守山市議会 2018-07-27
平成30年第3回臨時会(第 1日 7月27日)
市長提出
提案説明
日程第4
議案質疑(議第55号)
日程第5
委員会付託(議第55号)
日程第6
常任委員会審査報告(議第55号)
質疑、討論、採決
日程第7 議席の一部変更について
3
出席議員は次のとおりである。
1番 福 井 寿美子 2番 渡 邉 邦 男
3番 田 中 尚 仁 4番 西 村 弘 樹
5番 赤 渕 義 誉 6番 小 西 孝 司
7番 井 入 秀 一 8番 石 田 清 造
9番 今 井 薫 10番 新 野 富美夫
11番 山 崎 直 規 12番 森 重 重 則
13番 國 枝 敏 孝 14番 奥 野 真 弓
15番 澁 谷 成 子 16番 小 牧 一 美
17番 西 村 利 次 18番 筈 井 昌 彦
19番 高 田 正 司 20番 藤 木 猛
21番 森 貴 尉
4
欠席議員は次のとおりである。
な し
5 会議に出席した説明員
市長 宮 本 和 宏
教育長 田 代 弥三平
代表監査委員 馬 場 章
上記の者に委任または嘱託を受けた職員
副市長 川那辺 守 雄
政策監 村 田 朋 弘
事務監
(兼)
健康福祉部理事 田 中 一 樹
総合政策部長 旭 正 人
危機管理局長 中 嶋 義 廣
総務部長 福 井 靖
環境生活部長 山 本 哲 雄
健康福祉部長
(兼)
こども家庭局長 川 上 肇
都市経済部長
(兼)
環境生活部理事 中 島 勉
上下水道事業所長
(併)
都市経済部理事 小 島 秀 晃
都市活性化局長 飯 島 秀 子
教育部長 今 井 剛
財政課長 稲 田 斉
6 会議に出席した
議会事務局職員
局長 高 橋 みちえ
書記 岩 井 友 宏
書記 藤 下 茂
書記 木 下 勝 幸
書記 青 木 雅 彦
~~~~~~~~ 〇 ~~~~~~~~
開会 午前9時30分
○議長(森 貴尉) 皆さん、おはようございます。
ただいま定足数に達しておりますから、平成30年第3回
守山市議会臨時会は成立いたしました。
よって、これより開会いたします。
日程に入るに先立ちまして、諸般の報告をいたします。
本臨時会に市長より提出されました案件は、
予算案件1件であります。よろしくご審議のほどお願いいたします。
また、「和解および
損害賠償額の決定について」の
報告案件につきましては、議案と同時に配付しておきましたので、ご了承お願いいたします。
次に、
議会運営委員会委員の辞任について、去る7月1日付の会派「政志会」の解散に伴い、20番藤木猛君より
議会運営委員会委員の辞任願の提出があり、同日、
守山市議会委員会条例第11条の規定により、許可いたしましたので、ご報告いたします。
次に、
議会運営委員会委員の就任について、7月1日付の新会派「翔政会」結成に伴い、
守山市議会委員会条例第5条第1項ただし書きに基づき、20番藤木猛君および7番井入秀一君を
議会運営委員会委員に指名し、7月20日付で選任いたしましたので、ご報告いたします。
なお、先の平成30年第2回
定例会最終日に可決いたしました「
精神障害者の
交通運賃割引に関する意見書」他2件につきましては、平成30年6月21日付で
内閣総理大臣はじめ
関係機関に送付いたしましたので、ご報告いたします。
以上で諸般の報告を終わります。
ここで、
健康福祉部長より、先の第2回定例会における16番
小牧一美さんの「
生活保護のしおりと
ホームページの改善について」への答弁について、発言の申し出がありますので、これを許します。
まず、16番
小牧一美さんは
質問者席へお願いいたします。
〔16番
小牧一美議員 質問者席へ〕
○議長(森 貴尉)
健康福祉部長もどうぞ。
〔
健康福祉部長 川上 肇 登壇〕
○
健康福祉部長(川上 肇) それでは、ただいま議長より発言のお許しをいただき、貴重な本会議で時間を賜りましたこと、恐縮に存じます。
先の6月定例会での
小牧議員からの
生活保護のしおりと
ホームページの改善に係りますご質問に対します私の答弁におきまして、内容が不十分でございました。誠に申し訳ございませんでした。
それでは、不足しておりました部分の回答を申し上げます。
ご質問は、「
生活保護のしおり、
ホームページについては、先例に学び、抜本的に改善するべきではないでしょうか」とのご質問でございました。回答でございます。6月議会でご答弁申し上げましたとおり、しおりの内容は改善する必要はないと考えております。また、
ホームページの内容につきましても同様に改善する必要はないと考えております。
しかしながら、今後、平成30年10月に予定をされています
生活扶助等の見直しなど、制度の改正に際しましては、必要に応じてしおりや
ホームページの見直しにつきましても検討してまいります。
以上、答弁といたします。ありがとうございました。
○議長(森 貴尉) 16番
小牧一美さん、自席へお戻りください。
〔16番
小牧一美議員 自席へ〕
~~~~~~~~ 〇 ~~~~~~~~
日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(森 貴尉) これより本日の会議を開きます。
日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第124条の規定により、12番森重重則君、13番國枝敏孝君を指名いたします。
~~~~~~~~ 〇 ~~~~~~~~
日程第2 会期の決定
○議長(森 貴尉) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。
本臨時会の会期は、本日1日といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森 貴尉) ご異議なしと認めます。
よって、本臨時会の会期は本日1日と決定いたしました。
~~~~~~~~ 〇 ~~~~~~~~
日程第3
議案上程(議第55号)
○議長(森 貴尉) 日程第3、議第55号を議題といたします。
事務局長をして議件を朗読いたさせます。
事務局長。
○
議会事務局長(
高橋みちえ) 朗読いたします。
議第55号平成30年度守山市
一般会計補正予算(第3号)。
以上。
○議長(森 貴尉) 市長より
提案理由の説明を求めます。
市長。
〔市長
宮本和宏 登壇〕
○市長(
宮本和宏) 皆様、おはようございます。
本日、平成30年第3回
守山市議会臨時会を招集させていただきましたところ、議員の皆様方にはご多忙中にもかかわりませず、ご健勝にてご参会を賜り、滞りなく開会の運びに至りましたことに対しまして、厚く御礼を申し上げます。本当にありがとうございます。
去る6月28日から7月8日にかけての西日本を中心としました集中豪雨、いわゆる「平成30年7月豪雨」は、広島県、岡山県、愛媛県をはじめ
西日本全域に大きな被害をもたらしました。亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、現在もまだ多くの方が
避難生活を余儀なくされておりまして、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げる次第でございます。
本市におきましては、7月5日、警戒2号体制を敷き、6日にかけての深夜、
市内増水河川の確認等の巡回を行い、また、同日午後2時、
警戒本部会議を開催し、大雨の状況、琵琶湖や野洲川の水位等、今後の各部の対応につきまして
情報共有を行った後、今浜町地先に内水排除のための
排水ポンプを設置し、対応したところでございます。さらに、同日午後8時から警戒2号体制を再度、敷き、
市内巡回等警戒に当たったところでございます。
結果、おかげをもちまして、道路の軽易な陥没が発生した以外は被害もなく、琵琶湖の水位は70cmを超え、
氾濫注意情報が出されましたものの、
瀬田川洗堰の全開操作によりまして、
最高水位は77㎝にとどまったところでございます。
なお、他市への支援といたしましては、災害時
相互応援協定を締結をしております今治市から、今治市の
姉妹都市であります尾道市への
支援協力要請を受けまして、飲料水6,480本の他、
アルファ化米3,600袋、給水袋1,000袋を、勝部町の
ヤンマーアグリジャパン株式会社中部近畿支社の協力によりまして、10日の早朝に尾道市に届けたところでございます。
また今後、8月6日から11日までの日程によりまして、保健師1名を岡山県倉敷市保健所へ派遣をする予定でございます。3人1組の班体制によりまして、避難所において
健康相談、
健康教育、
個別支援等を行う予定でございます。
さて、この「平成30年7月豪雨」から、一転、本日までの日本列島は猛烈な暑さに見舞われ、埼玉県熊谷市では、7月23日に
観測史上最高の41.1度を記録するなど、連日、全国的な猛暑が続いており、気象庁は「経験したことがないほどの暑さになっている地域がある。命に危険を及ぼすレベルで、災害と認識している」としたところでございます。
本市といたしましても、この8月から執務時間中の市役所、各地区会館、
すこやかセンターなどの
公共施設を
避暑施設として気軽にご利用いただけますよう、
熱中症対策を行ってまいる所存でありまして、また、この
避暑対策には、
チカ守山、
ピエリ守山、各平和堂などの
民間施設もご協力いただけることとなっております。市民の皆様が十分な
熱中症対策を行っていただけるよう、安全・
安心メール等によりまして啓発を図ってまいる所存でございます。
さて、本市の最重要課題、
環境施設の更新の進捗状況につきまして、ご報告を申し上げます。
環境センターは、市民の皆様にとって必要不可欠な施設であり、昭和60年に稼働を始めて以来、今日まで30年を超える長きにわたりまして、市民全体のごみを安定的に処理してまいりました。このことは、地元の皆様の深いご理解とご協力の賜物でありまして、改めて深く感謝を申し上げます。
環境施設の更新につきましては、昨年12月15日に
環境施設整備・
運営事業に係る入札公告を行い、その後、
事業者選定委員会において、事業者から提案をいただきました
技術提案書等の
書類審査を行ってきたところでございます。
そうした中、去る7月10日、11日に、
技術提案がありました4
グループによりますプレゼンテーションおよびヒアリングが実施をされまして、その後の
事業者選定委員会において、非
価格要素審査の点数と
価格要素審査の点数を合計した総合評価の点数が最も高かった、
株式会社協和エクシオを代表とする
企業グループが
最優秀提案者として選定されました。
事業者選定委員会における評価が特に高かったのは、「
施設配置・
動線計画」、また「
埋設廃棄物・
地盤対策」「
エネルギーの
有効活用」「
啓発情報発信」の項目でありました。市といたしましても
当該企業グループの提案につきましては、本市の
整備基本方針であります「安全・安心で安定した稼働ができる施設」「環境に最大限配慮した施設」「
エネルギーと資源の
有効活用を積極的に推進する施設」「市民に愛され、地域の活性化に資する施設」「経済性に優れた施設」、これら5つが実現できることをしっかりと確認をいたしましたことから、翌日7月12日には、
当該企業グループを落札者として決定したところでございます。
ここまで、たどり着けましたのは、ひとえに地元の皆様をはじめ
議員各位のご指導、ご鞭撻の賜物と、改めて深く感謝を申し上げる次第でございます。本当にありがとうございました。
なお、今後の予定といたしましては、今月中に
当該企業グループと
基本協定を締結し、
工事請負契約の締結に関する議決につきましては、今後、SPC、いわゆる
特定目的会社の設立手続が必要でありますことから、9月議会に提案をさせていただき、10月から設計、施工を3年間で実施し、平成33年10月の稼働に向けまして鋭意事業を進めてまいりたいと考えております。
事業者選定委員会の講評においてもご提言いただいておりますとおり、市と
企業グループが良きパートナーとなり、地元を含めた
信頼関係を構築するとともに、本施設が
循環型社会および低炭素社会を構築する先進的な施設として全国に誇れる施設となるよう、
周辺環境に十分配慮する中、計画的かつ円滑に事業を進めてまいる所存でございます。
それでは、本日提出をいたしました議案につきまして、
提案理由をご説明申し上げます。
今臨時会に提出させていただきました案件は、
予算案件1件でございます。併せまして、
報告案件1件を送付させていただいております。
議第55号は、平成30年度守山市
一般会計補正予算(第3号)でありまして、歳入歳出にそれぞれ4億3,600万円を追加し、総額を264億905万3,000円とするものでございます。
総務費では、本年3月に今浜町地先の
地球市民の森で発生しました事件を踏まえまして、
現場周辺は夜間、暗やみであり、近隣住民の皆様の不安を解消すべく、
公園周辺の県道等に防犯灯を設置する工事費の補正をお願いするものでございます。
次に、衛生費でございます。先に申しましたとおり、新
環境施設の設置につきまして、整備および運営を担う事業者を決定したことに伴いまして、事業者が進める設計および工事を管理監督するための
委託業務費の補正を行うものでございます。
併せまして、
環境センターの
付帯施設として、6月議会でお認めをいただきました
市民プールや
バラ園等の
解体工事に引き続きまして、平成32年4月の
供用開始に向けました
交流拠点施設の整備に係ります工事費および
施工監理委託費の補正を行うものでございます。
交流拠点施設につきましては、今日まで
環境施設対策特別委員会で熱心にご議論いただいてきたものでございまして、
環境学習施設、
温水プール、
温浴施設、
トレーニングルーム等を有する
複合施設を整備することによりまして、多くの人が集い、憩い、環境・健康・交流をはぐくむ場所として、地域の活性化につながるよう取組を進めてまいります。
なお、今議会におきまして、
環境施設関連の
補正予算を提案させていただきますのは、これら
環境施設関連予算は、肝心要の
環境施設本体の整備および
運営事業を行う事業者ならびに
事業費等が決定されることが大前提でございまして、先般、
事業者等が決定されましたことから、今回提案をさせていただくものでございます。
次に、土木費でございます。
土木管理費では、去る6月18日に発生をいたしました大阪府北部を震源とします地震における痛ましい通学路での事故を受けまして、地震等による
ブロック塀等の倒壊防止を目的として、道路等に面する
ブロック塀等の撤去または改修についての補助制度を新たに設け、その撤去を促進しようとするものでございます。
最後に
都市計画費では、
環境センターの
付帯施設として計画をしております(仮称)
環境学習都市宣言記念公園の
公園部分に係ります
実施設計費の補正を行うものでございます。
なお、同じく送付いたしております
報告案件1件の報告第12号は、
委任専決処分をしたことにつきまして、
地方自治法の規定に基づき、報告をさせていただくものでございます。
以上、本日提出をさせていただきました案件につきましての
提案理由とさせていただきます。何とぞ十分なご審議をいただきまして、しかるべきご賛同を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げまして、
提案理由の説明とさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(森 貴尉) 暫時休憩いたします。
~~~~~~~~ 〇 ~~~~~~~~
休憩 午前9時46分
再開 午前9時55分
~~~~~~~~ 〇 ~~~~~~~~
日程第4
議案質疑(議第55号)
○議長(森 貴尉) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
日程第4、これより、ただいま議題となっております議第55号について、
議案質疑を行います。
発言通告書が提出されておりますので、7番井入秀一君、16番
小牧一美さんの順位により、これを許します。なお、
議案質疑の発言時間は30分以内であります。
7番井入秀一君。
〔7番 井入秀一議員 登壇〕
○7番(井入秀一) ただいま議長のお許しをいただきましたので、
発言通告書に基づき、議第55号平成30年度守山市
一般会計補正予算(第3号)のうち、
環境施設付帯施設整備事業費について、
議案質疑をさせていただきます。
環境施設の
付帯施設につきましては、平成32年4月に
供用開始予定となっており、「環境・健康・交流をはぐくむ
活動拠点づくり」を
コンセプトに、
室内温水プール、
温浴施設、学習室、工作室などを配置するとともに、市の
環境部局の執務室も配置し、平成33年10月に
供用開始予定の新たな
環境施設と併せて、守山市の
環境施策の
拠点施設として大いに活用されることを期待しているところであります。
また、
当該施設は、市民の
レクリエーション施設、
環境学習の
拠点施設、行政の執務室と複合的な要素を持ち合わせており、施設の
維持管理などについて専門的な知見が必要となってくるものと考えられます。併せて、市民の皆様の税金でもって運営される以上、最大限、効率的な運営が求められているところであります。
これらのことを踏まえ、以下3点について、副市長にお伺いをいたします。
1点目、施設の
管理運営についてです。将来にわたり滞りなく
維持管理が継続され、なおかつ効率的な運営を実施するための方策として、施設の
管理運営について、どのように考えているのかお伺いをいたします。
2点目、
当該施設については、地域をはじめ議会や
関係機関と度重なる議論を経て建設に至った経緯を踏まえ、また広く市民に末永く愛され、かつ地域の活性化につなげるため
地域活動の拠点となり、利用者の
健康増進、また憩いや集いの場として活用される方策について、どのようなことを考えているのかお伺いいたします。
3点目、本市の
市民憲章にも示されている、のどかな
田園都市、その姿を継続するため、
環境学習都市宣言を制定されましたが、そのことを受け、
当該施設を
環境学習の
拠点施設としてどのように活用していくのかお伺いをいたします。
○議長(森 貴尉) 副市長。
〔副市長
川那辺守雄 登壇〕
○副市長(
川那辺守雄) 井入議員の
環境施設の
付帯施設の整備に係ります
議案質疑にお答えを申し上げます。
答弁の前に、ただいま議員からは、平成32年4月の
供用開始に向けて取り組んでおります
付帯施設につきまして、本市の
環境施策の拠点としての活用に期待を表明をいただきました。しっかりとお応えできますように取り組んでまいりたいというふうに存じますので、今後ともご指導、またよろしくお願いします。
それでは1点目の
付帯施設の
管理運営についてのご質問にお答えをいたします。
環境施設の
付帯施設、現在のところでは(仮称)
環境学習都市宣言記念公園としてございますけども、その整備につきましては、環境・健康・交流をはぐくむ活動の拠点として、また地域の新たな
魅力づくりに大きく貢献することはもとより、より多くの市民の皆さんが集い、憩うことで市民に愛される施設を目指しているところでございます。
これまで議会の
環境施設対策特別委員会はもとより、
環境施設対策市民会議、
地元自治会をはじめとする
関係団体等のご意見、さらには
パブリックコメント手続でいただきました市民のご意見を踏まえ、その
整備内容を取りまとめてきたところでございます。
そうした中、
当該施設には
交流拠点施設と
屋外施設を合わせて年間延べ20万人余りの多くの市民の皆様のご利用いただくことを想定をしてございますが、その
管理運営につきましては、まずはその
整備コンセプトであります市民の皆様の
環境学習の場、また
健康増進や交流を深めていただける場としての事業がしっかりと展開ができ、そうした
ノウハウを持ったもとで効率的、効果的な運営が求められているものと認識をしております。
加えまして、特に
温水プールや
トレーニングルーム、さらには
温浴施設を備えますことから、利用面での
安全管理が何よりも肝心でありますことから、そうした点でも専門的な知見を持った
管理運営が不可欠であるとも考えております。
そうしたことから、こうした
環境学習、
健康増進、
交流促進という
当該施設の特殊性からは、その
管理運営にはそれぞれの分野における豊富な経験と
ノウハウ、そして専門的な知見を兼ね備えた
民間事業者によります
指定管理者制度での運営が望ましいと考えておりまして、現在その方向で検討を重ねているところでございます。
また、
当該地域の活性化に資することも、この
施設整備の目指すところでもございますので、
指定管理者制度での運営におきましても、
地元雇用を条件付けます中で、地域の皆様の
生きがいづくりと雇用創出を図ってまいりますとともに、ビッグレイクや
地球市民の森、おうみん
ちやフルーツランド、さらにはビワイチサイクリングなどの既存の
地域資源との連携した
事業運営も進めてまいりたいというふうに考えております。
次に、2点目の
健康増進と交流の場としての
活用方策のご質問についてでございますが、まず、
健康増進に資する施設として、
温水プール、
トレーニングルーム、屋外では多
目的グラウンド、
少年サッカー場、
グラウンドゴルフ場などを整備をいたします中で、子どもから高齢者までが生涯にわたってスポーツに親しみ、健康で明るく生き生きとした生活が送っていただけることを目的とした
事業展開を図ってまいります。
特に
温水プールにつきましては、
日本水泳連盟公認基準に準じた
コース整備により、
市内小中学生の競技力の向上につなげてまいりたいと考えておりまして、とりわけ地元の明富中学校には現在、水泳部がございませんが、この
施設整備を機に水泳部を創設し、専門指導員を配置することで強化種目として重点的に取組を進めてまいりたいと考えております。
さらには、当該
温水プールには水中歩行用レーンも備えており、そうした機能も活用し、高齢者等の
健康増進に資する事業メニューにも取り組んでまいりたいと考えております。
次に、憩い・交流の場の施設としては、老人憩いの家の機能を移します中で、
温浴施設、和室の広間、多目的ホール、飲食コーナーなどを整備をいたします。また、屋外では遊びの広場や、これまで好評を博しておりましたバラ・ハーブ園の再整備を行います中で、地域交流や世代間交流、さらには新しい地域間交流、こうした交流を促すことで、地域全体の活性化に資してまいりたいと思っております。
なお、多くの市民の皆様に十分活用いただくためには、
当該施設へのアクセスの確保が重要であると認識をしておりますことから、バス事業者とも鋭意、協議を重ね、地域公共交通活性化協議会で議論をいたします中で、オープン時にはそうしたアクセスが運行できますように取り組んでまいりたいというふうに考えております。
次に3点目のご質問、
環境学習都市宣言を受けての
環境学習の拠点としての活用についてでございます。
議員ご案内のとおり、昨年4月に自治連合会から表明をいただきました新しい
環境施設の整備における私たちの決意、これは
環境センターを更新するこの時期に、改めて市民一人一人がごみを受け入れていただいている地元の皆様に思いをはせる中で、守山の環境について理解を深め、市民として何ができるのか。また、市民としてどうすべきかを学び、考え、行動しよう。そして新しい
環境施設が単にごみを処理するところだけでなく、広く市民に親しまれ、守山のシンボルとなるよう、各自治会において施設見学会、あるいは
環境学習会を積極的に開催し、環境教育に力を入れて取り組んでいこうというものでございます。
環境学習都市宣言は、この決意表明の趣旨を踏まえ、守山市ごみ・水環境問題市民会議で熱心な議論をいただき、また市内の中高生の若い世代の意見も取り入れていただく中で草案をおまとめいただき、昨年10月23日の当市議会臨時会の議決を経て、制定をしたものでございます。
特に前文では、市民の皆様の先駆的な取組で守り育ててきたこの環境を、未来へとつないでいこう。そして同時に、自然を大切にする子どもたちが育つまちをつくり続けていこうとうたっておりまして、そのもとで5つの行動目標は、それぞれ市民一人一人の環境に対する高い意識のもとで、市民の力を生かした取組が求められる内容となってございます。
交流拠点施設は、本庁の環境政策課やごみ減量対策課など、環境部門を移します中で、当該5つの行動目標の具現化を図るための
環境学習の拠点としてまいりたいと考えております。その中で、ごみ処理に関する
環境学習の取組としては、
当該施設を見学していただくことで、自分たちが出したごみがどのように処理をされていくのか、その仕組みとともに作業の大変さなどを実感していただくことで、ごみの分別の重要性や減量化の必要性、こうしたことについて理解を深めていただくことができますし、また、焼却炉の熱
エネルギーを発電に変えるサーマルリサイクルの最先端設備からは、
循環型社会の大切さを学び、環境意識の向上にもつながるものと考えております。
そして、本体施設の見学の後、
交流拠点施設において、ごみの減量化・再資源化に向けて一人一人が具体的にどう行動すれば良いのかを
環境学習講座で学んでいただくなど、まさに本体施設と一体となった学習の仕組みを整えてまいりたいと考えております。
さらに
交流拠点施設では、ごみ問題だけでなく、ほたるの生態と水環境、あるいは赤野井湾の外来植物や湖底ごみの状況とその保全・再生に向けた取組、また地球温暖化防止や再生可能
エネルギーなど、幅広い環境問題について学習をしていただける展示、あるいは講座を展開してまいりたいというふうに考えております。
いずれにいたしましても、自治連合会の環境教育に取り組むという決意にしっかりと応えられますよう、そして
環境学習都市宣言のもとで市民の皆様が守山の環境や自然について、一層理解を深め、学び、考え、行動につなげていただけますよう、この施設が本市の環境教育、環境啓発、そして環境政策を実行する拠点となって取り組んでまいりたいというふうに考えてございます。
以上、答弁といたします。
○議長(森 貴尉) 7番井入秀一君、よろしいですか。
○7番(井入秀一) はい。
○議長(森 貴尉) 16番
小牧一美さん。
〔16番
小牧一美議員 登壇〕
○16番(
小牧一美) それでは、私は通告に基づきまして、議第55号平成30年度守山市
一般会計補正予算(第3号)について、市長にお伺いをいたしたいと思います。
今回の補正は、歳入歳出4億3,600万円を増額し、補正後の額を264億905万3,000円とするものです。7月11日に新
環境センター本体工事と運営に係る入札が行われ、総合評価入札方式の結果、
株式会社協和エクシオが総額157億6,800万円で落札したという報告を受けました。
今回、補正で提案されている施工監理業務委託費は、この業者選定を前提としたものと理解をし、以下5点にわたって市長にお伺いをいたします。
まず最初に、市長は3月の所信表明で、今年度の最重点課題は
環境センターの更新という表明をされました。
環境センター本体に係る予算化が3月議会にはなく、6月定例会でもなく、臨時議会となったのはなぜなんでしょうか。しかも既に入札は終わっているのに、その契約議決は9月議会に上程とのことです。
今回は施工監理業務委託費1,750万円を計上いたしました。なぜでしょうか。あえて臨時議会で議決をしようとするのはなぜか。なぜ契約議決と一体で提案がされないのか。これらの関係について明らかにしていただきたいと思います。
2点目は、施工監理業務委託費だけでなく、この臨時議会では3億3,200万円という高額な
交流拠点施設の整備の工事費、平成37年度までの債務負担行為の補正では14億9,600万円、また
環境学習都市宣言記念公園整備に係る実施設計7,900万円、地方債の補正は3,550万円ですが、を計上したのはなぜか。なぜこの時期に工事費やその関連の実施設計予算を計上したのか。
3点目は、守山市の事業の計画性、また財政規模から見ても、これだけ大きな事業は3月議会の当初予算にしっかりと計上すべきではないでしょうか。なぜ当初予算で計上できなかったのか。なぜ補正で対応するのか。しかも、なぜ臨時議会なのか。1の質問とも関連いたしますが、お答えをいただきたいと思います。
ここまでで、一旦、答弁をお願いします。
○議長(森 貴尉) 市長。
〔市長
宮本和宏 登壇〕
○市長(
宮本和宏) それでは、ただいまの
小牧議員のご質問について、お答えをいたします。
今回の
提案理由につきましては、先ほど
提案理由においても触れさせていただいたところでありますが、改めてお答え申し上げたいと思います。
まず、1点目の
環境施設本体の整備に係ります設計施工監理業務の予算提案についてでございますが、当該
環境施設本体は高度な技術を要し、また大規模な事業でありますことから、
環境施設関連の予算は、肝心要の
環境施設本体の整備および
運営事業を行います事業者および
事業費等が決定されることが大前提でありまして、確実に執行できることを確認した上で予算化することが適切であるとの考えから、事業者および事業費が決定をしましたこの時期に、臨時会を開催いただき、
補正予算を提案させていただいたものでございます。
環境施設本体の整備事業につきましては、事業者がSPC、いわゆる
特定目的会社を設立した上で契約を締結することが必要でありますことから、9月議会に契約議決についての議案を提案させていただく予定としておりまして、10月から設計に着手する予定としております。
今回の設計施工監理業務は、一般廃棄物処理施設という高度な設計および工事を監理するものでありまして、事業者が設計に着手する同時期に着手しなければならないことから、当該設計施工監理業務の発注手続に要する期間を考慮しまして、今回の臨時会において提案をさせていただいたものでございます。
次に、2点目のご質問でございますが、(仮称)
環境学習都市宣言記念公園の
交流拠点施設の工事費および屋外
施設整備の実施設計に係ります予算提案についてでございますが、これらにつきましても、あくまで
環境施設本体の
付帯施設でありますことから、
環境施設本体の整備および運営を行います事業者および事業費が決定されることが大前提でありまして、確実に執行ができることを確認した上で予算化をすることが適切であると考えております。
また、
交流拠点施設の工事および屋外
施設整備に係ります実施設計につきましては、平成32年4月1日の
供用開始を目指しておりまして、できるだけ早期の事業着手が必要でありますことから、今回の臨時会において予算を提案させていただいたものでございます。
そして3点目につきましては、重複する部分がありますが、先ほど1つ目、2つ目の答弁で申し上げたとおりでございます。
以上、答弁とさせていただきます。
○議長(森 貴尉) 16番
小牧一美さん。
〔16番
小牧一美議員 登壇〕
○16番(
小牧一美) ありがとうございます。再度質問をさせていただきます。
私の質問の視点は、確かに技術的なことやら段取り等の都合については一定理解をしているものですけれども、私の質問の趣旨は、守山市全体の事業の計画性、財政的な計画や事業の計画全体、また、この間の守山市の財政規模がどんどん膨らんでいくという観点の中で、この
環境センターは大変大きな事業だし、市の一番重要な課題ということでありますならば、なおさらのこと、今年度の最重要課題として当初予算に盛り込む形をとるのが、予算化するのが本筋だというふうに思うんです。
あえてお聞きしますが、当初予算で盛り込めない理由は何なのか、それを再度お伺いしたいと思います。
○議長(森 貴尉) 市長。
〔市長
宮本和宏 登壇〕
○市長(
宮本和宏) それでは、ただいまのご質問にお答えいたします。
まず、
環境センター本体、また
付帯施設につきましては、今日まで
環境施設対策特別委員会で何度も議論させていただいてきたところでございます。また、財政見通しにつきましても、特に庁舎も絡めた財政見通しというのは、今日までもお示しをさせていただいているところでありまして、長期的に考えて、何とか財政見通しが立つという前提で今日まで進めてきたところでございます。これにつきましては、今日までご協議をさせていただいているという認識をしております。
そして、なぜ当初予算に盛り込まなかったのかということでございますが、繰り返しになりますが、この
環境施設の本体事業は高度な技術を要して、また大規模な事業であります。オリンピック等で建設単価が上昇しているという中で、仮にこの本体が今回落ちなかった場合に、当初予算に計上していた予算をじゃあどうするのかということがあります。
おっしゃっている
付帯施設の予算とかとは比較にならないような大規模な本体工事を発注しようとしている訳でありますので、先ほど答弁申し上げましたように、肝心要の
環境センター本体がしっかり事業者が決まって事業費が確定しなければ、関連する予算というのは計上していても、結局、執行できるかどうかわからない。そういう見通しの立たない確実性のないものについて、当初予算で上げるのはいかがかという判断のもとで、今回、臨時会の中でお願いをさせていただいたというところでございます。
以上、答弁とさせていただきます。
○議長(森 貴尉) 16番
小牧一美さん。
〔16番
小牧一美議員 登壇〕
○16番(
小牧一美) 一定、理解はできないこともないんですけれども、しかし毎年3月の予算議会で、今年度の事業規模、それから予算規模について、予算議会で私たちは議論します。補正というのは、できるだけ小さい形で、1年の計画性を持った中でやむを得ないことを補正していくという予算執行のあり方が普通、当然というふうに思う訳です。
なので、今年度の最重要課題というのが、この
環境センターの課題であるのであれば、予算には何も盛り込まれず、しかも6月の定例会にも盛り込まれず、臨時議会というところで提案がされます。3月議会では、ほぼ昨年規模の予算というような、うたいをしていながら、年度の途中で大きな補正を繰り返すということが、果たして守山市の身の丈に合った事業執行という視点で見るとどうなのかと。なるべく3月の定例会で計画性を持った事業をしていくということの中で、なるべく当初予算に盛り込んでいくという姿勢は必要ではないかと思いますが、再度お伺いしたいと思います。
○議長(森 貴尉) 市長。
〔市長
宮本和宏 登壇〕
○市長(
宮本和宏) それでは、答弁させていただきます。
当初予算に
環境施設関連予算が盛り込まれてないとおっしゃられましたが、そんなことは決してございませんで、昨年の12月議会で、本体の整備および運営に関する債務負担行為をお認めいただいています。整備費の上限が89億円、運営費の上限が102億円、合計で191億円、債務負担ではありますけれども、これは当初予算にも盛り込んでおりますので、非常に大きな予算、この守山市の行政を考えても庁舎以外には考えられない規模の投資でありますので、そういった意味でしっかり当初予算にも盛り込んでおりますので、そこは誤解がないようにお願い申し上げたいと思っております。
また、財政見通し、あと整備資金については、今日まで議会の皆様にも本体および
付帯施設についてはご説明申し上げ、また財政見通しについてもご説明申し上げてきたというふうに思っているところでございます。最重要課題の解決につきまして、今後とも
議員各位の皆様におかれましては、ご支援等を賜りますことを心からお願い申し上げたいと思います。
以上、答弁とさせていただきます。
○議長(森 貴尉) 16番
小牧一美さん、どうぞ。
〔16番
小牧一美議員 登壇〕
○16番(
小牧一美) 一定、理解はするものですけれども、繰り返し3月前倒し補正とか、それは国にかかわって3月補正でやったほうが有利なのでということで、3月前倒しという手法を取り入れているということは理解もいたします。でも、ここ数年、補正をしていくことが多過ぎるというふうに思っておりまして、しかも大きな額の補正を繰り返すということは、職員の皆さんの1年を見通した中での仕事の割り振りという点においても計画性がない。
やはり当初予算の中で、予算執行もですけれども仕事の仕方ということも、その人員の中で1年間の仕事を割り振っていくということなので、これにかかわらずですけれども、補正で大きな額をどんどん次々とやるということについては、もうちょっと慎重にすべきではないかなという問題意識を持っておりますので、指摘をさせていただいて、次の質問に移ります。
続きまして4点目ですが、冒頭、紹介いたしましたように、今回の新
環境センターは、設計・建設・
管理運営を一括して一
民間事業者に委ねるDBO方式を採用されました。守山市にとっては初めての試みです。設計から建設、さらに運営と
維持管理まで一括して発注するこのシステムは、公設民営の手法の一つです。
守山市の場合、総額約160億円という莫大な事業、確かに長期の安定運営や経費低減効果はあるかもしれませんけれども、一言で言えば、建設・管理・運営は全てを企業にお任せをし、自治体はお金を負担するというものだと思います。これでは守山市がこれまでごみの減量に工夫や努力をして、全国に誇る再資源化率を維持してきたごみ行政が後景に追いやられるのではないかと心配をします。
今夏の異常な暑さや竜巻、豪雨などの異常気象に見られるように、地球温暖化対策は世界的に求められる課題であり、地道な努力が求められます。これまで守山市民が積み重ねてきたごみ減量意識が低下するということがあってはならないと考えます。市民の協力なくしてはごみの減量は進みません。今後、ごみ減量政策をどのように推進されていこうとされるのか、再資源化率の数値目標も示していただきたい。
さらに、今後20年間は業者にごみ処理を委ねることになりますが、守山市や議会と業者のかかわり、ごみ行政施策のかかわりについて、どのように行われるのか。行政の考えや施策、市民の声が業者さんに反映される保障はあるのか。また、監視はどのように行われるのか。併せて見解をお伺いしたいと思います。
○議長(森 貴尉) 市長。
〔市長
宮本和宏 登壇〕
○市長(
宮本和宏) それでは、ただいまの4点目のご質問にお答えいたします。
今回、
環境施設整備・運営に係ります事業方式といたしまして、DBO方式を採用することによりまして、事業者任せになるのではないかといったご指摘でございますが、今後20年間の
運営事業におきまして、専門的な知識や技術を有した職員を、引き続き新たな
環境センターにも配置をし、
運営事業者が適正な運営を行うよう、しっかりと監視をすることとしているところでございます。
また、今回の事業者決定に係ります公募の条件としまして、法令の遵守や市への報告、協力を明確に位置付けるとともに、施設に問題が生じた場合には、事業者の責任において、ごみを処理すること、提示された計画発電量を下回った場合には、市に対してペナルティーを支払うこと、20年間の運営期間終了時点において、その後20年程度、使用可能な状態で施設を市に引き渡すことなどを明確化をしておりまして、事業者と適切な役割分担を行う中で、処理業務を持続的に継続をすることとしております。
施設の運転状況等につきましては、市議会はもとより、これまでと同様、地元4町で構成をされます
環境センター施設運営委員会、また市
ホームページ等において、ご報告、また情報発信等を行う中、施設運営に関していただきましたご意見等につきましては、真摯に受け止め、事業者とともに改善方策等について十分検討してまいりたいと考えております。
また、ごみの減量化・再資源化の推進ができるのかといったご指摘をいただいたところでございますが、市といたしましては、平成29年10月23日に制定をいたしました守山市
環境学習都市宣言のもと、市民一人一人がごみ問題を自らの問題と認識し、具体的なごみ減量化に向けた行動をとることが肝要であると認識をしておりますことから、引き続き食品ロス削減、雑紙類の資源化推進、生ごみの水切り徹底等を市民に呼びかけるなど、これまでの市民の高い資源化率が低下しないように取り組んでまいりたいと考えております。
さらには、守山市廃棄物減量等推進審議会に諮問する中、平成31年度末に策定予定の次期一般廃棄物処理基本計画におきまして、ごみ減量化策を取りまとめていく中、さらなるごみの減量と再資源化を推進してまいりたいと考えております。
以上、答弁とさせていただきます。
○議長(森 貴尉) 16番
小牧一美さん。
〔16番
小牧一美議員 登壇〕
○16番(
小牧一美) 私、DBO方式で発電を取り入れるというこの方式について、かねがね指摘をさせていただいていますが、発電を効率的にやろうと思えば、ごみが減っては発電ができません。業者さんは発電量を下回った場合には市に対してペナルティーを支払うということだそうなので、ごみを減らす訳にはいかないなというふうに思っておりまして、だからごみ量を維持していくということを業者さんに課す。でも市民にはごみの減量に努力をしていただくと。
そこの兼ね合いを、ごみ減量の具体的なことで今、食品ロス削減、雑紙の資源化、生ごみの水切り徹底と、これを徹底していただくことでごみを増やさないということを市民にはお願いするのはわかります。ただ、業者さんと市との関係において、ごみ量を業者は減らさないという意識が働くし、市は減らしていこうという意識で市民に呼びかけると。ここに矛盾があるのではないかというふうに思うので、あえて業者と市とのかかわり、市民に対してはごみ減量の意識の徹底をお願いするのは当然なんですが、業者に対してどういう形のごみ減量の指導というか、それをされるのかと。市と業者との関係をお聞きしたいと思っておるんです。再度、答弁をお願いします。
○議長(森 貴尉) 市長。
〔市長
宮本和宏 登壇〕
○市長(
宮本和宏) それでは、ご答弁申し上げます。
まず、今回、公募するにあたって、うちのごみの組成がこういうふうになっていると、これはトレイ類を今回、燃えるごみとして集めますということ、あと今後の人口増、あと減量化による部分も含めまして推計したものを前提に設計をいただいております。その前提で、今回、発電と熱利用を合わせて18.5%という高い
エネルギー回収率を行っていくという提案がなされたところでございます。
また、ごみの収集については、市のほうが別途発注をいたしますので、市が今回の選定された業者のために、あえてごみをたくさん集めるというようなことは発生しないと思います。ちょっとその趣旨がよくわからないんですが、そういうしっかりとした役割分担で行うこととしておりますので、ご懸念は当たらないというふうに思っております。
以上、答弁とさせていただきます。
○議長(森 貴尉) 16番
小牧一美さん。
〔16番
小牧一美議員 登壇〕
○16番(
小牧一美) ちょっとかみ合った議論になりませんけれども、ごみの量を守山市としては減らしていくという方針はこれまでと変わらないということなので、業者に対してきちんとごみの量がどのようになっているか、組成も含めてですが、それをきちんと試算していただいて守山市に報告いただいて、市民にも報告をするという、そこをきちんとしていかないと、ごみがたくさん増えていったほうが、業者としては、だって発電をしようと思ったらごみが減ったら困るんです。そこの点についての心配があるので、人口がこれから増えていく予想のもとで71tのごみを維持していくと。でも私は本当はもっと減らさなければならないというように思いますけども、発電をするためには一定のごみがないと発電もできませんので、そこが痛し痒しというか、大変だなというところに守山市が踏み込んだというふうに思っております。
きちんとごみ減量の施策はしっかりと業者にもお願いをし、市民にもお願いをしていくという立場で、かかわりをしっかりと持っていっていただきたいし、ここには答弁がありませんでしたけれども、きちんとごみの量がどうなのか、運転がどうなのかということを、議会にもきちんと報告をしていただきたいということを申し添えたいと思います。
最後の質問をさせていただきます。
5点目に、これまで指摘してきたように、年間ごみ焼却量71tでは全国的に発電実績が少なく、効率良く発電できるのか大いに疑問があるという点について、今回、業者からはどのような
技術提案があったのでしょうか。
また、トレイ類を分別して高い再資源化率を誇ってきた守山市が、新焼却施設ではトレイ類も燃やせるごみとすることに踏み切ることについて、周辺地域の環境への影響、焼却炉への負荷、耐久性について、どのような
技術提案があったのか、また安全性の担保はどうかについて、お伺いしたいと思います。
○議長(森 貴尉) 市長。
〔市長
宮本和宏 登壇〕
○市長(
宮本和宏) それでは、5点目のご質問、発電に関する提案内容についてでございますが、市が要求水準書で示しました10%に対しまして17%の発電効率が得られますこと、また、本来なら捨ててしまうタービン廃棄の熱をプールの保温に利用することによりまして1.5%の熱量率が得られ、合わせて18.5%といった高い
エネルギー回収率を達成できる提案となっているところでございます。
環境省の
循環型社会形成推進交付金におきましては、
エネルギー回収率が10%以上得られる場合は3分の1の補助率でありますが、15.5%以上得られる場合は熱回収に関連する設備につきまして、2分の1の補助率が適用されます。
このように高い
エネルギー回収率が達成できる理由としましては、ごみピットを受入部と貯留部に分ける2段ピット方式を採用することでごみ質を安定させ、蒸気管材料を耐熱・耐圧にすぐれた材料を使用することによりまして、蒸気条件を400度、4メガパスカルまで高温・高圧化が図れることや、ボイラーで熱回収した排ガスを、さらに低温まで熱回収する設備を採用すること、さらにはタービン出口圧力をできる限り下げることにより、発電効率を上昇させることが挙げられます。
次に、トレイ焼却によります周辺地域への環境影響についてでございますが、徹底した焼却炉内の温度管理や焼却後の冷却効果を高めることで、有害となりますガスの発生を抑え、さらには高性能のバグフィルターを採用することで、本市が求める自主規制値を十分達成できる提案となっております。
また、焼却炉の耐久性につきましては、焼却炉には冷却壁を設けることで焼却炉自体が高温になることを避けるとともに、耐摩耗性や耐腐食性にすぐれた材質を採用することで耐久性を上げる提案、安全性につきましても、排ガスを随時測定する連続測定器を設置し、
環境施設の入り口に設置するモニターに測定値を表示させることや機械の故障を未然に防ぐことができる管理システムを導入する提案となっているところでございます。
これらの提案につきましては、有識者等で構成されます
事業者選定委員会において、提案書の確認と事業者に対してヒアリングを実施いただく中、技術的な確認を行っていただいておりますし、市といたしましても、今後20年間の運営において、専門的知識や技術を有した職員を新たな
環境センターに配置することとしておりまして、排ガス等の自主規制値の遵守、各種機器類の点検等を行う中、施設の安全性については十分監視を行ってまいりたいと考えております。
いずれにいたしましても、
環境施設整備運営事業につきましては、市と事業者が良きパートナーとなり、
施設整備方針に掲げております「安全・安心で安定した稼働ができる施設」「環境に最大限配慮した施設」「
エネルギーと資源の
有効活用を積極的に推進する施設」「市民に愛され地域の活性化に資する施設」「経済性に優れた施設」が実現できるよう、鋭意、事業を進めてまいりたいと考えております。
以上、答弁とさせていただきます。
○議長(森 貴尉) 16番
小牧一美さん。
〔16番
小牧一美議員 登壇〕
○16番(
小牧一美) 最近の技術革新というか、進歩はすばらしいなというふうに思う中で、心配していた100t以下の焼却施設での発電、それが効率良くできるのかということに対して、18%以上の熱利用率が得られるということで、10%の補助金と思っておりましたが、15.5%以上の場合、2分の1の補助が得られるという高い熱利用率ということを答弁していただいて、大変高い技術なんだなということを改めて感心させていただいておりますが、これは20年間ということでして、大変心配をしているのは、これまで守山市が
環境センターに対して、故障して職員がもう夜も出動していただくとか大変苦労していただいていること、それについては本当に大変な思いをしてくださっているなということは認識をしながらも、その焼却の方法も全て職員が一緒にかかわりながらやってきたそれが、20年間業者さんの技術によってそこが先行していくということで、職員のかかわりという点が大変薄くなるということを心配をしています。
最初のうちは意識が高く、かかわりを持っていこうということであろうかとは思いますが、20年間ずっとそこに専門的に座れる職員はいないであろうし、その技術を継承していくというか、専門的な知見を持った職員を育成し、継承していくという視点での人員配置というのは、課題かなというふうに思っておりますので、ここに「20年間の運営において、専門的な知識や技術を有した職員を新たに
環境センターに配置する」と。これは1人だけでは継承できないと思うし、複数かなというふうに思ったりもいたしまして、きちんとした運転と管理と指導が業者とタイアップする中で、できるようにごみ行政が
環境センター丸投げにならないように、ぜひしっかりと職員をそこにきちんと配置をしていただきたいことを申し添えまして、質問を終わりたいと思います。
○議長(森 貴尉) これをもって通告による発言は終わりました。
これより
議案質疑に関する関連質問を許します。関連質問はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森 貴尉) ないようでありますので、これをもって
議案質疑を終結いたします。
~~~~~~~~ 〇 ~~~~~~~~
日程第5
委員会付託(議第55号)
○議長(森 貴尉) 日程第5、議第55号につきましては、お手元に配付しておきました議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
ただいまから暫時休憩をいたしますので、休憩中に各常任委員会をお開き願いまして、付託議案の審査をお願いいたします。
暫時休憩いたします。
~~~~~~~~ 〇 ~~~~~~~~
休憩 午前10時41分
再開 午後11時50分
~~~~~~~~ 〇 ~~~~~~~~
日程第6 委員長報告(議第55号)
○議長(森 貴尉) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
日程第6、議第55号を議題とし、各常任委員長から審査結果の報告を求めます。
まず、総務常任委員長の報告を求めます。
総務常任委員長。
〔総務常任委員長 新野富美夫議員 登壇〕
○総務常任委員長(新野富美夫) ただいま議長のご指名をいただきましたので、総務常任委員会の審査結果をご報告いたします。
本臨時会におきまして、当委員会に付託を受けました案件は、議第55号平成30年度守山市
一般会計補正予算(第3号)(分割審議)第1条歳入歳出予算の補正のうち歳入全部、歳出、款2総務費、款4衛生費、項3目1のうち事業7、第2条債務負担行為の補正、第3条地方債の補正。以上、
予算案件1件でありました。
本会議休憩中に当委員会を開催し、理事者側より副市長をはじめ関係部課長の出席を求め、詳細な説明を受け、慎重審議の結果、議第55号は全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、総務常任委員会の審査結果の報告を終わります。
○議長(森 貴尉) ただいまの総務常任委員長の報告に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森 貴尉) ないようでありますので、次に、環境生活都市経済常任委員長の報告を求めます。
環境生活都市経済常任委員長。
〔環境生活都市経済常任委員長 森重重則議員 登壇〕
○環境生活都市経済常任委員長(森重重則) ただいま議長のご指名をいただきましたので、環境生活都市経済常任委員会の審査結果をご報告いたします。
本臨時会におきまして、当委員会に付託を受けました案件は、議第55号平成30年度守山市
一般会計補正予算(第3号)(分割審議)第1条歳入歳出予算の補正のうち歳出、款4衛生費、項3目1のうち事業5、款8土木費、第2条債務負担行為の補正。以上、
予算案件1件でありました。
本会議休憩中に当委員会を開催し、理事者側より副市長をはじめ関係部課長の出席を求め、詳細な説明を受け、慎重審議の結果、議第55号は賛成多数で、原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、環境生活都市経済常任委員会の審査結果の報告を終わります。
○議長(森 貴尉) ただいまの環境生活都市経済常任委員長の報告に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森 貴尉) ないようでありますので、各常任委員長の審査結果の報告ならびに報告に対する質疑を終結いたします。
これより討論を行います。
16番
小牧一美さんから
発言通告書が提出されておりますので、これを許します。
16番
小牧一美さん。
〔16番
小牧一美議員 登壇〕
○16番(
小牧一美) それでは私は、議第55号平成30年度守山市
一般会計補正予算(第3号)について、反対の立場から討論を行います。
今回は歳入歳出4億3,600万円を増額し、予算総額264億905万3,000円にするというものです。このうち、大阪北部地震の影響でブロック塀が倒壊し、通学途中の小学生が死亡するという悲しい事故を受け、全国的に学校をはじめ
公共施設等で建築基準に違反するブロック塀の調査が行われ、これを機に民間が所有する危険なブロック塀を改修するための補助制度を守山市が創設されたことは、評価をするものです。安心・安全なまちづくりを進める上で、さらに努力をしたいと考えます。
さて、本議案である
一般会計補正予算には、新
環境センターの設計・建設・運営・管理を一括発注するDBO方式により、
株式会社協和エクシオが落札したことを受けて、本体工事の施工監理業務費1,750万円、債務負担行為を含めると1億500万円が予算計上されました。
質疑で述べましたが、市長が最重要課題と位置付ける新
環境センターは、当初予算にしっかりと盛り込むべきだというふうに思います。もっと全体像を示して議論をすることが必要ではないでしょうか。本体施設の建設費は約72億円、また
付帯施設の建設は約24億円とも言われておりますけれども、この上、20年間の
管理運営費や、また
付帯施設の運営費も、これから指定管理料などが計上されてくる訳です。
先ほどの委員会の中で、
交流拠点施設は
施設整備室の所管となり、記念公園は都市計画課の所管となるということですけれども、こういうふうに分散しながら事業とそれから予算を分けていくというやり方も、全体の
環境センターの運営、また予算化という点においては、わかりづらくするし、守山市全体の事業の進行と予算という点で、こういう分け方や補正を繰り返すということの妥当性については、私は納得がいかないなというふうに思う訳です。
2点目は、DBO方式についてです。今後20年間のごみ処理を民間業者に委ねるということですけれども、確かに安定運営とか経費の削減が図られるという説明は、一定、納得はするものの、この方式は、やはり守山市のごみ行政を大きく変えていくものだというふうに思います。守山市のごみ処理の基本は、これまで全国に誇る高いリサイクル率、分別にずっと長年、努力をしてきた。これがいよいよ根本的に変わっていくなということの心配を否めません。
このDBOになれば、行政や議会の関与は大変薄くなると思います。ごみの分別や減量が後景に追いやられて、いかに施設を効率的に動かすかとか、いかにごみを集めて発電をするのかということが、業者としては最大の課題になるというふうに思います。
熱効率を上げ発電をするために、これまで分別していたトレイ類を燃えるごみとして扱うということを決定しました。いかに発電するのか、分別して再資源化というごみ行政の根本を崩すもの。私はこれまで努力してきたことを、この機に大きく方向を変える。特に今、地球温暖化が叫ばれている中で、やはりごみは焼却しないでなるべく返していくということを基本にしていくごみ行政を、守山市にしてほしかったということを心から思います。
質疑の中で、DBOになっても守山市の関与は、しっかりと監視機能を果たしていくと、専門的職員を20年間配置をしていくということをおっしゃっていただきましたけれども、20年間という長い期間においては、その最初の意気込みというのは薄れてくることが大いに考えられるし、その意識をきちんと持続するというのは本当に難しい。
今回のDBOについては、効果もあるかもしれないけれども、守山市のごみ行政全体という点から見ては、大変私は残念なことだというふうに思う訳です。
以上、2つの点につきまして、納得のいく質疑への答弁は得られなかったというふうに考えます。以上の理由を申し上げまして、今回この議案について反対をしたいと思います。
以上です。
○議長(森 貴尉) これをもって討論を終結いたします。
それでは、議第55号について起立により採決いたします。
本件に対する各常任委員長の報告は「可決」であります。
本件は、各常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(森 貴尉) ご着席願います。
起立多数であります。
よって、議第55号は各常任委員長の報告のとおり決しました。
~~~~~~~~ 〇 ~~~~~~~~
日程第7 議席の一部変更について
○議長(森 貴尉) 日程第7、議席の一部変更を議題といたします。
先般の会派の解散、新会派の結成等に伴い、守山市議会
会議規則第4条第3項の規定により、議席の一部変更をいたしたいと思います。
事務局長をして、その議席の番号および氏名を朗読いたさせます。
事務局長。
○
議会事務局長(
高橋みちえ) 朗読いたします。
2番赤渕義誉議員、3番渡邉邦男議員、4番井入秀一議員、5番石田清造議員、7番田中尚仁議員、8番西村弘樹議員。
以上。
○議長(森 貴尉) お諮りいたします。
ただいま朗読いたしましたとおり、議席の一部変更をすることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森 貴尉) ご異議なしと認めます。
よって、ただいま朗読いたしましたとおり議席の一部変更をすることに決しました。
なお、ただいま決定いたしました議席については、次期会議より着席をお願いします。
以上で本臨時会に付議されました案件の審査は全部終了いたしました。
この際、市長から発言の申し出がありますので、これを許します。
市長。
〔市長
宮本和宏 登壇〕
○市長(
宮本和宏) 議長のお許しを賜りましたので、平成30年第3回
守山市議会臨時会の閉会に際し、一言御礼のご挨拶を申し上げます。
本日は1日という会期日程の中ではございましたが、
予算案件1件につきまして、原案のとおりお認めをいただき、衷心より厚く御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
本市の最重要課題、
環境施設の更新につきましては、本日、新
環境施設の事業者が進める設計および工事を監理・監督するための
委託業務費、また
環境センターの
付帯施設としての
交流拠点施設の整備に係ります工事費および施工監理費、また、仮称ではありますが
環境学習都市宣言記念公園の
公園部分に係ります
実施設計費、それぞれの
補正予算について、お認めをいただきましたことから、新
環境施設につきましては、平成33年10月の稼働に向けまして、また
交流拠点施設につきましては、平成32年4月の
供用開始に向けて、鋭意、事業を進めてまいりたいと考えております。
本施設が
循環型社会および低炭素社会を構築する先進的な施設として、全国に誇れる施設となりますよう、
周辺環境に十分配慮する中、計画的かつ円滑に事業を進めてまいりたいと考えております。引き続きの議員の皆様のご指導、ご鞭撻を賜りますことを心からお願い申し上げます。
さて、6月の大阪北部を震源とします地震、また7月の西日本を中心とした記録的な集中豪雨、その後におけます猛暑等、立て続けに自然災害が起こっておりまして、いつ何どき災害に見舞われるか予断を許さない状況にございます。
そのような中、本市の消防団におかれましては、地域の安全・安心のまちづくりに日夜ご尽力をいただいているところであります。その消防団を代表しまして、8月5日に開催されます滋賀県消防操法訓練大会に、今年は守山分団がポンプ車の部に出場されます。この大会に向けまして、毎日早朝より訓練を実施されておりまして、頭が下がる思いでいっぱいでございます。ぜひとも議員の皆様におかれましても応援をいただきますよう、心からお願い申し上げる次第であります。
さて、現在、台風12号が日本列島に接近しつつあります。予報では、明日28日、また、あさって29日に東日本、西日本に接近、上陸の予想でありまして、近畿地方を含みます広い範囲で大雨、暴風が懸念されているところでございます。
明日、予定をされておりました、もりやま夏まつりにつきましては、実行委員会におきまして中止と判断をされたところであります。また、日曜日に予定をされていました近江妙蓮の観蓮会につきましても、中止と判断をされたところであります。今日まで準備されていたにもかかわらず中止になったということで、大変残念に思うところでございます。
しかしながら、いずれにしましても、市として台風の対応につきまして、万全を期してまいりたいと考えているところでございます。
最後になりますが、連日、猛烈な暑さが続いております。
議員各位におかれましては、くれぐれもご自愛をいただきまして、市政の発展と市民福祉の向上にご貢献を賜りますよう、心からご祈念申し上げまして、閉会にあたりましてのご挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。
○議長(森 貴尉) 本会議ならびに委員会におきまして、慎重にご審議を賜り、無事終了いたしましたことを心から御礼申し上げます。
これをもちまして平成30年第3回
守山市議会臨時会を閉会いたします。
ご苦労さまでございました。
~~~~~~~~ 〇 ~~~~~~~~
閉会 午後0時06分
守山市議会
会議規則第124条の規定により、下記に署名する。
平成30年7月27日
守山市議会議長 森 貴 尉
署 名 議 員 森 重 重 則
署 名 議 員 國 枝 敏 孝...