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令和元年第2回定例会(第 4日 9月17日)
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  1. 守山市議会 2019-09-17
    令和元年第2回定例会(第 4日 9月17日)


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    最終取得日: 2022-11-22
    令和元年第2回定例会(第 4日 9月17日)   第2回守山市議会定例会会議録(第4日)   1 議 事 日 程      第1 常任委員会および決算特別委員会審査報告         (認定第1号から認定第10号までおよび議第43号から議第59号ま         で)           質疑、討論、採決      第2 会議案上程(会議第6号)           議員提出、提案説明           質疑、討論、採決      第3 特別委員会審査報告   2 本日の会議に付した事件      第1 常任委員会および決算特別委員会審査報告         (認定第1号から認定第10号までおよび議第43号から議第59号ま         で)             質疑、討論、採決      第2 会議案上程(会議第6号)
                議員提出、提案説明             質疑、討論、採決      第3 特別委員会審査報告   3 出席議員は次のとおりである。      1番  今 江 恒 夫          2番  田 中 尚 仁      3番  西 村 弘 樹          4番  赤 渕 義 誉      5番  福 井 寿美子          6番  渡 邉 邦 男      7番  井 入 秀 一          8番  石 田 清 造      9番  今 井   薫         10番  森 重 重 則     11番  新 野 富美夫         12番  國 枝 敏 孝     13番  山 崎 直 規         14番  小 西 孝 司     15番  小 牧 一 美         16番  奥 野 真 弓     17番  西 村 利 次         18番  筈 井 昌 彦     19番  澁 谷 成 子         20番  高 田 正 司     21番  藤 木   猛   4 欠席議員は次のとおりである。      な   し   5 会議に出席した説明員         市長          宮 本 和 宏         教育長         田 代 弥三平         代表監査委員      馬 場   章       上記の者に委任または嘱託を受けた職員         副市長         川那辺 守 雄         政策監         村 田 朋 弘         事務監         (兼)総合政策部長   今 井   剛         事務監         (兼)健康福祉部理事  高 橋 みちえ         危機管理局長      中 嶋 義 廣         総務部長        福 井   靖         環境生活部長      山 本 哲 雄         健康福祉部長         (兼)こども家庭局長  木 村 勝 之         都市経済部長         (兼)環境生活部理事  中 島   勉         上下水道事業所長         (併)都市経済部理事  小 島 秀 晃         都市活性化局長     飯 島 秀 子         教育部長        旭   正 人         財政課長        稲 田   斉   6 会議に出席した議会事務局職員         局長          西 木   弘         次長          北 脇 嘉 久         書記          松 山   正         書記          中 井 孝 司         書記          藤 本   宏                〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜                     再開 午前9時30分 ○議長(藤木 猛) 皆さん、おはようございます。  ただいま定足数に達しておりますので、令和元年第2回守山市議会定例会を再開いたします。  それでは、日程に入るに先立ちまして、諸般の報告をいたします。  本日、18番筈井昌彦君他8人から、会議第6号が提出されております。よろしくご審議のほどお願いいたします。  以上で諸般の報告を終わります。  これより本日の会議を開きます。              〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜   日程第1 常任委員会および決算特別委員会審査報告(認定第1号から認定第10号までおよび議第43号から                          議第59号まで) ○議長(藤木 猛) 認定第1号から認定第10号までおよび議第43号から議第59号までを一括議題とし、各常任委員長および決算特別委員長から審査結果の報告を求めます。  まず、総務常任委員長の報告を求めます。  総務常任委員長。             〔総務常任委員長 新野富美夫議員 登壇〕 ○総務常任委員長新野富美夫) おはようございます。  ただいま議長のご指名をいただきましたので、総務常任委員会の審査結果をご報告いたします。  本定例会におきまして、当委員会に付託を受けました案件は、議第43号令和元年度守山市一般会計補正予算(第4号)(分割審議)第1条歳入歳出予算の補正のうち歳入全部、歳出、款2総務費、項1のうち目2および目10ならびに項5、第2条債務負担行為の補正、第3条地方債の補正、議第46号成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例案、議第49号地方公務員法第22条の2第1項第2号により採用する会計年度任用職員の給与に関する条例案、議第50号地方公務員法第22条の2第1項第1号により採用する会計年度任用職員の報酬等に関する条例案、議第51号守山市一般職の任期付職員の採用に関する条例の一部を改正する条例案、議第52号長期継続契約を締結することができる契約を定める条例の一部を改正する条例案。以上、予算案件1件、条例案件5件の計6件でありました。  今期定例会休会中の去る9月6日に当委員会を開催し、理事者側より副市長をはじめ関係部課長の出席を求め、詳細な説明を受け、活発な質疑応答を繰り返し、慎重審議の結果、議第43号、議第46号および議第49号から議第52号までは、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、総務常任委員会の審査結果の報告を終わります。 ○議長(藤木 猛) ただいまの総務常任委員長の報告に対する質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤木 猛) ないようでありますので、次に文教福祉常任委員長の報告を求めます。  文教福祉常任委員長。             〔文教福祉常任委員長 澁谷成子議員 登壇〕 ○文教福祉常任委員長(澁谷成子) ただいま議長のご指名をいただきましたので、文教福祉常任委員会の審査結果をご報告いたします。  本定例会におきまして、当委員会に付託を受けました案件は、議第43号令和元年度守山市一般会計補正予算(第4号)(分割審議)第1条歳入歳出予算の補正のうち歳出、款3民生費、款10教育費、第2条債務負担行為の補正、議第44号令和元年度守山市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)、議第45号令和元年度守山市介護保険特別会計補正予算(第1号)、議第47号幼児教育・保育の無償化に伴う関係条例の整備に関する条例案、議第53号守山市放課後児童健全育成事業の設備および運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案、議第59号契約の締結につき議決を求めることについて。以上、予算案件3件、条例案件2件、その他の案件1件の計6件でありました。  今期定例会休会中の去る9月9日に当委員会を開催し、理事者側より副市長、教育長をはじめ関係部課長の出席を求め、詳細な説明を受け、活発な質疑応答を繰り返し、慎重審議の結果、議第43号から議第45号まで、議第47号、議第53号および議第59号は、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、文教福祉常任委員会の審査結果のご報告を終わります。 ○議長(藤木 猛) ただいまの文教福祉常任委員長の報告に対する質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤木 猛) ないようでありますので、次に環境生活都市経済常任委員長の報告を求めます。  環境生活都市経済常任委員長。           〔環境生活都市経済常任委員長 森重重則議員 登壇〕 ○環境生活都市経済常任委員長(森重重則) ただいま議長のご指名をいただきましたので、環境生活都市経済常任委員会の審査結果をご報告いたします。  本定例会におきまして、当委員会に付託を受けました案件は、議第43号令和元年度守山市一般会計補正予算(第4号)(分割審議)第1条歳入歳出予算の補正のうち歳出、款2総務費、項1のうち目14および目16、款6農水産業費、款7商工費、款8土木費、議第48号守山市印鑑条例の一部を改正する条例案、議第54号守山市営住宅の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案、議第55号守山市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例案、議第56号滋賀県市町村交通災害共済組合規約の変更に関する協議につき議決を求めることについて、議第57号滋賀県市町村交通災害共済組合を解散することに関する協議につき議決を求めることについて、議第58号滋賀県市町村交通災害共済組合の解散に伴う財産処分に関する協議につき議決を求めることについて。以上、予算案件1件、条例案件3件、その他の案件3件の計7件でありました。  今期定例会休会中の去る9月10日に当委員会を開催し、理事者側より副市長をはじめ関係部課長の出席を求め、詳細な説明を受け、活発な質疑応答を繰り返し、慎重審議の結果、議第43号、議第48号および議第54号から議第58号までは、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、環境生活都市経済常任委員会の審査結果の報告を終わります。 ○議長(藤木 猛) ただいまの環境生活都市経済常任委員長の報告に対する質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤木 猛) ないようでありますので、次に決算特別委員長の報告を求めます。  決算特別委員長。             〔決算特別委員長 新野富美夫議員 登壇〕 ○決算特別委員長新野富美夫) ただいま議長のご指名をいただきましたので、決算特別委員会の審査結果をご報告いたします。  本定例会におきまして、当委員会に付託を受けました案件は、認定第1号平成30年度守山市一般会計歳入歳出決算の認定について、認定第2号平成30年度守山市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第3号平成30年度守山市土地取得特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第4号平成30年度守山市育英奨学事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第5号平成30年度守山市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第6号平成30年度守山市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第7号平成30年度守山市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第8号平成30年度守山市水道事業会計決算の認定について、認定第9号平成30年度守山市下水道事業会計決算の認定について、認定第10号平成30年度守山市病院事業会計決算の認定について。以上、認定案件10件でありました。  今期定例会休会中の去る9月11日および12日に当委員会を開催し、理事者側より副市長をはじめ関係部課長の出席を求め、詳細な説明を受け、活発な質疑応答を繰り返し、慎重審議の結果、認定第3号、認定第4号および認定第7号から認定第10号までは、いずれも全会一致で原案のとおり認定すべきものと決しました。  また、認定第1号、認定第2号、認定第5号および認定第6号については、賛成多数で原案のとおり認定すべきものと決しました。  以上、決算特別委員会の審査結果の報告を終わります。 ○議長(藤木 猛) ただいまの決算特別委員長の報告に対する質疑はありませんか。
                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤木 猛) ないようでありますので、各常任委員長および決算特別委員長の審査結果の報告および報告に対する質疑を終結いたします。  これより討論を行います。  発言通告書が提出されております。15番小牧一美さん、9番今井薫君、14番小西孝司君、13番山崎直規君、17番西村利次君、12番國枝敏孝君の順位により順次発言を許可します。  15番小牧一美さん。                〔15番 小牧一美議員 登壇〕 ○15番(小牧一美) それでは私は、認定第1号、認定第2号、認定第5号、認定第6号、議第49号、議第50号及び議第51号について、反対の立場から討論を行います。  まず、認定第1号平成30年度守山市一般会計歳入歳出決算の認定について申し上げます。  平成30年度一般会計予算は、当初予算253億円で始まり9回の補正、23億2,997万8,000円を増額し、前年度からの繰越明許など27億210万5,000円を加えると、全体の予算額は303億3,208万3,000円という300億円を超える大型予算でした。  決算額は歳入総額293億749万8,000円、歳出280億2,562万2,000円、歳入歳出12億8,187万6,000円で、実質収支は8億9,340万7,000円の黒字決算となりました。今後の財政見通しは財政不足と言いながら、宮本市政になってからの予算は積極予算を更新し続けて、きらびやかな公共施設と新規事業が次々と展開されるというのが守山市政の特徴になっております。  中学校給食が実現することになり、保護者の皆さんから大歓迎の声が寄せられて、センター方式ではなく自校方式をと決断された市長の英断は高く評価をいたします。全ての市民に責任を持つ地方自治体の責務という立場から、どのような家庭に育った子どもにもおいしい昼食、給食を提供する学校給食を実施されたことはとても意味のあることです。  しかし、その一方で、市長の掲げる「住みやすさと活力」の住みやすさという点においては、近隣市が努力をし続けている間に、守山市は残念ながら遅れをとっている、これが実態です。子どもの医療費助成、全国では86%の自治体で義務教育期間は無料になっているのに、守山市は依然、小学校入学前まで。コミュニティバスの運行も県内13市で守山市だけが実施ができておりません。人口急増に伴い減らない待機児童、学校のマンモス化、義務教育、子育て環境施設の遅れ、暮らしを支える施策の遅れを直視して、税金の使い方の優先順位を検証すべきだと思っております。  では、それぞれ以下、歳入歳出について、決算委員会で出された意見も踏まえて申し上げます。  歳入は対前年度比16億9,597万1,000円の増、293億円でした。そのうち市税は129億2,991万7,000円で対前年度比2億9,477万円、2.3%の増。個人市民税では、納税義務者数や個人所得の増、法人市民税は一部企業の堅調な業績により増収となったということでした。  駅前にマンションが立ち並び、地区計画で農地が宅地開発され、人口が増え続けるさまは、納税義務者の増加という喜ぶべき側面と同時に、共働き世帯と核家族の転入により、子どもを保育園に預けて共働きの世帯の増加で待機児童が一向に減らない事態を生じさせています。マイカー通勤の増加で市内主要道路の朝夕の混雑は激しくなるばかりです。駅東口の公営自転車駐輪場も、更新手続に長蛇の列という事態。自転車活用のまちづくりという割に駅前駐輪場整備は手つかずです。人口増加に附随する対策が追いついていないという実態は、早急に解決すべき課題と言えるのではないでしょうか。  法人市民税の堅調な伸びについて、日本経済は全体として停滞している状況の中においては、我が町の企業は業績を伸ばしていることは喜ばしいことですが、一方で、中小企業も含めて市内企業、商業全体の市内の産業がどのような実態にあるのか、しっかりと把握をすべきです。  企業訪問では、中小企業にも聞き取りを行っているということでしたが、この10月から予定されている消費税増税の影響も含めて、市内産業全体の発展という視点において、経営の下支えが必要なのではないでしょうか。  次に、歳出のあり方、守山市の施策について申し上げます。  決算委員会で議論が多かった人事管理について、とりわけ人事評価のあり方はどうかという点です。人が人を評価する時、その評価の妥当か否かは難しい。やる気、意欲をなくしてしまっては良い仕事はできません。ノー残業デーイクボス宣言など聞こえの良い働き方改革では、自ら課題として挙げられているように、十分な成果を上げるまでには至っておりません。  時間外勤務の上限時間を明記する条例改正を行ったり、効率的かつ効果的行政経営、管理職のマネジメント力向上に努めたりしても、その効果はどうなのか懸念をしております。今、盛んに言われる働き方改革ですが、仕事は増え続ける一方なのに、働く時間だけを減らせといってもできるはずがありません。  事業のスクラップ・アンド・ビルドと言いながら、この間、事業が増え続けている総合政策部、自らが行政改革を推進すべきなのに、最も事業が増え続けているのが総合政策部です。「つなぐ」守山推進事業、市制施行50周年記念事業、広報・公聴事業、道の駅整備検討、自転車を軸とした観光振興、自転車購入補助金事業、まるごと活性化推進事業など、宮本市長が就任してからの新規事業です。どの事業もやったら良い事業ばかりかもしれません。しかし、限られた予算の中で限られた職員によって進める施策は、何よりも事業推進の優先順位は、市民の暮らしの実感からの願いをどう解決し実現するか、この視点が大事なのではないでしょうか。  その視点から見ると、自転車を中心とした施策について、確かに自転車は環境にも健康にも良い移動手段ではあるけれども、なぜ自転車にばかり購入補助を公費で投入するのか、自転車愛好家の事務局をなぜ市役所がいつまでも担うのか、なぜサイクリストのための道の駅の調査のために1,100万円も使うのかなど疑問が出されております。他の自治体にはない施策で守山市が注目されることはあっても、そのために支出してきたこの間の税金の費用対効果は、もっと厳しく検証が必要です。  地方創生交付金が湖岸地域の活性化につながったとはいえ、当初狙ったインバウンドは全く的が外れ、漁船タクシーなど利用料は、3年前3万7,800円だったのが平成30年度は5万4,000円です。利用客の減少が顕著となっても、いまだに継続とのことでした。事業を立ち上げたら終息することができない。スクラップ・アンド・ビルドではなくビルドばかり年々加速していると言えるのではないでしょうか。  守山市の南部に駅があり、中心市街地が南部地域に集中していることから、北部地域の方々から以前から要望されているのは、公共交通の充実です。民間バス事業者が撤退するおそれを理由に、いまだにコミバスに消極的な守山市ですが、バス事業者と共存する道、お互いを補完し合う手法を研究することが求められています。バス運行の運賃と本数が改善されれば利用客数ももっと増加するのではないでしょうか。そうして自家用車の通勤・通学が減少すれば、道路の渋滞や駅ロータリーの混雑も解消されるはずです。高齢者の運転免許返納を推進している時、なおさらコミバス運行に向けて動き出すことが求められています。  環境センター付帯施設には待望の温水市民プールができます。健康づくりにプールを楽しみにしている人にとっても、コミバスで気軽に環境センター付帯施設に通うことができる交通手段の確保もまた、地方自治体の努力すべき住民福祉サービスです。前向きな検討が求められます。  中心市街地活性化とまるごと活性化、いわゆる「中活」と「まる活」、「なぜ駅前にばかり税金をつぎ込むのか」の批判に応え、全ての学区にも学区ごとの活性化予算をつけていくとして始まったまるごと活性化、あったら良いけれども、それが今どうしても必要なのか、活用の熟慮のないまま、まる活のお墨つきを受け、ハード整備はしたものの活用できない施設が生じております。しかも事業の実施期間が終了しても、まだ継続をしています。  この間、自治会への依存度が高まり、「行政の下請ではない」という声も聞かれる。担い手を育てるために、今度は人づくりを進めるということですが、自治会活動は強制されるものではありません。あくまでも自主的・自覚的な組織が自治会です。だからこそ自治会への負担が少なくなるよう、過度の事業委任は避けるべきことを申し添えたいと思っています。  次に、公共施設と管理のあり方について、決算委員会で意見が多く出されました。  この間、新しく建設された守山中学校、市立図書館、庁舎や駅前案内所など、公共施設の維持管理について、清掃委託とは別に、施設の保守・点検も含めたメンテナンスがしっかりされるように仕様書に盛り込んでいくべきです。すてきなデザインの施設が建設され、評判が良いという評価の一方で、きちんとメンテナンスをしなければ、不具合が起きた時の修理費用は莫大になるでしょう。  だから、市民の税金で整備する施設はできるだけシンプルで使い勝手の良いものにする。これは公共施設整備の大原則です。しかし、今度の市役所庁舎公募型プロポーザルで提案されたものは、どれも派手なデザインの提案ばかりでした。メンテナンス、維持管理、修理のための費用が、後年度に負担を押しつけることになりはしないか本当に心配です。  施設整備にあたって国からの補助金を積極的に活用し、市の持ち出しをなるべく少なくしていることは市長の手腕かもしれません。図書館建設において国補助金によって整備された市民交流ゾーン、ここで催しがあると図書館の駐車場は満車です。道路が渋滞することまで起こる始末。本来の図書館を利用したい人たちが駐車できない事態となっています。市役所庁舎も同様のことが起こらないか心配をいたします。  守山中学校はスーパーエコスクールとして国の補助金を活用していますが、クールトレンチが果たしてどのように効果を発揮しているのか検証はなされていません。国庫補助は魅力的ではあるけれども、そのために整備した施設によって思いがけない不便さや余計な仕事が増えているのがこの間の実態です。このことをしっかりと認識し、公共施設の整備は国の補助金を必要以上に活用するといった背伸びをすることなく、市役所は市役所としての、図書館は図書館としての、学校は学校としての機能性を最も重視したものにすべきということを指摘したいと思います。  環境センターの更新も国補助金を活用すべく、ごみ発電をしていく方針です。トレイ類だけでなく廃プラスチックまでも焼却し、小規模焼却炉としては全国でも珍しい発電をする方針。地球全体がこんなに異常気象に見舞われて、昨日、関東地方を襲った台風15号の被害は、今でも停電が12万戸と言われ、日を追うごとに深刻さを増しています。ごみはできるだけ燃やさずに減量する。特にプラスチックごみをどう減量するかは世界的な課題です。  そんなさなかに、これまで努力を続けていた分別収集をやめようとしている守山市、金属の混じったプラスチック製品は、その他の破砕ごみとして収集するので有害物質は出ないとの説明でしたが、電池などを含む金属付プラスチック類が燃やすごみの中に入っていたとしても、そのことに気づかないまま焼却をされてしまうことになりかねません。水銀など有害物質が検出されるリスクは格段に大きくなります。  国補助金の活用は、確かに市の財政負担を軽減させることになっているとはいえ、過度に国庫補助金に依存することが、人口8万人余の守山市がつい背伸びをする状態で事業を進める結果になっていることを指摘をさせていただきます。  お金のかけ方の優先順位という点で、市民が長年要望している子どもの医療費の無料化の拡充は、もう待ったなしです。今議会で小学校3年生までの拡充をようやく表明されましたが、小学校6年生まで拡充するのに1億4,000万円程度、中学3年生まで拡充するのに2億円弱の経費が必要とのことでした。300億円の予算規模の守山市で、113億円もの基金も持つ守山市で、せめて1.5億円程度の予算を子どもたちのために支出できないんでしょうか。市民の暮らしにかかわる切実な願いを、特に子育て支援、子どもの命や健康にかかわる施策は優先的に推進されることが求められます。  最後に、地方自治体の役割は、全ての市民の暮らし、福祉の向上です。景気が低迷しているのに10月から消費税増税を強行しようとする安倍自公政権、市民生活は決して緩やかな景気回復など実感はできておりません。  後ほど述べますが、市民全世帯の約3割は国保の加入者です。そのうち所得200万円以下の世帯は77.8%、かつ9割の世帯は総所得が300万円以下です。後期高齢者医療制度の加入者8,500人のうち年金天引きでなく普通徴収の方は約1,500人、年金が年18万円未満、月にすると1万5,000円程度の年金額の方々です。市民の暮らしの実態は、毎日が精いっぱいという暮らしをしている方たちもいることに、しっかりと目を向けるべきです。派手な建物やロードバイクなどとは縁遠い住民もたくさんいることにしっかりと向き合って心を寄せていただきたい。  市民の税金の使い方は、暮らしや福祉を充実することを優先し、文字どおり全ての市民が安心して守山市に住んで良かったことが実感できるよう、市政運営を行われることを求め、平成30年度守山市一般会計決算の認定に反対をいたします。  次に、認定第2号平成30年度守山市国民健康保険特別会計決算の認定について、申し上げます。  国民皆保険制度の要である国民健康保険制度は、どの自治体も構造的な危機を抱えています。その危機を打開するために、県が国保財政の責任を負う都道府県単位化が平成30年度から実施されました。本会計決算はその初年度です。  守山市の状況を見てみると、平成30年度、滋賀県が算定した標準保険料は1人当たり13万3,403円、現行が12万3,892円でしたから県の算定どおり国保税を決めれば9,511円の負担増となるところでした。守山市は国民健康保険の保険者として努力をし、平成30年度は保有する基金4億円のうち9,000万円を繰り入れて、ほぼ現行どおりの保険税となりました。国保加入者のことを考えて対応されたその努力は評価をされますが、いつまでもこうした対応を続けられる保証はありません。  平成30年度末の国保基金残高は、5億4,832万5,000円です。この基金を投入し、県が示した標準保険料と国保税との差額を埋めるやり方だけでは、いずれ基金が底をつき、国保税引き上げとならざるを得なくなります。国保の都道府県単位化は国保の構造的危機を打開するどころか、国の責任を回避し、国保加入者に負担を押しつける仕組みづくりに他ならないことは初年度を見ても明らかです。  国保の構造的打開の道は、何よりも国が責任を持って国民の命と暮らしを守るということです。全国知事会も要望しているように、1兆円規模の国費を投入することです。特に他の医療保険制度にない均等割、これが高い国保税の要因の1つになっています。守山市の場合であれば1人当たり3万4,600円の負担です。  特に子育て世帯の国保加入者にとっては大きな負担です。子どもは収入がないのに1人当たりで加算されれば負担が大きくなるのは当然です。ですから今、全国では子育て世帯の均等割軽減をする自治体が増えています。基本的に国が1兆円規模の国費を投入すれば、この均等割はなくすことができますが、同時に保険者の市としても、全国の自治体が努力をしているように、子育て世帯に対する均等割の負担軽減を求めたいと思います。  決算書で明らかなように、平成29年度には歳入で計上されていた国庫支出金は平成30年度ではゼロでした。国庫支出金は県支出金の中に含まれて見えなくなりました。かつて医療費全体の45%だった国の負担が1984年の国保法の改悪で給付費の50%に削減して以来、国は国保への負担割合を減らし続けてきております。国は平成30年度から3,400億円の国費を国保に投入していると言いますが、これでは足りないことが明らかです。国保の都道府県単位化によって見えにくくなった国の財政支援はますます減らされていくことは明らかです。  保険証があれば安心して医療にかかれる世界に誇れる国民健康保険制度として、国がしっかり国民の命と健康を守る責任を果たすことが求められます。また、自治体としても保険者として誰もが払える国保税にするために、最大の努力がなされることを求め、認定第2号平成30年度守山市国民健康保険特別会計決算の認定に反対をいたします。  次に、認定第5号平成30年度守山市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、申し上げます。  平成30年4月から、守山市第7期の介護保険事業計画がスタートし、要支援1・2にかわる総合事業が本格実施されました。保険料は第6期計画の基準月額5,500円から5,900円と7.3%の引き上げとなりました。介護保険制度の発足時と比べると保険料はもう2.2倍になっております。  使えば使うほど保険料にはね返る。しかも、いざ介護が必要になった時に、チェックリストで安上がりなサービスに誘導されたり、また利用料2割負担となったため、ますます使いたくても利用を手控える事態も生じています。給付費は執行率97%でありますが、年度途中に1億2,000万円の減額補正をしてもなお、1億5,600万円の不用額が出ているように、使いたくても利用料が負担になり、使うのをためらっている人もいらっしゃることを認識すべきです。  利用限度額におけるサービスの利用割合は、要介護1で42%、要介護5で60%です。要介護3以上に限定された特別養護老人ホームの入所待機者は227人もおられます。  守山市は他市に先行して試行してきた総合事業、これまで要支援1・2だった方を地域の介護予防教室などに置きかえて介護保険制度の枠外の支援に切り替えようとするものです。この事業を行うに当たり養成しようとした生活支援サポーター、養成講座修了者は52名だったとのことですが、就労された方は4人だけだったとのことでした。  専門的資格を持つヘルパーのかわりを、安上がりな支援に置きかえようということ、そのものの発想が間違っています。言葉かけ1つ、支援の仕方1つ、ヘルパーさんのサポートを継続して受けることで身体機能も意欲も改善される。そのために毎月、介護保険料を支払っております。いよいよ介護保険を利用しようとすれば、チェックリストで総合事業に回されて、結局、通所をやめてしまったり、不本意に卒所を強いられたりして、かえって機能が後退したなどというのでは、介護保険制度の意味をなくしてしまっていると言われかねません。  しかも、介護職員の人材不足解消策も不十分です。政府は介護離職ゼロを掲げながら、国は低い職員配置基準と国庫負担を引き上げようとしません。介護離職者や介護難民が拡大し、経営が立ち行かなくなる事業も既に全国で出ています。  少子高齢化を国難と言ってはばからない安倍首相、少子化は自然現象ではありません。自らの政治が招いた国の存亡の危機です。そして、長寿を喜べない日本の政治のありさまも、また余りにも不幸です。福祉をどんどん後退し続ける日本の未来に展望はありません。  福祉の財源といえば消費税というのではなく、大もうけをしている一握りの大資産家や大企業に社会的責任を果たしていただき、税負担比率を上げること、アメリカの言いなりに兵器や武器の爆買いをやめることなどをすれば、消費税の増税なしに社会保障の財源は生み出せます。  いつまでも国民の暮らしを壊し続ける政治をやめない限り、国全体の景気の回復もあり得ません。高齢者に最後まで尊厳のある生き方をしていただけるような、介護保険制度を国が責任を持って構築することを求め、平成30年度守山市介護保険特別会計決算の認定に反対をいたします。  次に、認定第6号平成30年度守山市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について、申し上げます。  後期高齢者医療制度は、2008年4月、自民・公明政権が医療構造改革の柱として導入をされました。75歳以上の方は、それまで加入していた健保や国保など公的医療保険を強制的に脱退され、別枠の医療保険制度に囲い込まれました。年齢で区別・差別する世界でも異例の高齢者いじめの医療の仕組。年金はどんどん減らされる一方なのに75歳以上の人口と医療費が増えれば増えるほど保険料は引き上げられる弱い者いじめの医療制度と言えるのではないでしょうか。  これまで全体の7割近くは軽減対象でしたが、その軽減が段階的見直しとなり、守山市でも9割軽減が7割軽減になる方は1,200人とのことでした。全国で865万人の保険料が引き上げられたことになります。次第に払えない人も増えるでしょう。守山市民75歳以上の約8,500人のうち普通徴収の方が1,500人もおられるとのこと、少ない年金の中から一生懸命保険料を払っている実態が伺えます。市内での滞納者は58人、しかも資格証明書の方は5人とのことでした。驚くべきことです。  75歳を超えてもなお、保険料を払い続け、滞納すればペナルティー、以前の老人保健制度にはなかった仕打ちです。年金の引き下げや年金の課税強化をはじめ高齢者の可処分所得が低迷しているもとで、後期高齢者医療保険料の負担増は高齢者の生活を圧迫しています。後期高齢者医療制度について、十分定着しているなどと言いますが、とんでもありません。問題だらけの差別的な制度は速やかに廃止し、以前の老人保健制度に戻すべきです。  以上の理由により、後期高齢者医療制度の決算に反対をいたします。  最後に、議第49号地方公務員法第22条の2第1項第2号により採用する会計年度任用職員の給与に関する条例案、議第50号地方公務員法第22条の2第1項第1号により採用する会計年度任用職員の報酬等に関する条例案、ならびに議第51号守山市一般職の任期付職員の採用に関する条例の一部を改正する条例案について、一括して討論をいたします。  これらの3つの条例案ならびに条例改正案は、地方公務員法および地方自治法の一部を改正する法律が施行されたことに伴い、守山市でも来年4月から会計年度任用職員制度を導入しようとするもので、そのために必要な条例を制定または改定しようとするものです。  国会で成立した地方公務員法の改正には、このような附帯決議が上げられております。「人材確保及び雇用の安定を図る観点から、公務の運営は任期の定めのない常勤職員を中心にしていることに鑑み、会計年度任用職員についても、その趣旨に沿った任用のあり方の検討を引き続き行うこと」という附帯決議です。  あくまでも「公務の運営は任期の定めのない常勤職員を中心としていること」というのが大原則。そのもとに制度を設計すべきであって、会計年度任用職員制度の導入がこれまで脱法的に行われてきた正規から非常勤職員への置きかえを合法化することがあってはなりません。  今、守山市の職員の半数以上が臨時・嘱託の非正規職員です。増え続ける公務事務事業に対応するため、臨時職で正規職員の仕事をカバーし、専門職を嘱託職員に委ねる形で守山市民に対する住民サービスを提供しているのが実態です。本来は専門職を正規職員として雇用し、専門的立場で政策立案することが守山市政の向上につながるし、また1年とか半年とかで臨時職が次々かわるという勤務状況を抜本的に改善することが求められています。  会計年度任用職員は、1年間を期限とする会計年度単位です。毎年、更新されるといっても、いつでも雇い止めが可能な有期雇用の非正規職員であることにかわりはありません。正規と非正規職員の待遇格差は厳然と残されたまま、一方で正規職員並みに義務や処罰が厳しく適用されることになります。これでは基幹的・恒常的業務にも使い勝手の良い安上がりな労働力が自治体職場に拡大・固定化されてきた現状を何ら変えることにはつながりません。  本来、非正規職員の処遇改善として求められるのは、本格的・恒常的業務を担う非正規職員の正規化や均等待遇を図ることですが、こうした願いに応える制度にはなっておりません。  このような理由により、会計年度任用職員制度導入にかかわる条例案ならびに条例改正案に反対をするものです。 ○議長(藤木 猛) 9番今井薫君。                〔9番 今井 薫議員 登壇〕 ○9番(今井 薫) 議長のお許しをいただきましたので、私は、認定第1号平成30年度守山市一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場から討論をさせていただきます。  まず、平成30年度は、最重要課題であります環境センターの更新にかかわる事業者決定、また令和3年から中学校への自校方式による給食の導入決定、さらには庁舎の建替にかかわる基本設計の策定等、今後の本市の将来における礎を示した年であったと考えております。  こうした中、国の補正予算を活用した守山南中学校の大規模改造事業の継続推進や新図書館の開館、待機児童の解消に向けた対応策の実施、保育士確保に向けた取組、さらには相談員の拡充における学校運営体制の強化、そういった中、大庄屋諏訪家屋敷や伊勢遺跡の保存・整備等、様々な課題解決を積極的に進められた結果、歳出総額においては208億2,000万円余と平成29年度より13億5,000万円余の増加となっておりますが、「住みやすさ日本一が実感できる守山」の実現を目指して、前向きに努力されたことと受け止めております。  加えて財政面では、庁舎整備や中学校給食施設等の大規模な公共施設の整備に備え、計画的に公共施設整備基金に3億3,000万円余の積み立てを行い、実質収支は8億9,300万円余の黒字決算であったこと、また、健全化判断比率においても早期健全化基準を大きく下回り、健全な財政運営を遵守した取組が進められたと推測していることから、高く評価するものでございます。  現在は、全国的にも少ないといいますか、急な人口増加に伴い個人市民税が、また好調な企業業績により固定資産税や法人市民税が増加する等、市税が増加していることは喜ばしいことであるものの、今後の本市の財政状況を推測いたしますと、社会保険関係経費である扶助費が年々増加していることや、また環境整備の更新、中学校給食、さらには庁舎整備といった大型事業に公債費が大幅に増加する見込みであることなど、義務的経費の増加が財政状況を厳しくさせていることと憂慮するところであります。  今後においては、当面続く人口増加に対応しながら、将来的には確実に訪れます人口減少を見据え、財政改革プログラムを遵守する中、市税の確保や積極的に特定財源の確保に取り組むとともに、保有しております基金を慎重かつ有効的に活用することで、将来においても自立した財政運営を継続しつつ、住みやすさ日本一の実現に向け、取り組まれるように期待いたしまして、認定第1号平成30年度守山市一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成討論といたします。 ○議長(藤木 猛) 14番小西孝司君。                〔14番 小西孝司議員 登壇〕 ○14番(小西孝司) 議長のお許しをいただきましたので、私は、認定第2号平成30年度守山市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場から討論いたします。  平成30年度における国民健康保険の財政運営は、被保険者数や入院件数の減少などにより、保険給付費が対前年比2.3%の減となったこと、また、平成29年度から平成30年度への繰越金が多かったことなどにより黒字決算となりました。しかしながら、国民健康保険の加入者の多くは所得水準が低く、年齢構成が高いなど構造上の問題があり、財政基盤は不安定な状況にあります。  このような中、保険事業においては特定健診の受診率向上対策として、過去の健診受診歴や通院歴などを人工知能により分析し、受診行動に合わせた個別勧奨により受診率の向上に努められました。その結果、受診率は42.3%と前年度比4.3ポイントの上昇となりました。  その他、国保税徴収においても、関係課と連携した納付指導や口座振替の推進などのより一層の収納率向上に取り組まれ、その結果、現年度分は94.83%、滞納分においては22.74%と、それぞれ0.04ポイント、また2.2ポイントの上昇となりました。  今後においてもますます少子高齢化が進み、国保を取り巻く環境は引き続き厳しい状況でありますが、保険事業を中心とした医療費適正化対策の展開を推進していくこととのことであります。  以上のことを踏まえ、平成30年度から始まった国保広域化による財政基盤の安定により、誰もが安心して医療が受けられる制度として、持続可能なものとなることをお願いし、認定第2号に賛成するものです。  以上、賛成の討論といたします。 ○議長(藤木 猛) 13番山崎直規君。                〔13番 山崎直規議員 登壇〕 ○13番(山崎直規) ただいま議長のお許しをいただきましたので、私は認定第5号平成30年度守山市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場から討論をさせていただきます。  全国的に高齢化が進展する中、本市におきましても高齢化率は年々上昇し、令和元年9月1日現在、高齢化率は21.69%と全国や県と比較すると低いものの、超高齢化社会に突入をしています。  そのような中、守山市は、守山いきいきプラン2018(第7期高齢者福祉計画、介護保険事業計画)を策定され、2025年において団塊の世代が後期高齢者となることを見据え、高齢者が住み慣れた地域で自分らしい暮らしを送り続けることができるよう、地域包括ケアシステムの進化に取り組むこととされています。  平成30年度はその初年度となっており、介護保険特別会計においては高齢者の増加に伴い、要介護認定者等も増加したものの、計画値に比べ要介護1までの軽度者の割合が多かったことなどから、給付金の伸びは0.7%、2,900万円余の微増となり、歳出総額は49億8,000万円余となったとの説明がありました。  一方、歳入においては、第1号被保険者の増加から保険料収入が1億2,300万円余増加し、総額13億6,000万円余となっております。国・県ならびに市の負担金を合わせた歳入総額から歳出総額を差し引いた実質収支では、1億2,800万円余の黒字となり、適正な執行を認めたところであります。  今後、2040年には団塊ジュニア世代が高齢者となることなど、ますます高齢者の増加が見込まれる中、要介護状態の軽減などを図れるよう、早期からの介護予防の取組の重要性を啓発し、介護予防に取り組むきっかけづくりのアプローチを強化していくとともに、地域で実施されている生きがいづくりの活動や自主的な介護予防の活動の支援、認知症対策の充実などの取組を進めることにより、地域共生社会、我が事丸ごとの実現に向け、地域包括ケアシステムのさらなる推進につなげていただきたいと思います。  また、必要な時に必要なサービスが利用できるよう、引き続き健全な運営に努めることをお願いして、認定第5号平成30年度守山市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成をいたします。 ○議長(藤木 猛) 17番西村利次君。                〔17番 西村利次議員 登壇〕 ○17番(西村利次) 議長のお許しをいただきましたので、私は認定第6号平成30年度守山市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場から討論いたします。  さて、後期高齢者医療制度は、平成20年4月の施行から11年を迎え、高齢者の日々の暮らしの安心を支えるために、今やなくてはならない制度として広く市民に認知されて定着しております。近年、急速な高齢化の進展による被保険者数の増加と、それに伴う医療費の増大は国民的な課題でありますが、そのような状況の中、制度を適切かつ安定して運営することは、保険者である後期高齢者医療広域連合とこれを構成する市町の重要な責務でございます。
     このような状況のもと、本市においては広域連合と被保険者を結ぶ窓口として、各市の手続の周知や制度改正にかかわる広報活動などにより、被保険者の理解を深めるとともに、積極的な徴収活動により99.7%という高い保険料収納率の達成により制度の安定化に努められました。  一方、広域連合においては、高齢者の健診審査や歯科健康診査などの保健事業の実施、また、重複・頻回受診者訪問指導事業やジェネリック医薬品の推奨などによる医療費適正化事業を展開される中、市においても健康診査の受諾など、医療費の抑制と被保険者の健康寿命の延伸に取り組まれているところであります。  今後とも市民の暮らしの安心を支えるために、財源の確保や医療費の抑制による制度の安定運営に努められるだけでなく、元気で健康な高齢者を増やし、さらなる市民生活の質の向上の実現に努められることを期待いたしまして、認定第6号についての賛成の討論といたします。 ○議長(藤木 猛) 12番國枝敏孝君。                〔12番 國枝敏孝議員 登壇〕 ○12番(國枝敏孝) 私は、議第49号地方公務員法第22条の2第1項第2号により採用する会計年度任用職員の給与に関する条例案、および議第50号地方公務員法第22条の2第1項第1号により採用する会計年度任用職員の報酬等に関する条例案、ならびに議第51号守山市一般職の任期付職員の採用に関する条例の一部を改正する条例案につきまして、賛成の立場から討論を行いたいと思います。  このことにつきましては、地方公共団体における行政需要の多様化に対応し、公務の能率的かつ適正な運営を推進することを目的にして、地方公務員法および地方自治法の一部が改正されたものであります。適正な特別職の任用ならびに臨時的任用を確保するため、一般職である会計年度任用職員の制度を導入して、当該職員に関する給与、報酬、その他の給付に関して必要な事項を条例で制定しようとするものであります。  近年、地方公共団体の非常勤職員が、地方行政の重要な担い手になっているというのが現状ですけれども、その反面、非常勤職員の採用が曖昧な点、あるいは正規職員と非正規職員の間に給与、手当の有無などの差がある点などが課題でありました。また、業務内容や責任の重さにおいて、正規と非正規との差が縮まっているという職もあります。  こうしたことから、今般、会計年度任用職員を導入することで、任用根拠の明確化、また地方自治法によりこれまで支給できなかった手当等をその方たちに支給できるようにしようとするものであります。このことでフルタイムの会計年度任用職員には正規と同様の諸手当の支給が可能となりますし、また、一定時間以上で勤務するパートの会計年度任用職員にも期末手当等が支給できるようになりました。  一方で、新たな手当等の支給によって、人件費の負担が大きくなることが懸念されますけれども、職場環境を整えて、非正規職員の一人一人の処遇改善に向けた関係法令の改正であることから、その趣旨は私は大いに賛同するものであります。  今回の条例制定によって、会計年度任用職員の導入の趣旨でもある非常勤職員の雇用の安定と処遇の改善が図られて、さらに市民への安定的なサービスの提供が可能となるものというふうに期待をしています。  また、守山市一般職の任期付職員の採用に関する条例の一部改正については、会計年度任用職員は主任級ということに限定されている任用となるために、会計年度任用職員で補完できない場合に任期付職員を採用しようというものです。新たな業務や充実した市民サービスの提供を行っていくための改正と私は理解をしています。  なお、会計年度任用職員の制度運用については、今後、職員組合等、庁内で十分に協議を重ねて、正規職員、そしてまた今回の対象となる非正規職員に丁寧な説明が行われる中で、働く側の立場に十分配慮された制度運用となるよう取り組まれることを申し添えまして、議第49号、議第50号ならびに議第51号についての賛成の討論といたします。 ○議長(藤木 猛) これをもって討論を終結いたします。  それでは、ただいま議題となっております各議案について採決をいたします。  まず、認定第1号について起立により採決いたします。  本件に対する決算特別委員長の報告は「認定」であります。  本件は、原案のとおり認定することに賛成の皆さんの起立を求めます。                    〔起立多数〕 ○議長(藤木 猛) ご着席ください。  起立多数であります。  よって、本件は認定することに決しました。  次に、認定第2号について起立により採決いたします。  本件に対する決算特別委員長の報告は「認定」であります。  本件は、原案のとおり認定することに賛成の皆さんの起立を求めます。                    〔起立多数〕 ○議長(藤木 猛) ご着席ください。  起立多数であります。  よって、本件は認定することに決しました。  次に、認定第5号について起立により採決いたします。  本件に対する決算特別委員長の報告は「認定」であります。  本件は、原案のとおり認定することに賛成の皆さんの起立を求めます。                    〔起立多数〕 ○議長(藤木 猛) ご着席ください。  起立多数であります。  よって、本件は認定することに決しました。  次に、認定第6号について起立により採決いたします。  本件に対する決算特別委員長の報告は「認定」であります。  本件は、原案のとおり認定することに賛成の皆さんの起立を求めます。                    〔起立多数〕 ○議長(藤木 猛) ご着席願います。  起立多数であります。  よって、本件は認定することに決しました。  次に、議第49号について起立により採決いたします。  本件に対する総務常任委員長の報告は「可決」であります。  本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。                    〔起立多数〕 ○議長(藤木 猛) ご着席ください。  起立多数であります。  よって、議第49号は総務常任委員長の報告のとおり決しました。  次に、議第50号について起立により採決いたします。  本件に対する総務常任委員長の報告は「可決」であります。  本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。                    〔起立多数〕 ○議長(藤木 猛) ご着席ください。  起立多数であります。  よって、議第50号は総務常任委員長の報告のとおり決しました。  次に、議第51号について起立により採決いたします。  本件に対する総務常任委員長の報告は「可決」であります。  本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。                    〔起立多数〕 ○議長(藤木 猛) ご着席ください。  起立多数であります。  よって、議第51号は総務常任委員長の報告のとおり決しました。  次に、認定第3号、認定第4号、認定第7号から認定第10号まで、議第43号から議第48号まで、および議第52号から議第59号までについて、一括採決いたします。  本件に対する決算特別委員長および各常任委員長の報告は「認定」または「可決」であります。  本件は、決算特別委員長および各常任委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤木 猛) ご異議なしと認めます。  よって、認定第3号、認定第4号、認定第7号から認定第10号まで、議第43号から議第48号まで、および議第52号から議第59号までについて、決算特別委員長および各常任委員長の報告のとおり決しました。              〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜   日程第2 会議案上程(会議第6号) ○議長(藤木 猛) 日程第2、会議第6号を議題といたします。  事務局長をして議件を朗読いたさせます。  事務局長。 ○議会事務局長(西木 弘) 朗読いたします。  会議第6号守山市議会議員定数条例および守山市議会委員会条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例案。  以上。 ○議長(藤木 猛) 会議第6号について、提出者から提案理由の説明を求めます。  18番筈井昌彦君。                〔18番 筈井昌彦議員 登壇〕 ○18番(筈井昌彦) ただいま議長のご指名を賜りましたので、私は会議第6号守山市議会議員定数条例および守山市議会委員会条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例案について、提案者として提案理由の説明をさせていただきます。  提出者は、守山市議会議員、筈井昌彦でございます。賛成者といたしましては、守山市議会議員、高田正司、同じく守山市議会議員、國枝敏孝、守山市議会議員、澁谷成子、守山市議会議員、小牧一美、守山市議会議員、石田清造、守山市議会議員、井入秀一、守山市議会議員、赤渕義誉、守山市議会議員、新野富美夫、以上の各氏の賛成をいただいております。  提案理由でございますけれども、本市議会の議会改革検討項目として、議員定数を次期改選時、令和元年10月から現行の22人から2人削減し、20人とするとともに、併せて常任委員会および議会運営委員会の定数を8人以下から7人以下に改める条例案が平成29年9月定例会において可決されました。  しかしながら、議会改革特別委員会において、常任委員会の定数について、7人以下に減少することにより、十分な予算審議が行えないのではないかとの意見が出されました。こうしたことから、本特別委員会において、常任委員会の重複所属の是非について検討を重ね、令和元年8月に常任委員会の重複所属実施についての協議が整ったところでございます。  以上のことから、常任委員会の重複所属実施にあたり、正副議長、監査委員、常任・特別委員長および議会運営委員長を除く10人が2つの常任委員会に重複所属することを可能とし、各常任委員会の定数をそれぞれ10人以内とする守山市議会議員定数条例および守山市議会委員会条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例改正を行う会議案を提出するものであります。  以上、議員各位の賛同を賜りますことをお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(藤木 猛) 暫時休憩いたします。              〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜                   休憩 午前10時45分                   再開 午前11時00分              〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(藤木 猛) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいま議題となっております会議第6号に対する質疑を行います。  質疑はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤木 猛) ないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております会議第6号については、守山市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(藤木 猛) ご異議なしと認めます。  よって、会議第6号については、委員会付託を省略することに決しました。  これより討論を行います。  討論はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤木 猛) ないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。  それでは、ただいま議題となっております会議第6号について、採決をいたします。  本件は、原案のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。                    〔起立全員〕 ○議長(藤木 猛) ご着席ください。  起立全員であります。  よって、本件は、原案のとおり決しました。              〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜   日程第3 特別委員会審査報告 ○議長(藤木 猛) 日程第3、環境施設対策特別委員長、議会改革特別委員長および公共施設調査特別委員長より審査報告の申出がありますので、これを許します。  まず、環境施設対策特別委員長。            〔環境施設対策特別委員長 國枝敏孝議員 登壇〕 ○環境施設対策特別委員長(國枝敏孝) ただいま議長からご指名を受けましたので、環境施設対策特別委員会の報告を行います。  去る8月22日、副市長をはじめ関係部課長の出席を求めて本委員会を開催いたしました。  委員会では、協議事項として、交流拠点施設の管理運営方法についての考え方が示されて、その協議を行いました。  本施設は3つのゾーンに分けて管理される予定となっています。それぞれの各ゾーンにおける運営方針が今回示されました。まず、環境学習ゾーンは、市が直接管理することを前提に、環境学習事業等を企画・立案したり、事業を実施したりというものでした。また、事業内容に応じて、各種環境団体、地域、企業等への事業委託なども考えていくということでありました。さらに、(仮称)環境学習事業検討委員会を設置し、適宜、あるいは定期的に事業内容の検討や見直しを行い、環境学習の拠点としての機能を充実させていくということでありました。  次に、健康増進ゾーン、交流拠点ゾーンのプールやトレーニングエリア等は指定管理者による管理とし、その指定管理者による事業展開を通じて充実した市民サービスの提供を目指すというものでありました。  本委員会としてはこの運営方法を了解し、特に維持管理については、地元の皆さんの人材の活用を求めました。また、環境学習事業検討委員会の組織や位置付けについても、より効果的な結果が出るよう、引き続き検討することを求めました。  次に、報告事項として、環境施設建設工事の進捗状況について、および交流拠点施設整備工事の進捗状況についての報告がございました。  まず1点目の環境施設建設工事の進捗状況についてでは、埋設廃棄物を考慮した工法で、廃棄物の飛散や臭気の防止、タイヤの土の除去などの環境対策をしっかり行いながら、杭打ち工事等を行っているとのことでありました。計画どおりの進捗であり、地元からの苦情等についても特にないということでございました。  次に、2点目の交流拠点施設整備工事の進捗状況についてでは、これまでの委員会での協議を踏まえ、設計内容等について地元への説明を実施して、現在、本体工事の入札公告に向け作業を進めているということでありました。本年12月には工事に着手をしていきたいということであります。  委員会としては以上の報告を了解し、引き続き慎重かつ効率的な事業実施を求めて本委員会を終了いたしました。  以上、報告といたします。 ○議長(藤木 猛) 議会改革特別委員長。             〔議会改革特別委員長 山崎直規議員 登壇〕 ○議会改革特別委員長(山崎直規) ただいま議長のご指名をいただきましたので、議会改革特別委員会の報告をいたします。  まず、8月6日に開催いたしました特別委員会の報告をいたします。  懸案となっていました委員会の重複所属について協議を行いました。前回の委員会で重複所属を提案した3つのパターンについて、各会派よりの意見を事前にいただきましたが、意見の一致が見られない状況でしたので、新たにDパターンとして、正副議長、監査委員、常任委員会と特別委員会の委員長、議会運営委員会の委員長の10名を重複できないとして、残りの10名について重複可能とすることで3常任委員会の定数を10名にしてはどうかということで各会派に検討をしていただきました。各会派からは、おおむね了解をいただきましたので委員会において提案をさせていただきました。  委員長を重複しておられる場合においては、どちらかの副委員長を重複はできないということで定数は10名とすることで意見を求めました。各委員からはこの案で良いとの了承を得られましたので、3常任委員会の定数を10名とすることを議会運営委員会で協議していただくこととしました。  次に、8月26日に開催いたしました特別委員会の報告をいたします。  まず、夏休みこども議場探検の結果について、事務局より報告をしていただきました。  今回は11人の子どもたちが参加をしていただきました。参加した子どもたちからは、「とても楽しかった」などの感想や「市議会についてよくわかった」などの意見がありました。保護者の方からは、参加の理由については「市議会に興味があった」、意見として「子どもたちにわかりやすい言葉を使ってもらえればよかった」などの提案がありました。  次に、議会改革特別委員会の2年間の取組について、8つの協議項目と結果について、事務局より報告をしていただきました。  1点目に、通年議会については、地方自治法による通年議会を令和元年10月16日から実施する。  2点目に、予算委員会の設置については設置をしないということで決まりました。  3点目に、常任委員会の所管事項については現状のままで見直しは行わないということにしました。  4点目に、議案質疑については、議案質疑と一般質問は分けずに従来どおりとする。公党を名乗り、会派1人だけであれば、その議員は代表質問と個人質問の両方を行えるように変更する。令和2年3月定例月会議から実施することといたしました。  5点目に、請願人の委員会出席について、議会基本条例に規定されている参考人制度により対応し、請願人の出席を求める場合は委員会で決定した上で、議長を通じて参考人として出席を求めるものとしました。平成31年3月定例会から実施をいたします。  6点目、常任・特別委員会の傍聴議員の発言について、これについては委員長の裁量で決めることとしました。  7点目、選挙活動に関する申し合わせ事項について、まず、のぼり旗については交通の妨げや景観に配慮し、事務所周辺程度の設置にとどめる。選挙期間中の朝の駅立ちは通行の妨げにならないようにする。  8点目、常任委員会の重複所属について、正副議長、監査委員、常任・特別委員長、議運委員長を除く10名が2つの常任委員会に重複所属する。各常任委員会の定数をそれぞれ10人以内とするということで決まりました。  以上の検討結果でした。  最後に、委員より、今回積み残しになった事項について、次期の議会改革特別委員会に申し送りをしてはどうかとの意見がありました。今回、積み残しをしております委員長手当の問題や特別委員会の公開での開催などの検討や、実施できなかったことについては、申し送りをすることにしました。  また、議会基本条例についても次期の議会改革特別委員会での検討を行ってはとの意見がありましたので、この件についても次期の特別委員会に申し送りをすることとしました。  以上、議会改革特別委員会の報告といたします。 ○議長(藤木 猛) 次に、公共施設調査特別委員長。            〔公共施設調査特別委員長 筈井昌彦議員 登壇〕 ○公共施設調査特別委員長(筈井昌彦) ただいま議長のお許しを賜りましたので、公共施設調査特別委員会の報告をいたします。  去る8月26日に副市長をはじめ関係部課長の出席を求め、委員会を開催いたしました。  まず、この委員会では、報告事項の1点目として、守山市新庁舎「つなぐ、守の舎」整備基本設計業務に係る公募型プロポーザルの結果についての報告を受けました。  8月23日に公募型プロポーザルの第2次審査が行われ、審査委員会からの審査結果の推薦を受け、優秀者には、隈・安井設計共同企業体、次点者には東畑・遠藤克彦設計共同企業体が決定されたとの報告がありました。  委員からは、災害も踏まえた熱源の確保について、また市民が利用しやすい構造について、また働く職員の意見へのヒアリングの実施などの質問が出され、熱源の比較は必要であるので、基本設計の中で検討する。また、市民に開かれた働きやすい庁舎については、議会、職員などとの議論の中で今後、設計を詰めていきたいとのことでありました。  次に、報告事項の2点目として、庁舎敷地における埋蔵文化財試掘調査の結果についての報告を受けました。新庁舎の配置予定場所である敷地南駐車場において、去る7月6日から8月3日にかけ、3回にわたり埋蔵文化財試掘調査を実施され、試掘調査の結果を踏まえ、今後の対応について確認をいたしました。  最後に、報告事項の3点目として、今後の財政状況の見通しについて(令和元年度改訂版)についての報告を受けました。委員からは、今後どの事業に重点を置くのかについて質問され、全ての事業を網羅する中で、今後、順位付けをしっかりと議論していきたいとのことでありました。  最後に、当委員会で調査・研究を行いました項目は、守山市にとりまして今後も重要な課題でありますので、改選後、新たな議員で構成されます委員会でも引き続き調査・研究していただくことを願い、公共施設調査特別委員会の報告といたします。ありがとうございました。 ○議長(藤木 猛) 以上で、各特別委員会の審査報告を終わります。  ここで、19番澁谷成子さんから発言の申出がありますので、これを許可します。  19番澁谷成子さん。                〔19番 澁谷成子議員 登壇〕                   〔退任議員 起立〕 ○19番(澁谷成子) ただいま議長のお許しをいただきましたので、私ごとで恐縮ですが、本会議の貴重なお時間を頂戴し、今期をもって引退する議員を代表し、一言ご挨拶させていただきます。  振り返ってみれば、今日までそれぞれ4年、12年、16年の間、市民の皆様のお役に立てるよう、日夜、公人として、また守山市の発展と福祉の向上のために誠心誠意努めてまいりました。  議員になって私がすぐに直面したのが、私の母校が立命館高校に移管されるという現実に直面し、賛成か反対かという判断をしなければならなかったことです。その後も、市の最重要課題であった環境センターの更新に向けての候補地を決定するまでの議論を重ねたこと、さらに市役所庁舎の未耐震・老朽化に伴う建替について早期要望の提出および基本計画の議論を重ねたこと、教育施設の空調設備整備の要望、中学校給食の実施に向けてワーキングチームでの議論・検討を重ねたことなど、一つ一つのことを実現させることができました。  さらに様々な守山市の施策や市政運営に携わり、かかわらせていただけたこと、さらに高齢者福祉やひきこもり対策、障害者福祉の充実、生活困窮者支援、生活相談室の開設、防災など市民の皆様の思いやお声をお聞きし、政策に反映できたことは私たちの人生においてかけがえのない貴重な日々でした。  また、定例会のたびに議員からの質問に対し、各部局、各担当課の職員の皆様と現状や課題を確認しながら議論を重ね、真摯に答弁していただきましたこと、生涯忘れません。  やり残したこともありますが、今後は一市民として守山市の発展と在宅介護者の家族として、またそれぞれの立場で、これまでの議員としての経験を生かし、微力ではありますが頑張ってまいります。  最後になりましたが、市長をはじめ職員の皆様方、議会事務局の皆様、これまで御世話になってきた多くの皆様に心より深く感謝申し上げます。  そして、29日の告示を前に心慌ただしい日々を過ごされていると存じますが、10月6日の改選に向け挑戦される、また議員候補者の皆様のご健闘とご健康を心よりお祈りしています。  様々な思いが甦り、言葉整いませんが、これをもちまして御礼のご挨拶とさせていただきます。16年間、本当にお世話になりました。ありがとうございました。                    (拍  手) ○議長(藤木 猛) 次に、副議長の16番奥野真弓さんから発言の申出がありますので、これを許します。  16番奥野真弓さん。                〔16番 奥野真弓議員 登壇〕 ○16番(奥野真弓) ただいま議長のお許しをいただきましたので、私は、この1年間、副議長として務めさせていただきましたが、今議会をもちましてその任務を終わるにあたり、一言ご挨拶申し上げます。  この1年間、西木事務局長をはじめ事務局の皆様には全面的にサポートしていただき、つつがなくその役目を終えましたこと、本当に心から感謝しております。ありがとうございました。  また、藤木議長には、最初からずっとぶら下がりっぱなしで1年間過ごしてまいりました。さぞかし重たかったと思います。本当にありがとうございました。横で心地良い時を過ごさせていただき、その度量の大きさに感服し、また多くのことを学ばせていただきました。本当感謝しております。ありがとうございました。  ここで、大変恐縮でございますが、少しお時間をいただきまして、私3期12年の議員を終わるにあたり、一言ご挨拶をさせていただきます。  12年前、ここに初めて立ちました時、本当にどきどきしながら質問をしたことを昨日のことのように思い出しております。先輩議員、そして同僚議員には、議員としての「いろは」を教えていただきました。感謝しております。  市長をはじめ副市長、教育長、代表監査には大変お世話になりました。まして幹部職員には、本当にいろいろとありがとうございました。多くの職員の皆様と守山市の発展のため、市民の皆様の幸せのためにと、ともに考え、悩み、学び、そして意見を交わす中で、議員として成長させていただきました。ありがとうございます。  議員として一段一段、階段を上らせていただき、今日の私があると思っております。これからも健康に留意され、ますます守山市が発展し、市民の皆様が幸福と思えるような施策を、ぜひ実現していただきたいと願っております。私も今後は一市民として、何か皆様方に恩返しできることがあればと思っております。  そして、何より、今たくさんの私の応援団が駆けつけてくださっていますが、チームひまわりの皆さん、皆様は私、奥野真弓をいつ、いかなる時も信じ、愛し、そしてともに歩んでくださいました。時に優しく、また厳しく見守り続け、この12年間、ともに歩んでいただきましたこと、心から感謝いたします。  おかげで私、奥野真弓はこのように元気で楽しく12年間を過ごすことができました。これは本当に皆様のお力と感謝しております。このかたく結ばれました縁は、決してほどけることはありません。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。  時が来たようです。皆様の前で胸を張って、堂々と議員としての階段を下りられるこの幸せを感じております。多くの皆様にご支援いただきました。それも本当に心から感謝しております。私、12年間、本当に幸せでございました。ありがとうございました。                    (拍  手) ○議長(藤木 猛) この際、私からも一言ご挨拶をさせていただきたいと思います。                〔議長 藤木 猛議員 登壇〕 ○議長(藤木 猛) 澁谷議員と奥野議員のすばらしいご挨拶の後に、ここに立つのはすごくプレッシャーになっております。  昨年の9月28日に第46代目の守山市議会議長として、皆様から多くのご推挙を賜る中で就任をさせていただいて1年が過ぎようとしています。私は2回目の議長ということで、少し心にも気持ちにも、そして行動にも余裕ができ、議会が議会としてきちんと機能すること、議員一人一人の力量を議会という組織としての集団的力量にして、行政にしっかり対峙しなければならない。そんな思いで1年間やってまいりました。  議論の過程においては、それぞれの皆さんのご意見を聞く中で、必ずしも全会一致ばかりではありませんでしたし、なぜ自分の言うことが通らないのか、そんなことを思われた議員さんも数多くいらっしゃると思いますけれども、できるだけ民主的に、そして、できるだけ多くの議員さんの意見を真摯に受け止めつつ、そして、それを議会の活動にしっかり反映させていくこと、そのことに自分なりに腐心をしてきたつもりでありますし、議長の立場として多くの会合に出させていただき、その際にご挨拶をさせていただく時には、議会の代表として決して恥じないように、自分の言葉できちんと言葉を選びながらご挨拶をさせていただき、市制が50周年を迎えるということは、この守山市議会も50年を迎えるという大きな節目の中で、今までの先輩議員さんたちのつくり上げてこられた守山市議会の伝統と、そして格式、そしてこれからの希望を失わない守山市議会でありたいと思い続けてまいりました。  行政の皆さんとは、是々非々を基本に、しっかりと議論をさせていただきました。多くの課題があるのは百も承知の中で、その課題に押し潰されることなく、守山市の持つポテンシャル、潜在能力をいかにして探し出して、そしてそれを積み上げていくのか、そうした議論が必ずこれからの守山市政に生きてくるものだと、そのことを信じながら1年間頑張ってまいりました。  多くの皆様に支えられ、そして行政の皆さんとともに議論をしながら、本当に充実した1年を送らせていただいたこと、この場を借りて心より御礼を申し上げます。ありがとうございました。  そして、奥野副議長からもございましたけれども、正副議長を陰になり日なたになりながらしっかりと支えてくださった議会事務局の皆さんにも改めて御礼を申し上げ、まだ10月15日まで任期を残すところでありますけれども、皆様への議長としてのご挨拶とさせていただきたいと思いますし、長い方で16年間、そして短かった方で4年間、私はずっと一緒にこの市議会の中で活動させていただきました。今、澁谷議員から「これからもしっかりと守山市のことを見守っていくよ」と、その言葉を私たちはきちんと胸に受け止めながら、残念ながら選挙というものがありますので、ここにもう一度立ってご挨拶をさせていただくという確約はできませんけれども、できるだけその時が来るように、私自身も、そして改選を目指して今、活動を精いっぱいされている皆さんも、ぜひ10月16日には、またこの場でしっかりとご挨拶を交わしながら、これからの守山市の未来について議論を重ね、そして豊かな守山市づくりのために力を、微力ではありますけれどもささげてまいりたい。そんなふうに思っております。  1年間、本当にお世話になりました。ありがとうございました。                    (拍  手) ○議長(藤木 猛) 次に、市長から発言の申出がありますので、これを許します。
     市長。                 〔市長 宮本和宏 登壇〕 ○市長(宮本和宏) 議長のお許しを賜りましたので、令和元年第2回守山市議会定例会の閉会にあたりまして、一言のご挨拶を申し上げます。  去る8月28日から本日までの21日間にわたりまして、提出をいたしました各議案につきまして、慎重審議を賜り、平成30年度一般会計歳入歳出決算の認定をはじめとする全ての議案を原案のとおりお認めをいただきました。このことに対しまして衷心より厚く御礼を申し上げます。  今期定例会の本議会ならびに各常任委員会、また決算委員会におきまして、議員各位から賜りましたご意見、あるいはご提言につきましては、真摯に受け止めさせていただき、予算執行および今後の市政運営に生かしてまいる所存でございます。何とぞよろしくお願い申し上げます。  特に、決算認定議案のご審議を賜りました決算特別委員会で頂戴いたしましたご意見、ご提言につきましては、今年度の事業進捗はもちろんのこと、令和2年度の予算編成に生かしてまいる所存でございます。  さて、去る9月15日に、野洲川放水路通水40周年を記念して、「いのちを守る自主防災シンポジウム」を開催いたしました。多くの議員の皆様にもご参加をいただきました。本当にありがとうございました。  シンポジウムでは、守山青年団によります野洲川放水路事業の歴史を紙芝居で振り返る「野洲川改修物語」の上演、功労者表彰式典に続き、防災心理学をご専門とされる京都大学防災研究所の矢守先生による基調講演、また、防災環境学習発表、防災クイズ、立命館守山中学・高等学校吹奏楽部によりますブラスバンド演奏、また、パネルディスカッションでは、野洲川の恵みに感謝するとともに安全・安心に暮らすため、いかに水災害に備えるべきかについて、意見交換が行われ、来場いただきました皆様の水防災意識の高揚が図れたものと考えております。  100年に1度の大雨に耐えられる河川となりました現在の野洲川は、本市発展の礎であります。元内閣総理大臣、故・宇野宗佑氏をはじめとする先人、また美田を提供いただきました地元の皆様の英断とご苦労を忘れることなく、市民の皆様とともに災害に強いまちづくりを進めてまいりたいと考えております。  さて、藤木猛議長様、奥野真弓副議長様におかれましては、この1年間、環境センターの更新や待機児童対策をはじめとする重要課題が山積する中で、「住みやすさ日本一が実感できるまち」の実現に向けまして、深いご理解と格段のご支援、ご指導、ご鞭撻をいただき、多くの課題解決にご尽力をいただきました。  その中で、昨年11月1日には、新図書館のオープン、本年4月には、ふるたか虹のはし保育園のオープン、また、今年5月28日には環境センター本体施設の起工式を無事終えることができました。また、特に庁舎整備に係りまして、議会での熱心な議論、基本計画の取りまとめ、基本設計事業者の選定、また、昨年末、不落となりました環境センター付帯施設の対応等につきまして、ご指導またご鞭撻を賜ったところでございます。これらのことにつきまして、衷心より厚く御礼を申し上げる次第であります。  残ります約一月間の任期につきましても、何とぞよろしくお願い申し上げたいと思います。  そして、先ほど藤木議長様、また奥野副議長様から今日までの思いについて、お言葉を賜ったところであります。私ども、しっかりその言葉を受け止め、今後とも市政運営に取り組んでまいりたいと思っております。本当にお二人にはお世話になりました。ありがとうございました。  また、議員の皆様には、この10月15日をもちまして、議員の任期満了をお迎えになるところでございます。平成27年10月からこの4年間、今日まで各般にわたりましてご尽力を賜り、市政の発展と市民福祉の向上に本当にご貢献を賜ったと考えております。  とりわけ本市の最重要課題であります環境施設更新事業につきましては、環境施設対策特別委員会を設置いただく中、熱心なご議論を賜り、また当時の議長様や議員の皆様も地元へ足をお運びをいただく中で、平成29年11月に地元自治会と基本協定書の調印を行うことができました。また、DB方式によります事業者も決定をする中で、この6月には本体施設の本工事に着手でき、また、交流拠点施設につきましても、入札不調はありましたものの、設計見直しを経て、今月に入札公告の運びになったところでございます。  また、長年、赤字経営となっておりました市民病院の滋賀県済生会への経営移行につきましては、議会の皆様と危機感を共有する中で、熱心なご議論を賜りました。そのおかげさまで、わずか半年間という短い時間で移行スキームを取りまとめることができ、約8割の職員が残った中での円滑な移行を図ることができたところでございます。  また、長年の課題でありました新庁舎整備につきましては、公共施設調査特別委員会および新庁舎整備検討ワーキングチームにおきまして、熱心な議論を重ねていただき、おかげさまをもちまして、この3月に基本計画を取りまとめることができ、先般には基本計画の設計事業者を決定することができたところでございます。  また、本市にとりまして重要課題でありました待機児童ゼロの実現に向けた子育て支援策の充実、また学校規模対策や中学校給食をはじめとします教育環境の充実、高齢者福祉・障害者福祉の充実、新・守山版ネウボラ創造事業を中心とした次世代育成の推進、地域交通の充実、通学路の安全対策などによりまして、市民福祉の向上が大いに進んだものと考えているところでございます。  また、守山まるごと活性化の推進、地区計画の推進、駅前や湖岸地域の活性化、道路・河川等のインフラ整備等の活力あるまちづくりが推進できたと考えているところでございます。  これら本市の将来に大きく影響する困難な課題の解決と見識ある将来を見据えての取組は、ひとえに議会の皆様方の格段のご尽力、またご支援、ご指導の賜物でありまして、ここに心から深く敬意を表しますとともに、衷心より感謝と御礼を申し上げるところであります。本当にありがとうございました。  いよいよ来る9月29日の告示をもちまして、市議会議員選挙が始まるところでございます。引き続き市政での活躍を期しておられます議員各位におかれましては、ぜひご検討・ご奮闘をいただき、晴れて当選の栄に浴されますことを心からご祈念を申し上げるところでございます。  また、ご勇退をされます議員を代表して、先ほどは澁谷文教福祉常任委員長からお言葉を賜ったところでございますが、そのお言葉の中で、今日までの献身的な議員活動と課題解決に触れていただきますとともに、温かい激励を賜りました。頂戴しましたお言葉、またその思いをこれからの行政運営に生かしてまいりますとともに、市民の皆様のお力をお借りし、住みやすさ日本一が実感できるまちづくりに、引き続き最大限の努力を傾注してまいる所存でございます。  重ねまして、今回ご勇退をされます議員の皆様の今日までのご支援に対しましても、心から感謝を申し上げますとともに、今後も変わりませずご指導、ご協力を賜りますようにお願い申し上げるところでございます。  最後に、議員各位におかれましては、なお一層のご自愛をいただきまして、ますますのご活躍と一層のご指導、ご高配を賜りますよう心からお願い申し上げて、言葉足りませんが、9月定例会の閉会にあたりましてのご挨拶とさせていただきます。  本当に4年間、お世話になりました。ありがとうございました。 ○議長(藤木 猛) これをもちまして令和元年第2回守山市議会定例会を閉会いたします。  ご苦労さまでございました。              〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜                   閉会 午前11時38分    守山市議会会議規則第124条の規定により、下記に署名する。                             令和元年9月17日                      守山市議会議長  藤 木   猛                      署 名 議 員  西 村 弘 樹                      署 名 議 員  赤 渕 義 誉...