栗東市議会 2017-12-22
平成29年12月定例会(第4日12月22日)
日程第4.
意見書案第 12号
道路関係予算の確保及び
道路整備事業に係る補助率
等の
かさ上げ措置の継続を求める意見書
日程第5.
意見書案第 13号
日本政府に対し「
核兵器禁止国際条約に賛同、調印
することを求める」意見書
追加日程第1.議員の
辞職許可について
1.会議に出席した議員(17名)
1番 伊 吹 みちえ 君 2番 大 西 時 子 君
3番 野々村 照 美 君 5番 三 木 敏 嗣 君
6番 田 中 英 樹 君 7番 谷 口 茂 之 君
8番 武 村 賞 君 9番 片 岡 勝 哉 君
10番 櫻 井 浩 司 君 11番 國 松 篤 君
12番 林 好 男 君 13番 中 村 昌 司 君
14番 田 村 隆 光 君 15番 寺 田 範 雄 君
16番 藤 田 啓 仁 君 17番 上 田 忠 博 君
18番 小 竹 庸 介 君
1.会議に欠席した議員
な し
1.会議に出席した説明員
市長 野 村 昌 弘 君
副市長 平 田 善 之 君
教育長 福 原 快 俊 君
市民政策部長兼
危機管理監 南 博 君
市民政策部政策監 伊 丹 正 治 君
総務部長 仁 科 芳 昭 君
福祉部長 太 田 功 君
子ども・
健康部長 林 明 美 君
環境経済部長 岡 覚 君
建設部長兼
上下水道事業所長 中 濱 佳 久 君
建設部技監 中 川 匡 史 君
教育部長 加 藤 宏 之 君
元気創造政策課長 駒 井 隆 司 君
総務課長 國 松 康 博 君
関係課長
1.会議に出席した
事務局職員
局長 辻 由香利
課長 松 田 光 正
係長 今 村 正 憲
再開 午前 9時30分
○議長(
小竹庸介君)
ただいまの
出席議員は17名であります。
定足数に達しております。
よって、平成29年第5回
栗東市議会定例会を再開いたします。
これより、本日の会議を開きます。
本日の
議事日程は、お手許に配付しておきました
議事日程表のとおりであります。
これより日程に入ります。
〜日程第1.
会議録署名議員の指名について〜
○議長(
小竹庸介君)
日程第1
会議録署名議員の指名を行います。
会議規則第88条の規定により
2番
大西時子議員
9番
片岡勝哉議員
を指名いたします。
各
常任委員会委員長報告の前に、12月12日の
個人質問におきまして、2番
大西時子議員より、当局に対する質問について、訂正の申し出がありましたのでこれを許します。
2番
大西時子議員。
○2番(
大西時子君)登壇
発言訂正をお願いいたします。
12月12日の
個人質問における私の発言について、下記のとおり字句を訂正いたしたいので、議長において許可されるよう、
市議会議員規則第65条の規定により申し出ます。
訂正したい発言ですが、
文教福祉常任委員会と各
学童保育所保護者代表、栗東市
学童保育連絡協議会役員の懇談会と発言をいたしましたが、懇談会の当日は、私は
文教福祉常任委員として参加しましたが、
文教福祉常任委員だけでなく
文教福祉常任委員以外の
市議会議員も参加をされていました。
文教福祉常任委員が中心の懇談会であることは変わりはありませんが、
文教福祉常任委員会としての懇談会ではありませんので、「
文教福祉常任委員会」を「
市議会議員」に訂正させていただきます。
よろしくお願いします。
○議長(
小竹庸介君)
ただいま、2番
大西時子議員からの
発言訂正の申し出のとおり、本職においてこれを許可いたします。
〜日程第2.各
常任委員会委員長報告について〜
○議長(
小竹庸介君)
日程第2 各
常任委員会委員長報告についてを議題とし、各
常任委員会付託案件について、それぞれの委員長から審査結果の報告を求めます。
まず、
総務常任委員会委員長 6番
田中英樹議員。
○6番(田中英樹君)登壇
総務常任委員会の審査の経過と結果の報告を申し上げます。
当委員会は、休会中の12月18日に開催し、今定例会において付託を受けました議案5件について審査を行いました。なお、説明のために出席を求めた者は、市長、
総務部長、
市民政策部長、
政策監及び関係課長であります。
また、審査の参考とするため、現在工事中である栗東市
防災拠点施設の現場視察を行いました。
それでは審査の結果につきまして、順次、報告申し上げます。
まず、議案第82号 栗東市
危機管理センターの設置及び管理に関する条例の制定について、委員から、規則第4条(使用等に係る許可の手続)に関して、どのような場合に市民が研修室を利用できるのか。との質疑があり、当局より、防災・減災等については、公共的な活動を行っている団体の利用を考えている。身近なところでは、自治会、
各種団体が防災・減災に関する研修をされる場合には、条例第5条(開館時間等)に規定されている日時の間において利用していただく。との答弁がありました。
また、委員から、利用に関する周知はどのように行うのか。との質疑があり、当局より、広報・
ホームページ等により周知を図っていく。との答弁がありました。
また、委員から、条例第3条の、センターに次の施設を設けるとある第2号の
備蓄倉庫と第3号の
資機材庫の役割は何を指すのか。との質疑があり、当局より、施設の
備蓄倉庫は、各小学校区の
備蓄倉庫を補完する位置付けで、生活に係る備蓄品を今後充足していく。
資機材庫については、市として
防災対応に当たれるよう即時に使用できるものを備えることとしている。との答弁がありました。
また、委員から、施行規則第6条(施設の変更等の許可の手続)で、基本的には、条例第8条(施設等の変更の禁止)で規定されており、変更の届出をすれば行えるということであるが、実際にどのような場合に変更の許可をされるのか。との質疑があり、当局より、例えば研修会をするときに、このような機材を持ち込みたいということを言われたら、現在、施設にない機材で許可する場合があることを想定している。災害対応時の運用に支障を来さないもので、機器の設置、仮置きされている場合であるとか、本施設に関連する情報関連に接続しないような対応で、すみ分けをさせていただきたい。テレビ等々と
映像プロジェクター等は使用できるので、パソコンを持ち込む場合、内容を聞かせていただき、影響を与えないものであれば了承となる。との答弁がありました。
また、委員から、貸館の業務があると思うが、土曜日、日曜日、祝日は除くとあるが、自治会や
各種団体が活動される日は、どちらかといえば土曜日、日曜日、祝日や夜間である場合もあると思うが、使用できる時間を見ると使えないように思う。当初、
中央公民館の取り壊しのときに、
代替施設であるという話があったと思うが、この施設ではなり得ないと思うが。との質疑があり、当局より、
危機管理センターは、極めて目的性の高い施設であり、多くの設備も備えていることから、一般の使用については制限を加えることになるが、広く
一般市民に利用いただけるように、公の施設として位置付けている。例えば自治会、PTA、
老人クラブなどが会議で使用したいと申し出された場合、貸し出しについては条例の別表により午前9時より午後5時となっており、その中で、市が使うこともあるので、例えば、市の行事として行う場合については、市の職員が当然つくことから、土曜日・日曜日、夜間という形で使用することが可能ということにしている。また、
自治会等で会議がしたいということであれば、担当課に相談をしていただき、担当課が
使用許可申請書を提出し、許可をすることになれば、土曜日・日曜日、夜間でも使えることになる。との答弁がありました。
質疑の後、討論もなく、採決の結果、
全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第83号
おうみ自治体クラウド協議会規約の変更について
関係普通地方公共団体が協議することにつき議会の議決を求めることについて、委員から、米原市が
おうみクラウド協議会に加入されることで、さらに効率性と効果が高まると考えていると説明があったが、具体的にはどのようことか。との質疑があり、当局より、同じ
システムを使用することにより、加入市が増えれば、1市当たりの負担金(利用料)が安価になるというメリットがある。また、基幹系の主要な
システムは金額のメリットとともに、
基幹系システムのみならず、例えば、本市では、今後
コンビニ交付システムの検討といった面を含めさまざまな共有できる
システムの検討について、たくさん市があることによって深まっていく。との答弁がありました。
また、委員から、構成市がそれぞれ
システム稼動される開始時期は。との質疑があり、当局より、草津市は既に稼動されている。守山市は平成30年、平成31年度には、栗東市、野洲市、湖南市が切り替わる予定である。米原市については正式には聞いていない。との答弁がありました。
質疑の後、討論もなく、採決の結果、
全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第94号 栗東市市長、副市長の給与等に関する条例及び栗東市
教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例の制定については、質疑、討論もなく、採決の結果、
全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第95号 栗東市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、委員から、
職員組合には、改正内容を説明のうえ理解を得ているのか。との質疑があり、当局より、先日来、
職員組合と協議しご了承をいただいている。との答弁がありました。
質疑の後、討論もなく、採決の結果、
全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第96号 財産の処分につき議会の議決を求めることについて、委員から、従業員数約100人を予定されているが、栗東市の中で雇用を考えておられるのか。との質疑があり、当局より、
株式会社コメリとは、立地に関する
基本協定を従前から結んでおり、地元の雇用について配慮することが盛り込まれている。との答弁がありました。
また、委員から、
建築工事の着工に際し、コメリの元請は富山県に決まっているとのことだが、地元の中で経済的に還元できるような方向を見つけていただきたいがどうか。との質疑があり、当局より、経済的な結びつきについても
基本協定に盛り込まれている。元請業者については残念ではあったが、それ以外のことで、営業を行ううえでの材料の調達などいろんな取引について配慮をしていただくように、市からも申しており、一定それに応えると聞いている。との答弁がありました。
また、委員から、地権者には
民間法人や個人もおられる中で、12月議決後、
不動産売買契約(本契約)を締結することになっているが、足並みはそろっているのか。また、簿価との差はどれくらいあるか。との質疑があり、当局より、
株式会社コメリとの取引では、売買や
定期借地があり、手続については市の手続と歩調を合わす形で現在進められている。簿価については、平成24年7月31日現在の公開資料から、そのうち、今回の土地に係る部分の簿価は約32億円、時価は約12億円で差は約20億円である。との答弁がありました。
また、委員から、工事中は市民の安全面に配慮して、迷惑をかけないような工事の方法をされるのか。との質疑があり、当局より、安全面から、
工事車両の入出場は
都市計画道路の
下鈎出庭線のみである。
工事車両の通行に際しての安全確保については、必要な人員を配置されると聞いている。との答弁がありました。
また、委員から、
建築工事は
株式会社コメリ自体がされるが、市道となる
V字型道路の工事はどのように進めていかれるのか。また、
土地売買契約を
定期借地権でされる箇所があると説明されたが、この道路は
定期借地権の部分にかからないということか。との質疑があり、当局より、V字型の新しい道路の築造については、
株式会社コメリにおいて
造成工事の一環としてされる。完成の後、栗東市の市道として認定することになっている。土地については、
株式会社コメリの所有、または一部
民間法人の土地にもかかっている。市道として認定するが、土地の所有はそのままということになる。との答弁がありました。
また、委員から、ホームセンターという形になるが、本市に出店される形態は、大規模のようであるがどのようなものか。との質疑があり、当局より、
コメリ店舗は、全国的に1,180店舗ほどあると聞いている。規模に応じて3段階に分けておられ、本市での店舗は一番大きい(仮称)
コメリパワー栗東店である。との答弁がありました。
また、委員から、オープンに当たり交通渋滞に対する考えは。との質疑があり、当局より、各交差点における
交通量調査や来客数の予想によってシミュレーションをされている。その結果、各交差点では、最も多いときで1割程度の増加があるとの結果が出ている。との答弁がありました。
また、委員から、
株式会社コメリが本市にくるに当たり、それ以外の業者からの候補先はあったのか。との質疑があり、当局より、他の提案はなかった。との答弁がありました。
質疑の後、討論もなく、採決の結果、
全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
以上で、当委員会に付託されました案件の主な審査結果の報告といたします。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(
小竹庸介君)
次に、
環境建設常任委員会委員長 8番
武村賞議員。
○8番(武村 賞君)登壇
おはようございます。
環境建設常任委員会の審査の経過と結果の報告を申し上げます。
当委員会は、休会中の12月18日に、付託されました2議案の審査を行いました。
審査のため出席を求めた者は、副市長、
環境経済部長、
建設部長、
建設部技監、所管の各課長等であります。
それでは、順次報告を行います。
まず、議案第84号
栗東市道路線の廃止については、質疑、討論もなく、採決の結果、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第85号
栗東市道路線の認定については、委員から、
林区内東浦1号線について、開発に伴い接続する狭隘な道路は、緊急車輌も入りにくい状態である。今回の開発に伴い拡幅されたのか。また、国道から林地区に入るところは側溝が整備されているが、6メートル確保されているのか。との質疑に対し、当局から、
開発区域内と接続する道路については、狭隘部分を6メートルまで拡幅するよう指導している。特に、国道から
林区内東浦1号線の交差点までは、
開発区域に接続するため6メートルに拡幅しているが、
開発区域から
林地区側は
開発区域外のため、現道のままである。との答弁がありました。
また、委員から、
林磐穴東線の
道路幅員4.7メートルから8メートルの詳細を求める。との質疑に対し、当局から、最小4.7メートルの
幅員箇所は、
開発区域と接続する旧道である。また、最大8メートルの
幅員箇所は、もともと転回広場があり、その部分に
開発区域の道路が接続しているためである。との答弁がありました。
また、委員から、国道1
号バイパスに関連する側道について、整備や管理に関して国とどのような協議をされているのか。との質疑に対し、当局から、整備に関しては、平成30年4月の引き継ぎに向け協議しているところである。法面の草については、譲与を受けるまでに草を刈っていただくよう協議している。また、側道の際1メートル程度については、草が生えないよう
張りコンクリートをするなど、できるだけ通行の障害とならないよう協議を進めている。との答弁がありました。
質疑の後、討論もなく、採決の結果、
全員一致で可決すべきものと決しました。
以上をもちまして、当委員会に付託されました案件の審査結果の報告といたします。
よろしくご審議いただきますよう、お願い申し上げます。
○議長(
小竹庸介君)
次に、
予算常任委員会委員長 9番
片岡勝哉議員。
○9番(
片岡勝哉君)登壇
おはようございます。
予算常任委員会の審査の経過と結果の報告を申し上げます。
当委員会は、休会中の12月14日に、付託されました14議案の審査を行いました。
審査のため出席を求めた者は、市長、副市長、教育長、所管の各部長及び各課長であります。
審査の内容と結果につきまして、報告いたします。
議案第75号 平成29年度栗東市
一般会計補正予算(第3号)について、まず、歳出では、防犯の
まちづくり推進事業防犯灯設置等補助金について、委員より、
LED化された防犯灯の数と
LED化の基数目標があるのか。との質疑に対し、当局より、11月末現在で、今年度の
補助基数のうち
LED化は478基である。今年度の計画として、プラス100基程度を聞いており、年度末には580基程度となる。これにより自治会の
LED化率が60%を超えると推測している。また、
LED化に伴う補助額の1基当たりの上限が1万円となることから、今回この部分を上乗せさせていただいた。との答弁がありました。
また、
防災活動推進事業工事請負費防災拠点施設整備工事等について、委員より、安養寺山
災害復旧関連工事費として、1,500万円の補正との説明があったが、平成28年度に滋賀県による
治山工事が完了したことを受けて、安養寺山
復旧対策工事が完了したことから、市が一時的に投入した土砂を撤去する処分をするものであるとのことだが、当初の段階ではわからなかったのか。との質疑に対し、当局より、平成25年の台風18号により、安養寺山斜面崩壊で流出した土砂が
民間ゴルフ場の設備をなぎ倒し、土砂などが市道を封鎖し、
安養寺レークヒルの住宅の一部に被害が生じた。このため市においては、市道の
通行復旧と
安養寺レークヒルへの二次
被害防止策を早急に行う必要があったことから、市が事業者の了解を得て、市道の土砂などを施設内に一時的に投入するとともに、土嚢を設置している。滋賀県の事業が平成28年度に完了したことから、今回、
事業内容の精査をさせていただき、取り組みをさせていただくものである。との答弁がありました。
また、
市道維持補修事業・台風21
号災害復旧工事について、委員より、安養寺山の
治山事業で県が直した箇所と同じところが崩落しており、工事のミスではないかと考えられるほどの状況である。県で検証されるかとは思うが、県に「どうなっているのか」ということを伝えたうえで、検証の結果と、その対策を求める必要があると考える。付近を通る際に見ていると、晴れた日が続いていても水が流れ出ている状態であった。蝦疵はないとのことだが、そんな状態で崩落が起こったというのは、水の対策をすべきだったと考える。場合によっては、かかった費用を請求するなど、県に求める必要があるのではないか。との質疑に対し、当局より、今回、崩落した時点で県に申し伝えている。ただし、4年前の崩落については、表面排水が流れ出た結果との検証がされており、復旧については、現場の状況を踏まえ、国の
治山技術基準に基づき工事を完了されている。今回の崩落については、上部に新たな水みちができて、一部から水が湧き出ているような状況が見受けられるという調査結果の報告を受けており、対策として、水路溝と排水の暗渠化を追加して
工事完了を目指していただいている。
工事完了後の3年間に新たな水みちができたということがあるので、工事に暇疵があったものではないという判断をしているところである。県営施工のため市の持ち出しはないが、再度このようなことが起こらないように、しっかりと工事いただくようお願いしていきたい。との答弁がありました。
また、
保育園臨時職員配置事業について、委員より、毎年12月に、
保育園臨時職員と
幼稚園臨時職員の賃金の
減額補正がされている。今年度は、保育園と幼稚園を合わせると7,000万円を超える額が減額されている。減額理由を問うと、募集はするが応募がないという回答を毎年されるが、今年も同じ理由なのか。同じ手法を繰り返しても保育士は集まらない。当初予算に計上して、
補正予算で減額することを毎年繰り返され、改善されていない。草津市では、西友の跡地に200人を超える保育園か幼稚園の建設を予定されている。この保育園は、
京都橘大学と提携し、保育士を確保されている。
保育士資格コース、保育士・
幼稚園教諭の
免許コースなどを設け、生徒を確保し、
正規職員の雇用につなげている。正規で雇用する努力をしないと保育士は集まらない。雇用形態の見直しでは、根本的な解決につながらない。引き続き努力していくのはもちろんだが、新しいアイデアが必要ではないか。との質疑に対し、当局より、
正規職員の不足分を
臨時職員で補っている。毎年、低年齢児や支援を必要とする子どもの
入園ニーズが高まっていることと相まって、新年度に向けて一斉募集するが、4月でも不足が生じる状況となっている。不足分をハローワークを通じて継続的に募集しているが、必要とする職員数を確保できていない。このような状況は今年度も同じであり、
減額補正をさせていただいた。栗東市、草津市、守山市、大津市は、人口が増加している地域であるが、それに見合った保育士・
幼稚園教諭が確保されていない。他市では、保育士を確保するため時給を上げるなどをされている。
市としては、来年度に向けて、法人に対しては国の
補助制度を活用し、いろいろなメニューを準備していきたい。との答弁がありました。
次に、歳入では、
債務負担行為、大
規模商業施設用地・
交通影響調査等委託について、委員より、
債務負担行為、大
規模商業施設用地・
交通影響調査等委託の対象地と業務委託の内容について、また、
調査期間はいつまでか。との質疑に対し、当局より、北中小路及び十里地先が
商業施設用地として適地であるかの整理・検証を行う。大
規模商業施設の必要性や当該地の潜在能力を調査するとともに、
交通量調査、
交通影響調査を行い、市民生活や
経済活動の影響などの調査・検証を行っていく。
大
規模商業施設の
用地関係は約3カ月の予定であり、
交通量関係は7カ月の予定である。との答弁がありました。
また、委員より、この事業の実施に向けては、早急に取り組む必要があると考えるが。との質疑に対し、当局より、できるだけ早く調査をさせていただき、随時議会に報告をさせていただくとともに、調査結果を踏まえて、地元や関係者の方々への説明に当たっていく。との答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、
全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第76号 平成29年度栗東市土地取得特別会計
補正予算(第1号)について、質疑、討論はなく、採決の結果、
全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第77号 平成29年度栗東市介護保険特別会計
補正予算(第2号)について、質疑、討論はなく、採決の結果、
全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第78号 平成29年度栗東墓地公園特別会計
補正予算(第1号)について、墓地公園管理経費・修繕料について、委員より、あずまやの形態や屋根の材質等は。修繕するならば、その場その場のものではなく、少々の風では飛ばないようなしっかりとした修繕を行ってもらいたい。との質疑に対し、当局より、B区画は木造4メートル掛ける4メートル掛ける2.1メートル、C区画はモルタル造4.6メートル掛ける4.6メートル掛ける2.1メートル、屋根は木造の一部銅板による葺き屋根である。今回、破損した屋根の葺き替えに伴い、ぐらついているところに斜交い等根本的な修繕を行う。との答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、
全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第79号 平成29年度栗東市水道事業会計
補正予算(第1号)について、質疑、討論はなく、採決の結果、
全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第80号 平成29年度栗東市公共下水道事業会計
補正予算(第1号)について、委員より、マンホールポンプを修繕する箇所数と設置してある11カ所の地域は。との質疑に対し、当局より、市内に11カ所あるポンプのうち4カ所を修繕する。当初は、修繕が必要なものを1カ所程度と見込んでいたため補正をお願いするものである。
設置箇所は、東坂1カ所、美之郷1カ所、下戸山3カ所、小野1カ所、手原1カ所、上鈎1カ所、蜂屋3カ所である。との答弁がありました。討論はなく、採決の結果、
全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第86号 平成29年度栗東市
一般会計補正予算(第4号)のうち、財産の処分に係る部分について、委員より、減債基金に繰り入れるということであるが、その後の基金の用途は。また、償還利率の見直し時期は来年の9月末と言われたが、予算が可決されてすぐに繰り上げ償還されない理由は。との質疑に対し、当局より、まずは減債基金に積み立てる。その後は、平成25年の秋に借り入れた第三セクター等改革推進債のルールによって、土地の売り払い収入については繰り上げ償還を行うこととなっている。繰り上げ償還のタイミングについては、平成30年9月末に借り入れから5年が経過し、償還利率の見直しがくるため、それに合わせて繰り上げ償還を行う予定である。
市としても、お金が入ればすぐに償還して、少しでも利息を安くしたいという思いはあるが、5年前に三セク債を借り入れたときに、複数の銀行に分けて借りており、5年間利息は据え置き、5年ごとに見直すとの約束になっている。そのときが繰り上げ償還のタイミングであり、それ以外のときに繰り上げ償還をすると銀行としては得られると思っている利息が得られなくなることから、その分について保証金を支払わなければならないからである。との答弁がありました。
次に、議案第86号 平成29年度栗東市
一般会計補正予算(第4号)のうち人事院勧告に係る部分について、議案第87号 平成29年度栗東市後期高齢者医療特別会計
補正予算(第1号)について、議案第88号 平成29年度栗東市介護保険特別会計
補正予算(第3号)について、議案第89号 平成29年度大津湖南都市計画事業栗東駅前土地区画整理事業特別会計
補正予算(第1号)について、議案第90号 平成29年度大津湖南都市計画事業栗東新都心土地区画整理事業特別会計
補正予算(第1号)について、議案第91号 平成29年度栗東市水道事業会計
補正予算(第2号)について、議案第92号 平成29年度栗東市公共下水道事業会計
補正予算(第2号)について、議案第93号 平成29年度栗東市農業集落排水事業特別会計
補正予算(第1号)についての8議案は関連いたしますので、一括での説明及び質疑といたしました。
内容としては、本年度各会計における人件費関係の
補正予算であり、国家公務員に準じた給与改定に伴う給料、職員手当等、共済費の補正について、説明がありました。
委員より、職員の通勤手当について、環境負荷の軽減のためにも、できるだけ交通機関を利用してもらいたいと常々関心を持っているが、自家用車の通勤の方が有利になっていないか。との質疑に対し、当局より、バスを利用したときは、定期券もしくは回数券の実費支給である。自家用車でガソリン代や減価償却のことを考えると、恐らく公共交通機関を利用した方が金額だけでは有利である。しかし、通勤の時間帯に公共交通機関があるかが問題で、JRの利用者はいるが、バスについては希望する時間帯に便がないので、現状、利用は多くない状況である。との答弁がありました。
採決については、まず、議案第86号については、討論はなく、
全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第87号については、討論はなく、
全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第88号については、討論はなく、
全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第89号については、討論はなく、
全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第90号については、討論はなく、
全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第91号については、討論はなく、
全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第92号については、討論はなく、
全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第93号については、討論はなく、
全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上をもちまして、当委員会に付託されました案件の審査結果の報告といたします。
よろしくご審議いただきますよう、お願い申し上げます。
○議長(
小竹庸介君)
これより、委員長報告に対し質疑を行います。
まず、
総務常任委員会委員長に対し質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小竹庸介君)
質疑もないようでありますので、
総務常任委員会委員長に対する質疑は、これをもって終結いたします。
次に、
環境建設常任委員会委員長に対し質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小竹庸介君)
質疑もないようでありますので、
環境建設常任委員会委員長に対する質疑は、これをもって終結いたします。
次に、
予算常任委員会委員長に対し質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小竹庸介君)
質疑もないようでありますので、
予算常任委員会委員長に対する質疑は、これをもって終結いたします。
これより討論を行いますが、通告がありませんので、討論なしと認め、討論を終結いたします。
これより採決を行います。
お諮りいたします。
議案第75号 平成29年度栗東市
一般会計補正予算(第3号)について、予算
常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
小竹庸介君)
起立全員と認めます。
よって、議案第75号は予算
常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第76号 平成29年度栗東市土地取得特別会計
補正予算(第1号)については、予算
常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
小竹庸介君)
起立全員と認めます。
よって、議案第76号は予算
常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第77号 平成29年度栗東市介護保険特別会計
補正予算(第2号)については、予算
常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
小竹庸介君)
起立全員と認めます。
よって、議案第77号は予算
常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第78号 平成29年度栗東墓地公園特別会計
補正予算(第1号)については、予算
常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
小竹庸介君)
起立全員と認めます。
よって、議案第78号は予算
常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第79号 平成29年度栗東市水道事業会計
補正予算(第1号)については、予算
常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
小竹庸介君)
起立全員と認めます。
よって、議案第79号は予算
常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第80号 平成29年度栗東市公共下水道事業会計
補正予算(第1号)については、予算
常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
小竹庸介君)
起立全員と認めます。
よって、議案第80号は予算
常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第82号 栗東市
危機管理センターの設置及び管理に関する条例の制定については、総務
常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
小竹庸介君)
起立全員と認めます。
よって、議案第82号は総務
常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第83号
おうみ自治体クラウド協議会規約の変更について
関係普通地方公共団体が協議することにつき議会の議決を求めることについては、総務
常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
小竹庸介君)
起立全員と認めます。
よって、議案第83号は総務
常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第84号
栗東市道路線の廃止については、
環境建設常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
小竹庸介君)
起立全員と認めます。
よって、議案第84号は
環境建設常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第85号
栗東市道路線の認定については、
環境建設常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
小竹庸介君)
起立全員と認めます。
よって、議案第85号は
環境建設常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第86号 平成29年度栗東市
一般会計補正予算(第4号)については、予算
常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
小竹庸介君)
起立全員と認めます。
よって、議案第86号は予算
常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第87号 平成29年度栗東市後期高齢者医療特別会計
補正予算(第1号)については、予算
常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
小竹庸介君)
起立全員と認めます。
よって、議案第87号は予算
常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第88号 平成29年度栗東市介護保険特別会計
補正予算(第3号)については、予算
常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
小竹庸介君)
起立全員と認めます。
よって、議案第88号は予算
常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第89号 平成29年度大津湖南都市計画事業栗東駅前土地区画整理事業特別会計
補正予算(第1号)については、予算
常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
小竹庸介君)
起立全員と認めます。
よって、議案第89号は予算
常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第90号 平成29年度大津湖南都市計画事業栗東新都心土地区画整理事業特別会計
補正予算(第1号)については、予算
常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
小竹庸介君)
起立全員と認めます。
よって、議案第90号は予算
常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第91号 平成29年度栗東市水道事業会計
補正予算(第2号)については、予算
常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
小竹庸介君)
起立全員と認めます。
よって、議案第91号は予算
常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第92号 平成29年度栗東市公共下水道事業会計
補正予算(第2号)については、予算
常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
小竹庸介君)
起立全員と認めます。
よって、議案第92号は予算
常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第93号 平成29年度栗東市農業集落排水事業特別会計
補正予算(第1号)については、予算
常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
小竹庸介君)
起立全員と認めます。
よって、議案第93号は予算
常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第94号 栗東市市長、副市長の給与等に関する条例及び栗東市
教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例の制定については、総務
常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
小竹庸介君)
起立全員と認めます。
よって、議案第94号は総務
常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第95号 栗東市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定については、総務
常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
小竹庸介君)
起立全員と認めます。
よって、議案第95号は総務
常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
お諮りいたします。
議案第96号 財産の処分につき議会の議決を求めることについては、総務
常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
小竹庸介君)
起立全員と認めます。
よって、議案第96号は総務
常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。
〜日程第3.
意見書案第11号
性暴力被害者支援のための法整備と
予算措置を求める意見書〜
○議長(
小竹庸介君)
日程第3
意見書案第11号
性暴力被害者支援のための法整備と
予算措置を求める意見書についてを議題といたします。
提案者から提案理由の説明を求めます。
14番 田村隆光議員。
○14番(田村隆光君)登壇
それでは、
意見書案第11号
性暴力被害者支援のための法整備と
予算措置を求める意見書につきまして、読み上げて提案をさせていただきたいと思います。
性暴力被害者支援ための法整備と
予算措置を求める意見書(案)
性犯罪は「魂の殺人」と言われ、被害者の心の傷は計り知れず、心的外傷ストレス障害(PTSD)の発症率も高く、何十年経ってもトラウマに苦しむ被害者がいるにもかかわらず、十分な支援がないのが現状です。そうしたなかで、医師や支援者が中心になり、1か所で支援が受けられる「ワンストップ支援センター」を、国は2020年までに全都道府県に最低1ケ所設けるとしていますが、現在、その設置数は、滋賀県も含め全国でようやく40カ所になりました。しかし、その運営状況は、国からの
予算措置が乏しく、7割のセンターで夜間休日対応ができておらず、センターは、ボランティアや寄付金なしでは対応できないのが現状です。
国連のガイドラインでは、人口20万人規模に1か所のセンターが必要であり、根拠法を制定し、被害者が公的な予算で治療やカウンセリングを受けられるように求めています。また、日弁連も証拠採取・保管までカバーできる病院拠点型の支援センターの設置を整備するよう国に提言しています。このように、男女や年齢を問わず日々発生している性暴力被害者を守る法律制定と
予算措置が急務とされています。
よって、下記のとおり、一日もはやい「関係法整備」と「
予算措置」を強く求めるものです。
1、性暴力被害者に対する支援についての根拠法を早期に制定すること。
2、被害者が早期に十分な治療や対応を受けられるように「ワンストップ支援センター」を増設し、
予算措置をとること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。
なお、提出先については、ここに記載のとおりでございますので、どうかご理解を賜りご審議賜りますよう、よろしくお願いします。
○議長(
小竹庸介君)
これより、本案に対し質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小竹庸介君)
質疑もないようでありますので、質疑はこれをもって終結いたします。
お諮りいたします。
本案は、
会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、討論の後、直ちに採決を行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小竹庸介君)
ご異議なしと認めます。
よって、委員会付託を省略し、討論の後、直ちに採決を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小竹庸介君)
討論もないようでありますので、討論はこれで終結いたします。
これより採決を行います。
お諮りいたします。
意見書案第11号は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
小竹庸介君)
起立全員と認めます。
よって、
意見書案第11号は原案のとおり可決いたしました。
〜日程第4.
意見書案第12号
道路関係予算の確保及び
道路整備事業に係る
補助率等の
かさ上げ措置の継続を求める意見書〜
○議長(
小竹庸介君)
日程第4
意見書案第12号
道路関係予算の確保及び
道路整備事業に係る
補助率等の
かさ上げ措置の継続を求める意見書についてを議題といたします。
提案者から提案理由の説明を求めます。
16番 藤田啓仁議員。
○16番(藤田啓仁君)登壇
それでは、
意見書案第12号を、朗読をもって提案をさせていただきます。
道路関係予算の確保及び
道路整備事業に係る
補助率等の
かさ上げ措置の継続を求める意見書(案)
道路は、市民の生活や活力ある経済・社会活動を支えるとともに、災害時には市民の命を守るライフラインとして機能するなど、市民の安心・安全を確保するためになくてはならない社会基盤であり、地方創生の実現には道路整備の推進が必要不可欠である。
本市は、名神高速道路や国道1号・国道8号などの主要な道路が集中し、交通の要衝という立地を活かした産業集積により発展してきており、今後も産業の集積を活かしたまちづくりを進めていく上で、慢性的な交通渋滞への対策とともに平成36年の滋賀国体の開催に向けて、主要地方道大津能登川長浜線(馬場・上砥山工区)や
都市計画道路片岡栗東線(宅屋・千代工区)、
都市計画道路下鈎出庭線などの道路整備が急務となっている。さらに、今後急速に進む道路施設の老朽化対策など長寿命化等を一層推進する必要がある。
道路整備については、「
道路整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律」(以下「道路財特法」という。)の規定により平成29年度までの時限措置として
補助率等がかさ上げされており、今後も着実に道路整備を進める上で、財源の確保は不可欠であり、平成30年度以降この措置が廃止されることになれば、道路整備の推進に深刻な影響を及ぼすことになる。
よって、国会および政府におかれては、地方における道路の迅速かつ着実な整備を促進するために、下記の措置を講じられるよう強く求める。
1、滋賀国体開催までに供用を図るため、平成30年度予算において必要な
道路関係予算の総額を確保するとともに、平成29年度
補正予算を編成し、必要な事業の進捗を図ること。
2、
都市計画道路下鈎出庭線など市事業の早期供用を図るため、道路財特法の補助率の
かさ上げ措置については、平成30年度以降も継続すること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
宛先につきましては、記載のとおりでございます。
どうかご審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(
小竹庸介君)
これより、本案に対し質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小竹庸介君)
質疑もないようでありますので、質疑はこれをもって終結いたします。
お諮りいたします。
本案は、
会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、討論の後、直ちに採決を行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小竹庸介君)
ご異議なしと認めます。
よって、委員会付託を省略し、討論の後、直ちに採決を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小竹庸介君)
討論もないようでありますので、討論はこれで終結いたします。
これより採決を行います。
お諮りいたします。
意見書案第12号は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
小竹庸介君)
起立全員と認めます。
よって、
意見書案第12号は原案のとおり可決いたしました。
〜日程第5.
意見書案第13号
日本政府に対し「
核兵器禁止国際条約に賛同、調印することを求める」意見書〜
○議長(
小竹庸介君)
日程第5
意見書案第13号
日本政府に対し「
核兵器禁止国際条約に賛同、調印することを求める」意見書についてを議題といたします。
提案者から提案理由の説明を求めます。
2番
大西時子議員。
○2番(
大西時子君)登壇
それでは、
日本政府に対し「
核兵器禁止国際条約に賛同、調印することを求める」
意見書案について、提案理由をいたしたいと思います。
世界の各地で今なお戦乱や紛争が絶えず、罪のない人たちが命を奪われています。現存する1万数千発の核兵器の破壊力は、広島、長崎の原爆の数万倍にも及びます。
核兵器は、人類はもとより地球上に存在する全ての命を絶ち切り、環境を破壊し地球を死にする兵器です。人類は、生物兵器、化学兵器については、使用、開発、生産、保有を条約、議提案などで禁じてきました。
核兵器を禁じることに何のためらいが必要でしょうか。今なお苦しみ続けておられる被爆者の皆さん、そして栗東市におられる18名の被爆された方々のためにも、
日本政府に、本市議会として声を上げていただきたいという思いから意見書を提出させていただきます。
それでは、意見書を読み上げます。
日本政府に対し「
核兵器禁止国際条約に賛同、調印することを求める」意見書(案)
7月7日、ニューヨーク国連本部で開かれた会議で、122カ国の賛成多数で、人類史上はじめての核兵器禁止条約が採択されました。この
核兵器禁止国際条約を待ち続けてきたカナダ在住の被爆者サーロー節子さんは「核兵器は道義に反してきただけでなく、今では違法となった。世界の指導者はこの条約に署名すべきだ」とその歴史的意義を強調しました。この条約は、核兵器の開発や保有、使用の禁止や、核による抑止の考え方も明確に否定しています。
前文には、「被爆者にもたらされた受け入れがたい苦しみと被害に留意する」と明記され、核兵器廃絶に向けた被爆者の尽力を高く評価しています。また、この国際条約は「核兵器の使用または実験によって影響を受けた個人」に対して十分な支援を行うことを締約国に求めており、被爆から72年、長年にわたって被爆者援護を求めてきた被爆者の要望に応えるものとなっています。
核兵器が違法であり、残虐な兵器であることを国際的に承認し、その前提にたって先制使用や威嚇の是非を問い直し、対話による平和的解決が模索されざるを得ない、圧倒的多数の世論になる新たな可能性が踏み出されました。
核には核、軍事には軍事という悪循環を断ち切り、非核平和のアジアと日本、そして世界へ大きく転換しなければならない時期です。しかし、
日本政府は唯一の被爆国でありながら、核廃絶の先頭に立とうとせず、国際世論の動向に消極的です。
歴史的な国際条約の実効化に向けた取り組みを積極的に推進され、真に世界平和に貢献できるよう、
日本政府は
核兵器禁止国際条約に賛同、調印することを求めます。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
宛先は記載のとおりです。
どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(
小竹庸介君)
これより、本案に対し質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小竹庸介君)
質疑もないようでありますので、質疑はこれをもって終結いたします。
お諮りいたします。
本案は、
会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、討論の後、直ちに採決を行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小竹庸介君)
ご異議なしと認めます。
よって、委員会付託を省略し、討論の後、直ちに採決を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小竹庸介君)
討論もないようでありますので、討論はこれで終結いたします。
これより採決を行います。
お諮りいたします。
意見書案第13号は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 少 数)
○議長(
小竹庸介君)
起立少数と認めます。
よって、
意見書案第13号は否決いたしました。
ただいま、可決いたしました
意見書案第11号、第12号について、提出本文に万一字句等の誤りがあり、字句等の整理を要する場合は、本職に一任されたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小竹庸介君)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように取り計らうことにいたします。
意見書第11号、第12号については、直ちに関係先に提出いたします。
平成29年12月20日に、1番 伊吹みちえ議員より辞職願が提出されましたので、この際、これを日程に追加し、議員の
辞職許可についてを、
追加日程第1として議題といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小竹庸介君)
ご異議なしと認めます。
よって、
追加日程第1として、議員の
辞職許可についてを日程に追加し議題とすることに決しました。
〜
追加日程第1.議員の
辞職許可について〜
○議長(
小竹庸介君)
追加日程第1 議員の
辞職許可についてを議題といたします。
1番 伊吹みちえ議員より、平成29年12月20日付で、同月31日をもって辞職したい旨の願いが提出されております。
地方自治法第117条の規定により、1番 伊吹みちえ議員の退場を求めます。
(除斥者退場)
○議長(
小竹庸介君)
それでは、事務局長に辞職願を朗読いたさせます。
○事務局長(辻 由香利君)
辞職願
このたび、一身上の都合により、2017年12月31日をもって議員を辞職したいので、許可されるよう願い出ます。
2017年12月20日
栗東市議会議長
小竹庸介様
栗東
市議会議員 伊吹みちえ
以上です。
○議長(
小竹庸介君)
お諮りいたします。
1番 伊吹みちえ議員の辞職を許可することに賛成の方の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
小竹庸介君)
起立全員と認めます。
よって、1番 伊吹みちえ議員の辞職を許可することに決しました。
1番 伊吹みちえ議員の入場、ご着席をお願いいたします。
(除斥者入場・着席)
○議長(
小竹庸介君)
1番 伊吹みちえ議員にお伝えします。
先に提出されました、議員の辞職願につきましては、ただいま許可することに決しましたのでご報告いたします。
以上で、今定例会に付議されました案件は全て終了いたしました。
市長から、発言を求められておりますので、これを許します。
市長。
○市長(野村昌弘君)登壇
お許しをいただきまして、平成29年第5回
栗東市議会定例会の終わりに当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
はじめに、今期定例会に提出いたしました議案資料に誤りがあり、議員皆様に多大なご迷惑をおかけしましたことに対しまして、この場をお借りし、改めて深くお詫びを申し上げます。
申しわけございませんでした。
いま一度、事務事業の遂行の確認を確実に行い職務に当たるとともに、再発防止に職員一同努めてまいります。
去る12月4日から本日までの19日間にわたりまして、開会をお願いいたしました今期定例会におきまして、提案をいたしました議案第75号から議案第96号までの計22議案につきまして、いずれも慎重審議のうえ、原案どおりお認めいただきましたことを厚くお礼申し上げます。ありがとうございます。
さて、今年も引き続き、厳しい行財政運営の中ではありましたが、議員皆様と多くの議論を重ねる中で、本市の発展と市民の生活環境の向上並びに元気なまちづくりに向けて、ともに前に進んでこられましたこと、改めて重ねてお礼を申し上げるものであります。
まだまだ厳しい状況のもとではありますが、市民の皆さんに安全・安心が提供できますよう、また、山積する諸課題の解決に向け、元気都市栗東の構築に全力で取り組んでまいりますので、議員皆様方の一層のご支援、ご協力、ご指導をお願いを申し上げるものであります。
今後も総合戦略をはじめとする諸計画の確実な実行により、市民皆様に住んでよかったと実感していただけるまちとなるよう、全身全霊で市政に当たってまいる所存であります。
年の瀬も押し迫り、慌ただしさとともに寒さも一層厳しくなってまいります。
議員皆様にはご自愛をいただき、健やかに輝かしい新年をお迎えになられますことをご祈念申し上げ、定例会閉会に当たりましてお礼のご挨拶とさせていただきます。
どうもありがとうございました。
○議長(
小竹庸介君)
これをもって、平成29年第5回
栗東市議会定例会を閉会いたします。
ご苦労さまでございました。
閉会 午前10時44分
地方自治法第123条第2項の規定により、下記に署名する。
平成29年12月22日
栗東市議会議長 小 竹 庸 介
署 名 議 員 大 西 時 子
署 名議 員 片 岡 勝 哉...