守山市議会 2017-09-27
平成29年第5回定例会(第 4日 9月27日)
第9 各
常任委員会委員の選任
第10
議会運営委員会委員の選任
第11各
特別委員会委員の補充選任
第12湖
南広域行政組合議会議員の補欠選挙
第13
守山野洲行政事務組合議会議員の補欠選挙
第14議第68号(守山市監査委員の選任につき同意を求めることについて)
市長提出
提案説明
第15議案質疑(議第68号)
討論、採決
第16議席の一部変更について
2 本日の会議に付した事件
日程第1 認定第1号から認定第10号まで、議第59号から議第63号まで
および議第66号
各
常任委員長等より
委員会審査結果報告
質疑、討論、採決
日程第2 会議第2号(
守山市議会議員定数条例および
守山市議会委員会条例
の一部を改正する条例案)
議員提出
提案説明
質疑、討論、採決
日程第3 各
特別委員会審査報告
日程第4
議会運営委員会委員の補充選任
日程第5 議長辞職
日程第6 議長選挙
日程第7 副議長辞職
日程第8 副議長選挙
日程第9 各
常任委員会委員の選任
日程第10
議会運営委員会委員の選任
日程第11各
特別委員会委員の補充選任
日程第12湖
南広域行政組合議会議員の補欠選挙
日程第13
守山野洲行政事務組合議会議員の補欠選挙
日程第14議第68号(守山市監査委員の選任につき同意を求めることについ
て)
市長提出
提案説明
日程第15議案質疑(議第68号)
討論、採決
日程第16議席の一部変更
3 出席議員は次のとおりである。
1番 福 井 寿美子 2番 渡 邉 邦 男
3番 田 中 尚 仁 4番 西 村 弘 樹
5番 赤 渕 義 誉 6番 小 西 孝 司
7番 井 入 秀 一 8番 石 田 清 造
10番 今 井 薫 11番 新 野 富美夫
12番 山 崎 直 規 13番 森 重 重 則
14番 國 枝 敏 孝 15番 奥 野 真 弓
16番 澁 谷 成 子 17番 小 牧 一 美
18番 西 村 利 次 19番 筈 井 昌 彦
20番 森 貴 尉 21番 藤 木 猛
22番 高 田 正 司
4 欠席議員は次のとおりである。
な し
5 会議に出席した説明員
市長 宮 本 和 宏
教育長 田 代 弥三平
代表監査委員 馬 場 章
上記の者に委任または嘱託を受けた職員
副市長 川那辺 守 雄
総合政策部長 山 形 英 幸
危機管理局長 中 嶋 義 廣
総務部長 福 井 靖
環境生活部長 勝 見 隆
環境生活部理事 中 島 勉
健康福祉部長
(兼)
こども家庭局長 川 上 肇
健康福祉部理事 田 中 一 樹
都市経済部長 原 田 秀 雄
上下水道事業所長
(併)
都市経済部理事 小 島 秀 晃
都市活性化局長 飯 島 秀 子
教育部長 今 井 剛
市民病院事務長 旭 正 人
財政課長 嶋 本 昭
6 会議に出席した
議会事務局職員
局長 高 橋 みちえ
書記 岩 井 友 宏
書記 藤 下 茂
書記 西 田 剛
書記 青 木 雅 彦
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
再開 午前9時30分
○議長(高田正司) 皆さん、おはようございます。
ただいま定足数に達しておりますから、平成29年第5回
守山市議会定例会を再開いたします。
それでは、日程に入るに先立ちまして、諸般の報告をいたします。
本日、20番森貴尉君他5人から会議第2号が提出されております。よろしく御審議のほどお願いいたします。
以上で諸般の報告を終わります。
これより本日の会議を開きます。
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
日程第1 認定第1号から認定第10号まで、議第59号から議第63号までおよび議第66号
○議長(高田正司) 日程第1、認定第1号から認定第10号まで、議第59号から議第63号までおよび議第66号を一括議題とし、各
常任委員長および副委員長ならびに
決算特別委員会副委員長から審査結果の報告を求めます。
まず、
総務常任委員会副委員長の報告を求めます。
総務常任委員会副委員長。
〔
総務常任委員会副委員長
山崎直規議員 登壇〕
○
総務常任委員会副委員長(山崎直規) 皆さんおはようございます。
ただいま議長の御指名をいただきましたので、
総務常任委員会の審査結果を御報告いたします。
本定例会におきまして、当委員会に付託を受けました案件は、議第59号平成29年度守山市
一般会計補正予算(第4号)(分割審議)第1条
歳入歳出予算の補正のうち歳入全部、歳出、款2総務費項1、第3条地方債の補正、議第62号守山市
個人情報保護条例および守山市
情報公開条例の一部を改正する条例案。以上、予算案件1件、条例案件1件の計2件でありました。
今期定例会休会中の去る9月15日の午前9時半から当委員会を開催し、理事者側より副市長をはじめ関係部課長の出席を求め、詳細な説明を受け、活発な質疑応答を繰り返し、慎重審議の結果、議第59号および議第62号は、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、
総務常任委員会の審査結果の報告を終わります。
○議長(高田正司) ただいまの
総務常任委員会副委員長の報告に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高田正司) ないようでありますので、次に
文教福祉常任委員長の報告を求めます。
文教福祉常任委員長。
〔
文教福祉常任委員長 藤木 猛議員 登壇〕
○
文教福祉常任委員長(藤木 猛) ただいま議長の御指名でございますので、
文教福祉常任委員会の審査結果を御報告いたします。
本定例会におきまして、当委員会に付託を受けました案件は、議第59号平成29年度守山市
一般会計補正予算(第4号)(分割審議)第1条
歳入歳出予算の補正のうち歳出、款3民生費、款10教育費、第2条
債務負担行為の補正、議第60号平成29年度守山市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)、議第61号平成29年度守山市
介護保険特別会計補正予算(第1号)、議第63号守山市避難行動要支援者名簿に関する条例案。以上、予算案件3件、条例案件1件の計4件でありました。
今期定例会休会中の去る9月19日の午前9時30分から当委員会を開催いたしました。理事者側より副市長、教育長をはじめ関係部課長の出席を求め、慎重審議の結果、議第59号から議第61号および議第63号は、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、
文教福祉常任委員会の審査結果の報告を終わります。
○議長(高田正司) ただいまの
文教福祉常任委員長の報告に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高田正司) ないようでありますので、次に
環境生活都市経済常任委員長の報告を求めます。
環境生活都市経済常任委員長。
〔
環境生活都市経済常任委員長 小西孝司議員 登壇〕
○
環境生活都市経済常任委員長(小西孝司) ただいま議長の御指名をいただきましたので、
環境生活都市経済常任委員会の審査結果を御報告いたします。
本定例会におきまして、当委員会に付託を受けました案件は、議第59号平成29年度守山市
一般会計補正予算(第4号)(分割審議)第1条
歳入歳出予算の補正のうち歳出、款2総務費項3、款6農水産業費、款8土木費、議第66
号湖南広域行政組合規約の変更に関する協議につき議決を求めることについて。以上、予算案件1件、その他案件1件の計2件でありました。
今期定例会休会中の去る9月20日の午前9時30分から当委員会を開催し、理事者側より副市長をはじめ関係部課長の出席を求め、詳細な説明を受け、活発な質疑応答を繰り返し、慎重審議の結果、議第59号および議第66号は、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、
環境生活都市経済常任委員会の審査結果の報告を終わります。
○議長(高田正司) ただいまの
環境生活都市経済常任委員長の報告に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高田正司) ないようでありますので、次に
決算特別委員会副委員長の報告を求めます。
決算特別委員会副委員長。
〔
決算特別委員会副委員長 藤木 猛議員 登壇〕
○
決算特別委員会副委員長(藤木 猛) ただいま議長の御指名でございますので、
決算特別委員会の審査結果を御報告いたします。
本定例会におきまして、当
特別委員会に付託を受けました案件は、認定第1号平成28年度守山市
一般会計歳入歳出決算の認定について、認定第2号平成28年度守山市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第3号平成28年度守山市
土地取得特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第4号平成28年度守山市
育英奨学事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第6号平成28年度守山市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第6号平成28年度守山市
後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第7号平成28年度
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第8号平成28年度守山市
水道事業会計決算の認定について、認定第9号平成28年度守山市
下水道事業会計決算の認定について、認定第10号平成28年度守山市
病院事業会計決算の認定について。以上、認定案件10件でありました。
今期定例会休会中の去る9月21日および22日の午前9時30分から当委員会を開催し、理事者側より副市長はじめ関係部課長の出席を求め、詳細な説明を受け、慎重審議の結果、認定第1号から認定第10号までは、いずれも全会一致で原案のとおり認定すべきものと決しました。
以上、
特別委員会の審査結果の報告といたします。
○議長(高田正司) ただいまの
決算特別委員会副委員長の報告に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高田正司) ないようでありますので、各
常任委員長および副委員長ならびに
決算特別委員会副委員長の審査結果の報告および報告に対する質疑を終結いたします。
これより討論を行います。
発言通告書が提出されておりますので、17番小牧一美さん、19番筈井昌彦君、4番西村弘樹君、14番國枝敏孝君、16番澁谷成子さんの順位により、これを許します。
17番小牧一美さん。
〔17番
小牧一美議員 登壇〕
○17番(小牧一美) それでは私は、認定案件4件にわたりまして、反対の立場から討論を行わせていただきます。
まず、認定第1号平成28年度守山市
一般会計歳入歳出決算の認定に対し、反対の討論を行います。
守山市平成28年度の
一般会計決算は、歳入290億5,092万5,000円、歳出280億7,512万4,000円、差し引き9億7,580万1,000円、実質収支は4億9,157万2,000円の決算となりましたが、単年度収支は1億1,492万4,000円の赤字、実質単年度収支も1億193万3,000円の赤字となりました。
設置されました
決算特別委員会、2日間、約9時間にわたって決算審査が行われまして、私は傍聴させていただきました。この間、本会議で指摘してきた点も含めまして、平成28年度決算認定にあたり、幾つかの問題点を提起させていただきたいと思います。
まず、歳入についてです。
歳入の42.9%を占める市税は、対前年度比0.2%増の124億6,973万2,000円、人口増による個人市民税が6,170万円余、家屋の新築により固定資産税が3,939万円、軽自動車税が税率改正や登録台数の増加により2,318万円の増加をしたことはうれしい要素ですけれども、その一方で、法人市民税は対前年度比5.7%減の11億9,481万円となりました。
法人税率の引き下げやアベノミクスの円安の影響が市税の減収に反映しています。大企業の内部留保金は過去最高の400兆円と言われています。負担能力のある法人には応分の税金を納めていただくことは企業が果たすべき社会的責任ではないでしょうか。歳入全体が膨らんでいますが、市民の家計を温める政治こそ、今、求められています。税金の集め方を抜本的に見直しをしなければなりません。
次に、歳出について申し上げます。
今回の決算の最大の特徴は、投資的経費、
普通建設事業費の異常とも言える突出です。対前年度比26.2%増と大きく膨らみ、総額55億7,532万9,000円、当初予算の1.2倍になっているという点を見ておかなくてはなりません。
具体的には、
守山中学校改築事業、新
図書館整備事業、強い
農業づくり交付金事業、
守山市民ホール空調設備等更新事業、
市民運動公園再整備事業、市街化再開発補助金、
中学校空調設備整備事業、
野洲川歴史公園サッカー場整備事業など、
大型公共事業が相次いだことによるものです。
学校にエアコンを設置することや
児童クラブ室の整備も緊急対応していただいたものであり、この点は評価をいたしますが、本来ならば平成26年度中に完成しているはずの守山中学校の改築事業が15億5,021万8,000円、結局、平成29年度まで工事完了がずれ込むこととなりました。
市民運動公園再整備事業は、3か年で10億7,000万円支出しています。市長が当初意気込んだ
セントラルパーク構想、今は計画を休止していますが、守山中学校も
市民運動公園も、もっともっと熟慮が必要だったことを、決算認定にあたって指摘をさせていただきます。
環境センターや庁舎建設を考えると、今後公債費比率が高まることへの心配がありますが、これはもともと守山中学校の建設事業に端を発していることを深く反省すべきだと私は指摘をさせていただきます。今後、華美な建物は辞めること、財政計画をしっかり見通して、思い付き的な支出は慎むこと、市民の納得と合意を経て、
公共施設整備を進めることなどが求められると思います。
もう一つ、突出した大きな要因の一つに、強い
農業づくり交付金、2件で何と7億6,700万円、100%国庫補助とはいえ、他に類を見ない補助事業への支出です。市民・国民に対し、どのような還元となるのか今後の事業展開を注視していきたいと思います。
さらに、地方創生、いわゆる
守山版地方総合戦略も問題です。守山市の場合、いち早く着手したことは評価に値するかもしませんが、地元課題をどう解決していくのかという姿勢は、はっきり申し上げて市民の思いとはかなりのずれがあります。
一般質問で何度も取り上げましたが、平成28年度に自転車を軸とした
観光振興加速化交付金8,000万円の国庫補助100%を活用して、自転車を軸に誘客を図り、雇用の拡大、経済の活性化につなげていくということでした。市長は答弁でも、ビワイチの効果を実感するものとしていますけれども、果たしてそうでしょうか。
端的に言えば、市民が切実にこのことを望んでいたとは言えません。青の矢羽マークがあちこちに書かれていますが、「道路幅が確保されていないのに車道にいきなり
自転車レーンができても、かえって危険。それよりも消えている白線を早く書いてほしい」というのが多くの市民の率直な思いです。
補助金以上に、そこに費やされる職員の人件費と労力は、見えないけれども莫大なものがあります。事業のスクラップ・アンド・ビルドという方針にも全く逆行しています。
決算認定は、既に執行したので何を言っても仕方がないというのではなく、市民の大切な税金が市民の命と暮らし、福祉を伸ばす安全・安心のまちづくりという地方自治体本来のあり方として税金が使われているのかどうか、不要不急の事業に使われていないかどうかなど、チェックする必要があると思います。
私は今、守山市政が急ぐべき課題は、人口増に対して幼児教育や
義務教育施設の整備が遅れている。このことが最も急ぐべき課題だと思います。「子どもは守山の宝」と言われますが、守山市がどれほど真剣に子育て教育に対する行政の責任を認識しているのか問われています。少し掘り下げて指摘をします。
まず第1は幼児教育です。
待機児童が県内で最も多いのが守山市です。人口増を誇っていますが、
保育環境整備は追い付いていません。しかもその対策を公立保育園の民営化と地域型保育で切り抜けようとする方針は問題です。0から2歳児だから十分な保育環境でなくてもいいと安易に考えていないでしょうか。すやすや寝ているおとなしい赤ちゃんは手がかからないかもしれませんが、一方では、もっと積極的なかかわりを必要とする子どもかもしれません。テレビやビデオを見せていれば静かにおとなしくその時間を過ごしているけれど、屋外で泥んこ遊びをしたり、駆けっこをしたり、遊具で遊んだりしたら、もっと体も情緒も豊かに育つでしょう。
人の成長と発達はその時すぐには現れません。幼児期からの係りがその子の人格形成と心の成長に大きく影響します。いじめや不登校など問題視されていますが、現代の子どもたちが昔の子どもたちよりも人との係り方、
コミュニケーション力が弱いことに起因しています。もちろん個人的要因もありますが、社会全体がそういう子どもを作り出しているという側面をしっかり見る必要があると思います。
ですから、幼児教育には専門性を持つ保育士の確保と資質の向上、そして保育環境の整備は不可欠です。「密室の保育」として問題点が指摘をされる保育ママを拡充する姿勢は正されなくてはなりません。
地域型保育事業の決算は1億円余りです。対象の子どもは55人です。財政の点でもその妥当性が問われます。
守山市が本当に「子どもは守山市の宝」というのであれば、人口を増やす施策と一体に、
子育て教育環境の整備は不可欠です。そもそも待機児童を出さない保育園の整備と保育の公的責任を堅持すべきことを指摘します。
2つ目は
義務教育施設の整備の遅れです。
特に守山小学校、
守山南中学校は、大規模どころか過大規模校です。仮に適正規模というのなら、分離新設が求められる対象校であることは数年前から指摘してきましたが、市は抜本的な対策を講じようとしていません。
子どもたちがどんな思いで学校生活を送っているか。教職員がどんな思いで教育活動に当たっているか、きめ細やかな対応をしようにも、窮屈な環境では様々な支障が出てくるのは容易に想像ができます。現状、大きな問題がないとあぐらをかくことなく、「十分にトイレに行くこともできない」などと苦情が来る前に、手だてを打つことは行政の責任です。
私は、こんな環境でもいじめがないとするならば、それはよほど教職員の頑張りが背景にあるのだということを申し、一方では、人には気づかれず一人思い悩む生徒がいるのではないかなどと心配をしています。入学式、卒業式に
全校児童生徒が体育館に入りきれないことは異常事態だということを、もっとしっかりと認識をしていただいて、
教育施設整備を進めるべきであることを改めて指摘をしたいと思います。急激な
人口増加施策や
中心市街地活性化のもとに、駅前周辺の高度利用を促進してきたまちづくりの妥当性、教育施設の不足という側面から厳しく検証すべきです。
3つ目は、
子育て環境整備では欠かせない児童クラブの施設整備の遅れです。
平成28年度、ばたばたと児童クラブの増設が相次ぎましたが、共働き世帯の増加に伴い、児童クラブに対するニーズは増加一方です。国も子ども・子育て新制度で新基準を示し対象が6年生まで拡充されましたが、それを基準とした
施設整備計画は示されないままです。突貫工事的に施設の増設をしたりマンションの1室を借りたりという場当たり的な対応に終始しています。
先進事例を紹介しますと、放課後、運動場でたくさんの子どもたちが歓声を上げて遊んでいる光景の行政自治体があります。まだ学校稼業中と思わせるほどです。その子どもたちは児童クラブ、学童保育所の子どもたちでした。放課後の時間を異年齢の友達と有意義に過ごす子どもたちの表情が本当に印象的でした。市長は、6年生まで
受け入れ表明をした以上、今後ますます高まるニーズに
施設整備計画を急いで示して、もっと積極的に児童クラブの施設整備に対応することが求められています。
さて、安心して住み続けられるまちづくりという課題では、地域経済の主役は
中小零細業者と家計を支えるという点では、昨年、
住宅リフォーム助成制度が守山市で廃止をされました。地域経済の活性化に10倍の効果があると守山市自身が認めていた事業が廃止されたのは大変残念です。
介護現場では困難事例が増大している。生活相談の数が増大していると
決算特別委員会で報告がありましたが、市民の暮らしの実態はもっと深刻な状況に置かれている世帯も少なくありません。
コミュニティバスが運行されていないのは、近隣他市を見ても守山市だけです。公共交通の充実は一定の改善をされましたが、高齢者の願いにマッチしているとは言えません。暮らしの実態とその切実さから見ると、きらびやかな建築物や
スポーツ型自転車とは全く違ったところで市民の暮らしがあります。市民の気持ちに寄り添ったお金の使い方、施策の展開が求められるのではないでしょうか。
もう1点、同和人権に関する施策について、申し上げます。
国の特別法が失効してから15年が経過し、全国の地方自治体では「同和」という冠策を廃止して、必要な施策は一般施策へと移行する取組が進められている中、守山市においては、いまだに7,000万円余の予算を投じて同和人権施策が進められています。「
部落差別の実態がある限り必要」として、特定の地域を同和地区と差別することが問題だとしている行政自身が、率先して対象地域とそうでない地域を区別していることこそ、問題が、矛盾があると思います。特別扱いではなく、差別はどんな差別も許さない立場で、必要なことは一般施策として進めることを求めます。
また、人権啓発と称して、間違った歴史観、人権意識を強調しているパンフレット、積極的に活用するとありましたが、このパンフレットは大変問題です。直ちに回収し、使用すべきではないということを重ねて指摘をしておきたいと思います。
最後に、中学校給食について申し上げます。
今議会で中学校給食の実施について市長表明がありました。積年の願いがやっと実現しそうです。涙が出るほどうれしいです。遅きに失したといえ、温かいものは温かく、おいしい給食を提供したいと生徒にとって最もよい方法でという視点で自校方式で行うことを教育委員会が結論付けられたことを高く評価をさせていただきます。今後、様々な課題はありますが、鋭意、実施に向けて検討を進められることを切望します。
さて、安倍首相は一昨日、解散を表明しました。国会の場でその理由を述べるのではなく、記者会見で表明する国会軽視も甚だしい大変異例な事態です。憲法第53条に基づく国会開会の要求を3か月も先延ばしにした挙げ句、ようやく明日28日に臨時国会を召集したと思ったら、冒頭に解散をするというのです。しかも解散の理由は消費税の使い方の変更を問うための解散と言います。とんでもありません。今回の解散は、森友・加計疑惑隠しであることは誰の目に見ても明らかです。国民の税金を私物化し、国権の最高機関である国会での議論をさせない。
安倍首相は、もはや退陣を願うしかありません。消費税が5%から8%に上がったこと、これがどれだけ家計を冷え込ませ、
中小零細業者を苦しめているか、はかり知れない深刻な影響を与えています。安倍内閣の最重要施策であるアベノミクスの効果なるものは、国民の大多数に実感なく、暮らしと地域経済でも一層深刻な事態が広がっています。消費増税と社会保障の後退が将来への負担を招き、購買力をなえさせて、不況を引き起こしている。そういう認識も反省もなく、今度は教育のために消費税を10%にすると言う安倍首相、もう国民はだまされません。「国民の安全を守る」と口では言いますが、安倍首相自身が最も国民の暮らしと平和を危険に陥れていると言わなければならないのが今の日本の実態です。国政が間違った方向に進んでいこうとするこのような時だからこそ、市政運営は市民の暮らしを守るものでなくてはなりません。
同時に、地方自治体の予算は限られたものであることは事実ですから、市民の大切な税金は市民の暮らし優先で再編することが求められています。何よりも今、市民が求めていることは何なのか、そこにしっかりと向き合って、その願いに寄り添う市政が求められているのではないでしょうか。
以上の点を指摘させていただき、今後の予算編成に生かしていただくことを申し添え、平成28年度
一般会計決算の認定の反対討論といたします。
続いて、認定第2号平成28年度守山市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、申し上げます。
国保加入者の構成は、かつて国保加入者の大多数が自営業者と農林業者でした。しかし今では、国保世帯主の4割が年金生活者、3割が非正規労働者です。加入者が貧困化しているのに保険料が上がり続けるので滞納が増えるのは当然です。昨年よりも収納率を上げたとのことですが、国保は滞納者に対し、短期証や資格書といったペナルティーを既に課しています。その上の差し押さえといった強制執行は、それこそ人の命に係りかねません。
高過ぎる医療費が払えずに病院に行くことをためらい、かえって病気が重篤になる。子どもたちも虫歯の進行が進み口腔崩壊といったことも深刻になっている現代社会です。市民の暮らしに寄り添った対応が必要です。守山市の国保加入者は9,102世帯、全体の世帯の32%です。そして、国保加入世帯を所得階層別に見ますと、所得なしの世帯がその3割です。総所得300万円以下が全体の加入者の9割です。これが国保加入者の実態です。
守山市の平成28年度の国保税は、夫婦と未成年の子ども2人の世帯で所得300万円の世帯の国保税は年37万円です。月3万円では足りないんです。平成27年度に税率引き下げを行いました。この点は評価できるものの、国保税は生活に重い負担となっていること、高過ぎて払いたくても払えない国保税になっていることを直視することが必要です。
国保会計の危機的な事態を引き起こしている大もとは、国の予算削減です。1984年から2010年の間、市町村国保の総収入に占める国庫支出金の割合は、当初50%だったのを徐々に削減をし、今は23%です。このことが市町村の国保会計を逼迫させて深刻な運営を余儀なくされているのが実態です。運営主体である自治体は、医療給付費がかさめば国保税を値上げせざるを得なくなり、値上げすると滞納者が増える、だからますます税を値上げし、滞納者が増えると、こういうふうな悪循環を繰り返してきました。
国は国保の根本問題の解決に背を向けたまま、来年度から都道府県が保険財政の運営主体となる国保の広域化を実施することになりました。都道府県が医療費実績などをもとに、市町村ごとに納付金を割り当てて市町村が徴収して都道府県に納めます。
これまで各自治体は、保険税が高くなることを抑制するために、独自に国保への一般会計からの繰り入れをしている自治体が多くありました。今後、広域化のもとでは、市町村国保が財源不足になれば、一般会計からの繰り入れは認めず、財政安定化基金から借り受けて保険料で返済するという仕組みになります。収納率に係りなく県への納付金は100%です。ですから、市町村は医療費の削減や保険税の徴収強化に駆り立てられることになります。結局、保険税の引き上げにつながり、市町村と加入者に多大な負担を強いるということになることを大変危惧をしています。
国民健康保険制度は、言うまでもなく国民皆保険の要です。保険証1枚で安心してお医者さんにかかれることを国の責任で制度化をしてきた世界に誇れる健康保険制度です。昭和34年に施行された今日の新国保法第1条には、しっかりと社会保障であることが明記をされ、第4条には国の責務が明記されています。憲法第25条に保障された「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」、第2項「国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。」、この立場で国の責任で財政支援をしっかりすべきです。このことを申し上げ、国保特別会計の認定に反対をいたします。
続いて、認定第5号平成28年度守山市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、申し上げます。
介護保険制度は、40歳になれば全ての人が介護保険料を納めなければなりません。それは、いざ介護が必要になった時に、きちんと公的介護サービスが受けられる、そのために私たちは納めています。しかし現状では、保険あって介護なしという状態がより深刻化しているのが、今日の介護保険の実態です。
高齢化が進む中で、老老介護や介護疲れという悲しい事件が起こっています。二度と繰り返させない対策が必要です。しかし守山市の介護保険事業は、介護保険の充実よりも新しい総合事業をどう展開するかが重点となり、介護を必要とする人への深刻な実態の手だてがどのように具体化されてきたのか明らかではありません。守山市の高齢者サービス事業もなかなか拡充ができないまま推移してきたことにも現れているように、もっと市民の置かれている実態に寄り添った施策展開が求められているのではないでしょうか。
私ごとでありますが、今年、介護保険を利用させていただきました。献身的にお世話してくださったケアマネジャーさんやデイサービスの職員の皆さんのおかげで家族が気持ちよく介護をすることができましたが、老老介護であったり、介護者が現役労働者であったりした場合、また、お金の心配をしながらの介護だったりした場合は、現実は相当負担があると思います。費用負担や施設側の人手不足もあり、希望どおり活用できないこともあったり、施設入所も希望者が多く入所が難しいのが現状です。市民の置かれている深刻な実態をつぶさに把握し、必要な手だてを進めることが必要です。
また、制度発足以来の大改悪と言われる新しい総合事業、今年度、平成29年度から本格実施となりました。軽度者は要支援1と2をなくして、ボランティアなどの地域の安価な介護予防を進めようというのです。今回、私は、介護事業所のプロの職員の皆さんの介護をすばらしいと心から実感させていただきましたが、介護を受ける人が満足できる介護を提供することが、長年、介護保険料を払ってきた国民への国の責任です。本人意思とは違う鍵括弧付のサービスでお茶を濁すようなことがあってはなりません。
施設職員には、その経験と力量に合った報酬が保障されるべきであり、それでこそ誰もが安心して老後を迎えられる大前提だと思います。高齢化社会がやってくることは以前から分かっているのですから、今になって高齢化、高齢化と大騒ぎすることは、国のお金の使い方が間違っていることの象徴です。新しい総合事業は、施設側も大変戸惑っているし、また、介護保険課も対応に当惑しています。新しい事業をうまく回すための労力ではなく、今の介護保険事業をどう充実させるかに労力を注ぐほうが、よほど市民にとってはありがたいことであることを申し上げたいと思います。
社会保障の充実と言って消費税を増税しておきながら、社会保障を後退させ続けてきた自公政権の責任は重大です。高齢化社会にふさわしい社会保障の財源をきちんと確保することを求め、保険あって介護なし状態がますます強まっている介護保険制度そのものに反対の立場から、今回の認定に反対をいたします。
最後に、認定第6号平成28年度守山市
後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について、申し上げます。
この特別会計は、75歳以上の後期高齢者の医療に対し、健康保険や国民健康保険から独立させて別立ての医療保険を創設し、受ける医療にも制限が加えられ、高齢者が増えれば増えるほど、また医療費が増えれば増えるほど、それらが直接、保険料に連動して引き上がる欠陥的な構造を抱えている医療制度です。制度施行から9年、2年ごとの改定の度に保険料は必ず引き上げられる仕組みとなっています。保険料は、基本的に年金からの天引きとなる特別徴収なので、現年度収納率は99.5%、少ない年金の中でもやむなく払っているというのが実際です。
平成27年度、これまで通知されていた健康診査の案内通知が、生活習慣病などで医療機関を受診している人は対象外とされたために、一部の人にしか通知が届きませんでした。平成28年度、この影響で422人の受診しかありませんでした。平成26年度は2,730人の健診実績から見ても2割に満たない数です。健診通知については今後改善されるはずですが、「年をとったら早く死んでくれということか」などと高齢者に言わせる、とても冷たい今回の出来事です。
制度発足当初から年齢で医療も健診も差別をされて、矛盾を多く抱えている後期高齢者医療制度はすぐに廃止して、もとの老人保健制度に戻すべきです。保険料の際限のない値上げや別枠の診療報酬による差別医療で長生きした人たちにつらい思いをさせる医療制度は、即刻廃止することを求めて、後期高齢者医療事業決算に反対をいたします。
○議長(高田正司) 19番筈井昌彦君。
〔19番 筈井昌彦議員 登壇〕
○19番(高田正司) ただいま議長のお許しを賜りましたので、私は、認定第1号平成28年度守山市
一般会計歳入歳出決算の認定について、新政会を代表いたしまして、賛成の立場から討論をさせていただきます。
平成28年度の
一般会計決算につきましては、人口が増加している守山市の特色に合わせて「全ての市民が健康で活力にあふれ安心して暮らせる予算」と銘打ち、福祉施策の充実、教育の充実と文化・スポーツの振興、守山のポテンシャルを引き出す地方創生の推進の3つの柱のもと、様々な行政課題に対して住みやすさの充実に向けてバランスよく対応された市政運営だったと評価をしています。
特に本市では、地方創生における自転車を軸とした観光振興において、国の交付金を活用する中、琵琶湖や湖上交通を生かしたビワイチサイクリング創造事業に取り組まれ、全国の地方創生の取組の代表例の一つとして注目されていることは御存じのとおりでございます。今後、県を含めた自治体間、企業などとの連携の強化を図る中、守山らしさを見失うことなく、観光誘致、地域経済の活性化、さらには家族みんなで楽しめる健康増進策としても期待をしているところでございます。
次に、待機児童の解消は、子育てに係る施策の中では特に喫緊の課題であるとの認識から、とりわけ低年齢児に特化した家庭的保育室や事業所内保育所を新たに開設するなど、保育の受け皿の確保に努めてこられました。今後も増大する保育ニーズに対しましては、きめ細やかに取り組んでいただきたいと考えています。
また、
中心市街地活性化事業につきましては、認可地縁団体勝部自治会による火まつり交流館の整備をはじめ、近江鉄道株式会社による近江鉄道ビルの建替や守山銀座ビル市街地再開発事業など、民間事業者の活発なハード整備事業に加え、守山商工会議所や株式会社みらいもりやま21など、様々な主体が連携して行うソフト事業により、人の流れと活気が図られているところでございます。
このように、市民ニーズが多様化・複雑化する中において、限られた予算を最大限活用し、住民ニーズに即した事業が展開されたものと評価をしています。
決算におきましても、決算規模は拡大したものの、守山市の最重要課題であります
環境センターの更新や新庁舎整備といった大型事業を見据え、基金への積み立ても行われた中で、実質収支が4億9,000万円余の黒字決算となり、また、財政健全化法に基づく各種の決算指標においても健全と判断できるものであり、このことは健全な財政運営に努められてきた結果であると推測をしています。
しかしながら、人口増加に伴う社会的経費の増加のほかに、先ほども申し上げましたように、環境施設の更新や新庁舎の整備といった大型事業が控え、財政状況は今後厳しくなると想定されます。こうした状況を踏まえ、第4次財政改革プログラムを遵守する中、現在保有している基金を有効に活用しつつ、財政規律を守りながら、これからも市民ニーズを的確に捉え、真に必要な施策をより効果的、効率的に展開していただき、引き続き住みやすさ日本一の実感に向けて努力されるようお願いをして、認定第1号平成28年度守山市
一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成するものでございます。
以上、賛成の討論とさせていただきます。
○議長(高田正司) 4番西村弘樹君。
〔4番 西村弘樹議員 登壇〕
○4番(西村弘樹) それでは、ただいま議長のお許しをいただきましたので、私は、認定第2号平成28年度守山市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場から討論をいたします。
平成28年度における国民健康保険の財政運営は、被保険者数の減少などにより税収は減収となりましたが、医療費が低く推移したことから、保険給付費が対前年度比1.7%の増に収まったことなどにより、黒字決算となりました。
しかしながら、国民健康保険の加入者の多くは、所得水準が低く、年齢構成が高いなど構造上の問題があり、財政基盤は不安定な状況にあります。
このような中、平成28年度においては、これまでの決算状況を踏まえて、平成29年度末までの国民健康保険の医療費や被保険者数の動向等の予測に基づき財政見通しを立てる中、財政調整基金等の剰余金を活用し、平成28年度に引き下げた国民健康保険税の税率を継続して適用され、被保険者の負担を軽減することに努められました。
一方、徴収においては、国保連合会の徴収アドバイザーの活用や関係課と連携した納付指導など、より一層の収納率向上に取り組まれ、その結果、現年分は94.25%、滞納分においては20.08%と、それぞれ0.7ポイント、1.31ポイントの上昇となりました。
歳出では、保険事業において、受診意欲を高めるために、県内初の試みとして、コンビニde健診の実施をはじめ、医師会や医療機関と連携したCOPD検診、人間ドックの助成、特定健診の無料化の継続、医療費通知やジェネリック医薬品差額通知の送付など、被保険者の健康管理の意識の高揚や重症化予防を図る中、医療費の抑制に取り組まれてまいりました。
今後においても、加入者の高齢化や医療の高度化に伴う保険給付費の増加が見込まれる中でありますが、保健事業を中心とした医療費適正化対策の展開を推進していくとのことであります。
以上のことを踏まえ、平成30年度からの国保制度改正による財政基盤の安定化を期待するとともに、新たな制度に向けた準備作業が円滑に実施されることをお願いし、認定第2号に賛成するものであります。
以上、賛成の討論といたします。
○議長(高田正司) 14番國枝敏孝君。
〔14番 國枝敏孝議員 登壇〕
○14番(國枝敏孝) ただいま議長のお許しをいただきましたので、私は認定第5号平成28年度守山市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場から討論をさせていただきます。
先ほど小牧議員の反対討論の中で、介護保険事業そのものの評価を若干述べられていましたが、私の立場から、その制度そのものについて、若干、私の立場を発言させていただきたいと思います。
そもそも介護保険事業が発足した時に、当然それまでの福祉政策、一番大きいのが障害者福祉がありましたけれども、そういう形の中で、税で、言ってみれば直営で高齢者福祉をやっていくのか、それとも今現在そうなっているのですが、少子高齢化が進む中で日本としてどういう制度をとるのかと言った時に、医療と同じように保険と個人負担を中心にしながら高齢者福祉の制度設計をしようということで、大きく2つの議論が交わされて、結局、介護保険制度という形の高齢者福祉制度ができたということがあります。
ですから、直営でないので民間事業者がサービスをするというのが中心になります。病院と同じですね。だからそういうような意味で、なかなか課題は多くあって、その課題解決に向けてどういう手を打つのかというのも、ちょっと複雑に絡みますから問題は多いんですけれども、少なくとも私は保険制度にしてよかったなというように思っています。
直営では、なかなかこの高齢化社会は難しかったのではないかと。これからますます2025年、団塊の世代の皆さんが高齢者に入っていく。介護サービスの対象者が増えるという中で、この介護保険制度は大事にいろいろ課題を乗り越えながら育てていかなければならないなと思っています。
そこで、全国的に少子高齢化が急速に進む中で、本市においても平成29年9月1日現在、高齢化率が21.07%となって、いよいよ超高齢化社会へ突入することになっています。
そのような中、平成28年度は、第6期介護保険事業計画の2年目として、必要な方に必要なサービスが適正に提供されるよう、介護保険事業の適正運営に努めていただきました。特に新しい総合事業については、サービス内容の決定と具体的な制度構築を行い、平成29年4月に事業を無事スタートさせることができました。
平成28年度の介護保険特別会計においては、高齢者の増加に伴い、要介護認定者等が増加したものの、計画時に比べ要介護1までの軽度者の割合が多かったということであります。したがって、給付費の伸びは過去最低の0.8%の伸びにとどまったということでありました。歳出総額は45億8,000万円余りとなったということであります。
一方、歳入においても、第1号被保険者が増加したことから、保険料収入も4,500万円余り増加して、総額では12億500万円余りになっています。国・県ならびに市の負担金を合わせた歳入総額から歳出総額を差し引いた実質収支では、1億5,300万円余りの黒字となって、適正な執行を認めることができると思います。
現状では、要介護1から要支援1までの軽度認定者が多いという状況になっていますから、今後においては介護認定に至るまでの予防、また要介護度の進行予防などの取組で、高齢者が可能な限り自立した生活ができるように、元気で長生きできるよう、地域包括システムの推進を図っていくことが重要であると認識をしています。
したがって、平成30年度からの第7期の介護保険事業計画の策定にあたっては、新しい総合事業の実施状況ならびに今後の給付料や認定者数などの推計をしっかりと行って、適切な保険料を算定した上で、本事業が持続可能な制度として維持されることが何より重要だと考えています。
以上、課題は多く認めつつも、認定第5号平成28年度守山市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定については、賛成をするものであります。ありがとうございました。
○議長(高田正司) 16番澁谷成子さん。
〔16番 澁谷成子議員 登壇〕
○16番(澁谷成子) ただいま議長のお許しをいただきましたので、私は認定第6号平成28年度
後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場から討論をいたします。
さて、後期高齢者医療制度は、平成20年4月の施行から9年目が経過し、今や高齢者の日々の暮らしの安心を支えるために、なくてはならない制度として広く市民に認識され、定着をしております。
近年の急速な高齢化の進展による被保険者数の増加と、それに伴う医療費の増大は、国民的な課題でありますが、そのような状況の中、制度を適切かつ安定して運営することは、保険者である後期高齢者医療広域連合とこれを構成する市町の重要な責務であります。
このような状況のもと、本市においては、広域連合と被保険者を結ぶ窓口として、各種手続の周知や広報活動などにより、被保険者の理解を深めるとともに、積極的な保険料徴収の活動により、99.5%という高い収納率の達成に努められました。
さらには本市にあっては、健康で生きがいを持った市民を増やし、住み慣れた地域で人とのつながりをもとに、健康で住みやすさ日本一を実感できることを目標に「すこやかまちづくり行動戦略」を打ち出し、市民が健康で生きがいを持って暮らせるように取り組んでいただいております。
また、広域連合においては、高齢者の健康診査など保健事業の実施や、ジェネリック医薬品の推奨などによる医療費適正化事業を展開される中、市においても健診の受託などにより、医療費の抑制と被保険者の健康の保持・増進に取り組まれたところであります。
今後も高齢化の進展が予測される中ではありますが、市民の暮らしの安心を支えるために、財源の確保や医療費の抑制による制度の安定運営に努められるとともに、元気で健康な高齢者を増やし、市民の生活の質の向上の実現に努められるようお願いします。
私ごとで恐縮ですが、先ほど討論で述べられましたが、介護保険が始まる前から家族の介護を経験してきました。在宅介護者として、ずっと介護と医療の推移を経験しながら見守ってまいりました。現在も92歳の母は入退院を繰り返しながら介護保険や後期高齢者医療を利用しながら生活をしておりますが、母は「毎日安心して、こうして暮らしていられることは、みんなのおかげや。ありがたい、ありがたい」と言って感謝しながら暮らしております。こういう市民がいることを申し添えて、認定第6号に賛成の立場からの討論といたします。
○議長(高田正司) これをもって討論を終結いたします。
それでは、ただいま議題となっております各議案について採決をいたします。
まず、認定第1号について起立により採決いたします。
本件に対する
決算特別委員会副委員長の報告は「認定」であります。
本件は、原案のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(高田正司) 御着席ください。
起立多数であります。
よって、本件は認定することに決しました。
次に、認定第2号について起立により採決いたします。
本件に対する
決算特別委員会副委員長の報告は「認定」であります。
本件は、原案のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(高田正司) 御着席ください。
起立多数であります。
よって、本件は認定することに決しました。
次に、認定第5号について起立により採決いたします。
本件に対する
決算特別委員会副委員長の報告は「認定」であります。
本件は、原案のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(高田正司) 御着席ください。
起立多数であります。
よって、本件は認定することに決しました。
次に、認定第6号について起立により採決いたします。
本件に対する
決算特別委員会副委員長の報告は「認定」であります。
本件は、原案のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(高田正司) 御着席ください。
起立多数であります。
よって、本件は認定することに決しました。
次に、認定第3号、認定第4号、認定第7号から認定第10号まで、議第59号から議第63号まで、および議第66号について、一括採決いたします。
本件に対する
決算特別委員会副委員長ならびに各
常任委員長および副委員長の報告は「認定」または「可決」であります。
本件は、
決算特別委員会副委員長ならびに各
常任委員長および副委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高田正司) 御異議なしと認めます。
よって、認定第3号、認定第4号、認定第7号から認定第10号まで、議第59号から議第63号まで、および議第66号については、
決算特別委員会副委員長ならびに各
常任委員長および副委員長の報告のとおり決しました。
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
日程第2 会議第2号(
守山市議会議員定数条例および
守山市議会委員会条例の一部を改正する条例案)
○議長(高田正司) 日程第2、会議第2号を議題といたします。
事務局長をして議件を朗読いたさせます。
事務局長。
○議会事務局長(高橋みちえ) 朗読いたします。
会議第2号
守山市議会議員定数条例および
守山市議会委員会条例の一部を改正する条例案。
以上。
○議長(高田正司) 会議第2号について、提出者から提案理由の説明を求めます。
20番森貴尉君。
〔20番 森 貴尉議員 登壇〕
○20番(森 貴尉) ただいま議長のお許しをいただきましたので、私は、会議第2号
守山市議会議員定数条例および
守山市議会委員会条例の一部を改正する条例案の議員提案を行います。
守山市議会議長、高田正司様。
提出者といたしまして、守山市議会議員森貴尉。賛成者といたしましては、守山市議会議員國枝敏孝、同じく守山市議会議員藤木猛、同じく守山市議会議員澁谷成子、同じく守山市議会議員渡邉邦男、同じく守山市議会議員筈井昌彦、各氏の議員の賛同を得て提出させていただいております。
それでは、本文の朗読をもって、提案理由にかえさせていただきます。
守山市議会議員定数条例および
守山市議会委員会条例の一部を改正する条例案の提出について、提案理由を述べさせていただきます。
地方分権改革の一環として行われた平成23年8月の地方自治法の改正による議員定数の法定上限の撤廃以降、全国の地方議会においては、議員定数について見直しが行われてきております。本市議会においては、前期平成23年の改選時より議会改革
特別委員会において、議会改革検討事項として定数に関する調査、研究および協議を行ってまいりました。
今期におきましても、平成28年2月から平成29年2月の同委員会におきまして、議員定数については適正とされる明確な基準がない中で、人口規模、市域面積、類似および近隣都市の状況、議会運営上の面から十分な議論が行われ、議員定数を2名削減することについて、同委員会において全会一致で同意がなされたところであります。
また、次期本市議会議員選挙が平成31年10月であることを見据え、早期に議員定数を決定し、市民に周知していくことは現市議会として非常に重要なことであると考えます。
以上のことから、同委員会の長期にわたる調査・研究に基づいた議論の結果を最大限尊重し、本市議会の議員定数を現行の22人から2人削減し、20人とするとともに、あわせて関連する
守山市議会委員会条例の常任委員会および議会運営委員会の定数を8人以下から7人以下に改める会議案を提出するものであります。
以上、各氏の議員の賛同も得ておりますので、議員各位の御協力のほう、よろしくお願い申し上げまして、今回の会議第2号の議員提案をさせていただきます。どうかよろしくお願い申し上げます。
○議長(高田正司) 暫時休憩します。
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
休憩 午前10時38分
再開 午前10時50分
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
○議長(高田正司) 休憩前に引き続き会議を開きます。
ただいま議題となっております会議第2号に対する質疑を行います。
発言通告書が提出されておりますので、17番小牧一美さんの質問を許します。
17番小牧一美さん。
〔17番
小牧一美議員 登壇〕
○17番(小牧一美) それでは、ただいま提案をされました
守山市議会議員定数条例および
守山市議会委員会条例の一部を改正する条例案に対しまして、質問をさせていただきます。
先ほどの提案理由の中で、「人口規模や市域面積や類似および近隣都市の状況、議会運営の面から十分な議論がなされた」ということでございました。この点に対しては、私は委員会を傍聴させていただきまして、なぜ削減をしなければならないのかという明確な根拠がなかったというように思う訳です。
減らしても良いけれども減らさなくても良いという資料であったはずです。示された資料は、守山市が突出して議員定数が多いというような根拠の資料ではなかったというように思っておりますけれども、なぜ現状の定数のままではだめなのか、なぜ減らさなければならないのかという理由が明確でないと思いますので、改めましてこのことについて質問させていただきます。
続きまして、この資料に基づいてこういう結論を議会が出した訳ですが、そもそも議員定数を減らすということは、全員協議会とかでも問題視されておりましたが、市民の意見を代弁する議員が少なくなる訳で、最も不利益をこうむるのは有権者の皆さんです。有権者の選択肢を狭めるということを今、決めようとしていることでありまして、有権者がこのことに対してどのように感じていらっしゃるのか、判断されるのかということの意思を、もっと議会としてはしっかりと確認した上で、このような提案をすべきではないかと思いますが、有権者の意思をどのように委員会、特に
特別委員会では議論、確認をされたのかどうか、この2点について、お伺いをしたいと思います。
○議長(高田正司) 答弁者、20番森貴尉君。
〔20番 森 貴尉議員 登壇〕
○20番(森 貴尉) ただいま議長のお許しをいただきまして、小牧議員の質疑に対しまして御答弁を申し上げたいと思います。
小牧議員の質問の趣旨としては、削減理由が示されていない。端的に言えば第1点がそれでありまして、2番目については、有権者の意思をどこでどのように確認されたのかという、有権者の選択肢を狭めることにつながりかねないという質疑であったと思います。その2点について、御答弁申し上げます。
先の削減理由につきましては、先ほども申したとおり、議会改革
特別委員会の中におきましては、もう一度繰り返しますが、人口規模、市域面積、類似および近隣都市の状況、議会運営上の面から、十分な議論を行ったというところでありまして、最初の資料からは減らしても良いが減らさなくても良いというところからスタートされて、その中で、議員各自の研鑽等や情報環境の変化により、活動方法の幅も広がってきていると認識していると。
また、前回の削減時、平成11年当時に比べ、ICT技術が発達し、例えばメールやSNSなど多様な方法で市民からの相談や情報も可能となってきている。そういったことや、また、本市の市域面積においても、移動にも時間がかからず活動に支障があるとは考えられない。そういったことも踏まえて、最終的に議会改革
特別委員会の結果として、2名削減に至り結論付けられたという認識をしています。
もう1点の質問の答弁をさせていただきます。
小牧議員は、代弁する議員の選択肢を狭めるということでありますが、本質でいけば、有権者の皆さんは議員の数の選択肢を増やすよりも議員の資質を問われているというように私は認識していますので、議員がしっかりと有権者とともに歩める、きちっと見えた活動ができる、そういう議員を期待していると認識をしていますので、数ではなくて議員の資質向上が一番より大事だと認識をしております。
ですので、今のことは理由としては全く当てはまらないと私は認識しておりますので、見解の相違というように認識をしております。
○議長(高田正司) 17番小牧一美さん。
〔17番
小牧一美議員 登壇〕
○17番(小牧一美) 今の答弁に対して、再度質問させていただきます。
ICTが発達したので市民からの意見聴取は以前よりも足で稼ぐよりもメール等で稼げるから議員定数を削減しても良いという答弁だったと。
人口規模という点におきましても、最もこれが私は理解が不能となりますが、人口がこれだけ増えている、つまり有権者の数が増え続けている守山市にありまして、いかにICTなどのそういう活動の方法に変わったとしても、人口が増えている守山市がなぜ議員を削減する必要があるのかということについては、全く理解ができませんので、再度この点についてどのような議論をされたのか、本当であれば
特別委員会の委員長に問いたいところですけれども、提案者の見解を求めたいと思います。
それから、議員の資質が問われている点については全く同感でございます。議員の資質が問われているからこそ、私たちは現状の22名の中で、より市民の皆さんから信頼される活動を、それぞれの22人の議員が進めていくことが大事だと思いますので、そのことが議員定数を削減する理由には全くならないと思いますので、再度、その点についての見解の相違について、見解を求めたいと思います。
○議長(高田正司) 20番森貴尉君。
〔20番 森 貴尉議員 登壇〕
○20番(森 貴尉) 小牧議員の再質問にお答え申し上げます。
人口が増えているにも係らずなぜ削減するのかという質問、ならびに資質向上というのは、もちろん期待、もちろん求めているところであるけれども、減らす理由と直結しないということでありますが、先ほどの御答弁で申し上げたとおり、様々な観点を
特別委員会の中で議論をされた後、この2名減に至ったという答弁をさせていただきます。
それ以外には、もちろん全員協議会においても意見聴取の機会を設けており、各議員、おおむねの同意が得られたことから今回の提出に至っておりますので、御理解のほうよろしくお願い申し上げます。
もう1点につきましては、先ほども御答弁させてもらったとおり、数が全てではなくて、やはり有権者の期待を裏切らない議員の資質向上というのが一番に大事だと思っておりますので、その点から、結果的に2名減に至ったということで、御理解のほうよろしくお願い申し上げます。
○議長(高田正司) ほかに、質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高田正司) ないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております会議第2号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高田正司) 御異議なしと認めます。
よって、会議第2号については、委員会付託を省略することに決しました。
これより討論を行います。
発言通告書が提出されておりますので、17番小牧一美さん、7番井入秀一君の順位により、これを許します。
17番小牧一美さん。
〔17番
小牧一美議員 登壇〕
○17番(小牧一美) それでは私は、会議第2号守山市議会議員定数および
守山市議会委員会条例の一部を改正する条例案に対して、反対の討論を行います。
議員の役割は市民の皆さんの声を代弁することと市政をチェックする。これが議員の2つの大きな役割です。人口が8万人を超えて今後も増加が見込まれる守山市で、だからこそ市民の声の代弁者は必要です。今回、人口が、有権者が増えているにもかかわらず議員の定数を削減することなど全く合理的理由はありません。むしろ人口が増えているにあたって、議員の定数を上げていくということであれば納得がいきますが、人口が増えているのに削減する、このことの理由も述べられませんでしたし、納得することが全くできません。これが1つ目の反対理由です。
それから、先ほど申し上げましたけれども、有権者の皆さんが私たちに市政に対する要望を託す訳です。有権者が一人一人ここに来て意見を述べられないので、私たちはその意見を集約して、議場という場で意見を代弁をする。それが私たちの役割です。ですから、その定数が少なくなるということは、そのツールが少なくなるということである訳で、だからこそ、今回、定数を削減するということについては、有権者の皆さんの意向をしっかりと確認する。こういう手順がどうしても必要です。
今回の
特別委員会は、それをされていません。少なくても前期の議会改革
特別委員会では、公開
特別委員会を開きまして、それぞれの特別委員が、それぞれの立場で代表の方を選出をし、来ていただいて、議員定数を削減することの是非、報酬の是非について意見を聴取いたしました。その時に、議員の果たす仕事がどういうことなのかということを納得をしていただいて、集まっていただいた委員の皆さんは、全て議員定数を削減しなくても良いという結論を出していただきました。
しかし、今回の委員会では、全くそういう聴取がされないまま、議会の中で定数を削減することだけを決めました。このことは、前期集まっていただいた、その委員さんには説明をしても多分納得をしていただけないと思います。なので、今回の定数削減、人口が増えているにもかかわらず市民の声を代弁する役割を減らすということについては、有権者の納得は得られないというように私は思いたいと思います。
世の風潮は、議会改革といえば定数を削減することを一生懸命やろうとする、これが今、日本の中に蔓延しています。議会の役割が大変軽んじられるというか、一定そこには「議会は一体何をしているのか」と、政治不信から議員の役割に対する不信、そのことから「定数を削減せよ」という声も一部にあることは承知をしておりますが、しかし、そのことに対して私たち議員は、しっかりと皆さんの声を代弁する役割を果たしているということをしっかり示し、先ほど資質の向上ということがありましたけれども、よくやってくれる議員がいるということであれば、世論は議員定数を削減せよということにはなりません。
むしろ、そういう声が上がった時に、「いや、僕たちはこういう役割をして、守山市政のためにしっかり頑張っているんだ」と、そういうことをその人を説得をして、だから「定員を削減せよ」という意見に対しては反論をしていくことが、私たちは必要ではないかというように私は思っています。
今回、定数削減の合理的理由、人口が増えているのに削減する理由は全く合理的ではありません。市民の皆さんの意見聴取もないままに、議会が勝手にという言い方は適切ではありませんけれども、一方的にこの定数削減を強行することは、市民の理解を得られないということを申し上げ、この提案に対して反対をさせていただきます。
○議長(高田正司) 7番井入秀一君。
〔7番 井入秀一議員 登壇〕
○7番(井入秀一) 議長のお許しをいただきましたので、私は、会議第2号
守山市議会議員定数条例および
守山市議会委員会条例の一部を改正する条例案について、賛成の立場から討論をいたします。
議員定数につきましては、前期、平成23年11月より議会等改革
特別委員会において、議会改革の検討事項として選定をされ、議論がなされてきました。その結果、平成25年には現状のままとする結論が出された訳であります。
しかしながら、今期におきましても、平成28年2月より議会改革
特別委員会において検討事項として取り上げられ、適正とされる明確な基準はない中で、人口規模、市域面積、類似都市や県内の状況、さらには議会運営上での支障の面等から、十分に議論がなされ、その結果として、同委員会全会一致で2名削減の同意がなされたものであります。このことは、最大限、尊重すべきと考えます。
また、同委員会の結果を受け、全員協議会においても意見聴取の機会が2回設けられ、おおむねの合意が得られたと認識をいたしております。
議員定数が減ることで市民と行政を結ぶパイプが細くなるのでは。また、行政に対するチェック等の議会としての役割が果たせるのかとの考えもあるかとは思いますが、前回の定数削減が行われた平成11年に比べますと、情報環境の変化、例えばICT技術の発達により、面談のみではなくメールやSNSなど多様な方法で市民の皆さんからの相談対応や情報収集も可能となっている訳であります。このことにより、活動方法やその幅が広がっております。2名の定数削減による市民とのパイプが細くなることや、あるいは議会運営等への支障はないものと考えるものであります。
また、先ほど来、議論もなされておりますが、私たち議員は、その役割を十分に認識をして、さらなる議会の活性化、そして議員の質の向上に向けた取組とその努力によって市民の信頼や期待に応えることができるものと考えております。
このことから、会議第2号
守山市議会議員定数条例および
守山市議会委員会条例の一部を改正する条例案について、賛成をいたすものであります。
以上、討論といたします。
○議長(高田正司) これをもって討論を終結いたします。
それでは、ただいま議題となっております会議第2号について、起立により採決いたします。
本件を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(高田正司) 御着席ください。
起立多数であります。
よって、本件は原案のとおり決しました。
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
日程第3 各
特別委員会審査報告
○議長(高田正司) 日程第3、環境施設対策特別委員長、議会改革特別委員長および公共施設調査特別委員長より審査報告の申し出がありますので、これを許します。
まず、環境施設対策特別委員長。
〔環境施設対策特別委員長 國枝敏孝議員 登壇〕
○環境施設対策特別委員長(國枝敏孝) ただいま議長のお許しをいただきましたので、環境施設対策
特別委員会の報告をいたします。
平成29年6月定例会以降について、報告をさせていただきます。
平成29年8月28日午前9時30分から、副市長をはじめ関係部課長の出席を求め、委員会を開催しました。
まず報告事項として、配置変更に伴う生活環境影響調査と敷地内調査、野球場部分の結果についての説明がありました。
まず1点目の配置変更に伴う生活環境影響調査についてです。
新しい環境施設の建設予定地は、当初サッカー場としていましたが、当該箇所の埋設物の調査を進める中で、安全で周辺環境に影響の少ない工事を考慮して、野球場に建設場所の変更をしたところであります。
そうした中、建設場所の変更に伴う施設全体の生活環境影響調査について、市が県に協議を行ったところ、地元住民の方々の心証、建設場所の変更を踏まえた生活環境影響調査を国の調査指針に準拠して、大気質、騒音、振動、悪臭、水質の5項目について調査、予測評価を再度、実施したほうが良いとの指導を受けたということであります。そして、調査を実施したその結果について、報告がございました。全ての調査項目において環境基準値等を大きく下回ったものであったということでありました。
この生活環境影響調査については、9月1日から29日の1か月間、縦覧に付し、10月1日から14日の2週間、意見募集をするということでありました。
2点目、敷地内調査、具体的には野球場の調査結果についての報告でありました。
新しい環境施設の建設予定地である野球場に埋まっている廃棄物および保有水の分析を行い、その調査結果について報告を受けました。調査項目の中で、特に地域住民が心配されている水銀、鉛、六価クロム等の重金属およびダイオキシン類について、不検出であったり国の判定基準を大きく下回る数値でありました。
また、新しい環境施設を建設するにあたり、地盤の支持層を確認するボーリング調査を行ったところ、現地盤から地下約60メートルの箇所において支持層を確認したとの報告でございました。
今後、この調査結果に基づき、廃掃法に基づく指定区域内での形質変更届を県に提出していくとのことでございました。
次に、協議事項として、環境施設建設および運営事業に係る実施方針および要求水準書の案について、説明がありました。
実施方針では、民間事業者の有する経営能力および技術的能力を活用して、効率的な事業実施を図るため、新しい環境施設の建設および運営事業は、PFI法に定められる手続に準じて、DBO方式によることといたしました。本事業の実施に関する熱回収施設等リサイクル施設の規模、施設の設計・施工および運営の事業期間等、民権事業者の資格要件を、この要求水準書で今後、定めていくことになります。そこで、その内容を検討するために、学識者、有識者等を委員とする環境施設整備運営事業者選定委員会を立ち上げ、去る8月22日に第1回目の委員会を開催したとのことでありました。
その中で、委員会から、市は新しい環境施設の供用開始を平成33年4月をめどに進めているけれども、建設予定地内に廃棄物が埋設されていることによる工法検討、また同じ施設規模の設計および建設に係る期間などを総合的に考えると、平成33年4月供用開始までの2年6か月間では短く、競争性のある事業者を選定しようとすると最低3年間の期間を見たほうが良いのではないかとの提言があったとのことです。したがって、新しい環境施設の供用開始を6か月間延長して、平成33年10月とするスケジュールで今後、事業を進めていきたいということでございました。
なお、現
環境センターの長期包括委託契約期間は平成33年3月末日でありますけれども、特約で1年間は延長できることになっていることから、現
環境センターの運営に影響が出ることはないとのことであります。
また、この要求水準書案は、新しい環境施設の建設および運営基準に関して、市が応募者に対して要求する水準を示すものであり、民間事業者の有する経営能力および技術能力を活用し、安定的かつ効率的なごみの適正処理が行えるように提案を求めるものであります。今後、その内容については、この環境施設整備運営事業者選定委員会でさらに議論を重ねて、本年12月の入札公告までに決定するということでございます。
最後に、地元4自治会との協議状況について、報告がございました。
地域活性化および課題解決に向けて議論を重ねており、最終的な合意としての基本協定書、環境保全協定書を早期に締結できるよう取り組んでいくということでございました。
以上、環境施設対策
特別委員会としては、これらの報告をおおむね肯定的に受け止めて、さらなる事業推進へ向けての努力を要請したことを申し上げて、報告といたします。ありがとうございました。
○議長(高田正司) 議会改革特別委員長。
〔議会改革特別委員長
山崎直規議員 登壇〕
○議会改革特別委員長(山崎直規) ただいま議長の御指名をいただきましたので、議会改革
特別委員会の報告をいたします。
定例会に先立ちまして、8月29日に開催いたしました
特別委員会の報告をいたします。
まず、選挙のあり方について、協議を行いました。
各委員より、現在の段階で結論を出すのではなく、2年後に向けてじっくり検討していったら良いという意見もあり、次の議会改革
特別委員会でも、この件については慎重に議論していただくことを申し送ることにしました。
次に、8月8日に開催した夏休みこども議場探検の結果について、事務局より説明を受けました。
子どもたちへのアンケートでは、「各議員への質問が楽しかった」という意見が一番多かったということでした。あと「議会のことがよく分かった」などの意見もあり、参加された子どもたちに良い経験になったと思われます。要望として「もう少し長い時間が欲しかった」などの意見もありました。また、保護者の方たちへのアンケートでは、「子どもたちの質問に対して、議員が分かりやすく丁寧に応えていただいた」と感謝の言葉もいただいております。「夏休みの宿題の参考になればと思って来たが(保護者の方も)初めて議場に入って感動した」などの意見もいただきました。
この取組は参加いただいた子どもたちや保護者に大変好評であり、来年以降も開催することが望ましいことを確認いたしました。
次に、6年生議場学習会について、協議を行いました。
学校の立場としては、できれば6年生全員に参加させていきたいとの要望もあり、大規模校では運営上の課題が大きいこともあり、次回は2クラスぐらいで行う旨の提案が事務局からありました。また、昨年度実施した玉津小学校から、早い段階に打ち合わせをして欲しいとの希望があったことから6年生の学年が2クラスである立入が丘小学校か小津小学校と調整を行っていくことにしました。
協議の中で、本会議場は見学だけにして、議員との質問は委員会で行うことなどの方法も検討してはどうかという意見もありました。事務局に対して、学校と打ち合わせの中で検討を行うよう指示いたしました。
次に、タブレットの活用について、現在、議員ボックスに投函されている議員への連絡事項や行事案内などをサイドブックスに入れることについて、委員会に提案いたしました。事務局からは、議員ボックスに投函される資料の精査が必要であること、また理事者との調整が必要であること、議員全員がタブレットを利用している訳ではないこと等の課題について説明があり、まずは事務局発行の資料について、サイドブックスの利用の検討を行っていくこととしました。なお、委員会協議会の資料については、サイドブックスに入れるかを継続して協議することにしました。
最後に、
特別委員会の2年間の取組のまとめとして、1番目には議員定数についての協議を行った結果、委員会として全会一致で次回改選時から定員20名にすることで意見をまとめました。
次に、議場に関しましては、議場モニターの利用手順、情報機器の議場持ち込みのルールについて検討し、議員個人が持つ情報通信機器の議場への持ち込みについても協議を行い、平成28年9月議会より持ち込み可能となりました。
通年議会については、メリット・デメリットがあることから、賛否両論があり、また議会としての権限の問題との意見もあり、これから慎重に議論をしていくべきとの意見がまとまりました。
次に、予算・決算委員会の設置につきましては、他市の状況を見ながら、守山としてあり方を検討すべきとの意見がありました。
最後に、公開
特別委員会については、議員がお出かけをしての委員会など、いろんな形で開催を検討すべきとの意見もあり、次の議会改革
特別委員会でも検討を行う必要があるとのことで意見がまとまりました。
以上、議会改革
特別委員会の報告といたします。
○議長(高田正司) 次に、公共施設調査特別委員長。
〔公共施設調査特別委員長 森 貴尉議員 登壇〕
○公共施設調査特別委員長(森 貴尉) ただいま議長のお許しをいただきましたので、公共施設調査
特別委員会の報告をいたします。
今定例会に先立ちまして、去る7月27日と8月30日、また9月12日に、関係部課長の出席を求め、3回の委員会を開催いたしました。
まず、7月27日の委員会では、協議事項として「新庁舎整備の検討について」と題して、行政から説明を受けました。
6月に行政のほうで新庁舎整備の検討状況などについて、自治連合会や自治会長会で説明を行ったこと、そしてその際に出た意見などの報告を受け協議を行いました。その内容としては、建設場所や今後の財政運営、庁舎の規模や機能面などについて意見がありました。
また行政からは、現庁舎敷地の場合や移転した場合のメリット・デメリットの説明があり、防災拠点として庁舎の安全性を早期に確保するため、平成32年度までの国の財政支援制度を活用するため、現庁舎敷地での建替が最善であるとのことでありました。
次に、8月30日の委員会では、まず報告事項として、8月17日と18日に実施いたしました行政視察の報告を委員に求めました。
今回は、埼玉県北本市とふじみ野市を視察し、北本市では新庁舎建設について、ふじみ野市では本庁舎の増築と耐震化について、視察研修を行いました。両市とも東日本大震災の経験から、早期に耐震化を行うため、防災の拠点となるための災害対策本部を重点的に考えられ、早期に計画を進められておられました。また、財政面もできるだけコストを抑えられ、大変参考になりました。
次に、協議事項の1つ目として、新庁舎整備の検討について、行政から説明を受けました。
6月に引き続き8月に行政のほうから自治連合会や自治会長会で説明を行ったこと、そして、その際にあった御意見などの報告を受け、協議を行いました。
自治連合会からは、学区によっては意見など温度差はありますが、おおむね現庁舎敷地を望むとの意見がある一方、賛成も反対もできないとの意見もありました。特に自治会長会からは、建設場所に対する御意見が多く、国の財政支援措置を考えると現地で建て替えるべきとの御意見もある一方、それにとらわれることなく、もう少し検討すべきとの御意見もございました。
次に、協議事項の2つ目として、8月に市内の3団体と意見交換を実施し、その結果等についての意見を委員に求めました。
8月24日には、近江守山ライオンズクラブと守山青年会議所、8月25日には守山ロータリークラブと意見交換を実施いたしました。3団体とも現在の庁舎の老朽化について写真などを交えて説明を行いましたところ、防災面と財政面に関して非常に心配され、早期に新庁舎の建替を進めていく必要があるとのことが多数でありました。
最後に、協議事項の3つ目として、新庁舎整備についての提言書について、協議を行いました。
この提言書は、最終的に議長から市長宛てに提出するもので、「早期の新庁舎整備について」と題して、本庁舎の現状と課題や新庁舎の整備の検討、防災拠点としての耐震性や有効な財源の活用、新庁舎の機能などや市民への周知についてまとめ、また将来の財政負担の軽減などを図ることから、国の財政支援を活用し、現庁舎敷地において新庁舎を整備することが最善であるとし、その内容の確認を委員に求めました。
次に、9月12日の委員会では、協議事項といたしまして、新庁舎整備についての提言書について、先の委員会で配布いたしました提言書から、各議員の意見を踏まえた形で加筆修正を行い、その内容について確認を委員に求めました。
本
特別委員会での協議事項等は以上でありましたが、先ほどの提言書につきましては、全員協議会で各議員に確認いただき賛同をいただきましたことから、去る9月22日付で議長から市長に提出をいただきました。
本
特別委員会の最重要課題であります新庁舎の整備については、これからも本格的に行政と協議をしていく必要があると考えております。
以上、公共施設調査
特別委員会の委員長報告といたします。
○議長(高田正司) 暫時休憩します。
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
休憩 午前11時30分
再開 午前11時40分
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
○議長(高田正司) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
休憩中に6番小西孝司君および20番森貴尉君から
議会運営委員会委員の辞任願の提出があり、委員会条例第11条の規定により許可しましたので御報告いたします。
お諮りします。
この際、お手元に配布いたしました議会運営委員会の補充選任の件を日程第4に追加することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高田正司) 御異議なしと認めます。
よって、
議会運営委員会委員の補充選任の件を日程第4に追加することに決しました。
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
日程第4
議会運営委員会委員の補充選任
○議長(高田正司) 日程第4、
議会運営委員会委員の補充選任の件を議題といたします。
議会運営委員会委員の選任については、委員会条例第5条第1項の規定により指名をいたしたいと思います。
それでは、欠員となりました
議会運営委員会委員に、19番筈井昌彦君および21番藤木猛君を指名いたしたいと思います。
これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高田正司) 御異議なしと認めます。
よって、
議会運営委員会委員に、19番筈井昌彦君および21番藤木猛君を選任することに決しました。
それでは、ただいまより暫時休憩いたしますので、休憩中に議会運営委員会をお開き願い、空席となった委員長を互選の上、その結果を議長まで報告願います。
暫時休憩いたします。
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
休憩 午前11時42分
再開 午前11時48分
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
○議長(高田正司) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
議会運営委員会から、互選により委員長に19番筈井昌彦君を選任した旨の届け出がありましたので御報告いたします。
暫時休憩します。
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
休憩 午前11時49分
再開 午後1時48分
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
〔高田正司議長 除斥〕
○副議長(新野富美夫) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
お諮りいたします。
この際、お手元に配付いたしました議長辞職および議長選挙の件を日程第5および日程第6に追加することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(新野富美夫) 御異議なしと認めます。
よって、議長辞職および議長選挙の件を日程第5および日程第6に追加することに決しました。
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
日程第5 議長辞職
○副議長(新野富美夫) 日程第5、議長辞職の件を議題といたします。
議長高田正司君から議長の辞職願が提出されております。
事務局長をして辞職願を朗読いたさせます。
事務局長。
○議会事務局長(高橋みちえ) 朗読いたします。
辞 職 願
このたび一身上の都合により議長の職を辞したいので、地方自治法第108条の規定により許可くださるよう願い出ます。
平成29年9月27日
守山市議会副議長 新野富美夫様
守山市議会議長 高田正司
以上。
○副議長(新野富美夫) お諮りいたします。
高田正司君の議長の辞職を許可することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(新野富美夫) 御異議なしと認めます。
よって、高田正司君の議長の辞職を許可することに決しました。
〔22番 高田正司議員 入場着席〕
○副議長(新野富美夫) 22番高田正司君にお伝えいたします。
先に提出されました議長の辞職願につきましては、ただいま議会の許可が得られましたので、御報告申し上げます。
高田正司君から、議長退任の御挨拶を求められておりますので、これを許します。
22番高田正司君。
〔22番 高田正司議員 登壇〕
○22番(高田正司) ただいま副議長の許可をいただきましたので、議長辞職に伴いまして、皆さん方に一言御礼の御挨拶を申し上げたいと存じます。
ちょうど昨年の9月議会、9月29日が最終日の議会であったと記憶しております。その最終日に、議員各位の本当に暖かい御支援のもと、第44代の守山市議会議長に就任させていただきまして以来、1年間あっという間の1年でございました。
本当に多くの課題がある中、一つ一つ後退することなく前進をさせていただきました。振り返りますと、ちょうど本市の最重要課題でありました
環境センターの更新につきましては、私と副議長、さらには環境施設対策特別委員長・副委員長の4人が、行政とともに地元の4町に入らせていただいて、
環境センター更新に伴いましてお願いをさせていただいたところでございます。そういったことで、
環境センターにつきましては、大筋の了解を得る中、聞くところによりますと、近々に調印をしていただけるというふうにも聞いております。
環境センター更新をはじめとする多くの課題、特に中学校給食、そして9月22日には新庁舎の提言書、この1年間でもって2件の提言書を行政に提出させていただいたところでございます。中学校給食につきましては、これから先、徐々にこの取組をしていただけるものと思っております。また、新庁舎の整備につきましても、行政側は、これから検討に検討を重ねて、また議会と議論を交わしながら早期にその取組に対して進めてまいりたいというふうにも言ってもらっております。
さらには、図書館の整備、そして
守山南中学校の大規模改修等々、本当に多くの事業について、真剣に議論を重ねてまいったところでございます。これからまだ多くの課題がございます。特に守山市民病院の済生会への移行につきましても、これまた近々に調印がなされるということも聞いているところでございます。こういった多くの課題解決に、行政をはじめとして議員の皆さん方と、車の両輪のごとくしっかりと手をとって頑張っていただけるものと確信をしているところでございます。
本当に短い期間でございました。あっという間の1年でございました。その間、議員の皆さん方の深い御理解と本当に温かい御支援のもと、また行政におかれましても1年間大変お世話になったことを、この場をお借りいたしまして厚く感謝を申し上げ、御礼を申し上げまして、私の退任にあたりましての御挨拶とさせていただきます。本当に1年間、ありがとうございました。
(拍 手)
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
日程第6 議長選挙
○副議長(新野富美夫) 日程第6、これより議長の選挙を行います。
選挙の方法につきまして、事務局長をして説明いたさせます。
事務局長。
○議会事務局長(高橋みちえ) 御説明いたします。
まず、1番議員よりお名前を読み上げますので、順次記載台にて記載の上、投票をお願いいたします。
投票は単記無記投票の方法により行います。
法定得票数は、地方自治法第118条第1項の規定により準用する公職選挙法第95条第1項第3号の規定により、有効投票総数の4分の1であり、当該得票数以上で最多数を得た方が当選人となります。同数の場合は、公職選挙法に基づき、くじで定めます。
なお、白紙投票は無効となりますので、申し添えます。
以上、説明を終わります。
○副議長(新野富美夫) 議場の閉鎖を命じます。
〔議場閉鎖〕
〔記載台、投票箱準備〕
○副議長(新野富美夫) ただいまの出席議員は21名であります。
投票用紙を配付いたします。
〔投票用紙配付〕
○副議長(新野富美夫) 投票用紙の配付漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(新野富美夫) 配付漏れなしと認めます。
投票箱を改めさせます。
〔投票箱点検〕
○副議長(新野富美夫) 異常なしと認めます。
点呼に応じて順次投票願います。
点呼を命じます。
事務局長。
○議会事務局長(高橋みちえ) 1番福井寿美子議員、2番渡邉邦男議員、3番田中尚仁議員、4番西村弘樹議員、5番赤渕義誉議員、6番
小西孝司議員、7番井入秀一議員、8番石田清造議員、10番今井薫議員、11番新野富美夫議員、12番
山崎直規議員、13番森重重則議員、14番國枝敏孝議員、15番奥野真弓議員、16番澁谷成子議員、17番
小牧一美議員、18番西村利次議員、19番筈井昌彦議員、20番森貴尉議員、21番藤木猛議員、22番高田正司議員。
以上。
○副議長(新野富美夫) 投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(新野富美夫) 投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
〔議場開鎖〕
〔記載台後始末〕
○副議長(新野富美夫) 開票を行います。
会議規則第31条第2項の規定により、開票立会人に1番福井寿美子さん、2番渡邉邦男君、3番田中尚仁君を指名いたします。
よって、立ち会いをお願いいたします。
〔開 票〕
○副議長(新野富美夫) 選挙の結果を事務局長をして報告いたさせます。
事務局長。
○議会事務局長(高橋みちえ) 選挙の結果を御報告申し上げます。
投票総数 21票
これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。
有効投票 21票
無効投票 なし
有効投票中
森貴尉議員 20票
小牧一美議員 1票
以上のとおりであります。
この選挙の法定得票数は6票であります。
報告を終わります。
○副議長(新野富美夫) ただいま報告いたしましたとおり、20番森貴尉君が議長に当選されました。
20番森貴尉君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定に基づき、当選の告知をいたします。
20番森貴尉君に議長就任の御挨拶をお願いいたします。
〔20番 森 貴尉議員 登壇〕
○20番(森 貴尉) 先ほどの議長就任の選挙にあたりまして、議員各位に対する御礼の御挨拶を申し上げます。
栄えある伝統ある守山市議会の議長に、議員各位の御推挙を賜りまして、誠にありがとうございます。
思い返せば7年前、議長の議席をお預かりさせていただきまして、議員各位の御協力のもと1年間を過ごさせていただいたことを、今、改めて思い返しさせていただいているところでございます。
先ほどから前高田議長がおっしゃられた本市における課題として、最重要課題であります
環境センターの更新、また済生会への市民病院の移行、そして新庁舎の整備への取組等、大きな課題が山積する中、信頼し合える議員各位としっかりと取りまとめをさせていただき、そして未来へ向いての意見をしっかりと出し合える、そんな議会運営を目指して頑張っていきたいというふうに思っております。
志半ばで亡くなられた永尾健治議員の思いもしっかりと受け止めて、与えられた職責を全うしていきたいと思っております。
どうか議員各位の御協力、また行政の御協力をよろしくお願い申し上げまして、就任にあたりましての御挨拶とさせていただきます。どうかよろしくお願い申し上げます。ありがとうございます。
(拍 手)
○副議長(新野富美夫) 新議長と交代いたします。
〔議長交代〕
○議長(森 貴尉) それでは、暫時休憩いたします。
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
休憩 午後1時28分
再開 午後1時36分
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
〔新野富美夫副議長 除斥〕
○議長(森 貴尉) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
お諮りいたします。
この際、お手元に配付いたしました副議長辞職および副議長選挙の件を日程第7および日程第8に追加することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森 貴尉) 異議なしと認めます。
よって、副議長辞職および副議長選挙の件を日程第7および日程第8に追加することに決しました。
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
日程第7 副議長辞職
○議長(森 貴尉) 日程第7、副議長辞職の件を議題といたします。
副議長新野富美夫君から副議長の辞職願が提出されております。
事務局長をして辞職願を朗読いたさせます。
事務局長。
○議会事務局長(高橋みちえ) 朗読いたします。
辞 職 願
このたび一身上の都合により副議長の職を辞したいので、地方自治法第108条の規定により許可くださるよう願い出ます。
平成29年9月27日
守山市議会議長 森 貴尉様
守山市議会副議長 新野富美夫
以上。
○議長(森 貴尉) お諮りいたします。
新野富美夫君の副議長の辞職を許可することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森 貴尉) 御異議なしと認めます。
よって、新野富美夫君の副議長の辞職を許可することに決しました。
〔11番 新野富美夫議員 入場着席〕
○議長(森 貴尉) 11番新野富美夫君にお伝えいたします。
先に提出されました副議長の辞職願につきましては、ただいま議会の許可が得られましたので、御報告申し上げます。
新野富美夫君から、副議長退任の御挨拶を求められておりますので、これを許します。
11番新野富美夫君。
〔11番 新野富美夫議員 登壇〕
○11番(新野富美夫) ただいま議長のお許しをいただきましたので、副議長退任にあたり御挨拶を申し上げます。
この1年間、皆様方には大変御支援を賜り、副議長の責を全うすることができました。この間、高田議長をはじめ議員の皆様、また宮本市長をはじめ職員の皆様にも大変温かく見守っていただき、御支援を賜りましたことを、重ねて御礼を申し上げます。
副議長として大変貴重な経験をさせていただきました。守山市の課題でもあります多くの問題につきまして会議、また行事にも出させていただき、貴重な経験を積むことができました。この経験をもとにいたしまして、今後の議員活動を一生懸命努めてまいりたいと存じます。
どうか今後とも皆様の御指導、御鞭撻をお願いを申し上げ、甚だ簡単ではございますが、退任にあたりましての挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。
(拍 手)
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
日程第8 副議長選挙
○議長(森 貴尉) 日程第8、これより副議長の選挙を行います。
選挙の方法につきまして、事務局長をして説明いたさせます。
事務局長。
○議会事務局長(高橋みちえ) 説明いたします。
先ほどの議長選挙と同様の方法で行います。
投票は単記無記名投票の方法により行います。
また、法定得票数は有効投票総数の4分の1で、当該得票総数以上で最多数を得た方が当選人となります。
なお、白紙投票は無効となりますので、申し添えます。
以上、説明を終わります。
○議長(森 貴尉) 議場の閉鎖を命じます。
〔議場閉鎖〕
〔記載台、投票箱準備〕
○議長(森 貴尉) ただいまの出席議員は21名であります。
投票用紙を配付いたします。
〔投票用紙配付〕
○議長(森 貴尉) 投票用紙の配付漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森 貴尉) 配付漏れなしと認めます。
投票箱を改めさせます。
〔投票箱点検〕
○議長(森 貴尉) 異常なしと認めます。
点呼に応じて順次投票願います。
点呼を命じます。
事務局長。
○議会事務局長(高橋みちえ) 1番福井寿美子議員、2番渡邉邦男議員、3番田中尚仁議員、4番西村弘樹議員、5番赤渕義誉議員、6番
小西孝司議員、7番井入秀一議員、8番石田清造議員、10番今井薫議員、11番新野富美夫議員、12番
山崎直規議員、13番森重重則議員、14番國枝敏孝議員、15番奥野真弓議員、16番澁谷成子議員、17番
小牧一美議員、18番西村利次議員、19番筈井昌彦議員、20番森貴尉議員、21番藤木猛議員、22番高田正司議員。
以上です。
○議長(森 貴尉) 投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森 貴尉) 投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
〔議場開鎖〕
〔記載台後始末〕
○議長(森 貴尉) 開票を行います。
会議規則第31条第2項の規定により、開票立会人に4番西村弘樹君、6番小西孝司君、12番山崎直規君を指名いたします。
よって、立ち会いをお願いいたします。
〔開 票〕
○議長(森 貴尉) 選挙の結果を事務局長をして報告いたさせます。
事務局長。
○議会事務局長(高橋みちえ) 選挙の結果を御報告申し上げます。
投票総数 21票
これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。
有効投票 21票
無効投票 なし
有効投票中
小西孝司議員 20票
小牧一美議員 1票
以上のとおりであります。
この選挙の法定得票数は6票であります。
報告を終わります。
○議長(森 貴尉) ただいま報告いたしましたとおり、6番小西孝司君が副議長に当選されました。
6番小西孝司君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定に基づき、当選の告知をいたします。
6番小西孝司君に副議長就任の御挨拶をお願いいたします。
〔6番
小西孝司議員 登壇〕
○6番(小西孝司) ただいま議長より御指名をいただきましたので、皆様に一言御挨拶、申し上げます。
今回の副議長選におきまして、議員各位の御指名をいただきまして、この重責を賜りましたことを厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。
これから守山市におきましては、いろいろな重大な課題が山積しております。議長ともども力を合わせて、皆様のお力、御支援を賜りながら、物事を進めていきたいなという思いでいっぱいでございます。
これからも皆様の御理解と御支援を賜り進めていきます所存でございますので、ひとつ今後ともよろしくお願いいたしまして、私の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
(拍 手)
○議長(森 貴尉) 暫時休憩いたします。
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
休憩 午後1時56分
再開 午後2時06分
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
○議長(森 貴尉) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
お諮りいたします。
この際、お手元に配付いたしました各
常任委員会委員の選任および
議会運営委員会委員の選任の件を日程第9および日程第10に追加することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森 貴尉) 御異議なしと認めます。
よって、各
常任委員会委員の選任および
議会運営委員会委員の選任の件を日程第9および日程第10に追加することに決しました。
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
日程第9 各
常任委員会委員の選任
○議長(森 貴尉) 日程第9、各
常任委員会委員の選任の件を議題といたします。
各
常任委員会委員の選任につきましては、委員会条例第5条第1項の規定により、本職が指名することとなっておりますので、事務局長をして朗読いたさせます。
事務局長。
○議会事務局長(高橋みちえ) 朗読いたします。
総務常任委員会委員 4番西村弘樹議員、11番新野富美夫議員、14番國枝敏孝議員、18番西村利次議員、19番筈井昌彦議員、21番藤木猛議員。
文教福祉常任委員会委員 1番福井寿美子議員、5番赤渕義誉議員、6番
小西孝司議員、7番井入秀一議員、10番今井薫議員、15番奥野真弓議員、16番澁谷成子議員。
環境生活都市経済常任委員会委員 2番渡邉邦男議員、3番田中尚仁議員、8番石田清造議員、12番
山崎直規議員、13番森重重則議員、17番
小牧一美議員、20番森貴尉議員、22番高田正司議員。
以上。
○議長(森 貴尉) お諮りいたします。
ただいま朗読いたしましたとおり、それぞれ指名したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森 貴尉) 御異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしました諸君をそれぞれの
常任委員会委員に選任することに決しました。
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
日程第10
議会運営委員会委員の選任
○議長(森 貴尉) 日程第10、
議会運営委員会委員の選任の件を議題といたします。
議会運営委員会委員の選任につきましては、委員会条例第5条第1項の規定により、本職が指名することとなっておりますので、事務局長をして朗読いたさせます。
事務局長。
○議会事務局長(高橋みちえ) 朗読いたします。
議会運営委員 4番西村弘樹議員、11番新野富美夫議員、14番國枝敏孝議員、19番筈井昌彦議員、21番藤木猛議員。
以上。
○議長(森 貴尉) お諮りいたします。
ただいま朗読いたしましたとおり指名したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森 貴尉) 御異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしました諸君を
議会運営委員会委員に選任することに決しました。
それでは、ただいまより暫時休憩いたしますので、休憩中に各常任委員会および議会運営委員会をお開き願い、委員長および副委員長を互選の上、その結果を議長まで御報告願います。
暫時休憩いたします。
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
休憩 午後2時10分
再開 午後2時33分
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
○議長(森 貴尉) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
総務常任委員会、
文教福祉常任委員会、
環境生活都市経済常任委員会および議会運営委員会から、委員長および副委員長の互選の結果が本職まで届けられましたので、事務局長をして報告いたさせます。
事務局長。
○議会事務局長(高橋みちえ) 報告いたします。
総務
常任委員長 11番新野富美夫議員、副委員長 4番西村弘樹議員。
文教福祉常任委員長 16番澁谷成子議員、副委員長 10番今井薫議員。
環境生活都市経済常任委員長 13番森重重則議員、副委員長 8番石田清造議員。
議会運営委員長 19番筈井昌彦議員、副委員長 14番國枝敏孝議員。
以上。
○議長(森 貴尉) 次に、
総務常任委員会、
文教福祉常任委員会、
環境生活都市経済常任委員会の各委員長から、お手元に配付いたしております特定事件調査項目表のとおり、地方自治法第109条第8項の規定により、各常任委員会の委員の任期中、これを閉会中の特定事件として調査したいとの旨の申し出があります。
お諮りいたします。
各
常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の特定事件として調査に付することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森 貴尉) 御異議なしと認めます。
よって、各
常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の特定事件として調査に付することに決しました。
次に、
議会運営委員会委員長から、お手元に配付いたしております特定事件調査項目表のとおり、地方自治法第109条第8項の規定により、議会運営委員会の委員の任期中、これを閉会中の特定事件として調査したい旨の申し出があります。
お諮りいたします。
議会運営委員会委員長からの申し出のとおり、閉会中の特定事件として調査に付することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森 貴尉) 御異議なしと認めます。
よって、委員長の申し出のとおり閉会中の特定事件として調査に付することに決しました。
次に、休憩中に、環境施設対策
特別委員会、議会改革
特別委員会および公共施設調査
特別委員会の委員からそれぞれ辞任願があり、委員会条例第11条の規定により、それぞれ本職が許可しましたので、事務局長をして報告いたさせます。
事務局長。
○議会事務局長(高橋みちえ) 報告いたします。
環境施設対策
特別委員会委員 7番井入秀一議員、11番新野富美夫議員、15番奥野真弓議員、22番高田正司議員。
議会改革
特別委員会委員 1番福井寿美子議員、4番西村弘樹議員、8番石田清造議員、19番筈井昌彦議員。
公共施設調査
特別委員会委員 3番田中尚仁議員、5番赤渕義誉議員、6番
小西孝司議員、10番今井薫議員、13番森重重則議員、20番森貴尉議員。
以上。
○議長(森 貴尉) お諮りいたします。
環境施設対策
特別委員会委員、議会改革
特別委員会委員および公共施設調査
特別委員会委員の補充選任の件を日程第11に追加することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森 貴尉) 御異議なしと認めます。
よって、環境施設対策
特別委員会委員、議会改革
特別委員会委員および公共施設調査
特別委員会委員の補充選任の件を日程第11に追加することに決しました。
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
日程第11 各
特別委員会委員の補充選任
○議長(森 貴尉) 日程第11、環境施設対策
特別委員会委員、議会改革
特別委員会委員および公共施設調査
特別委員会委員の補充選任の件を議題といたします。
各
特別委員会委員の選任については、委員会条例第5条第1項の規定により、本職が指名することとなっておりますので、事務局長をして朗読いたさせます。
事務局長。
○議会事務局長(高橋みちえ) 報告いたします。
環境施設対策
特別委員会委員 4番西村弘樹議員、5番赤渕義誉議員、6番
小西孝司議員、10番今井薫議員。
議会改革
特別委員会委員 3番田中尚仁議員、11番新野富美夫議員、13番森重重則議員、20番森貴尉議員。
公共施設調査
特別委員会委員 1番福井寿美子議員、7番井入秀一議員、8番石田清造議員、15番奥野真弓議員、19番筈井昌彦議員、22番高田正司議員。
以上。
○議長(森 貴尉) お諮りいたします。
ただいま朗読いたしましたとおり、それぞれ指名したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森 貴尉) 御異議なしと認めます。
御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました諸君をそれぞれの
特別委員会委員に選任することに決しました。
暫時休憩いたします。
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
休憩 午後2時40分
再開 午後3時05分
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
○議長(森 貴尉) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
環境施設対策
特別委員会より、休憩中に同委員会を開催し、空席となっておりました副委員長について、互選により5番赤渕義誉君を選任した旨の届け出がありましたので、御報告いたします。
また、議会改革
特別委員会より、休憩中に同委員会を開催し、委員会条例第10条の規定に基づき、18番西村利次君の副委員長の辞任を許可し、互選により新たに3番田中尚仁君を副委員長に選任した旨の届け出がありましたので、御報告いたします。
さらに、公共施設調査
特別委員会より、休憩中に同委員会を開催し、委員の異動に伴います委員長および副委員長の互選の結果について、届け出がありましたので御報告いたします。
公共施設調査特別委員長 19番筈井昌彦君、副委員長 7番井入秀一君であります。
お諮りいたします。
この際、お手元に配付いたしました湖
南広域行政組合議会議員の補欠選挙から議席の一部変更までの件を日程第12から日程第16として追加することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森 貴尉) 御異議なしと認めます。
よって、湖
南広域行政組合議会議員の補欠選挙から議席の一部変更までの件を日程第12から日程第16として追加することに決しました。
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
日程第12 湖
南広域行政組合議会議員の補欠選挙
○議長(森 貴尉) 日程第12、湖
南広域行政組合議会議員の補欠選挙についての件を議題といたします。
市長から選挙発生事由の通知に接しております。
事務局長をして朗読いたさせます。
事務局長。
○議会事務局長(高橋みちえ) 朗読いたします。
守危管第309号
平成29年9月27日
守山市議会議長様
守山市長 宮 本 和 宏
湖
南広域行政組合議会議員の選出について(依頼)
初秋の候、貴職におかれましてはますます御清栄のこととお喜び申し上げます。
さて、下記の貴議会選出の湖
南広域行政組合議会議員が、同組合議会会議規則第94条第1項の規定により、湖南広域組合議会議長宛てに辞職願を提出され、欠員が生じますので、湖南広域行政組合規約第5条第3項の規定に基づき同組合議会議員を選出いただきますようお願いします。
記
1 組合議会議員の氏名 山 崎 直 規
森 貴 尉
2 欠員理由 辞職願の提出
3 辞職日 平成29年9月26日
以上。
○議長(森 貴尉) 欠員となっております2名につきまして、湖南広域行政組合規約第5条第3項の規定に基づき補欠選挙を行います。
お諮りいたします。
選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定に基づき、指名推選の方法により行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森 貴尉) 異議なしと認めます。
よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。
お諮りいたします。
指名の方法については、本職において指名することといたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森 貴尉) 異議なしと認めます。
よって、本職において指名することに決しました。
それでは、湖
南広域行政組合議会議員に、11番新野富美夫君および16番澁谷成子さんを指名いたします。
お諮りいたします。
ただいま本職において指名いたしました2名を当選人と定めることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森 貴尉) 異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしました11番新野富美夫君および16番澁谷成子さんが、湖
南広域行政組合議会議員に当選されました。
ただいま当選されました11番新野富美夫君および16番澁谷成子さんが議場におられますので、会議規則第32条第2項の規定に基づき、当選の告知をいたします。
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
日程第13
守山野洲行政事務組合議会議員の補欠選挙
○議長(森 貴尉) 日程第13、
守山野洲行政事務組合議会議員の補欠選挙についての件を議題といたします。
市長から選挙発生事由の通知に接しております。
事務局長をして朗読いたさせます。
事務局長。
○議会事務局長(高橋みちえ) 朗読いたします。
守市協第671号
平成29年9月27日
守山市議会議長様
守山市長 宮 本 和 宏
守山野洲行政事務組合議会議員の選出について(依頼)
秋冷の候、貴職におかれましてはますます御健勝のこととお喜び申し上げます。
さて、守山野洲行政事務組合管理者から、守山野洲行政事務組合規約第7条第3項の規定に基づき、下記のとおり貴議会から選出された議員に欠員が生じた旨の通知を受けました。つきましては同規約第7条第2項の規定に基づき、表記議会議員を選出いただきますようお願い申し上げます。
記
1 欠員の理由
守山野洲行政事務組合議会議員の辞職
2 辞職した組合議会議員の氏名 小 西 孝 司
森 重 重 則
赤 渕 義 誉
3 辞職の日(辞職が許可された日) 平成29年9月26日
以上。
○議長(森 貴尉) 欠員となっております3名につきまして、守山野洲行政事務組合規約第7条第2項の規定に基づき補欠選挙を行います。
お諮りいたします。
選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定に基づき、指名推選の方法により行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森 貴尉) 御異議なしと認めます。
よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。
お諮りいたします。
指名の方法については、本職において指名することにいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森 貴尉) 御異議なしと認めます。
よって、本職において指名することに決しました。
それでは、
守山野洲行政事務組合議会議員に、1番福井寿美子さん、3番田中尚仁君、12番山崎直規君を指名いたします。
お諮りいたします。
ただいま本職において指名いたしました3名を当選人と定めることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森 貴尉) 御異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしました1番福井寿美子さん、3番田中尚仁君、12番山崎直規君が
守山野洲行政事務組合議会議員に当選されました。
ただいま当選されました1番福井寿美子さん、3番田中尚仁君、12番山崎直規君が議場におられますので、会議規則第32条第2項の規定に基づき、当選の告知をいたします。
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
日程第14 議第68号(守山市監査委員の選任につき同意を求めることについて)
○議長(森 貴尉) 日程第14、議第68号を議題といたします。
本件については、22番高田正司君の一身上に関する事件であり、地方自治法第117条の規定により除斥の対象となりますので、22番高田正司君の退席を求めます。
〔22番 高田正司議員 退席〕
○議長(森 貴尉) 事務局長をして議件を朗読いたさせます。
事務局長。
○議会事務局長(高橋みちえ) 朗読いたします。
議第68号守山市監査委員の選任につき同意を求めることについて。
以上。
○議長(森 貴尉) 市長より提案理由の説明を求めます。
市長。
〔市長 宮本和宏 登壇〕
○市長(宮本和宏) 本日、追加議案を提出させていただきましたところ、早々に上程をいただき、ここに厚く御礼を申し上げます。
さて、ただいまは正副議長様をはじめとする役員選出を滞りなく終えられましたことに対しまして、心からお喜びを申し上げます。
御退任をされました高田正司前議長様、また新野富美夫前副議長様におかれましては、その在任中、本市の重要課題が山積する中でにありまして、市民福祉の向上と市政の発展に向け、多大なる御尽力をいただきました。
特に最重要課題であります環境施設の更新につきましては、本体施設の整備や地域活性化の考え方についての議会における議論はもちろんのこと、地元自治会の総会や検討委員会等に自らお運びをいただき、直接、地元にお願いをいただきました。このような中で、おかげさまで3月末に地元のおおむねの御理解が得られたところでございます。
また、市民病院の滋賀県済生会への移行につきましても、何度も全員協議会をお開きいただき、議会において真摯な御議論をいただき、その方向付けに御支援を賜りました。また、中学校給食の提言に加えて、庁舎整備につきましては、先般、早期の新庁舎整備について、議員の皆様の総意としての提言を取りまとめられ、提出をいただきました。また、待機児童解消に向けた古高保育園の建替、
守山南中学校の大規模改造、図書館の建替も含めまして、数多くの課題解決に深い御理解と格段の御支援をいただき、事業推進に御尽力を賜りました。
このような今日までの御活躍と御労苦に対しまして、深甚の敬意を表すものでございます。本当にありがとうございました。
また、本日新たに御就任をされました森貴尉議長様、また、ならびに小西孝司副議長様におかれましては、御当選、心からお喜びを申し上げます。
地方分権の流れの中、少子高齢化が進展をし、財政的制約がある中で、地方による自己決定、自己責任がより一層求められております。議会との信頼と連携のもとに、市民福祉の向上と市政の発展に向けまして、環境施設の更新をはじめとします諸課題の解決に取り組んでまいりますので、格段の御支援を賜りますとともに、御活躍を衷心から御期待申し上げる次第でございます。
それでは、ただいま上程をいただきました人事案件につきまして、提案理由を御説明申し上げます。
議第68号は、守山市監査委員の選任につき議会の同意を求めることについてでございます。
先般、先の監査委員であられました奥野真弓様から辞任願が提出されましたので、これを受理し、議案にございますように、高田正司様を監査委員に選任いたしたく提案をさせていただくものでございます。
奥野前監査委員におかれましては、複雑・多様化します行政運営の全般にわたりまして、この2年間、公正で効率的な運営、また事業の有効性につきまして、高い見識から的確な御意見、御指導を賜りまして、その御労苦に対しまして、心より敬意と謝意を表すものでございます。ありがとうございました。
また、今回選任をお願いいたしております高田様は、議会議員として5期にわたり御尽力いただいたことはもとより、平成19年10月から1年間、また平成28年からこの1年間と、2度、守山市議会議長として御活躍をいただき、人格が高潔で豊富な経験と行政運営に関し優れた見識をお持ちでありまして、監査委員として適任であると存じております。
何とぞ御賛同賜りますようにお願い申し上げまして、提案理由とさせていただきます。
ありがとうございました。
○議長(森 貴尉) 暫時休憩いたします。
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
休憩 午後3時20分
再開 午後3時23分
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
日程第15 議案質疑(議第68号)
○議長(森 貴尉) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
議第68号を議題とし、議案に対する質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森 貴尉) ないようでありますので、これをもって議案質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議第68号の人事案件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森 貴尉) 御異議なしと認めます。
よって、議第68号の人事案件につきましては、委員会付託を省略することに決しました。
ただいまの議第68号について討論を行います。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森 貴尉) ないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。
それでは、議第68号について、起立により採決いたします。
本件は、原案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立全員〕
○議長(森 貴尉) 御着席願います。
起立全員であります。
よって、本件は原案のとおり同意することに決しました。
除斥議員の入場を許します。
〔22番 高田正司議員 入場着席〕
○議長(森 貴尉) 22番高田正司君にお伝えいたします。
守山市監査委員の選任については、原案のとおり同意することに決しましたので、御報告いたします。
〜
〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
日程第16 議席の一部変更
○議長(森 貴尉) 日程第16、議席の一部変更を議題といたします。
先ほどの議長選挙等に伴い、議席の一部変更をいたしたいと思います。
事務局長をして、その議席の番号および氏名を朗読いたさせます。
事務局長。
○議会事務局長(高橋みちえ) 朗読いたします。
9番今井薫議員、10番新野富美夫議員、11番
山崎直規議員、12番森重重則議員、13番國枝敏孝議員、14番奥野真弓議員、15番澁谷成子議員、16番
小牧一美議員、17番西村利次議員、18番筈井昌彦議員、19番高田正司議員、20番藤木猛議員、21番森貴尉議員。
以上。
○議長(森 貴尉) お諮りいたします。
ただいま朗読いたしましたとおり、議席の一部変更をすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森 貴尉) 異議なしと認めます。
よって、ただいま朗読いたしましたとおり議席の一部変更をすることに決しました。
なお、ただいま決定いたしました議席については、次期議会より着席をお願いいたします。
環境施設対策
特別委員会、議会改革
特別委員会および公共施設調査
特別委員会の各委員長から、目下各
特別委員会において調査ならびに審議中の事件につき、閉会中の継続審査の申し出があります。
お諮りいたします。
各特別委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森 貴尉) 異議なしと認めます。
よって、各特別委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。
以上で本定例会に付議されました議案の審議は全部終了いたしました。
この際、市長より発言の申し出がありますので、これを許します。
市長。
〔市長 宮本和宏 登壇〕
○市長(宮本和宏) 議長のお許しを賜りましたので、平成29年第5回
守山市議会定例会の閉会にあたりまして、一言御礼の御挨拶を申し上げます。
去る9月1日から本日までの27日間にわたりまして、提出をいたしました各議案につきまして慎重審議を賜り、平成28年度
一般会計歳入歳出決算の認定をはじめといたします全ての議案を原案のとおりお認めをいただきました。このことに対しまして厚く御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
本会議ならびに各委員会におきまして、議員各位から賜りました御意見、また御提言につきましては、真摯に受け止めさせていただき、今後の市政運営に生かしてまいります。
また、本日、市議会議員の定数条例および委員会条例の改正におきまして、議員定数を22人から20人にされ、議会の活性化に向けた積極的な対応をいただいていることに対しまして、心から敬意を表する次第でございます。私どもも市民目線に立って行財政改革を一層推進しなければならないと覚悟を新たにしているところでございます。
また、先ほども触れましたが、去る9月22日に早期の新庁舎整備について、議員の皆様の総意として提言をまとめられ、前議長様から提出をいただきました。この全国的にも先駆的な御尽力に感謝を申し上げますとともに、敬意を表する次第でございます。
防災対策の視点からも庁舎整備は本市の大きな課題であることを踏まえまして、今後、議会の皆様とさらに議論を深めてまいりたいと考えているところでございます。
さて、この度の台風18号における対応でございますが、9月17日の午後、台風が近づく中、本市では午後1時40分に警戒本部体制をとり、職員を召集し、巡回パトロールや土のう配置などの応急対策に備えたほか、各地区会館では、自主避難者のための避難所を開設しまして、消防団に出動の要請を行い、消防団や職員において市内のパトロールを実施したところでございます。
警戒中において、野洲川の水位の大きな上昇はなく、速野会館で自主避難者を1名受け入れたほか、市内では特に被害はなく、午前0時57分の大雨・洪水警報の解除、午前2時24分の暴風警報の解除をもって避難所を閉鎖し、警戒本部体制も解除したところでございます。今後とも引き続き、災害の発生に備えまして、万全を尽くして取り組んでまいります。
また、市民病院の滋賀県済生会への移行についてでございますが、今月12日に滋賀県済生会の理事会において、15年間の指定管理を経た後に土地・建物を譲渡する旨の移行方針案が審議され、決定されたことを受けまして、同日夕刻に移行方針案とパブリックコメント実施につきまして、記者発表をさせていただいたところでございます。
今後、正式な合意を形成するには、市議会および済生会本部理事会での決定が必要となりますが、パブリックコメントを通じて寄せられた市民の皆様の御意見等を踏まえまして、最終的な移行方針をかため、必要な手続を進めてまいりたいと考えております。
現段階におきましては、来月下旬に臨時議会をお願いし、関係条例の改正と指定管理者の指定、別館の改築に係ります補正予算等につきまして、提案をさせていただきたいと考えております。
さて、来る10月1日には、「始めよう私からCO2CO2(コツコツ)削減ごみ減量!」をテーマに、「第14回もりやま環境フェア2017」を実行委員会および守山市の主催で開催をいたします。特に今回は、この夏に小学生および中学生を対象に「ごみ減量川柳」を募集しました。どれもごみ問題を意識させる力作ぞろいで、その中でも優秀な作品の発表と表彰を行うこととしております。
環境センターの現状を知っていただくとともに、ごみの問題や自らの取組についても考えていただく絶好の機会となりますことから、多くの市民の皆様に御参加をいただけるものと期待をしているところでございます。
また、本年4月に自治連合会が取りまとめられました「新しい環境施設の整備における私たちの決意」、これを踏まえまして、守山市の水と緑のあふれる自然豊かなまちを次世代に引き継いでいけますよう、環境施設の更新をいたしますこの時期に、環境学習都市宣言を行ってまいりたいと考えております。宣言が市民の皆様に根付き、親しまれますよう、現在、議会の皆様をはじめ、守山市ごみ水環境問題市民会議や中学生・高校生の皆さんの御意見をいただいているところでございます。今後さらに意見集約をしてまいりたいと考えているところでございます。
さて、去る25日に安倍首相が表明されましたように、明日28日に衆議院が解散される予定でありまして、それに伴いまして10月22日に衆議院議員選挙が執行されることが予定されています。本市でも10月に入りますと、いよいよ本格的に平成30年度の新年度予算編成に向けました検討をスタートさせることになります。国の動きは、当然ながら地方自治体の財政運営に大きく影響いたしますことから、今後とも国の動向を注視しつつ、
環境センターの課題をはじめとします諸課題の解決に議会の皆様とともに取り組んでまいりたいと考えております。
最後に、議員各位におかれましては、なお一層の御自愛をいただきまして、ますますの御研鑽、御精進をいただき、今後とも市政の発展と市民福祉の向上に御貢献を賜りますよう、心から御祈念を申し上げまして、9月定例会の閉会にあたりましての御挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。
○議長(森 貴尉) 本会議ならびに各委員会におきまして、連日慎重に御審議を賜り、本日ここに無事終了いたしましたことを心から御礼申し上げます。
これをもちまして、平成29年第5回
守山市議会定例会を閉会いたします。
大変お疲れさまでございました。
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閉会 午後3時38分
守山市議会会議規則第124条の規定により、下記に署名する。
平成29年9月27日
守山市議会議長 高 田 正 司
守山市議会副議長 新 野 富美夫
守山市議会新議長 森 貴 尉
署 名 議 員 福 井 寿美子
署 名 議 員 渡 邉 邦 男...