守山市議会 2019-12-19
令和元年12月定例月会議(第 4日12月19日)
令和元年12月19日、
守山市議会議長
小西孝司様
提出者といたしまして、私、
守山市議会議員
渡邉邦男
そして、本
意見書に賛成をいただきました議員として、
守山市議会、新野富美夫議員、同じく
森重重則議員、同じく
小牧一美議員、同じく今江恒夫議員、同じく川本航平議員、同じく藤木猛議員。以上であります。
それでは、本文の朗読をもって趣旨説明とさせていただきます。
「びわ湖材利用促進事業」における木造公共等施設整備に対する補助金上限額の撤廃を求める
意見書
滋賀県におかれましては、木材の地産地消の利用促進を図るため、公共等施設整備における「びわ湖材」等の使用や木製品の導入に対し、支援を行う「びわ湖材利用促進事業」を推進されておられます。
特に、地域モデルとなる公共性の高い施設等の建築における「びわ湖材」の利用に対し、県がその経費の一部を助成することは、「びわ湖材」の建築資材利用を促進し、これを用いた建築資材の生産・流通の定着に大きく寄与し、また、その施設を利用する市民、県民の皆さまが木材の持つ「温かみ」や「香り」が醸し出す快適性について再認識する機会を創出し、更なる木材の利用・普及に資する効果は絶大であると考える。
本市においても、公共建築物の整備において「びわ湖材」の積極的な利用を進めておりますが、「びわ湖材」は他の国産材と比して単価も高く、利用量を増やせば増やすほど、その費用負担が増大し、特に大規模施設における「びわ湖材」の積極的な利用には、現在の「びわ湖材利用促進事業」における補助金の上限額では、その効果が希薄であると言わざるをえない。
このことから、「びわ湖材利用促進事業」における補助金上限額の撤廃を求めるものである。
1 「びわ湖材利用促進事業」における木造公共等施設に対する補助金上限額を撤廃すること。
以上、
地方自治法第99条の規定に基づき
意見書を提出する。
令和元年12月19日
守山市議会議長
小西孝司
滋賀県知事、滋賀県議会議長 宛。
以上、議員各位のご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(
小西孝司) 次に、
意見書第3号および
意見書第4号について、提出者から
提案理由の説明を求めます。
16番
小牧一美さん。
〔16番
小牧一美議員 登壇〕
○16番(
小牧一美) それでは私は、
意見書第3号ならびに第4号について、提出者として
提案理由の説明を行います。
まず、
意見書第3号「桜を見る会」疑惑の徹底究明を求める
意見書
賛成者は
藤原浩美議員です。
本文を読み上げまして、提案にかえさせていただきます。
「桜を見る会」疑惑の徹底究明を求める
意見書
「桜を見る会」をめぐるさまざまな疑惑が浮き彫りとなった臨時国会は、真相究明を求める声に応えることなく閉会した。
「桜を見る会」は、税金を使って首相や自民党の支援者をもてなす一大行事にされていたのではないか、という疑惑のみならず、都内のホテルで行われた「桜を見る会」前夜祭が、安倍晋三後援会主催としながら首相の政治団体などに前夜祭関係の収支の記載がないなど、公職選挙法違反、政治資金規正法違反などの疑念。また、11月8日の予算
委員会での「招待者の取りまとめ等には関与していない」という首相答弁と、20日の参院本会議で「事務所から相談を受ければ、推薦者について意見を言うこともあった」と首相の答弁が変わった首相の虚偽答弁の問題。また内閣府が「招待者名簿」をシュレッダーにかけて廃棄した公文書隠ぺい。さらには、反社会的勢力や悪徳マルチ会社「ジャパンライフ」の会長の招待の問題など、次々と生じているさまざまな疑惑が何一つ明らかにされていない。
公文書を改ざん・隠ぺい・廃棄し批判を浴びた「森友」・「加計」問題と同じように、うやむやのまま幕引きを図ろうとすることなど、決して許されない。日本の民主主義が問われる重大な問題である。
この件での世論調査では、約8割が首相は「十分説明していると思わない」としており、国民の納得のいく説明と疑惑の解明が必要である。
本議会は、安倍首相自らが説明責任を果たすとともに、来年通常国会において「桜を見る会」疑惑の徹底究明を強く求めるものである。
以上、
地方自治法第99条の規定により
意見書を提出する。
令和元年12月19日
滋賀県
守山市議会議長
小西孝司
衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣 宛です。
議員の皆様の賛同をぜひよろしくお願いいたします。
続きまして、
意見書第4号消費税率5%への引き下げを求める
意見書について、説明いたします。
賛成者は
藤原浩美議員です。
消費税率5%への引き下げを求める
意見書
本文の朗読をもって提案をいたします。
安倍政権は国民や各界からの強い反対と懸念の声を無視して、10月1日から、消費税率を10%に引き上げた。実質賃金の低下や低迷する消費動向など、景気悪化が鮮明になる中での消費税率引き上げは過去になく、わずか5年半で5%から8%、10%へと税率が2倍となる消費増税を強行、一つの政権で2度も大増税を実施したのは戦後初である。
そもそも2014年に消費税を5%から8%に引き上げて以降、家計消費は年20万円以上も落ち込み、実質賃金も減少し景気が悪化した。10%への増税による景気悪化を心配し経済対策を考えるくらいなら消費税率を5%に引き下げるべきである。
消費税は所得の少ない人ほど負担が重くのしかかり、憲法25条で保障された生存権をおびやかすきわめて不公平な税制である。消費税が社会保障のためでなかったことは、年金や医療、介護などが連続して改悪され、今後も計画されていることをみても明らかであり、導入後31年間で400兆円近い消費税収は、法人税率や所得税最高税率の引き下げなど大企業や高額所得者向けの減税の財源に消えてしまったというのが実態である。
法人税と所得税の集め方を見直し、増加する軍事費や5,519万円もの税金を使った「桜を見る会」などムダづかいを改めれば、消費税に頼らなくても財源は生まれる。国民の暮らしが大変な中、消費税減税こそ最も有効な景気対策であり、消費税率5%への引き下げを求めるものである。
以上、
地方自治法第99条の規定により
意見書を提出する。
令和元年12月19日
滋賀県
守山市議会議長
小西孝司
衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣 宛です。
議員の皆様の賛同をお願いして、採択されますようによろしくお願いいたします。
以上です。
○議長(
小西孝司) 次に、
意見書第5号について、提出者から
提案理由の説明を求めます。
3番
藤原浩美さん。
〔3番
藤原浩美議員 登壇〕
○3番(
藤原浩美) それでは、
意見書第5号介護保険サービスの削減や負担増の中止を求める
意見書を上げさせていただきます。
意見書の本文を読ませていただいて、趣旨説明とさせていただきます。
介護保険サービスの削減や負担増の中止を求める
意見書
2020年の通常国会に向けた介護保険制度の見直しの検討が進められている。要介護1、2の生活援助サービスを市町村が実施する総合事業に移すことや、ケアマネージャーが作成するケアプランを有料にすること、介護サービス利用時の自己負担について、2割、3割負担の対象者拡大など、さらなる給付の削減・負担増をはかる内容が盛り込まれている。
生活援助は要介護
高齢者の生活を見守り支えるもので、なくてはならないサービスである。移行によりこれまでのサービスが受けられなくなれば重度化を招くことになり、在宅での生活に困難をもたらす。家族の介護負担を増やすことに直結し、政府が掲げる「介護離職ゼロ」政策にも反するものである。ケアプランが有料になれば、負担が増えることで介護保険サービスを減らしたり、介護保険そのものを利用出来なくなったりしかねない。介護サービス利用料の自己負担を2割負担について、厚生年金受給者の平均年収でもある190万円以上の人を対象にする案が出ている。所得の基準を下げ対象者を拡大しようというものである。
こうしたサービスの削減・負担増一辺倒の見直しでは
高齢者の生活を守り、支えることはできない。高齢化がいっそう進むなか、お金の心配をすることなく、必要な介護サービスを必要な時に利用できる制度への転換はすべての
高齢者・国民の願いである。介護保険創設の原点に立ち戻り、
高齢者の尊厳と生きる権利を守るため、介護保険サービスの削減や負担増は中止すべきである。
以上、
地方自治法第99条の規定により
意見書を提出する。
令和元年12月19日
滋賀県
守山市議会議長
小西孝司
衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、厚生労働大臣 宛
以上、議員の皆さんの賛同をお願い申し上げます。
○議長(
小西孝司) 暫時休憩いたします。
~~~~~~~~ 〇 ~~~~~~~~
休憩 午前10時26分
再開 午前10時35分
~~~~~~~~ 〇 ~~~~~~~~
○議長(
小西孝司) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
ただいま議題となっております
意見書第2号から
意見書第5号までに対する質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小西孝司) ないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております
意見書第2号から
意見書第5号までについては、会議規則第37条第3項の規定により、
委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小西孝司) ご異議なしと認めます。
よって、
意見書第2号から
意見書第5号までについては、
委員会付託を省略することに決しました。
これより討論を行います。
発言通告書が提出されておりますので、3番
藤原浩美さん、16番
小牧一美さんの順位により順次発言を許します。
3番
藤原浩美さん。
〔3番
藤原浩美議員 登壇〕
○3番(
藤原浩美)
意見書第3号「桜を見る会」疑惑の徹底究明を求める
意見書について、賛成の立場から討論します。
桜を見る会については、安倍首相をはじめ大臣多数の政治家に幾つもの疑惑があるにもかかわらず、自らの説明責任を果たさないのは、政治家の姿勢として極めて重大です。とりわけ安倍首相の責任は重大です。安倍首相は、11月8日の予算
委員会以降、法案採決で参院本会議に出席せざるを得なかった2度を除いて国会に出ない。質問に答えない。資料は出さない。廃棄するという逃げの一手を繰り返しました。引き続き、指摘があれば説明していくと言いながら疑惑の全容解明をしないまま国会を閉じるなど極めて恥ずべきことです。うやむやのまま幕引きを図ろうなど、許してはなりません。
世論調査の示すように国民は安倍首相の態度には納得していません。岩手県議会では12日に、桜を見る会疑惑の徹底究明を求める
意見書が賛成多数で可決されました。今、私たちに求められているのは、来年通常国会において、桜を見る会疑惑の徹底究明を求め、安倍首相に説明責任を果たしてもらい、日本の民主主義を守ることではないでしょうか。
議員各位のご賛同を得て、本
意見書が採択されるようお願い申し上げ、賛成討論とします。
意見書案第4号消費税率5%への引き下げを求める
意見書について、賛成の立場から討論します。
多くの反対にもかかわらず、10月から消費税が10%引き上げられ2か月半がたちました。前回の消費税増税以上の多くの影響が出ていることが挙げられています。
総務省の家計調査では、消費支出が前年同月に比べ5.1%も減少、前回の消費税増税2014年4月以上で、内閣府の景気動向指数も前月より5.6ポイント低下し、東日本大震災があった2011年3月やリーマンショック後の2009年1月に次ぐ下げ幅です。
12月の日銀短観で業況判断指数は大企業製造業がゼロ、中堅製造業が1ポイント、中小企業製造業はマイナス9ポイント、非製造業では直接影響を受けている小売りが大企業、中堅企業、中小企業全てが下がっています。世界経済の悪化や気候災害など、3か月後の見通しを聞いても、大企業製造業が横ばい以外は、どの企業も業況判断指数の悪化を見込んでいます。
日本経済の約6割を占めるのが個人消費です。消費税増税が導入されて以来、個人消費は冷え込む一方で、景気も悪化するばかりです。早急に消費税を5%に引き下げ、家計の購買力を引き上げることこそ、一番の経済対策です。
2020年度予算案における消費税見込みは20兆円を超えると16日に発表されました。税収の3分の1を占め、消費税収は増えても社会保障は切り詰められるばかりです。税率を下げた法人税は12兆円にとどまる見通しということで、日本の税制の不公平さが明らかに示されています。
議員各位におきまして、消費税5%への引き下げを求める
意見書にご賛同いただけますようお願い申し上げ、賛成討論といたします。
○議長(
小西孝司) 16番
小牧一美さん。
〔16番
小牧一美議員 登壇〕
○16番(
小牧一美)
意見書第5号介護保険サービスの削減や負担増の中止を求める
意見書に対しまして、賛成の立場で討論を行います。
介護保険制度はこの間、次々と改悪をされてまいりました。現状でも多くの人が介護保険利用料の負担が重くて、サービス利用を諦めざるを得ない状況も出ております。介護施設の食費、居住費の自己負担導入や一定所得以上の介護利用の2割負担導入など、その度に配偶者や扶養家族に与える経済的な影響が問題になっております。
利用者負担が増えているということを指摘をすると、高額介護サービスがあるので負担は増えないなどという説明もされますが、高額介護サービス費についても年収約383万円以上の現役並み所得の
利用者の収入区分を医療保険の負担限度額と同じ3段階で見直す案を示すなど、取りまとめ案にこのほど盛り込まれました。高額介護サービス費は2017年の法改悪で年間上限を引き上げたばかりです。
今回の見直し議論では、総合事業からの事業者撤退が相次いで担い手が不足しているなどの批判が、部会でも相次ぎまして、要介護1・2の生活援助サービスを総合事業に移すことは、引き続き検討ということにとどまりましたが、総合事業の対象に要介護1・2を加える実証事業を進める考えを残しました。モデル事業を先行的につくって改悪の突破口にする狙いです。
国民生活に直結する社会保障制度を次々に後退させる今のやり方を改めない限り、将来への不安は増大するばかりです。これでは景気の回復などもあり得ません。消費税10%などへの引き上げで国民の暮らしが悪化する一方で、大企業は463兆円もの内部留保をため続けて、防衛予算も7年連続で過去最高を更新しております。税金の集め方、使い方を改める。このことが今、求められております。
国に対し、ここ
守山市議会から介護保険サービスの削減や負担増を中止する意見をしっかりと求めていきたいと思います。ぜひ皆様の賛同を賜りますように、よろしくお願いいたしまして、賛成討論といたします。
○議長(
小西孝司) これをもって討論を終結いたします。
それでは、ただいま議題となっております、
意見書第2号から
意見書第5号までについて、起立により採決をいたします。
まず、
意見書第2号について、採決いたします。
本件は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立全員〕
○議長(
小西孝司) ご着席願います。
起立全員であります。
よって、本件は原案のとおり決しました。
次に、
意見書第3号について、採決いたします。
本件は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
起立少数〕
○議長(
小西孝司) ご着席願います。
起立少数であります。
よって、本件は、否決されました。
次に、
意見書第4号について、採決いたします。
本件は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
起立少数〕
○議長(
小西孝司) ご着席願います。
起立少数であります。
よって、本件は、否決されました。
次に、
意見書第5号について、採決いたします。
本件は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
起立少数〕
○議長(
小西孝司) ご着席願います。
起立少数であります。
よって、本件は、否決されました。
~~~~~~~~ 〇 ~~~~~~~~
日程第6
特別委員長審査結果報告
○議長(
小西孝司) 日程第6、公共施設調査特別委員長、子育て支援対策特別委員長および議会改革・広報広聴特別委員長より審査報告の申し出がありますので、これを許します。
まず、公共施設調査特別委員長。
〔公共施設調査特別委員長 森貴尉議員 登壇〕
○公共施設調査特別委員長(森 貴尉) ただいま議長のお許しを賜りましたので、公共施設調査特別
委員会の委員長報告を行います。
11月25日、午前9時30分から、新しい委員全員出席のもと、副市長をはじめ
関係部課長の出席のもと、公共施設調査特別
委員会を開催させていただきました。
まず初めに、当
委員会の進め方として、公共の調査の、この当
委員会をどのような課題として検討していくのかを各委員で話し合いました。
各委員から、環境施設および付帯施設、庁舎整備、自校方式の中学校給食施設、市民ホール・競技施設の大規模改修、市営住宅の運営・管理はどうかのご意見をいただきました。その中で、特に環境施設および付帯施設、庁舎整備、中学校給食施設の3つの基本柱で議論を進めていくこととし、そのほか関連する内容につきましても、当
委員会の中で報告として取り扱っていこうということにいたしました。
今回の
委員会の協議事項につきましては、守山
市新庁舎「つなぐ、守の舎」整備基本設計業務の進捗について、施設整備室長から説明をいただきました。
8月に、隈・安井基本設計業者が決まって以降、庁舎におきましては原案をベースに検討され、後、進捗状況と今後のスケジュール、および駐車場を含む全般の説明を受けました。今回初めて5階の構想案から4階に変更されたことや、シルバー人材センター解体や青年会議所の移転や法務局の活用方法、すこやかセンター機能移転の方策まで説明をいただきました。
委員からは、職員1人当たりの面積確保はどうか、予定職員数はどうなのか、北側のエントラスのひさし部分のあり方はどうか、市民利用の駐車場は平日と土曜、休日の活用はどうなのか等のご意見がありました。
特に、1階ホールの運用についてご意見が多く、活用策としては平日は駐車場に影響があるのでは、そもそも平日の活用策を議論していないのでは等、ご意見をいただきました。今後も1階ホールの運用および市民交流活動交付金に関連する事業のあり方と関連する駐車場の確保については、おおむねこれからも議論が必要との認識でありました。
次に、議会エリアについて議論がなされ、おおむね計画どおりの広さ・機能、事務局・正副議長室・応接室等の必要な部分について確認をいただきました。議会図書室と議場内の議員着席の段差、執行部の段差、議長席の段差、給湯室・階段の配置、傍聴席の席数、会派室の議論は次回に持ち越されました。基本的に平面計画を12月中に決めていきたいとの考えから、再度12月13日にもう一度、持ち越ししました案件について、当
委員会を開催する旨を確認いたしました。
最後に、委員から、設計プロポーザル提案・選定されました隈研吾事務所の設計が兵庫県
伊丹市の設計と酷似している点の指摘がありましたが、各委員、おおむね今回の議論と関係のないことを確認いたしました。
報告事項として、
環境センター交流拠点施設の整備、入札の経過の報告を施設整備室長から説明をいただきました。
令和元年11月8日開札が不調となったことによる調査の報告をいただきました。調査内容は、1、施工方法の考え方の差、2、廃棄物除去等への施工への不安、3、改良工事の薬液注入の実施でありました。このことから、次回の再公告について、一部設計変更を行い、12月13日開札、19日での契約議案提出予定をしたいとの説明をいただきました。この件については、各委員、おおむね了承したとの確認を行いました。
最後に、委員からは、特別
委員会に開催される3日前までに資料の上程をいただけるよう要望して当
委員会を終了させていただきました。
引き続き、次に12月13日13時30分から委員全員出席のもと、副市長をはじめ
関係部課長出席のもと、公共施設調査特別
委員会を開催させていただきました。
協議事項として、議会エリアの配置について、前回の各委員から出た意見を修正して、施設整備室長から説明をいただきました。
議場の形状ですが、議員席および執行部席はスロープ状(段差あり)にすることについて、おおむね各委員、段差ありのほうが良いというご意見が多く、確認がされました。しかし、執行部および議員席は3段にすることや平面図で正方形の議場の形なので、配置については次回に持ち越しをされました。
次に、議員入り口から応接室への動線や給湯室の配置について、各委員の意見が出されました。各委員、試行錯誤の意見が出されました中でありますが、隣接する傍聴席への配慮や席数の確保が担保できる状態なら了解できるとのおおむねの意見が多く、現在の素案でおおむね了承されたことといたしました。
議会エリア中心にある東側階段の位置とセキュリティの手法についてはどうなのか等の意見がありました。セキュリティについては、議員および職員のみが通過できることや位置について暗くならない旨が確認され了承されました。
議会図書室については、2階ロビー横にて了承され、会議や打ち合わせも行えるよう要望がありましたが、ましたが、おおむね了承されました。
次回
委員会は、議場・傍聴席・各
委員会室の内装について、1月14日9時30分、1月22日13時に開催する予定で
委員会を終了させていただきました。
委員長報告を終わります。
○議長(
小西孝司) 次に、子育て支援対策特別委員長。
〔子育て支援対策特別委員長 石田清造議員 登壇〕
○子育て支援対策特別委員長(石田清造) ただいま議長のご指名をいただきましたので、子育て支援対策特別
委員会の報告をいたします。
本
委員会は、待機児童の解消をはじめ子育て支援が本
市の重要な課題であるということで、本年10月より設置されました。そんな中、去る11月26日に
関係部課長の出席を求め、本
委員会を開催しました。本
委員会の所管事項としては、幼児教育・保育の無償化に係る施策、待機児童の解消に向けた施策、ライフステージに応じた切れ目のない子育て支援がありますが、今回は、守山
市子ども・子育て応援プラン2020の検討についてに絞りました。
最初に、行政から当該プランについての説明を受けました。平成27年に策定された現計画を改定するものであり、令和2年度から令和6年度末までを計画期間とします。本プランは、子ども子育て支援事業計画と次世代育成支援対策地域行動計画に加えて、子どもの貧困対策計画の3つの計画を一体的に策定するものです。
説明に対して、委員から様々な課題が挙げられました。
0から2歳児の保育の受け皿として小規模保育所を増やしていくという方向で良いのか。小規模保育所の保育の質の担保はできているのか。時間外保育や病後児保育、一時預かり保育などのニーズの把握はできているのか、また、それへの対応は十分にできているのか。保育の受け皿としての幼稚園の預かり保育の拡充と、幼稚園のこども園化をどのように進めていこうとしているのか。
これに対して行政側は、いずれも動向を見ながら適切な方向を探っていくとのことでありました。
さらに、保育士等の確保の課題についても、施設整備や処遇改善の課題などが挙げられました。また、放課後児童クラブについても、施設面や指導員の確保の課題などについて意見交流を行いました。
また、本プランで特に取り上げられることになった貧困の問題についても課題の抽出や意見交流を行いました。今年の6月に法改正が行われ、市町村が子どもの貧困対策を定めるように努めることになったのを受けて、本プランに盛り込んだものであります。
貧困対策については、新たな事業を起こすということではなく、今まで一般施策で取り組んできたものを整理し直したものであるということでした。
子ども・子育て応援プラン2020は1月にパブリックコメントを行い、市民説明会を行った後、3月に策定される予定です。
以上、子育て支援対策特別
委員会の報告と致します。
○議長(
小西孝司) 次に、議会改革・広報広聴特別委員長。
〔議会改革・広報広聴特別委員長 赤渕義誉議員 登壇〕
○議会改革・広報広聴特別委員長(赤渕義誉) ただいま議長のご指名をいただきましたので、議会改革・広報広聴特別
委員会の報告をいたします。
12月定
例月会議に先立ちまして、11月27日に開催しました特別
委員会では、最初に、今期から議会改革の特別
委員会に広報広聴の部分を追加した理由を、さらに市民の意見を聞く場を設けるという部分での広聴の手法について研究していくと説明を受けました。
次に、議会改革・広報広聴特別
委員会の協議項目として、前期の協議項目と結果について説明を受けました。
主なものは、平成28年9月定例会から運用開始されたタブレット等の導入について、議員定数を22人から20人に削減したこと、
地方自治法による通年議会を
令和元年10月の臨時会議から実施すること、常任
委員会の所属について定数を10人以内とし、2つの常任
委員会に重複所属することです。
さらに、今期の協議項目として、より開かれた議会を目指し、市民の皆様のご意見を聞く場を設けるために、公開特別
委員会の実施と平成22年12月に制定された
守山市議会基本条例の検証について説明があり、各委員からは、いずれも前向きな意見をいただき、実施に向けて今後さらなる議論を重ねていくことを確認しました。
3点目は、小学校6年生議会学習会の開催について説明を受けました。社会科の授業で地方自治を学ぶ小学6年生に実際に議場に来てもらい、質問などを体験することで、より深く地方自治を学んでもらうとともに、将来の守山
市を担う子どもたちに市議会への関心を持ってもらう機会とするためです。
今回は速野小学校の児童5クラスを来年1月27日と28日に分けて学習してもらうことにしました。この特別
委員会として、議場への誘導・説明・司会等を議員が受け持つこと。また議員の役割分担については、委員以外にもお願いし、調整させていただくこととしました。
以上、議会改革・広報広聴特別
委員会の報告といたします。
○議長(
小西孝司) 以上で、各特別
委員会の審査報告を終わります。
以上で、本定
例月会議に付議されました案件の審査は全部終了いたしました。
この際、市長から発言の申出がありますので、これを許します。
市長。
〔市長
宮本和宏 登壇〕
○市長(
宮本和宏) 議長のお許しを賜りましたので、
令和元年守山市議会12月定
例月会議の終了にあたりまして、一言御礼のご挨拶を申し上げます。
去る11月29日から本日に至ります21日間にわたりまして、
令和元年守山市議会12月定
例月会議を滞りなく開催いただき、提案をさせていただきました全ての議案につきまして、本会議および各常任
委員会で慎重かつ十分なるご審議を賜り、全て原案のとおり可決を賜りましたことに対しまして、衷心より御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
この間、頂戴いたしました数々のご意見あるいはご提言につきましては、真摯に受け止めさせていただきまして、その意向を十分踏まえます中、今後の市政運営に反映してまいる所存でございます。
特に、今回、定
例月会議初日に議決をお願いいたしました
環境学習都市宣言記念公園交流拠点施設整備工事に係ります
補正予算、および先ほど提案いたしました当該整備工事の契約に係る議案につきましても、ご理解を賜りまして感謝を申し上げるところでございます。
契約締結後、早々に工事着手いたしまして、環境学習の拠点、健康増進や交流の拠点として、地元の皆様をはじめ多くの市民の皆様が集い、憩い、そして市民に愛されます施設となるよう、運営面の検討も含めまして、令和3年4月の供用開始に向けまして、鋭意取り組んでまいる所存でございます。
また、本体施設工事につきましては、11月29日には270か所の薬液注入によります地盤改良工事、また廃棄物を掘削するためのケーシング打設工事、本杭打設工事の全てが完了いたしまして、現在、次の工程であります施設の建築基礎工事に取り組んでいるところでございます。年明けから建築工事と併せまして、焼却炉等のプラント工事に着手し、周辺環境に十分配慮する中、令和3年10月の稼働に向けまして、事業を進めてまいる所存でございます。
次に、待機児童対策についてでございます。
令和2年度に向けましては、昨年度より大幅に入所申込者が増加をしている中、第1回目の入所調整作業を行いました結果、昨年度の第1回目の入所決定者数を100名以上上回ります2,070名の方に対しまして、近日中に入所決定を通知させていただく予定でございます。引き続き、第2回目以降の入所調整を行ってまいります。
また、1人でも多くの方に保育サービスを利用いただけますよう、来年4月開園予定の仮称でありますが「すみれ保育園」の整備によります受け皿の拡大と並行して、公・民を問わずあらゆる施策を駆使いたしまして、保育人材を確保するための取組を進めまして、待機児童の解消に努めてまいります。
次に、新庁舎整備についてでございます。
新庁舎整備につきましては、今議会中にも公共施設調査特別
委員会を11月25日、12月13日に開催いただきまして、新庁舎整備基本設計、また、特に議会エリアについて鋭意ご議論を賜ったところでございます。また、全員協議会においてもご議論を賜りたいと考えております。
今後、令和2年度中にデザインビルド事業者を決定し、実施設計業務に着手するために、今年度末までに基本設計の素案の取りまとめが必要と考えておりまして、今年度末までの素案の取りまとめに向けまして、今までにも増して議会の皆様と協議を重ねてまいりたいと考えております。
併行いたしまして、市民ワークショップ等を開催し、市民の皆様の声を反映するとともに、引き続き、職員の意見を取り入れる中、市民の総意としての「『わ』で輝く全ての市民にやさしい安全・安心な庁舎」を実現してまいりたいと考えております。
次に、令和2年度予算編成についてでございます。
去る10月17日に、令和2年度予算編成方針を通達し、11月20日に各部局から新年度の予算要求書の提出を受け、現在、
財政課長査定において、各課と議論を重ねているところでございまして、年明けからは
総務部長査定、市長査定を経て、編成を進めてまいります。
なお、議会の皆様には、その途中経過をご報告させていただく予定でございます。
令和2年度予算につきましては、会計年度任用職員制度や消費税率改正の影響を勘案する中、複雑・多様化する行政需要の増加に対応するため、既存事業の効果検証を十分に行いまして、効率化、スリム化、スクラップやICT化をはじめとする働き方改革を推進するとともに、補助金等の積極的な活用など、財源確保にもしっかりと取り組み、選択と集中の理念のもと、50周年を契機とした住みやすさと活力の進化を図る予算編成を進めてまいりたいと考えております。
さて、今月10日には、第50回ほたるのまち守山ハーフマラソンが全国から1,251人の参加のもと、ハーフの部と10㎞の部の2部門で開催されましたところでございます。当日スタート時には雨も上がり、ランナーの皆さんが風光明媚な琵琶湖畔のコースを楽しく駆け抜けていただいたところでございます。
また、同日、市制施行50周年記念プレイベントといたしまして、中洲小学校のメタセコイアの木に、市民の皆様をはじめ県内外、姉妹都市の方々の夢や希望を託したメッセージカードが飾られ、見事ギネス記録に認定をされたところでございます。
いずれも、ご協力いただきました市民や企業の皆様、そして運営に携わっていただきました多くの関係者の皆様方のおかげと、感謝を申し上げるところでございます。
そして、来る22日には、おおむね約600年の歴史を誇っております伝統行事の「もりやまいち」が中山道守山宿一帯で開催されます。今年も守山ふるさと大使の「ファミリーレストラン」による漫才や「守山音頭」に加えまして、様々なイベントで盛り上げていただく予定となっております。なお、この模様はテレビ放映もされるとのことでございますので、議員の皆様もぜひご参加いただきますように、よろしくお願い申し上げます。
また、年明けの1月11日の夜には、守山の誇る無形民俗文化財であります「勝部の火まつり」と「浮気の火まつり」の2つの火まつりがとり行われます。また、12日には消防の出初式、13日には成人式典および成人式祝賀駅伝を予定しております。
このように、年末年始にかけて本市では多くの行事や大会が開催されます。関係者の皆様に改めて敬意を表しますとともに、議員各位、また市民の皆様にも、ご家族そろってお出かけいただきますように、ご案内を申し上げるところでございます。
さて、年が明けますと令和2年となってまいります。令和2年は昭和39年から56年ぶりに再び東京でオリンピック・パラリンピックが開催される年でありますとともに、本市にとって昭和45年の市制施行から50周年という記念すべき節目の年となってまいります。令和2年は議会の皆様はもとより、市民の皆様とともに守山
市の50年先のまちづくりをともに考える年にしてまいりたいと考えております。
令和2年におきましても、議会の皆様と議論を重ね、車の両輪として、市民福祉の向上と市勢の発展にともに取り組む決意でございます。議員の皆様のご理解、ご支援を重ねてお願い申し上げるところでございます。
年の瀬を迎え、何かと気ぜわしい今日この頃でございますが、くれぐれもご自愛を賜りまして、ご健勝にて新年をお迎えいただきますようにご祈念申し上げまして、本定
例月会議の終了にあたりましてのご挨拶とさせていただきます。
本年1年間、本当にありがとうございました。
○議長(
小西孝司) 本定
例月会議および
委員会におきまして、慎重にご審議を賜り、無事終了いたしましたことを心から御礼申し上げます。
これをもって、次回、会議まで休会いたします。
どうもご苦労さまでございました。
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閉会 午前11時12分
守山市議会会議規則第124条の規定により、下記に署名する。
令和元年12月19日
守山市議会議長 小 西 孝 司
署 名 議 員 藤 原 浩 美
署 名 議 員 今 江 恒 夫...