栗東市議会 2003-03-11
平成15年 3月定例会(第3日 3月11日)
○議長(
西村千代治君)
答弁を求めます。
企画部次長。
○
企画部次長(
平田善之君)
追質問にお答え申し上げます。
23億4,000万円につきましては、今現在、
利子分の償還のみでございますが、新たに20年間の借り替えをいたしまして、今後、
据置期間を含めまして20年間ということで、この
土地取得特別会計の方で償還をしていくということで考えております。よろしくお願い申し上げます。
○議長(
西村千代治君)
他に
質疑はございませんか。
11番
國松議員。
○11番(
國松清太郎君)
今の12ページに関連してですが、これ幾つかの
地方債がですね、あると思うのですが、
一覧表をね、ひとつつくっていただいて、後日で結構ですけれども、配付をお願い出来ませんでしょうか。いわゆる利率も含め借入から償還の期限、そして、毎年の
償還額ですね、それの
一覧表をですね、つくっていただきたいと思うのですが、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(
西村千代治君)
企画部次長。
○
企画部次長(
平田善之君)
資料として提出をさせていただきます。
○議長(
西村千代治君)
他に
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
西村千代治君)
他に
質疑もないようでありますので、
質疑はこれで終結いたします。
議案第37号
平成15年度
栗東市
国民健康保険特別会計予算について
これより本案に対し
質疑を行います。
質疑はございませんか。
2番
髙野議員。
○2番(
髙野正勝君)
13ページの第2条で、一時
借入金というものが2億円ありますけれども、この実績といいますか、はあるのでしょうか。そして、どの位借りておられて、借入時期と返済時期といいますか、それが分かりましたら教えて下さい。
○議長(
西村千代治君)
答弁を求めます。
福祉部長。
○
福祉部長(
森田昭彦君)
現時点におきます
国民健康保険会計での一時
借入金につきましては、実績としてはございませんので、よろしくお願い申し上げます。
○議長(
西村千代治君)
2番
髙野議員。
○2番(
髙野正勝君)
実績でないということですけれども、この借入を上げておられるといいますか、しておられる理由としましては、どういうことが考えられますか。
○議長(
西村千代治君)
福祉部長。
○
福祉部長(
森田昭彦君)
再質問にお答え申し上げます。
一般的に
国民健康保険会計の運営は約31億円ということでございます。主に
保険料並びに
国庫負担金等を中心に財源が組み込んでおるところでございますが、歳出の支給がそれを
収入額を超えた場合に一時借入を行う必要が生じた場合について適用させていただきたいと、このように考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。
○議長(
西村千代治君)
2番
髙野議員。
○2番(
髙野正勝君)
歳入と歳出のことだと思うのですけれども、例えば具体的にどういうケースなのかということで確認をしたいというふうに思います。
○議長(
西村千代治君)
答弁を求めます。
福祉部長。
○
福祉部長(
森田昭彦君)
例月といいますか、概ね
医療費の
支給金額の
支出そのものにつきましては、定額といいますか、そういうふうな形になりますので、今申し上げましたような内容での
資金不足が生じた場合の借入ということでの設定でございますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。
○議長(
西村千代治君)
他に
質疑はございませんか。
11番
國松議員。
○11番(
國松清太郎君)
32ページですが、
保険給付費ですけれどもね、今年度と前年度と比べますと、例えば一般被
保険者の
療養給付費とか或いは
退職者の
療養給付費につきましても、前年度とマイナスになってますね。本来、私は、高齢化等進むし、
加入者も増えるしね、
医療費がやっぱりかさんでいくのではないかと思うのですが、この減らしておられる原因、何か理由はあると思うのですけれども、そこら辺ちょっとお聞きしておきたいと思います。
○議長(
西村千代治君)
答弁を求めます。
福祉部長。
○
福祉部長(
森田昭彦君)
今の支出の関係、
保険給付の関係でございますが、今の
平成14年度の実績を踏まえて
予定額として計上させていただいて、昨年比4%ないし3%の増ということでの、実績上での増ということで現在計上しておりますので、よろしくお願い申し上げたい思います。
○議長(
西村千代治君)
11番
國松議員。
○11番(
國松清太郎君)
たしか
保険会計の
補正予算の中で、
平成14年度の
見込みがですね、最終的には18億円余りになるのではないかというように出ていると思うのですが、それでいきますと、全体17億5,000万円位でですね、なお
平成14年度よりも低いように思うのですけれども、どうなのでしょうか。
○議長(
西村千代治君)
答弁を求めます。
福祉部長。
○
福祉部長(
森田昭彦君)
今の質問の関係で、総額的に18億5,000万円で今補正をお願いしておりまして、全体的に比べて金額的に少なくございますけれども、今の支出の
実績状況から比べまして、今申し上げましたような内容では上げておりますのと、それと、
保険法の改正の予定がございまして、そういうふうな部分も参酌いたしましての計上ということで計上をさせていただいておりますので、よろしくお願いを申し上げます。
○議長(
西村千代治君)
11番
國松議員。
○11番(
國松清太郎君)
今のご答弁ですと、
健康保険の
本人負担が2割から3割に上がると。だから、恐らく診療というのも控えるだろうという、こういう
見込みをもって金額を減らされたと、こういうふうに解釈していいのですか。私はね、やっぱり本来、やはり人は当然病院へ行かなければなりませんし、
栗東市の現状からすれば、現在ちょっと少ないようですけれども、この
予算ではちょっとオーバーするのではないかというように思っているわけで、それは出来るだけ日常の
健康管理に努めてですね、いろいろ減額、医療にかからないというのが理想的ですけれども、出来るだけ行きたい人が行けないというようなことになると、これもまた問題でありますので、当然受けたい人は、当然補填をしていくわけですが、やはり
予算の
見込みとして、そういう引き上げを前提にした現象については、ちょっといささかですね、
予算を組むのに問題ではあるのじゃないかというふうに思いますので、意見として申し上げておきたいと思います。
○議長(
西村千代治君)
福祉部長。
○
福祉部長(
森田昭彦君)
今、追質問でご質問いただきました内容で、
予算上の計上は、こういうふうな形になっておりますが、受診にかかります
制限そのものにつきましては、制限をする予定はございませんし、
万が一医療費の
過誤納、増加といいますか、そういうふうな部分が出ます折りには、精査をさせていただくということを想定しておりますので、よろしくお願い申し上げます。
○議長(
西村千代治君)
他に
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
西村千代治君)
質疑もないようでありますので、
質疑はこれで終結いたします。
議案第38号
平成15年度
栗東市
老人医療保健特別会計予算について
これより本案に対し
質疑を行います。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
西村千代治君)
質疑もないようでありますので、
質疑はこれで終結いたします。
議案第39号
平成15年度
栗東市
介護保険特別会計予算について
これより本案に対し
質疑を行います。
質疑はございませんか。
2番
髙野議員。
○2番(
髙野正勝君)
介護保険、歳入の方ですが、58ページでお聞きしたいと思います。
介護保険は、
保険料とか国・県、または
保険者、市町村ですけれども、それぞれの
負担割合といいますか、そういう部分が決まっているように思いますが、その割合はどのようになっているでしょうか。
○議長(
西村千代治君)
答弁を求めます。
福祉部次長。
○
福祉部次長(
山本隆雄君)
2番
髙野議員のご質問にお答えいたします。
介護保険の財源でございますけれども、基本的には、
保険料と公費で半分ずつ賄うことになっておりまして、その内訳でございますけれども、65歳以上の第1号被
保険者の負担といたしましては平均で17%。また、40歳から64歳までの方の第2号被
保険者の
保険料が33%。合わせまして50%でございます。その他公費でございますが、国が25%、それから県と市がそれぞれ12.5%負担をすることになっております。
それで
介護保険、
老人保健福祉計画の第2期の計画の策定をしたわけでございますが、現実としましては、実際の負担の割合でございますが、65歳以上の第1号被
保険者の分でございますが、21%。それから、40歳から64歳までの方の第2号被
保険者でございますが、ほぼ32%という
見込みで計画の策定をいたしております。その他
調整交付金がございまして、この
調整交付金につきましては、75歳以上の
法規高齢者数、また、所得によります
補正計数を基にいたしまして、
調整交付金が交付されるところでございます。基本的には5%であるわけでございますが、
栗東市の場合は、第2期計画におきましては、約2.6%ほど見込んでいるというような現状でございます。
財源につきましては、以上の通りでございますので、よろしくお願い申し上げます。
○議長(
西村千代治君)
2番
髙野議員。
○2番(
髙野正勝君)
今、
保険料としまして、65歳以上の方が21%、40歳から64歳までが32%ですから、合計しますと、ちょっと単純なあれで申しわけないのですが、53%になりますね。
○議長(
西村千代治君)
答弁を求めます。
福祉部長。
○
福祉部長(
森田昭彦君)
すみません。もう一度ちょっと整理をさせていただきまして、1号被
保険者が21%と申し上げましたが、切り上げておりますが、20.35%。18%プラス2.35%
相当分。それから、国の
負担金25%と申し上げましたうち20%は
負担そのもので交付されますが、5%を
全国ベースで調整をされておりまして、うち2.65%のみが本市の場合交付されるということで、その5%から2.65%引いた2.35%が1号被
保険者の方へオンして調整するということになるところでございます。あと40歳から64歳までの方につきましては、32%
相当分。あと県、市が12.5%ずつということで100%になるという状況でございます。
○議長(
西村千代治君)
2番
髙野議員。
○2番(
髙野正勝君)
最後ですけれども、市の負担は現在何%になってますか、確認したいと思います。
○議長(
西村千代治君)
答弁を求めます。
福祉部長。
○
福祉部長(
森田昭彦君)
再質問にお答え申し上げます。12.5%に相当する部分でございまして、
あと事務費に相当する部分を一部、国が2分の1もっております部分がございますが、その部分についての、それは別途支出をしておりますので、よろしくお願い申し上げます。
○議長(
西村千代治君)
他に
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
西村千代治君)
他に
質疑もないようでありますので、
質疑はこれで終結いたします。
議案第40号
平成15年度
栗東墓地公園特別会計予算について
これより本案に対し
質疑を行います。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
西村千代治君)
質疑もないようでありますので、
質疑はこれで終結いたします。
議案第41号
平成15年度
大津湖南都市計画事業栗東駅前
土地区画整理事業特別会計予算について
これより本案に対し
質疑を行います。
質疑はございませんか。
12番
馬場議員。
○12番(
馬場美代子君)
97ページで
換地計画業務委託料が4,400万円
余り予定をされているのですが、この
駅前区画整理事業は、ちょっと確認ですが、何年で終結をする予定だったでしょうか。今まだこういう
換地計画を委託しなければならないような
事業があるのかどうなのか、ちょっともう少し明らかにしていただきたいと思います。
○議長(
西村千代治君)
答弁を求めます。
建設部長。
○
建設部長(
中村洋三君)
この
事業につきましては、
平成17年度を年度といたしております。
それと換地につきましてでございますけれども、今の現在の状況は、仮換地の状況でございまして、今後、
確定測量を昨年度から引き続きましてしておりまして、その本換地に向けての作業を、この
換地業務委託料ということでさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。
○議長(
西村千代治君)
12番
馬場議員。
○12番(
馬場美代子君)
仮換地の段階でほぼもう
換地作業は、そういう細かい法的なあれは別として、終わっているという、
換地そのものは終わっている、どの程度なのですか。たしか
あと物件1件かな、残っているというふうに聞いているのですが、確認しておきたいと思います。
○議長(
西村千代治君)
建設部長。
○
建設部長(
中村洋三君)
物件等も完了いたしておりますし、道路、水路についても完了いたしております。工事としては完了いたしておりますが、それに基づきまして、再度
確定測量を行いまして、各個人さんの
所有面積を確定していくということで、従前の仮換地と本換地の差についての
精算事務をこれから行っていくということになります。それのための
精算委託ということでございますので、よろしくお願い申し上げます。
○議長(
西村千代治君)
他に
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
西村千代治君)
他に
質疑もないようでありますので、
質疑はこれで終結いたします。
議案第42号
平成15年度
大津湖南都市計画事業栗東新
都心土地区画整理事業特別会計予算について
これより本案に対し
質疑を行います。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
西村千代治君)
質疑もないようでありますので、
質疑はこれで終結いたします。
議案第43号
平成15年度
栗東市
水道事業会計予算について
これより本案に対し
質疑を行います。
質疑はございませんか。
9番
中前議員。
○9番(
中前純一君)
あえて市長にお尋ねいたしたいと思います。
命を守る安全な水の確保は急務でございます。もちろん(仮称)
総合福祉保健センター、手原駅も大事かと思うのですけれども、何にましても、水を守ることは急務だと思うのです。概数ですけれども、
年間水道事業による料金は10億円もあると思います。それに対して100円を提供しながら、料金になってくるのは85%。といいますと、有収率を1%アップすることは1,000万円相当だと思うのです。現行、
石綿管、アスベスト、
発がん性物質のある工事については、下水道に合わせた工事をなさっておるわけなのですけれども、これを買い替えることによって1億円位。10%上げることは1億円の
工事費が浮くと。もちろん年次的なずれがありますけれども、こういう
運営方法、財政を運用することが積極的な
財政運用であって、賃金カットするというのは、これは消極的、最悪の
予算だと思うのですけれども、市長の考えはいかがでしょうか。
○議長(
西村千代治君)
答弁を求めます。
市長。
○市長(國松正一君)
確かに有収率を上げるということは大切なことでありまして、それに向けては、今後も発がん性の管の交換等については、順次
予算の許す限り進めてまいりたいと思います。
それと、これは特別会計でありまして、また人件費の問題については、また一般会計の方でこれからいろいろと議論がなされると思うのですけれども、確かにいろんな面から支出の削減を図りながら財政の再建に向けて取り組むということから考えますと、人件費も聖域ではないという、こういう考えでございますので、ご理解をいただければありがたいと思います。
○議長(
西村千代治君)
他に
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
西村千代治君)
質疑もないようでありますので、
質疑はこれで終結いたします。
議案第44号
平成15年度
栗東市公共下水道
事業特別会計
予算について
これより本案に対し
質疑を行います。
質疑はございませんか。
3番 川﨑議員。
○3番(川﨑 等君)
現在の普及率だけ。
○議長(
西村千代治君)
答弁を求めます。
建設部長。
○
建設部長(
中村洋三君)
現在の普及率につきましては、86.4%でございます。
平成15年度の
事業を進行する中で、もう少し若干上がると思うわけでございますけれども、
平成14年度で
栗東トレーニングセンター等々の下水道の切り替えをいたしましたので、86.4%になっておりますけれども、90%まではいかないと思いますけれども、そのようなオーダーの数字になろうかと思います。
○議長(
西村千代治君)
3番 川﨑議員。
○3番(川﨑 等君)
最終、何年度で完成になるか。ちょっとその点だけでも。予定で結構です。
○議長(
西村千代治君)
建設部長。
○
建設部長(
中村洋三君)
下水道の進捗につきましての考え方でございますけれども、目標年次につきましては、
平成22年を100%目標ということに置いております。ただし、これは財政の事情、また今後、山間部等々に入りますので、そこら辺の工夫は必要と思いますけれども、一応基本的に現在そのような考え方をいたしております。
○議長(
西村千代治君)
他に
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
西村千代治君)
他に
質疑もないようでありますので、
質疑はこれで終結いたします。
議案第45号
平成15年度
栗東市
農業集落排水事業特別会計予算について
これより本案に対し
質疑を行います。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
西村千代治君)
質疑もないようでありますので、
質疑はこれで終結いたします。
以上で提出
議案に対する
議案審議を終結いたします。
休憩いたします。
休憩 午前10時50分
再開 午前10時52分
○議長(
西村千代治君)
再開いたします。
議案第4号から
議案第20号まで及び
議案第22号から
議案第45号までの41
議案については、
会議規則第39条第1項の規定により、ただいま配付いたしました付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会を付託いたします。
なお、環境建設常任委員会と文教福祉常任委員会におかれましては、ただいま配付いたしました
議案のうち、
議案第27号及び
議案第35号につきましては、関係する歳入、その他事項もご審査いただき、その結果を総務常任委員会委員長までご報告をいただきたいと思います。
~日程第3.
請願書第44号 「国民の
健康保護、食品の
安全性を確保」するための、
食品安全行政確立を求める
請願書~
○議長(
西村千代治君)
日程第3
請願書第44号 「国民の
健康保護、食品の
安全性を確保」するための、
食品安全行政確立を求める
請願書を議題といたします。
紹介議員から請願要旨の説明を求めます。
8番 北野一郎議員。
○8番(北野一郎君)登壇
請願書第44号 「国民の
健康保護、食品の
安全性を確保」するための、
食品安全行政確立を求める
請願書を、朗読と一部説明をもって提案といたします。
日頃より、食料・農業行政にご尽力いただき、厚く御礼申し上げます。
さて、この間のBSEの発生や各種食品の偽装表示事件・食品添加物・香料や残留農薬等の食品衛生法違反事件の続発により、消費者の食品の
安全性や表示に対する不信と不安が高まるとともに、これらに対する関心が高まっています。
こうしたなかで、現在、政府においては、食品安全行政に「消費者の
健康保護を最優先」に関連法の抜本
見直しを行う等の方針を明らかにし、その具体化に向けた検討が進められています。又、食品表示についてもあり方の
見直しが進められています。
つきましては、私達がこれまでの食品衛生法改正・運用強化の運動を通じて進めてきた、今日的な食品の安全を確保する社会システムを求める立場から、下記の通り政府における食品安全行政の抜本的改革が確実に実現されるよう、政府関係機関に対して
意見書を提出いただくなど必要な措置を講じていただきたく、地方自治法第124条の規定により請願いたします。
記
1.今後の政府における食品安全行政の改革の具体化に当たっては、「消費者の
健康保護を最優先」に「リスク分析手法を導入」する考え方を真に生かすこと。
2.食品安全委員会の設置、運営にあたっては、生産者と消費者の意見が反映され、情報公開やリスクコミュニケーションの仕組みが確立されること。
3.食品衛生法を抜本的に改正し、法律の目的に「国民の健康」や「食品の
安全性確保」を位置づけるとともに、そのための行政の責務を明らかにし、具体的に食品の
安全性が確保されるようにすること。
4.食品の表示制度について、すべての人々が理解しやすいように、一元化を求めて抜本的に
見直しを行うこと。
以上でございます。
文面の中に「リスク分析手法を導入」と書いてございますが、それともう1点、「リスクコミュニケーション」の件でございますが、これについて少し説明を加えておきたいというように思います。
リスク分析とは、食品を摂取することによって健康に悪影響を及ぼす可能性をコントロールするための考え方や手続の総称でございます。
もう1点、リスクコミュニケーションでございますが、リスクコミュニケーションは全ての関係者、行政関係者、学識経験者、
事業者、消費者等も位置付けられています。その間でリスクに関する情報、意見等を相互に交換する過程を指し、リスク分析の重要な要素です。リスクコミュニケーションは、リスク評価、リスク管理の各段階でも取り入れられなければなりません。リスクコミュニケーションは、政策決定過程の透明性や信頼性を確保することが目的であり、双方向の意見交換が行われることが必要です。今回のBSE問題では、政府は、BSEについて情報学習を行い、リスクコミュニケーションをないがしろにしました。その結果、消費者には、日頃から正確な知識が与えられず、結果としてBSEに対する誤解や不安を招くことになりました。このような意味をリスクコミュニケーションといたしております。
以上でございます。よろしくご審議をお願いいたします。
○議長(
西村千代治君)
これより本
請願書に対し
質疑を行います。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
西村千代治君)
質疑もないようでありますので、
質疑はこれで終結いたします。
本
請願書は、
会議規則第92条第1項の規定により、所管の環境建設常任委員会に付託いたします。
~日程第4.
請願書第45号 国に「
教育基本法の
見直しではなく、その理念の実現を
求める
意見書」提出に関する請願~
○議長(
西村千代治君)
日程第4
請願書第45号 国に「
教育基本法の
見直しではなく、その理念の実現を求める
意見書」提出に関する請願を議題といたします。
紹介議員から請願要旨の説明を求めます。
12番
馬場美代子議員。
○12番(
馬場美代子君)登壇
請願書第45号 国に「
教育基本法の
見直しではなく、その理念の実現を求める
意見書」提出に関する請願であります。
請願者は、全教滋賀教職員組合執行委員長 中野善之助氏、及び滋賀公立高等学校教職員組合執行委員長 西山佳子氏からであります。
請願趣旨と理由の朗読をもって提案に代えさせていただきます。
今日の教育と子どもをめぐる状況をみれば、子どもの学力・体力、少年事件、児童虐待、学級崩壊、不登校、いじめ、高校中退などなど枚挙に暇がないほど、数々の課題が山積しています。今、中央教育審議会では、今日の状況が生じた原因を、
教育基本法が時代に即応していないことにあるとして、その
見直しに向けた審議がなされています。しかしながら、今日の教育と子どもたちをめぐる問題は、様々な社会的要因も複雑にからみあい、ひとえに
教育基本法に原因があるかのような結論づけは極めて短絡的であり、これら問題の解決にはつながるものではありません。それどころか、原因について誤った分析の下に対応すれば、病気の原因を誤ったまま薬を処方するようなものであり、かえって問題を深刻化させることになりかねません。
一方、地方自治体においては、少人数学級編成をはじめとして様々な試みが動き出しています。滋賀県においても、来年度から35人学級の一部導入に向けて具体的な検討がはじまりました。こうした努力は大いに歓迎されるべきものであり、全国の自治体が互いに学び合ってよりよい成果を得られるよう積極的な推進が期待されるところです。既に述べたように、今日の教育をめぐる問題は、簡単に原因を特定できるものではなく、また原因探しをすれば解決するというものでもありません。それぞれの地域で、子どもたちの抱える問題がどこにあるのか、それをどのように解決していくのかを明らかにし、解決のために創意工夫して教育に関わる制度や条件を整えていくことが重要です。そうした地方からの積み重ねが、これからのわが国の教育を大きく改善・発展させていくことにつながるはずです。
教育基本法は、第1条で教育の目的を「人格の完成」とし、第3条において「教育の機会均等」を定め、第10条ではそのための条件整備を教育行政に求めています。現在すすめられている地方自治体におけるとりくみは、これら
教育基本法の理念に沿うものであり、
教育基本法の
見直しや改定を待たずとも実現可能なものです。
教育や子どもをめぐる複雑かつ深刻な問題が現実に存在する今日において、上から全国一律に同じ制度や施策を講じたとしても、いっせいにこれら問題が解決していくとは考えられません。政府においては、地方ではじまった創意ある試みを積極的に支援し、これを全国に発信・交流して、よりよいものに広げていくことにこそ尽力すべきです。その意味からも義務教育費国庫負担の削減はしてはならないものであり、むしろ拡充させていくべきものです。
今、大切なのは、政府が
教育基本法を
見直したり、改正したりすることではなく、その理念の実現に向けて最大限の努力をしていくことです。
以上を踏まえて、下記の事項を実行していただきますよう、請願します。
1.
教育基本法の
見直しではなく、その理念の実現を求める
意見書を、国に提出すること。
以上であります。どうぞよろしくお願いを申し上げます。
○議長(
西村千代治君)
これより本
請願書に対し
質疑を行います。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
西村千代治君)
質疑もないようでありますので、
質疑はこれで終結いたします。
本
請願書は、
会議規則第92条第1項の規定により、所管の文教福祉常任委員会に付託いたします。
~日程第5.
請願書第46号
健康保険本人3割
負担実施凍結と
高齢者の
負担軽減を求
める
請願書~
○議長(
西村千代治君)
日程第5
請願書第46号
健康保険本人3割
負担実施凍結と
高齢者の
負担軽減を求める
請願書を議題といたします。
紹介議員から請願要旨の説明を求めます。
12番
馬場美代子議員。
○12番(
馬場美代子君)登壇
請願書第46号
健康保険本人3割
負担実施凍結と
高齢者の
負担軽減を求める
請願書であります。
昨年10月、
高齢者の
医療費負担が定額制から1割ないしは2割負担に改悪をされ、この4月からサラリーマンの
健康保険本人負担2割から3割に、また、退職医療者に対する負担も2割から3割に引き上げられようとしています。そういう中で今、全国の日本医師会や歯科医師会、看護協会や薬剤師会、こういう医療4団体の関係者の皆さんを始め、本当に国民の命を守ってほしい、そういうささやかで切実な願いで、今大きな運動が広がっています。国会では、衆議院でこれの政府与党単独による強行採決が行われましたが、まだまだこれから参議院での議論を含めて、本当にこの凍結を求めることが重要になってきています。そういう段階で、地方自治体として本当に今、地方議会の一員として
栗東市民の命と健康を守っていく、そういう立場からの請願であります。是非趣旨をご理解いただき、ご協力をいただきますようよろしくお願い申し上げまして、請願趣旨を朗読させていただきたい思います。
なお、請願団体については、草津・
栗東地域社会保障推進協議会副会長 玉置秀貞氏及び大竹昭郎氏からであります。
同趣旨の要望書が滋賀県の社会保障推進協議会からも出されていることをご紹介しておきたいと思います。
請願の趣旨
小泉構造改革のもとで、経済の構造不況は長引き、企業倒産件数や失業率の増加にみられるように、国民生活はきわめて厳しい状況に置かれています。加えて、昨年10月1日の「改定
健康保険法」実施で、
高齢者の自己負担が引き上げられ、“
医療費負担が払えないので、在宅酸素療法をやめたい”など、生命維持に不可欠な医療が受けられないという深刻な事態が生じています。さらに、今年4月1日からは
健康保険本人の外来と入院および家族の入院が3割負担に引き上げられる予定です。
ご承知のとおり、1997年の
健康保険本人負担の2割、2001年1月からの
高齢者1割負担の導入、さらには消費税率の5%への引き上げなど、国民への多大な負担のおしつけは、日本経済の深刻な景気悪化の大きな要因となっています。
いま多くの国民は、長引く不況のもとでの生活難にあえぎ、「改革」の名によるこれ以上の負担増にはもはや耐えられません。
この間、滋賀県でも滋賀県医師会など4師会が改定健保法にたいし「3割負担の凍結、
高齢者の
負担軽減」で共同声明を出し、街頭での訴えなど行っており、全国でも自治体により政府に対する
意見書があげられるなど、政府の施策への批判が高まっています。
貴議会におかれても、今日の国民生活の実態をふまえ、景気回復、生活不安解消のためにも社会保障の拡充に向け、ぜひともこの請願をご採択くださるようお願いいたします。
請願項目
健康保険本人3割負担、
高齢者の
医療費負担増、
保険料引き上げなどの医療改悪の実施を凍結し、見直すことなどを求める、地方自治法の規定による
意見書を国に提出してください。
以上であります。
○議長(
西村千代治君)
これより本
請願書に対し
質疑を行います。
質疑はございませんか。
2番
髙野議員。
○2番(
髙野正勝君)
ちょっと請願項目がちょっと分かりにくいのでお聞きしたいのですが、
健康保険といえばたくさん制度がありますので、
健康保険本人3割負担、
高齢者の医療負担増、
保険料引き上げなどの医療改悪の実施を凍結し、見直すことなどを求めるというふうにありますが、どういう何を凍結し、何を見直すかということを具体的にお示し下さい。
以上です。
○議長(
西村千代治君)
答弁を求めます。
12番
馬場議員。
○12番(
馬場美代子君)
健康保険は、確かにいろんな保険があります。自治体職員であれば共済、短期共済。それからサラリーマンであれば民間の
健康保険組合、それぞれあります。そういうものを総称して、いわゆる
健康保険本人負担です。その3割負担及び
高齢者の
医療費負担が昨年10月から、申し上げたように定額制から定率制に変わる。そういう中で、本当に安心して医療が受けられない実態が生まれています。
とりわけ
意見書については、また是非この議論の中で、委員会で具体的にお示しもしていきたいと思いますが、中心は、そういう
健康保険、総称、全てを含んだそういう
健康保険、現役世代のですね、
健康保険の3割負担を凍結し、そして、もう既に改悪された
高齢者の
医療費負担、これを元に戻してほしい、そういう要望でありますので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(
西村千代治君)
2番
髙野議員。
○2番(
髙野正勝君)
3割負担につきましては、もう既に3割になっている保険もありますので、考えるのは、4月に3割負担になるという部分と理解していいのかどうかということを確認しておきたいというふうに思います。
○議長(
西村千代治君)
12番
馬場議員。
○12番(
馬場美代子君)
国民
健康保険がもう既に3割であることをおっしゃっているのだと思うのです。国会でも小泉首相がもう既に国民
健康保険は3割だからという話がありました。しかし、この国民
健康保険の本当に医療実態を見た時に、もう初診から1カ月以内に亡くなられている人が診療を受けた人のもう3割、4割に到達している、こんな実態も明らかですし、もうひどい方であれば、もう1週間以内に亡くなっている。そういう実態も明らかにしながら、そして、しかもこの改悪の時に国の補助率負担、これを引き上げることを、それこそ国会決議でされているわけですね。それが実際は実施されていない。本当にいうのであれば、国民
健康保険を2割に引き下げて、そして前進をさせていく、これが本来の姿だというふうに思います。ただし、今回については、国民
健康保険3割負担、これを2割に戻せとか、そういうことを言っているのではなくて、この4月に3割にされようとするその医療改悪、これを凍結してほしいということでありますので、よろしくお願いいたします。
○議長(
西村千代治君)
他に
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
西村千代治君)
質疑もないようでありますので、
質疑はこれで終結いたします。
本
請願書は、
会議規則第92条第1項の規定により、所管の文教福祉常任委員会に付託いたします。
~日程第6.
請願書第47号
アメリカの
イラク攻撃を中止するよう
日本政府に求める
意見書採択の請願~
○議長(
西村千代治君)
日程第6
請願書第47号
アメリカの
イラク攻撃を中止するよう
日本政府に求める
意見書採択の請願を議題といたします。
紹介議員から請願要旨の説明を求めます。
11番
國松清太郎議員。
○11番(
國松清太郎君)登壇
請願書第47号
アメリカの
イラク攻撃を中止するよう
日本政府に求める
意見書採択の請願、趣旨を朗読させていただきます。
その前に、イラク問題につきましては、毎日刻々と変化をしているというのを皆さんもご承知の通りであります。現在では、新たな修正決
議案が
アメリカ、イギリス、スペインの3カ国によって出されています。それをめぐっていつ採択をされるのかも、本来、本日11日に国連で採択される予定でありましたが、賛成が得られるかどうか分からないという
アメリカ等の立場もあって、引き延ばしもされるような報道も今朝ありました。そういう点では、本当に世界の世論は、査察の継続・強化、そして平和的解決を求めているというのが実態と思います。今こそこの
栗東市議会におきましても、いかなる理由にあろうとも、よその国に戦争するということは避けなければならない、このように思います。是非皆さんの大きなご理解をお願いをまず申し上げておきたいと思います。
それでは、請願の趣旨を朗読させていただきまして、提案とさせていただきます。
請願団体は、有事法制反対滋賀県連絡会会長 中野善之助氏であります。
請願の趣旨
いま
アメリカの
イラク攻撃をめぐる動きが緊迫しています。国連査察委員会は、「イラクに大量破壊兵器が隠されている決定的証拠は見つからなかった、さらに査察を続ける必要がある」と報告しています。
ところが、ブッシュ大統領は「ゲームは終わった」などとのべ、戦争の準備を急いでいます。査察がおこなわれているいま、なぜ、戦争を急ぐ必要があるのでしょうか。国連が認めていないにもかかわらず、勝手に武力攻撃をおこなうのは、世界平和のルールの破壊です。いま世界各国で大規模な戦争反対の集会がおこなわれ、
アメリカではノーベル賞受賞者41人がイラクへの攻撃に反対する声明を発表しました。いまこそ、戦争反対、平和を守れ、の声を大きくあげるときです。国連の枠組みでの平和的解決を求め、
アメリカの一方的な先制攻撃をやめさせなければなりません。
国連は、もし
イラク攻撃がおこなわれれば、50万人が殺傷され、1,000万人に食糧援助が必要になるなど、湾岸戦争を上回る深刻な被害を予想しています。罪なき市民、こどもを殺してはいけません。フランス、ドイツ、ロシア、中国、エジプトなど世界の圧倒的な国ぐにも査察の継続・強化と平和解決を求めています。
これに対し、
日本政府は国民向けにはあいまいなことをいいながら、2月18日の国連では、日本の原口大使が、武力行使に道を開く米・英の新決議支持の演説をおこない、その追随ぶりは国際的に際立っています。いまこそ、
日本政府は、
イラク攻撃にはっきりと反対を表明すべきです。戦争にいっさい協力すべきではありません。
よって、貴議会が世界の恒久平和、非核三原則を国是とする日本国政府に対し、米国政府に対して
イラク攻撃を中止することを求める
意見書を提出されるよう請願致します。
請願事項
アメリカの
イラク攻撃を中止するよう
日本政府に求める
意見書を採択すること。
以上であります。よろしくご審議、採択いただきますようにお願い申し上げまして、提案とさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(
西村千代治君)
これより本
請願書に対し
質疑を行います。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
西村千代治君)
質疑もないようでありますので、
質疑はこれで終結いたします。
本
請願書は、
会議規則第92条第1項の規定により、所管の総務常任委員会に付託いたします。
以上で、本日の議事は全部終了いたしました。
お諮りいたします。
明12日は、休会としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
西村千代治君)
ご異議なしと認めます。
よって、明12日は、休会することに決しました。
来る13日は、定刻より本会議を再開し、代表質問を行います。
本日は、これで散会いたします。
散会 午前11時19分
地方自治法第123条第2項の規定により、下記に署名する。
平成15年3月11日
栗東市議会議長 西 村
千代治
署 名 議 員 久 徳 政 和
署 名 議 員 宇 野 哲...