がなされ、その内容について審査
を行いました。
主なものといたしまして、分科会委員以外
の委員
の傍聴は任意でないこと。全体会
を行う
のは協議会室であること。通告締め切りは分科会終了後1時間以内とするが、ただし、終了
の時間により委員長
の指示によること。であります。委員から、傍聴
のあり方について、分科会で議論
を尽くしたあとに、傍聴
の委員からその日
のうちに質疑
をしてはどうか。また、任意でないと決めた経過等について質疑がありましたが、9月
の決算審査と同じ方法で、予算審査
を行うこと。また出席しなかった場合
の総括質疑
のあり方などさまざまな事情
を勘案し、部会として結論
を出したと
の説明がなされました。
続いて、議会改革推進部会部会長より、提言書作成に向けて、議会改革推進ロードマップに定めた、15項目それぞれについて課題等
の検証
を行い、反問権についてなど、既に取り組みが完了している項目や、休日・夜間議会
の開催など、別
の方策で目的達成が図れる項目については、次期には引き継がずに完結させること。自由討議や議会
のICT化など
の取り組みについては、今後拡大すべきものとして次期に引き継ぐことなど、今後
の方向性
をまとめたと
の報告がありました。
報告に対し、委員から、資料
の文言
の内容や部会内で
の議論
の詳細
を確認する意見があるなど、慎重に議論
を進めました。
続いて、予算決算審査
のあり方検討部会
の今期
のまとめと、次期議会へ
の議会改革提言書
の文面と具体的な項目について丁寧な議論
を行いました。
以上が、審査経過
の概要であります。
当委員会では、議会改革
の推進については、今後も鋭意取り組んでいただくため次期議会へ
の提言書
を送ること
を確認し、全員一致で終結すべきものと決しました。なお、当委員会
の審査については、2月12日開催
の定例全員協議会で
説明し確認
をいたしました。
議会改革
の推進について、前期
の議会改革提言書
を受け、4年間議会改革推進部会・予算及び決算審査
のあり方検討部会
の両部会で
の検討、また、事業実施チーム
を中心とした事業推進など、鋭意取組み
を進めてまいりました。
この場
をお借りいたしまして、心からお礼
を申し上げます。
ありがとうございました。
なお、提言書については、去る2月20日に議長宛に提出しております。
これをもちまして、議会改革特別委員会
の最終報告とさせていただきます。
○議長(上田忠博君)
次に、総合計画特別委員会委員長 6番 田中英樹議員。
○6番(田中英樹君)登壇
それでは、総合計画特別委員会委員長報告
を申し上げます。
当委員会は、付託
を受けております第六次栗東市総合計画
の策定について
を審査するため、閉会中
の2月22日に、市長、副市長、政策監及び
元気創造政策課長等
の出席
を求め開催
をいたしました。
今回は、1.市民から提出いただいた政策提案及び団体ヒヤリングに係る龍谷大学「
まちづくり論」受講生から
のご意見等
の中間報告。
2.第六次総合計画序論及び基本構想(案)。
3.今後
のスケジュールについて
説明を受け審査
を行いました。
当局より、提案内容につきましては、主なものでは、公共施設等に関しては、子どもから大人まで楽しめる公園
の整備。子ども関係では、学童保育、保育園
の充実と児童館
の開館日
の増加。福祉・教育関係では、福祉医療費助成制度
の年齢引き上げ、障がい
のある方へ
の支援、学費
の無償化、
子どもたちの学力向上等々である。
また、団体ヒヤリングからは、本市においてはPRが不足しているため、特産品
をはじめ本市
の特長である交通
の要衝、自然、馬など、まち
の知名度アップ
を図るため
の努力が必要であり、これらを通じて観光客、交流人口、強いては定住人口
の増につなげていくべきと
の意見が出されている。と
の説明がありました。
基本構想が目指すまち
の基礎となる2030年
の人口目標については、本市人口ビジョン
の数値
をベースとする今日まで
の実態
を考慮し72,000
人とする。
また、将来都市像については、「いつもまでも住み続けたくなる安心な元気都市栗東」。
将来都市像
を実現するため
の基本目標については、1、経済
の安心
を生み出す。
2、教育・子育て
の安心
を育む。
3、福祉・健康
の安心
を築く。
4、暮らし
の安心
を支える。
5、行政
の安心
を営む。
の安心に関する5項目
を設定し、今後、方向付けと取りまとめ
を行っていく。と
の説明がありました。
以下、審査では、多く
の質疑、意見がありましたが、その主なもの
を報告させていただきます。
まちづくりの基本理念については、委員より、記載されている「風格都市 栗東」
の表現
を次期総合計画でも取り入れているが、将来都市像として設定されている、「いつまでも住み続けたくなる安心な元気都市栗東」と
の位置付けはどのように整理されている
のか。と
の質疑に対し、当局より、都市像としては「いつまでも住み続けたくなる安心な元気都市栗東」、これ
を将来都市像として掲げ、個々には「風格都市」という視点
を取り入れていく必要がある
のではないかと考えている。まずは一番上位にある
のは、「いつまでも住み続けたくなる安心な元気都市栗東」であると認識している。
踏襲するべきものは踏襲していくが、第五次総合計画においても「風格都市」が将来都市像になっているわけではなく、「ひと・まち・環境、ともに育む『健やか・にぎわい都市』栗東が、将来都市像となっている。その中
の一部として、「風格都市」と位置付けており、第六次総合計画もそのような位置付け
を考えている。と
の答弁がありました。
次に、将来
の想定において、委員より、財政
の分析については、
説明が簡単すぎないか。また、「財政
の硬直化」という用語が使用されており、市民にはわかりづらいと思うが。と
の質疑に対し、当局より、当初想定はしていなかったが、総合計画審議会で、財政状況について向こう10年はこのような財政状況であること
を市民
の方々に示す必要があるということで記載している。また、硬直化という
のは難しい表現であると思うので、わかりやすい表現に改めていきたい。と
の答弁がありました。
まちづくり基本目標
の考え方について、委員より、「健康寿命が長く、健康リスク
の不安も小さいまち」
の項目で取り入れられている障がい福祉
の充実
の部分が、基本目標として設定している「福祉・健康
の安心
を築く」
の表現では、その取り組みが見えてこないと思うが、どのように考えている
のか。と
の質疑に対し、当局より、
まちづくりの基本目標
の考え方については、それぞれ
の五つ
の安心
の中で
の重点項目ということで記載している。ただ、全て
の項目について、基本政策
の中でうたっていくべきものであり、基本計画
の中で全て
の項目についてうたっていきたい。なお、フレーズについては検討させていただく。と
の答弁がありました。
基本政策について、委員より、「経済
の安心
を生み出す」
の中に、産業拠点
の活性とある一方で、将来
の想定で掲げている土地
の利用
のあり方
のゾーン分けで、「環境・産業拠点」または「複合系産業拠点」が示されているが、どのような想定
を考え設定している
のか。と
の質疑に対し、当局より、土地利用図は代表的なもの
を記載している。主だった位置とご理解いただきたい。ただ、産業拠点というといろいろなところに拠点がある。示している青色
の部分(環境・産業拠点)または紫色
の部分(複合系産業拠点)については、記載部分だけではなく栗東市内各所に拠点がある。提示している部分については代表的なもの
を記載しており、産業拠点
の活性については、全市的な拠点とご理解いただきたい。また、現在は複合系
の産業拠点という位置付けで着色しているが、これからいろいろな調査・協議・調整が必要であり、少し不確定な要素があると認識している。基本的には考え方としては、総合計画
の土地利用については、都市計画マスタープランと整合
を図りながら、設定していきたいと考えている。しかしながら、都市計画
のマスタープラン
の土地利用計画ほど詳細には総合計画ではうたわないほうがいい
のではないかと考えている。と
の答弁がありました。
今後
のスケジュールについては、前回
の審議会で
の基本構想(案)に対する修正部分、今回
の特別委員会で
の意見等
を確認・検討・修正し、再度3月に審議会、特別委員会
を開催いただき、確認とご意見
をお願いし、一旦基本構想については暫定的に設定した上で、次年度から基本計画
の策定に取り組んでいきたい。と
の説明がありました。
その他、多く
の質疑がありましたが、主な審査経過について
の報告とさせていただきます。
当委員会といたしましては、今後も策定委員会や審議会で
の取り組み
を踏まえながら、第六次栗東市総合計画
の策定についてについて、さらなる審査が必要でありますので継続審査とすることにいたしました。
以上、総合計画特別委員会
の中間報告とさせていただきます。
○議長(上田忠博君)
以上で、委員長
の報告
を終わります。
これより、委員長
の報告に対し質疑
を行います。
まず、国道バイパス整備促進特別委員会委員長
の報告に対し、質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田忠博君)
質疑もないようでありますので、国道バイパス整備促進特別委員会委員長に対する質疑は、これをもって終結いたします。
次に、議会改革特別委員会委員長
の報告に対し、質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田忠博君)
質疑もないようでありますので、議会改革特別委員会委員長に対する質疑は、これをもって終結いたします。
次に、総合計画特別委員会委員長
の報告に対し、質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田忠博君)
質疑もないようでありますので、総合計画特別委員会委員長に対する質疑は、これをもって終結いたします。
お諮りいたします。
議会改革特別委員会については、委員長報告
のとおり終結することに賛成
の方
の起立
を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(上田忠博君)
起立全員と認めます。
よって、議会改革特別委員会については、委員長報告
のとおり終結することに決しました。
ただいま終結いたしました議会改革特別委員会につきましては、委員長
をはじめ各委員
の皆様におかれましては、慎重なるご審査
をいただき大変ご苦労さまでございました。
ありがとうございました。
以上で、各委員会
の中間報告
を終了いたします。
国道バイパス整備促進特別委員会、総合計画特別委員会
の付託案件につきましては、引き続き審査
をいただきますようお願いいたします。
~日程第5.議案第1号 平成31年度栗東市
一般会計予算について から
議案第32号
栗東市道路線の認定についてまで
の32議案
の一括上程について~
○議長(上田忠博君)
日程第5 議案第1号 平成31年度栗東市
一般会計予算についてから議案第32号
栗東市道路線の認定についてまで
の32議案
を一括上程し議題といたします。
市長から、順次提案理由
の説明を求めます。
市長。
○市長(野村昌弘君)登壇
ただいま上程されました各議案につきまして提案理由
の説明を申し上げます前に、お許し
をいただき、昨今
の市政
の重要課題等につきまして報告
をいたします。
まずはじめに、
まちづくり基本構想(
後継プラン)につきましては、
都市計画道路下鈎出庭線
の着実な事業進捗が図れ、本年4月1日からは、主要地方道栗東志那中線から県道
片岡栗東線まで
の全線にわたり通行いただける運びとなりました。
共同
の土地活用につきましては、株式会社リチウムエナジージャパン、株式会社コメリ
をはじめ14件
の企業立地が進みました。今後も残るエリア
の土地活用
の推進に向け、地権者
の意向
を踏まえ、情報
の収集と発信に県とともに取り組んでまいります。
国道8号野洲栗東バイパスや
片岡栗東線、国道1号栗東水口道路、山手幹線においても、全て
の路線において工事に着工いただいており、着実な事業進捗が図れています。また、東坂地区では、急傾斜地
の崩壊による災害から市民
の生命、財産
を保護する急傾斜地崩壊対策事業に着工いただいており、平成30年度、31年度
の2カ年で完了いただく予定であります。
次に、学校給食共同調理場建設工事につきましては、平成30年9月から本格的に稼働しており、再開した中学校給食
を含め、小学校給食についても残食率が減じるなど順調に進んでいます。なお、他
の施設改修事業として、小学校空調設備設置工事は本年2月末で完了し、次年度から稼働していきます。
葉山東小学校増築工事につきましては、昨年6月末から着工し、本年3月末
の完了
を予定しており、不足教室
の対応
を図ってまいります。
治田小学校増築工事につきましては、昨年10月から着工いたしましたが、平成31年度に繰越
をし、本年6月末
の完了
を予定しております。また、各小学校
のICT環境
の整備として、電子黒板付きプロジェクター
を予定していた各普通教室へ
の導入
を終え、授業で本格的に活用いただいております。
以上、昨今
の重要課題等
の報告といたします。
引き続き、議員各位
のご支援、ご協力
を賜りますようお願い申し上げます。
それでは、本日上程されました議案第1号から議案第32号まで
の32議案について、提案理由
の説明をいたします。
まず、議案第1号から議案第10号まで
の10議案につきましては、平成31年度
の一般会計ほか、各会計
の予算であります。
新年度予算編成に当たっては、まち
の活力
の維持・向上や地域
の特色・魅力
を活かした施策展開
を図る中で、通常ベースにおける緊縮型予算
を維持する形で
の財政健全化に向けた取り組みと、
社会経済情勢の変化等に伴う必要な
行政サービスの提供
を両立させながら、将来にわたる市民サービス
の向上
のため、引き続き、「いつまでも住み続けたくなる安心な元気都市栗東」
の実現
を目指し、予算編成
を行ったところであります。
それでは、新年度予算
の説明をいたします。
議案第1号 平成31年度栗東市
一般会計予算につきましては、歳入歳出予算
の総額
を、歳入歳出それぞれ250億7,200万円と定めるものであり、前年度当初予算に比較して、23億8,800万円、8.7%減となっております。これは、平成30年度に大型建設事業が完了したことが主な要因となっております。
歳入
のうち市税では、全体的に増収
を見込み134億1,563万5,000円とし、前年度当初予算に比較して5.2%
の増で計上しております。
また、地方交付税については、平成31年度は不交付団体であると想定し、普通交付税及び臨時財政対策債は計上せず、特別交付税
を1億5,652万6,000円計上しております。
歳出につきましては、国
の施策や
社会経済情勢の変化等に伴い必要なもの、市
の政策
の柱となる「五つ
の安心」に基づき、優先順位
の高いもの、栗東市総合戦略
を踏まえ、まち
の活力
の維持・向上や地域
の特色・魅力
を活かした施策展開にかかるもの、市民生活
の安全・安心につながるものや、栗東
の元気創造につながる施策について、予算
を重点化し計上しております。
次に、第2条、債務負担行為及び第3条、地方債につきましては、長期にわたる事業として取り組むもの、財源確保並びに歳出予算に見合うものであり、第4条では、一時借入金
の最高額
を50億円と定め、第5条では、歳出予算
の流用
を定めるものであります。
次に、議案第2号 平成31年度栗東市土地取得特別会計予算につきましては、歳入歳出予算
の総額
を、歳入歳出それぞれ5億4,002万5,000円と定めるものであります。
歳出につきましては、公債費として、元金・利子
の償還金等であり、歳入につきましては、一般会計繰入金等
を計上しております。
次に、議案第3号 平成31年度栗東市国民健康保険特別会計予算につきましては、歳入歳出予算
の総額
を、歳入歳出それぞれ53億552万円と定めるものであります。
歳出につきましては、主に保険給付費、保健事業費及び国民健康保険事業費納付金等であります。
歳入につきましては、国民健康保険税、県支出金及び一般会計繰入金等
を計上しております。
また、第2条では、一時借入金
の最高額
を2億円と定め、第3条では、歳出予算
の流用
を定めるものであります。
次に、議案第4号 平成31年度栗東市後期高齢者医療特別会計予算につきましては、歳入歳出予算
の総額
を、歳入歳出それぞれ6億1,167万6,000円と定めるものであります。
歳出につきましては、主に総務費及び後期高齢者医療広域連合納付金等であり、歳入につきましては、後期高齢者医療保険料及び一般会計繰入金等
を計上しております。
次に、議案第5号 平成31年度栗東市介護保険特別会計予算につきましては、歳入歳出予算
の総額
を、歳入歳出それぞれ36億9,997万9,000円と定めるものであります。
歳出につきましては、主に総務費、保険給付費及び地域支援事業費等であり、歳入につきましては、介護保険料、国庫支出金、県支出金、支払基金交付金及び一般会計繰入金等
を計上しております。
また、第2条では、歳出予算
の流用
を定めるものであります。
次に、議案第6号 平成31年度栗東墓地公園特別会計予算につきましては、歳入歳出予算
の総額
を、歳入歳出それぞれ595万3,000円と定めるものであります。
歳出につきましては、墓地公園管理費であり、歳入につきましては、管理手数料等
を計上しております。
次に、議案第7号 平成31年度大津湖南都市計画事業栗東新都心土地区画整理事業特別会計予算につきましては、歳入歳出予算
の総額
を、歳入歳出それぞれ8,134万円と定めるものであります。
歳出につきましては、土地区画整理費及び公債費であり、歳入につきましては、一般会計繰入金等
を計上しております。
また、第2条では、一時借入金
の借入れ
の最高額
を1億円と定めるものであります。
次に、議案第8号 平成31年度栗東市
水道事業会計予算につきましては、収益的収入及び支出につきましては、収入総額
を13億3,643万5,000円、支出総額
を12億7,943万5,000円とし、資本的収入及び支出につきましては、収入総額
を3億930万2,000円、支出総額
を9億4,092万9,000円と定めるものであります。
資本的収支で
の不足額は、建設改良積立金、損益勘定留保資金、当年度消費税資本的収支調整額で補填するものであります。
また、第2条では業務
の予定量
を、第5条では債務負担行為
を、第6条では企業債
の内容
を、第7条では一時借入金
の限度額
を、第8条及び第9条では経費
の流用
を、第10条ではたな卸資産購入限度額
の事項
を、それぞれ定めるものであります。
次に、議案第9号 平成31年度栗東市
公共下水道事業会計予算につきましては、収益的収入及び支出につきましては、収入総額
を17億5,208万8,000円、支出総額
を16億5,231万7,000円とし、資本的収入及び支出につきましては、収入総額
を9億9,836万2,000円、支出総額
を16億2,980万5,000円と定めるものであります。
資本的収支で
の不足は、損益勘定留保資金及び当年度消費税資本的収支調整額で補填するものであります。
また、第2条では業務
の予定量
を、第5条では企業債
の内容
を、第6条では一時借入金
の借入れ限度額
を、第7条及び第8条では経費
の流用
を、第9条では他会計から
の補助金
の事項
を、それぞれ定めるものであります。
次に、議案第10号 平成31年度栗東市農業集落排水事業特別会計予算につきましては、歳入歳出予算
の総額
を、歳入歳出それぞれ3,502万1,000円と定めるものであります。
歳出につきましては、農業集落排水事業費及び公債費であり、歳入につきましては、使用料、県支出金及び一般会計繰入金等
を計上しております。
次に、議案第11号から議案第15号まで
の5議案につきましては、平成30年度
の各会計
の補正予算であります。
まず、議案第11号 平成30年度栗東市一般会計補正予算(第8号)につきましては、歳入歳出予算
の総額から、歳入歳出それぞれ5億7,092万2,000円
を減額し、歳入歳出予算
の総額
を、歳入歳出それぞれ246億2,241万7,000円とするものであります。主に事業費実績見込みによるものでありまして、歳出につきましては、総務費及び商工費
の増額、議会費、民生費、衛生費、農林水産業費、土木費、消防費及び教育費
の減額であり、歳入につきましては、国庫支出金及び繰入金等で調整しております。
また、第2条、繰越明許費につきましては、事業執行
の都合により、治田小学校増築事業ほか12事業
の繰り越し
を行なうために設定するものであります。
第3条、地方債
の補正につきましては、道路整備事業ほか11事業
の事業費
の増減等に伴う変更であります。
次に、議案第12号 平成30年度栗東市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)につきましては、歳入歳出予算
の総額に、歳入歳出それぞれ2,720万2,000円
を追加し、歳入歳出予算
の総額
を、歳入歳出それぞれ53億7,098万1,000円とするものであります。事業費実績見込みによるものでありまして、歳出につきましては、保険給付費
の増額であり、歳入につきましては県支出金で調整しております。
次に、議案第13号 平成30年度栗東市介護保険特別会計補正予算(第3号)につきましては、歳入歳出予算
の総額から、歳入歳出それぞれ6,479万8,000円
を減額し、歳入歳出予算
の総額
を、歳入歳出それぞれ35億693万8,000円とするものであります。事業費実績見込みによるものでありまして、歳出につきましては、基金積立金
の増額、総務費、保険給付費及び地域支援事業費
の減額であり、歳入につきましては、国庫支出金、県支出金、支払基金交付金、繰入金、繰越金及び諸収入で調整しております。
次に、議案第14号 平成30年度栗東市
水道事業会計補正予算(第2号)につきましては、事業費
の精算により、収益的収入及び支出
のうち、収益的収入385万7,000円
を、収益的支出818万8,000円
をそれぞれ減額し、資本的収入及び支出
のうち、資本的収入1,791万6,000円
を、資本的支出3,850万円
を、それぞれ減額するものであります。
次に、議案第15号 平成30年度栗東市
公共下水道事業会計補正予算(第2号)につきましては、事業費
の精算により、収益的収入及び支出
のうち、収益的収入2,154万3,000円
を追加し、収益的支出973万円
を減額し、資本的収入及び支出
のうち、資本的収入1億5,729万7,000円
を、資本的支出1億7,840万円
を、それぞれ減額するものであります。
第4条、企業債
の補正につきましては、事業費
の減額による変更であります。
次に、議案第16号 栗東市教育委員会教育長
の任命につき議会
の同意
を求めることにつきましては、栗東市教育委員会教育長
の任期が満了することに伴い、栗東市目川518番地2 昭和30年8月10日生まれ
の福原快俊氏
を適任者として任命いたしたく、地方教育行政
の組織及び運営に関する法律第4条第2項
の規定により、議会
の議決
を求めるものであります。
次に、議案第17号 栗東市固定資産評価審査委員会委員
の選任につき議会
の同意
を求めることにつきましては、栗東市固定資産評価審査委員会委員1名
の任期が満了することに伴い、栗東市小柿九丁目7番5号 昭和28年8月13日生まれ
の浅井剛氏
を適任者として選任いたしたく、地方税法第423条第3項
の規定により、議会
の議決
を求めるものであります。
次に、議案第18号 人権擁護委員
の推薦につき議会
の意見
を求めることにつきましては、本市
の人権擁護委員1名
の任期が満了することに伴い、栗東市小野1105番地3 昭和23年5月24日生まれ
の三浦滋氏
を適任者として推薦することにつき、人権擁護委員法第6条第3項
の規定に基づき、議会
の意見
を求めるものであります。
次に、議案第19号 栗東市職員
の勤務時間、休暇等に関する条例
の一部
を改正する条例
の制定につきましては、民間労働法制において時間外労働
の上限規制等が導入され、国家公務員においても超過勤務命令
を行うことができる上限
を人事院規則で制定されることから、それに準拠して所要
の改正
を行うものであります。
次に、議案第20号 栗東市特別職
の職員で非常勤
のもの
の報酬及び費用弁償に関する条例及び栗東市消防団条例
の一部
を改正する条例
の一部
を改正する条例
の制定につきましては、非常勤
の特別職及び消防団員
の報酬
の額
を、引き続き平成32年3月まで
の間、本則
の額から5%減額するものであります。
次に、議案第21号 栗東市手数料徴収条例及び栗東市印鑑条例
の一部
を改正する条例
の制定につきましては、おうみ自治体クラウドへ
の基幹系システム移行に併せて、コンビニで発行できる証明書
の追加とマイナンバーカード
の取得推進
を図るためなど、所要
の改正
を行うものであります。
次に、議案第22号 栗東市介護給付費準備基金条例
の一部
を改正する条例
の制定につきましては、地域
包括ケアシステム
の強化
のため
の介護保険法等
の一部
を改正する法律
の施行等により、保険者機能強化推進交付金制度が創設されたことに伴い、第1号保険料に余剰が発生した場合、介護給付費準備基金に積み立て、地域支援事業等へ
の活用が可能となったことから、所要
の改正
を行うものであります。
次に、議案第23号 栗東市放課後児童健全育成事業
の設備及び運営に関する基準
を定める条例
の一部
を改正する条例
の制定につきましては、学校教育法
の一部改正により、専門職大学制度が新設されることに伴い、放課後児童支援員
の資格に専門職大学
の前期課程
を修了した者
を追加するものであります。
次に、議案第24号 栗東市国民健康保険条例
の一部
を改正する条例
の制定につきましては、栗東市国民健康保険運営協議会
の体制強化
を図るべく、構成員に被用者保険等保険者
の代表者
を追加するものであります。
次に、議案第25号 栗東市一般廃棄物処理施設
の技術管理者
の資格に関する条例
の一部
を改正する条例
の制定につきましては、学校教育法
の一部改正により、専門職大学制度が新設されることに伴い、技術管理者
の資格に専門職大学
の前期課程
を修了した者
を追加するものであります。
次に、議案第26号 栗東市営土地改良事業経費
の賦課徴収に関する条例
の一部
を改正する条例
の制定につきましては、土地改良法等
の一部
を改正する法律
の施行に伴い、引用条項に条ずれが生じるため、所要
の改正
を行うものであります。
次に、議案第27号 栗東市布設工事監督者
の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者
の資格基準に関する条例
の一部
を改正する条例
の制定につきましては、学校教育法
の一部改正により、専門職大学制度が新設されることに伴い、布設工事監督者及び水道技術管理者
の資格に専門職大学
の前期課程
を修了した者
を追加することなど、所要
の改正
を行うものであります。
次に、議案第28号 損害賠償に係る和解及び損害賠償
の額
を定めることにつき議会
の議決
を求めることにつきましては、平成30年9月4日に発生した台風21号による暴風
のため、野洲川体育館屋根瓦が飛散し隣地居宅が破損したことについて、居宅
の修理等に係る損害賠償につき和解し、損害賠償
の額
を定めることにつき、
地方自治法第96条第1項第12号及び第13号
の規定により、議会
の議決
を求めるものであります。
次に、議案第29号 訴え
の提起につき議会
の議決
を求めることにつきましては、栗東第2駐車場
の放置自動車撤去
の訴え
を大津簡易裁判所へ提起することにつき、
地方自治法第96条第1項第12号
の規定により、議会
の議決
を求めるものであります。
次に、議案第30号 滋賀県市町村職員退職手当組合規約
の変更について関係
地方公共団体が協議することにつき議会
の議決
を求めることつきましては、公立甲賀病院組合が脱退することに伴う規約
の変更について関係
地方公共団体が協議することにつき、
地方自治法第290条
の規定により、議会
の議決
を求めるものであります。
次に、議案第31号
栗東市道路線の廃止につきましては、出庭林線ほか2路線
を廃止することにつき、道路法第10条第3項において準用する第8条第2項
の規定に基づき、議会
の議決
を求めるものであります。
また、議案第32号
栗東市道路線の認定につきましては、出庭林線ほか3路線
を認定することにつき、道路法第8条第2項
の規定に基づき議会
の議決
を求めるものであり、いずれも市道新設整備に伴う区間変更及び開発等による道路
の寄付・帰属などによるものであります。
以上、本定例会に提出いたしました議案
の説明といたします。
なお、議案に関連する資料につきましては、先にお手許に配付いたしておりますのでご参照賜り、ご審議
のほどお願い申し上げます。
○議長(上田忠博君)
以上で、本日
の議事は全て終了いたしました。
お諮りいたします。
明27日から3月4日まで
の6日間は、議案熟読
のため休会することにいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田忠博君)
ご異議なしと認めます。
よって、明27日から3月4日まで
の6日間は、休会することに決しました。
来る3月5日は本会議
を再開し、代表質問
を行います。
本日は、これで散会いたします。
ご苦労さまでした。
散会 午後 0時27分
地方自治法第123条第2項
の規定により、下記に署名する。
平成31年2月26日
栗東市議会議長 上 田 忠 博
署 名 議 員 三 木 敏 嗣
署 名 議 員 林 好 男...