守山市議会 > 2020-12-17 >
令和 2年12月定例月会議(第 4日12月17日)

ツイート シェア
  1. 守山市議会 2020-12-17
    令和 2年12月定例月会議(第 4日12月17日)


    取得元: 守山市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-18
    令和 2年12月定例月会議(第 4日12月17日)   令和2年守山市議会12月定例月会議会議録(第4日)   1 議 事 日 程      第1 常任委員長審査結果報告(議第83号から議第85号までおよび議第8                     9号から議第101号まで)           質疑、討論、採決      第2 会議案上程意見書第6号および意見書第7号)           議員提出           提案説明           質疑、討論、採決      第3 特別委員長審査報告   2 本日の会議に付した事件      第1 常任委員長審査結果報告(議第83号から議第85号までおよび議第8                     9号から議第101号まで)           質疑、討論、採決      第2 会議案上程意見書第6号および意見書第7号)           議員提出           提案説明
              質疑、討論、採決      第3 特別委員長審査報告   3 出席議員は次のとおりである。      1番  川 本 航 平          2番  酒 井 洋 輔      3番  藤 原 浩 美          4番  今 江 恒 夫      5番  田 中 尚 仁          6番  西 村 弘 樹      7番  赤 渕 義 誉          8番  福 井 寿美子      9番  渡 邉 邦 男         10番  石 田 清 造     11番  森 重 重 則         12番  新 野 富美夫     13番  國 枝 敏 孝         14番  山 崎 直 規     15番  小 西 孝 司         16番  小 牧 一 美     17番  筈 井 昌 彦         18番  森   貴 尉     19番  高 田 正 司         20番  藤 木   猛   4 欠席議員は次のとおりである。      な   し   5 会議に出席した説明員         市長           宮 本 和 宏         教育長          田 代 弥三平       上記の者に委任または嘱託を受けた職員         副市長          川那辺 守 雄         政策監          村 田 朋 弘         事務監         (兼)こども家庭局理事  武 田 遼 介         総合政策部長       今 井   剛         危機管理局長       吉 川 与司一         総務部長         福 井   靖         環境生活部長       山 本 哲 雄         環境生活部理事      川 瀬   正         健康福祉部長         (兼)こども家庭局長   木 村 勝 之         健康福祉部理事      高 橋 みちえ         都市経済部長         (併)上下水道事業所理事 中 島   勉         都市活性化局長      飯 島 秀 子         都市活性化局理事     服 部   裕         教育部長         細 谷 修 司         財政課長         稲 田   斉   6 会議に出席した議会事務局職員         局長           北 脇 嘉 久         次長           小 島 善兵衛         書記           松 山   正         書記           田 口 二 行         書記           藤 本   宏              〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜                   再開 午前9時30分 ○議長(新野富美夫) 皆さん、おはようございます。  ただいま定足数に達しておりますから、令和2年守山市議会12月定例月会議を再開いたします。  日程に入るに先立ちまして、諸般の報告をいたします。  本日、3番藤原浩美さん他4人から意見書第6号、および16番小牧一美さん他1人から意見書第7号が提出されています。よろしくご審議のほどお願いいたします。  以上で諸般の報告を終わります。  それでは、これより本日の会議を開きます。              〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜   日程第1 常任委員長審査結果報告(議第83号から議第85号までおよび議第89号から議第101号まで) ○議長(新野富美夫) 日程第1、議第83号から議第85号まで、および議第89号から議第101号までを一括議題とし、各常任委員長から審査結果の報告を求めます。  まず、総務常任委員長の報告を求めます。  総務常任委員長。              〔総務常任委員長 田中尚仁議員 登壇〕 ○総務常任委員長田中尚仁) ただいま議長のご指名を頂きましたので、総務常任委員会の審査結果をご報告いたします。  当委員会に付託を受けました案件は、議第83号令和2年度守山市一般会計補正予算(第10号)(分割審議)第1条歳入歳出予算の補正のうち歳入全部、歳出、款2総務費、項1のうち目1、目2、目9、目17および項2、款3民生費、項1のうち目7および目8、款9消防費、款12予備費、第2条繰越明許費の補正、第3条債務負担行為の補正、第4条地方債の補正、議第91号地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例案。以上、予算案件1件、条例案件1件の計2件でありました。  今定例月会議休会中の去る12月11日の午前9時30分から当委員会を開催し、理事者側より副市長をはじめ関係部課長の出席を求め、詳細な説明を受け、活発な質疑応答を繰り返し、慎重審議の結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、総務常任委員会の審査結果の報告を終わります。 ○議長(新野富美夫) ただいまの総務常任委員長の報告に対する質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新野富美夫) ないようでありますので、次に文教福祉常任委員長の報告を求めます。  文教福祉常任委員長。             〔文教福祉常任委員長 森重重則議員 登壇〕 ○文教福祉常任委員長森重重則) ただいま議長のご指名を頂きましたので、文教福祉常任委員会の審査結果をご報告いたします。  当委員会に付託を受けました案件は、議第83号令和2年度守山市一般会計補正予算(第10号)(分割審議)第1条歳入歳出予算の補正のうち歳出、款3民生費、項1のうち目1から目3まで、項2および項4、款4衛生費、項1、款10教育費、第3条債務負担行為の補正、議第84号令和2年度守山市介護保険特別会計補正予算(第3号)、議第85号令和2年度守山市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)、議第89号守山学校給食条例案、議第90号守山児童クラブ室の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案、議第94号指定管理者の指定につき議決を求めることについて、議第97号指定管理者の指定につき議決を求めることについて、議第98号指定管理者の指定につき議決を求めることについて、議第100号指定管理者の指定につき議決を求めることについて。以上、予算案件3件、条例案件2件、その他の案件4件の計9件でありました。  今定例月会議休会中の去る12月14日の午前9時30分から当委員会を開催し、理事者側より副市長、教育長をはじめ関係部課長の出席を求め、詳細な説明を受け、慎重審議の結果、議第83号から議第85号まで、議第89号、議第94号、議第97号、議第98号および議第100号は、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。また、議第90号については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、文教福祉常任委員会の審査結果の報告を終わります。 ○議長(新野富美夫) ただいまの文教福祉常任委員長の報告に対する質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新野富美夫) ないようでありますので、次に環境生活都市経済常任委員長の報告を求めます。  環境生活都市経済常任委員長。           〔環境生活都市経済常任委員長 國枝敏孝議員 登壇〕 ○環境生活都市経済常任委員長國枝敏孝) ただいま議長のご指名を頂きましたので、環境生活都市経済常任委員会の審査結果をご報告いたします。  当委員会に付託を受けました案件は、議第83号令和2年度守山市一般会計補正予算(第10号)(分割審議)第1条歳入歳出予算の補正のうち歳出、款2総務費、項1のうち目10、目14、目15および項3、款4衛生費、項2および項3、款5労働費、款6農水産業費、款7商工費、款8土木費、第3条債務負担行為の補正、議第92号守山道路占用料条例の一部を改正する条例案、議第93号町の区域および名称の変更につき議決を求めることについて、議第95号指定管理者の指定につき議決を求めることについて、議第96号指定管理者の指定につき議決を求めることについて、議第99号指定管理者の指定につき議決を求めることについて、議第101号市道の路線の認定につき議決を求めることについてということで、以上、予算案件1件、条例案件1件、その他の案件5件の計7件でありました。  今定例月会議休会中の去る12月15日の午前9時30分から当委員会を開催し、理事者側より副市長をはじめ関係部課長の出席を求め、詳細な説明を受け、慎重審議の結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、環境生活都市経済常任委員会の審査結果の報告を終わります。 ○議長(新野富美夫) ただいまの環境生活都市経済常任委員長の報告に対する質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新野富美夫) ないようでありますので、各常任委員長の審査結果の報告ならびに報告に対する質疑を終結いたします。  これより討論を行います。  発言通告書が提出されておりますので、3番藤原浩美さんの発言を許します。  3番藤原浩美さん。                〔3番 藤原浩美議員 登壇〕 ○3番(藤原浩美) それでは、議第90号守山児童クラブ室の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案について、反対の立場で討論を行います。  この条例改正は、守山小学校内に放課後児童クラブ室を設置するために条例改正しようとするものです。守山市では、人口増加に伴って保育園の待機児童問題が深刻な行政課題となっていますが、同時に児童クラブ待機児童対策も、それぞれの学校ごと綱渡り状態の対応となっています。  今回の条例改正は、守山小学校に新設する児童クラブ守山小学校ランチルームに設置しようというものです。児童クラブ入所希望者に添う対応をしようという気持ちは理解しますが、教育施設として整備した教室を児童クラブに目的外使用することは、同時に教室不足の悩みを抱える学校側への配慮があまりにも欠如した対応と言わなければなりません。  守山小学校では、今ランチルームは使ってないという説明がありましたが、そもそもランチルームとして設置したのは守山市です。ランチルームを活用した教育がなされることが当然であり、使っていないなどということはあってはなりません。特に、今年はコロナ禍集団学習ができない児童の教室として活用しています。普通は家庭科や試食会などランチルームとして活用している教室です。ご承知のように、現在、守山小学校では空き教室が全くありません。唯一、多目的な活用が可能な教室がランチルームです。その教室を安易に児童クラブに目的外使用することは、守山小学校の児童に対して豊かな教育環境の保障という守山市の姿勢が問われる事態と言わざるを得ません。  また、公立学校施設民間事業者が占用することは、時間外や夏休中なども含め、施設管理における責任所在もあまりにも曖昧です。  9月の文教福祉常任委員会協議会守山小、吉身小、立入が丘小で新たな児童クラブを新設する旨が報告されました。その時、今回の条例改正案を提案する旨の報告はありませんでした。あまりにも唐突、議論不十分、いきなりのごり押しと言わざるを得ません。  保育園の待機児童対策児童クラブ待機児童対策、どちらも守山市のやり方は場当たり的と言わなければなりません。何よりも最も大事にすべきは、市内の全ての子どもたちにとって平等に安心して伸び伸びと成長できる保育教育環境の保障です。  これは大人の責任、守山市行政の責任です。子どもの成長にとって必要な施設整備は、お金がかかっても全力で取り組むことを求めます。ただでさえ教室が足りない小学校の教室を転用するのではなく、専用施設を市が責任を持って確保するべきであることを申し上げ、議第90号に反対いたします。 ○議長(新野富美夫) これをもって討論を終結いたします。
     それでは、ただいま議題となっております議第83号から議第85号まで、および議第89号から議第101号までについて、採決をいたします。  まず、議第90号について起立により採決いたします。  本件に対する文教福祉常任委員長の報告は「可決」であります。  本件は、文教福祉常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔起立多数〕 ○議長(新野富美夫) ご着席願います。  起立多数であります。  よって、議第90号は文教福祉常任委員長の報告のとおり決しました。  次に、議第83号から議第85号まで、議第89号および議第91号から議第101号までについて、一括採決いたします。  本件に対する各常任委員長の報告はいずれも「可決」であります。  本件は、各常任委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新野富美夫) ご異議なしと認めます。  よって、議第83号から議第85号まで、議第89号および議第91号から議第101号までについて、各常任委員長の報告のとおり決しました。              〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜   日程第2 会議案上程意見書第6号および意見書第7号) ○議長(新野富美夫) 日程第2、意見書第6号および意見書第7号を議題といたします。  事務局長をして議件を朗読いたさせます。  事務局長。 ○議会事務局長北脇嘉久) 朗読いたします。  意見書第6号日本政府核兵器禁止条約に署名・批准することを求める意見書意見書第7号新型コロナウイルス感染抑止対策抜本的強化を求める意見書。  以上。 ○議長(新野富美夫) まず、意見書第6号について、提出者から提案理由の説明を求めます。  3番藤原浩美さん。                〔3番 藤原浩美議員 登壇〕 ○3番(藤原浩美) 私は、意見書第6号日本政府核兵器禁止条約に署名・批准することを求める意見書に対して、提案をさせていただきます。  本意見書は、森重重則議員福井寿美子議員國枝敏孝議員小牧一美議員の賛成を頂いています。  核兵器禁止条約が来年1月22日より発効することとなりました。日本政府禁止条約への参加を求める意見書は、15日付で501議会で採択されています。被爆国である日本は条約に参加すべきと考え、本市においてもぜひ意見書を採択していただきたいものです。  それでは、意見書を読ませていただきます。  日本政府核兵器禁止条約に署名・批准することを求める意見書  2017年7月に国連会議で採択された核兵器禁止条約が、10月25日未明、批准国50か国に達し、来年1月22日に発効することが確定しました。  核兵器禁止条約は、核兵器の非人道性をきびしく告発し、その開発、実験、生産、保有から使用と威嚇にいたるまで、全面的に禁止して違法化するものであり、核兵器保有国に対する大きな圧力となる。  条約の発効確定は、広島・長崎の被爆者をはじめ「核兵器のない世界」を求める世界の圧倒的多数の政府と市民社会が共同した歴史的な到達である。  しかしながら、核保有国核兵器の近代化や小型化の核兵器の開発などを行い、自国を優先し、この条約に反対している。日本政府核兵器禁止条約に背を向け、署名・批准をしない態度をとり続けている。唯一の被爆国である日本政府のこの態度は、いまなお苦しめられている広島・長崎の被爆者の願いに背をむけるものである。被爆者をはじめ、核兵器廃絶を願う世界の人たちが日本政府に求めることは、核兵器廃絶に向けて核保有国との対話に最善の力を尽くし、核なき世界の実現の先頭に立つことである。  世論調査でも7割の国民は、日本がこの条約に参加すべきだと答えている。  唯一の被爆国である日本政府は、早期に核兵器禁止条約に署名・批准するよう強く求めるものである。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  令和2年12月17日  滋賀県守山市議会議長 新野富美夫  衆議院議長参議院議長内閣総理大臣外務大臣総務大臣 宛  皆さんの賛同を頂き、採択いただきますようお願い申し上げます。よろしくお願いいたします。 ○議長(新野富美夫) 次に、意見書第7号について、提出者から提案理由の説明を求めます。  16番小牧一美さん。                〔16番 小牧一美議員 登壇〕 ○16番(小牧一美) それでは私は、意見書第7号新型コロナウイルス感染抑止対策抜本的強化を求める意見書に対しまして、提案を説明させていただきます。  提出者は私、小牧一美賛同者藤原浩美議員です。  本文をもって提案理由といたします。  全国各地新型コロナウイルス感染者が急増し、連日、新規陽性者数重症患者数が最多を更新する状況である。新規陽性者数が3,000人を超える日があるなど、春の「第1波」、7から8月の「第2波」に続く「第3波」の感染拡大が起こっている。重症患者の増大が病院のベッドやマンパワーの限界を超え、医療体制機能不全になる「医療崩壊」の瀬戸際におちいる地域も出てきている。  政府は、感染者多発地域などにおける医療機関高齢者施設への「一斉・定期的な検査」を自治体に「お願い」する「事務連絡」を出しているが、そうした検査を実施する費用は、国の負担が2分の1、地方の負担が2分の1であり、その負担が重く、また体制が整備できないために、自治体は検査拡大に踏み出せない。  医療機関高齢者施設に対する「社会的検査」とともに、「大規模・地域集中的検査」を政府の大方針に位置づけ、陽性者を見つけだすためのPCR検査を強力に推進するべきである。  現在、わが国が感染拡大の「第3波」に見舞われ「医療崩壊」の危機的状況という現実を直視し、感染の爆発的拡大を抑止するために、検査し、陽性者を保護し、感染源の追跡を一体に推進してこそ、感染拡大が抑止できる。  以下の諸点での緊急の対応を強く求めるものである。              記  1 「大規模・地域集中的検査」「社会的検査」を、政府の大方針にすえ推進をはかること。  2 感染追跡を専門に行うトレーサーを確保し、保健所の体制を抜本的に強化すること。  3 「医療崩壊」を絶対に起こさないために、医療機関減収補てん宿泊療養施設の確保をはかること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  令和2年12月17日  滋賀県守山市議会議長 新野富美夫  衆議院議長参議院議長内閣総理大臣財務大臣厚生労働大臣 宛  議員の皆様の絶大なる賛同を頂いて、採択をさせていただきますようによろしくお願い申し上げます。 ○議長(新野富美夫) 暫時休憩いたします。              〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜                   休憩 午前9時54分                   再開 午前10時05分              〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(新野富美夫) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  ただいま議題となっております意見書第6号および意見書第7号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新野富美夫) ないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております意見書第6号および意見書第7号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新野富美夫) ご異議なしと認めます。  よって、意見書第6号および意見書第7号については、委員会付託を省略することに決しました。  これより討論を行います。  発言通告書が提出されておりますので、18番森貴尉君、8番福井寿美子さん、5番田中尚仁君、3番藤原浩美さんの順位により、順次発言を許します。  18番森貴尉君。                〔18番 森 貴尉議員 登壇〕 ○18番(森 貴尉) ただいま議長のお許しを頂きましたので、私は、意見書第6号日本政府核兵器禁止条約に署名・批准することを求める意見書に対して、反対の立場から討論を行わせていただきます。  核兵器禁止条約は、非保有国が提案されて、2017年7月に122か国の賛成で国連で採決されました。核兵器の保有や使用の他、開発や実験、生産、備蓄も禁じる禁止事項には、核抑止力を意味する使用、または使用するとの威嚇も含まれ、核兵器使用被害者の受入れ難い苦痛に留意するとして、被爆者にも触れられていますが、条約を批准していない国・地域への法的拘束力はございません。  日本は唯一、戦争被爆国であり、政府は核兵器禁止条約が目指す核兵器廃絶という目標を共有はしております。しかしながら、北朝鮮、また北朝鮮核ミサイル開発は、日本および国際社会の平和と安定に対する、これまでにない重大かつ差し迫った脅威でございます。北朝鮮のように核兵器の使用をほのめかす相手に対しては、通常の兵器だけでは抑止を効かせることは困難であるため、日米同盟下核兵器を有する米国の抑止力を維持することは必要不可欠でございます。  日本政府においても、加藤勝信官房長官におきまして、記者会見では条約参加を改めて否定しており、核廃絶で戦争被爆国として国際社会の取組をリードするとしながらも、北朝鮮の核開発などを念頭に、アメリカの抑止力の維持・強化を強調されています。また、岸信夫防衛相におきましても、記者団に対して、核保有国が乗れない条約になっており、有効性に疑問を感じざるを得ないというコメントを出しておられます。  そうしたことから、核兵器禁止条約におきましては、現実に核兵器を保有する核兵器国のみならず日本と同様に核の脅威にさらされている非核兵器国からも支持をされておらず、核軍縮に取り組む国際社会に分断をもたらせている点も懸念されます。  日本政府といたしましては、国民の生命と財産を守る責任を有する立場から、現実の安全保障上の脅威に適切に対処しながら地道に現実的な核軍縮を前進させる筋道を追求することが必要であり、核兵器保有国核兵器禁止条約支持国を含む国際社会における橋渡し役を果たし、現実的かつ実践的な取組を粘り強く進めていく必要があると考えます。  以上で反対討論にいたしたいと思います。 ○議長(新野富美夫) 8番福井寿美子さん。                〔8番 福井寿美子議員 登壇〕 ○8番(福井寿美子) ただいま議長のお許しを頂きましたので、私は意見書第6号日本政府核兵器禁止条約に署名・批准することを求める意見書に対し、賛成の立場から討論を行います。  核兵器禁止条約は、2017年7月に国連で採択されて以降、現在51か国が批准し、来年1月に発効します。昭和63年、守山市議会は「のどかな田園都市守山」平和都市宣言を決議しました。宣言では、このような決意を表明しています。「世界の恒久平和は、人類共通の願いである。わたくしたちは『のどかな田園都市守山』の豊かな自然と香り高い文化にはぐくまれ、日々平和な生活を享受している。この平和を恒久のものとするため、世界唯一の核被爆国の国民として、全世界の人々に被爆の恐ろしさと苦しみを訴え、再びその惨禍を繰り返してはならない。ここに、わたくしたち守山市民は、人類の恒久平和を実現するため、我が国の基本方針である非核三原則を堅持し、世界連邦平和都市とともに、核兵器の廃絶をめざし、核戦争防止を強く訴え、ここに「のどかな田園都市守山」を平和都市とすることを宣言する。昭和63年12月22日 議会決議」  この議決に私は深く同意します。広島、長崎の被爆被害を知っている日本は、核兵器の恐ろしさ、残忍さ、苦しみを世代を超えて全世界に知らせ、核廃絶の先頭に立たなければならないと思います。  政府は、禁止条約で対立する核保有国と非核国の橋渡しをすると主張していますが、唯一の戦争被爆国として核兵器禁止条約に賛成して核廃絶を世界に呼びかけてこそ、核保有国の姿勢を動かし、また核兵器廃絶への前進ができ、世界からの信頼を勝ち取るものと考えます。  核兵器禁止条約の発効を来年1月に控え、日本政府禁止条約への参加を求める意見書を採択した地方議会は501議会に達し、全自治体の28%を超えたとのことです。この12月議会を経て、さらに増加することでしょう。守山市議会でもこの意見書を採択し、日本政府が一日も早く核兵器禁止条約に署名・批准することを求め、賛成討論といたします。 ○議長(新野富美夫) 5番田中尚仁君。                〔5番 田中尚仁議員 登壇〕 ○5番(田中尚仁) 議長のお許しを頂きましたので、私は、意見書第7号新型コロナウイルス感染抑止対策抜本的強化を求める意見書に反対の立場から討論をいたします。  新型コロナウイルス感染症対策のPCR検査体制については、先の通常国会で成立した第2次補正予算の中で、PCR検査センターの設置やPCR検査・抗原検査実施のために366億円の予算を確保されました。また、検査試薬や検査キットの確保のために179億円、さらには検査設備の整備を支援する交付金は大幅に拡充するなどの予算措置を講じています。  その上で、感染者数が多数発生している地域において、医療機関や社会福祉施設で働く方々に対する一斉かつ定期的な検査の実施を推進しています。一方、PCR検査は万能ではなく、陽性患者の3割で陰性結果が出てしまう偽陰性の問題や受検後に感染するケースなど様々な課題があります。  政府では、医療機関等における感染防止策の徹底を図った上で、PCR検査、抗原検査を組み合わせて実施し、安心・安全を確保するとしています。PCR検査については既に検査対象を適切に拡大しており、感染拡大に応じて必要な検査を行っている現状の体制で進めるべきであると考えます。
     本意見書は、地域の感染状況にかかわらず全国一律にPCR検査を拡大する内容となっており、適切ではないと考えます。  以上、本意見書に対する反対の討論といたします。 ○議長(新野富美夫) 3番藤原浩美さん。                〔3番 藤原浩美議員 登壇〕 ○3番(藤原浩美) それでは、私は意見書第7号新型コロナウイルス感染抑止対策抜本的強化を求める意見書に対して、賛成の立場から討論させていただきます。  新型コロナウイルス感染拡大は全国に広がり、医療が逼迫した状態になっています。感染者数の増加に伴い、重傷者対応のベッド数が不足してきています。また、病床の準備はあってもスタッフが不足し、対応ができないという事態にもなっています。勤務の過酷さにより離職者も出てきているといいます。  また、北海道旭川市では無症状スタッフや新規入院患者の感染が原因と思われるクラスターが複数発生。複数の病院スタッフの感染や待機の必要性から、普通診療や入院加療、手術にも大きな影響が出てきているなど、道内全体の医療体制に大きな影響を与えているとのことです。  また、病院の受診控え、入院加療制限、手術延期などから、多くの医療機関が影響を受け、減収・減益となり、職員報酬にも影響が出ています。補正予算でコロナ感染症の治療に関わる医師・看護師への高額な報酬加算が上げられましたが、多くの医療機関にはその交付金が届いていません。  菅政権は、ようやくGoToトラベルを中止しました。対応があまりにも遅過ぎます。ブレーキをかけながらアクセルを踏むという矛盾した対応、危機感の欠如を指摘されても仕方がありません。経済活動は確かに大事ですが、医療体制の安定、感染収束がなければ安心して経済を回すことはできません。意見書に上げられた政府による検査体制の充実、感染追跡のための保健所体制の確保、感染拡大による医療崩壊回避のための医療機関支援、宿泊療養施設確保など感染対策の充実があってこそ経済が安心して回るのではないでしょうか。  議員各位のご賛同を得て、本意見書を採択していただき、政府が最も積極的なコロナ感染防止対策をしていただくことを求め、賛成討論とします。よろしくお願いします。 ○議長(新野富美夫) これをもって討論を終結いたします。  それでは、ただいま議題となっております意見書第6号および意見書第7号について、起立により採決をいたします。  まず、意見書第6号について、採決いたします。  本件は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔起立少数〕 ○議長(新野富美夫) ご着席願います。  起立少数であります。  よって、本件は、否決されました。  次に、意見書第7号について、採決いたします。  本件は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔起立少数〕 ○議長(新野富美夫) ご着席願います。  起立少数であります。  よって、本件は、否決されました。              〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜   日程第3 特別委員長審査報告 ○議長(新野富美夫) 日程第3、公共施設調査特別委員長、子育て支援対策特別委員長および議会改革・広報広聴特別委員長より審査報告の申出がありますので、これを許します。  まず、公共施設調査特別委員長。            〔公共施設調査特別委員長 森 貴尉議員 登壇〕 ○公共施設調査特別委員長(森 貴尉) ただいま議長のお許しを頂きましたので、公共施設調査特別委員会の委員長報告を行います。  去る11月20日、9時30分から委員全員出席し、副市長をはじめ関係部課長の出席の下、特別委員会を開催し、文化・スポーツ課長から説明を頂きました。  協議事項につきましては、市民ホール改修のうち現状について説明を頂きました。  委員からは、楽屋のトイレについて臭いがひどいがどうなのか。市民ホール全体の見積り、計画に基づいて運用しているのか。屋根の銅板の穴開きと防水の関係性はどうなのか。また、内装についての質問もあり、舞台の機械設備および修繕計画はどのような責任の下に、指定管理者と計画を交わしているのかなど質問がありました。行政からは、エアコンは改修済みであり次回はお客様用トイレの改修であり、本市の市庁舎の改修を見極めて、緊急を要する箇所、防水工事の計画を進めたいとのことでありました。計画の策定計画については、現在において計画策定の時期に来ており、問題を認識しているとのことでありました。委員からは、屋根の施工については図書館のことを踏まえ、すこやかセンターの劣化も見学した中で、今後の防水の在り方についてはしっかりしてほしいとの意見がありました。  最後に、改修するまでの間、市民ホールの維持管理についてのメンテナンス計画をどのようにするのかとの質問がありました。このことについては、応急措置対策と改修の計画を分けて進めているとのことでありましたが、委員からは、第三者機関に調査依頼をして、明らかにしてから改修計画、事業費の概要を含めて早期に策を立ててほしい旨を、委員各位および関係部署の職員も確認をして、当特別委員会を終了いたしました。  以上、公共施設特別委員会の委員長報告を終わります。 ○議長(新野富美夫) 次に、子育て支援対策特別委員長。           〔子育て支援対策特別委員長 石田清造議員 登壇〕 ○子育て支援対策特別委員長(石田清造) ただいま議長のご指名を頂きましたので、子育て支援対策特別委員会の報告をさせていただきます。  本会議開会前の11月24日に関係職員出席の下、開催させていただきました。  まず初めに、小学校におけるメンタルへルス予防教育プログラムの取組経過について、説明を受けました。市内9小学校の中からモデル校として、小津小学校、玉津小学校、中洲小学校を選定し、今年度に事前研修を行った後、来年4年生の担任がプログラムに沿って事業を展開していくとのことでした。令和3年度にモデル校3校で実施して、その状況を見ながら令和4年に市内全校での実施を目指す計画です。委員からは、プログラムは12コマあるが、その分、授業が増えるとカリキュラムに影響するのではないかという懸念が出されました。今までやってきた授業の中に組み入れることにより、対応することができる部分もあり、授業時間数が増える訳ではないとのことでした。道徳や学級活動、総合的な学習の時間としてカウントしていく形になるとのことです。全体的に見て、委員からは肯定的な期待感が寄せられていました。  次に、子どもの虐待防止の取組について説明がありました。心理的虐待をはじめとして虐待は増加傾向にあるとのことでした。児童虐待の未然防止、対応強化策として、子ども家庭支援員の配置や虐待対応専門員による学校園への訪問活動の強化により、児童虐待の早期発見、対応を行っているとのことでありました。また、リーフレットを作成し、学校園、乳幼児健診受診者の保護者等に配布することにより、児童虐待防止の啓発も行っているという報告もありました。さらに、対象者の発見および後追いで、要保護児童対策協議会等関係機関と連携する中で見守り支援をしていきたいとのことでありました。それに対して、委員からは、連携とか後追いの部分は強化していただきたいとの意見が出されていました。  引き続いて、待機児童の解消に向けた取組の進捗状況等について説明がありました。小規模保育所3事業者が決定し、残り2業者の選定に取り組んでいますとのことでした。これは後日、決定いたしました。中規模保育所の設置については、地元と協議を進めているところですとのことでした。委員からは、設置場所の安全面などに懸念を示す意見も出されていましたが、対応策を示し、地元の理解を得るよう努めていきますという答弁でありました。小規模保育所についても、環境面で問題があるのではないかという意見も出されていましたが、事業者には、そこも含めて提案させてもらっているので、そこをクリアされていると考えているとのことでした。委員からは、地域型保育事業所をニーズの変化に応じて計画前倒しとかもして、新しく造っていくことも必要なのではないかという提案も出されていました。  保育人材育成施設の使用状況についても説明がありました。年度当初より事業者に各種研修事業を実施してもらう予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響などにより、事業を凍結していました。ようやくめどが立って、家庭的保育者等基礎研修を開催できるようになりました。次年度に向けて保育人材を一人でも多く養成できるよう、事業者と連携を図る中、受講者の確保に努めますとのことでした。委員からは、人材育成から確保につなげるという意味で、例えば市内の保育所に就職したら研修費が市から補助されるなどがあるとよいのではという意見などが出されていました。また、せっかく専門機関である滋賀短大さんに研修を依頼しているので、目的、目標というものはある程度具体的に伝えた方がいいのではないかという意見も出されていました。新規採用するのも大変やろうけれども、辞める人をとどめるのも人材確保であるという意見も出されておりました。辞める原因は何なのかをつかむ情報収集をしてもらったらどうでしょうかという意見もありました。それに対しては、園長なり主任がしっかりフォローしていくとのことでした。  保育園の申込状況についての報告がありました。乳幼児数は減少しているものの、地域型保育を含む保育園全体の申込者数は2,357人で対前年比62人の増、幼稚園については1,100人で対前年比155人減、保育園のうち0から2歳児はほぼ前年並みですが、3歳児以上については1,455人で対前年比57人増となっています。今年度は3歳児以上の待機児童はゼロでしたが、次年度はそれを上回る厳しい対応が予想される状況です。  守山幼稚園のこども園化についても報告がありました。園の名称については、仮称ではありますが、認定こども園の守山幼稚園とする中で既存の名称を継承していくという考えでありました。給食は大津給食センターと契約予定ですということでした。  児童クラブの整備についても報告がありました。守山小学校区については、指定管理者が決定。吉身・立入が丘小学校区については、民設民営により事業者を公募していますとのことでしたが、後日、吉身は事業者決定しました。立入が丘は事業者は今のところ未定ということでした。  以上で子育て支援対策特別委員会の報告を終わります。 ○議長(新野富美夫) 次に、議会改革・広報広聴特別委員長。          〔議会改革・広報広聴特別委員長 赤渕義誉議員 登壇〕 ○議会改革・広報広聴特別委員長(赤渕義誉) ただいま議長のご指名を頂きましたので、11月25日と12月15日に開催しました特別委員会の報告をいたします。  まず、11月25日は、基本条例の検証について各条文ごとに、政策立案・提案、広報広聴活動、議会事務局体制強化、質疑質問の在り方の4つのグループ分けをした資料を提示し、第2条から第9条までを検証し、各委員からは、特に条文については改正する必要がないものの、政策立案に向けては事務局体制と法務機能の充実等に課題があり、広報広聴活動については、議会独自のホームページの開設や公開特別委員会が最近開催されていないので、早急に改めて議論していく必要があるなどの意見があり、質疑質問の在り方については、総括方式、分割方式、一問一答方式それぞれのメリットを生かし切れていない議員が見られるなどの意見があり、今後はそれぞれについて改めて議論していく必要があるとしました。  次に、12月15日は、基本条例の検証について第10条から最終第17条までの検証を行い、今回も前回同様に条文の改正の必要はないものの、各議員のスキルを上げるため各常任委員会と特別委員会において、例えば外部から講師を招いての勉強会の開催等の提案があり、早急に改めて議論することとしました。  その他、議会事務局の体制強化への現状と課題や議員報酬等についても積極的に今後議論していくこととなりました。  特別委員による全ての条文についての検証と今後についての議論を終えました。今後は、検証結果の報告書案をまとめ、当委員会で確認作業を行い、全員協議会へ報告することを確認いたしました。  以上、議会改革・広報広聴特別委員会報告といたします。 ○議長(新野富美夫) 以上で、各特別委員会の審査報告を終わります。  以上で、本定例月会議に付議されました案件の審査は全部終了いたしました。  この際、市長から発言の申出がありますので、これを許します。  市長。                 〔市長 宮本和宏 登壇〕 ○市長(宮本和宏) 議長のお許しを賜りましたので、令和2年守山市議会12月定例月会議の終了にあたりまして、一言御礼のご挨拶を申し上げます。  去る11月27日から本日に至ります21日間にわたりまして、令和2年守山市議会12月定例月会議を滞りなく開催いただき、提案させていただきました全ての議案につきまして、本会議および各常任委員会で慎重かつ十分なるご審議を賜り、全て原案のとおり可決を賜りましたことに対しまして、衷心より厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。  この間、頂きました数々のご意見、あるいはご提言につきましては、真摯に受け止めさせていただきまして、その意向を十分に踏まえます中、今後の市政運営に反映をしてまいる所存でございます。  今回、緊急性が求められる新型コロナウイルス感染症対策に係ります補正予算もお認めいただきましたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に歯止めがかからない中、政府は感染拡大防止等の観点から、第3次補正予算案を閣議決定するとともに、年末年始におけるGoToトラベルの全国一斉の一時停止を打ち出されたところでございます。  本市といたしましても、引き続き市民の皆様に対しまして、感染予防対策や3密を避けた行動の徹底を促しますとともに、市民生活への影響把握をしっかりと行い、生活支援策、経済支援策等の必要な対策や相談支援を行ってまいる所存でございます。  なお、新型コロナウイルスワクチンの接種でございますが、12月8日からイギリスで接種が開始をされたところでございます。日本におきましては12月9日に予防接種法及び検疫法の一部を改正する法律が施行されまして、接種に係る費用は国が負担するなどが定められ、新型コロナワクチンの接種体制の整備が進められることとなったところでございます。  報道ベースでは、早くて年度末から接種を開始するとの報道もございますが、ワクチンの接種実施主体は市でありまして、先般、この状況について医師会に対しまして説明と協力依頼を行ったところでございます。今後、12月18日に国の説明会、また24日は県の会議が予定されておりまして、県また医師会等とも十分に協議をし、体制の整備を進めてまいりたいと考えております。  さて、本年を振り返りますと、新型コロナウイルス感染症によりまして、我が国はもちろん世界中の国々の社会と経済に大きな影響が生じ、そして市民の皆様お一人お一人の大切な生活、仕事、学業などに多大な影響が生じたところでございます。何としても市民の皆様と協力し合い、この冬の難関を乗り越え、そして来年2021年には、ぜひ新型コロナウイルスを克服し、我々の日常生活を取り戻し、東京オリンピック・パラリンピックや延伸をした市制施行50周年記念事業などで、議会の皆様はもとより市民の皆様と供に、笑顔で喜び合える年にしてまいりたいと考えているところでございます。  そのような中におきましても、議員の皆様のご指導、ご鞭撻の下、市政の重要課題につきましては、おかげさまで一つ一つ前に進めることができました。心より御礼申し上げるところでございます。  最重要課題の環境施設更新事業につきましては、本体施設および付帯施設の工事がおおむね計画どおり進捗をしております。  本体施設につきましては、来年10月からの操業を見据えまして、本年、一般廃棄物処理基本計画の見直しをさせていただき、新たなごみの分別方法を決定し、全戸にパンフレットを配布いたしますとともに、秋からは各自治会への説明会も開催をしているところでございます。ごみの分別と減量化が徹底できますよう、引き続き丁寧な説明に取り組んでまいります。  また、付帯施設につきましては、来年4月の開館に向けまして、指定管理の事業者を今定例月会議で決定いただいたところでございます。多くの市民の皆様に愛される施設としてご利用いただけますよう、事業者と詳細な管理・運営につきまして詰めてまいりたいと考えています。  また、環境学習都市宣言記念公園の愛称につきましては、ご案内のとおり、市民が共に学び行動することを目標に、市民が集い、憩い、自然環境・エコを考え、市民が響き合う「Echo(エコー)」の場となることを願って提案をされました「もりやまエコパーク」に決定をいたしましたが、多くの皆様にこの愛称で末永く愛される施設となりますよう、引き続き全庁的に鋭意、準備に取り組んでまいる所存でございます。  次に、待機児童対策についてでございます。  令和3年度に向けましては、第1回入所申込終了時点で、在園児を含みます総申込件数は2,357名で、昨年度の申込件数より62名増加をしている状況にございます。現在、申込者の入所調整中でありまして、今月下旬には第1回の結果通知を行う予定でございます。  また、令和3年4月に向けまして、待機が生じております低年齢児の受皿としまして、小規模保育所5か所の整備によります定員95人の増とともに、3歳児以上への対応として守山幼稚園の認定こども園化につきまして、今回、当該整備費をお認めいただきましたので、開所に向けましてしっかりと準備を進めてまいります。  また、保育人材の確保につきましても、既に10名の新規採用職員を確保いたしているところでございます。さらに会計年度任用職員につきましても採用を予定しております。法人園につきましても、今年度、創設いたしました守山市保育士等各種事業費補助金を活用し、人材確保に資する取組を進めていただいているところでございます。  いずれにいたしましても、令和3年度に向けまして、引き続き待機児童対策にしっかりと取り組んでまいりましす。  次に、新庁舎整備について申し上げます。  今回、総務常任委員会協議会で、今後の予定につきましてご説明をさせていただいたところでございます。今後、総合評価に係ります提案の審査等を行いまして、令和3年2月にDV事業者を選定し、3月には契約議決をお願いする予定としております。最適な事業者を選定できますよう、引き続き公平公正かつ適正な事務手続を進めてまいります。  次に、GIGAスクール構想でございますが、12月9日に小中学校への端末合計8,962台の導入が完了したところでございます。また、これに合わせまして学校で全ての端末がスムーズに活用できるよう、ネットワーク環境の整備を進めてまいります。  現在、学校では学習の場で資料を共有して考えを交流したり、簡単なプレゼンテーションで表現活動をしたりするだけでなく、距離や時間という物理的な課題を解消するために、オンラインを活用し、小中連携や学校間交流を進めたという事例も報告をされているところでございます。また、今年の冬季休業中には、市内全児童生徒が各家庭からオンラインで課題に取り組む練習をする予定としておりまして、基本的に端末を全て持ち帰っていただくこととしております。  次に、令和3年度予算編成についてでございます。  11月18日に各部局から新年度の予算要求書の提出を受けまして、現在、財政課長査定におきまして、各課と議論を重ねているところでございまして、年明けからは総務部長査定、市長査定を経まして、編成を進めてまいります。なお、議会の皆様には、その途中経過をご報告させていただく予定をしているところでございます。  令和3年度につきましては、ご存じのとおりコロナ禍によります経済活動の停滞や納税猶予、減免制度等の創設によりまして、市税収入が大幅に縮小し、財源不足が見込まれます。また、歳出面では中学校給食や保育施設の拡充や扶助費等の増によりまして、例年以上に厳しい財政状況が予想されます中で、全ての事業を再検証し、事業のスクラップや効率化、スリム化を進めまして、選択と集中の理念の下、ウィズコロナ時代における新たな日常への対応と豊かな田園都市を目指した基盤づくりに向けました予算編成を進めてまいる所存でございます。  令和3年におきましても、議会の皆様と議論を重ねまして、車の両輪として市民福祉の向上と市政の発展に共に取り組む決意でございます。議員各位のご理解、ご支援を重ねてお願い申し上げるところでございます。  さて、守山が誇ります冬の風物詩「もりやまいち」でございますが、今年は10月24日から様々な事業が繰り広げられています。守山GoTo商店街事業のフィナーレも合わせまして、12月20日に盛大に開催されます。従来の中山道エリアの中央商店街に加えまして、守山銀座商店街やほたる通り商店街など3つのエリアに拡大して、午前10時から午後6時まで盛りだくさんの内容で開催をされます。議員の皆様におかれましても、マスク着用の上、ぜひご家族そろってお出かけいただければ幸いにございます。  年が明けますと、無病息災を祈願し、守山が誇る無形民俗文化財であります「勝部の火まつり」が執り行われますが、今回は規模を縮小して無観客での開催となったところでございます。また、「浮気の火まつり」につきましては、神事のみ執り行われることとなり、残念ながら中止となったところでございます。  また、1月10日には消防出初式、11日には成人式および成人式祝賀駅伝大会が予定をされておりますが、感染拡大防止の観点から、消防出初式は規模を縮小し、成人式祝賀駅伝大会は高校生以上として、36チームの参加で開催をする予定でございます。また、成人式は午前・午後の2部構成で開催をすることとしております。コロナ禍での開催であり、関係者の皆様のご尽力に改めて敬意を表するところでございます。  年の瀬を迎えまして、何かと気ぜわしい今日この頃でございますが、くれぐれもご自愛を賜りまして、ご健勝にて新年をお迎えいただきますよう、ご祈念申し上げまして、本定例月会議の終了にあたりましてのご挨拶とさせていただきます。  今年1年間、本当にありがとうございました。 ○議長(新野富美夫) 本定例月会議におきまして、慎重にご審議を賜り、無事終了いたしましたことを心からお礼申し上げます。  これをもって、次回会議まで休会いたします。  どうもご苦労さまでございました。              〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜                   閉会 午前10時47分  守山市議会会議規則第124条の規定により、下記に署名する。
                                令和2年12月17日                      守山市議会議長  新 野 富美夫                      署 名 議 員  筈 井 昌 彦                      署 名 議 員  森   貴 尉...