3
出席議員は次のとおりである。
1番 福 井 寿美子 2番 赤 渕 義 誉
3番 渡 邉 邦 男 4番 井 入 秀 一
5番 石 田 清 造 6番 小 西 孝 司
7番 田 中 尚 仁 8番 西 村 弘 樹
9番 今 井 薫 10番 新 野 富美夫
11番 山 崎 直 規 12番 森 重 重 則
13番 國 枝 敏 孝 14番 奥 野 真 弓
15番 澁 谷 成 子 16番 小 牧 一 美
17番 西 村 利 次 18番 筈 井 昌 彦
19番 森 貴 尉 20番 高 田 正 司
21番 藤 木 猛
4
欠席議員は次のとおりである。
な し
5 会議に出席した説明員
市長 宮 本 和 宏
教育長 田 代 弥三平
代表監査委員 馬 場 章
上記の者に委任または嘱託を受けた職員
副市長 川那辺 守 雄
政策監 村 田 朋 弘
事務監
(兼)
健康福祉部理事 田 中 一 樹
総合政策部長 旭 正 人
危機管理局長 中 嶋 義 廣
総務部長 福 井 靖
環境生活部長 山 本 哲 雄
健康福祉部長
(兼)
こども家庭局長 川 上 肇
都市経済部長
(兼)
環境生活部理事 中 島 勉
上下水道事業所長
(併)
都市経済部理事 小 島 秀 晃
都市活性化局長 飯 島 秀 子
教育部長 今 井 剛
財政課長 稲 田 斉
6 会議に出席した
議会事務局職員
局長 高 橋 みちえ
書記 岩 井 友 宏
書記 藤 下 茂
書記 中 井 孝 司
書記 青 木 雅 彦
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
開会 午前9時30分
○議長(藤木 猛) 皆さん、おはようございます。
ただいま定足数に達しておりますから、平成30年第5回
守山市議会定例会は成立いたしました。
よって、これより開会いたします。
日程に入るに先立ちまして、諸般の報告をいたします。
本
定例会に市長より提出されました案件は、
予算案件4件、
条例案件7件、
人事案件3件、その他案件11件の計25件であります。
よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
また、「和解および
損害賠償額の決定について」をはじめとする
報告案件9件につきましては、議案と同時に配付しておきましたので、ご了承願います。
次に、
議会運営委員の辞任について、去る10月31日付の
会派所属議員の異動に伴い、4番井入秀一君より
議会運営委員の辞任願の提出があり、同日、
守山市議会委員会条例第11条の規定により、許可いたしましたのでご報告いたします。
次に、
議会運営委員の就任について、4番井入秀一君の辞任に伴い、
守山市議会委員会条例第5条第1項ただし書きに基づき、6番
小西孝司君を
議会運営委員に指名し、11月22日付で選任いたしましたので報告いたします。
また、去る9月28日に可決いたしました「
児童虐待防止対策のさらなる強化を求める意見書」他1件につきましては、同日付で
内閣総理大臣をはじめ各
関係機関に送付いたしましたので、ご報告いたします。
以上で諸般の報告を終わります。
これより本日の会議を開きます。
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(藤木 猛) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
守山市議会会議規則第124条の規定により、16番
小牧一美さん、17番
西村利次君を指名いたします。
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
日程第2 会期の決定
○議長(藤木 猛) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。
今期定例会の会期は、本日から12月20日までの21日間といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤木 猛) ご異議なしと認めます。
よって、
今期定例会の会期は、本日から12月20日までの21日間と決定いたしました。
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
日程第3 議第65号から議第89号
○議長(藤木 猛) 日程第3、議第65号から議第89号までを
一括議題といたします。
事務局長をして議件を朗読させます。
事務局長。
○
議会事務局長(
高橋みちえ) 朗読いたします。
議第65
号平成30年度守山市
一般会計補正予算(第6号)、議第66
号平成30年度守山市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)、議第67
号平成30年度守山市
介護保険特別会計補正予算(第2号)、議第68
号平成30年度守山市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)、議第69
号守山市の
議会議員および長の選挙における
選挙運動の
公費負担に関する条例の一部を改正する
条例案、議第70
号守山市
特別職の職員で常勤のものの給与および旅費に関する条例の一部を改正する
条例案、議第71
号守山市職員の給与に関する条例および守山市
教育公務員の給与に関する条例の一部を改正する
条例案、議第72
号守山市立保育園の設置および管理に関する条例の一部を改正する
条例案、議第73
号守山市廃棄物の減量および
適正処理ならびに
環境美化に関する条例の一部を改正する
条例案、議第74
号守山市
地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する
条例案、議第75
号守山市
特定旅館建築規制条例の一部を改正する
条例案、議第76
号守山市
公平委員会委員の選任につき同意を求めることについて、議第77
号守山市
公平委員会委員の選任につき同意を求めることについて、議第78
号守山市
公平委員会委員の選任につき同意を求めることについて、議第79
号指定管理者の指定につき議決を求めることについて、議第80
号指定管理者の指定につき議決を求めることについて、議第81
号指定管理者の指定につき議決を求めることについて、議第82
号指定管理者の指定につき議決を求めることについて、議第83
号指定管理者の指定につき議決を求めることについて、議第84
号指定管理者の指定につき議決を求めることについて、議第85
号指定管理者の指定につき議決を求めることについて、議第86
号指定管理者の指定につき議決を求めることについて、議第87
号指定管理者の指定につき議決を求めることについて、議第88
号おうみ自治体クラウド協議会規約の変更に関する協議につき議決を求めることについて、議第89号市道の路線の認定および廃止につき議決を求めることについて。
以上。
○議長(藤木 猛) 市長より
提案理由の説明を求めます。
市長。
〔市長
宮本和宏 登壇〕
○市長(
宮本和宏) 皆様、おはようございます。
本日ここに、平成30年第5回
守山市議会定例会を招集させていただきましたところ、
議員各位におかれましては、
公私ともにご多用の中、ご健勝にてご参会を賜り、滞りなく開会の運びに至りましたことに対しまして、厚く御礼を申し上げます。
さて、この秋、学区や各
自治会で多くのつどいや運動会が開催され、地域の多くの皆様が集い、交流し、楽しい時間を過ごし、地域の絆を深めていただきました。私も参加させていただきましたが、さまざまな趣向を凝らした楽しい企画にあふれており、準備から開催までご尽力をいただきました地域の皆様に心から感謝を申し上げる次第であります。今後とも市民の皆様とともに、守山の誇る「絆」の輪をさらに強固に広げてまいりたいと考えております。
次に、去る11月1日、皆様のおかげをもちまして、「本と人が出会い、人と人がつながる知の広場」、新
図書館をオープンすることができました。
開館記念式典当日には、
市議会議員の皆様をはじめ100名近いご来賓の皆様のご臨席を賜りました。改めて感謝を申し上げます。
第2部からは一般の皆様もご参加をいただきまして、隈研吾氏の
講演会や
開館記念コンサートを開催し、市内外から多くの皆様がご来館をいただきました。
本日で開館1か月を経過しようとしておりますが、連日、多くの皆様にご来館をいただいておりまして、11月20日現在、延べ4万1,000人を超える皆様にご来館をいただき、
図書貸出冊数も6万6,400冊を超えているところでございます。特に、土曜日、日曜日、休日には
来館者数が4,000人を超える日や1日の
貸出冊数が7,000冊を超える日もございまして、平日も合わせた日
平均貸出人数、
貸出冊数ともに、旧の
図書館の頃に比べてほぼ倍増となっているところでございます。
「本の森」では
児童書コーナーや
絵本コーナーで
親子水入らずで本を楽しむ姿、
学習コーナーでは中高生が勉学に勤しみ、
閲覧コーナーやテラスで老若男女がゆっくり読書を楽しむ姿が見られます。11月13日には、
湖南地区市議会議長会主催の
議員研修会も開催をいただきました。また、11月18日には、もりやま
青年団主催の「もりやま☆こんにちワーク7」が開催され、900人の
親子連れが
職業体験や
ものづくりを楽しみ、通常の
図書館利用者と相まって、
図書館全体が大いににぎわったところでございます。
今後におきましても、
利用者の皆様が求める図書を適正に提供することはもちろん、今にも増して、職員が笑顔で応対し、居心地の良い魅力ある
図書館に育ててまいりたいと考えております。
次に、11月3日に開催しました「平成30年度
市政功労者表彰式典」では、
地方自治や教育、
文化振興、福祉の向上および奇特な行為などに尽力された18名、2団体の皆様に表彰をお受けいただきました。
議員各位をはじめ多くの皆様にご出席をいただき、厚く御礼を申し上げます。受賞いただきました皆様におかれましては、なお一層ご自愛いただきまして、さらなるご活躍をいただきますようご祈念を申し上げる次第でございます。
次に、11月7日から10日までの4日間の行程で、
藤木議長様とともに総勢12名の
使節団で、
姉妹都市であります韓国公州市を訪問いたしました。公州市庁舎前では、公州市長、公州
市議会議長様をはじめ、多くの職員や市民の皆様のお出迎えと心温まる歓迎を受け、
交流等を通じましてお互いの親睦を深めるとともに、両市の絆をさらに強め、
友好関係を深める誠に有意義な訪問となりました。
また、これに先立ちます10月1日から6日には、森前議長様を団長とした総勢13名の
使節団がハワイ州カウアイ郡を、さらに9月5日から14日には、市民の方5名を含みます総勢7名の
使節団が、ミシガン州およびエイドリアン市をそれぞれ訪問いただきました。
いずれの都市におきましても温かい歓迎とおもてなしを受けますとともに、
交流等を通じ友好がさらに深まったとお聞きしているところでございます。今後におきましても、
姉妹都市との
友好親善と
国際理解の推進を図ってまいりたいと考えております。
それでは、
提案理由のご説明を申し上げます前に、お許しをいただきまして、当面する諸
課題等につきまして、その
取組状況を述べさせていただきたく存じますので、ご理解を賜りたいと存じます。
まず、本市の最
重要課題、
環境施設の更新について、ご説明を申し上げます。
環境センターは市民にとって必要不可欠な施設でありまして、昭和60年に稼働を始めて以来、今日まで30年を超える長きにわたりまして、市民全体のごみを安定的に処理してまいりました。このことは地元の皆様の深いご理解とご協力の賜物と、改めて深く感謝を申し上げる次第でございます。
本体施設につきましては、9月議会におきまして、
工事請負契約の締結につきましてご承認をいただき、9月28日に本契約を締結し、現在、
事業者とともに
建設予定地の現場を確認し、協議を重ねる中、市民の皆様にとって安全・安心で安定した施設、環境に最大限配慮した施設となるよう
実施設計を行っているところでございます。
地元の皆様に
進捗状況をしっかりと丁寧に説明する中、3年間で
実施設計、
建設工事、試運転を実施し、平成33年10月の稼働に向け、鋭意、事業を進めてまいります。
なお、既に
実施設計を終え、平成31年1月着工を予定しておりました
交流拠点施設整備工事につきましては、1回目10月17日、2回目11月5日にそれぞれ
入札公告を行いましたが、いずれも不調となりました。これは、1つには、東京や九州への
技術者の
重点配置で関西圏で
技術職員が不足していること、2つには、好景気により
鉄骨鋼材やボルトの調達がままならないことが原因と考えられ、今後、
対応方針を整理し、取り組んでまいります。
次に、
市民病院の滋賀県
済生会への移行後の取組について、ご説明を申し上げます。
済生会守山市民病院は、これまで午後診療の開始や
救急体制の強化、地域の
医療機関や
済生会滋賀県病院とのさらなる
医療連携の推進などに取り組まれ、7月以降は
病床稼働率も回復をし、上半期の
実績報告によりますと、
病床稼働率は75.2%で、その内訳は
一般病床70.3%、
療養病床81.3%と順調に推移しており、若干ではありますが、
黒字経営となり、
健全経営に向け、ご努力をいただいているところでございます。
また、本市では、平成31年度末の完成を目指しまして、
県内随一の
リハビリテーションの拠点となる
新館建設の準備を進めているところでありまして、滋賀県
済生会におかれましても、これに先駆け、
リハビリテーション専門医やリハビリに必要な
専門職員の確保について
関係大学の協力を得ながら計画的に採用し、
済生会のネットワークを生かした着実な準備を進めていただいております。
今後におきましても、滋賀県
済生会と連携し、市民の皆様に安定した
良質医療の提供を図ってまいります。なお、今議会の
一般会計補正予算にてお諮りいたしますが、旧
市民病院に貸し付けておりました1億円も返済できる予定となっております。
次に、
待機児童対策についてでございます。
本年度当初におけます
待機児童数は84名であり、昨年度より減少したものの、依然として多数の
待機児童が生じていることから、本年度を含めました3年間を「
待機児童対策強化期間」と定めまして、様々な施策を組み合わせ、
待機児童の解消に向け、鋭意、取組を進めているところでございます。
そのような中、
保育士等の確保と
定着化を図るため、先の9月議会でもご説明させていただきましたとおり、
正規職員比率の向上に向け、現在、
職員採用事務を進めているところでございます。また、
人材バンクの
登録者数も120名を超える状況でありまして、今後、実施する嘱託・
臨時職員の募集や民間への
処遇改善策等も併せまして、人材の確保と
定着化を図ってまいる所存でございます。
一方、施設における
受入枠の拡大といたしましては、まず、現在、建築を進めていただいております平成31年4月
開園予定の「ふるたか虹の
はし保育園」や
小規模保育園2園の開設、さらには
企業主導型保育事業所の開設を支援する中、
受入枠の拡大を図っているところでございます。
また、三宅町地先で進めております2020年度
開設予定の
保育人材等の
育成機能を併設する
民設保育園につきましては、県内外の法人5者から応募がございました。今後、12月26日の
選定委員会にて適切な
事業者を決定してまいりたいと考えております。
いずれにいたしましても、来年10月に予定されております
幼児教育・保育の
無償化によります様々な影響を見据える中、
組織体制を含めまして、しっかりとした準備を進めてまいります。
次に、「こどもの
育ち連携の取組」についてでございます。
昨年の
市内中学校における痛ましい事案から1年余りが経過をいたしました。改めて心からお悔やみを申し上げますとともに、
教育委員会等と連携し、
再発防止に万全を期することを、ここにかたくお誓い申し上げます。
この間、
教育委員会に設置した
第三者委員会におきまして、
原因究明と
再発防止に向けまして、幾重にもわたる議論を行ってただき、報告書の取りまとめに向けた整理を進めていただいております。また、今年度は子どもの育ちに係ります保健、福祉、
教育部門のさらなる
連携強化に向け、庁内に
プロジェクトチームを設置し、今後の取り組む方向性について議論を重ねてまいりました。
市といたしましては、第三
委員会における議論および
プロジェクトチームにおける議論を踏まえまして、来年度以降、
学校現場および家庭、また地域との連携によります
子どもたちの生きる力を育むための
環境整備を進めてまいります。また、
子育て家庭をはじめとする市民の抱える課題を身近に相談・支援できる
環境整備が不可欠と考えております。その具体の取組につきましては、今後、議会の皆様と議論を行ってまいりたいと考えております。
併せまして、地域の全ての方が自分らしく暮らすことのできる「我が事・丸ごと」の取組を進めております。現在、
学区ごとに設置された協議体において、その取組を地域の皆様で話し合っていただいております。来る12月16日には、
厚生労働省社会・
援護局地域福祉課生活困窮者自立支援室長を講師としてお迎えし、「あんなことできるこんなことできるの
地域づくり」
講演会を開催いたします。ぜひ
皆様お誘い合わせの上、お越しいただければと考えております。
市といたしましては、こうした取組や地域の機運をしっかりと支援する中、
子どもたちから
高齢者まで、市内で暮らす全ての方が地域でともに生きる、
地域共生の
まちづくり・
ひとづくりに取り組んでまいります。
次に、
庁舎整備について申し上げます。
新
庁舎整備につきましては、議会において
公共施設調査特別委員会を補完する組織として、「新
庁舎整備検討ワーキングチーム」を設置され、これまでに10回の会議を開催いただき、
基本計画に盛り込む新庁舎の機能や
施設計画など、特に
建設規模、
概算事業費につきまして、熱心なご議論をいただいているところであります。改めて感謝を申し上げます。
そのような中、
基本計画の策定に関し、市役所に求められる機能やその
集約化、敷地内の
庁舎配置などにつきまして、
専門的立場からご助言をいただく
学識経験者5名の方々と
職員等の6名で組織します「
庁舎整備計画策定アドバイザー会議」を11月13日と27日に開催しまして、この会議において、いただいたご意見も反映する中、今年度内に
基本計画を取りまとめられますよう、取り組んでまいります。
次に、平成31年度
予算編成についてでございます。
去る10月17日に、平成31年度
予算編成方針を通達し、今月16日には、各部局から新年度の
予算要求書の提出を受け、いよいよ
予算編成に向けた事務がスタートしたところでございます。
来年度予算においては、本市の最
重要課題であります
環境施設の更新をはじめ、
中学校給食施設の建設といった大規模な
普通建設事業の推進や
教育環境の充実とともに、
既存インフラ施設の
老朽化対策に取り組む必要があります。
また、
人口増加や
高齢化の進展によります
社会保障費の増加はもとより、来年10月に予定されています
消費税率改正と合わせて検討が進められています
幼児教育・保育の
無償化の
制度設計として、地方による一部負担が議論されるなど、
健全財政を維持していく上で多くの
懸念材料や課題が存在いたします。
そのような中、本市では2年後に
市制施行50周年を迎えます。これまで守山を築いてこられました先人の皆様に感謝をいたしますとともに、市民全体でこの50年という節目を大切に思い、次の50年につながる
人づくりと将来展望を持った
施策展開のきっかけとする必要があると考えております。
こうしたことから、平成31年度予算の方針につきましては、
消費税率改正の影響を勘案し、各部局が要求する
一般財源総額について、平成30年度当初予算を上限とすることとし、また、
市民ニーズの複雑・
多様化による業務量の増加に対応するため、
事務事業の
効率化・
スリム化・スクラップなどの推進や
補助金等の積極的な活用にしっかりと取り組み、選択と集中の理念のもと、「
環境施設更新事業の推進と住みやすい
まちづくりの実現」に向けた
予算編成を進めてまいります。
以上、当面します諸
課題等についての考えとさせていただきます。
それでは、ただいま上程いただきました
予算案件4件、
条例案件7件、
人事案件3件、その他案件11件の計25件について、
提案理由をご説明申し上げます。
併せまして、
報告案件9件を送付させていただいておりますのでよろしくお願い申し上げます。
まず、議第65号は、平成30年度守山市
一般会計補正予算(第6号)でありまして、
歳入歳出それぞれに4億6,409万2,000円を追加し、補正後の
予算総額を273億9,611万3,000円とするものでございます。
その主なものにつきまして、ご説明を申し上げます。
まず、
目的ごとに計上しております
職員人件費につきましては、
人事院勧告を受けまして、本市の
特別職ならびに一般職の職員および
教育公務員の
給与改定によります
職員給与費等の補正ならびに
人事異動によります
人件費の精査に伴う補正を行うものでございます。
次に、
総務費関係では、職員の
育児休業等に伴います
臨時職員に係る
賃金等の精査、
病院事業会計に対する貸付金の
返還金を
公共施設整備基金へ積み立てる費用、
高齢福祉や
地域包括支援センターの充実等として頂戴いたしました寄附金の一部を
福祉基金へ積み立てる費用、庁舎の
光熱費の追加、
台風被害を受けました
水防倉庫等の
解体経費、および各学区で取り組んでいただいております「まるごと
活性化まちづくり」の
事業内容の決定に伴います
助成金の増額等の補正をお願いするものでございます。
次に、
民生費関係でございます。
まず、
社会福祉費では、
生活保護費や
臨時福祉給付金など、前年度の実績に基づく
国庫負担金等の
返還金、
利用者等の増加に伴います
障害者の
自立支援医療費や
住宅改造費の
助成金、
障害者総合支援法に基づきます
障害者等日中一時支援、補装具や
日常生活用具の給付、および
介護給付費および
訓練給付費等につきまして、増額の補正をお願いするものでございます。
さらに
精神障害者への
通院医療費助成や
重度心身障害者(児)に係ります福祉医療費
助成金、特別
障害者手当等の給付につきましても、対象者等の増加によりまして増額の補正をお願いするものでございます。また、台風21号の被害を受けました老人憩いの家につきましては、施設の使用を停止する中で、解体に向けました設計費の補正をお願いするものでございます。
児童福祉費では、
自治会が管理していただいております児童遊園や親と子の広場に係りますブロック塀の改修補助金について、撤去等を促進するため、補助率を3分の2に引き上げて補助する経費、また、児童福祉法に基づきます障害児通所サービス給付費について、放課後等デイサービス
利用者の増加等によりまして、給付費に不足が生じますことから、増額の補正をお願いするものでございます。
次に、衛生費関係でございます。
保健衛生費では、対象者が増加する未熟児養育医療の給付費につきまして、増額の補正をお願いするものでございます。また、環境衛生費では、共同墓地のブロック塀の撤去促進のため、補助率を3分の2に引き上げ、補助する経費の補正をお願いするものでございます。
次に、農水産業費でございます。
環境保全型農業直接支払交付金につきまして、当初見込みを上回る取組面積が見込まれますこと、また機構集積協力金につきまして、平成29年に法人化されました木浜営農組合が予定を上回る農地を集積されましたことから、増額の補正をお願いするものでございます。
次に、商工費関係でございます。
工場を新設されましたパシフィック技研株式会社に対しまして、企業立地促進条例に基づく立地促進奨励金を交付するための費用、また猛暑が続きました今年の夏に空調設備の故障が発生しました駅前総合案内所につきまして、空調設備に係ります工事費の補正をお願いするものでございます。
次に、土木費関係でございます。
県工事負担金につきまして、県道路事業の進捗によりまして当初見込みを上回ることから、本市負担金の増額をお願いいたしますとともに、県道赤野井守山線の拡幅に向けまして、土地取得特別会計からの用地の買い戻しおよび農業用水管の移設工事費の補正をお願いするものでございます。
次に、消防費関係でございます。
自治会におけます消火栓ボックスやホース等の防災資機材の更新や炊き出し訓練の実施が当初予定よりも多く見込まれますことから、整備等に対する補助金につきまして増額補正をお願いするものでございます。
次に、教育費関係でございます。
まず、教育総務費では、
市内中学校での事案の
原因究明および
再発防止に係る
第三者委員会につきまして、関係者へのヒアリングや資料の取りまとめ等に見込みを上回る時間を要していることに伴います委員報償の増額、また小学校少人数学級について対象児童の増加によります嘱託教員の
人件費等の増額補正をお願いするものでございます。
次に、小学校費では、就学援助費について対象児童の増加に伴いまして増額の補正をお願いするものでございます。
中学校費では、中学校の文化・体育の各種大会出場に伴います激励金について、全国大会への出場者の増加等により不足が生じましたため、増額補正をお願いするものでございます。
保健体育費では、台風24号でアリーナ等の雨漏りが発生しました市民体育館に係る屋根防水改修に係ります設計費、嘱託調理員の長期休暇に伴います代行員の賃金、河西小学校および速野小学校に設置しております老朽化した自動食器・食缶洗浄機の更新経費の増額補正をお願いするものでございます。
次に、債務負担行為の補正でございます。
次年度以降の事務ならびに事業推進のための準備行為といたしまして、全体で18事業の債務負担行為の補正をお願いするものでございます。その内訳といたしましては、来年度以降の業務などの実施に係るものが8件、公の施設の指定管理者の指定に係るものが10件でございます。
以上が、一般会計の補正の主なものでございます。
次に、議第66号は、平成30年度守山市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)でございます。
人事院勧告に伴います
職員給与費等の補正ならびに
人事異動によります
人件費の精査に伴います補正、国保広域化に伴います事業報告システムのバージョンアップに係ります負担金、および前年度の実績に基づきまして、超過交付となっておりました
国庫負担金等の精算に伴う
返還金について補正をお願いするものでございます。
次に、議第67号は、平成30年度守山市
介護保険特別会計補正予算(第2号)でございます。
人事院勧告に伴います
職員給与費等の補正ならびに
人事異動によります
人件費の精査に伴います補正、保険給付費では、居宅介護サービス給付費において計画どおりの伸びが見られず、居宅介護サービス計画費が見込額を上回ることから、給付費の精査をお願いするものでございます。
また、地域支援事業費では、後期
高齢者医療広域連合からの保険者努力制度交付金を活用しまして、健康のび体操教室等で利用いたします介護予防手帳や体力測定器具等の購入経費、
地域包括支援センター利用者のご遺族様からいただきました寄附金を、ご意向に沿い、包括支援センターの備品充実に活用させていただくこととし、係る経費の補正をお願いするものでございます。
次に、議第68号は、平成30年度守山市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)でありまして、消費税納付に係ります予算に不足が生じましたため、追加の補正をお願いするものでございます。
続きまして、
条例案件について、ご説明を申し上げます。
まず、議第69号の守山市の
議会議員および長の選挙における
選挙運動の
公費負担に関する条例の一部を改正する
条例案につきましては、公職選挙法等が一部改正されましたことに伴いまして、必要な改正を行うものでございます。
次に、議第70
号守山市
特別職の職員で常勤のものの給与および旅費に関する条例の一部を改正する
条例案、議第71
号守山市職員の給与に関する条例および守山市
教育公務員の給与に関する条例の一部を改正する
条例案は、
人事院勧告を受け、国家公務員の給与制度が見直されることに準じまして、所要の改正を行うものでございます。
次に、議第72号の守山市立保育園の設置および管理に関する条例の一部を改正する
条例案につきましては、守山市立古高保育園を民設民営とするため、必要な改正を行うものでございます。
次に、議第73号の守山市廃棄物の減量および
適正処理ならびに
環境美化に関する条例の一部を改正する
条例案につきましては、湖南広域行政組合の浄化槽清掃業および汚泥収集運搬業に関する許可権限が、平成31年4月に構成市に返還されるに伴いまして、必要な改正を行うものでございます。
次に、議第74号の守山市
地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する
条例案につきましては、今般、地域の提案に基づきまして、赤野井町の
地区計画を策定することに伴いまして、その実効性を担保するため、
地区計画条例の改正を行うものでございます。
次に、議第75号の守山市
特定旅館建築規制条例の一部を改正する
条例案につきましては、旅館業法が一部改正されましたことに伴いまして、所要の改正を行うものでございます。
続きまして、
人事案件でございます。
議第76号から議第78号までにつきましては、公平
委員会の委員の任期が平成31年2月3日をもって満了となりますことから、今議会において、現委員であられます太田幸子委員、岸井千里委員、馬場春造委員の再任の同意をお願いするものでございます。
お三方におかれましては、人格、見識ともに高く、公平
委員会業務への造詣も深いことから適任であると考えますので、よろしくお願いを申し上げます。
次に、議第79号から議第87号までの9件につきましては、いずれも公の施設の指定管理者の指定について、去る11月2日に開催いたしました指定管理者候補者
選定委員会において、その候補者を選定いただきましたことから、
地方自治法の規定に基づきまして議決を求めるものでございます。
次に、議第88号は、湖南4市、湖南市、近江八幡市および米原市の7市で設置をいたしております法定協議会「おうみ自治体クラウド協議会」に、新たに甲賀市が参加することによります協議会の規約の変更につきまして、
地方自治法の規定に基づき、議決を求めるものでございます。
次に、議第89号は、市道29路線の認定および6路線の廃止につきまして、議決を求めるものでございます。
最後に、報告第16号から報告第24号につきましては、委任専決処分をしたことにつきまして、
地方自治法の規定に基づきまして、報告をさせていただくものでございます。
以上、本日提出をさせていただきました案件につきましての
提案理由とさせていただきます。何とぞ十分なご審議をいただきまして、しかるべきご賛同を賜りますよう、よろしくお願い申し上げまして、
提案理由の説明とさせていただきます。ありがとうございました。
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日程第4 議席の一部変更
○議長(藤木 猛) 日程第4、議席の一部変更を議題といたします。
先般の
会派所属議員の異動に伴い、
守山市議会会議規則第4条第3項の規定により、議席の一部変更をいたしたいと思います。
事務局長をして、その議席の番号および氏名を朗読させます。
事務局長。
○
議会事務局長(
高橋みちえ) 朗読いたします。
3番井入秀一議員、4番渡邉邦男議員。
以上。
○議長(藤木 猛) お諮りいたします。
ただいまの朗読のとおり、議席の一部変更をすることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤木 猛) 異議なしと認めます。
よって、ただいまの朗読のとおり議席の一部変更をすることに決しました。
なお、ただいま決定いたしました議席については、次回会議より着席をお願いいたします。
お諮りいたします。
12月3日から7日まで、10日および11日の7日間は、議案熟読調査のため休会といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤木 猛) 異議なしと認めます。
ご異議なしと認めます。
よって、12月3日から7日まで、10日および11日の7日間は、休会といたします。
なお、明日12月1日、2日、8日および9日は市の休日のため休会であります。
以上をもちまして本日の議事日程は全部終了いたしました。
来る12月12日に本会議を再開し、個人質問を行います。