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平成30年 9月定例会(第1日 9月 3日)

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  1. 栗東市議会 2018-09-03
    平成30年 9月定例会(第1日 9月 3日)


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    平成30年 9月定例会(第1日 9月 3日)               平成30年9月栗東市議会定例会会議録                       平成30年9月3日(月曜日)開会 1.議 事 日 程   第1.会議録署名議員の指名について   第2.会期決定について   第3.各委員会の中間報告について   第4.議案第 67号 平成29年度栗東市一般会計歳入歳出決算認定について              から      議案第 90号 栗東市道路線の認定について までの24議案の一括上程に              ついて   第5.特別委員会の設置及び委員の選任について 1.会議に付した事件   日程第1.会議録署名議員の指名について   日程第2.会期決定について   日程第3.各委員会の中間報告について   日程第4.議案第 67号 平成29年度栗東市一般会計歳入歳出決算認定について                から
           議案第 90号 栗東市道路線の認定について までの24議案の一括上                程ついて   日程第5.特別委員会の設置及び委員の選任について 1.会議に出席した議員(16名)     2番 大 西 時 子 君    3番 野々村 照 美 君     4番 小 竹 庸 介 君    5番 三 木 敏 嗣 君     6番 田 中 英 樹 君    7番 谷 口 茂 之 君     8番 片 岡 勝 哉 君   10番 櫻 井 浩 司 君    11番 國 松   篤 君   12番 林   好 男 君    13番 中 村 昌 司 君   14番 田 村 隆 光 君    15番 寺 田 範 雄 君   16番 藤 田 啓 仁 君    17番 武 村   賞 君   18番 上 田 忠 博 君 1.会議に欠席した議員    な  し 1.会議に出席した説明員   市長            野 村 昌 弘 君   副市長           藤 村 春 男 君   教育長           福 原 快 俊 君   監査委員          井之口 秀 行 君   市民政策部長危機管理監  仁 科 芳 昭 君   市民政策部政策監      池 之   徹 君   総務部長          國 松 康 博 君   福祉部長          伊勢村 文 二 君   子ども・健康部長      林   明 美 君   環境経済部長        柳   孝 広 君   建設部長兼上下水道事業所長 中 濱 佳 久 君   建設部技監         中 川 匡 史 君   教育部長          加 藤 宏 之 君   財政課長          中 嶋   勇 君   元気創造政策課長      駒 井 隆 司 君   総務課長          月 舘 正 一 君   監査委員事務局長      國 松 口 一 君   関係各課長 1.会議に出席した事務局職員   局長      髙 岡   覚   課長      松 田 光 正   課長補佐    木 村 洋 子                 開会 午前 9時30分 ○議長(上田忠博君)  ただいまの出席議員は16名であります。  定足数に達しております。  よって、平成30年第5回栗東市議会定例会は成立いたしましたので開会いたします。  これより、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手許に配付しておきました議事日程表のとおりであります。  会議事件説明のために出席を求めた者は、市長、副市長、教育長、各部長及び関係課長並びに監査委員であります。  日程に先だち、諸般の報告をいたします。  会議規則第167条第1項ただし書きの規定による議員の派遣につきましては、お手許に配付しておきました一覧表をもちまして報告とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  次に、市長から平成29年度栗東市健全化判断比率及び資金不足比率の報告及び平成29年度公益財団法人栗東体育協会事業報告及び決算報告を求めます。  市長。 ○市長(野村昌弘君)登壇  おはようございます。  本日、平成30年第5回栗東市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様方にはご参集賜り、厚く御礼を申し上げるものであります。  地方自治法等に基づく報告事項について説明いたします。  まず、報告第11号 平成29年度栗東市健全化判断比率及び資金不足比率の報告について、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項並びに同法第22条第1項の規定に基づき、監査委員の意見を付けて、これを議会に報告するものであります。  健全化判断比率につきましては、実質赤字比率連結実質赤字比率とも黒字決算であり、実質公債費比率については16.7、将来負担比率については161となりました。  将来負担比率は、昨年の比率を下回り改善の方向に向かっておりますが、他市との比較におきましては、依然として非常に高い比率であり、第三セクター等改革推進債償還財源の確保など、引き続き財政健全化に向けた取り組みが必要であると考えております。  また、資金不足比率につきましては、全ての公営企業会計において黒字となっており、資金不足は生じておりません。  次に、報告第12号 平成29年度公益財団法人栗東体育協会事業報告及び決算報告について、地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき報告をいたします。  当協会は、公益財団法人として市民のスポーツ振興のための環境整備、文化財の保護・啓発を推進すべく、体育振興部門埋蔵文化財部門から構成されております。  まず、体育振興部門では、市民体育館をはじめとする市内の社会体育施設において、体力づくりスポーツ活動の場を提供され、地域のスポーツ振興拠点づくりとして各種事業を展開していただき、指定管理者として求められる効果的・効率的な施設の管理運営に努めていただきました。また、生涯スポーツ推進の観点から、幅広い年齢層を対象に、誰もが気軽に参加できる健康づくり体力づくりのための各種事業を開催していただきました。さらに、青少年スポーツの育成やスポーツ競技団体への活動支援・強化にも取り組んでいただきました。  埋蔵文化財部門では、調査主体である教育委員会と連携を図りながら、市内における埋蔵文化財発掘調査の円滑・迅速な実施に努め、併せて調査結果の公開、公表を図るとともに、文化財施設や出土資料を活用したさまざまな普及啓発事業に取り組んでいただきました。  続きまして、収支決算について報告させていただきます。  経常収益につきましては、会費、社会体育施設指定管理料発掘調査料市事業補助金など、前年度対比4,820万796円増の2億488万7,792円であり、経常費用につきましては、事業費1億8,746万8,764円、管理費1,619万3,504円の合計2億366万2,268円で、前年度対比4,557万7,436円の増であり、正味財産期末残高は1億2,273万1,409円でありました。  今後におきましても、厳しい財政状況を踏まえ、公益財団法人としての特性を最大限に活かし、市民目線に立ち安全・安心な施設運営と、本市のさらなるスポーツ振興並びに埋蔵文化財の発掘業務や調査成果の活用に努めていただきます。なお、いずれも詳細につきましては、先に資料を配付いたしておりますので、ご参照賜りますようお願いいたしまして、報告といたします。 ○議長(上田忠博君)  引き続き、監査委員から監査報告を求めます。  代表監査委員 井之口秀行さん。 ○監査委員井之口秀行君)登壇  おはようございます。  本定例会に当たりまして、平成29年度一般会計特別会計及び公営企業会計決算審査並びに財政健全化審査経営健全化審査を終了いたしましたので、その監査結果について概要を報告申し上げます。併せて、詳細につきましては、お配りをしております意見書の冊子におきまして、それぞれ決算ごと審査意見書として記載しておりますので、ご高配賜りますようお願いいたします。  まず、今議会に提案されております平成29年度の一般会計特別会計決算につきましては、地方自治法第233条第2項の規定に基づき、去る6月に、市長から提出されました各会計歳入歳出決算書、財産調書並びに平成29年度主要な施策の成果及び予算執行実績報告書を主として、栗東市監査基準に沿って実施をいたしました。また、平成29年度財政健全化経営健全化審査につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び同法第22条第1項の規定により、それぞれ算定の基礎となる事項を記載した書類により審査を実施いたしました。  各課から提出されました資料に基づき、議会選出の小竹庸介監査委員とともに各部署関係者から説明を受け、質疑応答により実施をしたところであります。  審査に付されました各会計の歳入歳出決算書及び決算付属書類は、いずれも関係法令に準拠して作成され、決算計数は関係諸帳簿及び証拠書類等と照合し正確であると認めました。  事務事業の執行におきましては、財源確保と経費の節減に努めながら執行されたものと認識しております。しかしながら、今回、一部において不適切な事務処理等が認められました。このことは、まことに遺憾であり、改善に向けての取り組みは必須にして、緊急を要する課題であると考えます。  さて、一般会計及び各特別会計決算状況でありますが、歳入総額は387億6,515万2,000円、歳出総額は375億8,076万4,000円となり、前年度と比べ、歳入で9.2%の増、歳出で9.4%の増となっております。  歳入歳出差引額は11億8,438万8,000円で、翌年度繰越額1億3,157万円を差し引いた実質収支額は10億5,281万8,000円の黒字であります。  次に、財政構造ですが、まず、財政力指数は、平成29年度が0.983で、前年度の0.981に対し0.002ポイント上昇しております。  また、経常収支比率は96.8%で、前年度の94.8%より2ポイント上昇しております。  実質公債費比率は、前年度と同率の16.7%となっております。  一般会計及び特別会計の地方債におきましては、当年度の発行合計額は33億430万5,000円で、元金償還合計額は38億9,346万8,000円となっております。現在高合計は458億29万8,000円で、前年度に比べ5億8,916万3,000円の減少となったものの、まだまだ高額な数値になっております。  実質公債費比率の動向等、将来の財政経営の影響を考慮し、効率的な財政運営と慎重かつ適正な調達に努めなければならないと考えます。  次に、歳入における収入未済額は、一般会計では9億9,546万2,000円で、前年度より2億8,830万3,000円増加しております。収入率で96.4%となり、前年度より0.6ポイント低下しております。  特別会計におきましては、国民健康保険税5億1,370万3,000円、介護保険料等その他で2,663万2,000円、合計5億4,033万5,000円となり、一般会計特別会計合わせますと15億3,579万7,000円の収入未済額が生じております。  不納欠損額においては、一般会計で市税等の2,439万7,000円、特別会計で2,527万5,000円、合わせて総額4,967万2,000円となり、前年度より減っておりますが、納税者である市民の信頼確保の観点から適切な債権管理を行い、税収入並びに負担金や使用料等においても公平・公正の原則から厳正に対処し、滞納額の縮小など、さらなる財源確保取り組みを願うものであります。  続きまして、会計別の結果についてご報告いたします。  一般会計の歳入でありますが、前年度より28億5,924万2,000円の増額となっており、前年度との対比は111.8%で、歳入合計額は270億9,990万円となっています。  市税については、前年度より1億9,939万8,000円の増額となりましたが、市債においても8億8,304万8,000円の増となり、一般会計自主財源構成比は62.6%となり、前年度より1.1ポイント下がっています。  歳出におきましては、前年度より29億2,892万6,000円の増となっています。繰越明許費が26億8,142万7,000円ありまして、執行率は89.8%となっています。適切な予算執行に努めていただきたいと考えます。  歳出の性質別状況は、義務的経費が46.5%で、前年度の51.4%と比べ4.9ポイント減少しましたが、金額では2億377万4,000円の増額となり、前年度対比1.7%の増となっております。  次に、特別会計ですが、特別会計は8会計となっています。  歳入合計は116億6,525万2,000円、歳出合計は110億2,805万5,000円となり、差し引き6億3,719万7,000円の黒字となっています。  次に、地方自治法第241条第5項の規定により、審査に付されました基金の運用状況ですが、年度末残高は前年度末より9億5,600万1,000円増の60億883万7,000円となりましたが、目的に沿った堅実な管理運営に努めなければなりません。  地方公営企業法第30条第2項の規定により、審査に付されました水道事業会計におきましては、給水件数が前年度比220件の増となり、年間総配水量も前年度比9万2,336立方メートルの増、有収水量は対前年度比0.2%増となりました。また、供給単価給水原価を比べますと、給水原価供給単価を0.42円上回っており、経営の効率化や経費の削減等により、経営の安定化に取り組まれたいと考えます。  決算額においては、事業収益12億3,429万1,000円に対し、事業費用12億543万9,000円で、当年度純利益は2,885万2,000円と黒字になっております。
     平成30年3月策定の水道事業経営戦略に基づき、節水意識の浸透による水需要の減少などを迎える将来的な社会情勢を見据えた効率的な供給と健全経営に向けた効果的な施設整備、事業運営に取り組んでいただきたいと思います。  次に、公共下水道事業会計におきましては、処理区域内水洗化人口が6万7,495人で、前年度比933人の増、水洗化率98.9%となり、有収率は85.4%で、前年度比2.1ポイント増加しております。  決算額においては、事業収益16億6,059万3,000円に対し、事業費用は15億5,507万1,000円となり、1億552万2,000円の黒字計上となっています。しかしながら、収入面を見ると、一般会計から4億226万1,000円の繰入金があり、一般会計に依存した経営基盤となっています。また、使用料単価汚水処理原価を比べると、汚水処理原価使用料単価を22.94円上回っており、今後も継続する企業債の償還などを勘案しますと、厳しい経営状況が予想されます。このことから、将来的に機能を有するライフラインの長寿命化維持管理に努め、経費の削減と収入の確保に取り組み自主財源による費用対効果が図れるよう、長期的な管理計画の策定と経営分析・経営計画に取り組まれることを求めます。  次に、財政健全化審査につきまして、平成29年度の実質赤字比率並びに連結実質赤字比率は、赤字が生じていないため該当いたしません。また、実質公債費比率は16.7%で早期健全化基準の25%を下回っており、昨年度と同率となりました。そして、将来負担比率においても161.0%で、昨年度より13.0ポイント改善しており、早期健全化基準を下回っております。これらについては、新たな起債を抑制するとともに、市の財政運営に影響を及ぼす諸課題に対し慎重な対応を図りながら、さらなる財政健全化への方策を講じなければなりません。  また、経営健全化審査による資金不足比率につきましては、大津湖南都市計画事業栗東駅前土地区画整理事業特別会計農業集落排水事業特別会計水道事業会計公共下水道事業会計は、ともに資金不足は発生しておらず、良好な状態にあると認めます。  平成29年度の一般会計特別会計水道事業会計公共下水道事業会計の決算を通じまして、特に次の3点について、十分な配慮のもとで取り組まれますことを申し述べます。  1点目は、適切な事務執行であります。  市政運営の根幹である適正な事務事業の執行のためには、財務執行や業務運営において、組織的確認情報連携等により、適正で効率的な執行に心がけなければなりません。また、事務処理の誤りを未然に防止するためのチェック体制の機能が求められています。事務の適法性、経済性、有効性等を確保し、さらなる市民からの信頼を得るためにも、リスク管理や自主検査を強化する等、内部統制の構築に努めていただきたいと思います。  2点目は、市税等の未収金の収入確保であります。  健全財政を維持するため、自主財源の確保、拡大に努めるとともに、市民負担の公平と行政の信頼確保の観点から適切に債権管理を行い、新たな滞納の発生防止と早期の滞納整理等、徴収体制や技術の習得、継承等のさらなる収入向上に努めていただきたいと思います。  また、不納欠損処理においても、市民の納付意欲を阻害することがないよう、法令に基づき厳正・公正な執行を望むものであります。  3点目は、財政調整基金の積み立てについては、他市と比較してまだまだ充足していないことから、計画的な基金の積み立てに取り組まれたいと考えます。  次に、4月から8月にかけて実施いたしました各種監査について、ご報告申し上げます。  例月出納検査におきましては、各会計とも計数的な誤りは認められておりません。また、各種監査におきましても、年間執行計画に基づき実施しておりますが、各部署とも限られた財源の中で、業務を工夫しながら執行されており、提出された諸帳簿、書類は概ね適正に処理されておりました。残る部署につきましては、平成30年度定期監査等年間執行計画に従い、順次実施してまいります。  以上、決算審査、その他の結果についてご報告申し上げましたが、今後も財政健全化を最優先課題として取り組まれますとともに、限られた財源を有効に活用され、住民福祉のさらなる向上に努めていただくことを期待するものであります。今後も厳しい財政状況が続くと予想されますことから、栗東市財政運営基本方針に基づき、全体的な財政バランスをしっかりと見極めた財政運営といつまでも住み続けたいまちづくりの実現に向けて、引き続き努力されることを望むところであります。  以上、監査報告といたします。  ありがとうございました。 ○議長(上田忠博君)  以上で、報告は終わりました。  これより、日程に入ります。  ~日程第1.会議録署名議員の指名について~ ○議長(上田忠博君)  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議規則第88条の規定により、         2番 大西時子議員        15番 寺田範雄議員  を指名いたします。  ~日程第2.会期決定について~ ○議長(上田忠博君)  日程第2 会期決定についてを議題といたします。  お諮りいたします。  本定例会の会期は、本日から10月2日までといたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上田忠博君)  ご異議なしと認めます。  よって、会期は、本日から10月2日までの30日間と決しました。  ~日程第3.各委員会の中間報告について~ ○議長(上田忠博君)  日程第3 各委員会の中間報告についてを議題といたします。  なお、議会閉会中の調査事件としては、議会改革特別委員会が該当いたします。  よって、議会改革特別委員会委員長から報告を求めます。  議会改革特別委員会委員長 16番 藤田啓仁議員。 ○16番(藤田啓仁君)登壇  おはようございます。  それでは、議会改革特別委員会の報告を申し上げます。  当委員会は、付託を受けております議会改革の推進についてを審査するため、閉会中の去る8月10日に委員会を開催いたしました。  当日の委員会では、予算及び決算審査あり方検討部会部会長から、平成31年度予算審査のあり方についてと平成30年9月の決算特別委員会での総括質疑について、検討した旨の報告がなされ、その内容について審査を行いました。  委員から、実際に総括質疑を行う際の進め方について質疑があり、質問順は抽選で決めること、質問の重複がないように会派代表者会議で調整を図ること、追質問を含め1人10分間とすることなどが確認されました。また、委員会として、総括質疑の通告様式や決算特別委員会を議場で開催するに当たっての座席等について決定いたしました。  続いて、議会改革推進部会部会長より、議会改革推進ロードマップの進捗状況について確認を行った後、平成27年の議会改革提言書作成時の経過を参考に、今期の議会改革特別委員会に関する取りまとめについて検討した旨の報告がなされ、今期については、議会改革推進部会取りまとめの素案作成を行い、議会改革特別委員会に諮っていく手順で進めていくことを決定しました。  なお、議会のICT化に関しては、現在プロジェクトチームにおいて検討している段階であり、今後、議会改革特別委員会で審査し、その後、全員協議会に諮ったうえで予算化につなげていく予定であるとの報告を受けました。  また、議会広報を活用し、議会改革取り組みについて周知を図るとともに、バリアフリーの関係について、広く市民に意見を求めることを検討しているとの報告を受けました。  当委員会の審査結果については、8月21日開催の定例全員協議会にお諮りし、決算特別委員会総括質疑について最終決定を行いました。  以上が、審査経過の概要であります。  なお、議会改革の推進については、今後も引き続き審査していく必要があることから、全員一致で継続審査していくことに決しました。今後も議員各位のご協力をお願いしまして、議会改革特別委員会中間報告とさせていただきます。 ○議長(上田忠博君)  以上で、委員長の報告を終わります。  これより、委員長の報告に対し質疑を行います。  議会改革特別委員会委員長の報告に対し質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上田忠博君)  質疑もないようでありますので、議会改革特別委員会委員長に対する質疑は、これをもって終結いたします。  以上で、各委員会の中間報告を終了いたします。  議会改革特別委員会の付託案件につきましては、引き続き審査をいただきますようお願いいたします。  ~日程第4.議案第67号 平成29年度栗東市一般会計歳入歳出決算認定について から        議案第90号 栗東市道路線の認定について までの24議案の一括上程について~ ○議長(上田忠博君)  日程第4 議案第67号 平成29年度栗東市一般会計歳入歳出決算認定についてから、議案第90号 栗東市道路線の認定についてまでの24議案を一括上程し議題といたします。  市長から、順次提案理由の説明を求めます。  市長。 ○市長(野村昌弘君)登壇  ただいま上程をされました各議案につきまして、提案理由の説明を申し上げます前に、お許しをいただきまして、本市の昨今の重要課題の現状につきまして報告をさせていただきたいと思います。  まず、まちづくり基本構想後継プラン)では、都市計画道路下鈎出庭線につきまして、本年度末、全線供用開始に向け着実に事業を進めております。接続先となる県事業の片岡栗東線の4車線化でも、大きく事業促進が図られておりまして、さらに、国事業の国道8号野洲栗東バイパス大橋地区道路改良工事を7月18日に工事発注いただきました。  また、共同の土地活用につきましては、株式会社リチウムエナジージャパンを除き、10件の企業立地となりました。今後も残るエリアの土地活用の推進に向け、引き続き、地権者の意向を踏まえ、情報の収集と発信に県とともに組んでまいります。  次に、議員皆様のご理解のもと策定させていただきました、栗東市危険ブロック塀等対策事業につきまして、現時点で申し込みはありませんが、多くの市民の方々からお問い合わせをいただいている状況にあり、安全で住みよいまちづくりに向けて取り組みを進めてまいります。  次に、(新)学校給食共同調理場建設工事については、おかげさまで8月29日に竣工式を終え、9月から稼働をさせていただきます。他の施設改修事業について、小学校空調設備設置工事、葉山東小学校増築工事については、6月末から着工し年度内の完成を目指しています。また、各小・中学校のICT環境の整備として、電子黒板付きプロジェクターの各普通教室への導入を夏季休暇中に進めており、授業での活用を始めてまいります。  以上、市政の現況報告といたします。今後も本市が直面いたしております重要課題解決に向け、最大の努力をしながら、市の発展と市民福祉の向上を図っていく所存でございますので、議員各位の一層のご支援、ご協力をお願い申し上げるものであります。  それでは、今定例会に提案いたしました、議案第67号から議案第90号までの24議案について、提案理由の説明をいたします。  まず、議案第67号から議案第77号までの11議案につきましては、平成29年度各会計の歳入歳出決算認定についてであります。  議案第67号 平成29年度栗東市一般会計歳入歳出決算につきましては、歳入総額270億9,989万9,466円、歳出総額265億5,270万8,861円となり、収支差引額は5億4,719万605円であり、そのうち翌年度へ繰越すべき財源を控除した額は、4億1,562万605円であります。  次に、議案第68号 平成29年度栗東市土地取得特別会計歳入歳出決算につきましては、歳入総額10億4,448万1,199円、歳出総額10億4,141万8,754円となり、収支差引額306万2,445円が翌年度繰越額であります。  次に、議案第69号 平成29年度栗東市国民健康保険特別会計歳入歳出決算につきましては、歳入総額63億5,711万2,211円、歳出総額58億2,368万1,366円となり、収支差引額5億3,343万845円が翌年度繰越額であります。  次に、議案第70号 平成29年度栗東市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算につきましては、歳入総額6億349万5,300円、歳出総額5億8,216万2,235円となり、収支差引額2,133万3,065円が翌年度繰越額であります。  次に、議案第71号 平成29年度栗東市介護保険特別会計歳入歳出決算につきましては、歳入総額34億8,594万7,904円、歳出総額34億1,890万980円となり、収支差引額6,704万6,924円が翌年度繰越額であります。  次に、議案第72号 平成29年度栗東墓地公園特別会計歳入歳出決算につきましては、歳入総額1,132万5,082円、歳出総額613万296円となり、収支差引額519万4,786円が翌年度繰越額であります。  次に、議案第73号 平成29年度大津湖南都市計画事業栗東駅前土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算につきましては、歳入総額4,319万3,688円歳出総額4,319万3,688円となり、収支差引額0円であります。  次に、議案第74号 平成29年度大津湖南都市計画事業栗東新都心土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算につきましては、歳入総額8,340万1,304円、歳出総額8,61万6,703円となり、収支差引額278万4,601円が翌年度繰越額であります。  次に、議案第75号 平成29年度栗東市水道事業会計決算につきましては、収益的収支が、収入13億2,266万24円に対し、支出12億5,766万3,613円でした。  当年度純利益としまして2,885万2,101円であり、前年度繰越利益剰余金2億1,418万9,121円を加え、当年度未処分利益剰余金は2億4,304万1,222円であります。  資本的収支は、収入2億6,783万8,053円に対し、支出6億9,235万1,573円で、翌年度繰越額に係る財源充当額等を除き、4億8,511万3,520円が不足となりますが、過年度分損益勘定留保資金等で補填しております。  次に、議案第76号 平成29年度栗東市公共下水道事業会計決算につきましては、収益的収支が、収入17億4,157万6,276円に対し、支出16億3,882万9,842円でした。  当年度純利益としましては、1億552万2,273円であり、前年度繰越利益剰余金3億199万9,247円を加え、当年度未処分利益剰余金は4億752万1,520円であります。  資本的収支は、収入13億7,252万833円に対し、支出14億8,081万9,907円で、翌年度繰越額に係る財源充当額等を除き、5億3,239万9,074円が不足となりますが、過年度分損益勘定留保資金等で補填しております。  次に、議案第77号 平成29年度栗東市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算につきましては、歳入総額3,629万5,680円、歳出総額3,195万912円となり、収支差引額434万4,768円が翌年度繰越額であります。  なお、各会計の決算に関しましては、平成29年度一般会計、各特別会計決算書に、平成29年度主要な施策の成果及び予算執行実績報告書を併せて添付いたしております。  次に、議案第78号から議案第81号までの4議案につきましては、平成30年度の各会計の補正予算でありまして、まず、議案第78号 平成30年度栗東市一般会計補正予算(第4号)につきましては、歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ4億2,647万2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ249億6,746万5,000円と定めるものであります。  今回の補正の歳出につきましては、総務費、民生費、衛生費、農林水産業費、商工費、土木費、消防費、教育費、公債費の必要な補正であり、歳入につきましては、地方特例交付金、地方交付税、国庫支出金、県支出金、繰入金、繰越金、諸収入、市債で調整しております。  第2表 債務負担行為補正につきましては、小規模多機能型居宅介護施設整備費等補助金を追加するものであります。  第3表 地方債補正につきましては、老人福祉施設整備事業の追加並びに保育園整備事業、社会福祉施設整備事業、土地改良事業、臨時財政対策債の変更によるものであります。  次に、議案第79号 平成30年度栗東市土地取得特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ979万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ6億671万8,000円と定めるものであります。  歳出につきましては、市債元金償還金の追加であり、歳入につきましては、一般会計繰入金で調整しております。
     次に、議案第80号 平成30年度栗東市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ7,335万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ51億7,449万2,000円と定めるものであります。  歳出につきましては、過年度国庫負担金等返還金の追加であり、歳入につきましては、繰越金で調整しております。  次に、議案第81号 平成30年度栗東市介護保険特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ6,678万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ35億7,034万7,000円と定めるものであります。  歳出につきましては、介護保険システム改修委託料及び過年度国庫負担金等返還金並びに総合相談事業に係る経費の追加であり、歳入につきましては、国庫支出金及び繰越金で調整しております。  次に、議案第82号から議案第84号までの3議案につきましては、いずれも任期満了に伴います栗東市公平委員会委員の選任についてでありまして、議案第82号は、栗東市下戸山891番地 昭和21年3月13日生まれの南出幸子氏を、議案第83号は、栗東市上砥山1148番地 昭和29年3月14日生まれの青木弘和氏を、議案第84号は、栗東市276番地1 昭和30年1月21日生まれの庭敏夫氏を、それぞれ適任者として選任いたしたく、地方公務員法第9条の2第2項の規定により、議会の同意を求めるものであります。  次に、議案第85号 栗東市教育委員会委員の任命につき議会の同意を求めることにつきましては、栗東市教育委員会委員1名の任期が満了することに伴い、栗東市御園1141番地 昭和29年9月7日生まれの内記一彦氏を適任者として任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、議会の同意を求めるものであります。  次に、議案第86号 栗東市地域包括支援センターの職員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定につきましては、厚生労働省通知の一部改正に伴い、人員に関する基準において、保健師に準ずる者の要件を追加するものであります。  次に、議案第87号 栗東市空家等対策条例の制定につきましては、本市における空家等に関する対策を、総合的かつ計画的に推進することにより、安全で安心な生活環境の確保、魅力ある地域社会の実現及び地域の良好な景観の保全に寄与することを目的に、基本理念や関係者等の責務、役割、その他空家等対策に必要な事項を定めるものであります。  次に、議案第88号 契約の締結につき議会の議決を求めることにつきましては、治田小学校校舎増築工事について入札を行い、契約金額2億725万2,000円で、たち建設株式会社と契約の締結をいたしたく、地方自治法第96条第1項第5号などの規定により、議会の議決を求めるものであります。  次に、議案第89号 栗東市道路線の廃止につきましては、上鈎区内17号線他1線を、宅地開発等に伴い、道路法第10条第3項において準用する第8条第2項の規定に基づき廃止するものであります。  次に、議案第90号 栗東市道路線の認定につきましては、下戸山区内19号線ほか4路線について、道路法第8条第2項の規定に基づき認定するものであり、宅地開発による道路の寄附・帰属などによるものであります。  以上、本定例会に提出いたしました議案の説明といたしますが、これに関連する資料は、先にお手許に配付いたしておりますので、ご参照のうえご審議賜りますようお願い申し上げます。  ~日程第5.特別委員会の設置及び委員の選任について~ ○議長(上田忠博君)  日程第5 特別委員会の設置及び委員の選任についてを議題といたします。  委員会条例第5条の規定により、決算を審査するため、議長及び監査委員を除く全議員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託して審査することにいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上田忠博君)  ご異議なしと認めます。  よって、決算を審査するため、議長及び監査委員を除く全議員をもって構成する決算特別委員会を設置することに決しました。  ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、お手許に配付しております一覧表のとおり指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま指名いたしましたとおり、決算特別委員会委員に選任することについてご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上田忠博君)  ご異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしましたとおり、決算特別委員会委員に選任することに決定いたしました。  休憩いたします。                 休憩 午前10時23分                ―――――――――――――                 再開 午前10時34分 ○議長(上田忠博君)  再開いたします。  休憩中に決算特別委員会の委員長及び副委員長の互選が行われましたので、その結果をご報告いたします。  決算特別委員会委員長に12番 林好男議員、副委員長に13番 中村昌司議員がそれぞれ互選されました。  以上で、本日の議事は全て終了いたしました。  お諮りいたします。  明4日から9日までの6日間は、議案熟読のため休会することにいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上田忠博君)  ご異議なしと認めます。  よって、明4日から9日までの6日間は休会することに決しました。  来る10日は本会議を再開し、個人質問を行います。  本日は、これで散会いたします。  ご苦労さまでした。                 散会 午前10時35分   地方自治法第123条第2項の規定により、下記に署名する。     平成30年9月3日  栗東市議会議長  上 田 忠 博  署 名 議 員  大 西 時 子  署 名 議 員  寺 田 範 雄...