守山市議会 2018-09-28
平成30年第4回定例会(第 4日 9月28日)
平成30年第4回定例会(第 4日 9月28日)
第4回
守山市議会定例会会議録(第4日)
1 議 事 日 程
第1 議案上程(議第64号)
市長提出
提案
説明
第2 議案質疑(議第64号)
第3
委員会付託(議第64号)
第4
常任委員会および
決算特別委員会審査報告
(認定第1号から認定第10号まで、議第56号から第61号まで、議
第63号および議第64号)
質疑、討論、採決
第5
会議案上程(決議第1号、意見書第6号および意見書第7号)
議員提出
提案
説明
質疑、討論、採決
第6
特別委員会審査報告
第7
議会運営委員の補充選任について
第8 議長辞職について
第9 議長選挙について
第10副議長辞職について
第11副議長選挙について
第12湖
南広域行政組合議会議員の補欠選挙について
第13議席
の一部変更について
2 本日
の会議に付した事件
日程第1 議案上程(議第64号)
市長提出
提案
説明
日程第2 議案質疑(議第64号)
日程第3
委員会付託(議第64号)
日程第4
常任委員会および
決算特別委員会審査報告
(認定第1号から認定第10号まで、議第56号から議第61号ま
で、議第63号および議第64号)
質疑、討論、採決
日程第5
会議案上程(決議第1号、意見書第6号および意見書第7号)
議員提出
提案
説明
質疑、討論、採決
日程第6
特別委員会審査報告
日程第7
議会運営委員の補充選任について
日程第8 議長辞職について
日程第9 議長選挙について
日程第10副議長辞職について
日程第11副議長選挙について
日程第12湖
南広域行政組合議会議員の補欠選挙について
日程第13議席
の一部変更について
3 出席議員は次
のとおりである。
1番 福 井 寿美子 2番 赤 渕 義 誉
3番 渡 邉 邦 男 4番 井 入 秀 一
5番 石 田 清 造 6番 小 西 孝 司
7番 田 中 尚 仁 8番 西 村 弘 樹
9番 今 井 薫 10番 新 野 富美夫
11番 山 崎 直 規 12番 森 重 重 則
13番 國 枝 敏 孝 14番 奥 野 真 弓
15番 澁 谷 成 子 16番 小 牧 一 美
17番 西 村 利 次 18番 筈 井 昌 彦
19番 高 田 正 司 20番 藤 木 猛
21番 森 貴 尉
4 欠席議員は次
のとおりである。
な し
5 会議に出席した
説明員
市長 宮 本 和 宏
教育長 田 代 弥三平
代表
監査委員 馬 場 章
上記
の者に委任または嘱託
を受けた職員
副市長 川那辺 守 雄
政策監 村 田 朋 弘
事務監
(兼)
健康福祉部理事 田 中 一 樹
総合政策部長 旭 正
人
危機管理局長 中 嶋 義 廣
総務部長 福 井 靖
環境生活部長 山 本 哲 雄
健康福祉部長
(兼)
こども家庭局長 川 上 肇
都市経済部長
(兼)
環境生活部理事 中 島 勉
上下水道事業所長
(併)
都市経済部理事 小 島 秀 晃
都市活性化局長 飯 島 秀 子
教育部長 今 井 剛
財政課長 稲 田 斉
6 会議に出席した
議会事務局職員
局長 高 橋 みちえ
書記 岩 井 友 宏
書記 藤 下 茂
書記 中 井 孝 司
書記 青 木 雅 彦
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
再開 午前9時30分
○議長(森 貴尉) 皆さん、おはようございます。
ただいま定足数に達しておりますから、平成30年第4回
守山市議会定例会を再開いたします。
それでは、日程に入るに先立ちまして、諸般
の報告
をいたします。
本日、市長より、予算案件1件が追加提案されております。
次に、4番井入秀一君他5
人から決議第1号、15番澁谷成子さん他5
人から意見書第6号、11番山崎直規君他5
人から意見書第7号が提出されております。よろしくご審議
のほどお願いいたします。
以上で諸般
の報告
を終わります。
これより本日
の会議
を開きます。
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
日程第1 議案上程(議第64号)
○議長(森 貴尉) 日程第1、議第64号
を議題といたします。
事務局長
をして議件
を朗読いたさせます。
事務局長。
○
議会事務局長(
高橋みちえ) 朗読いたします。
議第64号平成30年度守山市
一般会計補正予算(第5号)。
以上。
○議長(森 貴尉) 市長より提案理由
の説明を求めます。
市長。
〔市長 宮本和宏 登壇〕
○市長(宮本和宏) 改めまして、おはようございます。
それでは、ただいま上程いただきました予算案件1件につきまして、提案理由
を申し上げさせていただきます。
議第64号は、平成30年度守山市
一般会計補正予算(第5号)
を定めるものでありまして、歳入歳出それぞれに5,676万5,000円
を追加いたしまして、補正後
の予算総額
を269億3,202万1,000円とするものでございます。
今回、追加でお願いいたします補正予算は、9月4日から5日にかけまして、非常に強い勢力
を保ったまま近畿地方
を縦断しました台風21号
の暴風雨によります被害
の復旧経費でございまして、その主なものにつきまして、ご
説明を申し上げます。
総務費関係では、本庁舎や河西会館で
の雨漏れ、
屋根修繕等に係ります経費、また
民生費関係では、
地域総合センターの雨漏れ修繕および
スポーツ広場の防砂・
防球ネットやフェンス
の取替に係ります経費、
衛生費関係では、ほたる
の森資料館周辺の倒木
の撤去に係る経費、および
自治会管理の墓地施設
の修繕に対する補助金、
労働費関係では、守山駅
東口スポーツ広場の防球ネットの修繕経費等について、それぞれ補正
をお願いするものでございます。
次に、
農水産業費関係では、甚大な被害
を受けました
農業用ビニールハウスや、もりやま
フルーツランド等の果樹園
の防鳥等ネット、12月1日に漁解禁となります、えり
の復旧に対する補助金および
赤野井港湾のフェンス修繕に係ります経費
の補正
をお願いするものでございます。
もりやま
フルーツランドにおきましては、台風20号に続きまして21号におきましても収穫前
の豊水梨などが落下し、大きな被害が出たところでございます。これによります生産農家
の営農意欲
の減退等が懸念されますことから、早急に
ワーキングチームを設置いたしまして、滋賀県大津・
南部農業農村振興事務所とともに、今後
のフルーツランドのあり方につきまして、地元
の皆様とともに精力的に取りまとめてまいりたいと考えております。
次に、
土木費関係では、
駅東口ロータリーのアーケード修繕や
エレベーター上部のガラスひび割れ修繕等に係ります経費、また各都市公園におけます倒木撤去や管理施設
の屋根、
トイレ入り口ドアや
野球ネット等の修繕経費、また
教育費関係では、
エルセンターに係ります雨漏れや藤棚
の支柱修繕、少林寺や
蜊江神社等の市
指定文化財の修復に対する補助金、また北公民館
の雨漏れ、避雷針
の修繕経費等につきまして、それぞれ補正
をお願いするものでございます。
何とぞ十分なご審議
をいただきまして、しかるべきご賛同
を賜りますよう、よろしくお願い
を申し上げまして、提案理由とさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(森 貴尉) 暫時休憩いたします。
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
休憩 午前9時35分
再開 午前9時39分
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
日程第2 議案質疑(議第64号)
○議長(森 貴尉) 休憩前に引き続き、会議
を開きます。
日程第2、議第64号
を議題とし、議案質疑
を行います。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森 貴尉) ないようでありますので、これ
をもって議案質疑
を終結いたします。
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
日程第3
委員会付託(議第64号)
○議長(森 貴尉) 日程第3、議第64号については、お手元に配付いたしておきました
議案付託表のとおり、各
常任委員会に付託
をいたします。
ただいまから暫時休憩いたしますので、休憩中に各
常任委員会をお開き願いまして、付託案件
の審査
をお願いいたします。
暫時休憩いたします。
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
休憩 午前9時40分
再開 午前10時35分
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
日程第4
常任委員会および
決算特別委員会審査報告
(認定第1号から認定第10号まで、議第56号から議第61号まで、議第63号および議第64号)
○議長(森 貴尉) 休憩前に引き続き、会議
を開きます。
日程第4、認定第1号から認定第10号まで、議第56号から議第61号まで、議第63号および議第64号
を一括議題とし、各
常任委員長および
決算特別委員長から審査結果
の報告
を求めます。
まず、
総務常任委員長の報告
を求めます。
総務常任委員長。
〔
総務常任委員長 新野富美夫議員 登壇〕
○
総務常任委員長(
新野富美夫) ただいま議長
のご指名
をいただきましたので、
総務常任委員会の審査結果
をご報告いたします。
本定例会におきまして、当委員会に付託
を受けました案件は、議第56号平成30年度守山市
一般会計補正予算(第4号)(分割審議)第1条
歳入歳出予算の補正
のうち歳入全部、歳出、款2総務費項1
のうち目9、目10および目15
のうち事業4ならびに項2、第2条
債務負担行為の補正、第3条地方債
の補正、議第64号平成30年度守山市
一般会計補正予算(第5号)(分割審議)第1条
歳入歳出予算の補正
のうち歳入全部、歳出、款2総務費項1
のうち目9、款3民生費。以上、予算案件2件でありました。
今期定例会休会中
の去る9月14日および本日、当委員会
を開催し、理事者側より副市長
をはじめ
関係部課長の出席
を求め、詳細な
説明を受け、活発な質疑応答
を繰り返し、慎重審議
の結果、議第56号および議第64号は、全会一致で原案
のとおり可決すべきものと決しました。
以上、
総務常任委員会の審査結果
の報告
を終わります。
○議長(森 貴尉) ただいま
の総務常任委員長の報告に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森 貴尉) ないようでありますので、次に
文教福祉常任委員長の報告
を求めます。
文教福祉常任委員長。
〔
文教福祉常任委員長 澁谷成子議員 登壇〕
○
文教福祉常任委員長(澁谷成子) ただいま議長
のご指名
をいただきましたので、
文教福祉常任委員会の審査結果
のご報告
をいたします。
本定例会におきまして、当委員会に付託
を受けました案件は、議第56号平成30年度守山市
一般会計補正予算(第4号)(分割審議)第1条
歳入歳出予算の補正
のうち歳出、款3民生費、款10教育費、第2条
債務負担行為の補正、議第59号平成30年度守山市
病院事業会計補正予算(第3号)、議第60号平成30年度守山市
介護保険特別会計補正予算(第1号)、議第64号平成30年度守山市
一般会計補正予算(第5号)(分割審議)第1条
歳入歳出予算の補正
のうち歳出、款10教育費。以上、予算案件4件でありました。
今期定例会休会中
の去る9月18日および本日、当委員会
を開催し、理事者側より副市長、教育長
をはじめ
関係部課長の出席
を求め、詳細な
説明を受け、活発な質疑応答
を繰り返し、慎重審議
の結果、議第56号議第59号、議第60号および議第64号は、いずれも全会一致で、原案
のとおり可決すべきものと決しました。
以上、
文教福祉常任委員会の審査結果
の報告
を終わります。
○議長(森 貴尉) ただいま
の文教福祉常任委員長の報告に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森 貴尉) ないようでありますので、次に
環境生活都市経済常任委員長の報告
を求めます。
環境生活都市経済常任委員長。
〔
環境生活都市経済常任委員長 森重重則議員 登壇〕
○
環境生活都市経済常任委員長(森重重則) ただいま議長
のご指名
をいただきましたので、
環境生活都市経済常任委員会の審査結果
をご報告いたします。
本定例会におきまして、当委員会に付託
を受けました案件は、議第56号平成30年度守山市
一般会計補正予算(第4号)(分割審議)第1条
歳入歳出予算の補正
のうち歳出、款2総務費、項1
のうち目14、目15
のうち事業1および目18、款4衛生費、款6
農水産業費、款8土木費、議第57号平成30年度守山市
水道事業会計補正予算(第1号)、議第58号平成30年度守山市
下水道事業会計補正予算(第1号)、議第61号守山市使用料および
手数料条例の一部
を改正する条例案、議第63号契約
の締結につき議決
を求めることについて、議第64号平成30年度守山市
一般会計補正予算(第5号)(分割審議)第1条
歳入歳出予算の補正
のうち歳出、款2総務費、項1
のうち目16、款4衛生費、款5労働費、款6
農水産業費、款8土木費。以上、予算案件4件、条例案件1件、その他案件1件
の計6件でありました。
今期定例会休会中
の去る9月19日および本日、当委員会
を開催し、理事者側より副市長
をはじめ
関係部課長の出席
を求め、詳細な
説明を受け、活発な質疑応答
を繰り返し、慎重審議
の結果、議第56号から議第58号まで、議第61号、議第63号および議第64号は、いずれも全会一致で、原案
のとおり可決すべきものと決しました。
以上、
環境生活都市経済常任委員会の審査結果
の報告
を終わります。
○議長(森 貴尉) ただいま
の環境生活都市経済常任委員長の報告に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森 貴尉) ないようでありますので、次に
決算特別委員長の報告
を求めます。
決算特別委員長。
〔
決算特別委員長 新野富美夫議員 登壇〕
○
決算特別委員長(
新野富美夫) ただいま議長
のご指名
をいただきましたので、
決算特別委員会の審査結果
をご報告いたします。
本定例会におきまして、当委員会に付託
を受けました案件は、認定第1号平成29年度守山市
一般会計歳入歳出決算の認定について、認定第2号平成29年度守山市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第3号平成29年度守山市
土地取得特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第4号平成29年度守山市
育英奨学事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第5号平成29年度守山市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第6号平成29年度守山市
後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第7号平成29年度守山市
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第8号平成29年度守山市
水道事業会計決算の認定について、認定第9号平成29年度守山市
下水道事業会計決算の認定について、認定第10号平成29年度守山市
病院事業会計決算の認定について。以上、認定案件10件でありました。
今期定例会休会中
の去る9月21日および25日に当委員会
を開催し、理事者側より副市長
をはじめ
関係部課長の出席
を求め、詳細な
説明を受け、活発な質疑応答
を繰り返し、慎重審議
の結果、認定第1号から認定第10号までは、いずれも全会一致で、原案
のとおり認定すべきものと決しました。
以上、
決算特別委員会の審査結果
の報告
を終わります。
○議長(森 貴尉) ただいま
の決算特別委員長の報告に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森 貴尉) ないようでありますので、各
常任委員長および
決算特別委員長の審査結果
の報告および報告に対する質疑
を終結いたします。
これより討論
を行います。
発言通告書が提出されておりますので、16番小牧一美さん、5番石田清造君、7番田中尚仁君、1番福井寿美子さん、11番山崎直規君
の順位により、これ
を許します。
16番小牧一美さん。
〔16番
小牧一美議員 登壇〕
○16番(小牧一美) それでは私は、4つ
の認定に対しまして、反対
の立場で討論
を行います。認定第1号と第2号と第5号、第6号でございます。
まず、認定第1号平成29年度守山市
一般会計歳入歳出決算の認定について、申し上げます。
平成29年度
一般会計予算は、当初232億5,000万円でスタートし、その後、11回
の補正と前年度から
の繰越明許
を合わせて、予算総額301億2,557万2,000円でした。昨年より6%減とはいえ、ここ数年、国
の補助金
を活用した積極予算
を繰り返しています。
決算額は歳入総額276億1,156万7,000円、歳出総額は266億7,366万2,000円となりました。歳入では、市税
の収入済額は126億3,517万7,000円で、対前年度比1億6,541万5,000円、率にして1.3%
の増となりました。
個人市民税や
固定資産税において
納税義務者数や個人所得
の増、家屋
の課税戸数
の増がその要因と
のことでした。
株式譲渡所得割交付金が対前年度7.1%、8,256万円も増えているように、政府が意図的に株価
をつり上げて景気
の回復
を装っていますが、実際
の景気回復
の実感は全くありませんし、市民全体が景気回復
を実感するということにはなっていません。
人口が増加して市税が増えることはありがたいことではありますが、急激な人口増加が地域
のコミュニティ
の形成
を難しくし、まち
の形も変えています。マンション林立で景観や居住環境
の悪化問題や核家族化で共働き世帯
の増加によって入園希望者
の増加も生じさせています。田んぼ
を手放す農家が増えれば後世へ田畑が維持・継承されず、食糧・環境問題など
の複合的な社会構造へ
の影響も生じます。
このような人口増によって、待機児童は県内で最も多く、守山小学校、守山南中学校は超過大規模校となっていますが、その対策は追いつかず、通学区域
の変更などという実際
の子ども
の心情に寄り添えない場当たり的な対策でしのごうとしていることは大変問題です。
市民
の命と健康・福祉
を守り、災害に強い安全・安心
のまちづくり
を進めていくことが、今、改めて求められています。そういう視点に立って、平成29年度守山市一般会計決算に対する問題点と課題
を述べさせていただきます。
歳出総額は266億7,666万2,000円、歳入歳出差し引き9億3,790万5,000円で、繰越額
を差し引いた実質収支は5億8,888万2,000円と
のことでした。公債費比率は年々改善し、財政力指数も改善するなど指標からすると健全な財政運営となっているものの、今、私たちが最も懸念していることは、今後、大型建設事業費
の市債返済時期が重なること、最も緊急度
の高い老朽化した庁舎
の更新も遅らせざる
を得ない状況になっている
のも、大型公共事業
の集中した事態
を直視し、これまで
の財政支出
のあり方と事業
の是非
を総合的に、また将来
の守山
を見据えて問い直す必要があるものと考えます。
総合政策部で
の決算審査では、行政改革
の推進や事業
のスクラップ・アンド・ビルド
の実績について質問がありました。自ら成果として掲げる事業
の必要性、事業効果、優先度および緊急性
の観点から予算編成に反映させ、既存事業
のスクラップ、見直し
を行ったと
のことでしたけれども、例えば市長
の肝いりで積極的に取り組んでいる地方創生事業、中でも自転車
の活用は確かに健康的にも経済的にも地球環境にも良いことでありますが、本当に市が今、優先的にやるべき事業な
のでしょうか。
平成27年度から始まった地方創生は、平成28年は国100%
の約800万円
の加速化交付金
を使って、また平成29年度は国2分の1補助で868万円
の補助
を受け、1,528万円
を使ってサイクリスト受入環境整備に509万円、ビワイチ守山PR事業に762万円など、自転車活用
のまちづくりに取り組んでこられました。果たしてどれだけ経済効果があった
のでしょうか。目的とする北部地域
の観光振興、サイクリストが増えてビワイチが注目されることになったとしても、経済効果
の検証はなく、また当初言っていた雇用
の創出はどれだけ実現できた
のか検証
をしておられません。
また、表には出ていませんが、地方創生
のために創設した地域振興課
の人件費と事務量が増大していること
をしっかりと見る必要があります。今後も国
の補助金が続く限り、認知度
を高めようと全国PRに努めるということですが、もっと優先すべき課題が守山市にはある
のではないか。率直な思いです。
地域振興課
の事業、まるごと活性化について、決算委員会で指摘
のあった大川整備事業について、その活用はどうな
のか疑問視する意見がありました。総額1億2,000万円
の整備費用
を投じながら、その活用は年に数回です。運営が地域
の自治会に多く
を委ねられることは、初めから活用
の具体的計画もないまま整備だけ
を進めてきた、その計画
の妥当性が問われます。大川水質浄化業務についても、地方創生
のお金
を使って1,700万円
の先駆的な水質浄化技術
を活用して
の事業が、平成28年、29年2か年にわたって行われましたが、結局、閉鎖水域でなければ効果が得られないという
のが結論です。結局、失敗に終わっています。
この間、まるごと活性化事業に取り組んでいますが、地域
の取組はそれぞれ年間事業にこれまで地道に取り組んでいる
のであり、大川ウッドデッキ
の整備に見られるように、行政が音頭
をとってお仕着せ事業
をプラン化しても、ボトムアップ
の発想でない限り活用しきれない。これが実態です。
限られた財源と言う
のなら、このようなお金
の使い方は無駄遣いと批判
を受けても仕方がありません。市民が望む税金
の使い方という点では、公共交通
の充実、コミュニティバス
の導入、ここにこそ、もっと力
を入れて推進していただきたい。多く
の市民
の願いです。地域交通対策事業として高齢者おでかけパスや通学者定期券導入、一定
の既存バス活用
の工夫はなされているものの、そもそもバス路線
の空白地域へ
の対策や便数
の少なさや市内運賃
の格差、これまで出されていることについて
の対策
の解決がなされないまま月日
を費やしている
のが実態です。
くるっとバス
の守山市へ
の乗り入れは、特に済生会に通院する市民や立入が丘地域
の住民には大変歓迎されています。他市
のコミュニティバスに依存する形でありますが、住民
の願いに寄り添う事業は、もっと守山市内でも進めていくことが必要ではないでしょうか。地方創生交付金
の活用は、市民生活
の向上に資するようなものにすることが求められていること
を指摘させていただきます。
さて、守山市が地方創生に力
を入れる中で、都市活性化局商工観光課
の役割が曖昧になっていないか、この点についても検証が必要です。地域振興課
の所管する自転車
を軸とした観光振興にお金と
人と事業が集中し、市内全体
の商工観光振興
を所管する商工観光課として
の事業はどのように展開された
のか。その事業
のほとんどが商工会議所
をはじめとする
外部委託であり、融資対策も市
の制度
の活用実績はなく、県制度
を活用しています。中心市街地へ
の新規店舗
の進出は華やかさ
を印象付けますが、既存事業者
の支援や営業
の発展という視点で、守山市として主体的に地域
の既存事業者にかかわり
を持つべきだと思います。
人口に対して職員数が少ないということ
を市長も認められています。限られた人材
の有効かつ業務偏重
のない働き方という視点からも、創設された地域振興課
のあり方は問われると思います。本来、観光振興は商工観光課が所管すべき事業です。また、市民協働課には「わ」で輝く自治会応援報償事業、70自治会に1,687万5,000円
を支出していますが、地域振興課
のまるごと活性化推進事業として各学区に1,024万9,757円
の補助金が創設されました。補助金
のあり方としても重複しています。市が旗
を振って進める事業は、かえって自治会
の役員
の負担
を増やしていること
をしっかり見据えて、お金
の使い方と業務
のあり方として再考が求められること
を指摘させていただきます。
都市活性化局において市街化調整区域
の地区計画策定
を積極的に進めておられますが、もっと優先すべき課題は守山市
の玄関、守山駅前
の高層マンション林立
の問題だったと改めて決算
を見ながら感じております。通学区域
の一部変更などといった異例
の特別な対応策
をとったとしても開発
の歯止めにならない実態からは、学校過密化
の問題は都市計画
の課題として、もっと積極的な取組が求められた
のではないでしょうか。
既にマンションに囲まれた一戸建て住宅
の住民にとっては、もっと前から駅前開発について
の秩序
のある規制
を求める声は出されていたはずです。私有財産
の制限という難しい課題ではあるけれども、まち
の景観や居住環境は市民みんな
の財産であり、市
の積極的かかわりなくして乱開発は止められません。
さて、税金
の活用という点で最も優先されるべき課題は、子ども
を育む施設
の整備ということだと思います。中でも幼児教育
の整備、平成29年度は地域型保育
を積極的に整備しました。前年平成28年度は10か所で55
人でしたが、平成29年度は11か所78
人、この地域型保育事業に対する支出は1億6,142万円です。77
人に対して1億6,000万円余
の支出、費用対効果という点はもとより、決算委員会でも指摘があったように、保育
の質
の確保
をどうする
のか、企業内保育は無認可なので直接指導監督ではありませんが、同じ守山市
の子どもがどのような保育
を受けている
のか、自信
を持ってどの子にも良い保育
を提供していますと断言できない。このことは極めて残念です。
国が待機児童対策という、とにかく受入枠
の拡大に補助金
を出すという姿勢
の中で、守山市も全く同様
の落とし穴にはまっている
のではないかとても心配です。中身よりもとにかく受け皿という保育される子どもにとって良質
の保育
の提供という視点が欠如しています。たった一
人の保育支援員がフルに活動しても11か所
の保育
の支援に当たることなど限界があることは誰が見ても明らかです。
ひとり親家庭等福祉事業では、相談件数が前年1,904件だった
のが平成29年度は3,005件に増加していると
のことでした。発達支援課からは、子ども
のかかわりに不安
を抱える保護者が増加傾向にあるといった状況が出されました。発達支援
の推進も大事な課題となっていること
の報告がありました。これら
のこと
をしっかりと見るとすれば、これからますます幼児期における子どもと保護者へ
の支援と教育が大事になってきます。
専門性
のある保育士、幼児教育職
の確保と育成が求められる
のだから、働き続けられる職場
の確保は市
の責任です。国
の補助金
の有無にかかわらず、子どもにかけるお金は他
のこと
を我慢してでもしっかりと対応したい。大津市では10
人の正規保育士
を募集したところ60
人の応募があったそうです。公立保育士として正規に募集
をすれば意欲
のある優秀な保育士
の確保は可能です。人口増、特に若い世帯
の転入が多い守山市は保育施設
の充実にもっと積極的に取り組むべき。未来
を担う子どもたちに投資
をすること、積極的に取り組むこと
を求めます。
教育施設について申し上げます。守山中学校建設費総額は35億9,199万円、平成29年度
のグラウンド整備等
を含めますと36億7,701万6,680円です。23億円以内
を条件にコンペ
をしたはずが、結果的には1.6倍も
の費用
をかけることになりました。立派な校舎になり生徒は喜んでいると
のことですが、広くて新しい校舎で喜ばないはずはありません。しかし市民
の税金
の使い方として
の妥当性、この点において建設費が36億8,000万円にも膨れ上がった要因が、華美なデザインによるものだったと真正面から総括しないことが、その後
の守山市
の公共施設整備に教訓が生かされない原因となっています。
浮気保育園、守山市立図書館に続く凝ったデザイン
の公共施設は、使い勝手よりもデザイン性、背伸び
をした財政出動だと思います。国庫補助
を有利に得るため
のスーパーエコスクールとかカフェなど後付け
の事業、総じて目
を引くおしゃれな施設整備が予算
を異常に膨らませ、そして職員
の仕事
を増やし、今後
の財政見通しに少なからず影響
を及ぼし、さらには将来的に修繕費用には莫大にお金がかかる。こういう事態になっていることともっと謙虚に向き合いべきです。
決算委員から指摘
をされたクールトレンチ
の効果がどれだけあった
のか数値
をもって検証
を求めたい。ガラスから差し込む日光で室内が温室状態になる、黒板が光って見えにくい、廊下から教室内が丸見えで、もっと先生に相談したいが、ちゅうちょするなど、校舎
の構造に起因する教育上
の不都合
を生徒や保護者から聞いています。できてしまったこと
をとやかく言うなと耳
の痛い話に耳
を傾けない
のではなく、36億円
の校舎に対し、公共施設整備
のあり方
を今後
の施設整備
の教訓にすべきこと
を厳しく指摘させていただきます。
守山中学校に10億円以上
の余計な経費
をかけた一方で、対応が全く遅れている
のが学校過密状態、過大規模校化に対する対策です。守山小学校、守山南中学校、河西小学校、そして速野小学校、守山南中学校は校舎
の増設工事が進んでいますが、過大規模校であることに起因する生徒指導上
の問題がないとは言いきれないと思います。成績や進学、部活動と好成績と優秀で頑張っている生徒たちばかりに注目が集まるその横で、誰にも気づかれず悩んでいる生徒がいるかもしれない。大規模校化と教師
の多忙化は、生徒
の小さなSOSに気付けず通り過ぎてしまうかもしれない危うさがあること
をしっかりと受け止めていただきたい。
文科省が既に分離対象
の指針
を出し、それ
を大きく超えている市内4校
の現状は児童生徒にかなり
の窮屈な思い
を我慢してもらっていること
を忘れることなく、早急に学校
の新設と校区再編
の研究に入るべきこと
を指摘させていただきます。
環境センター
の更新について申し上げます。新環境センターはプラスチックごみ
を燃やすサーマルリサイクルにして発電
をすると
のことです。技術革新が進み実績もあると言いますが、何よりも市長主導で突然打ち出された発電する施設、トレイ類も焼却ごみにという方針転換、市民にとってはいつの間にか
の決定という印象ですが、市長は市民からは理解
を得たと、しゃにむに進めてこられました。
サーマルリサイクルはリサイクル
の考え方
の一つですが、ごみ
を減量する努力とは逆行するものです。これまで行政と市民が努力して全国に誇る高いリサイクル率
を維持してきたことも、あっけなく反故にしてしまう、その手法も内容も本当にがっかりさせられる市政運営であること
を指摘させていただきます。
これまで述べてきたように、この間
の市政運営は余りにも市長主導であり、新規に性急に進めてきた事業
の多くは、本当にこれで良かった
のかと疑問が残るものが多くあります。こんなはずではなかったと予期しなかった事態も生じています。そして、その市長主導
の背景には、必ず国
の補助金が存在しています。市民や職員から
の発案で始まった事業ではなく、市長
の思い
を優先して事業
を進めるこのやり方
を見直すこと
を強く求めたいと思います。
私は今、日本
の政治が余りにも上っ面、場当たり的、熟慮に欠ける施策が多過ぎると思います。
人にはそれぞれ思いがあり、一つ一つ
のこと
を納得しながら皆、人生
を歩んでいます。その1
人の人材が力
を発揮するかどうかは本人
のやる気と意欲です。やる気
を持って仕事に取り組む、そんな市役所職場
の環境が必要です。
また、地域はそれぞれ地域
の伝統的な結び付き
を大事にしながらコミュニティ
を維持しています。自治会はあくまでも自治組織、行政とはあくまでも協力・共同
の関係、決して行政
の下請機関ではありません。教育も文化も産業も先人が築いた到達
の上に今
の水準
を維持しています。その功績・実績
を尊重しながら、より良い暮らし
のため
の工夫
を行政と地域住民とで地道に築き上げる。これが地方公共団体、地方自治
のあり方ではないでしょうか。
地方がなぜ衰退する事態になっている
のか、日本がなぜ人口減少になっている
のか、その根本原因
を分析することもなく、あたかも少子高齢化が自然現象か
のように「国難」などと言ってはばからない市長、やる気
のある自治体にはお金
を上げますと地方にお金
をばらまいた地方創生交付金、国補助金
を活用して市
の持ち出し
を少しでも減らす
のは有利かもしれませんが、結局、市民からしたら、何
を突然やり出した
のか。もっと他にすべきことがある
のではないか。これ以上、自治会に仕事
をおろしてこないでという
のが率直な感想です。
現状
の市政運営
のままでは、事業
のスクラップ・アンド・ビルドとか育ボス宣言とかは、かけ声だけに終わるでしょう。もっと職員
の自主的・自覚的なやる気
を育てる視点
を大事にされて、次々と新たな事業に手
を出す傾向
を改め、市民
の願いにもっと寄り添いながら職員
のチームワークで守山市
を発展させる市長
の政治姿勢
を求めたいと思います。
以上、決算認定にあたりまして、市長
の2期8年間
の守山市
の変容
を総括しながら意見
を申し上げました。地方自治
の原点は住民
の意思であり住民こそが主人公です。優先順位
の第一は市民
の暮らしと福祉
の向上と防災・減災
のまちづくり。国
の補助金に左右されず必要なことは将来
を見据えて投資する。そんな決断も時には必要です。中学校給食
を自校方式で進める。このような決断
をされました。この表明こそ、市民
の願いに向き合った英断だったと思います。こういう市民
の願いに寄り添う市政がもっと積極的に進められること
を求めて、一般会計決算認定に対する反対討論といたします。
次に、認定第2号平成29年度守山市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、申し上げます。
国民健康保険
の財政運営は、今年度から県が財政に責任
を持ち、県は市町に納付金
を割り当てて、市町は加入者から集めた保険料
を県に納付することになりました。しかし、保険税
の決定・徴収は市町が行いますので、市町
の国保運営
の主体性は継続しています。加入者に対する負担軽減と健康づくり
の努力、引き続き守山市が責任
を持つことは当然です。
平成29年度国保特別会計
の決算は、保険給付費
の減少などにより実質収支で1億9,000万円
の黒字、前年度繰越金等
を差し引いた実質単年度収支でも1億1,700万円
の黒字決算となりました。平成29年度末
の基金残高は5億4,734万2,000円です。この基金
を活用して高過ぎる保険税
を引き下げることは十分に可能です。
国保
の都道府県化によって今年度から順次、値上げ
を繰り返す方針に加入者
の理解は得られません。広域化になれば構造的な課題も解決し、保険料
の軽減が図られるかという思惑も幻想にすぎませんでした。低所得者層が多く加入する健康保険制度にもかかわらず、保険料負担が重過ぎることこそ国保
の構造問題であり、この矛盾は国庫負担
の大幅増額によってしか解決はできません。
守山市が近隣に遅れ
をとっている福祉医療、せめて子ども
の医療費
の負担軽減にもっと積極的に取り組んでお金
の心配なく安心してお医者さんにかかれる国民皆保険
の精神
を拡充すること
を求めたいと思います。貧困と格差が広がるもと、滞納世帯は若干減少したとはいえ、国保税
の負担は家計に深刻な影響
を及ぼしています。国保へ
の国庫負担
を大幅に増額し、保険料水準
の全面的引き下げ、貧困層に対する保険料免除制度
の確立、応益割
の見直し・撤廃など
の改革
を求め、誰もが払える保険料にならなければ収納率は改善せず、国保財政
の安定はあり得ない。このこと
を指摘して、平成29年度守山市国民健康保険特別会計
の認定に反対
をいたします。
次に、認定第5号平成29年度守山市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、申し上げます。
厚労省が2015年6月に策定した新総合事業
のガイドラインでは、保険給付と同等
の現行並サービスは残しつつ、無資格者による報酬単価
の低いサービス
を用意し、新規
の申請者はチェックリストで回答させてサービス
を割り振って、要介護認定は省略、利用者に自立に向けた目標
を持たせて、状態改善と判断されたら介護サービス
を卒業するなど、「保険あって介護なし」と批判
を受けてきた介護保険制度
をさらに改悪するものです。
守山市は近隣に先駆けて守山市介護予防日常生活支援総合事業に取り組んできました。新制度に伴う住民
説明や事業所へ
の説明、生活支援サポーター
の募集など、新制度
の導入はより制度
を複雑化し、業務量
の増大
を生じさせています。通所型
の緩和型サービス
の事業所は15事業所と
のことですが、サービス
を引き受けた事業所が報酬単価
の低さや人手不足から撤退せざる
を得ない、こういう事態が全国では起こっています。
生活支援サポーター講座
を48名が受講したうち実際に就労している方は8名と
のこと。ヘルパーなど
の有資格者に代わって簡易な生活援助
を安価で受けられるというものですが、介護は感情
のある人間
を相手に、介護される
人が意欲
を持って昨日よりも元気になろうと思えなければ介護度
を下げることにはなりません。だからこそ専門性と豊かな経験
を持つヘルパー
の存在が大事な
のです。新しい総合事業は、介護される
人にとっても介護する
人にとっても事業所にとっても、本意ではないサービスであり長続きするとは思いません。
決算委員会では、介護度別
の介護認定者数は明らかにされませんでしたが、介護保険
の申請に窓口に来られたのに地域支援に回されて、思うようなサービスが受けられたなかったとか、また緩和型サービスで通所が楽しくなくなったとか、本人
の望まない介護が強制されること
のないように、個々
の実態に合わせたサービス
の提供
を守山市が責任
を持ってマネジメントとすることが求められます。
今後、介護保険
の見直し計画は、要支援だけでなく要介護1・2までも介護保険
の対象から外すなど、ますますサービス
を後退させようとしています。事業計画
の改定
の度に必ず介護保険料は値上げ
を繰り返し、第7期は標準月額5,900円、導入当時
の2倍以上になっています。40歳以上
の全て
の人から介護保険料
を徴収しながら、いざ利用しようとなったら満足に利用もできずサービスは後退するばかりです。
社会保障には財源不足と言いながら繰り上がる防衛予算は青天井。お金
の使い方、優先順位が間違っています。税金
の集め方、使い方
を見直して工夫・改善すれば社会保障
の財源は十分に生み出せます。高齢者が増えて利用すればするほど介護保険料
の値上げ
を繰り返す現行
の介護保険制度
の仕組みそのものに反対
の立場から、平成29年度守山市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定に反対
をいたします。
最後に、認定第6号平成29年度守山市
後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について、申し上げます。
後期高齢者医療保険制度は、75歳という年齢で区切り、全て
の高齢者
を別枠
の医療保険に強制的に追い込んで、負担増と差別医療
を押し付ける世界でもまれに見る差別的医療制度です。よって我が党は、多く
の高齢者とともに制度
の発足当時から反対
をし、廃止
を求めてきました。
また、制度導入以来、既に4回にわたって保険料
の値上げ
をされて高齢者
の生活
を圧迫しています。低所得者世帯へ
の一定
の配慮
を行おうとしてきた保険料
の軽減措置、特例軽減
を4月から縮小し、所得割5割軽減
の人を2割に、扶養家族だった
人の定額部分
の現行9割軽減
を7割にという軽減措置も含めて、2017年度から段階的にこれ
を廃止する
のです。保険料が2倍から10倍になる
人もいるなど、後期高齢者医療制度
の導入時、制度反対
の世論に押されて導入してきた軽減措置
をも、ついに廃止
をいたします。
今でも全国で23万
人以上が保険料
を払えない状態で、後期医療で厳しい取り立てが加速しかねません。75歳以上で年金収入が年80万円以上
の人は4割
を超えています。負担増が受診抑制
を招き重症化でかえって医療費が増えることは明白です。
また、一昨年、高血圧や糖尿病など生活習慣病で現に医療機関
を受診していれば、健診
の対象外とするとして健診通知
を大幅に後退させました。この批判
を受けて少し改善されましたが、75歳以上
の健診受診者数は平成29年度620
人でした。平成27年度は2,730
人だったこと
を見れば、健診者も激減していることがわかります。
今回
の保険料軽減措置
の廃止、また今後70歳以上
の医療費負担上限
の引き上げ、65歳以上
の医療療養病床
の入院居住費値上げなど、年
をとったら早く死ねと言わんばかり
の高齢者に対する仕打ちはひど過ぎます。高齢者
の尊厳ある生き方
を否定する後期高齢者医療事業に反対し、平成29年度守山市後期高齢者医療事業特別会計に反対
をするものです。
○議長(森 貴尉) 5番石田清造君。
〔5番 石田清造議員 登壇〕
○5番(石田清造) 議長
のお許し
をいただきましたので、私は認定第1号平成29年度守山市
一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成
の立場から討論させていただきます。
まず、平成29年度は、最重要課題である環境センター
の更新に係る地元同意、また、長年、赤字経営が続いていた市民病院
の滋賀県済生会へ
の経営移行、さらには中学校給食
の導入に向けて
の取組など、今後
の本市
の将来
を見据えると大変大きな方向性
を示した1年だったと捉えております。
こうした中、歳出総額においては、決算規模こそ266億7,000万円余と、平成28年度より減少となりましたが、その中身
を見ていきますと、国
の補正予算
を活用した守山南中学校
の大規模改造事業や待機児童解消に向けた取組、また少人数学級
をはじめとした教育
の充実、守山まるごと活性化
の推進など、様々な施策
を展開され、「住みやすさ日本一が実感できる守山」
の実現
を目指し、鋭意、努力されたものと受け止めております。
加えて、計画的に庁舎整備など
の大規模な公共施設整備に備え、公共施設整備基金に7億5,000万円余
の積み立て
を行いつつも、実質収支は5億8,800万円余
の黒字決算であったこと、また健全化判断比率における4つ
の指標、いずれも早期健全化基準
を大きく下回り、健全な財政運営
の成果がうかがえ、評価するものであります。
次に、具体
の主な事業成果
を見ますと、待機児童
の解消に向けては低年齢児に特化した地域型保育事業
の設置促進に取り組み、小規模保育所5か所、企業主導型保育所2か所
を新たに開設される一方で、担い手となる保育士
の確保
の重要性に鑑み、市独自
の給与面で
の処遇改善に取り組まれるなど、受け皿
の拡充と保育人材
の確保と定着化
を両輪として積極的に推進されました。
こうした取組に関しては評価するものでありますが、来年10月には幼児教育・保育
の無償化が予定されております。このことからも、待機児童
の解消に関しては、さらなる受け皿
の確保はもちろん
のこと、保育
の質
の向上と人材確保に努めていただき、今後ますます増大する保育ニーズに対し、積極的かつ、きめ細やかな取組
を望むものであります。
また、本市
の地方創生に関しては、市民、産業、学識、金融、労働、言論、文化、行政
の各分野から幅広く参加
をいただき、複数
の懇談会等を通して平成27年10月に守山市まち・ひと・しごと創生総合戦略計画が策定され、5年にわたり仕事づくり
を主眼に置き、地域
の活性化、地域
の特色
の形成・定着に向け計画的に取り組んでこられました。
その結果、湖岸地域に置けるジャイアントショップ
のオープンやラフォーレ琵琶湖がマリオットホテルへリブランドされるなど、新たな民間投資が促進されてきており、その成果について一定、評価
をいたしております。今後これら民間投資
の動きが新たな雇用
を生み、さらなる仕事づくりへつながるものと期待いたします。
一方で、守山市
の地域特性
を生かした漁船タクシー
の事業化など、いまだ当初
の目的
を果たせていない事業があることも事実であります。地域
の活性化、地域
の特色
の形成・定着は一朝一夕にできるものではないことは認識しておりますが、今後についても国
の交付金等
を有効的に活用する中、PDCAサイクルにより効果
の検証
を行うとともに、事業
の選択と集中
を図ることにより総合戦略
の5つ
の柱であります企業誘致、創業支援、自転車
を軸とした観光振興、水環境
の保全・再生、まるごと活性化
の推進
を着実に推進し、それら
の達成に向け取り組んでいただくこと
を望むものであります。
最後に、本市
の財政状況
を鑑みますと、人口増加
を背景に社会保障関連経費である扶助費など
の義務的経費は年々増え続けている状況にあることや、環境施設
の更新、中学校給食、さらには庁舎整備といった大型事業
を控え財政状況は一層厳しくなるものと想定されます。
こうした状況は決して楽観視できないものですが、第4次財政改革プログラム
を遵守する中、現在保有している基金
を有効に活用しつつ、当面続く人口増加に対応しながらも、その先に確実に訪れる人口減少
を見据え、将来においても自立した財政運営
を行いながら、「住みやすさ日本一」
の実現に努力されるようお願いして、認定第1号平成29年度守山市
一般会計歳入歳出決算の認定について
の賛成討論といたします。
○議長(森 貴尉) 7番田中尚仁君。
〔7番 田中尚仁議員 登壇〕
○7番(田中尚仁) 議長
のお許し
をいただきましたので、私は認定第2号平成29年度守山市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成
の立場から討論いたします。
平成29年度における国民健康保険
の財政運営は、被保険者数
の減少などにより税収は下がりましたが、医療費が低く推移したことから、保険給付費が対前年比4.9%
の減となったことなどにより黒字決算となりました。
しかしながら、国民健康保険
の加入者
の多くは、所得水準が低く年齢構成が高いなど構造上
の問題があり、財政基盤は不安定な状況にあります。
このような中、平成29年度においては、これまで
の決算状況
を踏まえて、平成29年度末まで
の国民健康保険
の医療費や被保険者数
の動向等
の予測に基づき財政見通し
を立てる中、平成27年度に引き下げた国民健康保険税
の税率
を継続して適用され、被保険者
の負担
を軽減することに努められました。
一方、徴収においては、確実な納付方法である口座振替
の推進や関係課と連携した納付指導など、より一層
の収納率向上に取り組まれ、その結果、現年分は94.79%、滞納分においては20.54%と、それぞれ0.54ポイント、0.46ポイント
の上昇となりました。
保健事業におきましては、医師会や病院と連携した特定健診やCOPD検診、人間ドック
の助成
の他、医療費通知やジェネリック医薬品差額通知
の送付、糖尿病重症化予防に向けた保健指導
を実施するなど被保険者
の健康管理
の意識
の高揚や重症化予防
を図る中、医療費
の抑制に取り組まれてまいりました。
今後においても加入者
の高齢化や医療
の高度化に伴う保険給付費
の増加が見込まれる中でありますが、保健事業
を中心とした医療費適正化対策
の展開
を推進していくと
のことであります。
以上
のこと
を踏まえ、平成30年度から始まった国保制度改正による財政基盤
の安定化
を期待するとともに、国保広域化
のさらなる推進が円滑に実施されること
をお願いし、認定第2号に賛成いたします。
以上、賛成
の討論といたします。
○議長(森 貴尉) 1番福井寿美子さん。
〔1番 福井寿美子議員 登壇〕
○1番(福井寿美子) ただいま議長
のお許し
をいただきましたので、私は認定第5号平成29年度守山市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成
の立場から討論させていただきます。
全国的に高齢化が進展する中、守山市におきましても、平成30年9月1日現在、高齢化率は21.43%、本格的な高齢化社会
を迎えました。そのような中、平成29年度は第6期介護保険事業計画、守山いきいきプラン2015
の最終年度として、必要なサービスが適正に提供されるよう介護保険事業
の円滑な事業運営に努めていただきました。特に要支援1
の方
を対象とした訪問介護と通所介護
を総合事業へ円滑に移行していただき、また生活支援サポーター養成など、市独自
の緩和型サービス
を実施し、総合事業
のサービス内容
の充実
を図られました。
平成29年度は、介護保険特別会計において高齢者
の増加や計画に基づく地域密着型サービス
の事業所
の開所などから、保険給付費は前年度に比べ1億5,300万円余増加し、その伸び率は3.7%となっております。一方、歳入においても、第1号被保険者が増加から保険料収入も3,000万円余増加し、総額12億3,600万円余となっております。国・県ならびに市
の負担金
を合わせた歳入総額から歳出総額
を差し引いた実質収支では、1億1,900万円余
の黒字となり、適正な執行
を認めるところであります。
今後、平成30年度から始まった第7期総合計画において今後さらに進展する高齢化社会
を見据え、団塊
の世代
の全てが後期高齢者となり75歳
を超える、高齢化が一段と進む2025年
を見据えて、高齢者が住み慣れた地域で自分らしい暮らし
を送り続けることができるよう、介護予防
の推進、また地域全体で取り組む認知症対策
の充実が地域共生社会「我が事・丸ごと」
の実現等に向け、地域
包括ケアシステム
のさらなる推進
を図っていただきたいと思っております。
また、今後、介護保険事業におきましても、必要な時に必要なサービスが受けられるよう、持続可能な制度として維持されること
をお願いし、認定第5号平成29年度守山市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成いたします。
○議長(森 貴尉) 11番山崎直規君。
〔11番 山崎直規議員 登壇〕
○11番(山崎直規) 議長
のお許し
をいただきましたので、私は認定第6号平成29年度
後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成
の立場から討論
をいたします。
さて、後期高齢者医療制度は、平成20年4月
の施行から10年目が経過し、今や高齢者
の日々
の暮らし
の安心
を支えるために、なくてはならない制度として広く市民に認識され、定着しております。
近年
の急速な高齢化
の進展による被保険者
の増加と、それに伴う医療費
の増大は国民的な課題でありますが、そのような状況
の中、制度
を適切かつ安定して運営することは、保険者である後期高齢者医療広域連合と、これ
を構成する市町
の重要な責務であります。
このような状況
のもと、本市においては、広域連合と被保険者
を結ぶ窓口として、各種手続
の周知や広報活動などにより被保険者
の理解
を深めるとともに、積極的な保険料徴収活動により99.6%という高い収納率
の達成に努められました。一方、広域連合においては、高齢者
の健康診査など保健事業
の実施、また重複・頻回受診者訪問事業やジェネリック医薬品
の推奨などによる医療費適正化事業
を展開される中、市においても健診
の受託などにより医療費
の抑制と被保険者
の健康
の保持・増進に取り組まれていると
のことであります。
今後も高齢化
の進展が予測される中ではありますが、市民
の暮らし
の安心
を支えるために、財源
の確保や医療費
の抑制による制度
の安定運営に努められるとともに、元気で健康な高齢者
を増やし、市民生活
の質
の向上
の実現に努められるようお願いいたしまして、認定第6号について
の賛成討論といたします。
○議長(森 貴尉) これをもちまして討論
を終結いたします。
それでは、ただいま議題となっております各議案について採決
をいたします。
まず、認定第1号について起立により採決いたします。
本件に対する
決算特別委員長の報告は「認定」であります。
本件は、原案
のとおり認定することに賛成
の諸君
の起立
を求めます。
〔起立多数〕
○議長(森 貴尉) ご着席願います。
起立多数であります。
よって、本件は認定することに決しました。
次に、認定第2号について起立により採決いたします。
本件に対する
決算特別委員長の報告は「認定」であります。
本件は、原案
のとおり認定することに賛成
の諸君
の起立
を求めます。
〔起立多数〕
○議長(森 貴尉) ご着席願います。
起立多数であります。
よって、本件は認定することに決しました。
次に、認定第5号について起立により採決いたします。
本件に対する
決算特別委員長の報告は「認定」であります。
本件は、原案
のとおり認定することに賛成
の諸君
の起立
を求めます。
〔起立多数〕
○議長(森 貴尉) ご着席願います。
起立多数であります。
よって、本件は認定することに決しました。
次に、認定第6号について起立により採決いたします。
本件に対する
決算特別委員長の報告は「認定」であります。
本件は、原案
のとおり認定することに賛成
の諸君
の起立
を求めます。
〔起立多数〕
○議長(森 貴尉) ご着席願います。
起立多数であります。
よって、本件は認定することに決しました。
次に、認定第3号、認定第4号、認定第7号から認定第10号まで、議第56号から議第61号まで、議第63号および議第64号について、一括採決いたします。
本件に対する
決算特別委員長および各
常任委員長の報告は「認定」または「可決」であります。
本件は、
決算特別委員長および各
常任委員長の報告
のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森 貴尉) ご異議なしと認めます。
よって、認定第3号、認定第4号、認定第7号から認定第10号まで、議第56号から議第61号まで、議第63号および議第64号については、
決算特別委員長および各
常任委員長の報告
のとおり決しました。
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
日程第5
会議案上程(決議第1号、意見書第6号および意見書第7号)
○議長(森 貴尉) 日程第5、決議第1号、意見書第6号および意見書第7号
を議題といたします。
事務局長
をして議件
を朗読いたさせます。
事務局長。
○
議会事務局長(
高橋みちえ) 朗読いたします。
決議第1号2025年国際博覧会
の誘致に関する決議、意見書第6号児童虐待防止対策
のさらなる強化
を求める意見書、意見書第7号水道施設
の戦略的な老朽化対策
を求める意見書。
以上。
○議長(森 貴尉) まず、決議第1号につきまして、提出者から提案理由
の説明を求めます。
4番井入秀一君。
〔4番 井入秀一議員 登壇〕
○4番(井入秀一) ただいま議長
のお許し
をいただきましたので、私は、決議第1号2025年国際博覧会
の誘致に関する決議案
の提案
をさせていただきます。
提出者は守山市議会議員井入秀一、賛成者といたしまして、守山市議会議員筈井昌彦氏、同じく守山市議会議員國枝敏孝氏、同じく守山市議会議員澁谷成子氏、同じく守山市議会議員赤渕義誉氏、同じく守山市議会議員石田清造氏、各氏
の賛同
を得て提出させていただいております。
それでは、提案理由
を申し上げます。
2025年に「いのち輝く未来社会
のデザイン」
をテーマとする国際博覧会
を大阪・関西が一体となって開催することは、新たな産業や観光
の新しい切り口、あるいは変革、いわゆるイノベーションが期待できるなど、大きな経済効果、なお国
の試算では約2兆円
の経済波及効果があるとされております。その経済効果
をもたらすものと考えております。
また、悠久
の歴史・文化
を誇るこの大阪・関西が、異なる文化と
の交流を通じてさらに豊かなものとなり、全世界に向けて圏域
の存在感
を示す絶好
の機会となることから、極めて大きな意義があると考えています。
また、さらには、この国際博覧会は2020年
のオリンピック・パラリンピック
のその後も成長
を維持させるため、大阪・関西
の強み
を世界に発信し、成長
の起爆剤とするとともに、日本
の成長
を大阪・関西が牽引すること
を目指し開催されるものであります。この圏域全体のみならず、滋賀県における産業振興、あるいは観光文化
の振興、あるいは観光文化交流、それら
を促進するとともに県内各地域
の振興や住民
の生活向上にも寄与することが大いに期待できます。
本年11月に予定されています、この万博
の開催国決定に向けまして、8月現在では47都道府県議会
を含む217
の市町村議会や行政団体等において議決がなされております。また、280
を超える支援企業や団体、127万
人を超える賛同者によるオフィシャルサポーターおよびオフィシャルパートナーに誘致活動が支えられておりまして、国に加え経済界、自治体、議会等
の関係者が一体となったオールジャパン体制で
の誘致実現に向けた活動が進められており、国内機運
の醸成が図られているところであります。
以上
のことから、守山市議会は大阪・関西における国際博覧会開催
の意義に賛同し、誘致実現に向けた国内機運
の醸成など
の必要な取組(誘致活動)に対し、積極的に支援・協力するものとし、決議案
を提出するものであります。
それでは、本文
を朗読させていただきます。
2025年国際博覧会
の誘致に関する決議
2025年に「いのち輝く未来社会
のデザイン」
をテーマとする国際博覧会
を大阪・関西が一体となって開催することは、新たな産業や観光
のイノベーションが期待できるなど、大きな経済効果
をもたらすものと考えられ、全世界に向けて圏域
の存在感
を示す絶好
の機会となり、極めて大きな意義がある。
また、このような国際博覧会
の開催は、圏域全体のみならず、滋賀県における産業振興や観光文化交流等
の促進に加え、県内各地域
の振興や住民
の生活向上にも寄与することが期待できる。
よって、本市議会は、大阪・関西における国際博覧会開催
の意義に賛同し、誘致実現に向けた国内機運
の醸成など
の必要な取組(誘致活動)に対し、積極的に支援・協力するものである。
以上、決議する。
平成30年9月28日
守山市議会
以上、よろしくご審議
を賜り、議員各位
の賛同
をいただきますようお願い申し上げ、提案理由
の説明といたします。ありがとうございます。
○議長(森 貴尉) 次に、意見書第6号について、提出者から提案理由
の説明を求めます。
15番澁谷成子さん。
〔15番
澁谷成子議員 登壇〕
○15番(澁谷成子) ただいま議長
のお許し
をいただきましたので、私は意見書第6号児童虐待防止対策
のさらなる強化
を求める意見書について、提案者として提案理由
を説明させていただきます。
提案者は、守山市議会議員澁谷茂子でございます。賛成者といたしまして、守山市議会議員井入秀一氏、同じく守山市議会議員
新野富美夫氏、同じく守山市議会議員國枝敏孝氏、同じく守山市議会議員赤渕義誉氏、同じく守山市議会議員山崎直規氏。以上、各氏
のご賛同
をいただいております。
それでは、提案理由
を述べさせていただきます。
児童虐待防止対策
のさらなる強化
を求める意見書といたしまして、今般、東京都目黒区で両親から虐待
を受け女児が死亡するという痛ましい事件が発生しました。このような虐待事案は近年急増しており、平成28年度、全国
の児童相談所に寄せられた児童虐待相談件数は12万件
を超え、5年前と比べると倍増しております。
こうした事態
を深く重く受け止め、政府は平成28年、29年と連続して児童福祉法等
を改正し、児童虐待防止対策
を強化してきました。しかし、今回
の事案は、児童相談所が関与していたにもかかわらず、虐待から救うことができませんでした。
虐待から子ども
の命
を守るためには、子ども
の異変に早期に気づき、虐待
の芽
を摘むことが何よりも重要であります。そのためには児童相談所のみならず関係機関や民間団体等が協働し、虐待
の防止に取り組むことが必要であります。
そこで政府においては、こうした痛ましい事件が二度と繰り返されないためにも、児童虐待防止対策
のさらなる強化に向け、下記
の事項に取り組むこと
を強く求めるものであります。
意見書
の要望事項といたしまして、1、平成28年度に政府が策定した「児童相談所強化プラン」
を拡充し、市町村における児童虐待防止体制
の強化や中核市・特別区へ
の児童相談所
の設置も加えた児童虐待防止体制
を強化するプラン
を新たに策定するとともに、地方交付税措置
を含めた必要な財源
を速やかに講ずること。
2つ目といたしまして、子ども
の問題
を児童相談所に一極集中させている現状
を改めること。具体的には、児童相談所と市町村
の役割分担
をさらに明確化するとともに、施設やNPO等民間機関・団体や他
の行政機関等と
の連携
を強化して役割分担・協働
を加速する「児童相談体制改革」
を行うこと。
3つ目として、児童相談所間および児童相談所と市町村
の情報共有については、仮に転居があったとしても、危機感や支援状況が確実かつ迅速に引き継げるよう、引き継ぎ
の全国共通ルール
を定めるとともに、全国からアクセスできるシステム
を整備すること。また、児童相談所と警察と
の情報共有については、必要な情報がタイムリーに、かつ確実に共有できるとともに、適切かつ効果的に情報共有できるシステム
を新たに構築すること。
4つ目として、共通ダイヤル189、「イチハヤク」と言いますが、児童虐待通告に限定し、児童相談所
の相談できる窓口につながる間に、いまだ半数以上
の電話が切れている実態
を速やかに検証し、分析し、その結果
を踏まえ、児童相談所へ
の通告
の無料化
の検討
を含め、運用
の改善に努めること。
今年、厚労省が5月に入電状況
を調べたところ、携帯電話からかかってきた7,673件
のうち、4,166件が児相に取り次ぐオペレーターにつながる前に切れていたことが判明しています。通話料金が発生すること
を伝えると、冒頭
の音声案内で切れたものが3,454件に上ったという発表があります。
また、保育所や幼稚園・学校と情報共有
を図ること。いじめ防止対策と同様、小中学校
の校務分掌に虐待対応
を位置付け、対応する組織
を明確化するとともに、スクールソーシャルワーカー
を中心とした学校における虐待対応体制
を整備すること。
以上、地方自治法第99条
の規定により意見書
を提出します。
平成30年9月28日
守山市議会議長 森貴尉
衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、文部科学大臣、厚生労働大臣、国家公安委員長 宛。
以上、子どもたち
の尊い命が守られる環境づくり、地域と社会
を築いていくため、各議員
のご理解、ご賛同
を賜りますこと
をお願い申し上げ、提案理由
の説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(森 貴尉) 次に、意見書第7号について、提出者から提案理由
の説明を求めます。
11番山崎直規君。
〔11番 山崎直規議員 登壇〕
○11番(山崎直規) ただいま議長
のお許し
をいただきましたので、私は意見書第7号水道施設
の戦略的な老朽化対策
を求める意見書について、提案者として提案理由
を説明させていただきます。
提案者は、守山市議会議員山崎直規です。賛成者といたしましては、同じ守山市議会議員井入秀一氏、同じく守山市議会議員
新野富美夫氏、同じく守山市議会議員國枝敏孝氏、同じく守山市議会議員赤渕義誉氏、同じく守山市議会議員澁谷成子氏であります。以上
の各氏よりご賛同いただいております。
それでは、本文
の朗読をもって提案理由とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
水道施設
の戦略的な老朽化対策
を求める意見書
日本
の水道は、97.9%
の普及率
を達成し、これまで
の水道
の拡張整備
を前提とした時代から、既存
の水道基盤
を確固たるものにしていくことが求められる時代に変化してきました。
しかし、現在
の水道
を取り巻く状況は、高度経済成長期に整備された施設
の老朽化や、耐震化
の遅れなど大きな課題に直面しています。現に、6月に発生した大阪北部地震や西日本
を中心とした7月豪雨
をはじめ、昨今
の自然災害による水道被害は全国で頻発している状況にあります。
また、簡易水道事業は農山漁村部
を中心とする住民
の生活に必要不可欠な社会基盤であるが、今なお約270万
人の人々が不安定な飲料水に頼らざる
を得ない生活
を余儀なくされており、この水道未普及地域
の解消は依然として大きな課題であります。加えて、地方
の急激な人口減少に伴い、50
人以上
の飲料水供給施設
の要件に当てはまらない集落も増えており、補助要件
の緩和が求められるところであります。
そこで政府におかれては、地方公共団体等とこれまで以上に連携
を深めながら、国民
の命
を守るインフラである水道
の戦略的な基盤強化に取り組むため、下記
の事項に取り組むこと
を強く求めます。
1つ、老朽化対策や耐震化対策
をはじめ、国民
の命
を守るインフラ設備である水道施設
の更新・維持・管理に全力
を挙げるとともに、その国庫補助所要額
の確保
を行うこと。
将来にわたり、安全な水
の安定供給
を維持していくため、水道施設
の管理者である地方公共団体等とこれまで以上に連携
を深めながら、広域連携
の推進や適切な資産管理
の推進、さらには官民連携
の推進等具体的な措置
を講じることにより、水道
の戦略的な基盤強化に取り組むこと。
以上、地方自治法第99条
の規定により意見書
を提出する。
平成30年9月28日
守山市議会議長 森貴尉
衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、厚生労働大臣、国土交通大臣 宛。
以上、各議員
のご賛同
を賜りますこと
をお願い申し上げ、提案理由
の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(森 貴尉) 暫時休憩いたします。
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
休憩 午前10時58分
再開 午後1時00分
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
○議長(森 貴尉) 休憩前に引き続き会議
を開きます。
ただいま議題となっております決議第1号、意見書第6号および意見書第7号に対する質疑
を行います。
なお、質問時間は1
人30分以内であります。
発言通告書が提出されておりますので、16番小牧一美さん
の質問
を許します。
16番小牧一美さん。
○議長(森 貴尉) 16番小牧一美さん。
〔16番
小牧一美議員 登壇〕
○16番(小牧一美) それでは私は、先ほど提案されました決議第1号2025年国際博覧会
の誘致に関する決議および意見書第7号水道施設
の戦略的な老朽化対策
を求める意見書、この2本
の決議、意見書に対しまして、質疑
を行います。
最初に、決議1号ですけれども、今回この大阪万博につきましては、ここには述べられておりませんけれども、大阪が誘致しようとしている万博はIR(カジノ)とセットで誘致しようという
のが、もう前提
の話です。知事によると、これは別物で、別々に誘致
をしているので別物だという見解かもわかりませんけれども、私はそれが全く別物という確証はなく、これは勝手に進む中で、IRも一緒に誘致
を進めていって、結局、IR
を売り物に万博も世界から呼んでくるというこの構図は全然変わっていない。そこがカジノ
を、IR
をもうやめるということ
を表明する中で
の万博
の誘致ということであれば、なるほど考えないこともないかなとも思いますけれども、これはあくまでもセット物
の誘致でありますので、この点につきまして、提案者、また賛同者
の皆さんはどのように整理
をしておられる
のかということ
をお聞きしたいと思います。
2点目ですが、大阪湾
を大きく埋め立てて人工島
をつくりながら、この万博
の会場
を整備していこうという方針ですけれども、日本
の国がこれだけ財政難と言われていて、後年度負担が大きく膨れ上がっている中において、またぞろ、こういう形
の巨大な大型開発
を進めていくという財政出動
のあり方について、本当に守山市議会が応援
をするような形
をとって良い
のかなということ
を思う訳です。
こういう財政負担について
の見解
をどのように考える中で、経済効果が2兆円というけれども、その効果が果たしてそれ以上
の設備費用が大きくかかり、この間
の台風で関西国際空港が水没する状況になりましたが、計画当初から指摘されていた地盤沈下が、もう当初から関空は3メートル
の地盤沈下が起こっている
のです。なので普通
の高潮でも水没
をしてしまうぐらい
の状況になっておりまして、同じようなこと
を大阪湾で繰り返すということについては、そんなに簡単に行け行けというような応援
をすることではないかなと思うので、その辺について
の見解
を求めたいと思います。
続きまして、意見書第7号水道施設
の戦略的な老朽化対策
を求める意見書について、お伺いいたします。
一見させていただくと、良いかなと思うような意見書ですけれど、よく読むと大変危険な中身が入っておりますので、提案者に真剣な議論が必要だという意味で質問
をさせていただきます。
まず大前提として、なぜ今この時期に守山市議会からこの意見書
を出すことが必要な
のか。守山市
の水道事業に対して問題点があって、こういうこと
をすれば守山市
の水道事業がこういうふうに良くなるという見通し
をもってこの意見書
を出そうとしておられる
のか。
決算委員会
の中でも水道事業に対して、ちゃんと計画
を持って耐震工事もしていると思うし、それがなかなか進まない
のも事実でありますけれども、守山市がとりたててこのような決議
を上げるような水道事業になっていると私は思えないので、なぜ今この意見書
を出さねばならない
のかということが1点目です。
それから2点目は、2点目に書かれている水道
の戦略的な基盤強化、これはつまりどういうことでしょうか。水道事業
の戦略的な基盤強化という
のは、一体何
を指して意見書に述べられている
のか、具体的に教えていただきたい。
もう一つ、最後です。この対策として「官民連携
の推進等具体的な措置
を講じることにより」とあります。この言葉ですが、今、政府が進める水道事業
の民営化、これ
を後押しする内容ではないかと思う
のです。水道事業
の民営化は、今、国が言いかけているんですけど、欧米等において水道事業
を民営化することによって、大変、水道料金
を高騰させるなど、老朽化対策なんていう
のはもう全然できずに民間事業がもうけ
をするということで、今、民営化
をした欧米
の水道事業は再公営化に向けて切り替え
をしている
のです。
日本
の国が水道事業
を民営化する方向にかじ
を切ること
を応援する、この意見書ですが、そんなこと
を本当にして良い
のかどうか、守山市議会としてそんなこと
を後押しして良い
のか、私は大いに疑問ですので、その辺
の見解
をぜひお聞かせいただきたいと、民営化に対する見解
をお伺いしたいと思います。
以上3点、お願いします。
○議長(森 貴尉) 4番井入秀一君。
〔4番 井入秀一議員 登壇〕
○4番(井入秀一) それでは、小牧議員
のご質問、幾点かございました。整理
をしてお答えしたいと思います。
まず、今回
の万博とIR
の区別ということだったと思いますが、今回、決議
をお願いしようとしている
のは万博に限ったことであります。まずそれ
を最初に申し上げておきたいと思います。
せっかくですので、IRについて、あるいはなぜ万博のみに特化したかというその辺
の経緯
を少し
説明しますと、まず、物理的な場所ですが、IR
の区域という
のは万博予定地
の北側に予定されているエリアです。それぞれ立地
をする場所が違う。まず物理的に違うということ。
2つ目は、その整備・運営についてな
のですが、万博は博覧会
の協会が会場
を整備・運営するという枠組みです。一方でIRは政府が認めた民間事業者が一体的に整備と運営
をするということで事業者が異なるということです。
その趣旨とかテーマについて申し上げますと、夢洲
の中で立地
を予定されていますIR
のほうについては、世界最高水準
のエンターテイメント、いわゆる会議とかセミナー、あるいは博覧会など、そういった機能、いわゆるMICE機能というんですか、それ
を提供して国際観光拠点
の形成
を目指すもの、これがIRです。一方、万博は今回
のテーマは「いのち輝く未来社会
のデザイン」がテーマになっていますので、人類共通
の課題へ
の解決策、それ
を参加国とともにつくり上げて世界に向けて発信するということで趣旨、テーマも違うと。そういうこと
を受けまして、今回、本市議会では区分
をして、万博に特化した決議
をお願いしようとするものです。
あと2点目、大きなことですが、今回
の万博に関する必要な経費に対する財政負担とか、あるいは経済効果と
の関係、あるいは、先
の台風21号で
の関空
のああいった教訓
を生かしてどうするかとか、そういうことだったと思います。
まず、財政負担
のところですけれども、おっしゃるように万博開催に伴います経費は大変重要なことです。試算によりますと建設費が全体で約1,250億円となっています。これ
を国と大阪府、大阪市、そして経済界、これが3分の1ずつ負担するということで大筋合意
をしたと報道もされておりますし、そのように情報
を得ております。そういった中で、経済効果と
の関係ということがありました。先ほど提案理由で申し上げましたように、国
の試算では約2兆円ということですので、建設に係る約1,250億円と比較しても明らかだと思います。
それから、台風21号
の関空
を見て
の関係です。これにつきましては関西圏、あるいは日本国全体に大変大きな影響がありました。今回、夢洲
をそのようにしていくことについて台風21号
の関空
の教訓
を生かされて、必要であれば見直し
をされると推察
をいたします。
以上、質問に対するお答えとさせていただきます。
○議長(森 貴尉) 11番山崎直規君。
〔11番 山崎直規議員 登壇〕
○11番(山崎直規) では、意見書第7号について
の質問に対して、答弁
をさせていただきます。
まず、守山市議会において、今現在、意見書
を出す必要がある
のかという話な
のですが、現実問題として、例えば守山市
の水道事業
の中において、前回
の台風なんかでは下水道
の発電機が壊れて、停電によって下水道
の使用ができない地域があったということもありました。
これは開発電気
を持ってきて、それで発電してポンプアップして流したということな
のですが、守山市は実は坂がないまちです。災害時と水道事業においては、動力、ポンプアップによって水
を供給しているという
のが現実にあります。守山市において、今回
の台風において、実は上水においても1系統、2系統がある
のですが1系統は停電によって止まったという現状がありました。2系統でもって何とか動かしたという
のが現実です。
これから災害が起こる段階において、こういったことが起こって、例えば停電等によって給水ができない状況になってしまうということは考えられることなので、こういったことも含めて早急な対策
をすべきだという意見書
を出しました。
もっと言うと、今、北海道
の地震とか西日本等
の豪雨災害によって断水されていた、住民
の方たちが水がないということで風呂に入れないとかトイレに水
を流せないとかという現状があって、毎日、高齢者
の人が給水所に行って何回も往復して水
をもらっているという現状
を見る時に、こういったことは最小限に食い止めなきゃいけないという意思があって、この意見書
を出させてもらっております。
次に、戦略的な基盤強化という言い方なんですけれども、基本的には先ほど申し上げていたみたいに、今まで
の計画どおりやっていくという
のも一つな
のですが、こういった頻繁に災害起こっている現状
を考えた時には、もうちょっと進めた形で
の戦略的に改善
をしてくべきことがあるんじゃないかということ
の意見書でございます。
あと、官民連携
の推進ということなんですけれども、おっしゃっていた民営化
をするということではなくて、官民連携という
のは、今3割
の職員が少なくなっていて、その中で職員
の水道事業
のベテランさんという
人たちはどんどん少なくなっていっているという現状があります。そこ
の段階で、やっぱり技術的な連携
をしていこう、例えば広域化も含めてな
のですが、民間
の力
を借りて、そういったもの
のノウハウ
を借りながらやっていこうということもありますし、民間
のベテラン
の人たち
の技術
を教えてもらうとか、そういった作業もある訳ですから、そういった意味で
の官民連携ということで
の意見書
の内容でございます。
以上で答弁
を終わります。
○議長(森 貴尉) 16番小牧一美さん、よろしいですか。
どうぞ。
〔16番
小牧一美議員 登壇〕
○16番(小牧一美) では、再度、質問させていただきます。
まず、決議についてですけれども、別物で事業者も別物だし今回
の意見書もカジノじゃなくて万博について
の決議なのでというお話だったと思いますけれども、そもそも大阪市も大阪府もカジノと万博はセットでそのものが始まっている訳です。
私が心配している
のは、地方公共団体、近隣
の決議にはカジノは別物ですと
説明をしておいて、決議
をいっぱい上げさせて機運
を盛り上げる一方で、カジノも着々と進めて、結局でき上がる時にはカジノがメーンになって万博もということが、そうではないということは全くどこにも書かれていない
のです。そうではないと言っているだけな
のです。
先ほども申し上げましたように、IRはしないと、もう諦めるということ
を言う
のであれば、私は賛成に回るかもわからないけれども……賛成しないけど、口では関係ありませんということ
をうのみにする形で全国で地方自治体から機運
を盛り上げると、そんな自分たち
の発想でやっていること
を、いかにも私たちも一緒に応援するか
のように装いながら、結局IR
をしっかり進めていくという、そのことは本当に姑息だなというような、ちょっとそれは失礼な、しっかりとIRも議論することで意見も上げてくれということならばわかりますけれども、そこはちょっと提案者としてはIRについてはどのように、IRも応援する立場な
のか、IRはやめる
のか、その立場もお聞きしたいなという思いで、再度このことについては質問させていただきます。
それから2点目ですけれども、東京オリンピックも当初
の見込みから大きく建設費用、事業費が膨れ上がっている
のです。それで、今回は先ほど
説明もありましたように、台風
の被害
を受けたああいう教訓から、もっと強固な整備
をしていこうと思えば、今言われている整備費用では到底、賄えないだろうと思います。
大阪と事業団3分の2、でも国費が3分の1入るということは、私たち
の税金がそこに投入される訳でして、日本
の国
の財政からいって、そういうことに、またぞろ大型公共事業にそういうお金
を投入していく、ゼネコン型
の公共事業
を推進するということが本当に日本経済
の経済効果と言うけれども、その財政出動
の負担は大きいなと思うので、このこと
を守山市議会として、もろ手
を挙げて決意
を上げるということについてはどうかなと思うので、財政負担
の見通しが膨れ上がる可能性がある
のではないか。国費が入っていくことについては問題がある
のではないか。この点について再度お伺いしたいと思います。
続きまして、水道事業
の戦略的な対策
を求める意見書について、再度お伺いいたします。
守山市でも停電がありましたし、給水停止という状況がこれから生まれかねないということは、そのとおりでございますけれども、だからといってこの意見書
を出すようなことが必要かと思う訳です。技術者が足りないということもおっしゃいましたが、まさにそのとおりで、だからこそ技術者
をしっかりと確保するそれぞれ
の地方自治体
の努力が必要な訳です。
私は、1点目は国庫補助所要額
の確保
を行う、ここについては当然賛成
をするものですが、先ほど言われた
説明の対策として、広域化が必要か、官民連携
の具体策
の措置が必要かというふうに思う
のです。技術者が少なくなっているから民間ノウハウに教えてもらう。そうではなくて、将来的に技術者
の育成、守山市内
の地面
の中にどんな管路があってということも全部把握できるような専門的な知識
を有する職員
を継続的に雇用して、後世にしっかり育てるという、そういうこと
をしない限り対策はできない訳で、官民連携
を強化ということ
を戦略的にするなんていうことは、これ
を国に言うことについて、いかがなものかと私は改めて思う訳で、そのことについて、私が言っていたこと、公務員
の中でそういう
人をきちんと確保していくというふうにしていくこと、そのために国庫補助
をしっかりと入れていくということが大事だと思いますけれども、その点について、再度お伺いしたいと思います。
○議長(森 貴尉) 4番井入秀一君、お願いします。
〔4番 井入秀一議員 登壇〕
○4番(井入秀一) それでは、小牧議員
の再度
の質問にお答えしたいと思います。
IRと万博は別物であると先ほども述べました。IR
のことがうたってないじゃないかということですが、提案理由で申し上げましたように、国内240
を超える市町が決議
をされています。一例
をとりますと、確かに羽曳野市なんかはIRに一定、言及
をした、しかし万博に限ってということですし、滋賀県におきましては万博に特化しているということです。
なぜ別物として考えたかという
のは、先ほど
のご答弁で申し上げましたように、全く別物であるという認識で
説明をしました。よって、本市議会では決議
をお願いする
のは、別物として万博に特化
をして、決議
をお願いしたいということであります。
それから、後段
の財政負担ということは大変重要だと先ほども申し上げました。経費
の区分については、先ほど
のとおりであります。経済効果が国
の試算で2兆円、ただそれは単発で終わる
のではなくて、経済新聞によりますと、その万博
の期間が終わった後、約4,000億円程度
の規模
の経済効果が続くだろうという見通しがあります。
一方で、先に終わりました愛知万博では、1兆6,000億円
の経済効果があると言われていました。当然、新しいホテルであるとかそういったハード整備もされた後、その経済効果も続いていったと、そのような検証
をされたと聞いておりますので、今回
の万博誘致がかなった折には、経済効果、初期
の財政出動は大変大きなものがありますが、それよりも経済効果
のほうが一過性
のものではなくて後も続いていくという意味で、そういった趣旨
のもとで、この万博
の誘致、決議
をお願いしたいと思うものであります。
以上、答弁とさせていただきます。
○議長(森 貴尉) 11番山崎直規君。
〔11番 山崎直規議員 登壇〕
○11番(山崎直規) では、再度
の質問にお答えします。
政府が出している資料がありますのでこれ
を読みたいと思いますので、お願いいたします。
官民連携
の推進ということで、国全体
の取組として、水道についても日本人口
の本格的な減少
の中、安定的な経営
を確保し、効率的な整備・管理
を実施するため、地域
の実情に応じて事業
の広域化
を行うとともに、多様な官民連携
の活用
を検討することが求められている。
官民連携は、水道施設等
の維持・管理・運営等
の向上はもとより、水道事業
をされる人材
の確保や官民双方
の技術水準
の向上に資するものである。この観点から、官民連携
を単に経費削減
の手段としてでなく、水道事業
の持続性、公共サービス
の質
の向上に資するものとして捉えるべきであるという規定がされております。
以上です。
○議長(森 貴尉) 他に質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森 貴尉) ないようでありますので、これをもって質疑
を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております決議第1号、意見書第6号および意見書第7号は、会議規則第37条第3項
の規定により
委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森 貴尉) ご異議なしと認めます。
よって、決議第1号、意見書第6号および意見書第7号については、
委員会付託を省略することに決しました。
これより討論
を行います。
発言通告書が提出されておりますので、これ
を許します。
16番小牧一美さん。
〔16番
小牧一美議員 登壇〕
○16番(小牧一美) それでは私は、決議第1号および意見書第7号について、反対
の立場で討論いたします。
まず、決議第1号2025年国際博覧会
の誘致に関する決議について申し上げます。
今回
の誘致は一言で言えば、大阪夢洲で計画されている国際万博はIR(カジノ)とセットで誘致しようというものです。これには反対です。いわゆる夢洲万博には3つ
の問題点があると思います。
1つは、大阪府は万博
の基本構想
の中で、万博会場
の隣接地にカジノ
を含むIR
を誘致するとして、大阪市
のホームページでも夢洲にIRと万博
の両方
を誘致し、それ
を連動、運命共同体とするとしています。カジノは刑法で禁じられている賭博です。成長戦略
のためと強調していますが、カジノ
の集客力、消費力が大きいほど、周辺
の地域経済は顧客
の創出、売上減少
のリスクにさらされます。むしろギャンブル依存症
の拡大、不法集団
の暗躍
の場となり、まともな産業経済
の衰退につながることは明らかです。
なお、IRは総合型リゾート施設であってカジノではないということ
を言われる方もおられますが、詭弁です。世界
の例
を見ても、カジノに集客するために国際会議場やホテルが供えられ、IR全体がカジノ
のためにあるという状況になっています。
2つ目は、破綻済み
の巨大開発
を、またぞろ起こそうとしている問題です。人口島夢洲
をはじめ大阪湾エリア開発は破綻
を来しています。この検証と総括なしに過大な見積もり
を重ねていても、それは破綻
の二の舞になるだけではないでしょうか。
3つ目は、夢洲で
の国際博覧会が巨大な財政負担
を大阪市や大阪府、そして日本全体にも強いる懸念です。基本構想によれば会場建設費は1,250億円、運営費は800億から830億円と言われています。さらに会場用地、道路網
の整備など関連事業で730億円とも言われています。東京五輪同様に事業規模がさらに膨れ上がる可能性もあり、それらが財政負担となって自治体財政と暮らし
を大きく圧迫することになりかねません。
カジノがなくても多様な文化、食
の魅力で大阪
をはじめ関西
の観光客は増えています。読売新聞
の世論調査でも、万博会場
の近くにカジノ
を含む総合型リゾート
を誘致することに対して、52%
の人が反対
の意思
を示しておられます。府民
の合意形成も図られていません。
よって、大阪に国際博覧会
を誘致する決議には反対
をさせていただきます。
続きまして、意見書第7号水道施設
の戦略的な老朽化対策
を求める意見書に対して、反対
の討論
を行います。
先ほど述べられましたように、水道事業
の職員
の確保は大変厳しい状況にあります。厚労省によりますと、水道事業
の現状は耐用年数
を超えた、特に40年
の耐用年数
を超えた水道管が全国で14.8%で、更新率は0.75%だそうで、早く更新
をしなければならない
のですが、職員数はピーク時に比べて3割減りまして、給水人口5,000
人未満
の自治体では職員は1
人から2
人、技術職はゼロという状況になっているそうです。
今回、大阪
の北部地震や西日本豪雨
を理由に、戦略的な老朽化対策
を求めるという意見書ですけれども、先ほど述べられたように、政府は大阪地震被害
を口実にいたしまして、老朽化対策
を進めること
を理由に水道法
を改正しようとしております。そこに民間活力導入
をうたっております。
そこには民間活力導入と言って水道管
を民営化していくところに大きく日本
の水道事業
のかじ
を切っていこうと。このこと
の是非が今、問われなければなりません。水道、水は国民
の命にかかわる大変大事なものですので、民営化
をされるということ
の影響が、例えば技術者
の協力
を得て老朽化対策
をしようと思っていたけれども、利益が優先される中で老朽化対策などという
のは全く後回しになっているというようなこともありますし、かえって民営化が弊害
を生むことは海外
の事例
を見ても明らかな
のです。
欧米でも民営化で水道料金が高騰して、施設整備がまともに行われないなど
の問題が噴出しておりまして、先ほど申したように再公営化に踏み切るところが増えております。それが世界
の流れになっているということです。
今回
の意見書は、日本
の水道事業
の民営化
を後押ししようとする内容となっておりまして、このような意見書に安易に守山市議会から意見書
を出すようなこと
を、私は政府
のそのやり方
を応援
をするようなことはしていはいけないと、やっていることに対してそれでいい
のかと疑問
を投げかけながら立ち止まらなければいけないのに、そこ
を深く考えることもなく意見書
を上げていくということ
をすることが、後々どのような悪影響
を及ぼすかと大変心配
をするものです。
ぜひ皆さん熟慮
をしていただきまして、この意見書については反対
をしないといけない
のではないかなと、日本
の将来に対して大きな悪影響
を及ぼすこと
を懸念して、私は反対
をさせていただきます。
○議長(森 貴尉) これをもって討論
を終結いたします。
それでは、ただいま議題となっております決議第1号、意見書第6号および意見書第7号について、起立により採決
をいたします。
まず、決議第1号について、採決いたします。
本件は、原案
のとおり決することに賛成
の諸君
の起立
を求めます。
〔起立多数〕
○議長(森 貴尉) ご着席願います。
起立多数であります。
よって、本件は原案
のとおり決しました。
次に、意見書第6号について、採決いたします。
本件は、原案
のとおり決することに賛成
の諸君
の起立
を求めます。
〔起立多数〕
○議長(森 貴尉) ご着席願います。
起立多数であります。
よって、本件は原案
のとおり決しました。
次に、意見書第7号について、採決いたします。
本件は、原案
のとおり決することに賛成
の諸君
の起立
を求めます。
〔起立全員〕
○議長(森 貴尉) ご着席願います。
起立全員であります。
よって、本件は原案
のとおり決しました。
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
日程第6
特別委員会審査報告
○議長(森 貴尉) 程第6、環境施設対策特別委員長、議会改革特別委員長および公共施設調査特別委員長より審査報告
の申し出がありますので、これ
を許します。
まず、環境施設対策特別委員長。
〔環境施設対策特別委員長 國枝敏孝議員 登壇〕
○環境施設対策特別委員長(國枝敏孝) ただいま議長
のご指名
を受けましたので、環境施設対策特別委員会
の報告
を行います。
まず、これまで
の経過ですけれども、環境施設本体については、設計、建設、長期運営業務
を一括で行ういわゆるDBO方式
を採用することとして、本年7月12日、事業者選定委員会における審査
の結果、株式会社協和エクシオ
を代表企業とする企業グループが落札者に決定されました。そして、そのこと
を受けて、去る7月27日、本議会は臨時会
を開催して、この契約に係る適正履行
を速やかに確保するため
の施工監理業務に係る補正予算
の議決
を行いました。併せて、本体工事に先行して整備
を行う付帯施設について、その建築予算
の本年度分と後年度
の債務負担行為を議決しました。
そうした中で、去る8月27日、副市長
をはじめ
関係部課長の出席
を求めて本委員会
を開催したところです。
協議事項として、先
の落札業者と
の実質的な契約締結に関する概要
の説明がありました。DBO方式による事業者と
の契約は、基本契約、工事請負契約、運営業務委託契約
を同時に締結することになっていること。また、契約締結日は8月30日
を予定していること。このうち工事請負契約については議決案件となるので、9月議会、つまり今議会に上程すると
のことでした。
内容に関して
の説明も受けました。
まず工事請負契約についてですが、当面
の工事として基礎工事に関して、あそこは地下に廃棄物が埋設されていることが確実なことから、廃棄物
の処理に関しては特段
の配慮をもって施工すること。また、発電
を前提とした熱回収施設は、日量71t規模で
の高効率
のエネルギー回収施設
を予定していることから、最新
の技術
を適切に活用してサーマルリサイクル推進
のモデルとなるよう努めることなどが盛り込まれているという
説明でございました。
また、運営業務委託契約については、既に特別目的会社「株式会社もりやまエコクリーン」が設立され、そこが平成33年10月1日から平成53年9月30日まで
の20年間
の運営
をすることとなっています。市が提示している要求水準書や事業者が作成した技術提案書に基づいた適正かつ確実な運営業務
を確保するため、モニタリング基準
を設け、日常的・継続的に監視していく内容も含まれていると
のことでありました。
今後
のスケジュールとしては、本契約締結後1年間で設計
を行い、その後2年間
の建設工事、その他試運転等
を経て、平成33年10月1日供用開始という計画でございます。
皆様
の引き続き
のご協力
をお願い申し上げ、環境施設対策特別委員会
の報告といたします。ありがとうございました。
○議長(森 貴尉) 次に、議会改革特別委員長。
〔議会改革特別委員長 山崎直規議員 登壇〕
○議会改革特別委員長(山崎直規) ただいま議長
のご指名
をいただきましたので、8月28日に開催いたしました議会改革特別委員会
の報告
をいたします。
今回から配付資料については、紙で
の配付に代わりタブレット、ノートパソコン
を利用した会議
を行うことにしました。各委員にはノートパソコンやタブレット
を持参していただき、特別委員会
を開催いたしました。
最初に、通年議会について協議
を行いました。地方自治法に規定された方法で通年議会
を開き、会期については、次回改選時
を開始時期とすること
の確認
を行い、条例に定めておかなければいけない事項について協議
を行いました。
まず専決事項について検討
を行い、会計年度末
の法改正に伴う条例改正、
歳入歳出予算の補正については、国会
の動向
を見ながら会議
を開くことになるため、専決事項として条例で決めておけばよいと
の意見もあり、次
の項目
を条例に追加
をすることにしました。
会計年度末における法令等
の改正に伴う必要な条例改正、会計年度末における
歳入歳出予算の補正、解散・欠員等
の事由に基づく選挙費に係る補正、災害等による維持補修および工事等に関する
歳入歳出予算の補正、関係一部事務組合および広域連合
の規約
の変更および構成市町村
の増減。以上
のこと
を決めておくことにしました。
次に、会議
の開催については現行と同様に年4回
の定例
の会議
を開くこととし、その期間は何月何日から何月何日まで
の間で開催すると規定
をしておくことにしました。また、一事不再議
の取扱い、請願・陳情、発言
の取り消し、会議録
の作成については、現行と同じ形で運用できるよう必要な規則改正等
を行うことにしました。
会議
の名称については「定例月会議」「臨時会」とし、会期については「議会期間」「審議期間」という名称とし、休会は「閉会期間」とすることに決めました。
以上
の決定事項
をもとに、次回は通年議会実施に係る素案について、再度検討
を行うこととしました。
次に、8月8日に開催しました夏休み議場探検について、事務局から報告
をしてもらいました。夏休み議場探検には12名
の方が参加
をしていただき、議場
の感想は大方
の方が、とても楽しかったと
の感想
をいただきました。その中でも、議員へ
の質問が一番楽しかったと
のことでした。保護者
の方からは、広報で夏休み議場探検
を知ったということが一番多かったということで、参加理由は、夏休み
の思い出づくり、宿題に役に立つと思われていると
のことでした。
委員からは、参加へ
の呼びかけとして、地区会館に協力
を1回依頼して、地域ごと
の友達同士で
の参加
をしてもらうなど検討してはどうかと
の意見もありました。こういった意見
を踏まえて、参加者
を増やす工夫
を、次年度以降はもう少し違った方法で
の広報、周知
を検討していきたいと思います。その他、子どもたちから
の質問について、事前に聞いておけば十分な回答ができると思われるので、聞いておいてもらうこと
をしてはどうかと
の意見もあり、参加申し込み
の段階で聞き取り
をしていくことも検討
をしていくことにしました。
次に、小学校6年生
の学習会について検討
をいたしました。クラス数が少ない学校から実施
をしてきましたが、今回、生徒数
の多い学校について前向きに実施
を検討してはどうかと
の意見もあり、教育委員会にも相談する中、まずは一番クラス数
の多い守山小学校で
の実施について、運営方法や学校
の意向
を聞きながら検討することにしました。守山小学校で
の実施が難しい場合は、河西小学校や速野小学校にも調整
を行うこととしました。
以上、議会改革特別委員会
の報告といたします。
○議長(森 貴尉) 次に、公共施設調査特別委員長。
〔公共施設調査特別委員長 筈井昌彦議員 登壇〕
○公共施設調査特別委員長(筈井昌彦) ただいま議長
のお許し
を賜りましたので、公共施設調査特別委員会
の報告
をいたします。
去る8月29日および9月26日に副市長
をはじめ
関係部課長の出席
を求め、委員会
を開催いたしました。
まず、8月29日
の委員会では、協議事項に入る前に、本特別委員会と新庁舎整備検討
ワーキングチームと
の位置付け
を確認いたしました。
ワーキングチームにおいては、本特別委員会
を補完する組織として、庁舎整備全般
を対象として検討していただくこと。また
ワーキングチームで
の検討内容については、本特別委員会委員長に報告
をいただき、本特別委員会において新庁舎整備に係る意見
の取りまとめ
を行っていくこと
を確認いたしました。
また、本特別委員会
の今後
の協議項目として、新庁舎整備に関しましては
ワーキングチームから
の報告
を受けますが、その他に市営住宅
の整備、国県補助(負担)金、財政見通し
を踏まえた公共施設整備など
を協議していくことといたしました。
その他、平成30年台風20号による庁舎
の雨漏れ
の状況について行政から報告
を受け、庁舎
の雨漏れや市内で
の停電など、各被害状況について
説明がありました。委員からは、停電へ
の対応、庁舎
の被害などについて、質問がありました。
これら
の報告も踏まえて、今後
の本委員会で
の検討課題
を抽出していくため
の参考とするため、義務教育施設
の大規模改造
のように年次計画には上がってこない規模
の修繕が必要な箇所や現状
を確認するため、学校施設
の視察
を行うこと
を委員に提案し、委員会終了後に市内
の3小学校
の視察
を行いました。
次に、9月26日
の委員会では、
ワーキングチーム会議において新たに示された議場
の配置およびフロアレイアウト案などについて、行政から
説明を受け、その後、報告事項として、
ワーキングチームの座長から、
ワーキングチームの会議
のこれまで
の検討経過
を含め、報告
を受けました。
内容としましては、
ワーキングチーム会議
の今後
のスケジュールについては、新庁舎整備
の基本計画
を年内に取りまとめて、年明けにパブリックコメント
を行うと
の行政
の予定に合わせて、新庁舎整備
の基本計画に盛り込む項目について、順次、検討
を行っていくこと。また、9月19日
の会議では、新庁舎
をL型とする第5案が、他
の案に比べて安価な事業費で、市民や職員にとっても利活用しやすく、現庁舎
の新館
を解体しなくて済むなどと
の理由から、この案
をワーキングチームの検討結果として取りまとめたと
のことでありました。
本委員会といたしましても、報告
のあった
ワーキングチームで
の検討結果
を了承し、今後この内容について、
ワーキングチームにおいて検討
を進めていただくこと
を確認いたしました。また、今後においても、随時、
ワーキングチームから
の報告
を受けることとし、次回
の本委員会は、
ワーキングチーム会議が10月に開催予定と
のことから11月1日に開催することといたしました。
以上、公共施設調査特別委員会
の報告といたします。
○議長(森 貴尉) 暫時休憩いたします。
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
休憩 午後1時49分
再開 午後2時05分
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
○議長(森 貴尉) 休憩前に引き続き、会議
を開きます。
休憩中に20番藤木猛君から
議会運営委員の辞任願
の提出があり、委員会条例第11条
の規定により許可いたしましたのでご報告いたします。
お諮りいたします。
この際、お手元に配布いたしました
議会運営委員の補充選任
の件
を日程第7に追加することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森 貴尉) ご異議なしと認めます。
よって、
議会運営委員の補充選任
の件
を日程第7に追加することに決しました。
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
日程第7
議会運営委員の補充選任について
○議長(森 貴尉) 日程第7、
議会運営委員の補充選任
の件
を議題といたします。
議会運営委員の選任については、委員会条例第5条第1項
の規定により、本職により指名いたしたいと思います。
それでは、欠員となりました
議会運営委員に、5番石田清造君
を指名いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森 貴尉) ご異議なしと認めます。
よって、
議会運営委員に5番石田清造君
を選任することに決しました。
暫時休憩いたします。
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
休憩 午後2時06分
再開 午後2時15分
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
〔森 貴尉議長 除斥〕
○副議長(小西孝司) 休憩前に引き続き、会議
を開きます。
お諮りいたします。
この際、お手元に配付いたしました議長辞職および議長選挙
の件
を日程第8および日程第9に追加することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(小西孝司) ご異議なしと認めます。
よって、議長辞職および議長選挙
の件
を日程第8および日程第9に追加することに決しました。
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
日程第8 議長辞職について
○副議長(小西孝司) 日程第8、議長辞職
の件
を議題といたします。
議長森貴尉君から議長
の辞職願が提出されております。
事務局長
をして辞職願
を朗読いたさせます。
事務局長。
○
議会事務局長(
高橋みちえ) 朗読いたします。
辞 職 願
私儀、この度、一身上
の都合により議長
の職
を辞したいので、地方自治法第108条
の規定により許可くださるよう願い出ます。
平成30年9月28日
守山市議会副議長 小西孝司様
守山市議会議長 森 貴尉
以上。
○副議長(小西孝司) お諮りいたします。
森貴尉君
の議長
の辞職
を許可することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(小西孝司) ご異議なしと認めます。
よって、森貴尉君
の議長
の辞職
を許可することに決しました。
〔21番 森 貴尉議員 入場着席〕
○副議長(小西孝司) 21番森貴尉君にお伝えいたします。
先に提出されました議長
の辞職願につきましては、ただいま議会
の許可が得られましたので、ご報告申し上げます。
森貴尉君から、議長辞職
のあいさつ
を求められておりますので、これ
を許します。
21番森貴尉君。
〔21番 森 貴尉議員 登壇〕
○21番(森 貴尉) 副議長
のお許し
をいただきましたので、退任にあたりまして
の一言
のごあいさつ
をさせていただきます。
振り返ってみますと、早いもので、ちょうど昨年
の9月27日に就任して以来、あっという間
の1年間でございました。
その任期中におきましては、本市
の最重要課題であります環境センター
の更新に際しまして、地元4自治会と環境施設建設に関する基本協定書
の調印式や、守山市民病院
の滋賀県済生会へ
の移行へ
の基本協定書
の調印式、また市民
の皆様
の迎賓館として位置付けされています大庄屋諏訪家屋敷
の開館に立ち会ったことなど、数多く
の記念すべき後世歴史に残すべき日に立ち会わせていただきました。
また、一番印象に残っていることは、滋賀県議長会と連携させていただきまして、市町村役場機能緊急保全事業制度
の延長
を求める要望活動
を、滋賀県
をはじめ近畿、そして全国市議会議長会
の総会
の場において、800市
の各市議会
の前で25件
の意見書として取扱っていただきました。この重要な役責
をさせていただいた
のも、ここにおられる各議員
のご支援
の賜物だと御礼
を申し上げる次第でございます。
議会といたしましては、通年議会導入に関する取組
の研究、災害時において
の議会対応など
の取組に加え、本市
の歴史ある議会、そして時代に即した議会
を目指しまして、議長としてたゆまぬ汗
をかかせていただきました。本当に皆さん
のご支援、ありがとうございます。
また、宮本市長
をはじめ行政
の皆さんにおきましても、多大なるご協力
のもと、本市
の福祉向上、さらには安心・安全
の市政
を両輪
のごとく推し進めさせていただきました。これからも多く
の課題解決
のために、お互い切磋琢磨して
の取組
を望むところでございます。
最後にあたりまして、議員
の皆様ならびに行政
の皆様、本当に深く感謝申し上げ、退任にあたりまして
のごあいさつにかえさせていただきます。ありがとうございました。
(拍 手)
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
日程第9 議長選挙について
○副議長(小西孝司) 日程第9、これより議長
の選挙
を行います。
選挙
の方法につきまして、事務局長
をして
説明いたさせます。
事務局長。
○
議会事務局長(
高橋みちえ) ご
説明いたします。
まず、1番議員よりお名前
を読み上げますので、順次記載台にて記載
の上、投票
をお願いします。
投票は単記無記名投票
の方法により行います。
法定得票数は、地方自治法第118条第1項
の規定により準用する公職選挙法第95条第1項第3号
の規定により、有効投票総数
の4分の1であり、当該得票数以上で最多数
を得た方が当選
人となります。同数
の場合は、公職選挙法に基づき、くじで定めます。
なお、白紙投票は無効となりますので、申し添えます。
以上、
説明を終わります。
○副議長(小西孝司) 議場
の閉鎖
を命じます。
〔議場閉鎖〕
〔記載台、投票箱準備〕
○副議長(小西孝司) ただいま
の出席議員は21名であります。
投票用紙
を配付いたします。
〔投票用紙配付〕
○副議長(小西孝司) 投票用紙
の配付漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(小西孝司) 配付漏れなしと認めます。
投票箱
を改めさせます。
〔投票箱点検〕
○副議長(小西孝司) 異常なしと認めます。
点呼に応じて順次投票願います。
点呼
を命じます。
事務局長。
○
議会事務局長(
高橋みちえ) 1番福井寿美子議員、2番赤渕義誉議員、3番渡邉邦男議員、4番井入秀一議員、5番石田清造議員、6番小西孝司議員、7番田中尚仁議員、8番西村弘樹議員、9番今井薫議員、10番
新野富美夫議員、11番山崎直規議員、12番
森重重則議員、13番國枝敏孝議員、14番奥野真弓議員、15番
澁谷成子議員、16番
小牧一美議員、17番西村利次議員、18番筈井昌彦議員、19番高田正司議員、20番藤木猛議員、21番森貴尉議員。
以上です。
○副議長(小西孝司) 投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(小西孝司) 投票漏れなしと認めます。
投票
を終了いたします。
議場
の閉鎖
を解きます。
〔議場開鎖〕
〔記載台後始末〕
○副議長(小西孝司) 開票
を行います。
会議規則第31条第2項
の規定により、開票立会
人に1番福井寿美子さん、2番赤渕義誉君、3番渡邉邦男君
を指名いたします。
よって、立ち会い
をお願いいたします。
〔開 票〕
○副議長(小西孝司) 選挙
の結果
を事務局長に報告いたさせます。
事務局長。
○
議会事務局長(
高橋みちえ) 選挙
の結果
をご報告申し上げます。
投票総数 21票
これは出席議員数に符合いたしております。
有効投票 20票
無効投票 1票であります。
有効投票中
20番 藤木 猛議員 19票
16番
小牧一美議員 1票
以上
のとおりであります。
この選挙
の法定得票数は6票であります。
報告
を終わります。
○副議長(小西孝司) ただいま報告いたしましたとおり、20番藤木猛君が議長に当選されました。
20番藤木猛君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項
の規定に基づき、当選
の告知
をいたします。
20番藤木猛君に議長当選
のごあいさつ
をお願いいたします。
〔20番 藤木 猛議員 登壇〕
○20番(藤木 猛) ただいまは議長選挙
の中で議員各位
のご賛同
を賜り、本当にありがとうございました。
先ほど退任されました森議長が手
をつけてこられた多く
の課題に、引き続きしっかりと向き合ってまいりたいと思います。議会には議会
の役割があります。行政には行政
の役割があります。それぞれ
の役割
をしっかり果たす中で、是は是、非は非としてきちんと議論
のできる議会運営
をやってまいりたいと思いますので、議員各位
のこれから
のますます
のご協力、そしてまたご鞭撻
をお願い申し上げて、議長就任にあたって
の一言
のごあいさつとさせていただきます。
本日はどうもありがとうございました。
(拍 手)
○副議長(小西孝司) それでは、新議長と交代いたします。
〔議長交代〕
○議長(藤木 猛) 暫時休憩します。
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
休憩 午後2時38分
再開 午後2時46分
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
〔小西孝司副議長 除斥〕
○議長(藤木 猛) 休憩前に引き続き、会議
を開きます。
お諮りいたします。
この際、お手元に配付いたしました副議長辞職および副議長選挙
の件
を日程第10および日程第11に追加することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤木 猛) ご異議なしと認めます。
よって、副議長辞職および副議長選挙
の件
を日程第10および日程第11に追加することに決しました。
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
日程第10 副議長辞職について
○議長(藤木 猛) 日程第10、副議長辞職
の件
を議題といたします。
副議長小西孝司君から副議長
の辞職願が提出されております。
事務局長
をして辞職願
を朗読いたさせます。
事務局長。
○
議会事務局長(
高橋みちえ) 朗読いたします。
辞 職 願
私儀、この度、一身上
の都合により副議長
の職
を辞したいので、地方自治法第108条
の規定により許可くださるよう願い出ます。
平成30年9月28日
守山市議会議長 藤木 猛様
守山市議会副議長 小西孝司
以上。
○議長(藤木 猛) お諮りいたします。
小西孝司君
の副議長
の辞職
を許可することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤木 猛) ご異議なしと認めます。
よって、小西孝司君
の副議長
の辞職
を許可することに決しました。
〔6番 小西孝司議員 入場着席〕
○議長(藤木 猛) 6番小西孝司君にお伝えいたします。
先に提出されました副議長
の辞職願につきましては、ただいま議会
の許可が得られましたので、ご報告申し上げます。
小西孝司君から、副議長辞職
のあいさつ
を求められておりますので、これ
を許します。
6番小西孝司君。
〔6番 小西孝司議員 登壇〕
○6番(小西孝司) 副議長辞職にあたり、一言、御礼とごあいさつ
を申し上げます。
昨年
の9月議会最終日におきまして、皆様
のご支援
を賜りまして、副議長
の職
をいただきました。この1年、早いようで本当に短い1年でございました。先ほども議長
のほうが申し上げましたように、いろいろな諸問題、それに議長とともに立ち向かって進んでまいりました。いろんな問題も山積しておりますけれども、今日、皆様に辞職
を報告いたします。
長い間でしたけれども、本当にありがとうございました。
(拍 手)
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
日程第11 副議長選挙について
○議長(藤木 猛) 日程第11、これより副議長
の選挙
を行います。
選挙
の方法につきましては、事務局長
をして
説明いたさせます。
事務局長。
○
議会事務局長(
高橋みちえ)
説明いたします。
先ほど
の議長選挙と同様
の方法で行います。
投票は単記無記名投票
の方法により行います。
また、法定得票数は有効投票総数
の4分の1で、当該得票総数以上で最多数
を得た方が当選
人となります。
なお、白紙投票は無効となりますので、申し添えます。
以上、
説明を終わります。
○議長(藤木 猛) 議場
の閉鎖
を命じます。
〔議場閉鎖〕
〔記載台、投票箱準備〕
○議長(藤木 猛) ただいま
の出席議員は21名であります。
投票用紙
を配付いたします。
〔投票用紙配付〕
○議長(藤木 猛) 投票用紙
の配付漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤木 猛) 配付漏れなしと認めます。
投票箱
を改めさせます。
〔投票箱点検〕
○議長(森 貴尉) 異常なしと認めます。
点呼に応じて順次投票願います。
点呼
を命じます。
事務局長。
○
議会事務局長(
高橋みちえ) 1番福井寿美子議員、2番赤渕義誉議員、3番渡邉邦男議員、4番井入秀一議員、5番石田清造議員、6番小西孝司議員、7番田中尚仁議員、8番西村弘樹議員、9番今井薫議員、10番
新野富美夫議員、11番山崎直規議員、12番
森重重則議員、13番國枝敏孝議員、14番奥野真弓議員、15番
澁谷成子議員、16番
小牧一美議員、17番西村利次議員、18番筈井昌彦議員、19番高田正司議員、20番藤木猛議員、21番森貴尉議員。
以上。
○議長(藤木 猛) 投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤木 猛) 投票漏れなしと認めます。
投票
を終了いたします。
議場
の閉鎖
を解きます。
〔議場開鎖〕
〔記載台後始末〕
○議長(藤木 猛) 開票
を行います。
会議規則第31条第2項
の規定により、開票立会
人に4番井入秀一君、7番田中尚仁君、11番山崎直規君
を指名いたします。
よって、立ち会い
をお願いいたします。
〔開 票〕
○議長(藤木 猛) 選挙
の結果
を事務局長に報告いたさせます。
事務局長。
○
議会事務局長(
高橋みちえ) 選挙
の結果
をご報告いたします。
投票総数 21票
これは出席議員数に符合いたしております。
有効投票 21票
無効投票 なし
有効投票中
14番 奥野真弓議員 12票
11番 山崎直規議員 8票
16番
小牧一美議員 1票
以上
のとおりであります。
この選挙
の法定得票数は6票であります。
報告
を終わります。
○議長(藤木 猛) ただいま報告いたしましたとおり、14番奥野真弓さんが副議長に当選されました。
14番奥野真弓さんが議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項
の規定に基づき、当選
の告知
をいたします。
14番奥野真弓さんに副議長就任
のごあいさつ
をお願いいたします。
〔14番 奥野真弓議員 登壇〕
○14番(奥野真弓) ただいまは多く
の方
のご支持
をいただき、私、副議長に就任いたしました奥野でございます。高いところからではございますが、心からお礼申し上げます。ありがとうございました。
守山
を良くしたい、市民
の皆様
を幸せにしたいと願う
のは、市長
をはじめ行政
の皆様も、それから我々議員も同じであります。藤木議長
を先頭に、一歩でも二歩でもその願いがかないますように、私も副議長として鋭意、努力し、日々、精進したいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
言葉整いませんが、私
の決意と、そしてお礼にかえさせていただきます。ありがとうございました。
(拍 手)
○議長(藤木 猛) 暫時休憩いたします。
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
休憩 午後3時04分
再開 午後3時11分
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
○議長(藤木 猛) 休憩前に引き続き、会議
を開きます。
お諮りいたします。
この際、お手元に配付いたしました湖
南広域行政組合議会議員の補欠選挙および議席
の一部変更
を日程第12および日程第13に追加することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤木 猛) ご異議なしと認めます。
よって、湖
南広域行政組合議会議員の補欠選挙および議席
の一部変更
を日程第12および日程第13に追加することに決しました。
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
日程第12 湖
南広域行政組合議会議員の補欠選挙について
○議長(藤木 猛) 日程第12、湖
南広域行政組合議会議員の補欠選挙について
の件
を議題といたします。
市長から選挙発生事由
の通知に接しております。
事務局長
をして朗読いたさせます。
事務局長。
○
議会事務局長(
高橋みちえ) 朗読いたします。
守危管第329号
平成30年9月28日
守山市議会議長様
守山市長 宮 本 和 宏
湖
南広域行政組合議会議員の選出について(依頼)
初秋
の候、貴職におかれましては、ますますご清栄
のこととお喜び申し上げます。
さて、下記
の貴議会選出
の湖
南広域行政組合議会議員が、同組合議会会議規則第94条第1項
の規定により、湖南広域組合議会議長宛てに辞職願
を提出され、欠員が生じますので、湖南広域行政組合規約第5条第3項
の規定に基づき同組合議会議員
を選出いただきますようお願いします。
記
1 組合議会議員
の氏名 藤 木 猛
2 欠員理由 辞職願
の提出
3 辞職日 平成30年9月27日
以上。
○議長(藤木 猛) 欠員となっております1名につきまして、湖南広域行政組合規約第5条第3項
の規定に基づき補欠選挙
を行います。
お諮りいたします。
選挙
の方法につきましては、地方自治法第118条第2項
の規定に基づき、指名推選
の方法により行いたいと思います。
これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤木 猛) ご異議なしと認めます。
よって、選挙
の方法は指名推選によることに決しました。
お諮りいたします。
指名
の方法については、本職において指名することといたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤木 猛) ご異議なしと認めます。
よって、本職において指名することに決しました。
それでは、湖
南広域行政組合議会議員に6番小西孝司君
を指名いたします。
お諮りいたします。
ただいま本職において指名いたしました6番小西孝司君
を当選
人と定めることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤木 猛) ご異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしました6番小西孝司君が湖
南広域行政組合議会議員に当選されました。
ただいま当選されました6番小西孝司君が議場におられますので、会議規則第32条第2項
の規定に基づき、当選
の告知
をいたします。
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
日程第13 議席
の一部変更について
○議長(藤木 猛) 日程第13、議席
の一部変更
を議題といたします。
先ほど
の議長選挙に伴い、議席
の一部変更
をいたしたいと思います。
事務局長
をして、その議席
の番号および氏名
を朗読いたさせます。
事務局長。
○
議会事務局長(
高橋みちえ) 朗読いたします。
19番森貴尉議員、20番高田正司議員、21番藤木猛議員。
以上。
○議長(藤木 猛) お諮りいたします。
ただいま朗読いたしましたとおり、議席
の一部変更
をすることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤木 猛) ご異議なしと認めます。
よって、ただいま朗読いたしましたとおり議席
の一部変更
をすることに決しました。
なお、ただいま決定いたしました議席については、次期議会より着席
をお願いいたします。
環境施設対策特別委員会、議会改革特別委員会、公共施設調査特別委員会
の各委員長から、目下、各特別委員会において調査ならびに審議中
の事件につき、閉会中
の継続審査
の申し出があります。
お諮りいたします。
各特別委員長から
の申し出
のとおり、閉会中
の継続審査に付することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤木 猛) ご異議なしと認めます。
よって、各特別委員長から
の申し出
のとおり、閉会中
の継続審査に付することに決しました。
以上で本定例会に付議されました議案
の審議は全部終了いたしました。
この際、市長より発言
の申し出がありますので、これ
を許します。
市長。
〔市長 宮本和宏 登壇〕
○市長(宮本和宏) 議長
のお許し
を賜りましたので、平成30年第4回
守山市議会定例会の閉会にあたりまして、一言御礼
のご挨拶
を申し上げます。
去る8月31日から本日まで
の29日間にわたりまして、提出
をいたしました各議案につきまして慎重審議
を賜り、平成29年度決算
の認定、また平成30年度補正予算、さらには本日追加提案
をさせていただきました台風21号によります農業・漁業施設へ
の復旧支援等
の補正予算
を含めまして、全て
の議案
を原案
のとおりお認め
をいただきましたことに対しまして、厚く御礼
を申し上げます。本当にありがとうございました。
本議会ならびに各委員会におきましては、各議員から様々なご意見等
を賜りました。賜りましたご意見、あるいはご提言につきましては、真摯に受け止めさせていただきまして、今後
の市政運営に生かしてまいりたいと考えております。
さて、ただいまは正副議長様
をはじめとする役員選出
を滞りなく終えられましたことに対しまして、心からお喜び
を申し上げます。ご退任
をされました森貴尉前議長様、また小西孝司前副議長様におかれましては、その在任中、本市
の重要課題が山積する中にありまして、市民福祉
の向上と市政
の発展に向けまして多大なご尽力
をいただきました。
特に最重要課題であります環境施設
の更新につきましては、本体施設
の整備や地域活性化
の考え方などにつきまして、議会で
の熱心なご議論
をいただく中で、昨年11月には環境施設
の建設に関する基本協定書
の締結、また本年7月にはDBO方式で本体施設
の整備および運営
を行う事業者
を決定することができたところでございます。
また、市民病院
の滋賀県済生会へ
の移行につきましても、ご就任早々に全員協議会
をお開きいただきまして、移行協議が大詰め
を迎える中、移行
の方針、協定書
の内容につきまして、議会で闊達なご議論
をいただき、続く10月
の臨時議会において、移行に必要な諸議案
をお認めいただき、本年4月から無事、済生会守山市民病院としてスタートができたところでございます。
また、自校方式によります中学校給食、待機児童対策、学校規模
の適正化などにつきましても、議会における丁寧な議論
のかじ取り
をいただきまして、また、新庁舎整備につきましては、公共施設調査特別委員会および新庁舎整備検討
ワーキングチームにおける議論に加えまして、全国市議会議長会第94回定期総会におきまして、平成32年度をもって終了予定であります市町村役場機能緊急保全事業制度
の措置期間
の延長について
説明担当市として提案理由
のご
説明をいただくなど、ご尽力
を賜りました。
このように数多く
の課題解決に格段
のご指導、ご支援
をいただきまして、事業推進にご尽力
を賜ったところでございます。このような今日まで
のご活躍とご労苦に対しまして、深甚
の敬意
を表すものであります。本当にありがとうございました。
また、本日新たにご就任
をされました藤木猛議長様、ならびに奥野真弓副議長様におかれましては、ご当選、心からお喜び
を申し上げます。
地方分権
の流れ
の中、少子高齢化が進展
をし、財政的制約がある中で、地方による自己決定、自己責任がより一層求められているところであります。議会と
の信頼と連携
のもとに、市民福祉
の向上と市政
の発展に向けまして、車
の両輪として、環境施設
の更新、また待機児童対策
をはじめとします諸課題
の解決に取り組んでまいりたいと考えておりますので、格段
のご指導、ご鞭撻
を賜りますとともに、ご活躍
を衷心からご祈念申し上げる次第でございます。
さて、今議会におきまして、本市
の最重要課題、環境施設
の更新につきまして、環境施設本体
の工事請負契約
の締結につきまして議決
を賜ったところでございます。今後10月から3年間で実施設計、建設工事、試運転
を実施しまして、平成33年10月
の稼働に向けまして、鋭意、事業
を進めてまいりたいと考えております。
次に、待機児童対策につきましては、今議会でご議論
を賜ったとおり、今後3年間
を強化期間として定めまして、施設整備によります受入枠
の拡大とともに保育士
の確保と定着化
を図る取組
を進めてまいります。新設園につきましては、平成32年4月開園
を目指しまして、去る9月19日より事業者
の公募
を開始したところでございます。
また、保育士
の確保と定着化に向けまして、これまでから潜在保育士
の掘り起こし等に積極的に取り組んでいるところでございますが、議会でもご議論いただきました対策によりまして、より一層進めてまいります。
また、今議会でお認めいただきました保育補助者
の基礎研修会やICT等
を活用した睡眠時
の事故防止に資する機材導入などにつきましては、今年度、下半期から先行して実施
をしてまいります。
また、自校方式によります中学校給食につきましては、今議会でご議論
を賜り、実施方針
を取りまとめたところでありまして、今後、学校生活9年間において、子どもたちが成長し、食
の大切さ
を育む、おいしい温かい学校給食
の提供、これ
を目標としまして、計画的に取り組んでまいる所存でございます。
本実施方針につきましては、財政見通しも含めまして、市民
の皆様にしっかりと周知
をするとともに、より良い自校方式
の給食とするため、実施や運営につきましてご提案やご意見
を今後伺ってまいりたいと考えております。
また、新庁舎整備につきましては、今議会におきましても公共施設調査特別委員会および新庁舎整備検討
ワーキングチームにおいて熱心なご議論
をいただきました。なお、この間、資料提出におきまして、我々行政側に不手際がございました。深くおわび
を申し上げます。
今後におきましては、立地場所、事業内容
をはじめ市民
の皆様
のコンセンサス
をしっかり形成していくことが何より重要であると考えております。今議会中にご議論賜った内容
を踏まえまして、自治連合会、学区自治会長会
をはじめ市民
の皆様
のご意見
を丁寧に伺いながら、立ち止まることなく検討
を進めてまいりたいと考えております。
さて、今年は台風
の発生が例年以上に多く、現在また台風24号が接近しつつあります。予報では非常に強い勢力で週末から週明けに日本列島
を縦断するおそれがありまして、近畿地方
を含む広い範囲で大荒れ
の天気となりそうな状況にあります。大雨や防風へ
の警戒、また被害
を最小限にとどめるよう、しっかり備えてまいりたいと考えております。
なお、明後日9月30日に開催予定
をしておりました第15回もりやま環境フェアでございますが、現環境センター
を活用して
の最後
の開催となることから、多く
の市民
の皆様にご参加
をいただけるよう、実行委員と関係団体
の皆様が幾度となく協議
を重ね、準備
を進めていただいたところでございますが、大変残念でありますが、台風接近
のため、実行委員会と協議
の結果、やむを得ず中止
をさせていただくこととなりました。
今後におきましても、環境学習都市宣言
を踏まえまして、引き続き市民
の皆様にごみ処理におけます課題や自ら
の取組について考えていただけますよう、意識
の醸成に向けて積極的に取り組んでまいります。
いよいよ秋が深まり、木々も色づき、各学区や自治会では集いや運動会、文化祭などが開催される文化・スポーツ
の秋となってまいります。議員各位におかれましては、なお一層
のご自愛
をいただきまして、市政
の発展と市民福祉
の向上にご貢献
を賜りますよう、心からご祈念
を申し上げまして、閉会にあたりまして
のご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(藤木 猛) 本会議ならびに各委員会におきまして、連日慎重にご審議
を賜り、本日ここに無事終了いたしましたこと
を心から御礼申し上げます。
これをもちまして、平成30年第4回
守山市議会定例会を閉会いたします。
ご苦労さまでございました。
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
閉会 午後3時25分
守山市議会会議規則第124条
の規定により、下記に署名する。
平成30年9月28日
守山市議会議長 森 貴 尉
守山市議会副議長 小 西 孝 司
守山市議会新議長 藤 木 猛
署 名 議 員 奥 野 真 弓
署 名 議 員 澁 谷 成 子...