栗東市議会 > 2018-06-25 >
平成30年 6月定例会(第4日 6月25日)

ツイート シェア
  1. 栗東市議会 2018-06-25
    平成30年 6月定例会(第4日 6月25日)


    取得元: 栗東市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-20
    平成30年 6月定例会(第4日 6月25日)               平成30年6月栗東市議会定例会会議録                       平成30年6月25日(月曜日)再開 1.議 事 日 程   第1.会議録署名議員の指名について   第2.各常任委員会委員長報告について   第3.意見書案第15号 精神障がい者の交通運賃割引に関する意見書   第4.特別委員会の設置及び委員の選任について 1.会議に付した事件   日程第1.会議録署名議員の指名について   日程第2.各常任委員会委員長報告について   日程第3.意見書案第15号 精神障がい者の交通運賃割引に関する意見書   日程第4.特別委員会の設置及び委員の選任について 1.会議に出席した議員(16名)     2番 大 西 時 子 君    3番 野々村 照 美 君     4番 小 竹 庸 介 君    5番 三 木 敏 嗣 君     6番 田 中 英 樹 君    7番 谷 口 茂 之 君
        8番 片 岡 勝 哉 君   10番 櫻 井 浩 司 君    11番 國 松   篤 君   12番 林   好 男 君    13番 中 村 昌 司 君   14番 田 村 隆 光 君    15番 寺 田 範 雄 君   16番 藤 田 啓 仁 君    17番 武 村   賞 君   18番 上 田 忠 博 君 1.会議に欠席した議員    な  し 1.会議に出席した説明員   市長            野 村 昌 弘 君   副市長           藤 村 春 男 君   教育長           福 原 快 俊 君   市民政策部長危機管理監  仁 科 芳 昭 君   市民政策部政策監      池 之   徹 君   総務部長          國 松 康 博 君   福祉部長          伊勢村 文 二 君   子ども・健康部長      林   明 美 君   環境経済部長        柳   孝 広 君   建設部長兼上下水道事業所長 中 濱 佳 久 君   建設部技監         中 川 匡 史 君   教育部長          加 藤 宏 之 君   財政課長          中 嶋   勇 君   元気創造政策課長      駒 井 隆 司 君   総務課長          月 舘 正 一 君   関係課長 1.会議に出席した事務局職員   局長       岡   覚   課長      松 田 光 正   課長補佐    木 村 洋 子                 再開 午前 9時30分 ○議長(上田忠博君)  ただいまの出席議員は16名であります。  定足数に達しております。  よって、平成30年第3回栗東市議会定例会を再開いたします。  会議に先立ち、このたび大阪府北部の地震により被災されました皆様に、心からお見舞いを申し上げます。  お亡くなりになられました方々に哀悼の意を表し、黙祷をささげたいと思います。  皆様ご起立をお願いします。                    (黙 祷) ○議長(上田忠博君)  お直りください。ご着席願います。  これより、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手許に配付しておきました議事日程表のとおりであります。  これより日程に入ります。  〜日程第1.会議録署名議員の指名について〜 ○議長(上田忠博君)  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議規則第88条の規定により          7番 谷口茂之議員         13番 中村昌司議員  を指名いたします。  〜日程第2.各常任委員会委員長報告について〜 ○議長(上田忠博君)  日程第2 各常任委員会委員長報告についてを議題とし、各常任委員会付託案件について、それぞれの委員長から審査結果の報告を求めます。  まず、総務常任委員会委員長 6番 田中英樹議員。 ○6番(田中英樹君)登壇  おはようございます。  総務常任委員会の報告を申し上げます。  当委員会は、休会中の6月19日に開催し、今定例会において付託を受けました議案5件について審査を行いました。  なお、説明のため出席を求めた者は、市長、総務部長、市民政策部長政策監及び関係課長であります。  それでは、審査の結果につきまして、順次、報告いたします。  まず、議案第53号 栗東市総合計画策定条例の制定について、委員から、滋賀県内13市における総合計画の議決状況において、根拠条例が整備されていないのは守山市と栗東市の2市だけであるが、条例をもう少し早く制定できなかったのか。との質疑があり、当局より、各市の総合計画策定時期は多少異なっており、その策定時期に応じた、新たな根拠条例等を制定されていると認識している。との答弁がありました。また、委員から、条例整備がこの時期になった経緯と、提案された条例が第六次栗東市総合計画だけに限定されなかった理由は。との質疑があり、当局より、議会の議決の有無については、昨年度末から議会と協議をさせていただいていたが、もう少し早く取り組むべきであったと思っている。第六次以降の総合計画についても、この条例を根拠として基本構想・基本計画の議会議決を求めていきたいと考えている。との答弁がありました。  質疑の後、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第54号 栗東市税条例等の一部を改正する条例の制定について、委員から、第24条(個人の市民税の非課税の範囲)について、改正後の影響はどうか。との質疑があり、当局より、非課税限度額の引き上げによるものであるが、原則的には給与所得控除等の振り替えであり、年金や給与所得の方は、所得金額が10万円上がるかわりに限度額も10万円上がることから、大きな影響はない。営業所得のみの方など、非課税限度額だけが適用されることになるため、税金が若干減額されることになる。対象者は、平成30年度の課税で見ると167人程度の方が対象になる。一人当たりで市県民税5,800円、うち市民税3,500円、市全体で58万5,000円程度の減額を見込んでいる。との答弁がありました。  また、委員から、改正条例附則第5・7・9条(手持品課税に係る市たばこ税)について、税率引き上げの施行日前に売り渡し等が行われた製造たばこを所持している小売販売業者等に対して、手持品課税を実施されることになるが、これは自己申告か。との質疑があり、当局より、手持品課税は、市、県とともに国のたばこ税においてもあることから、税務署が主導して、市と国が一緒に小売業者に対する説明会が開催される予定である。申告書についても、具体的には決まっていないが、市、税務署のどちらに提出してもよいということになると思うが、申告ということでいえば、小売販売業者の申告によるものとなる。との答弁がありました。  また、委員から、第93条の2(製造たばことみなす場合)について、条文中の、たばこ事業法第3条第1項に規定する会社とは何か。との質疑があり、当局より、日本たばこ産業株式会社である。対象となるのが、日本たばこ産業株式会社製造外国輸入たばこ特定販売業者であるが、国内で販売されている加熱式たばこのアイコス、グロースティック、プルーム・テックについては対象となる。との答弁がありました。  また、委員から、第34条の2(所得控除)について、改正による対象者数は。との質疑があり、当局より、平成30年度の課税状況では、2,400万円超2,450万円以下で基礎控除額29万円、及び2,450万円超2,500万円以下で基礎控除額15万円の方は、それぞれ数名である。また、2,500万円超で適用なしの方は130人程度である。との答弁がありました。  質疑の後、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第62号 契約の締結につき議会の議決を求めることについて、内容としましては、治田小学校他治田東小学校治田西小学校空調設備設置工事機械設備工事)の請負契約について説明がありました。  主な質疑では、委員から、各種倉庫にもエアコンを設置するとあるが、各小学校において設置しない部屋もあるのか。との質疑があり、当局より、エアコン整備に関しては、整備方針を定めた。設置しない部屋としては、各小学校の事情によって異なるが、普通教室、特別教室、管理諸室等に設置していく予定である。また、学校規模や部屋の数も異なるので、全ての学校の設置数が同数になることはない。との答弁がありました。  また、委員から、空調設備設置工事に関して、機械設備工事以外のほかの工事の有無と契約金額を伺う。との質疑があり、当局より、電気設備工事がある。治田小学校他空調設備設置工事のうち、電気設備工事については既に入札執行しており、契約金額は1億2,066万8,400円である。との答弁がありました。  また、委員から、工事期間は、本契約締結日から平成31年2月22日であるが、工事の工程はどのようになっているか。との質疑があり、当局より、できるだけ夏休みを利用して工事を行いたいと考えている。それ以降も工事を継続することになるため、室内作業については、授業に支障がないように土曜日、日曜日も工事を行う。また、室外機の設置や配管作業等は、授業に支障が出ない範囲で若干平日も行う場合がある。との答弁がありました。  また、委員から、工事に当たり、現場事務所資材置き場は確保しているのか。また、搬入通路の警備体制は。との質疑があり、当局より、危険な箇所には警備員を配備していく。仮設に関しては、資材置場や車両駐車場などは、できるだけ支障がない場所を学校と業者と協議し計画していく必要がある。との答弁がありました。  質疑の後、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。  議案第63号 契約の締結につき議会の議決を求めることについて、内容としては、金勝小学校他葉山小学校葉山東小学校空調設備設置工事機械設備工事)の請負契約について説明がありました。  委員から、既にエアコンが設置している箇所については、今回は設置しない前提となっているが、老朽化による入れ替え箇所はあるのか。との質疑があり、当局より、近々にエアコンを更新した箇所については、今回は除いている。金勝小学校の場合、今回は図書室を更新する予定である。  大規模改修や増築の際に設置している箇所もあるが、10年以上の経過年数がたっている箇所については、全て更新をしていくことになっている。9校全体で155台あるうち、100台程度は更新になるという認識である。との答弁がありました。  質疑の後、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。  議案第64号 契約の締結につき議会の議決を求めることについて、内容としては、大宝小学校他大宝東小学校大宝西小学校空調設備設置工事機械設備工事)の請負契約について説明がありました。  質疑、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。  以上で、当委員会に付託されました案件の主な審査結果の報告といたします。  ご審議よろしくお願いいたします。 ○議長(上田忠博君)  次に、環境建設常任委員会委員長 13番 中村昌司議員。 ○13番(中村昌司君)登壇  環境建設常任委員会の審査の経過と結果の報告を申し上げたいと思います。  当委員会は、休会中の6月19日に、付託されました3議案の審査を行いました。  審査のため出席を求めた者は、副市長、環境経済部長、建設部長、建設部技監、所管の各課長等であります。  それでは、順次、報告を行います。  まず、議案第57号 栗東市営住宅管理条例の一部を改正する条例の制定については、委員から、認知症としての認定はどのようにされるのか。また、対象者に対し、どのように手続を進められるのか。との質疑に対し、当局から、対象は認知症患者等であり、公営住宅法施行規則第8条では、「認知症である者」、「知的障害者」、「精神障害者」、その他これらに「準ずる者」という四つの定めがある。  知的障がい者、精神障がい者については、障害者手帳の写しなどで確認する。  認知症である者については判断が難しいところがあるため、初回については医師の診断書等をもって判断する予定である。との答弁がありました。  その他質疑の後、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第59号 栗東市道路線の廃止については、質疑、討論もなく、採決の結果、全員一致で可決すべきものと決しました。  次に、議案第60号 栗東市道路線の認定については、委員から、下鈎出庭線関係においては、県道片岡栗東線との接点について、どのような形で供用開始されるのか。との質疑に対し、当局から、下鈎出庭線は、今年度中に工事を終える予定であるが、県道片岡栗東線の拡幅工事の完了が遅くなるため、供用開始時点は暫定の交差となる予定である。最終的には、対面4車の道路になるが、恐らく対面2車の状況で、下鈎出庭線が接続していく交差形態になる。交差点の安全確保を含めて供用開始ができるよう、県と協議を進めている。との答弁がありました。  また、委員から、野尻、蜂屋地区の幅員が狭い道と交差するが、供用開始されると交通量の増加が見込まれる。地元からの意見があるのか。また、その対策はあるのか。との質疑に対し、当局から、集落を通る道は、新幹線の高架下を通っていることから拡幅は難しい。通学路等を含めた歩行者の安全確保については、交差部分から少し離して横断歩道を設置し、信号処理することができないか、公安委員会等との協議を進めている。との答弁がありました。  また、委員から、綣西大宝神社線関係においては、用地買収の進捗状況はどうか。との質疑に対し、当局から、県道大津能登川長浜線より終点側の大宝神社部分は完了している。起点側については、昨年同様、地権者との契約まで至っていない状況である。との答弁がありました。
     また、委員から、守山市地先の勝部吉身線との接道はいつごろの予定か。との質疑に対し、当局から、大門野尻線JR交差部の工事をする必要があり、工事車両の進入等の手続について、守山市と協議中である。との答弁がありました。  その他質疑の後、討論もなく、採決の結果、全員一致で可決すべきものと決しました。  以上をもちまして、当委員会に付託されました案件の審査結果の報告といたします。  どうぞよろしくご審議いただきますよう、お願い申し上げます。 ○議長(上田忠博君)  次に、文教福祉常任委員会委員長 5番 三木敏嗣議員。 ○5番(三木敏嗣君)登壇  おはようございます。  文教福祉常任委員会の審査の経過と結果をご報告申し上げます。  当委員会は、休会中の6月19日に開催し、今定例会において付託を受けました議案3件について審査を行いました。  説明を求めるために出席を求めた者は、教育長、関係部長、課長、所長及び参事であります。  それでは、当委員会における審査経過と結果について報告いたします。  まず、議案第55号 栗東市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、委員より、10号として追加したのは、5年以上放課後児童健全育成事業に従事したものであってだが、以前から学童保育所で活動していただいた人が対象となるのか。夏休みなどの長期休暇にアルバイトできてくれていた学生などは、今後、学童保育所に従事できなくなるのか。との質疑に対し、当局より、新設した15号では、高等学校を卒業していないが現場で5年以上された方と、学童保育所放課後児童支援員の資格について定めている。放課後児童支援員は主に常勤職員で、現実には非常勤やアルバイトで働いている方はおられる。との答弁がありました。  また、委員より、教職員の免許の有効期間は。更新されていなくてもいいのか。との質疑に対し、当局より、教員免許を取得した方については、有資格者として認める。こちらの条例に定めている放課後児童支援員は更新されていなくても構わない。免許状更新講習は10年ごと。との答弁がありました。  また、委員より、10号を加えたことで、何人か戦力として該当する心当たりはあるのか。3月30日付の厚生労働省の局長から都道府県知事宛の文書の中に、経験だけで取れるように、もっと市長に権限をおろしてほしいとの要望をかなえたとあったと思う。そういう意味からすると、どんどん広げていけばいいのでは。との質疑に対し、当局より、現在は該当する人がいないが、条例が可決されれば広く声かけをし、学童の指導員についても募集をかけていきたい。との答弁がありました。また、委員より、10号は学童保育所のみの経験を5年以上ということでいいのか。年齢制限はあるのか。  そういうことである。年齢制限はない。との答弁がありました。  その他質疑があったものの、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第56号 栗東市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について、委員より、持続可能な介護保険を守ろうとすると介護予防に力点を置くしかない。栗東市では、100歳大学やポイント制などはいいことと思うが、効果は。との質疑に対し、当局より、第6期の介護保険事業計画において、要介護認定者は、平成29年度では14.9%の認定率になると想定してきたところ、実績は14.5%と下回っている。そのうち要支援の方は、第6期の見込みに対し91%にとどまり、要介護5の方は、当初見込みより85%に収まっている状況。本市は、かねてより介護予防の運動機能向上として百歳体操に取り組んでおり、継続して実施いただくことにより、一定介護予防効果もあると判断している。100歳大学やボランティアポイント制度は自らの健康づくりとともに、社会参加をすることなどにより介護予防に資すると取り組んでいる。直接的効果ははかりにくいが、栗東市全体における効果は何らかの形で分析し、今後の取り組みにつなげていきたい。との答弁がありました。  次に、委員より、条例改正で金額的には変わっていないが、第22条ができたことによる栗東市への影響は。との質疑に対し、当局より、今年度の制度改正により、8月からサービスを利用された場合の自己負担が、従来の1割、2割が、特に所得の高い方は3割に変わる。所得指標の見直しにおいて、長期譲渡所得のあった方の所得が控除されるという見直しが図られる。直接的な該当者というのはなかなか把握しづらいが、平成28年度の住民税の課税において、長期譲渡に該当された方が133名おられる。これは全市民の中でであり、65歳以上と把握できないが、用地提供をいただいた方が所得控除を受けることで、1年間ではあるが保険料がはね上がる、所得段階がはね上がることへの是正がはかられるものであると認識している。との答弁がありました。  その他質疑があったものの、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第58号 栗東市立学校給食共同調理場設置条例の一部を改正する条例の制定について、委員より、他市町の設置条例を見てみたところ、規則に委ねているのは少ない。条例に、職員くらいは、置くという規定を入れれば。共同調理場の経緯を見ていると、どんどん追加されていっている。議会の役割として、監視ではないが、「どうして」と聞く役割もある。何もかも規則に委ねる、執行機関で全て変えられるのはいかがなものか。余りにも包括な条例になっているのではないか。変えるつもりはないのか。との質疑に対し、当局より、本条例は、昭和47年4月1日から施行している。平成21年に修正が入っているのは中学校給食が終わったとき。今回、新しく始めるので同じように追加をする。職員の関係は規則で職員の所長を置く、そのほか定めており、規則で定めるのが一般的なのではと思っている。との答弁がありました。  次に、委員より、一般的ではなく、数からすると圧倒的に少ないのでは。教育委員会だけで簡単に変えられるのはいかがなものと思う。職員を置くとなれば置かなければならないし、規定していないということは置いていないのか、全面的に業者委託なのか、職員を置き、その中で業者委託か選択肢としてある。実際に職員を置いているので、職員の規定を条例に置いておくべきではないかと考えるが。との質疑に対し、当局より、必要があれば載せることもあると思うが、今はこの形で提案したい。との答弁がありました。  その他質疑があったものの、討論もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。  以上をもちまして、当委員会に付託されました案件に対する審査結果の報告といたします。  よろしくご審議いただきますよう、お願いいたします。 ○議長(上田忠博君)  次に、予算常任委員会委員長 8番 片岡勝哉議員。 ○8番(片岡勝哉君)登壇  おはようございます。  予算常任委員会の審査の経過と結果の報告を申し上げます。  当委員会は、休会中の6月15日に、付託されました3議案の審査を行いました。  審査のため出席を求めた者は、市長、副市長、教育長、所管の各部長及び各課長であります。  審査の内容と結果につきまして、これから報告いたします。  議案第44号 専決処分事項の報告、平成29年度栗東市一般会計補正予算(第7号)について、まず、歳出では、防災活動推進事業について、委員より、今回の減額補正額921万9,000円は、3月補正することはできなかったのか。工期は平成30年2月28日であることから、今後、契約については十分に検討してもらいたいがどうか。との質疑に対し、当局より、今回の防災拠点施設整備工事は、市役所庁舎の既存不適格部分の回収も含まれており、議場5階の天井アスベストの撤去工事を1月から2月にかけ実施したこと、及び滋賀県の完了検査を受ける中で、既存不適格の対応について指摘がある可能性があったことから、予算を存置したものである。ご指摘いただいた内容については、今後、十分に気をつけていきたい。との答弁がありました。  また、水質・大気等分析調査事業について、委員より、なぜ予算を残すのか。以前に確認した際は、PM2.5や光化学スモッグ等、いつ発生するかわからないため、3月末まで待つ必要があると説明を受けていたと記憶している。特に旧RD関係という説明はなかったのでは。旧RD関係で執行がなかったのならば、名前に旧RDが出てくることが混乱を招くので、そのあたりの精査もお願いしたい。との質疑に対し、当局より、旧RDも含めて、突発的な調査も対象にしている。当時の答弁では、旧RDが抜けており申しわけない。予算書にそういった記載はしていないが、今後、気をつける。今後については、市内の突発性な対応という形の中で、予算をしっかり計上していきたい。との答弁がありました。  また、私立保育所運営等補助について、委員より、執行残が2,638万6,000円と余りに大きい。なぜその金額に至ったのか、これでいいのか。考えは。との質疑に対し、当局より、各種補助金があり、延長保育事業補助金、一時預かり事業補助金、低年齢児保育士配置事業補助金について、民間法人立保育園の執行を見込み予算要求をしたが、未実施が多く出ており減額となった。延長保育事業補助金は、補助金対象における支出額の減少、延長保育に要する費用から延長保育料を引いた額が多く、補助基本額が減少した3カ園の分。一時預かり事業補助金は、当初3カ園で実施を見込んでいたが、専属保育士の配置が困難で1園休止し、1園は11月からの実施で、1年間は1カ園であったので減額。低年齢児保育についても、専属保育士の配置が困難で1カ園の補助となっている。保育実施事業児童災害補償加入事業は、対象園児数の減少で当初より減となっている。との答弁がありました。  また、文化活動推進事業について、委員より、計上を忘れた、その説明もしっかりしてほしかった。議会を土足で2回踏みにじったのでは。規則違反、気づくことができたチャンスが幾つかあった。宝くじからの内示が前年度の平成28年度にあった。2月に実施しているが、事前に交付決定を打たないといけないが、支出負担行為を起こすときに予算がないと気づかないといけない。負担行為が行われていないという証左。いつ気づいたのか。実際に忘れていたとわかった端緒は。多少交付決定がさかのぼることがあると思うが、支出負担行為は起こせないはず。流用、予備費の方法もあると思うが、補助金等交付規則違反、財務規則違反、いずれにしても規則違反。説明時の「創造ミュージカルです」はないのではないか。議決権を行使することができない。会計チェックがかかるはず。始末書ものではないか。ミュージカルは先に契約する。議会の議決を経る前に契約が済んでいて、議決権が侵害されるという問題も含んでいる。どのように思っているのか。との質疑に対し、当局より、内示は平成29年3月24日に自治総合センターから滋賀県に。正式には、昨年の4月1日、県から市へ交付決定通知。この段階で補正予算の措置をとる機会がとれた。失念に気づいたのは、平成30年3月28日にケイミックスパブリックビジネスから自治総合センターに対して、栗東市を経由して事業実績報告が提出され、この時点で失念に気づいた。それにより、専決予算処理をさせていただき、5月25日にケイミックスに助成金を交付した。5月29日には、自治総合センターから栗東市に助成金の入金があった。負担行為については、2月4日に事業実施がされ、それ以前に交付申請が出され、交付決定するべきであるが抜けており、書面上処理は1月4日付で交付申請、決定をし、予算のない段階での交付決定になり、不適正事務と反省している。チャンスがありながら、気づくタイミングがありながら、できなかったことについて深くお詫びするところ。対応としては、2年に1回の事業で、今年度が来年度の申請となる。上限が500万円で採択されるかどうかわからないが、当初予算に申請枠を挙げていくという形で対応していきたい。さきら事業においては、市の経由事業とさきら直接事業を混同しており、担当が見過ごした部分もあるが、要項においては、予算措置もある中で事業を進める。調べればわかることでもあり、職員の中でも研修を進めたい。  また、当局より、今日までの専決予算の考え方、対応について相入れない、極めて遺憾なケースであり、補助金の交付手続に適切さを欠いたものと認識している。このようなことがないよう、適時適切な予算計上及び適正な予算執行について、庁内において改めて再発防止に努めていきたい。との答弁がありました。  次に、歳入では、地方交付税について、委員より、地方交付税が予想より多かった理由は。との質疑に対し、当局より、特別交付税の増による。特別交付税は、交付税総額の6%で、特に特殊事情への対応、主に、災害が発生すればその災害現場へ投入されるという性質のものである。12月の配分時には、省令に基づいた配分がなされ、3月の配分については、国の裁量によって一定配分額が決まってくるところがある。その面で、昨今、災害等が多い状況もあり、当初予算においては、3月配分額を少し抑制的に見込んでいた。市長における中央要望活動等も含めて、総務省に要望している中で、最終的に平成28年度並みの配分額となったことによるものである。との答弁がありました。  質疑の後、反対討論があり、採決の結果、賛成多数で承認すべきものと決しました。  次に、議案第45号 専決処分事項の報告、平成29年度栗東市介護保険特別会計補正予算(第5号)について、まず、第1号被保険者保険料について、委員より、収納率は何パーセントか。との質疑に対し、当局より、介護保険料の収納率は99%を超える収納率であった。との答弁がありました。  また、住宅改修費について、委員より、120件ほど執行したということだが、補助率等概要は。また、上限だけで、20万円以下は何パーセントなどはないのか。との質疑に対し、当局より、ご本人の状態等に応じて生活環境を整える改修として給付している。上限額は20万円で、段差解消、手すりの設置等が主なものである。改修工事の内容が、介護保険給付の対象であるかの確認はするが、合致していれば上限の20万円まで給付される仕組みである。との答弁がありました。  質疑の後、討論はなく、採決の結果、全員一致で承認すべきものと決しました。  次に、議案第49号 平成30年度栗東市一般会計補正予算(第2号)について、教育委員会事務局運営経費について、委員より、校務支援アシスタントの仕事は。その方への仕事の依頼はどのように行うのか。現場の教職員への周知は。また、各担任が個々に頼むとなると煩雑な作業の可能性があるのでは。実際に現場の教職員にニーズ調査をすべきでは。どういうところで校務を担ってほしいのか、軽減したいのかのニーズ調査は先んじて必要では。との質疑に対し、当局より、今年度から始まるというところもあり、これから学校現場と進めるところで具体的には報告できないが、教職員の事務的作業で、プリント、集計、理科実験の準備手伝いを想定している。進めていく中で、活動内容が見えてくると考えている。事業が始まっていないので、これから周知しながら学校でも考えていく。学校で、このようなことをしてもらいたいと管理職中心にまとめ、随時システムがうまく進めば、直接担任から頼むということも可能かと考えている。集約については、たくさんお願いしたいことも出てくる。時期により、スムーズにお願いができるシステムを考えていきたい。ニーズ調査は、校長にどういう形で活動してもらえるかを事前に考え、職員にも周知し把握していきたい。との答弁がありました。  また、委員より、認められたうえでのスタートだが、補正予算で校務支援アシスタント3名、配置される学校も決まっていると思うし、今回の募集、2学期からとなると思うが、時間があるので学校側としての調査をしないと、学校現場が混乱しては意味がない。事前の打ち合わせを学校側としっかり詰めておかないと。教員免許は必要ないということで、どういった年齢の方の応募かわからず、若い先生が40代、50代の方に頼めるのかと危惧するところもある。マニュアル的なものも、ある程度示してあげないと、現場が混乱するのかと。現場の声を優先して聞いてほしい。との質疑に対し、当局より、人員を配置し、「使ってください」では現場は混乱するので、十分に事前にリサーチをし、その方と打ち合わせをし、2学期もしくは夏休みの終わりぐらいに配置になると思うので、それまでに準備を整え、スムーズに現場の教職員のため活動してもらえるようにしていきたい。との答弁がありました。  質疑の後、討論はなく、採決の結果、全員一致で可決すべきものと決しました。  以上をもちまして、当委員会に付託されました案件の審査結果の報告といたします。  よろしくご審議いただきますよう、お願い申し上げます。 ○議長(上田忠博君)  これより、委員長報告に対し質疑を行います。  まず、総務常任委員会委員長に対し質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上田忠博君)  質疑もないようでありますので、総務常任委員会委員長に対する質疑は、これをもって終結いたします。  次に、環境建設常任委員会委員長に対し質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上田忠博君)  質疑もないようでありますので、環境建設常任委員会委員長に対する質疑は、これをもって終結いたします。  次に、文教福祉常任委員会委員長に対し質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上田忠博君)  質疑もないようでありますので、文教福祉常任委員会委員長に対する質疑は、これをもって終結いたします。  次に、予算常任委員会委員長に対し質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上田忠博君)  質疑もないようでありますので、予算常任委員会委員長に対する質疑は、これをもって終結いたします。  これより討論を行います。  通告者より、討論を許します。  なお、討論は登壇してされるようお願いいたします。  それでは、7番 谷口茂之議員。 ○7番(谷口茂之君)登壇  議案第44号 専決処分事項の報告について、委員会結果に対し、反対の討論を行います。  専決処分第1号 平成29年度栗東市一般会計補正予算(第7号)において、歳出、款10教育費、項05社会教育費、目02文化振興費、節19負担金,補助及び交付金、細節、02補助金、事業コード(1664)文化活動推進事業の、地域の芸術環境づくり助成事業補助金として480万円を新規計上するとともに、これの財源として、同額を自治総合センターの平成29年度コミュニティ助成金、いわゆる宝くじ助成を、雑収入として歳入の予算補正し、専決処分されています。  これは、栗東芸術文化会館さきらの指定管理団体が、独自事業として本年2月に実施された、さきら創造ミュージカルに対する補助金です。この補助で、事業終了後の3月28日に予算措置をしていないことに気づきましたが、全額宝くじ助成されることもあり、補助を中止することもできない状況にありました。そこで、既に3月定例議会も閉会しており、専決処分しか選択肢がないことにしたものです。  これらのことをよく考えてみますと、この補助事業を栗東市補助金等交付規則にのっとり、事業実施前に交付決定していれば予算計上の忘れに気づいたはずです。しかし、それでも予算の提出時期は遅滞しています。また、地方自治法第232条の3に基づく支出負担行為も、他の予算を流用して起こす必要があります。予算執行の手続でも問題はありますが、必ず3月議会に補正予算を提出できたはずです。  専決処分という形になったのは、交付決定、支出負担行為が、実際は3月議会終了後になされた証左です。  私は、次の理由により、反対をいたします。  まず1点目、自治総合センターの助成内示が平成29年3月に、滋賀県からの通知が同年4月にあった時点で、まず気づけたこと。また、事前に補助を受けようとする者に補助金交付申請をさせていれば、いやおうなしに気づけたなど、幾度も予算措置を講じていないことに気づくことができたにもかかわらず、怠慢により、議会に予算を審議する機会を結果としてなくしたこと。専決処分しか方法がないこととしたこと。  2点目、この予算を執行するには、補助金交付決定、支出負担行為等をさかのぼって行わなければならないなど、一連の補助金交付事務が、栗東市補助金等交付規則及び栗東市財務規則違反を故意に起こさなければならないこと。  3点目、この専決処分が、本来の地方自治法第179条第1項が意図する目的と違っていること。一見、時間的にこの方法しかないように見えますが、当局の怠慢で本来の業務を行わず、これを繕うかのごとく、独断専行の行為は見過ごすことはできません。  ここに一つの裁判例があります。  千葉県銚子市の水道、病院事業、企業職員の給与条例に規定される調整手当を削減する議案を、市長が何度も議会に提案し否決されたので、議会を招集するいとまがない理由により、専決処分した事案であります。未払調整手当支払請求事件と言われるものです。その千葉地方裁判所の平成19年3月9日判決言い渡しに、こうあります。  地方自治法179条1項が定める普通地方公共団体の長の専決処分は、議会において議決すべき事件に関し必要な議決が得られない場合の補助的な手段として、その権限が認められたものであるから、普通地方公共団体の長が同項に基づいて行う「議会を招集する暇がない」かどうかの認定は、羈束裁量に属し、当該事件が急施を要し、議会を招集してその議決を経て執行すればその時期を失するなどその招集に暇がないことについての認定には、客観性を要すると解すべきである。と述べています。つまり、議会を招集する暇がないかどうかの認定は、市長の自由裁量でなく羈束裁量、すなわち市長の裁量の余地はないんだと言っています。このことを今回に照らし合わせると、やはり専決処分という手段は誤ったものといえます。  以上のことを総合的に勘案すると、承認することはできないと考え、反対するものであります。  議員各位の賛同をお願い申し上げ、予算常任委員会委員長の報告に対し、反対の討論といたします。 ○議長(上田忠博君)  次に、3番 野々村照美議員。 ○3番(野々村照美君)登壇  議案第44号 専決処分事項の報告について、専決処分第1号 平成29年度栗東市一般会計補正予算(第7号)について、委員会報告に対して、賛成の討論を行います。  同予算に計上されております文化活動推進事業、地域の芸術環境づくりの助成事業補助金にあっては、当局より、今日までの専決予算の考え方、対応について相入れない、極めて遺憾なケースであり、補助金の交付手続に適切さを欠いたものと認識している。このようなことがないよう、適時適切な予算計上及び適正な予算執行について、庁内において改めて再発防止に努めていきたい。との答弁がありました。この答弁を了とし、改めて当局に今後の適切な予算計上、執行を強く求めて、予算常任委員会委員長の報告に対し、賛成の討論といたします。 ○議長(上田忠博君)  以上をもって、討論を終結いたします。  休憩をいたします。  再開は10時40分といたします。                 休憩 午前10時29分               ――――――――――――――
                    再開 午前10時40分 ○議長(上田忠博君)  再開いたします。  それでは、これより、順次、採決を行います。  お諮りいたします。  議案第44号 専決処分事項の報告については、予算常任委員会委員長報告のとおり承認することに賛成の方の起立を求めます。                  (起 立 多 数) ○議長(上田忠博君)  起立多数と認めます。  よって、議案第44号は予算常任委員会委員長報告のとおり承認することに決しました。  お諮りいたします。  議案第45号 専決処分事項の報告については、予算常任委員会委員長報告のとおり承認することに賛成の方の起立を求めます。                  (起 立 全 員) ○議長(上田忠博君)  起立全員と認めます。  よって、議案第45号は予算常任委員会委員長報告のとおり承認することに決しました。  お諮りいたします。  議案第49号 平成30年度栗東市一般会計補正予算(第2号)については、予算常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起 立 全 員) ○議長(上田忠博君)  起立全員と認めます。  よって、議案第49号は予算常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。  お諮りいたします。  議案第53号 栗東市総合計画策定条例の制定については、総務常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起 立 全 員) ○議長(上田忠博君)  起立全員と認めます。  よって、議案第53号は総務常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。  お諮りいたします。  議案第54号 栗東市税条例等の一部を改正する条例の制定については、総務常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起 立 全 員) ○議長(上田忠博君)  起立全員と認めます。  よって、議案第54号は総務常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。  お諮りいたします。  議案第55号 栗東市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定については、文教福祉常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起 立 全 員) ○議長(上田忠博君)  起立全員と認めます。  よって、議案第55号は文教福祉常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。  お諮りいたします。  議案第56号 栗東市介護保険条例の一部を改正する条例の制定については、文教福祉常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起 立 全 員) ○議長(上田忠博君)  起立全員と認めます。  よって、議案第56号は文教福祉常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。  お諮りいたします。  議案第57号 栗東市営住宅管理条例の一部を改正する条例の制定については、環境建設常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起 立 全 員) ○議長(上田忠博君)  起立全員と認めます。  よって、議案第57号は環境建設常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。  お諮りいたします。  議案第58号 栗東市立学校給食共同調理場設置条例の一部を改正する条例の制定については、文教福祉常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起 立 全 員) ○議長(上田忠博君)  起立全員と認めます。  よって、議案第58号は文教福祉常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。  お諮りいたします。  議案第59号 栗東市道路線の廃止については、環境建設常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起 立 全 員) ○議長(上田忠博君)  起立全員と認めます。  よって、議案第59号は環境建設常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。  お諮りいたします。  議案第60号 栗東市道路線の認定については、環境建設常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起 立 全 員) ○議長(上田忠博君)  起立全員と認めます。  よって、議案第60号は環境建設常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。  お諮りいたします。  議案第62号 契約の締結につき議会の議決を求めることについては、総務常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起 立 全 員) ○議長(上田忠博君)  起立全員と認めます。  よって、議案第62号は総務常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。  お諮りいたします。  議案第63号 契約の締結につき議会の議決を求めることについては、総務常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起 立 全 員) ○議長(上田忠博君)  起立全員と認めます。  よって、議案第63号は総務常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。  お諮りいたします。  議案第64号 契約の締結につき議会の議決を求めることについては、総務常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起 立 全 員) ○議長(上田忠博君)  起立全員と認めます。  よって、議案第64号は総務常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。  〜日程第3.意見書案第15号 精神障がい者の交通運賃割引に関する意見書について〜 ○議長(上田忠博君)  日程第3 意見書案第15号 精神障がい者の交通運賃割引に関する意見書についてを議題といたします。  提案者から提案理由の説明を求めます。  16番 藤田啓仁議員。 ○16番(藤田啓仁君)登壇  意見書案第15号は、朗読をもって提案理由の説明をさせていただきます。  精神障がい者の交通運賃割引に関する意見書(案)  障がい者に対する交通運賃割引は、身体障がい者については昭和25年から、身体内部障がい者は平成2年から、知的障がい者は平成3年から実施されている。これらの運賃割引を実施している交通機関等事業者は現在、JR、民間鉄道、航空、旅客船、バス、タクシーのほか、高速道路にも及んでいる。しかし、精神障がい者については平成9年から、平成10年当時、精神障がい者家族の全国団体がJR運賃の割引を求めて大規模な署名活動を実施したが、割引は実施されず、以後一部のバス、民間鉄道事業者が割引を行うようになったものの、精神障がい者が除外されている状態は基本的に変わっていない。精神障がい者家族会の全国組織である、全国精神保健福祉会連合会が実施したアンケート調査結果(回答者約4,800人)によると、精神障がい者の1カ月の平均収入は約6万円、そして無年金者は約20%に上る。そして交通費の負担が大変なため「作業所に行くのをやめた」「どこにも出かけないようにしている」「外出は自転車で行ける範囲」という深刻な状態にある方が多数いることが明らかになっている。  近年、障がい者関係の法制は、集中的に整備されている。とりわけ平成26年2月に政府が批准した国際法、障害者権利条約は、その第20条で「障害者自身が、自ら選択する方法で、自ら選択する時期に、かつ、負担しやすい費用で移動することを容易にすること」と明記し、第4条で、「障害者に対する差別となる既存の法律、規則、習慣及び慣行を修正し、又は廃止するためのすべての適当な措置をとること」「この条約と両立しないいかなる行為又は慣行も差し控えること」とうたっている。この規定によれば、交通機関事業者が運賃の障がい者割引制度から精神障がい者だけを除外することは、明らかに条約に反する行為であり、このような状態に対する是正指導は、政府・行政の責任でもある。  よって、国におかれては、精神障がい者に、身体障がい者及び知的障がい者と同等に交通運賃割引が適用されるよう、是正指導・勧告等の措置を行うことを強く要望する。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
     提出先については、記載のとおりでございます。  どうぞご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(上田忠博君)  これより、本案に対し質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上田忠博君)  質疑もないようでありますので、質疑はこれをもって終結いたします。  お諮りいたします。  本案は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、討論の後、直ちに採決を行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上田忠博君)  ご異議なしと認めます。  よって、委員会付託を省略し、討論の後、直ちに採決を行います。  討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上田忠博君)  討論もないようでありますので、討論はこれで終結いたします。  これより採決を行います。  お諮りいたします。  意見書案第15号は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起 立 全 員) ○議長(上田忠博君)  起立全員と認めます。  よって、意見書案第15号は原案のとおり可決いたしました。  ただいま可決いたしました意見書案第15号について、提出本文に万一字句等誤りがあり、字句等の整理を要する場合は本職に一任されたいと思いますが、これにご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上田忠博君)  ご異議なしと認めます。  よって、そのように取り計らうことにいたします。  意見書第15号については、直ちに関係先に提出をいたします。  〜日程第4.特別委員会の設置及び委員の選任について〜 ○議長(上田忠博君)  日程第4 特別委員会の委員の選任についてを議題といたします。  委員会条例第5条の規定により、第6次栗東市総合計画の策定についてを調査研究するため、7名の委員をもって構成する総合計画特別委員会を設置し、これを付託して、調査が終了するまでの間、閉会中も調査を継続することにいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上田忠博君)  ご異議なしと認めます。  よって、総合計画特別委員会を設置し、付託案件の調査が終了するまでの間、閉会中も調査を継続することに決しました。  ただいま設置されました特別委員会の委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、本職から指名いたします。  総合計画特別委員会委員に、2番 大西時子議員、4番 小竹庸介議員、5番 三木敏嗣議員、6番 田中英樹議員、8番 片岡勝哉議員、10番 櫻井浩司議員、13番 中村昌司議員の7名を指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま指名いたしましたとおり選任することについて、ご異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上田忠博君)  ご異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしましたとおり、総合計画特別委員会委員に選任することに決しました。  休憩をいたします。  休憩の間、総合計画特別委員会の正副委員長の互選をいただき、互選結果を本職までご報告いただきますようお願いいたします。  再開時間は追って連絡いたします。                 休憩 午前10時55分               ――――――――――――――                 再開 午前11時15分 ○議長(上田忠博君)  再開いたします。  休憩中に総合計画特別委員会の委員長及び副委員長の互選が行われましたので、その結果をご報告いたします。  総合計画特別委員会委員長に、6番 田中英樹議員、副委員長に、5番 三木敏嗣議員がそれぞれ互選されました。  以上で、今定例会に付議されました案件は全て終了いたしました。  市長から発言を求められておりますので、これを許します。  市長。 ○市長(野村昌弘君)登壇  お許しをいただきまして、平成30年第3回栗東市議会定例会の終わりに当たりまして、一言お礼を申し上げたいと思います。  去る6月5日から本日までの21日間開会の今期定例会におきまして、提案をいたしました議案第44号から議案第64号までの計21議案につきまして、いずれも慎重審議のうえ、原案のとおり可決、承認並びに同意を賜りましたこと、改めて厚くお礼を申し上げます。  ありがとうございます。  今期定例会は、改選により就任をされました上田議長、武村副議長の新体制のもとでの定例会でもあり、副市長にとりましても、初めての定例会となりました。おかげさまで、ご意見等数多く頂戴することができましたこと、重ねてお礼を申し上げるものであります。これら貴重なご意見等を今後の市政運営にしっかりと活かしながら、「いつまでも住み続けたくなる安心な元気都市栗東」、その構築に向けまして、また、市民皆様方に安全・安心を実感していただけますよう、一層努めてまいる決意であります。  また、今期定例会におきまして、藤田議員の個人質問で、私の4年間の市政運営に対する成果と課題について、答弁をさせていただく機会をいただきましたことに感謝を申し上げるところであります。  その後、地元後援会、昌友会や後援会正副支部長会議等の中で、引き続き市政を担わせていただきたいと決意を、そして覚悟をお示しさせていただき、来る10月に執行されます、栗東市長選挙に出馬の決意をさせていただきました。このことを改めて市民皆様方に、今日までの約束をしてきたこと、このことを、そして覚悟を議員の皆様方の前でお示しをするものでありまして、改めて今後の市政運営も、初心を忘れず謙虚に誠実に着実に前進をさせていきたいと、その覚悟をもって臨んでいきたいと思っております。  どうか議員の皆様方におかれましては、今後とも改革の推進と元気都市栗東の構築に、職員ともども一層の努力をしてまいりますので、ご理解とご協力を賜りますよう、そしてご支援を賜りますよう、心からお願いを申し上げるものであります。  むすびになります。むすびに当たりまして、蒸し暑い日が続いてまいります。議員の皆様には健康に留意されまして、ますますのご活躍をご祈念申し上げ、お礼の言葉とさせていただきます。  ありがとうございました。 ○議長(上田忠博君)  これをもって、平成30年第3回栗東市議会定例会を閉会いたします。  ご苦労さまでした。                 閉会 午前11時19分 地方自治法第123条第2項の規定により、下記に署名する。 平成30年6月25日  栗東市議会議長  上 田 忠 博  署 名 議 員  谷 口 茂 之  署 名 議 員  中 村 昌 司...